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十六夜中学 恐ろしい程のひとり野球をする。 個々の能力は高いがチームプレーは極端に低く良いときと悪いときの差が大きい。 制球に難があるがエースの黒薔薇が強力。 1黒薔薇 右/右・153km/h・F103・A193・スライダー3、スローカーブ3、シンカー3・対ピンチ4、四球、乱調 その他7つ 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
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プレスト・ディジョタジョン 名前:Presto DiGiotagione デビュー:『マジシャン・プレスト』(2008年) 概要 マジシャンの男性。ウサギのアレック・アザムとコンビを組んでいるが、ニンジンを与えないために反抗されている。 遠隔で物を移動させる魔法の帽子を持つ。 名前の由来は手品を意味するprestidigitation。デザインは俳優のウィリアム・パウエルをモデルとしている。 エピソード マジシャン・プレスト ニンジンがほしいウサギのアレック・アザムは舞台袖からプレストに妨害を始める。プレストは散々な目に遭うが、観客には大ウケする。プレストはアレックにニンジンを与えて和解し、大盛況の末にショーは幕を閉じる。 テーマパーク トイ・ストーリー・マニア! 東京ディズニーシー版のキューラインには『マジシャン・プレスト』のポスターが掲示されている。 登場作品 2000年代 2008年 マジシャン・プレスト 2010年代 2012年 トイ・ストーリー・マニア!(キューライン) 声 ダグ・スウィートランド*(2008年)
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719 卜り忘れ 2011/02/18(金) 01 17 24 ID NOEg6zH4 「跳ぶ教室」 体育教師の窪山が入ってくると、それまでざわついていた教室が静まった。 「えー・・・(ごほんっ)、今回は、前に言っておいたとおり保健の特別授業になる。残ってる女子はいないだろうな?」 「みんな体育館に行きました」 クラス委員の菊野恭志が男子を代表して答える。 窪山はそれを聞いてうなずくと、窓際の男子にカーテンを閉めさせた。 「あー、前回の保健の授業では、第二次性徴について教えた。お前たちの年頃になると急激に性的な変化が訪れ、それまでとは身体が違ったようになる。今回はそこを詳しく教える」 それを聞いた少年たちに新たな緊張が走る。 一部ののんびり屋をのぞき、彼らは先輩や先に授業を受けた者たちから誇張や脅し交じりの内容を散々に聞かされていた。 「それでは見本のモデルを、クラス委員に頼む。菊野、前に出ろ」 「はい」 すでに覚悟を決めていたのか恭志はさしてためらいも見せずに椅子から立ち上がり、教壇に向かう。 体育教師は恭志の華奢な身体をざっと見回してから、静かに言った。 「それじゃあ裸になってもらおう。できるな?」 「は、はい」 さすがに返事の声を震わせつつ、恭志はゆっくりとみんなの前でストリップを始める。 ほんの数瞬とはいえ衆目に晒した下着は純白で清潔なものであり、恭志は今日のため入念にそれを用意してくれた母に感謝した。 「よーし、ありがとう菊野。えー、自分ではわかりにくいだろうが、みんなの身体はもう大人になる準備を始めている。発毛など目に見える現象だけでなく、睾丸、つまりキンタマだな。 そこで精子や精液がたくさん生産されるようになる。いっぱいになった精子は夢精やオナニーで排泄することが必要になる。この中でそれを経験したものはいるか?」 興味津々に辺りを見回す少年たちの中で、顔を真っ赤にした数名が手を挙げたり小声で返事する。 窪山はにこやかにうなずくと、拍手でその正直さを称えた。 「夢精もオナニーも恥ずかしいことじゃない。男の子のごく自然な営みなんだ。 昔は若年のそういった行為は犯罪だと馬鹿な大人がヒステリーを起こして『青少年性犯罪予防法』を作り規制したが、その結果欲望に負けた子供がついオナニーして罪悪感のあまり自殺するという事件が爆発的に起きた。 また大人になってもむりやり植え付けられたセックスへの嫌悪感から抜け出せない者が急増して、出生率がさらに危険なほど低下するという事態まで引き起こした」 そうした人間本来の自然な本能を抑圧する暗黒時代を乗り越え、性を積極支援する体制にに移行した幸福な現代を体育教師は続けて語った。 「今や性はオープンなものだ。社会秩序を乱すことがない限り、どんなセックスも許される。だが、そのためには正しい知識が必要だ。この保健の授業もそのために設けられた」 (ああ・・・みんなぼくのハダカを見てる・・・香山くんも、高崎くんも、本間くんも・・・っ!) 「先生、菊野くんがボッキしてます!」 「ん? ああ、これは珍しいことじゃない。恥ずかしい目に遭うことによって興奮するというのはよくある現象なんだ。よく春先に見られる露出オナニーはそのせいだ」 「へー!」 春の風物詩である露出狂の大量発生がそんな理由からと初めて知った少年たちは驚きの声を漏らし、あらためて恭志のヒクつく淫茎に注視する。 好奇の瞳から放たれる視線に炙られて、恭志は後ろに組んでいた手をほどき、衆人環視の中自慰に耽りたい衝動を抑えるのに必死だった。 720 卜り忘れ 2011/02/18(金) 01 21 14 ID NOEg6zH4 「それじゃ菊野、今度はこの上に乗ってもらうからな」 「え・・・」 途惑う間もなく恭志は窪山の逞しい手に抱え上げられ、教卓の上に座らせられる。 そればかりか体育教師は恭志にM字開脚して全員に彼の恥ずかしい部分がよく見えるようにしろと指示し、少年が被視の羞辱に喘ぎながら従うのを見守った。 「あ・・・あぁ・・・は、恥ずかしいです、先生っ!!」 「うんそうだな、そろそろいいか・・・おーい、みんなも菊山ひとりに恥ずかしい思いをさせないよう、裸になるんだ」 その言葉に一斉に抗議の声が上がる。 だが窪山が軽く一喝すると、男子生徒たちはしぶしぶといった風情を装いながら素直に従った。 「な、何お前ボッキしてんだよ!」 「バッカ、お前だって!」 途中わいわいと騒ぎはしたが、脱いだものをきちんと畳み机の上に置いて着席した生徒たちを見回してから体育教師は薄いラテックスの手袋を両手に着け、恭志のプリプリした尻肉をぐっと割り開く。 これまで肉親以外には晒したことのない秘やかな蕾を公開され、少年の心は恥辱に悶え狂った。 「みんな、ここがなんだかわかるか?」 「ウンコの穴!」 「肛門」 「こうもんです」 「ウンチするところです」 「バッチいとこ」 (あひいいぃぃぃぃぃっ!!! お尻の穴まで・・・みんなにっ! ぼくが恥ずかしいウンチを出すところを、シワの一本一本までじっくり見られてるぅっ!!!) 哀れな生け贄は白い肌を真っ赤に火照らせ、羞恥で全身を震わせる。 だが、心を屈辱の奈落に突き落とされた今でも恭志は指示を忠実に守り、両脚を閉じようとはしない。 それどころか股間の勃起がさらに熱く昂ぶり、蕩けそうなほど疼いているさまを皆に誇らしげに見せつけるのだった。 「うん、だいたい正しい。ここは肛門で、食事したものを大便として排泄するための器官だ。ただそれ以外の機能もある」 そこでいったん言葉を切ると、窪山は教室の様子をうかがう。 恭志の淫猥なアヌスを見せられて皆勃起してしまってはいたが、それに途惑ってモジモジはしていても、シンと静まりかえってささやき声すら漏れてこなかった。 「それは・・・ここでもセックスできるということだ」 そう聞いても動揺の気配はない。漠然とではあるにしろそのことは皆知っているのだ。 「女子のセックスする部分はオマ○コと呼ばれるが、男子でもここに誰かのペニスを挿れられた瞬間、この穴はオマ○コまたはケツマ○コとなる。 一度そうなったら一生そのままなので、友だちとかに自分の処女をあげたいと思っても、本当にそれでいいかどうかはよく考えろよ」 「はーい!」 元気よく返事した後、少年たちは意味ありげに視線を交錯させる。狩る側と狩られる側の緊張が瞬間、教室を支配した。 「さて次だ。男の子には女子にはない器官、前立腺があり、それは膀胱の下側にある。それを刺激するとどうなるか、試してみよう」 窪山はおもむろに晒されたままの肛門に指を伸ばし、ゆったりとマッサージを施す。 そしてラテックスの上から人差し指にワセリンを塗布すると、かすかに弛緩したそこへ挿入した。 「ああぁんっ!っ!っ!!」 「指を入れた後第一関節をお腹側に曲げる。そこにあるのが前立腺だ」 (指がっ、挿入ってる指がぁ・・・なんなのコレなんなのやめてイヤやめないで気持ちイイきもちいいキモチイイ・・・) 「これを、指の腹で擦るようにしてみると・・・」 「あはん! イイイイッ! イクッ! イっちゃう、イっちゃうのほほほおおおおっっ!!」 721 卜り忘れ 2011/02/18(金) 01 26 17 ID NOEg6zH4 日頃は成績優秀かつ冷たく見えるほど端正な容貌を見せていたクラス委員が快感に蕩けたアヘ顔で淫声を放つのを目の当たりにして、息を呑んだ少年たちの勃起は激しくわななき、室温が急上昇する。 そして恭志が教卓の上で肛門を抉られつつ背を仰け反らせて白くホットなエキスを噴き上げた瞬間、教室の興奮はピークに達した。 「おお、見事な射精だ。はい、みんな拍手~」 もはや落ち着いて座っているものなどひとりもおらず、股間の切ない疼きをどうすればいいのか混乱している者ばかりで拍手はパラパラとしか聞こえてこない。 教卓の上で身を丸めて喘いでいる少年をよそに、体育教師は自分の着けているのと同じラテックス手袋を全員に配った。 「前立腺については見たとおりだが、できればこれを使って自分で実際に確かめるように。自分自身でもいいし、友だちに頼んでやらせてもらってもいい」 「あ、あの、菊野くんにしても・・・?」 「蒔田か。んーどうかな。本人がよければかまわないが、いま射精したばかりでへばってるから」 「し・・・してぇ・・・もっと・・・ぼくのお尻の穴、ほじくってぇ・・・」 今知った、知ってしまった未知の快楽。 その痴悦に目覚めたばかりの妖しい美獣は、エジャキュレーションで濡れ光る淫茎を再びそそりたてながらしなやかな密穴に級友を誘う。 鼻腔をくすぐる精臭と、予想だにしなかった恭志の蠱惑的な媚態に心を奪われ股間をさらに勃起させた少年は、教師が苦笑しながらうなずくのを見るや猛然とダッシュした。 「絶対に乱暴にするんじゃないぞ! そこは切れることがあるし、中の粘膜は弱い。あくまでソフトに、優しく、優しくだぞ!!」 何人かが恭志に群がり、それ以外の者たちもすでに〝自習〟を始めている。 こうしてバイセクシュアルに目覚めた彼らは、やがてリベラルな社会作りに貢献するようになる。 その歴史を知っている窪山は椅子に深々と座ってうれしげに笑った。 「せ・・・先生、あの・・・」 「なんだ遠野?」 「ぼ、ぼく、先生に・・・」 教室ではもっとも小柄でおとなしい少年がそう申し出るのを目を細めて聞いた窪山はうなずく。 「自分で指を挿れるのは怖いか。いいとも、前立腺の位置と機能を実地に教えてやろう」 「そうじゃなくて・・・ぼく、せ、先生に、しょ、処女を・・・!!」 驚きの告白に窪山はしばらく口を閉じられなかったが、すぐ気を取り戻すとそっと少年の肩に手を置いた。 「ありがとう遠野。でもそれは駄目なんだ。教師がそれをしたら即クビ、即投獄と決まってるからね」 いかにフリーセックスといっても限度はある。 それでも毎年子供たちの痴態に我を失い禁を破る教師は後を絶たなかったが、ベテランである窪山は授業の前に精力減退剤を多量服用していた。 「でも指なら・・・さあ可愛いお尻を出して。ここを丁寧に柔らかく揉んで、揉んで・・・ほら」 「はううううーっ!! せ、せんせえーっ!!」 授業では自慰のやり方を実地に教えることはない。アナルプレイと違い、それは本能に任せれば無理なく自然に覚えられることだからだ。 今も、前立腺の悦びを知った少年たちはぎこちない指運びで淫ら穴と同時におのが分身を玩弄し、若い体液を次々に放出している。 そして窪山が膝の上に座らせた少年もまた、大人の太い指に貫かれ、ホットスポットの愉悦に泣きむせびながら自身の欲望器官を激しく扱きたて、絶頂へと達したのだった。 「ふう・・・」 いつしか乱交が始まっていた。 やがては慣れるだろうが、覚えたての肛悦にはまってオスの本能を解き放ち暴走してしまうのも無理はない。 またそんな場合に備えて保健の特別授業は2時間になっているのだった。 722 卜り忘れ 2011/02/18(金) 01 30 17 ID NOEg6zH4 「おれのチ×コ、そんなに気持ちいいのか! 可愛いチ×ポをこんなにガチガチにしやがってっ!」 「ぼ、ぼくのオマ○コそんなだらしない顔して夢中でガンガン突いてるクセに! 搾り取ってやるぅ!!」 「はくぅっ! ゆ、指だけって言ったのにいっ!」 「そ、そんなイヤらしいイキ声聞かされたらもうガマンできないよっ! お願い、先っちょだけ、先っちょだけでいいからあっ!」 「ゆ、雄一、お願い、優しくして・・・」 「あったかい・・・! これが、睦のオマ○コなんだ・・・ありがとう、次はぼくの処女をもらってぇ・・・」 狂態がいくつも繰り広げられる中、恭志の人気は依然高く、次々に放たれる級友たちの精液をすべての穴で受け止め続けている。 注意深く選ばれたクラス委員は期待過たぬ、天性の淫乱だった。 今それが一気に開花し、仲間を惹きつけているのだ。 混乱の中でいつの間にか処女を散らしていた多淫の少年は次の相手にのしかかり、またも直腸に白濁を吸い上げた。 「おチ×ポ、おチ×ポぉっ! もっとみんなのおチ×ポぼくのケツマ○コに挿れてえっっっ!!」 しゃぶりながらその相手のアヌスに指を挿れて悶絶させ、射精させる。 床上に寝かせた相手の勃起を体内に収めつつ激しく身体をくねらせながら自慰し、そのあいだも別の級友のアヌスに舌を挿れて穿り絶頂へと導く。 飽くことなきエロスの化身に、授業の始め裸を見せるだけで恥じらっていた少年の姿は影もなかった。 「よぉーし、そろそろ時間だ。後片付けをして服を着ろ。早くしないと女子が戻ってくるぞ。続きをしたい者は放課後な」 「先生抱いて・・・オトナのデカチ×コで、ぼくを串刺ししてぇ・・・!!」 「菊野、お前もだ。クラス委員なんだからしゃんとしろ」 窪山は弄ばれ尽くしてふにゃふにゃの少年をどうにか立たせ、服を着る手伝いをしてやる。 あちこちに飛び散った残滓を拭き取り、消臭剤を撒き終わったころチャイムが鳴り、女子が戻ってきた。 ホームルームのためやってきた担任と目でうなずきあい、体育教師は職員室に引き上げる。 そのまま残務を手早く片付け、教頭に断って早引けした。 (さて、来るかな) 着替えのとき、こっそりポケットに忍ばせた自宅の住所。 すでに服用した薬の効果も切れている。 相手に塾がない日なのもすでに確認済みだった。 学校には絶対秘密のつまみ食い。 やがて鳴った呼び鈴の音に応えつつ、現れた小さな身体をどう貪ろうかと算段する男の口元は明るく微笑んでいた。 end
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352 :トリップ忘れた 1/7:2008/11/24(月) 22 17 41 ID 5IHrkYnA 先輩の飼い猫になって一ヶ月半ほど。 彼は女の人の所に行くことも殆ど無くなって、先輩の欲望の全ては僕の身体に向けられている。 彼の好きなとき、好きなように、好きな所で好きなだけセックスを求められた。 その代わり、先輩は服も自分で畳めない人だったから、お礼に身の回りのお世話をさせて貰っている。 「これじゃまるで、お嫁さんに来たみたいですね」とうっかり呟いてしまったら、先輩は明後日の方向を向いて、それっきり、僕が何を言っても返事をしなくなってしまった。なんだか幸せ。 彼が乱暴なひとだったのは、きっと欲求不満のせいだったんじゃないかと思う。 殆どお外に出して貰えないから、髪も随分と伸びてしまった。寝起きはすごくぼさぼさで、小さな頃を思い出して嫌になるけれど、今のように、お風呂上がりのときに鏡を見れば、肩を過ぎるくらいの髪が奇麗なさらさらになっていて、ちょっとだけ誇らしい。 とっくに内容物の処理は済ませていたし、お尻に入っているローションの冷たさも感じない。 もう一度洗面所の鏡で自分を見に行くと、なんだか鏡の前でどぎまぎしてしまう。 ずうっと昔は、虚ろな目をした惨めな生き物が入っていた筈なのに、 今ではちゃんと人間のように見えるのだから。 浴室の扉が開く音が聞こえたので、跳ねるようにそちらへ甘えに行く。身体を拭いている先輩のどさくさ紛れに後ろからしがみつこうとしたけど、まるで予期していたのかと思うような手捌きでそのまま抱き上げられて、その後はベッドの上まで直行便だった。 先輩の腕の中からそっと首を回し、彼の横顔を盗み見る。 色の薄い短めの髪に、まるでナイフみたいな鋭い瞳の、猛禽みたいなひと。 背が高くて、でも痩せぎすでもなくて、すごく無駄のない筋肉が付いている。 怖くて、力が強くて、僕を殴るのに何の容赦もないおっかない人だけど、 世界でたった一人だけ、僕を生き物として扱ってくれる、とても優しいひとだった。 お尻を高く上げて枕にしがみついて、尾てい骨辺りに広がるぴりぴりとした甘さを耐える。枕の中に顔を埋めて、先輩の匂いを胸いっぱいに吸い込む。 悪戯していた指はすぐに離れてくれたのに、欲張りな入り口は勝手にひくひく動いちゃう。 彼の大きくて熱い両の掌が、括れの少ない骨ばった腰を掴んで捕らえる。 動くことのできないお尻の割れ目に、鉄の焼き鏝みたいに熱い、肉の柱が押し当てられた。 上下にゆっくり擦られると、お尻越しに熱が伝わって、とっくに柔らかく解れていた穴の痙攣はますます酷くなってしまう。 僕のお尻が際限なくどこまでも熱くなっちゃう。 麻痺した言語野は、ケダモノの段階まで退化したように、呻きともただの吐息とも判らない声を垂れ流すのが精一杯だった。 おねだり…おねだり、しなきゃ…。えっちが始まらないよぅ…。 「はぁうう… はふぅ… 早く、女の子に…女の子にぃ、して下さいぃ…」 「バーカ。今更女になれる訳もないだろ。…ただのちんぽ狂いのオスガキなんだよ。お前はよ。」 熱で煮崩れした意識は、ぼんやりと白く濁ったものが弾け飛んでいるような出鱈目な光景で埋まっている。 その間に、彼の何もかもがみっちりと詰まった肉柱が、照準を定めている事にも気付けなくて… ずごりゅりゅりゅうっっっ!!!! 「きゃひゃいぃぃぃぃぃっ!!」 最初の一突きだけで、奥の奥まで捻じ込まれた気がする。 お臍の裏が、かあっ、って熱くなる。お尻の入り口の周りがちくちくして、先輩のお毛々の感触。下腹部が僕のお尻にくっついている。僕のおちんちんも、それだけで一気に泣き出してしまった、ひくひく上下にしゃくりあげて、鈴口の先から大粒の涙を零して咽び泣いている。 お慈悲が始まった。 ずごおっ!ぶぼうっ!ずぼんっ!ぐぽっ、ぐぽんっ!ぐぽぉっ!ずぐりゅうっ! 突き上げる時に腰を引かれて、自分のお尻がおナカごと、上手に彼のペニスを擦るように操られている。 身体を引きつらせたり、背骨を反らそうとしたり、逆にお尻を捻って快楽を逃がそうとするけど、 それにも構わず深く穿たれる度に、電撃を与えられているような刺激が走って徒労に終わる。 彼の腰使いは深い。腹の中を全部こそげられているような、掻き出されてしまいそうな圧迫感を味わう。 「んうっ! あっ、あぁぁっ!…あっん! んぐっ! あうんっ! あんっ! くふぅんっ!」 脊髄をつんざいて通る甘い痺れに、喉から自然に嬌声が溢れてしまう。 自分も、こんな声を出せるようになった。エッチな漫画でそういうシーンを見たことはあったけど、本当に自分もこんな風にあえぎ声を上げるなんて思わなかった。 おナカを切り裂くペニスの快楽はいままでのどんなことよりも強くて、全身が愉悦の痙攣に塗れている。 亀頭が擦り、叩き付けている箇所は脂肪が薄い。細く骨張った腰の骨格が砕けてしまいそうな衝撃が、何度も何度も波のように打ち寄せていた。 窄まった腸壁を、雄の硬張りで満遍なく擦られる。彼に強くお尻を掴まれているから、一定のリズムで続く強い刺激はどこに逃がすこともできない。 このままじゃ、骨も筋肉も神経も、下半身のパーツがバラバラになっちゃうのかもしれない。 愛しい人の愛しいモノの残酷な一突きごとに、彼のペニスの動きは内部を愉しむものから、吐き出そうとするものへと変わってゆく。 もうすぐ、一番のお仕置きと最高のご褒美が、一緒に噴き上がるんだ… 今になってやっと気が付いたけど、何時の間にか涙が眦の端からトクトクと流れて止まらない。 "体中の孔という孔からお汁が溢れ出る"というのは比喩じゃなくて真実だということが、この身をもって理解できた。苦痛と快楽の区別がつかない。それはきっと最初から同じもの。彼には何を与えられても、僕の喜びに繋がっているんだ。 腰の負担が軽くなって、逃げられないよう戒めに掴まれていた手が離れたのだと分った。 彼の指が次に向かった先は、さっきから切なく屹立しっぱなしで放置されていた、乳頭。 他の部分から与えられる快感だけでも十分凄まじいものだったから、ずうっとお預けのままで居たのに気付かなかった。指の腹で優しく転がされていたのも、最初の往復だけだった。 愛撫はすぐに爪先を使った揉み潰しに変わって…。 「ひぁ…あっ…あっ、ふあっ、ああああっ!ひっ!ひぃっ!ひぃぃぃいんっ!!」 乳頭を指先で摘まれたままお尻をピストンをされると、突き上げに伴って上半身も跳ね上げられ、おっぱいが引っ張られて意識が飛びそうになってしまう。 とにかくお尻と頭をめちゃめちゃに振った、お尻をぎゅうぎゅうに締め上げて、腸壁と擦り合わせて、敏感な方の快感を誤魔化して、彼にもっともっと昂ぶって貰って、早く満足させてあげないと、僕は本当にセックスの中毒患者になってしまいかねない。 僕は官能の耽溺には慣れていない。気持ち良過ぎるのには耐えられない。こんな快楽から逃げられる訳がない。逃げたくなんてない。もっと気持ち良くなりたい…もっと… 僕の内臓を摺り下ろして食べている、彼の硬張りが、だんだん上を向いて反りかえる。 「いいぞ…もう、出す、出す、から、な…」 ぎゅう、と痛いくらいに僕のおちんちんを掴まれる。半分しか剥けていなかった皮を乱暴に剥かれて、雁首に親指の爪を立てられる。他の指は茎を扱く。 下半身に膨大な電流が流されたような衝撃が走った。 「んふぅああああああああああああああっっ!? ぃひゃあああっ?!あっ!?あっ!?うあああぁっぁあっ!!!」 びゅぶぴゅぅーーーーーーーーーーーー!!! 僕は一秒すら持ち堪えられず射精する。先輩の手は止まらない。剥き、爪を立て、握り、扱く。 「ごっ、ごめんなさぃぃいいいぃっ!せーしっ!せーし出しちゃいましたあぁあああっ!! ひっ!ひぃっ!ひぐぅっ!いぎゅいぃぃぃっっ!」 肺の空気が弾き出されるのに合わせて、だらしなく開いた口から、独りでに舌が突き出した。 口の端から涎が垂れ下がる。内腿が痙攣して、膝から下の感覚が無くなった。 おちんちんを虐める先輩の手は止まらない。射精が止められない。先輩は僕を気持ちよくさせるのが目的なんかじゃない。「もう達きそうだから、お尻を締めろ」って合図だ。 ぼくのおちんちんは、先輩の大きな手の中で、もう一つの心臓みたいに延々と熱く脈打っている。 お尻をこれ以上ないぐらいぎゅうぎゅうに締めているのに、先輩の固張りは肉を簡単に引き裂いてしまう。 たっぷり擦りながらずぶずぶと根本まで埋まると、先輩は僕を後ろから強く抱き締めてくれた。 ごぶびゅううぅーーー!!!!ぶぐるっ!ぶびゅぶびゅうううっーーー!!!! 「あがっ、あひゃあぁあぁふああぅぅああ!!?ひっ、ひぐうううっ!! ひぬっひぬぅっひぬうううっ!!おなかやけどしてっ、ひんじゃうううううううっ!!!!」 誰にも見ることのできない、自分ですら触れられない場所に、先輩が自身の焼き鏝を押し付けて、僕の内臓に、お尻の奥に、所有物だという証を刻み付ける。 決して見えない火傷の痕は毎晩濃くされる。もう僕は絶対に先輩のものだった。先輩のものじゃない僕は僕じゃなかった。 お臍の裏にまで届いていた熱々のおちんちんが決壊すると、ゆっくり上下運動を始めた。 彼が朝、寝起きに背伸びをするみたいに緩やかな早さなのに、自分の体重の負荷抵抗ぐらいなんかじゃ有無を言わさない力強さでしゃくり上げて、ざらざらの亀頭が天辺を仰ぐ度に腸壁を舐る。脈打つ鼓動が前立腺を苛める。 ぎちぎちに雄を締め付けているせいで、幹の太まりが一つ一つ根本から昇って来て、中にみっちり詰め込まれた半固体のマグマを、次から次へと内臓へ直に叩きつけて押し当てるリズムも克明に分かってしまう。快感を逃がせないから、歯を食いしばるか、鳴くしかない。 先輩のザーメン焼き鏝が、僕の胎内に焼印を刻んでいる……。 びゅぐんっ…!!びゅぐんっ…!!びゅぐんっ…!!びゅぐんっ…!!びゅぐんっ…!!……… ゆっくりと、長い時間をかけて、沸騰した糊のような精子を種付けられる。 彼は今、背中を丸めている。 自分の背中の上には、力強い鼓動と、長い間隔の呼吸を繰り返す胸板が密着していて、耳たぶは熱く荒い吐息に焙られている。肩を一周して抱き締めてくれているのは左腕で、右腕は自分の男の子の部分の茎の半ばから袋までを、握り潰さんばかりに強く掴んでいる。 「あぅぅ……おなか……とけちゃう……」 お腹の中に、ぱぁっ、って広がった先輩のものを、僕のお尻は残さず飲み込み続ける。 もし僕が本当に女の子だったら、この一回だけでも絶対妊娠してしまっているって思う。 こんなに濃厚なの、先輩の女の子たちはどうしていたんだろう。 今まで先輩の赤ちゃんはできなかったのだろうか……。 僕のお尻はとっても欲張りだ。一つの波を吐き出したら、すぐ次はないのかときゅうきゅう催促するのだから。 だんだん勢いがなくなって、一巡の間隔も長くなる。先輩のおちんちんはすっかり俯いていた。 でも、まだ輸精管に居残ってる意気地無しの子達を追い出そうと、ペニスの幹が頑張ってひくひく脈打っているみたい。まってね。いま、もう少し、頑張るから…。 お尻の入り口からだんだん昇るように、お臍の中に力を込めるようなイメージをする。 きゅうっ、きゅん♪ って、してあげると、大きなおちんちんは ぴゅるるん、ぴゅぴゅっ♪ みたいに、可愛い返事を返した。彼の喉から、唾を飲み込む音がはっきり聞こえた。 一頻りの精液を下さって、まだまだ十分な硬度を保っている逸物が、お尻の中から抜け出ようとしていた。硬くて太いカリがぞりぞりとナカを引っ掻くような動きをするから、それのせいでぴくぴくと、直接下半身の痙攣に繋がってしまう。まだ敏感なままの腸壁が、強い刺激を受け取って、きちんと正直に神経まで運んでしまうからだ。 ペニスの全部が引き抜かれて栓が外れた孔からは「ごぶゅびゅうっ♪」って音がした。 彼の精液が溢れ出る感覚だけでもキモチよくなってしまう。僕を気持ちよくしてくれるのを少しも休ませてくれない。 「気持ち…良かったぁ…。先輩、大好き…」 心地良い疲労感、温まった身体と柔らかいベッド、先輩の腕の中という安心感。 目を瞑れば、すぐに闇に落ちてしまうことを知っている。重い目蓋を懸命に見開きつつ、ようやく恵まれた休憩に一息付けた。 呼吸と動悸を落ち着けようと荒い吐息を繰り返したけど、熱気の篭った密室の中では酷く効率が悪い。 彼の手がお尻に掛かると、反射的に背筋が跳ねる。撫で下ろすように指先が中央の窪みを滑って行くと、 彼の…きっと薬指だと思う、お尻の入り口をくりくりと意地悪し始めた。 「ふひゃあっ!?」 力の入らない膝に無理矢理言う事を聞かせて、高くお尻を上げる。 顎と頬っぺたはだらしなくベッドにくっ付いたままで、両手もカエルみたいな支え方をしてる。 今夜は、彼はまだ一回しか射精してない。 僕なんかが休んでいる暇なんて、無いよね。 右脚を掴まれて、身体を転がすように仰向けさせられる。 少し体を転がされただけなのに、おナカが「たぽん♪」と震えて、全身の肌に、ぴりぴりしたこそばゆいような気持ちよさが走る。 密室に充満した精液独特の噎せ返るような性臭に中てられたせいか、ぐちゃぐちゃに蕩けていた視界に再び捉えることのできたものは、腿を掴み上げて、腰を持ち上げようとしている彼の腕。 お尻の中心に当てられたのは、幹に精液の帯がマーブル模様を描く、太く浅黒いおちんちん。 浮き出た血管が脈打って、自分の手首よりも太くて、硬くて、熱い、彼そのもの。 挿れるところ、見せてくれるんだ…。 涙腺から堪えようのない水滴がじわじわ溢れてきて、また視界がぼやけそうになる。 両手の指で邪魔者を拭いながら、息を飲んで、その瞬間を待ち望む。 先端が入り口に当たっただけなのに、もの凄い熱量で焼かれるような感覚。 お尻の孔が火傷しちゃうと思ったのか、無意識に喉がヒクついた。 そこで何が起きているのかを見せつけるように、ゆっくり、ゆっくりと。 ありえない太さと長さの肉の棒を、ちゃんと自分のお尻が咥え込んでしまうなんて。 目の前の光景は、いつも容易には信じられない。 背を反らすこともできず、筋肉は弛緩して、胸の中の心肺が全力で飛び跳ねている。 おちんちんが挿って来て、突き刺さってゆく深さに次々と快感がつんざいて、どこまで達しているのか、感覚と視覚の二つで教えられる。 大きくて太いのがまたお尻をぱんぱんにしてゆく。 早く根元まで容れて欲しくて堪らないのに、言うことを聞かないおナカはぎゅうぎゅう吸い付いて、締め上げて、 喜びに震えて痙攣までしてしまっている。 それなのに、彼はすがりつく腸壁なんかお構いなし。おちんちんと僕の為にゆっくりと腸を虐める。 「これ、これすごいっ!すごいのぉっ!気持よ過ぎてお尻がひとりでに吸い付いちゃうっ!」 腰をベッドに着けるを許してくれて、やっとのことで一息をつけた瞬間に、彼の体重がかかったトドメの突き挿れが入り、骨盤を痺れさせる。 覆い被さるように影を作っている、逞しい上半身が遠くのほうにあって、 潤んでいた視界にもはっきり彼の表情が見える距離なんて、もう至近距離だった。 これ…さいしょのHと同じ格好だ… 「…嫌らしい顔。救いようが無いぐらいにイカレてるよ。こんなエロガキは、な。」 「え…?」 「ああ、そうか。もうガキじゃなくて家畜だったな。…家畜の割には…まぁ、いいんじゃないか。」 唇の啄ばみは一瞬で終わってしまった。キスだったことに気付いたのが遅い。 今までにないくらい優しいものだったのに気付いたのはもっと遅かった。 ずっ、ずるい!ずるいっ!こんな、こんなタイミングにキスしてくれるなんて! 「あのっ、いま、今の…嬉しかった、です」 呂律の回らない舌は、思いついたことをそのまま喋ってしまうけれど、いま話したことなんか、二人ともすぐ忘れちゃうと思う。 その証拠に、まだ言葉が終わらないうちに彼の顔が近づいて来ていて。 もう、自分のできることは、目を瞑って、さも物欲しそうに、唇を小さく開けることだけだった。 口の全体を包みこむ貪るような口付が覆い被さる。口から伸びた舌はすぐに口内を弄り始める。 歯茎を撫でられて堪らず顎を開いてしまうと、隠れた舌に猛然と襲いかかり、絡みついて締め上げて、そとまで引き摺りだそうとする。 舌虐めに飽きると、歯の裏側を舌先で炙るなり、また歯茎を舐めしゃぶられてしまう。 お尻の中でヒクついてる、ガチガチに硬いおちんちんを万力みたいに食い締めてしまう。 膝立ちになった彼の両腿に挟まるように、右の片足を、彼の左肩に引っ掛かる高さまで掲げられて、ベッドの上の体を、自分の肩で支える格好にされた。 彼の右手が、自分のおちんちんに伸びる…。 握られると、頭が真っ白になる。扱かれる、そのまま彼の腰に激しく目茶苦茶なピストン運動を始められると、もう狂うしかない。 押し出された白いゼリーは轢き潰されて泡だって、それが弾ける度に敏感になった孔の皺に逃げ込んで、余計に入り口の触覚を暴れさせた。先輩の恥毛がぞりぞりとお尻をくすぐる。彼はまだまだ物足りなさそうに、おナカの一番奥を「ずぐん!ずぐん!」と抉り擦る。 びゅうううっ!! おちんちんの裏が潰れるくらいの圧力が掛かっただけなのに。何故かわからないけど、前触れもない射精だった。 「あれぇっ!?ごめんなさいっ!おちんちんがっ、かってにっ!ぼく、こわれちゃったのぉっ!?」 溜まった欲望が衝撃で無理矢理押し出されて、ものすごい勢いで真っ白な精子が噴き上がった。 先輩の突き込みに合わせて、自分の肉茎も縦にしゃくり上げ、勝手に射精が続いている。 最初の白濁は塊で飛び出たけど、空中の白いラインは絶え間なく、途切れず、一突きごとに粘度の強いお汁を噴き上げる。 お臍の上あたりに、白い汁溜まりができるのも、あっと言う間のことだった。 「しゃせー止まらないよおっ!!きもちよくなっちゃうのが止まらないんですぅっ!! せーえきがぁっ!おちんちんのバクハツ止まらないっ!!かってにきもちよくなるいけない子です!悪い子ですぅっ!!!」 喜びと感謝をちゃんと言葉に換えて伝えたかったけれど、心も体も何もかもが朦朧としていた。 喋ることもできないし、キスをねだったり、抱きしめることもできない。 痙攣の引かないお尻の孔だけは別で、入り口はひくひくして、奥は大喜びで、思い出したようにぎゅうって締めつける。全身の細胞が幸せを叫んでる。失神寸前の官能に、ただ、わななくことしかできない。 やがて間も無く、先輩のおちんちんも爆発した。 待ち望んだ孔の奥にいきなり訪れた射精の衝撃が意識を破裂させて、代わりに白く濁った甘い光が、網膜の上でチカチカと明滅した。 なんだか身体がむず痒くて、目を開いた。窓のカーテンの隙間にはお月様が出ている。 あ…僕、寝ちゃってたんだ…。でも……まだ…できそう…かも…。 ベッドの上に上体を起こせば、少しひんやりした空気が心地良い。すぐに寒くなっちゃうけど、彼と二人で寝るなら全然平気。不貞寝しちゃってる先輩の脇腹を突付くと、寝返りを打ってこちらを見上げる。疑わしいような、恨みがましい視線。すっかり、構って貰えない大型犬みたいなひとになっちゃっている。変に可愛らしくて、くすくす笑みが零れてしまう。 ばさりとシーツを広げて、僕は勃起したおちんちんをお月様の下に晒した。 「ほら、先輩。僕、もう元気になりました。…まだまだいっぱい、しましょう♪」 先輩は電光石火の勢いで腕を伸ばした。彼は自身の身体の下に僕を引き摺り込む。 股を開かされるとお尻から温かいお汁が勝手に溢れ出て、入り口を濡らす。 僕のお尻は、お預けを食わされていた男根に串挿しにされる、夜の初めよりもずうっと硬くて熱い。 先輩と僕はまた快感を貪る。 まだ少しくらいは人間味の残っていた筈の僕の嬌声は、すっかりケダモノの断末魔みたいな悲鳴に変わり果てていた。 この日、僕はやっと初めて、先輩を満足させてあげられたんだ。 すっかり萎れてしまった先輩のおちんちんなんて初めて見る。 お口で先輩のを清めている最中も、まだ頭は夢見心地で、身体はふわふわしている。 顔を出したばかりの朝陽が眩しくて目を細めたら、頭をそっと撫でてくれる。大きな手が朝の眩しい陽光を遮ってくれて、嬉しかった。 彼は、精一杯ご奉仕をすれば、ちゃんと労わってくれる優しい人だった。 こうして誰かの顔をじっと眺めるなんて、もう何年もご無沙汰だった 目を合わせただけでも、バットや、木刀や、金属のパイプ、あるいはゴルフクラブで殴られていた僕は、誰かの顔を見上げるなんて、怖くてとてもできなかったから。 幸福と快楽を溢れるぐらいに注がれ続ける僕は、もう本当に頭がおかしくなってしまったのかもしれない。 でも、家畜でも玩具でも、今更そんなことはどうでもよかった。 親という拷問官たちが外に食べに行っている間、僕は三角コーナーや残飯バケツの中を漁って、なんとか食べられそうなのを探したり、真っ暗な車のガレージの中で、凍えそうな夜が明けるのを、眠れぬままじっと待つこともない。 御伽噺で言うなら、悪い魔王の城から、騎士さまが攫いに来てくれたみたい。 そんな事を朝食の時に言ったら、先輩は何故か噎せてしまって、耳を真っ赤にして逃げるように学校に向かってしまう。彼が帰って来たら、どうしたらいいかを考えて、えっちは頑張ったから、やっぱりご飯かお風呂かなぁ、って考えながらベッドに潜りこんでも、あちこちがべたべたして精液独特の匂いがする。失敗したなと後悔したけど、どうしても睡魔には勝てない。 本当に猫になった気分で背中を丸め、胸をいっぱいにしたまま、目を瞑った。
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359 :大学生と眼鏡っこ小学生(1):2007/09/15(土) 06 00 09 ID ppwpUdbN 九月も中頃に近付き、夜中はまだ冷房を必要とするくらい温度が高いと言うのに、日が沈むのだけは段々早くなってきた。 去年もこんなもんだったろうか。 もしかして最近ニュースでやたらと取り沙汰されている異常気象ってやつか? そんな、世界にとっては一大事なんだろうがしがない大学生である自分にとっては非常にどうでもいい事を頭の中に並べながらのろのろとした足付きで階段を上がる。 築二十年(もはや骨董品の部類に入る)の木造二階建て、日当たり最悪、住んでいるのはむさ苦しい男のみと言う、家賃が月三万というのが取り柄のボロアパート。 安普請の階段は体重をかけるたびにギシギシと今にも抜けそうな音を奏でる。 しかしその音が意外なところで役に立つらしく、 俺が帰ってきたことにいち早く気付いた小さな足音が、こちらにパタパタと駆け寄って来るのが分かった。 どうやら扉の前に座り込んで待っていたらしい。まあ、いつもの事だが。 「……遅いっ」 最後の一段を上りきらないうちに見慣れた顔が見えて、俺はやれやれと息をつく。 「また来たのか?」 「借りた本、読み終わったから…」 そして何やらランドセルの中をごそごそと漁り出す。 ……そう、ランドセル。 最近は紺色なんて洒落た 色があるんだな…などとまたどうでもいいことを考えながらも、視界の端に入った小学生の象徴みたいな物体を見やる。そして自覚する。 いま俺の目の前にいるのは、こんなボロアパートには縁があるはずのない小学生の少年で、 俺はこの少年に……とんでもないことをしでかしているということ。 「これ、面白かったよ」 少年……秋人は見るからに優等生といった風貌の小学生だ。 高そうな銀縁の眼鏡が顔の大半を占め、レンズの下には気の弱そうな、そのくせ神経質そうな瞳がこちらをちらちらと伺う。 他の何にも染まっていない真っ黒な髪は、肩につく寸前で切り揃えられている。 それが、秋人が自分の顔を隠すためにやっていることを俺は知っている。 この分厚いレンズの、長い髪の下にある、そこいらの女の子よりよっぽど可愛い顔をしていることも。 「ていうか何貸してたっけ?……カフカか」 子供が読む本じゃないだろこれ、と勧めた自分自身に突っ込みを入れながら、こんな場所で立ち話も何なので、俺は秋人を家の中に促した。 363 :大学生と眼鏡っこ小学生(2):2007/09/15(土) 23 56 25 ID ppwpUdbN そもそも俺達が出会ったきっかけは、インターネットのとある掲示板を介してだった。 掲示板と言っても別に出会い系のようなものではなく、同じ趣味を持った者同士が性別年齢を問わず好き勝手に雑談し、 その中で気が合えば各自でメールアドレスを交換することもある、表向きは至って健全なものである。 その掲示板は趣味に応じてスレッド、つまり話題を立てて語り合うのだが、その中で『ジャンルは問わず。とにかく読書が好きな奴、集まれ』という非常に分かりやすい題名のスレッドの中で、特に親しくなったのが秋人だった。 年齢が離れている事もあって読んでいる本は異なっていたが、面白ければハードボイルドだろうが恋愛小説だろうが何でも読むという無節操なところで気が合って、いつの間にか個人的なメールをするような親しい間柄になった。 それから本以外のプライベートな話題を交わすうちに互いの住んでいる家が私鉄で数駅という非常に近い場所にあると分かり、年齢の離れた友人として月に数回程度会うようになった。 ここまではまだ問題のない、至って健全な関係だったのだ。 名誉のために誓って言うが、俺はそれまで妙な趣味など持ち合わせていない、ちょっと文学オタクなだけのどこにでもいる大学生だった。 彼女こそいなかったがゼミで開かれるコンパには頻繁に顔を出し、 それなりにいい雰囲気になった女の子だっていた。 ……今から一ヶ月ほど前の、あの日。 今まで歩いてきた道を踏み外すまでは。 366 :大学生と眼鏡っこ小学生(3):2007/09/16(日) 03 42 41 ID WMvg8Zyf 夏休みに入ってからと言うもの、秋人は頻繁に俺の家であるボロアパートを訪れるようになっていた。 それまではお互いに都合が合う日(だいたい土日祝日)に図書館や本屋、 さすがに俺みたいな大学生が秋人の家に遊びに行く訳にはいかないので俺の家で本の貸し借りなどをしたりしていたのだが、 夏休みは金もないし家にこもって本でも読んでるよとメールで告げたところ、 秋人は毎日のようにやって来ては家にある大量の本を読んだり、借りて来たビデオ(DVDデッキなんて代物は貧乏学生の家には存在しない)を一緒に見たり…… 何だかんだでそれなりに退屈しない日々を送っていた。 その日は朝から茹だるような暑さで、 秋人は午前中に通っているらしい夏期講習を終えてまたいつものように家へやって来ると、 ほとんど効いていないも同然のクーラーに悪態をつきながら、新しく借りてきた洋画のビデオをもはや家主に断りを入れることもなくデッキの中に入れた。 年代物のデッキはキュルキュルと危険な音を立てながら、ビデオを再生するのにしばらくの時間を要している。 「お前さ、毎日毎日来てるけど他に用事とかないのか?」 俺が若干の嫌味をこめて言うと、秋人はむっと唇を尖らせて視線をテレビからこちらに向ける。 「それって、迷惑だからあんまり来るなってこと?」 「そうじゃなくって……」 「僕だって結構忙しいんだよ。朝から塾行って、家に帰ったら学校と塾の宿題とか、 授業でやったところの復習とかしなきゃいけないし…」 「…うわ、勉強尽くしだな。俺の小学生時代とはえらい違いだ」 まあ秋人が通っているのは県内でも有数の私立小学校(ちなみに大学までエスカレーター式らしい)だから、仕方ないんだろうが。 「だからせめて昼くらいは本読んだりビデオみたりとか、好きな事したいんだよ。 家じゃ母さんが勉強勉強ってうるさいし……」 「同じ年の友達と遊んだりはしないのか?」 「やだ。同級生なんて子供っぽい奴ばっかりで、一緒にいても楽しくない」 「ふぅん……」 367 :大学生と眼鏡っこ小学生(4):2007/09/16(日) 03 50 40 ID WMvg8Zyf じゃあ俺と一緒にいるのは楽しいのか。 とは敢えて聞かずに、ようやく再生されたビデオへと視線を向けた。 秋人が借りてきたのは、以前に単館上映でやっていたスペイン映画で、 日本ではあまり広く知られてはいないが少年期の敏感で多彩な心情の変化などを細やかに表現している、なかなか見応えのある作品だった。 物語は中盤へと差し掛かり、主人公の少年は友人と一緒に大人の情事を覗き見てしまうシーンへと突入する。 すると、それまでの淡々とした雰囲気が一変、淫らで怪しい空気へと変わる。 真昼間から小屋の中で絡み合う肢体、衣擦れや水音に混じって、喉の奥から漏れる高い嬌声。 俺はまじまじとテレビ画面を眺めながら、さすがスペイン映画は情熱的だなぁなどと客観的な意見を覚えるよりも、 これは……小学生に見せてもいい内容だろうか、と少々気まずい気分になっていた。 アレだ、家族と一緒に見ていた映画で激しいベッドシーンが展開された時のような、そんな気分。 「……秋人?」 しかし俺のすぐ隣、畳の上で膝を抱えて体操座りをしていた秋人は、画面に視線を固定したまま身じろぎすらしない。 眼鏡のレンズはテレビの青白い明かり、それから僅かにそれとわかる肌色が映し出されている。 最近のガキはませてるし、意外と大丈夫なのかな。 そう思って俺は再びビデオに集中しようとしたが、 どうにも様子がおかしい事に気付くと、何気ない風を装って秋人の……僅かに布が擦れる音がする、脚へと目を向ける。 一見平然とビデオの中で交わる男女の肢体を見ているようだが、 両手で抱えた膝は震え、もじもじと脚の付け根を合わせている姿は、尿意を催しているようにも見える。 しかし同じ男である俺には、秋人がどんな状況であるのか容易に知れた。 「勃った?」 「………………っ!」 369 :名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 01 13 36 ID l8kMXJZq 包み隠そうともしない俺の言葉に、秋人は羞恥かあるいは屈辱からか顔を血色に染めた。 「別に男同士なんだから隠すことないだろ。どうする?」 「ど…どうする、って…?」 「自分でできるか?それとも手伝おうか?」 「……っ!ばっ…、ぁっ!」 秋人は慌てて立ち上がろうとしたが、寸前で伸びてきた俺の手が熱の中心に触れると、力が抜けてへたりと地面に腰を落とした。 「まだ小さいけど、ちゃんと硬くなるんだな」 「や…やだ、触らな……ぅんっ!」 ズボンの上からやわやわと揉みほぐすように触ってやると、そこは段々と硬度を増していく。 直接的ではないが布が擦れる感触に少なからず感じているのか、 最初は抗うように握られていた拳は、今では縋り付くように俺のシャツの裾を掴んでいた。 「このままだと下着が汚れるな。自分で脱げるか?」 「…………うん」 秋人はこくりと小さく頷くと、自分のズボンへと手を伸ばした。 370 :大学生と眼鏡っこ(6):2007/09/17(月) 02 34 00 ID l8kMXJZq ジジ、ジ…、 細く白い指先が、たどたどしい手つきでズボンの釦を、そしてファスナーを焦れったくなるほどゆっくりと下ろしていく。 それから僅かに腰を浮かせて、既に少しだけ汚れてしまった下着もズボンと一緒に膝の辺りまで下ろした。 「まだ全然生えてないんだな」 「…………っ」 無毛の下腹の中心には淡く薄桃色に色付いた未成熟な性器が、先端に丸い雫を滲ませて震えている。 「いつも自分でする時は、どんな風に触ってるんだ?」 「ど…、どうって言われても…」 「して見せて」 秋人は今にも泣きそうな瞳で見上げてきたが、俺はその期待には応えない代わりに自分よりもずっと小さな身体を背中から抱え込むと、 「見ててやるから」と耳に息が掛かるくらい近くで囁いた。 「っ…ん、ん……」 すると秋人はのろのろと手を自らの性器に添えて、クチュクチュと音を立てながら懸命に動かし始めた。 「ん、ぁあっ、ふっ……」 まだ男根としての形を成していない幼い性器は、秋人の拙い手淫にも健気に反応を見せる。 「あ…あっ、んくっ…!」 「同じところばっかり弄ってたらいつまで経っても終わらないだろ?他にもこことか…こことか」 「ひゃ…っあ!んっ!」 見ているだけというのが段々焦れったくなってきた俺は秋人の手の上から自分の手を重ねて、睾丸や性器の裏筋、僅かに皮が剥けている先端など、男なら誰もが弱い場所を、秋人の手を使って刺激してやる。 すると今まで感じていた快感がいかに易しいものであったのかを体感したかのように、秋人の身体は大袈裟なほど跳ね上がり、声も一際高いものになる。 「ひっ……ゃあ!あっああ、っ もう……出ちゃ…っ」 「いいぞ、出して」 「い…や、あ、あああーーっ……っ!」 ぐち、と尿道に短い爪の先端を立てさせると、秋人はびくびくと大きく身体を震わせながら吐精した。 それほど多くはないが色の濃い精液は、秋人の手の平には収まり切れずに俺の手をも汚していた。 375 :大学生と眼鏡っこ小学生(7):2007/09/22(土) 03 12 14 ID p7W0hAdp あの日から一日と空けず家へやってきた秋人は、最初のうちは普段と変わらない態度を見せていた。 いつものように本を読んで、最近の日本文学はどうだの電子書籍の普及がどうだのと議論を交わし、 いつものようにビデオ(今度はアクション映画だったので問題なかった)を観て。 あまりに普段と変わらない秋人の態度に、もしかしたら昨日のことをすっかり忘れているんじゃないかとすら思えて来た。 子供というのは一日一日が新しい発見の連続で、その時時に受ける影響は大人が日々の中で受けるそれとは比べものにならないくらいに強いが、 しかし影響を受ける物事が多すぎるせいで、個々の物事に対する記憶は移ろいやすく、また非常に薄らぎやすい。 だから昨日の出来事なんて移り変わる日々の中では気に止めるまでもない事柄だったのかも知れない、などと俺は都合のいい解釈をしていた。 しかし傾き始めた夕日を眺めながら、そろそろ帰らなくてもいいのか?と尋ねる俺に、秋人は喉の奥に何かが詰まったような掠れた声を、薄く小さな唇からゆっくりと吐き出した。 「ねぇ、昨日の…アレ。またしたいな」 「また……って、お前」 それが昨日の戯れじみた行為を求めているというのは聞き返すまでもなく明らかで、俺は返答に詰まる。 だってそうだろう。 あれは事故のようなもので、何も問題なんて起きちゃいない。言うなれば……そう、性教育だ性教育。 年長者として正しい性の知識を実践で教えたというだけで、そこにやましい気持ちなどある筈がない。あってはならないだろう。 そんな理性ある大人としての建前をひたすら連ねる俺に、秋人は尚も首を傾げていつもより子供らしい仕種で、子供らしからぬ事をねだる。 「……だめ?」 駄目に決まってるだろう。 あんな事は一度限りで、それ以上繰り返せばただの戯れ合いでは済まなくなる。 だからここは毅然とした態度でそう言わなくては。それが常識ある大人としての正しい……正しい、 ああ、くそ。 そんな目で俺を見るな。 ……頼むから、見ないでくれ。 首が痛いんじゃないかと思うくらいに見上げてくる瞳は、黒よりも僅かに薄い色で、その奥にはまだ定まってはいない欲情の色が燻っている。 じりじりと、焦れて行き場を失った熱。 「……ね?」 そう言って服の裾をくいと引っ張られた瞬間、俺は頭で何かを考えるよりも先に、目の前にある枝みたいに細くて白い腕を引き寄せていた。 正常な考えだとか理性ある行動だとか、 いつも馬鹿みたいに浮かんでは消える、余計な思考だとか、そんなものはひとつも何の役にも立たなかった。 そこにあるのは衝動、そして衝動を引き起こすだけの要因。 それは気付かないうちに積もり積もって、いつ崩れてもおかしくはない状態だったのかもしれない。 なぜなら今この瞬間、確かに俺はこんなに小さくただ幼いばかりの少年を相手に、興奮を覚えていたのだから。 我が腰の炎。我が罪、我が魂。 そんな、以前に読んだ幼児愛好者の小説(筆者はニンフェットと主張しているが同じことだ)の一文が不意に頭を過ぎる。 けれど一度下腹に宿った熱は、一向に下がる気配を見せなかった。 376 :大学生と眼鏡っこ小学生(8):2007/09/22(土) 06 35 47 ID p7W0hAdp 「……ゃ、っ」 狭い四畳半に敷かれた薄っぺらい煎餅布団に寝かされて、秋人は小さな悲鳴を漏らした。いつもはぴしっと糊の効いたシャツに、少し大きいサイズのベストもしくは上着に膝丈のズボンという育ちが良さそうな、そして一分の隙もない格好をしているその身体は、 今や服も下着も取り払われ、真夏だと言うのに全くと言っていいほど日に焼けていない肌を、そして未発達な肢体を何にも覆われることなく曝して、 唯一残された眼鏡だけが最後の虚勢みたいに、潤んだ瞳の間に薄い隔たりを作っていた。 小学生の、それも男の身体なんて何の面白みのないものを見れば少しは頭が冷えて思い留まることが出来るかもしれない。そう思って、半ば強引に秋人からすべての衣類を脱がせて部屋の隅に放り投げた俺は……、 なぜか更に強い興奮を覚えていた。 きめ細かな白い肌、男と言うには骨ばっていない、柔らかな手足のライン、淡く色付いた乳首や性器。生まれたままの姿を他人の目に曝して、顔から首まで真っ赤に染めて震える少年。 それらのどれを取っても違和感を覚えることはなく、むしろこれ以上の興奮を女の子相手に覚えたことが今だかつてあっただろうかと、末恐ろしい感情が頭のすぐ真横で首を擡げている。 その事実に些かの戸惑いを感じはしたが、もはや否定はしない。 しかし、どこもかしこも柔らかそうだな。 そう思って俺は自然と手を、布団の上に寝かせた身体へと伸ばす。 「……ひゃっ!」 皮膚の薄い首筋、鎖骨と手を段々下へ滑らせ、一番気になっていたふたつの乳首を軽く摘む。最初は非常に柔らかい皮膚と同じような感触だったそれは、何度も摘んだり潰したり指先転がしたりと弄っているうちに硬くなり、赤く色付き始めた。 「ふーん…男でも硬くなるし、ちゃんと感じるんだな」 「ひゃ、ぁ、あっ……」 「でも胸で気持ち良くなるなんて女の子みたいだな?」 わざと羞恥を煽るように言ってやれば、秋人は首を何度も振って否定する。 「違…っう、ふぁ……っあ!」 硬く膨らんだ乳首を指で強く摘み、その先端を舌で舐める。すると秋人は擽ったいのと気持ちがいいのとが入り混じった声を短く漏らしては、自分の出した声にまた赤くなる。 「もっと下も触って欲しいか?昨日みたいに……して欲しい?」 こくりと素直に頷く秋人に俺は気を良くして、そっと壊れものを扱うような慎重な手つきで下腹部を、その中心にある幼い性器に触れる。 377 :大学生と眼鏡っこ小学生(9):2007/09/22(土) 06 38 24 ID p7W0hAdp 「ッ……あ、やぁっ、あっ!あ、ああっ!」 すっぽりと手の中に収まる性器を握り込み、いきなり上下に扱いてやる。 自らの手で慰める時とは違って、硬く骨張った大きな手によって強く擦られる感触に、秋人は悲鳴にも近い喘ぎ声を手の動きに合わせて引っ切りなしに上げた。 すぐに硬くなった性器は完全に勃ち上がり、先端から溢れた先走りは手の滑りを良くして更なる快楽を秋人にもたらす。 「……ひあ、ぁっ、ぼく…も」 「ん?」 「僕も、触りたい…」 その言葉の意味を理解すると、俺はシーツの上を漂っていた秋人の手を、ズボンの上からではあるが自らの性器へと促した。 「硬くなってる…。それに……熱い」 秋人は恐る恐るズボンの中から俺の性器を取り出すと、子供とは色も形も異なるそれを観察しながら息を呑んだ。 「……お、大きい…ね」 「ほら、どこが気持ちいいのかは分かるだろう?もっと触って」 「…っ、うん……」 到底子供の手には収まりきれないそれを、秋人は両手でようやく握り込むと、たどたどしい手つきで触れる。 最初は戸惑っていたがもともと賢く物覚えがいい秋人は、まず俺がしてやったように手でやわやわと性器を揉み解し、竿の部分を上下に扱きはじめた。それから裏筋、亀頭の括れの部分など感じやすい場所を見つけるとそこを重点的に責めた。 正直なところ秋人の慣れない手淫はそれほど上手いものではなく、力加減を誤ったときには眉をしかめる事もあった。 しかし自分の生々しい色と形をした性器を秋人の小さな手が包み、少しでも気持ちよくなって貰おうと懸命に動かす様を見ていると、それだけで俺はこれ以上にない興奮を覚え、それに応えて下腹部も熱を増していった。 「あ…また大きくなった。ね、気持ちいい?」 「ああ…、上手いぞ。っ……はっ」 自らの限界が近いことを悟ると、俺は腹部の近くにあった秋人の髪を掴み、無意識のうちに下腹部の前へと引き寄せた。 「もう……出る、っ」 「え?っ……わ……っ!」 勢い良く吐き出された熱い迸りは、ちょうど正面にあった秋人の顔へと容赦なく飛んだ。さすがに少し申し訳ない気分になったが、自らの欲で相手を汚しているという事実が支配欲にも似た感情が沸き上がり、 結局は最後の一滴までその顔に向けて吐き出してしまった。 378 :大学生と眼鏡っこ小学生(10):2007/09/22(土) 06 39 01 ID p7W0hAdp 「う……う…ぇっ」 どうやら口にまで入ってしまったようで、秋人はその独特すぎる味に、また鼻先を強く掠める精液の濃い臭いに、今にも泣き出しそうな状態になった。 「悪い悪い。拭いてやるから顔上げろ」 「うー……」 俺は慌てて室内に干してあったタオルを手に取ると、ごしごしと秋人の顔を拭う。 まだ出したばかりで生暖かい精液は秋人の顔中を汚し、睫毛や髪の毛に至っては絡み付いてしまっているので一本一本丁寧に拭いてやる。 「うわ、眼鏡にも盛大に付いてるな……」 特に被害を受けた眼鏡にはべったりと色の濃い塊が付着していた。 しかしある意味通好みな秋人の姿を見るうちに、ついよからぬ事を思い付いてしまった。 「しかし、このままっていうのもまあ有りか…」 「……え」 俺は何も分かっていない様子の秋人の腰をいきなり抱き上げ、膝立ちで自らの腿を跨ぐような体制に持っていくと、しばらく放置されていた性器を再び弄り出す。 「ひゃ……ぁ、あっ!んん……、っ?」 与えられる快楽に従順に喘いでいた秋人は、しかしその指が後ろに回され臀部の奥……普段は排泄にしか用いていない器官に伸ばされると眉を潜めた。 「な、なに……っ」 「さすがに入れるのは無理だろうから、今日は慣らすだけ」 「え……、やっ!そ、んなとこ……っ!」 硬く閉ざされた秋人の器官へ、人差し指をゆっくりと侵入させる。最初はなかなか上手く入らずに痛がるばかりだったが、 もう一方の手で性器を執拗なまでに弄り、先端から溢れる先走りを助けに奥へ奥へと潜らせると何とか指の付け根まで侵入を果たすことが出来た。 「あ、あ、ひあぁっ……!」 そのまま腹側に指を折り曲げて内壁を探り、同時に性器の先端を嬲る。 「やだ、あ…あっ!変になっちゃう……ふぁあっ!」 するといつしか後ろと前の両方に感じるようになった秋人は、性器だけを弄られていた時とは明らかに違う反応を見せる。 「や、あぁっ!助けて……たすけて、お兄ちゃ……ぁっ」 「大丈夫だから、全部出せよ」 俺が拍車をかけるように内側の指を掻き回し性器を強く握ると、秋人は大きく身体を震わせた。 「やあ、ああぁ、出ちゃ……あっ、、おにいちゃ…ん、あああああっ!」 392 :大学生と眼鏡っこ小学生(11):2007/09/30(日) 03 25 11 ID pusZU7A1 それから一週間ほどの時間が経過して、夏休みもほとんど終わりに近付いた頃、俺は何をするでもなく自室の畳に直接寝転がっていた。 「……さすがに、もう来ないか」 俺はここ数日、家賃の回収に来た大家のばあさんくらいしか来訪者のない扉を視界の端に捉えて、なかば諦めを含んだ呟きを漏らす。 あの日…年齢の離れた友人として保たれていた一線を越えてしまってから、秋人がこの部屋を訪れることはなかった。 当たり前と言えば当たり前だった。いくら本人が言い出したこととは言え、俺のしたことは明らかに度を越えていた。 悪戯なんて可愛らしい言葉ではごまかしきれない、れっきとした犯罪だ、犯罪。 そのことにようやく気付いた秋人が、俺が優しいお兄さんなどではなく自分に害をもたらす危険な存在だと判断して関わりを絶とうとするのは、当たり前のことだ。そう、分かっている。 もうすぐ夏も終わる。あの日のことなど、秋人のこれから先に待ち受けている長い長い人生の中では取るに足らない、思い出すのも不快だとばかりに真っ先に記憶の片隅に追いやられてしまうような瑣末な出来事だ。 そしてそれは自分にとっても同じ事。 一時は気の迷いからあんな行動に走ったが、それも夏の暑さに頭をやられての事だ。多少顔が愛らしいとは言え小学生、それも男に手を出すなど……正気の沙汰としか言いようがない。 平凡が取り柄のような俺の生活は、秋人という異質な存在によって大きく変わってしまったが…… しかしそれも、夏が終われば元通り。 そうでなければならない。その筈……、なのに。 どうしてこんなにも虚しいのだろう。 秋人のいなくなった四畳半の部屋は相変わらず狭っ苦しく、蒸し暑くて安普請で最近では扉を開くごとにガタガタと破滅的な音を立てる、 本棚から溢れかえった本で足の踏み場どころか布団を敷く場所すらない。(実際、畳に寝転がっている今も身体のあちこちに本が当たる。結構痛い) それなのに、前よりもこの部屋が広く感じるなんて。 あの時触れた身体の小ささ、滑らかな肌、普段から勉強ばかりしているせいで光を反射するほど白くて、そのくせ少し触っただけて熱くなる…… 駄目だ。思い出しただけで下腹が熱を持つなんて、有り得ないだろ。 これじゃあ、まるで……いや、それこそ有り得ない。 あってはならない、筈……なのに。 「……ん?」 階段を上がってくる足音。安普請であらゆる音が響くボロアパートでは聞こえて来たとしても珍しくも何もないその音に慣れすぎて、最初のうちは気付きもしなかった。 カタンカタンカタンカタン。 しかしそれがいつも聞いているものより小さく…… まるで子供の歩みのようだと、そして自分の部屋の前で音が止んだ気がして、俺は耳を疑った。 まさか、そんな筈はない。有り得ない。 自らの期待を打ち払うように首を振った瞬間、扉のノブが回される。 393 :大学生と眼鏡っこ小学生(12):2007/09/30(日) 03 34 46 ID pusZU7A1 「あれ…前来た時より開きにくくなってる」 しかしすぐには開かず、ガタガタガタ、と破滅的な音を立てている。その間に俺は起き上がり、壁が壊れるんじゃないかという位に揺れる扉を、食い入るように見つめた。 ややあって、ようやく開いた扉からはこんな場所にはそぐわない少年が、呆れたようにこっちを見つめていた。 「……お前、なんで」 「何でじゃないよ、もうっ」 秋人はずかずかと部屋の中に入ってくると、苛立っているような口調に反して、そこらじゅうに散らばっている本を労るような手つき拾いはじめた。 「本棚に入らないならせめて端に寄せて積むとかしないと、せっかく装丁がきれいな本もすぐ傷んじゃうんだから。 だいたい古本も新書も一緒くたにしまうなんて、いったいどういう……ちゃんと聞いてる?」 俺はあやうく秋人のペースに巻き込まれそうになるが、すんでのところで留まると、同じ質問を繰り返した。 「……何で、ここに来た?」 「来ちゃいけない?」 「そうじゃない。そうじゃなくて…… ここに来るってことがどんだけ危ないかってことか、分かってるのか?」 すると、本を並べていた秋人の手がぴたりと止まる。 「分かってる。ちゃんと…分かってるよ」 その指の先が微かに震えていることを知ると、俺は何も言えなくなる。 「…本当は怖かった。あんな風に触られて…自分がどうにかなっちゃいそうで。だけどあんなこと誰にも相談できなくて。 いけないことをしてるっていうのは分かってたから、もう来ないほうがいいのかなって思った。来ちゃいけないって、思ったけど…」 一気にまくし立てるように喋ると軽い酸欠状態になったのか、秋人は肩を揺らして浅い呼吸を繰り返す。 その瞳にはうっすらと涙が浮かび、頬はあかく紅潮している。 「……けど、駄目だった。どんなに忘れようとしても、気付いたらあの時のことばっかり考えてた。 思い出すだけですぐに身体が熱くなって、怖くて苦しくて……だけど、何だか胸が温かくなって、ああ、会いたいなぁって。気付いたら足が勝手にここに来ちゃってた」 眼鏡の奥の瞳が苦笑するように細くなって、笑いそこなったような表情を形作る。 ああ、くそ。こんな薄っぺらいガラス一枚に本意を遮られているようで、腹立たしい。 「だから……ぅわっ!?」 いまだ震える小さな、本当に小さな肩を強く掴むと、そのまま力任せに抱き寄せた。 「お…兄ちゃん…?」 「……俺も、会いたかったよ」 ようやく搾り出したその言葉に、秋人がどう感じたのかは分からない。 けれど、それ以上の言葉はもう必要ない気がした。会いたい、ただそれだけ。それが全てだ。 俺は足りない言葉を補うように、抱き寄せた肩を少しだけ離すと、薄い唇へと唇を重ねた。 「…………ん」 角度を変えるたびにカチャカチャと眼鏡が当たる音がして、何だか焦れったい気持ちが増す。 小さくて柔らかい、思ったよりも温度の低い唇。あんな事までしておいて何だが、唇を重ねるのは始めてだな、などと考えながら、 俺達は飽きるまで、その拙い口付けを繰り返した。 「そういえば、お兄ちゃんって普通のときに呼ばれたのは初めてじゃないか?」 「そ…そう?」 「今までは、イク寸前に喘ぎ声と一緒に呼ばれることしかなかっ」 「わあああぁっ!お兄ちゃんの馬鹿!変態!!」 まあ、これからはいくらでも呼ばせるからいいけどな。そんな物騒なことを考えながら、俺はしたり顔でまたひとつ唇を落とした。 終
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番号 施設CD 避難所 氏 名 年 齢 住 所 1 65 鳴瀬第一中学校 千葉源悦 2 65 鳴瀬第一中学校 1 3 65 鳴瀬第一中学校 佐々木ヤスエ 4 65 鳴瀬第一中学校 海馬富子 5 65 鳴瀬第一中学校 1[1] 6 65 鳴瀬第一中学校 2 7 65 鳴瀬第一中学校 3 8 65 鳴瀬第一中学校 千葉政幸 9 65 鳴瀬第一中学校 斉藤英子 10 65 鳴瀬第一中学校 熱海昭一郎 11 65 鳴瀬第一中学校 平岡孝吉 12 65 鳴瀬第一中学校 1 ち 13 65 鳴瀬第一中学校 加藤ひろみ 14 65 鳴瀬第一中学校 1 15 65 鳴瀬第一中学校 車塚由美 16 65 鳴瀬第一中学校 1 17 65 鳴瀬第一中学校 2 18 65 鳴瀬第一中学校 熱海晃 19 65 鳴瀬第一中学校 下山正男 20 65 鳴瀬第一中学校 1 21 65 鳴瀬第一中学校 千葉千賀子 22 65 鳴瀬第一中学校 1 23 65 鳴瀬第一中学校 2 24 65 鳴瀬第一中学校 3 25 65 鳴瀬第一中学校 4 26 65 鳴瀬第一中学校 5 27 65 鳴瀬第一中学校 阿部勝夫 28 65 鳴瀬第一中学校 1 29 65 鳴瀬第一中学校 小田島れい子 30 65 鳴瀬第一中学校 小松峰子 31 65 鳴瀬第一中学校 手代木新一 32 65 鳴瀬第一中学校 木村きみ子 33 65 鳴瀬第一中学校 1 34 65 鳴瀬第一中学校 2 35 65 鳴瀬第一中学校 3 36 65 鳴瀬第一中学校 小野寺栄治
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覚え書き 確定 乾中学校 園池中学校 未確定 御六戸中学校 瑞山中学校 忍野中学校 岸館中学校 雨塚中学校 丘坂中学校 羽水北中学校 羽水南中学校
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クロエ・フォン・アインツベルンは濃厚なキスをした。 男相手に。 ダミアン・デズモンド(6歳)の唇を塞ぎながら、自らの肢体を押し付けている。 アゴをホールドしながら、舌でダミアンの口内を蹂躙するクロエ。太ももを滑らかに擦り合わせ、膨らみはじめた双丘でダミアンを圧迫する。 突然の口づけに驚くダミアンだが、少女のほのかな香りと体温に心が揺らぎ、すぐに腰が抜けた。 頬を撫でる銀髪の感触も思考を奪った。 無力になった少年はただ唇を貪られるしかない。獰猛なハイエナに食われる獲物のように。 今のダミアンにとってクロエは野獣そのもの。 まさに弱肉強食。バトルロワイヤルのルールに則り、強いものが弱いものを喰らう光景があった。 話を遡る。 バトルロワイアルが始まって数分後だった。クロエとダミアンが運命の遭逢を果たしたのは。 まるで赤い糸で導かれたように巡り会った二人。 殺し合いに反対する少年少女。 しかし、ダミアンは知らなかった。 そう。クロエはキス魔であると。 人間ではないクロエは肉体維持のため、他人から魔力供給しなければならない。 いつもはイリヤまたは美遊がターゲットだが、その彼女達はここにいない。 故にクロエはダミアンを押し倒し、魔力供給をすることにした。 無差別に魔力供給を行ったクロエだ。 イリヤの友人はもちろん、喪女からも容赦なく唇を奪っている。 そんなクロエが、魔力供給の為ならば男とだってキスをするのは自明の理。 ダミアンにとってファーストキスだが、クロエからすれば知ったことではない。 離せ。 やめろ。 非力な少年の抵抗など無意味。 英霊の力を持つ少女から逃れる術を持たない。 ただ、されるがままでも、ダミアンはある少女の顔を思い浮かべていた。 アイツには……アーニャ・フォージャーにだけは、こんな自分を見てどう思うのか。 目尻に涙を浮かべ、突然のキスに胸が激しく鼓動しながら、一人の少女に想いを寄せていた。 せめて、今だけはアイツに見られたくないと。 「ふぅ……ひとまず、魔力補給はできたけど、やっぱイリヤや美遊じゃないと効率が悪いか」 粘った唾液の糸を垂らしながら思案するクロエ。 ひとまず、魔力供給は済ませたがあくまで応急処置にすぎない。 人間のダミアンから得られる魔力量は茶碗一杯分程度。 異能を持つ他参加者との戦闘に突入すれば僅か数分で消耗する。 「というわけで、それまではよろしくね~! ダミアン!」 「う、うぅ…………なにが『よろしくね~!』だ! ふざけんな!」 「……そういえば、あの二人はいるの? イリヤと美遊がいたら……すぐに探したいな……」 涙目で怒鳴るダミアンを軽く流すクロエ。 キス魔の魔力供給のエサにされた少年の明日はどっちか。 【クロエ・フォン・アインツベルン@Fate/kaleid liner プリズマ イリヤ】 [状態]:健康 [装備]:不明 [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本方針:殺し合いには乗らない。 1:ひとまず、ダミアンを守りながら定期的に魔力供給する。 2:いるならイリヤと美遊も探したい。 [備考] ※参戦時期は不明です。 【ダミアン・デズモンド@SPY×FAMILY】 [状態]:健康、ファーストキスを奪われたショック [装備]:不明 [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:殺し合いに乗らない。 1:キスを奪われた…… [備考] ※参戦時期は不明です。 ※クロエにファーストキスを奪われました。
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もしそこを通りかかる人間が居れば、そのあまりの怒気に恐れ慄くだろう。 海馬乃亜、殺し合いと言われたこの状況、自分が誘拐され首輪を付けられている事実、最初の会場で起きた惨事。全てが彼女の逆鱗に触れるものだった。 「畜生ッ!」 メイド服にスカジャンを装った奇抜な格好の少女。名は美甘ネルと言った。 「まんまとやられちまったなぁ…………。チッ、ちょっと落ち着かねえと」 ネルの性格上、自分だけならまだしも他人の命を弄ばれるとなると、到底許されないものとなる。ましてやルフィとエースという少年に行われた悪趣味極まりない行為。キヴォトスという物騒な世界、その上Cleaning Clearingのリーダーという荒事には慣れきった立場ではあるものの、命を奪うという行為は何よりも重く、何よりも許されないもの。 「(あの場所にはだいたいあたしと同じ様な背丈の奴しか居なかったな……てことは他のC Cのメンバーはいないと考えた方がいいな)」 Cleaning Clearing。通称C C、メイド服を装うミレニアムのエージェント集団。メンバー間のコンビネーションから生まれる力は大いなるものだが、それが単独では弱いという事にはならない。 「…………首洗って待ってろ、海馬乃亜」 ランドセルに入っていた愛銃を天に向け、呟く。荒くれた性格だが、その正義感は確か。海馬乃亜はネルの“掃除”対象となった。 直後ランドセルを配られていることもチビ扱いされてると感じて蹴り飛ばしかけたがすんでのところで止まった。 「(……しっかし、ここからどうするか)」 名簿を確認しようとしてみたものの、第一放送まではロックという設定にされている。知り合いが居ようとも知る術はまだ無い。かといってカイバノアへ挑む方法も無し。 「(……取り敢えずここら動き回って、誰か見つけるか)」 そう思い辺りを見回す。高低差のある地帯。深夜、辺りは暗いものの何か建物がある様子は無い。だが、静か。 「(……ん?)」 だから微かに聞こえる足音も、聞き逃すことはなかった。 目を凝らすと、何者かがこちらに近づいているのが見えた。だがこちらの存在に気付いている様子はない。背丈はやはり低く、スカートを装っている。少しコンタクトを取ってみる事にした。 「おい、そこのチビ」 目を凝らし、様子を見る。少女は少し驚いた様に立ち止まったが、すぐにこちらへ駆けてきた。 やがて姿がはっきり見えてくる。そこで気付いたが、おそらくキヴォトスの人間ではない。よく考えてみれば海馬乃亜も、ルフィもエースもキヴォトスの人間には見えなかった。恐らくキヴォトス外の人間も多く集められている、むしろ逆にキヴォトスから来た自分が珍しい側だと考えることにした。それにルフィには腕を伸ばすと言う特殊な能力がある所を目撃している。未知なる力を相手にする万が一に備え、銃をいつでも構えれる体勢になるが―― 「す、すみませんっ!えっと、お姉……あっ、吉田優子って人を見ませんでしたか!?」 見た目通りの、幼なさそうな声と、単なる人探しの質問。まず敵意はないものと捉えた。 「ここで会ったのはあんたが初めてだ」 「そ、そうですか……ありがとうございますっ」 「ん、おい待て」 そのまま立ち去ろうとする少女をネルは引き止める。 「こんな場所なのに1人で行動しようとするな。それに、人探ししてんだろ?」 「え、えっと……はい」 「名前、私は美甘ネルだ。あんたの名前を教えな」 「美甘さん……えっと、良は吉田良子って言います」 少女、吉田良子はそう名乗り、ぺこりとお辞儀をした。 ◇◇◇ 良子の心は穏やかではなかった。小学生の身にこの状況、当然と言えば当然だが何よりこの殺し合いには最愛の人物が巻き込まれている可能性があるのだ。 最愛の人物、自らの姉、吉田優子。彼女自身、誘拐され殺し合いを命じられる様な行動は普段からしていないはずだった。だが心当たりがあるといえばあり、それは姉になる。姉は立派なツノを備えた偉大なまぞく。まぞくという性質は多魔市では珍しくはないもののそこらにありふれている存在という訳ではない。悪者に狙われる可能性は存分にある。何せそのまぞくの妹である自分がここに居る以上姉も巻き込まれている可能性が存分にあるのだ。 だから、名簿も見れない今は姉をひたすら探し回るしかない。あまり居てほしくはないものの、姉の友人である桃さんやミカンさんが居れば心強いし、正直こんな状況小倉さんみたいな親しい人が隣にいて欲しい。しかしその恐怖も姉への感情でなんとか誤魔化し、歩みを進めていた。 そこでかけられた声。暗闇の中、突然だった為驚きはしたもののこちらに害を与える者がわざわざ声をかけることはないと認識し、姉のことを尋ねた。 良子にとって、その後のネルの反応は予想外ではあったが。 「こんな状況で姉の心配して話しかけてくるってよ、結構度胸いる事だろ」 「あ……う、えっと」 「まだチビの癖にやるじゃねえか。ははっ、ぜってえ良い妹を持ったって思われてるぜ。あたしも手伝ってやるから、一緒にあんたの姉ちゃん探しに行くぞ」 笑顔を向けながら、ネルは良子の頭を軽く撫でる。 ネルはミレニアム最強のエージェント。その名を聞いた者はたちまち怒りっぽい性格と恐ろしいほどの実力に圧倒されるばかり。 だがただ強いだけの人物ではない。強き心は認め、弱き心は守る。自らが持つ力を、ネルは正しく使う。 良子にはネルの様な力はない。だがその姉を想う気持ちと勇気をネルは認め、素直に褒めた。護ると決めた。 「……はいっ、ありがとうございます。美甘さん!」 「あー……堅苦しい。ネルって呼びな」 「あっ……じゃあネルさん!」 「おうよ!」 良子の心も焦燥感から徐々に解放されていく。姉と同じくらいの身長の、姉と同じくらい頼りにできそうな人。そんな人が自分の助けになってくれる安心感。 「良も……出来ることをやります!」 「ははっ、あたしだけで十分……って言いたいところだがその言葉貰っとくぜ」 まず、姉探し。姉が居たとも居ずとも次には打破。ミレニアムの不良と町角の良い子2人、手を取り合った。 【美甘ネル@ブルーアーカイブ-Blue Archive- 】 [状態]:健康 [装備]:ツイン・ドラゴン@ブルーアーカイブ-Blue Archive- [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2 [思考・状況]基本方針:殺し合いの打破 1:良子と行動。良子の姉を探す。 2:首洗って待ってろ、海馬乃亜。 3:キヴォトス外の力に警戒。 [備考] ※参戦時期は少なくともメインストーリーvol.2『時計じかけの花のパヴァーヌ編』第2章終了後。 【吉田良子@まちカドまぞく】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:無事に帰る。お姉(吉田優子)やみんながいれば勿論一緒に。 1:ネルさんと行動。お姉を一緒に探してもらう。 2:お姉……。 [備考] ※参戦時期は原作6巻終了後。 【ツイン・ドラゴン@ブルーアーカイブ-Blue Archive- 】 美甘ネルに本人支給。 ネルが扱う2丁のサブマシンガン。黄金の龍の文様が特徴的。
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「狐の……化け物が居たんですぅ!!! 確か……ナルトって呼ばれてて、変な額当てして…あ、あと! すごい高そうな洋服を着てた男の子もいました!! ナルトが狐の化け物を操って……赤ちゃんを殺したんです!!」 佐藤マサオはうずまきナルトから逃げ出し、それから数十分走り続け、ようやく出会えた別の参加者に事の経緯を話した。 もっとも、その内容は起きた事実に反し、非常に歪に改変されたものだ。 マニッシュボーイのデス13については一切触れず、ナルトが内に飼っている化け狐をけしかけて、自分達を襲い赤ちゃんを殺害した。 それが、マサオが語った偽りの事実だった。 「……そう」 その話を聞いた少女はマサオよりも数歳年上で、少なくとも彼からすれば、お姉さんのような頼もしさを感じさせる少女だった。 涙を流しながら、息も絶え絶えに走ってきたマサオを心配し、落ち着かせてくれた彼女に感謝もしており、だからこそナルトの危険性を伝えねばと、正義感から拙い嘘を吐いた。 「マサオ、あなた…赤ちゃんを見殺しにしたのね?」 馬鹿なガキだと、さっきまで優し気に接してくれた少女の表情が冷徹に変貌し、マサオに投げかけてくるようだった。 「み、見殺しなんて……」 「だってそうでしょ? マサオは歩けない赤ちゃんを、置いて逃げたんじゃない」 「違うよぉ! 僕は……!!」 「黙って、騒ぐな!!」 少女は、異議を唱えようと叫ぶマサオの口を手を伸ばし抑えつける。マサオはもがもがと口を動かしながら、掌と口の間から空気を漏らす。 歳の差はあるとはいえ、マサオの顔に掛かった握力の負荷はかなり強い。 殺される。マサオは直感的に恐怖し、無意識の内に叫ぶのをやめていた。 それを確認したのか、少女はマサオから手を離す。 「別に、チクったりはしないわ。何なら、あんたが赤ちゃんを殺したことも、全部ナルトって奴がやったことにしといてあげる」 「……え? ち、ちが……赤ちゃんは僕が殺したんじゃ……」 「あのね。一人じゃ逃げれない赤ん坊を、置いて逃げたのよ。それはもうあなたが殺したのと一緒なの」 「そ…そんなk―――」 「次、騒いだら撃つわ」 流れるように手慣れた手付きで、少女はランドセルから銃を取り出しマサオに向ける。いくら泣き虫のマサオといえど、今度こそ本当に殺される。 涙を瞳から零しながら、両手で口を抑え必死に声を抑えた。 「どうする? あんたが赤ちゃん殺したこと、全部バラしてもいいのよ。きっと…確か乃亜は対主催とか言ってたわね。そいつらに、殺されるんじゃない?」 「え……こ、殺……さ…」 「当り前じゃない。彼らは殺し合いをしない正義の味方なの。人殺しは悪いことなのよ、マサオ……あなたは悪い子よね。 なんだったかしら…確か、日本の番組で……そう、ウルトラマンよ。あれも、悪い怪獣はヒーローに殺される。当然じゃない」 「そ、そんな……」 マサオが好んで視聴していたアクション仮面や、カンタムロボが悪役を倒す場面が浮かんだ。 ヒーローが悪者をやっつけて、物語はハッピーエンドを迎える。ありきたりでご都合主義で、いつものお約束だ。 そんな展開にマサオは疑問など抱かなかったし、それが楽しみで毎週テレビの電源を入れていた。 「じゃあ、言ってみればいいじゃない。僕は赤ちゃんを見捨てましたって。 ……これから、対主催の良い子のとこへ一緒に行って、全部私が説明してあげてもいいのよ。きっと悪者としてやっつけられちゃうかもね?」 「だ…だって……どうすれば…よかったのぉ……!」 焦りながら、ふと思い出す。 映画館で出会った、美山写影と櫻井桃華のことを。 あの二人なら、きっと話せば分かってくれる。分かってくれる筈だ。 写影はとても頭が良さそうだったようにマサオには思えたし、特に桃華は聖女のような女の子なのだから。 ―――この、裏切りおにぎり。 ―――この際だからハッキリ言いますわね。私、マサオの様な男性の方、嫌いなんです。 だが、その時に失意の庭で浴びせられた罵声を思い出す。 (駄目だ。あの二人にこんなこと聞かれたら、絶対に防衛隊のみんなみたいに……) ───しんちゃんみたいじゃなかったら、生きてちゃいけないの? そして、その中で吐き出した本音を思い出す。 いつもそうだ。 しんのすけや防衛隊からの扱いが酷いことも多くて、時々羽目を外したり鬱憤を晴らすと一気に責められる。 以前、しんのすけを売ったことも後から、本当に悪いことをしてしまったと思って、後悔もしてる。 なのに、どうしてここまで言われなきゃいけないのか。やりたくてやったわけじゃない。間が悪かっただけじゃないか。 「……僕じゃ、赤ちゃんを守れないよぉ…! 僕はしんちゃんじゃない……あんな化け物に勝てる訳ないじゃないかぁ……!! 逃げたって……逃げたってぇ……」 知っている。きっと、野原しんのすけなら逃げないだろうって。 いつも馬鹿な事をやりだして、平気で下半身を露出して、女好きで、下品な下ネタも言い出す変な子供だけど。 何度も色んな冒険を乗り越えて、いつでもどんな絶望的な状況でも決して折れなかった。色んな悪者を、最後にはやっつけてきて、世界だって何度も救ってきたヒーローだ。 「しんちゃんは……凄いよ……いつだって正義の味方で…いつだってカッコよかったよ。でも、僕にはなれないよ……! 僕はしんちゃんみたいには、なれっこないんだ。 ……助けてよ。しんちゃん、僕…もう……殺されちゃうよぉ……」 既にマサオはの精神は限界だった。 糸見沙耶香の惨殺死体を見せられ、デス13の悪夢を短時間に2度も喰らい、右天の襲撃により失意の庭を見せられ、ナルトの内に潜む九尾の憎悪に触れた。 ただの5歳児が耐えられる限界など超えている。 辛うじて、彼を支えた歪んだ正義感も、目の前の少女に一喝され、完全にへし折られる程に。 ―――マサオ君は悪くないゾ。 「マサオは悪くないわ」 毎話におけるお約束、アクション仮面のクライマックス。 悪役の元に駆け付けるヒーローのような、とても狙ったかのようなタイミングで、その声は響いてきた。 「しん……ちゃん?」 それは、一瞬だけしんのすけの声に聞こえた。 全く、タイプが別の子供の筈なのに、この一瞬だけ少女の声が、野原しんのすけのものにマサオには聞こえてしまった。 「あなたは悪くない。だけど、対主催やそのナルトって子からきっと虐められてしまうわ。 だから、そうならないようにしてあげる」 「ど、どういうこと……?」 「助けてあげるって言ってるの」 最初にマサオが出会った時のような、温和な笑みを浮かべて少女は優しくマサオの頭を撫でた。 (ナルトと一緒に居た、高そうな服を着た子供……きっと、あの影を操るあいつだ。丁度いいじゃない、このガキを使ってまとめて悪評をばら撒いてやる) その少女、エスターは内心で非常に利己的で冷徹に策を張り巡らせていた。 セリムとの交戦後、利用できる参加者を探していたが、誰にも出会えない。 別の殺し合いに乗った参加者に襲撃されなかったのは幸運だが、こうしている間にもセリムに悪評を撒かれればエスターが動きづらくなる。 焦りと苛立ちを募らせていたところに、このマサオとかいう子供が手元に転がってきた。 「あなたが赤ちゃんを殺したこと、黙っていてあげる……。かわりに、その高そうな服を着てる子も、殺し合いに乗っていると話して欲しいの」 「え、でも……」 「分かるでしょう? ナルトと組んで、殺し合いに乗っているのよ。 きっと、他の対主催を騙して優勝を狙う気だわ。あなたも殺されてしまう。だから先手を打つの」 マサオ単独では、すぐに違和感を覚えるような拙い話術だが。 エスターが補えば、それなりの信憑性は上がるだろう。 仮に、ナルト達への悪評が覆されたとしても、その時は全部このマサオから話を聞いて、自分も騙されたとシラを切り通せばいい。 他にも、何かしらの鉄砲玉や万が一の肉盾にも使えるだろう。 「マサオ……これはあなたを守る為よ。お願い、協力して」 「……うん」 追い込まれた子供の脆さと、駒としての使いやすさを、エスターは誰よりも良く理解していた。 【E-4/1日目/黎明】 【佐藤マサオ@クレヨンしんちゃん】 [状態]:精神疲労(大)、失意の庭の影響?、ナルトを追い詰めるという確固たる意志。 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:生きて帰りたい。 1:赤ちゃんを殺したあの怪物は許さない、絶対に追い詰める。エスターの言う通りナルトの横に居た子も絶対に追い詰める。 2:何だよ皆おにぎりおにぎりって…! 3:桃華さん……せ、聖母だ……!出来たら結婚し(ry 4:写影さんや桃華さんには、赤ちゃんを見捨てたこと黙ってないと……。 [備考] ※デス13の暗示によってマニッシュ・ボーイの下手人であるナルトを追い詰めるという意志が発生しています。 ※自分を襲った赤ん坊に与する矛盾には暗示によって気づかない様になっています。 【エスター(リーナ・クラマー)@エスター】 [状態]:健康 [装備]:スミス ウェッソン M36@現実 [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2 [思考・状況] 基本方針:殺し合いに乗る。生還優先。 1?利用できそうな参加者を探す。 2:セリム(名前は知らない)とその操る影を警戒。 3:マサオにセリムの悪評をばら撒かせる。あとはその他諸々利用して捨てる。 [備考] ※湖に沈んだ直後から参戦です。 ※日本語が話せることを自覚しています。 033 i m a dreamer 投下順に読む 035 YOASOBI 時系列順に読む 124(候補作採用話) 年齢詐欺 エスター 038 バケモンにはバケモンをぶつけるのよ 030 関係なかった!! 佐藤マサオ