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美月の部屋。 御神鏡が輝き、勇斗が送還されてきた。 勇斗「美月・・・の部屋・・・?」 美月が部屋に入ってきた。 美月「勇くん!?」 勇斗「美月・・・美月・・・・?」 美月「そ、そっちこそ、本当に勇くん・・・?」 勇斗「ああ!俺だ、勇斗だ!」 美月「勇くん・・・会いたかったよ・・・・!」 美月が勇斗に駆け寄り、勇斗は美月を抱きしめた。 勇斗「俺もだ・・・俺も・・・」 Act12 帰るべき場所 美月「これってサプライズ?」 勇斗「えっ・・・」 美月「帰って来るなら来るって電話くれればよかったのに。戦争行くって言ってたから、死ぬ程心配してたんだよ?」 勇斗「美月!スマホ貸してくれ!」 美月「どうしたの急に?」 勇斗「頼む!」 美月「う、うん」 勇斗が美月のスマートフォンを借り、フェリシアに渡してきた自分のスマートフォンにかけようとするが・・・ 美月「誰にかけてるの?」 勇斗「俺のスマホに!」 勇斗のスマートフォンには繋がらなかった。 勇斗「やっぱり繋がらねえか・・・」 美月「大丈夫?あっちで心配なことでもあるの・・・?」 勇斗「まあ・・・でも、雷は退けたし、豹も撤退したはずだ」 美月「そっか」 美月が勇斗の顔に手をかけた。 美月「すっごく静観になって大人びてるけど、ちゃんと昔の面影がある。写真よりずっとかっこいい」 勇斗「そ、そうか・・・」 美月「お帰り、勇くん」 勇斗「ただいま、美月」 美月「また勇くんと会えて、こうして触れあえて、私はすっごくすっごく嬉しいよ」 勇斗「俺もだ、美月」 盃が落とされた。 前回、勇斗に敗れたロプトがシギュンからの報告を受けていた。 ロプト「本当か・・・シギュン!?」 シギュン「ああ・・・間違いなく、この世界から消えたよ」 ロプト「ちっ!あいつは!俺の手で殺すと言っただろ!」 シギュン「勿論、手なんか出したくなかったさ。だけどね、あんたは豹の跡目を譲った夫、その身に何かあっちゃ困るのさ」 ロプト「まあいい・・・・狼に今までの借りを返す!」 スティンソール「何だって!スオウユウトが消えただと!?うっ・・・」 スティンソールが前回の戦いでルーネに負わされた傷を押さえる。 高官「はい、詳しいことは分かりませんが、スオウユウトはもういない。総大将の居なくなった狼など恐れるに足らずと、〈〈豹〉〉の兵士が騒ぎ立てています」 スティンソウル「仮の兄弟め、よもや暗殺でもしたのではないか?」 高官「恐らく〈〈豹〉〉はガシナ砦を攻め入ることでしょう」 スティンソール「当然ガシナ攻めに加わるさ。あそこは元々俺たちのものだ。 まっ正直、スオウユウトがいねえとなると・・・・やる気はかなり失せてるがな・・・!」 ルーネも、フェリシアに手当てをしてもらいながら、勇斗の帰還を聞かされた。 ルーネ「な!父上が天の国にお帰らりになられただと!?」 フェリシア「し!外の兵士達に聞かれたらどうするのです」 ルーネ「す、すまん・・・だがとても聞き流せることではなかったぞ。説明してくれ」 フェリシア「お兄様は・・・この世界につなぎ止めていた秘法が〈〈豹〉〉のシギュンによって打ち消されたのです・・・」 ルーネ「そんな・・・・フェリシア、父上を呼び戻すことは出来ないのか!?」 フェリシア「無理よ・・・ここには御神鏡がないもの・・・それに、お兄様の気持ちを考えたら・・・」 アルベリティーナが駆け込んできた。 アル「大変だよ大変だよ!」 ルーネ「アルベリティーナ、いきなり入ってくるな!」 アル「だってだって、〈〈豹〉〉と〈〈雷〉〉が動き始めたって噂が・・・・」 ルーネ「何だと!」 現代日本。 勇斗と美月はデパートに来ていた 勇斗「本当に帰ってきたんだな」 美月「勇くんすっごく大きくなったから色々買わないとね」 勇斗「ああ、家にあった服これくらいしか着れなくて驚いた」 美月「勇くん勇くんちょっと来て!これなんか似合いそう」 美月が出した服の値段は、2万円だった。 勇斗「高!?いい感じだけどもっと安いのでいいって」 美月「もー、〈〈狼〉〉の宗主様が何言ってんの。そんなんじゃ下の者に舐められるぞ」 勇斗「うっせー、こっちじゃ無職の少年なんだよ」 美月「はいはい」 勇斗「あ、あれでいい、あれで」 勇斗が黒系の服が掛けられたセールの棚を指さした。 美月「もー見事に黒系ばっかり。もうちょっと明るい色にしなよ」 勇斗「任せる・・・・」 勇斗「っつかれたー、何かもう死ぬほど疲れたわ―――」 美月「何言ってるの、ちょっと服選んだぐらいで」 勇斗「ちょっとどころじゃねえだろ。もうかれこれ1時間は経ってるぞ。服選びだけで」 美月「そんなの普通じゃない?むしろ短く済ませたつもりだけど」 勇斗「マジか・・・もう当分買い物は勘弁って感じだな」 美月「もう―――ちょっと待ってよ-」 勇斗「あっ・・・・」 勇斗はデパートを見て、不意に、イヤールンウィズの市場を思い返した。 美月「どうしたの?」 勇斗「あっ、別に・・・ところでお前、自分の服はいいのかよ?」 美月「あたし金欠だもん」 勇斗「買ってやるよ、多少高いものでもいいぞ」 美月「えっ?で、でも悪いって言うか・・・お金そんなに無いんでしょ?いいよ、あたしは」 勇斗「お前にはこの3年、散々心配かけたからな。お前への礼は今日の買い物の最優先事項だ」 美月「そっか、最優先か・・・ありがとね、じゃー何がいいかな?色々欲しいものはあるんだけど―――う―――ん、あっ!」 勇斗「もう決まったのか?」 美月「ううん、せっかくだし勇くんが選んでよ」 勇斗「はいっ!?」 美月「だ~から~」 勇斗「でも俺なんか選んだらそれこそ・・・」 美月「いいのよ。例え宴会芸用のバーコード頭のカツラでも大事にする」 勇斗「いいのか!本当にそんなんでお前満足か!?」 美月「家宝にしちゃうよ。〈〈狼〉〉の宗主様から直々にいただいた品として、神棚に飾っちゃうね」 勇斗「分かったよ・・・・じゃあせめて好みぐらいは言ってくれ」 美月「じゃあ私、ヘアアクセがいいな。それだったらずっと身につけていられるし」 勇斗「服じゃねーのかよ。まあいいけど」 その頃、ルーネは出陣しようとしていた。 フェリシア「本当に戦うの・・・・?まだ傷も癒えてないのに」 ルーネ「仕方無いだろ。〈〈豹〉〉と〈〈雷〉〉はすぐそこまで迫っている」 フェリシア「でもお兄様がご帰還された今、あなたまで居なくなったら〈〈狼〉〉軍は・・・」 ルーネ「だからこそだ。私まで戦線を離脱しては、士気がもたん。常に最前線で戦い、兵を守るのがワーナガルムの務めだ」 フェリシア「ホント・・・お兄様の言うことしか聞かないんだから・・・・」 ルーネ「最後に父上のお声ぐらいお聞きしたかったが、仕方ない。父上にはお前から伝えておいてくれ。ジークルーネは最期まで立派に戦った、とな」 ルーネが馬に乗って出撃していった。 フェリシア「ルーネ・・・・」 帝都の宮殿。 クリスティーナがリーファの元に来ていた。 リーファ「よもやそんなことになっておったとはのう」 クリス「ミスガルズの魔女、シギュン。ユグドラシルでも三本の指に入る秘法使いとは、やっかいなものです」 リーファ「奴の秘法を破り、勇斗を呼び戻せるとなる、ユグドラシル広しと言えど、わらわ位のものじゃろう」 クリス「それでは・・・」 リーファ「うむ、わらわで勇斗を召喚しよう。戻るかどうかは勇斗次第じゃが」 〈〈角〉〉の国。 リアーネ「まさか、〈〈豹〉〉と〈〈雷〉〉が出張ってきてるとは・・・それで兄上はご無事なのか?」 高官「そ、それが・・・勇斗様は先の戦いで討ち死にされたと・・・」 リアーネ「な・・・・う、嘘だ!兄上は天の国から参られた方だぞ!お亡くなりになる訳がない!」 高官「し、しかし・・・そうとしか考えられないのです」 リアーネ「あっ・・・あ・・・」 倒れかけたリアーネを高官が支えた。 高官「姫様!」 リアーネ「嘘だ・・・嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!」 高官「姫様!お気を確かに。宗主たる貴女がそんなことでどうします!・・・この機会に主導権を奪い返し、〈〈狼〉〉を乗っ取ることも・・・」 リアーネ「恩を仇で返せというのか!そんな不義理ができるか!」 高官「し、しかし!」 リアーネ「兄上は!兄上は生きている!僕の兄上なんだ!きっと生きておられる!きっと・・・」 公園。 美月「勇くんとお花見なんて久しぶりだね」 勇斗「ああ。それより・・・・」 美月「待ちきれない?すぐに用意するからね」 美月が重箱を広げた。 勇斗「おお、これおばさんが作ったのか?」 美月「ううん、あたしだよ」 勇斗「ええ・・・食えるのかこれ・・・」 美月「ちょっとヒドイ!あたし料理それなりに得意なんだからね!」 勇斗「そう言われても俺・・・昔、お前に泥団子食わされそうになった記憶あるぞ・・・」 美月「一体いつの話してるのよ!もういい!あげない!」 勇斗「ちょっおい!冗談、冗談だから!ホント悪かった。謝るから食べさせてくれ」 美月「知りません」 勇斗「うぅ・・・」 美月「でも、あたしが勇くんに食べさせていいなら、食べてもいいよ」 勇斗「ええ!」 美月「はい、じゃあ勇くんの好きな唐揚げから。あ――――ん・・・・」 美月が唐揚げを勇斗の前に出した。 勇斗「・・・・」 美月「食べてくれないの?」 勇斗「いや、だって・・・・」 美月「フェリシアさんやジークルーネさんには、あーんしてもらったくせに・・・・そんなにあたしの、あ―んじゃ食べたくないの?」 勇斗「分かったよ、食う。食うから」 勇斗が美月の出した唐揚げを食べた。 美月「どう?」 勇斗「・・・旨い!」 美月「ホント!?」 勇斗「ああ正直驚いた!本当に旨い!」 美月「良かった」 勇斗「平和そのものだな」 美月「うん、勇くんはもう戦わなくていいんだよ」 勇斗「あっ・・・そ、そうだな・・・」 美月「勇くんは今まで〈〈狼〉〉のみんなのために頑張ったんだもん。だから、もういいんだよ」 勇斗が立ち止まり、拳を握った。 美月「勇くん?」 勇斗「分かってるんだ、頭では。俺は帰ってきたんだって・・・でも・・・」 美月「心配なんだね、みんなのことが。分かるよ、勇くんのことは何でも」 美月のスマートフォンが着信音を鳴らした。 美月・勇斗「「あ・・・・」」 美月「あっ・・・勇くんの番号から電話がかかってきてるよ!」 勇斗「え!?」 勇斗が美月からスマートフォンを受け取り、電話に出た。 勇斗「もしもし・・・」 イングリット「勇斗!勇斗か!?」 勇斗「イングリット!」 イングリット「良かった・・・どうにか声が届いたよ・・・」 勇斗「こっちから何度かけてもつながらなくて・・・みんなは?みんなはどうしてる?」 イングリット「ああ、今フェリシアに代わるよ」 フェリシア「お兄様!」 勇斗「フェリシア・・・無事だよな?」 フェリシア「はい・・・・お兄様こそよくご無事で・・・こうして声が聞けて心より安心いたしました・・・」 勇斗「俺はピンピンしてるよ・・・フェリシア?」 フェリシア「お兄様・・・申し訳ございません、ガシナ砦は守ることが出来ませんでした」 勇斗「あ・・・!」 フェリシア「〈〈豹〉〉と〈〈雷〉〉に敗走し、どうにかイヤールンウィズに帰って 勇斗「ルーネは?ルーネは無事なのか?」 フェリシア「はい・・・ではルーネに代わります」 ルーネ「ち、父上・・・」 勇斗「ルーネ、大丈夫か?」 ルーネは左腕を三角巾で吊っていた。 ルーネ「はい、大したことはございません・・・申し訳ありませんでした・・・ガシナ砦をみすみす敵に明け渡したばかりか、多くの将兵の命を・・・」 勇斗「お前が気に病むことじゃない。全ては俺が突然居なくなったせいだ。よく踏ん張ってくれたな。ルーネ、フェリシアに代わってくれ」 フェリシア「はい」 勇斗「なあフェリシア・・・一つだけ聞きたい。同じ手順を踏めばもう一度俺をユグドラシルに召喚できるか?」 フェリシア「リーファ様でしたら可能かと・・・ただ」 勇斗「ただ?」 フェリシア「お兄様がどんな決断を下そうと、私はそれに従いますわ。例えそれが、こちらの世界に戻ってこないということでも」 勇斗「本当にそれでいいのかよ・・・」 フェリシア「私は何よりも第一に勇斗お兄様の妹ですから。妹は兄の幸せを願うもの、ですよ」 勇斗「・・・・分かった、ありがとな、フェリシア」 フェリシア「はい・・・」 ルーネがフェリシアを抱きしめた フェリシア「何です、いきなり・・・」 ルーネ「父上の前では明るく振る舞っていたからな。その分ぐらいは、胸を貸してやる」 フェリシア「あ、ありがとう・・・」 フェリシアが泣き出した。 話を聞いていた美月は勇斗に微笑みかけていた。 夜の神社。 美月が神前に御神鏡を置いた。 美月「ここから全てが始まったんだよね・・・」 そこへ勇斗が来た。 勇斗「美月!」 美月「勇くん。ごめんね、こんな時間に呼び出したりして」 勇斗「いや。ていうか、どうしたんだよ急に?」 美月「ねえ勇くん。勇くんはユグドラシルに帰りたいんだよね?」 勇斗「・・・・・!」 美月「やっぱりね」 勇斗「どうして・・・」 美月「言ったでしょ。勇くんのことなら何でも分かるって」 勇斗「・・・・・」 美月「どうしてそんな顔してるの?」 勇斗「俺がユグドラシルへ行ったら、またお前に心配かけることに・・・」 美月「大丈夫、勇くんのしたいようにして」 勇斗「美月・・・」 美月「その代わり、あたしもあたしのしたいようにするから」 勇斗「?」 美月「あたしも一緒にユグドラシルに行く!」 勇斗「そうか一緒に・・・はあっ!?」 美月「ダメ?だってさ、あたしが一緒にユグドラシルに行けばもう悩まなくて済むよね! 迷うことなく、狼のみんなを助けに行けるね!」 勇斗「ば、出来るわけねーだろ、んなこと!」 美月「どうして?勇くんがまた行けるなら、あたしがついて行くことだって出来るはずだよ?」 勇斗「そ、そういうコト言ってるんじゃない!美月、お前分かってんのか!?もしかしたら二度と帰ってこれねえかもしれねえ!」 美月「分かってるよ!だから一緒に行くんじゃない・・・もう待ってられないから・・・・だからいいでしょ!」 勇斗「ば、馬鹿!お前には家族がいるだろ!百合ちゃんとか友達だっているだろ!そいつらみんなと会えなくなるんだぞ!」 美月「・・・もちろん、もうみんなに会えなくなると思うと、寂しいよ・・・」 勇斗「だったら・・・」 美月「でもね!勇くんと会えない時の方が寂しかったよ、切なかった・・・もう離れたくなんてないよ・・・だってあたしは・・・あたしは、勇くんのことが好きだから!」 勇斗「も、もう少し考えろよ!人生の選択になるんだぞ!」 美月「考えたよ!名一杯考えた!でも・・・どれだけ考えても、勇くんの居ない未来はイヤだなって思ったの・・・・」 勇斗「電気もガスも水道も、何もない世界だぞ・・・」 美月「でも勇くんがいるよ!」 勇斗「現代ではしなくていい苦労をしまくるぞ・・・」 美月「好きな人と一緒にいるための苦労だったら喜んでするよ!」 勇斗「やっぱりバカだ・・・お前・・・」 美月「もう、バカバカ言わないでよ、自覚はあるけどさ・・・そ、れ、よ、り~早く答えを聞かせてくれないかな?」 勇斗「美月・・・」 美月「なあに?」 勇斗「俺の・・・・奥さんになってください!」 美月「え・・・お、奥・・・・ええええっ!?」 勇斗「彼女程度じゃ全て投げ打って付いてきてくれなんて、とても言えねえ。 でも自分の妻だったらきっぱりはっきりこう言える。俺についてこいってな」 美月「ええっ・・・・」 勇斗「だから、俺の奥さんになってくれ」 勇斗が美月に手を差し出した。 美月「あ・・・あ、あぁ・・・・はい・・・勇くんの奥さんに、してくださ・・・ああっ!?」 美月が勇斗の手を取ると同時に、勇斗は美月を引き寄せ、抱きしめた。 勇斗「言ったな、もう離さないからな・・・」 美月「うん、離さないで・・・・」 美月「月が、綺麗だね・・・・」 勇斗「ああ・・・・・」 そして、勇斗と美月がキスをした――――― イヤールンウィズ。 帰還を果たした勇斗を人々が歓声をもって迎えていた。 民衆「「「ジーク・パトリアーク!ジーク・パトリアーク!ジーク・パトリアーク・・・」」」 城の展望台から、フェリシア達が勇斗を見ていた。 アル「おーい!お父さま・・・・ああああっ!?」 落ちかけたアルベルティーナをクリスティーナが支える。 クリス「ほらアル姉、あんまりはしゃぐと落ちますよ」 エフィーリア「すごーい!あんなに大勢の人達がご主人様をたたえています!」 リアーネ「ここだけではない、角の民だって兄上のことを慕ってるのだ!」 イングリット「あんなに、大きくなるなんてな・・・」 リーファの後ろから、ユグドラシルの衣服に着替えた美月が出てきた。 リーファ「お主が美月とやらか」 美月「は、はい・・・志百家美月です」 リーファ「羨ましいのぉ、勇斗に思いを寄せられているとはな」 美月「な、長い付き合いなんで・・・」 リーファ「わらわはリーファじゃ。よろしくな」 美月「はい!」 ルーネ「ありがとな、フェリシア」 フェリシア「え?」 ルーネ「我らを父上と巡り合わせてくれて。父上と盃を交わせたことを誇りに思う」 フェリシア「うふ・・・・お帰りなさいませ、お兄様!」 (完)
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ロボタック海に死す ハラッパ国を救う4つのランドツールはついに、ハラッパ国を怨むトラボルトの手にすべて渡ってしまった。 トラボルト「ニャッハッハッハッハッ! こっちに4つのランドツールがある限り、ハラッパ国がシーホールに飲み込まれるのも時間の問題だぁ! こんな愉快なことはない~っと!」 ダークロー「会長、これからどうするつもりなんです?」 トラボルト「ヘリコプターをチャーターして、ハラッパ国の最期をこの目で見るのだ!」 ダークロー「はぁ?」 トラボルト「嬉しくないのか?」 ダークロー「故郷(ふるさと)がこの世から無くなっちゃうのは、寂しいっちゅーか、その、なんちゅーか……」 トラボルト「バカ野郎!!」 トラボルト、ダークローとカバドスを殴り倒す。 トラボルト「お前たちは、俺の言うとおりにやってればいいんだ!」 一方、ロボタックたちの製作者である高峯博士は、娘の桜子を救うために重傷を負い、入院している。 病室の高峯博士に、ロボタック、唐松刑事、桜子が付き添う。 ロボタック「唐松刑事、博士のことをよろしく頼むバウ」 唐松「おう、任しとけって!」 桜子「ロボタック…… 色々と、ありがとう」 桜子に頷くロボタック。 ロボタックはカケルたちやカメロックたちを集め、協力を乞う。 ロボタック「今日中にランドツールを奪い返さないと、ハラッパ国がシーホールに飲み込まれてしまうバウ。ワンダホンの磁石探知モードを使って、捜索開始バウ!」 一同「お──っ!」 一同はランドツールの捜索を開始し、街中を走り回る。 ロボタック「反応しないバウね」 スピーダム「一体どこだワン?」 マイトバーン「あ、あの、ちょっとすいません、あのですねぇ」 山茶花「えっ?」 カケル「……あっ、反応した!」 トラボルトたちは、ヘリポートでヘリコプターの到着を待っている。 トラボルト「ヘリコプターめ、何をやってるんだ!? 遅いっ!」 声「トラボルト!!」 カケルたち「夢が丘少年探偵団」と、杉探偵が現れる。 カケル「ホームズ、ポアロ、何のその!」 コータ「明智、金田一、屁のカッパ!」 シゲル「あらゆる謎も、バシッと解決!」 ミサキ「正義の味方、ただ今参上!」 一同「我ら、夢が丘少年探偵団!!」 杉「そして! 名探偵・杉 薫、見参!!」 トラボルト「何の真似だ!?」 カケル「ロボタックたちの故郷が無くなっちゃうのに、黙って見てなんかいられないよ!」 ダークローとカバドスが、カケルの言葉を聞いて動揺する。 トラボルト「ダークロー、カバドス、やれ」 ダークロー「そんなこと言われてもねぇ……」 トラボルト「やれ!」 ダークロー「……じゃあ、行きます」 ダークローたちは渋々立ち向かうかと思いきや、カケルたちに加勢する。 ダークロー「やっぱり、故郷が無くなるのは嫌だっちゅーに!」 トラボルト「お前らぁ……!」 ダークローたち「わぁっ、やっぱり怖い~!」 トラボルト「裏切者がどうなるか…… ガオーッ!!」 トラボルトが白のランドツールで突風を放ち、ダークローたちを吹き飛ばす。 ダークローたち「わぁっ!?」 カケルたち「ダークロー、しっかりしろ!」「カバドス!」 カバドス「すまんドス……」 トラボルト「ニャッハハハハ!!」 トラボルトが青のランドツールを突き付ける。 ロボタック「やめるバウ!」 トラボルト「にゃん?」 ロボタックが、カメロック、タッカード、モグラッキー、スピーダム、マイトバーン、ミミーナとともに駆けつける。 カケル「ロボタック!」 ロボタック「トラボルト! カケルたちに手を出すなら、僕たちが相手になるバウ!」 トラボルト「吹っ飛ばしてやる!」 トラボルトが青のランドツールで水流攻撃を放つが、ロボタックたちは危うくかわす。 ロボタック「こうなったら…… ジー・シャーック!!」 ロボタックたちがジシャックチェンジし、スペシャルモードに変形。 スピーダムとマイトバーンは合体し、マイティーワンダーとなる。 しかしトラボルトはランドツールで連続攻撃を繰り出し、近寄ることすらできない。 タッカード「私の翼を使え、ロボタック!」 モグラッキー「僕のドリルも使え!」 ロボタック「よし!」 ロボタックは両腕をモグラッキーのパーツと交換、さらにタッカードの翼を装着する。 ロボタック「ドリルウイングスペシャル!!」 ダークロー「カバドス、俺たちも協力するっちゅーに!」 カバドス「はいドス!」 ダークロー「カメロック! カメロック、俺たちの腕を使ってくれ!」 カバドス「マサカリスライサースペシャル、ドス!」 カメロック「よし!」 カメロックも両腕をダークロー、カバドスのパーツと交換、2人の武器であるカラスライサーとマサカリホークを装備する。 カメロック「マサカリスライサースペシャル!!」 トラボルト「いくらスペシャルバージョンになったところで、ランドツールの敵ではないわ!」 ロボタックとカメロックが、マイティーワンダーとともに、トラボルトに立ち向かう。 トラボルトはランドツールで迎え撃つが、ロボタックたちは3人の連携で、青、白、赤のランドツールを奪い返す。 カメロック「あきらめて、黒のランドツールを渡せ!」 トラボルト「うるせぇっ!」 トラボルトは、唯一残った黒のランドツールで反撃にかかる。 しかしそこへ、重傷を負ったままの高峯博士が、ハラッパ国の長老に連れられて現れる。 高峯「やめろ、トラボルト! なぜ、仲間と戦わなければならないんだ?」 トラボルト「俺のプライドをギタギタに傷つけておいて、よくそんなことが言えるな!?」 高峯「プライド……?」 トラボルト「本当はネコ型ロボットなのに、トラ型ロボットだと嘘ついたじゃねぇか!!」 長老「それは違うぞ」 トラボルト「嘘だ! 俺はときどき『ニャー』と言ってしまう」 高峯「……それはまだ君が、完成してないからだよ」 トラボルト「か、完成していない?」 高峯「そう。お前が誕生した時、トラの遺伝子チップができていなくて…… 取りあえずできるまで、ネコの遺伝子チップで代用していたんだ」 トラボルト「じゃあ…… 俺はネコじゃなくて、トラだったのか!?」 高峯「そうとも! これが、お前が本来入れるべき、トラの遺伝子チップだ」 高峯の手に、トラの遺伝子チップがある。 トラボルト「それを付ければ、俺はトラになれるのか!?」 高峯「ちゃんと説明すればよかった…… すまない」 トラボルト「い、今さら謝られたって遅いわ!」 トラボルトがそっぽを向く。 ロボタック「トラボルト、いや…… 兄さん」 トラボルト「に、兄さん……?」 ロボタック「僕らは、高峯博士に作ってもらったロボットだから、兄弟じゃないか!」 トラボルト「……」 ロボタック「兄さん、遺伝子チップを交換してもらえよ」 トラボルト「……」 ロボタック「兄さん!」 トラボルト「……ロボタック!」 高峯の手でトラボルトの遺伝子チップの交換が行われ、トラのチップが体内に装填される。 トラボルト「お、おぉ~っ! か、感じるぞ! 体中にトラのパワーを感じる~っ! 俺は、ネコじゃなぁ──い!! トラだったんだぁ──!!」 高峯「良かったな、トラボルト」 トラボルト「お父さぁ──ん!!」 トラボルトが涙を流しつつ、高峯に抱きつく。 高峯と和解できたトラボルトの姿に、一同も安堵する。 ロボタック「良かったな、兄さん」 トラボルト「トラ型ロボットだとわかった以上、もう、ハラッパ国に怨みはねぇ。使え!」 トラボルトが黒のランドツールを、ロボタックに渡す。 トラボルト「お父さぁん!」 ロボタック「トラボルト、ありがとう。よーし、これでシーホールを消滅させることができる。みんな、ハラッパ国へ行くぞ!」 一同「おぉ──っ!!」 ノーマルモードに戻ったロボタックたちとカケルたちが、海岸に立つ。 海の彼方では、あらゆる物を飲み込む謎の渦巻、シーホールが激しく渦巻いている。 ロボタック「あれが、シーホールバウか」 高峯「ロボタック、4つのランドツールを1つにするんだ」 ロボタックたちが、金のランドツールの上に、白、黒、赤、青のランドツールをセットする。 高峯「トラボルト」 トラボルト「はい!」 高峯「ジシャックチェンジして、金のランドツールを装着しろ」 トラボルト「おう! ランドツール!!」 トラボルトがジシャックチェンジし、金のランドツールを装着する。 トラボルト「ランドツール・トラボルト!」 ロボタック「頼むバウ!」 ロボタックが残りの4つのランドツールをトラボルトに渡すと、ランドツールが巨大な剣と化す。 トラボルトが剣を構え、シーホールに狙いを定める。 トラボルト「でやあぁぁ──っっ!!」 剣から放たれたエネルギーの一撃が、シーホールに命中する。 シーホールがみるみる小さくなってゆく。 ダークロー「会長、やったっちゅーに!」 一同「やったぁ!」「やったぁ!」 高峯「いや…… まだだ!」 消えるかと思われたシーホールが、再び激しさを増し、元の大きさとなる。 杉「また、でかくなってくぞ!」 ロボタック「ランドツールでも消滅させられないバウか!?」 カメロックたち「なんてことだ……!」 高峯「遠すぎるんだ! もっと近くで…… できれば、シーホールの中心に飛び込んで、ランドツールのパワーを最大限に発揮できれば、必ず消滅できる! だが、シーホールに飛び込んだ者は…… 消滅してしまう」 一同「……」 シーホールはますます活性化を続ける。 ロボタック「僕が行くバウ」 カケル「ロボタック!?」 ミサキ「駄目よ!」 シゲル「死んじゃうんだよ!?」 タッカード「私が行く!」 モグラッキー「僕が行きマース!」 カメロック「水の中なら私に任せろ!」 ロボタック「君たちは、金のランドツールが装着できないバウ!(*1)」 カメロックたち「あっ……」 トラボルト「弟のくせに出しゃばるな。俺が行く」 ロボタック「ゴールドプラチナ社の会長がいなくなったら、ダークローとカバドスが路頭に迷うバウ」 トラボルト「しかし!」 ロボタック「シュビドゥバッジを集めたり、試練を克服してきたのは、すべてこの日のためだったバウ。僕が行くバウ! ……トラボルト、ランドツールを」 トラボルト「……兄貴を差し置いて、格好つけやがって。頼んだぞ」 トラボルトがやむを得ず、ランドツールの剣をロボタックに渡す。 ロボタック「ダークロー、カバドス。君たちとはいつも戦ってばかりいたけど、2人のコンビは最高だったバウ。いつまでも、その友情を大切にするバウ」 ダークロー「泣かせること言うんじゃないっちゅーの!」 カバドス「失敗したら、許さんドスよぉ! うわぁ~ん!」 カメロックたち「ロボタック!」「ロボタック!」 ロボタック「みんな、仲良くしてくれてありがとう! カメロック、最後に1つ、頼みがあるバウ」 カメロック「何でも言ってくれ!」 ロボタック「ミミーナと、仲良くしてやってほしいバウ」 カメロック「……わかった」 ミミーナ「ロボタック……!」 ミサキたち「ロボタックぅ──っ!」 ミサキ、シゲル、コータが涙ながらにロボタックに抱きつく。 ロボタック「ミサキちゃん、君の優しさと笑顔は素晴らしいバウ。いつまでも持ち続けてほしいバウ」 ミサキ「うっ、うぅっ……」 ロボタック「シゲル、素敵なガールフレンドを見つけるバウ」 シゲル「うん!」 ロボタック「コータ、カケルがロンドンから帰って来るまで、君がYST(*2)のリーダーバウ。がんばってほしいバウ」 コータ「わかった!」 ロボタック「探偵さん、お世話になったバウ」 杉「バカ野郎…… お前がうちの事務所に、最初に来た時食った飯代も全部払わねぇで……」 ロボタック「カケル……」 カケル「ロボタック…… ロボタックぅ──っ!!」 涙を堪えるようにうな垂れていたカケルが、涙を流しつつロボタックに抱きつく。 ロボタック「君との友情は…… 永遠バウ」 カケル「うん…… うん!」 一同が涙を流し続ける。 その一方では、シーホールがどんどん激しさを増している。 ロボタック「じゃあ、行くバウ」 カケル「ロボタックぅっ!」 ロボタック「ジー・シャ──ック!!」「勇気リンリン! 髭はビンビン! 笛の音色はワンダフル! ロボタック・アズ・ナンバーワン!!」「金のランドツール!!」 ロボタックがジシャックチェンジし、スペシャルモードに変形、さらに金のランドツールを装着する。 ロボタック「ランキング、シーホールまで運んでくれ!」 一同「ロボタックぅ──っ!!」 ロボタックがランドツールの剣を手にし、マスターランキングの上に飛び乗る。 ロボタック「よぉし、行くぞぉ!」 ランキング「がんばるんだゾウ!」 マスターランキングが陸を離れ、シーホール目指して飛び立つ。 一同「ロボタックぅ──っ!!」 マスターランキングが、シーホールの真上までやって来る。 ロボタック「みんな、想い出をありがとう……」 仲間たち、高峯、マスターランキング、そしてカケルの姿が、走馬燈となってロボタックの脳裏をよぎる。 ロボタック「カケル、みんな…… さらばだ!!」 眼下のシーホール目がけ、ロボタックが一気に飛び降りる。 シーホールの激しい渦巻の中にロボタックが飛び込み、不気味な稲妻の飛び交う中、底へ底へと潜ってゆく。 一同「ロボタックぅ──っ!!」 ロボタック「見えた、中心部が見えた! ハラッパ国は、永遠だぁぁ──っ!!」 ロボタックがランドツールの剣を振るい、渾身の一撃を放つ。 ロボタック「消えろ、シーホ──ル!!」 シーホールが急激に小さくなってゆくが、ロボタックもその渦へ巻きこまれてしまう。 ロボタック「うわああぁぁ──っ!!」 一同「ロボタックぅ──っ!!」 海が閃光に包まれ、そしてシーホールは跡形もなく消え去った。 何事もなかったかのような海原が広がり、空の雲間からは光が差し込む。 ロボタックの姿は、どこにも見えない── 一同「ロ、ロボタック……」「ロボタック……」 カケル「ロボタックぅ──っ!!」 後日。海岸に、ロボタックの墓が建てられた。 親愛なるロボタック永遠に眠る1999年1月24日永眠 カケルたちやカメロックたちが墓石を見つめる。 カケルが、愛用していたワンダフルートを墓石に掛ける。 カケル「ロボタック。君のことは、一生忘れないよ……」 ロボタックの最期を惜しんでいた一同が、背を向け、引き揚げる。 声「カケルぅ──っ!」 その声に、カケルが振り向く。 カケル「今、ロボタックの声が……!」 杉「空耳だ……」 カケルが周囲を見渡すものの、声の主の姿は見えない。 あきらめて背を向け、一同と共に帰途に就こうとする。 声「カケルぅ──っ!」 カケル「空耳じゃないよ! 僕には確かに聞こえるんだ! ロボタック! ロボタック!」 カケルが再び振り返り、海岸を駆け回って声の主を捜す。 その様子に、一同も駆けだす。 何かに気づいたカケルが、墓石に掛けられたワンダフルートを手にし、奏でだす。 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪…… 突如、空の彼方から光球が飛来する。 杉「な、何だ!?」 光球からロボタックが飛び出し、墓石にぶつかってひっくり返る。 ロボタック「シーホールの小さくなった穴に挟まってたバウ! カケル、もっと早くワンダフルートを吹いてほしかったバウ! もう、死ぬかと思ったバウ~!」 一同「ドテ──っ!!」 今度は一同が、一斉にひっくり返る。 ロボタック「みんな、どうしたバウ?」 エンディングテーマに乗せてのエピローグ。 カケルが、両親のいるロンドンへ発つ日がやって来た。 ロボタックが別れを惜しみ、カケルに抱きつく。 杉やミサキたちも一斉に抱きつき、勢い余って皆が一斉にひっくり返る。 カケルを乗せたタクシーが発つ。カケルが窓から手を振り、皆が大きく手を振って見送る。 杉はいつもの如く名探偵気取り。 タッカードは教師として、スピーダムとマイトバーンは八百屋で奮闘。 孤児院のシスターとなった桜子。 その背後ではトラボルト、ダークロー、カバドスが仲良くケンカしている。 唐松刑事とモグラッキーに、屋台を始めた山茶花がラーメンを振る舞う。 カメロックとミミーナは、とりあえず仲良くやっているようである。 さらに後日。 杉が探偵事務所の扉を閉め、看板を外している。 ロボタック「探偵さん、何やってるバウか?」 杉「この探偵事務所は、今日で休業だ」 ロボタック「えぇ~っ!?」 杉「名探偵・杉 薫の活躍の場としては、この夢が丘は狭すぎる! シャーロック・ホームズの本場で事務所を開く。おっ、もう時間だ!」 杉が旅荷物を手にし、ロボタックに抱きつく。 ロボタック「な、何するバウ!?」 杉「5、4、3、2、1」 時計がちょうど午後2時を指す。 一方、ロンドンは時差で早朝の5時。 現地のカケルがあくびをしつつ、ワンダフルートを奏でる。 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪…… ロボタック「あっ、カケルが呼んでるバウ!」 杉「よぉし! いざ、ロンドンへ──っ!」 ロボタック「ロ、ロンドンまで走って行くバウかぁ!?」 おわり
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タイトル 機種 作成者 サクラ大戦ⅤEPISODE0~荒野のサムライ娘~ PS2 ジーク サクラ大戦4~恋せよ乙女~ DC ジーク シャイニング・フォース外伝~遠征・邪神の国へ~ GG 慶長 シャイニング・フォース外伝Ⅱ~邪神の覚醒~ GG 慶長 シャドウ・ザ・ヘッジホッグ(マルチエンド)(ラストエピソード) GC/XBOX/PS3(PS2A) もじ工房 JEANNED ARC PSP ジーク シルヴィアーナ ~愛いっぱいの冒険者~ MSX2 浅倉又一郎 新ソニック・ザ・ヘッジホッグ(ソニック編)(シャドウ編)(シルバー編)(ラストエピソード) PS3/XBOX360 もじ工房 新サクラ大戦 PS4 ジーク 真・女神転生IV FINAL(絆ルート)(皆殺しルート) 3DS nemesislivezx スーパーマリオオデッセイ Switch ジーク スーパーマリオ3Dランド 3DS 管理人 スーパーマリオ3Dワールド WiiU 管理人 スーパーロボット大戦V(困難ルート) PS4/PSVita/Switch/Steam W・サード 世界樹の迷宮II -諸王の聖杯- DS nemesislivezx ゼノサーガ エピソードⅢ ツァラトゥストラはかく語りき PS2 ジーク ゼノブレイド2 Switch ジーク ゼノブレイド Wii/New3DS ジーク ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド WiiU/Switch ジーク 戦国無双~真田丸~ PS3/PS4/PSVita ジーク 閃乱カグラ -少女達の真影- 3DS nemesislivezx ソニックカラーズ(Wii) Wii もじ工房 ソウルブレイダー SFC nemesislivezx
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「リズム!」 「メロディ!」 「おのれ、プリキュア…ブラックホール様の力などに平伏すがいい!」 「!」 「これ以上、あなた達の好きにはさせません!」 「プリキュアの美しき魂が…。」 「邪悪な心を打ち砕く!」 「プリキュア・マーブルスクリュー!マックス!」 「うわあああああっ!!」 浄化される女王 「精霊の光よびっくり命の輝きよ!」 「希望へ導け、二つの心!」 「プリキュア・スパイラルスター・スプラッシュ!」 「何いいいいいいっ!!」 浄化されるサーロイン 「プリキュア・サファイアアロー!」 「プリキュア・エメラルドソーサー!」 「プリキュア・ファイヤーストライク!」 掻き消すムシバーン 「プリキュア・プリズムチェーン!」 「プリキュア・シューティングスター!」 浄化されるムシバーン 「幸せになったこのような姿を利用するなんて絶対に許さないんだから!」 「ハピネスリーフ!セット!パイン!」 「プレアリーフ!ベリー!」 「エスポワルリーフ!ピーチ!」 「ラブリーリーフ!」 「ラッキークローバー・グランドフィナーレ!」 浄化されるトイマジン 「サラマンダー男爵を使っての悪行の数々!私、堪忍袋の緒が切れました!」 「出ました、堪忍袋!」 「プリキュア・シルバーフォルテ・ウェーブ!」 「プリキュア・ゴールドフォルテ・バースト!」 「プリキュア!」 「シャイニング!」 「フォルテッシモ!」 浄化されるサラマンダー男爵 「フリージング…。」 「プリキュア・パッショナート・ハーモニー!」 「…ブリザード!」 「何故だ!?俺達は最強のコンビだと言うのに!」 「はああああああっ!」 「うわああああああっ!!」 浄化されるフリーズン・フローズン。 フォームチェンジするブルーム・イーグレット 「精霊の光よ!命の輝きよ!」
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~次回予告~次回、君のためなら寝坊するティッピー「どうじゃ、久しぶりに3人で風呂でも入るか?」チノ「嫌です」タカヒロ「嫌だ」ティッピー「昔のように・・・」チノ「嫌です」」タカヒロ「嫌だ」 朝、チノとココアは一緒のベットに寝ていた。 先にチノが起きた。 チノ「ココアさん、起きて下さい。ココアさん、ホント、起きて下さい」 遅れて、ココアも起きた。 チノとココアが歯磨きをする。 チノ「何で、私の部屋で寝てたんですか?」 ココア「えっと・・・確かね・・・先に寝ちゃったチノちゃんが袖を離してくれなかったんだ。夕食後に焼いたパンの美味しそうな匂いがしたのかな? チノ「・・・美味しそうだったんだと思いますよ」 ココア「え?」 第12羽 君のためなら寝坊する ココアは千夜と一緒に街に出ていた。 千夜「んー、パンって言うより小麦粉の匂いかしら。優しい匂いよ」 ココア「・・・それ、どっちにしてもパンの匂いだよね」 千夜「私は?」 ココア「千夜ちゃんはね―、暖かくて包み込んでくれるような、わびさびを感じさせる匂いだよ」 千夜「わびさび?」 ココア「年末もこのマーケットは色んな物が売ってるね。おつかいに来たのに、楽しくなっちゃう。チノちゃんも来れば良かったのに」 千夜「クリスマスの時とは違った感じで楽しいわね」 ココア「お肉やフルーツの匂いでお腹が減って・・・」 2人の前で、リゼとシャロがドーナツを食べていた。 ココア「リゼちゃんが買い食いしてる!?」 リゼ「ココア、千夜?」 千夜「シャロちゃんが試食してる!?」 シャロ「ちゃんと買ったわよ!」 リゼ「けど、二人とも良く分かったよな。こんなに人が多いのに」 ココア「お腹空いてたから・・・」 千夜「シャロちゃんはハーブの匂いが漂ってるから」 シャロ「え、うそ?そんなに染みついてる・・・?」 リゼ「・・・冗談だから、確認しなくていいんだぞ」 ココア「リゼちゃんは、硝煙の危険な香りがするから、近づくとすぐ分かるよ」 リゼ「え!?」 ココア「・・・冗談だから、確認しなくていいんだよ」 それからココア達4人は、ベンチに座って買った物を食べ出した。 ココア「動いてると、お腹が減るから仕方ないよね」 シャロ「・・・いつもじゃないからね」 千夜「普段はお仕事で忙しいけど、こうしてると普通の高校生らしいわね」 リゼ「確かに」 ココア「この町は空気も澄んで綺麗だよね。いい匂いもするし・・・」 シャロ「それは手に持ってるドーナツの匂いでしょ」 千夜「そう言えば、慣れちゃって気に リゼ「冬だから、余計に空気が澄んでるな」 ココア「みんなで深呼吸しようよ。はーい吸って、吐いて―・・・」 4人が深呼吸を始めた。 リゼ「ボーっとしてきた・・・」 シャロ「何か忘れてる様な・・・」 千夜「明日は日曜日かしら?」 ココア「社会に貢献する使命を抱いてた様な気がする・・・」 チノ「遅いですね、だたのお使いなのに・・・ おじいちゃん、私、コーヒーの匂い大好きです。緑茶とハーブの匂いも でも、最近安心する匂いが増えたみたいです・・・ まだかな・・・」 ココア「いけない!もうこんな時間! 急いで帰らなきゃ! 帰る前に、急いでチノちゃんにお土産買わなきゃ!」 リゼ「私も急がないと遅刻する!」 シャロ「減給は嫌~!」 千夜「こんな日もあるわよね~」 マヤ・メグ「「お邪魔しまーす」」 部屋でココアが着替えてる所に、マヤとメグが入ってきた。 ココア「あれ、どうしたの?」 マヤ「宿題で調べものあってさ」 メグ「この喫茶店にインタビューに来たの」 マヤ「率直に聞きます」 メグ「この喫茶店を預かる者としての、やり甲斐は何ですか」 ココア「お客様の笑顔です♪」 チノ「ココアさん、バイトですよね」 ココア「チノちゃん!」 チノ「それに店の事は、店主である父に聞いてください」 ティッピー「決して楽ではないが、この息詰まる現代社会の中、ここを癒しの場として、一杯のコーヒーを求め、訪れる客のためにと思えばやりがいはある。 マスターの言葉に、あーここは第2の家だと・・・ マヤ「チノが語り始めた!?」 チノ「それより、早く着替えて下さい」 メグ「私、手伝う~」 ココア「ありがとう、メグちゃん」 メグがココアの着替えを手伝おうとするが・・・ メグ「あぁ!?また逆?えーと、リボンどうやって付けるんだっけ・・・」 マヤ「一人で着た方が早くね?」 メグ「ふぇーん、ごめ~ん」 リゼ「ココア、チマメはどうした?」 ココア「チノちゃんのお父さんにインタビュー中だよ」 リゼ「そうか、職業レポートか。中学の冬休みの宿題で出たな、懐かしいな」 ココア「リゼちゃんはお父さんに聞いたの?」 リゼ「私は軍人になるつもりはない。けど、あの頃はヤンチャだった・・・」 ココア「え?」 リゼ「花屋さんに行くなんて!」 ココア「それ、普通だよ!」 マヤ「この喫茶店のやり甲斐やこだわりは何ですか タカヒロ「1杯のコーヒーを大切に。豆にもこだわって、お客様に安らぎのある静かな空間と時間を提供する。先代までに無いお客の立場に立った接客を・・・」 ティッピー「何じゃと!お前よりわしのほうがお客の立場に立っておるわ!」 タカヒロ「・・・フッ」 ティッピー「なに!」 マヤ「チノが2代目に宣戦布告!?」 マヤ「個人経営って大変なんだな~」 メグ「この辺、競争が激しいみたいだね~」 リゼ「おっ、インタビュー終わったみたいだな」 チノ「甘兎庵とフルール・ド・ラパンもありますしね」 マヤ「その喫茶店にもインタビュー行ってみたいね」 リゼ「それなら、ココア、休憩時間にでも連れて行ったらどうだ?」 ココア「え?私、これでも仕事があるんだよ・・・」 チノ「その仕事なら、私が代わりにやりますから、ココアさん連れて行ってあげて下さい」 ココア「妹たちの頼みなら断れないな~」 マヤ「え、いいの!?」 メグ「良かった~ココアちゃんとなら安心だね~」 リゼ「偵察か・・・気を抜いたらやられるぞ!」 マヤ・メグ「「やられる!?」」 チノ「リゼさんの冗談ですよ・・・」 ココア、マヤ、メグの3人は、甘兎庵に行った。 千夜「あら、チノちゃんのお友達の・・・サービスするわよ」 ココア「学校の宿題で千夜ちゃんの所にインタビューに来たんだよ」 メグ「ずばり、ラビットハウスとは敵対関係なんですか?」 ココア「張り合ったのは昔で、今は違うんだよね」 千夜「良きライバルと思ってるわ」 ココア「そうなの?」 千夜「最近、チノちゃんのお父さんがジャズやってた、って聞いて、 音楽も出来なきゃって気づかされたの。でも、楽器無いから歌います!」 マヤ「すげー!」 メグ「カラオケ居酒屋みたい~」 マヤ「でもさ、バイトしてると、勉強とか大変じゃない?」 メグ「両立するのって、難しくないですか?」 ココア「働くことも勉強のうちだよ」 千夜「メリハリつけてこなせば、大抵何とかなるものよ」 マヤ「なんかーカッコ良く見えるな、メグ」 メグ「すごいんだねー、マヤちゃん」 千夜「・・・ココアちゃん、今度数学教えてね、ちょっとピンチなの・・・」 ココア「私も文系全般教えて欲しいかな・・・」 次に3人は、フルールド・ラ・パンに行った。 シャロ「いらっしゃいませ♪」 マヤ「うさぎっぽさが負けてる!?」 メグ「ラビットハウス完敗だよ・・・」 マヤ「しかもこのスカート丈・・・何!?」 ココア「大胆さも負けてる!」 メグ「歌いだしてもおかしくない衣装だね~」 シャロ「歌!?」 ココア「歌うサービスあったけ?」 シャロ「無いわよ!・・・服よりも、ハーブティー気にいって欲しいな♡」 マヤ「リラックスした隙にやるつもりだ!」 シャロ「何でよ!?」 マヤ「お店の決めポーズもやってよ」 シャロ「無茶振り!?」 マヤ「ラビットハウスではこんな・・・!」 3人が、ポーズをとった。 シャロ(先輩ですらやっていると言うなら・・・) 「これがそうです!」 シャロが、即席の決めポーズをとった。 ココア「でも、リゼちゃんには却下されたんだよね」 シャロ「!!」 ココア「職業インタビューなら、あっちに小説家さんもいるよ」 マヤ「あの人、小説家だったの?」 メグ「ええ」 シャロ「今の職業インタビューだったの?」 ココア「あれ、言ってなかった?」 マヤとメグは青山の席に行った。 メグ「是非、小説家さんになった経緯とやりがいを教えてください」 青山「私の様な者でも、参考になれば・・・」 マヤ「うんうん」 青山「切っ掛けはある方に勧められたからで・・・」 マヤ「やりがいは?」 メグ「やっぱり、人を感動させられる時ですか?」 青山「そうですね・・・店員さんを観察しても怪しまれません」 メグ「人間観察って奴ですね」 マヤ「これ・・・ただ覗いてね?」 3人は、フルール・ド・ラパンから出た。 ココア「お金が・・・」 マヤ「和菓子とかハーブティーとか美味しかった~」 メグ「色々、話も聞けたしね~」 ココア「じゃあ、そろそろ帰ろっか?」 メグ「もう帰るの?」 マヤ「他の喫茶店もインタビューしようよ」 ココア「ダメ、遅くなったらチノちゃん心配させちゃうよ」 マヤ「・・・お願い、姉貴?」 メグ「もっと一緒にいたいね、ココアお姉ちゃん」 ココア「・・・もう!遅くなったら、チノちゃんに怒られるんだからね~」 マヤ「チノとどっちが姉か、分からねーね」 メグ「えへへ」 それからしばらくして、3人がラビットハウスに戻った。 マヤ「リゼ、帰ったよー」 リゼ「おっ、どうだった?」 マヤ「将来、私達がここのライバルになる可能性がある!」 リゼ「寝返る気か!?」 メグ「私はね、チノちゃんが素敵なお姉さん達と友達でいいな、って思ったよ」 チノ「お姉さん・・・」 メグ「将来あんな人達みたいになれるかな?」 チノ「メグさんだけでも、そのままでいて下さい・・・」 ココア「行ってきま―す」 ココアとチノがラビットハウスから出ると、外には雪が積もっていた。 ココア「雪が積もりまくりだよ~、雪うさぎ作るよ♪」 チノ「先に買い物に行っちゃいますよ」 ココア「完成~」 ココアが雪うさぎを完成させた。 チノ「・・・!可愛いです」 ココア「この位で見とれるとは、まだまだ子供だね~」 チノ「・・・どっちが」 ココア「新学期まで積もってたら、雪合戦だね。 武者震いするな~、でも千夜ちゃんに弾投げられたらと思うと、ぞっとしてきた・・・」 チノ「・・・ココアさん、ちょっと腰低くして下さい」 ココアがファイテングポーズをとった。 チノ「構えろって意味じゃないです」 チノがココアと額を合わせる。 チノ「すごい熱・・・!」 ココアは部屋のベットに寝かされた。 千夜とチノが側に来ていた。 千夜「ココアちゃん、お大事にね」 ココア「お見舞いありがとうね、色々持ってきて貰っちゃって・・・」 チノ「桃かんとリンゴとにんにく・・・?」 ココア「にんにくを首に巻くと風邪に効くんだよね」 チノ「普通は焼いたネギじゃあ・・・」 千夜「そう、病魔が立ち去るのよね」 チノ「にんにくで撃退するのは吸血鬼です。 リゼが部屋に来た。 リゼ「風邪って聞いたけど、大丈夫か?」 リゼがリンゴうさぎを出した。 ココア「リゼちゃんがむいてくれたの?」 リゼ「刃物の扱いは任せろ」 「・・・チノにりんごうさぎにしろって言われたけど、これのどこが、うさぎか分からなくて、こっちの方がうさぎっぽくないか?」 リゼは、本物のうさぎの様に削ったりんごを出した。 ココア「凄い!」 千夜「可愛い~」 チノ「普通のうさぎは、銃構えません!」 しかし、そのうさぎはつまようじを銃に見立てて持っていた。 マヤとメグも来た。 マヤ「ココアー、大丈夫?」 メグ「この前、無理させちゃったから?」 ココア「二人とも有難う、お姉ちゃんは大丈夫だよ。ちょっと熱があるだけ」 マヤ「早く良くなって、雪だるま作ったり、雪合戦しよ!」 ココア「いいね~」 チノ「しばらくは安静です」 リゼ「風邪が完全に治るまでは無理だな」 千夜「そうよ、ココアちゃんは今、悪魔と戦ってるの」 チノ「病魔です」 メグ「だから、にんにく持ってるんだ」 千夜「そうなの。十字架も持ってくるんだった・・・」 マヤ「十字架なら、リゼのナイフがカッコイイな」 ココア「あははは・・・・」 ココアがせき込む。 チノ「ココアさん、また熱出てるじゃないですか・・・ちゃんと寝ないと駄目です」 リゼ「みんな、行くぞ」 千夜「また来るわね」 マヤ「ちゃんと寝ろよ」 メグ「ココアちゃん、お大事に」 リゼ達が部屋から出た。 ココア「みんな、ごめんね」 チノ「病人はちゃんと言うこと聞いてください」 ココア「・・・ごめんね、チノちゃん」 チノ「大丈夫ですから」 シャロも風邪を引いてたが、机に向かっていた。 千夜「シャロちゃん!?どうして起きてるの?」 シャロ「寝てても、暇なだけだし・・・」 千夜「駄目よ!寝てなきゃ治らないわよ。さあ!にんにくをまいて梅干しをおへそに!」 シャロ「まかないわよ!あんたのお婆ちゃんの言う民間療法は絶対間違ってるっ!」 千夜「あのね・・・治るって思い込みの効果は大事よ」 シャロ「本当はこの方法信じてないでしょ・・・帰っていいわよ、長くいるとうつしちゃうし」 千夜「うつすと治るって、迷信だった?」 シャロ「捨て身の看病だったの!?」 千夜が本を読み出した。 シャロ「何してるの?」 千夜「寝るまでいるわ。この本読み終わるのに時間かかるし」 シャロ「・・・・」 チノが再度、ココアの部屋に来た。 チノ「リゼさんがお粥を作って帰りましたよ」 ココア「チ・・ノ・・・」 チノ「苦しいんですか!?私に出来ることなら、何でも言ってください!」 ココア「チ・・・チ・・・」 チノ「何ですか!ココアさん・・・!」 ココア「地中海風オマール海老のリゾットが食べたいな・・・」 チノ「え、地中海・・・凄く熱いじゃないですか!早くお薬を・・・」 ティッピー「チノ、風邪薬が切れておるぞ!」 チノ「え!?・・・近くのお店はもう閉まってるし、父は仕事中です・・・どうしましょう?」 ティッピー「家が近い千夜に貰いに行くのはどうじゃろ?」 チノ「おじいちゃん、ナイスアイディアです!今から走っていけば、一時間かからずに帰ってこられます」 ティッピー「じゃが、外は雪が積もって危険じゃ」 チノ「・・・私行ってきます!」 ティッピー「チノ・・・」 チノは、雪の降る外に出た。 チノ(たくさん降ってる・・・朝になったら雪かきしなきゃ・・・) ティッピー「チノよ、夜道を一人で行く気か?」 ティッピーがチノの後ろについていた。 チノ「おじいちゃん・・・雪と同化してどこにいるか分かりません!」 チノがティッピーをフードの中に入れた。 チノ「ありがとう、おじいちゃん。一緒に来てくれて」 ティッピー「仕方無いじゃろ、チノの大事な姉があの状態ではな」 チノ「お姉ちゃんじゃありません!ココアさんはココアさんです!」 チノがティッピーを叩く。 ティッピー「おい、やめなさい!」 チノ「でも・・・」 ティッピー「なんじゃ」 チノ「ココアさんの匂いは・・・嫌いじゃありません」 ココアの部屋に、青山が入ってきた。 青山「あの~お加減いかかですか?ホットワインをお持ちしました。ココアさん・・・」 ココアは、布団をずらして寝ていた。 青山「あらあら、これでは治りませんよ。・・・くしゅん!何だか、私も寒くなってきましたね・・・」 青山は、持ってきたホットワインを飲んだ。 青山「あー美味しい~、流石マスターのワインです。身も心も温まります・・・ あら?どうしたんでしょう。ココアさんが二人も・・・もう一度出直してきます・・・」 青山が部屋を出た後で、ココアが起きた。 ココア「・・・ん、チノちゃん・・・?」 チノが甘兎庵に着いた。 チノ「千夜さん!」 千夜「チノちゃん?頭に雪積もらせて・・・と思ったらティッピーだったわ」 チノ「あの!風邪のお薬があったら譲ってていただけないでしょうか?ココアさんのお薬、切れてしまって・・・」 千夜「いいわよ、いくつ?」 千夜は多数の薬を出してきた。 チノ「持ち歩いてるんですか!?」 千夜「ちょっとね」 チノ「シャロさん・・・風邪ですか?」 千夜「ほら、早くお薬持ってココアちゃんの所に」 チノ「はい、ありがとうございます!」 千夜「私も急がないと」 チノはココアの元に帰った。 チノ「ココアさん、お薬貰ってきました!」 ココア「チノちゃん・・・」 チノ「大丈夫ですか?」 ココア「・・少し落ち着いてきた・・オデコ、どうしたの?」 チノ(・・・雪で転んで頭から滑ったって言ったら、笑われる・・・) ココア「・・・雪ではしゃいで、スノボごっこしたら、転んだんだね・・・危ないよ―」 チノ「普通に転びました」 ココア「チノちゃん・・・もし風邪うつしちゃったら、私が全力で看病するからね・・・」 チノ「私はそんなにヤワじゃないです・・・リゼさんに鍛えられたので」 翌日、ココアは回復したが、チノがおたふく風邪にかかっていた。 ココア「私の風邪はうつらなかったけど、おたふく風邪になるなんて・・・」 チノ「何故か負けた気がします・・・」 ココア「ちゃんと安静にしてないと 今度はお姉ちゃんが看病するからね」 チノ「一人で大丈夫です。熱もまだ微熱ですし・・・」 ココア「病人はちゃんと言うこと聞かなきゃ駄目だよ?」 後日、チノのおたふく風邪も治った。 リゼ「おたふく風邪良くなったのか?」 チノ「おはようございます、もう治りました」 リゼ「まさか、まだかかってなかったとはな、おたふくって、ほっぺがこーんなになるんだよな」 リゼがティッピーを引っ張る。 リゼ「そう言えば、ココアは?」 チノ「まだ起きてないみたいですね」 リゼ「全く・・・」 チノ「ちょっと起こして来ます」 チノがココアの部屋に入り、目覚ましを止めた。 チノ「ココアさん、開店の時間ですよ。起きて下さい」 ココア「パンが焼けたら、ラッパで知らせてね・・・」 チノ「風邪治って、今日から一緒に働くんじゃないですか?」 ココア「後20分・・・」 チノがココアの耳元に顔を寄せた。 チノ「・・・お姉ちゃんのねぼすけ」 ココアが飛び起き、チノと頭をぶつけてしまう。 チノ「・・・どうして、目覚ましより小さな声で起きるんですか・・・」 ココア「・・・えーと、どうしてかな?」 ココア「チノちゃん、さっき何て言ったの?」 チノ「・・・何も言ってません」 (おわり)
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22世紀、地球。大規模な世界大戦は起こらないものの、 至る所で局地戦が勃発。不安定な状態が依然続いていた。 荒野。 無人兵器ウォーロイドの軍勢同士が戦っていた。 兵士「最終防衛ライン突破されました!エリアD5から8に敵機動部隊多数、侵入! 当エリアの我々のウォーロイド部隊は・・・壊滅状態です」 司令官「万事休す、だな。このままでは全滅も免れん」 兵士「司令!」 司令官「あれを待つより手はないか」 兵士たち「あれ、ですか」 「強きを挫き、弱きを助ける・・・」 「弱者の味方、強者の敵・・・」 司令官「そう、あれはきっと来るはずだ。噂が本当である事を祈ろう・・・」 満月を背にして、ある飛行機から4体の動物型メカが地上に降下し、 その衝撃は、司令部にまで届いた。 司令官「何だ今の振動は!」 兵士「分かりません!上空から何か降下したようですが識別不能です!」 落下した場所から、各部に動物の意向を持つ巨大ロボットが出てきた。 そのロボットが背中の砲台からエネルギー波を放つと、 それは取り囲んでいたウォーロイドの部隊に降り注ぎ、破壊していった。 兵士「何が起こっている!状況を報告しろ!」 「未確認ユニットによる敵への攻撃です! エリア内の敵ウォーロイド部隊は・・・全滅しました・・・」 司令官「来たのか本当に!・・・しかし、何なのだ、この力は・・・」 兵士「敵残存部隊、後退していきます!」 司令官「どうやら、負けずに済んだな。だが、とても喜ぶことは出来そうにないな。噂以上の凄まじい力、あれが・・・ダンクーガ」 MISSION―01 謎のダンクーガ 日本。 ヘリがカーレースの実況をしていた。 実況「リニアカー全盛の現在、車輪で装甲する最も危険なモータースポーツ、F―01! そのシブヤグランプリのチェッカーが間近に迫ってます。 女性レーサー、アオイ・ヒダカ。ここ2年連続して王座を守っています。 が、現在3位!アオイ・ヒダカの不敗伝説はこのまま終焉を迎えてしまうのか!」 海の上を4機の小型飛行機が進み、やがて分散した。 リニアタクシーにサラリーマンのジョニー・バーネットが乗っていた。 ジョニー「このままじゃ、会議に間に合わない。ちょっと、急いで欲しいんだけど、何とかならないか?」 運転システム「リニアウェイ上では常に最適ルートを進んでおりますので、予定通りに到着いたします」 ジョニー「そりゃ、そうだな」 ジョニーの乗るタクシーの上にあの小型飛行機が来たと思うと、透明化して姿を消した。 地上の道路を黒い車が進んでいたが、 その車を青い車に乗る女性捜査官、立花くららと男性捜査官の2人が監視していた。 くらら「時間通りね」 男性捜査官「ああ、君の読み通りだな、くらら」 黒い車から出てきた3人の男達は、ある店に入っていった。 くらら「動いた。建物をレベル4で封鎖。行くわよ」 近くに止まっていたトラックから武装した男達が次々に出てきて、くらら達と共に 店に入っていった。 F―01。 葵の乗る赤い車は、前を走る2台の紫色の車に道を塞がれていた。 ビットクルー「完全にブロックされてる、これを抜くのは葵でもキツイぞ」 くらら「恐らくフィールドでガードしてるはずよ。あなたも実弾カードリッジに」 男性捜査官「ああ」 くらら「C班、状況は?」 C班隊員「モニター押さえました。2名確保!損害ゼロ!カモは、ネストに入ってく所です」 くららと男性捜査官は2人の黒服がいる扉の前に来た。 黒服「おいテメエら!」 「困ります、お客様。この先は関係者以外は立ち入り禁止です。下のフロアでお楽しみくだ・・・」 くららは黒服を倒して、進んでいった。 公園。ホームレスの朔哉が昼食を作っていた。 朔哉「おし、できた。朔哉特製、ウィグル風羊の中身汁だぜ」 朔哉の所にもあの小型飛行機が来た。 「飛龍乗雲」と書かれた掛け軸が書かれた部屋で、 ヘルガイヤーという初老の男とあの3人の男達による金塊と麻薬の取引が行われていた。 副官「確認終わりました、ボス」 ヘルガイヤー「わざわざ来てもらってすまなかった。ワシはこうゆう古いやり方で無いと気が済まないたちでな」 売人「いえいえ、お気遣いなく。私もどちらかと言うと古い方なんで」 副官「それでは取り引きは成立ということで」 そこへくらら達が乗り込んだ。 くらら「全員動かないで!両手を見える所に出しなさい!麻薬取り締まり局よ。 違法薬物取引の現行犯で逮捕します!聞こえなかった?東洋麻薬ジンジゲードのボス、ヘルガイヤーさん。 両手を見える所に出す!」 ヘルガイヤー「ほう、手入れの頭をこんな嬢ちゃんがね。世の中・・・変わったもんだ!」 くらら「伏せて!」 ヘルガイヤーが隠していたライフルを撃ち、くらら達が飛び退いた。 くらら「負傷者は!」 男性捜査官「いません!」 くらら「全員そのまま動くな!」 くらら達が立ち上がった時、ヘルガイヤーは隠し通路で逃げていた。 くららは追いかけたが、ヘルガイヤーはリムジンに乗って、逃げ出した。 くらら「逃がさないわ!」 くららはリムジンに発信機を撃ち込んだ。 ヘルガイヤー「国外に出る。1時間で出発できるよう準備しておけ!リニアは使えん!旧道から湖に出て港に迎え!」 実況「各マシンいよいよ最終コーナーに突入します!勝利のチェッカーを受けるのは一体誰なのでありましょうか!」 ビットクルー「ここまでか・・・」 葵「ここからよ」 コーナーで、紫色のマシンの片方がハンドリングを誤り、スピンした。 レーサー「!?」 もう片方の紫色のマシンはスピンしたマシンに激突したが、 葵のマシンは加速して、壁を走り抜けていった。 ビットクルー「ああっ」 クラッシュした2台を置き去りにして、葵のマシンは独走し、 ゴールした。 ビットクルー「よっしゃ!」 葵のビットクルーたちが歓喜する。 ゴールしたマシンから出てきた女性レーサー、 飛鷹葵は観客達の歓声に手を上げて応えた。 副官「ボス!前に何か」 ヘルガイヤー「んんっ!?」 リムジンの前で、くららがライフルを構えて待ち受けていた。 くららがライフルを撃ち、リムジンのボンネットが撃たれ、 リムジンが壁に激突した。 ヘルガイヤー「くぅぅ・・・うおっ!」 顔を押さえがながらヘルガイヤーが出てきたが、 くららの銃撃で銃を弾き飛ばされた。 くらら「チェックメイト」 優勝者インタビューなどを終えた葵が、自分のチームのトレーラーに戻った。 その上に小型飛行機が止まった。 葵「はー、シャワー浴びて一眠りして、夜の打ち上げに備えますか。ん・・・・」 小型飛行機の出す光線を浴びた葵の姿が消えた。 ジョニー「あっ・・・」 朔哉「はー、これが自由、か・・・悪くねーな、ホームレスってのも・・・あっ?」 くらら「だから、先に事故の処理班を送って。リムジンごと証拠は全部こっちで回収するのよ。じゃあ、よろしく」 「えっ?」 ジョニー、朔哉、くららの3人も小型飛行機の光線で姿を消した。 その様をとある施設で、司令官の田中達が見ていた。 スタッフ「パイロット候補4名全て転送完了しました」 田中「ご苦労さん。引き続き、候補者4名の処置と無人転送機の回収、よろしくお願いします」 スタッフ「了解しました」 とある小さな島。 そこにあるコテージの一室に葵が眠っていた。 葵が目覚めて辺りを見回すと、隣のベットには、くららが寝ていた。 葵「ん?」 くらら「はっ!」 目覚めたくららが葵に銃を向けるような体勢を取る。 葵「ゴメン、驚かせちゃった。知らない部屋で目が覚めたら、 隣に誰かいると思って、つい」 部屋に少女が入ってきた。 ルゥ「お二人ともお目覚めのようですね。飛鷹さま、立花さま、おはようございます。私、ルゥ・リリリと申します。どうぞよろしくお願いします」 別の部屋で、朔哉とジョニーが眠っていた。 それを小型ロボットのホージィーが見ていた。 葵とくららは、ルゥに先導されて、ある施設の中を進んでいた。 葵「それで、ルリルリさん?」 ルゥ「ルゥ・リリリです」 くらら「はいはい、ルリルリでもリルリルでもいいけど、一体あなたは何者なわけ?」 ルゥ「カウンセラーです」 くらら「カウンセラー?」 葵「あのねー、お嬢さん。もう私達子供と遊んでる時間はないの」 ルゥ「私も遊んでいるつもりはありません。ご案内します、司令官のところに」 くらら「司令官?」 葵「ここって、海が近いみたいようだけど、何処かの島?」 ルゥ「はい、ここは太平洋に浮かぶ小さな島で、名前は、竜牙島。竜の牙の島で、竜牙島です」 葵「竜牙島?聞いたこと無いね」 ルゥ「そうですね。一般的にはあまり知られてないはずです。100年前の大地震で隆起してできた火山島の一つなんです」 「ここを上がった所が司令室になっています」 葵たちの隣のエスカレーターに、ホージィーに先導された朔哉とジョニーがいた。 葵たち4人は司令室に着いた。 ルゥ「司令官、みなさんをお連れしました」 田中「ああ、どうも。私、ここの司令官をやっております、田中です! あなた達4人をお待ちしておりました! 飛鷹葵さん、立花くららさん、ジョニー・バーネットさん、加門朔哉さん。 ドゴンズハイブへようこそ!」 「皆さんの所持品をお返しします。セキュティチェックのためとは言え、無断でお預かりしたことをお詫びしますです」 くらら「私の銃は?」 田中「あっ、そうか。これは失礼しました。ホージィー」 ホージィーがくららに銃を渡した。 くらら「・・・ありがとう」 田中「さて、皆さんに来ていただいた理由を単刀直入に申し上げます。我々はあなた方4人と契約を結びたいのです。ダンクーガノヴァのパイロットとして」 葵「ダンクーガ、ノヴァ・・・?」 ジョニー「ダンクーガ!まさかあの?」 朔哉「ダンクーガ・・・って何?」 ジョニー「知らないんですか!あの謎のスーパーロボットのことを!世界中の紛争地域に突如現れては、不利な方に味方し圧倒的な戦力で戦いを終わらせる超兵器。 かつての超大国の秘密兵器説。超古代文明の遺産。 異星人のオーバーテクノロジーと色々な噂は流れているけど、 確かなことは全く分からない、現代のミステリーの一つなんだ」 葵「要するに何も分かってないのね。分かるように説明してくれない?」 田中「えー、簡単に説明しますと、ダンクーガには4人のパイロットが必要でして。そのパイロット達は定期的に入れ替えが行われています。そして、前任の契約終了に伴いまして 新しいパイロット達との契約が必要になった訳で、厳密な調査の結果、選ばせていただいのが貴方達4人という訳です」 葵「ちょっと待って。それってあなた達が勝手に選んだってこと?」 田中「そういう事になりますね」 葵「勝手に選んで、勝手に連れてきて、その上訳の分かんないロボットのパイロットになれっていうの?」 田中「簡単に言うと、そうなります、はい」 葵「冗談じゃないわ、お断りよ!オファーするんならエージェントを通して!」 田中「いやー、何分我々秘密組織でして、公式なオファーは出来ないんですよ ですから苦労してこうゆう方法を取ってる訳でして・・・まあ、その分、報酬などで頑張らせていまして、金額は、そうですね。葵さんの昨年の総年収にゼロが一つ付くくらいです。さらに様々なオプションも用意しています」 「もちろん!現在の仕事はそのまま続けていただいて構いません。 サラリーマンでもホームレスでも様々な形でサポートできる体勢を取っております。あなた方は必要な時にダンクーガに乗っていただくだけ!」 「・・・ただし、いかなる場合でもダンクーガに関する機密事項は秘密にすること。こちらの条件はそれだけです。何か質問があれば、ご遠慮無くどうぞ」 くららが銃を撃ち、田中の側の壁を撃ち抜いた。 田中「くららさーん、ご質問でしたら挙手にしてもらえませんか?」 くらら「こういう冗談は好きじゃ無いの。手が込みすぎてて笑えないわ」 田中「やだなー、冗談でこんなこと出来ませんよ。全て本当の事ですから」 くらら「こんな馬鹿な話を信じろというの?」 田中「まー、私の立場としてはそうお願いするしかないんですがね」 くらら「帰らせてもらうわ。私、暇じゃないの」 その時、司令室に警報が鳴った。 田中「グットタイミングですね。丁度手頃なミッションが発生しました。セイミーさん、発進準備よろしいですか?」 モニターに褐色の肌の女性が映った。 セイミー「田中さん、準備はできてるけどまだパイロットが・・・」 田中「それがですね、新しいパイロット候補の皆さんが司令室にいらっしゃるんですよ」 セイミー「あら、この人達が新人さん? 今回はビジュアル重視って感じなのかしら?私は整備主任のセイミー。ダンクーガをよろしくね」 田中「まあ、百聞は一見にしかすとい言いますし、取りあえず一度ダンクーガを体験してみて下さい」 朔哉「ああっ!」 葵達の足下の床が光り出した。 田中「契約については、皆さんが戻られてからということで。 操作方法は睡眠時にインプットさせてもらいましたので、まあ、気軽に楽しんできて下さい」 葵達の姿が消えた。 冒頭に出てきた飛行機、Dフェニックスが竜牙島から発進し、 田中は謎の男、F・Sに報告する。 田中「ダンクーガ、新鋭パイロットで発進しました」 F・S「ああ、彼等の奮闘に期待しよう」 砂漠。 冒頭で負けていた軍勢の司令官達が、戦車型巨大兵器、ジェノサイロドンで侵攻していた。 兵士「敵の最終防衛ライン突破しました」 司令官「速度、現状を保て。このまま一気に侵攻する」 兵士「このまま行けば首都も目前ですね」 司令官「そうだな、このまま行ければ」 兵士「上空より、未確認物体接近!」 司令官「何!?」 ジェノサイドロンの前に降下したのは、動物の意向は無くなり、完全な人型となっているが、冒頭に出てきたあのロボット、ダンクーガノヴァだった。 司令官「やはり・・・やはり来た。来てしまった・・・ダンクーガ・・・今度は勝っている我々が狙われる訳か。ジェノサイドロンを立たせろ!」 兵士「了解、グラップルモードに変形します!」 司令官「あの攻撃を受ける前に、接近戦を仕掛ける!」 ダンクーガノヴァには葵たちが乗っていた。 葵「気軽にですって。よく言うわ。結局無理矢理送り込んでおいて」 ジョニー「これが本当の、戦場・・・」 朔哉「殺すのも殺されるのもゴメンだぜ!」 くらら「どうやら、あれが敵の真の姿みたいね」 ジェノサイドロンが4足歩行形態に変形した。 司令官「この間は助けてくれたと言え、今回は敵だ!攻撃せよ!我らの勝利を邪魔するものは排除せよ!」 ジェノサイドロンが片腕をダンクーガノヴァに振り下ろしたが、 ダンクーガノヴァは左手で受け止めた。 司令官「うぉっ!?」 ダンクーガノヴァは右拳をプラズマで光らせて――― 葵「はああっっ!」 その一撃をジェノサイドロンに叩き込み、中のメカを握り砕いた。 ジェノサイドロンが倒れたが、司令官達は無事だった。 兵士「司令、ご無事ですか?・・・」 司令官「ああ・・・ダンクーガは人を傷つけんか・・・噂は本当だったか・・・」 アナウンス「ミッションコンプリート、ミッションコンプリート。 Dフェニックスはダンクーガを回収次第、速やかに帰投」 葵「さっきの感触、まだ残ってる・・・」 ジョニー「圧倒的だな、まさに、真の力・・・」 朔哉「どうするんだよ、これから・・・」 くらら「ダンクーガノヴァ。この力、一体何のために・・・」 (続く)
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- 高校野球ドットコム 甲子園「一塁手キック」騒動 当事者2人が初めて語った真実 - NEWSポストセブン 中川卓也とは 中川卓也の65%はやらしさで出来ています。中川卓也の13%は勢いで出来ています。中川卓也の10%は嘘で出来ています。中川卓也の6%は微妙さで出来ています。中川卓也の6%は罠で出来ています。 中川卓也@ウィキペディア 中川卓也 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 中川卓也 このページについて このページは中川卓也のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される中川卓也に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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『それの正体は誰にもわからない』『トラブルのあるところ疾風のごとく現れ・・・』『悪を倒し去ってゆく』『巨大な美しき天使たち・・・』『マジンガーエンジェル』 第1話 鋼の天使 マジンガーエンジェル 巨大ロボットが夜空を飛んでいた。 2人の警備員が部屋の中で雑誌を読んでいる。 警備員1「平和だねぇ・・・」 警備員2「それもこれも「ガーディアン」のおかげだろ?」 ATMガーディアン・普通の重機よりパワーのあるATM防御用ロボット 警備員1「この間まで頻発していた重機によるATM強盗も・・・各銀行がこいつを導入したおかげで・・・めっきり少なくなったからなあ・・・」 警備員2「こうして俺たちものんびり・・・雑誌なんかを読んでいられるわけだ。お、いい女♡」 警備員1「どれ?」 部屋に物音と警報が響いた。 警備員「「!!」」 警備員2「ど・・・どうした!?」 警備員1「じゅ・・・15番のATMが・・・」 監視カメラには巨大ロボットが写っていた。 ?(男)「ふっふっふっふっふ・・・・」 ?(女)「ホッホッホッホ・・・」 警察が来た時には、ガーディアンが破壊され、炎に包まれていた。 暗黒寺警部「むむむむ・・・今夜一晩で6か所ものATMが、しかもガーディアンがこうも簡単に・・・いったい何者なんだ?」 直次郎「おうおうおうおうっ!!今日こそハッキリ返事を聞かせてもらおうかっ!!弓さやかっ!!」 さやか「・・・・・だ-からっ!!何度もハッキリ言ってるでしょうっ!!」 「私、直次郎くんとおつきあいする気ないから・・・何度言い寄られても困りますっ!!」 直次郎「照れおってこいつぅ-♡」 さやか(この人学習能力あるのかしら?) ボス「やいやいやいいっ!!さやかが嫌がってるのがわからねぇのよっ!!」 さやか「ボ・・・ボスっ!!ヌケにムチャも・・・」 ボス「これ以上さやかにつきまとうようなら・・・俺たち・・・が、わーっ!!」 直次郎の一撃でボス達3人が吹っ飛ばされる。 さやか「キャ――ボ・・・ボスっ!!」 直次郎「わっはっはっは-!!用心棒ならもっと強いヤツを選ぶんだなっ!!」 直次郎がさやかに迫る。 さやか「用心棒なんて・・・」 さやかが直次郎の手の上に両手をつき、左膝を振りかぶる。 さやか「雇うコトも雇う理由も・・・ないわっ!!」 さやかの蹴りが直次郎の顔面に決まった。 直次郎「ごわっ!!」「ますます惚れたぜ♡・・・」 直次郎が倒れ、周りから拍手喝采が飛ぶ。 ボス「いやぁ、さすがはさやか」 さやか(どうして私のまわりにはステキな男の子がいないのかしら・・・) さやかの携帯がコール音を鳴らす。 ボス「なんだ?男からか?」 さやか「!!」 ピザ屋の配達をしていた炎ジュンのもとにもコールが届いた。 ジュン「出撃!?」 シシカバ牧場にいた牧場ひかるのもとにもコールが届いた。 ひかる「ハイヨオッッ!!」 「指令!?」 指令「よくぞ集まった・・・強く美しきエンジェルたちよ」 「この度の事件は・・・大がかりなATM強盗だ」 ひかる「ATM強盗って・・・・」 ジュン「それって何年か前に流行した・・・重機を使った雑な事件でしょ?」 さやか「でもそれって各銀行が配備したATMガーディアンのおかげで・・・とっくに解決したんじゃなかったかしら?」 指令「そう、以前あったATM強盗はすべて標準配備されたATMガーディアンによって駆逐されたが・・・今回の相手は20m近くある巨大ロボットを操りガーディアンでは歯が立たないそうだ」 さやか「なるほど・・・私たち向けの相手ってわけね」 指令「そのとうりだ。すでにキミたちの分身も整備を終え・・・キミたちの搭乗を待っている。事件解決した後も再び天使が微笑むことを・・・マジンガーエンジェル発進せよ!!」 さやか・ジュン・ひかる「了解っ!!」 夜、巨大ロボット・機械獣あしゅらがATMガーディアンを蹴散らしていた。 警備員「うわあああっ!!」 ?(男)「フフフフ・・・・」 ?(女)「ホホホホホ・・・・」 機械獣あしゅらは飛び去っていった。 警察官「くそ・・・こんなガーディアンなんかじゃ役に立たない・・・」 「マジンガーエンジェルは来てくれないのか・・・?」 「そうだ!マジンガーエンジェル・・・」 「マジンガーエンジェル・・・」 (マジンガーエンジェル・・・・) 機械獣あしゅらが飛行している。左手には操っているあしゅら夫妻を乗せている。 あしゅら(男)「夜明けだな・・・」 あしゅら(女)「ええ・・・」 あしゅら(男)「今夜も大漁だった・・・」 あしゅら(女)「この調子なら目標達成も近いわっ」 あしゅら夫妻「「私たちはもうお金以外信じるものは何もないっ!!」」 「「この強奪した金で私たちの島を買い私たちの国をつくり・・・私たちだけで生きてゆく!!」」 あしゅら(女)「ダーリン♡」 あしゅら(男)「ハニ――♡」 機械獣あしゅらに地上からのミサイルが直撃した。 あしゅら夫妻「「ギャッ!!」」 あしゅら(男)「おわぁぁああっ!!」 あしゅら(女)「ひいいいいっ!!」 機械獣あしゅらは、あしゅら夫妻ごと2人の島へ墜落した。 あしゅら(男)「なっ・・・何者だああっ!!」 ジュン「フン!!私たちを知らないなんて・・・」 さやか「こんな小さな島で・・・二人の世界に浸っているから・・・」 ひかる「世間のことがわからないのよ!!」 さやか「アフロダイA」 ひかる「ダイアナンA」 ジュン「ビューナスA」 さやか・ひかる・ジュン「「「マジンガーエンジェル参上!!」」」 あしゅら(男)「なるほど・・・貴様たちが今世間を騒がせている」 あしゅら(女)「事件ある所現れる謎のロボット集団ね」 さやか「下手な動きしてごらんなさい・・・私のバストがだまっちゃいないわよ」 「ジュン、ひかる・・・ロボットを拘束して!!」 ジュン・ひかる「「了解!!」」 あしゅら(女)「くっくっくっく・・・」 あしゅら(男)「はっはっはっは!!何を優位に立ってやがる、ここは俺たちの島だぞっ!!」 あしゅら(女)「飛んで火に入る夏の虫とはおまえたちのことよっ!!」 ジュン・ひかる「「なにっ!?」」 マジンガーエンジェルの足元から機械の触手が出てきた。 ジュン「あっ!!」ひかる「!!」さやか「きゃっ!!」 あしゅら(男)「はっはっは。我々の島に無断で立ち入った罪・・・」 あしゅら(女)「死刑!!」 さやか「こ・・・このっ!!」 アフロダイAが触手をかいくぐって、機械獣あしゅらにミサイルを撃つ。 あしゅら夫妻が地上に降りた後、ミサイルが機械獣あしゅらに直撃した。 さやか「どうだぁっ!!」 「な・・・っ!?」 だが、機械獣あしゅらは無傷だった。 あしゅら(女)「はっはっは。我らが機械獣、そのようなミサイルごときにやられると思っているのかっ!!」 さやか「く・・・なんて頑丈なのっ!!」 ひかる「きゃああっ!!」 ビューナスAとダイアナンAは触手に絡み取られていた。 ジュン「くそぉ・・・放せぇっ!!」 ひかる「いゃあん!!」 あしゅら(男)「さて・・・これで助けはいなくなったぞ」 さやか「くっ・・・ならば・・・これでどう!?」 アフロダイAがO・P・M(オッパイ・ミサイル・システム)アイアンカッターミサイルを展開する。 さやか「アイアンカッターミサイル発射っ!!」 アフロダイAがアイアンカッターミサイルを発射し、 その着弾に前後して、機械獣あしゅらが縦に真っ二つになった。 さやか「やった!?」 あしゅら(男)「ばかめっ!!よく見るがいいっ!!」 2体に分離した機械獣あしゅらは、分割面から針を出してアフロダイAに迫る。 さやか「な・・・なにっ!?」 アフロダイAは両手で挟み撃ちにしようとする機械獣あしゅらを止める。 あしゅら(男)「はっはっはっは-っ!!どうだっ!?」 さやか「く・・・なんてパワー!!」 あしゅら(男)「あの様子では仲間の助けは期待できぬからな・・・そのまま押しつぶされてしまえっ!!」 さやか「ふふふふ・・・そんなことないわ、大いに期待してるわよ・・・あの二人はアンタが思うほどマヌケじゃないわ」 あしゅら(男)「な・・・何?」 「!!」 拘束されたダイアナンAとビューナスAは、O・P・Mを射出していた。 あしゅた(男)「む・・・胸が・・・?」 地響きが聞こえてくる。 あしゅら(女)「な・・・」あしゅら(男)「なんだ!?」 さやか「!!」 あしゅら(男)「な・・・なにいっ!?」 地面からO・P・Mが飛び出し、機械獣あしゅらの左半身の脚を砕いた。 あしゅら(男)「うおっ!!!」あしゅら(女)「あ・・・脚をっ!!」 ジュン「ドリルプレッシャーミサイル!!」 機械獣あしゅらの右半身が倒れる。 あしゅら(男)「!!」 更に、別のO・P・Mが地面から飛びだし、機械獣あしゅらの右半身の脚を砕いた。 ひかる「スクリュークラッシャーミサイル!!」 機械獣あしゅらの右半身も倒れる。 あしゅら夫妻「「げっ!!」 機械獣あしゅらは、出していた針で半身どうしを貫き、大爆発。 あしゅら(男)「わ――っ!!」あしゅら(女)「きゃ-っ!!」 爆発で吹き飛んだあしゅら夫妻をアフロダイAが掴んだ。 さやか「あんたたちのようなコソドロにあんな巨大ロボットを造る資金力も技術力もあるわけないわっ!!裏に誰がいるの?いったい何者っ!?」 あしゅら(男)「フン・・・じつは我々もよくは知らんのだ。ただ日本をメチャメチャにしてくれるのであれば・・・手を貸してもよいと・・・」 さやか「・・・・・」 ジュン「ちょっと・・・・ちょっとさやかっ!!わたしたちを忘れんじゃないのっ!!」 ビューナスAとダイアナンAは触手に拘束されたままだった・ さやか「あ・・・ごめん。忘れてた・・・」 暗黒寺「こ・・・こいつらは・・・」 あしゅら夫妻は警察に突き出された。 警察官「警部っ!!こんなものが・・・」 『MAZINGER ANGELS この者連続ATM強盗犯』 暗黒寺「マジンガーエンジェル・・・」 さやかとひかるは出撃の疲れで、学校で居眠りしていた。 『正体は誰にもわからない。』『トラブルのあるところ疾風のごとく現れ・・・』『悪を倒し去ってゆく』『巨大な美しき天使たち・・・』『マジンガーエンジェル!!』 ジュンは、一人だけ元気にバイトしていた。 店長「お-早いね-ジュンちゃん」 ジュン「次の配達どこですか-?」 (続く)
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政府の秘密機関工作員であるニキータは共に任務を遂行した相棒のヴィクトルと共にソ連大使館から機密情報を奪取する任務の中、数多くの手違いで失敗して逃亡の末に共に相棒のヴィクトルは亡くなる。 その後、ニキータが自宅のシャワーを浴び続けながら、任務失敗を悔やみ続け不安な顔になり、シャワーを浴び終えると、ベットに寝そべっていた恋人・マルコのもとへ行く。 ニキータ「入れて」 ニキータはベットに入る。 マルコ「こっちを向いて」 ニキータはマルコの言うとおりに顔をマルコに向ける。 マルコ「かわいそうに…利用されて…こんなに辛い仕事をさせるなんて…なんで小さな手だ…この手を持ってみたい、カサカサにするな…手遅れになる前に仕事を辞めるんだ」 ニキータ「なぜそんなことを?」 マルコ「すべて知ってる、看護婦マリークレマーは存在しない、どこにも、他にも知ってる。張り込み、備考、ビデオカセット」 ニキータ「なぜ構ってたの…?」 マルコ「君を愛しているからだ」 マルコの一言にニキータは涙を流しながらマルコの体を強く抱きつける。 ニキータ「ありがとう…嬉しいわ…ありがとう…」 ニキータはマルコにキスをする。 ニキータ「私のマルコ…この世で私が一番大切に思ってる…あなたはあたしを救ってくれたわ…」 マルコ「出ていくのか?僕も一緒にけないのかな…?」 ニキータ「巻き込みたくないの…」 ニキータとマルコは再びキスをする。 ニキータ「愛してるわ…」 その後、早朝になって、ニキータは服を着てタバコを持ちながら今までの不安を思い出し考える。 変わって市街地の交差点。 そこにパトカーがやってきて乗ってきた政府の秘密警察官・ボブを筆頭とする4人組の男が車を降りる。 ボブ「マーチ、私が行く、誰も呼ぶな」 ボブの言うとおりにマーチら3人組は待機する。 するとマルコの自宅にボブが訪ねてくると、マルコは笑う。 マルコ「殺しの訪問ですか?」 ボブ「違う」 変わってマルコとボブはテーブルでニキータのついての話をする。 マルコ「十分に罪を償ったと思いませんか?、彼女にも普通の生活をする権利がある、むごすぎる…」 ボブ「わかってる、だが彼女は数年前に人を殺してる、警官だ、奴には重過ぎる罪だ」 マルコ「あなたのために何人殺したと思います?自分に都合の悪いことを数えないんですか?」 ボブ「分かったマルコ、事情を知ってるようだな、では聞こう、私にどうしろと?」 マルコ「彼女を守ってほしい」 ボブ「やってみよう、だが、彼女の立場は危険だ、機密情報を持って逃げたんだ」 マルコ「それなら、ご心配なく。フィルムは僕が持ってます」 マルコは紙袋に入ったものをテーブルに置いて、ボブに受け渡すと、ボブは中身を確認する。 マルコ「あなた宛の手紙があったが、破りました」 ボブ「何で書いてあった?」 マルコはボブの質問の前にたばこを吸う。 ボブ「お互いに寂しくなるな」 マルコ「ええ」 à JEAN BOUISE...et à FREDO...ジャン・ブイーズとフレドに捧ぐ(翻訳字幕)スタッフロール。(終) (*1)
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クラーク・ケント(クリプトンでの本名はカル=エル)ことスーパーマンはゾッド将軍らが自分らの種を再興させようとする計画で地球の命犠牲を厭わない行為にロイスとアメリカ軍の協力で野望は阻止され、戦士としての情だけで傲慢だったゾッド将軍を止められず説得に応じなかった末に慈悲あるスーパーマンは仕方なく首を折って殺した後、それに嘆く中でロイスがスーパーマンを慰める。 変わってとある軍事エリア。 部隊の2人が車で何処かへ行く中、ミサイルが落ちて、2人が降りてその残骸を見に行く。 スワンウィック「何てことしてくれるんだ!」 するとそこにスーパーマンがやってくる。 スーパーマン(クラーク)「無人の飛行機だ」 スワンウィック「1200万もする偵察機だぞ!」 スーパーマン「今は鉄屑だ。僕の居場所を探っていたんだろ?。無駄だ」 スワンウィック「ではズバリ聞くが。今後も我々に敵対しない保証はあるのか」 スーパーマン「僕はカンザスで育った。生粋のアメリカ人だよ。いいかい?僕は味方だ。でもやり方は任せてほしい政府にもそう言ってくれ」 スワンウィック「説得できると思うか?私の話しだけで?」 スーパーマン「わからない。まずはあなたを信じてみる」 スーパーマンは飛び立って目にも見えぬ速さで立ち去る。 スワンウィック「何にやけてる?」 ファリス「いえ、別に。ただちょっとセクシーだなって」 スワンウィック「帰るぞ大尉」 ファリス「はい将軍」 変わってジョナサン・ケントの墓がある墓地。 そこにスーパーマンと養母・マーサがやってくる。 マーサ「父さんはこの日が来ることをずっと信じた。お前が運命を受け入れて奇跡を起こす日をね…」 スーパーマン「父さんにも見せたかったな」 マーサ「大丈夫、見てたわ」 |回想。 幼少時代のクラークが犬と遊び、ジョナサンとマーサがそれを見守り、クラークはヒーローのポーズを犬に見せる。| マーサ「世界を救っていない時は何をするの?考えてみた?」 スーパーマン「ああ、考えてるよ。仕事に就く。世界中の情報が入る所でね。しかも危険な場所へ行こうとしても、誰も不思議がったり詮索しないような職場」 変わってスーパーマン(クラーク)はデイリー・プラネット新聞社に入り、オフィスへ行く。 同僚「なあロイス、今度デートしようよ。コートサイドの特等席。どう?」 ロイス「そうね、インターンの子を誘ってみたらどうかな?見込みあるかもよ?あっ…ごめん」 同僚「コートサイド」 ロイス「ちょっとね…」 女同僚「無理」 すると上司であるペリーがやってくる。 ペリー「ロンバート。レイン。今日、入った新人特派員を紹介しよう。クラーク・ケントだ。しっかりな」 ロンバート「よう、スティーブだ」 クラーク「よろしく」 ロイス「どうも。ロイス・レインよ。プラネットへようこそ」 クラーク「どうぞよろしく。ロイス」 最後は2人が笑顔になってエンドロール前に映画のタイトルが映されたところで終わる。 (終)