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63: 名前:乃愛☆12/16(水) 17 38 34 結夏Side 「 ふんふっふふ~ん 」 庵蓮くんに告白された後、 あたしはこれでもかッ!ってほど浮かれていた。 だって、手も繋いでるし!! 「 へったくそな鼻歌 」 庵蓮くんはふっと鼻で笑うと あたしのおでこをつんとつついた。 「 え!?下手? 」 ちょっと残念… 浮かれすぎかな? 「 う-そ、すっごく可愛い 」 あたしの反応を見たからなのか 単にいじめたいのかは分からないけど、 すぐに庵蓮くんは微笑んで訂正してくれた。 あたし達のクラスは3階にある。 ちなみに進路相談室は2階。 話すことも話したしあたしはてっきり教室に戻るのかと思っていた。 だが、庵蓮くんがあたしの手を引っ張っていくのは 3階の図書室。 「 あ、庵蓮くん。何処行くの? 」 「 え、何処って…図書室 」 「 うん、そうなんだけどね! 教室に戻らないの? 」 「 戻らない 」 えええええええ!?!?!?!? 「 な、何で!? 」 「 そのうち分かるよ 」 庵蓮くんはあたしの頬にちゅっと音を立ててキスをしてきた。 こんな格好いい人にこんなことされたら、 断ることも何も出来ないよ…。 図書室には誰も居なかった。 まぁ…居たほうがおかしいけど。 図書室の真ん中にある椅子にあたし達は座った。 何をするのか未だに分からないあたしは 庵蓮くんの方を見て聞こうとした。 「 ね-、庵蓮くッ…んッ、ふぁ… 」 庵蓮くんを見た瞬間顔がドアップになって、 口の中に庵蓮くんの舌が入ってきた。 いきなりのキスに思わず目を閉じてしまうあたし。 それは庵蓮くんにとって絶好のチャンスだったのか、 5分後にはあたしの服は全部脱がされていて、 大きな机の上に寝せられていた。 「 あッ!…そこ、はぁッ…駄目え…んッ 」 庵蓮くんの舌はあたしの胸からお腹、 太ももと行き、最終的に着いたのはあたしのあそこだった。 音を立てて舐める庵蓮くんを見ると、 あそこが熱くなってムズムズする。 「 な、入れていい? 」 愛しているなら当然のこと―… あたしは、庵蓮くんが好き。 「 うん…あたしの中を庵蓮くんの形にするまで… あたしを庵蓮くんで埋めてくれるまでして? 」 あたしの口から出た意外な大胆発言。 こんな言葉、いう機会なんてないと思っていた。 「 あッ…入ってる! あたしの中に庵蓮くんのがッ…ああッ! 」 大きくなった庵蓮くんの物が 音をたてて入ってくる。 「 ッ…んッ…!! 」 「 声出して。 もっと結夏のエロいところ見たい 」 少し頬を染めた庵蓮くんの笑顔。 気づけばあたしは自分から、あそこが見えるような 体制をとっていた。 そしてそれは、庵蓮くんにとって自分のものが 入りやすい体制だった。 「 ひゃあッ…あッ、あッ…! 子宮に、いッ!当たってるよおッ!! 」 ゴツゴツとお腹を伝って振動が響く。 子宮に当たるたび、あたしはおかしくなっていく。 「 あッ、あッ、イクッ…! イッちゃうよおッ 」 「 ハッイケよ…ハッハッ 」 荒い声がする中あたしは体を反って 大きくイッた。 64: 名前:乃愛☆12/17(木) 18 22 34 啓斗Side 「 じゃあな 」 「 うんッ!ばいばい! 」 あの後俺達は急いで荷物を取りに行き帰ることにした。 俺は、送るのを嫌がる結夏を無視して、送ることを決めた。 結局2人で帰ったのだが、 結夏も結構ノリノリだった。 結夏の家に着くと、門の前で結夏は俺に手を振った。 しかし、家には入ろうとしていない。 「 入んないの? 」 「 んッ?え、え-と…曲がり角まで見てたいなって思って 」 結夏はにこっと天使のような微笑みを俺に見せた。 くうううううッ…可愛い!! 「 そっか。 じゃ、風邪引くなよ? 」 「 うんッ! 」 小さな子のように素直で明るい返事をする結夏。 か、可愛いッ!!(2回目) 角を曲がる直前、 俺は結夏の方を振り向き 「か・わ・い・い」と口パクで言った。 意味を分かったのか、 結夏の顔は真っ赤になった。 うおおおおおッ、可愛い!!(3回目、馬鹿) 角を曲がり、数分で着く家に入ると 俺は自分の部屋に入り携帯をバックから取り出した。 ------------------------------ Dear 結夏 今、家に着きました。 体は大丈夫? またヤるんだから、 体は大事にな!! From 啓斗 --------------------------- 数分後、すぐに返事が返ってきた。 ---------------------------- Dear 庵蓮くん 庵蓮くんのエッチ/// 体は大丈夫だよ! 心配ありがとう(*´∀`*) ---------------------------- …可愛い―――ッ!!!! 何々、この顔文字ッ。 女の子って感じがするなぁ! っていうか、結夏だから可愛いんだよなぁ。 65: 名前:乃愛☆12/18(金) 18 15 49 結夏Side 「 庵蓮くんのエッチ… 」 メールを打ち終わった後、 あたしは携帯に向かって顔を赤くし呟いた。 でも…、 “体は大丈夫?”っていう優しさが嬉しかった。 コンコンッ 「 ッ!!は、はぁい! 」 いきなり部屋のドアが鳴りあたしは驚いて 携帯をバックにしまいこんだ。 「 結夏ぁ~…、ここ分かんない 」 前髪を赤いゴムで結び ダボッとしたジャージを着て あたしの部屋に来たのは、 今村 結愛imamura yua 高校1年生のあたしに勉強を教えてもらおうとしている、 高校3年生の頼りない姉です。 「 はぁ…何処? 」 あたしは呆れた顔で溜息をして姉を見た。 姉はにっこりと可愛らしい笑みを浮かべた。 頭悪いってことを言わなかったら… すっごく可愛いんだけどなぁ…。 「 ここ!! 」 ……え。 ここって、 高1で習ったことを基本とする応用問題ってやつじゃあ… ないんでしょうか…。 「 え、何!? そんなに難しい問題だった? 」 姉はいきなりおろおろと動き出し、 問題集に目をやった。 「 ここはね… Xに4を代入して… 」 数十分後… やっと姉が理解してくれたようだ。 「 分かったぁ! 有難う、天才になった気分だよ!! 」 そう言って、爽やかな笑顔を部屋に残し 姉は鼻歌を歌いながら出て行った。 66: 名前:乃愛☆12/21(月) 18 50 01 皆様え* 更新が遅くなって申し訳ありませんでした! 色々と忙しく、Pcを開ける時間がありませんでした。 今後は、しっかりと更新していきたいと思います。 ---------------------------------------------------- 啓斗Side 「 ふぁあああ… 」 朝。 俺は目覚ましよりも少し早く目覚めた。 体を起こすと俺は首を何度かコキコキと鳴らし、 部屋着のまま、リビングに向かった。 「 あら、早いのね 」 朝ごはんのいい匂いを感じていると 父と俺の弁当を作っている母の姿があった。 「 お-。何かすっきり目覚めた 」 「 ん-…、啓早いな 」 俺が席につくと同時に眠そうな父が来た。 仕事に行く奴が俺より遅くていいのかよ…。 普通、ベタなドラマでは母と父が「おはよう」って むかえてくれんじゃねぇのかよッ!! 俺は軽く朝食を済ませると 母から弁当を貰い家を出た―… 向かった先は学校…ではなく、結夏の家。 結夏の家の前につくと、玄関の扉が開いた。 もしかして、結夏ッ…!? …と思った俺は馬鹿だった。 そこには俺達と同じ格好をした女の人―… あ!この人は、今村先輩。 バスケが上手くて、なによりモテるらしい。 「 おはようございます、今村先輩 」 俺はいつもどおりにっこりと微笑んで 斜め45°のお辞儀をした。 「 あ、もしかして噂の王子様?! え-っと…由美子が言ってた子だよね? 」 「 はい? 」 噂の王子様…? 由美子が言っていた…? さっぱり分からない。 「 えっと、私…結愛! 」 「 俺は「 庵蓮 啓斗くんでしょ? 」 フルネームで知られていたとは… 俺ってもしかして有名人? 「 もしかして、結夏の彼氏? 」 「 はッ、はい…!! 」 俺は顔を赤くしつつも いつものキャラを保ちつつ返事をした。 「 結夏ね、結構…やきもちやさんだから 多分、啓斗くんと女の子が話してるだけで嫉妬しちゃうかもよ 」 結愛先輩はくすくすと口に手を当てて いかにも女の子らしい!!という笑い方をしていた。 あ…笑うと目が細くなるの結夏と同じだ。 やっぱり、姉妹なんだなぁ…。 「 じゃ、あたし朝練あるからこれで 」 「 あッ、はい。頑張ってください 」 先輩と別れた後俺は携帯をいじり待っていた。 するとまた家の扉が開いた―… 「 ほえッ!?あ、庵蓮くん? 」 そこには驚いた顔をしている結夏。 「 おはよ 」 俺は携帯を閉じてポケットに入れて にっこりと微笑んだ。 「 お、おはよう… 何で居るの? 」 「 彼女を待ってて何が悪いんだよ 」 「 悪くないけど… お姫様みたいで恥ずかしいよ 」 結夏は赤くなっている顔を隠して言った。 「 い-じゃん、お姫様。 お迎えに上がりました 」 「 え~… 」 「 このじいが責任もって学校までお連れします 」 俺はにんまりと微笑み手を差し出した。 「 じいなの?王子様じゃないの? 」 結夏は首を傾げて問いかけてきた。 「 ヤダ。かっちょ悪いじゃん 」 「 じゃ、お姫様もヤダ 」 結夏は頬を膨らませて首を左右に振った。 67: 名前:乃愛☆12/23(水) 09 03 04 結夏Side お姫様かぁ…。 隣にいる庵蓮くんを気にせずに あたしはにっこりと笑みを浮かべて歩いていた。 「 ちょ、結夏ッ!! 」 「 ほえ~? 」 未だにお姫様のことを考えている あたしの腕を引っ張った庵蓮くん。 「 前見ろ、前ッ 」 前…? 焦っている庵蓮くんの顔を見た後に 前に目を向けると、目の前には電柱。 「 わわッ! 」 「 な~にボ-っとしてんの 」 庵蓮くんはクスッと呆れた顔で微笑むと あたしの腕から手を離し、あたしの手へと移動した。 「 こうしたら大丈夫だよな 」 繋いだ手を見て庵蓮くんは少し頬を赤くして言った。 うにゃ~…、これはこれでにやけちゃう。 手を繋いで歩いていると同じ制服を着た学生の姿がちらほら目に入ってきた。 学生達はあたし達のことを見て、こそこそと何か話していたり、目が合うとすぐに逸らしてくる。 何なんだろう…。 「 結夏あ―ッ!! 」 背後から名前を呼ばれ、振り向くと… そこには親友の高橋 優莉の姿。 「 優莉い―ッ!! 」 あたしはさっきまで繋いでいた手を離すと 優莉に向かって走り出し、抱きついた。 「 おはよう、結夏ぁ 」 「 おはよッ、優莉! 」 両手を繋いでにっこりと微笑んで くるくると回るあたし達。 すると、いきなり優莉は微笑んだ。 「 なぁに? 」 「 いいの? 」 意味が良く分からないあたしをそっちのけで 優莉はまだクスクスと微笑んでいる。 「 彼氏くん 」 はうッ…!!わ、忘れていたぁ。 恐る恐る振り返ると、そこには頬を膨らませて ギロリと睨んでいる庵蓮くんの姿。 「 あわわッ…、 ごめん!行くね 」 「 うん、やきもち焼きの彼氏を持つと大変だね~ 」 あたしは、欠伸をしながら手を振る優莉とわかれると いつの間にか視界から消えてしまった庵蓮くんを急いで探す。 探しているとき―… 目の前には大量の女の子。 「 啓斗く~ん、おはよお!! 」 「 啓~、遊ぼうよお! 」 「 啓斗、キスしてぇ 」 ……まさか。 庵蓮くん…? 「 キス?ど-しよっかなぁ 」 庵蓮くんはたくさんの女子と会話をしながら 校舎の中に入ってしまった。 教室に入っても庵蓮くんの人気ぶりはスゴい。 席は隣だからチャンス!!と思ったあたしが馬鹿だった。 庵蓮くんファンの皆がわざとなのかは分からないけど、 じたばたさせる足であたしの机がどんどん庵蓮くんから離れていく。 キ―ンコ―ンカ―ンコ―ン… やがてチャイムが鳴ると女の子達は名残惜しそうに 自分の教室へと帰っていった。 ほ…、やっとかぁ。 68: 名前:乃愛☆12/25(金) 09 10 19 啓斗Side ふはは…相当困っているようだな、結夏。 俺のドSスイッチが入っちまう顔だな、おい。 ちょ-っと裏の顔を止めて、 表の顔でクラッとさせてやるか。 俺は筆箱から消しゴムを取り出し、 結夏のほうにこっそりと投げた。 「 すみません、今村さん 」 「 …え? 」 結夏は俺の顔と口調にかなり驚いている様子。 そりゃそ-だよな。 最初、俺が結夏に片思いしているときは 結夏を見るため、照れないで見るために、睨んでいた。 そして、付き合ったらドSな俺が発覚して、 今は、こんな王子様キャラだ。 「 今村さんの足元に消しゴムが落ちてしまったんですが… 拾ってもらえますか? 」 俺は首を傾げてにっこりと微笑んだ。 これで落ちない女はいないッ…! 結夏の顔を見ると…… 頬を赤くもしていないし、無表情だ。 「 お願いします 」 また俺はにっこりと王子様スマイルを結夏に向けた。 すると、結夏は黙って自分の足元にあった消しゴムを拾った。 「 …はい 」 何だ… 何でこんな微妙な反応なんだ? 「 有難う 」 とりあえず俺は極上の笑みを浮かべてお礼を言い、 結夏の手から消しゴムを取ろうとした。 ハッ…! そうだ、消しゴムを取るときに手に触れてみよう…! 69: 名前:乃愛☆12/25(金) 18 37 12 結夏Side 庵蓮くんの笑顔にドキドキしない…。 あたしはそう思いながら庵蓮くんに消しゴムを差し出した。 すると、庵蓮くんの手はわざとらしくあたしの手に触れた。 あたしは何も言わずに、手を戻すと本来宿題であったプリントを机から取り出し、やり始めた。 素直じゃないあたし…… 本当だったら甘えちゃうのに、 庵蓮くんが女の子に囲まれてたところを見ちゃったからってすぐにいじけちゃう。 こうゆう反応したら庵蓮くんが気にかけてくれる…って あたし悪いことばっかり考えちゃう。 「 はぁ… 」 と深い溜息をしていると、 四つ折にされた小さな紙が隣から投げられた。 隣を見ると庵蓮くんは無表情。 あたしはカサカサと音を立てて中を開く。 --------------------------- おい、お前なんか怒ってる? 怒ってるなら謝る、ごめんな。 --------------------------- 手紙の内容を見てあたしはまた庵蓮くんの方を見る。 庵蓮くんは申し訳無さそうにあたしを見ている。 あたしが悪いのに… あたしが1人でいじけてるのに… どうして…? どうしてそんなに優しくするの…? あたしはすぐにその紙に内容を書き込んだ。 -------------------------------- おい、お前なんか怒ってる? 怒ってるなら謝る、ごめんな。 違うよ、怒ってないよ? 誤解させちゃってごめんね。 --------------------------------- 内容を書き上げると、あたしは紙を四つ折りにして 庵蓮くんの机の上に投げた。 眠たかったのか、庵蓮くんは丸くなっていた体を起こして 目を擦りながら四つ折になった紙を開いた。 中を見た庵蓮くんはにっこりとあたしに笑みを浮かべて、 その紙にまた何か書き始めた。 そして、書き終わったのか庵蓮くんはその紙を折りたたみ あたしに投げて渡してきた。 あたしはすぐに開いて内容を見た。 -------------------------------- おい、お前なんか怒ってる? 怒ってるんなら謝る、ごめんな。 違うよ、怒ってないよ? 誤解させちゃってごめんね。 まじで怒ってない? じゃ-、今から俺とヤる? ----------------------------- ボボボッ…!! 一気に顔が赤くなるのが分かる。 何で手紙なのにこんなの書けるの!? 顔を隠して手の間から庵蓮くんを見ると にんまりと悪魔の笑みを浮かべていた。 ドS…… あたしは心の中で庵蓮くんを見ながら何度呟いた。 70: 名前:乃愛☆12/26(土) 18 34 10 啓斗Side 「 あ-あ、ゆでだこちゃんになったな 」 くすくすと俺は笑うと結夏の頭をくしゃくしゃと撫でた。 頭を撫でられただけでこいつの顔はすぐに赤くなる。 面白れぇ…。 「 庵蓮くんのせいじゃん… 」 結夏は頬をぷぅと膨らませてぼそっと呟いた。 「 俺のせい?何でかな、結夏ちゃん 」 俺は何も言わせないぞ、という微笑みを結夏に向けた。 「 だ、え…「 ちょっとおおお!! 」 結夏が何か言おうとしているとき、 誰かが間に入ってきた。 チッ… こっちはいじめてんのに邪魔すんなよ。 そう思いつつも俺はにっこりと微笑んだまま 入り込んできた奴を見た。 「 ね-、今さぁ…啓斗くん今村さんのこと… “結夏”って呼ばなかった? 」 あ゛… ちくしょ、聞かれたか。 一番聞かれたくないことを聞いた奴。 相川 蕾。結構ギャルっぽい女だ。 「 何のことかな? 」 俺はとりあえず極上の笑みで誤魔化そうと判断した。 すると、相川は一瞬頬を赤く染めるとすぐに俺を睨んできた。 「 騙されへんよッ!うちの耳は地獄耳なんやから!! 」 ガ―ン…… こうゆう奴、俺嫌い。 71: 名前:乃愛☆12/27(日) 20 14 42 結夏Side 相川さん……だっけ?? あたし、こうゆうギャル…?っぽい女の子とは 気が合わないって言うか、馬鹿にされると言うか… だから、ちょっと苦手なんだけど……。 そう思いつつあたしは庵蓮くんの方を チラリと横目で見た。 “やべぇ…”って顔を露にしている。 あたしのこと『結夏』って呼ぶのはバレたくないのかな? でも、あんなドSな庵蓮くんがおどおどしているって言うのは、よほどのことだよね…。 ここはあたしがサポートしてあげないとッ!! 「 あッ、あのね!相川さん!! 」 「 いややなぁ~、相川さんだなんて… 壁を感じるやん!蕾でえ―よ 」 あ゛…う…。 この際呼び方なんて関係ないじゃんッ。 「 つ、蕾さんッ。 あの…あたしと庵蓮くんはただの席が隣ってだけだよ!! 」 ……し―ん…… え。 教室中が静まり返る。 そして女子の目がキランと光ったのをあたしはしっかりと見た。 時計の音だけが鳴る中… 蕾さんは1人吹き出した。 「 ぶ…あははははッ!!! やぁ~だ、もう!今村さんて超うけるんやけど!! 」 蕾さんがヒィヒィとお腹を抱えてあたしを見ている姿を見て、また教室はいつも通りにぎやかになった。 え…え…? あたし、何か言った? 庵蓮くんを見ると、少し悲しそうな顔―… 「 庵「 あれ?啓斗、どしたン? 」 あたしの言葉をさえぎって蕾さんは庵蓮くんに問いかけた。 庵蓮くんは苦笑いをすると、 「 ちょっとだりぃかも… 」 そう言って席を立った。 「 待っ「 待ちッ!!うちも行くわ 」 また…さえぎられた。 あたしははぁと深い溜息をして、 立ち上がった2人の姿を見た。 ―え…? 目の前には信じられない光景。 庵蓮くんの腕に自分の腕を絡めている蕾さん。 そして、その蕾さんの顔…… “勝った”とでも言いそうな勝ち誇った顔。 にっこりと嬉しそうに微笑む顔。 一体……何なの。 「 俺だけのプリンセス 」 続き4
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240: 名前:乃愛☆05/08(土) 17 45 09 でぃあ*彩実様 もぅ、メロメロのきゅんきゅんですよね← 愛し合っちゃってこのこのっ…!!Σ、 でぃあ*あ様 あげ有難う御座いますっΣ、 また、こめお願いします♥← ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 啓斗Side 「 すー…すー… 」 隣には可愛らしい寝息を立てて寝ている結夏。 こいつって、ヤった後すぐ寝るんだよなぁ……。 …ったく、無防備すぎ。 こんな可愛い顔、他の野郎に見せてねえよな? 俺は結夏の頭を撫でながらそう考えた。 「 ん……啓…斗くん…… 」 はいっ! 急に結夏の口から俺の名前が出た。 思わず、心の中で返事をしてしまう。 今、"啓斗くん〟っつったよな? ………。 きゃーきゃー!まぁじで?超嬉しいんだけどおーっ。 …って、俺はギャルか! 自分に呆れつつ、寝言を言った結夏の顔を見つめる。 すると、結夏の唇が小さく開いた。 …どっきーんっ! め、めちゃくちゃ色っぽいんですけど。 何その潤った唇はっ…! キスしてえ…、今キスしてえ…。 窒息するくらい、してえなぁ…。 俺のドSキャラが現れそうになり、 慌てて、結夏を視界から外す俺。 ……ちゅ…… やはり欲望に負け、結夏に口付けする俺。 唇を離したとき、まだ物足りなさを感じた。 柔らかく健康的なピンク色の潤った唇。 この唇が俺…いや、男の本能をめちゃくちゃにさせる。 「 ん…にゅ…… 」 結夏の瞼が薄っすら開かれる。 その瞳はキラキラと輝いている。 お、起きたぁーっ! 俺は急いで目線を他に移した。 そして、何も知らなかったように振り返り… 「 ん、起きた? 」 何て、余裕かました言葉を発した。 うん…、我ながら良い演技。 「 ごめんなさいっ!…み、見た? 」 謝った後、少し間を空けた結夏。 そして、頬をぽっ…と赤らめ、シーツを目の下まで引っ張りながら問いかけてきた。 「 見たって、体? そりゃ、もう沢山見たよ 」 俺はにこっ…と悪魔の笑みを浮べながら上半身だけを 起した結夏にゆっくりと近づいた。 「 ちっ…違っ…! …て、見たの!? 」 「 おう、だってあんだけのことしたんだしさ 」 俺は結夏の寝ている隣に座り、髪を掻きあげた。 「 ……馬鹿 」 「 あれ、違った? 」 明らかに、顔を真っ赤に染めて怒っている結夏は、 俺の問いかけに小さく頷いた。 「 その…ね、寝顔…を 」 「 見た 」 「 ええっ!? 」 あ、やべ…言っちゃった。 隠した意味無いじゃん、馬鹿野郎っ。 まぁ、嘘なんか結夏につきたくねえし…いいよな。 「 可愛かった 」 「 っ…! 」 にこっと爽やかに微笑むと結夏の顔は、 違う意味で真っ赤に染まる。 「 いや… 」 「 ? 」 俺が言葉を変えると、結夏の顔は少し曇る。 そして、またにこっと微笑み言葉を続ける。 「 エロかったな 」 「 はぁ!? …な、何言ってるの? 」 顔を引きつらせて、聞き返す結夏。 「 だから、寝顔つうか…唇がエロかったって 」 満面の笑みで、何の遠慮も無く俺は言った。 結夏は自分の唇を両手で隠して、上目遣いで… 「 ばぁか… 」 …と小さく呟いた。 うーん、可愛すぎる。 もう一回してえなぁ…。 俺は"どーせ馬鹿ですよ〟といじける様に言って、 少し笑っている結夏を押し倒しながら抱きしめた。 「 きゃっ…! け、啓斗くん? 」 小さく声を出し、俺を覗き込む結夏。 その顔は、まるで小動物のようだ。 「 なぁ…もう一回しようぜ? 」 「 何言って…んっ…ふ…… 」 言葉を遮るように、俺は濃厚なキスをする。 最初は抵抗していた結夏だが、 次第に瞳は潤み始め、とろん…としてきた。 「 ……んんっ…啓斗くっ…苦しっ…けほっ… 」 俺の顎を持ちながら、自分の頭を離す結夏。 今まで見たことの無いくらい瞳が潤んでいる。 243: 名前:乃愛☆05/10(月) 20 52 05 でぃあ*↑↑様 あげアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガトゴザイマス♪ ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 結夏Side 長い、長い濃厚なキス。 啓斗くんの舌の動き方は生き物のよう―… あたしに息をする余裕を無くすような、 そんな……熱く甘いキス。 「 ……んんっ…啓斗くっ…苦しっ…けほっ… 」 あまりにも辛くなったあたしは、 啓斗くんの顎を持ち、頭を離した。 急いであたしは酸素を吸う。 「 …大丈夫か? 」 子犬のような瞳であたしを見る啓斗くん。 そ…そんな可愛い顔して見ないでよぉーっ。 あたしはそんな啓斗くんの顔も見ずに、 ふい、と顔を逸らしてしまった。 「 …結夏? 」 そしてまた、心配そうな顔。 「 … 」 ちょっと無言になったりしてみる。 少し、啓斗くんのそんな顔も見たい…なんて。 力を入れていた腕が、 ぎゅっと掴まれ引っ張られる。 「 きゃっ…! 」 思わず、小さく声を出し 顔を上げて、啓斗くんを見る。 「 具合悪いのか? 」 さっきの子犬のような顔とは違う。 大人の……男の人って感じ。 どきんっ…。 ひゃあ、心臓がバクバクしてるよぉ…! どれだけ色々な顔を持ってるの? その度、ドキドキしてたら… あたしの心臓がもたないよ……。 「 だ、だ、大丈夫っ…ん…! 」 ちゅ…、と触れるだけの可愛いキス。 啓斗くんは子供のような笑みを浮べた。 「 無理は禁物、今回は止めとく? 」 薄い赤の唇から見える、白い歯。 そんなにあたしのこと考えてくれてるの…? 「 ……大丈夫 」 あたしは、赤くなった顔を隠すように 啓斗くんに抱きついた。 有難う…。 245: 名前:乃愛☆05/12(水) 20 33 42 でぃあ*りおき様 天才じゃないっすΣ 頑張りますbb* ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 啓斗Side 「 ひゃああぁあッやあぁっやめ、ああぁあンッ 」 目の前では、喘ぎ声を出し顔を赤らめている結夏の姿。 俺は腰を激しく動かし、乳首をコリコリとこねくり回している。 とんっ…、と結夏の奥に当たると、 結夏の声は一気に大きくなる。 「 ひゃぁうっ! 」 「 ここがいいんだ 」 俺はにこっと微笑むと、 そこを中心的に突いた。 「 あふうぅッ!や、あぁンッ 」 パンパン…と肌がぶつかり合う音。 結夏の顔が段々と苦しい表情となってきた。 「 イくぅッイッちゃう…ひゃああぁああ! 」 体を反らし、ぶるるっ…と大きく震わせながら、 結夏は大胆に絶頂に達した。 俺は結夏の中に入れたまま、 少し経った後に小さく絶頂に達した。 「 なぁ…、結夏 」 結夏の体に纏わりついた俺のものや、 2人の汗の始末をしている頃、俺は結夏に声をかけた。 「 …… 」 返事が無い。 俺は、くるりと振り返った。 「 すぅ… 」 がっくり。 やっぱり寝てんじゃねーか、この野郎…。 油性ペンで落書きすっぞ…。 ……まぁ、寝顔可愛いから許すか。 つか、こいつ。 裸のまま、もろ寝てるし。 「 犯すぞ、この馬鹿 」 俺は結夏の頭を撫でながら、小さく呟いた。 250: 名前:乃愛☆05/18(火) 17 03 39 でぃあ*彩実様 ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ でぃあ*たむたむ☆様 応援アリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪ でぃあ*咲羅様 面白いですかッ!?Σ、 綺麗な名前ですねえ、咲羅…♪← 「空に届け」ですね、 時間があったら拝見させて頂きます! 啓「 どー、襲われてえ? 」 あ、啓斗の火がついちゃったぁ↑ 結「 ほ、ほえッ?/// 」 …、顔が真っ赤な結夏ちゃん← これからも宜しくお願いしますッ ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 結夏Side 「 ……か 」 何……? 「 ゆ…… 」 聞こえないよ…? 「 結夏…… 」 あたしの名前…? 「 …結夏 」 呼んでるのは誰…? 「 起きろ、結夏! 」 「 ひゃあいっ! 」 うう…、一気に現実に引き戻された。 目を擦っているあたしに向かって、 「ばーか」と言ってくる啓斗くん。 「 隙ありゃ寝やがって 」 むすっ…、と仏頂面の啓斗くん。 わ…、かっ…可愛い! あたしは頬を赤らめて、 目を光らせて啓斗くんを見た。 「 さぁて、帰るか 」 啓斗くんは、ベットから立ち上がり 猫のように体を伸ばした。 どうやら、啓斗くんは着替えが終わっているようだ。 ……、って! あたしだけ裸じゃんっ! 「 ん、どした? 」 何も知らずに首を傾げて微笑んだ啓斗くん。 はうっ…、その顔はズルイ! 「 あ、えと…啓斗くん、ちょっとあっち向いてて? 」 あたしはシーツの中で もぞもぞしながら、問いかける。 「 何で…… 」 途中で気づいた啓斗くんは、 急に不敵な笑みを浮べた。 そして、ずんずん…と近づいてくる。 な、何っ…!? 「 俺が手伝ってやるよ 」 啓斗くんはそう言って、 シーツをバッとめくった。 「 ~~▲□●☆@!? 」 声にならない叫びを出し、 あたしは両手で体を隠す。 あ、ありえないーっ。 だんだんと近づいてきた啓斗くんの手に抵抗は出来ず、 結局人形のように服を着せられてしまったあたし。 ううう…、 もう生きていけない~っ。 251: 名前:乃愛☆05/21(金) 19 38 15 啓斗Side 俺に無理やり着替えをさせられた結夏は、 ベットの上で体育座りをして蹲っている。 「 たかが裸見られただけじゃん? 」 俺はくすっ…と小さく微笑みながら、 結夏の頭を撫でてそう言った。 「 ……… 」 まったく動かない結夏。 「 …結夏 」 「 ………だもんっ… 」 何か小さく呟いた結夏。 最初の方が上手く聞き取れなかった。 「 子供みたいでっ…嫌だったんだもんっ…… 」 顔を上げ、潤んだ瞳で俺の足元を見る結夏。 どきんっ…、 そんな結夏の可愛らしい顔に俺の心臓が跳ねる。 「 ……いーじゃん 」 「 よっ、良くないっ…! 」 パッと俺の方を見て、 今にも泣きそうな顔をする。 「 実際、結夏は子供じゃねえんだから…な? 」 俺はまた、頭をポン…と軽く叩き、 にこっと微笑んだ。 「 ~~~っ!! 」 顔を真っ赤にさせて、俯く結夏。 ………あり? 俺なんかしたかぁ? 俺が考えていると、 結夏が俺の服の裾を小さく引っ張った。 「 ……ありがと 」 頬を赤く染めながら、 小さく微笑んでお礼を言う結夏。 「 ……何が? 」 俺はきょとん、と目を丸くする。 「 な、何でもないっ…! 」 結夏の照れた反応に俺は豆電球を光らせる。 くすっ…、と微笑むと俺は自分の荷物を持つ。 「 …さて、行くか? 」 俺の応答に結夏の蹲った体が、 ピクンと反応する。 「 行くっ! 」 少ししてから結夏の元気な返事が返ってきた。 あー…、もうこいつ可愛すぎ。 ん、ちょっと…ピンクオーラ出しちゃった? 253: 名前:乃愛☆05/26(水) 17 21 23 結夏Side どちらからとも無く、 自然に繋がれる手。 お互いの鼓動、体温を感じ取り、 さらに相手のことを好きになる―…。 あたしは、繋いでいた手の力を ぎゅ…、と強めた。 「 ん? 」 啓斗くんは、首を小さく傾げて 微笑みながらあたしを見つめた。 「 何でも無いっ… 」 あたしは啓斗くんから手を離し、 啓斗くんの腕ごと抱きしめた。 「 な、え…結夏? 」 明らかに動揺している啓斗くん。 きっと、顔赤いんだろうなぁ? あたしは啓斗くんにばれないように、 小さく微笑むと腕に力を込めた。 「 あのー…結夏? 」 「 んー? 」 あたしは抱きしめたまま、 適当に返事をした。 「 腕ごと抱きしめられると、 身動きが取れなくて苦しんだけど… 」 申し訳なさそうな声を出して、 啓斗くんはそう言った。 …、もぉーっ! せっかく甘い雰囲気になったのにっ。 「 ごめんね? 」 あたしは啓斗くんを見上げるように、 見つめると、微笑みながら謝った。 「 結夏… 」 啓斗くんはあたしが離した腕を、 引っ張るように掴んだ。 「 っきゃ…! 」 思わず目を閉じて、 体を預けてしまったあたし。 いい香り―…、 この香り、啓斗くんのコロン? あたしは恐る恐る目を開き、 自分が抱きしめられていることに気づいた。 「 そんなに可愛いことすると…、喰うよ? 」 低く甘い声で囁き最後にあたしの耳を舐める。 「 ひゃあっ…! 」 254: 名前:乃愛☆05/30(日) 13 22 21 啓斗Side 顔を真っ赤にさせて、 俺に舐められた耳を手で隠す結夏。 「 じゃあ、することはしたし… 」 俺はにやっ…、と悪魔のような笑みを浮べて 空を見上げながら考えた。 「 す、することって…言い方があるでしょ、 もっと丁寧に言えないの? 」 赤くなった顔を更に赤らめて、 俺を弱々しく怒る結夏。 「 言えない~っ。だって面倒じゃん 」 俺はけらけら、と不思議な笑い方をして 呆れ笑いをしている結夏を見下ろした。 「 帰るか 」 俺は、空を見上げて少ししてから 結夏を見つめながら言った。 すると、結夏の眉がぴくんっ…と動く。 子犬のようにすがりつく瞳で、 俺を見つめて、困ったような表情をした結夏。 「 そ、そんな顔で俺を見るなっ…! 」 俺は顔をふいっ…、と逸らして 多分赤くなったと思われる顔を急いで冷やした。 「 だって…寂しいんだもん 」 「 でも、明日は学校だぞ? 」 今すぐに結夏を抱きしめたい。 でも、甘やかしすぎはいけない。 俺は結夏の目線に合わせるようにして、 優しい口調でたずねる。 「 じゃあ、昼休み一緒にいてくれる? 」 「 勿論。昼休みだけとは言わず、何処へでも 」 俺はにこっ…、と微笑むと結夏に 顔を近づけてふざけるように唇を突き出した。 「 もう~、気持ち悪いっ 」 結夏はくすくす…、と笑いながら 俺の頬をぷにっ、とつまんだ。 「 んじゃ、家まで送る 」 俺は結夏の手を引っ張り、 ゆっくりと歩き出した。 俺達がいたところから家までは近かった。 だから、少しでも一緒にいるために… 帰り道はゆっくり歩いていた―…。 ― 「 送ってくれて有難う 」 目の前にいる結夏は、 家の前にある柵に軽く触れながら言った。 俺は黙ってにこ…、と優しく微笑み 背中を向けて柵を開けた結夏を見ていた。 「 じゃあ……、んっ!? 」 柵の中に入り、もう一度振り返った 結夏に俺はキスをした。 驚いた結夏は最初だけ 目を開いていたが、 状況を理解できた結夏は、 すぐに目を閉じてキスを認めた。 「 んっ…ふ…んんっ 」 結夏の小さな口から漏れる 可愛らしい声。 可愛く、何処か色っぽい 顔と声に…、 俺がどれだけ苦労してると思ってんの。 今すぐにここで犯したい―…。 そんな気分、結夏。 お前に分かるか……? 255: 名前:乃愛☆06/02(水) 19 55 25 結夏Side 突然のことで頭が真っ白。 日向ぼっこしてるみたいに、ふわふわしてる―…。 「 …っはあ… 」 啓斗くんの厚くもなく、薄くもない、 綺麗な唇があたしの唇から、ゆっくりと離された。 目の前に立っている啓斗くんの目は、 あたしを動かせないような術を持っているの? …、だって。 足が動かないもん。 「 じゃ、また連絡する 」 啓斗くんは、あたしを舐めるように見つめると にこ…、と余裕の笑みを見せた。 そして、片手を挙げたまま 曲がり角へと一回もこちらを見ずに 行ってしまったんだ―…。 啓斗くん―…? あたしは何処か不安を抱きながら 扉のドアノブに手をかけた。 カチャ…、 「 ただいまぁー… 」 あたしは小さく声を出しながら、 家の中へと入っていく。 「 おっかえり~ 」 リビングから足音を立てて、 出てきた結愛お姉ちゃん。 「 遅かったね~、友達の家に行くとしては 」 にこっ…、と何もかも見透かしたような 余裕の微笑みには勝てませんっ。 あたしは小さく溜息をすると、 苦笑いを浮べた。 「 お姉ちゃんのそうゆうところ嫌い… 」 ぼそっ…、と小さく呟き、 あたしはお姉ちゃんを抜きリビングに向かう。 「 で? 」 リビングのソファに座ったあたしの隣に お茶を持ってきて近づいてくるお姉ちゃん。 「 ありがと。…“で?”って、何? 」 あたしはお茶を受け取り一口飲み、 潤った口を動かし首を傾げる。 「 も~!お姉ちゃんをからかってるの? 」 「 ごめんごめん 」 頬を膨らませて、むっ…としているお姉ちゃん。 あたしは冗談混ざりに軽く謝る。 「 で? 」 「 しつこいなぁ 」 同じ顔をして、同じことを言って 問いかけてくる天然なお姉ちゃん。 あたしは鼻で笑ってから、 もう一度お茶を飲んだ。 「 け、啓斗くんと一緒にいたの 」 あたしは顔を逸らして、 小さく呟いた。 「 ふぅ~ん、啓斗くんとぉ 」 お姉ちゃんは意味有り気に微笑むと、 人差し指を自分の唇にそっ…と当てた。 「 そ、そうだよ。何か問題でも? 」 「 ううん、無いよ。…何処に言ったの? 」 興味津々。 お姉ちゃんの言葉に少しつまる。 「 え…? 」 「 だ~か~らっ。何処に行ったの? 」 「 ラブホ 」 やけになってつい即答。 お姉ちゃんの口は開いたまま。 「 ……んえ? 」 「 ラブホ、ラブホに行ったの 」 あたしはソファに横になり、 小さく蹲る。 「 そう…、ラブホに行ったの 」 まだ啓斗くんの温かみが残ってる―…。 太陽みたいなやわらかい温かさが…。 259: 名前:乃愛☆06/08(火) 18 48 42 でぃあ*留美さま ヾ(ゝω・`)oc<【。 +*ネ刀めまして*+ 。】 結「 か、感じやすくないですっ...Σ/// 」 ---------------------------------------------------- 啓斗Side 帰り道、俺は自分の唇に触れていた。 結夏の唇の感触がしっかりと残っている…。 家に着き、ドアノブに手をかけると。 …あれ?開いてる。 「 てれーまー 」 玄関にどさっ…と座り込み、 リビングの方を見る。 ぱたぱた…というスリッパを履き 小走りをしている音がする。 「 お帰りっ 」 「 母さん 」 真っ黒な肩まである髪を 1つに結び、しゃもじを持っている母さん。 「 今日ねー、カレーライス作ったのっ 」 いつもより笑っている母さん。 俺は荷物をソファに置き、椅子に座る。 「 いただきっ 」 俺は目の前にあるカレーライスに手をのばした。 2人だけの寂しい夕食。 俺の父さんはいない。 5年前、交通事故で死んだ。 あのときは母さんは壊れていた。 去年頃、やっと落ち着いてきたと思う。 それまでは俺に当たっていたり、 物に当たっていたり……。 それでも俺は家出もしなかった。 母さんが好きだったからだ。 「 俺だけのプリンセス 」 続き14
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25: 名前:乃愛☆11/28(土) 20 31 51 啓斗Side もう我慢できねぇ。 何で、結夏の奴… 風間とか言う奴の言うこと聞くんだよ。 気づいてたら俺は結夏の言葉を遮った。 結夏はポカーンと間抜けな顔を俺に向けている。 ぶ。 ちょっと和んだわ。 「 なーに?庵蓮くん 」 あ゛?? こいつの口癖って“なーに?”なのか? 女ならまだしも…男がこんな口癖だなんてな。 しかも、俺のことを“庵蓮くん”って呼ぶのを 許可してるのは結夏だけだ!!((勝手に決めた。 「 結夏から離れろ 」 風間はくすっと微笑み、一瞬冷たい目で俺を見た。 「 なーんで?結夏ちんから離れる理由なんかないでしょー? 」 だーかーらっ!伸ばしを使うな、伸ばしをっ!! 「 いいから離れろよ 」 「 だって、結夏ちんの彼氏じゃないでしょ?あんた 」 風間は戸惑う結夏の肩を抱き、くすりと笑った。 結夏は抵抗の仕方に困り、止まっている。 「 ね、結夏ちん。こいつ彼氏なんかじゃな…!! 」 ガッタ――――ン!!!! 29: 名前:乃愛☆11/30(月) 17 41 54 でぃあ*りぃさま 面白いですか!?!?∑、 嬉しいですb* 頑張りますッ!! でぃあ*未来さま アゲd(・ω・*)☆スペシャルサンクス☆(*・ω・)b でぃあ*苺さま 何でしょおね??v 啓斗の性格をまだ分かっていませんね((ふふ/え ---------------------------------------------------- 結夏Side 「 きゃあッ!! 」 机に勢いよくぶつかる音。 あたしは思わず目を閉じてしまった。 「 …ってえ… 」 え―? ゆっくりと目を開けると、 「 庵、蓮…くん? 」 そこにはあたしの知ってる庵蓮くんじゃなくて、 冷たい瞳で雄輔さんを見下ろしている… あったかい心を持ってない庵蓮くんがいた。 机にぶつかり座っている雄輔さんを見ると、 雄輔さんもさっきまでの優しい顔とは違う雄輔さんがいた。 「 お前、いい加減にしろよ 」 ッ……!! 顔が青くなるのが分かる。 怖い… こんなの、庵蓮くんじゃない。 30: 名前:乃愛☆11/30(月) 17 49 28 結夏Side あたしは動きが鈍い震える体をゆっくりと庵蓮くんに近づけた。 そして、恐る恐る庵蓮くんの服の裾をつかんだ。 「 結夏? 」 まだ冷たい瞳をしたままあたしを見る庵蓮くん。 何故かあたしの瞳からは1筋の涙が頬を伝った。 「 ゆ…いか? 」 上手く言えない、 上手く言えないけど… こんな庵蓮くんは嫌だよ。 「 あッ、あたし…今の庵蓮くん…やだよおっ…ウウッ 」 伝わるはずのない言葉。 分かるはずのない言葉。 でも…あたしは庵蓮くんにぶつかりたかったんだ。 庵蓮くんは泣いているあたしの頭を優しく撫でた。 「 悪ぃ…、怖がらせちまったよな 」 そう言って、子供をなだめるように庵蓮くんは耳元で言った。 そして、あたしの肩を抱くと未だに座っている雄輔くんを睨みつけた。 「 お前に結夏はやらねぇ 」 どきッ… こんなときなのに、ときめいちゃうあたしはおかしいかな? でも、何だかすっごく胸がきゅんってする。 32: 名前:乃愛☆12/01(火) 17 20 58 でぃあ*苺さま 苺さまも結夏系ですね((え/…、 啓斗を好きになると怪我するゼ☆((∑、 頑張りますー↑↑ ---------------------------------------------------- 啓斗Side 未だに涙目の結夏の肩を優しく抱いている俺は、 教室には戻らずにさっきSEXをするために利用した ―資料室。 別にもう一回ヤろうとかは考えてはいない。 ただ、めったに人が来ない資料室なら結夏の話を聴けると思った。 資料室に着くとドアを静かに開けて中に入った。 結夏は首を傾げて俺を見た。 「 何で泣いた? 」 俺は床に座ると立っている結夏を見て問いかけた。 結夏はビクッと体を動かして、困っている顔を俺に向けた。 「 …ぇ、あ… 」 結夏は何て言っていいか分からない、という顔をしている。 「 ぁ、庵蓮くんが… 」 次に結夏が言った言葉に俺は驚いた。 「 怖かったの… 」 怖い…? 俺は、普段は不良ほどのやつだったが せめて結夏の前ではそれを隠していた。 だが、今俺の目の前にいる女は 俺の本性を知ってビクついている。 「 俺のこと...嫌いになったか? 」 「 え… 」 下を見ていた目が俺に向けられた。 目にはうっすら涙が浮かんでいる。 「 嫌い…になんてならないよ。 ただ、さっき見た庵蓮くんが怖くて… 」 嫌いじゃ…ねえ、のか? 「 きゃッ!!あ、庵蓮くん? 」 33: 名前:乃愛☆12/01(火) 17 33 57 結夏Side な、何!? あたしは驚いて目をかたく閉じた。 床……冷たいなぁ。 …え!?床? あたし今、押し倒されてる? 「 庵蓮く…んっ 」 緩んだあたしの口の中に庵蓮くんの舌が入ってきた。 いつもの優しいキスではなく、 強引で、抵抗の出来ない、深いキス……。 逃げるあたしの舌を追ってくる庵蓮くんの舌。 キスが終わるころにはあたしの頭の中は庵蓮くんのことでいっぱいだった。 庵蓮くんは無言のままあたしの制服を脱がして、 露になったあたしの胸を真ん中に引き寄せて 左右同じくらいに舐め始めた。 「 ぁッ…んっ… 」 自分では出そうとは思っていない声。 自分の声に驚く―… こんなに可愛い声が出たんだ―… こんなに甘ったるい声があたしの中にあったんだ―… 胸だけであたしがイッた後… 庵蓮くんはあたしを起き上がらせて、壁に押し付けた。 何―…? 初めてのことで何をすればいいか分からない。 庵蓮くんに背を向けて、壁に手をつけていると 後ろから庵蓮くんのものが入ってきた。 いつもは“大丈夫か?”とか“痛くないか?”とか聞いてくれるのに、 今日は優しくもなく、乱暴で激しい。 「 あっあっ…もっと、ゆっくりい…あっ!!んっ 」 あたしの言葉も耳にしないまま、庵蓮くんは腰を振る。 そして、あたしが一回イッた頃に、庵蓮くんは自分のものを入れたままあたしを抱き上げた。 まだえっちするの!?!? っていうか、この体制は何!? 座っている庵蓮くんの上にあたしが乗っている状態。 これっ…苦しい! 庵蓮くん、何で何も言わないの!? 39: 名前:乃愛☆12/05(土) 10 00 22 でぃあ*苺さま ちょ、伽羅変わってますよ∑、 今から書きますよvノノ ---------------------------------------------------- 啓斗Side 何やってんだ…俺。 俺は自分のものを抜いて結夏から離れた。 「 庵蓮くん…? 」 涙目になって俺を見つめる結夏。 泣いてンじゃねーか…!! 何で俺は気づいてやれなかったんだ。 自分のことしか考えてなかった…。 「 ...な…ごめんな結夏… 」 「 庵蓮くん、どーしたの? 」 結夏は裸のまま俺に近づいてきて、心配そうに顔を覗き込んでくる。 「 服着ろ 」 「 え、あ…うん 」 結夏の服を差し出すと俺は結夏から距離を置き深い溜息をついた。 「 庵蓮くん…… 」 着替え終わった結夏は俺に近づいてきた。 「 さっきのはちょっと… 結構…いや、ほとんど嫉妬だから 」 そう…。 俺は、ただ保健室で会ったくそ野郎(風間)と結夏は話してるのだけを見て嫉妬してたんだ。 「 結夏と風間のくそ野郎が話してるのみて…!! 」 俺が言い終わる前に、結夏が俺に抱きついてきた。 「 ヒックッ...も、もう...ウッいいよ... 」 「 何で泣くんだよ! 」 「 嬉しい… 」 嬉しい?何で。 俺は嫉妬で結夏にあんなヒドいことを。 「 あたしと雄輔さんが話してただけで 嫉妬してくれるなんて… 」 「 なんて? 」 「 あたし、幸せ者だねっ! 」 ……っ…/// やべぇ、顔が赤いのが分かる。 それに、ニヤけちまう… 「 ん?顔赤いよー、熱? 」 何も知らない結夏は俺が顔を赤くしたのは まさか自分!?だなんて思いもしないだろう。 「 んでもねーよ!! 」 ふいっと顔を逸らすと肩をつんつんと叩かれた。 振り向くと、結夏の顔……。 「 有難う 」 耳元でそう囁かれて。 優しいキスを結夏から貰った。 ///// 俺は女か…。 43: 名前:乃愛☆12/07(月) 17 43 36 でぃあ*苺さま きゃー!!ですよね☆ 続きわ今から書きまする❤ でぃあ*絵凛さま 大好きですか!?!?!? アリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪ 応援+ ゚ *。(●´Д`人´Д`●)。* ゚ + ょろちく♪ ---------------------------------------------------- 結夏Side ガララッ... 「 今村さん、体調良くなったんで連れてきました 」 う…、またもやその笑顔…。 女の子達…目がハートだよお。 「 良かったわ。先生から聞いたのよ? 今村さんが具合が悪くなって庵蓮くんが見てくれてるって... 」 「 はい、その通りです。 ご迷惑おかけしました 」 あたし達はすることがなくなり、 暇になったから教室に戻ることになった。 今は国語だから良かったものの、数学だったら 激怒先生(クラスで命名)に怒られるところだった。 自分の席に座ると、教科書を急いで出し、 ペラペラとめくり、探した。 「 じゃあ、さっそくだけど… 今村さん、読んでくれるかしら 」 「 え!?あッ…すみません、何処ですか? 」 「 教科書56ページの竹取物語よ 」 56…56…あった!! 「 よ、読みます 」 あたしは先生に苦笑いを向けると、 教科書に目をやった。 「 今は昔、竹取の翁というものありけり。 野山にまじりて竹を取りつつよろづのことに使いけり。名をば、さ…さぬ、さぬき…ん? 」 名前?何処で区切ったらいいか分からない~。 「 名をば“さぬきのみやつこ”となんいいける 」 えッ!?隣の席からボソッと何かが聞こえた。 隣を見ると庵蓮くんが口パクでもう一度言ってくれた。 「 な、名をば…さぬきのみやつことなんいいける 」 「 はい、有難う 」 ふ、ふわああ……。 緊張したぁ…。 あたしはガタッと椅子に座ると庵蓮くんを見た。 「 有難う 」 にこっと微笑んであたしは言った。 「 今、今村さんが言ってくれたのは… 」 「 先生、それギャグですかあー? 」 男子の誰かが手を挙げて言った。 ドッと笑いが起きたとき、耳元で 「感謝しろよ」と低くて甘い声… 庵蓮くんの声がした。 「 違います 」 少し顔を赤くして否定する先生。 「 で、今村さんが言ってくれたのを古文と言います。 その古文の下にも何か書いていますね。 じゃあ…庵蓮くん、読んでくれる? 」 「 はい 」 庵蓮くんはにっこりと先生に微笑むと、 立ち上がり、教科書を開かずに声をだした。 えっ…? 教科書は? 「 今ではもう昔のことだが、竹取の翁とよばれる人がいた。 野や山に分け入って竹を取っては、色々な物を作るのに使っていた。 名前を、さぬきのみやつこといった 」 「 うん、満点!! 」 す、すごぉい…。 何で何も見ないでいえるの? 「 で、今庵蓮くんが言ってくれたのは 現代語訳といいます 」 「 何で何も見ないで言えたの? 」 コソッと小声で庵蓮くんに問いかけた。 庵蓮くんはクスッと笑うと、 「 一度見ると、覚えるタイプなの、俺 」 すごっ!! それって、天才型!?!? 45: 名前:乃愛☆12/08(火) 19 17 18 啓斗Side 結夏は目を輝かせて俺を見る。 そんな可愛い顔で見ンなよ…。 理性保てねぇかも。 キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン… 「 はい、じゃ終わりね 」 国語が終わり頭を伏せていると、 近くに香水の匂いがプンプンする女共2人が来た。 「 庵蓮くぅん 」 「 お願いがあるんだけどお… 」 気持ち悪ぃ…。 なんで、そんな甘ったるい声出すんだよ。 普段はゲラゲラ笑って大股で歩いてンのに、 何だ、今は…。 何だよ、この変わりよう。 「 何? 」 俺は冷たく返事をすると、 女共は一瞬目を丸くしたが、すぐに直った。 「 今ぁ、庵蓮くんに彼女がいなかったらぁ… 」 ゲ。このパターンって… 「 麗と、付き合ってほしいのお 」 「 ね、麗って可愛いでしょ?フリーなら付き合ってやってよ 」 「 やだ~、可愛くないし~ 」 後ろに視線を感じる。 振り向くと、そこには複雑な顔をした結夏。 結夏は俺と目が合うとパッと逸らし、 教室を走って出て行ってしまった。 結夏っ…!! 「 庵蓮くん? 」 後ろを向いている俺の後ろに麗という奴が立ち、 結夏を見せないようにしている。 こいつ…知ってやってンのかよ。 「 庵蓮くん… 」 逸らすように前を向いた俺の首元に白い腕が絡んできた。 そして、俺の耳元で「抱いて?」と女は言った。 そのとき俺は、虚しさと欲望の2つしか頭の中に入っていなかった。 俺は麗の手を取り、結夏と初めて繋がった資料室に連れて行った。 資料室の扉を閉めると同時に俺は麗を壁まで追い込んだ。 そして、乱暴にキスをして、スカートの中に手を入れた。 「 んッ…ぁ… 」 明らかに感じている麗。 妙に色っぽく感じる。 唇を離すと、俺は麗の制服を麗の顔も見ないで脱がした。 ブラを外して、胸を舐め始めた。 結夏より大きい胸。 ……結夏。結夏は……? 俺は麗の下をいじりながらふと思い出した。 涙目になっていた結夏。 今も…1人で泣いてるのか? 1人で考えていると、寝ている麗の腕が 俺の首に絡んできた。 「 ねぇ、舐めて…? 」 麗は自分のあそこを指差した。 俺は、結夏を忘れるため… 麗を利用した。 俺は自分を忘れて欲望のまま動いた。 やがて、俺は自分のものを入れて、激しく動いた。 「 あッ、あッ…イクッ!あッ、あああああッ… 」 ガタッ は? 音のしたほうを見ると、 そこには…… 泣いている結夏。 「 あれ、今村さん。 どおしたの? 」 麗は俺を抱きしめて、1人で腰を動かしている。 「 … 」 結夏は黙って、俺と麗が繋がっているところを見ている。 「 あたしたちねぇ、もう何回もSEXしてるの 」 「 え… 」 「 啓斗、SEX上手いでしょ? あたしが教えたの、ゴメンね 」 「 お前っ…!! 」 47: 名前:乃愛☆12/08(火) 20 52 09 でぃあ*苺さま 本当ですよねー。 リアルに居たら、ブチってやっちゃうし((← ---------------------------------------------------- 結夏Side 何…、 この目の前の光景は。 しかもこの人何て言った? "あたしたちねぇ、もう何回もSEXしてるの" "啓斗、SEX上手いでしょ?あたしが教えたの、ゴメンね" あのとき、一瞬でも庵蓮くんを好きになったあたしが馬鹿みたいだね…。 「 最低… 」 あたしは溢れる涙を抑えながら、 一言だけ言い残すと資料室から出た。 周りの目も気にせずあたしは廊下を泣いて走る。 ドンッ… 「 きゃ…! 」 誰かにぶつかり、バランスを崩し転びそうになる。 「 っと…危ないよ 」 え…、この香り… 「 あれ?結夏ちん!? 」 やっぱり…雄輔くんだ…。 転ぶのを止めてくれたのは嬉しい、 嬉しい…けど、今は会いたくなかった…。 「 どした?目真っ赤だぞ 」 下を向いて下唇を噛んで黙っているあたしを見て 雄輔くんは心配そうな声を出して、頭を撫でてくれた。 「 もッ…もう…やだよ…ヒックやだよおッ!!ウウッ… 」 「 結夏ちん… 」 あたしの泣く姿を見て、何かあったのかと感じた雄輔くんは、 何も言わずに肩を優しく抱いてくれて、誰も居ない図書室に連れてきてくれた。 「 ん 」 保健室に着くと、雄輔くんは一度何処かへ行ってしまった。 少しした後に濡れたハンカチを渡してきた。 「 目、冷やしな。 真っ赤で目立つよ 」 あたしは雄輔くんの優しさにまた涙が溢れそうになった。 それを抑えるようにハンカチで目を冷やした。 不思議にあたしの目からは涙が消えた。 「 何かあったの? 」 「 え… 」 心臓がドキッと大きく鳴る。 「 言いたくないなら言わなくていいけど 」 「 い…言っても迷惑じゃない? 」 あたしは雄輔くんの顔を覗き込むように聞いた。 雄輔くんはにこっと可愛い笑みを浮かべて、 「もちろん!」と元気よく答えてくれた。 そして、さっきあったこと… 庵蓮くんのこと、 あたしは雄輔くんに全部話した。 途中、悲しくて言えない事もあったけど、 雄輔くんが優しく頭を撫でてくれたから、 言い切ることが出来た。 話が終わると、雄輔くんは眉間に皺を寄せて何か考えていた。 やがて、考え事が終わったのかまた雄輔くんはあたしに 優しい笑みを見せてくれた。 「 辛かったな 」 後は何も言わないでくれた雄輔くん。 これが雄輔くんなりの優しさなのかな? 「 俺だけのプリンセス 」 続き2
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282: 名前:乃愛☆07/20(火) 14 47 16 でぃあ*プリンさま あげ×50000000000000000000← 有難う御座いますッ❤ ---------------------------------------------------- 啓斗Side この異様に低くなる女性の声。 「 ……か、母さん? 」 振り返ると、そこには普段とは違う 格好をした母さんがいた。 「 あら?あら、あら、あらぁ 」 結夏を見るなり、にや…と不敵な笑みを浮べて 俺を横目でちらり、とみる母さん。 「 可愛い女の子連れてきちゃって、もうっ! 」 「 ぎゃっ! 」 そう言って、微笑みながら 俺の背中をバチン、と叩く母さん。 母さん…、結構…いや、まじで叩いたな? 「 初めまして、鬼の母親ですっ 」 母さんは、そう言って、一瞬を俺を睨みつけながら 結夏に向かってにっこりと笑う。 うあ…、やっぱりさっきの“鬼”を引きずってやがる。 だから、母さんは苦手なんだよなあ…。 「 あ、えと…はいっ。宜しくお願いします 」 結夏は一瞬、戸惑った顔をしたが すぐに癒し系、天使の微笑みを浮べた。 ああ…、癒される。 「 ささっ、狭いところだけど上がって~ 」 母さんは、結夏の手を引っ張り 家の中へと連れ込んだ。 「 は、はいっ。お邪魔します 」 そう言って、玄関で靴を脱ぎ しっかりと揃えた結夏。 「 まぁ、お行儀の良いこと! 啓斗!ちゃんと、見習いなさいよ 」 「 へいへい… 」 俺はふう、と溜息をつくと 渋々靴を揃えた。 「 あ、じゃあ…先に啓斗の部屋にでも行く? 」 「 え、えと… 」 結夏は、ちらっ…と俺の顔を見て サインを出してきた。 俺は母さんにばれないように、こっそりと頷いた。 「 じゃあ、行かせて頂きます 」 「 それじゃあ、飲み物はそっちに運ぶわね 」 母さんは、そう言うと俺の前を通りキッチンへと向かった。 結夏が階段を登っていると、匂いを嗅ぎつけたのか イチロウがとことこ…と近づいてきた。 「 にゃあ… 」 「 猫っ!? 」 急に大きな声を出して、後ろを振り返った結夏。 足元にいたイチロウを見て、結夏の目がきらりと光る。 「 だ、だ、抱いてもいいっ? 」 興奮状態の結夏に少々驚きつつも、 俺はこくこく…と何度か頷く。 も、もしかして…結夏って。 「 あたし、猫ちゃん大好きなの! 」 …やっぱり。 283: 名前:乃愛☆07/21(水) 13 45 13 「 ちょっ…駄目だってばぁ…! 」 俺の部屋にあるベットの上で横になり、 小さく声を出す結夏。 結夏の上に乗っているのは… 「 にゃーあ… 」 イチロウだったりする。 「 啓斗くん、イチロウちゃん…可愛いね! 」 「 おー… 」 俺は雑誌を見ながら、適当に返事をした。 今の結夏の発言を… “啓斗くん…可愛いね!” …に変えてほしいんだけど。 ―コンコン。 扉を叩く音で、俺と結夏と…イチロウはぴた、と動きを止める。 「 結夏ちゃん、楽しんでるー? 」 入ってきたのは母さん。 手にはオレンジジュースやケーキ。 「 あ、はいっ。楽しませて頂いてます! 」 結夏はにっこりと微笑むと、 イチロウを太ももに乗せた。 「 そう。良かった! 残念だけど、私…仕事があるの。 帰ってくるの、夜だから…また今度会いましょう? 」 「 え…あ、はい。 お仕事頑張ってください! 」 結夏は一瞬、残念そうに肩をすくめたが また、にっこりと微笑んだ。 「 有難う! あ、啓斗っ! 」 急に名前が呼ばれて、 俺はびく、と体を揺らす。 「 うい 」 「 あんた…結夏ちゃんに、 指一本でも触れたら…どうなるか分かってんでしょうねえ… 」 いつもより、低いトーンで 俺を睨みつけて話しかけてくる母さん。 そ、それは無理っす。 「 決まってるだろう、俺は紳士だぜ? 」 …嘘付いちゃった。 て、言うか俺等… 結夏の前で何堂々と言ってるんだ? 結夏は、顔赤くして黙っちゃったし… これは、手ぇ出すしかないっしょ。 俺のドSモードに火ぃ付いちゃったしねえ。 286: 名前:乃愛☆07/21(水) 18 20 56 でぃあ*縷々さま はい、スイッチ入っちゃいましたねv OFFにするためには……… 生贄(結夏)を神(啓斗)に捧げなくてh((ry/ww ---------------------------------------------------- 結夏Side 「 ね、ねえ…啓斗くっ…んん!? 」 長い沈黙が耐え切れず、啓斗くんに声をかけた。 すると、待ってましたと言わんばかりに 啓斗くんの、生き物のような舌があたしの口に進入してきた。 「 ん…んふぅ… 」 最初は胸板を叩いたが、啓斗くんの甘いキスには勝てない。 あたしの力はどんどん抜けていく。 「 ふぁ…ん…っ… 」 啓斗くんはあたしの後頭部を押さえ、 頭を後ろに引くあたしを阻止した。 …って言うか、長い! 頭がぼーっとしてきたし、 もう何にも考えられない……。 「 …ふ…ん…… 」 やっと、2人の唇は離れた。 2人の間には、銀色の愛し合った糸が繋がれた。 「 はぁ…は……きゃあ! 」 肩で息をして、呼吸をゆっくりと整えるあたし。 そんな、あたしを軽々と持ち上げた啓斗くん。 「 は、離してっ! けいっ…んん! 」 「 ちょっと黙れって 」 あたしの口の中に舌を入れて、呼吸をしながら話す啓斗くん。 貴方の人の黙らせ方はキスなんですかー!? ベットに優しく降ろされ、あたしは閉じていた目を開く。 目の前には、天井と……ドSの顔をした啓斗くん。 「 なあ、結夏 」 あたしの上に馬乗りになって、 首元に顔を埋めた啓斗くん。 「 な、何…? 」 「 たまには反対バージョンやってみたい? 」 啓斗くんの意味の分からない言葉に目が点。 “反対バージョン”て何? 「 つまり、こうゆうこと 」 啓斗くんはあたしの隣に寝転がり、 あたしの腕を引っ張った。 な、何で……? 「 何であたしが、啓斗くんの上に馬乗りになってるの!? 」 「 だから、これが反対バージョン 」 にっこりと、素直な笑顔を浮べた啓斗くん。 「 む、無理無理無理っ! 」 ぶんぶん、と顔を何度も左右に動かしたあたしを見て 啓斗くんは“冗談だよ”と言った。 「 やっぱ、俺が上じゃねえとな 」 そう言って、あたしの上にまた乗り シャツの中に手を入れた啓斗くん。 てっきり、ブラを外されるかと思った。 啓斗くんは、あたしの背中に優しく触れるだけ。 「 ん…ひゃあ…… 」 くすぐったい…。 「 なあ、結夏 」 「 ん…? 」 あたしの背中をなぞりながら、 耳元で囁いてくる啓斗くん。 「 机の上で下着脱いで、M字開脚してよ 」 …えむじかいきゃく? …エムジカイキャク? ………M字開脚!? 289: 名前:乃愛☆07/23(金) 18 17 20 でぃあ*ルナ様 やばいですねえ← 今から書いていきますね♡ でぃあ*縷々様 馬路、気になっちゃいますか!? 嬉しいです゜*(◎ 凵`圉)★ 気になるところで切るのが好きなんです((笑♡ ---------------------------------------------------- 啓斗Side 俺はふ、と不敵な笑みを浮べて結夏を見つめた。 「 そ、んな…。で、出来るはず無いじゃんっ! 」 結夏は顔を赤くして、強く否定する。 「 いいじゃん 」 「 嫌っ! 」 結夏は首を左右に振り、全力で否定する。 そんなに嫌なら…… 「 きゃあっ! 」 俺は、結夏を軽々と持ち上げた。 そして、机の上に座らせて目線を合わせた。 「 さて、下着…脱げよ 」 にっこりと、満面の笑みを浮べて 結夏の頬にそっと触れる。 「 い…嫌って言ったじゃん! 」 結夏は、つん…とそっぽを向き 俺の言葉を耳に入れない。 「 じゃあ、2択 」 俺は人差し指と中指を立てて、結夏の目の前に手を出した。 「 その1、その場で全裸になり…俺の目の前でM字開脚 」 「 なぁっ…!? 」 顔を赤くして、今にも俺に何かを投げつけようとする結夏。 そこまで、恥ずかしいことなのか? 「 まぁまぁ、落ち着けって。 その2、そこの窓に胸を押し付けたまま…俺との行為を続ける 」 「 はぁ!? 」 窓を指差した俺を睨みつけて、反抗するかのように 大きな声を出した結夏。 「 ま、窓って…! だって、通行人いるじゃん! 」 結夏は外を指差して、否定するように言った。 「 うん。皆に、結夏の体を見せよう 」 当然、のような顔をして俺は言った。 結夏は“そんなの出来ない…”という顔をした。 「 さぁ、どっちにする? 」 司会者のように、俺は結夏に話を振る。 結夏は黙って、俯いている。 「 ……2 」 「 え? 」 小さく何かを呟いた結夏に問いかける。 「 その2の啓斗くんとの行為……! 」 顔を真っ赤にさせて、俺を睨みつけながら言った結夏。 「 ほう…、以外だな。 結夏なら一番を選ぶと思ったよ 」 「 な、何でよっ…! 」 閉じていたカーテンを、勢いよく開けて 外を眺めながら言う俺。 「 だって、その1なら…俺だけに見られて済むだろ? でも、その2は…間違えれば交通人に見られるじゃん 」 「 あっ…! 」 みるみる青ざめていく結夏の顔。 さっき、結夏が言ったじゃん。 “だって、通行人いるじゃん”って。 あーあ、自分の天然、鈍感…etcを恨みな。 290: 名前:乃愛☆07/23(金) 18 28 30 結夏Side 「 まぁ、決まっちゃったもんはドンマイだよ。 さて……始めようか……結夏ちゃん 」 にや…と悪魔のような、微笑みをして あたしを窓側に追い詰める啓斗くん。 背中にひやっ…と冷たい感触。 これは…窓だ。 「 結夏… 」 啓斗くんは、片手をあたしの頬に触れて 片手を窓につきながら、甘いキスをした。 「 んっ…ふぅ……っ… 」 そして、啓斗くんの手はあたしの服の中に入り、 器用にピンクのブラを外した。 「 ふぁ…んん……啓っ…ふ… 」 やっと唇が離れたかと思うと、 啓斗くんの唇は、あたしの胸へと向う。 気づけば、あたしの上半身は裸になっていた。 「 あっ…! 」 啓斗くんは、あたしの露になった胸の突起に、唇を近づけた。 「 あぁんっ…! 」 そして、口で包み込むと、 中で遊ぶように舌で突起した乳首を転がす。 「 あんっ!…駄目っ…んぁ…! 」 カーテンをぎゅ…と掴み、手に力を込める。 次第に全身から、うっすらと汗が滲んできた。 「 はぁんっ! 」 突起したピンク色の綺麗な乳首を甘噛みされて、 あたしは体を反らして、びくんっ…と絶頂した。 「 …そろそろか 」 啓斗くんはそう言って、 向かい合っていたあたし達の体制を変えた。 あたしの後ろに啓斗くんが周った。 外からはあたしが見えるはずだ。 突起している乳首がたまに窓に当たる。 「 っ…! 」 この体制、恥ずかしい…。 294: 名前:乃愛☆07/27(火) 17 49 34 でぃあ*縷々さま はい、2選んじゃいましたねえ((笑 今から更新しますv でぃあ*アグレッシブむとおさま 面白いですかッΣ 普通はエロ中心的に話を進めないと いけないんですよねえ-。゚(゚*´Д⊂グスン 乃愛、ど-してもエロ書けないんですよぉ← ほ、惚れましたかッ!?ありえませんねww でぃあ*留奈さま 隠れファン!?Σ、 堂々として下さいww 啓斗くんに惚れるということは…留奈さま、Mですか?← ---------------------------------------------------- 啓斗Side 俺に背を向けて、尻を突き出している結夏。 結夏は窓に手をつき、顔を逸らしている。 こんな格好…、外から見られてると思ったら 恥ずかしいだろうなぁ…。 俺は、にやっ…と不敵な笑みを浮べて、 結夏の綺麗な尻を両手で押さえた。 「 啓斗くぅ…んはああっ! 」 俺は、結夏の言葉を遮るように 自分のものを結夏の中に挿入した。 窓についている、胸が俺が腰を動かす度に動く。 俺は、そんな結夏の胸を腰を振りながら揉み始めた。 「 あんっ!…やっ、あっ…恥ずかしっ…あっ! 」 揺れている胸を窓に押し付けて、 乳首をこりっ…と動かす。 「 ふやぁあっ!…んぁあっ…あっ…あんっ! 」 すると、結夏の声は更に大きくなり 中はぎゅう…と締め付けられた。 「 くっ… 」 俺は、小さく声を漏らすと 腰の動きを早めた。 「 あんっ!イクッ…イっちゃう! 」 片手を窓に置いたまま、片手で俺の腕を掴む結夏。 俺は、結夏の両手を掴み後ろに引き、ずんっ…と奥に突いた。 「 …っひゃあああぁあ! 」 結夏の体は大きく後ろに反れた。 彼女の全身は窓に任されている。 俺は、ひょいっと彼女を持ち上げて 自分のベットに優しく降ろした。 「 啓斗くん?…はぁ…はぁ… 」 肩で息をしながら、首を傾げて俺を見る結夏。 俺は、結夏の足を上に上げて、寝た状態のまま M字開脚にさせた。 「 なっ…!? 」 結夏は、丸見えとなった自分の大切な場所を 両手で隠そうとした。 …だが、俺はそれを見事に阻止し、 結夏のそこに顔を埋めた。 ぺろ…と飴を舐めるようにすると、 結夏の体はびくんっ…と大きく反応した。 「 ひゃあっ! 」 結夏のそこからは、愛液が溢れるばかりに流れていた。 俺は、ゆっくりとその中に指を忍ばせた。 「 ああん… 」 ぬぷ…、と音を立てて俺の指、2本が一気に結夏の中に入った。 結夏の中は、温かくぬるぬるとしていた。 俺は、指をばらばらに動かした。 「 あっ!…やっ、らめっ…! 」 296: 名前:乃愛☆07/29(木) 14 41 54 でぃあ*少数さま 隠れファン有難う御座いますッΣ いやん、告白みたいですぅぅ///((照れるなよ← タメ語大丈夫ですよ-♥ お話、是非しましょうbb* ---------------------------------------------------- 結夏Side まだ、息が整っていないあたしをお構いなしに どんどん攻めてくる啓斗くん。 勢いよく、あたしの中に入れた指を 勢いよく、あたしの中から抜く。 「 っあ…! 」 そのときでさえ、あたしは小さく声を漏らす。 啓斗くんは、人差し指と中指についた、 あたしの愛液を見ながら不敵な笑みを浮べた。 「 随分、感じてるんだな… 」 啓斗くんは、そう言うと あたしの両足を掴み、顔の横まで持ち上げた。 お腹が……苦しい。 「 はぁああぅん! 」 そう考えていると、啓斗くんは 露になったあたし中に自分のものを入れた。 「 あッ! はぁ…ん! 」 啓斗くんは、腰を動かしながら あたしのクリをこねくり回した。 「 あひっ! な、中が壊れちゃっ…! 」 す、…すごい気持ちいいっ。 啓斗くんのものがあたしの奥を突付いてる。 いっちゃう! 「 らめえっ! …ひゃああぁあっ! 」 ベットが軋む音と共にあたしは絶頂に達した。 「 はぁ……はぁ… 」 肩で息をしているあたしを、 軽々と持ち上げた啓斗くん。 あたしを、お姫様抱っこして部屋を出て 向かった先はお風呂場―…? 「 啓斗くっ…? 」 297: 名前:乃愛☆07/29(木) 14 42 17 お風呂場の前であたしをおろし、 啓斗くんは、シャワーの温度調節をしている。 あ…、シャワー浴びさせてくれるんだ。 啓斗くんは、中に入ると あたしの手を引いて中に連れ込んだ。 「 足……開いて? 」 「 え? 」 「 いいから 」 突然の言葉に驚きながらも、 あたしはコクン、と頷き足を開いた。 啓斗くんは、シャワーを手に持ち 強さを“強”にした。 《 シャー!! 》 「 ひゃあぁんっ! 」 一瞬、何が起こったのか理解出来ない。 啓斗くんは、あたしのあそこにシャワーを向けたのだ。 「 ふうっ…あっ! 」 下唇を噛み締めて、声を我慢していると 啓斗くんは、あたしのクリにシャワーを当てて あたしのお尻の穴に指を入れた。 お尻はっ…! あたしの抵抗も虚しく、啓斗くんは 指の抜き差しを繰り返した。 お風呂の中だからかな…? 体がすぐに熱くなって、息が苦しくなってきた。 もう駄目っ…! 「 っああぁああ! 」 体を大きく反らし、シャワーを当てていた 啓斗くんの腕を掴んであたしはイッた。 「 啓…「 結夏、可愛い… 」 ふらふらのあたしをぎゅ、と抱きしめた啓斗くん。 用意されたかのようにある、湯船にあたし達は入った。 今、気づいたけど…。 まだ、夜じゃないんだし… 明るいから恥ずかしいな……。 啓斗くんの座っている上に、 あたしはちょこん、と座った。 「 結夏の体、綺麗…… 」 啓斗くんはあたしの耳元でそう囁いた。 あたしはぴくん、と小さく反応する。 「 やっ…! 」 啓斗くんは、イッたばかりのあたしの あそこを人差し指でちょこちょこ、といじってきた。 な…、今日の啓斗くん……エッチ過ぎるよぉ。 こんなんじゃ、体が持たない~っ。 「 あっ…ふ…ん……! 」 クリをなぞられたり、焦らされたり、 引っ張られたり、押されたり…………。 今日の啓斗くんは、本当にエッチ。 「 結夏… 」 啓斗くんは、何度もあたしの耳元で名前を囁いた。 片手でクリをいじり、片手で乳首をいじる。 そんなに一気に…!! 「 ひゃああぁあ! 」 今日……、何回目だろう? もう、頭が真っ白で何も考えられない。 「 俺だけのプリンセス 」 続き16
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379: 名前:乃愛☆09/10(金) 20 51 18 でぃあ*rinoサマ 了解でえす★!、 も----っと書かせてもらいますっ(♭ `*) "大好き"!?Σ 愛の告白.有難う御座いますぅww *皆様え 今度.新しい小説をここにたてよ-と思ってます. 正直自信はありません.全然ありません!…が. 精一杯頑張ろうと思っています. たいとるなどは.決まってませんが. ここの題名と似ているよ-にしたいと思ってます♥*/. 勿論.両立はさせて頂きます* --------------------------------- 結夏Side 「 うん…、…… 」 結夏は、ゆっくりと手を伸ばし 啓斗の手をぎゅっ…と掴む。 「 ね…、啓斗? 」 手を繋いで、駅の方へと向かう途中 結夏は、啓斗に声をかけた。 「 ん? 」 その場でぴたっ、と止まり 結夏の目線に合わせる啓斗。 「 明日…、お弁当一緒に食べよ? 」 にこ、と柔らかい笑みを浮かべながら 結夏は、そう言った。 「 ん、あ…でも俺いつも買ってるんだけど 」 啓斗は、少し戸惑い気味にそう言って、 軽く苦笑した。 「 じゃ、じゃあっ! 」 「 じゃあ? 」 気合の入った結夏の声に、 少々驚き気味の啓斗は、くすっ…と 微笑むと、首を傾げた。 「 明日、啓斗のお弁当…作ってあげる 」 「 まじで!? 」 一瞬にして、啓斗の目が変わり、 結夏の両手をぎゅっ…と握る。 こくん…、と小さく頷くと 啓斗の顔からは、笑みがこぼれた。 「 じゃあ、明日… 朝飯食わないことにするっ! 」 ―どきっ。 普段と違う子供のような、啓斗の幼い笑みは 大人の笑みに慣れていた結夏にとって、 母性本能をくすぐるようだった。 「 くすくすっ…、うん。美味しいの作ったげる 」 自然と繋がれた手を見て、 2人はゆっくり歩き出す。 お弁当―…、 386: 名前:乃愛☆09/12(日) 13 31 48 でぃあ*marry 文才能力低いよ-. お母さん助けて-ww でぃあ*まあみんサマ 最高ぢあ無いですよΣ もっと.上手い人に言ってあげてww でぃあ*しおりサマ そ-ですね.恋するとふわ-♥て なっちゃうんですよ.きっとww でぃあ*rinaサマ 上手ぢあ無いですよΣ こんな.駄作の何処がい-んですかあ??/ でぃあ*留奈 啓「 馬路で?留奈が、味方なら俺安心♪ 留奈だけが、俺を安心させてくれるんだ… 」 あ.変態サマいらっしゃいませΣ 留奈も、あの濃厚なちゅ-♥が欲しいなんて、やっぱえm((殴★ 結「 はいっ!毎日が、とっても楽しいです♪ 」 …、……天然な結夏ちゃんに嫌味は通じませんww 新しい小説が出来たら、こめ頼む(♭ `*) --------------------------------- 啓斗Side 「 …もう、家に着いちゃったぁ… 」 結夏の家が見える頃、ぽそっ…と呟いた 可愛らしい声が聞こえた。 「 何、俺とわかれたくないの? 」 くすっ、と微笑みながら 冗談でそう言った啓斗。 「 っ… 」 忽ち赤くなる結夏の顔。 「 あれ、図星? 」 「 そ、そんなんじゃ…! 」 結夏の耳元で、啓斗がそう囁くと 結夏の体は、ぴくっ…と反応した。 か…、可愛いーっ! 今すぐ此処で、犯してえ…。 「 まあ、落ち着いて 」 啓斗は、自分に言い聞かせるように やや笑い気味にそう言った。 「 でもぉ… 」 気づけば、結夏の家は目の前。 それでも頬を膨らませている結夏。 「 明日、学校で犯してやるから… 」 「 なっ…、ばっ…! 」 口をぱくぱくと魚のようにさせて、 顔を赤くしながら慌てる結夏。 "何言ってるの、馬鹿じゃないの"… …とでも言いたいのか? 「 …ほら、じゃあな。 また明日、学校で 」 「 うん、…ばいばい 」 飼い主に怒られたかのような しゅん…、とした顔で啓斗に手を振る結夏。 角を曲がり、歩いていると ふと、啓斗は考えた。 さっきの言葉、否定してるっぽかったけど 結局、あれで納得してなかったか…? 「 くす…、やっぱり結夏はMだな 」 392: 名前:乃愛☆09/15(水) 15 14 35 でぃあ*まあみんサマ まじですかΣ 有難う御座いますw でぃあ*綾サマ 有難う御座いますw 頑張ります(♭ `*) でぃあ*marry お母さああんww 啓「 本当?その言葉.乃愛を通してじゃなくて. marryの口から聞きたかったんだけどな 」 こんな.駄作書いてる娘を持つ お母さんは.大変だね(´・ω・`;) でぃあ*憂サマ 甘~い話が好きなんです♥*/. 更新頑張りますっ★!、 でぃあ*美嘉サマ 初こめ.ふぁん有難う御座います* 続き.今から書きますよお★!、 お.面白くなんかないっすΣ ----------------------------------- 啓斗Side キーンコーカーンコーン… 朝は、勿論結夏と手を繋いで登校してきた啓斗。 授業中も、本当はずっと触れていたかった。 授業が終わり、昼休みになった今! この機を逃せば、俺は死ぬ…! 「 結夏っ、行くぞ…! 」 座って、教科書を机にしまっている結夏の 腕を掴み、強引に外へと連れ出す。 「 きゃあっ…、ちょ…え!? 」 廊下に出ている生徒を押しのけて、 啓斗は、資料室へと向かう。 ―かちゃ、かちゃ…。 「 け、啓斗……? 」 資料室の扉を閉めて、鍵もしっかりとかける。 戸惑っている結夏の後頭部を手で押さえて、 いきなりキスをする。 「 んっ…、啓…んぅ!? 」 口を開けた結夏。 そこに、自分の舌を器用に入れる。 「 ふ…、っ…ん… 」 結夏のとろん…、とした瞳や 頬を染めた顔を見るだけで、 俺の鼓動は高鳴る。 398: 名前:乃愛☆09/20(月) 19 49 16 皆様え* 沢山のこめ.有難う御座います♥. 1人1人ご挨拶をしていきたいのですが. 時間が無いので.短縮させて頂きます(´・ω・`;) ----------------------------- 結夏Side 強引だけど、動きは優しい。 甘く、胸がきゅん…とするキス。 「 んあ…ふっ…ん…っ… 」 唇が離れた頃には、繋がった証に 銀色の糸がひいている。 「 いきなりどうしたの…? 」 熱い唇に、軽く触れながら 首を傾げて啓斗を見つめる結夏。 「 授業中、結夏に触れられなかったから 休み中を利用して、触れとこうと思って 」 にこ、と小悪魔のような 少し幼い笑顔を見せた啓斗。 顔は、子供みたいで すっごく可愛いけど…… やってることは、 めちゃくちゃえっちですっ…。 頬を少し染めながら、考えている結夏を 優しく押し倒し、馬乗りになった啓斗。 「 なあ…、俺のものだって印つけても良いか? 」 押し倒された結夏の耳元で、 囁くように問いかける啓斗。 印なんかつけなくたって、 あたしは啓斗くんだけのものだよ…? なんてことを、口に出せない結夏は 黙って、こくん…と小さく頷く。 「 つうっ…! 」 "印"―… その意味が良く分からなかった結夏は、 突然の痛みに、ただ我慢することしか出来なかった。 蚊に刺されたかのような、そんな痛み。 「 結夏… 」 少しの間、我慢していると 痛みはふっ…と消え、結夏は小さく溜息をした。 「 真っ白な肌だから、 赤って絶対目立つよな 」 啓斗の言っていることが分からない結夏。 「 そろそろ腹が減ったな 」 「 んう…、だってお昼休みだよ? 」 体を起こそうとすると、 何故か啓斗に肩を押された結夏。 「 わあっ…! 」 「 だ-め。 俺はお前が食いたいの 」 404: 名前:乃愛☆09/22(水) 18 47 21 でぃあ*美紀サマ やばいですかΣ もっと.やばくなっちゃって下さi((殴/ でぃあ*美嘉サマ はまっちゃいましたかあΣ めっちゃ.嬉ぴぃです♥*/. でぃあ*美里 応援有難う-★、 美里の言葉は.乃愛にとって神級だからww でぃあ*marry 更新しちゃいましたあw …とゆ-か.結夏は可愛いので. ご飯を飛ばして.デザ-トですn((殴/ 啓「 そ-かな?marryも俺のデザ-トになんない? 」 でぃあ*しおりサマ 乃愛も.嬉ぴぃです-★!、 ん-.結夏は… 啓「 啓斗くんの甘~いキス♪ 」 結「 ちょっ…!Σ そんなの言ってないですっ…!! 」 -------------------- 「 な、良いだろ。 俺のデザートちゃん 」 にこっ…、と不敵な笑みを浮かべた啓斗は 結夏の制服についてある小さなボタンを外し始める。 「 やあっ…、デザートじゃないっ…! 」 「 はいはい、そこはどーでも良いから 」 慌てている結夏を、やや冷たい瞳で見る啓斗。 気づけば、ボタンは全部取れていて、 結夏の上半身は、ブラで隠れているだけとなった。 「 っ…! 」 自分の格好に気づいた結夏の顔は、 林檎…いや、熟したトマトのように真っ赤に染まった。 「 顔、真っ赤 」 くす、と相手を見下ろしながら、 結夏の背中に手をやる啓斗。 ぷちん、というブラの外れた音が 結夏の心臓を大きく揺らす。 「 んじゃ、頂きまーす 」 舌をぺろ、と出して 結夏の胸元に顔をおろす。 「 あっ…! 」 ぴくん、と大きく跳ねた結夏の体。 逃げるような体制を取る結夏の腰を 両手で押さえ、ピンク色の突起物を、 いやらしく吸い上げる。 「 んはあっ…! っ…ふあっ…! 」 身体を捩じらせて、先程より顔を赤く染めた結夏。 潤んだ唇からは、啓斗の理性をぶち壊すような声。 「 …何か、前より感じやすくなったよな? 」 顔を上にあげて、結夏の突起物を ぴん、と軽くはじく。 「 感じてなんかなっ…ひうっ! 」 腰を、浮かせて色っぽい声を出す結夏。 「 そろそろお楽しみの時間だな 」 そう言って、啓斗は結夏のスカートを上にあげ、 ピンク色の下着を器用に脱がせる。 恥ずかしいっ…! 何度も、繋がった2人だとしても 結夏にとって、この感情が消えることは無かった。 「 あれ、感じて…無いんだよな。 んじゃあ、なーんでこんなに濡れてるの? 」 人差し指ですくう程に溢れる、結夏の蜜。 「 違っ…! そんなこと、言わないでっ… 」 両手で顔を覆い、真っ赤な顔を隠す結夏。 硬く閉ざされた結夏の両足をやや強引に開くと、 啓斗は、そこに顔を埋めた。 「 まあ、体は正直ってことか 」 結夏の秘部辺りで、息を吹きかけるように 話しかける啓斗。 「 んはあっ! あっ…舐めちゃ駄目っ…! ふあっ…、だっ…めえっ! 」 やがて、陰部はぷっくりと膨れ上がり そこを集中的に攻めていく啓斗。 啓斗の頭を離そうとする結夏の手の力が、 だんだんと弱まっていく。 それは、快楽に溺れている証拠―… 420: 名前:乃愛☆09/28(火) 19 08 03 * 皆様へ 沢山のコメ感─☆* ;。(○`・∀´・)ゞ★* ;。─謝デス! 色々と用事が重なってしまい. 書き込みできる時間が減ってしまいがちですが. これからも頑張っていきたいと思っていますので. 応援の方宜しくお願いします ★ -------------------- 啓斗Side 「 ん…はぁ……、ふぅ… 」 荒い呼吸をしている結夏の額に、 ちゅっ…と音を立ててキスをする。 結夏の体は、少しだけ汗ばんでいて 女性らしい色気が増す。 「 …結夏 」 何度も何度も結夏の名前を呼びながら、 啓斗は自分のものを露にして、 結夏の秘部にそれを当て、擦り付ける。 「 はぁんっ!…ひゃあん…! 」 焦らされているような気分になった結夏は、 腰をくねらせながら、いやらしい声を出す。 「 啓っ…んんぁ…!い…れてぇ…? 」 潤んだ瞳で、啓斗のものを欲しがる結夏。 その顔に、啓斗のものは更に大きくなる。 「 了解… 」 ぐぐっ、と無理やり結夏の中に自分のものを 入れ始めた啓斗。 ずぼっ、と入ったかと思えば 結夏の声は、高さを増した。 「 ひうぅううっ! 」 歯を食いしばって、体を反らす結夏。 そんな結夏の両手を、繋がっている部分の近くで まとめて掴む啓斗。 自然と、結夏の足がM字開脚となり より大きく足が広がる。 「 あんっ、あんっ! はぁんっ… 」 腰を激しく動かす啓斗は、 結夏の奥の方へと突く。 「 あぁんっ!激しっ…はぁっ…んあっ! 」 「 はぁ…っ…いつもより、 締まってるよ…結夏の中… 」 そう耳元で囁けば、結夏の中は 更にきつく締まる。 「 あんっ!っあぁあ…駄目っ…らめえ! 」 結夏の顔が、苦しくなってきた頃 啓斗は結夏の奥で、自分のものをぐりぐり…と押し付けた。 「 イッちゃ…イクッ!イクゥ…ひゃあぁあんっ! 」 「 くっ…! 」 びくんっ、と結夏の体が跳ねると同時に 俺のものも、絶頂に達した。 423: 名前:乃愛☆09/30(木) 19 25 43 でぃあ*美里サマ あげd(・ω・*)☆スペシャルサンクス☆(*・ω・)b 面白くなんかないょ-(●´∀`●)テレ 頑張っちゃいまあすw でぃあ*留奈 激しいのが好きなんて… 留奈はえっちなんだあww 啓「 俺と…気持ち良いことでもする? 」 ------------------------ 結夏Side 学校での慣れないえっちは、 誰かが来るかもしれない、という 不安な気持ちに包まれた状態になる… 「 結夏? 」 裸のまま、倒れている結夏に 少し戸惑ったような声をかける啓斗。 このまま黙ってたら… 少しは心配するかなあ? 「 そんなに気持ちよかった…? 」 突然、耳元で少しかすれた低く 大人っぽい啓斗の声。 ―どきっ。 「 ……! 」 目を閉じて、身体を動かさずに 心臓だけが早さを増す。 ―くちゅ。 「 んっ……! 」 自然と開いたままの足を更に開かせた啓斗は、 黙っている結夏の秘部に人差し指を入れた。 まだ、触れば出てくる蜜の音が 静かな資料室に鳴り響く。 「 起きないなら、激しくしちゃおっ 」 子供のふざけたような明るい声に、 びくんっ…と身体が反応する結夏。 ―ぷちゅ…。 ―くちゅ…。 「 ふぁっ…! 」 結夏の中に入る手の本数が、 1本…2本…と増えていくと共に、 結夏の声は、段々と大きくなっていく。 やばいっ…。 完全に、啓斗くんのペース…! そう思ったときには、もう手遅れな状態。 結夏の中に入っているのは3本の指。 親指では、結夏の陰部をくりくり…と押している。 「 はぁんっ!…ふぁ…っ! 」 頑張って声を殺している結夏だが、 教室の中には、結夏の色っぽい声と、 いやらしい水音だけが繰り返される―… 「 あれー、結夏ちゃんは えっちな声でお目覚めかな? 」 完璧に、目を開いてしまえば 啓斗の悪魔のような顔がすぐ近くにあった。 「 違っ…あぁんっ! 」 否定をすることも許されない。 「 すっげえ、蜜出てきた… 」 少し関心しているような、啓斗の声がした直後 結夏の秘部に突然の快感が与えられた。 ―ぺろ、ぺろ…。 「 あぁんっ!…舐めちゃ駄目っ…! 」 ざらざらとした人間特有の舌が、 結夏の陰部を中心的に舐めまわす。 ―じゅるる…。 「 ふにゃあぁんっ! 」 やがて、舐められたことによって 更に出てきた蜜を、わざとらしく 音を立てて、吸ってしまう啓斗。 「 …すごい量だな 」 すべてを吸い尽くした啓斗は、 最後に舌をちろっ…と出して、 悪魔のような笑みを浮かべた。 「 はぁ…ん…っ 」 ふにゃあん…と力の抜けた結夏は、 自分の格好にも、あまり気にせずに 目を閉じて、息を整えていた。 大きな胸の真ん中にある、 ピンク色の突起物。 舐められた秘部のまわりには、 蜜が飛び散っている。 足は、やや強引にされた M字開脚のまま―… 428: 名前:乃愛☆10/05(火) 19 26 13 啓斗Side 目の前では、目をとろん…として 大胆な格好をしている結夏の姿。 結夏の秘部からは、 止まることの無い蜜。 「 結夏…… 」 結夏の秘部に自分のものを当てて、 焦らすように擦り合わせる。 「 はぁんっ……啓…っ 」 「 入れて欲しい、のか? 」 言葉を区切って、口角をあげて 俺様な態度を取る啓斗。 「 そんなことっ…!あっ… 」 啓斗は自分のもので、 突起した結夏の陰核を刺激する。 「 入れて欲しいなら、言ってみてよ 」 「 んぁっ…恥ずかし…! 」 段々と大きくなっていく啓斗のもの。 結夏の反応、1つ1つに欲情する。 「 …じゃあ、入れなくていい…のか? 」 「 …っ、いや…! 」 首を左右に振って、要求する結夏を見て 啓斗は、自分のものの先だけを挿入する。 「 あぁんっ! 」 「 奥まで……欲しいよな? 」 そんな問いかけに顔を赤くして 何度か頷く結夏。 「 …啓斗の……入れて? 」 潤んだ瞳で、上目遣いをされれば 啓斗のものは、更に大きくなる。 「 了解… 」 先程と全く同じの答えをして、 奥まで、ゆっくりと入れる啓斗。 「 あぁあああっ… 」 M字開脚のまま、挿入された結夏は 足を閉じることも出来ない。 ―こつこつ。 「 !? 」 429: 名前:乃愛☆10/05(火) 19 26 31 資料室に近づいてくる足音。 勿論、生徒の上履きがこんな音をする訳が無い。 つまり、この足音は…… 先生、ということになる。 「 どっ、どうしよう… 」 焦る結夏の中から、慌てて自分のものを抜く啓斗。 そして、資料室の鍵を音を立てずに開ける。 「 な、何で開けたの? 」 裸のままおろおろとする結夏。 「 普段、ここは鍵が閉まってないのに 閉まってたら不自然に思われるだろ 」 あたりをきょろきょろしながら、 隠れる場所を探す啓斗。 「 あっ…結夏、来いっ…! 」 啓斗は結夏の腕を引っ張り、 大きめなロッカールームに 2人で飛び込むように入る。 ―かちゃ。 「 あー、地球儀は何処だあ? 」 資料室の扉を開けて、入ってきた声と足音。 地球儀を使う……社会の藤田先生か。 耳の悪い先生が、入ってきたことに 安心感を覚えた啓斗は、 少しばかり、結夏を苛めてみる。 かなり大きめなロッカールームの中では 以外と身動きがとれる。 結夏の腰にまわしていた手を下におろし、 まだ濡れている結夏の秘部に近づける。 ―くちゅ…くちゅ……くにっ。 「 あっ…! 」 結夏の秘部に到達した手は、 中指だけを、結夏の中に入れて 親指で、陰核を刺激する。 口を両手で押さえて、 声を我慢する結夏。 この広さだったら…… ―ず…ずずず…… 「 ~~~っ!! 」 一旦、腰を後ろにさげて 結夏の股の間に自分の太股がくるようにする。 そして、足が開いた瞬間に ゆっくりと自分のものを挿入する。 「 声…我慢しろよ、ばれたくねえだろ? 」 耳元で、いやらしく囁けば 結夏の中は、更にきつくなる。 ※この作品は、この後荒らしでスレが埋まってしまい 作者の乃愛さんが新たにスレを立てて続編を書かれたようです。(保管人より) 続編「 俺だけのプリンセス 」 Ⅱへ
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224: 名前:乃愛☆04/23(金) 20 01 02 でぃあ*花火様 面白いデスカ!?ΣΣ、 ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 結夏Side バタンッ バスルームへと向かう扉を閉めた途端、 あたしの足はガタガタと震え出した。 自分でも吃驚した……。 あたしの口から、あんな言葉が出るなんて。 あたしは自分の口元を両手で押さえながら、 早まる心臓の音をおさめようと必死だった。 シャー… “先に入ってるね” あんなことを言っちゃったんだもん。 やっぱり、先に入ってないと。 温かいシャワーを頭からかけて、髪を濡らす。 ガチャ… シャワーをしていても、聞こえる扉が開く音。 ドキッ、と跳ね上がるように心臓が鳴り始める。 も、もう来ちゃうのかな? 「 結夏、入って良い? 」 あたしと啓斗くんの間には、 曇ったガラス扉のみ。 ここを開けたら、あたし達の間には ―何もない……。 「 う、うんっ。良いよぉ 」 シャワーを胸元にかけながら、あたしは答える。 それから数分後。啓斗くんの手によって、扉が開けられる。 225: 名前:乃愛☆04/23(金) 20 13 15 啓斗Side 結夏がシャワールームに向かい、 シャワーを使う音が聞こえてから数十分。 …あ~っ。 勇気が出せねえよ。 頭をボリボリと乱暴に掻きながら、あっちを見る。 俺は深い溜息をすると、勢いよく立ち上がった。 行くか。 シャワールームの曇った扉の向こうに、 シャワーをしている結夏のシルエット。 曇ってて、はっきりは見えないが。 胸やお尻などの、形はよく分かる。 ドキドキ… 今まで、結夏とSEXは何度かしてきたけど、 こんな緊張するのは初めてだ。 「 結夏、入って良い? 」 震えそうな声を殺しながら、 俺ははっきりとした口調で話しかけた。 「 う、うんっ。良いよぉ 」 それから俺は、ゆっくりと服を脱ぎ、 扉を音を立てて開けた。 結夏はこちらを見ないで、背中を向けていた。 シャワーだけはまだ流れている。 「 結夏……? 」 俺は覗き込むようにして後ろから声をかける。 結夏は、ゆっくりとこちらを見る。 湯気で曇ってよく分からないが、顔が赤いのは分かる。 「 け、啓斗くん…? 」 弱々しい声を出し、俺を潤んだ瞳で見つめる結夏。 その瞬間、俺の中で何かが壊れた。 「 ごめん… 」 「 え? 」 そう謝り、結夏の了承も得ず、 俺は結夏の胸を両手で揉み始めた。 「 あっ…! やぁ、け…啓斗くっ…? 」 驚いて、俺の手を離そうとする結夏。 一応、俺達は男と女。力の差は大きく、びくともしない。 俺は一旦、結夏の胸を揉むのを止めて 結夏を軽々と持ち上げて、浴槽の壁に座らせた。 「 やっ…あっ…んぁ…っ 」 そして、片方では胸を揉み、 もう片方では結夏の胸を舐め始めた。 「 あ…ああっ! 226: 名前:乃愛☆04/23(金) 20 23 53 啓斗Side 結夏がシャワールームに向かい、 シャワーを使う音が聞こえてから数十分。 …あ~っ。 勇気が出せねえよ。 頭をボリボリと乱暴に掻きながら、あっちを見る。 俺は深い溜息をすると、勢いよく立ち上がった。 行くか。 シャワールームの曇った扉の向こうに、 シャワーをしている結夏のシルエット。 曇ってて、はっきりは見えないが。 胸やお尻などの、形はよく分かる。 ドキドキ… 今まで、結夏とSEXは何度かしてきたけど、 こんな緊張するのは初めてだ。 「 結夏、入って良い? 」 震えそうな声を殺しながら、 俺ははっきりとした口調で話しかけた。 「 う、うんっ。良いよぉ 」 それから俺は、ゆっくりと服を脱ぎ、 扉を音を立てて開けた。 結夏はこちらを見ないで、背中を向けていた。 シャワーだけはまだ流れている。 「 結夏……? 」 俺は覗き込むようにして後ろから声をかける。 結夏は、ゆっくりとこちらを見る。 湯気で曇ってよく分からないが、顔が赤いのは分かる。 「 け、啓斗くん…? 」 弱々しい声を出し、俺を潤んだ瞳で見つめる結夏。 その瞬間、俺の中で何かが壊れた。 「 ごめん… 」 「 え? 」 そう謝り、結夏の了承も得ず、 俺は結夏の胸を両手で揉み始めた。 「 あっ…! やぁ、け…啓斗くっ…? 」 驚いて、俺の手を離そうとする結夏。 一応、俺達は男と女。力の差は大きく、びくともしない。 俺は一旦、結夏の胸を揉むのを止めて 結夏を軽々と持ち上げて、浴槽の壁に座らせた。 「 やっ…あっ…んぁ…っ 」 そして、片方では胸を揉み、 もう片方では結夏の胸を舐め始めた。 「 あ…ああっ! 」 ピンク色の突起を軽く噛むと、 結夏の体はビクビク…と動いた。 俺はそのまま、結夏の閉じていた足を、 M字に広げさせ、そこを舌で舐め始めた。 「 あっ…啓斗くっ…ひゃあ! 」 音を立てて舐め、水音がするくらいになるのを 感じた俺は、舐めるのを止めて指を2本入れた。 「 あああっ…! 駄目っ…あっ…駄目なのぉ! 」 中に指を入れ、別々に動かすと 結夏の声は1オクターブ高くなった。 結夏の顔は次第に色っぽくなり、 俺のものはどんどん大きくなる一方だった。 「 なあ、結夏…? 」 俺は結夏の中に指を3本入れ、別々に動かしながら声をかけた。 「 あぅっ…!ああっ、やっ…あっ! 」 「 聞いてる? 」 俺は勢いよく手を抜き、顎をクイと持ち上げた。 結夏は抜いた瞬間軽く声を出し、首を傾げた。 「 俺、疲れちゃった。 たまには、結夏が上に乗ってくれない? 」 俺はにっこりと極上の笑みを浮かべて言った。 そして、結夏を見たままお風呂に浸かった。 「 …ゆ、ゆっくりで良いの? 」 顔を真っ赤に染めて問いかけてくる結夏。 俺はにこっと微笑み頷いた。 すると、結夏は俺の目の前に立ち、 俺のものを優しく掴み、座ってきた。 ずぶずぶ…と音を立てて、結夏の中に 俺のものがゆっくりと入ってくる。 「 ひゃ…、あああ…! 」 口元を押さえて、なるべく声を出さないようにしている結夏。 顔は真っ赤で、涙目だ。 可愛いなぁ…、俺は結夏のピンク色の突起を弄りながら見ていた。 229: 名前:乃愛☆04/26(月) 18 50 37 結夏Side いつにも増して、啓斗くんが意地悪だ…。 あたしの敏感なところを、触ってくる。 そして、あたしにすべてをやらせようとしている。 「 んにゃあっ…!あっ…やぁんっ 」 こうして、あたしが考えている間も、 にやにやと不敵な笑みを浮かべて遊んでいる啓斗くん。 「 ああんっ! ら、らめえっ! 」 次第にあたしの体が我慢の限界を示しているのか、熱くなってくる。 啓斗くんは、止めていた腰をいきなり動かしてきた。 「 ひゃあああっ… 」 ちゃぽん… 「 あ…暑いよお… 」 只今2人は湯船の中。 長い間、ここにいたからさすがにのぼせそう…。 「 んじゃ、お前出れば? 」 余裕そうな顔をしている啓斗くん。 その額からは汗1つ出ていない。 く…悔しいっ。 あたしはこ~んなに汗掻いてるって言うのに! あたしは密かに啓斗くんを睨みながら、 “お先に”と言ってお風呂場から出た。 扉を開けた瞬間、冷たく気持ちい風があたしの肌に触れた。 まるで、真夏の日に外で何時間も歩き続け、 やっとの思いで家に着いたときの気持ちだ。 近くにあったピンクと青のバスローブを見て、 あたしは躊躇なくピンクのバスロープを着た。 フラフラとした足取りで、 あたしはベットにぼす…と倒れこんだ。 「 ふあ… 」 ベットに横になると、 あたしはすぐに眠りについてしまう。 まあ…、癖ってところだろう。 もちろん、あたしは。 今から寝てしまうことになる―…。 230: 名前:乃愛☆04/26(月) 19 11 46 啓斗Side あー…、結夏…可愛かったなぁ。 俺は湯船に浸かりながら、ふと考えた。 白い肌が赤く染まっていく。 潤んだ唇から出る彼女の吐息。 すべてが…俺のもの。 俺はふ…と微笑むと、 湯船から勢いよく出た。 扉を開き、目の前に入ったのは青いバスローブ。 隣には黒のハンガーがあり、結夏が使ったのだと考えられる。 俺も、そのバスローブを手に取り バッ…と格好よくそれを着る。 濡れた頭を掻きながら、 俺はベットに向かう。 すると、そこには可愛らしい寝顔を持つ結夏。 瞳を閉じている結夏は、まるで眠れる森の美女のようだ。 か…可愛いなぁ。 俺は寝ている結夏の頭を優しく撫でながら、 結夏のバスローブ姿を見た。 少し見える胸の谷間や、 バスローブで隠しきれて居ない長く細い腕。 …こんなに可愛いのに、 体はめっちゃ色っぽいなぁ。 何、このギャップ? …的なのが俺的につぼってる。 気づけば俺の手は、 肌蹴ている胸元に近づいていた。 寝ている結夏に馬乗りになり、 結夏が起きないように俺はこっそりと服を脱がせる。 そして、露になった結夏の大きくも小さくも無い、 丁度良いくらいの胸。 触れるのを我慢した俺は、ある1つの苛めを考えた。 結夏にまたバスローブを着せて、 今度は下の方だけを見るためにバスローブを捲り上げた。 そして、少し濡れているあそこに、 俺の好きな玩具をぐっ…と入れた。 そして、また捲り上げたバスローブを元に戻す。 「 ん…にゃあ? 」 何故か猫っぽい声を出す、結夏。 「 おはよ 」 俺は何事も無かったような笑みを見せる。 結夏は突然、顔を赤らめた。 さぁ…、一体どんな反応をしてくれるんだ? 231: 名前:乃愛☆04/26(月) 19 24 22 結夏Side 「 あ…あたし、携帯取って来るね 」 あたしは、携帯が置いてある 荷物置き場の方に小走りで向かった。 あ…れ? 何か、あそこが変な感じ。 さっき、お風呂でしちゃったからかなぁ? ヴヴヴヴ… 「 ひゃあっ!? 」 携帯を手に持った瞬間、 あたしのあそこが震えた。 あたしは驚き、持っていた携帯を落としてしまった。 や…やだ、いきなり何……? ヴヴヴ…ピタッ あ…止まった。 あたしは、ふう…と溜息をして、 また小走りで啓斗くんの元へと戻っていった。 「 結夏ぁ、ついでにジュース取って? 」 戻ってきたあたしに、にこっと微笑む啓斗くん。 あたしは軽く頷いて小さな冷蔵庫を開けた。 「 何がある? 」 自分の携帯をいじりながら、話しかけてくる啓斗くん。 「 コーラと…、オレンジジュースとっ…ひゃああっ! 」 ヴヴヴヴヴヴ… またもや、あたしのあそこが震え出した。 一体何なの!? さっきより、震えが大きいし…。 「 結夏? 」 啓斗くんはいきなり声を上げた、あたしを 心配そうに見つめてくる。 「 な…何でもなっ…あっ…いよ…んっ! 」 途切れ途切れの言葉を放つあたしを見た、 啓斗くんはふ…と不敵な笑みを浮かべた。 「 何ー、もしかして誘ってるの? 」 「 ちっ…違っ…ひゃああんっ! 」 否定しようと、首を左右に振ると、 あそこの震えはどんどん大きくなっていった。 「 いいって、女の子だってヤりたいんだよな? 」 くすくす…と大人の笑みを浮かべて、 あたしに段々と近づいてくる啓斗くん。 「 なーんて、冗談 」 啓斗くんは右手をあたしの目の前に出した。 そこには、何かのスイッチ。 「 あんっ!…なぁ、んにぃ…っ、それ…え…ひゃうっ! 」 あたしはとろんとした瞳で、 啓斗くんの持っているスイッチに手を伸ばした。 234: 名前:乃愛☆04/28(水) 18 17 13 でぃあ*りおき様 面白いデスカ!?ΣΣ、 【。+゚ぁりヵゞとぅご±゛ぃまUナ=。+゚】ヾ(・ω・`o) でぃあ*か様 あげ感─☆* ;。(○`・∀´・)ゞ★* ;。─謝デスv ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 啓斗Side 予想通り…厭、予想以上の結夏の反応が、 俺のドSキャラに火をつけてしまった。 とろんとした瞳で俺を見る結夏。 俺は、結夏の顎をクイ…と持ち上げた。 スイッチはちゃんと止めた状態でね? 「 はぁ…はぁ…啓斗く…ンっ……! 」 俺は小さく開いていた結夏の唇を求めた。 結夏は驚いたのか、目を開けたまま俺の行為を受け止めている。 結夏の腕を取り、そのまま抱き寄せる格好でベットへと押し倒した。 もっと結夏の潤んだ瞳が見たい。 もっと結夏の体温を感じていたい。 息なんかしなくていい…。 「 ふ……っ……つ……んンっ 」 結夏が、酸素を取り入れようと、もがいているのは分かっている。 でも、俺は結夏の唇を解放しない。 それから少し経って。 俺はやっと結夏の唇を解放した。 2人の間には、愛し合った証の銀色の繋がった糸。 結夏の頬は真っ赤。 あまりにも苦しかったのか潤んだ瞳。 そう―…。 俺は、そんな姿が見たかったんだ。 235: 名前:乃愛☆04/28(水) 18 44 39 結夏Side いつもの優しいキスじゃない。 乱暴で…でも、何処か甘いキス。 「 大好きだよ……啓斗くん 」 気づけばあたしの口からは、大胆な発言。 啓斗くんは、一瞬目を丸くしたが、 すぐにいつもの顔に戻った。 啓斗くんは、あたしの上に馬乗りになった。 「 ―んっ! 」 あたしの息が漏れる。 啓斗くんは、あたしの唇の形を確かめるように、 優しくキスをしてくれた。 それは、さっきの乱暴なキスとは全然違う。 優しく、甘い。 体の心が溶けてしまいそうな、そんなキス。 あたしの舌は探るように絡め取られる。 あたしも不器用ながらそれに必死で答える。 啓斗くんの手は……あたしの背中をゆっくり摩りながら、 何とバスローブの中に手を進入させてきた。 バスローブの中は、ブラはもちろんしてなくて、 してると言ったら……下だけ。 あたしの背中を直接触る啓斗くん。 何か、背筋がゾクゾクするよ……。 そして、唇を離した啓斗くんが、 あたしと目線を合わせながら口を開いた。 「 …ったく、そんな可愛いこと言うなよな。 こっちは一回ヤったから我慢しようとしてたところなのに 」 啓斗くんは、未だにあたしの背中を触っていた。 その……、言ってることとやってることが違うような? でも……。 「 いいよ、もう一回…ううん。 何回でもあたしを抱いて? だって……あたしはっ…… 」 “あたしは啓斗くんが好き” そう言おうとしたのに、啓斗くんの右手の人差し指で 言葉を見事に阻止された。 「 …俺も好き 」 啓斗くんは、少し頬を赤らめながらそう言った。 その顔があまりにも可愛くて…。 あたしは、寝ていた体を起こし、 顔を隠して背を向けている啓斗くんの正面にまわりこんだ。 「 …何? 」 片手で顔を隠しながら、 ぶっきら棒に言葉を放つ啓斗くん。 「 ん? …可愛いなぁーって 」 あたしはヘラッと緩んだ笑みで微笑むと、 また顔を赤くした啓斗くんの顔を見つめた。 「 結夏ちゃーん、君にはお仕置きが必要だな 」 急に悪魔のような笑みを浮かべる啓斗くん。 うっ……、このパターンって。 「 あ、ははははっ…。さぁて、お茶でも飲もうかなぁ? 」 啓斗くんから逃げるように、あたしは立ち上がった。 この場合、逃げる以外に選択肢は無い気がする! …が、それは無駄な抵抗だった。 あたしは、ベットに横になりながら クスクスと笑っている啓斗くんに捕まってしまった。 はあ…、何て運動音痴なあたし。 啓斗くんは、あたしの気持ちもお構いなしに、 勝手にバスローブを脱がせている。 「 ちょっ…、無理! 心の準備がっ…! 」 あたしは手足をバタバタと動かし、 必死に抵抗を試みる。 「 お前に心の準備なんかさせてられっかよ。 どーせ、逃げるんだろう? 」 うあ…、図星。 「 んー、やっぱ綺麗な体してんな 」 啓斗くんは、あたしの体をじぃ…と見つめながらそう言った。 そ…、そんなことよく堂々と言えますね。 「 ん? もしかして、さっきのキスで感じちゃってた? 」 突然、にやり…と不敵な笑みを浮かべてあたしを見る啓斗くん。 啓斗くんは、あたしの胸を指差して言った。 「 突起、してますよ 」 ケラケラと可笑しな笑い方をする啓斗くん。 そ、そんなこと言わなくていいーっ!! 236: 名前:乃愛☆05/04(火) 18 32 35 啓斗Side 目の前で顔を赤くして、口を魚のようにパクパクとさせている結夏。 可愛い。 俺は結夏の太ももを優しく触り、腰の辺りまで手を動かす。 「 ―ひゃっ… 」 体をピクッと動かして、小さく反応する結夏。 結夏は潤んだ瞳で俺を見る。 俺は結夏の上に馬乗りになったまま問いかける。 「 大丈夫? 」 「 うん… 」 「 平気? 」 「 うん… 」 「 じゃあ、俺にキスして? 」 「 うん… 」 ………ん? 「 えええええっ!? 」 横を向いていた結夏の顔が、バッと此方に向けられる。 俺は結夏を見ながら、口の端をクイッと持ち上げた。 また、魚のようにパクパクと口を動かす結夏。 俺は、目を細めて眺めるように結夏を見た。 「 いーじゃん、キスくらい 」 そう言って俺は結夏の手首を掴んだ。 「 減るもんじゃないんだしさぁ 」 くくっ…、と軽く笑いながら止めの言葉。 結夏は、顔を林檎のように真っ赤にさせている。 それから少しして。 結夏は俺の首に手をまわし、 触れるだけの可愛いキスを俺にした。 ……、馬路で可愛いんですけどーっ。 「 …… 」 俺は黙ったまま、横になって顔を赤らめている結夏の首元に顔を沈めた。 結夏に出会う前に出会った女とは違う、甘い香り。 薔薇とかのキツイ匂いじゃなく…… フルーツのような、自然な甘い香りが結夏からする。 俺は結夏の香りを確かめると、 顔を赤くしている彼女にキスをした。 「 ん…っ 」 俺はいろいろな角度から、結夏の唇を味わう。 結夏は、小さく声を漏らしながら必死で答えてくれている。 こんなキス、俺……知らなかった。 今まで沢山の女達とSEXをしてきた、俺。 でも……、 こんな深く甘く、愛を確かめ合うキスなんて… 初めてだ。 相手の体温や、声がとても心地よく思ってくる。 2人の唇が離れた頃、俺の手はすでに結夏の胸元へと向かっていた。 キスだけで突起している結夏の乳首を俺は人差し指で何度かつつく。 「 ひゃあ…っ! 」 ビクン、と体を反応させる結夏。 俺は結夏の耳をペロリと舐めた。 可愛い結夏。 237: 名前:乃愛☆05/06(木) 17 32 50 結夏Side 確かめ合う、愛し合う…… そんなキスが続いた。 普段より多く、激しく、甘いキス。 あたしは、そんな啓斗くんのキスに溺れていた。 「 っ…あ 啓斗くんっ… 」 さらさらの髪を動かしながら、 啓斗くんはあたしの体に何度もキスを落とす。 もっと… もっとあたしにキスをして? あたしを… 啓斗くんでいっぱいにして? 2人の手はしっかりと繋がった。 相手の体温がそこから流れていく―…。 「 …っ あ…啓斗く… 」 啓斗くんがあたしの胸を舌で器用に舐める。 「 あっ…やっ……っ…ん 」 あたしが小さく声を出すと、 啓斗くんは集中的にそこを攻めてくる。 意地悪だ……。 啓斗くんの舌は次第に下へと向かっていく。 グイッ…と閉じていた足を無理やり開かれる。 「 ―!? 」 そして、啓斗くんはあたしのあそこを 舌で転がすように舐める。 「 やっ…あっ…やぁ……っ 」 あたしの顔を舐めながら見て、 反応を確かめる啓斗くん。 その顔―… 反則だよぉ。 「 …っ……あっ! 」 あたしの体がビクッと激しく動くと、 啓斗くんは一瞬怪しげな笑みを浮かべて、 またそこだけをいじってくる。 「 好きだ、結夏―… 」 あたしのあそこから離れて、 急に真面目な顔を見せる啓斗くん。 ギシッ ベットが少し軋む音。 そのときあたし達は1つになった。 「 ―っ! あっ…ああっ…ん…あ… 」 いつも名前で呼ばれてる。 それなのに… いつもより、甘く優しく響いてくるよ? 「 …っ 」 たまに聞こえる、少し苦しそうな啓斗くんの声。 たまに見える、少し赤くなった啓斗くんの頬。 それは…、 期待して良いんだよね? 「 結夏…っ 」 「 んっ…はっ…あ 」 啓斗くんの首に自然と腕をまわすあたし。 あたしの首元をペロ…と舐める啓斗くん。 そして、あたしの唇に啓斗くんの唇が重なった。 「 啓斗くんっ… 」 ―大好きだよ、啓斗くん…。 「 俺だけのプリンセス 」 続き13
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260: 名前:乃愛☆06/16(水) 19 32 01 結夏Side 「 …っと、これでいいかな? 」 部屋に1人でいたあたしは、 気づけば携帯を手に取り、啓斗くんにメールしていた。 携帯をベットに放り投げると、 あたしは机の上にあるプリ帳を手にした。 最近プリクラ撮って無いなぁ…。 啓斗くんと一緒に撮りたいな。 ♪~♪~♪~ 携帯からポップな曲と光。 「 はいはーいっ 」 あたしは携帯を急いで手に取り、 通話ボタンを押し元気よく声を出した。 「 はいはーい、啓斗ちゃんですっ 」 「 けっ…、啓斗くん!? 」 いつもより少し高い啓斗くんの声。 あたしは、驚いて大きな声を出してしまった。 「 随分と機嫌がいいなぁ 」 くすくす…、と言うからかっているような 大人の笑い声が携帯越しに聞こえる。 「 ご、ご用件は!? 」 あたしは話を逸らし、 赤くなった顔を冷えている手で冷やした。 「 明日、俺ん家来ない? 」 「 ほえ? 」 「 俺ん家来ない? 」 ええええええっ!? 間抜けに聞き返したあたしに、 嫌な声一つせずにもう一度言ってくれたのは、 とっても、嬉しいんだけど…。 「 な、何で… 」 震える声を抑えて、あたしは聞く。 「 母さんが会ってみたいって 」 そ、それって…… “この人が今付き合ってる子です、母さん” 的なパターンじゃないですかぁ!? 262: 名前:乃愛☆06/18(金) 20 20 02 でぃあ*ゆな♪さま あげ有難うございます゜*(◎ 凵`圉)★ ---------------------------------------------------- 啓斗Side ど、ど…どうしよう。 啓斗くんのお母さんが物凄く怖かったら…。 『 こんな薄汚い女にうちの啓斗はやれません! 』 …とか言われたらどうしよう~っ。 しかも、話がどんどんエスカレートしていって… 『 こんな女との交際は私が認めません! 』 …なんて言われちゃったら~っ。 あたし、死んじゃうかも……。 「 結夏っ、聞いてるのか? 」 はっ…、と我に返り 真っ暗になり見えなくなった部屋がパッと現れる。 「 ふぁいっ! 」 「 …ったく、んじゃ明日10時に迎えに行くから 」 「 あ、はいっ 」 ピッ…、と音を立てて通話を終わらせる。 明日10時に啓斗くんが迎えに来るのかぁ……。 …ってええ!? 既に行くって言うことが前提で話が進められていたの…。 あたしはベットに倒れこむように飛び込んだ。 263: 名前:乃愛☆06/21(月) 21 25 15 「 結夏ぁ! 」 温かく気持ちの良い布団が引き剥がされ、 あたしの体に一気に風が吹いた。 「 ん…にゃあ……? 」 眠い目を無理やり開かせるため、 あたしは目を何度も擦った。 目の前にはパジャマ姿のお姉ちゃん。 “おはよう”とにっこりと微笑むお姉ちゃんは可愛かった。 「 啓斗くんの家に行くんでしょ? 」 そう、突然真顔で言ってきたお姉ちゃん。 はっ…! そ、そうだった。 あたしはがばっ、と体を起すと くすくす…と馬鹿にするような笑みを浮べている お姉ちゃんをすり抜けて一階へ降りた。 洗面所に行き、顔を全力で洗う。 「 肌痛むわよ~、それに水しぶきで汚れるでしょ…ふぁあ 」 お姉ちゃんは足音を立てながら階段を降り、 欠伸をしながらあたしの後ろを通って言った。 「 んんっ…だってえ 」 洗った顔をふんわりとした生地のタオルで 優しく拭きながらあたしは言い訳を考えた。 「 はいはい、言い訳いらないから。 とっとと朝ご飯食べちゃって、片づけ出来ないの 」 「 お母さんみたい… 」 続いて顔を洗う準備をしながら、 リビングの方を指差すお姉ちゃん。 その言い方…、お母さんの言ってることと全く同じ。 こんな綺麗な顔してても中身がお母さんじゃねえ……。 あたしは諦めるように溜息をして、リビングに向かった。 机の上にはあたしの好きな洋風料理が並んでいる。 朝はやっぱり和風より洋風ーっ。 何となくパンの方が体が受け付けるんだよねえ。 あたしはきつね色に焼けているトーストにかぶりついた。 「 んむんむ… 」 んまい。 やっぱり、トーストには苺ジャムだね。 264: 名前:乃愛☆06/22(火) 19 16 17 「 明日、学校なんだから早く帰ってきなさいよ 」 「 んーっ 」 お姉ちゃんは既に朝ご飯を済ませたようで、 自分が使ったお皿をキッチンで洗っている。 「 あ、もし泊まってくるならお母さんに誤魔化しておくけど? 」 くすっ…、と意地悪な微笑みを見せたお姉ちゃん。 「 んぐっ 」 そんな言葉と微笑みがあたしの胸に突き刺さる。 思わず、口に含んでいたものを一気に飲んでしまった。 「 お、お姉ちゃん何言ってんの!? 」 少し裏返った声で問いかける。 お姉ちゃんは不思議そうに首を傾げた。 「 え、だって啓斗くんのお母さんだって 空気読めないわけじゃないんだし……、 あんた達が部屋でラブラブしてたら何処か行くでしょ? 」 顔がかーっ、と赤くなるのが分かる。 何でお姉ちゃんはこんなに可愛い顔してるのに、 言ってることが物凄いのかな……。 「 と、とにかくっ! 帰るときになったら電話するからね 」 「 分かった分かった、あたしが出てあげるよ 」 お姉ちゃんは濡れた手をタオルで拭きながら、 あたしの向かいに座り不敵な笑みを浮べた。 「 さて、お洒落なお姉さんが 貴女の着替えを手伝って差し上げましょう 」 ふふん、と鼻で笑いながら余裕そうな顔をするお姉ちゃん。 その顔と言葉からして、ナルシストとしか思えない…。 265: 名前:乃愛☆06/22(火) 19 37 47 啓斗Side 「 ん、あ… 」 自然と開いた瞼。 カーテンの隙間から差し込む光。 激しく寝癖のついた髪をかきあげて、 俺は上半身をむくり、と起した。 良く分からないけど、夢を見た気がする―… 内容は覚えてないけど、すっげえ気持ち良い夢だったな。 確か…、結夏が笑ってた気がする……。 「 啓斗ぉーっ 」 ドカドカと足音を立てて、部屋に近づく声。 「 おはよう、啓斗くんっ! 」 ノックもせずに部屋に入ってきたのは、母さん。 何だか異様にテンションが高いような……。 「 ねえ、いつものあたしと何処か違うと思わない? 」 上半身だけを起した俺の前で、 くるり…と軽やかに一回転をする母さん。 「 んー… 」 「 うんうんっ 」 やや閉じかかっている目で、 母さんをじぃ…と見つめる。 「 昨日より、皺が増え…んぶっ! 」 ぼす、という音と共に 俺の視界が何者かによって塞がれる。 「 こ~んな美人なお母様に何と言おうとしたのかな? 」 どうやら、俺の視界を塞いだのは母さんだったようだ。 座布団を俺の顔面に投げつけたらしいな…。 「 え、だから…「 んー? 」 口元は笑っているが、目は笑っていない。 つか、……睨んでいるような? ぞくっ…、と背筋が寒くなり 俺は口を塞いだ。 「 な、何でもないっす 」 267: 名前:乃愛☆06/27(日) 14 21 29 でぃあ*プリンさま あ、あげ有難う御座いますッ♪ 精一杯頑張りますbb* ---------------------------------------------------- 「 どうかしら、この服っ 」 母さんはもう一度俺の前で一回転した。 ああ…、言いたかったのはこのことか。 「 若く見える 」 「 まぁ、やっぱり!? 」 決まった台詞を棒読みで言った俺の言葉を、 マイナスに感じずプラスに考える母さん。 「 それじゃあ、お母様は化粧するから 」 そう言って俺の部屋からスキップで出て行った母さん。 母さんがいなくなってから俺は深く溜息をした。 「 さて…俺も準備するか 」 軽く体を伸ばして立ち上がる俺の足元に違和感。 下を見ると、そこにはペットのイチロウ(猫)。 「 おはよ、イチロウ 」 その場にしゃがみ込み、イチロウ(猫)の頭を撫でる。 イチロウは気持ちよさそうな顔をして、 「 にゃ~… 」 と、小さく声を出した。 普段俺には寄ってこないイチロウが自ら近づいてくるとは…。 「 ほら。お前は飯食って来い 」 扉を開け、イチロウの尻を押して 追い出すように扉をすぐ閉めた。 結夏が来るかも知れねぇ部屋。 猫の毛だらけには出来ないだろ。 270: 名前:乃愛☆07/02(金) 18 11 26 でぃあ*あやさま アゲd(・ω・*)☆スペシャルサンクス☆(*・ω・)b 今から書きますので(*^^*)v でぃあ*縷々さま アゲd(・ω・*)☆スペシャルサンクス☆(*・ω・)b 一気読みですかぁ!?Σ、 常連上等ですッ(ノ)ω*)笑$!、 ちょくちょく来て、コメくれたら嬉しいです❤ ---------------------------------------------------- 結夏Side 「 よ…よし、これでいいかな? 」 只今、自分の部屋にある全身が映る鏡の前で悪戦苦闘中。 あたしの足元には服、服、服ッ! なるべく、清楚っぽくしてみたんだけど。 服もメイクもいつもと違うかな…? はう~っ…、緊張するよ。 相手の印象っていうのは、会って3秒で決まるって言うし…。 あれ、5秒だったっけ? と、とにかく…第一印象は大事ってことなんだよね!? まず、挨拶。 次にお母さんが用意してくれたケーキを渡して。 それからは、流れに任せて……。 ピーンポーン… きゃうッ!? ど、ど、ど…どうしようっ。 啓斗くんかな、啓斗くんだよね。 「 結夏ぁー、啓斗くんだよー 」 玄関の方からお姉ちゃんの声が聞こえる。 あたしは荷物を持ち、最後に鏡を見た。 「 い、今行くー! 」 パタパタと音を立てて階段を降り、 急いで玄関へと向かう。 「 行ってきまぁす! 」 「 啓斗くんママに気に入られるようにね~ 」 扉を開けようとしたときに、お姉ちゃんは言った。 う…、今は禁句だよう…。 「 お、お待たせっ 」 啓斗くんは、目を閉じてあたしの家の塀に寄りかかっていた。 「 結夏 」 あたしの顔を見るなり、柔らかくなる啓斗くんの表情。 啓斗くんの手が段々とあたしに近づいてくる。 「 キス…していい? 」 子犬のような可愛らしい瞳。 そんな顔で、見つめるなんて反則だよ…。 「 うん… 」 小さく頷きながらあたしは啓斗くんを見つめる。 啓斗くんの顔が近づき、あたしは自然に目を閉じる。 「 ん… 」 そして、重なる2人の唇。 愛を確かめるように角度を変えるキス。 「 は…んんっ! 」 口を小さく開けると、狙ったように入ってくる啓斗くんの舌。 啓斗くんの舌は別の生き物の様に動き出す。 絡めようとしても逃げようとしても啓斗くんの動きには負けちゃうんだ。 「 ふ…んぅ……んん…啓…斗く…っ 」 啓斗くんの服を掴み、必死に合わせることしか出来ない。 何で、啓斗くんには隙が全く無いの…? 「 …はぁ…はぁ…朝から、恥ずかしっ… 」 真っ赤になってると考えられる顔を両手で隠し、 息を整えてあたしは啓斗くんに寄りかかる。 「 大好き… 」 気づけばあたしの口からそんな言葉が出来てきた。 普段のあたしならありえない言葉。 「 何、誘ってるの? 」 ふ、と口角を上げて不敵な笑みを浮べる啓斗くん。 「 なっ…、誘ってなんか!! 」 再び赤くなるあたしの顔。 「 だって、その口…エロくね? 」 あたしは、不思議そうに首を傾げて そっと口元に手を当てる。 ぬるっ…とした液体があたしの手に当たる。 これって…、あたしと啓斗くんの涎だよね? 「 ~~~っ!! 」 言葉にならない叫びを出しながら、 ハンカチで急いで口元を拭く。 はっ…恥ずかしいーっ! 272: 名前:乃愛☆07/04(日) 18 55 52 でぃあ*縷々さま 更新しましたぁ(●Ü●) あげアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪ ---------------------------------------------------- 啓斗Side 口の周りにべっとりとついた涎が何とも言えない。 とろん、とした瞳が子犬のように可愛らしい。 「 ……と、取れたっ? 」 ハンカチを両手で持ち、上目遣いで見つめてくる結夏。 別に取らなくてもエロくて可愛いのに…。 「 うん、取れてる 」 俺はにっこりと微笑み、結夏の頭を ポン、と軽く叩き手を引いた。 顔を赤くして俯いた結夏は、 優しく握り返してきた。 「 ……… 」 無言。 な、何なんだーっ!? 「 ゆ、結夏? 」 顔を覗き込むと、眉間に皺を寄せて 目をうるうるさせていた。 い、一体どうしたんだ…? 「 何…? 」 俯いたまま、目だけを上にあげる結夏。 やっぱり、目がうるうるしているような…? 「 どうしたんだ? 」 立ち止まり、結夏の両手を手に取り 腰を下ろして、目線を合わせる。 「 な、何でもっ… 」 「 何でも無いようには見えないけど? 」 「 …… 」 黙る結夏。 言葉を詰まらせている。 「 結…「 だ、だって… 」 俺の言葉を遮り、顔をバッと上げた結夏。 結夏の大きな瞳から大粒の涙。 275: 名前:乃愛☆07/06(火) 16 34 29 でぃあ*あやさま 何で泣いてるんでしょおω`* 気になってくれるなんて…雅夢、感激ッ!!Σ ---------------------------------------------------- 277: 名前:乃愛☆07/08(木) 19 31 55 でぃあ*プリンさま コメアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪ 「ぐらい」だなんて言わないでッΣ、 乃愛にとって、コメは神ですょお(●Ü●) ---------------------------------------------------- 結夏Side ふえ~…、涙が止まらないよ…。 溢れる涙は拭いても拭いても流れ続ける。 自分だって何で泣いたのかよく分からない…。 でも…、 多分だけど…、 「 こっ…わい…ひっく… 」 「 怖い? 」 首を傾げて心配そうな顔をして、あたしの顔を覗き込む啓斗くん。 あたしは黙って頷き、流れ続ける涙を拭く。 「 啓斗くんのお母さんに…嫌われたら…、 離れなくちゃ行けないじゃんっ… 」 もう…、何言ってるのか分からないよ…。 自分の惨めさに、違う意味で泣けてくる。 「 そか 」 短くそう言った啓斗くんの手が俯いている あたしの頭に優しく触れる。 …どきっ。 あたしを見て、にっこりと微笑む啓斗くんの顔。 泣いていることを忘れて、あたしは啓斗くんの顔を見つめていた。 「 大丈夫、俺ん家の母さんはそんな奴じゃねえ 」 “な?”と優しく問いかけるように、首を傾げながら あたしの頭を自分の胸元に寄せた啓斗くん。 とくん…、とくん…。 啓斗くんの心臓の音と、 あたしの心臓の音が…… 重なり合って、心地よい…。 人の心臓の音ってこんなに落ち着くものなんだね…。 279: 名前:乃愛☆07/12(月) 20 52 09 でぃあ*縷々さま あげd(・ω・*)☆スペシャルサンクス☆(*・ω・)b 応援嬉しいです(%+ `艸*◆)⌒゚ ---------------------------------------------------- 啓斗Side 女の子なんだよなぁ…。 啓斗の脳裏にそんなことが浮かんだ。 ちょっとしたことで傷つく女の子。 そこ等にいるガサツな野郎とは違うんだ。 「 行けるか? 」 俺の言葉に、こくんと頷く結夏。 「 良かったな 」 「 …え? 」 顔を上げて首を傾げた結夏は、 不思議そうな顔をしている。 「 パンダちゃんにならなくて 」 に、と悪魔のような笑みを浮べて 結夏の目元に手を当てる。 「 なっ…!! 」 結夏は顔を赤くして、俺の手を払う。 「 そ、そんなのになんか、ならないもんっ! 」 「 そうなんだぁ 」 結夏は頬を膨らませて俺を見る。 そんなことない、何て言っておきながら… 結夏、さっきから目の周り擦ってるよね? 「 ぷっ… 」 「 何? 」 俺が吹き出すと、結夏はむぅ…と怒った顔をする。 あ…、一応自覚はあるんだ。 自分で俺が笑ってる、てことを。 「 そんなに、強く擦ると赤くなるぞ 」 「 だ、だってえ~ 」 やっと、弱音をはいた結夏は 間抜けな顔をして俺にすがりついた。 「 ね、ね。本当にパンダちゃんになってない? 」 俺に顔を近づけて確かめさせるようにする結夏。 あのね…、俺は鏡じゃねえんだぞ? 「 大丈夫 」 そう言って、触れるだけの優しいキス。 結夏は、顔を真っ赤にさせて口を開けている。 どうだ、鏡はこんなことしねえだろ。 …って、何自慢してるんだよっ。 軽く自分に突っ込みを入れながら、歩いていると。 あ…、見えてきました。俺の家。 280: 名前:乃愛☆07/16(金) 20 34 03 結夏Side 「 あ、俺ん家そこだから 」 啓斗くんがある1つの家を指差した。 淡い青のペンキで塗ってある可愛い一軒家。 「 可愛いお家だね 」 あたしがにっこりと笑って言うと、 啓斗くんは少し頬を赤くした。 照れたのかな…? 「 じゃあ…「 ま、待って! 」 啓斗くんがドアノブに手をかける。 あたしは思わず、大きな声を出し啓斗くんの手を止めた。 「 な、何 」 目を丸くして驚いた啓斗くん。 「 緊張してきたぁ~… 」 全身が心臓になったように、 耳元まで音が聞こえる。 「 だ~いじょうぶだって 」 「 やだっ! 」 再び、ドアノブに手をかけた啓斗くんの手を掴む。 「 俺の母さん、鬼じゃね…いや、鬼か? 」 い~やぁ~っ!! 逃げようとするあたしを抱き押さえる啓斗くん。 「 誰が、鬼だって? 」 「 俺だけのプリンセス 」 続き15
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1分だけのラジオの始め方 参加してるDJさんに接触しよう! 1分だけのラジオ用の音源をもらおう!! 掲示板で自分専用のスレを立てよう! あとは放送を開始するだけ!! ※wikiのDJ一覧は自分で追加するか誰かに依頼しましょう。
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179: 名前:乃愛☆03/21(日) 18 20 06 でぃあ*真子v ちょ、ちょw 一応← 雄輔ふぁんもいるんですからNEw コメアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪ でぃあ*名無しさん様 あげアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪ ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 「 あ、あたし帰ってもいい? 」 これ以上、雄輔くんと居ちゃいけないような気がする。 …というか、あたしが一緒に居たくないっていうか。 「 え、何で?体調でも悪くなった? 」 明らかに動揺している雄輔くん。 驚いて上半身を起こしている。 「 あっ…いや、そうゆう訳じゃないんだけど… 」 焦って否定をするあたしを見て、雄輔くんは ふわぁっと極上の笑みを浮かべた。 「 そっかぁ…、良かったぁ 」 どきっ ………っ! 雄輔くんの笑みに反応してしまったあたしの心臓。 止まれ、と思うほど動きは激しくなっていく。 何で?どうして―… あたしが… あたしが好きなのは啓斗くんだけなの! 「 たたた体調は悪くないんだけどねっ… その…お母さんが心配するかなぁ、て思って! 」 鳴り止んだ心臓をチャンスとして、 あたしは早口でペラペラと話した。 平気で嘘をつくあたしを、雄輔くんは何故か 悲しそうな顔をして見ていた。 そんな顔で見ないで―… 可哀想、みたいな顔しないで―… 「 分かった… 」 そして、ぼそっと呟いた一言。 心臓がズキッと激しく痛んだのもその時。 「 ん…じゃあね! 」 部屋を出るときに、最高の作り笑いを雄輔くんに見せた。 “有難う”最後に雄輔くんに言われた―… その“有難う”にはどんな意味があるの? 看病してくれて“有難う”? 話を聞いてくれて“有難う”? お願い通りお店に来てくれて“有難う”? それとも―… ― お店から出ると、外はすっかり夜になっていた。 昼にはたくさんいた子供達の姿も、 夜になると代わりに大人達が動き始める。 そんな中にいる子供のあたしって…… 物凄く、浮いちゃったりしてる? ドンッ 「 きゃっ! 」 突然肩に激痛が走った。 その反動で道端に転んじゃったし……。 「 いってえな!ボサっとしてんなよ、ブス! 」 怒鳴り声がする方を見上げてみると、 そこには金髪ロンゲの20代くらいの男の人。 隣には、茶髪で髪を立てている同じく20代くらいの友達。 「 ごっ…ごめ、ごめんなさいっ… 」 あたしは両手で顔を隠すようにしながら、 座ったまま、涙目で謝った。 「 まじ痛いんだけどぉ、慰謝料貰うよー 」 男は笑いながらそう言って、どこかの建物と 建物の間のごみ箱が置いてあるような隅へと、 あたしの腕を力強く掴み、向かいながら言った。 何故かそこには弱々しいライトが掲げてあった。 「 んー?明るいところで見ると… あんた、結構…いや、めっちゃ可愛いじゃん 」 男達は舐めるようにあたしの頭のてっぺんから足先まで見つめた。 「 いっ…慰謝料は……その 」 「 あー、慰謝料はいいよ 」 ぶつかった男はにこっと優しい笑みを浮かべた。 あ…、良かったぁ。この人良い人だったんだぁ。 「 本当で「 ただし! 」 喜びながら問いかけるあたしの言葉を遮って、 男はさっきの笑みから一点、悪魔のような笑みを浮かべた。 「 やっぱり、いてぇから… 」 男は肩を見てから、あたしの顎をくいっと持ち 自分の顔を近づけてきた。 「 やっ… 」 あたしは刃向かうように顔を逸らしたが、 男の手によって、やはり引き付けられてしまった。 「 体で払ってもらおうか? 」 気づけば逃げ場は無くなっていて、きょろきょろしていると、男はあたしのお尻を撫でてきた。 「 やぁっ! 」 だ、誰か……助けてっ! 183: 名前:乃愛☆03/23(火) 19 07 40 でぃあ*葉月さま 結「 葉月ちゃん、有難うっ! 」 うちからも有難うですっ笑 ですねえ…、ここはやっぱり啓斗に行かせたいな♪v ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 「 そんなに嫌がるってことは処女? 」 もう1人の男が壁に寄りかかって、けらけらと笑いながら言った。 処女では無いけど、そんなこと聞かれて答える勇気なんて あたしにないよ…。 「 え、何っ。黙ってるってことは…やっぱり、そうなの? 」 あたしを押さえつけている男が目を丸くした。 処女は面倒、とか言うし……嫌ってくれるよね? 「 良かったじゃん、お前。 処女とヤッてみたいとか言ってなかったっけ? 」 壁に寄りかかっている男がすっとあたしに近づきながら言った。 そして、くいっと顎を持ち上げると耳を舐めてきた。 「 ひゃっ…! 」 いきなりのことで驚きの声を上げてしまった。 あたしの反応を面白がっているのか、 男はあたしの首筋を舐めてきた。 嫌っ…、気持ち悪い…! 「 や、止めてっ! 」 「 おー、ピンクのパンツ 」 気づけば、もう押さえつけていた男が あたしのスカートをめくっていた。 「 やだっ!離してっ…止めて! 」 じたばたと手足を動かし、脱出を試みるが 2人の男に押さえつけられては、もうどうしようもない。 あたしのパンツを見た男は、無理やり足を開かせようとしてきた。 「 やっ…、止めっ…んん! 」 大きな声を出して、周りの人に気づいてもらえるように 努力をしたが、すぐに耳を舐めてきた男に口を塞がれた。 塞がれた手に噛み付こうと思った瞬間、 全身に電流が流れたような感覚があたしを襲った。 下をバッと見ると、男はあたしのあそこを舐めていた。 嫌と思っているのに足の力が抜けてきた。 立っているのがやっとになったあたしは、 抵抗も出来ないくらい2人の男に染まっていった。 「 大分、大人しくなってきたな 」 あたしの口を塞いでいた男も、いつしか手をどかしていた。 そして、あたしの胸を後ろから触っていた。 もちろん、もう1人の男はあたしのあそこを舐めていた。 「 あっ…、やぁん!イクッ、イッちゃう! 」 次第に望んでない言葉があたしの口から次々を出てきた。 そして、あたしは2人によってイかされてしまった。 電流が体中に走ったような感覚が、まだ残っている中 かちゃかちゃ、という何かが外されている音がした。 そして、体をぐいっと持ち上げられると紐のようなもので 両手を頭の上で結ばれた。 その時、あたしのあそこに男のものが入ってきた。 「 あああああっ! 」 ものすごく早いスピードで男は腰を動かした。 そして、1分もたたないうちにあたしはイッてしまった。 駄目って分かっているのに、体は正直。 こんな、汚い男達にヤられて……あたしイッてる。 男のものはあたしの体から出ないで、 もう1人の男のものがあたしのお尻に入った。 そして、2人別々に動かし始める。 「 やっ、あっ、あんっ、あんっ…! 」 あたしはやはり立っていることが出来ず、 2人に支えてもらいながらのSEXだった。 191: 名前:乃愛☆03/31(水) 13 53 19 でぃあ*mikiさん・葉月・あさん・卍樹里.さん・彩実さん・あささん・ありさ 有難うございますっ。 頑張ります♥♥ ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 「 楽しかったよ 」 あの後、数十回のSEXを続けてしたらしい。 あたしの記憶は途切れ途切れでよほど体が悲鳴をあげていたことが分かった。 「 …… 」 2人が消えた後、あたしはゆっくりと立ち上がり ばらばらに捨てられていた服を着た。 「 ふえ……うっ…ひっく…… 」 暗闇に浮かぶ沢山の車のライトやお店の電気が眩しいと感じる頃、あたしは大粒の涙を 1人で歩きながら流していた。 汚い……汚いよぉ……。 ごめん、ごめんね…啓斗くん。 あたし……心も体も汚れちゃったよ。 気づけば自分の家についていた。 家には誰も居なくて、とても寂しかった。 「 ……シャワー 」 啓斗くん以外に触られた体を…綺麗にしたい。 あたしは、すぐにシャワーに向かった。 痛いくらいに体を擦り、汚れを落とそうとした。 でも……体が綺麗になっても、心は汚いよ。 ……心は………洗えない。 そう思ったとたん、止まった涙がまた流れ始めた。 あたしは汚れた女―… 197: 名前:乃愛☆04/01(木) 17 55 06 でぃあ*卍樹里.さま 本当ですよ-、書いてて可哀想になってくるww 何か乃愛が小説書くとどうしても感動系になってしまうのですww でぃあ*葉月 見てらんないっ…!?Σ、 ちょ、ちゃんと見てくださいねえww でぃあ*ありさ 確かに可哀想…、でも乃愛は止めませんww 結夏がどれだけ頑張るか…楽しみです♫*. でぃあ*彩痲さま 続き気になりますか!?Σ、 アリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪ でぃあ*kさま 気になりますかぁ!? 大丈夫ですか、目悪くないですか!?ww((ヒデ/、 最近、結夏Sideばっかりですけど… 皆さん我慢してくださいww ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 「 ん… 」 歪んだ天井があたしの目に入った。 カーテンの方を見ると隙間から光が差し込んでいた。 自然に寝て、自然に起きちゃったんだなぁ…。 …!? 枕に手を置いて、起きようとすると手を置いた枕が 異様に冷たく濡れていることにあたしは気づいた。 これ…もしかして? あたしの涙―…? すっと手を目元に近づけると、 まつげがパリパリと変に乾燥していた。 枕元にあった、手鏡を取り自分の顔を見ると、 そこには醜いあひるの子にも負けないくらいの酷い顔。 泣いたという事実がすぐに分かる、腫れて赤くなった目とまぶた。 夜も泣いていたのか涙が頬を伝っている後…くっきりと残っている。 やだ……、こんなんじゃ啓斗くんに会えない……。 …!? 何勘違いしてるの、結夏! 昨日色々考えて決めたじゃない。 ……空公園には行かない、って………。 啓斗くんには会わない、って………。 今、10 00。 待ち合わせまで後…8時間後。 202: 名前:乃愛☆04/09(金) 19 58 09 でぃあ*ありさ 頑張りますっ。 コメアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪ でぃあ*葉月 行くといいねえ← コメアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪ でぃあ*みうみうさま 会って欲しいですねえw コメアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪ でぃあ*ももさま 決して放置ではありません。 色々と用事があったので更新する機会が無かっただけです。 それに、事前にお知らせしていたはずです。 更新が遅くなっていく、と。 あと、お願いです。無駄にEnterを押して、真っ白にするのは止めてください。 それに、これからもここには来ます。 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 「 あ、おはよう。結夏 」 リビングに向かうと、トーストにかぶりついている姉、結愛の姿があった。 「 おはよう、お姉ちゃん 」 あたしは、呑気なお姉ちゃんの姿を見てふわっと自然に笑みがこぼれた。 癒し系なんだな、きっと…。 あたしは1人で納得をすると、コップにジュースを入れて、 少しずつ飲みながら自分の席に着いた。 「 んぐっ…!んんんっ 」 お姉ちゃんは途端に苦し気な声を出した。 見ると、胸元をドンドンと叩いて目をぎゅっと瞑っている。 「 ああああっ!これ、これっ 」 あたしは自分が飲んでいたジュースをお姉ちゃんに グイッと近づけて背中を擦ってあげた。 「 ん~っ…、ふはぁ… 」 ゴクン、という大きな音と共に お姉ちゃんの顔は和らいだ。 どうやら、命に別状は無かったようだ。 あ…ちょっと大袈裟だったかなぁ? 「 もー、何か食べるんだったら飲み物も準備しておきなよねっ! 」 あたしは溜息をしながら、軽くお姉ちゃんを睨み付けた。 お姉ちゃんは申し訳なさそうな顔をして、両手を顔の前に当てた。 「 ごめんねっ、つい… 」 にこっと天使のような笑みを浮かべたお姉ちゃんは、 男子にモテそうな顔をしていた。 スポーツ万能だし…、後は勉強だけかな? あたしは、また食べ始めているお姉ちゃんを見ながら、 どうでもいいことを考えていた。 …っていうか、いつまで食べてるんですか? パンの袋を見ていると、6枚入りのパンが4枚無くなっていた。 あたしの視界に、白くて細い腕が入った。 パンッ 「 いっ…たぁ 」 あたしは、パンを取ろうとしたお姉ちゃんの手を叩いた。 お姉ちゃんは潤んだ瞳であたしを見ながら、叩かれた手を擦っていた。 「 食べすぎ!あたしの分、無くなっちゃうじゃん? 」 頬をぷくっと膨らませてあたしは言った。 「 だぁって…「 だってじゃない! 」 あれ…、これって親と子供みたいじゃない? これじゃあ、どっちが姉か妹か分からないよ…。 「 今日、部活なんでしょ? 食べすぎると体動かないよ? 」 「 でも、運動するとお腹空くじゃん! 」 パンを乗っけていたお皿などをキッチンに持って行きながら、ぶつぶつと愚痴を言うお姉ちゃん。 「 良いから、とっとと部活に行く! 」 2杯目のジュースを飲みながら、あたしは 今日の予定を見た。 「 結夏、今日一日中家にいんの? 」 お姉ちゃんは、部活専用の服を着ながら言った。 どうやら、ジャージのチャックの長さを気にしているようだ。 お姉ちゃんの言葉に、心臓がギクッとする。 何て、素直な心臓なんだろう…。 そうだよ、お姉ちゃんの言う通り… あたしは今日一日中、家に居るんだよね? 「 え、あ………ううんっ! と、友達の家に行くかもしれない! 」 「 ふーん、ま…楽しんでおいで 」 お姉ちゃんは最後に、にこっと微笑むと 家の扉をバタン、と閉めて出かけて行ってしまった。 行っちゃった……。 ……じゃなああい! 何、嘘ついちゃってるのあたしっ。 友達の家なんか行かないしっ。 家って言うか約束もしてないしっ。 なななな何で!? 何で、嘘ついてるの? 頭で駄目って思ってても、 体が言うことを利かないよ―… 205: 名前:乃愛☆04/10(土) 17 48 54 でぃあ*葉月 注意…感─☆* ;。(○`・∀´・)ゞ★* ;。─謝デス!! うん、頑張るね゜*(◎ 凵`圉)★ 結愛「 可愛くないよ~、でも有難うッ♥♥ 」 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ お姉ちゃんが部活に向かってから数分後。 あたしは適当に朝ご飯を済ませ、 自分の部屋でゴロゴロしていた。 6 00に空公園… 6 00に空公園… あたしの頭の中には携帯越しの啓斗くんの声が何度も響く―… 行きたい……… 本当は行きたいの…。 でも、あたしは昨日……体も心も汚れちゃったから。 名前も知らない人で感じちゃったから。 だから……だから…… 真っ白な啓斗くんを、 道ずれにする訳にはいかないの…! 真っ黒になるのは…… あたしだけでいい。 痛い思いをするのは…… あたしだけでいい。 辛い思いをするのは…… あたしだけでいい。 あたしは呪文のように何度も繰り返した。 そして、以前啓斗くんが取ってくれた人形を ぎゅ…っと強く抱きしめた。 これが……啓斗くんだったらいいのにな。 そう思いながら、あたしはベットの上で丸くなった。 そして、瞳からは大粒の涙が流れ始めた―……。 207: 名前:乃愛☆04/11(日) 13 53 15 でぃあ*葉月 結夏「 あたしのこと.考えてくれて有難うっ。 でも…これ以上.啓斗くんに迷惑かけられないよぉ… 」 本当ですよねっ!、 傷つけた奴、ボコボコにしたいんですけどっ。← ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ 数分、ベットで泣いたあたしは 上半身を起こして人形を見た。 話すだけにしよう―… 話したいことをあたしの台本通りに読もう。 啓斗くんの目を見ないで……。 ―そして……。 堅く決心したあたしは深い溜息をした。 そして、これ以上啓斗くんに関わらない。 あたしが汚い女って知られちゃう前に、別れを告げよう。 “ もう、一緒にはいられない ” ……って。 やだ……、この言葉を考えただけで涙が出るよ。 この涙の意味は何なんだろう………。 別れるから……? ―違う。 この涙は……… 〔 ピーンポーン… 〕 家に鳴り響く音で、あたしは我に返った。 あたしは、ゆっくりと立ち上がった。 「 はい…? 」 扉越しに弱々しい声で、尋ね人に問いかける。 「 あ・た・し 」 ふざけた様な甲高い女性の声。 この声ってもしかして…。 あたしは勢いよく扉を開けた。 「 やっほ! 」 目の前には片手を上げて、簡単に挨拶を済ませ、 あたしの悩みも吹き飛んでしまいそうな笑顔の持ち主が立っていた。 「 ゆ…優莉? 」 そう…、その笑顔の持ち主とはあたしの親友だった。 「 元気にしてた? 」 優莉のやわらかい笑みを見て、 自然に、涙が溢れてきた。 優莉はあたしが泣いているのを見て一瞬目を丸くして 驚いたが、すぐに温かい手であたしを包み込んでくれた。 そして、優しく背中をぽんぽん…と叩いてくれた。 「 俺だけのプリンセス 」 続き11
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第17話「研の秘密を探れ!」 出演 ピーポ君じゃないよ! 「乳首にビーム」で定評のある吉阪博士の助手。研に情報を伝える時に、変装シーンなく研を変装させた実績あり。 傷を負ったにも関わらず、研にほったらかしにされた可哀想な人物。