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今日はゆっくりの中でも非常に希少な、ゆっくりさくやの生態について言及したい。 概要 ゆっくりさくやは、特定のゆっくりの世話をする 共生型と呼ばれる種類のゆっくりである(共生型には他に、 ゆっくりらんしゃまや、ゆっくりえーりんなどがいる)。 ゆっくりさくやの殆どは体付きであり、 主に ゆっくりれみりゃ、ゆっくりふらん、ゆっくりぱちゅりーと共生する習性を持つ。 性格 基本的に大人しく、礼儀正しい性格だが、共生するゆっくりに危害を与える存在には容赦せず、 ゆっくりめーりんに対しては、シエスタを邪魔するなどの攻撃的な面もある。 中身 ゆっくりさくやの中身は、液体状のプリンの元である。 れみりゃが言う「ぷでぃん」は、厳密にはさくやのものを差している。 特長的な行動1 中身がプリンの元であるさくやは、度々それを共生するゆっくりに分け与える。 さくやの手に当たる部位には極細かつ開閉可能な孔があり、そこからプリンの元を出す。 プリンの元は上から固まっていき、さくやが量を調整することであの逆カップ型になる。 その行動は非常に早く、ゆっくりしていない。 そのため、一見すると一瞬でプリンを出しているかのように見える。 ちなみに、孔を通さないと何故かプリンの元は固まらず、ドロドロとした液体状になる。 特長的な行動2 さくやは急所を守る為、胸の部分に緩衝材になるモノを詰める習性がある。 これを「ぱっど」という。 命に関わる事なので、さくやはぱっどを取られるのを非常に嫌がる。 特長的な行動3 さくやはれみりゃに対して非常に好意的である。 共生相手としても、ふらんやぱちゅりーよりれみりゃを優先する傾向にあり、 他の2種と共生している場合でも、優先して、れみりゃにプリンを渡すことがある。 知能 ゆっくりとしては非常に賢く、餌を食べやすく加工することが出来る。 棲息場所 基本的にはれみりゃが棲息している森に住んでいる。 共生相手の巣に転がり込み、器用に巣を拡張して居座ることが多い。 以上がゆっくりさくやの生態の一部である。 希少種ということもあり、まだまだその生態には謎に包まれた部分が多いが、 多くのゆっくり研究家が日々、その解明に努めている。 その全貌が明らかになる日も近いだろう。 ―― by.ゆっくり怪談の人 PAD長・・・ -- 名無しさん (2010-12-08 02 27 36) めーりんは敵なの?共生相手じゃないのか? あと胸なんてあるのか?(いろんな意味で) -- 名無しさん (2013-07-28 11 19 06) 名前 コメント
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※これは拙作『詰め替えゆっくり』『ゆっくりのんでいってね!』の設定を使っています。 ※『ゆっくりのんでいってね!』の続編ですので、まずそちらを見ていただいた方が分かりやすいと思います。 『レポート』 「ゆっくりしていってね! ゆっ、おにいさんごはんくれるの? ゆっくりありがとう!」 「あかちゃんからなんだね! ゆっくりおいしいごはんをたくさんあげて……ゆ? あかちゃんがおりぼんだけになったよ?」 「れいむのあかちゃんはおりぼんつけてて、おにいさんのおみずでとけておりぼんだけになっちゃって……ゆ?」 「ゆぅ……あかちゃん、とけちゃったの? とけちゃっ……あがぢゃぁぁぁぁぁんんん???!!!」 「れいむのかわいいあかちゃんがどげぢゃっだぁぁぁ!!! どうじでこんなこどずるのぉぉぉ???」 「あがぢゃんが……あがぢゃん……ゆっ!? おにいざんなにずるの!?」 「やめでね! れいむのあがぢゃんをゆっぐりでぎなぐざぜだものなんかのみだぐないよ!」 「やめで、ゆっぐりざぜでよ! これじゃゆっくり……やべでぇぇぇ!!! こどもたぢにへんなののまぜないでぇぇぇ!!!」 「おねがいだがらやべでぇぇぇ……ゆっ? おにいさん、どこかにいくの? ゆっくりしないではやくでていってね!!!」 「ゆっくりしていってね! ゆっ、おにいさんごはんくれるの?」 「れいむたち、すごくおなかすいてるよ! ゆっくりしないではやくごはんちょうだいね!」 「あーん……え”ほっ、げほっ! すっぱぁぁぁ!!!」 「なにごれぇぇぇ……ごれじゃゆっぐりできないよ! じあわぜーになれるごはんをゆっぐりぢょうだいね!」 「やめでね! ぞのおみずはふじあわぜーだがらやめでごぼばぶばぶばぶ……すっぱぁぁぁ!!!」 「ごーく、ごーく、ふしあわせー……おにいさん、れいむたちはらんしゃまじゃないから、すっぱーなのはもういらないよ……」 「おうちにかえしてね……ゆっくりできないよ……」 「わかったよ……みんな、ふしあわせーだけど、これしかたべられないからがまんしてね……」 「さんにんとも、ゆっくりしないでなにかいってね……」 「……こどもたち?」 「もうのみたくないよぉぉぉ……」 「とけるぅぅぅ……れいむのあんごがとげぢゃううう……もうやべでぇぇぇ」 「もっど……ゆっ……かっ……」 ●ケース8 米酢(原液) 親ゆっくりれいむ 2 子ゆっくりれいむ 3 (小ゆっくりれいむ 1) 合計 5(6) 自家製の米酢を摂取させる。 初摂取から死亡まで、数日かかってアンコが溶け出してくる。 子ゆっくりは5日、親ゆっくりは1週間と3日で死亡。 今回はおごって頂くので、財布を忘れない様に。 (口以外の部分に1滴でも落とすとその部分が溶け出す) (小ゆっくりは2滴顔に受けた時点で死亡したが、食べさせての結果ではないため括弧書きにした) 「ゆっくりしていってね! ゆっ、おにいさんごはんくれるの? とかいはのありすのおくちにあうものをちょうだいね!」 「ゆっ? ……それだけなのね。いいわ、とかいのごはんはちょっとでもしあわせーになれるから!」 「あーん……ゆがががががががががびゃっぴぃいいぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃざぎゅあぁぁぁ!!!???」 「ゆっ……ずっとゆっくりしちゃったおかーさんとあっちゃったわ……ゆ! おにいさん!!!」 「あんなの、ぜんぜんとかいはじゃないわ! もっととかいはにふさわしい、ゆっくりしたごはんをちょうだいね!!!」 「それじゃないのぉぉぉ!!! ぞれはぢっどもどがいはじゃないわぁぁぁ!!!」 「やべでよ! ゆっぐりざぜでぇがぎゃびゅっぎぃぃぃぃがぁぁぁぁぁぁ!!!」 「ゆぅ……おかーさんとおかーさんのおかーさんがすっきりーしてたわ……ゆぎゅ! おにいさん!!!」 「もっととかいはな……い、いいわ! おにいさん! もうごはんはいらないわ!」 「おもてなしもできないいなかのひとのおうちにきちゃったありすがわるかったから、ゆっくりおうちにかえしてね! ぱちぇもありすもかえるよね!?」 「ぱちぇ? ありす? みんな? どうしておへんじしてくれないの?」 「おへんじをしないこはとかいはじゃ……ゆぎゃぁぁぁ!!! ありずとばぢぇのずでぎなあがぢゃんだちがぁぁぁぁぁ!!!」 「やべでぇぇぇ!!! やべであげでぇぇぇ!!! そんなもののまぜないでぇぇぇ!!!」 「やべっ……ぱちぇが、ありすとぱちぇのあいのけっしょうが……ばぢぇぇぇぇ!!! おへんじしでねぇぇぇ!!!」 「ばぢぇ、ばぢぇぇぇぇ……ありずぅぅぅ……ゆっぐ……どうじでごんなひどいごどずるのぉぉぉ……」 「やべでよぉぉぉ……ありずはぞんなのいらないよぉぉぉ……おうぢがえりだぎゃぽおぷぴぇぷあぷばぷがぎゃぴゃっぷびぃぃぃ!!!???」 「ゆっ……ぱちぇー、ぱちぇ、ありすー……ありす、みんながずっとゆっくりしちゃうゆめみちゃったよ……」 「ゆっくりみんなですーりすーりしようね……ぱちぇー? あかちゃんたちー?」 「おへんじがちゃんとできないととかいはにはなれないわよ……おにいさんもそうおもうわよね?」 「……おにいさん? どうじでおにいざんがここにいるのぉぉぉ!!! ゆめじゃながっだのぉぉぉ!!!???」 「ゆっぐりみんなをがえじでねぇぇぇ!!! ありずのとがいはなかぞぐだぢをがえじでねぇぇぇぇ!!!」 「ゆっ、ありずのおはなじぎがないおにいざんはどがいはじゃないわよぉぉぉ!!! まっでねぇぇぇ!!!」 「ゆげっ、え”っほ……がえじでぇぇぇ……ありずのとかいはなかぞくたちをぉぉぉ……」 「げほっ、おげぇ……がえじでぇぇぇ……きれいなおよめさんとすてきなあかちゃんたちをぉぉぉ……みんなをがえじでよぉぉぉ……」 「みんなをがえじだぎゃがぁぁぁぁぁぁぼぽぽぽぴゅびぃぃぃ!!!」 「……がえ、じでぇ……ゆべっ」 ●ケース12 唐辛子(粉末) 親ゆっくりぱちゅり 1 親ゆっくりありす 1 子ゆっくりありす 4 小ゆっくりぱちゅり 3 合計 9 砕いて粉末状にした鷹の爪を水に溶かしたものを摂取させる。 親子関係なく、1滴で全身から体液を流して絶叫する。 3滴で小ぱちゅりが、6滴で子ありす、親ぱちゅりは小瓶(20滴程度の容量)一つ、親ありすは小瓶一つと5滴で死亡。 いい加減おごって欲しい。今回は財布を持たない事にするので、よろしく。 「ゆっくりしね! ゆっくり……うー、ごはん?」 「うー♪ ごはんごはん、ゆっぐぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」 「うー……? ゆっくりしね、しね!!!」 「ゆっくりごはんよこせ! うー、うー!!! ゆっくりしね!」 「ゆっくり……うー♪ごはん♪めーりんとごはん♪♪♪めーりん……ゆ?」 「うー……めーりん?」 「めーりん……ゆっくりしていってね!」 「うー? ……うー♪ごはん♪ふらんもごはん♪ゆっくりしね♪ごはん♪ゆっくりじぐぎゅあぁぁがががががぎゃげぎゃぁぁぁぁぁ!!!」 「う、うー……めーりん? めーりん!」 「めーりん……ゆっぐりじでね! ゆっぐりじでいっでね!!!」 「ゆっぐ……めーり”ん”ん”ん”ん”ん”!!!」 「ゆっぐりじね! めーりんがえぜ! ゆっぐりじね! めーりん、めーりんがえぜ!!!」 「にげるな! めーりんがえぜ! がえぜ! にげるなぁぁぁ!!!」 「うー、うー!!! ゆっくりしね!!!」 「うー! ゆっぐりじね! めーりんかえせ! がえぜ!」 「がえべびょっぴきぃぃぃぃぃいぎゃぎゃぎょぎぇあああぁぁぁぁぁ!!!」 「……うー。うー……がっ、がえぜ! めーり……め”ーえぶぇ! おろろろろろろろろげげげげげげげげげげ……おぼぅえええぇぇぇ」 「え”ほっ、げほっ……が、え………ぜ………」 「……がえ、ぜ……めーりn」 ●ケース13 塩水 親ゆっくりふらん 1 親ゆっくりめーりん 1 子ゆっくりふらん 3 小ゆっくりめーりん 2 合計 7 ぬるま湯に溶かした塩を摂取させる。 これも親子関係なく、1滴で全身から体液を流して絶叫していた。 2滴で小ゆっくりが、5滴で子ゆっくり、8滴で親ゆっくりが、中身を吐き出して死亡。 今回は前回の皿洗い分も含めておごってもらうつもりなので、絶対に財布を忘れない様に。 それと、兎が体で返すと言っていたのは、食事にしろという意味だろうか? 人型の兎を食う趣味はないのだが。 リハビリを兼ねて、台詞オンリーに挑戦。 やっぱり書きづらい。そして似たり寄ったりの展開に反省。 by元319 cyc=めて男 このSSに感想を付ける
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注意 過去作品『僕はこうして育ちました』と『ボブはこうして出会いました』の登場人物が登場 レイプネタ有り(ソフト) ゆっくりとの恋愛有り 虐待分薄 父:会社員。課長クラス きめぇ丸を妊娠させて出産させた張本人。犯すのは好きだが食べるのは好きではないらしい。会社の中では真人間で通っているから不思議 息子:学生。思春期まっさかり ゆっくりと人間のハーフ。体の半分はゆっくりと同じ素材で出来ているが見た目は完全な人間。父曰く「お前は火傷した部分から、クロアッサンの香りがする」 彼女(ゆっくりふらん)との交際は現在も続いている。ゆっくりに対してはハイスペックな性能を誇る ボブ:黒人。海外研修生 スラム育ち。ゆっくりが大好物(二つの意味で)の変態。デカイ 「そういえばこの前、弁護士を名乗る男から『息子さんが女の子を孕ませたからすぐにその治療費を振り込んで欲しい』という電話があった」 「それ振り込め詐欺だね、とうとう家にもかかって来るようになったんだ」 「思わず信じちゃったよ、だから『どこのご家庭のゆっくりですか?』って尋ねたんだが。そこで電話が切れた」 「ふーーん」 (あれ・・・?) 最近、息子の反応が薄い 日曜の午後。親子は昼食をとっている最中だった 今現在。この二人の雰囲気は何故か気まずかった その気まずさから脱却するために父は口を開く 「ところで最近ぱちぇさんを見ないんだがお前何処行った知らないか?」 「クラスにゆっくりの胴付きが飼いたいけど、お小遣いが足りなくてお店で買えないって子がいたからその子に。委員長やってる子なんだけど」 「ちょっ! おま・・・! なに親の愛人譲渡してるの!? おかしくない??」 (ゆっくりを愛人って呼ぶほうがおかしくない?) 今この親子は喧嘩中だった。喧嘩といっても別段仲が悪くなったわけではない ただ息子が父を避ける傾向があった さかのぼること先週の夜 「もう我慢ならん。今日という今日は言わせてもらう」 普段は温厚な父が静かに怒っていた 原因は息子の作る料理にあった 「どうしたら市販のルーで作ったカレーが星の王子様より甘くなるんだ?」 家事は昔からお互いに分担しており、夜帰りの遅い父は料理を息子に任せていた 始めこそインスタントや出前、出来合いのものだったが。最近彼は自炊に挑戦しはじめていた 最初は普通だった。しかし回を重ねるごとに段々と料理の甘さが増してきた 「辛いのは体に毒だよ?」 「甘すぎるのも父さんは体に毒だと思います。主に糖尿病になる」 辛いものを避けて甘いものを好むのはゆっくりの性なのだろうか 「まあ甘いのは一万歩譲って良しとしよう…」 父はカレーにスプーンを差し込んで『あるもの』を拾い上げた 「なんでカレーに『ゆっくりの目玉』が入ってるんだ?」 「肉がなかったから代わりに・・・」 「コレ見つけたときは、糖尿病より先に心臓発作で死ぬかと思ったぞ」 近頃の息子はかなりの頻度で料理にゆっくりを使用する。料理が甘くなる原因はそれだった 冷蔵庫を開けると各部位ごとに切り分けられたゆっくりの体が入っていたり 二階のベランダでゆっくりの干物(?)らしきものがまるで干し柿のように連なりぶら下がっている 使用されるのは主にれいむ種とまりさ種 「ゆっくりなんてその辺で捕まるから家計にも優しいでしょ?」 「『裏山で山菜採ってきたよ』みたいなノリで言うな。それに捕まえて来るにしたって限度があるだろ。一匹もいればお腹一杯だ」 「だって何匹も簡単に捕まるんだよ?」 「それはお前限定だ」 ゆっくりにとって息子はかなりの美男に見えるらしい そんな魅力的な雄に声を掛けられれば近寄ってこないゆっくりはいないだろう (そもそもお前も半分はゆっくりなんだから同族殺しになるんじゃ・・・・) 考えの途中で父は思い出した (そういえば母さんも捕食種か…) きめぇ丸にとってれいむ種やまりさ種の価値は食料でしかなかった (考えたら。こいつも昔かられいむやまりさにだけは興味無かったよな) 息子は母の価値観をそのまま引き継いでいた 「まあとにかく。アメリカのキャンディーよりも甘くて、ドイツのチョコより薬品臭いカレーを父さんはカレーとは認めません」 「美味しいのに・・・・」 「それもお前限定だ」 父は二次性徴を迎えてから徐々にゆっくりの特徴を見せ始める息子を密かに心配していた 「お前にはゆっくりレイパーになって欲しいと心から願っているがな」 「願うな」 「このままじゃ本当にゆっくりになってしまうぞ?」 「いやならないから」 「でも実際、どうなるかわかんないだろ。お前違う生き物なんだか、ら…」 言って、しまったと思った 息子の表情が一瞬だけ翳(かげ)った 「すまん…別にそんなつもりじゃ」 「大丈夫、気にしてないから」 ―――違う生き物 その言葉が彼の心を静かに削り、抉った 父から自分が人間とゆっくりのハーフと知らされて半年。時間が流れるにつれて彼にその事実を受け入れ始めていた 最初の時のような戸惑いはもう無い。しかしそれは同時に自分が半分人間ではないと認めるのと同義だった 『自分はそういった存在なんだ』と割り切ってはいたが、父のその言葉に大きな疎外感を感じた 「僕もう寝るね。お風呂は朝入るよ」 「あ、ああ…」 その日から親子の気まずい時間は始まった そんなこんなで1週間が過ぎた 時刻は冒頭。日曜の午後に戻る 「なあいい加減機嫌を直せ」 「別に怒ってないって言ってるだろ」 彼自身、もう父のことを許していた。しかしそのことをなかなか言えないまま今日まで来てしまった 「父さんの余ってるキン消しやるから、な? ほらブロッケンJr とウルフマン」 「タッグトーナメント? そのネタわかりづらいよ。じゃなくて僕は…」 ピンポーン そんなときインターホンが鳴った 父との話を打ち切り、箸を置いて口元を拭き玄関へ向かう 「はい、どなたで…うわっ!!」 「ハジメマシテ、ボブデス」 玄関の入り口よりも高い身長の黒人が立っていた 「おおボブ、わざわざ家まで来てくれたのか。あとで車で迎えに行こうと思ってたのに」 「ドウモデス。カチョーサン」 シェイクハンドする父と黒人 「どちら様?」 「紹介が遅れた。彼はボブ、会社の海外技術研修生だ」 「ヨロシク」 握手する手がボブの手にスッポリと包まれた 「これから出かけるがお前も来るか?」 「え? ああ…うん」 この日父はボブに市街を観光させる約束をしていた 車は父が運転して、その助手席にはボブ。後部座席に息子が座った 「え? ボブさんまだ二十歳なの!?」 「ははは、凄いだろう?」 「なんで父さんが威張るの?」 和気藹々としながら車は国道を走る 「ムスコクン、ワタシノ、コキョウノ、シャシン、ミル?」 ボブがデジタルカメラを取り出すとそのディスプレイを後の席の息子に見せた 「ボブの故郷?」 スライドショーには落書きだらけの町並みが写っていた 「スラム?」 「ソウデス。トテモ、キケンナ、マチ」 スラム街=貧しい人たちが寄り集まって住んでいる地区 「ボブはその年で結構苦労してるんだぞ」 「そうなんだ…」 陽気そうに見える彼がどんな苦労をしてきたのかを、世界を知らない少年は想像することすらできない スライド写真の中で馴染みのあるものを見つけた 「ゆっくり?」 「イエァ! ワタシノ、マチノ、キュウセイシュ」 「スラム街はゆっくりが現れて変わったそうだ」 「コノ、シャシン、ミテ」 みすぼらしい格好の子供がれいむを齧っている場面 「ホームレス、タベモノ、フエタ」 繁殖能力が高く、調理しなくても食べられるゆっくりは物乞いの子供や大人にとって大変重宝された 「ゆっくりって美味しい食べ物だよね」 「Yes」 「そうか? 父さんはあんまり好きじゃないぞ」 ディスプレイの映像が切り替わる 「え?」 ゆっくりまりさが一匹だけ写っている まりさの口はだらりと開き、目は虚ろ。帽子と髪には白濁液が掛かっていた 「コレ、レイプサレタ、マリサ」 「ゆっくりを犯すことで性犯罪も減ったらしいぞ」 「いや、たしかにその事実もすごいけど。これボブが撮ったんだよね?」 「イエア」 その写真は明らかに犯された直後だった 「まりさを犯したのってもしかして…」 「ボブだ」 (ボブも同類かよ…) 顔に手を当てる。落胆の色は以外に大きい 画面が切り替わる 数人の黒人がバスケットをしているところだった 「このボールってもしかして」 黒人が手にしているのはバスケットボールではなく、ゆっくりれいむだった ボブ曰く。スラム街でゆっくりが死ぬ一番の原因は、食べられることでもレイプされることでもなく。スラムダンクによるショック死らしい 「コドモノコロ、NBAノ、センシュニ、ナリタカッタデス。ダカラ、マイニチ、レンシュウ、シテマシタ」 「父さんは幼い時『パーマン』になりたいって思ってたな。結局リーマンになってしまったが」 「いや、父さんは十分立派な(レイ)パーマンだと思うよ」 (そういえばコイツ幼い時『アンパンマン』になりたいって言ってたな。当時はギャグか本気か正直わからなかった) 地雷になると思ってあえて口に出さなかった その後、街で有名なスポットを数箇所回る。回り終わった頃には夕方になっていた 店で食事を済まして次に向かったのが市民公園だった 「ここが最後のスポットだ。というかメインスポットだ」 季節は冬。寒さと暗さで、その広さに関わらず人は見当たらない 「こんなところで何するつもり?」 嫌な予感しかしない 「この公園にはゆっくりが沢山生息しています」 「どうせレイプするつもりでしょ?」 車に積んであった大きめのコートを羽織り、寒さで顎を震わせながら父を睨む 「話は最後まで聞きなさい」 咳払いをして話を続ける 「今そのゆっくりの群れは二つの勢力に分かれて激しい縄張り争いをしています」 「それで?」 どうして敬語口調なのかはあえて訊かない 「仲間同士争うことは大変悲しいことです。故に紛争の根絶を掲げる我々ユックリ・レイパーはその対立を止めるべく武力介入します」 「結局レイプするんじゃないか。しかも『我々っ』て僕も混ざってるの?」 「フンソウコンゼツ! フンソウコンゼツ!」 「ボブさん五月蝿い」 ハイテンションのボブをなんとかなだめる 「僕行かないから」 「え〜〜〜ノリ悪いなお前」 「誰がノリノリでゆっくりレイプするんだよ」 「ココニイマス」 「ボブは黙ってろ」 彼はボブに『さん』を付けるのをやめた 「この公園は凄いラインナップだぞ」 父は紙を広げて自分がサーチした情報を読み上げる 「れいむ種にまりさ種はもちろん。ぱちゅりーにちぇん、みょんにめーりん…胴つきも数匹確認されてるし、希少種もいるかもしれないって話だ」 「oh.Fantastic!!」 再びボブが興奮し始める 「それでも行く気が全く起きない」 そもそもゆっくりを犯す気など彼には毛頭無かった 「・・・しょうがない、行こうかボブ」 「ザンネンデス」 「後から来てもお前の分ないからな!」 「無くて良いよ。車で待ってるから」 小さくなっていく二人の背中を見送る 自動販売機でお汁粉を買う。缶で手を温めながら駐車場に戻る ここである重要なことを思い出した (しまった。この公園って) この場所は現在付き合っているゆっくりふらんが根城にしている場所だった (ふーちゃん(注;彼女の呼び名)が危ない) あの二人に捕まったらどんな鬼畜なことをされるかわからない 缶をポケットにしまい二人が居るであろう方向へ走った 「ん?」 途中、少し離れた噴水の街灯の近くに誰かが座り込んでいるのが見えた 「誰だろう?」 気になって静かに近づいた 街灯の近くにいたのは自分と同年代の女の子だった。最近になってやっと人間と胴付きの見分けが彼は出来るようになった 女の子の手にはゆっくりめーりんとみょんがいた 二匹の動きがおかしかった。見たところ怪我をしているようだ 「どうかしたんですか?」 だから思わず声をかけてしまった 「私は。ゆ、ゆっくりなんて虐待してません!・・・・・・・て、あんた」 「あれ? 委員長?」 相手は知り合いだった 彼女はクラスの委員長を務めており、胴付きのぱちゅりぃを飼いたいと言っていた子だった 「どうしてあんたがこんな時間にここに居るのよ?」 「委員長こそどうして? それより…」 怪我をした二匹が心配だった。彼はれいむとまりさ以外のゆっくりには基本優しかった 「JAO!! JAO! OOOOOOO!!」 「チンポ!! マラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラマラ」 しきりに二匹が彼に訴える 「な、何言ってるのかしらコイツ等。さ、さっぱりわかんないわよね!?」 焦る彼女とは逆に、彼は神妙な面持ちで二匹に相槌を打った 話を聞き終わり、めーりんとみょんを持ち上げて体を裏返す 二匹の体の裏には釘や木の枝が剣山のように突き刺さっていた かじかむ指を息で温めながら二匹のそれを取り除いてやる 仕上げに買って来たお汁粉を怪我をした部分にかける 「これでもう大丈夫」 「JAO!! 」 「みょんッ!!」 それぞれ礼を言い、二匹は這いずるような緩やかな動きで草むらの中に戻っていった 彼女はそれををただ呆然と見ていた 「あんたあいつらの言葉わかるの?」 「え? 普通わからない?」 彼女は怪訝な顔をする 「あんた馬鹿? めーりんとみょんの言葉がわかる人間なんているわけないじゃない」 (しまった・・・それ僕だけだ) このままでは自分は変な奴だと思われてしまうため、上手い言い訳を考える 「見てたんでしょ? 私があいつら虐待してるところ」 「へ?」 「とぼけないで。あんた始めから見てたからあいつらが怪我した場所が分ったんでしょ!?」 (そうなんだ・・・) 二匹からは怪我をした箇所しか教えてもらっていないため、そこまでは知らなかった 「どうして委員長が?」 クラスでも成績はトップ、真面目で明るく、誰の相談にも乗る優しい彼女を知る彼にとってそれは信じられないことだった 「私だってイライラすることもあれば、八つ当たりしたいときもあるの」 大人、友人、同級生。周囲からの期待が重圧となり、無意識のうちに彼女はそれに押さえつけられていた 「ムカつくのよこいつら。揃いも揃って人を小ばかにしたような顔して」 ストレスの発散がゆっくりに向いたのは自然な流れだった 「ねえ。あんたこのコト・・・・」 彼の胸倉を掴む 「もし誰かに言ったら・・・」 ポケットから出した釘を首に突きつける 「言わない。誰にも言わないから」 「本当でしょうね?」 その時、頭上からギシリという音がして街灯の灯りが一瞬だけ揺らいだような気がした 「「!?」」 同時に二人は顔を上げる けれどそこには何も無かった しかし何かが居ることは疑いようがなかった 「いっ」 彼は急に腕を引かれて後ろに下がる 自分の腕に何かが組み付いていた 灯りに照らされてようやくその姿がわかる (ふーちゃん・・・?) ゆっくりふらんが彼の腕にしがみついていた 「う゛〜〜〜」 牙を剥き出して唸り彼氏を脅していた相手を威嚇する 「なにこいつ? あんたの知り合い?」 「え〜〜〜〜と・・・」 どう答えようかと考えていると、ゆっくりふらんが少女の前まで歩み寄った 直後、濡れたタオルを勢い良く振った時と同じ音がした 「え・・・・・・」 彼女は自分が叩かれたことに気付くのに数秒の時間を有した 「叩かれた…? 私が…? この下膨れの不細工に…?」 ふらんは叩き終わってもなお彼女を睨みつけていた 「何アンタ? さっきのゆっくりの仲間? 仕返しに来たってわけ?」 (あ、なんか都合の良い勘違いしてくれてる) 彼がそう思った後。また先程と同じ音がした 「っ・・」 「お返しよ。馬鹿饅頭モドキ」 今度は彼女がふらんの頬を叩いた 「あの、二人とも? ちょっと落ち着いて・・・」 「黙ってなさい!!」「だまってて」 「はい、すみません」 二つの剣幕で彼は萎縮する以外の選択肢を与えられなかった 向き合う委員長とゆっくりふらん お互いに肩幅まで足を広げて足元を安定させる 一人と一匹。同時に腕を振り上げた 乾いた音が夜の公園に響いた 何分続けているのだろうか 「あうっ」「あぐ」 まるでテニスのラリーのように、飽きることなくお互いの頬をたたきあう 「う゛ッ!」「がぁ!」 そこには審判もオフィシャルルールも存在しない 「う゛う゛」「くっ!!」 あるのはただ一つ『雌の掟』。それが唯一無二 「んんっ!!」「うぐッ!!」 男には生涯を通して決して理解も共感されない『女の世界』があった 人間対ゆっくりの戦い 手の大きさ、体格、重量、体を構成する物質 全てにおいてこの勝負はゆっくりにとって不利だった しかしまだゆっくりふらんは立っていた 左頬の皮はずる剥けて、首までデロリとはがれていた 「あんた良いわ。痛みで泣くのグッと堪えてるその顔…凄くゾクゾクする」 恍惚とさせて叩く手を舐める。その姿はなぜか彼は艶やかさを感じていた 彼女の頬は赤く腫れる程度で大したダメージは無かった 「あんた大したもんよ。素直に敬意を払うわ。だからこれで楽にさせてあげる」 ゆっくりふらんは次にでも皮が完全に破けて中身が出るだろう 彼女は手を大きく振りかぶる 「待っ!!」 まずいと思い彼が声を上げた しかし無情にもその手は振り下ろされた 大の字になって後に倒れこむふらん。しかし乾いた音はしなかった 彼女の手は空中で静止していた 「寸止めよ」 それだけ言って彼女は踵を返した。ふらんは気絶していた 自分の鞄を拾って肩に担ぐ 「委員長」 「ああ、そういえばあんたも居たわね。忘れてたわ。何?」 「いや、その。冷やさないと腫れるから」 彼はついさっき噴水の水で濡らしたハンカチを彼女に差し出した 「幻滅しないの? 私は自分よりも弱いものをいじめて悦に入る最低な人間なのよ?」 「誰にだって人に言えない秘密くらい持ってるよ。それに委員長がそうなった原因にきっと僕たちにもあるから」 「そう・・・・」 彼女はハンカチを受け取った 「あんたって変わってるわね」 「そうかな?・・・・・・・・いや、良く言われるよ」 「やっぱり変ね。あなた」 クスリと笑らわれた 「やっぱり。ぱちゅりぃさんも虐めてるの?」 「流石に人様から貰ったペットにはしないわよ。おちょくる程度に留めてあるわ。『頭悪い』って罵倒してるだけよ」 (不安だなぁ) 普段の営業スマイルに戻った彼女の足取りは軽い 「あの子の頬を最後叩かないでくれてありがとう」 「なんであなたが礼を言うの? それに勘違いしないで、私は自分の手があれの中身で汚れるのが嫌だっただけよ」 「本当に?」 「本当のこといっても男には一生わからないわよ・・・・・・それじゃあ、また明日。学校で。ハンカチは今度返すわ」 「うん。それじゃあ学校で」 彼女はそのまま信号のある方向へ歩いていった 「おい見ろよボブ。あんちきしょう、修羅場から一転。フラグ立てやがったぞ」 「スミニオケネーナ、タイショウ」 背後から二人が戻ってきた 「何時から見てたの?」 「ソンナコトヨリ、コノコ、ヤッチマオーゼ」 ボブはコートのかけられたふらんを指差す 「それは駄目!」 「ボブ。これはどうやら息子専用のようだ。それより今から戻って第二ラウンドと行こうじゃないか。そろそろ逃げ延びたのが戻ってくる時間だ」 「オオ、ジャストミート、フクザワ!」 「意味わかんねーよ」 「う・・・・・」 ゆっくりふらんは目を覚ました 「あ、気がついた」 自分はベンチの上で彼のコートに包まれていた 頬の傷は治りかけていた 「お汁粉飲む?」 新しく買いなおしたものを渡す 「つめたい」 「え。そうかな? 買ったばっかりなのに」 「ちがう。おまえのてが」 「え?」 起き上がり彼にコートを返す 「だめだよ。ふーちゃんその格好だと寒いでしょ?」 「もんだいない」 コートを羽織った彼の懐に潜り込んだ 大きめのコートは二人を包むのに十分な大きさだった 「こうしたらふたりともあたたかい」 「そうだね。ふーちゃんは賢いね」 「それほどでもない・・・・」 コートの中で体を反転させて彼と向き合い、背中に手を回した 「見つめ合〜うとすなぁ↑おにぃ↓♪」 「オシャーベリ♪」 「出来ぃなぁ↑あぁ↑い♪」 「ツナミノヨーナワビィシサニ〜♪」 「I Know..怯えているぅ♪」 「「HOO♪」」 「うるさいよ!! 今めちゃくちゃ大事な話してるから黙ってて!!! さっさと第三ラウウド行って来いよ!!!」 「仕方ない。行くかボブ」 「ガッテン」 「てえゆーか二人とも服着ろよ! 寒くねーのか!!」 二人の姿が消えたのを完全に確認する 話の本題に入る 「ふーちゃんに僕はどんな風に見えるの?」 父親の失言をこの一週間自分なりに考えていた 人間とゆっくりの中間にいる自分はこの先どんな人生を辿るのかを 父をはじめとして、人間には人間として自分は認識されている ゆっくりからも自分は同族視されている もしかしたら父が危惧する。ゆっくりとしても人生というのもあるのかもしれない 彼は今、複雑な境界線の上をたゆっていた 「“おまえ”は”おまえ”。いっているいみがわからない」 「そうか・・・・・そうだよね」 彼女の言ったそれが全てのような気がした 「なやむのよくない」 「うん」 ―――あなたはまだ若い。存分にモラトリアムなさい。あなただけの道が見つかるはずです いつか母がそう言ってくれたのを思い出した 自分のような若造がこんなことで悩むのはまだずっと早いのかもしれないと感じた 「自分のやりたいようにやってみるよ」 何かにぶつかるまで 「それがいい」 「あの地〜平〜線♪」 「カ〜ガヤクノワ〜〜〜〜♪」 「どこか〜に君を〜♪」 「カクシテーイルカーラー♪ Wow.Wow♪」 「だから歌うな!! しかもなんだよ『Wow.Wow♪』って!? なに勝手に歌詞変えてるんだよ!! ちょっとその辺ジョギングして来い!! すぐ済むから!!」 「すぐにスんじゃうの?」 「ソーロ? ユーアーソーロ? チチオヤハ、アンナ、テクニシャンナノニ?」 「そういう意味じゃないからっ!! ボブ! お前さっさと帰国しろ!!」 二人が公園の外周を走り出したのを確認する 「これから寒くなるけど、ふーちゃんはどこで寝てるの?」 「むこう」 ふらんが指した先にあるのは公衆トイレだった。その隅っこにダンボールと新聞紙の塊があった 「あの中」 「寒くない?」 「すこし・・・」 「危なくない?」 「わからない」 ああいったものは放火魔の対象になりやすと聞いたことがある 「あのさ・・・もし良かったら・・・」 「?」 「愛に〜気付いてくだ↑さーい↓♪」 「ボクガ ダキシメテア・ゲ・ルー♪」 「夢も 涙も忘れ〜て♪」 「キミヲ」 「求めていた〜♪」 「お前等消えろよ!! 通報してやるから!!」 携帯電話をチラつかせると二人はすごすごと歩いていった 話を戻す 「良かったらさ。家にこない? 寒くないしきっと安全だと思うんだ」 「ちちおやがいる」 以前、父親は彼女を押し倒した前科がある 「大丈夫。指一本触れさせないから。それにあれでも最低限の良識はあると思うから」 「めいわくかからない?」 「掛からないよ」 「じゃあ・・・・・いっしょにくらしたい」 そう言うと彼女はコートの中に顔をすっぽりと隠してしまった そのため今はどんな表情をしているのかわからない ただ、今の自分と同じ顔をしてくれていたらいいな。と彼は思った 帰り道の車 ボブはステイ先に降ろした 父が運転席。助手席は無人。後部席には息子。息子の隣にはゆっくりふらん ふらんは彼にもたれて眠っていた 「そういえばこの前に登山の帰りに『ゆっくりの性感帯が点になって見える』って言ったじゃん」 「それが何?」 父が息子に尋ねる 「それ本当(マジ)か?」 「は? だって父さんが見えるようになるって…」 「感覚でなんとなくわかるようになるって言ったが。点が見えるなんて言った覚えはない」 「・・・」 「それはレイパー自称してる父さんでも正直引くわーー」 父はまたしまったと思った 再び彼に対して地雷を踏んでしまった ルームミラーを見ると息子が一週間前の息子の表情と同じだった 「わーー! 嘘!嘘だから!! 冗談。イッツアジョーク! 父さん引いてないから。あんだーすたん?」 「ふーちゃんが乗ってなかったら今頃この車ガードレールにぶつかってたよ・・・」 「悪かった。あ、ボブからお前に伝言預かってたんだ」 「ボブが?」 「そもそも今日の街案内はボブがお前に会ってみたいってのが発端で始まったんだぞ」 「そうなんだ」 懐から便箋を取り出して渡す 「その子とお前が一緒に居るときに書いたみたいだ。父さんもまだ読んでない」 「そうなんだ」 紙を開く 『君見てると、なんかゆっくり見てるみたいで、なんか知らないけどムラムラしたよ』 「父さん。ボブって以外に達筆なんだね」 「何が書いてあったんだ? おい? どうして泣いてるんだ? 心配しなくてもボブが帰るのは半年も先だから何時でも会えるぞ」 この日から一週間。息子は父と口を聞かなかった 終わり present by ゆっくりレイパー
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「うー!ここからだすんだどぉーー!!さくやーー!!」 「うー!くそじじいここからだせぇぇぇ!!!」 「ええい、うるさい肉まん共が、人様の畑を滅茶苦茶にしておきながら よくそんな大きな口が叩けるなぁおい。ついでに俺はこないだ二十になったばかりだ。」 この体つきゆふらんは俺の畑でゆっくりゃを虐め、畑がそのとばっちりを食らった。 収穫間近であったその畑の様子には呆然としたが、すぐに二匹に制裁を与えることを考え、 二匹とも捕まえて家に持ち帰った。そして今どういった制裁を与えてやろうかと考えていた所だ。 「羽や四肢を引きちぎるのは…なんかつまらんな 少しひねったものは無いだろうか。」 そう考えていると、子供のころ遊んでいたおもちゃが目に入った。 パーツを組み替えて遊ぶコマのおもちゃだ。 「パーツの組み換えねぇ…よし、これでやってみよう。」 どういった制裁を与えるかを決めた俺はすぐに準備に取り掛かった。 そして、小麦粉と水、包丁を用いた制裁を始めた。 まずはゆふらんからいくとしようか、箱からゆふらんを取り出s 「じねーーー!!じねくそじじい!!!はやぐごごがらだぜぇーー!!!」 箱を開けたとたんに耳をつんざくこの大声、耳がキーンとなったが 泣き喚くゆふらんを取り出し、うるさい口を手でふさぎ 狙いを定めて… ザクン 「うー!!!!!」 「おし、上手くいった」 狙いを定めて振り下ろされた包丁は見事に頭と体が別れた。 「う゛ーー!!!い゛だい゛ーーーー!!!」 頭と体がサヨナラしたゆふらんは喚きちらしていたが まだゆっくりゃの作業もあるため、頭だけ箱に戻した。 次に、別の箱からゆっくりゃを取りd 「うーーー!!!さくやーーーー!!!だずげでーーーー!!!」 ゆふらんに劣らない大声を出し、また耳がキーンとなった。 ゆふらんと同じ要領で黙らせ、よ~く狙って… ザグン 「うーー!!?」 自分の身にいきなり襲ってきた痛みが何なのか、 理解できないゆっくりゃは白目をむいて泡を吹き気を失ってしまった。 「さて、こっからが本番だな」 俺は気絶しているゆっくりゃの頭と、先程頭とサヨウナラした ゆふらんの体を、小麦粉と水を練ったものでくっつけた。 くっつけてから、上手くいったのだろうかと考えていると ゆっくりゃが目を覚まし 「うー?おじさんだれだどぉー?ここはれみりゃおぜうさまのおやしきだどぉー♪」 目覚めて早速おうち宣言ですか、はぁ と呆れていると、ゆふらんの体を手に入れたこのゆっくりゃは 何事も無かったかのようにお得意ののうさつだんす(笑)を踊りだしたではないか!! 「れみ☆りゃ☆う~♪」 しかもいつも見る踊りよりもキレのある踊り…のような気がする!!! ゆっくりゃは普段からのろまで、飛んでものろまである。 ゆふらんは身体能力に優れ、飛ぶとゆっくりとは比べ物にならない速さである そんなゆふらんの体を手に入れたのだ、踊りにキレがあってもおかしくは無いだろう のうさつだんす(笑)を見ながらそういったことを考えていたが、 ゆっくりゃのだった体をみて、箱のゆふらんを思い出した。 箱から出したゆふらんは喚きつかれたのか寝ており、また起きて喚く前に さっさと頭とゆっくりゃのだった体をくっつけ、目を覚ますのを待った。 「…うー…!くそじじい!」 おお、起きた 「うー!!くそじじい!!しねーーー!!!」 手足をバタバタさせて喚くゆふらん、どうやら制裁は上手く与えることができたらしく 二匹の体を組み替ることができた。 「「!」」 と、ここで二匹の目が合い、ゆっくりゃは怯え、ゆふらんは笑みを浮かべ始めた。 するとゆふらんが飛び掛り、ここでいつもの虐めが始まるのかと思ったが それは違った。 「うーー!?なんでおいつけないのぉぉぉ!!?」 「うーー?なんだかはやいどぉー♪」 ゆっくりゃはスイスイ飛び回るのに対し、 ゆふらんはのろのろと低空飛行をしていた。おお、ぶざまぶざま。 「うーー!!うーー!!」 「うー♪はやいどぉー♪さすがはこーまかんのおぜうさまだどぉー♪」 昨日畑を荒らしていた時とは全く逆の光景だ、ゆふらんが泣き喚き、 ゆっくりゃが笑顔で飛び回っている。 「うーーー!!ゆっぐりじねぇぇぇ!!!!」 ぽこ 「うー?」 飛んで追いつくのをあきらめたゆふらんは、俺が鼻をかんで丸めたティッシュを 投げ、偶然にもゆっくりゃに当てた。 「うー!なにするんだどぉー!れみりゃはこーまかんのおぜうさまなんだどぉー!」 「うー!!うー!!ゆっぐりじねぇぇぇ!!」 俺の鼻水つきティッシュを投げつけられ怒ったゆっくりゃは、 昨日虐められたことを忘れたのか、ゆふらんに向かって突進した。おお、はやいはやい。 「うー!おぜうさまにひどいことをしたこと、おもいしるんだどぉー!」 ずぶにゅ 「!!?うー!!?」 普段自分がやってる突進を、己の身で知ったゆふらんはただ痛がるしかなかった (なんで?どうしてゆっくりとしかとべないの?どうしてあいつにやられるの? なんで?どうして?なんで?どうして?) 呆然としているゆふらんだが、ゆっくりゃは調子に乗り、二度目の突進をした。 「うー!はやくてきもちがいいんだどぉ~~♪」 「……うー…う!?」 またゆっくりゃが自分に向かってきているのに気づいたゆふらんは ギリギリの所で避け、俺が開けっ放しにしていた窓から飛び去ってしまった 「あ!しまった開けっ放しだったのかよ!」 ゆっくりゃだけは逃がさんと思っていたが、ゆっくりゃもゆふらんを追って 窓から飛び去ってしまった。 「う~♪まつんだどぉ~♪」 「/(^O^)\」 「うー…ゆっくり…しねぇ…」 その後、ゆふらんは森の中で上手くゆっくりゃを撒いたが それまでに何度か突進を食らっていたこともあり満身創痍となっていた。 さらに、昨日から何も食べておらず、このままだと死ぬのでは悟ったゆふらんは 食料となるゆっくりを探していた、すると運良く 「「「みゃみゃ、きょうもごむーちゃむーちゃちてゆっきゅりちようね!」」」 「「ゆっくりしようね!」」 「うん!ちびちゃんたちといっしょにむーしゃむーしゃしてゆっくりしようね!」 赤ゆ3匹子ゆ2匹親ゆ1匹のれいむ一家が巣から出てきた、これから食料を探すのだろうか。 これはチャンスと感じたゆふらんは、今の自分に出せる 精一杯の速さで赤ゆっくりを捕まえに行った。 「うー!」 「ゆ!ふらんだよ!みんなはおかあさんのうしろにかくれてね!!!」 精一杯とは言え、傷ついた、しかもまだそれほど馴染んでないゆっくりゃの体だ、 親ゆっくりが気づかないほどの速さで向かったとゆふらんは思っているだろうが、 実際その速さは、ゆっくりが普段跳ねて移動する程度の速さしか出てなく さらに「うー!」なんて声も出すものだから親ゆっくりはすぐに気づいた。 「うー!」 だが、遅いとはいえゆふらんはゆふらん、体のある相手に勝てるわけがないと 思った親ゆっくりは死を覚悟した。 ぶにゅ 「う?」 「ゆ?」 親ゆっくりが思っていたよりもゆふらんの突進は弱く、これなら勝てるのではないか と親ゆっくりは思い 「みんな!このばかなふらんをやっつけるよ!」 「「「「「ゆー!」」」」」 子供たちに一斉攻撃を指示し、ゆふらんを殺し始めた。 「うー!うー!うー!」 「そんなこうげきでれいむたちにかてるとおもったの?ばかなの?」 「「「「「おお、ぶざまぶざま」」」」」 ゆっくりゃの攻撃によってすでに満身創痍だったゆふらんが抵抗できるはずも無く、 ただただれいむ一家に叩きのめされるだけであった。 「ゆっきゅりちね!」 「ゆっくりしね!」 「ゆっきゅりちね!」 「ゆっくりしんでいってね!!!」 「ゆっきゅりちね!」 「ゆっくりしね!」 それから大分時間がたち、ゆっくり一家は肉まんのペーストを むーしゃむーしゃしながらゆっくりしていた。 「「「みゃみゃ!これとってもおいちいよ!」」」 「「すっごくゆっくりできるよ!」」 「みんなしっかりたべておおきくなってね!」 一家がゆっくりした時間を過ごしていると、一匹の赤ゆっくりが 少し離れた所でうんうんをし始めた。 「ゆー!ちゅこちちゃべちゅぎちゃったからうんうんするりょ!」 ~お食事中の方、大変失礼しました~ 「ゆー!ちゅっきりー!」 すっきりした赤ゆっくりは家族の所へ帰ろうとした、すると 「ゆ?」 いきなり何かにつかまれ、赤ゆっくりは空を飛んでいた。 「ゆ~!おちょらをとんでるみちゃい!」 そうやって赤ゆっくりが喜んでいると 「う~♪うまそうだどぉ~♪」 ゆっくりゃだ この赤ゆっくりはゆっくりゃを見たことは無いが、親から 『ちびちゃんたち!へんなぼうしをかぶったあかいゆっくりにはきをつけてね! そいつはとてもゆっくりできないゆっくりだよ!』 そう教えられていた…が、所詮小さな餡子脳、そんなことは忘れており 「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」 お決まりの台詞を言う。 「いただきますだどぉ~♪」 そして食われる。 「ごちそうさまだどぉ~♪」 完食。だが髪飾りは嫌いだったのか 「う~♪ぽいするどぉ~♪」 ポイ捨てした。捨てられた髪飾りは親ゆっくりに上手いこと当たり 「ゆ!?これはちびちゃんの!?」 赤ゆっくりが一匹足りないことに気づいた親ゆっくりは 叫んで赤ゆっくりを探し始めた。 「ちびちゃんどこなのぉー!?でてきてぇー!?」 その叫びがゆっくりゃの腹の中でペーストとなっている赤ゆっくりに 聞こえるわけが無く、代わりにゆっくりゃがご馳走の存在に気づいた。 ゆふらんの体を手に入れたゆっくりゃは、ゆっくりゃとは思えない速さで ご馳走に近づき、赤ゆっくりと子ゆっくりを一匹ずつ手にし、また空へ飛んでいった 「ゆゆ!?またちびちゃんがいないよ!?どうなってるの!?」 親ゆっくりはまた子供が減ったことには気づいたが、連れ去られたことには 気づいておらず、なんだか紅いものが横切ったことは覚えていた。 「いただくどぉ~♪」 そしてまた手につかんだ赤ゆっくりを食うゆっくりゃ、 それをもう一方の手につかまれ、間近で見ている子ゆっくりは 「ままー!!たすけてぇーーー!!!」 力いっぱいに叫ぶが、 「どこなのぉぉぉぉ!!!ちびちゃんでてきてぇぇぇぇ!!!」 あろうことか自分の親の叫びに自分の叫びがかき消されてしまっていた。 「ごちそうさまだどぉ~♪」 そんなことをしているうちに赤ゆっくりは腹の中に逝ってしまい、 ついに子ゆっくりも食われ始めた。 「ままぁぁぁ!!!いたいよぉぉぉぉ!!!たすけてぇぇぇ!!!」 子ゆっくりの必死の叫びも 「どおじてでてこないのぉぉぉぉぉぉ!!!」 親の叫びにかき消され、いつしか親の叫びしか聞こえなくなっていた。 「う~♪あとはおうちにもってかえるんだどぉ~♪」 おなかがいっぱいになったのか、ゆっくりゃは 残っているゆっくりを巣に持ち帰ることにした。 「ゆぅぅ…ちびちゃんたち…」 親ゆっくりはすっかり意気消沈し、残った子ゆっくりと赤ゆっくり一匹ずつと 巣へ帰ろうとしていた 「みゃみゃ、おねぇちゃんちゃちどこいっちゃの?」 「ゆぅぅ…」 子供の問いかけにも答えなくなっていた親ゆっくり、 するといきなり、体が上へ引っ張られてゆくのを感じ、 気が付くと空を飛んでいた。 「ゆうう!?!?ど、どうなってるのぉぉぉ!!?」 親ゆっくりが混乱していると、自分の上から 「まま、おそらをとんでるみたいだよ!」「みちゃいだよ!」 聞きなれた子供の声が聞こえ、上を見るとちゃんと自分の子がいた。 「ゆ!ちびちゃんたちだいじょうぶ!?」 「だいじょうぶだよまま!」「みゃみゃ!」 ホッとした親ゆっくりだが、その子達の上に大きなゆっくりがいるのに気づいた。 「ゆ?だれなの?」 そう問い、返ってきた返事は 「う~♪おいしそうだどぉ~♪」 「ゆううぅぅ!??どぼじてれみりゃがいるのぉぉぉ!!?」 ゆっくりゃがすぐ近くにいるのを知り、少しでも早く距離をとりたいと 思った親ゆっくりは暴れ始めた。 「ゆうぅぅぅ!!れみりゃはゆっくりいそいではなれてね!!!」 「うー!あばれるなどぉー!」 いきなり上へひっぱられ、空を飛んだことに、この親ゆっくりは ゆっくりゃにつかまれて自分が空を飛んでいること知らず、今はただゆっくりゃから 離れることだけを考え暴れていた、そして 「ゆ!やっとはなれたよ!これでゆっくりでき」 それが親ゆっくりの最後の言葉となった。 「ゆぅぅ!!たすけてぇぇぇ!」「たすけちぇぇぇぇ!」 親ゆっくりに鏡餅のように積まれていた子ゆっくり達も親と一緒に落ちていたが 「う~♪にがさないどぉ~♪」 ゆっくりとはいえぬ速さで子ゆっくり達に近づき、両手でそれぞれつかみ 「う~♪これでゆっくりできるどぉ~♪おうちにかえるどぉ~♪」 と、ノリノリで巣へ帰っていった。 両手にそれぞれつかまれた子ゆっくりと赤ゆっくりは 泡を吹いてとても大人しくしていた。 そして自分の巣が見えてくると、ゆっくりゃは窓に向かい勢いを増して飛んでいった。 「ああ…もったいなかったなぁ…あの二匹…」 せっかく手に入れた二匹をあっさりと逃がした農家のお兄さん(20)は 家で一人ベイブレードをしながら嘆いていた。 「まったく…なんでこんなこt」グワッシャーン「!!?」 いきなり窓が割れる音がして、その部屋へ急いでいくと、その部屋の壁には 頭が潰れて絶命したであろうゆふらんと、その両手には泡を吹いて死んでいたゆっくりれいむの 子と赤子がつかまれていた。 「なんじゃこりゃ?」 いきなり我が家に起こった出来事に呆然としていたが、 よくよく見ると、体はゆふらんなのにペーストに混じって見える帽子は ゆっくりゃの物であった。 「もしやこいつ…」 俺はあのゆっくりゃが、目が覚めていきなりおうち宣言をしたことを思い出した。 「/(^O^)\」 ~終~ このSSに感想を付ける
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注意 このSSはfuku1302.txt 大会に行こう!?の続きです このSSはやりたい放題やってます 俺設定が大量にでてきます 虐待は、ほとんどありません パロネタが過剰に含まれています 若干の性的表現が含まれます お兄さんが主人公です 文章が読みにくかったり、推敲が足りないかもしれません それでも読んでやるという心の広い方は読んでください 大会が終わって半年、私はあるしごとをしている 「ゆゆっ?!フランがきたよ!みんな、ゆっくりいそいでにげてね!」 私のしごとは畑をあらすゆっくりの退治である 「ゆっゆ、にげるよ!」「フランだってさ、おおこわいこわい」 ボイン!ボイン! 「!!」「ゆ!にげられないよ!」「どうじでぇぇ!!」「おお、やばいやばい」 畑をかこうさくがじゃまでにげられないゆっくり 「知らないのか?大ま王からはにげられない」 もちろんハッタリだが、そんなことわかるわけがない 私は一歩一歩ゆっくりに近よる 「ううううああああああゆっくりしねええええええ!!」 やけになったゆっくりが体当たりをしてきたので、カウンターで手刀を食らわす 「カラミティエンドォォ!」 「ゆ゙べ!」 アンコをまきちらしながら、手刀を食らったゆっくりはいきたえた 「あああれ゙い゙む゙うう」「ママー!!」 どうやら母親だったようだ 「ママをかえちぇー!」「かえちぇ!」「ゆっきゅりちねー!」 小さいのが三びき、おそらくさっきのやつの子どもがとびかかってきた だが、その攻げきがあまりにもたんちょうな物だったので三びきとも空中でつかまえた 「ゆゆ!はなちぇー!」 うるさいので一ぴきは食べることにした 「ゆーやめちぇやめちぇやめちぇやめtゆぎゃああああああああ」 「ふん、なかなかうめえじゃねえか」 残った二ひきはめんどうだからてきとうにつぶすか 「いちゃいよ!」「ゆっきゅりやめちぇ!」 力を少し加える 「いぢゃああああ!」「やめぢぇええええええええ!!」 一気に力を加える 「ああああぴわ!」「ええええええええげろぷ!」 さて、残りのゆっくりをしまつするか 「ヘルズクロウ!」手近なゆっくりにぬき手で攻げきする 「おお、いたいいたい」 手をぬく時に中のアンコをかき出す 「yつryれsぽお…お…いた…い…い…た……」 死んだようだ 目ひょうを切りかえる 「ヘルズチェーン!」 かっぱじるしのくさりをムチのようにふり回す ビシ!左ほほの辺りがそげる 「ゆ゙!」 バシ!頭が切れる 「あ゙がが!」 ガ!ガ!ガ!ガ!ガ!全身をくさりがおそう 「いだ…やべ…うぼ…がが…ぺぺぺ………」 全身がズタズタになって死んだようだ あ、一ぴきにげ出そうとしている 「ばーかばーか、フランはゆっくりしね!」 ……あのていどのスピードでにげ切れると思っているのだろうか? とんでおいかけてもいいけど、せっかくだからあのわざをつかってみよう ブチ 私は私の左手の手首から先をちぎった だんながちょうきょうしてくれたから、あんまりいたくないけど 自分でちぎるのはあんまりいい気分じゃないな 「なにじぶんのてをちぎってるの?ばかなの?」 あー、調子にのってるな。早くしとめよう 「ロケットパアアアアアアアアアアアアアアンチ」 「ばーかばーか、ゆぎょおおおおおお!!」 見事めい中して、ゆっくりの顔面に風穴をあけた だんなは、「空にそびえるくろがねの城じゃなくて、地球ぼうえいきぎょうの方だな」 って言ってたけど、なんのことだろう? さてと、最後の一ぴきをかたづけるか 「ま、まりさはわるくないんだぜ!わるいのはれいむなんだぜ!」 うるさい 「だからまりさはたすkぷるああ」 頭を水平に切り開いた。これで中のアンコが食べられる 「はなしてほしいんだぜ!」 無視して食べる 「ゆ゙ゆ゙ゆ゙」 「まあまあだな」 さて、仕事も終わったし、そろそろ帰ろう 大会が終わって半年、あれ以来ふらんは他の大会に出さずに仕事をさせている ふらんの仕事は田畑のパトロールと害ゆっくりの駆除だ ふらんには堅実な資金調達のためとグレードップパーツの維持費がかかるからと説明しているが 本当はふらんに何かあったら嫌だからだ 肉親を総て亡くした俺にとってふらんは家族みたいなものだ ふらんを喪ったら、たぶん、俺は…… おっとそろそろふらんが帰ってくるころだ カランカラン 「おかえりんこ」 「ただいまんこ、だんな……ハッ!」 「ふふん」 「もう!だんなの馬鹿!」 「ははは、ご飯にする?お風呂にする?それとわ・た・し?」 「ごはん」 「よし、準備はできてるから早くこいよ」 「……ねえ、だんな。これ、なに?」 「これか?」 ふれんが言っているのは食卓の上の紫色の布の被さった大きな箱のことだ 「これはね…」 俺が布を取るとそこには透明な箱にはいったれみりゃがいた 「わぁ、れみりゃだ。だんな、食べていい?」 「ああ、もちろんだ」 れみりゃの手を千切ってふらんに渡してやる 「うぎゃああああああいだいいいいい」 「くっくっく、れみりゃのひめいは最高のスパイスだぜ。それじゃ、いただくぜ………!!!」 「う、うめえ!今まで食ったれみりゃの中で最高だ。だ、だんな、こいつぁいったい!?」 「加工場特撰れみりゃ、と言えばわかるかな?」 「な、加工場特せんれみりゃだとう!」 ~~加工場特撰れみりゃとは~~ 加工場で一切のストレスを与えず、適度な運動をさせ 餌は総てプリンのみを与えた加工場の最高傑作の一つである なお、他にも色々飼育の点で特別なことがあるが、企業秘密である 「でもだんな、どうしてこんな物を?」 「ふふ、今日が何の日だか分かるかな?ふらん」 「え…と…うーん…あーーーーー!」 「わかったかな?」 「うん!今日は私とだんなが出会ってちょうど一年だ!」 「うん、正解」 「だ…だんなぁ…」 「ん?どうしたんだ、ふらん」 「だいすき!!」 「え?ちょ?わ!」 ふらんが飛び掛ってきた ふらんに襲われた! ふらんはミスリルアイアンを使った! 「またかよ!」 冷たい枷がお兄さんを拘束する! お兄さんは身動きが取れなくなった! ふえんはエーテルローションを使った! ピンクの液体がお兄さんを濡らす! 「おい、待てって!」 お兄さんは感じやすくなってしまった! お兄さんは身動きがとれない! お兄さんは感じやすくなっている! ふらんはお兄さんのペニスを掴み、 ゆっくりとしごきはじめた!! お兄さんは55の快感を受けた! 「ふふ…だんなのこれ、すごくピクピクしてるよ」 ふらんはお兄さんのペニスを掴み、 激しくしごいてきた! お兄さんは93の快感を受けた! 「あれれぇ~?だんなぁ…さきっぽから何か出てるよ…」 ふらんはペニスをしごき続けている お兄さんは80の快感を受けた! 「どう?だんな。私の手、すべすべできもちいいでしょう? お兄さんは身動きが取れない! お兄さんは感じやすくなっている! ふらんはペニスを こちらをみながらしゃぶりはじめた! お兄さんは103の快感を受けた! 「今度は、お口でご奉仕するね」 ふらんはペニスをしゃぶり続けている! お兄さんは110の快感を受けた! お兄さんはイキそうになってきた 「だんな、イキそう?ふふ…飲んであげるからいつでもイッていいよ」 お兄さんは身動きが取れない! お兄さんは感じやすくなっている! お兄さんはイキそうになっている! ふらんはペニスを こちらをみながらしゃぶりはじめた! お兄さんは108の快感を受けた! 「ん…ちゅぱ……もうそろそろだね」 ふらんはペニスをしゃぶり続けている! ラグジャラスヒット! お兄さんは210の快感を受けた! お兄さんはイッてしまった… 「だんなのこれ、いつ飲んでもおいしい…ねぇ、もっとちょうだぁい…」 「さて、そろそろ飯にするぞ」 「はぁい」 ふらんはうっとりとした目で答えた 「あ、その前にきねんさつえいしようよ」 「ああ、いいぞ。それじゃあ、ちょっと待ってろ」 ……… …… ……よし、タイマーもセットした 「じゃあ、カメラの方を向いて」 ジー……パシャッ 「とれたぞ。今度こそ飯にするぞ」 「このれみりゃは再生しないから良く味わって食べろよ」 「え!そうなの!」 「うん、推測だけど、加工場で特殊な処理をして再生しないようにしてるんだと思うよ」 「そうなんだ」 ゆっくりてんこなら「汚いな加工場(ry」と言いそうなところである 「あー、一応外では言うなよ」 「わかってますって」 「それじゃ、気を取り直して」 「「いただきます」」 IFストーリーへ? あとがき 例によって酔った勢いに加え、今回は徹夜 相変わらず虐待がほとんどないわ酷い文章だわという体たらく 次こそは、次こそは ゆっくりふらんは改造ゆっくりである。 ゆっくりふらんを改造したのは永遠亭に住む八意永琳である。 ゆっくりふらんは田畑の安全を守るため、日夜野生のゆっくりと戦うのである このSSに感想を付ける
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(前編より) 「う゛~う゛~!?」 唯一無事な子れみりゃは羽根をパタパタさせて子れみりゃにとっての全力で逃げ る。 親れみりゃが子れみりゃを潰した時点で唯一無事な子れみりゃは一目散に逃げ出 した。 姉や妹は助からない。 そう判断した子れみりゃは森の中を飛んで行く。 後ろを振り返りもしない。 『いやだどー! れみりゃはこうまかんのおぜうさまなんだどー! こんなところでしぬようなきゅうけつきではないんだどー!!』 ただただ子れみりゃは死にたくなかった。 れみりゃ達はこうまかんのおぜうさまだ。 こんな所で死んでいい存在ではない。 だから動けない親を見た時迷いなく逃げた。 ここにいては危険だ。と判断し、梟が親れみりゃに気を取られている隙に逃げ出 した。 家族を見捨てた後ろめたさはない。 むしろ“おぜうさまのためにしねたのはみにあまるこうえいだ”としか思ってい なかった。 ゲスゆっくり特有の自分本位。 窮地に立たされた子れみりゃがそれに目覚めたのだ。 「うー、れみりゃはみんなのぶんまでゆっくりするんだどー!」 逃げ切ったと安心した子れみりゃはゆっくりと地面に座り休む。 襲われた場所からずっと飛びっ放しだったのだが疲れて当然だ。 しかもそれが今日の初めての狩りまで巣から出た事のなかったのだから尚更だ。 「う゛ー」 逃げ切って安堵するが、今まで夢中で逃げていたから気付かなかった孤独に苛ま れはじめる。 「うー、さみしいんだど~。 さくやーはやくくるんだどー!」 家族を見捨てた子れみりゃが頼れるのは“さくや”だけだった。 さくやに頼めば大丈夫。 そんな根拠も何もない考えで子れみりゃは楽観していた。 初めて巣から出たばかりの子れみりゃは狩りの仕方もわからない。 『さくやにたのめばだいじょうぶだどー。 そうでなくともれみりゃのかりすまをもってすればじゅうしゃになりたがってみ んなあまあまをくれるだどぉー』と自信過剰な考えを持っていた。 その上今の子れみりゃには自分のいる場所すらわからないのだ。 巣に戻る事等出来はしない。 だが自信過剰で無意味にプライドの高いれみりゃ種にはそれに気づけもしなかっ た。 「さくやーおそいんだどー! じゅうしゃしっかくだどー!」 今まで一度も姿を見せた事のないさくやに対して怒り出す子れみりゃ。 『きたらおきゅうをすえてやるんだどー!!』 現れる事のない従者に対して怒りを募らせる子れみりゃ。 しかしいくら待ってもさくやは来ない。当たり前だ。 「もうさくやなんてしらないんだどー!! くびにしてやるんだどー!」 長い間(子れみりゃ換算での話で実際は一分しか経過していない)待たされた子 れみりゃは遂に痺れを切らした。 「れみりゃはつよくてこうきだからひとりでもいきていけるんだどー!!」 絶望的な状況なのに子れみりゃは楽観している。 満足に狩りもしてないのに自分は出来ると信じて疑っていない。 それは先程の食されたれいむ達が原因だった。 身動きも出来ずに放置されていたゆっくりれいむとまりさが梟による罠だと未だ にこの子れみりゃは気付いていない。 だから、あのれいむ達を見つけたのは自身の実力だと子れみりゃは信じていた。 そのため、初めての狩りでにんっしんゆっくりなんて大物を見つけた自分は天才 だと思い込んでしまったのだ。 この子れみりゃは自身が梟の標的に自分達を選ばせた原因であったが子れみりゃ がそれに気付く事はなかった。 「う~う~」 身体を休めていたら段々と眠くなってきた。 まだ休み始めて二分程度なのにもう眠り始めたのだ。 雨風をしのぐものもない森の中で無防備に眠り続ける子れみりゃ。 全くの考えなし。外の危険を知らない温室育ちだからこそ出来る芸当だ。 今のれみりゃなら通常種でも倒せそうだ。 もっとも、この子れみりゃは自身が招いた死神から逃げ切ってなどいなかったの だが。 「う゛ッ!!!?」 子れみりゃの身体が突然何かにぶつかり吹き飛ぶ。 目が覚めた眼前にはあの子れみりゃの家族を殺した元凶の鳥がいた。 二つの丸い双眸がこちらを見ている。 首がありえない方向に動く梟の頭と無垢そうな瞳に子れみりゃは恐怖を感じた。 「く、くくくるなだどー!! れみりゃはしにたくないんだどー!!」 目を見開き、歯をガチガチと震わせながら逃げようとする。 だが逃げられる訳無い。 鈍重な子れみりゃが敏捷な梟から逃げられる筈がない。 梟は瞬く間に子れみりゃを脚で掴んだ。 「やだやだいやだどー!! れみりゃはこうまかんのおぜうさまなんだどー!! れみりゃにてをだしたらさくやがだまってないんだどー!!」 恐怖から逃げようとするが羽根以外上手く動かせない子れみりゃでは梟から逃れ らない。 梟はそのまま他のれみりゃと同じように羽根を毟る。 「うぎゃああああああ!!?」 激痛に子れみりゃは叫び声を上げる。 どうしてこんなめに? 子れみりゃはずっとそう思い続けていた。 自分はこうまかんのおぜうさまだ。 “えれがんとなひびがまっているはずなのだ”と、ずっと信じていた。 初めての狩りで外に出た時は嬉しかった。 初めてあまあまを見つけた時は嬉しかった。美味しかった。 これから色々な美味しいものを食べられる、カリスマをもって従者を率いて栄華 を極めて幸せな生活を送る。そんな未来が来ると信じきっていた。 だが、それはもう叶わない。 元から叶う訳が無いが。 「やだやだざくやだずげでー!! れみりゃまだぷっでぃんたべてないんだどー!! かりすま☆だんすもおどってないんだどー!! おどなになっでえれがんどなあかじゃんづぐりたいんだどー!!」 泣き叫び、必死に欲求を垂れ流す子れみりゃ。 命乞いにもなりはしない。 梟は無言で羽根を毟った後、皮を破く程度に嘴で啄んだり、脚の爪で引っ掻く。 「いだい…いだいんだど…だずげで…ざくや……」 どうしてれみりゃがこんなめに…? れみりゃはこうまかんのおぜうさまだ。 つよいんだ。えらいんだ。 なのにだれもたすけてくれない。 おかしい。こんなのまちがってるんだど…。 どこにいるんだどざくや…。 皮が破け、肉汁をしたらせながら子れみりゃは逃げようとする。 無論逃げられる筈もなく、梟は子れみりゃを掴んだまま飛び立った。 親れみりゃがいる場所へと。 「な…んで…こないんだど…」 突如現れた来訪者、胴有りのゆっくりふらん達に親れみりゃは戦慄する。 「ふふふふらんだどー!!」 「うー、しね!」 うるさいとばかりにふらんは親れみりゃを殴る。 「いだいどー!!たすけでざくやー!!」 「ゆっくりしね!しね!」 そのままマウントポジションのまま殴打を続ける。 その横で別のふらんが親れみりゃの腹を蹴る。 「ゆっくりしね!ゆっくりしね!」 「ざぎゅや~ぶげ!」 こういう時はれみりゃ種の高い再生力が災いする。 普通のゆっくりなら殴打されている内に死ぬがれみりゃは高い再生力のせいで致 命傷にならない。 このまま暫くは親れみりゃはふらんにリンチされ続けるだろう。 そして残りの二体は百舌鳥のはやにえのようになった一番下の子れみりゃに襲い 掛かった。 「う゛…う゛ぁ…」 もはやまともに声も出すことも出来ないまでに一番下の子れみりゃは衰弱してい た。 梟に襲われた子れみりゃの中で唯一無事な羽根をパタパタさせて何とか脱出しよ うとしたが無駄骨に終わった。 朦朧とした意識の中、中身が肉汁以外漏れていない為高い再生力で未だに死ぬこ とが出来ないのだ。 『まんまぁ…ざくや…だれがだず…げで…』 もはや目も機能しなくなり真っ白な景色にしか見えない。 もう痛覚以外に子れみりゃの五感は機能しなくなっていた。 それはつまり今残る外界との繋がりは枝に貫かれた痛みのみだ。 今も激痛が走る。だが慣れてしまっていた。 そんな中、 「う゛ぎゃ!!?」 貫かれたのとは別の、強烈な激痛が走る。 何が起きたかわからない。 ただ耐え難い痛みが走っただけだ。 その痛みがもはや機能しなくなった五感を一時的に回復させた。消える前に大き く燃え上がる蝋燭の火のように。 子れみりゃの眼前には見た事もない胴有りのゆっくりがいた。 どこと無く母親に似た外見に子れみりゃは救いを感じた。 『きっとまんまのおともだちなんだど~♪ かわいいれみりゃをたすけにきてくれたんだど~♪』 初めて狩りに巣から出た子れみりゃはゆっくりふらんを知らなかったのだ。 そこに現れたのが天使ではなく死神である事に…。 「…う゛~…だすげ「ゆっくりしねぇ!!」」 子れみりゃがふらんに助けを求めようとしたその時、ふらんは拳を握り、子れみ りゃを殴った。 『ぶげぇ!?』 助けに来てくれたと思い込んでいた子れみりゃにはショックだった。 それと同時に子れみりゃが最初に起こった痛みとも合致した。 子れみりゃを攻撃したのはふらんだったのだ。それを子れみりゃは理解した。 子れみりゃが勝手に勘違いしただけだが下手な希望が絶望を倍増させたのだ。 「ゆっくりしねぇ!!」 「ゆっくりしねぇ!!」 『やべっ…で…』 五感が回復しても来るのは容赦無いゆっくりふらん二匹の殴打。 もはや摩耗した精神では絶叫を上げられもしない。 『どう…じで…』 何で自分がこんな目に…? 思い浮かぶのは他の姉妹が同じように浮かべた疑問…。 『ざぐやぁ…だずげでぇ…』 そして同じように行う絶対に成就しない助けを求める嘆願。 『…う?』 突然ふらんの攻撃が止む。 助かった…? 木に固定された子れみりゃは前方にいたふらんが突如消えたために一瞬そう期待 してしまった。 だが違う。 「「ゆっくりしね!!」」 姿を消したふらんの声が響くと子れみりゃの両側から引っ張られる激痛が走った 。 『いだいいだいいだいどー!!! れみりゃざげぢゃううううう!!!』 子れみりゃに突き刺さって枝の部分からゆっくりと亀裂が走っていく。 今日初めて外に出た子れみりゃには殺意と攻撃とは無縁だった。 故に痛みとも無縁だった。 怪我としても姉妹とじゃれあってする些細なものだけだった。 かつてはそれだけでも泣き叫び、親れみりゃに慰めてもらった。 今それを遥かに凌駕する激痛が子れみりゃの身を包む。 『いだいいぎゃああああああああああああッ!!!』 「しねぇ!」 亀裂が入り、子れみりゃの顔面に縦一本の線が入ったように見える。 子れみりゃの意識が朦朧としてくる。 痛みすら和らいできたその時感じたのは安心ではなく今まで感じたことのない明 確な身近に迫った死への恐怖だった。 『しぬ…れみりゃがしぬ…?』 痛みが薄れた事で朧げにも考える余裕が戻ったのが子れみりゃとっては不幸だっ た。 自身の最期を否応なしに突き付けられたのだから。 最期まで痛みに狂えていたら恐怖を感じる暇もなく逝けたかもしれなかったのに …。 子れみりゃの脳裏に浮かぶのはかつて見た姉の残骸。 まるで母から出されたでぃなーを食い散らかした後のようだった。 それは親れみりゃが捕まえてきたゆっくり達だったが、自分達がそんな風になる なんて考えもしなかった。 自らが最強という自負がそのような思考へと至らせなかったのだ。 自分達が狩っても狩られる事なんてないと思い上がっていた。 だが身近に迫る死に子れみりゃは自らの立場を痛感する羽目になった。 『やだど~! あんなふうになりだぐないど~!!』 最後の力を振り絞って死の恐怖から逃れようとする。 といっても身をよじるだけだが。 だがそれが逆に自らの亀裂の拡大を早める事になった。 たちどころに広がり、亀裂は口に至る。 「あぎゃぐびゃぇええええええッ!!!?」 消える寸前に強く燃え上がる蝋燭の火のように最後の力を振り絞り何を言ってる んだかよくわからない奇声を上げる。 白目を向いた目はもはや生物としての機能を放棄したようにも見える。 『いだいじにだぐないいだいじにたくないいだいじにだぐないいだいじにだぐな いいだいじにだぐないいだいじにだぐないいいいいいいいいッ!!!』 「ざぐゅびゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!」 断末魔なのか誰かを呼ぼうとしたのかよくわからない絶叫を上げて子れみりゃは 真っ二つに裂けたのだった。 「うー、しね!」 ふらんは子れみりゃを裂いただけでは飽き足らず真っ二つに裂けた子れみりゃの 残骸を木に叩きつけて遊びだした。 「しね!しね!」 もう一匹もそれに倣う。 これはいつもふらん達がよく行う遊びに過ぎない。 れみりゃ達が他のゆっくりを喰らうのと同じようにふらん達のれみりゃ遊びはい つもの事…こんな日々がずっと続くと疑い無く思っていた。 だがこの時ふらんは一刻も早くここから脱出すべきだったのだ。 れみりゃ達にとっての死神はふらんにとっても同じだったのだから…。 「ゆっくりしね!ゆっくりしね!」 梟が戻ってみるとれみりゃが胴ありのゆっくりふらんに虐められていた。 四体いるが珍しく群れるタイプなのか親子なのかそれとも四体に分裂したものな のか梟にはわからないがどうでもいい。 邪魔なら排除するだけだ。 はやにえとなっていた子れみりゃも真っ二つにされて既に死んでいた。 梟はそれを見て怒りを覚えた。折角の獲物を台なしにされたのだ。 意外と親に依存する傾向だったれみりゃが単身逃げ出すという我が身可愛さの行 動するという考えが至らなかった梟は不本意ながらも獲物から一時離れた。 見つけたものは逃さないと決めていたから。 すぐに戻ってきたし、例え餌を奪われていてもそれは自分のミスだと思っていた 。 残っていれば種類によって新たな獲物にすればいい。 だがこのふらん達は獲物を玩具にした。 それは自身が策を巡らし、作り上げた“作品”を汚されたのだ。 その上ふらんの中身はあんまんだ。 梟の好む肉類ではないため餌にしにくい。 それが梟の怒りは頂点に達しさせた。 自分の食事を台なしにしたのはよりにもよって食えもしない愚図だった…。 親れみりゃはまだ生きているが殴打の末に顔は見る影もなくなっていた。 梟は一旦地面にもう満足に動けない子れみりゃを置いてまずは親れみりゃを殴打 しているふらんの始末に取り掛かった。 無益な殺生はこの梟は好まなかった。 だがこれは食事を台なしにした愚図だと判断した梟の殺す為の行動は速かった。 親れみりゃを殴打していた一匹のふらんを瞬く間にのしかかる。 「ゆっぐりじぎゃあッ!!!?」 のしかかると同時に梟はふらんの頭と身体を引きちぎる。 そして嘴でくわえていた頭を放り投げる。 そのまま口をパクパクさせていたふらんの頭は木にぶつかり、あんまんの飛沫に なった。 「うー、ゆっくりしねぇッ!!!」 ふらんが梟に殴り掛かる。 だが梟はそれを嘲笑うかのように跳躍して拳を回避し、ふらんの顔面に着地した 。 「ゆっぐりじね!ゆっぐびゃあ!?」 中身があんまんであるふらんの頭は梟の勢いと重量に耐え切れず潰れた。 十秒もかからず四体の内二体が死亡した。 流石に状況を判断した既に死亡している子れみりゃの残骸を虐めていたふらん二 匹もやばいと理解して梟に対して攻撃を開始した。 ゆっくりの中では高い身体能力を持つふらんには退却という手段は思い付かなか ったのだ。 しかしいくら強くても所詮ゆっくり。 長い年月を生き、妖怪紛いにまでなりかけた梟に勝てる訳がなかった。 襲い掛かってくるふらんを掴み上げ、かつて子れみりゃにやったように枝に突き 刺す。 「ぎゃああああああああ!!!?」 初めての激痛にふらんはみっともない叫び声を上げる。 枝は深く突き刺さっておりふらんの手では抜けない。 「う゛ー、じね!じね!」 ふらんがジタバタと暴れるが抜ける気配はない。 もうこいつは終わりだ。 長い枝の根本深くに胴体が突き刺さったのだ。 放っておけば中身を出し続けて死亡する。 食べるならまだしもただ邪魔をした相手、なおかつ餌としてはあまり上等ではな いのだからこれ以上手だしする気もない。 それよりも優先するのは最後の一匹だ。 「う゛ー!じね!じね!」 最後のふらんが襲い掛かるがいちいち相手するのが面倒になってきた。 梟は鼻歌でも歌うかのような感じでふらんの羽根を毟る。 「う゛~、じねえ!!」 羽根を毟られた痛みを感じながらもふらんは暴れる。 だが梟はそんな抵抗を嘲笑うかのように空高くふらんを脚に掴み飛ぶ。 そして、 「ゆっぐりじねぇ!ゆっぐぢじね!じね!」 泣き喚くふらんを放した。 そのまま羽根を失ったふらんは自由落下していく。 見慣れた空の景色が今まさに自分に牙を向けようとしている。 「う゛ー!う゛ー!」 事態を理解し、パタパタと手足を振り回していつものように飛ぼうとする。 だが羽根が無いためどうしようもない。 あんな羽根じゃそもそも飛べる訳がない。 ふらんが飛べるのは羽根ではなく飛べるというのに思い込みだ。 だから本来は羽根が無くても飛べるのに思い込みの激しいゆっくりは羽根が無い から飛べないという結論になってしまった。 「う゛ー!?」 野生のふらんには見られない大粒の涙を流して手足を振り足掻くが意味はない。 「う゛ああああああああああッ!!!?」 そうしてふらんは地面に墜落し、自らの身体を四散させたのだった。 「ゆっ…じ…ねぇ…」 もはや原形も保てずあんまんである中身を飛び散らせ、左目から上が欠損してい る。 どう考えても助からない。 むしろ今生きている方がおかしい。 ゆっくりという単純な構造のせいで痛みのみが長続きしてなかなか死ねないのだ 。 確かにふらんは強い。 ただしゆっくりにしては…だ。 逃げるという手段を用いないふらんはこうして必要以上の敵意をぶつけて返り討 ちに遭う為数が少ないのだ。 そしてその光景をふらんより弱い親れみりゃは見せ付けられた。 れみりゃが万全な状態でも勝てないふらんを一分もかからず殺戮してみせた梟に 対してどうしようもない絶望を感じたのだった。 「じね…ぇ…」 ふらんの虚ろな目が親れみりゃを見つめている。 「う゛…」 それに親れみりゃが恐怖する。 ふらんの目は何を見ているのか親れみりゃにはわからない。 先程まで捕食する筈だった存在に対して助けを求めようとしているのかそれとも 未だに襲おうとしているのか親れみりゃにはわからなかった。 「ゆっぐじじべぇ…!」 力無く呻き声を漏らしていたふらんの頭が踏み潰される。 「う゛ッ!!?」 ふらんの頭が完全に潰される光景を親れみりゃは見せ付けられる。 「ホー」 そして親れみりゃは見る。 ふらん達を殺し、自分の家族を殺戮した抗いようのない怪物に…。 あの暗闇の中に光る月のように丸い二つの双眸を…。 「う゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!?」 そのあまりの恐怖に親れみりゃは肉汁のしーしーを漏らしながら発狂したかのよ うに絶叫し、その意識を手放した。 「う゛…だ……ざ…!」 気絶していた親れみりゃの耳に何か声がする。 『うるさいど~。 おぜいさまのしぇすたをじゃまするなんてふとどきせんばんだど~』 意識が戻り始めた親れみりゃは聞こえる声に不満を抱きながらも眠ろうとする。 「やだ…かえ……おう…!!」 聞こえてくる声はどんどん大きくなる。 何だか聞き覚えがあるがそんな事より親れみりゃは寝たかった。 野性に生きるものにあるまじき行動だ。 『さわがしいんだど~! さくやはなにをやってるんだど~!!』 居もしない従者に対して不満を持つ。 「まんまぁ~!だずげでー!!」 『う゛!?』 今度の叫びはしっかり聞こえた。 しかもそれは絶対に間違えるはずのない我が子の声だった。 さっきまで完全に忘却の彼方だった可愛い我が子の悲鳴に寝ている場合じゃない とようやく判断したのだ。 『おちびちゃんいまたすけるど~ッ!!』 親れみりゃはこうして目を覚ました。 「だずげ…!」 親れみりゃが目を覚ましたその先には子れみりゃがいた。 だがそれは凄惨な状態だった。 羽根はボロボロ、帽子は何とかあるのがわかる程度の有様で、皮は剥げて剥き出 しになった左目の眼球が今にもこぼれ落ちそうだ。 そんな状態の中必死で子れみりゃは逃げている。 羽根を失い飛べなくなった身体で必死に跳びはね…いや頃がって逃げている。 「う゛…れみ…は…おぜ…なんだ…ど…」 必死の形相で逃げる子れみりゃは自分の立場が未だに理解できないのだろう。 そんな子れみりゃを追う毛が生え揃った小鳥達。 「ぶぎゃ!…やめ…」 ボロボロの子れみりゃに小鳥がのしかかり啄んでいく。 だが不慣れなせいか暴れ回る子れみりゃを押さえ付けられず子れみりゃは逃げ出 す。 その時爪で引っ掛かれたのか横に長い一本の線のような傷痕が出来ていた。 そこから溢れ出す大量の肉汁。 「やめるんだどーッ!!!」 思わず親れみりゃは叫んだ。 小鳥達に襲い掛かろうとする。 「う゛、う゛う゛ー!?」 しかし微塵も動けない。 どうしても動けない。 親れみりゃが手足を動かそうとしても羽根をパタパタさせようとして何も起こら ない。 「う゛ー!どうぢでうごがないんだどー!?」 目の前にいるおちびちゃんを助けなくてはいけない。 どうして動かないのかそれがわからない。 だがその要因にようやく親れみりゃは気付いた。 目の前に手足の残骸と衣服の切れ端が転がっているからだ。 それを親れみりゃは理解した。 それは間違いなく自分の身体なのだから。 「うぎゃあああああああああああああああああッ!!!?」 親れみりゃの頭に過去の痛みがフラッシュバックされる。 親れみりゃが意識を失ったのは二回。 一度目は梟に対する恐怖で。 二回目は巣に連れてかれた後、首から下をひきちぎられたからだ。 あまりにも機械的に首から下を分離させられた親れみりゃはその激痛で意識を失 ってしまった。 それから目覚めてさっきまで忘れていただけの話だ。 親れみりゃの胴体を取り除いたのはれみりゃの放屁が厄介だからだ。 今子れみりゃを襲っているのはあの梟の子供達だ。 そしてここは巣の中。 木の中に作られた出入口一つだけの巣では臭い放屁を放たれたら最悪子供達が死 んでしまう。 屁で死ぬなんて笑い話にしもならない。 だから胴体から下をとったのであった。 「や…やじゃ…」 あまりにも残酷な現実に親れみりゃは思考を放棄していた。 親れみりゃは僅かな時間で子供をほぼ全て失い、そして今や自分はただの肉団子 に等しい。 昨日までの幸せな日々が嘘のようだ。 そして、今目の前にいる最後の我が子の命も潰えようとしていた。 「いぎゃああああああああああッ!!?」 れみりゃの目がえぐり出される。 皮は剥げ、もはや子れみりゃは肉の塊に等しかった。 「う゛…う゛…う゛…」 もはやまともに声も出すことも出来ずに子れみりゃは痙攣していた。 目玉は梟のお気に召さなかったのだろう瞼を喰われただけだった。 だがその瞳が真っ直ぐに親れみりゃに向けられていた。 『どうじでだずげでぐれながったの?』 空虚な瞳はそう物語っていた。 それは親れみりゃにとっては筆舌にしがたい恐怖となった。 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!」 この瞬間親れみりゃの心は折れた。 最後の子供が逃げた報いかのようにじわじわと恐怖を味わいながら死んでいくの も気付かずありとあらゆるものに親れみりゃは恐怖した。 そしてその心の折れた眼に映るのは梟の丸い双眸…。 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!?」 梟の嘴に舌を抜き取られ喋れなくなるまで親れみりゃは叫び続けた。 必死に目の前の現実から逃れようとする為に…。 しかしもう親れみりゃに逃げる事は出来ない。再生の続く限り親れみりゃは梟達 の保存食として生きていくのだ。 そこにもう家族と共に生きる幸せな日々は何処にもない…。 これから先親れみりゃ…いや既に子を亡くしたただのれみりゃが何時死ぬかはわ からない。 だが確実なのはこれから先れみりゃにとって幸せな未来は何一つ無いという事だった…。 月明かりが森を照らす夜。 梟は木の上にいた。 その下には泣き叫ぶゆっくりれいむとゆっくりまりさの家族。 「たしゅけておきゃあああしゃあああんッ!!」 「やめておちびちゃんをたべないでええええ!!」 「うー♪うー♪」 「やべてね、たべるなられいむにしてね!!」 「どぼぢでぞんなごどいぶのおおおおおおおおおッ!!?」 今日もまた、餌がかかったようだ。 梟は羽根を広げ、獲物へ向かい飛び立ったのだった…。 あとがき ただ梟無双がしたかった。 結構長くなってしまった上に後半のグダグダ感が否めない。 誰か助けて…。 このSSに感想をつける
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ゆっくりいじめ系115 ゆっくり研究者のある1日制無 ゆっくりいじめ系148 ゆっくりフランのある休暇虐制家捕 ゆっくりいじめ系193 ゆっくり魔理沙の憂鬱虐制家性共捕 ゆっくりれみりゃ系いじめ27 ゆっくりれみりゃの調教(基盤)そ薬捕無 ゆっくりれみりゃ系いじめ28 ゆっくりれみりゃの調教(応用)そ捕家性無 ゆっくりれみりゃ系いじめ29 ゆっくりれみりゃの調教(試験)そ捕家無 ゆっくりいじめ系350 ゆっくりアリスの撃退記録制性家 ゆっくりいじめ系1073 ゆっくり視点 ゆっくりいじめ系1753 制裁的繁殖 ゆっくりいじめ系2139 未熟児 ゆっくりいじめ系2414 あるゆっくりふらんの調教記(前編) ゆっくりいじめ系2415 あるゆっくりふらんの調教記(後編) ゆっくりいじめ系2532 やかんほいくじょ
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いろいろと薄味な小ネタです。 さっくり感覚で読んで下さい。 「うー! しね! しね!」 わさわさと宝石のような色とりどりの結晶が垂れ下がった羽をばたつかせ、 ふらんがぺちぺちと俺に体当たりを繰り返す。 今日、友人からプレゼントされたゆっくりふらんだ。 「しね! ゆっくりしね! うー!」 ぺちぺち。 どう見ても躾に失敗した厄介者です。 本当にありがとうございました。 「しね! しねええ!」 それともこれが不条理生物として名高いゆっくり特有の習性なのだろうか。 まあ、あいつら個体ごとにだぜだのとかいはだのむきゅだのわかるよーだの ちんぽーだの特徴的な鳴き声があるらしいからな。 ん? 何か忘れてるような気がしないでもないが、思いつかないのなら特に問題はないだろう。 「しね! しね!」 ぺちぺち。 「…………ふむ」 痛くはないがいい加減わずらわしいので、そろそろやめさせようとしたところで、 ふと思い立ってふらんの次の言葉を待ち構える。 「うー! ゆっくりしね!!」 「生きる!!」 「ゆがーん!!」 目を見開き、口は歯を剥き出したままの驚きの表情でふらんが固まる。 曲がりなりにも人間の死という言葉を使うゆっくりに、 対義となる言葉で言い返してみたらどうなるだろうかと思っただけなのだが、 予想以上の反応だった。 「! うー! うー! しね! しね! ゆっくりしねええええ!!」 我に返ったふらんが、仕返しとばかりに猛然と“しね”を連呼する。 それに対して俺は、 「生・き・る」 人差し指をピンと立て、一音一音、区切るように強調して返す。 「ゆぎゅうっ!」 何かに叩きのめされたかのように、ふらふらと後退るふらん。 だがそれも数瞬のこと。餡子が沸騰しそうなほど顔を怒りに歪めたふらんが、 再び襲い掛かってくる。 そして俺たちの不毛な闘いが始まった。 「しね!」 「生きる」 「しね! しね!」 「生きるってば」 「しね! しね! しね!」 「生きるんだね、わかるよー」 「ぺにぺにもげてしねばいいのに」 「どぼじてそんなこというのおおおおぉぉぉぉぉ!!」 「ゆふぅ……ゆふぅ……」 「はぁ……はぁ……」 幾度となく続いたしねと生きるの応酬は思いのほか激しく、互いに息は絶え絶えだ。 ふらんは涙で顔をくしゃくしゃにしながらも、ゆぎぃぃと歯をかみ締めて俺を 睨みつけている。 恐らく次が最後のやりとりになるだろう。ていうか、そうする。 なので俺は、ふらんの出方を待ち構え、とっておきの技を繰り出すことにした。 「ゆがああああああ! ゆっくりしないでしねえええええええええ!!」 「いのちッ!!」 キュピーン、と心の中で擬音を響かせ、俺は両腕をそれぞれ左右の下斜め45度に広げ、 指の先までピンと伸ばし、右足を大地根付かせるかの如く片足立ちをして、 曲げた左足の裏を軸足にくっつけた。 そう、人文字で漢字の“命”を象った恰好だ。口の部分が足りないが。 一昔前の芸人コンビが使った一発芸で、一時期は調子にノリやすい小学生男子が、 こぞって真似をしたとかしないとか。 とまれ、この芸を使うのにこれ以上相応しい状況もないだろう。多分。 死という言葉に対し、生は対となる意味を持つ言葉だが、 命はその両方を内包する事象である。 ただ一方の終わりのみを強調するふらんに、それを包み込む生命の雄大さを 思い知らせてやったらどうなるのか。 などという考えがあるわけもなく、ただただ思いつきでやっただけである。 キリッと引き締めた顔で、ふらんの方を見ると 「あたしが……こんてぬー……できないのさ……」 ぽてちんと落ちて死んだ。 夕飯代わりのハンバーグまんは、あのやりとりでジューシーさを増し、 中々ボリュームがあって美味しかった。 これまで書いた作品 anko1459 ドライブ anko1490 ある山で
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ご注意 ※一部独自解釈を含みます。 ※今回はあまりゆっくりを虐待していません。 それでも宜しければ、お楽しみ頂ければ幸いです。 魔法の森からそう遠くないとある丘の一角に、人間の里を見下ろすように立つ屋敷 そこにはちょっと変った男と、ちょっと変ったゆっくり達が住んでいました。 そしてその屋敷の扉には、こう書かれた看板が下がっていました。 「ゆっくり改造工房 ここだけでしか手に入らないゆっくり、お作りいたします 品種改良から整形、改造、インテリア、能力強化まで」 マイスタ ゆっくり改造職人のお話 「ちんちーん」 一番鳥が鳴く声で男は目を覚ました。ゆっくり職人の朝は早い。 しかし何時聞いても酷い鳴き声だな……声の質自体は良いんだけれど。 ブツブツ呟きながら洗顔と支度を済ませて居間に下りると、既に彼の助手が食事の支度を終えた所だった。特徴的な耳がゆらゆら揺れている。 「あ、師匠、おはようございます」 「おはよう。あのゆっくり目覚ましの声、なんとかならないの?朝っぱらから卑猥なんですが」 「改造したの貴方でしょうに……ゆっくりみすちーなんか素材に使うからですよ」 「アイディアは良かったと思うんだけどなぁ」 苦笑する助手と漫才しつつ食事を取る。 「そういえば、この前作った試作型四足歩行まりさですが」 「おお、アレは跳躍行動を止めさせるのにえらく苦労したっけなぁ。行動半径が広がったから野外牧場に移してたが、どうだ調子は?」 「全員死んでました。機動力を生かして夜のうちに柵を飛び越えて逃げようとしてたはいいものの、着地を考えておらず 地面に激突して骨折した所をそのまま野生動物の餌になったようです」 「Oh…………」 食事が終わると、助手とともに多目的ゆっくり飼育場の様子を見に行く。 「むっきゅ~~!親方、おはようございますなの!」 「むっきゅ~~!今日もお仕事がんばりますなの!!」 「おはよう、もう他のゆっくり共の朝の餌やりは済んでいるな?じゃミーティング始めるぞ」 出迎えたのは10匹のゆっくりパチュリーだった。一般的にゆっくりパチュリーは体が弱い脆弱種となっているはずだが ここにいるパチュリーは全員が野生種の数倍体が大きく、血行の良いなんとも精悍な体つきをしている。 話す言葉も聡明であり、腰?には反抗的なゆっくりを制裁する為の警棒、帽子には彼女等の地位と権力を示すバッジがつけてあった。 彼女たちは男が、飼育所管理用に特別調教したエリート達である。 ゆっくり改造には、生きた状態の大量多種類のゆっくりが必要となる。 改造のメインボディーとなるゆっくりだけではなく、パーツ移植用、練習用、研究用に体質変化の為の飼料用など、膨大な数のゆっくりが使われるからだ。 それら全ての世話を、彼と助手だけで行うのは時間的に厳しく、かといって沢山人を雇う余裕も無い。 そこで考えたのが、ゆっくり種の中でも体は弱いが比較的頭がよく、雑務を命令するのに適したゆっくりぱちゅりーの教育であった。 まずは薬物と手術で強制的に巨大化、長命化させたゆっくりぱちゅりーを使い子供を大量に養殖、 そして生まれた数多の子供の中でも特に知性が高く従順なものを選び抜き、特別訓練を施す。 特別な栄養を与え、筋トレをさせ、ゆっくり飼育場に必要な多種多様の知識、特に他のゆっくり命令を出す為の帝王学を学習させる。 その中でノルマを達成すればよい食事を与え可愛がり、成績が悪ければ拷問を、命令に従わないものには死を与えることで、主人への一層の依存と忠誠心を植えつけた。 それが終わるといよいよ最終試験として、訓練済みぱちゅりー達を当時の収容所……もといゆっくり飼育場に放り込み、彼女等以外の全ゆっくりを完全に命令に従う状態にするよう命じた。 当然ゆっくりたちは猛然な反発をし、ぱちゅりー側にも相当な犠牲が出たが 訓練済みパチュリーたちは強い団結とナチス顔負けの恐怖政治で反対勢力を無力化し、とうとう飼育場を完全にその支配下に置くことに成功した。 こうして飼育場は修羅場を潜り抜けた歴戦のパチュリーたちによって管理され、労働力の問題はようやく解決されたのである。 「じゃぁ今日の仕事を伝えます。パチュリーA、B、Cは通常通り、部下と一緒に飼育場の清掃と給仕をお願い。 D、Eは農園の管理。最近野菜の数が合わないわよ、犯人を捕まえて見せしめで殺しなさい。適当に下手人を立ててもいいわよ。 F、Gは野外農場と家の周りの清掃。使う労働力は適当に見繕って。 Hは人体実験済みゆっくりの経過記録、Iはロボトミーれみりゃ軍団をつれて森の罠の回収に向かって頂戴 J、貴方は私と一緒に家内の清掃よ。 以上、解散!」 助手の掛け声とともに、パチュリーたちは一斉に持ち場に散っていった。 一通り飼育場を見て周ってから母屋に戻ると、助手が本日最初の依頼者を案内してきた。 見た目は40を過ぎた位の裕福そうな男。話を聞くと町の実業家だそうだ。 「それにしても珍しいですね。ゆっくり加工場にも永遠亭にも属さずに、個人でゆっくりの改造を行っているとは。」 「私は商売人でも研究者でも無く職人ですからね……まぁ半分は自己満足みたいなものです。 予算と時間さえ頂ければ、大抵のゆっくりは作って差し上げますよ。一体どのような改造をお望みですか?」 「それは……」 実業家氏は暫く口篭っていたが、やがて意を決したように言った。 「実は私の愛するゆっくりれみりゃの肉体を、できるだけ人間に近く改造したものが欲しいのです」 「HENTAI目的ですね。わかります。」 慎重に言葉を選んだ実業家の努力を、男は爽やかにブチ壊してくれた。 「い、いやわわたしは何も……」 「そう恥ずかしがることでもありません。実際人間タイプのゆっくりの改造を希望される方は、9割方性行為も視野に入れた愛玩が目的ですからね。 人として自然な欲求ですよ。比較的プラトニックなものから非常にサディスティックなものまで、その程度は様々ですが」 淡々と男は説明する。もっとも彼自身にはそういう趣味は無い。 だが彼のその言葉で、男性の心の殻は必要以上に破れてしまったようだ。 「そ、そうですよね!私は決してアブノーマルなんかじゃ無いですよね!それなのに世間一般の奴等はこぞってそういった趣味の人間を危険人物のように…… 大体少女愛や獣姦は太古から行われてきたことで、そのオルガズムは……」 「(うわ……地雷踏んじまったよ……)」 男の後悔をよそに実業家の熱弁は止まらない。そのまま10分近く演説を聴かされた所で、助手が盆を手に部屋に入ってきた。 「お茶をお持ちしました…………ごゆっくり」 「あ、こりゃどうも……」 罰の悪そうな表情で湯飲みを受け取る実業家。助手は笑顔で二人に一礼すると静かに部屋を出て行った。 「あはは、可愛い方ですな……ひょっとして奥さんですか?」 「ご冗談を、ただの助手ですよ。」 「……私達の会話、聞かれてましたかね?」 「多分」 気まずい空気を振り払うように、二人は改造仕様の具体的な協議に入った。 身長は原型のままでよいか? Aよい。ロリコンこそ正義 体型は? A歳相応に健康的に、だが胸は膨らみかけで 爪の移植は? A無くてよい。爪きりめどいし 髪の色は?顔の輪郭は?足の長さは?etc etc etc…… 大まかな注文が纏まると、男はそれを元に必要予算の見積りを出す。 提示された金額は、依頼者には払えぬほどでは無かったが、幻想郷の物価からすれば相当な高額であった。 「むぅ……少しお高いですな。」 苦言を呈す実業家に、男は反論する。 「お言葉ですが、ゆっくりというのは生物学的に見て、普段我々が思う以上にデリケートで予測困難な存在なのです。その施術の難しさは計り知れません。 単にゆっくりを切り刻み、肉体をくっつけるだけなら子供にでも出来ます。 しかし技術と欠いた手術は術後も傷跡が残ったり、施術した部分が歪んで再生したり、壊死したりと時間の経過につれて問題が噴出します。 そして何より、ゆっくりの潜在的な寿命を大きく縮めてしまうのです。 私が高額の料金を取るのも、そのような悲劇を防ぐ為に入念な下準備をおこない、最高の素材を用いた上で施術を行うからです」 「しかし、実際どの程度劇的な差ができるものかは……」 未だ渋い顔をしている実業家に、男は頷いて言った。 「まぁ言葉だけでは実感が沸かないとは思います……。では、サンプルをお見せしましょう おーい、キモ子!」 手を叩いて助手を呼ぶ。程なくして先程お茶を運んできた少女が、耳をピョコピョコ揺らしながらやってきた。 「お呼びですか師匠?あと次にその名前で呼んだらブン殴ります。Please call me レイセン, OK?」 「いや、かといってその名前は色んな意味で不味い気がするんだが……特に永夜ファン的に…… それはそうと、お客さんがお呼びだぞ」 「いや、私は人間型ゆっくりの改造サンプルを見せていただけると聞いただけで……」 困惑する実業家を前に、レイセンと名乗った少女は自分を指差すとニコニコ笑いながら言った 「でしたら、ここに。お疑いでしたら試しに触ってみてくださいな」 「いやいやいや(サワサワ)……ん(サワサワ)……え………うそぉん!!」 差し出された手を握ったまま、思わずのけぞった実業家を素早く支えつつ、男が話しかけた。 「はい、素晴らしいリアクションをありがとうございます!ええ、間違いなくゆっくりですよ。私の最高傑作です。 元々彼女は超特別製でしてね……迷いの竹林の奥深くにあるとされる永遠亭 そこでしか確認できない希少種『ゆっくりうどんげ』の中の、更なる突然変異『きもんげ』なのです。」 まだ口をパクパクさせている依頼者を横目に、男は説明を続ける。 「突然変異故、生まれつきゆっくりらしからぬ非常に高い知能を持っていたものの その顔面があまりにも、殺人的に、ウザくて不細工だった為に、仲間のゆっくりからも屋敷の住人からもひたすら嫌われ、いぢめられていました。 とうとう拷問の末処分されるというその一歩手前の所を、私が頼み込んで譲って貰ったのですよ。 それから半年程かけて、私の持っていた全ての知識と技術を投入し、整形手術を行い 見事『全米ブサイクな兎コンテスト』優勝候補だった彼女を、美少女として蘇らせることに成功したのです!」 苦笑いしている助手の肩に手をおいて、男は胸を張る。それは手塩にかけた自慢の娘を紹介する父親のようだった。 「しかし信じられない、どう見ても人間そのものだ……」 実業家の言うとおり、少女はどう見てもゆっくりには見えなかった。 身長も体型もゆっくりの胴長短足とは程遠いスレンダーなもの、そのくせ出ている所はしっかり出ている。 顔は睫毛から耳の形まで完全にモデルとなったであろう月兎の美少女を再現しており、実際に肌に触れてみない限り誰もゆっくりとは気付かなかったであろう。 「まぁ家一軒は余裕で建てられるほどの金を費やしましたので……素材も墓からにんg……ゲフンゲフン ともあれ、ダッチワイフもどきに金を捨てたと親族には罵られ、婚約者には逃げられましたが、結果には満足しています。」 苦笑する男、しかしその話を聞いた依頼者の態度は明らかに変わっていた。 「感動しました、貴方は男の夢の体現者だ!是非とも私にもその力をお貸し下さい、お願いします!!」 「解って頂けましたか。」 二人の男は堅い握手を交わし、その後つつがなく商談は成立した。 「……なお、体型等はなるべく其方の要望通りに作らせて頂きますが、顔についてはオリジナルに若干のアレンジを加えさせていただきます あまりに紅魔館の主そっくりに作ってしまいますと、万が一本人の目に留まった場合ほぼ確実に殺されますからね」 「なるほど……承知しました。」 実業家が帰ってしばらくしてやって来たのは、男が暮らす家の一つ隣にある村の村長だった。 「これは村長、いつもお世話になっております。今日はどういったご用件で?」 「いやー、実は……」 村長の話は次のようなものだった。 最近、村の畑をゆっくりの群れが徒党を組んで荒らすようになった。 これまでゆっくりの被害にあったことの無かったその村では、慌てて柵を作ったり罠を張ったりして対策を練ったが そのゆっくり達は長く生きて悪知恵に長けているのか、罠は看破するわ柵は地面を掘って進入するわでまるで効果が無いのだという。 しかも夜更けなど人が畑にいない時間を見計らって襲撃してくる。毎日畑に見張りを出すわけにもいかず、村人全員弱りきっているのだか。 「と、いうわけです。何か良いお知恵はありませんか」 「なるほど。それなら丁度良いモノを作っていた所です」 そう言って、男は村長を飼育場の方に案内した。 「あーー、にんげんだー、こんにちはーー」 「あそんでくれるんだねー、わかるよーー!」 「ゆっくりしていってねー」 村長が案内された飼育場の一角では、数匹のゆっくりちぇんが遊んでいた。 男達を見つけるとぴょんぴょんと飛び跳ね近づいてくる。 元々性格の良い個体が多いゆっくりちぇん種だが、ここで飼育されているちぇんは特に人間への警戒心が薄いようだった。 「ただのゆっくりちぇんじゃないですか……こいつらを番猫にしろとでも?」 「まぁ見ていて下さいな」 落胆する村長を尻目に、男はあるものをちぇんたちの前に放り投げた。 「ゆっ!」 それは一匹のゆっくり霊夢だった 柵の内側に投げ込まれたゆっくり霊夢。最初は男達に文句を言っていたがちぇんたちの姿を見ると笑顔になってすりよっていく。 「ゆっ!おともだちがいるよ!ゆっくりあそぼうね!!」 だが、その姿を見たゆっくりちぇんたちの取った行動は、彼女の期待とは真逆のものであった。 「ゆっ!てきがおちてきたよっ!」 「ころすんだね!わかるよわかるよーーっ!!」 「さっさとしね!むごたらしくしね!!」 突然表れたゆっくりれいむに対して、殺気をむき出しにするちぇんたち 先程まで優しい光をたたえていた双眸は、れいむを睨むと大型肉食獣のごとく吊り上がり 歯を剥き出しにした所を見ると、その口の中にはゆっくりちぇん種には似合わぬ凶悪な牙がズラリと並んでいる。 更には体をぶるぶると震わすと、刹那、その背中からは歪な翼が飛び出してきた。 「「「ゆっくりしねぇ!!!」」」 「どぼちてぇぇぇ!!!gbふぁa」 声をあげると、ちぇんたちは一斉に哀れなゆっくりれいむに飛びかかった。 牙で裂き、翼でえぐり、その体に似合わぬスピードで踏み潰す。 男達の目の前で、れいむはあっという間に原形を留めぬ汚いミンチとなっていった。 「これがわが工房の『高機動ちぇんF型』です。」 唖然としている村長を横目に、男は解説を入れる 「通常、ゆっくり同士の生体間移植は同種でしか成功しません。 種族ごとに、彼らの体を構成する『餡』が異なり、別種のものを入れても拒絶反応を起こして壊死してしまうからです。 しかし例外的に、彼らの皮膚や歯、羽や洋服といったいわゆる『皮』で出来た部分は、組成成分が近いせいか拒絶反応が少なく、移植が成功する場合があります。 これらのちぇんは、まだ拒絶反応が少ない幼少のうちに歯を全て引き抜き、代わってゆっくりふらんの歯と翼を移植したものです。 施術を施したものの多くは拒絶反応によって死にましたが、一部はこうやって生き残りました。 その後も、ゆっくりへの凶暴性を高めるために餌にゆっくりふらんの血肉を混ぜて与え続けたり 餓死寸前になるまで干しておいてから、徐々に他の生きたゆっくり種を餌として与えるなどして 最終的にこのような優秀なハンターとなるまで鍛え上げました。ゆっくり狩りには最適ではないでしょうか。」 その後も男は死亡率を下げるべく切開面を少なくしようといかに工夫したか、翼と背筋餡の接続にいかに苦労したかを延々と語り始めたが、村長は既に聞いていなかった。 呆然としてゆっくりちぇん達を眺める。先程まで殺戮に興じていたちぇんたちは、今は何事も無かったかのように嬉々として助手の少女と戯れていた。 「しかし聞いたところ、一匹のちぇんを強化するにはかなりの労力と費用がかかる様子 元々弱いゆっくりちぇんをわざわざ改造して強くするよりは、れみりゃ種を捕獲して番犬代わりに使った方が良いのでは?」 と、気を取り直して村長が疑問を呈す。 貴方は何も解っていない。魔改造したジムでビグザムの群れを殲滅できるようにするのが男のロマンでしょうが! と、男が独自の美学に基づいて反論しようとする前に、改造ちぇんを抱えてひょっこりと助手が顔を出した。 「それについては、私からご説明させて頂きます。 ゆっくりれみりゃは捕食者としては優秀ですが、いかんせんゆっくりの中では1,2位を争う頭の悪い種族。 散々苦労して仕事を覚えさせても、ある日突然蝶々を追いかけていなくなってしまった、などというのもよくある話です。 一方ゆっくりふらんはれみりゃほど知能は低くないもののプライドが高く躾が難しい、 下手に暴力で言うことを聞かせようとすれば、自殺してしまうことすらあります。 そして何よりこの2種は希少種です。最近養殖モノが出回り始めたとはいえ、未だに一匹辺りの値段は高い。 その点この改造ちぇんなら母体のゆっくりは安価に手に入りますし、移植する羽と翼は一匹のゆっくりふらんからいくらでも手に入ります。性格も良く躾も簡単。 忠誠心と有用性、コストパフォーマンスの全てを備えたこの改造ちぇんこそ、次世代を担う番犬ゆっくりなのです!」 相変らず良く回る口だと、村長に立て板に水のセールストークを続ける助手を見ながら、男は呆れ気味に思った。 助手に迎えてから解ったことだが、この元きもんげは金儲け関連の仕事をさせると抜群に上手い。 彼女に言わせると「人間が金儲けに関して抜けすぎているだけ」だそうだが、本人に商売の素質があることは間違いないだろう。半分詐欺まがいの商売を発案することもあるが…… 職人としてのこだわりから、しばし将来性や採算度外視の仕事に走る男と足して二で割って、丁度良くバランスが取れているといえる。 とか何やら男が考えているうちに、助手と村長の間では 村長の家で暫く試用期間を設けた上で、効果が認められれば村を代表して正式に購入する、という話が纏まったようだった。 「可愛がってあげて下さいね」と手渡された改造ちぇんを大切に胸に抱え、村長は村に帰っていった。 結局その日、新たに職人の下を訪ねてきた客は二人 一人は自分の飼っていたゆっくりが大きくなりすぎたので、餌代節約の為にサイズダウンさせて欲しいという男 もう一人はペット用ゆっくりアリスの避妊を依頼してきた業者で、ダンボール一杯に子アリスを詰めた物を置いていった。 「4件か……まぁ多い方かな。今日は準備だけに留めて、施術は明日から始めるとしよう」 「最近仕事もコンスタントに増えてきていい感じでんなぁ。スケベパワー様々や」 「……その似非方言は止めろと言っているだろ、関西人に失礼だ」 すみません、と助手は舌を出す。たまに偽関西弁が出るのも彼女に言わせると「きもんげの特性」だそうだ。 みっともないから男も注意し、本人も普段は注意しているのだが、たまに気を抜くとつい出てしまうのだとか。 そういえばこの前家計簿をつけさせたときも、札をカウントしながら 「どんだけ中身が薄くても、タイトルに東方ってつけて表紙どんげにすればアホがぎょーさん買うていく。笑いが止まらんわぐっへっへ」 とかなんとか言ってたが、あれは一体何のことだろうか。 「……まぁ、一番手間がかかる施術さえ元々生命力の高いゆっくりれみりゃの改造だ。失敗の可能性は薄いだろう。 コツさえ知っていれば誰にでも出来る、大工仕事だよ……たまには難易度の高いパチュリーの改造等をしてみたいねぇ。」 「そんなこと言っていますが、顔は笑っていますよ?」 美しい顔にニヤニヤ笑いを浮かべて助手は指摘する。この辺の性格は改造前とあまり変っていないな、と男は思った だがまぁその通りだ、なんだかんだと文句を言いつつ、自分は明日の仕事を楽しみにしている。 改造は、楽しい。 子供が粘土で「ぼくだけのかいじゅう」を作るように、男は自分の思うがままにでゆっくりに手を加える。 ゆっくりの命を切り貼りし、肉体を繋ぎ合わせ、醜い部分を削ぎ、綺麗な部品を加え、新たな生命として蘇らせる。 命を媒介にして行う粘土遊び。命を弄ぶ行為、神への冒涜と言われようと、これほど面白い遊びはこの世には無い。 安定した収入を捨て、これを生業に選らんだことで失ったものも多かったが、男は微塵も後悔してはいなかった。 「とりあえず俺はパチュリーどもと夜のミーティングを済ませてくる。お前jは明日使う器具と素材を準備してくれ。それが終わったら飯だ。」 「了解しました、師匠!」 助手と別れて飼育場に向かう男の目は、まるで明日は何をして遊ぼうかと考えている子供のように輝いていた。 後編に続く このSSに感想を付ける
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注意! 捕食種が弱いです ゲスでないゆっくりがひどい目に遭います すっきり出来ません 人間は出ません パロディです → ※パクリと言われたのでパクリだそうです 俺設定あり その他諸々 以上が気に入らない人とかは戻った方が身のためです。 気にならない方のみどうぞ 『短い話を一つだけ』 いつも目が真っ赤で親に捨てられたうどんげ。 彼女の目を見たゆっくりは皆目を回し、うどんげ自身もぐらぐらぐるぐるしていつも目を回していた。 そんなうどんげの真っ赤な目のせいで他のゆっくり達は彼女を迫害し、虐めていた。 そのためうどんげはいつもひとりぼっち。 一方、とあるふらんはゆっくりふらんにしては力が弱く、通常種に毛が生えた程度の戦闘力しか持たない。 今日も非捕食種のゆっくりに追いかけられ、泣いて喚いて逃げ回る。 秋のある日、いつものようにふらんがゆっくりの死体を探してさまよっていると、 お腹を空かせて動けなくなったうどんげを見つけた。 ふらんはうどんげを持ち上げ、食べようとする。 「ぶわあぁぁぁ!!!」 うどんげは恐怖の捕食者から逃げようとするが、栄養失調でまともに動けない。 その時、うどんげの真っ赤な目とふらんの目が合い、ふらんは瞳はうどんげの瞳に吸い寄せられた。 くらくらと頭を揺らして倒れるふらん。 すぐに目を覚ましたふらんはうどんげを抱えにっこり笑顔。 「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 夕方、当たりが真っ暗になったころ。洞穴からゆっくりの挨拶が二つ。 二匹の大型ゆっくりは越冬の餌も集め終わり、これからのんびりゆっくりしようという魂胆である。 「ま、まりさあぁぁ!!! いっしょにすっきりしよおねええぇぇ!!!」 「い、いいんだぜえぇえぇ!!! れいむううぅぅう!!!」 失敬、すっきりも追加である。 「うー!」 「げらげらげら!」 そんな二匹の情事を邪魔する無粋な声が二つ。 「「ふ、ふらんだー!」」 一瞬、ふらんの姿を見て驚くが、 「ゆ! だれかとおもったら弱虫ふらんなんだぜ! びっくりして損したんだぜ! 」 「れいむ達のゆっくりを邪魔するなんて馬鹿なの! 死ぬの!?」 「きもいうどんげもいるんだぜ! ふたりまとめてこてんぱんにしてやるんだぜ!!!」 「目がきもいうどんげもゆっくりいじめてやるよ!!!」 この二匹はふらんとうどんげにとって最大の敵であった。 サイズが大きいので非力なふらんはいつも虐められて逃げ回っていた。うどんげも同様である。 「うー!」 「げら!?」 突然、ふらんがうどんげを二匹の前に突き出した。 途端、うどんげはいつものように目を閉じてガタガタ震えだした。 「うー! うー!」 「げら!?」 ふらんはうどんげを押さえる両の手を使って、うどんげの目を強制的に開けさせた。 「ゆっへっへ! さっさとやられr…」 「弱いふらんなんて目じゃなぃ…」 開いたうどんげの目に二匹の視線は吸い込まれ、一緒に意識も吸い込まれてしまった。 「「…」」 白目を剥いて口をだらしなく開けてよだれを垂らす二匹。 「うー♪」 「げらー♪」 憎き巨大饅頭をやっつけられてご機嫌の二匹。 ふらんは洞穴の奥から先が尖っている太めの木の枝を取ってきた。 片手にうどんげ、片手に木の棒。 「いぢゃいいいいぃぃぃ!!!」 「どぼじでごんなごとずるのおおおぉぉぉぉ!!!」 二匹は突き刺されたり切り裂かれたりして激痛の中覚醒し、 その瞬間うどんげの目をみて失神するという流れを繰り返していた。 「げらぁ♪」 「うー♪」 二匹とも楽しそうだ。 「「ゆ"…、ゆ"…、ゆ"…」」 やがて二匹が静かになったところで、ふらん達は食事にありつくことにした。 ふらんは大型饅頭の死体二匹分とその胎内にあった赤ゆっくりの残骸。 うどんげは二匹が越冬用にため込んでいた餌。 餌に満足するとふらんはうどんげを抱きかかえる。 「げらぁ♪」 「うー♪」 良い子良い子と頭を撫でたり、抱いたまま空を飛んでやったりと二匹で遊ぶ。 そしてふらんが疲れると一緒に就寝。 餌も居住も手に入れたが、二匹はさらに近所のゆっくりも襲い始めた。 朝・昼 「くー、くー」 「けらぁ、けらぁ」 二匹とも基本夜行性のため、昼間はほとんど寝て過ごす。 夕方 「きょうもいっぱいゆっくりできたね!!!」 「あしたもゆっくりしようね!!!」 「ぅー」 ふらんがこっそりとゆっくり達の巣を見つけておき、印をつける。 夜 「ゆっゆっゆ~、みんな! あしたもゆっくりしようね!」 「「「ゆー!」」」 ゆっくり親子はそろそろ眠りにつこうとする。 「げらげらげら!」 そんなときにゆっくり出来ない笑い声が響く。 「だれなの! れいむ達のおうちに勝手に入ってこないでね!!!」 親れいむがぷくーと膨れて、侵入者を待ちかまえる。 「うー!」 ヒカリゴケが薄く照らす洞窟の中に現れたのはふらんと、ふらんに抱きかかえられたうどんげ。 「「「「なんでふらんがここにいいいぃぃ!!?」」」」 あっという間に全員がパニックに陥る。 「おかーしゃーん!! ゆっくりだずげてええぇぇ!!!」 「やべで! でいぶのこどもがぢんじゃうううううう!!!」 ふらんはうどんげの目と木の枝を武器にゆっくり達を血祭りならぬ餡祭りにあげる。 たまに、以前ふらんやうどんげをいじめていたことのある個体の巣を襲撃すると、 うどんげが怖がって目を瞑ろうとする。 「うー!」 「げ、げらぁ…」 そんなときふらんは無理矢理うどんげの目を開ける。 その時ちょっとだけ痛くて、うどんげはふらんのそんな乱暴ところが苦手だった。 「うー! うー!」 「げらげらげら!」 「ゆ"っ! ゆ"っ! ゆ"っ! ゆ"っ! 」 何度か襲撃するうちにふらんに殺さずに虫の息まで痛めつける程度の余裕が出来た。 そうなると、いかに効率的にゆっくりを痛めつけて餡子の味を良くすることが 出来るかに集中するようになった。 「「ゆっきゅりにげるよ!!!」」 そのため、赤ゆっくりをたまに一匹か二匹取り逃がすこともあった。 「れいむ! そっちかわしゃんだよ! いっちゃだめだよ!!!」 「こわいよー!!!」 ぽちゃん! 「ゆんやああぁぁあ!! れいむううぅぅ!!!」 がぶり! 「いぢゃいいぃぃぃ!!!」 もっとも、ほとんどの赤ゆっくりなど放っておいても勝手に自滅したり、 他の夜行性動物やれみりゃなどの捕食種ゆっくりに食べられてしまったが。 「うー♪」 「げらぁ♪」 狩りが終われば食事の時間。 ふらんは虫の息のゆっくりを食べ、うどんげは犠牲ゆっくりがため込んだ餌を貪る。 「うー! うー!」 「げらぁ! げらぁ!」 食後は夜の森の空中散歩。ふらんがうどんげを抱いて空をゆっくりと飛び回る。 うどんげは普段絶対に見ることの出来ない風景を見ることが出来て楽しいし、 ふらんはうどんげのそんな楽しそうな様子を見て喜んでいる。 ゆっくりふらんは同族を襲うこともないし、 れみりゃもゆっくりふらんを恐れているので襲われることもなかった。 ふらんをいじめていたれみりゃもいたが、他のふらんに殺されたのだろうか姿を現すことはなかった。 外での遊びが終われば今日襲ったゆっくりの巣に戻り、形だけのバリケードを構築する。 防衛的には何の意味も持たないが、 これをするだけで縄張りを示し他のゆっくりが入って来ない事を知っていたようだ。 「うー、うー!」 「げら、げらげらぁ!」 後は寝るまでの間にふらんはうどんげを撫でて、うどんげもふらんに甘えた。 「うー…」 「げらぁ…」 二匹とも眠気に襲われ、ふらんが横になり、うどんげがふらんの腕の中に潜り込む。 そして二匹は夢の中へ 昼 「ぶわあぁぁあぁ!!!」 たまにであるが、うどんげが怖い夢(虐められてた時の事など)を見て夜泣きならぬ昼泣きすることがあった。 「ぅー…、うー…」 そんな時はふらんが眠たそうにしながらうどんげの頭を撫でてやった。 「ぶわぁぁあ………」 やがてうどんげが落ち着くとまた二匹揃って夢の中へ。 この二匹はお互いが拠り所となっていた。 そんな生活を続けていたら、二月ほどでに二匹の巣となった洞穴の近所のゆっくりは全滅した。 雪がちらつき始めようとするこの時期、二匹は襲った巣穴から餌を運び出す作業に没頭していた。 普段は眠りについてる昼間であるが、夜よりも暖かいうちに済ませるためである。 そんなとき、 「ゆっくりしねぇええええぇぇぇ!!!」 ふらんは突然後ろから突き飛ばされ、二匹一緒に吹っ飛んだ。 二匹を背後から襲ったのは巨大まりさ。このあたりの群れの長である。 襲ったゆっくり家族の赤ゆっくり数匹を取り逃がしたのと昼に行動したのが失敗だった。 生き残った赤ゆっくりは長まりさの下へ行って、事の次第を報告。 ついには討伐対が結成され、今に至る。 「げ、げらああぁぁぁ!!!」 うどんげはふらんを踏み潰さんとする長まりさに果敢にも立ち向かう。 しかし、常に目を回している状態のうどんげは見当違いな方向に体当たり。 移動のほとんどをふらんに頼っていたので当然だろう。 「あのうどんげは馬鹿なんだぜ! 木さんに体当たりしてどうするんだぜ!!! げらげらげら!」 「うどんげなんてどうでもいいよ! 今はこの危ないふらんを殺す方が先だよ!!!」 ぶちゅり! 「うう"うう"ぅぅ"ぅぅ"う"ぅ!!!」 長まりさがふらんの下半身にのしかかると、ふらんの下半身はいとも簡単につぶれ、 裂けた箇所から中身を放出した。 「げら!? げ、げらああああぁぁぁぁ!!!」 ふらんの悲鳴を聞き、うどんげはまた跳躍した。 今度は見当違いな方向ではなく、長まりさに向かって。 がぶり! 「ゆ"、い、いだい"いい"ぃぃい"いい!!!」 あまり痛みに強くないのであろう、泣き叫び、暴れる長まりさ。 その拍子に、ふらんから離れ、うどんげも吹き飛ばされた。 吹き飛ばされ、体中が痛んだにも関わらず、ぎろりと長まりさを睨み付けるうどんげ。 噛み千切られた頬から微量の餡子が漏れ出す。 「もう許さないよ!!! ゆっくりs…」 赤ゆっくりから聞いていたため、うどんげの目の危険性は知っているはずなのに つい目を凝視してしまった長まりさ。 ごろんと転がり、白目を剥いて痙攣した。 「ゆ"っ、ゆ"っ、ゆ"っ、ゆ"っ、ゆ"っ、ゆ"っ」 「お、おさああぁぁ!!?」 「許せないんだぜ! よくも長を!」 「あんたみたいな田舎者は制裁するわ!!!」 「雑魚だから放っといてやろうやろうってれいむ達考えてやったのに!!!」 「げ、げらぁぁ…」 多勢に無勢である。 群れのゆっくり達から暴行を加えられ宙を何度も舞っているうどんげが見た物は 下半身を潰されてしまった大好きなふらん。 そして痙攣している長まりさを転がしてふらんを潰し殺さんとするゆっくり達。 「げ! げら! げらああぁぁ!! げええぇぇらああぁぁぁぁ!!!」 逃げて! 早く! ふらん逃げて!!! いくらうどんげが叫んでもふらんはぴくりとも動かない。 うどんげが最後に見たのは、心配するなと自分に微笑むふらんの姿だった。 「へっ! おまえみたいなざこはこのくらいで勘弁してやるんだぜ!」 「むきゅ! これに懲りたらもう二度とこの森に近づくんじゃないわよ!!!」 「ゆっくり理解してねー!」 「みょーん!」 息も絶え絶えになったうどんげに唾を吐く群れのゆっくり達。 彼女らは迂闊にうどんげの目を見てしまった仲間を引っ張りながら帰って行った。 「げ、げらああぁぁぁ…」 ズキズキと痛む体を引っ張ってふらんの下へ向かううどんげ。 潰され、平らになってしまったふらんの手に体をこすりつける。 無理矢理目を開かせる乱暴な手も、優しく抱いてくれる手も、なでてくれる手も、もう、無い。 それでもうどんげはふらんのそばを離れない。 その夜、うどんげはれみりゃに中身を吸い尽くされ、あっけなく死んだ。 死体はふらんの隣に寄り添うように捨てられ、虫たちが痕跡を消し去るまで二匹は一緒だった。 終わり 言い訳タイム ふらんもうどんげも夜行性なら通常ゆっくりと出会う可能性は低いんじゃ… →ふらんの場合:夜は他の同族に横取りされるが、 昼なら事故死やけんかで死んだゆっくりを食べることが出来るからです。 →うどんげの場合:すぐに親に捨てられたため、仲間を求めて彷徨い、 たまたま通常ゆっくり達が昼間に活動しているのを目撃、 自分も仲間に入れてもらおうと昼間行動するようになりました。 ちなみに、ふらんは安定して食料を入手できるようになったため、夜行性に戻り、 うどんげはふらんと一緒にいられたので、行動を共にするうちに夜行性に戻りました。 パクリだろこれ… →注意書きに「パロディです」って書いたけど、元ネタ書くの忘れてました。 「できそこないの物語」より「ぐるぐる猫とコソ泥」が元ネタです。失礼しました。 今まで書いたSS? ドスまりさとゆうか1~3 ゆっくり闘技場(性)1 不幸なきめぇ丸 名物餡玉 行列の出来るゆっくり スカウトマンゆかりん前・後 ファイティング親子とゆっくり まりさの商売 ぱちゅりーの失敗1~4 盲点 進化 ぶっかけ!ぱちゅりー! 短い話を一つだけ ありふれた話 対決!ドスまりさ! 被虐のみょん_その一 とあるきめぇ丸の一日 おさんぽバターみょん さなえに首ったけ ゆっくり兵団 不安のゆっくり1 幸せなゆうかのお話 短い話を一つだけ_2 短い話を一つだけ_3 ゆん園交響楽 掻き回してみた このSSに感想をつける