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実験 1 2
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実験法
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★☆わくわくけんけん予備校☆★ ◆始めてきた方へ こんにちはわくわくけんけん予備校の管理人Joshと申します。 受験生のみなさん始めまして!! みなさんは予備校に通ってたりしますか?? もしくは、「どこの予備校行こうかな??」とか悩んでいるのではないでしょうか?? みなさん良い予備校とはなんでしょうか?? 「わかりやすい授業、カリスマ講師」 そんな予備校が一般的には良いといわれますね。 しかし「良い大学受験」とはなんでしょうか?? 果たして「わかりやすい授業、カリスマ講師」でしょうか?? それはYESとは言えないでしょう。 あなたたちが必要としていることは… 受験に対する知識、戦略 冷静&的確な学習アドバイス 受験勉強に対するモチベーション などです。 予備校に通って授業を受けてるだけで成績は伸びません。 ならむしろ通わないほうが良いです。 「基礎力がないのに応用の学習ばかり」 「入試対策で余計な勉強をしてしまった」 「友達の誘惑でつい遊んでばっかいる」 ⇒これがひとつでも当てはまったら失敗してしまうのが受験です。 ここでは本当に大切なことを提供できるようにしたいと思います。 そのため授業等はしませんが、あなたの努力しだいで合格できる そんな予備校が「わくわくけんけん予備校」です。 なんで「わくわく」かと言うと、知らない受験知識を知ってもらい、大学生活を「わくわく」してもらいたいからです。どうぞ遠慮なくコメント(質問、相談等)ください!! ◆あなたの志望は??◆ 文系⇒法学部、文学部、経済学部、経営学部、国際文化学部、人間科学部、教育学部、心理学部などなど 理系⇒理学部、工学部、農学部、医学部、薬学部、保健医療関係(医療検査技師、理学療法師など)、看護学部などなど 法学部 法学部:法律の勉強をする学部。弁護士などを目指す人をもちろん法律に興味あればOK。ただし弁護士等、国家試験の受験が必要な場合大学院への進学やかなりの勉強は必要。 文学部系 文学部:文字通りさまざまな言語など語学を中心に学習する学部。 国際文化学部系:さまざまな国の文化、文学などを学習する学部。 人間科学部:人の心理や倫理宗教などを中心に学習する学部。 心理学部:人間の心理などを研究調査などで学習する学部。資格取得時には大学院の進学が必要な場合がほとんど。 商学部系 経済学部:経済についての学習を中心に行う学部。将来金融など働きたい人にはおすすめ。他学部よりは就職には有利と言われている。 経営学部:会社、マネジメント、マーケティング等についての学習を中心に行う学部。将来一般企業など働きたい人にはおすすめ。他学部よりは就職には有利と言われている。 教育学部 教育学部:教員養成のための学部がほとんど。教員になりたい人はぜひ教育学部に進学すべき。教員免許が他学部より容易に取得できる。 国公立大学や早稲田大学等では理系科目でも進学可能。 理工学部系 理学部:さまざまな要素を研究することが中心の学部。理系就職(開発、研究職)などに就きたい人は大学院へのほぼ進学が必要。 工学部:さまざまな機械、要素を組み立てることが中心の学部。理系就職(開発、研究職)などに就きたい人は大学院へのほぼ進学が必要。 農学部:農業はもちろん、生命科学、生物学などを中心に学習する学部。 理系就職(開発、研究職)などに就きたい人は大学院へのほぼ進学が必要。 医療系 医学部:医師になるための学部。他学部よりも難易度はかなり高い。また6年間の在学と必要。また医師になるためには国家試験も必要。 薬学部:薬についての学習を中心にする学部。薬剤師になるためには6年間の在学は必要。 看護学部:看護師になるための学部。女子ばかりと思うが近年では男子も増えている。誤解しやすいが就職してからは「専門学校卒」と「大学卒」では扱われ方は違う。 その他医療関係:理学療法、作業療法、栄養士、臨床検査技師、などになるための学部がある。誤解しやすいが就職してからは「専門学校卒」と「大学卒」では扱われ方は違う。 やりたいことで決められないあなたは、得意科目で決めてみてはいかがですか??↓ ◆一般的な必要な入試科目◆ 国公立文系:センター試験で「英語、国語(現古漢)、数学(ⅠAⅡB)、理科(地学or生物が有利)、社会2つ(日本史or世界史、現代社会or倫理の2つが有利)」二次試験では英語、国語、数学、社会の中から何教科かを要求されることが多い。 国公立理系:センター試験で「英語、国語(現古漢)、数学(ⅠAⅡB)、理科(物理化学生物から2つ。2次試験の科目を考慮するのが有利)、社会つ(現代社会or倫理が有利)」二次試験では英語、数学(ⅢCまで)、物理化学がを要求されることが多い。物理化学ではなく化学生物のことも多い。 私立文系:英語、国語、日本史or世界史or数学(ⅠAⅡB)が一般的。 ⇒注:国語は大学によって違うので注意が必要。早稲田、上智明青立法中の文学部では現代文古文漢文、上智明青立法中をはじめほとんどでは現代文古文、現代文のみの大学もある。また慶應義塾大学では国語の代わりに小論文になる。 私立理系(理学部工学部):英語、数学(ⅢCまで)、物理or化学でほとんどの大学が受験可能。 しかし早稲田大学慶應義塾大学では物理化学の両方が必要である。 私立保健医療系、農学部、薬学部:英語、数学(ⅠAⅡB)、物理or化学or生物でほとんどの大学が受験可能。薬学部は化学限定がほとんど。 私立看護系:英語、数学(ⅠA)、物理or化学or生物でほとんどの大学が受験可能。数学が苦手な人向けに数学の代わりに”国語”で受験することが出来る大学もある。 もちろん例外は多々あります。 パスナビ http //passnavi.evidus.com/ などのサイトで自分で調べるのがベストでしょう。 ◆志望校を決めよう◆ 志望校を決めましょう!! Q.まずどうして難しい大学、有名な大学の方が良いのでしょう?? A.それは大学を入学してから死ぬまで一生「学歴」が見られます。あなたは大学(または大学院)が最終学歴になりますね。そこで「学歴」はあなたにつく「名札」のようなものになります。たとえばあなたは「東大卒」という名札を見たとき「すげえ!!」とか「あたまいいんだな!!」とか思うはずです。あなたが思うということは優秀な人材が欲しい「企業」は、もっと名札を見る目を重視します。だから学歴にうるさいお父さんお母さんはいるんですよね(笑)学歴とは持ってて損のない名札なのです。この名札は結婚や合コンなどにも影響されるかも…(笑) 東大 京大 東工大 一橋 横浜国大 千葉大 横浜市大 …などなどが国公立大学 早稲田 慶應 上智 東京理科大 明治 青山学院 立教 中央 法政 成城 成蹊 獨協 日大 専修 東洋 駒沢 東海 神大 …などが私立大学。 この中で一番欲しい「名札」はなんですか?? とりあえずそれを第一志望にしませんか?? かっこいい、素敵、あこがれ それでいいんです!!その気持ちが合格につながります。 ちなみに難易度順に並んでいます。 ◆その他基礎知識◆ ●偏差値とは?? 偏差値とは入試における自分の位置を知るための値。 平均点と同じなら50になる。 模試などで問題レベルにかかわらず他の受験者によって値がでる。 もちろん受験規模が多いほうが正確。(特に代ゼミ、駿台、河合塾) 高校受験の値とは全然違う。 また理系と文系で大学の偏差値は違うと言われているが、大学の難易度自体はほぼ同じである。 ◆入試のおおよその日程◆ 1月の中旬の土日 センター試験 ⇒国公立の1次試験。国立大学のほとんどの5教科7科目(文系:英国数社会×2科目理科1科目、理系:英国数社会1科目理科2科目)を要求される。日本全国同じ問題。問題のレベルは教科書レベルが中心。数学はⅡBまで、理科はⅠまでの範囲しかでない。平均点は60点になるように問題が作られてる。2006年度からはリスニングが導入された(受験生1人1人にICプレーヤーという機械でリスニングをながす)。また翌日には新聞や予備校サイトで解答、問題は公開される。 ⇒それと同時に私立大学では「センター利用入試」を実施。センター試験の点数だけで合格できる。…がしかしレベルは一般よりハイレベル。 センター試験終了後~1月末くらいまで 私立&国公立(前期後期すべて)の出願 ⇒国公立はセンター試験後に出願する。センター試験の結果(自己採点の点数)を見て出願大学を決めることが可能。 ⇒各大学により出願期間は異なる。願書同封の冊子をみて確認すること。 2月から2月25日くらいまで 私立の一般入試 その間 私立の合格発表 2月25くらい 国公立前期の2次試験 3月に入って 私立の後期入試(通称:3月入試) ⇒一般入試よりハイレベルなため、「一般入試が不本意な結果で絶対浪人したくない人」向けである。 3月8くらい 国公立前期の合格発表 3月12くらい 国公立後期の2次試験 3月20以降 国公立後期の合格発表 名前⇒ コメント⇒
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学生実験 レポート対策などに役立ててください。 自分の実験が終わったらその実験内容を更新していただくと幸いです。 四号館のオープンラボ(実験する場所)のレポート置き場に 過去レポがあるので参考にしてもいい。まる写しは危険すぎるのでよした方がいい。 一年実験 二年実験 三年実験
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『ゆっくり実験』 23KB 考証 実験 妊娠 独自設定 失礼します ゆっくり研究 *** 注意 考証 実験 妊娠 独自設定がかなり多くあります *** ここは国立ゆっくり生態研究所。国が作ったゆっくりの研究機関である。 半官半民の加工所とは別に、こちらは非営利的な商品開発を伴わない純学術的な研究をしている。 といっても立派な建物があるわけでもなく、むしろ加工所の中央研究室のほうがよほど大きな建物と研究施設を持っているのだが。 今は長野の諏訪に小さなハコモノを作ってもらって、そこで研究している。 近頃は大学などにも「ゆっくり学部」なるものが増えてきたので、なんだのかんだので天下りなども絡んできてこういう研究機関が必要になったのだろう。 僕はそういう機関の所長をしている天霧という者だ。 いい加減なもので、ゆっくりが現れ始めたとき、親の遺産で暮らしつつ研究をしながら本を何冊か出していたら、 いつのまにかこんなことになってしまった。 *** この研究機関ではどんな研究をしているのだろうか。 今はゆっくりの遺伝伝達物質の研究をしている。 僕の研究のメインテーマはこれである。 ゆっくりの最も優れた形質とはなんだろうか? 僕は常々、親の能力が子に伝わって生まれてくることだと思っている。 その顕著な例は言葉である。 どの段階でゆっくりが日本語を喋り始めたのか知らないが(いずこかで発生したときからすでに喋っていたのかもしれない)、 ゆっくりは産まれてすぐ、赤ゆっくりのころから日本語を喋り始める。 その語彙は人間で言う三歳児あたりよりずっと多い。 これは明らかに人間にない優れた特性である。 では、研究によってこの性質を人間にも適応できたらどうだろうか? 間違いなく、人間の知的レベルは一歩上昇するだろう。 人間の文明の停滞は、おもに人間の死による知識の断絶によって起こってきた。 系統的な科学体系の樹立により知識の死がなくなったのはルネサンスのころである。 それからはかなりマシになりはしたものの、現在でもその問題はなくなったわけではない。 親から子に限定的にでも知識の伝達が行われるようになれば、それはどんなに役立つことだろう。 まあ、君たちのいいたいことは解る。 僕も実際は無理かなぁと思っているのだが、 そんな言い訳をしながら国から予算を引き出しているのだ。 ちなみに、この手の言い訳は官僚に非常に受けがいいようで、毎年ろくな成果がなくとも怒られることもなく予算が降りてくる。 さて、それはさておき、これはなぜそうなるのだろうか。(僕も税金泥棒といわれるのは厭なので真面目に研究はしている) まずゆっくりの遺伝子型を調べると、特に細胞などはない。従って人間で言うDNAのようなものはない。 中に詰まっているのは実は細胞だったなんてことはなく、純然たるあんこである。 免疫系もないので、他ゆんの餡こを移植されてもなんの免疫抵抗もなく受け入れてしまう。 (これは自己と外界との明確な隔離ができていないということであり、ゆっくりがセイブツでなくナマモノだと言われる所以の一つになっている) であれば、親から子に言葉の知識が伝わっているのはなぜだろうか? それは子に伝わる親の餡になんらかの遺伝要素がからんでいるからである。と仮説を立てる。 人間の場合、子どもを作るといっても、母親の体の中で血液が交じり合っているわけではない。 そうでなければ、血液型がA型の母親からB型の子どもが産まれるわけがない。 胎児と母体は発生段階から胎盤や羊膜で母体から隔てられており、免疫的に隔離された上で栄養などの提供を受けて自立的に成長する。 胎児の血液はあくまで胎児が自分で作ったものであり、母親の血液が直接流入しているわけではない。 さて、ゆっくりの場合はどうかというと、これは胎盤のようなフィルターはなく直に流入している。まったくおかしなナマモノである。 ここで、前の仮説を立証するために、一つの実験を行うことにした。 研究所では現在二つの研究プロジェクトが同時進行しており、もう片方のほうは僕のメインテーマからは外れるもののもっと実際的な研究内容である。 そっちのほうの実験に必要な素材を現在加工所や他の大学のゼミにたのんで調達してもらっているのだが、 それには時間がかかるのでその間の暇つぶしという意味もある。 さて、早速本題からずれてしまったので戻すが、実験である。 今回、被験体にはまりさを使う。 理由はすぐに説明する。 『さぁまりさ、僕の実験を手伝っておくれ』 僕はそう言って飼育小屋からまりさを一匹取り出した。 「おそらをとんでるみたい!」 無邪気にそう言ったまりさは、 「ゆふふっ、このまりさを選ぶとはにんげんさんは見る目があるのぜ。あまあまを持ってきたらとくべつにどれいにしてやってもいいのぜ」 僕にかかえられながらそんなことを言い出した。 『それは光栄だな。検討しておくよ』 まったく、また小屋のゆっくりのゲス化が進行している。 何度とりかえてもこうだ。やっぱり、人間が暴力を伴った躾(見せしめともいう)を行わないとダメらしい。 やはり人間が定期的に餌を運んで排泄物を片付ける役割だけを担っていると、ゆっくりは増長してゲス化し始める。 一時虐待お兄さんを飼育員として雇う案も出たのだが、過多な虐待をして必要以上に人間に怯えるようになると これもまた被験体として資質に難が出るということで廃案になった。 今は研究員が当番制で餌やりしているのだが、今度から月に一度日を決めてみせしめに潰すようにしようか。 そんなことを考えながら、僕は実験室に向かった。 「おいどれい!!! さっさとあまあま持って来い!!!」 そんなことを言っているが、僕は気にもしない。 むしろもっとゲスになってくれ。そのほうがこっちも気が楽だ。 そう思いながら、僕は足焼き機のスイッチを入れた。 虐待が目的ではないが、なんだかんだで暴れられると面倒な時は足焼きしてしまう。 それ用の足焼き機は中古で買ってきた餃子焼き機である。 丁度成体ゆっくりが一匹収まるサイズで、ガスバーナー式なので火力も高くすぐ温まる。 重宝している実験器具である。ちなみに蒸す必要はないので蓋はとってしまっている。 「まりさはぐずは嫌いなんだぜ。はやくするのぜ。さもなくばさいっきょう! のまりさがせいっさいしてやるのぜ」 簡単に油を落とすと、無造作にまりさのあんよを押し付けた。 ぶわっと油の匂いをした湯気がたちあがった。 「――――――ッッッ」 まりさは産まれて初めて受けた感覚に言葉も出ずに硬直している。 一瞬遅れて、 「あっづううう!!!! これめっちゃあづいいいい!!!! だずげでええええええ!!!」 などと言い始める。 僕も善良な希少種が言っているのなら心を痛めるが、ゲスなら心を痛めずにすむ。 まったく親切なまりさである。感謝したいくらいだ。 「早くだずげろおおお!!! だずげでぐだざいいいいいいい!!!」 ぐーねぐーねしてる。キモいな。 まあ、これ以上やって炭化してしまうとまたよくないので、引き上げるか。 (前に焼き過ぎた研究員がでいぶを持ち上げたら、ひび割れた底が破けてしまったことがあった。研究員の手には饅頭皮だけが握られていた) まりさを持ち上げて足焼き機のスイッチを落とす。 まりさのあんよはこんがりきつね色になっていた。ちょうどいい具合である。 「ゆふぅ……ゆふぅ……どぼじでごんなごどするのぜ……」 僕はまりさを透明な箱(大)に入れた。蓋はしない。 そして、別室からレイパー化したありすを連れてくる。 「れいぱーだあああああああああああああ!!!! おにいさん近づけないでね!!!!」 いや、無理だし。 ありす種は特にまりさ種を好む性質がある。 まりさ種を選んだのはレイパーにできるだけ興奮して激しいレ◯プをしてもらうためだ。 「とってもとかいはなまりざねええええええええええ!!! すぐにあいをそそいであげるわああああああああああ!!!!」 だらだらとよだれを垂らし、すでにぺにぺにが限界まで勃起し先端から汁が漏れている。 「やめてね! やめてね!!! そのれいぱーどっかやってね!!!」 僕は無言でれいぱーありすを箱のなかに入れた。 「うっほおおおおおおお!!! とってもしまりがいいまりさねえええええええ!!!」 「やべでえええええ!!!!」 放置すると妊娠死してしまうので、僕は傍らの椅子にすわりながらハサミでまりさの額に生える枝を生える端からちょん切っていった。 「まりさのかわいいおちびちゃんころさないでえええええ!!!」 と僕にも抗議してくるが、放っておく。 それにしても醜い光景である。これ以上醜悪な交尾がこの世にあるのだろうか。 世界は広いのであるのかもしれないが、こいつらのそれが上位5%に食い込むのは間違いない気がする。 小一時間ほどしてありすが満足すると、僕はありすを別室に戻した。 「ゆふぅ……ゆふぅ……」 まりさはレ◯プされまくって疲れている様子だ。 『おつかれさま。あまあまくれてやるから機嫌なおしてね』 と、僕はあまあまを箱のなかに入れた。どろどろした粥みたいな飯だ。 ちなみにこのあまあまは回収した茎とオレンジジュースと砂糖、そして大量の成長促進剤と少量のラムネをミキサーしたものである。 成体に成長促進剤を与えると老化して寿命を縮める作用があるが、この場合はなんの問題もない。 「むーしゃむーしゃ……しあわせ……」 全然幸せそうじゃない憔悴しきった顔で食べる。 食事を終えるとまりさは寝てしまった。 寝ているうちにメスで腹部を切開し赤まりさ一匹だけ残して間引く。 こうしておくと出産が早くなるのである。 ちなみに、間引いた二匹はいずれもありす種だったので丁度よかった。 まりさがれいぱーありすにレ◯プされて胎生妊娠すると、胎内で赤まりさが赤ありすにレ◯プされて死産になる可能性がある。 野生・野良ではさすがにそんなことになる可能性は低いが、今回使ったのはれいぱー傾向を特に高めたありす種だったので、割とその可能性があった。 *** 翌日には早くも陣痛が始まる。 「う、う、う、産まれるううううううう!!!」 ッポーンと赤ゆっくりがはじき出された。 うまいことタオルにぶつかったため事なきを得たようだ。 「ぜんっせかいにしゅくふくされてさいっきょうのまりちゃがいま! たんじょうしたのじぇーーーーー!!!」 はいはい。 まったくのゲスの子である。 この赤まりさの頭の中はどうなっているのだろうか。 少し分析してみよう。 まず、ゆっくりの出産においてはその記憶は受け継がれない。 それを裏付ける証拠はいくらでもあるので、これは間違いないだろう。 (記憶や経験まで受け継がれるのであれば、狩りの仕方を教える必要などない) だが、明白な記憶や経験は受け継がれないのだが、人間と違ってあんこをそのまま流用しているため、 あんこに刻みつけられたトラウマはその子にも受け継がれる傾向にある。 虐待趣味の人間による苛烈な虐待から珍しく生き残ったゆっくりの子どもが、子々孫々まで人間を恐れるのはこの現象によるものである。 「ゆぅ~~~~、おちびちゃんはとってもゆっくりしてるよおおおおおお!!!」 などとまりさが言っている。 昨日さんざんにレ◯プされたのに、今はもう立ち直っているようだ。 僕は二人をかかえて別のケージに移した。 そのケージは成体ゆっくりを3匹飼える程度の大きさで、真ん中あたりで透明な壁で仕切ってある。 そして片方にまりさ親子をいれると、透明な壁で隔てたもう片方にれいぱーありすを持ってきて置いた。 「レイパーだあああああああああああ!!!!」 この世の終わりのように叫ぶ親まりさ。 「れいぴゃーやぢゃーーーーーー!!! ゆっぐぢできにゃいーーーーーーーーーーー!!!」 やはりトラウマを刻んだあんこは確実に受け継がれているようで、赤まりさのほうも通常ありえないほどうろたえ恐ろしーしーをたれながしている。 「まりざああああああ!!! ひさしぶりねえええええええ!!!」 このれいぱーありす、昨日使ったものと同じ個体なので、実際は赤まりさの肉親に当たるのだが、そんな雰囲気は皆無である。 「おにいさん! れいぱーどっかやってね!!! おねがいだよ!!!」 「さっさとれいぱーをせいっさいしりょーー!!! はやくしりょくそどれーーー!!!」 『はいはい無理無理。まりさはそこでちゃーんと子育てするんだよ。ありすのことは気にしないでね』 「できるかあああああああああああ!!!!!」 確かにそうだろう。透明な壁を隔てた向こう側ではれいぱーありすがまりさを犯そうと、必死になって顔を透明な壁に押し付け、れろれろと壁を舐めている。 『そこを頑張るのが親でしょ。はい今日のごはんさんだよ』 僕は非ゆっくり症抑制剤と成長促進剤を入れた餌を親まりさの目の前に山盛りに盛ると、僕は部屋をでていった。 足焼きして動けない親まりさもこうすれば食べられるだろう。 *** そのまま一週間ほど経つと、赤まりさは亜成体ほどの大きさに成長していた。 その間れいぱーありすはずっととなりのケージに置いてあり、透明な壁にぺにぺにを擦りつけて漏れでた精子餡を塗りつけていた。 そんな環境にあっては、赤ゆっくり子ゆっくりだった間は毎晩毎晩れいぱーありすにレ◯プされる夢を見ていたことだろう。 僕が作りたかったのはこのまりさである。 トラウマを刻まれたあんこを受け継いで、さらに産まれながらにトラウマを受け続けた高純度の個体を用意した。 この個体のありす種への嫌悪、憎悪、そして恐怖は並大抵のものではないだろう。 野生・野良ではありす種とまりさ種のカップリングは珍しくないが、このまりさの餡統を使えば子々孫々何代にもわたってありす種と結婚することはないだろう。 これで準備は完了した。 実験をする前の前提条件は可能な限り整えておくのが科学者のたしなみというものだ。 決して僕が虐待おにいさんなわけではない。 *** 『やあ、まりさたちはゆっくりしてるかな?』 その日、僕は一週間ぶりに二匹に声をかけた。 「「ゆっくりしてるわけないでしょおおおおおおおおお???」」 と叫ぶ二匹。 『突然だけど、いいかげんありすが可哀想だからまりさに相手してもらうね?』 「ゆっ?」 宣言するやいなや、僕は親まりさをひょいと掴み上げると、ありす側のケージに置いた。 「れいぱーだああああああああ!!!!!」 と叫んで逃げようとするが、足焼きしてあるので当然のーびのーびしかできない。 「ばりざあああああああああああ!!! やっどありすのあいに答えてくれるのねええええええ!!!???」 当然ながら、れいぱーありすは電光石火の勢いでまりさに跳びかかり、レ◯プを始める。 「どぼじでごんなごどずるのおおおおおおおおお???」 亜成体まりさが僕に抗議する。 それはね、きみにこのイメージを焼き付けておくためだよ。 ゆっくりは思い込みのナマモノだからね。 と、僕はいってやりたかったが、黙っていた。 レイプが始まってすぐにまりさの額には茎が生え始め、実ゆっくりがなりはじめた。 今回は茎を切断しないので、生えるがままに何本も繁茂していく。 「どぼじでえええええええええ!!?? おかあざんだずげであげでええええええええ!!!!」 亜成体まりさは泣きながら僕にそう頼む。だが僕は動かない。 「やべでええええええ!!! やべでぐだざいいいいいい!!!」 そうありすに懇願しながら、まりさはただ無残に犯されていた。 「しまりがいいまりざねええええええええ!!! とってもとかいはだわああああああ!!!!」 そのまま30分ほど放置すると、親まりさは妊娠死して真っ黒になった。 僕は散々我慢していたすっきりを思う存分して達成感に満ち溢れた顔をしたありすを他の部屋に移す。 そうしておいて、僕は新しいれいぱーありすを透明な箱に入れて持って帰ってきた。 「とってもとかいはなまりざねえええええ!!!!! いまありすの愛をあたえてあげるわああああああ!!!!」 「どぼじでありずがいるのおおおおおおおおお????」 親の屍体を目の前にしてゆんゆんと泣いていたまりさが、ありすを見て叫んだ。 『やあやあ、まりさにもそろそろお嫁さんが必要だと思ってさ』 「いらないよおおおおおおおおおお!!! はやくもって帰ってねえええええええええ!!!???」 『まあまあ、そんなこと言わずにさ』 僕はそう言うと、ありすがはいった透明な箱を床に置いて、まりさを掴んだ。 「ゆっ! なにするのおおお??? はなしてねええええ???」 『いやぁ、これからきみ、レ◯プされるからさ。せめて目がみえないようにしてあげようと思って』 「やめてね! やめてね!」 抵抗するまりさを拘束しつつ、僕はまりさの目にある薬品を垂らす。 これはゆっくりの目を一時的に見えなくする薬品で、効果は一日で切れ苦痛はない。 「まりざのてんにかがやくほしぼしのようなおめめさんがみえなくなっちゃったあああああ!!!!」 そう絶望するまりさを尻目に、僕はありすが入った透明な箱の蓋を閉じた。 さすが加工所製の透明な箱である。蓋を閉じればありすがなにをいっても一言一句外には届かない。 そうして、用意しておいた機械を起動した。 成体ゆっくりを模したマシーンで、音声再生機能と交尾機能がついている。 シリコンで出来た表皮に、僕はローションをまんべんなく垂らした。 交尾している最中のゆっくりは表皮からぬめぬめとした粘液を出す。 シリコンと饅頭皮は多少触感に相違があるが、これでごまかせるだろう。 そして忘れてならないのは音声再生機能である。 [とってもとかいはなまりざねええええええええええ!!! すぐにあいをそそいであげるわああああああああああ!!!!] 「やだああああああああああ!!!! ばりざのはじめてがあああああああ!!!!」 僕は片手でまりさを押さえつけながら、片手でマシーンをセットして交尾を始めさせた。 [うっほおおおおおおお!!! とってもしまりがいいまりさねえええええええ!!!] 再生されているのは、このまりさの親が最初にレ◯プされたとき密かに録音しておいた音声である。 交尾が進んでいくうち、絶頂が近づいてきた。 [すっきりー!] とマシーンが喋り、擬似ぺにぺにの先端から精液を発射する。 「すっきりー!」 と答えてしまうのは、ゆっくりの哀しい性である。 二十分ほどのすっきりがおわると、まりさの額からは茎が伸びて腹の中にはナマモノが宿っていた。 このマシーンに入れておき、絶頂の音声が出たタイミングで噴出するようインプットしておいた液体は、精子餡ではない。 大豆由来のこし餡を水で溶いたものである。 むろん、本来なら妊娠が起こるわけもない液体だが、まりさはれいぱーありすにレ◯プされているというパニックと中出しされたという思い込みから妊娠してしまった。 親まりさが散々レ◯プされて額から茎をにょきにょき伸ばしてるのをつぶさに見た直後なのだから仕方がないだろう。 ここで、ゆっくりの妊娠のシステムについて考察してみたい。 むかし、この研究所ではそのシステムを解明するために割りと大掛かりな実験を行ったことがあった。 まずゆっくりに高純度のラムネ成分を投与し、昏睡状態に近い睡眠状態にする。 そうしておいて、頭を切開して中枢餡を取り出す。 これは手術用の高品質なゴム手袋をはめて手でやれば傷つけずに取り出すことができる。 そうしておいて、残ったあんこを全て摘出して特殊な試薬(ゆっくりに代謝されない試薬を開発するのにもっとも手間取った)を入れ、これをミキサーで混ぜる。 そしてあんこと中枢餡を元通りに戻して、開頭部を接合する。 それでから精子餡を注入し妊娠させてみると、あんこの流れが分かった。 (試薬の反応で、そのあんこの元が誰のあんこなのかが解る) そのゆっくりが父親側になった場合、精子餡は子ゆっくりの中枢餡だけにはいる。 そして、母親側だった場合、中枢餡と体全体に入る。 できた赤ゆっくりを即解剖して中枢餡を取り出し、試薬の濃度を測ってみたところ射精して父親になった場合も孕んで母親になった場合もぴったり半分になっていた。 ちなみに、実験に使ったゆっくりはまりさとぱちゅりーである。(試薬漬けにしたのはまりさの方) このとき、まりさに実ったぱちゅりー種の中身があんこであることも解った。 それまで中身があんこの種からクリームの種が、チョコの種からあんこの種が産まれるのは謎だったが、このとき解明された。 妊娠初期は確かに親の中身が中枢餡以外に満たされているのだが、妊娠中期になると種族に見合った中身となる。 親のあんこを自分で餌として代謝してクリームにしていたのだ。さながら注射されたオレンジジュースを消化するように。 妊娠中期以降になると、親のあんこが流れ込んでくる端から代謝してクリームにしてしまうので、あんこは殆ど混ざらなくなる。 また、同じような方法で成体れいむを解剖し、中枢餡以外の中身を全てカスタードにしてみた場合も同じ結果が出た。徐々にカスタードが分解されあんこになっていた。 まあ、そのことは今回あまり関係がない。 今回の実験のテーマは『ゆっくりはどこまでゆっくりでいられるのか』ということである。 今回、まりさを精子餡ではないただの餡こで妊娠させることに成功した。 ということは、このまりさの子の中枢餡は半分はまりさの餡であるが、半分はなんの変哲もないただのあんこになっているはずである。 そして、これを繰り返す。 このまりさを親まりさとして、子まりさと一緒のゲージにいれ、おなじようにレイパーの恐怖を感じさせる。 そうして、最後は子の目の前で親まりさを(今度はマシーンでなく本物のれいぱーありすに)レ◯プさせ妊娠死させる。 これにより、実際にロボットによる交尾を行わせる前に、レ◯プ→にんっしん、というイメージを更に刻みつけておく。 その後マシーンに犯させ、ふたたびただの餡こで妊娠させる。 これを繰り返すと、代を重ねるごとに比例して中枢餡が『薄くなる』はずである。 そうしたら最終的にはなにになるのだろうか? どの代まで『ゆっくり』でいられ、『ゆっくり』としての形を保っていられるのだろうか? これが今回の実験のテーマである。 こう考えると何かしら反応が出そうだが、ゆっくりは神秘のナマモノなので実際は何も起こらないかもしれない。 そもそも、中枢餡に使われる餡が特別なものなのかというと、科学的に分析する限り何の変哲もない餡こ(少し糖分が高く雑味成分が少ない)なのだから。 最初の飼育小屋から拾ってきたまりさを1代目として、3代目の子孫は見た目変わらなかった。(2代目のまりさは普通にありすに孕まされた子) だが、性格的には若干まりさ種にしてはおとなしく、どことなく無感動な傾向が散見された。 それでもれいぱーありすに対する恐怖は濃いようで、2代目が犯し殺されたときにはなきわめいておそろしーしーを漏らしていた。 また、2代目が妊娠したゆっくりはまりさ種2匹にありす種2匹だったことは特記すべき事項であろう。 2代目が犯されたのはマシーンであり、注入された液体はありす種のカスタードではないのだから、産まれた子は全てまりさ種になるはずである。 が、1匹ならともかく2匹もありす種が産まれたのは、偶然のチェンジリングではありえない。 原因の第一は、2代目まりさがありす種に妊娠させられたと思い込んでいたからであろう。 第二の原因はこのまりさは純然たるまりさ種とありす種の子であることから、 ありす種の形質情報がなんらかの形で2代目まりさの中枢餡に保存されており、その形質が隔世遺伝したということが考えられる。 ありす種を除いた(1匹は即解剖・もう1匹は要観察)3代目から産まれた4代目のまりさ種は、言葉が喋れなかった。(驚くべきことに、この段階でも1匹のありす種が産まれた) したがって「ゆっくりしていってね!」と僕が言っても、首をかしげるだけで意味が分からないようだった。(鳴き声は「ゆーー!」だった。) それでもレイパーに対する恐怖は残っていたらしく、襲われれば妊娠したのだから、トラウマとは恐ろしいものである。 5代目(中枢餡は8倍に薄められている計算になる)には帽子がなかった。 また、髪の毛も金色のものがまばらに生えているだけで、ぱっと見でわかるまりさ種の特徴はことごとく消え失せている。 親も子も言葉が喋れないわけなので、見た目はふつうの動物を飼っているようだった。 親と一緒にれいぱーに怯えながら暮らす日々をこれまでの二倍に増やし、今までと同じ事をやってみると、なんとか妊娠した。 見るからにゆっくりではなくなってきていたので妊娠機能が残っているか心配だったが、 目の前で言葉の喋れないまりさを「まりざあああ!!!! てれてるのねええええ!!!!」などと喚きながら犯すれいぱーありすを見て、 そしてにょきにょきと茎が生やしながら死んだ父親を見て、 その直後に自分も同じように犯されれば、5代目のかろうじて残った自我と本能は妊娠することを選択したのだろう。 実験はそこで終わりだった。 中枢餡を16倍まで薄められた6代目は、目も鼻も口もない饅頭だったのだ。 あにゃるもまむまむもなく、恒温性も代謝もない。 これは和菓子屋に売っている饅頭が生きているか死んでいるか論ずるのと同じくらい無意味なことかもしれないが、 6代目のゆっくりは産まれながらにして死んでいた。 ここまで実験を進めた科学者の努めとして、無意味と知りつつも6代目という饅頭に本物のれいぱーありすの精子餡を注入してみたが、当然ながら妊娠しなかった。 これにて実験は終了である。 *** 実験の結果をゆっくり学会で発表すると、反響はさほどなかった。 「まあそんなものか」という感じである。 僕も驚くべき結果が現れたと思っていたわけではないので、その点は期待していなかった。 後日、加工所の商品開発室の研究者が現れて、細かいデータをくれといってきたので、くれてやったら喜んでいた。 前提条件が厳しいので大量生産化は難しいかもしれないが、顔のない食用饅頭がゆっくりから生産できるということで、興味をもったらしい。 データを見て少し条件を変えた実験を自分の所でもしてみるそうだ。 ゆっくりは食べられるので食用に適しているが、そのままの形で調理すると凄まじい死に顔がそのまま食品になってしまい、消費者の食欲を著しく減退させる。 なので粉々にペーストにしたり、一手間かけて顔を潰して小麦粉を塗りこめたりする。 が、粉々にしてペーストにしてしまっては無加工で饅頭皮にくるまれているという利点が台無しになるし、一手間かけるのもコストがかかりすぎるので高くつく。 聞いてみると、そんな事情があり顔のないゆっくりの生産は商品開発部の悲願だったらしい。 『そういうことなんで、まあダメ元でやってみますわ。もしかしたら物凄く美味いかもしれませんしね』 研究者がそう言ったので、 『ああ、ありますよ。食べてみますか』 僕はそう言って冷蔵庫から饅頭を持ってきた。 皿に乗っけて出してみると、研究者は苦り切った顔でそれを見つめた。 奇形ゆっくりの饅頭など本心では食べたくなかったのだろう。 が、自分が言い出したことなので、少し逡巡して口に運んだ。 『意外と普通の味ですね』 拍子抜けしたように言う研究者に、 『まあ、昨日和菓子屋で買ってきた饅頭ですからね』 と僕がおどけて言うと、研究者はしてやられた、という顔をして苦笑いしていた。 おわり *** あとがき 前後編の前編のつもりで書いたのですが、 本番の後編があまりに「これってゆっくりでやる意味あんの?」という感じで しかも虐待成分0であり愛ででもないので やっぱりいじめあってなんぼだろう。と思い、書くのをやめました。 伏線回収が気になって仕方がないという人がいたらごめんなさい。 今まで書いたもの anko4631 鬼井俊明のゆっくり試験 anko4629 おかざりは誰がために anko4643 ゆっくり試し斬りしていってね!
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222 :実験作 [sage] :2007/06/06(水) 22 15 13 ID cQRlnMcP 「あっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 少女の哄笑が響き渡る。其れは闇に、地に天に。 黒く、暗いその眼の鋭さを彩るのは墨汁交じりの朱の色殺意。 はや沈み掛けの黄昏すら届かぬ、薄汚れた狭い路地の中にて、対峙するは二つの影法師。 其の片割れは退治の為に、もう片割れは泰事の為に。 響くたった一人のオーケストラは前者の壊れた喉笛より撒き散らされる。 ああ、ああ! それは人間の、人間のみに許されたカプリチオ。 狂想の曲は独唱を終え、第二幕をバイオリンを加えて始めたいと願う強く尊く醜い人の意思は数多を捻じ伏せ唯一。 既に弓は彼女の手に。弓の名は“草刈鎌”。 うるはしき其の御手にて喉の肉の弦を掻き切り給えよ人の御子! さすればひゅう、ひゅうなる音、そなたの打ち倒さんとする肉塊より漏れ出でん! 「あっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!! よくここまで逃げられたね逃げられたね売女ぁああああああ! あっはははははははは! でも終わりだよお、すぐに、すぐにわたしと××ちゃんの世界から消してあげる。堕としてあげる。潰してあげる。抉ってへし折って叩き割って引き裂いて磨り潰して焼き尽くして撒き散らして……あああああああああ!! わたしのばか、ばか、ばか! 本当に神聖な××ちゃんの名前をこんな溝鼠の前で言うなんて穢しちゃう! それもこれも全部あなたのせいだよ、失せろ、失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろ失せろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 夕闇に煌くは鎌の刃、沈む陽の紅に飽き足らぬ貪欲が求めしは何か? 熟れに熟れたトマトの赤? 否! 天空に輝く蠍の心臓の赤? 否、否! 紅玉の如き葡萄酒の赤? 否、否、否! 其は偽者にあらず、真実人の血。 晩餐にて取り繕うな娼婦の子、大工の継子! 我らが血潮は何者にも代えられぬ! 飛沫くは赤。漏れるは赤。 求めに従い銀弧は飛ぶよ、其の刀身を乙女を貫き血に濡らす為に!! 「死ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいねぇえええええええええええええええええええ!」 ああ、されどされど。されどされどされどされど! 悲しきかな哀しきかな人よ、人の力は人の御技によって御されるが定め。 其れは文字通り御す為の技なのだから。 「嗚呼、神よ感謝します。素晴らしい」 「………………っ!!」 振り下ろされたる死神の愛道具。 其れを容易く抜け、スケイプゴウトは己が裁定者を抱きしめる。 その硝子よりなお蒼い眼球に滲むは涙。其れは歓喜。 喚起するは万感の想い。 見ているのですか偉大なりしヴィーザル! 斯くして兄殺しの盲目者は己が咎の源、かつてヤドリギに貫かれしものに許されるということを! 「は、放せ……! 放せ放せ放せ放せ放せ放せ放せ放せ放せ放せ!」 「刃をお納めを。私はあなたの存在に非常に感激しているのですから……」 「……、何を言っているの。あなたが居なければ、あなたが奪おうとしなければ!! うわあああああああああああ!!」 藻掻き藻掻くも万力はぴくりとも動かず。 宣教の真言は故に、否応無しに羊の耳に入り込む。 223 :実験作 [sage] :2007/06/06(水) 22 15 55 ID cQRlnMcP 「私はあなたから彼を奪うつもりなどないのですよ。 そもそも何故に彼を奪う必要などあるのですか。」 「決まっているよ、そうしないとわたしを見てくれないから! ううん、そんなはずはない××ちゃんは何よりわたしをアイしてくれてるのそしてわたしもなによりアイしてるのだから他の人に××ちゃんのアイが行くのは許せないの一片たりともわたしに向けてくれるアイが減るのは許せないんだから!!」 歓喜の笑みは慈愛の笑みに。 ……否、之は自己愛。故に慈愛などでは決して有り得なく。 「いと気高き私の同志にして先達よ。あなたは正しい」 「さっきからなに言ってるの……!だったら早く死んで、死んでよ!! さっさと死んで死んで死んで、」 「しかし、たった一つだけ勘違いしていることがあります」 「間違ってるはずない間違ってるはずないそれよりさっさと死んで死んで死んで、」 「彼の愛が有限だと考えること。それがあなた様の唯一の間違い……。 彼の愛は無限です。ですから、あなた様に向けられる愛が減ることなどありえません。 無限は割り切れない故に無限なのですから」 「うんそうだったらいいかもしれないけどでもそんな保証はないんだよだからさっさと死んで死んで死んで、」 「偉大なる彼の寵愛を何より早くより受けたる聖女たるあなた様が彼を信じなくてどうするのですか。 いいえ、あなた様が分かっていないはずがないでしょう。彼がそれほどまでに大きな存在かを」 「うんそれはそうだけど××ちゃんはすっごい人だけどそれは当然の事だしそれはともかくさっさと死んで死んで死んで、」 「なればこそです! 私が彼の本当の価値を、いいえ価値などという尺度に換算する愚かな私めが此処に至りようやく啓示された真実を生まれながらに知るあなた様ならお分かりかと……!」 「……何を?」 漸く詩の朗読より戻りたる聖女。浮かぶ表情は人形よりなお雄弁に無為を語る。 絶対者を崇められ、自身を讃えられることが彼女に何をもたらしたのか。 下賎の女に見出せしものは果たして殺意か同意か無視かそれとも。 ゆうらりと万力を緩め、陽炎の動きにて距離を取る下女。 ―――――いずれにせよ、次の言葉にて全ては決す。 「嗚呼、何と寛大なのでしょうさすがあの方に選ばれた方! ええ、故に私は提言します! あなた様とこの私め、彼の素晴らしさを知る二人は同志であると! 否、私はあなた方二人の下につくものであると! 故に、あなた様が私を退ける必要はないと! ええ、それだけ、それだけの事なのですよ!!」 「……ふーん。」 聖女の言葉に込められた思いは何か。 夜の帳は下りた。鎌に集うは星の光、蠍の赤い光。 襲う為か捨てる為か、それは、一瞬揺らめくように掲げられ―――――― 「―――――――嗚呼。美しい。何もかもが美しい。 素晴らしいよ、僕の為にここまでしてくれるなんて。」
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登録日:2020/09/18 Fri 13 28 10 更新日:2023/05/07 Sun 01 14 28NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 エクゾディア ドローソース ドロー!(通常)モンスターカード! 凡骨 凡骨の意地 永続魔法 混沌を制す者 通常モンスター 遊戯王 遊戯王OCG 魔法カード 魔法カード発動! 凡骨の意地!! 凡骨(ぼんこつ)の意地とは、遊戯王オフィシャルカードゲームに存在するカードの1枚である。 初出のパックはかのカオスが初登場した3期6つ目の「混沌を制す者」。 ●目次 テキスト 問題点 活用法 相性のいいカード 類似カード 元ネタ 原作・アニメにおいて テキスト 永続魔法 ドローフェイズにドローしたカードが通常モンスターだった場合、 そのカードを相手に見せる事で、自分はカードをもう1枚ドローする事ができる。 第3期以降再収録されていないため、当時の形式のままになっている。 効果はいたってシンプル、ドローフェイズに通常モンスターをドローした場合、相手に見せてもう1枚ドローするというものである。 特筆すべきはこの効果、回数制限がない。つまり、通常モンスターを引き続ける限りどんどん手札を増やすことが可能なのだ。 加えてトリガーとなるドローはカード効果によるものでもよいので、 「強欲な瓶」「八咫烏の骸」などでドローフェイズに新たに引いたカードが通常モンスターなら、そいつを見せることで追加ドローできるのである。 「リロード」などで複数枚を一度にドローした場合、その中の一枚に通常モンスターが含まれていれば追加ドローできる。 引いたカードは相手に公開しなければならないが、通常モンスターは公開したところで情報アドバンテージの損失がほとんどない。 「手札誘発の類がない」と悟られる可能性もあるが、それを引いても利益の方が大きい。 加えて通常モンスターは再利用の手段が豊富にあるのも強み。 さらに現在では通常ペンデュラムモンスターが存在するため、モンスターばかり溜まって処理できない、という事態も減った。 ただし昔のテキストであるため、読み取れない処理がいくつかある。 まずタイミングを逃す可能性があることである。 何?「場合」の任意効果ならタイミングを逃さないのではないのか!? 「場合」と書いてあるが、まだ「時」と「場合」の差異がない時期に作られたカードのため、このカードの効果は実は「時の任意効果」である。 コンマイ語に慣れているなら真っ先に通る道であるが、簡潔に言うとドローの後に別の処理が挟まるとタイミングを逃し、追加ドローできない。 これはドローの後に手札を戻す処理が入る「ゴブリンのやりくり上手」、除外が入る「凡人の施し」であり得る事態である。 また、このカードが複数発動している場合、通常モンスターを1枚ドローすれば3枚分チェーンを積んで3枚ドローできる。 だが、同様の理由でチェーン1・2で効果が処理される3枚目・2枚目は次の「凡骨の意地」によるドローが挟まるためタイミングを逃すのである。 また勘違いする人も少ないと思うが、当然ながら自分のドローフェイズでしか効果を使えない。 相手のターンにトラップでドローして加速、なんてことはできない。 なので、現在のテキスト形式に直すとこんな感じになる。 永続魔法 (1) 自分のドローフェイズに通常モンスターをドローした時、そのモンスターを相手に見せて発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。 「場合」から「時」に変わっているため、旧テキストとはかなり感じが変わるがニュアンスとしてはこちらの方が正しい。 あるいは下記の光神テテュスに合わせて「ドローフェイズにドローした時、そのカードが通常モンスターだった場合」と表記されるか。 問題点 大量ドローが見込めるカードであるが、問題点が三つある。 一つは永続魔法であること。このカードは自分のドローフェイズでしか効果が使えないため、1ターン相手の除去を防がないと何の意味もなくなるのである。 この点は「マジック・ガードナー」や「遮攻カーテン」を併用することである程度軽減できる。 もう一つはドロー加速を行った場合、通常モンスターが手札にたまること。 まさにそれを目当てにしたカードなわけだが、通常モンスターは漫然と手札に貯めてもすぐには活用できない。 特殊召喚するにも素材にするにも別のカードのサポートがいるわけだが、仮に「通常モンスターたくさん+それ以外のカード1枚」という手札になってしまったら動くに動けない。 三つ目はこのカードを採用するデッキはその都合上、通常モンスターの比率が増えることである。 最悪のケースとしては、手札に通常モンスターばかり溜まって肝心のこのカードが一向に引き込めない、という事態も普通に発生しうる。 活用法 まだ「シンクロ召喚」なんて言葉がなかった第5期以前は、モンスターの展開手段をもっぱら通常召喚に頼っていた。特殊召喚が文字通りまだ特殊な召喚だった時代である。 ドローも非常に厳しく制限されていたため「3積み同士の2枚コンボ」ですら思っていたほど成立しない。 《凡骨の意地》は上述の弱点を持つが、裏を返せば「発動さえしてしまえば通常モンスター以外のカードを引くまでドローが可能」ということになり、さらに後述の《リロード》系のカードを使えば手札に有用牌が増える上にまだドローが継続できる。 つまり《凡骨の意地》さえ引けてしまえば、特定のキーパーツに依存するタイプのデッキであってもそれらが驚くほどたやすく集まるので非常に派手な動きができるのだ。 この時期の収録パックの高レアカードが悲しくなるような性能であること、ストラクチャーデッキの看板モンスターがだいたい使い物にならないような弱さであること、当時が《カオス・ソーサラー》すら禁止という非常なデフレ環境であることを考えてもらえば少しは分かっていただけるかもしれないが、 この時期にそんな派手な動きができるというのはそれだけで強いアイデンティティとなったのである。さらに当時は《サイクロン》《大嵐》が制限カードの時代なので、《凡骨の意地》を妨害する手段は意外と少なく、せいぜい【黄泉帝】のメビウスライザーくらいのもん(*1)。 こういった点から凡骨デッキは一世を風靡し、シンクロ以前には次のようなデッキが考案された。 【バニラビート】 通常モンスターは当時、ステータスが効果モンスターに比べて高いことが多かった。この長所に目をつけて高打点のモンスターを引き増しして単純なビートダウンを仕掛けていくというデッキ。 普通のデッキなら「そのモンスターさえ対処してしまえばしばらく同じモンスターは出てこない」と割り切るべきところが、なぜか攻撃力が同じモンスターが次から次へと展開されてくる。しかも《正統なる血統》などで打点がすごい勢いで上昇する。 《決戦の火蓋》登場後は展開力も増した。さらに属性や種族を固めてフィールド魔法や永続魔法で強化するというものもあった。 非常に理念が簡単だが、逆に除去をうまく引きこめないと相手の高打点モンスターを相手にやられてしまうという脆さがある。 考え方自体は間違ってはいなかったが、《ダーク・アームド・ドラゴン》《裁きの龍》《剣闘獣ガイザレス》など非常にたやすく高打点モンスターを特殊召喚する時代が訪れるとコンセプトの強み自体が消えてしまう。火蓋登場があと半年早ければ…… そして《ジャンク・シンクロン》《レスキューキャット》のように手札1枚で非常に高い攻撃力のモンスターを召喚できるカードが登場したことで完全に終わりを告げた。 必死こいて打点1900~2000を展開しても、《A・O・J カタストル》なんて出されたらその時点で詰みである。 最大の弱点はやってることが極めて単純なせいで大体10回くらい使うと飽きること。同じようなコンセプトならレベル5軸の【アトランティス】のように、もう少し尖ったデッキの方が強かった上に動きも複雑で楽しかったのである。 【凡骨エクゾディア】 1.意地を出します。 2.引きます。 3.揃います。 意地さえ阻害されなければほぼ勝ち確定というすさまじいデッキで、《アスワンの亡霊》《闇の量産工場》のようなカードを入れない方が強いとまで言われた。 当時は「世界一簡単なデッキ」とまで言われた。ただ、やることが単純過ぎてぶっちゃけつまらないのてま上述のバニラビート以上に飽きるのが早いデッキ。 【凡骨融合】 初期のしょうもない融合素材のカードを融合デッキに山積みにし、《フュージョン・ゲート》で手札に引き込んだ通常モンスターを素材に次々と展開していくというデッキ。 引き増しした通常モンスターが高打点モンスターに化けていくという合理性はもちろん、当時のデュエリストの年齢的に「小遣いを使って買ったパックから出てきた」という懐かしいものが多かった。 また原作のモンスターにも《炎の剣士》のように融合モンスターにされてしまったカードは多く、そういったカードを展開していく「原作再現のファンデッキ」としての側面も持っていた。 初期の【E・HERO】のモンスターに通常モンスターが多いことを利用した【凡骨ヒーロー】なんて亜種も。 《パワー・ボンド》を用いて超攻撃力のモンスターを展開する【凡骨パワー・ボンド】なるデッキも存在する。こちらは融合を繰り返さない一撃必殺型なので、下記の【最終異次元】の系列に近いかもしれない。 ただし意地とゲートの2つを引けないと紙束みたいなレベルに成り下がり、サーチするための《テラ・フォーミング》などを入れると凡骨ドローが阻害されるという、理念の分かりやすさに対して結構構築難易度の高いデッキである。 第5期末期には《チェーン・マテリアル》を併用したタイプのデッキが登場。これを素材にしたモンスター自体は攻撃できないが、ドラゴン族だけを展開すれば展開したモンスターを素材に《F・G・D》を並べていくという当時としては非常に派手な動きができた。 こちらはこちらで凡骨が抜けていって【マテリアルゲート】という新たなデッキタイプを確立したが。 現在でも《始祖竜ワイアーム》というデッキによっては積むレベルの強力なモンスターの存在からこの項目で紹介するデッキタイプの中ではまだ通用する方。 まぁ《凡骨の意地》にこだわらずに通常モンスターサポート多用した方が強いけど 【最終異次元】 元々は手札が非常に溜まることを利用して、非常に重いコストを持つ《最終戦争》をぶっ放そうという豪快なコンセプトのデッキ。 これがさらにルール的な問題で自分だけ「ズル」ができるというところに着目したのがこの1キル。《次元の裂け目》を発動してから《最終戦争》で通常モンスターを5枚捨てると、裂け目の効果でこれらは除外される。 その後すべてのカードが破壊されるが、この時のカードはすべて墓地に落ちるので自分だけ5枚のモンスターが除外されている状態になる。あとは《次元融合》を発動してワンショットキル、というもの。 ぶっちゃけ《次元融合》が強いだけのデッキなのだが、当時はペンデュラム召喚どころか《切り込み隊長》のような展開補佐すら珍しかった時代。 《最終戦争》という極めてピーキーなカードを用いてきた次の瞬間に、懐かしい通常モンスターがずらりと勢ぞろいする派手さから人気は高かった。 wikiには「各パーツ1枚ずつにしてドローを阻害しない方がいい」と表記されていたが、実際に運用してみたらわかるがそれだと事故率が半端ないので各2枚以上採用した方が良い。 《次元融合》の禁止で消滅。一応《異次元からの帰還》を用いればなんとかできないこともなかったが、通常魔法と罠の速度差については当時のロートルより現役のデュエリストの方が詳しいだろう。 【凡骨ローレベル】 上に挙げたデッキに比べると構築難易度が鬼のように高いデッキ。通常モンスターには打点があるが、ローレベルにはそれすらない。 戦闘面を優位に是正するカードが《下剋上の首飾り》くらいしかなく、不当なほどに弱いモンスターを《同姓同名同盟》《人海戦術》《鹵獲装置》などを用いてなんとかしていくという、まさに職人芸。 昔はまだ《おジャマ・カントリー》が存在しなかったので、【おジャマ】デッキもこれとハイブリッドになることがあった。しかし個人ブログが華やかなりし時代だったためどんなデッキでも調べればデッキレシピが1つはヒットしたものだが、当時最弱のテーマと言われていた【巨大戦艦】すらヒットしたのにローレベルはそういったものがなかった。 様々なデッキを組んで周囲を沸かせるタイプのプレイヤーほどこういったデッキに手を付けることができなかったという、当時としては異常な構築難易度を誇る。 シンクロ召喚の登場により《ウォーター・スピリット》などを用いたシンクロ召喚デッキにシフトするようになったが、それシンクロが強いだけだよね?ぶっちゃけそれやるなら凡骨ギミック捨ててシンクロに特化した方が良くね?となり凡骨型は消滅。 現在の【ローレベル】の主流は低ステータス故の展開能力の高さを活かしてエクストラデッキのモンスターを呼び出す形に落ち着いている。 その他 「属性を固めてハイビートを仕掛ける」「通常モンスターのサポートカードを次々と使っていく」「《思い出のブランコ》や《正統なる血統》で蘇生することを狙った【バニラ蘇生】」「《ウィンドフレーム》を使うデッキを考えていたらいつの間にかフレームが抜けて完成した風凡骨」それただの凡骨デッキだよね?など、様々な凡骨デッキが存在していた。 何回か使うと飽きる単純なものから噛めば噛むほど楽しめる奥深いものまで内容はまちまちで、昔はその点が好まれ愛用する人も少なくなかった。通常モンスターを妥協すれば非常に安値で組めるというのもポイントが高い。 これら凡骨デッキの特徴は、キーとなる通常モンスター以外はぶっちゃけ大差ないことから「数合わせ枠程度ならネタ枠を入れても問題がない」というところにある。凡骨エクゾを思い浮かべれば分かるだろうが、ぶっちゃけエクゾディア以外のカードは単なるドローを阻害しないためのパーツである。 つまり《ルイーズ》《砦を守る翼竜》《ホーリー・エルフ》《水の踊り子》《モリンフェン》など、何を入れてもぶっちゃけ大差なかったのである。下手に通常モンスター以外を入れる方がまずいので合理的ですらあった。 ぶっちゃけやっていることは舐めプに近いのだが、当時はそれで喜ばれてしまう素朴な時代だったのである。 中にはデッキから出てくる懐かしいモンスターを肴に思い出話に興じることの方がメインになるというプレイヤーもいたほどで、《高等儀式術》とともに当時のプレイヤーに非常に懐かしい気持ちを想起させたアーキタイプだった。 しかし《ダーク・アームド・ドラゴン》が収録された「PHANTOM DARKNESS」を皮切りに、遊戯王はこれまでの通常召喚軸の【スタンダード】から、一気にゲーム性を「特殊召喚を主軸としたデザイナーズコンボを利用したカテゴリテーマ」へと転換することになる。 新しいゲーム性と合致できなかった上述の凡骨デッキたちは一線を退き、中にはキーパーツの禁止や融合デッキのルール改正といった場所で完全にとどめを刺されたものもあった。 こういった事情や関連カードの存在もあり、第6期以降の凡骨とは《凡骨の意地》を指すのではなく通常モンスター全般を指す言葉と変遷していく。 その後も「イグナイト」や「メタルフォーゼ」といった通常モンスターをテーマにしたカテゴリが登場するが、この時代にもなると最早《凡骨の意地》に頼るまでもないアド取り能力を持つので採用される事はない。 相性のいいカード このため、以下のようなカードと併用することが望ましい。 ・リロード 速攻魔法。手札を全てデッキに戻し、同じ枚数分ドローする。 凡骨の意地とのコンボ用としてもっとも有名なカードであり、膨れ上がった手札をこれで交換することで質と量を同時に高めることが狙える。 ドロー中に使えば止まってしまった連続ドローをさらに加速することも可能。 後ろ向きな使い方としては凡骨の意地を一刻も早く引き込みたい時に使うこともできる。 ・手札抹殺 通常魔法。リロードと同様手札の質を高めることに使えるが、こちらは墓地を一気に肥やせる。ただしドローフェイズに使えないのでトリガーにはなれない。 通常モンスターはリアニメイトが容易であるため、往年の【バニラ蘇生】のように大型をいきなり呼ぶことも可能。 ・打ち出の小槌 通常魔法。手札を任意の枚数選んで戻し、同じ枚数分ドローする。 上記2枚同様に凡骨の意地で増えた手札の交換に使用する。 速攻魔法ではないので連続ドロー再開には使えないが、こちらは手札を任意に選んで交換できる為、戻したくないカードがある場合でも柔軟な手札交換ができるのが強み。 ・手札断殺 速攻魔法。お互いに手札を2枚捨て、2枚ドローする。 「速攻魔法」「墓地肥やしができる」「(枚数固定だが)捨てる手札を任意に選べる」と、上記3枚を足して3で割ったような効果になっている。 用途は上記3枚と同様だが、ドロー枚数が少ないのと(凡骨デッキで自分側がなることは少ないだろうが)手札がお互いに二枚以上ないと発動できないのが難点。 ・通常ペンデュラムモンスター 通常モンスターである以上、これらも当然ドロー加速のトリガーになる。 スケールさえ揃えば手札に溜まってもペンデュラム召喚で大量展開できるのが強み。 特にイグナイトやメタルフォーゼとの相性が良好。 ・エクゾディア エクゾディアパーツは5枚中4枚が通常モンスターでこのカードの対象になる。 このカードを採用し特化したエクゾディアデッキは【凡骨エクゾ】と呼ばれる。 イグナイトやメタルフォーゼもデッキ圧縮要員として使われ、裏の手であるビートダウンやパーツ回収が行える。 通常モンスターとこの魔法を詰め込めば一応成立するため、ゲームWorld Champion Shipなどでもこのデッキを使うキャラクターが登場している。 ・フュージョン・ゲート フィールド魔法。手札またはフィールドの素材を除外して融合召喚できる。 上手く大量の通常モンスターを抱え込めれば、そいつらを素材にどんどこ融合できる。ジェムナイト、メタルフォーゼ、それこそ始祖竜ワイアームも問題なし。 これに特化したデッキが【凡骨融合】である。ただしこの使い方だと素材の通常モンスターの再利用は難しくなることに注意。 ・パワー・ボンド ご存じ表サイバー流の切り札。機械族を融合し、そのターンの終わりに元々の攻撃力分ダメージを受ける代わりに攻撃力を倍加する。 モンスターを機械族に寄せ、サイバー・ドラゴンを投入することで超攻撃力のキメラテック・オーバーを呼ぼうという【凡骨融合】の亜種【凡骨パワー・ボンド】で用いられる。 ・決戦の火蓋 手札に溜まった通常モンスターを展開していける、通常モンスター専用の《血の代償》。墓地のモンスターを除外することで、メインフェイズにのみ召喚することができる。 レベル4モンスターを展開していくことが考えられるが、うまく使うと「生け贄(現在はリリース)にしたモンスターがさらに墓地でコストとして使える」ためレベル6~8のモンスターがずらりと並ぶ派手な盤面を構築できる。 現在では、というか登場当時でさえ時代遅れなカードだったので実際には余り採用されていない。 ・ダーク・ドリアード ペンデュラムモンスター。召喚・特殊召喚時にデッキから地・水・炎・風、四属性のモンスターをデッキトップに仕込む。 本来は【ローレベル】において「魔の試着部屋」とのコンボで使うものだが、凡骨の意地ともむろん共存可能。 どうしてもギャンブルになる凡骨ターボにおいて、その確実性をある程度カバーしてくれるのが一番のメリット。 手札を一気に5枚増やせると考えれば非常に意味のあるコンボで、通常ペンデュラムには四属性が全部揃っているのも◎。 ちなみにこれはロマンの領域だが、「神の恵み」とのコンボも存在。 永続トラップという奇襲性、ライフ・アドバンテージという軽視されがちな要素に絡むこともあって意外と成立する。 ここに「ビッグバンガール」が加わればバーンダメージでの勝利も理論上は可能。 類似カード 漆黒のトバリ 永続魔法 ドローフェイズにドローしたカードが闇属性モンスターだった場合、 そのカードを相手に見せる事で、そのカードを墓地に送る。 自分はカードをもう1枚ドローする事ができる。 闇属性用。範囲が非常に広い上に使いやすいはずなのだが、墓地に送ってその後の処理でドロー、という処理が足を引っ張る。 当然手札は増えないし、墓地に送らなければドローできないので複数枚あってもドローできるのは1枚だけ。 ただしこちらとの併用は可能なので、エクゾディア本体を引いてもブースト可能というのが強み。墓地に送るから後でサルベージしないといけないが。 光神テテュス 効果モンスター 星5/光属性/天使族/攻2400/守1800 (1):自分がカードをドローした時、そのカードが天使族モンスターだった場合、そのカードを相手に見せて発動できる。 このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、自分はデッキから1枚ドローする。 天使族用。フェイズを問わずドローした時に発動するので、手札抹殺などでも追加ドローが行える。 自分自身をドローしても追加ドローが行えるが、上級モンスターなのでどうやって場に出すかというのが問題。 《神の居城-ヴァルハラ-》等で出すにしてもぶっちゃけ他に出したいカードが多いので優先順位は低い。 宣告者などと相性がいいので天使族カテゴリが出てくるとすぐ注目されるが、手軽さに欠けるために今一つ主役にまで上り詰められない存在でもある。 ちなみに、上記3種全てに引っかかってくれる「闇属性」で「天使族」の「通常モンスター」は「死の沈黙の天使 ドマ」と「光をもたらす者 ルシファー」の2種類しかない。 必ずどれかが反応しないので、どれか一つに特化した方がいいだろう。 元ネタ 原作・アニメDMで海馬が城之内に対してつけたあだ名「凡骨」が元ネタ。イラストの人物は城之内を意識したような外見である。 海馬はしょっちゅう小バカにする意図で使用しているが、言葉自体の意味は「平凡な人」「普通の人」である。 遊戯王で非常に有名になった言葉であり、「ポンコツ」と混同している語感がよく似ている上に海馬社長の超人的なキャラをうまく表した、高橋和希の言語センスが光るチョイス。 さらにこの他、城之内に対するあだ名の一つ「馬の骨」から来た「馬の骨の対価」も通常モンスターに絡むカードであったことから、 現在では「凡骨=通常モンスター」の図式が成立している。社長の嫁も当てはまるのは有名な話。 実際にゲーム作品では「馬の骨の対価」ともども城之内が使用した際にセリフが用意されている。 ただ肝心の城之内は通常モンスターこそ使うが、基本的には効果モンスターと魔法・罠のコンボに各種ギャンブルカードを絡めて戦うため、 アニメでもゲームでも彼のデッキとはあんまり相性が良くない。王国編だったら結構バニラがいるのだが。 なお、下記の海馬の台詞も含め、「 ぽ んこつ」と読み間違えられることが多いのだが、後年、本当に《ポンコツの意地》というカードが誕生してしまった。 ちなみに関連カードは以下。 ・馬の骨の対価 通常魔法。効果モンスター以外のモンスター1体を墓地に送ることで、2枚ドローする。 ジェムナイト・パールなど「効果も効果外テキストもないモンスター」ならば該当するので、むろん通常モンスターでもOK。 ただしトークンは場を離れると消滅、ペンデュラムモンスターはそもそも墓地に行かないためコストにできないことに注意。 ・凡人の施し 通常罠。2枚ドローし、その後手札の通常モンスター1枚を除外する。 描かれている人物は「凡骨の意地」で戦っている青年と同一人物。「天使の施し」の調整版というべきカードだが、凡人ゆえか墓地肥しではなく除外、ドロー枚数も2枚である。 「補充要員」をチェーンすることで一気に手札を4枚増やすというコンボも存在。ただ上述したように凡骨の意地と微妙に噛み合わない点も。 ただ噛み合わなくても結局「仕事が難しいバニラを1枚除外するだけで手札を2枚増やせる」というのは嬉しいものであり、かつては2~3枚普通に積まれていた。 原作・アニメにおいて 原作では登場していない。 アニメDMではKCグランプリ編にて遊戯が持つカードとして登場、ドラゴン族の通常モンスターばかり集めたデッキを持つ少年・リックにプレゼントされた。 その後、某没落貴族の横やりでドームに閉じ込められ、レベル最強のデュエルコンピューターと戦う羽目になったリックに代わって彼のデッキで参戦した闇遊戯が使用。 手札・ライフともギリギリの状況でこのカードを引き当てて発動、次のターンで合計6枚のドラゴンをドローするとともに7枚目で《スピリット・ドラゴン》をドロー。 攻撃力7000まで跳ね上げてサイコ・ショッカーを粉砕し、見事勝利を飾ったのであった。(*2) この時闇遊戯の使ったコンボを再現したデッキが【スピリット・ドラゴン1キル】である。 とんでもない大博打デッキな上にコンボパーツが揃いにくいが、決まれば爽快。 余談だが上記のとおり、「凡骨」は城之内に対する海馬からのあだ名であるため、発動時には城之内本人が「凡骨だとー!?」とリアクションを飛ばした。 ドームの外に出た後にも「なんであんなの持ってたんだよ」と聞かれたが、 闇遊戯は「あれは、その……」と返答に窮した末「後は頼む!」と表遊戯に押し付けて逃げた。 闇遊戯の貴重なコメディシーンである。その後の遊戯のリアクションを見る限り、城之内に似ているという印象は持っていた様子。 本田「まあいいじゃねえか、凡骨でも役に立ったんだからよ」 城之内「テメェまで言うか!!」 ↓その後 城之内「海馬ー! テメーのとこのミスでえらい目にあったんだぞ!」 海馬「わめくな凡骨!」 ちなみに表遊戯はもう一枚このカードを持っており、闘いの儀に備えてデッキを組んでいるシーンで確認できる。 ただ遊戯もアテムも基本的に通常モンスターは大型で、下級は効果モンスターばかりなので、やっぱり相性はあまり良くない。 ドローフェイズに未完成項目をドローした時、相手に見せることで追記・修正できる! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ドロー!モンスターカード! -- 名無しさん (2020-09-18 14 04 37) 通常モンスター引いたけど見せたくない、あるいはブラフ(あるのか?)でドローを終えるパターンとかあるんじゃろか? -- 名無しさん (2020-09-18 14 15 57) 細かいことだけど、「リロード」の部分に書かれている「このカード」が「凡骨の意地」と「リロード」のどちらを指しているのか分かりにくい。できればどっちかわかるように書き直して欲しい -- 名無しさん (2020-09-18 14 52 52) ドロー!モンスターカード! -- 名無しさん (2020-09-18 15 08 04) ↑3 そういう使い方も可能だろうけど、記事にある通り基本はドローした方がメリットは大きいからまあやる人はいないよね -- 名無しさん (2020-09-18 19 31 26) ↑4 相手がマイクラ使ってるならエクゾパーツを引いて見せたら落とされる可能性もあるからそういう時ならあえて見せずにスルーもありかも知れない。まぁマッチ戦とかで「相手がマイクラを持ってることを知ってる」っていう情報がある前提での話だけど。 -- 名無しさん (2020-09-19 07 37 35) バニラペンデュラムとリンクで利便性が上がった良きカード 惜しむらくはマクロコスモスと同様にサーチが厳しいから安定しない -- 名無しさん (2020-09-19 15 48 03) いっそエンドフェイズ時にあらゆる属性の通常モンスターを大量に捨てることから霊神の聖殿、さらにペンデュラムで一気に色んな属性を場に出すことからダークドリアードに加えて憑依覚醒を仕込むと盤面に4000以上の攻守を持った通常モンスターたちが… -- 名無しさん (2022-05-20 00 51 40) 名前 コメント
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【板名】 科学実験 【理由】 子供でも遊べる簡単にできる実験ってどれだけあるのかな?と思ったので 【内容】 簡単に出来る実験や実験器具について語ろう 【需要】 さぁ? 【鯖】 science 【フォルダ】 experiment 【カテゴリ】 学問・理系 【名無し】 774のふしぎさん 【ID】 強制
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ウザいオリキャラ注意 善良な固体が酷い目に会います ゆっくりの性描写があります ぺにまむ注意 やぁ、ぼくは実験好きなお兄さん! 何で何の実験するのか、って? そりゃぁ決まってるじゃないか。 ゆっくりを用いたゆっくりの実験だよ。 と言っても何処かの竹林で行なわれてるようなお金のかかった凝った研究はできないけどね。 けどもシンプルだって捨てたもんじゃない。 シンプルイズベストと言う言葉があるように資金や特別な施設、機具がなくてもできるものさ。 …………手間隙は惜しまないけどね! さて、今回する実験は、『ゆっくりの遺伝について』だ! 特に性質に関するものを試そうと思う。 赤ゆっくりは両親の餡子を受け継いで産まれるために親の性質の引継ぎ率が高い。 人間の中ではとんびが鷹を産むなんて言葉もあるけど、ゆっくりではあまり聞かない言葉だね。 まぁ、人間の方も遺伝子学を真面目に語れば、とんびが鷹を産むも遺伝子の中に秘められていたものが発現しただけなんだけどね。 閑話休題。 ゆっくりの性質の遺伝で解りやすいのは、知能の高さ、性格の二つだ。 例えば、ぱちゅりー種から産まれたゆっくりは別種であってもぱちゅりー種の知能の高さに影響されて賢くなることがあるらしい。 尤ももう片方の親の影響を受けて体力が少々上がり知能が下がったぱちゅりーと言う使えないタイプもあるらしいけどね。 一つの性質に着目したのだとゲスの遺伝なんてのがあるね。 親のどっちかがゲスだと子どもはゲスが多いってのは良く聞く。 これは育成家庭でゲスは影響を与えやすいというのもあるだろうけどね。 あと親が何かのきっかけでゲス化するというケースだとゲスの資質を持ってると子にも脈々と因子が引き継がれるのか。 なんて研究テーマもあったりするくらいだ。 さてさて。 今回ぼくが試したいと思うのはレイパーありすに関してだ。 ゲスの遺伝はゆっくりの種類を問わないが、レイパーありす特有のレイプ気質を持った他種のゆっくりと言うのは聞いたことがない。 正確には改造などの人為的な処置を施されてない状態でのかな。 ありす種がレイパーの資質を受け継ぐのは非常に高く、レイパーの親から生まれた赤ありすは高い性欲を持ち、 発情しやすいので、振動でも与えてやると直ぐにレイパー化することが多い。 しかし、自然界であれだけ好き勝手暴れて子どももあちこちに散乱させてるのに 他種の場合でレイパーの性質を受け継いだと言うのは、前述した通り確認されてないのに不思議を覚えないかい? このレイパー遺伝は、ありす種にしか受け継がれない特有のものなのか。 それとも受け継いでも他種では発現しない因子なのか。 まぁ、レイパーありすが産ませた子どもは殆どまともに育てられず死んでしまうからなのかもしれない。 そこで人為的に何度も交配を重ねてみようと思い立った。 これならレイパーが産ませた子どもも育つし、その子どもを更にレイパーありすと掛け合わせ続けるのだ。 果たしてありす種以外のレイパーゆっくりは完成するのか? その問題に挑んでみたい。 まずそこらでレイパーありすを含めて適当にゆっくりを捕まえてくる。 森の中で 「とかいはなであいをさがすのよ!」 とか 「きょうもどこかでわたしのあいをまってるまりさのところにいくのよ!」 とか 「わたしはれいむがいいわ!」 とかありす種にしては変わった好みを持ったのもいた。 レイパーありすは探すのは大変なのだが、一度見つけると芋づる式だから見つけるまでが大変で後は楽だ。 知的な仮面を被ってひっそりとステルスしてるのもいるけど、大半は危険性をゆっくりに危惧され群れなどからあぶれる。 そしてより効率的にすっきるするためにあぶれたレイパーありす同士は徒党を組むことが多いんだよ。 そういった意味で今回直ぐに見つかったのは運がいいね。 頭の中がすっきりでいっぱいなこいつらを有無を言わさず麻袋に放り込もう! 幸先がいいね! 「とかいはなありすになにをするの!」 「いなかものなおじさんね!」 「だしなさい! くいーんありすになるわたしにこんなことしていいとおもってるの!?」 なんて口々に叫んでるが気にしない気にしない。 あとで好きなだけすっきりさせ続けてやるんだから有り難く思ってほしいね。 さて次は普通のゆっくりだ。 こっちは捕まえるのは簡単。 あいつらの巣は体型のせいで入り口が目立ちやすくカモフラージュしても不自然さが直ぐにわかる。 そして木の根元や段差など、そう言った場所に巣を作る。 モグラのように何処だろうが真っ直ぐに下に巣を掘ることはゆっくりはしない。 まぁ、雨で死んじゃうしね。 というわけでその辺にある不自然な草や木の集まりをかき回せば簡単に捕まえれるのだ。 さっそくこの目の前にあるあやしいのをどけてみよう。 ほらほら、異変に気づいて巣の入り口に一匹のゆっくりが顔を出してきたよ。 「ゆ! ここはまりさのゆっくりプレイスだよ! にんげんさんはでていってね!」 ほら、もう見つかった。 しかも成体のまりさ種だ。 どうやら巣の奥行きもここから見える程度、まだ番を見つける前の一人身だね。 実験に使うのに丁度いい。 それにありす種はまりさ種を本能で好む。 抜群だ。 さっきれいむを好むのもいたけど……。 レイパーありすと同じ袋に入れて実験前にすっきり殺されちゃかなわないから別の麻袋に放り込んでおくことにしよう。 「はなして! はなして! まりさはなにもわるいことしてないよ!」 あまり暴言がないね。 性格のいい固体なのかもしれない。 まぁ、気にせずこいつも麻袋へGOだ。 今日のところはこのまりさだけで十分だろう。 レイパーありすを捕まえるのは運に左右されるけど、そこらの野良なら別に何時だって捕まえれる。 いちいちキープしてたら保管場所も管理も必要で面倒だしね。 じゃ、素材も集ったし、さっそく実験に移るためにも家に帰ろうか! 家に着いたらまずレイパーありす達とまりさを麻袋からだし、それぞれをゆっくりご用達の透明な箱に入れて隔離する。 途中五月蝿い声が聞こえるが耳栓をすればOKだ。 では、いよいよ実験の手順に入ろう! まず箱の中から一匹のレイパーありすを取り出す。 「ゆ! なかなかみどころのあるおうちね! ありすのゆっくりぷれいすにしてあげてもよくてよ!」 耳栓をしてるのに何を言ってるか理解できるようになってきたら君も立派なゆっくりの一人者だ。 取り出したレイパーありすを火で熱したフライパンの上に乗せ、底部を焼き付ける。 「ゆ゛ぎゃああ゛ああ゛あがあああ゛あぁあ゛あがあ゛ああぁぁ゛ぁああ゛あぁあ゛!!!!!」 このありすは母体用に使用するつもりだ。 レイパーありすのすっきりにかける力は物凄い。 いちいちすっきるさせるたび、こいつを拘束するのも面倒だしね。 どうせ餌がきっちりあげるんだし、底部を焼き尽くし動き回れないようにすると楽だ。 丹念に丹念にまむまむの部分は焼かないように気をつけながらじっくりと黒焦げにするために炒める。 「あ゛づぃいい゛いい゛いいぃうあぃいいい!!! あ゛あ゛あ゛あああ゛りずのあでぃがあぁぁ゛ぁああ゛ああ゛あ!!!!」 口から舌をだし、すさまじい涎を垂らしながら目からは涙と取れる不気味な液体が溢れ出てる。 身体全体からはなんだか嫌な汁も出てる。 いつやっても底部を焼き付けるのは不快になるね。 あとでフライパンも手も綺麗に洗わなくちゃ。 「ゆぐっ……ゆっ、ゆっ、ゆっ……ゆっ、ゆっ……」 こうして処置が終わる頃には焼かれる激痛で大抵のゆっくりは意識を失ってしまう。 このレイパーありすも例に漏れず気を失ったね。 まぁ、こっちの方が次の作業に都合がいい。 次はこのありすの外見を整えてやる。 なんのためにだって? そりゃ勿論襲わせるゆっくりが一目見て気にいるように綺麗にしてやるのさ。 そのためにも醜い焼け跡である底部の処置をまずしよう。 ありす種は自分の美しさとかを最も気にする種だ。 焼け跡が残ってたら精神状態が悪化するかもしれないしね。 まず水で溶いて練った小麦粉で底部の焦げ跡を覆い尽くす。 そうやって作業を続ければ見た目は何も変わりない状態に戻る。 ま、足が焼かれてるから永遠に動けないけどね。 気絶してる間に体力回復と貼り付けた小麦粉の一体化のために再生を促させるオレンジジュースをかける。 そうしたら次はカスタードクリームを注射して、栄養状態の強化を図る。 ゆっくりにとっての魅力は栄養状態の良さも評価の一つらしいからね。 注射器を後頭部に刺した時、一瞬びくっと震えたけど気にせずぶちゅーっとカスタードクリームを挿入。 「ゆっ! ゆっ! ゆっ! ゆっ!」 挿入に応じて びくっ!! びくっ!! びくっ!! と震えてるけどきちんと計算した分量のカスタードクリームだ。 体内に無理矢理挿入される痛みを無意識下で感じてるだけだろう。 大丈夫、これが終わればお前は美ゆっくりに成れるんだ。 最後はお湯で髪を洗い、飾りを磨き上げて綺麗に光るくらいにしてやり、身体の汚れを拭き落としてやる。 これで母体用のレイパーありすの完成だ。 完成したありすを箱の中に入れると小部屋へと向かい、そこに置いてやる。 さぁ、今度はまりさの出番だ。 透明な箱から震えてるまりさを出してやり耳栓を外す。 「おにいさん、まりさにひどいことするの?」 「いやいや、君に素敵なプレゼントをあげたいんだ」 「ゆっ! おにいさんほんとう?」 「あぁ、そうだとも。君もきっと喜ぶはずだよ」 そう言いながらまりさを抱かかえて、例のありすを置いてきた小部屋へと向かう。 勿論、目的は今からこのまりさを発情させ、ありすをにんっしんっさせるためだ。 「ゆー。とてもひろいおうちだね!」 「ま、まりさぁあ!?」 体力を回復させたのもあって箱の中のありすはもう目が覚めていたみたいだ。 部屋に入ってきたぼくに抱かかえられたまりさを見るとはぁはぁとした息遣いでまりさを凝視してる。 「ゆっ! すごい! まりさこんなきれいなゆっくりみたことないよ!」 「とかいはのみりょくがわかるなんてさすがわたしのまりさね!」 まりさの方もありすに気づいたようだ。 手入れしただけあって美ゆっくりと取ってくれた。 努力した甲斐があったね。 しかし、ありすの方は箱に入れられ底部も焼かれて身動きできないのを忘れてるようだ。 ただひたすらまりさへの性欲だけで意識が支配されてるみたいだね。 「あれがまりさへのプレゼントだよ」 「ゆっ? おにいさんどういうこと?」 発情させるために抱えていたまりさを揺すろう。 「ほーら、ぶるぶるさせるぞー」 「ゆっ、ゆっ、ゆっ!? おにいさんやめて!」 ありす種ならこのくらいの振動で発情するのにしぶといね。 それともこのまりさがそれだけ理知的な個体だったってことかな? まぁ、人間だって望まない状態だと中々無理だしね。 よーし、ならパワーアップだ! ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶん。 シェイクシェイクシェイクシェイク。 ちょっとノリノリ。 「ゆゆゆゆゆっ、ゆゆゆっ、ゆゆゆゆゆゆゆっ、ゆゆゆゆゆゆっ!!!!!」 いい感じにまりさの顔が紅潮してきた。 アヘ顔で涎を垂らしはじめ、まるでレイパーありすの戦闘状態 ……ちょっとやりすぎたかもしれない。 達しては困るのでここで振動を止めておこう。 「な゛んでやべる゛のおお゛おおお゛おおぉ゛お゛おお゛おぉおおぉおお!!!!! ずっぎりざぜてぇぇ゛ぇぇぇ゛え゛ええ゛えぇ゛ぇぇ゛ぇぇえ゛!!!!」 まさに臨戦態勢! これならいける! 「ほら、まりさ、綺麗なありすがいるぞ!」 戦闘準備OKなまりさの前にありすを箱から出して置いてやる。 「までぃざああぁぁああああぁぁぁぁあ!!!! いっしょにすっきりしましょおおおおおおおお!!!!」 さすがレイパーありす。 まりさの喘ぎ声を聞いていて既にこっちも臨戦態勢だ。 でもすっきりさせられるのはありすの方なんだけどね。 そのために足焼いたんだし。 「あでぃすうう!!! きれいなあでぃすすきだよおお゛おおぉぉお゛おお!!!! までぃさもあでぃすとすっきりしたいよおおぉ゛おおお゛おぉっぉおおぉ!!! んほおおおおぉぉおぉぉおおおぉぉおおおぉおおおおお!!!!!」 まりさがありすに向かって飛びかかった。 動けないありすはまりさに飛び掛られてなすがままだ。 うーん、しかし何時聞いても嫌な音だ。 行為が終わるまで耳栓をしていよう。 「いままり゛ざがすっきりさせてあげるか゛らねええぇぇ゛ぇえ゛えぇ゛ぇぇ゛ぇぇぇえ゛ええ゛え!!!!」 「やめでええ゛え゛ええぇぇええぇええ゛えええ゛ぇえ゛ええぇ゛ぇぇぇ゛ええ!!!!! ありすがまり゛さをすっきりせてあげだいのよぉぉぉ゛ぉぉお゛おお゛ぉぉ゛ぉ!!!!」 「だいじょうぶだよ゛!!! まりさのぺにぺにでちゃんとありすも゛すっきりさせてあげるよおお゛おぉおお゛おぉおお゛おお゛ぉお゛ぉ!!!!」 「いやぁああぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁ!!!!」 「「んほぉぉぉぉおおおおぉぉぉぉおおおぉおぉぉぉぉ!!!!」」 聞こえないとはいえ、ぐちゃぐちゃなんか飛び散る様子は相変わらずおぞましい行為だなぁとしみじみと思うよ。 「「すっきりー!!」 お。動かしてた体が止まってすっきりした顔つきを上へ向けたね。 同時にありすの方から蔦がにょきにょきと生えてきた。 どうやら終わったみたいだ。 「ありすぅぅう゛う゛!!! もうい゛っかい゛しようう゛うぉおお゛ぉおお゛お゛お!!!!」 「もういやあぁ゛ぁぁぁ゛ああ゛あ゛ああ゛あぁ゛ぁぁぁぁ゛ああ゛あ゛あ!!!!」 うーん、ちょっと揺らしすぎたかな。 なんかまりさの方はまた身体を擦り付け始めてるし。 母体を犯し殺されちゃ困るから、ここらで止めておこう。 「ゆべっ!」 軽く気絶させる程度にまりさを蹴り飛ばす。 壁にぶつかった時に口から少し餡子を出したみたいだけど、まぁあのくらいなら問題ないね。 ありすの方はカスタードクリームをまた注射しておく。 失った分のカスタードを補充させておかないとね。 「ゆぎいい゛ぃい゛いいぃぃい゛いぃ゛いい゛いい゛い!!!!」 なんか顔が物凄い。さっきは気絶させてたから良かったなぁ。 注射し終えたら箱の中にありすを戻しておく。 これで次の実験の間、餌は上げなくても何とかなるだろう。 さて、次はこのまりさに母体になってもらおう。 母体となった方の餡子を多く吸い上げることから、母体となった親の影響を受けやすいときがあるのは前述したね。 ありす母体を続けていく家系とまりさ母体を続けていく家系の二種類を用意してみようと思う。 前者はありすの性質を受け継ぎやすく、後者はまりさの性質を受け継ぎやすい。 果たしてどちらが先にレイパーまりさとなるのか。 前者のような気もするけどね。 実の形が判別つくようになったらありす種は生まれ落ちる前に切除しておく。 欲しいのはまりさ種だけだからね。 そして二匹が産んだまりさ種が育ったら、まりさ母体のまりさ種をレイパーありす一匹と掛け合わせ母体にする。 その後、同じレイパーありすの底部を焼き、今回の実験と同じようにありす母体のまりさ種と掛け合わせ母体となってもらう。 そして産まれたまりさ種が育てば、また別のレイパーありす一匹と掛け合わせる。 一度交配を重ねて子育てをさせた後のゆっくりにはもう用はない。 有り難く、そのゆっくりにとっての孫の餌になって貰おう。 経費節約だね。 あと近親相姦を重ねすぎるとそれによる変り種が生まれてしまうことがあるからね。 それでレイパーまりさができても近親相姦による変り種なのか解らない。 実験の主旨のために近親相姦による奇形もとい変り種は省かせてもらおう。 それと世代交代を早めるためでもあるね。 そうやって次々とサイクルの早い世代を重ねて、理論上レイパーの遺伝子をまりさ種の中で濃くしていくのだ。 レイパーまりさができることを祈って。 無駄にならないといいね! 続くかもしれない。 書いたもの 等価交換 ゲスを愛でる者 このSSに感想を付ける
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2009/03/18 草案まとめを印刷し学校へ持参。先生に30~40分ほどお時間をいただき何某かの意見を求めた。 ・部室移動に関する現状 02/26の会議にて賛成 反対が約半分ずつ(若干反対が多い) 情研でも移動先を正確に把握していない 久保田先生は空き部屋について事務・庶務課に打診済み。部屋が確保できるかは不明 ・草案に対する先生の意見(対策含む) 週一日で学科のセミナー室を借用することは可能。ただし私物を常時置いておくことは不可 移動先(電研(1202室)のとなり)は今の部室よりも狭いと思われる(=今の部室が十分広いということ) ちなみに電研は4班で構成されているがうまいことやりくりして活動しているとのこと 電研HP http //denken.s44.xrea.com/ 奥の手として電研(1202室)のとなりも確保し2部屋持つことも考えられるが、不可能だろう(いろんな意味でw) 対策についてはいくらでも方法があるはずである。 まずは現状に対して何かを働きかけることから始めてみてはどうだろうか (具体例 08年4月に行ってた新入生歓迎のための「18時まではモンハン禁止」や「麻雀禁止令」など) 何か規則のようなものを設けて作業する時間とスペースを確保する。これについての結果は是非報告してほしいとのこと。またこれによる文化祭等での成果(情研との比較)によっては、久保田先生が新興勢力を支持すると示唆した。 新興勢力がそのまま情研になり得る可能性が出てきた? これに対する意見はこのコメ欄へ 名前 コメント すべてのコメントを見る