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《紅き月の従者 十六夜咲夜》 効果モンスター 星4/水属性/戦士族/攻 1900/守 1500 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、相手は自分フィールド上に存在する 「紅き月 レミリア・スカーレット」を攻撃対象に選択できない。 また「紅き月 レミリア・スカーレット」を対象とする魔法・罠カードの効果を無効とする。 1ターンに1度、相手フィールドに表側表示で存在するモンスター1体の表示形式を変更することができる。 この効果を発動するターン、このカードは攻撃宣言を行えない。 《紅き月 レミリア・スカーレット》の従者。 主を守る二つの永続効果でボムとして《ソウルテイカー》一個分くらいは消費させられる。 戦士族で攻撃力1900の効果モンスター、そしてデメリットが皆無に近い優秀なアタッカー。 《増援》、《戦士の生還》に対応し、専用カードによるトリッキーな効果を絡めれば縦横無尽の活躍が見込める。 水属性である事を利用して《伝説の都アトランティス》と併用する事でロックをすり抜ける2100アタッカーとして使うのもいいだろう。 《紅き月 レミリア・スカーレット》を戦闘から守る効果は地味ながら、しかし簡易で直接的な手段である戦闘除去を確実に一回は無効にできる。 このカードのステータスは普通の4レベルアタッカーだが《インディスクリミネイト》を使用すれば実質攻撃力2900にも跳ね上がる。 ただ、後続を凌ぎきるには少々不安が残るので壁として留めたい場合は《ミスト・ボディ》でも採用するべきか。 《紅き月 レミリア・スカーレット》を対象を取る魔法・罠から守る効果は強力だが、モンスター効果は素通りしてしまう。 また、自分の使う装備魔法等も無効化されてしまう。《吸血鬼幻想》とはシナジーしないので注意。 対象を取らない《ライトニング・ボルテックス》や《聖なるバリア-ミラーフォース-》等の全体除去も素通ししてしまう。 これが不安な場合は対策としてカウンター罠を用意するか、《フォービドゥンフルーツ》を用意しておきたい。 己の攻撃宣言を犠牲としてスペルスピード1の表示形式変更効果も持っている。 アタッカーとしての能力は失われるが、モンスターが並べられるなら帝だろうがダムドだろうが守備力1000を無防備に曝け出す事になる。 ただし、《水の精霊 アクエリア》のように表示形式変更権を使えなくする効果は無いので抑止力たりえない。基本的にはやはり従者として扱うべきだろうか。 勿論この効果も《紅き月 レミリア・スカーレット》とは抜群のシナジーを発揮する。 総じて、アタッカー・戦闘補助・上司の生贄として効果的な属性・主の守り・効果耐性付与と、 殆ど隙の無い優秀なモンスター。まさにパーフェクトメイドと言える。 2008/09/02にエラッタが成された。これにより、悪魔族全体の耐性から自分の主一本の耐性に。 デメリットのない下級戦士族で1900の攻撃力を持つのは《E・HERO アナザー・ネオス》とこのカードのみ 現在実装されている東方のカードでは最多のスペルカード数を誇る、流石は咲夜さんCGIと言うべきか? 攻撃名は「メイド秘技「殺人ドール」!」 攻守変更効果は《モンスター》は咲夜に時を止められ体勢を崩した! レミリアを守る効果「咲夜が、レミリアを対象とする効果を防いだ!」 と、メッセージが出る。 原作・アニメにおいて―~ 東方紅魔郷5面ボス・6面中ボスを務める。また、東方妖々夢にて自機へ昇格。 その後も東方萃夢想、東方永夜沙で主と共に自機になるなど、かなり待遇のいいキャラである。 『時間を操る程度の能力』を持つ。二つ名は『完全で瀟洒な従者』『危険な手品師』。 投げナイフを武器及び弾幕の手段とし、門番のサボりを咎めたり侵入者を迎撃したり・・・ 炊事洗濯掃除に戦闘、と四拍子揃っているメイドである。 関連カード 《紅き月 レミリア・スカーレット》 《紅魔館門番 紅美鈴》 《インディスクリミネイト》 《クロックコープス》 《プライベートヴィジョン》 《血の懐中時計》 《ミスディレクション》 《夜霧の幻影殺人鬼》 《パーフェクトスクウェア》 《ソウルスカルプチュア》 《パーフェクトメイド》
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十六夜咲夜 各キャラとの対戦に於いて
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咲夜 +目次 特徴スペック 説明 長所 短所 技ナイフ ザ・ワールド 立ち回り戦法 サバイバル キング チーム考察 キャラ対 特徴 スペック 体力 ディレイ 移動量 100 2 2 説明 元レミリアキラー。 技が少なく、確定ダメージを与えられる近距離技もないが、その代わりに「ザ・ワールド」という大技がある。 「ザ・ワールド」中は2ターンの間咲夜のみ動けるようになる。 そのため、近くに敵がいれば確実に40ダメージを与えることが可能。 レミリアに対して安定して、なおかつ確実にダメージを与えられる唯一のキャラとして猛威を振るっていた。 だがそれも昔の話。 最新パッチにより「ザ・ワールド」の消費SPが 60 から 90 と尋常じゃない消費量が必要なため実用性がなくなった。 確実に40ダメージを与えられるのは変わらないが、試合スピードに追いつかず試合が終わることも。 唯一の攻撃技の「ナイフ」は追加効果なし、他のキャラと攻撃範囲駄々被り と個性がない。 そんな現状ではあるが、なんだかんだ言っても避けられない攻撃は重宝する。 レミリアやキングを倒す要員としては活躍するかもしれない。 長所 条件が揃えば確実に40ダメージ与えられる 「ナイフ」のコスパが良い 短所 SP消費が非常に重い 技のバリエーションがない 近距離がない 正直他のキャラの下位交換 技 ナイフ 威力 ディレイ SP 段差 20 2 10 × 唯一の攻撃技。 SPが少なく20ダメージと飛び道具としては平均的なパラメータ。 ザ・ワールド 威力 ディレイ SP 段差 0 9 90 ○ 2ターンの間、自分以外を行動不可にする技。 発動して自分の周りから2マス(1ターンで動ける範囲)に敵がいれば確実に40ダメージを与えることが出来る。 発動中もターン開始時にSPは回復するため「ナイフ」が撃てなくなるという状況には陥らない。 ディレイはゲーム中最遅。 ちなみに、発動中は目が赤くなるという原作再現がされている。 立ち回り 戦法 とにかくSPが溜まるのを待つ。 そして「ザ・ワールド」を発動してから仕留められる位置にいる。 これが基本の戦術。 ただ、これだけであると溜めている間に試合はどんどん進み、2・3回目を撃つころには試合が終わっているという可能性もある。 自身の移動量は多く、「ナイフ」はある程度範囲があるためマークできる範囲は広い。 そのため、相手の行動を狭めるために「ナイフ」を撒くのも出来ることにはできる。 まあ、他のキャラで代用できることではあるが。 サバイバル 説明 キング キングを倒す要員として活躍する かも。 チーム考察 キャラ名 説明 キャラ対 霊夢 「ザ・ワールド」を発動するタイミングに「結界」を貼られると一切攻撃が効かなくなってしまう。 SPが90まで溜まったからといって無暗に発動してはいけない。 かといって発動しないままだとSPが溜まりきって腐ってしまう。 戦わない方がいい相手の1人。 魔理沙 説明 アリス 説明 レミリア 最も倒すべき相手。 HPが80なので2回発動すれば倒せる。途中で「ヴァンパイア」で回復だろうから大体の場合無理だけど。 咲夜 説明 にとり 説明 パチュリー 説明 天子 技の性能は相手の方が完全上位交換。 ヤマメ 説明 紫 説明
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【性格】 冷静かつ大胆。窮地を楽しむタイプ。 身内を庇う傾向が多少あるが、あまり入れ込まず自陣営の勝ちを最優先する。 【能力】 「咲夜の世界」 どの役職でも、時間を止めて行動する為 自分の行動が他の役職の力や他のキャラの能力によって阻害される事は無い。
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咲夜6 6スレ目 121-124 121 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/12(日) 02 16 31 [ 3xLW6UFg ] あーあ、抱いてもいいのよとか誘惑してきたさくよさんをただぎゅっと抱き締めて ちょっとだけ困惑されつつもそっと抱き締め返されてそのままほんわかのんびりしたひと時を過ごしてーなぁー 122 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/12(日) 11 56 56 [ KTEsP7Cg ] 121 さくよさんと申したか 123 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/12(日) 15 17 41 [ 7/c0..Vw ] 121 さくよさん? 咲夜さんじゃないの? ところで、スレちがいで申し訳ないが。 貴方に合うSSを探すスレで紹介している以外に、オリキャラ(ドーリム)小説がのったサイト誰かしらない? 124 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/12(日) 15 25 26 [ N6O1WR7U ] 121を見て本の精を思い出した。 で、 121の内容で本の精を書いてみる。 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 「〇〇、私を抱いてもいいのよ」 咲夜(さきよ)がいきなりそんな事を言って来た。 次の瞬間、俺と咲夜は自分の部屋に移動していた。 ―― 恐らく時を止めたのだろう 俺は無言で咲夜に近づく。 「(……所詮は元人間か)」 咲夜は何かを呟いた。 その目に映っているモノ、それは失望。 俺はそれに気付かずに咲夜を抱きしめた。 ―― 数十秒経過 「…〇〇 ?」 咲夜は抱きしめられたまま困惑したような声で俺の名前を呼ぶ。 「んー?」 俺は咲夜の温もりを感じながら、生返事を返した。 ……やばい。なんか、眠たくなって来た。 「どうして ?」 何が【どうして】なのかよく解らない。半分寝ている頭をフル回転させて考える が、全く解らない。 「俺は咲夜が抱いていいって、言ったから抱きしめたなんだけど……」 咲夜はキョトンとした後、笑いを堪えるように肩を震わせる。 その瞳から失望の影は消え、あるのは【呆れ】と少しの【喜び】だった。 そして、現在の情況に今気がついた様に赤くなり、おずおずと俺の身体を抱き返 した。 残り頁数 ――????頁 6スレ目 223-230 223 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 05 25 50 [ ZUVDTdVQ ] 「咲夜さん!! 俺、貴女の事が――ってか既にいないし! 消えたし!」 224 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 05 45 38 [ aB4sagP. ] 斬新な振られ方だw 225 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 06 41 19 [ JhUuo/D2 ] そこは恥ずかしがって逃げたに90crn 226 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 14 03 24 [ x3eeEr8E ] いやいや、幻想郷を出る日がかならずくるから故意に避けてるんだよ。 227 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 14 07 04 [ NwuH/ogg ] 良い方に解釈すれば廊下の影あたりで真っ赤っか……かな。 228 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 15 02 19 [ pYWeKQjI ] そして、廊下の影から○○を見つめるようになる……かな。 229 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 21 38 16 [ QlRGW/MI ] 更に後ろの影からお嬢様が恨めしそうに見つめるように……かな。 230 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 21 45 10 [ jtJDY/4g ] で、その事をお嬢様に見られてさらに赤面……かな。 6スレ目 570 歪んだ世界の中を歩いていく。数歩先に見えるのは鬼火。それ以外は出鱈目としか言いようのない空間。 鬼火は道標、この空間で迷わないためのもの。これが無ければ自分自身も出鱈目の一部になってしまう。 どれぐらい進んだだろうか。鬼火の火が広がり、空間の一部が穴になった。 ――その先に見えるのは最近になってありつけた就職先。 穴をくぐり、地面に足を乗せ……られなかった。 「だぁっ!?」 急に足場が無くなり、思わず声を上げる。そのまま回転し、地面に一点倒立。 ……要は着地に失敗して頭からまっ逆さまに落ちた。 「ぷっ、ぷくくく……」 「……っ、くくっ……」 周囲から笑いが漏れる。……よりによって門の近くで降ろしやがって。 「……警備のメイドさん達?頼むから根っこになった俺の頭を地面から抜いてやってほしいんだけれど」 俺の台詞を聞いた瞬間、門の向こうにいたメイド達が爆笑し…… 突然、頭で立った。 この言い方は正確じゃない。詳しく説明すると『爆笑していたメイド達が次の瞬間杭のように逆さまになって地面に突き立ってた』、ということだ。 しかしスカートは裾を紐で縛ってあって捲れていない。……くそう。こういう場合はおふぁんつも丸見えだろうが。 「お帰りなさい、__。荷物はちゃんと紫に頼んだかしら」 そして背後に気配。……どうやったのか考えたくは無いがこの惨状(男的な意味で)の犯人であり、俺の上司でもある人。 「ええ、食料品は食堂の保管庫、消耗品は備品倉庫の方に頼みました。……というか抜いて下さい。これじゃあ生殺しですよ咲夜さん」 スカートの中身を見られたくないからという意外に乙女ッチーな理由で俺の後ろに立った咲夜さんが、思いっきり俺の頭を蹴り飛ばした。 「あだぁっ!」 首の骨に負担がかかり、ちょっと嫌な音が鳴った。 「ふざけていないで納品数のチェックをしなさい。特に食料品は見直しをちゃんとお願いね。場合によってはいろいろしなくちゃいけないから」 何をですか!?そう聞けないのがつらい。 「……わかりました」 痛む首を押さえ立ち上がる。しかし誰もいない。 「相変わらず多忙な人だな……」 ふと地面を見るとメッセージが。 『ポケット』 すぐに今着ている服のポケットを探す。すると紙片が出てきた。 そこに書かれていたメッセージを見て苦笑する。 「……まったく」 そして、地面のメッセージを靴で消して、自分の勤務に戻るために目の前の館……紅魔館へと走った。 *** *** 少し前まではただのイチャスレ閲覧者だった自分が、まさか本当にこちら側へ来れるとは。 幻想郷に着いたとき、最初に思ったのがこの一言だった。 着いた当初はとりあえず村に住まわせてもらい、畑を耕したりしていたが、『ちょっと待て』と心の中で突っ込みを入れられた。 『畑仕事してないで少しは東方キャラと仲良くなろうぜ』 その一言から俺は鍬を放り投げ、受難の日々を送った。 語れば長い話を一気に省略し、現在は紅魔館の使用人として過ごしている。 というわけで、今俺はある部屋の前に立っている。服装は最初に着ていたよそ行きの服と違い、使用人としての制服を身に付けていた。 「メイド長、納品数の点検が終了いたしました」 公私で呼び方を変える性格なので、仕事中は名前ではなく役職で呼ぶ。 「そう、入って」 「失礼します」 中に入ると、咲夜さんが簡素な執務机に乗った書類に目を通していた。 「口頭で報告を頼める?」 「あ、はい。こちらに搬入された物資は搬入前から搬入後のマイナスはありませんでした。ただ……」 咲夜さんに言われ、点検の結果を報告する。 「ただ?」 「何者かがリストに書き込みを加えたようで、必要とは言えない代物まで購入させられましたが」 「……たとえば?」 声が低くなる。 「主に従業員の私物ですね。ゲーム、コミック……中には『おねがいレ○リア』というのもありました」 あえて伏字にしたのはうちの主の尊厳に関わるから、と言っておこう。 「まったく、困ったものね……」 さすがにあきれが行動に出たのか動いていた手が止まり、はあ、とため息をつく。 「いくら__が外の世界を行き来できるからって、呆れたものだわ」 ここで必要なものにはどうしても幻想郷には無い物資も存在する。だけに外の世界を知っている人間が必要だった。 最初のうちは咲夜さんが行っていたらしいのだが、メイド長としての事務もあるために時間が限られてしまう。 そういうわけで俺が来るまでの間はメイド達が交代で物資調達をしていたらしい。 しかし、たまに向こうの人間をいろいろな意味で食べてしまう不遜な者もいたらしく、博麗の巫女も正直頭を抱えていたようだ。 そこでつい最近まで外にいた俺が登場。身の安全と衣食住を保障され、めでたく買い出し要員としての地位を手に入れた。 「正直困りますよ。いつぞやなんて『セー○ームーン』全巻買って来いなんて指示もありましたし」 「馬鹿正直に買うあなたもあなただけれど、ね」 「まあ、セ○ムンについてはフランドール様の希望ですから」 メイドならともかく上司(?)、しかも能力が『すべてを破壊する程度』の妹様に逆らおうものなら残機がいくつあっても足りない。 むしろコンティニューすら出来ない。 「後はこれとか……ですね。メイド長、もとい咲夜さん」 俺が取り出したのは白い袋。 「何で名前で呼んだのかしら……って」 仕事中だというのにプライベートの呼び方を使った俺が気になり、こちらを向いた咲夜さん。 袋の中には一枚のチケットとそのおまけ。 「大丈夫です、他のメイドにも、ましてや紫さんにも気づかれてませんよ。……命がかかってますし」 実は買い出しに出る前に咲夜さんに一枚の紙と言伝を預かっていた。 『これの交換をお願いね』、と。 紙……引換票に書いてあった店名を見たら昔バイトしていたところだったり、咲夜さんってこういうのが好きなんだ、とか思ったり。 そんな感じで買い出し中に交換、彼女の即席スペル『ベクター○ラップ』で封印していた。 そして、冒頭に出てきた紙片にはこう書かれていた。『報告時にブツを持って来い』と。 「恥ずかしかったんですからね。ちょうど付き合いの長かった店長にレジやってもらって、その間ずっとからかわれっぱなしで……」 咲夜さんにブツ……劇場版プリキュア&デジモンのチケット+プリキュアポーチを渡した。 「それは悪かったわ。でも私自身が行こうにも時間も無いし、あなたに頼むしかなかったのよ」 「……役に立てて嬉しいです」 おそらくお嬢様と行くつもりなのだろう。咲夜さんの顔が微笑んでいた。 「報告の続きですが、先ほど言ったとおり余計な買い物をしたせいで少々金銭面でのマイナスがあります。 赤字というほどではありませんが、それなりの節制は必要かと」 館の維持費やメイド達の食費、その他諸々。それをすべてやりくりしているのは咲夜さんだ。 「そう……今月も厳しそうね……」 「まあ、彼女らにもその辺は覚悟をさせておきましょう。以上で報告は終わりです」 そう言って部屋を出ようとした時。 「待ちなさい」 咲夜さんの声が俺に放たれた。 「何でしょうか、メイド長」 「あなたに頼みたい事があるの」 *** *** 「…………言いだしっぺが遅いのもなんだかな……」 現在俺がいるのは幻想郷の外。横○駅地下のトイレの前にいる。 紫さんが無駄に気を利かせてスキマをこのトイレに繋げたのだ。 で。俺が待っている人はもちろん咲夜さんだ。頼みたい事……『一緒に映画を見に行きましょう』という言葉に同意し、こうして外の世界に来た。 咲夜さんはなぜか張り切って二日分の仕事をこなし、後はメイドさん達でも出来る仕事だけを残していた。 しかし、遅い。時間を守らないなんて珍しい事だ。……大方紫さんが軽くからかってるんだろう。 「お待たせ」 「遅いですよ咲……っ」 後ろを向いた瞬間さまざまな感情が俺の中にわきあがった。 ……主に大きかったのが『驚愕』、そして『笑い』。 何しろ、小さいのだ。咲夜さんが。全体的に。 大体で小学校高学年、大きく見積もっても中学生くらいにしか見えない外見。 普段の咲夜さんからは考えられないほどの可愛らしい子供服。 そして……肩に下げられてる特典のプリキュアポーチ。 思わず床に突っ伏していた。バンバン叩きながら笑っていた。 「ちょwwwwwww咲夜さんwwwwwwww」 無論直後にナイフを突きつけられたわけだが。 「今の状態だったらあなたを殺しても少しの罰で済むわよね?」 「ごめんなさい」 ナイフを収め、チケットを取り出した。 「仕方ないでしょ?このチケット親子ペアなんだから」 見てみれば、確かに『大人1名様と小人(3歳~中学生)の1名様』と書いてある。 「でも律儀にポーチを持って歩くだなんて……」 「いいじゃないの別に。子供の姿に戻ったんだからそれぐらい許してよ」 「まあ、ギャップがおかしすぎていいんですけど……って、『戻った』?」 咲夜さんの言葉に疑問を感じた。何故『なった』じゃなくて『戻った』なんだ? 「この姿が私の本当の姿。あっちでは他の連中に見下されない為と作業がこなせるだけの体が必要だったから大人の姿になっていたの」 「……なるほど」 確かにこの姿じゃあ、実力を抜きにしても少し前の俺みたく爆笑してしまいそうだ。……主にギャップで。 「それにね」 咲夜さんが続ける。 「いつも甘えられてばっかりだったから、たまには甘えたいな……とか思ったりしたわけで」 顔がほんのりと赤くなる。 ……あれ?今すごく可愛くなってませんか咲夜さん? 「驚いたかしら?私、中身はまだ子供だから……甘えたい時だって、あるのよ」 あー、うん。これなんて最終兵器侍女長?体格差でどうしてもなってしまう上目遣いとかその指先を弄るしぐさとか…… 「……驚きましたよ。ええ、真面目な咲夜さんにこんなにも可愛い一面があるなんて思いもしませんでした」 「かっ……」 おお、真っ赤になった。お約束すぎますよ咲夜さん。 「……こんな俺でよかったら、思う存分甘えてください。というか俺にだけ甘えてください」 微笑みながら咲夜さんへ言葉を渡す。 「本当に、いいの?」 「ええ」 顔を上げ、年齢相応の笑みを浮かべる。 「ありがとう、__」 思わず頭を撫でようとする手を理性で止め、俺も笑顔で返した。 「それだったら、私の呼び方を変えてほしいな」 「呼び方、ですか?」 「ええ。今の姿でだけ、咲夜、って呼んでほしいの。あと敬語も抜きにして」 一応は年上なんだし、と思っていたが、本人がいいのであれば。 「わ、わかったよ。咲夜……」 つい出そうになる『さん』をこらえていると咲夜さんが吹き出す。 「それでいいの」 笑いながら俺の手を引く。 「ほら!早く行きましょう!」 「あ、ああ」 傍から見れば兄の手を妹が引っ張っているように見えるだろう。 それでも俺は幸せだった。……ようやく見つけることが出来たから。 *** *** 「ずいぶん幸せそうじゃない」 「あ、顔に出ていましたか?」 「ええ。まったく、私は熱いのが苦手なのよ」 「すみません。すぐに室温を……」 「そっちじゃないわ」 「……はい?」 「あなたよあ・な・た。まったく、その立場だからこそ平然としていられるようなものだけど他のメイド達はもう怒り心頭よ」 「はあ……」 「で、彼に返事は?」 「……すいません、仰る意味がよくわからないのですが」 「……呆れた。仕事ばかりに集中するからそうなるのよ」 「すいません」 「話すと彼がかわいそうだけど、あなたのような鈍な者には言わなきゃわからないみたいだから教えてあげる。 前にあなたが彼をキネマに誘った時の『俺にだけ甘えてください』っていう言葉、覚えてるかしら?」 「み、見ていたんですか!?」 「その辺の言及は後にして。アレ、彼からあなたへの告白よ。『君の素顔を俺だけに見せてくれ』……って所かしらね」 「え?」 「ああもうまったくダメだわこの大馬鹿者!しかもその後に『呼び捨てにしてほしいの』だなんて気があるみたいな言い方しちゃって!」 「…………」 「極めつけはその後もたまに仕事を先に終わらせて休んでは外の世界に行ってるそうじゃないの? これで今更『あなたの気持ちに気づいていませんでした』とか言うつもり!?」 「…………」 「……咲夜?って気絶してるし。あーもうこの超絶鈍感娘!……__!__はどこにいるの!?この馬鹿ひっぱたいて起こしてやりなさい!」 *** *** さーくやおねえさまぁぁぁぁ(ナイフ 失礼しました。 現在(2006/12)公開中の映画「ふたりはプリキュアS☆S チクタク危機一髪」は時がテーマらしいので「咲夜さんに見せたいな」とか思ってたらこんな事に。 誰かふたりはアリマリB☆S歌ってくれる勇者はいないのか? 6スレ目 579 今日は、クリスマス・イブ。 そして、幻想郷の住人が紅魔館に集まっている。 外界ではクリスマスを恋人と過ごしているが幻想郷には男が殆ど居ない。 だから、恋愛沙汰は(女同士でない限り)あるはずが無い。 だから、イブは皆が広い紅魔館の大広間に集まって宴会をするのだ。 「お~い、○○も飲もうよ。ノリ悪いな~」 と、萃香が背中から覆いかぶさってきた。 てか、酒ぐらいってレベルじゃねぇぞ! 一体、どれだけ飲んだ!? しかし、周りを見ると確かに他の連中はかなりの量を飲んでいる。 スキマ妖怪と亡霊の姫様は文字通り浴びるほど酒を飲みながら料理を食べている。 ……まぁ、あの人達は別格だから気にしないでおこう。 そもそも、俺はこの幻想郷に来て数ヶ月しか居ない。 ある日、イキナリこの幻想郷に迷い込み途方にくれていた。 そこを、紅魔館の美鈴さんが助けてくれ色々あって今は、この紅魔館で執事をしている。 執事と言っても紅魔館のレミリアお嬢様のお世話では無く、その他、雑用が殆どだが…… その時、この紅魔館のメイドである十六夜 咲夜さんにもお世話になった。 力のチの字にも満たない俺に体術やナイフの投げ方を教わった。 時には、紅魔館のパチュリー様にも頼み込んで魔法を教わらしてくれたこともあった。 本人曰く、 「弱い人間は紅魔館には要らない。だから、強くなってくれないと困る」 だそうだが、俺はそんな一生懸命に教えてくれた咲夜さんに、いつしか淡い恋心が芽生えていた。 「てか、俺は執事だから酔えるほど飲めないんだよ。仕事もあるし」 と、俺は後ろに抱きついている萃香に言った。 萃香は目を丸くしていたが我に返って言った。 「エー、○○ってまだ仕事あるの? ……まぁ良いや。飲めー!!」 「だから、飲まないって言ってるだろうが、この酒乱!」 と、俺は萃香に綺麗な背負い投げを決めた後、大広間から出て行った。 頭が少し、クラクラする。 どうも、酒の匂いに酔ったみたいだからテラスに移動することにした。 俺がテラスに行くと、其処には咲夜さんが一人で空を見ていた。 そういえば、大広間には居なかったな。 こんな所に居たのかと思い、俺は咲夜さんに声を掛けた。 「咲夜さん。なんでここに? 大広間には行かなくてもいいんですか?」 「あぁ、○○。どうも酔いすぎたみたいだからここで休憩してるの」 「咲夜さんもですか。まぁ、俺は酒の匂いで酔ったみたいですけどね」 と、軽く会話を交わしながら俺は咲夜さんの隣に並んで空を見た。 冬の空は視界が澄んでいて星が良く見える。 「匂いで酔うなんて、○○ってそんなにお酒苦手だったの?」 「いえ、アルコールには強いと思うんですけど、どうもあそこの空気は苦手だった見たいで」 「まぁ、あれだけ酒気と妖気に包まれてたら並の人間はそうなるわね」 と、咲夜さんと俺は笑いながら話している。 「そうだ。さっき大広間から出て来るときに持ってきたんだけど○○も一緒に飲む?」 と、咲夜さんが俺にワインを見せてきた。 「頂きます」 「そう。ハイ、グラス。注いであげるわよ」 と、咲夜さんが俺にグラスを渡してそれにワインを入れてくる。 真っ赤な色のワインだ。この紅魔館に良く似合う。 咲夜さんも自分のグラスにワインを注いでいる。 「乾杯」 「乾杯」 と、俺と咲夜さんは二人だけの乾杯をし、ワインを飲んだ。 ワインの味はとても口当たりの良い素晴らしいものだ。 素人の俺が分かる位なのだからさぞかし高い物なんだろう。 そして、飲みながら話すこと数十分。ワインも空になっていた。 しかし、一本のワインを二人で飲んだのに全然、酔いはしなかった。 「さて、じゃあそろそろ戻ろうかしら」 「そうですね。……あぁ、そうだ。咲夜さんに渡したいものがあったんだ」 「私に?」 俺は自分の服の内ポケットから小さな箱を取り出した。 俺に色々なことを教えてくれた咲夜さんにささやかなプレゼントだ。 そして、俺は咲夜さんにプレゼントを渡した。 咲夜さんが箱を開ける。中には懐中時計が入ってあった。 俺が咲夜さんに気に入ってもらおうと香霖堂の店主に頼み込んで貰った物だ。 「気に入ってもらえるといいんですが……」 「……ありがとう、○○。じゃあ、私からもプレゼントよ」 と、イキナリ俺と咲夜さんの周りがテラスでなく紅魔館の屋上になっていた。 これが、咲夜さんの時間を操る程度の能力なのだろう。 紅魔館の屋上は明かりも無く星や月が先ほどよりも明るく見える。 「私からのクリスマスプレゼントよ。気に入ってもらえた?」 「凄い。幻想郷の景色とはこれほど素晴しいものだったんですね。とても気に入りましたよ」 「良かった。じゃあ、もう一つ言いたいことがあるの」 「なんですか?」 俺が聞くと咲夜さんは顔を少し朱に染めていった。 「私は貴方のことが好きになったみたい。良かったら付き合ってもらえるかしら」 今度は、俺の頭の中の時間が止まった。咲夜さんが俺の事が好き? それって、俺も咲夜さんが好きだから両思いって事ですか。 咲夜さんは俺の方を見ている。 だから、俺もその期待に応える。 「俺も……俺も、咲夜さんのことが大好きですよ、喜んでお付き合いさせてください」 そして、咲夜さんに近づき口付けをする。 これほど、このまま一生、時が止まればいいと思った事は後にも先にも無いだろう。 「今よ! そのまま押し倒して!」 「何やってるの○○! もっと咲夜さんを抱きしめて!」 「咲夜さん……お幸せに」 「咲夜、○○。私の了承も無しに恋人とは……まぁ、いいだろう。今日は特別ね」 と、スキマ妖怪のスキマ実況で下の大広間にいる人達全員がこの二人を見ていたのは別の問題。 ――――後書き―――― 皆さん、メリークリスマス・イブ。 今回は、クリスマス・イブということで長編にしてみました。 まだ、至らない点もあると思いますがこれからも頑張って生きたいと思います。 では、最後までご覧くださって有難うございます。 皆様も残り数日を健康にお過ごしてください。 メリークリスマス。 7スレ目 668 ―――メイドの仕事、一人じゃ大変でしょう? 俺でよければ、お手伝いさせてくれないかな? うpろだ267 事の起こりは数日前……夜雀が俺の家に来てから 『きっといいコンサートになるから来てね!! あ、あと、あなたの恋人も絶対連れてくること! 絶対よ!!』 と、何故かニヤニヤしながら言ったことからだった。 ・ ・ ・ 「ふぅん……いい音色ね、騒霊と夜雀もやるじゃない」 「ふふ、喜んでもらえて何より」 そして今、俺は恋人の咲夜と一緒に夜雀&騒霊のコンサートに来ていた。 咲夜が褒めるだけあり、彼女たちの奏でる音色は素晴らしいものだった。 俺たち以外の全観客が惚れ惚れとして聴き入っているのがその証拠だ。 曲のジャンルがロック、ポップ、クラシックだの バラバラなのも彼女達らしいといえば彼女達らしい。 そして、やけにハプニングが多いのも幻想郷ならではだろうか? 例えば……確か3曲目「魔理沙はとんでもないものを盗んでいきました」を歌っている最中 妙な服を着た謎の5人組が「すぐに呼びましょ陰陽師! Let s GO!」と歌いながら乱入。 さらに、なぜか永遠亭の面々が乱入して「えーマジ初月? キモーイ」だの 「患部で止まってすぐ溶けて高熱などの症状を緩和します」だの歌っており 某混沌教授以上にカオスだったのは忘れられない。 ああ、乱入といえば数曲前 スウェディッシュポップというおしゃれでポップな曲を演奏していたときに 突如として悪魔のような3人組が 「SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!」 と乱入してきたのはビックリした。 その3人のうち、一番危なそうな奴が 「バイオリン、トランペット、キーボードなど、まとめてレ○プしてくれるわー!!」 と叫んだとたん、キレた騒霊三姉妹の「大霊車 コンチェルト・グロッソ」が発動。 ただ、そいつはマトリックスのような動きで全弾回避してしまった。 スゲェ…… 彼らは、一体何者だったのだろうか? 噂によると、隙間がどこからか呼び寄せたらしいが 定かではない。 なお、咲夜は「SATSUGAIせよ!」の歌に ウットリしてたような気がしたが、気のせいと言うことにしておこう。 と言うか、気のせいであってほしい。 「SATSUGAIせよ……ふふふ」 マジ気のせいであってほしい。 ……そんなこんなでコンサートももう終盤。 俺と咲夜は寄り添うようにして心地よい音色と歌声に耳を傾ける。 そして、演奏されていた曲が終わり―――― 「みんな、今日はありがとう! 本当に……本当に名残惜しいけれど、次の曲が最後になるわ!!」 観客の間に「えーー」という落胆の声が広がる。 もっと、聴いていたかったのだろう。 「残念だな……あと一曲か」 「そうね、私ももっと聴いていたかったわ」 かくいう俺も……そして、咲夜もやはり名残惜しかった。 「これから歌う最後の曲は、このコンサートに来てくれている、あるカップルに捧げます……ふふふ」 へー、カップルかぁ……誰だろうな。 上白沢先生とその彼氏かな? それとも、ドールマスターアリスと●●のコンビか? こないだ、決闘したとか聞いたが……●●が勝って、うまく結ばれあったんだっけか。 あの二人は曲のネタになりそうだしなーーーあっはっはw 「幻想郷初公開! 曲名は――――――――――よ!!」 「「――――は?」」 曲名を聞いた瞬間、俺と咲夜は同時に間の抜けた声を上げた。 そして、俺の頭の中で全てが繋がる。 なぜ、ミスティアは俺をコンサートに誘う時、あんなにニヤニヤしていたのか。 なぜ、ミスティアは必ず咲夜も連れてくるように言っていたのか。 「なお、スペシャルサンクスは文々。新聞記者の射命丸 文さん!! 彼女の情報をもとに、この歌を作ったわ!!」 あいつは―――― ミスティアと騒霊達は―――― 「紅魔館のメイド長 十六夜咲夜 と 異邦人 ○○の愛の軌跡……たっぷり聴いていきなさい!」 俺たちのことを歌にしやがった!! 「ラストナンバー……『十六夜咲夜が倒せない』!!」 うpろだ269 『十六夜咲夜が倒せない』 ―――――― 気がついたら いつもレミリアを狙い そしていつも同じ場所で負けて ―――――― ○○「今日もまた、立ちふさがるか……俺の愛の前に」 咲夜「今日もまた、立ち向かうのね……弱いくせに」 ○○「やかましい! 今日こそ、お前を倒してレミリア様に俺の想いを聞いてもらうんだ!!」 咲夜「懲りないわね…時間も押してるし、30秒で始末してあげる」 ―――――― あきらめずに 殺人ドールに 挑戦するけど すぐに 地に倒れるよ ―――――― ○○「ぐぅっ……あ、諦めて……たまる…か!!」 咲夜「なかなか頑張るわね……なら、もう一発喰らいなさい。幻符「殺人ドール」!!」 ○○「ぎにゃああああああああ!!」 ―――――― 弾幕スペカがあれば ラクに レミリアの部屋に 着くのに ―――――― ○○「ち…くしょ……弾幕やスペルカードさえ…あれば……」 咲夜「まだ喋る元気があるの? なら、もう一発」 ○○「え? いや ちょっと……もういっぱいいっぱいなんですけどってNOOOOOOO!!」 ―――――― 何回やっても 何回やっても 十六夜 咲夜がたおせないよ あのナイフは何回やっても よけれない ―――――― ○○「い、痛い 痛い! ってか、マジ刺さってるんですけど!!」 咲夜「刺してるのよ……そろそろ、終わりにするわ――――」 ―――――― 必死にかわして 逃げ回っても いずれは時間止められる ―――――― ○○「て、てめえ また時間止めるつもりか!? 卑怯ナリよ その能力!! 」 咲夜「黙りなさい侵入者! 幻世『ザ・ワールド』!!」 ○○「……(青年硬直中)」 咲夜「時は止まる……はい、ジャスト30秒でチェックメイトね」 ……… …… … ―――――― 裏口侵入 試してみたけど 完璧メイドにゃ 通じない! ―――――― ○○「くくく……前は失敗したが、ここから侵入すればあの殺人メイドに見つからずに―――――」 咲夜「―――― ネズミが一匹」 ○○「!!??」 咲夜「こんなところで何をしてるのかしら?」 ―――――― だけど 次は 絶対会うために 僕は あいつに勝って 最後に笑ってやる ―――――― (少女(が)ネズミ駆除中) ○○「おーーーぼえーーーーてろーーーーー!!」 咲夜「まったく……しつこいんだから」 (それにしても、あそこまで、強く想い…想われるって……どんなものなのかしら…?) ・ ・ ・ ―――――― 気がついたら ライフもう 少ししかない そしていつも そこでリポDつかう ―――――― ○○「くそ……あの中華門番、てこずらせやがって……ファイト 一発! 諦めてたまるかよ!!」 ―――――― あきらめずに 咲夜さんまで たどり着くけれど すぐに少女処刑中 ―――――― 咲夜「最近、レミリア様を狙う あなたを見てると不愉快になってくるわ……」 (私、最近おかしい……この男を見ていると…胸がもやもやして…落ち着かない。) ○○「え? ひょっとして今日機嫌悪いのかってミギャアアアアアアアアアア!!」 ―――――― 紅色マジック あれば ラクに 咲夜さんは たおせるけど ―――――― ○○「くそぅ……マジ許さん この殺人メイドめ……だが! 今日の文々。新聞の記事から得た情報によると――――」 『紅色マジック : レミリアを倒せば入手できる。咲夜の弱点武器。』 (5面記事『ティウンティウンな同人ゲーム『メガマリ』最強攻略』より抜粋) ○○「――――つまり、レミリアを倒せば おまえは楽に倒せるってことだったんだよ!!」 咲夜「……大馬鹿ね」 ○○「グスン……」 (『な、なんだってー!!』って返してほしかったのに……) ―――――― 何回やっても 何回やっても レミリアまで 辿り着けないよ デフレワールド 何回やってもよけれない ―――――― ○○「いてて……あーーーもーーーー! レミリアから武器ゲットする以前に 辿り着けねぇよ!!」 咲夜「お嬢様には近寄らせないって言ったでしょう? だいたい……レミリア様を倒すって、本末転倒じゃないの?」 (信じられない……私の最高のスペカ『デフレーションワールド』を無傷とはいえないまでも死なずに切りぬけるなんて……) ○○「いーんだよ! まずはお前を倒せればそれでいい!! ギャフンと言わせてやる!!」 咲夜「………」 ―――――― デレかけている お茶目なメイドが 素直になれずに SATUGAI ―――――― 咲夜「ぎ…ぎゃふん……(////⊿//)」 ○○「……」 咲夜「……」 ○○「……そ、それはひょっとしてギャグで――――」 咲夜「――――ッ! 『デフレーションワールド』!!」 (な……何、言ってるのよ私ーーーー!!) ○○「どうみても、実はお茶目な性格です!! 本当にありがとうござい ひでぶッ!!」 ―――――― 風呂から侵入 試してみたけど あいつが入ってちゃ 意味がない! ―――――― ○○「げ……」 咲夜「あ…あなた……なんで、お風呂場に……」 ○○「い…いや、ここから侵入してレミリアを倒しに行こうと…」 咲夜「~~~~~~~ッ!!」 (少女滅殺中) 咲夜「こ、今度やったら 殺人ドール100連発よ!!」 (み、見られちゃった……この人に…私の裸……) ○○「は…はひ……」 (こ、こいつの身体……すごくキレイだったな……) ―――――― だけど 次は絶対勝つために 僕の 変わる想いに 白黒つけてやる ―――――― ○○「……レミリア一筋だったはずなのに……なんで俺は――――」 咲夜「……あの男は、ただの侵入者のはずなのに……どうして私は――――」 「「―――― 気がついたら、あの女(男)のことばかり考えてるんだろう?」」 ・ ・ ・ ―――――― 弾幕スペカがあれば ラクに 貴方の元まで つくけど ―――――― ○○「ハー…ハー……くそ、弾幕やスペルカードさえあれば、あいつのところまで楽に行けるんだがな……」 咲夜「き、今日も来たのね……いいかげん諦めたらいいのに」 ○○「ハハ……諦めの悪いのが俺の持ち味なんでね……」 ―――――― 何回やっても 何回やっても 愛しい咲夜がたおせないよ あのナイフは 何回やっても よけれない ―――――― ○○「……く…そぅ……」 (ここに来るまでの体力の消耗がマジで痛い……かわしきれねぇ……) 咲夜「あ、あんまり無理しないほうがいいわよ……あなた、普通の人間なんだから」 (どうして、ここまでやるの……? ただ、私に勝つためだけのために、どうしてここまで?) ○○「うるさい……普通の人間だからって無礼るな!!」 (咲夜に勝って……彼女に俺の想いを聞いてもらうんだ!!) ―――――― 必死にかわして 逃げ回っても いずれは時間止められる ―――――― 咲夜「幻世『ザ・ワールド』!! 時は止まる」 ○○「………(青年硬直中?)」 (あれ? 時間止まってるのになんで見えてるんだ?) 咲夜「……(///σ//)ちゅっ………」 (……じ、時間が止まってるから…大丈夫よね…) ○○「!!!???」 (な……なにイイィィィ!!) 咲夜「と、時は動き出す……」 ○○「お、おま……今、キス……」 咲夜「!!?? な…なんで、時は止まっていたはずなのに……」 ―――――― 時を止めてのキス見えたけれど 『忘れなさい』とか ありえない!! ―――――― ○○「い、いや……時間止まってたけど見えていたぞ。動けなかったし。」 咲夜「……ッ! ま、まさか……」 (少女照れ隠し(もとい殺人)中) ○○「ちょ! タイム! タイム! タイム! それ以上は死ぬって!!」 咲夜「同じタイプの能力を持っていたなんて……さ、さっき私がしたこと、今すぐ忘れなさい!!」 ○○「そ、そんな御無体な!!」 咲夜「いいえ! 忘れさせてあげるわ!!」 ―――――― だから 次は絶対勝つために 僕の この愛だけは 最後まで取っておく ―――――― ○○「や、やだ! 好きな人にキスされたこと、絶対忘れたくない!!」 咲夜「え?」 ○○「あ……」 (……言っちまったよ、俺……) 咲夜「……嘘?」 (え? え? ……○○も……好き……?) ○○「うっ、嘘なんて言うか! ……ほ、本当だよ(ボソッ)」 「「………」」 咲夜「……~~~~~~~!!!」 (ああ……ど、どうしよう……!) ○○「ど、どうした?」 咲夜「げ、幻世『ザ・ワールド』!!」 (と、とにかくいったん距離を置かなきゃ! ドキドキが止まらなくて、考えがまとまらない!!) ―――――― 倒せないよ……(いないから)―――――― ○○「……逃げられた…… えーと…不戦勝? … …… ……… 納得できるかこんな『勝ち方』! ってか 逃がすかぁーーーー!! むぁーーーーてぇええええええい!! さぁーーくぅーーーやぁーーーーーー!!」 咲夜(ッ!? お願いだから、追って来ないで! こんな真っ赤な顔してる私、見られたくないから――――!!) ・ ・ ・ 「なお、二人はこの後、紅魔館の中を12時間ほど鬼ごっこした揚句、ようやくくっつきましたとさ……ひゅーひゅー!!」 「「(////⊿//)」」 ひゅーひゅー!! 「あはは! 二人とも、これからも仲良くね――――!!」 ……こうして、大喝采のうちに夜雀と騒霊のコンサートは幕を閉じた。 余談だが、数日後……咲夜さんは時間を止めて 「――――何回やっても 何回やっても 愛しい咲夜がたおせないよ」 と頬を染めながら歌っていた。 そして、それを偶然見てしまった俺は またもや照れ隠しがわりにSATSUGAIされてしまった。 The End 曲の元ネタ『ttp //www.youtube.com/watch?v=KLbFctG3tw0』 うpろだ341 「咲夜」 「何ですか○○さん」 「いや・・・君は今夜も綺麗だな、と思ってさ」 ぼっ、と音がしたかのように真っ赤になった 相変わらず彼女は可愛い 「なななななにをおっしゃてるんですか!?」 「はっはっは、赤くなっても可愛いな君は、家のメイドにならないか?」 「○○、吸血鬼は独占欲が強くてよ?」 おおっと、レミリア嬢から目をつけられてはこまったこまった 「おいおいレミリア嬢、そんなに睨むな、か弱い私はにらまれただけで震えあがってしまうよ」 わざとらしく恐がって見せる 「・・・」 やはり怒らせてしまう訳だが 「紫との交渉を任せたい」 「私が交渉役!?冗談じゃ無い!あんな化物となぜ俺が対峙せねばならんのだ」 「・・・其処を何とか頼みたいのよ、お願い」 「・・・代償は高いぜ?俺の命がかかってるからなぁ」 この馬鹿なお嬢様が何かやらかしたらしく、面と向かって対峙する訳にも行かないので俺というクッションが必要ならしい 結局断れないんだけどねぇ・・・ 用件は聞いたので席を立つ 「食事は?」 「結構、用件も聞いたし帰らせてもらうよ」 「そう・・・咲夜、玄関まで送りなさい」 「はい」 席を立ち、玄関へ歩き出す その後を彼女がついててきている 玄関まであと少しだ 「あの・・・今回のお仕事は大丈夫なんでしょうか?」 「安心しなさい、私が責任を持って遂行しよう」 「いえ、その・・・○○さんが・・・」 ああそうか、心配してくれているのか なんといじらしい、乙女だ 「ありがとう咲夜、心配は無用だ・・・逃げ足だけは一級品だからね」 視界から消えてみせる 脚にだけは自信がある、人間の視界から姿を消す事は容易だ 突然の出来事に驚いている咲夜を― 壁に押し付けるように、両腕を拘束する 「きゃっ!?な、なにを」 「君の肌は実に美しい、その細い首筋、ぞっとするほど、だ」 そう、まるで磔のイエスのような 「一人の男としても、人狼という種としても、君が欲しくなってしまうよ」 細い首筋に、ざらついた舌を蛞蝓のように這わせる 「あっ、ん、ふ、ぁあっ」 「このまま、薔薇のような、珠のような、血を」 「はぁっ・・・○○さん?」 「ふふ、安心しなさい、そんなことをしたらレミリア嬢に殺されてしまうよ」 ぱっと、身を離す、何事もなかったつもりで 彼女は乱れた服を調え、私を見る 「なぁ咲夜、俺の事は・・・好きか?」 「あ・・・は、はい!」 「そうかそうか、じゃあレミリア嬢に伝えておいてくれ、今回の貸しは十六夜咲夜を貰う、とな」 「はい!そう伝えておきます」 「それじゃあ、御休み、咲夜」 「おやすみなさい○○さん」 大掛かりな門が閉じる、彼女との小さな小さな壁 さて、死なない程度にがんばってこようかな、彼女の、いや俺のために
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咲夜CGIキャラセリフ集2 咲夜CGIキャラセリフ集3 咲夜CGIオリジナルキャラ台詞 特定キャラ同士での対戦時の特別メッセージ1 アテム デュエル開始時「さあ、お前の実力を見せてみな!」 勝利時「これが結束の力だ!」 敗北時「く…!」 《モンスター回収》を発動した場合「1枚のカードにはひとつの可能性! これがその1枚だ!」 アテムを相手に《ショット・ガン・シャッフル》を発動した場合『遊戯「ショット・ガン・シャッフルはカードを傷めるぜ!」』 羽蛾を相手に 《聖なるバリア-ミラーフォース-》発動時 『羽蛾 「ギョエエエエ昆虫軍団全滅~~~ッ!!」 遊戯「 お前弱いだろ!」』 武藤 遊戯 デュエル開始時「いくよ、負けないからね!」 勝利時「やったー! ボクの勝ちだー!」 敗北時「うぅ…」 海馬 瀬人 デュエル開始時「フン、この俺に挑むなど百年早いわ!」 勝利時「オレの踏み印したロード! それが未来となるのだ!」 敗北時「モクバ… オレを許してくれ…」 《青眼の究極竜》を融合召喚した時『[プレイヤー]「わははははどうだぁぁぁ!!これぞ史上最強にして華麗なる究極殺りく兵器の姿だ!」』 城之内 克也 デュエル開始時「お前は11ターンで俺に負けるぜ!」 勝利時「へへ…。ざっとこんなもんよ!」 敗北時「どわああああ!」 《ギルフォード・ザ・ライトニング》を召喚した時『城之内「こいつがてめえを倒すぜ!」』 《時の魔術師》の効果を失敗した時『 城之内 「 行かないでくれぇ~~!」』 《人造人間-サイコ・ショッカー-》を召喚した時「オレと闘った決闘者からゆずり受けた魂のカードだ!」 《モンスター・BOX》発動時 城之内「こいつで攻撃を攪乱するぜ!」[プレイヤー]「永続罠発動 『モンスターBOX』!」自軍のモンスターを箱に隠して攻撃を回避する!場に現れた箱にモンスターを隠した! 《落とし穴》発動時 城之内 「 ドカーーン! ハハハハ罠カード『落とし穴』だぜ!!」 孔雀舞 デュエル開始時「ウフフ・・アタシのデッキに勝てるかしら?」 勝利時「フフ、あなたもまだまだネ!」 敗北時「そ、そんな…」 ペガサス・J・クロフォード デュエル開始時「フフフ…私の千年眼がある限りユーは私には勝てまセーン!」 勝利時「千年眼の前に敵はないのデース…!」 敗北時「UWOOOO~~~~!」 マリク・イシュタール デュエル開始時「僕のデッキの前ではお前など無力さ!」 勝利時「ハハハハ! 神を倒す手段などないのさ!」 敗北時 「こ、このボクが…負けた…」 《オシリスの天空竜》の効果発動時マリク「新たなしもべを召喚したな… この瞬間にオシリスの特殊能力発動!」オシリスのもう一方の口が開かれた…!召雷弾!!」 昔の海馬 デュエル開始時 勝利時 敗北時 獏良 了(闇人格) デュエル開始時 勝利時 敗北時 《ダーク・ネクロフィア》を特殊召喚した時『バクラ「貴様に教えてやる… オカルトデッキの恐怖をな…」』 《ポルターガイスト》を発動したとき[プレイヤー]「ヒャーハッハッハッ!ポルターガイスト発動!」 バクラ「これが俺様の超オカルトデッキの威力よ!」 インセクター羽蛾 デュエル開始時 勝利時 敗北時「ヒ~~ン うそだぁ~~」 《エクスチェンジ》で相手にゴキボールを渡したとき『[自分]「レアカードだったね……ほら!」」 [相手]「羽蛾さん、これ『ゴキ・ボール』!レアカードじゃない!」 』 《プチモス》に《進化の繭》を装備したとき「ヒョヒョヒョヒョヒョ~~ッ!すべてはオレの作戦どーりに進行したぁぁぁ!!」 守備モンスターで反射ダメージを与えたとき 羽蛾「無駄ピョー!」 《グレート・モス》を召喚した時「来た来た来た来た来た来た来たぁぁぁぁ!これが「グレート・モス」四段進化だぁぁぁ!」 ダイナソー竜崎 デュエル開始時 勝利時 敗北時 梶木 漁太 デュエル開始時 勝利時 敗北時 バンデット・キース デュエル開始時 勝利時 敗北時 《スフィア・ボム 球体時限爆弾》効果発動時『キース「タイムアップだ!」』 《ブローバック・ドラゴン》効果発動時『[プレイヤー]「起動効果 『ブローバック・ドラゴン』!ククク…、てめぇ命のやり取りってしたことあるか…(バァン!)」』 エスパー絽場 デュエル開始時 勝利時 敗北時 真崎 杏子 デュエル開始時 勝利時 敗北時 パンドラ デュエル開始時 勝利時 敗北時 御伽 龍児 デュエル開始時 勝利時 敗北時 城之内 克也(洗脳) デュエル開始時 勝利時 敗北時 リシド デュエル開始時 勝利時 敗北時 マリク・イシュタール(闇人格) デュエル開始時 勝利時 敗北時 《ラーの翼神竜》の効果(ゴッドフェニックス)発動時 マリク「まさか太陽神の真の姿を拝ませることになるとはね…貴様を褒めてやるよ…だが…ここまでだ!!ハハハハハ」 海馬「美しい…」 マリク「我 命のかけらを捧げ神よ 敵のしもべを業火で焼き尽くせ!」 《ラーの翼神竜》の効果(神との融合)発動時 マリク 「 太陽神に秘められた特殊能力――それは…神との融合!!」 マリク 「 見るがいい!神と一体化したオレの姿をなぁぁ!!」 イシズ・イシュタール デュエル開始時 勝利時 敗北時 光の仮面 デュエル開始時 勝利時 敗北時 レアハンター デュエル開始時 勝利時 敗北時 海馬 乃亜 デュエル開始時 勝利時 敗北時 レベッカ・ホプキンス デュエル開始時 勝利時 敗北時 遊城 十代 デュエル開始時 勝利時 敗北時 《摩天楼-スカイ・スクレイパー》を発動時『十代 「HEROの戦う舞台ってのを見せてやるぜ! フィールド魔法、スカイスクレイパー!」』 万丈目 準 デュエル開始時「絶対に勝つ!万丈目サンダーの名にかけて!」 勝利時「俺の名を言ってみろ!わからなければ、言って聞かせるぜ! 一!十!百!千! 万丈目サンダーッ!! 」 敗北時「ぐっ、馬鹿な…この俺様が、俺様が負けるなんて…」 《光と闇の竜》召喚時『[プレイヤー]「俺に力を貸してくれ……光と闇の竜(ライトアンドダークネスドラゴン)!!」』 《光と闇の竜》召喚時相手が三沢の場合『[プレイヤー]「俺に力を貸してくれ……光と闇の竜(ライトアンドダークネスドラゴン)!!」 三沢「こ……この竜は、ジュニア時代万丈目最強の……」』 天上院 明日香 デュエル開始時 勝利時 敗北時 デュエル開始時 勝利時 敗北時 エド・フェニックス デュエル開始時 勝利時 敗北時 《D-HERO ドグマガイ》を特殊召喚した時 《D-HERO ドグマガイ》の効果発動時『エド「この瞬間、ドグマガイのエフェクト発動!」』 』 ヘルカイザー亮 デュエル開始時 勝利時 敗北時 斎王 琢磨 デュエル開始時 勝利時 敗北時 ヨハン・アンデルセン デュエル開始時 勝利時 敗北時 《究極宝玉神 レインボードラゴン》を特殊召喚した時『[プレイヤー]「これが俺の捜し求めていた夢……そして、俺の宝玉獣デッキの真の姿だ! 現れろ!究極宝玉神 レインボー・ドラゴン!!」』 覇王 十代 デュエル開始時 勝利時 敗北時 《超融合(覇王)》発動時『覇王「完全なる勝利を導く絶対的な力、その力の前ではあらゆるものは無力!!発動せよ!超融合!」』 《超融合》発動時『覇王「絶対無敵、最強の力を解き放て!発動せよ!超融合!」』 丸藤 翔 デュエル開始時「ううっ…に、逃げないぞ!出口は前にしかないんだ!」 勝利時 敗北時「あぁ~負けちゃった…いつも僕は詰めが甘いんだよなぁ…」 前田 隼人 デュエル開始時 勝利時 敗北時 丸藤 亮 デュエル開始時 勝利時 敗北時 天上院 吹雪 デュエル開始時「イッツァショータイム!このブリザードプリンスがお相手しよう!」 勝利時「君の瞳に何が見える?ん~~~~~ジョイン!」 敗北時 クロノス・デ・メディチ デュエル開始時 勝利時 敗北時 大徳寺 デュエル開始時 勝利時 敗北時 大山 平 デュエル開始時 勝利時 敗北時 鮎川 恵美 デュエル開始時 勝利時 敗北時 枕田ジュンコ デュエル開始時 勝利時 敗北時 浜口ももえ デュエル開始時 勝利時 敗北時 セイコ デュエル開始時 勝利時 敗北時 早乙女 レイ(小学生) デュエル開始時 勝利時 敗北時 早乙女 レイ(小学生・男装) デュエル開始時 勝利時 敗北時 ブラック・トメさん・ガール デュエル開始時 勝利時 敗北時 万丈目 長作 デュエル開始時 勝利時 敗北時 万丈目 正司 デュエル開始時 勝利時 敗北時 迷宮兄弟・兄 デュエル開始時 勝利時 敗北時 迷宮兄弟・弟 デュエル開始時 勝利時 敗北時 ダークネス デュエル開始時「燃やし尽くしてやる…何もかもな!」 勝利時 敗北時「ぐぅぅ…この痛み…格別だ…!」 カミューラ デュエル開始時 勝利時 敗北時 タニヤ デュエル開始時 勝利時 敗北時 首領・ザルーグ デュエル開始時 勝利時 敗北時 アビドス3世 デュエル開始時 勝利時 敗北時 タイタン デュエル開始時 勝利時 敗北時 アムナエル デュエル開始時 勝利時 敗北時 ブラック・マジシャン・ガール デュエル開始時 勝利時 敗北時 人造人間-サイコ・ショッカー- デュエル開始時 勝利時 敗北時 ボーイ デュエル開始時 勝利時 敗北時 サラ デュエル開始時 勝利時 敗北時 影丸(青年) デュエル開始時 勝利時 敗北時 ティラノ剣山 デュエル開始時 勝利時 敗北時 早乙女レイ(オシリスレッド) デュエル開始時 勝利時 敗北時 斎王 琢磨(破滅の光の意思) デュエル開始時 勝利時「ついに来たぁ!この世界がぁ、この星がぁ、この宇宙が真っ白に染まる時がぁ!アヒャヒャヒャ、ヒャーッハッハッハッ八ッ!!」 敗北時 《アルカナフォースEX-THE RIGHT RULER》特殊召喚時『「運命の怒りは頂点を極めた。愚かなる虫けらと化け物に鉄槌を下すため、ここに降臨する!この三体のモンスターが生け贄となり、23番目の究極のアルカナ、アルカナフォース-EX THE LIGHT RULERが召喚されるゥゥ!」』 《アルカナフォースEX-THE RIGHT RULER》攻撃時『「これが……運命なのだよ!THE LIGHT RULERの攻撃!」』 《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》正位置時『 斎王「当然正位置!!』 《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》逆位置時『 斎王「何ッ!逆位置だと!?」』 斎王 美寿知 デュエル開始時 勝利時 敗北時 ナポレオン デュエル開始時 勝利時 敗北時 アモン・ガラム デュエル開始時 勝利時 敗北時 ジム・クロコダイル・クック デュエル開始時 勝利時 敗北時 オースチン・オブライエン デュエル開始時 勝利時 敗北時 《ヴォルカニック・デビル》を特殊召喚した時『[プレイヤー]「これが俺の最高火力……!出でよ! ヴォルカニック・デビル!!」』 プロフェッサー・コブラ デュエル開始時 勝利時 敗北時 万丈目 準(光の結社) デュエル開始時 勝利時 敗北時 《白のヴェール》発動時『ホワイトサンダー「これが光の結社の力だ……!白のヴェールを発動!」』 天上院 明日香(光の結社) デュエル開始時 勝利時 敗北時 (裸の結社) デュエル開始時 勝利時 敗北時 カイバーマン デュエル開始時 勝利時 敗北時 ヨハン・アンデルセン(ユベル憑依) デュエル開始時 勝利時 敗北時 ミスターT(トルーマン) デュエル開始時 勝利時 敗北時 遊城 十代(ユベル目) デュエル開始時 勝利時 敗北時
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ハコブネシマイが始まったのを機にふらっとWikiに帰還。 10年も前の自分を見るのはンギェアと変な声が出る。外部の色々なパスワードとか忘れた。 今は無色透明な乾燥剤としてのっそりと活動中。 ひとつわかったのは、年月が経っても誤字脱字誤変換大魔王は今でも存在しているということ。 ハコブネシマイ(パイロットVer) 領域名 日数 人数 更新時間 運命 所持タロット 最初のハコブネ 7日 8人 24時間 8日目に鳩罠で消滅 力 [生]鳩罠 台所に蠢く影…ソニア激白!?ハサミが次々襲う! 6日 8人 10分 3日目に消滅(VS ヒヨリミ) 節制 ハコブネシマイ(パイロッタVer) 領域名 日数 人数 更新時間 運命 フラスコラボラトリ 10日 9人 24時間 5日目に消滅 グーチョキパン店 6日 9人 10分 2日目に消滅 ゴフェル計画移住船 8日 9人 12時間 2日目に消滅(ゴースト勝利) 宇宙船サジタリウス 5日 9人 12時間 生存 ENDING NOTE 5日 9人 12時間 5日目に消滅 ハコブネシマイ版演じたキャラ ヨシエ・ナカムラ パイロットでは飄々直感娘。パイロッタでは嘘吐き大胆不遜。つまりゴーイングマイウェイ 5884計一 パイロットではヅラ疑惑ツッコミ青年計一様。パイロッタでは根暗文学青年 マテュー 一人称が「余」。であるである言っていた誤変換独り言誤爆殿下 エーベルハルト 子供っぽい。間延びした話し方な「わはー」なキャラに 狐月 敬語。だけど何故か護摩壇用意して呪術師と化した 昔の。 +... 参加した領域のメモ。 オペ・アンチの両方で勝利したら作ろうと思っていたので作成。 主にver.3の参加記録 タタキ休止からはリトルバレットとバレットが主 B4にはあまり参加していなかったから少ない グレスケは基本三色です。刷り込み防止、実際極端色、思い込み怖い。 方針 無投票はしない あらゆる面から考えるべし 誤字脱字謎の文法に気をつける(でもよく失敗する…)ほんと気をつけようね…? 称号:誤字脱字大魔王 B4ではまだまだ思考が足りない新参者。 そしてやっぱり誤字脱字謎の文法をよく使うという… リトルではまだどこをどうつかめばわからない。けれど掴もうとする。 アンチ時は第二人格を作る。 バレットが始まってもまだ何処を如何にどう掴めばいいかあやふや。でも掴もうとするのはいつもの事。 ネコタタキ +... No 領域名 役割 勝敗 運命 メモ 182 フィトン・ミトン アンチ 敗北 粉砕 右も左もわからなかった頃 202 ファラオのあんみつ店 ソナー 敗北 襲撃 ミスジャッジに涙 213 中国紅娘 オペ 敗北 襲撃 連続襲撃の恐怖 217 からくり神宮 オペ 勝利 襲撃 投票先はよく確認して 223 レッドホットサーカス アンチ 勝利 生存 確定アンチになっても通る襲撃 229 ビロード干渉地帯 アンチ 敗北 粉砕 アンチ内で記憶がまわる 242 水域議事堂 暗号 敗北 襲撃 初暗号、3日目襲撃 247 白熊歌劇団 アンチ 敗北 ビンゴ消滅 何もできず消滅… 252 ビロード干渉地帯 アンチ 勝利 生存 いろいろ重なって得た勝利 257 サボテン兄弟 オペ 敗北 脱出 初脱出。しかし誤爆 260 青いパパイヤ オペ 敗北 襲撃 寡黙になりすぎた… 264 半月バニー城 オペ 勝利 生存 初めてオペで生存。感慨深い 268 摩天楼六区 オペ 敗北 襲撃 早期襲撃で裏から眺め 270 白熊歌劇団 ソナー 敗北 襲撃 ソナー業務果たせず 272 キルリアン本舗 暗号 勝利 襲撃 ドジ踏みまくり暗号 276 黒猫亭 ソナー 勝利 脱出 アンチ数を1体までカウント出来た 284 ピザ・メルトダウン アンチ 敗北 粉砕 深く先を考えられるようになりたい 289 モップマスターの庭 オペ 勝利 生存 予想外の展開に吃驚 297 フィトン・ミトン オペ 敗北 脱出 とんでもない動きをしたな… 302 皇帝の鎖 オペ 勝利 生存 後半暴走大混乱… 310 半月バニー城 オペ 勝利 脱出 アンチを見抜く眼を鍛えたい 315 レッドホットサーカス ソナー 勝利 脱出 初期にリーチになり焦る 321 ビロード干渉地帯 オペ 勝利 粉砕 オペ時で初めて粉砕される 338 レッドホットサーカス オペ 勝利 襲撃 いつもと違うRPで。楽しかった 341 キルリアン本舗 暗号 敗北 襲撃 暗号になると必ず襲撃される罠 344 ビロード干渉地帯 オペ 勝利 脱出 最近アンチになってないなぁ… 350 ペンギンパレス ソナー 勝利 粉砕 騙りとの対決。面白い 357 水域議事堂 オペ 勝利 生存 卵…逆回転正回転しやがって… 365 赤犬高速ターミナル アンチ 敗北 粉砕 初めてのソナー騙り。嵌められた 373 ペンギンパレス アンチ 敗北 ビンゴ消滅 三日連続で記憶を返すなぁー! 377 モーテル真珠湾 オペ 勝利 生存 白寄り判定を貰えて嬉しかった B4 (ver1) +... No 機体名 正体 スキル 運命 勝敗 メモ 2 メティス01 アンチ 隠密 生存 勝利 アンチCOしても場合によっては勝てる B4 (ver2) +... No 機体名 正体 スキル 運命 勝敗 メモ 14 アナンケ01 オペレーター ゴイサギ 掃除機 勝利 後半ガンガン行こうぜモード 20 プロメテウス01 オペレーター カワセミ 切断 敗北 あの時気付いていば… 37 オフィーリア01 オペレーター ゴイサギ 切断 勝利 オペゴイサギは強力なのかね? 38 ビアンカ01 アンチ ゴイサギ 切断 敗北 初アンチ。もっと精進しなければ リトルバレット +... 籠の名称 正体 運命 ソウル 勝敗 No1.空中ブランコの解放者 アンチ 破.歴.哲 敗北 匿名性の高さから遊ぶ。結構楽しかった No7.ドラッグス アンチ 歴.創.哲 勝利? バインドが成功したので満足(でも山勘) No12.今は帰らぬ狼のために オペ 破.創.放 消灯 ラストオペ。でも暴れられて満足 No13.指先にかかった逃避行 元オペ 9日目アンチ化 神.創.懐 アンチ勝利 新ルール。初被バインド No19.行動力相対性理論 元オペ 6日目アンチ化 哲.科.放 アンチ勝利 リーチでバインドされアンチ化。その後の動きが怪し過ぎ No22.外灯に名を告げよ オペ 神.破.放 オペ勝利 暴れすぎです自分。スピード決着 No24.皇帝生誕 オペ 科.懐.放 オペ勝利 こちらもスピード決着。女王当てたかったな No25.革命ニルス 元オペ 8日目アンチ化 風.剣.氷 アンチ勝利 あの時の自分を恨むなぁ…ぼやき過ぎだなぁ… No32.時計仕掛けの哲学 元オペ 4日目アンチ化 銀.剣.霧 アンチ勝利 4日目でアンチ化し目を疑った。何だかデジャヴを… No36.浮世絵サーカス アンチ 銀.鉛.氷 オペ勝利 久しぶりのアンチ。いい線まで行ったけど…むぅ No.39 橋の下で、塀の上で 女王 短.岩.氷.猫 オペ勝利 初女王。立ち回り難しいです…!次女王になったら頑張りたい No.43 水域フィナーレ アンチ 銀.氷.鉛 オペ勝利 怪しく、胡散臭くをモットーに。裏では小六女子のつもり… No.45 心臓のフィードバック 元オペ 8日目アンチ化 銀.鉛.史 アンチ勝利 カンに素直に従っていればまた違ったかもしれない。 No.46 我に夜空を与えよ 元オペ 3日目アンチ化 銀.岩.鉛 アンチ勝利 速攻リーチ、速攻アンチ化、場を引っかき回し No.51 蒸気機関の夢 オペ 短.猫.鉛 オペ勝利 まさか山勘で女王バインド成功するとは… No.54 今はまだ息を止めて オペ 7日目アンチ化 銀.氷.史 アンチ勝利 真面目に考えるほど外れる推理 No.55 滑走路のリストランテ 女王 風.銀.霧.鉛 モタモタ 色々な要素が重なって光学迷彩。でもモタモタ No.57 マンホールに落ちた月 元オペ 8日目アンチ化 銀.猫.鉛 アンチ勝利 やっぱり真面目になると外れるよ… No.58 シャム猫の狩猟指南 元オペ 5日目アンチ化 風.岩.猫 アンチ勝利 普通に、並々で行ったらまぁまぁ?でもアンチ化すると動きがぎくしゃく No.60 古風なガスの活動写真 オペ 銀.霧.猫 オペ勝利 スピード決着に驚きを隠せなかった バレット +... 籠の名称 正体 決着日 勝敗 No.01空中ブランコの解放者 サイ 6日目決着 サイ勝利 2日目主席。初日のサイ仲間から情報が出てこないか待つ。潜伏効果はあった様で No.03誘蛾灯に最後の一撃 ヒト 5日目決着 サイ勝利 初日主席、レベルを上げてしまいHelpにーに。投票が安定しないと辛いかも No.07ドラッグス ヒト 4日目決着 サイ勝利 客観的窓の外から考える。今までと違うスタンスは個人的に新しかった No.12今は帰らぬ狼のために ヒト 8日目決着 ヒト勝利 理想的な進行。こういうふうに進むのがいいなぁと No.13指先にかかった逃避行 ヒト 6日目決着 サイ勝利 キャラづくりで息切れ。慣れない事はしないべし No.16時計技術者の悦楽 ヒト 8日目決着 ヒト勝利 二日目反省室。三色グレスケ。ぎゃぼす! No.36浮世絵サーカス サイ 9日目決着 サイ勝利 久々の参加。プレッシャーと信用取り思考の狭間で 演じたキャラ +... キャラ名 メモ 通称水島礼子 一番使いやすい グース店長 ぼーっとした感じになった 収束 素でも使える フェイ=スリフト 子供っぽいキャラに… メートルM 女の子の口調は、ちょっと難しい 鈴虫ぎふう 子供になろうとするのは難しいね 九曜 もそっ…寡黙になりやすい? 四喜 にゃあにゃん言わない猫。誤字脱字猫。ぼやく。とにかくぼやく。ぎゃぼす 霊感委員長K 酒が入ると人格が変わる子。着せ替え大好き娘 チリチカ 冷たい子っぽくなったような… 湯川コードウェイナ メカニックで(タタキ)ちょっとくだけている人(B4) イオナ=ザ=シャフト ちょっと猟奇。ワイヤーを使ってエリア51へ連行しようとする。カタコト ヨシエ・ナカムラ 俺っ娘。女の子で一人称が俺をやってみたかった 狐月 敬語。裏では武士道精神。 3110陽子 「うむ」や「む」が口癖に。でも初日主席個人メモではキャラ崩壊。さなだ おはよにゃ。同じくらいの経験値な人がいたことにひと安心したにゃ。四喜は5.5回目だったのにゃ。 -- 黒@223団長 (2008-07-06 07 00 59) おはよー。俺もネコタタキは3回目、咲夜様と楽しく遊べて嬉しかったぞ。ありがとなー。 -- 柔らかい枝@223店長 (2008-07-06 09 13 53) わん。礼子さんのお部屋ができたですよ。アンチ率高くて羨ましいのです。 -- cagelow@お父ワン (2008-07-06 12 44 39) 2度も確定ありがとう。またどこかで会ったら、よろしくー。 -- ドS (2008-07-06 22 17 18) やー、四喜。経験値では四喜のほうがちょっと上なんだね。ふふ、お互い経験を積んで行こうじゃないか。 -- 咲夜@223フェイ (2008-07-07 00 00 55) グース、ボクも一緒に楽しく遊べてよかったよ。ありがとう。どこかでまた会った時も宜しくね。 -- 咲夜@223フェイ (2008-07-07 00 07 14) 御久し振りですわ、お父様(ぎゅー)。アンチになれる確率は…パゴタの機嫌によると思われます。でも、アンチになれる日がきっと来ますわ。 -- 咲夜@202礼子 (2008-07-07 00 16 42) 多分確定ドSは会う度に言うんじゃないかなー。また会うときが恐いような楽しみなような…でも、どこかで会えたら、宜しくね。あ、サービスは別にいいからね。 -- 咲夜@223フェイ (2008-07-07 00 25 15) |-゜) みつけた!!フェイと一緒に遊べて楽しかったよー!!またね!! -- 223ぎふー (2008-07-10 18 35 27) 見つけられちゃったかー。ボクもぎふうと遊べて楽しかったよ。また、どこかで会おうね。 -- 咲夜@223フェイ (2008-07-10 21 29 40) つ[綿飴] 初めましてだったようだな。今まで上手いことずれていたようだ。 wikiにコードが来ると良いな。 また何処かで会おう。(くるくる…) -- 229収束 (2008-07-24 19 29 33) 一緒にアンチをやれて楽しかったです。メートル、大好きよ(ぎゅー)またね。 -- 星蘭@チリチカ (2008-07-24 19 31 48) 綿飴ありがとう、収束。さて、湯川はwikiに来るのかしらね…またどこか、違う場所、違う姿で会いましょう。(…いつまでくるくるするつもりなのかしら) -- 229メートル (2008-07-26 23 33 10) 私もチリチカと一緒にアンチをやれて楽しかったわ。またどこかで会いましょう。私も大好きよ。(ぎゅー仕返し) -- 咲夜@229メートル (2008-07-26 23 39 45) こんどは敵だったねー。暗号おつかれさま。早々に襲撃しちゃったけど裏にいてくれて嬉しかったよー。またどこかでね。 -- cagelow@3-242縞々アル (2008-08-30 11 35 08) 再開でコメ残す時が来るとは感動だ(もふもふ)。今度は同陣営だったか。またどこかで。 -- 264飛翔収束223ぎふそな (2008-11-02 18 33 52) 再会を誤変換したとか気のせいだ。くそぅ、また穴を…… -- 飛翔 (2008-11-02 18 36 26) 楽しかったー! またどこかで会えたらきゅうりしか食べられない体にしてあげるね!(ぎふうは きゅうりを50ぽんくらいおいていった!) -- 264きゅうりマニア (2008-11-02 19 50 28) 暗号って狙われる身なんだって思ったよ。次、敵同士で会った時は襲撃しないでね?じゃ、またどこかで。 -- 咲夜@242店長 (2008-11-09 17 44 47) 収束はあの時のぎふうだったのか!久しぶり!今回は同陣営だったな。再開と再会を間違えて穴を掘る必要は無いぞー。わたしも誤変換はあるから。またどこかでな。 -- 咲夜@264四喜 (2008-11-09 17 45 34) きゅうりをこんなに置いていかれても食べきれないって。これからきゅうり付けの日々になりそうだ。次会った時きゅうりしか食べられない身体になるのは勘弁だな…それじゃ、またどこかでな。 -- 咲夜@264四喜 (2008-11-09 17 46 13) れーこ姉はっけーん。 またどこかで会えたらいいね。 もし会えたらまたよろしくね♪ りんりん♪ -- のか@りふう (2008-11-24 12 11 42) 付け忘れたー… -- のか@270りふう (2008-11-24 12 12 21) あ、水島さんだったんだ。進行中どころか感想戦でも気がつかなかったよ…!それだけなんだけどね。またいつか。 -- 南@練り消しアル (2008-11-24 17 14 47) チリさんはまたご一緒でしたね。 お疲れ様でした。どこかで会えたら、その時はよろしくお願いします。 -- のか@霊感委員長K (2008-12-05 22 36 02) 結局、なんでチリチカは俺を蹴りたかったんだ? -- 276店長 (2008-12-05 23 47 48) あー、あのときのフェイだったのですにゃ。ぜんぜん気づいてなかったのですにゃー。こりゃ失敬っ。 -- 276にゃんこ (2008-12-06 16 06 59) 実は3度目ましてだったようですね 毎回迷惑かけてすいません… 次会ったらよろしくお願いしますー -- 297店長@252りふ (2009-02-04 20 03 13) フェイちゃん、ラストオペお疲れ様でした。アンチ蓑を試すっていうのはちょっと面白いと思ったわ。次に会ったときは輝く白さを見せてちょうだいね。 -- cagelow@297ユク (2009-02-05 00 59 35) 見事に騙されたよ。店長とこんな再会を果たすとは!勝利おめでとう。 -- 星蘭@メートル (2009-03-30 00 00 21) てんちょ久しぶりだよー 疑いまくりでごめんね…、また逢った時はよろしくだよー PS.なんかコメログ途切れてる? -- アナ-01アル@月闇 (2009-05-07 18 55 24) 幻、初アンチ、お疲れ様。腕、痛くない?またどこかで会えたら嬉しいわ。 -- BR38桃 (2009-06-10 16 14 55) うわーん。…短期間にー二回も店長さんをお見受けしてー上とか外とかから哀しがっていましたー。。…いつかー今度こそー十八番のあなたと同じ場所で会えますようにー。 -- 高嶺@373アル、リトルのwikiで遊んでた誰かさん (2009-08-24 17 02 44) 「空中ブランコの解放者」では大変お世話になりました。店長さんのアンチと哲学的な考え方、個人的にとてもスリルがあって楽しかったのと、興味深かったです。多くの場面で適切な言葉が選べなくて申し訳ありませんでした。またどこかでお会い出来たら、よろしくお願いします。ありがとうございました。 -- フェイ@リトルNo.1 (2009-08-26 21 26 23) 名前 コメント
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コダマ名 HP 攻撃 防御 速度 合計 属性1 属性2 攻撃属性 弱点 耐性 スキル 必要アイテム ちびさくや 80 85 60 55 280 鋼 - 鋼氷 炎闘地 毒無樹氷風理虫岩神鋼然 - 咲夜カード T咲夜 110 115 90 65 380 鋼 氷 鋼氷 炎闘地 毒氷無樹風理虫神然 ルナ・ダイアル 技の霊珠 S咲夜 85 110 65 120 380 鋼 闇 鋼闇氷闘 闘炎地 毒理無樹氷風岩神霊闇鋼 ルナ・ダイアル 疾風の霊珠 N咲夜 110 105 85 80 380 鋼 氷 鋼氷闘 炎闘地 毒氷無樹風理虫神然 ルナ・ダイアル 不偏の霊珠 A咲夜 105 120 80 75 380 鋼 風 鋼風氷 炎雷 毒地樹虫無風理神鋼然 ルナ・ダイアル 力の霊珠 W咲夜 90 105 85 120 400 鋼 闘 鋼闘氷 炎闘地 毒虫岩無樹氷神闇鋼 ルナ・ダイアル 奇跡の霊珠 ※青文字は属性一致、赤文字は重複弱点、緑文字は重複耐性、灰色は無効、(括弧内)はスキル効果あり ちびさくや.gif T咲夜.gif S咲夜.gif N咲夜.gif A咲夜.gif W咲夜.gif ちびさくや T咲夜 S咲夜 N咲夜 A咲夜 W咲夜 スキル ルナ・ダイアル ターン終了時、相手の速度をSLv×2%減少させます。 スペル スペル名 属性 威力 消費 詳細 必要銭 ちびさくや T咲夜 S咲夜 N咲夜 A咲夜 W咲夜 ジャック・ザ・ルドビレ 鋼 80 20 通常攻撃(初期) 3000銭 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 殺人ドール 鋼 100 30 通常攻撃 20000銭 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 夜霧の幻影殺人鬼 鋼 120 40 相手の防御を20%下げます。 100000銭 - ○ ○ ○ ○ ○ 鋼 150 50 相手の防御を30%下げます。 禁呪 - ○ ○ ○ ○ ○ ルミネスリコシエ 鋼 80 20 先攻で攻撃します。 200000銭 - ○ - - - - パーフェクトメイド 鋼 - 20 後攻になります。受けたダメージの1.5倍のダメージを与えます。 200000銭 - ○ - - - - C.リコシエ 鋼 100 30 先攻で攻撃します。 500000銭 - ○ - - - - 鋼 120 40 禁呪 - ○ - - - - インスクライブレッドソウル 闘 80 20 通常攻撃 3000銭 - - ○ ○ - ○ ソウルスカルプチュア 闘 100 30 通常攻撃 20000銭 - - ○ ○ - ○ 闘 120 40 相手の防御を20%下げます。 禁呪 - - ○ ○ - ○ パーフェクトスクウェア 氷 80 20 通常攻撃 3000銭 ○ ○ ○ ○ ○ ○ プライベートスクウェア 氷 100 30 通常攻撃 20000銭 - ○ ○ ○ ○ ○ 氷 120 40 自分の防御を20%上げます。 禁呪 - ○ - - ○ - 咲夜の世界 氷 120 40 自分の速度を50%上げます。 100000銭 - - - ○ - - 氷 150 50 禁呪 - - - ○ - - 咲夜特製ストップウォッチ 氷 - 0 相手の速度を80%下げます。 50000銭 - - - ○ ○ - トンネルエフェクト 風 80 20 通常攻撃 3000銭 - - - - ○ - 銀色のアナザーディメンジョン 風 100 30 通常攻撃 20000銭 - - - - ○ - 風 120 40 相手の攻撃と防御を20%下げます。 禁呪 - - - - ○ - エターナルミーク 闇 100 30 通常攻撃 20000銭 - - ○ - - - 闇 120 40 自分の攻撃を20%上げます。 禁呪 - - ○ - - - カード効果 アイテム名 装備時効果 契約コダマ 入手(金額) 備考 咲夜カード 速度が30増加します。 ちびさくや 中吉印の福袋・アイテムショップ(1000000銭) 11-7クリアでショップ追加
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咲夜2 2スレ目 42 声が響く。 時と場を支配する、彼女の声が。 「極意『デフレーションワールド』」 時間が砕ける。 空間が引き裂かれる。 縮小する現在と過去。 膨張する現在と未来。 目くるめく螺旋の回廊を果てしなく。 時は駆け上り、場は駆け下る。 一切が同一であり、 一切が無二であり、 ただそこにあるのは、咲夜という少女の意思のみ。 ならば、それを否定し弾劾し排斥する達意は何ぞ。 唱えよう。 我が、最高のスペルカード。 おお主よ、今のみ黙示の時の先触れ告げること許したまえ。 「極意『トゥ・メガ・セリオン』」 獣が吼える。 なぜ、よりにもよって人間であるこの僕にそんな役目が回ってきたのか。 どう考えても不釣合いなその役目とは、レミリア様の護衛だった。 紅魔館の厨房でゴーヤ入りカレーの製作に精を出していた僕は、なぜか咲夜さんに呼ばれて配置換えを言い渡された。 「あなたは今日から、私と一緒にレミリア様の護衛をしてもらうわ。いいわね」 「はあ」 はあ、としか答えようがなかった。 人選を間違えているとしか言いようがなかった。 よりにもよってただの人間が、あの生粋の吸血鬼であるレミリア・スカーレット様をお守りいたしますですって? 僕より強い妖怪なら、紅魔館に溢れている。 門番の美鈴さんだって、この前森で怪異・お化けキノコに追いかけられていた僕を助けてくれた。 それも弾幕でなく、ただの正拳一発で。 「大丈夫でした? 森は危ないから一人で歩くのは駄目ですよ」 そういって優しく助け起こしてくれた美鈴さんに、危うく惚れそうになったのは内緒だ。 たとえ妖怪でも、女の子に男が助けられたなんて。 嬉しいような、トラウマになりそうな。 魔女パチュリーさんによると、人間にしか扱えない魔術や呪術はあるそうだけれども、そんなものにも僕は縁がない。 せいぜい発火や発光の魔法がちょっと使えるくらいだ。 「魔人にでもなれっていうんですか?」 「ええ、そう。私の肩書きは『完全で瀟洒な従者』。あなたはそうね………… 『異邦の魔人』でやっぱり結構ね。是非そうなってもらうわ」 「ご冗談を」 「残念ながら、本気」 いつもと同じ、一部の隙もなくメイド服に身を包んだ咲夜さんの顔は、たしかに冗談を言っているようには見えなかった。 「でも、見てのとおり僕はただの人間で……しかもこれといった魔術も体術もないんですけど」 「心配ないわ。魔術はパチュリー様が、体術は私が教えるから。 あなたには素質があるの。外から来たものだけが持つ幻想郷にない素質がね」 咲夜さんに真剣にそう言われては、この昇進の機会に僕は頷かないわけにはいかなかった。 「……分かりました。よろしくお願いします」 「ええ、こちらこそ」 咲夜さんが優雅にその右手を差し出したので、僕は軽く握手をした。 けれども。 咲夜さんがたとえ握手という形であれ、誰かに自分の体を触らせることなど滅多にないということに、 僕はそのとき気づいていなかった。 それから、僕の護衛としての訓練が始まった。 もっとも海兵隊の訓練学校のような地獄の厳しさなどはなく、ただひたすら基礎の徹底と強化が繰り返された。 朝は日の出とともに起床して朝食を摂り、湖の周辺をランニング。 戻ってきたら筋トレを一式と、咲夜さんと体術の訓練。 終わったら図書館に行ってパチュリーさんに魔術の講義を受け、午前中はそれで終了。 昼食を食べ終わったら、今度は厨房に戻って夕食の仕込を行い、夕食の後は再び短い講義と軽い実技。 多少の変更はあるけれども、それが大まかな流れだった。 最初の二週間はさすがにきつかったけれども、人間の適応力はすごい。 結果的に規則正しく健康的な生き方も手伝って、僕は徐々に護衛のスキルを身に着けつつあった。 それにしてもすごいのは咲夜さんだ。 朝も僕より先にいつも起きてきているし、講義とか体を休めているときもてきぱきと忙しく館の中を駆け回っているらしい。 時間を止めて体力を回復させているとしても、その意志力は半端じゃないと思う。 つくづく、尊敬に値する人だ。 僕の方も咲夜さんに見習おうと、魔法の勉強に精を出した結果だろうか。 「たいしたものね。この勢いならすぐにスペルカードだって取得できるわよ」 パチュリーさんはそう言って誉めてくれた。 僕はどうも魔術とは相性がよいらしくて、パチュリーさんの説明する魔法概念はわりと頭に入ってくれる。 その日も、図書館の奥で僕はパチュリーさんに講義を受けていた。 「いい? 魔法というものは個人個人で全く根幹から異なるものなの。使い手が自分の心の内をこの世界に投影した影響、それが魔法。 心の中なんて二つと同じものはないでしょう? 心の純粋なカタチである魔法もそれと同じ。 だから私は木火土金水と日と月を用いた精霊魔法を使うけれど、教わるあなたがそれと同じものを使う必要はないわ。 個々で自分に最適の属性を選ぶ、それが練達の基礎なの。あなたは、自分の心が投影するものとして何を選ぶの?」 「パチュリーさんと同じ精霊魔法じゃ駄目ですか? わりと実戦向きですけど」 「いいえ、それはやめたほうがいいわ。私と同じ属性を選ぶと、既にアデプトである私に影響されて自分の属性が引きずられる。 私を真似ようとして、本来私と違うはずのベクトルが私に無理やり傾いてしまう。それはあなたにとってよくないわ。 何か別の―――そうね、あなたの元いた向こう側の知識をなぞったものがいいわ」 「向こう側の――ですか」 僕は立って、本棚に近づいた。 莫大な量の書物が、暗くてよく見えない天井までひたすらに続いている。 手に取ったそれが、目に付いたそれが、僕の属性だったら面白いかもな。 まるで、運命が出会うように導いたかのように。 僕は、とりあえず無作為に一冊の本を手に取った。 終わりの方をめくってみる。 ―ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。 その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である― 懐かしいな、学生時代に読んだことのあるヨハネ黙示録か。 これを、僕の属性に選んだらどうなるだろうか。 神に牙を剥く恐ろしい獣と悪魔たち。そして審判の時を告げるラッパを吹く天使たち。 たしかに、ここ幻想郷にはない概念だ。 よし、これを僕はスペルカードにしてみよう。 僕の魔法の行き着く先は、そのとき決まった。 「咲夜さん、それも僕が持ちますよ。重たいでしょ」 「いいえ。その必要はないわ。これくらい平気よ」 「でも…………」 「自分は男だから、ということで気を遣う必要はないわ。私は従者だから、こういう仕事を受け持つのは当然よ。 荷物を持ってもらうのはお嬢様のような方。私たち同士ではそんなにかしこまらなくてもいいわ」 ある日、僕と咲夜さんは二人で買出しに出かけていた。 石鹸や掃除用具など、日常品は紅魔館の中ではまかなうことはできない。こうして数週間に一度まとめて買出しに行く必要がある。 お互いに両手がふさがるほどの荷物を抱えながら、紅魔館への道を歩いて帰っていく。 飛んでいくこともできないこともないが、少々目立つ。 僕は咲夜さんの分も持とうと言ったけれども、あっさりとかわされてしまった。 親切心から言ったんだけどな。 ……でも、たしかに咲夜さんはメイドだ。僕が荷物を持ってしまったら、それはメイドの仕事を奪うことになってしまうだろう。 きちんと線引きができているところが、咲夜さんのえらいところだ。 「でも、時間が余りましたね」 「そうね。思ったよりも手早く済んだわ。……この格好じゃどこか休憩するのも難しいし…………」 咲夜さんが首をかしげるのももっともだ。 咲夜さんはいつものメイド服だし、僕は一応外出用にと執事の服を着ている。 町では少々目立ってしょうがない。 「なら、香霖堂へ行きませんか。あそこは色々品物だけはあって見ていて飽きませんよ」 あの店は奇妙な店だけれども、幻想郷では見られない外の世界の品物を扱っているのだ。 故郷が懐かしくなったときはよく行ったものだけれども、そういえばこのところトレーニングでごぶさたしている。 「あそこ………。ちょっと、胡散臭い店なのよね」 「いいじゃないですか。ただ見るだけですし」 僕が熱心に勧めると、やがて半ば仕方なさそうに咲夜さんはうなずいてくれた。 よし、善は急げだ。 早速香霖堂へと足を運んで敷居をまたいだ僕たちだが、やっぱりその店はいつもどおりだった。 誰もいない店内で、店主の霖之助さんだけがのんびり本を読んでいる。 「こんにちは。少し見てますよ」 「ああ、適当にどうぞ」 と向こうは本から顔も上げはしない。この店、本当に商売する気がゼロだ。 咲夜さんはちょっと呆れたような顔をしたけれども、意外とこまめに陳列棚の中を一つ一つチェックし始めた。 僕も咲夜さんとは反対側の棚から見ていく。 相変わらず節操なく色々なものがある。 ビデオデッキの横にフランス人形。 その上にはトランジスタラジオとチェスの駒が一式。でも肝心の盤がない。 そうやってぼんやり見ているうちに、一つのものが目に留まった。 懐中時計だ。 古い作りのぜんまい式だけれども、デザインはシンプルかつ実に洗練されている。 手にとって見ると、驚くほど軽い。 蓋を開けて文字盤を見ても、うっすらとガラスが埃をかぶっているほかはまるで新品のようにきれいだ。 こりゃ掘り出し物だな。 「すみません、これいくらですか」 僕は懐中時計を手に、店の奥にいる霖之助さんに声をかけた。 「ああ、その懐中時計か。わりと安価かな」 と霖之助さんは値段を告げた。 一瞬聞き違えたのかと思ったほど、その値段は安いものだった。 「そんなに安いんですか? だってこれかなり立派なものですよ」 「ああ、そうだね。でもそれは幻想郷のものなんだ。製作者もはっきりしているし、用途と名称なんか当然知っている。 僕は外から来た品物に興味があってね。あまりそれは興味がわかないんだ」 自分の興味のあるなしで品物に値をつけるとは。 誓ってもいい。 絶対にこの店は繁盛しない。 「じゃ、これ買います」 「あら、個人で?」 いつの間にか、隣に咲夜さんがいた。 「ええ、無論。そうそう、それ、ちゃんと箱に入れて丁寧に梱包してくださいね」 「はいはい、珍しいね。いつも君は包装を嫌がっていたのに」 「…………まあ、心境の変化ですよ」 とっさにそう答える。ちらりと横にいる咲夜さんを見たけれども、幸い気づいていないようだ。 「よし、できたよ」 とカウンターに置かれた小箱を取り、僕は財布からお金を払った。 そして、そのまま。 「はい、いつもトレーニングしてくださる感謝をこめて、咲夜さんに」 隣に立つ咲夜さんに、そっと差し出した。 「プレゼントです。受け取っていただけますか?」 あっ、珍しい。 心底驚いた顔の咲夜さんなんて、始めて見た。 別に、これといった理由はない。 ただ、自分のトレーニングにいつも付き合ってくれて、かつ色々と指導してくれる咲夜さんに何かお礼をしたかっただけだ。 紅魔館にいては、なかなかそれはできない。 ちょうど今、それがチャンスだと思ったのだ。 「いかが…………でしょうか」 さすがに沈黙が少し痛い。 もしかして、懐中時計はお気に召さなかったかな。 なんて思っていた頃、ようやく咲夜さんは僕の差し出した小箱を受け取ってくれた。 「いいの…………?」 「はい、気に入っていただけたら幸いです」 にっこりと、咲夜さんは笑う。 その笑顔が、胸に沁みた。 「ありがとう。こんな言い方しかできないけれど、嬉しいわ」 飾らない一言だったけれども、どんなお礼の言葉よりもそれは僕にとっても嬉しかった。 結局、僕の方もまたプレゼントをもらってしまった。 小さな銀色の十字架のペンダントだ。 聖書神話の概念をスペルカードの基盤としている、と咲夜さんに以前言ったからだろう。 「残念だけど、私は神を信じていないんだけどね」 なんて言いながら。 「僕だって、そんなに信心深くはないんですけどね」 でもありがとうございます、と僕は大事に受け取った。 僕たちのやり取りを見て、霖之助さんがニヤニヤ笑っていたのが気になるけど、気にしないようにしておこう。 いくらなんでもプライベートという語くらいは知っているだろう。 知らなかったら、文々。新聞に『香霖堂全焼!?』の記事が載るだけだけど。 日が徐々に西に傾き始め、空が徐々に夕暮れの赤に染まっていく。 ゆっくりと、僕たちはやっぱり二人で歩きながら紅魔館への家路を一歩一歩埋めていく。 なんか、すごくほっとする時間が二人の間を流れていた。 「でも、ありがとう。こんな風に形のある贈り物をもらうのって、本当に久しぶりだわ」 隣の咲夜さんが、もう何度目だろうか、僕のあげた懐中時計の入った小箱を見ながら言う。 「僕だってプレゼントをもらうのなんて久方ぶりですよ。ましてロザリオなんて」 「ふふっ、あなたになんとなく似合いそうだったから」 「もう気に入っています」 早速僕はペンダントを首にかけていた。大きさも形も、目立たなくてちょうどいいくらいだ。 大きすぎたら神父にされてしまう。 「私も、大事に使わせてもらうわ」 「そう言ってくれるとプレゼントした甲斐がありましたよ」 よほど気に入ってくれたのだろう。 感謝の気持ちって言うのは、ちゃんと形にするべきなんだと僕はつくづく感じた。 「あなたも、だいぶ腕を上げたわ。鍛錬を続ければ、もうじき私の腕に並ぶでしょうね」 ふと、咲夜さんは僕からも小箱からも視線をはずして、どこか遠くを見た。 「そんな。まだまだ咲夜さんにはかないませんよ。実戦で相手してもらってもまだ一回も勝てていないんですよ」 「今はね。でも、いずれあなたは私に勝つ。そうなれば、私から教えることはなくなるわ」 「咲夜さん…………」 なぜだろう。 僕たちはそれを目指していたはずだった。 でも、僕の訓練の終わりが近いことを告げた咲夜さんは、どこか寂しそうだった。 そしてなぜだろう。 僕も心のどこかで、何かを寂しく感じていた。 その寂寞が、なぜ生まれたのかも分からないままに。 「傷符『インスクライブレッドソウル』!」 咲夜さんの両手に持ったナイフが凄まじい勢いで振られると同時に、僕の放った頁は尽く寸断されて散った。 文字通りの紙ふぶきが紅魔館の庭に舞う。 相手の動きを封じ、魔力を奪い、無力化せしめるはずの聖書を書写した頁が。 ただのメイドの持つ、銀のナイフ二振りによって。 空気さえも切り刻むそれは無数の真空を生み出し衝撃波となり、僕自身に襲い掛かってくる。 「聖壁『巡礼の迷路』!」 とっさにスペルカードを宣言と共に展開させる。 周囲に無数の頁が現れ障壁を形成するが、それらも片っ端から切り刻まれて散っていく。 何だよこの威力は。咲夜さんの実力ってどこまであるんだ? 手持ちの頁の殆どが意味を成さない紙くずと散ったとき、既に咲夜さんの姿は目の前から消え、 「はい、チェックメイトよ」 すっと、僕の首筋に後ろからナイフが当てられた。 「また同じ。こちらの攻撃に防御一辺倒。カウンターを狙う気がないの?」 「…………すいません」 時間を止めるメイドは、僕の後ろからひょっこりと姿を現した。 軽くため息をついてから、ナイフをしまう。 「そこさえ改善できれば、あなたはもっと強くなれるのに」 厳しいけれども優しく、咲夜さんは少し居心地が悪い僕を見て告げる。 最初は手も足も出なかった咲夜さんだけれども、最近ようやくまともに戦えるようになってきた。 けれども実力差は見てのとおりだ。まだ一度も勝つことはできない。 どんなにこちらが攻撃しても、一瞬で戦況はひっくり返される。 あの時間を止める能力からは、森羅万象は逃れられない。 「精進します…………」 「でも腕はますます上がっている。それは事実よ。そのことは誇りに思って」 「はい」 「頑張って。――あなたには期待しているわ」 「そうやって励ましてくれると、少しは自信が付きます。ありがとう」 素直に例を言うと、少し咲夜さんは照れたみたいだ。 「べ……別に…………。お嬢様をお守りするにはそれなりの力がないと困るから」 何だか頬も赤くなったような気がするのは、ひいき目だろうか。 「少し休みなさい。魔力の減少は即体調に出ないから無理しがちだけど、しっかりと休まないと後が大変よ」 「分かりました。お疲れ様です」 「ええ、またね」 咲夜さんが紅魔館に戻っていくのを横目で見ながら、僕はとりあえず手近にある樹に背中をもたせ掛けて座り込んだ。 後どれだけ、僕は強くなればいいんだろう。 そして―――― 後どれだけ、僕は咲夜さんと共にいられるんだろう。 だんだんと、僕は気づいてきた。 このトレーニングを通して、僕は咲夜さんのことが好きになりつつある。 あの一部の隙もない、まるで人形のような作り物めいた美しさ。 触れることのできない、ショーウィンドーの向こうの宝石のような可憐さ。 どこまでも、完全で勝者であり続けられる少女。 気がつくと、僕は咲夜さんのことが好きになりつつあった。 だから内心思っている。 いつまでも、このトレーニングが続けばいいな、と。 そうすれば、ずっと咲夜さんと共にいる理由がある。 そうでもしなければ、忙しい咲夜さんのことだ。とても僕のような個人を構ってくれることなどないだろう。 でも、それは勝手な願いだ。僕は強くなって、護衛の任に付かなければならない。 ならば後、どれだけこんな満ち足りた時間が続くんだろう―――― 「お疲れ様です~」 僕がぼんやり空を眺めていると、いきなりそんな声と共にひょいと覗き込まれた。 「あ、美鈴さん」 「えへへ~、ずっと見てましたよ。最近どんどん腕を上げてすごいなーって思ってました」 門番の美鈴さんはにこにこしながら腰をかがめて僕に視線を合わせる。 この人も妖怪らしからぬ人だ。美人だしスタイルもいいし、実は結構こまめで気が利く。 そもそも、最初に行き倒れていた僕を森で拾ってくれたのもこの人だったよな。 「どうしました?」 尋ねた僕の目の前に差し出されたのは、急須に湯のみ、それに饅頭の乗った皿が置かれたお盆。 「休憩するんでしょ。ご一緒にどうですか?」 お茶に誘われて断る理由などない。 「もちろんです。いやむしろご一緒させてください」 「はい、じゃあ、お隣よろしいですか?」 と美鈴さんは僕のとなりにちょこんと腰を下ろす。 門番の業務はいいんだろうか。まあ、こんなのどかな日に紅魔館を強襲する敵なんかいないだろうけど。 魔理沙も霊夢も今日は家でのんびりしているころだろう。 急須から注がれたお茶は日本茶だった。 「てっきり烏龍茶かジャスミンティーかと思っていましたよ」 「ここに来てから覚えたんですよ。この方が受けがいいですし。あなたも日本人ですから紅茶とかよりいいかなって思って」 一口口に含んでみると、爽やかな香りがいっぱいに広がる。 「おいしいです。苦味も少ないし僕は好きですよ」 「ありがとうございます。そう言っていただけると煎れた甲斐がありました」 さっそく饅頭にぱくつきながらもごもごと笑う美鈴さん。 僕もまた、遠慮なく皿に手を伸ばして饅頭をほお張ることにした。 しばらく無言で味覚を楽しませているうちに、ひょいと美鈴さんがこっちを見た。 「さっきの続きですけど、本当にあなたは強くなりましたよ。もう咲夜さんとかかなり焦っているくらい」 「そんな。まだまだ余裕でしょ」 「いいえ。私は咲夜さんと付き合いが長いから分かりますけど、咲夜さんって追い詰められても顔にも態度にも全然出さないです。 だから、ほんの少しの雰囲気の違いで見分けるしかできないんですけど、私の目から見たらだいぶ焦ってましたよ。 やっぱり思い入れがある人を育てるって大事なんですね。それだけ身を入れて教えられるからちゃんと育っているんですよ」 うんうんと美鈴さんはうなずいている。思い入れ? どういう意味だそれ。 「何ですかそれ? 僕はお嬢様の護衛を任じられたから、それに見合うようにトレーニングしてもらっているだけですけど?」 妙なことを美鈴さんが言うと思って聞き返すと、逆に美鈴さんのほうが妙な顔をした。 「お嬢様の護衛ですって? そんなものいりませんよ。全然そんな話私知りません」 「ええ? 僕はてっきりみんな知っていると思って…………」 「全く話題に上ることもないですよ。誰から聞いたんです、そんなガセネタ」 足元に、突然穴が開いたかのような気がした。 いったい、どういうことなんだ。 なぜ、僕はこんなことをしていたんだろう。 「ねえ、誰からなんです?」 自分でもギクシャクしていると分かる動きで、美鈴さんの方を見る。 「さ、咲夜さんからですけど…………」 「ええええっッ!? ど、どうして咲夜さんそんなことを? だって、護衛なんてレミリア様は十分お強いし、それに咲夜さんが既にいるのに…………」 「僕に聞かないで下さいよ。本当に、護衛なんて話はないんですね?」 「ええ、レミリア様からもそんな話は一切聞いていないです。私はてっきり、咲夜さんがあなたに個人レッスンをしているんだとばっかり………」 お互いの顔を見合わせても、そこには疑問以外の何の感情もない。 どういうことなんだ。 咲夜さんの言った、護衛の役というのは全くの嘘だったのか。 美鈴さんが僕をだますことはないはずだ。その必要がない。 でも、それは咲夜さんだってそうだ。だます理由も必要もない。 いたずらならとっくにばらしてもいいはずだし、何よりもこんな大掛かりないたずらをしたら咲夜さんのほうが大変だ。 だったら、なぜ咲夜さんはそんなことをしたんだろう。 わざわざ僕に嘘の昇進をさせて、多忙の合間を縫って僕に付き合って。 「もしかしたら………咲夜さんってあなたのことが好きなのかもしれません」 突然美鈴さんがそんなことを言い始めて、僕の頭は一瞬真っ白になった。 「そ、それはどういう意味なんですか中国さん!?」 「名前を間違えないで下さい! 私は紅美鈴です中国じゃありませんひどいです!」 「あっあっごごごめんなさい! でもいきなり好きだなんてそんなわけがないと思ったらつい混乱しちゃって」 頭を下げて何度も謝ると、少々むくれていたけれども美鈴さんは「じゃあ、しょうがないですね」と機嫌を直してくれた。 「えーとですね、咲夜さんって無駄なことはしない人なんですよ。だから、いたずらとかかつぐ目的とかじゃないです。 それに、私は門番だからずっと見ていましたけど、すごい咲夜さんの指導って熱が入っていたんです」 ああ、それは同感だ。たしかにとても熱心にあれこれと教えてくれた。 ほんと、最初は体術のイロハもダメだった僕がここまで成長できたのも、ひとえに咲夜さんのおかげだと思う。 「こう言っちゃっていいのかな、もう真剣そのもの。あなたは特別な人ですって気がばっちり見えちゃってましたよ」 「気ですか?」 「ええ、私の能力です。感情とか思いとかって気に表れるんですよ。咲夜さんは普段はクールで誰に対してもちょっと冷めているんです」 「僕のときでも同じでしたよ」 「それは自分を抑えているから。気は偽れません。咲夜さんの気の流れは、あなたのときだけは全然別でした。 あなたに関心を持っていることなんて、私から見たら丸わかり。あなたにはちょっと信じられないかもしれませんけど、私には分かります。 誰に命令されるでもなく、あなたの訓練をしているなんて、これはあなたのことを好きだとしか私には思えませんよ」 「僕を………好きだと…………」 「嫌でした? もしかして咲夜さんのこと嫌い?」 「いえ、その…………むしろ………僕も好きかな…………と」 「うわぁ、それって最高じゃないですか。両思いですよ両思い」 手を叩いて喜んでくれる美鈴さんだけれども、僕は突然のことにどう反応していいのか分からない。 あくまでもこれは憶測だけれども、咲夜さんとは両思いになれたのだろうか。 だとしたら、すごく嬉しい。 だとしたら………… 「ならば、きちんと訓練をつんで、咲夜さんを負かしちゃうんですよ」 美鈴さんはそう強く言ってこぶしを握り締める。 「咲夜さんのことですから、生半可なことじゃ気持ちは伝わりません。ここまであなたに付き合ってくれたんですから、 しっかりとその気持ちにこたえなきゃダメですよ」 目が合うと、美鈴さんはうん、と大きくうなずく。 そうだ。 たしかに、そのとおりだ。 だとしたら、僕はなおさら強くならなくては。 咲夜さんの期待に応えられる人にならなくては。 その暁には、きっと。 僕は、咲夜さんに好きだと伝えられるのかもしれない。 「咲夜さん、あなたに伝えたいことがあります」 「…………私も、あなたに言わなければならないことがあるわ」 頁が袖口から引き出される。 ナイフが腰から引き抜かれる。 「始めましょうか。完全で瀟洒な従者!」 「始めましょう。異邦の魔人!」 全てのスペルカードを、突破した。 「時符『プライベートスクウェア』!」 「出でよ、天使召喚『ヨフィエル』!」 止まる時間は、翼を広げ祝福を与える天使の加護によりほぼ無効化する。 「幻葬『夜霧の幻影殺人鬼』!」 「来たれ、堕天使召喚『エリゴール』!」 無数に交錯しつつ飛び交うナイフは、甲冑をまとり槍を手にした堕天使がなぎ払う。 初めてだ。 ここまで戦いが長く続いたのは。 けれども、どちらも体力と精神力を限界まで消費している。 「強く――――なったわね」 「咲夜さんの………おかげですよ」 肩で息をしながら、僕はそれでも笑って見せた。 「変わらないわね。そういうところ」 対する咲夜さんは、傍目から見ると息一つ乱れていないように見える。 けれども、美鈴さんじゃないけれども僕には分かる。 何回となく、スペルカードとスペルカードをぶつけ合わせてきた僕には分かる。 おそらく、これが最後。 咲夜さんが僕に教えるべき、最後の試練。 「ならば、見せてあげる」 引き抜かれる、最後であるはずのたった一枚残ったスペルカード。 「これにあなたが耐えられるならば、もはや全てが終わり」 右手の中で、カードは輝きながら消えていく。 「私があなたに教えられる、最後にして最大のスペルカード――」 静かに、こちらに向けられるナイフ。 咲夜さんが手を離す。 ナイフは地に落ちることなく、ゆっくりとこちらに向かって宙を進んだ。 僕は見た。 宙を這うように進むナイフが、2本に分裂したのを。 2本が4本に。 4本が8本に。 8本が16本に。 16本が32本に。 32本が64本に。 64本が128本に。 128本が256本に。 倍々に増え続けていく。 目の前を覆いつくし、増殖し空間を埋め尽くしていくナイフ。 1024本が2048本に。 生み出される、過去と未来の姿。 あり得たかもしれない可能性を、強制的に引き出し形としていく。 ただの一本のナイフが、決して回避を許さない無慈悲な布陣と化す。 16384本が32768本に。 32768本が65536本に。 65536本が131072本に。 これが、彼女の最高のスペルカードか。 そして、宣言が響く。 「極意『デフレーションワールド』」 世界が、彼女の意思に従う。 時空が縮小する。 誰も知りえない、あまりにも異様な感覚に五感が悲鳴を上げる。 過去、現在、未来が混在して同居して一度に自己を主張する。 逃げ場がない。 今ここにいる自分なんていう明確なものがなくなる。 今? ここ? 自分? それは何だ? 全ては咲夜の世界。 彼女のみが観測を許される絶対固有空間。 ナイフが―――― 空を埋め尽くし、地を埋め尽くし、宙を埋め尽くすナイフが―――― いっせいに、こちらを向く。 全てが同時に襲い掛かる。 分かっているけれども、回避も防御もできはしない。 時空が彼女の支配下に置かれている。 排除されるべきは自分。 だが、唯一支配されていないものがある。 それは、僕自身の意志だ。 応えよう。 彼女の思いに、応えよう。 ならば告げるべし。 我が、究極のスペルカード。 ヨハネの幻視した終末を、ここに具現させる。 おお主よ、我に汝の僕と同じ幻影目にすること許したまえ。 「極意『トゥ・メガ・セリオン』」 ―わたしはまた、一匹の獣が海の中から上って来るのを見た。 これには十本の角と七つの頭があった。それらの角には十の王冠があり、 頭には神を冒涜するさまざまの名が記されていた― 世界が書き換えられる。 いつか起きるべきものなのか、もう既に起きてしまったのか。黙示の時が立ち現れる。 周囲は無限に広がる海。 そこから、一匹の凄まじく巨大な獣が上ってくる。 様々な姿かたちの混ざり合った奇怪な姿の獣が。 その姿は獅子。 その姿は熊。 その姿は豹。 その姿は蛇。 その姿は猿。 その姿は王冠を頂く人。 それは―――― 七頭十角の大いなる獣。 神にさえ牙を剥き、人の世を惑わす悪魔の化身。 「神様なんて(゚⊿゚)イラネ」とか「聖書(・へ・)ツマンネ」とか書いてあるのにはげんなりするけど。 吼える。 七つの頭を振り上げ、獣が吼えた。 人の蛮声にも似た絶叫が森羅万象を怯えさせ、終末の時は来たれりと告げ知らせる。 世界が、砕けた。 十六夜咲夜という個人の支配する世界など、大審判の時には何の意味があるだろうか。 ガラスが割れるかのように、デフレーションワールドが崩壊した。 彼女の意思の支配する世界が終わりを告げ、黙示録の獣に飲み込まれていく。 いつかは、僕たちの住む世界もああなってしまうのだろうか―――― 張り詰めた五感が、正常な世界に戻ったことを教えた。 やがて海は去り、獣の姿は見えなくなる。 そこは再び、いつものトレーニングをしていた紅魔館の庭だった。 立ち尽くすのは、僕だけ。 咲夜さんは、地に倒れていた。 僕は、初めてこの人に勝つことができた。 「あ、気が付いたんですね」 芝生に横になった咲夜さんが眼を開けたので、僕は側に座ったまま身を乗り出した。 「あなた…………」 「よかった。たいした傷もなくてほっとしましたよ。美鈴さんに治療してもらいましたから、あとはしばらく寝ているだけです」 気を操る美鈴さんは、治療だってできる。 いつになくぼんやりとした様子で、咲夜さんはこっちを見ていた。 まだ、この人に勝利したという実感がわかない。 時空を縮小させ、過去と未来を同時に混在させ、それら全てを同時に襲い掛からせる極意「デフレーションワールド」。 けれどもそれは、僕の極意に敗れた。 極意「トゥ・メガ・セリオン」。 黙示録の時を一時的に呼び出し、あらゆる魔法を破壊しあらゆる結界を粉砕する圧倒的なスペルカード。 よくもまあ、そんな大それた魔法を身につけることができたものだ。 あの日、咲夜さんが僕を存在しないはずの護衛の役に任じたときから、何もかもは始まった。 いったい、どうして…………。 僕が黙ったままじっと咲夜さんを見ていると、咲夜さんは視線を逸らして真上を見上げた。 今日も、紅魔館の外はいい天気だ。 「何も聞かないのね」 「え…………?」 「知っているんでしょう。本当は護衛の役なんてないってこと」 きょとんとして咲夜さんを見つめたまま固まっていると、ちょっとだけ笑って 「なんとなくよ。こうして刃を交えているとね、色々なことが分かってくるの。だからなんとなく、そうじゃないかって思って」 「ええ、知っていました。だとしたら、どうしてこんなことをしたんです?」 尋ねると、咲夜さんはごろりと向こうを向いてしまった。 「…………見たかったのよ」 「何をです?」 「あなたが………強くなっていくのを」 何も言えずに、僕は咲夜さんの独白を聞いていた。 「恥ずかしい話だけどね。あなたのことが気になって仕方がなかった。ずっと、あなたのことを考えていた。 でも、私はメイド長であなたは料理係。一緒にいることなんてできない。だから、私は嘘をついたの。 護衛役が回ってきたとしたなら、あなたと私が一緒にいてもおかしくない。 あなたと一緒にいられる理由ができるって、そう思ってしまった。 だって…………私はあなたのことが、好きだから」 「咲夜さん…………」 「変な話よね。こんなの職権乱用だって分かってる。でも……でも…………、 こうするよりほかに、あなたといられる方法なんて思いつかなかった…………」 ああ、そうだったのか。 僕は、どうして気づかなかったんだろう。 ずっと、咲夜さんは完全な人だと思っていた。 人形のように精緻で、華麗で、一部の隙もない完璧な従者だと。 でも、そんなのは間違いだ。 咲夜さんだって、一人の人間だった。 ドジだってするし、迷いもすれば間違っていると分かっていてもやってしまうこともある。 その内面は、普通の女の子だった。 どうして、僕はそれに気づかなかったんだろう。 ただ、咲夜さんの表面しか見ていなかった。 もっと、この人の思いを酌んでいれば、こんなに思いつめることなんてなかったのに。 「咲夜さん、聞いていただけますか」 優しく声をかけると、咲夜さんはゆっくりとこっちを向いてくれた。 少し緊張するけど、目を見てはっきり言った。 「僕も、咲夜さんのことが好きですよ」 咲夜さんの目が、大きく見開かれた。 「……本当、なの……?」 「はい。最初は分からなかったですけど、今ならはっきり言えます。こうやって、咲夜さんとずっといたから言えるんです。 僕は、咲夜さんのことを愛しています」 はっきりと、告げることができた。 決して、咲夜さんとのトレーニングは無駄なものじゃなかった。 ここまで時間を共にできたから、こうして告白することができたのだ。 「受け取って…………いただけますか?」 咲夜さんは、うなずいた。 「はい。喜んで」 その笑顔に、また心が痛いくらいに震わされる。 泣いてしまいそうなくらいに、嬉しさを感じて。 照れ隠しに、僕は立ち上がった。 「よしっ! ならばこのことを紅魔館じゅうに報告しましょう」 言って倒れたままの咲夜さんの背中とひざの裏に手を伸ばして、 「きゃっ!?」 一気に抱き上げた。俗に言うお姫様抱っこという形だ。 「『僕たち付き合うことにしました!』ってね。きっと祝ってくれますよ」 「ちょっ、ちょっと、そんなの恥ずかしいわよ」 「いいじゃないですか。隠すようなことはないですよ」 こうやって人一人を抱き上げる筋力だって、咲夜さんとのトレーニングで培ったものだ。 咲夜さん、あなたのしてくれたことは、決して無駄なことなんかじゃなかったんですよ。 抱き上げると不意に、咲夜さんは僕の首に手をやった。 「あら、これ…………」 「ええ、いつもつけていますよ。咲夜さんからの贈り物ですから」 例の十字架の首飾りに、咲夜さんは指を滑らせた。 「私も、あなたからもらった時計はいつも使わせてもらっているわ」 「よかった。実際に使えてこそ時計ですから」 かすかに咲夜さんは笑った。 「こんなふうにあなたにめぐり合えたなんて……ちょっとは神様も信じていいかもね」 「あはは、実は信心深くはないですけどね、僕も」 僕たちはそのまま、どんどんと門をくぐって紅魔館のほうへ向かっていく。 咲夜さんは最初恥ずかしがっていたけれども、やがて諦めるように苦笑した。 「もう、仕方のない人ね。でも………そんなところが好きになっちゃったんだけど」 そして、そっと僕の頬に。 頬に触れた唇の感触は、完全で瀟洒な従者からの贈り物ではなく、 十六夜咲夜という女の子からの贈り物だった。
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その8 自分で選ぶオリジナルカード10選 累計約3000枚のカード実装が行われた咲夜さんCGI その中で今回は、管理人が思い出に残るカード10枚とそのエピソードを自分で紹介しようと思います。 (元ネタとして好きというわけではなくあくまでカードとして) なお10枚をつらつらと挙げただけなので番号の大小には特に意味はありません。 その1 《咲夜さんのランダムボックス》 通常魔法 1000ライフポイントを払い、自分フィールド上のモンスター1体を墓地へ送る事で発動する事ができる。 ゲーム中に存在する全てのモンスターカードの中から1枚をランダムに選択し、自分フィールドに表側攻撃表示で特殊召喚する (特殊召喚されたモンスターはこのデュエル中、自分のカードとして扱う)。 このカードを発動するターン、シンクロ召喚を行う事は出来ない。 OCGでは決して作れない、CGIならではの効果のカードを作りたい。そんな想いから生み出されたのがランダムシリーズです。 なにぶん全く新しい効果だったので実装もなかなかうまくいかず、このカードをふと思いついたその時にマビノギで遊んでいた他の咲夜ストを巻き込んで一大デバッグ作業を行ってもらったのは良い思い出です。 他のランダムボックスや《ようせいポケモン ピッピ》など、他のランダムカード全ての効果実装・バランス調整の礎となる計り知れぬ貢献をしてくれました。 その成果は最終的に《化け狸十変化 二ツ岩マミゾウ》に結実する事になります。 ただCGIならではの効果=現実ではあり得ないカードというのは、自分が気を払っている「遊戯王らしさ」から著しく離れたイメージを持たれる可能性があったため、そこは一つの賭けでありました。 結果としては比較的好意的に取っていただけて、皆で何が出てくるかを楽しむパーティーゲーム的なデュエルという新たな娯楽の開拓にまで発展していけたのは大きな財産でありましょう。 また、咲夜さんCGIと表題を付けている事から、咲夜と名のついたカードを実装する際には細心の注意を払うというか重大な選定を行って名付けています。 その御眼鏡にかなった事からも、弊社が自信を持ってお送りする一品であることが伺えるでしょう。 その2 《シールドリカバリー》 通常魔法 自分フィールドに表側表示で存在するレベル5以上の「巨大戦艦」と名の付いたモンスター1体を選択して発動する。 そのモンスターのカウンターの数は3つとなる。 わりと地味な、あまり使われる事もないファン用のこのカードですがしかし思い入れがあります。 まだ始めたばかりの頃、作れるカード効果は既存の効果をコピペしてせいぜい数値や対象をいじくってオリジナルカードとして出すのが手一杯でした。 そんな中、恐らく初めて本格的に自分で効果を作ってみようと試みたカード。 時が経った今でこそさほど話題には上りませんが、当時は未OCG化のアニメカードとしてこいつは結構有名な部類だったと思います、たぶん、きっと。 カード的にも、既存のデッキの味付けをオリカによって増やすという当初のCGIの方針と合致しており、カードパワー的にも全く問題ないだろうという事で非常に実装したかったわけです。 しかし勿論巨大戦艦のカウンターを増やすという既存カードは無かったので、自分で1から作るために内部がどういう構造になっているのか?という事に立ち入らざるを得ません。 このカードに悪戦苦闘するうちに、モンスター効果は内部でどのように表されているのか、そのモンスター固有の変数をどう制御し呼び出しているのか…などといった事をこのカードを通じて体で覚え、一つレベルアップに成功したのでした。 その3 《仮面ライダーアクセルトライアル》 アクセルシンクロモンスター 星9/炎属性/戦士族/攻 700/守 600 シンクロチューナー+仮面ライダーアクセル このカードはシンクロ召喚でのみ特殊召喚する事ができる。 シンクロ召喚によって特殊召喚されたこのカードは一度のバトルフェイズで10回までモンスターに攻撃できる。 このカードの戦闘によってお互いのモンスターは破壊されず、お互いに受ける戦闘ダメージは0となる。 このカードが攻撃したダメージステップ終了時、 攻撃した相手モンスターの攻撃力をエンドフェイズまで400ポイントダウンさせる。 このカードが攻撃したバトルフェイズ終了時、 このカードと戦闘を行った攻撃力0の相手モンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。 自分ターンのエンドフェイズ時、このカードをエクストラデッキに戻し自分のデッキ・手札・墓地から「仮面ライダーアクセル」1体を特殊召喚する。 仮面ライダーWのカードはどれも非常に考えて作っていたのでどれも思い出深いですが、1枚を挙げろと言われたらこれ。次点でエターナルでしょうか。 リアルタイムで同じ頃、本家遊戯王で登場した概念である「アクセルシンクロ」を取り入れた言葉遊びとインパクト。 10秒以内にケリをつけるという原作のスピード感溢れるバトルを再現した演出メッセージ。 他に類を見ない珍妙な効果でありながら悪用が難しくこちらの想定外の動きを見せない隙の無さ。 強敵や複数の敵をメモリブレイクした後一瞬の間を置き、断末魔の声を上げ敵が爆発する特撮のあのシーンをイメージさせるバトルフェイズ終了時の脳汁具合。 いずれも完璧に作れたと思っているカードで、全てにおいてオリカかくあるべしと感じられる一枚です。 その4 《死神 小野塚小町》 効果モンスター 星6/闇属性/天使族/攻 2500/守 1700 相手は、フィールドに表側表示で存在するこのカード以下の攻撃力のモンスターでこのカードを攻撃する事は出来ない。 1ターンに1度、自分のメインフェイズにサイコロを1回振る事が出来る。出た目の効果を適用する。 1・2 自分の墓地からモンスターカードを2枚まで選択しゲームから除外する。 3・4 相手の墓地からモンスターカードを2枚まで選択しゲームから除外する。 5・自分はライフを1000ポイント回復する。 6・効果は不発となる。 東方キャラカードの作りで一番グッドなのがこの人。 意外に思われる方もいらっしゃるかと思いますがこまっちゃんです。 全てがこまっちゃんを全力で表しすぎていて自分から何か語る事すらおこがましいです。 だいたい他のキャラは、「ここはこうでもよかったか?」「こういうアイデアもあったのだけど」みたいな次善策が結構浮かぶのですが 彼女だけはもうここから動かしたくないくらいの造形美と言えます。 その5 《巨人大帝アレクサンダー》 効果モンスター【強襲】 星6/水属性/戦士族/攻 2500/守 2000 このカードが戦闘でモンスターを破壊して墓地へ送った時、 破壊したモンスターのレベルと同じ枚数、相手のデッキからカードを墓地へ送る。 また、自分フィールドに表側表示で存在する永続魔法カード1枚を自分の手札に戻す事で このカードはもう一度続けて攻撃する事ができる。 この効果は1ターンに2度までしか使用できず、 これによって手札に戻したカードはそのターンの間、発動する事はできない。 ここのオリカというのはここで楽しむため以外のことは考えて設計しないのですがこれは珍しく、OCGにそのまま逆輸入してもいいのではないか?と思ってしまうほど調整に手応えを感じたカードです。 遊戯王でデッキ破壊というと相手の攻撃を抑制しながらニードルワームをもそもそ動かして回ったりと、あまりポジティブなイメージが付いている人は少ないと思いますが、 このカードはビートダウンしながらデッキ破壊、戦況に応じてビートを重視してもデッキ破壊を重視してもいいという新しいデッキ破壊スタイルを提示できたカードだと思います。 (無論、その背景にはこのカードの出身ゲーム、バトルスピリッツにおけるこいつの効果がアイデアを与えてくれたというのがあります) 墓地へ行ったカードから得られる情報アドバンテージによる読み合いと、迂闊なデッキ破壊はかえって相手を有利にする可能性もある、という二つの要素が、 従来のコントロール型デッキ破壊デッキには無いスピーディーなデュエル展開を与えてくれたように感じます。 その6 《スターストライク・ブラスト》 速攻魔法 自分フィールド上の「スターダスト・ドラゴン」と名のついたモンスター、または「スターダスト・ドラゴン」を シンクロ素材に指定するモンスター1体を選択して発動する。 選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズまで800ポイントアップし、 選択したモンスターがこのターン戦闘でモンスターを破壊して墓地へ送った場合、以下の効果から一つを選択して発動する。 ●:破壊したモンスターのレベル4ごとに1枚、自分のデッキからカードをドローする。 ●:破壊したモンスターのレベル×200ポイントのダメージを相手のライフに与える。 何かパック名が必殺技っぽい!ので名前を頂戴しつつ、《スターダスト・ドラゴン》に何かバトル用のコンバットトリックが欲しいなあという事で考案されたカードです。 実装当初はわりと軽い気持ちで、そこまで大きな気持ちがあったわけではなく、長く愛されるカードになるという予想もまるでしていませんでした。 しかしこのカードを喜び大事に使ってくれた人のおかげで、自分の中でも徐々に思い入れが深まっていったと言えます。 彼らが繰り出すアニメさながらの熱い展開を見せるデュエルの中で、決め技としてこのカードが発動されると、 自分がカードデザイナーの一員としてアニメに参加させてもらったような、自分が読者投稿企画として投稿したカードをアニメで遊星が使ってくれたような、何とも言えぬ喜びがあったのです。 自分の中でではなく他の決闘者が実際に使う事で育ててくれたカードですね。 その7 《賢者の石》 通常魔法 発動時、炎・水・風・地属性の中から属性を1つ選択して発動する。 「精霊石トークン」(岩石族・?・星1・攻/守0)を自分のフィールド上に 1体攻撃表示で特殊召喚する。 このトークンの属性は、発動時に選択した属性となる。 シールドリカバリーと同じく、思いついた効果を実現したいがために必死になって研究したという初期のカードの一つですね。 どの効果を使用する?系のカード効果はこいつが育てました。 深夜、完成した時にテンション上がってチャットにいた人にこんなん出来た!どう?どう!?と聞いたのを覚えてます。 効果的にも、《デビルズ・サンクチュアリ》の相互互換として機能しつつこれ1枚で色々なギミックの役に立つという意味でとても意義のあるカードになっているのではないでしょうか。 オリカにおけるサポートカードの理想型として自分の中にある、投入枚数が0枚でも1枚でも2枚でも3枚でも構わない、という条件を満たしているカードです。 その8 《黒円卓第一位首領”黄金の獣”ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ=メフィストフェレス》 融合モンスター 星13/闇属性/悪魔族/攻5000 /守5000 墓地に「黒円卓」と名のついたカードが6種類以上存在している場合のみ、自分フィールド上に存在するスワスチカカウンターが8つ乗った 「シャンバラ」と自分フィールド上のカードを全て墓地へ送る事でのみ、エクストラデッキからのみ特殊召喚できる。 このカードの特殊召喚に成功した時、このカードを「創造位階」を適用した状態として扱い、自分フィールド上に「レギオントークン」(戦士族・闇・星5・攻/守2500)を3体特殊召喚する。 その後、自分のデッキからカードを任意に選択して墓地へ送る事ができる。このカードが特殊召喚に成功した時、魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。 フィールド上に「レギオントークン」が存在する限り、このカードは魔法・罠・モンスターの効果を受けない。 自分のメインフェイズに、相手のライフポイントを10000ポイント増やす事で以下の効果を得る。 ●流出位階:このカードの攻撃力・守備力は墓地に存在するモンスターの数×200ポイントアップする。 このカードは、墓地に存在する「黒円卓」と名のついたモンスターの「●創造位階:」に記された効果を全て得る。 テキスト長っ。 ハイドリヒ卿単独というよりは黒円卓全部合わせて、ですね。 原作で圧倒的な強さを表現されているキャラをカードとして落とし込む事は、とても難しい作業です。 魔神のように強かったあの方が、はいはいならずライコウミラフォで出落ちしてしまうととてもイメージからかけ離れてしまいますね。 といって攻撃力は圧倒的、除去は効かない出したら勝ちでは、ただそいつを出す事だけがデュエルの目的になりかねません。 とどのつまり原作で超強力なキャラのカードというのは出し辛さとそれに見合った能力、二つの天秤を丁度いいバランスで釣り合わせる事こそが肝要なわけです。言葉にしてしまうと当たり前に感じますが。 平団員ですら圧倒的にスゴイパワーを持ってる!生半可な事じゃかないっこない!という演出のなされている黒円卓ですから、この作業にはかなり苦戦を要しました。 まして、それら団員全てが一同に会したデッキというものが現実的な範囲で成り立つようにしなくてはならないのですから。 もう一つ気を使った要素は、全カードの中でもトップクラスのステータス・効果を持った連中であることです。 それぞれの原作知らない人は適当にフィールで感じろ!というのが当CGIのスタンスですが、それでもとんでもないステータスのカードが次々と現れてはさすがに目を引く事でしょう。 その時、自分の作品のエースカードを悠々と超えるステータスに、「いきなりいっぱい出てきてなんなの?こいつら…」と引かせてしまっては、失敗です。楽しませる事が出来ていません。 「なんか知らないけどものすごいのが来たぞ…!?」と好意的な驚き・興味を持たせられるよう可能な限り努力しなければいけなかったわけです。 wikiやトップページの画像、タイトルを使った演出を覚えてらっしゃる方も多いと思いますが、それもまた作業の一環、すなわち RPGでボスキャラが登場してきた時のように感じられるよう全体を盛り上げることも、このカードらの実装に必要なのでした。 そして実装後は、原作作品に興味を持ち手に取ってくれた決闘者が何名も出たように、試みは概ね成功したと言えるでしょう。 CGIの中だけで完結せずここがきっかけで、誰かが新たな作品や世界に出会えたならばそれはまたこの場所を運営した事の大きな意義となり大変嬉しいものです。 そういった意味でも思い出深いカードです。 その9 《氷精チルノ》 効果モンスター 星3/水属性/魔法使い族/攻 1500/守 1100 1ターンに一度、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体にアイスカウンターを1つ置く事が出来る。 「氷精チルノ」以外の水属性モンスターが自分フィールドに存在する限り、相手はこのモンスターを攻撃対象に選択できない。 やっぱりこれは外せません。 CGIの素を譲渡してもらい、自分でサーバーを借りたりWebページを構築したり何もかもはじめての作業… それに成功しCGIが動くのを確認し、「これこうやって追加すればオリカ作れるんじゃね?」と試しにカードリストに氷精チルノという名前、ステータスを加えて動かしてみた時のドキドキ感。 手札に来た氷精チルノを召喚して攻撃できた時の喜び。 正しく咲夜さんCGIの原点と言えるでしょう 今でもチルノを見るとあの時のワクワクを鮮明に思い出せます。 後にバニラでは申し訳ないとエラッタがかかり効果が付きましたが、当初の咲夜オリジナルの代名詞的存在だったアイスカウンターに関わる効果になったというのも面白いですね その10 《幻想の境界 八雲紫》 効果モンスター 星12/闇属性/魔法使い族/攻4000 /守4000 このカードは通常召喚できない。「ネクロファンタジア」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。 1ターンに1度、次のどちらかの効果を発動する事ができる。 ●相手フィールドに存在するモンスター1体をゲームから除外する。 この効果で除外したモンスターは、このターンのエンドフェイズ時に同じ表示形式で相手フィールド上に戻る。 ●ライフを500ポイント払う事で、このターンのエンドフェイズまでこのカードをゲームから除外する。 この効果は相手ターンでも使用する事ができる。 相手ターンのスタンバイフェイズ毎に、サイコロを1回振る。 出た目と等しいレベルを持つ、相手のフィールド・墓地に存在するモンスターを全てゲームから除外する。 結婚してください。 終わりに 今回は大きななものとしてこの10枚を挙げましたが、もちろん各カードには様々なエピソードや思い入れ、思索の痕跡があります。 皆さんの記憶に残っているのはどんなカード達ですか? 是非サロンやそこらで語って聞かせて下さいね。