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ラウバーン奪還作戦 依頼主 :ホウザン(東ザナラーン X13-Y29) 受注条件:レベル51~ 概要 :ハラタリ修練所のホウザンは、敵の様子を伺っている。 ホウザン 「相手の出方次第ではありますが、 突入するとなれば、荒事になりましょう。 あの御方も来てくださる手はずですが、 戦の備えだけは、ぬかりなくお願いします。 それでは、準備が整いましたら、お声がけください。」 ホウザンと話す ユウギリ 「・・・・・・待たせたな。」 アルフィノ 「ユウギリ殿!」 ユウギリ 「フフッ・・・・・・。 少し見ぬ間に、アルフィノ殿の眼にも、 武人の輝きが戻ってきた様子・・・・・・。」 アルフィノ 「あの時は、情けない姿を見せてしまった。 しかし、いつまでも落ち込んではいられないからね。 ・・・・・・それに、今の私には仲間がいる。」 ユウギリ 「一連の騒動の後、我らドマの忍びは、 行方知れずとなった「暁」の者らを探すため、 クリスタルブレイブの動向を監視していたのだ。 未だ、ミンフィリア殿や賢人の皆については、 有力な情報が得られてはおらぬのだが・・・・・・。」 アルフィノ 「ラウバーン局長を救出することは、 ウルダハにとっても、「暁」にとっても、大きな収穫さ。」 ユウギリ 「ホウザン、お主はドウワレやヒギリとともに、 入口の警備を引きつけよ。 ラウバーン殿の救出は、我ら3人で行う! ・・・・・・参るぞ!」 ラウバーンを救出せよ! アルフィノ 「やはり、コロセウム財団の職員の姿はなしか・・・・・・。 気をつけろ・・・・・・イルベルド配下の兵が潜んでいるはずだ。」 霧隠のユウギリ 「Niuniu殿、先導を任せる。」 (クリスタルブレイブの槍術士 「ここから先には通さんっ!」 アルフィノ 「邪魔をするなっ!」 クリスタルブレイブの槍術士 「とっ捕まえてやる!」 霧隠のユウギリ 「始末するっ!」) 霧隠のユウギリ 「いたぞ、ラウバーン殿だ! しかし妙だな・・・・・・警備が手薄すぎる・・・・・・。」 アルフィノ 「ご無事ですか、ラウバーン局長!」 ラウバーン 「ぐっ・・・・・・お、お前たち・・・・・・。 来てくれた・・・・・・のか・・・・・・。」 ユウギリ 「魔導装置で拘束されておられるようだ。 無理矢理に破壊すれば、何が起きるか・・・・・・。」 アルフィノ 「拘束を解くための認証鍵を、 クリスタルブレイブの隊員が持っているはず。 手分けして、奴らを探そう!」 ユユハセ 「その必要は、ありませんよ。 個人的な怨みはありませんが、これも仕事でしてね。 私たち家族が、貧困から這い上がり生き残るためには、 汚れ仕事であっても、貴重なんです。 大丈夫・・・・・・苦しみはしません。 錬金術師ギルド特製の「毒霧」で、 安らかにザル神の御許に旅立ってください・・・・・・。」 鉄柵を破壊せよ! 霧隠のユウギリ 「くっ、東方水薬の効果が薄い・・・・・・! 毒霧の効用だというのか!?」 金眼のユユハセ 「あまり、見苦しい真似はなさらぬことです・・・・・・。 それではご機嫌よう・・・・・・。」 ラウバーン 「ゲホッ・・・・・・ゲホッ・・・・・・。 き、貴様らだけでも・・・・・・逃げるのだ・・・・・・。」 アルフィノ 「Nikuq! 鉄柵を破壊して、奴を追うぞ!」 「くそっ、毒素を好む魔物が!?」 ラウバーン 「陛下の・・・・・・仇を、討つまでは・・・・・・ ゲホッ・・・・・・ゴホッ・・・・・・死ぬわけにはいかぬのだ・・・・・・。」 霧隠のユウギリ 「このままでは、ラウバーン殿の体力が持たないぞ・・・・・・!」 (失敗時) アルフィノ 「何だとっ!? ・・・・・・頭に血が上っていたとでも・・・・・・!」 霧隠のユウギリ 「すまない・・・・・・退かせてもらおう!」 ラウバーン 「グハッ・・・・・・ナナモ・・・・・・陛下・・・・・・。」 毒霧噴霧器を破壊せよ! アルフィノ 「よし、鉄柵を破壊したぞ!」 霧隠のユウギリ 「だが、まだ毒霧の発生が続いている。 根源を破壊し、止めなければ!」 「私がラウバーン殿の応急手当をしよう。 毒霧の根源の排除と、認証鍵の入手を頼む!」 ラウバーン 「クリスタルブレイブの隊員が・・・・・・ この装置を解く鍵を・・・・・・持っているはずだ・・・・・・。」 クリスタルブレイブ隊員を倒し「魔導装置の認証鍵」を入手 アルフィノ 「毒霧噴霧器は破壊した! いい調子だぞ!」 霧隠のユウギリ 「よし、毒霧が晴れたぞ!」 アルフィノ 「次は、ラウバーン局長を捕らえている、 「魔導装置の認証鍵」を探すんだ!」 クリスタルブレイブの槍術士 「あの毒霧を切り抜けたというのか!」 クリスタルブレイブの弓術士 「仕方あるまい、我らの手で!」 アルフィノ 「それが「魔導装置の認証鍵」!? さあ、ラウバーン局長の下へ急ごう!」 ラウバーン 「すまない・・・・・・助かった・・・・・・。 ゴホッ・・・・・・ゴホッ・・・・・・。」 アルフィノ 「ラウバーン局長、無理をなさらずに・・・・・・。」 ユウギリ 「よし、脱出するぞ!」 イルベルド 「さすがは英雄殿・・・・・・。 小細工では始末できぬか・・・・・・。」 アルフィノ 「イルベルド! 貴様ッ・・・・・・!」 イルベルド 「我が道を征かんとするなら、やはり自らの手で、 障害を打ち払わねばならんか・・・・・・。 仕方あるまい・・・・・・。 来い、暁の残滓ども! 今、ここで! その灯火を消し去ってくれる!」 壊剣のイルベルドを倒せ! 壊剣のイルベルド 「女王暗殺犯を始末する! 総員、かかれ!」 金眼のユユハセ 「生き残るため、やられはしませんよ!」 左党のローレンティス 「はははっ! やっぱり、僕は英雄になんてなれないんだ・・・・・・だからッ!」 ラウバーン 「ええい・・・・・・身体が・・・・・・。 獄中生活で、萎えたとでもいうのか・・・・・・。」 (アルフィノ 「決着を付けるぞ!」 壊剣のイルベルド 「受けてみろッ!」 霧隠のユウギリ 「耐えてみせる!」 壊剣のイルベルド 「ええい・・・・・・こちらが不利か!」 「切り刻むッ!」 「アラミゴの意地を見よ!」) イルベルド 「ここまできて、悪あがきを・・・・・・!」 アルフィノ 「そこまでだ、イルベルド! 剣を捨て、投降しろ!」 イルベルド 「投降だと・・・・・・? 女王陛下暗殺に関与した罪人がよく言う! 投降すべきは、そちらの方ではないか!」 アルフィノ 「さて、そもそもナナモ陛下は「暗殺」されたのか・・・・・・ そちらも、一枚岩ではなさそうにお見受けするが?」 イルベルド 「・・・・・・さかしいガキが。 貴様も、気付いているのだろう! 「暁」やエオルゼア各国は、貴様の「特異な力」を利用した! クリスタルブレイブに至っては、知名度までもな! 故郷を奪還したいと願う、俺たちの想いも、貴様の力も、 結局は誰かの思惑に組み込まれ、利用され・・・・・・ 自由に戦うことすら許されないッ! それでは救えない! 俺たちの祖国を救えんのだッ! 俺は必ずアラミゴを取り戻してみせる・・・・・・ どんな手を使ってもな!」 アルフィノ 「クッ・・・・・・! 逃がすものか!」 ユウギリ 「アルフィノ殿、深追いは禁物だ。 それより、ラウバーン殿を・・・・・・。」 ラウバーン 「恩に着るぞ・・・・・・。」 アルフィノ 「何をおっしゃいますか。 たとえ地に伏し、泥に濡れようとも、立ち上がればいい。 ・・・・・・その事を、私も学んだのです。」 (ラウバーンに何という?) (協力しよう) (ともに戦おう) ラウバーン 「元より、陛下の怨敵を討つまで、屍をさらすつもりはないが・・・・・・ 貴様にそう言われれば、より一層、奮い立つというものだ。 それにしても、イルベルドめ・・・・・・ この残った腕を、七獄の魔王に捧げてでも、 奴だけは血祭りにあげてくれる・・・・・・。」 アルフィノ 「ラウバーン局長・・・・・・。 ロロリトは、未だにナナモ陛下の死を公表していません。 この意味がわかりますか?」 ラウバーン 「・・・・・・なんだと? 奴ならば、すぐにでも公表し、 王政を廃止しそうなものだが・・・・・・。」 アルフィノ 「確証はありませんが、もしや・・・・・・。」 ラウバーン 「・・・・・・生きておられるというのか?」 ユウギリ 「積もる話もあろうが、今は脱出が先決・・・・・・ さあ、参ろう。」 ハラタリ修練所前のドウワレと話す ユウギリ 「見てのとおり、救出は成功した。 ・・・・・・ドウワレ、外の状況を教えてくれ。」 ドウワレ 「ハッ、警備に立っていたクリスタルブレイブの兵たちは、 我ら3人の手で始末しました・・・・・・。 ・・・・・・ですが、その後となると、 人っ子一人、現れてはおりませぬ。」 ユウギリ 「ふむ・・・・・・別の抜け道でも使ったか・・・・・・。 イルベルドを始め、幹部級の何名かが逃げている。 お主はホウザンらと、修練所内外を捜索せよ。」 ドウワレ 「・・・・・・承知!」 謎の使者 「・・・・・・「暁の血盟」とドマの方々、 そして、ラウバーン・アルディン局長とお見受けします。」 アルフィノ 「何者だ・・・・・・!?」 謎の使者 「どうか武器をお収めください。 私は、さる御方に仕える者・・・・・・。 我が主は、貴方様方の敵ではございません。 すでに「暁」のウリエンジェ殿と連絡もとっております。 ラウバーン局長の身の安全のためにも、 まずは「砂の家」へ・・・・・・。 決して罠ではございません故、ご安心を・・・・・・。 ラウバーン局長はこちらに・・・・・・ 人目を避けるため、チョコボキャリッジを用意してございます。」 ユウギリ 「大丈夫だ・・・・・・。 奴の雇い主には、心当たりがある・・・・・・。」 謎の使者 「決して罠ではございません故、ご安心を・・・・・・。」 アルフィノと話す アルフィノ 「・・・・・・ウリエンジェに連絡を取ってみたが、 どうやら信じて良さそうだ。 ラウバーン局長の移送は彼らに任せ、 我々も「砂の家」に向かうとしよう。」 砂の家へ向かう ウリエンジェ 「この再会をどれほど心待ち、神々に願ったことか・・・・・・。」 ピピン 「義父上・・・・・・!」 ラウバーン 「おぉ、ピピンか! それに、パパシャン殿もよくぞ・・・・・・。」 ピピン 「しかし、義父上・・・・・・ 陛下を・・・・・・ナナモ様を守りきれず・・・・・・うぅ・・・・・・。」 ???? 「・・・・・・ナナモ陛下は生きておいでですわ。」 ラウバーン 「貴様は・・・・・・。」 ???? 「皆さまを、ここにお呼びさせていただいたのは、 このワタクシですの・・・・・・。」 デュララ 「お初にお目に掛かる方もいらっしゃいますわね。 ワタクシは、ナル・ザル教団の大司教にして、 砂蠍衆のひとり、デュララですわ。」 ラウバーン 「ナナモ様が生きておられる・・・・・・誠であろうな?」 デュララ 「そちらの冒険者殿。 貴方は陛下が倒れられたとき、現場にいたそうですが・・・・・・ 死を確かめた訳ではありませんね?」 ラウバーン 「しかし、イルベルドの奴は、確かに殺したと!」 デュララ 「落ち着きなさいな、ラウバーン殿。 それこそが、巧妙な罠だったのですよ。 ・・・・・・テレジ・アデレジを排除するためのね。 陛下の暗殺計画自体は、テレジ・アデレジの独断なのでしょう。 ですが、それを察知したロロリト殿は、計画を利用した・・・・・・。 貴方を激高させ、テレジ・アデレジを処断するよう仕向けると、 その罪を問うて陛下から遠ざける。 つまり、己の手を汚さずに、政敵をふたり同時に排したのです。」 ラウバーン 「ロロリトめ・・・・・・。 ・・・・・・では、それでは・・・・・・ナナモ様は・・・・・・。」 デュララ 「少々手法に問題はあれど、ロロリト殿は、 政商は政治によって栄えることを、一番理解している方です。 ・・・・・・おそらくは、侍女を買収し、毒をすり替えた。」 ウリエンジェ 「なるほど、致死毒から昏睡毒に・・・・・・。 デューンフォーク族特有の、 ある種の毒への抗体を利用したのですね・・・・・・。」 デュララ 「ナナモ陛下は、いずこかに幽閉されておられるのでしょう。 ・・・・・・もっとも、未だ昏睡状態ではありましょうが。」 ラウバーン 「おおお、ナナモ様・・・・・・。 ・・・・・・だからと言って、ロロリトを許すことはできんぞ。」 デュララ 「ロロリト殿に、まったく罪がないとは言いませんが、 陛下の命を救ったのは、紛れもない事実・・・・・・。 彼は権力志向の強い男ではありますが、 王政の転覆など狙ってはおりません。 ワタクシは、王党派でも共和派でもない中立の立場。 だからこそ、東方からいらした方に情報を流し、 貴方が救出されるのを待っていた・・・・・・。 この混乱を収束させるのが先決、そういうことですわ。 ウルダハの宝は民・・・・・・。 よもや、陛下のお言葉を忘れたわけではございませんでしょ? ロロリト殿には、テレジ・アデレジが遺した権益でも、 くれてやれば良いのです。 ラウバーン殿は、ナナモ陛下をお救いし、 再び砂蠍衆として、支えて差し上げる・・・・・・。 それが、民のため、陛下のためなのですから。」 ユウギリ 「ひとまず、ラウバーン殿の救出には成功した。 ウルダハの混乱を収束に向かわせる、 第一歩になるだろう。」 ラウバーン 「失ったものは、元には戻らない・・・・・・。 だが、まだ失っていないものがあるのなら、 この命に代えてでも・・・・・・。」 ピピン 「義父上の闘志は、まだ燃え尽きてはいない。 それでこそ孤児だったころから、私が憧れ続けてきた、 コロセウムの英雄「アラミゴの猛牛」だ。」 パパシャン 「よくぞ、ラウバーン殿を救い出してくださった。 心より感謝しますぞ・・・・・・。 しかし、局長のあの姿・・・・・・なんと痛ましい・・・・・・。」 デュララ 「ウルダハの混乱を収束に向かわせる・・・・・・ そのためには、王党派も共和派もありませんわ。」 アルフィノと話す アルフィノ 「ここに来て、デュララ女史が出てくるとは・・・・・・。 いささか驚かされたが、さすがは砂蠍衆のひとり、 といったところだろうか。 いずれにせよ、ラウバーン局長を救えたのは良かった。 君やユウギリ殿とともに戦えたことを感謝しているよ。」 ウリエンジェ 「去る者あれば・・・・・・来たる者あり・・・・・・。 私に何かご用でしょうか・・・・・・?」 (何を聞く?) (近況について) ウリエンジェ 「同志との再会を、どれほど神々に願ったことか・・・・・・。 こうして、再び歩むことができるとは、誠に喜ばしい。 「暁」の再建のため、ともに成すべきを成しましょう・・・・・・。」 アレンヴァルド 「アバとオリに恥じぬよう戦ってきて良かった・・・・・・。 この調子で、互いに信じた道を進んでいこう。」 スラフスイス 「よくラウバーン局長を救ってくれたね。 だけど、あの腕を見ると心が痛むよ・・・・・・。」 ラドルフ 「「暁」の反撃はここからだ! ようやく吹き始めた追い風だからな。 この流れに乗っていこうぜ、光の戦士!」
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『ハロー・ワールド』 M-017 オミクロンは、もう、この星から出ることはありません。 M-017 永遠に下されることのない出撃命令を待ち、閉じて、終わる。 今のワタシにできる選択は「選ばない」ことだけです。 グ・ラハ・ティア あんたたちがやってきたことの善し悪しは、 オレが語っていいことじゃない。 グ・ラハ・ティア だが、どんな形であれ、 ここを行き止まりにしないことはできるんじゃないか? グ・ラハ・ティア 新しい目的を、何がしたいかを、あんた自身が決めるんだ。 M-017 ……それは、不可能です。 M-017 ワタシたちも、当初は何か目的をもって、 強さを求めていたはず……。 M-017 それがわからなくなってしまった要因は、 存在がすり替わっていたことだと推測しています。 M-017 自身を機体に置き換え、脳さえも残っていません。 すべてのパーツを入れ替えたのです、 どうして同じものと言えるでしょう? M-017 ワタシはもう、ワタシであったもののように、 欲求や願望を創出することができない。 M-017 引き継がれてきた命令をこなすだけの、 実行端末にすぎなかったのです。 グ・ラハ・ティア ……なあ、オレ、この絶望なら突破できると思う。 グ・ラハ・ティア もう、のどまで出かかってる言葉があるんだ。 けど……それをぶつけるには…………。 グ・ラハ・ティア オレとさ……! 約束を、してくれないか? グ・ラハ・ティア あんたとの約束は、いつもオレと未来を繋いでくれた。 だから今回も、これが最後にはならないって…… そういう願掛け。 ▼何でも来い グ・ラハ・ティア へへ、言ったな? だったら、思い切り欲張るぞ……。 グ・ラハ・ティア ……まず、イシュガルドに行こう。 グ・ラハ・ティア この前、エスティニアンを探しに行ったときは、 ゆっくり見て回れなかったからさ。 思い出の場所を、案内してくれよ。 グ・ラハ・ティア それから……あんたはいろんな冒険をしてきただろ? その中で、とっておきだったものを教えてほしい。 できれば現地でさ。 グ・ラハ・ティア せっかくまた同じ時代に生きてるんだ。 英雄譚を辿るんじゃなくて、直接話を聞けたら嬉しい。 グ・ラハ・ティア 最後に…… あんたも経験したことのない、新しい冒険に出よう。 グ・ラハ・ティア 大地を駆けて、海を渡り、ときには悠久の風に乗って空へ! ……絶対に、約束だ! グ・ラハ・ティア なあ、マスター。 昨日おやすみって言った自分と、今日おはようを言った自分…… それが完全に同じものだって、どうやったら証明できる? グ・ラハ・ティア 記憶が繋がってることか? ……でもそれは、忘れてしまうこともあるし、 ねつ造する方法だってあるよな。 グ・ラハ・ティア なら、同じ身体を持つことか? ……厳密にいえば、生きているだけで身体は変わっていく。 完全に一致させることは不可能だ。 グ・ラハ・ティア 魂にしたって…… オレたちの星には、ひとつの魂から分かたれた存在がいたが、 同じ人物ではなかったよ。 グ・ラハ・ティア オレもさ、自分を塔の端末にしたり、記憶と魂を重ねたり、 いろいろとやってきたんだ。 グ・ラハ・ティア そのたびに、やっぱり考えたよ。 何が「自分」なのかってさ。 M-017 ……答えは、出たのですか? グ・ラハ・ティア わかったことといえば、この問題はオレだけじゃなく、 きっと誰にもはっきりさせられないってことくらいだ。 グ・ラハ・ティア ……だからこそ、昨日までの自分を理由にして、 今、この心が思ってることを消す必要はないんだよ。 グ・ラハ・ティア 確かに紆余曲折あったが、オレは今が好きだ。 グ・ラハ・ティア みんなと一緒にここまで来られたことが、 命ひとつ張れるくらい、誇らしくて嬉しい。 グ・ラハ・ティア その心のままに望むんだ。 先を、未来を……また約束が果たされることを! M-017 いいえ……ワタシにはできない……。 M-017 欲求はわかりません、願望もわかりません。 それらを創出する方法すら、予測がつきません……! グ・ラハ・ティア うん……。 オレも、それを胸の奥からひっぱりだして、言葉にするまでに、 すごく時間と勇気が必要だったんだ。 グ・ラハ・ティア そのときのことを、教えてやるよ。 壊れかけた世界から、明日を願った人々の、 冗談みたいな希望の話…… グ・ラハ・ティア おやすみと、おはようの間に叶った望み。 まさしく「夢」の話をさ! 『前へ進め』 アルフィノ 辿り着いたね……水晶の道のたもとだ。 そして道は、遥か上方へと続いている……。 アルフィノ 上っていこう、私たちで……1歩1歩、確かめながら……。 アリゼー そうね、私たちはまだ、独りじゃないんだもの。 三人でだったら、どんな道だって、上っていけるわ。 アリゼー 行きましょう、この最果ての、中心を目指して。 勇敢な風に押されて……知恵を絞って……夢を掲げて…… 私たちをここまで護ってくれた愛情を、近くに感じながら……。 ▼話す アルフィノ 転んだり、足を踏み外したときには、きっと私たちで支えるよ。 私がそうなったら……どうか手を貸してほしい。 アリゼー ラハが架けてくれた道を、上っていきましょう。 それが繋がっている場所が、きっと「先」だもの。 ▼静寂に耳を澄ます アルフィノ ……あの賑やかな旅路が、懐かしいね。 皆の先頭で、サンクレッドが周りに気を配っているんだ。 ヤ・シュトラとウリエンジェは、意見を交わしながら歩く…… アルフィノ 最近ではグ・ラハもそこに加わっているか、 アリゼーや私と、任務の内容について話をした。 アルフィノ エスティニアンが、いちばん後ろ、必ず少し離れたところから、 皆をそれとなく見守ってくれていたことも知っているよ。 君はその中を行ったり来たりして……目的地へと向かうんだ。 アリゼー 静かね……。 聞こえるのは、たった三人分の足音だけ。 魔導船に乗りこんだときには、あんなに足音が重なってたのに。 アリゼー ……みんな、まだいるわよね。 こうして息もできてるし、先にも進めてる。 だから……消えたりなんか、していないわよね……。 アリゼー たった一言……返事、してくれたらいいのに……。 ▼登ってきた道を振り返る アルフィノ もう、ずいぶん上ってきていたんだね。 ポータルが、瓦礫に紛れてしまうくらいだ。 アルフィノ ……本当に、遠くまで来たものだと思うよ。 昔のまま、理想だけを追い求めて一足飛びに進んでいたら、 むしろここには到達できなかっただろう。 アルフィノ 失敗して……悔んで……それを受け入れられたから、 ハイデリンに託されて、今ここにいるんだ。 ずっと近くで見てきてくれた君なら、知っているだろう? アリゼー 嘘みたいな光景すぎて、 夢の中にいるんじゃないかって思えてくるわね……。 アリゼー 目が覚めたら、私はまだ学生で、お祖父様もいて…… 「すっごく苦労して大変な夢だった」って思いながら、 何も失っていなかったころの生活に戻るの。 アリゼー それって幸せなはずなんだけど…… 不思議ね、ちっとも羨ましくないんだもの。 私、なかったことにしたくないわ……どんな傷でも……。 ▼道行きを労わる アルフィノ ありがとう。 君たちも、疲れてはいないかい? 余裕があるわけではないけれど、焦らずにいこう。 アルフィノ 長い長い……本当にたくさんの旅を経て、ここまで来たんだ。 至るべき場所まで、きっとあと少し……。 着実に進んだとしても、瞬く間の冒険だろうからね。 アリゼー 大丈夫よ、私はまだいけるわ。 あなたこそ、無理とかしてない? アリゼー ……いろいろ託されてここまで来たけれど、 三人でいるうちは、三等分よ。 そうでしょう? ▼この先の道を仰ぎ見る アルフィノ 水晶の道が終わったようだね。 次の場所に到着したということかな……。 アルフィノ Tobari、この先にはさらなる難題があって、 私たちは無力だと感じてしまうかもしれない。 だが………… アルフィノ ここまで来たことを、後悔せずにいよう。 胸を張るんだ……いい旅だったと。 アルフィノ 皆が命を懸けて道を繋げてくれたのだって、 旅で得てきたものを、誇るからこそだったはずだ。 何があったとしても……互いに、それを忘れずにいよう。 アリゼー 道の先に、違った雰囲気の建物があるわ。 太陽の残骸に辿り着くまでには、まだひと悶着ありそうね……。 アリゼー ……ウルティマ・トゥーレでは、 「みんな無事で」なんて言葉すら軽々しく言えないって、 もう十分わかってるわ。 アリゼー だから私は、進む前にひとつだけ願う。 ……あなたが傷ついた顔をしない道になればいい、って。 アリゼー もちろん、あなたのことを弱いと思ってるからじゃないわ。 これは、私の意地みたいなもの……。 たくさん助けてくれたあなたを、一回くらいは護りたいのよ。 『君は決して』 アルフィノ 生命が絶滅した街……その再現…… 想いを紡ぐ者がいないのに、行き止まりになっている……。 アリゼー 生活の跡だけは、そのまま残ってたわよね。 ついさっきまで誰かがいたのに、フッと消えちゃったみたいに。 アリゼー ……メーティオンは、こんな風に滅びた星を、 いったいいくつ見てきたのかしら。 アルフィノ そうか……だとしたら……わかったかもしれない……! アルフィノ ここが行き止まりになっている理由だよ。 今度もやはり、この場にいる者が、 終点であることを望んでいるからなんだ……! アルフィノ そして恐らく…… 私とアリゼーなら、それと相対する気持ちを貫ける。 ▼もう、やめてくれ…… アルフィノ すまない……。 でも私は、どうしても、可能性を掴みたい。 皆のために……自分のためにも……。 アルフィノ ただ、不安がないわけじゃないんだ。 アルフィノ 私自身のことじゃなく……残される君のことだよ。 アルフィノ 周りから託されたものを背負って進んでいくのは、 決して簡単なことじゃない。 アルフィノ 君がついにひとりになったとき、 背負ったものは、いっそう重たく感じられるだろう。 アルフィノ 私は、君をそんな風に苦しめてしまうことが、やるせない。 友人として……悔しいんだ。 アリゼー だったら託すんじゃないわよッ! アリゼー 私だって……背負わせたくなんかないわよ……! アリゼー なんでこの人が、ひとりぼっちで戦わなきゃいけないの……? アリゼー この人は、大事な仲間で、英雄で……。 アリゼー 私だって……みんなだって…… 世界にはこんなに、あなたを想う人がいるのに……! アリゼー どうして……っ! アルフィノ アリゼー、実はね、とっておきの秘策があるんだ。 アルフィノ ここでは、想いだけが真実になる。 だとしたら、私たちは進路を拓くだけでなく、 もっと別の可能性も生み出せるんじゃないかな。 アルフィノ たとえば、そう…… アルフィノ 「彼の行く先に、必ず、幸せな結末が待っている」 アルフィノ 私たちならば、どんな絶望の中でも、 必ずそれを信じ抜けると思うのだけど……どうだい? アルフィノ 君も……私たちを信じて、進んでくれるかな。 アルフィノ ありがとう……。 アリゼー 作戦が決まったんだから、とっとと行くわよ! メーティオン ほら、やっぱり戻ってきた。 誰も見つからなかったでしょう? アルフィノ ああ、確かに君の言ったとおりだったよ。 しかし…… アルフィノ 誰もいないどころか、目の前にいるじゃないか。 メーティオン……君がね。 アルフィノ 君は、自分が到着したときにはもう、 この星は滅んでいたと言った。 アルフィノ きっと、私たちがしたように廃墟を巡って…… 恐ろしくなったんだ。 アルフィノ これほどの痕跡を残しながら、 まるで他愛もないことのように、生命が絶えていることに。 アルフィノ あるいはそれを知ったことで、ヘルメスのもとに、 絶望的な報告を持ち帰らざるを得なくなってしまったことに。 アルフィノ 意識を共有している姉妹たちからも、 芳しくない結果が次々と届いたのだろう。 アルフィノ 壊れた星を嘆く者……。 住民の強い失意を受け取って、 彼らに終わりをもたらしてしまった者もいた……。 アルフィノ そうなれば、誰だって思うはずだ。 「進むのが怖い」とね。 メーティオン ……不思議ね。 いろいろな星の絶望を取り込みすぎて、 そんな想いがあったこと、すっかり忘れていたわ。 アルフィノ メーティオン…… その恐れを思い出せるなら、君はまだ踏みとどまれるはずだ。 メーティオン 残念……私はね、濁流なの。 生を恨み、終焉を謳うものたちの想いを集めて、 うねり、うずまき、のたうちまわっている大河。 メーティオン あんなちっぽけな想いなんかじゃ、 思い出したところで、流れを変えられはしないわ。 メーティオン ねえ、イーアたちから聞いたでしょう? 宇宙はいつか終わるってこと。 メーティオン あれはね、本当よ。 星々は引き離されて、いずれ宇宙は完全に凍りつく。 メーティオン 私はデュナミスを使って、その流れを加速させているの。 メーティオン だって、ねえ、そうすれば…… もう二度と、何も「生まれない」でしょう? メーティオン だけど、それにはまだまだ時間がかかるから、 みんなが無意味な苦しみを重ねないように、 ひとまず終末を贈ったの。 メーティオン 大丈夫、アーテリスの生命が絶えて、 成果を誰も見届けてくれなくなっても、 ちゃんとすべてを終わりにしてみせるから。 アリゼー ……あなた、大それたことができるようになったのに、 もとのメーティオンより、ずっと怖がりなのね。 アリゼー だってそうでしょ。 「進むのが怖い」どころじゃなくて、 すべてを諦めて、止めちゃおうとしてるんだから。 アリゼー その気持ちはわかるわよ。 嫌ってくらい、味わってきたからね……! アリゼー けど私たちは、転ぶたび、 自分の力じゃどうしようもない壁があるって知るたびに、 立ち上がり方を学んできた。 アリゼー 手を差し伸べてもらって……勇気をわかちあって…… 背中をおいかけて……悔しさを力に変えて……! アルフィノ 結局できなかったことはある。 乾ききらない傷もある……。 アルフィノ それも含めて、私たちが人生に刻んできた成長だ! アルフィノとアリゼー だから私たちは、先へ進めるッ! アリゼー 大丈夫、任せて。 あなたは行くのよ……1歩でも、前へ! 命なき街に、人の気配を感じる……。 朽ちた星々から、一身に向けられる絶望は重い。 しかし、まだ歩けそうだ……。 傍らを過ぎる声 お前が進もうとするなら、背中くらいは押してやる。 傍らを過ぎる声 案ずるな。 お前の味方は、ここにもいるのだ。 傍らを過ぎる声 今まさに、我々は嵐の中にいるといえよう! 傍らを過ぎる声 見たであろう…… 多くの民が戦いに疲れ、信じるものを見失っている様を。 傍らを過ぎる声 それでも人は、懲りることなく寄り添い、共生を諦めぬもの。 傍らを過ぎる声 我々が「絆」を忘れずに一致団結でいる限り……! 傍らを過ぎる声 私たちは、この困難に立ち向かっていけると信じています。 傍らを過ぎる声 わしらはまだ道半ば…… 然るうちは、お互い、ただ笑っていよう。 傍らを過ぎる声 英雄と呼ばれた冒険者は、こうしてまた歩み出した……。 傍らを過ぎる声 踏み出した先に、何があるのかを知らず。 それでも進まねばならない。 傍らを過ぎる声 ……だから、祈るのだ。 己の手が届かん領域を、せめて想いが埋めるようにな。 傍らを過ぎる声 はい……私も、精一杯祈りたいと思います。 傍らを過ぎる声 我は、お主ほど、心強き者を知らぬ。 傍らを過ぎる声 「希望の灯火」は、まだ消えてはいないわ。 あなたがいるかぎり、何度でも、灯すことができる! 傍らを過ぎる声 さあ……そろそろ終わりだぜ。 メーティオン ……本当に、ここでおしまい。 私たちの籠っている「残骸(レムナント)」に続く道はないわ。 メーティオン 言ったでしょう? ここに渦巻く想いたちは、命を肯定していない……と。 メーティオン みんな、がんばって生きてきたけど、 最後にはそれを呪ったのよ。 メーティオン 願いは叶わなかった……祈りは届かなかった…… ひとつたりとも、報われなかった……。 メーティオン そんな想いが集っているのだもの、 「至るべき場所へ辿りつける」なんて可能性、 存在する余地もない。 メーティオン 最初から……届くようになっていないのよ。 メーティオン ……だからアーテリスで待っていてほしかったのに。 メーティオン そうよ、立ち尽くしていても虚しいだけ。 あなたが足掻いていては、仲間たちの魂も安らぎを得られない。 メーティオン 終わりにしましょう、苦しみを。 それ以外に、何を望むというの……? ???? まったく……。 「覚えていろ」と言った方が忘れていただと? とんだ道化を演じさせてくれたな、ヘルメスめ……! ???? おかげでおちおち眠れず、こいつの旅を見続けるハメになった。 ???? いいじゃない、とても見ごたえがあったよ。 みんなして、あんなメチャクチャな進み方するなんてさ! ???? ……だからこそ、だ。 ワタシたちだけこのまま消え失せるのは、ちょっと、ねぇ? ヒュトロダエウス 本当、喚んでもらえてよかったよ! メーティオン あなたたち……何……? エメトセルク 何って、単なる消えかけの死人だよ。 エメトセルク 心配せずとも、お前を斃すような力はない。 こいつに負けた時点で、主役は譲っているしな。 エメトセルク ……だが、お前に一矢報いる、このときを待っていた。 エメトセルク ヴェーネス、あの負けず嫌いめ。 私をこの時代まで残しておいたのは、歴史を繋ぐためか、 終末の真相を忘れていたことへの当てつけか……。 エメトセルク 至極好意的に解釈するのならば、 こんなオチが生じる可能性を残したのだろうが。 エメトセルク 何にせよ、その程度で掌を返すほど、私の人生は軽くなかった。 礼などくれてやるものか。 エメトセルク ……しかし、人をここに至らせたこと。 この結末は、確かに私たちのやり方では掴み得なかったものだ。 エメトセルク ならば賛辞と、最後の旧き人への手向けとして、 口上のひとつくらいは垂れてやろう……! エメトセルク 終焉を謳うものよ、私たちはお前によって終わらない! エメトセルク それが、あの星の過去に生き、今を生きる者からの答えだ……! ヒュトロダエウス さて、せっかくお招きいただいたんだ。 ワタシたちで、ひとつ、創造魔法を披露しよう。 ヒュトロダエウス この場に満ちる、キミの仲間たちの想い…… それらを縒り合わせ、新たな道を紡ぎ出すのさ。 エメトセルク とるべき形はお前が決めろ。 辿り着くことなどないと宣った、奴に示すにふさわしい形を! ヒュトロダエウス 其は叡智……黎明の星を綾なす技…… ヒュトロダエウス 我らの御手は創世を為す……! エメトセルク その希望(エルピス)の花が在るかぎり、 元となった想いもまた「ここに在る」と証明される。 もはや、絶望だけの宙域には戻れまい。 エメトセルク お前の仲間たちの魂が、 いつまでも戦っている必要はなくなったと言ったんだ。 エメトセルク ……喚び戻してやれ、お前とともに進む者たちを。 サンクレッド ……元どおりすぎて、いっそ格好がつかないな。 エスティニアン つける必要があるのか? ヤ・シュトラ まったくだわ。 こんな満点以上の結果をもたらしてくれたんですもの。 ありがたく受け取らないと。 ウリエンジェ 皆で帰りましょう…… アーテリスで待っていてくれる方々のもとへ。 グ・ラハ・ティア もちろん終末も止めて、な! アリゼー ただいま。 ……私たち、バッチリだったでしょ? アルフィノ 進もう、辿り着くべき結末へ。 今度こそ、みんなで! メーティオン 聞こえ……ますか…… メーティオン わたしに、溶けた、みんな…… 苦しくて、悲しくて、うずまいてる……。 メーティオン お願い……。 終わりを、終わらせてあげて……! ヒュトロダエウス ……ああ、流れができた。 これで彼らは先に進めそうだね。 エメトセルク そうだな……。 アリゼー あなたたち、星海に還るつもり……!? エメトセルク 当然だ。 ハイデリンの術に生かされるなど、願い下げだからな。 エメトセルク ……何より、お前たちが進む未来は、私の愛した過去じゃない。 だからこそお前たちと本気で、命を懸けて戦ったんだ。 エメトセルク その結果ならば、敗北であれ、覆すものか。 私が今の私であるかぎり、この想いは砕けない。 エメトセルク 間違っても哀れんでくれるなよ。 お前たちに望むことがあるとすれば、 あの忌々しい終末を打ち払うことだけだ。 エメトセルク そして勝鬨を喝采に代え、万感の想いとともに、幕を下ろせ。 エメトセルク それでこそ、次の公演が始められるのだからな。 新たな舞台と新たな役で……お前たちも、私たちも。 エメトセルク ……お前、豊穣海に沈む海底遺跡に行ったことがあるか? エメトセルク オサード小大陸の北、 流氷に覆われたブラインフロストを超えた者のみが辿り着く、 秘宝の島を見たことは? エメトセルク 新大陸の、眩き黄金郷はどうだ? 南洋諸島に、忘れられた人々が遺した、神子像の祭祀場は? エメトセルク アラグの時代に蹂躙された南方大陸メラシディア、 その今を知っているか? エメトセルク エオルゼアにも、まだ知られざる真実がある。 お前たちが奉る「十二神」の正体なんぞがいい例だ。 エメトセルク あるいはもっと視野を広げてみろ。 鏡像世界のいくつかには、驚くべき文明が興っているからな。 エメトセルク ……アゼムのクリスタルを持つ者だろう? それくらいは当然見ておけ。 エメトセルク ……私は、見たぞ。 ヒュトロダエウス それじゃあ、またいつか会えることを願ってるよ。 お互い、違う形になってたとしてもさ。 ヒュトロダエウス そのときは、何度でも、一緒に楽しくやろう。 エメトセルク 勝手に巻き込むな……私は厭だ。 アルフィノ 彼らや、ゾディアークとともに還った古代人たち、 星海の深淵で眠りについたアモンも…… 終わりに辿り着いた人々が、また新しく始められることを願う。 アルフィノ そのためにも、 終末にアーテリスを滅ぼされるわけにはいかないんだ……! ヤ・シュトラ あなた、エメトセルクから、 大変な課題をだされてしまったものね。 あれらを全部見ておけだなんて。 ヤ・シュトラ いくつかは、協力してもよくってよ? そのためにも……決着をつけて、ともに帰るとしましょうか。 ウリエンジェ 束の間、去りゆく者たちに祈りを……。 エメトセルクら、旧き人に…… 滅びのときを迎えた、多くの星の生命たちに……。 サンクレッド 大丈夫、事情はおおよそ把握できてるさ。 デュナミスに呑み込まれていた間は、不思議な感覚でな…… 強いて言うなら、暗い海で、もがいているかのようだった。 サンクレッド そこには生命への憎悪や嘆き、嫉妬、破壊衝動が渦巻いていて、 俺はそれに抗っていた……。 時折、泡が浮かんできて、そこにお前たちが進む姿を見たんだ。 サンクレッド 長いことそうしていた気もするし、短かったようにも思う。 目覚めたあとに思い出す夢みたいに、はっきりしないんだ。 だが……お前たちの奮闘は、ちゃんと知ってるぞ。 エスティニアン 心配かけたな。 先に進む方法について、理屈で理解してたわけじゃあないが、 あのときは、言わずにはいられなかったのさ。 エスティニアン 竜たちの想いの渦から逃げなかったのは、 拾われた命を、ここで使うなら構わないという考えが半分…… エスティニアン あと半分は、お前たちなら、まためちゃくちゃなやり方で、 どうにかするだろうという信用だ。 ……なに、悪い賭けじゃなかっただろう? グ・ラハ・ティア ……彼らはさ、「古代人」って存在じゃなくて、 確かに「人」だったんだと思う。 グ・ラハ・ティア 初めて転んで……痛みをどうしたらいいのか、 どうやったら起き上がれるのか知らなかったころの「人」……。 グ・ラハ・ティア そしてオレたちは、そこから繋がってるんだ。 最初はハイデリンによって立ち上がらせられ、以来泣きながら、 憤りながら、怯えながら、歩き方を学んできた「人」なんだよ。 アリゼー ……エメトセルクには、どんな言葉をかけるのも、 違う気がしてならないの。 アリゼー ただ、あの人たちがあなたの窮地に駆けつけてくれて、 道が拓けたってことに、今は全力で応えたい……。 アリゼー そのための準備は、万全だわ。 エメトセルクの望みどおり、幕を下ろしにいこうじゃない…… アリゼー さあ、みんな、フィナーレよ! アリゼー アーテリス中が勝鬨を上げれば、 星海で眠っていたって、きっと聞こえるわ。 最高の喝采で、次の舞台へ送り出すわよ! 『暁月のフィナーレ』 アルフィノ Tobari……君も、準備はいいかい? アルフィノ ……わかった。 ならば、幕を下ろすために、最後の決戦へ参じるとしよう。 アルフィノ ここに至って、皆の意志を問う必要はないだろう……。 アルフィノ 残骸(レムナント)の中では、メーティオンに蓄積された想いが…… 完璧な幸福を目指し、しかし至れなかった生命たちの思念が、 渦を巻いていることだろう。 アルフィノ ウルティマ・トゥーレでの旅路が、そうであったように…… 私たちがすべきことは、彼らの挫折をなじることではない。 アルフィノ こちらの生き方のほうが優れていると、 優劣をつけて、打ち負かすことでもない……。 アルフィノ 彼らの出した結論、拭い去れない絶望を受け止め、 それでも何かを……進んでいくことを、望むことだ。 アルフィノ それができなくなりそうなときには、 手を貸すし、背中を押すよ。 君たちが、いつも私にしてくれたように。 「暁」の仲間たち ああ! 「最終幻想 レムナント」 メーティオン その星は、病に侵されていた……。 メーティオン 美しかった水の星は、いまや腐汁の沼となり果てた。 メーティオン 生きたいと願いもがくほどに、苦しみは深まっていく。 メーティオン 人はやがて、病ではなく、同胞を呪いはじめた……。 メーティオン 命はただ、腫れ、爛れ、腐れ堕ちていく……。 グレビュオフ・メルター タス、ケ…テ… グレビュオフ・メルター ミン、ナ…ドコ…? グレビュオフ・メルター ジニタク、ナイ… メーティオン そして、最後のひとりは言った。 生まれてくるんじゃなかった、と……。 メーティオン 技術を磨き、病を払った星もあった……。 世界連邦の兵士 敵も味方も 皆、死んじまう… 世界連邦の兵士 この戦争を止めるんだ… メーティオン けれど、繁栄したはずの命は、戦火に焼かれていった。 世界連邦の兵士 生き残るために 戦いを終わらせるんだ! メーティオン 争いを抑止するための力さえ、戦場で荒れ狂っていた。 メーティオン 自由を求め幸せを願うほどに、他者を妬み傷つける。 ピースキーパー 現在、本機は平和維持活動中です。 恒久平和実現のため、すべての有機知性体を抹殺しています。 ピースキーパー 自動殺傷兵器、放出……。 この兵器の存在が、有機知性体の邪悪さを示しています。 ピースキーパー 有機知性体の生命反応、未だ健在……。 恒久平和実現のため、大量破壊モードを起動します。 メーティオン そして、最後のひとりは言った。 なぜこの力を得てしまったのか、と……。 世界連邦の兵士 奴らを皆殺しにすれば 戦争は…終わるんだ…! 世界連邦の兵士 なんで…こんな力を 得ちまったんだ…ハハハ… メーティオン 知恵を磨き、争いを絶やした星もあった……。 メーティオン けれど、凪いだ心は命の価値を見失い、 終わりの機構を生み出した。 メーティオン 悲しみや苦しみを切り捨てた世界には、 生きる歓びもなかったの……。 メーティオン 眠りにいざなう香のように、優しい終わりをもたらす獣……。 メーティオン 踊るようにそれが跳ねる……美しき死を舞い上げながら……。 メーティオン その星で、死は貴き黄金色。 覆われすべてが終わりゆく……。 メーティオン まだ立っているなんて。 あなたたち、馬鹿みたいに心が強いのね。 メーティオン その行進を見ていると、胸がざわざわするの。 私に溶けた先ゆく星々が、不快に思っているみたい。 メーティオン ねえ、どうしたら絶望して、諦めてくれる? 何を見せたら、私たちと一緒になってくれるの? アリゼー 私にだって、みんなにだって痛いところはある。 ただ、それが人それぞれで違ってるの。 アリゼー だから誰かが立ち止まっても、ほかの人が手を引けるのよ。 終末を止めるまで……何度だってね! メーティオン ……そう。 メーティオンから滲む想い だが、絶望はいつだって、 希望よりもひとつ多く用意されているものだ。 メーティオンから滲む想い 幾たび命は今日を悔み、明日を憂うぞ。 メーティオンから滲む想い 生ある時間の、果ての果てまで。 アルフィノ これは……! エスティニアン 来るぞ、構えろッ! 終焉を謳うもの ああ……疼く……怒りが……! ???? やめて……! メーティオン お願い、鎮まって……! 終焉を謳うもの 何故、お前たちばかり、のうのうと生きている? 私たちは苦しんで絶えたのに……! ウリエンジェ おふたりとも、今……! アルフィノ ウリエンジェ、上だッ! ウリエンジェ アルフィノ様ッ! 終焉を謳うもの 私たちが、こんなにも打ちひしがれているのに…… 希望を語るというのか……! メーティオン その人たちを傷つけちゃダメ! あなたも、もっと苦しくなる……! アリゼー どうにか一撃……! メーティオン 止まって……お願い……ッ! 終焉を謳うもの 私たちばかり、惨めにはさせない…… 終焉を謳うもの すべてを……彼方へ……! グ・ラハ・ティア させるか……ッ! 終焉を謳うもの 何もかも…… 永劫まで凍てつき、平らかな無となれ! アリゼー 待って……! アリゼー だめ……ッ! 終焉を謳うもの 仲間たちを逃がしたか……。 終焉を謳うもの しかし、これで今度こそお前独りだ。 終焉を謳うもの 手を取り合うのがお前たちの強さだというなら、 今のお前はまさしく無力。 また死人にでも頼ってみるか? 終焉を謳うもの フフ、最後の抵抗か! いいぞ、もう間もなく、お前もこちら側に沈もうな……。 終焉を謳うもの 打たれ、裂かれ、無様に地を這う。 嘆きながら果てるのだ、己の無力を……世のすべてを……。 終焉を謳うもの 私たちもそうだった、ああ、そうだったとも! 終焉を謳うもの 悲しかった、苦しかった、惨めだった、憎かった…… 必死に生きて、でも駄目だった……。 終焉を謳うもの 一緒に終わることだけが、 「みんな等しく幸せになれる方法」だったんだ……! 終焉を謳うもの さあ、お前も絶望に沈むがいい……! 終焉を謳うもの これは……私の巣に、何が起きている……? ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス ついに見つけたぞ、我が友よ……。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 俺は解を得た。 この魂がお前に求めたこと…… そして、お前が俺に求めたことを探しあてたのだ。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス ゆえに再戦を挑みに北洋へと出向き…… そこであの異能の小娘と、取引をした。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 「暁」が窮地にあれば、一度だけ手を貸すこと。 それを条件に、お前のいる天の果てへ向かうすべを得たのだ。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 俺はマザークリスタルの残りを喰らい、 再び龍となって、星を渡った。 お前との戦いを想えば、光すら追い抜くのは造作もなかったぞ。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス さて……あれがお前の獲物か。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス しかし、わからぬな。 なぜまだ倒せていない? ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 邪悪も、絶望も、お前をその気にすらさせられないと、 俺に示していただろう。 あれは、偽りだったのか……? ▼ ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス ああ……。 俺も、お前とは仕合いたいのだ。 肩を並べるなど、興醒めにもほどがある。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス ゆえにこそ……この狩りにくれてやる刻はないッ! 終焉を謳うもの 何が来ようが、挫くだけだ。 私は、すべての終焉を謳い続ける……! 「終焉の戦い」 『暁月のフィナーレ』 強き想いが、Tobariのデュナミスを輝かせる! その輝きがある限り、力尽きはしない! ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 俺はただ、勝つために戦おう……! ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス ハ……いきなりは仕留められぬか! ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 凌いでみせろよ。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス この一戦のため磨いた技……すべて解放する! ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 熱い……そうだ……これが戦いだ……! ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス お前もまだいけような? 俺は…… ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス ここから、もっと、燃やそうぞ! ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス どうした、この程度でくたばるのか……? デュナミスを燃焼させ、Tobariは再び立ち上がった! ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス フフ、そうだ……! 果てるにはまだ早かろう、友よ! ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 何を腑抜けている……俺の買いかぶりか? デュナミスを燃焼させ、Tobariは再び立ち上がった! ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス まだだ……俺はまだ、生きている! ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス オオオオオォォッ! ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 血の一滴も余さず、この刹那に喰らいつこうぞッ! ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス ああ……俺はまた、負けたのか……。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス …………悔しいものだな。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 俺は終ぞ…… 周りが執着しているものの価値が、わからなかった……。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 世の中はどれも、泥のような…… 退屈で……醜く……くだらないものだ……。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス だが……時折……こうして火が…… 愉しみがもたらされる……。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス まったく……憎いものよ……。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス お前は、どうだった…… この世界に生み落とされ、名を与えられ、生きてきて……。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 歩いてきて……何を思った……。 ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス 存分に、愉しかったか……? ゼノス・ヴェトル・ガルヴァス ……俺は………… ???? なんで……目を開けてよ……。 ???? あんな別れ方、絶対許さないんだから……! ねえ、起きなさいよ……っ! アルフィノ 君、目が覚めたのかい……!? アルフィノ ああ……よかった……本当によかった……! グ・ラハ・ティア 何言ってるんだよ、あんたがいちばん…… グ・ラハ・ティア いちばん……無事じゃ…… グ・ラハ・ティア 約束……あんたがいなくちゃ、守れないだろ……! エスティニアン よう、また大活躍だったな……相棒。 ヤ・シュトラ どうにかなったからよかったものの…… ヤ・シュトラ ひとりで戦おうなんて無茶、二度とよして頂戴。 こちらの心臓がもたないわ。 サンクレッド まったくだ、急に飛ばされた俺たちの身にもなってみろ。 お前が戻らなかったら、後悔どころの話じゃなかったぞ。 ウリエンジェ 手当てはできていると思うのですが…… 痛みはいかがですか……? ウリエンジェ よかった……。 ですが酷い怪我でしたから、しばし安静に…… アリゼー よくない! アリゼー 全然、ちっとも、ひとつもよくない……! アリゼー ここにメーティオンが来て、あなたが帰ってくるはずだって…… なのに全然帰ってこないし……! アリゼー やっと転移してきたと思ったら、 意味わかんないくらいボロボロだし……! アリゼー バカ……ッ! 本当に……心配したんだから……! リヴィングウェイ みなさんがご無事で何よりですわ。 リヴィングウェイ わたくしたちも、引き続き安全運転で参ります。 どうぞ最後まで、ごゆっくりお過ごしください。 リヴィングウェイ それから、ご質問いただいていた件ですが…… そろそろ通信が届く圏内かと。 サンクレッド お、そいつは朗報だ。 さっそく各国に連絡してやろう。 サンクレッド 凱旋の準備、しておけよ? アルフィノ 君が気を失っている間に、 ラグナロクはウルティマ・トゥーレを出てね……。 アルフィノ もう立てるかい? よければ外を見てほしいんだ。 アルフィノ 帰ってきたのさ、私たちの星へ! エレンヴィル あれは……! エレンヴィル 間違いない、ラグナロクだ。 戻ってきたぞ! タタル みなさん、おかえりなさい…… タタル おかえりなさいっ!
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エーテルを辿って 依頼主 :タタル(イシュガルド:下層 X13-Y11) 受注条件:レベル57~ 概要 :忘れられた騎士亭のタタルは、冒険者に確認したいことがあるようだ。 タタル 「Nikuqさん。 先日の「戦勝祝賀会」から脱出したとき、 「シラディハ水道」を利用したそうでっすね? その話を聞いた私は、 不滅隊のピピン・タルピン少闘将に連絡して、 地下水道の徹底的な捜索を、お願いしていたのでっす。」 アルフィノ 「なるほど・・・・・・君が最後まで一緒だったのは、 ミンフィリア、ヤ・シュトラ、サンクレッドの3人だったね? もしかして、彼らの行方がわかったのかい?」 タタル 「まだわからないでっす・・・・・・。 でも、「ピピン・タルピン少闘将」から報告があるので、 不滅隊の作戦本部まで来てほしいと連絡があったのでっす!」 アルフィノ 「なんらかの手がかりを掴んだということか・・・・・・。 よし、すぐに皆で「ウルダハ」に向かおう! ウリエンジェにも、来てもらわなくてはね。」 タタル 「はいでっす!」 不滅隊:作戦本部のピピンと話す ウリエンジェ 「忽然と消えたる同志たちの行方・・・・・・ 必ずや、見つけ出さねばなりません。」 アルフィノ 「ご協力感謝します、ピピン少闘将。」 ピピン 「水くさいことを言う。 君たちは、義父やナナモ様を救ってくれた恩人だ。 これくらいのことは、協力のうちにも入らんさ。」 タタル 「そ、それで、捜索の結果はどうでっすか?」 ピピン 「うむ、タタル女史からの要請を受け、 不滅隊で「シラディハ水道」の大規模な捜索を行った。 ところが、地下の一区画が、丸ごとつぶれていてね。 そこで、アマジナ鉱山社にも協力を依頼し、 瓦礫の撤去を行ったが・・・・・・。 見つかったのは、青い制服姿の遺体だけだった。」 アルフィノ 「クリスタルブレイブの追っ手たちか・・・・・・。」 ピピン 「一方で賢人たちの遺体は発見されていない。 唯一、現場で見つかったのが・・・・・・これだ。」 タタル 「ヤ・シュトラさんの杖でっす!」 ピピン 「やはりそうか・・・・・・。」 ウリエンジェ 「失礼、ピピン殿・・・・・・ その杖を貸していただけますか? このエーテル痕は・・・・・・やはり・・・・・・。 僅かにですが、特殊な魔法を使用した痕跡が残っています。」 アルフィノ 「特殊な魔法・・・・・・?」 ウリエンジェ 「えぇ、シャーレアンに伝わる禁術のひとつ・・・・・・ 古の強制転送魔法「エンシェント・テレポ」。 テレポの原形にして、地脈利用の先駆けとなった偉大な魔法です。 瞬時に肉体をエーテル化して強制的に地脈に乗せるため、 長い詠唱を必要とせず、転送を成し遂げる。 たとえ、戦いの最中であったとしても・・・・・・。」 アルフィノ 「ヤ・シュトラは、その魔法で逃げ延びたということか! これは朗報だぞ!」 ウリエンジェ 「・・・・・・事は、そう簡単ではありません。 なぜ、この優れた魔法が禁術とされたのか・・・・・・。 それは、術者の制御が完全には行き届かぬゆえ・・・・・・。 見知らぬ土地であっても、運良く流れ着くこともあれば、 永遠に地脈を彷徨うことになることも・・・・・・。」 タタル 「そ、そんな・・・・・・。 じゃあ、ヤ・シュトラさんは・・・・・・。」 ウリエンジェ 「まずは、彼女がどの方角へと流されたのか、 大まかにでも知ることが先決・・・・・・。 エーテル痕を頼りに、転送魔法の始点から探り出しましょう。」 アルフィノ 「・・・・・・わかった。 では、水道の出口に当たる「シラディハ遺跡」に向かおう。 ピピン少闘将、情報の提供、ありがとうございました。」 ピピン 「お仲間が無事に見つかることを願っている。」 ピピン 「義父が復権してから、こちらもバタバタしていてね。 これくらいの協力しかできずに申し訳ない。 また、何かあれば連絡してくれ。」 シラディハ遺跡のウリエンジェと話す アルフィノ 「ここに来ると、嫌でも思い出すよ。 あの日の出来事をね・・・・・・。」 タタル 「遺体が見つからなかったってことは、 やっぱり、希望があるってことでっすよね?」 ウリエンジェ 「それでは、エーテル痕を探すとしましょう。 かなりの時間が経過していますが、 微かな痕跡ならば、見つけることも適いましょう・・・・・・。 捉えました・・・・・・。 大規模な破壊魔法のあと、確かに強制転送したようです。 転送痕跡は、北東へと続いています・・・・・・。 この地脈の流れが行き着く先は・・・・・・ 精霊と樹冠に抱かれし、黒き森・・・・・・。」 アルフィノ 「黒衣森かっ!」 ウリエンジェ 「えぇ、おそらく。 しかし、双蛇党からはヤ・シュトラ嬢を発見したとの情報は、 寄せられてはおりません・・・・・・すなわち・・・・・・・・・・・・。」 アルフィノ 「くっ・・・・・・まだ、黒衣森を巡る地脈の中を、 彷徨い続けている可能性が高いということか・・・・・・。」 ウリエンジェ 「地脈とは、大地を巡るエーテルの奔流。 その中に留まり続ければ、魂を形作るエーテルが溶け、 やがて自我を失うのは必定・・・・・・急がねばなりません。」 アルフィノ 「よし、Nikuq、タタル。 グリダニアに向かい、カヌ・エ様に協力を仰ごう。 ウリエンジェ、君は引き続き、ほかの面々の捜索を続けてくれ。」 グリダニアのアルフィノと話す タタル 「ヤ・シュトラさん・・・・・・ 必ず見つけ出してみせるでっす!」 アルフィノ 「黒衣森の地脈を探るには、 精霊と対話できる角尊の協力が不可欠だ。 力を貸してくれるといいのだが・・・・・・。」 ルキア 「いつかは、貴公にすべてを話す時が来るだろうとは、 なんとなく覚悟していたのだ・・・・・・。 真実を告げた今、心がいくぶん楽になった気がするよ。」
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皇都の特使 依頼主 :アルフィノ(石の家 X6-Y6) 受注条件:レベル50~ 概要 :石の家のアルフィノは、冒険者に協力を願いたいようだ。 アルフィノ 「君に頼みたいのは、先ほども説明したとおり、 クルザスで行われる予定の会談への出席だ。 会談の相手は、宗教都市「イシュガルド」からの特使・・・・・・。 「アイメリク」卿という。 イシュガルド教皇庁直属の「神殿騎士団」において、 総長を務める人物だ。 かなりの大物といっていい。 先方には、会談の場に、君の同席を求められている。 付き合ってもらえるとありがたい。 会談に向かう前に、まずは「暁」の盟主である、 「ミンフィリア」に許可を取っておこう。 君自身がどう思っているかは別として、 君は、「エオルゼアを救った英雄」という立場。 政治的な場への出席には、それなりに気を使った方がいいからね。」 アルフィノ 「まずは「ミンフィリア」に、 君の会談出席について許可を取ろう。 いかに私がクリスタルブレイブの総帥だからといって、 上部組織である「暁」の意向を無視することはできないさ。」 ミンフィリアと話す ミンフィリア 「・・・・・・イシュガルドの特使との会談ですって? それは、もちろん構わないわ。 今のところ、蛮神やアシエンに目立った動きはないことだし、 「暁」としては、何の問題もありません。 彼の国との交流は、エオルゼア全体の団結のためにも重要なこと。 イシュガルドという国を理解するためにも、 いい機会かもしれないわ。」 アルフィノ 「助かるよ、ミンフィリア。 先方たっての希望なのでね。」 ミンフィリア 「山の都「イシュガルド」・・・・・・。 それにしても、これまで接触を拒んでいた彼らが会談だなんて、 いったい、どういうことなのかしら?」 アルフィノ 「君たちにならば、伝えておいたほうがいいだろう。 この先、また協力を願うこともあるだろうからね。 イシュガルドは、エオルゼアの都市国家群のひとつ。 アルデナード小大陸を東西に貫くアバラシア山脈の中央に位置し、 山岳地帯クルザスを領する、宗教国家だ。 国教である「イシュガルド正教」の指導者「教皇」が、 君主を兼務している。 ガレマール帝国が、アラミゴを陥落させた直後のことだ・・・・・・。 彼らは、リムサ・ロミンサ、グリダニア、ウルダハとともに、 「エオルゼア都市軍事同盟」の結成に参加した。 しかし、「銀泪湖上空戦」によって帝国軍の飛空戦艦隊が撤退し、 目前に迫っていた脅威が過ぎ去ると、 すぐさま「同盟」から離脱している。」 ミンフィリア 「それ以降、イシュガルドは、国としての扉を固く閉ざし、 万事に対して静観の構えを崩さなかった・・・・・・。」 アルフィノ 「そう・・・・・・第七霊災が迫る中で行われた、 グリダニアによる必死の説得にも応じることなく、 ついには「カルテノーの戦い」にも参加しなかった。 これまで何度か、各国もイシュガルドと接触を図っていたのだが、 いずれも、限定的な協力しか引き出せてはいない。 第七霊災以降、私はイシュガルドに対し、 同盟軍に再度加盟するよう、説得を続けていたのだ。 エオルゼア全体の強固な絆を作るため。 そして、いつの日か帝国からアラミゴを奪還し、 真のエオルゼアを取り戻すために。 ・・・・・・結果としては、一向に進展がなかったのだがね。」 ミンフィリア 「アルフィノ・・・・・・。」 アルフィノ 「そんな私の願いがようやく叶ったのか、先方から連絡があってね。 ただの使者ではない、国を代表する「特使」が訪れる。 これが、今回の会談だよ。 ・・・・・・むろん、気になることはある。 これまで頑なだった彼らが、なぜ急に対話を受け入れたのか・・・・・・ きな臭さを感じなくもない。 だが、先にもたらされた、 ガレマール帝国の内乱が終結したという情報が正しければ、 帝国の脅威が、再び大きくなることは避けられない。」 ミンフィリア 「エオルゼアをひとつに束ね、帝国に対する体制を整えるには、 彼ら、イシュガルドの協力が不可欠・・・・・・。」 アルフィノ 「そういうことさ。 この状況で会談に挑めるのは、こちらとしても望むところだ。 これから、キャンプ・ドラゴンヘッドに向かう。 確か、オルシュファン卿だったか・・・・・・あそこの隊長殿は、 以前のエンタープライズ探しの際にも、我々に好意的だった。 聞けば君は、あの後も彼と個人的に親交を深めているそうだね。 その調子で、話がうまく進むと良いのだが・・・・・・。」 ミンフィリア 「会談場所は、クルザスの「キャンプ・ドラゴンヘッド」ね。 有意義な会談になるよう期待しているわ。」 パパリモ 「こんな報告書じゃ、カヌ・エ様には送れないぞ。 移送した難民の人数やリトルアラミゴの状況を、 もっと詳しく書いてくれ。」 イダ 「報告書なんて、パパリモが書けばいいじゃん! こういうの苦手なんだよね~。」 ヤ・シュトラ 「イシュガルドとの会談が実現した今だからこそ、 彼の国の歴史を、あらためて復習しているところよ。 相手を知らなくては、対話は成り立たないもの。」 サンクレッド 「イシュガルドの高貴なご婦人方は、 やはり、勇猛な詩を好むのだろうか・・・・・・。 愛を語る言葉も、土地それぞれということさ。」 タタル 「やっぱり、歌姫っていうのは、儲かるでっすか? ここは採掘よりも、歌で一発当てるほうが・・・・・・。 悩ましいでっす。」 フ・ラミン 「それは富豪のパトロンが付けば、 良い暮らしができるでしょうけど・・・・・・。 タタルさん、あなたは何を目指しているのかしら?」 クルトゥネ 「失礼・・・・・・。 内なるエーテルを高めるために、 瞑想していたのです。」 ホーリー・ボルダー 「タタルさんに、採掘作業の護衛を頼まれたのですが、 大蛇を見たとたん、すぐに逃げ帰ってしまいました。 そんなに私は、頼りないのでしょうかね。」 ドウワレ 「我々の技は、民が己を守るために培ってきたもの。 エオルゼアにあっても、ドマの民を守るためなら、 よろこんで戦いもしよう。」 ホウザン 「クリスタルブレイブとの共闘か・・・・・・。 相手が仇でもある帝国ともなれば、 奮起するのも解るがな。」 ヒギリ 「彼らの腕は信じているわ。 諜報にかけては、すごく優秀だもの。 ・・・・・・でも、心配なのよ。」 キャンプ・ドラゴンヘッドのオルシュファンと話す オルシュファン 「おぉ、待っていたぞ、Nikuq! お前が会談に招かれたと聞き、 今や遅しと、その到着を待ちわびていたところだ! 相変わらずの美しい肉体・・・・・・イイ! 久方ぶりのクルザス訪問で、身体も冷え切っているのだろう? 我が私室を温めてある、ぜひそこで・・・・・・」 アルフィノ 「それは助かる。 私はどうも寒さが苦手でね。」 オルシュファン 「・・・・・・これはこれは、アルフィノ殿。 お早いご到着で・・・・・・・・・・・・。」 アルフィノ 「お邪魔させていただいている、オルシュファン卿。 いつぞやの「エンタープライズ」捜索の折には世話になった。 さて、お言葉に甘えて少し暖ま・・・・・・」 オルシュファン 「聞きましたぞ、アルフィノ殿! 新組織を立ち上げたのだとか! その噂は、ここクルザスの地にも届いております。 我らとしても可能なかぎり、協力させていただく所存。 「暁の血盟」との協調は、望むところですからな。 実は以前より、本家を通じて、教皇庁に対し、 「暁」との会談の場を設けるよう、進言していたのです。 それが実現するとは、実に喜ばしい! ここ最近、「氷の巫女」の出現により、 異端者たちの動きも、ますます活発化しておりましてな。 教皇庁も、ようやく重い腰を上げたのでしょう。 すでに、皇都より特使である「神殿騎士団」総長・・・・・・ アイメリク卿がいらしています。 お二方がそろい次第、 すぐにご案内するように申しつかっておりましてな・・・・・・。 お疲れのことと思いますが、さっそく応接室へ。 「フォルタン家の衛兵」にお声がけいただければ、 案内させていただきますゆえ。」 アルフィノ 「・・・・・・なるほど。 そういうことなら、暖を取っている暇などないか。 Nikuq、さっそく向かうとしよう。」 オルシュファン 「すでに、皇都より特使殿が到着している。 会談の場まで案内させるゆえ、 「フォルタン家の衛兵」に声をかけるといい。」 アルフィノ 「いよいよ会談か・・・・・・。 これは歴史的な場になるかもしれないな。」 フォルタン家の衛兵と話す フォルタン家の衛兵 「お待ちしておりました。 さっそく、応接室に向かわれますか?」 オルシュファン 「まもなく、お越しになられる。 ・・・・・・イイ会談になるよう祈っているぞ。」 アイメリク 「イシュガルドの特使・・・・・・ 神殿騎士団総長のアイメリクという。 アルフィノ殿。 此度は、会談の要求に応じていただき、感謝する。」 アルフィノ 「こちらこそ感謝いたします、アイメリク卿。 イシュガルドとの会談は、私が長年夢見たもの。 この会談が、双方にとって、 実りあるものとなるよう期待しています。」 アイメリク 「君が、噂の冒険者か。 なるほど、英傑の目をしている。 ・・・・・・そうは思わないか?」 女神殿騎士 「ハッ・・・・・・。」 アイメリク 「イシュガルドでも、君の冒険譚を伝え聞くのでね。 どうしても逢ってみたくなったのだ。 私事で恐縮だったのだが、 この会談の場を利用し、同行していただいた。 ・・・・・・さぁ、席にかけてくれたまえ。」 アルフィノ 「・・・・・・ですから、眼前に迫るガレマール帝国の脅威に対抗するには、 エオルゼアをひとつにしなければならないのです。 脅威は、帝国だけではない。 蛮族や蛮神の存在もありましょう。 そのためにも、 「エオルゼア都市軍事同盟」に再加盟していただき、 真のエオルゼアへの道を・・・・・・。」 アイメリク 「・・・・・・アルフィノ殿。 先に述べたように、イシュガルドとしては、 同盟軍への再加盟や、対蛮神での戦力供出を行うことはできない。」 アルフィノ 「なぜなのです!」 アイメリク 「蛮族、蛮神・・・・・・。 確かに、イクサル族はクルザスに進出しているが、 彼らの敵視は、主にグリダニアを向いている。 黒衣森の主権を争っているのであれば、 それを領土とするグリダニアが対応するのが筋というもの。 我々は、仇敵ドラゴン族との長きに亘る戦いで精一杯だ。 ほかに戦力を回すゆとりはない。 帝国軍に関していえば、危惧はしている。 彼らが大陸統一を掲げている以上、 いずれ、侵略の手を伸ばすであろうことは明白だ。」 アルフィノ 「では・・・・・・。」 アイメリク 「・・・・・・だが、帝国軍の動向は、 少なくとも現状は沈静化している。 エオルゼアに留まる第XIV軍団の残存兵力にしても、 その多くが属州からの徴集兵であり、戦意は低い。 無闇に刺激する必要はないというのが教皇庁の意向だ。」 アルフィノ 「それでは、これまでと何ら変わりがないではありませんか!」 アイメリク 「・・・・・・私個人の意見で言えば、君の主張に賛同するよ。」 アルフィノ 「アイメリク卿・・・・・・?」 アイメリク 「私は、この会談にイシュガルドの特使として出席している。 教皇庁の意思を無視し、独断で手を握ることなどできない。 ・・・・・・だが、私個人で判断できることもある。 フォルタン家が主体となって動いていた、 「レヴナンツトール開拓団」への物資の支援・・・・・・。 これについては、今後も協力を続けよう。」 オルシュファン 「本当ですか、アイメリク総長!」 アイメリク 「ああ・・・・・・。 ただし、条件がある。 ドラゴン族の始祖とされる幻龍「ミドガルズオルム」・・・・・・。 その幻龍が復活するのではないかという噂が、 教皇庁の内部で囁かれている。 ここ最近の、ドラゴン族の奇妙な動きや、 アドネール占星台が観測した竜星の輝き・・・・・・。 いずれも、幻龍復活の徴候だといわれている。」 アルフィノ 「銀泪湖の幻龍がですか・・・・・・?」 アイメリク 「あくまで噂に過ぎない。 幻龍「ミドガルズオルム」は、15年前の「銀泪湖上空戦」で、 帝国軍の飛空戦艦と相打ちして死した。 だが、ドラゴン族が活発化しているのも事実。 万一に備え、「レヴナンツトール」に居を構える開拓団に、 「黙約の塔」を監視してもらいたいのだ。」 アルフィノ 「つまり、銀泪湖の「黙約の塔」に残る、 幻龍「ミドガルズオルム」の死骸の監視を条件に、 「レヴナンツトール開拓団」への支援は続けてくださると?」 アイメリク 「協力を頼めるだろうか?」 アルフィノ 「・・・・・・わかりました。 異変があった際には伝えましょう。 同盟再加盟の決断を、この場で聞けなかったのは残念ですが、 アイメリク卿の立場も理解できます。 長らく門を閉ざしていた貴国と、この会談の場を持てたこと・・・・・・。 今日のところは、真のエオルゼアへの第一歩として、 受け入れるとしましょう。」 アイメリク 「アルフィノ殿、心遣いに感謝する。 貴殿の志については、必ずや教皇猊下に伝えると約束しよう。」 オルシュファン 「何事だ! 会談の場だぞ、わきまえろ。」 フォルタン家の騎兵 「ほ、報告っ! 巡回中の兵から、本国からの追加物資が、 またもや襲われたとの報告が! なお、「氷の巫女」率いる、 異端者勢力の仕業と思われます!」 オルシュファン 「バカな!? 今回は輸送経路も変え、神殿騎士団の護衛もついていたのだぞ!?」 オルシュファン 「・・・・・・異端者に奪われた支援物資がどんなものだったか? ふむ、基本的には本家の選んだありきたりな物資だったが、 個人的に色をつけて、耐熱装備を入れておいたのだ。 耐熱装備を身にまとい、力仕事に隆起する筋肉を あますことなく披露する開拓団・・・・・・イイ! だが、この地で耐熱装備を仕入れるのは非常に困難でな。 恐らく、二度はそろえられないだろう。 惜しいことをしたものだ・・・・・・。」 アイメリク 「またもや輸送隊が襲われようとは・・・・・・。 「氷の巫女」の出現以来、異端者たちの動きは、 活発化の一途を辿っているのだよ。」 女神殿騎士 「それぞれが己が務めを果たすのみ・・・・・・。 今は、無駄口を叩いている時ではない。」 ヤエル 「ますます激しくなる異端者の跳梁・・・・・・ この盾に掲げた「一角獣」の紋章に誓い、 立ち向かわなければならないわね。」
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蒼天の未来 依頼主 :アルフィノ(フォルタン伯爵邸 X6-Y6) 受注条件:レベル60~ 概要 :フォルタン伯爵邸のアルフィノは、タタルから「暁」の行方不明者たちについて報告を受けるところのようだ。 アルフィノ 「Nikuq、いいところに来てくれたね。 ちょうど、行方不明者の捜索状況について、 報告を受けようとしていたところなんだ。 では、タタル。 さっそくだが最新の状況を聞かせてくれるかい?」 タタル 「はいでっす! リオルさんたちや、熟練の冒険者さんたちが協力してくれたお陰で、 いくつか情報が入ってきているでっす。 まず、フ・ラミンさんたち一行でっす。 クリスタルブレイブの襲撃を逃れて、ラザハン行きの船に、 飛び乗ったらしいという報告がありまっした。 それから、イダさんとパパリモさん・・・・・・。 ウルダハ都市内のパールレーンで、 破壊されたおふたりのリンクパールが発見されたそうでっす。」 アルフィノ 「ロイヤル・プロムナードでの戦いを切り抜け、 脱出を図っていた可能性が、高いということだな! そして、情報漏えいを防ぐため、リンクパールを捨てた・・・・・・と。」 タタル 「行方までは掴めていませんが、 それでも、生きているという希望はあるでっす!」 アルフィノ 「確かにタタルの言うとおりだね。 あとは、シラディハ水道で行方が途絶えた、 ミンフィリアとサンクレッドか・・・・・・。」 タタル 「おふたりについての続報はないでっす・・・・・・。 でもでも、その件に関して、心強い助っ人が、 もうすぐエオルゼアにやって来ることになっていまっす!」 アルフィノ 「ほう、タタルが自信を持って推薦する協力者となると、 ぜひとも会ってみたいものだ。 よし、こうしよう。 実は別件で、アイメリク卿から、 相談したいことがあると打診を受けているんだ。 ぜひ、Nikuqといっしょにとのことなので、 まずは「神殿騎士団本部」へ赴き、アイメリク卿の話を聞こう。 その後、タタルが手配してくれた協力者と面会する・・・・・・。 これでどうだい?」 タタル 「わかりまっした! 助っ人さんには、こちらから連絡を入れておくでっす! 何かあったら、「忘れられた騎士亭」に来てくだっさい!」 タタル 「助っ人さんとのやり取りは、任せてくださいでっす! Nikuqさんとアルフィノ様は、 アイメリク卿のお話を聞いてきてほしいでっす。」 ジブリオン 「タタルの嬢ちゃんが、 またしばらく手伝ってくれるそうでな。 看板娘の復帰は、いつでも大歓迎さ。」 アルフィノ 「話はすでに通っているよ。 そちらの「神殿騎士団の衛兵」に声をかければ、 アイメリク卿の総長室に案内してくれるそうだ。」 神殿騎士団本部の神殿騎士団総長室に向かう 神殿騎士団の衛兵 「ようこそ、いらっしゃいました。 アイメリク総長がお待ちです。 こちらにどうぞ!」 アイメリク 「わざわざ、出向いてもらう形になってすまない。 ご両人に、内密に頼みたいことがあってね。」 アルフィノ 「気になさることはありません。 ですが、内密な話とはどういうことです?」 アイメリク 「・・・・・・ここ最近のイシュガルドは、 国家元首である教皇が不在なこともあり、不安定な情勢にある。 現在は、教皇崩御時の対応を記した「正教法」に則り、 神殿騎士団総長である私が職務を代行しているものの、 これも暫定的な措置にすぎない。 通常であれば、ただちに次期教皇選定のために、 選挙権を持つ高位聖職者と、名門貴族が集まるのだが・・・・・・。 私が公表した一連の「真実」によって正教の権威が揺らぎ、 選定会議開催どころではなくなっているのだ。」 アルフィノ 「千年に渡る偽りの歴史・・・・・・。 そして、教皇が企てた、蛮神による恒久平和の実現計画・・・・・・。 よく思い切って、公表に踏み切りましたね。」 アイメリク 「むろん悩みはしたさ。 だが、すでに噂も立ち始めていたし、何より多くの市民が、 竜の背に乗り凱旋する君の姿を目撃していた。 教皇不在の理由を説明しなければならない以上、 下手に隠して誤った情報が流布したり、 誰かに「真実」が利用されることがあってはならない。 ある程度のリスクを覚悟してでも、 包み隠さず公表すべきと思ったまでだ。 だが「真実」は多くの者を動揺させ、想像以上の混乱を招いた。 それに、教皇・・・・・・父の計画を止めるためとはいえ、 乱暴に事を運んだことによる、内部の反発もある。」 アルフィノ 「いつ暴動が起きてもおかしくない状況か・・・・・・。」 ルキア 「事実、聖職者に対する嫌がらせなど、 きな臭い事件が散発的に起こっている。 ヒルダたち雲霧街出身者が、自警団を結成し、 見回りを強化してくれているおかげで、 今のところ大事には至っていないが、それもいつまで保つか・・・・・・。」 アイメリク 「皇都が不安定ながらも平穏であるうちに、 「竜詩戦争」の完全なる終結を実現したい。 そのために、ふたたび君たちの力を借りたいのだ。」 アルフィノ 「私としても、できることがあるのであれば、 惜しまず協力したいと考えていますが、いったい何を・・・・・・。」 ルキア 「私とともに、高地ドラヴァニアへと赴いてもらいたい。 かの地に棲まうという聖竜の眷属たちを、紹介してほしいのだ。」 アルフィノ 「聖竜の眷属・・・・・・ヴィゾーヴニルに?」 アイメリク 「彼らを皇都に招き、人と竜との交流の再開を宣言したい。 ルキアには、そのための特使となってもらう。 彼女が交渉できるよう仲介を頼みたい。 竜との接点を持っていた氷の巫女・・・・・・イゼル亡き今、 それができるのは、君たちだけなのだ。 ありがとう、君たちの献身的な協力に感謝する。 それでは、ルキア・・・・・・後は任せたぞ。」 英雄の凱旋からまもなく―― 公表された真実によって 民は混乱の渦中にあった 千年の長きに渡り 語り継がれてきた歴史と信仰 それが欺瞞に満ちたものであったと 明らかになったためである 信じるべき心のよりどころを失った人々は ある者は怖れ ある者は嘆き ある者は怒り狂った それでもこの皇都には 正しき道を歩もうと 戦いの輪廻から脱し 融和を実現しようとする者たちがいた 人と竜との新たな時代―― 蒼天の未来を信じて だが 皇都の外には 未だ大いなる脅威が存在していた 蒼の竜騎士の肉体を奪った邪竜の影が 虎視眈々と復讐の機会を狙っていたのだ 和を望む者あれば 戦を望む者もあり それは人も竜も変わらぬことだと 我々は後に知ることになる アルフィノ 「ドラヴァニアへの旅なら慣れたものだが、 問題は、ヴィゾーヴニルたちが受け入れてくれるかどうか・・・・・・。」 アンドゥルー 「ルキア殿のことは、任せたぞ・・・・・・。 皇都の未来にとって、彼女の任務は重要なのだ。」 タタル 「アイメリク卿からのお話は、終わったでっすか?」 ヒルダ 「あぁ、例の話をアイメリクから聞いたんだな? アタシたちも、新しいイシュガルドのために力になりたくてね。 抵抗組織の連中を集めて、自警団を結成したのさ。」 ウデスタン 「自警団と言っても、装備も訓練も不足している。 問題は多いが、それでもやってやるさ。」 シム 「ヒルダの姐さんに、付いていくだけだぜ!」 ルキアと話す ルキア 「そもそも私は、ドラヴァニアに赴くのは初めてでな・・・・・・。 お二方の案内が頼りとなるのだ。」 アルフィノ 「お任せください、ルキア殿。 しかし出発の前に、仲間に一言、声をかけておきたいのです。 少々、お待ちいただけますか?」 ルキア 「了解した。 その間に、私も旅装を整えるとしよう。」 アルフィノ 「それでは、Nikuq、 一度、「忘れられた騎士亭」に寄って、 タタルに報告しておこう。」 ルキア 「クルザス西部高地を横断するとなると、 相応の防寒対策も必要だろうな・・・・・・。 ウールの肌着も用意しておくか。」 アルフィノ 「アイメリク卿からの依頼の件を、タタルに報告しておこう。」 タタルと話す タタル 「アイメリク卿からのお話は、終わったでっすか? ルキアさんをドラゴン族に紹介するため、高地ドラヴァニアへ・・・・・・。 なるほど、わかりまっした! むしろ、好都合かもしれないでっす。 例の助っ人さんは、低地ドラヴァニアの「イディルシャイア」に、 到着することになっているんでっす。 出迎えは、現地にいるヤ・シュトラさんに頼めるので、 まずは、ルキアさんの案内をお願いしまっす!」 アルフィノ 「それでは、Nikuq。 ルキア殿を伴って高地ドラヴァニアに赴いた後、 その足で、低地ドラヴァニアに向かおう。 さあ、忙しくなるぞ! 神殿騎士団本部に戻って、ルキア殿と合流しよう。」 タタル 「慣れた道だとは思いまっすが、どうかお気をつけてでっす!」 アルフィノ 「解決すべき問題は山積みだが、 こうやってひとつずつ、できることから手をつけていこう。 それがきっと、一番の近道なのだから。」 ルキアと合流 ルキア 「どうやら、要件は済んだようだな。 こちらも準備は万端だ。 あらためて、よろしく頼む。」 タタル 「ジブリオンさんに許可をもらって、 時間があるときは、ここで働いているのでっす。 情報収集しつつお給金ももらえる・・・・・・最高でっす!」 (オルシュファンの慰霊碑) (フランセル 「オルシュファン・・・ いつも君はそうだ・・・」 「・・・君も来たのか 忘れ難いな、お互いに」) (イディルシャイア) 道案内だった冒険者 「ここイディルシャイアに、都市内転送網が整備されたんだ。 おかげでみんな、道案内は不要だってさ。 俺も、新しい仕事を探さないとな・・・・・・ははは・・・・・・はぁ・・・・・・。」
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風壁を切り裂く秘策 依頼主 :エスティニアン(ドラヴァニア雲海 X33-Y15) 受注条件:レベル54~ 概要 :モンステリエのエスティニアンは、今後の方針について話したいようだ。 エスティニアン 「話しに聞く、嵐神「ガルーダ」の風壁を突破し得る力があれば、 確かに、この「竜の巣」に突入することもできそうだ。 Nikuq、アルフィノ・・・・・・ すまないが、シドとやらに助力を求めてきてはくれないか?」 アルフィノ 「了解だ。 だが、決してひとりでニーズヘッグに戦いを挑むような、 無謀な真似はしないでくれよ。」 エスティニアン 「そこまでの無茶はせんさ。 お前たちの準備が整ったら、リンクパールで連絡をくれ。 皇都で合流し、一気に攻勢に打って出よう。」 アルフィノ 「よし、Nikuq。 一度、「イシュガルド」に戻ろう。 皇都で技術協力しているはずの「シド」を探すんだ。」 イシュガルドのアルフィノと話す アルフィノ 「確かシドは、イシュガルドからの協力要請を受けて、 飛空艇関連の技術協力をしていたはずだ。 誰か、居場所を知る人はいないだろうか・・・・・・。 そうだ、フォルタン家の次男は、無類の噂好きだったね。 「フォルタン伯爵邸」で「エマネラン」殿に聞いてみよう。」 フォルタン伯爵邸のエマネランと話す アルフィノ 「エマネラン殿に話を聞いてみよう。」 オノロワ 「エマネラン様は、噂話を仕入れるのだけは、 とてもお上手なんです。」 エマネラン 「よぉ、Nikuqじゃないか。 なになに、ガーロンド・アイアンワークス社の代表、 「シド」についての噂を聞かないかって? そりゃもちろん、皇都の噂好きどもで話題になってるぜ。 なんでも、教皇庁主導で開発された大型飛空艇が、 故障続きだってんで、監修を依頼されてるそうだ。 ここ最近じゃあ、「イシュガルド・ランディング」にも、 ガーロンド・アイアンワークスの社員が常駐してるそうだぜ。 案外、そのシドって奴もいるんじゃないか?」 アルフィノ 「「イシュガルド・ランディング」か・・・・・・。 よし、さっそく向かってみよう。 シドを見つけて、風壁の突破方法について相談するんだ。」 イシュガルド・ランディングでシドを探す ビッグス 「皇都が戦場になるなら、一般社員を待避させなきゃならん。 とはいえ、仕事を放り出す訳にもいかないしな・・・・・・。」 ウェッジ 「ド、ドラゴン族が攻めてくるッス? 早くアレを完成させて、とっとと逃げるッス!!」 シド 「よぉ、Nikuqにアルフィノじゃないか。 血相変えて、どうしたってんだ?」 アルフィノ 「探していたよ、シド。 実は、あなたに協力を依頼したいことがあってね。」 シド 「・・・・・・邪竜「ニーズヘッグ」が張り巡らせた、 暴風の壁を突破する方法を探している、だと? 確かにアルフィノが言うやり方なら、 俺のエンタープライズで突破できるだろう。 ・・・・・・だが、いかんせん小回りが利かない。 自在に空を飛び回るドラゴン族に接近された日には、 目も当てられない事態になるぞ。」 アルフィノ 「そこをどうにかする方法はないだろうか! 私にできることであれば、何でもする! 今もエスティニアン殿が、ひとり雲海に残り、 邪竜の監視を続けていてくれるのだ・・・・・・!」 シド 「ふふ、そう焦りなさんな。 うってつけの秘密兵器があるんだよ。 ビッグス、ウェッジ! お前たちが造っていた、例のアレの出番のようだぞ。 百聞は一見にしかず。 ひとまず「スカイスチール機工房」に来てくれ。 とっておきを見せてやるぜ!」 スカイスチール機工房付近のビッグスと話す アルフィノ 「「スカイスチール機工房」・・・・・・ 対竜兵器を開発、製造している場所と聞いたが・・・・・・。」 シド 「技術交流の一環として、工房の一部を間借りしていてな。 見て驚くなよ、おふたりさん。」 ウェッジ 「フッフッフッ・・・・・・ こんなこともあろうかと・・・・・・ッス!」 ビッグス 「例のアレは、この工房の中にあるんだ。 さあ、見て驚くなよ?」 ウェッジ 「刮目して見るがいいッス! これがオイラたちが造ってるフネ・・・・・・ 名付けて「マナカッター」ッス!」 ビッグス 「第七星暦宣言の後、俺たちは一時的に親方の元を離れ、 「タイニーブロンコ」の後釜として、 この「新型飛空艇」の試作をしていたんだ。」 シド 「なかなか、イカしたフネだろ? こいつらの基礎設計が、しっかりしていた証拠だ。 偏属性クリスタルを使った「属性変換機構」・・・・・・。 あの機構の原理を応用して、周囲のエーテルを風属性に変換し、 特殊加工した帆布でとらえて浮力を得る・・・・・・。 そのアイディアを聞いたときは、 さすがの俺も、舌を巻いたぜ。」 ウェッジ 「ただ、ちょっとばかし、弱点もあるッス・・・・・・。」 ビッグス 「この偏属性クリスタル式浮行装置は、まだパワー不足なんだ・・・・・・ 船体を浮かせるほどの浮力を得るには、 風属性のエーテルが濃い場所であることが条件となる。」 ウェッジ 「カンタンにいうと、 飛べる場所と、飛べない場所があるってことッス。」 シド 「それに近ごろじゃ、イシュガルドの大型飛空艇建造で、 作業が止まっていたこともあるしな。 完成には、少しばかり時間が必要だぜ。」 タタル 「ハァ・・・・・・ヒィ・・・・・・ハァ・・・・・・ヒィ・・・・・・。」 ウェッジ 「タ、タタルさん!? そんなに慌ててどうしたッス!?」 タタル 「皆さん、ここにいたでっすね! ウルダハから、すんごい情報が入ったのでっす! ナ、ナナモ陛下に関する重要情報でっす!」 シド 「よし、マナカッターの準備は、俺たちに任せておいてくれ。 なぁに、暴風の壁を突破するための機構も、 しっかり付けて準備しとくぜ。 お前たちは、牛親父たちを助けてやってくれ!」 アルフィノ 「まずは、タタルから情報を聞こう。 話はそれからだ。」 シド 「どうだい、なかなかイカしてるだろ?」 ビッグス 「自信作・・・・・・そう言ってもいいデキだ。」 ウェッジ 「最高にイカしてるッス!」
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絡まり合う陰謀 依頼主 :アルフィノ(クルザス中央高地 X26-Y28) 受注条件:レベル50~ 概要 :アドネール占星台のアルフィノは、冒険者とともにイルベルドからの報告を聞きたいようだ。 アルフィノ 「イルベルド隊長、ご苦労だった。 状況報告を頼む。」 イルベルド 「ハッ・・・・・・! まず、英雄殿が追っていた異端者に取り調べを行いましたが、 蛮神「シヴァ」の件については知らないようです。 こちらは、先ほどイシュガルド側に引き渡しを行いました。 以後は、彼らの手で追及されるでしょう。 ただ、別の収穫がありました。 奴ら・・・・・・異端者たちが、 物資輸送計画を把握していた理由が判明したのです。」 アルフィノ 「・・・・・・説明してくれ。」 イルベルド 「帝国の密偵を探っていた件・・・・・・。 先だって確保した容疑者に繋がる線を辿り、 何名か遡ることができたのですが、そこで足が途絶えました。 内偵が露見した可能性を考慮し、 この時点で、関与が疑われた者を一斉に検挙・・・・・・。 5人の容疑者を捕らえたのです。 その内のひとりが「レヴナンツトール開拓団」への 支援任務を担当する、不滅隊の輜重(しちょう)部隊の者でした。 この者は、同地に提供する物資が、 他国の支援物資と被らないようにとの配慮から、 全ての支援状況について、情報を共有する立場にありました。 今回襲われたフォルタン家からの物資についても、 提供物資の概要や輸送路まで知っていたのです。 そして、その情報を、 クルザスに出入りしている商人に売っていた・・・・・・。」 アルフィノ 「それが先ほどの・・・・・・。」 イルベルド 「ええ、情報を買った商人を突き止め、尋問したところ、 異端者のシンパだったことが判明したのです。」 アルフィノ 「なるほど、異端者の情報源はわかった。 問題なのは、密偵たちの首謀者・・・・・・姿無き「写本師」のほうか。」 イルベルド 「そちらも、目星はついています。 足の途絶え方が、あまりに手際よく不自然でしたからね。 密偵の調査を進めていることは、当然のことながら重要機密。 知っているのは、不滅隊でも局長を含め数人のみ。 その中で、時間をかけて人脈を築ける立場にあり、 なおかつ、人事権を含めた権限を行使して、 協力者から痕跡を消すことができる人物・・・・・・。」 アルフィノ 「イルベルド隊長・・・・・・君はまさか、局長の側近・・・・・・ 不滅隊結成当初から参加しているような、 古参の幹部が「写本師」だというのか。」 イルベルド 「そうです・・・・・・不滅隊の結成時には、すでに潜り込まれていた。 ・・・・・・いや、潜り込めるよう、 さらに前から準備されていたのでしょう。」 アルフィノ 「しかし、どうやって・・・・・・。」 イルベルド 「他国のグランドカンパニーである双蛇党、黒渦団は、 盟主の強力な指導力によって作られた組織。 その幹部の選出にあたっては、能力はもちろん、 盟主に対する忠誠心も考慮されたでしょう。 組織としても、理想的な構図になっています。 一方の不滅隊は、王党派であるラウバーンが、 対立する共和派を説き伏せる形で作られた組織・・・・・・。 結成時、王家に忠誠を誓う「銀冑団」はともかく、 共和派の影響下にある「銅刃団」や「鉄灯団」からは、 満足な協力を得られなかったと聞いたことがあります。 そもそも、当時ウルダハの兵力の中核だった「銅刃団」が、 傭兵の集合体ですからね。」 アルフィノ 「なるほど・・・・・・確かに、不滅隊には多数の傭兵が参加したと聞く。 しかも、グランドカンパニー自体、 帝国の脅威に対して、急遽用意されたもの。 当時の混乱の中で、初期人員として密偵を送り込む隙は、 多分にあったということか。」 イルベルド 「さらに、双蛇党、黒渦団では、 国政とグランドカンパニーの方針が、ほぼ同一であるのに対し、 不滅隊の状況は異なっています。」 アルフィノ 「王家を主とする王党派と、商人を主とする砂蠍衆ら共和派・・・・・・。 不滅隊は、対立するふたつの陣営のもとに成り立っている。 当時のエオルゼアの情勢や世論により、 表向きは、不滅隊の結成に賛成の立場をとった共和派。 しかし、国を守るべく「出資」を行って結成した不滅隊が、 いずれ王党派の筆頭であるラウバーン局長の私兵として 使われる可能性は拭えない。 そして、ここ最近の砂蠍衆の動き・・・・・・。」 イルベルド 「今回の件で、「写本師」の候補は絞られました。 ドマの民の中で、忍びの心得のある者が、裏をあたっています。 帝国がらみの密偵相手とあって、 連中、はりきっていましたからね。 吉報を待ちましょう。」 アルフィノ 「了解した。 では、第一分隊とともに調査を続けてくれ。 加えて、第二分隊には、引き続き難民暴動の後始末を。 第三、第四分隊には、クリスタル流通を洗うよう、 指示してほしい。 氷の巫女が蛮神「シヴァ」を召喚するのに、 蛮族同様クリスタルを用いるのだとしたら、 どこかに接点があるかもしれない。」 イルベルド 「承知しました。」 アルフィノ 「異端者の情報源については、アイメリク卿にも報せておこう。 これ以上の面倒は起こしたくないのでね。」 イルベルド 「・・・・・・総帥、そろそろお時間です。」 アルフィノ 「わかっている。 ガレマール帝国について、新たな情報がもたらされたらしい。 ここのところの密偵の動きも、 おそらく、これに関連したものだろう。 この情報を共有するため、三国の首領が集うことになった。 私も、クリスタルブレイブの総帥として、 参加することになっている。 エオルゼアの今後に関する重要なことだ。 「エオルゼアの守護者」である君にも同席してほしい。 ・・・・・・大丈夫、ミンフィリアの承諾も得ているよ。」 イルベルド 「写本師の正体は、必ず暴いてみせる。 俺たちクリスタルブレイブが、 ただの寄せ集めでないことを証明するためにもな・・・・・・。」 アルフィノと話す アルフィノ 「すぐにでも「氷の巫女」を追いたいところではあるが、 その道が断たれた以上、あせっても仕方が無い。 ミンフィリアと賢人の皆が、 破壊されたエーテライトの問題を解決してくれるのを待とう。 その間、君には私とともに「グリダニア」に来てもらいたい。 先にも述べたとおり、三国の首領が集い、 帝国の動向に関する情報共有を行うのだ。 グリダニア旧市街の「豊穣神祭壇」で合流しよう。 それでは、また後でな・・・・・・。」 グリダニアのアルフィノと話す イルベルド 「お偉いさん方は、総帥と英雄殿に任せるさ。 こちらはこちらで、やるべきことがあるものでね。」 物静かな道士 「この先、部外者立ち入り禁止だ。」 アルフィノ 「やあ、長旅ご苦労さま。 だが休んでいる暇などないぞ・・・・・・。 そちらの道士に声をかければ、 首領が集っている「不語仙の座卓」に案内してくれるそうだ。 さっそく向かうとしよう。」 物静かな道士と話す 物静かな道士 「カヌ・エ様をはじめ、来賓の方々は、 すでに「不語仙の座卓」に向かわれた。 ・・・・・・貴殿もさっそく向かうか?」 カヌ・エ・センナ 「本日、集まっていただいたのは、ほかでもありません。 ガレマール帝国で、大きな動きがあったようなのです。」 メルウィブ 「帝国内の次期皇帝争いを発端とする内乱が、 終結したとの話は聞いている。 ・・・・・・カヌ・エ殿、これに関することか?」 カヌ・エ・センナ 「先ごろ、ガレマール帝国皇帝・・・・・・ 「ソル・ゾス・ガルヴァス」が崩御しました。」 アルフィノ 「なに!?」 カヌ・エ・センナ 「ガレマール帝国は、ソル帝が一代で築き上げた国家。 共和制だった同国を帝政に転換させ、 世界に覇を唱える強国に押し上げたのは、 彼の軍才と指導力があればこそ。」 ラウバーン 「・・・・・・だが、そのソル帝も齢80を越え、病床に伏していた。」 アルフィノ 「跡継ぎを巡る内乱が起きたのも、それ故と聞いていたが・・・・・・。」 ラウバーン 「ソル帝の長男は、すでに死去していたな。 この皇太子の死が、帝位争いを複雑化させていたという。」 カヌ・エ・センナ 「・・・・・・ええ、二名の有力候補が台頭し、帝国は内乱状態に突入。 結果的に、ソル帝の孫にあたる大将軍・・・・・・ 「ヴァリス・イェー・ガルヴァス」がこれを征しました。」 メルウィブ 「ソル帝が崩御したとなれば、 もはや、ヴァリスの戴冠を阻む者はいない。 ・・・・・・新皇帝「ヴァリス・ゾス・ガルヴァス」の誕生か。」 カヌ・エ・センナ 「次期皇帝が決まったとはいっても、 未だに帝国内は、不穏な空気に包まれている様子。 しばらくは、新皇帝も体制固めに時間を費やすでしょう。」 ラウバーン 「・・・・・・とはいえ、新しい指導者を得れば、 帝国の支配体制は盤石となる。 未だ、この地に残留する第XIV軍団。 加えて属州となったアラミゴは、要塞化が進んでいるという。 奴らが本腰を入れて攻めてきたら・・・・・・。」 メルウィブ 「・・・・・・とても、静観していられる状況ではない。」 カヌ・エ・センナ 「帝国が動けば、神々に愛されし地「エオルゼア」は、 再び戦の炎に包まれましょう。 各国の主我が招いたアウトロー戦区の件も含め、 我々が揉めている場合ではないのです。 三国のみならず、山の都「イシュガルド」を加え、 真のエオルゼア同盟を実現せねばなりません。 そのためにも、皆々様にはご協力を願いたいのです。」 アルフィノ 「すぐにではないとはいえ、帝国の脅威が迫っている・・・・・・。 我々に残された時間は、そう多くはないだろう。 何としてもイシュガルドの門を開け、 エオルゼアをひとつにしなければならない。 そして、それができるのは、 主義や思想に捕われず、自由に行動できる私たちだけだ。 ・・・・・・そのために、クリスタルブレイブを設立したのだから。 ここから先、帝国に隙を見せるわけにはいかないな。 早急に密偵の件を解決しなくては。」 アルフィノと話す アルフィノ 「君も先ほどの会談で感じたことと思うが・・・・・・ 帝国という脅威を前にしてなお、エオルゼア諸国は、 未だにひとつになりきれていない。 理由は簡単・・・・・・根底にある相互不信さ。 三都市の首領たちが、個人的に結束していたとしても、 国全体となると話は別ということだ。 例えば、メルウィブ提督が海賊行為を禁じたとはいえ、 他都市の民には、リムサ・ロミンサを無法国家とみる者も多い。 グリダニアを閉鎖的な都市だと罵る者もいれば、 ウルダハの拝金主義を嫌う者もいるだろう・・・・・・。 特にテレジ・アデレジのように、 独走する者の存在を考えればなおさらだ。 首領個人はともかく、国全体を信用するのは難しい。 そういった意味でも「アウトロー戦区」は、 必要悪として受け入れるべきなのかもしれないな。 綺麗事だけでは、国という大器はまとまらない・・・・・・。 力尽くでも「オメガ」という力を手にしたいと望む各国の強硬派。 それらに対し、現に戦っているのだと示すためにもね。 ・・・・・・全面戦争に発展しないように、対立を制御するということさ。 ・・・・・・だが、不滅隊に潜む密偵の存在だけは、許容できない。 共通の敵に利する者が身内に残り続ければ、 同盟崩壊の危機にも繋がる。 しかし、その脅威も今日までかもしれないぞ。 イルベルド隊長が「写本師」の正体を絞り込んだようでね。 ・・・・・・しかも、その容疑者がここグリダニアに来ているという。 直ちに、エーテライト・プラザで待機している 「イルベルド」隊長と合流して、 密偵の捜査に協力してやってくれないだろうか? 蛮神「シヴァ」の件については、 動きがあり次第、必ず君に伝えよう。 今は「写本師」の確保を優先してくれ・・・・・・頼んだよ。」 エーテライト・プラザのイルベルドと話す エリヌ・ロアユ大闘将 「木々に覆われたグリダニアの風情は、 ウルダハはもちろん、故郷とも異なりますね。」 イルベルド 「よく来てくれた。 総帥から聞いているだろうが、ついに掴むことができたぞ。 帝国が送り込んだ密偵・・・・・・「写本師」の尻尾を。 いいか、慎重に行くぞ。 最後の詰めを、しくじるわけにはいかんからな。」 エリヌ・ロアユ大闘将 「久しぶりにグリダニアに来たけど・・・・・・。 やはり、黒衣森の空気は澄んでいて清々しいわね。」
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それぞれの想い 依頼主 :モグタン(ドラヴァニア雲海 X20-Y26) 受注条件:レベル54~ 概要 :アサー天空廊のモグタンは困っているようだ。 モグタン 「しかし、困ったことになったくぽ。 この風の調子だと、きっと聖竜様は、 雲海の下に行ってしまっているはずくぽ。 ラッパを吹いたとしても、聖竜様には聞こえないくぽ。 急いでいることは知っているけど、あせっても仕方ないくぽ。 この先の広場で、風の流れが変わるまで、ひとやすみくぽ~。」 モグタンと話す アルフィノ 「急ぐ旅ではあるが、あせりは禁物・・・・・・か。」 エスティニアン 「天候相手となると、どれほど時間がかかるかはわからん。 キャンプでも張るとするか・・・・・・。」 イゼル 「聖竜の宮殿は目前だというのに、 もどかしいものだな。」 モグタン 「この辺りで、ひとやすみくぽ~。 明日になれば、風の流れも変わりそうくぽ。 それまで、ゆっくりするくぽ~。」 アルフィノ 「確かにこの辺りなら、安心して一休みできそうだ。 時間が惜しいが、相手が風となると、あせっても仕方あるまい。 戦いも多い旅だったからね。 これを機に皆で休息を取るのも悪くはないさ・・・・・・。 焚き火でも起こして、身体を温めよう。 では、私が薪になるものを集めてくるよ。 なに心配しないでくれ。 これでも薪拾いのコツは、掴んだつもりだからね。」 エスティニアン 「やれやれ・・・・・・。 「あせっても仕方がない」なんて、よく言うぜ。 聖竜との対面を前に、気もそぞろなのがバレバレだ。 あの様子じゃ、背後の魔物にすら気付けそうにない。 Nikuq、坊ちゃんの後を付けて、 危険そうな魔物を排除してやってくれ。 その間、俺たちは荷を解いて、 キャンプの準備でもしておくさ。」 アルフィノ 「薪拾いなら任せてくれよ!」 モグタン 「怖いだけかと思ったけど、 エスティニアンも、優しいところがあるくぽね。」 アルフィノの西側で危険な魔物を探して討伐 アルフィノの東側で危険な魔物を探して討伐 エスティニアンと話す イゼル 「簡単なものだけど、料理の準備をしておいたわ。」 エスティニアン 「どうやら、坊ちゃんの様子を見に行かせたのは、 正解だったようだな? アルフィノが戻ったら、飯にしよう。 氷女が、シチューの用意をしてくれたもんでな・・・・・・。」 アルフィノ 「温かいな・・・・・・。 それに、焚き火から立ち上る焔を見つめていると、 見知らぬ土地にありながらも、どこか安らぎを覚えるよ。」 エスティニアン 「この前までは、薪拾いさえ、 やったことがなかった坊ちゃんがよく言うぜ。」 アルフィノ 「ハハハ、確かにそうだね。 エスティニアン殿に教わるまで、 焚き火に適した薪の選び方すら知らなかった・・・・・・。 シャーレアンの有力議員の息子として生まれ、 最年少で魔法大学への入学を許され、神童と持てはやされた。 知識では、並みの大人に負けはしないと傲っていたんだ。 自分がどれほど、無知で無力かも知らずにね。 結果、利用され、裏切られ、大切な仲間を・・・・・・。」 イゼル 「そう、私たちは無知だわ。 無知ゆえに、戦いの根源が何であったのかさえ知らず、 教えられるまま、命じられるまま、戦争に身を投じさえする。 私は、聖竜と出会い真実を知った。 そして、無知を利用し、戦争を煽る教皇を倒そうと決意した。 自分が罪を犯すことで、融和をもたらせるならと・・・・・・。」 アルフィノ 「無知であることを認め、常に学び、 他者に流されず、信念の道を己の足で歩む・・・・・・。 その難しさと大切さを、私はこの旅で思い知ったよ。」 エスティニアン 「それでいいのさ。 アルフィノ、お前は16歳だったか・・・・・・同じ年頃の俺なんて、 ただ、がむしゃらに槍を振り回すだけのガキだった。 それに比べりゃ、お前は十分に立派さ。 俺だって、今になって無知を痛感している始末だからな。 この壮麗な遺跡群を見てみろ・・・・・・。 かつて人と竜がともに生きた時代があったと、 それを知らなかったのだと、この俺でさえ認めざるを得ない。 だが、悲しいかな、今は人と竜とが殺し合う時代だ。 俺の両親は、ニーズヘッグに殺された。 時代のせいと諦められはしない。 俺は無知で、戦いの発端を知らない。 だが、この「千年戦争」に終止符を打たなければ、 俺のような存在が、増えるだけだということは知っている。 そして、俺には邪竜を止める力があることもな。 もし、その力を振るうしかないとわかれば、誰かの命令ではなく、 俺自身の選択としてニーズヘッグを討つぞ。」 イゼル 「エスティニアン・・・・・・貴様・・・・・・。」 エスティニアン 「すべては、対話次第だ。 「氷の巫女」よ、お前にも信念があるのだろう? ・・・・・・だったら、フレースヴェルグを説得してみせろ。」 イゼル 「言われるまでもない・・・・・・。」 アルフィノ 「すべての答えは、明日か・・・・・・。 さあ、仮眠でもとっておこう。 明日は、大切な日になるのだから・・・・・・。」 アルフィノ 「Nikuq、ゆっくり休めたかい? そろそろ旅も大詰めだ、気を引き締めて行こう。」 エスティニアン 「さて、噂の「七大天竜」の一翼に、ご対面といこうじゃないか。」 イゼル 「是が非でも、聖竜との対話を成功させなくては・・・・・・。 聖女「シヴァ」よ、支えていてください・・・・・・。」
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大らかなズンド 依頼主 :ロヌバヌ(アバラシア雲海 X7-Y22) 受注条件:レベル57~ 概要 :ブルーウィンドウのロヌバヌは、お礼をしたいようだ。 ロヌバヌ 「とても、とても、ロヌバヌは喜んでいるだよ! 旅のおヒトさまが助けてくれるとは、思わなかったね! さあ、さあ、案内するね! 大らかなズンドの村が、北にあるのだよ!」 アルフィノに相談 アルフィノ 「妙な成り行きになってきたな・・・・・・。 ガレマール帝国の部隊も、教皇の行方を捜しているようだった。 おそらく、先ほど助けたバヌバヌ族から、 情報を引き出そうとしていたのだろうが・・・・・・。 ともかく、「ロヌバヌ」の招きを受けて見るとしよう。 教皇の行方と、帝国軍の動向・・・・・・ 詳しいことを尋ねてみる必要がありそうだ。」 ロヌバヌと話す アルフィノ 「ここが、バヌバヌ族の集落か・・・・・・。 彼らは問答無用で襲ってくる様子はない・・・・・・ようだ。 頃合いをみて行ってみるとしよう。」 ロヌバヌ 「よくぞ、よくぞ、おいでになったよ! ここが大いなるバヌバヌの、大らかなズンドの村ね!」 アルフィノ 「どうやら、ここにいる者たちは、 以前に君が出会ったというバヌバヌ族とは違い、温厚のようだ。」 ロヌバヌ 「それは、それは、当然のことね。 冷酷なブンドと、一緒にしてもらっては困るのだよ。 これは、これは、何事ね!?」 シド 「ここにいたか・・・・・・! 聞いてくれ! 雲海の中で、帝国軍の巨大飛空戦艦が、蛮神と交戦してやがる。 例の雲海を泳ぐ、獣型の蛮神だ!」 アルフィノ 「雲神「ビスマルク」と帝国軍が!?」 ロヌバヌ 「それは、それは、雲神さまね!?」 シド 「砲撃で、傷ついてやがる・・・・・・!」 アルフィノ 「あれは・・・・・・浮島のクリスタルを喰ったのか!?」 ロヌバヌ 「ぬおおおおおん! まただ、まただ、浮島が食べられたね! これは、これは、一大事よ! 旅のおヒトさま、ズンドの長老さまに会ってほしいね! このまま雲神さまを放って置いたら、 バヌバヌが住む島は、全部雲海の底に落ちちゃうだよ!」 アルフィノ 「あれが雲神「ビスマルク」・・・・・・。」 シド 「帝国軍もやってくれるぜ。 蛮神相手にドンパチかましてくれるなんてよ!」 ロヌバヌと再度話す (クエスト受注前) ソヌバヌ 「ここは、ここは、 ヒトの訪れるような場所ではないのだ。」 ロヌバヌ 「一大事、一大事、これは一大事ね! さあ、さあ、はやく、長老さまに紹介するね!」 ロヌバヌ 「長老さま、長老さま! 悪いヒトから、ロヌバヌを救ってくれた、 良いヒトの勇者をお連れしましただよ!」 ソヌバヌ 「これは、これは、歓迎せねばなるまいな! ロヌバヌを救ってくれたこと、 島を潤す雨のように、感謝いたしましょう。」 アルフィノ 「大いなるバヌバヌの、大らかなズンドの長老よ。 お初にお目にかかります・・・・・・私の名はアルフィノ。 我々は、雲海を荒らす者たちを追い、 天駆ける船で、この地に参りました。」 ソヌバヌ 「それは、それは、難儀なことを・・・・・・。 貴方がたが追っているのは、ロヌバヌらを襲った、 黒き鎧の者どもでしょうか?」 アルフィノ 「いいえ・・・・・・ 彼ら、ガレマール帝国の者も敵ではありますが・・・・・・。 我らが追っているのは、 年老いた人物に率いられた白き鎧の者たちです。 見かけたことはありませんか?」 ロヌバヌ 「あるぞ、あるぞ、白き鎧の者たちを見ただよ!」 アルフィノ 「本当か・・・・・・!?」 ソヌバヌ 「確かに、確かに・・・・・・ 輝く太陽に誓って申し上げるが、 村の者たちが、幾人もそれらしきヒトを目撃しております。」 ロヌバヌ 「そうだ、そうだ、白き鎧の者たちは、 「魔大陸の鍵」を探しにやって来ただよ!」 シド 「ようやく、手がかりのお出ましか!」 ソヌバヌ 「我らバヌバヌ族に古より伝わる、魔を生む浮遊大陸・・・・・・ しかし、しかし、「魔大陸」は禁忌の地。 語ることさえ禁じられた、おぞましい場所・・・・・・。」 ロヌバヌ 「だけど、だけど、安心するね! 鍵もうない! 冷酷なるブンドが、鍵を封じた社島を、 雲神さまに食べさせちゃったね!」 シド 「島ごと蛮神のエサにしちまったってことか・・・・・・? ・・・・・・やれやれ、やってくれるぜ。」 ソヌバヌ 「確かに、確かに、ロヌバヌが申すとおりです。 一氏族に過ぎなかったブンドは、 雲神さまを招き、その力で多くの氏族を平らげました。」 ロヌバヌ 「今や、今や、ほとんど全部の氏族が、冷酷なるブンドの傘下ね! 雲神さまは、島を食べちゃうけど、 たまにはいいこともするのだよ!」 シド 「「魔大陸の鍵」は、 今や雲神「ビスマルク」の腹の中ときたもんだ。 良かったのやら、悪かったのやら・・・・・・。」 ソヌバヌ 「よくぞ、よくぞ、ズンドの村に来てくれた。 ヒトの勇者を、鮮やかな虹のように歓迎しよう。」
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邪竜の咆哮 依頼主 :アルフィノ(クルザス中央高地 X18-Y15) 受注条件:レベル50~ 概要 :大審門のアルフィノはキャンプ・ドラゴンヘッドへ向かいたいようだ。 アルフィノ 「「氷の巫女」が襲撃を仕掛けてきたとは・・・・・・。 ・・・・・・聞いたとおりだ、Nikuq。 我々も「キャンプ・ドラゴンヘッド」に向かおう。 当地の「オルシュファン」卿に声をかければ、 アイメリク卿のところに案内してくれるはずだ。」 オルシュファンと話す アルフィノ 「さっそく、オルシュファン卿に声をかけてみよう。」 オルシュファン 「皇都「イシュガルド」が迎えた苦境にあって、 間近に見る友の姿・・・・・・これもまた、イイ! これほどの危機を前にしても、 お前の美しき肉体が側にあるかぎり、 我が心は奥底より高まり、震え立つぞ! すでにアイメリク卿は到着しておられる。 さあ、「応接室」に向かってくれ!」 応接室のアイメリクと話す フォルタン家の衛兵 「隊長殿より話を伺っております。 「応接室」に向かわれますか?」 アルフィノ 「この状況は、皇都の危機といえるだろう。 我々としても協力したいところだが・・・・・・ まずは、アイメリク卿の意見を聞くことが先決だ。」 アイメリク 「来てくれたか。 ・・・・・・やられたよ。 ここに来て、「氷の巫女」が強行手段に出るとは・・・・・・。」 アルフィノ 「ええ、状況は確認しました。 大審門も見てきましたが、かなりの被害が出ている様子・・・・・・。 アイメリク卿は、皇都に居られなくて良いのですか?」 アイメリク 「・・・・・・君たちに伝えておきたいことがある。 それが片付き次第、防衛の指揮に戻るつもりだ。 だが、その話をする前に、まずは紹介したい人物がいる。 ・・・・・・入ってくれ。 彼は「蒼の竜騎士」・・・・・・エスティニアン。 私の古い友人だ。」 アルフィノ 「竜騎士・・・・・・? 竜を屠る者・・・・・・。」 アイメリク 「竜騎士とは、クルザスの地に伝わる伝統的な戦士の名だ。 エスティニアンは、その中でも「竜の力」を得た特別な存在・・・・・・。 たったひとりで、ドラゴン族の群れと、 対等に渡り合うほどの力を持つとされているくらいね。」 (竜騎士のジョブクエストをやっていない場合) エスティニアン 「・・・・・・もういいだろう、アイメリク。 お前が、件の冒険者か・・・・・・。 先ほどから竜の血が騒ぐわけだ。 ・・・・・・おもしろい。」 (竜騎士のLv30ジョブクエストを達成済みの場合) エスティニアン 「・・・・・・もういいだろう、アイメリク。 お前は・・・・・・。 なるほど、竜に魅入られし者は、 惹かれ合う運命にあるということか。」 (竜騎士のLv50ジョブクエストを達成済みの場合) 「・・・・・・もういいだろう、アイメリク。 久しぶりだな、蒼の竜騎士。 知ってのとおり今の俺は、ニーズヘッグの血に染まった・・・・・・。 ・・・・・・だが今日は、お前と戦うために来たわけではない。」 アイメリク 「君たちに伝えたいことというのは、 「氷の巫女」・・・・・・イゼルの目的についてだ。 捕らえた異端者の尋問により、明らかになった。 彼女とドラゴン族の目的は共通している。 邪竜「ニーズヘッグ」の眼球・・・・・・「竜の眼」の奪取だ。」 アルフィノ 「ニーズヘッグといえば・・・・・・。 高地ドラヴァニアの霊峰に棲まうとされる、七竜の一角か。 イシュガルドの建国神話では、英雄に退けられてからというもの、 常にクルザスの地を狙い続けているらしいが・・・・・・。」 アイメリク 「そう、ニーズヘッグは、 幾度となくイシュガルドに襲いかかってきた。 建国の父、征竜将ハルドラスが、 奴からえぐり取ったという眼・・・・・・「竜の眼」は、 魔力の源とされるほど、強力な力を持つ秘宝。 それが邪竜の手に戻れば、奴は真の力を取り戻してしまうだろう。 ・・・・・・そうなった時、イシュガルドに、 いったい、どれほどの被害が出るかは見当もつかない。」 ミドガルズオルムの声 「・・・・・・我が子ニーズヘッグは、 イシュガルドと千年の戦いを続けている。 その怨みの深さは、到底、ヒトに理解できるものではなかろうな。」 アイメリク 「現在「竜の眼」は、さまざまな経緯を経て、 イシュガルドの宮殿の、奥深くに安置されている。 有事に備え、警備も万全だ。 ・・・・・・しかし、相手はドラゴン族。 奴らの中には、我々の想像を上回る力を持つ者もいる。」 エスティニアン 「それに、ドラゴン族は長命な生き物だ。 我らとは時間的な感覚が異なる。 特に千年、万年を生きる「七大竜王」ともなれば、 百年単位で活動期と休眠期を繰り返す。」 アイメリク 「ニーズヘッグは、20年ほど前に目覚めて以来、 活動期に入りつつあるのではないかと考えられている。 ゆえに、警戒していたのだが・・・・・・。」 アルフィノ 「その恐るべき邪竜と「氷の巫女」が手を組んだと・・・・・・?」 アイメリク 「それは定かではない。 異端者たちが「竜の眼」で何をするつもりなのかも、 現在は判明していない。 ・・・・・・だが、少なくとも彼女は、大審門の魔法障壁を破り、 皇都イシュガルドに攻め入る隙を作り出したことは事実だ。 この好機を、ドラゴン族が見逃すとは思えない。」 アルフィノ 「事態は理解しました・・・・・・。 ですが、どうしてこの情報を我々に?」 アイメリク 「単刀直入に言おう。 来るべきドラゴン族の襲来に備え、 イシュガルド防衛の戦列に加わってもらいたい。」 アルフィノ 「・・・・・・なるほど。 しかし、先の「黙約の塔」の状況とは異なり、 これはイシュガルドとドラゴン族との戦争だ。 先の「マーチ・オブ・アルコンズ」の際、 貴国は、助力を求める我々・・・・・・ 「エオルゼア都市軍事同盟」の要請を断った。 それを差し置いて、自国の戦争に協力しろというのは、 いささか都合が良すぎるのではありませんか?」 アイメリク 「アルフィノ殿のいうことはもっともだ。 ・・・・・・だが、仮にイシュガルドが陥落した場合を想定してほしい。 ドラゴン族は早々に本拠地たるドラヴァニアに帰還するだろう。 そして、このクルザスは統治者なき空白地帯と化す。 そうなれば、内部を固めつつあるという、 ガレマール帝国も黙ってはいまい。 ・・・・・・アラミゴに続き、クルザスが帝国に呑み込まれる。」 アルフィノ 「影響が出るのはモードゥナだけではないということか・・・・・・。 ・・・・・・まさか、「氷の巫女」はそれを狙って? わかりました、対策を練りましょう。 ・・・・・・どちらにせよ、「竜の咆哮」が轟いた以上、 ドラゴン族の攻勢は避けられないでしょうから。」 アイメリク 「その件だが・・・・・・。」 エスティニアン 「アイメリク、俺が話そう。 俺は「竜の眼」を通じ、ニーズヘッグの力を授かっている。 すでに、流れている血の半分は竜のものだ。 大丈夫、俺は正気だ。 すでに「竜の眼」を必要とすることもない。 ・・・・・・ゆえに、今回の件には無関係だ。 ・・・・・・だが、この血のおかげで奴の「声」を聞くことができる。」 アルフィノ 「それでは・・・・・・!?」 エスティニアン 「そう、先日「竜の咆哮」を発したのは、ニーズヘッグだ。 配下の眷属を使い、皇都を守る最後の巨大魔法障壁、 「ダナフェンの首飾り」を破ろうとしている。 奴は眷属たちに呼びかけている。 ・・・・・・戦いの時来たれり、とな。」 アイメリク 「このタイミングでの外部への救援要請が、 身勝手なものだとは、重々解っている。 そして、この危機を招いたのが、我々であることも。 だが、それでも皇都の民を護るためならば、 私は頭を下げ、助けを求めるつもりだ。 軽蔑してくれて構わんよ・・・・・・。」 エスティニアン 「ニーズヘッグ・・・・・・。 ヤツを止めないかぎり、戦いは終わらない・・・・・・。」 アルフィノと話す アルフィノ 「危機的な状況ではあるが、 これも、エオルゼアの諸都市が手を取り合うための、 ひとつの契機ではあるか・・・・・・。 ・・・・・・アイメリク卿も、案外したたかだな。 しかし、そうもしなければ守れないものもある・・・・・・。 協力を求めるときの彼の表情を見たかい? 以前から、他国との協調を主張してきた彼にとっては、 忸怩(じくじ)たる想いもあるのだろう。 やれやれ、忙しくなるな・・・・・・。」