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もうそうれんあいしょうこうぐん【登録タグ も 初音ミク 曲 黄昏P】 作詞:黄昏P 作曲:黄昏P 編曲:黄昏P 唄:初音ミク 曲紹介 当社比三割増しであだるてぃな感じのヤンデレ?です。(作者コメ参照) 歌詞 ふれることはかなわないけど 空想(ゆめ)の中なら手が届くの 正午ちょうどの白昼夢 金色の髪が僅かに揺れる 振り向いてはダメよ? 視線に気づかれる 表には出さないように 暗い部屋にきみを閉じ込めて 手錠で支柱に繋いだら 白いシャツのボタンを外すの 恥じらう耳元で囁いて 柔らかな肌を暴いていくわ 薄い胸板に口づけては つぶらな果実をついばむとき きみ(あなた)はどんな声で啼くでしょう? 声をかける勇気なくても 想像(ゆめ)の中なら手もつなげる 深夜零時のベッドの中 甘い声が僅かに漏れる 眠ってはだめよ? 幻想(ゆめ)から醒めるから 想うだけならタダなの 細い指と指を絡めたら 痺れるくらいに抱き締めて 潤んだ瞳のその滴を 舐め取ってあげる愛しいきみ 怯えた顔で上目遣いする それがたまらなく煽情的 粟立つ背筋と高揚感 それと少しの背徳感 わかってるのこれは悪いコト 妄想恋愛症候群(重症です) だけどもやめられないんだもの 何考えようと“自由”デショ? けど知ってるのこれは 都合のいい理想にすぎないって(ゆめだって) 妄想恋愛症候群(末期です) それでも今は十分でしょう? 今日もきみの夢を見るのです コメント ちょいとアレですが好きです -- 儚音 (2011-06-30 19 43 34) アレだからってヒクことはない。これはアレな方だから素晴らしい。 -- 歪み顔 (2011-06-30 21 11 57) この曲好きです。何考えようがその人の「自由」だもんね。 -- イチゴ (2011-06-30 21 59 23) この曲好きや。 -- 名無しさん (2014-09-07 17 09 28) 名前 コメント
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アルヴァ×グゥ(初: 808-810 814-818) 都会は真夜中。 高いビルに囲まれた大きな屋敷の住人はほとんどが寝静まっている。 ―その屋敷の中で明かりも灯さず、暗い廊下をヒタヒタと歩く少女の姿があった。 足取りは重く、表情は暗い。だが確実に、吸い込まれる様にして、或るドアに向かって行った。 ―重いドアを開ける。 ギィという音が不気味に鳴り響いた。ドアの向こうで待っていたのは少女が最も大切だと思っている少年の――従兄弟だった。 「待ってたよ、グゥ」 薄暗い電灯の中でアルヴァは不敵に笑った。グゥは決心する様に部屋に入る。 ――ガチャリ 手錠を付けられる。抵抗はしない。何故か?守るためだ――ハレを。 数日前、グゥはアルヴァの部屋に招かれ契約をした。理不尽な契約だった。 「お前ハレが好きなんだろう?」 アルヴァが唐突にそう言ったのだ。 グゥはその言葉を無視した。しかしその直後にアルヴァはグゥを抱き締め、白い耳に脅迫の言葉を注ぎ込んだ。 「大事なハレを傷つけたくはないだろ?」 「――俺ならアイツを今すぐにだって殺すことができる」 確かにその通りだった。アルヴァは以前にも平気でウェダやハレを殺そうとした。そのためか、とても冗談には聞こえなかった。 「――大事な奴なら自分を犠牲にしてでも、守ってやりたいと思わないか?」 アルヴァの言う事は全て当たっていた。 グゥはハレの事を誰よりも大切に思っていた。いつも一緒に行動して、少しでも離れると不安でならなかった。でも想いを知られるのが怖くて、いつもふざけた事を言って隠し通していた。だからマリィみたいに意思表示はできないけれど、いつも陰ではハレを見守り、慕っていた。 ハレのためなら何でもできる、ハレを守るためなら自分はどうなったって構わない。――それがグゥの本心だった。 「――何をすればいい…」 グゥは俯いてそう応えた。 アルヴァはグゥの耳元で、含み笑いをしながら囁いた。 「――俺の物になればいい」 ――アルヴァとの契約は、毎晩彼の部屋で彼の言う事に従う事。抵抗は許さない、帰っていいと言われるまで、其処で性奴隷にされる事だった。 グゥの能力を持ってすれば何とでもなるように思うが、逆らえばすぐハレが傷つけられるというのが途方もなく怖かった。 それで、ただ言われるがまま契約にのったのだ。 自分の手を拘束する重みのある手錠に視線を落とし、グゥはアルヴァの前に座り込んだ。 アルヴァはそれが当たり前の様にグゥの服を脱がせていく。 ブラウスのボタンを外し、白い肩を晒す。そこに貪る様に噛み付き、 水気のある音でグゥの首筋を舐め上げ、自分の物である証を刻む様に、 きつく肌を吸い上げ真っ赤な跡を残していく。 グゥは全く抵抗せず、正座したまま必死に耐える。これも全てハレのためなんだと何度も自分に言い聞かせて。 アルヴァの舌は下の方へと降りていった。両手でブラウスをずり降ろせば、真っ白で柔らかい、グゥの上半身が露になる。 その肌を、唾液をたっぷりと含んだ下で舐り、吸う。 軽く乳頭を突つけば、幼くて薄桃色の小さな突起が、精一杯立ち上がる。その幼気な乳頭を、指と舌で両方とも痛め付け、責め立てる。 「っ…く、ぁ……」 怯えで震えるグゥの中から、熱い息が漏れる。今直ぐ逃げ出したいという気持ちを抑え、声を殺す事に集中した。 「っん…!」 胸を責めるアルヴァの手つきが、次第に激しさを増す。それにつれて息も上がり、小さな口が喘ぎ出す。それでも理性を保とうと、グゥの小さな身体はより一層強ばって耐える。 「力を抜け」 乳頭にしゃぶりついていたアルヴァが言った。夜のグゥにとって、それは主の命令だった。 「は、ぃ……」 昼間の彼女からは想像もつかないような頼りない声で、グゥは従順にそう答えた。 言われた通り――ハレを守るためにグゥは全身の力を抜く。小さな身体はアルヴァにあずけられ、今まで我慢していた全てのものが溢れ出す。 「ぁんっ!はうぅぅっ!」 命令に従い全身をアルヴァにあずけても、アルヴァの手つきが変わる事はない。 真っ白なグゥに覆い被さり、なお小さな胸を責め立てた。 「あぁっ…ウゥ…」 堪える事を許されなくなったグゥは、体中を伝う感覚に、忠実に応える事しかできなかった。怯えた嗚咽と、恐怖故の涙と、下からは感覚に正直な蜜が溢れ出してくる。 「―――ハ、レッ…」 嗚咽混じりにグゥは小さく呟いた。黒い瞳からは止めどなく涙が溢れ出ている。いくらハレを守るためにと思っても、どうしても助けを求めてしまった。 「此処にいる時はそいつの名前を口に出すな。お前は誰の物だ」 声に気付いたアルヴァは冷たく言い放った。そればかりか、罰だと言わんばかりに、グゥの乳頭を噛み、摘んだ。 「痛ッ……ァ!」 突然の激しい快楽と痛みに、グゥの身体は跳ね上がった。性奴隷と化したグゥの表情には、もはや昼の余裕さはなくなっていた。主の体罰に何も出来ず、ただただその表情が歪む。 「お前は誰の物かって聞いてるんだよ」 夜のグゥの支配者は、無慈悲にも少女の白い髪を掴み、強引に持ち上げた。グゥは息も絶え絶えに、従順に答える。 「ぁっ…あ、なたの……アルヴァの、物です……」 こんなのはグゥではないと思うかもしれない。でもグゥにとって、ハレはグゥの全てだった。ハレを守るためなら――ハレのためなら、グゥはどんなに辛くても、どんなに苦しくても我が身を犠牲にできた。だから従順な性奴隷になる事さえ、グゥにはできたのだ。 ハレがもし殺される事があったら―――それこそグゥにとって一番の苦しみなのだ。 「ごめんなさっ……も、言いません…」 流れる涙を舐められながら、グゥは主に向かってそう言った。アルヴァは許す様に幼い、平らな胸から手を外し、グゥのスカートに手をかける。 裾の中に腕を入れ、下着へと侵入する。グゥのパンツはもぅすっかり濡れていて、いやらしい水気を出していた。 「あっ、嫌だっ…」 「嫌だ?」 「ぃ、いぃぇ……」 何度か肌を重ねたが、下の方をいじられるのは今夜が初めてだった。グゥは怯えた顔で、必死にその行為を受け入れた。 クチャリといういやらしい音が二人の耳に入る。アルヴァがその浅黒い色の手でこね回せば、水気は更に増していった。 力を抜いているグゥは変わらず嬌声を発している。手錠で束ねられた腕は邪魔とばかりに上へ退かされた。 「足を開け」「っ…はぃ……」 「もっとだ」「はぃ…」 アルヴァはグゥの下着を脱がせ、まだ未発達なそこを露にさせた。グゥの性器は桃色に染まり、中からぬるりとした液が漏れ出ている。そこにある小さな突起まで、乳頭と同様に立ち上がっていた。 アルヴァはその穴に表情一つ変えず指を挿れる。 「アッ!なっ…!?やぁっ!」 瞬発的にグゥは叫び、硬直した。しかし力を抜けとアルヴァに睨まれ、恐る恐る力を抜く。するとアルヴァの指は二本三本と増え、中で暴れ出した。 「はぁんっ、あぁっ……!んっ、んん……」 甘い響きの悲鳴と共に、グゥの口から唾液が流れ落ちる。同時にクリトリスも責め上げられて、白い腰は自然と浮き上がった。 ハレを守るため―――その言葉だけを頭で繰り返し言い聞かせ、苦しい快感に耐え、怯え、翻弄される。 その間にもアルヴァは舌をグゥの中に侵入させ、無理矢理出させた愛液をたっぷりと味わう。どんなにその液を吸い上げても減るどころか、際限なくそれは溢れ出た。 その液をたっぷりと含んだ口で、グゥに濃密なキスを交わさせる。 グゥの嬌声は熱い息と共に室内を満たし、大きくなっている。 「四つん這いになれ」 不意にアルヴァの命が下った。 「…はぃ」 そのあとの予測がつかず、グゥは不安そうに応えた。しかし逆らう事はせず、ただ性奴隷として、主の前に、言われるがままにした。 「あぁうううぅぅっっ!!」 グゥは目を見開き、悲痛な叫びを上げた。 ぐにゅりと、グゥの中に挿れられたのは―――太い性遊具だった。アルヴァがスイッチを押すと、それは大きくグゥの中で捩れて、暴れる。 「ぁんっ!ぁんっ!!っあぁ!いやあぁっ!!」 機械的に動くその物体に、グゥは自我を奪われた様に翻弄された。四つん這いにした白い身体が、切なげに、激しく揺れ動く。 それを視姦しながらアルヴァは見下して言う。 「今日はそれで勘弁してやる。これをくわえろ」 グゥの目の前に差し出されたのは、アルヴァの熱い性器。十分に勃起し、幼気な少女を威嚇している。 グゥは硬直した。今からこれをくわえろというのか。ハレの従兄弟のこれを。もうハレと目を合わせられない―――。そう思った。 「どうした、返事は」 主はすっかり支配されているグゥに、躊躇の時間も与えてはくれなかった。 「―――はい…」 俯き、涙を落としてグゥは従った。そして口を開けアルヴァの性器をくわえる。下の方では機械が蠢き、自分を支配している。全ての理性を捨て、丁寧にそれを舐め上げる。 おぞましい機械の動く音と、自分の口が出す水分の音―――。脳裏にはハレの優しい声が過る。 「飲み込め」 上から主の声がした。口内に出された精液を、グゥは息を止めて飲み込む。 「んくっ…んくっ…」 「っはぁ…はぁ……」 ようやく機械を抜かれ、手錠が外された。横たわって荒い息をする少女の顔は、白い液で汚れている。 「今日はもういいぞ。帰れ」 抵抗は許されない。自由になった後でもグゥは何もしなかった。 息を整え、ある程度支度をすると、グゥはそのままアルヴァの薄暗い部屋を後にした。 翌朝、グゥはいつものグゥに戻っていなければならない。夜の姿を、気付かれない様に振る舞わなくてはならない。いつもの調子でハレと朝食をとる。 「あれ?グゥどうしたのそこ…」 「ん…?」 襟の端から、毎晩付けられる赤い跡が二つも見えていた。ハレは何の悪びれもなく、それを覗き込む。 「傷じゃないよね…。なんかぶつけた?でも首だし…」 グゥが横目でテーブルの向こう側を見た。そこには夜の主、アルヴァが座ってこちらを睨んでいる。 「あぁ、何でもない」 「えぇ?でもさぁ」 「ほーぅ?そんなに知りたいのか?後悔しないんだな?」 「えっ!?遠慮しときます…」 また壁を作って、ごまかしてしまった。アルヴァに睨まれなくても同じ事をしただろう。 少女はいつも何かを背負っている。それは誰にも、どうしても言えない事。 普通の人間は背負う必要のない、グゥにだけ科せられた重い秘密。 ハレにそれを知られるのは、今のアルヴァとの契約を知られる事よりも、彼女にとって恐ろしい事なのだろう。 慣れた口裁きでハレをごまかして、それを重ねるごとにグゥの誰にも言えない秘密は益々壁を厚くする。それは出会った時から変わっていない。 だからせめて、ハレを守る事ができたら―――。 秘密を知られるより、性奴隷でいた方がずっとましだ―――。 グゥと名乗る、少女かどうかさえわからない存在は、ふざけた態度と裏腹に、常に何かを一人で抱え込んでいる。 それでも今は、ハレという存在がいるから、少しは耐えられるのだ。 グゥの全てであるハレを守るために、またグゥは秘密を一つ抱える―――。
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971 :名無しさん:2011/12/21(水) 22 43 24 進歩的文化人の末路:カリー編 雁○哲は、その日不機嫌だった。 あろう事か日本が、再び韓半島を侵略した。 そのニュースに触れた際、全身の血が怒りに沸き立った。 こんな非道は許されない。 あの過ちを再び起こす事など認められない。 そう憤った彼は、オーストラリアの自宅から早速日本の知人達に声明を送ったのだった。 忌まわしき日帝の非道を断罪し、平和で文化的な国になるべきだと! 自身のHPでも熱く語った○屋哲は、それでも治まらぬ怒りを抱きつつ、 ペンの力で剣を負かすべく策を練りつづけていた。 その時である。 玄関のドアが激しい破砕音と共に蹴破られたのは。 そのまま雪崩れ込んできた都市迷彩を施した一団は、雁屋○が怒声を上げるよりも早く彼を床へと捻じ伏せていた。 彼の妻子もまた、四方から銃を突きつけられ真っ青になり固まっている。 自身と家族の身に何が起きたのかも分からぬまま、それでももがく男の前に一通の令状が突きつけられた。 「雁○哲、治安維持法違反の容疑で逮捕する」 その宣言と共に、○屋の手にガッチリと手錠が掛けられた。 治安維持法 平成日本における悪法の見本の代名詞であるこの法律であるが、 憂鬱日本にも同名の法律が存在する。 ただし、こちらはどちらかというと対テロ、対スパイ防止法的なもので 手続きも充分に考慮されている。 雁○逮捕の根拠は、彼の声明とHPへの掲載文が、帝国に対する反政府活動と 解釈された為である。 平成日本が憂鬱日本の統治下に入った時点で、何故か?日本国籍を捨てていなかった○屋も その施政下に入った為、適用されたのだった。 ちゃんちゃん♪
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765 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/12(日) 18 54 19.88 ID dQC4b85eP [6/13] 京介の服+腕まくり+エプロン+髪アップ+片手にお玉 な桐乃は萌える? 766 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/12(日) 18 54 59.73 ID Gr1hhGBH0 [6/12] 765 ヒント 桐乃 767 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/12(日) 18 56 07.39 ID UzPqcAoJ0 [2/12] 765 そこは裸エプロンだろォ・・・ 768 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/12(日) 18 57 55.74 ID nIOBSzO+0 [3/4] 765 京介のワイシャツ+下裸+エプロン+ポニーテール+片手に京介との子供 で宜しく 769 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/12(日) 18 59 32.24 ID RcHmCPxC0 [5/7] 765 京介のセーター(ぶかぶか)+パンツ+靴下+バスタオル+びしょ濡れ これだろ 770 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/12(日) 19 01 49.84 ID Gr1hhGBH0 [7/12] シンプルに 京介(心配そうにあれこれ支持出しながらもエプロンきりりんが可愛くてちょっと顔赤い)+桐乃(ホントは自力で作ってハイドーゾしたいけど大事にされてるのが嬉しくてちょっと顔赤い) 771 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/06/12(日) 19 03 27.34 ID nIOBSzO+0 [4/4] 京介と桐乃のプリクラ+レイプ目+黒髪+片手に手錠 -------------
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ロスサントスの犯罪について FV島であっても、犯罪に関しては本島と同等のものとなっている。 - 目次 目次 ロスサントスの犯罪について概要 主な犯罪暴力 銃の違法所持・銃撃 誘拐 一般車両奪取 高級車強盗 個人車両強盗 コンビニ強盗 銀行強盗 ATMハッキング Crypto Stickハッキング 薬物製造・取引 オイルリグ襲撃 現金輸送車襲撃 違法ダイビング 概要 ロスサントスは近年開拓された都市であり、現在も多くの移住者を募っている。 そのため、警察等の治安維持機関が未発達であり、派手な目立ちたがり屋や、この街の勝手が分からない者(グラセフ初心者)、銀行強盗やギャンブルで1発当てたい者等も多く集まり、多くの暴力沙汰や犯罪行為が横行している。 これからもこの街の住人が増えていく事が想定されるため、今後も付随して様々な犯罪が行われるであろう。 この記事はその犯罪行為について纏めたものである。 主な犯罪 暴力 他者への殴打や蹴撃などの、最も原始的な犯罪。恨みつらみから意図的にこの行為が行われることもあるが、移住したてで勝手の分からない者によるボディランゲージ(初心者故の操作ミス)や、ワンパンチ症候群(誤動作)などにより偶発的に起きてしまうこともある。相手との関係が拗れ暴行事件にまで発展することがあり、その場合には自動で警察に連絡が行くようになっている。 酷い場合は殺人未遂や殺人になるケースもあるので、この街に平穏を求めて来たのにも関わらずワンパンチ症候群にかかった者は、騒動を避けるために手を出してしまった相手にきちんと謝罪することで対応しよう。 この街に混乱とスリルを求めて来た物はそのまま手を出し続けても良いかもしれないが、得られるものがほぼほぼ犯罪歴のみであり、街の他の人々に悪印象を与えてしまうことになる。相手をダウンさせ荷物を奪うこともできるが、警察に捕まれば無駄になる事がほとんどなため注意が必要。 銃の違法所持・銃撃 基本的には警察から護身用の銃の所持ライセンスを発行して貰わなければ購入出来ないが、法外金額のブラックマーケットや特殊ルートで購入することも出来る。 勿論ライセンス不携帯で所持している者は警察に見つかり次第、犯罪歴が付くことになる。 ライセンスに関わらず、発砲すると警察に通知が行くようになっているため、不用意な発砲には注意する必要がある。 誘拐 手錠を使用し対象を拘束した後、特定されにくい場所に連れていき当人やその関係者に身代金の要求や交渉を行う犯罪。手錠は警察官及び警察から許可を得た一部の救急隊(9/13返却)以外は所持できないため、それ以外で手錠を所持している者は、警察に見つかり次第、犯罪歴が付くことになる。 誘拐するためにはそれ相応の準備も必要であり、逃亡用の車両や護身用の武器、Twitter等での犯行通知(だまってたら誰も気づかない)を行う必要がある。 ただ誘拐に成功したとしても、警察は救急隊協力のもと総出で強襲をかけるため、身代金を取る前に逮捕されるのが殆どであり、誘拐を実行する場合はその対策を考える必要がある。 一般車両奪取 街行く車両(NPC車両)から運転手を引っ張り出したり、路駐車の窓を割り鍵を無理矢理開けたりすることで、車を奪うことができる。警察に不明事件として通知が行くことがあるので注意が必要である。 高級車強盗 特定の場所に行くことで、別地点へ高級車を運ぶミッションが始められる。 ミッションを受けると警察に通知が行くようになっているため、注意が必要である。 ミッションを受けた後数十分は受けることが出来ない。 個人車両強盗 個人(PC)が購入し所持している車を無断で使用したり窓を割る等して窃盗することができる。ただし、一般車(NPC車)と違い、車販売店にて購入された車(PC車)には盗難防止装置やGPSが搭載されていることがあり、警察や被害者に高確率で追跡される。ほとんどが改造車なため逃走用としては効果的だが、被害者から強い恨みを買う可能性があるため注意が必要である。 奪った車の売却はできないが、組織のアジトやハイドアウト(個人所有のアジト)などに保管する事で、消滅をさせずに所有を続けることも可能だ。 高額な高級車などを手に入れた場合、注意が必要になる事はあるかもしれない。 コンビニ強盗 コンビニ店員を脅迫もしくは殺害した後、レジや金庫にある物品や金銭を盗むことができる。発砲しなくとも店員がホールドアップすると警察に通報が行く為、非常に現場への到着が早く逮捕のリスクは比較的高い。レジのみ奪うならレジへ発砲した後注目すれば1分以内に完了できるが、店内には監視カメラが存在する為に逃亡が成功しても、顔や指紋の対策をしなければ足がついてしまうだろう。 金庫の中身を盗むためには、ダイヤルを回し微妙な音を聞き分けながらクリックして4回鍵を外すチャレンジが必要となる。 成功できれば多額の金銭やダイヤ等を獲得することができる一方、慣れない間は警察の現着までに間に合わない事も多い。表で見張り役を立てるなどの対策が出来なければ、奥の金庫室で警察に取り囲まれると脱出は極めて難しくなる。 成功には警察がどこで何をしているかの情報や、変装や手袋、さらには逃走車両の用意など犯罪の基本的な準備が大切だろう。 銀行強盗 ハッキング用のツールで電子錠をハックしてから、奥の金庫室に入り込み高級品の時計や宝石類を強奪する。金銭的にはそこそこの金額が手に入るが、警察には通知が行くため、逃亡用の車両等が必要であり、注意が必要である。 手順はハッキングツールで電子錠をハック。(失敗するとアイテムが消失するのでなれない間は気を付ける必要があるだろう) 次に奥の金庫室からアイテムを強奪。こちらはミニゲームはないが時間がかかりストレスが高くなる為、ストレスを回復するアイテムが必須となる。 奥の作業は同時に複数人でする方が効率が高いので、多人数で行うメリットもある。 強奪した金はダーティーマネーで、交換所で交換しなければ使う事が出来ない。また、金品は鉱山と同じく宝石の取引所で換金する事が出来るようだ。 ATMハッキング 特定の場所で受注後、ATMで特殊な機材を使うことでハッキングすることができ、現金袋を入手することができる。 入手した現金袋は受注場所でのみ売却できる。ハッキングした時点で警察に通知がいく模様。 現金袋は腰に装着することになるが、現在売却しても消えることがない呪われた装備と化している。 Crypto Stickハッキング NPCを相手にする仕事(タクシー、トラック、ゴミ収集等)を行った際にたまにCrypto Stick(暗号通貨のハードウェアウォレットと思われる)を入手することができる。夢の世界では占有離脱物横領罪に該当するがロスサントスでは合法。 Crypto Stickの所持自体は違法ではないが、これを所定の場所でハッキングし暗号通貨を入手する事ができ、この行為は不正アクセスとして罪になる。 ハッキングした時点で警察に通知がいくため、複数本使用する場合はハッキングのスピードが問われる。 薬物製造・取引 この街内で1日置きに移動するバイヤーで違法薬物を販売しており、山中で自生している違法な葉を特定の場所で薬物に精製できる。 精製する際、失敗すると爆発するらしく、注意が必要である。 当然だが警察に見つかると犯罪歴が付くことになる。 オイルリグ襲撃 特定の場所に行くことで受けられ、警備員と戦闘ができるが、難易度がとても高く、成功報酬がどれほどになるかは不明である。 ミッションを受ける際、銃やアーマーの着用が勧められるそうで、場所が海上で船やヘリで向かわなければならず、念入りな準備が必要である。 現金輸送車襲撃 市内を現金輸送車が数台徘徊しており、それを襲撃することで金銭を手に入れることができる。現金輸送車は相当タフであり、少々の体当たりでは効果が少なく、乗っている警備員も武装しているそうで、注意が必要である。 襲撃準備にコストがかかる関係上、あまり効率は良くないそうだ。 違法ダイビング 沈んだコンテナを開封することで違法武器パーツを入手することができ、パーツは山中の引き取り人に売却できる。 コンテナの開封には特殊な機材が必要で、水深が深いところに沸くことが多く、周辺にはサメがいるため死亡リスクは高い。 [この街はまだまだ発展しそれに付随して犯罪の種類も増えて行くことから、追加され次第、自由に記入をお願いします。]
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【検索用 登録タグ S VOCALOID たなかたなこ ロンゲスト 初音ミク 曲】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:たなかたなこ 作曲:ロンゲスト 唄:初音ミクSweet 曲紹介 あまあまいの イラスト ハロpiaproリンク 歌詞 (piaproより転載) あまあまい? ルルル いたいたい? ラルル 両想い? ルルル 片想い? ラルル あまあまいの 恋したの キミもねえ そおでしょ? 会えるだけで 嬉しすぎて 止まらないよ ドキドキ Creamの雲から ふわふわ 降り立った 天使がほら Magicalな矢で今 左のハートを狙い撃ち キミと すーうぃー すーうぃー すうぃーぽっぷ キミが すきすき すきよ 飴細工のドレスで キミからの言葉 待っているよ キミと すーうぃー すーうぃー すうぃーぽっぷ あたし だけだけ 見てよ よそ見なんかしていたら ドーナツ手錠で 逮捕するよ? あまあまい? ルルル いたいたい? ラルル 両想い? ルルル 片想い? ラルル いたいたいの 恋したの ちょっと苦い チョコレート いつの間にか 離れていく 声でないよ ドキドキ Dreamの中なら キスだって なんだって したいけれど Merry-go-roundなの キミとの この距離 縮まない がらになく 弱気になる時も お気に入りの紅茶とスイーツはいつでも 幸せ運んでくれるの まだよ あきらめ悪いでしょ キミと すーうぃー すーうぃー すうぃーぽっぷ キミが すきすき すきよ ストロベリーのリップで 大切な想い 伝えるから キミと すーうぃー すーうぃー すうぃーぽっぷ あたし だけだけ 見てよ よそ見なんかしていたら 振り向いた 瞬間に キスしちゃうよ? あまあまい? ルルル いたいたい? ラルル 両想い? ルルル 片想い? ラルル あまあまい? ルルル いたいたい? ラルル 両想い? ルルル 片想い? ラルル コメント 名前 コメント
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75 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 18 34 15 ID 7ukgWbOS0 [1/2] 「あやせ、ちょっといいかな?」 「どうしたの?桐乃?」 学校の帰り際、あたしは親友を見つけて呼びかけた。 「ちょっと相談があって・・・ここじゃ話せないから、今からあたしの家に来てくれる?」 「う、うん。いいけど・・・そんなに大事な話なの?」 なんだか、すごく不安そうな顔してる・・・ そうだよね。家にはあいつがいるもんね。でも――― 「うん。とっても大事な話・・・あやせじゃないと、話せないから。」 「わかった。桐乃がそこまで言うんだから、とっても大切な話なんだよね? それじゃあ、一旦家に帰って準備してくるね。」 「う・・・ん?」 準備・・・?何の・・・? 着替えってコト・・・だよね? あやせはあたしの一番の親友なんだけど、たまに・・・ ごくごく稀~に、思いつめちゃう事があるから、ちょっと心配だったりもする。 でも・・・あたしのこと思ってくれてるんだもんね。 あたしの、今の悩み事・・・それはあまりにも大事な事で、とても人には話せない・・・ でもっ・・・あやせはあたしの趣味も、受け入れてくれた・・・ もしかしたら、この相談で、今度こそ本当に嫌われてしまうかもしれない。 でも、もう隠し事は嫌っ。 あやせにも、あたしの気持ちわかって欲しい・・・ そんな事を考えながら帰宅した。 部屋に戻ってからも、あたしは同じことを何度も考えてしまう。 あやせに嫌われたらどうしよう・・・でも、本当の事を話したい・・・ 何度も何度も、頭の中でぐるぐるして・・・ もう何百回だろう、と思った頃――― ピンポーン そうだ。もう賽は投げられたのだ。 「桐乃。遅くなってごめんなさいっ!」 「ううん、あたしが話を聞いてもらうんだし、全然いいよ。」 「本当にごめんなさいっ。でも、どうしてもやらないといけない事があって・・・」 「い、いいって。」 何か他に用事があったんだろうか?悪い事しちゃったな。 「それより・・・兄貴が帰ってくる前に話しちゃいたいから、早く行こ?」 「お兄さんはこないよ?」 「・・・・・・え?」 「ううん。何でもないよ?」 ・・・今、何かすごい怖い事を聞いた気がするけど――― と、とりあえずっ、あたしの用事からっ・・・ 兄貴の事は・・・後でなんとかなる・・・よね? あやせを連れて部屋に入ったあたしは、念のため、部屋の鍵をかける。 「それで・・・桐乃?どんな問題があるの?やっぱり、お兄さんが問題なの?」 「その・・・直接の原因じゃないんだけど・・・」 「そう、やっぱり、私があれだけ忠告したのに桐乃に手を出したんだ・・・」 「そ、そういうことじゃなくってっ!」 「ううん、いいの。桐乃はやさしいからお兄さんをかばいたいんだよね? でも、大丈夫。今、お兄さんは抵抗できないから、すぐにブチ殺してくるからね?」 「ま、待ってっ!!!」 い、今!?マジで殺そうとしてなかった!?・・・というか抵抗できないって!? 「あ、兄貴が問題じゃなくってっ!あたしに問題があるのっ!」 「・・・どういうことなの・・・?」 あたしは今・・・ルビコン川を渡る・・・ 「あたし・・・前から兄貴のパンツが大好きで、いつもくんかくんかしていて・・・」 「・・・・・・」 「辛いときとか苦しいとき、兄パンに顔をうずめてはぁはぁしてるだけで、ものすごく気持ちよくなって・・・」 「・・・・・・」 「そう、兄貴の体臭だけじゃなくって、汗とか、ものすごく恥ずかしいものの匂いとか、いっぱい吸って元気になるの。」 「・・・・・・そ、そう?」 すこし、あやせがあたしから離れた気がしたけどたぶん気のせい。 「ほんと、兄パンってすごいんだよ?まず、基本は普通に匂いを嗅ぐ事でしょ? それだけでもう気分がすごく良くなって、空に上っていく気分。兄パンいっぱい空飛ぶの、飛んだら落ちてくるよね? 兄パンの雨?いっぱい降ってきたら埋もれちゃうよ?兄パンの海さいこぉぉぉぉっ! それだけじゃなくて、兄パンかぶって勉強するだけで記憶力が2倍、ううん3倍になるの。兄パンマジ赤い彗星、 シャア?兄貴シャアなの?京介・アズナブル、クアトロ・京介、兄貴四倍兄パン四倍?匂い四倍とか耐えられないよぉ。 それにねっ?兄パンはくと、足も速くなるのっ!兄パンこすれて潤滑油でちゃうっ!オイルっ?兄パンオイルっ! 体中に塗りたくるのっ?この変態っシスコンっ!あたしの体にオイル塗って、海に連れてくの? 兄パン海っ!?兄パンオイルで兄パン海っ!もう、体中兄パンまみれなのっ?沢山の兄貴に囲まれてるのっ! 兄貴みんなでオイル塗るの!?兄貴オイルっ!?沢山の兄貴に犯されるの!?ダメっ!犯罪者っ! 頭フットーしちゃうよぉ。近親相姦とかマジシスコン失格!失格っ!でも兄パンないと禁断症状でちゃうよぉ・・・。 それとね、兄パンにも色々種類があってねっ!まず、洗濯後の無臭兄パン!手に入れるのは簡単で、一見初心者向きだけど、 匂いが全然しない、兄貴妄想だけで使用する上級者向け!初心者にはオススメできないっ! そして、はいた後のノーマル兄パン!風呂場で手に入る中級者向けっ!匂いも良いし、鮮度抜群っ! さらにっ、最上級者向けは、夢精の残る、スペ兄パンっ!兄貴のおかずを処分して、兄貴がオナニー出来ないように、 何度も部屋に足を運んでようやく完成する至高の一品っ!とくに、寝ている間に脱がせるのが、鮮度も良くて最高なのっ! 兄パンくんかくんか、生臭い匂いすぅぅぅぅはぁぁぁぁ。兄貴匂い濃すぎ妊娠しちゃう兄貴に妊娠させられるの!?強姦? 兄貴マジ犯罪者はぁはぁ兄貴そんなに腹ボテ見たいの!?兄貴精子で腹ボテ妊娠!? もうこんなにされたらお嫁にいけないよぉ・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ふと、あやせを見ると、部屋の一番端っこまで後退していた。 好きなもののコトだもんねっ、すこしだけ熱くなっちゃったかな? でも、ちょっとすっきりしたっ!ほんとのこと言えたしねっ! 「き、桐乃っ!・・・」 あやせは何故か引きつった笑みを浮かべている。いったいどうしたのかな? 「そっ、それでっ!そ、相談って・・・この事!?」 そっか、肝心の相談を忘れてたから、心配になったんだね。 「えとね・・・それでね・・・」 「う・・・うん・・・」 「これまでは、さっき話したみたいにくんかしてるだけで我慢できたんだけど」 「ひっ・・・」 あやせ・・・どうしたの?なんか泣きそうな顔になってるよ・・・ 「最近、それだけじゃ我慢できなくって・・・ぺろぺろしたり、はぐはぐしたりしたくなってくるの・・・ ううん、それとも、もしかして、直接・・・がいいのかなあ・・・」 「きゅう」 「あっ、あやせっ!?どうしたのっ!?突然気を失っちゃったりしてっ!」 結局その後、お父さんにあやせを病院まで運んでもらって、検査してもらった。 幸いどこにも異常は無かったんだけど・・・あたしの相談を全然覚えてくれてなかったの・・・ 学校では、今までどおり接してくれるんだけど・・・ やっぱり、もう一度、相談してみようかなっ! ―――一方、兄貴は――― 「おい、高坂・・・こんな子供の遊び場で、何やってんだ?」 「・・・赤城か・・・よく見てくれっ!この俺の有様をっ!」 「・・・ロリコンにでも目覚めたか?」 「ちげーよっ!?この手錠が見えんのかっ!?」 「・・・手錠プレイか・・・とうとうそんなとこまで行ってしまったのかよ・・・」 「ちげーってのっ!」 「じゃあ、どうしたんだ?」 「・・・美人の女子中学生に呼び出されてのこのこついて行ったら、手錠でジャングルジムに接続された・・・」 「・・・」 「・・・おいっ!無視して逃げ出すなっ!なんとかしてくれよっ!」 「とりあえず・・・お前の家族に連絡するぞ?」 「・・・ああ・・・もう、それしかないものな・・・頼んだ・・・」 この時家には誰もおらず、京介の救出は、かなり時間が経ってからであった事は言うまでも無い。 -------------
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Last Chapter 「ヒッチャー」 どのくらいの時が過ぎたのだろう。 わたくしは医師の診察を受けていた。 医師はわたくしの眼球にライトで当て、瞳孔をしらべていた。 「とりあえず、問題はないが……あとでちゃんとした病院で検査したほうがいい」 わたくしはその言葉を、無言で、無表情で、ほとんど放心状態で聞いていた。 医師はわたくしが何も言わないのを見て、それ以上口を出さなかった。 「……彼の事は残念だ。気の毒にな……」 エスターリッジ警部補が声を掛けてきた。 「何か出来るか?」 わたくしは無言のまま首を横に振った。 「我々にも、どうする事もできなかった……」 ……それは、わたくしも同じだった。 監視モニターが、留置所から警官に連れられて出てくるジョン・ライダーを写していた。 あの後警察によって、わたくしは保護され、ジョン・ライダーは逮捕された。 そして、別々の車に乗って、カリフォルニア州警察に連れて行かれたのだ。 そこで初めてエスターリッジ警部補に会った。 「あの男は何者ですの……?」 エスターリッジ警部補と共に監視モニターの映像を見ていたわたくしは、問うた。 「わからん。入獄記録、運転免許証、出生証明書、社会保障番号すらない。指紋もデータベースから弾かれる。名前すらわかっていない。……奴はまるでゴーストだ」 そして、ジョン・ライダーと名乗った正体不明の男は、わたくし達の目の前にある取調室に連れて行かれた。 わたくしとエスターリッジ警部補は、取調室のマジックミラーの内側から、その様子を見ていた。 取調室の内側には警官が数人と、私服の男性がいた。 私服警官なのか、弁護士なのか、どちらなのかはわからなかった。 ジョン・ライダーはあの紺のコートを脱がされて、手錠をはめられ、腰縄を付けられていた。 「気分はどうだ?」 私服の男が聞いてきた。 「……疲れた……」 ジョン・ライダーは、まるで今までの暴走がストップしたかのように、冷静な態度で答えた。 「あの男には、我々は見えない」 エスターリッジ警部補は、当たり前の事を、まるで安心して聞かせるかのように、わたくしに言った。 わたくしはマジックミラーに近づいて、こう言っていた。 「あの男と……話をさせてくださいまし……」 私服の男が、ジョン・ライダーに聞いてきた。 「名前は?」 ジョン・ライダーは答えなかった。 まるで自分の存在は無であるかのように。 「さぁ、名前を言うんだ!」 私服の男は痺れを切らしたかのように叫んだ。 その質問を代わりに答えるかのように、わたくしの口は自然と開いた。 「……ジョン・ライダー」 エスターリッジ警部補が怪訝な顔でわたくしを見た。 「……今、なんて言った?」 取調室のジョン・ライダーが、わたくしの言葉を、まるで呼ばれたかのように、見えないわたくしの方に顔を向けた。 「あの男の名前は……ジョン・ライダー……」 わたくしとジョン・ライダーはマジックミラーを通して見つめ合っていた。 私服の男が別の事を尋ねてきた。 「逮捕歴は?」 ジョン・ライダーは、顔を私服の男の方に戻すと、 「調べたんだろ?なら……それが答えだ」 と、挑発的な言葉を吐いた。 エスターリッジ警部補はしばらく悩んでいた様子だった。 14歳のわたくしを、殺人犯と会わせていいものか、そんなところだろう。 だが、意を決したかのように、こう言った。 「……いいだろう、着いて来い」 わたくしは頷いた。 取調室での取調べは続いていた。 私服の男は、次にこう聞いてきた。 「出身地は?」 ジョン・ライダーは首を傾げながら答えた。 「あの娘から、何も聞いてないのか?」 私服の男は首を横に振った。 「なら教えてやる……」 ジョン・ライダー少しだけ前に身を乗り出すと、 「…………ディズニーランドだ」 そう答え、あの嫌らしい笑みを浮かべた。 私服の男は顔を赤くさせて怒りに震えていた。 エスターリッジ警部補は取調室のドアを開け、ノックした。 「ちょっといいか?」 ジョン・ライダー以外の全員がエスターリッジ警部補の方に向いた。 「……入れ」 エスターリッジ警部補の促しで、わたくしは取調室に入った。 ジョン・ライダーはわたくしの姿を見ると、驚いた様子でこっちを見た。 まるで、二度と会えないと思っていた友人に会えたような。 そして、懐かしそうに笑みを浮かべ、口を開いた。 「…………よう」 わたくしはジョン・ライダーの方へ歩み寄った。 襲ってくるとは思わなかった。 手錠も腰縄もしてあるし、今この場でそんな事をするような男だとは思っていなかった。 わたくしは傍までくると、ジョン・ライダーに左手を差し伸べた。 ジョン・ライダーはそれを手錠のはめた両手で握り締めた。 そして、愛しげに、わたくしの手を優しく撫でた。 それは、まるで恋人にする仕草のように、優しくて心がこもっていた。 わたくしはジョン・ライダーに顔を寄せた。 ジョン・ライダーも身体を起こすように、顔を近づけてきた。 そして、 スパーン! 、という音が、取調室に響いた。 わたくしの右手の甲が熱くヒリヒリと痛んだ。 それは、ジョン・ライダーの右頬も同じだろう。 「止めろ。……連れて来たのが間違いだった」 エスターリッジ警部補は、わたくしがジョン・ライダーの顔をはたいたのを見て、すぐにわたくしの腕を掴んで、わたくしを取調室から追い出した。 わたくしは、追い出されるまで、ジョン・ライダーを見つめていた。 ジョン・ライダーは、叩かれた頬を愛しげに擦ると、嬉しそうな笑みを浮かべた。 エスターリッジ警部補は、取調室の椅子に座ると、ジョン・ライダーと対面した。 「……お前はイカレてるな。あの若者を……あんな殺し方をして……。さぞや快感なんだろうな?」 ジョン・ライダーは何も答えず、うわの空で聞いていた。 「捕まると分かっていたはずだ。……なぜあんな真似をした?……なぜだ?」 ようやくジョン・ライダーは顔をエスターリッジ警部補に向けると、呟くように答えた。 「…………悪いか?」 エスターリッジ警部補は、帽子を机の上に置いた。 「……今までに何人殺した?」 ジョン・ライダーはしばらく考えた後、答えた。 「…………覚えてない…………」 「……まぁ、いい。……カリフォルニア州には死刑があるぞ。…………平気そうだな?」 「…………悪いか?」 その言葉に、エスターリッジ警部補は鼻で笑った。 「……手錠はきつくないか?」 ジョン・ライダーは手首にはめられた手錠を擦りながら答えた。 「……きついな」 「そうか、やっぱりな。新品だからな」 エスターリッジ警部補は立ち上がると、ジョン・ライダーに近寄った。 「だんだんなじんでくる」 そう言うと、ジョン・ライダーの手錠を掴み、硬く締め付けた。 手首に手錠が食い込み、ジョン・ライダーはわずかに、苦悶の表情を浮かべた。 「俺を見ろ……」 ジョン・ライダーはエスターリッジ警部補の方へ顔を上げた。 「俺の管轄であんな真似をしやがって……。一日も早い死刑を望んでるぞ……」 エスターリッジ警部補は帽子を拾って被り、取調室のドアを開けた。 「法廷で会った時は……もっと仲良くしようや」 そう言うと、取調室から出て行った。 ジョン・ライダーはその言葉を、あの嫌らしい笑みを浮かべて聞いてた。 ジョン・ライダーの移送が始まった。 衣服を青の囚人服に着替えさせられ、胸に防弾チョッキを着せられた。 そして、両腕をそれぞれ警官が抱えられ、廊下を歩き出した。 わたくしはエスターリッジ警部補に連れられ、外に出た。 日は傾き始めていた。 あの夜から、わたくしは警察の医務室で治療を受けていた。 だが、もう一日が終わろうとしているとは思えない程、時が立つのが早かった。 出入り口の門には、報道陣が詰め掛けていた。 わたくしの知らない所で、メディアは注目していたのだろう。 出てきた時、フラッシュの光を浴びた。 「あの車に乗るんだ」 エスターリッジ警部補は止めてある警察車両のSUVを指した。 警部補は運転席に乗るが、わたくしが車に乗らないのを怪訝に思ったのだろう。 「どうした?」 そう言った。 「もう少し……お待ちくださいまし」 わたくしは、待った。 あの男が現れるのを。 報道陣のフラッシュが再び激しくたかれた。 フラッシュの光の中から、ショットガンやライフルを持った警官達に囲まれながら、ジョン・ライダーは出てきた。 両手両足に手錠をはめられ、無表情で報道陣の前を横切った。 そして、護送車に乗せられた。 …………その時、ジョン・ライダーはわたくしの方を見た。 そしてそのまま、護送車の扉は閉じられた。 「……行くぞ」 エスターリッジ警部補の促しに、わたくしはようやく従った。 助手席に座ると、エスターリッジ警部補はエンジンを掛けた。 そして、護送車の後を追いかけるように、外に出た。 空は赤く染まり始めた。 護送車とわたくし達の乗るSUVは荒野のハイウェイを走っていた。 エスターリッジ警部補は漏らすように口を開いた。 「まさか本当に現れるとは思わなかった……。ただの都市伝説だと思ってた……」 「伝説……?」 わたくしはその言葉が気にかかり、口を開いた。 「……ハイウェイに現れて、乗せた相手を殺して回るヒッチハイカー……。『ヒッチャー』の伝説だ」 「……ヒッチャー」 「だが、奴は伝説の存在じゃない。撃たれれば死ぬ人間だ」 エスターリッジ警部補はわたくしを一瞥すると、声を弱めた。 「……あやか。すまなかった……。もっと早くに気付くべきだった」 エスターリッジ警部補の言葉を、わたくしは静かに聞いていた。 「……ジムはもう戻ってはこないが……本当にすまなかった」 心からの謝罪だと、声でわかった。 「ここからは法廷が奴を裁く。ジムの仇は取れるはずだ」 わたくしは口を開いた。 「……ムリですわ。あの男は素直に裁きを受けるような人間ではありませんわ」 エスターリッジ警部補はわたくしのその言葉に、むきになって切り返した。 「いいか……!もう君は関係ない……ただの被害者なんだ。奴にこれ以上関わることはない。わかったか……?」 わたくしはその言葉を受け入れる事が出来なかった。 ……もうそういう問題ではない。 自然とエスターリッジ警部補の銃が目に入った。 あの何度も手にした銀色のリボルバーと同じ銃だった。 ……その瞬間、わたくしの心は決まった。 「……窓を開けてくださいませんこと?」 「あぁ、いいだろう」 エスターリッジ警部補の視線が窓ガラスに向けられた。 左手をハンドルから離した。 ……わたくしはその隙に、エスターリッジ警部補のリボルバーをベルトから抜き取ると、銃口を頭部に向けた。 「……車をお止めなさい」 わたくしに銃を向けられた事に気付いたエスターリッジ警部補は冷静に答えた。 「……やめるんだ。馬鹿な真似は止せ」 わたくしは撃鉄を降ろした。 「……車をお止めなさい」 SUVは速度を緩め、路肩に止まった。 護送車はハイウェイの奥へと遠ざかっていった。 「分かった。……何を考えてる?」 わたくしはしずかに答えた。 「……お降りなさい」 エスターリッジ警部補はわたくしの考えがわかったようで、こう答えた。 「馬鹿な真似は止せ……。君が殺されるぞ……。およそ中学生がやる事だとは思えない……」 「……これは、わたくしと……あの男の問題ですわ。あなたを巻き込むわけにはいきませんわ……」 「君は分かってない……!」 「……いいえ、分かってますわ……」 エスターリッジ警部補は沈黙していた。 そして、そのままシートベルトを外すと、運転席から降りた。 わたくしは運転席に、席を移動した。 「……そんな事をしても、ジムは戻ってこないぞ……?」 「……それも、……分かってますわ……」 シートベルトを装着して、クラッチとブレーキを踏みながら、キーをひねった。 エンジンが掛かると、ギアをローに入れた。 「……それでは……御機嫌よう……」 クラッチを戻して、ゆっくりと車を発進させた。 エスターリッジ警部補と別れ、わたくしはハイウェイを進み続けた。 そしてひたすら、奥へと消えた護送車を追いかけた。 護送車を見つけると、わたくしはリボルバーの弾丸を確認した。 ……すべて入っている。 ……わたくしは決意した。 …………もう迷わない。 護送車に近づくと、突然銃声が聞こえた。 一発……二発……。 そして三発目で、護送車のドアに無数の散弾の穴が出来た。 ドアが開くと、ショットガンを手にしたジョン・ライダーが姿を現した。 わたくしを見つけると、嬉しそうにあの嫌らしい笑みを浮かべた。 わたくしもジョン・ライダーに向かって、リボルバーの銃口を向けた。 すると、勢い良くジョン・ライダーはわたくしの車に向かってジャンプした。 その瞬間、護送車は横転し、転がった。 ジョン・ライダーはわたくしの車のフロントガラスを割り、車の中へと入ってきた。 ガラスの破片が足元に散らばる。 「…………よう」 ジョン・ライダーはショットガンを再装填すると、銃口をわたくしに向けた。 「……さぁ!止めてみろ!」 わたくしはアクセルを踏んで加速させると、一気にブレーキペダルを踏んで急ブレーキをかけた。 重心が前に移動し、ジョン・ライダーの身体は車外に放り出された。 エンジンは停止し、沈黙が辺りを包んだ。 わたくしは身体に食い込むシートベルトの痛みに、顔を歪めた。 そして、前方を見た。 前方には、倒れているジョン・ライダーと、横転した護送車だけがあった。 すると、ガラスの破片で切ったのだろう、頭から血を流したジョン・ライダーは、ゆっくりと身体を起こし、立ち上がった。 地面に落としたショットガンを拾うと、わたくしに銃口を向けた。 「……っ!」 わたくしはとっさにフロントガラスから身体を隠した。 次の瞬間には、ショットガンの散弾でフロントガラスは撃ち抜かれ、バラバラになった。 隠れなければ、その一撃で絶命していた……。 わたくしは、フロントガラスから身を乗り出さないように隠れながら、クラッチを踏みエンジンキーを捻った。 だが、なかなかエンジンはかからなかった。 その間にも、ジョン・ライダーはショットガンで車を撃ちぬいて来た。 ボンネットやランプを撃ち、徹底的に破壊しようとしていた。 「……早く……!早くかかって!」 破壊された車のボディが破片となり、何度もわたくしの身体に降り注ぐ。 何度もクラッチを踏み、エンジンキーを捻った。 ……そして、何度目かの挑戦で、やっとエンジンが始動した。 エンジンが唸りを上げる。 わたくしは身体を起こし、クラッチを戻した。 フロント越しに、ジョン・ライダーの姿を見た。 腕を広げ、嬉しそうな笑みを浮かべていた。 「……さぁ!来いっ!」 「うわああああああああああああああああ!!!!」 わたくしは叫びながら、アクセルを踏んだ。 アクセルを一気に踏むと重心は後ろに引っ張られ、勢い良く車は前に進んだ。 そして、車はジョン・ライダーを跳ね飛ばした。 大きく弧を描き、ハイウェイに落ちると、転がって止まった。 車は再びエンジンを停止して止まった。 ジョン・ライダーは、震えながら身体を起こそうとするが、力を失い倒れた。 ……そして、呼吸が止まった。 わたくしは銃を持って車を降りると、ジョン・ライダーに近づいていった。 傍に立ち、見下ろすが、ピクリとも動かない。 ……本当に、息絶えたのだ。 そう思うと…………なぜか涙が出てきた。 どうしてかわからなかった……。 なぜか悲しくなった……。 憎い男なのに……。 わたくしはハイウェイに膝をつくと、左手でジョン・ライダーの髪を撫でた。 ……この男は、わたくしにとって恐怖そのものだった。 ……それでも、この男とは……絆が生まれていた。 それを認めると、涙が出て止まらなかった……。 ……この男に出会わなければ、何も変わらなかっただろう。 だが、わたくしは出会い、変わった……。 何があっても生き延びようとする意思を持った。 この男は、わたくしを強くしたのだ。 決して恐ろしいだけの存在ではなかったのだ。 わたくしを鍛え、強くした。 ……そうか。 ……わたくしはこの男を尊敬していたのだ……。 わたくしの心の中で大きな存在になっていたのだ。 決して普通ではない方法で、心を通わせていたのだ……。 だから……涙が出てきたのだ。 その存在を失ったから……。 わたくしは今までの出来事を思い出した。 日本を発つ前の事。 アメリカでのトラブル。 ジムとの再会。 ……そして、ジョン・ライダーとの出会い。 すべての出来事がまるで長い年月を掛けて作り出された思い出のように蘇った。 そして、隣には、息絶えたジョン・ライダーがいた。 最後に、わたくしは惜しむようにジョン・ライダーの髪を撫でると、立ち上がった。 ジョン・ライダーを背に、車に向かった。 ……後ろから音がした。 そして、荒い息遣いが……。 ……もう、何も言わなくてもわかっていた。 わたくしは振り返った。 荒い息で、ジョン・ライダーは立ち上がっていた。 まだ……死んではいなかった。 「……どうした?……もう終わりか……?」 弱々しいが、あの嫌らしくて……温かみのある、あの笑みを浮かべた。 すると、銃声が荒野に響いた。 ……ジョン・ライダーが前のめりに倒れた。 「……ジョン……!?」 わたくしは思わず叫んでいた。 ……初めて、あの男に向かって名を呼んだ。 ジョン・ライダーは膝をつき、立ち上げって、後ろを振り返った。 背後に、横転した護送車の運転席から、ドアを開けて身を乗り出した警官が、頭から血を流しピストルを構えていた。 「この……化け物めっ!」 再び警官は発砲し、ジョン・ライダーを撃った。 だが、二発ともジョン・ライダーの着ている防弾ジャケットで防がれていた。 ジョン・ライダーは後ろによろけ、倒れながらも、懸命に立ち上がろうとしていた。 地面に落としたショットガンを拾い、立ち上がって構えた。 「……邪魔を……するなぁああああ!」 ショットガンの弾は護送車の真下に放たれた。 すると、地面が燃え出した。 おそらく、護送車の燃料タンクからガソリンが漏れ出て、それが引火したのだろう。 ジョン・ライダーはショットガンを捨てると、わたくしの方へ身体を向けた。 次の瞬間、引火したガソリンの炎が護送車を襲った。 「う、うわあああああああああ!!!!」 警官の悲鳴が上がり、護送車は爆発炎上した。 爆発の炎の熱気に、身体が焼けそうな痛みを感じた。 だが、それにも構わず、ジョン・ライダーは炎上する炎を背に、わたくしに向かって歩き出した。 そして、おもむろに口を開いた。 「……俺の名を呼んだか?」 「えぇ…………ジョン・ライダー。」 嬉しそうな笑みを浮かべると、ジョン・ライダーは防弾ジャケットを脱ぎ捨てた。 「……こんな物を着ていたらフェアじゃない」 そして、ズボンに挿していたピストルを抜いて手に持った。 「……西部劇を観たことがあるか?」 「いいえ……」 「……なら、簡単に教えてやる。……ただの早撃ちだ。……銃を床に置け」 わたくしはそれに従った。 「……撃鉄は降ろしておけ」 床に置いたリボルバーの撃鉄を降ろした。 ジョン・ライダーの持つ銃も、撃鉄を降ろして、床に置いた。 「後ろに離れろ……。遠くにだ……」 わたくしはジョン・ライダーを見つめたまま、後ろに下がった。 足元に置いたリボルバーとの距離はどんどん離れていく。 ジョン・ライダーも、自分が置いた銃から後ろへ離れていった。 遠距離に対峙したわたくしとジョン・ライダーは、二挺の銃を挟んで向き合っていた。 「決闘だ……あやか。……俺を止めてみろ」 「えぇ……」 荒野を静寂が支配した。 時折吹く風が、肌を刺激した。 荒野に立つ、二人。 命を賭けた決闘が始まった。 お互い、まだ動かなかった。 相手の出方をうかがっていた。 いつ、何時、ジョン・ライダーが銃を取りに走るかわからない。 それより遅れたら、わたくしの負けだ。 ジョン・ライダーより先に銃を取らなくてはならない。 わたくし達は沈黙に包まれた。 ヒリヒリとした緊張感が心を支配した。 指先がピクピクと痙攣し、汗が額から滲んで来た。 ほとんど同時だった。 わたくしとジョン・ライダーは、ほとんど同時に、銃に向かって駆け出した。 銃に近づくと、飛びつき、銃を掴んだ。 そしてそのまま前転とジョン・ライダーに銃を向けた。 二発の銃声がほとんど同時に、荒野に響き渡った。 気が付いたら、わたくしはハイウェイに倒れていた。 そして激しい痛みが、左肩を襲った。 今までに味わったことの無い、強烈な痛みだ。 「あ、あぁ……ああああああああああ!!!!」 苦痛に顔が歪み、涙が溢れ出た。 肩は異常な程熱くなっていた。 苦痛に耐えながらも、左肩をみると、穴が開いて血が溢れ出ていた。 銃で撃ち抜かれたのだ。 ……わたくしは覚悟した。 二発目が来るに違いない。 そう思い、目を閉じて、覚悟を決めて、その時を待った。 ……だが、二発目が来ることはなかった。 わたくしは目を開け、苦痛に耐えながら身体を起こした。 そして……ジョン・ライダーを見た。 ……そこには、完全に動きを停止したジョン・ライダーがいた。 膝立ちのまま、胸を撃ちぬかれ、胸の穴と、口から血を吹き出していた。 目は見開かれ、遠くを見ていた。 「……雪広……あやか……」 ジョン・ライダーが口を開くと、その度に口から血が吹き出た。 「……やっと……俺を止めてくれたな……」 そう言うと、ハイウェイに座り込み、後ろに倒れた。 「……ジョン……。ジョン……!」 わたくしは這いつくばって、懸命にジョン・ライダーの傍まで近づいていった。 ジョン・ライダーの身体を起こし、膝に頭をゆっくりと乗せた。 ……彼は虚ろな目をしながら、全身を痙攣し、口からこぽこぽと音を立てながら血を吹き出していた。 「……ジョン……。ジョン・ライダー……」 わたくしは彼の名を呼び続けた。 ……今にも、彼の命は消えかけていた。 「……あやか……。俺は……臆病だった……。死にたかった……だが、自分で死ぬ勇気が無かった……。誰かに止めて欲しかった……」 彼はうわ言のようにそう呟いた。 それは……死を目前にして、自分の胸の内を伝えたかった懸命で一途な思いだった。 わたくしは再び涙を流していた。 そして、彼の髪を優しく撫でた。 「……わかってますわ。あなたは……自分で自分を止められなかったのですわね……。はやく……あなたの事を理解していればよかった」 「俺は……お前に会えてよかった……」 彼は、足元に転がっている自分の銃を拾うと、わたくしに差し出した。 「さぁ……とどめを差してくれ」 わたくしはそれを受け取ると、彼の身体を抱き起こし、抱きしめた。 そして、銃口を彼のこめかみに押し当てた。 嗚咽を漏らしながら、銃の引き金に指を掛けた。 「……さようなら……ジョン」 荒野に一発の銃声が響き渡った。 ジョン・ライダーは力を失い、わたくしの身体にもたれかかった。 頭部を撃ち抜かれたジョン・ライダーは目を見開いたまま、口から大量に血を吹き出し、力を失ってた。 完全に……ジョン・ライダーの命の炎が消えたのだ。 彼をハイウェイに寝かせると、左肩を押さえた。 わたくしはジョン・ライダーの死を確認すると、涙で溢れる目をぬぐった。 そして、わたくしは立ちあがった。 荒野のハイウェイはわたくし一人だけになった。 わたくしは歩き続けた。 撃ち抜かれた左肩をおさえなか、それでも懸命に歩いた。 ただ、一人、ハイウェイを歩き続けた。 それはまるで永遠に続く道を歩くような……そんな気がしてた。 夕陽が沈む太陽の光を浴び、歩き続けた。 ……すべて終わったのだ。 そして、わたくしは力を失って、ハイウェイに仰向けに倒れた。 生きるか、…このまま死ぬか、それはわたくしにもわからなかった。 ——— THE END ———
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出会い …ふむ、生地は結構しっかりしてるかな。その辺りはさすがに手ぬかりありませんな〜…それで、どうですかね〜、この格好って?あんまりベタ過ぎなのもあれだけどもね〜 マイページ 通常 おまわりさんか… こういうのもありだね♪ 大人しくお縄をちょうだいしろ!ぬふふ♪ ほれほれ、モタモタすると逮捕しちゃうぞ〜 日直 登校 朝 ある意味コスだからね、トムトムミッチーの血が騒ぐよ。 ふむふむ、なるほど…意外とちゃんとしたコスだね〜 ケイドロ?ドロケイ?みんな朝から楽しそうだね〜♪ 昼 腹が減っては逮捕はできん!あれ、なんか違ったかな? そろそろ午前の捕り物は終了かな?お腹ペコペコだよ〜 午後からも本気だすよ〜 でもその前に腹ごしらえだね♪ 夜 ふぅ、楽しかった〜 童心に返るのもいいもモンだねっ! はいはい、釈放だよ〜 ドロボウくん、気をつけてね〜 塩らーめん… いっぱい追いかけてお腹がすいたんだよ〜 アルバイト お、今日は一緒のバイトか〜 さぼったりしたら逮捕しちゃうからね〜 好感度レベルアップ ほうほう、なかなかの逃げ足だね。いいよいいよ、燃えてきたよ〜 デート 約束 ん? 大丈夫だよ〜 珍しいね、電話なんて。どうしたのかな〜 急ぎの用事でも? へぇ、いいんじゃない? ん、わかった〜 そんな感じで調整してみるよ。遅刻しないようよろしくね〜 当日 やっほー お待たせ♪ まぁまぁ、そんなに怒らずに… 悪かったよぉ、ごめんなさい。 じゃあ、さっそく向かおうか? ぬっふっふ。どんなイベかはついてからのお楽しみ〜 ボス戦 勝利 敗北 バトル 開始 神妙にお縄をちょうだいしろっ! 声援 大人しくさせてから捕まえよ~ 勝利 ほほぉ、これは見事な勝利だね。ご褒美に、今回の手錠は見逃してあげよ〜 敗北 いや〜 負けるにしてもこれはちょっとねぇ… 牢屋で頭を冷やしてみようか? タッチボーナス 手ぬかりありませんな