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95 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/06/03(日) 13 49 08 ID biq4Qk+P 朝の9時。山川の自宅のドアの前。 音符のマークが書かれているチャイムを押して、頭の中で3秒数える。 続いて3回、金属製のドアをノックする。反応はない。 だが、山川の自宅に来る前に連絡をしているから、起きていることは間違いない。 間もなくでてくるだろうと見当をつけて、ドアの前で待つことにする。 山川の住むアパートは築5年ほどの建物で、僕の住むアパートよりもだいぶ綺麗だ。 その分家賃は高いのだろうけど、娘を持つ親としてはそれなりにいいところに 住ませたいのかもしれない。 廊下の手すりに肘をついて、空を見上げる。 寂しそうな空だ、と思った。 空には青と、馬鹿みたいに白い雲が広がっている。 鳥が飛んでいる。時々現れては、円を描いて飛び、どこかへ行く。 空と地上を隔てるものは人工的な建物だけだった。 ここが田舎の村だったらまた違う景色が見られるのだろう、と意味も無く考えた。 昔――小学生のころだったか、詩を書いたことがある。 空を題にした詩だった気がする。いや、詩というよりポエムだったかもしれない。 まあ、どちらでもいいんだけど。 散歩しているときに見上げた空の青さに、僕は疑問を持った。 思いをそのまま文章にして、先生に見せた。 先生の感想はあたりさわりのないものだった気がする。 空がなぜ青いのか。それは、空の向こうにあるものの色が濃い青だから。 だんだん白やその他の色が交じり合っていき、地上から見たときにはすっかり薄くなった 青が見られる、というのが詩の内容だった。 今の僕が書いたなら、内容は違うものになる。 地上から見た空が青いなら、空の向こうから見た地上はどう見えるのだろう。 衛星からの写真では、地上の様子がそのまま映されている。 では、空はどこにあるのだろうか。 きっと空は存在していない。空の青は人の目が見せる錯覚。 とでも書くのだろう。 ここまで感傷的な気分になっているのは、失恋のショックから立ち直れていないからだ。 一晩寝たらまともになるかと思っていたら、むしろ逆。さらに憂鬱な気分になってしまった。 本当に辛い食べ物はあとになって辛さを知覚できるというが、失恋にも同じものが あるのだろうか。 「そんなわけ、ないか」 96 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/06/03(日) 13 50 24 ID biq4Qk+P 「おはよう、北河君!」 後ろから山川の声がした。振り向いて挨拶を返す。 「おはよう、山川」 「……うわ、ひどい顔だね」 「失敬だな、君は」 どれだけひどい顔をしているのだろうか。 顔に手を当ててみる。特に変わった様子はないと思うのだが。 「今の北河君の顔を、喩えてみようか?」 「必要ないよ」 「まあ、そう言わずに。えっとね、念願の車を買えた男、が」 「が?」 「目の前で突然爆発した愛車を見てしまったときの顔、だね」 「それはひどいな」 「ちなみに、爆発はテロリストの仕業です。しかも生き別れの弟」 「そこまで詳しく設定を作らなくても良いから」 「全てを知った男は車の仇を取るために、生き別れの弟と戦う決意をするのです」 「そっか……さよなら」 背中を向けて、立ち去ることにする。 山川なりに元気付けているというのはわかるが、付き合う気分じゃない。 数歩進んだあたりで、山川が僕の肩を掴んだ。 「ま、ま。そう不機嫌にならずに、部屋に上がっていきなよ」 「……いや、もういいから」 「お姉さんが体と甘い言葉で慰めてあげるから」 「僕と君は同い年だし、慰めもいらない」 「そういや、そうか。じゃあ、お酒の力を借りるとしよう。 お酒を浴びるほど飲めばきっとエネルギーが充填されるよ」 「お酒? また?」 「そ」 山川が言うには、部屋に大量のビールと日本酒、焼酎まであるらしい。 僕はいろいろ考えた末、山川の提案をのむことにした。 僕はアルコールが好きじゃない。缶ビール一本にしても明らかに単価が高いし、 たいして美味いと感じることもないからだ。経済的じゃないし、味も悪い。 山川と飲んだときは同席した以上仕方ない、という感情が働いていたから飲んだ。 友人と飲むときも軽く飲む程度で、飲み屋のトイレや床に吐いてしまうほど飲んだり、 二日酔いになるほどコップを忙しく動かしたりしない。 けれど、今日は飲みたい気分だった。 僕は山川に手を引かれて、部屋の中へ入ることにした。 山川の部屋の中は、意外なほど綺麗で、まるで雑草を刈った後のようにさっぱりとしていた。 97 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/06/03(日) 13 52 35 ID biq4Qk+P 僕がビールを何本飲んだか忘れるほど飲んで、山川がビールを2本と焼酎一升と 日本酒を半分ほど片付けた時点で夕方の7時になり、僕は家に帰ることにした。 酔っているくせに正気を保とうとして目の前の光景をじっと見つめるのは僕の癖だ。 僕の目が狂っているのでなければ、山川がタクシーを止めようとして道路に寝転んだ という光景は嘘ではないことになる。 大の字になって寝転んだ山川を僕は当然起こした。 車の通りが少ない場所でやったからいいものの、どこでも人の目はあるもので、 やはり僕と山川は奇異の目で見られることになった。 電信柱に寄りかかりながらタクシーが来るのを待ち、運よく目の前で止まったタクシーに 乗り込んで僕はアパートに帰ることにした。 しかし、なぜか山川までもが僕の家についてきた。 山川がついてきていることに気づいたのは部屋の鍵を開けて、中に入った時点でだったが。 山川は僕の部屋に入ると同時に、トイレへ向かった。 僕はその間に水を一杯飲み干した。 コップを2つ用意してインスタントコーヒーの粉を入れる。 空になっていた電気ポッドに水を入れて沸騰するまで待ち、電子音が鳴ってから コップにお湯を注いでいく。全ての動作がいつも通りに行えた。 僕は居間のテーブルの上にコーヒーを置いて、口をつけずに山川を待った。 山川は勢いよくトイレのドアを開けて出てきた。 居間から山川の様子を観察する。 山川はまず、手を洗った。台所の流し台の前に立って、蛇口をひねり手を濡らして水を止めた。 その後居間に向かってくるかと僕は予想していたのだが、違う動きが見られた。 山川は首を下に曲げてじっとしたあと、しゃがんで流し台の下を見ながらぼーっとした。 そして、何故か笑った。 何が面白かったのかはわからないが、声も出さずに肩を揺らして満面の笑みを浮かべていた。 山川はしゃがんだまま、流し台の扉を背中にしてもたれかかった。 僕を見ると、左手首で手招きした。 「北河君、ちょーっと、こっち来て」 僕はおかしな山川の様子に不審を抱きながら、台所へ向かうことにした。 山川と目線の高さを同じにして、問いかける。 「なに? どうかした?」 「いやー、なに、聞きたいことがあってさ」 遊んでいるときと同じ声だった。 時々、笑い声を漏らさないようにして口を手で覆う。 「ぷくく……あのさ、北河君の好きな人って、誰?」 「誰って、それは……」 「部屋で飲んでいるときもさ、教えてくれなかったでしょ」 「別に言う必要ないだろ」 98 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/06/03(日) 13 54 20 ID biq4Qk+P 話をそこで終わらしたかったので、立ち上がることにした。 が、山川が僕の手をいきなり引っ張ってきたので、前のめりに倒れた。 危うく衝突しそうになったところで手を流し台について、こらえる。 「こら! いきなり……」 何をするんだ、と言葉を続けようとしたのだが、山川の予想外の動きに封じられた。 山川がいきなり僕の頭を抱きかかえた。 両手で僕の頭を包み、体で受け止めている。山川の胸に僕の顔は沈んだ。 僕は全力で山川から離れようとしたのだが、加えられている力は僕の力と拮抗していて、 拳ひとつ分しか距離をとれなかった。 「は、離せ……」 「それはできないよ。正直に答えてくれるまではね」 「誰が、言う、もんか」 喋り続けながらも離れる努力をしているのだが、状況は変わらない。 「もしかして……私?」 「…………は」 「北河君の好きな人って、私なの?」 それはない、という答えが最初に浮かんだので、言おうとして口を開いた。 だが、言葉は出てこなかった。山川の目が僕の目をまっすぐに見つめていたから。 山川の目が語っていた。本当のことを言え、と。 まず、山川の問いに答えを返す。 「僕が好きな人は……山川じゃない」 自分でも驚くほど、鮮明に言葉にできた。僕が好きな人は、山川じゃない。 山川は僕の答えを聞くとふーん、と言いながら何度か軽く頷いた。 僕を睨み付けているように見えるのは、目の錯覚なのだろうか。 「それはつまり、他に好きな人がいるってことでしょ」 「まあ、そうだけど……」 「誰なのかな? 北河君の好きな女性は」 僕の頭に加えられていた力はすでに弱まっていた。 逃げようと思えば逃げられた。けれど、今度は山川の問いに動きを封じられた。 僕が好きな人は、さつき姉だ。でも、それを口にしてもいいのか? 昨日、さつき姉への想いを断とうと決めたばかりじゃないか。 「僕は……」 「あ、迷っている顔。本当は誰が好きなのか自覚しているのに、答えることを躊躇っている」 「……違う」 「答えを口にしたら辛くなるとわかっているから、口にしたくない。そうでしょ?」 「違うって、言ってるだろ」 「ガキみたいな恋愛してんじゃないよ」 99 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/06/03(日) 13 55 45 ID biq4Qk+P 山川の顔と声が変容した。一瞬、情けなくも思考が停止した。 今まで見たことのない、厳しい目が僕を見つめている。 「まだ好きなくせに、なんでごまかそうとするの?」 「……」 「今日一日中観察してて思ったけど、自分をごまかそうとしているようにしか見えなかった。 それってさ、ただ嫌なことから逃げているだけだよね。自分の気持ちからさ」 「な……」 「何も言ってないんでしょう? 好きだとか愛しているとか。 面と向かって振られたわけでもないのに、なんで諦めるの?」 「それは……山川だって……」 山川は、一度不敵な笑みを浮かべてこう言った。 「私ね、花火大会の次の日に起きたら、すぐ電話して聞いたよ。彼氏に。 そしたらね、向こうから謝ってきた。色々あってむしゃくしゃしてたんだって言ってた。 あれは間違いだった、ごめん。って、そう言われた」 だからあの日、やけに声の調子が良かったのか。 僕が無言でいると、山川が優しい顔をして口を開く。 「もし私が諦めてたら、たぶん破局してただろうね。 諦めずにもう一度話してみたから、やりなおすことができた。 北河君も同じじゃないの? 想いが伝わるかもしれないよ。やってみる価値はある」 「…………そうかもしれない」 「そうかも、じゃなくて。やるだけの価値はあるの。私が言うんだから間違いない!」 説得力のある言葉だった。 持つべきものは友達。まさにその通りだ。 今なら、さつき姉に告白することもできそうだ。 「にひひ……すっかり乗り気になったみたいだね。 それじゃあ、言ってみなよ。私を相手だと見立てて、告白してみて」 「ちょっと待て。なんで山川にそんなことを……」 「予行練習ってやつよ。さあ、ばっちこい!」 「野球部じゃあるまいし……」 でも、冷めないうちに今の気持ちを言葉にするのもいいかもしれない。 今日は酔っているからさつき姉に電話はできないし、会うこともできない。 相手が山川というのはとても、すごく不満だけど。 「む、何か言いたそうな顔をしているね。私じゃ不満?」 「まったくもってその通り……じゃなくて、不満じゃないよ。うん」 「……いろいろ言いたいことはあるけど、今日はやめとく。 それじゃあさ、言ってみて。はっきりと、大きな声で」 大きな声では言わないけど、はっきりと口にする。 「僕が好きな人は、さつき姉だ。 今さら言っても遅いんだけど、自分の気持ちはごまかせない。 僕は、さつき姉と一緒に居たい」 100 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/06/03(日) 13 58 26 ID biq4Qk+P 僕がそう言うと、山川は紅くなり、俯いた。 あまりにおかしかったので、僕は笑った。山川が僕を見て紅くなるなんて、初めてのことだった。 「笑わないでよ、こっちだって笑いそうなんだから」 「だってさ……その顔を見て笑わずにはいられないって」 「北河君の告白の方が面白いって。しまったな、録音しておけばよかった」 のちのちネタにできたのに、と山川は呟いた。 僕が立ち上がると、山川もふらふらしながら立ち上がった。 山川が帰るというので、僕は電話でタクシーを呼んだ。 アパートの下まで送っていこうとしたのだが、山川は1人で大丈夫、と言ってドアをくぐった。 ドアの前に立って背中を見送っていると、山川が僕の方を振り向いてこう言った。 「流し台の下、開けてみて」 山川は千鳥足で階段まで向かい、手すりに掴まりながら下へ降りた。 僕はドアを閉めて、鍵をかけてから、座り込んだ。 続いてため息をつく。もう一度、今度は肺から息を全て吐き出すつもりで嘆息する。 「何をやってんだ、僕は……」 酔った勢いとはいえ、とんでもないことをしてしまった。 よりによって山川に、さつき姉へ向けた告白の言葉を聞かせてしまうとは。 恥ずかしい。録音されていなくてもこれから酔った勢いで同じ話をされてしまうかもしれない。 ため息を吐きながらドアに向かって、頭突きをする。頭に突き刺すような痛みが走った。 めんどくさいので、電気を消して玄関で寝ることにした。 頭がぐるぐる回っていていたが、混濁の渦に意識を置いているとすぐに眠くなった。 しかし、目が覚めた。部屋の中から物音が聞こえたのだ。 ドンドン、という音は流し台の下、さっき山川が背中をつけていた場所から発せられていた。 猫でも入り込んでいたのだろうか?立ち上がって、電気をつける。 まだ音は続いていた。おそるおそる手を伸ばし、流し台の下の扉を開ける。 「……」 絶句した。ここにいるはずのない存在がいたことに。 なぜ流し台の下にいるのか、理由がまったくわからない。 さっきのやりとりを聞かれていたことは当然聞かれていたはず。無性にさけびたくなった。 しかし、その人が持っているものが包丁であることがわかって、叫ぶ気は失せた。 「さつき姉、何してんの……?」 101 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/06/03(日) 13 59 55 ID biq4Qk+P 流し台の下にいたのは、さつき姉だった。口にハンカチをあてている。 僕が手を差し伸べると、さつき姉は手に捕まって這い出してきた。 ようやくハンカチを手から離すと、大きく深呼吸を数回して、僕に向き合った。 「早く気づいてよ! 流し台の下って臭いから息ができなくて声は出せないし! 驚かせようとして入り込んだはいいけど狭いから出てこられなくなったし!」 「いや、隠れる必要もないでしょ。……って、いつからいたの?」 「惣一が帰ってきたとき。声が聞こえてきたから、咄嗟に隠れたのよ」 「どうやって部屋に入ったの?」 「鍵、開いてたわよ」 「なるほど……」 思い出してみると、今日は部屋を出て行くときに鍵をかけなかったかもしれない。 さつき姉の着ている服は白いブラウスとジーンズだったが、上下共に黒く汚れていた。 さつき姉は右手で髪をいじって、汚れをチェックしている。 そして、左手には包丁が握られている。 「ねえ、なんで、包丁を持ってるの……?」 「え、それはもちろん山川さんを……」 「え」 「じゃなくて、暗闇に不安になったから握っちゃったのよ。防衛本能よ、防衛本能」 「あっそ……」 頭をかきながら俯いて、ため息をひとつ。まったく人騒がせな。 だいたい、なんで僕の家に来てるんだ?恋人の家にいるはずじゃないのか? 「さつき姉、恋人は?」 「恋人? ……あーあー、あれね……うふふ」 「なに、その勝ち誇ったような笑顔は」 「う、そ」 「う、そ?」 「あれね、お母さんに頼んで一芝居うってもらったの」 えっと、つまり……恋人がいるっていうのは嘘? 僕が昨日あれだけ落ち込んだのは一体なんだったんだ。 いくらなんでも悪質すぎるいたずらだろう、これは。 「さつき姉、さすがにこれは僕でも……」 「ここに引っ越すとき、惣一は何も言わずにどこか行っちゃったでしょ? その仕返し。どう? 同じことをやり返された気分は」 「……返す言葉もございません」 満足そうな笑顔でうなずくさつき姉。 僕はさつき姉の笑顔を見て、からからになっていた心が潤っていくのを自覚した。 102 :向日葵になったら ◆KaE2HRhLms [sage] :2007/06/03(日) 14 01 52 ID biq4Qk+P 「結果としては、成功だったかしら。惣一は正直になったみたいだし」 「なんのことを言って…………あ」 今度こそ、僕は凍りついた。 僕は山川との会話で、さつき姉への気持ちを口にした。 そしてさつき姉は流し台の下にいて、それを聞いていた。 頭を抱えて座り込みたい。床を突き破って一階に下りて住人に謝って逃げ出したい。 顔から火が吹きそうだ。流し台の下に隠れたい。 「私のこと、好きなんでしょ?」 知っているくせにあえて言わせようとするさつき姉。 微笑んで、僕の言葉を待っている。 恥ずかしいけど、僕は言うべきなんだろう。 「うん。僕は……さつき姉のこと…………好きだよ」 面と向かって言いたいが、首が重くて持ち上がらない。 床に向けた視界の中に、さつき姉の足が現れて、白い腕がすぐ目の前に来た。 呆然とする僕の体を、さつき姉が抱きしめた。 耳元で、さつき姉の口から小さな呟きが漏れる。 「私も、もちろん惣一のことが好き。もちろん、1人の男として」 何を言われたか、わからなかった。 だって、さつき姉が僕のことを好きだ、って、今……。 「やっぱり気づいてなかったわね。今さらだけど、ここまで鈍いとは」 「だって、さつき姉他に好きな人がいるって、昔」 「あのね……昔からずっと一緒にいるのは、惣一だけでしょ。他に居た?」 過去の記憶を全て振り返る。そして出た結論。 「居ない、ね」 「ちょっと考えればわかりそうなものだけど。あの時はっきりと言っておけばよかったわ。 でも、いいか。結果としては、上手くいったんだから」 さつき姉の腕に力が込められた。僕は、より強くさつき姉を感じられた。 上手く動かない手を動かして、ゆっくり、壊さないように抱きしめ返す。 くすぐったかったけど、離れる気にはならなかった。ずっとこうしていたい。 「そうだ、惣一。罰ゲームのことだけど」 「うん」 「罰ゲームとして、惣一には私と結婚してもらうから」 ……なんだって? 「けっ、こん?」 「そう、結婚。これでずぅっと、一緒に暮らせるわね」 嬉しさと驚き。思考が停止するかと思いきや、逆に冷静になってきた。 自分はまだ大学一年生であること、さつき姉とは離れて暮らしていること、 親御さんへ向けた挨拶の言葉、自分名義の銀行口座の残高。 それら全てを同時に考えていると、さつき姉が僕の耳元に口を寄せた。 溢れる感情を堪えきれないのか、さつき姉は涙声でこう言った。 「絶対に、離さないからね」
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今後の計画について6月18日案 決行日時 7月23日土曜日、24日日曜日 集合 新宿駅東南口 10時 目張り ガムテープで窓辺、水道管、ドアをがっちり目張り バルサン 全部屋で一斉点火 おおよそ3時間くらい(その間に買出し) 下掃除 箒、掃除機でGを駆除(最低ここまで土曜日にやる) 本掃除 住宅洗剤を用いた本格清掃(床掃除、流し台のサビ落とし、埃取り、家具の移動、etcetc) 掃除完了後、皆でリフォーム計画を考える
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基本情報 ここからはキッチン、バスルーム、ジェニーの部屋、裏庭に行ける。 ジェニーの部屋:ジェニーの部屋内鹿威し付近のツマミを操作後 キッチンとは3か所で繋がっている。(シンク1か所+シンク下収納2か所) なおシンク下収納にあるツマミはショートカット用? 上側左から順に、バスルーム:流し台、恐らくトイレ(進入不可)、キッチン:シンク、キッチン:収納内上側 下側左から順に、恐らくキースの部屋(進入不可)、ジェニーの部屋、キッチン:収納内下側、裏庭 右上に顔出し看板写真パネル
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1 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 14 42 12.51 ID QNbmZ8jJ] これはひどい 2 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 14 43 07.92 ID VpGECjl6] これはほんとにひどい 4 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 14 47 18.57 ID 0YveYrBt] たまごポケットにやられたなどと供述しているという 5 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/01(木) 14 47 46.61 ID xAk/2YyH] 原「(お湯を水に)切り替えていく」 6 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/01(木) 14 51 09.88 ID RFNej6l1] ひどいな 7 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 14 52 25.35 ID 89mw9Mmx] 畑正憲「知らなかった」 8 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/01(木) 14 58 03.45 ID 48TvM4T9] 原「チキンラーメンに(お湯)というところもあるが、 そういうことを考えさせない二岡になってもらいたい」 9 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 14 59 30.43 ID oCu5KsiD] チキン野郎ニオカ 10 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 15 00 17.60 ID RSCwRpNL] 麺を鍋で茹でる派か、ドンブリに入れて湯を注ぐ派なのか。 11 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 15 02 32.33 ID 3VzLX7B4] 二岡流し台にお湯を流した時の「ボン」という音でショック死 14 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 15 04 39.69 ID z9MrhVny] チャルメラ「しゃーない」 15 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 15 05 36.66 ID I06khcjE] 二岡、流し台の三角コーナーを動かして腱鞘炎。 16 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 15 07 26.73 ID xXo966ss] 二岡、火薬と加薬を間違え爆死 17 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 15 09 22.36 ID OBylMWqs] 二岡先にダシを全部飲んでからチキンラーメンを食べて家裁送致 18 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 15 11 59.30 ID d0R7fLvT] 【全米騒然】二岡白目を剥きながらダシをすする 19 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 15 17 00.13 ID UrTGqhHv] 二岡チキンラーメンにお湯を注がずそのまま食べて窒息死 21 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/01(木) 15 18 08.70 ID xAk/2YyH] 二岡、鼻からラーメンすすって悶絶 22 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 15 18 13.87 ID xXo966ss] 二岡「チキンラーメンなのに鶏肉の具が入っていないのはおかしい」と問題発言 23 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 15 18 55.79 ID 4KjQOyrR] 多村、流し台の三角コーナーを動かして腱鞘炎。 24 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 15 24 06.69 ID T0X3bgTc] 高橋由「最近寂しい。チキンラーメンに必要なのはフライパンだ」 25 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/01(木) 15 25 12.34 ID 8s2YOQ4N] 二岡、生卵のカラがラーメンに入り登録抹消 27 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 15 28 20.93 ID kgzmiMgd] 堀内「ペヤングだ、ペヤング!」 33 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 16 36 19.86 ID rlzx7NHk] 二岡家族と友人に看取られて病院で死亡 34 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/01(木) 16 56 12.18 ID tDEzDjqs] . 11が優勝だな
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ミキサーをを活用 880 :可愛い奥様:2005/10/21(金) 21 35 17 ID CImWpmEP しまいこんでたミキサーを流し台におきっぱにしたら良かった。 毎日のようにジュースを作りたくなる。 だいたい牛乳ベースで野菜や果物を入れてます。 フルーツ缶を適当に買ってきて一回分ずつビニールに分けて凍らしておき 牛乳に一袋そのまま投入。 牛乳の量が多いとジュースに。少ないとジェラートっぽいシェイクになります。 part3 http //human5.2ch.net/test/read.cgi/ms/1125990892/
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こち亀17話のエピソード 優勝賞金 100万円 ゴキブリのコスチュームで参加するアスレチックレース 障害物 ゴキブリコイコイ 粘着力のあるエリアで登場 元ネタはゴキブリホイホイ ロボットアーム登場。 殺虫剤噴射 水の張った流し台 両津たちは泳いで次のエリアに進もうとしたが 見たか!ロボットアームの威力を! 驚くのはまだ早いぞ! ウィーン! 洗剤噴射! ロボットアームで選手に泡だらけのプールにさせられて溺れさせられる 真ん中のケーキの山 到達すると100万円獲得
https://w.atwiki.jp/wttg/pages/47.html
『金出しゃヤれる』 1時~4時のみアクセス可能。 「Mental Institute(精神研究所)」なる輩が新たな顧客獲得のために運営しているサイト。 セフレ候補の人間が掲載されており、閲覧者はセフレ候補の性別は勿論のこと、意識の有無を選べるとのこと。 要するに昏睡レイプするか普通にヤるかという、ド最低なサイトである。 当然アッー♂もあり得る。 トップ画像にある流し台の中央辺りをクリックすると、キーコードが出現する。
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ユニットバスのカーテンから外に出た偽ネギは、 「石ころぼうし」を脱いでバスタオルで体を拭きながら、ベーコンの香りに笑みを浮かべる。 「かくれマント」と、「ウルトラミキサー」で眼鏡と合成した「かたづけラッカー」仕様虫眼鏡、 「かたづけラッカー」を吹き付けた「四次元ポケット」を身に着けた偽ネギは、 「きょうじき」を操作して一旦他の時間調整を解除してから、 ユニットバスで一日が経過しても外部では一分しか経過しない様にセットする。 さすが体力バカのバカレッド、よがり狂って腰が抜けただけの事だからさっさとカーテンを開けて姿を現す。 その次の瞬間、偽ネギは、明日菜に驚く暇も与えずに、 通常の世界では一週間が経過したとしても、本人の肉体は一分しか劣化しない様にセットされた 「きょうじき」を明日菜に向けて発動していた。 洗面バスルームを出て台所を覗いた偽ネギは、ぷりぷり蠢く可愛いお尻に会心の笑みを浮かべる。 「ああ見えてこのかさんってぇ、実は性感帯をちょーっと刺激して差し上げるだけで アヘアヘメロメロになっちゃうぐらい超絶敏感なエロエロ淫乱体質なんですねー」 台所で一分が経過する間にそれ以外の場所で一日が経過する様に「きょうじき」をセットした上で 「ソノウソホント」を装着した口でうそぶいた偽ネギは、 「かくれマント」を身に着けたまま、「きょうじき」で一日と一分の設定を逆転させてから台所に侵入する。 「こーのーかーさぁーん」 「あんっ、だめぇネギくぅんっ」 右手でサッとガスを止め、左手で木乃香の脳天に「キュービッドの矢」を突き立てるや 唯一着衣していた「かくれマント」も脱ぎ捨て背後から抱き付いた偽ネギと、 どう聞いても全然ダメには聞こえない木乃香の掛け合いは、馬鹿丸出しとしか表現の仕様がない。 「このかさぁーん、やっぱりこのかさんの髪の毛いい匂いですぅあうんあうん♪」 「もー、ネギ君ーだめぇご飯ん…」 黒髪に顔を埋めスリスリする偽ネギを背後に、相変わらず全然駄目に聞こえない甘い声で応じる木乃香は、 その胸の控え目な膨らみをむにゅっと無遠慮に掴まれ、いよいよ「ひゃっ」と可愛らしく呻く。 「ムププププwwwこんなにクリクリwwwコリコリwwwww」 「はうぅうぅうんん…あんっ、うちどないしてんこんなぁ…」 偽ネギの両手の指で、白いエプロンにぽっちりと浮かんだ乳首をコリコリされて、 既に木乃香の頬は熱く上気し、息も絶え絶えと言った風情すら見せる。 「ムププwww朝っぱらからこーんなトロトロしてるのこのかさんの隠し味ですかぁ?」 「やあん、ネギ君恥ずかしいいわぁはひゃあうんっ」 するりとエプロンの下に入った偽ネギの右手がお臍の下に、さらりとした感触を撫でてから 中指がぽっちりと膨らんだ所、そしてその下に溢れる蜜をすくいその源に指を沈め、 既に偽ネギの左腕の支え無くしては立ってもいられない木乃香を思うまま弄ぶ。 「このかさんのエッチなお体にお付き合いしてー、僕のもこんなに熱く硬くビンビンなっちゃいましたー」 「はあぁー、ネギ君のぉ、すごおぃ、熱くて硬いのがぁ…」 今朝未明から「流行性ネコシャクシビールス」の伝播と共に女子寮で大流行している ブレックファーストの支度は裸エプロンで、と言うトレンドに乗り遅れる事の無かった木乃香は、 お尻から熱く硬く逞しい感触がぐいと押し付けられるのが伝わるや とろりととろけそうな心地で実際とろりと溢れさせたものが絹の様に白い太股を伝い、 顎に向けて一筋のヨダレが伝っている事すら忘れていた。 「僕のこれ欲しいですかこのかさん?」 「うん、欲しい、ネギ君の欲しい」 「僕のぉー、何が欲しいんですかぁこのかさぁん?」 「はひゃあんっ!ネギ君のぉ、ネギ君のビンビンのヘノコ欲しいのぉ、 ネギ君のカチカチのヘノコうちのオソソうちの濡れ濡れのオソソに欲しいのぉひゃうんっ!」 エプロンの下で、臍の下に潜り込んでいる偽ネギの右手の指で ピンピンに充血した小さな豆粒をすりすりされた木乃香が甲高く叫んでから 偽ネギの熱いものを押し付けられたお尻をくねくねさせて甘ったるくおねだりする。 「ネギくぅん、ネギ君頂戴ぃ、 ネギ君のネギ君のカチカチのヘノコぉうちのオソソうちの濡れ濡れのオソソにちょうだぁいはうぅん…」 流し台に両手を着いてくりっと可愛らしいお尻を突き出しておねだりしていた木乃香を前に、 腕組みした偽ネギは男のロマンにうんうんと頷き、そして、ずいと一歩前に進み出る。 「あー、やっぱりこのかさんの髪の毛いい匂いですぅあうんあうん♪」 「はうんはあんはうううんっ!!」 流し台に両手を着いてくりっと可愛らしいお尻を突き出して振り振りおねだりしていた木乃香は、 そんな木乃香の白い背中を流れる豊かな黒髪に顔を埋めた偽ネギが逞しくふてぶてしいぐらいに腰を使う度に、 流し台の上で細い顎を反らしながら、 後ろから音を立てて出入りするその力強い衝撃に甘くも甲高い叫びを続ける。 パン、パンと肉を打つ音がずちゅずちゅ蜜をこね回しながらキッチンに響き渡る。 木乃香の細い腰を左手で抱えた偽ネギが、右手をするりとエプロンの下に滑り込ませ、 すっぽりと包む事が出来る柔らかな乳房を掴みその指でピンと布地を持ち上げる乳首をくりくりと摘み上げる。 新たな刺激に、木乃香は改めて顎を反らし、可愛らしい鳴き声をキッチンに響かせる。 「はあっ、このかさんっ、僕、僕もうっ」 「うんっ、ええよっ、ネギ君ええよっ来てっ、ネギ君来てっ、 うちも、うちもおっはおおおおううっっっっっ!!………」 * * * えへらえへらと流し台の前にくずおれた木乃香は、 そのまま腕に中将の「階級ワッペン」を貼られたサポーターを填められる。 「あーあー、そのサポーターは僕の許可無く外さないで下さいねー」 大将の「階級ワッペン」を貼ったサポーターを装着した偽ネギに誘導されるままそんな偽ネギの前に跪く。 奮戦の果てにしばしの休息に入った偽ネギの股間にとろんと惚けた眼差しを向けた木乃香は、 そのまま柔らかな少年の逸物をくちゅくちゅと口で清めていた。 水で絞った台拭きを掴む木乃香の柔らかな白い手が唾液も綺麗に拭い去った所で、 木乃香は偽ネギに言われるまま、女子寮の広いとも言えない流し台脇の調理台に お尻と両手、両方のかかとを乗せ、エプロンの布地を口にくわえる。 「ん、んんっ…」 掛かっていたハンドタオルをぬるま湯で絞った偽ネギは、 窮屈そうに脚をほとんどV字に見えるM字に開いた木乃香の前に立つと、 手始めにそのぬらぬらと艶めく筋の走っている白い滑らかな太股を丹念に清める。 普段は風も触れぬ程に保護された真っ白な肌の中心で、 まだ隠すには頼りない、さらりと可愛らしいくらいに揃った 黒い彩りが吸い込んだ蜜を拭い去った偽ネギは、 そのまま、その下でいまだ蠢く鮮やかなピンク色に向けて温かく湿ったタオルを伸ばす。 「むんんんっ!」 「階級ワッペン」によって口からエプロンを離す事が出来ない木乃香のくぐもった声に さすがに朝っぱらからの激闘で下半身で垂れていたものが ヒクヒクするのを感じながら、偽ネギはタオルを動かした。 ぽっちりとむき出した宝珠を丹念に入念に慎重に繊細に磨き抜いてから、 偽ネギ自身が溢れさせたものと木乃香が我が身から今もとろとろと湧出を続けているものを 木乃香の繊細な粘膜から表面的には丹念に入念に慎重に繊細に拭い取る。 免疫学上、中まで干渉するのはかえって有害だから。 その丹念な入念な慎重な繊細な作業を終えた偽ネギは、 真っ赤な顔でしゅうしゅう鼻で息をしている木乃香の顎から首、控え目な白い膨らみまで、 タオルの余った部分を当てて一撫でする。 さすがにこのままではちょっと可哀相だと言うぐらいの情はある偽ネギは、 この台所で一日が経過しても対象者の肉体は一秒分しか劣化しない様にセットされた「きょうじき」を 木乃香に向けて作動させてから自分の腕に巻いたサポーターをしまい込み、 「フエルミラー」の二度写しで大量増産しておいた「チッポケット二次元カメラ」写真の一枚を取り出す。 台所の空きスペースで写真に湯を垂らすと、それは赤青二つのプラスチックバケツに姿を変えた。 量産品の白いバスタオルとハンドタオルとフェイスタオルが それぞれ十本ずつ入っている青いバケツをごそごそと探っていた偽ネギは、 その中から四本のハンドタオルを取り出した。 偽ネギはタオルを手に流し台に近づき、静止同然の木乃香の両手首と両足首に 一本ずつハンドタオルを縛り付け、結び目から垂れた部分に 「おもかるとう」を浴びせて調理台を破壊しない限度に重量化する。 その後で、静止同然の木乃香にぐーっと顔を近づけてから、 木乃香にかかっている「きょうじき」の効果を解除した。 「ひゃっ!」 ふわさと後頭部にエプロンを被った偽ネギの舌が木乃香のお臍をつんつんつつきぺろりとくすぐり、 そんな偽ネギの頭上から、「階級ワッペン」の命令から解放された木乃香のくすぐったい声が響く。 そんな偽ネギの舌先がつーっと下に滑り、ちょっとざらりとした感触を味わってから、 黒いかげりを超えてすべすべの、でも自家製シロップの塗装が残る雪白のお肌を舌先で撫で続ける。 「ひゃっ、あひゃっ、あんっ…」 じれったい偽ネギの周辺攻めに木乃香は既に全身をひくっ、ひくっと跳ねさせるが、 両手両足に何か異常に重いものを接続されているため、そこから移動する事が出来ない。 もっとも、場所柄下手に移動するのは却って危険でもある。 「きょうじき」を使っているので本来時間はたっぷりあるが、 余りたっぷり時間を使うのも不自然でもあるし偽ネギの体ももたないので、 偽ネギの舌はとろとろと蜜の湧出が止まらないピンク色の谷間を一舐めし、 その上のぷっくりと顔を出した小さな肉の芽に絡み付く。 「はっ、はひっ、ネ、ネギくぅんあっ、はっ、はひゃあああああっっっ!!!」 「くうっ!…」 その唇と舌に技巧の限りを尽くしてつつき、くすぐり、絡み付き、甘噛みし、 そのつるつるの小さな膨らみを偽ネギの舌がねっとりと磨き抜いた時、 今までの「階級ワッペン」の命令から解放されていた木乃香は キッチンに響き渡る絶叫と共にピンと背筋を反らし、 ビクビク跳ねる様に身を震わせてからガックリと脱力した。 流し台の引き出しに挟まれて垂れた二つ折りのバスタオルに、 その真ん前の偽ネギの下半身から偽ネギの右手にしごかれて噴射した飛沫が吸い込まれる。 透明な液体のおびただしい噴射を顔面に受けた偽ネギは、前のめりに倒れ込む木乃香の体を支えた。 そのまま自分の後頭部に掛かったエプロンをまくり上げて木乃香の脳天に引っかけた偽ネギは、 手近に用意しておいたフェイスタオルでごしごしと顔を拭い、 引き出しから垂れたバスタオルの余った布地でぐいっと自分の股間を拭う。 面倒なので「ソノウソホント」を装着して 「このキッチンで使用された「おもかるとう」の効果は無効になりました」 と発言した偽ネギは、そのまま「ソノウソホント」を外し、自分の腕に先ほどのサポーターを巻いてから、 木乃香にエプロンの端を口にくわえたまま床に敷かれたバスタオルの上にお尻を着いて座る様に指示する。 何本ものフェイスタオルをぬるま湯で絞った偽ネギは、まずは調理台を綺麗に拭い、 流し台のものを調理台にどけた偽ネギは、流し台でバシャバシャと洗顔し、 新しいフェイスタオルで改めて顔を拭う。 そのフェイスタオルと、 自分の股間を拭ったぬるま湯絞りのフェイスタオルを赤いバケツに放り込んだ偽ネギは、 床にユリ理込みM字に脚を開かせた木乃香の下腹から太股にぬらつく牝の蜜を丹念に手早く拭い去り、 その源のピンク色の花園も、時々引っ掛かる様にくすぐったい声を頭上に聞きながらテキパキと拭い清める。 そこまでの作業を終えてから偽ネギは木乃香をバスタオルの外の床に立たせ、 くわえたエプロンを離させて、くすぐったそうにされるがままにされている木乃香の 唇から顎、首筋を温かく湿ったハンドタオルで綺麗に拭ってから、両手両足のタオルも解く。 二人揃って腕のサポーターも外し、ふっとくすぐったい笑みを交わしてから熱い抱擁口づけを交わした所で、 偽ネギは青バケツから取り出してここで使った白タオルを全て赤バケツに放り込む。 ついでに、台所にあった台拭きとハンドタオルも使用済みのものは赤バケツに放り込み、 「タイムコピー」で使用前のものと交換しておく。 赤青二つのバケツを「チッポケット二次元カメラ」で撮影した偽ネギは、 その写真を、何れ「空飛ぶ荷札宇宙用」でブラックホールに配達する予定のケースにしまう。 それが終わってから、偽ネギは「石ころぼうし」を被り、「キュービットの矢」を引っこ抜いて、 木乃香の脳天を「ワスレンボー」で撫でてから 「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押して台所を後にした。 * * * 台所を出て、悠々と着替えを済ませた偽ネギは、 「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押すや否や、 外部で一日が経過しても台所では一分しか経過しない様にセットした「きょうじき」を発動させた。 携帯電話で時報を聞いて腕時計を合わせた偽ネギは、 「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押して643号室の全ての時計を合わせ直し、 「ソノウソホント」を装着してからリビングで「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押す。 「あーあー、ここ女子寮643号室内で発動している「きょうじき」の効力は ただ今現在をもって全て解除となりました」 その一言と共に「ソノウソホント」を外してしまいこんだ偽ネギは、 台所からジャージャーと聞こえだした美味しそうな音に目を細める。 「あー、なんか凄い疲れてるんだけどー」 「朝から大丈夫ーアスナー」 「きょうじき」の拘束を解除され、着替えた明日菜が首をゴキゴキ鳴らしながらリビングに姿を現し、 やはり「きょうじき」の時間調整を解除された台所から木乃香の声が聞こえる。 「んー、やっぱ雨に降られたからかなー」 「健康第一ですからねーアスナさーん」 「まー、このぐらいでへばってられないからねー」 “…いえいえ、このネギ様のチ○ポでイカされたんですから、 体力バカのバカレッド様でもさぞやお疲れでございましょう…” 「もうすぐ準備出来るえー、なんかうちもすっごいお腹ぺこぺこやー」 “…そりゃまあ、いくらお上品なお声でも、あんだけ力一杯よがり狂われて 朝の蛋白ミルクだけじゃ空腹もひとしおでございましょう…” 「はーい、お手伝いしまーす」 偽ネギの絶妙な時間調整で、通常進行に戻った時にはむしろ余裕を持った時刻になっていた 643号室のテーブルに、住民総出でほかほかと美味しそうな朝食が並べられる。 「さ、食べよ食べよっ、すっごいお腹すいたー」 「うん、うちもなんかお腹ぺこぺこやー」 「そうですねー」 “…そりゃ、あんだけ全力完全燃焼してりゃーなー、あー肉食いてー、 どうせならローストビーフ白いご飯もいーけど後でグルメテーブルかけで早弁かますかなー…” 「流行りのエプロン似合ってるねー、昨日どっかのメーカーが試供品で送って来た奴でしょー」 「そーなん、ちょうど良かったわー」 「…どうかした、ネギ…?」 「え?いや、なんでもないです」 「そう」 “…やっぱ、変なトコ鋭い。野生の勘って奴かこのオサル…” 辛うじてごまかした偽ネギが改めて確認し、チロッと視線を走らせる。 脳内に広がるお花畑に見事にビールスが一斉開花している二人は、その視線の先で、 偽ネギが試供品を装って送り付けた、今この女子寮で大流行しているデザインのエプロンにも そのエプロンの着こなしの方法にも一疑いの欠片も見せようとはしない。 お尻をぷりんと黒髪を翻し白い背中に黒髪をふわっとなびかせてさっさとバスルームに引っ込み 制服姿でテーブルに着く木乃香を前に、偽ネギはえへへと無邪気に笑う。 「いただきまーす」 「いただきます」 威勢のいい明日菜の後を追う様に二人が丁重に挨拶し、明日菜が貪る様に箸を伸ばす。 偽ネギ自身も肉体が求めるまま目の前の木乃香と共に旺盛な食欲でパクパクと口に運ぶ。 そうしながら、偽ネギはふと天を仰いで爽やかな目覚めの一時を振り返る。 ただただくりっとまだ青い可愛らしいお尻を振り振り、 か細く白い背中に艶やかな黒髪を流して動き回る木乃香の姿もひとまず見納めと、 心の中でうんうんと頷き男の浪漫のなんたるかをしみじみと感じ入りながら。 “…今度やる時は、鳥には絶対見せてやんねーとな。除け者可哀相だしw かわいーお尻ぷりぷり見せてもろたからそれは大満足なのですが、 やっぱ、せっかくバッチリ刻み込んだお胸のハートマークが 朝っぱらからボリュームドーン厚切りローストビーフで美味しいブレックファーストなのは…” * * * 「コタローくーん、朝ご飯出来るわよー」 「お、おうっ、ああ、悪いちづる姉ちゃん先に便所」 「もっと早く済ませておきなさいな、相変わらずお行儀が悪い。姿勢も悪い…」 同じ女子寮の665号室では、 お上品にたしなめるあやかのお説教にも心ここにあらずと言った風情の小太郎が、 さっきまで珍しく正座をしてそのまま内側に内側に体を縮めながら、 口笛を吹いて上を向いて歩こうとしたが今度は体ごと下を向いてぴゅうとトイレに姿を消した。 次話へ進む 小説保管庫へ戻る
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#blognavi パーラー八重岳、桜祭り出店に向け、開店準備に追われています。 今日厨房の排水管の工事が完了しました、これまで勾配の関係で流れが悪く時々流しの下が水浸しになる事がありましたがこれが解消されます。 午後からは女房も応援してくれました、二人で厨房と店舗の荷物を全て外に出してコンクリートの床を水で洗い流しました。 綺麗になり広くなり物凄く気分爽快になりました。 室内が乾くまで出入り口に大きな雑巾を置いて履物の底を拭いてから入るようにしています。 明日以降厨房と店舗の椅子テーブル流し台などをセットする作業に入る予定です。 段々お祭り気分が高まってきます。 カテゴリ [日記] - trackback- 2008年01月07日 22 04 54 #blognavi
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Mrインクレディブルと見るこれから体を洗う場所 レベル1 トイレ付きの風呂 -レベル2 親の実家の風呂 レベル2 現代ではお馴染みの風呂 レベル3 銭湯 -レベル3 すごく古い風呂 レベル4 ジャグジー付きの風呂 -レベル4 丸見えな温泉 -レベル5 流し台 レベル5 良いジャグジー風呂 レベル6 夜景付きジャグジー風呂 レベル7 大浴場 -レベル6 すごく冷たい滝 レベル8 海が見える温泉 -レベル7 家の水栓 レベル9 世界一広い温泉 レベル10 ギネス記録の風呂 -レベル8 ゴミだらけの風呂 -レベル9 その辺の水溜り -レベル10 洗えない風呂 -レベル11 下水道 -レベル12 糞尿風呂 -レベル13 硫酸風呂 -レベル14 溶岩