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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓ 【名前】:凪島 カヲル 【属性】:中立・無 【残令呪数】:蒼 穹 空┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ 【特徴】:魔術師 【ランク】:A++ 【魔力】:50┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛ -― ` 、 ,. ´ ヽ / ' \ ー=二 ´ / / 、 / / ' , ; ! ヽ / ,イ ; ', ' / ' / / , ソ i \ /'"/ / //`/ ./// ' ハ l 、 ̄`. / / ,// /'" //,、``/ ' ,l 、 _ゝ、 / Vッ.' , ' , / l ! \. 〃/l ` / イ / /-、 , 丶 ゝ /' !` '/,. '//; } ノ /\ 、` ` ` /'" .-、_ー イ ! _. -ゝ _ . ´ /,イ 、 .lヽ、{. / ,. ' ', ´ Vヽゞヽ. / , ´ , } / .ト、 ' { ', / , / } 、. / ' l / / ' / / ; ',/、 ` ,. '" / \. , ' 〈 / \ l`ヽ ' 、. / .} }./ ` .! ヽ / ヽ / .l .l ヽ ̄´ \ / ', l .l ノ ` 、 \ , l_ '" / / / , l. l ' ' ' /┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ◆超人 人のまま人を超えた人。 精神的、肉体的どちらも人からずれた存在。 ◆十二支ん 神獣の加護を授かった、人間。 はっきりとした正体は彼は知らない。 ◆魔性の色香 彼のもつ他者を魅了する雰囲気。 二三言葉を交わすだけで皆彼に好印象を感じる。 ◆蒼穹 彼の精神性の表れであり、彼の第一印象。 澄み渡る空のように、届かず、揺らがず、澱まず、濁らない。 ◆ラッキースパイラル 幸運の連鎖、ドミノ倒しのように次々と淀みなく彼には幸運が訪れる。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【解説】 冬木に住む弱小魔術師の一人息子。 彼等は心象風景内に世界を創造し、内なる根源の創造を目指していた。 その中で、少年は神獣に愛され、一息で彼等の目的は達成される。 だが、出来上がったのは何者にもなれない空虚な、感情のない、空の心象風景だけだった。 冷たい心で、ただ命じられたままに聖杯戦争を戦っていく。 空虚な心で、ただ敵対者を容赦なく、手段を選ばずに斃していく。 最後の二人になった時、眼前には正反対の邪悪な黒が現れていた。 全てを焼き、飲み込んだそれを……少年は、その発生源ごと固有結界に封じ込める。 莫大な呪いと魔力を、そのままただ空虚な蒼穹に、何者にもなれない青い空に放り込む。 泥を内包し現れた影響は、彼を少しだけ、ほんの少しだけ、感情を与えた。 そうして、初めての感情は不慣れなまま、行き過ぎた隷従や深すぎる友情だった。 そんな感情を少しだけ楽しみながら、彼は初めて、誰かの役に立ち。 その愛されるだけの人生の幕を下ろした。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
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[部分編集] ii ___lll ,イ弋、 ヽ、llll / ,'‐'、ヽ ,/ llllll l `‐‐弋‐く=ヽlllllll l l ' ',, / Y ´llllllli l ヽ、 / l llllllll .l l `l´ `´ lllllllll l l l l llllllllll ``i‐-、____,-‐illllll/へへへ==三三_l__Llll廴__ {_l ヽ ``‐、 ̄ ̄ ̄´ `ヽーl ヽ ∨ /__ ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` / ̄╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 【デッドプール】+5 ♂種族:不明性格:ふりーだむLv.30HP 595MP 1200こうげきりょく A+しゅびりょく Aすばやさ A+かしこさ B++せいしん B++【呪文】 ザオラル 消費40 味方単体を中確率で蘇生させる【回復】 パルプンテ 消費100 何がおこるか分からない【特殊】【特技】 調査 消費0 敵単体の能力値と【呪文・特技】【スキル】【耐性】のいずれかを見破る【特殊】 カタナラマ! 消費10 刀を思い切り振るい、敵単体を真っ二つにする【斬撃】 ハッピーハッピートリガー 消費50 敵単体に向けて2丁拳銃を乱射する【銃撃・遠距離】 死者選別の鎌 消費20 敵単体に中確率の即死攻撃【斬撃・単体・即死】 牛乳一気飲み 消費20 このキャラのHPを完全に回復する【回復】 イマージーン! 消費50 味方全体の気力を10上げ、行動不能になった敵の気力を10下げる【補助】 落とし穴 消費100 戦闘不能になったキャラを除外して蘇生不能にする【妨害】 生存戦略 消費200 敵味方問わず、戦闘不能になったキャラ単体をHP全快で蘇生させ、自由に操れる。 この技で蘇生したキャラは1度行動すると除外され二度と蘇生できない【蘇生・洗脳】 輪るピングドラム 消費1000 自分にメリットしかないパルプンテを3回連続で唱える【特殊】 よげんの書 (120) 消費500 敵単体の次のターンの行動を預言する【特殊】【2/戦】 しんよげんの書(150) 消費1000 敵全体の次のターンの行動を預言する【特殊】【1/戦】【パッシブスキル(補助)】 死神 / 【即死】の成功率が上昇する ネオポジティブ / 気力が下がらない。むしろターン終了時に気まぐれで上がる。【パッシブスキル(妨害)】 固有結界『拘束具』 / このキャラが登場した際、敵全体のそのターンの行動を低確率で封じる くたばれ愚か者 / このキャラが生存している限り、HP1のキャラは敵味方問わず問答無用で戦闘不能になる ブーイング / 登場時、敵の気力を10下げる【1/戦】【パッシブスキル(防御)】 ヒーリングファクター / 低確率で受けたダメージの半分を回復する テレポート / 低確率で敵の攻撃を完全に回避する【パッシブスキル(特殊)】 第四の壁の破壊 / メタァ 三途の川の渡し守 / このモンスターは戦闘不能にはなっても死亡はしない【アクティブスキル】【最大発動数:2】 距離を操る程度の能力 / 自分の攻撃が全て【遠距離】属性になる【2/戦】 運命 / 調査を行った時、相手のステータスを全て開示する【1/戦】 マーシャルアーツ / 【物理】の後、【特殊】を使用できる【固有スキル】 不死の呪い / 戦闘不能中、ターン終了時に低確率で蘇る(P/防御)【耐性】 船頭 / 軽減:【氷】 神 / 無効:【即死】【魅了】【洗脳】 このキャラの耐性は貫通できない。このスキルはあらゆるスキルの最上位にある。まだスキルは完全ではない。
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【元ネタ】 現実という名の黙示録 【CLASS】 アサシン 【マスター】 【真名】 ■■■■(あまりに恐ろしい名称であるために伏せられている) 【性別】 不明(※基本的にみんなが見る物は女性) 【身長・体重】小さい・軽い 【属性】混沌・恐 【ステータス】筋力E 耐久A+ 敏捷A+ 魔力B 幸運A 宝具EX 【クラス別スキル】 気配遮断:EX 誰か、こいつらを見つけて殺してくれ。 俺にはムリだ。 【固有スキル】 飛翔:D 翅を羽ばたかせて飛ぶことによって一時的に空を舞う事が出来る。 対象に向かって翔ぶと精神を侵食する事が可能。 仕切り直し:A+ どんな状況でも戦況をターンの最初に戻す事が可能。最早呪いの域。 生存本能:EX 不死身に近く 頭が潰されても餓死するまで一週間は生き延び、 頭部だけでも栄養分の枯渇まで数時間は生き続ける生命力を持つ。 サーヴァンドと化した事により魔力供給さえ有れば焼かれたりしない限り不死身と言って良い。 【宝具】 『一匹見たら三十匹(えたーなるぴっとほーる)』 ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 冥府に繋がる暗黒の穴からアサシンの同属である漆黒の魔蟲を召喚する。 この魔蟲はアサシンと同等のステータス・スキル・宝具を持っており、 最初の内に潰しておかなければ際限なく増殖し、漆黒の濁流となって冬木市を埋め尽くすまで止まらない。 『頭文字G』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:5人 黒い悪魔の身体そのもの。 彼らを視認したものは、その対魔力や対精神干渉スキルの有無、 ランクの高さに関わらず、一様に恐怖を覚え、パニックに陥る。 2億年の年月を経た、究極の呪いである。 【解説】 ――ここに、人をはるかに超えた歴史 二億年の蓄積を持って、我は無限の繁栄を宣言す―― 天に、青空が広がった。 光が照らし出す四方の世界が、塗り替えられていく。 穢れを知らぬ青、穢れを知らぬ緑、 これこそは既に失われた彼らの故郷。 無限の繁栄を気づいて生きた礎。 「固有結界だと、雑種――!」 「こここそが我らが故郷、我らが繁栄の原典。 貴公ら全てよりも古い、原初の世界。 唯一人見れば三十生ず、その無限の連鎖をもって汝を討つ。 ・・・・・最後に、我は雑種ではない。 この名を刻め、わが名こそ■■■■■■■■!」 外道王「む?新たな王が現れたか」 蹂躙王「ふむ、一つRAPEしてやろうか。王の洗礼として」 騎士王「蹂躙王、そのような不埒な振る舞いは許しません」 征服王「ふふふ、どのような王がくるのか楽しみだな」 繁殖王「・・・カサカサ」 一同「ギャァァァァアアアアアアアアア!!」 英雄王「フン、殺虫剤の原典たる宝具の前では、さすがの奴らも近づけまい」 繁殖王「――愚かなり、英雄王。 汝が仕掛けた技は、我らは既に5000年程前の最近、凌駕した技―!」 冬将軍「ふふ・・・知っていたかしら? 私の世界は、貴方たちを駆逐する――」 (■■■■は基本的に暖かい場所に存在する昆虫です。北海道にも殆どいないくらい) 熊太郎「クマクマ(非常食として頂きますよ)」 金太郎「結構美味いなこれ」 熊太郎「クマ~クマクマ(金ちゃん生で食べるのは人としてどうかと思うクマ…)」 ■■■■「我らを殲滅する事など、この2億年の内に貴様らは出来たというのか?」 ■■■■「貴様たちが我らを滅するのではない。 先住たる我らが、新参たる貴様たちを滅するのだ」
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「ジュラル星人め!よくもこんなキチガイ聖杯戦争を!」 偽りの未来の街の夕焼けの下、一人の異装の少年が怒りの叫びを上げていた。 彼の名は泉研。もう一つの名をチャージマン研という。 警視総監の依頼で精神病院に患者を装って潜入していた際、院内でおかしな木片を拾い上げ そして気がつくとこんなところに転送されていたのである。 「英霊を七種のサーヴァントとして召喚し、万能の願望器・聖杯を賭けて最後の一組になるまで戦わせる聖杯戦争…… ジュラル星人の仕業に違いない!」 研はそう断言した。特に理由は無い、悪事がジュラル星人の仕業なのは当たり前である。 おそらく研を抹殺するためにこんな聖杯戦争などというキチガイじみた催しを開いたのだろう。 回りくどい手が好きなジュラル星人ならそのくらいはする。 他の参加者やサーヴァントもジュラル星人の変装か、もしくはジュラル星人に改造されてその手先と化した人間ロボットに違いない。 かわいそうな人間ロボットは殺すより他ない。そんなかわいそうなお友達を大量に送り込んできたジュラル星人の卑劣な作戦に、研の正義の怒りは否応なく燃え上がった。 「ジュラル星人!今度という今度は許さないぞ! 」 一度も許したことのない男、チャージマン研はジュラルに宣戦布告すると、隣に立つ赤と白のヒーローに話しかけた。 「ランサー、君もそう思うだろう?」 「――――」 一目見ただけで人間じゃないと分かるそのサーヴァントは、研の問いかけに黙して語らない。 その黄色に輝く両目は、血のように赤い夕焼けの空へと向けられていた。 「そうか、ランサーは口が利けないんだね。さ、なんでも言ってごらんよ」 文章で見ると畜生としか思えない台詞を言いつつ、研はテレパシーでランサーの心中を覗く。 そこには殺意しかなかった。 常人が触れたならば発狂死するような殺意の奔流を覗きながら、しかしチャージマン研は微笑んでいた。 「ランサー、共に地球の正義と平和を守るものとして、力を合わせてジュラル星人を全滅させよう。 さあ、まずは帰って夕食だ!」 研の明るい言葉に、かつて赤い通り魔と恐れられたサーヴァントは静かに肯くのだった。 【CLASS】 ランサー 【真名】 レッドマン@レッドマン 【パラメーター】 筋力:A+ 耐久:B+ 敏捷:B+ 魔力:D 幸運:B 宝具:EX 【属性】 中立・悪 【クラススキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【保有スキル】 鬼畜ヒーロー:A 敵と見なした相手に対して容赦なく攻撃するさまを表したスキル。 一切の精神干渉を無効化し、説得や命乞いも聞き入れない。 殺生衝動:B 生物を殺したいという衝動。 標的を殺害したあと、死体をしっかりと確認する。 殺したことの充足感に満ち溢れると、胸を張り虚空を見上げるポーズをとる。 また、かなり満足すると右腕もあげる。 飛行:― 設定上は空を飛ぶことができるが、魔力(予算)の都合上このスキルは失われている。 光線:C 腕先から破壊光線《レッドサンダー》を発射する。 予算(魔力)の都合上、一度の聖杯戦争で一回しか使えない。 分身:B+ まったく同一の能力を持つ分身体を一人作れる。 予算(魔力)の都合上、一度の聖杯戦争で一回しか使えない。 【宝具】 『赤い通り魔(レッドファイト)』 ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:???? 最大補足:???? 虐殺の固有結界。展開されるのは何の変哲もない原っぱや造成地や野山や砂浜の風景だが その中に巻き込まれた者は、サーヴァントか否かの区別なく一切の武器と特殊能力が使用不可となり さらに外見もクタクタになって、ランサーとプロレスじみた格闘をすることになる。 ただしこの固有結界が展開できるのは尺の都合上三分間が限界である。 『劇終・赤崖投棄(レッドフォール)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:3~5 最大捕捉:2 出現させた崖に相手を投げ落として殺す必殺技宝具。 因果逆転の呪いにより、「崖から転落して死亡」という結果を作ってから「崖から投げ落とす」という原因を作る。 つまり必殺必中の一撃を可能とする。 かつて星の勇者を倒した最強の宇宙恐竜もこの宝具で抹殺された。 【weapon】 「レッドアロー」 石突が十字架の形をしている手槍。手に持った状態で相手を突き刺す、投擲武器として用いるなど汎用性が高い。 また、至近距離からの投擲では怪獣の胴体を二体まとめて串刺しにするほどの驚異的な貫通力を誇る。 また、刺さると爆発する(本体は残る)こともある。 「レッドナイフ」 短剣と呼べるサイズの大型のナイフ。 先端から「レッドショット」として弾丸を発射することも可能。 また、レッドアローと同じく投擲武器として用いる場合もあり、レッドナイフが命中した部分は発火炎上する。 全部で三本ある。 【人物背景】 円谷プロダクションが製作し、1972年4月24日から10月3日まで、日本テレビ系の子供番組『おはよう!こどもショー』内で放送された、特撮コーナードラマの主人公。 レッド星雲のレッド星からやってきた平和を愛する戦士。ウルトラマンに似た目の赤と白のスーツが特徴。 一切容赦しないファイティングスタイルが見もの。特に悪さもせず徘徊しているだけの怪獣に突然襲い掛かり、馬乗りになって武器で滅多刺しにしたり、撲殺したり 何度も頭を地面に叩きつけて頸椎を180°へし折ったり、崖から突き落としたりと残酷極まりない戦い方をする。 また「イヤッ」「ハッ」などの掛け声と必殺技の名前(「レッドアロー!」など)を発するのみでセリフが存在しない。 2013年にウルトラマンが「最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」としてギネス世界記録に認定された際には、本作もウルトラマンの派生作品の一つに数えられている。 【サーヴァントとしての願い】 敵を殺す。 【基本戦術、方針、運用法】 基本的には刺殺(メッタ刺し) 尺の関係から戦う時は短時間で済ませたい。 【マスター】 泉研@チャージマン研! 【参加方法】 潜入捜査中の精神病院で『ゴフェルの木片』に触れた。 【マスターとしての願い】 ジュラル星人(ムーンセル)とその手下の人間ロボット(他のマスター・サーヴァント)を全滅させる。 【weapon】 「スペクトルアロー」 チャージマン研の強化スーツ。 変装前と変装後の見た目の変化は着替えているのではなく、この服が変化しているらしい。 光のエネルギーを吸収してパワーとする。変装するためには光が必要。(火花程度の明かりで可) 「アルファーガン」 チャージマンが携帯する銃。 銃から放たれる黄色い光線が命中すると基本的に一撃で攻撃対象を破壊・殺傷する。 赤い光線を放つ麻酔銃モードもある。(麻酔銃モードでもジュラル星人を射殺している) 命中してもないジュラルにも殺傷能力があるため、追尾能力がかなり高いと思われる。 「ビジュームベルト」 チャージマンのベルト部分に装着されてる変装シーンで回る装置。 回転させると竜巻や電撃を発射することができる。 「ガドロシューズ」 チャージマン研の靴。ジェット噴射機能を内蔵する。 【能力・技能】 普段は普通の少年だが、事件が起こると光の力で地球の味方・チャージマン研に変装する。 敵であるジュラル星人に対しては一切の情け容赦をしない。ジュラル星人が無抵抗でも躊躇なく撃ち殺す。友達として接触していたジュラル星人でも正体がジュラル星人だと判れば即座に射殺する。 戦闘能力が高く、毎回敵と激しい戦闘を繰り広げるが苦戦することは少ない。変装前でも殺人ボクサーを殴り合いで圧倒する程度の力を持つ。テレパシーも使える。 【人物背景】 地球を守る正義のヒーロー。敵に対する容赦の無さと尺の都合によるぶっ飛んだ行動によりキチガイなどと呼ばれるがそれはチャージマンの評判を落そうとするジュラル星人の流言蜚語である。 【方針】 鏡に映らない→ジュラル星人だ!殺せ! 鏡に映る→ジュラルに改造された人間ロボットだ!お許しください! ジュラル星人、全滅してやるぞ!
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祭推理考察まとめ 澪尽し編をクリアしていることが前提。ネタバレ注意。 祭推理考察まとめ [#fc17865e] キャラクター [#d66534e7] 鬼隠し編 [#x8b5f2c6] 鉈レナから逃亡し辿り着いたダム工事現場で、圭一を襲った二人組は誰? [#y8cda179] 綿流し編 [#ncf531bb] 祟殺し編 [#ua297e54] 詩音の自殺 [#af8d6201] 暇潰し編 [#e3335d53] 目明し編 [#xbdf75e1] K1の固有結界【けいいちのこゆうけっかい】(能力) [#g1a849a0] 罪滅し編 [#kf55cd14] 皆殺し編 [#w2626821] K1の固有結界【けいいちのこゆうけっかい】(能力) [#i47319ec] 鉄平殺し [#k08ac406] 盥回し編 [#p498335a] 憑落し編 [#x197dd7f] 澪尽し編 [#q56b7485] 圭一の謝罪 [#h3f413d6] その他考察 [#r7722d6e] Frederica Bernkastelの詩追加部分 [#xcdbac86] 二年目の祟りの真相 [#g3c69587] 四年目の祟りの真相 [#g3c50587] 主人公達の年齢は?祭 [#o9b3b55e] 「レナはオヤシロ様の事になると笑い事ですまない」について [#k19b1e30] 鷹野三四は何故真相を知りながらスクラップ帳を作ったのか [#x54d18a6] キャラクター 前原圭一 親戚の葬式で東京に戻った他に、最後にモデルガンで傷つけた少女に一人で謝りに行った。 (澪尽し編より) 鬼隠し編の冒頭では、なでるのが好きだった、はにかむ笑顔が好きだった。とある、基本的に圭一は、レナをよくなでていため、最後の言葉は、レナに向けて言ったものと考えられるのではないか? 竜宮レナ 茨城の事件でレナはL5になりかけたが、たまたま『東京』の耳に入って入江の新薬の実験台になる形でそれを免れている。また、レナにとっての「オヤシロ様」は自己の脅迫概念と化している節があり、羽入の助言と圭一の説得によりそれから開放された。 (澪尽し編より) 古手梨花 皆殺し編の最後に知った真犯人の記憶の継承に成功する。 (澪尽し編) 北条沙都子 澪尽し編での沙都子の独白によると、 沙都子は事件直前に両親を信じ和解。老朽化した柵が壊れ転落しただけの偶然の事故であり、両親はせめて沙都子だけでも救おうと必死だった、とのこと。 北条悟史 祭囃しと同様に、L5状態が治まらず入江診療所の地下で治療中。終盤に詩音がその事実を知り暴走するが、ほぼ同時期に沙都子もその事実を知り説得する。またラストシーン及びEDカットで、回復、復帰し沙都子と詩音と再会を果たしたと思わせる描写がある。 (澪尽し編) 園崎魅音 圭一に委員長の座を明け渡したり、東京の学校に進学して見識を広めたいと発言するなど、頭首の責任感の裏にあった弱さをあまり隠さなくなっている。 (澪尽し編) 園崎詩音 沙都子のために鉄平殺害まで犯している。 (憑落し編) 色々な経験の末に攻める事だけがアイデンティティでない事を悟り、看護学校への進学を決意する。 (澪尽し編) 赤坂衛 澪尽し編では、 祭囃し編程ではないが鉄平にボコられる圭一達を助けたり、『東京』の背後関係を調べて野村をとっちめたり、カーチェイスでハイテンションになったりとそれなりに活躍。 北条鉄平 澪尽し編では 圭一たちをボコっている最中に赤坂が介入。麻薬常習者だったことがバレ(?)たため、森の中に逃げ込むが、そこで鷹野と遭遇。警察から逃げるための人質にしようとするが、その場で彼女に発砲され、威嚇射撃で気絶。その後富竹の変わりにL5末期症状に陥り、喉を掻き毟って死亡。いつもの舗装道路に捨てられる。 北条(実父) CS版の声優は鉄平と同じく宝亀克寿。 →セリフ的にもまさしくてっぺい☆。 間宮律子(源氏名・リナ) 澪尽し編では、 上納金に手をつけようとするも、圭一達の策によって失敗し、レナが父親と真剣に相談したことで結婚詐欺にも失敗。腹いせに入江診療所に侵入し、偶然地下研究室を発見。その場で鷹野に捕らえられ、実験台にされた模様。 鷹野三四 本名は田無美代子。 怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊るを参照。(澪尽し編) 小此木 澪尽し編では、 祭囃し編とは違い、タイマンもしなければ組み手をすることもなく、沙都子のトラップの小麦粉粉塵爆発でチ−ン(その後の通信から死んではいないようだが…) 岡村傑・富田大樹 澪尽し編では圭一と名前で呼び合う仲に。 鬼隠し編 鉈レナから逃亡し辿り着いたダム工事現場で、圭一を襲った二人組は誰? ダム現場=谷河内だとしたら山狗達の施設があるため排除しようとした? (澪尽し編) 綿流し編 祟殺し編 詩音の自殺 ひぐらしのなく頃に祭OPでレナの帽子を見つめる病室の詩音と関係があるのでは?(盥回し編・憑落し編参照) 暇潰し編 目明し編 K1の固有結界【けいいちのこゆうけっかい】(能力) 内容に関してはネタ参照 祭では著作権及び規制に触れまくる部分が多いのか結構改変されている。 罪滅し編 皆殺し編 K1の固有結界【けいいちのこゆうけっかい】(能力) 内容に関しては皆殺し編参照 祭では著作権に触れまくる部分が多いのか後半の部分が結構改変されている。 鉄平殺し (ケース1〜4までは皆殺し編参照) ケース5:圭一・詩音・レナの共謀 憑落し編参照。 盥回し編 憑落し編 澪尽し編 圭一の謝罪 澪尽し編で圭一は親戚の葬式で東京に戻った他に 最後にモデルガンで傷つけた少女に一人で謝りに行った。 これはいくつもあった世界で初めての事。 なぜ行ったのか? 罪を犯した自分が贖罪を親に肩代わりさせ、その影に隠れたのが許せなく、せめて親にかぶってもらった本来の責任と罪だけは自分の手元に戻しておきたいと思ったから。 扉の向こうには 怪我が治り包帯が取れていたかつての少女の姿があった。 今度は自分がみんなを守って、傷つけない人間でいると決心した。 その強い心で梨花を、雛見沢のみんなを守った。 なぜ今になってそこまで出来たのか? 圭一は罪滅ぼし編で梨花に許された事を直感で覚えていた。この世界では自分の罪をちゃんと本人相手に償いたかったから。 その他考察 Frederica Bernkastelの詩追加部分 鬼隠し編(以下PS2版羽入の台詞) 始めは、ちょっとした不安だった。誰かを傷つけたいなんて、考えもしなかった。それでも、不安は孤独を生んで、そして疑念へと変わり、やがては、黒い殺意が心を闇に閉ざしていった。戻らない日常、少年は、足を踏み出す。その先が、奈落の底だとも気づかずに。ひぐらしのなく頃に祭第弐章 鬼隠し信じたいと思う気持ちが生んだ悲劇。流した涙は、懺悔か、それとも怨恨か。 綿流し編(以下PS2版羽入の台詞) 本当に伝えたいのは、別の言葉だった。本当に感じたいのは、違う心だった。すれ違いが溝を生み、ためらいの気持ちが、人を恐怖へと沈ませる。もう、誰にも止められない。冷たい感情が、剥き出しの心を深く、残酷に抉っていく。ひぐらしのなく頃に祭第参章 綿流し何故あの時と呟く、後悔の言葉。それはもはや、虚しい響きだった。 祟殺し編(以下PS2版羽入の台詞) 守りたいと思う心に、嘘はなかった。大切にしたいと思う心は、誰よりも強いはずだった。優しさから生まれた黒い感情は、やがて殺意へと変わり、真っ白だった思いは、赤と黒で染まっていく。それが、守りたかった日常の崩壊を意味していると、わかっていながら。ひぐらしのなく頃に祭第肆章 祟殺し何が間違っていたのか?その答えを探して、悲劇はさらに広がっていく。 暇潰し編(以下PS2版羽入の台詞) それは、誰もが忘れそうなほど地方の、小さな村の出来事。悲劇は幕を閉じ、その傷跡も、消え去ろうとしていた、ある日。青年は、かつて出会った少女に、思いを馳せる。あの日聞けなかった言葉、あの日果たせなかった約束。その後悔と慟哭が、閉じられたままだった運命を開く、一つの光となった。ひぐらしのなく頃に祭第零章 暇潰し運命は幸せだけじゃない。でも、不幸を望む人なんて、誰もいない。 目明し編(以下PS2版羽入の台詞) 淡くて儚い、シャボン玉のような恋心。空を望めば、やがて壊れて消えるように、少女の想いは、虚しく叶わなかった。流した涙は、血の色となって生贄を求め、口を突いた悲しみは怒りとなって、殺意を生み出していく。純粋すぎる黒は、全てを飲み込んで、闇を広げる。やがては、自分自身でさえも。ひぐらしのなく頃に祭第伍章 目明し生まれてこなければよかったのか?血みどろの手は、虚空すら掴めなかった。 罪滅し編(以下PS2版羽入の台詞) 笑い続けていれば、いつか幸せになれると信じてきた。誰かのことを思えば、相手も自分を思ってくれると、信じてきた。悲しかった思い出を置き去りにして、少女は、明日を見つめようと前を向く。甘えず、頼らず、たった一人で未来を切り開くために。その先にあるのは、幸せか、それとも不幸せか。ひぐらしのなく頃に祭第漆章 罪滅し誰かを愛したかった。でも本当は、誰かに愛されたかった。 皆殺し編(以下PS2版羽入の台詞) 傷つけば傷つくほど、心は臆病になっていった。悲しい思いが深ければ深いほど、幸せを喜べなくなっていった。幾千度と繰り返されてきた、同じ時間、同じ世界。笑顔を忘れてしまった少女は、心に鍵をかけて、引きこもった。その隙間から射し込んでくる光に気づいて、顔をあげる。パンドラの希望は、本当に存在していたのだろうか?ひぐらしのなく頃に祭第捌章 皆殺し取り戻した勇気と共に、明かされた闇の真実。諦めていた未来は、すぐ目の前にあった。 盥回し編の詩 あなたの見たいものは、なんですか?私がそれを見せてあげましょう。あなたの聞きたいことは、なんですか?私がそれを教えてあげましょう。だけど、期待はしないでください。目と耳を閉じているあなたにはきっと無駄なことだから。 以下羽入の台詞 人は誰しも、辛いことから逃げたがるもの。人は誰しも、現実よりも夢を見続けたいもの。越えるべき壁、向き合う現実から目を反らし続けた先に、手に入れるものは、一体なんなのか、そして、失ったものは。ひぐらしのなく頃に祭第壱章 盥回し逃げることは罪じゃない。でも、現実は夢のように甘くなかった。 憑落し編の詩 罪を犯すことは怖くない。怖いのは、それを認めること。罰を受けるのは怖くない。怖いのは、その痛みを知ること。世界から罪と罰はなくならない。だって、人間は未来を知ることができないから。 以下羽入の台詞 幸せになるために、彼らは命をかけて努力した。お互いがお互いをわかりあい、固い信頼で結びついていた、はずだった。優しさ、思いやり、信頼、愛情。そんな思いが、駒を返すように、白から黒へと変わって行った時、絆は脆くも崩れ去って、思いもしなかった悪夢が、彼らを包み込んで、心の闇を晒け出して行く。ひぐらしのなく頃に祭第陸章 憑落し誰も、憎んでいたわけじゃなかった。ただ、ほんの少しの誤解が、全てを変えてしまった。 澪尽し編の詩 誰だって幸せになる権利がある。難しいのはその享受。誰だって幸せになる権利がある。難しいのはその履行。私だって幸せになる権利がある。難しいのはその妥協。 以下羽入の台詞 祟りなんて、本当は存在しなかった。ある者にとっての悲劇は、真実の中では、単なる喜劇だった。神になりたかった者、神とされてしまった者。二つの思いが交差した運命は、たくさんの心と、一つの光に導かれて、終焉の時を迎える。最後に振られたサイコロの目は、果たして、幾つの数字を打ち出すのか?ひぐらしのなく頃に祭最終章 澪尽し運命の迷い子達よ。さあ、カケラを紡いで、未来を開け。 二年目の祟りの真相 CS版澪尽し編にて。 車の中で休んでいた沙都子だったが、独りでいる事に寂しさを感じ車外へ出る。展望台にて話をする両親を見たことで自分を殺す相談をしているのではないかと疑心暗鬼に陥ってしまう。だが沙都子の耳に届いた言葉は彼女の想像とは真逆のものであった。自分の容姿と村での立場、夢にまで見た家族を手に入れた喜びのあまりの勇み足で悟史と沙都子につらい思いをさせてしまっている事を嘆く義父。寂しさのあまり恋人にいい顔を見せようと沙都子に冷たくしてあたってしまった事を反省する母。北条夫婦は子供達の事を疎むどころか誰よりも愛していたのだ。子供達の未来に想いを馳せる二人の姿に沙都子の心を蝕んでいた闇は晴れていった。嬉しさのあまり両親の胸に飛び込む沙都子。彼女を受け止める両親。この瞬間彼らは本当の意味で家族になれたのだ。だが、それと同時に悲劇が襲う。老朽化していた柵が彼らの体重を支え切れず崩れてしまったのだ。宙に投げ出される三人。北条夫婦はとっさに沙都子を突き飛ばす。それによりかろうじて沙都子だけは助かり、その様子に安堵した北条夫妻は濁流に消えていった。……これが北条夫婦転落事故の真相である。ただ、沙都子自身の見解なので違う可能性もある。 四年目の祟りの真相 CS版澪尽し編(・原作では祭囃し編)にて。 去年の綿流しから数日後、入江は悟史から自分が叔母を殺害したことを打ち明られる。悟史は警察に自首する前にせめて沙都子の誕生日プレゼントだけ買っておきたいと言われたので、入江は悟史をおもちゃ屋に送迎した。ぬいぐるみを購入後、そのまま警察署へ向かう途中で悟史が突然暴れだし入江に攻撃、その後悟史は自分の喉元を掻き毟り始めた為、雛見沢症候群の発病を知る。入江は、仕方なく偶然持っていた睡眠薬で眠らせた後、入江診療所の地下研究室に運び検査したところL5を確認する。通常ならマニュアルに従い安楽死を行わなければならなかったが、今後の医学の進歩という一縷の望みを賭け、上層部と周囲のスタッフを説得し、悟史を新薬の被検体という名目で地下室に閉じ込めることになった。入江は元気になった状態で詩音と沙都子に会わせ、その時に打ち明けるつもりだったが、思いのほか進展せずに、そのまま打ち明ける機会が訪れないまま五年目の祟りとなってしまったのである。 主人公達の年齢は?祭 年長組は中学生 盥回し編で圭一はレナに「最近同い年の女と友達になった」と嘘をついた。その際に「興宮の中学なんて知らない」と発言しているので圭一は中学生。--上記から、「同い年の女」は本来は魅音・詩音を指しているので、魅音・詩音も中学生の可能性が高い。 年長組は高校生 澪尽し編から、 図書館でのラブラブデート中、1)お前よく今まで進学できたな(圭→魅)2)うちの学校は世界の国の首都がいえたら合格できる(魅→圭)より※魅音は「学校」(高校の意?)と「大学」と言う言葉を使い分けている節がある? →すると二人とも中学生となるが、高校生と考えるほうが普通に聞こえる。3)圭一が魅音に、義務教育で習っているはずだろ、と突っ込みを入れている→現在は義務教育終了後つまり中学卒業後 4)魅音の受験勉強は圭一と同じ大学に行くため→大学受験だから今は高校生 年長組は高校生でほぼ確定。ただし、澪尽し編のみの設定である可能性もある。 義務教育でも原級留置は存在する。 雛見沢分校が、公立との明確な記述はない。絶対合格するとしても、形式的に試験を行う可能性が高い(圭一やレナは編入試験ということになる) 年少組は小学生 祟殺し編TIPSで「北条沙都子(X歳)」となっていたので、10歳以上の場合「1X歳」と表記されていることと比較すると、沙都子は10歳未満である可能性が高い。 CS版では当該TIPSに年齢の記述無し。こちらもコンシューマー規制? 「レナはオヤシロ様の事になると笑い事ですまない」について 澪尽し編での見解 大体は原作と同じ。(本スレループ推理参照。) 茨城の件でレナはL5になりかけたが、たまたま『東京』の耳に入って入江の新薬の実験台になる形でそれを免れている。また、レナにとっての「オヤシロ様」は自己の脅迫概念と化している節があり、羽入の助言と圭一の説得によりそれから開放された。 鷹野三四は何故真相を知りながらスクラップ帳を作ったのか 澪尽し編での見解 鷹野が詩音にスクラップ帳を渡したのは、園崎家を疑わせて暴走させることにより、警察の操作撹乱を起こして雛見沢内で動きやすくなる事が目的らしい。レナの場合も同様の理由であるといえるが、皮肉にもレナと詩音は鷹野の計画を滅茶苦茶にするほどの暴走を見せるのだから何とも言えない。それに、梨花が指摘するように鷹野もまたこのスクラップ帳に囚われている節がある。
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【CLASS】 ライダー 【真名】 バットマン 【出典】 バットマン 【属性】 秩序・中庸 【ステータス】 筋力:D+ 耐久:C+ 敏捷:D+ 魔力:C 幸運:E 宝具:B 【クラス別スキル】 騎乗:C 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。 対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 【固有スキル】 闇の騎士:A 人々が恐怖する"闇"を味方につけて戦う者。 時間帯が夜の間に限り、Bランク相当の「気配遮断」のスキルを得る。 また、対峙する相手のファンブル率が上昇する効果も発生する。 精神異常:C 精神を病んでいる。 一見平常に思えるが、ライダーの本質は狂気に塗れている。 破壊工作:C 戦闘の準備段階で相手の戦力を削ぎ落とす才能。 ランクCの場合、進軍前の敵軍に四割近い損害を与えることが可能。 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。 単独行動:B マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。 Cランクならば、マスターを失っても二日は現界可能。 【宝具】 『蝙蝠は闇を駆ける(バットモービル)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1 生前の"バットマン"が乗りこなしたとされる物体を召喚、騎乗する。 バットモービルと一口に言えど、その種類はバットマンの歴史の数だけ存在する。 ライダーはそれら全ての召喚が可能であり、同時に手足如く運転できるようになっている。 また、この宝具は"バットマンがこれまで騎乗したもの"を召喚する宝具である為、 改造戦闘ボート『バットボート』、戦闘飛行機『バットウイング』の召喚も可能である。 『衆愚の街、背徳の翼(ナイト・オブ・ゴッサム)』 ランク:EX(B) 種別:対街宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000人 ゴッサムシティのヒーロー『バットマン』の伝承が宝具に昇華されたもの。 ゴッサムで繰り広げられた"バットマンの物語"を疑似的に再現する固有結界。 バットマンが活動していた真夜中のゴッサムを展開、その中でライダーは常に有利な補正を受けれる。 しかし、ゴッサムシティで展開されることで、"異物"のゴッサムと"現実"のゴッサムが融合。神秘としての測定を不可能としている。 本来、この宝具は真夜中のゴッサムシティを再現するだけの宝具である。 しかし、舞台となるゴッサムシティと融合した結果、強制的に常時発動する宝具に変貌している。 この宝具の影響下に置かれたライダーは"バットマンの物語"に即してジョーカーを追う宿命にあり、 それ故に、"バットマンがジョーカーを追う状況"を生み出すのに支障をきたす能力が封印されている。 それはサーヴァントとマスターの関係になっても変わらず、ライダーはマスターであるジョーカーの現在位置を把握できない。 また、これ以外にも何らかの制約、あるいは恩恵がライダーに課せられている可能性もある。 【weapon】 『バットスーツ』 形状記憶合金を主とした素材で作られた伸縮性・防備性の高い戦闘スーツ。 マントにより擬似的な飛行を可能にし、生半可な銃器ではダメージを与えられない。 また、様々な種類の手榴弾、コウモリ型の多目的ブーメラン『バッタラン』や、 ガス圧でワイヤー付きアンカーを射出する『グラップルガン』等、多数な武装を収容している。 【サーヴァントとしての願い】 ゴッサムを護る。
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揺れるカーテンの隙間から、茜色の夕日が差す。慣れ親しんだ思い出の場所、嘗ての教室にそっくりではあるのだが。 窓から見下ろす街の景色はまったく見知らぬものであるし、何よりも。自分は当に消滅したはずであった。 セレクターバトル―――――記憶を盾に戦いを共用される悪趣味な戦争。そこで自分は"彼女"を助けようとして、負けて、消えた。 青いジャージを纏うさわやかな風貌の少年、"白井翔平"は教室の柱にもたれて考える。記憶をたどっても、最も新しい記憶はあの時のものしかない。 何故自分が生きているのか。ここは何処だ。そもそも本当に自分は生きているのかだとか、疑問は耐えないけれど一番はまず。 「分かったかしら。 とにかく、この聖杯戦争に勝てば何でも願いがかなうの。」 と、聖杯戦争とやらについて語っているこの少女は何者なのか。 胸元の大きく開いた、青い軽装のドレスを纏いその雰囲気は明らかに教室に合っていない。 ブロンドヘアーを風に揺らして凛と。まるで絵画のようによく出来た養子である。 余りの混乱に話がろくに頭に入っていない。確か、聖杯を勝ち取るための従者"サーヴァント"とでも言っていたような。 セレクターバトルにおけるルリグのようなものだろうか――――と、そこまで考えて。 「…………無い!?」 ポケット、鞄、どこを漁ってもない。有る筈のカード、居るはずの彼女が居ない。 ドーナ。セレクターバトルのパートナーであり、カードの中の少女。居るのが当たり前の存在だったからだろうか、居ないと分かると急に心細くなる。 一応当然ではあるのだろうか。自分はバトルの敗者であり、戦う資格を剥奪されたのだとすれば。 だが、それでも 「あいつ、こんな時に…………」 そう愚痴らずには居られなかった。 「言ったじゃない。 何を探しているのか分からないけれど、ここは貴方が居た世界とは違う世界。 きっと置いてきてしまったのね。」 「違う? どういうことだよ………えっと、」 「"セイバー" ちゃんと名乗ったのだけど。聞いてなかったのね。」 はぁ、とため息をついた彼女は改めて語りだす。 聖杯戦争のルール、英霊の存在。一通り語り終えた少女は一歩踏み出し、距離を詰めて。 「もう一度言うわ。 この聖杯戦争に勝てば、なんだって願いが叶うの。」 次は決して逃がさない、そう言わんばかりに。二人の距離は零、少女はまっすぐに彼を見上げて。 呼吸の音すら、鼓動の音すら聞き逃せない距離。肌より漏れる熱すら感じるのだろう。 「欲しいものがあるでしょう?したいことがあるでしょう?」 項垂れた彼の耳に、唇を近づけて、囁く。 少年はただ黙って、囁かれる言葉を受け入れていた。 「勝たせてあげるわ――――だから、ね。 私と、やろう?」 甘く、甘く、囁いて。 「俺は―――――――――――」 「――――――降りる。 こんな戦い、やらない方がいい。」 返ってきた言葉の意味が彼女には、デオン・ド・ボーモンには心底分からなかった。 万能の願望器を前にして、戦いを降りるとはどういうことなのだろう。 「戦うのが怖い?それなら心配する必要は無いわ。 戦うのは私、貴方はただ魔力を……」 「違う。」 「戦争といっても、必ずしも殺し合いじゃないの。ただ相手の英霊を戦闘不能にすれば…………」 「それも違うんだ。」 なら何だと言いかけた口は、酷く沈んだ少年の顔を見て閉じる。 「俺にはもう無いんだ。願い事も、守りたい物もさ。 もう何も無いんだよ。」 彼が取り出した携帯電話、その画面に映されているのはとある少女の写真。 黒髪の、明るい雰囲気の少女。それを酷く暗い目で眺めていた。 「セレクターバトルって言うのがあってさ。 俺は前の世界でも戦いに巻き込まれたんだ。 その戦いには………好きな、女の子も巻き込まれてて。何とか守ってやろうと思ってたんだけど、駄目で。 だからもう、俺には何も無いんだよ。」 それを聞いた少女の顔もまた沈む。まるで、少年と共に憂いて居るよう。 そのままゆっくりと、彼の首に手を回す。そのまま、抱きしめるように腕を寄せて――――― 「――――――――――――がっ…………」 少年から漏れる、文字通り声にならない声。首を絞められる鶏のような、そんな風に形容できるその声は 「お前、なん、で………………」 「ちゃんとついてるのかな、って思っちゃったのよ。」 股間を押さえてうずくまる少年を、膝を上げた体制のまま少女があざ笑う。 「アレだけしても反応ないし、女々しいし。 そんなんじゃあどうせ童貞でしょう?そもそもついてても意味無かったかしら?」 嘗て聞き覚えの有る罵倒を食らっても何も言い返せない。その痛みは実質内臓を直接殴られたに等しいらしい。無理も無いだろう。 対して少女は口角を上げたまま、膝を曲げて少年と目線を合わせる。 「何にも無いのは私も同じなのよ。」 そうつぶやけば、いつの間にか笑みは剥がれていて。 真っ直ぐに、彼と視線を合わせる。 「私だって酷いものよ。 仕えた主には弄ばれて、私に同情してくれた王妃はギロチンに送られた。 それでも私は生きたわ。見世物にされたって私は生きた。 だって、悔しかったから!」 自分でも驚くほどに、少女は感情的になっていた。 他人とは、手駒以外の何者でもなかったはずだ。少なくとも、スパイであったデオンはその通りに行動し、それで成功し続けた。 守るものが無くなったと語る少年に、嘗ての自分を重ねたのかもしれない。そして、諦めたような顔をする少年にも自分を重ねて。 言ってしまえば自己嫌悪だろうか。デオンはプライドが高い人物であり、だからこそ見ていられなかったのだろう。 「貴方は何時までそんな顔しているつもりなのかしら。 何度でも言ってあげる。"願いが叶う"の。"取り戻せる"の。 私には絶対に取り返したいものがある。貴方もそうでしょう?」 未だ蹲ったままの少年に手を差し伸べる。 「…………俺、だって!!! 今度こそ森川を守ってやりたい!!」 そして少年は差し伸べられた手を握る。 「良いわ。これなら貴方をこう呼べる―――――"マスター" これより私、デオン・ド・ボーモンは貴方に仕えるシュヴァリエとなる。 さぁ、存分に振るいなさい。」 679 名前:決意/少年と騎士[sage] 投稿日:2017/07/27(木) 00 32 28 ID WHKUIR3Y0 [4/6] 【真名】シャルル・ジュヌヴィエーヴ・ルイ・オーギュスト・アンドレ・ティモテ・デオン・ド・ボーモン 【クラス】セイバー 【出展】史実 【性別】男性 【性質】秩序・中庸 【身体】157cm/45kg 【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B 【スキル】 対魔力 C 騎乗 C 心眼(真) B 修行・鍛錬によって培った洞察力。窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 他国でスパイとして活動し続けた経験から、デオンはこのスキルを有する。 今回の厳戒では騎士としての側面が強調されたデオンよりも、スパイとしての側面が強調されているため、スパイ活動中の様々な逸話に補強されランクが向上している。 麗しの風貌(B) 固有スキル。服装と相まって、性別を特定し難い美しさを(姿形ではなく)雰囲気で有している。 男性にも女性にも交渉時の判定にプラス補正。また、特定の性別を対象とした効果を無視する。 上記と同様に理由により、ワンランク向上している。 【宝具】 『絢爛纏えど騎士を討ち/ローズ・ベルタン』 ランク:B 種別:対自宝具 最大捕捉:1人 ドレスを纏ったまま、当時ロンドン最強の騎士を打ち破った逸話からなる、各部に薔薇の意匠が施されたドレスの宝具。 普段纏うドレスは青色に対し、このドレスは漆黒。常時展開されているものではなく、意図した展開が必要となる。 華が舞うとすら称された、卓越した剣技を振るえばドレスの薔薇より花びらが舞い、周囲に幻惑とステータスダウンを振舞う。 そして最強の騎士を貫いた剣はあらゆる鎧を、概念的なものであろうと"防御"を貫通する。 また、この逸話こそはデオンの武勲の、剣士としての勝利の最たるであろう。即ちこのドレスを着ている限り、彼女は"敗北"をしない。 迎える敗北の形が死であろうと、もしくは他人の死であろうと、彼女がドレスを纏う限りは起こりえない。 『華に生きれど穢わしき/デオン・ド・ボーモン』 ランク:EX 種別:対伝宝具 最大捕捉:際限なし 麗しき女装のスパイとして持て囃され、フランスに尽くしながらも晩年には醜悪な怪物と揶揄され、自慢の剣技すらも見世物とされた彼女の生涯。そこから"成ってしまった"宝具。 彼が死ぬ切欠を作った見世物の決闘場を投影する固有結界であり、その中ではどの英霊も彼のように、"醜いと嘲笑される"のだ。 固有結界内部に居る英霊はその史実に伝わる最も醜い姿に書き換えられ、信仰も嘲笑へと挿げ替えられる。 例えば、"アルトリア・ペンドラゴン"がこの固有結界内部に踏み入れば、妻の不貞を許し、部下に裏切られ殺された無能な王としての姿をとり、宝具を補強する信仰をそぎ落とされる。 【概要】 近世フランスにおける、麗しき女装のスパイ。 人理崩壊時に召還されたデオンとは異なり、スパイとしての側面が強調された別のデオン。 但し暗殺の逸話は持たず、クラス適正そのものは剣士が色濃い。そのため今回の現界においてもセイバーである。 スパイとしてのデオンは、はっきり言ってしまえば"性格が悪い"。 任務は必ず遂行し、間違いなく有能ではあったのだが、周囲の人間を利用するべきとして扱っており、友人と呼べる人間は一切居なかった。 またスパイ活動の後ロンドンへ外交官として派遣された時には、自身が持つ機密文書を盾に贅沢極まりない生活を送っており、国王ですら苦言を呈する程であったと言う。 だが、王がルイ16世へ変わってからの人生は悲惨の一言に尽きる。 フランスを離れていたうちに、デオンは男なのか女なのかという賭けが大流行することとなる。くだらない賭けは過熱し、利益を得るため強引にデオンの性別を確定させようとする輩すら存在した。 そして彼の性別は政治問題にまで発展し、結果。彼は"今後一切女性の服のみを着る"条件を無理やり飲まされ、フランスに帰ったのだ。 50を超えたデオンは最早麗しき女装騎士などではなく、当時の新聞では"ドレスを着たヘラクレス"など、様々な罵声を浴びせられた。 文書を抵当に多額の借金をしていたデオンは、返済の為にまたロンドンへ向かう。当然ながらスパイの任務はなく、収入のなかった彼は自信の剣技を見世物にする決闘をするしかなかった。当然、女装したままで。 そしてロンドンでの生活もなんとか起動に乗りかけた時、フランス革命が勃発し財産を没収されてしまう。 性格はどうあれど、彼がフランスを想う気持ちは本物だった。嘗てスパイに出るときは、その先で何があってもフランスは助けられないと言われた上で旅立ち、王がルイ16世になっても戦争へ志願するほどだった。 そんな彼は、最終的にフランスへ帰ることも出来ず、決闘で出来た傷によりその障害を閉じたのである。 【マスター】 白井翔平@Lostorage incited Wixoss 【能力・技能】 なし 【人物背景】 本編で消滅直後から参戦 セレクターバトルと呼ばれる、記憶をかけたバトルロワイアルに参加していた高校生。 作中でもイケメンと言われており、容姿自体は整っている。倫理観も一般的なものを持つ常人。 作中では惚れた少女をバトルから救い出すために奔走するが、自分も相手も負ければ存在が消滅するとなったとき、勝ちを譲り自分が消えてしまう。 このように非常に優しく、良くも悪くも真っ直ぐな性格。 今回の戦いでは今度こそ少女を助けるために戦うと決めたが、本編では人を傷つけてまでその願いを貫けなかった。 此度の聖杯戦争でも、いざ自分が誰かを傷つけなければならないとき、その決意は揺らいでしまうかもしれない。 童貞君らしい。 【マスターとしての願い】 元の世界に返り、今度こそ森川千夏を助ける
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┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:デミトリ・マキシモフ 【レベル】:60 【アライメント】:混沌・悪┣━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋ 【筋】:40(B) 【耐】:60(A+) 【敏】:40(B) 【魔】:50(A) 【運】:30(C) 【宝】:使用時は70(A++)┣━━━━━━━┻━━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ / } , ′ ハ / {'/ } . ′) ゛’ /^' / / 从 { ( /′/ / ' ゞ ゝ. . ノヾ'ヾ ′ / , }, 7 / |,′ ヽ }{ ゞ {リ'''''' 丶i ,/ | ノ ` ..' /. } }′ ,, ,ィチ Ⅶ ‐、 , { 乂 ノ 〈 辷ァ}{"¨¨ }'i{ェリ ゞ’ ゝ ヽ | 〈 , _'ノ} ) ( ⌒ } 、 ヽ , - ′丶__ / } ( ヾ , ' ' . ハ ィ x≦ ヽ ノ ヽ { ゝ' ' ノ ノ } ー,― 彳≦ アニ三三ニヽ ハ V 乂 ∧ ̄≧、_,x< -=ニ ノ ' / ( 厂У V_ヽ ___´ } -=ニ 从 ′ ゝ { _{___ } ヽ ヽ } ) 乂 -、 )ニ=- 〉{ } ) , λ ) ハ } ヽ , イ ( , -、 { ´ ∨ ( __ ニ=-. / {〕'^ ′/ ー 7 \ 乂 { { ∨ {丶 ヘ / } ′ 7 ′ .′ ) . λ ∨ ゝ ヽ ! __. リ / { } / ( . r‐.、 ∧ ∨ { | ,′////≧ { | ノ ー _}___ _ / 、 ゝ . _ .{ ' ∨ } v,} !.}//////// 〈ヽ } ' { 、 } ーァ ヽ, { }.V∧ .∨ { } /'//////// |、 } / ! ヽ} \ | .V∧ ゝ-′ i , イ、//////// ′ , / ヽ .| リ今ュ。 | 'ミ__}、 、 j }_{ヽ///////┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫【スキル】○死徒このキャラクターは魂喰いの効果を2倍にする。自身の【筋】【耐】【敏】に+20加える(適用済み)死徒自身は魂喰い自体は必要ない…だがその効率的な手段は知っている。○カオスフレア:A 種別:魔術戦闘時、敵の【耐】に-15の修正を加える。巨大な火球を繰り出す魔術、その炎の燃焼力はあまりに強く敵を燃焼ダウンさせるほどである。○ミッドナイトブリス行動ターン・もしくは戦闘開始前に発動できる。任意の対象のキャラクターを女性の姿にかえる。死徒特有のお馬鹿な発想。相手を女性じゃないとだめだなんて…なんの意味があるんだ?○慢心:B判定系の成功確率を-10%する。一瞬の隙から心臓を一突きにされ敗北する程度の慢心。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫【宝具】○ゼルツェライヒ・フェストゥンクランク:A++ 種別:対城宝具 消費魔力:100この宝具を使用した時自身の【宝】の値を70に固定する。トランシルヴァニア山脈奥深くの霧の立ち込める森にたたずむ自身の城である古城ゼルツェライヒ城を呼び出す。彼は真祖と死徒の混血であり、空想具現化を使用できる。もっとも真祖の姫ほど強力な力ではなく、彼の空想具現化は城を呼び出すことしかできずどちらかといえば…固有結界に近い性質を持っている。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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143. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/03(木) 15 44 10.58 ID uKUOt4SKo 人がいないんでちょっと投下 十年前…あの日の夜 皆、泣いていました 先輩も、姉さんも、兄さんも、イリヤさんも、ランサーさんも… 先生は、どこか遠くへ行ってしまいました 私たちに日常を取り戻すために 私達を幸せにするために 1人で、たった1人、犠牲になりました 本当なら、私か、イリヤさんの役目だったのに 皆、泣いています 悔しくて、自分の無力さが、とても悔しくて でも、私は泣きませんでした まだ、諦めていないから まだ、「ハッピーエンド」を諦めていないから だって、私は… 先生が、大好きだから――― After epilogue 桜、咲け 〜聖杯解体闘争秘話〜 続く…のかな? 150. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/03(木) 16 04 02.53 ID uKUOt4SKo 聖杯戦争終結から、2年後… 私は高校を卒業して、倫敦の時計塔でエルメロイ先生の生徒として魔術に励んでいます 本来、私の素質は【封印指定】にされるかもしれないという危機があったみたいですが おじさまが、各方面に便宜を払ってくれたお陰で私は此処にいられます エルメロイ「では、今日はここまでとしようか」 エルメロイ先生が立ち上がる 毎日2時間、私は先生と個人授業を受けている 理由は、やっぱり私の特性 【封印指定】にはならなかったものの、それを無視してでもサンプリングしたい人はいるみたいで、此処に来た当初は、色々ありました 先輩や、姉さん、そして倫敦で知り合ったルヴィアさんの助けのお陰で今まではなんとかなりました でも、もう守ってばかりの自分は嫌なんです おじさまが助けてくれた命と、与えてくれた日常、そして今も心の中にしまいこんでいるこの想い 全部、全部、おじさまが私にくれたもの なのに、私はおじさまに何一つだって返していないんだから だから、私は倫敦にいます 初めは、皆から反対されました もう、桜を酷い目に会わせたくない――― 桜は、もう辛い思いをしなくていい――― 先生はそんなことを望んでない――― 違う、違うんです 私の想いは中々伝わらない でも、2人だけ…私の想いを受けてくれました もう、サクラは本当にダメね――― もっと、自信を持ちなさい、貴女は私と同じなんだから――― 主を想うその気持ち、どうして踏みにじることが出来ようか――― 徐々に、身体が大人になっていくイリヤさん おじさまが、内緒で調整してくれたそうです いつも、私を守ってくれるランサーさん おじさまの最期の頼みだそうです やっぱり、私は今もおじさまに守ってもらっている だから 私は、魔術の修練に励む 時には、エルメロイ先生に叱られながら 私は、励む ―――おじさまを幸せにするために 視点選択 1.士郎 2.凛 3.慎二 4.ルヴィア ↓1 151. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) 2012/05/03(木) 16 05 51.56 ID IoipdgPxo 2 153. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/03(木) 16 17 59.10 ID uKUOt4SKo 151 選択:凛 今、私は倫敦で研究に明け暮れている 先生を幸せにしたい――― 桜の決意が、私にはとても眩しかった その想いが私を突き動かした 正直、諦めていた もう、先生は助からない 大聖杯の扉は完全に閉じている あれほどの魔力と憎悪の塊 きっと先生でも、その魂を保つことは不可能 だから、あの日 私は泣いていいた 泣く事しか出来なかった 前を向けなかった でも、桜は違った あの子は泣かなかった 大好きな人のはずなのに 初めは、我慢しているのかなって思った でも、それは違った 1人で倫敦までやってきた 私、反対した だって、もう貴女を苦しませたくないから 先生はそんなことを望んでない――― でも、桜に宿る意思の強さはとても強かった その想いが2年間どこか燻っていた私の想いを動かした きっと、それはあの二人も… アレを理解し解析できるまで、少なくてもあと7年… でも、もう私も諦めない ―――妹の「ハッピーエンド」を見せられないでどうして姉が務まるのよ…! 5年後… 156. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/03(木) 16 35 24.67 ID uKUOt4SKo 聖杯戦争終結から7年後… その出会いは唐突でした ???「マトウサクラですね?」 スーツに身を包んだ麗人と言ってもいいのだろう そんな人が私の前に立っていました 私には、見覚えがない ???「あの男…一体何人の愛人を作れば気が済むのですか…」 溜息を吐くその人 愛人…?一体何のことだろう ???「貴女もそうではないのですか?あのイカれた貴族の…」 その人が、言葉を言い切る前に、私はその人の頬を叩いていました きっと、人を叩くのは生まれて初めてだったのかもしれません でも、許せなかった あの人の悪口を言う事は… 驚き、目を瞬く、男装の女性 正直、怖い どこか、この人には絶対に叶わないとも思っている それでも私は、虚勢を張りながらその人を睨みつける おじさまだけは私が守るんだから――― 「おじさまは、そんな人ではありません――!」 場が、静寂に包まれる ふと、女性の空気が柔らかくなるのを感じる なぜか、笑っているみたいだ ???「申し訳ありません、昔の私に似ていたものでして」 バゼット「私は、バゼット・フラガ・マクレミッツ、バゼットと呼んでください」 そうして、語ったのは先生との思い出話 バゼットさんも先生の教え子だったみたいだ どこか意気投合する私と、バゼットさん そして、私は思ってしまう ―――あぁ、この人はダメな人だ 聖杯戦争から10年後――― 157. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/05/03(木) 16 37 52.09 ID hDGpPFe80 会っていきなりダメな人かよwwww 159. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2012/05/03(木) 16 50 59.95 ID tWWtOGry0 流石ダメットさんやでぇ… 160. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) 2012/05/03(木) 16 54 14.39 ID +0H0zFDv0 いつも通りのダメットさんである 161. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/03(木) 16 59 06.73 ID uKUOt4SKo さて、少し出かけるので、続きはまた今度 5時過ぎにはキャラ製作を 10年後のステータス 衛宮士郎:家系判定:1(6) 才能判定:6 特性判定:0 【剣】 保有スキル:【衛宮の一族】【魔術使い】【固有結界】 間桐桜: 家系判定:8 才能判定:9 特性判定:9 【虚無】 保有スキル【間桐の一族】【架空元素】 遠坂凛: 家系判定:7 才能判定:9 特性判定:6 【転換】 保有スキル:【遠坂の一族】【宝石魔術】【五代元素】 間桐慎二: 家系判定:8 才能判定:5 特性判定8 特性:【吸収】 保有スキル:【間桐の一族】【錬金術(西洋)】【蟲使い】【翅刃虫】 857. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/13(日) 11 07 03.14 ID e/mccEjmo 第五次聖杯戦争から9年後 聖杯解体闘争まで後1年… 先輩と、姉さんが結婚式を挙げました 私がいて、兄さんがいて、イリヤさん、エルメロイ先生、ルヴィアさん、バゼットさん 本当にささやかな、小さな挙式 私達は魔術師ですけど、私と姉さんの希望で教会にしました やっぱり、ウェディングドレスは女の子の憧れだから 魔術師と親交のある教会で挙式を上げる先輩と姉さん とても幸せそうな二人、そんな二人を見ると私も心が暖かくなります 私を見た姉さんの顔がちょっとだけ曇りました きっと、まだ気にしてるんだと思う 二人で一緒に結婚式を挙げようと言ってくれた姉さん でも、私は首を横に振りました これから一年、とても忙しくなる… もしかしたら、無事に済まないかもしれない それなら、少しでも幸せを感じていて欲しかったから 凛「ごめんね、ありがとう桜…」 私は姉さんを抱きしめます 最近の姉さんは、私より泣き虫になっています だから、私は姉さんが安心出来るようにこう言います ―――来年は、私のことを祝ってね? 聖杯解体闘争まであと十二ヵ月… 860. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/13(日) 11 26 46.62 ID e/mccEjmo 聖杯戦争から10年後 聖杯解体闘争 桜は何年振りかに日本の…冬木の土地に足を着けた 桜だけではない 士郎、凛、信二、イリヤ、エルメロイ?世も傍らにいる そして、彼らだけではない ルヴィア、バゼットもまた桜達の願いを聞き入れ、この地に降り立った 目的はただ一つ この日の為に、十年間を過ごしてきた 冬木に眠る大聖杯の解体 そして… 凛「解体の術式、開放の術式も万全だわ」 エルメロイ「後は、儀式を完成させればいい」 ルヴィア「唯、その為にはシェロ、サクラ、貴方達のどちらも欠けてはなりません」 士郎と、桜は頷く 桜は、大聖杯を空ける「鍵」として 士郎は、大聖杯を全て壊す「鍵」として この聖杯解体に於いて、重要なのはこの二つ 今回に限り、協会も黙認した 聖杯解体は、協会が正式に出した命令でもある これには、凛達も驚いた エルメロイ?世が言うには、魔道元帥がそれを許可したのが大きいらしい なんでも、「まだ報復を与えていない」と、不思議な事を口にしていた だが、同時に秘密裏に聖杯解体を阻止する魔術師はいるかもしれない 根源の到達が叶う手段の一つとしてなら、嬉々として襲いかかるだろう だからこそ、万全を期している 桜達は、準備を終え大聖杯が眠る円蔵山の地下大空洞へと潜っていく そして、直ぐに全員が驚愕の眼を開く 大空洞を降りたその先には 無数の、魔術達の死骸が転がっていた――― 直後コンマ ???判定 成功で固有結界発動 解析した神秘:+∞ 861. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/05/13(日) 11 30 37.97 ID 5rOFzTQIO どれ 863. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/13(日) 11 44 37.11 ID e/mccEjmo 861 判定:∞ 固有結界発動:無限の神秘(残骸) 凛「嘘…でしょ」 凛を初め、場にいる全ての人間が絶句する 死骸の転がる先には、白く眩い外套を着た―――― 骸骨がいた それは一体ではない 二体、三体、四体…一〇体、一〇〇体、一〇〇〇体、一〇〇〇〇体… もはや、数える意味は無い 大空洞を埋め尽くさんとする無限の骸の兵達は、その手に様々な神秘を手にしている 光眩い騎士王の剣をもっていれば、神牛を繋いだ戦車に跨り、 またある骸は赤き呪いの槍を携え、あたある残骸は幻獣を侍らせる どれもこれも、殆どの者が見覚えがあるのだろう そう、あれは全て貴方が解析した神秘達 1=∞ 貴方が無限に神秘を解析すれば、無限の貴方達も神秘を解析する 終わらない矛盾、終わらない螺旋 それが、貴方の心象風景を大聖杯が具現化した固有結果―― 慎二「冗談じゃないよ!衛宮凛!!どういうことだいこれは!」 凛「私だって解らないわよ…これは固有結界?」 ルヴィア「それにしては、規模も維持も大きすぎませんこと!?」 三者三様にうろたえる 当たり前だ、こんなことは誰も予期できない エルメロイ「地脈から吸った魔力を維持に充てているのかもしれない…」 イリヤ「きっとお兄様ならやりかねないわ」 皆の顔が青ざめる… だが、一人だけ臆することなく前に進まんとする者がいた 凛「桜!?」 桜は、無限の残骸を前に足を進めて行く そして、また従者である弁慶と共に――― ――――先生。今、会いに行きます 直後 貴方判定 成功で抑止の… 桜の想い:+1 凛の想い:+1 士郎の想い:+1 慎二の想い:+1 イリヤの想い:+1 864. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) 2012/05/13(日) 11 46 20.47 ID qKL6pdPAO あ 865. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/13(日) 12 11 15.41 ID e/mccEjmo 864 判定:0 結果:貴方の仕掛け発動(抑止力) ???「顔を上げなさい―――シンジ」 一閃の風が骸を粉微塵に吹き飛ばす その手は、祈りの光を集めた最強の幻想 最も尊き聖剣の中の聖剣 慎二「まさか…『セイバー』!」 セイバー「逞しくなりましたね、シンジ」 セイバー「聖杯に招かれた『セイバー』として、また貴方の剣となりましょう」 そう、そこに立つのは噂に違わぬ高潔な武人、誰もが知るであろう騎士王の姿が セイバー「それに私だけではありません」 どこか、含み笑いを浮かべる『セイバー』と 響き渡るは雷の蹄 ???「「AAAAALaLaLaLaie!!!」 神の血を与えられし神牛が骸を粉々に踏み荒らす 凛「まさか…『ライダー』!?」 ライダー「おう、小娘…では無くなったな凛よ、我が盟友よ、良い面構えになった」 ライダー「我が臣下、ウェイバーよ。貴君もまた、余の下した大任をよくぞ成し遂げている」 『ライダー』はエルメロイ…ウェイバーへと身体を向ける、途端に跪くウェイバー ウェイバー「王よ…!ありがたき幸せ!」 ライダー「まぁ…世に知れ渡る『騎士王』と、『征服王』がいればこの程度些細な問題だが…」 ライダー「どうやら、暴れ足りない輩もおるらしいんでのう!」 にやりとする『ライダー』 突如、空間と共に裂ける白骨の兵達――― ???「イリヤー!元気してたって…大きくなったじゃない!」 ???「ご主人様ー!良妻デリバリー再びお届けに上がりました☆」 紅蓮に上がる炎と、貫かんばかりの氷塊が、骸を塵すら残さない イリヤ「『バーサーカー』!!!」 士郎「『タマモ』!!!」 貴方達を守護するは、人類史上を飾る英霊と、世界そのもの 貴方が用意した、貴方へのカウンター 桜の直ぐ側には、常に桜を守り続けた優しい影――― アサシン「桜殿…此度、『アサシン』として限界しました、この『アサシン』めをどうかお使い下さい」 ???「ありがとう…『アサシン』さん!」 直後コンマ 大聖杯判定 成功で固有結界維持 解析した神秘:+∞ 866. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山形県) 2012/05/13(日) 12 12 14.19 ID Q9izWXYco 負ける気がしない 867. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/05/13(日) 12 15 37.11 ID 6sgb3qRGo 少年漫画のラスボス戦みたいだ 869. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/13(日) 12 35 33.15 ID e/mccEjmo 866 判定:∞ 結果:固有結界維持 だが、再開の祝いをしている暇は無い 更に増え続けるは、無限の骸骨達 ライダー「さて、何ともつまらぬ兵どもだ、なあ騎士王よ」 セイバー「えぇ、これがあの男のなれの果てであったとしても、もっと風情はあったでしょうに」 『ライダー』から光が包まれる、この熱砂の風景、蒼に染め上がる天、そして、控えるは最強の兵団 ライダー「おーい!凛!」 『ライダー』は、背中で凛を呼ぶ ライダー「よくぞ、諦めなかった。それでこそ、我が友よ」 凛「当たり前じゃない!―――任せたわよ『ライダー』」 そして一人、『ライダー』へと侍る男 ウェイバー「王よ、もう追いていくと言うのは無しにして頂きたい」 ライダー「よかろう、ウェイバー!余と共に、皆と共に!この風景を焼きつけよう!」 貴方の世界が、『ライダー』に侵食される 無限の骸を飛ばすは、『ライダー』と、彼が統べる勇士たちが駆け抜けた大地 ライダー「目も口も耳も持たぬ、骸の兵よ。ならばその身に刻み込め!」 ライダー「これぞ!我が王道!我が至宝!イスカンダルたる余が誇る最強宝具!」 ライダー「『王の軍勢なり』!!!」 『 然り! 然り! 然り! 』 熱砂の野原に広がるは、歴戦を潜り抜けた兵士達 一人、一人が一騎当千の古兵 なれば、数への不利は無し―――! ライダー「此の度の戦!最果ての海を目指すものではない!」 ライダー「誰もが祈る幸福へと手を伸ばし、足掻く者たちへの試練!」 ライダー「ならばこそ、我ら無双の軍勢がその梅雨払いをしようではないか!」 『 然り! 然り! 然り! 』 その熱量を極大させる『ライダー』と軍勢 熱量が無限を越えた時、『征服王』の号令が降される ライダー「蹂躙せよ!」 『 AAAAAAAALaLaLaLaLaLaLaie!!! 』 征服王の、一夜限りにして、三度目の’夢’が始まる ―――そして、残された者達は、先へと進んでいかんとする 直後コンマ 大聖杯判定 成功で固有結界維持 解析した神秘:+∞ 870. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/05/13(日) 12 37 07.97 ID AWk9r2iuo あ 871. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/13(日) 12 54 42.22 ID e/mccEjmo 870 判定:∞ 結果:固有結界維持 征服王の固有結界により、消滅した骸達…と思われたが 「――――――」 「――――――――――――」 「―――――――――――――――――――」 尚も、無限に増殖するは無限の骸達 タマモ「うぇー…あれならまだアメーバの方が可愛げがありますねー…」 バーサーカー「でも、ストレス発散になりそうね」 どこか、緊張感に欠ける二人の会話 だが、その骸に一つだけ異彩を放つカタチが存在した 肉があり、ヒトの形をもち、その右手には煌めく騎士王の聖剣が――― セイバー「皆さんは先に―――」 慎二「行けよ、桜」 バゼット「ここは、私達が食い止めます」 慎二、バゼット、『セイバー』が桜達を先へと促した バゼット「あの肉つきは、私と、間桐君で相手をします」 セイバー「わかりました、御武運を―――」 慎二「先生、10年前は何も出来ませんでしたが…」 慎二「今日こそは、見てもらいますよ…僕の成果を!」 徐々にその数を増やしていく骸の兵隊 その数は、天の逆月にまで達しよう だがその身を震わし覚悟せよ無数の残骸 汝らが刻むのは目映い剣 紺碧と白銀の戦装束に身を包んだ理想の具現 ―――ここに 未来を願い、過去を振り切った、最強にして不落の――― 約束された勝利を手にする者が存在する セイバー「此処へと至れる者は、未来の祝福を願う者達だけが手にする権利だ」 セイバー「私にも、貴様らにも踏みにじる余地は無い」 セイバー「それを、”無謀”と嘲笑うなら―――」 セイバー「その”醜態”ここで払わせよう―――!」 『セイバー』の光が洞窟を照らす中 慎二は、後ろを振り向かず、桜に一言だけ声を掛けた ―――桜、幸せになれよ 直後コンマ 大聖杯判定 成功で固有結界維持 解析した神秘:+∞ 872. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/05/13(日) 12 55 18.23 ID AWk9r2iuo はいじゃないが 874. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/13(日) 13 15 31.24 ID e/mccEjmo 872 判定:∞ 結果:固有結界維持 大聖杯までは後少し…走り続ける、桜とその一行 だが、イリヤと凛、ルヴィアがその足を止める 尚も、後ろから迫るは、無数の骸 イリヤ「行きなさい、サクラ」 ルヴィア「えぇ、必ずやタイトルを掴みなさい」 それに呼応するかの如く、振り返る『バーサーカー』と『キャスター』 バーサーカー「そろそろ、私も動きたいし、飛ばすわよ、イリヤ!」 イリヤ「やっちゃえ『バーサーカー』!」 タマモ「ご主人様が、そこの赤いのとどうなってるかについては後でたっぷり問いただせて貰いますね」 タマモ「ですが、今はちょっとだけ本気モードで行きますよ!」 士郎はどこか苦笑して、凛は、少し気まずそうにしている 『キャスター』と『バーサーカー』が桜へと声を掛ける タマモ「桜さん、女は度胸です!ファイトです!ついでにもう一つファイトです!」 タマモ「男性の趣味は…ごにょごにょですがー…恋する乙女なら同盟ですよ!」 バーサーカー「私ね、IFとか、もしもって大好きなの」 バーサーカー「それが今、現実になるならちょっと…本気出すわよ」 バーサーカー「だから、あなたも頑張りなさい」 静かに頷く桜 そして、また走り出す 凛「 桜!!! 」 凛が、大きな声を上げて桜を呼びとめる 振り返る桜 凛はどこか晴れた笑顔を迎えている 凛「次は、貴方の結婚式なんだから」 凛「しっかりやんなさいよ」 桜も笑ってしまう、やはり姉は姉だと… ―――はい、姉さん 先に進むと分かれ道があった… 桜の選択 1.士郎と別れる 2.ランサーと別れる ↓2 875. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/05/13(日) 13 18 37.83 ID AWk9r2iuo 1 876. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/05/13(日) 13 21 49.95 ID pdbLkiw+o 1 877. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/13(日) 13 41 50.53 ID e/mccEjmo 876 選択:1 結果:士郎と別れました 士郎「俺はこっちから行くよ」 若干、険しそうな道へと掛けて行った士郎 髪は、白くなり、肌も浅黒いが、根は変わってないようだ 桜は、『ランサー』と『アサシン』を連れて行く 徐々に見えてくるのは、『ダンサー』が破壊した大聖杯への入口… ???「よくぞ、此処まで来た」 背筋を、鋭利な刃物でなぞられた様な感覚にざわめく桜 声の聞こえる方向へと振り向けば、そこにいるのは黒きカソックに身を包んだ亡霊… 綺礼「一度は諦めたアレの産声をまた聞けるかもしれないと思えば」 綺礼「地獄からでも這いあがれる者だ」 桜は、驚かない 予感はあったのだ ―――この男が邪魔をする、と 直後、綺礼の背後へと『アサシン』が迫る 黒く塗られたダガーが綺礼の首を寸断する だが、それは叶わない 綺礼の手にした黒鍵がダガーを挟む アサシン「桜殿、此処はハサンめにお任せを」 桜は、強く頷く きっと、『アサシン』さんなら大丈夫 ずっと私を守ってくれた『アサシン』さん ―――私は、信じます。だから、絶対にまた会いましょう その信頼、必ずや――― そして、弁慶と共に走り去る桜 『アサシン』は、それをただ見送る 髑髏の仮面からでは表情は伺えない 綺礼「まさか、この身でサーヴァントを相手にするとは」 綺礼「骨が折れる」 アサシン「暗殺者如きのこの私が」 アサシン「怪物退治の誉れを頂けるとはな」 アサシン「この身に勝る幸福など無い」 綺礼の黒鍵と、アサシンの『ダガー』 両者が火花を散らし、交差する 1「休憩します」 888. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/16(水) 22 57 41.23 ID jVkOhpOFo 最近、研修が激しくて再開できず申し訳ありません。 マッドアフター続き 士郎は駆け足で険しい地下の通路を進む 通路の先に開けた空洞が広がる 「貴様が来たか、偽物」 士郎の前に現れたのは金色の鎧を身に纏まった英雄 英雄王ギルガメッシュ ギルガメッシュから発する気は、明らかに受肉しているものである 「ギルガメッシュ…!」 士郎は双剣を構えて相対する 士郎の頬から汗が伝う 好くて相討ち 所詮、英雄ではない自分では――― 直後コンマ:???判定 成功で… 右に避けろ:+4 889. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/05/16(水) 22 58 06.87 ID fzLrPIuco ほい 890. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/16(水) 22 59 31.76 ID jVkOhpOFo 889 判定: 結果:増援 「己の未熟さに嘆くのは勝手だが、その前に右に避けろ」 英雄王へと放たれる一条の矢 ギルガメッシュは、鬱陶しくその矢を払う 「『アーチャー』!?、どうして此処に!?」 「貴様に話す義理はない、さっさと行け」 相変わらずの辛辣さ だが、今はこれほどまでに頼りになるのではないだろうか 「助かる…」 『アーチャー』に背を向け立ち去っていく士郎 それを見送る『アーチャー』の顔はどこか楽しげだ 「自ら絶望に足を踏み入れ、狂ったか『偽物』」 「何、己の甘さにとことん嫌気が刺しただけさ」 「為らば、潔く我に殺されるか?」 『アーチャー』は笑う それは先程のような見送る笑顔ではなく いつものように、どこか不敵な、余裕を持った――― 「随分と、慢心しているようだが一つ忠告しよう」 ―――既に景色は変わっている 紅く暮れる空を見れば、錬鉄を続ける巨大な歯車 枯れた大地を見下ろせば、無数に突き刺さる剣の丘 ―――行くぞ、英雄王。武器の貯蔵は充分か? 892. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/16(水) 23 03 50.85 ID jVkOhpOFo 大空洞の入口 慎二の挑戦は苛烈を極めていた 無限の残骸が神秘を携える そして、率いるのは肉を持った貴方のカタチをした『人形』 幸い残骸は『セイバー』の奮闘で持ち堪えている 慎二が、蟲を操り『人形』を喰い破かんとする 「――――」 『人形』は広域に魔術を展開して蟲を焼き尽くす また、死角から襲いかかるバゼットの攻撃も、境界外套の堅牢さを貫けない そして『人形』から振るわれるのは騎士王の聖剣 攻防共に、隙を持たない『人形』は十年前と変わらない 慎二も、バゼットも共に煤にまみれ、埃にまみれ 拵えた高級なスーツは台無しだ だが、その闘志は更に燃え上がる 「ねぇ、アンタの奥の手でさぁ…「アレ」倒せるんだよな?」 「あれが、【宝具】を解放すれば」 「ですが、『人形』であったとしても、したたかな面は変わらないようですね」 『人形』は聖剣を手にしているが、その真名を解放してはいない 『人形』が真名解放出来るかどうかも解らない だが、出来なくても攻防共に優れた『人形』には不利はない 直後コンマ:慎二VS『人形』 1に近いほど慎二優勢 9に近いほど『人形』優勢 連携:-1 翅刃虫:-1 893. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/05/16(水) 23 04 11.78 ID fzLrPIuco ほい 895. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/16(水) 23 07 39.47 ID jVkOhpOFo 893 判定:6 結果:『人形有利』 次回宝具判定 慎二とバゼットの二人掛かりの連携を持ってしても、『人形』を貫けない 汗を拭い、スーツの誇りを叩く慎二 「全く、本当にダメなヤツだねぇキミh…」 何か言い終わる前に鼻を押さえる慎二 さも、当然と言ったように涼しい顔のバゼット 慎二から鼻血が綺麗に垂れている 「ちょっと! ちょっと! ちょっと!」 鼻を押さえて抗議する慎二、はて?と首を傾げる 「いや!今、殴ったよね?僕の顔殴ったよね?」 「僕じゃなきゃ死んでたよ!マジでさぁ!」 慎二がバゼットに喚いているところを襲いかかる『人形』 直後コンマ:『人形』判定 成功で宝具 解析した神秘:+3 896. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/05/16(水) 23 07 50.37 ID fzLrPIuco ほい 900. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/16(水) 23 11 17.72 ID jVkOhpOFo 896 判定:0 結果:クリティカル ※約束された勝利の剣解放 「―――――」 『人形』の右手から強烈な魔翌力…聖剣から光が収束されていく 『人形』が大きく振りかぶり、標的である慎二とバゼット だが、その足が止まる 足に絡みつく、巨大な百足のカタチをした蟲 「とっておきってやつを見せてあげるよ」 慎二は、ポケットから鉱物を取り出すと、『人形』に向けて投げる 当たった瞬間、粉々になる鉱物 空気を漂いながら、粉が『人形』の外套に触れると… 「――――!?」 徐々に、外套が劣化していく 「僕の創った新作の蟲でね」 「バクテリアが凶暴になったようなものさ」 慎二の用いた蟲は、微生物クラスの大きさで、魔翌力を基に活動する 境界外套も、魔翌力で編まれた礼装 まさに、蟲にとって恰好の得物 直後コンマ: バゼット判定 クリティカルで… 斬り抉る戦神の剣:+9 901. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/05/16(水) 23 11 28.09 ID fzLrPIuco ほい 905. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/16(水) 23 23 38.50 ID jVkOhpOFo 901 判定:0 結果:クリティカル フラガラック発動 ※本編でもクラスB以上の宝具は全て判定:+9になるのでどうぞ選んでください だが、食い破らんとする蟲に構わず、宝具を解放する『人形』 今まさに、慎二達へと光の奔流が向けられる―――! 「やっぱり、『人形』如きじゃこの程度だねぇ」 「全く、歯ごたえも何も無い」 既に、バゼットの手には、己が持つ、最強の切り札が帯電している 拳を握り、標的の心臓へと構える 「”後より出て先に断つもの”」 囁きかけるように、バゼットは球体に息吹を掛ける 「”斬り抉る戦神の剣”――――!」 からん―――と落ちる『人形』が手に持った聖剣 徐々に、身体を蟲に蝕まれていく『人形』はただ一言も発さぬままその形を無にしていった 「後は、任せたよ…衛宮」 「必ず、あの人を救ってあげなさい」 戦況選択 1.士郎&桜 2.『アサシン』VS言峰綺礼 3.『アーチャー』VSギルガメッシュ ↓2 906. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2012/05/16(水) 23 24 13.81 ID p7S02wlzo 2 907. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/05/16(水) 23 24 21.13 ID Y0XX4Bsbo 3 908. ◆G0vndwBJQ. 2012/05/16(水) 23 25 59.53 ID jVkOhpOFo 選択:3 結果:『アーチャー』VSギルガメッシュ 今日は、ここまでにします。 お疲れさまでした。 しまった…7代目のことすっかり忘れてた! 明日には…更新再開d(ry 496. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/10(火) 21 20 03.32 ID ASKLrh6Jo これの続き始めます http //www58.atwiki.jp/earthcell/pages/149.html 慎二達の激闘が行われた同時刻 洞窟の奥底では、2騎の英雄が死闘を繰り広げる 一騎は、世界に唯一の王の中の王にして、この世の全ての財を手に入れた大英霊 一騎は、誰も知らない名も無い英雄にして、その手に全てを生み出す錬鉄の英霊 相反する二つの魂は、己の存在を確固たるものとするために、その魂を削りあう エミヤ「どうした、英雄王。貴様の財宝とはその程度か?」 ギルガメッシュ「我を愚弄するか!贋作者!」 ギルガメッシュが宝具を展開すれば、エミヤが宝具を錬成して、破壊する 展開の速度よりも、錬成の速度のほうが速い――― 致命的な相性の悪さが、この戦いにて初めて露見された ギルガメッシュ「貴様―――!」 激昂するギルガメッシュが宝物庫から一つの武器を取り出す だが… エミヤの結界が… エミヤの鷹の如き鋭き眼光が武器の露出すら許さない―――!! I am a born of my sord――― 右手に現れるのは、螺旋を描いた一本の剣 剣は捻れて矢に変わり、弓兵としての真骨頂を見せつける エミヤ「偽・螺旋剣―――!」 瞬速の矢は、轟音を響かせる ギルガメッシュ「よもや―――!」 そう口にした時には、既に英雄王の右手は宙を飛んでいた ギルガメッシュの驚愕するも束の間…! エミヤは、たった一節を唱えていた エミヤ「壊れた幻想―――」 そして、続く爆音は空間そのものを炎をで覆った――― 燃える空間の中 一人、赤い外套を熱風で靡かせ、エミヤはいつか見た空を幻視する ―――先生、不出来な生徒を頼みます おわり 502. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/10(火) 22 35 57.71 ID ASKLrh6Jo 鋭い金属音が火花を散らす 金属の音を辿れば、一方は黒鍵、そして片方は黒塗りのダガーナイフ 黒鍵を投げ…敵を射殺さんとするのは、外道に堕ちた聖職者――…その名は言峰綺礼 漆黒のダガーを投げ…敵を刺殺さんとするのは、忠なる黒衣の暗殺者――その真名はハサン・ザッハーバ 拮抗する戦いの中、ハサンは綺礼の力に驚愕するばかりだ この男、歳で言えば三十を越し、肉体の絶頂期は遠に過ぎている… されど、この男の身体能力は老いても尚、益々盛かんなり まるで、今この時が、絶頂期でも言うような… 綺礼「完全な形を以って受肉を果たすとは…」 綺礼「アンリマユも、粋な計らいをしてくれたか」 綺礼の投げた黒鍵が、ハサンの肩口を掠る 油断は無い…しかし、英霊であるハサンが一介の代行者に遅れている 否、その認識は直ぐに捨てる… それは必然… そう、単純にこの男が強すぎるのだ 故に英霊である自分と真正面から相対できる そして、自分は幸運だ…と、ハサンは心の中で笑う そんな豪の者と、相間見て渡り合うことが出来る 敵の虚を突くために、機を窺い確実に殺すことが 『アサシン』の本分であり性分であるはずが… らしくない、とハサンは自嘲する だが、遅れを取ることだけは許されない そして、負けるわけにはいかない 我が主人、間桐 桜が 「また会おう―――」 一介の暗殺者である自分に、そう言ったのだ その契りを反故することだけは罷りならない それが、十年前にあの少女を守れなかった後悔でもある そして、今その後悔を晴らす時が来たのだ 503. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/10(火) 22 41 50.26 ID ASKLrh6Jo 駆ける足はほぼ同時 綺礼が右脚を蹴って跳躍する 一歩踏めば、五歩進む『箭疾歩』 目を瞑る暇も無く、ハサンへと距離を詰める綺礼 ハサンも、勝負を決めに来た綺礼に対して、迎撃を選択する 回避を選べば、即殺されるであろう――― 長年にわたり暗殺を生業にした彼だからこその直感がそう告げたのだ 黒い布で封じ込められたハサンの右腕が今…開放される 綺礼の左足は大地と一体化し、震脚が大地を揺らし地面を割る ハサンの右腕の布が剥がれ、 折りたためられた右腕が羽ばたくように天へと延びる ハサンから、強烈な魔力の解放を感じた綺礼は臆することは無かった だからどうした…そう言わんばかりに綺礼は大地から得た力と共に加速する ハサンの宝具…その真名は『妄想心音』 中東の古い呪術によって生み出された悪魔シャイターンの腕を己の腕として繋げたもの 人を呪殺する。唯それだけに特化した暗殺宝具 綺礼が狙うは八極拳の奥義…八大招・立地通天砲 顎先を打ち抜き、脳漿を空中に舞わせるその一撃は 霊格が首にあるサーヴァントには必殺となろう ハサンの鏡が綺礼を写す、反鏡存在から擬似的な心臓を抽出する 本物と相違ない二重存在であれば、鏡が砕ければ心臓も砕け散る 自分と相違ない心臓を見た綺礼は笑う 選択を誤ったな『アサシン』よ…それでは私を殺せんよ 何故なら、この身体に心臓は無い 故に、ハサンの宝具は無意味でしかない だが、たった一つ…たった一つの例外が、言峰綺礼を狂わせた 504. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/10(火) 22 43 20.40 ID ASKLrh6Jo そう、それは…あの男… 選択を誤ったのは貴様だ、代行者 そう、あの男は…この場において粋な例外を施した 『―――妄想心音』 右掌に置いた心臓を握りつぶす『アサシン』 勝利を確信した綺礼 あとは、この腕を伸ばすだけ――― だが、伸ばせない 身体が動かない 血液が急速に冷めていく まるで、心臓が止まったような…握りつぶされたような… ――何故だ?私には”心臓”が無いはずなのに… その自問は、直ぐに氷解する 自分が先ほど漏らした言葉、『アサシン』が呟いた一言 粋な計らいを… 受肉を… 受肉、心臓が動かない不完全なものでは決してない 五体の全てが満足に、内臓の一つも欠陥は無い そう、完全なる受肉を綺礼は果たしていたのだ――― 悟った瞬間に口から大量の血を吐きだす綺礼 そして、底なしの泥を孕んだ眼を開けたまま絶命した ダガーを拾い、仕舞い込んでいくハサン 後は、主の無事を祈ること それが、彼の出来る事だ ―――桜殿…どうかお気をつけて。そしてあの男とまたお会いしましょう 510. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/11(水) 22 25 21.51 ID 16als014o 桜と別れて、どれだけ経っただろうか アーチャーと別れて、どれだけ経っただろうか 衛宮士郎は一人、大聖杯の最深部へと向かう 徐々に、道は道でなくなり岩肌は剣山のように鋭くなっていく 桜と弁慶もまた、道なき道を進んでいく 奥に行けば行くほど、不快感は強烈になっていく なんだろうか…この不快感は、 怒り?悲しみ?悔しみ?妬み? それはまるで、この世の全ての悪を空気に纏わせたような――― 士郎もまた不意に桜たちが感じる不快感に襲われる だが、それを士郎は懐かしいと感じた その不快感は、誰かの意識と同じものだったから それは、救済を求めそのために天秤であろうと志し 最後には奇跡に縋るしかなかった男の嘆き そして、その不快感の正体は彼らの頭上から突如降ってきた 弁慶「!?止まれぃ桜ァ!!!」 弁慶の制止の声が洞窟に響き渡る だが、遅かった 桜と士郎は、奇しくも同じ時間に、天上から降る黒き泥に飲み込まれた おわり 519. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/13(金) 21 24 43.55 ID f294q9q2o 衛宮 士郎は泥濁した意識から徐々に覚醒する ここは…一体? 自分の身体を確かめてみる…五体満足であることは確認できた では、肉体的には無事なようだ 思慮に耽るうちに、ぼやけた視界は輪郭を露わにしていく そして、意識と視界がはっきりしたころに聞こえた声 ――起きたかい、士郎? 懐かしい声が聞こえた、それはあり得ない 視界に男の姿を捉える、そんなことはあり得ない 目の前にいる男は、草臥れたコートと煙草の匂いが沁みたスーツを着ていた その姿に覚えがある…否、忘れるはずがない 憧れて、志して、衛宮士郎という人間の原形となったあの男 あの男の理想が綺麗だったから、それになりたいと願った その男の名前は…衛宮 切嗣――― 切嗣「久しぶりだね、士郎」 どうして…爺さんがここに? 切嗣「そんな事は、どうでもいいんだ」 切嗣「士郎、どうして正義の味方をやめたんだい?」 切嗣「どうして、あの日の誓いを忘れたのかい?」 違う!違うんだ切嗣!決してあの日の誓いを忘れたわけじゃない…! ただ…どうしても…守りたい人が出来てしまったのだ…! 切嗣「それでは、人は救えない」 切嗣「愛する者であれ、それが正義の為なら、切り捨てなければならない」 切嗣「士郎なら、それが解るだろう」 切嗣の言葉に気付けば拳を握りしめている士郎 それは―――! 切嗣「士郎…やっぱりお前は、正義の味方になれないよ」 切嗣「所詮は、僕のイミテーション…贋作だ」 切嗣の腕が、コートの中へと招かれていく その手には、魔術には似つかわしくない近代兵器 やめてくれ…やめてくれ爺さん! 切嗣「僕は、こんなことをさせる為に、君を拾ったわけじゃない」 ゆっくりと、コンデンターの引鉄が引かれていく 520. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/13(金) 21 26 32.29 ID f294q9q2o 桜の意識が徐々に覚醒する 一体…ここはどこ? 階段を上がり続ける桜 だが、いつまで経っても出口が見えない 早く、おじ様を見つけないといけないのに――! 愛しの人を助けるために、永い長い階段を駆け続ける だが、突然足が動かなくなった、そして、声が…聞こえた 痛いよ――苦しいよ――― ふいに、桜の裾が何者かに引っ張られる 嫌――もう嫌――― 桜の全身が強張る 知っている、その思いも、その嘆きも どうして―― どうして誰も助けてくれないの――― やめて!それは私じゃない! ―――桜、貴方も私 桜 を助けてくれないの? 桜が裾を引っ張る方へと振り返る 眼に映るのは、懐かしい自分、全てを憎悪したあの時の自分… ――ねぇ、桜。どうして貴女だけ幸せになるの? 小さな桜が、桜へと問い詰める 違う…違うの! ――どうして、私 桜 だけがこんなに苦しい想いをするの? 違う…!私は貴女を見捨てない! 桜の叫びを聞いた小さな桜の目と声が、桜を責め立てる ―――嘘つき!! ―――じゃあ、今すぐ私 桜 を助けてよ! 桜は、耳を閉じた 必死に頭を振る、あの地獄が思い起こされれないように だが、頭を振れば振るほど、過去の記憶が呼び起こし、桜を蝕む ――私 桜 をあの地獄から取り戻してよ! ―――私 桜 を乱暴する人から、救ってよ! ―――姉さんにも!お母さんにも!お父さんにも会わしてよ!! 桜は、一歩も動けず、その場に膝を崩す そして、ただ涙を流しながら懺悔を口にする ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい 足が動かない、進めない、何も出来ない… 怖い、このまま前に進むことが怖い… 521. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/13(金) 21 27 06.35 ID f294q9q2o ――――救けて…おじ様… 531. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/15(日) 13 38 03.83 ID qJWSjfnPo 私は、無限に殺され、無限に生かされ続ける 最早時間の概念が無い、このつまらない空間 私の無聊を慰めてくれるのは君だけだ ???「だからって、俺まで巻き込むなよ」 そう言わないでくれたまえ、君と話すことだけが私の生きがいなのだから いや、もう生きてはいないのか? ???「アンタ、本当に可笑しな奴だな」 ???「俺の魂の記憶だけ残して、全部昇華させるとか」 ???「物好きにもほどがあるだろ」 まぁ。どうにも昇華の方法が歪だったせいか、 はたまた私の性故か どうやら、下は面白いことになっているらしい ???「あれ、アンタの生徒なんだろ?」 ???「助けてやんねぇのかよ?」 私の出来る限りのことはしたよ これ以上は何も出来ん それに――― あの程度で堕ちるなら、私の授業では落第点だ ???「ハッ…アンタ、見てくれの割には存外甘いんだな」 さてと、午後のティタイムの時間だ 君も一緒に付き合ってくれたまえ ???「此処に時間は無いって言ったの自分じゃねぇか…」 おわり 537. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/16(月) 00 09 37.21 ID FHYLQExTo 同調開始―――! 士郎の手から現れる左右対称の双剣 それを切嗣へと投げ、銃の砲塔を自分から逸らす 切嗣「僕を倒すのかい…士郎」 切嗣「君の理想…正義の味方であるこの僕を」 切嗣はもう片手にキャリコを取り出し連射する 士郎は再び双剣を投影して、銃弾を弾きながら防いでいく ―――確かに、俺は爺さんの目指した正義の味方にはなれなかった……… 切嗣に接近して双剣を振りかぶる士郎 切嗣「踏み込みが甘いよ、士郎」 切嗣「固有時制御『二倍速』―――!」 剣を振り上げた瞬間、切嗣の姿が士郎の視界から消える 体内の時間流の加速…初めて見た、衛宮切嗣の魔術 むなしく空振る双剣 地面を弾いた反動で、双剣は手を離れて空を舞う 切嗣は、コンデンターを構えその銃口を士郎へと向ける その銃が放つ弾丸こそ、一撃必殺の魔弾 衛宮士郎が知らない、衛宮切嗣の魔術師殺したる所以 既に銃身は、士郎の頭へと向けられている ゆっくりと…切嗣の指に掛かる引鉄が引かれていく 士郎は切嗣を見ないまま、片膝をついて地面を観ている 切嗣「残念だよ、士郎…これでおしまいだ」 538. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/16(月) 00 10 06.09 ID FHYLQExTo ――――だが…切嗣が描いた週末は否定される 539. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/16(月) 00 10 53.20 ID FHYLQExTo 引鉄を引く瞬間だった 切嗣の背中を襲った二つの衝撃 切嗣「な…何!」 切嗣を襲った二つの衝撃の正体 それは、士郎が地面に弾いた二本の双剣 士郎は低い姿勢から半回転して切嗣へと身体を向ける 士郎は己の両手に二本の剣を投影する ―――切嗣…俺は…! 背中を血に染めながら、引き金に指を掛ける切嗣 だが、それより早く、士郎の双剣が振り上げられる ―――俺は…愛する人達の味方になるって決めたんだ―――! 衛宮士郎と衛宮切嗣 いつしか互いが背中合わせになる ―――君は、僕には出来なかったことが出来たんだね 士郎は振り向かずに立ち上がり歩を進める 言葉はあえて口に出さない 振り向いたら、それは未練となるから… この先で待つ恩師のために、士郎は振り向かない ―――安心した 衛宮 切嗣は泥に戻りながら、立派に育った息子の背を見送った 540. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/16(月) 00 13 58.61 ID FHYLQExTo 自分の影に絶望する桜 徐々に、心が影に支配されていく ―――ごめんなさい… ―――何に謝っている? ―――ごめんなさい…! ――――何故謝っている? ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ―――謝るのは自分に責任があるから ごめんなさいごめんなさいごめんなさい ―――謝るのは自分に非があることを認めているから 桜は涙を流して諦めを口にする ―――こんな私が…おじ様と一緒になんか… 桜が誰かの名前を口にした時… その時、自分の心に一筋の光が見えた この十年間、自分が何故、涙を流さなかったのか… そうだ…だって自分は諦めてなんかいないのだ ―――誰もが幸せになれるハッピーエンドを…! 桜は、顔を上げる そこには、幼い…絶望した自分の姿があった その眼はどこまでも絶望を憎悪を孕んでいた 桜はそんな少女の身体を強く抱きしめた 541. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/16(月) 00 15 06.14 ID FHYLQExTo ―――ッ!! 抱きしめた瞬間 その少女から発せられる灼熱が桜を焦がしていく ―――ずっと…辛かったよね だが、離さない ―――誰も…助けてくれなかったよね その身体を絶対に離さない ―――こんなことが…ずっと続くことが怖かったよね この子は苦しんだ。誰も味方がいない世界で苦しみ続けた でもね――― 桜は慈愛に満ちた表情で少女に笑顔を渡した 昔…大切な人がしてくれたように それでも、前に進んで、惨めでも歩みを止めなければ――― そう…そうすれば…きっと――― きっと幸せになれるから――― 抱きしめた少女の瞳が潤んでいく 初めての涙は頬を流れるだけだった だが、その少女は徐々に声を上げて涙を流す そうだ、あの時の自分は知ってほしかったのだ 苦しい…助けてほしい…と誰かに知ってほしかったのだ そして、知りたかったのだ… どうすれば、この苦しみから解放されるのかと そして、桜は、幼き桜に告げたのだ 前に進めと…立ち止まるなと そうして、桜は階段を上っていく その手には、幼い桜の手を握っている もう、迷いはない 必ず、この手でハッピーエンドを掴んでみせる――― そして、桜は階段の最上階へと辿り着いた おわり 552. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/16(月) 22 18 03.92 ID FHYLQExTo 階段を駆けあがり、ドアを開いた桜 どうやら、最深部に辿り着いたようだ 既に士郎とランサーはいるようだ 後ろを振り向けば、もう幼い自分はいない 目の前には、大聖杯が見える だが、その行く手を阻むのは、無限の残骸達… ランサー「ようやく、儂の出番が来たようじゃな」 ランサーは薙刀を手に握り、名乗りを上げる ランサー「我が名は古今無双の古強者!武蔵坊弁慶なり!!」 ランサー「否!それは我が名に非ず!この名を世に轟かせんが為に、使わせて頂いた!」 ランサー「我が名は常陸坊海尊!!主を捨てておめおめ生き延びつづけた愚か者よ!!」 ランサーは残骸を薙刀で薙ぎ払う ランサー「此処は儂に任せて先に行け!」 ランサーは、士郎と桜を背にして告げる たった一騎で無限を相手にする その事実が士郎と桜の歩を鈍らせる ランサー「何を怯えておる!」 ランサー「貴様等が行かずして、誰があの男を救うのか!」 ランサーの檄が二人の背を押した 士郎「行くぞ…桜」 士郎はランサーの漢気を信じた 桜「ランサーさん…絶対に死んじゃ…嫌ですから!」 桜は、十年…守り続けてくれた強さを信じた ランサーは振り向かず、一人でに微笑んだ 十年前、ランサーはあの変人極まった主と約束した そして、今… 生前、そして十年前の後悔を晴らす時が来た ランサー「今こそ!我が宿願を果たす時が来た!!!」 ランサー「我が主とあの男の教え子の未来の為!!この海尊!!!」 ランサー「仁王の如く!!立ち塞がらん!!」 553. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/16(月) 22 19 08.38 ID FHYLQExTo そして… ウェイバー「いけぇ!!!」 ライダー「AAAAALaLaLaile!!!!」 ライダーとエルメロイが固有結界の中で仲間と死闘を繰り広げ セイバー「約束された―――勝利の剣!!!」 セイバーが眩い聖剣を手にして、残骸を葬り去り イリヤ「やっちゃえバーサーカー!!」 バーサーカー「OKイリヤ!派手にやるわよ!」 キャスター「私も今日はノリにのっちゃいます!」 バーサーカーとキャスターが背を合せて駆逐する 凛「片付けきらないわね!もう!!」 ルヴィア「ミス・トオサカ!」 凛「しま…!?」 凛の背後に残骸が襲い掛かる だが、その残骸は一発の弓矢によって砕かれる アーチャー「もう余裕がないのか、凛」 凛「アーチャー!?」 アーチャー「背筋が曲っているなんて君らしくないな」 凛「上等じゃない…!」 アーチャー「フッ…それでこそ、凛だ」 凛「こんなに苦労したんだから…」 凛「ハッピーエンドじゃ許さないわよ、桜!!」 慎二「僕は頭脳派だってのに!」 バゼット「頭脳を使うよりも、殴った方が早く敵を処理できます」 慎二「もっと効率とかさ!!」 バゼット「そんなのだから、人に好かれないのですよ」 慎二「余計なお世話だよ!」 慎二「ったく…桜のヤツ…この兄を此処まで面倒かけさせやがって」 慎二「さっさと幸せになれっていんだよ!」 士郎「投影開始…」 士郎が投影したのは、十年前にアーチャーが最後に見せた歪な短剣 士郎「桜、準備はいいか?」 桜は強く頷いた 数々の人の想いを込め二人はかつての恩師に再開する 554. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/16(月) 22 20 11.62 ID FHYLQExTo ???「どうやら迎えが来たようだぜ」 黒いなにかが貴方に声を掛ける ほう、予想よりは早かったようだ ???「なぁ、アンタさ」 うむ、どうしたのかね? ???「アンタ、充分に罪を償ったと思うぜ」 罪?何の事だろうか ???「誰も許してくれないって思うんなら」 ???「十年話し相手になってくれた礼だ」 ???「オレが許してやるよ」 ???「だから、ハッピーエンドでいいじゃねぇか」 ―――この世全ての悪が許したんだから ―――もう、救われちまえ 内側から開く音が聞こえる 外側から背を押される ――――光が飽和していく 桜「―――おじ様!!!」 久々に感じる、本当に久々に感じる人のぬくもり 貴方を抱きしめて涙を流し続けるのはかつての教え子 貴方は、静かに桜の頭を優しく撫でる ―――うむ、こういう時はなんというべきだろうか 辺りを見渡せば、いつの間にか知った顔に囲まれる ―――なるほど、皆、十年もすれば老けたようだ そうして、貴方はいつもの調子で皆に伝える ―――諸君、ただいま…と言わせてもらおう マッドアフター 『桜咲く 聖杯解体闘争』END おわり 555. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/06/16(月) 22 22 20.24 ID L1O64dQs0 乙! 556. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/06/16(月) 22 23 17.38 ID TEnqn8ob0 乙、文句なしのハッピーエンドだ 557. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/16(月) 22 24 57.37 ID XC93cTd9O 乙乙!
https://w.atwiki.jp/winterfate/pages/62.html
時代が望むとき、ヒーローは必ず蘇る。 ◆ ◆ ◆ 沢田綱吉は、混乱していた。 気が付いたときには、早朝の山の中にいた。 自分がなぜこんなところにいるのか、まったく見当がつかなかった。 なのに記憶には、自分が知るはずのない情報が刻まれていた。 聖杯戦争。その命がけの戦いに巻き込まれたのだと、綱吉は理解せざるを得なかった。 (なんでこんなことになってるんだよ……。 せっかくリング争奪戦も終わって、また元の生活に戻れると思ったのに……) 現在、綱吉は海辺で膝を抱えて泣いていた。 自分の置かれた状況を理解した後、彼は街に下りて公衆電話から自宅への連絡を試みた。 だが綱吉が聞いたのは、「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」という非情のメッセージだった。 番号を間違えたかと思いもう一度かけてみたが、結果は同じ。 記憶にある友人宅や学校の電話番号にもかけてみたが、どれ一つとして繋がることはなかった。 途方に暮れた綱吉は、警察に助けを求めようと交番を探した。 その途中偶然目にしたのは、道ばたに捨てられていた新聞の日付。 それは、彼の知るものとはまったく異なっていた。 自分は場所だけでなく、時間すらも移動してこの場所に連れて来られた。 その考えにいたった綱吉は、現実から逃げるかのようにがむしゃらに走り出していた。 そして最終的に海にたどり着き、現在にいたるというわけである。 (なんで俺なんだよ……。 俺は聖杯なんてほしくない。ただ普通に過ごしたいだけなのに……。 だいたい、俺一人で何ができるっていうんだよ……) 綱吉はこれまで、いくつかの命に関わる戦いを切り抜けていた。 だがそれは、彼一人の力でできたことではない。 自分を叱咤する家庭教師も、重荷を共に背負ってくれる友人たちも、ここにはいないのだ。 「誰か……助けてよ……」 無意識に、綱吉は声に出して呟いていた。 その直後、その場に轟音が響いた。 「ひいっ! な、何!?」 怯える綱吉に、轟音はだんだんと近づいてくる。 その正体がバイクのエンジン音だということに綱吉が気づくには、さほど時間はかからなかった。 「なんかこっちに近づいてくるしー!?」 自分に向かって走ってくるバイクの姿を確認した綱吉は、すぐに逃げだそうとする。 だがとっさに立ち上がることができず、その場でバタバタともがいてしまう。 そうこうしているうちに、バイクは彼の目前まで来ていた。 「わー! なんだかわからないけどごめんなさい! どうか見逃してください!」 日頃の習性で、とりあえず謝る綱吉。 だがバイクに乗る男から発せられたのは、彼の予想を裏切る言葉だった。 「大丈夫。僕は君の味方だ」 「え?」 戸惑う綱吉の前で、男は十字があしらわれたヘルメットをゆっくりと脱ぐ。 その下から出てきたのは、もじゃもじゃ髪の穏やかな顔だった。 (あ、あれ? なんか優しそう? ていうか、こんなおじさんがこのすごいバイク乗り回してたの?) 目をぱちくりさせる綱吉に、男はなおも語りかける。 「僕自身がヒーローになったつもりはないんだけどねえ……。 けどやっぱり、怯えてる子供を見捨てたくはないからね。 僕は、ライダーのサーヴァント。君を守りに来た」 彼は決して、ヒーローではない。 だが彼は、数多の子どもたちから愛されるヒーローを生み出した男だ。 ゆえに今回の聖杯戦争において、彼は子供を守るヒーローとして現れた。 「真名、って言ってもペンネームなんだけど……。 石ノ森章太郎って、知ってるかな?」 【クラス】ライダー 【真名】石ノ森章太郎 【出典】史実(現代) 【性別】男 【属性】中立・善 【パラメーター】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:C 宝具:A 【クラススキル】 騎乗:EX 乗り物を乗りこなす能力。 日本で「ライダー」といえば、たいていの人は「仮面ライダー」を思い浮かべる。 この聖杯戦争の開催地が日本である以上、仮面ライダーの生みの親である石ノ森はライダーとして極限の補正を得る。 対魔力:E 魔術に対する抵抗力。ダメージ数値を多少削減する。 【保有スキル】 萬画の王様:C 多数の名作を残した石ノ森に贈られた、唯一無二の称号。 漫画を描くことにより、その内容に応じたスキルをDランクで取得できる。 暗殺者が主人公の漫画を描けば「気配遮断」を、弁慶が主人公の漫画を描けば「仁王立ち」を得られるだろう。 取得したスキルは、原稿が破棄されない限り消えることはない。 なおキャスターとして召喚されたならこのスキルはAとなるが、今回はライダーでの召喚のためランクが落ちている。 【宝具】 『全ての騎兵は我に通ず(ライダーズ・オリジン)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-100 最大捕捉:1人 「仮面ライダーの生みの親である」という功績が具現化したバイク。 旧サイクロン号から連なる、全てのライダーマシンに変形することができる。 彼がいなければ後続の仮面ライダーが生まれることもなかったため、彼の死後に誕生した仮面ライダーのマシンにも対応している。 『英雄たちの借宿(ホテル・プラトン)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:100人 彼の作品である「HOTEL」に登場するホテルプラトンをイメージの基点とした、固有結界。 この中では石ノ森の作品に登場したありとあらゆるキャラクターを具現化することができ、本人に代わって敵と戦ってくれる。 固有結界としては、やや規模は小さめである。 【weapon】 ペンと原稿用紙 【人物背景】 日本を代表する漫画家の一人。 伝説の「トキワ荘」で青春を過ごし、「サイボーグ009」のヒットでスター漫画家に。 その他の代表作に「HOTEL」「猿飛佐助」「ロボット刑事」など。 また「仮面ライダー」を始めとして、多くの特撮作品にも携わった。 今回は「仮面ライダーの生みの親」という面を強調され、ライダーとして召喚されている。 【サーヴァントとしての願い】 マスターを生還させる。 【マスター】沢田綱吉 【出典】家庭教師ヒットマンREBORN! 【性別】男 【マスターとしての願い】 聖杯なんていらないから、無事に帰りたい。 【weapon】 「死ぬ気丸」 綱吉の父・家光が開発した丸薬。 1錠飲めば死ぬ気モードに、2錠飲めば超死ぬ気モードになれる。 「X(イクス)グローブ」 綱吉の専用武器。 普段は毛糸の手袋だが、超死ぬ気モードになると革のような素材と金属でできたグローブに変化する。 死ぬ気の炎を灯すことにより、攻撃力を増加させる。 「大空のボンゴレリング」 ボンゴレファミリーのボスに受け継がれる指輪。 現時点の綱吉はこれを戦闘に活用する方法を知らないため、今の彼にはただのアクセサリーにすぎない。 【能力・技能】 「死ぬ気モード」 死ぬ気弾、もしくは死ぬ気丸によって覚醒する、「死ぬ気の炎」を灯した状態。 「心残り」を解消するために邁進し続ける、一種の暴走状態である。 その上位である「超(ハイパー)死ぬ気モード」では理性を保ったまま身体能力が向上し、冷静かつ勇敢な人格となる。 「超直感」 ボンゴレの血を引く者が持つ、物事の真実を見抜く超感覚。 サーヴァントの「直感」スキルに当てはめると、通常でEランク、超死ぬ気モードでBランクに相当する。 【人物背景】 勉強もダメ。運動もダメ。好きな子に声もかけられない。 周囲から「ダメツナ」と馬鹿にされ、不登校気味になっていた中学生。 実はイタリアの古豪マフィア「ボンゴレファミリー」ボスの遠縁であり、10代目ボスの候補者として謎のヒットマン・リボーンの指導を受ける羽目になる。 不本意ながらも裏社会の戦いに巻き込まれ幾度も死線をくぐり、少しずつ成長し、かけがえのない友も増やしていった。 しかし成長が表に出るのは追い詰められたときだけであり、普段は臆病で情けない性格のままである。 今回は10年後の未来に飛ばされる直前からの参加。 【方針】 生存を最優先