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創造論サイド インテリジェントデザイン文献 インテリジェントデザイン:進化論の科学的代案 Kumicitのコメント このエッセイ「インテリジェントデザイン:進化論の科学的代案」とその著者たちの立ち位置 エッセイの著者は iD.net =Intelligent Design Network という非営利組織を主宰するカンザス州に住むWilliam S. Harris博士とJohn H. Calvert法学博士である。このIntelligent Design Networkは、インテリジェントデザイン理論を製造・販売する立場ではなく、応援団という立場にある。 インテリジェントデザインの本山たるDiscovery InstituteのDr. William A. DembskiやDr. Stephen MeyerそしてCasey Luskinたちはある程度、言葉を選ぶ必要がある。それは、理科の授業に侵入するために科学であるという建前を自ら覆すようなことを言えないからだ。 それに比べれば、応援団はわりと踏み込んだ言い方になる傾向がある。William S. Harris博士とJohn H. Calvert法学博士も少しオーバーランして、科学の再定義に言及している。1990年代半ばまでならDr. Stephen Meyerも近いことを言っていたが、その後は抑制気味なのとは対照的。 わりかやすさという点では、インテリジェントデザイン運動の誰よりもわかりやすい。Dr. William A. Dembskiはいささか難解。Dr. Michael Beheは生化学分野に限定した話がほとんど。DembskiやBeheやPhillip Johnsonなどのインテリジェントデザイン理論家たちの文献を読んできたが、このエッセイには及ばない。特に初めてインテリジェントデザインを知るには最適だ。 変に意図をカムフラージュしていない。 その主張するところは、人間がここいる目的 このエッセイの出だしで、William S. Harris博士とJohn H. Calvert法学博士は主張を語っている: Sooner or later everyone asks the question, “Where do we come from?” The answer carries profound, life-molding implications. Until this question is answered we cannot solve another fundamental question that is key to ethics, religion, and the meaning of life (if any) “Are we here for a purpose?” There are two possible answers the universe and life and its diversitynatural phenomenaare the product of 1) a combination of only natural laws and chance (the “naturalistic hypothesis)”; or 2) a combination of law, chance, and designthe activity of a mind or some form of intelligence that has the power to manipulate matter and energy (the “design hypothesis”). The latter produces purpose, the former does not. 遅かれ早かれ誰もが「我々はどこから来たのか?」と問うことになるでしょう。その答えは深遠で、人生を形作る意味を持ちます。この問いに答えられなければ、倫理、宗教そして生命の意味についての鍵となる根源的なもうひとつの問い「我々は何らかの目的のためにここにいるのか?」に答えられません。考えられる答えは2つあります 宇宙と生命とその多様性--自然現象--が、1)自然法則と偶然だけの産物なのか(自然主義仮説) 2) 法則と偶然とデザイン(何らかの意志あるいは物質とエネルギーを操作できる力を持つ何らかの知性)の産物なのか(デザイン仮説)。後者なら「目的」がありえますが、前者はそうではありません。 この主張はまさに神学であって、科学とは無関係。その昔の自然神学という形で、まだ宗教と科学が分離しきる前ならいざしらず、今となっては科学を論じるに「目的」という言葉は出てこない。 このあとのエッセイの流れは 「我々は何らかの目的のためにここにいる」 人間が「自然法則と偶然だけの産物」であるなら、目的はあり得ない。 従って「自然法則と偶然とデザインの産物」というインテリジェントデザインを提唱する 近代科学は目的論を排除しているので、科学で目的を語れない。 だから、目的論を排除する科学の方法論たる「方法論的自然主義/科学的唯物論」を批判する 応援団サイドにいるインテリジェントデザイン・ネットワークは、インテリジェとデザインが科学であるためには、科学の再定義(方法論的自然主義の放棄)が必要だと言う。 自然主義/科学的唯物論(Naturalism/Scientific Materialism) 科学の再定義の必要性を述べるWilliam S. Harris博士とJohn H. Calvert法学博士: Evolution is undergirded by a philosophy called naturalism. Naturalism is the doctrine that the laws of cause and effect (as in chemistry and physics) are adequate to account for all phenomena, and that design or teleological conceptions of nature are invalid. The last phrase means that the design hypothesis is invalid a priori, as a matter of principlenot as a deduction from evidence. It requires a belief that we just “occur” as natural phenomena and that we are not designed or created for any purpose. By eliminating design, the philosophy of naturalism effectively eliminates supernatural explanations for any event occurring in nature. Indeed, the very function of naturalism is to eliminate the possibility of supernatural intervention from all scientific explanations. 進化は自然主義と呼ばれる哲学に基盤としています。自然主義とは、(化学や物理における)因果律と効果がすべての現象について適切に考慮されていて、デザインや自然についての目的論的な概念は無効であるという主義です。最後のフレーズは、証拠に基づく演繹の結果ではなく、原理的にデザイン仮説は先験的に無効だということを意味します。人間は自然現象として"発生した"ものであり、何らかの目的を以ってデザインされたり創造されたりしたものではないと信じろと言っているのです。デザインを除外すれば、自然主義の哲学は、いかなる自然現象の説明についても効果的に超自然的な説明を排除できます。実際、まさにこの自然主義の機能によって、あらゆる科学的説明から超自然の介入の可能性を排除しています。 科学は機械論、すなわち確率過程を含む自然法則によって自然を記述するもの。その背後にデザインがあったとしても、自然法則の外側なので記述不可能。存在するかどうかを機械論的に論じることもできない。超自然を科学に含めるには、機械論(あるいは方法論的自然主義あるいは科学的唯物論)ではないものに再定義する必要がある。 それは名前こそ科学であっても、自然神学とでも言うべき別物。理科の授業に侵入する手段とはならない。だから、インテリジェントデザイン理論家たちは言いたくても大声では言えない。1995年ごろはStephen Meyerが方法論的自然主義を批判していたが(Meyer 1994)、最近はこのような言説は見かけない。 インテリジェントデザイン理論は創造科学ではない 1987年のEdwards v Agguilar裁判( wiki ) の連邦最高裁判所判決で、公立学校の理科の授業で創造科学(Creation Science)を教えることは違憲とされた。この創造科学とは、”若い地球の創造論”すなわち地球も宇宙も6000歳であり、ノアの洪水はあったという科学を偽装した宗教である。そして、この違憲判決から5年後の1992年に The Wedge というインテリジェントデザインの主導者Phillip Johnsonのドキュメントが登場。1996年に Discovery Institute にCenter for Science and Culture( wiki )が設置され、インテリジェントデザイン運動が動き出す。当然、反進化論を掲げる創造科学の偽装でしないと批判される。これに対して: Intelligent Design is not creation science. ID is simply an hypothesis about the direct cause of certain past events based on an observation and analysis of data. ID does not arise from any religious text, nor does it seek to validate any scriptural account of origins. An ID proponent recognizes that ID theory may be disproved by new evidence. インテリジェントデザインは創造科学ではありません。インテリジェントデザインは単に観測とデータ分析に基づく過去のある現象の直接原因についての仮説です。インテリジェントデザインはいかなる宗教経典も論拠にはしないし、起源についての[創世記の]記述を証明しようというものでもありません。インテリジェントデザインの提唱者はインテリジェントデザイン理論が新たな証拠によって反証されるかもしれないことを認めています。 少なくとも創世記や地球と宇宙は6000歳といった主張はインテリジェントデザインにはない。ただ、「反証可能」と言っているものの、普通の意味の「反証」ではない。 「自然法則でも偶然でも説明のつかない意味のある情報はデザインである」を反証するには「自然法則か偶然で説明をつける」ことが必要。インテリジェントデザイン側が反証を撃退する場合も、「それでは説明がついていない」と言う。つまりは、進化論が正しいかどうかの議論が、反証・検証するということになっていて、インテリジェントデザインそのものは反証・検証の対象になっていない。 で、宗教経典を論拠にしないと言った直後に: ID proposes nothing more than that life and its diversity were the product of an intelligence with power to manipulate matter and energy. Period. This is not inconsistent with “literal Biblical creationism,” nor Islamic, American Indian, or any religious heritage that invokes a Creator. ID simply does not address the specifics of creationthe why and whonot because ID theorists are protecting a hidden agenda but because the data do not compel firm answers to those questions. ID addresses one question only is life the product of a guided or an unguided process? Did it arise from a mind or from the meaningless meandering of molecules in mindless motion? インテリジェントデザインは、生命とその多様性が物質とエネルギーを操作できる力を持つ知性の産物であること以外に何も提唱しません。これは、"聖書に記された創造論"やイスラム教、アメリカインディアンあるいはその他の宗教的な遺産など創造主への信仰と矛盾しません。インテリジェントデザインは単純に、創造の理由は示しても誰が創造したかを示しません。それはインテリジェントデザイン理論家が隠された政策を遵守しているからではなく、データはその問いへの答えを裏付けるものではないからです。インテリジェントデザインはひとつの問いだけを指し示します:生命は指導された過程の産物なのか、指導されない過程の産物なのか? 生命が意志によるものなのか、無意味(意志なき)分子運動によるものなのか? とオーバーランしてしまう。インテリジェントデザインが特定宗教たるキリスト教プロテスタント根本主義であるかどうかが違憲判断の基準なのではなく、宗教かどうかが問題だったはずだが。「キリスト教ではない」と言おうとして、ついつい口が滑っている。 「有神論的進化論」は敵 有神論的進化論とは「神は自然法則を通じて人間を創造した」というもの(wikiである。米国のメインラインバプテストはこの立場にある。カトリックもほぼ同様な立場にあるが、ヨハネパウロ2世の1996年の生命では、魂については神の手によるものとしている( John Paul II 1996 )。 この有神論的進化論とインテリジェントデザインは敵対関係にある。「神様はいない」無神論や、「神様は宇宙を創造したらいなくなった」理神論と異なり、有神論的進化論では神様はいなくなったわけではない。しかし、インテリジェントデザインはこの有神論的進化論を批判する: If evolution is defined as “change over time,” then clearly one can believe in God and evolution because God could have directed the change. But it is precisely here where definitions are so critical, because if one defines evolution as do the scientists quoted above (i.e., unguided and unplanned accidents), then it is logically difficult to believe in a God other than one who has simply thrown the dice without intending any particular outcome. Thus if God used a random evolutionary process, by definition only purposeless and unintended outcomes will result. It is self-contradictory to believe in a “guided, unguided” process. 進化を「時間につれての変化」と定義するなら、神はその変化を指示することができるので、神と進化論の両方を明らかに信じられます。しかし、正確にはその定義には批判的です。というのは進化を前述のように科学者が主張どおり(指導も計画もされない偶然)とすると、特定の結果を計画しないで単にさいころを投げる存在に他ならないと言う神を信じるという論理的なむつかしさがあるからです。従って、神がランダムな進化過程を使ったのであれば、定義により、それは無意味な(目的なき)、意図されない結果ということになります。「指導された(guided)、指導されない(unguided)」過程を信じるのは自己矛盾です 「『有神論の進化論』は神の存在を認めているが、『神がランダムな進化過程を使ったのであれば、定義により、それ[人間]は無意味な(目的なき)、意図されない結果』となってしまう」からだと言っている。 しかし、本当の対立点は少し違っている。Dr. William A. Dembski( ARN FAQ ))がもう少し強く表現している: Theistic evolution places theism and evolution in an odd tension. If God purposely created life through Darwinian means, then God’s purpose was ostensibly to conceal his purpose in creation. Within theistic evolution, God is a master of stealth who constantly eluded our best efforts to detect him empirically. Yes, the theistic evolutionist believes that the universe is designed. Yet insofar as there is design in the universe, it is design we recognize strictly through the eyes of faith. Accordingly the physical world in itself provides no evidence that life is designed. 有神論的進化論は有神論と進化論を妙な関係に置く。神がダーウィン的な手段で生命をわざわざ創造したなら、創造時点での神の目的は創造における神の目的を隠すことだったはずである。有神論的進化論では、神は経験的に神を検出しようとする我々の最善の努力を避けるステルスの王者である。確かに有神論進化論者は宇宙がデザインされたと信 じている。 ただ、宇宙にあるデザインは、厳密には信仰の目によってしか認識できないものである。従って、(有神論的進化論においては)、物理的世界には生命がデザインされたという証拠はありえない。 対立点は、神様が自然界に直接介入するのか、しないのかという一点。有神論的進化論は科学的に検出可能な形での神様の直接介入を認めないのに対して、インテリジェントデザインは直接介入があったとする。 これは科学ではなく神学の対決であり、それ故に妥協点などはありえない。 デザインされたことの証拠は複雑さ ここでは、Dembskiのデザイン検出フィルタを説明している。 問題となるパターンが、そのパターンを形作る個々の要素の意味あるいは意義とは独立な機能や構造あるいは目的を表しているかどうか この明らかに意味のあるパターンがなんらかの法則や規則によって説明できるか そのパターンが偶然によるものなのか そして、偶然か否かの判断基準は複雑さであり、確率1/10^150を基準としている(この数字を a) 宇宙に存在する粒子の推定個数(10^80) × b) 1秒間に素粒子が変化する回数(10^45)× c) 宇宙の推定年齢 10^25秒(約150億年もしくは10^16秒 × 10億)と見積もる) これが自らを”God of the gaps”論であると実証してしまっているDembskiの主張を述べたところ。「自然法則でも偶然でも説明できなくて、意味のあるパターンはデザイン」であるということは、”God of the gaps”論そのものである。wikiによれば: The concept of the God of the gaps contrasts religious explanations of nature with those derived from science. It refers to a common theistic position that anything that can be explained by human knowledge is not in the domain of God, so the role of God is therefore confined to the gaps in scientific explanations of nature. “God of the gaps”の概念は、自然の宗教的な説明を科学に由来するそれらと対比します。それは人間の知識によって説明されることができるものは神の領域にないという一般の有神論の見解に従って、神の役割は、自然の科学的な説明の『隙間』に限定される。 逆に言えば、科学が解明していないものは神様の領域と主張してよいことになる。まさに、Dembskiのデザイン検出フィルタは、この隙間さがしになっている。 もちろん、この論の立て方は「ID理論とは未解明の別称」を意味する。 還元不可能な複雑さ(Irreducible Complexity) インテリジェントデザインの基本概念とも言うべき還元不可能な複雑さが語られる: In Behe’s words, An irreducibly complex system cannot be produced directly (that is, by continuously improving the initial function, which continues to work by the same mechanism) by slight, successive modifications of a precursor system, because any precursor to an irreducibly complex system that is missing a part is by definition nonfunctional. An irreducible complex biological system, if there is such a thing, would be a powerful challenge to Darwinian evolution. Since natural selection can only choose systems that are already working, then if a biological system cannot be produced gradually it would have to arise as an integrated unit, in one fell swoop, for natural selection to have anything to act on. Dr. Beheによれば: 還元不可能な複雑なシステムは直接的に、変化前の形態から漸進的な変化(すなわち、初期の機能を、継続的に発展させつつ、同じメカニズムが機能し続ける)によって作れません。それは、いかなる、変化前の形態から還元不可能な複雑なシステムへ変化しつつあるとき、欠けた部品があれば定義上、機能しなくなるからです。還元不可能な生物学的システムが、もしあるなら、ダーウィン進化論に対する強力な反証となります。自然淘汰では既に機能しているものだけが淘汰の対象となるので、生物システムがもし部品が徐々に組み上げられて出来上がるわけにはいかない。従って、自然淘汰が影響するためには、一気に組み上げられなければならないでしょう。 この典型例としてバクテリアの鞭毛が挙げられている。40個のタンパク質の1個でも欠ければ、鞭毛として機能しない。一気に40個つながらないと、進化できないというのが主張。だから、デザインされたものだと。 ところが、これは Matzke (2003)などで進化経路が提示されてしまう。これによれば、鞭毛は還元不可能な複雑さを持っていて、1個でもタンパク質がかけても鞭毛としては機能しないが、Type III Secretory Systemとしては機能していたというもの。進化論の流行ネタのCo-optionの一例ということになってしまった。 ついでに言うと、「還元不可能な複雑さ」はInter-locking complexity(Muller, H. J. 1939. Reversibility in evolution considered from the standpoint of genetics. Biological Reviews of the Cambridge Philosophical Society 14 261-280.)のパクリ。 カンブリア紀の爆発はデザインの証拠 続けて、インテリジェントデザインの証拠としてカンブリア爆発が語られる。インテリジェントデザイン理論サイドの主張は 5億5000万年前には「カンブリア紀の爆発」があり、漸進変化するダーウィン進化論と矛盾 断続平衡説は証拠がない(変化が速すぎて化石が残らないというのは希望的観測) インテリジェントデザイン理論は生物種の変化速度を問わずに適用できる だという。 ID does not claim that no evolutionary process is involved in the origin of various species. It merely claims that evolution is inadequate to explain all of the diversity of life. インテリジェントデザイン理論は、どんな進化論の過程も多様な種の起源に関与していないとは主張しません。インテリジェントデザイン理論は進化が生物の多様性を説明するには不十分であると主張しているだけです。 これもインテリジェントデザイン理論サイドの喜びの時代は終わりを告げ始めた。 たとえば眼の進化に100万年かからないことが示される。 Nilsson, D.-E. and S. Pelger, 1994. A pessimistic estimate of the time required for an eye to evolve. Proceedings of the Royal Society of London, Biological Sciences, 256 53-58. [[PBS Evolution of the Eye http //www.pbs.org/wgbh/evolution/library/01/1/l_011_01.html] そして、眼の進化がカンブリア爆発を起こすという仮説の登場: Andrew Parker “In the blink of en Eye” 2003 インテリジェントデザインは科学の停止装置ではない....しかし神を問うな ここからはインテリジェントデザイン批判に対して答えるところ。まずは「科学の停止装置」から。 「科学の停止装置(science stopper)」とは「わからないことはインテリジェントデザインのせいにし、それ以上の探求を止める」という意味。インテリジェントデザイン理論サイドは次のように反論する。 Did the discovery that the earth was round“stop science? .... These were discoveries of the truth, and therefore they did, in a sense, “stop” scientific inquiry. They stopped it for the same reason that you stop looking for your car keys when you find them. There is no need for further investigation. 地球が丸いという発見は「科学を止めた」でしょうか?...これらの発見は科学の発展を止めたでしょうか?これらは真理の発見であり、したがって、科学的探究をある意味とめました。彼は、自動車のキーが見つかれば、キーを捜すのをやめるのと同じ意味で、科学的探求を止めたのです。それ以上の探求の必要がなくなったからです。 しかし、なんのことはない。 If ID theory is true and life and its diversity did arise by the action of an unknown intelligent agent, then the only “intelligent” response is to take it as a given (like gravity), stop trying to prove the counter argument, and intensify research efforts into the discovery of how life works, not where it came from. インテリジェントデザイン理論が正しければ、生命とその多様性は未知の知的存在によるものであり、そうなれば、(重力と同じく)それを所与のもととして、反論を証明するのをやめて、生命がどこからきたかではなく、生命がどう機能するかの発見に研究を努力を費やすのが、知的対応です。 インテリジェント・デザイナーを問うなと言っている。そう、それ以上、探求するなと。つまり、「科学の停止装置(science stopper)」であることを自白している。 しかも、デザインの例だと高々に掲げられたバクテリアの鞭毛に進化経路が提示されたことは、「科学の停止装置(science stopper)」であったことを証明してしまっている。デザインだから、これ以上追及しても意味がないというのがインテリジェントデザインの主張だが、追求したら新ネタが出てきた。 インテリジェントデザインは"God of the gaps"論ではない.....しかし進化論で説明できないものはインテリジェントデザインのもの "God of the gaps"論とは、「隙間はすべて神のもの」という論法、つまりは国境紛争で、敵国でないものは自国のもの。インテリジェントデザイン理論サイドは次のように反論する。 A design inference can be falsified simply by showing a lack of any apparent design or meaning in the pattern, or by demonstrating (not imagining) that unguided natural processes can produce the pattern or object in question. 指導されない自然の過程でそのパターンあるいは物体を創れないかを(想像ではなく)論証して、明らかなデザインや意味がそのパターンに欠けていることを示せば、デザイン推論を反証できます。 これすなわち、「進化論で説明できればインテリジェントデザインを反証できる」と言っている。インテリジェントデザインを問うのではなく、進化論を問うことで反証できるという主張。これは、インテリジェントデザインが”God of the gaps”論であることを示している。 さすがのWilliam S. Harris博士とJohn H. Calvert法学博士も、”God of the gaps”論ではないという説明はうまくいっていない。 "人生の目的"を語る......これすなわち宗教なのだが 直前で、インテリジェントデザインは宗教ではないと主張しているのだが、William S. Harris博士とJohn H. Calvert法学博士はここで高らかに、人生の目的を語る。 if life is an accident, why not alter it to suits our needs? If we can, why not make human clones? Why not abort unwanted children? Why not euthanize the "useless" aged? Why not end a challenging marriage? Why not cheat on our taxes? Why not "steal, kill, and destroy?" ...... "If there is no God, all things are permissible. However, if ... life is not just an accident or occurrence, but is something that has been designed and made, then life must have an inherent purpose. 生命が偶然のものであるなら、なぜそれを私たちの必要に応じて変更してはいけないのでしょうか?もしできるなら、何故ヒトクローンを作ってはいけないのでしょうか?何故、望まれぬ子を堕胎してはいけないのでしょうか?何故、もはや働けない老人を安楽死させてはいけないのでしょうか?何故、結婚制度を廃止してはいけないのでしょうか?何故、脱税してはいけなのでしょうか?何故、盗んだり、殺したり、破壊してはいけないのでしょうか?.....「神がまったくいなければ、なんでもは許される」しかしながら、もし生命がまったくの偶然のできごとでないなら、何かデザインされ、作られたものであるなら、生命には本来の目的があるはずです。 インテリジェントデザインが科学ではなく宗教であることを高らかに宣言しているような記述でこのエッセイは終わる。 生命は偶然の産物でしかない もしそうなら、何故、クローンも堕胎も安楽死も脱税も殺人もしてはいけないか。 という流れだが、前者は"科学"の命題たりうる(決定論的過程ではなく確率過程が絡むという意味で)が、後者は"科学的"な命題ではない。「何をしてよいか悪いか」という判断は、「メカニズムの解明」という「科学の方法論」からは出てこない。「良い」か「悪い」かは宗教か倫理か慣習か道徳か法律の領分だ。 「クローンも堕胎も安楽死も脱税も殺人もしてはいけない」という主張は、科学によって裏付けられることも、否定されることもない。しかし、インテリジェント理論サイドの、少なくとも応援団であるWilliam S. Harris博士とJohn H. Calvert法学博士は、人生の目的・善悪を科学として語りたがっている。ということは、インテリジェントデザイン理論は科学ではなく宗教ということになってしまうのだが。 前へ
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従軍慰安婦の正体へ戻る <目次> あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 参考文献 あ行 アジテーション せん-どう【煽動・扇動】に同じ。 おのだ-ひろお【小野田寛郎】 強制連行否定派の元軍人。「小野田自然塾」塾長。終戦から二九年目にしてフィリピンのルバング島から帰国を果たした事で知られる。「恥ずかしながら帰って参りました」で有名な横井庄一と混同してはならない。※四 か行 げい-ぎ【芸妓】 客の招きに応じて飲食店等で遊戯を提供し、金銭を受け取る遊女。芸者。多くの芸妓が娼妓を兼務していた。※ニ こばやし-よしのり【小林よしのり】 強制連行否定派の漫画家。『わしズム』責任編集長。「よしりん企画」社長。大東亜青年塾名誉塾長。自著「ゴーマニズム宣言」シリーズにて、従軍慰安婦問題を取り上げる。※五 さ行 しゃく-ふ【酌婦】 厳密には飲食店の客席でお酌等をする婦女のこと。実際はこれを建前にして体を売る事が多かった。※ニ しょう-ぎ【娼妓】 客の要求に応じて貸し座敷で身体を売り、金銭を受け取る遊女。※一、ニ ぜ-げん【女衒】 (衒は売る意)江戸時代から昭和までに、女を遊女や慰安所に売ることを業とした人。大日本帝国下における正式名称は「芸娼妓酌婦紹介業」。※一、ニ、三 せんそうと-じょせいへの-ぼうりょく-にほん-ねっとわーく【「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク】 強制連行肯定派の団体。通称、ヴァウ・ネット・ジャパン【VAWW-NETジャパン】。※五 せん-どう【煽動・扇動】 人の気持をあおり立てて、ある行動をすすめそそのかすこと。アジテーション。※一 た行 な行 は行 はた-いくひこ【秦郁彦】 強制連行否定派の現代史家。元日本大学法学部教授。法学博士。※五 はやし-ひろふみ【林博史】 強制連行肯定派の歴史学者。専攻は日本近現代史。関東学院大学経済学部教授。※五 ピー 「慰安婦」の俗称。日本軍では、民族別に「ツンコ(中国)ピー」「チョウセンピー」と呼ばれ、慰安所に行く事を「ピー買い」と言っていました。※四 ふえき-ゆうこ【笛木優子】 強制連行肯定派の女優。ただし、韓国でかつて従軍慰安婦だった女性に会い、日本の蛮行を非難して謝罪するといった愛国的行動も見られる。※七 ま行 や行 よしみ-よしあき【吉見義明】 強制連行肯定派の歴史学者。専攻は日本近現代史。中央大学商学部教授。日本の戦争責任資料センター代表。※五 ら行 わ行 参考文献 ※一、新村出 編『広辞苑』第五版 (岩波書店 刊) ※ニ、秦郁彦 著 新潮選書『慰安婦と戦場の性』(新潮社 刊) ※三、平成十九年『WiLL』8月号増刊 (ワック・マガジンズ) ※四、平成十七年『正論』一月号 (扶桑社 刊)より、小野田寛郎「私が見た従軍慰安婦の正体」 ※五、Wikipedia ※六、小林よしのり『ゴーマニズム宣言』シリーズ (小学館・幻冬舎 刊) ※七、http //syuun.iza.ne.jp/blog/entry/112350/
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ジャン・ド・ヴォゼル(Jean de Vauzelles, 1495年? - 1557年?)は、フランスの詩人、翻訳家。著書では本名を書かずに、銘句「真の熱情で」(D un vray zèle)を筆名代わりとすることがまま見られた。 生涯 リヨンで生まれ、イタリアで法学博士号と司祭の資格を手に入れた。フランスに戻ってからは、サン=ロマンの主任司祭に任命され、後にフランス王フランソワ1世の礼拝堂司祭にも任命されている。 詩人クレマン・マロやモーリス・セーヴの知人であり、自身でも作詩を多く行った。ちなみに、兄マチュー・ド・ヴォゼルの妻はセーヴの妹クローディーヌである。 彼の詩の中で最も知られるのは、『死神の幻影と飾られた顔』である。これは、ハンス・ホルバインによる51枚の木版画に合わせて四行詩を並べたもので、エンブレム・ブックの一つである。 ヴォゼルはマルグリット・ド・ナヴァル(未作成)とも接点があり、しばしば詩を捧げていた。また、マルグリットの劇作品には、ヴォゼルが協力したものがあった可能性も指摘されている。 翻訳家としては、イタリア人作家ピエトロ・アレティーノの作品の翻訳を手掛けた。ヴォゼルはアレティーノの作品を多く訳しているが、これは、両者に交流があり、かつヴォゼルの翻訳を評価していたアレティーノが、ヴォゼルの許に新作を送っていたためである。ヴォゼルが翻訳を手掛けたアレティーノの作品は、フランス王宮でも受け入れられ、アレティーノの知名度の向上に貢献していた(*1)。 書誌 自著『四人の福音書記者の福音的歴史』(リヨン、1526年) 『王太子の入市』(L entrée de Monseigneur le Dauphin)、『王妃の入市』(L entrée de la Reine)(リヨン、1533年) 『死の紋章』(Blason de la mort)(リヨン、1537年) 『死神の幻影と飾られた顔』(Les simulacres et histories faces de la mort)(リヨン、1538年) 翻訳『イエス・キリストの人間味』(Trois livres de l Humanité de Jésus-Christ)(リヨン、1539年) 『イエス・キリストの情熱』(同上) 『懺悔の七つの聖詩』(Les sept psaumes de la penitence)(パリ、1541年) 『創世記』(La Genèse)(リヨン、1542年) いずれも原著はアレティーノの著作である。 ノストラダムス関連 冒頭に記載した没年は通説によるものだが、ノストラダムスの『1562年向けの新たなる占筮』には、ヴォゼルから受け取った書簡への返信の形をとった献辞が掲載されている。 この献辞の内容からするならば、ヴォゼルの没年は通説よりも後のこととなるだろう。 ちなみに、ヴォゼルは百詩篇第3巻55番を解釈して、ノストラダムスがアンリ2世の死を予言していたと褒めたらしいことが、献辞の文面から読み取れるといわれている(ヴォゼルによる百詩篇第3巻55番の解釈を参照のこと)。 名前 コメント
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Template 中華圏の人物? 顧維鈞(こいきん 光緒14年(1888年)1月29日-1985年11月14日)は、中華民国の国民党政府の外交官出身の政治家。字は少川(しょうせん シャウツァン Shǎochuān)、欧名はヴィ=キュイン・ウェリントン・クウ(Vi-Kyuin Wellington Koo)。外交総長、国務総理代行、各国の公使、パリ講和会議、ワシントン会議、関税会議の各中国全権代表などの要職を歴任した。 祖父は郷紳の出身で、江蘇省嘉定県(現 上海市嘉定区)の官職にあったが、太平天国の時期に暴徒によって拷問の上、殺害され、財産を奪われた。顧の誕生後、父・顧溶は官営の招商局所属の汽船の会計係となり、生活は安定した。 1899年キリスト教衛理公会経営の上海英華学院に入学、初めて英語を学習した。1900年には病気のため、実家の近くにある育才学校に転校。 1901年キリスト教聖公会経営の上海聖約翰書院に入学した。1905年コロンビア大学に入学、1908年文学士、1909年政治学修士、1912年国際法・外交博士を取得した。同大学では中国人留学生の発行する機関紙の編集にも携わり、またアメリカ国際法学会、アメリカ政治学会会員としても活躍し、後に1916年にはイェール大学より名誉法学博士の学位を授与された。袁世凱の英文秘書を経て、1912年8月国務院秘書、1914年外交部参事、1915年7~10月駐メキシコ公使、同年10月~1920年9月駐米公使兼駐キューバ公使となり、第一次世界大戦参戦決定に参与した。 1919年パリ講和会議全権代表、1920年9月~1922年5月駐英公使となり、この間、1920年国際連盟中国首席代表、1921年~1922年ワシントン会議全権代表として国際会議で不平等条約撤廃を要求し続けた。 1922年~1923年外交総長、1924年代総理(国務総理代行)兼外交総長。1924年7月ソ連代表レフ・カラハンと中ソ協定に調印、ソ連との国交樹立、大使の交換、帝政ロシア時代の不平等条約撤廃に合意した。 1926年5月顔内閣の復活により財政総長兼関税委員会主任委員、10月杜錫珪総理辞職後、代総理兼外交総長に就任、1927年6月まで務めた。 1928年国民革命軍による北京占領後、南京国民政府から逮捕命令が出されたため、フランス、カナダへ逃亡。1929年張学良の仲介によって東北に帰国し、1930年冬逮捕命令を取り消される。 1931年張学良の勢力を代表して国民政府に参加し、外交部長に任ぜられた。1932年2~8月国際連盟の派遣したリットン調査団に対し中国側代表として、日本の東北侵略の違法性を訴えた。同年国民党中央政治会議外交委員、1936年~1941年駐仏大使に昇任し、ついで1941年~1946年駐英大使に就任、そのあい不平等条約の完全撤廃に力を尽くすとともに、サンフランシスコ会議中国代表を務め、国際連合の創設に協力した。また1945年には国民党六全大会で中央執行委員に選出されている。 1946年駐米大使に転じた。1956年台湾総統府資政、その後1957年~1967年国際司法裁判所判事に任命される。1967年に引退してニューヨークに移住、コロンビア大学で回想録を口述し、死の直前まで健康であったが、1985年11月入浴中に倒れ、死去した。 最初の結婚は1908年、親から強制されての漢方医学界の長老の甥の娘とのもので、米国へ同行したが愛情がわかず、1911年に正式に別れた。2度目は、清末、民国の外交官唐紹儀の娘・唐梅と1912年に結婚したが、唐は1919年に病死した。3度目は、南洋華僑・黄奕柱の娘・黄恵蘭と1920年に結婚、30年間連れ添ったが、夫人の生活が派手なため離婚するに至っている。4度目は、ニューヨークの国連職員・厳幼韵と結婚、厳は寡婦であったが、顧の晩年を支えた。 著書 『顧維鈞回憶録』 『中国にいる外国人の地位』(外国人在中国之地位) 『門戸開放政策』 『国際連盟リットン調査委員会備忘録』 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年5月11日 (日) 02 45。
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小和田 恆(おわだ ひさし、1932年9月18日 - )は日本の外交官。チッソ元会長・江頭豊の女婿であり、徳仁親王の岳父にあたる。称号は、早稲田大学名誉博士(法学)。敬和学園大学名誉博士(哲学)。バーナラス・ヒンズー大学名誉法学博士(Doctor of Laws)。 経歴 新潟県新発田市に教育者小和田穀夫、静の次男として生まれた。本籍地は新潟県村上市。 旧制新潟県立柏崎中学校2年のとき、父の転勤により旧制新潟県立高田中学校に転校した『小和田家の歴史 雅子妃殿下のご実家』 69頁。新潟県立高田高等学校を経て、1955年 東京大学教養学部卒業。同年、外務省に入省する。 外務大臣秘書官事務取扱、1977年 福田赳夫内閣総理大臣秘書官に。秘書官には他に福田康夫、保田博、棚橋祐治ら。 以後、駐アメリカ公使、外務省条約局長、外務大臣官房長、OECD代表部大使、外務審議官、外務事務次官、国連大使などを歴任。2002年 広島大学学術顧問。 ハーバード大学客員教授、コロンビア大学法学部教授、ニューヨーク大学法学部客員教授などとして海外の大学の教壇に立った。2004年現在、国際司法裁判所判事、日本国際問題研究所理事長で、放送大学での講義も受け持っている 。 国際法に通じ、外交関係の著作もある。 家族・親族 父 小和田穀夫(教育者) 母 静(田村又四郎田村又四郎 - 村上藩士嵩岡可笑の3男として生まれ、田村寛一郎の養子となる。新潟中学校に国語・漢文の教員として勤務したの娘)村上市観光協会=武家屋敷 妻 優美子(チッソ元会長江頭豊の長女) 長女 雅子(徳仁親王に嫁する) 次女 礼子(弁護士池田祐久に嫁する) 三女 節子(医師渋谷健司に嫁する) 兄 小和田顕(漢文学者) 系譜 小和田氏 小和田家は江戸時代、越後村上藩(現・新潟県村上市)の下級武士だったこれには異論もある村上藩において徒士、足軽、中間、若党は家中の外の存在であり、常雇いせず、臨時雇いで藩や主人と雇用関係を結んだ『村上藩』141頁-143頁。村上市に残る記録では、小和田姓の藩士名が散見される。それらの者は、下横目、同心、郡方懸りといった役であった。 しかし、それら小和田姓の藩士と恒の父祖とのつながりは不明な点が多く、明確ではない皇太子妃殿下雅子様ゆかりの地 村上市郷土資料館HP。はっきりした系譜は金吉からしかわかっていない『閨閥 改訂新版 特権階級の盛衰の系譜』 399頁が、金吉は小和田匡利の3男とする説がある『小和田家の歴史 雅子妃殿下のご実家』 37-40頁 - 小和田匡利は明治7年(1874年)7月28日に没するが 墓碑は村上にはなく新潟市の泉性寺にある。泉性寺の匡利の墓碑には「新潟県貫族 士族村上住 小和田匡利」と刻まれている。皇室評論家の河原敏明が、平成5年(1993年)2月に村上市の西真寺(浄土真宗本願寺派)を訪ねた際、住職の本荘長弘師はその小和田家の墓について、毅夫氏が新潟市の学校に在勤中、父金吉の墓のみを新潟市の泉性寺に移した、と話した。「なぜ祖父の妻と子、および曽祖父夫妻の墓を残していったのか。ふつう移すときはそっくりもっていくものなんですがねぇ」と住職夫妻も不審気だった。昭和61年(1986年)11月、恒氏が外務省官房長のとき、恒、毅夫の両氏夫妻が村上に来たが、そのときも祖父、曽祖父が眠っているにもかかわらず墓参していないことにも、理由をはかりかねていた。そこで小和田毅夫氏が、村上から墓を移したという新潟市の泉性寺(浄土真宗大谷派)に聞くと住職の広沢誠師が、「小和田家の墓は明治7年よりうちにあるが、金吉と兵五郎の墓はない。匡利(道蔵)の墓だけがあります。…30年くらい前に毅夫さんが父金吉の墓をうちに移したということはまったく知りません」と述べ、西真寺の住職の話とは大きく食い違っている『皇太子妃雅子さま』 161-162頁。泉性寺の墓は、恒がさらに台座などを改修し、恒、優美子、雅子が墓参に訪れた平成5年(1993年)4月17日の前々日に墓地の端から中央に移された毎日グラフ臨時増刊『皇太子さま雅子さま ご結婚記念特別号』 79頁。金吉は明治の半ば頃、税務署に勤務していたとされる。毅夫は広島高等師範学校を卒業し、旧制福島県立相馬中学校をかわきりに各地の旧制中学で教鞭をとり、1958年に新潟県高田高等学校校長を最後に勇退。その後、市の教育委員長を務めるなど一貫して教育者として活躍した。 小和田金吉━小和田毅夫━小和田恆━雅子 参考文献 河原敏明 『皇太子妃雅子さま』 1993年 川口素生 『小和田家の歴史 雅子妃殿下のご実家』 2001年 68-71頁 神一行 『閨閥 改訂新版 特権階級の盛衰の系譜』 2002年 394-401頁 関連項目 名誉博士 脚注 外部リンク 国際司法裁判所判事紹介 早稲田大学|大学案内|名誉博士記念講演|小和田恆氏 雅子さまが受けられた小和田家の教育方針 - [幼児教育]All About Template 先代次代 Template DEFAULTSORT おわた ひさし
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中国経済危機 / 中国分裂 / 米中戦争 ■ アジア情勢、緊迫!シナ研究! 「二階堂ドットコム( 2020/05/30 01 09)」より / 題名 シナ政局を読むための8大派閥 その動向 結果、国が分裂へ メッセージ本文 1. まずはシナの8大派閥の説明から (1)太子党 世襲ボンボン派閥。 国家主席の習近平を筆頭に薄煕来(失脚)、?正声など中央政治局から軍(劉源)・国営企業(胡錦濤の息子胡海峰、ムービースターの息子温雲松など)・金融系(江沢民の息子江綿恒)まで幅広く活躍中。 (2)団派 ユース組織たる「共産主義青年団」出身の政治家たち。 胡錦濤を筆頭に李克強、李源潮、汪洋など。 現在では団派が地方のトップのうち1/3を占めているという見方も。 (3)江派(上海閥) 前国家主席江沢民の影響を強く受けている利権集団。 現在は呉邦国、賈慶林、李長春、賀国強、周永康と中央常務委員でも大多数を占めているものの、18大で大幅に数を減らした。 (4)地方実力者:地方勤めを歴任しながら出世してきた実力派 次期18大では薄煕来や汪洋、?正声などが常務委員昇格確実な情勢ですが、他にも 郭金龍・北京市長(四川→チベット→安徽→北京) 王岷・遼寧省党書記(江蘇→吉林→遼寧) 栗戦書・貴州省党書記(河北→陝西→黒龍江→貴州) などがこれに該当。 地方を廻っているうちに歳をとるのが問題点。 郭金竜なんかあと2~3年早くチベットのトップに立っていれば……。てくらいな人物と聞いていたが。 (5)エリート 習近平(法学博士号)、そして李克強(経済学博士号)がともに博士号を取得しているように、領導たちの高学歴エリート化が顕著に進んでいる。 他にも高い専門性をもって国営企業のトップクラスから地方の領導へと転身する人物(例:張春賢・張慶偉・郭声?など)や海外の大学を卒業した海亀族(楊潔チ外交部長)などが該当。 天下の名門・金日成総合大学を卒業された張徳江副総理を海亀派のエリートと判断するかは、お好きに。 (6)中央官僚 党や国務院での各中央弁公室勤めが長く、そこを出世の足がかりとした人々。 天安門事件の時に泣きながら趙紫陽総書記に傘をさしていたムービースターなんかが典型。 一昔前の「テクノクラート」と同類の概念だが、なかでも「秘書派」という秘書経歴のある人物が上司の覚えめでたく出世を駆け上るパターンが多く、国務院の各部門トップは秘書経験者が大半を占めているとのこと。 (7)清華・北大閥 文字通り、中国の双璧・清華大学と北京大学出身者。 胡錦濤・呉邦国・習近平が清華大学出身者で、李克強・薄煕来・李源潮が北京大学出身。 ちなみに文系理系の別も面白く、常務委員は理系出身者が多数を占めるのに対し、中央政治局委員になるとほぼ半々、地方のトップになると文系の方が多くなるという逆転現象が発生している。 (8)職業役人 元々は三農(農民が貧しく、農村が立ち遅れ、農業が発展しない)問題の対応策の一つとして、95年ごろから大学生卒業生を農村の幹部として派遣してきた制度がきっかけ。 企業や役所勤めを経験することなく幹部役人「村官」を経験することから職業役人と呼称されている。 現在では約20万人の「村官」がいると言われており、未来の中央政治を担う人材を輩出するだろうと言われている。 2. 入り乱れた権力闘争 そして国が分裂へ (※mono....以下略、詳細はサイト記事で) 【徒然気学より】 ■ 中国バブル崩壊 最終章 2013.8.10 (※ 前中後略、詳細はブログ本文で) / クルーグマンはなかなかの毒舌だ.中国は自転車操業だと言うだけではなく,中国という自転車は壁へ激突すべく走っていると指摘した.そして壁に激突したら,中共は解体され粉砕されると喝破している. / 私は全6回にわたって,中国経済の崩壊を論じてきた.しかし,クルーグマンが指摘する通り,単なる経済動向として中国を論ずるのは視野狭窄である. 「共産史」として中国論ずるべきなのだ.そうすると,今後の中国の動向が霧が晴れるようにすっきりと見通せるようになる. 1922年にレーニンが共産国家を誕生させて90年以上が経過した.その間,あまたの共産国家が崩壊する中,「一時しのぎの資本主義化」と「ローカル的家族経営」によって中国や北朝鮮は姑息な延命をした. しかし,それも終焉を迎えようとしている.約100年の共産史に幕を閉じるにふさわしいのは,やはり中国であろう.経済の自由化と民主化は車輪の両輪である.片輪走行では,再び円を描いてもとにもどる. 中国バブルの崩壊は,単なる経済の調整期ではなく,共産史100年の歴史的意味を持つ.そのことをクルーグマンは教えてくれたのである. ーーーーーーーーーー ■ 中国バブル崩壊 その5 2013.7.27 ■ 中国バブル崩壊 その4 2013.7.21 ■ 中国バブル崩壊 その3 2013.7.16 ■ 中国バブル崩壊 その2 2013.7.15 ■ 中国バブル崩壊 その1 2013.7.13 .
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ジエール帝国連邦の政治体制は、永帝革命後のルニアス主義的管理主義を基盤としたシンテーア管理主義共和国から、アオン・シオン・ヴェードの執政を経て政党政治が始まり、最終的にウーナ・ヴェーデイン・フォスドーレウがジエール帝国連邦を設立したことにより確立された。 この政治体制は、1694年にジューデン・ケールフ・リウォーネンヒェン主席により変革される。これに関しては、管理主義学者独裁体制を参照。 目次 参考画像初期ジエールの政治体制 管理主義学者独裁体制 構成各国議会 帝連中央会議 帝連中央会議最高委員会 最高委員長と主席と総合代表帝連中央会議最高委員会常任委員長(常任最高委員長) 帝連主席 帝連最高委員会総合代表(帝連首相) 政党 省庁中央省庁外務省 国防省 経済省 技術省 文化省 宣伝省 司法省 地方省庁地方経済省 地方技術省 地方文化省 地方宣伝省 地方司法省 関連項目 参考画像 初期ジエールの政治体制 管理主義学者独裁体制 構成 各国議会 ジエールの政治的基盤は各国会議にある。各国議会は各帝連構成国に設けられ、そこで与党となった政党は内閣を組みその国を統治し、中央会議の決定を各国で実行する。内閣は地方省庁の長官の任命権を持っている。 帝連中央会議では、ジエール帝国連邦全体に関する法案を決議するのに対し、各国会議では帝連構成国の自治的な法案を決議する。 また、その内閣は帝連中央会議に選出される。ただし、帝連構成国ごとに選出議席数は限られており、実際にシンテーア帝国をはじめとする上層国がジエールの実権を握っている。 各国家は三大政党制が決められており、統一管理党(黒派)、秩序同盟(白派)、人民連合(藍派)で形成されている。 1694年以降の管理主義学者独裁体制では、各国議会が完全に学会化し、それぞれの学会から支持率の高い学者が議会に参加するという方針に転換され、国民投票が廃止された。 帝連中央会議 各国議会で内閣を形成した政党から議席が選出される。議席比率はレベル5地区30%、レベル4地区25%、レベル3地区20%、レベル2地区15%、レベル1地区10%となっている。 中央会議では各国議会から選出された政党が合流し、議席が第一位の政党が帝連中央会議最高委員会を形成する。 帝連中央会議最高委員会 中央会議の与党(内閣政党)は最高委員会総合代表(ジエール首相)を選出できる。最高委員会は中央会議の行政の決定権を持ち、総合代表は最高会議の指導権の他、中央省庁の長官の指名権があり各長官に対しての影響力を持っている。 最高委員長と主席と総合代表 帝連中央会議最高委員会常任委員長(常任最高委員長) シンテーア祖神の末裔にて、過去にも皇帝による改革、革命を多く成し遂げてきた伝統あるシンテーアの君主。帝連加盟国各国の皇帝。 帝連中央委員会の最後の抑止力であり首相の行政執行に対する拒否権と議会の解散権、主席の指名権、解任権を持つが、平常時は政治的助言をせず、また任期も終身である。(不死技術を持つ現代では、実際は辞任するまでが任期である) 帝連主席 選出時の与党が推薦し、最高委員長が承認する。 最高委員長同様に任期は決まっていないが、最高委員長に解任権がある。また、議会の3分の2が帝連主席の不信任決意に賛成すると解任される。 帝連最高委員会の政党が変わっても帝連主席は主席をやり続けることができる。ただ、帝連首相は必ずしも帝連主席の指示に従う必要はなく、大体の場合はそのようにして影響力の下がった主席が自分から辞任するケースが多い。 帝連最高委員会総合代表(帝連首相) 会議の与党から選出される。最高委員会総合代表は最高委員会の指導権の他、中央省庁の長官指名権と行政の決定権を持つ。総合代表は行政に際し、帝連主席の代わりとなり実務的な執政を行う。 また、緊急時など強い求心力が必要な場合など、与党の判断によっては主席が首相を兼任する場合がある。 基本的には主席の方針を受けて政策を行うが、主席と政党が違う場合などは必ずしも主席の指示に従う必要はない。 4年以上主席と首相の政党が異なった状態が続く場合は「主席の影響低下宣言」を出すことができる。その際連合会議内で投票が行われ過半数が主席の解任に賛成した場合、主席は解任される。 政党 ジエールの政党政治を参照 省庁 省庁は最高委員会が長官を任命する中央省庁と地方内閣が長官を任命する地方省庁に分かれている。地方省庁は中央省庁の管理下に置かれている。各省庁はそれぞれの部門に分かれており、研究者による研究会(研究発表会)が開かれる。各省庁には党派とは関係なく研究物の専門による派閥が形成される傾向にある。 省庁自体は研究者による集いであり、会議とはまた異なる派閥が形成される。長官は各省研究会の助言(決定権はないが影響力を持つ)の下、最高委員会(地方省庁なら地方内閣)の政策を施行する。 各中央省庁には中央長官が管理する各部門のスーパーコンピュータが置かれている。また、各派閥も独自のスーパーコンピュータを保有しており、全てのスーパーコンピュータはヴェオンレギトの核にて統合されている。 1694年からの学者独裁後は、省庁は学会と分裂し、自由な研究発表討論を行う学会と政府からの支持を受け政策を実施する省庁に分離した。 中央省庁 外務省 中央会議の決議に合わせて、諸外国と外交を行う。その他外国駐留ジエール人の支援や、管理主義ウヴァムシュヴェードの支援などを行う。 国防省 国防を管理する。国防委員会最高司令官はケニアズ。主に軍事学博士により形成される。主に技術省と連携している。 経済省 国内の経済を管理する。経済部(帝連内)、貿易部(帝連外)に分かれている。主に経済学博士により形成される。常に他の省と連携している。国選投資家を認定し、資金を提供する。国内の交通は経済部の管轄。 技術省 技術研究を管理する。研究者に予算の提供を行う。各部門の科学博士により形成される。規模が一番大きく、様々な部門に分かれている。各部門では研究発表会が定期的に行われる。 文化省 人文科学研究及び、創作物を管理する。主に社会学博士により形成される。研究者、創作者に予算の提供、進捗管理などを行なっている。予算の提供には作品草案の審査が必要。様々な部門に分かれており、進捗発表会が定期的に行われる。 宣伝省 教育を含む、国内外の政治的宣伝を管理する。主に心理学博士により形成される。教育部、国内宣伝部、国際宣伝部などに分かれる。技術省同様、各省庁との合流が活発。 司法省 帝連全体の法を管理する。憲法等の上級の法を管理し、刑法などは地方司法省により自治が行われる。司法省は地方司法省を監督し、他の省庁を監視する。主に法学博士により形成される。 地方省庁 地方経済省 地方から有効な投資を引き出し、中央経済省に推薦する。 地方技術省 地方から優秀な発明を汲み上げ、中央技術省に推薦する。中央からの予算を委託して提供する。 地方文化省 地方から優秀な創作物を汲み上げ、中央創作省に推薦する。中央からの予算を委託して提供する。 地方宣伝省 中央の方針を地方で施行する。 地方司法省 刑法など自治的な法律を定める。 関連項目 ジエール帝国連邦
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広告記事の取消文 本誌六月号の読者は、欄外にあつた面白い広告文を読んだ。処があの広告文が、日本伯爵の逆鱗に触れ、幹事が呼付けられて大目玉を頂戴したかして、十三日に社会政策実行団幹事の一人、中村太八郎君が来られて、大に私を叱り付けた。続いて幹事の寄合から評議員会の招集となり、会では、土方伯に対する不敬を以て、私を除名する事に衆議は一決したが、幸ひ斡旋する者があつて、私の名誉の為めに、除名は止めて諭旨退官と云ふ事に敗けて呉れた。 そこで今度は諭旨退官の通知と正式の広告記事取消の遣外大使は誰が局に当るかと云ふ問題で随分議論もあつたとの事ですが、先づ当今では、兎に角堺利彦君に如くものなしと云ふ訳か、十五日の朝同君が来られ依願免官の諭旨の外大体左記取消文言の如く、達しがあり且つウンと油を取られた 広告記事取消請求書 拝啓、貴殿御発行の「平民法律」第七年六月号欄外に御掲載有之候、平民法律所広告記事中に、顧問、日本伯爵土方久元と記載有之候へ共、当団に於ては未だ伯爵閣下に顧問を御願致したる事無之のみならず、或一派の人より多少危険人物視せらる米国伯爵と名を列せられ、世に誤解を招く様の事有之候ては、当団として誠に伯爵に対し面目なき次第に付、以後篤と御注意相成度、又私としては顧問となりたる事絶対に無之、名誉推薦顧問の意に有之候なら、堅く御辞退申上度候 右様の次第に付此全文御掲載の上至急前記広告記事全部取消相成度、此段新聞紙法により及請求候也。 大正七年六月十五日 日本伯爵 土方久元 社会政策実行団 右二名代理人 堺利彦 米国伯爵 山崎今朝彌 殿 私があの広告を無断で無料掲載したのは、何も悪意があつた訳ではなく、従兄弟同志の間柄であつて見れば、日本伯爵からソー大した問題も起るまいと天から馬鹿にして懸つたのが悪かつたのでした。然るにコー諸君から、真面目に掛合はれては、誠に一言の申訳をする勇気もなく、只管恐縮して退却するの外ありません、依て茲に恭しく前記広告全部を取消し敢て謹慎の意を表します。併し左の広告は是非御一読を乞ふ。 ------ 平民大学令第八条に依り、左記を本学名誉学員に推薦す。 元帥、議長、公爵 山縣有朋 学長、米国伯爵 山崎今朝彌 元宮内大臣元伯爵 渡邊千秋 実業家男爵 大倉喜八郎 教授、法学博士 上杉慎吉 大正七年七月 平民大学 ------ 右の記事法律講義 土方伯が事実平民法律所の顧問で無いのに無断で顧問として広告したる本件の実際問題に於て、土方伯は如何なる権利があり、発行人は如何なる責任があるかは、中々興味ある法律問題です。が土方伯は(一)新聞紙法の規定に従ひ其取消を求め、応ぜざるときは、其点に付告訴する事が出来る(二)平民法律所又は社会政策実行団と云ふものが泥棒団体と云ふと同一であると、云ふ前提で、名誉毀損の刑事問題又は慰謝料請求の民事訴訟を起す事が出来る。併し此前提は迚も問題にならない又米国伯爵と名を並べたと云ふ点も問題にはならない。要するに前記(二)の権利は到底行はれないと断言するを正当と信ず。 上段文例中の堺利彦君の肩書代理人は、土方伯に対しては複代理人であらふと思ふ。複代理人とは、土方伯を実行団で代理して、実行団から又堺君に代理を頼んだ事である、又実行団が土方伯の為に為す行為は、土方伯から頼まれたかも知れぬが、頼まれもせず、丁度無断広告の如く、勝手にやるのかも知れぬ、法律上前者は有権代理又は単に代理と云ひ後者は無権代理と云ふ、実行団が有権代理であらふと無権代理であらふと、又堺君が代理人であらふと複代理人であらふと、之れを又単に代理人と云ふは法律上敢て差支ない。 最後に、平民大学令第八条に依て平民大学名誉員に推薦された上記諸氏は勿論の事之れを辞退する事が出来る。 <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
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第一次小坂内閣は、第二百四十一臨時議会において、自由民政党総裁小坂徳三郎氏が選出されたことを受けて成立した内閣である。 閣僚 内閣総理大臣 小坂徳三郎 神奈川3区選出自由民政党衆議院議員 自由民政党総裁 小坂派会長 前職;内務大臣、文部大臣、党幹事長 内閣書記官長 福田恒重 群馬1区選出自由民政党衆議院議員 前職;厚生副大臣 内務大臣 小久保利通 高雄2区選出自由民政党衆議院議員 前職;内務副大臣、党政務調査会長 外務大臣 小村洋右 伯爵 貴族院華族議員 前職;外務副大臣、貴族院外交委員長 大蔵大臣 松方正十郎 公爵 貴族院華族議員 前職;通商産業大臣、貴族院副議長 司法大臣 工藤晋平 佐賀全県区選出自由民政党衆議院議員 前職;弁護士、福岡控訴院判事 京都帝國大学法学士 兵部大臣 東條英雅 子爵 予備役陸軍大将 貴族院全国区自由民政党議員 前職;統合総軍総司令官、参謀総長 陸士陸大卒業 文部大臣 林有礼 東京帝國大学教授 貴族院帝國学士院会員議員 帝國学士院会員 前職;東京帝國大学助教授 東京帝國大学法学博士 農林大臣 李登輝 台北1区選出自由民政党衆議院議員 前職;農林水産次官 党農政部長 台北帝國大学法学士 経済産業大臣 岸祐子 山口3区選出自由民政党衆議院議員 前職;党経済部長 東京第六高等学校卒業 厚生大臣 朴陽光 高雄1区選出自由民政党衆議院議員 前職;台湾厚生局長、厚生大臣秘書官、党総務 台北帝国大学法学士 副大臣 内務副大臣 大島健三 神奈川3区選出自由民政党衆議院議員 前職;厚生副大臣 内務副大臣 麻田古重 三重1区選出自由民政党衆議院議員 前職;内務次官 外務副大臣 広島実夏 鳥取全県区選出自由民政党衆議院議員 前職;党外交部長 外務副大臣 八重田晴久 北海道3区選出自由民政党衆議院議員 前職;党外交部次長 大蔵副大臣 下条実雅 大阪2区選出自由民政党衆議院議員 前職;党財務部長 大蔵副大臣 花見芳江 大田3区選出自由民政党衆議院議員 前職;党財務部長 司法副大臣 篠原秀治 長崎1区選出自由民政党衆議院議員 前職;長崎地方事務官 長崎高等学校卒業 兵部副大臣 鈴木泰道 広島2区選出自由民政党衆議院議員 前職;党国防部長 広島第二高等学校卒業 兵部副大臣 喜多方四郎 宮城3区選出自由民政党衆議院議員 予備役海軍大佐 前職;軍令部作戦課長 海兵、海大卒 文部副大臣 井沢基之 群馬2区選出自由民政党衆議院議員 前職;党教育部長 群馬高等学校卒業 文部副大臣 宇喜田寛治 北海道3区選出自由民政党衆議院議員 前職;文部審議官、党科学振興部長 北海道第五高等学校卒業 農林副大臣 栗原安二郎 兵庫2区選出自由民政党衆議院議員 前職;党農政部長 兵庫第三高等学校卒業 農林副大臣 徳川承継 紀州家当主第二子 和歌山3区選出自由民政党衆議院議員 前職;農林水産大臣政務官、党農政部長 学習院高等部卒業 経済産業副大臣 田中正二郎 京城府2区選出自由民政党衆議院議員 前職;党経済部長 京城第二高等学校卒業 経済産業副大臣 石居直人 三重2区選出自由民政党衆議院議員 前職;三菱銀行相談役 三重高等学校卒業 厚生副大臣 田中雄一 青森2区選出自由民政党衆議院議員 前職;党厚生部長、党総務会長 青森高等学校卒業 厚生副大臣 黒田尚道 福岡1区選出自由民政党衆議院議員 前職;厚生労働大臣政務官 福岡高等学校卒業 政務官 内務大臣政務官 田村憲久 静岡1区選出自由民政党衆議院議員 前職;党国会対策委員 内務大臣政務官 下田香文 平壌3区選出自由民政党衆議院議員 前職;平壌道会議員、平常道知事 外務大臣政務官 浜崎善堂 大阪5区選出自由民政党衆議院議員 前職;党国会対策委員長 外務大臣政務官 石河原丈太郎 仁川2区選出自由民政党衆議院議員 前職;衆議院外交委員 大蔵大臣政務官 石本鮫次郎 石川2区選出自由民政党衆議院議員 前職;党国会対策委員長 大蔵大臣政務官 佐藤健次郎 山口1区選出自由民政党衆議院議員 予備役陸軍大佐 前職;歩兵第四十二聯隊長 衆議院外交委員 司法大臣政務官 吉沢謙 熊本2区選出自由民政党衆議院議員 前職;熊本地方書記官、熊本県知事 熊本大学法学士 兵部大臣政務官 荒瀬秀二 大分1区選出自由民政党衆議院議員 前職;党国防部幹事 兵部大臣政務官 秦義則 京城5区選出自由民政党衆議院議員 予備役陸軍大佐 前職;歩兵第四十二聯隊長 衆議院国防委員 文部大臣政務官 李二斉 元山1区選出自由民政党衆議院議員 前職;衆議院教育委員会委員 元山第二高等学校 文部大臣政務官 久井文治 貴族院全国区自由民政党議員 前職;貴族院教育基本法改正委員会委員長 文部審議官 大阪帝國大学法学士 農林大臣政務官 車寅次郎 東京5区選出自由民政党衆議院議員 前職;衆議院農林水産委員会委員 第一高等学校 農林大臣政務官 佐藤真一 新潟1区選出自由民政党衆議院議員 前職;農林水産審議官 大阪帝國大学法学士 経済産業大臣政務官 加瀬大 岡山1区選出自由民政党衆議院議員 前職;党経済部幹事 岡山高等学校卒業 経済産業大臣政務官 江則柔 京城3区選出自由民政党衆議院議員 前職;党経済部幹事 第三高等学校卒業 厚生大臣政務官 鈴木文二 香川1区選出自由民政党衆議院議員 前職;党厚生部幹事長 厚生大臣政務官 山口正 大田道5区選出自由民政党衆議院議員 前職;厚生労働次官 衆議院厚生労働委員
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ジエール帝国連邦の政治体制は、永帝革命後のルニアス主義的管理主義を基盤としたシンテーア管理主義共和国から、アオン・シオン・ヴェードの執政を経て政党政治が始まり、最終的にウーナ・ヴェーデイン・フォスドーレウがジエール帝国連邦を設立したことにより確立された。 この政治体制は、1694年にシューデン・ケーリフ・リウォーネンヒェン主席により変革される。これに関しては、管理主義学者独裁体制を参照。 目次 参考画像初期ジエールの政治体制 管理主義学者独裁体制 構成各国議会 帝連中央会議 帝連中央会議最高委員会 最高委員長と主席と総合代表帝連中央会議最高委員会常任委員長(常任最高委員長) 帝連主席 帝連最高委員会総合代表(帝連首相) 政党 省庁中央省庁外務省 国防省 経済省 技術省 文化省 宣伝省 司法省 地方省庁地方経済省 地方技術省 地方文化省 地方宣伝省 地方司法省 統合司法院 関連項目 参考画像 初期ジエールの政治体制 管理主義学者独裁体制 構成 各国議会 ジエールの政治的基盤は各国会議にある。各国議会は各帝連構成国に設けられ、そこで与党となった政党は内閣を組みその国を統治し、中央会議の決定を各国で実行する。内閣は地方省庁の長官の任命権を持っている。 帝連中央会議では、ジエール帝国連邦全体に関する法案を決議するのに対し、各国会議では帝連構成国の自治的な法案を決議する。 また、その内閣は帝連中央会議に選出される。ただし、帝連構成国ごとに選出議席数は限られており、実際にシンテーア帝国をはじめとする上層国がジエールの実権を握っている。 各国家は三大政党制が決められており、統一管理機構(黒派)、秩序連盟(白派)、人民連合(藍派)で形成されている。 1694年以降の管理主義学者独裁体制では、各国議会が完全に学会化し、それぞれの学会から支持率の高い学者が議会に参加するという方針に転換され、国民投票が廃止された。 帝連中央会議 各国議会で内閣を形成した政党から議席が選出される。議席比率はレベル5地区30%、レベル4地区25%、レベル3地区20%、レベル2地区15%、レベル1地区10%となっている。 中央会議では各国議会から選出された政党が合流し、議席が第一位の政党が帝連中央会議最高委員会を形成する。また、機密情報を含む案件に関しては、各党から選抜された上級議員間でのみ機密会議を行うことができる。 帝連中央会議最高委員会 中央会議の与党(内閣政党)は最高委員会総合代表(ジエール首相)を選出できる。最高委員会は中央会議の行政の決定権を持ち、総合代表は最高会議の指導権の他、中央省庁の長官の指名権があり各長官に対しての影響力を持っている。 最高委員長と主席と総合代表 帝連中央会議最高委員会常任委員長(常任最高委員長) シンテーア祖神の末裔にて、過去にも皇帝による改革、革命を多く成し遂げてきた伝統あるシンテーアの君主。帝連加盟国各国の皇帝。 帝連中央委員会の最後の抑止力であり首相の行政執行に対する拒否権と議会の解散権、主席の指名権、解任権を持つが、平常時は政治的助言をせず、また任期も終身である。(不死技術を持つ現代では、実際は辞任するまでが任期である) 帝連主席 選出時の与党が推薦し、最高委員長が承認する。 最高委員長同様に任期は決まっていないが、最高委員長に解任権がある。また、議会の3分の2が帝連主席の不信任決意に賛成すると解任される。 帝連最高委員会の政党が変わっても帝連主席は主席をやり続けることができる。ただ、帝連首相は必ずしも帝連主席の指示に従う必要はなく、大体の場合はそのようにして影響力の下がった主席が自分から辞任するケースが多い。 最大任期は30年で30年以上空ければまた主席をすることができる。 帝連最高委員会総合代表(帝連首相) 会議の与党から選出される。最高委員会総合代表は最高委員会の指導権の他、中央省庁の長官指名権と行政の決定権を持つ。総合代表は行政に際し、帝連主席の代わりとなり実務的な執政を行う。 また、緊急時など強い求心力が必要な場合など、与党の判断によっては主席が首相を兼任する場合がある。 基本的には主席の方針を受けて政策を行うが、主席と政党が違う場合などは必ずしも主席の指示に従う必要はない。 4年以上主席と首相の政党が異なった状態が続く場合は「主席の影響低下宣言」を出すことができる。その際連合会議内で投票が行われ過半数が主席の解任に賛成した場合、主席は解任される。 政党 ジエールの政党政治を参照 省庁 省庁は最高委員会が長官を任命する中央省庁と地方内閣が長官を任命する地方省庁に分かれている。地方省庁は中央省庁の管理下に置かれている。各省庁はそれぞれの部門に分かれており、研究者による研究会(研究発表会)が開かれる。各省庁には党派とは関係なく研究物の専門による派閥が形成される傾向にある。 省庁自体は研究者による集いであり、会議とはまた異なる派閥が形成される。長官は各省研究会の助言(決定権はないが影響力を持つ)の下、最高委員会(地方省庁なら地方内閣)の政策を施行する。 各中央省庁には中央長官が管理する各部門のスーパーコンピュータが置かれている。また、各派閥も独自のスーパーコンピュータを保有しており、全てのスーパーコンピュータはヴェオンレギトの核にて統合されている。 1694年からの学者独裁後は、省庁は学会と分裂し、自由な研究発表討論を行う学会と政府からの支持を受け政策を実施する省庁に分離した。 中央省庁 外務省 中央会議の決議に合わせて、諸外国と外交を行う。その他外国駐留ジエール人の支援や、管理主義ウヴァムシュヴェードの支援などを行う。 国防省 国防を管理する。国防委員会最高司令官はケニアズ。主に軍事学博士により形成される。主に技術省と連携している。 経済省 国内の経済を管理する。経済部(帝連内)、貿易部(帝連外)に分かれている。主に経済学博士により形成される。常に他の省と連携している。国選投資家を認定し、資金を提供する。国内の交通は経済部の管轄。 技術省 技術研究を管理する。研究者に予算の提供を行う。各部門の科学博士により形成される。規模が一番大きく、様々な部門に分かれている。各部門では研究発表会が定期的に行われる。 文化省 人文科学研究及び、創作物を管理する。主に社会学博士により形成される。研究者、創作者に予算の提供、進捗管理などを行なっている。予算の提供には作品草案の審査が必要。様々な部門に分かれており、進捗発表会が定期的に行われる。 宣伝省 教育を含む、国内外の政治的宣伝を管理する。主に心理学博士により形成される。教育部、国内宣伝部、国際宣伝部などに分かれる。技術省同様、各省庁との合流が活発。 司法省 帝連全体の法を管理する。憲法等の上級の法を管理し、刑法などは地方司法省により自治が行われる。司法省は地方司法省を監督し、他の省庁を監視する。主に法学博士により形成される。 地方省庁 地方経済省 地方から有効な投資を引き出し、中央経済省に推薦する。 地方技術省 地方から優秀な発明を汲み上げ、中央技術省に推薦する。中央からの予算を委託して提供する。 地方文化省 地方から優秀な創作物を汲み上げ、中央創作省に推薦する。中央からの予算を委託して提供する。 地方宣伝省 中央の方針を地方で施行する。 地方司法省 刑法など自治的な法律を定める。 統合司法院 1758年のヴァーニエ食糧危機が原因となり設立される。あらゆる部門や省庁から独立しており、あらゆる面でデータの不正・改ざんを監視する。独自の研究検証施設と研究者を有しており、「政治による科学の不正」を防止する管理主義の重要組織である。 関連項目 ジエール帝国連邦