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…それは、昼頃だったろうか? もう少しで、日が沈み始める頃 「……うん?」 学校町を飛び回っていたストラスは、ふと、違和感を感じた …それは、悪魔的な直観 何かが始まろうとしている、そんな気配 ロクでもない事が始まりそうな、気配だ 街に、どんどん人が入り込んでいる 学校町の周辺から……集められたかのように、入り込んできている その大半から、感じる悪意 「何だろうね……カラミティ卿が言ってた、あれが始まるのかな?成功確率は257万8917分の1って、あの子は言ってたけど……」 その奇跡を、決して起こさせない カラミティは、そう言っていた その上で、カインを護りきる それが、カラミティの願い 「まぁ、ここ最近仲良くなった人間の女も助けたいんだろうけどね………うん、ナイス強欲。さすがはボクらが育てた魔法使いだよね」 うんうん、一人(一羽)頷くストラス なんだかんだで、カラミティは彼らにとって可愛い子供同然なのだ 「カラミティ卿の願いを叶えさせる為にも、ボクを召還した主の願いを叶える為にも。この流れは報告した方が良さそうだね」 連中が何かを開始しようとしている ……そして カインはきっと、それに首を突っ込んでしまうだろう、巻き込まれてしまうだろう カインはそういう人間だ、とストラスは理解していた 口は悪いが優しくお人好し、善良な男 目の前で行われようとする悪事を、きっと見逃せない …もっとも、今の問題は、その悪事を行おうとしているのが「教会」の人間だ、と言うことか ヘタに連中と接触しては、騙されて利用される可能性もある 「ボクは、戦闘は苦手なんだけどなぁ…………それでも、できる限りサポートしないとね 翼を広げ、ストラスは己を召還した少年の元へと向かう これから起きるであろう事に、かすかな不安を感じながら 「……そうだ。あいつがいるっぽい事、伝えようかなぁ、どうしようかなぁ?………まぁ、聞かれたらでいいか」 その判断が、吉と出るか、凶と出るか それはまだ、わからない to be … ? 前ページ次ページ連載 - 我が願いに踊れ贄共
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ストーリーモード、チャンジモードの情報です 施設拡張、魔王編 拡張段階 工事費 棚の数 機械依頼料ワックス依頼料 宣伝費1 宣伝費2 宣伝費3 宣伝費4 0 - 4 5,000 5,000 10,000 20,000 30,000 1 50,000 7 10,000 6,000 12,000 24,000 36,000 2 100,000 10 15,000 7,000 14,000 28,000 42,000 施設拡張、人間編 拡張段階 工事費 棚の数 機械依頼料まもるくん依頼料ワックス依頼料 宣伝費1 宣伝費2 宣伝費3 宣伝費4 0 - 8 5,000 6,000 12,000 24,000 36,000 1 50,000 12 10,000 7,000 14,000 28,000 42,000 2 100,000 16 15,000 8,000 16,000 32,000 48,000 3 200,000 20 20,000 9,000 18,000 36,000 54,000 4 400,000 24 25,000 10,000 20,000 40,000 60,000 宣伝効果 宣伝1 宣伝2 宣伝3 宣伝4 1.14倍 1.33倍 1.60倍 2.00倍 パート費 魔王編、10,000+パートLv*100 人間編、10,000+パートLv*200
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3つの願い「るーこ・きれいなそら」 読み:3つのねがい「るーこ・きれいなそら」 カテゴリー:Chara/女性 作品:ToHeart2 属性:光 ATK:1(+2) DEF:1(+2) [永続]「ルーシー・マリア・ミソラ」と同じネームとしても扱う。この効果は【裏】でも発動する。 Main 〔パートナー:レベルカード1枚を控え室に置く〕このキャラが、レベル1の場合セットカード1枚を、レベル2の場合イベントカード1枚を、レベル3の場合キャラカード1枚を、自分のメインデッキから手札に加える。その後、デッキを切り直す。 R:るー SR:光よりも速い光に乗って"うー"を探検にやってきた illust:AQUAPLUS AP-051 R SR 収録:ブースターパック 「OS:アクアプラス1.10」 パートナー時限定ながらも強力なサーチ能力を持つキャラ。 この効果で参照するレベルは、レベルカードを控え室に置いた後のもの。 全てのカード種類をデッキから、それもピンポイントにサーチ出来るが、使い勝手はお世辞にも良いとは言えない。 キャラをサーチする場合はレベル4にする必要がある訳だが、多くの場合その時点でデッキの大半は削れてしまっているだろう。 そうなれば欲しいカードが控え室に落ちていたり、既に必要でなくなっている可能性もある。 とは言え、効果が強力なのは確か。 今後登場するカード次第では化けるかもしれない。
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OP+1話 最新話 解説 組織の実験体だった能力者の少女・クロノスは組織から逃亡して行き倒れていた末に、 ステラという少女に拾われ、彼女と過ごす内に変わり始め……。 龍千氏投稿のストーリー動画。 狂ランク以上の東方アレンジキャラが多く出るのが特徴。 登場人物 主要キャラ クロノスルーラー ステラ 組織 E Ravenous その他 雛 Yeen レイセン 呂兎 アドラー ドゥエレクトロゾルダート コメント 名前 コメント シリーズ 星時計
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かなう願いかなわぬ望み 19KB 虐待-普通 愛護 観察 理不尽 野良ゆ 都会 透明な箱 現代 虐待人間 愛護人間 独自設定 頭のおかしい人間が出る by触発あき ※独自設定垂れ流し ※頭のおかしい人間さんがでます ※ややハードな愛で描写あり ※作者名をコメント欄に入れてみるテスト。自己主張激しすぎ? でも読みたくない人は避けられるよなあ、とか ゆっくりれいむは、永遠にゆっくりしようとしていた。 雪もちらつき始めた街角。通りの端に、そのゆっくりれいむはいた。 汚れていた。その髪も肌も土埃や排気ガスに染まって元の色もわからないほどだ。ゆっく り特有の丸みも崩れ、ぐにゃりとつぶれたその姿は、栄養不足で体内の餡子が減ったため だろう。紅白で鮮やかなはずのおりぼんもすっかりくすんでいる。 もとは饅頭という食べ物だったはずなのに、その有様は生ごみ以下だった。 今、街を歩くゆっくりは少ない。山と違い、街中は季節を問わず食べ物を得る機会がある。 それでもゆっくりというナマモノは基本的に寒さに弱く、好んで冬空の下、動き回ったり しない。だから暖かいうちに食べ物を集め、冬ごもりをする。 れいむは冬ごもりに失敗した。 食べ物は思うように集めることができなかった。ただの段ボールでしかないおうちは毛布 もなにもなく、大して寒さを防いではくれない。食糧不足と寒さに体力を削られ、なおさ ら冬ごもりの準備は難航した。そして、限界が訪れた。 野良のゆっくりには珍しくない、ありふれた結末だった。 今日もまた、厳しくなる寒さのなか必死に走り回ったが、食べ物は集まらなかった。そし てついに体力が尽き、跳ねるどころかはいずることすらできなくなっていた。 だから、誰か食べ物を恵んでくれる人間はいないかと、人通りのある道に必死にやってき たのだ。 そんな望みがかなうはずないなんてこと、野良としてそれなりの期間を生きてきたゆっく りならわかることだ。しかし、れいむにはそうする他になかった。そんな奇跡と呼ぶのも おこがましい無謀な賭けに出るしか道はなかったのだ。 その目論見は当然かなうことなく、道行く人々はれいむをよけて歩くばかりだ。目を向け ることすらほとんどなく、たまにあっても顔をしかめるだけだ。道ばたのゴミを進んで片 づける世話焼きでも現れない限り、れいむはきっとこのままだろう。 れいむは寒さに遠のく意識の中、自分が「永遠にゆっくり」しようとしていることを自覚 した。 「ゆっくりしたいよ……」 ただひとつの、ゆっくりなら誰もが持つ、しかしなによりも大切で切実な願い。 だが、野良ゆっくりのその願いがかなられる事など、ほとんどない。 だが。 「あなた、ゆっくりしたいの?」 上からの声に目を上げれば、そこには暖かな微笑みがあった。 淡いピンクのコートで包まれたほっそりとした身体。長くきれいな黒髪。細面に大粒の黒 瞳が輝いていた。 れいむは思った。 きれいだ。穏やかで暖かで、なにより……とってもゆっくりしている。 だかられいむは絞り出すように叫んだ。 「ゆっくりしたいよ……!」 れいむの願いを、暖かな笑顔が受け止めた。 「わかったわ。わたしがあなたのことを、責任もってゆっくりさせてあげるわ」 凍えた餡子に響く、穏やかで暖かな声だった。 その声は夢のようにゆっくりしている。だかられいむはこれは夢なのだと思った。 「ゆっくりしていってね……!」 だかられいむは、眠るようにそう答えることしかできなかった。 薄れゆく意識の中、おねえさんがうなずくのを見たような気がした。 「どうせゆめなら、もっとみていたいよ」……そう望みながら、れいむの意識は闇に溶け た。 かなう願いかなわぬ望み 夢は、覚めなかった。現実だった。 れいむはおねえさんに拾われて、おうちにつれていってもらった。広々とした一軒家、お ねえさんは一人暮らしのようだった。 家に上がると、れいむはまず身体をきれいにしてもらった。 お風呂場に連れられ、スポンジタオルで肌を洗い、髪シャンプーで髪の汚れを落としても らった。 ゆっくりは水に溶けるため濡れるのを嫌がるものだ。だが、餡の底まで身体の冷えていた れいむには、水への恐怖よりお湯の暖かさへの喜びの方が勝った。 「ゆうぅ、ぽかぽか、あわあわ、ゆっくりできるよぉ」 おりぼんは別に洗濯されており、そのことが少し不安だったが、おねえさんに優しい笑顔 で大丈夫と言われ、れいむはゆっくりできた。 お風呂が終わると、ドライヤーで丁寧に乾かしてもらった。洗濯が終わり、アイロン掛け で新品のようになったおりぼんを綺麗に結びなおしてもらった。 身支度が済むと、おねえさんはれいむを姿見の前までつれていってくれた。 「どう、れいむちゃん? これが今のあなたよ」 「ゆうう! れいむ、すっごくゆっくりしてるよおおお!」 鏡の中には、先ほどまでの汚い饅頭のできそこないなどとはとても思えない美ゆっくりが あった。おりぼんがなければそれが自分だとわからなかったかもしれない。 「さあ、つぎはごはんをたべましょうね」 おねえさんは様々なあまあまを用意してくれた。ケーキ、焼き菓子、チョコレート。飲み 物はオレンジジュース。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせーっ!」 ゆっくりの心と体を満たすあまあまの数々を、れいむは感動の涙を流しながら存分に味わ った。 「ゆふぅ……ぽんぽんいっぱいだよお……」 食べ終わった後はのんびりとした。部屋の中は暖房で暖かだった。 綺麗になり、腹も満ち、寒さに震える心配もない。生まれたときから野良だったれいむに とって、生まれて初めての「ゆっくり」だった。 「おねえさん、ありがとう!」 れいむは心から感謝の言葉を言った。 ゆっくりは欲望を満たされればさらなる欲を出し、増長するものだ。厚意を見せた人間を どれい呼ばわりすることすらある。だが、死の間際から「しあわせー」へのあまりの急転 直下な展開は、ゆっくりであるれいむにすら素直に感謝する余裕を与えたのだった。 「れいむちゃん、ゆっくりしてる?」 「ゆうう! れいむ、とってもゆっくりしてるよ!」 「本当にゆっくりしている?」 「ゆっくりしてるよ!」 「本当に?」 「……ゆうう? ゆっくり、してるよ?」 しつこく聞いてくるおねえさんに、れいむは違和感を覚える。 綺麗になって、おなかもいっぱい。暖かな場所にいて、これ以上望むこともない。 そこで、はっと気がついた。 「おねえさんはやくそくどおり、れいむのことをゆっくりさせてくれたよ。だから、もう おわかれなの……?」 野良である程度、生き延びたゆっくりなら必ず知っていること。 人間は、おそろしいもの。下手な口を利けば簡単につぶされてしまう。人間を下に見る愚 かなゲスもいる。だが、れいむは冬ごもりを失敗させる無能ではあるものの、分をわきま えてはいた。人間の強さを知っていた。だから今まで生きてこられたのだ。 あまりの「しあわせー」に忘れかけていたが、おねえさんは別に「飼いゆっくりにしてく れる」と言ったわけではない。この「しあわせー」が続くとは限らない。冬空の下の寒さ を思い出し、れいむは身震いした。 そんなれいむを気遣うように、おねえさんは静かに首を振った。 「いいえ。そんなことはしないわ」 れいむはほっと息をついた。だが、おねえさんの言葉はそこで終わりではなかった。 「わたしはれいむちゃんのことを責任を持ってゆっくりさせてあげるって約束したわ。ま だそれを果たせていない」 「ゆうう? れいむ、とってもゆっくりしるよ! おねえさんのおかげで、おりぼんもき れいになって、ぽんぽんもいっぱいで、とってもとってもゆっくりしてるよ!」 質問の意味が分からず、れいむは首を傾げて斜めになった。野良で夢見ることすらできな かった「しあわせー」の数々、これ以上にゆっくりできることはれいむの餡子脳には浮か んでこなかった。 おねえさんの意図を伺おうと顔を見たら、目があった。 そして、れいむは固まった。 おねえさんの目は、ぞっとするほど真剣だった。 「ねえ、れいむちゃん。あなたの一番ゆっくりできることって、なに?」 「ゆ? い、いちばんゆっくりできること?」 「綺麗にしてもらうこと? 食べること? 寝ること? おうたを歌うこと?」 「ゆ? ゆ? ゆゆ?」 矢継ぎ早の質問にれいむは混乱する。自分がゆっくりできることはわかる。今日おねえさ んにしてもらったこと全部だ。だが、どれが一番かと言われると、わからなくなってしま う。 れいむはうんうん唸って、真剣に考えだす。 「……そうね、急に言われてもわからないわよね。じゃあ、みんなのお手本を見せてあげ るわ」 「おてほん?」 おねえさんはれいむを抱き上げると、歩きだした。 向かった先は下へ向かう階段だった。地下へと続いている。この家には地下室があるよう だった。 「さあ、れいむ。好きなのを選んで」 おねえさんが分厚い扉を開いた。 目に飛び込んできた光景、身体に響く無数の音に、 「な、なんなのこれえええええ!?」 れいむは絶叫した。 そこには整然と積み上げられた透明な箱があり、それぞれにゆっくりが入っていた。 そのいずれもが、奇妙な有様で苦しみうめいているのだ。 それなのに、 「みんな、ゆっくりしているでしょう?」 おねえさんはさっきまでとまったく変わらず、穏やかで優しい微笑みを浮かべている。 れいむには訳がわからなかった。 「みんなぜんぜんゆっくりしてないよおお!?」 「そう? たとえば、どのゆっくりがゆっくりしてない?」 「ちぇん! あのちぇん、ゆっくりしてないよ!」 れいむが目で指し示したのは、大きな透明な箱の中で跳ね続けるちぇんだった。 箱の底面はルームランナーのようにベルトが回転している。そして箱の面のひとつ、ちぇ んの背後には、画鋲のピンがびっしりと逆さに張られている。もしちぇんが跳ねるのをや めたら、ベルトに運ばれ串刺しにされてしまうことだろう。 「わか、わか、わかるよおおおお!」 涙と涎を垂らしながら必死に跳ねるその様は、ゆっくりしているとはほど遠い。 だが、おねえさんの微笑みはやはり崩れない。 「ちぇんは、『かけっこするのが一番ゆっくりできる』と言ったのよ」 声もまた、穏やかなものだった。 「危なく見えるかもしれないけど、大丈夫。画鋲のピンはそんなに長くないから、大けが にはならない。ただ、すごく痛いだけ。それにルームランナーはちぇんが限界に来る頃、 一定時間止まるように毎日調整しているわ。食事の時と眠るときも止めてあげる。だから ちぇんは、ずっと『かけっこ』できるの。絶対に死なせない、ずっとやめさせない。ステ キでしょ?」 おねえさんは笑みを深くして、確信を込めていった。 「だってわたし、ちぇんと約束したもの。『責任を持ってゆっくりさせてあげる』って」 ちぇんは死にものぐるいで走っていた。わき目もふらず、ただ延々と。やがて、限界が来 たらしい。ちぇんはぐちゃりとルームランナーの上につぶれ、動かなくなった。同時に、 ルームランナーは止まった。「よし、計算通り」、とおねえさんはつぶやいた。 れいむはぞっとした。 「ゆうう! ちぇんがくるしそうだよ! やめてあげてよ!」 「そうかしら? じゃあ、聞いてみましょう。ちぇん! あなた、ゆっくりできてない?」 動きを止め、息も絶え絶えだったちぇんがびくりとふるえた。そして、チョコの奥から叫 んだ。 「わかるよー! ちぇんはとってもゆっくりてるんだよー!」 そう言うと、再びぐんにょりと潰れた。気を失ったらしい。 「ね? ゆっくりしているって言ったでしょ?」 れいむは呆然とするばかりだった。 それかられいむは「一番ゆっくりできることをしている」ゆっくりたちを、次々と紹介さ れた。 「このまりさは、『静かにゆっくりするのが一番ゆっくりできる』と言っていたわ」 その透明な箱の中にいるまりさは、口がなかった。口のあった場所はつるりとした肌があ るだけだった。その跡形のなさは、ふさがれたとか縫われたとかといった感じではない。 口をのどの奥から口と言う器官すべてを取り除いて、餡子をつめて小麦粉の皮でふたをし たようだった。 ほっぺたのあたりには透明なチューブがつながっていた。 「いろいろ静かにする工夫をしたけど、結局まりさがわめきちらすのが一番うるさかった の。だからおくちをとってあげたわ。動いて音もでないよう、あんよも焼いた。この透明 な箱も防音だから、外の音はなんにも聞こえない。ごはんはチューブからオレンジジュー スを注入してあげているわ」 れいむが見ると、まりさはぎょろぎょろと目を向けてきた。ゆっくりにしても異様に大き く、よく動く目だった。無音のなか、まりさは見ることしかできないのだろう。 「このれいむは『大事なおちびちゃんといっしょにいるのが一番ゆっくりできる』と言っ ていたわ」 そのれいむは、頭に大きなこぶが二つついていた。こぶにはそれぞれ目と口と髪とおかざ りがあった。 赤ゆっくりだ。 赤ゆっくりがれいむにくっつけられているのだ。おそらくあんよをはがされ、親れいむの 頭を切り開き、無理矢理つけたのだろう。 融合させられた親子は、目をギョロギョロとあちこちをバラバラに見ており、だらしなく 開いた口からは涎をたらしている。 「絶対に離ればなれにならないよう、くっつけてあげたの。みんないっしょで、しあわせ そうよね?」 おねえさんがほほえみかけると、「げげげっ」と親子のれいむはわらった。 「このぱちゅりーは、『本を読むのが一番ゆっくりできる』と言っていたわ」 透明な箱の中ではぱちゅりーが淡々と本のページをめくっていた。瞬き一つしない。いや、 できない。 瞼が切り取られていた。 目の縁には、透明なチューブが取り付けられていて、時折そこから水が漏れでていた。 「ずっと本を読見続けられるよう、まばたきをしないで済むようにしてあげたわ。そろそ ろ読み終わりそうね。また本を換えてあげなきゃいけないわ」 ぱちゅりーは機械のように一定時間ごとにページをめくるだけだった。本当に読んでいる のかわからなかった。 ほかにも、様々なゆっくりがいた。 「『すっきりー』が一番ゆっくりできる」と言ったありすは、振動する箱の中で延々とす っきりし続けていた。箱の中に満たされたオレンジジュースと自らが放出したカスタード を栄養に、すっきりーはいつまでも止まらないようだった。 「ありすって本当にすっきりが好きね」とおねえさんは笑った。 「あまあまを食べるのがゆっくり一番ゆっくりできる」と言ったまりさは、チューブから あまあまをちゅうちゅう吸っていた。チューブの元は二つに分かれていて、片方はオレン ジジュースが、もう片方はまりさの後頭部に刺さっていた。まりさは自分の餡子とオレン ジジュースが混ざったものを吸っているのだ。 「あまあまを無限に用意なんてできないから、まりさ自身にも協力してもらったの」と、 おねえさんは笑った。 「おうたがいちばんゆっくりできる」と言ったれいむは、スピーカーの入った透明な箱の 中にいた。おねえさんによると、れいむがおうたを歌っている間は録音し、れいむがおう たをやめるとスピーカーから録音したおうたが流れるのだという。透明な箱は防音なので 外からはわからないが、箱の中は24時間絶え間なくおうたが聞こえるのだという。 「おうたをたっぷり歌えて聞けて、とっても楽しそうよね」と、おねえさんは笑った。 何匹も何匹も、自分が一番ゆっくりできると言ったことを続けさせられているゆっくりを 見せられた。 みな、苦しんでいるようにしか見えなかった。 「みんな、ほんとうにゆっくりしているの……?」 「当たり前じゃない。一番ゆっくりできることをさせてあげてるんだもの。ゆっくりして いないはずがないわ」 「でも……」 「うん、そうね。確かに、もうゆっくりできないって言った子はいたわ。ひどい嘘つきよ ね」 「うそつき……?」 「ええ、嘘つきよ。だって一番ゆっくりしていることをしているはずなのにゆっくりでき ないってことは、最初に嘘をついたことになるもの。そういう子にはお仕置きしてあげる の」 「どんなおしおきなの……?」 れいむはごくりとつばを飲み込んだ。 こんな苦しいことを続けさせられるのなら、おしおきの方がいっそマシだと思ったのだ。 だが、おねえさんの答えはそんな考えを打ち消させた。 「いろいろやったけど……そうね、この前は紙やすりを使ったわ」 「かみやすりさん?」 「そう。目の細かい紙ヤスリ。ザラザラした紙って言えばわかるかな? それでね、全身 をこすってあげたの。毎日、10分ずつぐらいだったかな? すこしずつすこしずつ、慎 重に、皮がやぶれてしまわないように削って、餡子を吐きそうになったらその日はおしま い。それを一ヶ月くらい続けたわ。最後は皮から餡子が透けて、綺麗だった。これ以上は 削りようがなかったから、野良に返してあげたわ」 毎日少しずつ、死なないように削られる。死ねないよう苦しめられる。それも一ヶ月。 それはどれほど苦しいのだろうか。どれほど恐ろしいことだろうか。 れいむはここにいるゆっくりたちが、自分の言った「一番ゆっくりできること」を続ける 理由を理解した。そんなおしおきよりは、死ぬよりは、今の方がまだマシなのだ。 そして、なにより戦慄すべきことを悟った。 自分もまた、お姉さんに言われたのだ。 「責任を持ってゆっくりさせる」、と。 そして問われたのだ。 「なにが一番ゆっくりできることか」、と。 れいむは必死に考えた。 なにを答えてもきっとゆっくりできなくなる。それ以前に思いつくようなことは既にほか のゆっくりがやっている。 逃げることも考えた。だが、おねえさんは大して力を入れないでれいむを抱いているよう に見えるのに、れいむのあんよはびくともしない。まるでゆっくりのあんよを知り尽くし、 要所を完璧に押さえているかのようだった。 「野良でいることが一番ゆっくりできる」と言って逃げ出すこともできない。なぜなら、 れいむは野良で死にかけていて、とてもゆっくりしているとは言えない状況だった。そん なことを言えば、嘘つきとして「お仕置き」されてしまうだろう。 八方ふさがり、絶望的な状況の中、れいむの餡子脳は奇跡的にひらめいた。 みんな、「なにかをすること」を「具体的なお願い」をして大変なことになっている。な ら、「なにもしないこと」を「漠然とお願い」すればいい。 (「おねえさんとずっといっしょにいたい」っていえばいいよ!) いっしょにいるのだから透明な箱に閉じこめられることはない。変なこともさせられない はずだ。すばらしい思いつきをさっそく実行しようとしたところ、おねえさんは語りだした。 「そうそう。まだ加工の途中なんだけど、『わたしといっしょにいるのが一番ゆっくりで きる』って言ってくれたゆっくりがいたのよ」 「……ゆ?」 つれてこられた先は、地下室の一角に置かれた作業机だった。その上にはペットボトルが ある。一度切断したのだろう、そのペットボトルには真ん中あたりがテープでとめられて いる。 なぜ切断したのだろう? きっと口が小さすぎるからだ。「それ」をつめこむには。 「おねえさん、昼間はお仕事があるの。職場にゆっくりをつれていくと、嫌がる人もいる のよね。でも、これなら安心。カバンの中に入れてい行けるもの」 ペットボトルのなかにはみっしりとつまっていた。無理矢理、ぎゅうぎゅうに押し込めら れていた。 肌があった。髪があった。お飾りがあった。目があった。 「さ、ごはんよ」 おねえさんがペットボトルのふたをあけると、ゆ、といううめきが漏れた。そうだ、あん な状態ではもう「ゆっくりしていってね!」と言えるわけがない。口が開けないのだから。 ペットボトルのなかには、無理やりゆっくりが詰め込まれていた。 苦しいのだろう。痛いのだろう。でも、それでもおねえさんにとってはゆっくりできてい るように見えるはずだ。 だってそのゆっくりは、「おねえさんといっしょにいるのが一番ゆっくりできる」と言っ たのだから。 「ゆわああああああああああ!」 れいむは叫んだ。恐怖のあまり、喉もさけよとばかりに叫んだ。目からは涙が、顎のあた りからはおそろしーしーが、とめどなく流れた。 それでもおねえさんはほほえみを崩さなかった。 「あらあら、れいむちゃんったらはしゃいじゃって……」 そして、とん、とれいむを作業机の上に置いた。 「さ、れいむちゃん。ここにいるゆっくりは、みんな紹介してあげたわ。だから、そろそ ろ教えて?」 「……ゆ?」 「れいむちゃんは、なにが一番ゆっくりできる?」 れいむはおねえさんと目が合い、固まった。 ぞっとするほど澄んだ瞳だった。ありえないほど無垢な微笑みだった。 おねえさんは本気だ。本当の本気、かけらの邪心もなく、ただ純粋にれいむをゆっくりさ せようとしている。 このとてつもなく純粋なおねえさんは、きっとれいむが一番ゆっくりできることと言った をさせてくれる。 このあまりにも無垢なおねえさんは、きっとれいむが一番ゆっくりできると言ったこと以 外を、させてくれない。 「ゆ……」 「ゆ?」 「ゆっくりしていってね!」 れいむは叫んだ。このあまりにゆっくりできない状況に、ゆっくりの本能ができたことは それだけだった。 ゆっくりできない。だから、ゆっくりしてほしい。無垢なる望み。 生まれて初めて、野良のれいむが餡子の底から自分のまわりなにもかも、世界のすべてが ゆっくりすることを望んだ全力の叫びだった。 れいむの魂の絶叫を受け、 「ありがとう、れいむ。わたしはゆっくりしているわ。それで、れいむが一番ゆっくりで きることって、なに?」 しかし、おねえさんはまったく動じていなかった。 「ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり! ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってねーっ!」 れいむは何度も叫ぶ。それに呼応し、透明な箱の中から、声を出せるものはゆっくりの定 型句を叫びだした。 しかし、おねえさんの微笑みは崩れないし、 瞳は揺らぎもしない。 れいむは知らない。こんなこと、何度もおねえさんが経験していることに。 そして最後にはどのゆっくりも何らかの願いを言ってしまう。いつまでも叫んではいられ ない。 おねえさんはれいむが願いを言うのを、ただじっと待つ。過去、おねえさんが根負けした ことはない。 れいむの願いはきっとかなえられる。 しかし、望みはかなわない。 それでも、今は。 れいむは叫び続ける。 「ゆっくりしていってね!」 了 by触発あき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 163 バトルゆ虐! ふたば系ゆっくりいじめ 172 とてもゆっくりした蛇口 ふたば系ゆっくりいじめ 180 ゆっくりばけてでるよ! ふたば系ゆっくりいじめ 181 ゆっくりばけてでるよ!後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 199 ゆっくりたねをまいてね! ふたば系ゆっくりいじめ 201 ゆっくりはじけてね! ふたば系ゆっくりいじめ 204 餡小話の感想れいむ・その後 ふたば系ゆっくりいじめ 211 むかしなつかしゆーどろ遊び ふたば系ゆっくりいじめ 213 制裁は誰がために ふたば系ゆっくりいじめ 233 どすらりー ふたば系ゆっくりいじめ 465 おぼうしをおいかけて ふたば系ゆっくりいじめ 469 おぼうしをぶん投げて ふたば系ゆっくりいじめ 478 おぼうしのなかにあったもの ふたば系ゆっくりいじめ 513 ネリアン ふたば系ゆっくりいじめ 534 ラストれいむロストホープ ふたば系ゆっくりいじめ 537 地べたを這いずる饅頭の瞳に映る世界 ふたば系ゆっくりいじめ 574 けがれなきゆっくりパーク ふたば系ゆっくりいじめ 596 復讐の為の人生なんて ふたば系ゆっくりいじめ 611 とくべつなあまあま nue010 anko705のあの人の人生 上記より前の過去作品一覧は下記作品に収録 ふたば系ゆっくりいじめ 151 ゆっくりみわけてね! 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゲスになって答えればいい 「おねえさんのおうちはでいぶのゆっくりプレイスだからみんなでていってね!」 どうなるかな -- 2014-03-11 21 04 52 「ゆっ!れいむはふつうのくらしがしたいよ!ゆっくりしていってねっ!」 俺ならこう言うと思う。 希少種の場合はお姉さん、どうするんだろーωー ______ / \/\/\/ \ ←? |° ° | |* ∀ * | \______/ -- 2012-11-03 17 45 48 沈黙が一番の答えか。 -- 2012-01-26 21 06 17 「れいむのぺにぺにをおねえさんのまむまむでえいえんにすっきりーさせてくれるのがいちばんゆっくりできるよ。」 -- 2011-11-02 21 28 02 おねえさんがゆっくりしてるのがいちばんゆっくりできるよ って言ってみたらどうなるかなぁ -- 2011-08-30 11 23 04 とてもゆっくりできました! 上げてから即落としましたねw やせ形で目がギョロギョロしてて人と話すのが苦手なお姉さんを想像しましたw -- 2011-06-06 04 32 44 怖いな…… -- 2011-05-25 12 01 06 ↓その逆ギレするとこめっちゃ見たい。 -- 2011-01-12 01 07 14 お姉さん絶対わざと曲解してやってるだろww ↓の人みたいに「おねえさんがれいむのどれい」云々みたいな、虐待に繋げにくい無茶振りされたら逆ギレしそうw -- 2010-11-14 09 02 56 やったねれいむちゃん、願いが叶うよ!ww 天国から地獄への急降下がえごいなw -- 2010-10-23 17 51 52 素晴らしい。なんて優しいお姉さんなんだ -- 2010-10-10 02 45 39 俺もこういうのはゆっくりできない。このお姉さんを打破するゆっくりの登場を願う。 -- 2010-09-12 00 58 34 「おねえさんがれいむのいうことになんでもしたがうどれいになってくれたらいちばんゆっくりできるよ!」 -- 2010-08-22 21 43 54 こういうのでゆっくりできないのってもしかして俺だけ…? -- 2010-07-26 09 22 37 やさしいお姉さんの話で心がほんわかしました。 -- 2010-07-26 01 20 04
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場所:イルゼ離宮 人数 1 参加費 0 報酬 スコア 9001600 Anyエルダーサイン ×10 目標 期限 6 概要 ※攻略情報 +... クリア条件 敵パーティ「名状しがたき者」を撃破 出現モンスター 1 深き者 ディープワン Lv30 x2 78 Exp 2 町に潜む恐怖 ショゴス Lv43 x2ディープワン Lv30 x2 286 Exp 3 彼方よりの者 ディープワン Lv30 x2ミ=ゴ Lv45 x2 294 Exp 4 幾何学模様の眼差し ミューオン(キャットフロムサターン) Lv70 316 Exp 5 名状しがたき者 ハスター・アバター(F.S.M.) Lv80トラ(ダークヤング) Lv50ミケ(ダークヤング) Lv50 828 Exp 備考 ポイント4で戦闘に勝利すると、強制的にポイント5へ移動する ※vs 幾何学模様の眼差し 行動パターン 隊列 モンスター HP 行動1 行動2 行動3 行動4 行動5 前衛 ミューオン(キャットフロムサターン) Lv70 約6900 アルティメットトゥルース エクリプス ヒーリングヘイズ スタンダールシンドローム 戦闘開始時にコンパニオン「ジュリア」の支援によって強化される守りのミンネ:物理属性/近単自/物耐性25増加 遮光布:虚軸属性/近単自/物耐性50増加 耐性:毒・眩暈に抵抗 外来ファミリーでありながら敏捷が高く、攻撃を当てづらい点に注意 動画 (IE非対応) ※vs 名状しがたき者 行動パターン 隊列 モンスター HP 行動1 行動2 行動3 行動4 行動5 前衛 ハスター・アバター(F.S.M.亜種2) Lv80 約17500 アゼランザ スパーク ハスタリーザ のしかかり まるのみ トラ(ダークヤング亜種2) Lv50 約5400 ごろ寝 シーラ ビーストキラー アウターキラー フェアリーキラー 後衛 ミケ(ダークヤング亜種1) Lv50 約5700 超超低周波 ごろ寝 ストーンレイン ストーン フレア 戦闘開始時にハスター・アバターに帯同するコンパニオン「ナグ&イェブ」の支援によって強化されるアザゴル:虚軸属性/近単自/虚耐性80増加/再生・反撃・幻影付与 ネビュラゲート:虚軸属性/遠全自味敵/潜行付与/外来限定 耐性ハスター・アバター:毒・封術に抵抗 トラ:封術が有効、眩暈に抵抗 ミケ:封技・封術が有効、眩暈に抵抗 ハスター・アバターは非常に高いHPと再生、高威力の反撃を持つ強敵クリアランスなどで再生・反撃を解除できれば楽になる 反撃の威力は攻撃と魔力の値に依存するため、アゼランザを反射する事で被ダメージを格段に落とす事ができる反射1回につき魔力が約2400減少する。ハスター・アバターの魔力は約11000なので、5回反射すれば0になる F.S.M.の敏捷が意外とあるので覚醒させたミ=ゴにクイックオーダー系があると安心 敵の攻撃は物理属性・近接攻撃が多く、物耐性増加スキルや高Lvの反撃+適正増加スキルも有効 メイルストロムなどで潜行を解除すれば対地攻撃で一掃する事もできるただし、過去の限定トラペゾヘドロン産モンスターの所持スキルなので、現在は入手が困難なスキルもある 光の結界等で物適性・物耐性を上げて攻めていくと良い ポイント4までまっすぐこれれば2回戦えるので半分ずつ削っても良い ボスは毎ターン2700とか回復してくるのでよほど火力がないと削りきれない -- 名無しさん (2014-10-26 20 47 45) 高レベル物理魔獣PTが手軽かも。後衛はカラカス連射。F.S.M.の幻影が早期に消失してしまえばクルセイド→光の刻印→ダブルアタックでねじ伏せる事も可能。 -- 名無しさん (2015-12-27 09 38 03) 名前 コメント
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ポケモン物語~願いを叶えるために~第五章 リュウトが男を追って辿りついた先は洞窟だった。 リュウトが洞窟に入った時、悲鳴が聞こえた。 悲鳴は上の方からするので、上を見上げると、スリの男がギャラドスに咥えられて、気絶していた。 そして、ギャラドスはリュウトを睨む。 男を池の淵に置く。 そしてギャラドスは少し頭を後ろに下げたかと思うと、勢いよく飛び出す。 「わああっ!」 リュウトは横飛びに逃げる。 ギャラドスはリュウトの後ろの岩にぶつかる。 リュウトは気絶して無いかな?と心配した。 しかし、リュウトの心配は無駄だということに気付いた。 ギャラドスは気絶していない。 それどころか、岩に頭をぶつけたのに、体にも顔にも傷一つもついてない。 リュウトは思った。コイツ、強い。と。 しかし、そう思う暇も無く、次々に攻撃してくる。 リュウトはよける。その時、声が聞こえた。 「お前も私の子供を捕りに来たのか・・?」 ギャラドスの声だ。 リュウトは推測した。 この男達はスリだけでなく、ポケモンの乱獲も行っていたんだ。 このギャラドスはコイキングの親なんだ。 そして、僕も乱獲に来た仲間だと思ってるんだ。と。 しかし、なんとか誤解を解く方法を考えようと言うとき。 ギャラドスは血走った目をした。 「許さん!」 そして、口からハイドロポンプをはく。 リュウトは慌ててよける。 「ま、待ってよ!僕は違うんだ!君の子供を救いに・・・」 しかし、ギャラドスはリュウトの言葉に耳を貸さない。 「黙れ!貴様も奴らと同じだ!」 ギャラドスは口を開ける。 ハイドロポンプの合図だ。 しかし、逃げ道が無い。 リュウトは覚悟を決めて、目を閉じた。その時だった。 モンスターボールからポケモンが出てくる。 リュウトのチームのエース。ドダイトスのトルテだ! 「!!トルテ!!」 トルテはギャラドスを睨む。 そして、大きな声で言った。 「私の大切なご主人をそんな風に言うのか!ご主人はな、現実世界の父上殿のためにこの世界に来たのだ!お前のように、人間と言うだけで攻撃するバカとは違うんだよ!」 リュウトは驚いた。そんな風に思ってくれているなんて。 すると、ギャラドスはリュウト達を見る。 しかし、さっきとは違い、穏やかな目をしている。 一度、水の中に潜ったかと思うと、再び出てくる。 しかし、口には何かを咥えている。 ギャラドスはそれをリュウトに差し出す。 リュウトは受け取ってそれを見た。 一つは氷に覆われた岩。 もう一つは琥珀色と土の色をした小さな石だった。 「これは・・・?」 リュウトが顔を上げると、ギャラドスはもういなかった。 泉の中に帰ったのだろう。 リュウトは二つの貰い物をポケットにしまう。 そして、警察とタツヤが駆けつける。 「リュウト!心配したぞ!!逮捕されたって言うから!」 タツヤは泣いてリュウトに駆け寄る。 男は逮捕され、リュウトの濡れ衣は晴れた。 「疑って、本当にごめんなさい。」 ジュンサーはペコり、と頭を下げる。 リュウトはいいですよ、と許す。 「あ、あの・・・。」 ドアを開けて、サーカスの少女が入ってくる。 「どうしても、謝りたくて・・・。でも、なんで、助けてくれたの? 私はあなたを・・・」 リュウトはにっこり笑いながら言った。 「キミ、脅されてたんでしょ?それに、あのとき、キミの唇が動いてるのが見えたんだ。「ごめんなさい」って。君も、脅されて怖かったんだね。」 少女はありがとう、言って泣いた。 そして、涙を拭くと 「お願い!あたしを旅の仲間にして!リュウトさんは世界を旅するんでしょ?お父さんに会えるかも知れないから・・・」 リュウトはその真剣な眼差しを見た。 「僕はいいけど、タツヤさんは?」 タツヤは困ったような顔で 「そりゃあ、こんなお嬢さん、断るほうがどうかしてるぜ・・・」 と言った。 その時、ルックス(レントラー)が戻ってくる。 先ほどのイーブイと一緒に。 「あれ・・?キミは・・・?」 ルックスが事情を説明する。 「どうやら、イーブイはお前のたびについて行きたいってよ。」 リュウトはイーブイを見る。 「よし、一緒に行こう!」 リュウトはイーブイを抱き上げて言う。 そして、タツヤの息子、ユウタと馬車に乗る。 「あ、自己紹介がまだだったね。あたしミミ。よろしくね!」 「俺、ユウタ。育て屋の息子だ!」 リュウトは二人によろしく、と返すと嬉しそうに 「よーし!三人とポケモンたくさんで出発だ!」 と叫ぶ。 願いの塔を探すたびはこれからだ。 ≫第四章へ ≫第六章へ
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助けたゴキブリが恩返しに来て、ヒキの願いを叶える話 案1 ヒキは安らかに死ねる方法を教えてもらおうとする いろいろな方法で自殺し、そのたびに生き返らせてもらいながら理想の死に方を探す 案2 ヒキとゴキは今日も二人で死ぬ相談 首つりはどうかな? 苦しそうだけどやってみるよ ゴキさん縄をもってーしっかりねっ行くよーっ ガラガラドシャーン! 飛び込みはどうだろう、駅まで行くのが大変だ 大丈夫二人で行けばなんとかなるさ、途中マックで一休み 店内はゴキが来たので大騒ぎ、逃げろーヒキ君!ゴキ君飛んじゃダメー!! こうしてなかなか死ねないまま過ぎる毎日 だがその中で二人の間に奇妙な友情と楽しさが芽生えて行ったのだった しかし、××歳の誕生日の日。その時は来た 「青酸カリ、本物かい?これ」「うん…、君の親に………貰ったんだ……」 案3 ゴキ 「ヒキさん、助けてくれてありがとう、お礼にヒキさんの願いを何でも叶えます」 ヒキ 「じゃあ、どうやったら安らかに死ねるか教えてくれ」 ゴキ 「おやすいご用です」 ゴキが奇妙な踊りを踊ると、空中から一冊の本があらわれた ヒキ 「おおおおおおお!」 ゴキ 「これをどうぞ」 ヒキ 「お?」 ヒキは、鶴見済著「完全自殺マニュアル」を受け取った THE E~ND
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共和国各国のみなさまへ共和国宇宙軍に関しての承認願い お世話になっております、鍋の国です。 鍋の国取得アイドレスである「共和国宇宙軍計画の発動(イベント)」にそろそろ提出のめどが立って参りました。 この提出の遅延が共和国の宇宙進出計画に大幅な遅れをもたらしている可能性もあるということで、共和国各国の皆様には深くお詫びいたします。 このイベントは戦艦及び護衛機の開発ではありますが、「共和国宇宙軍の発動」ということで、ただの共通機ではなく、また鍋の国だけのものではないという認識から共和国各藩国の承認をもってこのイベントを提出したく思い、今回のお願いに参りました。 開発は鍋の国のイグドラシルですが、この宇宙軍は共和国全国のものだという認識でおります。 共和国での協力・連携体制が重要とされる今、設定文に各国の技術やシステムを連携という形で盛り込ませて頂きました。 藩王会議にて各国へ協力・連携のお願いをさせていただいてはいたものの、本来なら個別に事前相談に伺うべきところを、直前報告になってしまい大変申し訳ありません。 連携部分につきましても承認いただけたら嬉しく思います。(ページ最下部よりお願いします) 連携の設定部分に問題がありましたらお手数ですが、まき@鍋の国か、藩王矢上ミサまでメッセでご連絡ください。 誠に勝手ながら自国の事情により2月7日中の提出を目指しています。 色々と後手後手になってしまい大変申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願いいたします。 鍋の国 まき@宇宙軍担当 鍋の国 矢上ミサ(上記文責) 現在の機体設定文 ========================== SSTO(単段式宇宙往還機)宇宙戦艦の開発 コンセプト: 打ち上げ施設をほとんど持たない共和国にとっての、打ち上げ一体型の艦船である。 量産を前提としたため、また、黒曜子事件よりの共和国技術の低下によるため、打ち上げと再突入が可能であることに集中して作られた。巨大ドッグでの量産を前提として艦船型である。 その一方、単体の性能は必ずしも高くなく、製造および運用コストの軽減に集中された。 主な武装は、遠距離攻撃を目的とする大口径レーザー。これらは既存であり、また鍋の技術者の親しんだアビシニアン搭載のレーザー設計を転用することで、技術レベルの低下に対抗している。 対空にレーザーファランクスを搭載しており、敵のI=Dおよび艦載機の攻撃は、装甲よりも、護衛機との連携も含めた対空で処理することが念頭に置かれている。 主力艦であるために、様々な状況に対応する必要があるが、そのためには対艦ミサイルを装備。作戦に合わせた弾を搭載する。 === 共和国にはまだ宇宙関連の施設をもつ国は少なく、また帝國軍のような組織も持たない。 戦時には各国がそれぞれの国から戦地へと赴くのが通例であり、打ち上げのための輸送も煩雑になりがちであった。 そのため、特に打ち上げ施設がなくとも自力で宇宙まで行ける能力を持つ戦艦の開発が要求された。 幸い共和国の大半が海を持っていたため、これを活用することとなった。(海を持たない玄霧藩国はマスドライバーを所有、ジェントルラットは帝國への帰還が噂されていた) 海面を滑走路として使用し、そのまま大気圏を突破するのである。もちろん再突入時には海面に着水する。 現時点の技術でこの手法で大質量を打ち上げることは困難なため、比較的小柄な戦艦となった。 副産物として、洋上では艦船のように航行することも可能となり、また駐機場所の確保も容易である。 エンジンは3つのタイプが搭載された。 これは現段階ではSSTO(単段式宇宙往還機)の宿命ともいえた。 重量はやや増すが、個々のエンジン燃料や運用での資源を軽減させる目的もある。また汎用の技術を使っているため量産が効く。 まず、海水と大気を利用したターボジェットエンジンにて海面を加速し離水、十分な速度を得た後スクラムジェットエンジンにて大気圏を突破する。 海面を滑るように加速し、そのまま空高く舞い上がる時、船が巻き上げる水しぶきが虹を描くという。 大気圏外に出てからはイオンエンジンでの航行となる。運用コストの安いイオンエンジンは大気圏内とは別の推進材を使用するため、宇宙へ上がってからの航路に支障をきたさない。 船体は平たく、セミリフティングボディを意識しており揚力を得るための翼は最小限の大きさに留められた。(被弾面を減らす意図もある) 離陸~大気圏突破までは甲板上部を艦底と同素材の耐熱板が覆う形で抗力を抑える。戦闘態勢ではこの耐熱板カバーが開き、砲門やペイロードベイのハッチが現れる。 洋上での運用はこのカバーが開いた状態がデフォルトとなる。 この耐熱板は鍋の国の鍋職人の熟練した技と、この機体の為に新設計されたニューセラミックス技術の集大成であり、高い耐熱性に加え対レーザー装甲としての役割をもつ。上部甲板カバーは前後上下方向に展開でき、ブリッジなどを防御する盾となる。 セラミックスなので物理攻撃に不安が残るが、搭載する護衛機の機動防御や武装のレーザーファランクスの弾幕がそれを補う。 ペイロードベイは鍋の国パイロットの能力を生かしてきた大型I=D・アビシニアンがせめて一機は搭載出来るように、と船体の前部に大きく設けられた。 I=Dの代わりに陸戦カーゴや物資の積載も可能である。 宇宙戦艦の運用は煩雑なシステムではあるが、なるべく小人数のクルーでも賄えるようにそのほとんどはブリッジで集中コントロールされる。 レーダー・センサーは特筆するほど高機能ではないが、同型艦及び艦載機とのノンタイムリンケージが可能であり、これと共和国唯一の広域宇宙監視システムである玄霧藩国の“ヘイムダルの眼”との情報のリンク・解析により、広域策敵を可能とした。 なお、重力制御等、生活に関する配慮はスペースやコスト面から削減された。クルーの人数も少ないため、居住空間も狭い。 特に開発国である鍋の国民からは艦内で鍋ができないため、不評であった。(これは“宇宙用鍋缶”の開発でいずれフォローされるものと思われる) 武装 レーザーファランクス×8 対空攻撃用のレーザー機銃。前後左右に360度カバーする射角を持つ。デブリ除去にも使用される。 またレーザーのパルス幅が可変であり、短パルス発射することにより敵ミサイルなどの攻撃を防ぐ弾幕となる。 大口径レーザーキャノン×6 遠距離攻撃用の主砲。上部甲板に2門×2、艦底部に2門×1装備。 アビシニアンに搭載されたNLL-101A 大口径レーザーを艦船用に設計し直したものである。 対艦ミサイル 8連装発射機×1 艦橋後部に専用のミサイルポッドを装備。宇宙用と大気圏用(それぞれにあわせた推進材を使用)、また破片散布弾、オートサイティング弾など、作戦にあわせた弾に換装できる。 護衛機 コンセプト: 護衛機である。大気圏および、宇宙戦での母艦護衛が可能であるように可変型となった。 可変型を可能とするためには、共和国全国の智慧と技術が結集されており、レンジャー連邦、芥藩国の航空機、無名騎士藩国、ナニワアームズのI=D技術、よけ藩国、雷鳥号の変形機構等が参考にされている。まきが宰相府で搭乗したフェイク3の技術も使われている。 なかでもキノウツン藩国の<Hi-うささん>は、先駆的航空I=D機として、大きな技術提供となった。 武装は、対空用ミサイル、バルカン砲および、宇宙遠距離用レーザー。 大気中では、高い機動力での対空戦闘で装甲をカバー。 宇宙では、機動力に加えて、高い精度のセンサーと情報処理能力、母艦センサーとの連携で、的確なレーザー射撃を行う。 === 搭載するI=D部隊とは別に、この宇宙戦艦には護衛機を付けることとなった。 戦艦にはそこそこ武装が搭載されてはいるが、主戦力のI=Dを射出する際、敵機から艦を守る小回りの効く戦力が必要だったのである。 護衛機は格納庫内の主力I=Dと違い船体上部に取り付けられたカタパルトに配置され、即座に発進出来る形になっている。 搭載機数は2機。基本フォーメーションは母艦の左右後方から主砲の死角をフォローする形となる。 護衛機は当初3機編成の予定であった。護衛なら3機でフォーメーションを組むのが理想とされたからだ。 しかし、コスト面もさることながら、搭載コンテナ及び射出用カタパルト等、スペースの関係で2機に縮小された。 コンテナは前方に開き、そのままリニアカタパルトとなる。 コンテナ収納時、翼は折り畳まれている。 この護衛機の最大の特徴は飛行形態(航空機)から人型形態(I=D)への可変である。 護衛機の要素としては航空機で十分であったのだが、共通機I=D国家の鍋の国で宇宙航空機だけというのももの足りず、また装備した火力を地上で移動砲台として運用することもも期待されたため、可変機となった。 また設計者のまきが長いことフェイク3に乗っていたため、それに影響された(パクった)との噂もある。 余談ではあるが、母艦の人員が最小限に切り詰められているため、着艦した護衛機は一旦人型に変形して自力ですごすごとコンテナに戻らなければならないらしい。 だが、宇宙では障害物となるデブリなどの除去、地上では空を飛ぶには悪天候な時でも戦艦を守備できる等、人型には人型のメリットがある。 ただし、航空機としての機動力重視のため、人型形態の能力はさほど高くなく、特に脚部は貧弱で、重力下で走る、ジャンプするという行為は想定されていない。左右のエンジンブロックに強化フレームを付け、アメショーやペルシャの伏せ形態を継承したフットパーツを付けたものである。膝関節のアクチュエーターは歩行移動及び着地の衝撃程度は対応できる。 この護衛機の陸上で託された使命は“移動砲台”――それ一点のみである。(空中でも同等だが)故に腕、脚部に大地もしくは甲板と砲身を固定するアンカーを装備しており、アメショー同様、胴体に関節を持たない。 但し、マニュピレーターはサイベリアンと規格が同一なため、武装を操作することが可能である。 装甲は軽量化のため薄っぺらだが、その分高い機動力(飛行形態時)と十分な対空火器を持たされている。 宇宙遠距離戦闘用に、センサーや情報処理能力に大きく機能を割いており、また、母艦センサーとコンタクトすることで、正確なレーザー砲撃を浴びせる。 装備 ○中口径レーザーキャノン×2 遠距離・対空戦闘を想定して機体上部に背負うように取り付けられたこのレーザーキャノンは戦艦同様、NLL-101A 大口径レーザーをもとに中口径に開発し直したものである。 護衛機最大威力の武装であり、あらゆる状況で使用可能であるため、護衛機のメインウエポンとも言える。 ○ミサイル 8連装発射機×2 両翼の下にはミサイルポッドが装備されており、対空戦闘、長距離戦闘用に使用される。 ○バルカン砲×2 飛行形態におけるドッグファイトを想定して機首の両サイドに取り付けられている武装である。飛行形態での近接戦闘における主力であるが、人型形態でも使用可能である。 書式: 藩国名:承認or非 海法よけ藩国:承認 -- (海法 紀光@よけ) 2009-02-07 16 17 16 世界忍者国:承認 -- (結城由羅@世界忍者国) 2009-02-07 16 49 41 玄霧藩国:承認 -- (雅戌@玄霧藩国) 2009-02-07 17 00 35 リワマヒ国:承認 -- (室賀兼一@リワマヒ国) 2009-02-07 17 36 51 紅葉国:承認 -- (神室想真@紅葉国) 2009-02-07 17 53 56 キノウツン藩国:承認 -- (アシタスナオ@キノウツン藩国) 2009-02-07 21 13 51 ナニワアームズ商藩国:承認 -- (サターン@ナニワアームズ商藩国) 2009-02-07 23 55 22 ジェントルラット藩国:承認 -- (たらら@ジェントルラット) 2009-02-08 08 46 33 名前 コメント すべてのコメントを見る 羅幻王国:承認 期待しております。がんばって下さいませー。ノ -- (蓮田屋藤乃) 2009-02-07 15 21 36 るしにゃん王国:承認 -- (るしふぁ) 2009-02-07 15 26 36 無名騎士藩国:承認 -- (GENZ@無名) 2009-02-07 15 50 31 #上記3方分のコメントは、コメントフォーム設定をまちがえたので修正前にお返事いただいた方の分になりまs #レンジャーさん、FEGさんにはメッセにて承認いただきました。ありがとうございます。
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【作品名】劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ ED 【曲名】小さきもの 【歌手】林 明日香 【ジャンル】ポップ 【価格】¥200 □■iTMS■□