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前ページ次ページ仕切るの?ルイズさん 春――ここに悩める女生徒が一人 「うーん………」 「どうしたの? そんな顔をして。」 「あ、おはようキュルケ。 いや、昨日私が召喚した使い魔の事なんだけどね………」 「ああ、あの四角い形をした使い魔ね。 ……ひょっとして何かすごい能力とか見つけたとか?」 「いや、あの憎き使い魔をどう煮ようか、どう焼こうか、どう蒸そうか………って考えてたらいつの間にか朝になっちゃって………」 「………それは大変だったわね。」 時はサモン・サーヴァントの儀式の翌日。 つまりキュルケが昨日召喚したばかりの使い魔を連れて朝食に向かう途中でクラスメートのルイズに遭遇したのである。 「ところでさ」 キュルケが突然ルイズに話題を振る。 「あなた……何か忘れ物とかしてないかしら?」 「えっ?いきなり何言い出すのよ。 私が忘れ物なんてするわけないじゃない。」 「つまり、その………」 「なっ、何よ。そりゃいつもよりぼーっとしてるかもしれないけど、私は忘れ物なんかしてないわよ! 本当よ!」 珍しくキュルケが言葉に躊躇していたのでルイズはいささか動揺していた。が――― 「じゃああなたのその格好はファッションなのよね?」 なぜか室内に冷たい風が吹いた。いつもより下がスースーした。 (あああああああーーーーーー!!!!!私、スカート履いて無い! どうりで下がスースーすると思ってたら!) 「××××恥ずかしぃーーーー!!!!」 「ルイズ………あなたが何を言っているのかあたしにはわからないわ………」 「……………」 「あっ、タバサ。おはよう。」 キュルケの挨拶を軽くスルーしたタバサは、 目の前のルイズの姿を見て一言。 「若手芸人?」 「ウケ狙いでも、罰ゲームでもないわよっ!」 むしろその方がまだマシなんじゃ………と思ったが口には出さないキュルケであった。 「あんた誰?」 「おう!俺の名前はモロヤマ1号だ! 文部科学省が生み出したラララ科学の子なのさ! もっと俺の事について知りたかったら『10万個』と10k 「ミスタ・コルベール! 今すぐこれを私の魔法で破壊します!」 「おいおい、いきなりこれ扱いなんて酷いぜセニョリータ。 これから俺はお前の使い魔になって生着替え見てはぁはぁしてやるからさ。」 「誰があんたを使い魔にするって言ったのよ!」 時は遡って1日前の春の使い魔召喚の儀式の時である。 他の2年生は難無く使い魔を召喚し、ルイズも失敗はしたが召喚に成功した。 それが、顔がパソコンのモニターの形をしていて耳には高性能っぽい何かが備え付けられていて首から下は学ラン姿のロボット、モロヤマ1号だった。 「ミス・ヴァリエール。これは伝統なんだ。 たとえ何かの臓器であっても黒タイツを履いた私そっくりのおっさんであったとしても契約が成立する。もちろん、これも例外ではない。」 「お前もこれ扱いかっ!」 かくしてルイズはモロヤマとコントラクト・サーヴァントの儀式を行った。 「なんでそこまでして俺との契約を嫌がったんだ?」 「だって………」 ルイズは頬を赤く染めてぽつりと本音を漏らした。 「契約したらあんたの馬鹿がうつりそうで………」 「うわっ、なんて失礼な。」 そして呆然としていた生徒達に向かってモロヤマはこう言った。 「お前達! 俺が超美少女ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールとチューしたこの唇と間接チッスする権利を買うとしたらいくら出す?」 「いっ、いきなり何言い出すのよあんたは!」 「全くだ。僕たちを馬鹿にするのにもほどがある。」 そう突っ掛かってきた男子生徒の名前はギーシュだった。 「そうよ! いくら男子生徒が馬鹿だからって得体の知らない何かとキスするわけないじゃない!」 「そうだよ! 間接キスと言えばラップ越しに決まってるだろうが!」 「あんた達怒るところはそこなの?」 キュルケの冷静なツッコミが飛んだ。 しかしルイズは自分の見通しの甘さに気付いていなかった。 一つは、馬鹿は自分だけでなく学院の皆にうつってしまっている事。 もう一つは馬鹿だけでなく変態にもなっている事―― 前ページ次ページ仕切るの?ルイズさん
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どうも、こんにちは。 え、僕の名前ですか?それは多分、どうでもいい事だと思いますよ。 何しろ、僕の出番はここだけですから、名前を知る必要はないんです。 ……名乗る必要があるなら、こっちの方でしょう。 見えますか?僕の周りを飛んでる4匹のカブトムシ。 見えるんなら結構。これはね、僕の『スタンド』です。 その名前は『ビートルズ』。好きなミュージシャングループから名前を取ったんですよ。 いいですよねぇ、ジャン=レノンって。 っと、失礼。話したいのはそう言う事じゃないんです。 話したいのは『スタンド』のことなんですよね、これが。 『スタンド』と言うのは、まあ平たく言えば超能力みたいなものです。 ここに来ている人達ならば『魔法』のお仲間だと思ってもらえればいいと思います。 違いがあるとすれば、この『スタンド』は、完全に個人の才能であり、1人1人形が違う事、 そして能力もたった一つである事、また、人型や霧、僕のような昆虫型など、様々なヴィジョンを持って具現化する事が挙げられます。 他にもややっこしいルール――スタンド使いにしかスタンドは見えないとか、傷つけられるのもスタンドだけとか、スタンドが傷つくと本体も傷つくとか―― 色々あるんですが、どうでもいいんでここでは語りません。 僕のスタンドの能力。それは時間と次元を自由に移動出来る事。 このスタンド能力を使えば、別の次元、未来や過去を好きなだけ知る事が出来るんですよ。 もっとも、知る事が出来るだけで、他に何も出来ない非力なスタンドですけれどもね。 これからお話しするのは、僕が見たある平行世界の過去の話。 この世界において、娘を庇って壮絶に散った男の一つの可能性。 どうか、最後までつきあってください。 ――ああ、そうそう、一番肝心なルールを伝えるのを忘れていました。 『スタンド使いはスタンド使いと引かれ合う』。 これに例外はありません。たとえ……異世界に召喚されたとしても、ね。 ■----------------------------------------------■ 1989年、東京、空条邸。 この東京の真ん中にどんと鎮座するこの大きな日本屋敷。 ここは世界的に有名なロック・ミュージシャン『空条貞夫』の自宅である。 この家には、今はたった1人しか住んでいない。 主、空条貞夫は世界を巡るライブツアーに、その妻、空条ホリィは療養の為、祖母スージーQの家へ出かけている。 ここにいるのはたった1人。二人の息子、そして、『最強のスタンド使い』。 その名を『空条承太郎』と言う。 承太郎は自宅の長い廊下を1人歩いていた。 背丈はおおよそ2メートルほど。がっちりとした体格で、その瞳は何処までも鋭い。 服装は学ランと学帽。かつての『旅』の時ですら崩さなかったおきまりのスタイルだ。 彼は自室に入り、鞄の整理を始めた。 彼は、所謂『不良』のレッテルを貼られた男であるが、基本的には真面目な男だ。 特に、ここ半年ほど学校に行く事が出来なかったので、なおさら行かなければと言う意識は強い。 ―― 一月前、空条承太郎は世界を救った。 これは比喩でもなんでもなく、ただ事実である。 敵の名は『DIO』! 百年以上前に不老不死の吸血鬼となった邪悪なる存在ッ! 彼は現代に蘇り、無敵のスタンド『世界』と沢山のスタンド使いの部下によって、世界を支配しようと目論んだのだッ! しかし、その野望は承太郎とその仲間達によって阻止された。 『DIO』の影響によって倒れた母を救う為、そして、先祖からの因縁がある邪悪、『DIO』を倒す為、彼らは『DIO』に敢然と戦いを挑んだのだ。 そし、半年以上の長い旅を経て、一月前、承太郎はエジプトでDIOを滅ぼす事に成功したのだ。 もっとも、その戦いにおいて『けして戻っては来ないもの』を幾つもDIOに奪われたのであるが。 (花京院、アブドゥル、イギー――) 承太郎は静かに、散っていった仲間の事を思う。 彼らの葬儀は、ついこの前済ませた。 半年も空けていた学校は、追試を受けて何とか進級を認められた。 DIOの手下の残党と戦う必要もあるとは言え、そろそろ日常に戻っても良い頃合いだろう。 承太郎は鞄の整理を終え、振り向きながら立ち上がり――そこで、硬直した。 (鏡、だと?!) 目の前に、鏡があった。 中空にぽっかり浮かぶ、枠のない姿見だ。 さっきまで何処にもなかったはずの、鏡。 「新手のスタンド使い…!」 承太郎はそう判断した。 あるはずのない存在、それが自分の前に現れるのがどんな時か、彼はよく知っている。 それは敵と出会ったとき、新手のスタンド使いが襲い来るその時だ。 承太郎は冷静に判断する。現在、身体に異常はない。 襲ってくるのは誰だ?DIOの残党か? この鏡の『能力』は?本体であるスタンド使いは何処にいる? 承太郎は拳を握りしめながら考える。 この鏡の能力は触れる事で発現するのか? 否、それならば積極的に当ててくるか、逆に気づきにくいところに仕込む方が早い。 ブービートラップである事は否定出来ないが、確実性には欠ける手だ。 この鏡に即効性はあるか? 否、自分はまだ無事だ。 ならば、答えは『一つ』! 何かアクションを起こされる前に『破壊』するッ! 「オラァッ!」 承太郎が拳を振るう。 拳が白金に輝き、ずるり、と拳の中から『何か』が現れたように見えて―― 鏡と承太郎はこの世から消失した。 ■----------------------------------------------■ どうんっ! トリスティン魔法学院を今日何十度目かの大爆発が揺るがした。 ある程度離れた距離で起こった爆発にもかかわらず、校舎の窓ガラスがびりびりと振動し、耳が痛くなる。 「また失敗かよ」 誰かが呟いた。 使い魔召喚の儀式『サモン・サーヴァント』。 二年生に進級するときに行われる、通りいっぺんの儀式。 失敗なんかするはずがない。実際みんな成功した。たった1人の例外を除いて。 ルイズ・ド・ラ・ヴァリエール!『ゼロのルイズ』!おちこぼれのルイズ! 彼女だけはただ1人、一度も成功してはいない。 それでもルイズは諦めない。 杖を振るい、爆発に巻き込まれ、汚れ、時には傷つき、それでもまた杖を振るう。 そんな貴族にあるまじき泥臭い行いを、成功した同級生達は冷ややかに、あるいは笑い混じりに見つめる。 彼女の行いを真剣に見つめるのは、教師ミスタ・コルベールと友人のキュルケのみ。 笑わぬ、と言う点で言えば同級生のタバサも同一ではあった。 そして、時間は夕暮れ時。何十度目かの失敗の爆煙が儀式の広場を覆ったとき、 絶え間なき嘲笑の真ん中で、ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールは、勝利を確信した! (『掴んだ』わッ!今の手応えは確実に強力な使い魔を『掴んだ』ッ! そう、ワインを飲んだら酔いが回るって位確実よッ!) ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド これまでの失敗とは違う、確かに強大な何かを掴んだその手応えに、ルイズは小さくガッツポーズを取った。 確かに掴んだ!あの、『黄金』にも似た白い輝きの感覚! ルイズは期待に目を輝かせて煙の向こうを凝視し、そして落胆した。 そこにあるシルエット。それは間違いなく『人間』のものだったのだ。 人間?!まさか、『サモン・サーヴァント』で人間を? そんなの、冗談じゃあない。普通じゃあない。また――失敗なの?! そして煙が完全に晴れたとき、彼女の『使い魔』の姿はその場にいる全員に晒された! 人間だった。完膚無きまでに人間だった。 僅かに色の入った瞳、黒い髪、不必要にがっちりとした体格。 それは貴族ではない、平民の体格だと皆が思った。 服装は黒いローブ。それもあまりゆったりとしたものではない、変わった上着だった。 色は黒、ズボンも、被っている帽子も同じ色。使っている生地も同じなようだった。 顔つきは、鋼鉄を『風』の魔法の鋭い刃で削りだしたかのように精悍で力強く、 その瞳は僅かに翡翠の色を讃えているだけの黒い目にもかかわらず、まるで『黄金』のように光り輝く『決意』の光が燃えていた。 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ … 皆、ルイズを馬鹿にしようと思った。 やっと成功したかと思ったら、出てきたのは人間。 それも下賤な平民のようじゃあないか! だが、嗤えなかった。 あいつを笑う事が出来ない。あの使い魔を嗤えない。 ヤツには、そんな嘲笑を退ける『スゴ味』があるっ! そいつは、僅かに動揺しながら周りを観察している。 じっくりと、何事も見逃さぬよう観察する。 そんな沈黙が長く続いたので――見物していた生徒が1人、ようやく嘲る事が出来るくらいに我を取り戻した。 「は、ははは、へ、平民じゃあないか――」 「それも身体ばっかりでっかいな、炭鉱労働者かなにかか?」 「さっすが『ゼロのルイズ』だ、失敗のスケールが違う!全く痺れぬ憧れぬぅ!」 「ド低能……おっと、クサレ脳味噌なルイズらしい話だなぁ!」 小さな嗤い声は、伝播し、広がり、爆発する。 僅かな例外を除いた、その場にいる全員が、ルイズを嗤い、嘲り、罵る。 ルイズは唇を噛みちぎり、絶え間なく血を流しながら、その心ない罵倒に、耐える、耐える、耐える―― 「やかましいっ!うっとおしいぞッ!」 どぉん!と声以外の音すら伴って、召喚された平民が吼えた。 広がった嗤い声はその一言でかき消され、押さえつけられ、霧散する。 生徒達に一瞬ですくみ上がり、ミスタ・コルベールは驚きに思わず身構え、キュルケは何故か思わず顔を赤くし、何事にも動じぬタバサまでもが思わず読んでいた本をぱたりと締めた。 ■----------------------------------------------■ 承太郎は混乱していた。 一瞬の光と共に現れた煙が晴れてみれば、そこに家はなく、奇妙な格好をしたガキ共に囲まれていて、そして……。 承太郎は僅かに空を見上げる。 夕暮れ時の、空。そこには彼が知るよりもずっと大きい月が、二つ並んでいる。 以前見た『太陽そっくりなスタンド』の亜種である事を疑うが、却下した。 あの距離感を見まがうはずもない。 あの月は確かに、二つとも大気圏の外にある。 (ここはどこだ?) 考える。ひたすら考える。黙り込み、周りを観察しながら考える。 周りが騒がしくなってくる。自分に向けて、なにやら罵倒を浴びせているようだが――。 と、そこで気づいた。罵倒を向けられているのは自分ではない。 自分の目の前にいる人物に向けられているのだと、全員の視線を見て理解する。 目の前、遠巻きにしているガキ共と同じ格好の子供が1人。 桃色の髪に、気が強そうな顔をしている。 そいつは、耐えていた。唇をかみしめ、手を握りしめ、血を流しながら、必死に、泣かぬように。 とたんに、ムカムカしてくる。 彼はこういう、陰湿な光景を好む人間ではない。むしろ、嫌悪する。 彼は世間から『不良』のレッテルを貼られた人間ではあっても、その心は全く歪まぬ、『黄金の精神』の持ち主なのである。 だから、彼は。 「やかましいっ!うっとおしいぞッ!」 一喝して、黙らせた。 目の前の女に視線を戻せば、そいつはぽかんとこちらを見ている。 そいつに敵対の意思はないように見えたので、取りあえず注意から外す。 周りからも、殺気の類は感じないし、不自然な動きを見せるヤツも居なかった。 取りあえず警戒は続けながらも、承太郎はタバコを一本懐から取り出して、愛用のジッポで火を付けた。 煙を肺いっぱいに吸い込んで、吐く。タバコを吸いながらも、思考は止めない。 この状況はなんだ?スタンド攻撃の結果なのか? 「あの!もう一回召喚させてください!」 「それは駄目だ、ミス・ヴァリエール。 二年生になった生徒は『使い魔』を召喚し、それによって専門課程を定める。 それに変更は認められない。 何故ならッ!この儀式は、『神聖な伝統』に基づいた儀式だからだッ!」 「でも、あれは平民です!」 「『伝統』を敬えッ!ミス・ヴァリエールッ! 『平民』だとか……『人間』だとかッ!そんな事は、どうでもいいのだァーッ!」 目の前の女と、周りの人混みの中にいる男と言い争いをしている。 使い魔、召喚、儀式、平民。 いずれも、知ってはいるが聞き慣れないフレーズだ。 スタンドの発動条件に絡む――と言う訳でもないようだ。 何もかもが奇妙だった。二つの月、見知らぬ地、見知らぬ人間達。 全く訳が分からないが……承太郎は一つ、直感的に感じた。これは多分――。 目の前の女が、つかつかとこちらに歩み寄ってくる。 小さい女だ。歳は12、3歳か? 幼い顔を精一杯怒らせて、彼女はこちらの前に立った。 女は承太郎のタバコをつまみ取ると、そこらに投げ捨て踏みつぶす。 「ヤニ臭いのは嫌いよ。今後は吸わないで」 女はそう言う事を言うと、承太郎の肩を掴んで自分の身体を持ち上げて、顔を承太郎の顔に近づけた。 そして口の中でなにやら小さく呪文のような言葉を呟いて、そのまま――口づけるッ! ズ ギ ュ ウ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ン ! 慣れぬ仕草で口づけをしてきた少女を見ながら、承太郎は心の中で一つため息をついた。 (やれやれだぜ) ――承太郎は一つ、直感的に感じた。これは多分―― 自分を、あのDIOとの戦いと同じような、『奇妙な冒険』に巻き込む、その第一歩なのだろうと。 /l_______ _ _ To Be continued | |_| |_| \l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ――――ジョジョの奇妙な冒険 第3.5部 『ゼロサーヴァント・クルセイダーズ』―― 『空条承太郎!貴族のルイズと会う ――(1)』 終わり
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【名前】空条承太郎 【出典】ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 【種族】人間(スタンド使い) 【性別】男 【声優】小野大輔(『進撃の巨人』エルヴィン・スミス、『おそ松さん』松野十四松、『斉木楠雄のΨ難』燃堂力、『デュラララ!!』シリーズ平和島静雄 等) 【年齢】17歳 【外見】195cmの高身長に学ラン 【性格】常に寡黙かつ沈着冷静だが、根は激情家で正義感が強い。 【口調】誰に対してもタメ口で「だぜ」などいかにもな男言葉を使う。 口癖は「やれやれだぜ」 【備考】 スタンド・スタープラチナ(星の白金) 〔破壊力 - A / スピード - A / 射程距離 - C / 持続力 - A / 精密動作性 - A / 成長性 - A〕 逆立った頭髪と水色の肌、筋肉質で裸体を大いに晒した、戦士のような見た目。 このスタンドの大きな特徴は「猛烈な攻撃力」と「並外れた精密動作」である。 攻撃力は具体的にいえば人間を10mくらい軽々とぶっとばしたり、突進してくるトラックに押しかったりする。 精密動作は飛んでくる弾丸を掴みとり、脳を傷つけず肉の目をとったり、写真に写ったハエを精密にスケッチしたりできる。 またこれらを支えるスピードなども合わせ、とても高い攻撃能力を持つ。 反面、射程距離は2mと短い。 技は「オラオラ」と叫びながら連続パンチをするオラオララッシュ、人差し指と中指で相手を突き刺す流星指刺(スターフィンガー)がある。 またスタープラチナはDIOとの最終決戦の中で時を止める能力を会得する。 最初は一瞬しか動けなかったが、頑張れば最高5秒ほど止められるという。 詳しくはニコニコ大百科 スタンドについてくわしくはウィキペディアの記事を参照→スタンド 本人自体のスペック スタンドが強いと思われるが、超人まではいかないもの、本人自体もかなり高いスペックを持つ。 まずはその精神力である。 テレビゲームをロクにしたことがないのに、すぐに高いプレイ技術を習得する知力。 戦いのためなら自らの心臓すらも止める度胸。 そして決して諦めない、強い精神力を持ち合わせている。 また本人の肉体も、吸血鬼ほどではないがかなりのものがある。 例えば血だらけになっても立ち上がって戦闘を続行したり、子どもの頃でも大人を素手で殴り倒したりと、なかなかだ。 ただしあくまでも人間の範囲内であり、同作品内での波紋使いや吸血鬼などよりは劣る。 「火のついたタバコを口の中に5本入れ、火を消さずにジュースを飲む」というどっきり人間のような特技を持つ。 詳しくは ウィキペディア→https //ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E6%9D%A1%E6%89%BF%E5%A4%AA%E9%83%8E ニコニコ大百科→http //dic.nicovideo.jp/a/%E7%A9%BA%E6%9D%A1%E6%89%BF%E5%A4%AA%E9%83%8E 以下、アニメキャラ・バトルロワイアルIFにおけるネタバレを含む + 開示する 空条承太郎の本ロワにおける動向 初登場話 010 星と願い 死亡話 136 正義の味方 登場話数 11話 スタンス 対主催 現在状況 死亡 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 ジョセフ・ジョースター 祖父 じじい モハメド・アヴドゥル 仲間 アブドゥル 081 曇天 花京院典明 仲間 花京院 イギー 仲間 イギー DIO 敵対 DIO 倒すべき敵 アヌビス神 敵対 かつて倒した敵。ロワ内では支給品 佐倉杏子 敵対 てめえ 襲撃される 010 星と願い 後藤 敵対 テメェ、後藤 襲撃される 029 人外の定義 鹿目まどか 友好 まどか 029 人外の定義 エスデス 友好 エスデス 056 すれ違い 足立透 友好→敵対 081 曇天 ヒースクリフ 友好 お前、コスプレ男 081 曇天 魏志軍 敵対 てめえ 襲撃される 081 曇天 暁美ほむら 099 再会の物語 セリュー・ユビキタス 113 不穏の前触れ 島村卯月 113 不穏の前触れ ロイ・マスタング 136 正義の味方 本田未央 136 正義の味方 ゾルフ・J・キンブリー 敵対 136話で殺害される。躯人形化 136 正義の味方 踏破地域 B-1森→A-2北→B-2→A-4武器庫(経路不明)→D-2コンサートホール(経路不明) A B C D E F G H1■□■■■■■■2□□■□■■■■3■■■■■■■■4□■■■■■■■5■■■■■■■■6■■■■■■■■7■■■■■■■■8■■■■■■■■
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ルイズが子山羊を召喚しました。 「使い魔になんてしないで下さい。 僕の次に召喚される兄さんの方が大きくて強いですよ」 子山羊はそう言って去って行きました。 人語を話したのはとりあえずスルー。 ふたたびの召喚。 今度現れたのは、角も立派な大きなたくましい山羊でした。 しかし。 「僕を使い魔にするより、次に召喚される兄貴の方が大きくて強いからそっちにしなよ」 山羊はそう言ってまた去っていきました。 なんでしゃべれるんだお前。 そして三度目の召喚。 爆発。 土煙の中からぬうと現れたのは。 それは山羊と言うにはあまりにも大きすぎた。 大きく険しく重く、そして大雑把すぎた。 それはまさに以下略。 「使い魔にしてやるわ!」 ルイズが怒鳴りました。 『やってみろオラァ!こっちにゃ二本の槍がある!これで目玉は田楽刺し! おまけに大きな石も二つある! にくも! ほねも! こなごなにふみくだくぞ! 谷底にブチまけてやる!』 こうして、すさまじいたたかいがはじまりました……。 一方ティファニアはすてきな三人組を召喚して孤児の王国を作り上げ幸せに一生を送った。 おわり。
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概要 人間関係 ∨ニニニニニ((__)| n |{ {レ'ニニニニ> エ二二エウ__ {ニニ())>=ニ二二二二二`> . ∨ヽニノ≧--=ニ三三三三三三ノ { ト、V{ / {〈 ノ|ニ( ̄ 人込 l { |⌒LL ノl丁{ フ / )ノ {ニ{ l\ , === /|/´⌒ヽ { ∧ \  ̄} /__{_{ニニ} }─────────────────────────────────────── +ステータス ┗╋━━━━━━━━━━ ┃Name:ジョジョ (空条 承太郎)┏╋━━━━━━━━━━▽ 能力 ▽ 生命値 : □□□□□/5 根性値 : □□□□/4 人間性 : +1 傾向 :[やれやれだぜ]、[死中の活]┏ ┳ ┳ ┓┃ 接近:05 知略:04 敏捷:02 ┃┣ ╋ ╋ ┫┃ 射撃:01 技巧:03 幸運:04 ┃┗ ┻ ┻ ┛▽ 傾向 ▽[やれやれだぜ]:何のかんのと言っても面倒見がいい。ツンデレ。コミュ等で人助けを行うと根性値+1。誰かを見捨てると人間性-2。[死中の活]:窮地に追い込まれるほどに強くなる。自身が戦闘メインの場合、R3目、自身の火力に+3点。▽ 技能 ▽[器用]…P…大概の雑事をこなせる。GMの指定した項目は判定を不要で自動成功する。(尚、状況に応じて判定が居る場面もある)[戦いの雄姿]…P…このキャラクター、或いは同行者の戦闘終了後、自身と同行者の生命値に+1。[シャキッとしやがれ!]…N…同行者の判定時に宣言可能。同行者の判定+5%、根性値+1。週一回。(根-2)▽ 道具 ▽ +ダウンズ __ / ヽ \ / ヽ ヽ / |l く\ ヽ /ヽl | \/二二二ヽ i | // || ヽ_ i| |,,,____|| [~| ヾ'''ノ-ヾ''ソ| L| || ||/ |\ L == j/| ,--|| \皿/ ヽ_ /| /il | ヽ / / ゝ __ / l /i| ヾ,, ~ ,,,,// ~~^ヽ,,_、 // / / /~i~~⊂⊃⊂~ι==~~~~~⊂⊃⊂⊃ /⊃ヾ //|/┗╋━━━━━━━━━━ ┃Name:ゴールド・エクスペリエンス┏╋━━━━━━━━━━ 耐久値 : 14/14 特徴 :[幽波紋]、[カバーディフェンス]、[ストライクバック] 武装 : 3/3 火力 : 2 純度 : 中の下┏ ┳ ┳ ┓┃ 接近:16 知略:08 敏捷:15 ┃┣ ╋ ╋ ┫┃ 射撃:08 技巧:09 幸運:09 ┃┗ ┻ ┻ ┛▽ 特徴 ▽[幽波紋]:ダメージの通り難い特殊機体。武装によるダメージを常時2点軽減する。[カバーディフェンス]:シーンの登場キャラを一人まで指定し、庇える(同行者時使用可能、カバーした受動ダメージは倍になる)。(生-1)[ストライクバック]:一発は、一発だ。戦闘中一回、自身が受けたダメージをそのまま相手にも与える(カバーダメージ時は半減)。(生-2)▽ 武装 ▽[アームパイル]:超接近射出武装。『接近』手番成功時、+4点ダメージ。軽減無視。[ランドスピナー]:学府製、高速移動ユニット。『敏捷』手番勝利時、+2点ダメージ。自身の武装の封印を一つ解除する。[ジャマーゴスペル]:るるいえ製、行動阻害装置。戦闘中一回、設置された手番の終了時まで相手は特徴効果を発揮できない(同行者時選択可能)。 +機体解説 ※ 機体解説 『ゴールド・エクスペリエンス』 ※ るるいえの治安隊副隊長、空条承太郎ことジョジョの保有するダウンズ。 フォローに回って味方を守ったり敵を妨害することに適した機体。 低純度である機体を強化した際の強みとして特徴や武装の一部が強化されることがある。 それによって[幽波紋]や[ジャマーゴスペル]といった強力な特徴・武装を持つが、反面ステータスが低い。 今後は更なる強化が望まれるものの、るるいえの経済事情ではそれも難しい。 なお、低純度時は[ライフイズビューティフル]という名前であったが、ジョジョが変えたようだ。 概要 るるいえの「治安隊」に所属する男。隊の副隊長も務め信頼されている。 数少ない中純度ダウンズの所有者であり、上には頭が足りない隊長が居る。 周囲には「ジョジョ」と呼ばせている。 やらない夫の命の恩人「ジョルノ」の腹違いの弟。 自身のダウンズもジョルノの遺品「ライフイズビューティフル」を中純度まで強化し直したモノである。 また、るるいえの国家元首である幻海は実の祖母に当たる。 人間関係 やらない夫 学府からの客人であり、兄の死に目に立ち会った男。「ショゴス」についての情報提供を受けた。 幻海 祖母。自国の国家元首だが、公私問わずに「婆」呼びしている。 黒澤アキラ 治安隊の隊長。直属の上司。自分以外では治安隊で唯一中純度ダウンズを所有している。 戻る
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少女が、口づけを終えて一歩離れた。 「おい、テメェ、なんのつもりだ」 承太郎は少女を軽く睨み付けながら問う。 動揺はない。今更キス一つで狼狽える歳でもないし、 そもこんな色気もなくて尖るばっかりのガキに興味もない。 少女はきっ、とこちらを睨み付け、何も言わない。 承太郎は更に問いつめようと一歩前に出て、そして、 「む…っ?」 首の後ろに僅かな痛みを覚え、立ち止まったッ! 焼けるような痛みは一瞬で消え、霧散していく。 承太郎は無意識のうちに首の後ろを押さえる。異常はもう無い。 「ほう。これがこの使い魔のルーンか。 星形、とは珍しいな。首の後ろとは、場所もまた『奇妙』だ」 と、いつの間にか背後に移動していた男が、承太郎の首筋にある痣をスケッチしていた。 しかしこの時、この男、ミスタ・コルベールはミスを犯していたのだッ! まず第一に、この痣が『前から承太郎にあるもの』と気づかなかった事ッ! もう一つのミスはッ!ルーンの焼き付けにもかかわらず『痛みがそれほど大きくなかった事』に気づかなかった事だったッ! とはいえ、普段は物言わぬ動物を相手にしていること、また、契約後に痛みを感じるのはルーンの焼き付けだという常識の壁、 その二つが、ミスタ・コルベールのミスを誘発したッ!まさに避けられぬ『過ち』ッ! この時誰も気づく事はなかった。そう、使い魔との契約『コントラクト・サーヴァント』が成功していなかったと言う事実にッ! 「さて、『儀式』は無事終了した。みんな、今日はここまでだ。解散!」 ミスタ・コルベールはそう周りの人間に言うと、とん、と地面を蹴って、 なんと、ああなんと、なんでもないかのように空を飛んだではないかッ! 「じゃあなルイズ。お前は『魔法』を使えないんだから歩いてこいよ!」 「俺は上、てめーは下だっ!」 周りの人だかりも次々と地面を蹴り、飛び上がる。 殆どはその身一つで空を飛び、あるものはなんだか分からないでかい生き物の背に跨って飛んでいく。 承太郎は内心驚きながらも飛んでいく人間を観察した。 ――違う。スタンドは見えない。 彼らはスタンドを使って飛んでいる訳ではない。 どのみち、スタンドは1人に固有のものが一つッきり、『空を飛ぶスタンド』がこんなに居るはずもないのだが。 そう言えば先ほど『魔法』と言っていたが。 「おい、ガキ」 承太郎は先ほどこちらにキスした少女に、声をかける。 少女はきっとこちらをにらみ返すと、なにやら手にしている杖をこちらに向けて、叫んだ。 「口の利き方がなってないッ! 使い魔は『下僕』!ならばふさわしい言葉づかいをしなさいッ!」 「知った事か、このアマ。 訳の話からねぇことをぐだぐだ喋ってんじゃねぇ。ここは一体何処だ」 「ここ?ここはトリスティン王国のトリスティン魔法学院よ。 それから、私は『アマ』じゃないわ。私の名はルイズ・ド・ラ・ヴァリエール! 誇り高きヴァリエールの貴族!平民の使い魔程度が恐れ多いのよッ!」 こちらを怒鳴りつける少女、ルイズ。 その台詞を聞いて、承太郎は呆れた。呆れかえった。このまま歩いてうちに帰ろうと思った。 魔法学院、魔法、二つの月、知らない文化と地名。 分かりすぎるほどに分かる。全く、こんなベタな展開、今時ジャンプにも乗ってやしない。 自分は、魔法の世界に呼ばれたのだと、承太郎は理解した。 幻覚のスタンドの類が攻撃を仕掛けていて、自分はその術中に嵌っているのではないかとも考えたが――。 承太郎はタバコに火を付け、迷うことなく自分の手の甲に押しつける。ジリッと痛みが走り、火傷が残った。 幻覚ではない、目の前の光景は消えない。 「やれやれだぜ」 承太郎は押しつけたタバコをくわえた。 話を整理すると、自分はこのガキに召喚されて、使い魔とやらにならねばならぬらしい。 全くくそったれだ。 「行くわよ、あんた。ええと――」 「空条承太郎だ」 「じょう…じょう?変な名前ね。ジョジョ、でいいかしら」 「そいつは構わないがな」 承太郎はため息を一つつく。タバコの煙が広がり消える。 ルイズは自分の背後を杖で指し示した。 馬鹿でかい壁が見える。四方を見回して、その壁にこの広場が囲まれている事が分かった。 ここは中庭だろうか。 「ジョジョ、あんたにも説明が必要だろうから私の部屋へ行くわ。 それから……」 ルイズは背後に向けた杖をぶん、と振るう。 杖の先が承太郎のくわえたタバコに当たり、タバコの葉の入った部分を吹っ飛ばした。 「私はヤニ臭いのが嫌いって言ったわよね? ふぁ、ファーストキスがタバコの味だなんて最悪よっ!」 杖をこちらの鼻先に突きつけ怒鳴るルイズ。 自分の台詞に照れているのか、その顔は、それこそ首の辺りまで真っ赤だった。 承太郎は加えたフィルターを吐き捨てると、そのまま『案内しろ』と視線で促す。 ルイズはその態度にひどく気分を害したが、ふん、と鼻を鳴らして踵を返した。 おっかない男だが、自分が喚び出し、契約出来たと言う事は、 自分の使い魔として『制御出来る』事は間違いがない。 制御出来ないなんて言うそんな事は、魔法の仕組みから考えてもありえない。 しかし、それにしても。 (視聴覚の共有が出来ないのは妙ね。まあ、人間の使い魔だからなのだろうけど。 契約もなんだか繋がっている感じはしないし――ま、実際の『使い魔との繋がり』ってのはこんな程度って事かしら) 初めての使い魔召喚故の認識の錯誤。それに気づくのは、一体何時の事なのだろうか。 運命はけして語らず、ただ時を待つ……。 ■----------------------------------------------■ ルイズの自室は意外なほど片づいていた。 承太郎は女の部屋に上がり込んだ事はないが、まあ、こんなものだろうか、普通は。 ルイズの説明は簡潔だった。 自分はメイジ――魔法使いの事だろうと承太郎は見当を付けた――であること、 承太郎は授業の一環で使い魔として喚び出された事。 そして「あんたに普通の使い魔の仕事は出来そうにないから、雑用をやってもらう」というシンプルな命令。それだけであった。 だが、当然承太郎にはそんな強引な申し出を引き受けるほどお人好しでもない。 「知った事か。てめーに従ってやる義理はねぇ」 「平民が生意気な事を言わないで!口の利き方に気をつけなさいよ! 私達は『コントラクト・サーヴァント』で契約を交わした。魔法で『契約』した以上、覆す事なんて出来ないわよ」 不満げに言うルイズ。「こんなヤツを呼んでしまった私の方こそ災難だ」と言わんばかりの態度だ。 「俺を呼びだしたのが不満なら、とっとと首にでもしてくれ。 こっちは元の世界に帰らなきゃならないんでな」 「あんたは私の使い魔として契約したのよ。たとえあんたがどんな田舎物だろうが、一度契約したからにはもう動かせない」 そこまで言ってから、ルイズはふと口をつぐんだ。 何か、今、この男は妙な事を口走らなかったか? 「元の――『世界』?」 目を丸くするルイズ。なんだそれは? 違う世界と言うことか?そんなものがあるのか?ファンタジーやメルヘンでもないだろうに 「俺の住んでる世界に『月』は一つしかねぇし、『魔法』なんてありゃしねぇ」 「魔法に近いものはあるが」という言葉は飲み込んでおく。 話がややっこしくなるだけだろうから。 ルイズは唾をごくりと飲み込んだ。僅かだが、顔が蒼くなっている。 「なんか証拠見せてよ」 承太郎は、しばし迷ってから、懐の学生手帳を投げて渡した。 この女に物を渡すのはいささか不安だが、帰る為には自分を喚んだらしいこの女に、ある程度の情報を与えねばならない。 ルイズは受け取った手帳をざっと眺めると、中身に目を通す。 よく分からない文字の羅列。意味は掴めない。それよりも驚いたのは、そこに描かれた承太郎の似顔絵(写真)であった。 小さい!そしてあまりにも精密!それは魔法ではない、不思議な技術の産物と思えた。 案外嘘ではないのかもしれない。異世界から来た、なんて冗談みたいな言い分は。 だが、何かのトリックかもしれないし、遠くの国にはあんな技術があると言うだけかもしれない。 だが、ホントに異世界から来たのだとしたら、それは凄い事ではないのか? 自分は、そんな凄い事が出来るのではないか?もう、誰にもゼロのルイズだなんて呼ばせない位凄い事なのでは―― (――何考えてるのよ、ルイズ。バカバカしいにも程があるわ) あり得ない。異世界なんてのもそうだが、 『自分が突然凄い魔法が使えるようになる事』がまずあり得ない。 ずっと、『ゼロのルイズ』だったのだ。 努力を欠かした事はない。貴族の誇りだって誰にも負けない。 なのに、やっぱり、魔法は使えず、使用人にすら嘲笑われ、『輝ける未来』に到達する事はない。 負けないと心に近い、抗い続けているけれども、心のどこかが囁きかける。諦めろと。 「別に信じても良いけど、結局何も変わらないわよ。 世界を超える方法なんて聞いた事もないし、使い魔の契約を交わした以上、もう逃げたりなんて出来ないんだから」 「ふざけるんじゃねぇ。はいそうですかと言う事を聞くとでも思ってるのか?」 承太郎が、逆らってくる。 他人に嘲笑われるような平民の使い魔ですら平然自分に逆らってくる。 腹が立った。猛烈に腹が立った。自分が無能な貴族だと悟られたような気すらした。 「うるさいっ!どのみちあんたを元に戻すなんて出来ないのよ!」 腹が立ったので、ベッドの上の毛布を投げつけた。 ばさりと広がる毛布を、承太郎が受け止める。 「――それはあげるわ。床にでも寝なさい」 震える呼吸を無理に整えて、ルイズは小さく言った。 なんて無様なんだろう。平民ごときにさえ、毅然とした態度をとれない。 こんなことでは『貴族の誇り』が泣いてしまう。 もう、疲れた。兎に角今日は寝よう。 明日、この分からず屋の使い魔に、ここのルールを教え込んでやらねばならない。 この『平民の使い魔』に。 ルイズは手早く服を脱ぎ捨てると、承太郎の足下に放ってやった。 「それ、洗濯しといて」 ぶっきらぼうに言い放ち、ネグリジェに着替える。承太郎には一瞥もくれない。 そのまま布団を被った。 メイジの力量を見るには、使い魔を見ろと言ったのは誰だったか。 ならば、『ゼロ』の自分には、この逆らってばっかりの平民程度がお似合いと言う事か。 泣きそうになった。まともに魔法も使えない自分が、改めて情けなくなった。 だけど、泣いてやるつもりはなかった。自分は『貴族』なのだ。 それをかなぐり捨ててまで、平民の前で泣く訳には断じていけなかった。 /l_______ _ _ To Be continued | |_| |_| \l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 『空条承太郎!貴族のルイズと会う ――(2)』 終わり
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8スレ8353 / ̄ ̄ \__ / .ヽ __ イ __.|| {ト、 {从iィ ⌒Y} | ̄ ̄|.| (ミミ> . | |.| .Y⌒Yz|..rnm||! ミ{ | | | i L」(_リ|| ト、 Y{. | γ=vニ三三三三三三{__ _ ミ从} . ! {、___从ト、__________ _ ノ ⌒YミミV ∥ / ̄/ }} }リ ̄ ̄ ̄ ̄7ィ T不 ) .、_ノY ./>.、 | { ./ミメニz、___,,, く匕ス{⌒ヽ{ てミミニミY V  ̄_≧x})ヲノ .く | }i! (ミミミr=ミ≧={ イモソr< i! .Y ! リ ヾミミ| r=- 、<i  ̄i ヾ 、_/ ,| }ミニi 辷= .| i _,,ノi! {ミミミ> .、_人 _ヽ_ ,,彡⌒ハ. iミミミミミ/ _>斗< ̄ ̄ ̄|ヽ ヽ'''´ ! V >ー ''´ ,---.、. |! }___ン <´ Y ⌒ Y ! ) || | ̄ ̄// i、____ノ >--''´ .. || | ./ _,,ィ77i} __,, -=、  ̄ || ト、__{_ ィ __ ||< }}>─── -- -  ̄ ̄\\ { Y i! ||! ○ \\=イ || ___||【名前】空条承太郎 【N・C】【種族】「破壊神」 【シヴァ】【最大HP:1522】 ...【最大MP:536】 【Lv:103】【特殊能力】●「正義漢」:自分の正義に反する行動を取ることが難しい●「冷静沈着」:精神系バッドステータス無効化●「不良」:人間攻撃時、与えるダメージが上昇●「星の白金」:物理攻撃時、敵に与えるダメージが大幅に上昇、耐性1段階無視 超高確率で銃撃属性の攻撃を回避する●「ジョースターの血統」:ここぞという時に全ての行動に補正●「時の入門者」:時の止まった世界を知覚、行動することができる【ステータス】「力:97」 「魔:60」 「体:73」 「速:87」 「運:55」「物理攻撃力:294」 「銃攻撃力:312」 「魔法攻撃力:283」「物理防御力:300」 「魔法防御力:261」 「命中力:375」 「回避力:375」 【耐性】「物理:吸収」 「銃撃:100%」 「火炎:吸収」 「氷結:100%」 「電撃:吸収」「衝撃:100%」 「魔力:050%」 「破魔:無効」 「呪殺:無効」 「万能:100%」【スキル】「ジハード:敵全体に絶大ダメージの万能属性攻撃 敵の全能力を1段階下げる」「牙折り:敵単体に小ダメージの物理攻撃 攻撃力を1段階下げる」「審判の光:敵全体に破魔属性の超高確率即死効果」消費:45「ジオダイン:敵単体に大ダメージの雷撃属性魔法攻撃」消費:20「不屈の闘志:死亡したとき、1回だけHP全回復で復活する」「勝利の雄叫び:戦闘勝利時、自分のHPとMPを全回復する」【オリジナルスキル】「流星指刺:敵単体に特大ダメージの物理攻撃 耐性無視」「オラオララッシュ:敵単体に複数回中ダメージの物理攻撃」「ザ・ワールド・スタープラチナ:時を止める」消費:50%
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空条承太郎の冒険 動画リンク コメント・レビュー 空条承太郎の冒険 何人目の幻想入りか 作者 ひとこと 主人公 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらをご覧下さい。
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 空条承太郎 ドラフト2位(川崎ブルーコメッツ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ___ 、__ ... - ‐__'' "´ ゙i ヾ  ̄  ̄ | ヾ`r | ミ `( __ r"|..._ ミ ´( _____ ....(( )lノ `ヽ ヾ ◎===__====== =- ‐ ′ `r''ヽ ノ tも=ッ‐ rテラ( } {(り"′ `¨´"/` 「´ l )ノ シヽヾ) l l 〃 `ー゚ 、 <フ l l゙ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l-=‐= l__ l ( ) ( ) | `.二´l┐| | _`´___ `´ |、___l │|_ /  ̄  ̄ ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |__ / \ O 「 串| / ヽ l │| ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポジション:二塁手、ショート 右投げ左打ち 高卒ルーキー(18歳) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━──────────────────────────────────── 今年の夏、県大会で高打率をマークし、一躍注目された。------------------------------------------------------------------------ 内野手にしてはパワーもあり、肩もある。──────────────────────────────────── こんな貫禄のあるナリだが、まだ18。────────────────────────────────────