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最近、紅魔館にゆっくりれみりゃが大量に出てきて鬱陶しいらしい。 最初はかわいがっていたが徐々に我侭度が増していき、ついに自分が紅魔館の主だと言い出した。 勝手に館内のものを持っていったり壊したり。でも殺すと後片付けが大変。大量の肉汁があふれ出す。 そこでメイド長や本物の主は街の者達や他所の妖怪たちに見つけたら好きにしてもらって構わないと言っていた。 そんなある日のこと、俺は森に散歩に出かけていた。 すると、なにやらえらく気に障る声が聞こえてきた。 「うー♪うー♪うあうあ☆」 「・・・・・・・・」 いつ聞いてもイライラするこの声は・・・ああやっぱり。 「ゆっくりれみりゃだ・・・」 いつもと変わらないぶくぶくした体に汚らしい声。これほど本能的にイラっとさせられる生物は奴しかいない。 むこうも俺に気づいたらしい、お気に入りらしい日傘を不器用に持ちながらモタモタグズグズ近づいてくる。 「うー♪ぷっでぃ~んがたべたいどぉ~♪」 はぁ?こいつ何言ってんの?よほど甘やかされて我侭に育ったらしい。どうやら自分が欲しいといった物は誰からでももらえると思ってるみたいだ。 調度暇だし・・・殺るか・・・。 ちなみに俺の家はこういう豚を殺す為にちゃんとシートを敷いている。これで家は汚れないZE☆ 「うー♪はやくぷっでぃ~んをもってこないとしゃくやにいいつけるどぉ♪」 「う~ん・・・今はプリンは持ってないんだよ。僕の家にくればたくさんあるけど・・・食べたい?」 「たべたいどぉ♪あと、ぷりんじゃなくてぷっでぃ~んだどぉ~♪」 はいはい。俺は募るイライラを我慢してこのブス豚を家に連れて行く。後ろで「まぁだぁ」とか「もうつかれたどぉ」とか聞こえるけどシカトする。 そして家に着くなりこいつはすぐさま上がりこんで 「ぷっでぃ~んをくれだどぉ♪」 これだからゆっくりは・・・。まぁ、いいか。ここで決め台詞だ。 「は?お前にやるプリンなんてあると思うのか?大体俺は甘いものが嫌いなんだ。お前が好むようなものなんて最初から家にねぇんだよ」 ゆっくりれみりゃはぽかんとしている。こいつのぷっでぃん脳(?)ではすぐには理解できんのだろう。たっぷり2分かけて口を開いた。 「うー!ぷっでぃ~ん!!ぷっでぃ~んがたべたいどぉ!!!」 ほら。すぐわめきだす。しかもこの声・・・最悪だ。 「うー!しゃくやにいいづげでやるー!」 すぐほかの誰かに頼ろうとする。 「あのPAD長・・・じゃなくてメイド長がお前なんかのために動くと思ってんのか?」 「れみりゃはごうまがんのあるじだどぉ。みんないうごどきがないとだめなんだどぉ!しゃくやはれみりゃのために傘もくれたんだどう!」 お前が勝手に待ちだしただけだろうが。 「ぎゃおー!いうごどきがないど、たべちゃうぞぉ!!!」 「じゃあ、食べてみろよ。ほれ」 ぶん、と俺は右手を握り締めれみりゃの口の中に思い切りぶち込んだ。 「ばががが!!」 れみりゃの歯は無残にもほとんどが折れてばらばらとシートの上に落ちる。 「ぶがが!!!れみりゃのまっじろなばがぁぁぁぁ!!!」 「うるせぇ!!!」 今度は両手をれみりゃの目に突っ込む。そして一気に目玉を引き抜く。ぶちゃぶちゃぶちゃ。 「うばぁぁぁ!!!れみりゃのづぶらなびどみがぁぁぁぁ!!!」 ふん。俺は痛がる豚を部屋に残し冷蔵庫の中を探る。 「れみりゃはぷっでぃ~んがだべだいだげなのにーーー!!!」 「そんな君のはこれをプレゼントだ☆」 俺はれみりゃの口にあるものを突っ込む。そして頭を抑えて無理やり噛ませ、飲み込ませる。 「がだいぃぃぃぃ!!!」 そう。れみりゃにプレゼントしたのはしっかりと育ったハバネロだ。もちろん辛いだろうね。 「ぶあぁぁ!!おみどぅーーー!!!おみどぅーー!!!」 「水が飲みたいのか?そうかそうか」 水道にホースをつなぐ。そしてれみりゃの口にホースをぶち込み水を流す。 「ほら。水だぞ」 ごぼがぼと飲むれみりゃ。すかさずその口を顎と頭を押さえて吐き出せないようにする。 「ぶぶ!?」 そして水の噴射をMAXに。 「ぼぼぼぼぼぼぼ!!!」 おおすごい。どんどんハラが膨れていくぞ。 「ごごごぶごごぶ!!!」 ばちゃぁぁん。腹が破裂した。 「ぶあぁぁ!!!れみりゃのみわくのぼでぇがぁぁぁ!!!」 「あはははははははは!!!」 「いだいぃぃぃ!!!しゃくやぁぁぁ!!!たづげでぇぇぇ!!!」 助けに来るはずないのに。ぷぷ!!!腹が裂けて肉が飛び散ってるよ。 「ほらほら!!!痛いのはまだこれからだぜぇぇぇ!!!」 腕をもぎ取り足ももぎ取る。そして野菜を下ろすあれでれみりゃの豚鼻をそぎ落とす。 「ぷぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」 れみりゃの長い長い一日はまだ続きそうである。 END 初です。いやー、文を書くのって疲れるわー。 変なとこあるかもしれませんがおおめにみてください。 それじゃ。 by れみりゃが大嫌いな人 このSSに感想を付ける
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「う~~♪ た~べちゃ~うぞ~♪」 空の低い森の中を、ボヨンボヨンと飛んでいるのはゆっくりれみりゃ。 俊敏でなければならないはずの捕食種なのだが、この四肢の有るれみりゃは違う。 太っているわけでは無いが、丸々とした体型に低い運動能力、そしてゆっくり随一の低い知能。 「う~~!! まで~~~~♪」 しかも、狩りも、遊びの一環としてしか考えていないのだろう。 その顔に、真剣の文字はなくヘラヘラと笑いながら獲物を追いかけている。 「はぁはぁ!! ゆっくりにげるよ!!」 「ゆっくり~~~!!」 逃げていたのは、ゆっくり霊夢親子だった。 お散歩中に襲われ、必死でにげている最中。 そして、親子は上手くれみりゃを誘導し、その差を少しずつ広げていく。 「う~~まつんだどぉ~~♪」 「まじゃ~~~♪」 この日、このれみりゃは二匹で狩りに出かけていた。 お母さんれみりゃと子供れみりゃ。 二匹とも四肢をだらんと下げ、大きな目で獲物を捕らえて追いかけてくる。 「うつう~~~♪ れみりゃはかりのてんさいだど~~~~♪」 「う~~♪ まぁまぁすごいどぉ~~♪」 差が広がっている事に気付かないようで、お互いの顔を見つめあいながら森の中を飛んでいく。 「う~~♪ ぶじゃ!!!」 当然れみりゃにそんな器用な事ができる筈もなく、お母さんれみりゃは木の枝に正面衝突。 「うあああーーー!!! れみりゃのびゅーてふーーーーなぼでーーーがーーー!!!」 地面に落ちたれみりゃは自身の首から下が目の前に落ちているのを認め、大声で泣き散らす。 「う~~~? う~~♪」 そこにやってくる赤ちゃんれみりゃ。 「う~~~♪ まぁまぁはがりのてんさいだどぉ~~~♪」 おかあさんれみりゃの体と頭を交互に眺め、一言話し、満面の笑みでその体にむしゃぶりつく赤ちゃんれみりゃ。 「あああーーー!! それはまぁまぁのからだだどぉーー!! たべものじゃないどぉーー!!!」 「うまうま♪」 「ちがうどーー!! れみりゃのがらだだべないでーーーー!!!!!」 赤ちゃんれみりゃは、母親の必死の叫びに耳も貸さず、自分の体よりも遥かに大きな獲物を進める。 「おいし~~どぉ~~~♪」 「うーー!! ざぐやーーー!! ざぐやーー!! だずけでーーー!!!」 「う~~~♪ ぶさいくなにくまんだどぉ~~~♪」 「う?」 今だ首だけのれみりゃが、自分を見ている赤ちゃんれみりゃに気付いた。 その顔は、何か宝物を発見したような、そんな顔だった。 「う~~~♪ あがじゃ~~~ん!! まぁまぁをだすげてねぇ~~~♪」 「う~~♪ おいしそ~だどぉ~~~♪」 「う? うああーーー!!! あああーーーー!!!」 衝撃で帽子が吹き飛び、おまけに体もない。 れみりゃの赤ちゃんにその状態が自分の母親であるとは到底思えなかった。 「う~~~♪ ぶしゃいくなまんじゅ~~もおいし~~ど~~~♪」 「まぁまぁはぶさいくじゃないどーーー!!!! いたいどぉーーー!!! だずけでーーー!!!!」 母親を食い終えた赤ちゃんれみりゃは、見えぬ母親を探し、水面に映った自分の姿を母親だと思い込み湖に散った。 ―― 「ゆゆ!! みんな!! もうだいじょうぶだよ!!」 「よかったねおかーさん!!」 「ゆっくりできりゅね!!」 「そうだね!! ゆゆ!! ここにおみずがいっぱいあるよ!!」 「ほんとだ!!」 「すごいね!!」 「これはながれていないから、にんげんがくんだんだよ!!」 「だったらあまいね!!」 「おれんじぎゅーすだね!!」 「れいむたちがみつけたから、みんなれーむたちのものだね!!!」 「「「「ゆっくりいたあだきまーーす♪」」」」 そうして霊夢一家も湖に消えた。 このSSに感想を付ける
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注意 初作です ゆっくりは捕食種しか出ません 鬼威惨がカオスです 俺設定あり 幻想郷のどこかです れみりゃがウザめです 以上の要素が大丈夫な方はゆっくりしていってね! ある日、ゆっくりれみりゃの巣に悲鳴が響き渡った。 「どうしたんだどー?だいじょうぶかどー?」 りぃだーの胴付きれみりゃはそう言った。 しかし、返ってくる返事は聞こえない。 「いいかげんにしないとおこるどー!」 やはり肉まん脳。仲間がいたずらしたと思っているだろう。 そんなりぃだーれみりゃの予想とはやはり違い、 「おざぁぁだずげ.. もっどゆぐり....!!」 りぃだーれみりゃは悟った。 (ぐぞにんげんがおぞっでぎだど!ぜいっざいだどぉ!) そして、れみりゃの死臭だらけの道を抜けたりぃだーれみりゃだが、その奥には巣に戻っているゆっくりふらんが一匹いる。 「そこのげすふらん!このかりすまりぃだーがせいっさいするんだどー!」 だが、考えてほしい。ふらんたった一匹でほぼ群れが全滅したことを。 この群れの総戦力は、虐待お兄さんでさえ恐れているのだ。 そんな群れを一匹であんな状態にしたふらんはりぃだーれみりゃではまず勝てない。 なぜなら、このふらんも胴付きなのだ。更に武器(針)も持っているのだから恐怖しかないだろう。 「このりぃだーれみりゃはおまえみたいなげすはせいっさいするってきめたんだよ!」 「ユックリシネェェ!!!!」 「いぢゃいぃぃぃ!!ざぐやぁぁぁっ!!!!」 「いや、おちつくどぉー!こんなんだとざこなんだどー!」 ちなみにこのりぃだーれみりゃ、少し賢かった。 「ユックリシネェェェェェェ!!!!!!!!!」 「....たからものさんでつぶすどー!」 グシャ..ドロォ... 「ユッ...クリ...シネ...ェ」 「かったどぉー!くそふらんをつぶしたどぉ!」と大声で叫んだ。 しかし、これではにとある鬼威惨のおうち方面に丸聞こえだ。 そう、あのふらんは鬼威惨の飼いゆだったのだ。 そのため、このりぃだーれみりゃは...... その後.... (台詞のみでお楽しみください) 「お前のせいでふらんが死んだ。わかるか?糞だらけの長擬き」 「''あのばかからやったんだど !でびりゃばばどぅぐぬあいどぉ!」 「....やれ。ありす」 「んほおおおおっ!!れみりゃかわいいわぁっ!!どかいはよっ!!」 「いやぁぁぁ!!ずっぎりやだぁぁぁ!!」 「このいなかもののありずう'ううぅ !!」 「おい、ありす。さすがに気持ち悪いから潰すぞ?」 「おにいさんもづんでれなn」 「よし...俺がやるか。」 「だずげでぇぇっ!! ...あぁぁぁ!!でびりゃのししさんがぁぁっ」 「お前があの時死んどけばよかったんじゃねえの?」 「だまりぇぇ!!くそじj」 「おおいえあええあいおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ(どおしてしゃべれないのおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ)」 「やだぁっ!!ざ'ぁぎゅやゃぁぁぁぁっ !!!!」 (しゃべりにくいぃぃ!!ざぐやぁぁぁぁぁぁ....ぁぁ.......) その後、肉まんのいい臭いがする夜はゆっくりの亡霊が出ると噂になったという。 まぁ、本当は体中から汁の垂れたりぃだーれみりゃだったモノを鬼威惨が設置するだけなのが。 おまけ れみりゃで釣ってみた 「俺は虐待お兄さん。説明は名前そのままだ。」 「今回はれみりゃで5回釣りをしたぞ!」 結果 1 コイが釣れた。 2 にとりが釣れてしまった。絶滅危惧希少種は潰せないらしい。 3 れてぃが舌で食った。その後もちろん... 4 れてぃの死骸で釣るとカエルが釣れた。(ちょっと引いた) 5 カエルで釣ると魚が釣れた。 あとがき 字の並べ方が汚い ..... おまけはカオスすぎてすみません。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/157.html
この作品は以前のゆっくりれみりゃを山に放すの続きです。 そちらを先にお読みになられることをお勧めします。 紅魔館で何不自由なく暮らしていたゆっくりれみりゃ。 ある日、興味本位で抜け出したところ、男に帽子を取られてしまい。 追いかけたりなんだしして、山に連れて行かれた。 「うー! うー!」 男の背中がどんどんと小さくなっていく。 反比例するように、ゆっくりれみりゃの泣き声はどんどん大きくなる。 「うー! もどってごないどたべじゃうぞ!」 その場で手足をジタバタさせて泣き叫ぶれみりゃ。 「うぎゃーーーー!!!! ざぐやーーー!! ざぐやーーー!!!」 しかし、山の中ので幾ら騒いでも紅魔館に届くことは無く、ただ虚しく時間が過ぎていくだけであった。 「うーー!! う~♪ れみりゃう~♪ さぐやーーれみりゃがよんでるよーー♪」 泣き叫んでも咲夜がこないと分かると、今度は一転笑顔になって咲夜を呼び出す。 「う~♪ うーーたべちゃうぞーー!! たーべちゃうぞー!!」 それでも来ないので、いい加減諦めたのかもう一本の傘で周りの地面を叩き始めた。 「うーーー♪ うーーー♪ う~♪」 それもゆっくりぶでぃん脳では長く続かない、あっという間に地面を楽しく叩いているれみりゃがそこにいた。 「う~~♪ う?」 漸く、自分がおじさんにここに連れてこられた事を思い出したれみりゃ。 慌てて周りを見回す、既に日が落ちかけている山に段々と暗黒が訪れようとしていた。 「うーーー♪」 早く帰ろう、そう思って山の中に足を踏み入れる。 しかし鬱蒼と生い茂る木々に自分の目指す先が見つけられない。 「うーーー!!! ざぐやーーー!!!!」 「ゆ? ゆっくりーーーー!!!」 「うわーーー!!! ざぐやーーー!!! ざぐやーーー!!!」 その声に、慌ててもと来た道を駆け下りる、まもなくその豚足の様な短い足を縺れさせてすっ転ぶ。 そのまま転がって先ほどの場所へ。 「うーーー!!! うーーー!!!」 急いで男が準備した自分の家の中に入る。 日傘を地面深くまで埋めたので、丁度テントのような形状になっている。 必死に一部をまくって中に入り込む。 ゆっくりの頭でも、先ほどの事は記憶に残っているようで、必死に声を殺しながら泣き喚く。 「ぅーーー!! ぅーーー!!!」 しかし、何かが跳ねる音は確実にこちら側柄に近づいてくる。 「くんくん! こっちからゆっくりのにおいがする!!!」 バサ!!! 「うーー!!! ? う~?」 入ってきたのは数匹のゆっくりアリス、なんだ今日もお昼に食べたゆっくりじゃないか。 「う~♪ たーべちゃうぞ~♪」 そう思って一匹に狙いを定め襲い掛かる。 しかし。 「れ!れ!れみりゃ~~~!!!!!」 「う~♪ !!!!! うわーーー!! うわーーー!!!」 突然の抵抗、あっという間にゆっくりアリスに押し倒されるれみりゃ。 そして当然のように交尾に入るゆっくりアリス。 「れみりゃでもいいよ!!! れみりゃもだ~いすき!! まりさや、れいむやぱちぇりーやありすのつぎにだーいすきだよーーーーー!!!!」 「「「「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛!!!」」」」」 「うがぁっ!! う゛あ゛ああああああああぁ!!!」 体を振るわせたアリスが大群で自分に擦り寄ってくる。 恐怖に顔を歪ませ、なみだ目でなすがままにされるされるれみりゃ。 通常この種のれみりゃは発情しない。 大抵が一つの地区を荒らし終わった後のアリスの集団に襲われるのだ。 今その恐怖を、このれみりゃも体感している。 「れみりゃも!! ありずどのごどもがんばっでうんでねーー!!!!!」 「「「「う~♪ すっきり~~~~♪」」」」 それだけ言い残してアリス達はその傘の中を出て行った。 残されたれみりゃは、既に失神していた。 翌日。 太陽がもうそろそろ真上に昇りそうな時間。 れみりゃは漸く目を覚ました。 「う~♪ しゃくや~だっごじで~♪」 勢いよく両手を伸ばす、いつもは自分が起きる前に部屋の中に居る咲夜に抱っこしてもらう。 そして着替え終わった後においしいプリンを食べるのだ。 「う~♪ ざぐや~おぞいぞぉ~♪ おぞいどた~べちゃうz……!!!」 目を開けたらそこには自分のお気に入りの日傘。 床は硬い地面。 勿論咲夜の姿は無い。 「う~ざぐやーーー!!! どぉごーーー!!! ぷっでぃ~んもどごー!!!?」 昨夜の様に急いで傘から出る、そして辺りを見回す。 勿論自分の知らない場所だ、当然のように泣き出すれみりゃ。 「うーーーー!! ごごどぉごーー!!!」 ただ、昨日アリスたちにされたことは思い出したようだ。 慌てて辺りを見回すが、どうやらアリス達の姿は無い。 一息ついて巣に戻る。 「う!!」 巣の中には小さいが自分と同じ姿をした姿。 所謂ゆっくりれみりゃの赤ちゃんである。 れみりゃの三分の一ほどの大きさであろう、その体格にあった婆くさい服と帽子を被って、れみりゃよりも若干高い声で話している。 「う~? !! あがじゃん!! れみりゃのあがじゃん!!!」 「う~♪ みゃみゃ~♪」 四匹の子供がれみりゃに駆け寄ってくる。 「う~♪ れみりゃはおがーざんだどぉ~♪」 「「「「う~♪ みゃみゃ~おなかへった~おがしたべりゅ~♪」」」」 その言葉を聞いたれみりゃは、もう一本の傘を持ってお得意の笑顔で宣言する。 「う~~れみりゃおうちにがえどぅ~♪ じぶんのおやぎじにがえどぅ~♪」 「「「「かえりゅ~♪ おやしきにかえりゅ~♪」」」」 ぱんぱんと服に付いた埃を落とし、ニコニコと川に沿って進んでいく。 川沿いに歩けば山を下りられると思っている訳ではない。 自分のお屋敷にある水溜りと同じだからただ歩いているだけだある。 「おうちがえったりゃ♪ おがあさんはぷっでぃんたべどぅ~♪」 「「「「う~♪ ぷっでぃんってなぁに??」」」」 「ぷっでぃ~んはぷっでぃ~んなの!!! ぷるぷるしででおいじ~の♪」 「「「「れみりゃもぷっでぃ~んたべりゅ~♪」」」」 それからは一家でぷっでぃんの歌を歌いながら進んでいく。 「う~~♪ うっう~うあうあ♪」 のんびりとご機嫌に歩いていくれみりゃ。 それはそうだろう、自分の頭の仲では紅魔館の誇り高いお嬢様なのだから。 その後ろには四人の子供たち、母親の日傘が羨ましいのかそこら辺に落ちている大きな木の枝を持って母親の真似をして懸命にバランスと取っている。 「う~!! まじだーー!!!」 暫く歩いて大きな街に到着したれみりゃ一行。 優雅にここを通って帰ろうと、日傘をギュッと握り締めいざ街の中へ。 ここは、周りの村から色々な品物が集まる。 当然、毎日のように市が出来ている、それ程大きな街なのだ。 「う~♪ う~♪」 そんな中を、日傘をさして歩くれみりゃ。 しきりにあっちを向いてニコニコ、こっちを向いてニコニコとまるで自分がセレブの様に振舞っている。 真似して子供たちもニコニコ。 もちろん笑顔と一緒にう~、も忘れない。 真似して子供たちもう~♪ そう、あの笑顔と、う~が合わさってこそれみりゃの真骨頂なのだから。 「うっ! うっ~♪」 近くの屋台で何かを発見したようで、目を大きく見開き満面の笑みを浮かべるれみりゃ。 目線の先にはクッキー。 そう、れみりゃの大好物の一つ、クッキーが山盛り売られていたのだ。 「うっう~♪ あうあう♪」 ご機嫌にその屋台に向かう、もちろんお金は持っていない。 飛び上がって一つまみ、がさごそクッキーを落としながら真剣に選ぶ。 本人は何かを見定めているつもりなのだろう。 子供達も、他のお菓子に手を入れてがさごそ選ぶ。 真似ではない、母親も見よう見まねでやっているのだ。 「う~~♪ むしゃ……」 漸く一枚のクッキーを取り出して口に運ぶ、しかし途端に泣き出してしまった。 「う~ぽい!! ぺっぺっ!!!」 挙句、口に入っていたクッキーを店主に吐き出し、屋台に並んでいるほかのお菓子を根こそぎぶちまける。 「れみりゃはぷっでぃ~~んがたべたいのーーー!!! ぷっでぃーーん!!!」 「れみりゃもいりゃな~い。ぷっでぃんちょ~だい」 「ぷっでぃ~んたべたい~♪」 店主の罵声も気にせず以前のように屋台の上で駄々をこね始めるれみりゃ一家。 「ぷっでぃーん!!! ぷっでぃーん!!! ぷっでぃーん!!! ぷっでぃーん!!!!」 「「「「ぷっでぃ~ん♪ ぷっでぃ~ん♪」」」」 「……」 店主が有無を言わさずれみりゃ達を捕らえる。 両手でしっかりと押さえ込み徐々に力を入れていく。 意外と、お菓子作りというものは屈強な男がやっているもので、この屋台の店主もそれに漏れず屈強な男だった。 また、ゆっくりを使ったお菓子も数多く作っていることもあり、その扱いも手馴れていた。 「いだいーー!! ざぐやーー!! どごーー!!! わるいひどがいるどぅー!! !!!!」 「みゃみゃ~いだいよ~」 「う~しゃくやにいいつけてやりゅ~!!!」 徐々に力を込めて握っていく。 腕がボキボキいっているが、気にせず更に力を込める。 子供達は失神してしまったので、近くの籠に閉じ込める。 「うあーー!!! れみりゃのごどもだじがーー!!! れみりゃのぎゅーとでぷりでーなごどもだじがー!!! ……がっはっ!! ひゅーー」 上手く声が出せなくなったところで一旦手を離す。 「うわーーー!!!! うわーーーーー!!!! いだいーーーーー、れみりゃしんじゃうどぉーーー!!!!」 れみりゃは随分と体内に傷を負ったようで、しばらくは地面にのた打ち回りながら絶叫をあげ続けていた。 だがそれも暫くの間、傷が回復すればまた以前の調子に戻る。 「う~~♪ ざぐやにいいつげてやどぅ~~~♪ さぐy!!!」 飛び上がってそんな事を言っていた矢先、突然後ろから羽を引きちぎられ地面に落とされる。 「う!! うー!!!! ぎゃおーーー!! いじわるずるとたーべちゃうぞー!!!」 何時もは自分が何をしても何も言わなかった人間、当然自分のほうが強いと思っていた。 だから、今も強気にでる。 「…………」 「!!! がぁおーーーたーべちゃうぞーー!!!」 次第に大勢に囲まれても強気に出る。 「…………」 「う~~~!!! がぁーーーお!!! t!!! ぶぎゃ!!!」 頭を踏みくけられ地面にキスする。 地面もそんなものはいやなのでれみりゃの顔に大量の擦り傷を作る。 「うっぎゃーーー!!! いだいよーーー!!! ざぐやーーー!!! わるいひどが!!!」 さっきの蹴りを合図に村人がれみりゃをいたぶり始める。 その殆どは、かつて自分の店で迷惑をかけられた人々だった。 「う!! うあ!!!! あーーーーー!!!」 殆ど声を上げるまもなくズタズタにされていくれみりゃ。 右腕はつぶれ中身をばら撒き、左腕はあらぬ方向へ曲がっている。 両足は太い串が刺さっており動こうにも動けない。 「う……が……。!!!! さぐや!! ざぐやーーーーーーー!!!!!!!」 れみりゃの視線の先、微かに見えるその先には、確かに紅魔館の十六夜咲夜の姿があった。 人々もそれに気が付き、一斉にれみりゃの周りから遠のく。 咲夜もれみりゃに気が付いたそうで、れみりゃのもとへ近づいてくる。 「う~~~♪ ざぐやにいいつげでやどぅ~~~♪」 まだ再生途中の右腕で人々を指差しながら、この日一番のとびっきりの笑顔で人々に宣言する。 帰ったら何をしようか、昨日は帰らなかったからふかふかのお布団で寝たい。 美味しいものも食べたい。 そうだ、ぷっでぃんをたべよう、かえったら直ぐ咲夜に持ってきてもらおう。 「う~~~ざぐやーーー!! あいづらがいじめるどぉ~♪ それから、れみりゃぷっでぃんたべたい!!!」 既に目前まで迫っていた咲夜に話しかける。 抱きつこうかとも思ったけれど、両足に刺さった串が邪魔で立つことが出来ない。 「う~~♪ ざぐやーーーごれどっでぇ~♪」 足の串を指差しながらお願いする。 何も言わず串を引き抜ききちんとれみりゃを立たせる。 そして両足の甲に、思いっきりナイフを突き刺す。 「!!!!」 そのままナイフの柄を踏みつけ、地面不覚まで突き刺す咲夜。 それが終わると一言だけ呟いて返っていった。 「あなたみたいな醜い食べ物、紅魔館にはいないわ」 「ざぐやーーー!!! ぷっでぃんぷっでぃんたべだいの!!!」 訳が分からず追いかけようとするが、先ほどより頑丈なナイフが邪魔をして動くことは出来ない。 あっという間に再び人々に囲まれるれみりゃ。 正面には先ほどの店主。 手にしているのは石製の大きな麺棒。 「……」 咲夜が居なくなって変わりに他の人間に囲まれる。 「……うっ、う~♪ れみりゃぷっでぃんだべたい~♪」 先ほどやられた事を覚えているのか、一転今度はご機を取ろうとニコニコ愛想を振りまいてきた。 懸命に店主を見上げでニコニコと笑う。 その体勢からか、口元にはたくさんの涎が滴り落ちている。 「…………」 「う~♪ れみりゃねぷっでぃんたべだいの♪ ぷっでぃん♪」 「…………クス」 「♪ れみ☆りゃ☆う~☆♪ にぱー♪」 風を切る音と共に、勢いよく麺棒が振り下ろされる。 「んびゃお!!!」 額に直撃したそれは、勢いよくれみりゃを後ろに倒していく。 「うぎゃあぁーーー!!!」 支えきれなくなった足が、挿されたところからちぎれ落ちる。 顔は赤く腫れ足首から先は無くなっているれみりゃ。 羽はまだ再生中なので、これでは逃げることは叶わない。 「うあーーー!!! れみりゃがぁおーーーー!!! がぁおーーー!!! おまえらなんかざぐやにたべられちゃえ!!! ばぁ~がぁ!!!」 ジリッ、ジリッと歩み寄ってくる人間達。 「ばぁーか!! ざぐやーー!!! ざぐやーー!!! はやぐぎでーーー!!!」 その言葉を最後にれみりゃの意識は暫く途切れる。 数ヵ月後、街には新しい店ができた。 他の屋台の店主達が共同で行っているそのお店、ちょっと中を覗いてみよう。 「へい! いらっしゃい!!!」 「いらっじゃいまぜー!!!」 肉まん一つお願いできますか? 「はいよ! おいさっさと準備しろ!!」 そう言って隣のれみりゃの背中を叩く。 何時もの婆くさい服の上から着ている真っ赤なエプロン。 そして、首と胴体に大きな輪をはめられ溶接されているその輪は、どうやっても取ることは出来ないだろう。 しかも頭には河童特製の発信機が付けてあるので逃げ出すことも出来ない。 「ほら、肉まん一つだってさ」 「う~やぁだ~!! ざぁぐや~!!!」 しかし、ダダをこねてなかなか始めようとしないれみりゃ。 その様子に、店主が痺れを切らした。 「さっさとやらないとまたお仕置きだぞ!」 「!! うーーー!!! はいやりまどぅ~!!!」 それを確認して店主はもう一匹のれみりゃを連れ出してきた。 大きさはさっきのれみりゃの半分ほど、母親とおそろいの妙に婆くさい服を着ている。 母親と同じように輪をはめられている、頭にも発信機が付いているのだろう。 温室にでも入れられているのか、ぽかぽかと顔が赤く肉汁の汗も出している。 「うぎゃーーー!!! ま゛ま゛ーーー!!!! ま゛ま゛ーーーー!!!!」 店主が、その子れみりゃの腕を一気に引きちぎる。 「う゛わ゛ーーー!!! れみりゃのごどもがーーー!!!! れみりゃのぷりでーなこどもがーーー!!!」 泣き叫ぶお母さんれみりゃ。 その前に運ばれた腕。 「早くしないとお仕置きだよ!」 男が耳元でささやくと、お母さんれみりゃは急いで腕から中身を取り出し、腕の皮を丸めて整形していく。 れみりゃ専用の低いテーブルで行われる作業はまるでおままごとの様だ。 数分と掛からないうちにほっかほかの肉まんの出来上がりだ。 「おまだぜじまじた!!! れみりゃのごどもがらづぐっだおいじいにぐなんでずーー!!! おがあさんのれみりゃが、いっじょうげんめいずぐりましだ!!! れみりゃだじはこうじゅうなにぐなんなのでとっでもいいじいでずー!!!」 笑顔とも泣き顔とも付かない顔で差し出された肉まん。 一口食べれば分かる。 旨い! 確かにこれは旨い! 「ご馳走様。 たしかにこの肉まんはとっても美味しかったよ! さすがれみりゃだね!!」 そう言って頭を撫でて店を出た男。 「ありがどーございまじだー!!! れみりゃのおいじいにぐまんまだだべにぎでくだざい!!」 去っていった男に挨拶をするれみりゃ。 その様子を見て店主が呟く。 「今日の夕ご飯はぷっでぃんだよ! だから何時もよりがんばってね!!」 True END ゆっくり十八番~ノンフライ~ 選択肢 投票 しあわせー! (34) それなりー (4) つぎにきたいするよ! (5) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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冬も終盤を迎え始めた3月。暖房が唸りを上げるホームセンターに僕は居た。わんわん、にゃあにゃあという鳴き声が響く動物ブースの隅っこにおいてある、縦に長い長方形の鉄かごの住人に僕は心惹かれていた。天井の黄色いライトに照らされながら、両足の爪で止り木をつかむ鋭い目付きの白いフクロウだ。肉を啄む尖ったクチバシに堂々と張った胸。まさに、ハンターの相貌そのものである。 純粋にかっこいいと僕は思うが、その分、怖くて買える気がしない。それに、値段もすごいし、鳥を飼うにあたっての醍醐味である放し飼いなんてもってのほか。買うスペースがない、小屋の掃除が大変だ、などなど思いつく限り飼える要素は全くない。 しかし、憧れる。鷹匠のように自由に鳥を使役できればなと。なら、それをクリアできる生き物を買えばいいじゃない! そう思った僕は動物ブースのとなりにあるゆっくりブースへと移動した。 『れみりゃを飼おう』 書いた人:がいうす・ゆっくりうす・かえさる(今後は“ゆっくりうす”で通します) 注意 作者には文才が無いです。チープな作品でも許すという方だけ続きを読むことをお勧めします。 タイトル通り、捕食種がでます。 現代設定です。 誤字・誤謬があっても寛大な精神で・・・・っ! ゆっくりしていってね! 今度は「ゆっくりしていってね!」という挨拶と共に自己アピールをし始める不思議饅頭ゆっくりが僕を待ち構えていた。ショーケースの中に入れられたそれらはウィンクをしたり、ケースに向かって飛びついてきたり、あるゆっくりは妙なポージングで誘惑しようとしたり。多種多様である。 「れ・み・り・あ・うー!」 「おお、コイツだ」 僕の目の前でれみちゃは羽をバサバサと拡げては閉じる。自分の名前と“うー”と“あまあま”と“まんま”と言う言葉以外まず喋られない胴なしれみりゃはボディーランゲージで愛想を振りまわる。純粋に可愛い。他のゆっくりたちも可愛いのだが、言葉を喋らない分、体をフルに使って意思を伝えようとするその姿にキュンとしてしまった。 「予想に反して可愛い生き物だが、果たしてコイツはハンターなのだろうか?」 ケースの前でブツクサと独り言をつぶやく自分は怪しい人にほかならないかもしれない。少し反省。 一応、ゆっくりに疎い自分でもれみりゃのことは知っている。野良のれみりゃは捕食種以外のゆっくりの中身を吸って生きているとか。味にうるさく、甘いもの以外は受けつけないらしい。だが、甘いものさえ与えていればおとなしく、種によってはなついてくれる可能性もあるそうだ。これは買いだろうか。 ショーケースで飼われているれみりゃの値札の横に“躾済み”と書いている。最低限のしつけがなされていると書いているがどの程度かはわからない。言葉のボキャブラリが少ないので犬猫を飼うつもりでいけば大丈夫だろう。 「えーと値段は……一万円超えないんだな」 財布の中身を確認し終えてから、店員さんを呼んでれみりゃの前に立たせた。 「この子ください」 店員に勧められて買った初心者用ゆっくり飼育セット(内訳は折りたたみ式のスチール製のカゴ・ゆっくりフードお徳用・トイレセット等など)と持ち運び用のカゴを持ちながら帰りの道を歩いて行く。持ち運び用のカゴに入れられた、ラムネガスで眠らされたれみりゃは可愛い笑顔でうとうとと寝ている。少し顔を除くとピクンと反応するのがまた可愛い。 ああ、忘れるところだった。僕の片腕にはビニール袋がぶら下がっている。その中に入っているのは赤ちゃんゆっくり6匹だ。内訳はれいむ・まりさ・ありす・ぱちゅりー・ちぇん・みょんのポピュラーな種族をそれぞれ一匹ずつ。 れみりゃの主食は甘いものである。しかし、人間の持つ甘いものでは糖度が高く、人間の食べ物に依存してしまう。それによって、体調を崩したりする可能性もあるので、れみりゃには食べ慣れているゆっくりを与えるのが良いそうだ。 会計の場でうんちくを垂れ流す店員のお陰でこれらのことを知ったのだが、少し恨めしい気分でもある。 「じゃあ、なんでゆっくりフードも買わせたんだ?」 試供品ということで安くしてもらったが、その場のノリと店員のトーク力で買ってしまったいらないものだ。ぶっちゃけ、一番重量が重いので持っている手が痛い。 それにしても、自分の予定通りゆっくりを買ったわけだが、いざ生き餌のゆっくりを見るとちょっと背筋がブルッとする。僕が欲しいペット像は従順で、部屋を自由自在に飛び回り、それでいてクールなペット。弱肉強食という現実を見るために買ったわけでもないが、飼う以上、現実と向き合うのも飼い主としての義務だろうな。 「よろしく頼むよ、れみりゃ」 眠り姫の小屋を軽くノックして僕はこれからのことについてもう少し考えてみた。 ホームセンターがある駅前から10分の所に僕の家がある。グレーを基色とした小さな2階建ての横長コーポだ。その一室が僕の部屋である。 一階にある我が家の扉に鍵をさして、回してから中にはいる。廊下なんて高度なものはない。眼の前に現れるのが僕の部屋だ。 早速、僕は部屋の電気をつけてから荷物をすべて下ろす。片手で持っていた持ち運び用のカゴの中かられみりゃをそっと取り出す。生暖かい体温が手のひらを覆い、このまん丸いのが生きものであるという 実感を覚えさせてくれる。 「ぅううう……うー?」 どうやら、人の手に触れたことで目覚めてしまったようだ。感動のご対面というやつかな。僕はどんな表情を取ればいいのかわからず、とりあえずいつも通りの表情で返事をした。 「やあ、こんばんは」 気軽に挨拶をする。だが、れみりゃはココがどこだかわからないようで少し困っているようだ。 「えっとね、僕は君の飼い主さんになったんだ。お兄さんと気軽に呼んで欲しい……って無理か」 首を傾げるポーズを取ったれみりゃは次第に怪訝そうだった顔を笑顔いっぱいに咲かせ唸った。 「うー! うー!」 パタパタと弱々しく浮上しながられみりゃは僕に返事を返してくれた。どうやら意図は伝わったらしい。躾済みは伊達じゃなかったそうだ。 「良かった良かった。それで、自分の立場はわかるかな?」 「うー!」 頷く素振りを見せるれみりゃ。中々、賢い。まるで、人間の子供と会話をしているつもりになってしまう。 「いい買い物だったかな?」 うんうんと納得しながら、僕は放置していたセットの中かられみりゃの家となる折りたたみ式のカゴを組み立てることにした。 「給水ボトルを付けてと」 小動物を飼うときに使う舌で玉を押しだして水を得るアレである。それを柵に取り付け、餌箱とトイレ用の容器を設置。破った新聞紙を敷き詰めると出来上がりである。 「できたぞ!」 「うー!!」 嬉しそうに部屋中を跳ねまわるれみりゃに僕の頬もほころぶ。 「ところで、れみりゃ。お腹空いてないか?」 「うー? うー!!」 僕の肩に乗ったれみりゃは僕の頬と自分の頬をすりあわせてくる。ゆっくりで言うとすーりすーりという愛情表現の一種だ。 「おお、かわいいやつめ! 甘いの三個くれてやろう!」 角砂糖ではなく、僕はビニール袋ですやすやと寝ているれいむとまりさとありすを取り出した。 「ゆぴぃ、ゆぴぃ」 「おきゃぁしゃん、むにゃむにゃ」 「ゆっくちしたおはなしゃん……」 呑気に寝ているところも可愛い。寝言をしゃべるところが人間臭くてゆっくりって結構いいなぁとか思い始めている。だが、首を振って考えなおす。 今から始まるのはゆっくりがゆっくりを食べる時である。弱肉強食というリアル。生きるための必須行動。れみりゃを買うと決めた以上、冷酷な目で見なければならない。 「悪いけど、餌になってくれ」 三匹を片手でつまんで、れみりゃの前においてみた。 「ほら、お食べ」 覚悟の時だ、と僕はじっとれみりゃを観察する。 「うー……」 だが、れみりゃは一向にゆっくりに手を付けないのだ。何よりも、表情が曇りつつある。なぜだろう? 「食べたくないのか?」 「うー!」 会釈するれみりゃに僕は驚いた。 「でも、れみりゃ、君はゆっくりを食べるんだろ? それともお腹が空いてないのかな?」 「うー! うー!」 体を横に振って違うとアピールするれみりゃ。この場合、両方違うということなのかな? 質問の仕方を間違えた。 「えって、れみりゃはお腹は空いてる?」 「うー!」 体を縦に振ってイエスと答えるれみりゃ。 「それじゃあ、君はゆっくりを食べるんだよね?」 「うー! うー!」 今度は横だ。あれ? 何がどうなってるんだ? 「ゆぅ、うるさいのじぇ……ゆっくちねむ……れみりゃだ!!!」 「ゆん、うりゅさい……れみりゃだ!!!」 「まっちゃく、とかいはじゃ……れみりゃだ!!!」 三者三様にれみりゃにビビる。中には失禁してしまった子もいる。 「ゆっくちたべないでくだしゃい!!」 「たしゅけて! おきゃあしゃん!」 「に、にんげんしゃん!? はやくたしゅけて!!」 逃げるということは出来なかったのだろう。涙を流してその場で立ち止まっている。それ程までにゆっくりにとってれみりゃは畏怖の対象らしい。 「うー!」 れみりゃは先程までのしょんぼりした顔から、笑顔に返り咲いた。 「ゆぴぃいい!!! こわいのじぇぇえええええ!!! にんげんしゃん、たしゅけて!!」 三匹が僕の足元に寄ってくる。だが、僕はれみりゃがなぜ笑顔に変わったのかが知りたかった。 「う~!」 れみりゃも僕の足元に近づいてくる。どうやら、三匹に用事があるようだ。……もしかして活き活きとしたゆっくりを食べたかったのかな。 「「「ゆわーん!!! ゆわーん!!!」」」 大泣きする三人に接近し、身体一個分の距離出れみりゃは止まった。 「うー……」 すると、自前の羽で顔を隠してしまう。いったい何がしたいんだろう。 「うー!!」 声を沈めてから、れみりゃは羽を広げていないないばーをしてみせたのだ。子供をあやすその素振りはまるで、実の子をお喜ばせようとする親のように。 「「「ゆぅ、ゆゆゆゆ!」」」 先程まで泣きべそを書いていた三匹は静かになり始めた。もしや…… 「うー……」 今度は先程よりもためて、 「うー!」 いないないばーをしてみせた。 「ゆぅ! とっちぇもゆっくちしてるのじぇ!」 「もっちょして!」 「ときゃいはだわ!!」 「う~」 三匹が喜びながられみりゃに近づいていく。それを頬を赤らめて照れてしまったれみりゃが優しくコウモリの羽で包み込む。 「うー!」 赤ん坊を抱きながられみりゃは嬉しそうに鳴いた。 どうやら僕の誤算だったようだ。ゆっくりフードを買ったのは正解で、れみりゃは赤ゆっくり6匹の面倒を見ながら一緒に食べていた。 店員の話は野良のれみりゃを飼う場合の話だった。飼いゆっくりはたとえ捕食種でもゆっくりフードを食べるように躾されているらしい。いかんいかん。勘違いだった。 「むーちゃむーちゃ、ちあわしぇー!」 「そうだにぇ!」 「ときゃいはなあじだわ!」 「むきゅん!」 「おいちいんだにぇーわきゃるよー」 「もっちょだびぇるみょん!!」 微笑ましいその姿を見ながられみりゃは満足気にしている。想像していた猛禽類とは違えど、中々、見応えのあるものだ。 「母性でも目覚めたのかな」 僕はケースの中の1シーンを見ながら机の上でカップラーメンをすする。色々とゆっくりのために準備をしていたら夕食を作る時間がなくなってしまったのだ。 「これからどうしよう」 多頭飼いは初心者がすることではないということは分かっている。しかし、れみりゃとそのチビどもを見ていたらなんとも言えない空気が漂っていた。 「そうだよなぁ……仲を裂いちゃうのはダメだよなぁ」 飼い主としての義務もあるし。とりあえず、僕がするべきことは今以上の節約生活と、新しいゆっくりセットの購入かな。 ゆっくりでペットネタって久しぶりに見たかも。 なんて言うか、違和感は覚えるけど面白いと思う。 -- かに (2012-03-06 00 10 19) 07 01 12 12) れみりあかわええ -- 阿部さん (2013-10-26 20 59 48) 赤ちゃんもくれたのはれみりゃが甘えん坊だからか? -- 名無しさん (2014-04-05 13 34 32) とりあえずお前ら黙って見ろ -- 蛇尾 (2015-03-08 08 20 23) 批判コメする奴は見に来んなよ -- 名無しさん (2015-10-07 13 05 38) れみりゃ可愛いです。 飼ってみたい(笑) -- 名無しのおねーさん (2015-10-16 20 25 14) れみりゃと一緒に生きたいものですね... 早く明晰夢が見れるようになりたいものです。 -- 名無ノ権兵衛 (2015-12-12 21 35 37) リアルでゆっくりがいたら良いのになー -- 緑茶 (2016-05-03 14 32 46) 荒らしコメントを削除しました。 注意して下さった方、すみません。 -- 名無しさん (2020-02-16 11 30 47) れみりあが母みたいやー!。 -- 黒曜石 (2021-01-09 09 07 05) れみりゃはやっぱりかわいいね! -- にゃる (2021-04-03 02 17 20) ゆっくりちぇんがリアルでいたらいいのに -- DOM527 (2021-09-04 14 24 39) むちゃくちゃかわいい抱きつきたい! -- user4598 (2021-12-09 01 23 31) 名前 コメント
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この作品は以前のゆっくりれみりゃを山に放すの続きです。 そちらを先にお読みになられることをお勧めします。 紅魔館で何不自由なく暮らしていたゆっくりれみりゃ。 ある日、興味本位で抜け出したところ、男に帽子を取られてしまい。 追いかけたりなんだしして、山に連れて行かれた。 「うー! うー!」 男の背中がどんどんと小さくなっていく。 反比例するように、ゆっくりれみりゃの泣き声はどんどん大きくなる。 「うー! もどってごないどたべじゃうぞ!」 その場で手足をジタバタさせて泣き叫ぶれみりゃ。 「うぎゃーーーー!!!! ざぐやーーー!! ざぐやーーー!!!」 しかし、山の中ので幾ら騒いでも紅魔館に届くことは無く、ただ虚しく時間が過ぎていくだけであった。 「うーー!! う~♪ れみりゃう~♪ さぐやーーれみりゃがよんでるよーー♪」 泣き叫んでも咲夜がこないと分かると、今度は一転笑顔になって咲夜を呼び出す。 「う~♪ うーーたべちゃうぞーー!! たーべちゃうぞー!!」 それでも来ないので、いい加減諦めたのかもう一本の傘で周りの地面を叩き始めた。 「うーーー♪ うーーー♪ う~♪」 それもゆっくりぶでぃん脳では長く続かない、あっという間に地面を楽しく叩いているれみりゃがそこにいた。 「う~~♪ う?」 漸く、自分がおじさんにここに連れてこられた事を思い出したれみりゃ。 慌てて周りを見回す、既に日が落ちかけている山に段々と暗黒が訪れようとしていた。 「うーーー♪」 早く帰ろう、そう思って山の中に足を踏み入れる。 しかし鬱蒼と生い茂る木々に自分の目指す先が見つけられない。 「うーーー!!! ざぐやーーー!!!!」 「ゆ? ゆっくりーーーー!!!」 「うわーーー!!! ざぐやーーー!!! ざぐやーーー!!!」 その声に、慌ててもと来た道を駆け下りる、まもなくその豚足の様な短い足を縺れさせてすっ転ぶ。 そのまま転がって先ほどの場所へ。 「うーーー!!! うーーー!!!」 急いで男が準備した自分の家の中に入る。 日傘を地面深くまで埋めたので、丁度テントのような形状になっている。 必死に一部をまくって中に入り込む。 ゆっくりの頭でも、先ほどの事は記憶に残っているようで、必死に声を殺しながら泣き喚く。 「ぅーーー!! ぅーーー!!!」 しかし、何かが跳ねる音は確実にこちら側柄に近づいてくる。 「くんくん! こっちからゆっくりのにおいがする!!!」 バサ!!! 「うーー!!! ? う~?」 入ってきたのは数匹のゆっくりアリス、なんだ今日もお昼に食べたゆっくりじゃないか。 「う~♪ たーべちゃうぞ~♪」 そう思って一匹に狙いを定め襲い掛かる。 しかし。 「れ!れ!れみりゃ~~~!!!!!」 「う~♪ !!!!! うわーーー!! うわーーー!!!」 突然の抵抗、あっという間にゆっくりアリスに押し倒されるれみりゃ。 そして当然のように交尾に入るゆっくりアリス。 「れみりゃでもいいよ!!! れみりゃもだ~いすき!! まりさや、れいむやぱちぇりーやありすのつぎにだーいすきだよーーーーー!!!!」 「「「「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛!!!」」」」」 「うがぁっ!! う゛あ゛ああああああああぁ!!!」 体を振るわせたアリスが大群で自分に擦り寄ってくる。 恐怖に顔を歪ませ、なみだ目でなすがままにされるされるれみりゃ。 通常この種のれみりゃは発情しない。 大抵が一つの地区を荒らし終わった後のアリスの集団に襲われるのだ。 今その恐怖を、このれみりゃも体感している。 「れみりゃも!! ありずどのごどもがんばっでうんでねーー!!!!!」 「「「「う~♪ すっきり~~~~♪」」」」 それだけ言い残してアリス達はその傘の中を出て行った。 残されたれみりゃは、既に失神していた。 翌日。 太陽がもうそろそろ真上に昇りそうな時間。 れみりゃは漸く目を覚ました。 「う~♪ しゃくや~だっごじで~♪」 勢いよく両手を伸ばす、いつもは自分が起きる前に部屋の中に居る咲夜に抱っこしてもらう。 そして着替え終わった後においしいプリンを食べるのだ。 「う~♪ ざぐや~おぞいぞぉ~♪ おぞいどた~べちゃうz……!!!」 目を開けたらそこには自分のお気に入りの日傘。 床は硬い地面。 勿論咲夜の姿は無い。 「う~ざぐやーーー!!! どぉごーーー!!! ぷっでぃ~んもどごー!!!?」 昨夜の様に急いで傘から出る、そして辺りを見回す。 勿論自分の知らない場所だ、当然のように泣き出すれみりゃ。 「うーーーー!! ごごどぉごーー!!!」 ただ、昨日アリスたちにされたことは思い出したようだ。 慌てて辺りを見回すが、どうやらアリス達の姿は無い。 一息ついて巣に戻る。 「う!!」 巣の中には小さいが自分と同じ姿をした姿。 所謂ゆっくりれみりゃの赤ちゃんである。 れみりゃの三分の一ほどの大きさであろう、その体格にあった婆くさい服と帽子を被って、れみりゃよりも若干高い声で話している。 「う~? !! あがじゃん!! れみりゃのあがじゃん!!!」 「う~♪ みゃみゃ~♪」 四匹の子供がれみりゃに駆け寄ってくる。 「う~♪ れみりゃはおがーざんだどぉ~♪」 「「「「う~♪ みゃみゃ~おなかへった~おがしたべりゅ~♪」」」」 その言葉を聞いたれみりゃは、もう一本の傘を持ってお得意の笑顔で宣言する。 「う~~れみりゃおうちにがえどぅ~♪ じぶんのおやぎじにがえどぅ~♪」 「「「「かえりゅ~♪ おやしきにかえりゅ~♪」」」」 ぱんぱんと服に付いた埃を落とし、ニコニコと川に沿って進んでいく。 川沿いに歩けば山を下りられると思っている訳ではない。 自分のお屋敷にある水溜りと同じだからただ歩いているだけだある。 「おうちがえったりゃ♪ おがあさんはぷっでぃんたべどぅ~♪」 「「「「う~♪ ぷっでぃんってなぁに??」」」」 「ぷっでぃ~んはぷっでぃ~んなの!!! ぷるぷるしででおいじ~の♪」 「「「「れみりゃもぷっでぃ~んたべりゅ~♪」」」」 それからは一家でぷっでぃんの歌を歌いながら進んでいく。 「う~~♪ うっう~うあうあ♪」 のんびりとご機嫌に歩いていくれみりゃ。 それはそうだろう、自分の頭の仲では紅魔館の誇り高いお嬢様なのだから。 その後ろには四人の子供たち、母親の日傘が羨ましいのかそこら辺に落ちている大きな木の枝を持って母親の真似をして懸命にバランスと取っている。 「う~!! まじだーー!!!」 暫く歩いて大きな街に到着したれみりゃ一行。 優雅にここを通って帰ろうと、日傘をギュッと握り締めいざ街の中へ。 ここは、周りの村から色々な品物が集まる。 当然、毎日のように市が出来ている、それ程大きな街なのだ。 「う~♪ う~♪」 そんな中を、日傘をさして歩くれみりゃ。 しきりにあっちを向いてニコニコ、こっちを向いてニコニコとまるで自分がセレブの様に振舞っている。 真似して子供たちもニコニコ。 もちろん笑顔と一緒にう~、も忘れない。 真似して子供たちもう~♪ そう、あの笑顔と、う~が合わさってこそれみりゃの真骨頂なのだから。 「うっ! うっ~♪」 近くの屋台で何かを発見したようで、目を大きく見開き満面の笑みを浮かべるれみりゃ。 目線の先にはクッキー。 そう、れみりゃの大好物の一つ、クッキーが山盛り売られていたのだ。 「うっう~♪ あうあう♪」 ご機嫌にその屋台に向かう、もちろんお金は持っていない。 飛び上がって一つまみ、がさごそクッキーを落としながら真剣に選ぶ。 本人は何かを見定めているつもりなのだろう。 子供達も、他のお菓子に手を入れてがさごそ選ぶ。 真似ではない、母親も見よう見まねでやっているのだ。 「う~~♪ むしゃ……」 漸く一枚のクッキーを取り出して口に運ぶ、しかし途端に泣き出してしまった。 「う~ぽい!! ぺっぺっ!!!」 挙句、口に入っていたクッキーを店主に吐き出し、屋台に並んでいるほかのお菓子を根こそぎぶちまける。 「れみりゃはぷっでぃ~~んがたべたいのーーー!!! ぷっでぃーーん!!!」 「れみりゃもいりゃな~い。ぷっでぃんちょ~だい」 「ぷっでぃ~んたべたい~♪」 店主の罵声も気にせず以前のように屋台の上で駄々をこね始めるれみりゃ一家。 「ぷっでぃーん!!! ぷっでぃーん!!! ぷっでぃーん!!! ぷっでぃーん!!!!」 「「「「ぷっでぃ~ん♪ ぷっでぃ~ん♪」」」」 「……」 店主が有無を言わさずれみりゃ達を捕らえる。 両手でしっかりと押さえ込み徐々に力を入れていく。 意外と、お菓子作りというものは屈強な男がやっているもので、この屋台の店主もそれに漏れず屈強な男だった。 また、ゆっくりを使ったお菓子も数多く作っていることもあり、その扱いも手馴れていた。 「いだいーー!! ざぐやーー!! どごーー!!! わるいひどがいるどぅー!! !!!!」 「みゃみゃ~いだいよ~」 「う~しゃくやにいいつけてやりゅ~!!!」 徐々に力を込めて握っていく。 腕がボキボキいっているが、気にせず更に力を込める。 子供達は失神してしまったので、近くの籠に閉じ込める。 「うあーー!!! れみりゃのごどもだじがーー!!! れみりゃのぎゅーとでぷりでーなごどもだじがー!!! ……がっはっ!! ひゅーー」 上手く声が出せなくなったところで一旦手を離す。 「うわーーー!!!! うわーーーーー!!!! いだいーーーーー、れみりゃしんじゃうどぉーーー!!!!」 れみりゃは随分と体内に傷を負ったようで、しばらくは地面にのた打ち回りながら絶叫をあげ続けていた。 だがそれも暫くの間、傷が回復すればまた以前の調子に戻る。 「う~~♪ ざぐやにいいつげてやどぅ~~~♪ さぐy!!!」 飛び上がってそんな事を言っていた矢先、突然後ろから羽を引きちぎられ地面に落とされる。 「う!! うー!!!! ぎゃおーーー!! いじわるずるとたーべちゃうぞー!!!」 何時もは自分が何をしても何も言わなかった人間、当然自分のほうが強いと思っていた。 だから、今も強気にでる。 「…………」 「!!! がぁおーーーたーべちゃうぞーー!!!」 次第に大勢に囲まれても強気に出る。 「…………」 「う~~~!!! がぁーーーお!!! t!!! ぶぎゃ!!!」 頭を踏みくけられ地面にキスする。 地面もそんなものはいやなのでれみりゃの顔に大量の擦り傷を作る。 「うっぎゃーーー!!! いだいよーーー!!! ざぐやーーー!!! わるいひどが!!!」 さっきの蹴りを合図に村人がれみりゃをいたぶり始める。 その殆どは、かつて自分の店で迷惑をかけられた人々だった。 「う!! うあ!!!! あーーーーー!!!」 殆ど声を上げるまもなくズタズタにされていくれみりゃ。 右腕はつぶれ中身をばら撒き、左腕はあらぬ方向へ曲がっている。 両足は太い串が刺さっており動こうにも動けない。 「う……が……。!!!! さぐや!! ざぐやーーーーーーー!!!!!!!」 れみりゃの視線の先、微かに見えるその先には、確かに紅魔館の十六夜咲夜の姿があった。 人々もそれに気が付き、一斉にれみりゃの周りから遠のく。 咲夜もれみりゃに気が付いたそうで、れみりゃのもとへ近づいてくる。 「う~~~♪ ざぐやにいいつげでやどぅ~~~♪」 まだ再生途中の右腕で人々を指差しながら、この日一番のとびっきりの笑顔で人々に宣言する。 帰ったら何をしようか、昨日は帰らなかったからふかふかのお布団で寝たい。 美味しいものも食べたい。 そうだ、ぷっでぃんをたべよう、かえったら直ぐ咲夜に持ってきてもらおう。 「う~~~ざぐやーーー!! あいづらがいじめるどぉ~♪ それから、れみりゃぷっでぃんたべたい!!!」 既に目前まで迫っていた咲夜に話しかける。 抱きつこうかとも思ったけれど、両足に刺さった串が邪魔で立つことが出来ない。 「う~~♪ ざぐやーーーごれどっでぇ~♪」 足の串を指差しながらお願いする。 何も言わず串を引き抜ききちんとれみりゃを立たせる。 そして両足の甲に、思いっきりナイフを突き刺す。 「!!!!」 そのままナイフの柄を踏みつけ、地面深くまで突き刺す咲夜。 それが終わると一言だけ呟いて返っていった。 「あなたみたいな醜い食べ物、紅魔館にはいないわ」 「ざぐやーーー!!! ぷっでぃんぷっでぃんたべだいの!!!」 訳が分からず追いかけようとするが、先ほどより頑丈なナイフが邪魔をして動くことは出来ない。 あっという間に再び人々に囲まれるれみりゃ。 正面には先ほどの店主。 手にしているのは石製の大きな麺棒。 「……」 咲夜が居なくなって変わりに他の人間に囲まれる。 「……うっ、う~♪ れみりゃぷっでぃんだべたい~♪」 先ほどやられた事を覚えているのか、一転今度はご機を取ろうとニコニコ愛想を振りまいてきた。 懸命に店主を見上げでニコニコと笑う。 その体勢からか、口元にはたくさんの涎が滴り落ちている。 「…………」 「う~♪ れみりゃねぷっでぃんたべだいの♪ ぷっでぃん♪」 「…………クス」 「♪ れみ☆りゃ☆う~☆♪ にぱー♪」 風を切る音と共に、勢いよく麺棒が振り下ろされる。 「んびゃお!!!」 額に直撃したそれは、勢いよくれみりゃを後ろに倒していく。 「うぎゃあぁーーー!!!」 支えきれなくなった足が、挿されたところからちぎれ落ちる。 顔は赤く腫れ足首から先は無くなっているれみりゃ。 羽はまだ再生中なので、これでは逃げることは叶わない。 「うあーーー!!! れみりゃがぁおーーーー!!! がぁおーーー!!! おまえらなんかざぐやにたべられちゃえ!!! ばぁ~がぁ!!!」 ジリッ、ジリッと歩み寄ってくる人間達。 「ばぁーか!! ざぐやーー!!! ざぐやーー!!! はやぐぎでーーー!!!」 その言葉を最後にれみりゃの意識は暫く途切れる。 数ヵ月後、街には新しい店ができた。 他の屋台の店主達が共同で行っているそのお店、ちょっと中を覗いてみよう。 「へい! いらっしゃい!!!」 「いらっじゃいまぜー!!!」 肉まん一つお願いできますか? 「はいよ! おいさっさと準備しろ!!」 そう言って隣のれみりゃの背中を叩く。 何時もの婆くさい服の上から着ている真っ赤なエプロン。 そして、首と胴体に大きな輪をはめられ溶接されているその輪は、どうやっても取ることは出来ないだろう。 しかも頭には河童特製の発信機が付けてあるので逃げ出すことも出来ない。 「ほら、肉まん一つだってさ」 「う~やぁだ~!! ざぁぐや~!!!」 しかし、ダダをこねてなかなか始めようとしないれみりゃ。 その様子に、店主が痺れを切らした。 「さっさとやらないとまたお仕置きだぞ!」 「!! うーーー!!! はいやりまどぅ~!!!」 それを確認して店主はもう一匹のれみりゃを連れ出してきた。 大きさはさっきのれみりゃの半分ほど、母親とおそろいの妙に婆くさい服を着ている。 母親と同じように輪をはめられている、頭にも発信機が付いているのだろう。 温室にでも入れられているのか、ぽかぽかと顔が赤く肉汁の汗も出している。 「うぎゃーーー!!! ま゛ま゛ーーー!!!! ま゛ま゛ーーーー!!!!」 店主が、その子れみりゃの腕を一気に引きちぎる。 「う゛わ゛ーーー!!! れみりゃのごどもがーーー!!!! れみりゃのぷりでーなこどもがーーー!!!」 泣き叫ぶお母さんれみりゃ。 その前に運ばれた腕。 「早くしないとお仕置きだよ!」 男が耳元でささやくと、お母さんれみりゃは急いで腕から中身を取り出し、腕の皮を丸めて整形していく。 れみりゃ専用の低いテーブルで行われる作業はまるでおままごとの様だ。 数分と掛からないうちにほっかほかの肉まんの出来上がりだ。 「おまだぜじまじた!!! れみりゃのごどもがらづぐっだおいじいにぐなんでずーー!!! おがあさんのれみりゃが、いっじょうげんめいずぐりましだ!!! れみりゃだじはこうじゅうなにぐなんなのでとっでもいいじいでずー!!!」 笑顔とも泣き顔とも付かない顔で差し出された肉まん。 一口食べれば分かる。 旨い! 確かにこれは旨い! 「ご馳走様。 たしかにこの肉まんはとっても美味しかったよ! さすがれみりゃだね!!」 そう言って頭を撫でて店を出た男。 「ありがどーございまじだー!!! れみりゃのおいじいにぐまんまだだべにぎでくだざい!!」 去っていった男に挨拶をするれみりゃ。 その様子を見て店主が呟く。 「今日の夕ご飯はぷっでぃんだよ! だから何時もよりがんばってね!!」 True END
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午後11時、久しぶりにあった友人と遊んでいた俺は、飲みすぎたなと反省しながら家のドアを開けた。 すると暗闇の中、ガサゴソと何か音が聞こえた。まさか泥棒でも入ったのだろうか。 どうすべきか玄関で迷っていると、その暗闇から声が聞こえた。 「う~♪なかなかおいしいぷでぃんだど~♪」 「うー☆」 「みゃんみゃ~♪れみりゃはもっとだべたいどぉ~♪」 「おやさいはいらないどぉ~♪ぽいだどー!」 そういって何かが投げられた音がした。そして声の主たちはバグバグと何かを食べている。 俺は電気を付けた。そこには居たのは大きいれみりゃが1体と子供が2体。俺の冷蔵庫を漁っているようだ。 確かあの中には、自分へのご褒美(笑)に買った6個入り3,700円(税込)の烏骨鶏のプリンが・・・ 屋上へ行こうぜ・・・・・・ 久しぶりに・・・・・・ キレちまったよ・・・・・・ とりあえず何か縛るのはっと。ビニール紐でいいか。ガムテープも必要だろう。 まずは子供を掴んで羽を縛る。 「にんげんのくせになにするんだどぉ!!こうまかんのおぜうさまにさわるなんてぶれいだぞぉーー!!!! ぶれいなにんげんはれみりゃがたーべちゃーうぞー♪」 キュッキュと縛りあげてそのまま風呂場へ。如何せん今日は飲み過ぎて疲れている。しばらく浴槽の中に置いておくとしよう。 「おちびちゃんになにするんだどぉーー!!!れみりゃをおごらせたらにんげんなんかすぐしんじゃうぞーー!!」 二匹目の子供に取り掛かる。「いまならみがすんだどーー!!みゃんみゃとさくやをおこらせたらたいへんだどーー!!」 はいはいスルー推奨。そして最後に残った親も縛りあげて浴槽の蓋を閉める。一応重石でも載せておこう。このまま水を入れて風呂を沸かすのも手かと思ったが それだと風呂の掃除がやばそうだ。明日は休日だしシャワーを浴びてとっとと寝るとしよう。 次の日。太陽も真上に来そうな時間に俺は目を覚ました。パンとベーコンとれいむの素焼きで遅い朝食を軽く済ませ、部屋の掃除と洗濯物を欲し、 それから浴槽の蓋を開けてみた。三匹ともぐっすりと眠っていた。さてどうするか 俺はネットで何かネタはないか適当に探してみた。そしてとあるページを見つける。・・・ふむこれか。食い物の恨みは食い物で晴らすべきか 俺はさっそくゆっくり専門店に向かった。ビルの地下にあるそこは、アブノーマルな趣味を持つ者たち専用の店である。 通常の店とは揃っているゆっくりの種類も道具も違っていた。 俺はそこで1匹のレイパーゆっくりを購入すると帰宅した。特殊な育て方でレイパー化させたゆっくりのため かなり値が張ったのだが。まあこのさい我慢しておこう。 そして浴槽で未だに寝ているれみりゃ達を見て、そこへ買ってきたゆっくりを投入した。 「お・・・おねーさまあああああああああああああ!!!!!!」 ゆっくりふらんである。ただ特殊な育て方によりレイパーありす並に万年発情しているらしい。 産まれた時から発情させているらしいが詳しい事は教えて貰えなかった。 親れみりゃに思いっきり抱きつくふらん。流石にうるさかったが全員起きたようだ。 「うーー!!!うっうー!!!!!!!(ふらんなにずるんだどぉー!すっきりじだぐないどぉー!!!)」 「うっうーー!!!(みゃんみゃにへんなごどじないでーー!!!)」 ただでさえ身体能力で負けてる上に、狭い場所で羽を縛られたとあってはどうしようもない。そのままふらんはれみりゃとすっきりーし続ける。 「おねーさまのなかきもちいどおおおおおおお!!!!ふらんのあいをうけとってしねええええええ!!!!」 「ううううううーーーーーー!!!!!!」 「すっきりー!」 「うっうう・・・・(すっきりだどぉ・・・)」 どうやら終わったようだ。それと同時にれみりゃの顎が妙に膨らみ始めた。 胴付きれみりゃは基本的に動物型出産である。それと興味深い事に、うーっぱっくだろうが胴なしれみりゃだろうが 子供は全て胴なしれみりゃの状態で生まれるらしい。そしてそこから1週間ほどでそれぞれの形になるのだとか。 そんな生物の不思議に感動してる間に、どうやらふらんは子供と第二ラウンドを行うらしい。 「う゛ーーー!!!!(ざぐやだづげでぇー!)」 「おねーさまのあかちゃんもかわいいいいいいいいいい!!!ふらんすっきりするううううううう!!!!」 赤ん坊相手でも容赦なし。体を押さえつけて無理やり頬をすりよせる 子供の体でにんっしんは大丈夫なのかと思ったが、どうやら大丈夫らしい。無事ににんっしんしたようだ。 俺はふらんが三体を妊娠させるを見届けると、ふらんを専用のケースに入れた。そしてれみりゃ達に餌をあげることにした。 餌は昨日れみりゃ達がポイっと捨てていた野菜である。ガムテープを外してやると 「かわいいあがちゃんのためにはやくぷでぃんをもってくるどぉー!!!でないとさくやにいいつけるどぉー!!!」 「あのふらんはゆっくりできないふらんだからちかづけちゃだめだどー!!!うすのろなにんげんはわかったらへんじするどぉー!!!」 餌投入。 「うー?おやさいはポイだどぉー♪」 そういって野菜を投げ返そうとしたが、その前に蓋を閉めた。 そしてそのまま何事もなく一日を過ごした。これからしばらくシャワーになるがもう気にしない事に決めた。 2日目、出勤前にれみりゃの様子を確認。以外にも野菜には手をつけたようだ。流石に身ごもっているからだろうか。 子供の方は早くも元気が無くなっている。このままだとにんっしんに耐えられないかも知れない。追加の野菜を投入した。 4日目、だいぶ顎の方も膨らんできた。子供の方はというと、一匹死んでいた。可哀想なのでそれを切り刻んで餌にしてあげた。 喜んで食べていた。 7日目、もう片方も死んでしまった。親は泣き叫びながらこちらを睨んでいたが無視した。 そして10日目・・・ついに出産の時期を迎えた。 「うー!!!!えれがんとなちびゃんがうまっるどぉおおおおお!!!!」 浴槽で力むれみりゃ。そうして膨らんだ顎から生まれたのは元気な胴なしれみりゃだった。 この時点で普通の子ゆっくりぐらいの大きさがあった。生まれたのは合計3匹。 「うっうー♪れみりゃのかわいいちびちゃんだどぉ~♪ゆっくりえれがんとにそだてるど~♪」 「うー!うー!」 うん、それ無理。 産まれたての三匹を持って風呂場をさる。「ちびちゃんをがえじでえぐだざいいい!!!!」などと聞こえるが当然のごとく無視。 とりあえず先に餌とふらんを投入して蓋を閉める。 「う~?うっうー!」 すりすりと腕に頬を押しつける赤れみりゃ。そのうちの1匹を冷凍室に入れる。 「うううーーー!!!!うー!!!!」 寒いのか叫び出したが数分のうちに声は聞こえなくなった。その間、俺は今日の夕飯の準備に取り掛かった。 調理は簡単。れみりゃをキツネ色になるまで揚げるだけ。 「うー!うー!」という声が聞こえなくなる頃が頃合いである。揚げまんの出来上がり。 そしてもう一匹の方はというと、まずは皮を千切っていく。そしてれみりゃの頭の上をくり抜く。 「う゛う゛う゛う゛ー!!!!!」という声を聞きながら中身を取り出し、それを先ほどちぎった皮で包む。 包み終えたら、それをれみりゃの中身の無い頭の中へ入れ、蓋を閉める。こうすることで素焼きも楽しむ事ができるのだ。 形を整えたら、フライパンに油を注ぎ、れみりゃを投入。水を入れ1~2分蒸し焼きにして、皮がパリパリになったら出来上がり れみりゃ餃子の完成である。 食べてみた感想はと言うと・・・これはイケる。本当に美味い。ていうか売れるレベルだこれ。 そうして俺は浴槽に戻りふらんを抱き上げてケースに戻した。これは意外といい商売かも知れない。 そうして8か月後、俺はれみりゃ料理の会社を立ち上げていた。主にネット通販での販売である。 れみりゃの調理はその断末魔から嫌がる人間がかなり居る。よって俺は完成品を販売していた。 まあもの好きな人間は赤れみりゃをそのまま買ったりする。 あの後、俺は味の追求のため、空き倉庫を借りて餌や環境を変えながら調理用赤れみりゃの育成に全力を注いだ。 それによって、生まれたてより親と2日程度過ごさせた方が絶望がまして美味しくなることがわかった。 更に胴なしよりは胴ありの赤ちゃんの方が中身がたっぷりなのもわかった。これはよく考えれば当然の事かも知れない。 何せ胴なしから胴ありに成長するのだ。中身の量も生まれたときから違うだろう。 元では多少かかったが、なんとか会社も軌道に乗った。これからは必ず現れるライバルに向けて新製品の開発を進めなければならないだろう。 そんな事を思いながら俺は烏骨鶏のプリンを頬張っていた。 せっかくなのであいつにもこのプリンをあげよう。設立祝いだ。 俺は風呂場の浴槽を覗く。そこにはいつも通りにんっしん中のれみりゃが居た。 「ほら、ぷでぃんだぞ。お食べなさい。」 そういってスプーンでぷでぃんを食べさせてやった。思えばこいつとも長い付き合いだった。こいつが居なければ調理用のれみりゃは完成できなかっただろう。 感慨深いものを感じながら食べさせてやった。 「れみりゃのえれがんとなちびちゃん~♪おかーさんとのうさつだんすをおどるどぉ~♪れみ☆りあ☆うー!」 最近はこれしか言わなくなった。と同時に生む子供の数も1匹になった。しかし生産は他のれみりゃで行っているの。こいつは俺専用のれみりゃなので 別に一匹でも問題はなかった。 さて、シャワーでも浴びるとするか。 【あとがき】 なんで長編書こうとすると小ネタが思いつくんだろう。 過去作 悲しき聖帝ゆっくり! お前は愛につかれている!!1 悲しき聖帝ゆっくり! お前は愛につかれている!!2 悲しき聖帝ゆっくり! お前は愛につかれている!!3 お兄さんとドスれいむ 鬼意屋敷殺人事件 どすの加工所 幻想樹の迷宮 幻想樹の迷宮Ⅱ 徹夜でゆっくりしようぜ! 徹夜でゆっくりしようぜ!2 地震 ゆーうーかい ゆーうーかい 解決編 ゆーうーかい番外編 ~ゆっくりプレイス~ ゆっくりパニック このSSに感想を付ける
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れみりゃ拘束虐待~刺したりねじったり固定したり~ ある日、俺はゆっくりれみりゃを森で捕獲した。稀なる幸運だ。 これは日々虐待お兄さんとして清く正しい生活を送っている俺に、神様が下さった贈り物に違いあるまい。 今までは手に入れやすい野生のれいむやまりさ、時たま確保できるゆっくりありすなどで平々凡々とした虐待に明け暮れていたが、 実は以前からこうした大型のゆっくりを手に入れたいと思っていたのだ。 「ああ……俺の、俺だけのれみりゃ……」 「う~♪う~♪」 「うるせぇ!!」 挨拶代わりに、手足と翼に一本ずつ錐を突き刺してみた。 「いだい!!ぢくっとじたどぅ!!おぜうさまになんてことするんだどぅーー!!」 錐は比較的細いので、まだ注射針を刺された程度の痛みしか感じていないようだ。いい感じに虐待魂を刺激する、生意気な言葉を発する余裕さえ見て取れる。 俺は錐に手をかけると…… 「あぐっぅぅ!?いだいどぉぉぉぉーー!!じゃぐやぁぁぁぁ!!!!じぃいゃぐやあああああ!!!!!」 ぐるぐるぐるぐると回転させる。少しでも痛みから逃れようと、本来のものよりさらに不恰好なダンスを踊るが、俺の手の動きからは逃れられるはずもない。 ぐるぐる、ぶっちん。 「ぎゃおおおお!!!!!」 ぐるぐる、ぶちん。 「いだだだだだだだだあっあっあっあっああああああ!!!!!」 ばちん。ばちん。 「もげるううううう!!!!れみりゃのごうぎなおつばざがどれぢゃううううう!!!!!!」 数分とかからず、手足四つと翼がねじ切れる。その断面からは肉餡と肉汁が覗いている。 「ほらよっと」 芋虫のようになったれみりゃの胴体部分に錐の一本を突き刺し、床に固定する。 「さて、肉饅を味見するかねっと」 「がえぜええええ!!!おぜうざまのだいじなだいじながらだだどぅぅぅ!!がえぜえええ!!!!」 無視を決め込む。 「うおっ、まずっ。なんだこりゃ。全然喰えたもんじゃないぞ。恥ずかしい肉饅だなあ」 「にぐばんじゃなああああいいいい!!!」 本当はなかなか美味だったが、肉饅頭のこいつはどんなことで増長するかわかったものではない。適当に残して、 「まじゅいまじゅいごみにくは、ぽいっ☆だどぅ~☆」 れみりゃ種の仕草で捨てるそぶりを見せてやる。……隠すだけだ。本当は取っといて後で食べる。 「ぃやべでえええええええ!!!!!れみりゃのおおおおお!!!!」 続いて翼。そういえば、今まで気にした事はなかったがこの部分はどんな味がするのだろう。 肉の出来ばえから考えて、食べられないということはなさそうだが……? とりあえず食べようとして――もっといいことを思いついた。 「なんじゃこりゃ!!くさっ!!おぜうさまのつばさ、くさっ!! さすがにこれを食べるとかはないわ~…」 顔を背ける。我ながら迫真の演技だ。 「ぐざぐなんがないどぅ~!!がえぜっ!がえぜえええ!!!」 まあ、これも取っといて後で食べるんだけどね。 「くさいどぅ~☆こんなの生やしててはずかしくないんだどぅ~?」 「ううううううーーーー!!!」 俺は二枚の翼を両手で一枚ずつ持つ。 「いないいない……う~☆」 「うっ?」 さっきまで泣いていたのに、俺のいないいないうーに即座に反応するれみりゃ。 「いないいない…」 「いないいないぃぃ…」 そこで。 「くさっ!!!」 「ぐぢゃぐなんがないっでのにいいいい!!!!!」 もう一回。 「いないいない…」 「いないいないぃぃ…」 「くさっ!!!くさすぎっ!!」 「ぐぢゃぐないぃぃ!!!うぎぃぃぃ!!!!」 しばらくそのようにして、れみりゃの翼をおもちゃにして遊んだ。 「ゆぐぐぐぐ………」 「おっ?」 やがて、過剰なストレスからかれみりゃはとうとう気絶した。寝姿も実に滑稽だ。 そのままれみりゃを眺めていると、感慨が沸き起こる。 「ああ、本当に、いいものを手に入れた……」 こいつをどれだけ激しく、かつエレガントに虐待できるか。俺の器が試される時だ。 * * * * 準備に数ヶ月を要し、ついに俺は自分のれみりゃにふさわしい虐待方法へとたどり着いた。 「ほら、こっちへおいで。おいしいぷでぃんがあるぞ」 滅多にくれてやらないぷでぃんをちらつかせ、大変な思いで清掃し機材を取り付けた地下室へとれみりゃを誘う。 「うー♪やっとぷでぃんをよこすきになったどぅ~?ほめてやるどぅ~☆さっさとそのぷでぃ…」 「何 様 じ ゃ ボ ケ が!!!」 「ゆぎゃあああああ!!!!!」 ぶちぶちぶちっ!!翼の一枚を根本からもぎる。 ちなみにこの翼、メンマというかなんかそんな感じの食感だった。日々の虐待によってどんどん味が濃く、香ばしい独特の風味が出てくるようになってきている。うまい。 「あーくせえくせえまずい」 けなしてやりながらぼりぼりとかじる。あーだのうーだのぐぢゃぐないだのと喚くれみりゃを蹴り転がして地下室へとたどり着く。 「着いたぞ」 「うう~?」 地下室には、ゆっくりの入ったガラス箱を、左右正面の壁に沿って敷き詰めている。さながらゆっくり専門店のように。 「ゆぐううううう!?」 「れみりゃごわい!!!こっちこないでね!!!」 「ゆっぐりでぎないよおおおおおお!!!!」 れみりゃの姿を認めると、一斉に騒ぎ出すゆっくり達。 はじめは呆けていたれみりゃだったが、ゆっくりの声を聞いて、今まで忘れていた捕食種としての自尊心を取り戻し威嚇を始めた。 「ぎゃおぅ~☆たべちゃうどぉ~☆」 「ゆっぐりだすげてえええええ!!!!」 俺はれみりゃの背中を掴み、室の真ん中へと押しやる。 「ほれ」 「う~?」 ゆっくり箱に開けた穴から手を突っ込ませる。 「つっかまえるどぅー!」 突如箱に進入してきた捕食者の手から逃れようとするゆっくり達だが、そのゆっくりした動きのせいで逃げ遅れるものが出る。 「びゃぶううっ!!」 俺はゆっくりゃの手を完全に突っ込ませてから錠をかけ、固定する。逆側の手も、逆側の箱に突っ込んでやる。 「やめろおおお!!!まりざをだずげるんだぜええええ!!!」 「おにいさん!まりさをたすけてね!!」 同じ箱の中にいるんだから、お前が助けろよ。 「たべちゃうどぅ~☆」 と、そこでれみりゃは手を引っこ抜けない自分に気がついた。 「たべられないどぅ~?」 その間に、ゆっくり達は箱の隅、れみりゃの手の届かない安全地帯へと逃げ込む。 「それじゃあな」 俺は地下室を出た。 * * * * まんじりともせず、血反吐が出るほど待ち遠しく数日をすごした。 ついに自分で決めた刻限がやってくる。頃合いを見計らい、俺は再び地下室へと足を踏み入れる。 いや、あまりのテンションに、踏み入るというよりは踊り込むといった感じだったのは否定できない。 「ヘローエブリワン!!虐待お兄さんだよ!!」 「ゆっ!!!!」 待ち望んでいたその場所―― そこには、俺の望んだままの光景が展開されていた。 「Oh……グレート……」 箱の中には、欠けることのないゆっくりの群体。 室の中央には、両手を固定されてこちらを振り向くこともできないれみりゃ。 れみりゃは俺に気づくと、口汚く騒ぎ始めた。 「たべられないどおおおおお!!!!あしがつかれるどぅぅぅぅぅ!!!ぷっでぃんんんん!!!おででぇぇぇぇ!!!」 支離滅裂だが、言わんとすることは分かる。 れみりゃは身体を固定されているために、餌をとることができない。 それのみならず、ゆっくりに手をかじられている。ゆっくりは、普段はガラス箱の内部の餌発生装置から生成される餌で生活しながら、れみりゃが寝るのを見計らって襲撃すればいいのだ。 立ちっぱなしで足が疲れている。 計画通りだ。これなら、さぞかし美味しい肉饅になるだろう。 「ソーグレートエブリワン!!!エブリワンはゆっくりしてるかな!!」 「ゆっ!!ゆっ!!!」 「ゆっくりしてるよ!!」 「お兄さんもゆっくりしていってね!!!」 「いぢゃああいいいい!!!おあしぃおあしがいちゃいのおおおお!!!なんとかするんだどぅぅぅぅぅ!!!」 れみりゃをのぞいたゆっくり達は、れみりゃ肉饅という極上の餌を食べてご満悦だ。 俺は叫ぶ。 「ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「ゆっぐりでぎないいいい!!!!!」 大合唱が地下室に反響する。あとれみりゃの悲鳴も。 「さてと」 俺はゆっくり箱かられみりゃへと視線を移す。 「おあし……おあしがあああああ……」 両手が固定されているので、座ることもできない。足の力を抜いてしまえば腕がもげる。まさか乳酸菌がたまったりはしないだろうが、予想通りこいつらにとっても立ちっぱなしは辛いらしい。 俺は、じたばたとみっともなく地団太を踏む足に、用意してきたギプスをはめる作業に入った。 「う♪」 一切の刺激がないまま放置され、くたびれきった足に俺の手の感触が心地よかったのか、れみりゃは一瞬機嫌を直す。 「きもち~どぅ~☆」 内心むかつきながらも作業作業。 「そうら、これでおあしを曲げることもできなくなったよ」 さらに、金具で床に固定する。これで地団太を踏むことさえできなくなったわけだ。 「なにしてるどぅー!!そんなことよりはやくおぜうさまをここからだすんだどぅ~!!!!そうしないとたべちゃうどぅ~☆にぱ~☆」 出すわけねーだろ。っていうかまだ状況を理解していない。 「動かせるかい?」 念のため、そして肉饅の頭脳に状況を理解させてやるため問いかける。 「う?」 「おあしが、動かせるか試してみなよ」 「ああああーーーーー!!!!あんあああーーーー!!!!!おあじいいい!!!!おあじがあああ!!!じぇんじぇんうごかないどぅぅぅぅ!!!!」 「そうかい、それはよかった」 「よぐないいいい!!!」 さらに、長方形のガラス箱を取り出し、ゆっくり箱かられみりゃの帽子へと渡す。 「エブリワン、あれをげっとしたらもっとゆっくりできるよ」 「ゆゆっ!!」 「ゆっくりとりにいくよ!!」 左右のガラス箱、その上の方の棚に住んでいたゆっくりたちが我先にとれみりゃの帽子めがけて動き出す。 「れみりゃ、おあしのことはあきらめて(笑)上を見てごらんよ。お帽子が取られちゃうぞ」 俺はれみりゃに教える。れみりゃは言われたとおり自分の頭上を見上げる。 しかし、うぎぎぎと手や翼に力をこめるだけで、どうすることもできない。 「ゆっゆっゆ!!まりささまがゆっくりいちばんのりだぜ!!!」 「ゆぐぐう…にばんめぇ……」 やがて、自分の大切な帽子がゆっくりにもてあそばれはじめるのを見て怒り出すれみりゃ。 「ぎゃお~!!れみりゃのすぺっしゃるなおぼうしにてをだすなんてふとどきものだどぅ~!!たべちゃうどぅ~☆」 しかし、対するゆっくり達の反応は冷淡だ。 「たべちゃうだってさ」 「おお、こわいこわい」 「ぎゃおおう!?ほんどーにたべぢゃうんだどぅーーー!!!」 「おっと!こいつはそっちがわにはわたさないんだぜ!!まりさのなんだぜ!!」 「こっちのはこにもゆっくりわたしてね!!!れいむたちもゆっくりしたいよ!!」 おお、すげえ。相手にもされてない。ゆっくりたちはそれっきりれみりゃに構うことなく、新たな玩具をめぐって一進一退のおいかけっこをはじめる。 一番乗りのまりさは、自分の側から登ってきている後続に声をかける。 「みんな!!ゆっくりかせいするんだぜ!!」 それを見てれいむも、自分の子供に助けを求める。 「おちびちゃん!!おかあさんをたすけてね!!」 「ゆゆぅ~っ!!」 見る見るうちに両側の箱から後続がたどり着き、れみりゃの頭を挟んで引っ張りっこが始まる。 「ゆっゆっゆっゆっ……」 「ゆうううううう!!!」 「おぼうじぃ!!おぼうじがだめになっぢゃうぅぅぅ!!!」 「だぜ!!だぜ!!」 「ゆゆゆゆゆゆ!!!!」 びりっ。 案の定、二つに裂ける帽子。 「あああああんんんんんん!!!!!だがらいっだどにいいいいい!!!!」 滂沱の涙を流すれみりゃ。ゆっくり達はというと各半分ずつを自分側の取り分として納得したようだ。 「いいしょうぶだったぜ!!」 「ゆゆ!!つぎはれいむがゆっくりかつからね!!」 毎日ゆっくりコールを交わす間柄として、両側のゆっくりは仲が良さそうだ。身体を擦り付けあうなど存分にゆっくりし、自分たちの箱へ戦利品を持ち帰る。そして、自分達の箱でまたそれを引きずったり裂いたりして楽しんでいる。 「ゆがががががががが!!!!!!!もうゆるざないんだどぅぅぅぅ!!!!」 「おお、おろかおろか」 「ゆゆっ!!できるものならやってみてね!!」 「ごんどごぞ、ほんどうのほんどうのほんどぅぅに、たべじゃうんだどぅぅぅぅぅ!!!!!ぎゃおおおおおお!!!あああああ!!!!!」 「おばかさんはあいてにしてらんないよ!!そんなことより、あかちゃんとおぼうしであそぶよ!!」 「ゆっ!!!ゆっきゅり!!」 「おぼうじいいいいいい!!!!がえじてぇぇぇぇぇ!!!!!!」 俺は箱に近づき、 「ちょいとごめんよ」 帽子の切れ端を取り出し、かじる。餃子の皮のようなシンプルな味わいだ。 「あぐうううううう!!!!!!!だめえええええ!!!!!!」 半分ほど残し、箱に投げ入れてやる。それも、ゆっくり達の近づかないれみりゃの手の側だ。 「おぼうしとりかえしたどぅ~☆れみりゃ~のだどぅ~☆」 自力で取り返したわけでもないのにこの威張りよう。所詮は肉饅か。しかも、それを手にしてどうするかという点まで気が回ってもいない。ニヤニヤと見守る。 「う~っ?うっう~☆」 「…………」 「うううーーー!!!できないどぅぅぅぅぅ!!!!????」 すぐに挫折する。そりゃそうだ。手に取ったって、頭に持っていきようがないんだからしょうがない。 「なんでだどぅ~!!おぼうじかぶれないどぅぅぅぅーーー!!」 「おぼうしもかぶれないのかい?そんなことじゃ、おぜうさま失格だね」 「ゆっゆっゆっゆっ!!!!」 ゆっくりまで笑ってるよ、おい。 「臭いしおててはかじられてるし、おあしも動かせないんだったよね?ぜんぜんえれがんとなおぜうさまじゃないなあ……」 「うぎゃおぅぅぅぅ!!!!!!いやだどぅぅぅ!!!!おながずいたどぅぅぅう!!!!おあじぃぃぃ!!!おててぇぇぇ!!!!!」 「あ、そうだ。お翼とお肉を貰っていくね」 わざとゆっくりと、翼をもぎり肉をかっぱぐ。 「ぎゃうぅぅ!!!いだいどぅぅぅぅぅぅ!!!!やべでぇぇぇぇぇ!!!!!」 「ゆゆゆゆゆ!!!」 「おぼうし、きたなくなったからぽーいだよ!!!」 「ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!」 「うがうぅぅぅぅ!!!!!れびりゃはおぜうざま、おぜうざまなどにぃぃぃぃぃ!!!!だんでえぇぇぇぇぇぇ!!!????」 はー、面白かった。 れみりゃには、植物に養分を与えるのに使うアンプルを突き刺してきた。濃度の高い薬が入っているので、これでずっと保つだろう。 顔の前にぷっでぃんを吊るしてきたが、あれはまたしばらくあとでゆっくり達に与えるとして……。 あれも、これも――してやりたいことは沢山だ。 「ああ、本当にれみりゃはいいなあ……」 甘美な喜びは胸の奥に。 俺は次なる虐待に思いをはせるのだった。 おしまい □ ■ □ ■ あとがき ちょっと詰め込みすぎてくどくなったかもしれません。作中でいい目をみてばかりいるゆっくり達も虐待できなかったし…… 今後精進していきたいと思います。 読了下さり、ありがとうございました。 今まで書いたSS 豚小屋とぷっでぃーん 豚小屋とぷっでぃーん2 エターナル冷やし饅頭 このSSに感想を付ける
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ゆっくりれみりゃ系いじめ1? 虐料 ゆっくりれみりゃ系いじめ2 いないいないうー?虐 ゆっくりれみりゃ系いじめ3 ドライアイス?虐 ゆっくりれみりゃ系いじめ4 燃やせ燃やせ?虐 ゆっくりれみりゃ系いじめ5 紅魔館の大掃除?虐 ゆっくりれみりゃ系いじめ6 ゆっくりれみりゃの最期?虐制機 ゆっくりれみりゃ系いじめ7 運命?虐無 ゆっくりれみりゃ系いじめ8 ウルトラれみりゃ?そ ゆっくりれみりゃ系いじめ9 れみりゃとぷりん?虐無 ゆっくりれみりゃ系いじめ10 ゆっくりれみりゃを山に放す2制家性料無 ゆっくりれみりゃ系いじめ11 新たな命、れみりゃ?制家 ゆっくりれみりゃ系いじめ12 ゆっくりゃたまねぎ責め?虐制 ゆっくりれみりゃ系いじめ13 「プリン」が好きな二匹? ゆっくりれみりゃ系いじめ14 れみりゃと広告?虐料無 ゆっくりれみりゃ系いじめ15 パラサイト?虐性捕 ゆっくりれみりゃ系いじめ16 ゆっくりゆかりんとゆっくりれみりゃ?虐家捕性 ゆっくりれみりゃ系いじめ17 れみりゃうーー!!?制家無 ゆっくりれみりゃ系いじめ18 プール?虐捕 ゆっくりれみりゃ系いじめ19 れみりゃと亀さん?虐性無 ゆっくりれみりゃ系いじめ20 れみりゃのボランティア?虐家無 ゆっくりれみりゃ系いじめ21 ゆっくりれみりゃいぢめ~おめぇに食わせるぷっでぃんはねぇ!~?制そ ゆっくりれみりゃ系いじめ22削除 ゆっくりれみりゃ系いじめ23 魅惑の透明なケース2?虐家無 ゆっくりれみりゃ系いじめ24 土用丑の日れみりゃの日?虐家料 ゆっくりれみりゃ系いじめ25 ゆっくりれみりゃの日常?そ家共 ゆっくりれみりゃ系いじめ26 れみりゃ 幸福の資格? ゆっくりれみりゃ系いじめ27 ゆっくりれみりゃの調教(基盤)?そ薬捕無 ゆっくりれみりゃ系いじめ28 ゆっくりれみりゃの調教(応用)?そ捕家性無 ゆっくりれみりゃ系いじめ29 ゆっくりれみりゃの調教(試験)?そ捕家無 ゆっくりれみりゃ系いじめ30 れみりゃのヘアカット?虐無 ゆっくりれみりゃ系いじめ31 ぷっでぃ~ん天国?虐捕無 ゆっくりれみりゃ系いじめ32 俺はれみりゃが嫌いです?虐無 ゆっくりれみりゃ系いじめ33 妊娠ゆっくりゃいじめ?虐無 ゆっくりれみりゃ系いじめ34 睡眠薬?虐料無 ゆっくりれみりゃ系いじめ35 ゆっくりゃを狩る者?制捕 ゆっくりれみりゃ系いじめ36 ゆっくりぼーる5虐家道 ゆっくりれみりゃ系いじめ37 ゆっくりゃと俺?そ ゆっくりれみりゃ系いじめ38 ゆっくりゃ拷問室・前編?虐 ゆっくりれみりゃ系いじめ39 VSれみりゃ?制 ゆっくりれみりゃ系いじめ40 くろひげ?虐機無 ゆっくりれみりゃ系いじめ41 ゆっくりゃ拷問室・後編?虐家無 ゆっくりれみりゃ系いじめ42 ゆっくりみだら8?虐性家無 ゆっくりれみりゃ系いじめ43 ゆっくりみだら9?虐性無 ゆっくりれみりゃ系いじめ44 にくまんだどぉ♪? ゆっくりれみりゃ系いじめ45 幻想郷味巡り・にくまん編? ゆっくりれみりゃ系いじめ46 咲夜さんの気遣い? ゆっくりれみりゃ系いじめ47 でびりゃまん (その1)? ゆっくりれみりゃ系いじめ48 ゆっくりゃタイフーン? ゆっくりれみりゃ系いじめ49 冬のれみりゃ1? ゆっくりれみりゃ系いじめ50 れみりゃ拘束虐待?虐 ゆっくりれみりゃ系いじめ51 ゆっくりゃへのおしおき? ゆっくりれみりゃ系いじめ52 おぜうさま(笑)? ゆっくりれみりゃ系いじめ53 ゆっくり眠れない夜? ゆっくりれみりゃ系いじめ54 かりしゅま対決? ゆっくりれみりゃ系いじめ55 うーせんおじさん?そ ゆっくりれみりゃ系いじめ56 れみりゃにアドバイス? ゆっくりれみりゃ系いじめ57 ぶーぶー!ってやつかわいい? ゆっくりれみりゃ系いじめ58 だんす? ゆっくりれみりゃ系いじめ59 冬のれみりゃ2? ゆっくりれみりゃ系いじめ60 ブログの女王? ゆっくりれみりゃ系いじめ61 れみ☆りゃ☆ぎゅー☆?虐 ゆっくりれみりゃ系いじめ62 れみりゃをむーしゃむしゃー?そ ゆっくりれみりゃ系いじめ63 帽子のないれみりゃ?虐 ゆっくりれみりゃ系いじめ64 サンタクロース? ゆっくりれみりゃ系いじめ65 どろっ☆わーずぅ? ゆっくりれみりゃ系いじめ66 かんばんむすめ? ゆっくりれみりゃ系いじめ67 れみりゃの子育て? ゆっくりれみりゃ系いじめ68 れみりゃの弱肉強食物語? ゆっくりれみりゃ系いじめ69 おぜうさまのこーまかん?虐緩無 ゆっくりれみりゃ系いじめ70 れみりゃはメイド長?虐希無 ゆっくりれみりゃ系いじめ71 しまわないで!?虐巨強希ゆ幻 ゆっくりれみりゃ系いじめ72 れいむとれみりゃ親子いじめ?虐制汚家無 ゆっくりれみりゃ系いじめ73 おお、かゆいかゆい?滅他無 ゆっくりれみりゃ系いじめ74 れみりゃ牧場虐家料無 ゆっくりれみりゃ系いじめ75 おぜうさまのこーまかん?虐緩無 ゆっくりれみりゃ系いじめ76 れみりゃはメイド長?虐希無 ゆっくりれみりゃ系いじめ77 れいむとれみりゃ親子いじめ?虐制汚家無 ゆっくりれみりゃ系いじめ78 れみりゃ農法?制家無 ゆっくりれみりゃ系いじめ79 都市の一角で?虐環家無現]]
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「うっう~♪」 れみりゃを写真屋に連れて来た。 始めてみる写真屋さんに興味心身のれみりゃ。 「こらこら、かってに触るなよ!」 「うー!! いいの!! れみりゃはこーまかんのしゅじんだがら!!!!」 なんだそりゃ? 「ダメダメ! ほらこっちにおいで!!」 「うーーー!! しゃくやにいいつげでやるどぉ~♪」 暴れるれみりゃを写真屋の奥へ連れて行く。 そこには、数々のゆっくりの写真が所狭しと並べられていた。 「う~~♪ がぁお~~た~べちゃうぞ~♪」 一枚の大きなゆっくり魔理沙の写真に向かって威勢を張るれみりゃ。 しかし、写真なので逃げも隠れもしない。 「う~? がぁお~!!!」 とうとう写真に暗い食らい付きそうになったので慌てて止める。 「こら! これは写真っていうんだよ!!」 「う~? じゃじん~?」 「あぁ、景色を写すことが出来るんだ。この写真を見てみろ。咲夜さんがレミリアさんと一緒に写ってるだろ?」 「うーーー!!! しゃぐやーーー!! れみりゃね、ぷっでぃ~んたべたいどぉ~♪」 咲夜、の写真に向かって必死にプリンプリン連呼するれみりゃ。 大体、そのポーズはなんだよ? 「れみ☆りゃ☆う~☆ にぱー♪」 ……。 どうやら、コイツのお気に入りのポーズらしい。 「さっきも言ったろ? これは写真って言って景色を写すんだよ? ここには咲夜もレミリアも居ないにの! 居るのは劣化の中でも最劣化のお前なの!!」 「うーー!!! ざぐやーー!!! ごぉごーーー!!!」 頭痛くなってきた。 馬鹿な霊夢だってきちんと理解できたのに……。 「いいか? 今日はお前の写真を取りに来たんだよ! 分かる? Do you understand ?」 「う~? れみりゃしゃしんどるどぉ~♪」 本当に理解してんのかコイツは? まぁいい。 さっさと終わらせて帰ろう。 「ほら、こっちで写真を撮るから着いて来い」 「うっう~♪」 奥のスタジオに到着すると、既に撮影の人々は集まっていた。 挨拶を終えて撮影に入る。 最初は嬉しそうににくったらしく笑っている上半身から。 「はい! そこに立って笑ってね」 カメラマンは何度もゆっくりを撮影しているようで慣れた手つきでれみりゃを撮影していく。 紅魔館のメイド長によく呼ばれるんですよ。 と、苦笑いしていたことを思い出した。 どうやら、れみりゃは得意分野のようだ。 「う~♪ れみ☆りゃ☆う~♪」 一枚目の撮影終了。 今度はプリンを食べている所。 「う~~!!! ぷっでぃ~ん♪」 目の前に大きなプリンが運ばれてきた。 そりゃもう、生クリームでデコレーションされた凄いのが。 それを見て、目を輝かせて喜ぶれみりゃ。 へぇ、腐った玉子とクリームで作ったプリンでも香りは良いもんだな。 「うっう~♪ ぷっでぃ~んおいしいどぉ~♪」 顔ごと突っ込むように、大きなプリンをスプーンで食べ進める。 すくったプリンを、目の前まで持ってきて笑顔でパク。 ドンくさいので時々プリンが落ちる。 それに気付かずスプーンを食べて文句を言うれみりゃ。 ああ、めっちゃ腹立ってきた。 「う~♪ おいしがったどぉ~♪」 どうやら俺の心が臨界を突破する前にコイツの食事が終わったらしい。 センスの悪い服がベトベトに汚れている。 「う~~~♪ れみりゃのかわいいふぐがよごれちゃったどぉ~♪ はやぐふいでぇ~~♪ はやぐ~♪」 次の撮影は、……。 なるほど。 「う~♪ さっざとふがないどざぐやにいいつげるどぉ~♪」 串刺しになった肉まんね。 「ほい来た! 後ろ向け!!」 「う~♪」 後ろを向いたコイツの頭に串を刺していく。 「う? うあああああああああ!!!!! うああーーーーーーーー!!!!!!!」 抵抗するものが無いのであっさり通すことが出来た。 他の人は膝と肘を刺して固定する。 「ああーーーーー!!!! いだいーーー!!! れみりゃのぷりでーーーなからだがーーーー!!!!」 あっという間に肉まんの串刺しの出来上がりだ。 ……うーん、帰りに手羽先で一杯やって帰るか? 黒ビールも美味そうだな……。 「うああーーー!!! ざぐやーーー!! こいづらやっづげでーーー!!!!」 カシャ、カシャっとシャッターを切る音が断続的に聞こえてくる。 眉一つ動かさずに冷静にシャッターを切るその姿は、正にプロといった所だろう。 「これ位で良いでしょう。次に行って見ましょう」 粗方取り終わったカメラマンが指示する。 あっという間に串が抜かれて自由のみになるれみりゃ。 「うーーーー!!! ざぁぐやにいいずげでやるぅーー!!!! う!! うーーー!!!!」 散々悪態と着いて突っかかって来るが、全員準備に忙しいので文字通り足蹴にされるれみりゃ。 直ぐ再生するので知ったこっちゃ無いが。 さてと、次の撮影は、釜茹でにされる肉まんね。 あの服を触るのか、やっぱさっき拭いておけばよかった。 「ほら、ここに入れ!」 汚れていない所を探して釜の中へ。 最初は40度位にしてあるので、コイツもさぞ気持ち良いだろう。 「う~~♪ おふろだどぉ~♪ う~♪ じゅ~すもっできでぇ♪ じゅーず♪」 ……黙ってろ肉まん。 「うーー? しゃぐやーー!! あづいよーー!!! しゃぎやーーー!!!!」 そんなモンでへばるなよ。 なんたって80度まで上がるんだから。 「うーーー!! でるーーー!!! ざぐやーーー!!! だじでーーーー!!!!!!」 上がるんなら自分で出ろよ。 そうか、羽は縛って有るんだっけ。 「うーーーー!!! でるーーー!!! れみりゃでるどぉーーーー!!!!」 鍋の中で顔を真っ赤にしてるれみりゃはなかなか食欲をそそるな。 周りに食欲をそそる良いにおいも漂ってきたし。 「うぎゃーーー!!! だぜーーーー!!! れみりゃだぜーーー!!!!!」 ああ、お前はれみりゃだぜ? 「うーーーーーーーーー……」 意識が無くなった所で終了。 氷と塩でキンキンに冷えた水の中へ勢いよく投下する。 「!!! ひゅぅーーー!!!! ひゅぅーーー!!!!」 おお!! まだそんなに元気があったのか? 「まだ撮影の準備で時間が掛かるから、そこで遊んでて良いぞ!!」 頭を踏んで深く深く沈める。 放してやると、はぁはぁ遊び疲れた様子でばちゃばちゃ犬掻き。 そしてまた沈める。 十回ほど繰り返して漸く準備が終わったようだ。 最後の撮影は肉まんの丸焼き。 「んびゃ!! はぁはぁ!!! うーーーー!!!!!!」 大きな網の中へ挟み込む。 そのままスミが燃えている中へ。 「うーー!!! あづいーーー!!! あづいーーー!!!」 あまりの暑さにドンドン肉汁が流れ落ちるれみりゃ。 それが燃え上がって、直に体を焼いていく。 「うっぎゃーーー!!!! じゃくやーーー!!! だずげでーーー!!!!」 そろそろ頃合か? れみりゃの網を一旦持ち上げる。 「うーー? う~~♪ ばぁ~がぁ♪ ざぐやにいいづげでやどぅ~♪」 焼きむらが出来ないように両面を焼いていく。 「♪ !!! ぎゃーーー!!! あーーーーー!!!!!!」 肉汁の量が凄いのか、秋刀魚を焼いたような勢いで火柱が上がる。 それによって、焼けた肉の香りが漂ってくる。 「……、ぅーーーー!! zじゃぐやーーー!! だずげでーーー!!! ぷっでぃんもっでぎでーーー!!!」 これは牛かな? 「…………」 いやブタか。 「いいねーー!! ちょっと揺らして、もっと脂を落としてくれるかい?」 カメラマンは、生き生きと食材をファインダーに収める。 肉汁を溢れさせて、狐色に焼け上がる肉まん。 匂いは伝えられないが、それを除いても食欲をそそる事は間違いないだろう。 ゆっくり加工場の宣伝部。 今日の仕事は商品用のゆっくりの写真撮影だった。 このSSに感想を付ける