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前へ 「最近は生意気な子が多いでしょ。お仕置きの意味も込めて時々ここに連れ込んで遊んでたんだ。 筋弛緩剤は使い方が難しいけどさ、意識があるまま人形にできて愉しいんだよ」 反論しようにも、遼子の舌は動かない。かすかに開いたままの唇から、涎が垂れた。 その涎を川添がハンカチで拭いた。 ポケットから眼薬を出すと、遼子の目に差した。 「まばたきもできないからね。薬が切れるまではお世話しないといけないんだ」 部屋の壁に掛けられている刃物は包丁ではなく、拷問するための道具…。 川添の勤務する病院のある町で、女子高生や女子大生が行方不明になっている事件が 連続していたことを思い出した。 そしてそのうちのひとりの、腐乱した腕と足だけが海に浮いていたのを発見されたことも。 指が全て切断され、拷問とおぼしき傷が多数残されていたことがセンセーショナルに報じられた。 まさか…。 遼子の顎に指をやり、川添が上を向かせると、遼子の顔をまじまじと見つめた。 「もう若くはないけど、きれいな顔だ。愉しめそうだな」 端正な顔を歪めて川添が笑った。 吐き気がするほど下衆な微笑みだった。 立ち上がり壁にかけられていたナイフを手にすると、川添は遼子の前にしゃがみ、遼子のシャツの襟元に差し込む。 「こっちはどうかな」 川添はボタンがひとつひとつ弾け飛ぶ音を愉しむように、手慣れた動作でゆっくりと刃を滑らせた。 「年の割にきれいな色だね」 ブラを切り裂き、その下の乳房を見て川添が口元を歪めた。 乳房の蕾を指ではじき、親指をいたぶる様に押し付けしばらく遼子の体を嬲っていた。 恐怖より怒りで沸騰しそうだが、遼子は瞼すら動かせずただ川添が自分の体を弄ぶのを見ている しかなかった。 「それよりも先にやることがあるか…」 名残惜しそうにそう言って川添が立ちあがった。 壁にかけられていた魚屋がするような白い防水エプロンをすると、川添が部屋を後にした。 意識のない鷹藤を引き摺りながら戻ってくると、鷹藤を遼子の目の前に置いた。 「まず、邪魔なこの男から始末しよう。君の眼の前でね。助けたい?助けたいよね。動けるか頑張ってみて。 僕がこの男の頭を潰す前に」 川添が目を輝かせながら遼子を見た。 手には小さな斧。それは顔が映るほどきれいに磨きあげられている。 遼子は叫ぼうとするが、体が言うことを聞かない。 目を背けることすら許されていなかった。 閉じられない瞼と、動かない体で遼子は鷹藤が殺されようとする現場を凝視するしかない。 ただただ脳髄の中で狂ったように叫ぶことしかできなかった。 自分の死より、鷹藤が死ぬことへの恐怖が遼子へ押し寄せる。 ―――助けて…お兄ちゃん、お願い助けて! 喉の奥で、声にならない声で、思わず遼子はこの世にいないはずの兄へと叫んでいた。 「一発で殺せるかどうか見ててよ」 引き攣る様な笑みを浮かべながら、川添が手斧を持ち上げた。 「それくらいにしてもらおうか。癪に障る男だが、そいつが死んだら妹が悲しむんでな」 「誰だ!」 川添がそれまではなかった怯えを声に含ませながら叫んだ。 遼子は声の方向へ頭を動かすことができず、ただ床の上で眠る鷹藤を見つめているだけだった。 だが、遼子はその声に聞き覚えがあった。 怒気を含んだ声だが、遼子の耳には胸がしめつけられるほど懐かしく、哀しいくらいに優しく響いた。 次の瞬間、耳を弄する数度の轟音とともに川添の体が吹き飛び、壁に激突した。 床にうつぶせに倒れうめき声を上げる川添の肩のあたりで血の花が滲むように拡がっていく。 銃を撃った男の足元だけ遼子の視野に入った。 川添の服をまさぐっているようだった。 「手錠の鍵は…これか」 男が、コートを脱ぎながら遼子の傍へ来た。遼子のはだけた胸が男のコートで覆われる。 コートにはまだ男の温もりと、匂いが残っていた。 その温もりと匂いの懐かしさに、遼子はそれまでの恐怖を忘れていた。 それから男の手が、優しく遼子の掌を包みながら手錠を外していく。 戒めを解かれても力が抜けたままでいる遼子が前のめりに倒れようとした時、男がそっと抱きとめた。 男が遼子の顔を覗き込む。 ほっとしたような顔で、兄が遼子を見ていた。 「間一髪だったな。まったく、どうしてお前の取材はいつもこんなことになっちまうんだ」 洸至が遼子を抱きあげスチールワゴンの上にそっと下ろした。 それから川添の元へ行くと遼子が縛り付けられていたところまで川添を引き摺り、右手に手錠にかける。 洸至が開いたままの遼子の目を閉ざした。 「お前医者だろ。頑張って手当するんだな。早くしないと、冬眠開けのクマのエサになるか、出血多量で死ぬかだ。 生き残って逮捕されても死刑だがな。好きな方選べよ」 うめく川添に洸至はそう言い残すと、遼子を抱きあげた。 額に兄の頬の感触。 まるで遼子の感触を懐かしむように兄が頬を合わせていた。 抱きあげた腕に力を込め、遼子の体が密着するようにすると洸至が歩き始めた。 うねうねと下り坂の山道を洸至が運転する車がひた走る。 新緑の季節まではまだ遠く、木々の緑もまだ薄い。 垂れこめるような雲が、雨の降りだすのがまもなくだと告げていた。 「鷹藤君はまだ目が覚めなさそうだな」 バックミラーで後部座席の鷹藤を見ながら洸至が言った。 鷹藤はまだ薬のせいで眠りこけていた。 「お前もまだ、口がきけないか。筋弛緩剤と他に何か混ぜてるな…早い所病院に行こう」 助手席の遼子も押し黙ったまま静かに座っている。 聞きたいことは山ほどあるのに、伝えたいことも山ほどあるのに、体が動かない今の状況に 遼子は沈黙しながら焦れていた。 「お前たち、俺がいなくなったあとも同じ調子で取材するから、こんな目に遭うんだ」 呆れたように洸至が言った。 「今まで俺に何度助けられたと思ってる?それなのに危険な取材ばっかりするからだぞ。 俺がいなくなった後、自重すると思ったら、前以上に突撃取材だ。しかもそれが核心をつくもんだから、命を狙われる」 遼子は耳を疑った。 兄がいなくなったあとも取材はしていたが、命を狙われたことなど今までなかったはずだ。 次へ
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「きっかけは、夢」by270さん 投稿日2010/09/27 鷹藤×遼子です(?) 「あぁぁ!んん!…気持ち…いい…」 耐えること無い嬌声が部屋に響く。 一際激しく突き入れると、遼子の体が大きくはね、鷹藤の肩にかけた脚がつま先までピンとのびきる。 「ああっ…」 痙攣を繰り返す遼子の中をあじわい、ゆっくりと焦らしながら引き抜く。 そして、遼子の腹の上に堪えていた欲望を吐き出した。 腹に白濁した粘液が広がり、弾みで飛沫が遼子の顔にまでかかってしまった。 「あ、悪い」 「んん…平気」 遼子は達した余韻に朦朧としながらも、顔に跳ねた白濁を細い指で拭い取る。 そしてその指を口に含むと、濡れた舌で舐め取る。 白い粘液と紅い舌。その淫靡なまでの色の対比が、何とも言えない妖しい美しさを醸し出す。 「ん…まずい…」 鷹藤が目を細めてその仕草を見つめていると、遼子は不愉快そうに顔を歪めて呟いた。 「まだアンタ初心者だからな。そのうち、俺のを全部飲ませてやるよ。」 遼子の顔の汚れを拭ってやり、濡れた唇に軽く口付ける。 「無理…。絶対イヤよ。」 荒い吐息を漏らしながら睨み付けてくる眼差しが、逆にさらに鷹藤の情欲を刺激する。 遼子の啼く声をもっと聞きたい。 自分を呼ぶ声をもっと聞きたい。 底の見えない情欲が鷹藤の心を浸食していく・・・。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「…じくん!…ふじ君!」 聞きなれた自分を呼ぶ声が聞こえる。 目を開けると、今まで自分の隣に寝ていたはずの遼子が、覗き込んでいる。 「ちょっと、早く起きてよ!取材の約束時間に遅れちゃうわよ!」 「え??アレ?…編集…部???」 まだ状況が掴めず、鷹藤はきょろきょろとあたりを見回す。 「寝ぼけてないで、さっさと準備してよね!先に車で待ってるから。」 そう告げると、遼子はバタバタと編集室を出て行く。 そう、アレは夢。 遼子とは名無しの権兵衛の事件以来「付き合っている」様な感じではあるが、まだ男と女の関係には至っていない。 「あ~~~~~~~~~~!!!夢かよ。そうか、そうだよな…」 がっくりと項垂れながら、口惜しそうにつぶやく。 「いつまでも悶々としてないで、さっさと押し倒しちゃえばいいのに。」 そんな鷹藤の様子を見て、すべてを悟ったように美鈴が鷹藤に近づいて囁く。 「み、み、み、美鈴さん!!!」 「自分の好みに好きな女を染めていくのって、楽しいモノよ。 あんな純情妄想天然記念物めったにいないから、染めがいがあるんじゃない?」 「・・・・」 鷹藤と美鈴の瞳が妖しく光ったのを、遼子はもちろん知る由もなかった。 夢オチやっちゃいました、すみません。 鷹藤が色々遼子に教えこむキッカケを書きたくなったもので。 お粗末でした。 271 GJです!! エロ全開鷹藤楽しい! あれやこれや教えることがたくさんありすぎて大変そうだw 鷹藤先生による個人授業もお願いいたしますwww 美鈴さんといえば、同居時に美鈴さんと兄の間で何かアクシデントが あってもおかしくないと思うのだが、どうだろう。 272 GJ!! 1日に2作品も読めるなんて幸せだ! 最近またDVDを見返して、やっぱり最終回で萌えつきたw クランクアップコメントも、みんな良いなぁ。 273 ここにきて新作投下が続いたんですね、作者様GJです。 遼子のほんとのエロスキルはどうなんでしょう? ドラマの中では雑誌や本で知識だけはあるみたいでしたが、キスも未経験?
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前へ 服の上から、遼子のやわらかな膨らみを包み込むと、遼子の体がぴくりと震える。 「お兄ちゃん、悪い冗談はやめて!!いや!お願い!」 遼子は洸至の唇を顔を振ってはずし、必死に抵抗するが、洸至の唇で抗議の言葉は塞がれ、 ガチャガチャと手錠の金属音だけが、遼子の抵抗の意思を表す。 自分の胸に触れる洸至の手を止めようと延ばされた遼子の右手首も、逆に洸至につかまれベッドに押し付けられる。 「どうして?こんなこと・・・」 ようやく口付けから解放された遼子の戸惑いを隠せない表情に、洸至が小さく笑う。 その笑みに、遼子は恐怖を感じ、顔を引き攣らせる。 その微笑みは、兄として遼子に見せていた優しい笑顔ではなく、名無しの権兵衛の歪んだ微笑だった。 「こんな…」 遼子の瞳からは、また涙があふれ出す。 「こんな…こんな事するお兄ちゃんなんて…私…知らないよ。今、ここにいるお兄ちゃんは 私の知ってるお兄ちゃんじゃないよ…。ねぇ…戻って?私の知ってるお兄ちゃんに…。」 すると突然、遼子は強い力で頬をつかまれた。 「…お前が…俺の何を知っていたんだ?愛されて、何不自由なく育ったお前が。」 洸至が吐き捨てるように言うと、遼子は怯えた瞳で兄を見つめる。 「お前は知っていたのか…?…俺が…ずっと…お前とこうしたかった事…」 そう言うと、洸至の手が遼子のブラウスを引き裂く。 「きゃああああ!」 遼子は自由になる右手で、必死にあらわになった部分を隠そうとするが、再びベッドに縫い付けられる。 「お兄ちゃん!ダメ!兄妹なんだよ!こんなことしちゃダメ!!」 耳朶や首筋に兄の唇の熱さを感じながら、そして手錠に繋がれたまま、遼子は何とかこの状況から逃れようと身を捩り、 洸至の体の下から逃れようとする。 「やめて!お願い!!お兄ちゃん!」 そんな遼子の止まない抵抗に、洸至は小さく舌打ちする。 「遼子…少し黙っていてくれ。」 そう言って引き裂いたブラウスを遼子の口にねじ込む。 「ふううぅ!」 口をふさがれ、遼子の口からは苦しげに息が漏れる。 洸至が頬に優しく口付けると、遼子は顔を背ける。そのまま唇を耳へ滑らし、耳たぶをねぶる。 なおも逃げようとして離れようとした遼子の頭を、洸至は掌で掴み強く引き寄せると、 露になったブラジャーに手を這わし、ゆっくりと両手で刺激を与える。 遼子は少しでも洸至の手から逃れようと、俯せになろうとした。 洸至はブラのホックが見えた瞬間、すばやくそれを外す。 「ううっ!」 洸至が少し強引に遼子を仰向けにすると、既に立ち上がっていた胸の先端を両手で摘み、 親指と中指で擦り合わせるように捏ねると遼子は大きく背を反らせた。 「んんんっ!!!」 洸至は肌に手を滑らせ、その感触に酔う。滑らかな肌が、手のひらに吸い付くように馴染む。 そして洸至は、遼子の胸を覆う布を引き上げた。 声が出せない遼子は、首を振って抵抗と拒否を示す。 「キレイだ…」 間近でみる妹の美しさに洸至は感嘆のため息をつき、そっとそのふくらみに唇を寄せると、遼子の体が震える。 洸至は唇を這わせ、時折強く吸い付き、その肌の甘さを味わいながら、遼子の白い肌に赤い所有印を刻み込んでいく。 そうしながら、手のひらに包んだ乳房を緩く揉みしだき、その感触を味わう。 「ん!んんんん!!」 唇と手で刺激が与えられるたび、遼子は体を震わせ、くぐもった声を漏らす。 「…気持ちいいのか?」 洸至は遼子の胸の頂きを口にふくんで刺激を与えながらそういい、遼子の表情を伺う。 頬を染めながらも、まだ首をふる遼子を見て、唇の端に笑みを浮かべながら、さらに甘い刺激を続ける。 そして、洸至は遼子のスカートの中に手を這わせ、遼子の一番敏感な部分を布の上から探ると、 そこはすでに湿り気を帯ていた。 「嫌がってた割には感じてたのな?」 「ふぅ…。」 遼子は恥ずかしげに視線を落とす。 「こんなに濡らして…」 「うぅ…」 洸至の指が湿った音を奏で出し、滑らかに動く指が、遼子の花芽を練っていく。 「ふぅうぅっ!うぅっ!」 遼子はきつく目を閉じて、口にねじ込まれた布地をかみ締めた。 洸至が下着を剥ぎ取り、遼子の足を広げさせると、遼子の秘所が余すところなく洸至に晒される。 「無理やりされても感じるんだな。遼子は…。」 「ふぅ!うぅう!」 遼子が首を激しく振り、足を閉じようともがいたが、洸至が身体を間に入れたためそれもできなくなった。 洸至がのぞき込むと、刺激を待ちわびる花弁が、蜜に濡れてひくひくと震えていた。 「いい眺めだ。キレイで…淫らで…俺を誘う。」 ふぅと息を吹きかけると、ピクリと花弁が震え、洸至の目の前で、また一筋、とろりと蜜が流れていった。 「いつのまにこんなにお前は淫乱になったんだ?」 そう言うと、洸至は中指を遼子の秘裂に差し込んだ。 「ふぅっ!」 遼子の身体が一瞬引き攣った。 「…苦しいか?…声出せなくて」 遼子の耳元で囁くと、遼子はただ耐えるようにきゅっと瞳を閉じる。 「これ取ってやるから…遼子…お前の声…聞かせてくれ…」 遼子の耳を舌で嬲りながら、洸至は遼子の口を塞いでいたブラウスを取り出した。 それと同時に、洸至はさらに指を動かし、割れ目に指を食い込ませる。 「あぁ!…やぁ!やめ…て、お兄…ちゃん」 「良い声。ずっと…ずっとその声を聞かせてくれ。俺だけに」 ちゅくちゅくと湿った音が響き、自分の発する淫らな音に、遼子は体を羞恥に染める。 洸至はさらに脚を大きく開かせ、秘所に顔を寄せる。 「っやぁぁ!!」 秘所にかかる兄の息に、遼子は震え、悲鳴をあげる。 次へ
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アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/loveuntouchable/pages/257.html
前へ 「最高にいやらしいですよ…。制服姿で腰を振って…」 「言わないで…!あああっ」 たぷ…たぷたぷたぷ…! 肉と肉とがぶつかりあい音を立てる。深い挿入を繰り返すことで、片山の陰毛も遼子の蜜に塗れていた。 「いい…ああっ…!」 気が遠くなりかけ、遼子は片山の首を強く抱く。遼子に引き寄せられ、上体が密着すると片山は腰の動きを変えた。 ダイナミックな抽送から女芯をつぶすように腰を押し当て円を描く。 ぐにゅ…ずにゅっ…! 女壷の中を男根がかき回すたびに、遼子の眼の奥で火花が飛び散る。 「あっ…はあっ…気持ちよすぎて…」 また新たな快感に遼子の眼からは涙が溢れていた。 「淫乱な遼子さんのあそこも気持ち良いですよ。俺の精液欲しがって、思いっきりしめつけて…」 遼子を翻弄してきた片山も限界が近くなったのか、腰の動きが切迫してきた。 動きをピストンに切り替え、遼子の女壷の奥を突く。 遼子の躰は、またも絶頂に上り詰めようとしていた。 「はぅ…いく…いっちゃう…!」 「制服姿でいくところ…もう一度見せてください…」 片山がスパートをかけ、腰を送る速度をあげる。 肉壁を絶え間なく男根で擦られ、快感に溺れながら遼子はあられもない啼き声をあげていた。 「あぁ…だめだめ…。そんな風にされたらもう…」 遼子が白い喉を晒し、弓なりになりながら啼いた。 「見せて…遼子さんのいやらしい顔、俺に見せてくださいよ…!」 腰を激しく動かしながら、片山は遼子を責めまくる。女芯を親指で唆しながら、もう片方の手は尖りきった乳首を いじくった。 「だめえ…そこそんな風にされたら…また…またイッちゃう…おかしくなっちゃ…!」 最後まで言葉を言い終わらぬうちに、遼子の脳髄が白熱した。 「俺もいきそうです…!」 片山が遼子の唇をむさぼりながら、数度深くえぐり、それから腰を震わせた。 「あああっ」 片山の白濁した体液が己の中にほとばしるのを感じていた。 遼子も激しい絶頂を迎え、痙攣しながら意識を飛ばした。 「どうだった」 助手席の鳴海洸至が片山に聞いてきた。 まるで遼子の味はどうだったかを聞くような口ぶりだった。 一瞬の沈黙の後、片山が口を開いた。 「予定通りに遼子さんのこと、ちょっと懲らしめておきました。これで変な気は起こさないと思いますよ」 鳴海家へ送る道すがらだった。 満足感と罪悪感がないまぜになった心を抱えて、片山はハンドル握っていた。 陽はすっかり落ち、空は遼子が着ていた制服と同じ濃紺一色へと移り変わっていた。 遼子が着ていたあの制服は今頃どうなったろうか。二人の蜜と樹液がついた情事の証拠―――そして遼子が 警視庁に潜入した証拠。 遼子にそれを捨てさせる約束をして、片山は遼子を帰した。 もう二度こんなことをしないなら、この関係もこの一回だけ。 あとは永遠に二人だけの秘密―――。 そのはずだった。 「懲らしめ…ねえ。お前、どんな方法をとったんだ?」 「別に痛めつけたわけじゃないので安心してください」 洸至はしばらく車外の景色を見ていた。それから口を開いた。 「お前は女の扱いがうまいからな」 片山は黙り込んだ。背筋に冷たいものが走る。 捜査対象の組織への女性協力者獲得で、片山が肉体関係を使うことは洸至も知っている。 「…方法は問わない、だけど痛めつけるな、ということだったから言うとおりにしただけですよ」 遼子が警視庁潜入を企てているのを最初に気づいたのは洸至だった。そして片山に指示したのだ。 今日、遼子を張れ。 警視庁に侵入したら捕まえて脅せ。 そして二度とそんな気を起こさないようにしろ。 自分はそれに従っただけだ。 しかし―――。 少し脅して、終わらせるはずだった。 それなのに、途中でやめることなどできず、狂おしい欲求に駆られて最後までいってしまった。 制服姿の遼子を手中にしてから、片山は自分を抑えられなくなった。 遼子の躰に溺れ、乱れる姿に我を忘れた。 洸至は気づいていたはずだ。 片山が遼子を見つめる視線にこもる熱を。 そして、片山が女相手に自分の得意な手を使うだろうことを。 その可能性に気づいていながら、己が動かず片山に命令したのは―――。 「…それより鳴海さん、今日の研修はどうでした」 「退屈だったよ」 遼子と躰を重ねた後で刑事部屋に戻った時知らされた。 洸至は防諜術研修へ行くことになっていたが、捜査のためといって直前でキャンセルしたことを。 ならば洸至は今日一日躰があいていた。 誰にも知らせずに、どこに身を潜めていたのか。 洸至は爆発物のみならず、盗聴器についても知識が深い。 片山の行動パターンを読みきった上で、盗聴器を適切な場所に仕掛けることなどたやすい。 ―――鳴海さん、あなたは今日どこにいたんですか? 喉までその言葉が出掛かる。 しかし、片山にそれを聞く勇気はなかった。 遼子を縛る甘美な秘密が、いま自分をも縛ろうとしていることから眼をそらし続けながら、 片山はアクセルを踏んだ。 長々と失礼しました。すいません。 正座して待っておりました! お兄ちゃんさすがですwww 同じく、正座してお待ちしておりましたw いや~、正座して待っていた甲斐がありました!! 久しぶりの片山×遼子、GJです!!!
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前へ 気を失った遼子の秘裂から遠山の精が溢れ静かに流れ落ちている。 まだ半裸の遼子に対して、身支度を終えた遠山がその光景を昏い表情を顔に浮かべ見つめていた。 突然、何かの発作のように笑い始めると遠山は顔を手で覆った。 この結果はわかっていたはずだ。 満足などできないことを。ただ心の飢えや渇きが酷くなるだけだということを。 鳴海洸至と関わった時から始まった永い夜の日々から逃れられない。 汚れの無いものを引き摺り下ろしても、以前いた場所へは還れはしないのだ。 …ならば、この音の無い部屋で遼子の魂が黒くなるまで自分の身中にある汚濁を塗り籠めてやるまでだ。 穢れた決意を胸に遠山が遼子の元へ歩き出した時だった。 リビングのドアが大きな音を立てて開いた。 遠山が振り返りそこを見ると、男が立っていた。 男が着る黒い貫頭型レインコートからは雨が滴り落ちている。 濡れたレインコートが鴉の羽根のように蛍光灯の光をうけ鈍く光っていた。 「意外と早かったね。あなたを待っていたんだ。待つ間、少々楽しませてもらったよ」 遠山が突如入ってきた男に驚きもせずに言った。 レインコートのフードをかぶる男の鼻から上は影になっており表情は窺えない。 だが、微かに顎が震えている所を見ると男は奥歯を軋む程噛みしめているようだった。 「主賓の登場だ。鳴海君に何かがあればきっとあなたは現れると思っていました。 連絡先がわからないので、不本意ながらこの方法をとるしかなかった」 遠山はベルトの背中側に挟んでいたベレッタを取り出した。 爽やかな微笑みを口元に湛えながら撃鉄を上げると、遼子に向けた。 麻薬を密売している男たちから買ったものだ。今の暴力団は銃よりも携帯電話で金を稼ぐ。 携帯電話で稼げないような知恵のないヤクザたちは銃を売り、廃業するか薬に溺れるかだ。 そのせいで銃は闇の市場でダブついていた。だから遠山のような素人でも簡単に手に入れられる。 「持っているんだろう銃を?下に置いてもらおう」 遠山に命じられた男が銃を取り出すと、抵抗もせず床に置いた。 「いくら防音でも銃の発射音なら漏れるんじゃないか」 銃口を向けられているというのに、男は意に介する様子もない。 世間話をするような調子で遠山と話していた。 「漏れてもいいさ、目的さえ果たせれば。手を上げて動かないで。もし動けばあなたの大事な妹から撃つ」 「…慣れないことは止めておけ。遠山」 男は素直に両手を上げた。 「僕は全てを失ったんだ。あなたのせいで。あの事件以来、僕はずっと夜の闇の中をはいずり回るような日々だ。 自信も、信念も誇りも仕事も肉親も全て失った…。あなたを撃って、僕の夜を終わりにしたい。」 「できるならな」 その言葉を合図に、遠山は男に銃口を向け躊躇わず引き金を引いた。 発射音が部屋に響く。音のあまりの大きさで遠山の世界から音が消える。 何度か屋外で練習したのでその音に慣れているはずだった。 しかし閉め切った屋内、それも機密性が高く、音を閉じ込める構造の部屋での銃の発射音は全く違うものだった。 轟音となって押し寄せたそれに、遠山は鼓膜を打たれ反射的に眼を閉じていた。 次に眼を開けた時、銃口の先には誰もいなかった。ほんの一瞬で視界から男が消えた。 遠山が恐慌をきたし首を巡らせた時だった。 音の無い世界に漆黒の羽根が翻る。 そう思えるほど優雅に素早くレインコートの男の腕が動いていた。 右手に耐えがたい痛みが走り、遠山は思わず銃を落としていた。 次に鳩尾に衝撃。 遠山の息が止まる。胃の中のものがせりあがる。喉奥に不快な酸味と苦みが拡がる。 反射的に身をかがめた遠山の後頭部に男の肘が叩きこまれ、遠山は床に勢いよく崩れ落ちた。 遠山は、今自分を襲った衝撃よりも叩きつけられたフローリングの床の冷たさに驚いていた。 その後に全身を襲う痛みと吐き気がやってきた。 床に落ちた銃をレインコートの男がすかさず蹴り、部屋の隅に飛ばしたのを遠山はぼんやりと見ていた。 躰は動かなかった。今遠山を支配しているのは恐怖と痛みだけだ。 それが遠山を凍らせた。 男は伸縮式の特殊警棒手にして立っていた。 袖口に隠し持っていたのだろう。 遠山に飛びかかると同時に袖から出し、瞬時に警棒を伸ばすと長さを活かして遠山の手首を打ったのだ。 「さすがは元警官だ…。それにしても慣れないことはするもんじゃないな」 だらりと垂れた手首を押さえながら遠山が立ちあがろうとしたが、片膝をつくのがせいいっぱいだった。 徐々に遠山の耳も機能を取り戻したのか、雨水を滴らせながら歩く男の濡れた足音が聞える。 男は遼子の足元にあった毛布を手に取ると、汗と体液に塗れた妹の躰にそっとかけた。 最後に男は、遠山の銃を手に取ると傍にやってきた。 「…僕を殺すのか」 遠山が男を見上げると、静かな怒りを湛えた瞳が遠山を見ていた。 「殺さないさ。お前のような男でも殺したら遼子が泣く」 「殺せよ。その方が楽だ。あんたのせいで僕の人生は滅茶苦茶だ」 遠山の人生を破壊した男――鳴海洸至が口元を歪ませた。 「俺のせいで…?そうじゃないさ、お前の中に元々あったものだ。遼子を餌に俺をおびき出すつもりなら、 さらうだけでいいだろう?道具まで使って遼子をいたぶる必要が何処にある?お前が言う夜の闇ってのは お前がずっと抱えていて、お前はそれを知らない振りをしていただけだ。やりたかったんだろ、女相手にこんなことを」 「そんな訳はない。僕は…そんな人間じゃない」 「俺に関わったのに自分を失わなかった鷹藤といまのお前と何が違うかわかるか? あの時、銃を手にした鷹藤にも復讐という選択肢があったはずだ。しかしあいつは俺に復讐することなく 遼子を信じて全てを託し終わらせた。その上、新党設立パーティーで警官に撃たれそうになっても、 自分の命を掛けて他人の命を救おうとした。とことん追い詰められても踏みとどまって、自分よりも 他人のことを思って行動したんだよ。今だって、この雨の中遼子を探して街中を走り回っている。 どうしようもない馬鹿とも言えるが…」 洸至の全てを見通すような眼が遠山を捉えた。 「だがな、お前は俺に秘密を握られあっさり信念を捻じ曲げ手を汚した。保身のためだけに。そうだろ?」 「僕には守るべき父がいた…だから仕方なく」 「仕方がないなんて言いながら、悪事に手を染める人間は結局は悪党なんだよ」 右手の打たれた部分が赤黒く腫れあがり、遠山を痛みで苛む。 それよりも、洸至の言葉の方が遠山の心を責め立てていた。 「いましたことは欲望からじゃない、純粋な復讐だ。僕はただ穢してやりたかっただけだ。あなたの大事なものを」 洸至が口元を微かに歪ませた。 「穢す…?こんなことをしても遼子に憐れまれているお前が、あいつを穢せるわけがないだろ」 遼子の方から啜り泣く声が聞こえてきていた。 ベッドの上で鎖が擦れる音がした。先ほどの発砲音で遼子が意識を戻したのだろう。 「ごめんね、史郎ちゃん…辛い想いさせてごめんね…私たちのせいで…ごめん…」 啜り泣きに混じって、遼子が呟いた。 あれだけ凌辱されたにも関わらず遼子は遠山のために泣いていた。 死んだはずの兄に、自分を助けに来た兄に声を掛けるよりも先に、遠山に謝っていた。 本当は遼子が遠山に謝ることなどない。 遼子を快楽の底に落として、汚濁の中に叩きこんだつもりが―――結局は自分が更なる闇に堕ちたことを自覚 させられただけだった。 「俺やお前が手にできる女じゃないんだ」 洸至が自分に言い聞かせるように呟いた。 「運命の女、か…」 自嘲気味に笑いながら遠山が洸至を見た。 洸至が特殊警棒を振りあげる。 首筋を強く打たれ、遠山の眼の前が暗転した。 床に崩れ落ちる遠山のところに馴染み深いいつもの闇がやってくる。 冷たく昏いそれを恐れていた遠山はもういない。羨むように見上げた光も今は眩しいだけだ。 しばらくは光など目にしないでいたかった。 闇に抗うことを止めたいま…それは心地よく遠山を包んだ。 本当に長すぎてすいません。お兄ちゃん、いつも微妙に間に合わないのがデフォルトにw 遠山×遼子エロ、こんなのしか書けなかった…orz 遠山×遼子、GJです!! 遠山さん、SS初登場にして超ダーク! イイヨイイヨーーーw 新スレ、乙です! そして、新作もありがとうございます! ダークサイドに堕ちた史郎ちゃん…ドキドキ(*´∀`*) いつのまにか新スレが!! スレ立て、ありがとうございます☆ 遠山×遼子も新鮮で良いですね!! でもこの2人は、ラブラブエロは難しいのかな? 遠山×遼子でラブラブエロとなると、鷹藤が可哀想なことにw 鷹藤好きな自分としてはそんなこと…あれ? ラブラブ遠山×遼子&不幸な鷹藤、面白そうじゃないか! ということにいま気付いたw 鷹藤は悲惨な境遇でこそ輝くからなあw
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前へ 「抵抗すると写真とってばら撒くよ。それでもいいの?」 そう囁きながら遼子の耳元に口を寄せるとべろりと舐め上げた。 そのまま耳に舌をさしこんで嬲る。耳朶を噛むと遼子は息をのんだ。 耳から下へと唇が移動し、首筋をきつく吸い上げると、遼子の細い首筋に紅い花が咲く。 「いやっ」 ブラウスのボタンをはずし胸に吸い付く。胸へ与えられる刺激に、遼子は身を捩る。 「っや、やめて!触らないで!」 遼子は身をかたくして捩って彼の手を逃れようとする。 それを押さえ込んで手は遠慮なく到達した胸をもみしだく。 大きさを確かめるかのようにすくい上げるような手つきで触れた後は、その感触を味わう。 胸への刺激を続けながら、彼はもう片方の手でショーツの上から秘部を探り出す。 「ひっ!!…や…止めて…」 遼子は拒否の言葉を呟くが、その言葉に耳を貸すことなく、彼の手は ショーツの内部に入り込み、叢をかき分け内部への刺激を与える。 「いや…!…誰か…助け…。お願い、離し…て」 「こんな格好でこの部屋から出て行けるならね。だったら離してあげてもいいけど。」 「酷い…どうして…こんな…」 「言っただろう?君は僕のモノだって。」 「そんな…あなたのモノなんかじゃ……あ、あぁっ…!」 拒否の言葉は最後まで続かなかった。彼の愛撫が再開し、その刺激に遼子の言葉は悲鳴に変わる。 そして次の瞬間、勢いよくショーツが膝までひきずり下ろされ、 遼子が足を閉じようとするより早く、彼の膝が割りいれられる。 そして膝からもショーツが引き抜かれた。 「足、開け」 彼の命令に遼子はかぶりをふる。じれた彼が両膝に手をかけて強引に割り開く。 ベッドサイドの明かりをうけて白い肌の奥のそこが晒される。 彼は無遠慮にそこに指を伸ばし、下からすくうように指をあててなで上げる。 そして、さらに中を目指して、指が一本だけ遼子のなかに飲み込まれていく。 ぬちゅぬちゅという音が、遼子にも届く。 「あ、ん…は…あ…あぁ…」 しつこく胎内を責められ、次第に遼子の呼吸が荒くなり、弱々しい喘ぎ声が漏れる。 「気持ちよくなってきた?こんなに濡らして…感じてるんでしょ?」 彼は遼子の耳を嬲りながら囁く。 「気持ちよくなんて…な…」 彼は指を引き抜き、絡み付いた愛液を遼子に見せ付けるように舐めとると、 顔を背けた遼子の首筋に顔を埋め、舌先でぬるりと感触を堪能してそのまま耳たぶを噛んだ。 「や、やめて!」 ぐいと顎を掴んでこちらを向かせた。遼子の怯えた目が瞬く。 「可哀想に、痣にならなきゃいいけど」 赤くなった頬を撫でて、人の良さそうな笑顔で語りかけた。 「嬉しいだろう?僕に抱かれるなんて。」 耳からぞっとするような声が、遼子の思考に、割り入ってくる。 「い、や…っ!」 絶望。恐怖。愛情。混乱。絶望。悲しみ。快感。衝撃。嫌悪。 「絶対に、逃がして、あげない。」 彼は、烙印を押すように耳元で囁く。 そして、再び遼子の脚を開かせると、舌を差し込む。 「ひゃあ…っ!!!いや!…そんな…」 遼子は魔の手から逃れようとどうにか腰を浮かせるが、余計に彼の顔に押し付けれることになり その腰に手を添えて、さらに彼は舌を捩った。 「あ、あぁ…ん…」 嬲って、貶めて、中を味わう。 「お願い…やっ…いやぁ…誰か!」 首を振って遼子は哀願するが、彼は攻めをとどまらない。 「まだまだ…楽しむのはこれからだよ。」 「んんっ…!」 深く口付けられ、再度胸を弄ばれ、足の付け根へと指が這っていき、先ほどより乱暴に中を探られる。 「やあ…っ。あっ…ああっ…!」 淫らな音が、遼子の羞恥を煽る。脚を思い切り広げられ、脚の間には彼の身体が挟まりとても動けそうにない。 自分から愛液が湧き出すのがわかる。花弁に擦り付ける指の動き、感じやすい部分に押しつける手の動きが伝わる。 胸にも舌が這い、時に大きく食まれる。 助けて! 助けて! 鷹藤君!!…お兄ちゃん!! 遼子は心の中で助けを繰り返し叫び続けた。 彼は遼子の両手首を掴んで上体を引き上げると、スボンのチャックを下ろした。 「いやぁ!やめて!」 遼子は、これから起こるであろう事に恐怖に戦慄したが、彼はいきなり挿入してはこなかった。 遼子にまたがり、遼子の胸に自らの怒張を挟み込む。 その様に、遼子が思わず目をそむけた。見たくもないものが自分の胸の間から鎖骨にかけて鎮座している。 それは既に熱を持ち、存在を主張しているのだ。 きつく目を閉じてふるふると首を横に振る遼子を見ずに、彼は両胸を掴み上げて自らを動かし始めた。 「あぁ、すごく気持ちいいよ。」 遼子は歯を食いしばった。胸の谷間をこすり上げていく怒張は、ますますその膨らみを増していく。 「ほら、もう、出る…っ!」 「あぁ、いやぁ!」 目を堅く閉じた遼子の頬に鎖骨に胸に、熱い白濁液が飛び散った。 「や…もう…やめて…」 彼は白濁まみれの遼子の顔を見ると、満足げに笑みを浮かべた。 そして、股間から伸びている肉棒を突き出して、遼子に命令する。 「さあ…きれいにするんだ。もしさっきみたいに噛んだりしたら…わかってるね?」 遼子は口を閉じ首を横に振ったが、彼の手が遼子のあごを掴み、無理矢理口を 開けさせると、彼は自分の猛るモノを無理やり遼子の口腔奥まで捻じ込む。 「んんっ……んぐっ」 口の中に独特の味が広がり、遼子はむせ返りそうになった。 妙に生暖かくて、口内で触れる部分からどくどくと激しく脈打つ音が遼子に伝わる。 今すぐにでも吐き出したい…遼子は助けを求める様に彼の太股を叩いた。 しかし、彼は無理やりにでも自身の全てを遼子の口内に押し込めようとした。 「…うぐっ…」 「我慢するんだ…ほら、全部入らないだろ…」 彼は腰を動かして、遼子の頭を押さえつけて揺さぶりながら、遼子の口の中で肉棒を暴れさせた。 「んっ!んむっ!んんっ……!」 「やっと全部入ったよ…歯を立てたらダメだよ…あぁ、いい子だ……」 「ん、んふ、んんう、んんんー!」 遼子は鼻で息をしながら、この強制された行為に耐えようとした。 「遼子ちゃんは…はあ…笑顔も似合うけど…そういう…絶望に満ち溢れた…表情も似合うよ…」 「んん…ぐ…うう…んん…」 「もうキレイになったかな?」 しばらくして、彼は遼子の口から自身を引き抜いた。 先端からは透明な液が、つつ、としたたり落ちている。 「それじゃ、今度はお礼に僕が遼子ちゃんの顔をきれいにしてあげるよ」 彼はそう言うと、遼子の顔に先ほどかかった自らの液を舌できれいに舐めとっていった。 「んん……」 彼に顔を舐められるごとに、遼子の口からは意思とは裏腹に甘い声があがる。 目をつぶり必死に耐えている遼子の姿に、彼はさらに欲情した。 「さて、と……これからが本番だよ」 「やめて、助けて…誰か…」 すると、彼の両手が遼子の首にかかる。 「な…」 「僕はね、挿れる時は女の意識があるとイヤなんだよ。それに…」 「や…」 「このときの女の表情を見るのが大好きなんだ。」 そういうと首を絞める手に力がこもる。 「や…め…」 必死に遼子は自分を締める手を外そうとするが、呼吸も出来ず、物理的、精神的な不快感に襲われ、 次第に意識が朦朧として来る。 遼子は限界を超え、一気に全身の力が抜け、彼の腕を掴んでいた手がだらりと落ちた。 そこで、遼子の記憶は途絶えた。 …中途半端で本当にすみません。 このあとの展開がどちらが良いのか悩んでしまって、未完です。 ダークぼっちゃまもの、ハァハァしながら読んでいたら一番いいところで…! どちらの結末でもいいので、完結プリーズです! いっそのこと、両方の展開で書きあげるというのもありかもしれませんw そして投下された続き→メイドのお仕事(凌辱編)へつづく
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前へ 遼子は洸至の胸に顔を寄せ、表情を隠した。 「いいか。遼子」 洸至は耳元に口を寄せると、かすれる声で囁いた。 「お前の中に入りたい」 遼子のためらいの時間は、思ったより短かった。 「いいよ、お兄ちゃんの全部、受け止めるから」 洸至は胸の中の妹の顔を見た。 遼子を騙していたつもりだったのが、遼子は最初から、 洸至をもっと大きな意味で包んでいたことに気づき、愕然とした。 「いままでしたこと、全部か」 胸の中で小さくうなずいた。 「お父さんとお母さんのことも、他の人のことも全部。 誰かが受け止めてあげないと、お兄ちゃん、ずっとひとりぼっちじゃない」 「そのために…?」 「そうじゃなきゃ、できない。…お兄ちゃんとこんなこと。 体ごと全部、頂戴。そしたらきっと、お兄ちゃん、もう寂しくないよ」 遼子が洸至の頬を慈しむように、指を這わせる。 「来て…」 「ありがとう、遼子」 遼子の頬に、そっと口づけると、遼子の太ももを押し広げる。 「怖いか?」 「大丈夫…」 遼子に洸至自身をあてがった。 「少しずつ進めるから、痛かったら言うんだぞ」 一度絶頂を迎えたそこは、滑らかに洸至を受け入れた。 「あ、ああ、お兄ちゃん…」 熱く潤む感触に、洸至の内腿に鳥肌が立ちそうになる。 どれ程熱望したかわからない、妹との行為は、夢見た以上の 快感をもたらしている。 「力、抜くんだ、遼子」 「ん、うん…」 最初はすんなりと受け入れたそこも、奥へ行くにしたがい、 包み込む肉の圧が強くなって、洸至を押し戻すかのように抵抗する。 その抵抗を無視して、洸至は進めた。 ベッドに投げ出された遼子の手に、自分の手を重ねる。 そして指を絡め合わせると、しっかりと握った。 組み敷いた、妹の顔を見つめる。 眉間にしわを寄せ、痛みに耐え続けている。 痛みの声を出すのを、じっとこらえる表情すら美しい。 自分がこれほどの快感を味わっても、遼子に苦痛しかもたらしていない。 不平等さに胸が痛んだ。 「お兄ちゃん、気持ちいい…?」 「ああ、最高だよ」 頬に口づけた。 奥に行くにつれて、どんどん抵抗が強くなり、洸至の快感も強くなる。 思わず強く腰を送ってしまった。 「あっ、ああああああ、痛いっ」 遼子がのけぞった。 「大丈夫か」 「いいから、来て。最後まで、来て」 目には涙がにじんでいる。 兄を気遣ってか、痛みの声はもう、上げまいとしているようだった。 その体を抱きしめ、そして洸至自身をなお奥まで送りこむ。 激しく打ち付けたい心を抑えながら、ゆっくりと遼子の根元まで収めた。 洸至は全体が包まれ、あまりの心地よさに陶然としている。 父や母を殺した時、あとに残ったのはむなしさだけで、 達成感も安らぎも何ももたらさなかった。 人として、超えてはならぬ一線をまた越えてしまったはずなのに、 洸至の心は感じたことのない安らぎに満ちていた。 人に包まれる安心感。妹の中でそんなものを感じるとは思わなかった。 「遼子…すごく、いいぞ」 「お兄ちゃんが気持ちいいなら、嬉しいよ」 無理して笑顔を作った、妹のけなげさに愛おしさが増す。 深くつながったまま、また遼子の口をむさぼった。 もっと激しく動かしたいのを、抑えるかわりに、遼子の唇を犯す。 ひとしきり、舌を絡ませた後、耳元にささやいた。 「遼子、もう、我慢できないんだ。動いて、いいか」 胸の下で遼子はうなずいた。 「いくぞ」 最初はゆっくりと、根元まで入ったものを抜きだそうとする。 その時、遼子の柔らかい肉が、手放すまいとするかのようにうごめき、 洸至の快感を誘った。 痛みをこらえてうめく遼子に対し、洸至も思わずこらえきれぬ快感から、 うめいた。 兄と妹が溶け合うなか、熱い吐息と、快楽と苦痛のうめき声、 湿った音、二人の汗、それらも混じり合う。 優しく、ゆっくりと動いていた洸至も、快楽に呑まれ、打ち付ける 速さがあがり、強さが増していく。 妹の苦痛を気遣いながらも、もう本能に抗えなくなっていた。 痛みを堪え続けているはずの遼子も、苦痛だけではないものを感じ始めたのか、 息が弾み始めている。 「あ、あ、あ、あ、あん」 リズミカルな嬌声とともに、眉間のしわが消え、とろんとした目で洸至を見つめる。 「おに、い、ちゃん、あ、あ、あ、また」 「いいぞ、変になっても」 「あ、あ、奥から、あ。どう、し、よう」 「俺も、変になりそうだ」 「あ、あ、んんっ」 内腿に鳥肌が立ち、もう間もなくだと、体が洸至に告げる。 終局に向けて疾走しはじめた体に対し、この快楽をすこしでも引き延ばしたいので、 また口づけて気をそらそうとするが、徒労に終わりそうだ。 もう、お互いに快楽に呑まれるしかないのだ。 破裂するような音と、激しい水音、ベッドの軋む音が響き渡る。 「あ、あ、ああ、ああんっ、いいっ、こんなに、あっあっ」 もう、洸至に答える余裕はなかった。 「ああっあっあっ、んんふっ、どうしよう、また、あ、ああっ」 遼子がまたのけぞり始めた。 破瓜の前に一度絶頂にならされた体は、またも貪欲に快楽を貪ろうとしている。 「いや、あああ、んんんんっ、ああっっっ」 堪え切れなくなる寸前まで、洸至は腰を打ち付け続け、背筋に予感が走った時、 一気に引き抜いた。 遼子の腹に欲望を吐き出す。 全てを出し終わると、遼子の上に重なり、力を抜いた。 遼子は荒い息をしながら、あらぬ方向を見ていたが、徐々に焦点が結ばれ、 洸至を見つめた。 「お兄ちゃん、私、また」 「俺だっておかしくなりそうだった。一緒だよ」 腕の中の遼子の、目に頬に口づけする。 「初めてなのに…」 「次は、きっと、もっといいぞ」 遼子の耳元で囁いた。 兄への思いから、一度だけと思って身をささげたはずの遼子の眼が 一瞬妖しくきらめいた。 全てが終わった後、服を着て、出て行こうとする洸至。 「お兄ちゃん、行かないで」 あの時のように、洸至の背中に遼子がすがりつく。 「もう、離れないで。たった二人の兄妹なんだよ。もうひとりにしないで」 「自首、しなくていいのか」 背中の遼子がうなずいた。 「ずっと一緒に居て」 「いいのか、全てを捨てることになるんだぞ」 「ずっと一緒に居たいの」 遼子へと向き直り、抱きしめる。 その時、カメラの方へ目を向け、微笑する。 こんなの見せつけられた鷹藤が不憫で不憫で…(泣) エロ乞いが成功したかどうかは、98のご判断におまかせします。 ご要望に応えられているといいのですが。 107 兄妹エロ早くもキタワァ*・゜゚・* .。..。. *・゜(n‘∀‘)η゚・* .。. .。. *・゜゚・* !!!!! エロ乞いが成功したかどうかは、98のご判断におまかせします。 (゚д゚)ナニヲオッシャル…要望ばかりの私には感謝の念しかありましせんっ でもエロ神がすぐに舞い降りてきてくれたのは嬉しい限り さっそくいっぱいハァハァさせてもらいましたー!! (´-`).。oO(でもどんなエロ乞いしたらエロ神が舞い降りるんだろう。。。 ) 兄と鷹藤は、ネガとポジの関係で、だからこそ、 遼子を奪い合う三角関係はエロいのだが、 片方が幸せになると、片方が不幸になるしかない。 (・∀・)それだ! そして最近『兄妹愛+鷹藤不憫』というのが最大の萌えであることがわかったw あなたのおかげです 今回は兄のエロエロテクにはもちろん全面的にハァハァしつつ、遼子の多面性が見れてよかったです 処女の清純さ・兄のエロエロテクによるアフフンぶり・聖母のような包み込む愛 可愛いなぁ、遼子(。´ー`。) そんな遼子に対して、兄… だが、それを忘れさせてやるのも、優しさのひとつだ。 そんなものにとらわれて、快楽を味わいつくせない不幸から妹を救ってやるのも兄の務めだ。 とか、すごい思考の持ち主w さすが変態ww それに遼子を抱きながら恍惚としてるのに、ちゃんとカメラを意識してるあたりがなんとも 兄らしいというかなんというか… なあ、鷹藤。 そして鷹藤…ここまでエロエロ見させられたら寝取られマゾになっちゃう、かも?w なんとも不憫な鷹藤 つд`) でもでも、もうきっと遼子は兄から離れることはできないよねぇ ということで萌えエロ話、うpしてくださってありがとうございました 次も期待してます|-`) チラッ 108 107 『兄妹愛+鷹藤不憫』 兄が、あんまり邪魔じゃなさそうな編集長をあっさり殺して、 どう考えても邪魔な鷹藤を殺さないのは、 鷹藤が兄にとっての夜のスパイスだからw 変態の考える事は恐ろしい そしてどこまでも不憫な鷹藤。 そんな鷹藤も大好きだ。 トップへ
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107 2010/12/26(日) 兄と鷹藤にサンドイッチされちゃう遼子の夢を見た…。 なんて淫らな夢だろう。 108 2010/12/27(月) 107 し、詳細プリーズ…!!! しかし兄と鷹藤ってサンドイッチしながら、主導権争いで 喧嘩してそうなイメージがw 109 2010/12/27(月) 107 な、なんて淫らで素敵な夢… 兄がいたら、鷹藤は遠慮がちになりそうだが、遼子が絡むと違うかな?ww で、どちらが前で… 110 2010/12/27(月) 107です。 その夢を見た日は内容もよく知らずになんとなく無料AV動画を観てた。 したらサンドイッチもので…w わおーと思いつつも最後まで観て、そのあと眠りについたら淫らな夢を観てしまったという。 どうして三人がそういうことになったのかはわからずw いきなり三人でかっちゅん状態で、鷹藤が下で前を、兄が上から後ろを責めてた。 たぶん初めての行為で遼子を気遣って兄はゆっくりと動いてあげてた。 遼子はたぶん初めてなはずなのにかなり感じててトロトロふにゃふにゃになってて 自分から鷹藤にキスをせがんで舌を絡めててやらしかったなー。 そんな遼子と鷹藤を見た兄『二人の世界になってるなーコラー』って感じで 急激にガンガンと後ろを責め始め、遼子は身体をのけぞらせて感じまくり。 自分の責めで感じまくる遼子を見てニヤリな兄。 兄にはかなわねーなーな顔の鷹藤。 といった感じの夢、だったと思う。たぶん。 夢では観てないけど、その身体をのけぞらした遼子と兄がキスをする姿を想像して 2度美味しい私なのでしたw 111 2010/12/27(月) 110 美味しいおすそ分けありがとうございます! 脳内で妄想再生して鼻血でましたww 自分も初夢でそんな素敵な夢が見られますよーにw 112 2010/12/27(月) 110 何度でも脳内リピートできそうな濃密なエロ夢ありがとうございます。 身体をのけぞらした遼子と兄がキスをする姿を想像して うわああああ!エロい!今晩いい夢が見れそうです。 113 2010/12/28(火) 兄派と鷹藤派がはっきり別れてるね。 1からの流れ見てたら兄派優勢ですな。 喧嘩しない程度に鷹藤派がんがれ。 114 2010/12/28(火) 特にどっち派のつもりもないけどなー。 鷹藤×遼子のほほえましいバカップルも好きだし 兄×遼子の禁断のエロカップルも好き。 早い話が、アンタが好きなんですw というわけで、今年もあとわずかですが、 来年も沢山の素敵アンタSSが読めますように・・・ 真冬に輝くオリオンにお願い☆ 115 2010/12/30(木) クリスマス終わっちゃったし 年またぎとか、姫はじめとかどうでしょう! 職人さん?降臨きぼん。 116 2010/12/30(木) 「姫はじめ」着物プレイでしょうか?ハァハァ 117 2010/12/31(金) 着物かぁ… 十二単な感じを想像してしまったw 初詣エッチもいいなぁ。 流行りのポンチョを羽織ってる遼子。ポンチョの下はブラと厚手のセーターのみ…。 遼子の後ろに回り込み後ろから手を差し込み器用にブラのホックを外す○○。 突然のことにびっくりしている遼子をしりめに、混雑しているのをいいことに ぴったりと密着した状態で柔らかな胸をそっと包み込む○○。 外気で冷えている遼子の乳房に○○の手の温もりがじんわりと沁みる。 声が漏れそうになるのを堪える遼子。 乳首はすでに痛いほど尖がっていて、刺激されるたびに身体がひくついて…。 みたいな…。 118 2010/12/31(金) 年末ネタSSが出来たが…。残念ながらエロなし。 投下は見合わせた方がいいだろうか。 119 2010/12/31(金) 117 十二単は脱がすのが大変そうだw ポンチョ!遼子似合いそう! どんどん揉んじゃいなよ!ww 118 遼子達がどんな年末を過ごしているのか知りたいです。 エロ無しでも構いません~。