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池沼唯の海水浴(その6) 憂「何か知ってるの!・」 憂も唯の反応に手応えを感じ、自然と声が大きくなる。 唯「ゆい、ついかたべる!(^q^)」 憂「今はスイカないのよ!」 唯「やー!ついかたべる!(`q´)」 憂「ワガママ言わないで!後であげるから!」 唯「あいすもれす(^q^)」 憂「アイスとスイカね。」 両方貰えるとわかり、唯も納得したようだ。 憂「それで、スイカがどうしたの?」 唯「あう!ゆい、ついかたべた(^oo^)」 憂「スイカ?どこで拾ったの?」 警察官「・・・。」 警察官は唯が「スイカを食べた」と言うと、顔色が変わった。 表情が曇っているが、黙って唯と憂の会話を聞いている。 唯「ゆい、つおいつおい(^q^)」 憂「どこでスイカを拾ったの!?」 唯「ゆい、たおちたー(^q^)」 唯の言葉の意味がわからず、次の質問が出ない。 すると、唯が憂の返答を待たずに喋り出した。 唯「ゆい、ついかたたいたれす(^q^)」 憂「えっ!?スイカを叩いたの!?」 唯「あう、ついかたおちた(^q^)」 警察官「(どこでスイカを叩いたか聞いて下さい。)」 今は男の子の事よりもスイカの事が気になるようだ。 憂「どこでスイカ叩いたの?」 唯「あちょこ(^q^)」 唯の視線を追うと、少し離れた所に警察官が数名いた。 ブルーシートが敷いてあり、その下に何があるかはわからない。 憂は嫌な予感がし、次の質問をした。 憂「スイカはなんで叩いたの?」 唯「ゆい、ついかたべたいだた(^q^)」 憂「聞き方が悪かったね。叩いた物よ。木とか棒とか。」 唯「ゆい、ぼーでたたいた(^q^)」 唯の話を聞いた警察官は近くの部下を呼んだ。 警察官「おい。あの棒を持って来い。」 憂は警察官に構わずに続ける。 憂「棒はどこで拾ったの?」 唯「あう~( q )」 憂「お姉ちゃん?」 テンポ良く話していたが会話が止まってしまった。 だが、ここまでテンポ良く話せたのも珍しかった。 唯「あ゛―( q )」 憂「どこで拾った?」 唯「ぼーおちてた、ゆいもらた(^q^)」 警察官「(近くでスイカ割りをしているグループがいました。そのグループから聞くと、お姉さんが拾ったと。)」 警察官がまた手帳を見て憂に話していると、部下が木の棒を持って来た。 警察官「(この棒だったか確認して下さい。)」 憂「ヒッ!」 憂は棒を見ると、棒の先端に血や髪の毛が付着していた。 警察官「(この棒は証拠品です。あなたに渡すことが出来ませんので、私が持っています。)」 憂「・・・お姉ちゃんがスイカを叩いたのはこの棒?」 警察官が持っている棒を指差すと、唯は頭を縦に振った。 唯「そえれつ!ゆい、ゆーしゃれす(^q^)」 唯がその棒を使ったと認めると、警察官は棒を部下に渡し手帳に何かを書き込んだ。 憂は唯がどうやって男の子を殺害したか予想がついた。 恐らく、唯がスイカの帽子を被った男の子をスイカと間違え木の棒で撲殺したのだ。 気絶してしまいたい気持ちを抑え、憂は唯との会話に戻った。 憂「お姉ちゃん、スイカはどこから来たの?」 唯「ついかたん、あるいてた(^q^)」 憂「スイカが歩いてたの?」 唯「あい(^q^)」 スイカが一人で歩くことはないと言いそうになったが、グッと我慢した。 憂「歩いているスイカを見てから?」 唯「ついかにげた(^q^)」 憂「それで追い掛けたの?」 唯「あう(^q^)」 憂「追い掛けた後は?」 唯「ついか、とまたからたたいた(^q^)」 警察官「わかりました。以上で結構です。」 警察官は聞きたいことを聞き終えたようで、声の大きさも元に戻っている。 憂「えっ、でもスイカを食べたって言ってるんですけど。」 唯「ゆい、ついかたべたー(^q^)」 警察官「これ以上の事はあちらで話します。」 憂「スイカ食べたって、まさか・・・。」 警察官「そのことは」 唯「ついか、おいちーだた!!!ゆい、おかーりほちー!!!あえでつ、あえ!!!\(^Q^)/」 唯はアレを思い出し、大声をあげながら急に暴れ出した。 取り押さえていた警察官達も唯が抵抗しないからと力を抜いていた。 興奮した唯は運動音痴とは思えない力を出し、警察官達を振りほどく。 唯「ゆいのでつー!そえ、ゆいのー(^q^)」 唯は自由になるとすぐに立ち上がり夫婦へと走り出した。 憂と警察官は唯から目を離していたので気がつくと唯は万歳をしながら突進していた。 唯「わ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”―!!\(^Q^)/」 憂「お姉ちゃん!」 警察官「おい、早く捕まえろ!」 憂と警察官も後を追うが、唯は既に走るのを止め白い布を掴んでいる。 父母「っ!!」 唯「わたちはひらさわゆいでつ!おいちーのもらいにきまちた!(^q^)/」 唯は気絶したので父と母の事は忘れて、ソレを貰おうと自己紹介を始める。 母「いやっ!」 父「何しに来た!?」 母親は唯が男の子を襲っていた様子を思い出し、ブルブルと震えだした。 唯「ゆい、じょーずした!はやく、そえよこつ!(^q^)」 上手に自己紹介が出来たのに渡さない父親に早く渡すように催促する。 父「その手を放せ!」 唯「う゛-う゛-(`q´)」 そこへ、やっと憂と警察官がやって来た。 憂「お姉ちゃん、止めて!」 唯「うーい、ゆいあえたべたい!おいちーおいちー♪(^q^)/」 唯は白い布を指差しながら言うと、父親が唯に掴み掛かった。 父「食べたいだと!?これ以上どこに食べる所があるんだ!?」 父親が白い布を取ると、そこには人形のような物がいた。 憂「・・・!」 憂は声が出ずに、口を両手で押さえた。 首から下は何の異常もない体だった。 しかし、首より上はそこにあるべき物が無い。 顔と呼べる物は口のみで、それ以外は何も無い。 本当に何も無いのだ。 ポッカリと穴が開いており、白い骨しか見えない。 綺麗に洗われているのか、血や体液は無く損傷の割には吐き気を催さない。 ただ異様なのだ。 唯「あう~おいちーのないれす( q )」 唯が残念そうに言うと、憂は唯に聞いた。 憂「お姉ちゃん、もしかして食べたのって・・・?」 唯「あう?こえれつよ?( q )」 唯は当たり前の事のように答え、不思議そうな顔をしている。 憂「そんな・・・。」 唯「うーい、ゆいおかーりほちー!こえちょーらい!(^q^)」 父「・・・。」ブンッ 唯がそこまで言うと、父親が何も言わずに唯の頬を殴った。」 バキッ 唯「ぐえっ!?("q")」 父「絶対、許さない!殺してやる!」 警察官「いかん!両方、引き離すんだ!こいつには手錠だ!」 父「うっ・・・・ううううう~・・・。」 引き離された父親は膝を突き、声を詰まらせている。 一方の唯は警察官から手錠をされた。 唯「あうー!こえいや!いらないでつ!(`q´)」 憂「お姉ちゃんが食べたのは何かわかってるの?」 憂は震える声で唯に問う。 唯「ついかでつ(^q^)」 憂「スイカなわけないじゃない!お姉ちゃんが食べたのは男の子の頭なのよ!」 憂は自分の頭を指しながら、大声をあげた。 唯「あう~おつむでつか?( q )」 憂「そうよ!お姉ちゃんは頭を食べたのよ!」 唯「おつむおいちーでつ!ゆい、おつむたべるー!(^Q^)」 憂は涙を流しながら伝えるが唯はそれが悪い事だと理解出来ない。 憂「お姉ちゃん・・・。」 警察官「連行しろ!」 手錠をされた唯はパトカーへ連れて行かれたが、ずっと「おつむはまいうーでつ♪ゆい、おつむほちー♪(^q^)」と、陽気に歌っていた。 警察官「今後についてお話します。お姉さんはあの様子だと精神病院に入れられるでしょう。」 憂「・・・。」 憂は黙って警察官の話を聞いている。 (その7)へ続く (その5)へ戻る 池沼唯SS一覧へ戻る カウンター 今日 - 昨日 -
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もうそうれんあいしょうこうぐん【登録タグ も 初音ミク 曲 黄昏P】 作詞:黄昏P 作曲:黄昏P 編曲:黄昏P 唄:初音ミク 曲紹介 当社比三割増しであだるてぃな感じのヤンデレ?です。(作者コメ参照) 歌詞 ふれることはかなわないけど 空想(ゆめ)の中なら手が届くの 正午ちょうどの白昼夢 金色の髪が僅かに揺れる 振り向いてはダメよ? 視線に気づかれる 表には出さないように 暗い部屋にきみを閉じ込めて 手錠で支柱に繋いだら 白いシャツのボタンを外すの 恥じらう耳元で囁いて 柔らかな肌を暴いていくわ 薄い胸板に口づけては つぶらな果実をついばむとき きみ(あなた)はどんな声で啼くでしょう? 声をかける勇気なくても 想像(ゆめ)の中なら手もつなげる 深夜零時のベッドの中 甘い声が僅かに漏れる 眠ってはだめよ? 幻想(ゆめ)から醒めるから 想うだけならタダなの 細い指と指を絡めたら 痺れるくらいに抱き締めて 潤んだ瞳のその滴を 舐め取ってあげる愛しいきみ 怯えた顔で上目遣いする それがたまらなく煽情的 粟立つ背筋と高揚感 それと少しの背徳感 わかってるのこれは悪いコト 妄想恋愛症候群(重症です) だけどもやめられないんだもの 何考えようと“自由”デショ? けど知ってるのこれは 都合のいい理想にすぎないって(ゆめだって) 妄想恋愛症候群(末期です) それでも今は十分でしょう? 今日もきみの夢を見るのです コメント ちょいとアレですが好きです -- 儚音 (2011-06-30 19 43 34) アレだからってヒクことはない。これはアレな方だから素晴らしい。 -- 歪み顔 (2011-06-30 21 11 57) この曲好きです。何考えようがその人の「自由」だもんね。 -- イチゴ (2011-06-30 21 59 23) この曲好きや。 -- 名無しさん (2014-09-07 17 09 28) 名前 コメント
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170 名前:パッチン[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 22 30 43 ID ??? 気分が悪い。 別に体調不良なわけでもなく、エヴァ搭乗中に精神汚染をくらったわけでもない。 ただ… 「おはよう霧島さん、昨日の話の続きなんだけど」 「あ!碇君おはよう。うんうん私も今そっち行って話そうと思ってたんだ」 ・・・気分が悪い 突然転校してきて、突然アタシのシンジに馴れ馴れしくベタベタ引っ付いてきた霧島とかいう女…。 シンジもシンジで勝手にアタシの許可なくあの女の蜘蛛の巣あたりを、うろちょろする危なっかしさを見せている。 アタシのシンジなのに・・・。 なんでこの気持ちが伝わらないんだろう。なんでアタシだけを見ないんだろう。 なんで…アタシのモノにならないんだろう。 邪魔なヤツが多い…多すぎる… だからシンジが他の女を見ちゃうんだ。そしてシンジが他の女に見られちゃうんだ。 いっそ閉じ込めてしまおうか。 アタシとシンジしかいない世界を作ってしまおうか。 ・ ・ ・ 葛城家、2月14日、休日午前10時 「シンジ~コーヒー飲む?」 「へ?珍しいねアスカがコーヒー入れてくれるなんて。・・・・・変な味ぃ…だね…」 ガシャンという音が鳴り、そのままシンジはフローリングの床にうつ伏せで貼り付いてしまった。 171 名前:パッチン[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 22 32 00 ID ??? 『甘禁(かんきん)』 ぐらりと頭の中が揺れて、目が覚めても暗闇、身体の自由が全くきかない。 14年の人生中、トップクラスの最悪な寝覚めが僕を襲った。 「ぅ…ぁあ」 とりあえず声が出ることに安心したが、瞼が開かないことにパニクる。 ジャラリ… とりあえず耳がきこえることに安心したが、両手両足を手錠のような物で大の字に拘束されてることにかなりパニクる。 「・・・おはよ。シンジ」 自分の近くにいた人物が聞き覚えのある声なのに安心したが、何故その人物が自分をこんな目に合わせるのかわからず結局パニクる。 「あ、アスカっ、アスカなの?」 「そうよ」 「ちょっと何なんだよこれ!早く解いてよ、何でこんなことするんだよ!」 「解いてどうするの…?あの女の所にでも行くの?」 「あの…女…!そうだ、今日霧島さんと約束があったんだ!早く行かなきゃ待たせちゃうよ!」 「・・・・・」 「ねぇ!僕こんな遊びしてる場合じゃないんだ!早く解い…!」 ぴとっ ・・・と、瞬間僕のこめかみの辺りに冷たい感触。 小さな円形をしていて、真ん中にはさらに円形の穴がある…。 これ…は・・・ 「これ以上うるさくすると風穴があくわよ」 172 名前:パッチン[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 22 33 17 ID ??? ・・・パクパクと口を開け閉めさせながら、冷や汗をたらすシンジを横目に軽くため息。 あーあ、すっかり怯えちゃったわねこれは…。 ホントはもっとラブラブしたかったんだけど、シンジがあの女の話なんかするから…。 シンジのこめかみに当てていた『生食ちくわ』をかぶりながら、しばらくベッドに大の字に寝かされたシンジを見やる。 ・・・しかしアタシの部屋の、アタシのベッドで寝るシンジ…か。 無性に嬉しくなる。 ダイニングで床に倒れたシンジを抱きかかえながら、自室まで引きずってきた時… たまらなかった。 ベッドに寝かせたシンジの四肢に手錠をはめた瞬間… ゾクゾクした。 「ねぇシンジ」 「な、なに…?」 「今日霧島さんとどこ行くつもりだったの?」 「で、デパート。欲しい物があったから…。い、一緒に見てもらおうと思って」 「ふーん」 あの女今頃1人で待ちぼうけくらってるかしら。…ふんっ!アタシのシンジを誘惑した罰よ。 少し嫌な気分になったので、アタシはもう一度シンジの全身を見渡す。 大好きなクリンとした黒い瞳が目隠しで見えないのが少し寂しいけど、やっぱりシンジは…良い。 173 名前:パッチン[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 22 34 29 ID ??? 「ね、ねぇアスカ…な、んでこんなことする、の?」 言葉を慎重に選びながら質問してるのであろうシンジは、ふるふると震えながら細い声をあげる。 「ん?なんでってどういうこと?」 「だって…理由も無しにこんなことしない、でしょ?ミサトさんも…すぐ気付く、よ」 うーん、まぁそれはアタシも考えてたんだけどね。 今日シンジがあの女と出かけることは、シンジの部屋に仕掛けた盗聴器で知ってて… それを阻止するためっていうのが、今日こういう行動に移った一番の理由なんだけど。 ・・・ちなみに盗聴器はネルフの保安部が設置した物を少々いぢくってアタシにも使えるようにした。 ネルフの変態ぶりには呆れるわねホント。 さてこれからどうしようかと悩むアタシは、シンジの体をもう一度隅々まで眺める。 ミサトが帰ってくるまでもうしばらくある。これを機にシンジを身も心もアタシだけのモノにしてしまいたい…。 ・・・キスとか・・・してみたり ふと思いついた子供っぽい発想に自分でも顔が赤くなる。 そしてベッドの上で、シンジに覆い被さりながら唇を合わせる自分を想像し、無性に体中が熱くなる。 熱く熱くなる い、一回廊下で体冷やそぅ…。 174 名前:パッチン[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 22 35 42 ID ??? パタンと扉が閉まる音が聞こえる。おそらくアスカが退室したのだろう。 いまだに銃を突き付けられていた、こめかみがヒヤリとする。 ここ、どこなんだろ…。 今何時なんだろ…。 なんでアスカは僕にこんなこと…。 目が見えないことはもちろん怖いけど、それ以上にこの先に起こることが全く見えなくて…その恐怖だけで体調が崩れそうだ。 今何時なんだろ…霧島さん待ってるかな…。 お腹、減ったなぁ。 その時・・・パタン、パタン、と再び扉の開閉音が部屋に響き、緊張が僕をキュッと締め付けた。 「あす、か…?」 何かを持ってきたんだろうか、それとも別の誰かを連れてきた? アスカが部屋を出入りしたことで、身の回りの状況が何か変わったのかもしれない。怖い…。 ・・・と、震えが走り始めた僕の口に、何かが触れた。柔らかい…何かが触れた。 何これ、食べ物?違う?やっぱりお腹が減ってるような時間だし食べ物? ペロリと舌を出して軽く舐めると、柔らかい何かはプルリと震えて一瞬離れた。 うわっ、また引っ付いた。 今度は舌をしゃにむに動かし、これが何なのかを確かめる。 すると耳元からスフスフと荒い、息づかい…? え…アスカの、く?ち?び?る? 175 名前:パッチン[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 22 37 35 ID ??? 「ん、ぷはっ…はぁはぁはぁっ」 なななな、何よバカシンジ!大胆過ぎやしない!?なんか廊下で呼吸整えてきたアタシがバカみたいじゃない! シンジの容赦ない舌に好き放題にされたアタシの唇は、緊張と驚きのあまりシンジを招き入れることが出来なかった。 く、悔しい…そして何より勿体無い…! 今度はせっかくのシンジからの熱い熱いキスに答えられるよう、口を半開きにしながらそちらに向かう! 「あああ、アスカ!?今の…僕の口に…」 「ん?」 あと数センチでシンジの唇をくわえようとしていたアタシは動きをピタリと止める。 「なによ!アンタさっきまでアタシの唇、無茶苦茶ペロペロしてたくせに急に怯えた感じで話したりして!」 「や、やっぱり僕アスカとキスしてたの!?」 「はぁ!?」 大の字に固定されてて上手く動けないようだが、おそらく跳ねるような動きをしたいのだろう。 ピーンと体全体を伸ばしてシンジがうろたえている。 「あ、アンタまさか気付いてなかったの…?」 「だだだ、だって…ごめん。僕何かわからなくて夢中で舐めてて…」 「な、舐めたとか言わないの!」 「あ、そ、そっか…僕アスカとキス、キスしちゃったんだ…」 そう言うとシンジは目隠しの下を桃色に染めて…拘束された身体を少しクネらせ、必死で恥ずかしさを隠すような動きをとる。 か、可愛い…。 176 名前:パッチン[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 22 38 49 ID ??? アタシはシンジの目隠しにソッと手をかける。 「アスカ…?」 「ん、これで見えるでしょ」 「うん…見えたらちょっと余計に恥ずかしいね」 上から覗きこむようにしているアタシから目を背けて、更にシンジは顔を赤くする。 「ねぇ何で今日はこんなことしたの?縛り付けたりキスしたり…」 視界が解放されたことで、だいぶ余裕が出来たのか先程までよりシッカリとした問いかけだ。 「ん~、そうね」 ベッド脇から上体を伸ばす体制だったアタシは、ピョンとシンジの体の上にのしかかる。 「ぐぇっ」 「ぐぇじゃないの!!・・・ねぇアタシのこと好き?」 「アスカのこと?」 「うんっ…」 「アスカのこと、好きだよ」 「アタシも、好き」 「僕のこと…?」 「うんっ。シンジのこと好きよ」 サラサラと流れるように本当の言葉が出る。キスのおかげかな…? 「もしかして僕がバレンタインに霧島さんと出かけるからこんなことしたの?」 「そうよ」 「そっか、ヤキモチ…やいてくれたんだ」 「アンタさぁ何であんな女と一緒にデパートなんか行くのよ」 「んーとね・・・・・キスしてくれたら…教えてあげる」 はにかむシンジに、アタシは猛獣のように飛び付いた。 177 名前:パッチン[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 22 40 19 ID ??? ミサトが帰ってくるまで続けられたアタシとシンジの『素敵な時間』は、とりあえずお日様が沈むあたりには終了した。 そして、シンジがあの女と一緒にデパートに行く約束をした理由というのは『アタシへの逆バレンタインチョコを選ぶため』だったらしい。 最近なんか流行っているらしいから、好きな娘がいたら買ったら?とあの女から言われたらしい。 チョコくらい一人で選べるでしょ!とアタシは怒ったんだけど 「だって…こんなに誰かを好きになったの初めてだから…どうしていいか…」 とか言うので、窒息寸前キスで許してあげた。 しかしあの女…いや、霧島さんには悪いことしたわね。アタシとシンジの仲を思って協力してくれたのに…。 などと思い、あの後シンジの携帯から電話をかけて2人でドタキャンを謝ろうと思ったのだが、帰ってきた言葉は・・・ 『なによそれ~!!せっかく今日のデパートデートを機に、碇君を逆転GETしよーと思ってたのにぃ!!』 ・・・やはり恐ろしい女だった。 ムカついたのでその後もいっぱい『素敵な時間』を堪能してやったわ。 178 名前:パッチン[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 22 42 26 ID ??? 「「いってきまーす」」 次の日の朝、玄関から出たアタシとシンジの間に特別な雰囲気は一切なく。 昨日あれほどラブラブした関係とは思えない。 手も繋いでないし。 シンジをアタシだけのモノにする手錠も無い。 でももうアタシの心の中に不安は全く無い。 「ねぇシンジ」 「なに?」 「・・・何でもない」 「ふふ、そうだと思った」 でもアタシは何かでシンジをつなぎ止めてる。縛り付けてる。 多分それは赤い糸。 アタシの小指から伸びる赤い糸は、シンジとアタシを永遠に結び付けている。 ・ ・ ・ ・ 深夜0時 がちゃり、がちゃがちゃ… 「ねぇ…アスカ。また手錠使うの?」 「なによぉ~アンタそっちの方が好きなんでしょ♪」 「うんっ…///」 「ふふふ、今日もたっぷりいぢめてあげるんだからねっ♪」 ・・・まあ夜くらい別にいい…かな? おわり
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Last Chapter 「ヒッチャー」 どのくらいの時が過ぎたのだろう。 わたくしは医師の診察を受けていた。 医師はわたくしの眼球にライトで当て、瞳孔をしらべていた。 「とりあえず、問題はないが……あとでちゃんとした病院で検査したほうがいい」 わたくしはその言葉を、無言で、無表情で、ほとんど放心状態で聞いていた。 医師はわたくしが何も言わないのを見て、それ以上口を出さなかった。 「……彼の事は残念だ。気の毒にな……」 エスターリッジ警部補が声を掛けてきた。 「何か出来るか?」 わたくしは無言のまま首を横に振った。 「我々にも、どうする事もできなかった……」 ……それは、わたくしも同じだった。 監視モニターが、留置所から警官に連れられて出てくるジョン・ライダーを写していた。 あの後警察によって、わたくしは保護され、ジョン・ライダーは逮捕された。 そして、別々の車に乗って、カリフォルニア州警察に連れて行かれたのだ。 そこで初めてエスターリッジ警部補に会った。 「あの男は何者ですの……?」 エスターリッジ警部補と共に監視モニターの映像を見ていたわたくしは、問うた。 「わからん。入獄記録、運転免許証、出生証明書、社会保障番号すらない。指紋もデータベースから弾かれる。名前すらわかっていない。……奴はまるでゴーストだ」 そして、ジョン・ライダーと名乗った正体不明の男は、わたくし達の目の前にある取調室に連れて行かれた。 わたくしとエスターリッジ警部補は、取調室のマジックミラーの内側から、その様子を見ていた。 取調室の内側には警官が数人と、私服の男性がいた。 私服警官なのか、弁護士なのか、どちらなのかはわからなかった。 ジョン・ライダーはあの紺のコートを脱がされて、手錠をはめられ、腰縄を付けられていた。 「気分はどうだ?」 私服の男が聞いてきた。 「……疲れた……」 ジョン・ライダーは、まるで今までの暴走がストップしたかのように、冷静な態度で答えた。 「あの男には、我々は見えない」 エスターリッジ警部補は、当たり前の事を、まるで安心して聞かせるかのように、わたくしに言った。 わたくしはマジックミラーに近づいて、こう言っていた。 「あの男と……話をさせてくださいまし……」 私服の男が、ジョン・ライダーに聞いてきた。 「名前は?」 ジョン・ライダーは答えなかった。 まるで自分の存在は無であるかのように。 「さぁ、名前を言うんだ!」 私服の男は痺れを切らしたかのように叫んだ。 その質問を代わりに答えるかのように、わたくしの口は自然と開いた。 「……ジョン・ライダー」 エスターリッジ警部補が怪訝な顔でわたくしを見た。 「……今、なんて言った?」 取調室のジョン・ライダーが、わたくしの言葉を、まるで呼ばれたかのように、見えないわたくしの方に顔を向けた。 「あの男の名前は……ジョン・ライダー……」 わたくしとジョン・ライダーはマジックミラーを通して見つめ合っていた。 私服の男が別の事を尋ねてきた。 「逮捕歴は?」 ジョン・ライダーは、顔を私服の男の方に戻すと、 「調べたんだろ?なら……それが答えだ」 と、挑発的な言葉を吐いた。 エスターリッジ警部補はしばらく悩んでいた様子だった。 14歳のわたくしを、殺人犯と会わせていいものか、そんなところだろう。 だが、意を決したかのように、こう言った。 「……いいだろう、着いて来い」 わたくしは頷いた。 取調室での取調べは続いていた。 私服の男は、次にこう聞いてきた。 「出身地は?」 ジョン・ライダーは首を傾げながら答えた。 「あの娘から、何も聞いてないのか?」 私服の男は首を横に振った。 「なら教えてやる……」 ジョン・ライダー少しだけ前に身を乗り出すと、 「…………ディズニーランドだ」 そう答え、あの嫌らしい笑みを浮かべた。 私服の男は顔を赤くさせて怒りに震えていた。 エスターリッジ警部補は取調室のドアを開け、ノックした。 「ちょっといいか?」 ジョン・ライダー以外の全員がエスターリッジ警部補の方に向いた。 「……入れ」 エスターリッジ警部補の促しで、わたくしは取調室に入った。 ジョン・ライダーはわたくしの姿を見ると、驚いた様子でこっちを見た。 まるで、二度と会えないと思っていた友人に会えたような。 そして、懐かしそうに笑みを浮かべ、口を開いた。 「…………よう」 わたくしはジョン・ライダーの方へ歩み寄った。 襲ってくるとは思わなかった。 手錠も腰縄もしてあるし、今この場でそんな事をするような男だとは思っていなかった。 わたくしは傍までくると、ジョン・ライダーに左手を差し伸べた。 ジョン・ライダーはそれを手錠のはめた両手で握り締めた。 そして、愛しげに、わたくしの手を優しく撫でた。 それは、まるで恋人にする仕草のように、優しくて心がこもっていた。 わたくしはジョン・ライダーに顔を寄せた。 ジョン・ライダーも身体を起こすように、顔を近づけてきた。 そして、 スパーン! 、という音が、取調室に響いた。 わたくしの右手の甲が熱くヒリヒリと痛んだ。 それは、ジョン・ライダーの右頬も同じだろう。 「止めろ。……連れて来たのが間違いだった」 エスターリッジ警部補は、わたくしがジョン・ライダーの顔をはたいたのを見て、すぐにわたくしの腕を掴んで、わたくしを取調室から追い出した。 わたくしは、追い出されるまで、ジョン・ライダーを見つめていた。 ジョン・ライダーは、叩かれた頬を愛しげに擦ると、嬉しそうな笑みを浮かべた。 エスターリッジ警部補は、取調室の椅子に座ると、ジョン・ライダーと対面した。 「……お前はイカレてるな。あの若者を……あんな殺し方をして……。さぞや快感なんだろうな?」 ジョン・ライダーは何も答えず、うわの空で聞いていた。 「捕まると分かっていたはずだ。……なぜあんな真似をした?……なぜだ?」 ようやくジョン・ライダーは顔をエスターリッジ警部補に向けると、呟くように答えた。 「…………悪いか?」 エスターリッジ警部補は、帽子を机の上に置いた。 「……今までに何人殺した?」 ジョン・ライダーはしばらく考えた後、答えた。 「…………覚えてない…………」 「……まぁ、いい。……カリフォルニア州には死刑があるぞ。…………平気そうだな?」 「…………悪いか?」 その言葉に、エスターリッジ警部補は鼻で笑った。 「……手錠はきつくないか?」 ジョン・ライダーは手首にはめられた手錠を擦りながら答えた。 「……きついな」 「そうか、やっぱりな。新品だからな」 エスターリッジ警部補は立ち上がると、ジョン・ライダーに近寄った。 「だんだんなじんでくる」 そう言うと、ジョン・ライダーの手錠を掴み、硬く締め付けた。 手首に手錠が食い込み、ジョン・ライダーはわずかに、苦悶の表情を浮かべた。 「俺を見ろ……」 ジョン・ライダーはエスターリッジ警部補の方へ顔を上げた。 「俺の管轄であんな真似をしやがって……。一日も早い死刑を望んでるぞ……」 エスターリッジ警部補は帽子を拾って被り、取調室のドアを開けた。 「法廷で会った時は……もっと仲良くしようや」 そう言うと、取調室から出て行った。 ジョン・ライダーはその言葉を、あの嫌らしい笑みを浮かべて聞いてた。 ジョン・ライダーの移送が始まった。 衣服を青の囚人服に着替えさせられ、胸に防弾チョッキを着せられた。 そして、両腕をそれぞれ警官が抱えられ、廊下を歩き出した。 わたくしはエスターリッジ警部補に連れられ、外に出た。 日は傾き始めていた。 あの夜から、わたくしは警察の医務室で治療を受けていた。 だが、もう一日が終わろうとしているとは思えない程、時が立つのが早かった。 出入り口の門には、報道陣が詰め掛けていた。 わたくしの知らない所で、メディアは注目していたのだろう。 出てきた時、フラッシュの光を浴びた。 「あの車に乗るんだ」 エスターリッジ警部補は止めてある警察車両のSUVを指した。 警部補は運転席に乗るが、わたくしが車に乗らないのを怪訝に思ったのだろう。 「どうした?」 そう言った。 「もう少し……お待ちくださいまし」 わたくしは、待った。 あの男が現れるのを。 報道陣のフラッシュが再び激しくたかれた。 フラッシュの光の中から、ショットガンやライフルを持った警官達に囲まれながら、ジョン・ライダーは出てきた。 両手両足に手錠をはめられ、無表情で報道陣の前を横切った。 そして、護送車に乗せられた。 …………その時、ジョン・ライダーはわたくしの方を見た。 そしてそのまま、護送車の扉は閉じられた。 「……行くぞ」 エスターリッジ警部補の促しに、わたくしはようやく従った。 助手席に座ると、エスターリッジ警部補はエンジンを掛けた。 そして、護送車の後を追いかけるように、外に出た。 空は赤く染まり始めた。 護送車とわたくし達の乗るSUVは荒野のハイウェイを走っていた。 エスターリッジ警部補は漏らすように口を開いた。 「まさか本当に現れるとは思わなかった……。ただの都市伝説だと思ってた……」 「伝説……?」 わたくしはその言葉が気にかかり、口を開いた。 「……ハイウェイに現れて、乗せた相手を殺して回るヒッチハイカー……。『ヒッチャー』の伝説だ」 「……ヒッチャー」 「だが、奴は伝説の存在じゃない。撃たれれば死ぬ人間だ」 エスターリッジ警部補はわたくしを一瞥すると、声を弱めた。 「……あやか。すまなかった……。もっと早くに気付くべきだった」 エスターリッジ警部補の言葉を、わたくしは静かに聞いていた。 「……ジムはもう戻ってはこないが……本当にすまなかった」 心からの謝罪だと、声でわかった。 「ここからは法廷が奴を裁く。ジムの仇は取れるはずだ」 わたくしは口を開いた。 「……ムリですわ。あの男は素直に裁きを受けるような人間ではありませんわ」 エスターリッジ警部補はわたくしのその言葉に、むきになって切り返した。 「いいか……!もう君は関係ない……ただの被害者なんだ。奴にこれ以上関わることはない。わかったか……?」 わたくしはその言葉を受け入れる事が出来なかった。 ……もうそういう問題ではない。 自然とエスターリッジ警部補の銃が目に入った。 あの何度も手にした銀色のリボルバーと同じ銃だった。 ……その瞬間、わたくしの心は決まった。 「……窓を開けてくださいませんこと?」 「あぁ、いいだろう」 エスターリッジ警部補の視線が窓ガラスに向けられた。 左手をハンドルから離した。 ……わたくしはその隙に、エスターリッジ警部補のリボルバーをベルトから抜き取ると、銃口を頭部に向けた。 「……車をお止めなさい」 わたくしに銃を向けられた事に気付いたエスターリッジ警部補は冷静に答えた。 「……やめるんだ。馬鹿な真似は止せ」 わたくしは撃鉄を降ろした。 「……車をお止めなさい」 SUVは速度を緩め、路肩に止まった。 護送車はハイウェイの奥へと遠ざかっていった。 「分かった。……何を考えてる?」 わたくしはしずかに答えた。 「……お降りなさい」 エスターリッジ警部補はわたくしの考えがわかったようで、こう答えた。 「馬鹿な真似は止せ……。君が殺されるぞ……。およそ中学生がやる事だとは思えない……」 「……これは、わたくしと……あの男の問題ですわ。あなたを巻き込むわけにはいきませんわ……」 「君は分かってない……!」 「……いいえ、分かってますわ……」 エスターリッジ警部補は沈黙していた。 そして、そのままシートベルトを外すと、運転席から降りた。 わたくしは運転席に、席を移動した。 「……そんな事をしても、ジムは戻ってこないぞ……?」 「……それも、……分かってますわ……」 シートベルトを装着して、クラッチとブレーキを踏みながら、キーをひねった。 エンジンが掛かると、ギアをローに入れた。 「……それでは……御機嫌よう……」 クラッチを戻して、ゆっくりと車を発進させた。 エスターリッジ警部補と別れ、わたくしはハイウェイを進み続けた。 そしてひたすら、奥へと消えた護送車を追いかけた。 護送車を見つけると、わたくしはリボルバーの弾丸を確認した。 ……すべて入っている。 ……わたくしは決意した。 …………もう迷わない。 護送車に近づくと、突然銃声が聞こえた。 一発……二発……。 そして三発目で、護送車のドアに無数の散弾の穴が出来た。 ドアが開くと、ショットガンを手にしたジョン・ライダーが姿を現した。 わたくしを見つけると、嬉しそうにあの嫌らしい笑みを浮かべた。 わたくしもジョン・ライダーに向かって、リボルバーの銃口を向けた。 すると、勢い良くジョン・ライダーはわたくしの車に向かってジャンプした。 その瞬間、護送車は横転し、転がった。 ジョン・ライダーはわたくしの車のフロントガラスを割り、車の中へと入ってきた。 ガラスの破片が足元に散らばる。 「…………よう」 ジョン・ライダーはショットガンを再装填すると、銃口をわたくしに向けた。 「……さぁ!止めてみろ!」 わたくしはアクセルを踏んで加速させると、一気にブレーキペダルを踏んで急ブレーキをかけた。 重心が前に移動し、ジョン・ライダーの身体は車外に放り出された。 エンジンは停止し、沈黙が辺りを包んだ。 わたくしは身体に食い込むシートベルトの痛みに、顔を歪めた。 そして、前方を見た。 前方には、倒れているジョン・ライダーと、横転した護送車だけがあった。 すると、ガラスの破片で切ったのだろう、頭から血を流したジョン・ライダーは、ゆっくりと身体を起こし、立ち上がった。 地面に落としたショットガンを拾うと、わたくしに銃口を向けた。 「……っ!」 わたくしはとっさにフロントガラスから身体を隠した。 次の瞬間には、ショットガンの散弾でフロントガラスは撃ち抜かれ、バラバラになった。 隠れなければ、その一撃で絶命していた……。 わたくしは、フロントガラスから身を乗り出さないように隠れながら、クラッチを踏みエンジンキーを捻った。 だが、なかなかエンジンはかからなかった。 その間にも、ジョン・ライダーはショットガンで車を撃ちぬいて来た。 ボンネットやランプを撃ち、徹底的に破壊しようとしていた。 「……早く……!早くかかって!」 破壊された車のボディが破片となり、何度もわたくしの身体に降り注ぐ。 何度もクラッチを踏み、エンジンキーを捻った。 ……そして、何度目かの挑戦で、やっとエンジンが始動した。 エンジンが唸りを上げる。 わたくしは身体を起こし、クラッチを戻した。 フロント越しに、ジョン・ライダーの姿を見た。 腕を広げ、嬉しそうな笑みを浮かべていた。 「……さぁ!来いっ!」 「うわああああああああああああああああ!!!!」 わたくしは叫びながら、アクセルを踏んだ。 アクセルを一気に踏むと重心は後ろに引っ張られ、勢い良く車は前に進んだ。 そして、車はジョン・ライダーを跳ね飛ばした。 大きく弧を描き、ハイウェイに落ちると、転がって止まった。 車は再びエンジンを停止して止まった。 ジョン・ライダーは、震えながら身体を起こそうとするが、力を失い倒れた。 ……そして、呼吸が止まった。 わたくしは銃を持って車を降りると、ジョン・ライダーに近づいていった。 傍に立ち、見下ろすが、ピクリとも動かない。 ……本当に、息絶えたのだ。 そう思うと…………なぜか涙が出てきた。 どうしてかわからなかった……。 なぜか悲しくなった……。 憎い男なのに……。 わたくしはハイウェイに膝をつくと、左手でジョン・ライダーの髪を撫でた。 ……この男は、わたくしにとって恐怖そのものだった。 ……それでも、この男とは……絆が生まれていた。 それを認めると、涙が出て止まらなかった……。 ……この男に出会わなければ、何も変わらなかっただろう。 だが、わたくしは出会い、変わった……。 何があっても生き延びようとする意思を持った。 この男は、わたくしを強くしたのだ。 決して恐ろしいだけの存在ではなかったのだ。 わたくしを鍛え、強くした。 ……そうか。 ……わたくしはこの男を尊敬していたのだ……。 わたくしの心の中で大きな存在になっていたのだ。 決して普通ではない方法で、心を通わせていたのだ……。 だから……涙が出てきたのだ。 その存在を失ったから……。 わたくしは今までの出来事を思い出した。 日本を発つ前の事。 アメリカでのトラブル。 ジムとの再会。 ……そして、ジョン・ライダーとの出会い。 すべての出来事がまるで長い年月を掛けて作り出された思い出のように蘇った。 そして、隣には、息絶えたジョン・ライダーがいた。 最後に、わたくしは惜しむようにジョン・ライダーの髪を撫でると、立ち上がった。 ジョン・ライダーを背に、車に向かった。 ……後ろから音がした。 そして、荒い息遣いが……。 ……もう、何も言わなくてもわかっていた。 わたくしは振り返った。 荒い息で、ジョン・ライダーは立ち上がっていた。 まだ……死んではいなかった。 「……どうした?……もう終わりか……?」 弱々しいが、あの嫌らしくて……温かみのある、あの笑みを浮かべた。 すると、銃声が荒野に響いた。 ……ジョン・ライダーが前のめりに倒れた。 「……ジョン……!?」 わたくしは思わず叫んでいた。 ……初めて、あの男に向かって名を呼んだ。 ジョン・ライダーは膝をつき、立ち上げって、後ろを振り返った。 背後に、横転した護送車の運転席から、ドアを開けて身を乗り出した警官が、頭から血を流しピストルを構えていた。 「この……化け物めっ!」 再び警官は発砲し、ジョン・ライダーを撃った。 だが、二発ともジョン・ライダーの着ている防弾ジャケットで防がれていた。 ジョン・ライダーは後ろによろけ、倒れながらも、懸命に立ち上がろうとしていた。 地面に落としたショットガンを拾い、立ち上がって構えた。 「……邪魔を……するなぁああああ!」 ショットガンの弾は護送車の真下に放たれた。 すると、地面が燃え出した。 おそらく、護送車の燃料タンクからガソリンが漏れ出て、それが引火したのだろう。 ジョン・ライダーはショットガンを捨てると、わたくしの方へ身体を向けた。 次の瞬間、引火したガソリンの炎が護送車を襲った。 「う、うわあああああああああ!!!!」 警官の悲鳴が上がり、護送車は爆発炎上した。 爆発の炎の熱気に、身体が焼けそうな痛みを感じた。 だが、それにも構わず、ジョン・ライダーは炎上する炎を背に、わたくしに向かって歩き出した。 そして、おもむろに口を開いた。 「……俺の名を呼んだか?」 「えぇ…………ジョン・ライダー。」 嬉しそうな笑みを浮かべると、ジョン・ライダーは防弾ジャケットを脱ぎ捨てた。 「……こんな物を着ていたらフェアじゃない」 そして、ズボンに挿していたピストルを抜いて手に持った。 「……西部劇を観たことがあるか?」 「いいえ……」 「……なら、簡単に教えてやる。……ただの早撃ちだ。……銃を床に置け」 わたくしはそれに従った。 「……撃鉄は降ろしておけ」 床に置いたリボルバーの撃鉄を降ろした。 ジョン・ライダーの持つ銃も、撃鉄を降ろして、床に置いた。 「後ろに離れろ……。遠くにだ……」 わたくしはジョン・ライダーを見つめたまま、後ろに下がった。 足元に置いたリボルバーとの距離はどんどん離れていく。 ジョン・ライダーも、自分が置いた銃から後ろへ離れていった。 遠距離に対峙したわたくしとジョン・ライダーは、二挺の銃を挟んで向き合っていた。 「決闘だ……あやか。……俺を止めてみろ」 「えぇ……」 荒野を静寂が支配した。 時折吹く風が、肌を刺激した。 荒野に立つ、二人。 命を賭けた決闘が始まった。 お互い、まだ動かなかった。 相手の出方をうかがっていた。 いつ、何時、ジョン・ライダーが銃を取りに走るかわからない。 それより遅れたら、わたくしの負けだ。 ジョン・ライダーより先に銃を取らなくてはならない。 わたくし達は沈黙に包まれた。 ヒリヒリとした緊張感が心を支配した。 指先がピクピクと痙攣し、汗が額から滲んで来た。 ほとんど同時だった。 わたくしとジョン・ライダーは、ほとんど同時に、銃に向かって駆け出した。 銃に近づくと、飛びつき、銃を掴んだ。 そしてそのまま前転とジョン・ライダーに銃を向けた。 二発の銃声がほとんど同時に、荒野に響き渡った。 気が付いたら、わたくしはハイウェイに倒れていた。 そして激しい痛みが、左肩を襲った。 今までに味わったことの無い、強烈な痛みだ。 「あ、あぁ……ああああああああああ!!!!」 苦痛に顔が歪み、涙が溢れ出た。 肩は異常な程熱くなっていた。 苦痛に耐えながらも、左肩をみると、穴が開いて血が溢れ出ていた。 銃で撃ち抜かれたのだ。 ……わたくしは覚悟した。 二発目が来るに違いない。 そう思い、目を閉じて、覚悟を決めて、その時を待った。 ……だが、二発目が来ることはなかった。 わたくしは目を開け、苦痛に耐えながら身体を起こした。 そして……ジョン・ライダーを見た。 ……そこには、完全に動きを停止したジョン・ライダーがいた。 膝立ちのまま、胸を撃ちぬかれ、胸の穴と、口から血を吹き出していた。 目は見開かれ、遠くを見ていた。 「……雪広……あやか……」 ジョン・ライダーが口を開くと、その度に口から血が吹き出た。 「……やっと……俺を止めてくれたな……」 そう言うと、ハイウェイに座り込み、後ろに倒れた。 「……ジョン……。ジョン……!」 わたくしは這いつくばって、懸命にジョン・ライダーの傍まで近づいていった。 ジョン・ライダーの身体を起こし、膝に頭をゆっくりと乗せた。 ……彼は虚ろな目をしながら、全身を痙攣し、口からこぽこぽと音を立てながら血を吹き出していた。 「……ジョン……。ジョン・ライダー……」 わたくしは彼の名を呼び続けた。 ……今にも、彼の命は消えかけていた。 「……あやか……。俺は……臆病だった……。死にたかった……だが、自分で死ぬ勇気が無かった……。誰かに止めて欲しかった……」 彼はうわ言のようにそう呟いた。 それは……死を目前にして、自分の胸の内を伝えたかった懸命で一途な思いだった。 わたくしは再び涙を流していた。 そして、彼の髪を優しく撫でた。 「……わかってますわ。あなたは……自分で自分を止められなかったのですわね……。はやく……あなたの事を理解していればよかった」 「俺は……お前に会えてよかった……」 彼は、足元に転がっている自分の銃を拾うと、わたくしに差し出した。 「さぁ……とどめを差してくれ」 わたくしはそれを受け取ると、彼の身体を抱き起こし、抱きしめた。 そして、銃口を彼のこめかみに押し当てた。 嗚咽を漏らしながら、銃の引き金に指を掛けた。 「……さようなら……ジョン」 荒野に一発の銃声が響き渡った。 ジョン・ライダーは力を失い、わたくしの身体にもたれかかった。 頭部を撃ち抜かれたジョン・ライダーは目を見開いたまま、口から大量に血を吹き出し、力を失ってた。 完全に……ジョン・ライダーの命の炎が消えたのだ。 彼をハイウェイに寝かせると、左肩を押さえた。 わたくしはジョン・ライダーの死を確認すると、涙で溢れる目をぬぐった。 そして、わたくしは立ちあがった。 荒野のハイウェイはわたくし一人だけになった。 わたくしは歩き続けた。 撃ち抜かれた左肩をおさえなか、それでも懸命に歩いた。 ただ、一人、ハイウェイを歩き続けた。 それはまるで永遠に続く道を歩くような……そんな気がしてた。 夕陽が沈む太陽の光を浴び、歩き続けた。 ……すべて終わったのだ。 そして、わたくしは力を失って、ハイウェイに仰向けに倒れた。 生きるか、…このまま死ぬか、それはわたくしにもわからなかった。 ——— THE END ———
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【検索用 登録タグ S VOCALOID たなかたなこ ロンゲスト 初音ミク 曲】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:たなかたなこ 作曲:ロンゲスト 唄:初音ミクSweet 曲紹介 あまあまいの イラスト ハロpiaproリンク 歌詞 (piaproより転載) あまあまい? ルルル いたいたい? ラルル 両想い? ルルル 片想い? ラルル あまあまいの 恋したの キミもねえ そおでしょ? 会えるだけで 嬉しすぎて 止まらないよ ドキドキ Creamの雲から ふわふわ 降り立った 天使がほら Magicalな矢で今 左のハートを狙い撃ち キミと すーうぃー すーうぃー すうぃーぽっぷ キミが すきすき すきよ 飴細工のドレスで キミからの言葉 待っているよ キミと すーうぃー すーうぃー すうぃーぽっぷ あたし だけだけ 見てよ よそ見なんかしていたら ドーナツ手錠で 逮捕するよ? あまあまい? ルルル いたいたい? ラルル 両想い? ルルル 片想い? ラルル いたいたいの 恋したの ちょっと苦い チョコレート いつの間にか 離れていく 声でないよ ドキドキ Dreamの中なら キスだって なんだって したいけれど Merry-go-roundなの キミとの この距離 縮まない がらになく 弱気になる時も お気に入りの紅茶とスイーツはいつでも 幸せ運んでくれるの まだよ あきらめ悪いでしょ キミと すーうぃー すーうぃー すうぃーぽっぷ キミが すきすき すきよ ストロベリーのリップで 大切な想い 伝えるから キミと すーうぃー すーうぃー すうぃーぽっぷ あたし だけだけ 見てよ よそ見なんかしていたら 振り向いた 瞬間に キスしちゃうよ? あまあまい? ルルル いたいたい? ラルル 両想い? ルルル 片想い? ラルル あまあまい? ルルル いたいたい? ラルル 両想い? ルルル 片想い? ラルル コメント 名前 コメント
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75 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 18 34 15 ID 7ukgWbOS0 [1/2] 「あやせ、ちょっといいかな?」 「どうしたの?桐乃?」 学校の帰り際、あたしは親友を見つけて呼びかけた。 「ちょっと相談があって・・・ここじゃ話せないから、今からあたしの家に来てくれる?」 「う、うん。いいけど・・・そんなに大事な話なの?」 なんだか、すごく不安そうな顔してる・・・ そうだよね。家にはあいつがいるもんね。でも――― 「うん。とっても大事な話・・・あやせじゃないと、話せないから。」 「わかった。桐乃がそこまで言うんだから、とっても大切な話なんだよね? それじゃあ、一旦家に帰って準備してくるね。」 「う・・・ん?」 準備・・・?何の・・・? 着替えってコト・・・だよね? あやせはあたしの一番の親友なんだけど、たまに・・・ ごくごく稀~に、思いつめちゃう事があるから、ちょっと心配だったりもする。 でも・・・あたしのこと思ってくれてるんだもんね。 あたしの、今の悩み事・・・それはあまりにも大事な事で、とても人には話せない・・・ でもっ・・・あやせはあたしの趣味も、受け入れてくれた・・・ もしかしたら、この相談で、今度こそ本当に嫌われてしまうかもしれない。 でも、もう隠し事は嫌っ。 あやせにも、あたしの気持ちわかって欲しい・・・ そんな事を考えながら帰宅した。 部屋に戻ってからも、あたしは同じことを何度も考えてしまう。 あやせに嫌われたらどうしよう・・・でも、本当の事を話したい・・・ 何度も何度も、頭の中でぐるぐるして・・・ もう何百回だろう、と思った頃――― ピンポーン そうだ。もう賽は投げられたのだ。 「桐乃。遅くなってごめんなさいっ!」 「ううん、あたしが話を聞いてもらうんだし、全然いいよ。」 「本当にごめんなさいっ。でも、どうしてもやらないといけない事があって・・・」 「い、いいって。」 何か他に用事があったんだろうか?悪い事しちゃったな。 「それより・・・兄貴が帰ってくる前に話しちゃいたいから、早く行こ?」 「お兄さんはこないよ?」 「・・・・・・え?」 「ううん。何でもないよ?」 ・・・今、何かすごい怖い事を聞いた気がするけど――― と、とりあえずっ、あたしの用事からっ・・・ 兄貴の事は・・・後でなんとかなる・・・よね? あやせを連れて部屋に入ったあたしは、念のため、部屋の鍵をかける。 「それで・・・桐乃?どんな問題があるの?やっぱり、お兄さんが問題なの?」 「その・・・直接の原因じゃないんだけど・・・」 「そう、やっぱり、私があれだけ忠告したのに桐乃に手を出したんだ・・・」 「そ、そういうことじゃなくってっ!」 「ううん、いいの。桐乃はやさしいからお兄さんをかばいたいんだよね? でも、大丈夫。今、お兄さんは抵抗できないから、すぐにブチ殺してくるからね?」 「ま、待ってっ!!!」 い、今!?マジで殺そうとしてなかった!?・・・というか抵抗できないって!? 「あ、兄貴が問題じゃなくってっ!あたしに問題があるのっ!」 「・・・どういうことなの・・・?」 あたしは今・・・ルビコン川を渡る・・・ 「あたし・・・前から兄貴のパンツが大好きで、いつもくんかくんかしていて・・・」 「・・・・・・」 「辛いときとか苦しいとき、兄パンに顔をうずめてはぁはぁしてるだけで、ものすごく気持ちよくなって・・・」 「・・・・・・」 「そう、兄貴の体臭だけじゃなくって、汗とか、ものすごく恥ずかしいものの匂いとか、いっぱい吸って元気になるの。」 「・・・・・・そ、そう?」 すこし、あやせがあたしから離れた気がしたけどたぶん気のせい。 「ほんと、兄パンってすごいんだよ?まず、基本は普通に匂いを嗅ぐ事でしょ? それだけでもう気分がすごく良くなって、空に上っていく気分。兄パンいっぱい空飛ぶの、飛んだら落ちてくるよね? 兄パンの雨?いっぱい降ってきたら埋もれちゃうよ?兄パンの海さいこぉぉぉぉっ! それだけじゃなくて、兄パンかぶって勉強するだけで記憶力が2倍、ううん3倍になるの。兄パンマジ赤い彗星、 シャア?兄貴シャアなの?京介・アズナブル、クアトロ・京介、兄貴四倍兄パン四倍?匂い四倍とか耐えられないよぉ。 それにねっ?兄パンはくと、足も速くなるのっ!兄パンこすれて潤滑油でちゃうっ!オイルっ?兄パンオイルっ! 体中に塗りたくるのっ?この変態っシスコンっ!あたしの体にオイル塗って、海に連れてくの? 兄パン海っ!?兄パンオイルで兄パン海っ!もう、体中兄パンまみれなのっ?沢山の兄貴に囲まれてるのっ! 兄貴みんなでオイル塗るの!?兄貴オイルっ!?沢山の兄貴に犯されるの!?ダメっ!犯罪者っ! 頭フットーしちゃうよぉ。近親相姦とかマジシスコン失格!失格っ!でも兄パンないと禁断症状でちゃうよぉ・・・。 それとね、兄パンにも色々種類があってねっ!まず、洗濯後の無臭兄パン!手に入れるのは簡単で、一見初心者向きだけど、 匂いが全然しない、兄貴妄想だけで使用する上級者向け!初心者にはオススメできないっ! そして、はいた後のノーマル兄パン!風呂場で手に入る中級者向けっ!匂いも良いし、鮮度抜群っ! さらにっ、最上級者向けは、夢精の残る、スペ兄パンっ!兄貴のおかずを処分して、兄貴がオナニー出来ないように、 何度も部屋に足を運んでようやく完成する至高の一品っ!とくに、寝ている間に脱がせるのが、鮮度も良くて最高なのっ! 兄パンくんかくんか、生臭い匂いすぅぅぅぅはぁぁぁぁ。兄貴匂い濃すぎ妊娠しちゃう兄貴に妊娠させられるの!?強姦? 兄貴マジ犯罪者はぁはぁ兄貴そんなに腹ボテ見たいの!?兄貴精子で腹ボテ妊娠!? もうこんなにされたらお嫁にいけないよぉ・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ふと、あやせを見ると、部屋の一番端っこまで後退していた。 好きなもののコトだもんねっ、すこしだけ熱くなっちゃったかな? でも、ちょっとすっきりしたっ!ほんとのこと言えたしねっ! 「き、桐乃っ!・・・」 あやせは何故か引きつった笑みを浮かべている。いったいどうしたのかな? 「そっ、それでっ!そ、相談って・・・この事!?」 そっか、肝心の相談を忘れてたから、心配になったんだね。 「えとね・・・それでね・・・」 「う・・・うん・・・」 「これまでは、さっき話したみたいにくんかしてるだけで我慢できたんだけど」 「ひっ・・・」 あやせ・・・どうしたの?なんか泣きそうな顔になってるよ・・・ 「最近、それだけじゃ我慢できなくって・・・ぺろぺろしたり、はぐはぐしたりしたくなってくるの・・・ ううん、それとも、もしかして、直接・・・がいいのかなあ・・・」 「きゅう」 「あっ、あやせっ!?どうしたのっ!?突然気を失っちゃったりしてっ!」 結局その後、お父さんにあやせを病院まで運んでもらって、検査してもらった。 幸いどこにも異常は無かったんだけど・・・あたしの相談を全然覚えてくれてなかったの・・・ 学校では、今までどおり接してくれるんだけど・・・ やっぱり、もう一度、相談してみようかなっ! ―――一方、兄貴は――― 「おい、高坂・・・こんな子供の遊び場で、何やってんだ?」 「・・・赤城か・・・よく見てくれっ!この俺の有様をっ!」 「・・・ロリコンにでも目覚めたか?」 「ちげーよっ!?この手錠が見えんのかっ!?」 「・・・手錠プレイか・・・とうとうそんなとこまで行ってしまったのかよ・・・」 「ちげーってのっ!」 「じゃあ、どうしたんだ?」 「・・・美人の女子中学生に呼び出されてのこのこついて行ったら、手錠でジャングルジムに接続された・・・」 「・・・」 「・・・おいっ!無視して逃げ出すなっ!なんとかしてくれよっ!」 「とりあえず・・・お前の家族に連絡するぞ?」 「・・・ああ・・・もう、それしかないものな・・・頼んだ・・・」 この時家には誰もおらず、京介の救出は、かなり時間が経ってからであった事は言うまでも無い。 -------------
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【アダルトグッズ屋】【定休日 火曜】 【消】【消耗品】 【A】【グッズ】 1、ローター 1、000円 2、電気マッサージ機 3、000円 3、バイブ 2、000円 4、アナルバイブ 2、000円 5、アナルビーズ 2、000円 6、浣腸器 3、000円 7、ボールギャグ 1、000円 8、鞭 5、000円 9、アイマスク 2、000円 10、ローション 【消】 500円 11、リモコン式ローター 2、000円 12、リモコン式バイブ 4、000円 13リ、モコン式アナルバイブ 4、000円 14、穴あき下着 2、000円 15、利尿剤 【消】 2、000円 16、睡眠薬 【消】 2、000円 17、媚薬 【消】 3、000円 18、ピアス 3、000円 19、ボンテージ 6、000円 20、手枷 3、000円 21、足枷 4、000円 22、手錠 2、000円 23、猫耳 1、000円 24、猫尻尾アナルバイブ 3、000円 25、オナホ 3、000円 26、首輪付きリール 3、000円 27、クリキャップ 2、000円 28、ニプルキャップ 3、000円 29、排卵誘発剤 5、000円 30、栄養ドリンク(精神値が50回復) 【消】 1、000円 31、二穴バイブ付き貞操帯 6、000円 32、亜鉛サプリ(射精回数が1増加、効果時間3時間)【消】 3、000円 【B】【衣装】 コスプレ衣装各10、000円 1、セーラー服 2、スクール水着 3、体操服ブルマ 4、メイド服 5、OL 女教師 6、ナース服 7、スチュワーデス 8、ミニスカポリス 9、婦人警官 10、バニーガール 11、レースクイーン 12、チャイナ服
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モリゾーNEWS! 時事問題もこれで満点確実!? モリゾーのNEWSサイト!登場!! 感想はfreeサイトまで…よろしく!! 【RSSをご利用中の皆さまへ】URLが変更になります シニアカーの男性、踏切内で転倒 近鉄奈良線にひかれて死亡 東大阪 監視委の調査の違法性を認定、初の賠償命令 インサイダー事件で地裁 ラーメン店軒下の灰皿から30メートル 健康被害の訴え、地裁判決は 太平洋戦争「アジア栄えさせるため」 元議員の学長、高校講演で発言 刃物持った人物、不審物にどう対応 山陽新幹線走行中の列車で訓練 オミクロン株濃厚接触者の男性、コロナ感染判明 岐阜県が解析進める ストリートビューで物色、空き家から金塊、手錠窃盗容疑で33歳逮捕 「害獣」エゾシカの角をテンキーやヒールに 札幌の大学生が考案 おいしいたくあんになあれ 三浦海岸で大根の天日干し 再任用拒否は「裁量権の逸脱」 君が代不起立訴訟で元教諭が逆転勝訴 <CNET Japan>コロナ禍でも過去最高売上の「くら寿司」--支えるテクノロジーと新戦略とは 排除した理不尽1度だけ…24年前、慶応高ラグビーの歴史変えた事件 中学生のプロe棋士誕生 山口修生さん 2人の姉はプロの女流棋士 世界第2位の高峰見据え…ザイル結んだ2人、パキスタン未踏峰に挑戦 Jクラブの物販環境、「お客さんよりも…」 グッズ改革の課題を聞く 「神戸に帰った」オリックスを包んだ変わらぬ熱気 来季、自信を胸に <ZDNet Japan>AWS、クラウドベースのソリューションでファイザーの創薬加速化を支援 HIS子会社がGoToトラベルで不正受給か 調査委設置 賃上げ消極的なら企業に「ムチ」も 与党税制改正大綱案 20 item(s) Last-Modified 2021/12/09 22 08 46 検索サイト♪ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (POKEMON♪) -
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出会い …ふむ、生地は結構しっかりしてるかな。その辺りはさすがに手ぬかりありませんな〜…それで、どうですかね〜、この格好って?あんまりベタ過ぎなのもあれだけどもね〜 マイページ 通常 おまわりさんか… こういうのもありだね♪ 大人しくお縄をちょうだいしろ!ぬふふ♪ ほれほれ、モタモタすると逮捕しちゃうぞ〜 日直 登校 朝 ある意味コスだからね、トムトムミッチーの血が騒ぐよ。 ふむふむ、なるほど…意外とちゃんとしたコスだね〜 ケイドロ?ドロケイ?みんな朝から楽しそうだね〜♪ 昼 腹が減っては逮捕はできん!あれ、なんか違ったかな? そろそろ午前の捕り物は終了かな?お腹ペコペコだよ〜 午後からも本気だすよ〜 でもその前に腹ごしらえだね♪ 夜 ふぅ、楽しかった〜 童心に返るのもいいもモンだねっ! はいはい、釈放だよ〜 ドロボウくん、気をつけてね〜 塩らーめん… いっぱい追いかけてお腹がすいたんだよ〜 アルバイト お、今日は一緒のバイトか〜 さぼったりしたら逮捕しちゃうからね〜 好感度レベルアップ ほうほう、なかなかの逃げ足だね。いいよいいよ、燃えてきたよ〜 デート 約束 ん? 大丈夫だよ〜 珍しいね、電話なんて。どうしたのかな〜 急ぎの用事でも? へぇ、いいんじゃない? ん、わかった〜 そんな感じで調整してみるよ。遅刻しないようよろしくね〜 当日 やっほー お待たせ♪ まぁまぁ、そんなに怒らずに… 悪かったよぉ、ごめんなさい。 じゃあ、さっそく向かおうか? ぬっふっふ。どんなイベかはついてからのお楽しみ〜 ボス戦 勝利 敗北 バトル 開始 神妙にお縄をちょうだいしろっ! 声援 大人しくさせてから捕まえよ~ 勝利 ほほぉ、これは見事な勝利だね。ご褒美に、今回の手錠は見逃してあげよ〜 敗北 いや〜 負けるにしてもこれはちょっとねぇ… 牢屋で頭を冷やしてみようか? タッチボーナス 手ぬかりありませんな
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殺害ものじゃない秘封倶楽部を考えていたら、何かを受信しました。 某月某日。 その事件は○○のある一言から始まった。 「どうしよう・・・僕のパンツがなくなっちゃった。」 「な、なんだってー!!」 メリーは抱きまくらから飛び出し、叫んだ。 そして、姉の蓮子は○○に自分のパンツを渡しながらそれを見ていた。 「○○のおパンツ窃盗犯を探すわよ。可愛い○○を困らせるなんて許せないわ。」 メリーのそんな言葉を皮切りに、彼等はパンツを探す旅に出た。 迫り来る国家権力。 ○○ノーパン化の甘い誘惑。 旅は困難を極めた。 「蓮子、犯人が分かったって本当かしら?」 「ええ、本当よ。私のピンク色の脳細胞によれば、犯人は・・・メリー、貴方だ!!」 「!?」 驚く○○。 それに対して、メリーは落ち着き払っている。 「ねぇ蓮子。貴女はどうして私が犯人だと言うのかしら?」 「簡単なことだよ、メリー。君は朝からパンツを被っている。」 警察がやって来て、メリーをパトカーに乗せようとしている。 嗚呼・・・本当に悲しい事件だったわ。 ・・・あら? お巡りさん、どうして私に手錠をかけているのかしら? え、変態行為? まさか。 私は変態じゃありません。○○がノーパンだから、後で臭いをかぐために私のパンツを渡しただけです。 そしてパンツを渡した後、○○にばれないように下半身を露出し続けただけですよ? だから私は変態じゃありません。いえ、仮に変態だとしても、それは変態という名の淑女です。 「窃盗及び公然わいせつの現行犯で二名を確保。一名は盗んだ男児用下着を頭から被り、もう一名は下半身裸の上にコートをはおって市街を練り歩いた模様・・・」 どうしてこうなった。 蓮子もメリーも心が病んでるし、幼い弟○○にデレてるけど・・・ 変態という名の淑女 終