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【レギュレーション】 形式:PvP、NPCあり 難易度:★★☆☆☆ 所要時間:1回3時間程度、複数日に分割 PL人数:3~8人+NPC1人 【シナリオの概要】 ここは温泉で有名な草津町。この地には古くからの巨大な霊地がある。 しかし現在は魔力が飽和状態にあり、特殊な儀式を行うなどで溜まった魔力を発散しなければならない。 その儀式の名は「聖杯戦争」。 7騎のサーヴァントを7人の魔術師が従えて万能の願望器「聖杯」を奪い合う魔術儀式。 魔術協会によって雇われた魔術使いによって、その戦いは開始が告げられる。 【リプレイ・ログ】 https //trpgsession.click/topic-detail.php?i=topic151499397187 ディレクターズ・カット版(キャスター陣営除く) https //ux.getuploader.com/onsenfatetrpg/download/32 【参加者】 ラーミナ・イグニス:セイバー 水元 明良:アーチャー 漆谷るか:ライダー 煤居 秋:キャスター 春原 和子:バーサーカー 赤威 麗華:アヴェンジャー 【NPC】 ランサー
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聖杯戦争 本来はゲーム『Fate/stay night』における用語。 魔術師達がサーヴァントと呼ばれる使い魔を召喚し、あらゆる願いを叶える万能の願望器・聖杯を賭けて戦う儀式である。 この言葉がパロロワ界隈の用語として定着したのは、2011年にスタートした『二次キャラ聖杯戦争』が発端である。 これまでのパロロワスレと異なり、2人1組のペアバトルで展開された同スレは、界隈に大きな話題を呼んだ。 同企画が完結まで行き着いたことで「リレー作品でも聖杯戦争が可能」ということの実証となった。 その後2014年に、『第二次二次キャラ聖杯戦争』が開かれたことで、聖杯戦争熱は一気に加熱。 登場話コンペが新たな聖杯戦争を呼び、多くの企画が発足されるようになった。しかし、その一方で企画の大半が『第二次二次キャラ聖杯』の登場話コンペの流用であり、元の書き手が参加していることも少ない為、進行具合に大きな差がついている。 また2015年8月から聖杯戦争、ひいてはFateの本家であるTYPE-MOONが発表した『Fate/Grand Order』に注目が集まり、それと対照的に火付け役となった『第二次二次キャラ聖杯』を筆頭に多くの企画が長期間投下のない過疎化、ひいては事実上の打ち切りが後を絶たないのが現状である。まぁ、大人の事情で完結が取り消されて黒歴史になるやつもあるし、書き手のほとんどが素人だから是非もないよネ! 聖杯戦争スレの大きな特徴は以下の通り。 参加者はFate原作のルールに則り、マスター・サーヴァントの2人1組で参戦する。 参戦作品の投票は基本設けられず、直接登場話候補が書かれ、その中から採用される話が選ばれる(通称「登場話コンペ」)。 上記特色から参戦作品の縛りがなく、単独参戦が大多数を占めている。 会場は街が殆ど。更に会場内に参加者以外のNPCが存在しており、日常生活を営んでいる。 参加者(マスター)もまた街の住民としてのロールが聖杯から与えられている。 これらの特徴は基本パロロワスレにはないものであり、聖杯戦争スレを独自のジャンルとして確立させている。 あくまでも聖杯戦争の形式を借りた二次創作なため、パロロワに原作バトロワ勢が必須でないように、Fate勢が必須ということもない。 参加者以外の人間がいない隔離空間で殺し合うパロロワと異なり、会場内で一定の社会が形成されていることが殆ど。そのためインフラや経済などが生きており、参加者(マスター)は『日常生活』を送って身を潜めながら戦うことになる。 パロロワと比較して能力制限が緩い、または殆ど存在しない。特にサーヴァント側で参加したキャラはステータスのシステムによって逆に原作以上に能力増強が為されているパターンが少なくない為、パロロワ以上にバトル色が強い。更にランダム支給品が存在しない事もあって、純粋に主従の戦闘力・知力・権力等といった総合力が有利不利に直結する。 一覧 俺ロワ・トキワ荘 二次キャラ聖杯戦争 第二次二次二次キャラ聖杯戦争→スレ PSYREN聖杯戦争 二次キャラ聖杯戦争・獅子王杯(非リレー)→スレ 二次キャラ聖杯戦争・聖杯大戦 魔法少女たちの聖杯戦争(非リレー) →wiki 聖杯戦争異聞録 帝都幻想奇譚 夢現聖杯儀典:re Gotham Chalice 邪神聖杯黙示録~Call of Fate~ 少女性、少女製、少女聖杯戦争 猛虎/聖杯★戦争↑↑(ダブルアッパー) (非リレー) ホーリーグレイル・オンライン Fate/Fanzine Circle-聖杯戦争封神陣-(盗作発覚により黒歴史化) 魔界都市新宿 ―聖杯血譚― 聖杯戦争異伝・世界樹戦線 Maxwell s equations Pacific―第一次深海戦争― 真・安価聖杯 Fate/Reverse ―東京虚無聖杯戦争― 仮題/終焉戦争 下北沢聖杯戦争 二次キャラ性杯大戦争 サマナーズ・バトルロワイアル(聖杯風ロワ) 柩姫聖杯譚/Holy Embryo 聖杯四柱黙示録 Fate/KAWAGOA エロエロ大作戦 ニコニコin聖杯戦争 どき! 死亡者だらけの聖杯戦争!! Fate/Malice Fate/Malignant neoplasm 聖杯幻想 →wiki Fate/Winter morning -史実聖杯- 聖杯武芸帳 - Fate/Sword Dancers - →wiki ウェイバーが生き残る聖杯戦争 Fate/Fessenden s World-箱庭聖杯戦争- →wiki Fate/Mythology――混沌月海神話 →wiki Fate/Bloody Zodiac ■■海底都市冬木 →wiki Fate/Over The Horizon 二次キャラ聖杯戦争OZ EFFECTIVE EARTH 電脳聖杯戦争 ~汝、相性をもって最強を証明せよ 聖杯戦争-(マイナス)1/「はじまり」の短編集(登場話のみ) →wiki 士郎「知っているのか、セイバー!?」(他聖杯のサーヴァント紹介) Fate/XXXX 聖杯戦争・断片集(フラグメンツ) (途中話・最終話のみ) →wiki その他したらば テラカオスバトルロワイアル 第五期 バトル・ロワイアルII【聖杯戦争】(葱BRII) 書き手聖杯戦争 第二次二次キャラ聖杯戦争 非リレー型バトルロワイアルを発表するスレ Fate/Another factor →wiki 聖杯戦争っぽいオリロワ →wiki その他(創作発表板) アニメキャラで聖杯戦争リレーSS 第二戦 →http //www18.atwiki.jp/animefate/ ぼくのかんがえた聖杯戦争 →スレ
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東京都北区にある警察署。 本来は、事件が発生した葛飾区の警察署に向かうべきだろうが、露出狂・松野カラ松は近所の方に移動していた。 事情聴取は手短に行われて、牢へ案内されたきりである。 案外、呆気ない聴取に感じられたが、警察は露出狂よりも刺青男の方に意識を集中させたいのだ。 一応、キチンと順を追って説明していけば、警察の方も簡易的だが、カラ松の話を聞いてくれる。 故意に全裸で出向いた訳ではなく。改造車の暴走によって巻き起こった事故。 カラ松は対面できないものの。 デカパン博士による改造車のメンテナンス不備によるものだと、兄弟達が熱く主張してくれたお陰もある。 (おそ松兄弟達としては、身内に犯罪者が出るのを避けたい一心による援護なのだが) カラ松は、改めて兄弟の無事と有難さに感動を抱いていた。 しかし、カラ松の恰好は情けないままだ。 流石に警察の方から服を一式貸し出して貰える。 カラ松のサーヴァント・アサシン(明)のコートも一旦押収されてしまったが。 まぁ……サーヴァントの衣服なので、後で回収は簡単だろう。 社会的に終わりのような光景だが、牢屋の中にいれば他の主従に捕捉や。 刺青男たちとも邂逅は果たせないだろう。だが……カラ松ガールこと二宮飛鳥とその燕尾服のアサシンには 非常に申し訳なく感じる。折角彼らのお陰で一度は警察から逃れたと云うのに…… そこで一息ついたカラ松に、念話が聞こえた。 『マスター。事情は燕尾服のアサシンから聞いている』 (うおっ!? あ、アサシン……そうか。つまり、カラ松ガールが教えてくれたのか) 『……良い知らせと悪い知らせ、どっちから話した方がいい?』 まるで良くできた映画やドラマのワンシーンのような台詞だ。 カラ松は、リアクションを大きく顔に出さず、牢を監視する警察官を様子見しつつ。 何とか平静に受け答えする。 (そ……そうだな。良い知らせから頼む) 『まず、俺と燕尾服のアサシン……他にもランサーが一時的に共闘したお陰もあって、キャスターを一騎倒した。 さらに加えるなら、セイバーも一騎倒れた………』 (で、でかしたぞ! アサシン!! 流石はマイ・サーヴァント……) 『……次に、悪い知らせだが』 (ちょっ、ストーーーーップ! Hey、アサシン! 少しは勝利の余韻を残すべきだろう!) 相変わらずのカラ松の様子に明は呆れをしたが、同時に少し安堵もしていた。 事実上、偽りの社会とはいえ警察に逮捕され、家も失い、途方に暮れ。精神的に追い詰められた筈。 どこかしら、カラ松の精神が強いのか。 あるいは――偽りであれ兄弟たちのお陰もあってだろう。 けれども。残酷な事実を明は伝えなければならない。 (………マスター……!?) 『あァ。だが、サーヴァントのセイバーは……いない。燕尾服のアサシンが倒した。 さっき倒れた「セイバー」というのが、トド松のセイバーだ』 まさか。 否、そういう可能性は高かった。 トド松から漂っていたクソ松臭に間違いはなかったのが証明されたが、カラ松はしばし呆然とし。 (待て。アサシン……その、あれだ。経緯を教えて欲しいんだが。 燕尾服のアサシンは、トッティとは会ったのか? 俺と顔が似ているし、兄弟だと思わない訳が無い) 『分かってはいた。それを踏まえた上で、セイバーと同盟を交渉したが 決裂したと燕尾服のアサシンは言う。………だから殺した。とな………』 (……い、いや………その………なんだ………) カラ松は何と反論すればいいのか、答えが見つからない。 ただ。全然納得が出来ない。しろというのが難しい話だろう。 もう少し、話し合って……カラ松の存在を仄めかして、どうにか同盟に持ち込めればまだ…… だが――過ぎ去った事象でしかない。 カラ松の態度に、明は続けた。 『それでいい』 (どういう意味だ?) 『俺も燕尾服のアサシンは信用しちゃいない。お前も完全に信用せず、そのままで居てくれ』 (……OK。アサシンの意思と俺のガイヤが共鳴したなら、間違いはない) 痛々しいカラ松の去勢だが、明と思いが一致したならそれは悪くない。 不思議と奇妙な部分でしっかりするカラ松に対し、明は続ける。 『まず、今の内に燕尾服のアサシンと対抗できるサーヴァントと同盟をしたい』 (ナイスアイディアだが、それこそノープラン……だろ?) 『……一応アテはある』 (す、凄ェ!! 仕事が早いぞ、アサシン!) 『最終的な決断はマスター。お前に任せる。勿論、お前が駄目だと拒否すれば、そいつと同盟はしない』 カラ松も、トド松のサーヴァント・セイバーに手をかけた燕尾服のアサシンに思うところがある。 燕尾服のアサシン。彼の能力を把握しているからこそ、脅威だとカラ松自身理解していた。 故に。 明の提案には是非とも乗りたい場面だった。 (――で? 同盟相手は、どのようなカラ松ガールズだ?) 『刺青男――と、行動している人喰いのバーサーカーだ』 カラ松はキザ顔を浮かべたまま、卒倒しそうになった。 ○ 東京都千代田区。とある警察署。 そこはテロに関与されていると思しき人物・松野トド松が、事情聴取を受けている場所であった。 聖杯戦争のマスターという肩書に置いては、確かに刺青男とは無関係ではない。 しかし、刺青男とトド松は同盟を組んでいないどころか。出会ってすらいないのだ。 大体……流石のトド松も、聴取する警察に反論するのだ。 「確かに、僕はセイバーちゃんとは知り合いです! でも、あんな女の子が殺人とか爆発だとか……そんな事すると思ってるんですか!? 常識的に考えて見て下さいよ! 皆さん、本当に警察の方なんですよね!? 根拠のない目撃情報だけで勝手に決め付けないで欲しいです! そんなんだから冤罪が出て来るんですよ!」 ハタから見れば、トド松の言い分は至極正論である。 確かに、トド松がセイバーと呼ぶ少女はあまりに幼い。テロとは無関係の存在だ。 少年兵(少女兵と称するべきか)などにも当てはまらない。不自然な目撃談なのだ。 セイバーが警視庁内の爆破事件に関与しているのはともかく……松野トド松は重要参考人に変わりない。 「なら……彼女とはどこで知り合った?」 「え、あ、えっと……近所で」 聖杯戦争なんて警察に説明したって信じて貰えない。 だから、トド松も頑なに口を閉ざした。 何より……自分が聖杯戦争のマスターだと知られれば……警察に捕らわれている以上、逃げも隠れもできない。 牢屋の中が安全なんて、間違いである。 助けを求められないし……昼間、トド松がバイト先から逃亡したような真似が繰り返せない。 第一。 世間はトド松をテロリスト扱いだ。何とか無実を晴らしたい。 「じゃあ、コイツらと無関係だってことか?」 「ニュースとかで見かけただけで、知り合いでも何でもないですよ! こ、こんな化物みたいな人達……」 警察が刺青男――アベル――の写真や、人喰いの梟、包帯男のアイザック。 彼らの姿をまじまじと目視してみればトド松は、体を震わせた。 考えれば考えるほど、彼らと共に行動する少女たちが哀れでならない。 皮肉にも、彼らを召喚してしまったが為に、振りまわされ続けている…… 「そのセイバーという少女は、どこへ向かったか心当たりは」 「わ、わかりません……あのままセイバーちゃんから引き離されてしまったので……むしろ探して欲しいくらいです」 トド松の受け答えに、やれやれといった態度の警察。 当然だ。 世間にはトド松はテロリストの一味という認識なのだ。誤認逮捕であれば、問題となる。 半ば強引に、虚偽の供述でも構わないからトド松に自白をさせるべきだと彼らは判断を下す。 このままでは、トド松が話すのは時間の問題だろう。 聖杯戦争について。 しかしながら、精神困憊の状態で吐きだしたトド松の証言を、後後語る神原駿河同様、鼻先で笑われるとは。 この時点でトド松は知るよしもないのだった。 彼は本心よりセイバーを心配している。 故に、彼女の行方を探したいだけなのに……どうしてこんな風に。 そのトド松の聴取を超人的な聴覚により盗聴していた男が一人。 先ほど、不審者として確保されていた平坂黄泉。 警察署の外から、事件のネタを集りに現れたマスコミに紛れて、彼はそこに存在していたものの。 覆面として被っていた紙袋を装備していない状態の為、逆に怪しまれる事がなかった。 「……ふむ」 聴取の内容。 そして、警察が尋問を続け、強引に自白をさせてしまおうとトド松の知らぬ場所で語っているのを聞いて。 正義である警察が、悪になった瞬間に平坂は酷く失望する。 無論。 トド松を悪ではないかと疑ってしまった平坂自身、責任を感じていた。 恐らく、トド松はセイバーに騙されていた。それが平坂の見解。 正解か否かはともかく。トド松は、ハッキリとセイバーを信用している。 あの現場でも、彼の態度に変わりは無かった。ならば……倒すべき悪はセイバー、ただ人い。 早速、平坂は行動を開始したいのだが、彼は先ほどからある存在の捜索を続けている。 幼女だ。 正確には、平坂のサーヴァントであるライダー。 彼女は魔力が回復するまで霊体化を続けているが、実は平坂の傍らに居る。 けれどもそれを知らない。平坂黄泉は、聖杯戦争を未だに把握出来ていないのだ。 幼女を守るべく、平坂は影ながら正義の味方として行動を続けている一方。 警察に一度捕まり、何故か警視庁内で気絶した(幼女がSCP-682を召喚した魔力消費によるもの)後。 どういう訳か、幼女がセイバーの前に現れ……戦った? 「おい! 待ってくれ……!!」 「ん?」 幼女の捜索を続ける為、移動していた平坂に何者かが声をかけてきた。 どこか声色は機械的で――足音も金属めいた……? もしや。平坂は一つ心当たりがあった。それは警察が口にしていた肢体が義肢である男。 テロリストの一味として、平坂の記憶にある。きっと相手はそれでは……!? 「私としたことが! お前は刺青男の仲間!!」 「ちょっ! 少し話を聞いて――――」 「私は正義のため、悪を倒す! とう!!」 平坂は生身で攻撃をしてきた。しかも―――サーヴァント相手に。 彼に話しかけてきたのは、マスターを失ったアーチャー・ロボひろしだった。 マスターの方が、サーヴァントのひろしに戦いを挑むのは想定外にもほどがある。 規格外の能力を持ったマスターなのか?! ひろしは、警戒しながら平坂の蹴りを簡単に避けた後。よいしょ、とのかけ声に合わせ平坂を捉えた。 呆気ないにもほどがある。明らかに可笑しいとひろしは思う。 一方の平坂は、酷く項垂れていた。 「ま……負けた。私は悪になったというのか………」 「お、おいおい……別に俺は戦いを挑んじゃいないだろ」 「しかし、あの刺青男の一味では」 「見てわかんねぇのかよ。ニュースにも取り上げられてねえだろ、俺は。それに、お前……サーヴァントはどうした?」 登場をしないサーヴァントに疑念を抱くひろし。 もしや平坂はサーヴァントを失ったマスター? だろうか。 僅かな希望を抱いたひろしへ、平坂は呆気ないほど、それでいて重要な事実を告げた。 「……サーヴァントなるものは存じないが、残念な事に私は『目が見えなくて』ね」 「…………なぁ!?」 ● 意識を取り戻した瞬間、カラ松は念話の中で叫ぶ。 (無理だ! 無理無理!! 何を考えている、アサシィィン!!) 『分かった。無理なら諦める』 (うっ……後気味悪い返事をしてくれるな。一体どういう気の迷いで、そんな相手と同盟を…… というか。つまり、刺青男と同盟を組む……そうじゃないのか[どっちも真っ平御免だが]) 『あくまで「人喰い」の方だけだ。理由はある。 一つはアサシンの能力が精神操作の類と分かった以上、対抗できる能力の例として「精神汚染」があげられる』 (せ……精神……あー、何となく察したぜ。頭がおかしい奴だろう?) 『……まァ、そんなところだ。俺も噂程度に奴ら(刺青男たち)の情報を仕入れていたが 「人喰い」は喋れたが、何を喋っているかは理解不能だったらしい』 (……あ、ああ? 待て、アサシン。喋れるなら、その、なんだ。狂人じゃなくないか??) 『「精神汚染」を持つ奴は喋れるが意思疎通は難しい……微妙だがそんな違いだ。それに、喋れるなら交渉の余地がある』 何より。 明が重要視しているのは『相性』である。 もう一つの理由。明が持つ宝具『丸太』と人喰いの梟の相性は良い点。優位に立ちまわれるのだ。 人喰いの梟は、明が戦いを繰り広げた吸血種ではないが。 性質は似通っている。『丸太』が通用する相手だと、明は察していた。 明も、一時的に吸血種と共闘をする場面が幾つもあったのだ。別に、梟相手で怯む事は無い。 即ち――倒す前提の同盟だ。 説明を聞いたカラ松ではあったが、悩む。当然だ。 恐らく、上手く交渉が成立するとは思えない。何より刺青男や他の仲間も居る中で? (刺青男はどうする?) 『何とか撒くか……少なくとも、奴は同盟なんて交渉に応じる相手じゃねェ』 それは人喰いの梟も同じだろう。 カラ松が反論したい思いを胸に収めて、刺青男をどうするかは差し引いて。 明が、梟との交渉に成功するかを考えた。 本人は自信があって、この同盟を提案しているのだろう。ならば、後はカラ松次第。 (……少し考えさせてくれ) 『あァ、なるべく早めに決断してくれ』 思案するカラ松の一方。 明は、トド松の様子を伺いに千代田区の警察署へ足を運んでいる。 事情聴取は今なお続けられている。いくらサーヴァントを失ったマスターとはいえ、どうにか話を持ちかけたいが。 警察を強引に気絶させるのは、止めた方が良いか…… まだ……この事を、伝えるべきじゃない。 カラ松の精神状態を見て、明は一旦トド松が「テロリストの一味」として逮捕された事実を伏せる。 わいせつ罪で聴取する警察も、カラ松にその件を伝えないだろう。 しかし、いつかは伝えなくては。 彼らは切っても切れぬ、兄弟の絆があるのだから…… 【三日目/夜間/北区 警察署】 【松野カラ松@おそ松さん】 [状態]魔力消費(小)、精神疲労(大) [令呪]残り3画 [装備]警察が容易してくれた簡易的な服 [道具] [所持金] [思考・状況] 基本行動方針:元の世界に戻る。 0:同盟に関しては……? 1:トド松がマスターだった事に動揺。 2:アサシン(曲識)に不信感。 [備考] 聖杯戦争の事を正確に把握しています。 バーサーカー(アベル)の存在を確認していますが、絶対に関わりたくないと思っています。 神隠しの物語に感染していません。 デカパン博士から『カラ松 A GO GO !』と共に外に走って行った姿を目撃されています。 Twitterで裸姿が晒されています。 二宮飛鳥&アサシンと同盟を結びました。 二宮飛鳥の連絡先を把握しました。 ランサー(ブリュンヒルデ)を確認しました。 自宅はアヴェンジャーによる火災で全焼したと思われます。 おそ松一行がカラ松と容姿が似ている為、葛飾区にて誤認確保されました。 現在、北区にある警察署の檻におります。 警察の監視下におかれている為、カラ松に異常が発生すれば即座に分かるでしょう。 飛鳥からの伝言とトド松がマスターであることを把握しました。 アサシン(曲識)をなるべく信用しないよう心がけます。 アサシン(宮本明)のコートなど所持品は警察に押収されました。 飛鳥の連絡先は記憶してあります。 【三日目/夜間/千代田区 警察署】 【松野トド松@おそ松さん】 [状態]魔力消費(大)、精神的疲労(大)、サーヴァント消失 [令呪]残り2画 [装備] [道具] [所持金]バイトをしているので割とある [思考・状況] 基本行動方針:??? 0:どうにか無実を証明したい。 1:セイバー(フランドール)が心配。 2:兄さんたちは……… [備考] 聖杯戦争を把握しておりますが、令呪やNPCについての詳細は知りません。 通達も大雑把ですが把握しております。(先導アイチやアヴェンジャーのことは知りません) どことなくNPCには違和感を持っています。 噂話程度に刺青男(アベル)のことは把握しておりますが、サーヴァントとは疑っておりません。 フード男(オウル)と誘拐された少女(沙子)を把握しました。 カナエとランサー(ヴラド)の主従を把握しました。 キャスター(ヨマ)のステータスを把握しました。 アルバイト先の『スタバァコーヒー』が襲撃され、営業停止となった為、実質職を失いました。 カラ松の事件を把握しました。 テロリストの容疑者及びバーサーカー(アベル)の共犯者として報道されております。 自宅はアヴェンジャーによる火災で全焼したと思われます。 セイバー(フランドール)が死亡したのを把握しておりません。 千代田区内の警察署で事情聴取を受けます。後に聖杯戦争の件を自白しますが、警察には戯言として聞き流されます。 【アサシン(宮本明)@彼岸島】 [状態]霊体化、肉体ダメージ(中)、魔力消費(小) [装備]無銘の刀 [道具] [所持金] [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を獲る。 0:トド松の件は、まだカラ松には伝えない。 1:トド松と接触する。 2:燕尾服のアサシン(曲識)への疑心。 3:神隠しの少女をどうするべきか…… 4:人喰い(梟)に対アサシン(曲識)の為、同盟を持ちかける? [備考] バーサーカー(アベル)の存在は把握、危険視しております。 神隠しの物語に感染しました。 二宮飛鳥&アサシンと同盟を結びました。 コートをマスター(松野カラ松)に貸しました。 ランサー(ヴラド)の存在を把握しました。 神隠しの少女(あやめ)が攻撃的ではないと判断しております。 松野家がアヴェンジャーによる火災で全焼した把握しました。 ○ アーチャー・ひろしの説明は非常に苦労するものだった。 平坂黄泉が盲目である為、聖杯戦争という状況を把握しきっていない事。マスターやサーヴァント。 ステータスすら視認できぬ状態だから、仕方ないとは言え……聖杯戦争の知識を与えられぬ。 という、この聖杯戦争においてのルールでは非常に厄介である。 一通り説明を終え、平坂のサーヴァント……と思しき幼女だったが、ここには居なかった。 が。 空気を読んだのだろうか。一度だけ、霊体化を解いてひろしの前に現れる幼女。 軽く会釈し終えた後。 幼女は、直ぐ様に霊体化した事から。魔力や体力の回復に専念していると察せられた。 「それで……あの子(幼女)は何か願いは喋っていねえんだな?」 「私には何も。彼女は十分満足しているように感じられるよ」 確かに。 ひろしは息子や娘であった『しんのすけ』や『ひまわり』を彷彿させる幼いサーヴァントに 敵意を感じなかったし、願いに固執した様子も感じられない。 そもそも、一体どうしてサーヴァントとして召喚されたのかすら、理解が困難を極めるほどだ。 しかしながら。 ひろしも平坂も、幼女の真の恐ろしさを体験してない故の油断なのだ。 幼女の能力を把握すれば、考えは一新する。 「なら、俺はアダムの……俺のマスターの願いを叶えたいんだ。聖杯を刺青男たちの手に渡さない為にも」 「勿論! アーチャーも私と同じく正義を志す『同士』だ。協力しようではないか!!」 「ははは。正義のヒーローって奴か」 満更でもない様子で、平坂の熱意に答えるひろし。 どういう形であれ、味方が増えたのは心強い。価値観に歪みがあれども、平坂の根っこは『善人』なのに変わりない。 ならば。 平坂は生き生きとアーチャーに尋ねる。 「早速、悪を倒しに……あぁ、そういう訳にもいかない。アーチャー、まずは『悪』からマスターを救わなくては」 「なんだ? 他の主従に心辺りがあるのか!」 「一人は『悪質な噂』を意図的に広めるマスター……もう一人は、あそこにいるマスターだ」 平坂が指差す警察署に、ひろしも心当たりを覚えた。 松野トド松。 刺青男・テロリストの一味として報道された人物……警察庁の爆破事件に関与しているらしい。 無論、ひろしはその噂を頼りにここ(千代田区)へ足を運んだ一人である。 平坂の証言によれば、トド松は無実の罪を着せられようと尋問に追い込まれている最中のようだ。 警察は聖杯戦争とは無関係であろう。 トド松を社会的に抹殺したところで、それこそ聖杯戦争では無意味な事象に過ぎず。 無意味の塊だ。 だが、警察は自らの利益の為。不祥事を始末する為だけに、トド松を犯人に仕立てあげようとする。 許し難い話に違いない。ひろしは一つ、平坂に聞いた。 「トド松のサーヴァントはどうなったんだ?」 「恐らく、セイバーと呼ぶ少女が彼のサーヴァントだ。私も形としては出会ったが……彼女を倒そうとし 気絶をしてしまってね。セイバーに敗北した私は悪であった……」 「気にすんなよ。正義の味方だって負ける事はあるだろ? だったら、何度でも立ち上がるってのが定石じゃねえか」 「あ、アーチャー……!」 感動する平坂は、改めて話を続ける。 「……詳しい経緯が分からないのだよ。あの様子通りならば、彼はセイバーを見失ってしまったようだ」 「見失った、か……念話で連絡も取れないなら、消滅した可能性もありえるな………」 もし、トド松がサーヴァントを失ったマスターであれば、再契約出来る相手では? まだ断定するには情報が少ない。 何より、警察の聴取は終わる気配もない。 「まずは面と向かい合って話し合いてえところだ……」 「アーチャー! 彼は悪にさせられようとしている! 正義として見過ごす訳にはいかない!!」 「落ち着けって。そのトド松てのが聖杯戦争をどうするか、まだ分からねえだろ」 「それは……確かに」 トド松が刺青男同じく悪意のあるマスターでないとは断言できない。 ひろしとしては、トド松がサーヴァントを失って居れば再契約したいのだが。 彼の本性次第では契約をしないつもりだ。 どこか歪な彼らの根本は変化しない。正義の為、正しい願いを、悪から守り抜く為に戦う人間なのだ。 【三日目/夜間/千代田区】 【平坂黄泉@未来日記】 [状態]肉体疲労(小)、魔力消費(中) [令呪]残り3画 [装備] [道具] [所持金]貧困 [思考・状況] 基本行動方針:正義を為す 1:トド松を救出したいが、果たして彼は悪なのか? 2:『東京』で暴れまわる殺人鬼(アベル)を倒す。 3:先ほどの人物(ホット・パンツ)から事情を聞きたいが…… 4:カナエを倒す。 [備考] 聖杯戦争を把握しました。 強力な催眠術を使う者がいると把握しました。それがライダー(幼女)とは思っておりません。 バーサーカー(アベル)によって拡散されたアサシン(カイン)の情報を得ました。 カナエの独り言から断片的な情報を入手しました。 神隠しの物語に感染しました。 カナエを悪と断定しました。また聴覚に優れた経験からかカナエが女性であると把握しております。 セイバー(フランドール)を悪と断定しております。 トド松の聴取内容を聞き取れています。 アーチャー(ひろし)の存在を把握しました。 【ライダー(SCP-053)@SCP Foundation】 [状態]霊体化、魔力消費(中) [装備] [道具]絵[アサシン(アイザック)とメアリーを描いたもの] [所持金] [思考・状況] 基本行動方針:遊ぶ 1:マスター(平坂)と行動する。 2:魔力と傷が回復するまでは実体化しない。 [備考] 神隠しの物語に感染しました。 アサシン(アイザック)とメアリーの主従を把握しております。 ランサー(アクア)とホット・パンツの主従を把握しております。 キャスター(ヨマ)の存在を把握しました。 セイバー(ナイブズ)とあやめの存在を把握しました。 トド松とセイバー(フランドール)を把握しております。 アーチャー(ひろし)の存在を把握しました。 【アーチャー(ロボひろし)@クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん】 [状態]魔力消費(中)、ダメージ(中) 、マスター消失 令呪【見つけ次第、ルーシー・スティールを殺害しろ】 [装備] [道具] [所持金] [思考、状況] 基本行動方針 聖杯でアダムを願いを叶える 0:トド松と接触し、彼の方針次第では救出したい。 1:アダム…… 2:ルーシーを家族のところに帰してやりたいが…… 3:バーサーカー(アベル)やセイバー(ナイブズ)に聖杯は渡さない。 4:サーヴァントを失ったマスターの捜索。 [備考] セイバーのステータスを把握しました。 ダメージは燃料補給した後。魔力で回復できます。 SCP-076-1についての知識を得ました。 ルーシーがバーサーカー(アベル)のマスターであると把握しました。またルーシーの携帯電話番号を知りました。 財団について最低限ですが知識を得ました。 勇路がマスターであると把握しました。 ブライト主従を確認しました。また危険な主従として認識しております。 平坂黄泉とライダー(幼女)の主従を把握しました。 ● 東京都葛飾区にある少女の部屋。 薄暗い部屋の中。少女のサーヴァントである燕尾服を着こなすアサシン・零崎曲識が、ノートパソコンで情報を探る。 曲識のマスター、二宮飛鳥。 彼女が口にした通り刺青男は『アベル』の名前で、何故か称されている。 人喰いの名前や包帯男の名前も浮上しているかと思えば、そのような事は無い。 アベル…… 仮にアレが聖書に登場する彼の『アベル』ならば、その能力や宝具は何なんだろうか? アベルではなく『カイン』の方がその予想が可能だが。 曲識は唸る。 少なくとも近接特化のサーヴァントだ。精神汚染のスキルがあるか不明だが……バーサーカーならば意思疎通は困難か? いや。 ひょっとすれば神原駿河や他の仲間たちが『アベル』の名前を聞き出したとすれば、会話は可能な筈。 何より、三騎相手だと能力や宝具次第では曲識も立ち回りにくい。 正直……コートのアサシン(明)を呼び出すのが手だ。 しかしながら、曲識もとい飛鳥はアベルと戦おうとしているのではない。 彼女はとにかくアベルと会うのを目的とし。 コートのアサシン(明)と合流する必要はないとハッキリ断言していた。 ―――だからといって、同盟を組む。訳でもないらしい。 曲識が目を通した情報は『少女』だ。 『桐敷沙子』と『メアリー』。皮肉にも少女趣味に相応しい生贄が差し出されているのに、曲識は一息つく。 難しい話であろう。 尤もそれは、神隠しの少女を殺害を達成させるよりかは楽かもしれないが。 彼女たちのサーヴァントの能力が不明だ。 明らかに、人喰いのバーサーカーと思しき存在は、精神に異常を来している部類であろう。 精神干渉が効かない相手であれば、即座に食い殺されそうだ。 狙うなら『メアリー』の方か……… すると。 曲識のマスター・飛鳥がパチリと目を覚ます。 ノートパソコンの明かりで起きてしまったのだろうか、属に言う興奮状態で眠れなかったのか。 否。 時刻を確認してみれば、深夜0時を回りそうな時刻だ。 曲識も時間を忘れていたようだ。それほどまでに『東京』は静寂に満ち溢れている。 あるいは、刺青男は誰かに倒されてしまったかも? 曲識は、起床した飛鳥に対し話しかける。 「マスター。悪くない時間だ。丁度、僕も起こそうとしたところだ」 「……あぁ………今のところ様子はどうだい?」 「僕なりに調べているが『アベル』に動きは見られないようだ。しかし――悪くない。 無暗に動かれる前に、僕たちが彼を追跡する猶予が与えられたんだ」 仮眠を取ったとはいえ、飛鳥にも眠気がある。 ボーっとした様子で窓の方を眺め、突如立ち上がった。 幻想的な光景を確かめる為、飛鳥は窓を開ければ、真冬のような冷気が室内に侵入する。 空気と共に。空から降り注ぐ白い粉も飛鳥の頬や髪へ幾つかこびりついた。 家族には聞こえぬよう、小さな――それでいて驚愕に満ちた声を漏らす。 「アサシン……! ご覧。雪だ、雪が降っている!」 「雪? それは奇妙だ……今の季節は春。入学シーズン真っ盛りじゃないか。季節外れの雪。あるいは」 「サーヴァントの仕業、かな? 何にせよ胸が高鳴る。聖杯戦争なんだ、こうでなくてはね」 曲識も、どこか子供っぽく現実離れした四月の雪に歓喜する飛鳥の傍ら、外の景色を眺めた。 シャレにならない勢いで雪は降り続く。 このペースだったら、最悪今朝には積っている箇所が見られるだろう。 充電を終えた携帯電話を手に、飛鳥は準備を整える。 二宮飛鳥の聖杯戦争なるステージが、開演した。 ◆ 勇敢なる蛮人である君へ。 ボクのようなちっぽけな少女の相手なんてしたくはないのだろうね。 だけど、ボクは知りたい。皆が知りたがっている。 君が決して無為に生きていないのならば、教えて欲しい。答えて欲しい。 そして、ボクはそれを伝えたい。 意味が無くたっていい。 意味を求める必要は無い。 君の本心を知ったところで、誰が何かしようとも。君は変わらないから。 ボクも何も変わらない。ボクが求める道は一つだけさ。 だから、伝えて欲しい。 君の言葉を……… 皆に届けよう。 これが――――――ボクらの聖杯戦争なんだ。 ◆ 【三日目/夜間/葛飾区】 【二宮飛鳥@アイドルマスターシンデレラガールズ】 [状態]健康 [令呪]残り3画 [装備]私服 [道具]携帯電話 [所持金]十四歳の少女のポケットマネーとして常識範囲内の金額 (サンダルを購入した分、減っている) [思考・状況] 基本行動方針:生きて帰りたい。そして、聖杯戦争を伝える。 1:バーサーカー(アベル)の捜索。 2:カラ松及び松野家をなるべく支援する。 3:聖杯戦争の生中継をしてみる。 [備考] アサシンが自分の殺人においてルールを課してることは知っていますが、それの内容までは知りません。 葛飾区にある不動中学校に通っています。 『東京』ではアイドルをやっておりません。 神隠しの物語に感染していません。 NPC『一ノ瀬志希』の存在、及び彼女が今後所属する学校を知りました。 松野カラ松&アサシンと同盟を結びました。 ランサー(ブリュンヒルデ)を確認しました。 葛飾区で起きた事件やジークの『変身』を把握しました。 板橋区で発生した火災及びバーサーカー(アベル)に関する情報を入手しました。 バーサーカー(アベル)の真名を把握しましたが、半信半疑です。 【アサシン(零崎曲識)@人間シリーズ】 [状態]健康、殺人衝動(小) [装備]少女趣味(ボルトキープ) [道具] [所持金] [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を獲る。 1:マスターである少女(飛鳥)を殺さないようにする。 2:『神隠しの少女』を笑って死なせてやりたい。 [備考] 神隠しの物語に感染しました。 『神隠し』にサーヴァント、あるいはマスターが関与していると考察しております。 警察に宝具『作曲――零崎曲識(バックグラウンドミュージック)』による肉体操作を行いました。 (それを見ていた一部のNPCは『映画の撮影か何かだった』と思っているようです) 松野カラ松&アサシンと同盟を結びました。 ランサー(ヴラド)の存在を把握しました。 セイバー(フランドール)を殺害した為、殺人衝動がしばらく収まります。 バーサーカー(アベル)の真名を把握しましたが、確証は得ていません。 トド松がマスターであることを把握しましたが、外見で六つ子を区別していない為、間違えるかもしれません。 桐敷沙子とメアリーをマスターとして把握しました。 時系列順 Back Crazy Crazy Crazy Town Next 夜は眠れるかい?(前編) 投下順 Back Crazy Crazy Crazy Town Next until death do them part ←Back Character name Next→ 026 クラレッタのスカートを直せ 松野トド松 040 ショーは続けねばならぬ 027 無物語-ナキモノガタリ- アーチャー(ロボひろし) 026 クラレッタのスカートを直せ 平坂黄泉 ライダー(SCP-053) 二宮飛鳥 033 until death do them part アサシン(零崎曲識) 松野カラ松 040 ショーは続けねばならぬ アサシン(宮本明)
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万物の願いをかなえる聖杯を奪い合う争い。 広義には聖杯と思われる何かが発見された際、それが本物であるか否かを確認する為に手に入れようとする競争行為全てを指すが、この項では数十年に一度、冬木市を舞台に行われるものを取り上げる。 聖杯を求める複数のマスターと、彼らと契約した同数のサーヴァントがその覇権を競う。 他の組が排除された結果、最後に残った一組にのみ、聖杯を手にし、願いを叶える権利が与えられる。 勝利のためには、マスターか、そのサーヴァントを倒す。もしくはマスターの令呪を無効化し, 強制的にマスターとしての資格を失わせることが必要となる。 なお、サーヴァントを失ったマスターとマスターを失ったサーヴァントが契約を交わし、再び参戦する事も可能。 以上が聖杯戦争の“表向きのカタチ”である。 今回の聖杯戦争の元となった冬木の聖杯戦争のシステムを作り上げた御三家の本来の目的は、サーヴァントとして召喚した英霊の魂が座に戻る際に生じる孔を固定して、そこから世界の外へ出て『根源』に至る事。 小聖杯は溜め込んだ七騎分をもって大穴を空けるためにある。 つまり、本当は殺し合いなどする必要は無い。 本来の目的を隠した上でマスターを呼び寄せる為、上記のような表向きの聖杯戦争がある。 また、御影の聖杯戦争にもまた何か裏があるようだが……。
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トニー@GM:【OP】 K市内霊地にある寺社内。 「………さて、ある程度集まったようなのでまず自己紹介から始めよう」トニー@GM:「某は大岡忠相と申す者。此度の聖杯戦争においてルーラーの役目を承った」 「この身はこの土地の管理者である豊川 典善(トヨカワ テンゼン)殿からお借受けして現界しておる次第」トニー@GM:「すでに終わった話ゆえあまり詳しくは話さぬが、此度の聖杯戦争の発端は、このK市にて擬似的な聖杯戦争をとして戦火を起こし、それによって死した者の命を生贄に捧げることで願いを叶えようとする不埒者によるものだ」 「しかしその企ては典善殿とその臣下たちによってすでに打ち砕かれ、下手人ももうこの世にはおらぬ」トニー@GM:「が、その不埒者共は死の直前、苦し紛れに儀式を強行しおった」トニー@GM:「幸い土地の民には被害はなかったが、通常の聖杯戦争として機能してしまった」 「そして中止させることも叶わずお主らのように契約を果たし、参加者が出てしまった。それも7組、すべてだ」トニー@GM:「某や典善殿の臣下たちがお主らすべてを討ち果たせれば何も問題はないのだが、彼らは不埒者の誅伐で傷つき戦える状態ではなく、某は見ての通りの老骨ゆえそれも叶わぬ」 「であれば、お主らには通常通り、密かに速やかに聖杯戦争を行い終えてもらうのが一番だ」トニー@GM:「土地の民に被害を出さず、早々に決着をつけるがいい」 「そうすれば某も邪魔はせぬ」トニー@GM:「ゆめゆめ忘れることなかれ。話は以上だ、各々願いのために戦われよ」トニー@GM:【オープニング】 私は、魔術師の家に生まれて、魔法は少しだけ使える。 使えるけどそんなに才能はないらしい。 兄さまや姉さまはバンバン使えるのに。あーあ。つまんない。 でも、そんな私でも活かせる生き方があったの。トニー@GM:それが、正義の味方。 かっこいいし、世の為人の為になるいい事だ。トニー@GM:それに先生が言ってたんだ。 「君の願いは、必ず世界の、人の為になる」って。 だから私は、皆が笑って暮らせる世の中を作りたい!トニー@GM: ――あの日、有栖が歩くその後ろには、まるでこの世の終わりを告げるかのような、気が狂うような何が歩いていた。 ……ああ、畜生。まるで意味のわからない歌まで聞こえてくる。あの子は…妹は一体…!?--トニー@GM: ねえ?今、君は笑ってる?RE=IN@定晴:【OP】 両親の愛に疑問を持ったのは、いつの頃だろうか。 少なくとも、小学生の頃には「周りと違う」と気付いていたと思う。 遊園地に連れて行ってもらった、一緒にキャンプをした、誕生日を祝ってもらった……同級生たちの何気ない話に、俺はついていけなかった。 遊園地はどんな所なんだろう、キャンプって楽しいのかな、誕生日ってプレゼントをもらえる日なんだ。一つ知るたびに、俺は……いや、俺の家が周りと違うことを自覚していった。 実家と他所の「家族」の温度差に気付いてからというものの、両親に対する「愛してほしい」という気持ちは日に日に膨れ上がっていった。そして同時に、両親が俺を“後継者”として見ていない事への確信もまた高まっていった。 だが、それでいい。 俺は覚えている。後継者として一つ術を覚える度に、普段は必要なことしか話さない両親が一度だけ言ってくれる「よくやった」という声を。 その一言が、何よりも嬉しかった。 両親にとっては意味のない一言だとしても、俺にはそれが何よりも尊い親子の繋がりに思えたんだ。 だから……父さん、母さん。 俺は聖杯を取る。そして、聖杯を手にした暁には——— 「よくやった」と、言ってくれ。RE=IN@定晴:〆???@ゼロサキ:OP???@ゼロサキ:そこはきっと地獄と表現するに適した場所だろう。 床には大量の死体が散らばっている。どの死体にも顔には絶望が張り付いている。 ぱっと見るだけで死因の判断は難しいが、半数以上が干乾びて死んでいる。 そんな部屋の中心で男が一人、椅子に座り苦しんでいた。 ???「があああああああああああああああああああああああああああああ!」 それはまるで、体中を裂かれるような、悪夢のような声だった。そんな部屋に別の男が入ってくる。 ???2「おやおや?酷い声だ。まぁ、その体ならしょうがないのでしょうが。」 ???「ハ・・・ザマぁ・・・この塵が・・・何故貴様風情がこの俺を見下している・・・そんなに死にたいかぁ!」 ハザマ「いえいえそんなぁ!私はあなたを尊敬していますよ?そんな体でなお、根性で生きているあなたを・・・」 ハザマ「だからこそ、こうやって薬を持ってきて上げたんじゃないですか。」 ハザマの後ろには大量の人間がいた。性別や年齢に統一性はない。あえて言うなら皆健康そうだろうか? 「いやだぁ!」「助けてくれ!金なら払う!」「やめて、お腹に子供がいるの!」「おかーさーん!」 皆が思い思いに悲鳴を上げている。床の死体が・・・自分たちのこれからを暗示しているのがわかるのだ。 ???「ふん・・・確かに・・・それだけあれば暫く足りるだろう・・・さぁ俺の為に死ね塵共!お前らの価値などそれ以外にない!」???@ゼロサキ:そのすぐ後に、助けを求める声は絶叫に変わった・・・ 「あああああああああああああ!」「痛い痛い痛いいいいいいい!」「ぎゃああああああああああああ!」 そんな声が暫く響いた後・・・そこには大量の干乾びた死体と二人の男が残っていた。 ???「ふん、こんなものか。価値の塵共が。ハザマ、貴様ももう少しまともな物を持ってこい。無能が」 ハザマ「いやー、すいません。その代りと言ってはなんですが、いい情報も持ってきたんですよ?柊聖十郎さん?」 柊「ふん、どうせ近く開催される聖杯戦争についてだろうが。」 ハザマ「おや、知ってました?最初は私が行こうと思っていたんですが・・・行くのでしょう?」 柊「当然だ。あれならば俺の体も治せる可能性がある。ちょうど、それなりに喰いでのある塵も居そうだ。ちょうどいい」 ハザマ「ならば見学いたしましょう。精々楽しい劇を期待していますよ?」 柊「ふん、貴様らを楽しませる気などない。早く消えろ!」 ハザマ「ふふ・・・ではよい惨劇を、生きていたらまた会いましょう。」 ハザマが消える。その部屋には柊聖十郎が一人きり 柊「ふん、あの塵共も体が治れば皆殺しにしてやる・・・精々無様に足掻き、死ねよ塵共!俺の為になぁ!」 柊聖十郎 ???参戦たかみち@ニノマエ:——生まれた時代を間違えた、と誰しもに言われる。 それでも良いという奇特な女もいたが、今はもう墓の下。 只朽ちるのを待つだけの日々の中、彼は唐突に訪れた。 突然現れた左手の紋様、調べるとすぐにわかった聖杯戦争とかいう眉唾物、無聊の慰めにと行った儀式。 良く通る声で自身の名を述べた彼は一言言った。 「余を名に恥じぬ刀に鍛え上げてみせよ」たかみち@ニノマエ:…なんたる時代錯誤、なんたる荒唐無稽、なんたる高揚感。 彼からこの戦争の詳細を聞きながら、燻っていた思いが息を吹き返してきているのを感じる。 訝しげに、しかしどこか楽しげにこちらを見る「弟子」を見て、自分が笑んでいることに気づく。たかみち@ニノマエ:試合でも手合せでもない。 ……戦が、あるのだ。バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん:某所、間桐家。朝の早くから、その玄関はダイナミックエントリーされた。バーサーク雁夜おじさん:「じじい! じじい! 見つけたぞじじい! 寄越せ! 寄越すんだ! その腕を寄越すんだ!」 「ファ? な、何じゃ雁夜急に帰ってきて……っていたたたたたたたたた何するんじゃアームロックはやめんか!!!」 「じじい! 腕を寄越すんだ! あっ! じじい! その令呪のつく腕を寄越すんだ! じじい! じじい! あっ! その令呪を腕に寄越すんだ! じじいを寄越して令呪にするんだ! あっじじい! 令呪を寄越してじじいにするんだ! じじい! じじい! あっその腕をじじいにするんだ! 腕がじじいでじじいが腕で令呪のじじい! あっじじいあっ! 令呪を持って命ずる自害しろじじい!」 「いやお前何言っていだだだだだだだだだもげる腕がもげるやめろめろめろもげるめろ!!! やめろっつってんだろこのバカ息子!」バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん:~少々お待ちください~バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん: バーサーク雁夜おじさん:「はあ……はあ……で、お、お前は聖杯戦争に参加すると? 本気か? 一流の魔術師さえ命をかける戦場にお前のような魔術を電源としか思ってない輩が入ったところで死ぬだけじゃぞ」 息を荒げているのは間桐臓硯。 この家の家主であり魔術師、小さい頃の渾名は昆虫博士、最近ではムシキングに興味津々の500歳である。 自称聖杯戦争のベテランである彼はトチ狂ったとしか思えないバカ息子を諭そうとする。バーサーク雁夜おじさん:「大丈夫、俺のバーサーカーは最強なんだ!!!(集中線)」 だがこの男、人の話を聞きやしない。元々自由人だったが一体何があったのか、じじいは困惑するしかない。 「え、何こいつ。何でバーサーカー召喚するのが確定してるんじゃ。よりによって死ぬ程扱いにくいクラスを、まあ専用呪文あるけど……」 「いらない」 「ファ?」バーサーク雁夜おじさん:「令呪だけ寄越せ。この俺が召喚するんだから触媒なんてなくても出てくるのはバーサーカーで、ランスロットで、最強なんだよおーーー!!!」 そういって、おじさんはじじいの手元にあった包をひったくり走り出した。 「あっこら! わしはまだ認めておらんぞ! ひみつ道具令呪剥がすくんで剥がした令呪を勝手に持って行くな! つーか何でお前入れた覚えのないうちの地下への道を知っとるんじゃ! 待ちやがれこのカス! ぶっ殺すぞ!!!」バーサーク雁夜おじさん:「ヒィヤーハア!!! スペシャルで、三千回で、模擬戦なんだよお!!!」 「コーラサワー乙! 別に不死身でも何でもねえからなお前人の話を聞かんか!! アー! 扉を蹴破るなわしの工房じゃぞ!!!」 じじいも懸命に追い縋るが、元ルポライター現ニートの健脚は強化魔術による追随を許さない。虫をけしかけても撃ち落とされる。何だコイツ。バーサーク雁夜おじさん:そして500年前から刻みっぱなしのザルセキュリティな召喚陣にたどり着いてしまったおじさんは、跳躍からのカッコイイポーズで叫ぶ。 「祖に銀と鉄と俺とバーサーカーと最強と(集中線)で来たれ天秤のサスケェ! お前がオレオで俺が最強のアロンダイトォ!」 「英霊召喚馬鹿にすんな!」バーサーク雁夜おじさん:だがしかし、召喚陣は眩い光を放ってしまうのである。 「ウッソじゃろおいこれ……」 「よっしゃキター!!!!!!」 もうすでにいろいろと死にそうな顔をしているじじいと喜色満面なおじさん。 そして、奴は現れた。紫の甲冑を狂気に染め上げ、染め、染め上げ……?バーサーク雁夜おじさん:「サーヴァント、バーサーカー。召喚に応じ……って、おや? 狂化は???」 「俺のバーサーカーは最強なんだ!(集中線)」 「えっ」 そうして、おじさんの聖杯戦争もとい、天下一サーヴァント武道会が幕を開けるのであった。バーサーク雁夜おじさん:@辿条@御来屋:-御来屋椿 オープニング-辿条@御来屋:そして、僕の願いは叶った。辿条@御来屋:名も知らぬ男の為と、由緒正しき血筋の為にと望まぬ 教育 を受けていた。 折檻の最中に使い物にならなくなった左腕は無機質なつくりものに挿げ替えられ、潰れた左の眼は硝子玉のような冷たい感触を埋め込まれていた。 月を見上げる。僕は願う。月光に照らされて血肉の通わぬ左腕が金属の光沢を映した。辿条@御来屋:自由が欲しい。 そして、僕の願いは叶った。辿条@御来屋:「出来るだけ、あの家から。あの座敷牢から。遠くへ、遠くへ、何処か、遠い場所へ。」 「それはあのおそらよりとおいところ?」 「そうだね。もっと、ずっと、遠くだ。流れ星のやうに、彗星が如く。」 「わかったよ!もっと、ずっと、とおく!いっしょに!」 「そうだね。一緒に。」辿条@御来屋:僕は感謝せねばなるまい。聖杯などと言う願望器に縋るまでも無く、僕の自由は手に入った。 目の前が明るい。真黒の装束は赤を吸い込み、尚も昏く輝いてゐた。辿条@御来屋:「お前さま、是から如何しやうか。何か、ねがいごとなど、無いか。」 「おねがいごと?」 「そう。」 「わたし、ますたーと、ずうっといっしょにいたいです!」 「そうか。」辿条@御来屋: 小さな体を抱き締めた。嗚呼。 僕達の願いはほんのささやかなもの。 そして、僕の、願いは叶った。辿条@御来屋: 「月が綺麗だな。」 「ほんとうだ!きょうはまんげつなんですね、ますたー!」 まるで届きやしない場所で、月が輝いている。辿条@御来屋:〆。みみぴい@らぶか:ワタシ、夢実乃らぶか17歳。オカ研部長ただいま青春真っただ中!みみぴい@らぶか:部室の神棚から怪しい本を見つけたんだけどそれが聖杯戦争へのカギだったからさあ大変!!みみぴい@らぶか:アーチャーを名乗る外人のイケメンが現れたけどワタシには去年卒業した想い人の先輩がいるのみみぴい@らぶか:かなえてこの想いとどけmyラブみみぴい@らぶか:え?この戦争を勝ち抜いて先輩と両想いになるのかって?みみぴい@らぶか:ちっげぇーよ!!そっちはサーヴァントのお前が叶えんだよ、その弓矢は飾りか!みみぴい@らぶか:ワタシは聖杯を使って大学に進学すんの!みみぴい@らぶか:ライバル達をぷちっと退けてワタシ程度のアリンコ偏差値で行けるわけもない某有名大学に聖杯の力で合格するんだよぉぉぉぉーーーッッ!!!みみぴい@らぶか:まっててねー先っ輩ー!!みみぴい@らぶか:おわり 最初|次→ 1日目 |02KK聖杯戦争OP|02メイン |0201霊地 |0201学園| 2日目 |0202海岸 |0202学園| 3日目 |0203霊地| 4日目 |0204霊地|0204霊地02 |0204霊地03 |0204霊地04 |0204霊地05| 5日目(最終日) |0205霊地 |02聖杯戦争ED |02ネタバラシ回|
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「ほう、これはこれは……」 マスターとしてこの書き手聖杯戦争に参加させられたその書き手は、目の前に立つライダーのサーヴァントを見て口元を緩めていた。 彼の外見は、超能力高校生・古泉一樹であった。ただし端整な顔立ちを崩すかのように、その額には「肉」の一文字が入っているのだが……。 そしてサーヴァントの外見は、白銀の鎧を纏う偉丈夫。 否、鎧を纏っているわけではない。この鎧こそが、彼の肉体そのもの。 悪魔超人軍の首魁・悪魔将軍。それがライダーの姿であった。 古泉の顔を持つ書き手には、そのサーヴァントの正体が即座に理解できていた。 彼の知るかぎり、その姿にふさわしい書き手は一人しかいない。 「お久しぶりです、2X閣下」 「お前は……◆NIKUcB1AGwか」 ライダーの正体は、kskロワのトップ書き手たる豪傑、◆2XEqsKa.CM。 そしてマスターは同ロワの投下数3位タイ、◆NIKUcB1AGwであった。 同じロワ出身である二人は、お互い外見だけで即座に相手の正体を理解できたのだ。 「書き手聖杯戦争か……。面白いことを考える輩もいるものだ」 「あなたがサーヴァントというのは、俺にとっては幸運です。 悪魔将軍の肉体を持つあなたなら、俺が持つキン肉マンの知識を役立てることができる。 それに現在、キン肉マンは新シリーズが好評連載中。しかもそこで、悪魔将軍はメインキャラとして活躍しています。 補正もたっぷりとかかることでしょう」 「たしかにな……。ならばNIKUよ、狙うか」 「ええ、狙いましょう。頂点をね……」 がっちりと握手を交わす二人。 なお悪魔将軍の握手といえば地獄の九所封じだが、さすがに意味も無く味方にはかけないのでご安心いただきたい。 「では、さっそく出陣だ!」 「はい!」 勇ましい声をあげ、2XとNIKUは戦場へと飛び出す。 彼らの願いは停滞した自ロワの復活か、あるいはキン肉マンのさらなる発展か。 いや、彼らに望みなどない。ただ「勝つこと」のみが目的だ。 二人が胸に抱くのは、kskロワが掲げる絶対の掟。 「大事なのはノリと勢いとksk」 なぜ乗り物と特に縁のない2Xのクラスがライダーなのか、これでわかってもらえただろう。 勢いに乗るのがkskロワ書き手なのだ。 【クラス】ライダー 【真名】勇者・変態閣下 ◆2XEqsKa.CM@kskロワ 【パラメーター】筋力:A 耐久:A 敏捷:C 魔力:B 幸運:D 宝具:C 【属性】混沌・悪 【クラススキル】 対魔力:A 悪魔超人の長たる悪魔将軍の体を持つ彼に、生半可な呪術は通用しない。 騎乗:A 全てはノリと勢いとkskである。 【保有スキル】 カリスマ:A 「閣下」「将軍」の異名を持つにふさわしいカリスマ性。 ksk神の加護:C kskロワトップ書き手という立場によって得られる加護。 住人達のロリともふもふへの信仰が、物理的な加速をも生み出す。 視界内に少女か動物の姿をした存在がいた場合、敏捷が1ランク上がる。 【宝具】 「根深き種の溝を越えて(マッスル・タッグマッチ)」 ランク:C 種別:対人宝具 最大捕捉:2人 スバル ガルルVSアシュラマン オメガマンを書き上げたことに由来する、いついかなる場所にも召喚できるリング。 敵味方それぞれ2人までをリングインさせることができる。 このリングは一種の結界であり、決着がつくまで外部からの干渉も外部への干渉もできない。 またリング内では超人レスリングのルールに則り、肉体と一体化していない武器は使用できない。 実は閣下本人だけはそのルールを破れるが、破るごとに「カリスマ」のランクが1段階下がるという代償を負う。 【容姿】悪魔将軍@キン肉マン 【Weapon】己の肉体こそが最大の武器 【代表作品】「彼の心乱せ魔将」「黒は一人でたくさんだ!」「寸善尺魔~憎魔れっ子が世に蔓延る」 【書き手紹介】 kskロワを代表する書き手の一人。 熱いバトルも無情な展開も高レベルで書き上げるオールラウンダー。 その中でも切れ味鋭いギャグは、ひときわ強いインパクトを残す。 【スタンス】ノリと勢いとksk 【基本戦術、方針、運用法】 とりあえず他の参加者には、片っ端から喧嘩を売る予定。 悪魔将軍の身体能力を活かした真っ向勝負の肉弾戦こそが真骨頂。 相手の行動を制限する宝具が、さらにその持ち味を活かす。 一方で明確な目的を持たない気まぐれさが、他陣営にとってはつけいる隙になるかもしれない。 【マスター】29NIKUマニア ◆NIKUcB1AGw@kskロワ 【マスターとしての願い】書き手聖杯戦争の頂点に立つ 【容姿及び口調】古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱(ただし一人称は「俺」、額に「肉」) 【能力・技能】 「キン肉マン」を知り尽くした彼は、作中に登場した全ての技を使うことができる(超人の特殊な身体構造に依存した技は除く)。 ただし肉体のレベルは現実の格闘家程度であり、サーヴァントと戦えるようなものではない。 【代表作品】「殺戮を大いに行う涼宮ハルヒのための団」「古泉一樹の戸惑」「カッコつけた言葉じゃない強さを見せてくれ」 【人物背景】 とにかくキン肉マンを愛する書き手。 超人達の激闘をいくつも描いてきた。 また、kskロワを代表するキャラの一人である「俺古泉」の生みの親でもある。 【方針】ノリと勢いとksk 003:アンリミテッド・アート・ワークス 投下順に読む 005:ダウン・ヒル(堕ち行く道) 29NIKUマニア 024:連鎖反応 勇者・変態閣下 024:連鎖反応 ▲上へ戻る
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聖杯戦争(Lv58~開放) 【概要】 1日2回まで 16 30~17 30は3倍時間 3倍対象陣営は20分毎に切り替わります 3倍対象陣営の順番はおそらく聖水最大所持陣営から少ない陣営へ移っていくと思われます※要確認 聖杯戦争中は聖水の増減が「1」から「5」になります(盗んだ陣営の聖水が5減り自陣営が5増える) 3倍時間に3倍対象陣営の聖水を奪って報告完了した場合のみ報酬が3倍です(ミンミンミンと覚えましょうセミ的に) 自陣営はもちろん奪えません ※3倍対象陣営以外の聖水を盗んでその盗んだ陣営が3倍タイムになってから報告しても報酬は増えません 聖杯戦争開始時間外に受領して3倍タイムに盗んだ場合も同様です 3倍対象陣営を盗んで聖杯戦争終了後に報告した場合はまだ未確認ですがお散歩と同じで増えないと思います 聖杯戦争時間外(終わって直ぐ)に報告した場合も3倍貰えましたが微妙なラインです
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このシステムの特徴 2004年発売されたfate/stay nightをTRPG化した二次創作。 プレイヤーは聖杯戦争の参加者(マスター)となり、全ての望みを叶えるとされる聖杯をかけて、英雄(サーヴァント)と呼ばれる世界中の英雄と共にバトルロイヤル形式で戦わせる。 システムデータ ゲームデザイン: 発行社: 公式サイト:こちら ルールブック: +... 分類 書名 値段等 基本 公式サイトで無料公開されている シナリオ案 回 シナリオ シナリオ 36 【聖杯戦争】英霊の反乱 byけろけろ 35 【聖杯戦争】Fate/nether world byいてはな
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この宇宙には、幾つもの並行世界があり、 そうしたものの中でも、現し世にもっとも近い世界の一つ それが鏡世・・・ またの名を 【 鏡 界 】 という。 それは、現し世に隣接し、 ことあらば人を飲み込み、吐き出す。 今宵、この鏡界に7つの客人が訪れた。 彼らはそれぞれ、譲れぬ願いを持っている。 ならば、その願い、叶えてあげようではないか。 安価式聖杯戦争のルール 安価式聖杯戦争の参加者データ一覧 登場人物一覧 セイバー組 春ちゃん/桃太郎 欲にまみれた季節の妖精春ちゃんと面倒見の良い桃太郎のペア アーチャー組 立華奏/アスカ・シン 恋する聖杯少女奏と正義の守護者ウルトラマンとのペア ランサー組 やんの香/イワンの馬鹿 考えるのが苦手なやんの香とお気楽なイワンのペア ライダー組 鹿目まどか/シンデレラ 恋する魔法少女まどかタイタスと運命に立ち向かうシンデレラのペア キャスター組 神条紫杏/マミさん 婚活求めるカルトの蟲使い神条紫杏と、恋する天然黒幕娘マミさんとのペア アサシン組 尾神桂/ギャル夫 日常生活不適合者寸前の尾神と未来の英霊ギャル夫のペア バーサーカー組 見学会めぐる/野獣 婚活小聖杯戦争OLめぐると意外に紳士な野獣のペア
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A.J.@監督役トニー:【OP】A.J.@監督役トニー:「レディイイイイイイイイイイイイイス・エエエエエエエエエエエン・ジェントルメエエエエエエエエエエエエエン!!!?」A.J.@監督役トニー:近くにあるテレビ、手元にある携帯など、とにかく映像が見れる端末にそれは映ったA.J.@監督役トニー:スポットライトに照らされた、豪華な飾りをつけた、かろうじて神父であるとわかる格好の男がマイクを手に高らかに叫ぶA.J.@監督役トニー:『聖杯戦争に参戦してくれた参加者諸君!まずはミーから心からのお礼を!!セーーーーンキウ!!!』A.J.@監督役トニー:『ユーたちのおかげでミーや視聴者諸君がガンガン楽しめるのさァ!!!』A.J.@監督役トニー:『そう! この聖杯戦争は、会員様限定!有料放送をされてるのさァ…だからみんな、頑張って視聴者の皆様を楽しませてくれたまえ!!』A.J.@監督役トニー:『え、うさんくさいって?』A.J.@監督役トニー:『ノォォォォォォプロブレムッ!!!』A.J.@監督役トニー:『ミーがうさんくさいのはまあ我慢してもらうとして、しかしユーたちが殺し合い奪い合ってもらう聖杯、これは本物だ』A.J.@監督役トニー:カッ、と男の後ろにある台座が、そこに置かれた聖杯が照らされるA.J.@監督役トニー:『この通り!! ユーたちはよその聖杯戦争と同じようにこれを奪い合ってもらって願いを叶え!!』A.J.@監督役トニー:『ミーはその様子を放送して利益を獲得!!』A.J.@監督役トニー:『HAHAHAHA!! WIN-WINってヤツだNE!!』A.J.@監督役トニー:『あ、そうそう!! 自己紹介が遅れたね!!』A.J.@監督役トニー:『ミーの名前はアーロン! アーロン・ユルキアイネンさ、よろしくブラザーズ&シスターズ!! フレンドリーにAJと呼んでくれ!!』A.J.@監督役トニー:『それじゃあ明日から開始させてもらうよォ!! 諸君!! 検討を祈ってるぜえ!!』A.J.@監督役トニー:『シィィィィィズゴオオオオオオオオオウラッキィィィィィィィ!!!!』A.J.@監督役トニー:派手なポーズを取ると、ブツン、と画面が消えた 京里@たかみち:【オープニング】京里@たかみち:『この街で戦争が行われる』 裏通りにはありふれた、よくある抗争騒ぎと思っていた。 しかし少し調べてみると、次々とそれに関する情報が集まったのだ。京里@たかみち:7つの陣営に分かれ頂点を賭け争うこと、以前にも行われたことがあり場合によっては死者も伴うこと、それが聖杯戦争と呼ばれる事。 そして何より目に入ったのは、この戦争の審判役は戦争を見世物にして儲けを目論む男であるということ。京里@たかみち:願いを叶える器だとか魔術師がどうとかと言われ荒唐無稽と言ってやりたかったが、 自分の右手の甲の紋様と今俺の傍に佇むサーヴァントとやらの存在がその実在を雄弁に語っている。京里@たかみち:…そういえばこのサーヴァントを召喚してからなんだか体の動きがいい。 加えて無性に腹が減るが、魔術というのはこういうものなのかもしれない。京里@たかみち:何はともあれ、俺のやることはひとつ。あれだけ煽られては引き下がる気も起きない。 携帯をポケットにしまい、気合を入れる。京里@たかみち:「…俺の街で、好き勝手するんじゃねえぞ、阿呆が!!」 フランチェスカ@辿条:【Francesca・Croce・オープニング】フランチェスカ@辿条:掃き溜めと言うに相応しい場所だった。 質の悪い酒を飲み散らかした大人の吐瀉物を踏み荒らして、迷い込む馬鹿な旅行者からなんでもいいから分捕って走り去る。 私はそう言う場所にいて、きっとゴミ以下の存在だった。そして踏み潰される吐瀉物のように、価値のない存在だった。 世の中は価値が全て。ちゃらちゃらと鳴らす硬貨数枚で春を売った女のように、口汚く罵られながら油塗れになる男のように、海の向こうへ連れて行かれる子供たちのように、金があれば人は如何様にも動かせると我が偉大なる故郷にて学んだ。 金と言うのはどうにも素晴らしいものだ、美味い食事が食べられる、高度な教育は受けられる、綺麗な服は着る事ができる———人の命を好き勝手に出来る。ああ、なんと甘美な響きであろうか。 「なあ、きみもそう思うだろう」 目の前の彼は頷きもしなければ否定もしなかった。分かっている。彼の価値観はそんな所にいないのだ。 私は音楽家、技術を売る人間だ。素晴らしい音楽を、パフォーマンスを、人々に満足と言う価値を売る誇り高き音楽家だ。 そしてこれから、私は更なるパフォーマンスを求められることになる。フランチェスカ@辿条:魔術による殺し合い。聖杯戦争。人間が人間を食い散らかす掃き溜めの舞台。フランチェスカ@辿条:「まるで娼館じゃあないか、そう思うだろう。なあ」 目の前の彼は頷きもしなければ否定もしなかった。分かっている。彼の興味はそんな所にいないのだ。 「さながら我々は娼婦、浅ましくも力と知恵を手に媚を売って聖杯と言う報酬を涎を垂らしながら奪い合うのだ」 彼は何も言わなかった。構わない。雑音など気にすることはない。 「果たして」 口角を吊り上げた。少しだけ、語尾に怒気が混ざってしまったかもしれない。どうせ気にするような人は誰もいないのだけれど。 「果たして、そんなものが液晶越しの出来事とでも思っているのかい?」 そこだよ、そこの君たちだ。画面の前で大口開けて殺し合いを嬉々として観戦する、きみたちに聞いているんだよ。 静かになった機器をそうっと撫でる。ああ、窓の外には、気をつけな。 ???@ゼロサキ:??? OPシーン???@ゼロサキ:急にテレビの映像がつく・・・そこにはとある部屋映っていた 暗い・・・窓ひとつない部屋・・・恐らく書庫だろうか・・・そこに二人の人影があった。 ????「もう少しで始まりますね・・・」 ???「あぁ・・・これで私の願いが叶う・・・この体も悪くはないが・・・どうにも欠点が多い・・・」 ???「あぁそういえば・・・そういえば貴様に聞きたいことがあったのだ。」 ????「なんでしょう?」???@ゼロサキ:???「難しいことじゃない。ただの言葉遊びだ。お前は・・・生きるとはなんだと思う?」???@ゼロサキ:????「生きるですか・・・それは難しいですね・・・逃げることです。私を殺そうとする全てから。」 ???「なるほど・・・そのためにあれ作った貴様らしいな」???@ゼロサキ:????「ならあなたにとって生きることとは?」 ???「俺は「恐怖」を克服することが「生きる」ことだと思う」 ???「そのために俺はここにいる。太陽を克服し、ジョースターの血統を潰すために。」 ????「ならば勝たなければ行けませんね・・・DIO様・・・全てはあなたのために」DIO@ゼロサキ:DIO「当然だ、なぜなら俺は・・・俺の能力は世界を総べるべき能力なのだからな!」 DIO「クク・・・・ふはははははははははははははは・・・!貴様見ているなぁ!」 その瞬間、テレビの画面が砕けた。 ディオ・ブランドー 参戦 神足 文斗@たまき:【神足文斗 OP】神足 文斗@たまき:古物商の実家の手伝いを任されたのがほんの数日前のこと。 部活も大きな大会が終わり、少しゆっくりできると思った矢先にこれだ。 接客はめんどくさいから絶対にしたくないと言い張ると、街はずれにある古い倉庫の掃除を押し付けられた。神足 文斗@たまき:「埃を取り払うだけでいいから」と言われてまあそのくらいなら……と承諾した数日前の自分を叱責したい程度には滅入っている。 表の顔は古物商、裏の顔は魔術師である父親が仕事のついでに「魔術に使えそうなもの」を片っ端から突っ込んでいた倉庫だとは聞いていたが、予想以上に変なものであふれ返っていたからだ。 明らかに装丁に使われている素材が異常だとわかる本。猿のモノで作ったと思い込みたい頭蓋骨のランプ。人間の苦しみ悶える様を描いた絵画……。神足 文斗@たまき:「これ、絶対に呪われてるよなぁ……」 念のため呪い除けの効果があるというアイテム—金属の欠片のようなもの—を持たされてはいるが、正直気味が悪い。悪趣味っぷりに辟易しながらも一つ一つ埃を取っていく。 その中に、やけに気を惹かれるものがあった。神足 文斗@たまき:「……なんだろう、これは」 真っ黒に汚れた金属の塊だ。ほかの物と違うのはそこに施された装飾がヒトの体をモチーフにしていなかったこと。 何かの葉と鳥の翼が彫られているようだ。手に取ってみるとそれが欠けた鎧であることがわかる。 ——この欠け方、どこかで見たことがあるような……。神足 文斗@たまき:ふと思い立って懐にしまってあった魔除けのアイテムを取り出す。 「やっぱり。ピッタリだ」 欠けたところにそれを充てると、パズルのピースのようにぴたりと嵌った。 あとから接着剤で修復なんてやったら絶対怒られるよな……などとぼんやり考えていると、突然手元の鎧が震えだした。神足 文斗@たまき:「あッ!?」 突如手に伝わる痛みに耐え切れず思わず鎧を落として後ずさる。がらんと床に落ちる鎧。 右手の甲が熱に焼かれたようにずきずきと痛む。恐る恐る目をやると、そこには見たこともない真っ赤な紋様が刻まれていた。 「え、あ、な、何が——」神足 文斗@たまき:うっすらと発光しているようにさえ見えるそれに戸惑っていると、不意に顔に強烈な熱を感じる。 どうやら鎧が発熱しているらしい。真っ赤に光り輝き、急激にこちらにも伝わってくる。それを中心に光の環と文字のようなものが地面に現れ、自分の足元まで拡がる。 一際大きく鎧が輝くと同時に、猛烈な熱風が辺りを覆った。神足 文斗@たまき:気が付くと、少し離れたところにあるガラクタの山の中まで自分の体が移動していた。 いや……移動したのではなく、吹き飛ばされてここまで叩きつけられたのか。 ぶつけたらしい体の至る場所がズキズキと痛む。埃が充満し、まともに目を開けない。神足 文斗@たまき:必死に目元を擦っていると、埃に覆われた視界の向こうからがちゃがちゃと金属がぶつかる音と人の声が聞こえる。 「やった!やったーっ!やーっと現界できた!流石に無理かなって思ったけど、駄目元で試してみるもんね!」 聞いたことのない女の声だ。随分と喜んでいるらしい。埃がおさまるにつれ、その姿が露わになっていく。神足 文斗@たまき:赤く長い髪を三つ編みにして背中に垂らした、青い瞳の美しい女だ。 年は自分と同じくらい。体は鎧に覆われていて、今にでも武器を構えて戦に向かいそうな、好戦的な印象を受ける。 ——正直、関わるとろくなことにならなそうな感じがする。神足 文斗@たまき:「あら……あたしを召喚した人はどこかしら。まさか今ので死んだとか?」 「ごほっ……あの、勝手に殺さないで……くれませんか……」 「やだぁ、そこにいたの?黒すぎて気づかなかったわ」神足 文斗@たまき:とは思いつつも、こんな状況で関わらずに凌ぐなんて無理な話だ。ゴホゴホと咳込みながらも彼女の発言を否定する。 「まさかこんなのに耐え切れない軟弱野郎だなんて……ま、召喚に成功したことは認めてあげる。少なくともあたしの運命のヒトではないみたいね」 彼女が差し出した甲冑に覆われた手を掴み、ガラクタの山から体を起こす。どさくさに紛れてとても失礼なことを言われたような気がするが、聞き流しておこう。神足 文斗@たまき:「さて。今回は特別にあたしの方から名乗ってあげるわ」 上から目線に加えて一方的にべらべらと喋る女。 元から女は得意ではないが、自分が一番苦手とするタイプのようだ。自己紹介なんて頼んでないのに。押しつけがましいのも苦手だ。神足 文斗@たまき:「サーヴァント、ランサー!召喚に応じ推参したわ!……なーんて、一度言ってみたかったのよねこのセリフ!」 ……こいつ、今何と言った? PLAYER@みみぴい:【オープニング】PLAYER@みみぴい:俺の名はリュナス・ハックマン。 世間ではこいつを俺の本名というのだろうが俺の本質はテレビゲームのキャラクターと同じだ プレイヤーが思いついた名前を付け、操作する 俺の意思とは関係なく、依頼(クエスト)やら調教(レベル上げ)やらこなさせる。 同じ事を俺の生みの親はやっていたPLAYER@みみぴい:そうだよ。聖杯戦争。 そいつを勝ち抜くために親(プレイヤー)は俺のレベルを上げた 実戦経験がある分ちょいとした雑魚戦では困らない。 だが、キャラクターとして意思がある分。この状況はなまじ退屈だ 長い間名付けられた名前。役どころ。リュナス・ハックマンとして動いてやったが そろそろ俺もコントローラーを握りたい。人形(キャラクター)は退屈だPLAYER@みみぴい:そんなときにようやく知らせが舞い込んだんだ。 待ちに待った新作。聖杯戦争開催の吉報。 スマホの画面からクソ程胡散臭い司会者が、テンプレ的に、バトルロワイヤル形式の内容を告げる。PLAYER@みみぴい:心が躍った。ようやく俺もプレイヤーとして自分(キャラクター)を操作できる。 ようやくクソゲーの中でぼんやり指示を待つだけじゃなくなる。 コントローラーがこの手に渡るんだ。PLAYER@みみぴい:御託やnpcの名前はこの際どうでもいい。 重要なのは俺に参加権があるってことだ。用済みになったそれの電源を切る。 それをポケットに入れて一人ほくそ笑む。 聖杯(トロフィー)は自分のために使おう。 制約通り家に収める必要はない 暇つぶしにやっていた過去のゲーム達。さようなら 正義の勇者、伝説の傭兵、優しい魔王。そんなものは飽き飽きだ 選手交代だろ。この時まで散々待たせやがって。 次は俺の番だ。さあよこせ。PLAYER@みみぴい:血濡れの手の甲に浮かんだ令呪に全身が総毛立つ。 目の前の白い獣は俺の最初で最後の武器だ。 「せっかくだからラスボスになろうぜ。ヤギ」 「メェェー」PLAYER@みみぴい:さあ新作の登場だ。電源を入れタイトルロゴの挿入を待つ。 名前をいれてください?ははは。aaaaでもあああああでも何でも構わないさ。 俺はプレイヤー。ゲームスタートだ 零史@エルトラスト:【エルトラスト・OP】零史@エルトラスト:「聖杯戦争。このような物を主はお許しになったのでしょうか」 「わからない。でも、貴方がそう仰るなら、この戦いは無意味なのでしょう」零史@エルトラスト:——さて、ひとつ僕の話をしよう。零史@エルトラスト:ホムンクルスをご存じだろうか? 詳細は省くが、まあ所謂人造人間だ。 魔術師なら誰でも持っているかもしれないし、いるかもしれない。 そんな中の戦闘用ホムンクルスの1体。それが僕だった。零史@エルトラスト:マスターは僕に戦えという。その為に生まれたのだという。 でも、僕は自由が欲しかった。 人になりたかったんだ。零史@エルトラスト:聖杯戦争が始まり、僕のマスターは僕を戦場に出した。零史@エルトラスト:客を喜ばせる仮初のマスターとして。零史@エルトラスト:教わった通りに召喚されたサーヴァントは、いや、彼女は…… 「もう大丈夫、貴方に救いがあらん事を」 僕にとっての、神様だった。零史@エルトラスト:もうマスターなんて知った事か。 貴方とともに戦おう。 貴方とともに生きよう。 それが僕の望みなのだから。 葵@RE=IN:【久我原 葵・オープニング】 聖杯戦争——万能の願望器を巡る殺し合いに私が参加したのは、なんてことの無い使命感だった。 久我原が治めるこの土地で、勝手に魔術儀式を開催し、あまつさえそれを見世物にする。……到底許しておけるものではない。 可能な限り迅速に、そして確実に、聖杯戦争を終結させる。何としても…どんな手を使ってでも。 「……信じていますよ。貴方と一緒になら、この聖杯戦争を終結させられると」 「任せてくれ、マスター。僕の全てで君を勝利に導こう」 ええ、それでは…… 「さぁ、聖杯戦争を終わらせましょう。何としても守りますよ、この地を……!」 できるなら、何事もなく終わってくれればいいけれど……。 最初|次→ 1日目|01SB聖杯戦争OP |01メイン |0101教会 |0101住宅街 |0101霊地| 2日目 |0102教会 |0102住宅街 |0102霊地| 3日目|0103教会 |0103霊地| ※申し訳ない、この日だけログ保存形式を間違えたため記事内にリンクがありません…! 4日目 |0104学園 |0104住宅街| 5日目|0105学園 |0105霊地| 6日目|0106住宅街| 7日目|0107霊地| 8日目|0108教会| 9日目|0109霊地 |0109教会| 10日目(最終日) |0110霊地 |01SB聖杯戦争ED |01ネタバラシ回|