約 3,476,328 件
https://w.atwiki.jp/cwcwiki/pages/478.html
エルミナージュII 双生の女神と運命の大地 エルミナージュII 双生の女神と運命の大地ID+ゲーム名ボーナスポイント99 店の品揃え開放 錬度減らない EP戦闘獲得倍率 GP戦闘獲得倍率 初ターン奇襲攻撃成功 敵行動不能 宝箱、罠なし 店の品揃え2 商店、1個売ると在庫無限 リスト一人目 ID+ゲーム名 _S ULJM-05488 _G Elminage 2 ボーナスポイント99 _C1 Bonus Point 99 _L 0x003A91EC 0x00000063 _L 0x003A91EE 0x00000063 店の品揃え開放 _C1 shop all item _L 0x803A0856 0x016B0001 _L 0x100001FF 0x00000000 _L 0x803A0B36 0x00270001 _L 0x100001FF 0x00000000 錬度減らない _C1 rendo heranai _L 0x203A8AA0 0x00630063 EP戦闘獲得倍率 _C0 Battle EP Rate _L 0x20001100 0x00052ggg _L 0x20001104 0x0A23995A _L 0x20001108 0x000537C3 _L 0x200E6560 0x0A200440 _L 0x200E6564 0x8C830058 GP戦闘獲得倍率 _C0 Battle GP Rate _L 0x20001110 0x00052ggg _L 0x20001114 0x0A23993E _L 0x20001118 0x8C82005C _L 0x200E64F0 0x0A200444 gggの値 840 2倍 880 4倍 8C0 8倍 900 16倍 940 32倍 980 64倍 9C0 128倍 A00 256倍 初ターン奇襲攻撃成功 _C0 Surprize Attack Success _L 0x200A3A18 0x10000010 敵行動不能 _C0 Enemy Freeze _L 0x200A8BB8 0x00000000 宝箱、罠なし _C0 Treasure Box No Trap _L 0x200D6CF8 0x00000000 店の品揃え2 _L 0x803A0856 0x02B90001 _L 0x100001FF 0x00000000 商店、1個売ると在庫無限 _C0 Shop Stock Inf by Sell _L 0x20051C9C 0x240400FF リスト一人目 _C0 momey max _L 0x0038BA94 0xyyyyyyyy _C0 money max 2 _L 0x2038BA94 0xyyyyyyyy yyyyyyyy 3B9AC9FF = 999999999 _C0 first item _L 0x1038BB7A 0x0000xxxx アイテム1個目 _L 0x1038BB7C 0x0000xxxx アイテム2個目 _L 0x1038BB7E 0x0000xxxx アイテム3個目 _L 0x1038BB80 0x0000xxxx アイテム4個目 _L 0x1038BB82 0x0000xxxx アイテム5個目 _L 0x1038BB84 0x0000xxxx アイテム6個目 _L 0x1038BB86 0x0000xxxx アイテム7個目 _L 0x1038BB88 0x0000xxxx アイテム8個目 _L 0x1038BB8A 0x0000xxxx アイテム9個目 _L 0x1038BB8C 0x0000xxxx アイテム10個目
https://w.atwiki.jp/cwc_dat2/pages/119.html
エルミナージュII 双生の女神と運命の大地 エルミナージュII 双生の女神と運命の大地ID+ゲーム名ボーナスポイント99 店の品揃え開放 錬度減らない EP戦闘獲得倍率 GP戦闘獲得倍率 初ターン奇襲攻撃成功 敵行動不能 宝箱、罠なし 店の品揃え2 商店、1個売ると在庫無限 リスト一人目 ID+ゲーム名 _S ULJM-05488 _G Elminage 2 ボーナスポイント99 _C1 Bonus Point 99 _L 0x003A91EC 0x00000063 _L 0x003A91EE 0x00000063 店の品揃え開放 _C1 shop all item _L 0x803A0856 0x016B0001 _L 0x100001FF 0x00000000 _L 0x803A0B36 0x00270001 _L 0x100001FF 0x00000000 錬度減らない _C1 rendo heranai _L 0x203A8AA0 0x00630063 EP戦闘獲得倍率 _C0 Battle EP Rate _L 0x20001100 0x00052ggg _L 0x20001104 0x0A23995A _L 0x20001108 0x000537C3 _L 0x200E6560 0x0A200440 _L 0x200E6564 0x8C830058 GP戦闘獲得倍率 _C0 Battle GP Rate _L 0x20001110 0x00052ggg _L 0x20001114 0x0A23993E _L 0x20001118 0x8C82005C _L 0x200E64F0 0x0A200444 gggの値 840 2倍 880 4倍 8C0 8倍 900 16倍 940 32倍 980 64倍 9C0 128倍 A00 256倍 初ターン奇襲攻撃成功 _C0 Surprize Attack Success _L 0x200A3A18 0x10000010 敵行動不能 _C0 Enemy Freeze _L 0x200A8BB8 0x00000000 宝箱、罠なし _C0 Treasure Box No Trap _L 0x200D6CF8 0x00000000 店の品揃え2 _L 0x803A0856 0x02B90001 _L 0x100001FF 0x00000000 商店、1個売ると在庫無限 _C0 Shop Stock Inf by Sell _L 0x20051C9C 0x240400FF リスト一人目 _C0 momey max _L 0x0038BA94 0xyyyyyyyy _C0 money max 2 _L 0x2038BA94 0xyyyyyyyy yyyyyyyy 3B9AC9FF = 999999999 _C0 first item _L 0x1038BB7A 0x0000xxxx アイテム1個目 _L 0x1038BB7C 0x0000xxxx アイテム2個目 _L 0x1038BB7E 0x0000xxxx アイテム3個目 _L 0x1038BB80 0x0000xxxx アイテム4個目 _L 0x1038BB82 0x0000xxxx アイテム5個目 _L 0x1038BB84 0x0000xxxx アイテム6個目 _L 0x1038BB86 0x0000xxxx アイテム7個目 _L 0x1038BB88 0x0000xxxx アイテム8個目 _L 0x1038BB8A 0x0000xxxx アイテム9個目 _L 0x1038BB8C 0x0000xxxx アイテム10個目
https://w.atwiki.jp/cwcwiki/pages/751.html
エルミナージュ ゴシック ~ウルム・ザキールと闇の儀式~ エルミナージュ ゴシック ~ウルム・ザキールと闇の儀式~ID+ゲーム名訓練所1人目 ID+ゲーム名 _S ULJM-06091 _G Elminage Gothic 訓練所1人目 _C0 Lv _L 0x106DAED2 0x0000xxxx _C0 HP _L 0x206DAEDC 0x00xxxxxx _C0 最大HP _L 0x206DAEE0 0x00xxxxxx _C0 ターンHP回復 _L 0x106DAF58 0x0000xxxx _C0 状態回復率100% _L 0x006DAF56 0x00000064 _C0エクストラスキル1 _L 0x006DAF55 0x000000xx _C0エクストラスキル2 _L 0x006DAF54 0x000000xx _C0 打倒数 _L 0x106DAEE4 0x0000xxxx _C0 所持金 _L 0x206DAEFC 0x3B9AC9FF _C0 呪文抵抗 魔術 100% _L 0x006DAF6B 0x00000064 _C0 呪文抵抗 僧侶 100% _L 0x006DAF6C 0x00000064 _C0 呪文抵抗 錬金 100% _L 0x006DAF6D 0x00000064 _C0 呪文抵抗 召喚 100% _L 0x006DAF6E 0x00000064 _C0 睡眠抵抗 100% _L 0x006DAF83 0x00000064 _C0 アイテム 1個目 _L 0x106DAF93 0x0000xxxx _L 0x006DAFA8 0x000000yy _C0 アイテム 2個目 _L 0x106DAF95 0x0000xxxx _L 0x006DB020 0x000000yy 例 アイテム xxxx = 0100(ロングソード) yy = 01(鑑定済み)、02(破壊) 未鑑定 鑑定済み 壊 個数 エクストラスキル XX=65(食いしばり)XX=66(堅陣)
https://w.atwiki.jp/orenorpg/pages/77.html
タイトル エルミナージュシリーズ ジャンル RPG 対応機種 PC PSP PC 外見 あり 装備 なし セリフ なし ボイス うめき声あり 育成 キャラクターはなし。装備強化あり あまり評判のよろしくないWizardryの外伝作品で知られるスターフィッシュのオリジナル(苦笑)作品。Wizardryをインスパイアしている事をパッケージ裏でこれでもかとばかりに記しており、国産が着々とムービーゲー化して自滅する中、当時すっかり行き場を失っていたキャラメイク勢は歓迎して受け入れた。「巫(カンナギ)」「使用人(メイド)」といった新職業には閉口してしまうが、「種族関係なくアイコンを選べる」「初期職業・未転職キャラにも強みがある」といった美点も備えている。(PSP版には「好きな画像を取り込める」フェイスロード機能が存在した…これはかなりの美点)しかし一方でPS2ではゲームスタートまで一分近いローディングが入るなど、リセットゲーの割にお粗末な点も多く、シナリオ面でも詰むケースや理不尽な運ゲーがあるなど、流石にホット・ビィの血脈は伊達ではなかった。アイテム面では「盗品」の数が出鱈目に多く、アイテムコンプは長き道程になるのは間違いない。日本人が大好きな「ゴシックファンタジーに見せかけたライトファンタジー」を地で行っており、「XTHはキモ過ぎるが、近代ハードでWiz風ゲーがやりたい」というのであれば十分に選択肢に入る。しかし「グラ不問。自キャラで延々作業したい」ならば終始快適なXTH側に軍配が上がる。フェイスロード要素に惹かれるならば「Generation XTH」との好みの差(ライトファンタジー対SFエログロ)で。2016/01/28 PC版 エルミナージュ ORIGINAL 発売。しかし「フェイスロードのあるPSP版のタイトル」を謳っておきながらフェイスロードなし。(事前に明言されておらず、発売後に公式で「パッチでフェイスロード追加」と発表…最初はなかったんだなコイツ等)元々評判のよろしくない会社(チー村同様、エルミの作者も退職させられている)だが、今後は「とともの」同様リメイク商法を続ける気か。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4586.html
エルミナージュII ~双生の女神と運命の大地~ 【えるみなーじゅ つー そうせいのめがみとうんめいのだいち】 ジャンル ロールプレイングゲーム 対応機種 プレイステーション・ポータブル メディア UMD 発売元 スターフィッシュ・エスディ 開発元 スターフィッシュ・エスディオペラハウス 発売日 2009年10月29日 価格 6,090円(税込) プレイ人数 1人 廉価版 Good Price 2012年6月28日/3570円(税込) 判定 良作 エルミナージュシリーズリンク 概要 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 スターフィッシュの奇跡『エルミナージュ ~闇の巫女と神々の指輪~』の続編。 DSにも『エルミナージュII ~双生の女神と運命の大地~ -DS REMIX-』として移植されている。 「フェイスロード」「結婚システム」「SS機能」の追加。 現在主流な3DダンジョンRPGの中で最も初代Wizを色濃く受け継いでいながら、エルミナージュブランドとして完成された良作。 特徴・評価点 あいかわらずの自由度の高さや、決して空気過ぎずかといってプレイヤーに設定を押し付けているわけでもない背景設定などが秀逸。やりこみゲーらしく、ストーリーをクリアしてからが本番。 前作に比べさらに操作環境が良くなり、UMDでもインストールすることでロードも全く気にならない。 豊富なやりこみ要素。モンスター410種、アイテム652種それぞれにかなり詳細な専用の説明文が用意されており、図鑑を眺めているだけでも楽しい。 モンスター装備を除いてモンスター、アイテムそれぞれにグラフィックも用意されている。モンスターは拡大も可能。 DS版ではモンスター装備にもアイテムグラフィックが追加された。 wiz系統だけあって戦闘バランスは割と厳しめ。特に一周目のクリアまでは結構シビアである。ただし、救済策も数多く用意されており、それらを使うことで難易度はかなり下げやすい。Wizの代名詞であるロストする場面もまずない。ゆえに、昔のwizに比べて簡単である。 また、クリア後ある条件を満たすと追加されるダンジョンは、ストーリークリア程度のレベルでは歯が立たない。とはいえやり方次第ではごり押しで進めることも可能。 追加ダンジョンには前作同様に11体の隠しボスが存在する。正面から戦うと苦戦するが、低レベルで勝てる方法も用意されている。 それぞれのボスにも背景設定がなされており、倒すことによってみられる図鑑でそれを確認することができる。 前作の真ラスボスを凌ぐ強さの凶悪な真ラスボスも追加。上述の隠しボスに勝てる程度のレベルではまるで歯が立たず平均レベル4桁のPTでも戦略を練らなければ全滅させられる。このボスを倒す/契約することを終着点としているプレイヤーもいる。 その他所持していると敵のレベルが倍になるアイテムや、極めて高いレベル上限、装備を超強化できる高純度錬金、召喚士は真ラスボスも含むほぼ全ての敵と契約できるなどやりこみ要素には事欠かない。 職業は前作と変わらず基本職6種、中級職7種、上級職3種。種族も前作と同じく12種だが、ゴブリン・オーガ・魔傀儡は最初から選択可能になった。 職業のバランスが良く、どの職業にもその職だけの強みがあり、様々なPTを使って行ける。 また、今作はレベル上限ではなく経験値上限で最大レベルが決まっているため、レベルアップに必要な経験値の少ない職業ほど最大レベルが高くなる。 一定レベルを超えるとHM能力を得られる。どれも個性的だが、敵から装備を盗めるようになる盗賊は世界が一変すること請け合い。 顔グラを外部から取り込めるフェイスロードの追加により、自キャラクターへの感情移入がしやすくなった。別のゲームやアニメのキャラなどを使うこともできる。 魔法の呪文名を変更できる「スペルキャスティング」もあいまって、自分の世界観での冒険が楽しめる。 前述の契約したモンスターとキャラクターを結婚させて、子供を作る事が出来る結婚システム。 結婚できるモンスターに制限はなく、ゾンビだろうがスライムだろうがゴーレムだろうが男×男だろうが女×女だろうが結婚して子供が産まれる。 子供は両親の一部の能力を一定確率で受け継ぐので、通常キャラでは持つ事が出来ない武器防具破壊能力などを持たせる事もできる。 さらに今作では「ゆめのなか」というダンジョンで街に登場するNPCも敵として遭遇し、彼(彼女)らも召喚魔法で契約することができるので、NPCとの結婚という妄想補完にも一役買っている。 賛否両論点 お話の真面目な時とギャグな時の落差が激しい。 NPCが前作にもましてはっちゃけており、軽すぎるという意見もある。特にライバルパーティーとの会話が長く、さらにどこでも出現するため世界観にそぐわないこともあって批判されることがある。 無論好意的に受け取っている人もいる。そもそも原作であるwiz自体パロディやギャグ、NPCとの馬鹿馬鹿しいやりとりが数多く練りこまれているのであるが。 ちなみに会話に関しては立ち絵のみの表示なので高速スキップであまり時間を取らない。なおライバルパーティに関しては裏技で作中登場させなくすることもできる 『連撃』の凶悪な仕様 闘士という職業が『連撃』という特技を持ち、通常攻撃の後に一定確率で追加攻撃を入れるというものだが、同時に 敵の耐性や抵抗をボスだろうが何だろうが問答無用で消し飛ばす という凄まじい副次効果が付いている。つまり、即死効果を持つ『首切り』や、治療役が居なければ事実上の死亡である『麻痺』『石化』の状態異常を打ち込むことができてしまう。 また、ダンタリウスというモンスターはこの『連撃』と『首切り』『麻痺』の状態異常攻撃を持ち、召喚士が契約すれば上記の通り暴れ回る。召喚モンスターなのでパーティの枠も食わない。 ただし、隠しボスなどは物理攻撃を高確率で跳ね返す『つばめ返し』の能力も持つため、連撃だけで全て解決というわけでも無い。 一方、この能力のおかげで力不足なパーティでも強力なモンスターの討伐や契約などが行いやすく、高難易度への挑戦の足掛かりになる面もある。 続編の3では、HPが一定以上の場合首切りが通用しない能力や、麻痺や石化を自然回復する能力が現れ、多少マイルドになった。 前作と比べシステム面での変化はほとんど無い。前作と同様のアイテム収集を一からさせられるだけとも言えるが、ゲームシステムの完成度が高い作品なので、むしろその過程こそ愉しむべきものと思った方がいい。 問題点 ゲーム開始時のロードがかなり長い。 ロードの後に表示されるのはタイトル画面だけなので、何をそんなに読み込んでいるのかは全く不明。 元祖のウィザードリィよりリセットするシチュエーションが多いだけに痛い問題。 下画面の名前表示の文字数が少ない。 下画面にキャラのアイコンが表示されるのだが、何文字付けようと頭の5文字しか表示されない。 余白がかなりあるだけに、前衛、後衛と分ければ簡単に解決する問題であり、スタッフは誰も思いつかなかったのだろうか。 なお、Original〜Ⅲまで同じエンジンで作られている為か、上記のロード時間の問題も含めて共通の問題となっている。 バグがかなり多い。鉱石増殖バグ、フェイム(イベントをこなすと手に入るもので、これを沢山捧げることですさまじい攻撃力になる武器が存在する)大量獲得バグなど。 特に、鉱石を増殖できるバグはゲームのバランスを崩しかねないのでご利用は計画的に。 これを使うことでレベル上げがかなり楽になる為、人によってはむしろゲーム寿命が延びたという人もいる。 致命的なものに「仲間を呼ぶモンスターが何度も仲間を呼ぶとフリーズする」というものがある。10回や20回程度では問題ないので、普通に戦闘をこなしている分にはまず発生しないバグではあるのだが、Wiz系には初代の頃から仲間を呼ぶモンスターを延々と倒して経験値を稼ぐ「養殖」という戦法が存在するので、養殖をしようと試みたプレイヤーの多くがこのバグの洗礼を受ける事になった。 PSP版はモンスターから盗めるアイテムにはグラフィックがない。通常のアイテムには一つ一つ書き分けられたグラフィックがあるだけに残念なところ。 スターフィッシュ自体あまり大きな会社ではなく、エルミブランドが人気ゆえに会社としては最大限利用したいのだろうが…… ちなみに移植の順番は1はPS2→DS→PSP、2はPSP→DS。ハード人気を考えたら妥当だが容量的には変。事実、バグが修正され新モンスター、アイテム、イベントが追加されている2DS REMIXではキャラ登録枠が最大22人とPSP版より少なく結婚システムがあまり生かせない(結婚の目的=子作り)。 総評 昨今迷走の続いていたwiz風3DダンジョンRPGの流れを破る、非常に完成度の高い作品。戦闘、シナリオ、自由度が絶妙なバランスで成り立っており、携帯機との相性のよさもあいまってついついやりこんでしまう。 前作が良作だったゆえ期待も不安も大きかったが、蓋を開けてみれば素晴らしい出来栄えであり、エルミナージュというブランドを世に知らしめた。 余談 スタッフが非常に少ない。批判点というよりは不安点。 小宮山大介氏がディレクターからシナリオ、敵デザイン原案までかなりの部分を一人で担当しており、エルミがいかに綱渡りで製作されているかがよく分かる。 続編である3のマスターアップ直前に小宮山氏が会社を辞めてしまい、ファンの間ではこれ以後のシリーズに対して不安視する声が大きい。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/626.html
登録日:2011/10/18(火) 18 16 07 更新日:2022/01/23 Sun 03 31 07NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 DS PSP RPG wiz系 ちゅっちゅらびゅらびゅ つばめ返し+ヴィッフィ無双 ぶっころぴ やればできる←男同士でも女同士でも エルミナージュ ガスる ゲーム スターフィッシュ デスデスピコピコ ニンテンドーDS ハルモニ先生マジワルモニ フライパン+1無双 俺がヘルマスター! 安心と信頼の君主 序盤のフランベルジュ無双 星魚の奇跡 深雪さんと契りを交わすゲーム 異種姦 連撃+首切り無双 隠れすぎた良作 スターフィッシュから発売されたエルミナージュシリーズ二作目。 ナンバリングされているが前作との関連性は薄いため前作未プレイでも問題なく遊べる。 ただし、バックグラウンドとなる「エルドをめぐる神と魔の戦い」は前作から続いている為、より深く世界観を理解するには前作も遊んでいた方が良い。 プラットフォームはPSPとイベント等を追加したDS。 ■ストーリー 美しき大地フィーナス・ラーデ。 ヘストリオ大陸の中央、聖礎コントラキオには大地の女神フィオナの名が刻まれ、女神の主権を象徴する八つの神具が祭られている。 人々はその庇護の下、平和な日々を送っていた。 しかしある日、コントラキオからフィオナの名が消されてしまう。 太古の邪霊が大地の主権を握ろうと、自分の名をコントラキオに刻むためにフィオナの名を消してしまったのだ。 「コントラキオに名を刻むならば、八つの神具を集め直さねばならない」という言い伝えを思い出した城砦都市ビステールの女王ラグナスティアは邪霊より早く神具を集め、フィオナの名前を復活させるために軍だけでなく一般の冒険者にも協力を求める。 八つの神具を探し出し 聖礎コントラキオにフィオナ様の名を復活させた者には 望むだけの謝礼を出す 平和を願う者、謝礼を目的とする者、自らの力を試したい者。 さまざまな思惑が注視する中、ビステールの城門は開かれた。 そして あなただけの冒険がここから始まる。 ■システム スタンダードな正統派wiz系のRPG。 キャラメイク ↓ ダンジョン探索 ↓ 街に戻ってアイテム換金、レベルアップ ↓ ダンジョン探索 を繰り返してパーティーを強化しながら神具を探し、コントラキオにフィオナの名を刻むことがゲームの目的。 神具探索にはフェイムという特別なアイテムが必要になる。 フェイムは街に住む人からのさまざまな依頼を達成するなどで入手できる。 誰の頼みを、どんな順番で聞くかはプレイヤーの自由。 神具探索にも時間制限はないので神具そっちのけで街の人の頼みを聞いたり気ままにダンジョンに潜って宝探しをしたりしても問題ない。 ■キャラメイク関連 ○種族・職業 12の種族・16の職業から好きなものを選ぶ。 職業はもちろん種族もある方法で後から変更できる。 一部の種族は特殊能力を持つ代わりにレベルアップが遅い。 ○フェイスロード 今作から搭載された機能。 メモリースティックに入っている48×48までのPNGファイルに限るが好きな画像をプレイヤーキャラの顔グラフィックとして使うことができる。 これにより作品の壁を越えた夢のパーティーが実現可能。 ゲーム中プレイヤーキャラたちは一切喋らないのでそこらへんは各自で脳内補完しよう。 言うまでもないが著作権、肖像権には注意。 ■その他 ○スペルキャスティング 呪文の名前を自由に変更するシステム。 フェイスロードしたキャラに合わせた呪文名にして楽しむもよし、オリジナルの呪文名にして厨二的欲求を満たすのもよし。 ○結婚 キャラクターと仲間にしたモンスターとをちゅっちゅらびゅらびゅさせることができる。 サキュバスと自分の分身ともいえるキャラを…ふぅ。 マスターアルケミスト「いいの」 結婚させると子供が冒険者として登録される。 この子供は両親と、おひねりとして消費した3つのアイテムの能力を受け継ぐので特殊な能力を持ったモンスターを親にすると通常のキャラメイクでは持たせられない能力や装備をしたキャラを作ることができる。 ただし、イノセントとしては扱われず加護も受けられないので一長一短。 wiz系と聞くと「難しそう」「雰囲気重そう」と敬遠する人もいるかもしれないが、エルミナージュシリーズは様々な新職業、新スキル、素材を使用した装備強化とアイテム錬成、どこでもセーブ、有料の死体回収サービス、先制で魔法使用可能など色々と追加、調整され、wizardryシリーズと比べればかなり遊びやすくなっている。 最初のイベントをクリアすればほぼ全てのダンジョンに行けるようになるので、運次第では序盤から強装備を手にすることも可能。 かといってヌルいわけでもなく、初見殺しのワープやシュート、一方通行は健在で、追加されたスキルは敵も当然使ってくるので注意。 見た目は露出度の高い踊り子だが、魅了の追加効果(50%)を持つ物理攻撃、ターン始めに発動する魔術師殺しの結界、耐性を無視した強力な効果を持つタロット、エンテルクミスタ(wizardryでいうティルトウェイト)を放つサリジャニー、最初から混乱しているので同士討ちを狙ったら混乱が解けたとたん自爆して全体に300弱のダメージを与えてくるレイバーロードなど様々なトラウマメーカーが存在。 キャラクターロストの可能性はかなり低く抑えられており、NPCの台詞やアイテム図鑑の解説にはコミカルなものも多く、終始シリアスな雰囲気とはならない。 それでいて、手強いボスやライバルパーティー、なかなかに熱い展開などもしっかり用意されている。 もともとwizが好きな人はもちろん、本家の難易度に屈してしまった人や先入観で遠ざけていた人にもお勧めできる作品である。 追記・修正は裏ボスと召喚契約を結んだ方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 確かに面白いんだけど、思い返して唯一不満を言うなら、ダンジョンの数が、イベントアイテムより多くて、入る必要がない『死にダンジョン』があることかな。それさえなくなれば……。ダンジョンの数とイベントアイテムの数を一致させるとか…… -- 名無しさん (2016-03-07 10 03 53) いま始めるなら任天堂系列でDL販売してるやつ(PSP版のグラでDS版の追加要素込み)がいいんだろうけど、システムがちょっと変わってるようで一概にこれ一択というわけでもないようで -- 名無しさん (2021-01-03 14 31 53) originalのように、PC版を出してほしいが、英語のみは勘弁。サウンドロードがあればうれしい -- 名無しさん (2022-01-23 03 31 07) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4458.html
エルミナージュ DS Remix ~闇の巫女と神々の指輪~ 【えるみなーじゅ でぃーえすりみっくす やみのみことかみがみのゆびわ】 ジャンル ロールプレイングゲーム 対応機種 ニンテンドーDS 発売元 スターフィッシュ・エスディ 開発元 スターフィッシュ・エスディオペラハウス 発売日 2008年11月13日 定価 5,000円(税抜) プレイ人数 1人 レーティング CERO B (12才以上対象) 判定 良作 エルミナージュシリーズ 概要 特徴 PS2版との変更点 評価点 問題点 賛否両論点 総評 余談 リメイク 概要 スターフィッシュ(通称「星魚」)が、PS2ソフトとして発売した3DダンジョンRPG『エルミナージュ』。 それまで微妙な出来のゲームが目立ったメーカーであったが、エルミナージュはそこそこ遊べてそれなりのヒットとなったため、ニンテンドーDSに移植されることになった。 そしてその際、インターフェイスやゲームバランスが大幅に改善され、これまでのシリーズの悪評を払拭。中でもオリジナルで不評だった「読み込みの多さ、ロード時間の長さ」が無くなった点が非常に大きい。 特徴 『Wizardry』の雰囲気を意識して作ったというだけあって、シビアなゲームバランスや自由度の高さは折り紙つき。また、パッケージイラストやモンスターデザインを宮内健氏(以前『ウィザードリィエンパイア』シリーズのモンスターデザインを担当していた)が担当しているため、作品に流れる雰囲気は全体的に硬派。ただし、コメディチックなノリもある。 ストーリーは「各地のダンジョンでキーアイテムとなる指輪を入手し、魔王アイロークの復活を阻止する」と単純明解。そしてゲーム性も「ひたすらダンジョンに潜って敵を倒し、とことんアイテムハントやキャラの強化を楽しむ」とシンプルイズベストなもの。 一見するとただの作業ゲーに思え、万人受けはしづらい。しかしハマる人はとことんハマり何百時間もやり込める作品であり、Wizライクのゲームを好むコアユーザーからの評価は非常に高い。 PS2版との変更点 種族間の能力、各職業の能力が調整・強化された。 司教の鑑定能力向上、侍の魔術師呪文習得、兼業盗賊であった狩人・遊楽者・忍者の盗賊技能(主に宝箱の罠解除の成功率)向上など。 新規アイテムの追加と既存アイテムの性能調整。 新規モンスターとエキストラダンジョンのマップ追加。 ロード時間の劇的短縮。 PS2版はゲーム開始に15秒、ダンジョン突入に20秒、ソフトリセットに20秒(ダンジョン復帰も合わせると80秒近くかかる)とかなりの時間がかかった。しかし、本リメイクでは全場面においてほぼ読み込み無し、リセット時も再開まで約1.5秒という快適設定。 評価点 図鑑の完成度の高さ アイテム総数383・モンスター数289匹(しかも他のRPGと違い色違いが殆ど無い)と豊富。さらにアイテム・モンスター1つ1つに個別のテキストが用意されており、思わずクスリと笑いそうになるものもあったりする。 圧倒的な自由度の高さ 最初のチュートリアルを兼ねたダンジョンをクリアした後は、ラストダンジョンを除く全てのダンジョンがフリーパスなので攻略の自由度は高い。また、ライトユーザーへの配慮として、ダンジョン毎の出現モンスターの強さを示した難易度表記もある。 職業バランスの良さ 職業は「基本職・中級職・上級職」と分類されている。ただしこれらはレベルアップまでの必要な経験値の差で分けられており、単純に上級職が強いというわけではない。どの職業も一定のレベルに達すると、「ハイマスター(サマー)」と呼ばれる職業独自の特殊能力・強化要素が備わるようになる。戦士系職業は「物理攻撃威力UP」・魔法系職業は「呪文威力UP」などの補正がかかるようになり、さらに盗賊の「盗む・装備解除」(モンスターの装備を剥ぐ アイテムを盗む)や君主の「法院保護区」(味方全員の特殊防御率上昇)などの職業固有技能を修得できる。このようにどの職業もそれぞれ一芸に秀でているため他には無い強みがある。 これらの能力は転職すると失われるので、職業ごとの個性がより顕著になった。一見要らないように見える職業も成長すると大化けしたりする。 例を挙げると、基本職の戦士は殴る事しか能が無いものの殴る事に関しては全職中最強となる。前述通り前衛系がハイマスターになると物理攻撃UPのスキルを習得するのだが、戦士だけは補正率が全職業中トップの「物理攻撃UP +1 」である。しかもLvUPも早く、物理攻撃UPの補正が強化されるだけではなくHPの高さも保障してくれるため、装備に恵まれる点も踏まえて盾役としても優れている。つまりウィザードリィ系統だけではなくRPG全般での純戦士にはありがちな上級職へ転職するためのつなぎではなく最初から最終候補として考えられるほど優秀な前衛職になっている。よくある職業を下級職ではなく「基本職」という名称からも窺える。 スペルキャスティング ゲーム中の呪文名を自分の好きな名称に変えられるというシステム。Wiz系の特徴の1つである想像力の構築と非常に相性の良い。厨ネーミングにするもよし、他のゲームから引用するもよし。 異常とも言えるやり込み要素 キャラのLvはゆうに1万を超え(もちろんゲームをクリアするだけならもっと低くてOK)、クリア後の裏ボスは並みのRPGとは段違いの強さ、正攻法で挑むならLv1000以上は必要(攻略法を知っていたとしても数百Lvはいる)。また、ボスの所持アイテムを盗んだりボスと契約しようとすればさらにLvを上げる必要がある。 問題点 ダンジョン内イベントの希薄さ・違いの乏しさ 森に渓谷に火山と多種多様なダンジョンはあるがイベントが少ない。階層もラストとクリア後のダンジョンを除けば平均して3,4階で、イベントが少ないので何もない部屋や通路を探索することが多い。 ダンジョン毎の特徴はあるにはある(例…酸素による制限時間がある水没したダンジョン、謎解きがメインのダンジョンなど)。ただ、そのダンジョンに指輪が埋まって居なければ「それだけで終わっている」感があり、豊富なロケーションとダンジョン数をイマイチ活かしきれていない。 次回作ではその反省を踏まえてかダンジョン内のイベントが多くなった。 また難易度が近いダンジョンでは出現モンスターが殆ど同じ、何匹で出るかどんなモンスターと一緒に出るかの違いがある程度という問題も。 攻略が運頼りのマップがある 上で挙げた謎解きがメインのダンジョンにあるイベントの1つが、双六でクリアしないと先に進めず、そのマスがプレイヤーに不利なマスばかりという仕様。戦闘のマスや罰金のマスは超マシなレベル(正直これらはアタリと言っていい)で、中には超絶ダメージ必至の猛毒マス・地雷マス、さらには問答無用でPTキャラが2名死ぬ即死マスもある。 振り出しのマスも多く、ゴールの1つ前のマスに至っては全滅マスという仕様(一応、屈辱的な選択をすることで全滅は回避できるが、結局振り出しに戻される)。 なおゲームクリアだけなら双六をクリアする必要が無い。ただしクリア後に追加されるダンジョンに行きたい場合、運が悪いと双六クリアが必須になる。 バグが多い 一部ゲームの進行に不具合をきたすバグが本作にもある。仲間を呼ぶモンスターでの経験値稼ぎでフリーズする通称「養殖バグ」、高レベルの召喚師が召喚したモンスターが弱体化する「オーバーフローバグ」、街で召喚モンスターを召喚して連れまわした時に諸々の不具合が起こる通称「召喚バグ」など。どれも事前に把握して注意していれば一応回避可能ではある。 賛否両論点 一部の職業が優遇されすぎ 前述では職業間でのバランスは悪くないと表記してはいるものの、システム上有利な職業がいくつか存在してしまっている。よりエルミナージュを楽しむ上で欠かせない存在であるため仕方がないと言えなくはないが。 盗賊 本作には「モンスター装備」という概念があり、これを入手するには盗賊だけが使える「装備解除」と「盗む」というスキルが必須。このモンスター装備に中々いい物が多いため、ハイマスターに達した盗賊の有無で難易度が激変する。 しかも盗賊は全職業の中で最も成長が早く、後述の錬金次第では戦力としても十分いけるクチだったりする。 一応後の作品でモンスター装備をシブチンにしたら不評を買った、という話もあるので、まるっきり欠点とは言い切れないかも。また戦闘力やHP補正自体も従来のWizと同様のレベル。 闘士 闘士が覚えるスキル「連撃」には、「連撃を決めた直後の攻撃時、一時的に相手の特殊攻撃耐性を低下させる」という効果がある。この特殊耐性低下効果はボスにも有効なので、運次第だがボスすらも麻痺や石化で無力化できる。そのためバランスブレイカーとの声もある。 闘士には一応「装備面の制限が強く、特に防御面にはやや難がある」という欠点があるので、「連撃が強い代わりに打たれ弱くすることでバランスを取っている」という見方もできなくはない。しかも闘士が真価を発揮するにはそれなりのレベル・錬金能力などの知識が必要。相応のやり込みをした者向けの恩恵でもある。 召喚師 召喚モンスターの一部スキルが「他の職のスキルを食っている」として批判されている。また、召喚は呪文扱いなので、召喚モンスターがやられてもすぐさま再召喚できる。これもリスクが無さすぎと言われている。 といっても、召喚師自体は装備に乏しく全職業でもトップクラスに打たれ弱い。本体がやられてしまえば当然召喚もできない上、召喚師を蘇生→召喚呪文を唱えるという二度手間になる。 なお召喚師そのものは戦闘能力が低いうえに特殊攻撃を覚えないので、他の職の呪文を覚えてくるなどしないと召喚した後は何もすることがない手持ち無沙汰キャラと化す。そのため、契約の手間を掛けて他の職とやれることが同じではわざわざ召喚師を使う意味が無くなってしまうため、召喚モンスターの優遇はある程度はやむを得ないと言える。 ちなみに、召喚自体は転職すれば制約付ながら他職業でも使用可能。 召喚するにはモンスターと契約する必要があるのだが、強力なモンスターとの契約成功率はきわめて低い。それを上げる唯一の手段が闘士の連撃というのも闘士優遇につながっている。 ただし、契約の際に闘士を普通に運用すると相手モンスターを倒してしまうため、専用の闘士を用意するのが一般的であり、通常の攻略と関係があるとは言い難い。 錬金術師 錬金術師のみが行える「鍛冶」というシステムで装備品を強化することが可能。攻撃力やら守備力やら追加効果やら耐性やらとあらゆる数値をカスタマイズできるので、これを駆使すれば安武具でもそれなりの強さに、強力武具+高純度鍛冶ならチートクラスの装備を作成可能。 もっともチート武具を作るには廃レベルの錬金術師を作る必要がある。また、錬金術師自体は戦闘に不向きなのでもっぱら酒場待機のキャラになりがち。 これらの点に関しては次回作以降にて改変が加えられた部分もあるが、逆に新たな問題も生じている。ただしそれを語るのはまた別の機会に。 総評 硬派なゲームバランスとボリュームのあるやり込み要素でコアユーザーの心を掴んだ作品。バランス調整の甘い部分やバグも多分にあるが、プレイするうえで支障となる問題はほとんど無い。 元のPS2版がどちらかと言えば微妙な出来だったので発売前は心配する声も多かったが、蓋を開けてみるとPS2版の問題点を見事に解消した良リメイクとなった。 本作の成功でエルミナージュが「スターフィッシュの奇跡」と呼ばれるようになり、後にシリーズ化していったこと、それまでのスターフィッシュがアレだったことを鑑みると、この作品が如何に衝撃的だったのかが窺い知れる。 余談 ファンからは「パッケージの闇の巫女とゲーム中の巫女が全然違う」とネタにされている。また、パッケージのデザインのせいで敬遠されているなど、ゲーム性よりもこっちが問題とも言われている。 逆に萌えパッケージだらけと化していたwiz系ソフトの中にあって、このゴシック的なパッケージを評価するwizフリークもいる。 本作のプロデューサーを務めた「小宮山大介」氏。だが、「プロデューサー」と銘打たれてはいるものの、実際はプログラムやゲームシステムデザイン、テキストにモンスターデザインの原案など、本ゲームのほとんどの部門を担当している。エンディングのスタッフロールを見ると、その「小宮山無双状態」に思わずニヤリとさせられるはず。また、本作の開発スタッフ自体も、一説には5~10人だったとも言われている。逆に言えばこの少数でこれだけの高品質ゲームを生み出した事実は驚嘆に値する。 開発の裏にはやはり苦労があったようで、製作環境の改善を上層部に訴えたりもしている。「自身の能力と開発無双により、酷い開発環境から名作を生み出している」点やその後の冷遇ぶりなど、『ウィザードリィ外伝II』のベニー松山氏に似通っているといえる。 小宮山氏は本作のヒットで名を上げたことで、ファンからは「バケツ頭」(*1)、「変態紳士」(*2)というあだ名で呼ばれている。 世界的プロゲーマーの梅原大吾が、実はエルミナージュのファンであったりする(「Windows100%」 2012年2月号より)。 リメイク 続編についてはエルミナージュシリーズの一覧を参照。 ここでは本作のリメイク品『エルミナージュ Original ~闇の巫女と神々の指輪~』について述べる。 携帯機用パッケージ版[PSP版 2011/05/19] 『2』のシステムを追加しリメイクしたもの。 新規イベントやダンジョンの類はないが、「召喚バグ」など本作のバグが一部修正されており、職業間のバランスが多少修正されている。ただし、新たに増えたバグも相当数あるので要注意。 携帯機用ダウンロード(DL)版[PSP版 2017/05/26、3DS版 2016/12/14] パッケージ版をもとに大半のバグを修正し、更に処理落ちの改善等もなされている。 特にパッケージ版・DL版の両方があるPSPでは、現在購入するならDL版一択である。 PC版(日本語)[パッケージ版 2016/01/28、ダウンロード版 2017/05/26] PSP版のDL版がベース。 Steam版(英語)[Steam版 2017/11/28] 題名は『Elminage Original』。英語表示限定。 こちらもPC用だが、日本語版とのセーブデータ共有は出来ない模様。
https://w.atwiki.jp/confiteor/pages/14.html
作成したやつマップ置場 クレイディアの洞窟 マウレアの森 鏡の沼地 光の庭 ウェーン廃墟 シェーベ遺跡 ニベーヌ海底神殿 コートラスト要塞 ここまでやったが入院したのでやる気が…
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2016.html
エルミナージュIII ~暗黒の使徒と太陽の宮殿~ 【えるみなーじゅ すりー あんこくのしととたいようのきゅうでん】 ジャンル ロールプレイングゲーム 対応機種 プレイステーション・ポータブル メディア UMD 発売元 スターフィッシュ・エスディ 開発元 スターフィッシュ・エスディオペラハウス 発売日 2011年8月4日 価格 6,090円(税込) プレイ人数 1人 判定 なし ポイント 自由度の高さは健在アイテム集めや図鑑埋めの楽しさも健在新要素も導入ゲームバランスにやや難有 エルミナージュシリーズリンク 概要 発売前 過去作との変更点 評価点 新要素 難易度 賛否両論点 バランス調整 シナリオ面 問題点 ストーリー面 システム面 総評 概要 「スターフィッシュの奇跡」と呼ばれたダンジョンRPG『エルミナージュ』シリーズの3作目。 これまでのシステムを継承しながら、スタイルロード、時間と天候、EXスキルなどの新要素が導入されている。 発売前 エルミ3の情報が公開されるにつれ、当然ながらファンからのエルミ3への期待は高まっていった。 特にプリセット(最初から用意されている)キャラクターに対してのキャラ画像を募集し、受賞者の画像をゲーム内で採用する企画は過去作ファンには嬉しい限りであろう。 しかし、2011年初頭にファンの間に耳を疑う情報が流れる。 なんと、エルミの生みの親、育ての親とも言うべき開発者である小宮山大介氏がスターフィッシュ・エスディをクビになったというのだ。 ツイッター上の氏の発言からその経緯をまとめると、「開発が難航していたため会社に発売延期と業務改善嘆願を出したが、それが受け入れられずに解雇されてしまった」ものと思われる。 小宮山氏はディレクター・シナリオ・敵キャラデザイン原案などをほとんど一人で担ってきており、「そんな功労者をクビにするとはどんな判断だ!」「エルミ3の出来は大丈夫なのか?」とファンの間には不安とスターフィッシュへの憤りがつのっていた。 過去作との変更点 「スタイルロード」「サウンドロード」の導入 画像を取り込んでマイキャラの画像として表示させる「フェイスロード」の機能に、さらに大きい画像を表示させる「スタイルロード」も導入された。 プリセットキャラにも固有のキャラ画像が用意されることになった。特定のイベントをクリアすればどのキャラでも使用可能になる。(3DS版ではプリセットキャラの画像は削除 加えて、二つ名・性格コメントも記入できるようになり、自キャラクターへの感情移入がさらにしやすくなった。二つ名や性格コメントは面倒くさければ省略できるのも地味にありがたい。 好きなBGMを利用できる「サウンドロード」も導入されている。 時間制限のあるダンジョンを除いたBGMを全て変更可能に。 3DS版ではこの機能はついていない。 「エクストラスキル」の導入 「エクストラスキル」とは、1人のキャラに1つだけつけられる特別なスキル。キャラメイクの時に決定できるが、後から変更することも可能。これにより、キャラメイクの幅が広がるとともに、戦闘バランスも変化した。 例えば魔術師の場合、「精霊契約」で属性魔法の威力を大幅に上げるか、「魔術の真髄」で敵の抵抗力を無視して安定したダメージを与えるか、といった選択を任意で行えるようになった。 契約したモンスターをそのまま冒険者として登録することが出来る「魂の盟約」も重要なスキルの一つであろう。苦戦したモンスターがほぼそのまま仲間として加えられたり、今まで出来なかった盗賊以外で敵装備品を入手出来るようになったりと新たな楽しみ方が生まれている。(*1) 敵の中にもエクストラスキル(*2)を使ってくる者も存在するので、こちらのキャラが高レベルになっても一方的な虐殺にはならず、熾烈な戦いになることが多い。 モンスターのグラフィックの一部が新たに書き下ろされた。これまで敵グラフィックの多くが『ウィザードリィ エンパイア』シリーズからの流用だったが、今回はかなり変更されている。 「フロアマスター」の追加 ほとんどのダンジョンには「フロアマスター」という敵がうろついている。初めて入ったダンジョンなら桁違いの強敵であることも多い。その上、プレイヤーを発見すると追跡してくるフロアマスターもいる。そのため、レベル2桁(エンディングを見られるレベル)程度では、探索の際フロアマスターの動向にも気をつける必要がある。 また、一部ダンジョンのフロアマスターには後述の「大魔公」の一人のメノリストや、物語の真相に関する情報が図鑑で見れる「ライブラリアン」の一人がうろついてたりする。前者は選択肢で戦闘の回避が可能(*3)だが後者はぶつかったらおしまいである。(*4) 「天候」と「時間」の概念の導入。これらは単なるお飾りではなく、ちゃんとギミックとして機能している。 天候は魔法の威力を左右する。また、ある天候のときには水没するダンジョンや、最初の一回はある天候でないと行けないダンジョンも存在する。 ダンジョンも昼と夜では地形が変わるところがある。また、モンスターの出現傾向も変化するので、昼だとたいした敵がいない場所が夜になると一変危険度が増す、ということもある。 プレイヤーやモンスターの性別に「?」が追加。これにより、「男の娘」「漢女」でさえも作れるようになった。 オリジナルダンジョンを作成出来る「ダンジョンロード」が追加。 必要なイベントをクリアすれば好きなときに1マップ分のダンジョンを作成することが出来るようになる。このダンジョンのみ出現するモンスターやアイテムも存在する。 育て上げたパーティをボスとして配置できる。ある程度行動を指定出来るためストーリー以上の敵として用意するのも可能に。 作成したダンジョンをデータにして他プレイヤーに渡すことが出来る。擬似的にプレイヤーパーティ同士の対戦も楽しめるため、事実上のエンドコンテンツとも言える。 3DS版ではダンジョンロードが削除されており、ランダム生成ダンジョンが一つだけ設置可能と事実上格下げ。プレイヤー同士の対戦も不可能。 新アイテムの追加、旧アイテムの削除によるバランス調整 新アイテムが多数追加された一方で、これまでの作品に出たあまりにもお手軽かつ強力すぎるいくつかのアイテムは削除ないし仕様変更。これにより、それまで日の目を見なかったアイテムも注目されるようになった。 また、PSP版2で残念な点といわれた敵専用アイテムのイラストがなかった点も解消され、全てのアイテムにイラストがつけられた。 周回要素の強化 エルミナージュシリーズでは周回要素が存在しており、周回を重ねるごとにプレイヤーに有利な特典が付く。中でも本作は従来作にも増して周回特典が強力なのだが、すぐに周回を重ねられるよう改善されている。 エルミ1・2では「拠点の王の御触れに従ってクリアアイテムを集める」というものだったが、今回は4つのルートがあり、それぞれの方法で目的を果たすことになる。その内の一つはフェイム(*5)を必要とせず、あるアイテムさえあれば開始から1時間もかからないうちに最終目的のダンジョンに到達できる。 そう言うと非常に簡単そうだが、1周目ではかなり手に入りにくいアイテムである。また、あまり早く最終目的のダンジョンに向かうと他のルートのイベントがこなせなくなり、その周では戦えない敵も出てくる。 周回すると、レアアイテム出現確率が上昇する代わりに一旦最終目的のダンジョンやクリア後のダンジョンに入れなくなるため、イベントはそっちのけでレアアイテムを集めたいという人に特に好評であった。 また、フェイムを消費することで強化される武器もあるため、フェイムを消費しないこのルートはその点でも重宝されている。 特に今回は周回するごとに神々の加護を得られるアイテムを獲得できる(*6)ように変更されたため、周回が従来にもまして重要な意味を持つようになった。 システム面の改善 プレイ時の読み込みの速さは相変わらずだが、ゲーム起動時の読み込みも速くなっている。 敵の先制攻撃を受けてもコマンドリピート機能がリセットされなくなった。 セーブデータも3つまで保存できるようになった。 DS版2で導入された行動順指定が導入された。 フリーズバグはほとんど解消された。バグそのものは残っているが、不快なものは少なく、有用なものが多い。とはいえ、後述するような問題が生じているのだが。 後にDL版や3DS版(こちらもダウンロード限定)が配信された。 それぞれバグ修正やエクストラスキルの調整、スキル習得が出来るイベント追加など大きな変更点があり。 UMD版含めた3種類共に仕様が大きく異なる場合があるので購入の際は要注意。 評価点 新要素 これまでの自由度の高さ、よく考えられた背景設定、豊富なやりこみ要素、職業バランスのよさは相変わらず。 もともと完成度の高いゲームシステムとはいえ、この「相変わらず」というのが難しいところである。3作目(リメイク・移植を含むと6作目)ともなると「相変わらず」だとマンネリになりがち。かといって変に手を加えるとおかしな方向に行くことも多いのだが、「相変わらず」と新要素を上手く融合させている。 ストーリー的にも廃地(後述)が舞台であることやキーパーソンであるヒズベルトの変化などといった新たな展開だけでなく、特に1とのつながりを連想させるイベントも見られる。 難易度 エルミ1・2と比べると難易度は高め。しかし理不尽ではない。 盗賊の罠解除率は以前の作品に比べてやや低下。その上、ほとんどのダンジョンに石のマスがあるため、Wiz伝統の「テレポーター発動→石の中ロスト」の危険性も上昇。 時間制限マップや転移魔法禁止マップもいくつかある。これらのマップではセーブできない。 エクストラスキルの追加によって、味方は強化にプレイヤーの好みを反映させやすく、一方敵も強くなって高レベルになってもヌルゲーにはならないよう配慮されている。エキストラスキルは敵専用の強力なものもあるため、数値以上に手強い敵も多い。 クリア後の追加ダンジョンのボスである「大魔公」は、従来作ではこちらのレベルが200ぐらいになる(少しやりこめば簡単に達成できるレベル)と完全に名前負けする程度の強さだったが、専用EXスキルや純粋な強化もあり、その名にふさわしい強敵となっている。中でも4人の大魔公は従来作はもちろん、本作のそれと比しても桁違いの強さを誇り、平均レベル数百であっても油断すると全滅させられる。 なお、周回には大魔公を撃破することが条件となっているが、前述の4人は対象外。そのため、周回して力を蓄えるも挑戦してみるのもよしである。 難易度が上がったとはいえ、ほとんどの場所でセーブ可能なことや救済策の多さから、Wiz系の中では易しめな方である。 賛否両論点 バランス調整 バランス調整が良い面に働いた所もあるが、一方で雑な点も散見される。 その最たるものがアイテム「悪魔の貯金箱」。今作のゲームバランスを物語る一品である。後述の通り修正されたため、意図した調整では無いのだろうが、それを差し引いても強烈な存在である。 これは「使用者のレベルを1にする代わりに、そのキャラの全ての経験値と等しい値を所持金に加算する(経験値そのものは据え置き)」というもの。エルミナージュシリーズでは所持金を経験値に等価交換できるシステムがあるため、貯金箱の使用→全額寄付→貯金箱の使用→……を繰り返すだけで、所持金が2倍、4倍、8倍……になり、それを経験値に変換してレベルアップ、一度もダンジョンに入っていないのにレベルMAX(最大レベルは万単位、経験値数十億)というキャラの出来上がり。新規作成キャラ(レベル1、所持金200)でも「全額寄付→貯金箱の使用」を25回繰り返すだけで経験値がカンストする、と言えばその無茶苦茶ぶりがわかるだろう。 当然、このアイテムの扱いをめぐってプレイヤー間で激しく賛否をめぐる議論が交わされた。「ゲームの寿命を縮める」「邪道だ」という意見もある一方で、「サブパーティの強化に便利」「錬金術師を生かしやすい(*7)」などの意見もあり、完全に賛否が割れた。 DL版では「経験値を0にして所持金に変換する」ように修正されたため、想定外・不具合だった模様。 それなら「悪魔の貯金箱」さえあればプレイヤー無双状態かというとそうでもない。周回すると「不思議な栞」がはさまれ、敵のレベルやHPが2倍になる。もちろん、周回するごとにさらに2倍されるため、敵のレベルやHPも最大8倍まで強化される(ただし、簡単に解除できる)。そうなると異様なまでに手強いモンスターが出てくる。 また、レベルの上昇により一部の敵が持っているカウンタースキル「つばめ返し」の発動確率も尋常ではなくなり、こちらの前衛は後衛を守る盾代わりにしかならないことも。それに加えて敵専用スキル「つばめ殺し」との併用によって侍すらあっさりと突破される。 もっとも、全ての敵が「つばめ返し」を持っているわけではないので戦士など前衛系職業が完全に空気になったわけではなく、「つばめ殺し」も通常攻撃したときのみ効果が発動するため対処法は存在する。(*8) 特定条件で敵のアイテムを無限に盗めるというバグもあるのだが、「悪魔の貯金箱」があまりに強烈過ぎるため、こちらはあまり議論になっていない。 とは言え高額なアイテムを持ったモンスターで荒稼ぎできたり、錬金素材の錬度が高くなるまで変更することが可能とこちらも大概だったりする。 こちらもDL版では修正。 最もPSPDL版もパッチ前は一部のアイテムが入手出来ないなど、今作はゲームの楽しさを奪ってしまうようなバグが多くなってしまったのは否めない。 前述の神々の加護を得るアイテムを取るにはある場所に行くまでの間「不思議な栞」を一枚ははさんでおく(=敵のレベル、HPが2倍になる)必要がある。2のときからそうだったのだが、敵のレベルが強化されるからといって得られる経験値やお金も増えるわけではなく、その点を不満に思う人も少なくない。今作はHPも倍になるためブレス攻撃の威力がより強烈に。 とはいえ、神々の加護は非常に強力な能力であると同時に加護を得るアイテム自体が優秀な装備品でもあるため、このアイテム自体が「栞を挟んだプレイによる報酬」と考えることもできる。 実際、神々の加護を得ることを考えるレベルに育ったパーティ・装備などの資産があれば、2倍の状態でも詰むほどには苦戦はしないはず。 フロアマスターは序・中盤はかなりの強敵なのだが、倒したボーナスのようなものがあるわけでもないことに不満をおぼえる人も。ただ、フロアマスターの多くは固定されているので、こちらのレベルが上がれば狙った敵の召喚契約や盗みに便利という見方もある。 DL版限定ではあるがスキル習得できるイベント追加により一部の職が割りを食う形になっている。 司教、遊楽者、巫、忍者は元々のスキル量の多さから習得出来ない。 その中でも「結界」「警戒」がオンリーワンでなくなった巫、忍者が悲しいことになっている。 シナリオ面 2でも賛否が割れたのだが、話の真面目な時とギャグな時の落差は健在。特にパーティメンバーとなる2人のキャラをめぐるイベントは強烈の一言に尽きる。一人は「三年殺し」、もう一人は「ブルーレイン」がカギである。 + 「三年殺し」 もう何も言わずに下の動画を見てほしい。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm15574498 + 「ブルーレイン」 アイテム図鑑を見ればわかるのだが、青縞模様の女性用下着、いわゆる「縞パン」である。 縞パンにそんな名称を付けるだけでもアレなのだが、それに輪をかけておかしいのがその説明文。 君のお願い断れないから 今日で3日目ブルーレイン クンクンしないで 被っちゃダメダメ お口を開けて何するのぉ!? 君はホントに頭がおかしい こんなに可愛い私がいるのに夢中になるのはいつもソレ! ブルーレイン 青の縞々 いつになったら交わるのかな ブルーレイン 無邪気な笑顔 返すときは口移しだよ? …かける言葉が見つからない。 イベント面でも、女装趣味の少年から持ってきてほしいと頼まれたり、怪盗紳士風の敵が何故か所持していたり、真ラスボスの従者が頭に装備していたりと妙にネタが豊富である。 ちなみに、この「ブルーレイン事件」の首謀者は恐らく小宮山氏であろうと思われる。 チームラとの対談時に小宮山氏は「こういうお遊びがあってもいいよね?という感じで、性能的にも必須にはしていない」と言い訳して語っている。 もっとも、「解雇時のゴタゴタで直す余裕などなかった」「変態紳士の小宮山氏なら仕方ない」「真面目な時は本当に真面目な文を書くから、多少はね?(*9)」と氏を擁護する声の方が多いが。 問題点 デタラメすぎる行動順・異常なほど高い奇襲率 一応敏捷値が影響するようだが、敏捷値差5(*10)、レベル差100倍以上ある相手にも平気で先手がとられる。味方の行動順は指定できるが当然敵が割り込んでくるため「厄介な敵を先手を取って倒すための素早いキャラ」という他のRPGならごく普通に存在するキャラが存在しえない。 それだけならまだ擁護のしようもあるが、レベルも敏捷値も大幅に下の魔法使い3体全てに先手を取られ最強魔法を連発され全滅ということもザラにある。本当にテストプレイしたのだろうか? また奇襲率も異常に高く、大体2割の確率で奇襲される(*11)。 奇襲回避能力を持つ忍者や召喚モンスターを入れれば確率は下がるが絶対ではない。この2点に限らず、本作のバランス調整は全体的にかなり雑である。 一部の敵との召喚契約がかなりきつくなった。 というのも、今回、召喚契約に必須である闘士の「連撃」(*12)の仕様が変更されたため。これまでは1度でも「連撃」が出れば、次のキャラの攻撃まで相手は全ての耐性を失う&召喚契約の抵抗が20%減少したのだが、今作では「クリーンヒット」が発生しないと耐性低下効果を得られなくなった。そのため契約成功の成功率が大幅低下。(*13) もっとも、「連撃」は首切りや麻痺といった強烈な効果への耐性をも0にできたため、高レベル闘士がいれば「つばめ返し」持ちのボス以外は簡単に撃破できるという指摘もあった。それゆえ、「連撃」の弱体そのものへの批判はあまり聞かれない。ただ、召喚契約の耐性ダウンだけはこれまで通りにして欲しかった、という声は少なくない。 さらに、以前は闘士を利用し敵を「麻痺」「石化」にすることで一切の行動を許さず延々と契約を粘れたが、今作ではターン終了後に一部の状態異常を回復するスキル「再生」を持つ敵が多く、「お邪魔タックル」で妨害したり、解除されたターンにパーティを壊滅させられないよう注意が必要となった。 とはいえ、上記の通り闘士による状態異常の付与はバランスブレイカーと言っても過言でない要素であったため、やむを得ない面もある。 召喚モンスターとの結婚システムが相対的に価値低下。 2(PSP版)から導入され、『エルミナージュ オリジナル』(1のPSP版)とDS版2でも実装されていた召喚モンスターとの結婚システムが今作でも導入されている。これは冒険者と召喚モンスターが結婚することで両者の能力を一部引き継ぐ子どもが生まれるというもの。運にもよるが、上手くいけばモンスターの高い能力や「武器破壊」などのモンスター専用の能力を併せ持つ冒険者を登録できる。ただし、生まれた子どもはイノセント(*14)ではない、転職すると能力が種族固定値に戻される、神の加護を受けられないというデメリットもあり、準備やいろいろな吟味に頭を悩ませたものだが……。 しかし、今作では召喚師のエクストラスキル「魂の盟約」で召喚モンスターをそのまま冒険者にできる。そのため、ランダム要素に左右されがちな結婚システムよりも確実に強力なモンスターをプレイヤーキャラにできる(デメリットもモンスターとの子どもと同じ)。そのせいで、召喚モンスターとの結婚はあまり有効ではなくなった。 結婚システムを「単なる妄想補完」と割り切ればあまり問題ではない。 一方で、今作では冒険者同士の結婚もできる。こちらは能力の補正はないものの、全種類の魔法を習得したイノセントキャラを手軽に作れるため、こちらはなかなか有効だったりする。 余談だが、今作の結婚はあるアイテムをもって2人きりで宿屋のロイヤルスイートorダンジョンでテントに泊まると成立。良い意味で突っ込みどころ満載だった従来のものと比して妙に生々しい。 性別「?」が優遇気味。性別「?」は「?」専用アイテムはもちろん、従来の男性or女性専用アイテムも装備できるため、装備面で有利。デメリットもない。 強いて言えば人によって好みが分かれる所だろうか。 ストーリー面 クエストの物語は「続きそうで続かない」という展開が多く、シリーズ全体を通しての物語も「キーパーソンであるヒズベルトの更迭」で終わっており、すっきりしない終わり方になっている。 しかし、小宮山氏が会社を離れ、続編の『エルミナージュゴシック』がこれまでのナンバリング作を無視するような設定になっていることから、それらの設定を生かした続編の登場はほぼ絶望的と思われる。 + シリーズ全体のネタバレ。 このシリーズの世界では、神々は「エルド」と呼ばれるものを探している。 それが何かは明確にされていないのだが、時間神の持つ時計が一定の時を指すまでにエルドを見つけられなければ、神々の世界である「神域」を含めた全ての世界が崩壊してしまうのだという。 そのため、神々の中でもとくに重要な役割を担う「創世六神(創命・変幻・暗滅・空間・時間・存在を司る神々)」は、エルドを創り出すために人間やエルフたちが生きる場所である大地を創造し、管理してきた。しかし、エルド創出の見込みがないなどの理由で神域の管轄からはずされる「廃地」に指定される大地もある。廃地になると大魔公などに目をつけられやすくなり、また自然環境も悪化するため、やがてその大地は滅びる。今作の舞台である「ライナル・マノザ」は、実は廃地なのだが、ある妖精や魔術師らの力で滅びを免れ、一見すると他の大地と違いがないようである。 そして、タイトルにも冠されている「エルミナージュ」とは、エルドに関する情報を収集するため、大地で起こった全ての事象を記録する「神々の書庫」と称される機構である。ゆえに、エルミナージュ機構は大地や神域での出来事に対して中立の立場を取らなければならず、所属する司書や一般職員(ライブラリアン)は大地や神域に関与することが許されていない。 しかし、司書のヒズベルトは訪れた冒険者たちに情報の一部を教えたり、アイテムを渡したり、果ては神々の権力争いのせいで居場所を失ったゼフカカ(地母神のようなもの)に新たな場所を提供するなどして可能な限り大地の民のために便宜を計らってきた。これが越権行為であるとして、3度にわたって不信任案を提出されている。これまでは何とか乗り切ってきたのだが、今作の最後でついに更迭されてしまった。 2のライバルパーティは「会話が長すぎる」「世界観にそぐわない」などの批判も多かったが、今作のライバルパーティは存在感が薄く、その点が批判されやすい。加えて、戦闘回避が容易・ロクなアイテムを所持していないという点がさらに存在感を失わせている。 大魔公の中には存在自体がもはやギャグのような連中もいる。 その最たるものが【デルトイの居間】であろうか。まさかの部屋である。攻撃方法もドアの開け閉めだったりする。 ただし、設定自体は割りときちんとしており、敵としても魔法反射や首切り攻撃を持ってたりするので大魔公としてはかなり強い。戦う理由があるのかといわれたら謎だが。 ネタのような大魔公もいるが、今回は今までのとは違い若干気持ち悪い形状をしていたり存在自体下ネタのような奴も存在している。苦手な人はとことん苦手だと思われる。 システム面 新要素「ダンジョンロード」が微妙な出来。 「新たなダンジョンに無限に挑戦できる」というふれこみだった。しかし、実際にはダンジョン名等とダンジョンボスだけしか決められず、それ以外は完全ランダムで自動生成されるだけ、というお粗末なもの。 一度作ったダンジョンは何も変更出来ないため、利用価値のないダンジョンは消すことしかできない。ダンジョンに関する追記も出来ないため別のダンジョンを作ったり消したりを繰り返してどれがどれだか分からなくなる破目に陥ることも珍しくはない。 雑魚モンスターを倒しても得られるアイテムは最序盤のダンジョンで取得できるようなものばかり。はっきり言ってゴミ溜めである。一応、新ダンジョン作成キャラのレベル100単位で質は向上するようだが逆に上げすぎると今度は異様なまでに雑魚モンスターが高レベルとなり、敵グループを全滅させるだけでも一苦労となる。 特に問題にあげられるのが「ミフネ」という雑魚モンスターである。この侍の見た目をしているモンスターは 後列にいる場合100%の確率で自爆 を行う。それが高レベルの場合、10000以上のダメージをパーティ全体に叩きこむ。こちらのHPは9999でカンストするため自爆すれば全滅は必至。侍なので当然ながらツバメ返しも完備。ミフネ自体はクリア後のダンジョンにも出現するのだがそこでは登場が後列でも前衛系の敵は自動的に前衛に出てくるようになっているため問題はない。だがダンジョンロードでは登場時の後列のまま戦闘に入るため「ミフネ」の脅威を増大させる一因になっている。 それほど高レベルの敵に挑むパーティであれば「空間の加護」や忍者や錬金呪文「ブラッフィ」で隠れるなど、ミフネより先に行動したり、自爆の回避が可能な手段を用意することは難しくない。最悪味方を守って盾にして逃げる手段もあるため、たとえ倒せなくても全滅は免れることが可能だろう。 しかしダンジョンロードはフロアマスターや登録したプレイヤーと戦うことを目的として潜っているときが多く、強い割りに倒す旨みの薄い雑魚敵は極力避けるほうが無難である。が、そういうときに限って奇襲されて全滅するのが一番の問題であって……。マップは入りなおすたびに未踏破状態になる仕様も辛いところ。 完全なダンジョン作成は携帯機の性能から考えて無理があると思うが、せめてギミックぐらいはプレイヤーの手を入れられたならばまた評価は違っただろう。アイテムの質に関しても、ここのアイテムの質を向上させすぎると今度は普通のダンジョンが空気化するので、そのバランスを保つのが難しいのも事実なのだが。 ちなみに悪魔の貯金箱を入手するためにはこちらを活用しなければならない。ストーリーを楽しむだけならこのアイテムを気にせずにすむのは不幸中の幸いだろうか? 登録可能キャラは108人に増加したが、フェイスロード・スタイルロードの登録はこれまでと同じ54人分。つまり、全キャラにフェイスロード・スタイルロードを適用することができない。 デフォルトのグラフィックも少ない。種族ごとのグラフィックは男女1種類のみであり、他は基本の色違い。あとは職業ごとのものと初期登録キャラのものだけである。 エクストラスキル「魂の盟約」で冒険者になったモンスターのデフォ画像は スタイルロードのみ冒険者になった時に使用されるが、スタイル・フェイスどちらかの画像を変更した場合使えなくなってしまう。フェイスロードは職業アイコンが初期なので変えたければスタイルロードも用意しなければならない。 これはDL版二種では両方用意されている。 スタイルロードのせいで、戦闘時にほんのわずかだが読み込みが発生することがある。 2やDS版1・2ではプレイ中の読み込みがほとんどないため、ほんのわずかとはいえそれが気になる人もいる。 なお、スタイルロードはオフにできるため、そうすれば問題は起こらない。 図鑑が埋まらない。「次代の書」で獲得できるアイテムを装備すると、未発見のアイテムや倒していない敵の欄は「?」で記される。それで確認すると、どうしても埋まらない項目が残っていることがわかる。これが仕様だったのかバグなのかは不明。 総評 小宮山氏の途中退社に代表される開発終盤のゴタゴタが尾を引いているせいか、「スターフィッシュの奇跡」として高い評価を得た1(DS REMIX)・2に比べると作り込みの甘い点が目立つ。 しかし、EXスキルに代表されるようにこれまでのシステムを生かしつつ、新たな要素を加えようとした点は評価できる。しっかりとバランス調整がなされていれば、文句なしの名作となれたに違いない、惜しい作品である。
https://w.atwiki.jp/shuntac/pages/59.html
ゲームレビューのようなものw スクショ (C)Star☆FishSD Co.Ltd 戦士 闘士 侍 魔術師 盗賊 錬金術師 (会社で更新した後気がついたが環境によってズレるなぁ・・・) 大きい数字はHP、小さい数字はAC(アーマーカウント・回避率) 公式サイト :http //www.s-f.co.jp/soft/psp/elminage-original/ メーカー : スターフィッシュ・エスディ 開発会社 : おすすめ度 :★★★☆☆ お気に入りキャラ: 執筆時 : Wiz系のダンジョンRPGですね。 PS2(あとDSでも出ているようですね)で出ていた物の移植作になります。 この作品が通常のWiz系3DDRPGと違うのは、 キャラクターの顔グラフィックイメージを取り込んで反映出来る点です (あくまでPSPで出ているシリーズ限定ですが) イラストの用意は簡単で48*48dotの256色BMPを用意するだけです(色数はフルカラーでも平気ですが仕上がりが予想できないようです ↑のSSのも色数変換していませんがこのくらいにはなるみたい) あとはメモリースティックに入れてフェイスロードさせてキャラクター作成時に選択するだけです。 自分は虹絵でしかしてませんが惨事絵でも行けるんではないでしょうか? ロードが2に比べると遅くなってるような気が 何かディレクターさんだかが首切られたそうで3はどうなるのか・・・ 評判待ちにしてToHeart2ダンジョントラベラーにしようかw 2011年5月25日追記 インスコデータ消したほうがロード早くなりますね 指輪2個入手 2011年5月31日追記 とりあえず指輪コンプ+ボス撃破 祭壇が見つからねえw