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登録日:2013/06/17(月) 19 54 10 更新日:2024/03/21 Thu 20 58 33NEW! 所要時間:約 29 分で読めます ▽タグ一覧 BORUTO NARUTO NARUTO用語項目 うちは うちはイタチ うちはオビト うちはサスケ うちはサラダ うちはシスイ うちはマダラ うちは一族 うちは病 はたけカカシ インドラ コピー ダンゾウ被害者の会 チート トビ メンヘラ メンヘラ製造機 万華鏡写輪眼 三大瞳術 写輪眼 大した能力 大筒木カグヤ 幻術 心の病気 心を写す瞳 志村ダンゾウ 悪に憑かれた一族 日本神話 永遠の万華鏡写輪眼 災禍 特異体質 瞳術 精神疾患 血継限界 赤目 赤眼 輪廻写輪眼 闇堕ち 魔眼 ギ ン 写輪眼…! 写輪眼(しゃりんがん)とは、漫画『NARUTO‐ナルト‐』に登場する特異体質の一つ。 ●目次 ◆概要 ◆開眼 ◆能力 ◆眼の移植 ◆上位種◇万華鏡写輪眼 ◇永遠の万華鏡写輪眼 ◇輪廻眼/輪廻写輪眼 ◆代表的な術◇万華鏡写輪眼の術 ◆使用者◇うちは一族 ◇うちは一族以外 ◆余談 ◆概要 うちは一族の家系が代々遺伝により伝えてきた血継限界。 日向一族の白眼、六道仙人の輪廻眼と合わせて三大瞳術と称される。 本編開始時点では一部の生き残りを除き一族が滅亡しており、モブも開眼している事が多い白眼と比べると写輪眼持ちはわずかしか登場しない。 しかし本編では最も出番の多かった眼であり、第二部の中盤から終盤にかけて輪廻眼と並び活躍した。 その見た目や演出の格好良さから厨二的な人気も非常に高い瞳術である。 ◆開眼 愛情を知ったうちは一族がその喪失を感じて深い「悲しみ」「怒り」の感情に飲まれた時や、「己の力不足に対する憤り」を爆発させると、脳から特殊なチャクラが発生し、視神経がその影響を受けることで開眼する。 精神的に不安定な時に目に顕れる症状。 開眼すると虹彩が赤くなり、瞳孔の周囲に黒い勾玉が複数個浮かぶようになる。 この勾玉模様を「基本巴」と呼ぶ。 開眼時は瞳の勾玉は1~2つであり、優れた動体視力とチャクラを可視化する能力を得る。 開眼者が成長すると勾玉が増え、最終的に両目の勾玉が3つずつになると通常の写輪眼としては完成形となる。 瞳力は開眼者の精神と深い関係にあり、特に「憎しみ」といった負の感情が増大する程に瞳力も飛躍的に高まっていく。 つまり、 うちは一族は精神状態が平常から遠ざかるほど強くなる と言える。 うちは一族特有の急激な闇堕ちはいくつか要因があるのだがこれも影響している。 強力な瞳力を持つ者は基本的には危険な思想を併せ持つため、客観的に見ると敵にとっても味方にとっても非常に厄介な存在である。 要は冗談抜きで病人である。 更にそういった厄介な性格は負の連鎖を招きやすく、更に単に力を渇望するだけでも症状が深刻化していくため、雪だるま式に堕ちていきやすい。 そのためか、うちは一族は環境面で情状酌量の余地はあるものの(*1)、三代目火影の尽力もむなしく、ほぼ全員が能力は高いものの危険思想も抱いているという危険極まりない集団に成り果てた。 ◆能力 「忍術・体術・幻術に分類される全ての術を視認するだけで見抜き跳ね返す」とされる瞳術の中でも特に動体視力に優れ、「見切り」に秀でた性能を持つ。 目の前の人物の口の動きから発言内容を読み取ったり、敵が結んだ印から使用する術や性質変化を判別することも可能。 勾玉が3つになると、相手の体にかかる微妙な力の入れ加減から、直後の動きを予測でき、攻撃を避けるだけでなくカウンターまで容易になる。 但しチャクラの手の動きは予測できない他、相手の結印が速過ぎて見切れないこともある。 そもそも写輪眼は目の能力に過ぎない為、所有者自身も相応に鍛えていないと「見えはしても体が追い付かない」事態は普通に発生する。 単に動体視力として優れているだけでなく、チャクラにも色が付いて識別可能になる。 味方が幻術にかかっているかどうかの判別 実体の無い分身に紛れた敵の発見 通常は見えない筈の攻撃の視認 などに活用される。 アニメ版では影分身の看破までできていたが、原作では見分けられておらず無かったことになっている。 白眼と違い、戦いながらの「経絡系及び点穴の視認」は難しい。 凝視しての視認であればできる可能性はある。 その卓越した解析力を応用して、見切った敵の術をコピーして自分の術にしてしまうのが最大の特徴とされる。 具体的にどうやって術をコピーするかというと、例えば忍術をコピーする場合は、 「高い動体視力」「チャクラ識別能力」を駆使して印やチャクラコントロールといった相手の忍術の行程を事細かに解析し、写輪眼使用者はその内容を記憶する 「記憶した印」「チャクラコントロール」の内容等といった忍術発動手順を寸分違わず自力で再現することでその術を発動する といった手順が踏まれる。 体術をコピーする場合は解析対象が「筋肉の動き」等に置き換わる(チャクラコントロールを利用した体術の場合は、忍術同様チャクラコントロールも解析対象となる)。 また、相手の術の再現まで行わずとも、解析した事前動作から相手の術の先読みをするだけでも戦闘を非常に有利に進められるようになる。 感知した予備動作等から相手の攻撃の先読みして対処に繋げること自体は瞳術や感知術全般に共通する特性ではあるが、ハイスピードカメラのごとく「動き」の詳細を高い精度で追うことができるのは写輪眼ならではの特性であり、この特性が数多の瞳術・感知術の中で唯一「相手の術のコピー」までをも可能とするのである。 注意点として、見切りはあくまで学習補助に留まり、視認した技や術の回避、会得は所有者自身の技量・力量次第となる。 はたけカカシがうちは一族以上に写輪眼のコピー能力を活用し「千の術をコピーした」「コピー忍者」と評されるほどに至れたのは、もちろん写輪眼の恩恵も大きいが、その恩恵を有効に活かせるほどにカカシ自身が極めて優れた技量の持ち主だったからこそである。 また、術者の身体能力に依存する体術は例え動作を見切ることが出来ても、それを可能とする筋力やスタミナなどがなければ完璧には再現できない。 特殊な体質、または特定の技術を術者が持っていることが前提となる術 血継限界、およびそれを持っていないと使用できない術 一部の秘伝忍術 もコピー不可である。 実際に作中でコピー能力を使ったのは(そもそもうちは一族が数人しか生きていないのもあるが)ほとんどが序盤のカカシとサスケぐらいで、後はイタチが終盤に一度薬師カブトとの戦いで使ったのみ。 一方、次世代編ではサスケの血を引くうちはサラダが存分に使いこなしている。 動体視力の他に目が合った相手に幻術をかける能力も備える。 見切り能力よりも本人の実力に左右される傾向が強いが、目を合わせるだけで対象を幻術に嵌めて「行動を封じる」「行動を操る」事が可能。 また、敵に幻術をかけられても、一般的な幻術解除手段を用いることなく、写輪眼の瞳力そのもので相手の幻術を押し返して排除するかのような力を見せる事がある。 これらの能力の多様さ故にうちは一族は「天才」「最強」と恐れられるようになり、特に幻術の厄介さから他国では「1人で出くわしたら直ぐ逃げろ、2人だったら後ろを取れ」というのが対写輪眼の基本戦術となっている。 2人の内、「片方が陽動」「もう片方は写輪眼の死角を取って攻撃する」という戦法で、片方が幻術にかかっても、もう片方が解除することで対処可能になる。 ◆眼の移植 開眼状態の眼を移植するなどの方法で、開眼した者以外の人間でも写輪眼を扱うことが可能。 しかし、うちはの血脈にない人間に移植した場合体力やチャクラの消耗が激しく、使用し過ぎると昏倒することもある他、写輪眼状態を任意で解除できないため、平時であっても常にチャクラを消費し続ける。 身体への適性もあるが、元来うちは一族は図抜けたチャクラを持つ種族(*2)だというのも一族の人間こそが写輪眼を存分に扱える理由になっていると思われる。 うちは一族ではないカカシは無為なチャクラ消費を避けるため、普段は写輪眼を額当てで隠して物を見ないようにしており、いざ写輪眼を使用する際にも、途中でバテて倒れたりしないようにスタミナ・チャクラ管理に注意して戦っている。 ただ、カカシも『暁』との遭遇などで自身の未熟さを痛感し、修行を重ねて自身のスタミナ・チャクラ量を増やした影響か、序盤は写輪眼使用後に倒れていたこともあったが、物語が進むにつれてただ使用しただけならば倒れることはなくなった。 しかし後述の『万華鏡写輪眼』を使用した際の消耗は通常の写輪眼とは比較にならないレベルであるため、やはり使用後に倒れてしまうことが多かった。 これらの弱点を補うには、その莫大な消耗を賄えるほどの生命力を持つ他になく、志村ダンゾウは生命力の塊である初代火影の細胞を移植することで対応していた。 因みに誤解され易いが、写輪眼そのものは所有者の精神に影響を及ぼさない為、移植されたからといって精神疾患を発症する訳では無い。 逆に摘出しても元の所有者の精神的症状は軽減されない。 あくまで精神的に不安定な時に超常的な能力を手に入れるせいで拗らせ易いだけである。 ◆上位種 ◇万華鏡写輪眼 うちは一族の歴史上で数人しか開眼したことがないとされる伝説の瞳術。 病気の末期症状。 ただ実際は本当に数人しかいなかったのかと言われるとそうとは言い難く、伝承の内容と実情にはズレが存在する。 小説等で明らかになった設定を含めると(*3)、サスケ、オビト、シスイ、フガクと作中の時代+直近だけでも開眼者が4人おり、これに過去や後の時代の人物を加えれば、マダラ、イズナの2人に加え、(元々純粋なうちは一族ではないが)うちはシンの万華鏡写輪眼の持ち主もいる。 さらには、アニメにおいてイタチが語ったイザナミが作られた経緯の回想では、登場するうちは一族全員万華鏡持ちなんじゃないかというくらいいっぱいいた。 後述の開眼条件及び「永遠の万華鏡写輪眼」の存在等から鑑みるに、「仲間割れを誘発する」として禁術もしくは秘匿対象として扱われるようになった可能性が考えられ、結果として不正確な伝承が語られるようになったのだと思われる。 通常の写輪眼からさらに切り替えで変化し、開眼者固有の紋様が瞳に現出する。 全ての面において写輪眼を上回る能力を持ち、この万華鏡の状態でのみ使用可能な術がある。 万華鏡特有の能力の一つとして、眼にあらかじめ仕込んだ術を時間差や特定条件下でオート発動させることができる(転写封印)。 うちはイタチは「最も親しい友を殺すこと」が開眼条件であると述べていたが、後にトビが「最も親しい者の死を経験(目撃)すること」が条件であると語っている。 上述した写輪眼の開眼条件から察するに、本当の開眼条件は「親しい誰かと死に別れる程に強い精神的ストレスを受け、深い負の感情を抱く」ことなのだと思われる。 シスイはかつて戦友を見殺しにした後悔から開眼しており、イタチはそのシスイの自決を止められなかった悔恨で開眼している。 要するに、より条件が厳しくなっているが本質的には通常の写輪眼と同じなのだろう(*4)。 開眼すると、眼の模様が勾玉から独自のものへと変化し、それぞれの眼ごとに固有術が宿る。 これらの術は非常に強力である反面、膨大なチャクラを消費し、さらには瞳力が回復しないため、視力が低下するリスクを伴う。 実際、乱用していたサスケは短期間で急激に視力が低下し、イタチの眼を移植する直前では視界がかなりぼやけていた。 眼の模様にはいくつか種類があり、インドラの転生者であるうちはマダラとサスケの模様は『直巴』と呼ばれるもの。 眼に宿る固有術は「左右で全く異なる術になる場合」「左右ともに同系統の術になる場合」とがある。 両者問わず、万華鏡写輪眼の能力を両眼とも完成させた者は、絶対防御の瞳術「須佐能乎」が新たに発現する。 眼に宿る固有術はある程度決まっているらしく、一部の術は過去に同様の使い手がいたことが示唆されている。 固有術の決定タイミングは恐らく写輪眼に開眼した時点であり、ごくごく稀にだが万華鏡開眼前にも発動できることがある。 固有術の名前は日本神話の神が由来のものが多い。 ちなみにオビトは開眼から17年間何の遠慮もなく「神威」を使い続けているが、視力低下が起きた描写が全くない。 同じ神威を使っていたカカシは第四次忍界大戦の頃には大幅に視力を落としており、うちはの血族でない事を差し引いても「神威」という術に視力低下のリスクが全くないとは考えにくい。 初めて明確に「神威」を発動した時点で既に身体が半分ほど柱間細胞で出来ていたため、負担がほぼゼロまで軽減されていても不思議ではない。 ◇永遠の万華鏡写輪眼 万華鏡開眼者が他者の万華鏡を移植して取り込むことにより、固有術をいくら使用しても視力が低下しない永遠の万華鏡写輪眼へと変化する。 瞳の模様は元となった万華鏡の模様二種が重なったものになる。 2つの万華鏡の力を持つ為瞳力は更に向上し、各種リスクが消失する(使いすぎると疲弊するのは同じ)。 移植に際しては親兄弟等の近い血縁でなければならず、確実に成功するとも限らない。 この力の存在により、万華鏡写輪眼を開眼する為親しい者を殺し、更に永遠の視力を得る為に親兄弟で殺し合うという負の連鎖が一族の裏で繰り広げられていた…とされているが、このことを語ったイタチの意図はサスケを煽りつつこの境地の存在を教えるためだったので、真実かどうかは有耶無耶である。 もっとも、後述のイザナミの開発経緯だけ見てもうちは一族内で骨肉の争いが生じていたことは明らかで、加えて写輪眼による精神への悪影響もあるため、争っていた歴史があったとみる方が自然ではある。 ちなみに外伝を見るに、万華鏡写輪眼をクローン培養すると全く同じ能力の万華鏡写輪眼が出来るらしいので、もしかするとオビトの右目はこの方法で永続化していたのかも知れない。 ◇輪廻眼/輪廻写輪眼 六道仙人こと大筒木ハゴロモの長男・インドラの転生者が次男・アシュラの転生者のチャクラを取りこみ、さらに死に直面することで、三大瞳術で最も崇高とされる輪廻眼へと変化する(アシュラ側のチャクラが当代のものである必要はなく、写輪眼が失明していても良い)。 これは、ハゴロモの息子二人のチャクラを合一させることにより、ハゴロモ自身のチャクラへと回帰させる、いわば先祖返りを起こすのが原因。 この経緯の関係上、一世代に一人しか開眼できる者はおらず、しかもその条件を満たす者はマダラが現れるまで誰もいなかったため、写輪眼のルーツであることは完全に失伝し、白眼・写輪眼とは全く別の、突然変異で現れる瞳術だと認識されていた。 マダラは柱間細胞を移植することにより、老衰で死去する直前で両眼とも開眼した。 サスケは瀕死に陥った時にカブトから治療のために柱間細胞を移植されたことに加え、チャクラ体の六道仙人から力を授かったことで左眼のみ開眼した。 この瞳術を有する者は五大性質変化全てを自在に扱うことができ、「六道の術」と称される6種の強力な能力を持つ。 開眼者本人がうちは一族の人間である場合は新たな専用瞳術を使用できるようになる。 しかしその強力な能力ゆえに長時間の使用は難しく、連続使用の際にインターバルを必要とすることもある。 ちなみに輪廻眼には2タイプあり、波紋模様だけの通常の輪廻眼と、波紋模様に加えて複数の勾玉模様が現れた「輪廻写輪眼」が存在する(*5)。 通常の輪廻眼は六道仙人とマダラが開眼した両眼、輪廻写輪眼は大筒木カグヤとマダラの第三の眼、サスケが開眼した左眼である。 輪廻写輪眼は輪廻眼が写輪眼の力を同時に現したものであり、通常の輪廻眼よりも高い瞳力を発揮することができる。 瞳力を消耗すると勾玉模様が消え、通常の輪廻眼になる(瞳力が回復すれば輪廻写輪眼の状態に戻る)。 大筒木ウラシキは両目の白眼をこの輪廻写輪眼の状態に切り替えることが可能。 双方の瞳術が元々大筒木一族に端を発することが関係しているのかもしれない。 ◆代表的な術 イザナギ 究極幻術であり、陰陽遁の一種。 うちは一族が、千手一族の力(要は血肉等)を利用することで行使出来るが、完全なものでなければ写輪眼のみで可能。 自分に幻術を掛け、自分にとって都合が悪いことは夢に、都合の良いことは現実に書き換える。 効果範囲は自分自身であるため攻撃を食らっても無効化できるが、相手の攻撃自体をなかったことにしたり、相手の死を無効化すること等は不可能。 ……のはずだが、アニメでは昔のうちはの忍が仲間の全滅を無効にしている。 つまり…どういうことだってばよ? 一回攻撃を無効化したら終わりではなく、発動後しばらく持続するため、効果時間中はいかなる攻撃を受けても無視して一方的に攻撃できる。 この様に絶大な効果を有するが、使用すると必ず失明するリスクを負う。 ただし、効果時間中に未の印を組むことで途中解除が可能。 ここから、「術者ごとに発動可能時間が設定されていて、それがゼロになると失明するが、途中で解除するとカウントが止まる」というシステムが見える。 なお発動中には特有のチャクラが感じ取れるらしく、感知タイプであればチャクラを探る事でイザナギ発動中なのかどうかを知る事ができる。 オビトの説明からすると、「無から形を作る」陰遁で術者に都合のいい事象を状況に応じて作り出し、「形に命を与える」陽遁で現実を上書きするのが本来の仕組みであり、言うなれば完全な『イザナギ』を使用するためには、千手一族の持つ陽遁のチャクラが必要になるらしい。 陰遁のチャクラのみでも術は使用可能だが、その場合は「都合の悪い事象を無かったことにする」事しかできない。 それでも十分強力だが…。 使い手同士がぶつかると都合のいい結果の奪い合いが発生し、時間切れまで延々と戦い続けることになる。 なお、疾風伝でのイタチのイザナギ・イザナミに関する回想に登場したうちは一族が何故か全員万華鏡だったのに加え、対となるイザナミを使ったのがイタチの万華鏡だったことから、イザナギも「万華鏡の瞳術」という誤解をしている読者が一部にいるが、ダンゾウが腕の「通常の写輪眼」でイザナギを使っていた事から分かるように、万華鏡でないと使えない術ではない。 ちなみに後述のイザナミ同様、術を発動する場合、使用する写輪眼が発動の時点で外界を認識している必要がある。 このため包帯や仮面で隠している場合その目では撃てない。 オビトは小南の「神の紙者の術」を逃れるためにこの術を発動する際、神威の右目ではなく替えの利く左目を捨てるべく仮面を折っている。 イザナミ イザナギによる結果の奪い合いを止めるために造られたカウンター。 こちらも失明のリスクがある。 なお、この項目にもあるように写輪眼が必要な術なので、後世においても圧倒的大多数の者にとってイザナギが非常に脅威であることには変わりない。 対象の精神を「目の前の現実を受け入れ、逃げないことを選ぶ」まで永遠に抜け出せない無限ループに閉じ込める。 この条件を満たすと自然と術が解ける仕組みになっており、実用性は(相手によるが)あまりないが、そもそも対象に改心を促すための術なので仕方ないともいえる。 一応、失明のリスクに加え「対イザナギ以外では普通に抜けられてしまう穴がありリスクが高い」という理由で禁術指定はされている。 ※受け入れるまでは隙が生じ続けるが、イザナギループが発生している相手に止めを刺せるのかは不明。 こちらは「都合の良い結果を得ようとしたイナザミの効果を陰遁によって初期化する」のみであるため、柱間細胞等の千手一族の力を必要としない。 わかる人には「イザナミだ」で通じる。 魔幻・枷杭の術 写輪眼による幻術の基本。 目を合わせた相手に杭が体に突き刺さった幻覚を見せ、動きを止める。 魔幻・鏡天地転 写輪眼による幻術の応用。 相手の幻術をそっくりそのまま跳ね返す。 幻術・写輪眼 幻術眼の能力を最大まで発揮した術。 恐ろしい幻覚を見せて動きを止める。 その他、現実と僅かに異なる状況を相手に幻術として見せ続けることで、無意識的にチャクラを練らないまま印だけ先出しさせる等、行動の選択ミスを誘引する戦法にも応用できる。 なおサスケは幻術が苦手であるとは言われるが、瞳力そのものや幻術にかけた状況を戦闘に生かす気転・能力は実力相応に高い。 ダンゾウ戦ではこれを活用し、見せた幻覚自体は「腕の写輪眼の閉じ具合を僅かにズラして見せる」だけだったが、その幻術をダンゾウと言う有数の実力者に対して戦闘中にかけ、致命傷の一手を与えるまで気づかせる事は無かった(事前にこの術を使っておき「すぐに見破られる」「だが幻術にかけること自体はできる」ことを確認するという念の入れようである)。 また、相手の力量によっては普通に幻術にハメて動きを縛ったりすることも可能。 雷影の側近を務める幻術使いのシーがサスケに幻術で押し負けた上、雲隠れの下っ端忍には目を合わせただけで動きも自由意志も縛り情報をしゃべらせている他、ビー相手にも一度だけだが体の自由を全て奪う幻術にかけている(八尾に解除されはしたが)。 ◇万華鏡写輪眼の術 天照(アマテラス) 作中の使い手はイタチ、サスケ、インドラ。 対象が燃え尽きるまで消えない黒炎を発生させる。 ピントが合うだけで発動する上、他者の放った火遁を「燃やす」程の熱量を持つ。 イタチとサスケでは術のレベルが違うのか、サスケは天照単体では炎を発生させるだけしかできないのに対し、イタチは目を閉じる事で一度発生させた炎の任意鎮火ができる。 名前の由来は天照大御神。 月読(ツクヨミ) 作中の使い手はイタチ。 術者が全てを支配する幻術空間に対象を閉じ込め、対象の精神を破壊する。 五感に働きかける術ではなく、対象の脳に「そういう体験をした」と直接錯覚させる術であるため、例えば幻術内で身体を切り刻まれ続けたとして、現実世界において実際に対象の身体が切り刻まれることはないが、対象の脳は「身体を切り刻まれた」と錯覚させられるため、対象の精神にも実際に切り刻まれたのと同じダメージを与えられる。 幻術内では術者が時間すら支配する為、現実では一瞬でも、幻術空間では何十時間もの時が流れることもある。 逆に言うと、どれだけの長時間の幻術を受けていても、現実では一瞬で終わってしまうため、他者による幻術解除がほぼ意味を成さない。 被術者が自身の力で抵抗するしかないが、作中でそれを成功させたのは万華鏡でない写輪眼のサスケだけである(*6)。 カカシに月読を放った際に万華鏡写輪眼であれば対抗出来るような旨のことを口にしていたので、術を喰らった側の瞳力次第では解術出来るのかもしれない。 幻術と言うには強力すぎる効果を抜きにしても、単純な幻術としても通常の幻術・写輪眼より即効性や確実性に優れるのか、最早失明のリスクを気にしなくともよい穢土転生されたイタチは、サスケとお互いに幻術を掛け合ってカブトの幻術から逃れる時や、イザナミにハマっている最中のカブトに幻術をかけて穢土転生解術の印を聞き出す際にも、わざわざ月読を使っている(*7)。 シンプルかつ強力な効果なためか、似たような効力を持つ瞳術が多いのも特徴。 名前の由来は月読命。 炎遁・加具土命(えんとん・カグツチ) 作中の使い手はサスケ。 炎遁の黒い炎をコントロールし、形態変化させる術。 須佐能乎や千鳥とも併用してこれらの術を強化出来る。 この能力で片目では制御できない天照をコントロールしている。 「イタチは加具土命なしで天照をコントロールできているので劣化じゃないか」「これ単体では役に立たない術じゃないか」等と勘違いされることもあるが、そのイタチができない(少なくとも行った描写は無い)細かな形態変化をも可能にする事や、発動時だけ天照を使いその後の維持を加具土命で行う事で、天照単体で長時間攻撃するよりも遥かにチャクラ消費を少なく抑えられるというメリットもある。 カグヤに氷山の中に閉じ込められた時は天照だけではサスケの顔を始点に徐々に氷を溶かすしかできなかったのが、加具土命を加えることで黒炎の剣で一瞬で氷山をバラバラにして即座の脱出を可能にし、完成体須佐能乎の武器に黒炎を纏わせる技でも「天照」ではなく「加具土命」と名付けている事から、サスケが黒炎を使い熟しているのは加具土命あっての事だろう。 なお加具土命だけでも黒炎を発生させることができるが、非常に小規模な炎しか発生させられず、威力のある規模まで形態変化を続けて育て上げる必要があるため、実戦では天照とのセット運用がほぼ前提になる。 しかしそれは、言い換えると黒炎の規模が小さくても問題ない場合はこちらで十分ということでもあり、ナルトとの決闘では千鳥にこの術で黒炎を付加して威力の増強を図りつつナルトの風遁・螺旋丸への対抗手段とし、アニメ版のシン戦でサクラが食らった飛び道具のメスを焼却する際にもこちらを使用した。 名前の由来は火之迦具土神。 神威(カムイ) 作中の使い手はカカシ、オビト。 オビトの両眼に宿った時空間忍術で、左右の眼ともに同一の時空間を介して発動する。 根本は同じ能力で名称も同一だが、カカシの持つ左眼とオビトの持つ右眼とで術の性能がいくらか異なる。 左眼(カカシ)の神威は視点から発動し、視界に入った物体を別空間に跳ばすことが出来る。 対象物の一部分だけを飛ばす事もでき、その場合は対象物は空間ごと引きちぎられる。 右眼(オビト)の神威は眼球から発動し、オビトが触れた物や自身の肉体(及びその一部分)を瞬時に別空間に跳ばすことが出来る。 この特性を利用し、印や術式なしに瞬時に遠く離れた場所に移動したり、攻撃の接触箇所のみを跳ばすことで、敵はもちろん、術者当人にとっても「あたかもすり抜けているように感じる」絶対回避を行うことが出来る。 それぞれの目で空間に対する働きかけは異なるが、同じ時空間に働きかける術であるため、片方の術を発動するだけでも、両目が揃っているのといないのとでは術の発動スピードが変わる。 例えば、オビトが『神威』で自分を時空間に飛ばす時に、同じようにカカシも『神威』でオビトを時空間に飛ばす様にすれば、転送速度は倍になる。 別天神(ことあまつかみ) 作中の使い手はシスイ、イタチ、志村ダンゾウ。 うちはシスイの両眼に宿った最強幻術。 対象の脳内に入り、思考そのものを操る。 対象は操られていると自覚できず、幻術による命令を自分で考えて決定した行動だと疑わない。 術の強制力自体も極めて強く、穢土転生の「術者には絶対服従」というルールすら書き換えてしまうほど。 作中では青が見破るが、それも彼が術者にシスイのチャクラを感知したからこそであり、その後も術者の方を見て、術を使っていないか判断している。 通常の幻術の様に、術の対象だけを見て判断できるのかは不明。 またこの時はどさくさに紛れて術を解かれている為、通常の幻術と同じ手順で解けるものなのかも不明。 イタチは自分が別天神にかかった事に気づいていたが、これはイタチがカラスの目に別天神を仕込んだ本人であり、別天神が発動した事を知っていたからである。 また、一度使用すると再使用するまでに十数年という長いインターバルが必要。 ダンゾウはこの克服の為、大蛇丸から提供された初代火影の細胞を自分に埋め込んで数時間レベルまで短縮していた。 ダンゾウはこの術を五影会談で使用した際、その後のサスケとの戦いでは瞳力が復活するまでシスイの目を露出していなかったので、その間は瞳術だけでなく写輪眼としての基本能力自体が失われるのかもしれない。 なお元々の所有者であるシスイは若くして死亡しており、死亡した当時でもイタチとそう変わらない年齢であったため、シスイ自身が別天神を使って十数年のインターバルの存在を知ったのであれば、物心付くか付かないかの年齢で万華鏡を開眼していた事になり矛盾が生じる。 さらに、シスイの親友であり本人から眼を託されたイタチはともかく、ダンゾウもこのインターバルについて知っていた事から、過去にも別天神の使い手がいたために各種性質の情報が伝わっていたものだと思われる。 名前の由来は別天津神。 不明 作中の使い手はシン。 手で触れることでマーキングを施し、一度マーキングした物体ならば自由自在に操作する能力。 ただ手裏剣等を操作する限りは一見初歩的な磁遁の一種と大差無い能力でしかないが、独自性やメリットも多い。 このマーキングは少なくとも瞳力が弱った時にはサスケの輪廻眼でも看破出来ず、六道仙術を修めたナルトでも発動の瞬間に気付けないため、奇襲に優れている。 アニメ版では全長数十メートルの配管等の巨大な物体も操れることからマーキング可能な対象の幅の広さが窺え、マーキングした器具を操って自力で臓器移植手術を行えるほど精密な操作が可能。 草薙の剣という強力な剣を用いたことも関係しているだろうが、ナルトのチャクラモードの尾獣チャクラの皮膜すら突き破る程に、速度を上げることも出来る。 上記の使い方をしたシンは本来の使い手ではなく、無数の万華鏡写輪眼や柱間細胞の移植等、数多の人体改造の恩恵を受けた上で利用しているため、本来のこの眼の持ち主とどの程度能力の差異があるのかは不明。 本人の他、クローン全員に移植されている写輪眼全てが同様の万華鏡に変化している。 また、一つ目の小さなクローン体は神威に似た空間移動の術を宿している。 須佐能乎(スサノオ) 万華鏡を開眼し、両眼に固有術を宿した者が使用可能な第三の術。 身体がチャクラで構成された半透明の巨人を作り出す能力で、術者を守る絶対防御の鎧であり同時に強力な攻撃手段になる。 非常に強力な防御力を誇るが完全無敵ではなく、一部の強力な攻撃では破壊される事もある。 開眼してすぐは骨しかない上半身のみ、といった半端な姿だが、術者の成長に従い肉がついたり鎧を纏ったり下半身ができたりと言った変化が見られる。 これは永遠の万華鏡写輪眼になることも関係している。 上述した他の「万華鏡の術」と違うのは、他の万華鏡の術が「眼球に宿る術」であるため、なんらかの形で眼球を失うと使えなくなるが、もしも眼球を他者に移植した場合、移植元の人物は使えなくなる代わりに移植先となった人物は元の持ち主でなくとも使用できる他、須佐能乎は眼球ではなく開眼者本人に宿る術であるため、眼球の有無に関係なく一度開眼したら常に使える。 写輪眼としての能力を失う輪廻眼に変化した後でも同様。 名前の由来は素戔嗚尊。 転写封印 他者または自分の写輪眼に瞳術をセットし、特定の条件下で勝手に発動するように仕込む。 作中で使用されたのは以下のケース。 イタチがサスケの写輪眼に「トビの写輪眼を見た時」に「トビに対して天照を発動する」ように仕込んだ イタチが口寄せカラスに移植したシスイの万華鏡写輪眼に「イタチの写輪眼を見た時」に「イタチの写輪眼を持つ者に『木ノ葉を守れ』という別天神をかける」ように仕込んだ マダラが自分の写輪眼に「自分が死んで少し経った後」に「イザナギを発動して自分の死をなかったことにする」ように仕込んだ これは「万華鏡固有の瞳術」と明言されたわけではないが、作中では万華鏡開眼者しか使用していない。 黒ゼツは「万華鏡は時間差で術を目に仕込める」と語っている。 余談だが1つ目の転写封印について、下手するとカカシに誤爆していたのではという説が出ている。 この転写封印の発動条件はトビ曰く「オレの写輪眼を見る」ことだが、トビの写輪眼であればカカシも持っている為である。 実際、「イタチの写輪眼を見ること」が発動条件だった転写封印は、想定していた対象のサスケではなく、イタチに対して発動している。 しかもカカシらがトビに先んじてサスケを保護しようとしていた時、カカシは写輪眼を露出している。 感動の再会が一転して大惨事な可能性もあった。 「トビの右目の写輪眼」が条件であれば事故は起こらないが、トビとカカシの写輪眼が元は一対とイタチは知らない筈で、そこまで細かく設定していたかどうか……。 ◆使用者 ◇うちは一族 うちはサスケ 主人公うずまきナルトの親友兼ライバル。 うちはイタチ サスケの兄。 自らの野望の為うちは一族を皆殺しにした男。 だが、真実は…… うちはオビト 『カカシ外伝~戦場のボーイズライフ~』の登場人物。 本編より十数年前の人物で本編の時点では既に故人。 死の間際に自分の写輪眼をカカシに託した。 だが…… うちはシスイ イタチの親友。 うちは一族でも随一の使い手で他国からも「瞬身のシスイ」の二つ名で恐れられていた。 イタチによるうちは一族虐殺事件の少し前に遺書を残し自殺したが、一族ではイタチに殺害されたのではという疑惑が出ていた。 真実は…… うちはフガク サスケとイタチの父親。 うちは一族の長で、同時に木ノ葉隠れの里の警備部隊の隊長も務めていた。 万華鏡写輪眼を開眼しており、他里からも「兇眼のフガク」の二つ名で恐れられていた。 うちはイズミ 『イタチ真伝』の登場人物。イタチの幼馴染で恋人。 九尾事件のときに父を亡くしたことをきっかけに写輪眼を開眼した。 うちはマダラ 木ノ葉隠れ創始者の一人。 本編より数十年前の人物で本編の時点では既に故人。 うちは一族の歴史で初めて万華鏡写輪眼を開眼した人物とされる。 うちはイズナ マダラの弟。 本編より数十年前の人物で本編の時点では既に故人。 兄のマダラと共にうちは一族の歴史で初めて万華鏡写輪眼を開眼した人物。 マダラに両目を奪われ殺害されたとされる。 だが、真実は…… うちはカガミ 二代目火影千手扉間の弟子でシスイの先祖。 本編には登場しないため、本編の時点では既に故人と思われる。 大筒木インドラ うちは一族の開祖。 万華鏡写輪眼のまま完成体須佐能乎を扱う事が出来た。 うちはサラダ サスケの娘。 続編の『BORUTO‐ボルト‐』のメインヒロイン。 忍者学校の学生の時点で既に両目に写輪眼を開眼しているが、当初は一つ巴で、下忍として実戦を重ねたことで成長し二つ巴になった。 開眼の経緯は『NARUTO外伝~七代目火影と緋色の花つ月~』で明かされており、物心がついた頃から会ったことがなかったサスケに会いに行くも、サスケ側は娘が来ることを知らなかった(*8)上に、後述のうちはシンを追っていたことから、父との再会に感情が昂ぶるあまりサラダが無意識に写輪眼を開眼していたことも災いして、サスケからはシンの放った刺客だと一瞬勘違いされ、危うく実の父に殺されかける羽目になった(サラダの上げた「パパ」という悲鳴でサスケは相手が成長した娘だと分かり、攻撃を中断した)。 また、彼女はある出来事をきっかけに万華鏡写輪眼を開眼してしまう。 ◇うちは一族以外 はたけカカシ 親友のオビトから死の間際に写輪眼を託された。 うちは一族で無いにも関わらず、他国の忍からも「写輪眼のカカシ」の二つ名で呼ばれ恐れられている。 うちは一族内では一族以外の者が眼を使うことに反発の声が上がったが、オビトの意志を尊重したフガクの後盾があり(*9)、取りあげられることはなかった。 トビ 各国の抜け忍で構成されている暁のメンバーの一人。 仮面を被っており、仮面に開いた右目に写輪眼を持っている。 後に自らを「うちはマダラ」と名乗り、忍五大国に宣戦を布告する。 その正体は…… 志村ダンゾウ 頭部と右目にかけて包帯を巻いており、その下の右目にはうちはシスイから奪った万華鏡写輪眼を移植し隠し持っている。 また普段から服で隠している右腕には枷のようなものが嵌められており、その中にある腕は全体に10個もの写輪眼が埋め込まれ、更に肩付近には初代火影千手柱間の細胞を培養・移植されているため、見た目は極めておぞましいものになっている。 本編ではこの腕と写輪眼の由来について「いろいろあってな。話すと長い」とだけ語られ不明なままであったが、外伝でこの腕は下記のシンのものが移植されていたことが明らかになった。 うちはシン 大蛇丸の元部下兼実験台。 腕から肩、頭部にいたるまで大量の写輪眼が埋め込まれている異常な姿。 他者の肉体と拒絶反応が起きない特殊体質で、その縁から大蛇丸によって片腕をダンゾウの腕にするために切断されている。 イタチに陶酔しており、暁の衣を羽織り、うちはを名乗っているが、暁でもうちは一族の人間でもなく勝手に名乗っているだけ。 ◆余談 万華鏡写輪眼の移植によって「永遠の万華鏡」となるかは移植した時の自分の眼の状態によって変わる。まず、マダラやサスケのように両目とも開眼してそのまま他の眼を移植した場合は普通に「永遠の万華鏡」となり、瞳術は移植先のものが維持される(サスケならば元々持っていた炎遁と天照)。イタチが永遠の万華鏡写輪眼についてサスケに語っていた際に幻術で出していた化け物に目が二対嵌まっていたことや、マダラもサスケも瞳の模様がそれぞれイズナ、イタチの物と組合わさったような物になっていたことを考えると二対の目が融合するのだろう。逆に六道マダラがカカシからオビトの眼を奪って左眼窩に入れた時にはそこに眼が無かったため、「永遠の万華鏡」には変化せず、移植前の瞳術である神威を使用していたのである。 『NARUTO』は日本以上に海外で人気の高い漫画であるため、漫画で日本語を覚えた外国人には、「車輪」を「写輪」と書き間違える人が多い。 開眼条件がプレインズウォーカーの灯の覚醒条件と似ており、正気を失いがちなところも(特に旧世代の)プレインズウォーカーとよく似ている。 追記・修正は瞳術でお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2018-09-05 20 52 38) 野暮のことだけど、目ん玉まるごとの移植って不可能じゃなかったっけ?大抵は角膜だけとか。ブラック・ジャックでは作中で「一時的なもので成功例は無い」とか断言していたし。かつてジャンプで虚無った拷問バトル漫画も魔女の目を移植した人物は、掌に移植してたし -- 名無しさん (2018-09-08 03 14 28) ↑ ま、フィクションだしね。医療忍術やチャクラで、現代医療を超えたレベルで定着してると考えるしかないな -- 名無しさん (2018-09-30 09 53 53) 月の人類悪の定義を完璧に満たしてる、と言うか人類悪よりも前から披露されてるんだよなぁ… -- 名無しさん (2018-10-14 23 43 44) たまにコンタクトレンズみたいなノリで出し入れするの正直シュールで笑う -- 名無しさん (2019-05-04 14 51 49) こういった特殊能力を最終的な結論として精神病の症状として扱ったのはある意味斬新すぎてじっさい作中的にも恐ろしくハマってるのが…… -- 名無しさん (2019-11-21 19 32 03) 影分身等に万華鏡写輪眼を使わせたら、失明のリスクを無視して連発出来そう。 -- 名無しさん (2020-04-21 10 35 15) ↑チャクラも等分?されるんだから術の強さも相応に落ちるんじゃね? -- 名無しさん (2020-04-21 13 51 56) こんなぶっ壊れ能力をタイマンでメタ張れる卑劣様ってやっぱ凄いわ -- 名無しさん (2020-04-26 15 22 11) シンは身体中に写輪眼埋め込んでたんだからイザナギ使えば良かったのに -- 名無しさん (2021-01-23 22 16 24) 万華鏡の失明対策でお互いの眼を交換した後、また元に戻すのは可能なの? -- 名無しさん (2021-02-08 04 02 57) ↑それが出来るならやってるだろうし、目同士が合体するから無理なのかと思ってたわ -- 名無しさん (2021-02-08 10 02 39) ↑6 制限時間が短くなると言うリスクも考えられる。 -- 名無しさん (2021-05-22 14 16 31) そういえば外伝小説でサスケとナルトの細胞が敵に回収されて擬似的に写輪眼や人柱力の能力を発現させるドーピングアイテムに加工されていた。どうやら一時的に発現させるのには写輪眼そのものは必要無いようだ。 -- 名無しさん (2021-06-18 16 54 52) 混血じゃない純粋な大筒木一族で写輪眼を持つキャラは居ないのは何か理由があるのかな -- 名無しさん (2021-12-10 17 54 27) 車輪癌とかいう誤字好き -- 名無しさん (2022-02-16 18 38 07) ↑6 できるかもしれないが、成功率は低く兄弟でも確率が上がるだけと作中で名言されてるし伝承を真に受けて一か八かやる奴も居ないだろう -- 名無しさん (2023-04-07 13 27 12) イッシキのアレも写輪眼の派生系なのだろうか? -- 名無しさん (2023-09-05 17 19 10) 名前 コメント
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登録日:2022/01/16 Sun 12 33 03 更新日:2023/12/09 Sat 18 43 12NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 NARUTO うずまきナルト うずまき一族 うちはサスケ うちはマダラ うちは一族 インドラ 万華鏡写輪眼 六道仙人 写輪眼 千手一族 千手柱間 国津守 大原桃子 大筒木アシュラ 大筒木インドラ 大筒木カグヤ 大筒木ハゴロモ 大筒木一族 完成体須佐能乎 志田有彩 木遁 杉山大 求道玉 火遁 真数千手 螺旋丸 転生 転生者 近藤隆 阿修羅 雷遁 風遁 黒ゼツ どうやらお前たちでは……決断も出来ないようだな? 出来るか出来ないかは関係ない! オレはやるって決めたんだ! 大筒木アシュラ・大筒木インドラとは『NARUTO‐ナルト‐』の登場人物。 六道仙人こと大筒木ハゴロモの息子たちである。 ●目次 ◆大筒木インドラインドラの来歴(アニメオリジナル) インドラの使用術 ◆大筒木アシュラアシュラの来歴(アニメオリジナル) アシュラの使用術 ◆本編での活躍 ◆関連人物 ◆大筒木インドラ CV 近藤隆(青年時代)/志田有彩(少年時代) 六道仙人のチャクラと精神エネルギーを受け継いだハゴロモの長男にして史上二人目の写輪眼の開眼者。 名前のモチーフはそのままインドラ。 君麻呂同様に麻呂眉が特徴で、両目に青紫色の隈取りを付け両耳と後ろの長髪を束ねている。 責任感が強く冷静な性格で、甘えを許さない。 自分1人の力で何でもやりぬき、力こそが全てを可能にすると悟った。 インドラの子孫が後のうちは一族である。 インドラの来歴(アニメオリジナル) 疾風伝では幼少期の姿が描かれており、無数の書物を次々と読み解いては知識を吸収していた。だが、その優秀さにより、本来は当時ハゴロモしか使えないはずの「術」を「印」によって発動するという発明を実現。これが後に「忍術」となり、ナルトとサスケの時代までくすぶる戦火の火種となることに……。 とはいえ、インドラ本人は印の発明が忍宗を変えてしまったことを案じ、後に災いとなるのではと危惧していた。 黒ゼツはカグヤの力を受け継いだのはインドラだと考えて目をつけており、接触を持っていた。 輪廻眼を開眼させる布石として黒ゼツが大猪を操ってアシュラを襲った際、雷遁の掌底で撃退したものの可愛がっていた犬のシロが死んでしまい、もろもろの衝撃から写輪眼を開眼する。しかし、その後黒ゼツへの警戒心が募るあまり力に傾倒するようになり、後のうちは一族が引っ張ることになる背負い込み病を抱えることに。この表れか、周囲に対しても徐々に容赦がなくなり始めていた。 後にハゴロモからアシュラと同じく水資源に悩む村の問題を解決するように言いつけられ旅に出たが、村人達はその力に圧倒されインドラを王としてその判断に従った。結果、アシュラが戻ってきた時には水資源を廻る争いでその村は壊滅しており、これをガマ丸からハゴロモが聞かされたことで後継者には選ばれなかった。 ハゴロモがインドラを選ばなかったのは、インドラが写輪眼の力に溺れかけており、他者の心やその痛みを理解できなくなり心を閉ざしたことが一番の理由だった。 だが、それがわからないまま心に闇を生み、そこに目をつけた黒ゼツに唆される形で友であった二人を殺し万華鏡を開眼。力による絶対の平和をかかげ、アシュラに戦いを仕掛けた。 完成体須佐能乎を発動させ当初は圧倒していたが、ハゴロモから六道仙術を受け継ぎ、仲間たちの力を受けたことで肉体の力を開花させたアシュラが木遁・真数千手を発動させたことで逆転負け。 忍宗もアシュラも決して認めないと叫んで姿を消し、後になって力を理想とする一派を築き上げた。これが後のうちは一族である。 そして、寿命を迎えたハゴロモのもとに現れ、ハゴロモに対して「貴方は祖母の力を恐れ直視せず、愛や絆という詭弁を盾にして避けようとしていた」と罵倒し、「忍宗とアシュラの意志を滅ぼすまで、オレの魂は何度でも蘇る」と言い残して去った。 弟子である友を殺害した時に涙を流して謝罪していた事からインドラにはカグヤ同様に欠片でも心があった、或いは他者の心や痛みを理解出来ていたと思われる。他の者に対して容赦が無かったのは、写輪眼の力に囚われていたからでは無く、実は写輪眼の力(黒ゼツという闇の声)と戦っていたのかもしれない。 しかしながら、その当時のハゴロモに受け入れてもらえず、試練という形でしか信じてもらえなかったというのが、彼にとっては悲痛だったのかもしれない。ハゴロモにしてみれば、瞳力で他を圧する姿にカグヤが被っていたのが原因と言えるが。 インドラの使用術 火遁 うちは一族の開祖なだけあり使用可能。 ゲーム版では周囲に炎を発生させる「炎周」を使っている。 雷遁 雷を落とす「雷鳴」を発動できる。 また火遁と雷遁を組み合わせる事も可能なようで、ゲーム版では炎と雷を纏わせたクナイで攻撃する「炎雷クナイ」を使っている。 写輪眼 六道仙人に次ぐ史上二人目の開眼者。 アニメでは黒ゼツの手引きで発現している。 万華鏡写輪眼 親しい友を自分の手で殺した事で開眼した。 サスケの万華鏡写輪眼と全く同じ模様をしている。 天照 『NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ』で判明した万華鏡の固有瞳術。 どうやら模様のみならず瞳術もサスケと共通だった模様。 完成体須佐能乎 両目の万華鏡を開眼した者が使える写輪眼の奥義。 インドラの場合は永遠の万華鏡写輪眼は開眼していないのだがいきなり完成体を発現させている。 チャクラの色はサスケの須佐能乎と同じ紫色で、マダラと同じく羽を持たない四腕タイプの形状をしている。 また、『ナルティメットストームコネクションズ』では骨で構築された第一形態も登場し、須佐能乎の腕に雷遁を纏わせて相手に攻撃する技も披露した。 神世七雷 『ナルティメットストームコネクションズ』に登場したインドラの奥義。 完成体須佐能乎の剣を空高く掲げて巨大な雷の矢を七本出現させ、それらで相手の周囲を囲うように射出。 そのまま矢の威力を増大させ、巨大な雷の柱で相手を滅却する。 恐らくは「インドラの矢」の元となった術である。 ◆大筒木アシュラ CV 杉山大(青年時代)/大原桃子(少年時代) 六道仙人の生命力と身体エネルギーを受け継いだハゴロモの次男。 名前のモチーフは阿修羅。 額に白い布(*1)を巻きインドラと同様に両耳の髪を束ねている。 当初は落ちこぼれで、そのため周囲はハゴロモも含めその力をインドラが受け継いだと考えていた。インドラのことは「兄さん」と呼んでいた。 前向きで楽観的なお人よしだがインドラと比較して自分を卑下する傾向があり、その為自身が後継者に選ばれてもハゴロモに反対していた。そのお人よしな性格が故に、秩序を守る為の掟を軽視し何度も悪事の片棒を担がされている。 アシュラの子孫が後の千手一族とうずまき一族である。 アシュラの来歴(アニメオリジナル) 疾風伝では幼少期の姿が描かれており、インドラと比べ集中力に欠けていた模様。さらに落ちこぼれというより単なるドジだった節あり。インドラに習う形で忍術を身に着けたが、チャクラコントロールは苦手だったらしくしょっちゅう暴発させていた。 成長してもインドラには及ばず弱気な部分が目立っており、優秀なインドラへのコンプレックスを抱えていた。しかしその反面、人当たりのいい性格が幸いし、黒ゼツへの警戒と力への傾倒で周囲への当たりが厳しかったインドラよりも人望はあった。実は写輪眼の瞳力が全く通用しないという特異な体質を備えており、写輪眼を正面から見返しても若干の威圧を感じる程度だった。 1人では何もできなかったが、人々の助けや己の努力でチャクラが開花し兄に並ぶ力を得て、愛こそが全てを可能にすると悟った。その思想により六道仙人の後継者に選ばれたが、兄に認められず戦いを挑まれた。 だが、ハゴロモから受け継いだ六道の力と、仲間の助けで開花した木遁による「絆の力」でインドラを退けた。 その後、死に際のハゴロモからインドラの言葉を聞かされ、「兄の魂が蘇るのならオレの魂も何度でも蘇る」と宣言した。 ただし託された忍宗を纏めきれず分裂を招いて長く続く乱世の一端となり、結果的には黒ゼツの計画通りと後々まで続く確執の火種となってしまっている。 アシュラの使用術 風遁 アシュラの得意とする性質変化。 ゲーム版では周囲の敵に攻撃を加えつつ味方を援護する「颶風防破」に対象へ衝撃波を発射する「颶風衝破」、大型の竜巻を発生させる「颶風廻」などを扱っている。 螺旋丸 ナルトの代名詞でもある術。アシュラの場合は風遁から派生させて開発した。 大型の螺旋丸の内部に小型の螺旋丸を複数内包して放つバージョンも披露している。 仙法木遁・真数千手 千手柱間の切り札でもある木遁の究極奥義。 アニメではインドラとの戦いで発動させ、そのまま完成体須佐能乎をタコ殴りにして勝利した。 アシュラの場合は単体での発動ではなく、忍宗みんなのチャクラを接続して父ハゴロモの協力もあっての使用となり、絆が強調されたある種これのような立ち位置の技として描写された。 求道玉 性質変化を四つ以上掛け合わせて造られるあらゆる物質を消し飛ばす変幻自在の黒い球。 六道仙術を開花したのか父親と同様に使えるようになった。 六道・国津守/九尾リンクモード 原作で確認されたアシュラ唯一の術。アニメでもハゴロモの回想で一瞬だが映っている。 狐のような顔をした三面六手の阿修羅の如きチャクラ体の怪物を展開し、五つの巨大な求道玉を操る。 大きさは完成体須佐能乎より明確に小さく、須佐能乎第四形態よりやや大きめといったところ。 九つの尾を生やし、更にはチャクラの色もナルトが操る尾獣モードの橙色そのままであり、九喇嘛の人柱力としての意匠が強く出ているが関連性は不明。 ナルトもサスケとの最終決戦にて六道・超大玉螺旋手裏剣を発動する際、尾獣モードの九喇嘛三体を融合させる事でこれと似た姿に変身している。 原作におけるアシュラの切り札と思わしき術なのだが、詳細がよく分かっていない上にアニオリで使われた真数千手の方が分かりやすくインパクトがあるからか、ゲームで登場する際にはそちらがアシュラの必殺技ポジションとしてピックアップされがちな悲しき形態。 術名すら登場からソシャゲで明らかになるまで三年かかっている。 『ナルティメットストームコネクションズ』では奥義枠を真数千手に譲りながらも、アシュラの覚醒モードとして実装された。 この作品では「九尾リンクモード」と命名されており、兼ねてより疑われていた九喇嘛との関連性が確定的になった。 しかしそれ以上の事は分かっておらず、詳細に関しては依然として謎のままである…。 六道・五玉 国津守が持つ五つの求道玉を敵に射出して爆発させる術。 登場から七年かかってようやく登場した国津守の名有り技である。 父親の六道仙人に一つ劣り十尾の半分と考えると、五玉という数はなかなかに秀逸。 真数千手・螺旋合唱 『ナルティメットストームコネクションズ』に登場したアシュラの奥義。 風遁で相手を吹き飛ばしながら仙法木遁・真数千手を発動し、本体の千手観音で螺旋丸を複数内蔵した巨大な螺旋丸を、背中に取り付けられた千本の腕で通常の螺旋丸を形成。 それらを全て相手にぶち込むという「頂上化仏」と「超大玉螺旋多連弾」を掛け合わせたような術であり、十尾サイズの螺旋丸と尾獣サイズの螺旋丸×1000を叩き込まれて相手は死ぬ。 ◆本編での活躍 神話の時代の人物なので本編時点では故人だが、伝説の断片としてその存在が語られている。 初めて存在が明かされたのは五影会談編。 イタチの真実とサスケの闇堕ちを知り俄には信じがたいナルトらに対して、忍の祖から続く憎しみの呪いとしてトビが語る。 忍宗を説き平和へと導こうとした六道仙人だが、志半ばで寿命を迎えようとしていた。 そこで仙人は二人の息子である仙人の"眼"を受け継ぎ平和には力が必要と悟った兄と、仙人の"肉体"を受け継ぎ平和には愛が必要と悟った弟に忍宗の行く末を託すことにした。 死の床で最期に仙人が後継者として指名したのは…弟だった。 愛を求めた弟こそ後継者にふさわしいと考えたためだったが、自分が選ばれると思い込んでいた長男はこれを不服とし、憎しみのあまり弟に戦いを挑んだ。 時が経ち血が薄れようと二人の子孫は争いを続け、兄の子孫はうちは、弟の子孫は千手と呼ばれるようになり、マダラと柱間の時代まで続く因縁を生み出してしまったのだという。 長らく設定上の存在だったが、第四次忍界大戦編の終盤にて物語に再び浮上する。 ナルトの精神世界に現われた六道仙人より二人の顛末が改めて語られる事に。この時「アシュラ」と「インドラ」の名前も初めて明らかになった。 概ねトビが語っていた伝説の通りだったが兄弟のその後として、死後もその魂は成仏する事なく自分達の血族に代々転生して戦い続けていたという衝撃の事実が判明。 現在はアシュラがうずまきナルト、インドラがうちはサスケに転生しており、一つ前の転生者は千手柱間とうちはマダラだったのだがこの代で問題が起きてしまう。 力に取り憑かれたマダラが柱間の肉片を奪って己に移植した事で、柱間細胞が持つアシュラのチャクラとマダラ自身が持つインドラのチャクラが融合し、ハゴロモのチャクラの発現=輪廻眼の開眼に至ったのである。 しかしこの開眼は黒幕である黒ゼツの手中だった。 母であるカグヤを復活させるために黒ゼツはインドラを焚き付けて憎しみを煽り、アシュラ及び子孫間の永い戦いを招いていたのだ。 第七班の手で元凶であるカグヤと黒ゼツも封印され全てが終わったかに見えたが、これまでの人生と里の成り立ちを知り平和には力が必要と悟ったサスケが革命を掲げる。 息子達やマダラと同じ轍を踏もうとしている事を嘆くハゴロモにナルトは「兄弟喧嘩は……ここで終わりにするってばよ……!」と啖呵を切る。 黒ゼツの置き土産である忍の祖から続く憎しみの呪いを断ち切るため、ナルトはサスケとの最終決戦に臨む。 激闘に次ぐ激闘の末、互いに利き腕を失うという壮絶な結末を迎えながらもついにサスケが負けを認める。 こうしてアシュラとインドラの対立に始まった因縁は潰え、永く永く続いた兄弟喧嘩はようやく終わりを告げた。 ◆関連人物 大筒木カグヤ 大筒木一族直系の一人でアシュラとインドラの祖母。 彼女の復活のために二人とその子孫は翻弄される事になる。 大筒木ハゴロモ 忍の祖にして二人の父親。 息子達との関係は良好で、ハゴロモは二人を愛し兄弟も父を敬愛していた。 だがアシュラに全てを託してしまったためにそれ以来インドラが父と弟を憎むようになり、永きに亘る確執となってしまった。 死後はハゴロモの魂も息子達と同じくこの世を漂うようになり、二人の転生者と対話していたようである。 黒ゼツ カグヤの第三子。血縁はないが二人にとって叔父に当たる。 インドラの闇堕ちに加担しており、結果的に兄弟とその子孫までもが代々争うように仕向けた。 そして魂の転生さえも輪廻眼発現のために利用し、マダラの代でようやく実を結ぶ事になる。 千手柱間 先代のアシュラの転生者。 アシュラのチャクラを宿した柱間の細胞をマダラに採取され、輪廻眼の開眼に利用されてしまった。 また、薬師カブトを通してサスケにも移植され輪廻写輪眼の開眼に貢献しており、先代の転生者ながら二代に渡って輪廻眼の発現に携わっている。 サスケにナルトの肉食わせるわけにはいかないもんね うちはマダラ 先代のインドラの転生者。 アシュラとインドラのチャクラを融合させて輪廻眼を開眼した二人目の六道である。 転生については知る由もないのだが、サスケと自分に何らかの繋がりがある事を薄々感付いていた。 うずまきナルト アシュラの転生者。 鉄の国でサスケと一戦交えた際に何かに気付いたような様子だったが、実は自身に取り憑くアシュラの存在を察してのものだった。 自分たちはアシュラでもインドラでもないとしながらも兄弟喧嘩を終わらせると宣言し、サスケに愛情を取り戻させた。 なお、アシュラの登場により「四代目火影とうずまき一族の末裔との間に出来た一男にして九尾の人柱力であり大筒木アシュラの転生者」という属性の盛られ具合にますます拍車がかかっており、当初は落ちこぼれだったというナルトの過去と合わせて度々ネタにされている。 作中でナルトやハゴロモも言っていた通り、両親が優秀だからと言って子も最初から優秀とは限らないのだが…。 うちはサスケ インドラの転生者。 ナルトと同じく鉄の国にて自身に宿るインドラの気配を悟っている。 死に瀕していた時に柱間細胞の移植を施され、輪廻写輪眼を開眼した。 サスケが負けを認めた事で永年の戦いに終止符が打たれた。 追記・修正は魂の転生を繰り返してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] モデルはやはりカインとアベルだろうか。 -- 名無しさん (2022-01-16 19 03 19) ハゴロモとハムラが仲良かった分、こちらの仲違いは切ない -- 名無しさん (2022-01-17 17 45 34) 巌勝と -- 名無しさん (2022-01-18 13 56 44) 縁壱を見た時アシュラとインドラを思い出したな -- 名無しさん (2022-01-18 13 57 29) 近藤さんのインドラはTOX2のヴィクトルの時みたいな冷酷な印象だった -- 名無しさん (2023-11-16 18 01 19) 名前 コメント
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登録日:2019/08/25 (日) 22 00 10 更新日:2024/04/22 Mon 18 59 25NEW! 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 BORUTO NARUTO NARUTO用語項目 NARUTO登場人物項目 サイヤ人 ラヴォス 一族 不老不死 写輪眼 大筒木イッシキ 大筒木ウラシキ 大筒木カグヤ 大筒木キンシキ 大筒木シバイ 大筒木トネリ 大筒木ハゴロモ 大筒木ハムラ 大筒木モモシキ 大筒木一族 天津人 宇宙人 宇宙忍者 忍の祖 星を喰う者 楔 異世界人 異星人 白眼 神 神術 血継限界 複製・圧縮ファイル 輪廻写輪眼 輪廻眼 ※本記事には『NARUTO‐ナルト‐』及び『BORUTO‐ボルト‐』に関する重大なネタバレが含まれています。 大筒木一族とは、漫画『NARUTO‐ナルト‐』及びその続編『BORUTO‐ボルト‐』に登場する架空の一族。 ◆目次 ◆概要 ◆一族の特徴 ◆共通能力 ◆楔 ◆一族直系の人物 ◆後天的に大筒木となった人物 ◆カグヤの子孫地球の大筒木一族ハゴロモの血縁者となる一族・人物 月の大筒木一族ハムラの血縁者となる一族・人物 ◆余談 ◆概要 チャクラの祖とされる大筒木カグヤが属していた一族。 作中世界とは次元の異なる異世界出身の宇宙人であり、神樹に実るチャクラの実を回収する事を目的としている。 現在登場している大筒木一族は、個人差はあるものの皆人間と変わらない体格だが、青白い肌に灰色の髪、額あるいは頭部から伸びる巨大な角、白眼を所持していることが共通している。 また、現実での奈良〜平安時代の装束に近い衣装を身に着けているのも特徴。 更に一族直系と思われる者達は、いずれも特異かつ高度な瞳術、空間転移能力、飛行能力を持つと思われる。 カグヤの子孫は人間との交配により、その特徴の一部のみを引き継いでいる。例として、カグヤの子である大筒木ハゴロモは瞳術を輪廻眼のみ、その弟のハムラは白眼のみを引き継いでいる。 ◆一族の特徴 数千年に亘る古来より存在してる一族。 「星の命を喰らう」事を目的として他所の星より十尾を伴って来襲する。 まず「苗木」である十尾を大地に植え付け、途方もない大きさの大木「神樹」へと成長させる。 神樹はあらゆる生命体のチャクラを根こそぎ吸い尽くし(*1)、全てを吸収し終えた後に巨大な実…すさまじいエネルギーと遺伝子情報の塊である「チャクラの実」を実らせる。 その実を収穫し食す事で自己を「アップデート」させ、進化する。 実が手に入れば最早その星は用済みであり、別の星へと移動して同様の事を再び行う。 そうしてチャクラの実を食らい続け、進化を繰り返す事で比類なき唯一無二の存在「神」となる事が至上目的とされている。 また、一族の者が星を襲撃する際には必ず二人一組で行動しているのも特徴である。 実は神樹の苗木でもある十尾が神樹となるには大筒木の者を生きたまま十尾に喰わせる必要があるため、一人を生贄、もう一人がチャクラの実が成るまで神樹の監視を行うことが一番の理由とされる。 チャクラの実から仙丹と呼ばれる丸薬を錬成し、これを食らい「不老長寿・怪力乱神」を得ることで不老不死を保っている者もいるが、こちらは今のところモモシキのみが見せている。 大筒木一族には代々親役と子役が存在しており、親役が子役に能力を継承する際、子役が輪廻眼の能力で親役を人の成りから赤黒い大きな玉ねぎのような果実に変質させ、それを食らうことで代々能力を一代で失うことなく引き継いできた。 その際、体格や姿が大きく変貌するが、この能力を持つためか、モモシキは優れた力を持ちながらも子孫に直接引き継がせることができないナルトたちのことを見下し哀れんでいた。 上記の設定と照らし合わせるなら、生け贄となる前者が親役で監視する後者が子役だろうか。 + アニメ版の設定 日向一族と同じく本家と分家があり、作中最強クラスの強さを持つうずまきナルトとうちはサスケを終始圧倒したカグヤは、本家からチャクラ採取のために派遣されたただの調査員、ナルトとサスケ、各里長である五影を相手に圧倒的な実力を見せつけたモモシキとキンシキ(アニメ版ではウラシキも)は本家からカグヤ追跡のために派遣されただけの下っ端に過ぎない。 モモシキらはカグヤからの連絡がないため地球を訪れたとされるが、カグヤの子孫であるトネリの存在と劇場版「THE LAST」で発生した一連の事件とその結末を知っていることから、何らかの形で情報共有が可能なシステムとなっている模様。 + 小説版の設定 一族間には複数の派閥が存在し、チャクラの実の覇権を奪い合っているらしく、異空間を超えて神樹の生えた星を巡ってはその星の原住民を瞳力をもって壊滅状態に追い詰めたことが語られており、モモシキの発言から他の星も地球と同じような環境と知的生命体が存在していたと思われる。 そのためか同じ大筒木一族同士でも利害の不一致などから内輪揉めが頻発している模様で、カグヤは他の大筒木一族の進攻を想定し大量の白ゼツ軍団を組織していた。 ◆共通能力 神術 大筒木一族が用いる術達の相性。忍術の上位互換であり、印を使わずに絶大な効力を発揮する。 瞳術や楔など、大筒木一族の術はほぼ全てが神術のため、下記の能力もほとんどが神術に分類されらと思われる。 瞳術 血継限界の三大瞳術である写輪眼・白眼・輪廻眼は元々この一族をルーツとする能力であり、全員が共通して白眼を持っている。 なお、輪廻眼は全員が持っているわけではないらしく、アニオリではカグヤは当初白眼しか持っておらず、チャクラの実を食したことで額に輪廻写輪眼を開眼しており、息子である大筒木ハゴロモとその直系の子孫達へとその因子(写輪眼)が受け継がれた。 同族であるモモシキとウラシキも白眼と共に輪廻眼を保有しているが、モモシキは両掌に眼球が埋め込まれる形となっており、ウラシキは通常は白眼だが、任意で輪廻写輪眼への変更が可能となっている。 他にも、三大瞳術のいずれにも該当しない未知なる瞳術を保有する大筒木がいる(後述)。 時空間忍術 異空間を通して星から星へと渡り歩くために使用。 黒いモヤを発生させて空間の裂け目を作り、それを潜って異空間を移動する。 異空間同士の距離は途方もなく離れており、両目の万華鏡を揃えたうちはオビトが、チャクラを何年も額に溜め続けて白豪の術を発動しているサクラからありったけのチャクラを貰ってようやく繋げられるほど。それを楽々と接続できてしまう大筒木一族の力の強大さが窺える。 大筒木一族以外で異空間に接続できる程の時空間忍術の使い手は、上述したオビトと輪廻写輪眼を持つサスケ(*2)の二名のみである。 自分たちの優位性を崩される存在であるため、サスケの方はその能力を複数の大筒木から厄介視されている。 口寄せの術 異界の口寄せ獣「鵺」を呼び寄せ、チャクラを奪い取る。 大筒木一族の秘術とされている。 「BORUTO‐ボルト‐」においてダンゾウの主導で「根」が鵺を使役する術式の研究を進め、「封印術・牛頭天王」として再現していたことが発覚している。事件後に復活した鵺は筧スミレの口寄せ獣として扱われている。 飛行能力 空中を浮遊して自在に移動できる、というドラゴンボールの舞空術でもお馴染みの能力。 よくある印象の能力だが、『NARUTO』及び『BORUTO』の世界では初代~三代目土影と六道化したオビト・マダラ・ナルトの数名しか使っておらず、意外とレアスキルである。 生体チャクラ反応の消失 香燐等の一部の優れた感知タイプや二代目土影の無が使っていた、自分自身のチャクラを一時的に消す能力。チャクラ感知を巻く事が出来る。 大筒木一族にとっては出来て当然の芸当らしく、現時点では楔により大筒木化が進行していたカワキのみが使用している。 黒棒 ペインやマダラも使っていた黒色の棒。 杭として突き刺して対象を拘束したり殺傷したり、長めに生成して棒術として用いる事ができるなど何かと便利な武器である。 主に掌から生成されているが、一部の大筒木は首などの各部位から生やすことができる。 また、術者によっては杭として射出した後に変形させたり、九尾をも捕える程の巨大な杭を形成する事も可能。 ◆楔 大筒木一族と関わりがあるとされる菱形の刻印「楔(カーマ)」。 打ち込まれた対象は「器」と呼ばれており、使用すると楔が模様として全身に広がる。 効果としては単純に身体能力が増強される他、輪廻眼のように忍術の吸収が可能となる。チャクラならば全て吸収できるが「物質」は吸い取れないため、忍術は全て通用しないが、自然界の物を口寄せなどで利用した術には「楔」では対応できない。 更には、使い慣れると時空間忍術など大筒木一族の能力も一部行使できるようになる。 その実態は、大筒木一族が自分自身をデータ化して複製し、小さく圧縮したバックアップファイル。 この圧縮ファイルは時間をかけて少しずつ「解凍」されていき、「器」の体を大筒木のものへと造り変えていく。 全てのデータが解け切った時、その体は大筒木によって上書きされ「器」の存在は完全に消滅する。 そして大筒木は復活を遂げる…という、彼らの不死性を支えるシステムである。 より正確には復活というより、他人を自分の完全なコピーに変える術といえる。 詳細は個別項目を参照。 ◆一族直系の人物 純粋な大筒木一族。 いずれも最強クラスの実力を誇るが、圧倒的な力で制圧するばかりであるからか戦闘慣れしてない一面もある。 日本昔話の主人公をモチーフにしており、基本的に「○○(主人公の頭二文字)+シキ」というネーミングで共通している。 大筒木カグヤ 作中最初に登場した大筒木一族で、『NARUTO』におけるラスボス。 大筒木一族からチャクラ採取のために派遣された所謂調査員ポジだったが、地球に愛着がわいてしまったため、事実上離反している。 本家からは裏切り扱いされているらしく、他の大筒木に対抗するべく白ゼツの軍団を組織していた。 モデルは『かぐや姫』。 作中でも「月」の誕生や大幻術・無限月読に大きく携わっている。 詳細は個別項目を参照。 大筒木モモシキ・大筒木キンシキ カグヤの封印から約16年後に地球にやってきた大筒木一族の2人組。 キンシキはモモシキの親役で、主従関係はモモシキの方が上。 チート級の実力を持つが、実は2人とも大筒木本家からカグヤ追跡のために派遣されただけの下っ端でしかない。 モデルはモモシキが『桃太郎』、キンシキが『金太郎』。 モモシキの方は木遁の犬、炎の雉、岩の猿を操るシーンがある。 詳細は個別項目を参照。 大筒木ウラシキ アニメ版『BORUTO‐ボルト‐』で新たに登場した大筒木一族の男。 眉間を除いた額を覆うように角が映えており、服装はモモシキたちと比べるとかなりの軽装。 一人称は「オレ」。地球の人間に対してもフランクな敬語で話す。 武器は釣り竿。両目の白眼は輪廻写輪眼及び青い輪廻眼への切り替えが可能。 表向きはモモシキの配下という扱いで、モモシキとキンシキと共に大筒木本家から派遣された。 モモシキの命令で大筒木カグヤや尾獣、ゼツの事など情報収集を行っているが、モモシキのいないところでは「モモちゃん」と呼ぶなど小馬鹿にしている節がある。 モデルは『浦島太郎』。 「時間」に関わる術を会得している。 詳細は個別項目を参照。 大筒木イッシキ かつてカグヤと共に地球へ来訪した二人組の片割れ。 左目に白眼、そして右目に黄色い車輪のような模様が浮かんだ独自の瞳術を備えている。 現在は謎の組織・「殻」のリーダー格であるジゲンに取り付いており、次の「器」としてカワキに目をつけている。 その一方で神樹を復活させ、ボルトとカワキを新たな大筒木とすることを狙っている。 モデルは『一寸法師』。 小さくする瞳術や異空間から何でも出せる秘術など、モチーフの性質が特に強く反映されている。 詳細は個別項目を参照。 大筒木シバイ 三途アマドの口から明かされた6人目の直系大筒木。 楔による転生を繰り返して死すら克服し、数々の星から得た幾つもの神樹の実を食らい「神」となった大筒木である。 額に二本の巨大な角を生やしており、右目に一族共通の白眼、左目にイッシキと同じ噇術、そして額に輪廻眼を開眼している姿で描かれている。 シバイが扱う能力は忍術のような印を必要としない神術と呼ばれ、世界全域を過去に渡って見通せる千里眼や自身に向かってくるあらゆる攻撃を跳ね返す反射、そしてあらゆる願望を具現化させる究極の力などの常軌を逸した神懸かり的な力を保有していた。 これほどの能力を有する恐るべき存在だが、作中ではなんと既に故人である。 その死因についてアマドは肉体を必要としない高次元に移動したためと推測しており、実際に同族のモモシキもそれを肯定している。 また、シバイの遺体から採取されたDNAはアマドの手で一部の人間に移植され、エイダ・デイモン姉弟のようにシバイの一端を能力として発現している。 名前についてはこれまでのように「シキ」の名を冠していないどころか、カグヤのように該当する昔話も存在せずモデルが不定。 恐らくは『かぐや姫』や『一寸法師』等の昔話を語る媒体の紙芝居と掛けた「大筒木の神・シバイ」というネーミングだろう。 詳細は個別項目を参照。 ◆後天的に大筒木となった人物 「楔(カーマ)」をその身に刻まれ、大筒木一族として身体を造り替えられた人たち。劇中では「器」と呼ばれている。 いずれは肉体を上書きされ、存在が消滅してしまう悲運を背負っている。 うずまきボルト 大筒木モモシキの「器」。 楔の位置は右掌。 超うずまき螺旋丸を撃ち込んだ際に刻まれたようで、決戦後には右手の包帯から菱形のそれが覗いていた。 アシュラの転生者であったナルトと白眼を宿すヒナタを両親に持ち、大筒木であるカグヤの血を色濃く受け継いでいる事もあってか楔への適合度は高いようで、短期間でカワキと同等以上にまで楔が解凍してしまっている(イッシキとの決戦時点で80%以上)。 ボルトが極度の消耗で意識を失った際にはモモシキが一時的に身体を乗っ取って顕現しており、予断を許さない状況が続いていた。 後に82%まで解けたところでモモシキを止めるべくボルトが死を選び、「器」ごと失う危機を回避しようとしたモモシキの手で残りの18%がボルトの体として復元されたため、転生は食い止められている。 詳細は個別項目を参照。 カワキ 大筒木イッシキの「器」。 楔の位置は左掌。 楔の適合実験「洗礼」から生き残った数少ない人物。 幼少の頃より戦闘訓練を受けてきたため、ボルト以上に楔を使いこなすことができる。 楔を人一倍嫌悪しており、自身とボルトの楔を何とか消そうと苦心していた。 アマドと果心居士らの裏切りによってイッシキがジゲンから引きずり出された事に伴い、カワキの楔も晴れて消滅した。 しかし後にアマドの手によって復元され、武器としての楔のみをその身に宿す事となった。 一話冒頭の少し未来の時系列ではボルトと敵対しているが、果たして…? 詳細は個別項目を参照。 ジゲン 大筒木イッシキの「器」。 楔の位置は顎。 元のジゲンは単なる修行僧であり、今現在は身体を縮小したイッシキに身体と意識を物理的に乗っ取られてしまっている。 転生しても余命わずかになってしまうイッシキ側の都合から器として利用される事も無く、1000年近くに渡って寄生され続けるという作中屈指の悲惨な人物。 しかも彼の意識は完全に消滅したわけではなく、時折苦痛に耐えかねて涙を流すなど未だ微かに思念が残っている様子。 詳細は個別項目を参照。 ◆カグヤの子孫 大筒木カグヤが地球の現地人とまぐわい産まれた、ハゴロモとハムラから連なる一族。 直系の子孫は「大筒木」を名乗っているが、こちらはカグヤから受け継いだ「名」としての側面が強く、大筒木一族の特性が失われており種族としては殆ど別種となっている。 一部の子孫は彼女の能力の一端を血継限界として発現している。 地球の大筒木一族 カグヤの長男であるハゴロモを先祖に持つ一族。 ハゴロモの長男であるインドラの子孫「うちは一族」と、次男であるアシュラの子孫「千手一族」から主に派生している。 大筒木ハゴロモ カグヤの長男。 「忍の祖・六道仙人」とされる人物で、両目に輪廻眼を持ち、地球で初めてチャクラを使った忍術を編み出し、普及させた。 詳細は個別項目を参照。 大筒木アシュラ・大筒木インドラ ハゴロモの二人の息子でカグヤの孫。 仙人の眼「チャクラと精神エネルギー」を受け継いだ兄のインドラは平和には力が必要と悟り、仙人の肉体「生命力と身体エネルギー」を受け継いだ弟のアシュラは平和には愛が必要と悟った。 詳細は個別項目を参照。 ハゴロモの血縁者となる一族・人物 長い歴史の中で複数の一族に分かれており、現在までに確認されているのは以下の一族である。 千手一族 カグヤの孫である大筒木アシュラを祖とする一族。初代火影・千手柱間と二代目火影・千手扉間もこの一族であり、現在は柱間の孫で五代目火影・綱手のみとなっている。 うちは一族 カグヤの孫である大筒木インドラを祖とする一族。代々写輪眼を有する戦闘に長けた一族として名を馳せていた。 戦国時代は千手一族と対立関係にあったが、柱間とうちはマダラの時代になって、共に木ノ葉隠れの里を創設したことで事実上和解するも、マダラが里に対して反乱を起こしたことと二代目火影となった扉間がマダラの遺した反乱思想を警戒するようになって以降は徐々に里と軋轢が生じるようになった。しばらくはマダラ派が水面下で燻ぶりつつもそれらが表に出ることはなかったが、『NARUTO』の物語開始の数年前にクーデターを企てるまでになり、事態を重く見たうちはイタチの手によりサスケを除く一族は皆殺しにされた。その後作中で発生した様々な出来事などを経てイタチを含め密かに生き残っていた者も死亡したため、現在生き残っているのはサスケとその娘であるうちはサラダの2名のみ。 かぐや一族 骨を操る血継限界「屍骨脈」を持つ。 霧隠れとの戦闘で一族は滅亡。 最後の生き残りだった君麻呂も第一部終盤で死亡したため全滅した。 雪一族 血継限界である氷遁を操る一族。その能力で大戦期は戦に重宝されていたが、戦後はその能力を恐れられて迫害されるようになる。 うずまき一族 渦の国・渦潮隠れの里に存在した封印術に長けた長命の一族。特徴として赤い髪と強靭な生命力を持つ。長い戦乱を経て現在は散り散りとなっている。 また、彼らが編み出した封印術の中には角を生やした白髪の死神を召喚する術もあり、大筒木一族との関連性が疑われている。 金角・銀角兄弟 二代目雷影の時代に雲隠れの忍だった兄弟。 「雲隠れ史上最悪の大罪人」と呼ばれ、雲と木ノ葉の同盟式典の際に二代目雷影と扉間を騙し討ちにした。 またカグヤの息子・大筒木ハゴロモの血を引いているため、彼の宝具を自在に操ることができ、尾獣の肉を食べてその力を使うこともできた。 月の大筒木一族 大筒木ハムラと共に月に移住した一族。 ハムラとその子孫たちは、千年もの間、自分たちの白眼の眼球を集め、世界を滅ぼす力と甦らせる力を生み出すエネルギー体である『転生眼』を作り上げ、千年が経っても地上の人々がチャクラを正しく使い、世が平穏であるかを見極めていた。 しかし、ハムラが死亡すると、彼が説いた教えの解釈を巡って、一族間で抗争が起こってしまい、ハムラの真意を理解する宗家は、歪んだ解釈をした分家の者たちが暴走して転生眼の力を使ったことによって滅ぼされてしまった。 なお、一族は月の表面ではなく、地球空洞説のように月の内側で生活していた。 大筒木ハムラ カグヤの次男でハゴロモの双子の弟。長い長髪と両目の白眼が特徴。 アニオリでは若い頃は白眼を駆使してトラブルシューターとして活躍。後にハゴロモと共に十尾と戦った後、外道魔像を監視するため兄に「千年待とう」と告げて一族と共に月に移り住んだ。 兄弟仲は極めて良く、別離した後も兄の作ろうとした世界に賛同していたが、彼の子孫たちはハムラが説いた教えの解釈をめぐって同族間で争いを始めてしまい、作中では直系の子孫としては下記のトネリしか生き残っていない。 「陣の書」によれば厳格な性格とのことだが、若かりし頃は真面目な反面調子のいいフランクな性格であり、一人称は「オレ」。 大筒木トネリ CV:福山潤 ハムラの子孫で、月に移り住んだ大筒木一族最後の一人。 ハムラの血縁者となる一族・人物 ハムラの一族は月に移り住んでいるが、何らかの形で地球で生活する者たちも存在する。 日向一族 ハムラの直系の子孫で白眼を有する木ノ葉隠れ有数の一族。 ヒナタの父である日向ヒアシをはじめとした日向一族の一部の者はハムラの教えやその解釈を巡って起こった争いのことを知っていたようであり、トネリと地上で最初に出会っている。(*3) モンザエモン サソリやチヨ婆、カンクロウも使っていた傀儡の術の初代操演者。 月にも高精度の傀儡人形が登場しており、モンザエモンは関係者である事が示唆されている。 ◆余談 「大筒木」の元ネタは、かぐや姫のモデルとされている迦具夜比売命(かぐやひめのみこと)の父親・大筒木垂根王(おおつつきたるねのみこ)と思われる。実際はかぐや姫だけでなく、桃太郎や金太郎など他の童話の主人公も使われているが…。 アニメ『BORUTO‐ボルト‐』の第1部における最後のOP『宿縁』では、ボスラッシュの如く次々と現れるカグヤ・モモシキ・キンシキ・ウラシキ・イッシキ・エイダ・デイモン・コードに木ノ葉の里の下忍達が立ち向かうという無理ゲー過ぎる場面が描かれている。一見すると大筒木に無関係なエイダ以降の三人もシバイのDNAを受け継いだ存在であり、ある意味大筒木一族が揃い踏みになった貴重なワンシーンだったりする。 追記・修正は、チャクラの実を食してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 多分作中の忍者は全員が何らかの形で大筒木一族の血を引いてるんだろうな -- 名無しさん (2019-08-26 05 38 14) 作中で術吸収して使ってたけど血統限界みたいなのは当てはまらないのかなこの一族は -- 名無しさん (2019-08-26 20 51 32) ジゲンも大筒木一族なのかな? -- 名無しさん (2019-08-28 18 48 10) アニメでウラシキが再び暗躍を始めた -- 名無しさん (2019-09-02 20 50 44) ウラシキが一番弱かった -- 名無しさん (2019-12-08 18 52 49) モモシキとキンシキのモチーフがベジータとナッパだからウラシキはラディッツ枠だったのかもしれない -- 名無しさん (2020-06-11 06 53 48) 大筒木本家の襲来も見通していたとしたらカグヤの白ゼツ兵団結成も納得だな モモシキキンシキに対してだけなら過剰防衛としか思えなかったもん -- 名無しさん (2020-08-25 20 04 42) 大筒木一族って二人一組が基本らしいからウラシキにもパートナーがいるはずだけどどんな奴だろう?名前は大筒木オトヒメとかかな? -- 名無しさん (2020-09-05 08 10 02) ↑モモ・キン・ウラと来ているからリュウシキとか(ry -- 名無しさん (2020-09-05 08 34 50) モモシキに復活フラグが立ったし、ウラシキもそのうち復活するのかな?器は死体でもいいらしいしネジの肉体で復活とかしないかな -- 名無しさん (2020-09-19 00 22 28) この項目から殻(BORUTO)を分離しました -- 名無しさん (2020-10-05 23 53 11) 「楔」がなんか既視感あると思ったら大蛇丸の呪印とやってることは同じやんな。違うところは、呪印は大蛇丸本体が死亡した場合復活には外部からの完勝が必要な点と、それさえ目をつむれば不死性では楔に勝るところか -- 名無しさん (2020-11-29 00 51 13) 大筒木ユユシキ、大筒木ネジシキ、大筒木アミノシキはいますか? -- 名無しさん (2021-06-24 14 17 02) カグヤの黄泉比良坂を同じ能力を持つウラシキで封じて、その間体術が強いキンシキで戦い、疲弊したカグヤのチャクラをモモシキが吸収……するつもりだったのかなつもりだったのかな -- 名無しさん (2021-06-30 20 52 33) カグヤが分家の調査員なら相方のイッシキも同じ立場なんだろうな。ってことは殻の件が片付いたらさらに強い大筒木本家との戦いもあるのか…(本家分家は漫画版にはない設定だしこの二人が本家超えの実力者の可能性もあるが…) -- 名無しさん (2021-07-11 13 07 17) 大筒木のキャラ名は昔話モチーフだけど、そのうち織姫と彦星、乙姫モチーフのキャラも出てくるのかな。 -- 名無しさん (2021-07-11 18 56 41) 仮にサム8が続いていたらクロスオーバーとかあったのだろうか -- 名無しさん (2021-08-08 03 21 46) アシュラとインドラの項目を大筒木アシュラ/大筒木インドラとして記事作成しようと考えています。一週間待って反対意見がなければ分割します。 -- 名無しさん (2022-01-09 16 16 26) 大筒木一族ってだけでも大した奴なのにその中で神といわれるそうとう大した奴まで登場とは…マダラが魔人ブウが出た時のピッコロ大魔王に見えるくらいの大した奴のインフレーションだ。 -- 名無しさん (2022-12-31 17 47 39) 実はカグヤはイレギュラーで、真の目的は「生命溢れる星を見繕っては同胞を生け贄に星の全生命体と同胞の生命エネルギーの遺伝情報の結晶を作り出し吸収することでより高次の存在を目指すこと」「一族の口ぶりからするとそんな星を滅ぼすような凶行すらそう珍しくない程度には何人も何代も繰り返している」「最終目標はより多くの星の生命を吸収し高次の存在となること。明らかに同族を上回る力を持ちながら死を迎えた者もいるが、最終的には“魂そのものが肉体すら必要としないより高次元の存在へと昇華する”と解釈されている」「一族内でも派閥争いによる対立が生じている」……なんてスケールの大きい話なんだ……。それこそ上でコメントされてた「『サムライ8』が上手く続いたら大筒木一族が再登場したのかも」みたいに、「実は『NARUTO』世界は星間文明すら当たり前にあるくらい技術水準の進んでる宇宙で、たまたま『NARUTO』の物語の舞台となったのがまだ星間文明への加盟に達すると認められていない程度の技術水準のかなり低い星だった」もあり得てきそうなのがまた…… -- 名無しさん (2023-01-13 21 21 07) なんかターレスみたいなことしてんな -- 名無しさん (2023-03-21 21 29 08) 共存共栄や支配やらに興味もなくただ単純に神(強さ)を求めることしか頭にないのが正直理解できないまあ宇宙人だから地球人の価値観と全く違うんだろうけど神になってそんでその後どうすんの?って冷めた感想しかわかん -- 名無しさん (2023-03-23 13 26 51) ↑最新話を見る限り、神になれたら世界を自分の理想通りに作り変えれるようだし、本当に他の生命体は養分って考えしかないんだろう。 -- 名無しさん (2023-03-23 14 42 05) 全能が大筒木には無効な以上全てを思い通りにするには同族の存在が一番邪魔なんだよなぁ…実際モモシキとイッシキも互いに十尾の生贄で処分する気だったし神になるのって大筒木一族による地獄の椅子取りゲームかバトルロワイアルなんかも楔での転生はあくまで敗者復活の救済措置で -- 名無しさん (2023-03-24 22 57 41) 全能がチートに感じたけどNARUTOでも別天神やら無限月読やらがあったんだった神術から忍術が生み出されたんだから当然か要するに全能って無限別天神みたいなもんかね……やっぱチートだ -- 名無しさん (2023-03-25 19 27 01) 「唯一無二の存在」になることが目的とされているが、二人以上がなってしまったら唯一無二ではないよな。高次元に行っても、さらなる高次元を目指して同じことを繰り返すだけなんじゃ? -- 名無しさん (2023-03-30 21 03 17) ↑なんかフェストゥムの逆みたいだな。フェストゥムは「我々と共に高次の存在に昇華しましょう!(なお相手側の意思)」だけど、大筒木一族は「あらゆる星の生命を、果ては同族すらも糧か砥石として高次へと昇り続け至高の存在を目指す」って蟲毒状態なのか -- 名無しさん (2023-04-02 18 51 22) スケールが宇宙どころか全次元規模の迷惑野郎ども -- 名無しさん (2023-04-02 19 07 46) アマドの大筒木に関する説明を聞いたボルト曰く「なんか……話がデカすぎて……ついてけねーってばさ…」読者視点のメタ発言かと思った -- 名無しさん (2023-04-03 22 36 56) 人の形をしたラヴォス 和解という道もなくはないあたりも含めて -- 名無しさん (2023-05-03 00 37 08) BORUTOが始まる前はてっきり大筒木一族のバーゲンセールくらいやるもんだと思ってたから、新規大筒木がウラシキ・イッシキ・シバイの実質三人しか登場してないのは正直意外。 -- 名無しさん (2023-05-08 16 48 42) 個人的には数以上にあまりにも自分本位な考え方の連中だったのに驚いたわカグヤが穏便に見えてしまうレベル -- 名無しさん (2023-05-18 21 11 35) 大筒木一族の故郷となる惑星ってまだ明かされていないんだっけ? -- 名無しさん (2023-07-27 19 44 16) カグヤやBORUTO以降に登場した大筒木はやたら地球人を見下す傲慢な連中だと思ったけどトンデモ神術(特に全能)を見たらそう傲慢でもない気がしたわ…あの世界では神に次ぐ一族で人間なんぞ餌や傀儡でしかないんだろう -- 名無しさん (2023-11-05 13 17 00) 大筒木の術は基本全部神術ってことなんかな? -- 名無しさん (2024-01-12 15 27 55) 名前 コメント
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支援動画作成班 ◆zVHLWHbtj2 タグ 常駐スレッド 虚音ボチスレ 常駐板 ニュース速報VIP+ コテハン暦 2012- レス 2 支援動画作成班 ◆zVHLWHbtj2 2012/02/21(火) 19 33 34.63 ID zYwjFwxU0 [1/37回発言] ☆名前 虚音ボチ /ムナシネ ボチ ☆ボーカロイド2キャラクターボーカルシリーズ04 ☆性別 女 ☆歳 11才 ☆身長 136cm ☆体重 26kg ☆スリーサイズ 63,57,55 ☆髪型 三つ編み ☆髪の色 グレー ☆目の色 輪廻眼(紫の渦) ☆性格 デレデレ ☆個性 目がひかる ☆頭装備 鉢巻(水色の柄付 ☆服装 巫女装束 ☆装備品 弓 ☆弓のモチーフ おでん ☆矢のモチーフ おでん ☆好物 おでん ☆口癖 ~つって ☆得意ジャンル 演歌 ☆ナンバ- 674 ☆ヘッドホン 陰陽モチーフ ☆パンツ 白 無地 ☆中の人 加藤紗癒 中の人の中の人 UTAU738 ☆巫女服の色 青 ☆みつ編みの本数 2本 番号の位置 左胸 ☆曲 氷桜/ヒザクラ (?) ☆作詞・作曲 出汁P 水屑P ☆可憐で孤独な心に染みる小さき歌姫 HP 9 支援動画作成班 ◆zVHLWHbtj2 2012/02/21(火) 19 38 40.41 ID zYwjFwxU0 [8/37回発言] ☆大百科編集 タマ・トメチーヌ(。=ω=。) 232 ☆Special Thanks☆ 絵かいてるやつ ロゴ改変 ロゴ改変(1から) アドセンスクリックお願いします き~か マスオ UTAU738 231/原画 出汁P/曲担当 1 UTAU738の妹 お絵描き斑 ロゴ改変斑 平VIPPER 前スレ905 1代理(゜ω゜) ロゴ改変(一から) オディーン (@.@) ネタ出しする人 ◆vM88wvQgLo 事後調査班 おでん屋@HP AA作成 三角飴 水屑P ==これからやること== HPづくり PVもしくは映像系 大百科 【じわじわ作戦】 New VOCALOID coming soon... 的なやつだけ引っかかるようにしとけば多少の宣伝に そのうちにHP本格的に作り、その時の進行次第でシルエットだけ載せるとか 前スレ http //hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1328966855/ 名前 コメント
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登録日:2012/10/10 Wed 11 27 03 更新日:2024/03/28 Thu 09 09 22NEW! 所要時間:約 41 分で読めます ▽タグ一覧 NARUTO NARUTO登場人物項目 うちは うちはオビト うちは一族 ゴーグル ドジ ミナト班 仲間思い 能力者 写輪眼の英雄 写輪眼 泣き虫 木ノ葉隠れ 失恋 写輪眼 落ちこぼれ 悲劇 潘めぐみ 小森創介 確かに忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる ……けどな! 仲間を大切にしない奴は、それ以上のクズだ 『NARUTO‐ナルト‐』の登場人物。 CV.小森創介/潘めぐみ ◆プロフィール 所属:木ノ葉隠れ 階級:中忍 忍者登録番号:010886 年齢:13歳 誕生日:2月10日 星座:みずがめ座 身長:154.2cm 体重:44.5kg 血液型:O型 性格:仲間思い、マイペース 好きな言葉:チームワーク、仲間 ◆概要 第一部と第二部の間に掲載された『カカシ外伝~戦場のボーイズライフ~』で登場した、ゴーグルを愛用している短髪の少年。13歳。初登場は2巻の扉絵の写真。 本編より十数年前の人物。 木ノ葉隠れの里に所属していた忍者。 うちは一族出身の中忍で、波風ミナト、はたけカカシ、のはらリン、オビトで構成される通称『ミナト班』に所属していた。 チーム全体の仲は良好な様だが、カカシとは性格の違いから気が合わず、良く喧嘩をしていた。 ズボラなのか遅刻癖があり、遅刻する度にカカシに怒られていた。 将来の夢は火影になって里の皆を守る事。その際顔岩にゴーグルを付ける事を強調していた事から、ゴーグルには強い愛着がある様である。 なお、戦争孤児だったらしい(アニメでは祖母と二人暮らし)(*1) ◆能力 若さ故に未熟さが目立ち、とりわけ精神面はかなり脆い。 うちは一族の出身であるものの、血継限界「写輪眼」を長らく開眼できず、自身を「落ちこぼれ」と卑下していた。 メンタルの弱さが目立つ一方、体術に関してはカカシとほぼ互角(回想シーンより)。忍術についても一族伝統の「火遁・豪火球の術」を習得しており、さらに「火遁・鳳仙火の術」などの派生版も扱えるなど、基本戦術はマスターしている。 ◆性格 マイペースなお人好しだが、仲間想いで熱い性格。また、ドジな面も見受けられる。 本人曰く「木ノ葉に住んでいるお年寄りに知らない人は居ない」らしい。遅刻の原因の大半がコレだったりする。 幼い頃から同じ班に所属していたリンに好意を寄せており、彼女に告白を試みた事もあったが機会に恵まれず、いまだに告白出来ずにいる。 しかし、彼女がカカシを好いている事に気付いており、複雑な感情を抱いている。 彼女を前にすると張り切って良いところを見せようとして良く怪我をしていた様で、その度に彼女に手当てをして貰っていた模様。 因みに先祖はあのうちはマダラで、彼の子孫に当たるらしい。実際髪が伸びると少年時代のマダラそっくりである。(*2) また、同期であり、同じくカカシをライバル視していたガイとも面識があった様で、彼の人の顔を覚えないクセについても知っている。 中忍試験では個人戦、団体戦共に彼にぶっ飛ばされている。 ◆劇中の活躍 ◇カカシ外伝〜戦場のボーイズライフ〜 第三次忍界大戦当時はミナト班として行動していたが、未だに実力面・精神面共に未熟な面が目立ち、敵を目の前にして恐怖で動けなくなったり、涙を流したりしていた。 この点はミナトにも指摘されており、忍として強い心を持つ様に言われている。 また、カカシとの関係についてもミナトからカカシの事情について説明されていた(オビトはこの後、不器用ながらもカカシと和解しようと試みている)。 そしてカカシをリーダーに、カカシ、リン、オビトのスリーマンセルで任務達成を目指すも、任務の最中に敵である岩隠れの忍にリンを攫われてしまう。 彼はリン救出を優先しようとするも、任務達成を優先しようとしたカカシと意見が対立。 カカシと喧嘩別れした彼は単独でリン奪還を試みるも、岩隠れの忍に見つかり窮地に陥る。 しかし、別れ際にぶつけた、 「確かに忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる……けどな! 仲間を大切にしない奴は、それ以上のクズだ」 という言葉にルール以上に大切なモノを感じ取ったカカシに助けられる。 そして二人で協力して岩隠れの上忍・タイセキを倒そうとするも、敵の攻撃から自身を庇ったカカシが手傷を負って左眼を失明してしまい、再び絶体絶命の危機に陥ってしまう。 しかし、友と自身の危機に際し、遂に写輪眼を開眼。タイセキの「迷彩隠れの術」を見破り、仕留める事に成功する。 カカシと共に敵を蹴散らしリンの救出にも成功するが、直後に敵の増援部隊の土遁からカカシを庇った為に岩に右半身を潰される重傷を負ってしまい、救出不可能な状態になってしまう。 「最初から共にリンを助けに来ていればこんな事にはならなかった」と嘆くカカシに対し、オビトは漸く思い付いた上忍昇格祝いのプレゼントを託す。 この……オレの写輪眼を……やるからよ 里の奴等が……何て言おうと……お前は……立派な上忍だ… オレはもう……死ぬ……。けど、お前の目になって……これから先を……見てやるからよ…… カカシ……リンを……頼むぜ…… そして――岩隠れの忍達の放った術により、崩落する岩に押し潰されてしまった。 カカシの奴と……折角……仲良くなれたのになぁ…… リンには……結局、告白……出来なかったなぁ…… もっと……皆と一緒に……いたかった……なぁ…… 現在は「神那毘橋の英雄」の片割れとして名を慰霊碑に刻んでいる。 因みに、本編のカカシがよく遅刻するのは彼の慰霊碑に立ち寄り、その死を偲んでいる為。 遅刻しない様に朝早くにやって来ているが、「バカだった自分をいつまでも戒めたくなる」という理由でついつい遅くなってしまうという。 カカシは自身がリンを守るという約束を守れなかった事を悔いており、慰霊碑の前で 「お前が今のオレを見たら何て言うんだろうな? なあ……オビトよ」 と呟いている。 オビトの言葉は今でも「仲間を守る」という形でカカシの心に大きく影響を与えており、それは次世代のナルト達にも伝わっている。 追記・修正は仲間を大切にしながらお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ……し か し 。 お前は… オビト…? 慰霊碑にその名を刻んだ「写輪眼の英雄」は、最悪の形で歴史の表舞台に舞い戻る事となった。 オレは誰でもない。誰でもいたくないのさ…… 第四次忍界大戦の首謀者である仮面の男・トビの正体は、本人が「うちはマダラ」だと名乗っており、それを思わせる実力を垣間見せていた事もあって、木ノ葉創設者の一人であるうちはマダラだと思われていた。 しかし、第559話「増援到着…!」にて薬師カブトが穢土転生で「うちはマダラ」を転生させ、生前のうちはマダラ本人と面識があるオオノキがそれを見て「うちはマダラだ」と断定した為、「トビ」と名乗る人物がうちはマダラである可能性が消えた。 そして、第598話「粉砕!!!!」にてナルトによって面が破壊され、続く第599話にて遂にトビの正体が判明した。 これが現実だ。託した側も託された側も…。この世界で生き延びた忍は皆クズになる。オレ達が良い例だ……カカシ うちはオビト ▽タグ一覧 NARUTO NARUTO登場人物項目 うちは うちはオビト うちはマダラ うちは一族 だいたいこいつのせい どうしてこうなった まさかの再登場 オッドアイ カカシ外伝〜戦場のボーイズライフ〜 ゴーグル トビ ドジ ネタバレ項目 ミナト班 ライバル リン廃 万華鏡写輪眼 中忍 人柱力 人間臭い 仲間思い 作者のお気に入り 写輪眼 写輪眼の英雄 分かってんだよおじさん 十尾の人柱力 咎人 哀しき悪役 失恋 小森創介 悲劇 悲劇の人生 悲劇的ビフォーアフター 所要時間30分以上の項目 抜け忍 救世主←事実上の 昨日を求めた男 暁 木ノ葉隠れ 木遁使い 柱間細胞 死んだと思ったら生きてた 泣き虫 涙腺崩壊 演技派 漢 潘めぐみ 犠牲になったのだ 罪人 自己紹介 英雄になれなかった男 落ちこぼれ 血継限界 親友 誰が俺をこんな風にした? 誰でもいたくない男 誰より愛情を渇望していた男 輪廻眼 闇堕ち 高木渉 粉砕された仮面の下から現れたトビの素顔。 成長して尚嘗ての面影を残すそれは、前大戦で戦死した筈のうちはオビトだった。 CV.内田直哉(偽マダラ)/高木渉(トビ、大人) ●目次 ◆プロフィール ◆概要 ◆能力 ◆性格 ◆劇中の活躍◇カカシ外伝〜戦場のボーイズライフ〜 ◆概要(第二部) ◆能力(第二部) ◆性格(第二部) ◆劇中での活躍(第二部)◇暗き辺獄の底から ◇地獄巡りの始まり ◇暁の影 ◇宣戦布告 ◇第四次忍界大戦 ◇「うちはオビト」 ◆主な人間関係 ◆使用忍術 ◆一部台詞◇少年時代 ◇イタチ真伝 ◇第二部(トビ) ◇第二部(偽マダラ) ◇第二部(素顔) ◇ナルティメットストーム4 ◆余談 ◆概要(第二部) 年齢31歳。身長182cm。 暁を裏から操っていた真のリーダーであり、生前のうちはマダラから月ノ眼計画を成就させる様に託され、無限月読による世界平和の為に密かに暗躍していた。 ◆能力(第二部) 万華鏡写輪眼の開眼と、右半身に移植されている柱間細胞によって、中忍時代と比べてケタ違いに戦闘能力が上がっている。 非常に優れた攻撃範囲と威力を持つ火遁忍術や、柱間やヤマト程大規模ではないものの殺傷力の高い木遁忍術を扱う事が出来、柱間細胞が生命維持の全てを担っている為に、心臓を潰されても飲まず食わずでも死ぬ事が無い等、耐久力も高い。 左眼に輪廻眼を移植した事で陰陽遁や他の性質変化も扱える様になっているが、何と言っても右眼が発動する神威が主力。 攻撃・防御・移動と戦術の大半をこれで賄っており、カカシがいなければまともに戦う事も出来ないレベルで強い。 また、断刀・首切り包丁を片手で止めたり、うちは返しを使用出来たり、不意打ちの心転身を数秒で解いたり、尾獣が割れないレベルの結界を単独で張ったり等、それ以外の能力も高い。 神威による絶対回避が出来ない状態でのカカシとの一対一の戦いでは敗北しているが、この時については「自身の心臓に施された呪印札を取り除く為にカカシの雷切をわざと食らう」のが目的だった部分がある為、純粋に実力で敗北したのかどうかは微妙なところ。 とは言え、心のどこかで「自分は間違っている」「誰かに自分を止めて欲しい」と思っている節があり、精神的に強固とは言い難く、能力以外の部分で致命的な弱点を抱えている。 ◆性格(第二部) 少年時代とは打って変わって冷酷非道であり、現実の世界に聊かの価値も見出していない。 サスケが香燐を傷付けた時も、「仲間を大切にしない奴はクズ」と嘗ては語っていたにもかかわらず、「そう来なくては」と楽しそうに嗤っていた。 カカシについては「後悔だらけの生涯を送るに相応しい男だ」「口先だけの男に成り下がったお前の言う言葉には何の価値も意味も無い」「お前等に言う事は何も無い。現実に縛られたまま死ね」と散々な評価であり、最早何の感情も抱いていないと語っている。カカシェ… とか何とか言いつつ、カカシに負担が掛かる神威の無駄撃ちを親切に止めたり、カカシが事ある度に自分やリンの墓参りをしている事を知っていたり、自分への負い目から本気で戦えないカカシに対して、「お前が俺に罪悪感を抱く必要は無い」「お前ももう苦しまなくて良い」とベラベラ自分の事を語り出し、しまいにはカカシを「月ノ眼計画」に勧誘したりと、どう考えてもカカシを意識しまくりであり、根底の部分は変わっていないのだと思われる。(*3) また、計画を知らない暁のメンバーに対しては「彼らなくしてここまでの進展はなかった」と労っており、彼なりに感謝している様子がうかがえる(*4)。 ◆劇中での活躍(第二部) ◇暗き辺獄の底から 実は神無毘橋の戦いで死んでおらず、瀕死の所をマダラによって助けられていた。 しかし、マダラ曰く意図的に助けた訳ではなく、偶々通路に居たから拾ったとの事。マダラが、 「しかし…助かったのは奇跡と言って良い。よく岩に潰されなかったものだ。まるで岩をすり抜けたとしか思えん程だ…」 と述べている事から、恐らく神威を無意識に発動して落下してきたのだと思われる。岩に潰された右半身に、千手柱間の細胞で作られた人造体を移植する事で辛うじて生き延びていた(その際の移植痕は身体の右半身に痛々しく残されている)。 目覚めて直ぐにはマダラが杖代わりにしていた鎌を見て死神と勘違いしてパニックを起こすも、動じないマダラに「痛みを感じるのは生きているからだ」と言われてやや冷静さを取り戻す。 その後、話している相手が写輪眼を持っている事、里の老人全員と面識がある自分が知らない顔である事から、うちはの抜け忍だと看破。 じじいてめェ、抜け忍だな……何者だ!? オレは……うちはの亡霊。うちは……マダラだ 計画の事を聞かされるも協力する気は無く、あくまでカカシ達の下へ帰るべく白ゼツ達やグルグルのゼツと共に懸命なリハビリを行っていた(人造体のお陰で飲食の必要が無かった)。 そんなある日――外の偵察から戻って来たゼツの一人によってカカシとリンが霧隠れの暗部に包囲されて危機に陥っている事を聞かされ、グルグルの身体を全身に纏ってカカシ達のもとへと向かう。 だが――そこで目にしたものは、カカシがリンの命を奪う瞬間であった。 リンを失った悲しみと怒り、絶望に心を支配されてしまった事により、万華鏡写輪眼を開眼。 その瞳力と木遁の力を暴走させてその場にいた霧隠れの暗部の者達を惨殺した後、「リンが存在する世界」を創るべくマダラの計画に乗る事を決意する。 因みにこの時、リンは三尾の人柱力にされており、リンが里へ戻ったところでリンの中の三尾を暴走させて木ノ葉を潰すのが霧隠れの狙いだった。 リンはこの事に気付いていた為、カカシが霧隠れの忍に向けて放った雷切へ自ら突っ込む事で自害したのである。 リンの死に上記の様な理由があった事はオビトも知っており、彼女が木ノ葉を守る為に自分自身の意志で自らカカシの手によって死を選んだ事も知っている。 だからこそ彼は、リンやカカシにその様な選択をさせた忍世界に絶望し、その世界を否定する為に行動する事を決めたのである。 この時チャクラ切れで気絶していたカカシは放置したが、本人曰く、「情けを掛けた訳ではない。どうでもよかっただけ」らしい。 そして、「夢の世界」を創る為にマダラのもとへと帰還し、彼に自身の計画を実行する「救世主」として正式に認められる。 こっちへ来い 今日からお前が救世主だ その後、「月ノ眼計画」の全貌とその進め方について聞かされ、十尾の存在、輪廻眼の力と長門の存在、うちはの禁術「イザナギ」や陰陽遁の使い方などを教わり、サポーターとして黒ゼツをつけられ、外道魔像から分離してマダラが死亡したのを見届けた後、自ら「うちはマダラ」を名乗って暗躍を開始した。 マダラ「…さあ…動け…。オレが復活する…までの間……お前が……」 オビト「うちはマダラだ」 ◇地獄巡りの始まり マダラの死後、本物のマダラが復活するまでの代行者として「月の眼計画」実現の為暗躍する。 その手始めに弥彦、長門、小南に接触し「暁」を設立させ、弥彦の死後は暁を戦闘集団へと作り替えていった。 17年前のナルトの生まれた直後には木ノ葉に入り込んで「九尾事件」を引き起こし、自身の師であった四代目火影・波風ミナトや、その妻・うずまきクシナを始めとする数多くの人間を間接的に殺害した。 九尾事件の際にミナトと対峙した時、ミナトは仮面を被ったオビトを見て「写輪眼を持っているうちはの忍者+木ノ葉に出入り出来る人間+尾獣を操れる瞳力の持ち主=うちはマダラではないか?」と見当をつけたが、その正体には気付けなかった。 この時オビトはわざとらしくフードを外しており、また第四次忍界大戦で穢土転生ミナトと対面した時は「オレに気付きもしなかった」とミナトを罵っている等、本当は気付いて欲しかったと取れる描写がなされている。 それから数年の間は里に潜伏しており、下忍として大名護衛任務についていたイタチの前に現れた事もある。 この時はイタチを殺しかけたが、割り込んできたカカシに防がれている。因みに、この時の実力差がイタチの写輪眼開眼の引き金となった。(*5) 更にそれからは、神威を駆使してうちはの集落に潜伏しており、クーデターの計画も知っていた。 それに乗じる形で「マダラ」として木ノ葉への復讐を実行に移そうとしていたが、自身の存在に気付いたイタチから「うちは一族への復讐に協力する。代わりに里とサスケには手を出すな」との取引を持ち掛けられてこれを呑み、うちは一族をサスケを残して全滅させた(*6)。 更に霧隠れでは、リンの後任として三尾の人柱力となった四代目水影・やぐらを瞳術で操ったり、干柿鬼鮫を組織へ引き入れたりしている。 この時鬼鮫に素顔を見せているが、どうやらこの時も「うちはマダラ」として振舞っていたらしく、鬼鮫は素顔のオビトを「マダラ」と認識していた。 ◇暁の影 第二部初期には「トビ」という偽名を名乗り、サソリの後釜の単なる平団員として暁に加入。 この時は、別人の様に陽気な男を装っていた。 これはオビトのリハビリを手伝ってくれた初代火影の細胞から作られた同名の人造人間(*7)をモチーフにしており、トビという名も彼から取ったもの。 加入後は新入りとしてデイダラとツーマンセルを組み、彼のサポーターに徹していた。 何だかんだで暁のメンバーの事も評価しており、死を惜しんだり、働きを賛したりしている。 その裏では、表向きのリーダーである長門に指示を出して尾獣狩りを行わせ、自身はひたすら影で暗躍。 デイダラの戦死後は、彼の自爆に巻き込まれて死んだ様に見せかけた上で後に復帰。 一足先に暁に入り込んでいたゼツと組んで行動していたが、サスケ追撃任務に出ていたカカシ達と遭遇。 神威によるすり抜けであしらってまともに相手をせず時間稼ぎをしていたが、ゼツからイタチの敗死を知らされるや否や本性を露にし、時空間移動でうちはのアジト跡へ移動。 イタチの遺体と気絶したサスケを回収して自身のアジトへ戻った。 そして、目を覚ましたサスケに「うちはマダラ」を名乗って接触するが、仮面を外しかけた瞬間イタチが「転写封印」で仕込んでいた「天照」の直撃を受けてしまい、危うく死に掛けながらもギリギリで命を拾った。(*8) もう片方の眼にも多分仕込まれているだろうと踏んだのか、今度は仮面をつけたまま表れ、マダラとして木ノ葉創設時のエピソードを語る。 この時語った内容はマダラ自身から聞いていたのか内容としてはかなり正確だが、自身が首謀者である九尾事件の部分だけは「天災」だとして嘘を混ぜている。 そこからイタチによるうちは殲滅の真相を明かし、サスケを復讐へと駆り立てた。 その後はゼツと一旦離れ、サスケについて暗躍を続けた。 ◇宣戦布告 暁の真のリーダーとしてサスケ達「鷹」を利用しようとするも、八尾狩りが失敗した事と木ノ葉が動いた事を受け、彼等を連れて鉄の国での五影会談へ潜入。 宿場町でカカシとヤマトに捕縛されるも、意に介さずあくまでも「うちはマダラ」としてナルトと会話。サスケについて語った後姿を消した。 そして、会談場に乱入して殺されかけていたサスケを神威で救出。 五影達に向けて月ノ眼計画の全貌を語り、第四次忍界大戦の宣戦を布告した後に撤退。 橋の上で帰途にあったダンゾウ達の前に現れ、ダンゾウの護衛である山中フー・油目トルネと戦闘。 すり抜けで翻弄しつつ二人共吸い込んで幻術に掛けたが、トルネの燐壊蟲に感染してしまった為、右腕を自ら切断している。 その後、ダンゾウに挑むサスケを見守る。 サスケが危機に陥った際はさすがに腰を上げかけたが、彼が危地を脱した後は再び傍観。 ダンゾウ撃破後に一時撤退し、魔像で培養した柱間細胞を使って失くした右腕を補充していたところ、白ゼツから第七班が追いつき、サスケが危機に陥っていると聞きとんぼ返り。 ナルトを捕まえようとする白ゼツを制して撤退に入り、カカシが放とうとした神威をわざわざ「そんな術は効かないから止めておけ」と止めた上で今度こそ撤退した。 サスケの要請でイタチの万華鏡写輪眼を彼に移植した後、白ゼツのオリジナルを監視につけ、序に6体ものコピーの白ゼツを胞子の状態で植え込み、輪廻眼を回収する為、雨隠れへ赴く。 待ち構えていた小南と戦闘に入るが、開幕でいきなり起爆札を吸い込まされて仮面の上半分と右腕を飛ばされる。 更に、彼女の奥の手「神の紙者の術」による10分間継続起爆には流石の神威でも対抗し切れず、止む無く左眼を犠牲に(ストックを移植したものだと思われる)イザナギを使い、自身へのダメージを無かった事にする事によって勝利した。 その後、幻術で長門と弥彦の遺体の在処を吐かせた後に彼女を殺害し、長門の輪廻眼を回収する事に成功する。 左眼は自らに移植し、右眼は培養シートにはめ込んで隠し、面を戦闘用のものに新調した上で右腕を修復、戦争の準備に入る。 しかし、その矢先に薬師カブトからの接触を受け、サスケの身柄を交換条件に穢土転生による戦力の提供を提示される。 オビトとしては受ける理由も無かったが、カブトが本物のマダラを穢土転生していた事で断れなくなり、渋々協力を締結した。 ◇第四次忍界大戦 穢土転生の人柱力を畜生道の「口寄せ輪廻眼」で呼び寄せて目をコピー。ナルトとビーを狩るべく前線に出撃。 その中でカブトが勝手に本物のマダラを戦線に投入した事を知るが時既に遅く、とにかく尾獣を回収しようとナルト達と戦う。 しかし、カブトがイタチとサスケによって止められ、穢土転生を解かされたことで人柱力達が消えてしまった為、外道魔像を口寄せして十尾復活に入る。 ナルト、ビー、カカシ、ガイとの戦いの中、右眼の瞳術が神威である事をカカシに看破され、それを利用した戦法でナルトの影分身を時空間に転送された事で逃げ場が無くなり、螺旋丸の直撃を食らって面を粉砕されてしまう。 その後、五影を一蹴してやって来た本物のマダラと合流した後、団扇を返却して自身は再びカカシ ガイとの戦いに入る。 十尾を制御して連合軍を蹴散らすが、折れないナルトの信念と理想に真っ直ぐ進んでいく姿に少年時代の自分を重ね、その全てを否定しようと躍起になる。 そして、神威で十尾を飛ばそうとしていたカカシを神威空間へ引き摺り込み、オビトはカカシを月ノ眼計画に勧誘する為に、カカシはオビトを改心させる為に、互いに相手を説得しようと試みるも両者共に失敗する。 その後、神威による回避が出来ない神威空間内でカカシに忍組手を挑むも敗北。(*9) 重傷を負いながらも現実空間に戻り、最後の手段として十尾を取り込もうとする。 柱間細胞で構成された半身を通じてマダラのコントロール下に置かれそうになるが、何とか耐えきり十尾を吸収……した瞬間に復活したミナトの飛雷神の術による強襲を受ける。 そのまま死亡したかと思われたが、十尾を吸収した恩恵か何とか生存。 強大過ぎる十尾の力に翻弄され自我が失われかけていたが、少年時代にミナト、カカシ、そしてリンと共に撮影した思い出の写真の記憶(イメージ?)が引き裂かれるのに抵抗し、打ち勝った事で自我を取り戻した。 十尾制御後は六道仙人に酷似した姿に変貌し、その圧倒的な力で忍連合を相手に無双。(*10) 最強の忍と名高い初代火影・千手柱間すらも「自分より強い」と認める程の桁違いの力で大暴れした。 しかし、嘗ての自分そのものであるナルトとの激突の中で「火影になる」という少年時代の夢がフラッシュバックした事で迷いが生じ、ぬのぼこの剣の力を引き出しきれず敗北。 尾獣を抜かれたものの、十尾の抜け殻たる外道魔像を体内に取り込んだ恩恵で死は免れた。 ◇「うちはオビト」 敗北した後、ナルトの説得やカカシ・ミナトとの会話の中で、生きる為の原動力だったリンが死んだ事で、それに代わる程の希望がどうしても見出せなかった事、マダラに成り代わって世界を回ってもそれが見つからなかった事を吐露。 カカシから、「ナルトとオビトが違うのはナルトは現実に立って夢を引き寄せようとしている事であり、だからこそ仲間が集まって助けてやりたくなる事」だと聞かされ、その先に希望があると諭される。 「自分のやって来た事は、最早生きて償えるものではない」と考えたオビトは、せめて最期に出来る事をしようと、輪廻天生の術で戦争の犠牲者を蘇らせようとする。 しかし――そのタイミングを狙っていた黒ゼツに寄生され、黒ゼツを通じて再びマダラによってコントロールされてしまい、輪廻天生の術をマダラに対して強制的に発動させられてしまう。 黒ゼツが寄生しているお陰で辛うじて命は繋ぎ留めつつも体の自由は効かないが、オビトの身体を操って左眼の輪廻眼を回収しようとする黒ゼツの力よりも黒ゼツに抵抗するオビトの力が僅かに勝る。 黒ゼツも黒ゼツで、オビトの身体から抜け出して輪廻眼を回収しようとすればカカシとミナトに自分が殺されてしまう為にオビトに寄生し続けているしかなく、膠着状態に陥る。 そこへオビトの輪廻眼を回収する為に十尾の人柱力と化したマダラが現れる。 マダラにとって自身は何だったのかを問い、マダラに「お前はマダラだ」「無限月読で世界を救おうとするものは全てマダラである」「この世界は苦しみに満ちており、六道仙人の行いは全て失敗だった」と説かれる。 ここは地獄だ! 忘れたのか!!? 来い! そうマダラよ 今でもお前は救世主のハズだ! しかし、オビトは問答の末に遅まきながら嘗ての己に立ち戻り、彼との訣別を宣言する。 オビト「人を導く者は…己の死体を跨がれることがあっても、仲間の死体を跨いだりはしないらしい…」 マダラ「…なら、それを確かめる為に、まずお前が死体にならねばな」 オビト「オレはもうアンタに跨がれることもない。己の名を騙らせ他人に全てを任せることは―――――仲間に託すこととは違うと今ならわかる。オレはアンタじゃない」 オビト「今のオレは…火影を語りたかったうちはオビトだ!」 そして、マダラを弱体化させる為に彼から一尾と八尾のチャクラを少しだけ奪い取る。 さらに、カカシと十数年振りに共闘して見事マダラを出し抜いて「神威」の時空間内に移動し、ナルトに尾獣のチャクラを与えて蘇生させ、彼の命を救った。 ナルトを現実世界に送り届けた後余力が無くなり、黒ゼツを押さえ込むだけで手一杯になった為、サクラに自身の左眼の輪廻眼を潰す様に頼む。 しかし――その瞬間にカカシから左眼の写輪眼を奪ったマダラが時空間内に侵入。 咄嗟に神威でサクラを時空間から逃がしたが、自分はマダラに捕まってしまう。 オビトの心臓に仕込んでいた呪印札が無くなっている事に気付いたマダラに対し、カカシに貫かせ排除したと言い放つオビト。 曰く、彼自身が十尾の人柱力になる為には邪魔だったとか。 その後、リンの死はオビトを闇に堕とす為にマダラが裏で手を引いていた事、オビトと同じく彼女の心臓にも呪印札を仕込んでおり、リンはそれを排除する為にカカシに心臓を貫かせた事等をマダラから告げられる。 抵抗虚しくマダラに心臓を弄られて完全に意識を失い、黒ゼツに身体を乗っ取られて輪廻眼を奪われてしまう。 左眼を交換し合う上半身だけのマダラと黒ゼツが引っ付いたオビト。シュールである。 黒ゼツに神威の瞳術を使わされ、両眼を取り戻したマダラと共に現実世界に帰還。 遂に無限月読が発動し月の眼の光を浴びるも、黒ゼツがくっ付いている影響か幻術には掛からず、神・樹界降誕にも絡み取られる事は無かった。 チャクラの過剰吸収で膨張するマダラの身体を抑え込む為に、黒ゼツはオビトの身体から完全に移行。 収縮する際に地面に放り出され、そのままカグヤの天之御中によりナルト達第七班と共にマグマの空間に転送される。 あわやマグマに落ちるところだったが、カカシのクナイにより左手を刺し止められ難を逃れる。よく手裂けなかったな。 黒ゼツが離れた事で絶命しかけるが、ナルトの六道の陽の力により何とか一命を取り留めた。 とはいえ、十尾を抜かれた人柱力としての宿命や輪廻天生を使用したリスクからは逃れられぬのか、ナルトの力をもってしても命を一時的に繋ぎ止めるのが精一杯であり、皆の前に立って死ぬ気である事をサクラに察せられている。 カグヤの黄泉比良坂が時空間忍術である事を見抜き、空間に穴を空けた瞬間に神威で共鳴させ、分身ナルトとサクラと共に始球空間に侵入。 分身を犠牲にしつつも、サクラの助力もありサスケを救出する事に成功。氷世界に帰還した。 天之御中により超重力の世界に転送され、動きを縛られたナルトとサスケを狙うカグヤの共殺の灰骨から守るべくカカシと共に彼等の盾となり(*11)、更にカカシに迫る共殺の灰骨を神威で時空間に飛ばす事によってカカシ、サスケ、ナルトの三人を救った。(*12) 共殺の灰骨によりボロボロに崩れていくオビトの体を治療すべくナルトに陽のチャクラを与えられるも、最早崩壊を遅める事しか出来ない。黒ゼツからは こちらとしても裏切られた…どっちつかずのクズだがな 敵味方双方から忌み嫌われ…悲しんでくれる仲間も肉親もいない… そいつは独り…何も残らない… 大切な人を亡くし夢を叶える事も出来ず 利用された挙句ウロウロと…失敗だらけの間抜けが… 無様に死ぬだけの事だ と現状を痛烈に批判されてしまう。 ボロボロに崩れていく中で、ナルトと戦った事で目が覚めた事、今の自分を後悔しつつも昔の自分の火影への憧れを思い出させられた為にそれが嬉しくもあった事を吐露し、最後にナルトに激励の言葉を遺して今度こそ死亡した。(*13) お前は(・ ・ ・)…必ず火影になれ 死後は浄土と穢土の間で待っていたリンと少年期の姿で再会。 彼女との約束とは真逆の道を歩んでしまった事への罪悪感からか差し伸べられた手を取れずにいたが、それでも尚受け入れてくれるリンに涙しながらその手を取った。 しかし、カカシがまだ戦っている事や、カグヤという未曾有の強敵に対抗するには神威が必要だと戦いの中で感じていた事から、あれこれリンに言い訳しつつ(本心はバレバレだった様だが……)、一旦現世へとんぼ返り。 一時とはいえ、輪廻眼を持ち合わせ十尾の人柱力となり六道の力を得ていた為か、大筒木ハゴロモと同じくあの世とこの世を行き来出来る様になっており、塵と化した自分の遺体からチャクラ体でカカシに取り憑き、協力。 カカシにナルトの先代たる六代目火影になる様に求めると共に、カカシへの一足早い火影就任祝いとして彼の両眼に自分の瞳力を貸し与える事によってカグヤ封印に大きく貢献した。 全てが終わりリンの元へ向かおうとするも、今まで成してきた悪事からくる重圧からかカカシに掛ける言葉が見つからなかったが、 「最後は敵でなく友として別れが出来る…人助けばかりで遅刻していたあの頃のお前と。オレにとってはそれだけで良い」 という彼の言葉に笑顔を見せ、少年期の姿で少しの間語らった後、昇天した。 ナルスト4ではこの辺りが変わり、崩壊する前にカカシに自らの瞳力を与え、「お前が見送ってくれるのなら何も要らない」と最後に友と肩を並べられた事を喜びながら散って逝った。 その後、サスケとの一騎打ちに押し負け水中に沈むナルトの許へ真っ先に現れ、彼への激励の口火を切り、他のナルトの仲間達やカカシ、歴代火影達等と共に彼を送り出した。 ◆主な人間関係 はたけカカシ 元チームメイト。正反対であり何かと衝突していたが、心の底ではその力を認めており、左眼の写輪眼を託した。 袂を分かち闇を歩く様になって尚、口では「どうでもいい」と言いつつ何かと気にしている。 のはらリン 想い人だった元チームメイト。 彼女がカカシの手に掛かって死んだ事と、嘗ての仲間にそうさせた世界そのものに絶望した事が、オビトの暗躍の始まりとなった。 穢土と浄土の狭間の世界からオビトとカカシをずっと見守っており、最後は彼女に導かれて逝った。 余談だがどうしてリンを輪廻天生で生き返らせないのか?という話題がよく挙がるが、無限月読の計画に夢中でそれどころではなかったと思われるし、仮にリンが生き返ったところでオビトの言う「くだらない現実世界」が変わるわけではないため、彼女を蘇生したところで意味がないと思ったのかもしれない。 波風ミナト ミナト班での上官であり恩師。 「火影になる」という夢を共有していた嘗ての同志でもあり、「九尾事件」にて間接的に殺害した相手でもある。 中忍時代は普通に尊敬していた様だが、第四次大戦時に再会してからは何かとこき下ろしている。しかし、改心後に和解した。 うずまきクシナ ミナトの妻。「九尾事件」にてミナトと共に間接的に殺害した。 中忍時代はしょうもない事で殴られたり口喧嘩したりしていたが、これは「喧嘩する程仲が良い」という関係で、「もし自分とミナトの間に子供が出来たらオビトの様な子になって欲しい」と思われる程に彼女に気に入られていた。 うちはマダラ オビトを闇へと導いた元凶。彼に成り代わって地獄が如き現世を巡り続けた。 最終的には彼とも訣別し、正道へ立ち返る。 因みにマダラの考えていた月ノ眼計画はマダラの復活が前提となっていたのだが、マダラを復活させる予定だった長門の裏切りを特に気にしていなかったり、穢土転生が解除されたと知るや否や十尾復活に取り掛かっていたり等、穢土転生されたマダラとのやり取りを見る限りオビトはマダラを信用しておらず、元々マダラを生き返らせる気は無かった様である。 ゼツ リハビリの間はオビトを助力し、その後も裏から諜報員として暁に貢献していた。 トビの名もグルグルのゼツからとられた物。 裏切って以降は黒ゼツから蛇蝎のごとく嫌悪されており、死に際にはこれでもかと嘲られた。 うちはイタチ 何かと因縁があった存在。 下忍時代に彼の前に現れ、実力の差を見せ付けた事で彼に写輪眼を開眼させた他、うちは一族粛清任務に協力して暁に勧誘した。 デイダラ 「トビ」として暁に入り込んだ後のタッグ相手。 「うちはマダラ」としては暁の一員としてよく働いてくれたと讃えていたが、うちはオビトとしてどう思っていたのかは不明。 他の暁メンバーにも言えることだが。 うちはサスケ イタチを倒した彼を拾い、一族抹殺の真相を伝えた。 その後は計画実行のために彼を駒として動かしていたが、万華鏡を移植した後、自分が戦場に出た間に反旗を翻される。 うずまきナルト かつての己と同じ夢を見る少年。ミナトの息子でもあり、カカシの弟子でもある。 心の内がわかるからこそその全てを否定しようとしたが、結果的には彼に今の自分を否定され、正道に引き戻された。 ◆使用忍術 写輪眼 左眼の写輪眼は失った筈だが、イザナギ時に所有している描写がある。 恐らくストックしていた眼を移植したのだと思われる。右眼の瞳力は九尾を容易く操る程。 万華鏡写輪眼 神威 オビトの眼に宿った瞳術。右目の術で、眼球を中心に発動する。 飛雷神の術を上回る時空間忍術。 遠距離からでも物を時空間世界に飛ばす(吸収する)ことが可能だが、距離が離れるとそれなりに時間を要する。 しかし相手に触れた状態であれば、瞬時に時空間世界に吸収して無力化することが可能。 更に実体を時空間世界に移す事で、対象の攻撃をまるで『すり抜けたかのように回避』して無効化する絶対回避を行える。 両目が揃えば大量のチャクラと引き換えにカグヤ空間に穴を開けることも可能。 ちなみに、開眼から17年間遠慮無しに使い続けているが、カカシと異なり失明の兆候はナシ。 柱間細胞のおかげか、あるいは自身の目をクローンして移植したのか……(万華鏡写輪眼はクローンにしても万華鏡になるので可能性はある)。 輪廻眼 長門の輪廻眼を奪いとった。元々はマダラのモノ。 輪廻眼奪取後は元々両眼とも移植するつもりだったが適性が低かったためかそれは叶わず、右眼に写輪眼、左眼に輪廻眼という状態にある。 輪廻眼の所有能力のひとつ、外道の術を使い穢土転生された人柱力達を傀儡に仕立て上げた。 十尾の人柱力と化した後は十尾の制御に使用。 マダラが危惧していたところから察するに、オビトの移植された輪廻眼でも輪墓の影は見えるらしい。 イザナギ 失明することと引き替えに、自身に都合のいい現実を創り出す禁術。 半身が柱間細胞で構築されている為に完全な形で使用可能になっている。 小南の起爆札トラップはこの能力でやり過ごした。 火遁・豪火球の術 中忍時代当時は自身を落ちこぼれと卑下していたが、会得したら一人前と認められる豪火球は既に会得している。 火遁・爆風乱舞 火の性質変化+神威で発動する術。 神威の時空間から渦巻く大気を転送し、そこに火遁を放って火炎の大渦巻きを生成、敵を焼き尽くす。 ファンブックでは会得難易度Bランクの術と記載されているが、神威の併用が前提であるため実質オビトしか使えない。 描写された限りではマダラの火遁・豪火滅却に勝るとも劣らない威力を誇る。 うちは火炎陣 一族秘伝の火遁結界。点火した五指を地面に叩き付け、触れた対象を熱する結界を張る。 八尾渾身のパンチでも壊れないほど強固である。 土遁・土竜隠れの術 チャクラで土を流動化させ、潜行移動する遁甲の術のひとつ。「トビ」だった頃には神威の代わりの移動手段として多用していた。 土遁・鳶火灯 ナルティメットアクセル3でのオリジナル技。 名前に鳶(とび)が入っておりギャグ的な技名となっている。 解尾法印 人柱力から強制的に尾獣を引き抜く術。 出産の際に封印が弱まったクシナに使用した。 地雷大平原の術 土竜隠れで潜行した後、周辺一帯に爆発物を仕掛け標的を牽制する。デイダラの起爆粘土C2を仕掛けたのもこの術。 ナルスト4では暁トビの奥義に設定されており、標的の周りに爆発玉を仕掛けて脱出しようとするが足が抜けず、背後の爆発に自分も吹っ飛ばされて元の位置に戻る。 木遁・挿し木の術 初代の細胞を植えつけられた為に使用可能になった。 右半身の人造体から伸びた枝を突撃したり投げつけたりして突き刺し、そこから枝分かれさせることで敵を内部から破壊する。 青年になってからは十尾を介してしか使用していない。 木遁・大槍樹 地面から捻じ曲がった大樹の槍を出現させて敵を貫く。「地獄に居る」のシーンで描かれている樹木はこれ。 木遁・地獄ノ乱 ナルスト4での暴走バージョンの奥義。霧隠れを相手に大暴れした際のモーションの複合。格闘と挿し木の術で打ち上げた相手にニーバットを叩き込みつつ神威ですり抜けて着地、大槍樹を発動して血祭りに上げる流れになっている。 六道十尾柩印 十尾の人柱力になるために使用した封印術。 膨大な質量を誇る十尾を一瞬にして吸い上げ己に封印する。 なおオビトのこれは印を結んでいる間に何故かマダラが生き返りかけていた(*14)。 実はこの印、輪廻天生始動時の印と同じ(輪廻天生は発動後に印を組み替える)。 ちなみに、「複雑な印を覚えられない」ために2つ以上の印を使う術は口寄せしか使えないナルトが、長門が使った時に一度見ているだけなのにもかかわらず「輪廻転生の術と印が違う」事を即座に気づいている。 求道玉 十尾の人柱力時に使用。 触れた物を消し飛ばす能力。 オオノキの血継淘汰・塵遁によく似ているが、三つの性質変化を融合させた血継淘汰に対し、コレは更に上回る四つの性質変化を融合させている。 塵遁に比べて常に保持できる反面、触れた端から分解する塵遁よりも若干タイムラグがある様子も見受けられる。 また仙術だけは無効化できず、その場合は頑強な防壁としてしか機能しない。 陰陽遁 十尾の人柱力時に使用。 扉間曰く"全ての忍術を無にする力"。 その通り術者には全ての忍術が通用せず、ナルトとサスケの灼遁光輪疾風をもろに食らってもオビトはピンピンしていた。 仙術だけは無効化できず、術者が食らえばダメージを負う。 また上述の求道玉と併用することで、例え穢土転生で復活した者であろうと傷付けられればその箇所は回復不能になる。 輪廻眼・餓鬼道なら仙術かどうかに関わらずチャクラを使う術全てを無効化できるはずだが… 尾獣玉 十尾の人柱力時に使用。 地面から巨大な樹を生やし、十尾の攻撃形態に似たラフレシアのような花から尾獣玉を4発同時に撃ち出す。 さらに共鳴爆破によって威力は増大する。 六赤陽陣 十尾の人柱力時に使用。 求道玉から変化させた黒い棒を六ヶ所に飛ばして巨大な結界を作る術。 火影級の忍が4人で繰り出す「四赤陽陣」を上回る結界。 神剣 ぬのぼこの剣 十尾の人柱力時に使用。 六道仙人がこの世界を創造するのに使ったとされる"想いの強さが剣に宿る心の剣"。 ナルトとサスケの須佐能乎+九尾の融合技に対抗する為に使用するも、心の内で隠していた後悔が表に出始めていた為かあっさりとへし折れた。 ナルスト4ではカカシと共に雷切でマダラに攻撃を仕掛ける際に、手元の錫杖を変形させて小型のぬのぼこの剣を造り出した。 こちらはうちはオビトとしての意志と信念を取り戻したためか、小規模ながらマダラの求道玉を粉砕する程の威力を見せた。 口寄せ・十尾 『ナルスト4』での素顔バージョンでの奥義(このゲームではトビ・仮面の男も含めると一人で7枠も持っている)(*15)。 第二形態の十尾を口寄せして天変地異で敵を吹き飛ばす。 さらっととんでもないモノ呼ぶな。 紅蓮雷火の術 『ナルスト4』のストーリーモードにて、カカシと組んでの六道マダラ戦で使用可能な合体術。豪火球の術にカカシの雷遁を加えて射出する。 対の神威 『ナルスト4』でのカカシとの連携奥義。 神威の同時発動で敵ごと神威空間に飛び込み、コンビネーション攻撃を叩き込んだ後雷切を帯びた木遁・挿し木の術でトドメ。 モチーフは、カカシと改心したオビトによる同時神威から来ているが、オビトでとどめを刺した際におけるフィニッシュカットインの台詞が状況的に不自然になっている。(*16) 天挿槌星(テンソウツイセイ) こちらはマダラとの連携奥義。 挿し木の術で拘束したところにマダラが樹海降誕から天碍震星のコンボを叩き込む。 ◆一部台詞 ◇少年時代 『確かに忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる……けどな! 仲間を大切にしない奴は、それ以上のクズだ』 『どうせ同じクズなら、オレは掟を破る! それが正しい忍じゃないってんなら…忍なんてのはこのオレがぶっ潰してやる!!』 『…里の奴らが…何と言おうと…お前は立派な上忍だ……それが…オレの気持ちだ…受け取ってくれ…』 『オレはもう…死ぬ…。けど…お前の目になって…これから先を…見てやるからよ…』 『リンを…頼むぜ…』 『そうか…オレは…地獄に居る』 『リン……もう一度……もう一度、君のいる世界を作ろう』 (オレが……この世の因果を、断ち切る!) 『ミナト先生……もう…こんなとこは……こんな世界は……』 『…どうでもいいんだよ』 ◇イタチ真伝 『彼我の戦力を見極め…客観的に状況判断が出来ぬ忍は…死ぬ』 『無謀な突出によって功を得ようとする者は早死にする。それが忍の世の現実というヤツだ』 『……あのチャクラは…はたけカカシ……命拾いしたな、うちはイタチ』 『オレは様々な可能性という名の石をあちこちに投げている。そのひとつがたまたま上手く転がっただけだ。ここで手のひらを返してみるのも悪くない』 『いや……あんな雑魚ばかりの一族より、お前と組んだ方が面白そうだ』 ◇第二部(トビ) 『アハハ……堪忍袋ってのは我慢するための袋であって、デイダラ先輩のは爆発袋でしょ』 『やっぱ最後は爆死じゃないッスかー! デイダラ先輩のバカヤロー!』 『秘術 エリマキトカゲ!』 トビ『閃いた! この術は、忍法・モグラ叩きの術と名づけよう!』 カカシ『叩く方と叩かれる方が逆だがな』 ゼツ『サスケの勝ちだよ。うちはイタチは死亡』 トビ『ひゃー! 信じられなーい!』 ◇第二部(偽マダラ) 『なんてね。思った通りだ……』 『貴様らの相手はまた今度だ』 『イタチは犠牲になったのだ……古くから続く因縁…その犠牲にな』 『イタチは……友を殺し…上司を殺し…恋人を殺し…父を殺し…母を殺した…。だが殺せなかった…弟だけは』 『血の涙を流しながら感情の一切を殺して、里のために同胞を殺しまくった男が…どうしてもお前を殺せなかった。その意味がお前にはわかるか?』 『あいつにとってお前の命は……里よりも重かったのだ』 『病に蝕まれ…近づく死期を感じながら、薬で無理に延命してでも…最愛の弟のために…お前と戦い、お前の前で死ななければならなかった』 『名誉の代償に汚名を…愛の代償に憎しみを受け取り…それでもなお、イタチは笑って死んでいった』 『弟のお前にうちはの名を託し…お前をずっと騙し続けたまま……』 『人は愛情を知った時…憎しみのリスクを背負う』 『このうちはマダラと初代火影、千手柱間の闘いもまた、運命だった。お前と会うのはまだ二度目だが、千手の火の意志がお前の中に宿っているのが分かる』 『今もお前の中に初代火影を見る事ができる。死んでもなおあいつは生き続けている。オレの憧れであり…ライバルであり…オレの最も憎んだ男』 『千手とうちは…火の意志と憎しみ…ナルトとサスケ。お前たち二人は運命に選ばれた次の二人になるだろう』 『うちは一族は復讐を宿命付けられた一族。サスケはうちはの憎しみを全て背負い…その憎しみの呪いを世界へぶつけるつもりだ。最も強い武器であり、友であり、力である…憎しみ。それがサスケの忍道だ!』 『ククク…そういうお前達五影に何ができたと言うのだ? お前達なら本当は理解しているハズだ…』 『希望などない事を! 希望とはあきらめに等しいものだ…それこそごまかしのセリフでしかない。』 『やめておけカカシ。そんな術はオレには効かない』 『お前はオレを闇だと言ったな。ならオレがお前を枯らせる…そしてこの希望の架け橋とやらも、闇の中に消してやろう』 『なら早くしろ。この左眼が戦争を欲している』 『オレは誰でもない……誰でもいたくないのさ……』 『ただ月の眼計画を為せれば、それでいい。絶望しかないこの世界に存在する価値はない』 『カカシ…お前はそうやって簡単に口を開く。後悔だらけの生涯を送るにふさわしい男だ』 『世界にはもはや希望も未来も名のある英雄もいらないのだよ! 現実は終わり…あるのは永遠に続く、たった一つの無限の夢!』 『言ったハズだ! 簡単に口を開くなと! 口先だけの男に成り下がったお前の言葉には何の意味も価値もない!』 『後悔しても遅いのだよ。現実は……ただ残酷に突き進むだけだ』 『現実を見てきたお前にはわかってるハズだ……この世界で夢など何一つ叶いやしないと!』 『だからこそ無限月読という夢へ導くのだ。墓の前で英雄が哀れに言い訳をする必要のない世界を作ると言ってるのだ』 『託されたものを失敗したら……お前は自分自身をどう思うだろうな?』 『問題を先送りにし、希望と言う言葉で誤魔化しても……虚しい現実が待つだけだ。託した側も託された側も、虚しいだけだ』 ◇第二部(素顔) 『オレが生きていたかどうかなんてのはどうでもいいことだ。しかし…そうだな……なぜかとあえて問うなら………』 『…………』 『お前がリンを……見殺しにしたから……だろうな』 『こんなくだらない現実を今さら責めて何になる。これから消える世界のことなどに興味はない』 『お前らに話すことなど何もない。現実に縛られたまま死ね』 『お前に語ることは何もない。あるのはこの……最終戦だけだ!』 『この世界のクズを生む輪からは、皆逃れることはできない。だからオレはこの世界を作り変える!』 『そのつながりが今のオレを作ったのだ。それは強い呪いでもあることを知っておけ!』 『見てみろ! オレの心には何もありゃしない! 今はもう痛みさえ感じやしない!』 『後ろめたく思わなくていい、カカシ。この風穴はこの地獄の世界に空けられたものだ!』 『お前だって、ずっと苦しんでるだろう…リンの墓の前で…オレの墓の前で…』 『カカシ…もういいんだ…お前ももう苦しまなくていい…リンはここに居る…お前にとって理想のオレも一緒にな…』 『好きなものを望め…この幻術の世界では全て手に入る。お前の心の穴もすぐに埋められる…』 『今更説教か…。遅すぎやしないか、先生。アンタはいつも肝心な時に遅すぎるのだ』 『この世界には……残すに値するものは何もない。この世は既に死んでいる』 『そう…今のお前じゃリンには見向きもされねーよ。リンが見守りたかったのは、うちはオビトだ』 『もういいだろ…オレは――うちはオビトだ!!』 『リンは…リンはオレにとっての唯一の光明だった。リンを失ってから、オレの見る世界は変わってしまった。真っ暗な地獄だ』 『この世界に希望はない……マダラに成り代わって世界を歩いたが、さらにそれを確信するだけだった』 『この写輪眼を以ってしても、結局は何も見えなかった。何もなかった……』 『人を導く者は…己の死体を跨がれることがあっても、仲間の死体を跨いだりはしないらしい…』 『オレはもうアンタに跨がれることもない。己の名を騙らせ他人に全てを任せることは―――――仲間に託すこととは違うと今ならわかる。オレはアンタじゃない』 『今のオレは…火影を語りたかったうちはオビトだ!』 『違う……こっちのことを言ってんだよ』 『ああ、任せろ。そしてここからはオレがメイン―――お前はバックアップだ、カカシ』 『オレは昔から、真っ直ぐ素直には歩けなくてね……だがやっと、辿り着いた』 『オレは…カカシの友であり、お前の父の部下であり…サスケと同じうちはであり、そして…オレはお前と同じ夢をみた先輩…だった』 『時間のないオレが今さら詭弁を垂れるつもりはない。ただ…お前達より前を歩いて…死なせてくれ』 『お前は…必ず火影になれ』 『そもそも他国にまで轟かせた自分の勇名を忘れちゃいないだろ? 写輪眼のカカシって名を!!』 『ありがとな…カカシ』 ◇ナルティメットストーム4 (何故だ…ヤツを…ナルトを見ると…心がざわつく…) 『ただの忍如きが! 消えろォォ!』 『この世はもう終わりだ! 諦めろ!!』 『かつて、アンタがオレに教えてくれたはずだ。写輪眼は左右揃って本来の力を発揮するものだと』 『二つの写輪眼が揃ったオレ達は強い。それこそ……片目の輪廻眼しかないアンタよりもな!』 (なんだ…なんだよカカシ……そんな顔するな……こんなクズ相手に……そんな顔、するなよ……) (はは……はははは……なんだこの感じ……オレの中から湧き上がる……この気持ちは……) (ああ……そうか…。オレは……嬉しいのか。最期に……お前と共に立てたことが……) (そうか……だから、オレは……笑っているのか……) (罪人のオレに慈悲の感情はいらないよ……カカシ……お前が見送ってくれれば……それで……) (最後まで……ありがとうなぁ……) 『どうした……。まさか…もう諦めたわけじゃないだろうな? あれしきのことで…お前達の繋がりは切れるものだったか? ……違うだろ?』 『思い出せ…お前はオレとカカシを再び繋げてくれただけではない。頑なだったオレの心を…いや、これまで多くの者達の心を、お前は解かして来たはずだ』 『敵対していた者…憎しみに包まれていた者…他里を拒んでいた者も…痛みを抱えていた者もだ…あの尾獣すらも…世界のわだかまりですら…お前は解かして来たんだ…!』 『なら…あとはたった一人だけだろ。頑固な友を助けることなど、お前なら造作もない。そうだろう…!』 ◆余談 仲間思いで負けず嫌いだったり、火影を目指していたりなど、何処となく雰囲気がナルトに似ており、オビトを知る人物(主にカカシ)はナルトに彼の面影を重ねている所がある。特に少年時代のオビトとカカシはちょうどナルトとサスケの生き写しのような関係であり、「闇堕ちしたナルトと闇堕ちしなかったサスケ」のifと称されることがある。 疾風伝第28期のエンディング『虹』では、なんと彼をメインとした映像が作られている。 アニメ全体を見ても敵キャラクター1人をフィーチャーしたEDというのは、かなり珍しかったのではないだろうか。 キャラソンとすら言えるほどオビトの心情にマッチングした曲に加えて、オビトの視点からその半生を振り返った内容は非常に評価が高い。 そのエンディングの歌詞に由来して、一部では「わかってんだよおじさん」と呼ばれている。 追記・修正は自分自身へと立ち戻ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄をリセットしました。キャラクターへの誹謗中傷はやめましょう。 -- 名無しさん (2015-12-02 00 09 28) ナルティメットストーム4のPVでリンに応援されて照れるショタオビトかわいい -- 名無しさん (2015-12-02 07 46 06) でも「違う こっちのことを言ってんだよ」でオビトカカシの2つの万華鏡揃えるシーンすごいかっこいいよね -- 名無しさん (2015-12-02 10 47 38) 神威という超チート能力を引き当てたことで人生の運の大半を使い切ってしまった男だったのかもしれない。 -- 名無しさん (2015-12-02 14 30 38) ↑3 やっぱ万華鏡ガチャって最悪やわ -- 名無しさん (2015-12-03 21 59 29) オビトは幸せな方だろ。リン死んだ事に目を瞑ればどうにでもなってた。 -- 名無しさん (2015-12-03 22 14 19) コメント量が多くなりすぎてたからだな -- 名無しさん (2015-12-05 13 21 33) 個人的にはマダラもオビトみたいに親友と共闘して完全に和解して欲しかったけどなあ。ラストの終末の谷のマダラ像と柱間像の和解の印がより感動的になっただろうし。 -- 名無しさん (2015-12-05 19 47 43) オビトがアナキンに似てると言う意見があるけど、オビトとマダラで半々ずつアナキンの個性を持ってると思う。オビトは体の人造化と利用されてた所、マダラは生前孤立していた所 -- 名無しさん (2015-12-05 22 53 34) カグヤが殺害に成功した唯一の人類 -- 名無しさん (2015-12-21 16 05 12) 心の底から憎み切れるキャラがいないのはナルトの良い所だけど読んでるとたまに疲れるなww -- 名無しさん (2016-02-24 15 48 55) 求道球ぶっぱしかしないマダラよりよっぽど仙人パワー活用して色々やってた気がする(マダラは必要もなかっただけかもしれんが) -- 名無しさん (2016-04-04 21 57 38) ナルスト4の方が最期は良かったと思う -- 名無しさん (2016-04-06 21 16 03) 爺マダラと少年オビトの会話で、マダラは夢の世界を「造る」って言ってるけどオビトは「創る」って言ってるんだな -- 名無しさん (2016-04-19 15 54 04) オビト様達、早く、BORUTOにも再登場して -- 名無しさん (2016-05-20 02 22 59) ↑3 どう違うん? -- 名無しさん (2016-06-17 15 57 35) 橋で死んでれば罪人にならず幸せだったっと思う -- 名無しさん (2016-09-23 22 41 05) ↑オビトが岩に潰されて死んでいたら作中の様々な事件は起こらなかっただろうからオビト本人はともかく殺された人々にとっては幸せだろうな。 -- 名無しさん (2016-09-27 08 53 35) よくリンを輪廻転生させれば良いって意見みるけどさ、あくまでオビトが変わった理由って大(木ノ葉全体)の為に小(個人)を切り捨てるという構図に嫌気がさしたからであってリン個人が死ぬことについては乗り越えられたと思うんだよな -- 名無しさん (2016-10-21 12 08 20) ↑途中送信してしまった 現にオビトの妄想の中じゃリンの墓の前でカカシと2人でいるわけで、最後まで無限月読か現実世界で変えて行くかで迷ってたんじゃなかろうか -- 名無しさん (2016-10-21 12 16 58) リンが死んだ上でカカシが自分のせいでオビトもリンも死んだんじゃないかと墓前に来ては悔んだり悩み続ける姿を見たりして~だからなぁ。個人的に色々ツッコミたい展開が多いが、ここら辺の理由に関しては結構しっかりしてるとは思うんだが -- 名無しさん (2016-10-21 14 00 37) 呪印札のせいでオビトの妄想は絶対に実現しないのが悲しいな -- 名無しさん (2016-10-21 15 10 09) ↑俺は逆だわw昔のオビトはかっこいいけど真っ直ぐ過ぎてつまらんかったが、挫折味わってかっこ悪くても元に戻ったオビトの方が人間味がでてて好きだ。ストーリー的にもミナト戦とか考察の余地があって楽しいし -- 名無しさん (2016-10-21 18 16 51) やっぱり、カカシ外伝の時点でオビトの闇堕ちは決まってたんだろうか。 -- 名無しさん (2016-10-22 12 56 19) トビを演じてた頃のオビトって底の見えなさとカリスマ性が同居しててかっこよかった。 -- 名無しさん (2016-12-20 05 23 18) ↑2 じゃないと二部でのカカシの万華鏡開眼の説明がつかない。 -- 名無しさん (2016-12-20 14 43 24) 基礎は出来てるけど本番に弱いっていうか覚悟が足りないからやっぱり落ちこぼれか -- 名無しさん (2017-03-21 06 59 50) 万華鏡開眼のタイミングってリンが死んだ時じゃなくて岩に下敷きにされてカカシたちと別れなければいけなくなった時だと思う、本人は気付いてないだろうが。だってあの時点で岩のすり抜け行ってるし、リンが死んだ時だと移植されたカカシの方からも万華鏡開眼に必要なチャクラが脳から分泌されたことになるだろうからなんか引っかかるんだよなあ -- 名無しさん (2017-03-21 08 10 06) カカシを見てみると月読世界でもオビトは死んだこと(もしくは本当に死んだ)になってるのか…必然的にサクモも死ぬからなんか嫌だな… -- 名無しさん (2017-03-22 05 10 48) 岸影様だけじゃなく、アニメスタッフやナルティメットスタッフにも好かれてるような気がする。 -- 名無しさん (2017-05-20 09 03 42) オリジナルトビのことどう思ってたんだろ。性格トレースしたり姿似せたりひょっとして友情を感じてたのかな -- 名無し (2017-11-19 19 31 56) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2018-03-01 22 37 17) マダラの計画に乗らずにカカシ達の所へ帰っても、心臓に仕込まれた呪印札がある以上、どの道オビトに未来はないと言う・・・。 -- 名無しさん (2018-09-06 01 45 17) そういえば首切り包丁を手じゃなくて腕で防いでたけどどうやったんだあれ 角都みたいな硬化の術も持ってたのか? -- 名無しさん (2018-12-27 11 21 17) リンが死んだときをはじめカカシから自分の写輪眼を取り戻す機会はいくらでもあったはず…それをしなかったってことはやっぱり… -- 名無しさん (2018-12-31 13 44 03) まさかのゴッサムS4にて幼少期カカシとの共演が実現してしまう -- 名無しさん (2019-01-22 16 03 38) 誰も思うことだろうけどコイツは正真正銘『闇落ちしたナルト』だよなぁ、カカシは逆に『堕ちなかったサスケ 』 「逆だったかもしれねェ」は既に体現されていた -- 名無しさん (2019-10-27 20 51 38) ↑マジでそうよな。ボーイズライフの話的にもオビトがとんでもない主人公みたいな性格してるのは描写されてるし、火影目指してたことも含めて…… -- 名無しさん (2019-11-13 21 32 44) どこに報告すれば良いのか分からないんでここに書き込むけどトビ(NARUTO)の項目が誰かに白紙化されてるみたいです -- 名無しさん (2020-05-16 16 37 59) 霧隠れを混乱させたのはリンの復讐だろうけどうちは一族を滅ぼしたのは何でだろう?オビト視点だと別にうちは一族を滅ぼす必要はないように感じるんだが -- 名無しさん (2020-05-16 16 58 45) ↑2復元しときました。 -- 名無しさん (2020-05-17 04 31 56) ↑2 亀だけど、多分「マダラ」として振る舞ってた時期だったのを考えるに、描写がなかっただけで療養中にマダラから当時のうちは一族の話を聞いてたからじゃない?自分がマダラならこう思うから、マダラとして自身は復讐をやらなきゃ、みたいな感じかと。あと、イザナギ用の写輪眼確保もあるかと。 -- 名無しさん (2020-06-19 04 50 18) サスケに仕込まれた天照をどう対処したのかだけど、普通に引火部分切除して白ゼツ移植しただけじゃない? 服は着なおして -- 名無しさん (2020-07-09 04 04 54) オビトが顕著だけどうちは一族って愛情の対象を喪失してから立ち直るまでの間は精神の成長と思考がストップする特徴がありそう。サスケェも本格的に迷走し始めたのはイタチが死んでからだし。 -- 名無しさん (2020-07-26 19 07 56) ナルト「てめーは誰だー!!」カカシ「え!?オビト!?」ナルト「いやだから誰だー!!」 -- 名無しさん (2021-01-29 17 04 21) 復元しました。通報の場所とかよくわかってないのでどなたかお願いします -- 名無しさん (2021-05-18 12 15 46) 一番求道玉を使いこなしてた奴かもしれない。巨大な手の形とかにしたりするのはオビトしかやってないし -- 名無しさん (2021-08-11 16 39 15) 呪印札があるからオビト自身はどうあがいても詰んでるという現実、どうにかがんばって自害するくらいがベストなの惨い -- 名無しさん (2022-01-17 15 59 00) 主人公がなったかもしれない可能性という意味ではナルトの敵キャラの完成形なんだよね。マダラ、カグヤは中途半端に決着つけた感あるから、個人的にNARUTOのラスボスだと思う。 -- 名無しさん (2022-11-05 13 10 05) ↑長門といいナルトの名前に寄せてるのは意図的なんかな -- 名無しさん (2022-12-22 11 51 34) googleで「ナルト トビ」って検索すると「うちはオビト」ってデカデカと出てくるのあんまりだからなんとかしてほしい -- 名無しさん (2023-02-21 17 48 17) 2巻時点で写真が出てる 「オビト」の名前も木の葉崩し直後に出てるから実は作品の中でもわりと初期から構想が練られてたキャラよねオビト -- 名無しさん (2023-12-23 18 27 00) 過去のトラウマから闇堕ち、ショックで大量虐殺を犯す、少年時代は主人公と同じ立場に居たって意味だと幽白の仙水に通ずるところもあるかも -- 名無しさん (2024-01-02 22 40 32) 名前 コメント
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登録日:2012/02/03 Fri 12 54 32 更新日:2024/04/22 Mon 10 58 52NEW! 所要時間:約 62 分で読めます ▽タグ一覧 BORUTO NARUTO NARUTO登場人物項目 うすらトンカチ うちは うちはサスケ うちは一族 ぼっち もう一人の主人公 イケメン インドラ インフレについていったキャラ カカシ班 キーパーソン コメント欄ログ化項目 サスケェ スピンオフ主役 ダメ親父 ダンゾウ被害者の会 ダークヒーロー ツンデレ ニンジャレッド ネタバレ項目 ブラコン ライバル ラスボス 万華鏡写輪眼 下忍 不器用 主人公に勝ったキャラ 何故か脱ぐ 写輪眼 厨二病 名勝負製造機 咎人 哀しき悪役 大した項目 天才 妻子持ち 師匠 弟 復讐者 忍 忍者 悲劇 所要時間30分以上の項目 所要時間60分以上の項目 抜け忍 支う影 木ノ葉隠れ 杉山紀彰 柱間細胞 残忍なイケメン 残念すぎるイケメン 残念なイケメン 父親 空間操作 第七班 純粋すぎる男 罪人 蛇 蛇博士 血継限界 転生者 輪廻写輪眼 輪廻眼 闇堕ち 隻腕 非童貞 革命家 音隠れ 鷹 黒歴史の金太郎飴 そろそろ終いにしようぜ この戦いを…これまでの戦いを…… 漫画『NARUTO‐ナルト‐』及び続編の『BORUTO‐ボルト‐』の登場人物。 CV:杉山紀彰 ●目次 ◆プロフィール ◆概要 ◆性格 ◆戦闘能力総合力 スピード 近接戦闘 ◆使用術◇幻術 ◇口寄せの術 ◇写輪眼・万華鏡写輪眼 ◇輪廻写輪眼 ◆劇中での活躍第一部 第二部再会 蛇結成 デイダラ戦 イタチの真実 暁加入 五影会談襲撃、第七班集結 兄弟共闘 第四次忍界大戦参戦 「兄弟ゲンカ」の終わる時 THE LAST 外伝暁秘伝 サスケ真伝・来光篇 七代目火影と緋色の花つ月 BORUTO‐ボルト‐劇場版(中忍試験編) タイムスリップ編 "殻"始動編 師として、父として 三年後 ◆おもな人間関係 ◆サスケ語録 ◆余談 ◆プロフィール 所属:木ノ葉隠れ→音隠れ→蛇→暁→木ノ葉隠れ 忍者登録番号:012606 忍者学校(アカデミー)卒業年齢:12歳 中忍昇格年齢:――歳 身長:150.8cm/168cm 体重:42.2kg/52.2kg 血液型:AB型 誕生日:7月23日 星座:獅子座 1部:12歳/2部 16歳/外伝 20歳/次世代編 32歳 好きな食べ物:おむすび(おかか)、トマト 嫌いな食べ物:甘いもの、納豆 好きな言葉:力 趣味:修業、散歩 忍道:復讐一本だったため、うちはオビト曰く「憎しみ」→世界の全てが分かり合う日が来るまで忍び堪える ◆概要 木ノ葉隠れの里に所属する忍者。 はたけカカシが率いる第七班の班員で、チームメイトはうずまきナルトと春野サクラ。 主人公であるうずまきナルトのライバルで、本作のもう1人の主人公。 木ノ葉隠れの里の名門である「うちは一族」の最後の生き残り。 名前は母・ミコトがつけたもので、由来は三代目火影の父「猿飛サスケ」から。強い忍になるようにと母に名付けられた。 忍者学校(アカデミー)時代も卒業時もトップで成績もオール満点だった。 容姿はイケメンの一言。 女がいればまず挨拶がわりに「カッコイイ」「良い男」と言われるくらい。 赤ん坊の頃はクシナに「女の子?」と勘違いされた。 また実兄のうちはイタチと良く似ており、初めてイタチを見たナルトは一瞬サスケと見間違えている。 利き腕は左(*1)。 ◆性格 ナルトとは対照的にクールな男だが、内に秘める情動は激しく強い。 本人は自身を「純粋でも子供でもない」と述べるが、うちは一族特有の「抱え込み病」にはしっかりかかってしまっている。 また、とんでもない強情っぱりでもあり、一度道を決めたら頑として譲らない。 一族への思い入れは彼らが滅ぼされたこともあって一際強いが、中でも実兄・イタチに対するそれは兼ねてからの憧憬と一族抹殺(任務)の件で愛憎入り混じった強烈なものになっている。 真相をオビトから知らされたことでそれが暴走を始める引き金になるなど、良くも悪くもその本質はイタチが評したように「純粋な子供」「何色にも染まる真っ白な紙」である(*2)。 復讐云々に関わらなければそれほど危ない性格ではなく、大蛇丸との修行でも相手を一人も殺めておらず、大蛇丸を乗っ取ってメンバーを集める際も、水月に「殺すな」と言い聞かせていた。 逆に一度復讐心に駆られると自分の味方だろうと容赦なく手にかける冷酷な人物へと変貌する。 五影会談ではそれまで不殺を貫いていたにもかかわらず、侍たちを斬り殺したため水月に「僕には殺すなって言った癖に!」と文句を言われ、香燐からは「呪印状態2のときより冷たいチャクラ」と恐怖されていた。 自惚れも強く、うちはこそが忍界の頂点だと認識しており、大蛇丸に対して「どんな天才もうちはの前じゃ凡人に成り下がる」と見下している。 こんな性格ではあるものの、少年期時代の話、特にアニオリでは他の同年代の忍達と一緒にギャグ顔も披露している場面もあるので、そう言う面でも年相応。 正道に引きずり戻されて旅に出た「THE LAST」以降はクールさが表に出るようになり、精神的に成長したこともあって感情面の激しさは鳴りを潜めている。 ◆戦闘能力 総合力 1部終了時に発売された公式ファンブック「闘の書」のパラメータによると、スピード、印に長けており、2部のサスケVSイタチ終了時に発売された「者の書」では更に忍・幻術・印のスピード、俊敏をパラメータにすると満点、ほぼMAXとなる。 チャクラ量と体術、力、知力がやや他と比べると低めだが、全体的に高水準である。 大蛇丸からは「イタチ以上の能力を秘めた目をしてる」「天才と呼ばれていた自分が惨めに思えてくる」「いずれマダラを超える忍になる」 トビからは「写輪眼の力を十二分に発揮していた…アレはイタチ以上の目になる」 扉間からは(須佐能乎を見て)「うちはサスケか…かつてのマダラと同じ可能性を見せるうちはの者よの」 マダラからは「カンがいい、冷静な分析と判断能力、そしてオレと同じ直巴…オビトより早く生まれていればこいつを…」 などと、敵味方を問わず高く評価されている。 性質変化は元々一族のお家芸である火遁と、カカシとの修行で会得した雷遁を得意としていたが、輪廻眼の開眼で五つ全てを会得した他、インドラのチャクラに由来する陰遁も使用。 そしてそれ以上に、下忍時代に開眼し実戦の中で洗練されてきた一族の血継限界・写輪眼がその圧倒的な強さを支えている。 最終的には、歴代最強の火影となったナルトと双璧を成す忍になった。 スピード 下忍時代からスピードがズバ抜けており、終盤で輪廻眼を開眼してからは手がつけられないレベルの高速戦闘を実現している。 中忍試験直前には写輪眼を出していながら、重りを付けたリーの体術のスピードに翻弄されてしまうが(*3)、本選までの修行により重りを外したリーのスピードと体術を再現して見せた。 二部では大蛇丸のアジトに侵入したナルト、サクラ、サイ、ヤマトや自分に戦いを挑んだデイダラが驚くほどのスピードを見せる。 ただしこの時期はまだ五影会談で戦った雷影の「雷遁チャクラモード」による瞬身には視点発火の「天照」すら避けられるほどに翻弄され、頂点には程遠かった。 だが、最終決戦でナルトと共に戦うにつれ、彼の成長に呼応するようにサスケも加速度的に成長を続けた。 その後、九喇嘛仙人ナルトが自身の力に慣れることで少しずつ感知能力で捕捉出来るようになっていった六道オビトの高速飛行さえ、同じように動体視力で徐々に先読みし始めてその動きに対応出来るようになった。 そして、動体視力のみならずサスケ自身の身体操作もかなり上達している。 ナルトと共に六道仙人から力を授かった後には、神樹を吸収することで六道体術を扱うナルトの速度に対応出来るようになったマダラですら、一目置く程にまでなっている。 忍界大戦終結後には、六道仙術のチャクラモードを展開した状態のナルトの超高速移動と同等以上の速さで連携をとり、完全に人間の域を超えている。 近接戦闘 一部から二部までの間に大蛇丸の下で剣術を会得。 二部中盤では、首斬り包丁を使ったビーの攻撃に写輪眼すら出さずに対処して蹴りを入れて見せたものの、ビーが七刀流に切り替えると一転、写輪眼を出しても防ぎきれず刀で刺されてしまった。 だが、オビト戦直後の六道仙人によって力を得る前には仙人モードのナルトですら全く対応出来ずに突き飛ばされるスピードのマダラが、柱間から仙術チャクラを奪った後にもかかわらず体術で渡り合い、「いい動きをする」と賛辞を送られる程に成長している。 その後火影となったナルトと共闘した際には、隻腕かつ輪廻眼で複数人を異空間に飛ばしたことで大量のチャクラを消耗した状態ながら、同じくかなり疲弊していたとはいえチャクラモードのナルトと同等の体術を見せ、大岩を軽々砕くなどして敵を翻弄している。 ◆使用術 性質変化から血継限界、口寄せ、体術と多岐にわたる。 特徴的なのは自分ひとりで何もかもやろうとする姿勢のためか、撹乱含め分身系の術を一切使用しないこと(習得自体はしている)。 火遁・豪火球の術 うちは一族が得意とする忍術。 父・フガクによれば「うちははこれが使えて一人前」とのこと。 サスケが初めて会得した術でもある。 口から特大の火の塊を放つ術で、絵的にはインパクトが凄まじい。 サスケはフガクの指導で術を発動したが、小規模な火遁しか出ず、その後必死に努力したことで術を完成させた。 フガクによればイタチは一発で会得できたようだったが、それを差し引いてもサスケがこの年齢で会得するとは予想していなかったようで、 それまでイタチと比較する形での評価ばかりだった父親が初めて「流石オレの子だ」とサスケ自身を褒めた。 この術は中忍相当の忍術でカカシ曰く「下忍で扱うにはチャクラが足らないはず」と驚愕していたが、それを忍者学校時代に会得したサスケは十分凄いと言える。 少年時代は千鳥と並んで頻繁に使用しており、カカシ、白、我愛羅、ナルトとの戦いで使用した。 第二部でもイタチ戦、ダンゾウ戦、カブト戦、ナルト戦で使用した。 火遁・鳳仙火の術 豪火球と異なり、小さい火球を飛ばす術で、恐らく牽制用に使うものと思われる。 アニメでは飛び道具感覚で使用している。 呪印発動時は火球に手裏剣を仕込む「鳳仙火爪紅」も使用した。 火遁・龍火の術 ワイヤーで敵を拘束し、そこへ火遁を流し込み焼死させる術。 大蛇丸に使用したが全然通用しなかった。 原作ではこれ一回きりだが、アニメではナルトとの戦いで2回ほど使用した。 火遁・豪龍火の術 第二部から使用。 口から龍を象った火遁を放つ。 呪印状態2で使用し、発動後サスケは息切れをしていたことから、チャクラの消耗が激しい術の模様。 イタチに対して放ったが、この術の狙いは「雷遁秘術・麒麟」を放つための準備だった。 千鳥 カカシ直伝の雷遁を纏った突き。1部におけるサスケの切り札。 1部時点ではチャクラ量の問題で(呪印などを用いないのであれば)一日二発が限界だったが、2部では修行の成果か回数制限を気にしている風もなく、伸ばしたり武器に纏わせたりと多彩な用途で多用しており、切り札というより得意技になっている。 派生技は千鳥流し(全身から出す、武器に流す、地面に流すなど)、千鳥千本、千鳥鋭槍など。 なお独立した「忍術」なので千鳥にも印が存在する(実際中忍試験の対我愛羅戦で使った際は印を結んでいる)が、第2部で派生技として便利に使い倒すようになったサスケは印を結んでいる様子は全く無い。 これはサスケが雷遁の性質変化そのものに熟練してきた事からだと思われるが、そうなるとサスケが「千鳥((の派生技)」として使っている術は全て千鳥と言うよりは「雷遁+形態変化そのもの」である。 千鳥光剣 形態変化させた千鳥を剣として扱う。 手ぶらの状態からいきなり出す事ができ、相当な長さまで伸縮可能で、しかも切れ味が並みの刀が比較にならないほど鋭いという便利な術。 ただし射程距離は5メートルが限度であり、対空や追撃には向かない。 大蛇丸を扉の外から奇襲するのに使ったのを始めとして、尾獣化したビーを天照で攻撃した際、尾の一本の下敷きになりかけた香燐を助ける時や、その香燐がダンゾウに人質に取られた際に香燐ごと突きさすのにも使用。 なおサスケはこれ以外にも実体の金属の刀を所持している他、万華鏡写輪眼に開眼してからは天照の炎を加具土命で形態変化させる事でも剣を作り出せるが、三者三様で使い分けている。 建御雷神(タケミカズチ) 千鳥に加具土命を乗せた最強の一撃。 ナルトとの一騎打ちで最後に放ち、仙術螺旋丸と相殺、互いの利き腕を吹き飛ばした。 ナルスト4では輪廻写輪眼サスケの奥義に設定されており、加具土命を発動しつつ地爆天星で相手を空中に持ち上げ、完成体須佐能乎で突撃して粉砕する。 千鳥・星砕(チドリ・ホシクダキ) ナルスト4で使用、THE LASTで放った一撃を再現したもの。 地爆天星で敵を封印しつつ頭上に持ち上げ、落下してきたところを右手の千鳥で木っ端微塵に粉砕する。 雷遁秘術・麒麟 イタチを殺すための切り札として編み出した大技。 天から降る落雷を雷遁のチャクラで誘導、相手に叩きつける。 術として行う事は雷遁で落雷を誘導するだけなのでチャクラの消費が少なく、それでいて雷遁で起こす放電攻撃とは比較にならない規模の、回避も防御も不可能なレベルの雷撃が相手を襲う強力な術。 大前提として自然現象の落雷が必要であるため、雷雲たちこめる悪天候の時にしか使用できない。 火遁を多用して空気を熱し、上昇気流を起こして雨雲を作るという手はあるが、そこまでするとチャクラをかえって多く消耗してしまう。 ただ、イタチとの戦いでは意識せずとも火遁の撃ち合いになる事は分かっており、意図しなくても麒麟を撃てる状況になる可能性は高かった。そういう意味でも対イタチ用の切り札と言える。 万華鏡開眼後はここまで入念な下準備をするほどの相手がいなかった事に加え、他にも多数の強力な術を会得したため、使用される事は無くなった。 疾風伝ではオリストの「自来也忍法帳」のほか、ナルトとの最終戦で須佐能乎の中から不意打ちで使用した。 獅子連弾 リーの「表蓮華」を写輪眼によるコピーで再現した体術。 「表蓮華」の要領で高く蹴り上げた相手を「影舞葉」で追尾し、共に落下しながら拳や蹴りで追撃した後に、〆のかかと落としで地面に叩き付ける。 「表蓮華」の再現であるためか、流石に八門遁甲は使っていないようだが体に負担がかかり、あまり多用はできないという。 よく見るとBORUTOでのモモシキとの戦闘で久々に使用している。 隼落とし アニメの大蛇丸戦で登場したオリジナル体術。 ふっ飛ばした敵を頭から地面に叩き落す。後に終末の谷でナルトに対しても使用した。 技名はゲームから。 影手裏剣の術 投げた手裏剣の影に隠す形でもう一枚手裏剣を投げつける。 操風車 少年時代には、三ノ太刀を使用。クナイや手裏剣にワイヤーをくくり付けて互いに結び、片方をヨーヨーの原理で引き戻すことで死角から敵を攻撃する。アニメ版BORUTOの時代には、口寄せした無数の巨大手裏剣を敵目掛けて雨のように降らせる術を披露している。 操手裏剣の術 ワイヤーを結び、チャクラを流すことで手裏剣の軌道をコントロールする術。 デイダラの両腕を起爆粘土の鳥に串刺しにして動けなくするために初使用した。 千鳥を流すことで手裏剣の切れ味を増すことも出来る他、仕込み手裏剣であればワイヤーを引くことで仕込みを作動させることも可能。 影分身の術 盟友・ナルトの十八番。 成人後、ボルトに修行をつけている際に披露した。 7人に分身している辺り熟練度は高い模様。 大蛇丸流の変わり身 イタチの天照に対処するため使用した。 バレにくい代わりに多量のチャクラを要する。 ゼツ曰くサスケがこの術を使えたのは大蛇丸を取り込んでいたからとのことなので現在は使用出来ないものと思われる。 天の呪印 身体能力や術を強化することができる。 カブトによると仙術の一種で、大蛇丸が重吾の体液から作り出した。 重吾の一族は自然エネルギーを取り込むことのできる特異体質を持っており、一族ではこの呪印のオリジナルとなった力を仙人化と呼んでいる。 呪印状態でチャクラを練ると、反応して自動で周囲の自然エネルギーを取り込み、仙術チャクラを練り始めるため、身体能力と術の効果が向上し仙術チャクラが使用可能になる。 また仙人モードと違い動きながらでも仙術チャクラを練れるため、戦闘にも使用しやすい。 デメリットとしては、天の呪印には大蛇丸の意識のバックアップ機能も含まれているため、呪印を使用していると大蛇丸の意識が体を徐々に侵食していき、最終的に自我を奪われてしまう他(*4)、使用中は狂暴性が上がり好戦的になり、使い続ければ重吾と同じように殺人衝動が発生してしまう。 事実、死の森で初めて呪印を解放したときは情け容赦のない攻撃で音忍を圧倒した。 また負担も大きく扱いも難しいため、呪印に適合できず拒絶反応を起こし、与えられた直後に死亡してしまう場合も多い。 サスケも最終的には無事適合したものの、呪印を付けられた直後は一晩中苦しみに悶えていた。 呪印状態には半身〜全身を呪印が覆った呪印状態1と、全身を隙間なく完全に覆い尽くし異形へと変化した呪印状態2が存在し、サスケは呪印状態2では、背中から羽が生え飛行可能になる(*5)。 状態2は次郎坊曰く「これまでの10倍以上の力を出せる」ほどパワーアップし、サスケ自身も「負ける気がしねぇ」と驚嘆していた。 一方、呪印の浸食スピードが跳ね上がるというリスクもある。 イタチとの決戦において表出した大蛇丸が封印されたことで消滅した。 解邪法印 以前に呪印を抑えるためカカシから「封邪法印」を受けた時の記憶を頼りに発動させた術。 みたらしアンコの呪印および大蛇丸の細胞を取り込んだ薬師カブトの肉片を利用し、大蛇丸を復活させた。 ◇幻術 1部では使用されない。 2部では写輪眼を利用した「幻術・写輪眼」がたまに補助的な用途で使われる。 八尾&ビーとの戦いでは一瞬の隙をついて目を合わせ、ビーを幻術にかけて動きを封じている(*6)。 後にダンゾウとの戦いでも使用され、目立って幻術であると分かるほどの派手な効果ではないが、ダンゾウがイザナギの残り時間を判断する写輪眼の瞼が開いているかどうかを見誤るように目くらましを仕込んでいた。 イタチやシスイなど戦術の主軸にしているキャラほど高度な幻術ではないが、雷影の側近を務めると共に幻術タイプであるシーが押し負けて驚愕するシーンがあるため、幻術の源となる写輪眼の瞳力自体は相当なものを持っている。 輪廻眼の力に慣れて以降は、尾獣9体を瞬時に支配下に置く程の強大な幻術を体得した。 ◇口寄せの術 第1部では使用されない。 千鳥などの修行に勤しんでいたのに加え、当初は大蛇丸との接点も無かったため、契約する動物がいなかった。 第2部では大蛇丸の関係から蛇のマンダと契約。 ただし元々のマンダの性格故に、大蛇丸同様にマンダはサスケにも全く従っておらず、デイダラ戦で呼んだ時は写輪眼の幻術にかけて無理やり操っての口寄せだった上、「口の中に入って爆風の直撃を防ぐ」ために呼び出しただけ。つまりは連携とかそういう問題ではなくただの盾である。 次に契約した龍地洞のアオダは、サスケがアオダの命を救ったという関係から始まっているため、マンダと違ってサスケに忠実で、 背中に乗っての高速移動や巨大口寄せ動物同士での連携を行う時など、様々な場面で頼っている。 他にもイタチ戦で大蛇丸が封印され呪印を失ってからは飛行能力が無くなったため、それをカバーするために鷹のガルダとも契約している。なおこのガルタは例の鷹(通称キー様)とは一切無関係である。 口寄せ・雷光剣化 体や衣服の一部に印の状態で武器を収納し、触れることで口寄せする。 サスケの場合はリストバンドに手裏剣を収納している。 潜影多蛇手 大蛇丸が使っていたものと同じ。 デイダラ戦では、戦闘中に失った片翼の代わりとして翼のように背中に口寄せさせて飛行している。 蛇睨呪縛 腕を目標に指定することで印を省略して口寄せする術。大蛇を口寄せして使役する。 ◇写輪眼・万華鏡写輪眼 うちはに伝わる血継限界。 高い洞察力を発揮し、視認した術をコピーできる他、目を合わせるだけで幻術を掛けられる便利能力。 12歳で写輪眼を開眼、16歳でイタチの死をきっかけに万華鏡を開眼。 なお写輪眼に関しては、7歳の一族抹殺時、里抜けするイタチにクナイを浴びせた一瞬だけ開眼している。 この時は勾玉模様は一つだったが、その後アカデミーを経て下忍になった時点では勾玉模様は2つに増えており、最終的には終末の谷でのナルトと決闘の最中に勾玉模様3つに進化した。 尚、勾玉模様が3つになって以降も五影会談時にはエーの動きすら目で追うことが出来なかったものの、大戦では飛び回る六道オビトの動きを目で追えるまでになった。 酷使により失明しかけたが、イタチの眼球を移植することで「永遠の万華鏡写輪眼」へと昇華した。 天照 左の万華鏡に宿った、任意の目視した物体を消滅させるまで燃え続ける黒炎を発生させる視点発火の炎遁術。 イタチの右眼に宿ったものと同じ術だが、瞼の開き具合で火力を調整でき目を閉じれば任意で鎮火可能だった彼とは違い、これだけでは鎮火はできない。 "消せない炎"という性質上当たれば必殺の威力を持つが、発動時は大量のチャクラを眼に集めた上で発火対象にピントを合わせる必要があり、戦いのレベルがインフレした終盤では発動を見切られることも多く、サスケ自身も専ら陽動や牽制の役割で使用している。 後述する輪廻写輪眼に変質して以降も引き続き使用可能で、「NARUTO」本編中では実際に使用しているが、続編の「BORUTO」では何故か右眼から天照を発動している。 炎遁・加具土命 右の万華鏡に宿った術。 炎遁の黒炎を制御する術で、鎮火や形態変化させたりする時に使われる。 雷影戦では須佐能乎に纏わせてカウンターに活かした他、白ゼツとの戦いでは広範囲に小さな黒炎を撒き散らしたり、ナルトの術と融合させることで性質を変化させるなど様々な使い方をした。 "炎遁の黒炎を制御する術"ということで勘違いされがちだが、この術自体も発火能力がある。 射程や規模こそ天照に大きく劣るものの消耗が少なく応用も利くためか、黒炎が必要な場合は基本的にこの加具土命を使用している。 千鳥光剣のように黒炎を剣として形態変化させる事もできる。 ただ剣として使うだけなら実体のある刀か、写輪眼に負担をかけず切れ味でも勝る(*7)千鳥光剣を使う事が多い。 須佐能乎 色は紫で、イタチのものと比べると全体的に禍々しい。 固有の武器として盾と一体化した弓を持ち、第三段階に至ると炎遁の剣を使用することも可能になる。 攻撃スピードはかなり速く、仙人モードでもなければ回避はまず不可能。 オビト戦の途中足が生え、更にはナルトの九尾チャクラに装備させる際に完成体へと進化した。 完成体 須佐能乎 第四次忍界大戦において発動に成功。 尾獣モードのナルトに「威装・須佐能乎」として装着させた。 輪廻写輪眼の開眼後は鼻が若干烏天狗っぽく変わっているほか、火遁や雷遁をこの規模で放てるようになった。 この形態だと複数人を同乗させての高速飛行が可能なので、成人後はもっぱら移動手段として便利に活用している。 ちなみに外伝の描写を見る限り、結構な高度まで上がれる模様(少なくとも雲の上までは飛べる)。 炎遁・須佐能乎加具土命 須佐能乎の矢に形態変化させた黒炎をまとわせて放つことで威力を強化する。 ナルストシリーズでは「レボリューション」から永遠の万華鏡写輪眼バージョンの奥義として採用されているが、原作での一撃オンリーは地味だったためか、「最初の一撃で体勢を崩す」→「空から無数の黒炎を纏った矢を降り注がせて相手の周囲に突き立てる」→「黒炎の竜巻を起こして爆破する」という流れに。 声優つながりで無限の剣製呼ばわりされていることも。 ◇輪廻写輪眼 第四次忍界大戦にて心臓を損傷し死に瀕した際、カブトによって柱間細胞の移植による治療を受けたことで「インドラの転生者がアシュラのチャクラを得、かつ死に瀕する」という条件をクリアしたことで左目の万華鏡写輪眼が変質した。 この時精神世界でハゴロモから六道の陰の力を受け取ったことにより、写輪眼の瞳力を併せ持つ輪廻写輪眼として開眼しているが、なぜ左目だけなのかは不明。 十尾が持つ真の輪廻眼に似て波紋一本毎に勾玉が3つずつ均等に配置された紋様だが、十尾と違い眼は紫。 各性質変化や外道を含む六道の術も使える。 サスケは専ら天道・餓鬼道を使用するが、九体の尾獣を瞬く間に捕縛する地爆天星等、その威力はかつての輪廻眼保有者達の中でも突出している。 先述の通り、まず幻術等の瞳術の基礎能力も強化され、人間には本来知覚出来ない輪廻眼保有者各人の固有能力も視認出来る。 酷使して瞳力を消耗すると、その間は通常の輪廻眼に戻る。 なお、表面を輪廻眼の波紋模様から戻すことは出来ない模様(成人後のサスケが前髪を伸ばしているのはこれが理由)。 波紋模様が子供にはそう見えたのか、「暁秘伝」では「ナルトの兄ちゃん」と呼ばれたことも。 圧倒的な瞳力によってサスケの強さを大きく下支えしていた眼だったのだが、後に…。 六道の術 輪廻眼の基本能力。 天道の「地爆天星」「万象天引」、餓鬼道の「封術吸引」を使用している。 多少眼が馴染んできた段階の第四次忍界大戦終了時ですら、尾獣を封印する規模の地爆天星を同時に9回発動する驚異的な力を発揮した。 一応他の能力も使用可能なはずだが、自前の術の方が使い勝手が良いのか使用頻度は低い(地獄道・人間道は写輪眼の幻術で、修羅道は須佐能乎で代用可能であり、口寄せ特化の畜生道は基本隠密行動のサスケには不向き)。 開眼したばかりの頃は輪廻眼の扱いにまだ不慣れだったため、餓鬼道での「封術吸引」と他の術の併用する(即ちチャクラの吸収と放出を同時にこなす)のはそれぞれチャクラをコントロールする向きが真逆であるため不可能だったらしい。 その後出来るようになったのかどうかは不明。 天手力(アメノテジカラ) 固有瞳術。 自分が視認した任意の空間を入れ替える能力。 作中では「任意の空間」とのみ言及しているが、作中描写に合わせたのか、「陣の書」では一定範囲の「人や物が存在する空間」と対象を特定して解説している。 当初は「自分自身と別の地点」に留まっていたが、慣れた後は他人同士を入れ替える、千鳥とクナイを着弾寸前に交換してカウンターを潰すなど、奇襲や回避に多用するようになった。 他の時空間忍術より有効範囲に制約がある(「陣の書」のデータを信じるならば最大で10mほど)が、マーキングは要らない上に六道仙人に迫る者達(ナルト、ミナトと扉間の飛雷神に対応していたマダラ)ですら発動を察知することが出来ないほどのスピードであり、ほぼ確実に不意を突かれる形になる。 インドラの矢 須佐能乎の弓矢の最終進化形態。 九体の尾獣全てから吸収したチャクラを完全体須佐能乎に写して矢に収束させ、更にそれに雷遁を乗せて雷の矢を放つ。 ナルトとの必殺忍術との衝突の際には天変地異染みた光景と凄まじい余波による大規模破壊を齎した。 六道・神羅天叫(りくどう・しんらてんきょう) ナルスト4で使用。六道ナルトとの合体奥義。 尾獣全ての力を二人がかりで引き出し、六道・超大玉螺旋手裏剣とインドラの矢を同時に叩き込む。 加具土命螺旋丸 同じくナルスト4でのナルトとの連携奥義で、こちらは戦後バージョン。 炎遁・螺旋手裏剣で吹っ飛ばした敵を、天手力で背後に回り込んで蹴り飛ばし、ナルトは右手に螺旋丸を纏わせ、サスケは須佐能乎で形成した左手で建御雷神を生成して挟み撃ちにする。 地爆天星・天墜 ゲーム版での成人バージョンの奥義。 サスケ版「天蓋流星」。 須佐能乎の矢を乱射して敵を脚止めし、完成体を起動してから地爆天星の岩塊を大量生成、全てに炎遁を付与して叩き落とす。 ◆劇中での活躍 第一部 イタチを殺す野心に燃えていた第七班結成時は、ナルト、サクラを足手纏いと見ていた。 しかし、任務をこなしていくうちに徐々に2人を仲間として認め、心を開いていく。波の国では体を張ってナルトを庇った。 中忍選抜試験では仲間を気遣い戦うが、大蛇丸に天の呪印を受けたことにより戦闘に支障を来すようになる。その場は何とか切り抜けたが、木ノ葉崩しにおける自身はほぼ何も出来なかったのに対し、ナルトと我愛羅の戦いを目撃し、ナルトの異常な成長スピードを目の当たりにする。その直後、木ノ葉にイタチと鬼鮫が現れた事が大きな転換点になり(*8)、戦いを挑むも圧倒的実力差で完敗し無力を痛感し、仲間との未来に希望を失ってしまう。 木ノ葉隠れの里にいては復讐という目的を果たせない事を悟ったサスケは、甘言と知りつつも大蛇丸からの尖兵である音の四人衆の勧誘に乗ってしまい、サクラの必死の説得も届かず、抜け忍の道を選び、木ノ葉隠れからの脱退を決意する。それを知り必死で追いかけてきたナルトに終末の谷で追いつかれ、サシでの決闘に発展し、ナルトを強敵かつ親友と認め、繋がりを断つべく激突する。 互いに一進一退の攻防を繰り広げ、最後は呪印状態2になり、千鳥と螺旋丸の壮絶な撃ち合いを制し、何とか勝利する(*9)。 イタチからは万華鏡に開眼して自分を殺しに来るよう挑発され、その開眼条件として「もっとも親しい友を殺すこと」を伝えられたが、「アンタの言いなりにはならない」とナルトをあえて殺さず、何処かへと去った。 第二部 再会 3年近くの間音隠れで実戦と修行を積み、さらに呪印を使いこなしてイタチを殺すための力を高め続けた。 その中で奪還に訪れたナルト、サクラ、サイ、ヤマトら新第七班と遭遇することに。 アジトの入り口で大蛇丸、カブト、サイを出迎えて、修行に付き合う約束をすっぽかした大蛇丸への不満を口にしつつ、神経を逆撫でするような物言いを見せるサイを幻術で威圧したのが第二部における初登場。 その後は修行を終えて眠っていた所、ナルトに感化されてサスケを連れ戻すことを決意したサイの奇襲を受けて交戦状態に入る。ナルトの中の九尾とも対話して、自分のチャクラがうちはマダラと同質であること、更にもしナルトを殺すと後悔する羽目になるということを聞く。 紆余曲折を経て、新第七班の面々を草薙の剣と千鳥流しで圧倒し、大蛇丸やカブトと共にアジトから立ち去った。 ちなみにこれ以後の姿である「白基調の服、背中に綱」というファッションは音隠れの忍装束なのだが、この後本編終了までずっとこのスタイルで通している。気に入ったのだろうか……。 蛇結成 月日は巡り、千人斬りを達成したのを見て舌舐めずりする大蛇丸を尻目に教わることはもう何も無いとして離反。転生の儀式を行おうとする大蛇丸に取り込まれたが、精神を乗っ取る幻術を写輪眼の瞳力で跳ね返して逆に取り込む。 そして各アジトを回って水月、香燐、重吾を集め『蛇』のフォーマンセルを結成。イタチ抹殺のために動き出した。 一方の暁もこれらの動向を察知して、警戒の姿勢を取るようメンバーに呼びかける。 デイダラ戦 イタチの情報収集中に奇襲を受け戦闘に突入。デイダラの持つ飛行能力と幻術対策、トビが仕掛けた地雷の前に苦戦を強いられるも爆弾のチャクラを写輪眼で見抜き、土遁と雷遁の相性の良さもあり善戦。 しかし、全身に入り込むナノ型爆弾「C4」の無効化の為千鳥を体に流したことでボロボロになり、互いに余力のない状況に。 そんな中でも自分の爆発芸術に対し冷静さを保ち、まだ隠している術(おそらく麒麟)があると言い放つサスケに対してキレたデイダラが敢行した自爆を、マンダの口寄せで時空間に避難し勝利する。 イタチの真実 イタチに呼ばれ、旧うちはのアジトの一つへ出向いたところで、万華鏡写輪眼に関する歴史とうちはマダラのエピソード、そして一族抹殺のあの日にイタチが口にした「もう一人の万華鏡開眼者」がマダラであることを聞かされ、この戦いが万華鏡写輪眼を巡る眼の奪い合いだと喝破される。 それによって過去に見切りをつけたサスケは、緒戦の幻術の掛け合いでイタチの月読を遂に破る。続く全力の戦闘では影手裏剣で足を負傷させ、雷遁・麒麟の発動の際、火遁で積乱雲を作る行程で火傷を負わせた。 が、切り札の麒麟はイタチの切り札・須佐能乎で弾かれ、絶対的な危機に陥ったが、イタチの体が持たず結果的には勝利した。この時、表に出てきた大蛇丸はイタチが封印したため、呪印が消えている。 イタチ戦後、うちはマダラを名乗る仮面を被った男に拘束され、うちはとイタチの真実を、少し嘘を含んだ形で吹き込まれ愕然とする(詳細はイタチの項目にて)。 そしてその時、イタチが最期に目を奪うのではなく、「これで最後だ」と笑んで死んでいった理由を悟り、里と弟のために命を投げ出した兄の深い想いに涙を流し、その兄を死なせてしまったことを深く悔いたことで万華鏡写輪眼を開眼。 兄を苦しめ利用した木ノ葉を敵と定めたサスケは小隊名を「鷹」と改め、本格的に復讐への道に堕ちていく。 仮面の男には「永遠の」万華鏡を得るためにイタチの眼の移植をするか尋ねられるが、イタチの思うように自分はなれない、その遺志は継げないといい、拒否する。 実は、イタチから二度に渡り「うちは一族抹殺の際に協力者がいた」ことを教えられており、戦闘前にはそれがマダラだと言われ、「アンタの次はそいつを殺す」と明言していたのだが、兄を倒したことで気が抜けてしまったのかそのことをすっかり忘れており、肝心の仮面の男と対面した際には予想外の事実を告げられたことで動転。 結果、「ほかにもう一つ復讐すべき対象がある」という認識だけが残り、イタチの真実を聞いたことでそれがもう一人の仇である仮面の男から、イタチを利用した里へとすり替わってしまった。 暁加入 仮面の男との利害一致で“暁”へと加入し、条件として提示された八尾狩りへ出向く。 が、完璧な人柱力たる雲隠れの忍・キラービーの実力は鷹の4人を以ってしても及ばない圧倒的なもので、変則的な剣術と忍術での戦いに圧倒され、重症を負う(*10)。 重吾が「再胞排出」によって自らの体組織をサスケに分け与える事でなんとか回復したものの、体組織が物理的に減ってしまった重吾は子供化し戦力外に。さらにキラービーが奥の手の尾獣化を発動して、絶体絶命の危機に陥る。メンバーが次々と戦闘不能になる中、天照を発動して何とか辛勝。 天照の苦しみに暴れる八尾の足に襲われる香燐を助ける為炎遁が覚醒、燃え移った天照の炎を消し、ビーを回収して撤退した。が、実はこれはタコ足分身による変わり身で、ビーはこれ幸いと里を抜け出して遊びに行ってしまっていた(様子を見ていた雲隠れの忍からも隠れていたため、後々エーが赤っ恥をかくきっかけになった)。 五影会談襲撃、第七班集結 木ノ葉に向かう途中、ペインの攻撃により木ノ葉が壊滅状態であることを仮面の男に知らされる。さらに、捕獲した八尾が変わり身だったことを聞かされる。しかし、仮面の男は鷹を切り捨てるのではなく、新たな情報をサスケに与えた。 そこで昏睡状態の綱手に代わり、志村ダンゾウが火影(候補)になり五影会談で席につくことを聞かされ、目的の一つであったダンゾウ殺害を決行、会談が開かれる中立国の鉄の国を襲撃。以前は必要以上の殺生を行わなかったが、憎しみが暴走を始めたのか、ここでは見境なく大勢の侍を殺害。(*11) ゼツによりサスケの侵入を聞いた五影達と戦闘になり、追い詰められ殺されそうになるが、仮面の男の空間転移の瞳術により助けられ、逃走したダンゾウと戦いの場が設けられる。 柱間の細胞を取り入れ、10個の写輪眼とダメージを夢に書き換え無効にする幻術『イザナギ』を使うダンゾウを相手に、第二段階となった須佐能乎を駆使し「眼で語る戦い」を行うが、イザナギの能力と、連戦の瞳力の消耗によりかなり苦戦する。 香燐の優れたサポートとサスケのピンポイント幻術が決め手になりボロボロになりながらも勝利する(*12)が、ダンゾウは香燐を人質にしてしまう。 助けを求める彼女に動くなと笑みを浮かべ、 「人質に取られるようじゃ足手纏いだ」 と千鳥鋭槍で容赦なくダンゾウの急所を香燐ごと貫いた。直後、香燐にトドメを刺そうとしたところでサクラと再会。 自分も連れていって欲しいと言うサクラに、木ノ葉を裏切る証に虫の息の香燐を殺せと命令。固まるサクラを背後から千鳥で殺そうとするが、駆け付けたカカシにより妨害され失敗する。 その後、カカシと交戦。憎悪の爆発で須佐能乎を第三段階へ移行させるが、短期間に乱用しすぎたのがアダとなり、万華鏡の視力低下が限界に来てピントが定まらなくなった上に須佐能乎の維持も出来なくなってしまう。 その隙にサクラがサスケの背後に回り、毒クナイで仕留めようとするが、サクラは長年の想い人を殺すことに涙し直前で刺せず止まってしまう。(*13) サスケは彼女の握るクナイを奪い、逆にサクラを殺そうとするがナルトの登場で再び未遂に終わる。 千鳥と螺旋丸の撃ち合いになり、両者の中に宿るインドラとアシュラの存在を感知したナルトの「このまま戦えば二人とも死ぬ」、「お前の憎しみと一緒に死んでやる」の言葉に動揺を見せる。 立ち去る前にナルトとの再戦を約束し、全てを潰し復讐を果たす為としてイタチの眼の移植を決意した。 兄弟共闘 イタチの眼を移植し、完全に馴染むまでは療養していた。 その後、永遠の万華鏡写輪眼となり、見張り役だった白ゼツで須佐能乎の試し切りを行い、療養期間を終え刀を取り立ち上がった。 外に出たところで量産型の白ゼツ軍団と遭遇するもこれを一蹴、幻術で戦況を聞き出し、ナルトを殺すべく戦場へ向かう。 が、その道中でカブトによって穢土転生されたイタチと遭遇。 驚きと共に彼を問い詰めるも、穢土転生解術を最優先とするイタチは口寄せによる撹乱でサスケを振り切り先行。それでも程なくして追いつき、そのまま成り行きでカブトを止めるために共闘した。 カブトを止めた後は幻術により、記憶を見せられる形で一族抹殺の真実をイタチから告げられるが、恨み事の1つも言わず、サスケが今後どうなろうと兄として愛し続けると言って昇天するイタチの姿に、自分やイタチを生んだうちはとは、イタチが守ろうとした里とは、そしてそもそも忍者とは何なのかと立て続けの疑問を抱き、今の自分ではそれに答えを出せないことに気づく。 その後、水月がもたらした屍鬼封尽・解を用いて歴代火影にうちは一族、里、忍についての疑問を問いただすべく、アンコの呪印から大蛇丸を復活させた。 そして、穢土転生で甦った柱間からうちはと千手の因縁、里の成り立ちを、扉間からうちは一族と里の関係を、ヒルゼンとミナトから力及ばなかったことへの悔恨を聞かされ、ようやく真実を知ったサスケは、これまでの全てを思い返す。 脳裏によぎる過去の思い出、そしてイタチの残した意志を受け止め、一族を滅ぼすことになった木ノ葉隠れの里こそが、うちはの存在した証でもあり、イタチという男の足跡そのものなのだと認識。火影達やイタチの意志を無にする「無限月読」を止めるべく、歴代火影や再結集した鷹のメンバー、そして大蛇丸とともに戦場へ向かう。 第四次忍界大戦参戦 戦場で久しぶりに出会った同期たちからは当然の如く罵倒されるが、それを尻目にまさかの「火影になる」宣言で同期一同と読者の度肝を抜いた。 当然、本人もそれが困難であると自覚しているようで「許してもらえるとは思っていない」と発言している。 一方で、木ノ葉の裏やうちは一族の歴史を知ったことと、里を出奔した経緯などからか「謝るつもりはない」とも言っている。 唐突な発言と状況がややこしいこともあるが、あまり理由を追求されていない事から反発を覚えているファンもいる。 ちなみに火影になる目的は現在の状況を生み出した忍の社会システムを変え、過去を断ち切ること。 また、そのために尾獣殲滅を目論むことを仄めかす言動をこの時点で取っていた。 ナルト、サクラと再度七班を結成し十尾と戦うが、カカシに敗れ瀕死のオビトは十尾の人柱力になってしまう。 オビトが十尾の人柱力となり、ナルト達とお互いを援護しつつ攻めるが、陰陽遁による忍術の無効化に苦しめられ、 ナルトと扉間の連携によって仙術は有効であると発覚するも、仙術が使えず、飛雷神のような仲間をサポートする術も持たないサスケにはオビトに攻撃する術が無かった。 また、九喇嘛モードと仙人モードを融合した新形態を披露しミナトとの合体技を繰り出すナルトの力量に、いつぞやの対決の時と同じく歯噛みするも、「仙術なら効く」ことが判明し、そしてカブト戦で重吾の能力が仙術の一種だと知ったことから突破口を見出す。 ミナトとの合体技を防御され、神樹が発現したことで絶望に襲われ戦意を喪失したナルトに襲いかかる神樹の根を須佐能乎の刀で一刀両断し、 「ナルト…もう終わりか?オレは行く」と叱咤。攻撃能力を得るため、重吾を須佐能乎に取り込むことで須佐能乎に呪印仙術の効果を付与。 立ち直り尾獣化したナルトの九喇嘛チャクラについに到達した完成体須佐能乎を威装させ、オビトと一騎打ちに持ち込み、打ち勝つ。 そしてナルトや連合の忍達と共にオビトから尾獣を引き抜き勝利した。 ちなみにこの戦いでナルトへの嫉妬心を見せて以降、何故か唐突に二段階も須佐能乎が進化しているが、 急成長したナルトへの悔しさを糧に進化したのだろうか? その後、黒ゼツに操られたオビトの輪廻天生によって生身の肉体を取り戻し柱間から仙術チャクラをも奪ったマダラに襲い掛かるもあっさりといなされ、火遁・灰塵隠れの術によって逃げられてしまう。 幾許か後、全身に輪廻眼外道の術による黒棒を刺されチャクラを練れなくなった柱間から、残りのチャクラとマダラが柱間から奪った仙術チャクラを利用してマダラを縛る術を授かり、扉間と共に再びマダラに挑むも輪廻眼本来の力を引き出せるようになったマダラに圧倒されて胸を刀で刺され死に瀕する。 しかし、イザナミによって改心したカブトが駆けつけ、扉間の助言を基に柱間細胞と医療忍術で蘇生させることに成功、その最中精神世界で六道仙人と語らう。 そして六道仙人の口からナルトと柱間は六道仙人の次男アシュラの生まれ変わりであること、サスケとマダラは長男インドラの生まれ変わりであることが告げられる。 大蛇丸のアジトにて九喇嘛が「そのワシ以上に禍々しいチャクラ…かつてのうちはマダラと同じだな」と言っていたのはこれが理由だったのだろう。 六道仙人との語らいの後、陰の力を授かり、インドラの転生者がアシュラのチャクラを得るという条件を図らずも満たしたことで輪廻写輪眼を左眼に開眼。 扉間の動きを封じていたマダラの外道の棒を抜き取り、飛雷神でナルトが持っていたミナトのマーキングクナイへと送ってもらった後、ついに六道仙人へと近づきつつあるマダラ、そしてその背後に控える大筒木カグヤに対し、尾獣の力と六道仙術を得たナルトと共に忍界大戦終結のための戦いを挑む。 神樹を吸収したことで、六道仙人の体術を会得したナルトのスピードに対応出来るようになったマダラも一目置くスピード、一瞬で位置を入れ替える輪廻眼の瞳術「天手力」や、熔遁螺旋手裏剣以上だろう威力を持つ仙術チャクラを帯びた黒い千鳥刀を使えるようになり、基礎戦闘力から何からナルト同様桁違いに跳ね上がった。 そうして、黒幕であるカグヤの封印に成功。 激闘を繰り広げたオビトとマダラが逝き、自分達を救ってくれた歴代五影も昇天し、第四次忍界大戦はようやく終わりを告げた ……と思いきや、サスケにとっての本番はここからだった。 「兄弟ゲンカ」の終わる時 邪魔物が全ていなくなったと見ると、いずれ再び悪事に利用されかねないリスクを孕んでいる尾獣と忍社会の軸たる五影の処刑という自分の描く革命を始めるために動き出した。 当初は輪廻眼の力を上手く使えずカグヤ戦ではナルト主導となっていたが、カグヤ戦を経て力の扱いに慣れ、輪廻眼の真髄を引き出し始めたサスケは、尾獣全員を容易く幻術にかけて地爆天星で簡易的に封印するというハゴロモすらも驚嘆するほどの驚異的な瞳力を披露。 ナルトにとっての「火影」とは、里の皆に認められ、彼らの先頭に立って険しい道を歩いていく者だが、サスケにとっての「火影」の定義は違う。 ナルトが「火影」の定義をイタチから伝えられたのとは逆に、サスケは世の影で憎しみを一身に背負い、それを以って里を守り続けたイタチの生き様そのものが「本当の火影」だと考えていた。 輪廻眼を得たことにより生き永らえる手段をいくらでも編み出せるようになったサスケは、忍界を結束させるための「仮想敵」としての統治者となることを目論み、己の身一つに全ての憎しみを背負い、それによって忍界を結束させ続けることを考えていた。 サスケにとっての「火影」とは、五里全ての闇を己の炎で焼き尽くしその灰を喰らって生き続ける、文字通りの「影」の存在であった。 自身の革命に対して唯一最大の障害であり、また唯一と認める友であるナルトを殺して最後の決着をつけるため、サスケにとっても思い入れの深い終末の谷で本当の最終決戦の火蓋を切った。 これまでの道で身に付けた術の技のオンパレード、持てる力全てを出し尽くしての激突の末、尾獣のチャクラと自然エネルギーのぶつかり合いで谷が崩壊。チャクラもほぼ底を突いてなお、素手での殴り合いに発展、最終的にはお互いまともにパンチも繰り出せないほどの極限状態に陥る。 それでもナルトから輪廻眼・餓鬼道の能力で尾獣チャクラを奪い、トドメの千鳥を叩き込もうとするが、まさにその瞬間に右目の瞳力が尽きてしまい、カウンターの一撃で崖まで吹き飛ばされる。そして、最後の最後となる加具土命と千鳥の合わせ技「建御雷神」と尾獣螺旋丸の激突に発展した戦いは、お互いに利き腕を肘から失い、チャクラもスタミナも切れて行動不能という痛みわけに終わる。 だがどこまでも自分を切ろうとせず、その理由を「友達だから」の一言に集約するナルトの一切ブレない姿勢と忍道に感服し、ついに心が折れ、負けを認めた。 己の命に幕を引いて全てを終わらせようとしたが、ナルトに「生きてオレに協力しろ」と怒鳴られ、涙しながらその手を止めた。 そういやお前も意外にバカだったもんな……! ……るっせーよ…ウスラトンカチ そして、駆けつけたサクラの治療を受けた後、ナルトとともに無限月読を解術。オビト戦・マダラ戦での活躍とこの解術の功績に加え、立役者であるナルトの嘆願と、綱手の後任として火影に就任したカカシの判断で里抜け以後の行動が免責される。 失った利き腕には綱手が柱間細胞から義手を製作していたが、「今の自分に忍界がどう見えるのか」を確かめるために断り、片腕のまま里を後にする。そして、見送りに来たナルトから、4年前に終末の谷で手放した額当てを渡され、旅に出た。 THE LAST 「自分の眼で改めて世界を見てみたい」という願いから始めた旅を継続中。 その道中でボロボロの日向ヒアシを発見、ナルト不在の木ノ葉に危機が迫っていると知って帰還する。 そして、リー率いる体術部隊が破壊し切れなかった巨大隕石を千鳥で木端微塵に消し飛ばした。 なお、ナルトとの最終決戦で失った左腕には結局義手を装着しておらず、隻腕のままである。 余談だが、回想の少年時代を除くと総登場時間は1分に満たず、台詞も一言だけ。 外伝 暁秘伝 プロローグとエピローグに登場。 かつて名を売るために兄・コダカを引きずってイタチと鬼鮫に挑み、結果コダカを死なせてしまった蜂使いの養蜂家・キイロと、その弟オオミツ・コミツと出会う。紙手裏剣の練習中に誤って崖に転落しかけたコミツを救助した際、左目の輪廻眼を見たコミツから「ナルトの兄ちゃん」と呼ばれて困惑する一幕もあった(このことがきっかけで、輪廻眼を晒していると無用の騒動を生むと見たのか前髪を伸ばすようになった)。 キイロからコダカのこと、イタチとの戦いについて聞かされた後、土産に蜂部の蜂蜜をもらって再び旅路に戻った。 サスケ真伝・来光篇 旅の道中で立ち寄った竹の村にて、忍崩れの旅芸人、チノ&ノワキと出会う。村を襲った盗賊「暗雷団」を撃退すると共に、カカシから知らされた各地での集団失踪事件の知らせを聞き、それが幻術によるものではないかと見当をつける。そして、もしそうであれば写輪眼と輪廻眼を持つ自分が対応すべきだと考え、大蛇丸、そして彼に案内された先のコロシアムで武器商人の御屋城エンから情報を得る。 エンは以前から血継限界の忍をコレクションすることを趣味としており、レア度を上げるためと称して一人を残して一族を滅ぼしたこともあるという。その彼の護衛の一人に、「風心」という男がおり、その彼がエンのもとを去ってから立ち上げたのが暗雷団の前身である義賊・雷光団であること、風心が失踪して程なくある島の住民が全滅し、その島には今誰も立ち寄らないことを聞かされたサスケは、その島に失踪事件の手がかりがあると見て調査に向かう。 が、そこで出くわしたのは風心こと颱遁の血継限界の使い手・ノワキと、謎の瞳術を操る失踪事件の黒幕・チノだった。 万華鏡をも上回る幻術に翻弄されて取り逃がした後、被害者の一人だった雲隠れの忍を里に送り届ける。 そこで四代目雷影にチノの瞳術について語ったところ、それが血之池一族という血族の持つ「血龍眼」の血継限界だと知らされる。さらに、柱間やマダラの世代よりもさらに昔、血之池一族を湯の国・地獄谷に追いやったのがうちは一族だとも教えられ、木ノ葉で迫害されていたうちはが外から見れば迫害者の一部だったこと、イタチにはそういう闇まで含めて一族の全てが見えていたのだと悟った。 そして訪れた地獄谷で、待ち受けていたチノから彼女の身の上を聞かされる。物心つく前にエンに攫われたこと(*14)、ゆえに一族どころか親兄弟の記憶すらないこと、つながりが全くない絶望を吐露されたサスケは、その姿にかつてのナルトを重ね、今更ながらに当時の彼が背負っていた痛みの一端を知る。 そして始まった激突は、のっけから完成体須佐能乎を持ち出すレベルの忍術合戦となるが、幻術の掛け合いの中で己の忍道を「この世の全てが分かり合う日が来るまで耐え忍ぶ」ことだと決意。チノに放った最後の一撃は飛び込んできたノワキに防御され、水入りのまま決着。 戦闘後、チノから前の大戦の折に地下を謎の集団=量産型白ゼツが走り抜けていったこと、その中に「別の何かと戦わなければ」と刷り込まれていた個体がいたことを聞かされ、かねてからの疑問とあわせ「カグヤが軍隊を組織して戦いの準備をしていた理由」として、カグヤをも上回る敵が現れるのではないかと危惧。 里からの手紙を受け取った後、久々の帰郷の途についた。 なお、時期的にこの帰還後にサクラを伴って旅立ち、その道中でサラダを授かったと思われる。 七代目火影と緋色の花つ月 集団失踪事件から10数年が経過した後は、チノから得た手がかりを元に、カグヤが何か痕跡を残しているだろう血継網羅の時空間を調査する長期任務に当たっていた(この事についてはサクラの他は現五影しか知らない)。 その道中で写輪眼を持つ謎の少年に襲われるが軽く撃退、嫌な予感を感じたためナルトと合流し、関連が疑われる大蛇丸の下へ赴くことを計画する。 サクラと結婚して一人娘のサラダをもうけていたが、任務のため物心ついてから会ったことがなく、 成り行きでナルトが連れてきたサラダを敵と誤認して剣を向けてしまったため、元から親子関係の真偽に疑いを抱いていたサラダとの間にすれ違いが生じてしまう。 その後、紆余曲折を経て攫われてしまったサクラを助けるための戦いの中でサラダと和解。 しばしの団欒の時間を過ごした後、再び任務に出発した。 BORUTO‐ボルト‐ 劇場版(中忍試験編) カグヤの時空間を調査中、遭遇したモモシキとキンシキと交戦。 危惧していた事態が起こりつつあることを察知し、報告のため木ノ葉へ帰還する。 サスケのことを「ナルトと唯一渡り合えるライバル」だと聞いていたナルトの息子ボルトと出会い、弟子入りを懇願され、螺旋丸の会得を条件に受諾。 中忍試験に向けて手裏剣術等を伝授する。 ボルトが科学忍具を使用していることに早くから気づいていたが、敢えて指摘せずに反則発覚まで放置していた。 その後、モモシキとキンシキによる中忍試験会場襲撃でナルトが行方不明になり、ヒナタも重傷を負ったことで意気消沈していたボルトに対し、 「お前ならナルトを超える男になれる」「お前はナルト以上にウスラトンカチ(負けず嫌い)だからだ」と発破を掛けて立ち直らせ、 四影とボルトと共にナルト救出のため時空間転移を行う。 ナルトの救出後、体術や威装・須佐能乎(アニメ版では、無数の操風車や天手力を活用)といった往年のコンビネーションでモモシキを圧倒。 撃破したかに見えたが、乱入してきたカタスケの行動でモモシキが復活、ナルトが行動不能に追い込まれてしまう。 しかしこの状況も想定しており、切り札となるボルトの螺旋丸を当てるため、囮役となり、右腕の輪廻眼を潰すことに成功。 ナルトの力も得て超大玉級を超えるほどの大きさになった螺旋丸をボルトが叩き込む様子を見守った。 全てを終えた後はサクラ、サラダと共に幸せに過ごしている模様。 アニメ版では引き続き大筒木一族の調査を行っており、あちこちを行き来しつつ情報集めを続けているが、以前よりは余裕ができたのか里にいることも増えた。 また、調査活動の中で裏社会とも相応に関わって…というかやり合っていたらしく、その道の連中には非常に恐れられている。 一方で少年時代に家族を失ったこと、その後多感な時期に復讐一辺倒だったのが災いして家族としての過ごし方が未だに身についておらず、ナルトが企画した休日「親子の日」ではサラダとのコミュニケーションに四苦八苦した挙句「うざい」と切り捨てられてガチで凹むシーンもあった。(*15) タイムスリップ編 アニメオリジナルエピソード。 ボルトと一緒に過去の木ノ葉(サスケ奪還任務の直後、ナルトの退院後)に飛ばされた際、持ち歩いていた家族からの手紙をうっかり落としてしまい、それを拾った当時のサクラに読まれて疑われるというミスをやらかしている(*16) この時、未来から来たことと、自来也と親しげにしていることを何とか誤魔化そうと捻り出した言い訳が「イチャイチャシリーズに感銘を受けて自来也のファンになった」という苦しいものだったが、幸か不幸かサクラはそれで関わりを拒絶して退散。 当のサスケの方は精神的大ダメージで思いっきり燃え尽きて真っ白になっていた。 ちなみに元の時代に戻る際、接触した面子の記憶を全て写輪眼の幻術で消去しているが、合流前にボルトがすれ違った雷門エレキだけは見落とした。(*17) "殻"始動編 殻の飛行船に残してあった「座標」を元に異空間へ移動すると、大筒木一族の壁画と十尾が隔離された異様な場所にたどり着く。 そこにやって来たジゲンを追って戦闘となり、ナルトと共闘するが惨敗。 やむを得ずナルトを残して一人で木ノ葉へと帰還した。 体力を回復させた後、里に来襲した大筒木イッシキをボルトと共に迎え撃ち、異空間で再び激闘を繰り広げる。 イッシキを撃破した直後、疲弊していたところを狙われてボルトを乗っ取ったモモシキの奇襲に遭い、左目の輪廻写輪眼が潰されてしまう。(*18) しかし片目を失いながらも「師匠だからこそ危うくなった弟子を殺す」覚悟でもってボルシキに食らいつき、カワキとの共闘からボルシキの弱点を見つけ出す活躍を見せた。 師として、父として 殻の残党・コードの行方を追って里から出払っていたようで、久方ぶりに里へ帰還した際にはコードの情報をシカマルに提供している。 また、自分がいない間にボルトがモモシキに乗っ取られて死にかけた一件を振り返り、側にいてやれなかった事をボルト本人に侘びた。 この際、貸していた額当てがボルトの勇気を後押ししてくれたという話を聞いて、正式に譲り渡している。 カワキが反逆と思わしき行為を取った際には真っ先に駆け付け、逃げられると里の捜査網に加わったのだが、その過程で神術「全能」が発動。 人々の記憶と認識が改変されて「カワキ」と「うずまきボルト」の立場が入れ替わり、サスケもうずまきカワキと親交のあった人物としてボルトの抹殺に向かっていった。 全能が効かなかったサラダに止められてもその身を案じて街に戻るよう促し、ボルトとの決着を付けようとする。 だが、万華鏡写輪眼を開眼しながら「最初で最後のわがまま」としてボルトの救出を懇願され、気が付けば追い詰められていたボルトを助けると共に里を抜けていった。 全能による影響でボルトを「里の反逆者」と認識しながらも、カワキに渡したはずの額当てを始めとした違和感が幾つもある事、そんな違和感が凄まじい速度で薄れていく謎の現象から、サスケは自分の記憶に疑いを持ち始めていた。 そして、本当に正しいのか分からない自身の記憶よりも娘のサラダを信じる事を選び、命を懸けてでもボルトを守り抜く決意を固めたのである。 あくまでも娘のためであってボルト本人の事は信じられなかったのだが、かつてのナルトも同じ境遇だったことを語りつつ本当に「うずまきナルト」の息子なのか証明するよう激励の言葉を送り、共に木ノ葉を去って行った。 三年後 意識を失った状態で小型の神樹に囚われた衝撃的な姿で再登場し、2年前を回想する形で里抜け後の顛末が明らかとなった。 木ノ葉からの逃亡生活を送りながらボルトに稽古を付けていたのだが、天才であるボルトはわずか1年でサスケの流儀を全てマスターし、既に教える事がなくなっていた。 相変わらずボルトが何者かは分からなかったものの、ナルトと同じ目をしている事から信じるようになっていた。 同時にサラダが何を言いたかったのかも理解し、二人でなければ立ち向かえない何らかの危機が訪れている事を感じ取っており、そのためにボルトを鍛えてきたのだという。 そんな生活を送っていたある日、報復のために二人を探索していたコードと運悪く出くわしてしまったようで、そのまま戦闘に突入。 サスケの剣でコードの左目に傷を負わせる事に成功したものの、相手は絶対的な格上であるが故に万に一つの勝ち目もなく、自分が囮となってボルトだけを逃がす選択をした。 最後に、娘の事をボルトに託して… そしてコードが従えていた爪アカの1体に食われ、神樹と一体化した半死半生の状態に陥ってしまったのである。 ◆おもな人間関係 うずまきナルト 第七班の僚友。三すくみの「蝦蟇」。同じ孤独の痛みを知る者であるが、作中当初は仲が悪かった。 彼の痛みを知り、またそれが理解できたことで「最も親しい友」とまで思うようになるが、急成長を続けるその姿に焦りも覚え始め、ついには袂を分かつ。 かつてイタチに言われた言葉に端を発する「無二の友『だからこそ』殺さなければならない」という想いも、意味合いを変えて再び立ち上ることとなる。 しかし、対立関係になっても「友達」の一言で手を伸ばし続ける彼に最後の最後で折れ、正道に引き戻された。 幼少期から良くも悪くも有名人であった(サスケもだが)ため当時から見知ってはおり、自分と似た者が他人と繋がろうと必死な姿に複雑な感情(*19)を抱かされており、ある意味ずっと彼の影響を受けてきたと言える。 春野サクラ 第七班の僚友。三すくみの「蛞蝓」。当初から想いを寄せられていたが、復讐しか頭になかったために相手にしておらず、 ナルトのことを恋路の邪魔とみなし家族がいないことを侮辱交じりに揶揄した彼女に「うざい」と言い放った。 しかし、自分が里を抜けても敵対関係になっても一途に想い続けたサクラの気持ちに感じ入るものがあったのか、大戦後に結婚し、一子を儲けている。 はたけカカシ 第七班での上官。得意技の「千鳥」は彼から伝授された。 うちは一族ではないものの写輪眼を持っており、最も身近にいた「写輪眼使いとしての先輩」でもあるが、 万華鏡に開眼して程ない復讐に染まり切っていた頃は、「うちはでない者がそんなものを持つな」等とボロクソに貶していた事もある。また口下手なため、口上手な部分は尊敬している。 「BORUTO」においてはアニオリのエピソードで思いっきり遊ばれたことも。 うちはイタチ 兄。良くも悪くも、サスケの人生に大きな影響を与えた人物。 当初は家族や一族を皆殺しにした仇として追いかけていたが、元々は兄弟として心底慕っていた。そのため、真相を知った後は彼を苦しめた里への復讐を企て行動を始めることに。 ちなみにサスケは基本的に名前で呼び捨てにしているが、感情が高ぶると「兄さん」呼びになる。 成人し家庭を設けた現在でもその影響力は強く、何かと彼と過ごした時期を回想している。 幼少期には猫バアの店に使いに行った際、退屈から暴れるサスケに「忍猫の肉球スタンプ集めゲーム」をやらせていたが、ノルマの中に二尾・又旅があった。どこまで行かせる気だ兄さん。 うちはフガク サスケとイタチの父親。 イタチのことを「自慢の息子」として誇りに思っており、サスケに常々「兄さんのようになりなさい」と言って聞かせていた。 しかし当のサスケからすると何かして褒められても常にイタチと比較されるのはあまり認めて貰えていないように感じており、 火遁・豪火球の術を会得して見せた時に初めて「流石俺の子だ」と言われた時にはサスケは目を輝かせていた。 こうした態度を見るとサスケをあまり可愛がっていないように見えるが、ミコト曰く「私と話すときはアナタ(=サスケ)の事ばかり話してる」らしく、実はかなり子煩悩だったらしい。 うちはミコト サスケとイタチの母親。 明るく優しい母親だったらしく、愛情表現の不器用なフガクに対して不安を覚えたサスケに、自分の前ではサスケのことばかり話していることを語り励ました。 最期は夫のフガクと共にイタチに殺害された。 うちはオビト もう一人の仇であり、一族の急進派だったヤシロを唆してクーデターの気運に火をつけた、いわばうちは滅亡の引き金を引いた男。 九尾襲撃事件を引き起こしたのも彼であり、ナルトとサスケの両者にとって人生を大きく歪ませた元凶の人物と言える。 彼が仮面を被り「マダラ」を名乗っていた頃は行動を共にしていた。 大蛇丸 音隠れに走ってからは彼の元で実力をつけていたが、師とは思っていない。大蛇丸としてもサスケのことを己の器として利用することしか考えていなかったのでお互い様と言った所ではあるが。 大戦中に彼を復活させたのを機に手を組むようになり、戦争終結後も情報の伝手として使っている。 鬼灯水月 大蛇丸の殺害後、サスケが大蛇丸の配下から選抜した『蛇』小隊のメンバーの一人。 当初は忍刀七人衆の刀を集めるという目的のためにサスケについていけば都合がいい、 という打算で仲間に加わっただけだったが、なんだかんだで腐れ縁に。 『BORUTO』の時代では大蛇丸の元へ戻っている。 香燐 大蛇丸の殺害後、サスケが大蛇丸の配下から選抜した『蛇』小隊のメンバーの一人。 優れた感知タイプであると同時に、うずまき一族の遠縁からか相手にチャクラを分け与えて回復させる能力を持つ。 サスケにベタ惚れであるが、そのことについて言及されるととりあえず何でも否定する典型的なツンデレ。 ダンゾウ戦で捨て駒にされて以降は物別れになっており、「見たらぶん殴ってやる」と息巻いていたが、 いざ再会したらサスケの「すまなかった」の一言で全てすっ飛んで元鞘(?)におさまった。 全てが終わった後もサスケ繋がりでサクラと交友関係を持っていたり、その縁でサラダ出産の際に取り上げていたり、 旅しているサスケ本人との接点はあまりなくてもサスケの周囲とは関係が続いている模様。 重吾 大蛇丸の殺害後、サスケが大蛇丸の配下から選抜した『蛇』小隊のメンバーの一人。 耐えがたい殺人衝動を唯一抑えてくれた君麻呂以外を拒絶していたが、 サスケがその代わりになってくれた事でサスケに付き従う。 『BORUTO』の時代では大蛇丸の元へ戻っている。 大筒木インドラ 祖先にして遠い前世。彼のチャクラを受け継いでいる。 キナ 「NARUTO迅雷伝」のキーパーソン。薬師の兄レイシを家族に持つ。 サスケは彼をその心に抱く闇も含めて自分と重ねていた。 チノ 「サスケ真伝」のキーパーソン。うちは一族によって地獄谷に追いやられた血之池一族の末裔であり、かつてのナルトと同じく繋がりを持たない存在。 彼女との関わりが、サスケに新たな忍道を自覚させるきっかけとなった。 見た目も物腰も幼い少女そのものだが、実はサスケよりもかなり年上の女性。 うちはサラダ 娘。サスケにとってはサクラとのつながりの証たる存在。任務に次ぐ任務で彼女が物心ついてからあまり顔を合わせていなかったため、当初は蟠りがあったものの、外伝の一件を経てなんとか和解。 しかし親として彼女にどう接すべきかはまだ手探り状態であり、コミュケーションに失敗しては凹んでいる。 写輪眼はしっかりと受け継がれている。ついでに髪の色もサスケの方から遺伝したらしく黒髪。 一方でチャクラコントロールが苦手にも関わらずサクラ並みの怪力を発揮している(*20)が、こちらはどうやら生来の素質の模様。 うずまきボルト ナルトの息子。 七代目火影と双璧を成す忍者であるという事に加え、父ナルトへの反発もあって彼から弟子入りを志願される。 当初は断っていたが、熱意に負けて「螺旋丸を体得したら」という条件をクリアされたため、中忍試験を前に彼を弟子として迎えた。 その才能を高く評価していたが、天才故に努力を忌避する傾向と父親に認めて貰いたいが故に焦る彼の気質と、 兄を超えたいと焦り過ぎて呪印に傾倒した末の里抜け等の数々の過ちを犯した自分とを重ねて見ており、いずれ迎えるであろう挫折から立ち直ることも期待しながらボルトの動向を見守っていた。 サスケの期待通り忍として立ち直ったボルトのことは、いずれはナルトを超えると見込んでいる。 ◆サスケ語録 「オレは忍術を遊び感覚で考えるガキが一番キライなんだよ……オレに話しかけんじゃねーよ、ガキ!!」(第2話のボツシーンより、ナルトに対して) 「…孤独…親に叱られて悲しいなんてレベルじゃねーぞ」 「お前 うざいよ」 「名はうちはサスケ 嫌いなものならたくさんあるが好きなものは別にない。それから…夢なんて言葉で終わらす気はないが野望はある!一族の復興と ある男を必ず…殺すことだ」 「あの時…泣いてた…オレの……」 「よォ…ケガはねーかよ ビビリ君」 「知るか…よ…体が勝手に…動いち…まったんだよ…バカ…!」 「そんなにオレに借りを作りたくねーならな…オレより強くなりゃいーだろが」 (オレは兄貴を殺す為に生き残らなきゃならない……そう思った…! だが間が抜けてたのはオレの方だったようだな…ナルト… サクラ…! …こんなところで命を賭けられないような奴が…どうして兄貴に勝てるんだ) 「サクラ…誰だ…お前をそんなにしたヤツは……どいつだ…!」 「オレはようやく理解した オレは復讐者…たとえ悪魔に身を委ねようとも力を手に入れなきゃならない道にいる…」 (こんなの…一問たりともわかんねぇ………) 「オレは お前とも闘いたい…」 (猫又の肉球スタンプを集める任務の際に)「嫌ならお前らは来なくていい。これはうちはの……オレの任務だ」(アニメオリジナル回より) 「オレは一度すべてを失った……これ以上……大切な仲間が目の前で死ぬのを見たくない……!」 「お前は俺の額に傷一つつけることすら出来やしない!」 (ナルト…お前は 一体どこまで…) 「やっぱり…お前うざいよ」 「サクラ…ありがとう…」 (オレの夢は未来になんか無い オレの夢は過去……そこにしか無い) 「無意味じゃない…オレにとってお前は最も……親しい友になった だからこそお前には殺す価値がある」 「親も兄弟もいねえてめーに…俺の何が分かるってんだよ…初めから一人っきりだったてめーに! オレの何がわかるってんだ! アァ!?繋がりがあるからこそ苦しいんだ!! それを失うことがどんなもんかお前なんかに…!!」 「認めてやるよ…お前は強い。何故なら……お前もオレと同じ、孤独の痛みを知る者だ。そして…その痛みが人を強くする」 「ナルト…オレは……」 (オレは……アンタの言いなりにはならない……。オレはオレのやり方で力をつける。オレはオレのやり方でアンタを超える! 必ずな……!) 「だから今度は…オレの気まぐれでお前は命を落とすんだぜ」 「…そういやお前には火影になるっていう夢があるんじゃなかったか…?オレを追い回す暇があったら修行でもしてりゃ良かったのに…」 「知るかよ…そんな奴」 「もうアンタから教わることは何もない。アンタの前でも……非情になれそうだ」 「地を這う蛇が空を飛びたいと願ったところで、所詮無理なこと。それでもどうにかしたいと巣の中の雛を狙ってたアンタの方が、逆に狙われてたのさ。これから空高く飛び立つ……鷹の目にな」 「大蛇丸……お前の如何なる術も、この目の前では……わかってるだろう、もう……」 「お前ら…オレに殺されたいのか?」 「この眼はチャクラを色で見分ける…そう…言わなかったか?」 「そんなものは眼中にねーよ それよりイタチの居場所を教えろ」 (ナルトか…うっとうしい奴だ) 「アンタはオレのことを何も分かっちゃいない…どれほどの憎しみを心の中に抱えているか…そのお陰でどれほど強くなっているかアンタはオレの事を何も分かっちゃいないんだ」 「アンタがいくらその眼の力を使おうが……このオレの憎しみで、幻は現実になる! アンタの現実は、死だ」 「術の名は”麒麟“…雷鳴と共に散れ…」 「死にたくなければ、この七年、必死に修行してレイシを超えることだ。例え死んだとしても、堂々と胸を張ってレイシの所へ逝け。オレの兄さんもそこにいるし、オレも後から逝く」(小説『NARUTO迅雷伝 狼の哭く日より) 「キナ。オレもお前もガキなのかも知れない……だがこの世界では、大人になることは死ぬことと同じだ。信じた道を行け」(同上) (兄さん……オレはアンタを超えてみせる。例えその道が間違っていたとしても。例え血塗られた道を、たった一人で歩くことになろうとも。誰の許しも請わず、地獄の業火に笑って焼かれてやる。それが……オレの忍道だ)(同上) 「我らは"蛇"を脱した。これより我ら小隊は…名を"鷹"と改め行動する。"鷹"の目的はただ一つ。我々は──木の葉を潰す」 「これが眼で語る戦いだ。うちはを…なめるな」 「兄さん…まずは一人目だ…」 「じゃあな…」 「今までにない感覚だ。汚されたうちはが浄化されていく感覚。腐れ切った忍世界からうちはを決別させる感覚。ある意味お前達がずっと望んできたことだ。うちはを否定し続けたお前達の望みどおり、お前達の記憶からうちはを消してやる。お前たちを、木ノ葉の全てを殺すことでな! つながりを断ち切ることこそが浄化! それこそが本当のうちは再興だ!」 「この眼は闇が…よく見える…」 「オレもお前のところに行くとしよう… お前を切りに!!」 「お前らは木ノ葉の忍ではない…約束の内には入らん…」 (この兄さんの眼に焼き付ける光景はことごとく……惨たらしく…悲しく…重いものになる…だがそれが正しいんだ。見ていてくれ、兄さん…) 「こんな奴のために何で兄さんがそこまでする必要がある!? こいつと兄さんは違う! 兄さんは完璧だった!」 「アンタがオレにどうして欲しいのかはわかってるつもりだ。アンタはオレの兄だからこそ、今のオレを否定するだろう。でもオレも、アンタの弟だからこそ、アンタが何を言おうとも止まらない。ここで兄さんが里を守ろうとも…オレは必ず里を潰す」 「無限月読……国も里も人も忍も関係ない。ただ全てを幻術に嵌め、思い通りに操るものだ。オレの兄が…マダラの弟が…そしてアンタ達火影が守ろうとしてきた全てのものを……無にするものだ」 「オレは戦場へ行く。この里を…イタチを…無にはさせん!」 「すまなかった……香燐」 ※ 歴代火影との対話を終えた後、香燐と再会しての一言。捨て駒にして串刺しにして殺そうとした相手にこの一言で済ませるサスケもサスケだが、それで済まされる香燐も香燐 (今までの負のシステムはオレが全て始末をつける! そして新たな……!) 「お前じゃない……過去を切るのは、オレだ」 (これほどのチャクラも宝の持ち腐れとはな……) ※ 六道オビトへの追撃のために尾獣モード全開で張り切って突っ込もうとした矢先、扉間に「仙術以外効かぬというのを忘れておらんだろうな!」と突っ込まれて狼狽していたのを見て。 「イタチ亡き今、オレはやっと一人になったように思えた……だがナルト……あいつだけは、斬って置かなければならない。オレの火影は繋がりを切り、一人になって完成する」「オレにとってあいつは……もっとも親しい友のままでいるからだ」 「先代達は言った。里とは、多くの一族と子供の殺し合いを止めるための枠組みであったと。平和への枠組みだったと……。イタチは一人でその平和を支えようとしていたんだ。そしてオレはようやく理解した。苦汁を舐め、闇に居て、国と里の犯罪者……裏切り者として、全ての憎しみを一身に受けながら、火ノ国と木ノ葉隠れを影から守る忍。彼こそが、本当の火影だったんだと」 「大声でわめくな。オレ達はもう、昔ここで戦った時とは違う。お前の想いは―――わかっている。お前も……そうだろう。ナルト」 「またその術か……ナルト、その術がお前の弱さの象徴なのさ。それは孤独を紛らわせるための術だ」 (オレは───今ここでのお前との勝負が最後なのさ…インドラの矢…今のオレが放てる最強の技だ。もう…散れ…散ってくれ!!!) (逆だ…本当はオレが羨ましかったんだ。オレにはない強さがあったから……。お前はいつもオレの前を歩いてやがった。まるでかつての兄さんのように……そして今日も……) 「いがみ合ってたちっぽけなオレ達が、今は互いの心を痛み合うことが出来る。そして旅を通し、世界を見てこう思った……これは、もっと大きなものにも言えることなのかも知れない。だが、お前のようにはなかなか出来るものじゃない。そう簡単にはいかない……オレ達がそうだったように。大きなものならなお更な。―――それは祈りにも似た想いだ。それでもそれが出来るまで耐え「忍」んでいく。その様を任された「者」達…それが、オレ達……『忍者』なのかもな」 「この世に蔓延る復讐の連鎖はオレが断ち切る! かつて兄さんがそうしたように、この世界を影から支え……この目が見つめる先に光を!」 「お前はお前のやるべきことをやれ、ナルト。オレもオレのやるべきことをやる。それが、お前の望む『協力』ってことだろ?」 サスケ「イヤ……お前にブツブツ言われる筋合いはない。さっきの戦いはなんだ? 次は子供を不安にさせるなよ」ナルト「いや! お前に言われたくねー! 子供を不安にさせることについては!!」 (※サラダがサクラではなく香燐との子ではないかという疑惑が一時出ていた後の話) 「そんな顔するな…。また今度な」 「お前の言うとおりなら、この術はお前の領分ってことになるが?」 (サラダの事を「サスケの子だから手裏剣術が得意に違いない」と決めつけた発言をしたボルトに対し、影分身を見せながら) 「お前は本当は強い忍だ。オレは昔あいつに負けたが、お前ならあいつに勝る男になれる」「お前はあいつの息子であり、オレの一番弟子だろ。何よりお前は―――ナルトよりウスラトンカチだ。負けず嫌いってことだよ」 「ボルト。子供は―――間違う。かつてオレは友を裏切り、ナルトは二代目火影の禁書を盗んだ」「それを叱り、許し、導いてくれたのは、大人達と、友だった。間違わない子供はいない。だからこれは、オレ達の責任だ」 「……今度の勝負はオレの勝ちだな。忍の本質は変わらない……お前のガキだとしてもな」 「お前は、俺の可愛いピーナッツだ」 (サラダに「おんぶ」をスルーされた可哀想なパパがカカシの助言に従い実行した時の迷台詞) サスケ「よこせ、川に投げる。イヤ、川に投げるべきはカカシ、あんただな」カカシ「あっ、違いない」 (アニメ版でイチャイチャタクティクスを参考にしたサラダとのコミュニケーションが失敗した後、その本をまだ持っているかと尋ねて) 「もはや何を信じればいいのか分からない…だからオレは…決めたんだ 自分の記憶を疑ってでも、娘を…サラダを信じる(・・・・・・・)とな……」「オレがお前の力になる、娘がそれを望むなら……命を懸ける価値はある」 ◆余談 企画段階では名字はカタカナの「ウチワ」だった。 作中ではナルトと並ぶ主人公格なのだが、里抜け後は238話から306話まで登場せず(*21)、次に本格的に動き出したのが343話の蛇結成。イタチ戦~五影会談までは主役級の活躍を見せたが487話から573話まではほぼ出番がなく(*22)、本格的に戦争に参戦するのは631話からと実は物語全体を通すと出番はそれほど多くなかったりする。というか第一部で最後の章であるサスケ奪還編でも棺桶に入れられてから復活するまで半年ほど登場していない。アニメではその辺りがかなり顕著で、年単位で出番がないときもあった。 公式ファンブック「皆の書」によると写輪眼を含め、元ネタは「幽☆遊☆白書」の「飛影」。 無限月読の世界で自来也が書いた小説は「もしナルトの両親が生きていたら」というIFであり、それによって「うちは殲滅事件が起きない」「なのでイタチも抜け忍にならない」「暁が雨隠れトリオとは別に立ち上がっている」「雨隠れトリオはチーム・ジライヤを名乗ってスリーマンセルで活動」など違いがあるが、サスケに関してはナルトへの一方的なコンプレックスをこじらせた挙句、結局里抜けした上に敵対。ホントーに面倒な男である……。 お前はお前のやるべき編集をやれ オレはオレのやるべき編集をやるそれがお前の望む「追記・修正」って事だろう? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- キャラクターや作品に対しての誹謗中傷・罵倒等を行った場合、IPの規制等の措置をとらせて頂きますのでご了承下さい ▷ コメント欄 コメントログ ナルトが九尾の力を発揮しているときって、サスケは大抵気絶しているんだよな…波の国の白・再不斬戦や中忍選抜の大蛇丸戦とか。直接ナルトの戦う姿をみたわけじゃないのに、なぜナルトに脅威を感じ、嫉妬しているのか。中忍選抜の「お前とも戦いたい」と言う発言もそれまでの流れからして、意味不明だと思ったりする。 -- 名無しさん (2019-05-18 09 09 14) ↑逆に実態が分からないから怖いところもあるんじゃない?直接戦い見てなくても痕跡とかは見たり、話聞いたりはするだろうし。落ちこぼれのはずの相手がやべーくらい強い相手とやり合えてるとか -- 名無しさん (2019-05-18 09 25 34) というかサスケからしてもナルトは最初から気になる存在だったし、仲間として何ヶ月か過ごすうちに急成長してるのはその目で見てきたからな。大前提としてナルトとサスケはちゃんと出会う前から気がかりな相手同士だったってのは忘れちゃいけない -- 名無しさん (2019-12-20 14 21 19) コメント欄が長くなったので、コメント欄をログ化したいと考えています。 -- 名無しさん (2020-04-13 05 21 14) ↑愚痴・キャラ叩きコメントがあるから反対。 -- 名無しさん (2020-05-20 10 14 20) ↑24 数年前のコメに今さらな気もするけどもサスケは左利きで合ってるぞ りくどうせんにんと -- 名無しさん (2020-07-25 06 20 24) ↑はいミス 六道仙人と精神世界で会話した時に「利き腕出せ」って言われて左手出してる -- 名無しさん (2020-07-25 06 22 12) じゃあどうして利き腕側じゃない右に手裏剣ホルダー付けて、筆記試験では右手で問題解いてたんですか? -- 名無しさん (2020-07-30 15 21 35) 千鳥は左手だったし、忍具や日用品の扱いは右手に矯正してるけど本来は左利きだった? -- 名無しさん (2020-07-30 16 24 02) ↑3の者です そこは自分もぶっちゃけ疑問でしたが、↑の方が仰るように矯正したか、あるいは左手の方が若干優れてる両利きなのかもしれませんね。ただ単に描写の都合で設定変えただけだろとか言われたらそれまでですが -- 名無しさん (2020-08-17 03 08 30) 個人的にNARUTOで一番の謎がサスケのチャクラ量 -- 名無しさん (2020-10-04 20 01 38) 現実でも少なからずいるんじゃない?左利きだけど矯正して箸やペンは右手で使う人。岸八がそこまで考えてなかったかもだが -- 名無しさん (2021-05-02 21 20 00) 輪廻眼潰された後に右眼で天照使ってたのはどういうことだってばよ -- 名無しさん (2021-09-24 17 35 43) サスケとマダラは仙人の実子の魂継いでる関係で常人よりチャクラ多いけど、アシュラの魂+うずまきの血族+九尾のナルトよりは下。万華鏡の固有瞳術はイタチが右眼で月読使ってたように違う方の眼でも使える -- 名無しさん (2021-10-05 16 31 10) ↑うずまき一族にチャクラ多い設定があるってどこかの場面で出てたっけ? -- 名無しさん (2021-11-23 02 19 33) サスケのチャクラは並よりは多くてナルトよりは下だよ。チャクラコントロールもサクラの方が上手い。木登り練習見ればわかりやすい -- 名無しさん (2022-03-20 15 05 33) ナルトでも仙人モード会得したての頃は螺旋手裏剣二発でモードが切れてたのに、戦争編だとサスケは螺旋手裏剣(通常版と大玉版の2回)と全く同量のチャクラの炎遁を出して合わせ技やってたりしたな -- 名無しさん (2022-04-01 18 26 16) 今でもスサノオ使えるはずだけどそれだけじゃ心持たないよな -- 名無しさん (2022-04-09 19 52 16) 改めてコメントのログ化を提案します。前回のログ化提案では愚痴・キャラ叩きコメントがあるという理由で反対意見がありましたが、私が見た感じですとそのようなコメントは特にないように見えましたので、改めてログ化を提案させて頂きます。 -- 名無しさん (2022-08-20 21 29 48) 隻腕+隻眼と漫画界でもここまで欠損したキャラは珍しい。ベルセルクのガッツでも義手つけてるのに。 -- 名無しさん (2022-10-18 22 11 16) 反対意見がなかったためコメントをログ化しました。 -- (名無しさん) 2022-11-06 22 43 48 boruto時代の技術なら眼球の一つや二つ治せそうなもんだけど輪廻眼は無理なんだろうか。増幅口寄せで無双するサスケェが見たかったってばよ -- (名無しさん) 2022-11-17 19 23 19 ↑開眼条件が転生体である事と柱間細胞であるなら今でも条件揃ってるはずなので、復活しないのは写輪眼自体を失ったせいだと思う。万華鏡開眼条件も厳しい、永遠は同じうちはの目を入れ替える事が条件に入るので諦めた方がいい -- (名無しさん) 2023-01-20 01 50 08 里抜けはこれで二度目だが娘を信じるって理由なのがいいな -- (名無しさん) 2023-04-30 00 19 46 理由自体は泣かせるがお前そんなに子煩悩だっけ?って疑問が残るさらに言うとこの件でサクラは最愛の人と何の相談もなく二度目の里抜け別れになったので不憫だ -- (名無しさん) 2023-06-11 15 28 35 その後のサスケ、ナルト(およびオビト)と同様に柱間細胞を義手を付けてほしかった…6部での空条承太郎みたいになっているし… -- (名無しさん) 2023-08-19 10 00 25 ↑誤植入ってすいません…正しくは「ナルト(およびオビト)と同様に柱間細胞の義手を付けてほしかった…」です。とにかく、その後のサスケはナルト(およびオビト)と同じ体になった上で”本当の大人”になってほしかったな… -- (名無しさん) 2023-08-19 10 02 38 今では半ば囚われヒロインになっているサスケェ -- (名無しさん) 2023-12-01 21 30 50 ↑囚われヒロインなのはナルトの方では?サスケはどっちかっつーと敵に洗脳されたあげく無力化された元味方(師匠)だし -- (名無しさん) 2023-12-17 16 56 02 サスケ視点で見ると縁もゆかりもない里の反逆者(扱い)を助けた挙句自分の戦闘技術を余すことなく伝授して最期はそいつを助ける為に捨て身の犠牲になるって娘の為とは言え父さん(変な意味で)頑張り過ぎですよ、自分の記憶を疑ってそこまでやるか?ってレベル -- (名無しさん) 2024-03-07 16 50 09 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2015/06/37 (水) 00 46 02 更新日:2024/02/04 Sun 08 46 51NEW! 所要時間:約 22 分で読めます ▽タグ一覧 NARUTO NARUTO登場人物項目 おかーさん かぐや姫 だいたいこいつのせい ぽっと出ラスボス チート ムッツリスケベ ラスボス 全ての始まり 十尾 卯の女神 外道魔像 大筒木カグヤ 大筒木一族 天津人 天照大神 宇宙人 小山茉美 忍の祖 最強 母 白眼 空間操作 血継網羅 血継限界 角 輪廻写輪眼 輪廻眼 顔芸 鬼 黒幕 大筒木カグヤとは週刊少年ジャンプに連載されていた漫画『NARUTO』の登場人物。 ◆プロフィール 誕生日 8月15日(獅子座) 年齢 不明 身長 不明 体重 不明 血液型 不明 性格 傲慢、強欲 CV 小山茉美 ◆概要 チャクラの始祖。遠い土地から渡ってきた、大筒木を名乗る一族の一人。 大筒木ハゴロモの母。 うちはに伝わる石碑を読んだマダラの話によれば、遥か昔人々の信仰の対象とされていた神樹に1000年に一度実ると言われる『チャクラの実』を口にし、その力で乱世を治めた。 その後はチャクラの力を宿した子を一人授かった。 しかし、実を奪ったことでそれを取り戻そうと神樹が化けた姿が十尾となり、六道仙人こと大筒木ハゴロモがそれを己の身に封印した …が、それは黒ゼツが作り上げた嘘であった。 カグヤはチャクラという絶大な力に溺れ、歪んだ支配欲と独占欲で無限月読で人々を家畜同然に支配していた。 さらに、チャクラという自分のみのものであるべき力がハゴロモともう一人の息子ハムラの二人に分けられたことを怒り、神樹と同化した姿───十尾として兄弟達に襲い掛かったのだった。 ハゴロモとハムラはこれを神樹がカグヤからチャクラの実を取り返すために襲ってきたと考えて反撃、死闘の末に地爆天星で月に封印してしまう。 しかしカグヤは封印される前に自分の意思を持った黒ゼツを残し、虎視眈々と復活の機会を狙っていた。 ●目次 ◆プロフィール ◆概要 ◆人物 ◆能力 ◆使用術 ◆劇中の活躍来歴(アニメオリジナル) 本編 BORUTO ◆血縁関係 ◆読者からの反応 ◆考察外道魔像の謎陣の書 列の書 疾風伝 カグヤと十尾 ◆余談 ◆人物 君麻呂と同様に殿上眉とギザギザの分け目でストレートの長髪、加えて頭部には2本の角らしきものが生えている。 三大瞳術を網羅しており、両目の「白眼」と輪廻眼と写輪眼を合わせた「輪廻写輪眼」 を額に開眼している。 服装は六道の勾玉模様が刺繍された着物を羽織っている。 一人称は「ワラワ」。 ハゴロモの話では、かつては民からは慕われていた程の人格者だったが、いつしか「鬼」と呼ばれるようになったらしい。 息子のことは所有物としか思っておらず、作中でもその傲慢さが表れている。 …と、カグヤについて判明しているのはこの程度であり、実のところその内面は殆ど明らかになっていない。 劇中ではチャクラの回収とナルトらの撃退に終始しており、白ゼツ兵団を創設してまで一族に刃向かおうとした目的も描かれていない。 実の息子であるハゴロモからは愛とは何か知らない者として扱われ、数々の悪人とも心を通わせ改心させてきたナルトにすら「心がないみたいだった」とまで評されている。 これは一族特有の精神なのかと思われたが、続編で登場した同族達はナルト達を下等生物と見下す事はあれど、いずれも人並の感情表現は持ち合わせていた。そしてカグヤはその同族達からも真意が掴めない存在として見られている(約一名に至っては、劇中でカグヤについて触れる機会がなかったというのもあるが元パートナーにもかかわらず一切言及する事は無かった)。 仲間と言える存在は自身の分身である黒ゼツと奴隷として造り替えられた白ゼツのみであり、ある意味『NARUTO』の世界における真の孤独を体現している人物と言えるかもしれない… ◆能力 風・火・土・雷・水・陰・陽全ての性質変化を組み合わせた8つ目の性質変化「血継網羅」と呼ばれる術を扱い、その力は「人」という概念を超越している。 世界規模の幻術・完成体須佐能乎をも砕く体術・空間ごと入れ替える時空間忍術など全ての能力が異次元のレベルで高い。 純粋な戦闘能力はラスボスらしく『NARUTO』シリーズでもブッチギリの最強である。 しかしカグヤ本人はあまり戦闘慣れしておらず、特に作中では復活したてという事もあって能力を活かし切れていない一面があり、そこが弱点となっている。 ◆使用術 天之御中(アメノミナカ) 輪廻写輪眼の輪廻眼としての瞳術で、自身と周りにいる者を瞬時に別空間に強制移動させる。 空間は始球空間、溶(よう)、氷(ひょう)、砂(まさご)、酸(さん)、超重力の6つの世界で、カグヤの意思で地形を変化させることが出来る。 莫大な規模の術であるがその分チャクラ消費も凄まじく、カグヤにしか出来ないとされている。 ナルトたちが暮らす世界とは別世界のため元の世界に帰ることが出来ないが、ハゴロモと冥界から呼び寄せた歴代五影前任者達による口寄せでナルト達は帰還できた。 輪廻眼の瞳術 六道の術も発動可能であり、作中ではサスケの天照を吸収するのに餓鬼道を、多重影分身のナルト達を吹き飛ばすのに神羅天征を使用している。 にもかかわらず後には超尾獣螺旋手裏剣を吸収せず食らったり、ナルトとサスケに追い詰められた際に上に退避する等、使っていれば勝てた場面が多い。 自身の封印がかかっている状況で舐めプするとは考えづらく、ペイン天道のように一度使用したら長期間のインターバルが生じるのかもしれない。 八十神空撃(やそがみくうげき) 体術の一種で、掌にチャクラを込めて放つ巨大な拳撃。 似たような技でガイの「夕象」と日向一族の「八卦空掌」があるが破壊力はこちらが上で、サスケの完成体須佐能乎を破壊するほど。 兎毛針(とげばり) 髪の毛を針のように飛ばす技。白眼で相手の点穴を的確につくことで動きを封じる。 カグヤにしては珍しく小技。 共殺(ともごろし)の灰骨(はいこつ) 手に平から放つ「灰骨」を対象に向けて放つ。これを扱う際は背中から骨が出てくる。 対象に突き刺さると骨はボロボロと崩壊するが同時に相手も受けた箇所から一気に崩壊し、最後は塵と化すという即死攻撃。致死性・即効性共に挿し木の術の上位版。 ゲーム『ナルティメットストーム4』ではこれを千本よろしくバリバリ連射してくる。 黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ) 空中に穴を開け、空間を自由に行き来する時空間移動術。自身の支配する別空間に移動することも出来る。神威と似てるが印や予備動作を必要としない。 回避や相手の背後に回り込む奇襲の他に、灰骨を異空間に通じて死角から攻撃するという事も可能など汎用性が極めて高い。 本来ならカグヤ以外はこの空間に入り込めないが、両目とも神威の万華鏡写輪眼を取り戻し六道の力で瞳力を上げたオビトの域の時空間忍術使いならば、大量のチャクラを消費することで共鳴が可能。 それ以外に一定以上の水準に達した輪廻眼の使い手ならば、カグヤの空間にも穴を空けて行き来することが出来る。 自然との一体化 神樹と一体化したため使用可能になったと思われる。 自然環境その物を操れるという仙術の極致。カブトの「無機転生」に近いがこちらは印なしで発動できる。 本編では氷の世界にて巨大な氷の塊を手足のごとく動かしナルトを拘束した。 ナルティメットストーム4では固有技として溶岩、氷、砂の世界ごとに異なる特殊な技が使用可能であり、溶岩世界ではマグマを前方に噴出する火鼠ノ皮衣(ひねずみのかわごろも)、砂漠世界では砂嵐を飛ばす大砂食(おおすなはみ)、氷の空間では氷を生やして相手を串刺しにする天之氷室(あめのひむろ)を扱う。 また、黄泉比良坂を介した溶岩・氷・酸の一斉放射も行える。 十尾化(じゅうびか) 神樹と一体化したため使用可能になったと思われる。 尾獣を己の体に封印する人柱力とは違い、彼女は神樹と融合し十尾そのものと化しているため、厳密には人柱力の尾獣化とは異なる。 作中では、ナルト達との戦いで超尾獣螺旋手裏剣を食らったために体内の尾獣が呼応して抑えきれなくなり、巨大な卯の姿へと強制的に変身させられている。 神樹の化身である尾獣チャクラのみの時には上述の超常の力は行使できず、天変地異と超威力の尾獣玉とオビトを経由しての木遁くらいしか術がない。 無限月読による神樹の実のチャクラ回収後は十尾の姿でも血継網羅を扱える模様。本編では膨張求道玉、ナルスト4では黄泉比良坂と共殺の灰骨と終焉求道玉を使用している。 無限月読(むげんつくよみ) 輪廻写輪眼の写輪眼としての瞳術。月を使い、地上の生物に幻術をかける大規模な幻術。 この術を受けた者は目に輪廻眼と同じ紋様が浮かび上がり、身動きが取れなくなる上月の光はあらゆる影を通すため、隠れたり屋内へ避難してもこの術からは逃れられない。 輪廻写輪眼を得たサスケが完成体須佐能乎がこの術を遮ることが出来る他、動く死体の穢土転生である火影前任者、カグヤの尖兵の黒ゼツは効かなかった。 マダラは「人々に永遠の夢の世界に誘いこむことで争いを無くす平和な術」と思っていたが、本来は後述する「カグヤの兵へと時間を掛けて変化させる」というものだった。 ただしカグヤの場合だと肝心の月が無いためどうやって人々にかけたか不明だったが、アニメオリジナルエピソードでは、時空間忍術「黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)」で衛星が浮かぶ宇宙空間を開き、そこに輪廻写輪眼の模様を投射して人々に幻術をかけていた。 神(シン)・樹海降誕(じゅかいこうたん) 無限月読にかかった人達を神樹のツタで繭のように包んで拘束し、チャクラを奪い続ける木遁忍術。 黒ゼツ曰く拘束された生物は長い歳月をかけて最終的には白ゼツへと変化し、カグヤの兵となる。 ツタを切っても即座に再生しては縛る為、解術以外で救出するのは不可能。 膨張求道球(ぼうちょうぐどうだま) 神樹に拘束された忍たちのチャクラを吸収し、作り上げた巨大な求道球。 世界を作り変える程の力を持っている。 並の求道玉なら触れても問題無い六道仙術体得後のナルト達でも、触れると危険な規格外の術。 終焉求道球(しゅうえんぐどうだま) 『ナルティメットストーム4』に登場したゲームオリジナル技にしてカグヤの究極奥義。 対象を始球空間に引きずりこみ自身は十尾化、そのまま求道玉を形成してあらゆる角度に極太のビームを放射する。 「次元ごと葬り去る」術とされており、「新たな空間を造る」膨張求道玉とは対になっている。 ◆劇中の活躍 来歴(アニメオリジナル) 原作・ナルスト4では「外世界からやって来た」以外のことはまるで不明だったが、疾風伝のエピソードでその略歴が描かれている。 日本で言う大和時代に相当するはるか昔、神樹の後を追って地球へと漂着。竹林に光輝きながら舞い降りたところを当時のソの国の国主・テンジに拾われた(*1)。 敵国・カの国(火の国?)の回し者とされて殺されかけたが瞳術?で一蹴し、その地に居つくことになる(ちなみに当時の情勢はまんま三国志時代の中国である)。 この当時のカグヤの性格はハゴロモの言うとおり「女神」そのものであり、争いなき平和を望んでいた。 この後テンジと結ばれたと思われる。 その後、カの国が侵攻を開始し、劣勢に陥る中で滞在していた屋敷にも攻め込まれるが、瞳術でカの国の兵士を文字通り木っ端微塵にして一蹴した。 しかし、この力が周囲の恐怖を呼び、テンジ率いるソの国の軍勢から追われる身となる(*2)。二子を身ごもった身ながらも一族の使命を果たすべく神樹のもとへ向かうが、たどり着いた時点で追っ手に追いつかれてしまう。 付き人のアイノを犠牲に払いながらもなんとか神樹の根元にたどり着き(*3)、我が子を守るために神樹の実を口にし、額に輪廻写輪眼を開眼すると共にチャクラを宿して現在の姿へと変貌。 黄泉比良坂で異空間を開いて月を召喚し、無限月読を発動した。ただし、一部は人間を絶やさないために記憶を改竄した上で解放した。 術の発動からしばらく後に双子――ハゴロモとハムラを生み、その地を治め始める。 しかし、神樹に対して行う「しきたり」への反対から反乱が相次ぎ、それを鎮圧すべく城を空けがちになる。この過程で個人的な恨みもあったのか、カの国の者を全滅させていたために「暴君」と噂されるようになった。 ある時、ついにハゴロモとハムラに神樹のしきたりの真実を知られていまい、今まで育ててきた息子たちにすら裏切られたと絶望したカグヤは、丁度村に帰ってきたハムラを白眼の瞳力で威圧して洗脳し、人質にとってしまう。 同じく仙術の修行を終えて帰郷したハゴロモに何故このような恐ろしいことをするのかと詰め寄られた際には、いずれ空からやって来る愛など知らず力しか通用しない脅威に対抗するための兵を量産するためだと答え、ハゴロモの愛を逆手にとり殺せないであろうハムラを操ってけしかけ、勝負を挑ませた。 しかしこれがハゴロモの万華鏡写輪眼と輪廻眼の開眼、ハムラの仙力会得という結果を招いてしまい、分散したチャクラを回収するためついにカグヤ自身が、そしてそのカグヤを守るために神樹が十尾に変化して兄弟に襲いかかった。 数ヶ月にも及ぶ激闘、地上に甚大な被害をもたらしながらも最終的には息子たちに陰と陽の刻印を身体に刻まれてしまう。 直後に黒ゼツを産み落とすもそれ以上の抵抗はできず、地爆天星の核として大量の岩石に封じ込められ遥か上空に飛ばされたのであった。 十尾はこの戦いの後に魂を尾獣として九つに分けられているが、チャクラを抜かれた十尾本体の描写はなく(枯れ朽ちていく場面はある)、ハゴロモの死後はおそらく外道魔像として地上に解放されたのであろうが、後世では月に封じられており地爆天星で封印された後のカグヤ共々顛末がうやむやになっている。 本編 忍界大戦の終盤にて、マダラがうちはの石碑に記された神話を話す際に名前と大まかな容姿が登場。 その後死の淵を彷徨っていたナルトの精神世界にて、ハゴロモとの対話の中でカグヤの起こした悲劇として初めて見た目が明らかになった。 ナルトによって神樹が切断された際には、先の戦いでオビトが連合からチャクラを回収したために意識が多少回復したのか「神樹の化身」としてマダラに接触し、神樹である自身を吸収するようカタコトながら指示。 マダラの回復とパワーアップに貢献した。 そして激闘の最中ついにマダラが無限月読を発動し、ナルト、サスケ、サクラ、カカシ、黒ゼツに取り憑かれたオビト、穢土転生の前任火影以外の全生物を神・樹海降誕で拘束してしまう。 機は熟したとしてカグヤの意志である黒ゼツはマダラを裏切り、無限月読にかかった忍たちのチャクラを人柱力であるマダラを触媒に十尾へ注入、千年近くの時を経てカグヤが復活した。 復活して早々にナルトとサスケから六道の力を感知し、二人を放り投げて休戦を提案。 「ここではな」 苗床である地上世界をこれ以上傷付けさせないため、彼らをサクラ・カカシ・オビトと共に溶岩の空間に引きずり込んだ。 移動してしばらくは傍観していたが隙を見て兎毛針による奇襲をしかけ、それが失敗すると今度は八十神空撃でナルトとのラッシュに挑みこれに打ち勝ち、サスケの不意打ちも完成体須佐能乎を粉砕して退けた。 さらに黄泉比良坂で背後に回って二人のチャクラを吸い尽くそうとするも、ナルトの抵抗もあって失敗。 引き続きナルトらの攻撃に対応しようと構えるが、不意の逆ハーレムの術に呆然としてしまいその隙に殴り飛ばされ、サスケの天手力で2人の間に強制移動してあわや封印されかける。 すると今度は氷山の世界に移動し、自身は脱出して2人のみを氷の中に閉じ込めて再びチャクラを吸おうとしたが、サスケの万華鏡写輪眼の能力で脱出される。 そこで黒ゼツの助言を受け、まずは自身を封印させる力を持つ2人を引き離そうと黄泉比良坂でサスケを砂漠の世界に放り込んで無力化し、ターゲットをナルトに絞って攻撃を再開。 八十神空撃に神羅天征、一撃必殺である共殺の灰骨を駆使してナルトの多重影分身を徐々に減らしていく。 しかし、ナルトのみを意識したためにその他の動きに気付けず、結果オビトとサクラの活躍で救出されたサスケがナルトがいる世界へ無事に戻ってきてしまう。 2人が合流したため今度は超重力の世界に飛ばし、全員の動きを大幅に鈍らせるも重力による影響でカグヤ自身も動けなくなっていた。 「くっ……」プルプル それでも優勢には変わりなく、共殺の灰骨によりナルトとサスケをあと一発という所まで追い詰める。 しかしオビトがナルト・サスケ・カカシを庇った事で失敗し、さらに瞳力が戻ったサスケに接近されたため再び世界を変換、 始球空間へと飛ばし寸前で攻撃を回避した。 しばらくはサスケと一対一で戦っていたが、黒ゼツがオビトの死を嘲笑ったために激怒したナルトの一撃で黒ゼツが寄り添った左腕を切断されてしまう。 その状態でも八十神空撃で須佐能乎を破壊し、直後にナルトが尾獣たちの力を借りて放った「仙法・超尾獣螺旋手裏剣」もほとんど無傷で耐えた。 しかし螺旋手裏剣のチャクラに体内の尾獣たちが呼応し、尾に尾獣達の顔が浮かび上がった巨大なウサギという不安定な十尾化をしてしまう。 その姿のまま、触れた物を瞬時に吸収する十の尾を操ってナルトらを取り込もうとするも、一時的にオビトの万華鏡写輪眼を得たカカシの「神威手裏剣」によって阻止される。 安定した状態に戻るために無限月読の忍達からチャクラを改めて取り込んで元の姿に戻りつつ、膨張求道玉を発動し今度こそナルト達を殺害しようとする。 しかし、ナルトとサスケに加えカカシとサクラも含めた第七班全員の活躍により、ついに陽と陰の印を体に刻まれてしまい「六道・地爆天星」が発動。 尾獣達を全て強制的に排出させられ一気に外道魔像まで弱体化し、咆哮を上げながら再び封印されてしまった。 黒ゼツはまたカグヤの復活を行うために逃げようとしていたが、ナルトによって地爆天星の中に封印された。 カグヤに取り込まれたマダラは封印される直前に吐き出されたが、尾獣を抜かれた状態のため一尾を抜かれた我愛羅と同様に死亡した。 BORUTO カグヤの異空間に建造されたカグヤの居城等について、成長した輪廻写輪眼を用いて独自に調査をしていたサスケの手で、白ゼツを生産したのは自身を脅かす存在に備えての事だったと判明した。 太古に星に渡ってきた大筒木の一族はカグヤ一人ではなく、どうやら異空間を介して様々な星からチャクラの実を回収していたらしく、カグヤは地球に愛着を懐き本家を裏切ったそうだ。 劇場版『BORUTO‐ボルト‐』にて大筒木モモシキ・キンシキ、アニメではウラシキを加えた三名が地球を訪れているが、彼らも本家から派遣されただけの存在に過ぎないとのこと。 映画のその後を描いた漫画・アニメ版では、二人組で来襲したモモシキとキンシキのように、カグヤも同族である大筒木イッシキとツーマンセルを組んでいた事が判明。 上下関係としてはカグヤの方が格下であり、チャクラの実を手に入れるため遙か昔にイッシキと共に地球へ来訪した。 ところが、地球に着いた途端カグヤが突如イッシキに敵対。不意を打ってイッシキに下半身を丸ごと失う致命的なダメージを負わせてしまう。 致命傷を受けたイッシキは付近にいたとある修行僧に取り付いて何とか生き延び、『BORUTO』の時代に新たなる騒動を巻き起こす事に…。 ちなみにイッシキを裏切った理由は不明。(*4) 大筒木本家への敵対行為もそうだが、はたしてカグヤの真意が明かされる日は来るのだろうか…? ◆血縁関係 息子 大筒木ハゴロモ、大筒木ハムラ 孫 大筒木インドラ、大筒木アシュラ 子孫 大筒木一族、日向一族、うちは一族、千手一族、かぐや一族 遠縁ながら子孫 うずまき一族、金閣 銀閣 同族:大筒木モモシキ、大筒木キンシキ、大筒木ウラシキ、大筒木イッシキ、大筒木シバイ この内かぐや一族は第一部にて絶滅、月の大筒木一族も分家と宗家の争いでトネリを残して全滅、千手一族は綱手のみ、うちは一族はサスケとサラダのみ、うずまき一族は離散(クシナの会話から) 人間との子を為したカグヤは人間を見下す大筒木一族の中でも異例の存在。彼女がいなければNARUTOシリーズの世界は間違いなく別物となっていたと思われる。 ◆読者からの反応 ナルトからは「十尾どころじゃないチャクラ」、サスケから「マダラなど比ではない」と恐れられる程の実力を持つが一部読者からは小物扱いにされている。 理由としては、 戦争編前まで伏線は無く、戦争編の終盤で突如の登場。 マダラやオビトのように回想などによる補完がなく、キャラの特徴が分かりにくい。 スペックは高いが、以下のように戦闘経験の少なさゆえか戦い方に雑な面や隙をつかれる面が見られる。戦闘や解説などは黒ゼツの方が喋り、肝心のカグヤはあまり喋ってない。戦略も黒ゼツが助言。 超重力の空間でナルト達の動きを封じるが、自分もその影響を受けてしまい身動きが出来ずにプルプルしている。攻撃自体は遠距離技で行ったが。 サスケ曰く「マダラとは比較にならないチャクラ」だが、戦闘ではそれを生かしてない、というより戦闘シーンがあまりに少ない。 ナルトが使った忍法『逆ハーレムの術』にまんまと引っ掛かっている (効いたというか突然の意味解らない技に呆然としたという方が近いが) という点で一部の読者からは「ぽっと出のカグヤよりマダラの方がラスボスっぽい」と言われている。 回想シーンがほぼないことや戦闘シーンもそう多くなかったのは、NARUTO原作は700話での完結がおそらくすでに決まっていた(*5)ため尺が無かったことや、続編『BORUTO‐ボルト‐』にて大筒木一族の話を広げて描く予定上その布石となるカグヤの話の段階ではまだ厳密に描きづらかったものと思われる。 しかし、少なくとも戦闘能力という面では、輪廻眼を取り戻した後のマダラですら比較にならない。 そもそも戦いにおいては途中までチャクラを取り戻すこと優先で本気で殺しに来てなかったり(ナルトとサスケを殺せる場面はいくらでもあった) ナルトの膨大な数の影分身を物ともしない、サスケの鷹の点穴を瞬時につく、完成体須佐能乎を砕いたりと圧倒的な力は見せており、 六道の力を得た後のナルト達でも一人ずつではまるで歯が立たず、時間稼ぎが限界。 何かが掠っても問答無用で即死しかねない異常な攻撃力に加え、尾獣玉螺旋手裏剣が直撃しようと大したダメージを与えられないカグヤの生物を辞めてる耐久力を前に、 もはや最終手段の封印術「六道・地爆天星」以外にナルト達に成す術は無かった。 しかもその封印すら、同じ時空間に干渉できるオビトの神威がなければ不可能だった(オビトの方もサクラの百豪のチャクラを使い眼から血を流すほどの力を使ったかなり切迫した状況だった)。 また、「全ての因縁の根本的な存在だから」、「マダラが最後の最後で改心するとすれば、自分も誰かの掌の上で転がされる存在であり、結局自分が見下していた対象に救われた場合くらいではないか」 等という理由で、カグヤがラスボスらしいと言う読者もいる。 ちなみに後付け?のためか、千手柱間の柱間細胞と、忍誕生以前から作られていた白ゼツの神樹?細胞は、おそらく無関係なのにそっくりで、後から生まれた柱間の方が高性能な細胞ということになっている。 ◆考察 外道魔像の謎 大筒木兄弟と十尾の戦いの結末については途中で設定がブレている節があり、「ハゴロモが十尾を自身に封印した」から「六道・地爆天星で十尾(外道魔像?)を月に封印した」に変わってしまっている。 尾獣とハゴロモから語られた史実は 原作656話での陰九喇痲「十尾の人柱力は他の人柱力と違う…尾獣を抜いても死にはせん。十尾の殻…つまり外道魔像が残るからな…ありゃ相当の生命力だ。誰が十尾のチャクラを九つに分散した後、各地へ散らしたり出来る?ただし九体も一度に力を抜かれちゃあ死んだみてーに弱りきって数か月は動けもしねェ。かつてのじじいもそうだった」(大筒木ハゴロモは、尾獣達を解放しても体内に外道魔像を残していたので死なずに済んだ) 原作670話での大筒木ハゴロモ「カグヤは神樹のチャクラの実を喰らい力を得てこの地を治めた。ワシら兄弟は母の残した罪をあがなうため、チャクラの実を取り返そうと暴れた神樹の化身である十尾と戦い、それを己に封印した」(大筒木ハゴロモは、ハムラと共に挑んだ戦いの末、十尾は己の身体に封印した) 原作670話での大筒木ハゴロモ「十尾封印後、インドラとアシュラをもうけた。息子アシュラの生き方の中に新たな可能性をかいま見た気がしたワシは、己の中の十尾の力を分散し個々に名前をあたえ、“協力”という繋がりこそ本当の力だと信じた」(大筒木ハゴロモは、成長したアシュラの在り方を見た後、体内の十尾を分散して尾獣達を創造した) このように既存の設定との矛盾も特になかったのだが、黒ゼツの語りとカグヤの存在により混乱が生じてしまっている。 原作681話での黒ゼツ「母はかつて我が子の手で封印されたと。それはそれは強力な封印だったそうだ。十尾自身を地爆天星の核へと変える術…それによって十尾は月となった。だが封印の寸前でオレが産み落とされた」(十尾は月に封印され、その際に黒ゼツが生まれた) 原作681話での黒ゼツ「十尾の正体は神樹だけではない。母自身でもある。チャクラの実を取り返そうとしていた神樹の化身だけではなく二人の子供達に分散したチャクラを取り戻そうとした母の意志だった。このことと母復活の為にオレが動いていたことはハゴロモすら知らぬ真実だ。」(十尾の正体はカグヤ) 原作681話での黒ゼツ「黒ゼツも母の意志も知らぬハゴロモはその頃、インドラとアシュラをもうけ忍宗を作った。忍宗の跡目争いに負けたインドラをオレは唆した」(黒ゼツ誕生はインドラ達誕生以前) ハゴロモ「十尾はハゴロモの体内に封印され、アシュラの成長を見た後にハゴロモは尾獣9体を生み出した。外道魔像をいつ月に封じたかは言及されず」 黒ゼツ「十尾(カグヤ)は月となって封印され、黒ゼツはその時誕生。黒ゼツはアシュラに敗れたインドラを唆した。」 このように説明が食い違うため、各媒体で異なった概要が書かれる事態となった。 陣の書 十尾はカグヤが神樹と融合した姿であると明記されており、カグヤ=十尾=外道魔像が月に封印される事でそこから解放された外道魔像もとい十尾からカグヤが復活、という本編の出来事への整合性が取られたものになっている。 一方で、十尾の封印については「兄弟で十尾を地爆天星した後しばらくしてからハゴロモが尾獣を解放した」というややつっこみ所の多いものとなっている。(十尾を月に封じた後でいつどのように尾獣が造られたのか?外道魔像抜きでどうやって尾獣を各地に散らしたのか?) 列の書 「ハムラと共に外道魔像を地爆天星で封印した」という記述から最も整合性の高い説…と思いきや、直後の文章ではハゴロモが死亡せず忍宗の布教を本格的に始めている事が明かされている。 外道魔像が体外に存在しているにもかかわらずハゴロモが元気モリモリである事から、老境に体内の外道魔像を解放してから衰弱死する前に月に封じたわけではなく兄弟で十尾に挑んだ決戦の中で地爆天星したと思われる。 こちらも尾獣の誕生タイミングが不明。 疾風伝 これらの設定に辻褄を合わせるため、十尾とカグヤを別個の存在として描いたのが疾風伝のアニメオリジナルエピソードであるが、実はこれでも物語が成立しない。 先に述べた通り、疾風伝ではカグヤ封印後の外道魔像の描写がない上、劇中では尾獣チャクラを入れ込んだ外道魔像=十尾を取り込んだマダラが体内の十尾にのっとられてカグヤ復活の媒体となっているので、「外道魔像にカグヤが融合したまま地爆天星で封印された」という事実がないと劇中の復活劇に繋がらないのである。 黒ゼツ曰く「十尾(神樹)にはカグヤの意思も含まれていた」とのことで、チャクラ吸収でそちらの意識を覚醒させて復活させたともとれるが、今度は最初の地爆天星で月に封印されたカグヤの行方がわからなくなる。 また、陰の九尾はミナトに「六道仙人も九体の尾獣のチャクラを一度に抜いて弱り切ったが、外道魔像が残っていたので死ななかった」と語っている。つまり、ハゴロモが尾獣のチャクラの他に外道魔像を封印していないと尾獣たちを解放した途端に死んでしまうので、九尾の回想シーンが成立しない。 このようにどこをどう解釈してもどこかに矛盾が発生しており、結局何がどうなって外道魔像が月へと封印されたのかは原作でもアニメでもゲームでもよくわかっていないのが現状である。 カグヤと十尾 疾風伝でハゴロモ・ハムラとの戦いが描かれたカグヤと十尾だが、実はここまで明かされても十尾の辿った経緯がいまだによくわかっていない。 というのは、作中の無限月読を巡る戦いとマダラを媒体にカグヤが復活したシーン(原作・アニメともここは同じ)を鑑みるに、少なくともその時点では「カグヤ=十尾=神樹」という図式が成立しており、定説となってきた「十尾=カグヤが神樹に同化した姿」という話の根拠となっていた。 疾風伝では両者が最後まで別個の存在として描かれているのだが、こちらの設定では「月に渡ったのがハムラ一人」「外道魔像の行方が不明」という問題がある。 前者についてはそのままだと「THE LAST」に繋がらない(時々戻ってくるとは言っているので解釈の余地は十分にある)が、問題は後者。ハゴロモの中に封印されていないとすると、敗北したオビトとミナト・カカシが対話したシーンで陰の九喇嘛がミナトに語った「かつて六道仙人も尾獣九体のチャクラを一気に抜いて弱ったが、外道魔像が残ったので死ななかった」という顛末と矛盾する。 疾風伝を根拠にこの定説を否定する向きもあるが、概ねアニメ準拠の設定のナルティメットストームの存在を踏まえ、さらに黒ゼツが「カグヤが十尾化出来る」ということを事実として把握していたことを考えれば、やはり定説は正しいと見るべきだろう。(*6) 描かれている事実を突き合わせると、カグヤは神樹と一体化して十尾の状態に戻し暴れ出した後、外道魔像の状態で封印され月となったことが読み取れる(*7)。 一方でカグヤ自身の回想では六道・地爆天星で封印されたのはハゴロモが若かった頃であり、人柱力化より前だと思われる。 最終的に外道魔像が月に封印されたのは確かだが、ハゴロモ自身はナルトに対し「十尾と戦いそれを己に封印した」と述べており、外道魔像がどのような経緯で月に封印されたのかが謎となっている。 続編『BORUTO‐ボルト‐』では、「十尾とは神樹の苗木であり、生きたままの大筒木一族を喰らう事で神樹へと変貌する」という新事実が判明。 つまりカグヤは神樹から十尾へと退化させていた事になり、十尾はカグヤの固有形態でない事が明らかになった。 しかし、どのような経緯と手段で神樹と融合するに至ったかは長らく謎であった。 ところが「全能」の存在が明かされたことで事態は一転。 これらの奇妙な矛盾点や登場人物たちが疑問を抱かない理由が、「全能が使用されたため」である可能性が急浮上している。 ◆余談 主なキャラ造形のモチーフは『竹取物語』のかぐや姫。「大筒木」とはかぐや姫のモデルとされる古事記の人物「迦具夜比売命」の父の名。また彼女の二つ名である「卯の女神」は、月面に見られる模様の一つであるウサギから取られたものと思われる。外道魔像として月に封じられていた過去から、月に関連する要素を複数取り入れたのだろう。 大筒木カグヤという存在が明かされたのは六道オビト戦の後半であり、カグヤというキャラ自体はポッと出ではあるが十尾としてなら五影会談の段階でシルエットが出ており、更に遡ると第二部の初期から外道魔像としてではあるが作中に姿を見せている。 ゲーム『ナルティメットストーム4』ではアニメに先駆けて登場。声を演じた小山氏はそのままアニメでも続役している。カグヤは他キャラと比べて演出が派手で空間の入れ替えなど多彩な術を使うため処理が激しいようで、対戦で彼女を選択するとロード時間が非常に長い。 追記・修正は全人類を白ゼツにしてからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷コメント欄 [部分編集] 泣いてる相手を見て心が無いと思える方が心に問題ありそうだ -- 名無しさん (2015-11-14 22 55 36) コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-11-17 23 18 28) ゲームのキャプチャ映像見ると始球空間って宇宙になってんだな、マジで一個前のボスのマダラとスケールが違いすぎだろ -- 名無しさん (2015-11-28 00 56 41) おまけにゲームオリジナルとはいえ十尾化した状態で放つ終焉求道玉(たぶん膨脹求道玉よりさらに上)なんてのもあるくらいだしな あの最終決戦でまだ力出し惜しみしてたんだからすげえよ -- 名無しさん (2015-11-28 12 12 58) 戦闘では生かせてないっていうか本気だされたら勝ち目ないからな。メタ的に言っちゃうと主人公が負けちゃだめだから手加減させないといけない訳だし。 -- 名無しさん (2015-11-29 06 35 18) 情けないラスボスだったな -- 名無しさん (2015-12-21 19 55 42) イズナ「マダラ兄さん!!!そんな女に支配されないでよ!」 -- 名無しさん (2015-12-29 00 38 49) イズナ「マダラ兄さん!!!そんな女支配されないでよ!」カグヤ「...」イズナ「兄さん!!!(泣き出す)黒ゼツ「ケケケ、無駄だ、お前の兄貴の体は母さんの物になったのだ...うちはマダラはもういない...」イズナ「(ショクを受けて座る)そ...そんなぁ...」カグヤ「気持ち良いわ...マダラの体は」 -- 名無しさん (2015-12-29 00 45 51) 卑劣「かかったな!バカめ!!」 -- 名無しさん (2015-12-30 10 55 57) 一人称といい傲慢な性格といい何となくクィンセクトニアに似てるね、樹(ワールドツリー)を取り込んだあと(奇跡の)実で復活とカグヤとは順序逆だけど -- 名無しさん (2016-01-04 14 50 20) 実を食べた後しか出てこないからわからんが、ハゴロモの言ってたように元は普通だったが実の秘めたチャクラで狂った感じなんかな。息子たちの面影を見て涙したのは本来の人格が一瞬出てきたとか。あの場面その後のキャラ付けと比較して完全に浮いてるし -- 名無しさん (2016-02-12 09 20 56) ↑2星野に出てた蜂みたいな奴? -- 名無しさん (2016-03-04 20 34 53) 戦闘経験値が無くともとりあえず強い技乱発してれば勝てるからな。逆に言えばマダラ並の戦闘経験値を積んでたら本当に勝ち目無いと思う -- 名無しさん (2016-03-10 18 50 42) マダラみたいに隕石落としからのスサノオ25体、そして完成体で5影ボコったりと読者に明確に強さを印象付けられてないからマダラのほうが強く見えると錯覚する。でも実際はダントツで強いと思う。カグヤの下に六道マダラ、完全体モモシキ、転生眼トネリが並んでる印象。 -- 名無しさん (2016-03-10 18 55 03) マダラは自分の能力を完璧に使いこなしていたのに対して、カグヤは使いこなせていないからだろうね。 -- 名無しさん (2016-03-19 14 54 17) いやマダラが一番自分の能力使いこなしてないイメージだわ、他の輪廻眼の能力使わないしスサノオも途中から使わなくなるし新しい技覚えたらそれしか使わないやつって印象 -- 名無しさん (2016-03-25 12 13 27) オビトは十尾入ったら神威使えないとか輪廻眼コントロールできなかったとかわかるけど、マダラってRPGとかで強い技覚えたらもうそれしか使わないみたいな -- 名無しさん (2016-03-25 12 19 12) 輪廻眼の基本能力はオビトサスケマダラ全員殆ど使ってないし輪廻眼は強くしすぎたからしゃーない。ただそれは使いこなすとは違って話の都合ってだけで別の話。初めて使う筈の仙術を速攻で使いこなしたり十尾取り込んでも自我失う気配が無かったり基礎力が段違い。一方でカグヤはプルプルにしろハーレムで呆気に取られたりマダラが速攻で見抜いてたナルトの影分身を黒ゼツ揃って見抜けずめっちゃ苦戦してたりとこいつら大丈夫かと読んでて思わされるほどだったわ -- 名無しさん (2016-03-30 13 16 27) 前座のオビトとマダラがネタと個性の塊で強さもトップクラスだったから人気があったのだろうが正直このキャラはネタや個性も薄い、余りに喋ら無さすぎる、ぽっと出、おまけに↑の書き込み同様プルプルハーレムやら分身程度に苦戦する描写等の相乗効果のせいで何もかもがつまらない。マダラオビトが無理なら黒ゼツラスボス化させた方が全然良かったんじゃねと今でも思う。 -- 名無しさん (2016-03-30 18 13 29) なんとなくフジリュー版封神演技のジョカを彷彿とさせるキャラだと思う。二人をみて泣いてたシーンはジョカが太公望(フッキ)をみて昔を懐かしむシーンのリスペクトなんじゃないかと考察してみる -- 名無しさん (2016-04-01 04 03 23) マダラの童貞を奪った女w -- 名無しさん (2016-04-04 17 20 18) 正直描写不足で十尾のほうが強くみえた -- 名無しさん (2016-04-10 00 24 49) ↑いやこいつが十尾やろ -- 名無しさん (2016-04-20 21 55 38) 裏切ったさいの黒ゼツのマダラへの発言はかなり秀逸で好きだわ、マダラもネタキャラとしては好きだけどラスボスだったらそれはそれで文句言われてたと思う -- 名無しさん (2016-04-20 21 59 51) 個人的にラスボスは殆どしゃべらない方が得たいの知れない感があって、好きだわ。 -- 名無しさん (2016-04-28 12 46 42) せんせい、結局球根オバケじゃなくてウサウサマッマが十尾の真の姿なんですか -- 名無しさん (2016-05-03 20 40 46) ようやくアニメも原作軌道に戻ったと思いきや次週からはまさかの大筒木カグヤの物語とは・・・ -- 名無しさん (2016-05-05 20 12 43) ↑x2 球根お化けだったのがカグヤと融合してデカウサギになったんだろう -- (2016-05-05 20 53 21) ↑2 読者からの反応にも書かれているけどカグヤは補完が無かったから、その補完をアニオリでするんじゃないか? -- 名無しさん (2016-05-06 14 12 45) アニメで白眼に光が映ってるだけで何故かちょっと印象変わった。良いほうに -- 名無しさん (2016-05-06 14 18 25) ↑あれは可愛さと引き換えに白眼特有の不気味さがなくなっちゃったから何とも言えんな いや可愛い方がいいのだけれども -- 名無しさん (2016-05-06 22 30 59) 角都と誕生日同じなのか -- 名無しさん (2016-05-07 08 43 12) 平和を望んでいたのに愛した男に裏切られお腹の子達を守り争いを終わらせる為とはいえ神樹の実を食べて無限月詠で夫含むすべての人間を神樹の養分にしてしまったのは怖くもあるし悲しくもある・・・ -- 名無しさん (2016-05-18 19 57 59) アニオリは来週で終わりそう? -- 名無しさん (2016-05-20 13 37 33) しかし彼女ほどの実力者を脅かすほどの存在に白ゼツでどう対抗する気だったんだろう -- 名無しさん (2016-05-27 21 40 17) うちはにありがちな最初の方はまともなのに後の方になって狂っていくというのは祖先からの受け継ぎだったか -- 名無しさん (2016-05-27 22 16 03) デタラメな考察書いといてそれが的外れだったとわかったときほど滑稽なもんはないね 十尾はカグヤの意思を含んでいるっていう黒ゼツの発言を曲解して十尾はカグヤと神樹の融合体と勝手に思い込んで追記しまくってたけど、一昨日のアニメで十尾は神樹単体と判明して驚いたわ -- 名無しさん (2016-05-29 00 24 14) チャクラの実を食った影響で思考や人格が神樹よりになって経ってことはないかなぁ。地上のことを「苗床」って言ってたし。 -- 名無しさん (2016-06-07 15 38 21) 今まで高すぎる基本スペックによるゴリ押しでどうとでもなっていたから、応用力とか突発的な対応力とかが欠けていたんだろうな。 -- 名無しさん (2017-01-07 22 55 09) 断末魔のうさぎカグヤがマダラをおえっぷと吐き出すところシュールでかわいくて好き -- 名無しさん (2017-05-06 01 33 00) ラスボスの筈なのに変にコミカルな描写のせいで萌えキャラ扱いされるカグヤ可愛い -- 名無しさん (2017-05-06 02 11 26) 実は大筒木一族の裏切り者で白ゼツを作ったのも大筒木一族から人々を守る為だった模様 -- 名無しさん (2018-04-30 02 18 57) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2018-05-09 07 43 06) ↑x2 アニオリだけの設定だろ? -- 名無しさん (2018-06-03 14 14 25) ↑『七代目火影と緋色の花つ月』でも、何者かの襲来に備えて兵隊として作ったことは触れられてるよ -- 名無しさん (2018-06-03 15 04 37) ↑x2アニメの設定は原作に反しない範囲で公式と考えて良いんじゃないか?あとここアニヲタWikiだし -- 名無しさん (2018-07-02 13 20 51) まさかカグヤの仲間が殻のボスだったとは -- 名無しさん (2019-06-16 21 37 48) カグヤとジゲンがパートナーだとすればジゲンって今まで何してたんだろう?カグヤが地球を訪れてから少なくとも千年以上経ってるはずだけど。後大筒木本家やウラシキと殻はそれぞれ別々に動いているのかな? -- 名無しさん (2019-06-28 06 11 19) ジゲンの本名はかぐや姫の許嫁の帝から取って大筒木ミカドとかね? -- 名無しさん (2019-07-02 20 39 54) 逆ハーレムの術で隙晒したり冴羽獠にナンパされて動揺したりと意外とかわいい()ラスボス -- 名無しさん (2019-07-26 11 44 22) 独裁者のカグヤですら一族の中ではまともと評されてるって大筒木一族はどんだけ頭がぶっ飛んでるやつが多いんだろうか? -- 名無しさん (2019-08-25 10 04 37) 先遣隊に過ぎず本隊はいずれ来るってこと?本隊との最終決戦がナルトの真の完結編かな -- 名無しさん (2019-08-26 21 06 33) 迷惑なウルトラ一族って感じか -- 名無しさん (2019-10-15 12 42 09) 最新話でジゲンはただの人間で -- 名無しさん (2019-12-22 15 26 28) 最新話でジゲンはただの人間で、その中に「大筒木イッシキ」なる存在が入ったって感じらしい -- 名無しさん (2019-12-22 15 28 51) キャラデザが好みだからこそNARUTOのラスボスはマダラにしてBORUTOでマダラの裏で暗躍していたEXボスとして存分に描いてほしかった -- 名無しさん (2020-07-18 12 37 50) そういえば公式ファンブック陣で言われていたが、カグヤ自体神樹の実の虜と述べられていた。どうやら神樹の実には摂取した者に力を与える一方で精神汚染効果という多大なリスクがあるようだ。 ここからは私見になるが、大筒木一族が強くはあるが傲慢・非情な性格の人間が多いのは、神樹の実の精神汚染効果が子々孫々に渡り(最早遺伝病レベルといえる程の)生体濃縮した結果である…と勝手に思っている。 -- 名無しさん (2021-06-14 13 50 38) 下手に殺せばどこぞにいる楔を刻まれた器に転生されるからな。大筒木一族はカグヤみたく封印による生き地獄にして処分するのが正しい。封印である以上復活させられるリスクはつきまとうが… -- 名無しさん (2021-07-17 07 26 17) 神羅天征は掌を向けるのが間に合わなかったと解釈してた(ノーモーションで発動できるペインも肉弾戦車とかは掌で的絞ってる)じゃなきゃメタ的に神威雷切が無意味だし あと超尾獣螺旋手裏剣は輪廻眼で睨んでるから餓鬼道で吸収しきれなかったんじゃないか -- 名無しさん (2021-07-21 16 24 58) 「それはダメだ!」←すき -- 名無しさん (2021-07-27 10 17 20) この人がいたせいでNARUTOでの多くの不幸が起きたけど、そもそもこの人がいないととっくの昔に世界が滅んでるので実質NARUTO世界のMVP -- 名無しさん (2021-07-27 13 36 34) ↑1 確かにそうだな!!カグヤが居なければNARUTOもBORUTOも始まる事も無く消えて逝っただろうしな。 -- 名無しさん (2021-07-27 13 45 51) ナルトの重粒子モードでも数十時間寿命削るのが精一杯だったのに、不意打ちとはいえイッシキを瀕死にさせるとかホントにチートな強さだったんだなぁ。 -- 名無しさん (2021-07-28 00 10 13) 五影→土影しか須佐能乎を割れず 柱間→全力で完成体須佐能乎を破壊 カグヤ→完成体須佐能乎を瞬殺(しかも2度)だからな…パワーが違いすぎる -- 名無しさん (2021-07-29 03 45 22) 今更ながら、始球空間って子宮とかけてるのね -- 名無しさん (2021-08-21 00 20 07) 外道魔像って実はハゴロモのミイラというか死体でハゴロモの死後に月に埋葬されたんじゃないかな -- 名無しさん (2021-11-09 04 29 15) 同族が人間のことを下等な原生生物扱いしてるのにそんなのと子作りしたカグヤは俺たちで言うところのケモナーみたいな変態性癖を持っていた…? -- 名無しさん (2021-12-25 16 14 54) ↑1 若しくは、今の大筒木に成る前…神に至ろうとする前の一族の価値観等を持った謂わば先祖返りだったりするかもな…。 -- 名無しさん (2022-01-17 14 30 02) 一応原初の頃は優しくまさに兎の女神の呼び名に相応しい存在だったみたいだし、イッシキ裏切った事も含めて一族の価値観には疑問が -- 名無しさん (2023-06-04 22 29 32) だいぶ矛盾があった各種メディアの経歴なのに、全能の存在で大体が説明付いてしまうのほんとあれのヤバさを感じる -- 名無しさん (2023-08-25 23 05 12) 名前 コメント
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22ページ目 家への夜道を水素と歩いていると、正面に人影が浮かんでいる。此処はグリーン城の城下町なので夜でも人が大勢居ても不思議ではないのだがその人影は此方を向いたまま動かない。 「おい、誰だてめえ。」 水素が違和感を感じて人影に詰め寄る。 「その問いには名ではなくまずは力で答えよう。だが此処では人や家屋が多過ぎて戦うには不都合だ。ついて来い。」 人影は此方が近づくに連れて徐々に姿を露わにしていく。赤い鎧に青い上下の衣服、青いサンダルのような履物、右目は生前よく見た黒い文様が浮かんだ紫と赤の瞳である。 「水素、無視しよう。今は面倒だ。それにお前は能力が無い。挑発に乗るな。こいつはヤバい。」 水素の肩に手をかけて制止するも水素はそれを振り切る。 「止めんなよ?久々に楽しめそうな相手に出会えたんだ。こいつは俺が相手する。お前は今の内に帰れ。」 「能力も無いのにどう戦うつもりだ?あいつを見ろ。あれは万華鏡写輪眼と輪廻眼だぞ。お前では無理だ。」 「心配すんな。おいお前、場所を変えるとか言ったな。さっさと案内しろ。」 少年の制止も聞かずに水素は目の前の男の挑発に答える。 「俺が戦いたいのはそこの尋常ならざる霊圧を持ってる黒尽くめの男なんだがな。お前からは霊圧もチャクラも魔力も気も何も感じない。お前に興味は無い。失せろ。」 男は水素をあしらうように答える。 「おい、喧嘩売っといて逃げる気か?もしかして俺にビビってんのか?」 水素は挑発に出るが、男は動じた様子は見せずに数秒間瞑目する。 「いいだろう。そこの黒尽くめより先にお前を前座として葬ってやる。ついて来い。」 男はそう言うと建造物に飛び移って素早く移動を始める。忍者らしい身のこなしだ。 水素はその速さに平然とついていく。能力は無いと言っていたが身体能力は非常に高いようだ。 「仕方ない。このまま帰るわけにも行かないだろう。」 少年はその後を瞬歩で追う。暫くすると城下町の中心にある巨大なドーム状の建造物に辿り着いた。 「此処はコロッセウムと言ってな。この世界で昔剣奴同士が殺し合いをさせられる民衆の娯楽の場だったようだ。今は催し物や決闘に使われるらしいが今夜は誰も居ない。此処なら戦いの場に相応しいだろう。」 そう言うと男は入り口からコロッセウムの中に消えた。水素と少年もその後に続く。 次へ トップへ
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【クラス】 アヴェンジャー 【真名】 うちはマダラ@NARUTO 【性別】 男性 【属性】 秩序・悪 【パラメーター】 筋力:D 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:C 宝具:B 【保有スキル】 忍術:A 基本的な術(影分身など)、炎の術(火遁)を使うスキル。 (漫画本編で使用した技は全て使用可。ただし『柱間細胞』『輪廻眼』ありきの技は使用不可) 気配遮断:A 自身の気配を消す能力。 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 戦闘続行:B 往生際が悪い。 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、致命的な傷を受けない限り生き延びる。 【宝具】 『万華鏡写輪眼』 ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 写輪眼と言われるうちは一族の特異体質。その中でも最高位である永遠の万華鏡写輪眼。 再現可能な技術であれば一度見るだけで模倣することが可能。 同ランクの幻術、千里眼のスキルを保有しており、幻術は同ランクの対魔力や精神干渉系のスキルで抵抗。 または、アヴェンジャー本人から解除して貰うなどしなければならない。 他の魔眼、及び幻惑効果から逃れる効果も含まれている。魔術的な隠蔽は、この眼では意味を成さない。 『須佐能乎』 ランク:B~A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:500人 術者を中心に展開される異形による防御壁。注ぐ魔力により形態が変化する。 太刀や勾玉などの武器を生成する他、ランクDの対魔力のスキルを発揮させる。 例え破壊されたとしても必要量の魔力さえあれば即座に展開できる。 ただし、封印術以外の呪いなどに対する耐性は皆無である。 『力で人を束ねよ』 ランク:EX 種別:対人(自身)宝具 レンジ:? 最大捕捉:1人 忍の始祖たる六道仙人の二人の息子の兄・大筒木インドラの思想。 アヴェンジャーの在り方を象徴するもので、これをスキルや宝具を以てしても覆すことは不可能に近い。 常時開放宝具だが、本来あるべき効果はほぼ失われており、形として残されている。 仮に効果を発揮する場合があるとすれば、インドラの弟・大筒木アシュラの魂を引き寄せる。 もしくは―――[削除済み] 【人物背景】 神の掌で踊り疲れた男。 それ故、この聖杯戦争があまりにも彼の嫌悪するものだった。 中途半端な召喚によって本来持ち込める宝具やスキルを失っている。らしい。
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登録日: 2012/04/10(火) 12 11 16 更新日:2024/04/13 Sat 13 18 35NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 NARUTO NARUTO登場人物項目 「犠牲になったのだ」発言者 うちはオビト うちはマダラ だいたいこいつのせい まさかの正体 オッドアイ グルグル トビ ナルトス フレンチクルーラー マダラの本気 モノマネ芸人 仮面 内田直哉 尾尾十 後輩 忍 忍者 怪演 暁 犠牲さん 犠牲になったのだ 高木渉 黒幕 黒歴史 一尾〜、二尾〜、僕はトビ…… なんちって☆ トビとは週刊少年ジャンプで連載されていた漫画『NARUTO‐ナルト‐』の登場人物。 CV.高木渉 二部の風影奪還の章にて、怪力医療忍者ことサクラと砂隠れの里のご意見番ことチヨバアに敗れ死亡したサソリの代わりに暁に入ったフレンチクルーラー型の仮面の男。 暁メンバーの中ではムードメーカー的存在……のはずだが、デイダラ以外は基本シリアス一辺倒の連中ばっかりなのでぶっちゃけた話かなり浮いている。 お調子者で、よくデイダラ先輩をイジったりおちょくっては首を絞められたり爆破されたりしてる。 でも爆弾設置を手伝ったりしており、何だかんだで仲は良い様子。 戦闘能力ははっきり言って不明。賑やかしとしての登場が多く、トビ自身がナルト達と直接戦ったシーンは一度のみ。 ただし、不死コンビの登場前後で、ある湖に解放されていた三尾・磯撫を単独で沈黙させている。 この事から、暁の中でも潜在的な戦闘力はトップクラスに高いと思われる。 また、ナルト達がイタチを捜索していた際に出くわして戦闘になった際はまともに相手をせずあしらっていたが、謎の時空間忍術を用いて攻撃を回避し続け、最後の最後まで一発も食らわなかった。 確認できる限りでは土遁が使える様子。 せんぱ~い! 追記修正していきましょうよ~! △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- うわー!しんじられなーい! ……なーんてね! 思った通りだ… CV.内田直哉/高木渉(563話以降) 【概要】 上記の振る舞いは全て演技。 自らを『うちはマダラ』と名乗り、『トビ』の仮面を被って水面下で密かに自身の計画を実行すべく暗躍していた暁の裏のリーダー。 イタチの死をゼツから聞かされた際のリアクションが上のもので、「なーんてね」までは高木氏、それ以後は内田氏が担当。 【人物】 本来の性格も上記の性格とはかけ離れたモノで、目的の為に嘘を吐いたり、裏切り者は容赦なく殺すなど冷酷な面が目立つが、死んでいった暁の仲間達に対しては良くやってくれたと労う一面を持つ。 クシナから九尾を抜き取って死に追いやった張本人であり(*1)、波風ミナトは他里とのパワーバランスを考え、自分の命と引き換えに屍鬼封尽で九尾をナルトに封印したので、ナルトにとっては両親の仇であると言える。 トゲトゲアロエヤローことゼツ並みに神出鬼没であり、物音一つ立てずに突然現れる事が多々。 消える時はまるで何かに吸い込まれるかのように(パッと見、写輪眼に吸い込まれるような描写で)姿を消す(時空間忍術)。 これは右目の写輪眼の能力らしい。この能力はカカシと似ている。トビはこの術で離れた場所から場所へと飛び回っており、内部の時空間に人や物を収納することもできる。 ゼツ以外がいる時は常に仮面を被っているため、彼の素顔を見た者は一部の人間のみ。 その素顔を見た鬼鮫曰く元水影だとか。これはかつてトビが四代目水影こと橘やぐらを写輪眼で操り、霧隠れの里を「血霧の里」と呼ばれるほどの過酷な里へと変えたためである。 鬼鮫は霧隠れを抜ける前、トビがやぐらを操っていたことを『月の眼計画』の概要と共に本人に知らされていたのだ。 右目は写輪眼、仮面を替えた後は左目に長門から移植した輪廻眼を宿しているのが分かる。 前の左目の写輪眼は『イザナギ』を使用した際に使えなくなった。 劇中で何度か右腕がもげているが、その後に再生している。これは初代火影こと千手柱間の細胞の賜物らしい。 【月の眼計画】 尾獣を集めているのは『月の眼計画』を実行する為。 九体の尾獣を手中に収めることで十尾を復活させ、それの人柱力となり、十尾の力と月を用いて、全世界に大規模な幻術『無限月読』を掛ける。 これによって人々をそれぞれの理想がかなえられた夢の世界に永遠に閉じ込め、この世から争いを根絶する、というもの。 見方を変えればマダラが全てを支配するのと同義であり、結局はまやかしの平和でしかない。 【正体】 そう、彼は自らをうちはマダラと名乗った のだが…… 第四次忍界大戦。 九尾と八尾を奪取すべく五影に堂々と宣戦布告したマダラ(+その他諸々)と、世界を暁に明け渡さぬ為に各里が一丸となって作られた忍連合軍の戦いである。 白ゼツの能力によって撹乱され一時はピンチに陥るも、新たな力を得たナルトの参戦で勝機が連合軍側に傾き始めたその時。 穢土転生によって本物の『うちはマダラ』が現れたのだ。 真っ先にマダラと対峙する事となった我愛羅やオオノキは当然、動揺を隠せない。 穢土転生で目の前に居るという事は、うちはマダラは今の今まで本当に死んでいたことになる。 では、マダラを名乗り暗躍する、あの面をした男は一体誰なのか……? ナルト達に対しては正体を明かす気がないらしく、何者だと問われても、 オレは誰でもない 誰でもいたくないのさ… といった台詞で返している。 彼の正体の予想は諸説あったが……。 ナルト達との交戦の末に上記の時空間移動の術がカカシの万華鏡写輪眼・神威と同じ術と判明、そのギミックを利用され遂に螺旋丸で仮面を破壊される。 もう逃げられねーぞ! てめェは… 誰だァァァアア!! 仮面を割られ、ついに露わになったその素顔は…。 【もう一人のトビ】 「トビ」という名は、中身の人物がマダラのアジトで療養していた際、不安定な人造体を補うため「装着」していた柱間細胞から生まれた人造人間の名前(*2)。 フレンチクルーラーの仮面のデザインもトビの顔を模したものである。 こちらのトビはオビトの正体が割れた後ヤマトを中身として乗っ取り、木遁・真数千手の仏像でヒルゼン率いる忍連合の部隊を襲撃していた。 無限月読解術後、大本の外道魔像が封印されたことで生命維持が出来なくなり、解放されたヤマトを再び乗っ取ろうとするも果たせずそのまま解けて崩壊してしまった。 【余談】 つけていた仮面は、初期は神威の吸い込みを模倣した渦巻き、大戦時は輪廻写輪眼を模した「波紋模様に写輪眼の勾玉型の穴」というデザインになっていた。 文字数は犠牲になったのだ 古くから続く追記・修正…その犠牲にな △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] トビって十尾(とおび)からきてんのか -- 名無しさん (2013-07-22 22 28 40) 高木声はグルグルだったのかwwwwww -- 名無しさん (2013-08-03 00 37 36) ↑でも、今日の放送でオビトの声も高木さんだったよ -- 名無しさん (2013-12-19 21 07 24) ↑2オビのき逆読みかと思ってた -- 名無しさん (2014-01-27 16 31 38) カブトの協力なしだとこいつ白ゼツ10万体で忍連合迎え撃つつもりだったんだよな・・・ -- 名無しさん (2014-10-18 12 36 13) ↑白ゼツの変化による潜入作戦があれば大丈夫じゃね?ナルトが外に疑問を持っていち早く外に出たのもカブトが出した金角の九尾チャクラのせいだし。後オビト本人や外道魔像でもっと暴れまわる気だったのかもな。 -- 名無しさん (2014-10-18 12 43 13) 最後砕け散ったトビはなんだったのか? ヤマトの身体でも再度乗っ取ろうとしたのか? -- 名無しさん (2014-11-13 21 28 42) 最後のグルグルが手を伸ばしてるのは切なかった…オビトに対してなにか思う所あったのかな白ゼツとグルグルも -- 名無しさん (2014-11-15 20 28 05) トビやペインが生きてたらトネリなんて敵わなかったんだろうか -- 名無しさん (2014-12-17 21 38 34) あの仏頂面の三十路が「デイダラせんぱ~い!(ウザい声色で)」とか言ってたと思うと・・・ -- 名無しさん (2015-02-02 01 26 31) 正体を最初からアニスタ知っていたら違うキャストだっただろうなあ -- 名無しさん (2015-08-30 12 35 57) 声的にトビ時はオビトが芝居してたんだよな・・まぁ、昔は明るい奴だったけどさw -- 名無しさん (2015-09-01 23 37 04) オビトの演技だとするとゼツとの会話が不自然になっちゃうしグルグルに喋らせてたということで… -- 名無しさん (2015-09-03 20 01 05) グルグルがくっ付いてるような描写はないし喋らせる意味もないしなぁ…そもそもあの演技というかキャラ作りというか必要だったのか…? -- 名無しさん (2015-09-03 21 32 26) グルグルについても書いてほしい -- 名無しさん (2016-02-23 00 59 14) グルグルの名前がトビとか初耳なんだけどソースは何? -- 名無しさん (2016-02-23 08 40 01) ↑陣の書じゃね? -- 名無しさん (2016-02-23 23 01 19) ↑「トビ 陣の書」で検索したら確かに出てきたわ 編集者さん疑ってすまない -- 名無しさん (2016-02-24 09 32 10) トビの正体は十尾の精神で実は第四次忍界大戦では死んでなくてボルトでも復活するために歴史の影で暗躍してるとかないかな?外伝のうちはシンは誰かに操られてた気がするし。ミニシンの正体も十尾の分身の気がする -- 名無しさん (2016-10-31 16 42 43) トビの面の模様のデザインは初登場時はグルグル・神威の回転方向・輪廻眼、 -- 名無しさん (2016-11-04 21 06 53) ↑ -- 名無しさん (2016-11-04 21 07 50) 九尾事件では目の穴開きを含めた9本の模様からするに九尾、忍界大戦時は写輪眼と輪廻眼、無限月読をイメージしたデザインな気がする。状況によって変わってんのは面白いなと思った -- 名無しさん (2016-11-04 21 14 44) どうもトビの仮面でうちはマダラを名乗っていた人間がオビト以外にもう一人いた気がする。少なくとも鬼鮫の前に姿を現した四代目水影を操っていた写輪眼の人物はオビトじゃなく別人だと思う -- 名無しさん (2017-07-12 09 31 09) ぶっちゃけこの頃が一番大物感があった -- 名無しさん (2020-06-05 01 32 38) 初登場した時からトビの正体はうちはシスイだと予想していたからオビトだと分かった時はちょっと悔しかったな -- 名無しさん (2020-08-29 06 47 24) 復元しました。通報の場所とかよくわかってないのでどなたかお願いします -- 名無しさん (2021-05-18 12 15 19) 名前 コメント