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血染め の ユフィ ◆YwLV7iJ2fw C‐3西部、市街地の外れの平地で響いていた騎士の歓喜の嗚咽は、たっぷり十五分程続いてようやく収まった。 敬愛する主君に背中を抱かれていた枢木スザクの姿は、ナイトオブゼロと呼ばれ恐れられた騎士の面影など全く感じさせず、寧ろ、歳相応どころかそれよりも幼い、 どこにでもいそうなただの少年のようにしか見えず、そんな彼の初めて見せた姿と、この状況そのものに困惑しながらも、 ユーフェミア・リ・ブリタニアは何も訊かず、ただずっとスザクを優しく抱きしめ、「大丈夫だから」と繰り返し声をかけていた。 満点の月の光に照らされる彼女のその姿は、さながら完成された一つの芸術のように、慈悲と母性に溢れて輝いているように見えた。 「……申し訳ありません、ユーフェミア様。みっともない所を――」 「ユフィ」 「え?」 「今ここにいるのは私とあなただけなんだから、そんな呼び方はしないで、スザク」 「…うん。ごめん、ユフィ」 「いいのよ、スザク。こんな状況じゃ仕方ないものね。でも、私の知らないスザクの一面を見れたのは、ちょっと嬉しかったかも」 ふふっと小さく微笑みながら言われたユーフェミアの言葉に、スザクもつられて表情を綻ばせる。 ブラックリベリオン以降は殆ど見せる事のなかった表情を自分が自然と作っていた事に、スザクはただ純粋に幸せを感じていた。 悲しみ、怒り、裏切り、嘘を吐き、戦い、戦い、また戦い―――ユーフェミアを失ってからのスザクの一年近い時間は、ほとんどそんな感じに過ぎていた。 どれだけ彼女の存在が自分の中で大きな物であったかを、スザクは改めて認識した。 ◇◇◇ 「でも、本当にいったいどういう事なのかしら? 私は確かル……ゼロをG1ベースの中に招いて、それから……それから……あら……?」 場所を近くの雑居ビルの一室に移してからの話し合いの口火を切ったのは、ユーフェミアのその一言だった。 (そうか、ルルーシュのギアスの影響で…) ルルーシュの絶対遵守のギアスを受けた者はごく一部の例外――ここにいる二人がまさにその例外だ――を除き自由意志を失い、ギアスをかけられた前後と、 ギアスが発動している時の記憶が欠損する。 死の直前までギアスの影響下にあったユーフェミアの場合は、すなわち死ぬ前のある程度の記憶と、自分が死んだという記憶が欠損していた。 尤も、これは二人にとっては喜ぶべき事でもあったのだが。そんな記憶が残っていたら、今こうして正面から言葉を交わす事などできたかどうか。 兎も角、この島に喚ばれる以前の彼女の最後の記憶は、行政特区日本の会場にてゼロ(ルルーシュ)をG1ベース内に招き入れた時のものだった。 「…たぶん、連れ去られる時に気を失わされたせいで、直前の記憶が曖昧になってるんだよ。僕もそうだし」 「スザクもなの?」 「うん。僕もあの会場でユフィを見送ってからの記憶がはっきりしなくて…騎士装も気が付いたらこんな服に着替えさせられてたし」 真実を知ってはいるもののそれを告げれる訳も無く、スザクはかなり苦しいとは思いつつもそう話を合わせて誤魔化す。 実際、気が付いたら連れ去られていたという部分はまったくその通りなのだから、話の筋を合わせるのは難しくない。 とは言え、この点を深く追求されればすぐにボロが出るのは目に見えているので、即座にスザクは話を切り替える。 「そうだ、ユフィ。さっき名簿を見た時に気付いたんだけど、どうやらルルーシュもここに連れて来られてるみたいなんだ」 「ルルーシュも!?」 些か猿芝居の感はあったが、スザクの狙い通り、ユフィの意識は即座にその事実に引っ張られた。 「ああ。この名簿に……あれ?」 背負い袋から参加者名簿を取り出そうとしたスザクだったが、その時、奇妙な事に気が付いた。名簿が二冊あるのだ。 パッと見、表紙や装丁に違いは見られない。厚さも完全に一緒だ。 (二人一組だから二冊支給されているのか?) そう言えばさっきは最後まで支給品を検めていなかったな、と思いながら、スザクは一冊をユーフェミアに手渡し、自分はもう一冊を開く。 改めて見てみても内容が変わる訳でもなく、ルルーシュの名前はちゃんと始めの方に、ジェレミアの名前と主従セットで明記されていた。 そのすぐ近くに、スザクとユフィの名前、蒋麗華と黎星刻の名前も、それぞれ主従セットとされている。 「あったわ! 本当にルルーシュの名前が、最後の方に」 「え?」 そのユーフェミアの一言にスザクは首を傾げ、彼女の見ていたもう一冊の名簿を横から覗き込む。 果たしてその名簿では確かに、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの名前は最後から二番目という位置に明記されていた。 加えて言うなら、その隣にある名前はどちらもジェレミア・ゴットバルトではなく、 手前側の名前はルーク・スカイウォーカー、次の名前はレミリア・スカーレットとなっていた。 (こっちの名簿は日本語での五十音順に…。とすると、僕が見た方の名簿は個別の支給品という事か) 参加者が主従の区別なくただ五十音順に明記された名簿と、それぞれの主従が明記された名簿を比べれば、どちらが情報価値が高いかは明らかに後者となる。 状況によってはこの名簿は重要な役目を果たしうるだろう。 とは言え、それにはまずそれ以外の情報が有り、更にその情報とこの名簿の情報を結びつけて他の情報を導き出せる頭脳を持った人物が持てば、の話でもある。 スザクも軍人としての戦術の心得や、高校生としての最低限の知識は、ユーフェミアも皇族としての教育による知識は有しているが、 そんな知識ではこの名簿を最大限に活かす事はできない。 「…どう考えてもルルーシュ向きの支給品だな、これは」 スザクが自分の見ていた名簿に視線を戻して呟くと、それにユーフェミアが反応して振り向いた。 「そうよスザク、ルルーシュを探しましょう! スザクとルルーシュが力を合わせれば、きっとこの事態も打開できるに違いないわ!」 ◇◇◇ ユフィのその言葉に俺は一瞬、どう反応していいかを判断しかねた。 さっき「ゼロ」を「ルルーシュ」と言いかけた事からも、ユフィはルルーシュがゼロである事を知っている。おそらく、神根島で二人きりだった時に知ったんだろう。 そしてそれから間を置かずにあったあのキュウシュウ戦役で、俺とルルーシュは共闘して沢崎達の野望を挫いた。ユフィがそう思うのも当たり前の事だ。 確かに、それはそうかも知れない。 八雲紫の超常の力にどこまで対抗できるか判らないが、俺とルルーシュが力を合わせれば、その可能性は随分高くなるだろう。 他の参加者をまるめ込むのはルルーシュにとってはお手の物だろうし、話し合いが通用しない相手ならば、俺が剣となって討ち払えばいい。 そうやって他の参加者を全て味方に付ける事ができれば、或いは八雲紫を倒し、この島から脱出する事もできるかも知れない。 ――だが、そうやって無事帰ったとして、そこにユフィの居場所は無い。 ユフィが願う行政特区日本は既に無い。ギアスがそれを壊してしまったから。 ルルーシュやジェレミア卿達は人々を明日へと向かわせるべく、現ブリタニア体制の破壊と、世界征服を進めていくだろう。 俺はナイトオブゼロとして剣を振るって屍山血河を築き、ルルーシュに世界の憎しみが集まるよう動く事になり、最期の戦場で「死ぬ」。 そしてゼロとなりルルーシュを殺す事で、ゼロ・レクイエムは完遂する。 だけどもしその途中で、もしくはその後で生きたユフィの存在が明らかになったら全てがフイになる。 虐殺皇女として名を残してしまったユフィの事を、日本人達は決して許さないだろう。 途中であればルルーシュ以外の憎しみの矛先が現れてしまう事になるし、完遂後なら、折角収束した人々の怒りと憎しみは再燃し、最悪、完全にユフィに集中してしまう。 どちらにしても、ゼロ・レクイエムは失敗に終わる。 …そしてそうさせない為にも、ルルーシュはここでもう一度、ユフィを殺そうとするだろう。 もし、存在を完全に秘匿すると言う条件でルルーシュと共闘できて、八雲紫を打倒して一緒に帰れても、今度は俺がユフィの前からいなくなる。 残る生涯をゼロとなって送る事が決まっている俺がユフィに会える訳もない。おまけにユフィの自由は完全に失われる。 だからその案は、なんらかの理由でどうしても八雲紫に頼る事ができない事が確定した上での――――例えば、 どんな願いでも叶えるという彼女の言葉が完全にウソだと判明した場合等の――次善の…いや、最悪よりはマシという程度の選択だ。 Cの世界ではルルーシュと共にラグナレクの接続を拒否したが、あの時はそもそもユフィがいなかった。今とは前提からして状況が違いすぎる。 そうなるとやはりユフィにとっての最善は、この殺し合いで俺達が最期の一組になり、八雲紫にユフィの安寧を望む事だろう。 もちろん八雲紫の言葉がウソではないという事が前提になるが、それを判断する材料は今は皆無だ。 誰にも責められず、逃げ隠れする必要も無く、この島での悲劇さえ忘れさせ、ユフィがずっと笑顔でいられる場所と時間を求める。それが最終目的だ。 その為にはルルーシュ。もしどうしても君がユフィを殺そうとするなら……例え、例え君でも――― ◇◇◇ 「…そうだね。ルルーシュと合流できれば、きっとみんな無事に帰れる」 「ええ。だから頑張りましょう!」 昏い願いを口にできるはずも無く、スザクは取り繕うように答えてから名簿を仕舞い込み、未確認だった支給品の検分を再開する事にした。 目的がどうあれ、この島で生き延びなければならない事には間違いないので、少しでもそれを有利にできる可能性は確認しておかなければならないからだ。 「えっと…仮面?」 「そうだね…」 魔剣、特別名簿に続いて三つ目にでてきた支給品は、顔半分を覆う白い仮面だった。 白木のような骨のような、なんとも判別のつかない素材で出来たその軽い仮面の頭には、ちょこんと小さな角が付いている。 仮面舞踏会にでも行けば、似たような物はあるかも知れない。 どうあれ、戦いの道具でない事には間違いなく、その軽さから、防具としても期待できそうにはないとスザクは判断した。 だが、まるっきり役に立たないかと言われると、この二人にとってはそうでもない。 「ユフィ。この仮面は君が付けていた方がいい。まだ君の皇位継承権の返上は公になってないんだ。悪目立ちするのは避けた方がいい」 「そうね。この間みたいな事はもうコリゴリだもの」 軽く笑みを浮かべながらユーフェミアはその仮面を受け取り、早速自分の顔に付ける。 先日(彼女にとっては)の学園祭で自分の正体が露見した時の騒動に思う所があったらしく、特に渋る様子は無かった。 傍から見れば些か以上にシュールな出で立ちとなってしまったが、本人はこういった物を付ける事自体が新鮮な体験だからか、どこか嬉しそうでもあった。 「最後の一つは……って、ええっ!?」 「まあ…!」 最後の支給品が取り出された時、スザクは常らしからぬ素っ頓狂な声を漏らし、ユーフェミアもまた、大きく口を開けて驚いていた。 背負い袋に入れられたスザクの手が最後に掴んだのは、マフラーの先端だった。 マフラーといっても防寒具の方ではない。バイクなどに付いている方のアレである。 そしてずっしりと手に伝わる重みから、マフラー単体ではなく、それが付けられている“本体”もあるであろう事が容易に判断でき、 それを破損させぬようにとスザクは背負い袋を僅かに傾けてゆっくりと引っ張り出し―――そして無事、見事な“馬”が現れた。 バイクのハンドルとマフラーが取り付けられた、とても奇妙で、しかし見事な体躯と鮮やかな黒毛を持った馬だった。 鞍が背に乗せられている所を見ると、乗用馬と見て間違いないだろう。 「私、こんな馬を見るのは初めて…。スザクはどう?」 「僕も、こんな馬は初めて見る…」 ある意味、この島に喚ばれた事を遥かに上回る衝撃に、二人ともただただ唖然とするばかり。 それでも、理外の事態への耐性がある程度あったスザクの方が逸早く正気に戻り、馬を背負い袋へと戻した。 ◇◇◇ 「とにかく、まずはルルーシュを探しましょう。ルルーシュが行きそうな所となると…」 「少なくとも、人の集まり難そうな所には行かないと思う。まずは都市部の各施設を―――!」 「どうかしたの?」 「…誰か近付いてくる」 雑居ビルを出た二人が地図をお互いの片手にこれからの行き先を決めようとしていた、その時だった。 スザクの聴覚が僅かに二つの人の足音と、もう少し大きな、金属の擦れ合うような音を捉えた。 それも、意図してか偶然かは判らないが、まっすぐこちらに向かって来ている。 (甲冑か…。足運びも軍人のそれに近い。場合によっては面倒な事になるな…) 「…ユフィ。これを持って、少し離れてて」 「スザク?」 背負い袋から先程の馬と無毀なる湖光を取り出し、スザクは馬と、背負い袋を預けたユーフェミアを共に下がらせる。 馬はよく躾けられているらしく、スザクの意向を組んで暴れず嘶(いなな)かずユーフェミアに寄り添った。 それを確認したスザクは無毀なる湖光を正眼に構え、足音の主達を迎えんとする。 そしてすぐに、別のビルの陰から二つの人影が姿を現した。 ◇◇◇ 織田信長と明智光秀の主従が最初に向かうべき場所として定めたのは、B-2の市場であった。 いかな第六天魔王とて人の子である。飲まず喰わずで動き続ける事などできようはずも無い。 鍛え抜かれた武人としての肉体は、少々食事を抜いた所で動けなくなるようなヤワなものではないが、最長で三日もの期間をそのままを過ごすには流石に不安がある。 腹が減っては戦は出来ぬと言うが、戦国の世に生きてきた二人にとっては、それは至って当然の理(ことわり)だった。 もし支給品に水か食料があるか、もしくは周囲に戦国の世に生きてきた二人でも一目で分かるような食料品店――例えば八百屋や魚屋やだ――でもあれば、 或いは最初は活動拠点を探すなどしていたかも知れないが、生憎飲食物の類は支給されておらず、またそういった店も無く、 それがまた信長の怒りをいっそう強くしていた。 故に、信長達は目的が一致した本能と理性の赴くまま、食料を求めて北上していた。 つまるところ、今の信長は飢えた獣ならぬ、飢えた悪魔である。知性も理性もちゃんとあるので獣より性質が悪い。 しかもそこに八雲紫への憤怒が加わっているので、一般人からすれば大変近寄りがたい、剥き出しの凶気そのものと言っても差し支えないような状態だった。 ぶっちゃけて言ってしまえば、信長は今、非常に機嫌が悪かった。 だからつまり、そんな状態の信長達と出くわしたスザク達は、あまりに不運であったと言えよう。 「ぬぅううううううううんッ!!!」 「ぐう…っ!」 信長自身の膂力とキュプリオトの剣の強靭さが相俟った一撃を、スザクは辛うじて無毀なる湖光で受け流す。 その斬撃はまともに受け止めればそのまま吹き飛ばされてしまいそうな程に重く、それでいて一撃一撃の精密さに乱れも遅れも無い。 接触直後、問答無用で襲撃してきた信長の一撃を皮切りに二人は戦闘状態に突入したが、戦況は明らかにスザクが不利だった。 スザクも何度か攻撃を試みているものの、そのほぼ全てがキュプリオトの剣に受け止められるか、受け流されて頑強な甲冑に小傷を付けるに止まっている。 スピードの差から手数こそスザクの方が多いが、どちらが劣勢であるかは火を見るよりも明らかだった。 決してスザクが弱い訳ではない。 幼少期からの道場での修練に始まり、ブリタニアの軍人として、そしてナイトオブラウンズとして積み重ねた戦闘能力。 更には殺気充分の強敵からの襲撃という切迫感から「生きろ」のギアスも発動しており、平時のスザクを上回る力も発揮されている。 だがそれでも尚、信長の実力がスザクのそれを上回っていた。 戦が常の世で培った経験も、純粋なかつ強大な筋力も、齢二十にも満たぬスザクではどちらも到底及ばぬ物で、凡そスピード以外の全てに於いて大きな開きがあった。 とは言え、スザクが信長相手に善戦している事もまた確かである。 (あの歳で信長公とああまで渡り合えるとは……。ああ、できる事なら私が頂いてしまいたかった…。 毛唐の姫に仕える日の本の若武者…如何な事情があるのかは判りませんが、是非啼かせてみたかったですねぇ…) 信長から距離を置いて戦いの行方を見守る光秀の口元から、チロリと赤い舌が覗く。 この状況で信長の戦いに加勢などしようものなら、彼の逆鱗に触れる事必至なのは当然理解しているので、今はただ黙して動かない。 謀反を成就する前に自分が処断されてしまっては、共に阿鼻に赴かんとする目的が夢幻の如く雲散霧消してしまう。 そんな事態は光秀にとってあまりに願い下げだったので、仕方なく戦闘の様子と、そのどさくさにユーフェミアが逃走しないかを見張っていた。 (おや……?) だが、そうしてずっと動かずにいたのは彼だけだった。 ユーフェミアも身動きはしていなかったのだが、彼女は初めて直接目の当たりにした“人間同士の戦い”が生む威圧感に、ずっと「動けずにいた」。 しかし、ある程度戦いが長引いた事で少しだけ精神的に余裕が出来たのか、彼女の仮面の下の双眸に凛とした決意が漲ったのを、光秀は見逃さなかった。 そして、彼女は動いた。 「おやめなさい! こんな事をして何になるというのです! この島に閉じ込められた人同士、皆で手を取り合って、この殺し合いを打破すべきです! どうして剣を振るうのですか!? どんな理由があろうと、同じテーブルに立って話し合えば分かり合えない事など無いのですから!」 ――それも、考えうる限りかなり最悪に近い形で。 「…光秀ぇ!」 「はっ」 その一言で主の意向を理解した光秀が、大鎌を振るって戦場に割って入り、信長に向かっていたスザクの無毀なる湖光の一撃を受け止めた。 「くっ!」 二対一かと焦りを浮かべるスザクだったが、その考えが間違いであった事を、すぐに思い知る事になった。 信長はくるりとスザクに背を向けると、しかし殺気は孕んだまま、憤怒の形相を浮かべて、まっすぐユーフェミアのもとへと歩み寄って行ったのだ。 スザクと光秀は勿論、当のユーフェミアですら、信長が話し合いの呼びかけに応じた訳ではない事がすぐに理解できた。 「我に逆らうというか…毛唐の小娘がぁ」 信長がキュプリオトの剣を大上段に構る。視線の先には勿論、ユーフェミアしかいない。 すぐ隣にいる見覚えのある軍馬は、視界には入っていても意識などまるでしていない。 「あ……っ」 これから起こるであろう事態が容易に脳裏に思い浮かび、ユーフェミアの全身がカタカタと震える。 生存本能のままになんとか逃げようとするも、それ以上の恐怖と威圧感により、足を動かす事もままならない。 瞳に宿っていた決意は、既に殆ど消沈していた。 「我は第六天魔王、織田信長であるぞ。我に逆らおうというのなら、例え女子供と言えど……容赦はせぬわぁ!!」 加減も容赦も一切無い袈裟懸けの斬撃が、ユーフェミアに向かって繰り出された。 「ユフィ!!!」 すかさずスザクが無毀なる湖光を手にしたまま、信長の一撃からユーフェミアの命を守らんと駆け出し、 『生きろ!!』 そして、一瞬足を止めてしまった。 その一瞬はあまりにも大切な時間で、どうしようもない決定打だった。 「ユフィいいいいいいいいいいいいいい!!!!! ―――ッぐうっ…!」 ユーフェミアの左肩から右脇腹にかけて凶刃の切っ先が走り、真紅の血液が噴水のように噴き出した。 そのまま彼女は意識を失い、その場にずるりと崩れ落ちる。 そしてそれとほぼ同時にスザクの背中からもごぽりと血液が溢れ出し、彼の両膝が地に落ちた。 「主の危機に恐怖から足を止めてしまうとは……私の目も曇っていたようですね。貴方を嬲ってもあまり面白くなさそうですから、もう楽にして差し上げましょう」 ギアスという超常の呪いの事など知る由も無い光秀の落胆の呟きが、大鎌の刃を突き立てられたスザクの背中にかけられた。 そして次は首を落とさんと光秀は大鎌を横凪ぎに振るい――盛大に空を切った。 「まだ動けるのですか!?」 スザクは地に伏した姿勢のまま、しかしすぐに体勢を整え直し、短距離走のクラウチングスタートの要領で、前方に疾走する事で光秀の一撃を回避した。 与えた傷の深さから最早抵抗もできまいと思っていただけに、さしもの光秀も驚きを隠せない。 そしてスザクの向かう先は勿論、信長とユーフェミアの許。無毀なる湖光を右腕一本で振りかぶり――全力で投げ下ろした。 「ぬうっ!?」 斬撃を予想し、キュプリオトの剣で打ち払わんと構えていた信長にとって、武器を捨てる事になるその一撃は、流石に予想外だった。 投擲された無毀なる湖光は信長の具足の表側を貫通し、左足の甲に突き刺さった。 生憎貫通して地に縫い止めるとまではいかなかったが、スザクにとってはこの戦いでの最初で最後となる有効打となった。 そして奇襲が成功した事を確認したスザクは、信長に僅かに生まれた隙を見逃さず、倒れたユーフェミアを背負い袋ごと引っ張り抱え、馬に乗って即座に離脱を図る。 「逃がしませんよ…!」 「小癪なぁ!!」 一瞬遅れて動き出した光秀が大鎌を、足から無毀なる湖光を引き抜いた信長がそのまま無毀なる湖光を振るうが、 刹那の差で二つの斬撃はスザクには届かず、馬の尾の毛を数本散らすにとどまり、スザク達は満身創痍ながらも戦場から森の中へと離脱した。 【C-3/市街地/1日目-黎明】 【主:織田信長@戦国BASARA】 [主従]:明智光秀@戦国BASARA [状態]:左足甲に軽度の刺し傷。スザクに対する強い怒り。 [装備]:キュプリオトの剣、無毀なる湖光 [方針/行動] 基本方針:八雲紫を含む全ての敵の抹殺。 1:感情の赴くまま進む。 2:B-2の市場に向かい食料を確保する。 【従:明智光秀@戦国BASARA】 [主従]:織田信長@戦国BASARA [状態]:健康 [装備]:小野塚小町の鎌@東方儚月抄、背負い袋(基本支給品、不明支給品×2(飲食物の類ではない)) [方針/行動] 基本方針:栄華を極めた信長に謀反を起こし、共に地獄へ行く。 1:臣下として信長に従う。 ◇◇◇ (心臓は、動い、てる…。まだ、ユフィは、生きてる…!) 背負い袋を二人で背負う形でユーフェミアの体を自分の背中に密着させて馬を走らせながら、背中越しに感じる彼女の心臓の鼓動に、スザクは心底安堵した。 スザクが思っているよりもユーフェミアの負った傷は深くなく、早期に止血さえできれば、命に別状は無いものだった。 その幸運の最大の原因は、彼女が付けた仮面にあった。 この仮面はある科学者達がオリジナルとなる仮面をもとに複製したものであり、これを身に付けた者は、身体能力や免疫機能の向上といった恩恵を授かれるのだ。 そしてその身体能力の向上があったからこそ、ユーフェミアは信長に斬られる直前、向上した視力と反射神経を以って、 ほぼ本能的にだが、僅かに身を引いて致命傷を避ける事ができたのだ。 出血が派手だったのは、斬撃の勢いと傷の範囲の広さのせいで、主要な血管や骨、内臓は全て無事だった。 尤も、そんな仮面の効用も、その仮面が決して外せない事も、自分の方が遥かに重傷である事も、未だスザクは気付いていない。 (ともかく、早く、病院、に、行か、ないと…! デパートじゃ、すぐに、追い、着か、れる…!) 自分の背中から溢れ続ける血液と、自身から流れ出る血液で体の前半分が真っ赤に染まりゆくユーフェミアを背に、 スザクの思考は僅か二つの事柄で塗りつぶされていた。 一つは、一刻も早くユーフェミアを病院に連れて行かなければならないという事。 そしてもう一つは、かつて枢木神社でルルーシュに対して向けた思いと同じで―― (どうして、俺に、こんな、ギアスを、かけ、たんだ、ルルーシュ………!!) 【C-3/北西端山林部/一日目-黎明】 【従:枢木スザク@コードギアス 反逆のルルーシュ】 [主従]:ユーフェミア・リ・ブリタニア [状態]:背中に深い刺し傷(放っておくと危険)。 [装備]:伊達政宗の馬@戦国BASARA、背負い袋(基本支給品一式、参加者主従別名簿@主従ロワオリジナル)。 [方針/目的] 基本方針:何があってもユーフェミアを守る。 1:ユーフェミアを病院へ連れて行く。 2:優勝して八雲紫にユーフェミアの安寧を願う。 3:もし八雲紫の言葉が嘘だっ等の理由で優勝を狙う意味が無くなったら、ルルーシュにユフィの存在を完全に秘匿してもらう事を条件に共闘して八雲紫を打倒する。 [備考] ※ユーフェミアのダメージが思っているより浅い事と、複製仮面の効果に気付いていません。 ※織田信長、明智光秀を危険人物と認識しました。 【主:ユーフェミア・リ・ブリタニア@コードギアス 反逆のルルーシュ】 [主従]:枢木スザク [状態]:気絶中。身体能力及び免疫機能向上。左肩から右脇腹にかけて中度の裂傷。早期に止血さえできれば命に別状は無い。 [装備]:複製仮面@うたわれるもの [方針/目的] 基本方針:ルルーシュと合流したい。 1:??? [備考] ※複製仮面の効果に気付いていません。 ※織田信長、明智光秀を危険人物と認識しました。 【複製仮面@うたわれるもの】 創世記の科学者達がアイスマン(ハクオロ)の仮面をもとに作り上げた複製品。 身に付けるとn単位の数千本の未知の繊維によって直接脳髄に縫い付けられ死ぬまで外す事ができなくなるが、 代わりその繊維が脳に直接働きかける事によって、身体能力と免疫機能が大きく向上する。 【伊達政宗の馬@戦国BASARA】 バイクのハンドルとマフラーが取り付けられた、伊達政宗の愛馬。 アニメスタッフによって“馬イク”の名称が与えられ半ば公式化しているが、本当の名前は不明。 【参加者主従別名簿@主従ロワオリジナル】 通常の五十音順名簿と違い、参加者の名前が主従別に明記された特別な名簿。 新たな主従関係が発生すると、それに応じて次の放送と同時に主従情報が書き換えられる不思議機能付き。 前:悪鬼夜行 投下順に読む 次:悲しみの翼 前:悪鬼夜行 時系列順に読む 次:ボーダーオブライフ 前:覚醒の白き騎士 ユーフェミア・リ・ブリタニア 次: 枢木スザク 次: 前:獄界のエデン 織田信長 次:Bout the city (後編) 明智光秀 ▲上へ戻る
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Fに誓いを/ダイヤモンドは砕けない ◆YkrJsFGU2A セイバーは思い出していた。 改めて記憶を掘り起こそうとするまでもなく、その光景は残酷なほど鮮明に思い出すことができた。 高潔な騎士である彼女にとって、それはおよそ考えられる限り最大級の激情を催すに相応しい外道の行いであり、忘れることなど出来るはずもない忌まわしい所業であったからだ。 目を輝かせて自分との決闘を楽しんでいた気高き騎士との戦に、この男は卑劣な策略でもって、その幕を強引に下ろしてのけたのだ。 それだけならばまだいい。決して許せる行為だとはいえないが、その後彼が及んだ行為に比べればまだまだ生易しいとさえいえる。 自分が散々利用し苦しめた二人の人間を用済みになった瞬間に殺害し、悪びれる様子の一つも見せなかったその時に――――セイバーは漸く、自らのマスターが外道であることを理解した。決して相容れることのできない、騎士である己とは決定的に異なった道を歩む者であると、とうとう心より感じたのだ。 ……だから彼女は、主君を拒んだ。 どうせ言葉も交わさない傀儡になんと思われようが、彼にとっては知ったことではなかったのだろうが。 正義を志しているとはいっても、彼の正義はあまりにも非道だった。 徹底した合理的思考のもとで成り立つ、少数を切り捨てることで多数を救う正義。 彼にとって命の重さは不変のもので、誰の命だろうと無謬の天秤の前では所詮同じ、多数の前には切り捨てられるものなのだ。 より多くを救うためであれば、それ以下の犠牲がどれほど出ようとも惜しまない彼の正義の在り方に、セイバーはどうしても共感することができなかった。それゆえに、彼女が自らのマスターへ抱いていた悪印象で彼を危険人物扱いしてしまったのも、決して責められることではない。 マスター……衛宮切嗣の変わり果てた姿と、その不可解な様子に一番当惑しているのは、彼の傀儡であった彼女なのだから。 「……じゃあ、危険なヤツなんだよね?」 セイバーから切嗣に対しての評を既に耳にしていた鈴羽は、彼女へ思わずいぶかしむような声色を発してしまう。 鈴羽はまだ少女と呼んでいい年齢だが、未来から来たという特殊極まる経験上、年不相応に他人を見る目は発達しているつもりだった。 軍隊や要人護衛のSPレベルといっては大袈裟が過ぎるにしても、とりあえず一般人レベルではないと自負している。 そこまででなくともある程度察しが良ければ気付くことは出来たろう。セイバーが自身のマスター『らしくない』負傷の仕方をしていることに違和感を覚えたように、鈴羽もまたセイバーと全く同じ点についての違和感を感じていた。 「あたしには、どうも実感が湧かないんだけど……」 「……申し訳ありません、スズハ。私も、正直困惑しているのです」 セイバーは彼について散々知った風に語っておきながら確証を持てない自分の不甲斐なさに小さく詫びて、改めて考える。 自分の知る衛宮切嗣ならば、負傷をしたとしても少なくとも行動不能に陥るほどの重傷を負うことなどとてもじゃないが考えられない。 彼はとにかく、英霊のセイバーがある種の戦慄を覚える程まで徹底した合理主義者なのだ。仮にどれだけ危うい場面に立たされようとも、その時は速やかに離脱することで事なきを得るだろう。 それでこその衛宮切嗣。卑劣な策謀で敵を屠る猟犬の爪牙のような冷たい意志を宿した魔術師は、戦いへの真っ直ぐな姿勢など持たない。 そんな彼しか知らないセイバーは、結局のところ衛宮切嗣という人間について何も理解することは出来ずにいた。 分かっているのは彼がとにかく冷徹で非情な、機械的に人を殺すことの出来る外道であるとの自分主観の事実だけだ。 これまでただの一度も、そして恐らくはこれからも。 切嗣と信頼を築き合ったり、互いに解り合える未来は訪れないと、あの惨劇の晩からずっと確信していた。 ……こうしている今だってそう思っている。 あまりにも存在の仕方が異なっている自分たちは、相容れられない。 彼の理想の正確な形も、彼が如何にしてこうも冷たい男になってしまったのかも、彼の真意も、よくよく考えれば自分は何一つ知らないのだ。 ” ――――王は、人の気持ちが分からない ” そう言って自分の下を去った騎士は誰だったろうか。 ああ、そうだ。自分(わたし)には結局人の気持ちが分からない。 不肖に仕えてくれた信ずるべき騎士たちの心さえ理解するに至らなかった悪徳の王に、たかだか三画の刻印以外の繋がりを持たぬ男を理解することがどうして叶おうか。叶う道理が何処にあるというのだろうか。 「……うぅん、こうしていても手詰まりみたいだね」 鈴羽がどこかその表情に物憂げな色を帯びさせてきたセイバーの心情を察したのか、不自然なくらいに明るげな声色で沈黙の流れを断った。 セイバーとは間違っても敵対しないように、彼女に対しては一定の警戒を払っている鈴羽であったが、それなりの長い時間を共に過ごし、仲間の死を分かち合った関係である。その間柄はとうに、『仲間』と呼んでいいほど近付いたといってもいいだろう。 彼女に対しての警戒や万一の場合への危惧は、既にかなり薄れていた。 少なくとも、彼女を気遣うことが出来るくらいには。 鈴羽はセイバーの知る”衛宮切嗣”を言葉伝にしか知らない。 だから適切な評を下すことが出来る訳もない。 そんな軽率で無責任な言動をしては切嗣に……何より、こうして悩んでいるセイバーに失礼だ。 それならばと、鈴羽はしばしの逡巡の後に、ある話を切り出すことを力強い意思を瞳に浮かべながら決意した。 世迷い言と断じられても何もおかしくない、突拍子もない可能性の話だ。しかしこれ以上に噛み合わない現状を説明する為の理屈もない。何よりも、セイバーの負担を少しでも和らげられるならそれもいいかと思い、手持ちの知識を使って始めた。 ……それに、実際に使用したこともあるし、そういう意味ではちゃんと根拠はある。あくまで突拍子がないのはセイバーや大方の参加者達の常識に基づいた場合であり、鈴羽にとっては当に立派な常識の一つだ。 「――セイバーはさ、タイムマシンって知ってるかな?」 そんな語り口で話の口火を切りつつ、鈴羽は再び切嗣の首輪へと自分のメダルを供給する。彼が危険人物であるかどうかは彼が眠り続けている現状、確かめる術はないが、たとえどんな理由付けがあったとしても、間違えて誰かを死なせてしまうなんてことだけはしたくなかった。 それが彼女なりの、父親の死への向き合い方だった。 ■ ■ 衛宮切嗣を苛み続ける悪夢はまだ終わりを告げては居なかった。 悪夢とは人の心理に起因するものであるらしいが、だとすれば彼が意識を失う前に感じた絶望の程は想像も出来ないものだったに違いない。 ――今彼が再度体験しているのは、あの呪われた杯の内部での問答の記憶であった。300人が乗った船と200人が乗った船があり、この総勢500名のみが人類最後の生き残りである。片方の船に穴が開き、助けることの出来るのは片方の船だけだ。 切嗣はかつて躊躇うことなく200人の船を見捨てた。そこにある理屈は、彼が長年布いてきた”少数を切り捨てて多くを救う”正義。 だがそれも、今となってはそう簡単に下せる決断ではなかった。 衛宮切嗣の犯した最大の罪悪から月日が経ち、息子を得て、穏やかな日々を過ごし、誰も自分の前から居なくならない世界を知った男。 単なる敵対者でしかなかった間桐雁夜の願いを背負い、正義の味方として今度こそやるべきことを全うすると決意した彼に、前と同じ機械じみた決断が下せるわけがなかった。切嗣は最早、『天秤の測り手』にはそぐわないほどにその研ぎ澄ました猟犬の牙を欠けさせていたのだ。 しかしこれはあくまで、彼の見ている悪夢(ユメ)に過ぎない。 所詮はただの陽炎。 どんなに頑張っても、深層心理の再現映像にその手が届くことは決してない。 ただ記憶の在り方のままに、自身の罪を再度体験させられる、自らの正義で大勢を犠牲にしてきた男へ科せられる最大の罰。 切嗣にとっては紛れもない生き地獄、拷問にも等しい苦痛であった。 敗北の報い。大層な理想を掲げて打ちのめされ、あわや再起不能寸前にまで陥る羽目になった男へと下される、『敗者の刑』がそこにはあった。 ――止めろと叫ぶ。 こんなことは、何にもならない。 こんなものは、正義なんかじゃない。 それを知ってしまった彼は、必死にこれを終わらせてくれと懇願する。 しかし彼の腕は過去に逆らうことを許さない。 200人の乗客をキャレコの暴風が鏖殺した。 なおも問答は続く。 天秤は既にあべこべだ。 結末を知っているからこそ、衛宮切嗣は絶叫する。 (僕は……もうこんなことは、望んでいない……ッ!!) どれほど泣き叫んでも悪夢が終わりの兆しを見せることはない。 本来であればこの後に最愛の娘を自らの手で抹殺し、妻の形を模した悪魔をその怨嗟を浴びながらも殺害する筈だったが――世界はここで、再度の暗転をする。 次に再現されるのは、夜明けの海。 一機の飛行機が飛んでいる。 (あれは……、まさか…………) 忘れられるものか、この光景を。 これは『魔術師殺し』の衛宮切嗣が真に始まった瞬間ともいうべき、母親であった人物を失う瞬間だ。 手にはミサイルがある。 切嗣の意思に反して動いた手は、静かにミサイルの引き金を弾いた。 挽き潰さればらばらと落ちていく機械の鳥の残骸はまるで紙吹雪のようで、曙光の一筋が、失意の切嗣を照らす。 切嗣は――咆哮をあげた。 奇しくもあの時と全く同じように、心からの絶叫をあげた。 ジェイク・マルチネスによる暴行で味わった地獄のような絶望と激痛なんてもの、この責め苦に比べればどれほど生易しいものだったことか分からない。 それほどまでに衛宮切嗣という男にとってこの『刑』はただひたすらに過酷を極めるものであった。 次に投影される光景は、凡ての始まりの地だった。 白蝋のような肌に静脈を浮き上がらせて、殺せと懇願する少女。 変わり果てたその姿を、見間違えることなどあるわけがない。 ……いや、そんなコト、絶対にあってはならない。 切嗣はかつて彼女に恋をしていた。 思えばそれが初恋だった。 初恋の少女は死んでいる。 死んでいるのに、まだ生きている。 そんな矛盾を抱えながら、少女は咽び泣いている。 彼女は普段の元気で腕白な、向日葵のように華やかな、衛宮切嗣が子供心に恋慕の情を抱かずにはいられなかった笑顔からは想像もつかない泣き顔で、切嗣にどうか殺してくれと希う。 自分の手では出来ないから、君が殺してくれと。 君ならいいと、泣いている。 ――――ああ、そうか。君は………… 切嗣は度重なる報いを受けてきた。 或いは見せられてきた。 勝手な理想で大勢を地獄へ叩き落とし、なお偉そうに正義を語る傲慢な男に相応しい罰であったと、彼は理解できるまでに心身共に磨耗した。 だからだろうか、この光景だけは、これまでと違っていた。 過去の、まだ『魔術師殺し』などという大層な通り名で呼ばれていない頃の切嗣には、彼女を殺すことは遂にできなかった。 実力の差があったわけではない。 殺してくれと願う彼女を殺すのは、赤子の手を捻ることよりもずっと容易いことだった。 何しろ殺人の手段という手段を仕込んだ彼の義母(はは)でさえも畏怖の感情を抱かずにはいられない、指先だけを機械のように動かして他人を殺す技能を、彼は生まれながらの才覚として会得していたのだから。 ならば、それが出来なかった理由は決まっている。 ……ただ、衛宮切嗣(ぼく)がそれを拒んだのだ。 人外の身に落ちさらばえてもなお、自死を選べない少女の最後の懇願を裏切って、切嗣(ぼく)は手前勝手な善意を働かせ、彼女を救うという独りよがりな善意を盾にして、彼女から逃げた。 それが取り返しの付かない過ちであることも、彼女にとってどれほど残酷なコトであったかも知らないままに、始まりの罪を犯していた。 「……解ったよ」 身体が動く。 これはあくまでただの夢だ。 聖杯の呪いなどいっさい関与しない、幻想の世界だ。 それなら、今度こそ遂げよう。 長らく待たせてしまったね。 でも、もう泣かないでくれ。 笑っていてくれ。 僕が君の最期の願いを、叶えるから。 「ごめんよ、シャーレイ」 足下に放り寄越されたナイフを拾い上げると、確かな足取りで震える彼女――シャーレイへと近付いて、切嗣は一筋の涙をその右目から流した。 「……僕は君を、助けられなかった」 ひゅん、と風を切る音が一つ鳴る。 シャーレイの首筋をナイフが容易く切り裂き、切り裂かれた頸動脈から鮮血が噴き出す。頸動脈を裂かれての失血死ならば意識は朦朧としたままで、死の苦痛を幾ばくか和らげることも可能だろう。 初恋の少女の血を浴びながら、切嗣は倒れ伏す彼女をじっと見つめる。 虚ろな瞳と白蝋の肌で、見る影も無いほどに変わり果てた幽鬼のような姿でこそあったが、シャーレイは最期に微笑んだように見えた。 切嗣がかつて恋した笑顔で、微笑みかけてくれたように見えた。 それが見間違いだったのかどうか、遂に切嗣には解らなかった。 …………衛宮切嗣はこうして、たとえそれが仮初めの幻想(ユメ)の中であったとしても、かつて救えなかった少女を、確かに救った。 ■ ■ 景色はまたも暗転する。 切嗣が居たのは、見慣れた銀世界の中だった。 この景色を再び目にすることに、深い感慨を抱かずにはいられない。 何度戻ろうとしても戻れなかった、あのアインツベルンの城であった。 聖杯戦争が始まるよりも前、間違いなく完成されていた魔術師殺しという怜悧な刃を錆び付かせるほどに、幸せだった時間がここにはある。 これまで見てきた全ての光景が凄惨な血と虐に塗れたものであったからこそ、最も尊く幸せだったこの場所がひどく愛おしく思えた。 くどいようだが、これはただの夢でしかない。 しかしたとえ夢であるとしても、絶望を前に崩壊しかけた切嗣にとっては、どんな宝具の効力よりも心強い癒しであった。 幼少期特有の甲高い声が聞こえて、直後に身体に僅かな衝撃が走る。 ――そこには当たり前のように、白い白い愛娘の姿があった。 何度も救おうとして救えなかった愛しい彼女の姿が、そこにはあった。 いったいどうして、この再会を喜ばずにいられるだろう。 助走をつけて抱きついてきたのにその体重は悲しいほど軽い……皮肉にもその事実が、衛宮切嗣にとある現実を思い出させた。 (――――そうだ) 何を忘れていたんだと、自分を思い切り殴り飛ばしてやりたい暴力的な衝動に駆られる。 正義の味方を今度こそ貫こうと誓って、打ちのめされて。 正義の味方にはなれないのかとまた諦めめいた感情を抱いていた。 だが、それ以前の話だった。 衛宮切嗣は――”父親”だったのだ。 (僕が帰らなければ、イリヤは………ッ!!) 『始まりの御三家』が一角、アインツベルンのホムンクルスである、切嗣の娘イリヤスフィールの価値は連中……魔術師どもにとってはとてつもなく高い。何しろ魔術回路の塊のような、幾重の魔術処置の末に完成した生命なのだ、まず間違いなく、このまま切嗣が帰らなければ彼女は、ユーブスタクハイトの思うがままに使われることだろう。 切嗣は何度も彼女を救い出す為に森へ赴き、その度に失敗してきたが、この全盛期の肉体でならば彼女を救い出すことが出来るはずだ。 何せそれを叶えられなかった最大の理由が、聖杯の呪いに蝕まれ、弱体化を余儀なくされたこの肉体であったのだから。 ユーブスタクハイトがどれほど強大な魔術師だとしても、魔術師を殺すことに関してなら連中すら凌駕する自信がある。 魔術師殺しとしての技能や力の全てを取り戻した今ならば、かつてこの肉体であの聖杯戦争を馳せていた時さながらに、自分の魔術に驕ったアインツベルンの連中の喉元を喰い敗れる。断言したっていい。 ああ、殺そう。 正義の味方を再度志したその時に、無益な殺生を是とする自分は捨て去ったが、イリヤを救うことを阻もうとするならば誰一人として生かしはしない。 あの夢のように道を塞ぐ者全てを鏖殺して、姫を救い出そう。 そこから始めよう。衛宮切嗣の贖罪を。 「イリヤ、少しだけ待っていてくれ」 とはいっても、仮にこの忌まわしい殺し合いを打破したとして、全盛期へ戻った自分が帰るのはきっと、あの第四次聖杯戦争であろう。 だがそれでいい。あの何もかもを失う前の時間に戻ることこそが、過去に成せなかった救済を遂げるための大前提なのだから。 そうでなくては囚われの間桐桜を救い出せない。雁夜との約束もまた、切嗣の中では決して違えることの出来ない誓いと化していた。 自分の力でこのふざけた運命を書き換える。 イリヤを好き勝手になんてさせてはやらないし、桜が壊され続けなければならない、そんな不条理な未来も許すものか。 それが道理だというのならば、その運命を完膚なき迄に破壊しよう。 冬木の大火は起こさせない。 衛宮切嗣(ぼく)が全てを救い出す。 だから――と。 衛宮切嗣はイリヤの細い身体を抱き締めて、はっきりと誓う。 やはり、その身体は羽毛のように軽くて、そして暖かかった。 「父さんは、必ず君のところに帰る」 ――こんなところで、砕けてなんかいられない。 その時、世界は崩壊した。 彼の精神(こころ)は、確かに絶望を乗り越えた。 『シャーレイを救うこと』と『イリヤと再会すること』は彼の心に確かに存在していたふたつの後悔である。 死者達の怨念を幻影であるとはいえ浴びたことでその心は憔悴し、誰かを救いたいという欲望が無意識下に生まれていった。 そしてそれは、衛宮切嗣の最初の間違いである、シャーレイを殺せなかった――彼女を救えなかったことと結びつき、彼の欲望が曲がりなりにも満たされることで、彼の首輪にはメダルが注がれた。 むろん、愛娘との再会はあの日、聖杯を破壊した日からずっと切嗣が願い続けてきたコトである。 まるで地獄のような悪夢を乗り越えた報酬と言わんばかりに、彼の命を癒す糧は首輪へ貯蔵され、彼を癒すために消費されていった。 吹けば消えてしまうように儚いユメ、されどそこに切嗣は欲望を見出し、紛れもなく確かにそれを満たしたのだ。 そして一度は尽きた彼の運は、まだ終わってはいない。 鈴羽は未だ意識を取り戻さないだけでなく、全身各所に相当の重傷を負っている切嗣の回復を願って、メダルをなおも注ぎ続けている。 悪鬼より負わされた手傷は徐々にではあるが確実に修復しつつあった。 やがて来たる覚醒の時を今はじっと待って、切嗣は眠り続ける―― ■ ■ 「……成程。確かに、それならば辻褄も合いますね」 セイバーは鈴羽の話を聞き終えると、やがて静かに頷いた。 鈴羽は彼女が少々激情家のきらいがあることを見抜いていたのでひょっとすると反発されるのではないかと内心ヒヤヒヤしていたものだから、彼女がこうもあっさり納得してくれたのは少々意外だった。 鈴羽の話を大まかに纏めるならばこうだ。 タイムマシンの大まかな概要を説明した上で、鈴主催者・真木がそれを改良し、更に汎用性の効くようにしたものを使い、何らかの力と組み合わせて用いたのではないかと打ち出した一つの仮説。 セイバーは生まれが鈴羽や他の大半の参加者と比べて相当に前であり、その為に現代の機械については疎い。 『時空を越えられる機械』なんてものがあると聞いたときには驚いたが、彼女は鈴羽がつまらない嘘を吐いているのではないとその目を見て理解した。それにこれまでの道中を共にしてきた仲間だ、セイバーはそれを疑おうということはしなかったろう。 「つまり、衛宮切嗣はセイバーの知っている時間軸とは違う時間軸から来ているんじゃないかってコト。……まあ、まだ彼が危険でないとは限らないわけだけどさ。頭から疑って掛かっても仕方ないし、ね」 鈴羽の言葉にセイバーは複雑な面持ちで沈黙する。 やはり彼女としては、些か複雑な心境でもあった。 時間が違うとはいっても、切嗣への悪印象は決して消えたわけではない。 こうしている今もセイバーの脳裏には、彼が非道な手段で好敵手とその主君たちを抹殺した忌まわしき光景が鮮明に残っている。 (切嗣が目を覚ました時……私は、この男を受け入れることができるのだろうか……?) 決してこれからの道のりは易しくない。 セイバーがどれほど彼に譲歩したとしても、切嗣はセイバーに対して半ば憎悪にも等しい拒絶を示していたのだ。 分かりあえるとは、思えなかった。 (それよりも、切嗣が私を受け入れることなんて……) ぎり、と音が聞こえるほど強く歯噛みする。 鈴羽は今度こそ口を挟むことが出来なかった。 それほどまでに、彼女の表情は真剣そのものだったのだ。 (……私達はこれから、どうなるのだろうか……) 高潔な騎士にそぐわない苦悩を抱えながら、セイバーはただ、令呪という手綱を握る主君の覚醒を待つ。 理想に破れ、それでも正義を信じる男が目覚める時、彼女たちの未来に待ち受けるのは果たして、如何なものなのだろうか。 【一日目-夜】 【B-4/言峰教会周辺】 【衛宮切嗣@Fate/Zero】 【所属】青 【状態】ダメージ(大)、貧血、全身打撲(軽度)、右腕・左腕複雑骨折(現在治癒中)、肋骨・背骨・顎部・鼻骨の骨折、片目失明、牧瀬紅莉栖への罪悪感、強い決意 【首輪】0枚:0枚 【コア】サイ(一定時間使用不可) 【装備】アヴァロン@Fate/zero、軍用警棒@現実、スタンガン@現実 【道具】なし 【思考・状況】 基本:士郎が誓ってくれた約束に答えるため、今度こそ本当に正義の味方として人々を助ける。 0.――――――――。 1.偽物の冬木市を調査する。 それに併行して“仲間”となる人物を探す。 2.何かあったら、衛宮邸に情報を残す。 3.無意味に戦うつもりはないが、危険人物は容赦しない。 4.『ワイルドタイガー』のような、真木に反抗しようとしている者達の力となる。 5.バーナビー・ブルックスJr.、謎の少年(織斑一夏に変身中のX)、雨生龍之介とキャスター、グリード達を警戒する。 6.セイバーと出会ったら……? 少なくとも今でも会話が出来るとは思っていない。 【備考】 ※本編死亡後からの参戦です。 ※『この世全ての悪』の影響による呪いは完治しており、聖杯戦争当時に纏っていた格好をしています。 ※セイバー用の令呪:残り二画 ※この殺し合いに聖堂教会やシナプスが関わっており、その技術が使用させている可能性を考えました。 ※かろうじて生命の危機からは脱しました。 ※顎部の骨折により話せません。生命維持に必要な部分から回復するため、顎部の回復はとくに最後の方になるかと思われます。 四肢をはじめとした大まかな骨折部分、大まかな出血部の回復・止血→血液の精製→片目の視力回復→顎部 という十番が妥当かと。 また、骨折はその殆どが複雑骨折で、骨折部から血液を浪費し続けているため、回復にはかなりの時間とメダルを消費します。 【セイバー@Fate/zero】 【所属】無 【状態】疲労(小)、今後の未来への不安 【首輪】60枚:0枚 【コア】ライオン×1、タコ×1 【装備】無し 【道具】基本支給品一式、スパイダーショック@仮面ライダーW 【思考・状況】 基本:殺し合いの打破し、騎士として力無き者を保護する。 1.私達は、これから…… 2.切嗣に一体何が? 3.悪人と出会えば斬り伏せ、味方と出会えば保護する。 4.衛宮切嗣、バーサーカー、ラウラ、緑色の怪人(サイクロンドーパント)を警戒。 5.ラウラと再び戦う事があれば、全力で相手をする。 【備考】 ※ACT12以降からの参加です。 ※アヴァロンの真名解放ができるかは不明です。 ※鈴羽からタイムマシンについての大まかな概要を聞きました。深く理解はしていませんが、切嗣が自分の知る切嗣でない可能性には気付いています。 【阿万音鈴羽@Steins;Gate】 【所属】緑 【状態】健康、深い哀しみ、決意 【首輪】70枚:0枚 【装備】タウルスPT24/7M(7/15)@魔法少女まどか☆マギカ 【道具】基本支給品一式、大量のナイフ@魔人探偵脳噛ネウロ、9mmパラベラム弾×400発/8箱、中鉢論文@Steins;Gate 【思考・状況】 基本:真木清人を倒して殺し合いを破綻させる。みんなで脱出する。 0.この人が衛宮切嗣……。 1.セイバーの手助けをしたい。 2.罪のない人が死ぬのはもう嫌だ。 3.知り合いと合流(岡部倫太郎優先)。 4.桜井智樹、イカロス、ニンフと合流したい。見月そはらの最期を彼らに伝える。 5.セイバーを警戒。敵対して欲しくない。 6.サーヴァントおよび衛宮切嗣に注意する。 7.余裕があれば使い慣れた自分の自転車も回収しておきたいが……。 【備考】 ※ラボメンに見送られ過去に跳んだ直後からの参加です。 098 敗者の刑 投下順 100 儚き憎しみに彩られた悲痛の幕開け~獅子身中の虫~ 098 敗者の刑 時系列順 100 儚き憎しみに彩られた悲痛の幕開け~獅子身中の虫~ 098 敗者の刑 衛宮切嗣 104 燃ゆる剣―騎士とクウガと セイバー 阿万音鈴羽
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[部分編集] 人口膾炙を望む夢追い人 人口膾炙を望む夢追い人 荒井昭二(あらい しょうじ) 概要「荒井の友人」 四八 アパシー・シリーズVNV AMC1 AMC2 学恋 学恋2 特別編追加版 学恋V 新生 月下美人 極 ドラマCD レトin 秘密 ナポin 荒井 鳴七 稲in アパ殺 [部分編集] 荒井昭二(あらい しょうじ) 登場作品:学怖,学怖S,四八,VNV,AMC1,AMC2,学恋,学恋2,特,学恋V,追加,新生,月下美人,極,ドラマCD,レトin,秘密,ナポin,荒井,鳴七,稲in,アパ殺 声(CV):石川英郎/河本啓佑/白井悠介 二つ名:死に魅入られた男 種族:人間ほか 職業:鳴神学園高校 二年B組 年齢/誕生日:16歳/11月18日 身体:160cm/52kg ♂ B型 好きな/嫌いな食べ物:アスパラ、牛タン/ニンニク、トマト 関連人物(その1):相沢信彦《噂,正体?,知人》,曽我秀雄《クラスメート,親友》,宗一郎《兄》,中山太一《同級生》,守山《犠牲者》,山本道夫《部活》,市ノ瀬京子,中山真美華《?》荒井校長《父》,荒井規子《娘》 関連人物(その2):赤川哲也,荻野有矢,小野里順也,袖山勝,時田安男,馬淵清隆,横内彰道《友人》,中村晃久《クラスメート》,佐々木先生,早坂桃子《知人》 関連人物(その3):浅田茂,安藤,飯田先生,上原,遠藤,大山幸二,小野和宏,金井章一,神谷真由子,桑畑達也,小山,斉藤先生,逆さ女,桜井先生,沢田絵利,染谷浩二,武田直子,中山葉子,森川,山辺,《噂》 関連用語:七不思議の集会,語り部,殺人クラブ《所属》,屋上,スクール・デイズ《魅了》三時の怪人,霊界黒電話《噂》,荒井人形 [部分編集] 概要 「七不思議の集会(『1995』年度、または『現代』)」を開くに当たって集められた語り部の一人。常にうつむき加減でぼそぼそと喋る、暗い雰囲気の少年。主人公にとっては上級生だが、礼儀正しく対等な形で語りかけてくれる。 人間の異常心理や霊の危険性を軸に据えた話をするが、博学なこともあって一風変わった分野について持ちネタを開帳することも多い。普段は物静かだが、調子を崩さないまま時に語気を荒げたりと、二面性でなく意外な側面を見せるような展開が多い。 本人の体験談でなく伝聞形式の怖い話でも感情移入を促すような語り口の上手さを持つ。 基本的には公平な視点から物事を語るが、裏を返せば異常者などにも好意的な視線を向けるということにもなる。 常識人として罪の糾弾が出来る一方、自身の価値観や美意識に則って危険人物を見逃すことが出来るなど、岩下さんに準じた意外な我の強さを見せることも。 自己評価が低めかと思えば、自尊心が強かったり、内には熱い感情を秘めていたりと展開によって見せるギャップの多さが母性本能や同じく闇を抱えた男性の共感を誘うのか、風間望と並んで人気の高い語り部として認識されることが多い。 外見は冒頭で挙げた通りの印象の小柄な少年という点で一貫している。目に隈が付くか、目を隠すか、などといった細部の解釈が違う程度である。人形の印象があるのか、陰気さや不気味さと美しさ儚さの狭間にいるような独特の雰囲気を持つことが多い。 ちなみに『小学怖』シリーズでは愛娘「荒井規子」が登場し、父譲りの語りを繰り広げてくれる。 [部分編集] 「荒井の友人」 意外と言うべきか、人付き合いを厭いそうな陰気さや知識を鼻に掛けた上から目線の言動に反して、彼は「孤立」という状態から縁遠い存在である。 ファンの間で標記のようなカテゴリすらできあがっているように、話ごとに毎回異なる友人たちが登場する。 実は登場する友人・知己の数は語り部でも上位を誇り、後期作品では複数の友人間での交流も垣間見せる。 [ただし、大体の分岐において確実に友人を獲得しているのは確かであるが、このシリーズは基本世界観として「パラレル・ワールド」を採用している。 よってこの友人たちも各作品・各話ごとの世界観にて同時偏在しているとは限らない。 そのため、一概に「荒井昭二は交友関係が広い」と言い切ってしまうのは少々早計に過ぎるだろう。] 友人の多さの理由として挙げられるのは、彼の評論者としての姿勢だろうか。 上から目線であり極めて辛辣ではあるが、その才能や熱意が本物であれば素直に認め、胸襟を開いて称賛するのが荒井昭二と言う存在である。 彼の友人には芸術家肌や職人肌、マニアの類など何がしかのこだわりある分野に一家言を持つ人間が多い。そういう人種にとって、単なる批判屋で終わらない深い知識と分析眼を持つ彼と言う理解者は得難い存在なのかもしれない。 そうでなくとも、この年頃の子らにとって、自らが熱中する話題で一緒に盛り上がれる相手というのは友情を育みやすい存在であろう。 最後に。 数多くの友人が登場する荒井シナリオだが、そのほとんどは彼の語る話の中で亡き者になっていることが多く、『荒井の友人』という称号はある種の死亡フラグとしての意味合いも兼ねていたりする。 [部分編集] 四八 富山県シナリオ「肝試し」、千葉県シナリオ「学校であった怖い噂」に登場。 名前と性格を借りてゲスト出演した「学怖」メンバーの一人である。 「肝試し」。 富山県ではなぜか墓場におり、肝試し中の小学生と遭遇する。そして、普通に挨拶して去っていく。ついでに、宿泊先の住職「萩中帯善」に担がれたことを教えてくれる。 貴重な正面からの笑顔を拝むことが出来、荒井ファンにはたまらないかもしれない? 「笠部辰寛」という祖父がいたことが判明する。父方か母方かは不明。 しかしこの笠部という男、萩中曰く「二年前に死亡した小学生」であり、二人の話が本当だとすると「どうして二年前に死んだ小学生に高校二年の孫が存在するのか」という疑問が生まれてしまう。 「学校であった怖い噂」 千葉県では「逆さ女」の話と、逆さ女の話を新聞に載せないで欲しいという内容のメールを坂上に送る。 載せてしまうと……。 『学怖inよんはち』では、定番「屋上」と相沢信彦の話を引っさげ参戦。 [部分編集] アパシー・シリーズ 旧作で書かれた様々な恐怖の中から、特に「生きている人間の怖さ」に焦点を当てたシリーズでは、語り部たちの性格もより一層破綻気味になっているが、荒井さんもその例にもれず、旧作のものを受け継ぎつつもマッドさが強調されたものになっている。 具体的には人形の話に代表されるような、どこか亡霊を思わせる不気味さや儚さがなりを潜める。 代わりに屋上の話を連想させる、良心や倫理をどこかに置き去りにした様な無機的な観察者の顔をする機会が増えた。 その様は、幼稚で利己的な好奇心のままに高度な理屈と弁術を駆使して相手をそそのかし打ちのめす、理路整然とした狂気の体現者とでも言うべき態と化している。 その一方で、普段の態度が気弱な本性を隠す仮面であるかのごとく人間関係に不器用な可愛らしさもクローズアップされるようになった。 彼のキャラ壊しは実は『学怖S』の時点から既にはじまっていたのだが、同人と言うフィールドに移ったせいかどうか、アパシー・シリーズにおいてその傾向は拍車をかけて加速する事になる。 [部分編集] VNV 『VNV』「ゲーマーの条件」、「かぐわしきにおひ」、「学校であった怖い話」、「岩下明美が語る飴玉ばあさん」に登場。 展開の都合もあって語り部たちのダークサイドが強化されている本作だが、彼もまた独りよがりの詭弁による理論武装で自己を正当化し、凶行も凶行と思わぬサイコになっている。 理屈に走り過ぎて良心と良識が欠落したようなサイコぶりと共に、愛玩動物の奇行を眺めるが如くの妙な愛嬌もまた、以降の彼のキャラクター像形成に大きな影響を与えていると言えるだろう。 「ゲーマーの条件」。 友人の「赤川哲也」と彼が謎の即売会で手に入れた謎の同人ゲーム『スクール・デイズ』の話をしてくれるのだが……。 前述した自己正当化のための理論展開が突き抜け過ぎていて恐怖や不快感を感じる前に呆気に取られてしまう人も多いだろう。 詳細は上記に挙げたふたつの項を参照のこと。 なお『VNV』において、常識や倫理を意に介さず自分ルールを押しつけて来るのは岩下さんもそうなのだが、彼の場合はその言動がどちらかと言うと思春期特有のアレな病気であり、迫力で岩下さんには到底及ばないどころか、お茶目さすら感じられてしまうのは如何ともしがたい。 「かぐわしきにおひ」。 話の冒頭で聞き手の「坂上修一」をはじめほかの出席者たちにも話を振りまくる風間さんだったが、因縁深い荒井さんもその例ではなかった。 さきほど荒井さん熱烈な主張に対しその風間さんから常識視点での皮肉をかまされるという、『旧作』の関係から考えれば憤死ものの屈辱を受けるくだりが存在するのだ。ほかの面々と同じく返答や反応は特に描かれていないが、果たして彼の心情やいかに。 なお、「七不思議の集会」では「風間望」の話がギャグパートであるのが通例である。 かと思いきや、今回の風間さんの話は上から目線が鼻につき、人によってはそれこそ不快感満載で笑えない代物になっている。 そのため代わりに荒井さんがギャグ畑に足を突っ込まされているのでは? と後になって思ったプレイヤーも多いかもしれない。 「学校であった怖い話」。 (執筆者募集中) 「岩下明美が語る飴玉ばあさん」。 (執筆者募集中) [部分編集] AMC1 「恵美ちゃんの殺人クラブ観察日記」に登場。 他の語り部たち同様に殺人クラブ部員として主人公「倉田恵美」の命を狙う。 ターゲットのことは実験のモルモットに似た認識でいるらしく、興味の赴くままに対象を観察するマッドな面を多く見せている。 ちなみに今回持ち出す凶器は『VNV』に引き続きチェーンや、イメージに合ったか鎌など。 語り部男性陣では最も小柄だが、輪にかけて非力な倉田たちにとっては彼もまた脅威の殺人鬼に他ならない。ある一幕では怪力と評される荒業も見せている。 「本編」ルート。 すべての分岐シナリオの起点となるルートである。 (執筆者募集中) 「坂上視点七不思議の集会」ルート。 (執筆者募集中) 「成りすまし」ルート。 「七不思議の集会」のお膳立てに乗せられノコノコと新聞部部室に足を運んだ倉田恵美のことをメンバーのひとりとして出迎える。 (執筆者募集中) 「倉田視点・七不思議の集会」ルート。 (執筆者募集中) 「新語り部集結」ルート。 (執筆者募集中) 「付き添い」ルート。 ギャグ補正を抜きにした、最も殺人鬼の脅威が色濃いルートである。 荒井もまた殺人鬼に怯える普通の女の子「倉田恵美」を脅かしながら、獲物として狩り立てていく。 (執筆者募集中) 「倉田家襲撃」ルート。 両親+愛犬一匹と暮らす一般的な二階建て家屋の倉田家を舞台として、各所に待ち受ける「殺人クラブ」のひとり。 (執筆者募集中) 「人間狩り」ルート。 このルートでは「殺人クラブ」の面々がひとりずつ順番を決めて倉田恵美を襲っていく。 荒井の手番は四番目であり、三番手の福沢が日野部長による粛清を食らって退場すると手番が回ってくるか、もしくは福沢の手を組んで日野に反抗しないかという提案に乗っかったあげくに返り討ちにされてしまう。 (執筆者募集中) [部分編集] AMC2 今回の持ちネタは「正しいフィギュアの作り方」。 創造主と被造物の淫靡な関係を描き、最後は美についての根源的恐怖にまで至る。 『AMC2』内で唯一飯島氏が直接手がけたシナリオでもあり、分量も最長。 各所に電話取材を敢行した結果誕生したと言う薀蓄を長々と述べる荒井さんの姿は彼に染み付いたモノマニア属性にとって一種の到達点だろう。 が、発言こそ極めて変態的ではあったが、今回の荒井さんはあくまで傍観者に留まる。主眼はあくまで「曽我秀雄」と言うマッド・アーティストである。 曽我くんが作中で行ったことを客観的に見れば倫理など軽くぶっちぎった暴挙だったが、荒井さんが当の彼に抱いている感情が親愛一択と言うのも面白い。 所々心理分析を挟みつつ、目的成就のためなら殺人を視野によぎったりもしていたが友情自体は揺るがないという器用さも見せている。 [部分編集] 学恋 攻略対象の一人として登場。 「図書室」で勉学に励みつつ、新作ゲームの開発にいそしむという日常を送っている。 (執筆者募集中) [部分編集] 学恋2 全編に登場。 全編で恒例の攻略対象としての参戦である。 新堂編「荒井」ルート。 あまり接点の無い二人の交流が描かれる。 屋上と言う愛する場所に彼はいつもいるのだが、意外なことに荒井さんは見るからにスポーツマンである新堂さんに話を持ち掛ける。 「男らしさ」と言われても笑わずに親身となって接することで、新堂さんとの間に尊敬できる先輩後輩の関係として、またそれ以上にかけがえのない友情を築くことができるだろう。 風間編「荒井」ルート。 「屋上」→「焼却炉」という、トラウマになった人も多いであろう死亡フラグのワンツーを食らって平然としている風間さんという衝撃の開幕となる。 「中山真美華」の言葉に乗って、荒井さんのことが気になった風間さんは荒井さんの精神世界に突入することになるのだが……。 そして、荒井さんの過去の心の傷と対面することになる風間さんだが、成功すれば彼の心を開くことができる。 今まで仲の悪いイメージしかなかったこの二人の間に一時であれ友愛の感情が目覚めるという珍しい展開である。 なおこのシナリオの中で荒井さんは私服姿を披露しているが、これは『アパシーミッドナイトコレクションvol.1』攻略本のインタビューに従えば親が買ってきたものを部屋着として採用しているだけと思われる。 岩下編では全編の攻略が相当進まない限りは登場しない。 演劇に必要な能力は高いのだが、少し機嫌を損ねるとすぐ退部するやる気の低さに加え、十一人中最も低い友好度と苦手な練習の多さが足を引っ張る――という攻略難易度の高い候補者となっている。 [部分編集] 特別編 語り部の一人として登場。 冒頭で話の切っ掛けをいくつか提示してくれると言う親切なやり方をしてくれる。 『VNV』「ゲーマーの条件」のような極端な話の運びは流石になかなか見つけられないが、主体性を持たないと馬鹿にされて終わることもある中々に難儀な人でもある。 今回、上から目線の物言いは健在だが、話の登場人物が愚かなことも多いので致し方ないか。 恒例となっている落下系の話については二パターン揃えている。こちらは深い人間考察が映える「誕生日プレゼント」と打って変わって『特別編』でも最高クラスの血腥さを誇る「プールの飛び込み台」。 また、スポーツ系の怪談であっても新堂さんとは話の運び方が違うことにも注目したい。 ⇒「早見・特別編/荒井昭二」 [部分編集] 追加版 引き続き語り部の一人として登場。 「正しいフィギュアの作り方」をはじめに荒井さんの奇妙で一風変わった友人関係にまつわる話を多く取りそろえることになった。 荒井さんという人格について真正面から見据えることになるシナリオ「影男」などは懐かしいサッカー部設定を踏襲しており、オールドファン向けにも「弱さとはなにか?」という命題にひとつの答えを出した名作である。 ⇒「早見・追加版/荒井昭二」 [部分編集] 学恋V (執筆者募集中) [部分編集] 新生 語り部の一人として登場。 同じく語り部のひとり「荒井規子」とはまさかの親子共演である。 ただし『新生』は舞台設定が無く個々の短編は完全に独立した形式であることもあって、この父娘が絡むことはない、残念。 「牧場奇譚」 夏休みの一ヶ月を使った青森の牧場での生活――という失礼ながら荒井さんには全く似つかわしくないと思われたシチュエーションの中で、牧場の人々、特に一人の男性「カズ」さんとの出会いと別れを描く。 冒頭で、危険な知的好奇心に基づいて行動するという自身の行動原理を明かすことで荒井さんらしさをアピールする流れはいつも通り。と思いきや、そのことを愚かと自嘲するような奥行きも備えている。 その理由は、カズさんと過ごした短くも濃密な時間を思えば納得かも知れない。 ついでに言っておくと、きつい肉体労働を一ヶ月間耐え抜いた根性もまた、意外性といった意味では荒井昭二の新境地として挙げられるかもしれない。 [部分編集] 月下美人 (執筆者募集中) [部分編集] 極 本作でも「七不思議の集会」は開かれるが、シリーズの主舞台である「鳴神学園」の露出度は控えめである。 なぜなら『極』は『四八』&『学怖inよんはち』の設定と、「年代不定の現代」を時代設定に据えたオリジナルの舞台設定であるため。そんな中、荒井さんは富山県からやってきた他校の語り部として登場する。 「飛び下り自殺の人体実験」 おなじみ『学怖(S)』から抜粋された根幹シナリオである。明記すべき点としては先に述べた通り、舞台が富山県の学校になっている点と新キャラ「真下弘美」の追加および『四八』との接点として「都市伝説家族」が出演している点が異なる。 「狂気山脈」 新堂誠の派生シナリオ「ゲーム実況怪談」から派生するシナリオ。 荒井さんの学校の所在地は名が示す通り日本でも指折りの山岳地帯「富山県」。いわゆる「荒井の友人」のひとりである「小野里順也」もまた、山に魅せられる者のひとりに過ぎないはずだった。 しかし、病に倒れた小野里くんは本来なら遊ぶはずもなかった登山シミュレーションゲーム『蒼天の白き神の座』にのめり込み、天険に挑み、山頂から臨む風景を、深淵を覗き込むことにすべてを投じるようになってしまう。 荒井さんは彼の凶行に気づいてはいたが、好奇心もあって止めることはなく、だからといって加担することもなく、病床の見舞いをする距離感から彼のことを見守っていた。 果たして、小野里くんが荒井さんに何を思っていたのかはわからない。しかし、元気だった頃の小野里くんが見せてくれる写真のことを、荒井さんが好きだったことは確かである。 このシナリオは『極』に散見される「クトゥルー神話」がモチーフとされる話のひとつであり、直接的に新堂誠の派生シナリオ「百点塾」と明確にリンクする。 また、創作物のハズだった存在が現実を侵食してくるというテーマにおいても共通するだろう。 (執筆者募集中) [部分編集] ドラマCD 七不思議の集会の語り部として登場。ファンからも評価が高い「正しいフィギュアの作り方」と「時田君の自主製作映画」を引っ提げ参戦。 今回のレギュラーメンバー全員に対して言えることだが、比較的おとなしめ。分岐が多くない事や、形式上の都合といえるだろう。もちろん彼も例に漏れない。 複数人での会話パートになると疑問点や意見を簡潔に述べ、無用なことは話さない。しかし落ち着いていながらも好奇心旺盛で多少の危険は顧みない所は健在。自分の手番になった時にもその部分は見え隠れする。 Disc.1「オープニング」。 坂上と倉田が新聞部を訪れた時に口火を切る。マイペースに喋るメンバーも多い中、必要な質問のみを端的にぶつけ、自分の事はあまり話さない。 そのため、このトラックを聞くだけでは唯一名前が判明しない語り部でもある(シナリオ集ではしっかりと表記されている。) ゲームでは基本的に語り部選択画面に移行してから初めて名前が分かることが多いが、今作は形式の都合上それがない。 また、今回に限り同学年の細田が常駐語り部でなくなり知人も特におらず、校内でも特別な有名人というわけでもない。加えて自己主張が激しいタイプでないことも手伝った結果なのかもしれない。ただ心配ご無用。各話の最初にはきちんと名乗っている。 Disc.5「正しいフィギュアの作り方」。 内容としては『AMC2』等に収録されている同タイトルのシナリオがドラマCD用にリライトされたものである。以前のものの詳細は「曽我秀雄」にて。 (執筆者募集中) Disc.5「時田君の自主製作映画」。 内容としては『学怖』等に収録されている同タイトルのシナリオをドラマCD用にリライトされたものである。以前のものの詳細は「時田安男」にて。 (執筆者募集中) Disc.8 エンディング type.A「うしろの正面」。 坂上の話す七話目を他の参加者達と共に聞くことになる。 Disc.8 エンディング type.A「ピクちゃん」。 (執筆者募集中) Disc.9 エンディング type.B「ワタシ、リカちゃん」。 (執筆者募集中) Disc.9 エンディング type.B「鬼ごっこ」。 (執筆者募集中) Disc.10 エンディング type.C「フクさん」。 (執筆者募集中) Disc.10 エンディング type.C「シミケン」。 (執筆者募集中) Disc.10 エンディング type.C「占い同好会にて」。 (執筆者募集中) Disc.11「シチュエーションCD」。 昼下がりの公園のベンチで読書をする「あなた」が気になった荒井は声をかける。 翌日、本に目を落とす「あなた」に対して、荒井は公園であったある残虐な事件の話をする。 その事件とは、女性のバラバラ死体が黒いごみ袋にくるまれて捨てられているが、右足だけ見つからないというもの。そして「あなた」の読んでいる本が被害者の父親により書かれた迫真のドキュメンタリーであるという。 (執筆者募集中) [部分編集] レトin (執筆者募集中) [部分編集] 秘密 「Twitter企画ルート」他多数のルートに登場。 「Twitter企画」ルートの時点で「福沢玲子」と「元木早苗」と並び、接触を持つ選択肢が提示されていた。 そのため語り部たちと首を並べて現れるルートに留まらず単独での出番も多い。 その場合は「視聴覚室」に置かれた謎の人形(?)を接点として坂上修一と出会うことになる。 件の人形は作品中で「殺人クラブ」「黒百合総合病院」などと並び、広く用いられたモチーフであるが、中盤に差し掛かってからの登場であるため、話がそこからまとめの方向に向かうことも多い。 その中で荒井さんは事情を深く知るものとして、事の裏で何が起こったかの解説役を担ってくれる。 「Twitter企画ルート」。 (執筆者募集中) 「行かないほうがいい」。 (執筆者募集中) 「行くべきだ」。 (執筆者募集中) 「「先生、好きです」と告白する」。 (執筆者募集中) 「そういえば……思い当たることがある!」。 (執筆者募集中) 「とりあえず助けよう」。 (執筆者募集中) 「これは……罠だ。黙って様子を見よう」。 (執筆者募集中) 「誰かを呼びに行った方が良さそうだ」。 (執筆者募集中) 「このまま大人しく成り行きを見守る」。 (執筆者募集中) 「臀部に出来物が出来て病院に行ったんだ」。 (執筆者募集中) 「福沢さんと旧校舎を調べに行ったんだ」。 (執筆者募集中) 「時田さんの映画に出演を頼まれたんだ」。 (執筆者募集中) 「僕は自分が死ぬことを選ぶべきだ」。 (執筆者募集中) 「誘いに乗って殺人クラブに入るべきだ」。 (執筆者募集中) 「こいつの口封じをしよう。それしかない」。 (執筆者募集中) [部分編集] ナポin 最終話「呪われたゲーム」に登場。 「村崎藍」の知る鳴神学園の都市伝説の登場人物として「荒井昭二」と共に彼の口から語られる。 大筋としては『VNV』と同じ経緯を辿って自宅での喧嘩に至るのだが、即売会で先に『スクール・デイズ』に興味を持ったのが荒井さんである点、噂で伝わる限りでは殺し合い直前に自分たちの愚かさに気づいて和解し日常に戻ったという点で異なる。 (ネタバレにつき格納) + ... しかし、今回の真相はまた異なる。 『スクール・デイズ』の正体は異世界(正体は不明だが、便宜上「ゲームの世界」と呼称する)の窓口となるゲームであり、荒井さんは赤川くん共々ゲームの世界に取り込まれてしまっていた。 「ゲームの世界」は内部に取り込んだその人と全く同じ外見の存在を代わりに外に送り出すため、事態が露見することがなかったというカラクリである。当の世界が具体的にどうなっているかは不明だが「ゲーム実況配信」を行うことはできるらしい。 というわけで、同じくゲームの世界の住人になってしまった福沢さんを交えて荒井さんと赤川くんは村崎藍を出迎えるのだった。絶望して現実逃避気味な村崎に対して上記の考察を気休め程度に教えてくれたが、当の荒井さん本人は現状をあきらめ気味に受容しているでしかないようである。 [部分編集] 荒井 全分岐に登場。 本作は全編「荒井昭二」が語り、その全てが彼の実体験である。そのうえ例外はあれど、ほとんどが彼が一年生だった時の夏休みにあった出来事。舞台が学校から離れることも多く、彼の新たな一面を垣間見る事ができるだろう。 (執筆者募集中) ⇒「早見・荒井」 [部分編集] 鳴七 語り部のひとりとして登場。 やはり知的好奇心を軸として行動する、危険な側面を持つ少年として描かれている。 やや厭世家な向きがあり、「キャラクター図鑑」では引きこもりなどと書かれているが、実際のゲーム中では率先として様々なことに挑んでいったり、友人付き合いの活発さからそういった印象を受けることはあまりないかもしれない。 根幹シナリオは一部分岐がオミットされた「牧場奇譚」であり、バリエーションが乏しいというわけではないが中編が多めに配置されているなど他の語り部と比較して異質な構成が際立つ。 また本作では伝聞形式に終始する怖い話を披露する機会が「細田友晴」と並んでほとんど存在しないのも特徴である。今回はさまざまな形での体験談や友人にまつわる話など、荒井昭二という個人に密接に関係する語りから彼の内面に迫っていことになる。 体当たり気味に危地を乗り越えていく点では『荒井』と共通するが、そちらと比べれば一歩引いた視点で突き放したような所見を述べることが多く、情の厚さや良識という意味では一歩あちらに譲っているかもしれない。 (執筆者募集中) [部分編集] 稲in (執筆者募集中) [部分編集] アパ殺 (執筆者募集中) 情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。 もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。 名前 コメント
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约翰·拉贝其人 [德]埃尔温·维克特 约翰·拉贝1882年11月23日出生在德国汉堡。父亲是船长。拉贝早年丧父,因 此初中毕业就离开了学校。他当了两年半的学徒,后来又在汉堡的一家出口商行当 伙计,为时一年半。经老板的推荐,他前往非洲东南部的葡萄牙殖民地莫桑比克, 在洛伦索马贵斯(译注:即现在的莫桑比克首都马普托)的一家享有盛名的英国公司 工作。在那里他学会了一口纯正的英语。1906年,他因染上疟疾,不得不离开非洲 回国。但是1908年他又离开了德国,这一次他踏上了前往北京的旅程。1909年,他 在北京和青年时的女友结为伉俪。他在中国生活了整整30年,其间只有一次短暂的 中断。刚到北京时,他在一家汉堡的公司工作。1911年,他转到西门子代表处,地 点仍然是北京。第一次世界大战期间,中国在协约国的压力下于1917年对德国宣战, 但是这段时间拉贝仍然留在北京。他很有策略地让中国官员相信,战争期间继续由 他来经营西门子驻北京代表处不仅符合他们自己的利益,而且也符合中国的利益。 在中国,要做到这一点并非不可能。 但是在1919年,中国在英国的压力下,将拉贝和其他德国人遣返回国。当时在 中国,人们是不希望看见来自德国的竞争对手的。仅仅过了一年,拉贝又上路了, 他途经日本,回到了中国,为西门子驻北京代表处重振旗鼓,不过这一次他以一家 名义上的中国公司作掩护开展业务,直至西门子洋行(中国)总部在上海获准正式开 张。开始的时候他在北京和天津工作。从1931年起,他担任西门子驻南京办事处经 理,那时南京已经是中国的首都了。1938年3月,西门子洋行将拉贝召回,把他调到 西门子在柏林厂家的管理部门工作,自那以后再也没有对他委以重任。拉贝65岁退 休,两年后去世,那是1950年1月5日。 如果约翰·拉贝没有在半年的时间中,一边兼顾洋行的日常业务,一边将个人 的安危置之度外去拯救25万中国人,那么以上介绍的生平就是一个普通海外商人的 生平,没有什么不同凡响,也没有什么惊天动地之处。 南京市把约翰·拉贝先生看作是仁爱的典范,将他的墓碑安置在城市的一个纪 念馆里。(译注:指侵华日军南京大屠杀遇难同胞纪念馆。1997年5月,拉贝的墓碑 由柏林运往这里) 谁要是以为中国没有仁,那就大错特错了。 弟子樊迟问他的老师孔子:“何谓仁?”“爱人。”孔子答曰。 孔子哲学的道德伦理核心就是仁,因此他一再反复提及这个概念。就对人的要 求而言,孔子所教导的,以及中国人民2500年来所领悟的,至今仍有现实意义。 约翰·拉贝是一个质朴的人,只要能做一个正派的汉堡商人他就已经心满意足 了。他乐于助人,谦逊可亲,充满理智,恢谐幽默。这后一点尤其体现在艰难困苦 的时期,他总有办法让自己心平气和地与别人达成共识。他从不高高在上,而是相 处随和。如果他有什么不满要记在日记里,他总是会在后面加上“其他人也同样如 此”或“别人比我条件还差”等诸如此类的句子。他在日记中提到的经常是一些身 处困境中的人,他是如何努力去帮助他们的。他把帮助危难中的人看作是自己的职 责,这也是他和周围的人的不同之处。 拉贝在中国有很多朋友,其中有德国朋友,也有外国朋友。他能说一口纯正的 英语,这一点我们已经知道了;不过他要写起法语来也是无懈可击的。他写了很多 书,大部分是关于他在中国的生活,书中还配上了照片和别致的幽默画。他的书大 多是纯个人的记录,从未发表过,虽然只是手稿,却装订成册。对中国的艺术,他 谈不上精通,可也略知一二。他在文学、音乐和科学研究领域没有专长,但是念上 几首感伤诗却能使他泪流满面。他心肠软,但却不外露。他是一个实干家,处理所 有的实际工作都非常得心应手。他对政治的兴趣平平,可以讲,他只对与中国、德 国对华贸易和德国的亚洲政策有关的政治有些兴趣。他是一个爱国主义者,在很长 一段时间内一直以为希特勒是要和平的。1934年,他在南京建起了一所德国学校, 当然不是为了自己的孩子上学,他的女儿那时已经完成了学业,儿子在德国南部的 一所寄宿学校念书。作为这所德国学校理事会的理事长,他必须得到帝国当局和德 国国家社会主义工人党的批准,申请教师和教学经费,为此他于1934年加入了国社 党。 他质朴忠厚,富于理性,幽默风趣,平易近人,广受称誉,却从不招摇;他以 仁爱之心待人,以仁爱之心待中国人,置个人安危于不顾,救他人于水深火热之中; 他日夜操劳奔波,不仅随时随地帮助别人,在救助过程中同时还能审时度势地处理 政治事务,表现出高超的组织才能和得体的外交手腕;他同美国朋友密切合作,经 常是冒着生命危险,为处在日本占领军下的25万中国人提供相对安全的保护。在当 时那样的情况下,拉贝竟然还能安排出时间来记日记,简直不可思议。 他的朋友对他交口称赞,中国人把他奉为圣人,就连遭到他不断抵制的日本人 也对他敬重三分。尽管如此,他仍然保留了自己以往的谦逊品质。但要是路遇不平, 他的和蔼与温和就会消失得无影无踪,他就会勃然大怒。他曾不容抗辩地用德语痛 斥企图强奸妇女的日本士兵,把卐袖标举到日本兵的眼前,揪住他,把他扔出院子。 听说他在家里也一直保持自己家长的权威形象。 他虽然谦逊,但有时也会表现出一点儿虚荣心,例如身着燕尾服,胸别各种奖 章,在柏林名摄影师的镜头前摆姿势弄表情。这一点还表现在《远东新闻报》的编 辑把拉贝自鸣得意的幽默话语删掉的时候。 拉贝1908年离开德国的时候,还是威廉二世皇帝统治时期。1919年他短期回国, 此时德意志帝国已处在共和国时期,但动荡的局势还没有平定下来。在汉堡,他看 见一个人被暴徒殴打倒地,他的性格驱使他上前把那人扶了起来,结果他也遭到了 殴打。 在柏林,西门子工人上街罢工的时候,他看见街上架起了机关枪,于是从那时 起他开始记日记,久而久之这成了他的一个嗜好。但是他的夫人并不怎么欣赏这个 嗜好,因为下班回家后,家里人常常会因为他记日记而和他说不上几句话。从他的 日记里我们经常可以发现他有一种忧虑,担心在动乱的年代日记可能会丢失。对他 来讲日记是一笔珍贵的财富,里面记录了他的时光和他的生命。 对在柏林的岁月,他是这样记录的: 接着发生了暴乱。我对家乡的政治局势一无所知,因此也就看不出个所以然。 后来我才明白,当时德国的实际情况比我自己感觉的要糟糕得多。我的左边是施泰 因广场音乐厅,里面是帝国国防军;我的右边是乌兰德大街的跑马场,里面驻扎的 是共产党人。到了晚上,双方交火对射,我只好和家人从卧室跑出来,在走廊上过 夜。柏林的日子很不舒服,那一段时间正好是总罢工,技术救援组织到处出动,填 不饱肚子的女大学生沦为娼妓,歌剧演唱家图几个施舍任人包唱,投机商囤积居奇 造成商品短缺,买荤油要凭票,西门子内部甚至还有专买皮靴后跟的票券。我是该 领的票都领了。布伦德尔是我西门子的同事,也是我的朋友,他有一次告诉我,西 门子城里有个地方可以买到各种豆子,价格便宜。我买了两大袋豌豆想带回家,但 偏巧赶上下雨,一路上又没有有轨电车,慢慢地袋子被雨泡软了。结果到家的时候, 豌豆只剩下了一半。我是一点也不适合于在柏林生活! 在电车上,一个姑娘饿昏过去了,我把我的食物分给了她一部分。在那个人人 日子都不好过的困难时期,还有一件事情在我的脑海里一直记忆犹新,西门子在上 海办事处的会计布朗先生回国休假,邀请我和布伦德尔,还有其他几个朋友一块儿 去波茨坦广场旁边的普绍酒馆喝杯啤酒,就酒吃的是他从老家巴伐利亚带来的小吃 ——白面包、香肠和黄油。当时在旁边有一个8岁左右的小姑娘,用围裙捧着火柴, 每盒要一个马克。我们酒足饭饱之后,布朗把剩下来的食物全部送给了这个小姑娘。 小姑娘突然大声哭了起来,将围裙里的火柴全部抛撤在地上,如获至宝似的捧着食 物奔向正在门口等候的母亲。我们的啤酒顿时索然无味了。 当我得到消息,可以重新回到中国发挥我原有的作用时,我不禁轻舒了一口气, 我想别人不会为此而责怪我吧。 此行到中国,拉贝一待就是20年,中间只有两次回国,第一次是在20年代,另 一次是在1930年,这一次回国是为了治疗感染引起的疾病。这次回到中国他被任命 为西门子驻中国新定首都南京的办事处负责人。在这之后他再次看到德国是1938年3 月,西门子洋行召他回国,把他送回了家。 南京从1927年起成为中国首都,1937年时,约有130万人口。西门子洋行在那里 设置了电话系统,为发电厂安装了涡轮机,并为好几家医院提供了医疗设备,由西 门子培训的中国专业技术工人负责设备的保养和维修。拉贝每天都能从中国的各部 委得到向西门子订货的合同。 当时南京有一家德国饭店,天津著名的基斯林-巴德尔糕饼店也在那里开了一 家分店,以大使特劳特曼为首的德国大使馆从北京迁到了南京,其他国家的大使馆 也开始在南京忙于建馆。“远洋通讯社”从南京播发的是有关中国政治方面的报道, 而与此同时上海则是中国的经济中心,这就像华盛顿和纽约之间的关系。 在南京实施统治的是最高统帅蒋介石,他的意愿是要给这个被拥有私家军的各 路军阀弄得四分五裂的国家带来统一和现代化。当时还有一个割据的延安地区,毛 泽东经过闻名于世的长征在那里建立了自己的根据地。 南京那时驻有大约30名~40名德国军事顾问,全是退役军官,有些人还带有家 眷。蒋介石是从1927年开始把他们招聘到中国的,并和他们签有私人聘用合同。这 些德国军事顾问的任务是把蒋介石的军队训练成精锐部队,既能和毛泽东的革命军 队抗衡,也能抵抗日本军队。 1934年和1935年期间,这些顾问的总负责人是退休大将汉斯·封·泽克特,他 曾经是魏玛共和国时期的陆军总司令。排在他后面的是亚历山大·封·法尔肯豪森 将军。他们开始着手训练几个精锐师,正是这几支部队在1937年的秋天长时间地抵 抗了强大的日本军队。 南京的德国军官在一般情况下不大和外界交往,最高统帅蒋介石专门建造了一 个住宅区供他们居住,他们在那里的生活同德国军官俱乐部的生活没有什么两样, 他们中的大部分人只签约几年,对中国、对这个国家的土地和人民及其文化与历史 很少感兴趣,他们更多地谈论的是个人的履历、调任、军务和他们的战争经历。他 们在政治上观点不一,来自不同的阵营,因此有时会发生纷争,封·泽克特只好为 他们专门成立了一个名誉法庭。 在南京的外国商人,在中国常常一待就是好几年,对他们来讲回国返乡的道路 是遥远而又漫长的。当时全中国只有一条航线,经营者是汉莎公司的子公司欧亚公 司。当时中国和欧美之间没有直接的空中航班。要到德国,多半要先乘船从上海到 热那亚,在那儿下船后转乘火车到德国,整个行程大约要4周~6周。如果走西伯利 亚铁路大约只要10天~12天,尽管如此大部分人还是愿意乘船,这要比火车舒服得 多。 1930年拉贝最后一次离开德国后,他的祖国都发生了哪些变化,他是很难想象 的。关于希特勒的掌权、罗姆叛乱和德国政治气候的翻天覆地的变化,他全都只是 通过报纸了解到的。他阅读的报纸有英国人在上海发行的《字林西报》,这是当时 中国最像样最重要的英文报纸;他还订阅了也是在上海出版的德文小报《远东新闻 报》,这家报纸基本上只转载官方的德国新闻社或远洋通讯社播发的消息,因此在 内容上紧跟帝国宣传部的精神。 《远东新闻报》对德国、德国元首和德国党的报道是一片赞扬。不过即使是 《字林西报》,除了有时态度有些傲慢外,总体上讲对德国及德国的政策还算是友 好的。德国本土来的报纸到了南京的时候已经过去了两三个星期,没有什么意思了。 这些报纸也只是报喜不报忧,例如经常报道的有“民族的崛起”,“从凡尔赛屈辱 的束缚中解脱出来,不再偿付战争赔款”,“1918年战败后,德国要求和其他国家 平起平坐,现在已经做到了这一点”等等。犹太人经常受到袭击,但是为什么会这 样,云集在中国的各种民族、各种国籍的国际商业界对此并不明白。开始的时候德 国报刊很少报道实际上已经在德国进行的反犹运动,《字林西报》对这方面也从不 报道,国际新闻界当时在很长一段时间内普遍认为希特勒的反犹政策只是德国国内 政策的一个令人不快的话题,外国不应对此指手划脚。 国际新闻界更感兴趣的是德国的外交政策和经济政策,以及德国的扩军;1938 年后的忧虑所在主要是希特勒的政策会不会导致战争。30年代末期,越来越多的犹 太人流亡上海,这个时候在中国才能了解到一些德国犹太人遭迫害的具体情况,人 们开始对实际情况有了具体的了解。 约翰·拉贝在中国生活了近30年,他的家乡与其说是德国,不如说是中国。他 属于那种富有传奇色彩的老中国通,说一口纯正的英语,但不会说中国话,和中国 人交谈却用洋泾浜英语,他们能用中国人的思维方式进行思维,理解中国人,而且 也欣赏和热爱中国人。这些中国通的商人们对中国有说不尽的奇闻轶事,道不完的 经验感受,言不了的亲身经历。他们能形象地说出中国以及中国人的独特之处具体 表现在什么地方。这些人如果回到对他们来讲已经变得十分陌生的家乡,他们反而 会很难适应故土的生活。约翰·拉贝也是这样。 在南京的时候,他的一家人都十分好客。1936年秋,我在美国一所大学学成归 国,途经日本和中国,囊中羞涩,却又想什么都看看,什么都了解了解。在山东省 我看望了一位出色的德国人克里克尔先生,他久居此地。当时这个地区被逃兵盗匪 闹得鸡犬不宁,强盗们还抢劫了上海快车,这个事件后来被拍成一部轰动一时的电 影。克里克尔在这里负责经营一家中国公司的矿山,他在这家大型企业里给工人们 开办了许多社会性机构,企业在他的领导下,变成了在德国都可以堪称模范的企业。 他帮我写了一封介绍信给约翰·拉贝,告诉我,我可以住在拉贝家,拉贝会向我介 绍许多有关中国的情况。 11月底的一天,一大清早,天刚蒙蒙亮,我乘坐的火车就到达了浦口火车站。 我坐渡船过了扬子江,要了一辆人力车,经过南京市雄伟的城门,来到了拉贝的家。 这是一座简陋的别墅,副楼是办公室。里面的人还都在睡觉。我在街上来来回回走 了好几圈,到了早饭的时间,我按响了拉贝家的门铃。 约翰·拉贝和他的夫人立即让人为我摆上了一套餐具,并且在客人的房间里为 我铺了一张床。他们留我在他家过了一个星期,比我原先计划的还要长。我们一块 儿去电影院看了一部美国电影。晚上我们总是坐在客厅里,听拉贝讲述他在中国的 岁月,关于中国人的情况,中国人的思维方式和他们的行为举止,拉贝还介绍了中 国许多奇特的国内政策和蒋介石的政府以及这个国家的腐败情况,德国的军事顾问 当然也是话题之一。他甚至还亲身经历了清朝末年和臭名昭著的慈禧太后的最后时 光,德国保护区胶州湾和青岛市的建设也是他阅历的一部分。 约翰·拉贝介绍得非常详细具体,他还专门解释并强调说明了中国人身上那些 我们外国人很难理解的东西。他把日记里的幽默诗句和对中国佣人生活的观察、他 们的家庭生活以及中国人的商业习惯念给我听。那个时候没有电视机,所以晚上有 很多时间聊天。 我向他介绍了美国的情况和我在满洲一路上的所见所闻。听我说到日本人的卡 车是如何在北京城和享有中国政府特许治外法权的公使馆区横冲直撞的时候,他顿 时火冒三丈。 和在中国的其他德国人一样,他对希特勒亲近日本人也是忧虑满腹。德国驻伦 敦大使里宾特洛甫(译注:纳粹战犯,1938年起任德国外交部长,1946年被纽伦堡国 际军事法庭判处绞刑)在没有外交部参加的情况下主持并签署了反对共产国际协定就 很能说明问题。对希特勒要从中国撤走德国军事顾问的传闻,拉贝不以为然,因为 这些顾问和中国政府签定的是私人合同。但是到了1938年,希特勒还是迈出了这一 步,里宾待洛甫对这些军事顾问和他们的家人威胁说,如果不立即回国,“后果十 分严重”,所谓后果就是没收财产和株连亲属。关于德国的局势我们谈论得很少。 不论是他还是我都不愿触及这个话题。关于他是国社党党员,曾临时代替大使馆参 赞劳膝施拉格尔担任过地方组织负责人一事他只字未提,他可能觉得这只是形式上 的事情,不值得一提。这个方面的情况我是在战后过了很长时间才听说的。 拉贝一家对我十分关心,让我很感动。我在山东的时候换了一部分钱,但是南 京没有一个地方肯收这种货币,因为这是华北的一个军阀自己发行的货币。据拉贝 的说法,他找到了一家肯帮我把钱换成流通货币的银行。直到今天我都在怀疑,他 是不是用自己的钱帮我把钱给换了下来。 拉贝夫妻俩开车带我去了明孝陵,这是中国14世纪明朝开国皇帝朱洪武的陵墓, 我们还参观了共和国的缔造者孙中山的宏伟陵墓和南京城的其他历史名胜。有的时 候他们也让我独自到城里的各个地方走走。南京的有些城区看起来根本不像城市, 在市中心有几个部委的大楼规模挺大,却并不好看,城市有宽阔的街道和广场,有 一个广场被南京的德国人称为波茨坦广场,还有一个被称为巴伐利亚广场。但是尽 管如此,城区的很多地方仍然是农田、河湖和荒草地,在这些地方看不见一栋房子。 紫金山、玄武湖和整个石城南京都为雄伟壮丽的城墙所盘桓,这就是明朝开国 皇帝下令建造的首都城墙,它是世界上最大、最长的城墙,据说有20万人参加建造, 历时20年。它总长34公里,也有人说是40多公里,从北城门穿过城市到南城门有10 公里之遥。在明朝皇帝下令建造城墙的时候,这座城墙的规模对当时的城市来讲是 太大了,在那么长的城墙沿线上驻扎护城军队,简直要用掉全部的军力。南京尽管 有引以为自豪的城墙,还是多次被攻破,数次被摧毁,最近一次是在1864年(译注: 指这年 7月19日,清军用火药炸塌城墙20余丈,突入缺口,致使(太平天国)天京陷 落),在那之后,南京城就一直没有完全从大规模的毁灭中恢复过来。 有一次我按照拉贝的指点,独自一人在城墙上散步,城墙约有16米高,顶部约 有12米宽。仅城门就是一个巨大的要塞工事,它由数道前后排列的城门组成,各城 门间都有内院,这样即使第一道城门被突破,敌人也会被第二道城门挡住,并被围 困消灭掉。城墙的顶部相当宽,甚至可以两辆汽车并行还绰绰有余。 原来的城墙保留下来的有三分之二,城墙蜿蜒几乎直通到扬子江边上。扬子江 在南京一段江面仅宽1100米,海船从扬子江的人海口往上,驶过南京城,可以一直 航行1000多公里。江水在这里打了个弯,南京城就位于这折弯处,扬子江如同一只 手保护着南京。站在城墙上可以俯瞰南京全貌,一切都遮蔽在青山绿水翠林碧野之 中,几乎不见城池踪迹。 这时我发现在城墙上蔓生的高高的荒草丛中有一顶浅红色的童帽,我随手拣了 起来,立即又吃惊地扔在地上,原来这顶帽子是放在一个孩子的后脑勺上,孩子的 头部已经腐烂了一半,最不忍目睹的是上面的又白又肥的蛆虫。 晚上,当拉贝的夫人出去的时候,我把这件事告诉了拉贝。他显得非常激动。 他说道:“在上海,这种事情是天天都能遇到的,每天早上都可以在街上看见 在寒夜里被冻死的穷人,但是这里是南京,我们不允许尸体就这么随处乱扔!” 第二天早上,他给警察局长打了个电话。那是1936年的11月。一年以后他的日 记里写道:“汽车简直就是碾着尸体开过去的。” 但是在1937年那年的12月份,当他写下以上文字的时候,他自己已经可以说就 是警察局长了,或者说他就是南京市的市长了。 对事情怎么会发展到这一步的来龙去脉,他在日记里作了记述。在战争期间, 他誊清了自己全部的日记,附上了文件、自己起草的通告、致各大使馆的信函、布 告、报刊文章、信件和照片等。由于盖世太保强迫他保持沉默,禁止他发表有关这 方面的文章,因此他为了保护自己不受迫害,为自己日记的誊清稿撰写了下面的前 言: 这不是一本消遣性读物,虽然开头部分可能会给人以这样的印象。它是一本日 记,是一个真实情况的报告。我写这本日记并且把它整理出来,不是为公众,只是 为我的妻子和我的家人。假如有朝一日它适宜出版的话,必须事先取得德国政府的 同意,但今天由于不言而喻的原因是绝对不可能的。 盟国肃清纳粹法庭复议庭 认定拉贝为非纳粹分子的判决 现在从事口译工作并且有时被西门子公司临时聘用的拉贝在中国生活了很长时 间,并且于1934年在中国加入德国国家社会主义工人党。他当时在南京建立了一所 德国学校,有必要获得德意志帝国的支持,因此他必须加入该党。1935年约翰·拉 贝临时担任了该党南京地方组织负责人。当时在中国的德国人并不了解国社党的罪 恶目的和犯罪行径,有关这一点,证人的证词可以证实。南京安全区在日本人突破 防线的时候建立,在美国人和英国人的请求下拉贝担任了该委员会主席。作为委员 会主席他似乎是使得安全区避免了日本人轰炸。1938年拉贝回到德国,途中他作为 贵宾乘坐了英国“蜜蜂号”炮艇到上海。拉贝在德国作了数场关于日本人残酷非人 的战争行径的报告,因而被盖世太保逮捕,并被禁止进一步从事有关这方面的活动。 战争期间,拉贝的工作是负责照料西门子驻外工作人员。 阿尔夫雷德·霍普和阿尔贝特·阿尔姆布鲁斯特与拉贝一起在中国待过,而且 不是党员,这两个证人以及所获得的可代替宣誓证词的陈述词均能证明以上的全部 内容,特别还要考虑到的因素有,在1934年的时候,国家社会主义工人党的政治和 帝国主义目的在中国尚不被人所知。 鉴于以上所述,同时也尊重上述人所具有的人道主义的和社会的观念,委员会 经多数票通过,支持认定其为非纳粹分子的提议。 占领区委员会 主席 签字:杨克 拉貝日記index
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[サレ夫]精神病のフリの嫁[結果不明] 怪しいぞ!嫁の不審な行動を監視するスレ14日目 http //watchwife.s251.xrea.com/1160665933.html 778 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 09 19 46 信じたくないけど、家の嫁さん、浮気してた。 781 :778 :2006/11/02(木) 10 37 31 嫁さんが妊娠しました、自分の子じゃありません。 自分は、子種はないんです。 嫁さんには黙ってましたが、検査済みです。 無精子症なんです。 嫁さんは、赤ちゃんできたとはしゃいでます…。 783 :778 :2006/11/02(木) 10 43 16 精神的ショックで立ち直れません。 あんなに可愛い嫁さんが、俺を騙してるなんて… 784 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 10 45 22 嫁さんは無精子症なの知らないの? 無精子症でもまったくゼロってことはないんじゃないの? 785 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 10 46 42 妊娠は確実なのか? 786 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 10 47 33 可愛いから浮気されるんだろうよ ブスなら 誰も相手にしない うちの嫁みたいになwwwww 787 :778 :2006/11/02(木) 10 48 08 784 はい、嫁さんは知りません。若い時のおたふくかぜが原因です。 自分ひとりで検査して誰にも言えないままでした。 自分の場合はゼロでした…精巣の中にもいないので無理だと断言されました。 788 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 10 48 26 あぁ、無精子症だとゼロなのか。乏精子症ではないんだよね? 789 :778 :2006/11/02(木) 10 49 35 785 はい、確実です。病院から資料もらってはしゃいでます。 786 今は、それが羨ましいとさえ思えます。 790 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 10 50 06 787 残念だが、診断書もらって見せるしかないだろな…。 子供欲しいなら、そのまま自分の子として育てるのもアリだとは思うけど。 791 :778 :2006/11/02(木) 10 50 50 790 子供は欲しいですが、嫁さんが浮気してできた子を育てるなんて… できないと思います。 792 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 10 51 37 無精子症なのを嫁に黙ってたって、 離婚の不利にならないのかな。 793 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 10 52 26 ところで、嫁さんの妊娠は何カ月? 計算してあう日数近辺でセックスしてる? 797 :778 :2006/11/02(木) 10 53 32 792 それは、自分が悪いです。結果に自分もショックでとても人に言えなかった。 特に嫁さんには、離婚されたらと思い 言えないままズルズル来てしまいました。 離婚したくないです、こんなになっても嫁さんが好きなんです。 馬鹿ですよね。 799 :778 :2006/11/02(木) 10 55 17 793 妊娠3ヶ月です。性生活はいつも通りに定期的にあったので 計算が合わないという事はないです。 800 :778 :2006/11/02(木) 10 56 35 再診断ですか…そうですね、受けてみます。でも無理だと思います。 もう3件で受けて、全て同じ答えでした。 九州の名医まで訪ねた事があります。それでも結果は同じでした。 801 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 10 57 31 800 3件とも同じ回答なら受ける必要もないだろうな 802 :778 :2006/11/02(木) 10 58 27 801 はい…多分何度行っても答えは同じだと思います。 811 :778 :2006/11/02(木) 11 03 16 診断書ならもう山ほど持ってます。 どうしたらいいですかね…やはり嫁さんに事実を話し 嫁さんからも事実を聞く形しかないですよね… 離婚になるんですかね。悲しいです。 817 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 11 08 15 このまま続けても不信感からいつか爆発するだろうし 子供も可愛がれないだろ 嫁に話しておろしてもらって二人で生きていくか 結婚前に言わなかったのは不利にはなるな~ 821 :778 :2006/11/02(木) 11 11 40 817 はい、そうですよね。色々話し合うしかないですね。 ただ、結婚前には自分も知らなかったんです。 なかなか子供ができないという話を実家でしていて その時に、そういえば、子供の頃におたふくかぜで髄膜炎になったし 一度調べてみたら?と何気に言われたののが気になり調べた次第です。 829 :778 :2006/11/02(木) 11 16 57 皆さんありがとうございます。話し合いは避けては通れない道ですね。 今日、嫁さんと話します。診断書を見せて事実を話します。 851 :778 :2006/11/02(木) 11 28 45 嫁さんの診断書や詳しい資料は目を通してません。 話を聞いただけです、呆然と聞いてたので途中で記憶もあいまいな くらいです。 ただ、妊娠三ヶ月に入ったばかりだと言ってたのは覚えてます。 866 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 11 47 32 色々なご意見ありがとうございます。 今から話してみます。また報告させてください。 トリップつけてますのでよろしくお願いします。 906 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 13 43 09 少し報告します…。 嫁さんに、子種がない事を診断書と合わせて説明しました。 なので、どうして妊娠したのかがわからない、説明して欲しいと言いました。 じっと観察してましたが、嫁さんはかなりの動揺をしてました。 そんな馬鹿な、診断が間違えだと言い張りました。 そして私が信じられないの?疑ってるの?と泣き出してしまいました。 信じたいから、一緒に病院に行って欲しい、そして鑑定を受けて欲しいと 頼みました。 嫁さんは、信じてるのに鑑定なんておかしい、信じてない証拠じゃないと ずっと泣いてました。 何だか、自分が悪い事をしているような気がしてきました。 今も泣いて部屋に入ったきりです。 907 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 13 44 37 906 信じてないなら鑑定なんて再度うけねーだろハゲ!と言いましょう 909 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 13 48 26 907 すみません、少し意味がわかりません。 913 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 13 50 13 本当に浮気をしてたんでしょうか。何かとても信じられない気持です。 933 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 14 03 03 嫁さんに、もう一度一緒に病院に行こうと言いました。 万が一にも自分の診断にも間違えがあるかもしれないし 2人で一緒に行こうと言いましたが駄目でした。 泣きながらも、私が妊娠してるんだから、あなたが精子がないわけ ないでしょ?それが全てじゃない、何でそんなに酷い事を言うの? と言われました。 938 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 14 05 25 携帯取り上げろ! 939 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 14 05 26 はい…自分の方が正常な気持でいられないです。 これから先の進み方も未来も何も見えてきません。 元はと言えば、子種がない自分も悪いんです。 何もかも嫌になってきました。 941 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 14 07 29 938 すみません。そういう乱暴なことをする気持になれないんです。 子種がない事を隠し続けて生活をしていた罰が当たったのだと思います。 考えてみると恐ろしい事をしていました。 980 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 14 37 32 喜んでくれると思ってたのに、いきなりこんな言いがかりをつけるのは 酷い、そんなに望まない子なら堕ろせばいいでしょと言われました。 言いたくはなかったのですが、魔が差して浮気したというような事は ないのか聞いてみました。あるなら正直に話して欲しい そして2人でこれからの事を話合おうと言いましたが 浮気なんて酷いと否定してます。 やはり、自分が間違えなんじゃないかと思うくらいです。 こんなに嘘がつけるものでしょうか? 嘘だとしたらこれは演技という事ですよね? そんな事ができるものなんでしょうか? 994 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 14 43 16 携帯を見せてもらいました。 何の履歴もありませんでした。 この嫁さんを見てて、これが演技だとしたら 怖いです。人を信じられなくなります。 -------------------------------------------------- 怪しいぞ!嫁の不審な行動を監視するスレ15日目 http //watchwife.s251.xrea.com/1162445250.html 6 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 14 46 25 引き続きお願いします。 やはり自分だけでは正常な判断ができる自信がありません。 良い年して情けないですが、親に来てもらう事にします。 34 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 14 55 27 嫁さんには黙って親に電話しました。 詳しくは言えないけど、すぐ来てくれないかな、離婚するかもしれないんだ と言うと驚いてましたがとりあえず今から来ると言ってくれました…。 夕方くらいには着くんじゃないかと思います。 考えましたが、親が来る事を嫁さんには言わないでおこうと思います。 飛び出して行かれたりがあるかもしれないと思いました。 嫁さんの方の親は、歩いて来れるすぐ近くに住んでいるので自分の親が 到着してから連絡しようと思います。 皆さんのアドバイスを聞かないわけじゃないんです、すみません。 ただ、頭の整理が上手くできず、後手後手に回ってすみません。 今後もよろしくお願いします。 40 :名無し@話し合い中 :2006/11/02(木) 14 57 25 携帯のアドレス帳とか調べられる事全部調べたのか? 43 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 14 58 46 40 履歴とアドレスは見ました。ほら何もないでしょうと取り上げられました ので長く見たわけじゃありません。 241 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 21 57 55 遅くなってすみません。 両方の両親も揃って話合ってました。自分の病気の事、嫁さんの妊娠の事 全てが両親達を驚かせる事ばかりでしたが、何とか伝えました。 伝え終えた所で、それじゃあなたの診断が間違えてたんでしょ?それしかない じゃないと言う4人の一致した意見でした。 それならもう一度、一緒に病院に行けばいい事だからと。 おめでたい話じゃないのと皆、笑顔でした…。 ですが、嫁さんが一言、行きたくない…と言ったので話は長引く事になりました。 何故行きたくないのかという問いかけに、疑われてるみたいで嫌だと。 疑ってない、自分ももし診断が間違えてたならこんな嬉しい事はない、だから 行こうと説得しましたが、のらりくらりと言うか、嫌だと泣いてしまいました。 その様子を見ていて嫁さんの親が、うちの親の手前もあったのでしょう あんた、行かないと余計に疑われるよ、疚しい事じゃないなら行けるじゃない 何を変な拘り持ってるの?と口火を切ってくれました。 自分の母親も、是非2人で行くようにと言い、しぶしぶですが行く事に納得して くれました。明日予約を入れて、一緒に行ってきます。ご心配をおかけしました。 246 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 22 02 22 明日は祝日ですね…気が焦って仕方ありません。 奇跡が起きていればいいのですが。 ただ、自分の親が帰り際にこそっと、何かあるねおかしい…と ボソっと言ったのが気がかりです。悪い予感がしたのでしょうか。 250 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 22 07 25 はい、わかりました。すみません、病院に行ってくれると言ったので 気が緩んでいました…。 でも、その割には嫁さん、ずっと沈みっぱなしです。 260 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 22 16 21 事実がどうなのか、知りたいような知りたくないような気分です。 万が一にも自分の子だったらそれはもう嬉しいです。 ですが、その場合はこんなに疑ってしまってどう謝罪していいのかとも 思います。 携帯は持ってると思いますが…。確認はしてません。 もう携帯はいいです、とにかく病院に行けばはっきりとすると思います。 266 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 22 19 35 ご忠告ありがとうございます。確かに認めたくない気持が大きいのかも しれません。それは素直に認めます。 272 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 22 22 59 そこまで考えないといけないのでしょうか?そんな怖い事を…。 277 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/02(木) 22 26 29 すみません、嫁さんに話があると言われました。 また報告には後できます。 397 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/03(金) 17 16 56 遅くなってすみません。 なかなか1人になれなくて書き込みができませんでした。 昨日の嫁さんからの話というのには愕然としました。 まず最初には、妊娠という話は嘘だった、驚かせようと思って 冗談を言ったのに、大きな話になり引っ込みがつかなくなった。 そのうえ、自分が無精子症だと知り、驚きとショックでパニックになった。 だから、本当は妊娠をしてない…という話でした。 愕然としましたが、ここの意見も見ていましたので もしかして、それこそが嘘なのでは…?という疑問もわいてきました。 それで、それでも一応念のために病院には行こうと言いました。 ですが、行く意味がない、行かなくていいと頑なに拒否されました。 398 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/03(金) 17 19 23 ネタですか…そうだったらいいのですが。 そう思われても仕方ないですね。すみませんでした。失礼します。 578 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 00 56 35 皆さん、すみません。ネタと言われてもう来ない方がいいかと勝手に 思い込んでしまいました。 ずっと気にして下さってる方がいて申し訳ないです。 ここを今日のお昼に読んで、一大決心をし、薬局で妊娠検査薬を買ってきました。 それからずっと、試してくれ、嫌だの押し問答してました…。 嫌だと言うのは、何か疚しいからなんでしょうね。 いくら騙しやすい自分にもそれくらいはわかりました。 それで、嫁さんに、それならもう信用はできない。 浮気して妊娠したとしか思えないよという事を告げました。 すると、今度は急に、最近自分で自分がわからない時がある 夢遊病みたいに、自分じゃない時間があるみたいで もしかしたら、自分の意識ではなく、他人になってる間に 何かがあったのかもしれない…。よくわからないと泣くんです… こっちが泣きたくなるくらいです。 581 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 00 59 43 すみませんでした、落ち込んでる時だったので過敏に反応してしまいました。 584 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 01 06 19 いえ、ありがとうございます。これからどうなるのか自分でも見当が つきませんが、冷静に考えていきたいと思います。 嫁さんが、信じてもらえないかもしれないけど、 寝ている間に悪魔のような者からレイプされたとまで 言い出しました…。唖然です。 585 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 01 07 32 携帯は別に取り上げてはいません…もう一度見せてと言いましたが 拒否されました。拒否した後に自分で二つに折ってました。 594 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 01 10 47 そうですね、産もうとしてたんですよね…。 それを今は悪魔の子かもしれないとは。 しっかり、現実を見て対処したいと思います。 遅くにすみません、ありがとうございました。 660 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 12 29 55 こんにちは。もううんざりです。嫁さん、ずっと狂ったふりをするんです。 それも自分が見てる時だけです、わざとに目の焦点をはずしたり 鼻歌を歌いながら歩き回ったり…演技です。 自分が違う部屋に引っ込んでこっそり観察してたら 普通に、テレビ見て笑って、録画とかの操作もできて 本も読んでます。なのに自分が部屋に入ると急に狂ったような目付きを するんです…もう嫌です、ここを出ます。 670 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 12 53 06 すみません、アドバイスを聞いて両親、嫁さんの両親に連絡をしました。 今からここに来てもらいます…狂ったふり、するんでしょうか? 676 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 12 57 05 いえ、ふりをしているのは自分にもわかります。 親が来てもするのかなと思ったんです。 すみません、録音機はありません、ビデオはありますが 撮影するとばれると思います。 677 :名無し@話し合い中 :2006/11/05(日) 13 00 32 携帯に録画機能ついてないのか? 679 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 13 01 30 677 ついていますよ、でも、目の前で携帯でも撮影してると変じゃないですか? 683 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 13 04 46 別の部屋からとるにはちょっと角度が難しいです。 両親が来たら全てを話します。 自分が浮気を疑ってることも正直に言います。 無理です、今の嫁さんを見ていて一緒に生活する気にはなれないです。 691 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 13 13 13 両親達が来たら、買ってある妊娠検査薬を出して皆の前でしてもらいたいと 思ってます。それができないと言うのならもう離婚の話も出したいです。 信頼できない人とは一緒には暮らせません。 それに、悪魔がなんて事まで言い出すとは…普通じゃないです。 さっきお花が綺麗ですねと、ぬいぐるみに向かって話かけてました、 それで後ろから、親が来るからと話かけたら はー?何でよ、何でそういう事するわけ?と もう全く正常な顔をしました。正常なんだ?と聞くと また、熊ちゃん怖いでちゅ…と始まりました。 とにかく外に出さないように見張っておきます。 693 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 13 14 30 はい、ありがとうございます。 今日結論が出ないのはわかってますが、嫁さんを両親に連れて帰ってもらいます。 家の中の片付け、重要な物の確保も嫁さんがいるとできないんです。 702 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/05(日) 13 25 29 すみません、698は自分です。パソコンの調子が悪く、時間がかかったり トリップが一回づつ外れたりします…気をつけますがご了承ください。 912 :778♯魔物 :2006/11/07(火) 22 13 11 こんばんは。書き込みできなくてすみませんでした。 とてもパソコンが触れる状況じゃなかったので許してください。 今日から1人です、嫁さんは、実家に帰る事になりました。 妊娠してました…嫁さんの書類を探って病院を突き詰めました。 父親教室というものがあるんですね、その案内みたいなものが あったので、それに申し込む名目で出向くと、おめでとうございますと 言われました…。それを嫁さんの家族に告げ、事実だから後は病院で 確かめて欲しいと言い、どういう話合いがあったのか 今日、実家から迎えが来て嫁さんも仕方なく帰っていきました。 これからは、離婚に向けた話になると思います。 先日の両親揃っての話合いの場では、話にならず狂ったふりばかりを 披露され、結局連れて帰ってもらえなかったんです。 そのため、書き込みもできずにすみませんでした。 913 :名無し@話し合い中 :2006/11/07(火) 22 14 20 志村ー! 915 :778 ◆B6/UlEO6Sc :2006/11/07(火) 22 15 09 志村ってなんですか? 917 :778 ◆bknIp0a9D. :2006/11/07(火) 22 16 31 すみませんでした、半角にするのを忘れてました。ごめんなさい。 920 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 19 45 何でわかってしまうのでしょうか? 922 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 26 02 でも変えたのに、918さんにまた見破られてしまってます。 今度は大丈夫でしようか? 925 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 31 02 はい。話は上に書いたとおりなんです。 それで、今日からは1人になりました。これからどう話を進めていけば いいか両親とまず相談しているところですが、自分も両親も離婚するしか ないという気持です。 嫁さんの方の両親も、一部始終を見てるので反対はしないのではないかと 思ってます。後は、嫁さんがすんなりと認めてくれればいいのですが。 926 :名無し@話し合い中 :2006/11/07(火) 22 31 55 925 相手の特定はできたの? 928 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 35 54 926 それはできてません。嫁さんしか事実はわからないので。 何しろ、ずっと狂ったふりでまともな話になりませんでした。 皆の前で妊娠検査薬を差し出したのですが、それを噛みだしたり 奇声を上げて、オウムのポーズみたいな感じでピョンピョン飛んだりと 自分だけの時よりも酷い姿を見せていました。 本当に演技じゃなくおかしくなったのではないかと思ってしまうほどでした。 931 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 39 30 はい。一応ですが、両親はまず仲人さんと一緒に週末にあらためて むこうの両親に会う予定でいるようです。 自分はその場には来なくていいという話でした。 こっちの気持と意思を伝え、こじれるようなら弁護士を立てるしかない だろうという話になってきてます。 932 :名無し@話し合い中 :2006/11/07(火) 22 39 50 振りだとしても、その奇行だけで離婚したくなりそうだな 933 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 41 19 携帯は、ゴミ箱に捨てたままであるにはあります。 携帯会社に電話してみたのですが、契約者が嫁さんですし本人でないと データを取り出す事はできないと言われました。 934 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 43 21 932 はい。その姿を見ていてもう無理だと確信しました。 両親も、あれじゃ無理だと思ったそうですが、むこうの両親からは 娘が、おかしくなったら捨てるのか?と少し嫌味を言われたので これは演技だと思います…とはやっとの事で伝えました。 940 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 46 14 はい。相手の男が誰かというのは、知りたいとまでは今は思えません。 嫁さんが自分を裏切っていたという事実は変わらないので それを受け止めるので精一杯です。 942 :名無し@話し合い中 :2006/11/07(火) 22 47 00 もう嫁親とも不必要に接触するな。人を介せ。 既に良い感情は持たれてないだろうし。 944 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 49 05 携帯の件は無理そうです、本人でも余程の理由や証明する方法がないと データを取り出したりは簡単にはできないそうです。 携帯は嫁さんのものと自分のものは会社も違います。 942 自分の親もそう言うのですが、果たしてそれでいいのかと不安でしたが その方が良いのならばそうしたいと思います。 947 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 50 35 すみません、嫁さんからの電話です。出たほうが良いのでしょうか? それとも無視が? 951 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 51 29 携帯はここにあるのに、何で嫁さんの番号からなんでしょうか? 960 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 53 03 ずっと鳴らし続けてます。どうするのがいいですか?お願いします 964 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 53 34 録音はできます 968 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/07(火) 22 54 13 はい出てみます ------------------------------------------------------- 怪しいぞ!嫁の不審な行動を監視するスレ16日目 http //watchwife.s251.xrea.com/1162907855.html 232 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/08(水) 12 31 03 こんにちは。嫁さんが、家に戻ってきてしまいました。 電話は家の前からで、話ている途中にガチャと玄関を開け 入ってきてしまいました。 でも、話合いに進展がありました。 妊娠してる事は認めました、今日は気分がいいので違う自分が出てこない とかで、普通に話をしました。 自分がもう1人の自分になっている時に男と関係を持ってしまった。 それを最近思い出した…とか。 言ってる事は支離滅裂ですが、普通の調子で話をしてました。 自分は、そういう話はもう聞きたくない、そこまでの嘘をついて 人間として恥ずかしくないか?と言いました。 嫁さんは、信じて欲しい、自分が一番信じられないんだからとか。 それで、相手の男は誰なんだと聞くと自分の知ってる人の名前をあげました。 今日、その真意を確かめようと思います。 239 :778 ◆ALWD3oN0LY :2006/11/08(水) 12 41 06 昨日は一睡もしてないです、嫁さんは家に居座ってるので 自分は今日は実家に帰ります。 いえ、もう無理です、やり直すような気持はないです。 相手の特定をして何をしたいわけではないんです。 ただ、これからの手続きの上で避けては通れない道ですし 相手の名前をあげたものの、それも疑わしいのではという思いがあるので まずは、その人に聞いてみたほうがいいのではと思うんです。 全くの事実無根で迷惑かけるのは悪いと思うので。どうでしょうか。 by tcym
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81-160 1局目3 81 :名無しさん@ピンキー :2009/04/21(火) 22 01 26 ID hBn2My0W (キャプテンは3年生最後の試合…これを勝って、インターハイを 一緒に闘うんだ! そのためにこの1年やってきたんだから!) 目を伏せ、胸に握り拳を当てて、池田は今一度思いを確認する。 自分たち2年含めて、1年生の牌に触れる時間を増やしてくれた この、キャプテンの気持ちを昇華させるために……! ふと焦点を合わせると、美穂子が不思議そうな顔をして覗き込んで いた。 「…………! キャ、キャプテン!」 鼓動が急激に高まる。 「やっと気づいた。何度呼んでも反応ないんだもの」 いきなりの接近に対処できないほど、薄い胸は早鐘を打ち、 汗がこめかみを伝う。 (あぁ……このまま時間が止まればいいのに――そうすれば、 キャプテンとずっと一緒に―――――) 82 :名無しさん@ピンキー :2009/04/21(火) 22 12 52 ID soIgM6Zh 竹林を抜ける風がざわめきの声を上げた。 見つめられる瞳に気恥ずかしさを覚え、たまらずぎゅっと目を閉じる。 目を閉じたまま、心の奥にあるものを後先考えず吐き出した。 「絶対…勝ちます! 私がキャプテンを全国に連れて行きますからっ いつまでも、キャプテンの傍にいられるためにもっ!」 言い切った。少しずつ肩の力が抜けてくるが、まだ目は開けられずにいる 高い空を航空機が飛んでいく小さな金属音が蝉の声の隙間を ついて静かに響いた。 不意に池田の身体にある感覚が走った。あたたかい何かに 抱きすくめられる感覚だと気づくのに数秒要して、ゆっくりと目を開ける。 「華菜のその言葉、待ってた」 「……きゃ、キャプテ………うえぇぇ~ん」 堰切ってあふれ出る涙を拭おうともせず、抱き締められるがままに身を 任せる。泣きやまぬ子をあやすように、後頭部に手が添えられ ポンポンと優しく往復する。 83 :名無しさん@ピンキー :2009/04/21(火) 22 24 01 ID u2Nk+uFx 身体を離し、見つめ合う形になったところで額と額が合わせられた。 「華菜。絶対勝ちましょう? どんな強豪が立ちはだかろうと、 私と華菜、そして部員のみんなが一丸になれば無敵。でしょ?」 「……ぐすっ、……ひ、ひゃい!」 涙でグシャグシャな池田の頬を指で撫で、溢れるものを払う。 再び頭を軽く撫でてやり、よしよし、と微笑みかける。 「いつまでも泣いてる子には、おまじないかけないとね」 池田がおまじない? と疑問をもった次の瞬間、 柔らかい唇が押し当てられた――――。 現実の出来事だと理解し、池田は口付けられたまま固まり、 目を丸くしたが、時間経過と共にふにゃりと蕩ろけ出す。 「……華菜はキスしてあげないと落ち着かないのよね?」 「あぅ……にゃー……しょ、しょうですけれどぉ~…」 唇を離して悪戯っぽく笑いかけると、池田の顔が真っ赤に染まった。 84 :名無しさん@ピンキー :2009/04/21(火) 22 32 13 ID u2Nk+uFx 身体にこもる熱は、日射しと地面の照り返しのためではない。 ここで止めておいたのは正解だろう。 熱に当てられ、ふらつく足取りの池田。その手を取り、美穂子は 慈しむ笑顔をこぼし、そのままふたりは歩いていく。 高校生活最大の暑い夏は、ここから始まるのだ。 長い長い闘いの直前、想いを重ねるふたりの物語は 始まったばかり――――――――。 85 :名無しさん@ピンキー :2009/04/21(火) 22 34 30 ID u2Nk+uFx 投下完了。 途中で接続がブツ切れてIDが変わってますが一貫して自分です。 直打ちで気の向くままです; 推敲ゼロで申し訳ない限りで。 スレ汚しご無礼。 86 :名無しさん@ピンキー :2009/04/21(火) 22 47 09 ID vw/vcLmW いやいやGJでした 急に活性化してきていい感じだな 87 :名無しさん@ピンキー :2009/04/21(火) 23 26 54 ID 1dX/Zbc1 凄い充実したスレだな 88 :名無しさん@ピンキー :2009/04/21(火) 23 36 22 ID APTyT0iD 神すぎる流れ 89 :名無しさん@ピンキー :2009/04/21(火) 23 42 39 ID Bg1S6TuG 池田キャプテンか これはいいものだ 90 :名無しさん@ピンキー :2009/04/21(火) 23 56 11 ID TNt3VxF4 タコスx福山で 91 :79 :2009/04/21(火) 23 56 35 ID u2Nk+uFx 86-89 感想いただけて嬉しい限り。 直打ちなのでまとまりないけれど、読んでもらっただけでも有り難い。 今夜の深い時間に咲-Saki-百合スレでサンプル投下した咲×和を 完成させて投下するかも…。 92 :79 :2009/04/21(火) 23 58 12 ID u2Nk+uFx 連投スマソ 90 タコス×京ちゃんは夫婦漫才な流れでの構想はあるのでいずれ… 93 :79 :2009/04/22(水) 02 14 39 ID 0dqr++wB 間に書き込みないのか…… 咲×和で数レスお借りします。 百合スレで書いたものの完成版です。 吹きつけてくる風が春めいた色から、薫風の初夏の色味を増してきた。 合宿も終わり、予選まで中休みといった雰囲気漂う夕暮れ前。 旧校舎屋上のいつもの部室の開かれた窓の側、ふたつの影が寄り添う。 「……県予選も対戦校が決まりましたね」 多数の学校名が記されている紙を手に、和は緊張した面持ちで呟く。 「そうだね、原村さんはどこが手強いと思う?」 その紙を覗き込んでいる咲が、視線を紙から和に移しつつ問う。 近過ぎる咲の顔に、和の頬が少しだけ赤みを増す。 「部長が言うには、龍門渕、風越女子、鶴賀学園が要注意だと…」 「ふぅん…どんな人と闘えるのかなぁ? 楽しみだねっ」 「…そうですね。どこと当たろうとも、全力で挑みましょう」 強敵との闘いに臆することなく、無邪気に笑顔を浮かべる咲に 和も追随して柔らかい笑顔を向ける。 94 :79 :2009/04/22(水) 02 26 37 ID 0dqr++wB 「原村さんと一緒なら、絶対勝ち抜けるよ!」 「…はい。勝ちましょう」 共に全国へ行くという夢を追うため、咲と和は改めて絆を強くした。 「一緒に行こう! 全国へ!」 幾度となく交わされた決意の言葉――――。 あの雨の日から何度口にしただろうか。 『麻雀を好きでもないあなたに……』 『今のままの打ち方を続けるというなら…』 『退部してもらえませんか?』 最初の印象は一言で言えば最悪。しかし、そこから紆余曲折を経て、 今こうしてすぐ傍にいられること。その何とも言えぬあたたかさが くすぐったいような嬉しいような…不可思議な感覚がふたりを包んでいた。 窓から入ってくる風の心地良さと涼しさが、火照った頬を冷やしてくれる。 その場から窓の外に目をやれば、主不在のロングチェアーと、日よけの パラソルも優しい風に吹かれて佇んでいた。 95 :79 :2009/04/22(水) 02 37 16 ID 0dqr++wB 「ところで、今日は集まりが悪いですね…?」 「あ、会長と染谷さんは予選会会場の下見でー、優希ちゃんは 隣町のタコス屋さんが開店するからって向かったみたい。で、京ちゃんは」 「優希のお供……という訳ですか」 「……うん」 読み通りの展開にふたりは思わず顔を見合わせ吹き出してしまう。 合宿前ではとても考えられなかった光景が繰り広げられている。 誤解。 衝突。 邂逅。 様々なものを乗り越え、切っても切れない絆を形成したふたり。 そこからさらに一歩、足を踏み出すのには時間はかからなかった。 窓際で外を眺めながら、和はゆっくりと咲に寄りかかる。 その様子に咲は気づき、一瞬目を丸くするもすぐに悟り、互いに身を預ける ように寄り添いだす。 96 :79 :2009/04/22(水) 02 49 52 ID 0dqr++wB 沈黙が続く。静かすぎて耳鳴りを感じる錯覚に陥る一歩手前で、 和が口火を切った。 もじっ…と居心地が悪そうに身体の位置を変えると、見つめ合う形で 咲との視線が絡み合った。濡れたような黒さの咲の瞳に自分が写り 込んでるのに気づくと、さあっと白い頬に紅が差した。 そんな様子を目の当たりにさせられ、まともな精神で居られるほど咲も 鈍感ではなかった。徐々にお互いが高まっていくのが分かる。自らの 鼓動が耳で捉えられるほどに速まり、強まっていた。 「……宮永さん……」 「…原村…さん……」 見つめ合ったままゆっくりと、互いの唇にどちらともなく口づける。 何度目のキスか、もう数え切れないが、いつだって口づける時は 緊張が止まらない。柔らかな感触の後に、甘い電流のような痺れが 走り、それが脳を存分に蕩ろかせてゆく。 ほぼ密着しているふたりの僅かな隙間を、翠の風が通り抜けて空へ消えた。 角度を変え、高さを変え、極めて濃厚なキスは続く。 97 :79 :2009/04/22(水) 03 01 37 ID 0dqr++wB 正面で密着していると、咲の薄い胸に和の大きすぎる胸が当たり、 そこからの熱も淫猥さに拍車をかけていく。腰に手を回し、よりいっそう 深く抱擁し合い、窓から少し離れた部室のベッドまで歩み寄って――。 ――――パサッ 衣擦れの音と共に、二人の身体が白いシーツの上に新たな皺を形成する。 舌を味わい尽くし、制服の裾から侵入する手は、それぞれの胸に達して 狂おしく、優しく撫で合う。鼻にかかる、くぐもった嬌声が古びた部室に 響いた。その場に似つかわしくない淫靡な音が羞恥を更に煽る。 「……っ、 み、宮永…さん…っ 好き、です……」 「はぁ……っ ふう…ん、 わ、わたし…も、好き…」 接吻の合間に自然と漏れる愛おしい気持ちからの声。それがますます 互いを惹きつける誘爆を誘う。 ふたりは時が経つのも忘れて、愛を確かめ合った―――――。 98 :79 :2009/04/22(水) 03 15 33 ID 0dqr++wB 太陽が低い位置まで身を落とし、部室の中が橙に染まる頃、 ようやくベッドから身を起こした和は、まどろんでいる咲の頬にキスを 落としてから、優しく揺り起こす。 「宮永さん、そろそろ――――」 「ん………。もうこんな時間…?」 「そろそろ起きないと、みなさん戻ってくるかも……」 和の予感は3秒後に的中した。 「たっだいま戻ったじぇー☆」 「ヘイヘイ、戻りましたよーっと」 片手に新作タコスを握りしめ、ハイテンションで優希が飛び込んできた。 あとに続くはペット扱いな京太郎。手には多数の紙袋。きっと中身は 全部タコスだろう。 「おかえりなさい」 「おかえり、優希ちゃん」 何事もなかったように優希と京太郎を迎え入れるふたり。 そして下見から戻ってきたまこと部長も加わり、 いつもの平穏な麻雀部が戻ってきた。 しかし、咲と和の手は、背後でしっかりと深くつながれている。 永遠を誓った証明であるが如く…………。 99 :79 :2009/04/22(水) 03 18 10 ID 0dqr++wB 投下終了です。お試し版とだいぶ変わってしまった感が; エロ薄くてすみません。 キャプテン×池田も、咲×和も、県予選前としばりを入れてしまって 自由度もへったくれもなかったので、今後もし投下することがあるなら その辺も変えていければな、と。 長々とお借りして申し訳ありません; 100 :名無しさん@ピンキー :2009/04/22(水) 09 32 17 ID JDBBEf3u 最高でした。ありがとう。 101 :名無しさん@ピンキー :2009/04/22(水) 16 18 39 ID zvFsHkHr MJ×咲 総合雑談スレ(アケ板) ttp //jfk.2ch.net/test/read.cgi/arc/1240383513/ 102 :名無しさん@ピンキー :2009/04/22(水) 18 39 17 ID FcXSXIOg 99 良かった。すごく良かった。ぐっじょ! 103 :名無しさん@ピンキー :2009/04/22(水) 19 13 05 ID uxhGoPek 前評判聞いた時は完全に百合オンリーなのもどうかなーと思ってたが 一応タコスと京太郎という保険も用意してあったとは なかなか抜け目のないアニメだ 104 :79 :2009/04/22(水) 20 35 00 ID bOQwPVIH 100 102 読んでいただきありがとうございました。 励みになります。 他の職人のSSも読んでみたいものですなー。 103さんのおっしゃる京太郎×タコスを特に期待age! 105 :名無しさん@ピンキー :2009/04/23(木) 00 41 59 ID 5gSfO1pH 京太郎はのどかに片思いじゃなかったっけ、原作で 106 :名無しさん@ピンキー :2009/04/23(木) 00 52 09 ID kJEwymEV 慣れないことしすぎてオーバーヒートしてきた 107 :名無しさん@ピンキー :2009/04/23(木) 01 15 30 ID uVgYOQQi かと思ったらタコスは原作でのどっちにマークされてるっぽい描写が。 ほんとにのどっち女の子大好きだな のどっちは咲&タコス狙い? 咲とタコスの共通点といえばチビで貧乳なとこくらいだが… つまりのどっちは貧乳フェチ!? 108 :名無しさん@ピンキー :2009/04/23(木) 01 28 41 ID fe6e9snb そりゃまあ自分が巨乳だし巨乳には興味なかろう 109 :名無しさん@ピンキー :2009/04/23(木) 19 29 15 ID rX+9uuYU 机に置いてある小さな時計を見ると、針は10時10分を指していた。 ガラス戸に当たる雨音と、カチカチと一定のリズムで時間を刻む時計の音が聞こえる。 「雨、すごいね。」 「天気予報だと、明日の朝から降り始めるって言ってたんですけど、大外れでしたね。」 「・・・・・・・」 「原村さん、あのさ・・・してもいい?」 「えっと、何を・・ですか・・?」 「だから・・・えっと・・さっきの・・続きの・・」 原村さんは言葉の意味を理解したようで、顔を赤らめた。 そしてスッと息を吸い、一瞬間をおくと、上目遣いでこくっと小さくうなずいた。 原村さんの左手の上に自分の右手を重ねた。 「原村さん・・・、私・・我慢・・できない。」 「・・・私も。」 「キス・・・してもいい?」 「ダメなはず・・・ないじゃないですか・・。」 原村さんの唇はやわらかく、それだけでとろけてしまいそうだった。 「こういうときって・・電気・・・消した方がいいんだよね・・」 また小さくうなずくのがわかった。 リモコンに手を伸ばし電気を消すと、そのまま二人ともベッドに倒れこんだ。 110 :名無しさん@ピンキー :2009/04/23(木) 19 31 21 ID rX+9uuYU 「宮・・・永さ・・んっ」 「はぁっ・・・・・原村・・さん・・」 原村さんの下着に手を触れてみると、びしょびしょに濡れていた。もちろん私も、とても熱くなっている。 女の子の体がこんなにいやらしくなるということは初めて知った。 鼓動が破裂しそうなくらい高鳴り、指を入れると、くちゅくちゅと音がなった。 余計なものは置いておきたくない性格なのだけれど、CDくらいは買っておくべきだったと心の中で思った。 BGMが雨音と時計の音だけってのは言わせてみればロマンチックなのかもしれない。いつかテレビでやっていた洋画でそんなベッドシーンを見たことがある。 しかし、高校生の女の子にとってはそれは、なんだかとても恥ずかしいのだ。 おそらく、されている本人はもっと恥ずかしいのだろう、左手で顔を覆っている。 「原村さん・・・顔・・見せて。」 「宮永・・さん・・・・・私・・恥ずか・・しい・・」 「えへへ、わたしも」 唇を重ね、・・・指を動かす。 111 :名無しさん@ピンキー :2009/04/23(木) 19 33 08 ID rX+9uuYU 「はぁ・・・はぁぅ・・んっ・・・」 「原村さん・・痛く・・・ない?」 「うん・・・気持ち・・いい・・からっ・・もっと・・して・・ください・・」 潤んだ瞳で、かすれるような声でこんなことを言うのだ。 もしルールブックがあったら、間違いなく反則技として記載されているだろう。 時間が経つにつれ、自分もだんだん頭がぼーっとしてくる。例えていうなら、お酒を飲んだ感覚だ。 一度親戚の叔父さんに無理やり日本酒を飲まされたことがあって、その時に近い感覚だった。と言っても、その時感じた嫌な気分なんてものはまったくない。 それからどれくらい経った頃だろうか、原村さんは体を大きく震わせた。 「はぁ・・はぁ・・気持ち・・良かった?」 「はぁ・・・はぁ・・・はい・・・・もう・・恥ずかしいです・・・次は・・私が・・」 そう言いかけたところでテーブルの上から再びケータイの鳴る音が聞こえた。 「んっ・・・出ないと・・・」 「そのまま寝てていいよ、とってあげる。」 そういってケータイをとり、ベッドに腰掛け、原村さんの右手に置いた。 112 :名無しさん@ピンキー :2009/04/23(木) 19 34 30 ID rX+9uuYU 「あと、10分くらいで着くって・・」 「えっ、もう?だってー・・」 ふと時計を見ると、時計の針は11時を指していて、思わず二度見をしてしまった。 なんというか、時間の感覚が無くなっていた。 楽しい時は早く時間が進むというが、どうやらこういった時間はもっと早く進むらしい。 しかし、子供の頃に読んだ絵本だと、鐘の音が鳴る時間は12時だった気がする。 はぁ・・とため息をつくと、後ろからぎゅっと抱きしめられた。 「汗・・かいちゃいましたね・・・」 「えへへ、さっきお風呂はいったばっかなのにね。服、もう乾いてると思うから持って来るよ。あと、 なにか冷たいものも取ってくるね。」 もどかしいが、やむを得ない。 お互い両手の平を合わせ、この時間をかみしめるように、もう一度ゆっくりと唇を重ねた。 113 :名無しさん@ピンキー :2009/04/23(木) 19 35 23 ID rX+9uuYU 咲のどか続きです。 妄想がとまらねえ、スレ汚しすみません。 114 :名無しさん@ピンキー :2009/04/23(木) 20 33 31 ID I32aennC MOTTO!MOTTO! 115 :名無しさん@ピンキー :2009/04/24(金) 03 21 15 ID r9yLfOUT いいよいいよGJ!! 雨の描写がグッとキマシタワー 116 :名無しさん@ピンキー :2009/04/25(土) 19 08 22 ID nXKXKPzS GJ! それにしても、いきなり過疎だね。 やっぱりまだスレ建てには早過ぎたのかな。 アニメも序盤だし、アニメから入った人達はキャラも掴めてないだろうし。 117 :名無しさん@ピンキー :2009/04/25(土) 19 10 24 ID nXKXKPzS あ、しまった。 ごめん、ロードしてなかった。 118 :名無しさん@ピンキー :2009/04/25(土) 20 11 09 ID uRcofINw 学部研究板から拾ってきたじぇ http //usamimi.info/~kawaturu/saki2.html 119 :名無しさん@ピンキー :2009/04/26(日) 18 21 52 ID s7tCyzfY 116 三週間でレス数100オーバーなのに過疎はないよ 毎日誰かしら書き込んでいるわけだから レス数50ちょっとで圧縮の海に沈んだ前スレに比べたら…… 120 :名無しさん@ピンキー :2009/04/26(日) 18 47 56 ID 2GCIJMQj 少なくともこのペースじゃ過疎とは言わないよな 121 :名無しさん@ピンキー :2009/04/26(日) 18 53 08 ID /BgLhEsD 本当の過疎はこれからだ・・・ 122 :名無しさん@ピンキー :2009/04/27(月) 00 03 22 ID Io5KZhKZ おいおい今日はコスプレ回だぞ、もっとテンション上げなさい 123 :名無しさん@ピンキー :2009/04/27(月) 03 01 16 ID 59vUg4uC のどっちに惚れて単行本の既刊全部買っちゃったぜ……。 リアルが忙しくていつになるか見当も付かないけど、そのうち何か投下できたらいいな。 124 :名無しさん@ピンキー :2009/04/27(月) 09 55 27 ID d2tvOV4Q タコス→京太郎はガチっぽいな 京太郎→和はいつまで続くか 125 :名無しさん@ピンキー :2009/04/27(月) 10 05 22 ID s52resZP 京太郎はラッキースケベ 126 :名無しさん@ピンキー :2009/04/27(月) 10 40 06 ID GKkbHT4Z 咲にオナニーだろうがなんだろうが強要されても喜んでのどっちはやっちゃいそうだなw 127 :名無しさん@ピンキー :2009/04/27(月) 12 23 02 ID jmj7ATVi 昨日の放送でタコスのエロSS書きたくなったんだが 資料用に原作買うか悩むぜw 金銭的な問題じゃなくて、放送の続きを楽しみにしたいもんで… だが流石にアニメ数話だけだとキャラの把握が足りなくなりそうだよなぁ 128 :名無しさん@ピンキー :2009/04/27(月) 18 16 26 ID aJmmkPgD 百合ってわざとらしいから嫌い 129 :名無しさん@ピンキー :2009/04/27(月) 19 34 02 ID 59vUg4uC 124 のどっち好きなんだろうけど、やっぱり高嶺の花って感じだしな。 それまで漫才の相方ぐらいにしか思ってなかった相手を、 だんだん異性として意識するようになって……とか考えると色々滾る。 130 :名無しさん@ピンキー :2009/04/27(月) 20 14 43 ID s52resZP 原作を買うべきか迷っているが麻雀に微塵も興味が無い俺に何か一言 131 :名無しさん@ピンキー :2009/04/27(月) 20 33 17 ID jmj7ATVi 130 ロン 132 :名無しさん@ピンキー :2009/04/27(月) 22 41 16 ID MG0PJZmE 128 別に聞いてないからw ストパンの次はここ荒らす気なのかw? 133 :名無しさん@ピンキー :2009/04/28(火) 00 14 18 ID h5TEnaqq 132 つつくなよ。 過剰反応しすぎだ。 134 :名無しさん@ピンキー :2009/04/28(火) 01 58 02 ID iR1f7UgY 130 俺も麻雀全然知らないのに買っちゃったから無問題 135 :名無しさん@ピンキー :2009/04/28(火) 02 17 40 ID FOiLfwa6 130 まあじゃんなんてオマケです!偉い人にはそれが解らんとですたい! 136 :名無しさん@ピンキー :2009/04/28(火) 10 40 26 ID PkwBH8uX タコス→キョウちゃんは原作にもある要素なの? 137 :名無しさん@ピンキー :2009/04/28(火) 13 37 26 ID GDAwSXo7 アリアリだな 138 :名無しさん@ピンキー :2009/04/28(火) 14 51 15 ID vhcbdJlg ほぼ原作に忠実 139 :名無しさん@ピンキー :2009/04/28(火) 17 01 12 ID P3ftUoQd 最初の方に、「この漫画男いねーからレズしか描けない」とか書いてあるが、 なんかヤバい人に因縁付けられる→麻雀で勝ったら出ていってね→最初は押しまくるがイカサマでドベに→だったら体で とか、そういう展開は無しなの? この漫画読んだ事ないけど。 140 :名無しさん@ピンキー :2009/04/28(火) 17 53 41 ID dUmt1mWC 139 女の子同士のきゃっきゃっうふふ描くために麻雀をつかってるだけだしなあ まあ、オリキャラ上等でも良きゃ書きゃいいんじゃね? 141 :名無しさん@ピンキー :2009/04/28(火) 18 55 40 ID TmNHcgu7 イチャイチャと百合は別 142 :名無しさん@ピンキー :2009/04/28(火) 18 58 55 ID M3tCtXYW 百合ん百合んしたSS書こうと思ったら、百合ってなんだろうなぁと改めて思いましたまる 143 :名無しさん@ピンキー :2009/04/28(火) 19 01 01 ID jDo6I6zG 142 百合とは女性同士の恋愛です。難しく考える必要はありません 144 :名無しさん@ピンキー :2009/04/28(火) 19 01 25 ID dUmt1mWC 141 どうでもいいw 145 :名無しさん@ピンキー :2009/04/30(木) 12 35 42 ID Q+lfJEga アカギとは逆だな。男だらけで逆に書けないという あれ? 146 :名無しさん@ピンキー :2009/04/30(木) 16 38 39 ID eK+KK9Sc 赤木しげると聞いて 147 :名無しさん@ピンキー :2009/04/30(木) 20 56 21 ID 5UxzLd5U アカギはないよ 148 :名無しさん@ピンキー :2009/05/01(金) 15 33 44 ID i1our/u+ タコスのエロいの読むならどんなんがお好み? ①京太郎とのラブいの ②凌辱系のサドいの ③和か咲との百合いの 149 :名無しさん@ピンキー :2009/05/01(金) 17 08 53 ID otA1kfT/ 148 ④タコスがタコスを使って自慰 150 :名無しさん@ピンキー :2009/05/01(金) 17 16 25 ID fEay+Zi9 148 ⑤ただひたすらちんこを押し付ける 151 :名無しさん@ピンキー :2009/05/01(金) 19 15 10 ID NODB5f+f 3 152 :名無しさん@ピンキー :2009/05/01(金) 19 30 15 ID pKsf0Cgv 京タコはもう少し燃料が必要 153 :名無しさん@ピンキー :2009/05/02(土) 12 08 01 ID xW+/1M2A 1 154 :名無しさん@ピンキー :2009/05/02(土) 12 18 01 ID biwECy1t 149 どうやるのか興味がある 155 :名無しさん@ピンキー :2009/05/02(土) 20 38 41 ID h36MRnys つっこむんだよ 156 :名無しさん@ピンキー :2009/05/02(土) 21 00 37 ID UNNJ1nZw タコスメイド服×京太郎 だと? 取り敢えずテレビ基準なら、昼に押し倒され、午後部室でたくし上げ。なんだが、 あの時、京が『だめよ駄目よも良いのうち』と襲いかかるとか、 メイド服パンチラに発情したら、どうなってたかな? 157 :名無しさん@ピンキー :2009/05/02(土) 21 03 15 ID r1tWk5HW 154 「このタコスが……タコスがこすれて気持ちいいじょ……」 158 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 04 57 02 ID wDf/12cu ドンタコス 159 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 13 03 04 ID Pirby6sl いない男の補完…桃っちの痴漢モノとか 影が薄いので周りに気づいてもらえずにやられたい放題とかで もしくはバレないのをいいことに露出プレイとかかのぅ でもバレるw 160 :名無しさん@ピンキー :2009/05/03(日) 16 43 20 ID BxyfQplS 139 亀だが、どんとこい 俺は期待するけど、叩かれても泣くな(かなり重要) 148 1と2 1局目3
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第十一話/ /第十二話*② 第十二話 執筆者:クワトロ大尉(偽) コロニー『エデンⅣ』の居住区画。 現在の時刻は午前7時過ぎ。 いつもならば会社や学校へ向かうサラリーマンや学生が、せわしなく行き来し、活気づいているはずのメインストリートは混乱の渦に巻き込まれていた。 本来なら人工とはいえ燦々と降り注いでいるはずの朝日は見る影もなく、エデン4の高い天蓋は不吉な闇を落としている。 その混乱の最中、悲鳴と怒号が支配する闇を切り裂くように一人の男が、人々の流れと逆行しながら駆け抜けていく。 向かう先は居住区画と商業区画の間に位置する興行区画。 避難警報が発令されている現場そのものに全速力で走っていく。 グローバルコーテックス所属のレイヴン、ソリテュードは滅多に見せない焦りの表情を浮かべていた。 ――まずいことになった。 彼を焦燥させる理由は唯一つ。 護るべき対象が、自分の手から離れてしまったということだった。 ――やはり止めておくべきだった。 心の中で毒づくも、それは現時点において何の意味もなさない。 焦る気持ちを抑えつつ、目的地へ向かい疾走する。 ソリテュードの手には、高機能携帯端末が握られていた。 端末のディスプレイにはエデンⅣのマップが表示されており、そこにはGPSシグナルの発生源と、そこへ至る最短ルートのナビゲーションが示されている。 そのGPSシグナルの発生源こそが、彼の護るべき対象。 ソリテュードが個人的に保護している生体CPU『アリス』の居場所だった。 万一の事態に備え、あらかじめアリスの体にGPS発信とバイタル送信機能を持ったナノチップを打ち込んでおいたのだ。 多少気が引けたが、四六時中傍で護ってやることができない俺にとって仕方のない処置だった。 ナノチップ自体は人体に無害だし、子供に内緒で埋め込んでいる親も多くいるのでそれほど珍しいことでもないのだが。 安否の確認と避難の指示を出したかったが、原因不明の電波障害によって、彼女に持たせていた携帯端末に通話しても繋がらないのだが、GPS機能だけは奇跡的に機能しているのは不幸中の幸いと言える。 ディスプレイに表示されている情報を考慮すると、少なくともまだ無事のようだ。 しかし実際に万一の事態が起こりうるとは予想外だった。 想定していたとはいえ、この体たらくだ。認識が甘かったと言わざるを得ないだろう。 「チッ!」 自分自身への苛立ちの舌打ちをしながら、更に足を速める。 そう、悪い予感はしたのだ。 早朝、アリスが珍しく一人で外出したいと言ったあの時。 戦場に長く身を置いている者が持ちうる、危機に対する直感。 それを彼女に対する感情が無視してしまった。 アリスに少しでも人間らしくあってほしいという、戦士としての俺ではなく、普段は封殺しているはずの人間としての俺の感情が。 ――甘かった。 自宅マンションからそう遠くない興行区画にある公園への散歩くらい大丈夫だろう、などと考えた自分に腹が立つ。 そして何よりも最悪なのは、この混乱の元凶が古代兵器のパルヴァライザーだということ。 「クソッ!なんだって今日に限って!!」 無意識のうちに独白が漏れる。 何故こんなにもイラついているのか。 今日の俺は雑念が多すぎる。 そうまでして俺はあの子を失いたくないのだろうか。 誰かを護れなかったことなど、今に始まったことではないはずだ。 人間の無力さなど嫌というほど思い知ったのではなかったか。 だが、それでも――― そこで思いだしそうになった過去の記憶に蓋をした。 強く眼を閉じ、意識を集中する。 再起動だ。 余計な思考をカットオフ。 眼を見開き、戦士としての思考と貌を取り戻す。その眼は獲物を仕留めんとする猛禽類そのものだ。 ここはもはや戦場。 ならば今あるべきはレイヴンとしての自分であって、無力な人間としての自分ではない。 愛機は無くとも、死を運ぶ魔鳥として戦場を駆け抜ける。それが今の俺のあるべき姿だ。 落ち着きを取り戻し、改めて周りを見回すと、混乱でごった返していた人の群れはいつの間にか消え去り人影はまばらになっていた。 ほとんどの住民がシェルターへの非難を完了したのだろう。残る人々も最寄りのシェルターへ入ろうと、わき目も振らずに自分の進行方向とは反対へ走ってゆく。 ――好都合だ。 この混乱のなかで多少荒っぽい手段を取ったとしても怪しまれることはないだろうが、人目に付かないに越したことは無い。 再び携帯端末に眼を落とす。 シグナル発生源は先ほど見たときよりも僅かではあるが移動していた。 バイタル表示画面を確認すると、心拍数が少し上がっている。これはアリス自身も移動しているということだろう。 マップ表示を見ると、どうやら居住区画の方面へ向かっているようだ。 アリスの進行方向と自分の位置を考慮すると、居住区画と興行区画を隔てる隔壁設備へ向かうのが、確保できる最短かつ最も確立の高いルートだろう。 事実、携帯端末のナビゲーションもソリテュードがイメージしたルートとほぼ同じ道のりを表示していた。 ソリテュードの頭上を戦闘ヘリの編隊が轟音とともに掠め飛んでいく。 グローバルコーテックスのエンブレムを付けた戦闘ヘリは興行区画へ最大戦速で飛び去って行った。 「コーテックスの自衛部隊か、急いだ方がよさそうだ」 携帯端末に表示されているルートを瞬時に頭へ叩き込み、アリスの元へ急ぐ。 ひとしきり走った後、目標としていた隔壁設備のすぐ手前までたどり着いた。 少し乱れた呼吸を、深呼吸で整える。 兵士としての十分な訓練と日ごろのトレーニングの恩恵で、すぐに万全のコンディションを取り戻す。 ここまで、ほぼ全速力で走ってきたにもかかわらず、ソリテュードは体に疲れなど微塵も感じていなかった。 このくらいでへたばってしまうようではレイヴン失格だ。 ACの操縦というのは一般人が思っている以上に過酷で、対AC戦ともなると凄まじい体力を消耗する。 だが、一対多数のAC戦をものともしない凄腕レイヴンは正規の訓練を受けた歩兵など比べ物にならないほどの強靭な肉体と体力、戦闘能力を持ち合わせていた。 呼吸を整え終わったソリテュードは腰のホルスターから、9mm弾を使用する大型自動拳銃を抜き払った。 ソリテュードの戦士としての勘が、ここから先は危険だと直感する。 スライドを力強く引いてチェンバーに弾丸を送り込み、いつでも即応できる状態を整えた。 神経を研ぎ澄ませ、辺りを注意深く窺いながら携帯端末に表示されるシグナルの発信源を目指す。 先ほどからシグナルは移動しておらず、アリスは立ち止っているようだった。 隔壁設備は、普段であればエデンⅣの住民認証カードを使って一般ゲートから出入りすることが出来るが、エデンⅣ全域で原因不明の停電が起こっている今ではシステムがダウンしてしまって使えないのかもしれない。 隔壁設備までたどり着くと、ソリテュードの予想どおり、一般ゲートはシステムダウンのため封鎖されていた。 せわしなく明滅する警告灯が、それを如実に表している。 深夜のような深い闇を赤い光が照らしだす様は一種の不気味さを含んでいた。 アリスの反応は、この隔壁設備の向こう側。 出てすぐに面する大通りの真ん中から全く動いていない。 一瞬、怪我をして動けないのではと不安になったが、バイタル表示は安定しているので、その可能性は低いだろう。 ともかく、向こう側へ行けなければ話にならない。 無駄だと思いつつも、一般ゲートに備え付けられているカードスロットやコンソールを操作してみるが、案の定、電力が通っていないため、どうしようもなかった。 だが、こういう事態に備えて、非常ゲートが設置してあったことを思い出す。 携帯端末を検索モードに切り替え、非常ゲートの位置をサーチすると瞬時に検索は終了し、位置を特定する。 どうやら、ここから左側約150mの地点に設置されているようだ。 迷うことなく非常ゲート前へと急ぐと、そこら周辺は物が散乱し、嵐が過ぎ去った後のように荒れていた。 推測するに避難する住民が殺到し、このような状態になったのだろう。 しかし、肝心の非常ゲート自体は閉鎖されてしまっていた。 俺がたどり着く前に、すでにあらかたの避難は完了していたようだから、周囲に避難民は居ないと判断した政府職員が閉鎖したのだろう。 ゲートを調べてみると、扉自体は閉められていたものの、電力に頼らない手動式のタイプで、ロックも掛っていなかった。 イラスト方式で操作手順を解説するパネルを見ながらゲートを再び解放する。 そこでアリスがこちら側に来られない理由に気付いた。 操作に必要なレバーやハンドルの類が、ほぼ全て成人男性ではないと届かない位置に設置されている。 150cmにも満たないアリスでは手を伸ばして背伸びをしたところで届くはずもない。これでは開けようにも開けられないだろう。 手早くゲートを解放すると、狭苦しい簡素な造りのトンネルを抜け、反対側の興行区画へと続く扉の前までたどり着く。 はやる気持ちを抑えながらゲートを解放し、銃を構えつつ隔壁設備のすぐ横に面する大通りへと躍り出る。 一度、周囲を見回すが人影は見当たらない。 「待っていろ、アリス。今行く」 精神集中のための深呼吸をひとつすると、大きく開けた車道の上を全速力で駆け抜けていった。 乗り捨てられた車が所々に放置されている車道をひとしきり走って行くと、程なくして、ソリテュードの目に見慣れたシルエットが飛び込んできた。 可愛らしいフリルドレスに身を包み、ウサギのぬいぐるみを抱きかかえた少女が車道の真ん中にぽつんと立ちつくしていた。 ――良かった、間に合ったか。 足の速度を緩め、安堵のため息を吐こうとしたソリテュードは次の瞬間、再び全神経を研ぎ澄まし、解こうとしていた戦闘態勢を維持する。 そこに居たのはアリスだけではなかった。 見慣れぬ人影を認めたソリテュードは足を止め、咄嗟に乗り捨てられた車に身を隠し、様子を窺う。 すぐに向かっていかなかったのは、そこにいる人物がアリスに危害を加えようという雰囲気ではなかったからだ。 こういう場合、状況を良く確認しないと、逆に窮地に立たされることが多い。 ここからアリスがいる地点までは約15m。 身を隠しながらアリスの前に立つ、もう一人の人物を見る。 停電は復旧したとはいえ最低限の電灯しか点いておらず、未だ暗いので顔はよく分からないが、そのシルエットを見ると、どうやら女性のようだ。 細身ではあるが背は高い。俺と同じくらいか、若干高いかもしれない。 しかし、ソリテュードを驚かせたのは性別ではなく、その女性の物々しい姿だった。 中折れ式のグレネードランチャーにサブマシンガン、各種グレネード弾、ナイフ。 よほど訓練された兵士でなければ、あそこまで多様な武器を効率よく扱えないだろう。 ――政府軍か?しかし、それにしては軍人らしくはない。だとすれば・・・ 考えられる可能性。 この非常事態に単独で動くことのできるスキル。 そして、その佇まいと雰囲気。 間違いなく同業者。レイヴンだ。 眼を凝らして、注意深く女性レイヴンの顔を窺うと、その顔には見覚えがあった。 ――あれは、確か・・・ そうだ、ジェイスンに調べてもらったターミナル・スフィアの主要メンバーのリストに載っていたレイヴン。 「アザミ・・・ノウラの右腕とも言えるヤツがどうしてこんな所に」 だが、彼女がターミナル・スフィアの人間ということが分かると同時にソリテュードは少なからず焦燥感を覚える。 もしやこの混乱を利用して、実力行使に及ぶつもりか? いや、慎重なあいつらが、そんな短絡的な行動を取るとは思えない。 しかし、このままでは埒があかないのも事実だ。 それに今の俺の最優先事項はアリスを保護することだ。 奴らの都合なんて知ったことではないし、アリスをこの手で保護した後で聞けばいいことだ。 だが、迂闊に飛び出すのは危険だ。 彼女はランカーではないが、実力派のレイヴン。その力量は確かなはず。 相手の力を予測しつつ、自分の戦力を確認する。 自動拳銃と予備のマガジンが2つ、携帯用小型ハンドグレネードにナイフと最低限しか持ってきていない。 しかし、アザミはまだ俺が近づいていることに気付いていないようだ。 ならば、奇襲が一番有効な手段だろう。 拳銃をデコッキングレバーでハーフコック状態にしてからホルスターに収め、腰の後ろに付けている大型のシースナイフを鞘から抜き払い、逆手に構える。 気配を殺し、足音をたてないようゆっくりと、しかし確実にその無防備な背中に迫って行く。 その姿は闇夜に紛れ、獲物を仕留めんとするフクロウのようだ。 ソリテュードはアザミを有効射程圏内に収めると、ナイフを振りかぶり、腰を落として自身の体のバネを最大限に活かした跳躍で一足の元に襲い掛かる。 スローモーションのように相手の背中が近づき、獲物を引き裂く爪のごとき一閃は、まさに食いつかんとする寸前で空を切った。 視界に収めていたアザミの体は幻のように掻き消え、一瞬のうちに左側面に位置する歩道をブーツの底から煙を上げながら滑走していた。 そのしなやかかつ素早い身のこなしは豹やジャガーのような猫科の猛獣を思わせる。 最大のチャンスであった奇襲は失敗に終わったが、この程度は予測済みだ。 いや、むしろこれくらいの反応はしてもらわないと面白くない。 久しぶりに手ごたえのある相手を前にして、普段は心の奥底に仕舞っている闘争心に火がつくのを感じる。 意識せずニヤリと不敵な笑みがこぼれるのを隠せない。 ソリテュードは通常の人間では有り得ない様な動きを見せる相手を見失うことなく、瞬時に追撃態勢を取る。 アザミの視線が咄嗟の回避行動によって自分を収めていないのを見逃さなかった。 体勢を一足で立て直し、ナイフを順手に持ちかえつつ、オーバード・ブーストを彷彿とさせるような速度で一気に距離を詰め、相手の右脇から左肩にかけて薙ぎ払う。 しかし、仕留めるつもりで放った一閃は、またも空を切る結果となった。 彼女もまた俺の追撃が来ることを予測していたのだろう。体勢を立て直すのと同時に上体を逸らし、回避しつつ腰に装備していたナイフを抜き払い、ほぼ零距離の一撃をガラ空きになった俺の脇腹に向かって突き出してきた。 その致命傷につながる相手の一撃を前にして、ソリテュードは驚くほど冷静だった。 ――いい判断だ。そうこなくてはな。 だが俺とて、その程度は読んでいる。 踏み込んだ右足を軸にして、ナイフを薙ぎ払った体の動きを推力に利用し、こちらも零距離からの強烈な蹴りをアザミの横腹に見舞う。 瞬間の交差は、回避行動を取ったことで、一瞬遅れたアザミが蹴りを食らう形となった。 が、吹き飛ばすつもりで放った蹴りをその場で食い縛られたのはソリテュードにとって予想外だった。 ――コイツを耐えるとは、ならばっ! ほぼ密着状態からナイフを再び逆手に持ちかえつつ、右腕を彼女の喉元目掛けて振り抜く。 しかし再度、必殺の一撃は彼女の迎撃によって阻まれる。 凄まじい速度で切り上げられたアザミのナイフによる一閃は、火花を散らし俺の手からナイフを弾き飛ばした。 ――やるな、やはりただ者じゃない。 得物を失った以上、残された有効な手段は最接近しての組み手しかない。 そう判断したソリテュードは迷うことなく更に間合いに踏み込んだ。 同時に頭の中でアザミの戦闘能力を奪うための動きをイメージする。 今までの交戦から推測されるアザミの戦闘能力と自身の戦闘経験を基に、それは瞬間的に構築され、体は寸分の違いなくイメージをトレースする。 自身を狙っていたナイフが握られる右腕の手首を素早く掴むと、力いっぱい内側へ捻りこみ、攻撃手段を封じ込める。 その細腕に握られていたナイフは力なく落下し、軽く乾いた音を響かせた。 互いの息が掛るほどの超至近距離から渾身の右フックをこめかみへ見舞うべく、腕を振りかぶる。 だが拳を放つ直前、アザミの右腕を封じ込めている自身の左腕に違和感を覚えた。 瞬時にそちらへ目を向けると、アザミは俺の拘束から逃れるべく腕を振りほどこうと、フリーになっている左手で俺の左手首を鷲掴みにしていた。 手首に食い込む指先の異常なまでの圧力に思わず顔をしかめる。 それは明らかに人間のものではなかった。 ――っ!まずい、これでは逆に反撃される。 危機を察したソリテュードは即座に攻撃を中断し、間合いから離脱するため零距離から再度、アザミの腹部を蹴り上げた。 今度は防御態勢を取れずに蹴り飛ばされ、宙に浮いたアザミは、それでもそのまま倒れることなく俺の肩を土台にして、跳躍するような形で宙返り反転をし、大きく距離を開けて体勢を崩すことなく滑走しながら着地する。 アザミのブーツから煙が立ち上り、合成ゴムの焼けた臭いがツンと鼻腔をくすぐる。 先ほどの右手の握力、俺の攻撃をことごとく耐えきる耐久力、あの瞬発力と敏捷性。 ――間違いない、体の大部分を義体化している。 そう考えつつ、ホルスターから拳銃を抜き、ハーフコック状態のハンマーを上げ、アザミに狙いを定めるのと、彼女がサブマシンガンを構えてこちらに銃口を向けるのはほぼ同時だった。 ようやく巡ってきた膠着状態を逃すことなく、今までじっと俺たちの戦いを見ながら一歩も動こうとしなかったアリスを手招きで呼び寄せる。 すると、それを待っていたかのようにトテトテと俺の横まで駆け寄ってきた。 視線を逸らすことができないため、表情は窺えないが、安心したように寄り添ってくるのを肌で感じる。 小さな体温を感じながら、ようやくアリスを自分の手の内に収められたことに安堵しつつ、緊張状態を解くことなく戦闘態勢を維持する。 むしろここからが本番だ。 明滅を繰り返す隔壁設備の警告灯が自分たちの周辺をせわしなく照らす。 そこで、今まで朧げだったアザミの容貌をはっきりと見ることが出来た。 女性にしては短い髪型と、眼をひく白い髪。そして俺を睨みつける鋭い目つきは女性よりも先に歴戦の兵士を意識させる。 やはり噂通りの実力の持ち主のようだ。 沈黙が続くかと思われたが、先に口火を切ったのはアザミの方だった。 「ランカーレイヴン・・・ソリテュードか―」 特徴的なハスキーヴォイスが、より彼女を印象付ける。 その冷徹な口調からも、この緊急事態に少しも混乱していないことが窺えた。 ――やはり向こうも俺の事を知っていたか。まあノウラの部下であれば当然だろうが。 こちらも彼女の真意を確かめるべく口を開く。 「互いに初見の筈だがな。雇い主に連絡を取る前に、君から説明を受けたいものだな。―ミズ・アザミ?」 相手の真意が分からない以上、単刀直入に聞くしかない。 少なくとも彼女がアリスを追ってここまで来たのは確かだろう。 だが俺にとって重要なのはアリスを追ってきた、その理由だ。 この混乱に乗じてのターミナル・スフィアによるアリスの奪取であれば、それは到底看過できるものではない。 しかし、あの組織の性質上、それは考えにくいというのもまた事実だった。 最悪の場合、彼女と交戦を続けなければならないが、できればそれは避けたかった。 アリスを一刻も早く安全な場所に避難させたいのが最大の理由だが、状況的にも戦力的にも、こちらが不利なのは明らかだ。 拳銃を突きつけつつ、アザミの表情を窺う。 彼女は一切表情を崩すことなく、少しの思案の後、重い口を開いた。 「・・・此方はエデンⅣ連邦治安法内事交戦規定に基づき軍事行動中だ。ミスター・ソリテュード、其方の所有物については行動中に保護対象と認定、当該行動を展開していた。此方からの説明は以上だ・・・」 一切の無駄を排した簡潔明瞭な状況説明。 こちらと話し合いをする姿勢を見せつつも、先ほどの戦闘時よりは軟化したとはいえ、それでも並みの兵士ならばすくみ上がってしまうような殺気をサブマシンガンの銃口と共にこちらへ突きつけてくる。 その彼女の佇まいは傍らにいる少女よりも、よほど機械じみていた。 ――なるほど。確かにターミナル・スフィアは独自の軍事力を有しているし、パルヴァライザーの襲撃ならば動かない道理がないか。・・・しかし、所有物とはな。彼女もノウラと同じく、アリスを人間扱いしていないらしい。まあ、当然と言えば当然か。 アリスを物扱いされたことにどこか複雑な思いを抱くと同時に、それが今は余計な雑念だと認識して意識的にその感情を脇へ追いやる。 どうも最近、アリス絡みの事に対して余計な感情が働いていけない。 一瞬とはいえ気を緩めた自分を引き締めつつ、現状を打開するための思考を巡らす。 彼女が優秀な兵士であるのは、もはや疑いようが無い。 ものの数分交戦しただけだが、この期に及んで嘘を吐く様な人物ではないことは確かだ。 それに、アリスの奪取が目的ならば、彼女の能力を持ってすれば容易に実現できただろう。 にもかかわらずアリスを目前にそうしなかったのは、少なくともそれが目的ではなかったからだ。 ならば相応の対価を払って引き下がってもらうしかないだろう。 ――しかし・・・とんだ災難だな。あのマダムに借りを作ってしまうとは。 「・・・コレの身元は私が引き受ける。貴君の彼女に対する配慮、感謝しよう。現在、都市全域に第一種警戒態勢が発令中だ。事務所の方へは後日追って、再び挨拶に足を運ばせてもらうとする。コレで異存はあるまい?」 これが俺の最大の譲歩だ。これ以上、交戦を続けるのは互いの本意ではないし、ターミナル・スフィアに対価を払うとなれば、それは俺からの古代遺跡に関する直接的な情報提供以外に成立しない。 アザミはソリテュードの言葉を聞くと、しばらく思案した後、突きつけていた殺気を今度は明確に軟化させ、サブマシンガンの銃口を静かに下ろした。 それを見たソリテュードも拳銃をデコッキングすると共に狙いを彼女から外す。 二人の戦士による殺気で凍てついていた周囲の空気が弛緩し、奇妙な静寂が辺りを包む。 この混乱の最中、ここだけが切り取られたように何故か無音に近かった。まるでそれが必然であるかのように。 それは嵐の前の静けさに似ていた。 しかし、その異変に気付けというのは、つい先ほどまで命のやり取りをしていた人間に対して、いささか酷なものであった。 ただ一人の例外を除いては。 ――やはり、優秀な人間は飲み込みが速くて助かる。 こちらも殺気を軟化させ、ようやくこの場を収束できたことに安堵していると、不意に上着の裾が小さな力で引っ張られるのを感じた。 視線をそちらへ巡らせた瞬間、俺は驚かざるを得なかった。 普段から滅多に表情を変えないアリスが、この上なく不安そうな怯えた顔で俺を見上げていたからだ。 「どうした、アリス?」 「・・・くる。さっきから、だれか・・・。わたしを、うばいに・・・」 か細く、拙いその口調はいつも以上に頼りないものだった。 アリスのただならぬ変化に危機感を感じ、周囲を警戒しようとしたその時。 カン―― 静寂を打ち破るような硬く乾いた音が響き、その直後、辺り一帯は鋭い閃光と耳をつんざくような爆音に包まれた。 ――閃光弾だと!? 咄嗟に腕で眼を覆い、視界を奪われるのだけは回避できたが、耳に響く爆音だけは防ぎようがなかった。 鼓膜を破らんばかりの大音響に顔をしかめる。 平衡感覚を司る聴覚器官が一時的とはいえマヒし、軽い眩暈を起こすが、裂帛の気合で踏みとどまり、すぐに意識を回復させた。 だが、その瞬間が致命的な隙となってしまった。 閃光弾が何者かによって投げ込まれた直後、ソリテュードの後方に位置する隔壁設備のガレージから高機動MT数機が滑り出て、その内の2機がソリテュードとアリスを目掛けて疾走してくるのとソリテュードが意識を回復させたのはほぼ同時だった。 後方からの機動兵器の駆動音に気付いて振り返るのと同時にソリテュードは自分の判断ミスを呪う。 閃光弾が炸裂する瞬間に、自分の腕で顔を覆うのと同時に空いた左手でアリスの顔の前に手をかざして視界を護ったのはよかったが、爆音によって一時的とはいえ意識が遠のき、アリスを自分の手から離してしまった。 結果アリスは孤立し、アリス自身も爆音の影響で動くことすらままならない。 アリスの手を取って、こちらに引き戻そうと腕を伸ばすが、寸でのところで腕は空を切る。 少女の小柄な体はMTのマニュピレーターに攫われ、その身を捕らわれてしまった。 「アリス――!」 ――クソッ、なんてバカだ! アリスを奪われたことに、やり場のない憤りを相手と自分自身に感じつつも、冷静に状況を分析する。 こういう時に焦れば、それこそ取り返しのつかない事態になる。 正体不明のMTは全部で5機。 強襲用の軽量型MTは俺とその場に残っていたアザミを取り囲むように陣形を組んだ。 そして何故かアリスを攫った機体までもが俺達を取り囲んでいた。 ――何故逃げない?俺達を始末する気か。目標を確保したことで油断しているな。だが、その油断こそがお前らの敗因だ! ソリテュードは自分より遥かな巨体と力を持った鋼鉄の巨人を前に臆することもなく攻撃態勢を取る。 携帯用小型ハンドグレネードのうち、光学センサーをマヒさせる機能を持つフラッシュグレネードを投げようと身構えた瞬間、視界の端に何かが動く気配を感じた。 そちらに眼を向けると、アザミがアスファルトを砕くほどの驚異的な脚力でアリスを攫ったMTに飛び掛かり、アリスを捕らえている右腕関節部に向かってグレネードランチャーぶっ放した。 衝撃力に特化した拡散衝榴弾を使用することによってアリスへ被害が及ぶリスクを最小限にすると共に関節部のアクチュエーターやケーブルにダメージを与えマニュピレーターの機能を低下させる。 それはアリスを奪還するのに、この場で取ることのできる最良の判断と行動だった。 アザミは素早い身のこなしで、拘束力の緩んだMTのマニュピレーターから瞬時にアリスの身体を抜き取り、そこから華麗に跳躍して地上へと降り立った。 その一瞬の出来事に謎のMT集団はおろか、ソリテュードまでもが呆気にとられてしまった。 自分も似たようなことをしようと考えてはいたが、あそこまで鮮やかに、そして瞬時にやってのけられると、さすがに言葉を失う。 ――驚いたな、まさかあれほどの力を持っていたとは。 などと、緊急事態であるにも関わらず、不覚にもそんなことを考えていた俺の耳に印象的なハスキーヴォイスが響く。 「ソリテュード、走れ!」 アザミの声で我に返り、MTの足元めがけて飛び込むくらいの勢いで全力疾走する。 が、敵もいつまでも呆けているつもりはないらしく、捕獲対象をあっさり取り返されたこともあってか俺とアザミに猛烈な攻撃を浴びせかけてきた。 耳をつんざくような轟音と共に弾丸の雨が降り注ぐ。 対機動兵器用のガトリングガンなど、掠っただけでも致命傷だ。 俺達を取り囲むMTのうちの1機の足元に滑り込むと、幸運なことにすぐ目と鼻の先にビルとビルの合間にある小さな路地が眼に入った。 「くっ・・・この!」 立ち止ることなく、全身の力を足に降り注ぎ一心不乱に疾走して路地へと飛び込んだ。 路地の入口が数発の弾丸で砕かれるが、それ以上の追撃は無い。 どうやらヤツらの目標は、あくまでアリスとアザミであるらしい。 MT相手に牽制にもならないと思いつつ、拳銃とハンドグレネードを構えながら、そっと路地から外の様子を窺う。 →Next… ② コメントフォーム 名前 コメント
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523 :reden:2007/03/16(金) 02 39 24 ID oTZYRjrE0 朱き帝國第10話 『我々の努力。 その4分の3は、都市周辺の防衛網の速やかな建設に注がねばならない。 敵は我らの城門に迫りつつある。これは生死の問題である。 レニングラードの労働者階級が、奴隷となってその善美をむしり取られるか。 あるいは我々が持てる力を結集して困難を乗り越え、敵を撃退して、レニングラード正面でモラヴィア黒魔術師の墓場を掘るか。 そのどちらかしかない』 アレクセイ・A・クズネツォフ、レニングラード共産党地方党書記 スモーリヌィ党本部における臨時党大会の席上での発言。 1941年7月7日 14:00 ソヴィエト連邦 レニングラード レニングラードの街並みの中にはある種奇妙な高揚感が漂っていた。 それは人々が、モラヴィアに対する激しい怒りと愛国心に燃えている事を示す兆候ともとれた。 数日前、この街を襲った破壊の爪痕はそこここに残っていたが、それでも活気があった。 連邦各地から鉄道で輸送され、続々と集結しつつある赤軍部隊が、市の中央を貫くネフスキー大通りを行進し、軍歌を高唱しながら歩いていく。 起ち上がれ、雄雄しき国土 起って、死闘を戦い抜かん 気高き怒りよ 怒涛の如く沸騰せよ 我らは人民の戦争に赴くもの 聖なるその戦に…… 何処の動員局も、入隊志願者であふれ返っていた。 『レニングラーツカヤ・プラウダ』紙は、全紙を埋めて、愛国心高揚を謳い上げた。 この一週間前、スモーリヌィの党本部に党員上層部が召集され、そこでモスクワが策定した方針の通達と、対異世界軍の防衛体制構築が指示された。 地方党のボスであるジダーノフがモスクワに戻った為に、彼に代わってレニングラード州総括責任者となったアレクセイ・クズネツォフ党書記は、軍事生産に要する労働者数の推計を提出せよと命じた。 そして軍に対しては海岸側からの攻撃に備えての防衛線構築、連邦各地からの増援軍の受け入れ準備が命じられた。 「キエフ方面に送る予定だった部隊は、粗方こちらに向かわせる事になった。 詳しくは軍管区司令部に指令書が届いていると思う」 ネヴァ河の河畔に寄り添うように建つ、ロシア古典派建築の建物。 旧スモーリヌィ女学館・レニングラード共産党本部。 その一角に設えられた執務室で、クズネツォフ党書記はポポフ軍管区司令官に、開口一番でそういった。 「それはまた…我々としては助かりますが、そうなると沿バルト方面が苦しくなりそうですな」 「なに。そもそも沿バルト軍管区自体、ファシスト・ドイツの攻撃からこのレニングラードを防衛する為の障壁として立ち上げられたのだ。 バルト海があんな事になってしまった後では、もはやアレは防壁足りえん。それよりも新たに延伸した陸地国境の守りを固めるべきだろう」 「……確かに」 バルト海沿岸都市に対して行われた、モラヴィア軍による一連の攻撃の後。 赤軍は国境防衛部隊の大幅な配置転換を実施していた。 それまでドイツの攻撃を意識して、ウクライナ・白ロシアに集中していた部隊を一部、バルト海沿岸部に振り向けたのだ。 加えて、中央アジア・極東方面から大幅に戦力を引き抜き、これをレニングラード・沿バルト方面の防備増強に当てるべく命令を発した。 そして、その中でも特に重視されたのがレニングラード防衛だった。 国内でも3指に数えられる重要な工業地帯であり、しかもそれが得体の知れない敵性国家との国境に隣接しているのだから、なにをかいわんや…当然の処置である。 レニングラード司令部の隷下諸部隊には直ちにバルト沿岸部への展開命令が発せられた。 その数、戦車師団4個、機械化師団2個、狙撃師団14個。 対独戦では後方と見られていた軍管区であるにも拘らずこれだけの兵力を展開させている辺りは、世界最大の陸軍国の面目躍如といえるかも知れない。 とはいえ、レニングラード軍管区の防衛責任範囲は北は北極圏のコラ半島、南は旧エストニア国境地帯に至る広大な地域に広がっており、この西部全域を防衛するのに今の戦力では到底足りるものではない。 524 :reden:2007/03/16(金) 02 40 45 ID oTZYRjrE0 これについては援軍として、まず、北コーカサス方面からキエフに移動中だったM.A.レイテル中将の第34狙撃軍団(5個師団基幹)、そして第25狙撃軍団の3個師団が、第一陣としてレニングラードに送られる事になった。 このグループは第19軍として編成され、イヴァン・S・コーネフ中将が司令官に任命された。 そして、その直ぐ後にはトランス・バイカル軍管区よりM.F.ルーキン中将の第16軍が送られる事になり、これらの大援軍を受け入れるべく、レニングラード軍管区では準備が開始された。 「第19軍は7月20日から8月5日にかけて。 第16軍はそこから更に10日程の間を置いて到着する予定だ」 「わかりました。直ちに受け入れ準備にかかります。 ……ところで、防衛線に展開する作戦グループの指揮官人事についてですが」 「誰か適当な者がいるかね」 「管区副司令のピャディシェフに任せようかと思います。 古参将官の受けも良いですし、彼の管理能力には定評があります」 ポポフは軍管区副司令官のコンスタンチン・ピャディシェフ中将の顔を思い浮かべながら答えた。 内戦期の戦功で赤旗勲章を2個得ており、1930年代には士官学校の校長も勤めていた男だ。 多くの演習・機動演習を指揮し、軍事学者としてもひとかどの声望を得ている。 ポポフが見たところでは人付き合いにも如才なく、他人の意見にも耳を傾けられるようだ。 知人の古参将軍ドゥハーノフなどは彼のことを『レニングラード方面最高の将官』とまで絶賛しているほどだ。 「……君がそこまで推すのなら、任せてみようか」 クズネツォフは頭を傾げつつも了承した。 「ともかく、市正面の防衛線構築・市の要塞化が急務だ。状況は…あるいはフィンランド戦の時よりも悪いが、遣り遂げねばならん。同志スターリンも気を揉んでおられる」 「それは解ります……まぁ市の要塞化は兎も角、あのだだっ広い海岸線を防衛するには手持ちの機材だけでは追い付きません。補給の割り当てについては、これまで以上の優遇措置を願います」 ポポフの言葉に、一瞬クズネツォフの表情に陰がさした。 「うん、まぁ補給に関しては最大限考慮しよう。 ……とはいえ、新鋭のT-34、KV-1の配備は遅れることになりそうだが」 「なぜです」 「中央からの指示でな。市内の工場群は、冶金・機械関連の生産設備から優先的に後方に疎開させることになった」 「ここにあっては守りきれない、と?」 「別に赤軍の能力を疑っているわけでは無いがね。碌な縦深も確保できていない現状では難しかろう」 「……確かに」 一応、建物には偽装網を被せたりペンキで塗装を施すなどカムフラージュは行っているが、物理的に無防備であることに変わりは無い。 空襲など受けようものならあっさり破壊されてしまうだろう。 「仕方ありませんな。出来ればBTから早めに切り替えたかったのですが」 「何か問題でも?」 「バルト方面司令部が寄越してきた報告なんですが……敵を追撃した際、火炎魔術とやらで火達磨にされる車両が続出したそうで、損害がかなり大きかったようです」 「………か、火炎魔術?」 いきなりオカルトめいた単語が出てきたことにクズネツォフは目を白黒させた。 彼の唖然とした視線を感じ、ポポフは居心地悪げに身じろぎする。 「…その…私も実物を見たことは無いのですが。 話に聞くところではOT-130並の火力だそうで。 直撃を受けた場合、ガソリン戦車では一撃で無力化されるようです」 ポポフは、昨日に目を通した報告書の記憶を手繰り寄せつつ答えた。 「なんとまぁ……ますますもって訳のわからん連中だな。 剣と槍で武装した中世並の軍隊かと思いきや、こちらの戦車に相当するキメラ。 砲兵代わりに火炎魔法とは……」 「ええ、キメラなど我が軍でも欲しいくらいです。あぁそれと、正確には魔法ではなく魔術というそうです」 「?…細かいな。それはどう違うのかね」 「さぁそこまでは」 525 :reden:2007/03/16(金) 02 41 28 ID oTZYRjrE0 二人揃って首を捻る。 NKVDから送られてくる情報には断片的なものが多い。 元をただせば捕虜から尋問によって得た情報が大半を占めているのだから仕方ないのかもしれないが。 「……まぁ良い。話を戻すが、当面、我々は防勢防御をする他無い。 なにしろ旧バルト海海岸線以西の土地に関しては情報が全く無いからな。 しばらくは捕虜の情報と、航空機・小規模の偵察部隊を用いての地理状況の把握が中心になるだろう。 その後、徐々に軍を進出させて市を守るに充分なだけの縦深を確保し、戦線を形成する」 「そして援軍の受け入れが完了次第、反撃。こんなところですか」 「歯痒いなぁ」 「気持ちは解りますが。仕方ないでしょう」 クズネツォフのぼやきに、ポポフは苦笑を漏らした。 笑ってはいるが彼もクズネツォフと同じ思いだった。 正体不明の敵性国家。 その国境が自国が有する最大の工業地帯と直接隣り合っているというのはソ連側からしてみれば悪夢という他無い。 (まぁ…状況が3年前に戻ったとも言えるか) ポポフは思った。 今から3年前、レニングラード市は北のフィンランドにその命綱を半ば握られていた。 市の北部は国境地帯に展開するフィンランド軍重砲部隊の射程内にすっぽりと収められており、クロンシュタット軍港はフィンランド領の島嶼群から肉眼で視認できる距離にあった。 艦艇の配備状況から基地の様子に至るまで、バルチック艦隊の動きはフィンランドに筒抜けだった。 そして、1939年のフィンランド冬期戦……ソ・フィン戦争。 この戦争の結果、ハンゲ半島とカレリヤ地方はソ連の手に渡り、レニングラードは帝政ロシア時代と同様の軍事的要衝としての価値を取り戻した。 ……それも今回の異世界召喚と言う事態によって、全て御破算になってしまったが。 (問題はモラヴィア軍とやらの戦力がどの程度かによるな) 下手な機甲師団より厄介なキメラ部隊。 空戦能力は弱いものの垂直離着陸能力を持つらしい飛竜。 多少の性能差は数で巻き返せる、が、逆に言えば纏まった数で攻め込まれれば現状の戦力ではレニングラードを守りきることは難しい。 軍管区の手持ち戦力は海岸部の都市を守るために薄く分散配備することになるだろう(もちろん最重要地域であるレニングラード市には有力な師団を手配る予定だが)。 敵の攻勢正面がどこか? 目的は? 戦力・作戦能力は? そもそもバルト沿岸から西はどうなっているのか? 解らない事だらけだ。 フィンランド戦の時のようにソ連が攻勢に出る側ならば、レニングラードの工業地帯は兵器廠として大いに期待できる。 だが、こちらが防勢に回った場合、前線に余りにも近いレニングラードの存在は、軍にとって重荷以外の何者でも無い。 それに、工場を疎開する以上、兵器の生産も一時的に滞ることになるだろうから、装備更新のスピードは鈍化するだろう。 (なんにせよ、大変な仕事だ) これから背負い込むことになるであろう労苦に思いを馳せ、ポポフは溜息を吐いた。 新星暦 351年 青竜月30日 第10刻 モラヴィア王国 王都キュリロス 「一体…この損害は何なのだ?」 モラヴィア国王マティアスは軍部からの報告書に目を通しつつ、微かに震える声音で問うた。 「敵の空中戦力・地上軍を過小評価していたようです」 ロイター元帥は苦虫を噛み潰したような表情で答えた。 526 :reden:2007/03/16(金) 02 42 33 ID oTZYRjrE0 「異界軍……名称をソヴィエト連邦赤軍というそうですが、これは我々が知るものとは全く異なった、魔力に拠らぬ技術・兵器体系によって形作られた軍隊のようです。 陛下。いくら魔術を使えぬとはいえ、これは侮ってよい相手ではありませんぞ」 「卿がそこまで言うほどの相手か。しかし……」 王は暫く報告書に目を落し、何か考えているようだった。 やがて視線を上げると元帥の背後に並んでいる貴族軍人に問うた。 「……歩兵の損害はまだ良い。だが、機鎧兵団と竜騎士の損害が大きすぎるぞ」 特に竜騎士の損耗が酷い。 異界軍が『航空機』なる鉄の機巧兵器を有していることは、先のレニングラード戦でも確認されており、沿バルト方面の侵攻部隊にも警戒命令が送られてはいた筈だ。 実際、レニングラード戦のように奇襲を受けたわけでもなく、バルト方面に展開していた竜騎士隊は万全の体制を整えた上で赤色空軍と衝突している。 しかし、その結果は惨敗。 異界軍の航空機を16機撃破したのと引き換えに、味方は40騎余りの竜騎士を喪失している。 レニングラードでの損害と合わせれば80騎を超える損失だ。 「飛兵総監。ソヴィエトの航空機に対して我が竜騎士団は無力なのか?」 「そのようなことはありません」 飛竜騎士団を統括する飛兵総監のアレント侯爵大将は心外な、と言いたげな顔で答えた。 「そもそも、異界進駐軍が敵として想定していたのは碌な文明を持たぬ蛮族か、あるいは従属魔術によって牙を抜かれた肉人形………あのような、奇怪な軍勢を有する大国との交戦は想定しておりませんでした」 そう言いつつ、アレント侯爵は広間に参集している貴族の一人……『救世』計画責任者であるヴェンツェル子爵導師を軽く睨んで見せた。 「子爵。貴方は確か、事前協議の席でこう仰られたな?『進駐軍の行く手を阻む者がいるとしたら、それは人語を解せぬ獣くらいだ』、と。従属魔術は成功していると。軍はその報告を信用して、進駐軍に加える魔道軍部隊は最小限に留めた。その結果は?……確かに、相手は獣でしたよ。我が魔道軍の精鋭を叩き潰すほどの力を持った魔獣だ。空中戦力同士の交戦においては数の差が何よりも大きく影響するというのに!竜騎士団は異界軍の物量に押し潰されたようなものだ」 書物で伝えられる100年以上前の戦いでの戦訓まで持ち出して非難する。 公然と揶揄・非難されたヴェンツェルは、怒りと屈辱に肩を震わせながらアレントを睨み返した。 「貴様……軍の不始末の責任を我々に押し付ける気か!?これは軍の失態だろう。魔術も碌に使えぬ蛮族如きにむざむざ敗北しておきながら、よくも…」 このヴェンツェルの言葉に、幾人かの軍人が眉を顰める。 「やめんか!」 王の苛立たしげな一声に、ヴェンツェルとアレントは口を噤んだ。 「卿らが責任の擦り付け合いをするのを見物するために、この席を設けたわけではないぞ。 騎士団の被害についての詳しい報告には、後で目を通しておこう」 その言葉に、アレントは恐縮したように頭を垂れた。 縮こまる家臣に軽く頷きを返し、王は国防相に向き直った。 「それで、ロイター卿。 率直に聞く。かの異界国家……ソヴィエト連邦の赤軍とやらを打ち破るのに、どの程度の戦力が必要か?」 微かに不安の色を滲ませたその問いかけに、ロイターは暫し考えを巡らせた。 「計画のこともありますし、余り戦いを長引かせるわけにもいきません。 ここは、本国の魔道軍を総攫えして一気に叩く必要があるかと」 「まさか…」 「さらに念のため、地方軍の動員許可も戴きたく思います」 余りと言えば余りな要求に、文官たちが呻き声をあげる。 「馬鹿な…そんな事をすれば周辺国が黙っておらんぞ!?」 最初に反対の口火を切ったのは外務相だった。 強圧的な外交政策で近隣の中小国からは恐れられ、列強国からは蛇蝎の如く忌み嫌われている人物である。 一方で、宮廷内では比較的穏健な政策立案をすることで知られている。 彼にとっての不幸。それは、現王マティアスが魔道軍の力を過信してタカ派的・冒険的な進言に流されやすい傾向を持っていたことだろう。 彼の評判を悪化させた外交政策は、大抵は王から一方的に押し付けられたものだ。 「むろん、近隣諸国に睨みを利かせられるだけの戦力は留め置きます」 527 :reden:2007/03/16(金) 02 44 21 ID oTZYRjrE0 「……私が言っているのは、そんな有象無象の小国のことではない。 軍を大々的に動かせば精霊教連合も動くだろう。私はそれを心配しているのだ」 外務相は吐き捨てるように言った。 精霊教連合というのは、ネウストリア帝國を中心とした『神聖同盟』の、モラヴィア王国内での公称である。 流石に、自分達を標的とした軍事同盟に『神聖』などと冠するのは憚られた為に付けられた名称だ。 「それに、もし魔道軍が大きく傷つけば属領や近隣の衛星国にも動揺が走るぞ」 「貴様!我々が負けるとでも言うつもりか!?」 貴族軍人の一人が怒ったように言う。 「そうは言わん。だが、負けないまでもこちらが深手を負うようなことがあれば、更に戦力の回復に時間がかかると各国が『誤解』するようなことになれば何とする」 騎士・貴族の中には誤解している者も多いが、モラヴィアの国力は列強としては然程高いものではない。 むしろ、下から数えたほうが早いくらいだ。 モラヴィアを列強たらしめているのは、ひとえに秘蹟魔道技術を唯一保持しているという技術力。 そして、魔道軍の強大な軍事力ゆえだ。 もし、その軍事力に陰りが見え始めたらどうなるか? 思想面では相容れない。 経済面でも(始終外交関係が緊迫状態にあることもあり)劣勢。 おまけに恨みは山ほど買っているのだ。 下手をすれば周辺国から袋叩きにされかねない。 (まぁ一気にここまで状況が悪化するとは思わないが) それでも不安の芽は潰しておくにかぎる。 「問題は他にもある。魔道軍全てを動かすとなれば、マナの消費量も馬鹿にならんのだぞ。 計画完遂を前に国土を食いつぶす気かね!?」 外相に続くようにして、魔術師ギルド長のフランツ・バーテルス導師も反対の意見を述べる。 「御尤もな意見だが。それでも軍としては魔道軍の出撃は必要なのだ。 進駐軍の損害を見た限り、ソヴィエト軍は地方軍団だけでどうにかなる相手では無い。 魔道軍の精鋭であっても、戦力を小出しにすれば各個撃破の好餌となってしまうだろう」 議論百出の様相を呈してきた御前会議。 それに終止符を打ったのは国王マティアスの一声だった。 「諸卿の意見はわかった」 辺りが静まり返ったのを確認して、王は一同を見渡す。 「外相・魔術師ギルド長の意見には興味深いものがある。 が、今は『救世』計画の完遂こそが急務だ。 魔道軍の総力を上げて、ソヴィエト軍を早急に叩き潰す。周辺国が付け入る隙など与えん。 それが私の結論だ」 王の言葉に、外相の表情に失望の色が浮かぶ。 だが、王の決定とあっては逆らうことは出来ない。 「国防相。卿の意見を容れよう。 加えて、東部地域の地方軍団についても動員許可を与える。 命令は一つだ。 召喚主に楯突く蛮族どもを早急に平らげよ」 「御意」 ロイター元帥は最敬礼を持って答えた。
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PEPPERMINT 朝になりました。村の広場に甘噛みされたcozyさんの死体が見つかったようです...。 PEPPERMINT /chjoin メイドイン 3 (メイドイン) マリノス あれ cozy 荷が重い・・・ 3 (メイドイン) Cindlitta E鯖的なゲームの流れで PEPPERMINT 村人の皆様、今日も一日ゆっくりしていってね! PEPPERMINT 昼の部スタートです! 3 (メイドイン) マリノス 占い抜いたんだ。。。 3 (メイドイン) Cindlitta 役が増えたようなものです 1 (ぺんぎん村) とよよ おはようございますー 3 (メイドイン) リュファ あっ。 3 (メイドイン) カルシファー あら占いが 1 (ぺんぎん村) ウォルナ そうなるよねぇ 2 (おいぬさま) Jareky 【占いCO】xバーバラxさんを占いました。○です、村人でした!村人っぽい雰囲気出してる人(リヴァリンさん、とよよさん)以外を消去法的に占いました。 1 (ぺんぎん村) jinjahime ああ、そっち噛むのね 1 (ぺんぎん村) にゃおう 【霊結果 ゆっくりさん●】ここで対抗やおいらが噛まれないのは 対抗狼もありえるかもです。信用勝負なら狼 噛みにいくなら狐や狂人でしょうから 霊ロラで残り狼1です 3 (メイドイン) SEIRIOS あーあ 1 (ぺんぎん村) リヴァイン だね 1 (ぺんぎん村) ケシムラサキ 【霊媒:● ゆっくりふと】 1 (ぺんぎん村) Jareky 【占いCO】xバーバラxさんを占いました。○です、村人でした!村人っぽい雰囲気出してる人(リヴァリンさん、とよよさん)以外を消去法的に占いました。 3 (メイドイン) マリノス 狼あきらめたんだね 1 (ぺんぎん村) xバーバラx かまれたか やっぱり 3 (メイドイン) ゆっくりふと 真狩人が死んだであるからなぁ仕方あるまい 1 (ぺんぎん村) リヴァイン あら 自分じゃないのか 1 (ぺんぎん村) とよよ 狼は狐を把握しているのかな 3 (メイドイン) xこぅちゃx 狩人食ったわけだからねぇ 3 (メイドイン) Cindlitta ごめんねthpr 1 (ぺんぎん村) リヴァイン ということはジンジャさん 自分キツネで見てる●? 3 (メイドイン) リュファ ゆっくりさん吊られて、狼余裕がなくなったかな。 1 (ぺんぎん村) BBL 占いと霊媒結果把握しました 3 (メイドイン) マリノス イーンジャナイカナ 1 (ぺんぎん村) ケシムラサキ 狼は狐把握してるー? 3 (メイドイン) ゆっくりふと あ、確定●とかヒドイであるw 1 (ぺんぎん村) jinjahime にゃおうさん吊ります 1 (ぺんぎん村) xバーバラx 狐把握はしてなさそう 1 (ぺんぎん村) リヴァイン してないはず 1 (ぺんぎん村) Jareky とよよさんは、狼が狐把握しているとおもっている? 3 (メイドイン) マリノス え 1 (ぺんぎん村) jinjahime にゃおうさん視点2Wなので 1 (ぺんぎん村) リヴァイン GJ出てないしね 3 (メイドイン) PEPPERMINT まっくろふと 1 (ぺんぎん村) とよよ たぶんしていないと思います 3 (メイドイン) Cindlitta まっくろふと 1 (ぺんぎん村) リヴァイン いや 3 (メイドイン) cozy おつかれさまでした 3 (メイドイン) マリノス あ そっか 3 (メイドイン) リュファ やっぱり零倍のこして正解でしたね。 3 (メイドイン) PEPPERMINT おつかれーい 3 (メイドイン) すもでんぱ まっくろふと 3 (メイドイン) xこぅちゃx まっくろふとふいたw 3 (メイドイン) マリノス 神社さんバランス派だった 1 (ぺんぎん村) BBL 両視点狼1は 1 (ぺんぎん村) リヴァイン 今日は残った占い吊っていいと思う 3 (メイドイン) マリノス おかえりなさいー 3 (メイドイン) カルシファー お疲れ様ですー 1 (ぺんぎん村) ケシムラサキ 最高で1狐だよね? 呪殺あったとして 1 (ぺんぎん村) とよよ ただ、占いかみだったので、どうなんだろうかなって 1 (ぺんぎん村) ケシムラサキ <把握してる 1 (ぺんぎん村) ウォルナ ほむ 1 (ぺんぎん村) BBL 吊れましたね 1 (ぺんぎん村) jinjahime さきにジャレさん? 3 (メイドイン) SEIRIOS でもここ黒で出したほうが説得力あるし・・・w 1 (ぺんぎん村) リヴァイン うん 1 (ぺんぎん村) Emeral jareさんは狼とみる 3 (メイドイン) PEPPERMINT 今回は 3 (メイドイン) PEPPERMINT なんだかんだで 3 (メイドイン) PEPPERMINT 霊媒いきてますなあ 1 (ぺんぎん村) xバーバラx 狼でしょうね 3 (メイドイン) cozy 最後の占い先なんて言えない 1 (ぺんぎん村) リヴァイン まだ3wのはずだし 1 (ぺんぎん村) ウォルナ 呪殺合ったとしてもカルシファーさんの時くらいかな 1 (ぺんぎん村) リヴァイン ここで吊っとくべきかと 1 (ぺんぎん村) jinjahime ふむ 3 (メイドイン) xこぅちゃx 何で霊残ってるんだろ 1 (ぺんぎん村) Emeral さっきからしろが多いのをみると囲いがあるきがする 3 (メイドイン) Cindlitta 今11人でしたっけ 1 (ぺんぎん村) Jareky 狼と見るなら、飼うべきなのか? 3 (メイドイン) マリノス そう そこ実は違和感あり はじめ統一占い流れで霊残しならわかるんだけど 統一占いで霊ロラ発言って 1 (ぺんぎん村) ウォルナ 確実に減らしておきたい反面、飼っておきたい気もするのが悩みどころ 3 (メイドイン) PEPPERMINT しかし真の霊媒がすでに死んでいるなどと 1 (ぺんぎん村) BBL Jareさんは狼っぽいので告発を期待するならもう少し残せるかもぐらいですかね 3 (メイドイン) マリノス どういう意図なの?? 3 (メイドイン) マリノス 誰か教えて 3 (メイドイン) PEPPERMINT 誰が予想していたでしょうか。 3 (メイドイン) Cindlitta えっ 3 (メイドイン) xこぅちゃx またやめて!w 3 (メイドイン) PEPPERMINT えっ? 3 (メイドイン) カルシファー 霊媒死ですからね 3 (メイドイン) ゆっくりふと 偽霊は割って欲しかったであるなー霊ロラくらいの疑惑が欲しいであったのに 1 (ぺんぎん村) リヴァイン 難しいなぁ 1 (ぺんぎん村) jinjahime 今日は、にゃおうさん吊ります 1 (ぺんぎん村) xバーバラx 狐ほんとこわい 1 (ぺんぎん村) BBL 狩人とか噛んだりしてるのであんまり期待できませんが 1 (ぺんぎん村) jinjahime 11なので 3 (メイドイン) SEIRIOS ぺぱさんが怖い話をします助けて! 1 (ぺんぎん村) リヴァイン ジャレさん飼うか吊るか 3 (メイドイン) すもでんぱ そう 1 (ぺんぎん村) jinjahime のこり3W↓確定 3 (メイドイン) PEPPERMINT そう・・・ 1 (ぺんぎん村) リヴァイン 先に霊のがいいか? 3 (メイドイン) Cindlitta そう・・・ 3 (メイドイン) SEIRIOS そう・・・ 1 (ぺんぎん村) ケシムラサキ JARさんが仮に真だとすると、結構きっついよね 3 (メイドイン) すもでんぱ わたしがしんのれいばいしだったのです! 1 (ぺんぎん村) Jareky リヴァインさん、2wの可能性あるよ。霊媒結果割れてるから 3 (メイドイン) PEPPERMINT ナ、ナンダッテー! 3 (メイドイン) SEIRIOS イヤアアアア 1 (ぺんぎん村) リヴァイン あーそうか 1 (ぺんぎん村) Emeral よってうぉるなさんがあやしい 1 (ぺんぎん村) jinjahime じゃれさん狼はあしたグレーかんでね? 3 (メイドイン) マリノス マジカ! 3 (メイドイン) カルシファー キャァァァァァ 3 (メイドイン) xこぅちゃx いやいや、俺が俺が 3 (メイドイン) Cindlitta ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー!! 3 (メイドイン) マリノス じゃあしゃーない 1 (ぺんぎん村) リヴァイン ジャレさんはとりあえず残したほうがいいか 3 (メイドイン) ゆっくりふと 今いる霊は狂狼 狼狐・・・! 3 (メイドイン) カルシファー んじゃ私もCOしとくー! 1 (ぺんぎん村) jinjahime ごめ、ジャレサンっていうの消し忘れた 3 (メイドイン) Cindlitta すいません、狩人COは間違いでした、霊媒COでs 3 (メイドイン) SEIRIOS まあ私が潜伏占いなんですけどね 1 (ぺんぎん村) jinjahime 狼は明日グレー間でね 1 (ぺんぎん村) リヴァイン 霊媒吊りましょう 3 (メイドイン) マリノス 霊媒潜伏全部いるなwww 1 (ぺんぎん村) Jareky Jare=狼ってことでしょうかw 1 (ぺんぎん村) Emeral あとばーばらさんも 3 (メイドイン) PEPPERMINT あ。カルシファーさん狐でしたっけ。おつかれさまでした。 1 (ぺんぎん村) とよよ 冷媒が無難かな 1 (ぺんぎん村) リヴァイン グレーってかキツネ把握してほしいかな 1 (ぺんぎん村) BBL 正直囲いとか言ってもcozyさんが真でしょうからcozyさんの○以外グレーなんですよね 3 (メイドイン) PEPPERMINT ナ、ナンダッテェー! 3 (メイドイン) カルシファー Σ(゚□゚||| 1 (ぺんぎん村) リヴァイン うんうん 3 (メイドイン) マリノス ですね カルシファーさんは狐です 1 (ぺんぎん村) Emeral 狐ぜんめつもありうる 1 (ぺんぎん村) ウォルナ それがきつい 1 (ぺんぎん村) xバーバラx たしかにそうですね 3 (メイドイン) PEPPERMINT バカナー! 3 (メイドイン) SEIRIOS GMが驚いてるわ・・・ 3 (メイドイン) マリノス だいぶ前に決まりました確定事項です 3 (メイドイン) カルシファー GMが偽ですね・・・ 1 (ぺんぎん村) ウォルナ BBL Cindlitta ウォルナ うんちや とよよ バーバラ ゆっくりふと リヴァリン 1 (ぺんぎん村) リヴァイン キツネ全滅はなぁ・・・最終日迎えるまで考慮外でいいと思う 3 (メイドイン) xこぅちゃx GMCO! 1 (ぺんぎん村) ウォルナ これがcozyさんのグレーのはず 3 (メイドイン) SEIRIOS ぺぱーさんつろうぜー 1 (ぺんぎん村) Emeral まああまりそれはしやにいれないのがいいかな 3 (メイドイン) Cindlitta GMCO! 3 (メイドイン) PEPPERMINT えーと 3 (メイドイン) カルシファー 吊ろう!吊ろう! 3 (メイドイン) PEPPERMINT あと11にんか・・・ 3 (メイドイン) マリノス 乗っ取りが発生したwww 1 (ぺんぎん村) BBL リヴァインさんはゆっくりさんに最後の最後でなんか言われてたけど村目かなと 1 (ぺんぎん村) ケシムラサキ 狐はさりげなく死んでてくれると嬉しいけど 1 (ぺんぎん村) jinjahime うんちやさんとEmeralさんは白で 3 (メイドイン) リュファ この霊界にやすらぎはないんですか。 1 (ぺんぎん村) BBL 発言もしっかりしてますし 1 (ぺんぎん村) うんちや わたしCOZYさんに占われてるよ 1 (ぺんぎん村) にゃおう 対抗は誤爆でライン切った狼とみてます でじゃれさん狼で おいら仕事終わったかも 3 (メイドイン) あまる ないらしい 3 (メイドイン) PEPPERMINT あんまりないですね! 1 (ぺんぎん村) xバーバラx りヴァインさんはむらでしょう 1 (ぺんぎん村) リヴァイン うん 自分はあってキツネまでで見て欲しい 3 (メイドイン) SEIRIOS ないねー 3 (メイドイン) マリノス 計算してるぺパみさん ってことは 3 (メイドイン) ゆっくりふと 確定○噛むに決まってるであろう 何故グレー噛みなぞ村有利にせなばならぬのだ 1 (ぺんぎん村) とよよ リヴァインさんは、村と見ています。 3 (メイドイン) Cindlitta 実は地獄なんですよここ 3 (メイドイン) マリノス 飽和あるんかwww 1 (ぺんぎん村) ウォルナ 村というか白かなぁと見てる 3 (メイドイン) リュファ 村が混沌だと墓場まで混沌に・・・ 1 (ぺんぎん村) リヴァイン ありがてぇありがてぇ 3 (メイドイン) PEPPERMINT 飽和とか 3 (メイドイン) PEPPERMINT 都市伝説ですよ。 1 (ぺんぎん村) Jareky 仮に狼が狐を把握しているとしたら、噛み合わせがあったように見える日かな 1 (ぺんぎん村) ウォルナ 少なくとも狼目は少ない 3 (メイドイン) マリノス デスヨネー 1 (ぺんぎん村) jinjahime リヴァインさんは白目でみてるけどね 3 (メイドイン) PEPPERMINT あと11人っと・・・ 3 (メイドイン) Cindlitta GMがこわいです 1 (ぺんぎん村) jinjahime まぁ、今考えるところじゃない 2 (おいぬさま) PEPPERMINT -----残り2分----- PEPPERMINT -----残り2分----- 1 (ぺんぎん村) リヴァイン 今日どっち吊るか だね 1 (ぺんぎん村) PEPPERMINT -----残り2分----- 1 (ぺんぎん村) ケシムラサキ 噛み合わせもどきの日が狐だとすると、少し大胆なのにも合点はつくかな 1 (ぺんぎん村) Emeral cozyさんは本ものとみるから、ボク、カルシファー、じんじゃひめ、うんちやさんはしろかと 1 (ぺんぎん村) jinjahime 狼じゃないなら、狼はそこを噛まないと追い詰められる場所だから 3 (メイドイン) あまる 狐が2匹って忘れてる人いそう 3 (メイドイン) cozy すみません、高熱のため早退させてください。 1 (ぺんぎん村) jinjahime 今日はにゃおうさん吊りです 3 (メイドイン) マリノス え 1 (ぺんぎん村) とよよ えめらるさん、その考えだと、かるさんは、狐だよ 3 (メイドイン) PEPPERMINT ほほい 3 (メイドイン) Cindlitta お大事に 3 (メイドイン) xこぅちゃx お疲れ様です!お大事にね 3 (メイドイン) PEPPERMINT はよおやすみになるのです! 3 (メイドイン) カルシファー お大事にー 1 (ぺんぎん村) リヴァイン おk 3 (メイドイン) SEIRIOS お大事に! 1 (ぺんぎん村) xバーバラx 指定了解 3 (メイドイン) マリノス おつかれさまですー 3 (メイドイン) あまる お疲れ様なのです 1 (ぺんぎん村) ウォルナ 確認しようと思ってたとこだった、ありがとうです。了解です 1 (ぺんぎん村) ケシムラサキ さすがに真占が潜伏したまま死んだとは思いたくないので、JARさん偽とみる私は自動的にCOZYさん真 3 (メイドイン) PEPPERMINT おつかれえー 1 (ぺんぎん村) BBL 指定把握しました 1 (ぺんぎん村) Jareky ロラですね 1 (ぺんぎん村) とよよ はいー 3 (メイドイン) cozy ●引けず申し訳ないと・・・。 1 (ぺんぎん村) Emeral にゃおうさんはしろとみてたけどな 1 (ぺんぎん村) Emeral 了解です 1 (ぺんぎん村) ケシムラサキ にゃおうさん吊り把握 だいじょぶ? 3 (メイドイン) PEPPERMINT と、狂人が申しております。 PEPPERMINT ------残り1分------ 2 (おいぬさま) PEPPERMINT -----残り1分------ 1 (ぺんぎん村) PEPPERMINT -----残り1分----- 3 (メイドイン) マリノス あれ 白確定4人もいるん? で今11人 3 (メイドイン) リュファ おつかれさまでしたおやすみなさい、おだいじに。 1 (ぺんぎん村) jinjahime にゃおうさんは狂目かな 1 (ぺんぎん村) ケシムラサキ 私はここ、狂かなと思ってるんだけど 3 (メイドイン) あまる またまたごじょうだんを 1 (ぺんぎん村) うんちや 指定了解 3 (メイドイン) cozy あまるさんもいきなりの指定申し訳ありませんでした。 3 (メイドイン) Cindlitta ΩΩΩ<な、なんだってー 1 (ぺんぎん村) リヴァイン 狂目だよねぇ 3 (メイドイン) あまる びっくりしたぜよ 3 (メイドイン) マリノス jareさん残してグレー全部吊ろうず 1 (ぺんぎん村) とよよ まようところだけど、議論している時間がありません 1 (ぺんぎん村) jinjahime ま、奇数なのでつります 3 (メイドイン) xこぅちゃx 今日何度なんだってー!な気分になったことか。 3 (メイドイン) ゆっくりふと 真狂ー真狼 1 (ぺんぎん村) ウォルナ 狂の可能性もありますが、狼だっていう事が無いこともないので難しい所です 1 (ぺんぎん村) BBL 霊媒は真狂な気もしますが●2つ出てるので 1 (ぺんぎん村) リヴァイン PP怖いしね 1 (ぺんぎん村) にゃおう ん 自分でも狂人臭したw 村人には申し訳なくw 1 (ぺんぎん村) リヴァイン 多分真狂 1 (ぺんぎん村) ケシムラサキ ばらけても怖いから、指定出たならしたがうけど、出来れば吊りたくない 1 (ぺんぎん村) xバーバラx あとだしの狂っぽいけどつったほうがいいですね 1 (ぺんぎん村) Emeral またみすたねごめんね 3 (メイドイン) cozy また参加させて下さい。では、おやすみなさい。 3 (メイドイン) PEPPERMINT またね! 1 (ぺんぎん村) リヴァイン 残り5吊り 3wないし2w 2 (おいぬさま) PEPPERMINT -------終了。会話ストップ------- PEPPERMINT -------終了。会話ストップ------- 3 (メイドイン) カルシファー おやすみなさい! 1 (ぺんぎん村) PEPPERMINT -------終了。会話ストップ------- 3 (メイドイン) xこぅちゃx またねー! 3 (メイドイン) マリノス おつかれさまーん 3 (メイドイン) ゆっくりふと お疲れ様であったな PEPPERMINT 夜が近づいて参りました。皆様、今日の尊い犠牲者を投票にてお選びください。(会話ストップ) 3 (メイドイン) あまる おつかれね 2 (おいぬさま) PEPPERMINT -----狼会話スタートです----- PEPPERMINT 投票は私にTellにてお伝えください。 (T) xバーバラx > にゃおうさんで (T) うんちや > にゃおう (T) ウォルナ > にゃおうさん 2 (おいぬさま) BBL にゃおうさんに入れますね (T) ケシムラサキ > 投票:にゃおうさん 2 (おいぬさま) Jareky にゃおうさんに投票 2 (おいぬさま) BBL 真霊ですし (T) Emeral > にゃおうさん 2 (おいぬさま) Jareky うん 3 (メイドイン) マリノス ゆっくりふとさん 初日とかやめてYO (T) Jareky > にゃおうさんに投票 (T) BBL > にゃおうさんに投票します 3 (メイドイン) ゆっくりふと 狩人臭がした (T) とよよ > にゃおうさんに投票します。ここはふつうでいいよね 3 (メイドイン) マリノス 二回戦いけないんだから(´;ω;`)ブワッ 3 (メイドイン) マリノス え マジデー 3 (メイドイン) ゆっくりふと それはすまぬな 3 (メイドイン) マリノス あ すみません気にしないでください 3 (メイドイン) PEPPERMINT ようしゃなく駆逐しましょう! 3 (メイドイン) マリノス ただからみたかっただけなんで 3 (メイドイン) PEPPERMINT へんたいは駆逐! (T) にゃおう > ケシムラサキさんを最後に投票(キリッ 3 (メイドイン) Cindlitta GMを駆逐しましょう (T) リヴァイン > にゃおう 2 (おいぬさま) BBL 明日告発の日になるでしょうしとよよさん吊りを考えてもらうためにもjinjaさん残そうかなとか考えてます 3 (メイドイン) マリノス ぺぱみさん吊り把握 3 (メイドイン) PEPPERMINT NO! 3 (メイドイン) xこぅちゃx 変態駆逐は勘弁して・・・ 3 (メイドイン) Cindlitta へんたいを駆逐したら 3 (メイドイン) Cindlitta もえたみがいなくなりますよ! 3 (メイドイン) SEIRIOS 正論だ 3 (メイドイン) xこぅちゃx 俺存在出来ない・・・ 3 (メイドイン) マリノス 僕は残るな 3 (メイドイン) PEPPERMINT なんという説得力 3 (メイドイン) マリノス セフセフ 1 (ぺんぎん村) PEPPERMINT -----残り1分----- PEPPERMINT ------残り1分------ 2 (おいぬさま) PEPPERMINT -----残り1分------ 3 (メイドイン) Cindlitta ぱんだは… 3 (メイドイン) SEIRIOS パンダはパンダというだけで・・・ 3 (メイドイン) マリノス え (T) jinjahime > 投票>にゃおうさん 遅くなってゴメン縁 2 (おいぬさま) Jareky 明日は霊媒吊りじゃない? 3 (メイドイン) マリノス だって一番かっこいいじゃないですか (T) > jinjahime 緑?! 3 (メイドイン) マリノス ムキムキだよ? 3 (メイドイン) SEIRIOS 座り方が変態 2 (おいぬさま) Jareky 告発はまだ大丈夫かと 3 (メイドイン) Cindlitta フルアーマーのぱんだはカッコイイ 2 (おいぬさま) BBL ですかね?どちらにせよ今は残そうかなと PEPPERMINT 投票の結果が出ました。 2 (おいぬさま) Jareky うん PEPPERMINT さらばにゃおうさん...あなたの勇姿は3秒くらい忘れない。 3 (メイドイン) SEIRIOS もうだめ変態 PEPPERMINT /chjoin メイドイン PEPPERMINT 日没です。おとなもこどももおねーさんも寝る時間です。 PEPPERMINT 役職の方は私にTellにて役職行動をお伝えください。 2 (おいぬさま) BBL うんちやさんにしようかと考えてます 2 (おいぬさま) Jareky 他のcozyさん○を噛みますか にゃおう ボロ雑巾でも、雑巾は雑巾!仕事した~(汗キラーン (T) jinjahime > 緑縁緑と縁 2 (おいぬさま) BBL なんかこわいので 3 (メイドイン) Cindlitta ちゅうか 3 (メイドイン) Cindlitta Jareさん残ってるのね 3 (メイドイン) xこぅちゃx ほそまっちょの時代のはず! 3 (メイドイン) マリノス jareさん真だしね! (T) ケシムラサキ > そろそろ吊られてないと私やばくね? 仕事っぷり的に 3 (メイドイン) xこぅちゃx しっかし日本酒うめぇ (T) とよよ > 銃殺の危険はさりました。でも、いいかげん、もう噛まれるでしょうね。リヴァインさんあたりにいったらいいけど・・・ (T) > ケシムラサキ あれ・・・まだ生きてたんすか、、、 3 (メイドイン) SEIRIOS Jareさん村側のおべんとう・・・じゃあないかなあ 2 (おいぬさま) BBL 噛みいきますね 3 (メイドイン) Cindlitta まぁ限りなくクロだからほっといてるだけかしら 3 (メイドイン) マリノス まそですねw 2 (おいぬさま) Jareky 霊媒ロラ終わった時点で7人、そこから吊られずにとよよさん+○を吊れば勝ち (T) BBL > 狼です うんちやさんを噛みます 2 (おいぬさま) BBL ですね 3 (メイドイン) ゆっくりふと 味方・・・・そこはだめであろうが・・・ぐぬぬ 3 (メイドイン) マリノス 村弁さんです (T) とよよ > それにしても、なぜ、じんじゃひめさんはかまれないのだろう・・・ にゃおう お疲れさまです~ 3 (メイドイン) マリノス ナニ面白そうなことやってるのwww にゃおう おふ SEIRIOS こっちよおかあさん 3 (メイドイン) にゃおう お疲れ様です~ 3 (メイドイン) SEIRIOS おつかれさまー 3 (メイドイン) xこぅちゃx お疲れ様! 3 (メイドイン) マリノス お疲れ様ーこの偽霊媒め! 3 (メイドイン) カルシファー お疲れ様です! 3 (メイドイン) マリノス 私がしんの霊媒だ 3 (メイドイン) PEPPERMINT おつうー 3 (メイドイン) Cindlitta いえいえ私が 3 (メイドイン) xこぅちゃx いやいや俺が 2 (おいぬさま) Jareky もうこの先○だけにしようかと 3 (メイドイン) ゆっくりふと おつであるー 3 (メイドイン) マリノス どうぞどうぞ 3 (メイドイン) カルシファー じゃー私がー(*´∀`)ノ 3 (メイドイン) Cindlitta どうぞどうぞ 3 (メイドイン) xこぅちゃx どうぞどうぞ 3 (メイドイン) カルシファー ウヘヘヘヘ 3 (メイドイン) にゃおう 霊ロラだぁああw 2 (おいぬさま) Jareky 変にヒント与えてもこまるかなと 3 (メイドイン) マリノス バランス吊りにあがったわね 3 (メイドイン) Cindlitta 鉄板のネタですなぁ (T) > BBL らじゃ! 2 (おいぬさま) Jareky BBLさんに○普通に出そうかと 3 (メイドイン) SEIRIOS そして吊られるカルシファーさん 2 (おいぬさま) BBL かまいませんよ 3 (メイドイン) マリノス さて狼もう一匹どこあんじゃろ 3 (メイドイン) カルシファー [ガーン] PEPPERMINT -----残り2分----- 2 (おいぬさま) PEPPERMINT -----残り2分----- 1 (ぺんぎん村) PEPPERMINT -----残り2分----- 3 (メイドイン) xこぅちゃx カルシファーって名前いいのぅ 2 (おいぬさま) Jareky どうせ偽はばれてる。ヒントはあげない 3 (メイドイン) カルシファー 照れます(*ノノ) 3 (メイドイン) PEPPERMINT カルシウム豊富そう 3 (メイドイン) Cindlitta カルシウムがふぁー 3 (メイドイン) xこぅちゃx 映画からですよね? 3 (メイドイン) SEIRIOS カルシウム・・・・ 3 (メイドイン) マリノス なんかちがくね?www 3 (メイドイン) にゃおう あれ おいらの霊結果何になりました? 3 (メイドイン) カルシファー なんか変な方向に! 3 (メイドイン) xこぅちゃx まだ出てないんじゃ? 3 (メイドイン) リュファ ハウル? PEPPERMINT ------残り1分------ 2 (おいぬさま) PEPPERMINT -----残り1分------ 1 (ぺんぎん村) PEPPERMINT -----残り1分----- 3 (メイドイン) にゃおう あ まだか 3 (メイドイン) マリノス 偽霊媒に回答なんかないよ! 2 (おいぬさま) Jareky 明日は霊媒。明後日にとよよさんに誘導したいところ。できれば告発なしで。 3 (メイドイン) カルシファー ハウルですよー 3 (メイドイン) xこぅちゃx あれいいよね!w (T) ケシムラサキ > 普通にまずった 3 (メイドイン) マリノス 間違えたゴメス 3 (メイドイン) カルシファー ですよね! 3 (メイドイン) マリノス えっと (T) ケシムラサキ > 狂神にはまだおよばん 2 (おいぬさま) Jareky BBLが口火切ると怪しまれるから悩ましいところ 3 (メイドイン) マリノス リヴァインさん 3 (メイドイン) マリノス こうちゃさん 3 (メイドイン) マリノス jareさん 3 (メイドイン) マリノス ゆっくりふとさんが 2 (おいぬさま) BBL ですね (T) > ケシムラサキ 君はなんかふつーにふつーな人になってるなw 3 (メイドイン) マリノス 狼でおk? 3 (メイドイン) xこぅちゃx んと真偽は言わないけど 1 (ぺんぎん村) PEPPERMINT -------終了。会話ストップ------- 2 (おいぬさま) PEPPERMINT -------終了。会話ストップ------- PEPPERMINT -------終了。会話ストップ------- 6日目へ 8日目へ
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ネクロマンサー/悪魔ネクロマンサー 悪魔 旧セットアイテム旧セットアイテム その他その他のセットアイテム ネクロマンサー/悪魔 ネクロマンサー セット名 セットアイテム セット効果 放熱装置Lv100 放熱カラー[攻撃速度 +20%][回避率 +3%] メタルカラー 放熱指輪[最大CP +5%][カリスマ +3][知識 +3] スタンプリング 放熱鎧[最大HP +70][最大CP +10%] デビルメイル 放熱覆面[最大HP +70][最大CP +10%] 偉い兜 放熱靴[最大CP +30%] 鱗シューズ -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 知識 +50 -4個-魔法抵抗 +20% 知識 +100 -5個-魔法抵抗 +25% 知識 +100 CP獲得ボーナス 8% 不死身の体Lv175 コープスバックボーン[攻撃速度 +35%] ボーンブレードウィップ コープスボーンアーマー[最大HP +200] デビルメイル コープスボーンガントレット[最大HP +15%][最大HP +15%][スキルレベル +1] 戦闘用グローブ コープスボーンシューズ[最大CP +35%][移動速度 +30%] 鱗シューズ コープスボーンリング[最大CP +6%][カリスマ +3][知識 +3] スカルリング -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 最大HP +100 -4個-魔法抵抗 +20% 最大HP +150 命中率 +5% -5個-魔法抵抗 +25% 最大HP +150 命中率 +10% CP獲得ボーナス 8% 塩の洞窟Lv217 塩の棍棒[攻撃速度 +35%] スカージ 岩塩の鎧[最大HP +200][最大CP +10%] デビルメイル 岩塩ガントレット[最大HP +15%][攻撃速度 +20%][スキルレベル +1] 戦闘用グローブ 岩塩の靴[最大CP +40%][移動速度 +30%] 鱗シューズ 岩塩の輪[最大CP +7%][カリスマ +3][知識 +3] スタンプリング -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 最大HP +150 -4個-魔法抵抗 +20% 最大HP +200 回避率 +7% -5個-魔法抵抗 +25% 最大HP +200 回避率 +12% 命中率 +12% 崩壊された塔Lv330 塔の鉄筋[攻撃速度 +35%] モーニングスターDX 塔の壁面[最大HP +40%][最大CP +10%] デビルメイルLX 塔の大黒柱[最大CP +50%][移動速度 +30%] クロスシューズDX 塔の装飾品[最大CP +8%][カリスマ +4][知識 +4] スタンプリングLX 塔の中心[最大HP +40%] 冕冠XLS -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 最大CP +200 -4個-魔法抵抗 +20% 最大CP +250 スキルレベル +3 -5個-魔法抵抗 +25% 最大CP +250 スキルレベル +4 命中率 +14% 禁止された儀式Lv415 禁忌のレザーウィップ[攻撃速度 +35%] ブレードウィップGDX 禁忌の鎧[最大HP +200][最大HP +40%] デビルメイルLX 禁忌の靴[最大CP +55%][移動速度 +30%] クロスシューズDX 禁忌の指輪[最大CP +10%][カリスマ +4][知識 +4] スタンプリングLX 禁忌の兜[最大HP +70%][最大HP +70] 冕冠XLS -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 防御力 +200% 最大HP +250 -4個-魔法抵抗 +20% 防御力 +250% 最大HP +300 回避率 +10% -5個-魔法抵抗 +25% 防御力 +250% 最大HP +300 回避率 +16% 命中率 +16% ブルーモンスターLv490 モンスターウィップ[攻撃速度 +35%][スキルレベル +1] ブレードウィップGDX モンスターアーマー[最大HP +70%][最大HP +80] デビルメイルLX モンスターメット[最大HP +70%][最大HP +80] 冕冠XLS モンスターシューズ[最大CP +60%][移動速度 +30%] クロスシューズDX モンスターリング[最大CP +12%][カリスマ +4][知識 +4] スタンプリングLX -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 水ダメージ 100~110 - コールド 8Frame 回避率 +10% -4個-魔法抵抗 +20% 水ダメージ 120~130 - コールド 8Frame 回避率 +16% スキルレベル +5 -5個-魔法抵抗 +25% 水ダメージ 120~130 - コールド 8Frame 回避率 +16% スキルレベル +6 攻撃速度 +30% 地獄の業火Lv560 バーニングウィップ[攻撃速度 +35%][スキルレベル +2] ハデスウィップXLS バーニングアーマー[最大HP +70%][最大HP +90] デビルメイルLX バーニングシューズ[最大CP +65%][移動速度 +30%] クロスシューズDX バーニングヘルム[最大HP +70%][最大HP +90] 冕冠XLS バーニングリング[最大CP +14%][カリスマ +5][知識 +5] スタンプリングLX -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 火ダメージ 140~150 知識 +350 -4個-魔法抵抗 +20% 火ダメージ 170~180 知識 +400 スキルレベル +6 -5個-魔法抵抗 +25% 火ダメージ 170~180 知識 +400 スキルレベル +7 命中率 +17% 悪夢の支配者Lv650 ナイトメアウィップ[攻撃速度 +35%][スキルレベル +3] ハデスウィップXLS ナイトメアメイル[最大HP +70%][最大HP +100] デビルメイルLX ナイトメアヘルム[最大HP +70%][最大HP +100] 冕冠XLS ナイトメアシューズ[最大CP +70%][移動速度 +30%] クロスシューズDX ナイトメアリング[最大CP +15%][カリスマ +5][知識 +5] スタンプリングLX -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 闇ダメージ 130~130 - 呪い 3秒 知識 +400 -4個-魔法抵抗 +20% 闇ダメージ 160~160 - 呪い 3秒 知識 +450 命中率 +12% -5個-魔法抵抗 +25% 闇ダメージ 160~160 - 呪い 3秒 知識 +450 命中率 +18% スキルレベル +8 魂の奪取者 魂の奪取者の鞭[攻撃速度 +35%][スキルレベル +3][闇ダメージ 18~18 - 呪い 0秒]ハデスウィップUltimate 魂の奪取者の鎧[最大HP +70%][最大HP +100][闇属性ダメージ吸収 10%]デビルメイルUltimate 魂の奪取者の兜[最大CP +70%][最大CP +100]サークレットUltimate 魂の奪取者の靴[移動速度 +30%][敵に与えたダメージ 4%を 体力吸収]クロスシューズUltimate 魂の奪取者のベルト[ノックアウト攻撃 +15%][知識 +30][カリスマ +20]レザーベルトUltimate -2個-魔法抵抗 +20% -3個-魔法抵抗 +20% 闇ダメージ 200~200 - 呪い 1秒 -4個-魔法抵抗 +20% 闇ダメージ 200~200 - 呪い 1秒 命中率 +15% -5個-魔法抵抗 +25% 闇ダメージ 250~250 - 呪い 1秒 命中率 +18% スキルレベル +8 知識 +550 悪魔 セット名 セットアイテム セット効果 火遊びLv80 口火[CP獲得ボーナス 6%] リヴェットウィップ 防火服[防御力 +80%] デビルメイル 放火靴[最大CP +10%] チェーンシューズ 放火手袋[攻撃速度 +20%] 戦闘用グローブ 放火帽子[防御力 +60%] 偉い兜 -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 知識 +50 -4個-魔法抵抗 +20% 知識 +100 -5個-魔法抵抗 +25% 知識 +100 CP獲得ボーナス 8% 真っ黒な糸Lv145 黒糸の鞭[CP獲得ボーナス 6%] ボーンブレードウィップ 黒糸の鎧[防御力 +100%][最大CP +10%] デビルメイル 黒糸の輪[最大CP +6%][カリスマ +3][知識 +3] スタンプリング 黒糸の手袋[攻撃速度 +35%][最大CP +15%] 戦闘用グローブ 黒糸のヘアーバンド[最大CP +40%] 冕冠 -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 防御力 +60% -4個-魔法抵抗 +20% 防御力 +100% 最大HP +100 -5個-魔法抵抗 +25% 防御力 +100% 最大HP +150 CP獲得ボーナス 8% 異界の鍵Lv217 異界の紐[CP獲得ボーナス 6%] ハデスウィップ 異界の胸甲[防御力 +150%][最大CP +10%] デビルメイル 異界の冠[最大CP +40%] 王冠 異界の印章[最大CP +7%][カリスマ +3][知識 +3] スタンプリング 異界の証[最大CP +7%][カリスマ +3][知識 +3] セッティングリング -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 防御力 +150% -4個-魔法抵抗 +20% 防御力 +200% 回避率 +7% -5個-魔法抵抗 +25% 防御力 +200% 回避率 +12% CP獲得ボーナス 8% 魔界の開放Lv330 スペースクラッシャー[CP獲得ボーナス 6%] ボーンウィップLX 地下界のベール[防御力 +100%] デビルメイルLX 地下界の印章[攻撃速度 +35%] お守りLX 地下界の火蓋[最大CP +40%] ティアラGDX 地下界のリング[最大CP +8%][カリスマ +4][知識 +4] スタンプリングLX -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 防御力 +150% -4個-魔法抵抗 +20% 防御力 +200% 命中率 +8% -5個-魔法抵抗 +25% 防御力 +200% 命中率 +14% CP獲得ボーナス 8% 地下奥深くの炎Lv415 地獄炎のレザーウィップ[CP獲得ボーナス 6%] ファイアーウィップXLS 地獄炎の鎧[防御力 +135%] デビルメイルLX 地獄炎の靴[防御力 +135%][移動速度 +30%] クロスシューズDX 地獄炎の冠[最大CP +40%] ティアラGDX 地獄炎の指輪[最大CP +10%][カリスマ +4][知識 +4] スタンプリングLX -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 防御力 +200% 知識 +250 -4個-魔法抵抗 +20% 防御力 +250% 知識 +300 回避率 +10% -5個-魔法抵抗 +25% 防御力 +250% 知識 +300 回避率 +16% CP獲得ボーナス 8% 地下界の女将軍Lv535 女将軍の鞭[CP獲得ボーナス 6%][スキルレベル +1] ファイアーウィップXLS 女将軍の鎧[防御力 +140%] デビルメイルLX 女将軍の冠[最大CP +40%][スキルレベル +2] ティアラGDX 女将軍の指輪[最大CP +12%][カリスマ +4][知識 +4] スタンプリングLX 女将軍の靴[防御力 +140%][移動速度 +30%] クロスシューズDX -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 3秒 120~128 毒ダメージ 命中率 +10% -4個-魔法抵抗 +20% 3秒 130~138 毒ダメージ 命中率 +16% 敵に与えたダメージ 2%を 体力吸収 -5個-魔法抵抗 +25% 3秒 130~138 毒ダメージ 命中率 +16% 敵に与えたダメージ 3%を 体力吸収 CP獲得ボーナス 8% ファイヤードラゴンの炎Lv560 ファイヤードラゴンの舌[CP獲得ボーナス 6%][スキルレベル +2] ハデスウィップXLS ファイヤードラゴンの鎧[防御力 +145%] デビルメイルLX ファイヤードラゴンの靴[防御力 +145%][移動速度 +30%] クロスシューズDX ファイヤードラゴンの兜[最大CP +60%][スキルレベル +3] ティアラGDX ファイヤードラゴンの指輪[最大CP +14%][カリスマ +5][知識 +5] スタンプリングLX -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 火ダメージ 140~150 知識 +350 -4個-魔法抵抗 +20% 火ダメージ 170~180 知識 +400 命中率 +11% -5個-魔法抵抗 +25% 火ダメージ 170~180 知識 +400 命中率 +17% CP獲得ボーナス 8% 地下界の摂理Lv650 魔王の舌[CP獲得ボーナス 6%][スキルレベル +3] ハデスウィップXLS 魔王の鎧[防御力 +10][防御力 +150%][スキルレベル +2] デビルメイルLX 魔王の指[最大CP +15%][カリスマ +5][知識 +5] スタンプリングLX 魔王の心臓[攻撃速度 +35%][最大CP +70%] ペンダントXLS 魔王の瞳[最大CP +70%][スキルレベル +4] ティアラGDX -2個-魔法抵抗 +10% -3個-魔法抵抗 +15% 知識 +400 攻撃速度 +15% -4個-魔法抵抗 +20% 知識 +450 攻撃速度 +30% 命中率 +12% -5個-魔法抵抗 +25% 知識 +450 攻撃速度 +30% 命中率 +18% CP獲得ボーナス 8% 地獄の光栄 光栄の地獄鞭[スキルレベル +3][敵に与えたダメージ 4%を 体力吸収][CP獲得ボーナス 6%]ハデスウィップUltimate 光栄の地獄の悪魔の鎧[防御力 +10][防御力 +150%][最大HP +70%]デビルメイルUltimate 光栄の地獄の悪魔の兜[最大CP +70%][スキルレベル +4]サークレットUltimate 光栄の地獄靴[攻撃速度 +35%][火ダメージ 41~50][知識 +30]クロスシューズUltimate 光栄の地獄ベルト[スキルレベル +2][闇属性ダメージ吸収 10%]レザーベルトUltimate -2個-火ダメージ 200~225 -3個-火ダメージ 200~225 CP獲得ボーナス 8% -4個-火ダメージ 200~225 CP獲得ボーナス 8% 命中率 +15% -5個-火ダメージ 225~250 CP獲得ボーナス 10% 命中率 +18% スキルレベル +8 知識 +550 旧セットアイテム 新セットアイテムに比べ、武器以外の装備職制限がないのが特徴。 また、各アイテムの装備レベルも定まっていない。 数もバラバラで、実装されていない職もある。 旧セットアイテム セット名 セットアイテム セット効果 チョキーの愛蔵品 チョキーの鍋[最大HP +10][最大CP +5] 鉄の帽子 チョキーの料理手袋[ダメージ返し 15%][最小ダメージ +1] 戦闘用グローブ チョキーの包丁[力 +40] メディアムソード -2個-攻撃速度 +10% -3個-攻撃速度 +40% リングレイス 伝来の指輪[敏捷 +7] リング ミイラリング[ダメージ +3%] スカルリング アンデッドリング[防御力 +3%] スパイラルリング アンデッドリングⅡ[最大HP +15] ダブルリング ゴーストマーク[最大CP +15] スタンプリング 漆黒の環[敏捷 +6] セッティングリング 舞風の剣[攻撃速度 +33%] ハイ・ソード -2個-致命打発動確率 +1% -3個-致命打発動確率 +2% -4個-致命打発動確率 +3% 命中率 +1% -5個-致命打発動確率 +4% 命中率 +2% -6個-致命打発動確率 +5% 命中率 +3% -7個-致命打発動確率 +33% 命中率 +8% フェイクバーサーカー 強戦士鎧[健康 +5][最大HP +15] メタルスケールアーマー 剛戦士バンド[健康 +2][最大HP +5] レザーリング 爆戦士大剣[力 +50] ツヴァィハンダー -2個-防御力 +3 防御力 +15% -3個-防御力 +6 防御力 +75% 知識の拘束 けばけばしい知識[知識 +25][防御力 +5%] 鎖輪のベルト 手早い言い訳[知識 +25][回避率 +1%] チェーンシューズ 古語引用[知識 +30][防御力 +2] ブレスレット ノウハウ[知識 +8] セッティングリング 巨人の力[ダメージ +33%] タイタンブレード -2個-知識 +20 -3個-知識 +40 -4個-知識 +70 -5個-知識 +125 紫陽花の装備 紫陽花の冠[カウンターコールド 30%(7秒)][健康 +20] ジャイアント兜 紫陽花グローブ[水ダメージ 11~16 - コールド 0Frame][知識 +20] 武道グローブ 紫陽花靴[水属性抵抗 +20%][最大HP +60] ゴールドシューズ 水晶リング[コールド抵抗 +30%][フリーズ抵抗 +30%] バトルリング 紫陽花の杖[攻撃速度 +50%] ハイ・スタッフ -2個-カウンターコールド 3%(5秒) -3個-カウンターコールド 5%(6秒) 知識 +10 -4個-カウンターコールド 7%(7秒) 知識 +25 -5個-カウンターコールド 9%(10秒) 知識 +75 南風装備 蟹目の靴[最小ダメージ +4][知識 +15] 強化シューズ カボチャのへた[知識 +15][カリスマ +5] レザーカラー 豚の卵[力 +1][最大HP +8] バトルリング 草食動物の舌[ダメージ +100%] 短い杖 -2個-風ダメージ 5~14 - スタン 3Frame -3個-風ダメージ 8~21 - スタン 7Frame ダメージ +10% -4個-風ダメージ 12~36 - スタン 10Frame ダメージ +75% ハリネズミのジレンマ 強い生命力[最大HP +5][健康 +1] 草鞋 いばらのネックレス[ダメージ返し 10%][最大HP +5] 首飾り 弱肉強食[ダメージ +45%] 牙 -2個-ダメージ返し 75% -3個-ダメージ返し 250% マッドドッグ・イクィプメント 鉄の網口輪[移動速度 +10%][最大HP +25] 大型の兜 オシャレ犬の靴[攻撃速度 +10%][防御力 +1] メタルシューズ ドックネックレス[攻撃を受けると c LTYELLOW 10% n の確率でダメージの25%を応急処置][最大CP +10] スパイクカラー ポイズンスーツ[最小ダメージ +10][最小ダメージ +10] チェーンメイル 彼奴の牙[ダメージ +40%] 白金の牙 -2個-19秒 5~15 毒ダメージ -3個-27秒 6~20 毒ダメージ -4個-35秒 7~25 毒ダメージ -5個-80秒 10~70 毒ダメージ アイノの遺産 勲章のネックレス[最大HP +60][最大HP +16] 鋲付きカラー 演習用の鎧[健康 +15][移動速度 +5%] ライトアーマー 銀糸のブレードベルト[知恵 +7][防御力 +10%] 鎖輪のベルト 趣味用の長弓[攻撃速度 +40%] 長い弓 -2個-スキル難易度1以下のスキルレベルが1増加する。 -3個-スキル難易度2以下のスキルレベルが2増加する。 -4個-スキル難易度3以下のスキルレベルが4増加する。 シー・ウインド・クルーザー 麦わら帽子[ダメージ +12%][ダメージをCPに転換 4%] 皮の帽子DX アロハシャツ[ブロック率 +10%][防御力 +10] 布の服DX ビーチサンダル[防御力 +25%][最大HP +40%] ゴールドシューズ レザーネックレス[最大HP +100][敏捷 +20] レザーカラーDX マスト[攻撃速度 +20%][ダメージ +25%] 強化弓DX -2個-移動速度 +10% -3個-移動速度 +15% 最大HP +25 -4個-移動速度 +20% 最大HP +75 -5個-移動速度 +40% 最大HP +200 ジャングルハンティングパーツ カムフラージュバンド[知識 +5][最大CP +15] リストバンド ドットフィスト[運 +4][知恵 +2] セッティングリング ジャブジャベリン[運 +50] 投げ槍 -2個-魔法アイテムドロップ確率 +15% -3個-魔法アイテムドロップ確率 +50% バイタルサプリメント アブソリュート・サコムス[健康 +75][防御力 +10%] ミスリルコート インベックションイベイダー[知識 +75][火属性抵抗 +10%] 鋲付きグローブDX ニュートリションファクター[カリスマ +75][大地属性抵抗 +10%] レザーベルトDX カンファスローズ[風属性抵抗 +10%][健康 +10] サークレットLX ライフケイン[攻撃速度 +50%] ロングスピアDX -2個-最大HP +60 -3個-最大HP +110 -4個-最大HP +200 ダメージ +10% -5個-最大HP +370 ダメージ +30% お化けのゲーム盤 お化け射的[敏捷 +5][ダメージ +5%] レザーベルト お化け履き物[敏捷 +3][知識 +3] レザーシューズ お化け棒[ダメージ +45%] メイス -2個-命中率 +5% -3個-命中率 +15% 急進派の兵器庫 レベルマイルストーン[敏捷 +25][知識 +15] ブレスレット ジロット・ウォンドロ[敏捷 +25][回避率 +1%] ゴールドベルト エグザイルマーク[敏捷 +15][回避率 +2%] メタルシューズ パナティック・ノメド[命中率 +3%][知識 +15] メタルカラー キングダム・クルセーダー[鎧破壊攻撃 +25%(10秒)][ダメージ +15%] 神聖なるホール -2個-敏捷 +30 -3個-敏捷 +50 回避率 +1% -4個-敏捷 +70 回避率 +2% -5個-敏捷 +130 回避率 +7% 禁断の衣服 ダマテルの爪[コールド攻撃+ 35%(3秒)][命中率 +1%] メタルシューズ アズラエルの寝巻き[ダメージ返し 10%][火ダメージ 2~4] プレートメイル ゲールの記憶[ブロッキング速度 +25%][目くらまし攻撃 +50%(30秒)] リング ロシペルの羽[移動速度 +5%] チタニウムの翼 -2個-鎧破壊攻撃 +7%(5秒) -3個-鎧破壊攻撃 +9%(4秒) 武器破壊攻撃 +4%(5秒) -4個-鎧破壊攻撃 +15%(7秒) 武器破壊攻撃 +9%(5秒) フリーズ攻撃 +2%(10秒) マファスのコレクション マファスの歯[知識 +4][防御力 +2%] 皮の帽子 マファスのひれ[知識 +3][最大CP +3] 皮のグローブ マファスの鱗[知識 +15][ダメージ +33%] 銅の翼 -2個-知識 +10 -3個-知識 +44 軍楽隊装備 ハードボックス[最小ダメージ +2][カリスマ +8] サークレット ソフトバンディンググローブ[スタン抵抗 +40%][カリスマ +8] 格闘用グローブ モデルM-Swin[力 +35][知識 +5] ベースクラリネット -2個-低下系抵抗 +20% -3個-低下系抵抗 +60% 知恵の卵 歳月の知恵[知識 +50][力 +25] ミスリルコート 疑問の学習[力 +40][知識 +35] 鱗シューズDX 苦悩の覚醒[健康 +25][知識 +15] 鱗ベルトDX 文字の知識[火ダメージ 2~3][知恵固定 90] ブレスレットGDX 戦勝の経験[力 +100] クラリネットLX -2個-知識 +25 ダメージ +15% -3個-知識 +50 ダメージ +25% -4個-知識 +90 ダメージ +40% -5個-知識 +150 ダメージ +100% 若者の遊戯 おもちゃターゲット[最大HP +25][最大HP +10] 花冠 おもちゃダーツケース[最大CP +25][最大CP +10] バングル おもちゃダーツ[ c LTYELLOW 無限弾丸 n ] 戦闘ダート -2個-最大HP +10% 最大CP +10% -3個-最大HP +33% 最大CP +20% 大気の跡 旋風ベルト[風ダメージ 18~36 - スタン 0Frame][0秒 4~7 毒ダメージ] ゴールドベルト 流線形バンダナ[風ダメージ 21~42 - スタン 0Frame][闇ダメージ 4~9 - 呪い 0秒] バンダナDX 軽いレザーシューズ[最大HP +80][即死攻撃 +1%] レザーシューズDX はためくネックレス[最大CP +80][睡眠攻撃 +15%(15秒)] 首飾りLX 鷹羽毛のダーツ[知識 +90][ c LTYELLOW 無限弾丸 n ] ダート -2個-風属性抵抗 +15% -3個-風属性抵抗 +25% スタン抵抗 +10% -4個-風属性抵抗 +40% スタン抵抗 +15% -5個-風属性抵抗 +60% スタン抵抗 +25% ダメージ +25% アルティーフィールド シー・エル・シー[防御力 +20%][ブロック率 +3%] ゴールドベルト エントリーフラグ[決定打抵抗 +30%][防御力 +2] スパイクカラー ジェルの印章[スタン抵抗 +30%] スタンプリング エススリーシェル[スキルレベル +1][防御力 +10] クィレス -2個-致命打抵抗 +33% 防御力 +4 -3個-致命打抵抗 +66% 防御力 +10 -4個-致命打抵抗 +80% 防御力 +40 お姉様の威力 お姉様の手袋[水属性抵抗 +15%][最小ダメージ +2] ガントレット お姉様の帽子[火属性抵抗 +15%][防御力 +4] ジャイアント兜 お姉様の靴[光属性抵抗 +15%][ダメージ +4%] メタルシューズ お姉様の武器[ダメージ +50%] スタッドスリング -2個-風属性抵抗 +15% -3個-風属性抵抗 +15% 闇属性抵抗 +10% -4個-風属性抵抗 +45% 闇属性抵抗 +40% 賢者の遺品 手作りの花帽子[カリスマ +40][最大CP +50] 花冠LX 釣り用のグローブ[ダメージ +25%][最小ダメージ +4] 鱗グローブDX バダムの首飾り[0秒 1~2 毒ダメージ][知識 +21] 鋲付きカラーDX ネニャ[最小ダメージ +1][健康 +3] スパイラルリング 兎狩りスリング[ダメージ +50%][最小ダメージ +10] ミックススリングXLS -2個-知恵 +20 知識 +10 -3個-知恵 +30 知識 +30 -4個-知恵 +50 知識 +60 -5個-知恵 +75 知識 +120 鍛冶屋の五つ道具 安全帽[防御力 +6][攻撃を受けると c LTYELLOW 10% n の確率でダメージの25%を応急処置] 鉄の帽子GDX 安全帯[防御力 +10][防御力 +10] 強化ベルトGDX 守護符[運 +50][最大HP +40] お守りLX 特製指サック[光ダメージ 1~2 - 0秒の間 命中, 回避低下] レザーリングDX 焼付け棒[ダメージ +100%] タクトLX -2個-防御力 +8 防御力 +5% -3個-防御力 +18 防御力 +15% -4個-防御力 +50 防御力 +30% -5個-防御力 +100 防御力 +60% 十二猿 一番目八番目十番目の猿[ダメージ +5%] 兜 三番目七番目九番目の猿[防御力 +1][移動速度 +10%] チェーングローブ 四番目五番目の猿[知識 +15][防御力 +2] 強化シューズ 二番目十一番目の猿[知識 +6] レザーリング 六番目十二番目の猿[ダメージ +33%] ボーンウィップ -2個-スキル難易度1以下のスキルレベルが1増加する。 -3個-知識 +10 スキル難易度1以下のスキルレベルが2増加する。 -4個-知識 +25 スキル難易度1以下のスキルレベルが3増加する。 -5個-知識 +100 スキル難易度1以下のスキルレベルが5増加する。 太極一連 太陽の冠[火属性抵抗 +10%][防御力 +1] 偉い兜 太陰の呪符[水属性抵抗 +10%][最大HP +5] お守り 太極の盾[火ダメージ 15~34] ヒーターシールド -2個-火属性ダメージ吸収 10% 水属性ダメージ吸収 10% -3個-火属性ダメージ吸収 33% 水属性ダメージ吸収 33% その他 その他のセットアイテム セット名 セットアイテム セット効果 タティリスの栄光 タティリスの未来[運 +15][ダメージ +5%][回避率 +1%] スパイラルリング タティリスの希望[カリスマ +50][力 +50][知識 +50] スカルネックレス タティリスの願い[ダメージ +25%][防御力 +25%][最大CP +15%] 鉄板ベルト -2個-攻撃速度 +15% 敵に与えたダメージ 4%を 体力吸収 魔法属性ダメージ吸収 5% -3個-攻撃速度 +20% 敵に与えたダメージ 5%を 体力吸収 魔法属性ダメージ吸収 7% CP獲得ボーナス 5%