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https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/3445.html
少年ヤンガスにおける俗称。 クリア後ダンジョンの【秘密の通路】への階段の周り8マスに大型地雷が仕掛けられていることがあり、 その様があたかも、戦争における地雷を多数敷設した地帯を見るかの様であったためこの名がついた。 8連地雷と呼ばれることもある。 正面方向から入った場合、対策無しならHPがどんなに高くても大型地雷5つ分の爆風で死亡確定である。 斜め方向から入った場合は3つ分の爆風なのでギリギリ助かる場合が多い。 通常罠が絶対に発動しなくなる【ワナぬけのお守り】も例外的に効果がない。 それまでどんなに好調であったとしても突然の大爆発と共にヤンガスが天に召されてしまうのでインパクトは絶大。 なお、足を踏み入れなくても敵が落としたアイテムで起爆することもあるので要注意。 秘密の通路への階段の周りが氷や炎、通常の壁で囲まれているから大丈夫と思ったらその周りにさらにあることも。 魔導の宝物庫の深層には地雷原が二重になっているものまで存在する(通称24連地雷)。 恐らく、魔導の宝物庫の深層ではスペクテットのにらみつけと並んで倒れる原因の一つだろう。 理不尽さという面ではトルネコ3の【とじこめ投げ】に通じるものがある。 しかし、対策していてもどうしようもない場合がある上に世界樹の葉が効力を発揮しないとじこめ投げに比べれば、 対策が多い上に世界樹の葉も効力を発揮するのでマシ。 一度引っかかってしまえば警戒して二度引っかかる可能性は低いだろう。 ただし、長時間プレイしていて集中力が低下している場合には無造作に突入してしまいがち。 こまめな休憩を心がけよう。対策に関しては秘密の通路の項も参照。
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戦場支援 火砲、地雷原、航空宇宙戦闘機およびそれらが戦場に及ぼす影響は、バトルテックのフィクションにおいて極めて重要な要素である。以下のルールは、このキャンペーンに地雷原を持ち込むものである。なおこれらのルールはバトルメックマニュアルの戦場支援ルールから抜粋したものである。 地雷原支援(簡易版) 低密度ターゲットナンバー:9 中密度ターゲットナンバー:8 高密度ターゲットナンバー:7 地雷原を指定するトラックの開始時において、プレイヤーはそれぞれの選択した地雷原を含むマップシートのヘクスナンバーを記録しなければならない。プレイヤーは水ヘクスを除く、プレイエリア上の任意のヘクスを指定することができる。 どちらの側でも1つのヘクスに配置することができる地雷原のダメージ値のグループの最大数は6である(以下の戦場支援表を参照のこと)。しかし、両軍とも同じヘクスに 地雷原を配置することができる。つまり、あるプレイヤーが1つのヘクスに配置できる地雷原は高密度の1つだけであるが、代わりに低密度のフィールドを3つ、または低密度と中密度のフィールドを1つ配置することができる。このような場合、1つのヘクスに各陣営それぞれ1つずつ、2つの組み合わせが存在することになる。 各移動フェイズ中、地雷原を支配しているプレイヤーは地雷原のあるヘクスにユニットが進入した場合、それを密かに記録する。敵軍または友軍のユニットが地雷原ヘクスに進入した場合、そのヘクスにおいて地雷原をコントロールしているプレイヤーは即座にそのヘクスに地雷原が存在することを発表し、記載されている目標ナンバーに対してロールをおこなう。すべての場合において、それぞれの地雷原は別々に解決される。 押し出し(AGoACルールブックp.40参照)も地雷原を誘発することがある。ユニットが何らかの理由により地雷原ヘクスに進入した場合、その地雷原を支配しているプレイヤーは直ちにその存在を告知し、攻撃ロールをおこなわなければならない。ジャンプMPを消費しているユニットは、その移動が地雷原ヘクスで終了した場合にのみ地雷原を誘発する。 ターゲットナンバー修正:上記の戦場支援表のターゲットナンバーには修正は適用されな い。プレイヤーは単純に2D6をふり、その結果を対応するターゲットナンバーと比較して攻撃が成功したかどうかを判定する。 攻撃成功:攻撃が成功した場合、ダメージ値グループごとに前面キック部位表にダイスをふる。 地雷原が発動し、ターゲットにダメージを与えた場合、その地雷原のダメージグループ合計を 1 減らす。地雷原のダメージグループ合計が0になった場合、その地雷原は以降のプレイに何の影響も及ぼさない。 攻撃失敗:攻撃が失敗した場合、その地雷原は活性化したままとなる。プレイヤーはそのヘクスに地雷原が存在していることを示すためにカウンターを配置することに合意できる。また両プレイヤーが合意した場合、「 戦場の霧」の美学を演出するためにカウンターを配置しないことにしてもよい。 領域効果ダメージタイプ:地雷原は領域効果(AE)ダメージタイプの攻撃である。AE攻撃は効果範囲内のすべての目標にダメージを与える。 ダメージ値グループ:攻撃が成功した場合、すべてのダメージ値グループ分けが適用されるが、各グループ分けに対して個別の命中部位ロールが行われる。戦場支援表に記されている各ダメージ値グループは5ダメージで構成される。例えば、高密度地雷原には6つのダメージ値グループがあり、それぞれ5ダメージの6つのダメージ値グループで合計30ポイントのダメージを与える。地雷原のダメージ値グループ数はその後上記の通り1減らされる。 空挺降下メック:空挺降下したメックが着地するヘクスに地雷原が存在する場合(p.14を参照)、そのメックは地面に沿ってそのヘクスに進入したものとして扱う。 戦場支援表 支援タイプ ターゲットナンバー ダメージ値グループ ダメージタイプ 低密度地雷原 9 2 AE 中密度地雷原 8 4 AE 高密度地雷原 7 6 AE
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Artist shitamachi BT-015 ○地雷原 / Mine Field BattleSell [ 3(炎) / 0f ] 対戦相手の戦闘クリーチャー全てに2点のダメージを与える。 珍しい、複数除去が可能なバトルスペル。 ダメージに対して若干重いが、決まれば相手の計算を大きく崩せる。 単純に、複数ブロックをまとめて焼き払ったり、壁の裏側でブロックしているクリーチャーを器用に焼いたりと用途は広い。 性質上、後手持ちのクリーチャーと相性が良い。 炎であれば《溶岩巨人》との組み合わせが強力。一度チラつかせれば、相手は次から迂闊に手が出せない。 属性が濃くなりがちな炎バトルスペルにおいて、属性が薄いのも嬉しい。 ややこしい戦闘が頻発するリミテッドでは決めの一手にもなり得る。 参考リンク カードリスト:Basic Test カードリスト:炎属性 ver.up履歴 2007/04/15 1.89 コストを3(炎炎)から3(炎)に変更 2005/10/23 1.35 詠唱コストを4(炎炎)から3(炎炎)に変更 2004/11/01 0.37 「対戦相手の戦闘クリーチャー全てに1点のダメージを与える。」効果から「対戦相手の戦闘クリーチャー全てに2点のダメージを与える。」効果に変更 2004/09/24 0.22 初出 フレーバーテキスト 罠だとわかったところで、被召喚者にとって命令は絶対だ。
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地面を使って間接的に振動を喰らわせる意味がわからない。領域干渉で即効潰されそう - 2013-07-31 01 36 53 領域干渉だと潰されるけど自身に対する情報強化では防げないところが強み。というか多分そもそも地雷源は対物破壊魔法なんじゃないのかな - 2013-10-27 13 59 35 凄く効率悪そうに見える - 2014-04-02 00 00 59 領域の外からの振動は領域干渉でも情報強化でも防げない。機械なら硬化魔法で機械全体を相対位置固定で壊れないようにできるけど人体だとそれも難しい - 2014-04-02 01 59 29 これ遅延魔法でも無ければ常駐型でもないから、ジャンプして地面と接地してなきゃ避けられるんでしょ? - 2014-04-22 05 05 04 ガンダム以外の機動兵器は基本、ジャンプ出来ないと思う。 - 2014-04-22 08 50 52 これで氷柱が砕ける理屈がわからない。よくて倒れるだけじゃないの? - 2014-10-02 03 03 54 遺伝的に振動系魔法を極端に得意としてるんじゃない? そしてその中でも特に地面を・・・って程度に思ってる。 - 2014-10-02 10 56 24 雫が使った魔法to - 2014-10-02 18 30 06 魔法と同じでしょ。地面から振動を伝えて共振で破壊する。 - 2014-10-02 18 30 35 どこに共振で破壊するなんてことが書かれているの? - 2014-10-03 00 38 36 ああ、ごめん、。「だと思う」を付け忘れてた。↑のはただの推測ね。 - 2014-10-03 21 55 02 共鳴点を探さなくていいぶん、雫が使った魔法より早く発動できるそうです - 2015-06-13 17 01 53 揺れが横揺れだけとは限らんのですよ。つまりそういうこと - 2014-11-08 22 31 29 というより、縦揺れを利用したモンだろ。 - 2015-06-15 23 30 21 地面に氷柱が固定されてるとして、その氷柱の複数の箇所に別方向(例えば、上下)に力が加われば、氷柱の内部が歪んで、歪みが一定限を超えると崩れ落ちるって理屈で。 ただ、これ前提として、氷柱が地面に固着してなきゃなんないんだよね。地面の上に置かれただけじゃ、内部に歪みが生じないので、破壊はおこらない。 2096年の大会では、ジョージが地雷原対策に、1点だけ地面に接するような形に氷柱を浮かせるって奇策をとってるとこみると、氷柱は地面に固着してないようだし。とすると、花音はこのとき固定魔法でも使って、地面と一体化でもさせたか?でもそうなら、複数魔法の同時使用ってことにならないか・・・
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このページはこちらに移転しました おててつないで地雷原スキップ 作詞/旧GWスレ208 作曲/たぬき(旧GWスレ260)(130スレ320) おててつないで地雷原スキップ 飛び散る肉片 飛び散る平和主義者 飛び散る左翼 飛び散る死刑囚 めかくしして地雷原スキップ 舞い上がるキノコ雲 舞い上がる土砂、砂煙 舞い上がる心拍数 舞い上がる空の高さ 音源 おててつないで地雷原スキップ おててつないで地雷原スキップ(歌:夢乃サキ) おててつないで地雷原スキップ(左翼用)(歌:234スレ3) おててつないで地雷原スキップ(歌:鉄狼) おててつないで地雷原スキップ(歌:357スレ60) おててつないで地雷原シップ(歌:きぃ)替え歌(のようなもの) おててつないで地雷原スキップ(歌:フラワー☆フラワー) おててつないで地雷原スキップ(歌:トドロキ) おててつないで地雷原スキップ(歌:454スレ51) おててつないで地雷原スキップ(歌:PK) おててつないで地雷原スキップ(歌:呉板) おててつないで地雷原スキップ(歌:natu) おててつないで地雷原スキップ(歌:しゅぴ)
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ここではインスタントダンジョンで緑装備だとか蘇生を覚えていない回復だとか 後衛を護衛しない弓だとか明らかに適正以下のレベルで参加する奴だとか地図クエで座る奴だとか 特に致命的な奴を晒してください。 テンプレ 晒したいギルドの名前はここ記入 罪状、職業、できるだけ具体的に書くこと
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タブンネ強制収容所・タブシュビッツ。 その中庭に数十匹のタブンネがずらりと整列させられている。 皆、一様に怯え、震えており、涙を流す者も少なくない。 中庭の中央には2列の、10メートルほどの距離に渡って、 子タブンネやベビンネが首だけ出した状態で生き埋めにされていた。 「パパー!」「ママー!怖いミィ!」「助けてミィィィ!!」「チィチィチィ!!」 必死に助けを求める子供たちに、親タブンネ達は声をかけることさえ許されない。 余計なことをすれば即刻処刑されるのがわかりきっているからだ。 そこから少し離れたこところから、看守長がスピーカーで叫んだ。 「よーし、それではただ今より地雷原突破ゲームを始める! チャレンジャーのタブンネくん、前へ!」 その合図とともに、2人の看守に両脇から抱えられる格好で、 1匹のタブンネが引きずり出されてきた。 足には鉄下駄を履かされている。 そして両手には五寸釘が数本打ち込まれ、既に血まみれであった。 中庭を囲む建物の窓という窓からは、看守や職員が鈴なりになって ニヤニヤしながらその光景を眺めている。 引きずり出されてきたタブンネが、子タブンネ達の埋められた列の スタート地点に立たされるたところで、 観客にアピールするかのように、看守長は叫ぶ。 「さあ、制限時間は3分。その時間内にこの地雷原を抜けてもらうぞ! 列の外に出たり、手を付いたら即刻ゲームオーバーだ! 何か質問は?」 両手から流れる血で早くも顔面蒼白になっているタブンネは、 絞り出すような声で尋ねた。 「ほ…本当に3分で抜けられたら……子供や仲間を解放するミィ…?」 「もちろんだとも!では準備はいいな?用意、スタート!」 2列の子タブンネ達の間隔は約50センチ。そしてゴールまでの距離はたった10メートル。 普通だったら楽勝のはずである。普通、だったら。 だがタブンネの履かされた鉄下駄は片方だけで50キロもあった。両足で100キロだ。 その上、五寸釘の刺された両手からの出血でフラフラである。 しかし弱音を吐くことなど許されない。 仲間達の、そして我が子も含めた子供達の命がかかっているのだ。 タブンネは懸命に足を引きずって前へ進み始めた。 「おじさん頑張ってミィ!」「みんなを助けてミィ!」 両脇に埋められた子タブンネ達が、泣きじゃくりながら悲痛な声を上げた。 「おーい、遅ぇぞー!」「3分経っちゃうよー!」 建物の窓から看守達が冷やかしと野次を飛ばす中、タブンネは歩を進める。 1歩につき3センチくらい進むのが精一杯で、足が千切れそうだ。 眩暈がしてふらついた。だが手を付こうとした時、 『列の外に出たらゲームオーバー』という看守長の言葉が頭をよぎる。 懸命の思いで、できるだけ近くに手を付こうとした。 だがそこは、生き埋めにされていた1匹の子タブンネの頭の上であった。 「ヂギャァーッ!!」 五寸釘の刺さった手を付かれた上に、大人タブンネの体重がかかってはひとたまりもない。 子タブンネは頭が潰れ、血と脳漿を撒き散らしながら即死する。 「ミッヒィーーッ!!」 おそらくその子タブンネの親なのであろう。整列させられたタブンネの中から 夫婦らしき2匹が号泣する姿が目に入った。 「ああっ…ゆ、許してミィ!!」 手を付いてしまったタブンネは、詫びながら体勢を立て直そうとする。 その時、ボンッという爆発音がその耳に届いた。 ギクリとして振り向くと、たった今号泣していた2匹の頭が吹っ飛んでいた。 煙と血しぶきを上げながら2匹の首無し死体がバッタリ倒れる。 「ミヒェェェェーーッ!!」 整列した大人タブンネ達の間から、恐怖の悲鳴が上がった。 「ヒャッホー!」「こうこなくっちゃ!」 対照的に、看守達は大喜びで歓声を上げている。 「おっと!手は付いたが、列の外ではないからセーフだな。 た・だ・し! 地雷を踏んだからには、爆発しなくちゃ面白くないからな! 言い忘れたが、そのガキどもの頭の中には起爆スイッチを埋め込んでおいた。 親どもの頭に埋め込んだ爆弾と連動してるってわけだ! さあ、地雷に気を付けて進めや進め! あと2分だぞ、ハッハー!!」 「お…鬼ミィ……悪魔ミィ……!」 タブンネの呟きも看守達の大歓声や、泣き叫ぶ親子タブンネ達の声にかき消される。 「いいぞー!!」「もう1回お手付きしてくれや!!」 「ミィィィィィ!!」「ミビィイイーーーーー!!」「助けてミィーッ!!」 手の付けられない騒ぎの中、タブンネは歯を食いしばって再び足を動かし始めた。 「ミィ…ィ……ッ!………ギギ…イッ………!」 両足合わせると、自分の体重の3倍以上もある鉄下駄を引きずりながらタブンネは進む。 「残り1分半!」 看守長の無慈悲な読み上げで、看守達はまたどっと沸き、タブンネ達の悲鳴が大きくなる。 眩暈どころか頭痛で頭が割れそうだ。またふらついてしまう。 「ミィィッ!?」 自分のほうに倒れこんでくるタブンネの姿に、生き埋め子タブンネが恐怖の声を上げた。 「ミ…グゥーーッ!!」 さっきの悲劇は繰り返したくないタブンネは、五寸釘の刺さった手をよじり、 せめて少しでも下敷きになる子タブンネのダメージを和らげようと、 前腕部を付いて体を支えようとした。 「ミギャ!」「ミッ!」「ミギッ!」 ボン!ボン!ボン! 子タブンネの悲鳴とほぼ同時に3回の爆破音が響く。そして倒れる6匹の首無し死体。 タブンネは自分が最悪の選択をしてしまった事に気づいた。 確かに接地する面積を広げたことでダメージは分散され、子タブンネは死なずに済んだ。 だが、その代わりに3匹の頭のスイッチが押され、結果的にその両親である、 6匹の仲間を爆破処刑する形になってしまったのだ。 「ミッヒィィー!」「パパー!」「ママー!」 親を失った3匹の子タブンネの泣き叫ぶ声を聞きながら、タブンネもとめどなく涙を流した。 「ごめんなさいミィ…許してミィ…」 しかしこうしている間にも、無情にも時間は過ぎてゆく。 タブンネの流す涙は血の涙に変わり、歯を食いしばりすぎて口元からも血が溢れてきた。 進むしかない。己の足が千切れようと、犠牲を出そうと、ゴールインしない限りこの地獄は終わらない。 「残り1分!」「ミギィィィ!!」 一際大きくなる歓声の中、タブンネは死力を振り絞って歩を進める。 「残り30秒!……20秒!……10、9、8……」 「ミィィィィガァァァァァァァ!!!!!!!!」 カウントダウンが始まる。全身全霊の力を込め、タブンネはゴールを目指す。 あと1メートル、50センチ、30センチ…… 「3、2、1、ゼロ!!」 看守長がゼロを口にしたのと、タブンネがゴールラインを踏んだのは、ほとんど同時だった。 「おめでとう、みごとゴールインだ! 諸君、勇敢な彼に拍手を!」 看守長が拍手をすると、建物の中の看守達からも万雷の拍手が送られる。 親タブンネ達は涙を流し、抱き合って喜ぶ。生き埋め子タブンネ達もミィミィチィチィ大喜びだ。 意識朦朧のタブンネを両脇から抱えた看守が、鉄下駄を脱がせて地面に横たえた。 まだ視界がぐるぐる回っているが、タブンネの心は満ち足りた思いで一杯だった。 自分はこの地獄のゲームに勝ったのだ……。 「あなたぁぁぁ!!」「チィチィー!!」 その耳に聞き慣れた声が届いた。妻と子の声だ。 そちらを見ると、看守が台車に乗った鉄の檻を運んできた。その中から妻が叫んでいる。 別の看守が小さな籠を持っており、そちらにはベビンネが入れられていた。 タブンネが看守に逆らった咎でこのゲームのプレイヤーに強制的に選ばれた際、 妻子はどこかに連れ去られていた。もう会えないとばかり思っていたのだ。 「生きてた…生きてたミィ……よかったミィ……」 「よし約束だ、解放してやりなさい」 檻の鍵が開けられ、妻タブンネがふらつきながら夫の元へ駆け寄ってきた。 同時に、機関銃を構えて親タブンネに脅しをかけていた看守が、さっと後退する。 「ミィィィィィ!!」 親タブンネ達も、生き埋めにされた子供達に向けて走り出した。 看守長の浮かべた邪悪な笑みには誰一人気づいていない。 「チィチィー!チィー!」 早く僕もパパとママのところに行かせてとばかりに、ベビンネが声を張り上げる。 看守長は籠を開けると、ベビンネを抱き上げて頭を撫でる。 「よしよし、いい子だね。今、面白いものを見せてあげるから……ね!」 言いながら頭をポンと叩いた。 ドゴォン!! タブンネの1メートル手前ほどで、手を差し伸べかけていた妻タブンネの頭が吹っ飛んだ。 血しぶきが唖然とするタブンネの顔に飛び散り、赤く染めた。 それだけではない。 ボン!ボボボボッ!! 爆発音が連続して中庭に響き、親タブンネ達の頭がことごとく爆散した。 頭が吹き飛んだ数十匹の死体が、噴水のように血を噴き出しながらバタバタ倒れてゆく。 看守長がわざとらしい声を上げた。 「おお、いかんいかん。君の子供の頭には全員の爆弾と連動した起爆スイッチを埋め込んでおいたんだっけ。 つい忘れておったよ、不幸な事故だな、はっはっはっ」 それと同時に、さっきは拍手喝采していた看守達からどっと笑い声が起こった。 全員、看守長の性格は知り尽くしている。どうせこんなことだろうという笑いであった。 「ミィィィーー!!」「チィィーーーーー!!」 生き埋め子タブンネ達の泣き叫ぶ声は、嘲笑の嵐に半ばかき消されている。 (騙したミィ……約束を守る気なんかなかったんだミィ……) タブンネは歯噛みをしながら、その惨状を見つめるしかなかった。 「あー、面白かった。さあ、楽しんだ後はきちんとゴミ掃除をしておかないとな!」 看守長はそう言うと、抱きかかえていたベビンネの右足を無造作に捻った。 「ヂギャァー!!」 ベビンネの足の骨は軽々とへし折れた。看守長は続けて左の足の骨も砕いた。 そしてベビンネを、生き埋め子タブンネの列の真ん中に放り捨てた。 さっきタブンネが血を吐く思いで通り抜けてきた道に、である。 「チィ…チィ……」 ベビンネは這って逃げようとするものの、両足の骨が折られていてはそれもままならない。 「やめるミィ!…その子だけは助けてミィ…!」 タブンネは必死で懇願するが、看守長はサディスティックな笑みを浮かべるだけだ。 「清掃係、始めていいぞ」「へーい」 その声に合わせて、一匹のカイリキーが中庭に入ってきた。 グランド整地用のローラーを押している。かなり大型で見るからに重そうだ。 タブンネの顔が真っ青になった。何に使われるかがわかったからだ。 「やめ…やめるミィ!!その子達が…僕の子供が何をしたって言うミィ!!」 「うるさいな、後片付けの邪魔をするんじゃない」 看守長が言うと、看守が2人走り寄ってきて、大の字で倒れていたタブンネを抱き起した。 「ほれほれ、よく見ろよ」 看守の一人がタブンネの腕を押さえつつ、頭をぐいっと生き埋め子タブンネの方へ向けた。 わざわざ起こして、ローラーで轢き潰す様を見せようというのだ、もちろんベビンネも含めて。 「やめるミィ!!やめて…!!」「ミギャァァァァァァァ!!!!」 タブンネの悲鳴と、カイリキーが押すローラーに潰された子タブンネの断末魔の叫びが重なる。 「ミギ…!!」「ヂィィィ…!!」「ミッヒィーーー…!!」 ローラーが通った後には、ぺしゃんこに潰れたピンク色の塊と飛び散った血しぶきが、 2つの列を成していた。地獄に咲く血の花の花壇のようであった。 そしてローラーは、列の中央に放り捨てられ身動きできないベビンネへ迫ってゆく。 「ヂィッ!!ヂィッ!!ヂィィーーー!!」 恐怖に耐えかねたベビンネは失禁し、身悶えしながらタブンネに助けを求めた。 「やめてミィィーーー!!!」 タブンネがいくら暴れて叫ぼうと、看守達はゲラゲラ笑うだけである。 「ヂィィィィィ!!……ヂッ!!」 ローラーに頭をプチュンと潰されたベビンネの胴体が、ビクンと痙攣して跳ね上がり、 そのままローラーの下へ飲み込まれていった。 「ミ……ミィィ…………」 再びタブンネの両目から血の涙が溢れ出した。 ローラーが通過した後には、血しぶきやぶちまけられた内臓と共に平べったくプレスされて、 もはや原形をとどめない無残なベビンネの姿があった。 「ミ…ミギャアアアアアアアアアアアアアア!!!!グガアアアアアアアアアア!!!!!」 タブンネは血の涙を流し、狂ったように暴れ出した。 とはいっても、さっきのゲームで体力を使い果たしており、2人の看守をふりほどくには程遠い。 「おーい、うるさいから連れてけ。はい諸君、お帰りだよ。拍手拍手」 看守長が言うと、再び嘲笑と罵声の混じった拍手がタブンネに浴びせられる。 「ガアアアアアアア……!!」 抵抗も空しく、タブンネは引きずられて建物の中に消えてゆく。 「さあ、邪魔者もいなくなったし、掃除だ掃除!手の空いてる者は手伝ってくれ」 看守長は楽しげに言うと、率先して親タブンネ達の死体を片付け始める。 「全くあの人はイカレてるねえ」 「まあ、それを楽しんで眺めてる俺らも同類さ。これだからタブシュビッツ勤務はやめられねえってやつよ」 ひそひそ話をしながら、見物していた看守達も後片付けに加わった。 そしてカイリキーが3回ほど往復したローラーの後は、わずかに土に埋もれた毛皮の残骸が残っているだけであった。 その後独房に放り込まれたタブンネは、惨死した妻子や仲間、子タブンネ達の幻影が頭から離れず、 一睡もできなくなり、のた打ち回って苦しんだ末に、10日後に発狂して死んだ。 もちろんその様子は録画されており、タブシュビッツ職員を楽しませたのであった。 (終わり) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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タブンネ強制収容所・タブシュビッツ。 その中庭に数十匹のタブンネがずらりと整列させられている。 皆、一様に怯え、震えており、涙を流す者も少なくない。 中庭の中央には2列の、10メートルほどの距離に渡って、 子タブンネやベビンネが首だけ出した状態で生き埋めにされていた。 「パパー!」「ママー!怖いミィ!」「助けてミィィィ!!」「チィチィチィ!!」 必死に助けを求める子供たちに、親タブンネ達は声をかけることさえ許されない。 余計なことをすれば即刻処刑されるのがわかりきっているからだ。 そこから少し離れたこところから、看守長がスピーカーで叫んだ。 「よーし、それではただ今より地雷原突破ゲームを始める! チャレンジャーのタブンネくん、前へ!」 その合図とともに、2人の看守に両脇から抱えられる格好で、 1匹のタブンネが引きずり出されてきた。 足には鉄下駄を履かされている。 そして両手には五寸釘が数本打ち込まれ、既に血まみれであった。 中庭を囲む建物の窓という窓からは、看守や職員が鈴なりになって ニヤニヤしながらその光景を眺めている。 引きずり出されてきたタブンネが、子タブンネ達の埋められた列の スタート地点に立たされるたところで、 観客にアピールするかのように、看守長は叫ぶ。 「さあ、制限時間は3分。その時間内にこの地雷原を抜けてもらうぞ! 列の外に出たり、手を付いたら即刻ゲームオーバーだ! 何か質問は?」 両手から流れる血で早くも顔面蒼白になっているタブンネは、 絞り出すような声で尋ねた。 「ほ…本当に3分で抜けられたら……子供や仲間を解放するミィ…?」 「もちろんだとも!では準備はいいな?用意、スタート!」 2列の子タブンネ達の間隔は約50センチ。そしてゴールまでの距離はたった10メートル。 普通だったら楽勝のはずである。普通、だったら。 だがタブンネの履かされた鉄下駄は片方だけで50キロもあった。両足で100キロだ。 その上、五寸釘の刺された両手からの出血でフラフラである。 しかし弱音を吐くことなど許されない。 仲間達の、そして我が子も含めた子供達の命がかかっているのだ。 タブンネは懸命に足を引きずって前へ進み始めた。 「おじさん頑張ってミィ!」「みんなを助けてミィ!」 両脇に埋められた子タブンネ達が、泣きじゃくりながら悲痛な声を上げた。 「おーい、遅ぇぞー!」「3分経っちゃうよー!」 建物の窓から看守達が冷やかしと野次を飛ばす中、タブンネは歩を進める。 1歩につき3センチくらい進むのが精一杯で、足が千切れそうだ。 眩暈がしてふらついた。だが手を付こうとした時、 『列の外に出たらゲームオーバー』という看守長の言葉が頭をよぎる。 懸命の思いで、できるだけ近くに手を付こうとした。 だがそこは、生き埋めにされていた1匹の子タブンネの頭の上であった。 「ヂギャァーッ!!」 五寸釘の刺さった手を付かれた上に、大人タブンネの体重がかかってはひとたまりもない。 子タブンネは頭が潰れ、血と脳漿を撒き散らしながら即死する。 「ミッヒィーーッ!!」 おそらくその子タブンネの親なのであろう。整列させられたタブンネの中から 夫婦らしき2匹が号泣する姿が目に入った。 「ああっ…ゆ、許してミィ!!」 手を付いてしまったタブンネは、詫びながら体勢を立て直そうとする。 その時、ボンッという爆発音がその耳に届いた。 ギクリとして振り向くと、たった今号泣していた2匹の頭が吹っ飛んでいた。 煙と血しぶきを上げながら2匹の首無し死体がバッタリ倒れる。 「ミヒェェェェーーッ!!」 整列した大人タブンネ達の間から、恐怖の悲鳴が上がった。 「ヒャッホー!」「こうこなくっちゃ!」 対照的に、看守達は大喜びで歓声を上げている。 「おっと!手は付いたが、列の外ではないからセーフだな。 た・だ・し! 地雷を踏んだからには、爆発しなくちゃ面白くないからな! 言い忘れたが、そのガキどもの頭の中には起爆スイッチを埋め込んでおいた。 親どもの頭に埋め込んだ爆弾と連動してるってわけだ! さあ、地雷に気を付けて進めや進め! あと2分だぞ、ハッハー!!」 「お…鬼ミィ……悪魔ミィ……!」 タブンネの呟きも看守達の大歓声や、泣き叫ぶ親子タブンネ達の声にかき消される。 「いいぞー!!」「もう1回お手付きしてくれや!!」 「ミィィィィィ!!」「ミビィイイーーーーー!!」「助けてミィーッ!!」 手の付けられない騒ぎの中、タブンネは歯を食いしばって再び足を動かし始めた。 「ミィ…ィ……ッ!………ギギ…イッ………!」 両足合わせると、自分の体重の3倍以上もある鉄下駄を引きずりながらタブンネは進む。 「残り1分半!」 看守長の無慈悲な読み上げで、看守達はまたどっと沸き、タブンネ達の悲鳴が大きくなる。 眩暈どころか頭痛で頭が割れそうだ。またふらついてしまう。 「ミィィッ!?」 自分のほうに倒れこんでくるタブンネの姿に、生き埋め子タブンネが恐怖の声を上げた。 「ミ…グゥーーッ!!」 さっきの悲劇は繰り返したくないタブンネは、五寸釘の刺さった手をよじり、 せめて少しでも下敷きになる子タブンネのダメージを和らげようと、 前腕部を付いて体を支えようとした。 「ミギャ!」「ミッ!」「ミギッ!」 ボン!ボン!ボン! 子タブンネの悲鳴とほぼ同時に3回の爆破音が響く。そして倒れる6匹の首無し死体。 タブンネは自分が最悪の選択をしてしまった事に気づいた。 確かに接地する面積を広げたことでダメージは分散され、子タブンネは死なずに済んだ。 だが、その代わりに3匹の頭のスイッチが押され、結果的にその両親である、 6匹の仲間を爆破処刑する形になってしまったのだ。 「ミッヒィィー!」「パパー!」「ママー!」 親を失った3匹の子タブンネの泣き叫ぶ声を聞きながら、タブンネもとめどなく涙を流した。 「ごめんなさいミィ…許してミィ…」 しかしこうしている間にも、無情にも時間は過ぎてゆく。 タブンネの流す涙は血の涙に変わり、歯を食いしばりすぎて口元からも血が溢れてきた。 進むしかない。己の足が千切れようと、犠牲を出そうと、ゴールインしない限りこの地獄は終わらない。 「残り1分!」「ミギィィィ!!」 一際大きくなる歓声の中、タブンネは死力を振り絞って歩を進める。 「残り30秒!……20秒!……10、9、8……」 「ミィィィィガァァァァァァァ!!!!!!!!」 カウントダウンが始まる。全身全霊の力を込め、タブンネはゴールを目指す。 あと1メートル、50センチ、30センチ…… 「3、2、1、ゼロ!!」 看守長がゼロを口にしたのと、タブンネがゴールラインを踏んだのは、ほとんど同時だった。 「おめでとう、みごとゴールインだ! 諸君、勇敢な彼に拍手を!」 看守長が拍手をすると、建物の中の看守達からも万雷の拍手が送られる。 親タブンネ達は涙を流し、抱き合って喜ぶ。生き埋め子タブンネ達もミィミィチィチィ大喜びだ。 意識朦朧のタブンネを両脇から抱えた看守が、鉄下駄を脱がせて地面に横たえた。 まだ視界がぐるぐる回っているが、タブンネの心は満ち足りた思いで一杯だった。 自分はこの地獄のゲームに勝ったのだ……。 「あなたぁぁぁ!!」「チィチィー!!」 その耳に聞き慣れた声が届いた。妻と子の声だ。 そちらを見ると、看守が台車に乗った鉄の檻を運んできた。その中から妻が叫んでいる。 別の看守が小さな籠を持っており、そちらにはベビンネが入れられていた。 タブンネが看守に逆らった咎でこのゲームのプレイヤーに強制的に選ばれた際、 妻子はどこかに連れ去られていた。もう会えないとばかり思っていたのだ。 「生きてた…生きてたミィ……よかったミィ……」 「よし約束だ、解放してやりなさい」 檻の鍵が開けられ、妻タブンネがふらつきながら夫の元へ駆け寄ってきた。 同時に、機関銃を構えて親タブンネに脅しをかけていた看守が、さっと後退する。 「ミィィィィィ!!」 親タブンネ達も、生き埋めにされた子供達に向けて走り出した。 看守長の浮かべた邪悪な笑みには誰一人気づいていない。 「チィチィー!チィー!」 早く僕もパパとママのところに行かせてとばかりに、ベビンネが声を張り上げる。 看守長は籠を開けると、ベビンネを抱き上げて頭を撫でる。 「よしよし、いい子だね。今、面白いものを見せてあげるから……ね!」 言いながら頭をポンと叩いた。 ドゴォン!! タブンネの1メートル手前ほどで、手を差し伸べかけていた妻タブンネの頭が吹っ飛んだ。 血しぶきが唖然とするタブンネの顔に飛び散り、赤く染めた。 それだけではない。 ボン!ボボボボッ!! 爆発音が連続して中庭に響き、親タブンネ達の頭がことごとく爆散した。 頭が吹き飛んだ数十匹の死体が、噴水のように血を噴き出しながらバタバタ倒れてゆく。 看守長がわざとらしい声を上げた。 「おお、いかんいかん。君の子供の頭には全員の爆弾と連動した起爆スイッチを埋め込んでおいたんだっけ。 つい忘れておったよ、不幸な事故だな、はっはっはっ」 それと同時に、さっきは拍手喝采していた看守達からどっと笑い声が起こった。 全員、看守長の性格は知り尽くしている。どうせこんなことだろうという笑いであった。 「ミィィィーー!!」「チィィーーーーー!!」 生き埋め子タブンネ達の泣き叫ぶ声は、嘲笑の嵐に半ばかき消されている。 (騙したミィ……約束を守る気なんかなかったんだミィ……) タブンネは歯噛みをしながら、その惨状を見つめるしかなかった。 「あー、面白かった。さあ、楽しんだ後はきちんとゴミ掃除をしておかないとな!」 看守長はそう言うと、抱きかかえていたベビンネの右足を無造作に捻った。 「ヂギャァー!!」 ベビンネの足の骨は軽々とへし折れた。看守長は続けて左の足の骨も砕いた。 そしてベビンネを、生き埋め子タブンネの列の真ん中に放り捨てた。 さっきタブンネが血を吐く思いで通り抜けてきた道に、である。 「チィ…チィ……」 ベビンネは這って逃げようとするものの、両足の骨が折られていてはそれもままならない。 「やめるミィ!…その子だけは助けてミィ…!」 タブンネは必死で懇願するが、看守長はサディスティックな笑みを浮かべるだけだ。 「清掃係、始めていいぞ」「へーい」 その声に合わせて、一匹のカイリキーが中庭に入ってきた。 グランド整地用のローラーを押している。かなり大型で見るからに重そうだ。 タブンネの顔が真っ青になった。何に使われるかがわかったからだ。 「やめ…やめるミィ!!その子達が…僕の子供が何をしたって言うミィ!!」 「うるさいな、後片付けの邪魔をするんじゃない」 看守長が言うと、看守が2人走り寄ってきて、大の字で倒れていたタブンネを抱き起した。 「ほれほれ、よく見ろよ」 看守の一人がタブンネの腕を押さえつつ、頭をぐいっと生き埋め子タブンネの方へ向けた。 わざわざ起こして、ローラーで轢き潰す様を見せようというのだ、もちろんベビンネも含めて。 「やめるミィ!!やめて…!!」「ミギャァァァァァァァ!!!!」 タブンネの悲鳴と、カイリキーが押すローラーに潰された子タブンネの断末魔の叫びが重なる。 「ミギ…!!」「ヂィィィ…!!」「ミッヒィーーー…!!」 ローラーが通った後には、ぺしゃんこに潰れたピンク色の塊と飛び散った血しぶきが、 2つの列を成していた。地獄に咲く血の花の花壇のようであった。 そしてローラーは、列の中央に放り捨てられ身動きできないベビンネへ迫ってゆく。 「ヂィッ!!ヂィッ!!ヂィィーーー!!」 恐怖に耐えかねたベビンネは失禁し、身悶えしながらタブンネに助けを求めた。 「やめてミィィーーー!!!」 タブンネがいくら暴れて叫ぼうと、看守達はゲラゲラ笑うだけである。 「ヂィィィィィ!!……ヂッ!!」 ローラーに頭をプチュンと潰されたベビンネの胴体が、ビクンと痙攣して跳ね上がり、 そのままローラーの下へ飲み込まれていった。 「ミ……ミィィ…………」 再びタブンネの両目から血の涙が溢れ出した。 ローラーが通過した後には、血しぶきやぶちまけられた内臓と共に平べったくプレスされて、 もはや原形をとどめない無残なベビンネの姿があった。 「ミ…ミギャアアアアアアアアアアアアアア!!!!グガアアアアアアアアアア!!!!!」 タブンネは血の涙を流し、狂ったように暴れ出した。 とはいっても、さっきのゲームで体力を使い果たしており、2人の看守をふりほどくには程遠い。 「おーい、うるさいから連れてけ。はい諸君、お帰りだよ。拍手拍手」 看守長が言うと、再び嘲笑と罵声の混じった拍手がタブンネに浴びせられる。 「ガアアアアアアア……!!」 抵抗も空しく、タブンネは引きずられて建物の中に消えてゆく。 「さあ、邪魔者もいなくなったし、掃除だ掃除!手の空いてる者は手伝ってくれ」 看守長は楽しげに言うと、率先して親タブンネ達の死体を片付け始める。 「全くあの人はイカレてるねえ」 「まあ、それを楽しんで眺めてる俺らも同類さ。これだからタブシュビッツ勤務はやめられねえってやつよ」 ひそひそ話をしながら、見物していた看守達も後片付けに加わった。 そしてカイリキーが3回ほど往復したローラーの後は、わずかに土に埋もれた毛皮の残骸が残っているだけであった。 その後独房に放り込まれたタブンネは、惨死した妻子や仲間、子タブンネ達の幻影が頭から離れず、 一睡もできなくなり、のた打ち回って苦しんだ末に、10日後に発狂して死んだ。 もちろんその様子は録画されており、タブシュビッツ職員を楽しませたのであった。 (終わり)
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じらいげんよみち【登録タグ VOCALOID し ドンガリンゴP 巡音ルカ 曲 殿堂入り】 作詞:ドンガリンゴP 作曲:ドンガリンゴP 編曲:ドンガリンゴP 唄:巡音ルカ 曲紹介 暗黙の実験 Kinra氏 こと ドンガリンゴP の9作目。 実話です。が、自分を含めて使える男声が無かったので、ルカさんに歌っていただきました。(作者コメ転載) 2011年夏、ドンガリンゴP自らが実際に体験した出来事が歌詞になっている。 2012年4月23日、本作にて自身初の殿堂入りを達成。 歌詞 今度はカタツムリかよ そんなに踏まれたいのかよ そんなに私の靴底の味をナメたいのかよ 夜中 12時過ぎ お菓子買いに出かける 暗い 夜道歩き 突然 足元から やわらかい何かがその むぎゅっ とした殺気放ち 誇(ほこ)り高き我がバランス 一瞬にして崩れうわぁっ なんだテニスボールか なんで落ちているんだ 近くにあるコートからでも転がってきたのか コケなくてよかったな、と、ホッとした私は これが惨劇(さんげき)の始まりだとまだ知らなかった それから私の生活は なにもなかったかのようにつづく コンビニへと向かう夜道を 来る日も来る日も あるく もどる なにが変わったとしたら 歩くことが冒険のようになった 今夜また何か スキをついて私に 踏まれにきたんだだだだだだDA! 今なにか動いた!闇の中でなにかが! コンマ2で避けて踏んでないがなんだおまえはー! なんだ黒猫かよ おまえ見づらいんだよ 夜間視力悪いからたのむよちったァ鳴いとけ (ニャ~?) それから私の住む世界 地面から10センチくらいだけが 戦場 獣が無音に吠える道に 今宵の月が血に飢える なんて 妄想に浸っている時は なにかを踏んじゃう予感で醒(さ)める なんだ今度は! なんだドブネズミかよ いきなり出てくんなよ さては黒猫に追われて逃げてきたのだったな 次はスズメバチかよ なんで飛んでないんだよ ってちょっとごめんなさいゴメンナサイ飛ばないでくれ そしてヒキガエルかよ 自然豊かなんだな ここは自然の敵の悪のヒトのアジトなんだぞ 今日はハリネズミだぜ 踏みたくないヤツだな 今日はシオマネキだぜ ここは浜辺じゃないし 今日はナンノムシかな? なんか妙に赤いぜ 今日はダレダオマエハ!? もう言葉にできない 踏み潰すところを 何回も避けてたら 更に奇天烈(きてれつ)な障害がこう訴えてくる 「おまえ避けるなってば 避けてもムダだってば オレを踏んで蹴ってそして罪を背負って生きてけ」 そして以前見えなかった障害物が 分子原子クォークレベルまで見えてくる やがて地面に足 置くたびに怯(おび)える コレを踏み砕いて そのままどこかに落ちるかな 今度は地球なんだな マジで踏まれたいんだな ならば私の靴底の味をとくと味わえ コメント 音はカッコイイ、歌詞はシュールで最高。ハイセンスな曲!! -- べべ (2011-10-02 11 16 31) これ聞いて大声で笑ったwww -- 名無しさん (2011-10-03 20 25 45) 「自然豊かなんだな」で吹いたwww -- 名無しさん (2011-10-03 22 17 51) 「中の人巡回済み」って書いてたけど、どういうこと? -- 名無しさん (2011-10-03 23 56 18) ルカの中の人もこの曲聴いたってことじゃね?それにしても歌詞笑えるwww -- 名無しさん (2011-10-04 11 31 21) カナブンがいないな、解せぬ。奴も結構待ち構えてる -- 名無しさん (2011-10-05 00 20 57) めっちゃ笑ったwww -- 名無しさん (2011-10-05 17 07 30) すぐに消えて読みにくいけど落ちているものの解説の文が面白い -- 名無しさん (2011-10-06 00 37 52) 「罪を背負ってけ」…私も今日から超低空戦だなw -- ナンノムシ (2011-10-08 12 57 06) 動画に出てくる説明文がセンスありすぎるwwwそして曲はテラかっこいいというwww -- 名無しさん (2011-10-09 12 55 12) 評価されるべき(笑) -- 名無しさん (2011-10-19 10 07 10) 最初怖い曲かと思ってたのに真逆wwセンス半端ないww -- 名無しさん (2011-12-19 17 39 52) シュールな歌詞+かっこいい曲=すげぇ面白くなるww -- 魔堕羅 (2012-01-24 17 01 11) ここのコメント少ない・・・ -- 名無しさん (2012-01-29 17 30 46) 僭越ながら作者様のコメント(ttps //twitter.com/lwanvonling/status/172325439988174848)を受けて修正させていただきました。 -- 名無しさん (2012-02-22 23 27 12) ハンパないな -- 名無しさん (2012-05-20 05 07 00) これ大好きすぐる リズムいいし -- 謝名堂。 (2012-09-30 10 07 36) センスありすぎ!大好き!wwww -- しゅんか (2012-12-02 23 20 16) たまたま見つけたんだけど壮大www格好良い+シュールってどう例えれば良いんだ?ww -- 名無しさん (2013-08-31 20 51 41) 自然豊かなんだなで納得www都会で現在だったら女なら襲われてるもんなwwwはあ -- 名無しさん (2021-01-09 17 36 46) 名前 コメント
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作詞:ドンガリンゴP 作曲:ドンガリンゴP 編曲:ドンガリンゴP 歌:巡音ルカ 翻譯:gousaku 這回是蝸牛嗎 就這麼想被踩啊 這麼想嘗我鞋底的滋味嗎 半夜12點多 外出買點心的我 走在 黑暗的夜路上 突然 從腳邊 傳來了什麼柔軟的觸感 猛地一踩 就放出強烈的殺氣 我高傲的平衡 就在此瞬崩潰瓦解嗚啊 搞什麼啊是網球嗎 怎麼會掉在這啊 是從附近的球場滾過來的嗎 「幸好沒摔倒」 我這樣想著 卻還不知道這就是慘劇的開端 從此以後我的生活 仿佛什麼也沒發生一樣繼續著 一天又一天 走在去便利店的夜路上 來來 往往 要說有什麼變化 就是每天的步行 都變得像冒險一樣 今晚也會有什麼 趁我不備 前來被踩吧吧吧吧吧吧吧! 剛才有什麼動了!在黑暗中有什麼動了! 雖然我只用了0.2秒避開了沒踩到但是你這傢伙到底是什麼啊——! 搞什麼啊是黑貓嗎 你也太難看清楚了 我夜視能力不好求你事先稍微叫個一聲啊(喵~?) 從此以後我所居住的世界 離地的10公分左右就成為了 戰場 野獸無聲咆哮的路上 今夜的月色渴求著鮮血 開玩笑的啦 沉浸在妄想中時 總會因踩到什麼的預感而醒來 這回是什麼! 搞什麼啊是溝鼠嗎 別給我突然竄出來啊 果然是被剛才的黑貓追到這的嗎 接下來是胡蜂嗎 幹嘛不飛起來啊 !啊快停下 對不起對不起求你別再亂飛了 再來是蛤蟆嗎 自然生態資源還真夠豐富啊 這裡是自然的惡敵的地下老巢嗎 今天的是刺蝟啊 真是個不想踩到的傢伙 今天的是招潮蟹啊 這裡又不是海邊 今天的是「什麼蟲子」啊 總覺得微妙地帶著紅色 今天的是「誰啊你這傢伙」!? 我簡直言盡詞窮了 不管在差點踩到時 險險避開多少次 都會有更稀奇古怪的障礙跑來向我訴說 「叫了你別躲啊 躲了也沒用啊 踩上我吧踢開我吧就這樣背負著罪惡活下去吧」 接下來以前看不見的障礙物 連分子原子誇克級別的也能看見了 最終連 落下腳步也害怕起來 會不會踏碎地面 就這樣掉到哪裡去呢 這回是地球嗎 還真是想踩踩看啊 既然如此 就好好嘗嘗我鞋底的滋味吧 其實うp主寫的說明都超有趣,但是因為很長,希望能慢慢補全吧