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試合カウント 対戦者1 対戦者2 対戦方法 33スレ第1戦33スレ第1戦(2) 優曇華&星 まとめ人 コーラ一気のみ 33スレ第2戦 シャンハーイ 大量のちび萃香 ゆかりんとゆうかりんを素敵な髪形にカットしてあげて下さい 33スレ第3戦 前スレ 270の衣玖ブラの人と慧音(衣玖服) 魔梨沙と映姫 にとりの作ったメカが暴走したので止めてください 33スレ第4戦 チルノ・お空・レミリア・魔梨沙の東方ファイト的新バカルテット 魅魔・神綺・藍・不比等の親バカルテット 大富豪 33スレ第5戦 やたら毛深くなったチルノ 第三の目の管が異様に長くなってもじゃもじゃしたさとり 文がどういうわけか暴れてしまい、幻想郷中の人々を魔法書やらなんやらを使ってチルノや椛の姿にし、あんな写真やこんな写真を撮ろうと企んでいますので全力で止めて下さい 33スレ第6戦 初代スレ 4とJS999号 チルノと文とはたて 早苗さんを常識に捕われさせる 33スレ第7戦 慧音(キスメ服) 三霊融合虹川姉妹 二分咲きのお花見を盛り上げてください 33スレ第8戦33スレ第8戦(2) 普通のにとり 紅美鈴 命蓮寺の(匿名希望)Tさんからの依頼です。*「また妖怪"宝塔隠し"が現れました! 宝塔は部下に探させていますのでその間に妖怪"宝塔隠し"を退治してください!」 33スレ第9戦33スレ第9戦(2)33スレ第9戦(3) スク水ロリス スク水ブラックレミリア ビーチに行って楽しもうずより楽しめた方が勝ちちなみにレミリアは1日間水と太陽光の影響を受けない魔法を使っています 33スレ第10戦 プルプル震えながらしゃがみガードしているレミリア マジカル少女こいしちゃん 単純頭脳労働耐久 33スレ第11戦 紫 藍、橙 餅の大食い(丸呑みで) 33スレ第12戦33スレ第12戦(2) れみりゃ、ゆあきん、てるよのカリスマすっぽ抜けた三人 レティ、ヤマメ、ナズーリン この問題:33スレ第12戦を自力で解け(先に三人全員が解いたほうの勝ち) 33スレ第13戦33スレ第13戦(2) 清く正しい射命丸文 満腹状態のルーミア 早大門 33スレ第14戦33スレ第14戦(2) 早く春が来てほしいリリー ネコミミ生えてネコのように小町に甘えてる映姫様 輝夜をゲームで打ち負かせ! 33スレ第15戦 きめぇ丸 なんかエロいメディスン レミリア「みんな~、れみりゃのカリスマ教室はじまるよ~♪ あたいみたいなセレブを目指して、頑張っていってね☆」 33スレ第16戦33スレ第16戦(2) なんかエロいアリス+なんかエロいロリス 普段よりskmdyの基準がゆるいパチュリー y談 審査員の主人公3人組を爆発させたら勝ち 33スレ第17戦 霖之助 魔理沙(はいてない) 紫を起こしてきてくれ スペカ使用は禁止 助っ人呼ぶのは有り 33スレ第18戦33スレ第18戦(2) おつむがどかーんしたレミリア 凄く賢くなったチルノ 一日体験巫女 33スレ第19戦 霊夢ですら思わずちびるほど凄絶な笑顔を浮かべてるゆうかりん(何故かダブルスポイラーのディスクを持って) その幽香の姿を見てニヨニヨ微笑む程余裕のある魅魔 初代スレ 4とJS999号、そしてこーりんの三人にスペルカードを作ってあげて下さい。但し、審査員はレミリア・永琳・魔梨沙の三人です。勿論、能力使用・妨害工作・脅迫・色仕掛け・腕ずくによる実力行使・他の者に頼るなどのあらゆる反則行為は禁止。 33スレ第20戦 いざよいさくやさんじゅうななさい 聖白蓮19歳蟹座のB型 正義の魔法少女としてダーク魔法少女・八意永琳永遠の17歳を退治して下さい 33スレ第21戦 ワンピース既刊全巻読破したムラサ船長 ワンピース既刊全巻読破した妖夢 読書感想文 お題目はみょふ~会『幽子からの手紙』 33スレ第22戦 角界入りしたレティ(四股名は白岩) マッチョ化したパチュリー にらめっこしてください 笑ったら負けよ 33スレ第23戦 はたてとにとり 霖之助と文 諏訪子さまの帽子を持ってきてくれ 33スレ第24戦 水着姿の萃香天子衣玖さん 水着姿の阿求依姫蓮子 いつぞやの例の少年が何を血迷ったか輝夜に求婚したそうです。例によって難題が出されたので手伝ってあげてください。 33スレ第25戦 藍しゃまへの気持ちを綴ったお手紙をこっそり書いていたけど無くしてしまってあせっている橙 橙の書いた手紙を飼っている黒ヤギが食べてしまってどう伝えようか困っている慧音先生 べろんべろんに酔っ払った幽々子と紫と永琳をなんとかする 33スレ第26戦 最近少しバストアップして恥ずかしい妖夢ちゃん 育児ノイローゼになった咲夜さん 幻想郷水着コンテストの審査員をしてもらいます 出場者は博麗霊夢、永江衣玖、紅美鈴の3名です より納得できる審査をしたほうの勝ちです 33スレ第27戦 子宮が疼いてもじもじしている射命丸文 黒服ルナサ 博麗神社の桜の木の下でお寿司や鍋物、酒をがっつり消費できたほうが勝ちます 制限時間は3時間、助っ人可 33スレ第28戦 服装を取り換えっこした水蜜 ぬえ 装を取り換えっこしたにとりと椛 バイオハザードシリーズのどれかを早解き 33スレ第29戦 たべちゃうぞー、なレミリア 直情型映姫様 魔理沙の髪の毛をもらってきてよ! 33スレ第30戦 恋愛ハンター東風谷早苗 蓮メリ並みの関係な文とdie妖精 霧雨魔理沙の本命は誰なのか聞きだすんだ 33スレ第31戦(1)33スレ第31戦(2) 初代スレ 4やJS999号、藤原不比等らが『目指せ100試合参戦!!』、美鈴・勇儀・アリスらが『3ボス連合期待の星!!』という幟(のぼり)を立ててテーマソング『死を賭して』に乗って参戦する東方封魔録3面ボス、砲台 神綺が操る蓬莱人形 775:お相撲とかでののぼりみたいなもの? 776:もう単純に重量で勝負だ 33スレ第32戦 「自爆以外ならどんな命令でも聞くようになる薬」を飲まされた輝夜 輝夜と全く同じ服装で羽根を隠したスター 臓器移植をする 33スレ第33戦 つばの大きな帽子をかぶり真っ白なワンピースを着ている椛その姿はまるでお嬢様のよう キャプテン・ルナサ 人里で占いの店を開く。よりたくさんの人が当たったと感じた方の勝ち。 33スレ第34戦 みすちー お燐と橙 すいません、ちょっとお聞きしたいんですが これからスパゲッティをゆでるんですけど スパゲッティを茹でるとき塩を入れますよね、あれはなぜなんでしょう? ためしに入れたときと入れないときで比べてみたんですが特に変わりないように思えました 量によって何か違いがあるんでしょうか? スパゲッティをゆでるときはみなさんどうしてますか? 33スレ第35戦(1)33スレ第35戦(2) 初代スレ 4・JS999号・まとめ人のスレ住人トリオ ロボサクヤ一個大隊 波動拳を修得する 33スレ第36戦 いろいろとはみ出したもこたん 帽子から何かがはみ出した諏訪子 カリスマ検定試験(Lunatic) 33スレ第37戦33スレ第37戦(2) 炎の雀士パチュリー・ノーレッジ 氷の雀士アリス・マーガトロイド 麻雀をテーマにした東方の同人誌を描いて下さい。より評判の良かった方の勝ち。 33スレ第38戦 ルーミア 猫車暴走族お燐 胸のふくらみを美しく見せた方が勝ちます おしゃれという意味でね 33スレ第39戦(1)33スレ第39戦(2) すっぽんぽんれいむ ぱちぇ大佐 立ちスクリューをリアルで再現して!
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「輝夜さま、今晩はいきなりどうしたんですか?」 「ん? あぁ、晩酌?」 「そうです。普段はイナバに頼むのに」 そういいながら俺は輝夜様の差し出した杯に酒を注ぐ。 一息にそれを飲み干して、輝夜様はため息をついた。 「いい加減に気付いてくれないかしら……って思ったの」 「は? どういう……?」 「はぁ、鈍感ね。ヒントをあげるわ、考えなさい」 こほん、と咳払いを一つ輝夜様はした。 そして、朗々と歌を詠みあげる。 「"秋の夜の月の光はきよけれど 人の心の隈は照らさず"」 「……相変わらず美しいお声ですね」 「褒めてないで考えなさい。全く……鈍感なんだから」 また、ため息を一つ。乱暴に杯を俺に向ける。 俺は杯に酒を注ぎながら、言った。 「意味は……存じております」 「え?」 「だから、その和歌の意味は存じております」 「え……冗談おっしゃい、貴方が何で知ってるのよ!?」 「以前輝夜様が口ずさんでおられたのを聞きまして。意味を自分で調べたのです」 笑顔でそこまで言った。段々と輝夜様が赤くなっていって、終いには俯いてしまった。 「知ってるなら……分かるわよね」 「はい、それはもう十分に」 「じゃあ……返して」 「返すって……返歌ですか?」 「そう。きちんと返してちょうだい」 これはしまった。返歌なんて考えていなかった。 少ない知識をひっくり返して、歌を詠む。 「"いつとても恋しからずはあらねども 秋の夕べはあやしかりけり"」 「……………………」 「……どう…ですか…………?」 「…………へったくそ」 「勘弁して下さい……。勉強不足でして」 「じゃあ私のところで勉強なさい」 「それって、いつもと変わらないんじゃないですか?」 「確かにそうね」 小さな小さな俺たちの笑い声が真っ黒な空にとけていった。 9スレ目 457 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「姫様? 何してるんですか?」 「ちょっとね。……ふふふ、これで良し。反応が楽しみだわ」 「まぁ~たネットですね? 夜更かしはいけませんよ」 「あら、肌が荒れたくらいじゃ○○は私のことを嫌いにはならないでしょ?」 「そんなことくらいじゃなりませんけど……。迷惑かけちゃいけませんよ」 「そうだけど……幻想郷で一番のカップルは私と○○だもの。それだけは譲れないわ」 「そうですね。…じゃ、もう寝ますんで。姫様はどうします?」 「私はもう少し反応見るわ」 「そうですか。じゃあ、お休み」 「あ、ねえ! 寝る前にキスしてあげる」 「あ゛~、いや、寝る前にそれはちょっと……」 「添い寝?」 「いや、ですから、そんなことをされたら悶々として寝れないじゃないですか」 「本望じゃない?」 「確かにそうですがっ!」 「分かったわよ、じゃあキスだけね」 「――んむ゛っ!? ……ぷはっ。いきなりは止めてくれよ…」 「悶々とする? ねえ、する?」 「ああ、するな」 「じゃあお布団へ行きましょ。めくるめく大人の世界よ」 「反応見なくていいのか?」 「○○の?」 「ちがうっ!」 9スレ目 826 ─────────────────────────────────────────────────────────── 永遠亭宝物殿 隠し部屋の奥には豪奢なベッドで眠る少年 その傍らに、蓬莱山輝夜は佇んでいた 「今晩は、○○……」 輝夜は穏やかに囁き、少年の頬を撫でて唇を重ねた。 満足げな笑みを浮かべると彼に覆い被さり 恍惚とした表情で彼の寝顔を見つめる。 「美しいわ○○ ……そう、貴方は美しいまま眠り続ける」 それは輝夜の永遠を操る能力 彼女の能力に囚われた彼は、年を取ることも死ぬこともなく ただ、眠り続ける 「愛おしいわ○○ ……貴方を誰にも渡しはしない」 彼の存在を知るものは居ない ただ一人、輝夜を除いては…… 「私のエンデュミオン……決して貴方を喪いはしない」 月明かりさえ届かない薄暗い部屋、輝夜は少年の衣服を丁寧に脱がせていく 永い年月、彼はずっとそうやって愛されてきた。 そして、彼女に愛され続ける限り、彼が目を覚ますことはない。 永遠に…… 10スレ目 484 ─────────────────────────────────────────────────────────── 輝夜、永遠を生きるお前にとって例え須臾の間であっても隣に居させてくれないか? 11スレ目 364 ─────────────────────────────────────────────────────────── ○「輝夜、正月といえばなんだ!?」 輝「正月といえばお雑煮に凧揚げでしょう。今更何を…」 ○「ちっがーう! 正月といえば姫初めに決まってるじゃないか!」 輝「姫初m……///」 11スレ目 717 ─────────────────────────────────────────────────────────── 【Who s Raw!? Who s Sick!?】 俺が幻想郷に迷い込んでそろそろ1年。 所謂“昔ながら”の生活にも大分慣れてきたところだ。 博麗の巫女やワーハクタクの慧音さんには帰る事を勧められたが、結局俺は幻想郷に残った。 今更外の世界には戻れない。 “落雷を操る程度の能力”の持ち主なんかが外の世界に居ても迷惑なだけだと自覚している。 (ちなみに“雷を呼ぶ”訳ではない。雷雨の時にしか仕えない微妙な能力だ) こっちに来たお陰で能力の制御も上達したというのもあるし、俺を受け入れてくれた幻想郷に恩返しもしたい。 それに。 「○○、遅いわよ。まったく、相変わらず時間にルーズね」 「この竹林って何回来ても迷うんですよ。そこまで言うなら目印でも立てて下さいよ、姫」 「自分で立てなさい」 「酷いな」 永遠亭のお姫様と仲良くなれた。 彼女に出会って“帰りたい”と思わなくなったし、彼女も帰らせてはくれないだろう。 まぁそれでも――いずれ別れは来る。 彼女は不老不死ではあるが、俺の死は流石に避けられないから。 ……その辺の話をしたら本気で泣かれてしまった事があった。 慰めるのに七時間を要したのも、今となっては良い思い出……だ。恐らく。 「さて、○○。貴方を今日呼んだのは他でも無いわ。もうすぐバレンタインデーね」 「あー、そうですね。俺が来たのは弥生の月でしたから、こっちでその行事が来るのは初めてですよ」 「流石“元”外界人ね。話が早いわ。あのね、バレンタインデーには……」 「俺にチョコをくれるから楽しみにしておけ、と?」 「惜しいわ。貴方が作るチョコを永遠亭一同楽しみにしてるわ。頑張ってね」 「惜しいどころの話じゃないですねぇ!!」 流石は輝夜姫。ワガママ具合も超一流だ。 かつて『五つの難題』を出された貴族達に同情する。菓子を用意するだけで済む俺は恵まれてるのだろうか。 とはいえ、目の前に座って楽しそうに笑う彼女を見ると、それくらいならいいかとも思ってしまう。 俺みたいな特に目立たない風貌の男と仲良くしてくれる礼というのも兼ねておこう。 バレンタインデーの本分を忘れてる気がするが、気にしない。 「私のは勿論、瑛琳やイナバ達の分も用意するようにね。ああ、私への本命チョコは手作りを希望するわ」 「…イナバ、って鈴仙やてゐ……だけ、じゃ、ないですよね?」 「ええ、この永遠亭に住む“全てのイナバ”に、よ」 「はいぃっ!?」 前言撤回。俺は今、『六つ目の難題』に直面している。 アレか?姫がこないだ語ってた『新難題』ってこれのことか? 「そんなわけで帰って作業に取り掛かりなさい。これは命令よ」 「……どんだけ重労働を俺に強いるんですか、アンタは」 「あら……不満そうね。だったら……」 当然のように俺は文句を言うのだが、姫がこちらへと座ったままジリジリと近寄る。 膝を突き合わせるような距離まで近付いたところで、彼女は俺の手を握り。 「……お返しは奮発するわよ?永遠亭を上げて、ね?」 「 頑 張 り ま す 」 気がつくと即答していた。 「そう、嬉しいわ」と微笑む輝夜の表情は、絶世の美女という言葉が相応しいと思った。 実際に俺の顔は真っ赤だったし、心臓も破裂するんじゃないかという勢いで鼓動を繰り返していた。 100mを全力疾走したような勢いだ。 お返し云々はともかくとして、だ。(0.3倍返しウサ、とかあり得なくも無い) 何はともあれ、俺が彼女達の為にチョコをプレゼントするのは決まってしまった。 ……かつて彼女の難題に挑んだ貴族の気持ちが良くわかる。 こんな可愛いお姫様に頼まれたら、断れない。 「それじゃあ楽しみにしてて下さいよ。俺もお返しを楽しみにしますから」 「ええ、頑張ってね?」 頑張りますとも、お姫様。 ……頑張れ、俺。 ※ 「……姫、無茶を言うのも程ほどにしなさいな」 「いいのよ、永琳。これが私と○○の付き合い方なんだから」 「随分と○○が気に入っているのね」 「そりゃあ、ね。助けられちゃったし」 彼女は思い出す。 彼が永遠亭に運び込まれたのは、夏頃のことだった。 雷混じりの夕立が降り出した頃――○○は落雷を至近距離で受けて永琳の元へ運び込まれた。 そこで交えた会話が、輝夜と○○の出会いだった。 『自分の能力なのに制御を失敗したの?未熟者ね』 『誰が未熟者ですか?……ああ、俺ですね』 『すぐ自覚できない辺り重症ね。病気なんじゃないの?頭が残念になる病気』 『誰が病気ですって?……頭が残念なのは、昔からですよ』 今でも思い出せるほどだ。 運び込まれたのが“外界人”だと聞いて、興味本意で話し掛けたのがキッカケだった。 ○○のような「普通の青年」と接点が少なかった輝夜には、久しぶりの新鮮な刺激だった。 その後も何度か交流があり、今ではすっかりいい仲である。 「そこでね、永琳。……○○へのお返しにお菓子を作ってあげようと思うんだけど」 「はいはい、教えればいいんでしょ?」 「流石ね、永琳。それじゃあ早速始めるわよ」 「……本当に、手の掛るお姫様ね」 勝手知ったる仲、という具合で二人は台所へと消えて行った。 ――輝夜と○○の二人が、慣れないお菓子作りに苦しむ姿を射命丸文に撮られてたとか。 ――「永遠亭の姫、熱愛発覚!?お相手は○○かっ?!」という記事を作られたりとか。 ――○○に輝夜ファンである村の男達からカミソリレターを送り付けられたりするのだが。 それは別の話。 12スレ目 807 うpろだ885 ─────────────────────────────────────────────────────────── どうして私がネトゲに熱上げてる時に後ろで(・∀・)ニヤニヤと笑ってやがりますか(゚Д゚)ゴルァ! どうして私が悪いのにケンカになると先に謝りますか(゚Д゚)ゴルァ! どうしてお小遣かっぱらったのに文句一つ言いませんか(゚Д゚)ゴルァ! どうして部屋の掃除を嘘ついてあんたに押し付けたのに怒りませんか(゚Д゚)ゴルァ! どうして子供が出来ないのは私のせいなのに謝りますか(゚Д゚)ゴルァ! どうして自分が体調悪い時は大丈夫だと私を突き放して私が倒れるとつきっきりで看病してくれますか(゚Д゚)ゴルァ! どうして妻の私に心配掛けたくなかったからって病気の事を隠しますか(゚Д゚)ゴルァ! おまけにもって半年とはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ! 妻の私には何も言わないで医者の永琳に相談するなんてどういうことですか(゚Д゚)ゴルァ! 申し訳なさそうな顔で俺の事は忘れていい男見つけろとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ! こっちの気持ちは無視ですか(゚Д゚)ゴルァ! 正直、あんた以上のお人よしで優しい男なんかググっても絶対見つかりませんよ(゚Д゚)ゴルァ! 私みたいなニート嫁にすんのはあんた位ですよ(゚Д゚)ゴルァ! 言い忘れてましたが私、赤ちゃん出来たんですよ(゚Д゚)ゴルァ! 親子でモンハンするって約束が叶いそうなのに何で生きられないのですか(゚Д゚)ゴルァ! そんな状態じゃ言い出せ無いじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ! それでも言わない訳にはいかないから思い切って言ったら大泣きしながら私を抱きしめますか(゚Д゚)ゴルァ! 泣きたいのはこっちですよ(゚Д゚)ゴルァ! 生まれる頃にはあんたはこの世にいないんですよ(゚Д゚)ゴルァ! 元気な子だといいなぁってあんた自分の事は蔑ろですか(゚Д゚)ゴルァ! 見舞いに来た黒白とか紅白に何自慢してやがりますか(゚Д゚)ゴルァ! 病気で苦しいはずなのに何で姓名判断のサイト覗いてやがりますか(゚Д゚)ゴルァ! どうして側に居てあげたいのに一人の身体じゃ無いんだからと私を部屋に帰そうとしますか(゚Д゚)ゴルァ! どうしていつも自分の事は二の次何ですか(゚Д゚)ゴルァ! 永琳にいよいよダメだと言われ泣いてる私に大丈夫だよとバレバレの慰めを言いますか(゚Д゚)ゴルァ! こっちはあんたと幻想郷なくなっても生きて行きたいんですよ(゚Д゚)ゴルァ! それがもうすぐ終わってしまうんですよ(゚Д゚)ゴルァ! 私からあんたを取ったらネトゲしかなくなるんですよ(゚Д゚)ゴルァ! 忘れろと言われても忘れられる訳ないでしょ(゚Д゚)ゴルァ! 死ぬ一週間前に俺みたいな奴と一緒になってくれてありがとなですか、そうですか(゚Д゚)ゴルァ! こっちがお礼を言わないといけないのに何も言えず泣いちまったじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ! あんなに苦しそうだったのに最後は私の手を握りしめて逝きやがりましたね(゚Д゚)ゴルァ! 何で死に顔まで(・∀・)ニヤニヤしてやがりますか(゚Д゚)ゴルァ! (゚Д゚)ゴルァ! (゚Д゚)ゴルァ! そんなのは良いから起きて下さい(゚Д゚)ゴルァ! 生まれてくる子どもを抱いて下さい(゚Д゚)ゴルァ! 子どもに微笑みかけて下さい(゚Д゚)ゴルァ! ちゃんと働くから永琳○○を助けてやって下さい(゚Д゚)ゴルァ! 家事一つ出来ない私に子供を育てろと言いやがりますか(゚Д゚)ゴルァ! 私はアンタがいないとだめなんですよ(゚Д゚)ゴルァ! そんなあんたが死んで5ヶ月... 子どもが生まれましたよ(゚Д゚)ゴルァ! 私に似て元気な女の子ですよ(゚Д゚)ゴルァ! 目元はあんたにそっくりですよ(゚Д゚)ゴルァ! どこかでやっぱり(・∀・)ニヤニヤしてますか(゚Д゚)ゴルァ! 私はこの子と何とか生きてますよ(゚Д゚)ゴルァ! あんたも遠くから見守って居てください。 -----------------------------チラシ裏-------------------------------------- 2chの有名なコピペ改変。 改変っていえるほど変わってはいないけど。 364を見ていたらどうしても。つまんなくてごめんなさい。 イチャってなくてごめんなさい。 改変前はこれです⇒ttp //ameblo.jp/waros/entry-10005755860.html --------------------------------------------------------------------------- 13スレ目 370 うpろだ980 ─────────────────────────────────────────────────────────── 月の姫が彼を拾った理由。それは気まぐれ以外の何者でもなかった。 強いて言うなら、永遠亭が男手不足だったから、という理由になるのだろうか。 「今日から私に仕えなさい。力仕事を貴方に任せるわ」 彼は月の姫の言葉に従った。 幻想郷という右も左もわからない見知らぬ土地で、縋るものは彼女しか居なかった。 「素直なのは美徳よ。私の名は蓬莱山輝夜。貴方の名は?」 「その……私には名がありません。あったかもしれませんが、もう忘れてしまいました」 「そうね、ならば今日から貴方は○○と名乗りなさい。良い名だと思わない?」 「はい…光栄です、輝夜様」 「姫でいいわ。私の力になりなさいね、○○」 こうして、幻想郷で一つの新たな主従関係が結ばれた。 彼は彼女に対して深い敬意と絶対の忠誠を露わにし、その内心にある想いを隠した。 主従である以上、主に恋心を抱くなど不忠にも程がある。 そう考えた彼は想いを心の奥底に沈みこませ、蓬莱山輝夜の配下として、新しい人生をスタートさせた。 が、一日、一週間、一ヶ月、一年と過ぎていくうちに。 「姫ー、朝ですよー。鈴仙が朝飯作って準備してくれてますよー」 「ん……ぅ……あと少し待って、○○……」 時間は容赦なく“慣れ”を産み、固い誓いも石が川を流れた後のように丸くなっていく。 二人は主従でありながら、世話焼き気質な兄と手間の掛かる妹のような関係になっていた。 勿論、彼は一年前と変わらぬ思いを抱いているし、輝夜もまた彼を従者として信頼していた。 とはいえ、ここは幻想郷である。従者が主にツッコミを入れるなど日常茶飯事。 程よいヌルさが二人の関係を少しずつ軟化させていたのもまた事実であった。 「ほら、布団被ってないで起きなさい。いい天気ですよ……っ?!」 「う……ん?」 無理矢理○○が布団を引っぺがすと、寝巻きをはだけさせた輝夜の肢体が露わにされた。 ○○はそのまま凍り付いたように動かない。主であり、想い人である人物の半裸を直視してしまったのだから、仕方ないとも言える。 一方の輝夜はというと、○○を意に介する事もなく枕もとの着替えに手を伸ばす。 「○○、おはよう。…どうしたの?そんなところで石化して」 「……誰のせいだと思ってるんですか、姫」 「勿論、乙女の布団を引っぺがした○○の責任よ」 「でしょうね!」 朝から全責任を擦り付けられながらも(実際、布団を捲ったのは他でもない○○だったのだが)、輝夜を起こすという仕事を終えた彼は部屋の外に出た。 着替えが終わると、二人で下へと降りていく。居間には食卓を囲んで輝夜の到着を待っている永遠亭の面々。 上座にあたる位置に腰を下ろすのを見届けると○○は一礼して、 「それじゃ、行って来ますんで。姫、あんまり永琳さんに迷惑掛けないようにお願いしますよ」 「あまり遅くならないようにね。それに、そんな心配されるほど子供じゃないわ」 「永琳さん、姫をお願いします。鈴仙とてゐも、頼んだぞ」 「わかってるわよ」「はい、○○さんも気をつけて」「んー、いってらっしゃーい。モグモグ…」 彼の仕事は永遠亭における雑務全般だ。主に力仕事を一手に引き受けている為、永遠亭で一番忙しい人物だとも言える。 今日は先日襲撃してきた藤原妹紅と主・蓬莱山輝夜の激闘の爪痕を修復しなければならない。 主な被害は屋根の一角の瓦が全部吹き飛んでいる点に尽きる。 これを修繕する為、人間の里まで瓦を調達に行く。○○が朝食も取らずに出かけたのはこの為だ。 「さーて、瓦は何枚要るんだろうな。…ま、3往復もすればなんとかなるか」 「相変わらず働き者ですねー」 「ん?その声は…文サンか。おはよう」 「どーも、おはようございます」 丁度竹林を出たところで上空からの声に前を向いたまま返事をした。 上を向かないのは「男としての礼儀(by○○」らしい。まぁ、文の服装に理由があるわけだが。 文は降りてくると同時にペンをメモ帖に走らせつつ、満面の営業スマイルで○○に問い掛けた。 「で、昨日の名勝負数え歌の結果はどうだったんですか?」 「俺乱入でノーコンテストだ。というより、取っ組み合いになったところで後ろからゲンコツをこう…」 ぶん、と振り下ろすような仕草を交えて答える。文の取材に対し当然のように答えるのは、最近では○○と山の上の神様くらいである。 「お陰で被害を最小限に抑えられたんだけど、結局瓦が酷い事になって……やれやれ」 「……なんていうか、貴方も変わりましたね。昔はもっとこう、ガチガチの頑固者、って感じだったのに。輝夜さんに手を上げるなんて、 一年前の貴方からは想像も出来ませんよ?」 「幻想郷(ここ)じゃ肩肘張るだけ無駄って気付いただけさ。あの新しい神社の巫女さんにもそう伝えておいて欲しかったんだけどね。 あと、俺が姫を殴るのは永琳さんが怒る前に止める為だ。永琳さんを怒らせると姫がゲンコツより酷い目に合うからな」 「あはは、そうかもしれませんね。そうそう、件の新しい巫女さんなら霊夢さんに倒されて少しは落ち着いたみたいですよ?」 「そりゃ何よりだ。それじゃ、俺は里まで出かけるんで長い取材はまた今度にしてくれるかい?」 「ええ。あ、最後に一つだけ」 「ん?」 「輝夜さんとの仲は進展しました?」 「っ!……はっはっは、何の事だかな?」 「いえ、別に~?それじゃ失礼しまーす!」 ニヤニヤ笑いを浮かべながら高速で飛び去る文を○○は忸怩たる思いで見送るしかなく。 溜め息を一つ付くと、里に向かってトボトボと歩き出した。 ※ 大工の棟梁、石材店の主と相談する事、数十分。 なんとか瓦を確保する事はできた。しかも大きな荷台まで用意して貰い、○○としては嬉しい誤算だった。 「いやー、日頃の行いが良かったのかな。これで往復しないで済みそうだ」 しかしそんな浮かれ気分も永遠亭到着と同時に打ち砕かれることになる。 「…あ、○○おかえりー」「おかえりなさい……」 永遠亭の外で○○を出迎えたのは呆れ顔のてゐと憔悴しきった鈴仙の二人。 輝夜と永琳の姿は見えないが、屋敷の置くから爆発音やら何やらが響いているのが聞こえ、○○は暫し茫然となった。 「……魔理沙がね。実験に使うから私が死ぬまで薬を借りてくぜー、って」 「今、姫と師匠が止めようとしてるんですけど……」 「……もうやだ」 ○○が弱弱しくその場に座り込むのと同時に白黒の影が玄関から超高速で駆け抜けて行った。 それを追うように輝夜と永琳が飛び出してきて、一旦着地する。 立ち止まった二人を見て空中に静止した魔理沙は息を切らせながらも、罪悪感を全く感じていない声で言い放つ。 「ケチケチしなくてもいいだろ?死んだら返すぜ」 「うちを紅色の屋敷の図書館と一緒にしないで頂戴。いいから止まりなさい!」 「永琳、こうなったら実力行使よ!」 輝夜の合図で二人が再び魔理沙を捕まえるべく飛び立とうとしたその刹那…… 「おっと、そうはいかないぜ。恋符―――!」 魔理沙が何の迷いもなくミニ八卦炉を、玄関前に並んでいた面々に構えた。 彼女からすれば、紅魔館の門を強行突破する時と何一つ変わらない気分だったのだろう。 しかし魔理沙の行動に慣れていない永遠亭の面々は完全に不意を突かれた格好になり―― 「―――『マスタースパーク』!!」 「姫!!みんな!!伏せろー!!」 事実上、永遠亭の門番も兼任している○○が真っ先に飛び出して、懐から符を取り出して―― 「石符――『マーブル・タイタン』!!」 輝夜や永琳、てゐ、鈴仙を庇うように両手を広げて、マスタースパークの直撃をその身で受けた。 「…………」 「なっ……アイツ……」 魔理沙はミニ八卦炉を構えたまま、驚愕の表情で立ち尽くしていた。 マスタースパークの直撃を受けた相手が微動だにせず、その場に両手を広げて立ち尽くしている。 それだけでも十分、驚くべき事だ。 相手がスペルカードを使ったも、予想外といえば予想外だ。 とはいえ、永夜異変の時には居なかった相手なので単なるリサーチ不足とも言える。 魔理沙が驚いた最大の理由、それは。 「…………」 人間だと思っていた○○が、物言わぬ大理石の像と化していたことだった。 「人間じゃなくて妖怪――だったのか?」 「そうよ。彼は外の世界で幻想と化したガーゴイル」 魔理沙の背後から、永琳の冷静な声が。 「能力は確か、“硬と軟を操る程度の能力”ね。自分の体限定らしいけど」 右手側からは、てゐの妙に楽しそうな声が。 「一年前、姫に仕えてから…ずっと私達の手伝いをしてくれてる人よ」 左手側からは、目を赤く染めた鈴仙の声が。 「――そして、私の大事な人。石の妖怪であるが故に、共に永遠を生きてくれるかも知れない人」 そして、眼前から静かな怒りに満ちた輝夜の声が響く。 「まて、話せばわかる」 「「「「 問 答 無 用 」」」」 顔面蒼白の魔理沙に四者四様のスペルカードが放たれ、本日最大の爆発が起きた。 その爆音の壮絶さは、遠くはなれた博麗神社の巫女がうたた寝から目を覚まし、すぐ二度寝するほどのものだったという。 ※ 「痛いぜ痛いぜ痛くて死ぬぜ……」 「それだけ軽口叩ければ十分よ。今度から、紅魔館気分で永遠亭を襲撃しない事ね」 「そうした方が利口だな……うう、こんな目にあったのは何時以来だ……」 四者の猛攻を受けた魔理沙は、そのまま永遠亭にUターンして永琳の治療を受ける事となった。 鈴仙とてゐは荒れた部屋の片付けに奔走していた。 そして、 「アレが噂のマスタースパークですか……マジで死ぬかと思いました」 「もう無茶しちゃ駄目よ。貴方は魔力さえあれば永遠に生き続ける。でも、体が砕けてしまったら修復できないのだから」 「だから“切り札”まで切ったじゃないですか」 「弾幕を飛ばさないスペルカードのどこが切り札よ。それに大理石ってモース硬度3の柔らかい物質じゃない」 「……クリスタライザー加工済みってことで一つ」 玄関でまだ下半身が石像化していた○○の前に輝夜は立っていた。 彼の能力は一つの硬度に安定させる事を目的としている。 故に、一度石化すると少なくとも半日は完全に戻ることは出来ない。 戻るにしても頭から順にゆっくりと人間の体と同程度の硬度に戻さないといけない、という制約があった。 無理に硬化と軟化を繰り返せば、体が耐え切れずにコナゴナに砕けてしまうだろう。 「でも、助けてくれてありがとう。私だけでなく、永琳やイナバ達も庇ってくれたのが嬉しいわ」 「お褒めに預かり光栄ですよ、姫」 「これは褒美よ、取っておきなさい」 「え……?あ、ちょっと待っ……!」 動けない○○の体に身を寄せ、彼に短い口付けを交わす。 「……どう取っておけばいいんですか」 「そのまま再び石化すればいいんじゃないかしら?」 「……勘弁してくださいよ……」 先程まで白い大理石の像だった○○の顔は真っ赤に染まり、輝夜は静かな笑みを浮かべる。 赤い頬に手を添えて、輝夜は静かに尋ねる。 「貴方は私と永遠を共にしてくれるかしら?」 「石像風情でよろしければ、いつまでも」 -END- -ここからチルノの裏- ガーゴイルって普通永遠に生きるわけじゃないと思うんだけど、気にしないでください。 -ここまでチルノの裏- 13スレ目 459 うpろだ995 ─────────────────────────────────────────────────────────── 輝夜にプロポーズされたい。難題を出したい。 僕の子供を産んでください。 僕が死んでも、僕のことを忘れないでください。 でも、僕のことで何時までも泣き続けないでください。みたいな。 ‥‥五つも思い浮かばないorz 365 :名前が無い程度の能力:2008/03/05(水) 23 10 17 ID 2KOq28HU0 364見て何か幻視した 「○○!私と結婚しなさい!」 「だが断る」 「えぇえええっ!?なんでよ!かぐや姫よ私!?伝説のかぐや姫が求婚してるのよ!? 数多の男性から求婚された伝説の美少女かぐや姫が求婚してるのよ!?」 「いや……そうは言われても…色々と難題がだな」 「何!?難題って何よ!二人でイクところまでイッちゃった仲じゃないの!えーりんだって○○ならおkって言ってたのよ!」 「おkって……まぁ、兎に角色々と難題が」 「だからその難題って何よ!忌々しいわね、私と○○の愛の旅路を邪魔するヤツ…………ッ! そうか妹紅ね妹紅だわええそうよ妹紅に決ってるわあの小娘考えたわね事もあろうに人のダンナに手を出すなんて」 「いや…ちょっと落ち着け輝夜」 「止めないで頂戴○○これは流石の私も鶏冠に来たわフフフあの芋娘久々に私の逆鱗に触れたわねジャンクにしてあげるわ!」 「あーほら落ち着け(ぎゅっ」 「ふぇええっ!?」 「妹紅は関係ないぜ。その問題っていうのはだな」 「……………(ぱくぱく」 「ん?どうした輝y」 「…………きゅ~(ぱたん」 「……気絶しやがったよコイツ」 「流石は○○ね。抱きしめるだけでイかせちゃうなんて」 「わざわざカタカナ表記にしなくてもいいです永琳さん。で、なんで冷蔵庫から出てくるんですか」 「気にしちゃダメよ。ところで、難題って何かしら」 「…難題というかお願いというか」 「例えば?」 「俺の子供を産んでくれ。 俺が死んでも、俺のことを忘れないでくれ。 でも、俺のことで泣いたりしないでくれ。 あと…」 「言うわねぇ」 「茶化さないで下さい…」 「むぅ、あと何なのよ」 「あら、おはようございます姫」 「ちょっと幸せすぎて死にかけたわ。で、あとのお願いはなんなの?」 「それは…まだ思いつかん」 「何それ」 「輝夜のように難題を5つ出そうとしたんだが……ぶっちゃけ思い浮かばない」 「…そんな事で私の求婚断ったっての…?いい度胸してるわね」 「そりゃ輝夜の恋人やってるからな」 「上手いわね」 「ちょっとそれどういう意味よ」 「○○、結婚してから考えたらどうかしら?」 「……それもそうですね。よし、じゃあ結婚するか輝夜」 「―――」 「ん、どうした?」 「あー……フリーズしちゃってるわね。というか昇天してるわね」 「えー」 「ああもうこういう所が可愛らしいわ……兎に角リザレクションするまで待ちましょうか」 13スレ目364、365 ─────────────────────────────────────────────────────────── 初夏の空気。 最近めっきり蒸し暑くなってきた陽気に押されて、夕涼み。 周りを竹林に囲まれた永遠亭は、常に涼しく、心地よい風が吹いている。 宵の口。 今日は薪拾いやら薪割りやら、重労働だった俺は珍しく一番風呂を頂いていた。 風呂をあがってみれば、太陽はすでに顔を隠し、残照だけが空を紫色に染めている。 縁側に腰掛ければ、御影石のたたきが裸足に心地良い。 クイッ 冷酒を呷る。 今日はちょっと趣向を凝らして、竹の水筒に竹のぐい飲み。 さっき山に入った時に、青竹をちょいと拝借して作ったもの。 取れたての竹の青臭い匂いも、こんな暑い日にはむしろ清々しく思える。 「いい香りだ」 酒も、竹も。 そう呟いたとき、 「それって、私のこと?」 後ろから声がかかった。 恋人の輝夜の声。 振り向いた先には――いつもと違った彼女が、いた。 「その動きってことは、私に気づいてなかったのね……」 拗ねたような声も、半端にしか耳に届かない。 そこにいたのは、 黒髪をアップにして、ポニーテールにまとめた輝夜だった。 「ねえ、何か言いなさいよ」 振り向いたきり、反応を示さない俺の頬を、つんつんとつつく輝夜。 いつもにまして身軽な浴衣でこそ、できる行動と言えなくもない。 「綺麗だ……」 「え?」 「あ、いや、その、思わず本音が出たというか、いつもと髪型が違って新鮮だったというか、 風呂上りの火照った顔が色っぽくて凄く可愛いうなじがえーとそのー……」 いかん。動揺しきっていて自分でも何を言っているかわからない。 しかし、輝夜は機嫌が直ったのか、 「ふふっ。ありがとう。嬉しいわ。 ……ここ、座るわね」 「あ、ああ……」 ふわりと、左隣に腰を下ろした。 そして、俺の肩にそっともたれかかる。 「私、綺麗だった?」 「あ、ああ。ポニーテールって新鮮だったから」 「うふふっ。 たまたま、湯浴みのあとに髪を解くのを忘れてきてしまったのだけれど、 あなたがいいのなら、何よりだわ」 照れて庭の灯篭のほうをなんともなしに見ている俺に、 そんな俺を見ていたずらっぽく微笑む輝夜。 「でも――」 「ん?」 「振り向く前に、私が来ていることに気がついて欲しかったわ。 “かぐや”の意味は、“輝く”を表すと同時に、“かぐわしい”をも表すもの」 輝夜は、先ほどより体を近づけると、そのまま胸に体を預けてくる。 頬が触れて、柔らかい感触が走った。 「たまさかには、髪を纏めてみるのもいいわね。 いつもは髪が邪魔で触れ合えない頬が、こんなに近く、直接触れられるのだもの。 ――どう? 馨しいでしょう?」 「ああ。なんだか爽やかな匂いがする。 若竹のような、柑橘系のような、そんな感じ――」 「一言で言うと?」 「うーん……。おいし、そう?」 「もう……。でも、あなたらしいわ。そうね、 味わって、みる?」 「へ?」 「葡萄酒のソムリエだって、そうでしょう? 目で色を見て、吸気で香りを感じて。 そして、味をみる――」 輝夜は、俺の膝に左手を置いてバランスを取ると、俺の顎に右手を添えて、 静かに、唇を重ねた。 唇を割って、舌が入り込み、絡まりあう。 上に、下に、右に、左に。 舌同士で追いかけっこを、相撲を、逢瀬を愉しむ。 唾液が交叉して、輝夜は、 こくん、と。 おとがいを鳴らして、それを飲み込んだ。 どちらからともなく唇を離すと、そこには一筋の橋。 「どうだった?」 懐紙を袂から取り出して俺の唇を拭いつつ、そんなことを尋ねる輝夜。 「甘かった」 正直に答える。というよりも、それしか答えようがない。 語彙のないことが悔やまれる。 「そうね、私も甘かったわ。 和三盆よりも甘くて、カステラよりも舌で蕩ける感じ。 私としたことが、もうすでにあなたに蕩かされているのね」 言葉と裏腹に、嬉しそうな輝夜の声。 そんな時、一陣の風が舞い降りる。 小さく、体を震わせる輝夜。 「初夏とは言え、夜風はまだ寒いわね。私はそろそろ行くわ。 ……たまには、一緒に寝る?」 「やめておく。このまま一緒に寝たら、輝夜に溺れそうだ」 「私は別に構わないんだけど……。 そうね。じゃ、今日のところは諦めるわ。 あなたには、あなたに溺れている私が掴まる、大きな太い棒でいて欲しいもの。 お休みなさい、○○」 チュッ 頬に可愛いキス、丸い息の感触。 そして、そのまま立ち上がると、彼女は奥へと音も立てずに入っていった。 「ふぅ」 俺は思い出したように、青竹の香の利きすぎた酒を含む。 物足りなさが残る。 「実際のところ、俺もすでに輝夜に溺れているんだろうな……」 ざわざわ――、ざわざわ――。 そんな呟きを聞いた竹たちが、隠れてそっと囁きあっていた。 うpろだ1147 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「あれ……? もしかしなくても私寝てた?」 「おはようございます」 卓に突っ伏していた顔を上げ、両目をこすりながら輝夜が○○に聞いた。 「ええ。この世のものとは思えないくらい美しい寝顔でしたよ」 「……褒めても何も出ないわよ。でもその好意は受け取っておくわ。ありがとう」 輝夜は満更でもないように笑う。 「『橘のにほふあたりのうたたねは夢も昔の袖の香ぞする』」 伸びをし、輝夜は一首詠んだ。 「この歌の意味、○○には分かる?」 「いえ、全然。覚えている歌は何首かありますけど、その歌は知らないです」 意味はこうよ、と言いながら輝夜は○○の隣に移動する。 「橘の香りがする場所でうたた寝してしまったせいで、橘の香を服に焚き染めていた昔愛したあの人の夢を見てしまった……」 何かを問うような瞳で輝夜は○○の顔を見上げる。 「でも、ここに橘はない。ただ単に詠んだだけなの。愛しいあの人の夢を見てしまったのは事実だけどね」 お互いの視線が交わり、暫く見詰め合うががどちらも口を開かない。ただ○○だけが何か言おうとして迷っている。 「夢に出てきた愛しいあの人が誰か知りたい?」 ○○は答えない。 輝夜はそれを肯定と受け取った。 「あなたのことよ」 「――えっ?」 呆けた顔をして○○は目しばたたかせる。 「――うたた寝をしてしまう前に見ていたあなたのこと」 輝夜は一呼吸の間を置き、続きの言葉を紡ぎだした。 「前から言っているでしょ? 私はあなたに恋しているの」 うっとりとした表情で輝夜は○○を見つめ、ごく自然に口付けをする。 「さて、ここで問題があるわ。あなたの香りは橘じゃないの。いったいどんな香りかしら」 これは私に与えられた難題ね、と輝夜は自嘲するかのように笑う。 「あなたの香りはあなただけのもので、他に同じ香りはない。――そんな答えもいいけど、それじゃあ面白みに欠けるわ。あなたの香りを詩に詠んでみたいの」 「あ、それじゃあ……俺も輝夜さんの香りを知りたい――歌に詠んでみたいです」 ○○は真剣な面持ちで輝夜を見つめる。 「あら、○○に出来るのかしら。外の世界では私がいた頃の歌は廃れてしまったと聞いているわよ」 「う、確かに……」 かつて学校の授業で作った歌を思い出し、○○は内心で悶絶して激しい後悔に襲われた。 「無理はしない方がいいんじゃない?」 表情の変化から○○の心境を察する輝夜。 「そうですね……」 ○○はがっくりとうなだれ、嘆息した。 「さてと。私は○○の香りがどんなものか知りたいわけだけど……」 「どうするつもりです? 永琳さんに分析してもらうとか?」 「何を言っているのよ。私が知りたいのはそういうことじゃないの。香りの成分なんて歌に詠んでも風情がないじゃない」 それもそうですね、と○○は苦笑する。 「『時鳥鳴くや五月の菖蒲草あやめも知らぬ恋もするかな』」 「どういう意味です?」 「分別のつかない恋をしてしまう、という意味よ。分かる?」 輝夜は○○の首に両手を回した。 「恋に落ちて分別のつかなくなった男女の物語くらい、あなたも読んだことがあるでしょ?」 二人の顔の距離が吐息がかかるほどに近くなる。 「……はい」 口付けをされた時とは違う香りに○○は戸惑いつつも輝夜の顔を見つめる。○○の視線は輝夜の整った眉の上をすべるように落ちていき、すっと通った鼻、先ほど触れたふくよかな唇、小さく綺麗におさめられたおとがいへと移動していく。 「今の私は分別を失っているわよ……?」 輝夜の夜天色の髪がさらりさらりと流れ、そこから漂う芳香が○○の心を誘惑する。 「か、輝夜さん……?」 先ほどの口付けと同じようにごく自然に○○を押し倒し、輝夜はその上に馬乗りになる。 「あなただけの香りを知りたいの。――永琳が言っていたわ。私が攻めで○○が受けだって」 「いったい何を根拠に……」 「月の頭脳と謳われた永琳よ。私達に気づかれずに調べることくらいわけないわ。それに満更でもないみたいじゃない」 妖艶な笑みを浮かべ、○○の顎を撫でる輝夜。 「そ、それは……」 「素直じゃないのね。それとも、私が勘違いしただけで、私に魅力がないのかしら。○○は永琳のような扇情的な体つきの方が好みなの?」 ○○は必死に首を横に振って否定する。 「で、でも、流石に昼間からこんなところでは……!」 「今の私は分別を失っていると言ったじゃない。歌にも詠んだわよ」 色を宿した瞳で○○を見つめる輝夜。 「だ、だからって――!」 「じゃあ夜だったらいいのかしら」 「そ、それは……」 ○○の顔がどんどんと赤くなっていく。 「いつだったらどんなことをしていいのかしら。はっきりと言って」 輝夜は意地の悪い笑みを浮かべながら○○の耳元で囁いた。 「あー、その……アレですよアレ。男女が懇ろになるのは夜と千年以上前から相場になっているじゃないですか」 出来る限り婉曲的な表現を使おうとする○○とそれを見て満足げに笑う輝夜。 「背の君がそうお望みならば、私は従います」 表情をいつものおっとりとしたようなものに戻し、輝夜は○○の体から自身の身を離した。 「……からかわれる方の身にもなってくださいよ」 ○○は半ば疲れきったような表情で身を起こし、乱れた衣服を整える。 「ごめんなさい。あなたを見ていると放っておけないのよ。それにね、からかいは愛情表現のひとつよ。からかえるかどうかで相手との距離をはかることが出来るわ。難題をふっかけるのとはわけが違うの」 「まあ、殺し合いをされるよりはマシですけど……」 「確か、○○が私を初めて見たのは私の上半身が吹き飛ぶ瞬間だったわよね」 「ええ」 ○○は言葉と同時に息を吐き出し、嫌なものでも思い出したように額を押さえる。 「私が最期に見たのはあなたを見つけて驚く妹紅の顔だったけど、あれは滅多に見られるものじゃないわ」 対する輝夜は珍しいものを見た時のことを思い出すように微笑んでいる。 「あんなところで殺し合いなんかしてたら、誰だって驚きますよ」 「普段は誰も来ないもの。けど、卒倒した○○を妹紅がここまで運んでくれたおかげで私達は出逢うことが出来た。言わば、あの殺し合いがきっかけね」 「まあそうですけど……」 身もふたも無い発言する輝夜だが、○○もその内容に同意する。 「長い時の中で、無限にやってくる過去の中で、あなたに出逢えたあの一瞬に本当に感謝しているわ」 今までとは違い、悪戯心のない曇りなき瞳で輝夜は○○を見た。 「過去は無限にやってくるから、その一瞬を大切にする」 「そうよ」 輝夜は○○を抱き寄せ、宝石を知らない子供が宝物にした硝子細工を扱うように、優しく愛おしそうに頭を撫でる。 「よく覚えていてくれたわね」 「……大切な人の生き方くらい覚えますよ」 ○○は顔を赤くしているが、抵抗する素振りもみせず全てを輝夜にゆだねている。 「――ありがとう」 輝夜はきゅっと○○を抱きしめた。 「ありがとう」 うpろだ1162 ─────────────────────────────────────────────────────────── ある満月の夜 輝夜「…………」 永琳「どうかしましたか?」 輝夜「昔のことを思い出していたの」 永琳「昔……というと月にいたころですか?」 輝夜「1300年くらい前よ」 永琳「外の世界にいたころですね。今でいう飛鳥・奈良時代あたりですか」 しばらく沈黙が続く 輝夜「知ってる?」 永琳「?」 輝夜「私ね、後悔していることがあるの」 永琳「……心当たりが多すぎて特定できませんが」 輝夜「ある人間に私が幻想郷入りすることを伝えたかった……でもできなかった……」 永琳「姫に想い人ですか。是非その話、聞きたいですね♪」 輝夜「そ、そんなんじゃないわよっ!!」 永琳「違いましたかー♪でも私が地上に来る前の話には興味あります」 輝夜「うぅ……わかったわよ……」 -1300年前- 竹取の翁の小屋…… そこはかぐや姫の噂を聞きつけて足を運ぶ男は後を絶たない。 今宵満月の夜も例外ではなかった。 男「いときよらなり……」 輝夜「……次」 こんなやりとりが何十回も続いていた。 この男はかぐや姫こと輝夜に求婚している。 しかしどんな言葉を投げかけようが宝物を貢ごうが拒み続けている。 輝夜(何でこんなおじさんの相手をしないとならないのよ。 もう今夜は打ち切ろうかな……) 次に入ってきた男は今までと違って10代半ばの少年であった。 おまけに同じくらいの年齢の少女を連れている。 少年「かぐや姫……?」 輝夜「いかにも」 少年「……こんなものか」 この言葉によって小屋どころか後ろの列まで沈黙が支配した。 そして当の本人である輝夜は目が点になっている。 少女「ば、バカ!何てこと言うんだ!!」 少年「あ……か、帰るか」 輝夜「今日の面会はこれで終わりにするわ……」 後ろに並んでいる貴族は色々な思いを抱いていた。 ある者はこれでライバルが一人減った、ある者はあのガキのせいで会えなかったなどなど…… 輝夜「おじいさん、四半刻ほど時間をもらうわ」 と言って返事を聞かずに小屋から出て行く。 -小屋からやや離れた場所- 少女「アホか!ヘタすると晒し首だぞ!」 少年「けどさ、いくら美しいといっても妹紅と比べたら大差ないし……」 少女「え……」 少女の顔が少し紅くなったのは気のせいではないだろう。 少年「それよりさぁ、かぐや姫はどうだった?」 妹紅「おかげで助かったよ。これも○○が協力してくれたおかげね」 ○○「少しばかり興味があったからお礼を言われるほどのことじゃないって」 妹紅「それでもおかげで顔を見れたのは事実なんだし。だけどかぐや姫って年は私とあまり変わらないように見える」 ○○「母上になっても傍から見れば姉妹だな」 こんな風に駄弁っているところに彼女は現われた。 輝夜「よかった。まだいたのね」 妹紅「おいおい、あれって……」 ○○「かぐや姫っ!?」 輝夜「何よ、妖怪でも見た顔をして」 妹紅「い、い……」 ○○「いかで……」 輝夜「無理してそういう言葉使わなくていいわよ。聞いている私まで疲れるわ」 ○○「……けど姫がこういう言葉を使っていいものなの?」 妹紅「お前だって貴族のご子息様なのに普通に使っているじゃないか」 ○○「妹紅と違って普段はご子息様やって固い言葉を使っているんだよ」 妹紅「私だって普段は貴族の娘をやっているんだ。○〇の前くらい楽させてもらってもいいだろ」 輝夜「私もああいう言葉はあまり好きじゃないわ。あんなのしゃべっていると頭まで固くなりそう」 妹紅「それは言えるかもね」 ○○「頭だけじゃなくウンk…ぐえっ」 妹紅「それ以上言うな、バカ」 輝夜「ふふっ、仲がいいのね」 輝夜はこの二人が羨ましかった。 月から追い出された身ゆえ、地上には友人と呼べるのはいないのだから…… 妹紅「こんなやつの友人やっている自分が信じられないよ」 ○○「それ結構傷つくんだけど」 妹紅「娯楽としては十二分だから一緒にいて楽しいけどね」 ○○「フォローしているつもり?」 妹紅「さあね、その蜘蛛の巣だらけの脳味噌で考えたら?」 輝夜「……二人ともいい友人なのね」 ○○「三人」 輝夜「三人?」 妹紅「……ああ、三人だね」 輝夜「私も……いいの?」 ○○「断る理由はないだろ?」 妹紅「そういうこと」 輝夜「本当に……ぐすっ……ぅ……」 妹紅「うわっ、泣き出したぞ。私じゃないからな」 ○○「と、とにかく落ち着いて、かぐや姫」 輝夜「輝夜…っ…」 妹紅「姫……?」 輝夜「姫……らない……か…や……って呼ん……」 ○○「輝夜、ほら泣かないで。きれいな顔が台無しだよ」 妹紅「……私は綺麗じゃないの」 ○○「見た目は五分と五分だけど性格は……」 妹紅「死ね!○○なんか消えろ!富士山の火口で蒸発しろ!!」 輝夜「ごめん…私のせいで……」 ○○「いつものことだから気にしなくていいって。それよりもう戻ったほうがいいんじゃない?」 輝夜「また…来てね?」 ○○「約束するよな、妹紅」 妹紅「勝手にすれば。私たちも帰るよ」 輝夜「ほんとだ。何だかんだいって仲がいいのね。待っているわ。」 -現代- 永琳「当時は妹紅とも仲が良かったのですね」 輝夜「今思うとあんな奴と仲良くして自分が嫌になるけど」 永琳「続き、聞かせてくれます?」 輝夜「気が向いたらね」 永琳「では気が向くまで待っています♪」 ─────── 永琳「失礼します」 輝夜「永琳?研究はいいの?」 永琳「はい、あとは時間を待つだけですから。ところで続きを聞かせてもらえますか?」 輝夜「……何のことかしら」 永琳「姫の初恋の話です」 輝夜「だーかーらーそうじゃないって!」 永琳「覚えているのですね。聞かせてもらえます?」 輝夜「………………」 -1300年前- 竹取の翁の小屋にて三人で団欒をしている ○○「勝手に上がっていいの?」 輝夜「おじいさんは竹を取りに行っているし今は私が主だからいいの」 妹紅「父上は人様の小屋を自分のもののように振舞う娘に求婚していたのか……」 輝夜「へー、あの中に妹紅のお父様がいたんだ。○○も求婚しに来たの?」 ○○「いや、それがさぁ……」 妹紅「うわぁっ!頼むから言わないでくれ!」 ○○「言っても減るようなものじゃないだろ」 妹紅「恥ずかしくて死んじゃう!!」 ○○「黙っていてもバレるんだから今言っても同じだって」 輝夜「そんなに恥ずかしい話?余計聞きたくなったわ」 ○○「さっき妹紅の父上が輝夜に求婚しに行ったっていうのは聞いたろ」 輝夜「うんうん」 ○○「もし輝夜が妹紅の父上に嫁入りしたら妹紅の母君になる」 輝夜「そうね」 ○○「だから自分の母君になるかもしれない相手を見たいからって誘われたんだ」 輝夜「それだったら○○が一緒に来る必要ないんじゃない?」 ○○「そうそう、そうなんだけど妹紅ったら……」 妹紅「言うな!言うなぁ!」 ○○「女が一人でかぐや姫に会うのはおかしいから……」 妹紅「……もう好きにしてくれ」 ○○「僕がかぐや姫に求婚し、妹紅はその付き添いという形にしてほしいって言われたんだ」 妹紅「………………」 三人の表情を天気に例えるなら ○○は快晴、妹紅は豪雨、輝夜は雪である。 輝夜「別に恥ずかしいことじゃないんじゃない?」 ○○「だよね」 輝夜「どんな人物か気になるのはごく自然だし、男の中に一人で女が混じるのも変な光景だし」 ○○「ところで相手は決まった?」 輝夜「何の相手?」 ○○「この話で"相手"と言ったら一つしかないって。そうだろ、妹紅」 妹紅「……あっ、そうね。誰の申し出を受け入れるの?」 輝夜「決まっていないわ」 ○○と妹紅は開いた口が塞がらなかった。 妹紅「あれだけいれば一人くらいは……」 輝夜「いないの」 ○○「んじゃあどうやって決めるんだ?」 輝夜「どうやって決めようかなー」 呆れてものも言えない二人である。 ○○「だけど輝夜は羨ましいな。各地から名のある貴族からモテモテで」 輝夜「私は○○と妹紅の方が羨ましいわ」 妹紅「嘘!?どうして!?」 輝夜「私は一日に何十何百もの男を相手にしないといけないの。 それに引き換え二人はこうして自由に外に出られる……」 妹紅「私は貴族の娘だって公にされていないからできることよ。 それにこいつは変わり者で有名だから外に出ても当たり前に見られるだけ」 ○○「変わり者なら妹紅に負けるけどな」 妹紅「わけない!」 ○○「ほー、屋敷の塀を乗り越えて僕の屋敷に侵入して藤原氏にこっ酷く叱られたのは誰だったかな?」 妹紅「あれ一回だけだろ!それ以降は普通に門から入っているじゃないか」 ○○「普通に貴族の屋敷の門を素通りできる時点でおかしい」 輝夜「………………」 妹紅「どうかした?」 輝夜「私も町を普通に歩いてみたいなって」 ○○「んじゃ歩くか」 妹紅「はぁ、本気で言っているの?」 輝夜「無理とわかって言ったことだから気にしないでいいのよ」 ○○「輝夜ってバレなければ歩けるんだろ?」 妹紅「そうだけどそれができれば苦労しない」 ○○「変装すればいいじゃないか」 輝夜「変装?」 ○○「別人になりすますこと」 妹紅「どうやってやるんだ?」 ○○「三人で考えれば一つくらい案が浮かぶはず」 輝夜「くすっ……」 妹紅「ふっ……」 輝夜「くっ…ふふふふふっ」 妹紅「ははははははっ!○○らしい」 ○○「やるんだろ?」 妹紅「ああ、そのバカげた案に乗ってやる」 輝夜「ふふっ、できるの?変装」 ○○「三人そろえば文殊の知恵って言葉があるからなんとかなるさ」 -現代- 永琳「くすくすっ、バカですね」 輝夜「バカ!?」 永琳「違いますよ、その○○という貴族です。まさか手段を考えずに結論を出すなんて……」 輝夜「あの思考には笑わずに入られなかったわ。……これが始まりだったのかも」 永琳「何か言いました?」 輝夜「な、何でもない!今日はここまで!」 永琳「では明日以降続きを楽しみにしていますよ」 輝夜「……期待しないでよ」 ────────── 永琳「姫」 輝夜「はいはい、わかっているわよ」 鈴仙「どうしたんですか?」 輝夜「永琳が続きを聞きたいんだって」 鈴仙「続きですか?」 永琳「姫の婚約者の話よ」 輝夜「初恋の人ッ!!」 永琳「初恋の人って認めてくれたのですね。ウドンゲも聞きたいでしょう?」 鈴仙「わ、私は……」 永琳「ウドンゲも興味があるみたいです」 輝夜「もう好きにして……」 鈴仙「恐れ入りますが、私は古語はよくわからないので現代語でお願いします」 -1300年前- 輝夜を町案内する作戦についての会議は毎日のように行われた。 初めに竹取の翁の小屋で変装する案が出たが、これでは翁に迷惑がかかるということで輝夜に反対される。 そうすると藤原家か○○の屋敷に絞られるのだが、妹紅の父親である庫持皇子に見つかったらとんでもないことになる。 結果○○の屋敷で行うことになった。 そして決行の日 ○○と妹紅のおかげで輝夜は○○の屋敷の前までたどり着くことができた。 輝夜「大きい屋敷ね」 ○○「妹紅の屋敷はこれより大きいぞ」 妹紅「んなこと言っているとすぐに夜になるよ。早く中に入らないと」 ○○「じゃあ僕は見張りを引き付けておくから妹紅は輝夜を例の方法で敷地内に入れて」 妹紅「了解。輝夜はこっちね」 ○○は門から屋敷の敷地内へ入っていった。 輝夜「どうやって入るの?」 妹紅「私が○○の屋敷に入って父上に叱られたって話覚えてる?」 輝夜「まさか……」 妹紅「そのまさかだよ。よっと」 妹紅は塀に軽々と登った。 輝夜「……確かにこれじゃあ貴族の娘だと言っても信じないでしょうね」 妹紅「悪かったね、貴族の娘に見えなくて」 輝夜「私にもそれをやれって?」 妹紅「そう決めたでしょ。手伝ってあげるから」 輝夜は妹紅の手助けにより屋敷に入ることに成功した。 妹紅「後は○○の部屋まで行ければ第一段階は終了ね」 輝夜「また妹紅のお父様に叱られるんじゃない?」 妹紅「バレてないから大丈夫。もしバレていてもその時はその時ね」 輝夜「くすっ……その言い方○○に影響された?」 妹紅「かもね」 二人は笑いながら○○の部屋へ行った。 ○○「よかった。二人とも無事だったか」 輝夜「おかげさまで」 ○○「次は輝夜を変身させる方だね。化粧だけでも行けると思うけど一応代えの着物も用意しておいたから」 輝夜「ありがとう。私のために……」 ○○「ありがとうは全てが上手くいって後に聞かせて欲しい」 妹紅「そうそう、まだ半分しか成功してないからね。始めるから○○は外に出て」 ○○「?」 妹紅「着替え中に誰か入ってきたらまずいでしょ。それとも生着替えを覗く趣味でもあるの?」 ○○「あー、はいはい」 ○○は部屋の外に出て行った 妹紅「どれを着る?」 輝夜「結構多いわね。この国になさそうなものまであるわ」 妹紅「○○の家は貿易商と繋がっているから異国の着物が結構あるんだよ」 輝夜「あっ、これなんかよくない?」 妹紅「上は桃色で月の刺繍……下は赤色で竹や楓とか……変なの」 輝夜「着てみないとわからないわよ。私はこれにするわ」 妹紅「変わった趣味ね。まあこれくらいの方がバレなくていいか」 -部屋の外- 臣下「○○様?」 ○○「どうしました?」 臣下「何故○○様が廊下に?」 ○○「藤原の娘が着替えておられます。嫁入り前の女子の裸体を見るわけにはいきません」 臣下「○○様、おなごに足元を見られるようなことは決して……」 ○○「わかっています。しかし今日のところは多めに見ていただけないでしょうか」 臣下「○○様のことでしょうからお情けをかけたのでしょう。失礼しました」 -部屋の中- 輝夜「○○って妹紅に劣らず貴族っぽくない貴族ね」 妹紅「私に劣らずっていうのが気に入らないね。けど前にも言ったけど変わり者で有名だし」 輝夜「私に会いに来ていた貴族は使用人を奴隷のような目で見ていたわ。 それに引き換え○○は臣下にも丁寧に接しているのよ」 妹紅「○○の父上のように放任主義じゃなかったら叱られているだろうね。それでも貴族かって。 だけどあのような態度のおかげで臣下の忠誠心もかなりのものだとか」 輝夜「妹紅に聞きたいことがあるの。ちょうど女同士だし」 妹紅「何?」 輝夜「○○のこと……どう思っている?」 妹紅「どうって……バカでお調子者で……だけど一緒にいないと寂しいかな。かけがえのない親友ね」 輝夜「じゃあ私が○○に娶ってもらっても文句ない?」 妹紅「な、何ッ!?」 輝夜「そんな大きな声出すと見つかるわ」 妹紅「悪かった……けど本気で言っているのか?」 輝夜「冗談よ。あくまでも例えばの話」 妹紅「じゃあ輝夜はどう思っているの?」 輝夜「私?だいたいは妹紅と同じよ。違うのは会ってからまだ日が浅いくらいかな」 妹紅「そう。○○が私が着替え中って言ったから念のために私も着替えておくか」 輝夜「妹紅は何にするの?」 妹紅「上はこの白いやつ、下は……この赤い変なものでいいか」 輝夜「下のものって男が着るようなものじゃない?」 妹紅「まっ、いいじゃないか」 輝夜「私のこと変わった趣味って言ったけど妹紅も人の事言えないわよ」 部屋の外と中でこんなやり取りが四半刻ほど続いて着替えも化粧も終わった 妹紅「もう入ってきていいよ」 ○○「やっとか」 ふすまを開けると現代と々服装の輝夜と妹紅の姿だった。 ただし輝夜は化粧をしているのを除いて。 ○○「これはまたすごいな」 輝夜「どう、似合う?」 ○○「とても似合っているよ」 妹紅「最初はどうかと思ったけど着てみれば何とかなるものね」 ○○「さすがにこんな化粧をして着物を着ていればかぐや姫だとは思わないだろう」 妹紅「それって私の化粧のウデがヘタってこと?」 ○○「違う違う、一目見て輝夜だとわからないくらい上出来っていう意味。 あれ、妹紅も着替えたのか」 妹紅「もし誰かが来たときのためだよ。私はどうかな」 ○○「妹紅、男になってみるか?」 輝夜「ほら言われた」 臣下「失礼します」 突然さっきの臣下が部屋に入ってきた。 臣下「○○様……そちらの方は?」 ○○「先ほど申した藤原の方と……」 輝夜「蓬莱山と申します」 臣下「蓬莱山様ですか」 妹紅「……そうそう、この方は京から参られた方よ」 臣下「京……それは大変だったでしょう。○○様のことをよろしくお願いします」 ふすまが閉じる 妹紅「ふぅ……」 ○○「ごまかせたぁ。だけど蓬莱山って変わった姓だね」 輝夜「だってさっきとって付けたようなものだし」 ○○「取って付けた?」 妹紅「姓があるのは貴族だけで、庶民は名前だけしかないの。それくらい知っているでしょ?」 ○○「そっか、輝夜はあの翁と嫗のとこだったか。だけどたいそうな名前だよ、蓬莱山って」 輝夜「着物と化粧でこんなに効果があるのね」 妹紅「ただ輝夜のことを知らないだけかもしれないけどね」 ○○「いいじゃないか。これで外に出られるんだから」 妹紅「そのことなんだけどさ、私は屋敷に戻らないといけないんだ」 輝夜「どうして?」 妹紅「父上が話したいことがあると言っていたの」 ○○「それなら仕方がないか。輝夜は僕が案内するよ」 妹紅「ごめん、二人とも……」 輝夜「謝らなくていいわ。もともとは私のわがままなんだし……」 妹紅「あっ、もう一度さっきの着物に着替えないと」 輝夜「というわけで○○は外に出てね」 妹紅が着替え、屋敷から出て行った。 ○○「それでは姫、私○○が案内させていただきます」 輝夜「喜んでお供させていただきます、○○様」 ○○「………………」 輝夜「………………」 ○○「…………ぷっ」 輝夜「……ふふっ」 ○○「あははははっ」 輝夜「ふふふふっ」 ○○「やっぱりこういうのは性に合わないや。行こう、輝夜」 輝夜「私も普通に話している○○の方がいいわ。よろしくね」 こうして輝夜と○○は町へ行く。 輝夜「とっても賑やか、これが地上の町……」 ○○「地上の?」 輝夜「違う違う、この地の町よ」 ○○「輝夜って他の町を見たことあるのかい?」 輝夜「それは……ないんだけど。それよりさ、勝手に着物を持ってきてよかったの? ○○のお父様のものなんでしょ?」 ○○「大丈夫、少しくらい消えたって気付かないよ」 輝夜「性格悪いわよ」 ○○「国の男全員が狙っているというのを知りながら町に出たいという誰かよりはいいと思う」 輝夜「むー」 輝夜は顔を膨らせている。 ○○「別に輝夜の事とは言ってないよ」 輝夜「じゃあ私のことを言っているの?」 ○○「当たり」 輝夜「はっきり言うのね」 ○○「ウソをついても意味がないからね」 輝夜「ひーどーいー」 ○○「いいじゃん、性格の悪さは互角なんだから」 輝夜「……そういうわけね」 ○○「どうかした?」 輝夜「妹紅が○○の屋敷に入り浸りになる理由がわかった気がするの」 ○○「それは是非聞きたいね」 輝夜「その常に前向きな考えとバカさ加減」 ○○「かわいい顔してなかなか毒舌なこと」 輝夜「か、かわ…………」 輝夜の顔がほんのり赤みを帯びた。 ○○「色々な人に言われているんだから今更だろ?」 輝夜「………………」 ○○「……輝夜?」 輝夜「えっ、ごめん何?」 ○○「美しいとか貴族たちにさんざん言われているでしょ?」 輝夜「そ、そうだけど……」 ○○「はっはーん、意識してる?」 輝夜「わけないわ、バッカじゃない?」 ○○「うわー、姫が面と向かって『バカ』って言葉使ったぞ」 輝夜「今に始まったことじゃないわ。それに○○や妹紅だって使っているし」 ○○「僕はそんな言葉は使いません」 輝夜「ウソなんでしょ」 ○○「はい、ウソでございます」 輝夜「……ふふっ、私○○のそういうところが好き」 ○○「それはどうも。僕も輝夜のこういう冗談に付き合ってくれるところが好き」 こうして町案内は特に問題が起こらず終わったのである。 輝夜「ところでさ、この着物もらってもいいかな」 ○○「さっき言ったはずだよ。なくなっても問題ない代物だって」 輝夜「なくなっても気付かれないの間違いでしょ。遠慮なくいただくわ ○○、今日は私のわがままに付き合ってくれてありがとう。 ○○と妹紅が協力してくれなければこんな事できなかったわ」 ○○「どういたしまして。成功したことを妹紅に伝えたら喜ぶと思うよ」 輝夜「○○……さっき私のこと好きって言ってくれたこと……」 ○○「んっ、何か言った?」 輝夜「な、何にも……?そろそろ小屋に戻らないとお客さんが来ちゃうわ また会うのを楽しみにしているわ」 -現代- 永琳「あらあら、さすがの姫も恋には臆病なのですか」 輝夜「私はいつでもおしとやかよ」 永琳「と姫は言うけれどウドンゲはどう思う?」 鈴仙「その……姫は……」 永琳「おてんばと言いたいみたいですよ」 輝夜「イーーナーーバーー」 鈴仙「それは師匠の考えじゃないですか!」 永琳「あら、私はウドンゲの気持ちを代弁してあげただけよ」 輝夜「イナバは今日の晩ご飯抜きね」 鈴仙「姫、師匠……酷いですよ」 ─────── 輝夜「やっぱり今日も聞くんでしょ?」 永琳「もちろんです。女はいくつになっても恋の話には興味がありますから」 輝夜「もう永琳は億単位なのに……」 永琳「そうれは姫も同じでしょう」 鈴仙「町でデートした後はどうなったんですか?」 永琳「ウドンゲも積極的に聞くようになったわねぇ」 鈴仙「あっ、いや……そのぉ……」 さすがに昨日晩ご飯抜きにされたのが答えたのだろう。 輝夜「今までどおり昼間に会って三人で話していたわ」 永琳「では五つの難題を出した時はそのことを○○に伝えたのですか?」 輝夜「私が伝えなくとも妹紅から伝わっていたわ。もちろん全員失敗に終わったことも」 -1300年前- ○○「輝夜……」 輝夜「言わなくていいわ。妹紅は来ないんでしょ?」 ○○「ああ……最近は僕の屋敷に来る回数まで減った」 輝夜「ごめんなさい……」 ○○「……帰るよ、僕も輝夜も今はまともに話せそうじゃないから」 輝夜「ごめんなさい……」 五つの難題によって輝夜、妹紅、○○の関係は崩れるのは予想していたことだが 現実に起こるとやはり三人には辛かった。 それから数日後も○○が翁の小屋にやってきた。もちろん一人で…… ○○「聞かせて欲しい。なぜ求婚を断り続けるのか」 輝夜「………………」 ○○「帝にも求婚されたのに断ったらしいね」 輝夜「………………」 輝夜(私は月の民だから、近いうちに蓬莱の薬の罪が許されて月に帰る日が来てしまうから) 言えなかった。 こんな事を言ったら○○ともう会えなくなる それなら帰るその日までこのことは黙っていてそれまで○○話したい そう輝夜は考えていた。 輝夜「ごめんなさい……今は言えないの」 ○○「そう……」 こうして3年の時が経ち…… 夜になると輝夜は外の月を眺めることが多くなった。 翁「かぐや姫、近頃月をよくご覧になられますな」 輝夜(そろそろここともお別れ……か) 輝夜「う……う゛ぅ……」 翁「かぐや姫!?」 地上で親しくなった人たちと別れなければならない。 そう思うと輝夜は泣き出してしまった。 そして8月の満月の日に月と地上の道ができ、月から輝夜を迎えに使者が来る そう翁に伝えた。 翁「まさか……」 帝が輝夜を無理矢理都に連れ帰ろうとしたときに 輝夜は姿を消し、地上の人間でないことを見せた。 そのため帝の求婚を断ることができたのだった。 輝夜(……これで○○や妹紅ともう会えないのね) 翁は自分の娘のようにかわいがっていた輝夜を手放すのは辛かった。 結果このことを帝に知らせ、当日の夜には軍隊が翁の小屋に配備されたのだった。 -現代- 永琳「そこからは私も知っています」 輝夜「じゃあ終わりね」 鈴仙「ちょっと待ってくださいよ。○○さんとはどうなったのですか?」 永琳「ウドンゲも言うようになったじゃない。私も是非聞きたいです」 輝夜「わかったわよ。あと少しだから最後まで話すわよ」 -1300年前- 使者の一人である永琳の手によって月の使節団は消えた。 輝夜が月に帰るのを拒んだためである。 帝に蓬莱の薬等を送り、輝夜は月に帰ったことにしてもらった。 永琳「姫、ここにいてはまた使者が送られてきます」 輝夜「そうなの?」 永琳「はい、ここから離れましょう」 輝夜「ま、待って!明日じゃ無理?」 永琳「月が私の裏切りを知ればすぐにでも追手を送り込みます そんなに時間はありません」 輝夜「じゃあ半刻……いいえ四半刻でいいから時間をちょうだい」 永琳「何をなされるんですか?」 輝夜「歌を書いてある人に渡すの」 永琳「その程度なら……まあ大丈夫でしょう」 -さらに3年前 五つの難題を出す前- 輝夜「そういえばさ、○○は誰かに求婚とかしないの?」 ○○「そうだね、父上も誰かに歌を送れとか言っていたよ」 輝夜「歌を送る?」 ○○「そう、5・7・5・7・7の文字で一つの歌が完成する」 輝夜「面倒な制限ね」 ○○「だけど5文字と7文字は聞こえがいいでしょ」 輝夜「~~~、確かにそうね。歌で恋文を書くの?」 ○○「残念、それだけだと半分不正解」 輝夜「後の半分は何なのよ」 ○○「文字通り半分だよ。上句である5・7・5で求婚する。 そして下句の7・7で返事を書く」 輝夜「それだとおかしな歌になるんじゃない?」 ○○「だから上句と下句で筋が通っていれば承諾、 通っていなければ拒否、そんなところだよ」 輝夜「本当にそんなことやるのか怪しいけどなかなか面白い方法ね。 あれ、じゃあ私のときは……」 ○○「これは貴族同士での求婚方法なんだ。 輝夜はおじいさんのところの娘だから当てはまらなかったんだよ」 輝夜「じゃあ例えば私から○○に送るっていうのはあり?」 ○○「いやいや、基本的に男から女に送るものだからそれはちょっと…… それにこれは僕個人のやり方だし……」 輝夜「じゃあ普通の貴族は?」 ○○「歌を歌で返す、それが一般的だよ」 -3年後- 輝夜はすずりと筆を取り、しばらく考える。 そしていい句が浮かんだのか書き出す。 永琳「書けたようですね。どんな歌ですか?」 輝夜「だめ!見ないでよ!」 こんなムキになる輝夜を見て永琳は微笑んだ。 永琳(とても大事なことなのね) 歌を書き終えると二人は翁と嫗、そして帝にお礼を言って小屋を後にした。 輝夜「永琳、少しだけ寄り道させて」 永琳「重要なことですか?」 輝夜「私にとっては重要なことよ」 永琳「わかりました」 寄った先は○○の屋敷である。 永琳を含む使者が来たのは今で言う午後11時。 あれからいくらか時間がたっているので見張りを除けば寝ている。 永琳「この屋敷に入るのですか?」 輝夜「そうよ。1分経たずに終わらせるわ」 輝夜は空から敷地内に進入し、○○の部屋の外まで来た。 そして先ほど書いた歌を窓から部屋の中に入れた。 輝夜(もう二度と会えないのよね…… 本当は歌じゃなくて口で気持ちを伝えたかった。 こんな歌送られても返す相手がいないなんて○○はどう思うんだろう。 最低よね、私……) 輝夜は屋敷から出て永琳とともにこの地を去った。 -現代- 永琳「結局片思いか両思いはわからずじまいですか……」 輝夜「せっかく話してあげたのにそれはないでしょ」 永琳「いいえ、聞いていて楽しかったですよ。姫の初恋の話」 鈴仙「○○さんはどうなったんですか?」 輝夜「知らないわよ。あれから一度も会わないでここに来たんだから」 永琳「もしかしたら転生していて、案外近くにいたりするかもしれませんね」 鈴仙「ところで姫、どんな歌を作ったんですか?」 輝夜「それは私と○○の間だけの秘密よ」 永琳「大丈夫ですよ。17文字で表現できるのには限りがありますから」 輝夜「永琳にだって教えないんだから」 永琳「姫様ぁ~お願いしますよぉ~」 輝夜「いーや。そんな駄々こねたような言い方しても教えない」 ────── 鈴仙「では行ってきます」 永琳「ナンパされてもホイホイついて行かないようにね」 鈴仙「ついてきません! それにナンパなんて……」 輝夜「何? 私をハブいて楽しいおしゃべり?」 鈴仙「姫、聞いてくださいよー 師匠ったら薬を売ったのはいいけど 私がナンパされてそのまま男人の部屋に行っちゃうなんて言うんですよ」 輝夜「へぇー、イナバなら騙されやすそうだし十二分にありえるんじゃない?」 鈴仙「ありえないです!!」 輝夜「そうそう、イナバはどこへ行くつもり?」 鈴仙「人里へ薬を売りにですよ」 輝夜「なら私も一緒に行くわ。外に出ないと体が鈍っちゃって妹紅に殺されるし」 永琳「あらあら、姫が自ら外出なんて珍しいでね」 輝夜「何よ、私がインドア派だって言うの?」 永琳「今までの経験からだと姫はインドア派ですね」 輝夜「永琳ひどーい」 今日の永遠亭もにぎやかである 輝夜「私は外に出るからね。アウトドア派だっていう証明にもなるし」 永琳「それなら私もお供します。さすがに二人であれば妹紅も手を出しにくくなるでしょうし だからウドンゲはお留守番お願いね」 鈴仙「は、はぁ……」 こうして輝夜と永琳は永遠亭を後にし、人里で薬を売りに行った 永琳「症状がかなり悪化しているわ。もう少し治療が遅ければ命にかかわっていたかもしれないわね」 輝夜「治療代は1000万ね。ビタ一文まけられない」 永琳「姫……」 輝夜「わかってるわよ、ジョークジョーク」 また、多少の医療行為もしたのであった。 薬も完売した後は、二人で里を散歩していた そして慧音が教えている寺子屋の前まで来たところ…… 輝夜「………………」 輝夜は立ち止まって一点を見ている 永琳「どうかしましたか?」 輝夜は無言のまま右手で指をさした その先には…… 慧音「ご苦労、やはり男がいると荷物運びが楽になるな」 少年「たしか慧音さんって半分獣ですよね。人間の僕よりも力があるn…」 慧音「そんな失礼な言葉を生み出す脳みそを頭突きで揺らしてやろうか?」 少年「け、結構です……」 慧音「まったく…… だが午前の授業はこれで終わりだしお昼にするか ……おい、●●どうした?」 ●●「こっちを見ている人が二人いるのですが」 慧音「んっ?確か……」 永琳「姫、あの二人がどうかしましたか?」 輝夜「似てる……」 永琳「?」 輝夜が二人の方向へ歩き出した それにつられて永琳も輝夜の後をついていった 慧音「ここにある消毒薬とかは前回受け取ったはずだが」 永琳「そうみたいね。私も今日は寺子屋には寄ることはないと思っていたんだけど……」 輝夜は●●をじーっと見つめている ●●「あの…どうかしましたか?」 輝夜「ほーんとそっくりね」 ●●「失礼ですがどなたでしょうか。僕はここで慧音さんのお手伝いをしている●●と申します」 輝夜「●●…… 私は輝夜。今日は薬を売りに来たの」 ●●「輝夜さんですか」 輝夜「輝夜でいいわ。それにタメ口で話して」 ●●「しかし初対面の方相手ですから、敬語は当然として敬称くらいは付けるべきでしょう」 輝夜「私がいいって言ったからいいの。それにあなたにさん付けされると気持ち悪いし」 ●●「わかった。これでいい?」 輝夜「うん、やっぱり●●とはこっちの方がいいわ」 慧音「輝夜、お前の話にはちんぷんかんぷんなことが多くないか?」 永琳「同感♪」 輝夜「私、変な事言った?」 永琳「まるで●●のことを知っているかのようですね」 慧音「●●は輝夜のことを知らないみたいだけどな」 輝夜「永琳、この前話したアレよ」 慧音「アレ?」 永琳「アレ…ですか? ああ、竹取物語ですか。 慧音、いろいろ説明することがあるからどこか座れるところない?」 慧音「まあいいだろう。空き部屋があるからそこにするか」 永琳「では姫、後でゆーっくり聞かせてくださいね♪」 慧音は永琳を空き部屋に案内しに行く と同時に輝夜は「また今夜も話すことになるのか」とため息をついた 輝夜「●●、私たちものんびりできるところへ案内してくれる」 ●●「んっ、いいけど」 と、こちらの二人も別の部屋へと向かった ●●「悪いね、お茶も出せなくて」 輝夜「別にいいわ。お茶を飲みにきたわけじゃないから」 ●●「ところであの薬師さんが言っていたように、輝夜は僕を知っているの?」 輝夜「半分正解半分不正解。1000年と少し前に●●と似たような人がいたのよ」 ●●「僕に似た人、ねぇ…… 1000年!?1000年って言った?輝夜って何さ…うぎゃっ!」 輝夜のビンタが炸裂 輝夜「淑女に年齢を聞くようなものじゃないわよ」 ●●「いきなり張り手をするような人が淑女だとはとても思えない……」 輝夜「う、うるさいわよ!!●●が変なこと聞かなければ何もなかったんだから!」 ●●「何か納得いかない」 輝夜「こんなバカなことを言うところまでソックリよ……●●と○○は」 ●●「ところでその人と輝夜は何だったの?」 輝夜「えっ? そ、それは……だからぁ……」 輝夜は顔を赤くして動揺していた まさか初恋の人に似ているからここまで上がりこんだなんて言えるわけがなかった ●●「はっはーん、輝夜はその○○って人にホの字だったっでわけか」 輝夜「わー!わー!わーっ!それはっ!!」 肯定はしていないが否定はしていない そんな輝夜の態度から図星だと●●は確信した 優越感に浸っている●●の様子を見て輝夜はもう諦めたようだ 輝夜「……ところでよく私の惚れた人の名前わかったわね」 ●●「さ っ き 言 っ て い た か ら」 輝夜「言った?」 ●●「言わなかったら当てられないよ」 輝夜「もしかして○○のこと知っているからじゃない?」 ●●「1000年も前の人のことを知っているわけないよ」 輝夜「そう…よね……」 輝夜はやや落ち込んだ表情をしている ●●「だけど不思議なんだよね。今日初めて会ったはずなのにすごく懐かしい感じがする。 一緒に出かけたりとかさ。あと誰か一人と三人でつるんでいたような」 輝夜「──ッ!?」 輝夜は驚いている 当然であろう、まさにかぐや姫として地上で過ごしていた頃をずばり言っているからだ 輝夜「●…●…… 和歌って知っている?」 ●●「5・7・5・7・7で季語を入れて一句作るやつ?」 輝夜「わかっているじゃない。これには……そう、面白い遊び方があるの」 ●●「面白い遊び方?」 輝夜「そうよ、ある人に教えてもらったの。最初に上句を歌い、相手が下句で返す」 ●●「それだとめちゃくちゃな歌ができない?」 輝夜「文句なら考案者に言って。私が上句を歌うから●●は下句を歌って」 望月の つれなく見えし 別れより ●●はボーっとしている 輝夜「変な歌だった?結構自信あったんだけど」 ●●「いいや、人の求婚手段を勝手に面白い遊びにされているのに呆れてね」 輝夜「求婚手段?」 ●●「知っているはず、これは僕専用の方法だって輝夜に言っただろ?」 輝夜「●●……?」 ●●「●●でもいいけど輝夜はそれでいいのかい?もっとふさわしい呼び方があるはずだけど」 輝夜「……○○」 ●●「そうそう、久しぶりにその名前で呼ばれたよ」 輝夜「本当…に、○…○……?」 ○○「信じられない?じゃあさっきの歌に抜けている箇所を教えようか 最後に名前である『蓬莱山』が抜けている」 輝夜「○○!!」 輝夜は●●、つまり○○に飛びついてきた そしてしばらく○○の腕の中で泣いていた 輝夜「だけど何で私のこと覚えているの?人間なら死んでいるはずよ」 ○○「ああ、僕は死んだ。おそらく転生したんだろうね」 輝夜「でも転生するときに過去の記憶は消されるって聞いたけど……」 ○○「完全に消えていなかったってことかな。閻魔様にでも聞けばわかると思うけど」 輝夜「聞いたところ閻魔様は説教好きだから会いたくない」 ○○「僕も説教はごめんだね」 輝夜「……くすっ」 ○○「だけど酷いよなー。人が寝ている間に勝手に歌を置いて蒸発しちゃうなんてさ」 輝夜「だ、だって……」 ○○「でも月に帰ったんじゃなかったけ?」 輝夜「表向きはね。けど私はここにいるわ」 ○○「確かにあの時のまんまだよ。何一つ変わっていない」 輝夜「で、さぁ…… 下句なんだけど……」 ○○「ほーんと輝夜って酷いなー。せっかく下句を作ったのに伝えるべき相手がいないなんて」 輝夜「わかったわよ。悪かったわよ、でもそれ以外の方法はなかったの!」 ○○「そっか…… 下句聞きたいかい?」 輝夜「むーっ、わかっているのに言わせる気?」 ○○「はいはい、では初披露でもしますか」 宵月ばかり 憂きものはなし 輝夜「意味は……」 ○○「上句にぴったりの下句だろ」 輝夜「意味…繋がってる……」 ○○「だから輝夜は酷いって言ったんだよ。せっかく求婚に答えているのに勝手にいなくなるなんて」 輝夜「今、なんて……」 ○○「輝夜が二番目によく知っているはず。このやり取りにどんな意味があるかは」 輝夜「一番は?」 ○○「考案者以外に誰が?」 輝夜は座り直してまっすぐ○○を見つめている 輝夜「不束者ですが、こんな私を娶ってもらえないでしょうか」 ○○はにっこり笑って輝夜の手を取る ○○「さて、返事はどのような方法がお望みかな?」 ○○は輝夜を引き寄せる。輝夜も抵抗するどころか○○の首に手を回した そして○○は輝夜に口づけをした…… ○○「さて、もう言えない理由を教えてくれるよね?」 輝夜「言えない理由って何よ」 ○○「帝たちの求婚を断った理由。本人たちはもういないのだから大丈夫だろ?」 輝夜「ああ、そっちね。帝は関係ないわ。あれは私自身に問題があるの」 ○○「と、言うと?」 輝夜「私は月のお姫様、永遠を生きる者、それから……」 ○○「月の人っていうのは本当なのか。それから?」 輝夜「……言わなくてもわかるでしょ」 ○○「99.9%合っているとは思うけど、0.1%で間違っている可能性もあるからね だから聞かせてもらうよ」 輝夜「性格悪いわよ」 ○○「昔からわかっているさ」 輝夜「……でもそんな○○が好きッ… 1000年前からずっと好きなのッ! これでいいでしょ?」 ○○「十分すぎるよ。これで勝手に消えたのは帳消しだ」 ●●もとい、○○は永遠亭に移り住むこととなった ○○は寺子屋の手伝いの心配していたが、慧音は 「一人で永遠亭と里を行き来できるまでは停職だ」 と言った もちろん普通の人間である○○には一人で竹林を歩けるほど強くはない 事実上○○は寺子屋の手伝いをやめるよう宣告されたのである -数ヵ週間後- 鈴仙「師匠ーっ」 永琳「どうしたの、○○に恋しちゃった? ダメよ、○○は姫専用なのだから」 鈴仙「違います! 姫と○○さんの歌の意味って何ですか?」 永琳「本人に直接聞いてみるのが一番じゃないかしら」 鈴仙「そうなんですけどね……」 鈴仙の顔が赤くなっていく…… 永琳「見てはいけないものを見てしまって、とても聞けるような状態ではなかったと」 鈴仙「は、はい……」 永琳「仕方ないわね、教えてあげるわ。この歌はね……」 -輝夜の部屋- 輝夜「満月も○○も冷たく思えたあの別れ以降……」 ○○「……夜、月が出ている時ほどつらい時間はない だけど冷たいのはむしろ輝夜じゃないか?」 輝夜「いいじゃない、今こうして同じ屋根の下で暮らしているんだから 私が○○に出した難題覚えているよね?」 ○○「『私を永遠に幸せにする』……」 輝夜「蓬莱人になった○○でも絶対に解けない難題よ。 99%の次は99.9%、その次は99.99%と決して100%にはならないの」 ○○「でも限りなく100%に近づけることはできる」 輝夜「○○……」 望月の つれなく見えし 別れより 蓬莱山 輝夜 宵月ばかり 憂きものはなし ○○ ○○が永遠亭に来てからの満月は 二人にとっては"憂きもの"から"あはれなるもの"となっていた 今夜も月の明かりが二人を照らすであろう 新ろだ15,18,21,45、108 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「輝夜、外に出ないのか? イナバたちとか、もう始めてるぞ」 七夕の夜。 ここ、俺がお世話になっている永遠亭では、七夕祭りの真っ盛り。 子イナバたちが、思い思いに願い事を短冊に結び付けている姿は、傍から見ていても微笑ましい。 ……時々の「世界征服」とか「百億万ドル」とかはどうかと思うが。 飾り付けも終わり、あとは主賓の到着を待つばかり。 ……だったのだが。 「私、行かない。 あなたも、ここにいてくれない?」 返事は、にべもないものだった。 残念ながら、俺の恋人たる輝夜は、お気に召さないようだ。 まあ、可愛らしい我侭はいつものことだし、なんだかんだ言って結局出てきてくれるのがいいところなのだが。 「おいおい。もうみんな待ってるんだぞ。 あんまり、困らせないでくれよ」 苦笑気味に言う。 彼女は、そっぽを向いたまま。 「……言ってくれたら」 「ん?」 「あなたが私と七夕を見たいって言うのなら、仕方ないから参加してあげる」 蚊の鳴くような声。 だが、こんなお願いもいつものこと。 「わかったわかった。 輝夜、お前と七夕を過ごしたいんだ。出てきて、くれないかな?」 「わかったわ」 二つ返事でOKすると、手元にあった手文庫から蒔絵の手鏡と鼈甲の櫛を取り出す輝夜。 ……すべて、計算ずく、か。 「じゃあ、先に行っているから」 「あ、ちょっと待って!」 急いで髪を整えると、俺の右腕に抱きつく。 碧の黒髪が、ふわりと肩を撫でた。 「さあ、行きましょう」 そして、皆の待つ中庭へと歩き出す。 「どうした、暇か?」 七夕祭りも一段落した頃。 俺は、一人でぽつんと縁側に座っている輝夜に声をかけた。 「ほれ、ジュース」 仏頂面をしている輝夜に、貰ってきたキャロットジュースの片割れを渡す。 もう一方は、俺のもの。 ぼうっと星空を眺めている輝夜に紙コップを持たせると、彼女の隣に座った。 「あら、来てたの?」 わずかにきしむ板の音が原因だろうか、今初めて気づきました、という顔の輝夜。 「酷いな、全然気づかなかったなんて」 「ええ、ごめんなさい。ちょっと考え事してたものだから」 それから、手に持った紙コップに気づくと、親の仇でも見つけたような顔で、一気に呷った。 沈黙。 俺も、いつもとは違う輝夜の様子に、何となく言葉が出ない。 気の早い松虫が、背中をかき鳴らし始めた。 時折の風が、七夕の笹を爪弾く。 向こうで星空の講義をする、永琳とイナバたちの声が、ひどく遠くにあるような錯覚を覚える。 そう、まるで、俺と輝夜だけ取り残されてしまったかのような。 「私、あの星、嫌いなのよ」 しばらくして、輝夜が口を開いた。 指差すのは、今日の主役、織姫星。 「織姫はね、いつも彦星を待っているだけ。 自分から会いに行こうとしないし、唯一会う機会だっていう七夕も、彦星が来るのを対岸で待っているのみ。 じれったいのよね。 どうして、自分から動かないのか。自分で運命を切り開こうとしないのか」 「でも、神様が決めたことなんだろう。どうしようもないんじゃないか?」 「じゃあ、あなたは私と離れ離れになったら、私が行くまでただ待ってる?」 「そんなことはない! 絶対に会う方法を見つけ出す!」 「でしょう。 私も同じ。あなたが傍にいない世界なんて、意味がないもの。 でも、彼女は違うのよ。ただ、待ってるだけ」 「だから、嫌いってか」 「そう。それに――」 コトン、と。 輝夜は、頭を俺の肩に乗せた。 「一年間も、会わないでいられるなんて信じられないわ。 この温もり。この優しさ。 私は、一日と耐えられない」 「だな。俺も同じだ」 俺は、彼女の頭に手を回すと、手櫛でさらさらと髪を梳く。 気持ちよさそうに眼を細める輝夜。 「ずっと、こうしていたいわ。 そして――。 いつか、この世が終わりになった時、あなたとの物語をハッピーエンドで迎えたいわ」 うpろだ1231 ─────────────────────────────────────────────────────────── 外を少し出歩くだけで氷精が蒸発しそうなほどの炎天下。 こんな日は大人しく部屋に引き篭もってのんびり過すに限る。 一人なら退屈でだらけきっていたのだけども、最近は○○がよく遊びに来てくれてるので退屈はしない。 春は仕事が忙しいとかで余り来てくれなかったけど、夏になってから毎日来てくれるようになった、夏だから開放的になって私を求めてくれてるのかしら。 その気なら私はいつでもALLOK、なんでもバッチ来いよ! なのに、○○は至って健全だった。 外界から持ち込んだというゲーム機を持ってきて一緒にプレイするだけなんてゲームは面白いけど……私のような美少女と二人っきりなのにそれはないわと思わず口に出しそうなほど自分に自信を無くしそうだ。 こうなったら、一度○○の本心を問い質しておいたほうがよさそうね。 「ねえ、○○」 「んー?」 私の膝を枕にしながらゲームをやっていた○○が気だるそうにこちらに顔を向ける。 あ、睫毛が意外に長い、くそぅやっぱりいい男だな……私の目に適うなんて光栄に思いなさいよ? 「何だー?」 おっとついつい見惚れちゃってた、いけないいけない。目的を果たさないと。 「○○は何で最近は毎日来てくれるのかしら?」 やっぱり、私に会いたいの? もしそうだったら凄く嬉しいわよ。 「てるよの部屋涼しいから」 は? それだけ? 思わず目が点になってしまった。 え? 何? それじゃ私に会いに来てるわけじゃなくて涼みに来てるだけってこと? …………何だろう、凄い敗北感。そして物凄く悔しい。 涼みに来てるだけとか悔しすぎるので覆い被さるように抱き着いてやる事にした。 「やめろー離せー暑いー」 「あはははは、乙女の純情を踏みにじりやがってこの野郎」 顔を真っ赤にして私の抱擁から逃れようと○○が暴れる。 ん? 顔を真っ赤に? そこまで暑いわけじゃないと思うのだけど。 暴れるのを抑えるために力を込めたら今度は大人しくなった、観念するのが早いのね。 「てるよ、当たってる」 大人しくなった○○が顔を赤くしながら小さく呟いた。 「あたってるって何が?」 「…………胸」 胸……あーそういえば私の薄い胸でもこれだけ密着すれば当たるわね。 でも、これで○○が私の魅力に少しでも気づけば。 「あの輝夜さん?」 「当ててるのよ」 蠱惑的な笑顔を浮かべ言い放ってやる、○○ったら照れちゃってかわいー。 その様子をニヤニヤしながら眺めていたら、不意にキスされた。 「据え膳食わぬなんとやらってね」 ちょっ……そのまま体を入れ替えられ床に寝かされる。 「ま、待ってこんな昼間から……んっ」 「いーや、待たないね。火をつけたのはそっちだからな」 抗議の声が○○の再度のキスで途切れさせられる、あ、舌入ってきた。 「っ……だめ、だって○○から私は」 そうだ、私は○○から何も聞いていない言われていない、女はいつだって証明が欲しいのだから。 「輝夜愛してる」 言った瞬間に間髪入れず○○が私の欲しい言葉をくれる。 もうずるいなぁ、○○はここぞという時には外さないんだから。 「私もよ」 返事を返しながら、○○を抱きしめて私は身を任せた。 「鈴仙、2~3時間はここに誰も近づけないようにしといてね」 「はい、師匠」 うpろだ1275 ───────────────────────────────────────────────────────────
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輝夜1 1スレ目 69 「これで……文句無いだろ、どれも正真正銘の本物。おまけに香霖堂のお墨付きだ……」 リュックサックの中から次々と出てきたのは、五つの難題の答え全て。 疲労困憊した体に鞭を打ち、彼は立ち上がって居住まいを正す。 その場にいた誰もが、言葉を失った。 かつて、輝夜に求婚してきた者の全てが解けなかった五つの難題を、全部まとめて解いてしまったのだから。 「輝夜、俺はお前と、ずっと一緒に……」 それだけ言うと、崩れるように倒れこんでしまった。 「……やってしまいましたね、あの青年は。まったく呆れかえります」 永琳は軽く肩をすくめて一つ小さな溜息をついた。 永遠亭のある一室。その上座に蓬莱山 輝夜が、下座には八意 永琳がいた。 男は兎たちに運ばせて、別の一室に寝かせてある。 「まさか『五つの難題』を全て解いてしまうなんて……ね」 声は忠実に冷静さをテクスチャーしているが、しかし内心で一番驚いているのは難題を出した張本人である輝夜であろう。 蓬莱の薬を生成するのに必要不可欠な五つの材料を集める。それが五つの難題の本当の目的なのだ。 輝夜とともに生きるということは、ともに永遠を過ごすということと同意義なのだから。 「では、私は蓬莱の薬の精製にかかります」 そういって、永琳は静かに立ち上がる。 「その必要はないわ、永琳」 しかし、輝夜はそれを止めた。 「?! 何故……」 次に続くであろう言葉は、月の頭脳には容易に想像できた。 だからこそ、真意を問う。 「私の能力で蓬莱の薬の効果を一瞬のものにしてしまえば、彼が永遠を生きる必要もない」 自らのためでなく他人のために蓬莱の薬の効力を捨てる。そう輝夜は言った。 「ごめんなさいね、永琳。私は貴女にもらったこの永遠の命を捨てるわ」 「いえ、姫様の幸せこそが私の幸せでもあるのですから……」 そう言った永琳の眼は限りなく優しかった。 従者と主人という関係の台詞ではなく、一人の理解者、友人として、心からそう言っていた。 「それでは、永琳。祝言の用意を」 「かしこまりました、姫様」 1スレ目 79-82 「輝夜様、ぜひ、ぜひこの私めと契りを結んでくださいませ!」 「フ~ン、そうねえ。そう言ってくる男たちは箒で掃いて外に山と積むほどいたけれど、 あなたみたいな幻想郷の外から来た人間なら、少しだけ考えてあげてもいいわよ。 けれども! ただでこの蓬莱山輝夜があなたと結納を交わすだなんて思ってほしくないわね。 今から挙げるこの五つの難題を全部解けたら、そのときは結婚を考えてあげてもいいわ。 一つ、西行寺幽々子の遺骨(プリンセステスタメント)。 二つ、フランドール・スカーレットの翼(デーモンロードウィング)。 三つ、神綺のアホ毛(ディヴァインヘアー)。 四つ、博麗霊夢のサラシ(インビジブルアンダーウェア)。 そして五つ、八雲紫の靴下(アルマゲドンソックス)。 さあ、自分の持つ「~程度の能力」も自覚できていないあなたに、これが全部そろえられるかしら!?」 …………無理だ、無理だ無理だ無理だ無理だ無理ったら無理ッ! 考えてもみろ、どれも獲得に失敗したら即死ぬようなやつばかりじゃないか。それを五つ! 五つも! 猫は九つの魂を持つというが、この僕の魂はどう計算しても一つ。小学生が数えても一つ。鳴いてもわめいてもただの一つきりッッッ! そのたった一つのかけがえのないものを風前の灯としてしまうようなまねを、僕は、僕は五回もしなければならないのかぁーー~~~~ッ!? 見ろ。輝夜のあの上座からこちらを見つめるそのまなざしを。 なんと美しく、しかもなんと冷たいあの瞳! まるでこっちを虫か何かのようにしか感じていないとありありと分かるようなその目つき! 『哀れなものね。今はこうやって卵を産んでいるけれど、やがてお肉になって食卓に上る運命なのよ』 と養鶏場のウズラを哀れむかのような視線じゃないか。 ――――いやいや僕、養鶏場にいるのはニワトリに決まっている。 落ち着け。落ち着くんだ。そうだ、諦めよう。 あっさり深窓の令嬢とはおさらばして紅魔舘の周りでアホのチルノやショタなリグルと戯れる平穏で家内安全な毎日に帰ろう。 よく考えればあの輝夜って女、冷静に見てみるとただのヒッキーじゃねぇかよォ~~~~っ。 そんな、僕が命を賭けて挑むべきレディではない。そうだ、そうに違いない。 さっさとおさらばしよっ。 ――――でも、本当にそれでいいのか? ここで僕が『輝夜様申し訳ありません。私めはそのような難題、とても解くことはできません許してくださいこのとおりでちゅ』 と土下座してそれでいいのか? 隣に立つマッドな永琳や金魚のフンの鈴仙や詐欺師のてゐに蔑まれた目で見られて、それで本当にいいのか? (ゴゴゴゴゴゴゴゴ……………) 否! 全くもって否! この僕は、全身全霊を持ってその選択を否定する! 代わりに! 全身全霊を持って! その難題を受けて立つ! 彼女の定めた難題を乗り越え、その暁に彼女の「心」を我が物とする! これは「試練」だ。 「過去」つまり現実世界にいた「自分」を乗り越えるようにと「運命」から与えられた「試練」なのだッッッ! 蓬莱山輝夜ッッ! 僕が五つの難題を解いたそのときに、きっとあなたはこう言う! 「お見事です○○様。この蓬莱山輝夜は約束どおりあなた様の妻となります。身も心も、夫に捧げ尽くす所存にございます」 となぁ~~~~ッッッ! おお、これが、これこそが求婚! 僕は、僕はお前に求婚するぞ! 輝夜ォォオオオ! (ドドドドドドドド…………) 「ンッン~それで、八意、永琳さんでしたっけ? 『やごころ』か『やこごろ』だか分かりにくい名前ですよねぇ~~~っ。 ああそうそう、姫様の難題のことでしたよね。ええ、それはもちろん受けさせていただきます。 なに、たいしたことじゃありませんよ。 でもね、そこの上座に座しておられる方がどうしても解いてほしいっていうのだからしょぉぉがねぇなぁぁぁ~~~って感じでやるんです。 時間は取らせませんよ。まずは魔界にでも行きますか。 そこの神綺ってやつのアホ毛、楽チ―――ンに引っこ抜いて持ってきてやりますよ。では。 アリヴェデルチ」 TO BE CONTINUED(嘘 1スレ目 139 てるよへ 「NEETで引き篭もりで不死身でも俺はお前を愛していくよ。俺は不死身じゃないけどNEETでひk(ry」 2スレ目 154 フゥ~~~~~~~~~~~~~~~~~~… …うん、いいお湯だ。 やっぱ一番風呂はいいねぇ… 僕は今、永遠亭のお風呂に入っている。 何故?と訊かれれば、答えは「僕がここの住人だから」になる。 …正確に言うならばここの居候なんだが… 居候なんだから一番風呂はダメなんじゃないか?と訊かれれば、ここには"風呂を沸かした人が一番風呂に入れる”と言うルールがあるからとなる。 んで、今日の風呂当番は僕だから一番風呂を楽しんでいるって言う訳なんだ。 「あら?誰かいるのかしら?」 おっと…どうやら早くも風呂から出ないといけないかな。 この声は…どうやら輝夜さんか… 「誰かいるの?」 「すいません。一番風呂もらってます」 「あら○○だったの。…いいわよ、まだ入ってて」 ん?…今、輝夜さんの声が一瞬狡猾なことを企んでる声になったような…気のせいか。 そして僕はもう十分ぐらい、この極楽を楽しむことにした。 …この選択が後に、僕を地獄へ誘うとは… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ガサゴソ…ガサゴソ… ん?脱衣場の方から何か音がするような… …なんか…嫌な予感が… ガラッ! 「○○、入るわよ」 「…ッ!!!!!!」 なんと輝夜さんが風呂場に入ってきたではないか! しかもバスタオル一枚で。 「かかかかか輝夜さん!ななななな何をしていらっしゃるんで!?」 「何って…お風呂に入ろうとしているに決まっているじゃない」 「いいいいいいや、もっもっもっもっ問題はそこではなくって、ナナナナナなんで僕がまだ入ってると分かっていながららららら!」 いかん…ものすごいテンパってる… 落ち着け…落ち着くんだ…落ち着いて状況確認を… ハラリ(バスタオル落下) 「ブッッッッ!(はなぢ)」 「あら○○?鼻血が出てるわよ。しかもものすごい勢いで」 「…健全な青少年なら…普通女性の裸体を見ればこうなりますよ…しかも、その相手が美人ならば…尚更ヤヴァイことに…」 「あら、それは褒め言葉なのかしら?」 「ええ、一応はそうなりますね…って恥ずかしくないんですか!僕は男なのに…」 「あら、裸の付き合いとはよく言ったものじゃない」 「それ、絶対意味違いますよ。」 …やばい…頭がクラクラして来た… ただでさえも熱い風呂の中にずっと居たせいでのぼせているのに、なおかつ輝夜さんみたいな美人の裸体なんて…そして出血多量も手助けを… ザバー(湯船にIN!) 「ぐっはぁぁぁぁぁぁぁぁ!(後ろに仰け反る)」 「…何?その分かりやすいリアクションは…」 「…まぁ…お約束ですね…(下半身を気にしつつ湯船の端っこに行って壁側を向いて)」 「あら…ならばこれもお約束かしら?」 がしっ(後ろから抱きつく) 「~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!(声にならない)」 「ねぇ、○○…後で一献付き合ってくれないかしら?」 あうう…二つの丸くてやわらかいものが背中に当たってアタッテあたってattatte… 「ねぇ…あら?○○?」 「……(失神)」 「○○~?おーい…」 ぶくぶくぶくぶく…(主人公沈む) 「きゃぁっ!ちょっと○○!しっかりして!」 ちなみにこの後、永琳が入ってきて現場を見つけ、○○は脱水症状寸前のところで助けられた。 …何が書きたかったんだ?俺… 76さん、 77さん、スイマセンでした…orz 2スレ目 485 てるよ結婚しよう 201 ここは永遠亭。辺りはすっかり夜に包まれている 俺は縁側に座って、庭にうち捨てられたソレをぼーっと見つめていた。 「どうしたの?」 ふいに聞こえて来た声で正気に帰る。 いつの間にか、隣には輝夜が座っていた。 「ん…あれがさ」 「あれ?」 視線の先には、もう動くことの無い機械が月明かりに照らされていた。 「こんなにいい女を今まで独り占めしてきたのか。って思うとちょっと嫉妬心がな。」 「…ばかね。」 そう言って輝夜は俺に肩を寄せてきた。 「失った時間はあなたが取り戻してくれるんでしょう?」 俺は輝夜の肩に手を回して言った。 「ああ、これから一緒に作っていこう。」 「うん…。」 過去と決別した彼女が見せる笑顔はとても綺麗で、眩しかった。 406 竹の奥の屋敷に、いと美しき姫あり その姫に婚儀を取り付けようとしたもの いずれも、難題を受けさせられあまりの非現実さに諦め その姫、永遠に婚儀はありえないと謳われた。 「冗談じゃねぇ…」 その注文を聞いた俺は愕然と呟いた。 「こっちは冗談で言ってるつもりはないんだけどね」 竹林の奥にある永遠亭と呼ばれる場所に、俺は居た。 特別な理由があるわけでもないし、ただこの場所に迷い込んだ俺は 彼女と巡り会って、こんな風に話をしていた。 「…あんた、そんなに美人なのに結婚とかしないのか?」 その一言があまりにも迂闊だったのか、彼女は喜々として 素晴らしいことを言ってきた。 「もし、これから言うものを持ってこれたら、貴方でも結婚するんだけどね」 と。 「…へぇ、面白いじゃねぇか。それで、もし俺が行くとしたら、何を持ってくれば良いんだ?」 「龍の頸の玉、仏の御石の鉢、火鼠の皮衣、燕の子安貝、蓬莱の玉の枝」 「それって言うなりゃ、アレだろ。難題だな?第一、存在するかも分からんモンを 持って来いってのはなぁ…」 「無理なら、それに匹敵する高価なものを入手してくることね」 「はっ、冗談じゃねぇ…」 思わず、悪態を吐いた。 「こっちは冗談で言ってるつもりはないんだけどね」 苦笑しながら彼女は言う。 「…つまり、あんたはこの難題を解決した野郎には、婚儀を受けて…その、身体を差し出すって訳かよ」 「そりゃ、難題だもの。誰もやれるとは思ってないわ」 と言うか無理ね、と彼女が呟く。 「何で、そんなに無茶なものを出したんだよ?」 「あら、人間として価値が高いものを見たいと思うわよね?」 正論だが、それは何か間違っている。 「――高価なら、いいんだな?」 知らないうちに、呟いていた。 もしかしたら、俺は今頭の中で 「え?えぇ」 彼女にほんの僅かに動揺の色が見えた。 生憎と、俺はそんなに高価なものを持っているわけではない、が。 「価値ってのは…人が決めるもんじゃねぇ、自分が決めるもんだ…!」 「…な、何を――!?」 言い終わる前に、俺は彼女を抱きしめていた。 甘い香りが、広がった。 いつから伸ばしていたのか、長い黒髪を撫でる。 「ちょっ、離して」 「…離す気はない。力づくでもいいから離してみろ。これが俺から出す難題だ」 死んでも離す気はない。 俺の存在が消滅しない限り、この抱きしめた腕を離す気はない。 「……」 「……」 どのくらい、そうしていたのか。 やがて、俺の方から彼女を離した。 何故か?いや、言うまでもない。気恥ずかしくなったんだ。 「難題、解決ね」 「…あぁ、悪いな。これで、難題解決だ」 「――そうね。でも、こっちの難題も解決されちゃったから」 その先を聞く前に、彼女の唇が俺に触れていた。 「…どう、いうことだ?」 「高価なものは、確かに見せてもらったわ」 …俺はある意味、ただ彼女に思いを伝えただけだ。 妙にストレートに変だけど。 「あー、ちなみに俺が見せた高価なもの、って何だ?」 「…貴方の思い、そして――」 彼女の後の呟きは聞こえなかった。 「…何だって?」 「ナイショよ」 彼女が呟いた言葉、それは―― 私の恋心。 後書き ===難題の裏=== 蓬莱山輝夜ってよォー 「輝夜」って呼ぶんだよォ~~~ でも皆は「てるよ」とか「ニート」とかよォーー まともに呼ばねーんだぜーッ それって納得いくかァ~~~~ おい? オレはぜーんぜん納得いかねえ…… なめてんのかァーーーーーッ このオレをッ! 「輝夜」って呼べ!普通に! チクショオーーー ムカつくんだよ! コケにしやがって! ボケがッ! ===難題の裏ここまで=== まさか、一時間ちょいで、こんなテキトーなものが出来るとは思わなかった…。 俺は、どうしようもなく…バカだった。 3スレ目 551 「んふ~ふ~ふ~ふ~フギャ」 「オイコラいつまで寝てる」 ある晴れた日の事。毎度のようにうちの同居人を撲殺ライト(パチモンマグライト、単1電池6個分)でたたき起こし、さっさと布団から出す。 「や~、まだ寝たいのぉ」 「やかましい。お前は寝すぎなんだよ」 「うぇ~」 「まったくろくに働きもしないで何贅沢言ってやがる」 「だって私、姫だもん」 「元だろうがこのてるよ」 てるよ……輝夜がこちらに来てから数週間が経った。最初のうちはこういうキャラなんだろうな、と諦めてはいたが。 「それに最近また風呂入ってないだろ」 「えぇ~いいじゃんお風呂くらい。どうせ昔は入らなかttウボァ」 「昔は昔、今は今。今日は布団干しのついでにお前を徹底的に洗浄してやる」 グチグチ文句たれる輝夜を撲殺し、リザレクションした後に宣告してやった。 いやな。臭いんだ。こいつは風呂に週間単位で入らない。俺が無理矢理洗わなきゃ絶対に、だ。 いくらなんでもこれだけには毎度毎度ムカムカ来る。 「いーやー、おーかーさーれーるー!!」 「誰が何週間も風呂入ってないフケツ女とヤるかっ!!」 (少女洗浄中) アアーヤメテーソコハダメー ヘンナコエダスナ ダッテェ…… 「ううっ、穢されちゃった……」 「……何言ってるんだよ」 洗浄中に暴れられたためもう突っ込む気力もない。 ドライヤーは使わず、タオルのみで輝夜の長髪を拭くのは大変な仕事だ。(ドライヤーは髪が痛むと嫌がられた) 「まったく。こりゃ元の世界の連中も大変なんだろうな」 一房一房丁寧にタオルで水分を抜き取り、ブラシをかける。 「うん、えーりん達も迷惑してると思う」 「ならこの生活を変えろ」 「や」 一言かよ。 てるよ……実際にこっち来たらこんな感じだろうな。 3スレ目 676 「えーりんえーりんたすけてえーりん♪」 「えーりんえーりんたすけてよ♪」 「タスケテエーリン」 今日は珍しく竹取飛翔(通称へるぷみーえーりん)を歌ってみる。 「って、私そんなにえーりんに頼ってるように見える?」 「まあ、そりゃネタだし。仕方ないんじゃないか?……と言いたい所だが」 生活をともにすればわかる。 「確かに頼ってるな。もうべったりなほどに」 自己紹介その他は前にやっている( 551)。つまりはそういうことだ。 「ええっ!?」 ゆあ、ショック!みたいな顔をする輝夜。 「ほっとけば風呂にも入らない飯も食わない、おまけに些細なトラブル、というか完全に自分の事以外は必ず他人に解決させる。 完全に依存してやがるな」 ……前にこんな輝夜がむかつく、と言ったが、アレには別の訳もある。 自分自身を見ているようだった。甘ちゃんで他人に依存してなければ生きれないような馬鹿野郎。 だけど、ここまで自立できたのもこいつのおかげだ。口では悪く言っても、感謝はしている。 「……ありがとよ」 ふと口に出す、感謝の言葉。 「え、なに?」 「なんでもない。それと、今日も風呂だな」 「この前入ったばかりなのにー!?」 「五月蝿い、いいから入る」 「やめてー!水責めもやすり責めも窒息も勘弁してー!!」 でもやっぱり、むかつくもんはむかつく。 3スレ目 777 「ただいまー……」 「あーおかえrホゲァ」 相変わらずだれた顔で俺を迎えてくれた輝夜に一瞬の微笑みの後マグライトを投げつける。 「人が「ああ、お帰りっていってくれる人がいるっていいな」とか思った瞬間になにやってんだこの糞ニートォー!」 「ふぁ……なんで投げるのよ~、何もしてフンガ」 しらばっくれる糞ニートてるよに特殊警棒(前に通販で買った、マグライトよりも前に家にある)でぶん殴る。 「これは何だァーッ!!?」 俺が大神のクリア後のリザルト画面の映ったテレビを指差す。 「……暇だったからクリアしちゃった。てへっ」 リザレクション後、可愛く舌を出してほざきやがった。 「…………まあいい、それよりてるよ。来月ここ行くぞ」 「とーほーかーにばる?」 例のライブのフライヤーを見せる。 「ああ。一応お前の分も貰ってきたからな。これがあればイベントで500円割引になる」 「ふーん」 「お前には懐かしい面々がいると思うぞ?偽者だけど」 「へー」 「ノリ悪いな?そうだ、こっちに来たときの服、まだあるか?アレを着ていけば……」 「私、行かなくていいや」 「……え?」 「一人だけで行って来ていいよ?私、待ってるから」 「おま……」 言いかけて、輝夜の目に気づく。 私がいないほうが、貴方は幸せだったかもしれない。そう告げていた。 「…………いや、お前も来い」 「でも……っ!」 「これは命令じゃない!」 それは違う。お前がいたからこそ、俺は幸せになれたんだ。 「……頼み、だ。一緒に行こうぜ、輝夜。」 もう自分で何をやったか覚えてないが、気がつけば輝夜を抱きしめていた。 「今だから全部言ってやるよ。俺が強くなれたのはお前のおかげだ。お前がいなきゃ俺はただの糞野郎で終わってた。 だからさ、だから……」 これ以上後の言葉が言えない。言った後に全てが終わりそうな気がするから。 「……毎日風呂に入ってくれないか?」 と言うか輝夜の体臭で気がそれた。 「や」 「……言うと思った」 でもまあ。今だけは好きになれるかもしれない。この濃い女の匂いが…… 「よし。今日は徹底的にお前を洗ってやる」 「えー!?」 「ただし、性的な意味で」 4スレ目 84(うpろだ0014) カーニバルレポも含めてるよ。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「おぅ……今何日の何時だっけ……」 「6月12日の午後二時くらいだったかな」 「……やっべ!?急いでまとめるぞ!!」 「何を?」 東方カーニバルも無事終わり、夜勤で寝ぼけた脳をまた休めるために次の朝勤後に寝て。 気がつけばこんなに時間がたってたりする。 「東方カーニバルのレポだろうが!前回行くって言った(三スレ目 777)からにはレポ書かんと!」 「そう言いながらレポートまとめ用のモバイル持って行かなかったのはどこの誰だっけ?」 「ふぐっ……」 そう。実はカーニバルへのみやげ(後述)に気を取られて肝心のモバイルを忘れてしまった。 「そこには突っ込むな……とりあえずまだ記憶は残ってるからそのうちに書くぞ」 6月10日 午前九時ごろ 「ああもう私は支度終わらせたのに何やってるの!?」 「うるせぇ!風呂入んないと気持ち悪いんだよ!」 こんな感じでようやく家を出たのは九時過ぎ。 「まったくもう、何でそんなに支度が遅いノブァ」 「ぃやかましい!お前はのんびりできてるからいいけれど俺は夜勤だったんだよ!」 輝夜を後ろに乗せて自転車でダッシュ。 そして駅に到着。 「ほら、さっさと行こう」 「あー。ちょい待ち」 「って、どこに行くのよ」 「買い物だ買い物」 そう言って、買ってきたのは二袋のお菓子。 「これは横浜名物だ。だけに青森のまりお氏に渡そうかと思ってな」 「そんな無駄遣いして大丈夫なの?」 「ダイジョブダイジョブ。ふふふ……」 午前十時過ぎ 田町に到着。 「あぢい」 「そんなかっこしてるから……」 「仕方ないだろ。薄手の服が黒しかないんだから」 とりあえずキューブ326へ。 「えっとまず……」 ケータイを取り出して地図を表示。 前回はろくに地図も確認しなかったせいでかなりひどい目にあった。 地図を見て指示通りに進んでいき、到着。 「って多っ」 「うわ凄。」 来た時点(十時くらい)で三十人くらい並んでました。 とりあえず並んで整理券が配られるのを待つ。 「…………」 「…………」 「暇……」 「そうね……」 「なんか向こうでド○ロちゃん読んで不気味に笑ってるやついるし……」 「人の事いえないじゃない……」 「そもそも○クロちゃんは公共の場で読める物じゃないな。笑いが止まらない」 「あ、そう……」 「……あ、まりおさんだ!」 「……で?」 「…………」 「…………」 「反応に困る返し方するな」 「ごめん……」 これ以上グダグダ書くのもアレなので時間飛ばして十二時ごろ。 スタッフ「整理券配りまーす」 「ふう、ktkr」 「脱力しながら言うせりふなの?」 整理券(というかチケット)をもらい、とっとと解散。 そして、あるネタの仕込みのために近くのロー○ンへと行く。 昼飯と仕込み用の道具を買い、またキューブへ。 「うっし。やりますか」 仕込み用の道具……油性ペンと黄色のマーカー、それとみやげを取り出し、作業を開始する。 実は九時ごろに買ったみやげというのが、「にんにくせんべい」と「中華おこげせんべい」。 ……実際に行った人、または文字を見ただけでわかるかもしれない。そう。『中華』を『中国』に変えてやるのだ。 まず『華』の字に×を書き、その下に『国』と書く。そして上のほうに星とその中に『中』と書いて完成。 「何やってんだか……」 「わーい、中国だ中国だ!」 喜びのあまりスタッフさんが集まってる中にその物体を置いてみる。 「フウ!(さわやかな顔をしながら」 「本当に何やってるの」 無論、スタッフさんの突っ込み待ちで。 ちなみに、その時の台詞は「リアクションに困るものを置かれても……」でした。 ここからちとおぼろげ気味なのでだーっと箇条書きで。 ・6階。まりおさんいないのでとりあえずせんべいズ放置。 ・オープニング。ファミコン画像が出ててなんだこれと思ったら実際にゲームやってました。 ・とりあえず暴走しすぎたので6階に。って、東方ファミコンktkr!思わず熱中。 ・そしてにょ。氏のライブに出遅れる。急いでいくとそこにいたのは⑨のゼッケンをつけたトランペットを吹くチルノでした。 ・にょ。氏「正直いっぱいいっぱいです!」 ・前半は奇闘劇の曲。すげすげすっげ。もう二人で興奮しまくり。 ・アクスタ代表登場。冬コミの件は何とかなったそうです。 ・後半。東方サッカーktykr!! ・雨水氏のたすけてえーりんで爆笑。輝夜ににらまれた。 ・にょ。氏「そんなにえーりんやりたい?」客(俺含む、輝夜以外)「yeeeeeeeeeeeeesss!!!」 ・でもループ終わった。 ・気を取り直してもう一回。 ・最後はやっぱりにょ。氏の生ペット。最高。 ・クールダウンのためレイバー氏はパス。ごめんなさい。 ・そしてレイバー氏後半で戻る。えーりんのためだ。 ・というかさすがマキナに定評のあるレイバー氏。頭ん中かき回されてトランスってました。でもベムが現実に戻す…… ・終了。 ・レイバー氏「テクネ出て来い!」俺、輝夜(エーッ!?) ・みんなでテクネの大合唱。でも出てこず。レイバー氏「打ち合わせじゃあこうじゃなかったんだけど(ボソッ)」 ・すぺさんに交代。すぺ様の大合唱。 ・真央たん声がエロイよ真央たん。鼻伸ばしてたら輝夜に足を踏まれた。俺はサンダルだぞおい!モロは痛いから! ・電子の01でえーりん大合唱。ていうかなんだよこのネタ曲の嵐は。ライオンダーで吹いたし。 ・「てゐ!てゐ!」大合唱ktkr!ていうか最前列の人真央たんファンなのか?すっげーテンション高いんだけど。飛び跳ねてるし。 ・まりおさん来ましたよkr!そしてやっぱりアレが出る。 ・客「みゅう!さん!いち!よん!」←アレ ・まりお氏「というわけでC&Cのビートまりおです、と行きたいんですが……あまねさんが来てません」客「えーっ!?」 ・あまねたん、現在(6/10)仕事中だそうで……青森からここまでってそれなんてハードスケジュール? ・というわけで抽選会が繰り上がりました。 ・しかしチケットを持ってないと確認できないというアレな抽選会。 ・ていうか俺、当たってました。しょっぱなから。でも疑われたくないので黙ってたら…… ・俺「すいません、申告がない場合はどうなりますか?」スタッフ「そういう場合はチケットを持ってないかもう帰ってしまった方かのどちらかということで……」 ・つまり俺の当たりは無し。 ・しかも時間が押してるのですぐに帰らないといけない罠。というわけでとっとと帰り支度。 ・「まだいたいー」「じゃあ残ってろ。ただし電車代は自分で出せよ」「……わかったわよ」 ・ついでにのぞいたらいきなりみーにゃたんの萌え声が耳に直撃、でも帰らねば。 「はい、お疲れ様でしたー」 「おうよ」 家に帰ってきて一息つく間もなくすぐにシャワーを浴びる。今日も夜勤だからだ。 「行ってくる」 「あーい」 ふらつきながら自転車でバイト先へと向かう。……正直、夜勤中に寝ました。 あとがき(じゃなくてただの戯言) て「ていうかこの文章、夜勤中に書くつもりだったんだよね?」 俺「ああ、それがな。眠くて書けなかった。以上だ」 て「シンプルな上にけんか売ってる理由ね……」 俺「ニートは黙ってろ。お前のために簡単なタイムテーブルを見せてやる。 実際の時間 前日21:30 ~ 7:30 ~ 9:00 ~ 19:00 ~ 21:30~ 夜勤 休憩(風呂) ライブ 休憩 夜勤 さて、寝てる時間を実質ゼロだとすると大体21時間前後も運動をしたまま寝てないことになる」 て「えー?まだまだ序の口だよこんなの」 俺「あのな?精神的には大丈夫だったが肉体的疲労がたまってるからそれが眠気を後押ししてつらいんだよ。 動いてなけりゃ何とかなるかもしれないがさすがにきつかった」 て「ふーん、で?」 俺「労え」 て「や」 俺「即答ッ!?」 て「これぐらいのことじゃ労ってもらえるわけないじゃない。作家さんに喧嘩売ってるよ」 俺「……それもそうだな。それじゃあこっちへカモン」 グワシ ずーりずーり て「え?なに?なんなの?」 俺「いやな。また風呂入ってなかったっぽいから洗ってやろうかと」 て「昨日入った!無理やりつれられて入ったから!っていうかこれって八つ当たり!?」 俺「いや?とりあえず俺が満足するまでは外に出れないからな。あと血も流さなきゃいけないし」 て「ちょっと待って微妙に連続リザレクション確定な言動しないでって言うかここはネチョは禁止……」 俺「大丈夫。これでオチだから」 て「いーやー!おーかーさーれーるー!!」 俺「安心しろ。……そんな事言えなくなるほど壊してやるから」 て「やめて犯さないで殺さないで埋めないで本気で!えーりんえーりんたすけてえーりーん!」 4スレ目 164 てるよとニートライフがおくれると聞いて今日会社に辞表出した俺がやってきた。 ちょっと妄想してくる。 避難所 28-29 妄想をぶちまけろ!! 「あれから1年以上経つのに、まだ1つも解けていないのね」 3週間ぶりに帰ってきて疲れきっている俺に何の容赦もなく彼女は そう、のたまいやがった 「お前には 他人を労わる気持ちっちゅうもんがねぇのか!」 「少なくとも、あなたに対しては今の所ないわね」 「ひどっ!お前、絶対あの閻魔に『貴方はもっと○○を労わるべきです』って言われるぞ」 「それだけは絶対にないわね。大体、私は死なないのだから会うこともないわよ」 {宴会で散々会っているんだが、そういったらいったで、まためんどそうだな・・・} 「それでも床でへばっている人間に対して言う言葉じゃない気がするが」 「それだけしゃべれるのだから十分元気でしょ。それにもう慣れたわ」 彼女は心底呆れたという感じでため息をはいた。 しかし、そういわれたらこちらは何も言うことができない。 なんせもう一年以上、旅に出て帰ってきては倒れるということを繰り返しているのだから。 初めの頃は不器用ながらに心配してくれて可愛かったのに・・・ 「それで、今回は解けたのかしら?私の出した難題は」 「・・・とけてねーよ」 「1つも?」 「1つも解けてねーよ!今回は大丈夫だと思ったんだよ!確かな情報だと思ったんだよ! あんだけの断崖絶壁だったんだからそこに有ると確信してもいいじゃねぇーか!? それなのに、それなのにやっとの思いで手に入ったと思ったものがただの糞ってどういう事よ!竹○物語そのままじゃねぇーか!? それを、デマ情報流した上に大笑いしくさってあのスキマ妖怪がーーー!!?」 「また、今回も溜まりに溜まっているって感じねぇ。でもあなた、前回もあのスキマに騙されてなかった?」 「うっ!」 確かに今までで、もう数え切れないほど紫に騙されてきている。しかし、五つの難題の情報は少なく 実質、全くといっていいほど情報が入ってこない。なので紫からの情報はデマであろうとも まさに、藁にも縋る思いなのである。 「ふぅっ。しょうがないだろ、情報が全然ないんだ。他の頼んでいる奴らも自分の生活があるから早々調べたりできないみたいだし、 まともに相手してくれるのも紫ぐらいだしな。」 「ふ~ん、そう」 「・・・なんだ?」 「いいえ、別に。ただ、このところ随分とあのスキマといることが多いからもう私のことは諦めたのかな~と思って・・・ね」 「なっ! 馬鹿なこと言うな!誰が諦めるか!?」 「そのわりには旅の間もずっとスキマと一緒にいるみたいだけど・・・」 「それはあいつが行き先をぜんぜん教えないからだ!」 「だけど!」 「だ~もう、いいかよく聞け!今もこれからも俺が愛しているのは蓬莱山 輝夜ただ一人だけだ!!」 「・・・信じていいの?」 「つ~か信じやがれ」 「・・・馬鹿」 腕の中に俺よりの頭一つ分小さい女の子が納まる。 普段はまさにお姫様って感じで少し近寄りがたい気がするがこういう時はほんと普通の女の子だな。 しかし、ほほを赤くし涙をためた目で上目遣いに『ばか』はやめてほしいです。 心臓どころか理性に大ダメージでほんと辛いです! 「あなたに出した五つの難題だけど、一つに変えるわ」 「はぁっ!なんで!?」 「だって、このままじゃあ何年経っても終わりそうにないもの」 「いや・・・そういわれると言い帰せないが。なんか今までのことを全否定されているような・・・」 「私は気にしないわ」 「・・・さいですか」 「それで、難題のことだけど」 「いまさらだからな。もう何でも来いってとこだぞ」 「じゃあ、あなたに出す難題は私と共にいること」 「え?」 「私と同じ永遠の時を共に歩み、共に過ごし、愛し続けること。 これが私からあなただけに出すたった一つに難題」 「・・・それは難題なのか?」 「普通の人間が永遠の時を生きることにどれほど耐えられるかしら?」 「なるほど」 「それでこの難題、受けるのかしら?」 努めえて冷静にいっているようだが、俺の背中に回されている手には 力は弱いが気持ちは痛いほど強く篭っているし、その小さい肩は細かく震えている。 女にここまで言わせておいて黙っとくなど男として いな!漢としてできるわけがない! 俺の気持ちは最初から、いやあの時、告白すると決めたあの瞬間から決まっているのだから!! 「その言葉に対する俺の言葉はただ一つだけだ」 「・・・」 「永遠の時を共に歩み、永久に貴女を愛することをここに誓います」 「・・・ありがとう」 「永遠 それは長く険しき道 」、 「誓い それは儚く不確かなるもの」。 されどそれが二人なら、数多の道も乗り越えられ されどそれが共になら、それは強く確かなるもの 願わくは、この永遠の道に幸あらんことを・・・ 3作目投下! 永久は「とわ」と読みます。 ちまたではニート扱いされている輝夜ですが、私の中では姫なのです! そして絶対に着やせするタイプだt(ウワナニヲスルヤメ オ・マ・ケ 「姫もやっと素直になったのね。この1年、やたらと長く感じたわ。」 「ししょ~、これで○○さんの後を尾行したり、スキマ妖怪から○○さんの貞操を 守ってスキマ送りにあったりしなくていいんですね~(涙」 「ええそうね、それにこれからの姫の世話は○○がしてくれるだろうしね。 まったく姫も変なところで初心なんだから」 「・・・師匠がそれを言いますか?」 「どういう意味かしら?ウドンゲ」 「だって治療で○○さんの上半身見るたびに顔を赤くしt」 「ウドンゲ、ちょっとこっちに来なさい。」 「し、ししょう!す、すみません もう言ったりしません、しませんからー! いやぁ!薬漬けはいやぁ~~~~!?」 4スレ目 431 竹取物語というより逆源氏物語。 正攻法で書くのを断念したから懲りずにもう一回この方法で。 あら、やっぱりここにいたのね。 別に悪くなんてないわよ。貴方がここを気に入ってるの、知ってたから。 隣、いいわよね? ……まあ、嫌だって言っても座るけど。 ええ、いい返事ね。昔だったら、私が近くにいるだけで照れてたのに。 ……もう。あの小さくて可愛かった○○は何処に行っちゃったのよ。 ほらほら、拗ねないの。ちょっと昔の事を思い出しただけよ。 何年経ったか忘れちゃったけど、人間って竹みたいね。気付くとどんどん私を追い越してく。 本当、月日が経つのは早いものね。光陰矢の如し、かしら? でも、貴方が頑張ってたのは全部知ってるわよ。私に子供扱いされるの、嫌だったんでしょ。 ふふっ。でも、今はもう違うわよ。貴方はもう『立派な殿方』で通用すると思うけど? ――あら。まだ不足? あ……まあ、それもそうね。 ほんの少しの歳月じゃ、私達が歩いてきた永遠には届かないものね。 ……それじゃあ、一緒に生きてみる? 私達と同じ永遠を。 あ……そういえば、私が難題を出したのよね。『私に釣り合う殿方になりなさい』って。 ふふ、確かいっぱいいっぱいな○○の表情が見たくて出したんだっけ。懐かしいわね。 そう、ね。これからも精進して。 ずっとずっと、私の隣にいて。 別に難題じゃないでしょ? 貴方の気持ちだって、解ってるから。 ――じゃあ、お昼寝したら、一緒に永琳の所に行きましょうか。 蓬莱の薬……一人分用意してもらわなきゃ。 4スレ目 459 なあみんな聞いてくれよ。 この前ネトゲで知り合ったteruyoってIDの人が近くにすんでるらしいんだけど、 なんか知らない? 幻想郷からつながってるパソコンなんてそんなにないからさ。 4スレ目 550 てるよと二人でハロワ行きたい 俺はわりと真面目に仕事探してるのにてるよはハロワカードの登録も 面倒くさそうにするんだけど結局しぶしぶカード作って そのまま勤める気も無い工員職のファイルを斜め読みするてるよにため息をつく俺 一時間ほどしてからてるよが危機感の足りない笑顔(でも少し困った感じ)で 「朝マック行こっか?」とか言うので二人で冷房の効いたマックで退廃的な朝食を摂りたい 4スレ目 683 永遠に生きる月の姫君に捧ぐ 「君にとっては刹那の出来事かもしれないけど、それでもこの思いを伝えたいんだ。愛してる」 5スレ目 233 「永遠が操れなくても、貴方の難題、一生かけてでも解いてみせますから!」 5スレ目 379 襖の向こうから鈴を鳴らす。 「誰?」 返事は輝夜のものだ。透き通った、それでいてよく通る声。 何度聞いてもたまらない。 「姫、○○です。只今戻りました」 「入りなさい」 襖を開くと、輝夜は座布団に正座をして部屋の隅に置かれたTVに向かっている。 据え置かれたPSにはデスクリムゾンのパッケが載っており、姫の操作する コンバット越前は敵か味方かよくわからないオブジェクトを銃撃していた。 「あ、死んだ」 呟くや姫はリセットボタンを専用の棒(○○が竹を削って作った)にて 妙に優雅な動作で押し込み、それからようやくこちらへ振り向いた。 「早かったわね。ちゃんと買ってきた?」 微笑が眩しい。 「はい。こちらが御所網のゲームソフト、それからハイレゾパックに 今週のファ○通、プリングルスのビビンバ風味、ジャスミン茶」 順に卓袱台の上に並べていく。怪しい品物ばかりだが、特に新旧ハード ごちゃまぜのゲームソフトが買い物袋から同時に顔を出すのは不気味だった。 「 ・・・あの店、毎度ながらどういうルートからこんなものを・・・」 「香霖堂はなんでも屋よ。ティッシュペーパーから核弾頭までなんでもあるわ」 さらりと言ってのけた姫様はプリングルスを開封しつつあった。 ちゃんとお皿に並べるところは気品があるが、その皿は何日前からここにあっただろう。 「「ありがと、○○。これで当分退屈しないわ」 ですからその笑顔は危険です姫様。私は胸の高鳴りをごまかすかのように 更に一つあった紙袋を差し出した。 「これはなぁに?」 「これは、私からのプレゼントです。姫様が新しいジャンルのゲームを開拓できるようにと・・・」 中身はゲー○ストだった。 所かわってここは永琳の部屋 「○○、しゅびは?」 「すべて順調です。姫はこれでアーケードゲームに興味を持たれ、ご自分から外出するようになるでしょう」 そう、これは○○と永琳の不健康な姫様を外出させるためにゲーメスト作戦。 荒療治だが二人は自信を持っていた。 そして姫がゲーセン通いの暁には私が常に付き添って! 数日後 「姫様、参りました」 「いつもすまないわね、○○。また買い物をお願いするわ」 姫様はいつものように私にメモを渡してきた。 「承知いたしました。すぐに行ってまいります。・・・ところで姫、 このあいだお渡しした新しいゲーム雑誌はいかがでしたか?」 「凄く面白かったわ。だから、早速○○にお使いにいってもらうことにしたの」 メモにはアーケード基板の題名と操作モジュール一式が書き込まれていた。
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■輝夜1 「これで……文句無いだろ、どれも正真正銘の本物。おまけに香霖堂のお墨付きだ……」 リュックサックの中から次々と出てきたのは、五つの難題の答え全て。 疲労困憊した体に鞭を打ち、彼は立ち上がって居住まいを正す。 その場にいた誰もが、言葉を失った。 かつて、輝夜に求婚してきた者の全てが解けなかった五つの難題を、全部まとめて解いてしまったのだから。 「輝夜、俺はお前と、ずっと一緒に……」 それだけ言うと、崩れるように倒れこんでしまった。 「……やってしまいましたね、あの青年は。まったく呆れかえります」 永琳は軽く肩をすくめて一つ小さな溜息をついた。 永遠亭のある一室。その上座に蓬莱山 輝夜が、下座には八意 永琳がいた。 男は兎たちに運ばせて、別の一室に寝かせてある。 「まさか『五つの難題』を全て解いてしまうなんて……ね」 声は忠実に冷静さをテクスチャーしているが、しかし内心で一番驚いているのは難題を出した張本人である輝夜であろう。 蓬莱の薬を生成するのに必要不可欠な五つの材料を集める。それが五つの難題の本当の目的なのだ。 輝夜とともに生きるということは、ともに永遠を過ごすということと同意義なのだから。 「では、私は蓬莱の薬の精製にかかります」 そういって、永琳は静かに立ち上がる。 「その必要はないわ、永琳」 しかし、輝夜はそれを止めた。 「?! 何故……」 次に続くであろう言葉は、月の頭脳には容易に想像できた。 だからこそ、真意を問う。 「私の能力で蓬莱の薬の効果を一瞬のものにしてしまえば、彼が永遠を生きる必要もない」 自らのためでなく他人のために蓬莱の薬の効力を捨てる。そう輝夜は言った。 「ごめんなさいね、永琳。私は貴女にもらったこの永遠の命を捨てるわ」 「いえ、姫様の幸せこそが私の幸せでもあるのですから……」 そう言った永琳の眼は限りなく優しかった。 従者と主人という関係の台詞ではなく、一人の理解者、友人として、心からそう言っていた。 「それでは、永琳。祝言の用意を」 「かしこまりました、姫様」 1スレ目 69 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「輝夜様、ぜひ、ぜひこの私めと契りを結んでくださいませ!」 「フ~ン、そうねえ。そう言ってくる男たちは箒で掃いて外に山と積むほどいたけれど、 あなたみたいな幻想郷の外から来た人間なら、少しだけ考えてあげてもいいわよ。 けれども! ただでこの蓬莱山輝夜があなたと結納を交わすだなんて思ってほしくないわね。 今から挙げるこの五つの難題を全部解けたら、そのときは結婚を考えてあげてもいいわ。 一つ、西行寺幽々子の遺骨(プリンセステスタメント)。 二つ、フランドール・スカーレットの翼(デーモンロードウィング)。 三つ、神綺のアホ毛(ディヴァインヘアー)。 四つ、博麗霊夢のサラシ(インビジブルアンダーウェア)。 そして五つ、八雲紫の靴下(アルマゲドンソックス)。 さあ、自分の持つ「~程度の能力」も自覚できていないあなたに、これが全部そろえられるかしら!?」 …………無理だ、無理だ無理だ無理だ無理だ無理ったら無理ッ! 考えてもみろ、どれも獲得に失敗したら即死ぬようなやつばかりじゃないか。それを五つ! 五つも! 猫は九つの魂を持つというが、この僕の魂はどう計算しても一つ。小学生が数えても一つ。鳴いてもわめいてもただの一つきりッッッ! そのたった一つのかけがえのないものを風前の灯としてしまうようなまねを、僕は、僕は五回もしなければならないのかぁーー~~~~ッ!? 見ろ。輝夜のあの上座からこちらを見つめるそのまなざしを。 なんと美しく、しかもなんと冷たいあの瞳! まるでこっちを虫か何かのようにしか感じていないとありありと分かるようなその目つき! 『哀れなものね。今はこうやって卵を産んでいるけれど、やがてお肉になって食卓に上る運命なのよ』 と養鶏場のウズラを哀れむかのような視線じゃないか。 ――――いやいや僕、養鶏場にいるのはニワトリに決まっている。 落ち着け。落ち着くんだ。そうだ、諦めよう。 あっさり深窓の令嬢とはおさらばして紅魔舘の周りでアホのチルノやショタなリグルと戯れる平穏で家内安全な毎日に帰ろう。 よく考えればあの輝夜って女、冷静に見てみるとただのヒッキーじゃねぇかよォ~~~~っ。 そんな、僕が命を賭けて挑むべきレディではない。そうだ、そうに違いない。 さっさとおさらばしよっ。 ――――でも、本当にそれでいいのか? ここで僕が『輝夜様申し訳ありません。私めはそのような難題、とても解くことはできません許してくださいこのとおりでちゅ』 と土下座してそれでいいのか? 隣に立つマッドな永淋や金魚のフンの鈴仙や詐欺師のてゐに蔑まれた目で見られて、それで本当にいいのか? (ゴゴゴゴゴゴゴゴ……………) 否! 全くもって否! この僕は、全身全霊を持ってその選択を否定する! 代わりに! 全身全霊を持って! その難題を受けて立つ! 彼女の定めた難題を乗り越え、その暁に彼女の「心」を我が物とする! これは「試練」だ。 「過去」つまり現実世界にいた「自分」を乗り越えるようにと「運命」から与えられた「試練」なのだッッッ! 蓬莱山輝夜ッッ! 僕が五つの難題を解いたそのときに、きっとあなたはこう言う! 「お見事です○○様。この蓬莱山輝夜は約束どおりあなた様の妻となります。身も心も、夫に捧げ尽くす所存にございます」 となぁ~~~~ッッッ! おお、これが、これこそが求婚! 僕は、僕はお前に求婚するぞ! 輝夜ォォオオオ! (ドドドドドドドド…………) 「ンッン~それで、八意、永淋さんでしたっけ? 『やごころ』か『やこごろ』だか分かりにくい名前ですよねぇ~~~っ。 ああそうそう、姫様の難題のことでしたよね。ええ、それはもちろん受けさせていただきます。 なに、たいしたことじゃありませんよ。 でもね、そこの上座に座しておられる方がどうしても解いてほしいっていうのだからしょぉぉがねぇなぁぁぁ~~~って感じでやるんです。 時間は取らせませんよ。まずは魔界にでも行きますか。 そこの神綺ってやつのアホ毛、楽チ―――ンに引っこ抜いて持ってきてやりますよ。では。 アリヴェデルチ」 TO BE CONTINUED(嘘 1スレ目 79-82 備考:未完?むしろ完結ッ!第3部完ッ! ─────────────────────────────────────────────────────────── てるよへ 「NEETで引き篭もりで不死身でも俺はお前を愛していくよ。俺は不死身じゃないけどNEETでひk(ry」 1スレ目 139 ─────────────────────────────────────────────────────────── フゥ~~~~~~~~~~~~~~~~~~… …うん、いいお湯だ。 やっぱ一番風呂はいいねぇ… 僕は今、永遠亭のお風呂に入っている。 何故?と訊かれれば、答えは「僕がここの住人だから」になる。 …正確に言うならばここの居候なんだが… 居候なんだから一番風呂はダメなんじゃないか?と訊かれれば、ここには"風呂を沸かした人が一番風呂に入れる”と言うルールがあるからとなる。 んで、今日の風呂当番は僕だから一番風呂を楽しんでいるって言う訳なんだ。 「あら?誰かいるのかしら?」 おっと…どうやら早くも風呂から出ないといけないかな。 この声は…どうやら輝夜さんか… 「誰かいるの?」 「すいません。一番風呂もらってます」 「あら○○だったの。…いいわよ、まだ入ってて」 ん?…今、輝夜さんの声が一瞬狡猾なことを企んでる声になったような…気のせいか。 そして僕はもう十分ぐらい、この極楽を楽しむことにした。 …この選択が後に、僕を地獄へ誘うとは… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ガサゴソ…ガサゴソ… ん?脱衣場の方から何か音がするような… …なんか…嫌な予感が… ガラッ! 「○○、入るわよ」 「…ッ!!!!!!」 なんと輝夜さんが風呂場に入ってきたではないか! しかもバスタオル一枚で。 「かかかかか輝夜さん!ななななな何をしていらっしゃるんで!?」 「何って…お風呂に入ろうとしているに決まっているじゃない」 「いいいいいいや、もっもっもっもっ問題はそこではなくって、ナナナナナなんで僕がまだ入ってると分かっていながららららら!」 いかん…ものすごいテンパってる… 落ち着け…落ち着くんだ…落ち着いて状況確認を… ハラリ(バスタオル落下) 「ブッッッッ!(はなぢ)」 「あら○○?鼻血が出てるわよ。しかもものすごい勢いで」 「…健全な青少年なら…普通女性の裸体を見ればこうなりますよ…しかも、その相手が美人ならば…尚更ヤヴァイことに…」 「あら、それは褒め言葉なのかしら?」 「ええ、一応はそうなりますね…って恥ずかしくないんですか!僕は男なのに…」 「あら、裸の付き合いとはよく言ったものじゃない」 「それ、絶対意味違いますよ。」 …やばい…頭がクラクラして来た… ただでさえも熱い風呂の中にずっと居たせいでのぼせているのに、なおかつ輝夜さんみたいな美人の裸体なんて…そして出血多量も手助けを… ザバー(湯船にIN!) 「ぐっはぁぁぁぁぁぁぁぁ!(後ろに仰け反る)」 「…何?その分かりやすいリアクションは…」 「…まぁ…お約束ですね…(下半身を気にしつつ湯船の端っこに行って壁側を向いて)」 「あら…ならばこれもお約束かしら?」 がしっ(後ろから抱きつく) 「~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!(声にならない)」 「ねぇ、○○…後で一献付き合ってくれないかしら?」 あうう…二つの丸くてやわらかいものが背中に当たってアタッテあたってattatte… 「ねぇ…あら?○○?」 「……(失神)」 「○○~?おーい…」 ぶくぶくぶくぶく…(主人公沈む) 「きゃぁっ!ちょっと○○!しっかりして!」 ちなみにこの後、永琳が入ってきて現場を見つけ、○○は脱水症状寸前のところで助けられた。 …何が書きたかったんだ?俺… 76さん、 77さん、スイマセンでした…orz 2スレ目 154 ─────────────────────────────────────────────────────────── てるよ結婚しよう 2スレ目 485 ─────────────────────────────────────────────────────────── ここは永遠亭。辺りはすっかり夜に包まれている 俺は縁側に座って、庭にうち捨てられたソレをぼーっと見つめていた。 「どうしたの?」 ふいに聞こえて来た声で正気に帰る。 いつの間にか、隣には輝夜が座っていた。 「ん…あれがさ」 「あれ?」 視線の先には、もう動くことの無い機械が月明かりに照らされていた。 「こんなにいい女を今まで独り占めしてきたのか。って思うとちょっと嫉妬心がな。」 「…ばかね。」 そう言って輝夜は俺に肩を寄せてきた。 「失った時間はあなたが取り戻してくれるんでしょう?」 俺は輝夜の肩に手を回して言った。 「ああ、これから一緒に作っていこう。」 「うん…。」 過去と決別した彼女が見せる笑顔はとても綺麗で、眩しかった。 201 ─────────────────────────────────────────────────────────── 竹の奥の屋敷に、いと美しき姫あり その姫に婚儀を取り付けようとしたもの いずれも、難題を受けさせられあまりの非現実さに諦め その姫、永遠に婚儀はありえないと謳われた。 「冗談じゃねぇ…」 その注文を聞いた俺は愕然と呟いた。 「こっちは冗談で言ってるつもりはないんだけどね」 竹林の奥にある永遠亭と呼ばれる場所に、俺は居た。 特別な理由があるわけでもないし、ただこの場所に迷い込んだ俺は 彼女と巡り会って、こんな風に話をしていた。 「…あんた、そんなに美人なのに結婚とかしないのか?」 その一言があまりにも迂闊だったのか、彼女は喜々として 素晴らしいことを言ってきた。 「もし、これから言うものを持ってこれたら、貴方でも結婚するんだけどね」 と。 「…へぇ、面白いじゃねぇか。それで、もし俺が行くとしたら、何を持ってくれば良いんだ?」 「龍の頸の玉、仏の御石の鉢、火鼠の皮衣、燕の子安貝、蓬莱の玉の枝」 「それって言うなりゃ、アレだろ。難題だな?第一、存在するかも分からんモンを 持って来いってのはなぁ…」 「無理なら、それに匹敵する高価なものを入手してくることね」 「はっ、冗談じゃねぇ…」 思わず、悪態を吐いた。 「こっちは冗談で言ってるつもりはないんだけどね」 苦笑しながら彼女は言う。 「…つまり、あんたはこの難題を解決した野郎には、婚儀を受けて…その、身体を差し出すって訳かよ」 「そりゃ、難題だもの。誰もやれるとは思ってないわ」 と言うか無理ね、と彼女が呟く。 「何で、そんなに無茶なものを出したんだよ?」 「あら、人間として価値が高いものを見たいと思うわよね?」 正論だが、それは何か間違っている。 「――高価なら、いいんだな?」 知らないうちに、呟いていた。 もしかしたら、俺は今頭の中で 「え?えぇ」 彼女にほんの僅かに動揺の色が見えた。 生憎と、俺はそんなに高価なものを持っているわけではない、が。 「価値ってのは…人が決めるもんじゃねぇ、自分が決めるもんだ…!」 「…な、何を――!?」 言い終わる前に、俺は彼女を抱きしめていた。 甘い香りが、広がった。 いつから伸ばしていたのか、長い黒髪を撫でる。 「ちょっ、離して」 「…離す気はない。力づくでもいいから離してみろ。これが俺から出す難題だ」 死んでも離す気はない。 俺の存在が消滅しない限り、この抱きしめた腕を離す気はない。 「……」 「……」 どのくらい、そうしていたのか。 やがて、俺の方から彼女を離した。 何故か?いや、言うまでもない。気恥ずかしくなったんだ。 「難題、解決ね」 「…あぁ、悪いな。これで、難題解決だ」 「――そうね。でも、こっちの難題も解決されちゃったから」 その先を聞く前に、彼女の唇が俺に触れていた。 「…どう、いうことだ?」 「高価なものは、確かに見せてもらったわ」 …俺はある意味、ただ彼女に思いを伝えただけだ。 妙にストレートに変だけど。 「あー、ちなみに俺が見せた高価なもの、って何だ?」 「…貴方の思い、そして――」 彼女の後の呟きは聞こえなかった。 「…何だって?」 「ナイショよ」 彼女が呟いた言葉、それは―― 私の恋心。 後書き ===難題の裏=== 蓬莱山輝夜ってよォー 「輝夜」って呼ぶんだよォ~~~ でも皆は「てるよ」とか「ニート」とかよォーー まともに呼ばねーんだぜーッ それって納得いくかァ~~~~ おい? オレはぜーんぜん納得いかねえ…… なめてんのかァーーーーーッ このオレをッ! 「輝夜」って呼べ!普通に! チクショオーーー ムカつくんだよ! コケにしやがって! ボケがッ! ===難題の裏ここまで=== まさか、一時間ちょいで、こんなテキトーなものが出来るとは思わなかった…。 俺は、どうしようもなく…バカだった。 406 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「んふ~ふ~ふ~ふ~フギャ」 「オイコラいつまで寝てる」 ある晴れた日の事。毎度のようにうちの同居人を撲殺ライト(パチモンマグライト、単1電池6個分)でたたき起こし、さっさと布団から出す。 「や~、まだ寝たいのぉ」 「やかましい。お前は寝すぎなんだよ」 「うぇ~」 「まったくろくに働きもしないで何贅沢言ってやがる」 「だって私、姫だもん」 「元だろうがこのてるよ」 てるよ……輝夜がこちらに来てから数週間が経った。最初のうちはこういうキャラなんだろうな、と諦めてはいたが。 「それに最近また風呂入ってないだろ」 「えぇ~いいじゃんお風呂くらい。どうせ昔は入らなかttウボァ」 「昔は昔、今は今。今日は布団干しのついでにお前を徹底的に洗浄してやる」 グチグチ文句たれる輝夜を撲殺し、リザレクションした後に宣告してやった。 いやな。臭いんだ。こいつは風呂に週間単位で入らない。俺が無理矢理洗わなきゃ絶対に、だ。 いくらなんでもこれだけには毎度毎度ムカムカ来る。 「いーやー、おーかーさーれーるー!!」 「誰が何週間も風呂入ってないフケツ女とヤるかっ!!」 (少女洗浄中) アアーヤメテーソコハダメー ヘンナコエダスナ ダッテェ…… 「ううっ、穢されちゃった……」 「……何言ってるんだよ」 洗浄中に暴れられたためもう突っ込む気力もない。 ドライヤーは使わず、タオルのみで輝夜の長髪を拭くのは大変な仕事だ。(ドライヤーは髪が痛むと嫌がられた) 「まったく。こりゃ元の世界の連中も大変なんだろうな」 一房一房丁寧にタオルで水分を抜き取り、ブラシをかける。 「うん、えーりん達も迷惑してると思う」 「ならこの生活を変えろ」 「や」 一言かよ。 てるよ……実際にこっち来たらこんな感じだろうな。 3スレ目 551 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「えーりんえーりんたすけてえーりん♪」 「えーりんえーりんたすけてよ♪」 「タスケテエーリン」 今日は珍しく竹取飛翔(通称へるぷみーえーりん)を歌ってみる。 「って、私そんなにえーりんに頼ってるように見える?」 「まあ、そりゃネタだし。仕方ないんじゃないか?……と言いたい所だが」 生活をともにすればわかる。 「確かに頼ってるな。もうべったりなほどに」 自己紹介その他は前にやっている( 551)。つまりはそういうことだ。 「ええっ!?」 ゆあ、ショック!みたいな顔をする輝夜。 「ほっとけば風呂にも入らない飯も食わない、おまけに些細なトラブル、というか完全に自分の事以外は必ず他人に解決させる。 完全に依存してやがるな」 ……前にこんな輝夜がむかつく、と言ったが、アレには別の訳もある。 自分自身を見ているようだった。甘ちゃんで他人に依存してなければ生きれないような馬鹿野郎。 だけど、ここまで自立できたのもこいつのおかげだ。口では悪く言っても、感謝はしている。 「……ありがとよ」 ふと口に出す、感謝の言葉。 「え、なに?」 「なんでもない。それと、今日も風呂だな」 「この前入ったばかりなのにー!?」 「五月蝿い、いいから入る」 「やめてー!水責めもやすり責めも窒息も勘弁してー!!」 でもやっぱり、むかつくもんはむかつく。 3スレ目 676 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ただいまー……」 「あーおかえrホゲァ」 相変わらずだれた顔で俺を迎えてくれた輝夜に一瞬の微笑みの後マグライトを投げつける。 「人が「ああ、お帰りっていってくれる人がいるっていいな」とか思った瞬間になにやってんだこの糞ニートォー!」 「ふぁ……なんで投げるのよ~、何もしてフンガ」 しらばっくれる糞ニートてるよに特殊警棒(前に通販で買った、マグライトよりも前に家にある)でぶん殴る。 「これは何だァーッ!!?」 俺が大神のクリア後のリザルト画面の映ったテレビを指差す。 「……暇だったからクリアしちゃった。てへっ」 リザレクション後、可愛く舌を出してほざきやがった。 「…………まあいい、それよりてるよ。来月ここ行くぞ」 「とーほーかーにばる?」 例のライブのフライヤーを見せる。 「ああ。一応お前の分も貰ってきたからな。これがあればイベントで500円割引になる」 「ふーん」 「お前には懐かしい面々がいると思うぞ?偽者だけど」 「へー」 「ノリ悪いな?そうだ、こっちに来たときの服、まだあるか?アレを着ていけば……」 「私、行かなくていいや」 「……え?」 「一人だけで行って来ていいよ?私、待ってるから」 「おま……」 言いかけて、輝夜の目に気づく。 私がいないほうが、貴方は幸せだったかもしれない。そう告げていた。 「…………いや、お前も来い」 「でも……っ!」 「これは命令じゃない!」 それは違う。お前がいたからこそ、俺は幸せになれたんだ。 「……頼み、だ。一緒に行こうぜ、輝夜。」 もう自分で何をやったか覚えてないが、気がつけば輝夜を抱きしめていた。 「今だから全部言ってやるよ。俺が強くなれたのはお前のおかげだ。お前がいなきゃ俺はただの糞野郎で終わってた。 だからさ、だから……」 これ以上後の言葉が言えない。言った後に全てが終わりそうな気がするから。 「……毎日風呂に入ってくれないか?」 と言うか輝夜の体臭で気がそれた。 「や」 「……言うと思った」 でもまあ。今だけは好きになれるかもしれない。この濃い女の匂いが…… 「よし。今日は徹底的にお前を洗ってやる」 「えー!?」 「ただし、性的な意味で」 3スレ目 777 ─────────────────────────────────────────────────────────── カーニバルレポも含めてるよ。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「おぅ……今何日の何時だっけ……」 「6月12日の午後二時くらいだったかな」 「……やっべ!?急いでまとめるぞ!!」 「何を?」 東方カーニバルも無事終わり、夜勤で寝ぼけた脳をまた休めるために次の朝勤後に寝て。 気がつけばこんなに時間がたってたりする。 「東方カーニバルのレポだろうが!前回行くって言った(三スレ目 777)からにはレポ書かんと!」 「そう言いながらレポートまとめ用のモバイル持って行かなかったのはどこの誰だっけ?」 「ふぐっ……」 そう。実はカーニバルへのみやげ(後述)に気を取られて肝心のモバイルを忘れてしまった。 「そこには突っ込むな……とりあえずまだ記憶は残ってるからそのうちに書くぞ」 6月10日 午前九時ごろ 「ああもう私は支度終わらせたのに何やってるの!?」 「うるせぇ!風呂入んないと気持ち悪いんだよ!」 こんな感じでようやく家を出たのは九時過ぎ。 「まったくもう、何でそんなに支度が遅いノブァ」 「ぃやかましい!お前はのんびりできてるからいいけれど俺は夜勤だったんだよ!」 輝夜を後ろに乗せて自転車でダッシュ。 そして駅に到着。 「ほら、さっさと行こう」 「あー。ちょい待ち」 「って、どこに行くのよ」 「買い物だ買い物」 そう言って、買ってきたのは二袋のお菓子。 「これは横浜名物だ。だけに青森のまりお氏に渡そうかと思ってな」 「そんな無駄遣いして大丈夫なの?」 「ダイジョブダイジョブ。ふふふ……」 午前十時過ぎ 田町に到着。 「あぢい」 「そんなかっこしてるから……」 「仕方ないだろ。薄手の服が黒しかないんだから」 とりあえずキューブ326へ。 「えっとまず……」 ケータイを取り出して地図を表示。 前回はろくに地図も確認しなかったせいでかなりひどい目にあった。 地図を見て指示通りに進んでいき、到着。 「って多っ」 「うわ凄。」 来た時点(十時くらい)で三十人くらい並んでました。 とりあえず並んで整理券が配られるのを待つ。 「…………」 「…………」 「暇……」 「そうね……」 「なんか向こうでド○ロちゃん読んで不気味に笑ってるやついるし……」 「人の事いえないじゃない……」 「そもそも○クロちゃんは公共の場で読める物じゃないな。笑いが止まらない」 「あ、そう……」 「……あ、まりおさんだ!」 「……で?」 「…………」 「…………」 「反応に困る返し方するな」 「ごめん……」 これ以上グダグダ書くのもアレなので時間飛ばして十二時ごろ。 スタッフ「整理券配りまーす」 「ふう、ktkr」 「脱力しながら言うせりふなの?」 整理券(というかチケット)をもらい、とっとと解散。 そして、あるネタの仕込みのために近くのロー○ンへと行く。 昼飯と仕込み用の道具を買い、またキューブへ。 「うっし。やりますか」 仕込み用の道具……油性ペンと黄色のマーカー、それとみやげを取り出し、作業を開始する。 実は九時ごろに買ったみやげというのが、「にんにくせんべい」と「中華おこげせんべい」。 ……実際に行った人、または文字を見ただけでわかるかもしれない。そう。『中華』を『中国』に変えてやるのだ。 まず『華』の字に×を書き、その下に『国』と書く。そして上のほうに星とその中に『中』と書いて完成。 「何やってんだか……」 「わーい、中国だ中国だ!」 喜びのあまりスタッフさんが集まってる中にその物体を置いてみる。 「フウ!(さわやかな顔をしながら」 「本当に何やってるの」 無論、スタッフさんの突っ込み待ちで。 ちなみに、その時の台詞は「リアクションに困るものを置かれても……」でした。 ここからちとおぼろげ気味なのでだーっと箇条書きで。 ・6階。まりおさんいないのでとりあえずせんべいズ放置。 ・オープニング。ファミコン画像が出ててなんだこれと思ったら実際にゲームやってました。 ・とりあえず暴走しすぎたので6階に。って、東方ファミコンktkr!思わず熱中。 ・そしてにょ。氏のライブに出遅れる。急いでいくとそこにいたのは⑨のゼッケンをつけたトランペットを吹くチルノでした。 ・にょ。氏「正直いっぱいいっぱいです!」 ・前半は奇闘劇の曲。すげすげすっげ。もう二人で興奮しまくり。 ・アクスタ代表登場。冬コミの件は何とかなったそうです。 ・後半。東方サッカーktykr!! ・雨水氏のたすけてえーりんで爆笑。輝夜ににらまれた。 ・にょ。氏「そんなにえーりんやりたい?」客(俺含む、輝夜以外)「yeeeeeeeeeeeeesss!!!」 ・でもループ終わった。 ・気を取り直してもう一回。 ・最後はやっぱりにょ。氏の生ペット。最高。 ・クールダウンのためレイバー氏はパス。ごめんなさい。 ・そしてレイバー氏後半で戻る。えーりんのためだ。 ・というかさすがマキナに定評のあるレイバー氏。頭ん中かき回されてトランスってました。でもベムが現実に戻す…… ・終了。 ・レイバー氏「テクネ出て来い!」俺、輝夜(エーッ!?) ・みんなでテクネの大合唱。でも出てこず。レイバー氏「打ち合わせじゃあこうじゃなかったんだけど(ボソッ)」 ・すぺさんに交代。すぺ様の大合唱。 ・真央たん声がエロイよ真央たん。鼻伸ばしてたら輝夜に足を踏まれた。俺はサンダルだぞおい!モロは痛いから! ・電子の01でえーりん大合唱。ていうかなんだよこのネタ曲の嵐は。ライオンダーで吹いたし。 ・「てゐ!てゐ!」大合唱ktkr!ていうか最前列の人真央たんファンなのか?すっげーテンション高いんだけど。飛び跳ねてるし。 ・まりおさん来ましたよkr!そしてやっぱりアレが出る。 ・客「みゅう!さん!いち!よん!」←アレ ・まりお氏「というわけでC&Cのビートまりおです、と行きたいんですが……あまねさんが来てません」客「えーっ!?」 ・あまねたん、現在(6/10)仕事中だそうで……青森からここまでってそれなんてハードスケジュール? ・というわけで抽選会が繰り上がりました。 ・しかしチケットを持ってないと確認できないというアレな抽選会。 ・ていうか俺、当たってました。しょっぱなから。でも疑われたくないので黙ってたら…… ・俺「すいません、申告がない場合はどうなりますか?」スタッフ「そういう場合はチケットを持ってないかもう帰ってしまった方かのどちらかということで……」 ・つまり俺の当たりは無し。 ・しかも時間が押してるのですぐに帰らないといけない罠。というわけでとっとと帰り支度。 ・「まだいたいー」「じゃあ残ってろ。ただし電車代は自分で出せよ」「……わかったわよ」 ・ついでにのぞいたらいきなりみーにゃたんの萌え声が耳に直撃、でも帰らねば。 「はい、お疲れ様でしたー」 「おうよ」 家に帰ってきて一息つく間もなくすぐにシャワーを浴びる。今日も夜勤だからだ。 「行ってくる」 「あーい」 ふらつきながら自転車でバイト先へと向かう。……正直、夜勤中に寝ました。 あとがき(じゃなくてただの戯言) て「ていうかこの文章、夜勤中に書くつもりだったんだよね?」 俺「ああ、それがな。眠くて書けなかった。以上だ」 て「シンプルな上にけんか売ってる理由ね……」 俺「ニートは黙ってろ。お前のために簡単なタイムテーブルを見せてやる。 実際の時間 前日21:30 ~ 7:30 ~ 9:00 ~ 19:00 ~ 21:30~ 夜勤 休憩(風呂) ライブ 休憩 夜勤 さて、寝てる時間を実質ゼロだとすると大体21時間前後も運動をしたまま寝てないことになる」 て「えー?まだまだ序の口だよこんなの」 俺「あのな?精神的には大丈夫だったが肉体的疲労がたまってるからそれが眠気を後押ししてつらいんだよ。 動いてなけりゃ何とかなるかもしれないがさすがにきつかった」 て「ふーん、で?」 俺「労え」 て「や」 俺「即答ッ!?」 て「これぐらいのことじゃ労ってもらえるわけないじゃない。作家さんに喧嘩売ってるよ」 俺「……それもそうだな。それじゃあこっちへカモン」 グワシ ずーりずーり て「え?なに?なんなの?」 俺「いやな。また風呂入ってなかったっぽいから洗ってやろうかと」 て「昨日入った!無理やりつれられて入ったから!っていうかこれって八つ当たり!?」 俺「いや?とりあえず俺が満足するまでは外に出れないからな。あと血も流さなきゃいけないし」 て「ちょっと待って微妙に連続リザレクション確定な言動しないでって言うかここはネチョは禁止……」 俺「大丈夫。これでオチだから」 て「いーやー!おーかーさーれーるー!!」 俺「安心しろ。……そんな事言えなくなるほど壊してやるから」 て「やめて犯さないで殺さないで埋めないで本気で!えーりんえーりんたすけてえーりーん!」 4スレ目 84(うpろだ0014) ─────────────────────────────────────────────────────────── てるよとニートライフがおくれると聞いて今日会社に辞表出した俺がやってきた。 ちょっと妄想してくる。 4スレ目 164 ─────────────────────────────────────────────────────────── 妄想をぶちまけろ!! 「あれから1年以上経つのに、まだ1つも解けていないのね」 3週間ぶりに帰ってきて疲れきっている俺に何の容赦もなく彼女は そう、のたまいやがった 「お前には 他人を労わる気持ちっちゅうもんがねぇのか!」 「少なくとも、あなたに対しては今の所ないわね」 「ひどっ!お前、絶対あの閻魔に『貴方はもっと○○を労わるべきです』って言われるぞ」 「それだけは絶対にないわね。大体、私は死なないのだから会うこともないわよ」 {宴会で散々会っているんだが、そういったらいったで、まためんどそうだな・・・} 「それでも床でへばっている人間に対して言う言葉じゃない気がするが」 「それだけしゃべれるのだから十分元気でしょ。それにもう慣れたわ」 彼女は心底呆れたという感じでため息をはいた。 しかし、そういわれたらこちらは何も言うことができない。 なんせもう一年以上、旅に出て帰ってきては倒れるということを繰り返しているのだから。 初めの頃は不器用ながらに心配してくれて可愛かったのに・・・ 「それで、今回は解けたのかしら?私の出した難題は」 「・・・とけてねーよ」 「1つも?」 「1つも解けてねーよ!今回は大丈夫だと思ったんだよ!確かな情報だと思ったんだよ! あんだけの断崖絶壁だったんだからそこに有ると確信してもいいじゃねぇーか!? それなのに、それなのにやっとの思いで手に入ったと思ったものがただの糞ってどういう事よ!竹○物語そのままじゃねぇーか!? それを、デマ情報流した上に大笑いしくさってあのスキマ妖怪がーーー!!?」 「また、今回も溜まりに溜まっているって感じねぇ。でもあなた、前回もあのスキマに騙されてなかった?」 「うっ!」 確かに今までで、もう数え切れないほど紫に騙されてきている。しかし、五つの難題の情報は少なく 実質、全くといっていいほど情報が入ってこない。なので紫からの情報はデマであろうとも まさに、藁にも縋る思いなのである。 「ふぅっ。しょうがないだろ、情報が全然ないんだ。他の頼んでいる奴らも自分の生活があるから早々調べたりできないみたいだし、 まともに相手してくれるのも紫ぐらいだしな。」 「ふ~ん、そう」 「・・・なんだ?」 「いいえ、別に。ただ、このところ随分とあのスキマといることが多いからもう私のことは諦めたのかな~と思って・・・ね」 「なっ! 馬鹿なこと言うな!誰が諦めるか!?」 「そのわりには旅の間もずっとスキマと一緒にいるみたいだけど・・・」 「それはあいつが行き先をぜんぜん教えないからだ!」 「だけど!」 「だ~もう、いいかよく聞け!今もこれからも俺が愛しているのは蓬莱山 輝夜ただ一人だけだ!!」 「・・・信じていいの?」 「つ~か信じやがれ」 「・・・馬鹿」 腕の中に俺よりの頭一つ分小さい女の子が納まる。 普段はまさにお姫様って感じで少し近寄りがたい気がするがこういう時はほんと普通の女の子だな。 しかし、ほほを赤くし涙をためた目で上目遣いに『ばか』はやめてほしいです。 心臓どころか理性に大ダメージでほんと辛いです! 「あなたに出した五つの難題だけど、一つに変えるわ」 「はぁっ!なんで!?」 「だって、このままじゃあ何年経っても終わりそうにないもの」 「いや・・・そういわれると言い帰せないが。なんか今までのことを全否定されているような・・・」 「私は気にしないわ」 「・・・さいですか」 「それで、難題のことだけど」 「いまさらだからな。もう何でも来いってとこだぞ」 「じゃあ、あなたに出す難題は私と共にいること」 「え?」 「私と同じ永遠の時を共に歩み、共に過ごし、愛し続けること。 これが私からあなただけに出すたった一つに難題」 「・・・それは難題なのか?」 「普通の人間が永遠の時を生きることにどれほど耐えられるかしら?」 「なるほど」 「それでこの難題、受けるのかしら?」 努めえて冷静にいっているようだが、俺の背中に回されている手には 力は弱いが気持ちは痛いほど強く篭っているし、その小さい肩は細かく震えている。 女にここまで言わせておいて黙っとくなど男として いな!漢としてできるわけがない! 俺の気持ちは最初から、いやあの時、告白すると決めたあの瞬間から決まっているのだから!! 「その言葉に対する俺の言葉はただ一つだけだ」 「・・・」 「永遠の時を共に歩み、永久に貴女を愛することをここに誓います」 「・・・ありがとう」 「永遠 それは長く険しき道 」、 「誓い それは儚く不確かなるもの」。 されどそれが二人なら、数多の道も乗り越えられ されどそれが共になら、それは強く確かなるもの 願わくは、この永遠の道に幸あらんことを・・・ 3作目投下! 永久は「とわ」と読みます。 ちまたではニート扱いされている輝夜ですが、私の中では姫なのです! そして絶対に着やせするタイプだt(ウワナニヲスルヤメ オ・マ・ケ 「姫もやっと素直になったのね。この1年、やたらと長く感じたわ。」 「ししょ~、これで○○さんの後を尾行したり、スキマ妖怪から○○さんの貞操を 守ってスキマ送りにあったりしなくていいんですね~(涙」 「ええそうね、それにこれからの姫の世話は○○がしてくれるだろうしね。 まったく姫も変なところで初心なんだから」 「・・・師匠がそれを言いますか?」 「どういう意味かしら?ウドンゲ」 「だって治療で○○さんの上半身見るたびに顔を赤くしt」 「ウドンゲ、ちょっとこっちに来なさい。」 「し、ししょう!す、すみません もう言ったりしません、しませんからー! いやぁ!薬漬けはいやぁ~~~~!?」 避難所 28-29 ─────────────────────────────────────────────────────────── 竹取物語というより逆源氏物語。 正攻法で書くのを断念したから懲りずにもう一回この方法で。 あら、やっぱりここにいたのね。 別に悪くなんてないわよ。貴方がここを気に入ってるの、知ってたから。 隣、いいわよね? ……まあ、嫌だって言っても座るけど。 ええ、いい返事ね。昔だったら、私が近くにいるだけで照れてたのに。 ……もう。あの小さくて可愛かった○○は何処に行っちゃったのよ。 ほらほら、拗ねないの。ちょっと昔の事を思い出しただけよ。 何年経ったか忘れちゃったけど、人間って竹みたいね。気付くとどんどん私を追い越してく。 本当、月日が経つのは早いものね。光陰矢の如し、かしら? でも、貴方が頑張ってたのは全部知ってるわよ。私に子供扱いされるの、嫌だったんでしょ。 ふふっ。でも、今はもう違うわよ。貴方はもう『立派な殿方』で通用すると思うけど? ――あら。まだ不足? あ……まあ、それもそうね。 ほんの少しの歳月じゃ、私達が歩いてきた永遠には届かないものね。 ……それじゃあ、一緒に生きてみる? 私達と同じ永遠を。 あ……そういえば、私が難題を出したのよね。『私に釣り合う殿方になりなさい』って。 ふふ、確かいっぱいいっぱいな○○の表情が見たくて出したんだっけ。懐かしいわね。 そう、ね。これからも精進して。 ずっとずっと、私の隣にいて。 別に難題じゃないでしょ? 貴方の気持ちだって、解ってるから。 ――じゃあ、お昼寝したら、一緒に永琳の所に行きましょうか。 蓬莱の薬……一人分用意してもらわなきゃ。 4スレ目 431 ─────────────────────────────────────────────────────────── なあみんな聞いてくれよ。 この前ネトゲで知り合ったteruyoってIDの人が近くにすんでるらしいんだけど、 なんか知らない? 幻想郷からつながってるパソコンなんてそんなにないからさ。 4スレ目 459 ─────────────────────────────────────────────────────────── てるよと二人でハロワ行きたい 俺はわりと真面目に仕事探してるのにてるよはハロワカードの登録も 面倒くさそうにするんだけど結局しぶしぶカード作って そのまま勤める気も無い工員職のファイルを斜め読みするてるよにため息をつく俺 一時間ほどしてからてるよが危機感の足りない笑顔(でも少し困った感じ)で 「朝マック行こっか?」とか言うので二人で冷房の効いたマックで退廃的な朝食を摂りたい 4スレ目 550 ─────────────────────────────────────────────────────────── 永遠に生きる月の姫君に捧ぐ 「君にとっては刹那の出来事かもしれないけど、それでもこの思いを伝えたいんだ。愛してる」 4スレ目 683
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輝夜5 13スレ目364、365 輝夜にプロポーズされたい。難題を出したい。 僕の子供を産んでください。 僕が死んでも、僕のことを忘れないでください。 でも、僕のことで何時までも泣き続けないでください。みたいな。 ‥‥五つも思い浮かばないorz 365 :名前が無い程度の能力:2008/03/05(水) 23 10 17 ID 2KOq28HU0 364見て何か幻視した 「○○!私と結婚しなさい!」 「だが断る」 「えぇえええっ!?なんでよ!かぐや姫よ私!?伝説のかぐや姫が求婚してるのよ!? 数多の男性から求婚された伝説の美少女かぐや姫が求婚してるのよ!?」 「いや……そうは言われても…色々と難題がだな」 「何!?難題って何よ!二人でイクところまでイッちゃった仲じゃないの!えーりんだって○○ならおkって言ってたのよ!」 「おkって……まぁ、兎に角色々と難題が」 「だからその難題って何よ!忌々しいわね、私と○○の愛の旅路を邪魔するヤツ…………ッ! そうか妹紅ね妹紅だわええそうよ妹紅に決ってるわあの小娘考えたわね事もあろうに人のダンナに手を出すなんて」 「いや…ちょっと落ち着け輝夜」 「止めないで頂戴○○これは流石の私も鶏冠に来たわフフフあの芋娘久々に私の逆鱗に触れたわねジャンクにしてあげるわ!」 「あーほら落ち着け(ぎゅっ」 「ふぇええっ!?」 「妹紅は関係ないぜ。その問題っていうのはだな」 「……………(ぱくぱく」 「ん?どうした輝y」 「…………きゅ~(ぱたん」 「……気絶しやがったよコイツ」 「流石は○○ね。抱きしめるだけでイかせちゃうなんて」 「わざわざカタカナ表記にしなくてもいいです永琳さん。で、なんで冷蔵庫から出てくるんですか」 「気にしちゃダメよ。ところで、難題って何かしら」 「…難題というかお願いというか」 「例えば?」 「俺の子供を産んでくれ。 俺が死んでも、俺のことを忘れないでくれ。 でも、俺のことで泣いたりしないでくれ。 あと…」 「言うわねぇ」 「茶化さないで下さい…」 「むぅ、あと何なのよ」 「あら、おはようございます姫」 「ちょっと幸せすぎて死にかけたわ。で、あとのお願いはなんなの?」 「それは…まだ思いつかん」 「何それ」 「輝夜のように難題を5つ出そうとしたんだが……ぶっちゃけ思い浮かばない」 「…そんな事で私の求婚断ったっての…?いい度胸してるわね」 「そりゃ輝夜の恋人やってるからな」 「上手いわね」 「ちょっとそれどういう意味よ」 「○○、結婚してから考えたらどうかしら?」 「……それもそうですね。よし、じゃあ結婚するか輝夜」 「―――」 「ん、どうした?」 「あー……フリーズしちゃってるわね。というか昇天してるわね」 「えー」 「ああもうこういう所が可愛らしいわ……兎に角リザレクションするまで待ちましょうか」 うpろだ1147 初夏の空気。 最近めっきり蒸し暑くなってきた陽気に押されて、夕涼み。 周りを竹林に囲まれた永遠亭は、常に涼しく、心地よい風が吹いている。 宵の口。 今日は薪拾いやら薪割りやら、重労働だった俺は珍しく一番風呂を頂いていた。 風呂をあがってみれば、太陽はすでに顔を隠し、残照だけが空を紫色に染めている。 縁側に腰掛ければ、御影石のたたきが裸足に心地良い。 クイッ 冷酒を呷る。 今日はちょっと趣向を凝らして、竹の水筒に竹のぐい飲み。 さっき山に入った時に、青竹をちょいと拝借して作ったもの。 取れたての竹の青臭い匂いも、こんな暑い日にはむしろ清々しく思える。 「いい香りだ」 酒も、竹も。 そう呟いたとき、 「それって、私のこと?」 後ろから声がかかった。 恋人の輝夜の声。 振り向いた先には――いつもと違った彼女が、いた。 「その動きってことは、私に気づいてなかったのね……」 拗ねたような声も、半端にしか耳に届かない。 そこにいたのは、 黒髪をアップにして、ポニーテールにまとめた輝夜だった。 「ねえ、何か言いなさいよ」 振り向いたきり、反応を示さない俺の頬を、つんつんとつつく輝夜。 いつもにまして身軽な浴衣でこそ、できる行動と言えなくもない。 「綺麗だ……」 「え?」 「あ、いや、その、思わず本音が出たというか、いつもと髪型が違って新鮮だったというか、 風呂上りの火照った顔が色っぽくて凄く可愛いうなじがえーとそのー……」 いかん。動揺しきっていて自分でも何を言っているかわからない。 しかし、輝夜は機嫌が直ったのか、 「ふふっ。ありがとう。嬉しいわ。 ……ここ、座るわね」 「あ、ああ……」 ふわりと、左隣に腰を下ろした。 そして、俺の肩にそっともたれかかる。 「私、綺麗だった?」 「あ、ああ。ポニーテールって新鮮だったから」 「うふふっ。 たまたま、湯浴みのあとに髪を解くのを忘れてきてしまったのだけれど、 あなたがいいのなら、何よりだわ」 照れて庭の灯篭のほうをなんともなしに見ている俺に、 そんな俺を見ていたずらっぽく微笑む輝夜。 「でも――」 「ん?」 「振り向く前に、私が来ていることに気がついて欲しかったわ。 “かぐや”の意味は、“輝く”を表すと同時に、“かぐわしい”をも表すもの」 輝夜は、先ほどより体を近づけると、そのまま胸に体を預けてくる。 頬が触れて、柔らかい感触が走った。 「たまさかには、髪を纏めてみるのもいいわね。 いつもは髪が邪魔で触れ合えない頬が、こんなに近く、直接触れられるのだもの。 ――どう? 馨しいでしょう?」 「ああ。なんだか爽やかな匂いがする。 若竹のような、柑橘系のような、そんな感じ――」 「一言で言うと?」 「うーん……。おいし、そう?」 「もう……。でも、あなたらしいわ。そうね、 味わって、みる?」 「へ?」 「葡萄酒のソムリエだって、そうでしょう? 目で色を見て、吸気で香りを感じて。 そして、味をみる――」 輝夜は、俺の膝に左手を置いてバランスを取ると、俺の顎に右手を添えて、 静かに、唇を重ねた。 唇を割って、舌が入り込み、絡まりあう。 上に、下に、右に、左に。 舌同士で追いかけっこを、相撲を、逢瀬を愉しむ。 唾液が交叉して、輝夜は、 こくん、と。 おとがいを鳴らして、それを飲み込んだ。 どちらからともなく唇を離すと、そこには一筋の橋。 「どうだった?」 懐紙を袂から取り出して俺の唇を拭いつつ、そんなことを尋ねる輝夜。 「甘かった」 正直に答える。というよりも、それしか答えようがない。 語彙のないことが悔やまれる。 「そうね、私も甘かったわ。 和三盆よりも甘くて、カステラよりも舌で蕩ける感じ。 私としたことが、もうすでにあなたに蕩かされているのね」 言葉と裏腹に、嬉しそうな輝夜の声。 そんな時、一陣の風が舞い降りる。 小さく、体を震わせる輝夜。 「初夏とは言え、夜風はまだ寒いわね。私はそろそろ行くわ。 ……たまには、一緒に寝る?」 「やめておく。このまま一緒に寝たら、輝夜に溺れそうだ」 「私は別に構わないんだけど……。 そうね。じゃ、今日のところは諦めるわ。 あなたには、あなたに溺れている私が掴まる、大きな太い棒でいて欲しいもの。 お休みなさい、○○」 チュッ 頬に可愛いキス、丸い息の感触。 そして、そのまま立ち上がると、彼女は奥へと音も立てずに入っていった。 「ふぅ」 俺は思い出したように、青竹の香の利きすぎた酒を含む。 物足りなさが残る。 「実際のところ、俺もすでに輝夜に溺れているんだろうな……」 ざわざわ――、ざわざわ――。 そんな呟きを聞いた竹たちが、隠れてそっと囁きあっていた。 うpろだ1162 「あれ……? もしかしなくても私寝てた?」 「おはようございます」 卓に突っ伏していた顔を上げ、両目をこすりながら輝夜が○○に聞いた。 「ええ。この世のものとは思えないくらい美しい寝顔でしたよ」 「……褒めても何も出ないわよ。でもその好意は受け取っておくわ。ありがとう」 輝夜は満更でもないように笑う。 「『橘のにほふあたりのうたたねは夢も昔の袖の香ぞする』」 伸びをし、輝夜は一首詠んだ。 「この歌の意味、○○には分かる?」 「いえ、全然。覚えている歌は何首かありますけど、その歌は知らないです」 意味はこうよ、と言いながら輝夜は○○の隣に移動する。 「橘の香りがする場所でうたた寝してしまったせいで、橘の香を服に焚き染めていた昔愛したあの人の夢を見てしまった……」 何かを問うような瞳で輝夜は○○の顔を見上げる。 「でも、ここに橘はない。ただ単に詠んだだけなの。愛しいあの人の夢を見てしまったのは事実だけどね」 お互いの視線が交わり、暫く見詰め合うががどちらも口を開かない。ただ○○だけが何か言おうとして迷っている。 「夢に出てきた愛しいあの人が誰か知りたい?」 ○○は答えない。 輝夜はそれを肯定と受け取った。 「あなたのことよ」 「――えっ?」 呆けた顔をして○○は目しばたたかせる。 「――うたた寝をしてしまう前に見ていたあなたのこと」 輝夜は一呼吸の間を置き、続きの言葉を紡ぎだした。 「前から言っているでしょ? 私はあなたに恋しているの」 うっとりとした表情で輝夜は○○を見つめ、ごく自然に口付けをする。 「さて、ここで問題があるわ。あなたの香りは橘じゃないの。いったいどんな香りかしら」 これは私に与えられた難題ね、と輝夜は自嘲するかのように笑う。 「あなたの香りはあなただけのもので、他に同じ香りはない。――そんな答えもいいけど、それじゃあ面白みに欠けるわ。あなたの香りを詩に詠んでみたいの」 「あ、それじゃあ……俺も輝夜さんの香りを知りたい――歌に詠んでみたいです」 ○○は真剣な面持ちで輝夜を見つめる。 「あら、○○に出来るのかしら。外の世界では私がいた頃の歌は廃れてしまったと聞いているわよ」 「う、確かに……」 かつて学校の授業で作った歌を思い出し、○○は内心で悶絶して激しい後悔に襲われた。 「無理はしない方がいいんじゃない?」 表情の変化から○○の心境を察する輝夜。 「そうですね……」 ○○はがっくりとうなだれ、嘆息した。 「さてと。私は○○の香りがどんなものか知りたいわけだけど……」 「どうするつもりです? 永琳さんに分析してもらうとか?」 「何を言っているのよ。私が知りたいのはそういうことじゃないの。香りの成分なんて歌に詠んでも風情がないじゃない」 それもそうですね、と○○は苦笑する。 「『時鳥鳴くや五月の菖蒲草あやめも知らぬ恋もするかな』」 「どういう意味です?」 「分別のつかない恋をしてしまう、という意味よ。分かる?」 輝夜は○○の首に両手を回した。 「恋に落ちて分別のつかなくなった男女の物語くらい、あなたも読んだことがあるでしょ?」 二人の顔の距離が吐息がかかるほどに近くなる。 「……はい」 口付けをされた時とは違う香りに○○は戸惑いつつも輝夜の顔を見つめる。○○の視線は輝夜の整った眉の上をすべるように落ちていき、すっと通った鼻、先ほど触れたふくよかな唇、小さく綺麗におさめられたおとがいへと移動していく。 「今の私は分別を失っているわよ……?」 輝夜の夜天色の髪がさらりさらりと流れ、そこから漂う芳香が○○の心を誘惑する。 「か、輝夜さん……?」 先ほどの口付けと同じようにごく自然に○○を押し倒し、輝夜はその上に馬乗りになる。 「あなただけの香りを知りたいの。――永琳が言っていたわ。私が攻めで○○が受けだって」 「いったい何を根拠に……」 「月の頭脳と謳われた永琳よ。私達に気づかれずに調べることくらいわけないわ。それに満更でもないみたいじゃない」 妖艶な笑みを浮かべ、○○の顎を撫でる輝夜。 「そ、それは……」 「素直じゃないのね。それとも、私が勘違いしただけで、私に魅力がないのかしら。○○は永琳のような扇情的な体つきの方が好みなの?」 ○○は必死に首を横に振って否定する。 「で、でも、流石に昼間からこんなところでは……!」 「今の私は分別を失っていると言ったじゃない。歌にも詠んだわよ」 色を宿した瞳で○○を見つめる輝夜。 「だ、だからって――!」 「じゃあ夜だったらいいのかしら」 「そ、それは……」 ○○の顔がどんどんと赤くなっていく。 「いつだったらどんなことをしていいのかしら。はっきりと言って」 輝夜は意地の悪い笑みを浮かべながら○○の耳元で囁いた。 「あー、その……アレですよアレ。男女が懇ろになるのは夜と千年以上前から相場になっているじゃないですか」 出来る限り婉曲的な表現を使おうとする○○とそれを見て満足げに笑う輝夜。 「背の君がそうお望みならば、私は従います」 表情をいつものおっとりとしたようなものに戻し、輝夜は○○の体から自身の身を離した。 「……からかわれる方の身にもなってくださいよ」 ○○は半ば疲れきったような表情で身を起こし、乱れた衣服を整える。 「ごめんなさい。あなたを見ていると放っておけないのよ。それにね、からかいは愛情表現のひとつよ。からかえるかどうかで相手との距離をはかることが出来るわ。難題をふっかけるのとはわけが違うの」 「まあ、殺し合いをされるよりはマシですけど……」 「確か、○○が私を初めて見たのは私の上半身が吹き飛ぶ瞬間だったわよね」 「ええ」 ○○は言葉と同時に息を吐き出し、嫌なものでも思い出したように額を押さえる。 「私が最期に見たのはあなたを見つけて驚く妹紅の顔だったけど、あれは滅多に見られるものじゃないわ」 対する輝夜は珍しいものを見た時のことを思い出すように微笑んでいる。 「あんなところで殺し合いなんかしてたら、誰だって驚きますよ」 「普段は誰も来ないもの。けど、卒倒した○○を妹紅がここまで運んでくれたおかげで私達は出逢うことが出来た。言わば、あの殺し合いがきっかけね」 「まあそうですけど……」 身もふたも無い発言する輝夜だが、○○もその内容に同意する。 「長い時の中で、無限にやってくる過去の中で、あなたに出逢えたあの一瞬に本当に感謝しているわ」 今までとは違い、悪戯心のない曇りなき瞳で輝夜は○○を見た。 「過去は無限にやってくるから、その一瞬を大切にする」 「そうよ」 輝夜は○○を抱き寄せ、宝石を知らない子供が宝物にした硝子細工を扱うように、優しく愛おしそうに頭を撫でる。 「よく覚えていてくれたわね」 「……大切な人の生き方くらい覚えますよ」 ○○は顔を赤くしているが、抵抗する素振りもみせず全てを輝夜にゆだねている。 「――ありがとう」 輝夜はきゅっと○○を抱きしめた。 「ありがとう」
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登録日:2009/05/27 Wed 11 34 54 更新日:2024/01/27 Sat 18 49 38NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 EXボス お札 もこう もこたんinしたお! もっこす もんぺ やんごとなきガテン系 フェニックス フェニックスモコウ ブリドカットセーラ恵美 モコタン リザレクション 不死 不死身 不死鳥 不老 不老不死 人間 元貴族 元黒髪 富田美憂 復讐 復讐者 捨て身 斉藤佑圭 新田早規 日笠陽子 東方 東方Project 東方永夜抄 松井恵理子 松田颯水 森永理科 殺伐→人見知り・寂しがり 永夜抄 永瀬アンナ 渡辺はるか 火 火属性 炎 焼き鳥のポイ捨ては止めましょう 白瀬まゆ 白石晴香 篠原侑 羊宮妃那 肝試し 蓬莱人 藤原妹紅 西田望見 護衛 谷屋 銀髪 長妻樹里 首藤志奈 死を知らない私は闇を超越する。暗い輪廻から解き放たれた美しい弾幕を見よ! 東方Projectの登場キャラ。 読み ふじわらの・もこう 東方永夜抄 EXボス 東方文花帖 LEVEL EX 東方儚月抄 主役(異論は認める) 弾幕アマノジャク 三日目 東方深秘録 自機(PS4版 EXボス) 【二つ名】 蓬莱の人の形(永夜抄) 紅の自警隊(求聞史紀) 焼死しない人間(文花帖) 激熱!人間インフェルノ(深秘録) 【能力】 老いる事も死ぬ事もない程度の能力(永夜抄) 死なない程度の能力(求聞史紀) テーマ曲 月まで届け、不死の煙 アンノウンX~Occultly Madness(深秘録PS4版)※非想天則ラストバトルのアレンジ 迷いの竹林の何処かに住んでいる不老不死の少女。種族は人間(蓬莱人)。 永遠亭に病人を送り届けたり、竹林を通る人達の護衛の仕事をしている。 その能力で長く生きている為、様々な妖術を身につけており、妖怪とも互角に渡り合えるという。 人間であるが故に妖怪に狙われる事もある。が、それを軽くあしらう程強い。 弾幕アマノジャクや深秘録では蓬莱人であるせいか、我が身を削る事も厭わない戦い振りを全面に出している。 格闘戦ではポケットに手を入れたままでのケンカキックや、力任せにぶん殴るガラの悪いスタイル。ほぼヤンキー 永夜抄では女性らしい口調だったが、深秘録では格闘スタイルに似合うかなり男前でぶっきらぼうな話し方になった。 厨ポケ狩りの人ではない。 一応名前は妹紅から来ていると本人が語っているが。 蓬莱人とは? 蓬莱の薬を飲むことによって魂が永遠の力を持ち、不老不死になった人間の事。 厳密に言うと死ぬことは死ぬが、魂が残りすぐに体を再構築することで瞬時に復活する。 その再生力は髪の毛一本残っていればそこから元通りになる程。 大怪我を負ったとしても数日で元通りになる。 ただし攻撃されれば痛いし、お腹も普通に減る。筋肉痛にもなる。 蓬莱の薬は体の肝に溜まるらしく、蓬莱人の肝を食した者は、同様に蓬莱人になるとのこと。 炎を操る能力 メインの攻撃手段。 これに関しては蓬莱の薬は関係なく、長年の人生で習得した自前の妖術である。 通常の術者なら自身のダメージを気にしてあまりにも強力な術は使わないはずだが、 妹紅の場合は不死身なのを利用して自分も焼き尽くされるような火力の術も平気で使う。 他には符術や陰陽術、短く切った竹に火薬を詰めた炸裂弾なども使う。 蓬莱山 輝夜との因縁 元々妹紅はとある貴族(一説によると藤原不比等)の娘だった。 彼女の父親は、自分より身分の低い輝夜に求婚した。 しかし難題を吹っ掛けられ、それを達成出来ず恥をかかされてしまう。 それを恨んだ妹紅は輝夜に復讐しようとするが叶わなかった。 そこで妹紅は、輝夜が天皇に送った蓬莱の薬を処分する為、富士山に登っていた調岩笠を殺害して蓬莱の薬を強奪。 それを服用した為、彼女は蓬莱人となった。 その後、妖怪退治をしながら色々な場所を放浪していたが幻想郷に辿り着き、そこで300年前に輝夜と再会。 それ以降、妹紅と輝夜は日夜殺し合いをしている。 本人は輝夜と殺し合いをする日々を充実したものだと思っているようで、 輝夜達が月に帰ってしまうと勘違いした時には永遠亭まで聞き耳を立てに行っていたりする。 余談だが藤原不比等の娘は五女のみ名前が判明していない。 仮に妹紅の父親が本当に藤原不比等なら妹紅は五女で末っ子であり、おまけに天皇の正当な血筋の人間という、かなり高貴な人物になる。 なお大伴古慈斐と結婚して大伴弟麻呂(後の初代征夷大将軍)という息子を授かっている 昔の妹紅は今のような銀髪ではなく、黒髪だった。 余り人と接するのが得意ではないようで、竹林に迷い込んだ人間を助けても何も言わず立ち去ってしまう。 だが今は人間を護る事を生き甲斐とし、少しでも里の人間と接点を持とうとしているのか、依頼すれば迷いの竹林の護衛をして貰える。 上述の通り自分の話となると始終寡黙となるが、こちらから家庭の事等を話しかけると喜んで聞いてくれるそうだ。 名前の由来は自分”も紅”く染まれという事から。 因みに吾木香/吾亦紅(ワレモコウ)という花が実存する。 バラ科の多年草。 山野に咲き、全長は約1メートル。 秋になると茎の先が分かれて暗紅色の花が多数集まった花穂をつける。 花言葉は「変化」「愛慕」。名前の由来は、「我もこうありたい」から来たという一説がある。 最近太ったらしい。 秋だから仕方ない。 深秘録PS4版にて、鈴仙のことは「鈴仙ちゃん」と呼ぶことが判明した。 輝夜嫌いをこじらせて月の民嫌いにレベルアップしている。 一方、鈴仙側は「月見をするからたまには遊びに来ないか」と月見に誘っている。 …輝夜からすれば「喧嘩友達」みたいな認識なのだろうか。まあ、妹紅も上記のことを考えると本気で嫌ってはいなさそうだが。 永夜抄では虚人「ウー」というスペカ、深秘録では土爪っぽい攻撃を披露しており、高田裕三の漫画「3×3EYES」の不死人「无(ウー)」へのリスペクトが見える。 名作なのでオススメです 以下二次設定 カップリングは、輝夜、慧音、菫子、ミスティア等。 輝夜とは犬猿の仲でありつつ長年付き合ってきた良き友 慧音とは互いに互いを大切に思っている という描かれ方が多い(原作の設定の拡大解釈)。 菫子については公式でもかなり仲良く書かれていたことや寿命差問題などからコアなファンも出てきており、 ミスティアとのカップリングも合同誌が頒布される位には支持されている。 原作では女口調だが、二次では男っぽい口調になる (ちなみに小説版儚月抄や深秘録では中性的ないし男よりの口調だったりする)。 どちらかというと公式が後からこの設定を取り入れた形になる。 ファンからの愛称はもこたん。 一時期「もこたんインしたお!」というネタがニコニコ動画などで流行ったが、これはスクウェア・エニックス提供のMMO「FF11」のネ実ネタである「ぽこたんインしたお!」の改変ネタである。 半熟英雄4が元ネタと言う人もいるが、実はあっちの方が後。つまりパロディ。 正直者の死大回転でもこたん涙目 ,-へ, , ヘ ,ヽ_,_i=/__,」 ,' `ー' ヽ i 〈」iノハル.!〉 i L ゚ ー゚ノiゝ i i ir^i `T´i'i | .i i ! ^i`''´'iイ| i.ル'ヽr_,ィ_ァ'レ' 藤原は滅びぬ! 何度でもよみがえるさ! だが画像は消えた! 修正、追記よろしく △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] RPGの東方蒼神縁起だて序盤で仲間になるのに強い -- 名無し (2013-11-24 15 44 25) 無限コンティニューできるからこの上なく戦い慣れしてるだろうからなw -- 名無しさん (2013-11-24 17 45 12) カップリング関連では不死故にいつか一人取り残される時が示唆されたりしてることが多くてちょっと切ない -- 名無しさん (2013-12-13 15 34 21) 幻想郷がサザエさん時空ならあるいは・・・w -- 名無しさん (2014-05-22 14 30 08) いつか妖怪の山登るかみたいなこと書いてたけどアマノジャク時点ではもう登ったのだろうか -- 名無しさん (2014-06-07 12 52 23) タグのにゅーくれらっぷって何だ?ww -- 名無しさん (2014-06-07 14 42 40) ↑戦闘BGMの一部分のフレーズの空耳らしい -- 名無しさん (2014-06-07 14 47 48) ゆっくりもこたんのやる夫みたいな口調が好き -- 名無しさん (2014-06-07 14 51 24) 輝夜と比べてメンタルが脆く設定されることが多いな -- 名無しさん (2014-06-20 15 04 24) デレ記はいつくるの? -- 名無しさん (2014-08-10 19 08 06) 実際、不老不死なんてのにはなりたくねぇなぁ……「死」って凄く大切で、重みのあることだと思うし。 -- 名無しさん (2014-08-24 23 13 08) 儚月小説で輝夜が月へ帰っちゃうんじゃないかと心配するもこたんかわいい -- 名無しさん (2014-08-24 23 15 40) 恩人を蹴り殺す人だけどもこたんかわいい -- 名無しさん (2014-12-09 21 04 40) もし蟹座のシラーと出会ったら間違いなく批判するだろうけどシラーさんに君も同類じゃないかとか言われそう -- 名無しさん (2015-01-16 01 06 10) ↑2 もこ「もうそろそろ時効でいいんじゃないかなあ、岩笠ァ」 -- 名無しさん (2015-01-16 02 01 35) 互いに永遠の命だけど厭世的なのが妹紅で今の時間に価値を見てるのが輝夜って対比は面白いと思う -- 名無しさん (2015-03-14 01 16 34) 普通は逆なんだろうけど片や長く生きすぎてらしさを無くしかけてて片や元々が月で異端の価値観だったからな -- 名無しさん (2015-05-27 15 28 31) かぐもこの関係の末期が新作のクソコテと嫦娥だと思う -- 名無しさん (2015-09-17 15 24 13) 蓬莱の薬を飲んだから輝夜たちと同じ領域に行けるけど、それでも人間であることにしがみついている感じ -- (2015-09-18 00 27 32) 原理的には肉体と魂を滅ぼす事が出来れば殺れると思ってたけど、魂が永遠の力持ってるから、魂も再生する可能性がある事に気づいた -- 名無しさん (2015-09-30 20 04 26) 輝夜との殺し合いも向こうが遊んでるから成り立つんだよな……本気で能力使われたら一方的にフルボッコが続く。 -- 名無しさん (2015-09-30 20 09 53) ↑つまり姫にとっては相当のお気に入りってことだろ? -- 名無しさん (2015-09-30 20 41 28) ↑なるほどなー -- 名無しさん (2015-10-15 11 45 50) 解釈は人それぞれだが神主が直接殺し「合い」って言ってるから双方とも本気だとは思う -- 名無しさん (2016-03-25 14 50 23) 殺そうとしてるのは本気だけど妹紅→輝夜と違って輝夜→妹紅に殺害動機はないんだから(せいぜい正当防衛)ただ付き合ってあげてるだけって意味で「遊び」って言ってるんやろ -- (2016-07-01 21 24 13) 「命はひとつしかなく、軽々しく扱ってはいけない」というモラルが前提にある一般人とは死生観がまったく違うから歩み寄るのにとても努力の要るキャラクターだと思う。不死身同士の戯れとはいえ殺し合いが暇潰しで、そうしていないと精神が先に音を上げてしまうっていうことを「そういうのもありかな」と受け入れるのは抵抗も大きいだろう -- 名無しさん (2016-07-01 22 34 05) こいドキでは聖に並ぶこけおどし枠。前者と違ってヴィジョーカー相手に善戦してたけど。 -- 名無しさん (2016-11-30 18 51 09) なんだかよくわからんけど、ギルティギアのバッドガイさんみたい -- 名無しさん (2016-12-06 15 47 09) 弾幕STG本編とそれ以外は分けて欲しいなあ…二次創作で勝手にいろいろつけられ過ぎて萎える -- 名無しさん (2016-12-06 16 17 38) この子に死告天使したら死ぬのかな? -- 名無しさん (2017-01-12 13 41 45) 東方のスカスカな原作を埋めるかの如く味付けされた状態がひどすぎるキャラの一人 -- 名無しさん (2017-09-15 22 33 44) (⌒,_ゝ⌒) -- 名無しさん (2018-08-25 10 33 34) (⌒,_ゝ⌒) -- 名無しさん (2019-05-30 15 03 45) 二次設定がっつり削除 -- 名無しさん (2020-08-17 05 47 54) AA可愛いw -- 名無しさん (2021-09-09 01 48 37) 名前 コメント
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登録日:2009/05/27 Wed 17 50 09 更新日:2024/01/27 Sat 18 37 44NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 6面ボス かぐや姫 ぐーや クロックアップ ゲイツリバイブ疾風 コレクター ゼビウス チート ニート←ではない モテ女 ラスボス 上坂すみれ 不死 不死身 不老 不老不死 並行世界 中村桜 千本木彩花 呑気 呑気者 大物 大野柚布子 天真爛漫 好奇心旺盛 姫 姫様 宇宙人 宝具 市ノ瀬加那 引きこもり←でもない 後光 明坂聡美 時間 時間操作 月の民 木村珠莉 東方 東方Project 桜咲千依 榊原ゆい 水野朔 永遠 永遠と須臾を操る程度の能力 永遠亭 漢は黙って金閣寺 相沢舞 真のラスボス 石見舞菜香 石黒千尋 空間操作 竹取物語 絶世の美女 能登麻美子 舞原鈴 蓬莱人 蓬莱人キラー 蓬莱山輝夜 西連寺亜希 趣味は盆栽 輝夜≠てるよ 須臾 高森奈津美 鳴海エリカ 黒髪 黒髪ロング 東方Projectの登場キャラクター。 読み ほうらいさん・かぐや 東方永夜抄6面Bルートボス 東方文花帖Level9 能力 永遠と須臾を操る程度の能力。 テーマ曲1 竹取飛翔~Lunatic Princess テーマ曲2 ヴォヤージュ1970 種族は月人(蓬莱人)。 迷いの竹林にある永遠亭に住んでいて、普段は盆栽の世話をしたりして過ごしている。 昔話の竹取物語に登場する『かぐや姫』と同一人物。元々は月に住んでいたが、いろいろあって今は地球に住んでいる。(詳しくは八意 永琳の項目を参照) 永琳曰く、元々引き籠もり気味だったらしいが、輝夜はそれは永琳が私を閉じ込めていたからだ、と主張している。 どっちの主張が正しいかは不明。まあどちらが真実であれ、永夜事変解決後はもう月人から隠れなくてもいい事がわかったので、月都万象展という月の都に関する博覧会を主催したり、人里に時折出向いては子供達に昔話を聞かせてあげたり妹紅と殺し合ったり(どちらも死なないが)と結構アクティブな日常を送っている。 外見は原作のかぐや姫と同じく絶世の美女。平安の世では数多の男たちが彼女に求婚し、更に選ばれし5人の貴族が彼女の無理難題に挑戦した。また時の帝をも魅了し、帝に至っては「かぐや姫がいないこの世で不老不死になっても何の意味も無い」と言う理由で授けられた不老不死の薬を富士山に廃棄してしまった程。永琳もまた輝夜の魅力に当てられた者の一人であり、彼女のためなら同僚を皆殺しにし月での地位の一切を捨てることも躊躇わない。 そんな輝夜だが本人の人格は呑気で優しく家族を大切にする人格者である。 不老不死なため時間は腐る程あるが、『明日よりも今を楽しく過ごす』をモットーに今を楽しく生きているそうだ。 ◆永遠と須臾を操る程度の能力 能力は時間に干渉するタイプのものである。 永遠とは歴史の無い世界の事で、未来永劫変化が訪れない世界である。 輝夜が永遠の魔法をかけた物体、空間では幾ら活動してようとも時間が止まっているのに等しく、一切は変わらず、腐らず、壊れない。 須臾とは、永遠とは反対にもの凄く短い時間の事である。 人間が感知出来ない程の一瞬で、彼女はその一瞬の集合体だけを使って行動する事が出来るという。 その時間は須臾の集合体だから普通に時間が進んでいるが、輝夜以外の人間には全く感知出来ない。そのため他人には輝夜が「いつのまにかそこにいる、いつのまにか全部の工程が終わっている」といった具合に見える。質的には咲夜の時間停止を利用した瞬間移動よりはこいしのそれに近い。クロックアップと言えば大体分かるはず。原理的にはゲイツリバイブ疾風だが。 これを応用すると「異なった歴史を1人で複数持つ」といった技能も可能であるらしい。 正直あまりよくわかっていない能力である。 藤原 妹紅とは、日夜殺し合う仲。昔振った貴族の娘が殺しに来るとか輝夜からすれば逆恨みに等しい(*1)が、2人の殺し合いは今や戯れみたいなものと化しているである。実際、やろうと思えば須臾の魔法で1秒以下で一方的にフルボッコにできるし、本気で鬱陶しく思っているなら永遠の魔法で完全封印するなり魂の永遠性を解除して滅ぼすなり簡単にできる。 そうしない辺り彼女にとっても妹紅は相当のお気に入りなのだろう。 豊聡耳 神子からは「時空」の隙間を無限に繋げる力と解釈されており、時空操作=空間操作=仙術の一つという扱いにされている。 時間では無く、時空とすることで空間操作の範疇に収めたようである。 空間操作を得意としている神子にとってこの能力を破ることは造作もないようだ。(解除自体は鈴仙に制止されたが) 神子の仙術の師である霍 青娥や、仙人最古参の純狐にも通用しない可能性が高い。 ただし永遠の術の部分に対しての発言なので、同様の方法でクロックアップが不発にされたりするかは分からない。 純狐といい、仙人は月の民の天敵なのだろうか。 仙界には月の都と似た物品があったり、上述の純狐も月とずっとドンパチしてる人なので仙術と月の民には何らかの繋がりがあるのかもしれない。 というか仙術チートすぎでしょう… ◆スペルカード スペルカードは特殊なアイテムを用いたものが殆どで、自身の能力をあまり使わない。 『ブリリアントドラゴンバレッタ』 竹取物語に登場する五つの難題の一つ、龍の首(顎)の玉を使用したもの。 輝夜曰く、龍が持つ弾幕の一部。 『ブディストダイアモンド』 五つの難題、仏の御石の鉢を使用。 ダイアモンドの鉢からレーザー光線を放つ。 『サラマンダーシールド』 五つの難題、火鼠の衣(皮衣)を使用。 衣の火力も弾幕も大したことないらしい。 『ライフスプリングインフィニティ』 五つの難題、燕の子安貝を使用。 生命の泉。ヤゴコロ製疑惑。 『蓬莱の玉の枝』 五つの難題。 魔理沙曰く、反則的な強さとのこと。 『月のイルメナイト』 文花帖で出した新難題。 イルメナイトとはチタン鉄鉱のこと。 『エイジャの赤石』 新難題の一つ。 石焼き芋程度の熱さ。 その正体は太陽のエネルギー=波紋増幅器であり、中でもスーパーエイジャと呼ばれる最高級品のパワーは究極生物をも生み出した。 『金閣寺の一枚天井』 新難題の一つ。 元の木がわからないほど滅茶苦茶に大きい一枚板。輝夜はこれを両手で持ち上げるらしいのでイメージに反してとんでもないパワーキャラ ゲーム中では東方Project史上最強の鬼畜スペルとして有名。 運の要素も絡む為、ルナシューターと呼ばれる方々でも取れない時はさっぱり取れないとか。 『ミステリウム』 新難題の一つ。 謎物質。 東方永夜抄のラストでは、主人公達が施した、夜を明けなくする永夜の術を覆す為に、無理矢理に時間を進めて夜明けにする、永夜返しという荒技を披露した。 程度の能力がゲーム中に使われた珍しい場面であり、その時の主人公達との掛け合いは、BGMのヴォヤージュ1970との相乗効果と相俟って鳥肌ものである。 以下そのやり取り 永夜返し-初月- 『なんてこと!そう、夜を止めていたのは貴方達だったのね……』 永夜返し-子の刻- 『貴方達が作った半端な永遠の夜なんて、私の永遠を操る術で全て破ってみせる!』 永夜返し-寅の刻- 『夜明けはすぐそこにあるはずよ!』 永夜返し-朝靄- 『。どう?これで永夜の術は破れて、夜は明ける!』 因みに、一旦永夜返しに入ると、凄まじいスピードで周りの時間が進んでいく。 永夜返しを取得しなくてもゲームをクリアすることは出来るが、カリスマ溢れる輝夜を見れる場面なので是非チャレンジして欲しい。 以下二次設定 カップリングは、永琳、妹紅、うどんげ等。 前記の引きこもり気味だった、永遠亭を隔離という設定等がある為か、よくニート扱いされている。 しかし実際のところ、別に断固とした意志で引き籠もっているわけでもなく、後日談やファンブックでは普通に外に出てきている。 輝夜自身は月にいた時代から禁忌を犯してまで地上へ足を運ぶほど活動家で、『永夜抄』でも永琳の術式のせいで屋敷の外に出れないことを不満に思っているセリフがあり、異変後には時折人里に出て昔話をしつつ月都万象展を開いてお金を稼ぐなど一般的なニート、引きこもりのイメージとは程遠い。 この手のネタでよくある話としては、稼ぎ頭である永琳が働かない輝夜に頭を悩ませるというのがあるが、『儚月抄』(小説版)では輝夜が明確に働こうとしており、何をしたら良いか永琳に相談したら話をはぐらかされてしまった。その後も『紺珠伝』では輝夜が異変解決を行おうとするが永琳に拒否されている。さらに言えば輝夜自身が働く、外出することを嫌った描写は一度もないため、こちらもまた原作とは真逆である。 しかしニートという二次設定は根深く浸透しているため、ネタ系同人誌でもゲームやパソコン等の娯楽をしている姿が多々見られる。 ドンマイ姫様…。 のび太くんが如く困るとすぐ永琳に助けを求めたりするパターンも 追記、修正よろしく △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 妹紅にとっての輝夜は永遠の宿敵だけど、輝夜にとっては暇つぶしの相手ってのは姫様寄りすぎるかな? -- 名無しさん (2013-11-24 02 32 03) 個人的には喧嘩友達くらいなイメージ、殺しあいって言っても真っ当な方法じゃお互い死なないし -- 名無しさん (2013-11-24 02 47 57) うどんげっしょーとか見てると妹紅もわかってて絡んでる気がする -- 名無しさん (2013-11-24 03 02 44) ↑2 るろ剣の志々雄と宇水みたいな感じだな、殺し合いとか仇とかあくまでポーズ、ポーズw -- 名無しさん (2013-11-24 07 06 09) 永夜異変までずっと永遠の魔法かけてた本人なのにニート扱いだからな。一部でのあだ名がニートだけど実は超働いてた作中最高級の実力者ってところがdiesの水銀と似てるわ(どっちも時間系で意味不明トンデモ能力だし) -- 名無しさん (2013-11-24 10 48 59) ↑x2~ トムとジェリーのイメージが。 -- 名無しさん (2014-01-11 23 42 07) 数いる東方キャラの中でも最も能力の解釈が難しいキャラだと思う。個人的には須臾を操る力は複数のセーブデータを作って自由にセーブ&ロードするような感じだと解釈してるけど -- 名無しさん (2014-02-19 14 56 51) 本気出したらなんでも一瞬で全部解決する(輝夜以外の感覚)から超使いにくい。咲夜と違って本人のスペックも最上レベルだし。 -- 名無しさん (2014-04-16 04 06 42) ↑4 完全版で本気出して最強のニート扱いされるんですねわかります -- 名無しさん (2014-04-17 15 17 58) 妹紅を完全に殺せるって公式なん? -- 名無しさん (2014-05-22 17 38 07) 不死同士、仲良く永遠に絡んでるといいよ。こう考えると、いずれ別れが絶対に来る人間と妖怪の関係より、「楽しい」のかもね。「悲しさ」は感じないだろうけど、退屈だろうなぁ……。 -- 名無しさん (2014-08-24 23 17 00) 無限にやってくる過去より今を楽しむことを重要視する前向きなお姫様 -- 名無しさん (2014-08-24 23 20 31) ↑×4 確か蓬莱の薬は輝夜の能力も入ってるから、蓬莱の薬の永遠部分を解除すれば殺せるって聞いたことがある。 -- 名無しさん (2014-11-22 17 19 23) めっちゃいい子なのに本人のモテ力が月の大賢者や地上の貴族皇帝を魅了するレベルでカンストしてるから色々逆恨みされたりもする。悪意こそ無いけど美しさは罪を体現してるよ -- 名無しさん (2015-01-14 07 34 26) 永琳は輝夜以上の力を出さないという公式設定があるから輝夜も薬師としての能力は相当なものだったかもしれないな -- 名無しさん (2015-01-16 01 15 30) 破らなくてもクリア扱いになるってあたり別格扱いと言えるかも -- 名無しさん (2015-01-24 01 39 44) 綿月姉妹からはガチで恨まれてた筈。というか月人全般永琳に依存しすぎた。 -- 名無しさん (2015-01-25 20 10 29) 医者にとっては 輝夜>>>月での全てだから仕方ないね -- 名無しさん (2015-01-25 20 22 15) 綿月姉妹は輝夜に好印象は持ってないのはなんとなくわかるけど輝夜は綿月姉妹や月をどう思ってるのかな。過去のことと気にも留めてないのかね -- 名無しさん (2015-01-27 00 23 07) ↑月の都も高貴で素晴らしいとこだったけど私には地上の方があってるっぽいわーくらいらしい -- 名無しさん (2015-01-27 02 25 45) この者、薬物乱用犯(ウソは言ってない) -- 名無しさん (2015-02-28 20 30 53) クリアできなくてもクリア扱いってあたりで別格扱いっぽい -- 名無しさん (2015-04-09 13 55 50) 実際別格だろうな。まともにやったら対抗出来るのは月人だけだろう -- 名無しさん (2015-06-11 18 41 57) 須臾の力は、時間圧縮って解釈でいいのかな? -- 名無しさん (2015-10-07 02 32 47) 咲夜の上位互換ってことか -- 名無しさん (2015-10-29 10 31 59) 東方じゃかなり性格いい方 -- 名無しさん (2015-11-20 17 13 06) ↑昔の真っ黒な経歴に眼を瞑ればな。 -- 名無しさん (2015-11-20 17 25 46) ↑何しろ違法薬物に手をだしてるからなw -- 名無しさん (2015-12-30 16 26 16) ぐやは二次じゃ肉体スペックが過小評価されがちだよね -- 名無しさん (2016-01-03 19 43 38) なぜかキングクリムゾンだとか咲夜の上位互換だとか本気で勘違いしてる人が多い -- (2016-07-02 20 40 55) ↑時空間そのものを支配する咲夜と違って何やら量子レベルで事象の進行速度に干渉しているらしい -- 名無しさん (2016-07-03 09 09 09) 月の民ではあるものの現状月の連中や永琳にてゐ、うどんげといったのとは別の扱いになってる気もする 神話の住人でなくおとぎ話の住人みたいに -- 名無しさん (2016-07-03 11 52 47) そんな強いの? -- 名無しさん (2016-07-04 14 46 33) 月人>>>越えられない壁>>>地球 って設定だから幻想郷基準では相当強い。玉兎が弱そうすぎて微妙に見えるけど。 -- (2016-07-04 23 21 35) ↑6 ライバルのもこたんが喧嘩慣れしてそうな雰囲気だしな。てるよがあのもっさりした格好でもこたん組み敷いてパウンドでボッコボコにしたりキン肉マンばりのプロレス技掛けたりするのを想像したら軽いホラーだが -- 名無しさん (2016-08-20 02 06 25) 例のでっかいベルトが何故かとても似合う気がする。能力やらバックボーンやらの謎っぷりとおっとり呑気なキャラのギャップが最高 -- 名無しさん (2017-01-20 19 50 12) 輝夜手加減説は公式なの?てっきりもこうが何らかの対抗策で渡り合ってるのかと思ったわ -- 名無しさん (2018-03-04 21 07 41) 妹紅を能力応用で殺害可能なら自分と永琳も同じようにとっくに解毒してるだろうし追放される理由も無くなる等矛盾するから十中八九ガセでは?手加減説もちょっと眉唾っぽい -- 名無しさん (2021-05-10 13 00 31) 名前 コメント
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東方シリーズを彩るキャラクターに関するデータとかを記載。 博麗 霊夢(はくれい れいむ) 人間。幻想郷と外の世界の境に位置する博麗神社の巫女。 裏表の無い性格で、人・妖怪を問わず惹き付ける事もある。 能力:主に空を飛ぶ程度の能力(霊気を操る程度の能力) 二つ名:楽園の素敵な巫女・夢と伝統を保守する巫女 霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ) 人間の魔法使い。蒐集(しゅうしゅう)癖がある。 負けず嫌いでひねくれ者だが努力家。物が捨てられない性格。 能力:魔法を使う程度の能力 二つ名:普通の魔法使い・東洋の西洋魔術師 ルーミア 妖怪。能力のせいで昼間でも彼女の周りは闇の空間になっており、中は夏でも涼しいが、中から外は見えない。 特に目的意識の無いニートな妖怪。 能力:闇を操る程度の能力 二つ名:宵闇の妖怪 チルノ 氷の妖精。いたずら好きで妖精らしいとも言える幼稚な行動をとる。 常に体から冷気が出て彼女の周りだけいつも寒い。蛙を氷づけにするのが好き。 能力:冷気を操る程度の能力 二つ名:湖上の氷精・氷の妖怪・氷の小さな妖精 紅 美鈴(ほん めいりん) 妖怪。紅魔館の門番。武術の達人で中国人風の妖怪。 能力:気を使う程度の能力 二つ名:華人小娘 パチュリー・ノーレッジ 魔女。紅魔館の主人の友人。生まれつきの喘息持ち。いつも紅魔館の大図書館にいる。 能力:火+水+木+金+土+日+月を操る程度の能力 二つ名:知識と日陰の少女 十六夜 咲夜(いざよい さくや) 人間のメイドで紅魔館メイド長。 心から主人に忠誠を誓っているが、その割に主人にフランクな口を聞いたりもする。 ナイフの扱いが上手い為、料理も上手。タネなし手品も得意とする。 能力:時間を操る程度の能力 二つ名:紅魔館のメイド・完全で瀟洒な従者 レミリア・スカーレット 五百年以上生きている吸血鬼のお嬢様。紅魔館の主人。性格は見た目通りの子供で、非常にワガママ。 貴族らしく威厳や対面といった物を重視している。実は少食で、失血死するほど人から血が吸えない。 能力:運命を操る程度の能力 二つ名:永遠に紅い幼き月・紅い悪魔 フランドール・スカーレット 495年ぐらい生きているレミリア・スカーレットの妹。吸血鬼。 その生きてきた時間の殆どを地下室で幽閉されて過ごした為、精神が若干おかしくなっている。 しかし基本的にはあまり怒らない。幽閉されていたので血を吸う為の人の襲い方を知らない。 能力:ありとあらゆるものを破壊する程度の能力 二つ名:悪魔の妹 レティ・ホワイトロック 冬の間だけ現れる妖怪。自称「黒幕」らしいがどこがどう黒幕なのかは全くの謎。 能力:寒気を操る程度の能力 二つ名:冬の忘れ物 橙(ちぇん) 八雲 藍の式神(化け猫)。水に濡れると式が外れる為水に弱く、猫としても水が苦手。結果、常に水に弱い。 猫の里を造りそのトップに立とうとしているが、経過は芳しくない。 能力:妖術を扱う程度の能力、人を驚かす程度の能力(実体時) 二つ名:凶兆の黒猫・すきま妖怪の式の式 アリス・マーガトロイド 魔法使い。魔法使いという"種族"であり、人間ではない。人形を作り、操ることもできる。 複数の人形を同時に操れ、その手先の器用さは幻想郷屈指 能力:魔法を扱う程度の能力 二つ名:魔法の国のアリス・七色の人形遣い リリーホワイト 春を告げる妖精。春が来ると湧いて出てくる。 能力:春が来たことを伝える程度の能力 二つ名:春を運ぶ妖精 プリズムリバー三姉妹 ルナサ・プリズムリバー(長女) 騒霊(ポルターガイスト)で三姉妹の長女。優秀な優等生タイプ。曲がった事が大嫌い。 性格はやることはやるが暗く、素直で騙されやすい。弦楽器(特にヴァイオリン)が得意。 「妖々夢」では博霊 霊夢と会話、弾幕勝負をする。 能力:手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力、鬱の音を演奏する程度の能力(花映塚) 二つ名:騒霊ヴァイオリスト メルラン・プリズムリバー(次女) 騒霊で三姉妹の次女。魔法の力は三姉妹で一番だが、使い道を誤っている。 余裕たっぷりの明るい性格だが、躁病の気がある。管楽器(特にトランペットを愛用)が得意。 「妖々夢」では十六夜 咲夜と会話、弾幕勝負をする。 能力:手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力・躁の音を演奏する程度の能力 二つ名:騒霊トランペッター リリカ・プリズムリバー(三女) 騒霊で三姉妹の三女。お調子者で狡猾。普段は姉達をけしかけ自分は戦おうとせず、最小限の力で最大限の利益を得ることしか考えていない。態度や行動は三枚先まで計算されている。 どんな楽器も得意だが、普段は鍵盤楽器かパーカッションを担当している。 「妖々夢」では霧雨 魔理沙と会話、弾幕勝負をする。 能力:手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力・幻想の音を演奏する程度の能力 二つ名:騒霊キーボーディスト 魂魄 妖夢(こんぱく ようむ) 人間と幽霊のハーフ。西行寺家の専属庭師兼幽々子の警備役(彼女は二代目であり初代の妖夢の爺は現在行方不明)。剣の指南役でもあるが庭師扱いを受けている。ストレートで真面目な性格なため、周りの者(特に幽々子)にからかわれることが多い。感受性が強く、お化け等の怖いものが苦手。 ちなみに、彼女にいつもついている巨大な幽霊は、彼女の幽霊側の半身。 能力:剣術を扱う程度の能力 二つ名:半分幻の庭師・半人半霊 西行寺 幽々子(さいぎょうじ ゆゆこ) 白玉楼の主の幽霊姫。一見何も考えていない脳天気な性格に見えるが、その実かなりの年月を存在している故の知識を持ち、時おり物事の裏の裏まで捉えているかのような発言をして見せたりと掴み所がない 能力:死を操る程度の能力 二つ名:華胥の亡霊・天衣無縫の亡霊 八雲 藍(やくも らん) 八雲 紫の式神(化け狐)。紫が寝ている間は彼女が代わりに活動している。 式神だが強大な霊力を身につけて式神(橙)を持っている。面倒見がよく、橙を溺愛している 能力:式神を使う程度の能力 二つ名:すきま妖怪の式 八雲 紫(やくも ゆかり) 妖怪。幽々子の友人。境界という境界をすべて操れる妖怪。故に幻想郷の外の世界も知っている。胡散臭い風貌、信用できない、誰から見ても心が読めない性格を持つ。普段は余り動かず、一日12時間睡眠、冬には冬眠する。 能力:境界を操る程度の能力 二つ名:神隠しの主犯・幻想の境界 伊吹 萃香(いぶき すいか) 幻想郷にはいないとされてきた鬼。見た目は少女だが何百年も生きている。 かなりの飲兵衛でいつも酒を呑んでは酔っている。弱点はやはり炒った大豆。 能力:萃(集まる)と疎(離れる)を操る程度の能力 二つ名:萃(あつ)まる夢、幻、そして百鬼夜行 リグル・ナイトバグ 蛍の妖怪。虫なので寒さと殺虫剤に弱いが、何故かチルノ辺りと相性が良いらしい。 ちょっと男の子っぽい見た目だが、女の子。 能力:蟲を操る程度の能力 二つ名:闇に蠢く光の蟲 ミスティア・ローレライ 夜雀(よすずめ)。人の視界を奪って鳥目にしてしまうこともできる。歌うのが好きだが、自らの歌を自分の商売の客引きに使ったりとなかなか抜け目無い性格。食べると小骨が多いらしい(幽々子談) 能力:歌で人を狂わす程度の能力 二つ名:夜雀の怪 上白沢 慧音(かみしらさわ けいね) ワーハクタク(人狼の白沢版)。人間を好み、妖怪から人間の里を守護したり妹紅に近づく人間を排除しようとしたりする。ちなみに満月の晩はツノと尻尾が生え、体色も変化する。 能力:歴史を食べる(隠す)程度の能力(人間時)・歴史を創る程度の能力(白沢時) 二つ名:歴史喰い・知識と歴史の半獣 因幡 てゐ(いなば てゐ) 長い年月を生きた結果妖怪になった兎。嘘をつく事が趣味で、何度しっぺ返しを受けても懲りない。昔話の「因幡の白兎」本人ではないかと思われる。 能力:人間を幸運にする程度の能力 二つ名:地上の兎・幸運の素兎 鈴仙・優曇華院・イナバ(れいせん・うどんげいん・いなば) 月から来た兎。永琳からはウドンゲと愛称で呼ばれる。 その目を見たものを狂気に堕とし、色々な幻視を見せたり出来る。 人妖の波長を視ることもできる。 能力:狂気を操る程度の能力 二つ名:狂気の月の兎 八意 永琳(やごころ えいりん) 月人。薬師一家の一族きっての天才。それ故に輝夜の唆しに乗って蓬莱の薬を作ってしまい、それが原因で輝夜は地球に追放される事になる。色々と永夜抄の直接の実行犯鈴仙・U・イナバの薬の師匠でもある。 能力:あらゆる薬を作る程度の能力 二つ名:月の頭脳 蓬莱山 輝夜(ほうらいさん かぐや) 月人。名前どおり、昔話のかぐや姫その人。1000年以上前に月から追放され、以降は「かぐや姫」通りに生活するが最後の最後で月には帰らず、月から使節と共に来ていた永琳と結託して逃亡。以降地球に隠れ住んでいた。 能力:永遠と須臾を操る程度の能力 二つ名:永遠と須臾の罪人 藤原 妹紅(ふじわらの もこう) 不滅の人間。蓬莱の人の形。ある貴族の娘であり、父が輝夜に求婚したが拒絶されて以来輝夜を目の仇にしている。「かぐや姫」にて天皇の命で火山に投げ入れられる所だった蓬莱の薬を強奪して服用、それ以来不滅の身。 能力:老いる事も死ぬ事も無い程度の能力 二つ名:蓬莱の人の形 射命丸 文(しゃめいまる あや) 文々。新聞(ぶんぶんまるしんぶん)を執筆する鴉天狗。幻想郷で一番足が速い。 裏の取れない情報は新聞記事にしないというポリシーがあるらしい。 能力:風を操る程度の能力 二つ名:伝統の幻想ブン屋 メディスン・メランコリー 新米妖怪。鈴蘭の花畑に捨てられた人形が、長年鈴蘭の毒を浴びるうちに妖怪化した存在。 能力:毒を操る程度の能力 二つ名:小さなスイートポイズン 風見 幽香(かざみ ゆうか) 妖怪。 能力:花を操る程度の能力 二つ名:四季のフラワーマスター 小野塚 小町(おのづか こまち) 死神。かなりマイペースで、仕事をさぼっては四季映姫に怒られることもしばしば。 能力:距離を操る程度の能力 二つ名:三途の水先案内人 四季映姫・ヤマザナドゥ(しきえいき・やまざなどぅ) 小野塚小町の上司。閻魔。本名は「四季・映姫」で、ヤマザナドゥは役職名らしい。 能力:白黒はっきりつける程度の能力 二つ名:楽園の最高裁判長 森近 霖之助(もりちか りんのすけ) 古道具屋「香霖堂」店主。幻想郷唯一の男性キャラである。 昔、魔理沙の実家で修行していたことがあるらしい。魔理沙からは「香霖」(こーりん)と呼ばれている。 能力:未知のアイテムの名称と用途がわかる程度の能力 二つ名:なし サニーミルク|ルナチャイルド|スターサファイア 左から、日の光、月の光、星の光の妖精。3人で協力していたずらをする。 魔法の森の大木の中に住んでいる。 能力 サニーミルク:光の屈折を操る程度の能力 ルナチャイルド:周りの音を消す程度の能力 スターサファイア:生き物の動きを捕捉するだけの能力 二つ名:不明 戻る
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蓬莱山 輝夜(使用者) てるよ。蓬莱ニーt(ry 初出は第一篇 『異変』-アクシデント-。 関連カード 使用者が蓬莱山 輝夜のカード 神宝「ブディストダイアモンド」 神宝「蓬莱の玉の枝-夢色の郷-」 神宝「ライフスプリングインフィニティ」 「蓬莱の樹海」 蓬莱山 輝夜のスペル・ドライブ 蓬莱山 輝夜に関連する効果を持つカード 滅罪「正直者の死」 イラストのテーマが蓬莱山 輝夜のイベントエフェクト 参考 蓬莱人
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2016.09に桃太郎と浦島、金太郎が初めて出会ったころか、 その頃の桃太郎は 泣き虫だった、しかもか近所に住むガキにイジメを食わされていた。このことが輝夜からの半ば強引な求婚に押されたことに繋がったとさるだろう。 補加 輝夜が初登場したとき、いきなり桃太郎に求婚するが桃太郎は消極的で向延ばししようとするが、 輝夜の(嘘泣)泣き脅しにビビったのか慌て求婚を承諾し急に態度を変え結婚すが、 それからの結婚生活は良いものではないよ、 もともと性根が悪いため妬み癖が強く不倫すら容赦しない。 また竜宮城にいるとぬ乙とは兄弟であり、兄に。 乙も性根が悪い、そのため輝夜の性根の悪さは 乙ぬ影響なんか 何なのか知らぬ、 だが、見た目や見込み、見通しだけで軽々しく求婚を承諾するもんじゃないことが よくわかるCMだ! 求婚されても泣き脅されても絶対に結婚してはなりません!結婚したら死ぬかもな!