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放課後、いつまでも帰らない生徒を帰らせることも、教師の仕事である。 いつまでも教室でおしゃべりをして帰ろうとしない女子生徒などは強敵である。 この日も、女子生徒のグループが机を陣取っていた。 蒼「まだ残っていたのかい?もう下校時間だよ」 O「あー蒼星石先生!!ちょっと来て来てー!」 帰れと言われているのが聞こえていないのか、それとも無視しているのか、蒼星石に手招きをする。 蒼星石は軽く溜め息をつきながらそれに従う。今日は長期戦になりそうだ。 蒼「なんだい?くだらないことだったら帰ってもらうよ?」 O「まぁまぁ!先生見てくださいよ!Rったら面白い本持って来たんだよー!」 そう言うと呼んでいた本を蒼星石に見せた。 蒼「何々…『最強催眠術!!~これであの人も自分の思い通りに!!~』だって?」 本当にくだらない。最近の生徒はこんなものに夢中なのだろうか? R「先生それ凄くないですか?その本を書いた人ってテレビによく出る人なんですよ!」 確かに、最近よくテレビに催眠術師という肩書きで出る人間がいる。その人物はゲストに催眠術をかけて次々と思い通りに動かす。実に馬鹿馬鹿しい内容だ。 蒼「あのねぇ、催眠術なんてものは実在しないんだ…。本当は催眠療法って言って、心の病を取り除くための、立派な治療法なんだよ」 催眠療法に対して間違った認識をする女子生徒たちを諭す。 しかしそんな蒼星石の話は聞いていないのか、女子生徒たちは本を手に勝手に盛り上がり始めた。 O「ねぇ!蒼星石先生に催眠術をかけてみようよ!!」 R「あー!賛成!!」 P「やろやろ!」 蒼「ぼ、ボクの話を聞いてないのかい?」 最近の女子生徒の押しは凄まじい。押しに弱い蒼星石はあっという間に椅子に座らされた。 蒼「ちょ、ちょっと下校時間を過ぎてるって言ってるじゃないか!」 R「成功したらちゃんと帰りますから!」 成功したら?失敗したら帰らないつもりなのだろうか。 蒼星石は深く溜め息をついた。 R「目を閉じてください…あなたは今、ゆりかごの上にいます…」 本を片手にたどたどしく読み上げる。Pが蒼星石の目を塞ぐように頭を抱える。 R「ゆりかごが揺れる度に、あなたの意識は遠くなってゆきます…。ほら、眠くなってきた…」 それにあわせてPがゆっくりと蒼星石の頭を揺らす。それをOが固唾を呑んで見守る。 次第に、蒼星石の頭が重くなってきた。Pが手を放すと、だらんと頭を垂れた。 両手は、すっかりと弛緩していた。 O「蒼星石先生…?」 肩を揺すってみる。だが反応は全く無い。頭をガクガクと揺らすだけだった。 R「キャー!!成功しちゃった!!」 P「どうする?どうするの!?」 RとPはすっかりパニックに陥ってしまった。それをOが落ち着かせる。 O「と、とりあえず何か試してみようよ・・!!」 本を持ち、蒼星石の頭を揺らしながら耳元でゆっくりと語りかける。 O「あ、あなたはこの椅子から離れることはできません…。立ち上がろうとしても、 お尻が椅子にくっついたように立ち上がる事ができません…。はい!」 蒼星石の目の前で指を鳴らす。ゆっくりと、蒼星石が目を開いた。 蒼「あ、あれボクは一体…?ん?あれ?どうしたんだ?立ち上がれないぞ…」 椅子から立ち上がろうと悪戦苦闘する。だが、いくら足掻いても立ち上がる事ができなかった。 R「す、凄い!!成功しちゃったよ!?」 P「つ、次いこうよ次!!」 O「お、オーケー!!」 再び蒼星石の目を手で塞ぎ、ゆっくりと頭を揺らす。瞬く間に体の力が抜ける。 O「次どうする!?」 P「私にやらせて!」 Oに続いてPが蒼星石の耳元で語りかけた。 P「あなたは、私たちの質問に答えるとき、語尾に猫語をつけてしまいます…はい!!」 指を鳴らす。蒼星石が眠そうに目を開ける。 Rが恐る恐る質問する。 R「あ、あなたの名前は?」 蒼「蒼星石だニャン」 普段の凛々しい蒼星石とはかけ離れた、間抜けな喋りだった。 O「好きな食べ物は?」 蒼「和食が好きだニャン」 R「可愛いー!!ねぇ、次、次!!」 次々と目を塞がれ、命令される蒼星石。もはやおもちゃのようである。 O「わ、私とキスをしなさい」 すっかり興奮のボルテージが上がったOが、遂に禁断の命令をした。 目を開けた蒼星石は立ち上がるなり、Oの顎を持ち優しく語りかけた。 蒼「目を閉じて…?」 O「は、はい…!!」 言われるがままに目を閉じる。その近くで、RとPが小さく悲鳴を上げる。 Oの鼓動は、胸が引き裂けそうなほど激しくなっていた。顔が真っ赤になっているのが自分でも分かった。 そんなOの額に、蒼星石は思い切りでこピンをした。 O「あぅ!」 蒼「全く、くだらないことをさせるんだね」 呆れたように息を吐く。 P「先生!?催眠術かかってなかったんですか?」 蒼「当たり前じゃないか。そんなのにボクがかかるわけないだろう? ほら、馬鹿なことしてないで早く帰って」 R「そ、そんなぁ」 蒼星石に促されるままに、帰り支度を始める女子生徒たち。ふと、Oの手が止まる。 蒼「どうしたんだい?」 O「先生、催眠術にかかってた振りをしていたんですよね?」 蒼「そうだよ」 O「つまり、意識がありながら語尾に猫語をつけていたんですよね?」 蒼「あ…!!」 一気に顔を真っ赤にする。 蒼「あ、あれは…その…」 言い訳のしようが無かった。蒼星石の顔がますます真っ赤になる。煙が出てきそうな程だ。 O「先生、結構乗り気だったよねー」 P「先生、意外と可愛い所あるんですね!」 蒼「お、お願いだから今日のことは誰にも言わないでー!!」 R「うーん、どうしようかなー?」 蒼「お願い!!何でもするからー!!」 女子生徒にすがり付き、哀願する。 O「聞いた?『何でも』だってー」 R「聞いた聞いたー!」 蒼「いや、その…これは…」 O「先生―!セクシーポーズ!!」 蒼星石に反論する暇を与えず、命令を突きつける。 蒼「え、えぇ!?」 すっかり取り乱してしまった蒼星石はこの後、さらに様々なことをさせられる破目となった。
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ドナルドの催眠術 原題:The Eyes Have It 公開:1945年3月30日 ドナルドダック・シリーズ:No.54 ストーリー 楽しみにしていた催眠術キットが届いたドナルドダックはプルートを実験台にしてみることに。プルートは自分を様々な動物だと思い込む。プルートが自分をライオンだと思い込んだところでドナルドの催眠術キットが壊されてしまう。 概要 キャスト ドナルドダック クラレンス・ナッシュ プルート ピント・コルヴィグ メンドリ フローレンス・ギル 収録ソフト タイトル 収録ソフト メディア 音源 ドナルドの催眠術 ドナルド・ダックのドタバタ50年 VHS/LD 旧吹替版 ドナルドの催眠術 ドナルドのにぎやかバースデー VHS 新吹替版 ドナルドの催眠術 ドナルドダック・クロニクル Vol.2 限定保存版 DVD 新吹替版
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土曜日、喫茶店。 澪「えっと、なんか悪いな。急に呼び出して」 和「別にいいわよ。どうせ暇だったし」 澪「うん……」 和「それで、私になんの用かしら?」 澪「えっと、大したことじゃないんだけど……」 和「そうなんだ。じゃあ私、帰るね」ガタッ 澪「いやいや、大したことある! 大いにあるから!」 和「最初からそう言えばいいのに」 澪「ごめん」 和「じゃあ、その用とやらを聞こうかしら」 澪「分かった。実は……」 店員「コーヒーお持ちしました」 澪「律を私のモノにしたいんだ」 和「……」 澪「……」 店員「……」 和「えっと、なんてコメントしたら」 店員「コ、コーヒー。ここに置いて置きます!」ガタッ、スタコラ 和「随分と乱暴な店員ねぇ」 澪「へ、変だったかな」 和「何が?」 澪「その……律を私のモノに、って」 和「そうね。いきなりそんなことを言われたら、誰だって驚くわね」 澪「だ、だよな」 和「どうして、そんなことを思ったのかしら?」 澪「い、言わなきゃダメかな?」 和「意味もなく私に、そんな相談されても困るから」 澪「そ、そうだよな」 澪(ちゃんと言わないと) 店員「オレンジジュースを……」 澪「私は律のことが好きなんだ!」 和「へぇー、そうなんだ」 店員「……」 和「あっ、置いて行って構いませんよ」 店員「す、すいませんでした!」スタコラ 和「慌ただしい人ね」 澪「それで、和。私の相談……」 和「あぁ、ごめんなさい。澪は律のことが好きなのよね」 澪「う、うん」 和「それで、律を自分のモノにしたいと」 澪「そう」 和「でも、どうして? 好きなら告白すればいいじゃない」 澪「それが出来るなら、和に相談なんかしないよ」 和「それもそうね」 澪「あと、女の子同士っていうのも……」 和「互いの合意があればいいんじゃないかしら?」 澪「律、なんかそういうの嫌そうだし。それに、周りの目とか……」 和「うーん。でも、同性愛なんて、よくあることよ」 澪「そ、そうなのか?」 和「あら、知らないの。同性愛ってね、女性は一割、男性は六割の割合で存在してるらしいわよ」 澪「ほ、ほんとか!?」ガタッ 和「えぇ。さっきもトイレ行った時、男子トイレから変な声が聞こえたわ。あれは間違いなく、ボーリング作業中ね」 澪「ボ、ボーリング?」 和「穴開け作業」 澪「……」 和「だから澪も、何も心配なく律に告白しなさい」 澪「でも、フラれたら?」 和「それはそれで諦めなさい」 澪「それだと私が困る!」 和「どうしてよ」 澪「律が好きで堪らないんだ! 諦め切れないんだ!」 澪「だから、確実に成功させる方法を教えて欲しいんだ!」 和「……」 和(困ったわね。これは、私の知恵を使ってでも厳しいわね) 和(澪にモノを生やす、なんてのは不可能だし……多分、生えたら律を掘りそうだわ) 澪「のどかぁ~」ウルウル 和「泣かないの!」 和(さて、どうしよっか。確実に成功させる方法といえば……) 和「あっ、そうだ」 澪「な、何か思い付いたのか!?」 和「えぇ。ちょっとね」 和(成功するかは分からないけど、試してみる価値はありそうだわ) 澪「そ、それで」 和「早い話がね。律に催眠術をかければいいのよ」 澪「さ、催眠術?」 和「そっ。それで律を自分の思うがままに操ればいいのよ」 澪「でも、催眠が解けたら」 和「カメラなりテープに、証拠を残せばいいのよ。それで、その事実を突き付ければいいわ」 澪「な、なんか脅してるみたいで可哀相な気がする」 和「これしか方法が思いつかないわよ」 澪「だ、だけど私は律を支配しようとかは……」 和(めんどくさいわねぇ) 和「あくまでこれは一つの手段よ。別にやらなくてもいいから」 澪「そ、そうする」 和「でも、律に催眠術を書けて思い通り……なんかゾクゾクしない?」 澪「えっ?」 和「ほら、律って犬っぽくない?」 澪「そ、そうかなぁ」 澪(どっちかと言ったら……猿?) 和「そんな律に、あんなことやこんなこととか」 澪「あ、あんなこと……」 和「律を手なずけるのよ。そうしたら」 澪「そうしたら……」 和「澪の思うがままね」 澪「!」 律『澪、可愛がって!』 澪『あはは、可愛いなー』ナデナデ 律『澪、大好き!』ニッコリ 澪「なんか、いいかも!」 和「でしょ」 澪「興奮しそう」 和「濡れそうでしょ?」 澪「それは分からない」 和「……」 澪「だけど私に、催眠術なんて使えるかなぁ」 和「なんならウチ来る? 確か押し入れに、催眠術に関する本あったから」 澪(何に使うんだろうか?) 和「どうする?」 澪「じゃ、じゃあ。お願いします」 和「よろしい」 ――――― 真鍋家、和の部屋。 和「えっと、確か……」ガサゴソ 澪「これじゃないかな?」 『サルでもわかる催眠術』 和「これだわ」 澪「それにしても、なんでこんな本が?」 和「小学生の頃、唯が催眠術に嵌まっててね」 澪「なんで?」 和「テレビの影響よ」 澪「なるほど、唯らしいや」 和「何度、実験台にさせられたことか」 澪「それで、和は催眠術にかかったのか?」 和「えぇ、かかったわ」 澪「ほんとに!?」 和「唯が『和ちゃんは私を好きになれ!』って言ったおかげで、私はそれにかかってしまったわ」 澪「そ、そうなんだ」 和「だけど、すぐに解けたわ」 澪「どうして?」 和「『私は憂が一番好き』なんて言うから」 澪「……」 和「おかげで、そのあとの副作用が大変だったわ」 澪「ふ、副作用なんてあるのか!?」 和「私の場合は唯の下着を盗むとかいう副作用が出たわ」 澪「それって泥棒……」 和「違うわ。そう、決して違うわ」 澪(どう見ても泥棒) 和「澪だって、律の下着を盗んだりしたでしょ」 澪「さ、さすがにそれはなかったよ」 和「変ね。これは世界の常識……」 澪「わ、分かったから! もう何も言うな!!」 澪(聡明な和のイメージが) 和「まぁ、今のは忘れてちょうだい」 澪(無理だよ) 和「それで、具体的なやり方はその本に書いてあるから」 澪「い、色んなやり方があるんだなぁ」ペラペラ 和「唯は五円玉をぶら下げてたわね」 澪「ベタだな」 和「お手軽に用意できるからね」 澪「わ、私もそうしたらいいのかなぁ?」 和「それは澪に任せるわ」 澪「じゃあ、そうしてみるかな」 和「そう。なら私、成功を祈ってるね」 澪「あっ、うん」 和「今からやるの?」 澪「どうしようか?」 和「自分で決めなさい」 澪「じゃあ、明日にするよ」 玄関。 澪「じゃあ、和。ありがとうな」 和「えぇ、成功したら報告してね」 澪「あぁ。それじゃあ」 和「さよなら」 バタン! 和「ふぅー、とりあえずこれでいいわ」 和(さて、唯の下着をクンカクンカしますか) 和「おっと、その前に」 ――――― 田井中家、律の部屋。 律「……うん、分かった。じゃあな」ピッ 律「さてと、勉強……」 Prrrr♪ 律(おっ、電話……澪からか) 律「はいよ」 澪『あっ、律。私』 律「知ってるよ」 澪『明日、遊びに行っていいかな?』 律「明日は無理。家族と遊びに行くから」 澪『な、なんでだよ!』 律「しゃーないだろ。前から予定してたことだし」 澪『じゃあ明日、何時くらいに帰ってくるんだ!?』 律「そうだなぁ。夜の九時くらいかな」 澪『遅い! さっさと帰って来い!』 律「人の家の予定に文句つけんな!」 澪『なぁ頼むよ、りつぅー』 律(どうしたんだろ) 律「ったく、なんなんだよ」 澪『どうしても大事なことなんだよ』 律「あー、考えとくわ」 澪『うん、考えといて。じゃっ!』 律「ったく、マジでなんなんだ?」 ガチャ! 聡「姉ちゃん、ゲームやろうぜ」 律「おっ、やるか」 聡「今日は負けないぜ」 律「また泣かしてやるよ」 2/3
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――――― 翌日、真鍋家。 和「で、律が帰るまで私の所で待機なワケ」 澪「ついでに、催眠術の実験も兼ねて」 和「あら、私はモルモットなの?」 澪「だって、試せる相手がいないし」 和「そう。なら、私の部屋でやろっか」 澪「う、うん」 和の部屋。 和「それで、どの方法でやることにしたの?」 澪「やっぱり、ベタな五円玉」 和「だけど、紐についてるのは五十円玉ね」 澪「五円玉よりかは、十倍の効果あるかなって」アハハ 和「そうなんだ」 澪「それに昨日、ちゃんと練習したから大丈夫だよ」 和「相手いるじゃない。なら、今日も……」 澪「鏡に映った私なんだ」 和「……」 澪「一回だけやったけど催眠術にかかったよ。眠くなるってやったら、本当に眠くなったし」 和(それ単に自分が眠かっただけじゃないかしら) 澪「だから大丈夫、私を信じてよ和」 和「まぁ、澪がそこまで言うなら」 澪「よし、それじゃやるぞ」 和(まっ、私がおすすめした以上、仕方ないか) 和「遠慮なくやりなさい」 澪「いくぞ」 澪「和は私の言いなりになる」 ブラーン、ブラーン 和「……」キョロキョロ 澪「……」 和(ちゃっちいわね) 澪「ど、どうかな?」 和「そうね……特に何もないわね」 澪「あれー、おかしいなぁ」 和「ふふっ、でも私を言いなりにするだなんて……案外、澪ってSなのね」 澪「の、和?」 和「分かるわ。律はMでしょ」 澪「えっ?」 和「いつも使用許可の書類を提出し忘れるの、あれは『私に怒られたい』という願望があるからなのよね」 澪「……」 和「私がキツく言って泣きそうな顔をしたら、かなり来るわ」 澪「和って、変態なのか?」 和「変態? 人類はみんな変態よ」 澪「わ、私も……」 和「律を自分のモノにって考えで、かなりの変態よ」 澪「そ、そうなのか……」 和「だから」スッ 澪(えっ、耳元に何を……) 和「律を手に入れたら、二人ともじっくり可愛がってあげる」ボソッ 澪「!」 和「あら、今ので感じた?」 澪「そんなことない!」 和「顔が赤いわね」 澪「気のせいだ!」 和「ならいいけど」 Prrrr♪ 澪「あっ、電話……律から!」ピッ 律『澪、私だよーん』 澪「律か?」 律『予定が早く済んだからさ、今から遊ばないか?』 澪「マジで!?」 律『マジだよ』 澪「行く、すぐに行くよ!」 律『そっか。じゃあ、私の家で待ってるからな』ピッ 和「律から電話」 澪「そう。だから私、律の所に行くよ」 和「残念ね。お楽しみはこれからなのに」 澪「べ、別に和のお楽しみなんかいらないよ」 和「あら、ツンデレ?」 澪「違う! それじゃあ私、行くからな」 和「なんなら私も行って混ざろうかしら?」 澪「いらない! 私と律だけでいい!」 和「そっ、じゃあ頑張ってね」 澪「あぁ」 バタン! 和「あーあ、失敗したかしらねぇ。よかれと思ったんだけど」 和(なんにせよ、頑張りなさい) 和「あとは、手筈通りにやればいいわね」 ――――― 田井中家、律の部屋。 律「いやー、私の用事だけすぐに済んだからさ」 澪「そうなんだ」 律「とりあえずゲームやるか? 昨日、聡とやった対戦ゲームが」 澪「そ、それよりもさ」 律「?」 澪「ちょっと面白いことをしないか?」 律「なんだ? 澪もゲーム持って来たのか?」 澪「そうじゃないけど……」 律「じゃあ、なんだよ」 澪「えっと、これなんだけど」 律「なんだそれ? 催眠術とかで見る、アレか?」 澪「そ、そう。実は私、催眠術に興味があるんだ」 律「催眠療法士にでもなるのか?」 澪「ま、まぁ。そんな感じかな」 澪(嘘だけどね) 澪「だから今から、律に催眠術をかけます」 律「へぇー、面白そうだな」 澪「よし、いくぞ」 律「ばっちこい!」 澪(や、やってやるんだ) 澪「まずは簡単なのな」 澪「律はだんだん、眠くなる」 ブラーン、ブラーン 律「……」 澪「……眠くなった?」 律「いや、帰りの電車で寝たから眠くならない」 澪「……」 律「……」 澪「じゃあ、次だ!」 律「今度はなんだ」 澪「ちょっと待って!」ペラペラ 澪(次はどれをやれば……これだ!) 澪「律、目を閉じて」 律「あいよ」 澪「よし、それじゃあ暗示をかけてやる」 澪(あれ、このままキスした方がよくないかな? どうせ律は目を閉じてるんだし) 律「まだか?」 澪「わ、私がいいって言うまではダメだ」 律「文句が多い奴だな」 澪(べ、別に悪いことじゃないよな!) 律「……」 澪(なんで気付かなかったのだろか……ふふっ) 澪「じゃあ、行くぞ」 チュッ 律(ん? なんか唇に感触が) 澪(律の唇、柔らかいなぁ) 律(なんだろな?) 澪(よし、もういいだろ) 澪「律、いいよ」 律「あぁ」 澪「どうだった?」 律「なーんか唇に変な感触があったくらいかな。それ以外は別に」 澪「そ、そうか」 律「今のはなんの効果がある催眠なんだ?」 澪「えっと、私の言うことをきく催眠、かな?」 律「なんじゃそりゃ? 私は澪の奴隷じゃねぇーぞ!」 澪「な、なんだよ。ただの冗談じゃないか!?」 律「なんか本気っぽかった」 澪「き、気のせいだよ」 律(怪しいなぁ) 澪「じゃあ次……」 律「ちょっと待て!」 澪「な、なんだよ」 律「澪。なんか企んでるだろ?」 澪「!」ギクッ 律「もしそうなら言ってみろ!」 澪「な、何も企んでないよ!」 律「そうか。なら、催眠術はなしだ!」 澪「えっ」 律「これから夕飯の買い物に行くからさ、わりぃな」 澪「そ、そんな」 律「お遊びならさ、また明日にでも付き合ってやるよ」 澪「……はい」 律「ごめんな」 ――――― 翌日、屋上。 和「あら、ダメだったの」 澪「うん。なんか朝から律の奴、私を避けてるし」 澪「嫌われたのかな」 和(やっぱり澪に変なこと教えるんじゃなかったわ) 和「もう自分の口から告白すれば?」 澪「で、出来ないよ」 和「律のことが好きなんでしょ? だったら、もう押し倒すなりしなさい」 澪「だ、誰もそこまでしないし!」 和「私は昔、唯にやったことあるわ」 澪「えぇー!」 和「大丈夫よ。唯自信は覚えてないから」 澪「そういう問題なの!?」 和「そうよ」 澪「……やっぱダメだ。律を襲うなんて」 ガタッ! 澪「ひっ!」 和「半開きの扉が風で閉まっただけよ」 澪「ほっ」 和「それで、どうするの?」 澪「……もう、催眠とかには頼らない! 私自身の口からちゃんと言う」 和「なら最初からそうすればいいもの」 澪「そうだよ。当たって砕けろの精神で行けばいいんだよ」 和「砕けてどうするのよ」 澪「律に告白して、絶対に律を私のモノにするんだ!」 和(そういう独占欲は強いのね) 澪「絶対にやってやる!」 和「頑張りなさい」 和(その後で、じっくり二人を堪能するから)ニヤリ 和(さて、腹ごしらえに唯のパンツを……) 憂「あっ、和さん」 和「憂じゃない。どうしたの?」 憂「ちょっと、ブツを引き取りに」 和「ブツ?」 憂「とぼけないで下さい。小学生の頃、お姉ちゃんから盗んだ」 和「あれは盗みじゃなく拝借よ」 憂「どっちも同じです!」 和「そうなんだ。じゃあ私、生徒会に行くね」 憂「まだお昼休みですよ」 和「……」 憂「話はじっくり聞きますね」ニコッ ――――― 放課後、部室。 律「みんな掃除かぁ」 律(暇だ) 律「おっ、メトロノームじゃん……おりゃ」 カチ、カチ、カチ、カチ 律「……」 私の言うことをきく 律(なんだ?) 私の言うことをきく 律(澪が昨日、私に言ったことか……なんであいつ、あんなことを) カチ、カチ、カチ、カチ 律(なんか……) 律「気になるな。よし」 3/3
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催眠術(OCG) 通常魔法 次の相手ターン、 相手はモンスターの表示形式を変更する事ができない。 行動制限 魔法 同名カード 催眠術
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翠星石「さあ…扉を開くです…。はい!!」 男子A「う…ZZZ…」 「おー!」と、周囲から歓声が上がる。 そう、今まで知られていなかったのだが、どうやら翠星石は催眠術のようなものを使えるらしい。 でも、何故今まで彼女がそれをイタズラに使用してこなかったのか…そんな疑問が、これを見ていた人全員に浮かぶ。が、おそらく一度利用した時、いつものように蒼星石先生にこっぴどく叱られたのだろうと皆は即座に判断した。 翠星石「おっと、もうすぐ昼休みも終わりですぅ!さ、起きた起きた!!午後もしっかり頑張るですよ!!」 そう言うと、翠星石も職員室へと戻っていった。 翠星石「んー、今日も1日よく頑張ったですぅ♪」 放課後、そう言いながら職員室で伸びをする翠星石。そこへ、1人の生徒がやってきた。 男子B「先生!あの…さっきの催眠術なんですけど…」 翠星石「ん?おめーも、やってもらいたいですか?」 男子B「は、はい!で、出来ればお願いがあるんですけど…」 翠星石「?」 男子B「…一生、目が覚めないようにってのは、出来ませんか?」 翠星石「…どうして、そんなこと望むですか?」 男子B「いや…ちょっと受験とか失敗しちゃって…それで、正直将来に希望が持てなくて…」 翠星石「…わかったです。じゃあ、しばらく目を閉じるですぅ。」 その言葉に、目を閉じる生徒。その瞬間、頭に殴られたような痛みが走る。 翠星石「馬鹿ですか、おめーは!!そんな人生都合のいい事ばっかりあったら、今頃翠星石は大統領か石油王になってるですよ!!」 男子B「で、でも…」 翠星石「それに、人生は山あり谷ありだから面白いんですぅ!何でも自分の思い通りになったら、1ヶ月でその世界に飽きるに決まってるですぅ!! 自分の思い通りにいかない事があって、それでも頑張るからこそ、その障害を乗り越えた時の喜びってもんが生まれるんですぅ!!それを美味しいとこだけ味わおうなんて、ムシが良すぎるですぅ!!」 そう言われて、下を向く生徒。翠星石は続ける。 翠星石「それに1年なんて、これからの長い人生に比べたら、少し寄り道しただけに過ぎないですぅ。もしかしたら、寄り道したほうが色んな物発見できるかもしれないですし、要は考え方しだいですぅ。」 男子B「…そうですね。スイマセン、何か変な事言っちゃって…。」 翠星石「何言ってるですか。おめーはこれからもずっと、翠星石の教え子なんですから、これからもちょくちょく相談に来やがれですぅ!」 その言葉に、丁寧にお礼をいい職員室を退出する生徒。 そのうしろ姿を見て、翠星石は小さく「大丈夫、おめーならきっと出来るですよ…」とつぶやいた。 完
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【サイト名】大人のための催眠術 【h抜きURL】ttp //homepage1.nifty.com/tmiyabi/index.htm 【管理人】Tmiyabi氏 【コメント】 E=mC^2と同じくMC系。NOV.FALLさん、おくとぱすさんなど、ここもレベルが高い。
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想起「恐怖催眠術」 想起「恐怖催眠術」 黒 (4) スペルカード:古明寺 さとり 妖怪 2000 このスペルカードがバトルゾーンに出たとき、自分の墓地からスペルカードを一枚選び自分の手札に戻してもよい。 フレーバーテキスト 想いだしたら、戻れない。 収録セット 第一篇 『異変』 -アクシデント- 60/120 参考 古明寺 さとり
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「10分でお前を倒す!!」 スキル詳細 スキル名 スキル効果 ネコの短期催眠術 クエスト開始から10分間、攻撃力+3、防御力+10 解説 TAでは暴れ撃ちと同時に使われることが多くなってきた 諸刃の剣であるネコの火事場力と比べると ノーリスクで恩恵を得られるのが利点だがリターンも極小 これでタイムが縮まったと実感することはきっとないだろう ちなみにドリンクによる攻撃アップ【大】は+7 これが発動した場合+10ということになる ドリンクだけで攻撃力UP【小】相当の効果があると考えれば そこまでバカにできないのかもしれない 火事場と暴れ撃ちの吟味だけでお腹タプタプだぜ -- (名無しさん) 2011-05-23 11 01 14 攻撃大、火事場、暴れ撃ちに短期催眠術は不可能 -- (名無しさん) 2011-05-24 21 38 54 えっ -- (名無しさん) 2011-05-24 22 29 31 ↑↑んなこた選民でなくても分かっとる -- (名無しさん) 2011-05-24 23 19 07 ドリンクコンプ特典の5枠目で攻撃大を狙っても無理なんだな~ -- (名無しさん) 2011-05-28 00 40 00 名前 コメント すべてのコメントを見る
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《冥界の催眠術師》 (めいかいのさいみんじゅつし) 基本情報 ② 冥界の催眠術師 幻属性/シルバー 基礎パワー:10000(Lv1) インヴォークスキル・(なし) エヴォークスキル・(なし) 特徴 仮面とマントで素性を隠した暗殺者。 スキルは持っていないが基礎パワーが非常に高く、エヴォーク時の先制判定に勝ちやすい。 「カードファイト!!ヴァンガード」より参戦。 ▶︎先制率を高めるために 基礎パワーが高いことから「先制を取りに行く」際に用いられる事が多い。隠密状態を付与する《クジャタ》などと併用すれば、相手のインヴォークスキルに対する耐性も多少つく。 相手よりも先に、《虚無のアギト フェンリル》などの「ダメージを与える」スキルを撃ち込みたい場合にも重宝する。 その後、このカードより魔力が1軽く、基礎パワーも高い《大食いバク》が最後期に登場し、その役目を終える事になった。 ▶︎「ファントムグレムリン」に組み込む このカード、《ファントム・ブラスター・ドラゴン》、《グレムリン》を組み合わせた3枚コンボが強力。特に幻属性の同キャラ戦で威力を発揮する。 基礎パワーが高いので《ファントム〜》のパワー上昇値が高く、ターン最後に状態解除をするのでこのカード自身もトータルパワー上昇に貢献できる。相手の幻惑状態にも多少の耐性があるので、知らない相手には高確率で刺さる。 関連カード ▶︎「魔力2、基礎パワー10000」のサイクル。 《グリンカムビ》 《着ぐるみアイドル アルク》 《レプラコーン》 《冥界の催眠術師》 (火属性には該当モンスターなし) 《シルバー・ウルフ》 《ダイアー・ウルフ》 その他 ▶︎フレーバーテキスト いかなる勇者といえど、寝ている時は赤子同然! ▶︎イラスト:喜久屋めがね 【→カード一覧へ戻る】 【→トップページへ戻る】