約 3,290,291 件
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/1299.html
「……という話を考えたんだけどどうだろう?」 「ん~☆ 20点かな。ドナルドが消えるっていう所でマイナス40点」 「そこを抜いても60点か……やっぱらき☆すた越えはきびしいな」 そこは世界に取り込まれた英霊の魂が保存される場所。 衛宮士郎は死ぬ間際に世界に特に何も願ったりはしなかったがカオス世界なので連れてこられた。 そして暇をぶっこいてたドナルドの魂はそれに気が付くとらき☆すたはウザい同盟のよしみで 遊びに行った。 そして話した。ディアボロモン復活、ハルヒ復活、他、相打ち。 士郎の渾身の与汰話だったのだがドナルドの評価は良くないようだ。 「おい、貴様。貴様が来てしまったら俺の立場はどうなる」 「あ、アーチャー。久しぶり」 どこの国の近未来はそれを許容したのかという程趣味の悪い真っ赤なコートを羽織った 気持ちの悪いくらい筋肉質で白髪顔黒の未来の衛宮士郎も現れた。彼もまた暇だった。 「何が、久しぶりだ。大体ここではアーチャーではない、英霊エミヤだ」 「まあまあ、同じエミヤシロウだ、仲良くしよう」 「桜!桜ぁ!」 今度は鬼の形相で基地外のように間桐桜の名前を連呼するエミヤシロウが降ってきた。 「おや、ギャルゲロワで大暴れ中の桜の味方の俺じゃないか」 「面白いな~☆」 ドナルドは手を叩いて喜んだ。その後も英霊エミヤシロウは殖え続けた。 最初は衝突が絶えなかったが、やけに日和っているカオスロワの衛宮士郎の 「やめよう、死んでる衛宮士郎同士不毛だ」 の一言で喧嘩は無くなった。 そしてエミヤシロウ達はその無駄に高い自活能力を活かしてエミヤシロウの座を寛ぎ空間に改装した。 生前の衛宮邸を再現する者、構造解析で得た知識を活用し家具家電製品を造る者、 新しいチャリを組み立てる者、発電用の自転車を漕ぐ者他様々だ。 ドナルドの開いたマクドナルドエミヤの座支店はエミヤシロウ達の憩いの場として大変な好評を博した。 「俺の殺そうとした衛宮士郎がいない」 これは、チーズバーガーをアンニュイな表情で食べている未来シロウの発言だ。 曰く、彼は五次の聖杯戦争にアーチャーとした呼ばれたエミヤシロウだそうである。 相席していたマックシェイクを飲んでいる衛宮士郎享年16歳が話を聞いてみた所、 過去の自分憎さにセイバーのマスターである衛宮士郎を殺そうと画策したが、 イリヤ邸でバーサーカーの足止めをカッコ付けて引き受け、そこで敗北。 衛霊の座に戻った。 その時殺そうとした衛宮士郎がこのエミヤの座にいないらしい。 それらしきルートを辿った衛宮士郎は何人かいたが、チーズバーガーエミヤ曰く 「微妙に違う」 らしい。 その殆どがセイバーとセックルしたらしく、他のエミヤ達に袋叩きにされた。 そしてよくよく聞いてみるとどうやらその士郎達の中に言峰に勝てたエミヤシロウはいない事が判明した。 「セイバーと致した上に聖杯戦争に勝ち残った、そんな士郎がいていいものか」 メガマックを頬張っている未来エミヤが言った。 八割は別にそれはそれで……一割は俺には桜がいるから、一割は殺す、零割は藤ねえは俺の嫁という意見だった。 「うんうん、それで俺を殺しに来たわけね」 「「「「「納得したか?」」」」」 「ふざけんなーーー!!!!」 そう叫ぶと、カオスロワに呼び出されたFateルートtrueEND後の衛宮士郎は 怒ってるのか泣いているのか分からない顔で逃げだした。 座からドナルドマジックで現界した英霊エミヤシロウは楽しそうに衛宮狩りを始めた。 後にスーパーエミヤ大戦として語り継がれる伝説の戦である。 【二日目・17時頃 千葉県】 【衛宮士郎@Fate stay night FateルートtrueEND後】 [状態]健康 [装備]不明 [道具]不明 [思考]基本:英霊エミヤの殲滅 1:数の暴力反対、英霊エミヤからの逃走 2:アイツらブッ殺す! 【英霊エミヤ軍団@Fate stay night(本編他二次創作含)】 [状態]最高にハイ [装備]不明 [道具]不明 [思考]基本:衛宮士郎@Fate stay night FateルートtrueEND後に復讐(逆恨み) 1:衛宮士郎@Fate stay night FateルートtrueEND後を死なない程度痛めつけて遊ぶ 2:飽きたら殺す
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/834.html
生徒S「こうちゃの先生が来たー」 Sの言葉に教室内は俄かに騒がしくなった。 生徒達には前日に今日は高等部の先生が授業を行うという説明はされていたが、 誰が教えに来るかは知らされていなかった。 Sが言ったこうちゃの先生とは言うまでも無く、真紅の事であった。 真「皆、久しぶりね。元気だったかしら?」 生徒達「は~い」 皆の元気な返事に真紅は満足した。 これなのだ、高等部にはないこの元気の良さが真紅には堪らなかった。 真「良い返事ね。皆元気が良くて、私も嬉しいのだわ」 真紅は今日の説明をしていく。まず、何故自分が今日授業を行うのか。 次に、今日の連絡事項。最後に、今日行う授業の説明だった。 真「それで、授業についてなんだけれど・・・」 真紅はそう言って魔法瓶を取り出す。 真「私はいつも授業中、こうして紅茶を飲んでいるのだわ。前回はそうしなかったけれど、 今日は飲ませてもらうのだわ」 生徒A「先生、本当にこうちゃが好きだね」 真「ええ、今すぐ飲みたいくらいに」 そう言って教室中で笑いが起こった。前回の授業参観でのやりとりと同じだったからである。 授業が始まり、真紅は紅茶を飲みながら授業を行っていく。 その様は勝手知ったるといった感じで淀みなく進めていく。 紅茶を飲みながらというのもあり、本来の調子が出ているようだ。 やがて午前の授業が終わり、給食の時間になった。 真紅はこの時間を待ち望んでいた。給食そのものも結構美味しかったが、何より牛乳が飲める。 給食係が全員に配膳して、日直の号令で食べ始めた。 それからしばらくして、真紅は立ち上がった。 真「そう言えば、今日は一人欠席していたのだわ」 芝居がかった言葉で真紅は続ける。 真「これでは牛乳が一本余ってしまうわ。戻してしまうのも勿体無いし、ここは私が飲んでおくのだわ」 如何にも余った牛乳が勿体無いから飲む、という形でもう一本を取りに行った。 廊下に置いてある箱の中にある牛乳瓶を取ろうとした時、真紅に声がかかった。 水「あぁ~ら?2本も牛乳飲むのぉ?」 真「・・・はっ!?」 迂闊だった。今日、初等部に来ていたのは自分だけではなかった事を失念していた。 そして、自分の最も見られたくない姿を、最も見られたくない相手に見られてしまった。 真「何で貴女がここに居るのかしら?貴女の教室は3階のはずでしょ?」 水「給食を食べていたら、何だか急に貴女の顔が見たくなったのぉ」 にやにやしながら水銀燈は真紅を見つめる。 真「な、何よ・・・」 水「相変わらず、涙ぐましい努力をしてるわねぇ」 目頭を押さえる振りをする。顔がにやけているので余計腹が立つ。 真「あ、あ、貴女には関係ない話なのだわ!」 焦りと苛立ちで少々語気が荒くなる。生徒達は何事だ?と廊下の方を見る。 水「あらあら、皆見てるわよぉ・・・怒っちゃいやぁん」 真「さっさと自分の教室へ戻りなさい・・・私の気が変わらないうちに」 水「そうねぇ・・・面白い物も見れたし、そうするわぁ」 そう言って踵を返す水銀燈。2,3歩進んだところで立ち止まって振り返る。 水「ま、世の中幼児体型の方が良いって男も居るし、焦る事はないわぁ」 真「な・・・な、なんですってぇ!!」 その後、キレた真紅は水銀燈を追い掛け回したが逃げられた。 舌打ちをする真紅のそばへ雛苺がやってきた。 雛「真紅先生何やってるの?」 真「あら雛苺先生、何でも無いのだわ」 雛「なら良いけど・・・皆ビックリしてたの」 雛苺の言葉に周りを見渡す真紅。どの教室の生徒も真紅たちに視線を注いでいた。 真「な、何でもないのだわ。さあ、早く給食を食べなさい」 多少、顔を赤くしながらも真紅は自分の教室へ戻り、牛乳を飲んだ。 生徒G「先生~」 真「あら、何かしら?」 午後の授業で、真紅は質問を受けた。 G「こうちゃっておいしいの?」 真「ええ、この世で最も美味しい飲み物ね」 もしこの場に水銀燈が居れば、ヤクルトが至高であると言い出したであろう。 G「ジュースとかしかのんだ事ないからのみたい」 Gの言葉にクラス中から飲みたいコールが沸き起こる。 真「あら、困ったわ。この中には皆が愉しむ分の紅茶は入っていないし・・・」 真紅はふと黒板の横に貼り付けられた時間割表を覗く。次の時間はいわゆる総合的な学習の時間だった。 この時間は基本的に教師の裁量で自由に使うことができる。当然、普通に授業を行う事ができるし、違う事を行う事もできる。 しばし考えた後、真紅は次の時間に行う事を決めた。 真「そうね、次の時間は皆に美味しい紅茶の淹れ方を教えるのだわ」 沸きあがる歓声を背に、真紅は廊下で携帯を取り出し電話をかける。 真「・・・あ、ホーリエ。仕事中で悪いのだけれど、1クラス分の紅茶の葉を用意してもらえるかしら。 請求は校長にでも回しておけば良いのだわ」 ホ『分かりました。では、そちらの職員室の机に置いておきますね』 真「ええ、お願いね」 携帯の電源を切り、真紅は授業へ戻った。 休み時間、真紅が職員室へ戻ると確かに机の上に紅茶の茶葉が1クラス分置いてあった。 但し、ダージリン、アッサム、ニルギリ、ジャワなどが『それぞれ』1クラス分だった。 傍に置いてあったメモに目を通す。 『銘柄を聞いてなかったので、適当に買ってきました。 P.S. 代金の方はローゼン校長の方へ請求しておきました。 ホーリエ』 と彼女独特の丸文字で書かれていた。 真(熱心なのは良いけど、どこか抜けてるのよね・・・あの子は) 軽く溜息を吐いていると、横から教頭がやってきた。 教頭「真紅先生、先程高等部の事務の人が貴女宛に茶葉を持ってきましたよ。 いや~、紅茶がお好きだとは聞いていましたが、随分沢山飲まれるんですねぇ」 皮肉でも何でもなく、単純に驚いていた。ラプラスならこれだけで2時間はお説教できただろう。 真紅はそれに感謝しながら、教頭にお裾分けした。 教頭「え?良いんですか?いやぁお裾分けとは言え、女性から貰えるなんて嬉しいですよぉ」 真「いえ、流石にこんなに沢山は短期間で飲めませんので」 教頭「それじゃあ、有り難く頂きますよ。いやぁ、はっはっは・・・」 何が面白いのか知らないが笑いながら去っていく教頭。 真「さて、早く行かないといけないのだわ」 残った茶葉のうち、ダージリンとアッサムを持っていった。 真「あら?どうしたのかしら?」 家庭科室前に来たとき、自分のクラスの生徒が集まっていたからだ。 生徒C「あ、先生~。今、教室を5年生が使ってるみたいです」 外から教室の中を窺うと、確かに使っているようだ。 しかし、先程確認したがこの時間はどのクラスも使っていないはずだ。 それに、家庭科室を使うという事は当然調理実習という事になる。 給食を食べた後でまた何かを作るとは考えられなかった。 真「一体、何をやっているのかしら?」 真紅はドアを開けて中へと入り、黒板の方を見た。 翠「あれ?真紅先生どうしたですか?」 真「やっぱり貴女だったのね」 翠星石が受け持っていたクラスだった。 真紅はこの教室を使用する理由を問いただした。 普通に授業する事に飽きた翠星石は急に調理実習をやると言い出し、給食は食べたのでデザートにしたそうだ。 翠星石も逆に問い返す。 真「この子達に紅茶の素晴らしさを教えようと思って、コンロが有るこの部屋を使おうとしたのだわ」 翠「う~ん・・・でも、今は翠星石たちが使ってるです」 真「私は正式な授業としてここへ来たのだわ」 翠「・・・それなら、一緒にやらないか?ですぅ」 翠星石の提案は、デザートは5年生が作り、紅茶を2年生が作って、一緒に食べようという物だった。 それを聞いた途端、2年生は大はしゃぎし始めた。 真「こうなったら仕方ないわね。それも悪くないのだわ」 こうして、2年生と5年生の共同授業が始まった。 真(・・・あの茶葉が無駄にならなくて良かったのだわ) 翠星石は5年生の生徒達にアップルパイの作り方を教えていく。 包丁を使う部分は5年生が担当するが、簡単な所は2年生も一緒に手伝った。 下準備が終わり、後はオーブンで焼くだけといった状態になると、今度は真紅の番だ。 真「では、これから美味しい紅茶の淹れ方を教えるのだわ」 真紅は紅茶の説明をしていく。教師用のテーブルに置いた茶葉の袋を一つずつ取って種類を教え、 茶葉毎の最適な淹れ方を説明していく。 真「ダージリンはストレートティ、アッサムとニルギリはミルクティ、ジャワはアイスティに向いているのだわ」 次に、2年生に飲みたい種類の茶葉をそれぞれ分け与えていく。 真「そう言えば・・・翠星石先生、ミルクは有るかしら?」 翠「流石に全員分はねーです」 真「給食の牛乳は残っているかしら・・・」 翠「もう残ってねーですよ。お昼休みに雪華綺晶先生が給食室で残り物を全部食っちまったです」 真「・・・・・・どこに居ても、マイペースなのね彼女は・・・」 真紅は再び携帯を取り出し、ホーリエにかけた。 真「また用事で悪いのだけれど、ミルクを集めて欲しいのだわ」 ホ『どれ位の量が必要ですか?それと銘柄は?』 真「・・・一クラス分集めて欲しいの、中等部の給食で残った牛乳が有ると思うのだわ。もし無かったらスーパーで買ってきて頂戴」 ホ『分かりました。どこへ運びましょうか?』 真「家庭科室へ運んで頂戴」 ホ『それでは10分ほどでお届けします』 真「いつも悪いわね」 ホ『それは言わないお約束だよ、おっかさん』 お約束のやり取りが終わって携帯の電源を切る。10分なら丁度良い頃だ。 それからきっかり10分後、ホーリエが家庭科室へやってきた。 両腕には一クラス分の牛乳瓶が抱えられていた。 ホ「お待たせしました・・・あれ?翠星石先生も一緒だったんですか?」 真「ご苦労様。皆、ミルクが届いたのだわ」 受け取った真紅はミルクティを希望した生徒に牛乳瓶を渡していく。 ホ「では、私はこれで・・・」 真「待ちなさい」 帰ろうとしたホーリエを真紅は止めた。 真「一緒にティータイムを愉しまない?30分ぐらいなら問題無いでしょう?」 翠「アップルパイも食って行きやがれです」 ホ「・・・良いですねぇ、私アップルパイ大好きなんです」 かくして、焼きあがったアップルパイと紅茶を皆で愉しみながら本日の授業は終了した。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/34056.html
ハルル ハワイ神話に登場する人食いの怪鳥。 関連: ナマカエハ (妹)
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/1126.html
体育館に生徒が集まった。一貫学校だけあって人数は計り知れない物で圧倒された。 僕は体育館のステージ付近に居るのだが既に生徒達は僕に気付いた様でひそひそと話し出す。 いつの時代も転校生や新しい先生は人気らいし。 そんな事を考えているうちに生徒の入場は終わり、始業式が始まるラプラス教頭の掛け声と共に。 ラ「起立。これから、二学期始業式を始めます。」 挨拶をすると全員綺麗に座る。次は校歌。 メロディが流れると僕は吹き出した。理由は聞くな。 しかし、生徒の人数がでたらめに多いせいか兎に角圧倒的だった。歌のオーケストラやーと僕がひこまろなら突っ込んで居ただろう。 まあそんなこんなで色々と進んで行く。遂に僕の出番。 ロ「次に新しい先生の紹介だ!私は嫌だったのだが皆の待望の男先生、桜田ジュン先生だ~!」 ちょ…校長明るすぎ、と今更実感。つか出にくいよそんな事言われたら。 兎に角僕はステージに上がる。マイクの前で一度止まり、一歩進み礼をすると全校生徒が礼で返してくれる。気分がいい。 ジ「皆さん、おはようございます。」 生徒達「おはようございますー!」 ジ「先程にも校長先生が説明してくれたと思いますが僕の名前は桜田ジュン。この学校が初めての先生をやる学校なんですが凄く緊張してます。 ちなみに担当は国語です。 えっと…校長先生には残念ながら嫌われてますが、そんな事は気にせず。美人の先生達と一緒に頑張って行こうと思うので、よろしくお願いします。」 ん?何で僕はこんな微妙なスピーチを、と思ったが教師がそうなら生徒もアレで結構皆乗ってくれた。 だけど影に居る校長から。 ロ「くれぐれも私の先生達には手をださないでくれたまえ~!」 生徒前でアンタは何を…。 まあ楽しい学校生活になりそうなのは確かだと思ったよ。 そして始業式は賑わったまま終えた。僕は職員室に戻る。扉を開くと先生達が待ち受けて居た。 ジ「………すいません。本当すいません。」 とりあえず謝る。 紅「全く…朝からなんて事言うのだわ。教室で生徒に茶化されたのだわ。」 翠「全く、その通りですぅ。」 二本の矢が心に刺さる。 しかし、直ぐに六本の矢が援護をしてくれた。 蒼「でも、生徒の心を掴んだし良いと思うな。」 金「カナは美人かしらー!」 雛「ヒナも美人なのー!」 あ…この二人は援護じゃなかったか…。と、後三本の援護。 薔「…生徒が喜んでくれるなら…別にいいよね…。」 雪「妹がそう言うなら私は一向に構わん!ですわ。」 銀「別に美貌が私の売りだもの…関係ないわよ。」 一人口調が混じってる…とか。結局まともな意見二人しか…とかは僕も思ったから言うな。 紅「まあ、いいのだわ。とりあえず貴方の席はそこなのだわ。」 僕の席は真紅先生隣で窓際。 まあ、落ち着けるかな?と思ったが実際は違う。 話しの中心である。右には真紅先生が居て、前と後ろと斜めには更に先生。煩いったらありしゃしないよ。 ジ「改めてよろしく、先生達。」 なんだかんだで今日から始まったのだ。僕の先生としての人生は。 とりあえず今日は必要な書類や道具をしまい職員室を出た。 さあて、明日から忙しくなるぞ。頑張らないとな。意気込み一発に自転車に乗って家に僕は帰宅した。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/833.html
水「皆久しぶりねぇ、元気だったぁ?」 生徒達「はい!」 生徒達の元気な返事に水銀燈は満足した。 以前来た時はやる気の無さそうな声も混ざっていたが、今回は生徒達も楽しみにしていたようだ。 水「それじゃあ、出欠取るけど面倒だから全員出席ねぇ」 実は3人欠席してるのだが、名簿の確認するのが嫌なので全員出席にする。 これは余談だが、授業の出欠確認に関して水銀燈は基本的に全員出席にしている。 ただ、二人組になって何かをするという時(例えば球技のパス練習とか)に奇数になってしまい、 自分が相手をしなくてはならない時は欠席にしている。 水「で、授業なんだけどぉ・・・いつも通り自sy」 そのとき水銀燈は自分に対して刺さる様な視線を感じた。 教室に居るので視線自体は不自然では無いが、その視線は黒板前に居る自分の『真横』から感じたのだ。 水銀燈は顔を廊下側に向け、そしてしばし硬直する。 水「・・・・・・何でアンタがここに居るのよぅ」 薔「・・・またサボるんじゃないかなって、思ったから」 視線の主は薔薇水晶だった。 水「自分のクラスは?」 薔「・・・出欠だけ取って、急いで来たの」 水「ちゃんと自分の仕事しなさい」 全員(アンタが言う事か?) その後、3分ほどちゃんと真面目にやるようにと釘を刺して薔薇水晶は自分の教室へと戻っていった。 その様子を見ていた生徒達にとって、『あの』水銀燈が押されている姿は驚きだった。 世の中上には上が居る・・・たった3分間で彼らはそれを学び取った。 水「・・・はぁ、つまんない感じ」 まだ始まって数分なのだが、既に疲労困憊と言った様子で教師用の机に座る水銀燈。 生徒O「どうするんですか?」 生徒の一人が質問する。 水「何を?」 O「その、授業・・・」 水「ああ・・・基本的に自習よぉ、分からない所があったら聞きに来なさぁい」 これまた驚きであった。自習という所までは予想が付くが、質問に答えてくれるとは・・・。 全員が『絶対にどこか遊びに行く』と思っていたからだ。 違う生徒が思い切って質問してみる。 生徒F「あの・・・さっきの先生って、そんなに怖いんですか?」 水銀燈の左の眉が僅かに上がる。 水「誰が怖がってるですってぇ・・・?」 F「え・・・別に怖がってるとか、そうじゃなくて・・・」 水「あの娘は怖くはないわよ。ただ、超が付くほどお節介なだけよぉ」 そう言って、水銀燈は薔薇水晶の話を愚痴交じりに始めた。 水銀燈がすぐにどこかへ行かないのも、薔薇水晶が3年の教室に居るからだった。 水銀燈曰く、薔薇水晶は感と耳が良いので3階に居る自分が階段で降りようとしたら 足音に気づいて、即座に2階にある3年生の教室から出てくるだろうと。 事実、薔薇水晶は休み時間毎に水銀燈のクラスに確認しに来ていた。 その都度「ちゃんと授業をしているか?」とか「している割には黒板が綺麗なままだ」とか 聞いてきて、水銀燈はうんざりしながら答えていた。 かなりストレスを溜めつつも授業は続き、やがて給食の時間になった。 水「前に食べた時にも思ったけど、最近の給食は本当に美味しいわねぇ」 幾分機嫌が良くなった水銀燈だが、食べてる途中にある物が目に留まった。 水「・・・ちょっと出掛けてくるわぁ。勝手に片付けたらただじゃおかないわよぉ」 水銀燈はそう言って、教室を出て行った。 それから数分後、下の方で何やら騒がしかったようだが、生徒達は楽しく給食を食べていた。 さらに数分後、出て行く前よりも多少髪が乱れた水銀燈が戻ってきた。 皆がさりげなく注目するなか、水銀燈は食事を再開するが、途中で思い出し笑いをする。 何が有ったんだろう?と周りが思うなか、給食の時間は終わった。 午後の最初の授業も午前と変わらず自習だった。 水銀燈は給食を食べた事ややる事が無かった事も有って、うつらうつらと船を漕いでいた。 やがて本格的に眠ってしまい、チャイムが鳴ってもそのまま寝続けていた。 生徒B「先生、先生・・・」 水「Zzz・・・」 生徒B「起きた方が良いですよ」 水「・・・・・・うぅん?誰よぉ、人が折角気持ちよく寝t・・・」 薔「・・・・・・よく眠れた?」 水「えぇとっても・・・って!?」 額に服の跡を付けつつ起き上がった水銀燈の前に居たのは薔薇水晶だった。 薔「・・・・・・授業は?」 水「ちゃんとやってたわよぉ・・・」 この期に及んでまだシラを切る辺りが水銀燈らしかった。 その後、生徒達が体育館へと向かう間、ずっとお説教を受けていたのは言うまでもない。 水「全く・・・なんで初等部に来てまでお説教されなきゃならないのよぉ・・・」 体育館に来ても水銀燈はブツブツとぼやいていた。 何故体育館に居るのかというと、この日最後の授業は体育だったからだ。 水「これさえ終われば今日はお仕舞いね」 準備体操をしている生徒達を見ながら、『さて、何をやろうか?』と水銀燈は考えた。 当然、これまで何をやっていたのかは知らないし、知るつもりもなかった。 授業中延々と走りこみをやらせて自分は寝ている・・・というのも考えたが、 さっき眠っていたので今は眠くなかった。 水「ま、バスケでもやらせとけば良いか・・・」 そう思って生徒達に告げようとした時、俄かに入り口が騒がしくなった。 何事だ?と全員が見ていると、雛苺が生徒達を連れて入ってきた。 雛「あれ?水銀燈先生も体育館に来ていたの?」 水「聞きたいのはこっちの方よぉ。アンタ、この時間体育じゃないでしょう?」 雛「うぅ・・・それは分かっているけど、皆と一緒に体育館で遊ぼうって・・・」 水「それで時間割を確認しないでやって来たわけぇ?」 雛「ごめんなさいなの・・・皆にはヒナから説明して教室に戻るの」 俯く雛苺を見て、水銀燈は頭を掻いた。まるで自分が悪い事をしているような気分になったからだ。 実は水銀燈は雛苺に薔薇水晶とは違う意味で弱かった。 水「ああもう、分かったわよぅ」 雛「え?」 水「使っても良いって言ってるの」 雛「ホント?わ~いなの!皆、体育館使って良いって言われたの」 嬉しそうに1年生に説明する雛苺、1年生も全員喜んでいた。 雛「それじゃ、皆で水銀燈先生にお礼を言うの」 1年生「すいぎんとう先生、ありがとうございます!!」 水「別に礼なんていらないわぁ・・・・・・そうだ!」 水銀燈は6年生に対して、今日やることを告げた。 水「あんた達、今日は1年生と合同でドッジボールをする事にしたわぁ」 全員の顔を見渡すが、不満は無さそうだ。 水「まあ相手は1年だし、ちゃんと手加減するのよぅ」 かくして1年生VS6年生のドッジボールが始まった。 流石に体格に差が有るので、6年生はアンダースローかサイドスローのみとなった。 水銀燈は審判、雛苺は1年生チームと一緒に参加した。 人数が多い事もあったが、ドッジボールは時間中ずっと続いた。 勝負はやはり6年生が勝ったが、全員楽しんでたようだ。 水(そう言えば雛苺先生、いつの間に当たってたんだろう?ちゃんと見てたはずなのに・・・) 最初の数人の時点で当たっていたのだが、水銀燈には1年生と区別が付いていなかった。 雛「とっても楽しかったの。皆、お兄ちゃんとお姉ちゃんにお礼を言うの」 1年生「ありがとうございます!!」 そう言って雛苺は1年生を連れて教室へと戻って行った。 水「ま、たまにはこういうのも良いわねぇ・・・」 こうして、水銀燈の初等部での授業は終わった。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/835.html
生徒Y「今日、高等部の先生が来るんだろ?」 生徒T「ああ、そう言えば今日だったな」 Y「俺の兄貴が高等部なんだけどさぁ・・・結構凄いらしいな」 生徒A「凄いって何が?」 Y「先生だよ。ほら、前に6年のクラスに1人来ただろう?」 T「ああ、あの先生かぁ。すげぇエロかったな」 A「バーカ・・・でも、そういう意味でか?」 Y「そういう意味も有るらしいけど、とんでもない先生ばっかなんだと」 5年2組の教室の片隅で3人の生徒が雑談に耽る。 『5年2組の3馬鹿トリオ』と呼ばれる、Y・A・Tの3人だった。 話題は今日来る高等部の教師についてだ。そして当然のように「どういう悪戯を仕掛けるか?」へと移って行く。 T「やっぱ最初はベタに黒板消しか?」 A「いや、ここはバケツにしないか?」 Y「どうせなら水入れようぜ。水被ったら服透けて見えるんじゃねえか?」 A・T「良いなそれ」 自分達のクラスを受け持つ教師が完全に女、しかも美人だと決め付けて早速準備に取り掛かる。 どこから持ってきたのか、ビニール紐をバケツの取っ手に結びつけ、世界地図等を引っ掛けるフックに紐を掛ける。 結んでいない方の端をガムテープでドアに止めた。ドアを開けると水の入ったバケツがひっくり返るという仕組みだ。 他の生徒は「あの3馬鹿、またなんかやってる」と冷めた目で見続けるが、誰も止めようとしなかった。 3人はニヤニヤしながら待っていた。2,3分前にホームルーム開始のチャイムが鳴ったので、もうすぐ来るだろう。 ドアを開ければバケツの水を被り、あわよくば透けた下着を・・・という3人の淡い期待は2分後に打ち砕かれた。 雪「・・・見え見えなトラップに引っかかるほど、私は甘くない」 今日、5年2組を受け持つ雪華綺晶は『教室の後ろ側』のドアから音もなく入っていた。 Y・A・T『何ぃ?!』 生徒達は全員後ろを振り返った。気が付いたら後ろに居たのである。もし一言も発さなければ、気が付かなかっただろう。 今回の勝負は雪華綺晶の完勝だった。 雪「本日このクラスの担任をする事になった雪華綺晶だ、よろしく頼む」 雪華綺晶は黒板に自分の名前を書いて自己紹介を行い、出欠を確認していく。 小学5年生では習っていない漢字も有ったが、ゲーム等にも出てくる漢字なので特に問題はなかった。 生徒全員(あれでキラって読むのか・・・) なんて事も有ったが、然したる問題ではなかった。 雪「ところで・・・先程のトラップを仕掛けた者は誰だ?」 雪華綺晶は目線で全体を見渡す。生徒達の視線の動きから、犯人であるY・A・Tの3人を割り出した。 雪「なるほど・・・Y・A・T、貴様らが犯人か」 Y「なんで、俺達が犯人なんだよ!」 T「そーだ、そーだ」 A「・・・・・」 その場の全員が証人になるのだが、あくまでシラをきるYとT。Aは二人に比べると観念したのか黙っている。 雪「まあ良い・・・私が問題にしているのは『誰が仕掛けたか?』ではなく、『トラップの質が低い』という事だ」 全員「は?」 雪華綺晶の発言に全員が?マークを浮かべる。そんな周りをよそに雪華綺晶は効率の良いトラップの仕掛け方から、 証拠隠滅の方法まで詳細に語り、1時間目の授業がそのまま終わった。 Y「なあ、あいつやばくないか?」 A「軍事マニアって奴かな?」 T「でも、おっぱい大きかったなぁ」 Y・A「ばーか」 2時間目の算数の授業が始まった。 雪「三角形と平行四辺形の面積計算か・・・昔は3,4年の時に習ったような気がするが」 とにかく授業を始めていく。実は数学も結構得意だったりする。 もっとも、戦車の砲撃の角度計算や気象条件なども含めた着弾点の予測計算といった軍事がらみの計算だが。 その後も順調に授業を進めていった。その間、3馬鹿はそんな雪華綺晶の隙を窺っていた。 しかし、一寸の隙も見せずに時間は過ぎて行き、やがて給食の時間になった。 Y「全然隙が無かったな」 A「でも、給食の時ならいけるんじゃないか?」 T「どうすんのさ?」 Aは二人に作戦を話し、3人で中庭へある物を探しに行った。 日直「いただきます」 全員「いただきます!」 日直の号令に合わせて、全員が食べ始める。Y・A・Tの3人はちらちらと雪華綺晶を見ながら食べ始める。 雪華綺晶も嬉しそうに給食を食べだすが、数分後自分の机の異変に気付いた。 雪「?」 机の引き出しを開く。中には数匹のカエルが居た。 カエル「ゲコゲコ」 その内の一匹が雪華綺晶の鼻の上に飛び乗る。 女子「きゃあ!」 女子の悲鳴に教室は騒然となる。3馬鹿達は心の中でハイタッチをしていた。 雪「・・・・・・」 当の雪華綺晶は平然としていた。机の中に居た他のカエルを全て捕まえて教室の外へと出て行った。 それから1分後に何事も無かったかのように戻ってきた。 全員が注目するなか、雪華綺晶は口を開く。 雪「カエルは鶏肉みたいな味がして結構美味しい」 全員(もしかして食った?!) 雪(・・・足りない) 給食を食べ終わった後、雪華綺晶は憂鬱な顔をしていた。 雪(・・・もっとご飯食べたい) 悩みは給食の量が少なかった事だ。しかも、今日は全員出席しているから残り物も無かった。 雪「・・・そうだ」 ポンと手を叩く。立ち上がった雪華綺晶は生徒にしばらく席を外すと伝えて出て行った。 行き先は給食室だった。ここなら今日の給食でそのまま残された分が戻ってくるだろうと考えたからだ。 雪「失礼、今日の給食の残りは来ているだろうか?」 おばさん「えぇ戻ってきてますけど・・・」 雪「もし良かったら残りを食べさせて貰えないだろうか?」 おばさん「えぇ?」 給食を作り始めて十数年、初めての頼みだった。 おばさん「いや、あの・・・」 雪「すぐに終わるから問題無い。それに・・・食べられずにそのまま捨てられてしまうのは勿体無いから」 雪華綺晶は給食の入れ物が入っている容器を見つけ、自分の箸を取り出して黙々と食べ始めた。 最初は止めようとしたが、みるみるうちに残飯が消えていくのを見て、『食べさせた方が残飯を捨てずに済む』と 空になった容器と交換していった。 ?「あれだけの量で満足するとは思って無かったですけど、本当に来てるとは食い意地の張った奴ですぅ」 雪華綺晶は声のした方へと振り返ると、そこには翠星石が居た。 雪「・・・貴女も食べに来たの?」 ひし、と容器を抱きかかえる雪華綺晶。まるで『このご飯は絶対分けてあげないから』と言わんばかりだ。 翠「・・・・・・食べに来たわけじゃねーから安心しやがれですぅ」 その言葉に安心すると、再び食べ始める雪華綺晶。どこかほっとしたような表情だった。 午後は図工の時間だった。 内容は木材を使った工作で、電動糸鋸を使うなど結構本格的だった。 雪「基本的に何を作っても良いが、怪我には注意しろ」 生徒達は製作に取り掛かった。雪華綺晶は工作機械を使う生徒を重点的に見て回っていた。 Y「なあ、何作る?」 T「これにしようと思うんだ」 A「どれどれ」 二人はTが持ってきたプリントを覗き込んでから、口々に「俺もこれにしよう」と製作に取り掛かった。 雪「ん?三人は一体何を作っているのだ?」 雪華綺晶は三人が作っているものに興味を覚えた。他の生徒は本棚とかあまり代わり映えのしない物だったが、 三人が作っているのは、それらよりも遥かに精巧な物だったからだ。 T「これです」 Tはそう言って見ていたプリントを渡す。 雪「・・・ゴム銃?その割には随分精巧だな・・・」 熱心にプリントを見つめる雪華綺晶。続いてこれがどこに有ったか質問する。 聞いた後は一度職員室に戻ってパソコンで調べ、必要なページを印刷して戻ってきた。 雪「参考になった・・・私も作ろう」 雪華綺晶は木材をかき集め、自分も製作を開始した。 途中休み時間を挟んで次の時間でゴム銃は完成した。 通常、ゴム銃は割り箸などで作る物なのだが、木板を利用した本格的な形状をした物だった。 雪「後は輪ゴムだな・・・」 雪華綺晶は職員室に戻った時に一緒に持ってきた輪ゴムをつけようとするが、小さすぎて切れてしまった。 雪「・・・・・・」 T「先生、良かったら輪ゴムあげましょうか?」 Tは輪ゴムを見せる。それは持ってきた物よりも大きく、幅も広い物だった。 雪「問題ない。それに貴様も自分の分だけしかないだろう」 雪華綺晶はしばらく席を外すと告げて、高等部の校舎の方へと戻っていった。 途中牛乳瓶を抱えるホーリエとすれ違った。 ホ「おや?雪華綺晶先生、授業はどうしましたか?」 雪「・・・輪ゴムとゴーグルと的を取りに。そちらは?」 ホ「真紅先生に頼まれましてね。ミルクティを飲むための牛乳を届けに行く所ですので、残念ですがお譲りできません」 手が伸びかけた雪華綺晶をやんわりと牽制し、ホーリエは初等部へと向かっていった。 雪(・・・通りでアップルパイの良い匂いがするわけだ) 図工室が1階でその上に家庭科室があるため、先程から良い匂いがしていた。 雪(・・・早く取りに行かないと) それから5分後、職員室から大き目の輪ゴム、部室からゴーグルと小型の的を持って初等部へと戻っていった。 高等部の職員室に戻った時、妹の様子をしつこく聞いてきたローゼンにはとりあえず発砲しておいた。 雪「・・・既に人気の的だな」 A「あ、先生戻ってきたんですか」 雪華綺晶が戻ってきた時、3馬鹿は他のクラスメイト達に囲まれていた。 もちろん理由はゴム銃だった。 雪「高等部の方に戻って、輪ゴムと的とゴーグルを持ってきた。これで遊ぶと良い」 雪華綺晶は作業用のテーブルを幾つかくっつけ、その端に的を置いていく。 生徒達は交代で的に向かって輪ゴムを飛ばしていった。 雪華綺晶も自分が作った銃を使って射撃を行い、その都度木材を削って修正していく。 雪(これはなかなか面白いな。今度、部員達に作らせて見よう) そんな事を考えながら、雪華綺晶の授業は終了した。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/843.html
雛「みんなおはようなのー。今日はいつもの先生の代わりにヒナが先生をするの」 雛苺はいつもの担任と違って驚いている1年生達になぜ代わったかを説明する。 雛「ヒナも良く分からないんだけど、初等部と中等部と高等部の校長先生と教頭先生がじゃんけんで決めたみたいなの」 実際は多数決なのだが、そんな事はどうでも良かったので覚えていなかった。 雛「だから、今日一日ヒナがみんなの先生をするの。よろしくなのー」 生徒達「はーい!」 1時間目、こくご 雛「文字が大きいし、ふりがなも振ってあってとっても読みやすいの~」 2時間目、さんすう 雛「ヒナ数学は苦手だけど、算数は得意なのよ」 3時間目、かきかた 雛「みんな、ヒナの字よりも上手なの」 かくして、雛苺のとても大人の言う事とは思えない台詞が混じりながらも午前中の授業は終わった。 そして、いよいよお待ちかねの給食の時間が始まった。 雛苺は給食係と一緒に給食の入った容器を運んだり、配膳を手伝った。 それが功を奏したのか、雛苺はある事に気付いた。女子の1人が浮かない顔をしていたのだ。 気にはなったものの、他の生徒も見なくてはならなかったので雛苺は彼女と話す事ができなかった。 日直「いただきます」 生徒達「いただきます!」 雛「いっただきまーす、なのー」 号令に合わせて食事が始まった。皆美味しそうに食べていく。 雛苺も給食に舌鼓を打ちつつ、先程の女子の様子を窺う。あまり食は進んでないようだ。 雛(どうしたんだろう?体調悪いのかな?) 雛苺は悩んだ。もし本当に体調が悪いのならすぐに保健室に連れて行かなくてはならない。 しかし、そうでない場合はとんだお節介である。意外とこれ位の年頃の子供は気難しかったりする。 あれこれと悩んでいると、廊下が俄かに騒がしくなった。 ?「な・・・な、なんですってぇ!!」 雛「え?今の何なの?」 教室内も騒がしくなる。 雛「皆静かにするの。ヒナが見てくるの」 廊下へ出ると、階段のところで真紅が息巻いていた。普段取り乱す事が少ない真紅がああも取り乱してるって事は・・・。 雛(また水銀燈先生にからかわれたのね) 雛「真紅先生何やってるの?」 真「あら雛苺先生、何でも無いのだわ」 雛「なら良いけど・・・皆ビックリしてたの」 雛苺の言葉に真紅は周りを見渡した。どの教室の生徒も真紅たちを見ていた。 真「な、何でもないのだわ。さあ、早く給食を食べなさい」 多少顔を赤くしながら真紅は自分の教室へと戻って行った。 雛「何でもなかったの。皆も早く給食を食べるの」 教室に戻ってきた雛苺は皆にそう言って自分の席に戻ろうとした。 その時ふと、先程の女子の方を見てみた。そして雛苺は全てを理解した。 雛「Iちゃん、食べ物を残したらめっめっなのよ」 I「・・・・・・」 Ⅰは野菜炒めの玉ねぎを避けて食べていた。どうやら玉ねぎが嫌いらしい。 雛「玉ねぎ嫌いなの?」 Ⅰ「・・・はい」 小声で答えるI。辛味と舌触りが嫌なのだと言う。 これ位の年頃なら嫌いな食べ物の一つや二つはあってもおかしくはない。 雛苺はそれを無理に直そうとは思わなかった。無理やり食べさせても悪化するだけだからだ。 雛「ヒナも昔はピーマン嫌いだったの。こんなの食べたくないって、いつも言っていたの」 雛苺は自分の昔話を始める。現在の苺ジャンキーぶりからも分かるように、かなりの偏食家であった。 家庭科教師として致命的とも言える欠点なのだが・・・。 雛「ヒナは先生に『ちゃんと食べないと大きくなれませんよ』って良く怒られたの。でも、ヒナのお母さんは 『嫌いな物は無理して食べる必要はないの。でも、嫌いな物が無ければ美味しい物が沢山食べられるわよ』って言ってたの」 雛苺はIだけではなく、生徒全員に言い聞かせるように話す。 生徒達にしても、「無理に食べる必要は無い」というのは初めて聞いたので、興味深く耳を傾けている。 雛「美味しい物が沢山食べたかったから、ヒナは頑張ってピーマンを食べてみたの。もちろん最初は苦かったのよ。 でもね、お母さんがピーマンを使った美味しい料理を沢山作ってくれたの。だから今ではピーマン大好きなの」 ここで教室を見回す。生徒達は皆雛苺を見つめていた。 雛「皆も嫌いな食べ物は有ると思うの。でも、今無理して食べる必要は無いと思うの。少しずつで良いから 食べてみて欲しいの。そうやって慣れていけば大人になった時に美味しい料理が沢山食べられるようになるの」 再びIの方を向く。 雛「Iちゃんも今すぐ玉ねぎを食べられるようにならなくても良いの。でも、玉ねぎを食べられるようになったら、 沢山の料理を食べる事ができるようになるの」 雛苺は玉ねぎを使った料理を挙げていく。ハンバーグ、肉じゃが、チャーハン、カレー、etc・・・。 どれも子供が好きな料理だ。 雛「他にもいっぱい料理があるの。でも、玉ねぎを食べられないままだったら食べられないの。それはもったいないよね?」 Ⅰ「・・・うん」 雛「それなら、ちょっとだけ勇気を出すの。ヒナ応援するの」 Iは恐る恐る玉ねぎを口へと運ぶ。玉ねぎの味に思わず吐き出しそうになるが、急いで牛乳で流し込んだ。 雛「Ⅰちゃん偉いの。ちゃんと食べられたの」 雛苺は大げさに褒める。Ⅰは照れていたが、どこか嬉しそうだった。 雛「頑張ったIちゃんと、きちんと残さず全部食べた皆にご褒美なの」 雛苺は鞄から大量のうにゅ~を取り出し、一人一人に配っていく。生徒達は思わぬプレゼントに大喜びしてうにゅ~を食べた。 4時間目、おんがく 雛「さあ、皆元気良く歌うのよ」 ピアノは弾けないので、テープをかけて一緒に歌った。 そして5時間目、総合的な学習 雛「総合的な学習って言っても、良く分からないの。皆、何したい?」 K「たいくかんでドッジボールやりたい!」 雛「ドッジボール?・・・面白そうなの!それじゃあ、早速体育館に行くの」 あっという間にやる事が決まって、全員で体育館へと向かった。 しかし、体育館には先客が居た。水銀燈が受け持つ6年生のクラスだった。 雛苺は1年生に「ちょっと待ってて欲しいの」と告げ、水銀燈に近づいた。 雛「あれ?水銀燈先生も体育館に来ていたの?」 水「聞きたいのはこっちの方よぉ。アンタ、この時間体育じゃないでしょう?」 雛「うぅ・・・それは分かってるけど、皆と一緒に体育館で遊ぼうって・・・」 水「それで時間割を確認しないでやって来たわけぇ?」 水銀燈は面倒臭そうに言ってくる。元々、水銀燈の事は少し怖い人と思っていたので、俯いてしまう。 雛「ごめんなさいなの・・・皆にはヒナから説明して教室に戻るの」 水銀燈は頭を掻いている。無理も無い、向こうは体育の授業でここに来ている。 一方自分達は思いつきで来たのだ、無理やり使用する訳にも行かない。 雛(皆悲しむかな・・・でも、外でやれば良いの) そう思って戻ろうとしたとき、水銀燈が口を開いた。 水「ああもう、分かったわよぅ」 雛「え?」 水「使っても良いって言ってるの」 雛「ホント?わ~いなの!皆、体育館使って良いって言われたの」 水銀燈からの思いがけない言葉に雛苺は驚くと同時に水銀燈に対する見識を改めた。 雛(本当は優しい人なの。ヒナも人の好き嫌いは直さなくちゃなの) 雛「それじゃ、皆で水銀燈先生にお礼を言うの」 1年生「すいぎんとう先生、ありがとうございます!!」 水銀燈は若干照れくさそうに、鼻の頭を掻いた。 水「別に礼なんていらないわぁ・・・・・・そうだ!」 水銀燈は雛苺に何をやるのかを質問し、その後6年生に今日やる事を告げていた。 雛「今日は6年生のお兄ちゃんお姉ちゃんがドッジボールの相手なの。皆頑張るの」 1年生「おー!!」 水「それじゃあ始めるわよぉ。雛苺先生がジャンプボールやるんでしょ?」 雛「あ、今行くの」 体育館全面を使ってクラス対抗のドッジボールが行われた。 6年生は相手が1年生という事もあって、サイドスローとアンダースローのみとなったが、それでもどんどん当てていく。 雛苺も開始6分で内野から外野へと移っていた。 開始から30分で勝負は終わった。 勝負はやはり6年生が勝ったが、1年生も6年生も十分楽しんだようだ。 雛「とっても楽しかったの。皆、お兄ちゃんとお姉ちゃんにお礼を言うの」 1年生「ありがとうございます!!」 雛「それじゃ、皆教室へ帰るのよ」 1年生「はーい!」 こうして雛苺の今日の授業は終了した。
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/5741.html
37 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/09/25(日) 12 35 09.64 ID ??? ガルマ「…という訳で『歴代ライバルが兄弟だったら』という事を始めたい。勿論長男はシャアと同い年の私」 ジェリド「どっかで聞いたな…いや…待てよ。あんた若くして死んでるだろ。第一誰のライバルだよ?」 ガルマ「うるさいな、生き返ったし時系列からいったら私が長男は当然だろう? それと、①アムロのライバルはシャア ②シャアのライバルは私、ガルマ・ザビ 故にアムロのライバルはガルマ、となる」 ジェリド「いや、その理屈はおかしい そんな事言ったらGガンの東方不敗も兄弟になるだろ。兄貴というより親父になるだろ、あのオッサンは」 キシリア「ふむ、ではセレーネ的ポジションは私か…お姉さん、お姉ちゃん、お姉様…悪くないな…」 ジェリド「なんだオイ、どこから湧いたこのババ(ズギューン!!)」 カクリコン「ああ!?ジェリド!?ジェリドー!」 ジェリド「カクリコン…気をつけろ…迂闊な発言は死につながる…ガク」 40 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/09/25(日) 12 59 31.32 ID ??? キシリアは見た目と性格はキツ…ええと、 夏の太陽の様な方だが、(このスレでは)言動は比較的まとも。 セレーネねーさんは見た目かなりの別嬪さん、 科学者としても有能だが、性格が… ジュドー「さあ! 姉にするならどっち!」 キラ「何あれ?」 ウッソ「集計して、どっちが勝つかトトカルチョするそうです」 キラ「また命知らずな…」 44 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/09/25(日) 13 58 09.06 ID ??? ライバルが兄弟だったら シャア スウェン ギニアス モニク マスターアジア ガトー ジェリド ザビーネ ギンガナム アスラン キラ サーシェスorリボンズorグラハム ゼクス 変態兄弟 マシュマー クロノクル (アルは該当なし、あえていうならクリスか?) ってなるのか…… SDはよく知らんのでパス 46 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/09/25(日) 14 01 32.28 ID ??? シャアさん「紫ババァ乙」 ララァさん「また宇宙に捨てられっぞ!」 シャア「……疲れてるのか?ララァが私にも見える…」 47 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/09/25(日) 14 03 28.69 ID ??? アムロ「黄色い救急車呼びますか?」 セイラ「ええ、呼んでちょうだい」 50 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/09/25(日) 15 00 56.08 ID ??? 44 モニク「ちょ、ちょっと待て。私がマイのライバル!?」 ワシヤ「ですよねぇ。ライバルだからって、あの兄弟の中に放り込まれるなんてたまったもんじゃないですよねぇ」 モニク「ツッコむところソコじゃない!!ライバルってことは恋人フラグが完璧にないってことだろうがぁ!!」 エルヴィン「え?姉さんこそ、ツッコむところソコなの?」
https://w.atwiki.jp/aa222/pages/274.html
マリュー「何とかバッフ・クランは撒くことが出来たみたいね…」 ブライト「だが、我々はいまだ彼らの包囲網の中にいる…」 エキセドル「追いつかれるのは時間の問題ですな…」 ベス「だが、この銀河にもう我々の逃げ場はない…」 ラクス「バッフ・クランと宇宙怪獣…。そのどちらも我々を滅ぼすまで追撃の手をゆるめないでしょう…」 大文字「このままでは銀河中心殴り込み艦隊に合流する前に我々の命運は尽きる…」 ベス「…それでも我々は戦うしかない…」 カララ「………」 ハタリ「ベス! DSアウトだ!バッフ・クランが来るぞ!」 ベス「何っ!?」 <敵マップに配置> カララ「バイラル・ジンまで動くとは…」 ベス「ここで決着をつける気か…!」 ブライト「各機、発進だ!最後まであきらめるな!!」 <16小隊選択可能> 豹馬「これだけしか出られないのかよ…!」 カミーユ「無理だ! 連戦でダメージを受けた機体が多いんだ…!」 忍「だけどよ!ここでやられちまったら、全て終わりなんだぜ!!」 竜馬「それが俺達の運命だったのかも知れない…」 隼人「リョウ…」 アムロ「果てし無く戦いを続ける俺達…いや…人類は既にアカシック・レコードに見限られているのか…」 コスモ「だけど! 俺達は戦うことでしか生き延びられないんだ!」 カーシャ「やるのね、コスモ…!」 コスモ「ここまで来たら、俺達とバッフ・クランのどちらかが滅ぶかだ…!」 キラ「お互いを滅ぼし合うまで戦いは終わらない…」 アスラン「やるしかない…のか…」 ドバ「ロゴ・ダウの異星人…。すべての決着はここでつける…」 ドバ「全軍に攻撃指令!ロゴ・ダウの異星人と巨人達をこの宇宙から消すのだ!」 <2PP開始時> ドバ「もうすぐすべての決着がつく…。後はロゴ・ダウの異星人の本体を討ち、ガンド・ロワでバケモノ共を焼き払うだけだ」 ギンドロ「ドバ総司令、くれぐれもオーメ財団の協力があったことを忘れないでもらいたいものですな」 ドバ「忘れようがない…。…だが、ロゴ・ダウの異星人を駆逐した後、我々には帰る場所はない…」 ギンドロ「どういうことだ…!?」 ドバ「バッフ星へ降り注ぐ隕石雨によってズオウは死んだ…」 ギンドロ「な、何と!?」 ドバ「我らの母星を監視するモニターが送ってきた映像だ」 ギンドロ「あ…ああ…」 ドバ「ズオウがいるわけがないのだ。星自体が破壊されてしまったのだからな…」 ギンドロ「こ、こんな話、誰が信じるものか!」 ドバ「信じる必要はないが我々はイデの手の内で踊らされているのかも知れんのだ」 ドバ「それだけは忘れんことだな」 ギンドロ「………」 ドバ「そして、ハルルも…」 ハタリ「ベス、DSアウトだ!近いぞ!!」 ベス「何っ!?」 カララ「ドロワ・ザン!ハルル姉さんか…!」 ハルル「………」 サリー「敵艦、ソロシップに突っ込みます!」 エキセドル「特攻ですか…」 ベス「グレンキャノン、撃て!!敵艦を引き離せ!!」 ジョリバ「駄目だ、ベス!重機動メカを歩兵に取り付かれた!」 ベス「戦える者は銃を取れ!白兵戦になるぞ!!」 デク「コスモ!ソロシップが!!」 コスモ「くそっ!中に入り込まれたんじゃ手が出せない!!」 カーシャ「待って!まだ何かくるわ!!」 <宇宙怪獣マップに配置> ノリコ「宇宙怪獣…!」 カズミ「この数と布陣…今までの襲撃と桁が違う…!」 ミドリ「だ、大文字博士!ヱルトリウムから入電です!」 ミドリ「銀河中心殴り込み艦隊も宇宙怪獣の大群の攻撃を受けているとのことです!」 大文字「何だとっ!?」 ミドリ「現在、迎撃中も損耗率は60%を突破…」 ミドリ「遠からずバスターマシン3号も撃沈するとのことです!」 ノリコ「そんな…」 カズミ「人類の英知を結集したカルネアデス計画が…!」 ギンドロ「…ドバ総司令!ガ、ガンド・ロワが宇宙怪獣の攻撃で破壊されただと!?」 ドバ「…連中にとってはロゴ・ダウの異星人も我々も等しく邪魔者なのだろう」 ドバ「この銀河の終焉も近いな…。イデはケリをつけたがっているからだろう」 ドバ「知的生命体を全て死に至らしめてイデは次の時代を生もうとしている。この銀河を中心に全ての宇宙で…」 ギンドロ「馬鹿な!」 ドバ「そうかな?見ろ…イデの采配がなければ、こうはならんよ」 ギンドロ「私は本星に帰る!こんなところで死にたくはない!」 ドバ「もう遅いのだよ…」 ギンドロ「貴様…」 ドバ「…わかったような気がする」 ドバ「知的生物がなければイデは存在しえないのになぜ殺し合いをさせるのか…わかったような気がする」 ドバ「知的生物に不足しているのは己の業を乗り越えられないことだ…!」 ドバ「欲…憎しみ…知恵のこだわり…そんなものを引きずった生命体が元ではイデは良き力を発動せん!」 ドバ「となれば、自ら良き力の源たる知的生物を創るしかないと!」 ギンドロ「ドバめ!貴公は己の力一つで、この軍団を動かしていると思ってか!」 ドバ「言うな!」 ギンドロ「ぐわっ!」 ドバ「わかるか、俗物…。私はそれほど傲慢ではないよ」 ドバ「だから、私の恨みと怒りと悲しみをロゴ・ダウの異星人にぶつけさせてもらう!」 ドバ「ハルルが男だったらという悔しみ…カララが異星人の男に寝取られた悔しみ…この父親の悔しみを誰がわかってくれるか…!」 洸「そんな…!宇宙怪獣の総攻撃は、もっと後だと予想されていたのに…」 万丈「まさか…アポカリュプシスがそのスケジュールを早めたのか…」 シンジ「それって…」 ジュドー「ああ…。俺達のせいなのかも知れない…」 コスモ「じゃあ、俺達は大人しく死んでいけばいいのか!?」 コスモ「運命だからって訳もわからないままに殺されるのに従わなければならないのかよ!」 <イデオン、ゲージ最大> デク「コスモ!イデオンのパワーが上がったよ!」 コスモ「やってやる…俺達は生き残るために戦うんだ!!」 ベス「ソロシップに進入した敵はこちらで対処する!」 ブライト「各機はバイラル・ジンを討て!今はそれだけを考えろ!」 甲児「それしか…ないのかよ…!」 アムロ「もう俺達は…戻れない道に来てしまったのかも知れない…」 <3PP開始時> [ソロシップ格納庫] バッフ・クラン兵「ハルル様!異星人の艦の制圧は我々に任せてお下がりください!」 ハルル「何を言う!前線に立つのは指揮官の務めだ!それよりも早く防衛線の突破を!」 バッフ・クラン兵「は!」 ハルル(何としてもカララは…私の手で仕留めたい…!) ハルル(敵の防衛線の一番厚いところにカララがいるはずだ…!) [ソロシップ艦内通路] リン「きゃあああああっ!!」 ロッタ「リン!」 ロッタ「ああ、リン…リン…。お願い…返事をして…!」 ロッタ「!」 ハルル「異星人め!!」 ロッタ「うっ!」 ハルル「言え!カララはどこか!?」 ロッタ「カララ!?」 ハルル「教えねば、お前を殺す!カララの居場所を教えろ!」 ロッタ「ハルルさん…ですね…」 ハルル「カララはどこか!?」 ロッタ「私は前にカララさんを殺そうとした女です!でも、もう今はあの人を殺させません!」 ハルル「小娘が…!」 ロッタ「あ…」 アーシュラ「ロッタ!」 ハルル「カララ…」 カララ「ハルル姉さんか…!」 ハルル「姉さん…?カララ、よくもぬけぬけと!」 カララ「………」 ハルル「カララ!全ての元凶が己だということを!」 カララ「あなたは気付いているはずです。地球とバッフ星の人々が憎しみ合わなければイデは目覚めなかったことを!」 ハルル「その元はお前が生んだのだ!」 カララ「…!」 アーシュラ「カララ!」 ファード「よくもカララを!」 ハルル「子供が…!」 カララ「この子達に手出しすることは許しません!…さあ、アーシュラ、ファード…下がって…」 ハルル「貴様…」 カララ「おわかりになりませんか、憎しみは滅びの道です!」 ハルル「ロゴ・ダウの異星人を倒せば済むことよ!」 カララ「そこまでおっしゃるなら私は姉さんを殺し、赤ちゃんを産みます…!」 カララ「ロゴ・ダウの異星人のベスの子を産みます!」 ハルル「おう、撃ってみよ!裏切り者の女の撃つ弾が当たるものかよ!」 カララ「!」 ハルル「下衆が!!」 カララ「あ…」 アーシュラ「カララ!カララ!!」 ファード「やったな!!」 ハルル「…子供はいい。撤退するぞ」 ファード「カララ…」 アーシュラ「リン…ロッタ…カララ…」 アーシュラ「みんな…みんな…死んじゃったよお…!」 ベス「…コスモ……」 コスモ「どうした、ベス!」 ベス「カララが死んだ…。ロッタもリンも…」 コスモ「そんな…そんなことって…!」 カーシャ「コスモ!あれを!!」 <ハルル マップに登場> コスモ「あれがカララを殺した奴か!」 <イデオン、再びゲージ最大> ハルル「巨神か!」 コスモ「ええーい…!もう戦いは無意味なはずだ!なぜ戦う!?」 ハルル「ロゴ・ダウの異星人か…!私のダラム・ズバを殺して何を言うか!恨み晴らさぬわけにはダラムにすまん!」 コスモ「それは俺達だって同じだ!父を…母を…隣人を殺された!」 ハルル「我らの母星を滅ぼした力を持つ異星人が何を言う!」 コスモ「誰がそうさせた!?」 デク「コスモーッ!撃っちゃえーっ!!」 <イデオンガンでハルル攻撃> ハルル「ダラム…!」 コスモ「うおおおおおおおおっ!!」 カミーユ「コスモ…」 洸「ライディーンが言っている…。俺達はもう…」 コスモ「くそっ…くそおおおっ!!」 <イデオン、ソロシップに隣接> デク「な、何…この光…」 テクノ「イデに関係があるのか…」 アムロ「この温かな光…あの時と…アクシズが押し返された時の輝きと同じだ…」 カミーユ「これは人の意思…では、この温かさはイデの……」 ラポー「…いくら…いくら何だって変よ、これは!」 ジョリバ「ラポー!」 ラポー「ベスさん、悲しんでないで教えてください!これがイデのやることなの!」 ベス「え…」 ラポー「イデの力ってこういうことなの、ねえ!?」 カーシャ「どうしたの、ラポー!」 ラポー「カララのお腹の赤ちゃんが生きているのよ!」 ベス「本当なのか!?」 ラポー「気味が悪いくらい元気に動いているわ。まだ四ヶ月にもならないお腹の赤ちゃんなのよ! どういうこと!?」 ベス「イデの…イデの発現なのか…!」 カーシャ「しっかりして、ラポー!カララの赤ちゃんとルウを守るのよ!戦いは終わっていないわ!」 竜馬「カララさんの赤ん坊がイデの力を引き出すのか…」 エキセドル「もしかするとその赤ん坊の存在は我々を救う鍵になるかも知れませんな…」 ミリア「救世主…メシア…」 カーシャ「そうよ、メシアよ!その子はメシアなんだわ!」 アーシュラ「ねえ…カララはちゃんとメシアのこと、わかるのかな…?」 カーシャ「どうして?」 アーシュラ「だって、まだメシアは生まれていないのに、生まれたらわかるのかな…」 カーシャ「…わかるわよ。カララはお空のお星様になって見ているもの…」 カーシャ「絶対にわかるわよ」 アーシュラ「そうか…。お星様になって見てんのね」 アーシュラ「なら、メシアが生まれてきてもカララにはわかるから、メシアはお母さんの所には行かれるんだね」 カーシャ「難しいことわかっちゃうのね、アーシュラ」 カーシャ「お星様か…」 カーシャ「そうよ!みんな、星になってしまえーっ!!」 <バイラル・ジン撃墜(ドバ根性使用)、または11~12PP開始時> コスモ「あの向こうか…!」 ドバ「あの向こう…! ロゴ・ダウの異星人か!また…私の目の前に現れるのか!ロゴ・ダウの異星人め…なぜだ!」 コスモ「わかっているはずだ!」 ドバ「何!?」 コスモ「イデの導きだろう!」 ドバ「イデの導き…!」 コスモ「そうさ!俺達、出来損ないの生物の、その憎しみの心を根絶やしにするためにイデは!」 ドバ「我らを戦わせたのか! くっ…!」 デク「イデも生き延びたいからな!」 ドバ「そうだった…!」 <宇宙怪獣増援> シンジ「ひっ…!」 ユング「う…そ………」 カズミ「この数は…」 ノリコ「こんな…こんなことって…!!」 凱「ここまでなのか…」 竜馬「俺達の戦いは…」 アムロ「人類の未来は…」 バッフ・クラン兵「ドバ総司令、脱出を!」 ドバ「ならん!このバイラル・ジンをぶつけてでも巨神は倒す!」 バッフ・クラン兵「な…!」 ドバ「サムライなら潔く死んでくれ!」 バッフ・クラン兵「しかし、我々の母星が!」 ドバ「うろたえるな!まともに戦って勝ち目のない相手だがあと一息で殲滅出来る!」 バッフ・クラン兵「総司令はバッフ・クランの血を根絶やしにされるおつもりですか!」 ドバ「二人でも三人でも生き残ればよい!」 バッフ・クラン兵「我々はイデなど欲しくはない! 巨神に負けてもいいのだ…生き延びられれば!」 ドバ「見ろ!巨神は我々を生き延びてさせてはくれん!」 ドバ「巨神はまっすぐにこのブリッジに向かっている。その訳がわかるか!?」 バッフ・クラン兵「ここに…!?」 ドバ「バッフ・クランとしての業を持った男が、この私だからだ!」 バッフ・クラン兵「では、殺させてもらいます!」 ドバ「しかし、もう後戻りは出来ん!イデは発動した!」 バッフ・クラン兵「そんなことはない!」 コスモ「うおおおおおおっ!!」 デク「コスモ、熱くなり過ぎるぞ!!」 カミーユ「やめろ、コスモ!」 甲児「もう戦っても意味は…!」 <???登場> コスモ「うわあああああああああっ!!」 <バイラル・ジンにイデオンソード> ドバ「うおおおおおおっ!!」 ???「全ては終焉へ向かう…」 カミーユ「これは!?」 アムロ「イデの…発動…」 竜馬「ゲッターよ!!俺達は…俺達は間違っていたのか!」 竜馬「生きるために戦った俺達はこの宇宙の失敗作なのか!!」 ベス「くっ…コ、コスモ…うう…俺達は…やることが全て遅かったのかも知れん…」 カーシャ「コスモッ!!」 コスモ「うわあああああああああっ!!」 シェリル「ははははは!みんな、イデが仕組んだのよ!イデが発動したのよ!」 シェリル「みんな…みんな…みんな、滅んでしまえばいいんだわ…」 [因果地平] メシア「………」 -THE END-
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/863.html
蒼「今日1日皆の担任を受け持つ事になった蒼星石です。皆、よろしくね」 教室へ入った蒼星石は自己紹介と出欠確認、今日の連絡事項を伝えていく。 蒼「初等部での授業は初めてだから、色々失敗する事も有るかも知れないけど許してね」 にっこり微笑む蒼星石。高等部だったらこれだけでクラスの3分の1は倒れていただろう。 生徒達も元気良く返事し、ホームルームは終わった。 1時間目、英語 蒼「えぇっと・・・確か、このテープを流せば良いのかな」 ラジカセに英語の教材用テープを入れて再生する。すぐにスピーカーから音声が流れてくる。 小学校低学年の英語の授業は主にこうしたテープの聞き取りや、単語の正しい発音が重視されている。 それは日本語も未成熟な子供に対し、英文法を教えるよりも英語に慣れ親しんで貰おうという狙いがあるからだ。 蒼(僕の頃は中学からだから、こういう事あまりしなかったなぁ) などと、思っていたら教室のドアがノックされた。 コンコン!コンコンッ! 蒼「ん?何だろう?皆、ちょっと待っててね」 蒼星石がドアを開けると、そこには翠星石が居た。 蒼「翠星石先生?!どうしたんだい?今、授業ty・・・」 翠「蒼星石ぃ、助けてくださいですぅ!!」 翠星石はいきなり抱きついてきた。蒼星石は慌てて引き離す。 蒼「ど、どうしたんだい?何かあったの?」 真剣な表情で訊ねる。元々人見知りの激しい彼女だから、生徒達の悪戯で・・・などと考えていたのだが・・・。 翠「理科を教えて欲しいんですぅ」 蒼「はいぃっ!?」 翠「1時間目が理科なんですけど、内容が良く分からねぇんです・・・ここですぅ」 理科の教科書を広げて見せてくる翠星石。目から入ってくる情報には天気図や気象衛星からの写真とかが映っていた。 どうやら天気に関する内容の様だが、そこまでは脳に届かなかった。 蒼「・・・・・・ねぇ、翠星石先生?」 翠「何ですか?ちょっと読んだんですけど、さっぱりだったんですぅ。だから、蒼星石に教えて欲しいですぅ」 蒼「その為にわざわざ来たの?授業を中断させてまで・・・?」 この時翠星石がちゃんと見ていれば気付いただろう。蒼星石の肩が小刻みに震えていた事を。 翠「こんな事、蒼星石にしか頼めねえですぅ。低気圧とかエルニーニョとかさっぱりわかんねえですぅ」 蒼「・・・・・・」 蒼星石が我に返った時、翠星石の頭に自分がチョップをしていた事に気付いた。 蒼「・・・あ、ごめん」 翠「い、いきなり何しやがるですか!ちょっと痛かったですぅ!」 蒼「だからごめんって言ってるじゃないか」 翠「ごめんで済んだら、警察なんていらねーです。でも教えてくれたら許してやるですぅ」 こういった交渉事は翠星石の方が上手だったが、蒼星石はこれを突っぱねた。 蒼「それとこれは別だよ」 翠「う・・・それでも・・・」 蒼「ダメな物はダメ。大体、昔から君は・・・」 それから数分翠星石にお説教してから教室に戻った。 蒼(もう少し、しっかりしてくれれば僕も助かるんだけどなぁ・・・) 2時間目、音楽 蒼「音楽かぁ・・・でも、ピアノの演奏なんて出来ないしなぁ」 とりあえず生徒達に前回何をやっていたのか訊ねる。 蒼「なるほど、リコーダーの練習か・・・それなら僕にも出来るかな」 蒼星石は教師用のリコーダーを持ってきて(ちゃんと洗って)、教科書を見る。 曲は「エーデルワイス」、蒼星石もこの曲は知っていた。 蒼「それじゃあ、ちょっとやってみようかな。・・・高校以来だな、リコーダーの演奏なんて」 リコーダーのベックを咥えて、ドレミファソラシドと一通り音を出してみる。 蒼「うん、まだ何とか指は覚えていたみたい・・・それじゃあ」 今度は教科書を開いて演奏を始める。何度も途中で止まったりしたが、何とか最後まで演奏する事ができた。 蒼「うーん、難しいね。じゃあ、皆も練習しようか」 蒼星石も生徒達と一緒にリコーダーの練習をした。 3時間目、算数 蒼「今日やるのは・・・鶴亀算か。方程式を使えば簡単だけど、それは中等部の範疇だね」 鶴亀算・・・簡単に言えば、鶴と亀が合計何匹いて足の数を数えると何本ある。では、鶴は何羽居るか?という計算である。 蒼星石の言葉どおり、鶴の数をxとして求めれば2x+4(?-x)=?となり簡単になるのだが、 xは中等部に入ってからなので、今回はそれを使わない方法で教えていく。 蒼「ええっと『鶴と亀が合計6匹居ます。足の数を数えると20本ありました。鶴と亀はそれぞれ何匹居ますか?』って問題を を解いてみようか。まずは6匹全部鶴だった時を考えてみよう」 黒板に鶴らしき物を描いていく。蒼星石は絵が下手だった。 蒼「これを鶴だと思って・・・まず6匹全部鶴だとするとそれぞれの足は2本だから2倍の12本。だからこれは違う」 右端の鶴?を消して、そこに亀?を描いた。 蒼「今度は鶴が5羽で亀1匹だったときだけど、鶴は10本、亀は4本で合計14本になるね。これも違うね」 再び鶴?を消して、亀?を描く。 蒼「これで合計16本・・・ここまで来れば分かると思うけど、亀が1匹増えるたびに合計本数が2本増えるね。 だから残り4本という事は亀が後2匹増えるってことだね」 蒼星石は鶴と亀を書き換えていく。 蒼「これで足の合計を計算すると20本になって、この時の鶴と亀のそれぞれ数は2羽と4匹になったから答えは2羽だね」 答えを黒板に記入する。生徒達もそれに習って記入していく。 蒼「それじゃあ、これを式で表すよ。まず鶴と亀の合計が6匹で、全部鶴だとすると足の合計は2×6=12本。 本当の合計は20本だから足りない足の数は20-12=8本だね。ではこの不足の8本を解決するには鶴と亀を入れ替える 必要がある。では何匹必要かというと、1匹替わるごとに足が2本増えるから8÷2=4匹。鶴と亀の合計は6匹だから、 鶴の数は6-4=2羽という事になるね。これで、さっき1匹ずつ交換したときと同じ数になったよ」 生徒達も実際に計算して答えが合っている事を確認する。 蒼「では、次は皆にこの問題1と2を解いてもらおうか」 問題1『鶴と亀が合計80匹います。足の合計が200本の時、鶴と亀はそれぞれ何匹でしょうか?』 問題2『郵便局で50円切手と80円切手を計14枚かって1000円を払いました。それぞれ何枚買ったでしょうか?』 生徒達は問題に取り組み、しばらくした後で一緒に答えあわせを行って授業が終了した。 蒼(以前、真紅先生と水銀燈先生が絶賛してたけど本当においしいなぁ) 給食に舌鼓を打ちながら蒼星石は食べていた。 蒼(献立見ると今週は結構美味しそうな物ばっかりだし、今日1日だけというのも残念だなぁ) ふと脳裏に彼女の親友の事を思い浮かべる。 蒼(きっと、彼女のことだから給食室に乗り込んでレシピとか聞きまわるのかな。多分雪華綺晶先生も一緒だろう) ふっと頬が緩む。きっと今朝みたいに『教えて欲しいですぅ』と聞いて回るんだろう。 蒼(・・・そう言えば、今朝は酷い事を言っちゃったかな?後でちゃんと謝った方が良いかな) そんな事を考えながら給食の時間が終わった。 蒼「あ、ねえ君。翠星石先生がどこ行ったか知らないかい?」 生徒「すい星石先生?知らないよ」 どうやら行き先は知らないようだ。 蒼(もしかして給食室に行ったのかな?てっきり放課後だと思ってたけど) 給食室に行こうかと思ったが、次の授業の準備も有ったので放課後にしようと職員室に向かった。 その途中、2階と3階の階段で翠星石と鉢合わせになった。 翠・蒼「あ・・・」 気まずい雰囲気が二人を包む。先に口を開いたのは蒼星石だった。 蒼「えーっと・・・その、さっきはごめん・・・ちょっと言い過ぎたよ」 翠「・・・気にする事はねえですよ、もうすっかり忘れちまったです」 蒼「本当に全部忘れてたら、それはそれでダメだけどね・・・」 二人して笑う。その時、蒼星石は翠星石の持っている紙切れに気がついた。 蒼「あれ?それは何?」 翠「ああ、これは今日の分以外のも含めた給食のレシピですぅ」 蒼「やっぱり給食室へ行ってたんだね。でもどうしてノートの切れ端に?」 翠「・・・たまたま書く物が無かったんで、手元に有ったノートに書いたです・・・」 蒼「それなら、わざわざ切り取る必要は無いんじゃない?」 翠「・・・・・・」 そのまま翠星石は押し黙ってしまう。それで全てを察した蒼星石が続ける。 蒼「・・・自分のノートじゃないんだね・・・?」 翠「・・・・・・金糸雀先生のノートですぅ・・・」 溜息を一つ吐く。 蒼「ちゃんと謝ったかい?悪気は無かったと思うけど、ちゃんと謝らないと・・・・・・大体、君は昔から・・・」 翠「御免なさいですぅ」 それから4時間目が始まるまで、蒼星石のお説教が続いた。 その後の午後の授業は特に問題なく進み、蒼星石の授業は終了した。 ちなみに、最後の最後まで男性だと思われていたという事がホームルームで分かって、内心嘆いたのは別の話である。