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矢澤にこ&ダークヒーロー ◆kRh/.U2BNI この奇跡を、終わらせたくない。 「大会が終わったら、μ sは…おしまいにします!」 μ sが解散する。 それを知ったとき、そう思わずにはいられなかった。 わかってる。μ sは私達9人でないとダメだってことは。 けれど…どうしても諦めがつかなかった。 卒業して、μ sがなくなってしまうのはいやだ。 また1人ぼっちに戻ってしまうのはいやだ。 昔からアイドルを目指して色んな努力をしてきた。 寝るときは顔パックをつけてるし、お肌を守るために夏でもセーターを着てる。 「にっこにっこにー♪」に合わせた振り付けや言い回しだって研究した。 音ノ木坂学院に入って、アイドル研究部を設立。ついに夢だったアイドルになることができた。 妹達は私を『スーパーアイドル』として心から慕ってくれた。 ――でも、現実はそんなに甘くはなかった。 私以外のメンバーは練習に耐えられず、1人、また1人とアイドル研究部から退部していき、私1人だけになってしまった。 1人だとアイドル活動もできず、ユニットは当然解消。 妹達にアイドルをやめたなんて言えず、家では『スーパーアイドル』を見る眼差しが痛かった。 それでもアイドルを続けようとがんばったけど…1人ぼっちでは何をしようにも無駄だった。 時間だけが過ぎていって――気付いたら3年生になっていた。 もうスクールアイドルを続けることを諦めかけていた、そんなときに。 穂乃果を中心にμ sが誕生した。 私から見たμ sはとても眩しかった。 はじめは私の苦労も知らないでスクールアイドルをしていたことが羨ましくて潰そうなんて考えもしたけど…皆が私をμ sに誘ってくれて、スクールアイドルを続けることができた。 1人ぼっちのアイドルではなく、みんなと共にあるアイドルになれた。 妹達にも本当のことを打ち明けることができて、妹達の『宇宙No.1アイドル』としてやっていくことができた。 3年生になって、やっと夢を叶えることができた。 それは私の奇跡だった。私達の奇跡だった。 だから、そんな奇跡を終わらせたくない。 卒業して、μ sに入る前みたいな1人ぼっちに戻るのは、もう…。 そんな思いが心のどこかにあったことは覚えている。 泣かないと決めていたのに泣いてしまったあの日の帰り道。 まだ夕日が見えていたのに、なぜかそれを直視できた。 それが夕日じゃなくて紅い満月だと気付くのに時間はかからなかった。 ◆ ◆ ◆ 「なんで…」 μ sという存在が、消えていた。 「なんでμ’sがなくなってるのよ…」 毎日のように登校して。授業はいつものように寝たり上の空になったりで聞き流して。 放課後にアイドル研究部の部室に入った途端、にこは絶句した。 まず初めに感じたのは懐かしさ。しかしそれは決して受け入れられない、おぞましいものであった。 そこにあったのはμ sのメンバーが集まる明るい部室ではなく。 1人ぼっちでスクールアイドルを続けていた頃の暗い部室。 額には汗が滲み出ており、心臓の動きが速くなっていく。 混乱を振り払い、とりあえず部室に常備してあるコンピュータを起動して『μ s』で検索をかけるも、一致なし。 部室を飛び出し、恥を忍んでクラスメイトにμ sのことを聞いても「μ sなんて知らない」という応答ばかり。 放課後に屋上でメンバーを待っても日没まで誰一人来なかった。 μ sがなくなったのはただの勘違いだったことへの期待も空しく、にこは学校を出て帰路につく。 その頃にはもう月が空に顔を出しており、完全に夜と言える時間帯であった。 にこは無意識に視線を落とし、街灯を頼って路地に沿うようにトボトボと歩く。 とにかく気持ちを落ち着かせ、どうしてこのような状況に置かれているのかを考える。 もしかしたら過去に戻ったのかもしれないなんて突拍子もないことを考えもした。 実際のところ、にこは紅い満月に導かれ聖杯戦争の参加者になっており、身体に令呪が刻み付けられているのだが、彼女はまだそれらの事実を知らない。 そして、後に出会うサーヴァント(=アホ)のせいで、致命的な勘違いを犯すことになる。 ◆ ◆ ◆ 周辺の景色は変わらない。確かなのは、にこ以外に人がいないということだけ。 しかし、『それ』は人が100人いるかのような騒がしさを連れて突然にやってきた。 「とーーーーーーーーーーーう!!!!!!!」 暗がりから飛び出してきた影。 その人物はにこを片手で持ち、華麗にジャンプ。アクロバティックな動きで着地した。 「え、うえぇぇ!?」 考えごとで忙しかったにこは当然ながら現実に引き戻され、驚愕の声を上げた。 にこが見上げると、まず目に入ったのは特徴的な形の眉毛、そし襟を立てたマントのような白いコート。 やけにはっちゃけた恰好をした男はにこを片手で抱えながら、何もない空間を睨みつけながら仁王立ちをしている。 「あぶない!!見えない光線だ!このダークヒーローのマスターを察知したアーチャーの攻撃に違いないぞ!」 「ちょっと何よアンタ、いきなり―――ウオアァ!!??」 にこが抗議し終える前に男はさらに10mほど高く跳躍し、決めポーズとともに着地する。 「はいやーーー!どうだ、見ろ!見えない光線を華麗にかわしたぞ!!嘘じゃないぞー!?」 「……お、おろして~」 男はその声に気づくと腕の力を抜き、にこを文字通り落とした。 その際ににこが発した「ぐぇっ!?」という声は届いていないようだ。 男の名はアクターレ。かつてダークヒーローとして一世を風靡した悪魔である。 「大丈夫かい?どうだった、オレ様の華麗なアクションは!何せ生で見れてしかもヒロイン役みたいなこともできたんだ!感無量だったろ?」 「大丈夫じゃないわよ!さ、さっきからなんなのよあんた!ていうか、誰!?」 「誰って、このオレ様を知らないのか?ヴェルダイムで大活躍した世界的ダークヒーロー、アクターレを!」 「知らないわよ!!アンタ一体何がしたいのよ!」 「何ぃっ!?オレ様を知らない!?オレ様がマイナァ!?」 (本当になんなのよコイツ…) まるで会話が成り立たない。にこはとりあえず、バカは放っておいてさっさと家へ帰ろうとする。 「オイオイちょっと待てよ!せっかくキミを助けるために来たっていうのに1人で帰るなんて…ハッ!!そういうことか…これは所謂『ツンデレ』ってやつだな!!」 「何でそうなんのよ!!しかも、助けるって何!?にこの何を助けてくれるっていうのよ!?」 「決まってるだろ?オレ様が主人公のボディーガード役でキミがヒロインの護衛対象の役ってだけさ。おおっと、本名で呼ぶのはよしてくれよ?名前がばれるとマズイらしいからな。オレ様のことはダークヒーローって呼んでくれ」 …訳がわからない。これは本格的に頭が参ってしまいそうで、にこはすぐにでも逃げ出したい気持ちに駆られた。 実際のところアクターレはエクストラクラス『ダークヒーロー』のサーヴァントである。 が、ダークヒーローにとっては聖杯から授けられた聖杯戦争に関する記憶はダークヒーローの独自フィルターで曲解されており、 その結果このように意味不明な文言を発しているのだ。 「護衛対象の役って…アンタと私が何かのドラマに出てるとでも言いたいわけ?」 「そりゃあ、舞台は作られた東京だからそうなるな。オレ様達のためだけに用意されたんだぜ?豪華だろ?」 にこは目を見開いた。 確かに、目の前のダークヒーローは『作られた』東京と言った。 つまりにこが今いる場所はにこが住み慣れた東京ではないということなのか。 「作られた東京ってどういうことよ!?」 「ええと、新しい世界を作り出してそこで撮影するってカンジかな?」 「つまり、私は別世界に飛ばされてここにいるってこと?」 「そうそう、それそれ!」 …とにかくダークヒーローの言っていることが果てしなく理解しづらいことと とてつもなく現実離れしたことが起きたのは理解できた。 もし、魔法か何かで別世界に飛ばされたことが本当なら。 μ sがなくなったことにも関係があるかもしれない。 「…ねえ、μ sって知らない?」 「なんだそれ?石鹸?」 「違うわよ!宇宙No.1アイドルのにこが入ってた宇宙No.1スクールアイドルユニット!」 今度はダークヒーローが目を見開く番だった。 理由は単純。宇宙No.1という単語を真に受けたのだ。アホだから。 「な、なんだってー!?う、宇宙No.1アイドルなの!?マジで!?」 「……へ?」 どうしよう…宇宙No.1アイドルってこと真に受けちゃったよこの人。 まさか本気で宇宙No.1なんて真に受けられるとは思わず、 にこは目的も忘れてつい調子に乗ってしまう。 「そ、そうよ!にっこにっこにー♪あなたのハートににこにこにー♪笑顔届ける矢澤にこにこー♪にこにーって覚えてラブにこー♪」 「うおおおおーーーー!!!こいつは本物だ!!宇宙No.1アイドルに間違いねぇ!!宇宙のYAZAWAだ!!俺のダークヒーロー魂がそう叫んでいるぜ!!」 「そ、そうかしら…あ、あは、あはははは…!」 かつてμ sのメンバーから寒いだのキモチワルイだの言われていた自己アピールをこうも真面目に評価され、にこは照れ気味に上機嫌になる。 ダークヒーローもダークヒーローでにこのことをすっかり『宇宙No.1アイドル』だと信じ込み、すれ違いながらも互いに気兼ねなく話せるようになっていた。 ◆ ◆ ◆ ダークヒーローはにこがアイドルだとわかったとき、またもや全サーヴァント中最強ともいえる勘違いをしていた。 何とも形容しがたい異次元の妄想力である。 フフフッ……! そうか、そういうことか……! この聖杯戦争ってヤツはズバリ……! オーディション!! 要するに、ダークヒーローのオレと宇宙No.1アイドルにこにーがタッグを組んだように、 聖杯がくじ引きで2人1組でチームを組ませてどのタッグが最後まで生き残るかを見るってワケだな!! そして最後まで生き残った組がスターの座に返り咲けるということか…! つまり、他の奴等もこのスターの座をかけて参加しているライバル…絶対に負けられないぜ!! だがしかしっ!! にこにー…このオーディションでは出会いたくなかったな。 この東京で出会わなければ、お前とデュエット曲を歌ってもいいと思ったぜ。 けどな…スターの座は常に1つ!!2番じゃあダメなんだ!! にこにーに代わってオレ様がスターの座につけば、あわよくば『宇宙No.1ダークヒーロー』の称号が手に入るかもしれないだろ? 悪いが…何も知らなさそうなにこにーには少し嘘をつかせてもらう。 どんな手を使っても最後に勝つのがダークヒーローなんでな…! オレ様に英霊の座なんて似合わない!!目指すはスターの座だ!! 待ってろよ、母ちゃん、アクタレオ、家族のみんな…! 兄ちゃん、必ずスターの座に戻って見せるぜ! ◆ ◆ ◆ 褒められたことでダークヒーローに少し気を許したにこは、再現された東京で起きた異変を打ち明けた。 μ sがなくなったこと。何が起こっているのかわからないこと。 「もしダークヒーローが知ってるならさ…教えてよ。なんでにこは別の世界にいるの?」 「説明しよう!!にこにー、お前は選ばれたのだ!!にこにーは神様から選ばれし存在!オレ様は神様から遣わされた聖霊さ!にこにーのボディーガード兼サポートをするよう頼まれたんだ!」 「え、いや、さっきアンタの話聞いてたらまるで俳優気取りみたいな――」 「とにかく、神様はにこにーに試練を与えたんだ!この東京には少なからずオレ様みたいな聖霊を連れた人間がいる!ソイツらを探すんだ!」 言うまでもなくダークヒーローは嘘をついており、彼は聖霊ではなくサーヴァントである。 そしてにこはマスター。まだ聖杯戦争の情報を持たず、願いを持って紅い満月に連れ去られたことすら知らない無自覚のマスターである。 ゆえに、にこは知らない。自分の命が危機に瀕するかもしれないことを。 「………」 ………どうにも胡散臭いが、ダークヒーロー以外情報提供者がいない外、信じるしかなかった。 とにかく、ダークヒーローが言うように、他にも聖霊がいるらしい。その人達を探そう。 ぶっちゃけダークヒーローよりも頼りになりそうだ。 …だけど、今日は帰って寝よう。 どうにも頭が痛いのだ。原因はμ sがなくなったショック、現実離れしたことによる混乱と―― 「次回予告ッ!にこにーこと宇宙のYAZAWAとペアを組み、2人のゆゆうじょうぱぱわーで最後の1組まで勝ち残ったアクターレ。 そんなアクターレ達の前に現れたのはなんと、魔界の技術の結晶といわれ、伝説として語り継がれていたプリニガーX・轟であった! しかもプリニガーX・轟は宝具『無限の皮製(アンリミテッドプリニーワークス)』によって自身を量産させる凶悪なサーヴァントだった!! 倒しても倒しても増殖する上に1体でも脅威なプリニガーX・轟に圧倒されていくアクターレ達。 そんな時、アクターレの中の未知なる力が覚醒して…9人に分裂した!? 次回「聖杯戦争異聞録 帝都幻想奇譚」最終話!『叶え!オレ様たちの悪夢――』 何?選考を通らないと続編もクソもない?細かいことは気にするな!」 ――隣で訳の分からない独り言を話し始めたダークヒーローと行動を共にすることへの気苦労のせいだろうか。 【マスター】 矢澤にこ@ラブライブ! 【マスターとしての願い】 μ sを取り戻す。 【weapon】 特になし 【能力・技能】 特になし 【人物背景】 国立音ノ木坂学院に通う三年生、スクールアイドルユニット『μ s』のメンバー。 メンバー内では唯一、幼い頃からアイドルを目指している。 μ sで最も小柄でスタイルも貧相だが、強烈な個性を放つ。 ことあるごとに猫被ったりセコい作戦を立てては空回りするアホの子、いじられキャラとして描かれている。 アニメでは、唯一のアイドル研究部員であり、同時に部長であった。 小泉花陽と同じくアイドルに対しての情熱は誰にも負けないぐらい持っており、 そのせいもあって穂乃果率いる「スクールアイドル」を目の敵にすることもあった。 しかし、それは1年生の頃にスクールアイドル結成したもののうまくいかなかったことから羨望を向けていた部分もあったということが考えられる。 相当な苦労人故かμ sやラブライブへの執着心がかなり強く、 穂乃果がμ s解散を宣言したり第二回ラブライブの出場に消極的な様子を見せた時は真っ先に怒りを露わにした。 【方針】 ダークヒーロー以外の聖霊(サーヴァント)を探す。 自分が聖杯戦争に参加していることに気づいていない。 なぜ別の世界へ引き込まれたのかもわからない。 【クラス】 ダークヒーロー 自らの正義を貫くためには社会にとっての悪になることも厭わなかった英霊のクラス。 その特性から、多くの反英雄がこのクラスに該当する。 特に「混沌・善」の属性を持つ英霊はとりわけ適性が高い。 その大半が譲れない目的の為に全てを捨てられる覚悟の持ち主で、 精神干渉を無効化できるスキルをクラス別スキルとして保持している。 代表的な適性を持つ英霊として、ロールシャッハ(ウォッチメン)が挙げられる。 【真名】 アクターレ@魔界戦記ディスガイアシリーズ 【パラメータ】 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具A 【属性】 混沌・善(?) 【クラス別スキル】 殉ずる魂:B ダークヒーローとして自分の正義を貫き通す覚悟。 己の信念に基づいた行動をしているときにパラメーターが上昇し、威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。 ただし、己の信念に外れた行為をしているときは逆にパラメーターが減少し、英霊の格が下がる。 【保有スキル】 アホ:A アホ。言い換えるとバカ。 アクターレは自分を超人気のダークヒーローだと思っており、 誰もが自分のファンだと思いこみ、前向きな妄想も激しいため、アクターレと会話が成り立つのは難しい。 聖杯から与えられた情報も曲解して伝えるため、情報伝達は非常に不得手。 役者魂:A スターとしての素質であり、様々な役割を『演じる』能力。 他人のフリをして立ち去ったり、死んだフリからの不意打ちが成功しやすい。 Aランクだと演技に熱が入りすぎて放っておくと自分の目的や過去、自分がサーヴァントであることも忘れてしまう。 スターオーラ:C アクターレが常に放っている人気スターのオーラ。 威圧に近い精神干渉で、無意識に手を緩めてしまう。 人間、または、生前が人間だったサーヴァントから受けるダメージを多少削減する。 人外や、精神干渉を無効化するスキルを持つ相手には効かない。 バラエティ根性:A 体を張ったスタントマンの仕事もこなせる不滅の肉体と精神。 魔界のテレビ局から死亡扱いされて干された時もめげずにダークヒーローの座へ返り咲いて見せた。 瀕死状態のとき、敵の宝具によるダメージを完全に無効化する。 また、『戦闘続行』スキルの特性も併せ持っている。 真名秘匿(誤):E- 真名を隠蔽することができる…というより、名前を間違えられる。 間違いの代表例として、アホターレ、バカターレ、ハナターレなど。 間違えられた場合、真名を看破されたことにはならない。 【宝具】 『ラストバトルを踊ろうぜ!(しびれマイハート)』 ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1 ダークヒーローとして勇者を打ち砕く、問答無用の自己陶酔世界。 術者の心象風景で現実世界を塗りつぶし、内部の世界そのものを変えてしまう固有結界。 アクターレは元々悪魔であるため、固有結界を使える。 魔界の特撮ダークヒーロー番組のロケ地を展開し、番組の1シーンが再現される。 この結界内においてアクターレはこの結界では絶対的強者であり、 アクターレの『特撮番組に出ているオレ様はこのくらいカッコよくて目立つんだ』という妄想が結界内では具現化されている。 相手は『ダークヒーロー・アクターレにやられる雑魚敵(勇者その1)』の役であり、 どんなに耐久が高くともアクターレのあらゆる攻撃で大ダメージを受ける。 デコピンだけで地の彼方まで吹っ飛び、少し小突かれるだけで倒される怪人の如く爆発するし、オレ様しか見えないビームで黒コゲになる。 …ここまで書くと凶悪な宝具に見えるが、実は『有効な攻撃は最初の一発だけ』という制約があり、 アクターレの初撃が当たろうが外れようが一発目で固有結界は維持できなくなってしまう。 展開の度に魔力を消費するため、一発当たるか外れるかが勝負の重要な分かれ目になる。 『血潮たぎらせ舞う白虎(ラヴダイナマイツ)』 ランク:E~EX 種別:対城宝具 レンジ:??? 最大捕捉:55000 超巨大なライブステージを展開し、宇宙遺産級のライブコンサートを開催する固有結界にしてアクターレの最強技(?)。 あらゆる場所にいるNPC、マスター、サーヴァントを固有結界に引き込み、彼らを観客にライブを披露する。 再現された東京に召喚されたことにより、ライブ会場は東京ドームを元に構成されており、観客は最大で55000人にも及ぶ。 引き込まれた者は『オレ様色』に染まってしまい、彼に黄色い声援を送るようになる。 ライブ中の観客の憧れ・声援は信仰となって結界内の魔術基盤を強化していき、 熱気・盛り上がりは魔力となって結界内に充満する。 最終的にエレキギターを地面に叩きつけることで溜まった魔力と魔術基盤を利用して結界全域に雷を発生させ、マスター及びサーヴァントにダメージを与える。 その威力はライブの盛り上がり・観客数・評価に応じて上下し、 最高の盛り上がりでライブを締めくくった時には魔王をも一撃で倒してしまう程の威力。 NPCはダメージを受けない。 【weapon】 エレキギター アクターレが常備しているエレキギター。 なぜかそこから電気を走らせることができ、「エレキソウルフル」という技が使える。 『血潮たぎらせ舞う白虎』でも使用する。 サイン色紙 アクターレの名前が書いてあるサイン色紙。 誰彼構わずこれを押し付けている。 投げると一応武器になる。 【人物背景】 魔界戦記ディスガイアシリーズに登場する悪魔。初出は魔界戦記ディスガイア2。 黄色い髪に独特の形をした眉毛、白いマントが印象的。 非常に名の知れたダークヒーローで人気も高い。 だがそれは昔の話、今はとある事件がきっかけでテレビ業界から干されており仕事が激減、 人気も無くなり辺境ヴェルダイムの旅番組というダークヒーローとは一切関係の無い地味な仕事をしていた。 仕事がなくなったせいか、家族とアパート暮らしで家具のほとんどを質に入れ、家賃を3年滞納している。 性格はバカで前向き、家族思い。信条は「どんな手を使っても最後に勝つのがダークヒーロー」 手段は汚い一方で、自分の信条に従って行動し、家族思いでもあるため属性は混沌・善(?)となっている。 どんな状況でもダークヒーロー魂を忘れておらず、関わる人物は自分のファンだと思っている。 ポジティブ思考からくる超次元拡大解釈により危機的状況をオーディションと決めつけたり、 話かけられるとサインをねだられていると解釈したり、 自分が主役だと言い張って脚本や打ち合わせを無視するなど、彼のアホな逸話は語るに尽くせない。 アクターレ(=アホ)と表記されたこともある。 家族構成は弟と妹が4人、ペット1匹、母親が1人。 自分を慕ってくれる家族を大切に思っている。旅番組の仕事も家族を心配するあまり引き受けることを躊躇っていた。 弟からは大人気のダークヒーローだと信じられているが、家族には不人気で仕事がないことを隠していた。 ディスガイア2本編では、辺境ヴェルダイムの旅番組中にアデル達と出会い、 勘違いから戦いを挑まれ負けてしまう。 この時、テレビでは通り魔に殺されアクターレ氏は死亡、と報道されテレビ業界から見捨てられる。 迎えがなくなり帰る事が出来なくなり困っている所に、魔王ゼノンがヴェルダイムに居るという情報を入手し、これを利用してテレビ業界に戻ってやると決意。 ラストはアデル達と協力しゼノン(偽)を倒す。 ゼノンが偽物であったことを利用して、魔王ゼノンにまつわる情報がアクターレの自作自演であったと告白。 ゼノンを倒しに来た魔神・魔王・勇者にボコボコにされたものの、 その際に発した「俺が真のダークヒーローだ!」宣言でダークヒーローとしての人気を不動のものにした。 その後は数々の魔界を渡り歩き、オレ様色に染め上げていった。 が、ディスガイア4の舞台となる魔界でそれに失敗し、小物を演じて地獄の獄長に就任した。 その際に、演技に熱が入りすぎて目的と過去を忘れてしまい、 ダークヒーローのイメージからかけ離れたヘタレになってしまった。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯戦争をスターの座を決めるオーディションだと思い込んでいる。 このオーディション(聖杯戦争)を勝ち抜き、もう一度魔界のスターの座へ返り咲く。
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[二日目/朝] 聖杯戦争。 それは魔法少女たちによる釁られた戦いだ。 神父さんは、私にそう語って聞かせた。 寝ぼけた眼で、自分の左手に刻まれた三画の刻印を見やり、私は思う。 ああ。あれは、夢じゃなかったんだ。 月の綺麗な昨日の夜更けに、私が呼び出したサーヴァント。 ――ライダー。 三騎士のクラスには届かなかったものの、私の招来に応えてくれた英霊。 混乱のせいでどんなやり取りを交わしたかは覚えていないけど、ファーストコンタクトは概ね良好だったような気がする。 ……しかし召喚に成功した安堵のあまり、そのまま寝てしまったというのは我ながら、情けない限り。 肝心なところで締まらないのはそろそろ何とかしたいところだと真摯に思う。 それは兎も角。 私はこれで、とりあえずスタートラインには立てたことになる。 聖杯戦争がどういうものかは、神父さんから聞いた。 聞いたからこそ、私がやらなくちゃならない。 きっと、これは私にしか出来ないことだから。 魔法少女―― キュゥべえと契約し、騙された女の子たち。 私も、その一人。 どうしてキュゥべえが現れないのかはわからないけれど、だからこそ、今しかない。 昨日から仮病を使っていたから、部屋の時計が既に遅刻確定な時間を指していることにも驚きはしなかった。 家族に心配をかけるのは申し訳ないからあまりやりたくはなかった。でも、今日はしなくちゃならないことがある。そう前もって決めていたから、体調不良と嘘をついて、今私は学校を休んでいる。 サーヴァントとの、意思疎通。 召喚時に満足に出来なかった分、今日は一日たっぷり使って――お互いのことを知っておく必要があると思った。 ……いくら私でも、碌に会話すらしていないような状態で無防備に外出することが危険なことは分かる。神父さんによれば私は六番目のマスター。つまり、少なくとも五人の魔法少女が、既にサーヴァントを召喚してこの町へ潜んでいるのだ。 怖いと感じる想いは、勿論ある。 ただ、それ以上に強い想いがあるから、私はそこへ身を放り込むことが出来た。 ――悲しい。 初めて聖杯戦争について聞いた時、私はどうしようもなく、悲しくてたまらなかった。 そして思った。 見滝原の魔法少女として、やらねばならないことがあると。 それはあまりにも――きっと誰に聞かせても、反対されるどころか笑われてしまうようなバカげたコト。 ライダーのサーヴァント。 私の、サーヴァント。 彼は、どんな反応をするだろうか。 きっと、怒られるに違いない。 最初から関係性を悪くしてしまう未来が見える。 それでも。私には、胸の内を隠したまま、“仲間”と戦っていくなんて器用なことは出来そうにもないから。 だから、正直に話すことにした。自分が聖杯戦争に参加する理由。 聖杯戦争の、解体。 そんな――あまりにも矛盾した理由を。 ◆ 「ふああ……」 欠伸を押し殺すこともなく漏らして、――鹿目まどかは、リビングへと歩を進めていた。 家には自分以外誰もいないらしい。母の詢子はいつも通り会社勤めで、弟タツヤも学校へ行っている。ここまでは予想通りなのだが、この静けさからするに父・知久も何処かへ外出しているようだ。 どうしたんだろうと思わないでもないが……結果から言えば好都合だった。 ぺたぺたと、裸足で廊下を歩いていく。 程なくして、リビングへ辿り着いた。 扉を開け、ラップのかけられた朝ご飯が置いてあるテーブルへ近付く。 ベーコンエッグの乗った食パンに、レタスとトマトのサラダ。スープが冷めてしまっているのが少し残念だったが、そこは寝坊をしたこちらの落ち度として諦めるしかない。 「……あれ?」 ――と。 その時、初めてまどかはこの空間に存在する“違和感”に気付いた。 何故にそんなにぺらぺら言葉が出てくるのだろうと思うくらい、真実“捲し立てる”という表現こそ正しいであろうテレビショッピングの売り子。……問題は無論そこではなく、何故テレビが誰も居ないのに点いているのかということ。 消し忘れだろうか。不思議そうな表情を浮かべながら、まどかは振り返り。 硬直した。 比喩抜きに、その場で硬直した。 何故今の今まで気付かなかったのか、自分でも信じられない。 きっと、余りにも大きすぎる違和感だったから、見落としてしまったのだろう。 それほどまでに、その人物は鹿目まどかの世界の中で浮いていた。 薄ぼんやりと思い出される、昨夜の記憶。 そうだ、この人が―― 「ぬう……なんと興味深い代物! 現代にはこのように面妖な宝物が溢れているというのか…… 良い! 心が踊る! 余の時代にもこの男が居たならば、余の行軍も数倍は利便に進んだかもしれぬな」 テレビショッピングを前に、子供のようにはしゃいでいる大男。 明らかに現代の風景から浮いた外套と鎧帷子姿の、日本人離れした赤毛の巨漢。 その光景はあまりにもシュールレアリスムにあふれており、事実上初の邂逅であるというにも関わらず、まどかは呆気に取られてしまった。家の煎餅を勝手に食べていることなど、彼の豪快さを前にしては心底どうでもよく思えてくる。 この人が、私のサーヴァント。 三画の令呪によって繋がれた、無双の英霊が一騎。 未だ自分の存在に気付かず、テレビへ熱狂する大男へ……まどかは恐る恐る声をかけた。 「――あの」 「ほう! 濯いだ瞬間キュキュっと食器の汚れが落ちる油……面白い! 余の時代にも厨房に立つ者は常々肉の油が染み付いて取れんと嘆いておったものよ! 益々興味深いぞ、この時代は!」 「あの!」 ライダーの貌が、まどかの方を漸く向く。 意を決したように、呼吸を整え、問う。 「昨日のこと、あまりよく覚えてなくて……それで。 貴方が、私のサーヴァント――なんですよね。“ライダー”さん」 一瞬の逡巡すらなく。 間髪入れずに、ライダーはニヒルな微笑みを浮かべて。 そして返答する。 「――応とも。いかにも余が、うぬの呼び出したサーヴァントに他ならん」 威風堂々・豪放磊落―― この英霊を評するならば、そんな言葉以外にない。 たとえ今、過去、未来のあらゆる存在を連れてきても、この男を“折る”ことの出来る存在など居りはすまい。 まさに“王者”。 魔法少女として過酷な定めを背負っているとはいえ、ある程度の平和が確約された世に生を受けたまどかでさえ、この人物にはそんな感想を抱かざるを得なかった。 「我が名は征服王イスカンダル。昨夜にも名乗ったつもりであったが、記憶が朧気ならばもう一度名乗っておくとしよう。そして余からもだ、小娘。問おう」 イスカンダル――征服王。 歴史の授業で、耳にしたことがあった。 マケドニアの覇者。 アレキサンドロス三世、アレクサンダー大王、或いはイスカンダル。 世界史の分野にさほど詳しいわけではなかったが、そんな渾名や伝説から弱小さを感じる者など居るはずがない。 「――貴様が、余のマスターで相違ないな?」 「……は、はい! 鹿目まどか――私が、貴方のマスターです!」 良し。 破顔するライダーのサーヴァントを前に、まどかは思う。 この男ならば――どんな英雄豪傑と相対しても、負けはしないに違いないと。 そんな、価値観を一変させるような邂逅。 時間にして、午前九時三十分。 この時を以って、鹿目まどかの聖杯戦争は――真に“始まった”。 ◆ 「――ふむ。ならば小娘、貴様は聖杯を拒む……というのだな?」 喧しく騒ぎ立てるテレビの音声は、もう消えていた。 難儀な話題ではあるが、先延ばしにするわけにはいかない。 そう思ったまどかは、ライダーへと“本題”を切り出した。 ――即ち、自身の聖杯戦争に対する歪んだ体勢を。 願いを求めず、この戦争を止め、解体するという目的を。 ライダーはそれを聞けば、ふむと頷き……そして先のように、問い返す。 こくり。 まどかが頷けば、ライダーは腕組みして唸った。 「余はな、さしたる願いは持たん」 窓から見える外の風景へ目を向けて、ライダーは言う。 聖杯に託す願いがないという時点で、サーヴァントとしては異端である。 だが、この征服王に限っては頷ける話だ。 その生き方は伝承に聞くだけでも圧巻の覇道一色。 実際に言葉を交わせば交わすほど、聖杯という宝具を用い願いを叶える等と謳う風には見えなくなっていく。 「この現代を制覇し……軈ては征服し尽くてやろうとは思っているが、その道筋を聖杯なぞに委ねては征服王の名折れよ。故に余自身の手で成さねば意味がない。だが、聖杯が全くの無用かと言われれば、それも否だ」 実に他愛ない調子で世界征服を語る姿にも、まるで荒唐無稽なものを感じない。 彼ならばやってのけると、理屈より先に直感で理解してしまう。 しかし、彼が如何な豪傑であれども、その肉体はサーヴァントという器に縛られたままだ。 聖杯戦争が終われば消滅し、あるべき場所へ戻っていく。 「有り体に言えば、受肉だな。本来の肉体が戻れば、興の乗らん縛りとは無縁で動くことも出来るだろうよ。つまりだ、小娘よ。貴様の望みは解ったが、余を納得させるだけの理由が足りん」 ライダーにとってまどかの道へ従うことは、謂わば。 聖杯という、この現代に於いて再び夢へ挑む切符を、自らの手で破棄することを意味する。 当然、二つ返事で了承できるものではない。 まどかは、思わず黙り込んでしまう。 何しろ相手は、遙か太古から現世まで語り継がれる大王だ。 それを納得させるなど、容易なはずがない。 ――ふと。令呪の存在が頭に浮かぶ。 神父の説明を思い出す。 “令呪はサーヴァントへの絶対命令権だ。 対魔力のスキルを持つサーヴァントにも、令呪を受け入れる契約を交わしている以上は問題なく作用するだろう。 ――然しだ。令呪の効力は瞬間的で、且つその内容が明確であればあるほど効力を増す。 逆に長期的で曖昧な命令であれば……必然、その効力は弱くなっていく” ……駄目だ。 小さく頭を振って、頭の中に思い浮かべた可能性を否定する。 方針の強要は神父の説明へ当て嵌めれば、紛れもなく後者の部類。 それに、サーヴァントへ無理やり自身の考えへ頷かせるなどまどかとしても本懐ではない。 彼は道具ではなく、共に戦ってもらう“仲間”なのだ。 自分の思い通りに事を進めるために、令呪などという道具に頼るのは――言うまでもなく、ズルだ。 「……だって、悲しいですよ。こんなの」 「ふむ?」 気付いた時には、声が口から溢れていた。 聖杯戦争に参加したのは、確かに短絡的な一時の感情に任せた結果である。 けれど――まどかは今でも、その選択に後悔などしていない。 むしろ、ああしなければならなかった――とさえ、思っている。 「みんな、色んな願いを持って魔法少女になった。……でも、本来魔法少女っていうのは、夢と希望に満ちた存在。誰かを助けて、誰かの笑顔の為に行動できる――そんな、ユメみたいな存在のはずなんです」 願いは、数あれど。 最初はみんな、そういう思いで魔女と戦ってきたはずだ。 それが、魔法少女の真実を知るにつれて――歪んでいった。 聖杯戦争のような、魔法少女の本来のあり方と明確に異なった戦いに望みを託すしかなくなるほどに、彼女たちは追い詰められ、摩耗し、傷ついて、変わっていってしまった。 「魔女になりたくないのは私だって……誰だって同じ。私だって、運命を変えられるならそうしたいと思う。だけどその為に魔法少女同士で戦う、殺し合うなんて。そんなの絶対におかしいって、何度でも言い返せます」 だから、たとえそれしか希望がなくても。 聖杯戦争という仕組みに鹿目まどかは否を唱える。 破壊せんとする。流水の流れに背く川魚が如く。 「ライダーさんにとって、聖杯が必要なことは分かります。それでも、私だって譲れない」 ライダーは答えない。 ライダーは応えない。 ただ、少女の目をじっと見つめていた。 「私は――聖杯戦争を認めない」 確固と断ずる。 魔法少女同士で戦う趣向へ、まどかは納得出来ない。 先のことなんて何も考えていない、馬鹿げた理想論。 もしも非業の最期を遂げ、それを改変したいと願う英雄が召喚されていたならば、この陣営の決裂は不可避のものとなったろう。聖杯戦争の否定は即ち、サーヴァントの存在意義の否定と同義である。 だからこそ、彼女は運が良かった。 征服王イスカンダルとは、最果ての海(オケアノス)を目指した覇者(ライダー)。 見果てぬ夢、向こう見ずな願い、無鉄砲な戦い――そういうものに“慣れている”英霊。 それ以前に、第一。 一介の子女の分際で、サーヴァントへ毅然と決裂必至の喝破を飛ばしてみせる姿が、彼を不服にさせる道理はない。 「……言うではないか、それでこそこのイスカンダルのマスターよ」 ライダーが浮かべた表情は、笑み。 口にする言葉は、まどかへの賞賛であった。 まどかは驚愕に顔を染め、ライダーを見上げる。 大きくごつごつとした無骨な手が、桜色の髪の毛を無神経にわしゃわしゃと撫でた。 「気に入った。どれ、せめて飽きるまでは――貴様の妄言に付き合ってやろうではないか、小娘」 「……! 本当、ですか……!?」 「男に二言は無い。余が飽きるようなことがあれば話は別だがな……尤も」 不敵なものへ、笑みの形が推移する。 見据えるのは己がマスターでも、現代の景色でもない。 聖杯戦争。程なく訪れるだろう、英雄豪傑たちとの闘争だ。 剣士、弓兵、槍兵、魔術師、暗殺者、狂戦士。 その中には必ずや、自分よりも強大な英霊が存在することだろう。 「此度の遠征。退屈を想う暇すらも、与えてくれはせんのだろうなあ」 良し。 もう一度、ライダーは頷いた。 心が躍る。何処の英霊が来るか知らないが、存分に競わせて貰おうではないか。 魔法少女(マスター)、鹿目まどか。 騎兵(ライダー)、イスカンダル。 その主従が目指すは――“聖杯戦争の破壊”。 ■ステータス情報開示 クラス:ライダー 真名:イスカンダル 属性:中立・善 パラメータ:筋力B 耐久A 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具A++ クラススキル: 対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 騎乗:A+ 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。 ただし、竜種は該当しない。 固有スキル: 神性:C 明確な証拠こそないものの、多くの伝承によって最高神ゼウスの息子であると伝えられている。 カリスマ:A 大軍団を指揮する天性の才能。 Aランクはおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。 軍略:B 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具の行使や、 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 宝具: 遥かなる蹂躙制覇(ヴィア・エクスプグナティオ) ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人 「神威の車輪」による蹂躙走法。『神威の車輪』完全解放形態からの突進。雷気を迸らせる神牛の蹄と車輪による二重の攻撃に加え、雷神ゼウスの顕現である雷撃効果が付与されている。 猛る神牛の嘶きは通常使用時の比ではなく、静止状態から100mの距離を瞬時に詰める加速力を持つ。 神威の車輪(ゴルディアス・ホイール) 由来:ゴルディアス王がオリュンポスの主神ゼウスに捧げた供物であったものをイスカンダルが自身の佩刀「キュプリオトの剣」で繋いでいる紐を断ち切って自らのものとしたという故事から。 彼が「騎乗兵」たる所以である、二頭の飛蹄雷牛(ゴッド・ブル)が牽引する戦車(チャリオット)。地面だけでなく、空までも自らの領域として駆け抜けることが可能。神牛の踏みしめた跡にはどこであれ雷が迸る。 キュプリオトの剣を振るうと空間が裂け、どこであろうと自在に召喚できる。戦車は各部のパーツを個別に縮小・収納が可能で、走破する地形に合わせた最適な形態を取ることが出来る。御者台には防護力場が張られており、少なくとも血飛沫程度なら寄せ付けない。 地上で通常使用した場合の最大速度は約時速400Kmほど。真名解放無しでも対軍級の威力・範囲を持ち、初見でのウェイバーの見立てでは「近代兵器に換算すれば戦略爆撃機にも匹敵」。キャスターが呼び出した膨大な数の海魔がひしめくトンネルも、雷撃を纏った掘削機の如く軽々と海魔たちを粉砕し踏破している。下記の『王の軍勢』と同時使用することもできる。 王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ) ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人 由来:マケドニアの重装騎兵戦士団。 召喚の固有結界。ライダーの切り札。 展開されるのは、晴れ渡る蒼穹に熱風吹き抜ける広大な荒野と大砂漠。障害となるものが何もない地形に敵を引きずりこみ、彼が生前率いた近衛兵団を独立サーヴァントとして連続召喚して、数万の軍勢で蹂躙する。 彼自身は魔術師ではないが、彼の仲間たち全員が心象風景を共有し、全員で術を維持するため固有結界の展開が可能となっている。要は、生前の軍団を丸ごと召喚・復活させる固有結界。 時空すら越える臣下との絆が宝具にまで昇華された、彼の王道の象徴。 征服王イスカンダルの持つカリスマ性を最大限に具現化したものであり、召喚される中にはライダー本人よりも武力に優れた者や、一国の王としてBランク相当のカリスマを具える者も複数いるらしい。これは彼が生前、個人として武勲を立てた英雄ではなく、軍勢を指揮して戦った英雄であることに由来する。 召喚された臣下はそれぞれ英霊として座にあるサーヴァントであり、全員がランクE-の「単独行動」スキルを持つためマスター不在でも戦闘可能。なお、聖杯戦争のルールに従って召喚されているわけではないのでクラスは持っていない。また、ライダーの能力の限界として、臣下が自身の伝説で有しているはずの宝具までは具現化させることはできない。 一度発動してしまえば近衛兵団はライダー曰く「向こうから押しかけてくる」ほか結界の維持は彼ら全員の魔力を使って行われるため、展開中の魔力消費は少なく済む。ただし、最初に彼が『英霊の座』にいる軍勢に一斉号令をかける必要があるため、維持は簡単でも展開そのものに多大な魔力を喰う。また、軍勢の総数が減るに従って負担が激増していき、過半数を失えば強制的に結界は崩壊する。 本来、世界からの抑止力があるため固有結界の中にしか軍勢は召喚・展開できないが、一騎程度であれば結界外での召喚や派遣も可能。劇中では英霊馬ブケファラスや伝令役としてミトリネスが結界の外にも現れている。 前の話へ戻る 次の話を読む
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公式ページ 奇跡と絶望のグリーフシードに続く第2のコラボガチャ。 今回はFate/stay night [Unlimited Blade Works]とのコラボで、遠坂凛もしくはランサーになりきれる武具がもらえる。 自キャラが女ならサーヴァントの装備をパートナーに渡して原作再現プレイも良し。 ちなみに凛とランサーは本編では一時的に共闘するのみだが、派生作品ではコンビを組むものがある。 武器 今回は片手剣とランスがそれぞれ色 属性違いの2つずつ。 アゾット剣は炎属性なのに対し、アゾット剣【青】は氷属性。 ゲイ・ボルクは闇属性と龍属性の2つがある。 完全コンプリートに必要な生産券の枚数は、武器が4つとも各60枚、防具が120枚。 11個セットに防具生産券15枚付き・11個セット3口でさらに15枚サービスというのはまどマギの時と同じ。 販売は10/14まで、くじは10/28まで。 以下は最終強化のもの。全てシジルスロットが3になる。 性能もGLv50に近いものはあるが、最近のものほど強烈ではない。 アゾット剣Ⅵ 攻撃力672 炎730 デフォ紫ゲ 高い攻撃力とそれなりの炎属性値を持つ。一応素でGLv50級に近い性能はある。 烈種武器の炎角剣【暁光】とは、烈2部位で逆転されるが素ではこちらの方が上という関係。 ただし炎角剣【暁光】にも言えるがこの時代の片手剣にしては火力も属性もやや中途半端感が残る。 シジルスロット3による強化を活用したいところ。 アゾット剣【青】Ⅵ 攻撃力672 氷700 デフォ紫ゲ こちらは氷属性。氷属性にはウォルヴェンナイツという最強のライバルが存在する。 残念ながら性能面ではほぼ完敗している。あちらはG技巧武器故に作りにくさはあるがそれはこちらも(ガチャ的な意味で)同じなので・・・ ゲイ・ボルクⅥ 攻撃力1046 闇1000 デフォ紫ゲ 非常に珍しい闇属性特化のランス。 攻撃力こそ最近のGLv50に比べ見劣りするが、属性値の高さを活かせるなら非常に強力と言える。 ちなみに素では氷800・龍800。 まどマギコラボの前例から太刀扱いもあり得たが、普通にランス。 盾は持っていないが、ガードするとルーン文字が現れる。 ゲイ・ボルク【黒】Ⅵ 攻撃力1046 龍1200 デフォ紫ゲ こちらは氷を捨てて龍に特化したタイプ。龍弱点のモンスターに猛威を振るうだろう。 一方、現状のG級では龍が効く相手には大抵氷も通るので、通り具合を見てゲイ・ボルクⅥと使い分けしたい。 防具 男性キャラはCEケブラーシリーズ、女性用はABレイヤーシリーズ。 それぞれ「ケルティックケブラー」「アブソリュートレイヤー」の略。 ちなみに女性用のアブソリュートレイヤーは以前別のネトゲでも同じ名前で登場していた(そちらでの男性用は赤原礼装、MHFではFateキット第1弾の男性用防具) 運命に出会う強力スキルと銘打たれており、全部位に絶対防御+6と炎寵+5と痛撃+5と三界の護り+4いう強力な構成。 MHF-G6終盤の主流スキルをこれでもかとぶち込んだものになっている。 残りのスキルは剣士は頭から順に属撃+5、溜め威力+5、代償+3、刀匠+4、一閃+4といずれも強力。 腕の代償すら、現在のプロハンにとってはむしろ恩恵となってしまうのだから恐ろしい限り。 ガンナーは頭から順に穏射+5、属撃+5、代償+3、扇射+4、一閃+4とこちらも優秀。 付随イベント Fate/stay nightキットをパートニャー武具にした物がもらえるイベントも同時開催。 またプレゼントで1個、コラボクエストの報酬でもう1個「不思議な宝石」の試供品がもらえる。たぶん期間終了間際にもう1個プレゼントされるはず 広場のガイドから直接もらえるパートニャー武具のベースは騎士王シリーズ(「約束された勝利の剣」込み)。 ただ、防具はそこそこ優秀だが武器はするどさ2なので弾かれることもしばしば。初期装備ならともかく、早めにするどさ3の武器を手に入れておきたいところ。 クエスト クエストに関しては、開始には試供品プレゼントとは別枠でもらえる「令呪」が必要。 3個しかもらえないので1回でも失敗するとコンプリート不可。 投影、開始(トレース・オン) HR/SR 1~ マストオーダー ドスイーオス1頭の狩猟 ドスゲネポス1頭の狩猟 特殊条件 令呪1個消費 闘技場のドスゲネポス ドスイーオス狩猟クエ。HRP7000と基本40万ゼニーという報酬は圧巻。 クエスト達成時のアナザー枠で、後半クエストに必要な「投影した武器」を入手できる。 ちなみに3回しか受けられないのは、「マスターにはサーヴァントへの絶対命令権である令呪が3画与えられる(命令は3回まで)」という原作設定を踏襲しているものと思われる。 いつも鍛錬してるけど、間違 った鍛錬していない? とても楽に鍛錬できる クエストを用意したぞ。 けれども令呪を消費するから どんなに受けても3回までだ。 ちなみに、依頼文を縦読みすると「言っとくけど」となる。 無限の剣製 HR/SR 1~ 成功条件 ???の討伐、もしくはハンターが力尽きる 特殊条件 2人まで 投影した武器3個消費 メインターゲットは???の討伐だが、成功条件が「メインターゲットの達成、もしくはハンターが力尽きる」となっている。 この設定に爆笑してしまう人もいるだろうが、まずは落ち着いて依頼文を読んでいただきたい。 遠くに逃げることはできない。 さからうのもダメだ。開始後、 はやく近くに寄るんだ。 ヤバくなっても最後まであき らめるな。強烈な光はありえ ないダメージを受けるぞ! ……この時点で相手がガルバダオラだと気づいた人もいると思う。実際そうであるが、俗に言う演習設定なので固有素材は出ない。 このターゲットはコラボ先のキャラクターである某金ピカ(ちなみに第2弾の方で既出)を意識していると思われる。 乙ってもクリアにはなるので、ガルバダオラに挑めるクエストとしては圧倒的にお気楽である。 360版では理論上トライアルコースでもガルバダオラ狩猟実績を解除できるようだが、PS3/Vita版ではトライアルコースだと討伐してもトロフィーは獲得できない模様。 報酬は赤原礼装シリーズと投影・偽螺旋剣をパートニャー武具にしたものと、不思議な宝石の試供品。 依頼文を先ほどと同じように縦読みすると意味不明なのだが、多少寄り道すると「遠坂はやらない」となり、前のクエストのものと合わせると原作での半人前の少年の台詞になる。 +寄り道詳細 寄り道詳細 遠くに逃げることはできない。 さからうのもダメだ。開始後、 はやく近くに寄るんだ。 ヤバくなっても最後まであき らめるな。強烈な光はありえ ないダメージを受けるぞ! そしてこのできあがった台詞を検索してみると、依頼主である半人前の少年とは衛宮士郎のことらしい。 公式ツイートも「依頼詳細にあるメッセージを隠したとか……」と発言しており、この台詞を意識して作ったことは明かであろう。 余談だが、後半のクエスト名「無限の剣製」は原作で衛宮士郎およびアーチャーが展開できる固有結界のこと(衛宮とアーチャーでは荒野の風景が異なる。衛宮と言えばセイバーという人も多いだろうが、彼自身の魔術師としての特性はこちらである(セイバーを召喚できたのは彼自身の過去による物))。 一度見たことがある武器(白兵専用に限るとのこと。モンハンで言えば近接武器)を複製してストックし、好きなときに投影することができる(投影の際に固有結界を発動する必要はない。ちなみに性能は1ランク落ちるとのこと)能力なのだが……お前本当はハルドメルグだろ ちなみにアーチャーが使用する際の呪文(アーチャーは英語で詠唱する)と衛宮が使用する際の呪文の英訳では、最初3節と最後の「Unlimited Blade Works」が共通である(参考)。 余談だが、この能力自体はMHFでもG当初からFate/stay nightキットのアーチャー武器のギミック(双剣は抜刀時に初めて実体化、弓は矢が攻撃時に初めて出現する)として登場している。 更に余談だが、このクエストは参加人数が2人までになっている。 このためたとえ実プレイヤー2人でプレイして2人とも例のアレで同時に死ぬ事態になっていてもクエストはクリア可能である。
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時代が望むとき、ヒーローは必ず蘇る。 ◆ ◆ ◆ 沢田綱吉は、混乱していた。 気が付いたときには、早朝の山の中にいた。 自分がなぜこんなところにいるのか、まったく見当がつかなかった。 なのに記憶には、自分が知るはずのない情報が刻まれていた。 聖杯戦争。その命がけの戦いに巻き込まれたのだと、綱吉は理解せざるを得なかった。 (なんでこんなことになってるんだよ……。 せっかくリング争奪戦も終わって、また元の生活に戻れると思ったのに……) 現在、綱吉は海辺で膝を抱えて泣いていた。 自分の置かれた状況を理解した後、彼は街に下りて公衆電話から自宅への連絡を試みた。 だが綱吉が聞いたのは、「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」という非情のメッセージだった。 番号を間違えたかと思いもう一度かけてみたが、結果は同じ。 記憶にある友人宅や学校の電話番号にもかけてみたが、どれ一つとして繋がることはなかった。 途方に暮れた綱吉は、警察に助けを求めようと交番を探した。 その途中偶然目にしたのは、道ばたに捨てられていた新聞の日付。 それは、彼の知るものとはまったく異なっていた。 自分は場所だけでなく、時間すらも移動してこの場所に連れて来られた。 その考えにいたった綱吉は、現実から逃げるかのようにがむしゃらに走り出していた。 そして最終的に海にたどり着き、現在にいたるというわけである。 (なんで俺なんだよ……。 俺は聖杯なんてほしくない。ただ普通に過ごしたいだけなのに……。 だいたい、俺一人で何ができるっていうんだよ……) 綱吉はこれまで、いくつかの命に関わる戦いを切り抜けていた。 だがそれは、彼一人の力でできたことではない。 自分を叱咤する家庭教師も、重荷を共に背負ってくれる友人たちも、ここにはいないのだ。 「誰か……助けてよ……」 無意識に、綱吉は声に出して呟いていた。 その直後、その場に轟音が響いた。 「ひいっ! な、何!?」 怯える綱吉に、轟音はだんだんと近づいてくる。 その正体がバイクのエンジン音だということに綱吉が気づくには、さほど時間はかからなかった。 「なんかこっちに近づいてくるしー!?」 自分に向かって走ってくるバイクの姿を確認した綱吉は、すぐに逃げだそうとする。 だがとっさに立ち上がることができず、その場でバタバタともがいてしまう。 そうこうしているうちに、バイクは彼の目前まで来ていた。 「わー! なんだかわからないけどごめんなさい! どうか見逃してください!」 日頃の習性で、とりあえず謝る綱吉。 だがバイクに乗る男から発せられたのは、彼の予想を裏切る言葉だった。 「大丈夫。僕は君の味方だ」 「え?」 戸惑う綱吉の前で、男は十字があしらわれたヘルメットをゆっくりと脱ぐ。 その下から出てきたのは、もじゃもじゃ髪の穏やかな顔だった。 (あ、あれ? なんか優しそう? ていうか、こんなおじさんがこのすごいバイク乗り回してたの?) 目をぱちくりさせる綱吉に、男はなおも語りかける。 「僕自身がヒーローになったつもりはないんだけどねえ……。 けどやっぱり、怯えてる子供を見捨てたくはないからね。 僕は、ライダーのサーヴァント。君を守りに来た」 彼は決して、ヒーローではない。 だが彼は、数多の子どもたちから愛されるヒーローを生み出した男だ。 ゆえに今回の聖杯戦争において、彼は子供を守るヒーローとして現れた。 「真名、って言ってもペンネームなんだけど……。 石ノ森章太郎って、知ってるかな?」 【クラス】ライダー 【真名】石ノ森章太郎 【出典】史実(現代) 【性別】男 【属性】中立・善 【パラメーター】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:C 宝具:A 【クラススキル】 騎乗:EX 乗り物を乗りこなす能力。 日本で「ライダー」といえば、たいていの人は「仮面ライダー」を思い浮かべる。 この聖杯戦争の開催地が日本である以上、仮面ライダーの生みの親である石ノ森はライダーとして極限の補正を得る。 対魔力:E 魔術に対する抵抗力。ダメージ数値を多少削減する。 【保有スキル】 萬画の王様:C 多数の名作を残した石ノ森に贈られた、唯一無二の称号。 漫画を描くことにより、その内容に応じたスキルをDランクで取得できる。 暗殺者が主人公の漫画を描けば「気配遮断」を、弁慶が主人公の漫画を描けば「仁王立ち」を得られるだろう。 取得したスキルは、原稿が破棄されない限り消えることはない。 なおキャスターとして召喚されたならこのスキルはAとなるが、今回はライダーでの召喚のためランクが落ちている。 【宝具】 『全ての騎兵は我に通ず(ライダーズ・オリジン)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-100 最大捕捉:1人 「仮面ライダーの生みの親である」という功績が具現化したバイク。 旧サイクロン号から連なる、全てのライダーマシンに変形することができる。 彼がいなければ後続の仮面ライダーが生まれることもなかったため、彼の死後に誕生した仮面ライダーのマシンにも対応している。 『英雄たちの借宿(ホテル・プラトン)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:100人 彼の作品である「HOTEL」に登場するホテルプラトンをイメージの基点とした、固有結界。 この中では石ノ森の作品に登場したありとあらゆるキャラクターを具現化することができ、本人に代わって敵と戦ってくれる。 固有結界としては、やや規模は小さめである。 【weapon】 ペンと原稿用紙 【人物背景】 日本を代表する漫画家の一人。 伝説の「トキワ荘」で青春を過ごし、「サイボーグ009」のヒットでスター漫画家に。 その他の代表作に「HOTEL」「猿飛佐助」「ロボット刑事」など。 また「仮面ライダー」を始めとして、多くの特撮作品にも携わった。 今回は「仮面ライダーの生みの親」という面を強調され、ライダーとして召喚されている。 【サーヴァントとしての願い】 マスターを生還させる。 【マスター】沢田綱吉 【出典】家庭教師ヒットマンREBORN! 【性別】男 【マスターとしての願い】 聖杯なんていらないから、無事に帰りたい。 【weapon】 「死ぬ気丸」 綱吉の父・家光が開発した丸薬。 1錠飲めば死ぬ気モードに、2錠飲めば超死ぬ気モードになれる。 「X(イクス)グローブ」 綱吉の専用武器。 普段は毛糸の手袋だが、超死ぬ気モードになると革のような素材と金属でできたグローブに変化する。 死ぬ気の炎を灯すことにより、攻撃力を増加させる。 「大空のボンゴレリング」 ボンゴレファミリーのボスに受け継がれる指輪。 現時点の綱吉はこれを戦闘に活用する方法を知らないため、今の彼にはただのアクセサリーにすぎない。 【能力・技能】 「死ぬ気モード」 死ぬ気弾、もしくは死ぬ気丸によって覚醒する、「死ぬ気の炎」を灯した状態。 「心残り」を解消するために邁進し続ける、一種の暴走状態である。 その上位である「超(ハイパー)死ぬ気モード」では理性を保ったまま身体能力が向上し、冷静かつ勇敢な人格となる。 「超直感」 ボンゴレの血を引く者が持つ、物事の真実を見抜く超感覚。 サーヴァントの「直感」スキルに当てはめると、通常でEランク、超死ぬ気モードでBランクに相当する。 【人物背景】 勉強もダメ。運動もダメ。好きな子に声もかけられない。 周囲から「ダメツナ」と馬鹿にされ、不登校気味になっていた中学生。 実はイタリアの古豪マフィア「ボンゴレファミリー」ボスの遠縁であり、10代目ボスの候補者として謎のヒットマン・リボーンの指導を受ける羽目になる。 不本意ながらも裏社会の戦いに巻き込まれ幾度も死線をくぐり、少しずつ成長し、かけがえのない友も増やしていった。 しかし成長が表に出るのは追い詰められたときだけであり、普段は臆病で情けない性格のままである。 今回は10年後の未来に飛ばされる直前からの参加。 【方針】 生存を最優先
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【クラス】 アサシン 【真名】 グロテスク@史実・文学等 【属性】 混沌・悪 【パラメータ】 筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:D 幸運:C 宝具:EX 【クラス別スキル】 気配遮断:A 自身の気配を消すスキル。攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 特筆すべき事項として、後述する『自己改造』の影響により、マスターであるグレーテルも行使可能。 また、後述する宝具『誰も望まない物語』は、その使用のみでは「攻撃」とは見做されない。 【保有スキル】 自己改造;D (A) 『自身の肉体にまったく別の肉体を付属・融合させる適性。 このランクが上がれば上がるほど正純の英雄から遠ざかっ、カカカ関係ない! ……お待たせしたね『姉様』、帰ってきたのね『兄様』。二人はこれからもずっとずっと一緒』 本来はAランク相当の能力であるが、既に深く行使しており、現時点では実質Dランク相当しか残っていない。 今回はサーヴァントとマスターの境界を溶かして、相互に深く浸食させている。 そのため、サーヴァントのはずの『グロテスク』は、神秘のない通常の弾丸等でも傷つく肉体となっている。 代わりに、マスターのはずの『グレーテル』は身体能力が強化され、英霊をも傷つける力を得ている。 差し引きで、2人がかりなら戦闘を得意とする英霊1体にも匹敵する戦闘力となっている。 気配などからは2人で1柱の英霊(FGOのアン&メアリーのような)に見えるし、それに匹敵する。 さらに、双子は気まぐれに服を交換し役割を交換する。交換しても戦闘力に変化はない。 それでも、片方が英霊であり片方がマスターであること自体は変わらない。 なお、英霊の方の手にもダミーの令呪が浮かんでいる(外見からの識別は困難) 変化:D (A+) 『変身するわ、変身するの、私は貴女、貴女は私。 わたしは『兄様』で、ぼくは『姉様』。とっくにもう、そうなっている』 こちらも本来はA+相当だが、既に『使い切って』いる。 本来であれば変幻自在に、各種のホラー映画の怪物の姿などを次々と使い分けたりするのだが。 今回の召喚においては、『ヘンゼル』『グレーテル』のどちらかの姿しか取れない。 代わりに、片方の姿を取った場合、外見や気配などから本物?と識別することはほぼ不可能。 細かな怪我や汚れに至るまで完璧にコピーし再現することが可能。 袋とじの向こう側:A 『見せられないわ、見たいんだよ、見せちゃいけないの、なおさら見せろよ。 禁じられるほどに高まる下世話な興味、大したことのない真実だってほらこんなに釣れた釣れた!』 正体秘匿のスキル。 様々な方法で存在を偽装し、一番効果的な局面を見計らってそれを明かす。 ……というのが本来の能力なのだが、今回の場においては効果がひとつきりに定まっている。 地の文の描写に関わらず、『グロテスク』と『マスター』が、予め『入れ替わっていた』ことにしてよい。 別の言い方をすれば、ヘンゼル役とグレーテル役のどちらがサーヴァントでどちらがマスターなのか。 何かしら決定的なことが起きるまで、不確定であり、かつ、いつでもひっくり返りうる。 この欺瞞と入れ替えは、作中人物を欺く目的でも使用可能。 ただし状態表などでは、初期条件に従い、便宜的に『マスター』側を『グレーテル』と表記する。 【宝具】 『誰も望まない物語(グロテスク)』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人(2人) 固有結界。 そもそもこの英霊自体が、固有結界そのものがサーヴァント化したものである。 犠牲者の心を鏡のように映して、犠牲者が恐れるモノの幻影が際限なく出現し際限なく襲い掛かる。 ある意味でチープなホラー映画のような光景になりがちではあるが、犠牲者が感じる恐怖は本物。 むしろ『恐怖』や『恐慌』、『焦燥』や『混乱』といった状態異常を強いる効果の方が真価である。 幻影自体は、少し冴えた者ならすぐに幻と推測できる程度の存在。 ただし、あまりに迫真的で、かつ犠牲者に合わせたチューニングがされているため、 幻と理解してなお完全には無視することはできず、反射的に回避や反撃などをせずには居られない。 目を閉じてもなお、五感や魔法的感覚など全ての感覚を通して存在感を主張する強烈な幻覚である。 グロテスクはこの幻の内容を把握でき、大まかな操作も可能。 相手が咄嗟に逃げる方向の誘導や、幻を目隠しに使っての攻撃などが可能である。 本来この宝具の対象は1人きりだが、相手が英霊とマスターの主従の場合に限り、同じ幻を見せることができる。 幻の内容は英霊かマスターのどちらかに合わせたものとなる。 何らかの群体のような存在が相手である場合、まとめて「1人」とカウントする。 またこの宝具は、人間相手に特攻ではあるものの、人間以外にも効かない訳ではない。 たとえ人からかけ離れた精神の持ち主であっても、知性と感情があればある程度の効力が及ぶ。 (そして曲りなりにも英霊の形をとる以上、サーヴァントであればそれに類するモノは持ち合わせている) 特に過去に『敗北』や『逃走』のエピソードがあれば有効性は高いだろう。 【weapon】 ヘンゼルの姿の時は、二本の手斧の二刀流。 グレーテルの姿の時は、自動小銃(ブローニングM1918)。 さらに小型の拳銃も予備の武器としてそれぞれ2丁ずつ備えている。 なお、マスターのグレーテルも同じ武器を使用する。 本来はどちらも英霊グロテスクの得物として実体化したものである。 そのため、対英霊戦闘においても相手に損傷を与えることができる。 本来のグロテスクは必要に応じて多彩な武器を召喚して使いこなす存在だった。 今回はここに挙げた武器以外は召喚不能。 代わりに、折れたり弾切れになったりすれば多少の魔力消費を代償に再生できる。 【人物背景】 人類史が始まって以来、必ず暗がりで語られて来た、おぞましくも蠱惑的で悪趣味な話。 血と暴力と汚物とエロス。 表向きは否定され嫌われながらも、どうしようもなく惹きつけられるもの。 それらは近代文学史においてはグロテスク文学と呼ばれ、結実した。 エログロナンセンスの類。 「18禁」とか「CERO Z」とかの類。 言ってみれば、『地球に根付いた、人類の』恐怖と悪趣味と悪ふざけがひとつの英霊と化した存在。 別の言い方をすれば、英霊『ナーサリーライム』の裏面を成す存在のひとつ。 あちらが「子供のための物語」なら、こちらは「子供には見せられない物語」の化身。 多くの場合、ホラー映画の怪人の姿などで現れ無差別に恐怖を振りまく、姿も定まらない曖昧な存在だった。 それが今回、存在自体が恐怖の体現とも言える「グレーテル」に召喚されたことで変質した。 縁が結ばれた瞬間に彼女(?)に「惚れ込んだ」グロテスクは、彼女の相方である「ヘンゼル」の姿を取る。 ヘンゼルとグレーテル。ロアナプラの恐怖の一夜を演出した双子の殺し屋の再現である。 【外見】 プラチナブロンドの少年。マスターであるグレーテルと、髪の長さと服装以外は瓜二つの姿。 かつてヘンゼルと呼ばれていた少年そっくりの姿であり、そっくりの言動をとる。 ただし、グレーテルの姿を取ることも可能。 服と武器の交換で、二人の役割と名前は容易に入れ替わる。 普段はやらないが、能力の上ではヘンゼルが2人にも、グレーテルが2人にもなることができる。 【役割(ロール)】 日本のヤクザの組のひとつに庇護されている、双子の殺し屋の片割れ。 彼らを匿って「仕事」を与えるヤクザたちは、彼が人間でないことをまだ理解していない。 【サーヴァントとしての願い】 英霊の座に、「今の姿」を刻みたい。 「次」も「同じ姿」で呼ばれるくらいの存在となり、ヘンゼルとグレーテルの「信仰」を現実のものとしたい。 そのためにも、沢山殺す。 可能であれば聖杯を獲得し、その願いを確固たるものとする。
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【妄想属性】脳内 【作品名】最高に厨臭いお話 【名前】最高に厨臭い香具師 【属性】最高に厨臭く理不尽なまでにご都合主義なヤツ 【大きさ】無限とも言えるし最小とも言えるし無そのものとも言える。 全てはコイツの一部に過ぎない為、素粒子の一粒から全階層を 支配する全能神、さらには虚無さえもコイツの一部に過ぎない。 人前に現れる時は長身の美形男で現れる。 【攻撃力】理由なく無限 全てを消す事も作り変える事も新たに創造することも自在 【防御力】理由なく全ての攻撃は無効 全階層破壊だろうと因果律操作だろうと概念変更だろうと 問答無用で完全遮断な上、それ以前に認識・干渉すら不可能。 【素早さ】理由なく先手 先手取れる能力や時間操作や法則操作も無視して とにかく理由なく御都合主義に先手取れる上、相手も自分の一部なので 相手が何考えてるか、どう動くか最初から知ってる。 【備考】全てを創造した造物主が初めて作り出した自分以外の何か。 しかし造物主は物凄い厨だったため『俺の考えたキャラTueeee!』を してしまい、できあがったものは超々御都合主義なまでに完璧なヤツだった。 そして、この御都合主義なヤツの体内から全ての階層、法則、存在、次元、時間、無などが 次々と誕生し宇宙が生まれていった。 【特殊能力】とにかく理不尽で御都合主義なまでの全能っぷり。 全ての次元、概念、意思、世界、宇宙、階層、因果、時間、存在、そして無さえも コイツの身体の一部に過ぎず(しかもこれら全部ひっくるめて体毛一本程度) これらをいくらでも消したり作り変えたりすることが可能で 初めから無かったことにしたり、法則がまるで違うものに変えられる。 【長所】とにかく御都合主義で理不尽なまでになんでも出来る 厨臭い以外は欠点がない 【短所】下手すれば消臭い ◆考察記録--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 834 名前:格無しさん 投稿日:2006/05/28(日) 20 38 03 最高に厨臭い香具師 考察 理由があろうがなかろうが能力非依存メタの壁上ではあまり関係ない。 というかまともな原理があるのは界渡りの勇者くらいしかいない。 ×終止符を打つ者・・・・倒すと同化される。 防御行動で攻撃ではないので負ける。 ×滅亡を示すモノ・・・・テンプレのレベルから消滅している相手をどう無限の攻撃力で倒すと? ×全てを得た何か・・・・設定書き換えで負け。 ×レイヴンinAC・・・・例外負け。 ×界渡りの勇者・・・・全ては固有結界に破れ無形結界で滅ぼされる。 ところで壁上でまともに技使うのってこいつくらいか? ×全てを統べる者・・・・無理。 ×真実を司る存在・・・・真実捻じ曲げ負け。 壁の下へ ×テンプレの王 テンプレカエレールノウリョークハゼーンブムーダ・・・・自滅させられ負け。 ○至上の神仏・・・・やっと勝てる。 ×デビルゴクウ・・・・無効化されそう。 ×桂木 耀・・・・神の不在方程式負け。 ×ちょっと待ってよ・・・・既に負けている。 ○夏休みの自由研究・・・・先手により勝てるか。 ○死神・・・・攻撃無効なので勝てる。 ○商人・・・・勝てる。 夏休みの自由研究の上か。 518 : ◆rrvPPkQ0sA :2016/12/12(月) 12 41 28.45 ID lFrGqwsX 最高に厨臭い香具師再考察 全てを作り替えられるので自分の設定も改変できるだろう 時間無視に先手を取れる(全ての時間より早いとは見なさない)ので、パブロ・ピカソの直下。
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現在、165人分の属性(属性中に含まれる人数を数えれば175人)を掲載しています ゲームのシナリオをこの属性のイメージから書き出しているのが現状です どなたでも足りないと思われた属性を付け足していただいて結構です 神関係 1、魔王 2、魔神 3、風神 4、雷神 5、海神 6、山神 7、創造神 8、太陽神 9、月神 10、神人 11、神速 神秘関係 12、悪魔 13、天使 14、妖精 15、竜族 16、白面金毛九尾の狐 17、鎌鼬 18、天狗 19、鬼神 20、九十九神 21、お社様 22、邪神 23、英霊 24、般若 25、黒玉(妖怪) 26、仙人 27、八岐大蛇 28、エルフ 29、吸血鬼 30、ヴァルキュリア 31、修羅 特殊能力使役関係 32、巫女 33、忍者 34、魔法 35、時止め 36、遺伝子覚醒 37、錬金術師 38、境界師 39、放電 40、陰陽師 41、超能力 ファンタジー関係 42、神話実現 43、異世界人 44、夢想略決 45、竜騎士 新ジャンル関係 46、スローライフ 47、全力ドラマ 48、香港映画 49、暇を持て余す 50、予測不能 51、天職 52、ダーク放射能 53、ディフェンス軍曹 54、ドナルドマジック継承者 55、カーネルの刺客 56、論理アート 57、愉快ホラー 58、気分が乗ると眠くなる 59、テンションのブレが激しい 60、げんじつ を ぼうけんする 61、漢猫耳 62、ラジカル眼帯 63、ソウルブラザー 擬人化関係 64、サンタ 65、バレンタイン 66、七夕 67、ハロウィン 68、冬将軍 69、月曜日 70、睡魔 SF関係 71、十次元 72、ダークエナジー 73、第五元素クィンテッセンス 74、哲学的ゾンビ 75、虚構存在 76、異星人 77、月の住人 78、アンドロイド 79、事象の地平線 80、近未来 81、電脳眼鏡 分類不能、自作関連 82、海賊 83、森林浴 84、町娘ゴスロリ 85、傭兵 86、理系 87、文系 88、風流 89、デジタル 90、哲学 91、邪気眼 92、厨二病 93、僧侶、修道女 94、心眼 95、兄(姉?)貴 96、ハードボイルド 97、スサノオ 98、トレジャーハンター 99、固有結界 100、言霊司書 予備、一般的萌え要素 101、幼馴染 102、妹 103、腹黒 104、ひんぬー 105、ツンデレ(アッパー、ダウナー、お嬢、老成、尊大、関西、ボクっ娘、勝気、無表情、中華、幽霊) 106、ヤンデレ 106、クーデレ 107、生徒会長 108、煩のryツインテール 109、記憶喪失 110、内気 111、転校生 112、傷跡 113、男嫌い 114、気分屋 115、虚弱体質 116、変身 117、不幸 118、真面目 119、野生的、無垢 120、許嫁 121、一途 122、強気 123、男勝り 124、オッドアイ 125、熱血 126、お守り 127、生徒会長 128、先生 129、煽り体質 130、禁呪牧師 131、軍師 132、戦国武将 133、デレると爆発する 134、メイド 135、前世宇宙の転生 136、社長 137、落ち武者 138、実況 139、最強補正 140、奇跡 141、風林火山 142、雇われヒーロー 143、テンプレ 144、ゲーム好き 145、カリスマ 146、飛行士 147、歴史探訪 148、和服 149、ダイバー 150、ロリ老女 151、騎士 152、田舎娘 153、断罪者 154、大阪弁 155、片思い 156、プログラマー 157、門番 158、女帝 159、店長 160、スポーツ・格闘 161,きょにゅー 162、ガサツ 163、思い込みが激しい 164、泣き虫 165、画家 名前 コメント すべてのコメントを見る
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サーヴァント名 召喚時名/外見スペック 宝具 宝具効果 スキル スキル効果 ヘラクレス 『巌を思わせる巨大な戦士』筋力A+ 耐久A 敏捷A 魔力A 幸運B 宝具A 【十二の試練】 戦闘判定に+2。ランクB以下の宝具所持者では、判定に関わらず勝利不可能 【戦闘続行】 使用者の敗北までの必要ターン数を増加させる 【心眼(偽)】 不利補正の適応を1ターン先延ばす 【狂化】 マスターの才能によって、魔力消費判定 意思の疎通が困難になる ランスロット 『靄いで姿が正確に把握できない、黒鎧の騎士』筋力A 耐久A 敏捷A+ 魔力C 幸運B 宝具A 【騎士は徒手にて死せず】 使用宝具により補正値が変化。F-15Jクラスならば+3 【無毀なる湖光】 戦闘判定に+1。更に判定時、【下2まで】の判定の内、より高いものを適用竜属性が相手なら、成功時の判定に+2 【無窮の武練】 戦闘判定に+1 【狂化】 マスターの才能によって、魔力消費判定 意思の疎通が困難になる 呂布奉先 『りょ、呂布だぁーーーー!(中華風の武人)』筋力A+ 耐久A+ 敏捷B+ 魔力C+ 幸運C+ 宝具? 【軍神五兵 】 下5までの判定で一番高いものを判定に使用……だが、狂化の為下2までただし、令呪使用で完全に引き出すことができる 【反骨の相】 同ランクの装備(スキル)[カリスマ]を無効化 【狂化】 マスターの才能によって、魔力消費判定 意思の疎通が困難になる スパルタクス 『拘束具を思わせる衣服を纏った戦士』筋力A 耐久EX 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具C 【疵獣の咆吼】 3ターン経過後、それまでの相手方判定3つと【下4つまでの合計値】を比る上回った方の勝利 【被虐の誉れ】 敵が一撃必殺能力を有する宝具を持たない場合、3ターン目まで確実に生存相手方戦闘判定に+1 【狂化】 マスターの才能によって、魔力消費判定 意思の疎通が困難になる 坂田金時 『ご、ゴールデン……?』筋力A+ 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具C 【黄金喰い】 成功判定の次の判定に+1 【黄金衝撃】 敵対者それぞれに負傷判定を行う 【狂化:E】 劣勢時幸運判定を行い、失敗すると次回以降の戦闘判定+1補正は重複する代わりに、狂化による魔力消費が増大 フランケンシュタイン 『電気を大切に』筋力C 耐久B 敏捷D 魔力D 幸運B 宝具C 【乙女の貞節】 戦闘判定+1 【磔刑の雷樹】 敵全体に攻撃。使用判定後、“第二のフランケンシュタインの怪物”誕生判定を行う 【ガルバニズム】 備蓄の量により、補正変化。また、魔力攻撃主体の相手との戦闘判定に+1 【虚ろなる生者の嘆き】 戦闘開始時に相手方に判定を行う。判定失敗者にはマイナス補正 【狂化】 マスターの才能によって、魔力消費判定 意思の疎通が困難になる アルクェイド ブリュンスタッド 『ロングスカートの金髪の女』筋力 A+ 耐久 B 敏捷 A 魔力 C 幸運 D 【プルート・ディ・シェヴェスタァ】 有利補正+1、相手有利補正-1。一部宝具(固有結界等)のテキストを無効化し、自身に+3 【魔眼】 相手方対抗判定を行い、相手『大成功』で補正なし、成功で『-1』、失敗で『-2』 【原初の一】 如何なる相手との戦闘でも更にスペック差+1を得る。相手が天才でも、この効果は消せない 【狂化】 マスターの才能によって、魔力消費判定 意思の疎通が困難になる
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓ 【名前】:凪島 カヲル 【属性】:中立・無 【残令呪数】:蒼 穹 空┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫ 【特徴】:魔術師 【ランク】:A++ 【魔力】:50┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛ -― ` 、 ,. ´ ヽ / ' \ ー=二 ´ / / 、 / / ' , ; ! ヽ / ,イ ; ', ' / ' / / , ソ i \ /'"/ / //`/ ./// ' ハ l 、 ̄`. / / ,// /'" //,、``/ ' ,l 、 _ゝ、 / Vッ.' , ' , / l ! \. 〃/l ` / イ / /-、 , 丶 ゝ /' !` '/,. '//; } ノ /\ 、` ` ` /'" .-、_ー イ ! _. -ゝ _ . ´ /,イ 、 .lヽ、{. / ,. ' ', ´ Vヽゞヽ. / , ´ , } / .ト、 ' { ', / , / } 、. / ' l / / ' / / ; ',/、 ` ,. '" / \. , ' 〈 / \ l`ヽ ' 、. / .} }./ ` .! ヽ / ヽ / .l .l ヽ ̄´ \ / ', l .l ノ ` 、 \ , l_ '" / / / , l. l ' ' ' /┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ◆超人 人のまま人を超えた人。 精神的、肉体的どちらも人からずれた存在。 ◆十二支ん 神獣の加護を授かった、人間。 はっきりとした正体は彼は知らない。 ◆魔性の色香 彼のもつ他者を魅了する雰囲気。 二三言葉を交わすだけで皆彼に好印象を感じる。 ◆蒼穹 彼の精神性の表れであり、彼の第一印象。 澄み渡る空のように、届かず、揺らがず、澱まず、濁らない。 ◆ラッキースパイラル 幸運の連鎖、ドミノ倒しのように次々と淀みなく彼には幸運が訪れる。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【解説】 冬木に住む弱小魔術師の一人息子。 彼等は心象風景内に世界を創造し、内なる根源の創造を目指していた。 その中で、少年は神獣に愛され、一息で彼等の目的は達成される。 だが、出来上がったのは何者にもなれない空虚な、感情のない、空の心象風景だけだった。 冷たい心で、ただ命じられたままに聖杯戦争を戦っていく。 空虚な心で、ただ敵対者を容赦なく、手段を選ばずに斃していく。 最後の二人になった時、眼前には正反対の邪悪な黒が現れていた。 全てを焼き、飲み込んだそれを……少年は、その発生源ごと固有結界に封じ込める。 莫大な呪いと魔力を、そのままただ空虚な蒼穹に、何者にもなれない青い空に放り込む。 泥を内包し現れた影響は、彼を少しだけ、ほんの少しだけ、感情を与えた。 そうして、初めての感情は不慣れなまま、行き過ぎた隷従や深すぎる友情だった。 そんな感情を少しだけ楽しみながら、彼は初めて、誰かの役に立ち。 その愛されるだけの人生の幕を下ろした。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
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【元ネタ】史実 【CLASS】キャスター 【マスター】 【真名】陳平 【性別】男性 【身長・体重】186cm・69kg 【属性】秩序・悪 【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力B+ 幸運EX 宝具EX 【クラス別スキル】 陣地作成:C+ 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 だが彼が作るのは工房ではなく、策謀を練り上げる“小結界”である。 道具作成:C- 魔術的な道具を作成する技能。 秦末・前漢初までの魔術・呪術的道具を、大抵作れる程度の知識は有しているが、 横着者なきらいがあるキャスターは、基本的に魔術アイテムの作成をしない。 【固有スキル】 自己保存:B 自身はまるで戦闘力がない代わりに、マスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。 軍師の忠言:A 軍師系サーヴァントに与えられるスキル。 状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることが出来る。 ランクが上がれば上がるほどその助言の正しい確率は上昇し、 Aであればあらゆる不測の事態を含めても、90%的中する。 マキャベリズム:B 目的のために手段を選ばない非情さ。 本来であれば、国事に限る目的の神聖化だが、 ただ単に目的のために手段を選ばない思想と解釈されることも多い。 このスキルが指すのは無論、後者である。 陳平は目的のためなら何でも利用し、また何でも手札として切ることができる。 【宝具】 『曲逆掌中 白登解囲(かいいぼうりゃく・きょくぎゃくしゅちゅう)』 ランク:EX 種別:対戦闘宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 一度だけ、どのような戦闘をも強制終了させることができる陳平にとって奥の手と言える宝具。 例え固有結界やそれに類する空間に幽閉されていようともかならず脱出でき、 また戦地からの脱出の際にも、自軍にとって完全に有利な補正が働き、 離脱を図る陳平たちを追撃することは、運命干渉などを以てしても不可能である。 白登山の包囲を解くための策は、匈奴の皇后である閼氏の買収(恐らくは嫉妬心に訴えかけた)であるとされるが、 詳細な内容は秘匿され、想像の域を出ることはない。 誰もそうであるという確証は持てず、また全く別の内容であるとも言い切れない。 【Weapon】 『白登山の猛吹雪』 十人に三人は凍傷で指を失ったという白登山の大寒波。 宝具の一部から切り取られた魔力寒波の展開であり、魔力放出と類似した瞬間出力を誇る。 自軍の敗北と、後世“平城の恥”とまで言われた国家・中華思想レベルでの屈辱。 陳平はこの二重の恥辱を恐れず、それを逆に利用することで唯一の攻撃能力へと昇華している。 なお、『曲逆掌中 白登解囲』を使った後でも寒波の行使は可能。 【解説】 前漢時代に高祖・劉邦に仕えた功臣。 長身にして容姿端麗。また知恵者であったが家業の農作業も手伝わずに読書ばかりをしていた。 成人し、張楚が立つと魏王に仕えるも用いられず、次に項羽にも仕えて功を挙げるも離別。 友人の伝手で劉邦に仕えることになるも、折り悪く彭城での大惨敗が重なり、 古参の将校から讒される立場となるも、そこは知略を用いて言いくるめ、逆に劉邦の信を得る。 その後は西楚軍に対して容赦のない離間工作を巡らせ、范増を始めとした項羽の腹心を悉く離反させる。 直後の滎陽の戦いでは、劉邦に容姿だけが似ている影武者らを処刑させてわざと落城せしめ、 劉邦を戦場から離脱させ、仕切り直しを図らせた。 垓下の戦いののちの漢帝国成立後は、功績から故郷に封じられ、劉邦からの信も揺らぐことはなかった。 劉邦の死後に呂后が台頭すると保身工作を抜かりなく行い、彼女の失脚を待って雌伏。 呂后が亡くなったのを見計らって呂氏一族を殲滅して代王恒を皇帝として立て、自身は引退。 一時期、乞われて復帰するが、二年後に天寿を全うした。