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甲児「あしゅらぁああ!!!」 あしゅら男爵の頭脳が組み込まれた合体機械獣ガラダブラMK01に左手を破壊されたマジンカイザーが、残る右手でカイザーブレードを引き抜く。 ヘル(今こそ、世界を我が手に) あしゅら「かあぁぶぅとおおお!!!」 ガラダブラも頭の鎌を引き抜く。 甲児・あしゅら「「勝負!!」」 第6話 その手につかむ未来 Dr.ヘルの本拠地・地獄島とその近海を舞台に、人類対Dr.ヘルとの最後の戦いはなおも続いていた。 さやか「はじまった」 (甲児君、約束よ。生きて帰ってくるって) その時、さやかのビューナスAの背後を一体の機械獣が取る。 ボス「あぶねぇさやか!」 しかし、ボスボロットのDXボロットパンチがその機械獣を殴り飛ばした。 ボス「この戦いが終わったら兜とデートだろ。ボーっとしてんなよ」 さやか「ご…ごめんボス」 ボス「なーに、この漢ボス様がお前らのデートバッチリ成就させてやるぜ」 さやか「あ…ありがとう」 ボス「……くー泣けてくるぜ。オレっていいヤツだなあ~~~」 小出「まだまだ、戦いはこれからだ」 ダイオンγ、バイオンβ、ミリオンα――他のマジンガー軍団も駆け付け、機械獣軍団に立ち向かっていく。 地獄島本土では、マジンカイザーとガラダブラの斬り合いが展開されていた。 甲児「ギガントミサイル!!」 マジンカイザーのギガントミサイルをガラダブラが両目の機関砲で迎撃、爆発させる。 甲児「!!」 その衝撃で立っていた崖が崩れ、マジンカイザーが落ちていった。 甲児「うあああああ」 落下したマジンカイザーは、開けた空間に出た。 甲児「うう、い…つつっ」 「くっ、あしゅらどこだ!!」 「!!」 甲児の前には、無数の機械獣の残骸が埋められた大穴が。 甲児「こ、ここは?機械獣がこんなに…」 その大穴の中にガラダブラが立っていた。 あしゅら「ここは墓場。キサマに倒され、またはキサマと戦うことのできなかった機械獣の墓場!!」 「そして今もお前を倒したいと怨念うずまく亡者の世界。私もお前と戦うため、ここから生まれたのだぁ!!」 ガラダブラがマジンカイザーに襲いかかる。 甲児「だったらもう一度、墓場に逆もどりさせてやるぜ!」 カイザーブレードがガラダブラを右肩から縦真っ二つに切り裂いた。 甲児「てめーと遊んでるヒマは……」 先を急ぐ甲児。だが……。 あしゅら「急ぐこともないだろう。戦いたがっているのだ、亡者達が……。お前と戦いたいと泣いているのだ」 ガラダブラが切断面からコードを伸ばし、機械獣の残骸につなげていく。 甲児「何言ってやがるてめー」 その時、大穴の中の機械獣の残骸が起動し、マジンカイザーの足を掴んで逆さ吊りにする。 あしゅら「相手をしてやってはどうだぁぁぁ!!」 さらに他の機械獣の残骸も次々に動き出し、マジンカイザーを取り囲んだ。 甲児「な…墓場中の機械獣と融合した!!」 「くそぉ!」 マジンカイザーは一体の機械獣を真っ二つにするも、その機械獣はすぐにコードにつながれ、起き上がった。 甲児「くそ、キリがねーぜ」 マジンカイザーがギガントミサイルで機械獣を撃つも、別の機械獣に羽交い絞めにされる。 甲児「なっ!?」 コードがマジンカイザーの破壊された左手に入っていく。 甲児「カ、カイザーと融合する気か!やべぇ」 その時、空から雷が落ちて、マジンカイザーもろとも墓場の機械獣を焼いていく。 あしゅら「ぐあああああ」 甲児「うあああああ」 鉄也「亡者如きに手間どってるようじゃ、戦士として失格だぞ、兜!」 甲児「へ…へへ。もっと、やさしい言い方はないのかね!」 上空の雷雲の中に、グレートマジンガーがいた。 光子力研究所。 弓「グレートマジンガー!!剣君が駆けつけてくれたか!」 ジュン「遅くなって申しわけありませんでした」 弓「いや、よく来てくれた」 シロー「ありがとう、ジュンさん」 弓「剣君の身体の方は大丈夫なのか?」 ジュン「ええ、問題ありません」 鉄也「いつまでもベットの上じゃ身体がナマっちまうぜ。ウォーミングアップついでに地獄城を潰しに来た。それに、兜一人では心配なんでな」 甲児「ひでーな鉄也さん、オレだってもう一人前だぜ」 鉄也「油断するな、あしゅら(ヤツ)はまだ生きている」 甲児「え!?」 あしゅら「おのれぇ、グレートマジンガーァ――――、キサマも亡者の仲間に入れてくれるわぁ――――!!」 ガラダブラが亡者機械獣を差し向けるも、その胸にはスパークが走っていた。 鉄也「亡者どもを一気に焼きはらうぞ!」 甲児「おう!」 マジンカイザーとグレートマジンガーのダブルバーニングファイヤーが亡者機械獣を焼き払い、ガラダブラも飲み込む。 閃光、そして大爆発! 甲児「やったか!?」 だが、ガラダブラはまだ生きていた。 あしゅら「ふ――、ふ――」 甲児「効…効いてねぇ」 鉄也「いや!融合した機械獣を盾がわりにして自分を守ったんだ…」 鉄也はガラダブラの胸の発光体に注目した。 鉄也「おそらくあのムキ出しになったモノが亡者達を操る核にちがいない。だからこそ機械獣を盾にして守ったんだ」 甲児「ならその核をぶっこわせば!」 鉄也「亡者はあらわれない!」 あしゅら「させるかぁああ!!」 ガラダブラが亡者機械獣を差し向けるも、ガラダブラの胸のコアがスパークを起こし、亡者機械獣が崩壊する。 あしゅら「き…機械獣の制御が効かぬぅ」 鉄也「サンダーブレークのダメージが出たようだな!!」 マジンカイザーとグレートマジンガーがガラダブラに接近する。 鉄也「これで」 甲児「終わりだぁ!!」 至近距離からのダブルバーニングファイヤーがガラダブラに炸裂した。 その衝撃は、海上のマジンガー軍団の所まで届いた。 東「な…何が起こってるんだ!?」 ダブルバーニングファイヤーが作ったクレーターの中、ガラダブラはまだ生きていた。 あしゅら「フ…ハハハハハァーハハハハハ、まだだぁ――――、まだ終わりではぁああ」 甲児「あめーぜっ!!」 マジンカイザーを乗せた最終兵器・グレートブースターがガラダブラに向かい、その衝角がガラダブラの胸のコアを貫いた。 甲児「あしゅらぁぁ――――――っ!!」 あしゅら「かぁぶとぉぉ―――――っ!!」 甲児「オレのぉ、勝ちだぁぁぁ!!!」 マジンカイザーがカイザーブレードをガラダブラの額のあしゅらの顔に突き刺す。 あしゅらは真っ二つに裂け、グレートブースターはそのまま地獄島の内部へ突き進んでいった。 鉄也「兜ぉぉ――――!!」 グレートマジンガーの前で、海水がふき上がった。 鉄也「兜ぉぉ!!!」 懸命に呼びかける鉄也。その時、地獄島が揺れ出す。 鉄也「なんだこの揺れは!?」 地獄島が崩れていく。 弓「強力な攻撃で島全域が崩壊しはじめたんだ。地獄島が沈むぞ!!」 鉄也、ボス、マジンガー軍団、そしてさやか――誰も、崩れる地獄島を前に何もできない。 鉄也「兜ォォォ!!」 地獄島・最深部。 甲児「――つくづくゾッとするぜ。あしゅらと下に降りてみれば、こんなモンがまだありやがる」 甲児が降りた場所には、無数のガラダブラがあった。 甲児「どれだけ恐ろしい事を考えれば気がすむんだ。Dr.ヘル!」 甲児がヘルに銃を向ける。 ヘル「クククク、何もわかってないようだな」 ヘルは別人のような穏やかな表情になり、語り始めた。 ヘル「私は平和のために戦っているのだ」 甲児「なんだと!」 ヘル「今の世は自由と平和にあふれた世界だと思うか?人は“自由”や“平等”という言葉を己の“ワガママ”とはきちがえておる」 ――ワシは人類を愛しているこれ以上、まちがった道へ進む人類を傍観してはおられんのだ遠くはマケドニアの英雄アレキサンダー大王がなしとげられなかった夢蒙古の英雄チンギス・汗(カン)が望み、かなえられなかった夢コルシカ島の怪物ナポレオンが、ナチス・ドイツのヒトラーが、夢み、望みながらなしとげられなかった人類救済の夢そして決心した…ワシは人類をより高みへと導く指導者となり、人類を守るとな! ヘル「そして兜甲児、お前もワシと同じなのだ」 甲児「なに!?」 ヘル「“力”がある指導者こそ世界の神となるべきなのだ。お前の祖父・兜十蔵が“マジンガー(力)”を与えたのは何のためだ。その“力”で世界を導けとの想いからではないのか?ならば進むべき道はワシと変わりはしないのだ」 地獄島近海。 さやか「甲児君と連絡がとれない?」 ジュン「何回も連絡してるのに返事がないの!」 鉄也「島がもたないぞ」 さやか「こっ、甲児君!」 地獄島最奥部。 甲児「――で、その導き手になるってのは、さやかさんとデートする事より楽しいのかよ?」 ヘル「……なんだと?」 甲児「ボスと学校でバカやって、シローをバイクに乗せてツーリングしたり、鉄也さんやジュンさんとカラオケするより楽しいってのか?」 ヘル「バ…バカな!キサマはそんな、くだらんモノのために戦っているのかぁっ!!」 甲児「ああ。くだらないモノを――オレにとっては何にも変えられねぇ、大切なくだらないモノを守るために、カイザーはある!!」 「人類の導き手……。――へっ、ガラじゃね――よ」 甲児がヘルの頭を撃ち抜く。 空間に水が流れ込み始めた。 甲児「早くここから脱出しなけりゃ」 甲児がマジンカイザーに戻る。しかし、ガラダブラ達がマジンカイザーに群がってきた。 甲児「なにぃ!?こ…こいつら動けたのか!?」 (融合?まさか) 声「クックックックッ、ハ――ハッハッハッハッハッ」 その時、壁一面に巨大なヘルの顔が浮かび上がる。 ヘル「我が名は世界の指導者、Dr.ヘル!!」 甲児「な…なんだと!?ヘルは今オレが…ありゃあニセモンってことか!?」 ヘル「そこにころがるモノは私が作り出したもの、我が意志を伝える端末でしかない」 甲児「端末だと?」 ヘル「脆弱な肉の塊を脱ぎすて、我が魂は自らが作り出した機械の中へとおさめられた。悠久の時を生きる魂、それがこのDr.ヘルだ」 甲児「この島そのものがヘルってことかよ…。こ…このバケモノめ」 へル「さあ世界を一つにする時が来た!」 ヘルの号令と共に、地上に無数の触手が出て来た。 鉄也「な…なんだあれは!?」 グレートマジンガーは自分に迫る触手にブレストバーンを撃つ。 ヘル「このまま日本を我が身体と融合させて、日本を中心としてあらゆる大陸を融合する」 約二億五千年前、アジア・アフリカ・アメリカなどの大陸は一つであった…その名は超大陸パンゲア今、世界はふたたび超大陸パンゲアにもどり、我そのものが地球と化す!! ヘル「これぞ完全な世界平和への道」 甲児「バカげた事ぬかしてんじゃねぇ――!」 ガラダブラがカイザーパイルダーを掴み、引き抜こうとする。 甲児「ぐあっ!て…てめー、はなしやがれぇ」 ヘル「安心しろカイザー。お前も我が端末として働いてもらうぞ」 ヘルの口の中から、カイザーパイルダーを模したユニットが現れた。 ユニットの中には、ヘルのものと思わしき脳髄が見える。 甲児「!!」 (まさか…) 甲児はマジンガーZが奪われ、アシュラマジンガーにされた事を思い返す。 甲児(させねぇ!!もう二度とさせやしねぇ!!) 甲児「光子力エネルギーマキシムドライブ!ブラスターエネルギー転回!」 群がっていたガラダブラを切り裂きながら、カイザースクランダーの翼が変形する。 甲児(あの時、カイザーが見せたもう一つの“力”!!光子力エネルギーをすべて使いきっちまうが、もうこれしか残ってねぇ) マジンカイザーの胸からZマークがせり出し、カイザースクランダーが6枚の翼に変わる。 甲児(大丈夫、カイザー(お前)を一人にはしない。オレも一緒だ!) 「ごめんよ、さやかさん……」 マジンカイザー最後の技「カイザーノヴァ」が発動。 全ての光子力エネルギーを放出し、ヘルを焼き尽くし、地獄島を完全に粉砕した。 その余波は地上のマジンガー軍団にまで及んだ。 ボス「す…すげー爆発だったけど…どーなったんだ…」 さやか「甲児君!!」 泣き崩れるさやか。その時……。 ジュン「安心して、さやか。反応があったわ。ポイントはそこから…」 気絶した甲児を乗せたカイザーパイルダーが海に浮かんでいた。 オレが目をさましたのは、光子力研究所のベッドの上だった…あの時、カイザーパイルダーの脱出装置により、オレはカイザーから切りはなされたまるで、しばらくの間、離ればなれになる友人のように、カイザーは静かに光の中に消えていったありがとうカイザー、オレを助けてくれてその後、海底調査を行ったが、カイザーは見つからなかった変わることのない平和を、今オレ達は生きているだが忘れはしない、この平和はカイザー、お前と作ったものだとこの平和を奪う者があらわれた時、オレは……いや、オレ達はまた立ちあがりお前の名を呼ぶ!お前にこの声が届くと信じて…マジーン ゴォ―――― マジンカイザーはボロボロになりながらも、海峡の奥底に眠っていた……。 マジンカイザー■完
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世紀のマグネ・ロボット鋼鉄ジーグ カーレース場。 雨の降る中、全日本新人グランプリが開催されている。 主人公の司馬 宙(ひろし)が、ライバルの通称・黒鷲のドンと、激しいデッドヒートを繰り広げる。 観客席では、宙の妹まゆみと、宙が若社長を務める司馬モータースの社員のチビが、歓声を送る。 まゆみ「お兄ちゃん、しっかり!」 チビ「若大将、その調子でやんす!」 司会「抜いた、抜きました! 司馬宙! 全日本新人グランプリ・レースも、いよいよ最後の一周にかかります。先頭は予想通り、司馬宙! その後を追っているのは関西のベテラン、明石始!」 ドン「くそぉ、このままでは宙に優勝をさらわれちゃう! パンチョ、打合せ通りやるんだぞ! どうぞ」 客席で、ドンの相棒のパンチョが無線で応答する。 パンチョ「了解、番長。僕ちゃんに任せといて。どうぞ」 ドン「バカモン! 番長じゃない、社長と言え! どうぞ」 パンチョ「ごみん、僕ちゃん間違えちゃったのよ~、どうぞ」 パンチョが路上に、バナナの皮を仕掛ける。 先頭を走っていた宙のマシンが、それにスリップして壁面に激突する。 宙が車外に投げ出され、スピンする自分のマシンに激突。 さらに後続のマシンにも撥ねられる。 まゆみ「あっ、お兄ちゃん!?」 チビ「若大将!?」 だが宙は、まったくの無傷のように立ち上がる。 宙「お、俺は生きている!? どうなってるんだ、これは!? あっ、いけねぇ!」 宙がマシンを立て直し、走り出す。 まゆみ「お…… お兄ちゃん!?」 司会「凄い、まったく凄い! 場内の観客は総立ちです! 司馬選手はかすり傷一つ負っていないようであります! まさに、奇跡としか言いようがありません!」 ドン「これで俺様が優勝と決まった! ……あれ?」 宙のマシンは他のマシンをどんどん抜き去り、再び先頭となり、ゴールを飾る。 司会「ゴールイン! 司馬選手、1着ゴールイン!」 まゆみ「わ~い!」 チビ「やったぁ! やったでやんす~!」 地底。 古代日本を支配していた邪魔大王国の女王ヒミカが、地中より目覚める。 配下の幹部、イキマ、ミマシ、アマソ、そして雑兵のハニワ兵士たちが、化石状態から甦ってゆく。 イキマ「ヒミカ様!」 ミマシ「我が邪魔大王国の女王!」 アマソ「古代日本の支配者!」 ヒミカ「聞け、忠実なる僕(しもべ)、イキマ、ミマシ、アマソどもよ。わらわが千数百年の眠りから醒めたのも、再び日本を支配するときが来たからじゃ。邪魔対応国の栄と繁栄を取り戻すために戦え! 逆らう者は皆殺しにせよ!」 宙の父、司馬遷次郎の勤めるビルド・ベース。 所長の大利(だいり)、宙の幼馴染の卯月美和が研究にあたっている。 大利「博士、すごい磁気反応です」 司馬「多発地震に続いて磁気異常か。いよいよ、恐れていたことが現実になってきたようだな」 大利「えぇ……」 司馬「卯月くん、ちょっと」 美和「はい」 司馬が美和を、別室に招く。 美和「博士、何か?」 司馬「卯月くん。今の異常な磁気反応。私の心配したことが、近づいたのだ」 美和「博士、それじゃ……」 司馬「そう。宙に『鋼鉄ジーグ』のことを話すときが来たようだ」 美和「鋼鉄ジーグのことを!?」 司馬「予想していたより、時期は早まったがね」 崖道を司馬の車が行く。 突然、目の前の地面を突き破り、邪魔大王国のイキマが現れる。 司馬の車は衝突し、司馬は車外に投げ出される。 司馬「うわあぁっ! こ、これは!? 何者だ、貴様!?」 さらにハニワ兵士たちが現れ、司馬を捕える。 司馬「な、何をするのだ!?」 イキマ「ハハハ! 我々のことをよくご存じのはず、司馬博士」 司馬「貴様!? ま、まさかヒミカの!?」 イキマ「さすがは司馬博士。我々の邪魔大王国は復活したのだ!」 司馬「邪魔大王国!? ヒ、ヒミカが甦ったのか!?」 イキマ「その通りだ! 俺はヒミカ様に仕える3大幹部の1人、イキマ」 司馬「……それで私に、何の用があるのだ!?」 イキマ「知れたことよ。銅鐸の隠し場所を教えてもらいたい」 司馬「銅鐸!? ……何のことか、私にはわからん!」 イキマ「とぼけても駄目だ! あの銅鐸は、我々邪魔大王国再建にとっては、なくてはならぬ物。今の日本征服はおろか、全世界を我々の手中に収めるためにも、なくてはならぬのだ。さぁ、隠し場所を言え!」 司馬「断る! お前たちに言う必要はない!」 イキマ「何ぃ!? 言いたくなければ、こちらから言わせてやる! やれぇ!」 ハニワ兵士が、竹の鞭を司馬に叩きつける。 司馬「ぐぅっ! うわぁっ!」 イキマ「さぁ、言え! 言えぇ!」 司馬「日本の平和を守るためだ! 殺されても言わんぞ!」 イキマ「貴様ぁ…… まだまだ堪えていないようだな!? 打てぇ!!」 さらにハニワ兵士が、司馬を滅多打ちにする。 司馬がよろけ、足を踏み外し、崖下へと転落する。 司馬「わ、わぁ、わあぁぁ──っ!!」 イキマ「し、しまった!」 エンジン音が近づいてくる。 イキマ「誰か来るぞ。一旦、引き揚げるんだ!」 イキマや兵士たちが姿を消す。 美和のバイクがやって来て、無人の司馬の車に気づく。 美和「あれは!? ──やっぱり、博士の車だわ。博士、博士ぇ──っ!」 宙の家。 まゆみやチビ、母の菊江も交え、優勝記念パーティが開かれようとしている。 チビ「いやぁ、それにしても、あんな大事故を起こして、かすり傷一つないなんて一体、若大将の体はどうなってるんでやんすかねぇ?」 まゆみ「違うわ。神様が守ってくださったのよねぇ~! ねぇ、お母ちゃん?」 菊江「えっ? えぇ、そうね。神様のおかげよ」 宙「さぁて、そろそろ優勝記念パーティを開くとするか」 菊江「お待ちなさい、宙。お父様が帰って来るまで待つのよ」 宙「ちぇっ。いいよ。俺は親父になんか、祝ってもらおうとは思わないね」 菊江「宙……」 宙「母さん。親父はね、自分の家族より研究の方が大事なんだ。そういう冷たい人間なんだよ、親父は。だから俺はこの家を飛び出して、1人で暮してるんじゃないか」 声「宙さぁん! おばさま!」 美和が、傷だらけで虫の息の司馬を運んで来る。 宙「父さん!?」 菊江「あなた!?」 宙「父さん、どうしてこんなことに!?」 美和「宙さん、早く、早くお医者様を」 宙「あぁ!」 まゆみ「お父ちゃん!?」 菊江「あなた、しっかりして!」 司馬「ま、待て、宙…… 私はもう、助からん」 宙「えぇっ!?」 司馬「宙…… こ、これを……」 司馬は宙に紙包みを渡して、事切れる。 菊江「あなた……」 紙包みの中身は、ペンダントと一組の手袋。 宙 (一体、これは何の意味が!?) 宙がバイクを飛ばす。 宙 (親父のバカ野郎…… 勝手に死にやがってよ。くそぉ、ガキじゃあるまいし、こんなもの!) ポケットに捻じ込んでいた手袋とペンダントを、投げ捨てようとする。 声「宙!」 宙「!?」 声「宙!」 宙 (確かに親父の声だ。でも、そんなバカなことが!? きっと空耳じゃ……?) あのペンダントから、司馬の声が響いている。 司馬「宙、私だ」 宙 (親父だ! 親父の声だ) 司馬「宙!」 宙 (父さん、どこだ!? どこにいるんだ、父さん!?) 宙は声に導かれるように、ビルド・ベースへやって来る。 宙 (父さん、どこだ!? 父さん!) 司馬「宙! 宙、こっちだ!」 辿り着いた場所は、基地内のコンピュータールーム。 宙「コンピュータールーム? ここだ! 確かにここから聞こえて来たぞ」 室内に入る。 中央にある巨大コンピューターの画面に、司馬の姿が映る。 宙「と、父さん!?」 司馬「宙、驚かせてすまなかった。私の身に万一のことがあった時に備えて、このコンピューターへ私のすべてを記憶させておいたのだ。お前を呼んだのは他でもない。実はお前に、大事な話がある」 宙「話? 死んでまで、俺にお説教したいのかい!?」 司馬「宙、いいから聞くんだ! 今から25年前のこと──」 考古学者として日本の歴史、特にヒミカの研究をしていた私はある日、九州の古墳で1個の銅鐸を発見したのだ。その銅鐸に刻まれた古代文字を解読したところ、大変なことがわかった。即ち、かつて日本には恐るべき古代文明があったのだ。それが、異次元科学を使う独裁者であるヒミカの支配する、邪魔大王国だ。銅鐸に書かれた予言によれば、ヒミカは千数百年の後に眠りから醒めて、異次元科学の力を使い、再び日本を支配しようとしている!私は自由を愛する1人の人間として、ヒミカの野望を断じて許すわけにはいかない。そこでヒミカと戦う基地として、このビルド・ベースを造ったのだ。 司馬「ヒミカはきっと、その秘密を知った我々に攻撃を仕掛けてくるに違いない。その攻撃を阻止できるのは、『鋼鉄ジーグ』だけだ!」 宙「鋼鉄ジーグ? 何です、それは?」 司馬「宙、落ち着いて聞いてくれ。鋼鉄ジーグとは、お前のことだ!」 宙「えぇっ!?」 司馬「私のプレゼントした手袋をはめ、その手袋を合せれば、おまえは鋼鉄ジーグに変身する! だが、お前1人では変身できん。そこにいる、卯月くんの協力が必要なのだ」 いつしか宙の背後に、美和と大利所長がいる。 司馬「宙! 卯月くんと力を合せてヒミカを倒し、日本を守ってくれ。だが、ヒミカは恐ろしい敵だ。日本の、いや世界中の地底に眠っているハニワを甦らせて、我々に挑戦して来るだろう。異次元科学を使って、石のようなものでも生き物にすることができるんだ」 大利「博士、そのことで気になることがあるんですが」 司馬「と言うと?」 大利「実は、空中に浮く磁気堂らしい石が発見されたんです。今、宇宙科学庁で分析を急いでいます」 司馬「何、空中に浮く磁気堂!? い、いかん!」 宙が外へ駆け出す。 美和「あっ、宙さん!? お父様の言ったことはわかったの!?」 司馬「卯月くん! 宙に構わず、早くビッグシューターを! 早く!」 美和「はい!」 美和「発進準備、OK!」 所員「発進!」 美和「ビッグシューター・ゴー!」 美和の操縦する双胴機・ビッグシューターが、ビルド・ベースから飛び立つ。 宙はあの手袋をはめ、バイクを飛ばしている。 宙 (父さん…… 父さんにそんな事情があるとは知らずに、逆らったりして悪かったよ。俺はやる。やるぜ! 父さんの代りにヒミカをやっつけてみせる! ヒミカ、貴様の思い通りにはさせないぞ!) 街中に邪魔大王国の巨大な怪物、ハニワ幻人(げんじん)ルゴンが出現する。 建物が砕け、火の手が上がり、人々が逃げ惑う。 宙のバイクが橋をわたって駆けて来る。 ルゴンが大岩を投げつけ、橋が砕け、宙が投げ出される。 宙「わぁぁっ!」 (司馬『宙! 手袋を合せ、『鋼鉄ジーグ』と叫べ! その時お前は、鋼鉄ジーグに変身する!!』) 宙「(手袋を合せる……!?) 鋼鉄ジ──グ!!」 宙が両拳を打ち鳴らすや、火花が飛び散り、服が裂け、宙は装甲に身を包んだ姿へと変身する。 司馬「卯月くん、今だ!」 美和「はい! ジーグパーツ・シュート!」 宙「ビルドア──ップ!!」 ビッグシューターが無数のパーツを射出する。 それらが合体し、脚や胴が組み上がり、巨大ロボットの体となってゆく。 だが、両腕の合体が失敗。 さらにルゴンが槍で宙を攻撃する。 宙「うわぁっ!」 美和「宙さん、何をしているの!? 急いで!」 宙「うるさいぜ、ミッチー! 初めてなんだ、仕方ねぇだろ!?」 ルゴンの妨害を受けつつも、腕が合体、宙が頭部となって合体し、巨大ロボット・鋼鉄ジーグが完成する。 宙「来い、ハニワ幻人! 鋼鉄ジーグが相手になるぞ!」 イキマ「あ、あれは何者!?」 ルゴンがジーグに矛先を向け、襲ってくる。 宙「来たな! スピンストーム!」 ジーグが磁流波の光線を放つが、ルゴンはかわし、光線は背後の建物に命中する。 宙「しまった!」 ルゴンの反撃が炸裂する。 宙「ナックルボンバー!」 ジーグが両拳を発射するが、ルゴンはこれも跳ね返す。 司馬「いかん! 宙の奴、焦っているぞ」 美和「はい! 宙さん、もっとしっかり狙うのよ」 ルゴンがジーグをとらえ、羽交い絞めにする。 司馬「宙!?」 美和「宙さん!?」 イキマ「ワハハハ! 口ほどにもない奴だ。ルゴン、とどめを刺してしまえ」 美和「危ない! ミサイル発射!」 ビッグシューターがミサイルでルゴンを狙撃し、ジーグは自由の身となる。 司馬「宙! 飾りのペンダントは、私とお前のシンボルマークなのだ。立て、宙!」 宙「ナックルボンバー!」 今度のナックルボンバーは、ルゴンにうまく命中する。 司馬「そうだ宙、落ち着いて行け」 宙「はい、お父さん」 司馬「危ない!」 ルゴンの反撃を、危ういところでジーグがかわす。 宙「マグネットパワー・オン!」「ジーグブリーカー!!」 ジーグが磁力でルゴンを引き寄せ、両腕で胴を強烈に締め上げる。 司馬「宙、いいぞ、あとひといきだ」 美和「宙さん!」 そしてついいに、ルゴンが胴を砕かれて大爆発──! 鋼鉄ジーグは初勝利をおさめた。 宙「やった、やったぞ!」 美和「宙さん、おめでとう!」 司馬「宙、よくやった! 初めての戦いとは言え、上出来だったぞ!」 邪魔大王国を相手に初勝利を飾った宙が、バイクを飛ばす。 その胸元には、父から贈られたペンダントが光っている。 宙 (父さん。俺、このペンダントに誓うよ。ヒミカを倒して、日本を守ってみせる! 必ず!) (続く)
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木の上で昼寝をしている流れ暴魔ヤミマルこと流(ながれ)星(ぼし) 光(ひかる)に、何者かがナイフを投げつけてきた。 木から飛び降り、周囲を見回す流星。その頭上から、ナイフを投げた何者かが舞い降り、流星を押し倒す。 流星が襲撃者の後頭部に反撃の蹴りを見舞う。その勢いを利用して前方回転で距離を置く襲撃者。 流星「何者!?」 襲撃者の正体は、赤・白・金の華美な衣装に身を包んだ少女だった。 流星「女……!?」 少女は何も言わず、流星をじっと見つめている。 流星「男の顔は履歴書。俺の顔に傷つけた奴は、許さないぜ?」 流星がナイフを投げ返す。ナイフは少女の頬をかすめ、その背後の木に突き刺さった。 流星「ふっ、安心しな。女の顔を切るほど、俺は下衆な男じゃないぜ」 少女がナイフを引き抜き、不敵に笑うと、その身が宙に浮く。 目を見開く流星。 少女は宙を舞いながら流星を指さす。 少女「さすがは流星…… いや、流れ暴魔ヤミマル。お前こそ暴魔百族を背負って立つ男」 流星「なんだと?」 少女「そういう宿命になっているのよ」 流星「宿命……」 少女が緑色の粒子光を流星に浴びせる。流星の学ランの背中にある、流れ星の刺繡に吸い込まれていく粒子光── 流星「うあぁっ!!」 流星が目を覚ました。現実の流星は、愛用のバイクと共に深夜の波止場にいる。 すべては夢だったのだ。 流星「夢か…… 妙な夢だったぜ……」 「さすがは流星…… いや、流れ暴魔ヤミマル。お前こそ暴魔百族を背負って立つ男」 夢の中の少女の言葉を思い返しながら、流星が出港するフェリーを見送る。 流星「それが俺の宿命だという…… 感じるぜ、新しい俺の時代の到来を……!」 ロボ合体不能 ところ変わって、暴魔城── 暴魔大帝ラゴーン「いったいお前たちは、いつになったらターボレンジャーを倒すのだ!?」 これまで度重なる失敗と敗北に、怒り心頭のラゴーンが体から触手を伸ばし、レーダ、ジンバ、ジャーミンを次々と打ち据える。 ジャーミンの腕にできた切り傷から、緑色の血がしたたり落ちる。 ズルテン「恐ろしや……」 ズルテンは柱の陰に逃げ隠れて震えていた。 ジャーミン「ラゴーン様、今度こそ……」 ジンバ「待てジャーミン、拙者が! 今度こそ、このジンバが、必ず!!」 ラゴーン「聞き飽きたわい、その言葉! もはや言葉は要らん、身をもって示せ! ターボレンジャーを倒さぬ限り、生きて戻ってくることは許さん!!」 ラゴーンのあまりの剣幕と最後通告に、恐れおののく幹部たち。 ジンバ「もはや、覚悟の上でござる……」 ジンバが懐から鈴を取り出し、宙に放り投げ、刀で一閃── ジンバ「……ターボレンジャーを真っ二つに」 それだけ言って、ジンバが暴魔城を出ていく。 一方のターボレンジャーは夜間パトロール中。 力のターボブレスに通信が入る。 シーロン「こちら、シーロン!」 力「どうした、シーロン!?」 シーロン「パトロールご苦労様。こちら異常なし!」 力「驚かすなよな~!」 洋平「シーロン、めっ!」 シーロン「いけなかったかな~」 シーロンがてへっと笑って頭を軽くコツンと叩くと、そこから出た光が太宰博士のラジカセに降り注ぎ、ひとりでに大音量で曲を再生する。 太宰博士「うわ~! なんだこりゃ~!!」 卒倒する太宰博士。 パトロールとは言っても、5人でツーリングしているような状態。気楽に車道を流す5人を、真っ赤な火の玉が追い抜く。 力がバランスを崩し転倒、ヘルメットが地面に転がる。 大地「力!」 洋平「大丈夫か、力!?」 急停車して駆け寄り、力を抱き起こす4人。そこに火の玉の正体、ジンバが現れる。 力「ジンバっ!」 ジンバ「暗闇魔神剣、二刀流!!」 腰の刀を抜いて構えるジンバ。 力「行くぞ!」 大地、洋平、俊介、はるな「おう!!」 5人「ターボレンジャー!!」 5人もターボレンジャーに変身。 ジンバ「命、いただく!!」 後に退けなくなったジンバの壮絶な攻撃がターボレンジャーを襲う。 ジンバが2本の暗闇魔神剣に炎を纏わせ、投げつけると、剣が巨大な炎の刃となって宙を飛び回り、ターボレンジャーを次々に切り裂いていく。 レッドターボ「いつものジンバとは違う!」 ジンバ「くたばれ、ターボレンジャー!!」 その時、青い流星が天から舞い降り、ターボレンジャーとジンバの間に割って入った。 ジンバ「何者っ!?」 現れたのは、流れ暴魔ヤミマル。 ヤミマル「ターボレンジャーを倒すのは流れ暴魔ヤミマル」 ジンバ「ヤミマル、これは拙者の獲物でござる!」 ヤミマル「バカめ。先に仕留めた方が勝ちよ!!」 言うが早いが、ヤミマルがターボレンジャーに切りかかってゆく。 ジンバも暗闇魔神剣を手に向かってきた。 ジンバ「どけぇ、ヤミマルぅぅ!!」 ヤミマル「むっ!?」 ジンバ「死ねぇぇっ!!」 ジンバが暗闇魔神剣を振り下ろした瞬間、ヤミマルの体からあの緑の粒子光があふれ出し、ジンバとターボレンジャーを吹き飛ばした。 ターボレンジャーのスーツから色が失われて真っ白になる。 そして太宰研究所でも、シーロンがいつも持っているステッキを落とし、苦痛にあえいでいた。 太宰博士「シーロンっ!!」 暴魔城── ラゴーン「なぜ、あの光がヤミマルごときに出たのか……」 瞑目していたラゴーンがカッと目を見開く。 ラゴーン「……ということは! ヤミマルこそが……!!」 三つ巴の戦いは痛み分けに終わった。 戦いを終えた流星は再び、夢の中の少女を思い返していた。 流星「今の光は……! 夢の中の光と同じものが現実になろうとは。しかも俺を助けてくれた。やはりあれはただの夢ではなかった…… 何かわからぬ巨大な力が、確かにこの俺に働きかけているのだ」 「お前こそ暴魔百族を背負って立つ男」 少女の言葉を噛みしめながら、流星が天を睨む。 一夜明けて、太宰研究所。 傷ついた5人は点滴を打ちつつ、ベッドや回復カプセルで体を休めていた。 はるな「博士、いったいあの光はなんだったんですか?」 太宰博士「『悪魔のオーラ』……」 俊介「悪魔のオーラ!?」 太宰博士「妖精のパワーを一瞬にして打ち消してしまう、恐ろしい光だ」 洋平「そうか…… それでシーロンも倒れたのか」 ドールハウスの中のシーロンは今だ苦しんでいる。 大地「シーロン……」 洋平「かわいそうに、シーロン……」 力「俺たちのパワーの基は、この世にたった1人生き残った、妖精シーロンの魂だった」 太宰博士「あの悪魔のオーラを浴びた時、パワーも消えてしまったんだ」 大地「流星め…… いったいどこでそんな力を身に着けたのか!」 大地が悔しそうにベッドのパイプを叩く。 俊介「これから俺たち、どう戦えばいいんだよ……」 その時、何者かの攻撃で回復カプセルが爆発し、中にいたはるなが転げ出た。 はるな「きゃああ──っ!!」 力、大地、洋平、俊介「はるな!!」「はるなっ!!」 直後、ノイズが走る研究所のモニターから、ジンバの声が響く。 ジンバ「ターボレンジャー!! 今度という今度こそ貴様らを倒す、出てこいっ!! さもなくば……」 モニターにジンバの姿が映る。 ジンバは2本の暗闇魔神剣を十字に組み合わせ、モニター越しに炎を放ってきた。 爆発炎上する研究所の内装。 洋平「なんて奴だ!! モニターを通して攻撃してくるなんて!!」 そしてモニターも爆発── 力「おのれ、ジンバぁ!!」 ジンバと戦いに行こうとする力を太宰博士が引き留める。 太宰博士「待て!! 君たちは悪魔のオーラを浴びた、変身もできないんだぞ!?」 力「博士! 俺たちはこれまで、妖精の力に頼りすぎていたんです! でも今、自分の力で戦う時が来たんです……」 太宰博士を振り切って研究所を飛び出す力。大地たちも次々とそれに続く。 1人残された太宰博士は、床に転がったキャップとジャケットを見据える。 太宰博士「もうここもダメか…… 急がねば!」 町はずれの森で、力たちとジンバが再び相対した。 身構える5人。 ジンバ「来たな、ターボレンジャー。バカめ、変身もできないのに勝てると思っているのか」 ジンバが口から火炎弾を連射。それをまともに喰らい、5人が吹き飛ばされる。 俊介「イエローターボ!!」 俊介がターボブレスのスイッチを押すが、やはり無反応。 俊介「ああっ、やっぱりダメか!」 力「焦るな!! 必ず、俺たち自身の力で変身できる……! ジンバぁ──っ!!」 力がジンバに立ち向かっていくが、軽くいなされ、水たまりに叩きつけられる。 意を決した4人も次々と挑むものの、全く歯が立たない。 ジンバ「とどめだぁ!!」 ジンバが暗闇魔神剣で4人を一気に袈裟切りに。 傷つき、倒れ伏した4人にジンバが迫る── 力「やめろ──っ!!」 大地、洋平、俊介、はるな「力──っ!!」 それをかばって立ちふさがった力に、暗闇魔神剣が振り下ろされた! 一瞬の静寂── ジンバ「のぉっ……!?」 力の両肩に食い込んだかと思われた暗闇魔神剣の刀身は、寸でのところでレッドターボに変身できた力の手に受け止められていた。 ジンバ「レッドターボ……!!」 大地「レッド!」 はるな「変身できたわ!」 俊介「ああ……」 大地「やればできるんだ!」 レッドターボ「でやぁーっ!!」 レッドがジンバを殴り飛ばす。 ジンバ「おのれレッドターボ、勝負っ!!」 レッドとジンバ、二刀流同士の戦いが始まった。 昨夜ジンバが繰り出した、暗闇魔神剣に炎を纏わせて投げつける攻撃を紙一重でかわし、一太刀浴びせるレッド。 大地「やったぞ!」 しかし、炎の刃となった暗闇魔神剣は宙を飛び回り、背後からレッドに突き刺さった。 倒れるレッド。 レッドターボ「ぐあぁーっ!!」 大地、洋平、俊介、はるな「レッドーっ!!」 ジンバ「暗闇魔神剣を侮ったからだ。レッド、共に地獄へ落ちろ!!」 大地「危ない!!」 レッドにとどめを刺そうとするジンバに、今度は大地たちが立ちはだかる。 そして暗闇魔神剣を受け止めた4人の体がまばゆく輝き、ジンバを吹き飛ばし── ジンバ「おのれぇぇっ!!」 ブルーターボ「あっ……! みんな、変身できたぞ!!」 再び立ち上がったジンバが暗闇魔神剣を振りかざして迫り来る。 レッドターボ「行くぞぉっ!!」 レッドがGTソードでジンバの胴を切りつけ、続けざまに必殺技を繰り出す。 レッドターボ「GTクラッシュ!!」 ブラック、ブルー、イエロー、ピンク「ターボレーザー!!」 4人もレッドを援護し、ジンバに反撃の隙を与えない。 体から次々と爆発を起こしながらも、執念でレッドを斬ろうと暗闇魔神剣を振りかぶるジンバだったが── ジンバ「……無念……!!」 ついにジンバが爆死を遂げた。 暴魔城では幹部たちが驚きに目を見張る。 レーダ「ジンバ……」 ラゴーン「おのれ!」 ジャーミン「さらば…… ジンバよ……」 ジャーミンの手には、ジンバが出陣の時に切り捨てた鈴が握られている。 その時、戦場にヤミマルが姿を現した。 ヤミマル「この時を待っていたのだ。やれ、ヤミクモ!」 ヤミマルの左肩に現れた使い魔・ヤミクモが暴魔再生巨大化光線を照射。 ジンバが巨大な姿となって蘇生される。 ヤミマル「行け! ジンバ!!」 巨大ジンバは物言わぬ操り人形と化していた。 ヤミマルの命ずるまま、ターボレンジャーに迫る巨大ジンバ。 レッドターボ「ターボロボ!」 太宰研究所からターボロボが出撃。 巨大ジンバは口から火炎弾を連続発射するが、全弾回避され、暗闇魔神剣を抜いて立ち向かう。 ターボロボの高速剣と巨大ジンバの暗闇魔神剣が真っ向から激突する。互いの力量は全くの互角。 レッドターボ「ターボカノン!!」 光線銃・ターボガンの連射で巨大ジンバを攻撃するターボロボ。爆炎の中を突っ切って巨大ジンバが迫る。 ジャンプの勢いをつけた急降下斬りで胸を切り裂かれ、続けざまに衝撃波を浴びせられてターボロボが高速剣を取り落とす。 地面に突き刺さる高速剣。 レッドターボ「しまった!!」 ヤミマル「今だ、ジンバ!!」 巨大ジンバが口から投網光線を発射。直撃を受け、ターボロボのコクピットの計器類が次々と狂い始める。 イエローターボ「合体システムに異常が!!」 レッドターボ「何っ!?」 「EMERGENCY」のレッテルが貼られた赤ランプが激しく点滅している。 スパークを放ち、壊れ始めるターボロボ。 レッドターボ「コクピットが危ない。自分のマシンへ急ぐんだ」 巨大ジンバの攻撃はなおも続く。急いでターボロボを5台のターボマシンに分離させ、撤退しようとするターボレンジャーだが、各々のターボマシン自体のダメージが深刻で思うように動かない。 中でもブラックターボの乗るターボトラックが特に重篤なダメージを負っており、車体から黒い煙を噴いていた。 レッドターボ「ブラック、どうした!!」 ターボトラックは思うように走れない。 ヤミマル「見たか、流れ暴魔ヤミマルの力! ジンバが倒したのではないぞ。ジンバの体を借りて、このヤミマルがターボロボを倒したのだ!!」 暴魔城── ラゴーン「奴が!?」 レーダ「ターボロボを!?」 ズルテン「な、なんと!!」 ターボトラックはとうとう完全に動かなくなってしまった。 コクピットからも煙が噴き出している。 ブラックターボ「やられた! 操縦不能!!」 ヤミマル「とどめを刺せ!」 巨大ジンバがゆっくりとターボトラックに歩み寄る。 ブラックターボ「あっ…… やられてたまるものか!」 巨大ジンバの投網光線で爆炎に包まれるターボトラック。 そのコクピットからブラックが投げ出され、地面に墜落すると同時に変身が解ける── 力、洋平、俊介、はるな「大地!!」「大地ーっ!!」 4人が大地に駆け寄る。 大地は気絶している。 力「しっかりしろ、大地!!」 力に揺さぶられて大地が目を覚ます。 大地「俺の…… 俺のターボトラックが!!」 再びターボトラックに乗り込もうとする大地の叫び声に巨大ジンバが気づいた。 力「ジンバが来る!!」 洋平「危ない!」 はるな「危なーい!」 力「早く降ろすんだ!」 力たちがタラップをよじ登る大地を懸命に引き留め、無理やりターボトラックから引き離す。 逃げる5人に追い打ちをかける巨大ジンバ。吹き飛ばされる5人。 もはやこれまでかと思われた、その時──突如として地面が揺れ、強風が巻き起こった! 巨大ジンバが体勢を崩し、倒れる。 あっけにとられる5人の前に、地面を割って巨大な“何か”が姿を現す。 洋平「なんだ、あれは……!」 力「今度は何が出てきやがったんだ!?」 立ち込める砂煙が晴れた時、そこにあったのはいくつもの砲門を持つ巨大な要塞だった。 要塞の全砲門から放たれる光線を一身に浴びて、さしもの巨大ジンバもなすすべがない。 巨大ジンバは投網光線で反撃するが、要塞は無傷のまま、立ち上がるかのように変形を遂げる。 大地「どうなってるんだ!?」 要塞からの砲撃はなおも続く。巨大ジンバは剣を抜く暇すら与えられぬまま粉々に吹き飛ばされた。 暴魔百族の幹部・暗闇暴魔ジンバはついに最期を遂げた。 ヤミマル「何者!?」 ズルテン「いったいあれはなんだってんだ!? なんだ、あれは!?」 慌てふためく暴魔幹部たち。 ラゴーンは何も言わず、謎の要塞を睨んでいる。 そして、力たちも──。 果たして、この巨城の正体は何か!?危ういところを助かったターボレンジャーだが、果たしてターボロボは、復活できるのであろうか!? つづく ※ この続きは高速戦隊ターボレンジャーの第29話をご覧ください。
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ナレーション(以下N)「天を獲る」 地球のものとは違う外見の木々に覆われた町。 森の中に少女が横たわる。 N「世界を己の色に染める」 馬に乗っている仮面ライダー鎧武、 鎧武は異形の怪物「インベス」を軍勢として率いている。 N「その栄光を君を求めるか」 相対するのは仮面ライダーバロン。バイク・ローズアタッカーに乗り、 仮面ライダーグリドンにインベスと無人のスイカアームズを軍勢として率いている。 N「その重荷を君は背負えるか」 2つの軍勢はオレンジとバナナの陣形をとっていて、 その上の丘でブドウの陣形をとる軍勢、 仮面ライダー斬月と仮面ライダー龍玄とインベスの軍勢が鎧武とバロンの戦いを傍観している。 N「人は己一人の命すら思うがままにはならない」 少女が目覚め、鎧武達を見下ろす丘の上に出てくる。 N「誰もが逃げられず、逆らえず、運命という名の荒波に押し流されていく」 少女の髪飾りの花が外れ、地面に落ちると同時に 鎧武とバロンの軍勢は戦いを始める。 N「だがもしもその運命が君にこう命じたとしたら」 N「世界を変えろ、と。未来をその手で選べ、と」 N「君は運命に抗えない」 N「だが世界は君に託される」 鎧武とバロンが交錯し――― 変身!空からオレンジ!? 街中で迷子を慰めている青年がいる。 主人公・葛葉紘汰(かずらば こうた)だ。 紘汰「そっか。ママとはぐれちゃったか」 「だれだって、泣きたいほど辛い時ってはある」 「でもな、そんなときこそ負けちゃいけない」 「そういう勝負、ゲームだと思ってみなよ」 「泣いちゃったら負けのゲーム、泣かない方法を見つけたら勝ちだ」 「だれだって、どんなときだって戦うことは出来るんだ」 「今、君が出来ること、何だと思う」 迷子「ママを見つけること・・・」 紘汰「よし!」 紘汰「お母さーん」 迷子「ママー!」 紘汰「ねぇおかあさん、迷子ですよ」 そうしている二人を迷子の母親が見つけてくれた。 母親「健一!」 紘汰「よかったなぁ、君の勝ちだぜ」 健一「お兄ちゃん、ありがとう!」 紘汰「いえいえ」 紘汰は停めていたカレー屋のバイクに乗る。 母親「あのぉ・・・配達の途中で?」 紘汰「ああ大丈夫っす、カレーはまだまだ暖かいんで」 計画都市沢芽市 サガラ「HELLO!沢芽シティ!DJサガラの生配信へようこそ!」 フリーステージではビートライダーズ・チーム鎧武が踊っている。 サガラ「踊りに踊りまくってるビートライダーズの諸君!」 「今日もユグドラシルタワーの向こうはサイトスタジアム!HERE WE GO!」 「まずは沢芽シティに溢れるホットなビートに乗っちまいな!」 しかし誰かが音響機器からパスを外してしまい、音楽が止まってしまう。 高司 舞(たかつかさ まい)「ちょっと!なんなのよ!」 呉島光実(くれしま みつざね)「またバロンの連中か」 ザック「今からここは俺達バロンのステージだ!」 ビートライダーズ、チームバロンが鎧武のステージに割り込んできて、 鎧武のサポーターからブーイングが飛ぶ。 サガラ「暴れさがりのお前らにストリートは狭すぎるだろ?だからって角を突き合わせちゃいけないぜ。そこんとこ、白黒はっきりスマートにつけてくれるのがこいつ!ロックシードだ!」 ザック「勝負するか?」 舞「いいわよ、やってやろうじゃん」 光実「舞さん、祐也さん呼ぼうよ」 舞「こんなヤツ、あたしだけで十分!」 ザックの持つクルミロックシードと舞の持つヒマワリロックシードが同時に開錠されると、仮想リングが現れ、次元の裂け目『クラック』からミニサイズのインベスが2体でてきた。 サガラ「ロックシードから呼び出すインベすで最後に勝ち残る!それが今、一番リスペクトできる本物のチャンプってヤツだ!」「OK!ビートにノリな!」 2体のインベスが仮想リングの上で戦いだした。 しかしバロンのメンバー、ベコが鎧武側の死角に隠れていて、 パチンコで舞の手元を撃つ。 舞「痛っ!」 舞はヒマワリロックシードを地面に落としてしまう。 すると、舞が呼んだ方のインベスが口を展開させたより凶悪な姿になり、 リングから出てきて舞達の方に迫る。 ザック「バカめ、試合中に錠前を手放すなんてな・・・」 逃げ惑う観衆がヒマワリロックシードを奥へ蹴飛ばしていく。 それを拾おうとする舞にインベスが飛びかかる。 舞「きゃ・・・」 しかし紘汰がバイクでインベスを跳ね飛ばし、 その間にヒマワリロックシードを拾い、ロックを戻す。 そうすると、インベスは帰っていった。 舞「紘汰・・・」 紘汰「怪我はないか?舞」 ミッチ「紘汰さん!」 ザック「先にインベスを退場させたんだ。試合放棄で俺達の勝ち、だろ?」 『YOU WIN』 その後、舞は紘汰に構わず帰ろうとしていた。 紘汰「舞! なぁおい、帽子」 舞「うるさいわね!ほっといて!」 「ビートライダーズって子供の遊びって言ってたじゃん!」 「紘汰はもう大人の仲間入りをしたんでしょ!今更首突っ込んでこないでよ!」 祐也「舞、大丈夫か」 そこにチーム鎧武リーダー・角居祐也が来ていた。 舞「・・・せっかく用意してもらったロックシード、使いこなせなかった」 「ステージもバロンに取られちゃったし」 祐也「トラぶったら俺が来るまで待ってろって言ってたじゃん」 舞「祐也だって忙しいし、いちいち呼べないよ」 祐也「でもな」 舞「ホントにゴメン!」 舞は足早に去っていった。 祐也「・・・よう、久しぶりだな。 お前が助けてくれたんだろ、紘汰」 サガラ「チーム鎧武のプレイヤー、肝心なところで痛恨のミス!結局は試合放棄!」 ネットではサガラが先ほどの様子を配信していた。 それを見ている人達は、『どちらがcool』というアンケートに 『バロン』と回答していく。 サガラ「バロンは相変わらずの快進撃!」 「一方の鎧武は大幅にポイントを失ったぁ」 「巻き返しは・・・ムズカシそ~だ!」 チームバロンはたまり場で放送を見ていた。 ベコ「戒人さん!俺ら絶好調ですって!」 チームバロンリーダー・駆紋戒人もたまり場に来ていた。 戒人「騒ぐほどのことじゃない。弱い奴が消え、強い奴だけが生き残る。当然のルールだ」 ベコ「ですよね~!」 一方、チーム鎧武のたまり場では、 ラット「ふさけやがって・・・バロンのやつ」 光実「紘汰さんがいてくれたらな・・・」 舞「ミッチ、あんたまだそんなこと言って! ミカ「でも、今日だって助けてくれたのは紘汰さんだし」 チャッキー「あーあ、何でチーム抜けっちゃたのかなぁ・・・」 その頃、紘汰と祐也はフルーツバーラー・トルーパーズにいた。 サガラ『さぁビートライダーズホットラインでは町で見かけたバトルの様子や・・・』 祐也「お前がいなくなってから、ストリートの様子もめっきり変わっちまった」 トルーパーズの店主、坂東も二人に話しかけてくる。 坂東「今じゃみんな、インベスゲームに夢中だ」 奥のプライベート席では錠前ディラー・シドからロックシードを買っている客がいた。 シド「これなんかどうだ?」 客「これお願いします」 祐也「近頃はどこ行っても見かけるよな、錠前ディーラー」 「今じゃチームの格付けなんてどれだけロックシードを揃えてるで決まる様なもんだ」 紘汰「俺は好きになれないよ、あれ」 坂東「そうか?ゲームで競い合ってる分にはケンカで怪我人が出ることはない。可愛いもんじゃねぇか」 紘汰「十分危ないよ。だいたい、あのインベスってのは何なんだよ? あんな錠前作って流行らせたのは誰なんだ?」 TVではユグドラシルのCMが流れている。 アナウンス「ニュージェネレーション、ニューライフ」 計画都市沢芽市の皆様にユグドラシルコーポレーションが提案する新しい暮らし」 紘汰は自宅に帰った、姉の晶が夕食の支度をしている。 晶「どうしたの?バイトで何か失敗でもした?」 紘汰「なぁ姉ちゃん、大人になるってどういうこと・・・」 晶「自分で自分の面倒を見られるってこと。今の紘汰は食費も家賃も全部自分で稼いでるじゃない」 「だからもう立派に大人だよ」 紘汰「でも自分の面倒しかみれてない。仕事ばっかで手一杯だ」 「他にもあるはずの大事なこと、全部ほったらかしにしてんだ。こんなんじゃオレ、昔と全然変わってねーよ・・ 晶「紘汰・・・」 紘汰「オレ、変身したいんだ もっと強くて何でも出来る自分に・・・」 晶「ある日いきなり違う人間になろうだなんて・・・人生なめすぎだぞ!あせらないで少しずつ、なりたい大人になればいいの」 「はい、むく」 紘汰(死んだ両親の代わりに姉ちゃんはずっとオレの面倒を見てくれてた。 でももう姉ちゃんには迷惑をかけられない。 俺は早く一人前の大人にならなきゃいけないんだ、でも・・・) 働く紘汰だが、チーム鎧武のメンバーのことも気にかけていた。 トルーパーズのプライベート席に祐也とシドがいた。 アルバイト「休憩入りまーす」 祐也「なんだよ、話ってのは」 シド「あんたのチーム、ピンチなんだってな。とっておきの秘密兵器があるんだが」 祐也「また新手の錠前か」 シド「いや、違う」 シドが見せたのは、ベルトのバックルの様な物だった。 翌日。紘汰の携帯に祐也からのメールが届いた。 紘汰「祐也?」『面白いものを手に入れたから見せてやる』・・・何だこれ?」 舞が来た倉庫街には紘汰がいた。 紘汰「・・・よぉ」 舞「なんで紘汰がここにくるわけ?」 紘汰「いや、祐也に呼ばれたんだ」 舞「・・・あれ」 舞が指さした倉庫の壁には、より大きなクラックが開いていて 辺りの地面には奇妙な植物と果実が生い茂ってる。 舞「何なの、これ・・・」 紘汰「舞、この先・・・どっかに通じてんのかな?」 舞「ちょっと!」 クラックから二人が出た先は、奇妙な植物が生い茂る森だった。 舞「どこよ、ここ・・・」 紘汰「分かんねーよ」 不意に舞が紘汰の手を引き木陰に隠れる。 紘汰「なんだよ」 舞「しっ、あれ」 人間大のインベスが、2体いて果実を貪っている。 紘汰「あれ、インベスじゃないか・・・?」 舞「だよね・・・」 紘汰「ここ、インベスの住処なのか・・・?」 果実を見ていた紘汰だが、奇妙な衝動に駆られ果実を二つもぎ取った。 紘汰「なんか、すげーうまそうだ・・・」 しかしその時、舞の後ろに上級インベス『ビャッコインベス』が立っていた。 紘汰「舞!」 紘汰は舞の手を取り、ビャッコインベスから逃げ出す。 紘汰「こっち!」 紘汰「もういなくなったか・・・」 舞「紘汰、あれ・・・」 二人の足元に祐也がシドから受け取ったあのバックルが落ちていた。 紘汰「これ、祐也が見せたいと言ってたやつだよ」 舞「祐也もやっぱりここに来てるの・・・」 紘汰「なんだろ、これ? ベルトのバックルみたいじゃね」 紘汰がバックルを自分の腰の方に持っていくと、 それは自動的に装着され、ベルト「戦極ドライバー」となる。 そして、紘汰が手に持っていた2つの果実が「オレンジロックシード」と 「イチゴロックシード」になった。 舞「え、なにこれ?ロックシード?」 紘汰「じゃあ、ここになってるのって・・・」 ビャッコインベスが追いついてきた。 舞「来た!」 二人はクラックから元の世界に戻ったが、ビャッコインベスも追いかけてきた。 舞「なんなのよ・・・あいつもインベス?」 紘汰「分かんねーよ・・・」 ビャッコインベスは体の模様から光線を出し、辺りを攻撃しだした。 紘汰「舞、俺があいつをおびき寄せる、その隙に逃げろ」 舞「紘汰はどうするの!?」 紘汰「誰でもいいから助けを呼んで来い、このままじゃ二人ともやられちまう」 舞「紘汰!」 紘汰「こっちだ!バケモノ!」 紘汰はビャッコインベスを誘導するが、 行き止まりに来てしまう。 紘汰「このヤロォー―!」 拾った鉄パイプで殴りつけるも全く効かず、 殴られ、蹴られ、投げ飛ばされる。 倒れた紘汰にビャッコインベスがゆっくりと迫る。 意を決した紘汰は立ち上がり、オレンジロックシードを開錠した。 戦極ドライバー『オレンジ』 紘汰の頭上にクラックが形成される。 紘汰はドライバーのバックルにオレンジロックシードをセットする。 戦極ドライバー『ロックオン』 紘汰「どうすりゃいいんだ・・・こうか?」 戦極ドライバー『ソイヤ!』 オレンジロックシードがカッティングされ、 上空からオレンジアームズが紘汰の頭上に被さり、 首から下にライドウェアが展開される。 紘汰「え?」 戦極ドライバー『オレンジアームズ! 花道オンステージ!』 紘汰「え、オレンジって・・・オレ?」 紘汰の顔にマスクが装着される。 そして、オレンジアームズが展開し、紘汰は鎧武へと変身を遂げた。 紘汰(→鎧武)「え?え?え――!!」 鎧武にビャッコインベスが飛びかかり、殴ってくる。 鎧武「痛ってぇなぁ!」 鎧武はビャッコインベスをはねのけた。 鎧武「あれ?いけちゃったりするのか」 しかしビャッコインベスは再び飛びかかり、殴りつけてくる。 鎧武「やめろ!やめろっつてんだろ!」鎧武が大橙丸で切りつける。 鎧武「オラァ!」 鎧武がもう一度切りつける。 しかしビャッコインベスに殴り返され、大橙丸が弾かれる。 鎧武は戦極ドライバーに装着された剣、無双セイバーに手をかける。 鎧武「これだ・・・」 無双セイバーでの斬撃でビャッコインベスを跳ね除けた。 その隙に鎧武は大橙丸を拾う。 鎧武「行けるぞー!」 二刀流での攻撃を受けたビャッコインベスは一旦下がった。 鎧武「待てー!」 ビャッコインベスは高いところへ飛び上がり、そこから体表からの光線で攻撃してくる。 鎧武は飛び上がるも、柵につかまった所をビャッコインベスに蹴り落とされる。 鎧武「待ってろよ!」 今度は階段を登っていく鎧武。 鎧武「待たせたな!」 しかし登ったところをまたも殴られ、柵に押し込まれる。 鎧武「何だこれ・・・」 鎧武が無双セイバーのグリップを引くと柄から銃弾が放たれ、ビャッコインベスをはねのける。 それを繰り返すも、やがて銃弾は出なくなった。 鎧武「え・・・もう終わりかよ!」 無双セイバーの柄を見返す鎧武は、大橙丸の柄との共通性に気づく。 鎧武「これって・・・」 試しに合わせてみると大橙丸と無双セイバーは柄で合体した。 鎧武「くっつくぅ~」 鎧武はナギナタモードの無双セイバーでビャッコインベスと戦う。 鎧武「逃げんじゃねー!」 ビャッコインベスの反撃で放り投げられ、落下した鎧武の前に 舞と同じ顔をした純白の衣の少女、冒頭に出てきた少女が姿を見せる。 鎧武「・・・舞?」 舞?「気をつけて、あなたは運命を選ぼうとしている」 鎧武「舞なのか?」 舞?「そうすれば後戻りはできない」 「最後まで戦い続けることになる、世界を己の色に染め上げるまで」 話している間に、ビャッコインベスが近づいてきた。 鎧武「でもオレは・・・お前を守るためなら!」 少女は少し間を置き、ドライバーのバックルからオレンジロックシードを外し、 戦極ドライバー『ロックオフ』 鎧武の手に置く。 鎧武「え?」 向かってきたビャッコインベスを鎧武は反撃で吹き飛ばした。 少女は無双セイバーの柄を指差している。 鎧武「こうか?」 鎧武はオレンジロックシードを無双セイバーのジョイントにセットするも 見返した時、少女は消えていた。 戦極ドライバー『ロックオン』 『イチ!ジュウ!ヒャク!セン!』 ビャッコインベスの光線を鎧武は無双セイバーと大橙丸を回転させて、弾く。 鎧武「オラオラオラ!行くぞー!」 鎧武が無双セイバーと大橙丸の刃で放った2つの斬撃はビャッコインベスを捉え、 オレンジ状のエネルギーで動きを封じた。 戦極ドライバー『オレンジチャージ!』 鎧武「せい!はー!」 大橙丸の一撃、「ナギナタ無双スライサー」がビャッコインベスを両断する。 ビャッコインベスは大爆発し、 オレンジの輪切り状のエフェクトが飛び散った。 鎧武がベルトにオレンジロックシードを戻し、ロックを戻すと 変身が解除され、紘汰の姿に戻る。 舞も紘汰の元へ戻ってきた。 舞「紘汰!」 紘汰「舞・・・さっきのは一体・・・」 舞「あの怪物どうしたの!?やっつけたの!?ねぇ、紘汰?」 紘汰「これが俺の変身・・・」 クラックの様に幕が閉められ、最後に鎧武(紘汰)の持つオレンジロックシードとイチゴロックシードが表示された。 つづく ~次回予告~N『次回、仮面ライダー鎧武』紘汰『姉ちゃん、俺変身できた・・・』戒人『いつだって最後に頼れるのは、自分の強さだ』紘汰『みんなを守るために使うならきっと・・・・!』戦極ドライバー『パインアームズ!粉砕!デストロイ!』第2話 粉砕!パインキック!
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核ミサイルが搭載された通信衛星である「アイコン」を修理するため、ダイダロスを再結成したフランク、ジェリー、ホーク、タンクの4人は厳しい訓練を抜けた末にサポート担当のイーサンとロジャーと共にスペースシャトルでその衛星へと行き、修理しようとする中で誤作動するもなんとかアイコンの予備エンジン逆噴射で落下を阻止するも束の間、太陽パネルが破損し、どうにもならない中でホークが死の覚悟で手動で衛星を動かし引き離すと同時に望んてた月に行くことを決意した中、フランクは3人はシャトルで帰還しようとしていた。 ロジャー「不十分だ全部RCSを使って、もう一度反転しろ」 フランク「くそっ、わかった!」 フランクはシャトルを一度反転して元通りに戻す。 NASA通信室ではジーンはフランクらと交信する。 ジーン「優しく扱え!戦闘機じゃないぞ!」 フランク「空飛ぶレンガか?」 ジーン「でなきゃいいが…」 3人の乗ったシャトルは大気圏へすれすれに入る。 フランク「ギリギリの角度で突っ込むぞ!燃え尽きたら終わりだ!。急旋回を何度も繰り返してスピードを出来るだけ落とす!脱出準備はいいな!俺達を高度3000でフロリダ上空でハッチを開いて飛び降りる!イーサンにロジャー、タンクとジェリーの順番で行く!俺はシャトルを海まで引っ張ってから…みんな了解だな!」 シャトルは海上へと向かう フランク「頼む!持ちこたえろ!。」 タンク「これじゃ、脱出とか不可過ぎる!機体がばらばらになりそうだ」 フランク「もう少しだ頑張ってくれ!」 一方でNASAではオペレーターらがその様子を見てフランクらの生還を願っていた。 オペレーター「テキサス上空、高度4万8千」 シャトルは大気圏へ突入する。 フランク「頑張れ!あとひと踏ん張り!これが最後の旋回だ!」 シャトルは大気圏を突破する。 変わってNASA。 オペレーター「何か言ってます」 ジーン「アンテナがいかれてるんだ。現在位置は?」 オペレーター「最終降下に入りましたがスピードが早すぎます。これでは…」 シャトルの外装は次々と取れる。 タンク「高度は3万600メートル!」 ジェリー「気圧均衡」 フランク「ようし、ジェリー。ハッチを開けろ!」 ジェリー「了解!吹き飛ばすぞ!」 ジェリーはフランクの命令でハッチを開け、ジーンを空中に降ろす。 ジェリー「1人行った」 フランク「タンク!お前も早く!」 タンク「お前はどうすんだ?」 フランク「言ったろ!海に出てから飛び降りる」 次にイーサンが降りる。 ジェリー「2人行った!」 フランク「早く行け!何してる!?行くんだ!」 するとジェリーが2人の元へ行く。 フランク「お前まで何してる?」 ジェリー「俺達はチームだ!」 フランク「降りろ!これは命令だ!」 タンク「やだね」 フランク「速度を読み上げてくれ」 タンク「時速800」 一方で戦闘機に乗ったパイロットはシャトルの降下の様子を見てた。 パイロット「こちらリカバー5。速度が早すぎる。すぐ脱出しろ!」 フランク「いやこのまま行く!」 フランクら3人は自殺覚悟でその速度で着陸しようとし、NASAのオペレーターらは生還を祈る。 フランク「よし大気速度は?」 タンク「480。脚、降ろせ!」 フランク「ギアダウン、何、どうってことない。ついてブレーキをかければいいんだ」 シャトルは速度を落とす。 パイロット「馬鹿な失速するぞ!」 フランク「速度は?」 タンク「350…330…320…295…もう一息だ!失速するぞ!」 フランク「速度は?」 タンク「280!早く!機種を下げろ!」 フランク「いちいち、機首を下げると思うか?」 フランクの乗ったシャトルは無事に滑走路に着陸した。 フランク「シャトル停止。ダイタロス帰還…」 ジェリーは笑って笑顔になり、NASAのオペレーターらは一斉に歓喜する。 ジェリー「楽しいお散歩だったな」 フランクとタンクは生還に溜息をつく、一方でNASA内ではフランクの妻バーバラは涙を流す。 サラ「ねえ、ジーン」 ジーン「なんだ?」 サラ「いえ、いいの。」 オペレーターら「やれると思いましたか?」「ご覧の通り100パーセント信じていたさ」「40年前彼をダイタロス計画に選んだのも私だ、決意と勇気、不屈の精神、チーム・ダイタロスこそ史上最強のチーム同士だ」 変わってフランクとその妻バーバラは夜の自宅で月を見ていた。 バーバラ「彼、行けたかしら?」 フランク「ああ、言ってるとも」 最後は月付近となり「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」が流れると共に月面では不時着した衛星アイコンと共に石垣にホークが横たわりバイザーに地球が映ったところで終わる。 (終)
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吃音症であったイギリス王ジョージ6世は家族と共に言語療法士ライオネル・ローグの手助けを受けそれを克服する中でジョージ5世が崩御など戦争の影響が襲う中でジョージ6世はローグの協力もあって上手くを声を出して正確な演説に成功した。 ウッド「おめでとうございます、陛下。見事な放送でした」 ジョージ6世「ありがとう。ウッド」 ジョージ6世が立ち去る中でスピーチのスタッフなど大きな拍手を受ける。 ジョージ6世「ありがとう」 ジョージは執務室の椅子に座る。 ジョージ6世「いいぞ」 ジョージ6世がそれを言うと撮影班が撮影する。 ジョージ6世「どうだ?」 ライオネル「完ぺきです。初の政治家のスピーチだな。おめでとう」 ジョージ6世「この先、何回もしなくてはならん。ありがとうローグ。お手柄だ我が友よ」 ジョージ6世はライオネルの肩に左手を乗せる。 ライオネル「恐縮です、国王陛下。」 すると妻のエリザベスが扉を開けて、ジョージはその元へ行く。 エリザべス「信じてたわ」 エリザベスはジョージ6世にキスをした。 エリザベス「ありがとう、ライオネル」 ジョージ6世「行こう」 ジョージはエリザベスと共に戻る中で近くにいた側近らに褒められる。 側近・執事ら「見事な演説でした」 「陛下には…頭が下がりますな」 「陛下、何のお言葉もありません」 「おめでとうございます陛下」 ジョージ6世「ありがとう」 ジョージはエリザベス王女を抱き上げる。 ジョージ6世「パパの演説はどうだった?」 エリザベス王女「最初は危なかったけど、どんどん良くなっていったわ」 ジョージ6世はエリザベス王女の頬を触りキスをする。 ジョージ6世「それはうれしいね。お前はどうだった?」 マーガレット王女「すっごく、よかったわ。パパ」 ジョージ6世「当たり前だろ」 ジョージ6世もエリザベス王女に続いてマーガレット王女をキスする。 ジョージ6世「準備はいいか?」 エリザベス「じゃあ、いらっしゃい」 そんな中、ジョージはライオネルに気付き、それを見守った後、宮殿のバルコニーに行くと大勢の民衆がおり歓喜を上げている中でライオネルは後ろからジョージが民衆に手を振る様子を見て笑顔になり本編が終わると、ジョージとライオネルのその後をナレーションが語ったところで終わる。 |ナレーション(吹き替え)「1944。ジョージ6世はローグにロイヤルビクトリア勲章を授与。これは騎士団の勲章の中で唯一君主個人への奉仕によって授与されるのである。 戦時下のスピーチには毎回ローグが立ち会い、ジョージ6世は侵略に対する抵抗運動のシンボルとなった。 ライオネルとバーティは生涯にわたり良き友であった」| (終)
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします -- ブラック・マジシャン (2021-01-01 00 00 42) あけましておめでとうございます。 去年は後半からめっきり投稿しなくなりましたが、これからもマイペースに投稿していくつもりです。 -- W・サード (2021-01-01 08 12 36) だいぶ前にリクエストのありました『爆闘宣言ダイガンダー』の最終回を投稿させていただきました。……が、白状しますとこの作品、実はよく存じませんで、最終回まわりだけ見て書きました、すみません。というわけで、修正歓迎です。 -- 逃亡者 (2021-01-29 12 13 41) ジンバの退場編にしてターボビルダー登場編となるターボレンジャー28話を投稿しました -- 名無しさん (2021-02-04 00 09 34) 乙です。それで、その次話の29話は投稿されますか? もし予定が無ければ自分が作成・投稿しようかと思います。 -- w・サード (2021-02-04 16 23 30) 配信を視聴でき次第投稿する予定です。 -- 名無しさん (2021-02-04 19 22 57) 了解しました。 -- W・サード (2021-02-04 21 02 09) 予告通り、ターボレンジャー29話を投稿しました。後はキリカ・ドラグラス登場の31・32話、ラゴーン一時退場の39話、流れ暴魔の謎に迫る44話、最終章の46~50話を……配信で視聴して書くべきかなと思ったら書きます。 -- 名無しさん (2021-02-05 22 36 56) ターボレンジャー31話を投稿しました。 -- 名無しさん (2021-02-19 00 53 44) 藤子・F・不二雄先生の作品『チンプイ』アニメ版を投稿させていただきました。原作漫画は先生のご逝去により未完ですが、アニメは一応、放映終了をもって一段落のエピソードです(これとて物語自体の完結ではないのですが)。漫画第1話はアニメ第1話とほぼ同じですので、投稿予定はないです。 -- 逃亡者 (2021-03-19 22 11 00) 魔進戦隊キラメイジャーの最終回と機界戦隊ゼンカイジャーの第1話およびドラえもん のび太の宝島のオープニングとエンディングを投稿しました。 -- ブラック・マジシャン (2021-03-25 23 01 26) 約7ヶ月ぶりの投稿として、現在第3話が公開中の「ガールズ&パンツァー 最終章」の第1話と第2話のオープニングとエンディング及び第2話でのBC自由戦の決着シーン。こちらも新作映画が公開中のプリキュアシリーズより「プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な一日」のオープニングとエンディング、連載中の漫画「勇者アバンと獄炎の魔王」の第1話を投稿しました。 -- W・サード (2021-04-01 16 13 03) 漫画「スパイラル ~推理の絆~」の第1話と第2話を投稿しました。 (最終回は本家サイトの方にあります) -- W・サード (2021-05-08 19 51 52) 匿名さんの投稿を一覧に入れたり作成リストを編集する作業を気づいたら誰でもいいのでご協力をお願いします。今まで私しかしなかったもので…愚痴になるかも知れませんが、投稿者が自分でして頂けると他の方に手間がかからなくて済むのですが…。 -- 浅倉又一郎 (2021-05-17 11 15 05) ご協力を…に関しては皆様の忙しさを考えるとやはり無理ですね…。 -- 浅倉又一郎 (2021-05-18 13 47 30) 「ネコジャラ物語」と「大航海時代Ⅱ」のオープニングとエンディングを投稿しました -- 慶長 (2021-05-22 14 37 08) 慶長さん投稿の上記作品を作成リスト・初投稿順に入れておきました。 -- 浅倉又一郎 (2021-05-24 11 49 28) 漫画「仮面ライダーSD 疾風伝説」の第1話と第2話、第14話を投稿しました。 最終回の方は、少々お待ち下さい。 -- W・サード (2021-05-27 08 06 26) それと失礼な話ですが・・・メンバー登録したのに、IDもパスワードも分からなくなってしまって、タイトル修正が出来ません・・・どうしたらいいのでしょうか・・・? -- W・サード (2021-05-27 08 07 32) 「アットウィキ サポート」で検索して「管理ID・パスワード・メールアドレス忘れ」から「ID・登録サーバーを忘れました」に入り、画面の指示に従って下さい。 -- 浅倉又一郎 (2021-05-27 10 42 22) 言われた通り、アットウィキ サポートでやってみましたが、アトウィキのリンクしか張られてないメールが来ました。 -- W・サード (2021-05-27 13 55 50) 「仮面ライダーSD 疾風伝説」の最終回及びゲーム「幻星神ジャスティライザー 装着!地球(ほし)の戦士たち」のオープニングとエンディングを投稿しました。 -- W・サード (2021-05-27 15 42 51) そのメアドはあなたが最初にメンバー登録した時のものでしょうか? アトウィキのリンクしか張られてない -- 浅倉又一郎 (2021-05-27 17 11 48) ・・・恐らく違うものです。最近メアドを変えたので・・・ -- W・サード (2021-05-27 17 27 44) そうなるとお問い合わせフォームを利用して登録情報の変更とかについて聞くか、それでもダメなら登録し直すか以後も未登録で通すか…しかありません。力になれず申し訳ありませんでした。そういう自分も日頃愚痴ばかりですし…。 -- 浅倉又一郎 (2021-05-27 17 55 00) いえ、お付き合いいただき、ありがとうございました。 -- W・サード (2021-05-27 18 36 43) W・サードさん。とりあえず変更したと思われるメアドを承認しました。それでもだめだったらコメントページで返信をお願いします。 -- 管理者 (2021-05-28 18 56 56) 大丈夫でした。お手数おかけしました。 -- W・サード (2021-05-28 21 45 12) アニメ「DOGDAYS」の初回と第10話、第11話、最終回を投稿しました。 -- W・サード (2021-07-05 09 10 55) 魔進戦隊キラメイジャー THEMI ID ビー・バップ・ドリームと騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツおよび機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い! オール戦隊大集会‼︎のオープニングとエンディングを投稿しました。 -- ブラック・マジシャン (2021-08-28 17 09 56) 電磁戦隊メガレンジャーの第32話を投稿しました。 -- W・サード (2021-08-29 10 21 32) YouTubeで期間限定配信されていた「楽園追放 -Expelled From Paradise-」のオープニングとエンディングを投稿しました。 -- 匿名 (2021-09-12 18 57 16) 漫画版ロックマンxの初回・第10話・第11話・最終回、ロックマンX2の初回・第11話・第12話・最終回を投稿しました。 -- W・サード (2021-09-26 08 39 12) 現在放映中の新作アニメ版「DRAGONQUEST ダイの大冒険」の第1話、漫画版ビーストウォーズⅡの初回、第8話、最終回。特撮「ジャンボーグA]より、ジャンボーグ9初登場回の第27話、その次のジャンボーグA復活回である第28話を投稿しました。 -- W・サード (2021-09-27 19 33 26) 超獣戦隊ライブマンの、ギルドス退場話となる第43話とブッチー退場話となる第44話を投稿しました。 -- w・サード (2021-10-11 16 06 31)
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タイトル 作成者 地獄少女R 逃亡者 重戦機エルガイム アンダー・ザ・サンズ 逃亡者 ショコラの魔法 W・サード 新オバケのQ太郎 逃亡者 新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST W・サード 真・中華一番! W・サード 新米婦警キルコさん W・サード スーパーロボット大戦α THESTORY 竜が滅ぶ日 W・サード 聖闘士星矢 逃亡者 Zマジンガー W・サード 戦姫絶唱シンフォギア W・サード ソードアート・オンライン キリトの千夜一夜物語(アインクラッド・ナイト) W・サード ソードアート・オンライン キリトの千夜一夜騒動(ガンゲイル・ウォーズ) W・サード
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サファリガオーが宇宙ステーションに向かっている。 そこへ緑の光が飛来。 レディ「あれは……」 光が宇宙ステーションに憑依、地球に落下。 レディ「緊急、緊急! ギャラクシーラインからレインボーラインへ。謎のエネルギー体が、ギャラクシーラインの駅とともに地球へ向かっています!」 ライト「レディだ!」 レディ「正体まったく不明! パワー計測不能。警戒してください、最大限の警戒をしてください!」 チケット「ギャラクシーラインが、ここまで警戒してくるなんて……」 車掌「異常ですよ、異常! 急行しましょう!」 ライト「ああ!」 トカッチ「はい!」 一同「トッキュウチェンジ!」 『変身いたします。白線の内側まで下がってお待ちください』
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タイトル 作成者 SSSS.DYNAZENON (ダイナゼノン) 逃亡者 タイムボカン2000 怪盗きらめきマン 匿名 戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー 逃亡者 戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー2010 逃亡者 戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマーV 逃亡者 地球少女アルジュナ 逃亡者 超者ライディーン 逃亡者 超獣機神ダンクーガ 逃亡者 超獣機神ダンクーガ 失われた者たちへの鎮魂歌 逃亡者 超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説 もじ工房 チンプイ 逃亡者 ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ ジーク 天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~ 近所のバカ 電脳冒険記ウェブダイバー 管理人 ドキドキ!プリキュア ジーク DOGDAYS W・サード ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜 ブラック・マジシャン ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史 ブラック・マジシャン ドラえもん 新・のび太の大魔境〜ペコと5人の探検隊〜 ブラック・マジシャン ドラえもん 新・のび太の日本誕生 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太とアニマル惑星 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマルアドベンチャー〜 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太と銀河超特急 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太と雲の王国 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太と翼の勇者たち ブラック・マジシャン ドラえもん のび太と鉄人兵団 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太とふしぎ風使い ブラック・マジシャン ドラえもん のび太とブリキの迷宮 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太と緑の巨人伝 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太と夢幻三剣士 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太と竜の騎士 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太とロボット王国 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の宇宙開拓史 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の宇宙漂流記 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の海底鬼岩城 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の恐竜 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の恐竜2006 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い〜 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の宇宙英雄記 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の創世日記 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の大魔境 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の太陽王伝説 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の宝島 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太のドラビアンナイト ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の南海大冒険 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の日本誕生 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の人魚大海戦 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太のねじまき都市冒険記 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太のパラレル西遊記 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の魔界大冒険 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太の宇宙小戦争 ブラック・マジシャン ドラえもん のび太のワンニャン時空伝 ブラック・マジシャン ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ 逃亡者 DRAGONQUEST ダイの大冒険(新アニメ版) W・サード ドラミちゃん 青いストローハット 逃亡者 ドラミちゃん アララ・少年山賊団! 逃亡者 ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!! 逃亡者 ドラミちゃん ミニドラSOS!!! 逃亡者 トランスフォーマー ザ・ヘッドマスターズ 逃亡者 トランスフォーマー・ザ・ムービー (1986年作品) 逃亡者 トランスフォーマー スーパーリンク ジーク トランスフォーマー 超神マスターフォース 逃亡者 トランスフォーマーZ(ゾーン) W・サード ドンキーコング ジーク