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作成:犬森 部品構造 大部品 だが男だ RD 2 評価値 1部品 概要 部品 鋼のような精神 部品定義 部品 概要 世の中には世の中には女性就業者しか見当たらないような職が存在する。 世情の流れが時代か、かつては男もついていたが今では女性が担うというイメージのある職も存在する。 その業界は女性社会!男性は肩身が狭いどころか異物として扱われる可能性だってある。 服装だってそうだ、女性服だから男性が着てはいけないのか? 本当にそうなのか、別に本人が着る意思があれば着てもいいのではないか? 己の意志で世情の荒波に飛び込む男の気持ちを表す。 『だが男だ!』 部品 鋼のような精神 女性社会の業界で耐え抜く精神力。 女性服を男性が着るのに乗り越える力。 似合ってるかもしれない、恐ろしく似合っていないのかもしれない。 女性服を着る仕事でも恐れずひるまず。 女性商品だろうと男が使ったり堂々と買ってもいいはずだ。 どんな仕事であれ、趣味であれ『出来る男』でいるために、羞恥心など克服できる壁でしかない。 提出書式 大部品 だが男だ RD 2 評価値 1 -部品 概要 -部品 鋼のような精神 部品 概要 世の中には世の中には女性就業者しか見当たらないような職が存在する。 世情の流れが時代か、かつては男もついていたが今では女性が担うというイメージのある職も存在する。 その業界は女性社会!男性は肩身が狭いどころか異物として扱われる可能性だってある。 服装だってそうだ、女性服だから男性が着てはいけないのか? 本当にそうなのか、別に本人が着る意思があれば着てもいいのではないか? 己の意志で世情の荒波に飛び込む男の気持ちを表す。 『だが男だ!』 部品 鋼のような精神 女性社会の業界で耐え抜く精神力。 女性服を男性が着るのに乗り越える力。 似合ってるかもしれない、恐ろしく似合っていないのかもしれない。 女性服を着る仕事でも恐れずひるまず。 女性商品だろうと男が使ったり堂々と買ってもいいはずだ。 どんな仕事であれ、趣味であれ『出来る男』でいるために、羞恥心など克服できる壁でしかない。 インポート用定義データ [ { "title" "だが男だ", "part_type" "group", "children" [ { "title" "概要", "description" "世の中には世の中には女性就業者しか見当たらないような職が存在する。\n世情の流れが時代か、かつては男もついていたが今では女性が担うというイメージのある職も存在する。\nその業界は女性社会!男性は肩身が狭いどころか異物として扱われる可能性だってある。\n服装だってそうだ、女性服だから男性が着てはいけないのか?\n本当にそうなのか、別に本人が着る意思があれば着てもいいのではないか?\n己の意志で世情の荒波に飛び込む男の気持ちを表す。\n『だが男だ!』", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "鋼のような精神", "description" "女性社会の業界で耐え抜く精神力。\n女性服を男性が着るのに乗り越える力。\n似合ってるかもしれない、恐ろしく似合っていないのかもしれない。\n女性服を着る仕事でも恐れずひるまず。\n女性商品だろうと男が使ったり堂々と買ってもいいはずだ。\nどんな仕事であれ、趣味であれ『出来る男』でいるために、羞恥心など克服できる壁でしかない。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true } ]
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翠「今日一日、お、お前らの担任をする事になった翠星石ですぅ!ビ、ビシビシ扱いてやるから、か、覚悟しやがれですぅ・・・・・・」 教室に入って翠星石は生徒達に自己紹介を行う。しかし、その顔は耳まで真っ赤だった。 元々人見知りの激しい翠星石にとって、初対面の生徒が増える4月は憂鬱だった。 それでも何とか凌いで、そろそろ慣れ始めた頃に今回の異動騒ぎである。結構なストレスだった。 翠(これならまだ高等部でやってた方がマシですぅ・・・せめて蒼星石が居てくれれば・・・) 2階に居る自分の大親友の事を思う。彼女が居れば翠星石の人見知りはいくらか和らぐのだ。 翠(大体・・・なんで蒼星石とバラバラの学年なんですか?!一緒の学年の方が絶対効率が良かったですぅ) ブツブツと呟く翠星石。バラバラになったのには理由が有った。それは彼女の口の悪さである。 人見知りと相俟って、思っている事と逆の事をついつい口走ってしまう事が有り、低学年の相手をするには 多少問題が有ったからだ。(雛苺談「子供は皆純真なのよ。何気ない一言で傷ついてしまうの」) そういう訳で、蒼星石が担当する3年生のクラスは任せられなかったのだ。 翠「そ、それじゃあ、出欠を取るですよ」 翠星石にとって鬼門その2である初めての出欠確認である。 顔と名前を一致させるのも一苦労な上に、名前を読み間違えようものなら途端に塞ぎ込むからだ。 翠「え~と、青山君」 青山「はい」 翠「赤松君」 赤松「はい」 翠「明智君」 明智「はい」 翠「織田君」 織田「はーい」 翠「・・・・・・明智君と仲良くするですよ」 全員「?」 翠「な、何でもねぇです。さっさと次にいくですよ」 その後も出欠を取っていくが、とりあえず読み間違えは無かった。 翠(ふぅ・・・何とか終わったですぅ) 1時間目、理科の授業が始まった。 『どうせ小学校の授業ですから、予習なんてしなくてもへっちゃらですぅ』と高を括って本当に勉強をしてこなかったが、 その自信が早くも崩れた。 翠「さ、最近の小学校ではこんな事を教えてるですか・・・」 教える内容は気象に関する物だった。記憶の片隅に『そう言えば昔習ったなぁ』というのは有ったものの、 内容はすっかり忘れてしまっていた。 立花「先生、どうしたんですか?」 翠「はいぃ?!な、何でもねえですぅ。・・・そ、そうです!きゅ、急用を思い出したから少し行ってくるです! だからしばらく自習にするです!」 慌てて教室を飛び出していった。それから数分後、出て行ったときよりも落ち込んだ表情で戻ってきた。 翠「うぅ・・・蒼星石のイジワルぅ・・・」 その後は教科書を読ませて、特に説明することなく1時間目は終わった。 翠(このままじゃマズイですぅ・・・何とか汚名挽回しないといけないですぅ) 汚名は挽回する物じゃなくて返上する物なのだが、それに気付かないほど翠星石は焦っていた。 2時間目、国語。 翠「国語なら適当に本を読ませれば良いから簡単・・・え?敬語?」 敬語・・・相手を敬う時に使ったり、或いは自分を謙って使う言葉。共に翠星石にとって苦手な分野であった。 翠「・・・・・・」 明智「あの・・・先生?」 翠「急用を・・・」 明智「その手はさっき使いましたよ」 翠「いちいち突っ込むなです」 再び教室を飛び出していく翠星石。それから10分後教室に戻ってきた。 翠「やはり餅は餅屋に任せるべきですぅ」 翠星石は金糸雀特製の国語ノートを手に、そこに書いてあることをそのまま丸写しにして授業を行った。 3時間目の算数は流石に問題なく進めることが出来た。そして給食の時間が始まった。 翠「食べ物を残すようなマネは家庭科教師として許さねえですよ」 生徒達は皆思い思いに食事を始める。翠星石も自分の分の給食を食べ始める。 翠(・・・これはなかなか美味しいですぅ。是非ともこの料理のレシピを知りたいですぅ) 学食アドバイザーも兼務している翠星石は常に新メニューの開発に余念が無かった。 自分のブログでもコメントやトラックバックなどから新メニューになりそうな物を見つけ、 実際に作ってみて試食していたりする。 それにこれは給食で、コストの面から見ても興味深かった。 思い立ったら即実行。彼女の利点であり欠点でもあるが、今回は良い方に働いた。 給食が終わり、給食係が空になった器を運ぶのを手伝い、そのまま給食室へと向かった。 翠「すいませーん、誰かいませんか~ですぅ・・・」 中を窺うが近くに誰もいない。 翠(あれ?この時間なら居てもおかしくないはずですぅ) しばらくキョロキョロと見回していると、奥の方から物音と『おぉ~・・・』というどよめきが聞こえてきた。 何事だと入ってみると、そこには給食のおばさん達に囲まれていた雪華綺晶が居た。 翠「あれだけの量で満足するとは思って無かったですけど、本当に来てるとは食い意地の張った奴ですぅ」 翠星石の声に全員が振り返る。 雪「・・・貴女も食べに来たの?」 雪華綺晶はそう言って、容器を大事そうに抱きしめた。どうやら、給食の残り物を食べに来たようだ。 翠「・・・・・・食べに来たわけじゃねーから安心しやがれですぅ」 呆れ返って言い捨てるが、雪華綺晶は安心して再び食べ始める。 翠(あれだけ食べて体型が変わらないのは羨ましい以上にムカつくです) ここ最近の自分の食生活を振り返りながら、恨めしげに呟く。300g増えたのは蒼星石にも秘密だった。 おばさんA「それで、どうしたんです?」 翠「実は今日の給食のレシピを教えて欲しいんですぅ」 おばさんA「レシピかい?・・・う~ん、いきなり言われてもねぇ」 翠星石の頼みを渋るおばさん。翠星石は直も食い下がる。 それを見ていた別のおばさんが口を挟んできた。 おばさんB「あれ?もしかして翠星石先生?」 翠「・・・そうですけど?」 おばさんB「ああ、やっぱり!いつもブログを見させて貰ってるよ」 翠「え・・?本当ですか?ありがとうですぅ」 意外な読者との出会いで少し興奮する翠星石。レシピの方も『料理界の有名人』という事で、 今日の分に限らず、色々な献立のレシピを快く教えてもらった。 4時間目の授業に少しばかり遅れて、教室に入った翠星石。 4時間目は総合的な学習という事で、翠星石は気楽だった。 翠「高等部じゃこんな授業はしないですから、良くわかんねぇですぅ」 翠星石は生徒達に今までどんな授業をしていたのか尋ねる。 翠「なるほど・・・大抵は他の授業の予備として使ってるですか」 生徒達からの返答は役に立たなかった。今日限りの担任なので補習をやる必要は無いのだ。 翠「・・・・・・困ったですぅ。何をすれば良いものやら・・・」 ああでもない、こうでもないと考える翠星石。5分ぐらい悩んだところでポンと手を打った。 翠「良いこと思いついたですぅ。・・・今から調理実習やるです!」 とんでもない事を言い出した。つい先程給食を食べたではないか。 そう思う生徒達の視線を受けて翠星石はふっふっふと笑い出した。 翠「確かにさっきご飯食べたです。だから作るのはデザートですぅ。アップルパイを作るですぅ」 アップルパイという言葉に教室は騒がしくなった。しかし、そこに口を挟む者がいた。 明智「それってこの時間だけで作れないんじゃないですか?それに準備とか・・・」 翠「差し出た真似を致すなこの金柑頭、ですぅ。準備ぐらい翠星石がちょちょいとやってやるです」 胸を張ってえへんと安請け合いする翠星石。とは言え、元々予定に無い上にパイ生地なんて置いてある訳もなく、 家庭科室には材料が無かった。 翠「・・・ま、まずいですぅ。このままだと、ダメ教師って思われるですぅ」 既にかなり思われてたりするが、それを気にする余裕は無かった。 翠「こうなったら、あの手を使うしかないです」 ベ「はいもしもし?こちら有栖学園高等部」 翠『その声はベリーベルですね』 ベ「あれ、翠星石先生?どうしたの?」 翠『スィドリームは居るですか?』 ベ「スィちゃん?寝てるよ」 翠『たたき起こしやがれですぅ!』 ベ「わ!は、は~い今すぐ!」 翠星石の携帯に保留を知らせる曲が流れる。 翠(保留用に聖少女領域はどうかと思うですぅ) それからしばらくして、眠たげな声が聞こえてきた。 ス「・・・ふぁい、おふぇんふぁかわりまふぃたぁ(はい、お電話変わりました)」 翠『シャキっとしやがれです。大事な頼みがあるですぅ』 ス「うん?翠星石先生の頼みぃ?何かなぁ・・・Zzz」 翠『喋りながら寝るなです!材料を運ぶのを手伝って欲しいんですぅ』 ス「あれぇ?今日調理実習有ったっけぇ?」 翠『急遽必要になったです。量が量だけに運ぶのを手伝って欲しいです』 ス「・・・重そうだなぁ」 職員室のドアが開く。そこに居たのは当然翠星石だ。 翠「さっさと手伝いやがれです!!」 ス「あ、翠ちゃんだ、やっほー」 スパァァン! ス「・・・翠ちゃんいたぁい」 その後、スィドリームとベリーベル(駆り出された)と一緒に材料と予備のエプロン等を持って初等部へと向かった。 翠「さあ、おめーら家庭科室に移動しやがれです」 翠星石の言葉に家庭科室に移動する生徒達。家庭科室に入ると、そこには各テーブル毎に材料とエプロンが置かれており、 すぐにでも作業が始められるようになっていた。 翠「エプロンをつけたら、早速始めるですよ」 全員がエプロンを付け終わったのを確認した後、翠星石はアップルパイの作り方を説明していった。 生徒達は午前中の授業とは違って生き生きとしている翠星石に少なからず驚いた。 翠「良いですか?アップルパイで一番肝心なのは林檎を煮るときですぅ。ここで林檎を焦がしたら、アップルパイ自体が 苦くなるですぅ。オーブンは翠星石がやるですから、おめーらは心配する必要ないですぅ」 一通り説明が終わって質問を受け付けようとした時、俄かに家庭科室の入り口が騒がしくなった。 翠「ピーチクパーチクうるさいですぅ。黙らせてくるですぅ」 扉に向かおうとしたら逆に扉が開き、そこから大きな袋を抱えた真紅が入ってきた。 翠「あれ?真紅先生どうしたですか?」 真「やっぱり貴女だったのね」 真「なるほど・・・、そういう理由でここを使ってるのね」 翠「そっちは一体何のために来たですか?」 真「この子達に紅茶の素晴らしさを教えようと思って、コンロが有るこの部屋を使おうとしたのだわ」 真紅の後ろを見てみると、真紅が受け持つ2年生が居た。 翠「う~ん・・・でも、今は翠星石たちが使ってるです」 真「私は正式な授業としてここへ来たのだわ」 それを言うならこっちも・・・と思ったが、とうに5時間目に突入しており、本来なら社会の時間である。 とはいえ、今更止める訳にもいかなかった。スィドリームとベリーベルにアップルパイを持っていく約束もしていたのだ。 翠「・・・それなら、一緒にやらないか?ですぅ」 苦肉の策だったが、勝算は有ると思っていた。美味しいデザートがあれば紅茶はより美味しくなる。 真紅ほどの者がそれを分からぬ訳が無いと踏んだからだ。 しかし、真紅以上に反応したのは2年生達だった。アップルパイが嫌いな子供は居ない。 真紅もその勢いに押されて、合同で行う事を承諾した。 翠「それじゃあ、2年生と5年生で一緒にやるですぅ。包丁を使った作業は5年生がやるですけど、2年生も手伝わせるですよ」 早速調理が開始された。翠星石はオーブンのスイッチを入れて、オーブンの中を温めておく。 まずは林檎の皮むきである。翠星石はテーブルの一つに行き、実演で皮むきを見せた。 翠「皮むき機なんて有るですけど、あんなのは邪道ですぅ」 真「流石ね、綺麗に剥けているのだわ」 翠「なんなら真紅先生もやるですか?」 真「遠慮しておくわ。手が汚れるもの」 翠「手を切らない様に気をつけるですよ」 見た限りでは危なっかしい手つきの者は居なさそうだ。 そんな中、一つのテーブルの林檎が目に付いた。 翠「ちょっと待ったです。切った林檎はそのままにしておくと黒くなっちまうです。そういう時は塩水に浸けると良いですよ」 時折指導を交えながら見て回っていた。 翠「それじゃあ、皆良く見るです。ここが味を決める秘訣ですぅ」 教師用のテーブルの前に全員を集めて、林檎の甘煮の説明を行う。 翠「鍋にバターを入れて弱火で溶かすですぅ。次に林檎を入れて炒めて、全体がしんなりしたら砂糖を入れるです」 鍋に入れた林檎の色が変わり出し、そこへ砂糖を投入した。 翠「ここからが大事ですぅ。この後林檎から水分が出てくるですけど、これを焦がさないように煮詰めるですぅ」 鍋に林檎の水分が溜まりだし、ぐつぐつと甘い匂いを漂わせながら煮込まれていく。 翠「林檎の表面が半透明になったら火を止めて冷ますです。この時シナモンパウダーを好みで入れると良いですぅ。 これが林檎の甘煮の作り方ですぅ。火傷しないように気をつけるですよ」 生徒達はそれぞれのテーブルに戻り、甘煮を作り始めた。この作業は2年生も参加して一緒に作った。 翠「ここにパイ生地が有るですぅ。まず、冷めた林檎の水気を切って生地の真ん中に盛り付けるです。 欲張って沢山入れても破裂するだけですから止めるですよ。後はその周囲に刷毛で溶いた卵を塗りつけるです」 パイ生地に林檎を乗せ、周囲に溶き卵を塗っていく。 翠「後はパイ生地を重ねるですけど、この時ちゃんと切れ目を入れておくです。入れておかないと爆発するですぅ」 包丁で器用に切れ目を入れていく。 翠「最後に生地を重ねて、ふちをフォークを使って押さえてくっつけるです。これで完成ですぅ」 これも一緒に作業を行った。2年生が卵を塗り、5年生が切り込みと接着を担当する。 翠「これで後は焼くだけですぅ。オーブンは翠星石に任せるですぅ」 それぞれの班から受け取ったパイを天板に乗せてオーブンへと入れていく。180度で15分焼けば出来上がりである。 翠「それじゃあ、後は真紅先生に任せるですぅ」 真「では、これから美味しい紅茶の淹れ方を教えるのだわ」 真紅は紅茶の説明をしていく。教師用のテーブルに置いた茶葉の袋を一つずつ取って種類を教え、 茶葉毎の最適な淹れ方を説明していく。 真「ダージリンはストレートティ、アッサムとニルギリはミルクティ、ジャワはアイスティに向いているのだわ」 次に、2年生に飲みたい種類の茶葉をそれぞれ分け与えていく。 真「そう言えば・・・翠星石先生、ミルクは有るかしら?」 翠「流石に全員分はねーです」 真「給食の牛乳は残っているかしら・・・」 真紅の問いに翠星石は給食室に居た雪華綺晶の事を思い出した。 翠「もう残ってねーですよ。お昼休みに雪華綺晶先生が給食室で残り物を全部食っちまったです」 真「・・・・・・どこに居ても、マイペースなのね彼女は・・・」 真紅は一度廊下に出て、誰かに連絡をしているようだ。 恐らくホーリエだろうと翠星石は思った。何せ自分も同じ手を使ったからだ。 翠「牛乳はどうにかなりそうですか?」 真「ええ、彼女に頼んだから大丈夫だわ。10分ほどで来るそうだわ」 その後10分間、翠星石はオーブンの様子を、真紅は生徒達の様子を見て回った。 そしてきっかり10分後、家庭科室にホーリエがやってきた。 両腕には一クラス分の牛乳瓶が抱えられていた。 ホ「お待たせしました・・・あれ?翠星石先生も一緒だったんですか?」 真「ご苦労様。皆、ミルクが届いたのだわ」 受け取った真紅はミルクティを希望した生徒に牛乳瓶を渡していく。 ホ「では、私はこれで・・・」 真「待ちなさい」 帰ろうとしたホーリエを真紅は止めた。 真「一緒にティータイムを愉しまない?30分ぐらいなら問題無いでしょう?」 翠「アップルパイも食って行きやがれです」 ホ「・・・良いですねぇ、私アップルパイ大好きなんです」 その後、アップルパイと紅茶を皆で愉しんだ。 ホ「それでは、私はこれで」 翠「待ちやがれです」 帰ろうとしたホーリエを今度は翠星石が止めた。 ホ「どうかしましたか?」 翠「これを持って行きやがれです」 翠星石は包みをホーリエに持たせた。 ホ「これは?」 翠「ホントはスィドリームとベリーベルの分だけをと思ったですけど、材料が余ったから全員分作っておいたです」 ホ「皆喜びますね。メイメイさん、甘い物に目が無いですから」 翠「感謝して食べやがれって言っとくですよ」 ホ「分かりました」 そして今度こそ、ホーリエは高等部へ戻っていった。 真「なかなか美味しいアップルパイだったのだわ」 翠「誰が作ったと思っているですか」 真「皆が作ったものもなかなか美味しかったのだわ」 翠「これだけ作れるなら、高等部での家庭科の授業は楽できそうですぅ」 残ったアイスティを一気に飲みほす。 翠「さあ、食べ終わったら綺麗に後片付けするですよ」 生徒「は~い」 かくして、翠星石の授業は終了した。
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 , ─ヽ________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったのサ|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________||__| | | \´-`) / 丿/|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/|__|| 从人人从. | /\__/ ||||_|_|///ヽヾ\ / ゝ/||────────(~~ヽ |/ = 完 =
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【巻数】 2巻 【ページ数】 57ページ 【解説】 「もし僕がそういう人だったら とっくに大学に居られなくなってる人が男女問わずいっぱいいる筈だけど そんなの一人もいないでしょ?」 「とっくに大学に居られなくなってる人が男女問わずいっぱいいる」事を『知っている』にも関わらず、自分が『そういう人』では無いから、「とっくに大学に居られなくなってる人が一人もいない」、と言う初代会長。初代会長の言う「そういう人」はどういう人か? 【コメント】 なんかすっきりしない項目です 【解説β】 「もし僕がそういう人だったら とっくに大学に居られなくなってる人が男女問わずいっぱいいる筈だけど そんなの一人もいないでしょ?」 ↓ ↓ ↓ 「もし僕(=初代会長)がそういう(盗撮をする)人だったら、(盗撮の内容を公開されたりして)大学に居られなくなってる人達が多くいる筈だけど、 そんなの(=内容をバラされたりして大学に居られなくなった人)一人もいないでしょ?」 少し前のセリフで「咲と高坂が部室でアレしてた事を知ってる」旨を告げているので、 「もし僕が盗撮をしてるんだったら、春日部さんと高坂くんは部室でアレしてた内容を公表されて、大学に居られなくなってる筈だけど、そうはなってないよね?」 というのと同義となる。つまり、 →「二人が部室でアレしてた時の盗撮内容を公表したら、二人は大学に居られない」 →「そうなりたくないなら、僕に逆らわないで入会しなよ」……という脅しの意味を暗に含んでいる。 【コメント】
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金「今日一日、皆の担任をする事になった金糸雀かしら~。よろしくお願いかしら~」 黒板に自分の名前を書いて自己紹介を行う金糸雀だったが、小学4年生にそれを「かなりあ」と読ませるのは多少無理が有った。 金「これで『かなりあ』って読むかしら~。キンイトスズメって読んだら嫌かしら~」 教室内に笑いが起こる。つかみはOKと内心ガッツポーズの金糸雀。 金「それじゃあ出欠を取るかしら~」 名簿を開いて出欠確認と顔と名前を一致させていく。 金「では早速授業を始めていくかしら~」 1時間目、算数 金「まずはこれをやって欲しいのかしら~」 生徒達にプリントを配布する。百マス計算のプリントだった。 金「これを使って頭の体操をするかしら。5分間でできるだけやってみるかしら。・・・それじゃあスタートかしら~」 金糸雀の合図でプリントに取り掛かる生徒達。そしてやがて5分が経つ。 金「終わりなのかしら~。全部埋まらなかった人も焦る必要ないのかしら~、練習すれば必ず埋まるようになるかしら~」 その後解答用のプリントを配って答えあわせをさせる。 金「百マス計算のコツを教えるかしら~。例えば足し算だけれど、まずは一列ちゃんと計算するかしら。 その次はその答えを使えば簡単に計算できるものを選んで計算するかしら。さっきのプリントだとこの列は8を足すけれど、 この列は18を足せば良いかしら。これならこの答えに10を足せば良いだけだから簡単かしら」 そしてもう一枚の百マス計算のプリントを取り出す。 金「次は引き算かしら。今言った事を利用して頑張ってみるかしら」 再びプリントに取り掛かる生徒達。今回は先程と違って皆スラスラと書いているようだ。 金「・・・・・・はい、ストップかしら~。では答えあわせをするかしら」 解答の方も単純な計算間違え以外は問題なさそうだった。 金「じゃあ、そろそろ本題に入るかしら~。ええっと、今日は3方陣をやるかしら~」 3方陣・・・3×3のマスに1~9の数字を当てはめ、それが各列・各段の合計が全部同じになるようにする数字遊びである。 金「ゲームにもこういうのを集めた物が売ってるかしら。結構難しいけど、なかなか面白いのかしら」 まずは生徒達に独自にやらせてみる。流石に難しいのだろう、皆の手が止まっていた。 金(・・・やっぱり難しかったかしら~) 5分ほど経って、金糸雀は救いの手を差し伸べた。 金「黒板を見るかしら~。今ヒントを書くかしら」 黒板にマスを書き込み振り返る。 金「分かりやすい方法に平行移動法と斜進法というのが有るかしら~。これを使えば楽してズルして解けるかしら」 金糸雀は平行移動法を用いてヒントを教えた。 金「まずは上段真ん中のマスの上に1を書くかしら。そうしたら、今度はその左下に2を書くかしら。 最後にその左下に3を書くかしら。これで左上のマスに2が入ったかしら。次に4,5,6だけどこれは右上の マスから左下のマスに入れれば良いかしら。最後に7,8,9だけどもう分かるかしら」 これでマスには左上から2、4、5、6、8が入り、外には1、3、7、9が残った。 金「あとはこれを組み合わせるだけでできるかしら。ヒントはここまでかしら~」 生徒達はヒントを元に残りの数字を埋めていく。流石にここまで出てくると後は確認しながら計算すれば良いので簡単だった。 金「もう一つの方法は、下段真ん中に1を書いて左下に2を書くけれど、マスが無いから左の列の一番上に書くかしら。 次に3をその左下に書くけれど、無いから中段右のマスに3を書くかしら。4はその左下にと行きたいけれど、 既に1があるかしら。こういう時は今書いたマスの1つ上に書き込むかしら。4,5,6はそのまま書けるかしら。 7は4が有るから、6の上に書くかしら。8は下段右下、9は残った上段真ん中に書くかしら。これで完成かしら~」 黒板に3方陣が書かれる。左上から順に2、9、4、7、5、3、6、1、8と数字が並んだ。 金「この2つの方法を使えば簡単に書けるかしら~。それじゃあ、次は5方陣かしら~」 その後、5方陣、7方陣の奇数陣と4方陣、8方陣の偶数陣の作り方を教えた。 2時間目、社会 金「えぇと、今日は世界の国旗と国を勉強するかしら」 パソコンをプロジェクターにつなぎ、国旗を表示させる。 金「まずは基本かしらこの日の丸は・・・」 コンコンッ!コンコン! 突然ドアをノックする音が響き、全員がそちらの方に振り向く。 金「一体何かしら~?」 ドアを開くとそこに居たのは翠星石だった。 金「どうしたのかしら~?今授業中かし・・・」 翠「助けてほしいですぅ!」 翠星石は金糸雀の両肩を掴んでがくがくと揺さぶる。 金「と、とり、あえず、お、落ち着くかしら~。と、いうよりも、と、止めてほし、いのかしら~」 金糸雀の説得でようやく止まる翠星石。理由を尋ねるとおずおずと話し出す。 翠「翠星石に敬語を教えてほしいですぅ」 金「いきなり何を言うかしら~?!」 翠「今国語の時間なんですけど、敬語を教えなきゃいけないですぅ。でも良く分からないから助けてほしいですぅ」 金「なるほど、大体事情は飲み込めたかしら。でも、カナも今授業かしら」 翠「そこを何とか教えてほしいですぅ」 またがくがくと揺さぶられた。 金「わ、わ、かった、のかしら~。だ、から、やめてほし、いのかしら~」 授業を一時自習にして職員室に向かう二人。 金「これを貸すのかしら」 翠「これは?」 金「カナ特製の国語ノートかしら。これが有れば楽してズルして授業ができるかしら」 翠「まぁ!やっぱり持つべき者は友達ですぅ」 金「きゃあぁぁ、ほっぺが摩擦でまさちゅーせっちゅー!!」 喜んで自分の教室へ戻る翠星石。既にぐったりした様子で、教室へもどる金糸雀だった。 3時間目、理科 金「今日は実験を行うから理科室に移動するかしら」 ぞろぞろと理科室に移動する一同。実験用のテーブルには既に金糸雀特製の実験器具が置かれていた。 金「今日の実験は物が溶ける様子を観察するかしら。まずはカナがお手本を見せるかしら」 金糸雀は高等部での授業と同様に実験器具を組み立てていく。生徒達は特製の器具を興味深く見つめていた。 金「んしょ、んしょ・・・・・・ふぅ~組み立て完了かしら~。これで安全に実験できるかしら~」 生徒I「なんかスゲー機械みたいだぁ」 Iの言葉に皆がうなずく。金糸雀が実験を行う時はいつも安全かつ確実な結果を出すための実験器具の設計を行っている。 使うものは通常の実験器具の他に工作用紙やベニヤ板とかだが、おかげで教師一手先が器用になっていた。 金「後はビーカーに水を入れたり、砂糖や塩をここに入れたりするだけで、簡単に実験を行えるかしら」 ビーカーに水を入れ、投入口に溶かす物を入れる。 金「まずは砂糖を入れるかしら。ここのストッパーを外すとちゃんと10g出てくるかしら。この電子秤の数字を良く見るかしら」 ストッパーを外すと砂糖がビーカーの中へと入っていく。電子秤の数字もちゃんと10g増えた。 金「水に溶けた物は無くならないから、溶かす前の水と砂糖の重さの合計と変わらないかしら」 ストッパーを再びはめ込んで、次は一つ上のストッパーを外した。今度は20gの砂糖が投入される。 しかし、投入された砂糖のうち、一部は溶け切れずに残ってしまう。 金「水に溶ける物質にはそれぞれ溶解度と言うのが有るかしら。お化けの妖怪じゃないかしら。これはどれだけ水に溶ける事が できるかを表したものかしら~」 金糸雀は違うビーカーに水を入れ、違う投入口に食塩を入れる。 金「砂糖と塩は一見良く似てるけど、砂糖と違ってあまり溶けないのかしら」 そう言ってストッパーを外す。しかし、あっという間に溶けてしまった。 金「あれ?おかしいかしら?同じくらい溶けて・・・ああ!塩と砂糖を間違えたかしら~」 家庭科以外で砂糖と塩を間違えるという非常に稀な例がここに生まれた。 金「気を取り直して溶解度の事だけど、これは水の温度も関わってくるかしら」 金糸雀は器具のハンドルを回してアルコールランプに火を点ける。違うハンドルでアルコールランプがスライドし、 ビーカーの下に移動する。ビーカーの水は徐々に温度を上げ、砂糖は水に溶け始め、塩は殆ど変化が無かった。 金「このように水の温度によって溶ける量が変わることが有るかしら。塩は殆ど変わらないけれど、砂糖はよく溶けるかしら」 最後に全員を見渡す。 金「それじゃあ皆に実験と観察を行ってもらうかしら。まずは器具の組み立てから始めるかしら」 生徒達はそれぞれのテーブルに戻って、楽しそうに器具を組み立て始めた。 金糸雀も順に見て周り、組み立てや実験のアドバイスをしていく。 実験は成功で、生徒達も楽しく実験を行う事ができた。 金「皆良くできたかしら~。では、今日最後の実験をするかしら」 時間が多少余った事もあり、金糸雀は実験を追加した。 金「砂糖水をアルコールランプで沸騰させてみるかしら。その時の温度を調べてみるかしら」 生徒達は何でそんな事を?と思った。水が沸騰する温度は100度。これは常識である。それなのに測ってみろと言う。 半信半疑で砂糖水を沸騰させてみる。 R「あれ?100度を越えてる?!」 T「ホントだ!」 I「すげー!」 理科室のあちこちで驚きの声が上がる。自分達の常識が覆されたのだ、驚くのも無理は無い。 金「ふっふっふ・・・本当は高等部でお勉強する事なんだけれど、水に物を溶かすと沸騰する温度が上がるかしら。 逆に凍る温度も0度よりも下になるかしら。分かりやすい例で、お味噌汁やアイスキャンディがあるかしら~」 金糸雀はしてやったりという表情で話して、理科の授業は終わった。 高等部に持って帰る実験器具を片付けて、教室に戻ると既に自分の分の給食が用意されていた。 金「ありがとうかしら~。あ、お味噌汁があるかしら。さっき言ったように沸騰したお味噌汁は沸騰したお湯よりも熱いかしら」 そう言って皆と一緒に給食を食べる。 金「とっても美味しいかしら~。高等部の学食に負けないくらい美味しいかしら~」 U「先生~、高等部ってどんな所なんですか~?」 金「毎日がお祭り騒ぎな所かしら~。元気な生徒達と元気な先生達が楽しく授業したり追いかけっこしてたりするかしら~」 K「追いかけっこ?」 金「ううん、何でもないかしら~・・・」 給食が終わり、次の授業の準備をするため職員室に戻る。 金「困ったかしら。翠星石先生にノートを貸したままかしら」 次の授業は国語だった。もちろん高等部用に作ってあるノートなのだが、いつも使っているノートなので無いと不安なのだ。 金「教室に行ってみたら居なかったし、どこに居るのかしら・・・」 軽く溜息を吐く。 その時、職員室のドアが開き、翠星石が入ってきた。 翠「やっと見つけたですぅ。教室行っても居なかったからどこほっつき歩いてるかと思ったですぅ」 金「入れ違いだったのかしら~。カナも教室に行ったかしら」 翠「ああ、その時は給食室に行ってたです。・・・あ、そういえば・・・」 金「?」 手渡されたノートをぱらぱらと捲っていく金糸雀だったが、自分が書いたところの次のページを開くとそのまま固まってしまった。 金「・・・これは何かしら?」 翠「・・・・・・お」 金「・・・・・・お?」 翠「おほほほほ、レシピを聞いた時に書くものが無かったから、ついつい使ってしまったですぅ!」 金「開き直るんじゃないかしら~!」 結局、その部分は切り取って午後の授業は行われた。 そして、午後の授業は特に問題なく進み、金糸雀の授業は終了した。
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現行スレ もしも千奈美が隣の家の幼なじみだったら 2.1軒目 過去ログ もしも千奈美が隣の家の幼なじみだったら もしも千奈美が隣の家の幼なじみだったら 2軒目 カウンタ total - today - yesterday -
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「というのはどうかな?」 「いいんじゃない? でもハンバーガー2個分かな☆」 「厳しいなぁ・・・・・・」 そこには創作活動に勤しむ士郎とドナルドの姿があった。 もちろん殺し合いなんで空想の出来事で実際は起きてないよ
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No シナリオ名 内容 288 だったら最初から 迷宮の入り口で、傷ついたジーニーから、魔物に奪われた武器を取り返してきてと頼まれる。彼女の武器を奪ったと思われる魔物を倒すと、それらしい武器が手に入る。迷宮の外にいる彼女に持って行くと、違う武器だと言われる。再びそれらしい武器を手に入れ、彼女に持っていくと、またもや違う武器だと言い、業を煮やした彼女は、自分で探しに立ち去る。迷宮の中で再び魔物に襲われている彼女を助けると、特別なお礼をしてくれる。 ▼噂話 「魔法で威力が高められている武器があるんだ。だから、見ためが同じでも切れ味が全然違うんだよ」 「このメイスとメイス+1。同じメイスに見えるけど、同じじゃないんだよ。こっちのメイス+1の方が、攻撃力が高いんだよ。それは何故か?!それは、魔法で攻撃力を、高めているからなんだ」 「〔指定のダンジョン〕で、プラントアンヌーンを見かけたよ。一人で大丈夫かな?」(なぜかプラントアンヌーンの噂話) ▼イベント発生 発生エリア:III 発生レベル:6、11、16 ダンジョンで発生 ▼イベント詳細 1.ダンジョンで会ったジーニーが、怪我をして動けないから魔物に奪われた武器を取り返してきてくれと頼む。 はい→2へ いいえ→イベント終了 2.同ダンジョン奥の固定位置にデュラハンのシンボルが出現し接触すると戦闘になる。 退却する→7へ 勝利する→『レピアー』を入手 3.野外ダンジョン周辺でジーニーに会うと武器はショートソードだと言う。 4.同ダンジョン奥の固定位置にダークストーカーのシンボルが出現し接触すると戦闘になる。 退却する→7へ 勝利する→『ショートソード』を入手 5.野外ダンジョン周辺でジーニーに会うと武器は『ショートソード+2』だと言う。 ジーニーは傷も癒えたから自分で取り返すと言いダンジョンへ向かった。 6.同ダンジョンでジーニーに襲い掛かるエティンと戦闘になる。 退却する→イベント終了 勝利する→ジーニーからキスをもらい、経験値(レベルで変動、レベル11で57)を入手しイベント完了 7.野外ダンジョン周辺でジーニーに取り返せなかったと報告しイベント終了 ▼備考 2で出現するデュラハンが、「シンボルは出現しているのに重なってもイベント戦闘にならずすり抜けてしまう」という現象が発生して依頼達成不可能になる、という事例を確認。ただし、このサブイベントに遭遇するのは通算3回目であり、前2回は問題なく達成しているので、今回の不具合の理由については推測不能。
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教頭「いやぁ、皆さんお疲れ様でした。子供たちも楽しく授業を受けてた様ですねぇ」 いつ見てたんだ?と全員が思っている空気を読まずにぺらぺらと喋る教頭。 教頭「これならいっその事、皆さんには初等部で・・・・・・」 校長「ゴホン!!」 校長の咳払いでようやく止まる。 校長「・・・・・・改めて、皆さんお疲れ様です。普段とは違う環境で余計なストレスを与えてしまう事になって、 校長として申し訳ありません」 深々と頭を下げる校長。一部の教師はその姿を見て『この人が高等部の校長だったら良いのに・・・』と思った。 真「気にする事ないわ。今回も楽しませてもらったし」 翠「色々有ったけど、楽しかったですぅ」 金「カナのノートが台無しかしら。でもアップルパイに免じて許してあげるかしら」(もぐもぐ) 蒼「買収されてる・・・」 雛「ヒナもとっても楽しかったの」 水「ねえ雛苺先生、さっきのドッジボールいつの間に当たってたのぉ?」 薔「・・・雪華綺晶先生、そのゴム銃どうしたの?」 雪「図工の時間に作った。そのサザビーは?」 薔「・・・図工の時間に作ったの・・・部屋に飾ろうと思って」 校長「・・・・・・どうやら、皆さん楽しんでたようですね。それは何よりです」 彼女達を見て自分の取り越し苦労だったと胸をなでおろす校長だった。 ロ「薔薇ちゃん、おっかえりーーー!!」 雪「行き成り飛びつくな妖怪!」 バチンバチン! ロ「痛てて・・・って、随分カッコいいゴム銃だねぇ」 雪「やらんぞ」 ロ「よし、次はゴム銃を使ったクラス対抗・・・」 ラ「そういう事を言い出すのはこの口ですか」 ギュウゥ・・・!! ロ「ひはい、ひはいほぉ・・・はふへてぇ、はらひゃん」 ラ「雪華綺晶先生、申し訳ありませんがロープを持ってきてもらえませんでしょうか」 雪「任務了解」 ラプラスが背後からローゼンの口を引っ張り、雪華綺晶がローゼンを簀巻きにした。 ロ「むー!むーむー!」 ラ「うるさい、黙れ」 ロ「・・・・・・」 猿轡越しに叫ぶローゼンを一喝し、ラプラスは教師達に向き直る。 ラ「皆さんお疲れ様でした。報告は初等部の校長より頂いています。大活躍だったようですね」 さして嬉しそうな表情もせずに労うラプラス(いつもの事だが)。 ラ「・・・ところで、真紅先生、翠星石先生」 真・翠「何かしら(ですぅ)?」 ラ「貴女方は初等部で調理実習を行ったようですね。ホーリエ君達から報告を受けました」 真「それが?」 翠「どうしたですか?」 ラ「材料費に関してなのですが・・・」 ラプラスの言葉に翠星石は硬直した。調理実習に使う物とは言え、タダではない。 更に元々予定に無かったのだ、新たに買いなおす必要がある。 真「茶葉に関しては校長に請求を回してあるはずだわ」 ラ「そんなふざけた請求が本来通る訳無いのですが、今回は不問にしましょう」 翠「そ、それなら材料費も校長に・・・」 ロ「むー!むー!むー!」 ローゼン必死の抵抗も空しく、翠星石の訴えが認められた。 ラ「ま、これに懲りて二度と馬鹿な企画を思いつかないことですね。そうそう、私もアップルパイを頂きました。 なかなか美味しかったですよ」