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トップページ よくある質問 このページは公式サイトの以下のページを元に作成しました。http //code.google.com/p/closure-compiler/wiki/FAQ http //code.google.com/closure/compiler/faq.html 目次 そもそも... Closure Compilerとは何ですか?それを使うべき理由は? Closure Compilerはその他のJavaScript圧縮ツールとどう違うのですか? Closure Compilerを使うにはWeb開発の知識がどの程度必要ですか? Compilerにとって、アプリケーションの実行速度とコードサイズの間には何らかのトレードオフがあるのでは? Compilerは処理速度を最適化しますか? Closure Compilerの使い方 Closure CompilerはHTMLに埋め込まれたJavaScriptをコンパイルできますか? Closure Compilerを別の縮小ツールと一緒に使うことはできますか? Closure CompilerをCajaと一緒に使うことはできますか? コンパイルできるファイルのサイズには制限がありますか? Closure Compilerは全てのプラットフォームで使用できますか? Closure Compilerは文法的に正しければどんなJavaScriptでも処理できますか? Closure CompilerはClosure Libraryとどのように連携しますか? 私はソースコードに必ず表記しなければならない著作権やライセンスの項目を持っています。これらをClosure Compilerが行うテキストの除去から守るにはどうしたらよいですか? 私の変数がページ上の他のスクリプトと確実に衝突しないようにするにはどうしたらよいですか? Closure CompilerをJava APIから呼び出すにはどうすればよいですか? Externファイルをどう書いたらよいのでしょう? 予想外の結果 ADVANCED_OPTIMIZATIONSでコンパイルするとコードが動かなくなるか、Compilerがエラーを出力します。なぜでしょう? Compilerが次のようなエラーを出してクラッシュしてしまいました:Exception in thread "main" java.lang.UnsupportedClassVersionError Bad version number in .class file "Trailing comma is not legal"というエラーを受け取りましたが、そのコードはFirefoxで動いています。 "Unsupported syntax"というエラーを受け取りましたが、そのコードはFirefoxで動いています。 Closure Compilerが文字列をインライン化したため、コードサイズが大きくなってしまいました。なぜこんなことをするのでしょう? Closure Compilerの設計について なぜコンパイルされたコードはランダムに改行されているのですか? JSDocの型言語の仕様書はありますか? 別な○○という構文をJSDocの型言語に追加してもらえませんか? 私はFirefoxのエクステンションを書いています。それは最新版のFirefoxでさえ動作すればよく、他のブラウザで動かなくても問題はありません。JavaScript 1.7で導入されているカッコいい機能を利用できるよう、--platform=FIREFOXオプションを追加できませんか? そもそも... Closure Compilerとは何ですか?それを使うべき理由は? Closure CompilerはJavaScriptのダウンロードと実行の速度を上げるためのツールです。あなたはClosure Compilerを使うことであなたのJavaScriptファイルのサイズを小さくでき、そしてコードはより効率的になります。 Closure Compilerはその他のJavaScript圧縮ツールとどう違うのですか? 一般的にClosure Compilerは他の縮小ツールと同等かそれ以上の圧縮率を達成しており、あなたのWebアプリケーションのダウンロード時間を改善することができます。加えて、Closure Compilerは文法エラーを開発中に(テスト中ではなく)発見すること、バグのパターンにはまる可能性のあるコードを見分けることを助けてくれます。 SIMPLE_OPTIMIZATIONS レベルの場合、Compilerはより一層のコードサイズ縮小を図るためにコンパイラ的なコード解析を行い、他のツールよりも優れた結果を実現します。Closure Compilerが行うことの例としては、数回しか出現しない関数のインライン化、変数名の再利用、定数式の事前計算があります。 ADVANCED_OPTIMIZATIONS レベルの場合、Closure Compilerはあなたが追加したデータ型に関するアノテーションも使って、目立たないバグを見つけ出します。 Closure Compilerを使うにはWeb開発の知識がどの程度必要ですか? Closure CompilerはJavaScript開発のためのツールですので、Compilerを使うにはJavaScriptのプログラミングの知識が必須です。しかしJavaScriptを使う者なら誰でも、Closure Compilerを使うことで利益を得ることができます。 Compilerにとって、アプリケーションの実行速度とコードサイズの間には何らかのトレードオフがあるのでは? はい。どんな最適化ツールにおいてもトレードオフは存在します。サイズ最適化は処理速度のオーバーヘッドをもたらすことがあります。しかしClosure Compilerの開発者は実行時間を大きく増加させないよう注意を払っており、むしろCompilerの行ういくつかの最適化処理は実行時間を短縮してさえいます。(次の質問を参照してください) Compilerは処理速度を最適化しますか? Webアプリケーションにおいて通常ダウンロード時間は処理速度の最も重要な要因ですので、ほとんどの場合、より小さいコードはより速いコードといえます。同様に、冗長性を減少させる最適化はコードの実行速度を向上させます。 Closure Compilerの使い方 Closure CompilerはHTMLに埋め込まれたJavaScriptをコンパイルできますか? いいえ。Closure Compilerが処理できるのはJavaScriptだけを含むファイルに限定されます。 Closure Compilerを別の縮小ツールと一緒に使うことはできますか? はい。Closure Compilerは正常なJavaScriptであればどんなものでも読み込みますし、自身も正常なJavaScirptを生成します。従って他の縮小ツールが出力したコードをCompilerに扱わせることも、逆にCompilerが出力したコードを他のツールに扱わせることも可能です。 Closure Compilerも他のツールも、入力されるコードについてある種の前提を置いている可能性があることを忘れないでください。例えばあるツールが削除したコメントの中には、他のツールが必要としているライセンス情報やアノテーションが含まれているかもしれません。 Closure CompilerをCajaと一緒に使うことはできますか? Closure CompilerチームとCajaチームはClosure Compilerの SIMPLE_OPTIMIZATIONS レベルにおいてCajaのセマンティクスと安全性が確保できるように努力しています。しかし我々がそのゴールに到達したと保証できるまでには、更なるテストが必要です。もしあなたが SIMPLE_OPTIMIZATIONS レベルでの処理後にCajaのセマンティクスと安全性を保全できなくなるようなケースを見つけた場合、それをClosure Compilerのバグとして記録してください。そしてもしあなたが検証作業を手伝うことに興味があるなら、Cajaチーム(google-caja-discussグループへどうぞ)かClosure Compilerチーム(closure-compiler-discussグループへどうぞ)へ連絡をお願いします。 コンパイルできるファイルのサイズには制限がありますか? Webサービス版(Closure Compiler Service UIとClosure Compiler Service API)のコンパイルにはファイルサイズの最大値がありますが、スタンドアロン版(Closure Compiler Application)のアプリケーションには制限はありません。 Closure Compilerは全てのプラットフォームで使用できますか? CompilerはJavaで書かれているので、Javaが動作すればどこででも使用できます。 Closure Compilerは文法的に正しければどんなJavaScriptでも処理できますか? 大部分は。 eval() 、 with() のようなJavaScriptの言語構造のいくつかは、Compilerの変換処理が基づいている仮定を無効化します。 Closure CompilerはClosure Libraryとどのように連携しますか? Closure CompilerはClosure Libraryを使用するコードに対して特別なチェックと最適化を行ないます。加えてClosure Compiler Service APIはClosure Libraryのファイルを自動的にインクルードする機能を持っています。Closure Compiler Service APIとClosure Libraryを一緒に使うための情報はAPIリファレンスを参照してください。Closure Compiler ApplicationとClosure Libraryを一緒に使うには、まずClosure Libraryをダウンロードしてください。Closure Compiler ApplicationのClosure Libraryサポートはデフォルトで有効になっています。 Finding Your Way around ClosureにはClosure Libraryのパーツの宣言方法が説明されています。 私はソースコードに必ず表記しなければならない著作権やライセンスの項目を持っています。これらをClosure Compilerが行うテキストの除去から守るにはどうしたらよいですか? Closure CompilerはJSDocの @license タグをサポートしています。 @license タグを含む全てのJSDocコメントは、Compilerの出力の中で保護されます。より詳しい情報はアノテーションによる型定義を参照してください。 私の変数がページ上の他のスクリプトと確実に衝突しないようにするにはどうしたらよいですか? まさにその目的のために、Closure Compilerは--output_wrapperオプションを持っています。それは次のように呼び出されます: --output_wrapper "(function() {%output%})();" こうするとコンパイルされたコードは無名関数にラップされるため、グローバルスコープを汚染することはありません。 Closure CompilerをJava APIから呼び出すにはどうすればよいですか? Java APIのための正式なチュートリアルはまだありません。このブログの中の短いコードスニペットは、我々のみるところ、その方法を示す素晴らしく簡潔なデモであると思います。 もしあなたがClosure Compilerのソースコードを見たのであれば、AbstractCommandLineRunner.javaとCommandLineRunner.javaがコマンドラインオプションをJava APIの呼出しに変換するために大きな役割を果たしているのが分かったはずです。そして何かピンとくるものがあったのではないでしょうか。Java APIの包括的なリファレンスとしては、参照しやすいようにJavaDocがSVNにチェックインされています。JavaDocには常にその時点のtrunkの状態が反映されています。 Closure Compilerがスレッドを使用する点に注意してください。多くのJavaの実装(例えばGoogle App Engineのような)はスレッドをサポートしていないため、あなたはdisableThreadsメソッドをコールする必要があるかもしれません。 Externファイルをどう書いたらよいのでしょう? externファイルにはあなたのコードの外側にある(あるいは"external"な)APIを定義します。そこにはあなたがやりとりしたいと思っている外部の変数、型、プロパティが全て定義されているべきです。例えばClosure CompilerはwindowやDOMを扱うためのブラウザAPIについて何も知りませんが、代わりに我々はブラウザAPIを定義したデフォルトのexternファイルをClosure Compilerに搭載しました。このデフォルトセットはおそらくexternファイルの書き方についての最良のサンプルでしょう。見てのとおり、そこでは window のようなグローバル変数、 Range のようなデータ型、 Window.prototype.alert のようなプロパティなどが定義されています。 http //code.google.com/p/closure-compiler/source/browse/#svn/trunk/externs もしあなたが一般に広く知られているAPI(Google Maps APIのような)のexternファイルを必要としているなら、先ずclosure-compiler-discussで誰かが既にそれを書いていないか尋ねてみてください。externファイルのさらに詳しい情報はこのページでみることができます。 予想外の結果 ADVANCED_OPTIMIZATIONSでコンパイルするとコードが動かなくなるか、Compilerがエラーを出力します。なぜでしょう? ADVANCED_OPTIMIZATIONS を導入する場合、通常いくつかの準備とコードの書き換えが必要になります。Compilerが求めるコーディングルールには、あなたのコードを ADVANCED_OPTIMIZATIONS レベルで動作させるにはどうしたらよいかが説明されています。 Compilerが次のようなエラーを出してクラッシュしてしまいました: Exception in thread "main" java.lang.UnsupportedClassVersionError Bad version number in .class file Closure CompilerはJava 6を必要とします。これはJavaのバージョンをアップグレードするように促すJava流の表現です。 " Trailing comma is not legal "というエラーを受け取りましたが、そのコードはFirefoxで動いています。 しかしInternet Explorerではそうではありません。 IEでは、オブジェクトリテラル {key value,} はエラーです。 配列リテラル [1,] はエラーにはなりませんが、その解釈はForefoxとは異なります: [1,].length = 1 (on Firefox) = 2 (on IE) この違いはバグにつながる可能性が非常に高いため、明確に禁止しています。 " Unsupported syntax "というエラーを受け取りましたが、そのコードはFirefoxで動いています。 FirefoxにはJavaScript 1.5以後のクールな新機能が盛り込まれています。Closure CompilerはJS1.5と後方互換性を持たないいかなる仕様もサポートしません。それらには次のものも含まれます: const キーワード getter と setter 分割代入 Closure Compilerが文字列をインライン化したため、コードサイズが大きくなってしまいました。なぜこんなことをするのでしょう? ほとんどの人は圧縮されていないJavaScriptファイルを並べてコードサイズの大小を比較します。しかしこれはコードサイズの見方をミスリードするものです。なぜならあなたのJavaScriptファイルはgzip圧縮された状態で配信されるはずだからです。 Closure Compilerはあなたがgzip圧縮を使用していることを想定しています。もしそうでないなら、そうすべきです:コードのgzip圧縮は、考えられる内で最も効果的でしかも簡単な最適化手法のひとつです。 gzipのアルゴリズムはバイトシーケンスを最善の方法で別名に置き換えようとします。手動で文字列を別名にまとめるとほとんどの場合圧縮したときのコードサイズはかえって大きくなりますが、これはその作業がgzip自身の別名化アルゴリズムの効果を覆すものだからです。つまりClosure Compilerが(ほとんど)常に可能な限りの文字列をインライン化しようとするのは、圧縮されたときにコードがより小さくなるようにするためなのです。 Closure Compilerの設計について なぜコンパイルされたコードはランダムに改行されているのですか? Closure Compilerは約500文字ごとに意図的に改行を挿入します。ファイアウォールやプロキシは時々1行が非常に長いJavaScriptファイルを破損したり無視したりすることがあり、500文字ごとの改行はそれを防止するためのものです。改行を削除してもスクリプトのセマンティクスには影響がありません。ただ改行がコードサイズに与えるインパクトは小さく、またCompilerはファイルをgzip圧縮したときに悪影響がより小さくなるよう、改行の位置を最適化しています。 JSDocの型言語の仕様書はありますか? Closure Compilerの型言語はEcmaScript 4 draft spec(ここには型言語の厳格な文法と、それが意図するセマンティクスが説明されています)に可能な限り準拠しようとしています。 もっとくだけたチュートリアルもこちらのページにあります。 Closure Libraryを眺めていると、実際のタイプアノテーションの構文が仕様書と異なっていることに気づくかもしれません。しかしそれらは正しく解釈されており、通常、意図的なものです。我々が実装したEcmaScript 4 draftの仕様は流動的で、我々がサポートしているいくつかの文法は既に過去のものになっています。(それらの大部分は、型の結合に用いられる特定の演算子の順序に関するものです) 別な○○という構文をJSDocの型言語に追加してもらえませんか? もし〇〇が以前はできなかった何かを可能にするのであれば、先ずあなたのアイデアをclosure-compiler-discussに提案してください。 もし〇〇が他の方法で実現可能なのであれば、99%答えはノーです。 我々のJSDocの型言語をパースしているツールは既に多く存在します。新しい構文を追加した場合、それはそれらのツール全てがアップデートの必要に迫られることを意味します。ドキュメントの更新も必要ですし、JavaScript開発者はそれを学ばなければなりません。型言語はより複雑化するため、新しいツールの作成は困難になります。 新しい構文が本当の価値をそこに加えるのでなければ、我々はこのようなコストを正当化できません。 私はFirefoxのエクステンションを書いています。それは最新版のFirefoxでさえ動作すればよく、他のブラウザで動かなくても問題はありません。JavaScript 1.7で導入されているカッコいい機能を利用できるよう、 --platform=FIREFOX オプションを追加できませんか? 概ね、ノーです。理由は2つあります。 第1に、我々は怠け者です。かつてClosure Compilerの処理系は主にGoogleエンジニアのボランティアによって書かれていて、その頃の開発サイクルといえばこんな感じでした:"やあ!今のアプリの動作は遅いけど、この最適化処理を加えればもっと速くなるよ。午後にそのコードを書いて、それから通常業務に戻るとしよう。" ほとんどの開発者はJavaScriptのエキスパートではありません。従ってJavaScriptの2種類のバリエーションを理解しなくてよいことは、開発者達が新しい処理系を書くことを容易にするという点で我々にはとても重要だったのです。 第2に、我々はコードを共有することが好きです。私が自分のFirefoxエクステンションのためのJavaScriptクラスを書き、そこではFirefoxだけで有効なキーワードが使われているとしましょう。2ヶ月後、友人のKushalがそれを気に入り、彼のWebアプリに組み込もうとします。彼のWebアプリはInternet Explorer上で動作する必要があります。しかし全てのgetterとsetterの書き換え はあまりに手間のかかる作業で、自分で最初からコードを書いたほうが早いと気づいた彼は組み込みを諦めてしまいました。これは私にも彼にも不幸です。そして分かったのは、コードがクロスブラウザで動作し、共有がしやすければ、誰もがより幸せになれるということです。
https://w.atwiki.jp/mm3sakusya/pages/97.html
2014-7-31(木) 新ユニットの動作チェックをした後、一式を抱えて呉のS社へ。 取り付けて動作チェック。 ノイズとオフセット変動が激しい。調べてみると電源電圧の変動だった。APDのバイアス電圧はAC100Vからスライダック&トランスで作っており安定化していない。高感度を狙ってギリギリの電圧に設定していると変動で暗電流が急増する領域に入ってしまう模様。スライダックで電圧を下げて対応。感度が落ちるのは仕方無い。 サーボモータのノイズも酷い。まあ増幅率を上げすぎているのが悪いのだが。 ノイズ混じりながらもデータが取れるようにはなった。 昼過ぎに帰社。 もう1台の新ユニットの修理。以前3.3V系のICを壊した基板から必要なICを移植して完了。 S社向けプログラム。カケ・バリ検査曲率グラフ表示で注目の境界だけ赤表示、その他の境界は黄色表示にした。 富士山ナンバのトラックに遭遇。初めて見た。 2014-7-30(水) 呉のS社へ。 状況を聞いてから昨日持ってきた新ユニット一式を持ち帰る。 昼に帰社。 ノイズが出るということだが再現できない。 横方向の画素が2倍になる件はハードウェア転送で2画素送っていた。修正したらサンプリング可能周波数が2倍になった。 別の中間アンプを用意してあれこれ。ローパスフィルタとオフセット調整を追加して何とか使えそう。 2014-7-29(火) 発振するアンプの件。グランドの引き回しをあれこれ変えてみる。多少発振する範囲が狭くなったがやはりオフセットをA/D入力に合わせると発振する。増幅倍率を変更してもあまり効果がない。 午後1時から市内CD社で高温乾燥機コントローラの立ち会い。午後2時過ぎに終了。 まだ動作しない新ユニット一式を持って呉のS社へ。預けて帰る。 Yさんから日刊工業新聞にうちが手掛けたKT社のピッキングの記事が出ていると教えてもらい記事の切り抜きをもらった。動画は↓こちら。 注文していたH8CPUが届いたのでAGVセンサ1枚の修理。 2014-7-28(月) S社の新ユニットが壊れた件。ケーブルの途中に増設したアンプの出力に±5Vのリミッタを掛ける。増設したアンプの出力が±12Vで新ユニットの入力が±5Vのため。しかし入力部には1kΩの抵抗があるのでこれが壊れた原因とは考え難い。 一式を持って呉のS社へ。 まともな画像が撮れない。発振している感じ。 昼過ぎにまた一式持って帰社。レーザが出っ放しというユニットも預かる。 新ユニットの調査。ケーブルの途中に増設したアンプの最終段が発振している。負荷を繋がないと発振しない。ユニットのOPアンプの入力に接続すると発振する。あれこれ試しても改善せず。 レーザが出っ放しというユニットはレーザ出力用OPアンプと-5V電源が壊れていた。ICを交換して修理完了。 2014-7-27(日) 野菜炒めと味噌汁を作って遅い朝食。 終日蟄居。 2014-7-26(土) 南千田西町のケーキ屋さんへ。 宇品東のイオンで買い物。 今日は宇品の花火大会。涼しい部屋で音だけ聞く。 2014-7-25(金) マイクロマウスの迷路を収納していたラックを分解。 S社から届いた新ユニットとケーブル。コネクタをワンタッチ式からネジ式に交換。 新ユニットが2台共アナログ電源+5Vが立ち上がらない。どこかのICがショートしている感じ。 梱包材が届いたのでマイクロマウスの迷路を梱包して発送。 アナログ電源+5Vが立ち上がらない新ユニットの調査。+5Vに電流制限が掛けられる別電源を接続して発熱する素子を探す。アイソレーションのICが壊れている。交換して1台だけ復旧。なぜ壊れたのかが分からない。 2014-7-24(木) S社のプログラムで要望。個別ウインドのレイアウトの保存は保存ボタンを押した時だけにしたいとのこと。変更してメールで送信。 マイクロマウスクラシック用フル迷路はTK大に譲ることになった。出荷準備。 2014-7-23(水) ベトナムからZ軸異常が出るというデータが届く。どうやら衝突防止機能が誤作動した模様。 社内の片付け。マイクロマウスクラシック用フル迷路を処分したい。どなたか引き取ってくださる方はいませんか? S社仕様の乾燥機コントローラ8台をケースに組み込み。 高温乾燥機の納入仕様書を修正。 S社向けプログラム。5月に実装した、1つの判定条件に多数のセグメントを指定できるようにする部分でザク判定にバグがあった。修正してメールで送信。 2014-7-22(火) AGVメインボード1枚、センサボード2枚の修理。センサボード1枚はCPUが壊れている模様だが在庫が無いので保留。 S社仕様の乾燥機コントローラ8台の出荷準備&出荷検査。 2014-7-21(月) 海の日 野菜炒めと味噌汁を作って遅い朝食。 近所のイオンで買い物。 2014-7-20(日) ustreamでマイクロマウス金沢草の根大会を視聴。 宇品東のイオンで買い物。 どうやら梅雨明け。 2014-7-19(土) S社のかたが急遽ベトナムへ行くことになったのでプログラムを用意してほしいとの依頼。スピンドルの逆回転が効かないとの連絡も。 朝早くから出社。 スピンドルの逆回転が効かない現象は再現できなかったがコマンドを送る間隔が短いのかもと思い50msecから250msecに伸ばす。 プログラムを仕様通りにコンパイルしてメールで送信。 8時前に帰宅。 呉までドライブ。 警固屋の「だし道楽」で「かすラーメン」とおにぎり。 「アレイからすこじま」を散策。駐車場が遠かった。 「坂」のヤマダ電機をひやかし。 今年3月に開通した広島南道路を通って商工センターへ。料金は仁保JCから観音までが¥720-とちょっと高い。 泉美術館で「明田弘司写真展」を見る。入場無料だった。 午後2時過ぎに帰宅。 2014-7-18(金) 高温乾燥機コントローラ用タッチパネルディスプレイのプログラムを変更。エンジニアリング設定にガーゼ保護弁動作時間を追加。 ユニットのプログラムも変更。バグ取りをあれこれ。 タッチパネルディスプレイからのRS232C通信の起動が分からない。監視の使い方を探りながらあれこれ。 タッチパネルディスプレイのプログラムを4000シリーズから5000シリーズにコンバートしようとして悩む。ファイルメニューにコンバートの項目があった。 4000シリーズはUSBケーブルで書き込み可能なのだけど5000シリーズはUSBメモリ経由でないと書けない。USBメモリのデータを作成しようとして躓く。これも書き込みツールの中にUSBメモリデータ作成の項目があった。 午後から市内CD社で盤の動作チェック。高温乾燥機コントローラのユニットとタッチパネルディスプレイを持ち込む。 電力調整器とのRS485通信で躓く。全く応答が無い。お手上げ。0-5V入力でも操作できるのでD/Aからケーブルを繋いでもらう。最初からこれにしておけばよかった。 警報温度計の出力接点が違っていたのでOUT1に繋ぎ直し。 T社向け乾燥機コントローラ2台の動作チェック。インバータの設定で躓く。外部アナログ入力のゲインで調整しようとしてもうまくいかない。マニュアルを読みなおしてゲイン基準点で調整するのだと気付いた。 午後4時過ぎに終了。帰社。 Bさんがやっている検寸装置でUSBがWindows7に認識されないという症状が出た。あれこれ悩んだが結局STM32F105のプログラムをコンパイルするJDEのバージョンが違うことに気付く。 2014-7-17(木) 引き続きリアルタイムマスクの強制設定部分。強制マスクした部分はバリ・カケ処理の対象から外す。 ハードウェア転送のサンプリング限界でハレーションが起こるユニットを調査。シリアルA/Dの限界だった。限界を超えるとデータが出てこないのではなく全体が持ち上がったデータになる。 S社向けユニットのスピンドルモータドライバとの通信を変更。加速時間、減速時間、回転数、回転方向のステータスを常に読んで、スピンドルを起動する時に設定値と違えば書き込むようにした。Winのアプリはスピンドル回転方向の設定を新設。 某所より蒲鉾をいただいた。早速冷酒でいただく。美味しゅうございました。 2014-7-16(水) リアルタイムマスクの強制設定部分の実装。楕円を描写したり、実寸法と表示画素の変換をやったり、領域内の一番大きい部分だけをマスクする機能を作ったり。ようやく完成か。 2014-7-15(火) 呉のS社へ。 新装置にスライダックを取り付け。整流後の電圧が145Vになるように調整。DC145Vの入り口にノイズカット用のインダクタを取り付け。 ケーブル側のコネクタカバーをネジ式に交換。 レセクタプルに中継ネジを取り付けようとしたら入らない。カタログを確認してみると中継ネジはM2.3、ワンタッチ式のコネクタのネジはM2、違うのかorz。仕方なくワンタッチ式に戻す。 ケースに組み込んだアンプは問題なく動いた。 スピンドルモータとドライバ一式を借りる。通信仕様変更のため。 昼過ぎに撤収。 「だし道楽」で昼食。 東広島へ移動。 午後2時から生産技術アカデミーでHK社の検査装置の打ち合わせ。検査装置のテスト結果を聞かせていただく。 午後3時に終了。帰社。 四国方面からPCが読み込み違反のエラーで止まるとの報告。保存関係を止めてみるように要請。 HI大から要請されたカメラが3台乗る三脚用の治具を発注。 2014-7-14(月) 営業と一緒に市内M社でエンジンコントローラ関係の打ち合わせ。高電圧の話。 TS社へ寄ってトランスを巻けそうな所を教えていただく。 教えていただいた皆実町のKD社へ行ってみるも出来ないとのこと。 帰社。 リアルタイムマスク処理の追加仕様部分。 2014-7-13(日) 近所のイオンで買い物。 家で仕事。リアルタイムマスク処理の追加仕様部分。 2014-7-12(土) 久しぶりに半田屋で食事。 お米を買いに五日市へ。 宇品東のイオンで買い物。 2014-7-11(金) S社の新装置でAPDのバイアス電圧に使用するスライダックが届いたのでケーブル取り付け。 HI大で位相シフト法の距離センサについて打ち合わせ。 産総研九州センターに作っていただいたアンプをケースに組み込み。電源基板は新たに製作。アナログ用電源なのでトランスタイプのACアダプタからLCフィルタを通して3端子レギュレータで±12Vを作った。 2014-7-10(木) S社向けプログラム。リアルタイムマスク処理の改造をぼちぼち。 車で帰宅して路面電車で広島駅前へ。 午後2時から駅前の貸し会議室でS社の会議。 その後、流川の「まど居」で懇親会。 午後9時に散会。路面電車で帰宅。 2014-7-9(水) AGV前後進タイプでコマンドテープで停止した後に動作を受け付けなくなるというので矢野のDT社へ。 調べてみると停止した後にメインループが止まっている。デバグ文を入れてみると光通信の受信でループしている。元々は付いていた光通信の受信コネクタがオープンになっていたのが原因。 現在は使っていないとの事なので、光通信をしないのを標準にして光通信をするモードを別に追加。 帰社。 変更したプログラムと、モードを追加した事によるAGVモニタリングシステム関係を修正してメール便で送信。 センサメーカのHH社のかたが来社。色々と面白い話をお伺いする。 S社向けユニット4台の出荷検査とケース組み込み。今回からフラッシュROMの型番が変わったので手が掛った(M氏にやってもらったのだけど)。 2014-7-8(火) 今日は呉のS社へ直行。 10時前に着。 10時10分から打ち合わせ。リアルタイムマスクの件と新装置の件。 昼前に終了。 「だし道楽」で食事してから帰社。 S社向けプログラムでデータをテキスト出力する部分にチャンネルの選択を追加。 S社の新装置で使うスライダックの型番を調べて手配。APDのバイアス電圧を加減するため。 2014-7-7(月) ひどい雷雨。会社の立駐が雷で止まったそうだ。仕事中に瞬停も数回。 新型乾燥機コントローラのプログラム。DIO部とディップスイッチの読み込み部完成。 A/D変換に使っているSPIでCPLDのプログラムに悩む。レジスタが36個しか使えないのだ。 2014-7-6(日) 終日蟄居。 2014-7-5(土) 紫陽花を見に佐伯区の観音寺へ。 マックスバリューで買い物。 2014-7-4(金) S社向けユニット4台の出荷準備。 新型乾燥機コントローラのプログラムをぼちぼち。タイマ割り込みでのLEDチカチカまで。CPUはSTM32F407、CPLDが3個で含水率計(高抵抗計)8CH、電流計16CH、PT100温度計5CH、デジタル入力30CH、デジタル出力30CH、シリアル通信3CH、LANポート1CH、ブルートゥース1CHという構成。 2014-7-3(木) 高温乾燥機で使用するPT100温度計の200℃校正用抵抗を製作。 高温乾燥機の警報温度計とのRS485通信プログラムをメインユニットへ移植。 高温乾燥機の納入仕様書を修正してメールで送信。 高温乾燥機の電力調整器とのRS485通信プログラムをあれこれ。こちらはModbusプロトコル。 S社仕様の乾燥機コントローラ6台の出荷準備。 MY生命のかたが来社。 2014-7-2(水) T社仕様の乾燥機コントローラメインユニット、I/Oユニット、タッチパネルディスプレイを2セット出荷準備。 高温乾燥機で使う警報温度計とのRS485通信をあれこれ。 2014-7-1(火) 今日は鳥栖へ出張。 路面電車で広島駅へ。 新幹線で新鳥栖へ。S社のかたと合流。 産総研九州センターへ。 午後2時から会議。 装置を車へ積み込み。午後5時に終了。 S社のかたに新鳥栖駅まで送っていただく。 新幹線で広島へ。 路面電車で帰宅。午後7時半着。 -
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遠く海上に見えるは高架陸橋の警告灯 宵闇の大地を照らすのは煌びやかなネオンサイン 漆黒に彩られたロードの向こう、夜の帳の向こう側へと突き抜けることだけを願い 己のマシンに心血を注ぎこみ、己のテクニックを只管に磨く 今宵もまた公道には、『最速』という名の怪物《ラルヴァ》に取り付かれた狂人たちが集う 彼らが追い求めるは、『最速』の称号、ただひとつ 金も 女も 単位も そんなものが何になる? 誰よりも速くあることより価値のあるものなんて――――――存在するはずがない Fastest or Die? それが、それだけ俺達の合言葉だった それだけが、俺達の生き様を表す全てだった それ以外に何も要らなかった。要るはずもなかった アクセルを開放する エンジンが重々しく唸りを上げ、回転数が限界一杯まで一瞬で跳ね上がる 忌々しくももどかしい、ブレーキという名の呪縛から解き放たれる、歓喜の瞬間は、すぐそこに―――――― 前編 ジェヴォーダン・ビースト 「というわけで、いろんな意味で堅いルールは苦手でも悪いラルヴァにゃ負けないぜ、な俺達アウトサイダー、 ぶっちぎりバトルライダースの伝説は」 「結局ルールのプロトタイプの稼動試験の標的にされて、最後の勝利を得ることなく幕を閉じたんでしたよね」 「何でオチを先に言うなぁ、ゼンザの癖に!」 「何遍何人に言えば分かるって言うんだ! 俺はゼンザじゃない! ……ああもう、次、行きますよ!」 「あーはいはい、しゃあねぇなぁ、っと」 双葉学園都市の一角に据えられた剣道、剣術、体術全般の指導に用いられる武道場。 割かし広い道場の中では、能力者も非能力者も混じって柔道や剣道の練習に精を出している。 その片隅で、一種異様な雰囲気を放っているところがある。 そこに居たのは、能力者である西院 茜燦(さい せんざ)と、能力者ではない男が一人。 男の名は、有賀 羽矢太(あるが はやた)。 西院家本家の道場に通い茜燦にとっては兄弟子でもある彼だが、学園では高等部時代はゾクの筆頭株として 学園都市内外でブイブイ言わせていたという、今となってはこっ恥ずかしくておおっぴらに公言できない 過去を抱えていたりする。 バイクで転倒事故を起こした際の怪我が原因で異能を失ったらしく、それからは市井のいち学生として 双葉学園に引き続き在学、極平凡な大学部生をしている。 茜燦が入学してからは、兄弟子として今日のように稽古に付き合ってやることも少なくはない。 「にしても、大分腕を上げたようだなぁ……オレがマジメに剣道に打ち込んでなかっただけかも分からんが」 「言っておきますが、持ち上げたって何も出ませんよ」 「後輩おだてて得るもの何ざ何もないわ。素直に褒められとけって」 「先輩に言われても、裏があるようにしか聞こえないんですよ」 「ちっ……まぁそれはいいや。そうそう、いい機会だからオマエに渡しときたいもんがあるんだわ。ホレ」 と言って羽矢太が投げて寄越したのは…… 「っと! いきなり投げないでくださいよ……これは、カギ? しかも二種類」 「おう、オマエくらいの年のころに乗ってたヤツの、な。確か免許は持ってたろ?」 「そりゃまぁ、普通二輪なら。田舎に帰るのに便利ですしね」 「普通二輪か……ま、なんとかなるだろ。現行法にゃアツィルトエンジン系の規制は入ってないし」 「ちょ!? んなアブねーもん受け取れんわ! それにオレくらいのころのっつったらゾク車じゃないのか!?」 アツィルトエンジン。 話に聞いたことがある程度だが、周辺あるいは搭乗者から魂源力を収集することで現在一般的な工業技術では 生み出せないほどの爆発的な馬力を生み出すことを可能とした、能力者専用マシンにのみ搭載される、 超科学能力者が作製した特殊なエンジン及びそれを含む駆動システムを指す言葉だ。 少し前にこうして手合わせ願った際に、八代博士らの研究チームが作ったアツィルトエンジン搭載車が 追跡者(チェイサー)と呼称されるラルヴァの群れを相手に環状線を爆走、勝利を収めた、という話を嬉々として 声高に語っていたのを思い出す。 ……気になって鵡亥(むい)姉妹経由で話を聞いたが、市販バイクがなんぼのもんじゃいなスピードを叩き出したとの 報を受けて研究チーム一同大歓喜のあまり吶喊飲み会が行われた、らしい。 そんなものが積まれてる危険極まりないモンをオレに渡そうと言うのか、この人は!? 「……ま、ゾク車と言われてしまえばそうかも知れんな。だが俺が持ってても仕方のない、クソデカくて とてもじゃないが車庫に置けない単車であることは間違いない。しかもほぼ能力者専用。つまるところ、 俺よかオマエが持ってるほうが、まだマシなんだよ。だからアレはオマエにやる」 「……また無茶なことを仰る。とりあえず、そのブツを見せてもらってから決めたいんですが、どこに?」 「ああ、それなら―――――――――」 ―――※――― という具合の話があって、数日後。 「で、何がどうしてこんなところへ……」 茜燦が二本のキーを受け取って「ブツについて聞いたら、ここにあるってことだから取りに行ってこいや」 と言われたまでは良かった。 遙かに海を渡り、陸路を経て辿り着いたのは……米国西の工業拠点、サンフランシスコ。 羽矢太が能力を失う契機になったと思われる交通事故の後、どういうわけか米国の学府より例のバイクに関し 接収の要請が出され、双葉学園側も受理したために、当時心身虚弱状態であった所有者の意向を無視する形で 受け渡しが為されたものである。 羽矢太も意識を取り戻した後で当然拒否したが、何せ「いいバイクはないものかとほっつき歩いていたところに 偶然キーが挿さった状態で見かけた」というあからさまに怪しい拾い物。正当な所有権を主張しようにも 「拾った」では根拠にはあまりにも乏しく、そのまま接収になるかと思われていた……のだが、羽矢太に 能力者としての適性が認められていたこともあり、特別に所有権の帰属が認められた、というわけだ。 そのバイクが接収されているのは、米国西部を統括する双葉学園と同等かそれ以上の異能者機関により統治され 超科学系異能を持つ学生を数多く抱えている施設であった。 「つか、なんで日本国内で放置されてたバイクの権利を主張してきたんだ?」 機内は暇だったのでいろいろと考えることは出来た。 窃盗にあったか裏切りか何かで持ち出されたものの何らかの原因で放置せざるを得なくなった、放置して 誰かに拾わせようと画策していた……ミステリーは余り好きではないので多くを発想することは出来ないが、 何にせよ一番の疑問は「なぜ米国で作ったものを日本に持ち込む必要があったのか」に尽きる。 さらに言えば「たかが一泊二日とはいえ『体験留学』という意味不明の理由が付けられて、体面上は公欠扱いに なっている」というのも訳が分からない。 学校を休まないといけないが慣習的に重要とは考えられない私用に対し、公欠が適用されるほどの特例が、 自分のような一般的な生徒に与えられるはずもない。 仮に出来たとしても、忌引を除けばせいぜい醒徒会役員あたりが関の山だろう。 そんな自分に特例が適用されたと言うことは……もっと上の決定か。 そして理由はオレ自身ではなく、バイクのほうにある、と。 一体どんなブツが出てくるか……正直、不安しかない。 ―――※――― やっとこさ辿り着いた場所は、どうやらただ施設があるだけではなく、分校らしい。 守衛室に寄り、来校の事情を話そうとするが――――――当然ながら、日常会話が出来るほど英語が堪能と いうわけではない。 あたふたしていると、守衛の人が何か小さな装置を渡そうとしている。これは……補聴器? 守衛が渡すくらいだ、おそらく悪いものではないと信じてはめてみる、と 「ヘイボーイ、何か用かね?」 口の動きと聞こえてきた単語が明らかに違う。これは自動翻訳機? しかもライムラグがほぼない上に、 誰かがこの警備員の話しっぷりを観察しているわけでもない。 「何を驚いてるかねボーイ? おまいさんもこの中で勉強してる学生と同種だろ? おおっと、ジャパニーズを 話されたって困るぜ? おっちゃんにゃわっかんねぇからよぉ! HaHaHa!」 「は、はぁ……」 やたらとテンションが高い守衛のおっちゃんが言うには、こいつは魂源力を解して相手の言葉を理解しやすく 変換するための装置、だそうだ。そして異能を持たないものには使用できないようだ。 そしておっちゃんが何かアンケートみたいなもんを取り出して「YesかNoかで答えてくれよ?」と質問を 一つずつ投げかけて、それに答えるというのを何度か繰り返す。 最後の問答が終わって、持参した書簡を提出して……もう20分は待っただろうか。 さすがに日差しは強いが、ジメつく日本の夏とは違ってカラッとしてるだけあって……でも暑い。 「うぁぁ……あと、どんだけ待てばいいんだぁ……?」 とうだっていると、ゲートの扉が開き―――同い年くらいの娘がこちらに向かってくる。 雰囲気としては、舞華さんと明日明(あすあ)を足して2で割った感じだろうか、その娘が話しかけてくる。 「ゼンザ・サイ様でいらっしゃいますか?」 「いえ違います」 「そうでしたか。失礼致しました」 即答。 ついに俺の名前は初対面のアメリカンガールからも間違えられるインターナショナルでグローバルな領域に突入したか。 名前の由来はさておき、此処まで来るとそろそろ親父を殴りたくなってくる。 だがしかし、さすがに目当てのゼンザを探して右向け左向けしてる娘を見てるのは忍びない。 というわけで 「あの、さ」 「はい? あ、そうだ。聞けば良かったんですよね。あの、ここに日本からのお客様が来ていると聞いて 出迎えに来たのですが、その方がいらっしゃらないようで……待たせすぎてしまったから、涼みに行って しまったのでしょうか? 何か知りませんか?」 「いや、それなんだけど」 「どちらに行ったかだけでも分かりませんか? 急いで探してこないと」 「あー、っと。とりあえず謝る。ごめん。オレ、セ ンザ・サイってんだ」 「……どっちも同じようなものじゃないですか。意地悪さんなんですね」 「そうは言うがな……まぁいいや。間違えられるのは今に始まった話じゃないし、もういいや」 「とりあえず、皆様お待ちなので、お連れしますね」 言われるままに、とりあえずついていくことにした。 というか、日程的に他のことをする余裕がない以上、付いて行かざるを得ないのだが。 ―――※――― 分校と言う割には双葉学園とほぼ同程度と思われる規模の敷地内には、やはり土地柄か、ぱっと見意味不明なメカニックが げちょんげちょんと歩き回ったり走ったり、さらには試し撃ちの的にされたりしている。 「すげーところだなぁ。ウチだと超科学系だけで大々的に表で活動ってのはできないんだけど」 「そうですか。ここは超科学能力者専門の研究用分校ですので当然と言えば当然ですが」 そんな話をしながら、かなり大きめ、小型飛行機でも余裕で納まるようなガレージの密集地帯に辿り着く。 「こちらです。どうぞ」 そう言われて案内されたガレージの中には…… 「でかっ!? 何なんだこりゃあ!?」 「HaHaHa! 面白ぇなぁボーズ! テメェのモンだろうに!」 「いや、オレ現物見るの初めてなもんで」 「おう? ああそうか、こないだ所有権変更の書面が来てたっけか。そうかそうか」 「で、こいつは一体……?」 「いやまぁ恥ずかしい話なんだけどよ、稼動試験中にバカ野郎がコケて気絶しちまってな、それをどっかの これまたバカがパクっちまって、流れ流れて行き着いた先がニッポンだったわけだ!」 「は、はぁ……」 「で、見つかったっていうから返還要求して戻ってきたら、なんか変なことになってたからよぉ、よく分からんカンジが 書いてある旗とか取り付ける意味のない派手なフードとかへっぺがす序に、最近出来た技術とかニッポンにいる おチビちゃん達が作ったっていうスキルエミュレーターってのを捻じ込んでみたんだが、そうしたら今度は 一回り大きくしないと収まりが悪くなっちまってよぉ! HaHaHa!」 この後先考えない豪快さ、これがアメリカン気質というものなのだろうか……? 改めてバイクを見る。 基本的には二輪だ。それはそうだろう。なんてったってバイシクルなんだから二輪でなければ困る。 だがタイヤが腰ほどまであるのはどうなのだろう? しかもそれが双胴式、つまりは2個重ねてある。 前輪後輪ともにこの仕様。いったいどんな道を走ることを想定して作ってあるんだ? それにボディも半端ないデカさだ。全長4m、全幅1m、総重量は「なんとかtは切った」そうだ。 とりあえず跨ってみるが、座り心地は割と悪くない。 ざっとハンドル周りをいじってみる。ハンドルには、羽矢太先輩のものと思われるグリップの削りこみが 未だに残っている。調整の必要は……うん、なさそうだ。 「ほれよ、仕様書だ! 明日にゃ持ってくんだろ? 今のうちに読んどいて試運転でもさせてこいや。 何なら裏のサーキットまで持っていくが?」 「サーキットて、んなもんまであるんかい……」 仕様書を片手に、コンソール類をいじ……る前に、キーを挿すか。 キーエントリーは、まるで長年離れていた相棒にようやく再開できたかのように、すんなりと成功。 軽く捻ると、コンソールに灯が燈る。 「そうそう、カギだけがなかったからよ、システムメンテが出来てないんでぇ。リウム、頼むぜ」 「はい、分かりました。申し訳ありません、システム周りのメンテナンスとチェックを行うので、少しの間 お預かりいたします。よろしいですか?」 「ああ、宜しく頼むよ」 リウム、と呼ばれた娘はここまで連れてきてくれた娘だが、その娘がシートに乗っかり、コンソール類を 文字通りの意味で「目にも留まらない」速さで叩き出す。どうやらそれが彼女の異能らしい。 数分後。 「ふぅ、終わりました。それではどうぞ。私は報告がありますので」 「ありがとう」 すたすたとデータを納めたディスクを手にバックヤードに下がるリウムを見送って、再びシートへ。 コンソール類の表示は全てディスプレイ表示になっている。 円グラフはスピードメーターとタコメーター、棒グラフはガス残量と内蔵魂源力量だろうか。 あらためて仕様書に目を通すと……おおよそは自分の単車と同じように扱えそうだが 「オイ最大時速350kmって何だそれ!? 無茶にも程がねぇか?」 「オイオイボーイ、そんな程度でビビってちゃ、俺らのいる『速さ』の世界じゃとてもじゃないがやっていけねぇぜ? 」 なるほど、先輩らと同じ人種か……どこにでもいるもんだな。 そんなことを考えながら、仕様書片手に操作について勉強する茜燦であった。 ―――※――― バックヤードに入ったリウムは、教授にデータディスクを提出する。 「そちらが、ACM-X03+のシステムデータと、『交信』試験のデータです」 「ふん、どうせ『交信』は失敗だろう? それよりも、あの坊主のほうはどうなんだ」 「見立てでは、どう考えてもランクCがいいところではないでしょうか。特に目立った能力があるとは 思えませんが」 「そうか……ということは、坊主が『ナイト』と接触したのも徒の偶然、か。まったく、本校に強引に 掛け合って連れてこさせたというのに、無駄以外の何物でもなかったな」 教授は苛立っている。それだけはリウムにもよく分かる。 「とりあえず、『ジェヴォーダンB』の稼動運用状態については把握できた。今後のモニタリングについては」 「はい、システムリンケージについては問題ありません。何処でどのような環境で運用されとも即座に 運用データを転送することができます」 「そうか……まずはこのデータを元に新型を開発して、軍に取り入らねばならん。そのための試作だ」 「差し出がましいようですが教授、軍に取り入る必要などあるのでしょうか?」 「ふん、貴様ごときに分かるものか。ラルヴァなどというものはどうでもいい。ステイツがこの先も 常に世界の審判者たるためには、効率的に異能者を異能者で討つためのハードとソフトが必要になる。 我々の研究は、パクス・アメリカーナを今後より強固にするために必要なものなのだよ」 「……教授は、戦争の道具を作りたいのですか? 人々の明日を護るための力を作りたいのですか?」 「そんなものは決まっている。ステイツの栄光を護るための力、それこそが我が宿願だよ」 「そうですか。失礼しました」 リウムは失望していた。 何の役にも立たなさそうな自分の能力を評価してくれた教授が、戦争の道具だなんて下卑たもののために Atziluth Cycling-Maneuver シリーズを研究してきたのか、理解できない。 教授にはきっとそれ相応の理由があるのだろうが、理解は出来ない。 コードネーム『ジェヴォーダン・ビースト』。 家畜を無視し人しか襲わなかったという空想上の獣の名を冠した意味に、もっと早く気付くべきだった。 バックヤードから戻ると、あの日本人が相変わらずX03+に跨ってあれこれやっている。 彼には、そのバイクに込められた悪意が分かっているのだろうか。 いや、おそらく気付くことはないだろう。 何も知らず、日本でラルヴァを駆逐するためにそのバイクは使われ、そのデータは人間を狩る兵器として 昇華することになる。使っている当人にはそんなことに気付くはずもなく。 リウム・フェンドラウンは、自分を取り巻く何もかもに対して、ひとつ嘆息を漏らした。 ―――※――― 「ふむふむ……へぇ、ほぉ……」 「そうそう、そうでぇ。でな、ここが……」 茜燦とメカニックチーフのおっちゃんは、同じバイク好きとのことで意気投合、あれこれと話を続けていた。 ―――※――― 「おうジョンどうしたんだい? そんな暗い顔して」 「はっはーん、昨日実験で爆発させて、ひと部屋ダメにしちまったからって落ち込んでるんだなぁ?」 「そんなの気にすることないってジョン! オレなんて先月ひとフロア駄目にしちまったんだからなぁ! HaHaHa!」 だが、ジョンと呼ばれた学生に、反応する気配はない。 「おいおいスルーかよ? ヒデェぜジョン!」 「全くだぜ? おいおいホントに一体どうしちまったんだよジョ」 「何だよさっきから、ジョンジョンってうるさいなぁ~? オレならここにいるけど?」 「「え?」」 ジョンが見たのは、自分をしきりに呼んでいた二人の胸部中央あたりと額の辺りから、黒い錘状のものが 突如として生えた瞬間であった。 崩れ落ちる二人の向こうから現れたのは、自分と全く同じ容姿に―――腕は黒く長い錘状のものから人間の 腕の形に変化し、顔もジョンそのものだが、瞳だけは人間のソレではなかった。 ジョンみたいなモノは腕を一振り、ジョンの首が飛ぶ。 ジョンの首があったところから、間欠泉の如くに血があふれ出す。 その姿を見下し、手近なガレージにジョンみたいなモノが手をかけ、シャッターを強引に引き剥がしにかかる。 そこにあったのは、別チームが作るアツィルトエンジン搭載型トライク。 ジョンみたいなモノ―――カテゴリー:デミヒューマン ドッペルゲンガー 中級A-3―――は、先ほど殺した 学生から魂源力と共に知識をも汲み取っており、そこからバイクの知識を取り出して、トライクに跨る。 既にエントリー済みのキーを捻ると、徐にアクセルを引き絞る。 トライクはドッペルゲンガーを乗せ、ガレージを飛び出し、激走を始める。 ―――※――― 突如ガレージ内にやかましいサイレンが鳴り響く。 否、ガレージ内のみではない。分校全体に、である。 「警報だとォ!? 一体何事でぃ!」 「まさか、ラルヴァ!?」 茜燦は生徒手帳を開くが 「だああ! ここアメリカだっつの! 学園から情報くるわけねー!」 スピーカーからはアラートコールが流れるが、意思の篭らない機械音声であるため茜燦には英語にしか聞こえない。 それでも何とか聞き取れた言葉だけを繋ぎ合わせて理解することは出来た。 だがしかし、情報が手に入らない! 「アラートページ更新されました。目撃証言から、ミドルA-3『ドッペルゲンガー』出現、学生十数名を殺害後 北ガレージからサミュエルソン研究室の試作トライクを強奪、学生数名を轢きつつなおも爆走を継続。 現在は校外へ進路をとり推定180Km/hで進行しているとのことです」 「で、そのなんたら研究室のトライクは……あんま聞きたくはないけど、一体どこまで出るんだ?」 「推定ですが……速度特化型採算度外視、搭乗者の生死問わずの仕様とのことで、400は出るとのこと。 付け加えると、高速度運転時の諸障害に対応するため試験型アツィルトシールドユニットを搭載しており 防御面にはきわめて優れているとの情報が手に入りました」 あらゆる電子機器・電子情報へプロテクト無視でアクセスを仕掛けることを可能にする異能「エレクトロ・ ノッカー」で、辛うじて残ったサミュエルソン研究室のサーバーから回収した情報を展開、報告するリウム。 「バッカじゃねぇのかオマエラぁ!? コイツもそうだが一体何がしたいんだぁ! 戦争でもする気か!?」 「!? ……そんな、はずは、ないです。ないです!」 「すまん、この状況で門外漢がしていい話じゃなかったな。で……どうするよ? さすがに俺自身としては よその国の事とはいえ黙って見ていたくは、ない。だが流石に勝手に行動するわけにゃ……」 「かと言って、ここは超科学異能者、特に非戦闘能力者が中心だ。そうでなくてもサミュエルソンとこの 搭乗者無視仕様のトライク相手に立ち回れるようなヤツはいないぜ?」 「……なぁおっちゃん、コイツ、動くんだよな?」 「オマエのバカも大概なもんだなぁ! 一度も動かしたことのないバイクで、しかも立ち回ろうってのか? オレだったら御免だね。そういう目的なら、メカニックの意地にかけてコイツを表に出させるわけにゃいかねぇ!」 「ならどうする! 他所のバイクか乗り手を探すか? そんな時間はないんじゃないのか?」 その時、バックヤードの扉を開け放ち、教授が姿を見せる。 「やりたいというのなら、やらせてやればよかろう。責任は私が持つ」 「旦那ぁ!? いいんですかい?」 「構わん。但し、失敗は許さん。いいな?」 「……きっついこと言ってくれるねぇ」 これまでの経験では、中級ラルヴァには防戦一方が関の山、一度も勝った事はない。 ひと月ほど前にも一切の太刀打ちが出来ず、会長がこなければ死亡確定の全身襤褸雑巾にされたばかりだ。 だが、そんなことは今はどうだっていい。今やれることを、やるだけだ! 「で、そのナントカ先生のトライクはどうすりゃいい?」 「サミュエルソン教授及び研究室生全員の死亡が確認された。アレが無くなって喜びこそすれ、悲しむやつは この分校には一人たりとていやしない。回収困難と君の感性で判断したなら破壊して構わん」 「アレ、ってのは教授たちのことか? それともバイクか? ……まぁいい、了解。じゃ……やりますか!」 茜燦はまずモノクルを左目にはめ、カバンその1から愛用のメットとゴーグルを取り出し装着、その2から 四宝剣を取り出し袈裟懸けに装備……しようとしたところでリウムに止められる。 「それは、アツィルトチャージャー付の四連装ジャパニーズソード? ……なるほど、ミラクとアスアの 『お兄ちゃん』というのは貴方のことでしたか」 「はい? なんでここで突然あの二人が出てくる?」 「先日搭載したスキルエミュレーターの基礎根幹装置の完成品と応用装置の図面を、二人から頂いてましたので。 それに、以前からメールペンパルですから」 「世界って、広いようで狭いな。で、コイツをどうするんだって?」 「このコンテナに収納してください。搭乗者だけではなく、所有アイテムのスキルに関してもエミュレートが 可能になります」 「よく分からん理屈はおまいさんや未来来に明日明に任せるとして、あとは体で覚えるとしようか」 教授とリウムが見送る中、バイクの搬出作業が始まる。 ―――※――― 「よっしゃ出すぞ! ……ボウズ、これだけは言っておく」 「何だいおっちゃん?」 「ソイツは万全の整備をしているつもりだが、何分キーが無かったんで、一度も実働試験をしていない。 つーわけで、新機能を追加したことでどうなるか、使うことでどうなるかは何も分からん。だから…… 絶対に、無理はするな。危ないと思ったら、コイツは乗り捨ててでも自分の身は守れ。いいな?」 「こういうときって、『オマエはどうなってでもコイツは無事に返せ』とか言うもんじゃないのか?」 「馬鹿野郎、コイツはぶっ壊れても直しゃいいが、オマエが死んだらどうすんだ?」 「了解、できるだけオレもコイツも無事帰ってこれるように、やってみるよ」 「その意気だ! よっしゃ行って来い!」 「おう!」 クラッチを抜き、差し込まれたドライブキーをさらに捻る。 軽快な振動音と共にハイブリットエンジンが回転を始め、唸りを上げる。 軽くアクセルを吹かせば、嘶く様な重低音が後輪の左右に配置された双子の排気筒から立ち上る。 準備万端、覚悟も十分。 「さて、如何程のじゃじゃ馬ぶりか、見せてもらおうか……!」 「ま、待ってください! 私も行きます!」 「うぇぇ!? ちょ、さすがに二人乗りは」 「今ここでシステムの最終調整をしてからではおそらく追いつけません。だったら乗りながらやったほうが 効率的です。それに無駄話をしている余裕もありません。乗せてください」 この感じ、この表情……強情なときの舞華さんや明日明に良く似てる。何を言っても譲らないのもきっと 同じなんだろう。であれば……乗せるしか、ないか。 「メットはあるか? ……っつっても、爆走チェイスで振り落とされたらメットなんてあっても無くても 同じようなもんだしなぁ」 「大丈夫です。用意はできていますから」 ちゃっかり既にメットを被って、コンソールと茜燦の間にその身を収めるリウム。 「そいじゃ……行きますかぁ!」 アクセルを噴かしたままクラッチを入れ、ブレーキを開放する。 唸りを上げるエンジンの躍動は一瞬にして後輪に伝播し、アスファルトを蹴り、機体は地を駆ける――― 3へ / 後編へ トップに戻る 作品投稿場所に戻る
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生きた証。( -_-) 自分が作ったCPUの仕様についての話。 はじめに スペック MIPSとは? 実行可能な命令 実装予定の命令 メモ 質問でもなんでも はじめに パタヘネとMIPS R3000仕様書の本があれば センスある人なら一カ月もかからないはず。 自分はセンスないからかなりかかった・・・・。 あとは動作確認での時間がかなりかかるのでシミュレーション用プログラムを つくっておくとかなり楽。というか手書きだと死ぬ。 実機で動作確認できてこそ初めて「実装完了」ですので ISEで大丈夫だったから動くなんて甘いです。( A ) 興味があればつくってみよー。 スペック CPU MIPS R3000 51.336MHz メモリ 128MB その他 キャッシュ無し、浮動小数演算非サポート MIPSとは? MIPS Technologies Incが開発したRISCマイクロプロセッサのアーキテクチャ Microprocessor without interlocked pipeline stages(パイ プラインステージがインターロックされないマイクロプロセッサ)の略 命令セットが非常にきれいなので、コンピュータ・アーキテ クチャを学校で教えるときに教材としてMIPSアーキテクチャを使うことが多い ゲーム機分野でもよく使われており、NINTENDO64、ソニーの PlayStation、PlayStation2、PSPでもMIPSアーキテクチャのプロセッサが使われた。 などなど ちなみに NINTENDO64(MIPS 64ビットRISC R4300カスタム), PS(MIPS 32bit コア R3000カスタム), PS2(Emotion Engine(MIPSベース)), PSP(MIPS 32bit コア R4000×2)で、 今回はR3000を実装しております。 がんばればプレステレベルのCPUをつくれるのでしょうか‥‥‥? 実行可能な命令 後で命令の種類によって整理します。 命令 意味 命令形式 例外 ADD 加算 ADD rd,rs,rt オーバフロー例外 ADDI イミディエイト(即値)の加算 ADDI,rt,rs,immediate オーバフロー例外 ADDIU イミディエイト(即値)の加算(無符合) ADDIU,rt,rs,immediate ADDU 加算(無符合) ADDU rd,rs,rt AND 論理積 AND rs,rs,rt ANDI イミディエイト(即値)の論理積 ANDI rt,rs,immediate BEQ 等号での分岐 BEQ rs,rt,offset BGEZ ゼロ以上の分岐 BGEZ rs,offset BGEZAL ゼロ以上の分岐とリンク BGEZAL rs,offset BGTZ ゼロ以上での分岐 BGTZ rs,offset BLEZ ゼロ以下の分岐 BLEZ rs,offset BLTZ ゼロ未満の分岐 BLTZ rs,offset BLTZAL ゼロ未満の分岐とリンク BLTZAL rs,offset BNE 不等号での分岐 BNE rs,rt,offset DIV 除算 DIV rs,rt DIVU 除算(無符合) DIVU rs,rt J ジャンプ J target JAL ジャンプとリンク JAL target JALR ジャンプとリンクのレジスタ JAL rs または JALR rd,rs JR ジャンプレジスタ JR rs LB バイトのロード LB rt,offset(base) *1 LBU バイトのロード(無符合) LBU rt,offset(base) *1 LH ハーフワードのロード LH rt,offset(base) *1 LHU ハーフワードのロード(無符合) LHU rt,offset(base) *1 LUI 上位イミディエイトのロード LUI rt,immediate LW ワードのロード LW rt,offset(base) *1 LWL ワードの左ロード LWL rt,offset(base) *1 LWR ワードの右ロード LWR rt,offset(base) *1 MFHI HIからの転送 MFHI rd MFLO LOからの転送 MFLO rd MTHI HIへの転送 MTHI rs MTLO LOへの転送 MTLO rs MULT 乗算 MULT rs,rt MULTU 乗算(無符合) MULTU rs,rt NOR 否定論理和 NOR rd,rs,rt OR 論理和 OR rd,rs,rt ORI イミディエイト(即値)の論理和 ORI rt,rs,immediate SB バイトの格納 SB rt,offset(base) *1 SH ハーフワードの格納 SH rt,offset(base) *1 SLL 論理左シフト SLL rd,rt,shamt SLLV 論理変数左シフト SLLV rd,rt,rs SLT 未満へのセット SLT rd,rs,rt SLTI イミディエイト未満へのセット SLTI rd,rs,rt SLTIU イミディエイト未満へのセット(無符合) SLTIU rd,rs,rt SLTU 未満へのセット(無符合) SLTU rd,rs,rt SRA 算術右シフト SRA rd,rt,shamt SRAV 算術変数右シフト SRAV rd,rt,rs SRL 論理右シフト SRL rd,rt,shamt SRLV 論理変数右シフト SRLV rd,rt,shamt SUB 減算 SUB rd,rs,rt オーバフロー例外 SUBU 減算(無符合) SUBU rd,rs,rt SW ワード格納 SW rt,offset(base) *1 SWL ワードの左格納 SWL rt,offset(base) *1 SWR ワードの右格納 SWR rt,offset(base) *1 XOR 排他的論理和 XOR rd,rs,rt XORI 排他的論理和 XORI rt,rs,immediate *1 この命令には UTLB不一致例外 TLB不一致例外 TLB変更例外 バスエラー例外 アドレスエラー例外 があるが、まだ未サポートである。 実装予定の命令 後々必要になるかもしれない命令 命令 意味 命令形式 例外 BREAK ブレーク BREAK ブレークポイント・トラップ SYSCALL システムコール SYSCALL システムコール例外 メモ 例外発生時において処理を委託する番地は今の所適当。 つーかサポート処理を実装してない。 質問でもなんでも テスト -- モリ (2006-06-23 16 55 55) lwl,lwr,swl,swr はlw,swとどう違うのでしょうか? -- loe (2009-02-06 23 04 58) 2つのワードにまたがっているデータ(4byte)を読み出すのに使うのがlwl,lwr。lwは1ワードを読み出す命令。swl,swrはレジスタの値を2つのワードにまたがっている領域に書き込むために使う。swは1ワードに書き込む命令。(時間あったら図のっけときます) -- mori (2009-02-07 21 47 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sattisaba/pages/4.html
未決定…ただいま試験運用中につき 掲示板で意見とか聞いてるので投稿してください。 base exp所得倍率 3倍 job exp所得倍率 3倍 アイテムドロップ倍率 5倍 公平可能Lv差 10 PTボーナス なし パラメータ上限 99 VIT・AGIペナルティ 無し 転生・転生ボーナス 1回・ボーナス100 スキルツリー 無視 詠唱時間 100% ディレイ 100% 左手武器のダメージ補正を右手武器に 適用する アイテムドロップ 手動取得 カート重量 50000 自然回復しなくなる重量 90% 攻撃できなくなる重量 90% テコン・ケンセイ・ソウルリンカー・ガンス・忍者実装。 リヒタルゼン・タナトスアビス・フュゲル・オーディーン神殿実装。 今のところ本鯖になるだけ近い感じにしまする。
https://w.atwiki.jp/ratewatch/pages/42.html
一年に渡る地球連邦とジオン公国の戦争は連邦の勝利で締められた。 宇宙世紀0080 7月初頭 終戦から半年、ガラッツ達ゼファー小隊の面々はオデッサ基地の一角に居た。 「ガンダムNT-1か…」 ガラッツが仕様書を片手に格納庫に佇む一機のMSを見上げて呟いた。 ガンダムタイプの特徴であるツインアイは静かに虚空を見つめていた、全体に比べて頭部やコックピットハッチが妙に新しい。 「いや、本日付けで正式呼称はRX-78NT-1改になる。」 将官の制服を着た初老にさしかかった白人男性が秘書官を伴ってこちらに向かって歩いてくる。 「はっ!」 最敬礼を男性に向け周囲で機体のチェックを行っていた整備兵達も慌ててそれに倣った。 ジョシュア・P・ホーガン准将 ゼファー小隊が所属するギャンブル大隊の指揮官であり今もジオン残党が多く残るアフリカ大陸の掃討戦の最高責任者でもある。 「准将殿、少し質問してもよろしいでしょうか?」 「何だね、イトウ少尉。」 「このサイコセンサーとは何なのですか? 仕様書にも名前だけで詳細も無い、現物を見ようにも完全なブラックボックス化で開けることすら叶わない、 このような代物を実戦で使えと言うには無理が有るように思われますが…」 あからさまな不満をぶつけるイトウに准将は両手を広げ大袈裟に語りだした。 「この機体はあの英雄アムロ・レイが搭乗する予定だった現在でも連邦最高クラスのMSだ、 相応に機密も多くなることは致し方ないことだろう少尉。 本来であれば技術研究に使われるだけで終わるこの機体を諸君らの腕を信じて預けるのだ。 連邦軍の象徴とも言えるMSガンダムを運用しジオン残党に絶望を与え味方の士気を上げる、これほど名誉な任務は無いではないか。 パイロット冥利に尽きる最高の称号《ガンダム》が与えられる、それの何が不満なのかね?」 「しかしこのような得体の知れない代物を戦場で運用するなど自殺行為です。 何かあってからでは遅いんですよ、戦場はそんなに生易しくはない…」 「ふぅむ、少尉は心配性のようだな。 いいだろう追々通達が行くだろうがこの機体には専属の運用チームが付くことになる。 アルフ・カムラという男だ、明後日にはここに到着する。 この機体に関しては彼に聞くといい。」 「それでは期待してるよ、ガラッツ中尉。」 そう言い残しジョシュア准将は格納庫を後にした。 「こちらが運用チームの全員の資料になります。 隊の増員に伴ないミデアがもう一隻と護衛のファルケン戦闘ヘリ2機が追加配備になりますのでお見知りおきを。」 ジョシュア准将の秘書官クライリー・ネイトは脇に持っていたブリーフケースから取り扱い注意とスタンプされたファイルを取り出した。 彼女の細く柔らかな指からファイルを受け取りながら指とは対照的に肉感的な彼女を足先から顔まで眺め、 「クライリー秘書官…今日もお美しい、どうですか今日のディナーをご一緒しませんか?」 「ガラッツ中尉、面倒だからといってファイルを押し返しながらおっしゃっても説得力がございませんわ。」 満面の笑顔のままヒールで足の甲を踏まれ涙目になりながら大人しくファイルを受け取った。 「それでは御武運を。」 クライリーは踵を返しジョシュア准将の消えた扉へ向かった。 ガラッツは受け取らされたファイルを捲りながらイトウと共にNT-1改の元へ向かう。 「隊長さん、あんな得体のしれないMSに乗るんですかい? 俺は反対ですよ、いざって時に使い物にならないかもしれないなんて僚機として動くのも勘弁して欲しいもんです。」 「うーむ、そうだがスペックは大したもんだよコイツは。 ハゴット班長!どうです?ミデアで整備するのに問題ありそうですかー?」 整備ハンガーの上でNT-1改のメンテナンスハッチに顔を突っ込んでいた大柄な男性がこちらに振り返る。 白髪混じりになった頭にヘルメットを被ったその姿はまるで炭鉱夫のようだ。 ハゴット・バスーン技術中尉、ゼファー隊の整備班長を務める古参の技術屋だが見た目はどう見てもプロレスラーだった。 実際腕っ節も強くパイロットが機体をいい加減な操作で壊したとなれば鉄拳制裁が待っている。 「そんなデケェ声出さんでも聞こえとるよ! 機体そのものはお前さんのジム・カスタムのプロトタイプとそう変わらんよ。 システムの中央に例のサイコセンサーとやらが占拠してどうなっとるか分からんのが致命的だな。 故障したら儂らだけじゃ手に負えんぞ」 整備ハンガーから器用に降りてきたハゴットは続ける。 「そもそも仕様書にすらまともに載ってないってのはどういうつもりなんだお偉いさんは。 おまけに全天周モニターは完全じゃない、天下のオーガスタがなんだってこんないい加減な状態で寄越したんだか。」 「あ~その事なんですが今度コイツの専属チームが来るみたいなんでs(ry」 「なんだとぉ!そりゃあ何か、儂らを信用しとらんのか!?」 ガラッツをぶんぶん振り回しながら憤るハゴットを取り抑えるのに整備班総出で取り掛かったがガラッツが救出されたときにはボロ雑巾になっていた。 結果イトウに引き摺られながら整備班副班長に引き続きNT-1改の点検を指示して格納庫を後にした。 -------- 型式番号: RX-78 NT-1改 全高 18.0m 機体重量 (全装備重量) 49.5t (85.0t)←訂正47.0t (81.5t)内容は後述 総出力 1520kw 武装 60mmバルカン砲×2 90mmガトリング砲×2←訂正75mmガトリング砲×2へ変更済 ビームランチャー ビームサーベル×2 ビームライフル←調整中、後日発送 ハイパーバズーカ←センサー交換、テスト未実施 シールド 追記事項 サイコセンサー装備に伴ないジェネレーターを新型に更新、未実施 各部を試作型ジム・カスタムと共通化のため換装、一部実施未完 重力下での運用の為姿勢制御アポジモーター取り外し、実施済 腕部内蔵式90mmガトリング砲を90mmから75mmへ変更、実施済 マグネットコーティングを最新式にて再塗布、未実施 頭部センサーユニット修理完了←訂正新型センサーユニットへ更新予定 -------- 「こんな訂正と追記事項だらけの仕様書見れば誰でも嫌がるよなぁ… オマケにあからさまにページ抜けてるし。」 溜息とともにNT-1改の仕様書をベッドに放り投げる。 実際起動して試運転をしようとしたら起動出来ず、調べてみれば電力供給用のケーブルのカプラが外れていた。 原因追求中にも何処そこの部品が付いてないだのボルトが締まってないだの上げればキリのない状態だったのだ。 お陰で整備班は総出で機体の点検を行う羽目になったのである。 ハゴット曰く『恐ろしく焦って組み上げたってな感じだな、点検すら端折ってやがる』とのことだ。 「キナ臭いなぁ… でもどうせ乗るの俺だしなぁ…」 ベッドに倒れ込み仕様書をベッドから落とす。 半年前のソロモン攻略戦で遭遇したビグロとの戦闘以来、軍広報部に神輿として担ぎ出されたのが運の尽きだった。 敵の強襲からチェンバロ作戦の要であるソーラシステムを命を賭して守り切った若きエース ホワイト・ライトニング それが俺に与えられた名前だった。 部隊を丸ごと後方待機にさせられたのも捏造英雄を作り上げる為の準備期間に過ぎなかった。 ソロモンから名前を変え連邦宇宙軍の橋頭堡となったコンペイトウに守備隊として配属されたことにされ ホワイト・ライトニング に後方は任せろなどと巫山戯た宣伝もなされたものだ… このオデッサに配属されたのもそれらの一貫であり宇宙でジオンの強襲を跳ね除けたエースがガンダムに乗ってジオン残党と戦う、 そんなところだ… ただの一兵士だった自分がどうしてこんなことになったんだろう… 正直今までは運が良かっただけだ。 一年戦争が始まる直前に士官学校を卒業し軍人になった、 もちろん戦争になるのは分かっていたがこんな殲滅戦みたいな戦いになるとは微塵も思っていなかった。 コロニー落としの時もたまたま宇宙軍に配属されて難を逃れ、 ルウムも以前にMSと遭遇したことのある先任士官からその機動性や運動性について十分に聞かされていたからこそなんとか対応も出来た。 MSが配備され機種転換訓練で他人より上手く動かせたのもルウムでの経験があったからこそだ。 ただ運が良かっただけだ。 ガンダムNT-1改 機体の状態は差し置いてスペックや改修前のテストパイロットのシュミレート結果から鑑みてもコイツは化物だ。 本当に俺に扱えるのか? ベッドにうつ伏せたままで色々と考え込んだ。 今までの事、これからの事… 頭の中を駆け巡っては消えていき、知恵熱が出そうだった。 -------- 「あ”ー駄目だ、眠れねー…」 仕方ない、ちょっとNT-1改の状況でも覗いてこよう… ついでに夜風にでも当たって頭を冷やして明日に備えよう。 そう思い立ってシャツを羽織る。 略式とはいえ勲章も付いている…やっぱり置いていこうと椅子にシャツを掛けて私服のTシャツで部屋を出た。 が、出た途端ばったりとメイベル准尉に出くわしてしまったことで激しく後悔した。 「隊長、作戦中でないとはいえ基地の宿舎を私服でうろつくというのはどうかと思いますが。 増して ホワイト・ライトニング ともあろう人が部下に示しが付かないのではありませんか? 明日からは《ガンダム》のパイロットにまでなるようなエース様がそんなことでは士気に関わるのでしっかりしていただかないと困りますが。」 この娘は一体俺の何がそんなに嫌いんだろうか… 配属されてからこっち話しかけようとすれば無視されそれでも話しかければ睨まれ命令しようものなら職権濫用とまで言われる仕末だ。 確かに2歳しか変わらない上に一応同じ士官学校卒のハズなのに階級は2つも違ったのだ、 といってもメイベルは人手不足から卒業を繰り上げられた即席軍人なので当然なのだが… 気に入らないのは分かるがもう少し大人になって欲しい… しかもイトウ少尉の言う事は聞くのに…俺中尉に出世したのに… いやその出世すら例のビグロ撃退の功績と言う事なので彼女が完全に噛ませ犬になってしまっているのもあるのかも… 今回のガンダムの配備でも彼女は真っ先に搭乗希望を上申したが一蹴されたというのをリアン伍長から聞いてしまった、 実際オーガスタ基地からこちらに送り出された段階で俺に割り当てられていたのだからどうしようもない… 「聞いてますか、隊長。 そんな風にいつも人の話を聞いてないのも悪い癖ですよね、この機会に直してください非常に不愉快です」 …どっちが不愉快だ… だがこの娘の撃退方法は簡単だった。 「ところで准尉、なんでこんな時間に男性宿舎棟にいるの? まさか夜這い!?いや~ん准尉のえっちー(棒)」 「ああああああああああナニイッテンデスカーーーーー!!!! イトウ少尉の頼まれ物を届けに来ただけです!!」 「きゃー少尉とそういう関係だったのねー(棒) ちなみに官給のコンドームは分厚いからこの厚さ0.1mmの極薄タイプをぐぼふぉっ」 幻の左フックが顎に決まった。 メイベル准尉、パイロットだけに結構腕力もあるのだ。 「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!」 絶叫とともに去っていった。 勝ったぜ小娘!地面に崩れ落ちながら勝ち誇った、何か泣きたい。 -------- ダメージから復活して第16MS格納庫へ向かう、NT-1改の置いてある格納庫だ。 格納庫のメインゲート脇にある人間用の出入口から中を覗くとNT-1改は装甲を全て外され上半身と下半身とバックパックが別々のデッキに置かれていた。 「お疲れ様ですハゴット班長、進捗はどうです?」 「ん?おお、お前さんかい、どうにもコイツぁ一回分解して点検せにゃ安心出来んぜ。 あ~まぁ明日の昼頃には何とかしておく。」 「よろしくお願いします、後で差し入れ持ってきますよ。」 「そりゃありがてぇ、おいそこ!アース落としてんのか!?コンデンサはジムのよりデカイんだ注意しろ!!」 邪魔になりそうだったのでそそくさと退散する。 簡単なメンテなら立ち会って手伝いも出来るがここまでバラされては最早手をだすことも出来ない、 ここはもうプロフェッショナルの領域なのだ。 -------- 夜になっても軍事基地というものは忙しい。 5km先のMS演習場ではMSが夜間走破訓練を行っているし滑走路では何処に補給へ向かうのであろうミデアが5機並んでいた。 MS訓練の監視塔へ向かう、入り口には警備兵が立っていたが基本的には顔パスだ、有名人になるとこれだけは便利だと思う。 なぜこんなところに向かうかといえば先程整備班への差し入れを食堂に頼んだ後自室に戻ったら 「戻ったらすぐに監視塔に来てほしい」とジョシュア准将付きのクライリー秘書官からメッセージが残っていたのだ。 もしやとうとう俺の魅力に気がついたのかとルンルン気分で監視室に入る。 ジョシュア准将が渋面を浮かべながら新人パイロットの走破訓練を見つめていた… 「来たか、中尉。」 こちらを振り返ることなく言う。 少々がっかりしながら准将の立つ窓際まで進む。 「終戦からパイロットになった連中だ、まるでヨチヨチ歩きの子供だな。 中尉らのように一人前のパイロットになるまでどれぐらいの時間がかかるのだろうな。」 「自分は訓練期間も含めてまだ搭乗時間は1000時間を超えていません。 彼らだってすぐに一人前になります、その為に訓練をしているのですから。」 「そうだな…だが先の戦いで我々はあまりにも多くの人材を失った… 正直に言うとな中尉、この先ジオン残党との戦い予想よりも厳しいものになるかもしれないのだ。 このオデッサ基地はアフリカに逃げ込んだジオン残党討伐の最大後方基地になる、だが上層部はもう地上に目を向けていない… コロニーを押さえつけてもう2度と手を咬まれないように徹底的に首輪をつけるつもりだ。」 「…もうあまり中央(ジャブロー)からの支援は期待できないと?」 「レビル将軍派はもう瓦解した今、あとは腐ったモグラの巣窟になりつつあるよ… コーウェン少将はまだ頑張っているようだがそのうち引き摺り下ろされるだろうな… だが私は政治家ではなく軍人なのだ、彼の力にはなれない。 今は宇宙軍の拡充に人を取られるだろう…地上を置き去りにしてな… 下手をすればひよっこの彼らをそう遠くないうちにアフリカに送る事になるかもしれん、 その時は中尉、君らのようなベテランに頼らざるを得なくなる…彼らを守ってやってくれ。」 「准将…今回のガンダムはもしかして…」 「ああ、大分無理をさせた。 このあたりでエースと呼べるような人材は極度に不足している… 今はその名前と腕を最大限利用させてもらいたい、無理を言っているのはわかっている。 命令ではない、これはお願いだよ中尉…私のような立場から言ってしまえば命令と変わらないだろうがね。」 「准将…私は運が良いだけの男です、 今までだって偶然生き残って来ただけで…私よりもイトウ少尉の方が経験も腕もずっと上です… 彼にあのNT-1改を預けた方が多くの仲間を守ってくれます。」 「彼では駄目なんだよ、少尉。 君は偶然だと言うがそれが重要なのだよ、 はっきり言おう君が今まで掻い潜ってきた戦場は君の腕では到底生き残れるわけの無い戦場が幾つもあった。」 准将は苦笑いを浮かべてこちらを見たがすぐに訓練を行うMSの方を見つめた。 「ニュータイプ、聞いたことぐらいはあるだろう。 ホワイトベースのクルーやジオンがコンペイトウで投入したMAのパイロット達がそう呼ばれている。 他にもジオンのコロニー潰しの際にいわゆる『虫の知らせ』を感じて逃げ延びた人間もかなりの数にのぼる。 そして少尉、自分の戦闘記録を詳細に見たことはあるかね? 君の戦闘記録の詳細を見てゆくと不思議な部分があるのだよ。 例えばこのオデッサの奪回戦の時に君は後ろからザクに撃たれそうになっている、 しかし君はこれをロックオン警報が鳴るよりも早く回避し始めているのだよ。 こういったことは多くの戦場を探せば確かに珍しくはない、だが君の回数は異常だ。 レーダーやカメラで捉えた瞬間、いやそれよりも早くに回避運動を始めるなんてことは先が見えているとしか言いようがないだろう。」 「しかしそんなものはジオンの選民思想が生み出した幻想ですよ。 少なくとも私のそれは偶然の産物です、私はただ運がいいだけです…」 「イトウ少尉は心配性で君は遠慮深いのだな、そしてメイベルは男勝りか… 見事にデコボコの小隊がこうして終戦まで生き残り、残党狩りでも順調に成果を上げているのだ。 大丈夫さ中尉、君は自分が思っている以上に『連邦のエース』をやりきっているよ。 今は二つの顔を使い分けることを覚えろ、そうでなければ潰されるぞ。」 といっても潰すのは私だろうがね、と冗談めかしてジョシュアは言いながら出口へと足を向け、 「話は以上だ、中尉。 私は君を君が思っている以上に買い被っているのだよ。 ああ、それとメイベルにはあまりセクハラをしてくれるな中尉、あれでなかなか純粋で可愛いところもあるんだ。 姪だからといって贔屓目に見ているわけじゃないぞ、あれの母親は私の末の妹なんだ美人以外の選択肢はないしな。」 はっはっはと笑い声を残して去っていった。 正直最後の発言が一番爆弾だった。 マジですか准将… 俺散々撃退するのにセクハラ発言連発デスヨ。 首とか飛ばないよな… しかしこれは准将なりの気遣いなのだろう、これだけ重たい話をあっさりと吹き飛ばしてくれたのだ。 「顔を使い分けろ、か… そうは言っても難しいよなぁ…」 適当に置いてあったパイプ椅子を引っ張って窓際に座る。 今もヨタヨタと走り回るジム達を改めて眺め 「なんだ、さっきより上手くなってるじゃないか。」 准将の心配は杞憂で終わるだろう。 彼らだって自分と何ら変わらないパイロットなのだ、何時までも進歩しないわけがない。 しかもMSの性能も驚異的なスピードで進歩している。 OSのアップデートや機体のマイナーチェンジ、最後には新型MS、 これらを最初から想定して訓練されている彼らは恐らく自分を短期間で追い越して行くのだろうと思う。 だから俺は繋ぎでいい 一つの決め事をした、今日からMSに乗るときは ホワイト・ライトニング でいようと。 そして監視塔の電話が鳴った、 ハゴット班長から差し入れの礼と明日の昼からNT-1改の始動テストをしてみようとの事だった。 受話器を置かずそのまま基地の司令室に始動テスト実施の報告と許可申請を行った結果E88エリア、 基地の東の外れで行うようにと指示が着た。 恐らくは事故を恐れての判断だろう、ともかく明日からは《ガンダム》のパイロットになる 俺は覚悟を決めた。 -------- 午前中は書類整理に追われた。 そして昼食を取りながら新生ライトニング小隊の面々に念のための周囲の警戒と護衛の計画を打ち合わせた。 先のビグロとの戦闘で唯一生き残ったライトニング小隊のパイロット、リード・オーガン中尉は底抜けの楽天家である、 ついでに言えば俺の数少ない同期であり戦友でもある。 「任せとけよ兄弟、俺の強運とこいつらとの連携があればバッチリだぜ。 なぁ、トロント、テナー」 「はい、ガラッツ中尉我々にお任せください。」 トロント・ボーン准尉、先日士官学校を卒業したばかりで幼さを残す顔立ちだが結構な自信家だ。 「ぜ、全力で任務に尽くします!!」 テナー・チューヴァ准尉、こちらはガチガチに緊張しているようだがそのガッチリとした体は今まで鍛えあげてきた証拠だろう。 「あの!ガラッツ中尉、握手をしていただけませんか?」 テナー准尉が恐る恐るといった感じで聞いてきた。 「ああ構わないよ。」 そう言って右手を差し出す 「ありがとうございます、 ホワイト・ライトニング の話は隊長からよく聞いています、 私も中尉と肩を並べられるように邁進してゆく所存です!!」 「はっはー、そんな調子じゃ肩コリで死んじまう。 もっと気楽でいいさテナー准尉、今日はよろしく頼むよ。」 ひとしきり握手したところでムスッとした顔でコーヒーを啜っていたリードが 「俺はそんなにソンケーしてもらったことはねーぞー。」 ジト目でこっちを見てくるがお前がそんな顔をしても可愛くないので無視する。 リアン伍長あたりがやると可愛いのだが野郎は論外だ。 「さてと、それじゃそろそろ我が愛機のところに行ってきますかね、 また後でな。」 食事の乗っていたトレイを片手に立ち上がる。 「おう、またなー。」 「はい、また後ほど。」 「はっ、午後からもよろしくお願いします。」 三者三様の返事を聞いて食堂を後にする。 もう0時38分だがNT-1改の搬出作業には十分間に合うだろう。 -------- パイロットスーツを取りに一度部隊の更衣室に向かってから格納庫の前に着いたときにはすでにMSトレーラーが待機していた。 NT-1改も整備用ベッドごと外に出され吊り下げ用のワイヤーを掛けているところだ。 多目的作業用ガンタンクによってワイヤーで引っ張り上げられ少しずつ持ち上がってゆく光景は圧巻だ、 周りでワイヤーのチェックしている整備班の人間が小人のようでまるでガリバー旅行記のワンシーンを見ているような気分になれる。 ピッピッと笛と腕の振りでガンタンクに吊り上げの指示を出していた整備班の一人は大きく笛を吹きそこでワイヤーの巻上が止まった。 NT-1改は少し揺れながら空中で停止したのだがハゴット整備班長が 「くぉの下手糞ーーーーーーっ!!揺らしてんじゃねぇすぐ止めろぉっ!!」 と怒声を飛ばしていた、あれだけ大きく重たいものが揺れると非常に危険なのだ。 その後もハゴット班長の怒鳴り声が飛び交いながら作業は進み何とかNT-1改はトレーラーのデッキに移し替えられた。 普段ならMSに乗り込んで普通に歩かせれば終わるところなのだがやはりあれだけの組み立て組み付けのミスが見つかると既に分解点検を行っていても核融合炉に火を入れる気にはなれない。 そもそも基地司令部がE88エリア以外での始動は禁じているので出来ない、不便なものである。 MSトレーラーに同乗してE88エリアに向かいながらハゴット整備班長に状況を確認する。 「全部バラしたが融合炉周辺は流石にアッシーだから問題は無かったんだが、 それ以外はほとんど何かしらあったな… 基本的にはお前さんのジムカスタムプロトタイプと同じ構造だったからな、まだ助かった方だ」 チェックリストのファイルに異常があった箇所の写真が添付されている。 正直見るんじゃ無かったと思ったがハゴット班長達整備班が徹夜で全て復旧してくれている証拠でもあるので感謝に尽きる。 「あ~それとだな、お前さんのジムカスタムプロトタイプの保守部品をかなり使っちまったからアレを使うときは注意してくれ。 補充の申請はしちゃいるが如何せんプロトタイプだからな、ちょっとばかし時間がかかっちまう。」 「あ~どうなんでしょうね、これから後ろのお嬢さんに乗ることになるんだから誰が乗るんでしょ?」 「お嬢さんねぇ、確かにわがままボディだったな。」 気の抜けた笑い声はそのまま溜息になったのだった。 そうこうしているうちにE88エリアに到着した、元は第5滑走路だったのだが基地奪還戦でボコボコに穴が開き修復がまだされていない。 周りには元管制塔(倒壊)と元大型機用の格納庫(半壊)などなど見事に廃墟の様相を呈している。 確かにここならMS1機が爆発しても今更といったところだろうか。 既にイトウ少尉とメイベル准尉は到着してパイロットスーツで待機していた。 万が一の事を想定してすぐ側で待機することになるMSパイロットはパイロットスーツの着用が厳命されていた。 ライトニング小隊も歩哨よろしくジムコマンドとガンキャノン量産型を起立させていたが恐らく同様の指示が出ているだろう。 今回のNT-1改の起動試験はコックピットに乗り込まずホバートラック『ブラッドハウンド』から有線で接続して外部から操作する。 ハゴット班長の提案だ、融合炉自体に問題はなくても他の部分… 具体的に言えばサイコセンサーがどういうわけか融合炉と繋がっている為に安心できないというのがこの面倒なテストの原因である。 整備班が計測器のケーブルを繋いでいくとホバートラックに積み込まれた訓練用コックピットシステムに情報が送られてくる。 「それじゃ俺らは一旦離れるぞ、脇にある赤いのが緊急停止スイッチだ。 こっちでもモニターして操作出来るようにしちゃいるが迷うこたぁないちょっとでもおかしいと思ったら止めちまえ。」 整備班は来るときに乗っていた兵員輸送トラックに次々と乗り込んで5km先でモニターしながら待機だ。 こちらもホバートラックの前にイトウ少尉のガンキャノン量産型とメイベル准尉のジムコマンドがシールドを持って壁を作るように待機、 ライトニング小隊は大きく囲むように周囲に展開している。 「準備完了、起動試験に入るぞ。」 今回の試験ではNT-1改の内部情報をイトウ機とメイベル機にも繋いで共有して、 外部の情報はイトウ機のカメラとセンサーからホバートラックとメイベル機に送られてくる。 そして全ての情報は後方に待機している整備班のモニター車にも送られて専門家たちの目も加わって異常があれば誰でも非常停止出来る。 融合炉に火を入れる、ブウゥンと低い唸りを上げてNT-1改は覚醒してゆく。 「融合炉異常なし、各コンデンサ電荷上昇中…コンデンサチャージ完了。 引き続いてアビオニクス全起動、通信、IFF、DME、GPS起動完了異常なし。」 今のところ問題無い、続いて戦闘システムの起動をしようとした時異変は起きた。 「お…っ!ミノフ…キー粒子の濃…が上がってる…!! これじゃ…る…戦闘濃度だ!!」 ハゴット班長からの無線がミノフスキー粒子によって掻き乱されながら届いたのと同時に爆発音が響いた。 「クソッタレ!!ドムが2機だ、ジオンの糞共が来やがった!! トロント!テナー!お前らはそこでゼファー隊を守っとけ、ドムは俺が抑える!!」 リード機がブースターに点火して一気に駆け抜ける。 リードのジムコマンドカスタムはジムストライカーの瞬発力とジムスナイパー2の高性能を量産機で実現するというコンセプト機だ。 次世代機のためのテストベッドも兼ねているが故に非常に高性能なうえ柔軟な運用が出来る。 だが今度はタイミングが悪かった… 廃墟と化していた格納庫の壁をヒートソードがブチ破りリード機の右腕を引き裂いたのだ。 そしてヒートソードの持ち主であるグフ自らも壁を突き破ってそのダークグレイと真紅に塗られた姿をあらわした。 先程の砲撃を囮にして既にここまで侵入していたのだ。 「ほう、連邦の腑抜けにしてはいい反応をする。 だがここまでだ!!」 「させるかこの糞野郎!!」 グフとジムコマンドカスタムが激突する。 既に右腕が作動不能に陥っているリード機だが本当ならコックピットまで貫かれてもおかしくない状況だったのだ、 それを右腕だけで受け止めたリードの腕前はかなりのものだ。 そのリードが圧倒されている、右腕のハンデを差し引いてもその差は歴然だった。 そもそもグフで最新鋭のジムコマンドカスタムとやりあって押しているだけで敵パイロットの腕は卓越の域を超えもはや超絶と言える。 「隊長!!テナー、ここを頼む!俺は隊長の応援にっ」 トロント機が飛び出そうとした瞬間ドムのバズーカが叩き込まれた。 シールドで防御したものの大口径バズーカだけに威力は凄まじくシールドは吹き飛ばされその衝撃で機体が地面に叩きつけられた。 「トロント准尉!!応答してください!!」 無線で呼び掛けながらテナーの量産型ガンキャノンが両肩のキャノン砲を相互連射しながら90mmマシンガンを撃ちまくる。 しかしドムは砲撃を躱しながら肉薄してくる。 3次元機動はグフの独壇場だがドムはその核熱式ホバーによって2次元機動ではグフをも凌駕する。 そのくせ重装甲で90mmでは致命傷を与えづらい。 一年戦争ではドムがもっと少し早く配備されていればオデッサは陥落しなかったとまで言われるほどだ。 「そんなトロい攻撃あたるかよー!」 ドムのコックピットでマイア・キリサメは笑いながら叫んだ。 「マイア、一人で出すぎよ。」 「レイアが遅っそすぎんだよー!」 追いついたもう1機のドムと並走しながらガンキャノンを追い詰める。 ガンキャノンはジムを守りながらで思うように動けず、ただでさえ機動性が高いとは言えないガンキャノンはその場に縫い止められた。 「っ、このままじゃ…」 「きゃはははあははははは! 落ちちゃえよウスノロ!!」 マイア機がバズーカを投げ捨てヒートサーベルを抜いた。 テナーが反撃をしようにもレイム機が120mmマシンガンをガンキャノンとジムの周囲に絶えず降らせて反撃も許さない。 土煙を上げながらマイア機がテナー機を切り裂かんとヒートサーベルを振り上げた瞬間、衝角(ラム)付きのシールドが割って入った。 イトウ少尉の量産型ガンキャノンだ、彼のリクエストでガンキャノンにはシールドに大型の衝角を取り付けてある。 お陰で彼の巧みな操縦と相俟って接近戦でもラムを使ってまるでバイソンのように猛威をふるう。 「ひよっこ、大丈夫か?」 「は、はい。」 気が付けば120mmの雨も止んでいた、メイベルのジムコマンドがビームサーベルを片手にレイアのドムと対峙していた。 ドムの手の120mmマシンガンは銃口が溶解し飴細工のように捻じ曲がり使用不能だ。 「これで条件は同じ…とっととくたばれ糞野郎!!」 切り掛かりながらメイベルが叫ぶ。 「女性に向かって糞野郎なんて、しかもあなたも女性でしょう!」 レイアもヒートサーベルを引き抜きビームサーベルを受け止める。 ビームサーベルとヒートサーベルの反発を押し合いながらドムとジムコマンドはその場で膠着状態に入った。 そしてマイアとイトウもまた膠着状態に入っていた。 ガンキャノンの運動性能はあまり高くない為にドムとの相性はかなり悪い、 そのうえ擱座したジムコマンドを守りながらの戦いであるがゆえに動き回ることも出来ない。 2機でジムコマンドを挟んで背中合わせで弾幕を張りながらの防戦だった。 しかし量産型ガンキャノン2機による弾幕は分厚く特に肩のキャノンはドムでも一撃で撃破出来る威力なのでマイアもまた接近できない。 だが状況は一変する、メイベルのジムコマンドに突然鋼鉄の塊が投げつけられた。 ジムコマンドカスタムのバイザー付きの頭だった… 同時にテナーのガンキャノンにもヒートソードが投げつけられ右肩に突き刺さりその勢いで後に転倒して擱座したジムを巻き込んだ。 「愚鈍な連邦のわりには出来る方だったが所詮はただの雑兵に過ぎんか…」 外部スピーカーでパイロットは落胆したように言った。 -------- ガラッツは必死に走っていた、NT-1改に搭乗するべく走っているのだが周りでMSが駆け回わっている為に足元もおぼつかず バズーカやマシンガンを撃ち出して爆風とコンクリートの破片を撒き散らして前に進むことすら困難だった。 そうこうしているうちに一時的に振動と爆風が治まった、 が『愚鈍な連邦のわりには出来る方だったが所詮はただの雑兵に過ぎんか…』と佇むグフから発せられ振り返った。 その先には両腕と頭部を失い膝を突く格好でジムコマンドカスタムが停止していた…コックピットに風穴の開けられて。 久しぶりに味わう戦友の死で呆然と立ち尽くしてしまった… 「そこのパイロット、邪魔だ消えろ」 グフから再び声があがると同時に35mm弾が降り注いぎ、爆風と瓦礫に翻弄され吹き飛ばされガラッツは意識を失った。 ガラッツの姿が見えなくなるとグフのパイロットは機体から降りた。 そして起動試験中であったNT-1改のコックピットへ収まったのだ。 「よし、動いているな。 レイア、マイア、予定通りに新型はいただいた。 帰還するぞ、そろそろ増援も来る。」 NT-1改がその上半身を固定用のワイヤーロープを引き千切りながら起こした。 ただ計測器のケーブルが多数繋がっているためにコックピットハッチが閉められずにいたがパイロットは気にしていない。 「連邦軍に告ぐ、この新型はいただいてゆくぞ!! 我々ジオンの前に屈するがいい。」 -------- 基地の通信システムからグフのパイロットの声が響いた。 そのせいで元々司令室は蜂の巣をつついたような混乱がつづいていたのだが更なる混乱へ叩き込まれた。 敵機がいったい何処から来たのか、なぜ警報に引っかからなかったのか、どうして新型のテストを知っていたのか、 基地司令は顔を真赤にして副司令たちを怒鳴りつけていたが問題が解決するわけもなくオペレーター達は眉をひそめるだけだった。 「まずは落ち着きたまえ!! 応援の到着まであとどのくらいか!?」 ジョシュアが司令室に駆けつけると同時に怒鳴り、オペレーターの一人が答えた。 「基地守備隊のジムと61式はもう射程範囲に入ります、ただミノフスキー粒子の濃度が高く確実に仕留めるためにはもう少し。」 「なぜ守備隊が近くに居ないのか!?」 「例の新型の起動試験が融合炉の事故の可能性があったため距離を離しておいたのが裏目に出ました…」 「っ…」 基地司令部としては間違った判断ではないだけに何も言えない… ジョシュアは苦虫を噛み潰したように顔を顰めるしかなかった。 「とにかくジムを急行させろ、構いませんな司令!?」 その剣幕に気圧された基地司令は頷くだけだった。 -------- 「マイア、引き上げよ。」 「ちぇー、イイトコなしじゃんアタシら。」 「そう言わないの、作戦目的は完遂したんだから。」 ドムが撤退の様相を呈した。 「待てこの!!」 メイベルが追撃をかけようとした瞬間ドムの胸部から強烈な光が放たれた。 レイアが目眩ましに拡散ビーム砲を放ちメイベルのジムコマンドはモニターが焼付を起こして行動不能に陥った。 イトウ機は既にキャノン砲を撃ち尽くして武器は60mmバルカンと衝角付きシールドだけだ。 おまけに擱座したMS2機を守る為にもはやその場から動くことが出来ないでいる。 そこにNT-1改まで加わるのだ、最早多勢に無勢だった。 下手に手出しすれば全滅させられる… イトウの判断は冷静なものだ 「メイベル准尉、動くな。 動けばやられるぞ。」 ワイヤーを全て引き千切り立ち上がったNT-1改はまるで見下すようにこちらを一瞥し言い放つ。 「腐った連邦に裁きの鉄槌を下す!!それまで自戒するがいい、さらばだ!!」 基地の通信とスピーカー両方で宣言すると同時にNT-1改はスラスターを全開にして飛び去っていった。 ドムも拡散ビーム砲で目眩ましをしながら追従して基地外へと去ってゆく。 メイベルはMSが飛び去るのと同時にジムから飛び降り『ブラッドハウンド』へ走り即座に乗り込み、 対地ソナーを展開して敵機の行き先を探り始めたが基地守備隊のジムと61式戦車の走行音でそれも徒労に終わった。 イトウは擱座したジムとガンキャノンのパイロットの無事を確かめた後にMSトレーラーの周りで吹き飛ばされたガラッツを探し回った。 そして瓦礫に埋もれかけたガラッツを見つけ慌てて掘り起こしながら声をかけ続けたが医療班によって治療室まで運ばれても意識が戻ることはなかった… -------- 結果報告 7分間の電撃作戦でMS3機が中破、パイロット1名が死亡 ライトニング小隊隊長リード・オーガン中尉は2階級特進で少佐になった。 ジムコマンドカスタム自体は損傷軽微であった為、修理後メイベル機として登録。 同小隊隊員トロント・ボーン、テナー・チューヴァ両准尉は検査入院の後ゼファー小隊に編入、乗機も修理完了次第編入。 ただしテナー・チューヴァ少尉の量産型ガンキャノンは修理が間に合わないと判断、基地守備隊のものと交換し登録。 ゼファー小隊隊長ガラッツ・ミドナード中尉は検査入院、NT-1改強奪により乗機のジムカスタムを再登録。 ジムカスタムは現在NT-1改の部品を使用して改装作業中につきメイベル機であったジムコマンドを仮乗機として登録。 同小隊ケイイチ・イトウ少尉、臨時で逃走したNT-1改の追撃部隊を一時代行指揮の後拡大してゼファー小隊分隊長に任命。 量産型ガンキャノンは目立った損傷は無し、アップデートを行い続投。 同小隊メイベル・L・ジャクスン准尉、搭乗機をジムコマンドカスタムに修理完了次第変更。 ジムコマンドは基地守備隊に譲渡。 追撃の結果敵機の進行ルートが判明 オデッサの鉱山として機能していたときの試掘坑を伝って地下坑道を回りまわってE88エリア北の封鎖されていなかった廃坑から侵攻、 ただし基地のセンサー網を掻い潜る、NT-1改の起動試験スケジュールの漏洩などユダの存在が疑われ現在も調査が続いている。 ジョシュア准将はダカール都市開発計画の防衛総指揮を執るため部隊を率いてダカールに移動、 事実上ダカールがジオン残党掃討の本拠地となる。 -------- ジオン残党との戦闘の次の日 アルフ・カムラ技術大尉らNT-1改の専属スタッフが到着したが肝心のNT-1改を強奪された為現在ジムカスタムの改修作業を行っている。 しかしアルフ技術大尉の第一声は『俺の関わったMSは何か呪われているのか…』だったとかなんとか… そしてジムカスタムの改修作業を見上げるガラッツの目は以前と変わっていた、焦りのような、怒りのよう、悲しみのような… -------- はい、とりあえず長くなった もうラテのうんこ展開を元にするのは無理と判断してほぼオリジナル展開へ ちなみにブルーは無理が有り過ぎるから中破したNT-1は戦後何処に行ったのかと妄想して行ってみた ブルーとの絡みとサイコミュ関連の繋がりとしてアルフ・カムラ中尉にご登場願ったけど出番はほぼ無しwwwwwwwwwww 次回はしゃべるよwwwww 個人的な趣味でドムとガンキャノンばっか動いてた希ガス ついでにMSの解体シーンとか整備運送ってあんまり表に出ることがないから趣味全開にしてみたwww ちなみにほとんどは戦闘機と車の用語使ってるから矛盾してるとか突っ込まない 名前 コメント
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CAUTION PROFILE ITEM I LOVE KEL-TEC 「面倒なのは嫌いなんだけど。サボるともっと面倒になるんでね」 名 前 フェルナンド・コーキ・マッキンリー 年 齢 25歳 性 別 男 身 長 168cm 体 重 68kg 血 液 型 A 出 身 日本 職 業 PMSCsのシステムエンジニア兼EOD要員 所 属 AMS社 C A U T I O N ここは仕様書 戦闘○(チート・戦闘にならない実力差は無理です)/雑談◎/R△(基本無しです) 他は確定ロール・チート等以外は特にNG有りません。だれでもウェルカムです。 ロールの最後にはいいねします。(たまに忘れます) 元々長文派なので長くなりがちです。 Twitterなりきりに慣れていませんので時々おかしな事してるかもしれません。生暖かくお願いします。 キャラクター画像はシロガネガジ様(http //airhead-01.tumblr.com/)に書いていただいたものです。二次配布、転載は禁止です。 キャラクター本人がTwitterをしている体の場合とロールしている体の場合がありますが、基本は完なりの積りでやっています。 コーキの音楽紹介は以下のURLにまとめてます http //togetter.com/li/947613 ここから下は別に読まなくてもOKです。 P R O F I L E 元はリーマン。今はPMC 北海道の生まれであり、家の真裏に自衛隊の駐屯地が有った以外は完全に軍事とは無関係の一般人として、23歳までの人生を過ごしてきた。 元々一IT技術者でしかなく、ひたすらシステム開発に勤しんでいたが、沸々と湧いてきた転職したいという心の声に素直に従い、転職活動を繰り返す末に気がついたらPMSCであるAMS社に転職が決まってしまった哀れなSE。 平時は内勤である為、多少の脂肪は付いているが、戦地で行動出来るだけの筋肉は付いている。所謂豆タンク系。 自分はソフトの専門家でハードなんか全くわからないと繰り返しているが、手先が器用である事とハードが割と好きであるという事から時折社長の命令で爆発物処理等に駆り出される時が割りとあり、その度に愚痴りつつも戦場に出向いている。 また、何度も爆発物処理に連れて行かれる内に段々慣れてき始めている為、少々危機感を覚えている。 開けた所であれば爆破処理、場合によっては凍結処理等が基本であるため直接の解体は少ないが、解体が必要な歳には優先的にコーキが出向くはめになっている。 あまり上下に揺れないテンションと、全体を把握する俯瞰力・そこからの解体手段の組み立てがEOD適性になっている様子。 好きなものは変な銃器、ソフト・ハード、美しいロジック、最新技術。 非番時は酒浸り、デスクワーク時は音楽とエナドリ漬け、爆弾解体時は鼻歌交じり。 PMSCに所属しているにも関わらず、銃は(偏った方向で)好きであるが、軍事的な知識は職務に必要な分の知識しか保持していない。 最近は兵器の自作に興味津々。あわよくば軍事系スタートアップ企業でも起業し、キックスターターで一山当ててやろうと考えている。 ドローンやラジコン等にプログラミングしたSoCを組み込み、自律行動する機械の試作なども行っており、偶に爆竹程度の爆薬をうっかり起爆させて煤だらけになっている時も。 ■性格 活動的かつ、興味のないことには仕事でもなければ全くとして手を出さないという完全に割り切った性格をしている。 人付き合い等に関しても、興味を持てるかどうか、己が楽しめるかどうかという思考が全ての根底にあるタイプの人間。 ただそこまで人当たりが悪いわけではなく、何方かというと人懐っこくて話しやすいタイプ。 わかりやすく言えば典型的なギークといえる。 自分の技術を求められる事を求めており、己の実力が遺憾なく発揮できる場であれば、戦場だろうとなんだかんだで向かっていく。 ■好きなもの・嗜好物 酒:ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー、ジン、アブサンなんでもござれ。 どんな酒でも基本的に飲むし飲めるが、一応それなりのこだわりは有る模様。 現在はアイラモルトにご執心。ラフロイグクオーターカスクをロックかソーダで飲む。 煙草:ヘビースモーカーではないが、時折気分転換にホープを吸うことが有る。 ショートホープを直訳すると短い希望である事から、最近はロングピース(長い平和)に鞍替えしようか迷っている所。 音楽:ヘヴィメタル。マーティ・フリードマンがメタルはスクールカースト最底辺と言ったとしてもヘヴィメタルを聞く。細分化するとドゥームおよびスラッシュが主。NWOBHM当たりのアーティストを愛する。 その他なんでも新商品は買ってしまう。 I T E M Kel-Tec。以上 Kel-Tec PLR-16(私物) Kel-Tec PMR-30(私物) Kel-Tec KSG(私物) Kel-Tec社の銃は私物として所持しているが、PLR-16に関しては実際に戦場に持ち出すことも少なくない。本体は私物だが、サイトやライト等は会社の備品を使用している。 その他AMS社の支給装備を使用している。支給品は、爆弾破壊用のSVDとM1911。 閲覧者カウンター 今日 - 昨日 - 総計 - 名前 コメント イメージソング 音楽紹介は以下のURLにまとめてます http //togetter.com/li/947613 @%40KelTec_Love からのツイート
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天の声 1557年 羊それはいろづくもの 羊それはかしづくもの 羊それは仕えるもの このシナリオはぁ~、この文章とは全くもって関係シナリオなのであーるぅ~。 有力大名 ヤンデ連: スレの流れ 360 名前: 名無し曰く、 [sage] 投稿日: 2008/02/01(金) 21 10 00 ID qDL7OE+O 大丈夫かな・・・。憂鬱戦記からの転用 がほとんどですし。 他の作者さんからNGが出たならば即削除し 顔倉を書き換えます。といっても10~20なので あまりかからないですが。 シナリオ ttp //www11.axfc.net/uploader/20/so/He_68827.zip.html 顔倉 ttp //www6.axfc.net/uploader/10/so/S_24434.zip.html 大切なことを言い忘れました。 FAを参戦させたのですがかなりネタバレが 含まれるため。FAをプレイ中の人はtureEND 見てからプレイされることをおすすめですし。 362 名前: 名無し曰く、 [sage] 投稿日: 2008/02/01(金) 21 15 11 ID qDL7OE+O 360 あくまでβ版で武将の数も少なく動かすのがつらい勢力も 多いです。 デモプレイを通じてバグは取り除きましたがまだあると思います。 なので、もしバグとか不具合やこうしたほうがいいと意見があれば ちょっとしたことでもいいので報告おねがいします。 仕様書のミス 仕様書の固有技術の欄に衛宮士郎がいますが実装してません。 次回武将を追加するときに更新します。 369 名前: 名無し曰く、 [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 01 53 01 ID rOwqckE3 360 頂きました。ヤンデ連で初めてみたが心が折れそう(顔グラ的な意味で そしてオウムに計略弾かれすぎ、計略Sかよw 能力値バランスとか固有技術とかが結構好み。 ただ、最初から同系統の適正Sが3人いる勢力が結構あるのが気になったかな。 人材を揃えていく楽しみもあるから最初から3人いるのはどうだろう。 β版とのことなので以下遊んでて気づいた点を報告。 名前が違う気がする人たち ヴェルヘルミナ→ヴィルヘルミナ 成瀬友紀→成瀬有紀 桐島沙依里→桐島沙衣里 性別が違う気がする人たち 柊瀬芦里・珠瀬壬姫・雑賀みぃな・項明みちる・日比生咲苗・霧夜エリカ レベッカ・桐島沙衣里・支倉アエン 長くなっちゃったけど、期待してるんで頑張ってください。 373 名前: 名無し曰く、 [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 06 43 35 ID 7ns+Fslw 362 オンカミヤムの輪島港ムツミが初期いるはずなのにクリック時に なぜか温井総貞になってるグラもリアルグラ 但し武将データや内政させると ムツミのグラで名前もムツミ・・こっちのバグかも あとβって事で遊んだ感想を 結構369と被りますが 武将の数値はかなり個性特徴が出てて自分も好きです 反面適正が個人(例ハクオロ)や国(例ヴァルハラ)に集中しすぎてる気がする 若本軍団など開始早々築城内政学舎を開発してくる 又S及び固有戦法持ちが例外なく2段目まで持ってるでそこを少し変えるともっと 特徴出てもっと楽しめそうな気がします 例(魔砲持ちルイズは適正Sだけど初期は早撃ちまでかなし なのはは適正落として代わりに初期三段撃ち持ちとか まぁ個人の感想なんで気にいらなかったらスルーしてください 連合系はすごく新鮮だったんで完成を期待しながらプレイさしてもらいます 374 名前: 名無し曰く、 [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 07 25 09 ID A/nxLPHl 373 こっちでも確認 中華でチェックしたら拠点信息で城主が温井総貞のままだった 意外と落ちないもんだねーと逆に感心 こちらも遠野家で少し遊んでみての感想 余り武将パラで云々したく無いがあまりにシオンのパラが微妙すぎなので アトラス学院の院生主席 知略で戦うタイプ(高速思考・分割思考) 原典ゲーム(メルブラ)で唯一の拳銃使い これで知略63鉄砲C計略Cはどうかと・・・・確か東方四八も似たような感じだったな まぁ真の機転が利くタイプじゃないと言われればそうなんだが 逆に最初から足軽Sが3人揃ってるのは強すぎるんで 志貴x2はAに落としてプレイ中 魔眼持ちの遠野志貴はBでもいいかもしれん・・・中々覚えない方が面白いし 375 名前: 名無し曰く、 [sage] 投稿日: 2008/02/02(土) 13 19 09 ID AKPNsYai 369 修正しました。 ただ、かすかな記憶なんですが項明みちるは男だった気が・・・・ なので男のままです。 371 一番工夫した所いじってくれてかなり ありがたいです。 373-374 輪島港の件は修正しました。 戦法と適正に関しては夜時間が空き次第作業に入ります。 また、これに関してはシュミレーションをしたいので時間が かかりますが今日中にはなんとかします。 やろうと思っている作業は上位勢力の適正の下方修正 です。 シオンはメルブラで使った程度なのでそこまで詳細を 調べてませんでした。能力の上方修正は少し上げて 適正に関しても修正入れます。言い訳を言わせてもらい ますと 「俺、シエル先生と琥珀さんしかメルブラで使用しない」 ちょっとしたお願いごと 1.バグだけでなく能力に関する意見もどしどし言ってやって ください。 2.吸血鬼も実は連合系勢力なので忘れないでやってください。 3.たまには孝之のことも思い出してやってください。 388 名前: 天の声 [sage] 投稿日: 2008/02/03(日) 00 52 32 ID 89MB4pDJ 修正したシナリオできました。 ttp //www11.axfc.net/uploader/20/so/He_69165.zip.html 377-378 勘違いしてました。多分、伊織と勘違いしてました。 379 乙女さんについては少しだけ知略上げました。 しかし、よくレオの言葉を真に受けて受け流され てしまうキャラなので高くはなりませんが・・・ C†Cに関しては探索してください。というか、 どの勢力もまずは探索からはじめることを おすすめします。 マリアさんに関しては、もしマリアさんが竹の子族を 知っているような年齢ならば武勇はかなり高いと思います。 しかし、マリアさんは 1 7 歳 のか弱い女性のはず・・・・ なので、わざと最低武勇にしました。なんてたって 1 7 歳 なんですから。ここは変更しませんでした。 382 5週くらいしかしてない僕はヘボでした。 サーセン 387 あまりプレイに影響ないので修正してませんがしたほうが いいんですかね? 415 名前: 名無し曰く、 [sage] 投稿日: 2008/02/04(月) 00 33 34 ID 98ttezvJ 409 3国強化停戦あり上級ノーリセ現在つぐみ荘でプレイ中 初期ヴァルハラ牽制しつつ高天神城の築城の繰り返しで横浜基地吸収 開発しながら下田港に陽動だして興国寺築城小田原制圧 ここで停戦明け 技術開発と吸血制圧に手間取り岩付落とした時点でエターナル若本と隣接 漁夫で日本帝国人員と深志城制圧中に若本なのは強襲で浜松港高天神陥落 一門多数打首討死 現在奪回終了+内政と技術上げ中 他国現状はヤンデ連19国128名130万(若本と同盟中) 若本23国137名64万 エターナル10国99名35万 ロアナプラ2国22名5万 つぐみ6国64名69万 たぶん停戦ありはこのままクリアできると思うが停戦なしだと自信ないな 416 名前: 名無し曰く、 [sage] 投稿日: 2008/02/04(月) 02 34 37 ID 3QGJEnE5 原作勢力じゃなくて、原作のキャラを使って意図的に分けていくのも面白いな。 ヤンデ連とかツンデ連とか発想がほんと良いと思ったわ。 好きな属性を持っている人達も多いだろうから、こういうのは本当にありがたいw 逆にその原作が好きな場合でも、その枠にもれたキャラたちを、 捕まえにいく楽しさも出てくるし、やる気がでるわ。 418 名前: 名無し曰く、 [sage] 投稿日: 2008/02/04(月) 10 41 45 ID YTUnFwmj 411 おkです。 全員出します。というかヘカテーの顔グラ 既に登録してたりします。 412 まあ、当主である言葉様も似たようなもの??なので 414 絶対に誰かが突っ込むと思っていました。 ヤンデ連、エターナル、軍団若本、吸血鬼に関しては お気に入りなのであまりいじりたくありませんが、あまり に強すぎという回答が多ければなんとかしようと思います。 強制終了については、僕のPCでもデモプレイ中に起こりました。 なぜ、起こったのかわからないので詳しい人いればよろしく お願いしたいです。 415 作った本人が言うのはあれですが、ノーマルでもきついと思って いたので正直すごすぎるとしか・・・・ 416 更新したシナリオにはヘタレ軍団に各ゲームの主人公を追加したので 似るなり焼くなり好きにしてください。 オススメはヤンデ連プレイのヘタレ制圧→土見稟捕獲→斬首です。 419 名前: 名無し曰く、 [sage] 投稿日: 2008/02/04(月) 14 01 11 ID /YLRol/M 415 強者発見、報告ありです。参考になります。築城迎撃?でいけばいいのか。 苗刀しかなくて野戦だとほぼ負けるんで浜松港を落とさせて吸収してた。そのせいで武将が逃げる逃げる…。 横浜基地の迎撃部隊が1部隊になるように意識して攻める。 日本帝国の援軍に勝てないんで兵1部隊で兵糧0まで足止め。その後駿府城を落として躑躅ヶ崎を兵糧攻め。 このせいでもたついたけど前よりは若干早くなり、マブラブ連吸収したのが1561年12月。 試しに三国強化停戦なしに挑戦してみたが、3年ぐらいで観音寺→小谷→稲葉山→深志→躑躅→駿府と森本に先回りされた。 たまたま運が悪かったんだと思うが、これはひどいorz 449 名前: 天の声 [sage] 投稿日: 2008/02/06(水) 21 42 02 ID 5pzxpJCE 437 ヘルシング見ようと思ってはや一ヶ月 アンデルセン神父がわからないので顔グラと能力をうpを お願いしたいです。ちなみに能力はどんだけ破滅的でも いいので全能力98以下でお願いします 439 シナリオとは全く関係ないですが、 ゴアゴアゴアゴアゴアゴアゴアゴア 446 これもシナリオとは全く関係ないですが、 乙ー、僕もver1.0が完成次第遊ばせて もらいます。 ヴァルハラの勢力の人材を増やそうと 思うのですが誰かいないですかね? もちろんVP以外でも天使とか神であれば おkなので。僕はネタ切れのようです。 あと、ver1.0の構想をちょっとだけ ヘタレ勢力2つに各ゲーム・アニメの主人公が探索できたり。 武将数を増やしたりしようと思います。 つぐみ寮は人材が二人ほど増えましたが回りの同盟の 人材はもっと増えてると思うので、難易度を一層あげました。 476 名前: 天の声 [sage] 投稿日: 2008/02/10(日) 02 10 13 ID 5TPMuxdC ver1.0完成したのでうpしておきます。 顔倉 ttp //www9.axfc.net/uploader/9/so/P_33629.zip.html シナリオ ttp //www11.axfc.net/uploader/20/so/He_71048.zip.html また、憂鬱戦記みたいに国人衆などを動かそうとしましたが 勉強不足のためできませんでした。 勉強して配置変更できるようになったら修正版としてまた うpするのでよろしくお願いします。 変更内容は内部のテキストに書いています。 523 名前: 天の声 [sage] 投稿日: 2008/02/13(水) 01 22 02 ID A5a3q9oQ 少し修正したので修正版出しました。 ttp //www11.axfc.net/uploader/20/so/He_71885.zip.html 変更点は中のテキスト参照でおねがいします。 497 自分が言うのもなんですが三国強化の つぐみ寮クリアは無理だと思います・・・ 507 閣下が総理大臣候補にかなり有力記念と いうことで参戦させてみましたという後付の 理由をつけてみました。 512 申し訳ないです。今回のシナリオはそのような ことがないようにしました。高速で書き換えを したので検証していません。 なので、バグ等あれば報告おねがいします。 516 勝手にいじってくれておkです。 512 参考になりました。
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;--------------------------------------------------------- ;インパクトファイター ~事象の地平線へ~ ;--------------------------------------------------------- ;(BGM:OFF) ;(背景:フェードアウト) ;--------------------------------------------------------- ;(効果:センタリング) プロローグ ~ Ten years before ~ ;--------------------------------------------------------- ;(BGM:) ;(背景:) 時は西暦二〇二〇年。 新宿副都心に建造された一〇八階建ての高級ホテル。 その最上階会議室で、虎宮博士はシュヴァルツドライヴプロジェクト(SDP)の起動実験プランの説明会を行っていた。 ヘリウムⅢによる核融合システムの開発に成功し、自称二〇歳(実年齢は不明)にして、ノーベル物理学賞を受賞したエンジニアたちのカリスマ。 日本が生んだ希有の才能、虎宮沙良博士。 、幼い顔立ちと一四五センチの低長身だけに、天才小学生などと揶揄されることもあるが、年齢不詳で公式の記録には一切記載されていない。 一説には三〇代後半とも四〇代かもと囁かれている。 とにかく年齢に関する話だけはダブーとされていた。 また、頭にはなにやら変な生き物が乗っかっている。生物なのか機械なのかわからないが、ぬいぐるみではないことは確かだ。 そのような奇抜な格好と容姿は、おおよそ科学者に抱くあらゆるイメージを根底から覆してくれた。 もしも一つの型に定義するならマッドサイエンティスト。この言葉が彼女を言い表すに相応しい呼称と言えた。 そうして、その伏目がちな双眸が開眼し、その瞳に射すくめられたならば、大抵の人間は言葉を発する前に屈服してしまうだろう。 もちろん議論やディベートで負けたことは無い。 その二一世紀のアインシュタインと謳われた虎宮博士が提唱した、次世代エネルギーシステム、シュヴァルツドライヴ。 顕微鏡クラスの極小ブラックホールを作り出し、その光をも吸引するエネルギーを利用して発電を行おうというのだ。 論理的には無尽蔵のエネルギーが半永久的に供給される。 そのための実験用プラントは、すでに九割がた完成しており、その内の七割は実際に稼動していた。 プロジェクトの総予算は二四兆六千億円。 国の開発事業としては戦後最大規模であろう。 この、国家の威信を懸けた巨大プロジェクトはいま、最大の山場を迎えようとしていた。 「まだ早すぎるのではないか?」 起動実験に消極的な岩崎教授が異を唱える。 「何をおっしゃるかと思えば……。むしろ遅いくらいですよん。そう、あなたが担当するセクションみたいにねっ!」 壇上に立った虎宮博士は、進捗の遅れている岩崎教授のチームを皮肉りながら反論した。 「だからこうして恥を忍んで進言しているのだ。私のチームが担当した制御プログラムは不完全で、まだテストに耐えうる仕様ではない。無謀な実験は失敗を招くだけだ」 「アハハ心配ないよー。そもそも制御する必要なんてないんだからさぁ。それに制御プログラムの仕様書とソースコードをざっと眺めてみたけど、あれじゃ駄目だよ。研究所の修士だってもう少しマシな仕様を提出できるんじゃないかな? でもね、だからといって気を落す必要はないよ。あんなものが制御できるのなら、人類はタイムマシンだって開発してるはずだからね」 「ど、どういう意味だそれは。何を考えている虎宮博士!」 岩崎教授は席を立って怒鳴った。こめかみの血管が浮かび上がり、ヒクヒクと脈打っていた。 「とにかく! 実験はタイムスケジュールに則り、計画通りに行うよー。いまは一分一秒が惜しいから、早く準備させるよう手配してねー」 虎宮博士は脇に立っている秘書にそう命じた。秘書は無言で頷くと、連絡を行うべくその場を退席した。 「ま、待て! 私は反対する。この起動実験には異議を唱える。実験を強行するようなら、査問委員会の招集を行う」 荒い息を吐く岩崎教授に相反して、虎宮博士は冷静だった。 まるで、餌を求めて山から下りてきた熊を仕方なく射殺するハンターのように、憐れんだ視線を岩崎教授に送っていた。 「五月蝿いなぁ。好奇心を無くし、権威や権力を手に入れたがる技術者ほど醜悪なものはないねぇ。もういいや。ねえねえ誰かこいつをつまみだしてよ」 岩崎教授の言葉を、あくびをかみ殺しながら聞いていた虎宮博士は、面倒臭そうに指示した。 「なっ、なにをほざくか、このケツの青い小娘が! た、たかがノーベル賞を受賞したくらいで天狗に乗りおって、貴様を学会から、いやこの世界から追放してやる!」 虎宮の暴言に、岩崎教授は顔を真っ赤にして怒鳴り散らした。 「たかが……ね。うん。確かにたかがノーベル賞だよ。なんの価値も無いね。でもまあ研究資金を調達するくらいの役には立ったかな? それはそうと岩崎教授。周りを見てごらんよー」 円卓になった会議室に居る科学者、政治家、投資家たちが岩崎教授に送る視線は、侮蔑以外の何者でもなかった。 この会場の雰囲気、出席者の支持は、すでに虎宮博士が勝ち取っており、虎宮博士はプロジェクトを遅延させる病巣のように唾棄すべきものとして皆の目には映っていた。 「なっ、なんだきさまら……」 「おっほん。岩崎教授は疲れてらっしゃる。寛容なぼくは教授に休暇を差し上げることにしました! そうだなぁ、北海道にでも行ってクールダウンしてくるといいかも。それじゃー行ってらっしゃーい」 虎宮が顎で合図すると、扉の両脇に阿吽像のように立っていた黒服のSPが、岩崎教授の両脇を抱えあげ、会議室から連れ出した。 岩崎教授の言葉にならない恨み言が、退出したドア越しに聞こえてくるが、虎宮の関心はもう他のことに移っていた。 「さてと、それでは本題に入りましょうー」 虎宮博士の双眸が妖しく光った。 「みなさまに、我々人類の更なる繁栄を約束する友人を紹介致しまーす」 虎宮博士の言葉を聞いた要人たちは席を立ち、拍手でもって、虎宮の友人を歓迎した。 ;(BGM:OFF) ;(背景:フェードアウト)
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ギコアイス 関連キャラ ねここ・ギコ ダウンロード先 ( ゚ノコ゚) キャラクター一覧 Goluah!! Wiki アスキーアート \ニゲンナ!スマノツラヨゴシ!バーヤ/ ∧_∧レ------------------ / _,,,゚Д゚ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (ノリ_゚_-゚ノリゝ < ゴローちゃんを ノ ̄∂ヾつ | いぢめないでね。 ⊂ツ=====ゝ \(゚д゚) (_ノ_ノ (゚д゚)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 特徴 基本データ HP1000 フロントダッシュ バックステップ MAXゲージ9 補足データ 着地キャンセル オプション Chain Combo チェーンコンボが使用可能に。 他のキャラのそれと仕様が違う。 Auto Guard ガードできる状態ならキーを押さなくてもガードしてくれる。 Guard Cancel ガードキャンセル専用技「アンラッキー&フェイク」が使用可能に。 Advancing Guard 「アドバンシングガード」が使用可能に。 Freezing Atmosphere 「冷凍闘気」が使用可能に。 画面内登場(登場シーン) 勝利ポーズ ■2chでの歴史 ギコ子から派生。 本体は癒し系のつもりだが、帽子が毒舌を吐くので 煽り用途にも使用可。 という、設定で登場したが、ほとんど活きていない。 ねここスレでは、雪苺娘とセットで「落ち目組」と呼ばれ、メインキャラとは一線を画した所で活躍するようになった。 ■Goluahでの歴史 2007年01月16日に( ゚д゚) ◆Sf.EX0YW2w氏がimageと仕様書を公開。 クオリティの高さと元々作りたかったという理由でぶどぅぴぽ ◆hRT6Voodoo氏がDLL制作に名乗りを上げ、2007年04月24日に完成を見る。 ぶち切れ専用で3勝を課題とした、特殊な仕様のハイパーモードが存在する。 戦術 オプションはチェーン・冷凍闘気確定か。 他2つは限界突破用と考えてしまって問題ないだろう。 厚着の為、鈍重な動きしか出来ず、ガードされているとチェーン中余裕で割り込まれてしまうのが痛い。 その代わり、J強攻撃がめくり性能もあって使えるのと、クールショット・ブリザードブレスの牽制が強力。 また、J強ヒット後のコンボがゲージ量に応じて半端ない威力を誇るので、積極的に狙っていこう。 補足だが、技の空打ちでゲージが上昇するので、距離を取って様子を見る時はスキの少ないブリザードブレス連発がお得。 隠しコマンド 斜めギコアイス \↓/←↓/←+D 必殺技を出す事で解除可能。 ダバダバ ↓↓+D ギコアイスカート →→+D or ←←+D(ゲージ1消費) → or ←で方向転換可能。↑で中断ジャンプ。 インドラアロー (空中)←/↓\→+D(ゲージ1消費) アイスコフィン~アブソリュートゼロ (HP30%以下の時)→\↓/←→+C・A・B・C・C・C・B・C・↓/←+C(ゲージ3消費) コンボ ゲージ0 J強→立弱→屈中(冷凍)→アイスソード ゲージ1 J強→立弱→屈中(冷凍)→屈強(冷凍)→アイスバーグショット ゲージ2 ギコアイスカート→インドラアロー J強→立弱→屈中(冷凍)→屈強(冷凍)→アイスコフィン ゲージ3 J強→立弱→屈中(冷凍)→屈強(冷凍)→アイスコフィン→アイスバーグショット J強→立弱→屈中(冷凍)→アブソリュートゼロ ゲージ6(ダメ1000超え) J強→立弱→屈中(冷凍)→屈強(冷凍)→アイスコフィン→アイスバーグショット→アイスコフィン→アイスバーグショット ※超必殺技と超必殺技の間には振り向きが入るが、コマンドは振り向く前の状態で入れる アイスバーグショットで相手を高く飛ばさないと途切れてしまうので、ヒット数を増やす為にも引きつけて出す必要がある。最速ではダメ。 VS.ハイパーモード対策 誘発出来るスキはめくりジャンプをしてブリザードブレスを出させるか、屈Bをガードした後に出す立Cを出している間か出し終えた後が狙い目。 コンボは超強力なので、J攻撃のヒット確認が出来るまで、ギコアイスの近距離で地上技を出してはいけない。 ちなみに、相手はプレイヤーの体力が満タンでなくなったときに積極的に攻撃を始めるようになり、満タン時は時折攻撃してくるというくらいである。その時は投げやガード不能技で地道にダメージを与えていくと良い。この方法を繰り返して上手くいけばノーダメージで倒せることもある。 以下、要注意技対策 ESクールショット ダウン、立ガード不可、他の飛び道具をかき消す、この技のせいでアウトレンジで闘えない、鬱陶しい技。 スピンエッジ強 いい感じにめくってくる厄介な技。 ESブリザードブレス 地上で喰らうと数回ループの憂き目に遭うHIDOI技。 但し、ゲージが5本以上になった時にしか使用してこない。 ギコアイスカート ガードした方が被害が大きくなる可能性を持つ、恐ろしい技。 すぐに喰らうのであれば大した威力でもないので、潰す自信がなければ素直に喰らう方がいいかも…。 ウナギコアイス 最凶のクラッシャー。飛び道具もコンボも何でも潰す。 地上で喰らえば、本体のコンボの起点にもなり兼ねないので、絶対回避だ。 幸いな事に呼び出した時に自分のいた場所で放電するので、ウナギコアイスから逃げる事自体は難しくない。 但し、気を取られて本体の攻撃を喰らわないように。 アイスコフィン 最強のダメージソース。コンボに割り込みに多用してくる。これを使わせない試合運びが出来るかどうかが勝敗を分ける鍵となるだろう。 アイスストーム クールショットやブリザードブレスなどを喰らって遠距離でダウンしてしまった時に重ねてくる技。 かなり削られるが、喰らうともっと痛いので、大人しくしてるのが1番かも。 落ち目組は打たれ強い 起き上がり直後に長い無敵時間。 この無敵時間中に攻撃もしてくるので、起き攻めは完全に無意味に。 エターナルフォースブリザード 体力30%以下かつフルゲージの状態で勝利する事で発動。 以降のラウンドで開始直後に瞬殺してくるww 絶対にフルゲージにさせちゃイケナイ。絶対ダメ。 ネタ元 技名 ネタ元 ネタ元キャラ 冷凍闘気 電撃闘気 ヴァンパイア ビクトル・フォン・ゲルデンハイム アンラッキー&フェイク ジェラシー&フェイク ヴァンパイア バレッタ エスペシャル化 - ヴァンパイア クールショット 烈風拳 餓狼 ギース・ハワード スピンエッジ(一部) レイ・スピン KOF クーラ・ダイアモンド ブリザードブレス ビッグブレス ヴァンパイア サスカッチ 斜めギコアイス 人形化 真侍魂 アイスバーグショット ダイアモンドエッジ KOF クーラ・ダイアモンド アイスコフィン~アブソリュートゼロ~ デッドリーレイブ 餓狼 ギース・ハワード