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546 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 19 41 40.04 ID nCm7ELo1o 次の部屋に、アライちゃん達の入ったケージが運び込まれた。 アライちゃん達は相変わらずケージの中で暴れまわっている。 アライちゃん1「おがああーーしゃああーーんっ!おがーーーしゃあああああああああああんっ!」ビエエエン アライちゃん2「はずしてえええええーーーー!!とってえええーーーーーーーー!!いぢゃいぃ!いぃーーぢゃーーぃーーっ!」ジタバタ アライちゃん3「とってええええーーーー!とれっていってゆのりゃああ!こーびすゆがらあああーーーーーー!!」ピイイイイイ アライちゃん4「うぅぅーーーー!とれえええええええ!はずせえええええええええええ!はずさなきゃぶっこよすぞおおおおおおおお!!」ガッシャンガッシャン 作業員2「では、1時間後に回収します」スタスタ… 作業員3 4「「了解」」スタスタ… 作業員達は、なんとアライちゃん達を放置して部屋から去っていった。 アライちゃん2「いがないでええええええええ!これとってえええー!いりゃないのりゃああああ!!」ジタバタ アライちゃん4「うゆうぅぅ!でてくなああああ!こりょすぞおおおお!うがあああああ!」ガッシャンガッシャン そんなアライちゃん達の様子を見ているアラアンチ達。 アラアンチ1「なんだ…?ここで何するんだ?」 アラアンチ2「窓の隣に説明が書いてあるな」チラッ アラアンチ3「ふむふむ…。じゃあせっかくだし、1時間待ってみるか。丁度スタミナ回復したころだし」 アラアンチ1~3「「「イエーーイ」」」 アラアンチ達はスマホをいじりながら、窓の中のアライちゃんを時々眺めて待った。 547 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 19 59 37.97 ID nCm7ELo1o …10分経過… アライちゃん1「う゛ーーーーっ!!おててびりびりすゆのりゃあ!うゆうぅぅ!!」ビエエエン アライちゃん2「あんよいぢゃいのやああああああ!うぎゅうううぎううう!」シッポブンブンブンブンブンブン アライちゃん3「ひとしゃん!ひとしゃああああん!きてええ!とってえええ!おててとあんよびりびりしてやなのりゃあ!」ヒグッヒグッ アライちゃん4「ぴぎいいいいいい!いぢゃいのりゃああ!!」シッポブンブンブンブンブンブン 先程まで暴れていたアライちゃん達の手足の動きが止まった。 アラアンチ1「この部屋の説明は…」 アラアンチ2「『③鬱血リングを装着したまま1時間放置します。するとアライちゃん達は手足が麻痺して動かなくなり、扱いやすくなります』…」 アラアンチ3「『なお、窓はマジックミラーとなっています』か。なーるほど」 …1時間経過… アライちゃん1「うごかないいい!あらいしゃんのおててとあんようごかないのりゃああああ!」ピイイイイイ アライちゃん2「ぎびいいいいいいいいいいいいいい!やなのりゃあああ!これとってえええええ!!」ビエエエン シッポブンブン アライちゃん達の腕と脚は、リングから先の方がぶくっと腫れ上がっていた。 腕と脚の外側の静脈は完全に塞がっているが、内側の動脈は完全には塞がっていないためだ。 548 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 20 04 23.24 ID nCm7ELo1o 作業員2「では運搬しましょう」スタスタ ガラガラ 部屋に戻ってきて、アライちゃん達の入ったケージを、次の部屋へ運ぶ作業員達。 ケージの中のアライちゃん達は、相変わらずケージの中で喚いていた。 アラアンチ1「次の部屋行こうぜー」スタスタ アラアンチ2 3「「イエーイ」」スタスタ … アラアンチ達は、次の部屋へ進んだ。 やがてマジックミラーの向こうの部屋に、作業員達とアライちゃんケージが運び込まれてきた。 549 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 20 15 34.26 ID nCm7ELo1o 次の部屋には、流し台と… …カッティンググラインダーがあった。 アラアンチ1「この部屋は…?ふむふむ…おっと!?これは強烈!」 アラアンチ1は、窓の隣の説明書きを読み、驚愕した。 アラアンチ2「すっげー!こんなことやるんだ!さっすがショクエモンPの工場だぜ!」 アラアンチ3「くぅー、撮影も録音も禁止なのがつらいな!じっくり目と耳に焼きつけていこうぜ!」 窓の向こうの部屋で、作業が始まるようだ。 作業員2「運搬完了。トゥースカットお願いします」 作業員3「はい」スタスタ レインコートを着て手袋をつけた作業員3が現れた。 作業員3は、ケージからアライちゃん1を掴んで、仰向けにして流し台に置いた。 掴まれたアライちゃん1は手足を動かさず、身をよじったり尻尾を振ったりして抵抗した。 アライちゃん1「うぅー!おがーしゃん!なんできてくれないのりゃあ!おがーしゃんはあらいしゃんがきらいになったのかー!?」モゾモゾ 流し台の上のアライちゃん1は相変わらず泣きわめいている。 551 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 20 22 15.12 ID nCm7ELo1o 作業員3「…」ギュイイイイイイイイイイイイイイイン…! 作業員3はカッティンググラインダーのスイッチを入れる。 カッティンググラインダーの円盤状の研磨刃が高速回転する。 作業員3は、アライちゃん1の鼻をつかんだ。 アライちゃん1「ふが!?はーはー、なにすゆのりゃ!?」ハァハァ アライちゃん1が口を開けると… 作業員3「トゥースカット開始!」ギュイイイイイイイイイイイイイイインガリガリガリガリバリバリバリバリ アライちゃん1「あぎゃがあああああああああああああああああああああ!!!」ガリガリガリガリブシャアアアアアアア 何と、アライちゃん1の上の歯茎を、カッティンググラインダーで削り始めた。 流し台は、アライちゃんの歯茎から飛んだ血で濡れる。 552 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 20 25 37.99 ID nCm7ELo1o アライちゃん1の上の歯茎は、完全に削られた。 血がどばどばと流し台に流れる。 アライちゃん1「ぁあああああああーーーー!えふっ!えふっ!ぁいあいおあああああああああーーーー!」モゾモゾモゾモゾ アラアンチ達「「「YEAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!」」」 作業員3「下の歯茎もカットします」ギュイイイイイイイイイイイイイイイン 作業員3は、アライちゃん1の口に再びカッティンググラインダーを近づけた。 アライちゃん1「んんん!んんーーーーっ!!」 アライちゃん1は、口を閉じている。 これではトゥースカット作業ができないのでは…? 554 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 20 33 51.10 ID nCm7ELo1o いいや、そんなことはない。 作業員3「…」ギュイイイイイイイイイイイイイイインガリガリガリガリ なんと作業員3は、口を閉じているアライちゃん1の、上唇と下唇の隙間へ、回転するカッティンググラインダーを捩じ込んだ。 アライちゃん1「んんんぅゃあああああああああああーーーーーーーーー!!」バリバリバリバリチュイイイイイイイイン 唇の肉が削り飛ばされていく。 アライちゃん1はたまらず口を開けた。 作業員3「…」チュイイイイイイイイン ガリガリガリガリガリガリ アライちゃん1「ぇぁああああああああああーーーーーー!!」ガリガリブシャアアアアアアア …そして、アライちゃん1の上下の歯が、歯茎ごと無くなった。 アラアンチ1「…『④アライちゃんの歯を、カッティンググラインダーで削り取ります。アライさんの歯は鋭く、強制給餌器のノズルを破損させることがあります』」 アラアンチ1「『また、歯があると言葉が喋れるので、強制給餌場で作業員へ口汚い罵声を浴びせ、不快な気分にさせることがあります』」 アラアンチ1「『強制給餌では咀嚼の必要がないため、アライさんの歯は完全に邪魔にしかなりません』」 アラアンチ1「『そのため、歯を歯茎ごと削り取って再生不可能にします。これがトゥースカット工程です』」 アラアンチ2 3「「フゥーーー!!イカれてるー♪」」パチパチパチパチ 557 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 20 51 41.59 ID nCm7ELo1o アライちゃん1「あ゛ーーーーーーーーーーーーーー!!ぁあ゛あああああああああ!」ドクドク 作業員3「…」ズボォ アライちゃん1「もごぉっ…!」 アライちゃん1は、上下の歯茎にガーゼを当てられ、ギャグボールを咥えさせられて、流し台のはしっこに置かれた。 アライちゃん1「ああああああああ!おあああああああ!」ジョボボボボボ… シッポブンブンブンブンブンブン 上下の歯茎の傷へ、ギャグボールでガーゼを強く押し付けられるアライちゃん1は、母音だけの声と尻尾と失禁で苦痛を訴えている。 作業員2「2匹目、いきます」ガシィ グイイイ アライちゃん2「やだあああああああああ!やべでええええええええ!!そんなことすゆなんてがいじなのりゃああああ!いじめないでなのりゃああ!」ブンブンブンブン アライちゃん2は、首をブンブン振って抵抗している。 作業員3「トゥースカット開始」ギュイイイイイイイイイイイイイイイン アライちゃん2「ぶぎゅううぶううううううううううあああああああああ!!」ガリガリガリガリバリバリブシャアアアアアアア だが、抵抗するとかしないとか関係ない。 これは医療行為ではないのだから、歯茎のある場所へカッティンググラインダーを押し当てさえすればいいのである。 抵抗したアライちゃん2は、歯茎とともに唇の大部分を失った。 558 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 20 59 59.62 ID nCm7ELo1o 作業員3は、まさに作業といった冷徹さで、アライちゃん2の口へガーゼとギャグボールを突っ込む。 そして次のアライちゃんをケージから引っ張り出した。 アライちゃん3「お、おねがいなのりゃ…なんでもゆーこときくのりゃ…だ、だから…やべで…!」ブルブル 作業員3「トゥースカット開始」チュイイイイイイイイン アライちゃん3「あぎゃがあああああああああああああああ!!」ガリガリブシャアアアアアアア 流し台の上はもう血塗れだ。 作業員3「次」ポイッ アライちゃん3「ああああああああ…!ぁあああああーーー…!」ドサッ 560 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 21 09 39.26 ID nCm7ELo1o そして、モゾモゾと暴れるアライちゃん4をケージから出し、流し台へ寝かせた。 アライちゃん4「がるるるるるぅ!あらいしゃんになんかしたら、おまえのゆびぜーーーんぶかみちぎってやゆのりゃああ!」フゥーッフゥーッ シッポブンブン 既に涙目のアライちゃん4は、作業員3を睨み付けながら、尻尾を振って威嚇する。 手足は鬱血して動かない。 作業員3「…」ガシィ アライちゃん4の首が絞められる。 アライちゃん4「はぐ!はぐ!はぁぐっ!」ガチンガチン アライちゃん4は、歯をガチガチ鳴らしている。 作業員3「…」チュイイイイイイイイン アライちゃん4「むだなのりゃ!あらいしゃんのきばはせかいでいちばんつよいんだぞぉ!そんなのぶっこわしてやゆのりゃあ!」アーン なんと、アライちゃん4はカッティンググラインダーを噛み砕くと宣言した。 アラアンチ1「Foo!こりゃおもしれえ!アライちゃんVSカッティンググラインダー!」ヒューヒュー アラアンチ2「どっちが勝つか賭けようぜ!」 アラアンチ3「賭けた方、せーので言おうぜ。せーの…」 アラアンチ1~3「「「カッティンググラインダー!」」」 アライちゃん4「ぎびいいいいいいいいいいいいいいいいいゃあああああああーーーーーーーー!!」ガリガリバリバリブシャアアアアアアア …どうやらアラアンチ3人は、全員賭けに勝ったようだ。 562 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 21 14 20.91 ID nCm7ELo1o 作業員3は、上の歯茎を削り取ると、一旦カッティンググラインダーを離す。 アライちゃん4「あぁ、ああああ!いおあん!うっおおうああんえいっえおえんああいあおああああ!」シッポブンブンブンブンブンブン アライちゃん4「おおあああいああ、うういえうああいあおああああ!あええおいいおああああーー!」ヒグッヒグッ アライちゃん4は、泣きながら何か分けの分からないことをわめいている。 また挑発でもしているのであろうか。 作業員3「…」チュイイイイイイイイン アライちゃん4「あああああああああああああーーーー!!ぃぁあああああああああーーー!!」ガリガリブシャアアアアアアア …そのまま下の歯茎も削り取られた。 565 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 21 21 35.98 ID nCm7ELo1o … アライちゃん達は、流し台で血を洗われた後、再び放置された。 アライちゃん1「あ…ぁああ…」ダラダラ アライちゃん達の口には、ガーゼとギャグボールが咥えさせられている。 歯茎から流れた血が、ギャグボールの隙間から流し台に流れている。 アライちゃん4「ぁああーー…!ぁああああーー…!」ポロポロ アライちゃん達は皆、激痛に悶え苦しみ、泣いていた。 アラアンチ1「『この後1時間放置すれば、止血完了です』か…」 アラアンチ2「…どうする?待つか?」 アラアンチ3「待とう!」 アラアンチ達は、辛抱強く待った。 …1時間後… 作業員2「強制給餌場へ運びまーす」ガラガラ 作業員2は、未だ泣きじゃくるアライちゃん達をケージへ放り込み、強制給餌場へ運び込んだ。 574 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 22 06 06.75 ID nCm7ELo1o … ~強制給餌場~ アラアンチ1「ここが強制給餌場か…」 アラアンチ達は、窓の向こうを覗く。 たくさんのアライさん達が、便器のような台に固定されている。 そして、そのほとんどが… …手足がない。 ミイラ腕アライちゃん「ぁああ…ああいあんおおええああ…!あんよああ…!」ブルブル 手足がミイラ化しているアライちゃんがいる。 自分の手足を見て狼狽えているようだ。 ダルマデブアライさん「…」ボケー デブダルマアライさん「…」ボケー デブアライダルマさん「…」ボケー アライデブダルマさん「…」ボケー アライダルマデブさん「…」ボケー ダルマアライデブさん「…」ボケー 腕も脚もない肥満体のアライさん達が、虚空を見つめている。 アラアンチ1「…『⑤アライちゃん達を、強制給餌台へ固定します。この固定台は水洗便所になっております』」 アラアンチ1「『リングで血流を止められた腕と脚はやがて壊死し、自然に腐り落ちるかミイラ化します』」 アラアンチ1「『そのメリットは2つあります。1つは、アライさんが暴れないようにすることで、拘束台を簡素な作りにできること』」 アラアンチ1「『もう一つは、果物の余分な枝を裁断するように、手足に無駄に栄養を奪われないようにできることです』」 アラアンチ1『こうして1年間、このようにしてアライさんへ強制給餌を続け、脂肪肝を形成させていきます』 アラアンチ2「すげーなー…」 アラアンチ3「最初にアラジビ料理始めた人は偉大だよなー…」 アラアンチ1「ホントだよ」 582 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 22 21 58.22 ID nCm7ELo1o やがて、先程のアライちゃん達が連れてこられ、固定台へ拘束された。 アライちゃん1「あうええ…おああん…おあーああーんっ…えうっ…えうっ…」ポロポロ アライちゃん2「いおあん…あえいえ…おいい…あえいええ…」ウルウル アライちゃん3「いああおああ…おんあおああ…」グスングスン アライちゃん4「うういええ!おおああいああ!おうあああああいあああ!うういえええーー!」イイイイイイ アライちゃん達は、口々にわけの分からない呻き声をあげている。 しかし、やがてこのアライちゃん達も、まわりにいるアライさん達と同じ運命をたどるだろう。 係員1「強制給餌体験、やってみます?室内はゲロ臭いですけど」 アラアンチ1~3「「「やります!」」」 \\ウユウウウゥ~~~!!//\\オエー…// アラアンチ達は、アライちゃん1~4の喉へ強制給餌器を突っ込み、食道へ餌を流し込むのを楽しんだ。 アラアンチ1「なんかこの餌、輝いてますね」 係員1「はい。アライさんの耳や尻尾、服を薬剤で反応済みサンドスターへ還元して、混ぜてるんです。これがあると美味しく育つんですよ」 アラアンチ2「そんな活用方法が…!」 係員1「おかげで今のフォアグライは、最初よりさらに美味しくなっていますよ!」 584 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 22 39 31.75 ID nCm7ELo1o 突如、デブダルマアライさんの頭の上のランプが点灯した。 デブダルマアライさん「おあ…」 作業員3「…」スタスタ カチャカチャ 作業員3は、デブダルマアライさんの体にベルトを巻き付け、天井からぶら下がるフックを取り付けた。 作業員3「運搬開始します」カチッ デブダルマアライさん「おあああ…」ブラーン ゴウンゴウン… デブダルマアライさんは、フックで逆さ吊りにされ、自動で運ばれていく。 アラアンチ1「『⑥拘束されて丁度1年間経過したアライさんに、ベルトとフックを取り付けます。アライさんは逆さ吊りにされ、機械によって屠殺室へ自動運搬されます』」 アラアンチ1「逆さ吊りにされたアライさんは、頭に血圧が集中するため、血抜きがしやすくなります」 アラアンチ2「屠殺室だってよ!行ってみようぜ!」スタスタ … ~屠殺室~ デブダルマアライさん「…」ブラーン 作業員4「…」スタスタ 作業員4は包丁を持って、逆さ吊りのデブダルマアライさんへ近寄る。 デブダルマアライさんは、ただ作業員4をじっと見つめるだけで、暴れも喚きもしない。 585 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 22 46 07.85 ID nCm7ELo1o 作業員4「…」ドズッ 作業員4は、全く何の抵抗もしないデブダルマアライさんの首へ、包丁を突き刺した。 デブダルマアライさん「おああ…あ…ん…」ブッシャアアアアアアアドボドボドボドボ 首の傷から大量の血が吹き出し、排水口へ流れていく。 アラアンチ2「『こうして屠殺されたアライさんは、解体場で肝臓を抜き取られ、冷凍されます』」 アラアンチ2「『冷凍アライさんは、精肉場へ搬送され、アラ脂やペットフードの材料になります』…か」 アラアンチ3「これでめでたく、フォアグライ出荷までの全工程が見れたな!」 アラアンチ達「「「Foo~~!」」」パチパチパチパチ アラアンチ1「さて、見学コースの出口だ。あー、一度くらい食べてみたかったなー」スタスタ 店員「こちら物販コーナーです!半年コースの廉価フォアグライの缶詰め、売ってますよー!」 アラアンチ達「「「買った!!」」」 586 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 22 54 26.49 ID nCm7ELo1o ~出口~ 受付「ありがとうございました」ペコリ アラアンチ1「あー楽しかったな」 アラアンチ2「しかし、アライさんが絶滅したら、もうアラ虐もアラジビもなくなっちまうんだな…」 アラアンチ3「…」 アラアンチ1「どうした?」 アラアンチ3「いやさ、なんか…。もしかしてさ、アラ虐とかアラジビってさ。結構ヤバい事なんじゃ…?」 アラアンチ1 2「「アライさん相手だからいいんだよ!!」」 アラアンチ3「だよなー!」 アラアンチ1「ところで、アライさんがいなくなった後、ここはどうなるんだ?」 受付「フォアグライ専用装置はすべて売却処分し、通常のガチョウのフォアグラ工場になります」 アラアンチ2「そっちは見学コースないんですか?」 受付「ありません」 アラアンチ3「なんで?」 受付「だって、ガチョウが無理矢理給餌されて殺されるなんて、可哀想で見世物にできませんもの!」 アラアンチ1~3「「「あははははははは!違いないや!」」」ゲラゲラゲラ … それからしばらくして、フォアグライ加工場では、新規アライちゃんの搬入をストップした。 アライさんの駆除が全国レベルで進んでおり、もうアライちゃんを確保することが困難になったためである。 現時点で加工場にいるアライさんの出荷が全て完了次第、フォアグライ加工ラインは閉鎖することになるだろう…。 587 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 22 55 18.59 ID nCm7ELo1o つづく 593 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/23(木) 23 16 34.88 ID nCm7ELo1o あっそうだ(遅い補足) 今回の話は、この曲をBGMにするとより楽しめたと思います http //nico.ms/sm28763398 【星のカービィ】こうじょうけんがく(Pyramid Area)【ロボボプラネット】 594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 23 25 03.59 ID MWAQfR7c0 トラウマ曲置いていくのはやめロッテ かっとばせ!アライバッティング フォアグライ 最新型 パート13へ戻る
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分類:短編小説 初出:「オール讀物」1997年4月号 雑誌時挿絵:三嶋典東 収録短編集:『夏の最後の薔薇』 あらすじ 「幸せって落とし穴があるわね」 流し台に向かって晩御飯の支度をしながら、妻が背中でそう呟いた時、電話が鳴った。妻の孝江は今日新宿のデパートに買い物にいった話をしはじめて、ふっとそんな言葉を口にしたのだった。 一度目の結婚に失敗し、平凡な妻と再婚して三年目、子供も妻のお腹にいる。そんな片山の元に、前妻から電話が掛かってきた。前妻は離婚時にもらわなかった慰謝料として百万欲しいと言いだし……。 登場人物 片山サラリーマン。 孝江片山の妻。 繚子片山の前妻。 解題 (スタブ) 関連作品 『夏の最後の薔薇』収録作「夏の最後の薔薇」 「嘘は罪」 「罪な夫婦」 「夫婦未満」 「満天の星」 「星くず」 「くずれた鍵」 「鍵孔の光」 「仮橋」 「走り雨」 「雨だれを弾く夏」 名前 コメント
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#blognavi 八重岳の桜がかなりほころび始めています。 年末から年始にかけての冷え込みが影響したと思われます。 沖縄の桜は「カンヒ桜」で寒さを感じて咲き始めるので寒い北の方から桜前線が南下していきます。 19日から桜祭りが始まりますが、わが「パーラー八重岳」は12日開店です。 開店準備に終われている毎日です。 厨房の角が使いにくいと女房から言われているので流し台と同じ高さの台を作りその下は物が置ける棚にしました。 水タンクの点検をしたらひび割れが見つかり、接着剤とコーキング剤で補修しました。 明日は椅子テーブルの点検補修、壊れて使用不能になった水タンクの蓋を作る予定です。 カテゴリ [日記] - trackback- 2008年01月08日 20 58 37 #blognavi
https://w.atwiki.jp/workers/pages/38.html
今どき花柄のエプロンをかけて、髪をゴムで渦巻きの、ベッコウ地のバレッタで留めた、黒のシャツからスラリと腕が伸び、白磁の皿を鼻歌交じり、泡立つ波間の流し台、夕の陽さらりと頬を染め、銀格子の置き場にひょいと入れる、返す手首の極まって、緑黄色のスポンジも、100円陶器の懐深く、ラー油のにごりは昼間の餃子、薄き皮の口触り、思うまでも手の忙しい、優しい指に力をこめて、眉根を深めて一心不乱、蛇口から流れる水音を、聞くとはなしに聞く耳の、向こうを覗いて首筋は、汗の玉が露と結んでよく動く。 晴子は偶に手伝いに来る。冷房機のない部屋に川を渡る風のように訪ねては、風鈴の余韻を残して、夜更ける前に帰っていく。蝶結びのエプロンの帯が揺れ、青ジーンズ穿いた締まりのいい小尻を眺め、日暮蝉を音にして、ゆるくなった暑さの名残をじんわり吸い込む。太ももから足首へ、毛剃りの成果はもち肌の、桜色のスリッパをぐるりとまわって再び背筋、首筋とエロ親爺の罪。
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パワポケ9のヒロイン。 シラクサのお気に入り。 劇団アタッテ砕けろの団長。女優になること夢見ているが、芽が出ないでいる模様。 ボロいアパートに住んでおり、ソースをかけて白米を食べたり流し台を風呂代わりにするなど貧しい生活送っている。 ※以下ネタバレを含む +... 主人公を劇団に誘うことで知り合う。 交流を深め、その後の公演も成功を収めるが、2人の仲を嫉妬した劇団員の若木が暴走。若木は2人のキスを見せられたショックで劇団を放火してしまう。 ちよは失意の中、道で怪しいプロデューサーにオーディションを持ち掛けられるが・・・? その後、ホテルに呼び出され、枕営業を強要されるちよ。彼女がプロデューサーについて行くか主人公について行くかは高感度次第・・・ 多くのプレイヤーがBADエンドで心を折られ、NTR属性・ビッチキャラがついてしまった。変貌を遂げたちよが深夜番組に水着で出演するシーンはトラウマもの。 trueエンドでは、プロデューサーを跳ね除け、地道に夢を叶えていく2人が見ることができる。
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肉系のスープで普通においしく頂けました チャーシューが香ばしく良い感じ 店内には流しそうめんの出来ます そうめん・中華麺・うめそうめん・ワカメそうめん・そばと豊富です 何か恥ずかしいような気もしなくもないですが 2006/08/16 122杯目 ラーメン 450円 住所 岩手県一関市厳美町字小河原110-1 電話 0191-39-2130 営業時間 11 00~17 00 定休日 月曜日 駐車場 有 by 熊ちゃん お店で流しそうめん、気になりますね!電話で値段等問い合わせてみよう!と思ったら明日月曜は定休日ですか。。。(^^;;;火曜に問い合わせてみよーっと。 -- ぎょる (2006-11-26 23 51 43) 見た感じですけど店内で食べるんですが、流し台?は店の裏にちょっと高くなってるところに別室があってそこから流されるそんな感じなんですよ-- 熊ちゃん (2006-11-27 00 52 18) こちらを参考にしてください。http //sss.yh.land.to/img/200611/%8c%8a%91%ea%8eR%83%81%83j%83%85%81%5b.jpg -- JIJI (2006-11-27 07 29 21) 名前 コメント
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戸締まりCheckの要注意ポイント 学生部屋 窓 空調(+扇風機) 共通パソコンのシャットダウン(完全に消えるまで見届ける) ポット 実験室 空調(ONのままにする) ガス元栓(クリーンベンチ×2, 流し台の水道) ヒートブロック →95℃は目線より上なので気をつける 乾燥機(PCR側とシンク側の2つ) 細胞数測定器(メニュー→シャットダウン→"YES"→主電源OFF) →溶液入れのキャップ・使用済みチューブなど忘れずに クリーンベンチ(奥の部屋も忘れず) シェーカー →空焚き注意 メンブレン振盪機(冷蔵庫にもあり) 4℃のローテーター オーブン →使用中なら消さないこと オートクレーブ 遠心機 電気泳動関連機器(トランスイルミネーターの主電源など) 奥の電気(スイッチはファルコンチューブ入れがある棚の裏) 冷蔵庫及び冷凍庫の温度確認(4℃・-20℃・-80℃) 乾燥棚は最低限自分のものは片付ける シーケンス部屋 それぞれの培養槽の温度・ドア チューブがあるのにシェーカーが止まっていないか 電気 蛍光顕微鏡のある電顕室も確認 ↓ 出入り口の戸締まりチェックに記入 ↓ 鍵をかける
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午前7時12分。 時計を確認した私はソファーから腰を上げ、すっかり歩き慣れたのっち宅のリビングを横切ってキッチンへ向かった。途中でテレビの電源を切る。 今日は昼前に仕事が入っていて、その時間に合わせて3人それぞれの家へ迎えが来る。私はのっちの家から車に乗り込むのを避けるため、一旦家に帰らなければならない。 ので、そろそろ朝食の準備をしなければ。私と、まだ夢の中にいる人、2人分の。 意外に綺麗なキッチンにある冷蔵庫を開けると、意外に食材が豊富で驚いた。むしろ豊富すぎて何を作るか悩んだ。5秒程度。 …いいや、目玉焼きとソーセージで。 卵2個とウインナーソーセージを1袋取り出す。野菜が視界に入ったが、私の中の何かが拒んだので手を出さずに扉を閉めた。 それらを調理台に置き、のっちから借りた赤いTシャツと紺色のジャージを着た私は、いつか私がプレゼントした黄色のエプロンを身につける。 まるで信号機みたい。いやせめて、光の三原色くらいに思っておくことにしよう。 私は気合いを入れようと、流し台に立って思い切り頭上に腕を伸ばし、背を反らせて体全体を伸ばした。同時に目一杯深く深呼吸をする。 いたって日常的な、朝。 …くぅ、朝はやっぱり気持ちいい〜。ふぃ〜。 しかも1人で早く起きるのって、朝を独り占めしてるみたいで、いいな。 んーでも、なんか…体…だるい。頭と気分は久しぶりにすっごくすっきりしてるんだけど。 ちょっと喉も変だし。腰まわりも重たい、感じ。 別にあの日が近い訳じゃないし…なんだ、なんかしたっけ…あ。 そうだ昨日の夜はあり得んくらい激し 私は思わずその場にしゃがみ込んだ。自分の自覚の遅さに驚く。このタイミングで思い出す意味がわからない。 …ていうか、朝から1人で何考えてんの。完全に変態でしょ。のっちじゃないんだから。 気にしない、気にしない。さっさとご飯作っちゃお。 体が訴える感覚を意識してシャットダウンし、私は他にメニューに加えられるものを検討した。 ご飯は予約しておいたので、もうすぐ炊きあがる。とすれば常識的に考えて、お味噌汁だろう。 早速、味噌を求めてレンジの上下にある収納を探してみるが、なかなか見つからない。 …もしかして普段作んないのかな。カレーばっか食べてたりして。 そんな食べてたら、いつか顔とか黄色くなっちゃうよ。 とりとめのないことを思いつつ、収納の扉を開けたり閉めたり。 …のっちの顔が黄色くなったら、なんかタイとかインドにいそうな人みたいじゃね。 ん。むしろカレーまんかね。お?それ結構おいしそ…こらこら。駄目だぞ、ゆか☆ 一瞬芽生えた邪念を摘み取った私の目に、インスタントのスープが止まった。 わかめスープ、とある。なるほど、のっちはこういうものを利用しているらしい。 側にあった白いケトルに水を入れ、火にかけた。食事に温かい飲み物があるかないかは、かなり大きい。 …そういえば、のっちって猫舌だっけ。昔言ってたような。 でも猫舌ってほんとかな。熱いものが熱いのは当たり前なんだし? そんなん言ったらみんな猫舌になっちゃうよ。 大体さ、あんな長くて力強い舌してるくせ 私はまたその場にしゃがみ込んだ。遠くから小鳥のさえずりが聞こえてきて、余計に空しくなる。 …なんでこうなるの。今は朝、朝ですよー。 しかもなんか、似たようなことが前にもあったような…。 いやでも、ここからが違うんよ。ゆかだって毎日少しずつ成長しとる、はず。 気を取り直して立ち上がり、もう片方のコンロに大きいフライパンを乗せ、火をつけて油をひく。 お湯が沸くまでの間に、卵とソーセージを焼いてしまおう。 卵を2つ割り入れ、空いたスペースにソーセージを並べて蓋をした。 流し台に寄りかかり、束の間、ぼーっとする。 …いいな、こういうのも。 毎日好きな人のためにご飯を作って、おいしそうに食べる笑顔を見て、可愛いなぁって思って。 んー、でもすぐに飽きちゃうのかな。なんていうの、スパイスみたいな?刺激がないと。 あそっか。それでたまに昨日みたいなことすれば完ぺ 私は思わず立ったまま流し台に前のめりになった。再び小鳥のさえずりが聞こえてきて、何だか叱られている気分になる。 …自爆。こういうのを自爆って言うんだ。もう何も考えないでおこうっ。 でもすごく幸せなこと考えてたのになんで… …うん、のっちが悪い! このループから抜けるために簡単な結論を出した私は、そのままの姿勢でフライパンの蓋へ手を伸ばした。 正直、これ以上不必要に動いて体を刺激したくない。 蓋を開けると、半分ほど白く固まってきた卵が見え、ソーセージから漂う香ばしい匂いがした。 体勢は変えずに取手を掴んでフライパンを揺すり、ソーセージをひっくり返す。 我ながら、器用だ。 …そういえば昔、のっちの指がソーセージみたいって誰か言ってたような…? あの指がソーセージって、そんな大人しいもんじゃな…くないよねー落ち着けーゆかー。 もう、誰かの陰謀としか思えん。ソーセージ=指とかベタすぎるわ。 …でも今日はソーセージ食べないでおこ。目玉焼きあるし。 ん〜卵いい感じに焼けてる。よかった、食べられるものあって。 白身プルプルしておいしそう。早く食べちゃいたいな。 あ…そういえば最近、のっちによく胸を噛み付かれ 私は流し台の中に突っ伏した。拍子に、頭が蛇口のレバーにぶつかって勢い良く水が流れ出た。 自慢の前髪が少し濡れる。 …どーして、どーしてこーなるん!?相手は食べ物よ!? むしろなに、発想の天才!?ってこんな才能いらんし。 前より悪化しとるよ。ゆかの頭溶けとるわ。 ていうか朝から…つ、疲れた…。 気怠い体をのろのろと起こし、今や軽く憎たらしくもあるフライパンに対峙した。 なぜ朝から1人で悶々として、あげく疲労しているのか。 恐らく、“そういえば”と考えるのが原因なのだろう。何かを見て連想し、そしてそれが良くないと思うから葛藤し、疲れる。 いや、そうすると原因は、葛藤にあると考えることもできる。“そういえば”は自然な流れであり、防ぎようがないのだから。 葛藤しなければいい。いっそのこと開き直ればいいのではないか。 だって私は悪くない、と。 …そう、そうだよ。大体そういう発想しちゃうのだって、のっちが悪いんだし。 のっちが昨日あんなに頑張るから悪い! 私はフライパンの中の罪なきソーセージと目玉焼きを睨んだ。 段々、このメニューにした15分前の自分すら憎らしくなってきた。 …もーあの指とかなんであんな動きするん!? 取手を掴んで、ひと揺すり。 …なんだってあんな巧いの?いつの間に憶えたんだか…まったく。 1本しぶとくひっくり返らない。 …最初の頃はおどおどしてたくせに。最近は特に…もー! 私は箸を取って、 …ゆかに教えてもらいたいくらいだよ、あの技。 言うことを聞かないソーセージを、 …そだ。今度教えてもらお。うんうん。 ひっくり返した。 …そうしよ。それで…ん? 炊飯器からご飯が炊けた知らせが鳴り、私は我に返った。 隣のケトルを見れば、お湯も沸いている。フライパンの中身も出来上がった。 そして開き直ったら気分もすっきりしたので、のっちを起こしに行くことにした。 エプロンを外し、ソファーへ放り投げる。今や小鳥のさえずりは耳に心地よい。 いたって日常的な、朝。 やはり我慢して良心と葛藤するのがいけなかったのだ。すっかり穏やかな気持ちになったではないか。 私はのっちの寝室に入り、ベッドに近づく。規則的で小さな寝息が聞こえてきた。 布団からはみ出ている素足を見ないようにして、同じくはみ出ている黒い頭に声をかける。 「のっち〜、朝だよ。ご飯できとるよ。早く起きんさ〜い」 ここで下手に体に触れてしまうとやぶ蛇になるので、声の音量を上げた。 「のっちってばー。ゆかが遅刻しちゃうよー!」 「…んぅ」 黒い頭が転がって、私の方を向いた。少ししかめた顔が可愛い。 と和んでいたら、布団から白い手が出てきて、大きな瞳を覆う瞼をこすり始めた。 …あ、ソーセージ。じゃなかった、指が動いとる。 しかも白い手は白い腕へ、白い腕は白い肩へ、白い肩は白い鎖骨へ、ひと続きになって私の目の前に晒されている。 …悪い。これはのっちが、悪い。最悪だよ。 うん、仕方ない。 今度と言わず、今、教えてもらお。 私は静かにゆっくり、のっちの背後からベッドに入った。 「のっち。早く起きないと…」 「ん…」 日常的な朝を、壊してしまうよ? ーーーーendーーーー
https://w.atwiki.jp/gendai4koma/pages/206.html
コマ人間とは、我々人類の理解をはるかに超えた存在である。 『コマ人間』(作:視力) 概要 視力による現代4コマ作品のシリーズ。理解を遥かに超えているため、「なんやねん」「何がだよ」などといわれのないレビューを書かれているが、高次の宇宙においては三角コーナーが流し台の角に綺麗にハマるのと同じくらい価値のあるものとされている。 投稿から二か月たってブームを巻き起こし、コマ人間表現という新たな概念を産み出した。 コマ人間の他に、コマの部分に別のものを当てはめた、非コマ人間シリーズや、コマ人間を使ったアート作品も存在する。 コマ人間 『人間コマ』(作:視力) 『コマ人間♀』(作:雀100) 『コマ人間 家族』(作・視力) 『無限』(作:ぷらりね) 映像作品 『コマ人間(主観)』(作:視力) 『コマ人間の逃亡』(作:エソラゴト) 『自分がコマ人間だと気付いてしまった瞬間』(作:視力) 『ガンダム』(作:ぷらりね) コマ人間? 『人間』(作:桜桃) 『(無題)』(作・視力) 『人間』(作:雀100) コマ人間アート 『砂漠』(作:雀100)