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あらすじ ジオンのEXAM搭載MS“イフリート改”を駆るエースパイロット“ニムバス・シュターゼン”は残された3つのEXAMを持って 連邦に亡命した“クルスト・モーゼス”を追って戦っていた。 その最中に彼は連邦のエースパイロット“ユウ・カジマ”とEXAM搭載MS“ブルーディスティニー1号機(以下BD1)と出会い(ユウがBD1に乗る前はジム・コマンドに乗っていた)互いのシステムが自動的に発動してしまった状態で戦うこととなった。 そして激しい戦闘の末イフリート改はBD1に追い詰められ危機に陥った。 しかし部下であるラウがかばって作ってくれたチャンスを期にイフリート改を破棄し脱出。 BD1もラウのドムのジャイアントバズーカのゼロ距離発射で頭部を破壊。トレーダーもイフリート改を破壊した。 彼らはクルストの居場所の特定に成功しEXAM搭載MS“ブルーディスティニー2号機(以下BD2)”を奪取し、クルストを殺害した。 そして彼はマリオンを病院に入れた。 トレーダーも失い、自分だけとなったニムバスはユウの“ブルーディスティニー3号機(以下BD3)”との決着をつけるために 戦うのであった。 (ここから先はゲームの展開です) ビームサーベルを持ち対峙するBD3とBD2。 ユウ「マリオン、すまん…。俺はヤツを…殺してしまう」 マリオン『それが彼の救いならば、私もこの手を……』 BD3がきらびやかな光を放つ。 ユウ「ニムバス!! EXAMの呪縛を断ち切る!!」 突撃するBD3。 ニムバス「貴様がEXAMを語るのかぁーーーー!!!」 突撃するBD2。 そしてお互いのビームサーベルがお互いの頭部に突き刺さる。 そしてきらびやかな光が放たれる。 ニムバス「……マリオン。 私は、どこで間違ったのか……な……」 マリオンと出会ったあの頃を思い出す。 マリオン「はじめまして。ニムバス・シュターゼンさん」 ニムバス「君は? あぁ、例の……」 マリオン「そ、私が例の被検体のマリオン。よろしくね!」 ニムバス「今のはなんだ!? システムが急に落ちたぞ!?」 クルスト「ニムバス! ついに、ついにEXAMが起動したぞ!」 ニムバス「博士、マリオンが……! 貴様、なにをやった!?」 ニムバス「マリオン、私にしてやれるのはこれくらいだ。 サイド6の病院でゆっくり休んでくれ…、君の犠牲を無駄にはしない」 こうしてニムバスの戦争は幕を閉じた。……しかし、彼の戦いは歴史に刻まれることはなかった。 「先生! すぐにきてください!! 例の患者さんが意識を……!!」 「こ、これは……? 奇跡か……」 マリオン「ふふっ、奇跡じゃない…。わたしを救ってくれた人達がいた、から……」 スタッフ&キャストロール
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地球。町中で防衛チームによるパレードが行われ、地球人、怪獣、宇宙人、皆がそれぞれ熱狂していた。 万丈「全宇宙の皆さん! 銀河連邦生誕記念式典もいよいよクライマックスです!!」 カメラマンの怪獣ビーコンと共に、マットジャイロに乗って空からパレードを中継する万丈アナウンサー。 万丈「地球も銀河連邦に加盟してから早数百年。今年もまた、宇宙人も怪獣もみんなが集まるこの日を迎えられた平和の喜びで満ちあふれています!」 マットジャイロは闘技場へ飛んでいく。 万丈「そしていよいよ、いよいよこの巨大闘技場に、全宇宙が憧れた英雄が現れます! この宇宙の平和の立役者、我らが地球の守り神~!!」 観客席には人間だけでなく、ピッコラ星のピッコロ王子や変身生命体リュグロー、音波怪獣ガラドラス、牛神超獣カウラといった怪獣たちの姿も見られる。 万丈アナ、ここからはアナウンス席に着いて実況。 万丈「ウルトラ戦士の中でも最強と謳われ、銀河を乱す数々の敵と、戦って!」 磁力怪獣アントラー、 万丈「戦って!」 灼熱怪獣ザンボラー、 万丈「戦い抜いた正義の超闘士!」 そしてエリマキ恐竜ジラースと『彼』の戦いの回想がインサートされる。 万丈「そうです、彼こそ我らがヒーロー!!」 その時、一つの影が闘技場のゲートを駆け抜けていき、リングに降り立った。 その男は、煌めく新装鉄鋼(ニューメタルブレスト)を纏ったウルトラ戦士。 そう、『彼』こそが──! 万丈「闘士(ファイター)──ウルトラマン!!!」 ウルトラマン超闘士激伝彗星戦神ツイフォン登場 その頃、北銀河のウルトラ前戦基地。 闘士ウルトラマンタロウ、闘士ウルトラマンジャック、闘士ウルトラマンエース、闘士ウルトラマンレオ、闘士アストラがそれぞれの専用重装鉄鋼(ダブルブレスト)(タロウのみ新装鉄鋼)を纏う。 新たなボディを得て「エースキラーS(スペシャル)」と名を変えたエースキラーも戦闘準備を完了している。 タロウ「行こう皆!」 タロウ達が前戦基地から宇宙へ飛び出していく。 タロウ「みんな、気をつけて! あの『ツイフォン』は、赤色彗星の中でも最大級のものだから……」 エース「大丈夫だって! 彗星の一つや二つ……」 エースが重装鉄鋼のエネルギー増幅メタルを引き抜き、剣へと変形させた。 エース「俺がこの新兵器、メタリウムソードでスパーッと片づけてやるよ! スパーっとな!! ダーッハッハッ!!!」 SD体型になって高笑いするエース。エースキラーSは呆れ顔だ。 エースキラーS「まったく、お気楽な奴だぜ」 エース「ホゲッ!?」
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~次回予告~鷹介『あいつを倒し、人々を助ける為にはどうしたら・・・』シュリケンジャー『皆・・・ミーを信じてくれ!』サタラクラ『プップ―!もうすぐ‘アレ‘が生まれちゃうもんね~』ナレーター『マンモスと6人』シュリケンジャー『気合入れて行ったるで!』 3体の忍狼獣ファングールが合体し、巨大な忍獣ファンゲロスとなった。 ハリケンジャーとゴウライジャーはシノビマシンを出撃させる。 寄生要塞センティピートでは、マンマルバが自分の手で殺したはずのカブトライジャーが出撃するのを見て驚く。 マンマルバ「な、何!?生きていたのか、カブトライジャー!?」 カブト「見ているか、マンマルバ!俺はまだくたばってはいないぞ!貴様の下らん予言など当たりはせん!」 レッド「それより一甲、早いとこやっつけて、ラーメン食いに行こうぜ。俺、もう腹減っちゃてさ~」 カブト「ふっ、いいだろう!」 レッド「英太橋の屋台が旨いんだ、約束だぜ!」 カブト「ああ」 旋風神、轟雷神とファンゲロスが相対する。 巻ノ三十三 マンモスと6人 マンマルバ「・・・ハリケンレッドめ、サソリの毒消しを作るためにワザと・・・やられたのラ!」 マンマルバがその場を去る。 ウェンディーヌ「マンマルバ・・・」 サタラクラ「まあいいって事よ。どの道、ボキの可愛い狼ちゃん達に勝てる訳ないんだから!」 サタラクラがファンゲロスを制御している犬笛を吹く。 レッド「行くぜ、皆!」 ブルー・イエロー「「おう!」」 旋風神、轟雷神はファンゲロスと戦うも、ファンゲロスのパワーに圧倒される。 レッド「このぉ!合体だ、一甲!」 カブト「よし!シノビメダル!」 レッド・カブト「「セット!」」 旋風神が射出したカラクリボール7号と轟雷神が射出したカラクリボール8号が展開、合体し、風雷丸になる。 風雷丸「我が名は風雷丸なり、各々方、合体でござる!」 「風・雷・合!はあ!」 「風吹き荒れて嵐呼び、雲引き裂いて雷走る」 「風と雷一つになりて、天下御免の三日月頭」 旋風神と轟雷神、風雷丸が合体し―― レッド「流派超越!」 ハリケンジャー・ゴウライジャー「「「風雷合体!!」」」 風雷丸「轟雷旋風神推参!」 轟雷旋風神が完成した。 レッド「よっしゃー、一気に止めを刺すぜ!究極奥義!」 ハリケンジャー・ゴウライジャー「「「ローリングサンダーハリケーン!!」」」 二の槍、チュウズーボを倒した轟雷旋風神の必殺技が、 ファンゲロスに炸裂した。 レッド「やった!」 だが、ファンゲロスは無傷だった。 レッド「何だって!?」 ブルー「嘘!?」 イエロー「全然効いてないのか・・・?」 ファンゲロスは轟雷旋風神に飛び掛かり、 押し倒してから連続して殴りつける。 館長「まずい!このままでは・・・やられる!おぼろ!」 おぼろ「え!?いや・・・そんなこと言うたかて・・・」 サタラクラ「よ―し!いけ、いっけー!」 サタラクラは犬笛を吹くが、口から口笛から落ちてしまい、 犬笛が二つに割れた。 サタラクラ「・・・壊れちゃった。あら・・・ってことは・・・」 制御を失ったファンゲロスは3体のファングールに戻って、どこかに去っていった。 サタラクラ「しまった~!」 サーガイン「なんで肝心な所でこうなるんだ!」 フラビージョ「バッカじゃないの!」 タウ・ザント「サタラクラ!再出撃を急げ!時間の猶予は無い」 サタラクラ「え?」 サーガイン・ウェンデイーヌ・フラビージョ「「「時間の猶予は?」」」 サタラクラ「無い!?」 おぼろ「は~、とりあえずホッとしたわ。皆、大丈夫か!」 轟雷旋風神が立ち上がる。 イエロー「あ、あれ?いなくなっちまったぞ、あいつら」 ブルー「どうして?」 クワガ「どこに行ったんだ?」 レッド「何だか知らないけど、助かったみたいだな~」 そこにシュリケンジャーの天空神が来た。 シュリケンジャー「ヘイ、ボーイ。呑気に構えてる場合じゃないぜ」 フラビージョ・ウェンディーヌ「「流星群が!?」」 サーガイン「我らにメッセージを・・・」 サタラクラ「伝えてたの!?」 タウ・ザント「そうだ、見ろ」 モニターに、ファングールに影を喰われ、狼人間にされた人々が映される。 タウ・ザント「ケダモノになりし者ども、町を埋め尽くすとき、最終奥義への扉が開く・・・」 シュリケンジャー「・・・そして、三つ首のケダモノ地を制する時、最終奥義ついに生ずる」 鷹介「それが邪悪なる意思からのメッセージ」 七海「流星群にそんな意味があったなんて」 シュリケンジャー「ジャカンジャは今まさに、そのメッセージの通りに最終奥義、つまり‘アレ‘を出現させようとしているのさ」 一鍬「三つ首のケダモノ地を制する時・・・という事は、あの狼さえ倒せば‘アレ‘は生まれないということか?」 一甲「だが、疾風と迅雷の力を合わせた轟雷旋風神でも奴を倒すことが出来なかった」 吼太「そうだよ!そんな奴に打ち勝つ方法なんてあるのかよ?」 シュリケンジャー「ある」 タウ・ザント「ただし!時同じくして、最大の敵もまた蘇るなり・・・」 サーガイン・ウェンディーヌ・フラビージョ・サタラクラ「「「「最大の敵?」」」」 鷹介「ジャカンジャにとって敵ってことは・・・俺達の味方って事だよな」 シュリケンジャー「イエ~ス!そいつは新たなカラクリメカの事だ」 鷹介「え?」 七海「新たなカラクリメカですって?」 シュリケンジャー「だが、そのメカを起動させるためには三流派を統一した6人の力・・・ 皆のシノビメダルが必要なんだ」 一鍬「シノビメダルが!?」 シュリケンジャー「そうだ、時間が無い。皆のシノビメダルを貸してくれ、プリーズ!」 吼太「ちょっと待てよ、俺達のシノビメダルを外したら、シノビチェンジできなくなっちゃうぜ」 一甲「もし・・・その間にジャカンジャに攻めいられたら・・・」 タウ・ザント「ぐずぐずしてる暇は無い、サタラクラ!ただちにファングールを見つけ出し、一刻も早く‘アレ‘を出現させるのだ!」 サタラクラ「ガッテン!ギョイ~ン、急がなくちゃ!」 鷹介「分かった、頼むぜ。シュリケンジャー」 鷹介がシュリケンジャーに自分のシノビメダルを渡した。 シュリケンジャー「・・・ああ」 吼太「・・・鷹介」 鷹介「俺達は町の人たちを助けに行く」 吼太「早いとこ頼む」 七海「お願い」 吼太と七海、霞兄弟もシノビメダルを渡した。 シュリケンジャー「OK,ベイビー。ミーに任せてくれ。 シー・ユー・レイダー!」 シュリケンジャーは走り去っていった。 おぼろ「新しいカラクリメカやて?あっ、そういえばカラクリシステムについて記した古い文献にそのような事が・・・え~、どこやったかな?」 館長「よもや、御前様が・・・?」 女子高生「カオリ、キョウコ、やめて!」 七海「逃げるのよ!」 七海が狼人間にされた友達に襲われていた女子高生を助ける。 女の子「助けて~」 吼太「ちゃんと捕まっててね!」 吼太が、女の子を背負って、狼人間から逃げる。 霞兄弟は、老夫婦を襲っていた狼人間を止める。 一甲「逃げろ!」 一鍬「早く!」 鷹介は、大勢の狼人間に囲まれていた。 鷹介「待て、やめろ!話せば分かる!」 鷹介の近くには、勤め先の派遣会社の九十九社長がいた。 鷹介「しゃ、社長!?こんな所にいたら危ないっすよ」 九十九は既に狼人間にされていた。 鷹介が、九十九達狼人間にのしかかられた。 鷹介「うわ―!」 マンマルバは自室にいた。 マンマルバ「予言で見えたビジョンはカブトライジャーの死を意味するものではなかった、 ならば残るもう一つのビジョン、あれも俺の死を意味するものでは・・・ウ~ラ~ラ~」 香炉から出た煙に、カブトライジャーがマンマルバを倒す映像が映った。 マンマルバはその映像をかき消す。 マンマルバ「何だと!?カブトライジャーが俺を倒すラと!」 マンマルバは腹立たしげに立ち去る。 その後ろには、謎の繭があった。 サタラクラは森に来ていた。 サタラクラ「犬笛直しちゃった、ボキって器用~」 「さあ!かくれんぼはもう終わりよん!いい子だから出てらっしゃい、狼ちゃ~ん」 サタラクラが修復した犬笛を吹くとファングール達が近寄って来た。 サタラクラ「ははははは、いた―!会いたかったよ~、ん?」 サタラクラの近くを天空神が飛んでいた。 シュリケンジャー「御前様、6つのシノビメダルはゲットしました。 これよりプロジェクトの最終段階に入ります」 サタラクラ「ちょうどイイや!さっそくお仕事だ~!」 サタラクラが犬笛を吹くと、ファングール達は再びファンゲロスに合体・巨大化した。 シュリケンジャー「ワッツ!?」 ファンゲロスの一撃を受け、天空神が墜落した。 シュリケンジャー「うわあぁ!」 サタラクラ「いいじゃん、いっちょう上がり!次、いってみよ~!」 サタラクラとファンゲロスは町に向かった。 シュリケンジャーは森に出た。 シュリケンジャー「くっ・・・こんなことでグズグズしている暇はない・・・!」 「フェイスチェンジ!」 シュリケンジャーはアーマーを脱ぎ捨て、ファイヤーモードになる。 シュリケンジャー「どっこい!これ位でやられるシュリケンジャー様じゃないぜ! さあ、急がねぇと!皆が待ってるぜ!!」 シュリケンジャーが走り出した。 鷹介は、九十九社長を柱に縛りつけた。 鷹介「社長、ごめんね。ちょっとの間、辛抱してて・・・!?」 ファンゲロスが町に来て、ビームで町を破壊しだした。 吼太「また出やがった!」 七海「シュリケンジャーはまだなのに!」 一甲「どうする?シノビチェンジできないぞ」 鷹介「・・・おぼろさん!」 「頼むよ、おぼろさん!」 吼太「おぼろさん!」 七海「館長、お願い!」 館長「・・・おぼろ」 おぼろ「あかん!生身の体でシノビマシンで出撃するなんて許されへん!出撃しても旋風神にはなられへんで、生身の体じゃ変形・合体時の衝撃に耐えれへんのや!轟雷旋風神でも敵わんかった敵にシノビマシンで勝てる訳ないやろ!」 七海「シュリケンジャーが新たなカラクリメカを持ってくるまで!」 吼太「それまで、俺達で何とか食い止めないと!」 鷹介「頼む!おぼろさん!」 おぼろ「あんたら・・・」 館長「・・・うむ」 生身の鷹介達が、シノビマシンに乗り込んだ。 鷹介「いくぜ!」 七海・吼太・一甲・一鍬「「「「おう!!」」」」 吼太「カラクリ忍法・蓮獅子!」 七海「ドルフィンアタック!」 一甲「ゴウライキャノン!」 一鍬「スタッグサンダー!」 鷹介「烈火弾!」 鷹介達はシノビマシンの武器でファンゲロスを攻撃する。 シュリケンジャーは、ある洞窟に到着した。 シュリケンジャー「やっと来れたぜ・・・このパネルに皆のメダルを・・・」 「ハリケンレッド、ハリケンイエロー、ハリケンブルー、クワガライジャー、カブトライジャー、そしてミーだ・・・」 シュリケンジャーがパネルにシノビメダルをはめていく。 6枚のシノビメダルがはめられた時、扉が開いた。 シュリケンジャー「・・・これだぜ!」 シュリケンジャーが扉の向こうに隠されていた新アイテム・ニンジャミセンを取り出す。 シュリケンジャー「セットアップ!ニンジャミセン!」 シュリケンジャーは、シュリケンズバットをニンジャミセンに合体させる。 シュリケンジャー「おっしゃあ!気合入れていったるで!」 シュリケンジャーがニンジャミセンを演奏すると、 何処かで、とあるカラクリメカのリボルバーにカラクリボールがセットされていく。 ファンゲロスの攻撃に、鷹介達は追い詰められていた。 吼太「もう限界だ!」 鷹介「シュリケンジャーが来るまで頑張るんだ!」 おぼろ「も~言わんこっちゃない!」 館長「いや、見ろ!」 シュリケンジャー「ハリケンジャー!遅れてソーリー、待たせたな!」 ビルの上に、アーマーを再装着したシュリケンジャーが戻ってきた。 鷹介「シュリケンジャー!」 シュリケンジャー「カモーン!リボルバーマンモス!」 シュリケンジャーがニンジャミセンを演奏すると、 ビルが地面に収納され、巨大なマンモス型カラクリメカが出てきた。 鷹介「すげー・・・」 一甲「これが流派を超えた、新たなるカラクリメカ・・・」 シュリケンジャー「ザッツライト!その名もリバルバーマンモス!」 館長「おお!」 おぼろ「リボルバーマンモス・・・あっ!・・・これや!」 おぼろが開いた文献には、リボルバーマンモスについて記されていた。 フラビージョ「出た―、よ?」 タウ・ザント「おのれ!これが我らを邪魔する新たな力・・・」 タウ・ザントの体から、電撃が出される。 サーガイン「タ、タウ・ザント様が・・・!」 ウェンデイーヌ「お、お怒りに~」 サタラクラ「大丈夫だって、タザやん!ボキの狼ちゃんはゾウさんなんかに負けない、ゾウ。 なんちゃって!ダーハッハッハ!ダーハッハッハ!」 シュリケンジャー「OK,ベイビー、シノビメダルは返すぜ」 鷹介達の元に、それぞれのシノビメダルが転送される。 鷹介「サンキュー!」 吼太「助かったぜ~!」 七海「うん!」 一甲・一鍬「「うむ!」 鷹介「いくぜ、皆!」 鷹介達「「「シノビチェンジ!」」」 鷹介達が変身する。 レッド「流派超越!」 ハリケンジャー・ゴウライジャー「「「風雷合体!!」」」 風雷丸「轟雷旋風神推参!」 5体のシノビマシンが再び、轟雷旋風神に合体する。 シュリケンジャー「カモーン!カラクリボール、1・2・3!」 リボルバーマンモスから、カラクリボール1号・ソードスラッシャー、 カラクリボール2号・ゴートクラッシャー、カラクリボール3号・トータスハンマーが射出される。 轟雷旋風神は、ソードスラッシャーとゴートクラッシャーとトータスハンマーを合体させたゴートハンマーを装備し、 二刀流の攻撃でファンゲロスを圧倒する。 シュリケンジャー「轟雷旋風神をリボルバーマンモスの背中に!」 レッド「よっしゃあ!」 轟雷旋風神が、リボルバーマンモスの背中に搭乗する。 レッド「必殺究極奥義!」 轟雷旋風神が、リボルバーマンモスの頭を叩く度に、カラクリボールが射出される。 そして、無数のカラクリボールがファンゲロスを攻撃する。 ハリケンジャー・ゴウライジャー「「「サンダーハリケーンストライク!!」 強化されたローリングサンダーハリケーンとリボルバーマンモスのビームの同時射撃がファンゲロスに炸裂、ファンゲロスは大爆発した。 ハリケンジャー「「「おっしゃー!!」」」 シュリケンジャー「やったぜ!」 おぼろ「おおー!」 館長「うむ」 タウ・ザント「・・・後一歩という所を・・・おのれ!」 タウ・サントが電撃を出し、サタラクラ達は恐れおののく。 フラビージョ「いい所まで行ったんだけどね~、やっぱ×!」 マンマルバ「ファンゲロスでもカブトライジャーを葬り去ることは出来なかったラ・・・」 マンマルバがその場を去る。 狼人間にされた人々が、元に戻っていく 七海「よかったね」 鷹介「うん、あっ・・・」 鷹介が九十九の元へ向かった 九十九「誰か~助けて~」 鷹介「社長!」 九十九「おっ、新人!早くほどいて!」 鷹介「あっ、はい」 九十九「全く誰があたしを縛ったんだ?早く!」 鷹介「・・・ほどいたら、給料あげてくれます?」 九十九に狼人間の時の様に吠えられ、鷹介は腰を抜かした。 七海・吼太「「はははは」」 一鍬「ん、兄者・・・?」 夕暮れの海岸で、カブトライジャーとマンマルバが相対する。 マンマルバ「来たか」 カブト「貴様と決着を付けにな」 カブトライジャーがイカズチ丸を抜く。 マンマルバ「来い!」 マンマルバが剣を構える。 マンマルバ「勝負ラ!」 マンマルバがカブトライジャーに斬りかかるも、 カブトライジャーはイカズチ丸で切り払い、逆にマンマルバを切りさいた。 そして、カブトライジャーの奥義・カブト雷撃破がマンマルバに炸裂した。 カブト「カブト雷撃破!」 マンマルバ「ぐわぁ――!!」 予言で見たビジョンの通りにマンマルバが倒れ、 カブトライジャーはマンマルバに背を向け、去ってゆく。 マンマルバ「・・・やはり、予言に逆らうことは敵わぬラか・・・だが・・・」 マンマルバが大爆発した。 夜、鷹介達は約束のラーメン屋台に来ていた。 店主「はいよ」 七海「あー、おいしそ―」 吼太「うまそ~ 店主「ラーメン、お待ち」 鷹介「ありがと」 店主「もう一個は?」 鷹介「こっちにください」 七海「一甲、どこに行っちゃたのかな?」 吼太「鷹介、先に食べちゃおうぜ、のびちゃうよ~」 鷹介「駄目だ!一緒にラーメン食おうって、俺約束したんだ!」 鷹介の腹が鳴る。 その直後、一甲が屋台に来た。 一甲「待たせたな」 一鍬「兄者!」 吼太「遅いぞ!」 鷹介「なあ、遅えよな」 一甲がラーメンを食べ出す。 鷹介「あっ!お前!」 鷹介もラーメンを食べ出すが、むせてしまう。 吼太「ははは、食べよっか」 七海「うん」 七海・吼太「「いっただきまーす」」 宇宙忍者ファイル FILE33 暗黒七本槍三の槍・マンマルバ(成体) ナレーター「暗黒七本槍、三の槍マンマルバ(成体)。予言は絶対です。・・・が?」 つづく
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美月の部屋。 御神鏡が輝き、勇斗が送還されてきた。 勇斗「美月・・・の部屋・・・?」 美月が部屋に入ってきた。 美月「勇くん!?」 勇斗「美月・・・美月・・・・?」 美月「そ、そっちこそ、本当に勇くん・・・?」 勇斗「ああ!俺だ、勇斗だ!」 美月「勇くん・・・会いたかったよ・・・・!」 美月が勇斗に駆け寄り、勇斗は美月を抱きしめた。 勇斗「俺もだ・・・俺も・・・」 Act12 帰るべき場所 美月「これってサプライズ?」 勇斗「えっ・・・」 美月「帰って来るなら来るって電話くれればよかったのに。戦争行くって言ってたから、死ぬ程心配してたんだよ?」 勇斗「美月!スマホ貸してくれ!」 美月「どうしたの急に?」 勇斗「頼む!」 美月「う、うん」 勇斗が美月のスマートフォンを借り、フェリシアに渡してきた自分のスマートフォンにかけようとするが・・・ 美月「誰にかけてるの?」 勇斗「俺のスマホに!」 勇斗のスマートフォンには繋がらなかった。 勇斗「やっぱり繋がらねえか・・・」 美月「大丈夫?あっちで心配なことでもあるの・・・?」 勇斗「まあ・・・でも、雷は退けたし、豹も撤退したはずだ」 美月「そっか」 美月が勇斗の顔に手をかけた。 美月「すっごく静観になって大人びてるけど、ちゃんと昔の面影がある。写真よりずっとかっこいい」 勇斗「そ、そうか・・・」 美月「お帰り、勇くん」 勇斗「ただいま、美月」 美月「また勇くんと会えて、こうして触れあえて、私はすっごくすっごく嬉しいよ」 勇斗「俺もだ、美月」 盃が落とされた。 前回、勇斗に敗れたロプトがシギュンからの報告を受けていた。 ロプト「本当か・・・シギュン!?」 シギュン「ああ・・・間違いなく、この世界から消えたよ」 ロプト「ちっ!あいつは!俺の手で殺すと言っただろ!」 シギュン「勿論、手なんか出したくなかったさ。だけどね、あんたは豹の跡目を譲った夫、その身に何かあっちゃ困るのさ」 ロプト「まあいい・・・・狼に今までの借りを返す!」 スティンソール「何だって!スオウユウトが消えただと!?うっ・・・」 スティンソールが前回の戦いでルーネに負わされた傷を押さえる。 高官「はい、詳しいことは分かりませんが、スオウユウトはもういない。総大将の居なくなった狼など恐れるに足らずと、〈〈豹〉〉の兵士が騒ぎ立てています」 スティンソウル「仮の兄弟め、よもや暗殺でもしたのではないか?」 高官「恐らく〈〈豹〉〉はガシナ砦を攻め入ることでしょう」 スティンソール「当然ガシナ攻めに加わるさ。あそこは元々俺たちのものだ。 まっ正直、スオウユウトがいねえとなると・・・・やる気はかなり失せてるがな・・・!」 ルーネも、フェリシアに手当てをしてもらいながら、勇斗の帰還を聞かされた。 ルーネ「な!父上が天の国にお帰らりになられただと!?」 フェリシア「し!外の兵士達に聞かれたらどうするのです」 ルーネ「す、すまん・・・だがとても聞き流せることではなかったぞ。説明してくれ」 フェリシア「お兄様は・・・この世界につなぎ止めていた秘法が〈〈豹〉〉のシギュンによって打ち消されたのです・・・」 ルーネ「そんな・・・・フェリシア、父上を呼び戻すことは出来ないのか!?」 フェリシア「無理よ・・・ここには御神鏡がないもの・・・それに、お兄様の気持ちを考えたら・・・」 アルベリティーナが駆け込んできた。 アル「大変だよ大変だよ!」 ルーネ「アルベリティーナ、いきなり入ってくるな!」 アル「だってだって、〈〈豹〉〉と〈〈雷〉〉が動き始めたって噂が・・・・」 ルーネ「何だと!」 現代日本。 勇斗と美月はデパートに来ていた 勇斗「本当に帰ってきたんだな」 美月「勇くんすっごく大きくなったから色々買わないとね」 勇斗「ああ、家にあった服これくらいしか着れなくて驚いた」 美月「勇くん勇くんちょっと来て!これなんか似合いそう」 美月が出した服の値段は、2万円だった。 勇斗「高!?いい感じだけどもっと安いのでいいって」 美月「もー、〈〈狼〉〉の宗主様が何言ってんの。そんなんじゃ下の者に舐められるぞ」 勇斗「うっせー、こっちじゃ無職の少年なんだよ」 美月「はいはい」 勇斗「あ、あれでいい、あれで」 勇斗が黒系の服が掛けられたセールの棚を指さした。 美月「もー見事に黒系ばっかり。もうちょっと明るい色にしなよ」 勇斗「任せる・・・・」 勇斗「っつかれたー、何かもう死ぬほど疲れたわ―――」 美月「何言ってるの、ちょっと服選んだぐらいで」 勇斗「ちょっとどころじゃねえだろ。もうかれこれ1時間は経ってるぞ。服選びだけで」 美月「そんなの普通じゃない?むしろ短く済ませたつもりだけど」 勇斗「マジか・・・もう当分買い物は勘弁って感じだな」 美月「もう―――ちょっと待ってよ-」 勇斗「あっ・・・・」 勇斗はデパートを見て、不意に、イヤールンウィズの市場を思い返した。 美月「どうしたの?」 勇斗「あっ、別に・・・ところでお前、自分の服はいいのかよ?」 美月「あたし金欠だもん」 勇斗「買ってやるよ、多少高いものでもいいぞ」 美月「えっ?で、でも悪いって言うか・・・お金そんなに無いんでしょ?いいよ、あたしは」 勇斗「お前にはこの3年、散々心配かけたからな。お前への礼は今日の買い物の最優先事項だ」 美月「そっか、最優先か・・・ありがとね、じゃー何がいいかな?色々欲しいものはあるんだけど―――う―――ん、あっ!」 勇斗「もう決まったのか?」 美月「ううん、せっかくだし勇くんが選んでよ」 勇斗「はいっ!?」 美月「だ~から~」 勇斗「でも俺なんか選んだらそれこそ・・・」 美月「いいのよ。例え宴会芸用のバーコード頭のカツラでも大事にする」 勇斗「いいのか!本当にそんなんでお前満足か!?」 美月「家宝にしちゃうよ。〈〈狼〉〉の宗主様から直々にいただいた品として、神棚に飾っちゃうね」 勇斗「分かったよ・・・・じゃあせめて好みぐらいは言ってくれ」 美月「じゃあ私、ヘアアクセがいいな。それだったらずっと身につけていられるし」 勇斗「服じゃねーのかよ。まあいいけど」 その頃、ルーネは出陣しようとしていた。 フェリシア「本当に戦うの・・・・?まだ傷も癒えてないのに」 ルーネ「仕方無いだろ。〈〈豹〉〉と〈〈雷〉〉はすぐそこまで迫っている」 フェリシア「でもお兄様がご帰還された今、あなたまで居なくなったら〈〈狼〉〉軍は・・・」 ルーネ「だからこそだ。私まで戦線を離脱しては、士気がもたん。常に最前線で戦い、兵を守るのがワーナガルムの務めだ」 フェリシア「ホント・・・お兄様の言うことしか聞かないんだから・・・・」 ルーネ「最後に父上のお声ぐらいお聞きしたかったが、仕方ない。父上にはお前から伝えておいてくれ。ジークルーネは最期まで立派に戦った、とな」 ルーネが馬に乗って出撃していった。 フェリシア「ルーネ・・・・」 帝都の宮殿。 クリスティーナがリーファの元に来ていた。 リーファ「よもやそんなことになっておったとはのう」 クリス「ミスガルズの魔女、シギュン。ユグドラシルでも三本の指に入る秘法使いとは、やっかいなものです」 リーファ「奴の秘法を破り、勇斗を呼び戻せるとなる、ユグドラシル広しと言えど、わらわ位のものじゃろう」 クリス「それでは・・・」 リーファ「うむ、わらわで勇斗を召喚しよう。戻るかどうかは勇斗次第じゃが」 〈〈角〉〉の国。 リアーネ「まさか、〈〈豹〉〉と〈〈雷〉〉が出張ってきてるとは・・・それで兄上はご無事なのか?」 高官「そ、それが・・・勇斗様は先の戦いで討ち死にされたと・・・」 リアーネ「な・・・・う、嘘だ!兄上は天の国から参られた方だぞ!お亡くなりになる訳がない!」 高官「し、しかし・・・そうとしか考えられないのです」 リアーネ「あっ・・・あ・・・」 倒れかけたリアーネを高官が支えた。 高官「姫様!」 リアーネ「嘘だ・・・嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!」 高官「姫様!お気を確かに。宗主たる貴女がそんなことでどうします!・・・この機会に主導権を奪い返し、〈〈狼〉〉を乗っ取ることも・・・」 リアーネ「恩を仇で返せというのか!そんな不義理ができるか!」 高官「し、しかし!」 リアーネ「兄上は!兄上は生きている!僕の兄上なんだ!きっと生きておられる!きっと・・・」 公園。 美月「勇くんとお花見なんて久しぶりだね」 勇斗「ああ。それより・・・・」 美月「待ちきれない?すぐに用意するからね」 美月が重箱を広げた。 勇斗「おお、これおばさんが作ったのか?」 美月「ううん、あたしだよ」 勇斗「ええ・・・食えるのかこれ・・・」 美月「ちょっとヒドイ!あたし料理それなりに得意なんだからね!」 勇斗「そう言われても俺・・・昔、お前に泥団子食わされそうになった記憶あるぞ・・・」 美月「一体いつの話してるのよ!もういい!あげない!」 勇斗「ちょっおい!冗談、冗談だから!ホント悪かった。謝るから食べさせてくれ」 美月「知りません」 勇斗「うぅ・・・」 美月「でも、あたしが勇くんに食べさせていいなら、食べてもいいよ」 勇斗「ええ!」 美月「はい、じゃあ勇くんの好きな唐揚げから。あ――――ん・・・・」 美月が唐揚げを勇斗の前に出した。 勇斗「・・・・」 美月「食べてくれないの?」 勇斗「いや、だって・・・・」 美月「フェリシアさんやジークルーネさんには、あーんしてもらったくせに・・・・そんなにあたしの、あ―んじゃ食べたくないの?」 勇斗「分かったよ、食う。食うから」 勇斗が美月の出した唐揚げを食べた。 美月「どう?」 勇斗「・・・旨い!」 美月「ホント!?」 勇斗「ああ正直驚いた!本当に旨い!」 美月「良かった」 勇斗「平和そのものだな」 美月「うん、勇くんはもう戦わなくていいんだよ」 勇斗「あっ・・・そ、そうだな・・・」 美月「勇くんは今まで〈〈狼〉〉のみんなのために頑張ったんだもん。だから、もういいんだよ」 勇斗が立ち止まり、拳を握った。 美月「勇くん?」 勇斗「分かってるんだ、頭では。俺は帰ってきたんだって・・・でも・・・」 美月「心配なんだね、みんなのことが。分かるよ、勇くんのことは何でも」 美月のスマートフォンが着信音を鳴らした。 美月・勇斗「「あ・・・・」」 美月「あっ・・・勇くんの番号から電話がかかってきてるよ!」 勇斗「え!?」 勇斗が美月からスマートフォンを受け取り、電話に出た。 勇斗「もしもし・・・」 イングリット「勇斗!勇斗か!?」 勇斗「イングリット!」 イングリット「良かった・・・どうにか声が届いたよ・・・」 勇斗「こっちから何度かけてもつながらなくて・・・みんなは?みんなはどうしてる?」 イングリット「ああ、今フェリシアに代わるよ」 フェリシア「お兄様!」 勇斗「フェリシア・・・無事だよな?」 フェリシア「はい・・・・お兄様こそよくご無事で・・・こうして声が聞けて心より安心いたしました・・・」 勇斗「俺はピンピンしてるよ・・・フェリシア?」 フェリシア「お兄様・・・申し訳ございません、ガシナ砦は守ることが出来ませんでした」 勇斗「あ・・・!」 フェリシア「〈〈豹〉〉と〈〈雷〉〉に敗走し、どうにかイヤールンウィズに帰って 勇斗「ルーネは?ルーネは無事なのか?」 フェリシア「はい・・・ではルーネに代わります」 ルーネ「ち、父上・・・」 勇斗「ルーネ、大丈夫か?」 ルーネは左腕を三角巾で吊っていた。 ルーネ「はい、大したことはございません・・・申し訳ありませんでした・・・ガシナ砦をみすみす敵に明け渡したばかりか、多くの将兵の命を・・・」 勇斗「お前が気に病むことじゃない。全ては俺が突然居なくなったせいだ。よく踏ん張ってくれたな。ルーネ、フェリシアに代わってくれ」 フェリシア「はい」 勇斗「なあフェリシア・・・一つだけ聞きたい。同じ手順を踏めばもう一度俺をユグドラシルに召喚できるか?」 フェリシア「リーファ様でしたら可能かと・・・ただ」 勇斗「ただ?」 フェリシア「お兄様がどんな決断を下そうと、私はそれに従いますわ。例えそれが、こちらの世界に戻ってこないということでも」 勇斗「本当にそれでいいのかよ・・・」 フェリシア「私は何よりも第一に勇斗お兄様の妹ですから。妹は兄の幸せを願うもの、ですよ」 勇斗「・・・・分かった、ありがとな、フェリシア」 フェリシア「はい・・・」 ルーネがフェリシアを抱きしめた フェリシア「何です、いきなり・・・」 ルーネ「父上の前では明るく振る舞っていたからな。その分ぐらいは、胸を貸してやる」 フェリシア「あ、ありがとう・・・」 フェリシアが泣き出した。 話を聞いていた美月は勇斗に微笑みかけていた。 夜の神社。 美月が神前に御神鏡を置いた。 美月「ここから全てが始まったんだよね・・・」 そこへ勇斗が来た。 勇斗「美月!」 美月「勇くん。ごめんね、こんな時間に呼び出したりして」 勇斗「いや。ていうか、どうしたんだよ急に?」 美月「ねえ勇くん。勇くんはユグドラシルに帰りたいんだよね?」 勇斗「・・・・・!」 美月「やっぱりね」 勇斗「どうして・・・」 美月「言ったでしょ。勇くんのことなら何でも分かるって」 勇斗「・・・・・」 美月「どうしてそんな顔してるの?」 勇斗「俺がユグドラシルへ行ったら、またお前に心配かけることに・・・」 美月「大丈夫、勇くんのしたいようにして」 勇斗「美月・・・」 美月「その代わり、あたしもあたしのしたいようにするから」 勇斗「?」 美月「あたしも一緒にユグドラシルに行く!」 勇斗「そうか一緒に・・・はあっ!?」 美月「ダメ?だってさ、あたしが一緒にユグドラシルに行けばもう悩まなくて済むよね! 迷うことなく、狼のみんなを助けに行けるね!」 勇斗「ば、出来るわけねーだろ、んなこと!」 美月「どうして?勇くんがまた行けるなら、あたしがついて行くことだって出来るはずだよ?」 勇斗「そ、そういうコト言ってるんじゃない!美月、お前分かってんのか!?もしかしたら二度と帰ってこれねえかもしれねえ!」 美月「分かってるよ!だから一緒に行くんじゃない・・・もう待ってられないから・・・・だからいいでしょ!」 勇斗「ば、馬鹿!お前には家族がいるだろ!百合ちゃんとか友達だっているだろ!そいつらみんなと会えなくなるんだぞ!」 美月「・・・もちろん、もうみんなに会えなくなると思うと、寂しいよ・・・」 勇斗「だったら・・・」 美月「でもね!勇くんと会えない時の方が寂しかったよ、切なかった・・・もう離れたくなんてないよ・・・だってあたしは・・・あたしは、勇くんのことが好きだから!」 勇斗「も、もう少し考えろよ!人生の選択になるんだぞ!」 美月「考えたよ!名一杯考えた!でも・・・どれだけ考えても、勇くんの居ない未来はイヤだなって思ったの・・・・」 勇斗「電気もガスも水道も、何もない世界だぞ・・・」 美月「でも勇くんがいるよ!」 勇斗「現代ではしなくていい苦労をしまくるぞ・・・」 美月「好きな人と一緒にいるための苦労だったら喜んでするよ!」 勇斗「やっぱりバカだ・・・お前・・・」 美月「もう、バカバカ言わないでよ、自覚はあるけどさ・・・そ、れ、よ、り~早く答えを聞かせてくれないかな?」 勇斗「美月・・・」 美月「なあに?」 勇斗「俺の・・・・奥さんになってください!」 美月「え・・・お、奥・・・・ええええっ!?」 勇斗「彼女程度じゃ全て投げ打って付いてきてくれなんて、とても言えねえ。 でも自分の妻だったらきっぱりはっきりこう言える。俺についてこいってな」 美月「ええっ・・・・」 勇斗「だから、俺の奥さんになってくれ」 勇斗が美月に手を差し出した。 美月「あ・・・あ、あぁ・・・・はい・・・勇くんの奥さんに、してくださ・・・ああっ!?」 美月が勇斗の手を取ると同時に、勇斗は美月を引き寄せ、抱きしめた。 勇斗「言ったな、もう離さないからな・・・」 美月「うん、離さないで・・・・」 美月「月が、綺麗だね・・・・」 勇斗「ああ・・・・・」 そして、勇斗と美月がキスをした――――― イヤールンウィズ。 帰還を果たした勇斗を人々が歓声をもって迎えていた。 民衆「「「ジーク・パトリアーク!ジーク・パトリアーク!ジーク・パトリアーク・・・」」」 城の展望台から、フェリシア達が勇斗を見ていた。 アル「おーい!お父さま・・・・ああああっ!?」 落ちかけたアルベルティーナをクリスティーナが支える。 クリス「ほらアル姉、あんまりはしゃぐと落ちますよ」 エフィーリア「すごーい!あんなに大勢の人達がご主人様をたたえています!」 リアーネ「ここだけではない、角の民だって兄上のことを慕ってるのだ!」 イングリット「あんなに、大きくなるなんてな・・・」 リーファの後ろから、ユグドラシルの衣服に着替えた美月が出てきた。 リーファ「お主が美月とやらか」 美月「は、はい・・・志百家美月です」 リーファ「羨ましいのぉ、勇斗に思いを寄せられているとはな」 美月「な、長い付き合いなんで・・・」 リーファ「わらわはリーファじゃ。よろしくな」 美月「はい!」 ルーネ「ありがとな、フェリシア」 フェリシア「え?」 ルーネ「我らを父上と巡り合わせてくれて。父上と盃を交わせたことを誇りに思う」 フェリシア「うふ・・・・お帰りなさいませ、お兄様!」 (完)
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ロボタック海に死す ハラッパ国を救う4つのランドツールはついに、ハラッパ国を怨むトラボルトの手にすべて渡ってしまった。 トラボルト「ニャッハッハッハッハッ! こっちに4つのランドツールがある限り、ハラッパ国がシーホールに飲み込まれるのも時間の問題だぁ! こんな愉快なことはない~っと!」 ダークロー「会長、これからどうするつもりなんです?」 トラボルト「ヘリコプターをチャーターして、ハラッパ国の最期をこの目で見るのだ!」 ダークロー「はぁ?」 トラボルト「嬉しくないのか?」 ダークロー「故郷(ふるさと)がこの世から無くなっちゃうのは、寂しいっちゅーか、その、なんちゅーか……」 トラボルト「バカ野郎!!」 トラボルト、ダークローとカバドスを殴り倒す。 トラボルト「お前たちは、俺の言うとおりにやってればいいんだ!」 一方、ロボタックたちの製作者である高峯博士は、娘の桜子を救うために重傷を負い、入院している。 病室の高峯博士に、ロボタック、唐松刑事、桜子が付き添う。 ロボタック「唐松刑事、博士のことをよろしく頼むバウ」 唐松「おう、任しとけって!」 桜子「ロボタック…… 色々と、ありがとう」 桜子に頷くロボタック。 ロボタックはカケルたちやカメロックたちを集め、協力を乞う。 ロボタック「今日中にランドツールを奪い返さないと、ハラッパ国がシーホールに飲み込まれてしまうバウ。ワンダホンの磁石探知モードを使って、捜索開始バウ!」 一同「お──っ!」 一同はランドツールの捜索を開始し、街中を走り回る。 ロボタック「反応しないバウね」 スピーダム「一体どこだワン?」 マイトバーン「あ、あの、ちょっとすいません、あのですねぇ」 山茶花「えっ?」 カケル「……あっ、反応した!」 トラボルトたちは、ヘリポートでヘリコプターの到着を待っている。 トラボルト「ヘリコプターめ、何をやってるんだ!? 遅いっ!」 声「トラボルト!!」 カケルたち「夢が丘少年探偵団」と、杉探偵が現れる。 カケル「ホームズ、ポアロ、何のその!」 コータ「明智、金田一、屁のカッパ!」 シゲル「あらゆる謎も、バシッと解決!」 ミサキ「正義の味方、ただ今参上!」 一同「我ら、夢が丘少年探偵団!!」 杉「そして! 名探偵・杉 薫、見参!!」 トラボルト「何の真似だ!?」 カケル「ロボタックたちの故郷が無くなっちゃうのに、黙って見てなんかいられないよ!」 ダークローとカバドスが、カケルの言葉を聞いて動揺する。 トラボルト「ダークロー、カバドス、やれ」 ダークロー「そんなこと言われてもねぇ……」 トラボルト「やれ!」 ダークロー「……じゃあ、行きます」 ダークローたちは渋々立ち向かうかと思いきや、カケルたちに加勢する。 ダークロー「やっぱり、故郷が無くなるのは嫌だっちゅーに!」 トラボルト「お前らぁ……!」 ダークローたち「わぁっ、やっぱり怖い~!」 トラボルト「裏切者がどうなるか…… ガオーッ!!」 トラボルトが白のランドツールで突風を放ち、ダークローたちを吹き飛ばす。 ダークローたち「わぁっ!?」 カケルたち「ダークロー、しっかりしろ!」「カバドス!」 カバドス「すまんドス……」 トラボルト「ニャッハハハハ!!」 トラボルトが青のランドツールを突き付ける。 ロボタック「やめるバウ!」 トラボルト「にゃん?」 ロボタックが、カメロック、タッカード、モグラッキー、スピーダム、マイトバーン、ミミーナとともに駆けつける。 カケル「ロボタック!」 ロボタック「トラボルト! カケルたちに手を出すなら、僕たちが相手になるバウ!」 トラボルト「吹っ飛ばしてやる!」 トラボルトが青のランドツールで水流攻撃を放つが、ロボタックたちは危うくかわす。 ロボタック「こうなったら…… ジー・シャーック!!」 ロボタックたちがジシャックチェンジし、スペシャルモードに変形。 スピーダムとマイトバーンは合体し、マイティーワンダーとなる。 しかしトラボルトはランドツールで連続攻撃を繰り出し、近寄ることすらできない。 タッカード「私の翼を使え、ロボタック!」 モグラッキー「僕のドリルも使え!」 ロボタック「よし!」 ロボタックは両腕をモグラッキーのパーツと交換、さらにタッカードの翼を装着する。 ロボタック「ドリルウイングスペシャル!!」 ダークロー「カバドス、俺たちも協力するっちゅーに!」 カバドス「はいドス!」 ダークロー「カメロック! カメロック、俺たちの腕を使ってくれ!」 カバドス「マサカリスライサースペシャル、ドス!」 カメロック「よし!」 カメロックも両腕をダークロー、カバドスのパーツと交換、2人の武器であるカラスライサーとマサカリホークを装備する。 カメロック「マサカリスライサースペシャル!!」 トラボルト「いくらスペシャルバージョンになったところで、ランドツールの敵ではないわ!」 ロボタックとカメロックが、マイティーワンダーとともに、トラボルトに立ち向かう。 トラボルトはランドツールで迎え撃つが、ロボタックたちは3人の連携で、青、白、赤のランドツールを奪い返す。 カメロック「あきらめて、黒のランドツールを渡せ!」 トラボルト「うるせぇっ!」 トラボルトは、唯一残った黒のランドツールで反撃にかかる。 しかしそこへ、重傷を負ったままの高峯博士が、ハラッパ国の長老に連れられて現れる。 高峯「やめろ、トラボルト! なぜ、仲間と戦わなければならないんだ?」 トラボルト「俺のプライドをギタギタに傷つけておいて、よくそんなことが言えるな!?」 高峯「プライド……?」 トラボルト「本当はネコ型ロボットなのに、トラ型ロボットだと嘘ついたじゃねぇか!!」 長老「それは違うぞ」 トラボルト「嘘だ! 俺はときどき『ニャー』と言ってしまう」 高峯「……それはまだ君が、完成してないからだよ」 トラボルト「か、完成していない?」 高峯「そう。お前が誕生した時、トラの遺伝子チップができていなくて…… 取りあえずできるまで、ネコの遺伝子チップで代用していたんだ」 トラボルト「じゃあ…… 俺はネコじゃなくて、トラだったのか!?」 高峯「そうとも! これが、お前が本来入れるべき、トラの遺伝子チップだ」 高峯の手に、トラの遺伝子チップがある。 トラボルト「それを付ければ、俺はトラになれるのか!?」 高峯「ちゃんと説明すればよかった…… すまない」 トラボルト「い、今さら謝られたって遅いわ!」 トラボルトがそっぽを向く。 ロボタック「トラボルト、いや…… 兄さん」 トラボルト「に、兄さん……?」 ロボタック「僕らは、高峯博士に作ってもらったロボットだから、兄弟じゃないか!」 トラボルト「……」 ロボタック「兄さん、遺伝子チップを交換してもらえよ」 トラボルト「……」 ロボタック「兄さん!」 トラボルト「……ロボタック!」 高峯の手でトラボルトの遺伝子チップの交換が行われ、トラのチップが体内に装填される。 トラボルト「お、おぉ~っ! か、感じるぞ! 体中にトラのパワーを感じる~っ! 俺は、ネコじゃなぁ──い!! トラだったんだぁ──!!」 高峯「良かったな、トラボルト」 トラボルト「お父さぁ──ん!!」 トラボルトが涙を流しつつ、高峯に抱きつく。 高峯と和解できたトラボルトの姿に、一同も安堵する。 ロボタック「良かったな、兄さん」 トラボルト「トラ型ロボットだとわかった以上、もう、ハラッパ国に怨みはねぇ。使え!」 トラボルトが黒のランドツールを、ロボタックに渡す。 トラボルト「お父さぁん!」 ロボタック「トラボルト、ありがとう。よーし、これでシーホールを消滅させることができる。みんな、ハラッパ国へ行くぞ!」 一同「おぉ──っ!!」 ノーマルモードに戻ったロボタックたちとカケルたちが、海岸に立つ。 海の彼方では、あらゆる物を飲み込む謎の渦巻、シーホールが激しく渦巻いている。 ロボタック「あれが、シーホールバウか」 高峯「ロボタック、4つのランドツールを1つにするんだ」 ロボタックたちが、金のランドツールの上に、白、黒、赤、青のランドツールをセットする。 高峯「トラボルト」 トラボルト「はい!」 高峯「ジシャックチェンジして、金のランドツールを装着しろ」 トラボルト「おう! ランドツール!!」 トラボルトがジシャックチェンジし、金のランドツールを装着する。 トラボルト「ランドツール・トラボルト!」 ロボタック「頼むバウ!」 ロボタックが残りの4つのランドツールをトラボルトに渡すと、ランドツールが巨大な剣と化す。 トラボルトが剣を構え、シーホールに狙いを定める。 トラボルト「でやあぁぁ──っっ!!」 剣から放たれたエネルギーの一撃が、シーホールに命中する。 シーホールがみるみる小さくなってゆく。 ダークロー「会長、やったっちゅーに!」 一同「やったぁ!」「やったぁ!」 高峯「いや…… まだだ!」 消えるかと思われたシーホールが、再び激しさを増し、元の大きさとなる。 杉「また、でかくなってくぞ!」 ロボタック「ランドツールでも消滅させられないバウか!?」 カメロックたち「なんてことだ……!」 高峯「遠すぎるんだ! もっと近くで…… できれば、シーホールの中心に飛び込んで、ランドツールのパワーを最大限に発揮できれば、必ず消滅できる! だが、シーホールに飛び込んだ者は…… 消滅してしまう」 一同「……」 シーホールはますます活性化を続ける。 ロボタック「僕が行くバウ」 カケル「ロボタック!?」 ミサキ「駄目よ!」 シゲル「死んじゃうんだよ!?」 タッカード「私が行く!」 モグラッキー「僕が行きマース!」 カメロック「水の中なら私に任せろ!」 ロボタック「君たちは、金のランドツールが装着できないバウ!(*1)」 カメロックたち「あっ……」 トラボルト「弟のくせに出しゃばるな。俺が行く」 ロボタック「ゴールドプラチナ社の会長がいなくなったら、ダークローとカバドスが路頭に迷うバウ」 トラボルト「しかし!」 ロボタック「シュビドゥバッジを集めたり、試練を克服してきたのは、すべてこの日のためだったバウ。僕が行くバウ! ……トラボルト、ランドツールを」 トラボルト「……兄貴を差し置いて、格好つけやがって。頼んだぞ」 トラボルトがやむを得ず、ランドツールの剣をロボタックに渡す。 ロボタック「ダークロー、カバドス。君たちとはいつも戦ってばかりいたけど、2人のコンビは最高だったバウ。いつまでも、その友情を大切にするバウ」 ダークロー「泣かせること言うんじゃないっちゅーの!」 カバドス「失敗したら、許さんドスよぉ! うわぁ~ん!」 カメロックたち「ロボタック!」「ロボタック!」 ロボタック「みんな、仲良くしてくれてありがとう! カメロック、最後に1つ、頼みがあるバウ」 カメロック「何でも言ってくれ!」 ロボタック「ミミーナと、仲良くしてやってほしいバウ」 カメロック「……わかった」 ミミーナ「ロボタック……!」 ミサキたち「ロボタックぅ──っ!」 ミサキ、シゲル、コータが涙ながらにロボタックに抱きつく。 ロボタック「ミサキちゃん、君の優しさと笑顔は素晴らしいバウ。いつまでも持ち続けてほしいバウ」 ミサキ「うっ、うぅっ……」 ロボタック「シゲル、素敵なガールフレンドを見つけるバウ」 シゲル「うん!」 ロボタック「コータ、カケルがロンドンから帰って来るまで、君がYST(*2)のリーダーバウ。がんばってほしいバウ」 コータ「わかった!」 ロボタック「探偵さん、お世話になったバウ」 杉「バカ野郎…… お前がうちの事務所に、最初に来た時食った飯代も全部払わねぇで……」 ロボタック「カケル……」 カケル「ロボタック…… ロボタックぅ──っ!!」 涙を堪えるようにうな垂れていたカケルが、涙を流しつつロボタックに抱きつく。 ロボタック「君との友情は…… 永遠バウ」 カケル「うん…… うん!」 一同が涙を流し続ける。 その一方では、シーホールがどんどん激しさを増している。 ロボタック「じゃあ、行くバウ」 カケル「ロボタックぅっ!」 ロボタック「ジー・シャ──ック!!」「勇気リンリン! 髭はビンビン! 笛の音色はワンダフル! ロボタック・アズ・ナンバーワン!!」「金のランドツール!!」 ロボタックがジシャックチェンジし、スペシャルモードに変形、さらに金のランドツールを装着する。 ロボタック「ランキング、シーホールまで運んでくれ!」 一同「ロボタックぅ──っ!!」 ロボタックがランドツールの剣を手にし、マスターランキングの上に飛び乗る。 ロボタック「よぉし、行くぞぉ!」 ランキング「がんばるんだゾウ!」 マスターランキングが陸を離れ、シーホール目指して飛び立つ。 一同「ロボタックぅ──っ!!」 マスターランキングが、シーホールの真上までやって来る。 ロボタック「みんな、想い出をありがとう……」 仲間たち、高峯、マスターランキング、そしてカケルの姿が、走馬燈となってロボタックの脳裏をよぎる。 ロボタック「カケル、みんな…… さらばだ!!」 眼下のシーホール目がけ、ロボタックが一気に飛び降りる。 シーホールの激しい渦巻の中にロボタックが飛び込み、不気味な稲妻の飛び交う中、底へ底へと潜ってゆく。 一同「ロボタックぅ──っ!!」 ロボタック「見えた、中心部が見えた! ハラッパ国は、永遠だぁぁ──っ!!」 ロボタックがランドツールの剣を振るい、渾身の一撃を放つ。 ロボタック「消えろ、シーホ──ル!!」 シーホールが急激に小さくなってゆくが、ロボタックもその渦へ巻きこまれてしまう。 ロボタック「うわああぁぁ──っ!!」 一同「ロボタックぅ──っ!!」 海が閃光に包まれ、そしてシーホールは跡形もなく消え去った。 何事もなかったかのような海原が広がり、空の雲間からは光が差し込む。 ロボタックの姿は、どこにも見えない── 一同「ロ、ロボタック……」「ロボタック……」 カケル「ロボタックぅ──っ!!」 後日。海岸に、ロボタックの墓が建てられた。 親愛なるロボタック永遠に眠る1999年1月24日永眠 カケルたちやカメロックたちが墓石を見つめる。 カケルが、愛用していたワンダフルートを墓石に掛ける。 カケル「ロボタック。君のことは、一生忘れないよ……」 ロボタックの最期を惜しんでいた一同が、背を向け、引き揚げる。 声「カケルぅ──っ!」 その声に、カケルが振り向く。 カケル「今、ロボタックの声が……!」 杉「空耳だ……」 カケルが周囲を見渡すものの、声の主の姿は見えない。 あきらめて背を向け、一同と共に帰途に就こうとする。 声「カケルぅ──っ!」 カケル「空耳じゃないよ! 僕には確かに聞こえるんだ! ロボタック! ロボタック!」 カケルが再び振り返り、海岸を駆け回って声の主を捜す。 その様子に、一同も駆けだす。 何かに気づいたカケルが、墓石に掛けられたワンダフルートを手にし、奏でだす。 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪…… 突如、空の彼方から光球が飛来する。 杉「な、何だ!?」 光球からロボタックが飛び出し、墓石にぶつかってひっくり返る。 ロボタック「シーホールの小さくなった穴に挟まってたバウ! カケル、もっと早くワンダフルートを吹いてほしかったバウ! もう、死ぬかと思ったバウ~!」 一同「ドテ──っ!!」 今度は一同が、一斉にひっくり返る。 ロボタック「みんな、どうしたバウ?」 エンディングテーマに乗せてのエピローグ。 カケルが、両親のいるロンドンへ発つ日がやって来た。 ロボタックが別れを惜しみ、カケルに抱きつく。 杉やミサキたちも一斉に抱きつき、勢い余って皆が一斉にひっくり返る。 カケルを乗せたタクシーが発つ。カケルが窓から手を振り、皆が大きく手を振って見送る。 杉はいつもの如く名探偵気取り。 タッカードは教師として、スピーダムとマイトバーンは八百屋で奮闘。 孤児院のシスターとなった桜子。 その背後ではトラボルト、ダークロー、カバドスが仲良くケンカしている。 唐松刑事とモグラッキーに、屋台を始めた山茶花がラーメンを振る舞う。 カメロックとミミーナは、とりあえず仲良くやっているようである。 さらに後日。 杉が探偵事務所の扉を閉め、看板を外している。 ロボタック「探偵さん、何やってるバウか?」 杉「この探偵事務所は、今日で休業だ」 ロボタック「えぇ~っ!?」 杉「名探偵・杉 薫の活躍の場としては、この夢が丘は狭すぎる! シャーロック・ホームズの本場で事務所を開く。おっ、もう時間だ!」 杉が旅荷物を手にし、ロボタックに抱きつく。 ロボタック「な、何するバウ!?」 杉「5、4、3、2、1」 時計がちょうど午後2時を指す。 一方、ロンドンは時差で早朝の5時。 現地のカケルがあくびをしつつ、ワンダフルートを奏でる。 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪…… ロボタック「あっ、カケルが呼んでるバウ!」 杉「よぉし! いざ、ロンドンへ──っ!」 ロボタック「ロ、ロンドンまで走って行くバウかぁ!?」 おわり
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太極拳を指南するモモコ(ピンクマスク)。その手刀は積まれた煉瓦を割り、踵落としは積まれたブロックを、肘打ちは積まれた煉瓦を割る。 息を飲む、類稀な美貌とは裏腹な冴えだ。 感心する弟子の子供達。 弟子「先生、すごい!」 モモコ「みんなだってできるわよ。人間に不可能はないわ。努力すれば誰だってできるの」 弟子「本当に? 本当に努力すればできるの?」 モモコ「己を信じ、決してへこたれず、最後までやり抜けばね。できるかな? みんな」 頷く弟子達に「じゃあ約束しましょう。モモコ先生との約束」と言って印を結ぶモモコ。そこに黒い道着姿の女が現れる。 罠!沈む巨大ロボ 女「そんな拳法に騙されては駄目よ」 モモコ「あなたは誰?」 女「骨(こつ)妃(ひ)と申します」 モモコ「骨妃……」 骨妃「子供騙しの、間違った拳法を正すために全国を渡り歩いてる者です」 モモコ「私の拳法が子供騙し? 間違ってるとおっしゃるの?」 骨妃「はい。そして、あなたのようにご自分の非を認めない者には……実力で間違いを正して差し上げます」 言い終わるなり、襲い掛かる骨妃。道着を裂かれ、吹き飛ぶモモコ。 血を吐き、為す術なくいたぶられるモモコを見て弟子の一人は「強ええ、本物だ」と感心する。 振り下ろされた骨妃の拳が怪物のようになる。驚くモモコにとどめを刺して、骨妃が木の上に跳び上がる。 追おうとするモモコだが、骨妃は軽々と逃げ、さらにその体が宙に浮く──。 地底帝国チューブの本拠地・地帝城。 アナグマス「地底帝国最強の美女、骨妃じゃ。あの女こそがグレートファイブを倒す!」 バラバ「グレートファイブを?」 オヨブー「何と!」 イガム「あんな女に一体どうやって……」 アナグマス「黙って見ておれ。340年も生きてきたこのわしがグレートファイブを倒すと宣言したからには、必ず倒す」 モモコ(いけない……あの女はただの女ではない……!) 骨妃に恐れを抱くモモコ。 そこに弟子の少女が現れ、ユウスケとミチオが骨妃の弟子になって黒天山に行ったと語る。我が身を顧みず向かうモモコ。 光戦隊基地では、姿長官がモモコの危機を察知していた。 駆け寄る光戦隊の四人に姿長官は、不吉な予感がすると言う。 黒天山。 モモコは宙に浮くユウスケとミチオを見つける。 モモコ「ユウスケ君!」 ユウスケ「見たか! これぞ空中浮遊の術!」 モモコ「ミチオ君!」 ミチオ「骨妃先生に教えてもらったのさ」 自慢げに言う二人。 モモコ「いけない。あなたたち、騙されてるのよ!」 ユウスケ「違う! 骨妃先生がすごいのさ。教えてくれたらすぐにできちゃうんだもん」 モモコの背後の物陰で、アナグマスが呪文を唱えている。 二人はアナグマスの魔術で宙に浮いているのだ。 モモコ「君たち……あたしを信じて! 君たち……」 ユウスケ「『努力すれば』でしょ?」 ミチオ「ほっといて。俺たちはこんなにできるようになったんだから。じゃあねー」 モモコの言葉に耳を貸さず、飛んでいく二人。そこに骨妃が現れる。 モモコ「お前は一体何が目的なの!?」 骨妃「言ったでしょ? 子供騙し、間違った拳法を正す者」 再度打ちのめされるモモコの下に四人が駆けつける。 オヨブーとアングラー兵が現れ、チューブの者と気付いて変身する四人。しかしモモコだけは変身せずに骨妃と戦う。 イエローマスク「モモコ! なぜ変身しないの?」 モモコ「子供達との約束を守るためよ。己を信じ、生身で戦い、決してへこたれず、最後までやり抜く……そう子供達にも教えた!」 自ら道着の裾を破り、ほどけたバンダナの代わりにして敢然と立ち上がるモモコ。 モモコ「……許さん!!」 アングラー兵を投げ飛ばし、骨妃を追うモモコ。その前にユウスケとミチオが倒れ込む。 モモコ「アナグマス……!!」 アナグマス「かわいい弟子を預かっていることを忘れるな」 アナグマスの手から放たれる炎のような光線を受けて悶える二人。 アナグマス「骨妃、とどめを」 骨妃が地帝獣ドクロドグラーの正体を現す。背中の骨からの破壊光線に怯み、投げられるモモコ。 ユウスケ「先生ー!」 ミチオ「助けてー!」 冒頭で自分が発した言葉が、モモコの脳裏をよぎる。 モモコ「約束を破っちゃいけない。この体で戦ってきたんですもの。見せてあげる、約束の教えを」 アングラー兵とドクロドグラーの銃撃に屈せずモモコは敢然と挑む。 ドクロドグラーの拳を掴んで投げ、正拳を決める。 モモコが自らの教えを示そうと戦えば戦うほど、恐ろしい罠にはまっていくことを、その時はまだ誰も気が付かなかった……。 四人が駆けつけてユウスケとミチオを助け出し、モモコを抱え起こす。 レッドマスク「よくやった、モモコ。君はモモコ先生として十分に戦ったんだ」 モモコも変身し、マスクマンが五人揃った。 しかしアナグマスは「作戦通り。後になって驚くなよ」と言い残して引き上げる。 ピンクマスクはマスキーリボンでドクロドグラーの動きを封じ、柄で突き刺し、とどめに蹴りで吹き飛ばす。 レッドマスク「よし、ショットボンバーだ!!」 ダメージの大きいピンクマスクはふらつくが何とか照準は定まり、ショットボンバーが炸裂。爆散するドクロドグラー。 しかしピンクマスクも力尽き、変身が解けて倒れてしまう。 アナグマス「今です、ゼーバ様!」 地帝王ゼーバが差し向けたエネルギー獣オケランパの光線が、ドクロドグラーを再生・巨大化させる。 レッドマスク「モモコ、しっかりするんだ!」 姿長官「しまった! ピンクマスクは体力の限界を超えて、エネルギーを使い果たしてしまったんだ。体力が回復するまで、変身不能だ」 四人は自分達だけで戦うよう言われる。 レッドマスク「……やるしかない!」 イエローマスク「モモコ、あなたの分まで頑張るわ」 地帝城。 アナグマス「分かったか! これがわしの作戦じゃ。ピンクマスクに決定的ダメージを与えたゆえ、マスクマンはグレートファイブを四人で操縦しなければならん!」 イガム「なるほど。いかにマスクマンといえど、四人ではグレートファイブの全能力を発揮することは……」 アナグマス「できん」 ゼーバ「とくと見るがよい、グレートファイブの最期を!」 母艦・ターボランジャーからグレートファイブが発進。 四人のマスクマンが乗り込む。 レッドマスク「いいか、四人で頑張るんだ」 ブラック・ブルー・イエロー「分かった」 姿長官「みんな……頑張ってくれ」 手にした骨の剣でグレートファイブを攻め立てるドクロドグラー。 たちまち膝をつくグレートファイブに背中からの骨ミサイルと目からの光弾が命中。 イエローマスク「右エンジン、出力低下!」 レッドマスク「第三燃料タンクのバルブを全開しろ!」 ブラックマスク「左エンジンもおかしいぞ!」 ブルーマスク「こっちも手が離せないんだよ!」 猛攻に宙を舞うグレートファイブ。コクピット内の計器が爆発する。 勝ち誇るアナグマス。 レッドマスク「よし、ファイナルオーラバーストだ!」 再び計器が爆発し、コクピットの灯りが消える。 イエローマスク「第一、第三回路破損!」 レッドマスク「予備回路に切り替えろ!」 ブラックマスク「駄目だ! そっちもやられている!」 ブルーマスク「何だと!?」 レッドマスク「残りの全エネルギーを集めるんだ! 光子斬りで立ち向かうしかない!」 四人は持てる力を振り絞り、光電子ライザー光子斬りを決める。 ドクロドグラーは骨を散らして爆発。 レッドマスク「四人で切り抜けたぞ……!」 ブルーマスク「やった……」 アナグマス「……これからだ」 その時、地面の骨が爆発し、地割れが発生。グレートファイブが飲み込まれていく。 モモコが目を覚まして駆けつけるが……。 ブルーマスク「やっぱり四人じゃ無理だ!」 姿長官「グレートファイブは諦めるしかない! 緊急脱出装置を作動させるんだ!!」 ためらう四人。 姿長官「言うことを聞けっ!! お前達を失いたくないんだ……」 モモコの前でグレートファイブは完全に没し、「みんな!」の叫びが木霊する。 チューブの地上制覇を確信し、ゼーバを讃える幹部とアングラー兵。 ゼーバ「もはや我が行く手を阻む者はない! 今こそ総攻撃のチャンス!!」 バラバ「はっ!」 イガム「地底帝国」 フーミン「チューブに」 オヨブー「栄光あれ!」 アナグマス「栄光あれ!」 傷つきながら辛くも地上に脱出した四人が、モモコと合流。 モモコ「みんな……みんな、ごめんなさい! 私が、私が乗っていれば、こんなことにならなかったのに……」 タケル(レッドマスク)「モモコ……」 謝りながら泣き崩れるモモコ。 姿長官「いや……よくやったよ、モモコ。君は小さな命を救ったんだ」 「モモコ先生!」の声と共にユウスケとミチオが駆け寄り、モモコと寄り添う。 モモコ「無事でよかった……よかった!」 ユウスケ「先生……ありがとう!」 微笑むモモコ。 それを見守る四人。 二つの尊い命を救うことができた。よかった──みんな心の底からそう思った。だが、グレートファイブは地中深く埋まってしまった。グレートファイブなくして、明日からのマスクマンの戦いはどうなるのであろうか?果たして、地底帝国チューブの攻撃を防ぐことができるのであろうか? 姿長官が、光戦隊基地に飾られた「ハイテク曼荼羅図」を睨む──。 つづく
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タイトル 機種 作成者 サクラ大戦ⅤEPISODE0~荒野のサムライ娘~ PS2 ジーク サクラ大戦4~恋せよ乙女~ DC ジーク シャイニング・フォース外伝~遠征・邪神の国へ~ GG 慶長 シャイニング・フォース外伝Ⅱ~邪神の覚醒~ GG 慶長 シャドウ・ザ・ヘッジホッグ(マルチエンド)(ラストエピソード) GC/XBOX/PS3(PS2A) もじ工房 JEANNED ARC PSP ジーク シルヴィアーナ ~愛いっぱいの冒険者~ MSX2 浅倉又一郎 新ソニック・ザ・ヘッジホッグ(ソニック編)(シャドウ編)(シルバー編)(ラストエピソード) PS3/XBOX360 もじ工房 新サクラ大戦 PS4 ジーク 真・女神転生IV FINAL(絆ルート)(皆殺しルート) 3DS nemesislivezx スーパーマリオオデッセイ Switch ジーク スーパーマリオ3Dランド 3DS 管理人 スーパーマリオ3Dワールド WiiU 管理人 スーパーロボット大戦V(困難ルート) PS4/PSVita/Switch/Steam W・サード 世界樹の迷宮II -諸王の聖杯- DS nemesislivezx ゼノサーガ エピソードⅢ ツァラトゥストラはかく語りき PS2 ジーク ゼノブレイド2 Switch ジーク ゼノブレイド Wii/New3DS ジーク ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド WiiU/Switch ジーク 戦国無双~真田丸~ PS3/PS4/PSVita ジーク 閃乱カグラ -少女達の真影- 3DS nemesislivezx ソニックカラーズ(Wii) Wii もじ工房 ソウルブレイダー SFC nemesislivezx
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ケネディ大統領暗殺事件が全て終息し、アーリントン墓地で葬儀の後、ロバート・オズワルドならびにシークレットサービスやスタッフらがケネディの棺を土に埋める。 次にジェームズ・ホスティは事件の書類と思われるものをトイレで燃やし、ゴードン支局長は大統領の葬儀の場面をテレビで見ており、ジェームズはトイレの扉内で1人悩む。 ホスティ(聖母マリア、死は御身とともにあり。御身を祝し体内の巫女にイエス粛清あれと。罪人となる我等のために今も臨終の時を祈りたまえ、アーメン) ケネディ大統領暗殺事件の関わった人々のそれぞれ映された後、ラジオでその暗殺事件の出来事が流れる。 ラジオ(翻訳字幕)『今夜、喪失感を抱かず眠りに就く米国人はほとんどいないでしょう。私たちは良心を持って政治的、宗教的、あるいは人種を超えた米国の理念に貢献すべきです。そうであるならばジョン・F・ケネディの死は無駄ではないでしょう。1963年11月25日、月曜日のニュース、クロンカイトでした』 ラジオがそう言い終えるとロバート・オズワルドはアーリントン墓地を立ち去るとエンドロール前にこの事件にかかわった人物のそのあとの出来事が記載されたことで終わる。 |ロバート・オズワルド 名前も変えず、ダラスで家族を養った。 弟が暗殺犯だと納得している。 現在、84歳になる|(背景黒、文字白) |エイブラハム・ザプルーダー 事件のショックから立ち直れず 2度とカメラを手にしなかった。 1970年 65歳で死去|(背景黒、文字白) |チャールズ・ジム・キャリコ医師 外傷医療で優れた功績を築き 米国外傷外化学会会長に就任 2002年 67歳で死去|(背景黒、文字白) |フォレスト・ソレルズ シークレット・サービスに勤続 47年 1969年に引退した 1993年 82歳で死去|(背景黒、文字白) |ジェームズ・ホスティ 暗殺事件直後カンザス州に異動 生涯、カンザスで過ごした 2011年 86歳で死去|(背景黒、文字白) |マーガリート・オズワルド 息子は米国の工作員であり 暗殺犯の身代わりだと言い続けた 1981年 76歳で死去|(背景黒、文字白) (終)
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「リズム!」 「メロディ!」 「おのれ、プリキュア…ブラックホール様の力などに平伏すがいい!」 「!」 「これ以上、あなた達の好きにはさせません!」 「プリキュアの美しき魂が…。」 「邪悪な心を打ち砕く!」 「プリキュア・マーブルスクリュー!マックス!」 「うわあああああっ!!」 浄化される女王 「精霊の光よびっくり命の輝きよ!」 「希望へ導け、二つの心!」 「プリキュア・スパイラルスター・スプラッシュ!」 「何いいいいいいっ!!」 浄化されるサーロイン 「プリキュア・サファイアアロー!」 「プリキュア・エメラルドソーサー!」 「プリキュア・ファイヤーストライク!」 掻き消すムシバーン 「プリキュア・プリズムチェーン!」 「プリキュア・シューティングスター!」 浄化されるムシバーン 「幸せになったこのような姿を利用するなんて絶対に許さないんだから!」 「ハピネスリーフ!セット!パイン!」 「プレアリーフ!ベリー!」 「エスポワルリーフ!ピーチ!」 「ラブリーリーフ!」 「ラッキークローバー・グランドフィナーレ!」 浄化されるトイマジン 「サラマンダー男爵を使っての悪行の数々!私、堪忍袋の緒が切れました!」 「出ました、堪忍袋!」 「プリキュア・シルバーフォルテ・ウェーブ!」 「プリキュア・ゴールドフォルテ・バースト!」 「プリキュア!」 「シャイニング!」 「フォルテッシモ!」 浄化されるサラマンダー男爵 「フリージング…。」 「プリキュア・パッショナート・ハーモニー!」 「…ブリザード!」 「何故だ!?俺達は最強のコンビだと言うのに!」 「はああああああっ!」 「うわああああああっ!!」 浄化されるフリーズン・フローズン。 フォームチェンジするブルーム・イーグレット 「精霊の光よ!命の輝きよ!」