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初SS 俺設定使いまくり、いろいろな作品の設定使いまくり、ぬるいかも というか虐待成分薄め ゆっくりさくやと私 紅魔館の近くで見たことも無い銀髪のゆっくりを見つけた きっとこのゆっくりは紅魔館の瀟洒なメイド、我が愛しの十六夜咲夜さんを模したものなのだろう とはいえ、他のゆっくりのようにかなりデフォルトされているが… 我が愛しの咲夜さんを模したものなのだから、是非捕まえたい 「ゆ? ゆっくりしていってくださいませ!!!」 近づくと、ゆっくりらしい台詞 でも、若干警戒しているような雰囲気はある 「やあさくやさん 僕と一緒にゆっくりプレイスに行かないか?」 ゆっくりプレイスと言えば大体のゆっくりは馬鹿だからホイホイついてくる しかしゆさくやは違った 「ごめんなさいですわ! おぜうさまがまっておりますわ! ゆっくりかえりますわ!」 これは予想外 あっというまにどこかへ行ってしまった 普通に捕獲しようとしたが、ゆっくりのくせに早い… ゆっくりに逃げられたなんて他の人に言った日には… 考えたくも無い リベンジを近い、その日は家路についた 翌日、早速ゆさくやを捕獲する作戦を立てた 咲夜さんを模したものなら紅魔館関連のゆっくりを餌にすればいいのではないか? ということでゆっくりゃ、ゆふらん、ゆめーりん、ゆちゅりーを捕獲することにした ゆちゅりーとゆめーりんは見つけるのに苦労したが、捕獲するのは簡単だった ゆっくりふらんとゆっくりゃは体つきのが欲しい ということで紅魔館付近の森へ ゆっくりゃはぷっでぃんを持っていけばすぐ寄ってくる 「れみりゃにぷっでぃんよこすんだど~☆ れみりゃはこうまかんこおぜうさまなんだど~☆」 「にょこちゅんだど~☆」 いつ聞いてもウザイ 大小二匹の胴体付きゆっくりゃ… 親子で有ろうか? 殺意の波動を感じながらぶん殴って気絶させ二匹とも捕獲をした 最後はゆっくりふらんだ まずはおとりのゆっくりゃを串刺しにでもして待つことにしよう おもむろに子ゆっくりゃの頭を掴む そのまま近くの木の枝に背中から突き刺す 「うぎゃぁぁぁぁあ!!! なにしゅるんだどぉぉぉぉお!!!」 うるさいので取り合えず口を塞ぐ ついでに目玉も取っておくか(ちなみに、この目玉は昼食になりました) 「xxxxxxxx!!!」 まだ何か言っているようだが、気にせず待つ 2時間ほどして、ゆっくりふらんが寄ってきた 今回は準備万端 先ほど子ゆっくりゃの体に睡眠薬を何個か埋めてある(ちなみに今まで捕獲したゆっくりたちにも飲ませてあるので煩いのを気にしなくてもいいのだ!) ゆっくりにしては早めのゆふらんも睡眠薬で眠らせれば確実に捕獲できる 「ゆっくりしね! ゆっくりしね♪」 ゆふらんはゆっくりゃの手足をちぎり、それで子ゆっくりゃをぶん殴っている 早く食ってくれ とも思うが獲物をいたぶるのはゆふらんの習性なのだからしょうがない やっと睡眠薬入り部分を食べ、眠ったのは一時間後だった 捕獲したゆっくり達は加工所謹製、「ゆっくり強制的にゆっくりさせる袋」に放り込み、昨日ゆさくやに出合った場所に向かった 「ゆっくりしていってくださいませ!!!」 同じ場所にゆさくやは居た 探す手間が省けてよかった 前と同じように話しかける 「おにいさんとゆっくりプレイスに行かないか? おぜうさまやいもうとさまも一緒だよ?」 そう言って袋の中を見せる ゆっくりゃもふらんも睡眠薬で寝ているため、おとなしい 「おおおおおおおおぜうさまぁぁぁぁあ!!! いいいいいいもうとさまぁぁぁぁああ!!! かわいらしいねがおぉぉぉおお!!!」 そういうと自分で袋の中へ入って行った 袋に入ってすぐ睡眠薬注射で眠らせ、ゆっくり用部屋へ運び込む そこにゆさくやを放ってしばらくすると、目を覚ました もちろん他のゆっくりも一緒に放ってある ゆさくや「う~ん… ここはどこですわ?」 ゆちゅりー「むきゅーん… おにいさんにここにつれてこられたのよ…」 一足早く目覚めたゆちゅりーがゆさくやに話しかける ゆめーりんは皮の厚さゆえに喋るのがうまくないらしいので喋らないが、ゆさくやを見てなぜかうれしそうである れみりゃとふらんも目覚める 本来捕食種であるこの二種はゆめーりんやゆちゅりーを襲わないらしい とはいえ、れみりゃはゆふらんに高確率で虐め殺されるので若干警戒しておこう ということで、錘を体につけておいた れみりゃ「う~? ここはどこだど~?」 ゆふらん「う~? ゆっくりしね!!!」 いきなりゆふらんはゆっくりゃを攻撃した しかし、その攻撃はゆっくりゃへ届かなかった… ゆさくやがそれをとめたのだ ゆさくや「いもうとさま!!! おぜうさまとけんかはやめてくださいですわ!!!」 ゆふらん「うー! ゆっくりやめる!!!」 驚いた… さくやはゆふらんによるゆっくりゃの虐めを止めるのか… それもゆふらんも従ってる… その後はどのゆっくりも実にゆっくりしていた(時たま寝ているゆめーりんをゆさくやが邪魔していたが) 餌もしっかりやっているのでゆふらん、ゆっくりゃともにほかのゆっくりと遊んでいる そうしてゆさくや達の生活を見ているうちに面白いことがわかった そう、ゆっくりゃの大好物 ぷっでぃん をなぜ紅魔館以外のゆっくりゃが知っているかだ ゆっくりゃ「うー☆ れみりゃはぷっでぃんがたべたいんだど~☆ しゃくやはやくもってくるんだど~☆」 さくや「いまよういしますわ!」 そう言うと、ゆさくやは口からべちゃっと黄色いぷるんとした物体を吐き出した そう、アレはまさしく プリン ゆさくやの中身はプリンであった ダメージを負ったゆれいむやゆまりさはあんこを吐くが、どうやらゆさくやは自分で吐くことができるようである ゆさくや「どうぞおぜうさま! たべてくださいませ!!!」 そう言うとプリンをゆっくりゃに差し出すのだった プリンを吐き出したさくやは一回りちいさくなっていた ゆっくりゃ「おいしいど~☆ れみ☆りゃ☆う~☆」 汚く貪り食うゆっくりゃを見ながらゆさくやは幸せそうであった ちなみに、ゆふらんやゆちゅりーも時々ではあるが、一緒にプリンを食べていた ゆめーりんはじぶんからプリンを貰いに行くことはせず、それをじっと見ている だが、時々皆が見ていないときにゆさくや自らプリンを持っていっているようだ だが、ゆっくりゃのぷっでぃん脳は限度というものを知らない どんどんゆさくやは小さくなっていく ゆさくやが死んでしまう前にゆっくりゃだけを他の部屋に移した ゆっくりゃ「うー!!! なにするんだど~!!! れみりゃはこうまかんのおぜうさまだど~!!! えらいんだど~!!!」 と煩かったが、ぐっと怒りをこらえて運んだ 通称 ゆっくり虐め部屋 へ その後、ゆっくりゃは羽根をむしり、指から手足を5本づつに裂き、目玉に爆竹を突っ込み爆発させた 最後に無理やり体を引き伸ばし、まげて口と肛門を癒着させた 排泄される古い肉まんの餡がそのまま口に入る この古い餡はおいしくも無いが食えなくも無い しかしゆっくりゃは異常にこの古い餡を嫌うのだ 目が見えなくともなぜか判るらしい れみりゃ「xxxxxxxxxxxxx!!!」 何か言っているようだがこのまま放置しておくことにした 3日後、ゆっくりゃは死んでいたので生ゴミとして捨てました^^ 日がたち、私はゆさくやを繁殖させたくなってきた とりあえず、残ったゆさくや、ゆふらん、ゆちゅりー、ゆめーりんを振動させ発情させた上で見守ることにした 驚いた… なんとゆさくやとゆふらんとゆめーりんが3Pしているのだ 因みに、ゆふらん→ゆさくや→ゆめーりんと繋がっている ゆふらん「しゃくやあああああああああああああああ!!! かわいいよおおおおおおおおおお!!!」 ゆさくや「おぜうさまのぺにぺにすてきですわあああああああああああああああ!!! めーりんのまむまむもなかなかよおおおおおお!!」 ゆめーりんは喋らないが、なんとも嬉しそうである でも、この三匹は光景としては凄まじいものであった 「「「すっきりー!!!」」」 ちなみにゆちゅりーもゆふらんに襲われたが、すっきりまえに死んでしまった 南無 そうしてゆさくやはにんっしんっして、下膨れが大きくなっている めーりんは頭から茎を生やしている すでに三つほど子ゆっくりがなっている 生まれたのはゆめーりんからゆさくや一匹、ゆめーりん二匹であった ゆさくやからは子ゆさくやが生まれた ただしこちらは体つきとなっている からだつきゆっくりとの子供は体つきになる可能性があるのかも知れない 竹林の薬師さんに聞けばなにかわかるかも知れない その後、体つきゆさくや以外は売りに出したが、全匹紅魔館の門番が買っていった このゆっくりたちを見て(とくにゆさくや)興奮しているようであったが、何に使うかはまあ考えないようにしよう 体つきのゆさくやはどうしたかって? もちろん私の可愛いペット兼良きパートナー 夜も良い声で鳴くんですよ… 終わり ※あとがき なんとなく書いてみたけど、結構文章書くのはむつかしいなぁ 下種まりさとかを虐めるのとは違って、虐めにくかったので虐待分が限りなく薄くなってしまったのが残念 ほんとうはゆっくりゃ虐めをしっかりするか、下種系出して虐めようかとも思ったけどなんとなくやめておきました 文章:ヘタレお兄さん このSSに感想を付ける
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注)今回は虐待要素が変な方向に向かってますw 僕はゆっくり改造お兄さん! 略してゆ改お兄さんだよ! 僕はゆっくりを直接改造して良個体にする仕事をしてるんだ! 今日はゆっくりを改造するところを見せてあげるよ! ここは僕の働く研究所! ここでゆっくり改造をしてるんだ! 早速僕の作品を見せてあげよう! まずは「絶対にれいぱーにならないゆっくりアリス」 「ゆー!お兄さんはとかいはねー!」 このアリスはどれだけ振っても振動を与えてもれいぱーにならないんだ! 試しにやってみるよ!」 ブンブン! 「ゆー!れいぱーは全然とかいはじゃないわー!!」 「ね!れいぱーにならないでしょ!」 作り方は簡単!発情しにくいゆっくりれみりゃの中身をごく少量スポイトで取り出してアリスに打ち込むだけ! 他にも「プリンの嫌いなれみりゃ」! 普通なられみりゃはプリンが欲しくて駄々をこねることがあるでしょ? でもこのれみりゃは矯正してないのにプリンを欲しがらないんだ! 実際に見てみよう! 普通なら・・・ 「れみぃはぷでぃんが食べたいどーー!!!」 「ぷでぃんくれなきゃやだああああ!!」 うるさいから始末しとこうw 「うーーー!!!いぢゃいどおおおおお!」 「ちゅぶれるどおおおおお!!!!!」 ブチュッ! 気をとりなおして改造ゆっくりだと・・・ 「うーー!おにーさん!おかえりなさいだどー!」 「そうだ!プリンあげようか?」 「うー!れみぃにきをつかわなくてもいいどー!そのかわりに他のゆっくりにやさしくしてあげてほしいど ー! ね?賢いでしょ? 他にも「れみりゃと仲のいいゆっくりふらん」や「衝撃に強いぱちゅりー」などの作品をつくってるんだ! この作品で僕はお金を稼いでるんだ! 次は実際にゆっくりを改造しているところを見せてあげよう! 続く あとがき ついに長編としての作品作りをはじめました! いやーwどんなことも始めることはとてもすがすがしい気にさせてくれます!これからもよろしくお願いします! by No.13 P.S スパゲッティのナポリタンって日本で出来たんですよ!
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※ゆっくりがゆっくりでは無い生き物に変化させられています。 ※レミリアによる、ゆっくりふらん性的虐待。言い逃れできない18禁エロ。 ※冒頭から延々とエロシーンです。スカ要素ありのアナルものです。 ※同意じゃない性行為は性的虐待である、と言う拡大解釈の元に書かれました。 ※前編fuku1514.txt、中編fuku1665.txtの続きです。 ※エロシーンと非エロを分割しましたので「後編その1」と言う形です。 ※後編その2はエロ無しです。今回読まなくても内容通じるように手を入れてます。 ※ある意味ではレミリア虐めかも知れません。キャラ性格の俺解釈ひどすぎるので。 ※「美鈴と森のゆっくり」の後日談的な感じとなっておりますが、これ単独でも普通に読 めるようにしたつもりです……一応。 ※当然のように俺設定満載な感じです。 ※原作キャラもゆっくりも俺設定要素多大ですので、イメージと大きく違う場合もござい ます。ご注意ください。 読む このSSに感想を付ける
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「おりこうふらん」 庭で雀がさえずる、穏やかな朝。 両親や祖母はすでに食卓についていたが、妹は寝坊したらしく、慌ててやって来た。 家で飼ってるゆっくりふらんもぱたぱたとやって来る。 今日の朝食はトーストらしい。 私はご飯。 ホカホカとした香りが漂ってくる。 妹は勉強の愚痴をこぼしている。 もうそこまで進んだんだ。もう私には分かんないレベルだ。 こらこら、ふらんに振っても分かる訳無いでしょうが。 朝の団欒は早くも終わり、両親も妹も家を出た。 私は今日は家に居ることにした。 祖母はふらんと遊んでいたが、いつもの時間になると、出掛ける準備を始めた。 ふらんも同じだ。 二人は準備が終わると、いつもの場所に出掛けた。 私も後をつけて行く。 途中、鍵を締めたかどうか気になったけど、そもそも開けて無かった。 相変わらず、間抜けだなぁ、私。 二人はそこに着くと、黙って手を合わせた。 そして、辺りを綺麗にし始めた。 「ふらんちゃん、上手になったねぇ。」 「うー!ゆっくりし……」 ふらんはそこで、詰まり、涙ぐんだ。 「ゆっくり……しんじゃったぁ……。」 ごめんね。 ふらんのせいじゃないんだよ。 ゆっくり出来なかった私が悪いんだよ。 祖母がふらんをなだめて、二人は作業を続けていく。 私の名前を刻んだ御影石は、とても綺麗になっていた。 えーき様がいるから、きっと大丈夫!! 生まれ変われるとしたら、また人間?それともゆっくり? どちらでも、待っているのは幸せな未来。 -- ゆっけの人 (2009-01-01 10 33 03) 切ない……こういうのもいいですねぇ。 「私」の来世に幸あれ! -- 名無しさん (2009-01-01 17 46 09) 外の世界っぽいから映姫さまの管轄外なような・・・ -- 名無しさん (2010-11-26 19 10 48) 名前 コメント
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※○ちゃん「ぱられるぱられる、もうどうにでもなれ〜」 ※「僕はこうして〜」シリーズの無断クロスです。レイパーさん、ごべんなさい ※いじめは、うん・・・すまない、特にないんだ。正直作者の自己満足の境地です ※登場人物紹介とかはあとがきの後に記載しています 「おねーさん!すいか、ゆっくりにんげんさんにあいたいよ!」 きっかけは我が家で飼っている珍種ゆっくり、ゆっくりすいかのそんな一言。 ゆっくり人間とはすいか曰く、人間とゆっくりの間に生まれたナマモノで外見は人間と変わらないらしい。 が、身体の成分が一部ゆっくりのそれに類似しており、またゆっくりにエライ勢いで好かれるそうだ。 すいかはこんな馬鹿げた都市伝説をどこからか、恐らくテレビ辺りで仕入れ、なおかつその実在を見事に信じきっているらしい。 そんな生物学者がまた何人か発狂しそうなナマモノがいるはずも無いと言うのに、連日連夜会いたい会いたいと喚き続けるすいか。 私はずっと「居ないものとは会えない」の一点張りで押し通してきたのだが、結局彼女の執念に負けしてしまった。 「そんないきさつでれいむたちはゆっくりにんげんさんをさがしにおでかけをしているんだよ!」 「きょうはどんなゆっくりしたことがおきるのかな?!」 「ゆっくりにんげんさん・・・ゆっくりにんげんさん・・・ゆっくりしていってね!」 「アンタら、誰にナレーションしてる?」 左右の肩にれいむとまりさ、頭上にすいかという傍目には私こそゆっくり人間だろうと言わざる得ないような出で立ち。 それ以外はジーンズ、Tシャツ、白のコート、メガネと至ってシンプルなのだが人の顔の周りで騒ぐこいつらのせいで道行く人々の注目を意味も無く集めていた。 これが私の美貌のなせる業・・・であればどれだけ優越感に浸れただろうか。 しかし、現実というのは残酷なもの。 他の女性を圧倒しているものは胸くらいの私にそこまでの魅力はなく、行き交う人々の視線は私の顔の周りでゆんゆん歌っているゆっくり達に向けられている。 地元ならまだしも、見ず知らずの土地へ向かう電車の中では「何、あのゆっくり馬鹿」と言わんばかりの好奇の眼差しが少し痛かった。 「ということで、れいむたちはゆっくりにんげんさんのまちについたよ!」 「ゆっくりにんげんさんはみつかるかな?!」 「ゆっくりにんげんさん・・・すいかといっしょにゆっくりしようね〜〜〜〜〜!!!」 目的の駅に到着した時、また誰かに向けてナレーションをし始める我が家のゆっくりども。 近くに座っていた中学生のグループがクスクスと笑うのを一瞥し、電車を降りると、階段を駆け下りて、改札を後にする。 余談だが、すいかのおかげで無料で乗車できた。理由は言わずもがな。 この無意味にピンポイントなサービスは一体誰が得をするんだろうか・・・心の中でそう突っ込んだ直後に、自分が得をしていることに気付いた。 ゆっくり人間を探して訪れた街は一見すると何の変哲もない普通の街だった。 強いて特徴を挙げるとすればゆっくりが比較的浸透していて、飼いゆっくりや野良ゆっくりが平然と人々の隙間を縫うようにして通りを行き来しているくらい。 そのあまりの平凡さを訝しく思ったれいむは「ほんとうにここにいるの?」と首をかしげていたが、私がこの街を訪れたのには理由があった。 「ねえ、おねーさん?」 「んあ?」 「ほんとうにゆっくりにんげんさんはここにいるの?ゆっくりしたふつうのまちだよ?」 「ああ、多分ね」 この街にゆっくり人間がいると思った理由は至って単純。 私が勤めているゆっくりショップのバイト仲間にゆっくり人間について尋ねてみたところ、この街の名前が挙がったからである。 彼が適当なことを言っていたり、間違っている可能性もあるのだが、話を聞いた後に調べてみたらこの街には“ミスターゆんちぇいん”がいることが判明した。 「みすたーゆんちぇんってなあに?」 そう言って首をかしげたのはまりさ。 すいかもれいむも言葉の意味が理解できずに首をかしげている。 そんな訳で、私は彼女らに、私自身最近知ったその言葉の意味を説明してやった。 「ミスターゆんちぇいんって言うのは・・・ゆっくり関係で凄すぎる記録を残したせいでゆっくりカンパニーの人工衛星で常時監視されている人のことだよ」 もっとも、一介のアルバイトに過ぎない私では流石にその監視衛星の映像を見ることは出来ないし、眉唾もいいところではあるが。 「ゆゆっ!じゃあ、ゆんちぇいんさんはすごくゆっくりしてるんだね!れいむゆんちぇいんさんにあいたいよ!」 「まりさも!まりさも!」 ついでに彼らが時速5km以上で移動するとバッジに取り付けられた迷子防止用のGPSの座標が70mずれることも付け加えておいた。 すると、まだ何が凄いのかは一言も言っていないのにれいむ達は何か凄そうな人がいると聞いて大はしゃぎ。 そんな3匹の様子を見て、何が凄いのかを教えてあげた。 「ちなみにここのゆんちぇいんはゆっくりレイプギネス記録保持者ね」 「「「ゆげぇ!」」」 それじゃゆっくり出来ないよと言わんばかりの表情になった3匹は「かえろうよー!」などと言い出した。 が、「ゆっくり人間を探すんだろう?」の一言ですいかが立ち直り、れいむとまりさも巻き添えを食う格好ゆっくり人間捜索に参加させられる。 「にんげんさんのすっきりごわいよおおおお!」と泣き喚くれいむとまりさはなかなかに可愛かった。 そんなつまらないやり取りから数時間後。 何故か観光スポット巡りに興じてしまった私たちはゆっくり人間のことをすっかり失念していた。 気がつけば陽が沈み、弁当を買って立ち寄った公園には殆ど人影が見当たらない。 そんな静寂の中、ようやく見つけた私以外の人間は・・・ 「・・・・・・うへぇ」 「おねーさん!ここはゆっくりできないよ!」 「ゆっくりしないでにげようね!」 長身の、ガタイの良い黒人の男性だった。 勿論、それだけならば驚くほどのことでもない。 問題は彼の、一糸纏わぬ生まれたままの姿にあった。 変態?危険人物?・・・普通に考えたら貞操の危機を感じるべきところなのだろう。 が・・・・・・ 「オー、ヤッパリタマニハゲンテンニカエッテオーソドックモイイモノデス」 「やべでえええええ!でいぶずっぎぢぢだぐないいいいいい!?」 「HAHAHAHAHA!」 その黒人男性はどうやらHENTAIお兄さん、もしくはゆっくりレイパーらしい。 HENTAIお兄さん・・・ゆっくりを性の捌け口にする異常性癖の持ち主の総称である。 流石に飼いゆっくりに手を出すようなことは稀だが、野良ゆっくりにとっては虐待愛好家に次ぐ脅威。 勿論、現物を、そして現場を目撃するのは私も初めてのことだった。 「・・・・・・そういえば」 流石にこの光景を平然と直視することは出来ないが、相手がゆっくりならとやかく言う事もないだろう。 そう思った私は、店の先輩から聞いた「レイパー同士は惹かれあう」という言葉を信じて彼にギネス記録保持者の居場所を聞くことにした。 彼がゆっくりれいむを犯している茂みから少し離れたベンチに腰掛け、そこにれいむとまりさとすいかを下ろす。 「ゆゆっ、にんげんさんまたきたの!まりさのはにーをいじめないでね!?」 「「「やめちぇね!ゆっくちできにゃいよ!」」」 「ワオ、マリサニコドモタチモヤッテキマシタ」 「ゆぎぃ!?やめてね!にんげんさんのすっきりはこわいよ!ゆっくりできないよ!」 どうやらつがいを助けに来たまりさやその子ども達を相手に第2ラウンドに突入したらしい。 流石にあれだけの数を相手するとなると長くなりそうなので、彼らの嬌声や悲鳴をBGMにして弁当を広げる。 我が家のれいむ達が「ゆっくりできないいいい!」と喚くのをでこピンで黙らせ、昼ごはんを食べ忘れたため8時間ぶりになる食事にありついた。 「むーしゃむーしゃ・・・幸せ〜」 「ず、ずっぎぢー!」 「もっちょ・・・ゆっくちちたかっちゃよ・・・」 「フゥ・・・スッキリー」 私が鮭弁当のチープな美味さを満喫し終えた時、ちょうど男性もゆっくりを満喫し終えた。 傍らでは我が家のゆっくり達が同胞を助けてあげられなかったことを悔やんで「ごべんねぇ!」と謝り続けていた。 いや、あの手つきと技術を見る限り殺さないように加減してるよ・・・そうフォローしようとした時、レイパーの男性が、ちゃんと服を着て茂みから姿を現した。 「イヤァ、オミグルシイモノヲ」 「ん、ああ・・・お構いなく。こちらこそ、お楽しみの邪魔をして申し訳ない」 ファミレスの椅子に腰掛けたままの私とドリンクバーの安物のコーヒー越しに視線が合った男性は頭をかきながら照れ笑いを浮かべている。 レイパーとは言え性癖以外は他の人と変わらないわけで、黒い肌とは対照的な白い歯を輝かせている彼はなかなかの好青年のように思えた。 彼に会釈しながら、れいむとまりさとすいかを抱きかかえて立ち上がり、必要も無いのに軽く自己紹介を済ませた。 「ボブさん、だったっけ?」 「ハイ、ナンデショウ?」 「あれ、趣味なの?」 「イエス、ワタシユックリダイスキデス!」 「ゆゆっ!だったらひどいことしないでね!ゆっくりできないよ!」 「そうだよ!ゆっくりさせてあげてね!」 満面の笑みを浮かべてサムズアップするボブに対して怒り心頭のれいむ達。 しかし、ファミレスで騒ぐと迷惑になるし、それに大声で話すようなことでもないので頭をはたいて黙らせた。 その後も3匹は頬を膨らませて抗議していたが、大声で叫ぶようなことはなかった。 「シツケガジョウズデスネ」 「特別なことをしているつもりはないんだけどね」 「ソレニシンライサレテイマス」 「全く嬉しくないけどね」 「ナニヨリスゴクカワイイ」 「1回50ドルで貸してあげても良いけどね」 そんな具合で、すぐにボブと打ち解けた私は早速彼にゆっくり人間について尋ねてみる。 しかし、帰って来た言葉は「ウワサクライハシッテイル」という非常に曖昧なものだった。 その回答に目に見えて落胆するすいかの頭を撫でながら、私はもう一つの質問をぶつけてみた。 「じゃあ、ここら辺で一番実力のあるゆっくりレイパーって知ってる?」 「レイパーハプライバシーヲマモリマス」 「・・・そりゃそうか」 多少親しくなったとは言え所詮は見ず知らずの相手。 もしかしたらレイパー撲滅を狙う組織の人間かもしれないし、そうでなくても金目当てで情報を売る可能性だってある。 最近もどこかでゆっくりレイパーの会合をアンチレイプの組織が襲撃しようとしたなんて話を聞いた気がする。 いや、そもそも世間に公表できるような性癖でないのだから、容易に口外できるものではないのだ。 「仕方ないか・・・今日は安いカプセルホテルにでも泊まって、明日また探そう」 本日の捜索を諦め、ボブに適当なホテルの場所を教えてもらった私は、会計の全てを彼に託してそそくさとファミレスを後にした。 『地球がゆっくりする日』や『Yull E』の話題で盛り上がった手前、少し気が引けたがホテル代を捻出するためだから仕方ない。 結局ゆっくり人間は見つからなかったが、ボブに遭遇したことで色んな情報を得ることが出来た。 彼の日本語の習得状況を鑑みるに、来日して何年も経っているようには思えない。 にもかかわらず、近くのファミレスやカプセルホテルの場所を知っていた。 それにあの公園でレイプされていたまりさは「にんげんさんまたきたの!まりさのはにーをいじめないでね!?」と言っていた。 つまり、あそこの公園のゆっくりは頻繁に人間からの干渉を受けていると考えられる。 確証はないが、明日はあの公園に張り込むのが最善策だろう。 翌朝、まだ陽も出ていない時間から私とれいむ、まりさ、すいかは例の公園での張り込みを開始。 懐中電灯片手に公園の中を散策すると、いとも簡単に野良ゆっくりの巣をいくつも見つけることが出来た。 まだ人間の姿は見当たらないが、そこには朝ごはんと称して人間の捨てたごみを集めて回るゆっくり達の姿があった。 余談ではあるが、その中に昨日レイプされたれいむ一家の姿もあった。予想通り、全員健在のまま。 「もうすぐにんげんさんのくるじかんだよ!」 「ゆっくりおうちにかえるよ!」 「「そろーり、そろーり・・・!」」 散らかしたゴミが巣まで一列に並んでいるのだが、どうやら彼女達はそのことに気付いていなかった。 あるものは子ども達を引率してゴミ置き場で拾った生ゴミを溜めて帰り、またある赤まりさはお菓子の袋を持って帰っていった。 そんな光景を尻目に私たちも彼女達と同じように適当な茂みに身を隠して、人間が来るのをじっと待つことにした。 「ぱちゅりーは本当に馬鹿ね」 「んぶぅ〜!」 「むきゅ〜、も言えないなんて伝説的だわ」 「ん〜、んん〜!?」 数分後、割りと珍しい胴付きぱちゅりぃを連れた少女が公園に姿を現した。 一見すると勝気そうで、なおかつ真面目そうな少女とお馬鹿で有名なぱちゅりぃというのは違和感を覚える組み合わせである。 しかし、よくよく見てみるとぱちゅりぃは猿轡と首輪を装備済み。 ああ、あの子もそっちの世界の住人なのか・・・と納得しながら、彼女を観察し続ける。 「さあ、ぱちゅりぃ。ゆっくりを連れてきなさい」 「んぶぅ〜・・・」 ぱちゅりぃはきょろきょろと辺りを見回し、においを嗅ぐような仕草をしながらふらふらと歩き始めた。 一方、少女は首輪のリードを握ったままぱちゅりぃの後を追いかける。 そして、必死の形相でゆっくりを探し回っていたぱちゅりぃがようやく見つけたゆっくりは・・・ 「んぶぅぅぅぅぅぅううぅぅぅ!!」 「ぱちゅりぃをゆっくりさせてあげてね!」 「ぱちゅりぃをゆっくりさせてくれないおねえさんがきらいだよ!ぷんぷん!」 「すいかおこるよ!ぷくぅぅぅうううう!」 「う゛・・・」 私と一緒に茂みに隠れていた我が家のゆっくりども。 目が合ったときの彼女のばつの悪そうな表情はなんとなく可愛らしかった。 「ふぅん・・・で、たまにここに来てゆっくりを虐待しているわけね」 「・・・はい」 ベンチに腰掛け、ホットコーヒーで暖を取る私と少女。 彼女はまるでポエムを書き溜めたノートを拾ってくれたが、不可抗力で中身を見てしまった親切な人を前にしたときのような表情を浮かべている。 これが知人であればしこたまからかってやるところなのだが、流石に見ず知らずの少女相手にそんなことはしない・・・はず。 せいぜい必死に弁明する彼女の表情をにやにやと笑いながら眺めつつ、私の膝の上でいまだに膨れているれいむ達の頭を撫でる程度。 「ゆっくりできないいいわけはやめてね!」 「そうだよ!ぱちゅりぃをゆっくりさせてあげてね!」 「そうだよ!ぷんぷん!」 我が家のゆっくりどもは同族の虐待風景なんか目の当たりにして黙っていられるような連中ではない。 こっぱずかしそうにしている彼女に向かってもっともな文句を口にする。 が、流石に早朝のまだ辺りも暗い時間に大声で喚かれては近所迷惑もいいところ。 「だからアンタら五月蝿いよ。頭を少しかじってやろうか?」 「「「ゆっ・・・!」」」 「・・・・・・愛でお姉さん、じゃないんですか?」 「じゃないんです、断じて」 できるだけ柔和に微笑みながら、言われたとおりに膝の上で黙っているれいむの額にでこピンをお見舞いする。 「なんだぁ・・・だったら、必死になって言い訳する必要なんてなかったのね・・・」 「Exactly」 ついでにもう一発、今度はまりさにでこピンをお見舞いするのを見た彼女は盛大にため息を吐いた。 「そもそも・・・仮に私が愛でお姉さんでも首輪や猿轡くらいは飼い主としての責任の範囲内だから責める理由がないし」 「・・・え?」 「それにまだ虐待らしい虐待の現場は目撃していなかったわけよ」 「それじゃ・・・」 ようやく状況を把握したらしく、赤くなった顔を両手で隠す少女。 そして、にんまりと意地の悪い笑みを浮かべつつ、彼女の肩を優しく叩く私。 「そ、完全に、一部の隙もなく、貴女の自滅」 耳まで真っ赤になるのが手に取るように把握できた。 「と、まあ、そんなことは置いといて・・・」 「・・・・・・・・・・・・」 指の隙間から見えるジト目に篭った殺気を感じた私は意地の悪い笑顔はそのままに話題を強引に切り替えた。 すると、彼女も顔を覆っていた手を膝の上に戻し、いつの間にか温くなってしまった缶コーヒーのプルトップに指をかける。 ようやく陽が昇り始め、徐々に明るくなってきた公園にぱちんっ!という軽快な音が響き渡った。 「一つ聞きたいことがあるんだけどいいかな?」 「なんですか?」 「ゆっくり人間って知ってる?」 その言葉を聞くや否や露骨に怪訝な表情になる少女。 私だってそんな質問されたら同じような顔をしただろうからその気持ちはよく分かる。 というか、私だってすいかの与太話でその存在を知っただけだから半信半疑だ。 「そんなの訳の分からないもの知りません」 「だよねぇ・・・」 私は彼女の言葉に首肯した。 続いてレイパーに関する質問もしようかと考えたが、流石にカタギにする質問じゃないのでやめた。 立ち上がり、リードを握られたままのぱちゅりぃを指差す。 「こんなの人目にさらすのも体裁が悪いから、そろそろお開きしようか?」 そんなこんなで、挨拶もそこそこに彼女と別れた。 「いや、そんな都市伝説聞いたこともないよ」 「ゆっくりにんげんさん?れみりゃのことなのぜ?」 「強いて言うなら君が一番そんな感じだよ」 「ち〜んっぽ!びっくまらぺにすっ!」 「JAOOOOO!JAO!JAO!JAOOOOOOOON!」 「そんなことよりれいむのおうたをきいていってね!」 少女と別れた私たちは、公園に住むゆっくりや散歩中の人達にしらみつぶしに話しかけてみるが全く成果が得られない。 ゆっくり人間の事を訊けば怪訝な顔をされるし、ギネスレイパーのことを訊いても人間なら顔をしかめ、ゆっくりなら怯えるばかり。 代わりに得た情報と言えば以前この公園のゆっくり達を二分していた対立と、両勢力の共通の敵となることでその対立を鎮めたレイパーのこと。 そして、人間に虐められているのを助けてくれたゆっくりふらんを連れたとてもゆっくり出来るゆっくりのこと。 もしくは時々この公園に出没するゆっくりふらんを連れた少年のこと。 「う〜ん・・・やっぱり情報が集まらないな・・・」 「れいむ、もうつかれたよぉ〜」 「まりさもだよ〜・・・」 「ゆゆっ!でも、ゆっくりにんげんさんはこのまちにいるんだよ!」 元々半信半疑だった私とどうしてもゆっくり人間に会いたいわけではないれいむとまりさは半ば諦めモード。 対して、どうしてもゆっくり人間に会いたいすいかは私の頭の上から檄を飛ばす。 が、疲れていることもあって私やれいむ達の反応は鈍い。 「きっとアンタの妄想だよ・・・」 「れいむ、なんだかねむいよ・・・」 「まりさも・・・」 朝から歩き詰めでいい加減飽きてきた私はれいむ達と一緒にうつらうつらと舟を漕ぎ始める。 そんな私を起こすためにすいかは膝の上に飛び降り、お腹に何度も体当たりを仕掛けてくるが、何故か余計に眠くなってきた。 そうして、れいむとまりさが本格的に眠ってしまったその時・・・ 「どうも・・・清く正しく、きめぇ丸です」 「んあ?」 風と共に、どこからともなく姿を現したのはスレンダーなボディの上に乗っかった下膨れの顔をニヒルに歪めた鬱陶しい饅獣。 きめぇ丸・・・かなり貴重なゆっくりの一種で、胴無しのものは知人が飼っているので何度か見たことがあるが、胴体付きを見るのはこれが初めて。 睡魔と戦っていたこともあって、私は彼女がゆっくりであることを理解するのに3秒程度の時間を要した。 「あなた達ですか、ゆっくり人間を探していると言うのは?」 「ん、まあ・・・一応」 「ゆっくり人間は見つかりましたか?」 きめぇ丸はニヒルな笑顔を一層ニヒルに歪める。 「いや、ヒントすらもつかめない状況」 「そうですか」 私の返答と、今までの聞き込みで得た情報を聞いた彼女はブンブンと高速で首を振った。 そのあまりのゆっくり出来なさ加減にすいかがすっごい表情で怯えているが、まあ気にすることでもないだろう。 「で、アンタは何のために話しかけてきたの?」 「みょんやめーりんと話せる人間が居ると聞いたので、少し興味が湧きまして。本当なのですか?」 「あー・・・本当だよ。なんか知らんけど言葉が分かる」 「おお、すごいすごい」 またしても高速シェイクするきめぇ丸。 少々鬱陶しいが、何らかの悪意があって話しかけてきたわけでもなさそうなので我慢する。 「ところで・・・」 「んあ?」 「ヒントすら掴めていないと言いましたが多分それは間違いです」 そう言って彼女は自信満々に微笑んでみせる。 パッと見、先ほどと変わらぬニヒルスマイルだがその笑顔に宿る感情が微妙に違うのに気付いた。 「あなたがいくら特殊なゆっくりと話せたところで人間以外の何者でもありません」 「そりゃそうだ」 「だから私の目にも人間の目にもあなたがゆっくりとして映ることはないでしょう」 「当たり前・・・あれ?」 ここまで言われてようやく、私は彼女の言葉の意図を理解した。 みょんやめーりんと会話できたところで私は人間だから誰の目にも人間としてしか映らない。 どんなに知能が高くてもきめぇ丸はよほど寝ぼけていない限りは人間と見間違えることはない。 なら、ゆっくりと人間のハーフなるものが居たらそれはどのように映るのだろうか? 「ああ、そうか・・・」 相変わらずニヒルな下膨れ顔を左右に振るきめぇ丸から視線を外し、俯いて考える。 もし、ゆっくり人間が人間の目には人間として、ゆっくりの目にはゆっくりとして映るのであれば、私たちは既に大きなヒントを得ている。 勿論、どちらの目にも同じように映る可能性はあるが、そうなってしまうと肉眼に頼る手段では判別不可能だから私たちにはお手上げだ。 「ふらんを連れたゆっくり・・・か」 もし、ふらんを連れたゆっくりがれいむ、まりさ、ぱちゅりー、ありすなどのメジャーな種族であれば彼女達は必ず種族名も教えてくれるはず。 ましてや、ふらんを連れているのにゆっくりしているというのはどこかおかしいように思えた。 その上、ゆっくりふらん自体が既に貴重な種族で、めったにお目にかかれるようなゆっくりではないのだ。 「なのに、この公園にはふらんを伴う人(orゆっくり)が二人もいる・・・」 きめぇ丸のもったいぶった言葉に意味があるならば、この両者は同一人物なのではないだろうか? からかわれている可能性もあるが、他に頼りに出来る情報がない以上、信じるしかあるまい。 なら、私たちがすべきことは一つ。 「ふらんと飼い主を、それも私の目には人間に見えて、すいか達の目にはゆっくりに見える人を探せばい・・・あれ?」 すべきことを理解した私が顔を上げた時、きめぇ丸もとい敬意を表してきめ子さんと呼ばせていただこう、の姿はなくなっていた。 それからはとんとん拍子で事態が進んでいった。 ふらんの飼い主が地元の中学生だか高校生だかの少年であることが判明し、すぐにその少年の学校も割り出すことが出来た。 「むにゃ・・・そんなわけで、れいむたちはぎわくのゆっくりゆっくりふらんがおさんぽしているのをみつけたよ!」 「ふにゃ・・・これでゆっくりにんげんさんにあえるかな?」 「ゆっくりにんげんさん・・・すいかといっしょにゆっくりしようね!」 と、れいむ達の説明の通り、現在私たちは通りで見かけたゆっくりふらんを尾行していた。 念のため買っておいたサングラスを装着し(もちろんれいむ達も)、電柱の影から彼女を見守る。 「・・・・・・あのー?」 「ゆゆっ!いまとりこみちゅうだよ!」 「ゆっくりあとにしてね!」 若い男の声を聞き流しつつ、私たちはふらん監視を続行する。 「・・・いや、取り込み中じゃないだろ」 「もう、おにーさん、れいむたちとりこみ・・・ゆゆっ!!?」 「どうしたのれい・・・ゆゆゆゆっ!!!」 「んあ?どうした?」 振り返ると、そこにいたのは地元の学生と思しき少年。 一見するとこれと言って変わったところはないのだが、彼の姿を見たれいむ達は目をハートマークにして見惚れている。 確かにパッと見はごく普通の少年なのだが、どこか違和感を覚える。そして・・・ 「「すごくゆっくりしたおにーさんだよ!」」 れいむ達の発したその一言で、彼こそ探していたゆっくり人間であることを理解した。 同時に、彼の訝しげな視線を見て、自分がかなり不審であることを把握した。 もしかしたら「ゆっくりフェロモンで一儲けしようとした企業が、彼を拉致って精液を搾り取ろうと送り込んできた刺客」だなんて誤解をされているかも知れない。 何故か知らないがそんな懸念を抱いた私は彼の警戒心を解く為に、出来るだけにこやかな笑みを浮かべて挨拶をした。 「こ・・・こんばんは、ゆっくりしていってね」 ‐‐‐あとがき‐‐‐ 確かな文章力と優れた構成力に裏打ちされたレイパー氏の作品の中でもこの作品は特に魅力的だと思うんですよ その理由を考えてみると、この世界の人たちって日常を何となく想像できてしまうくらい存在感があるからじゃないかと 猫被って?瀟洒に振舞っている委員長とか、HENTAI要素を隠しきれていないボブとか もっとも、想像は出来たところで、真偽を知る術はレイパー氏に聞くしかないわけだし、あらゆる面で氏にかなわない以上、レイプになってしまうのは否めないわけですが ほんと、レイパーさん、ごべんなさい byゆっくりボールマン 【登場人物紹介】 お姉さん 初登場は『ゆっくりいじめ系749 現代ゆっくり』 ノリと勢いでゆっくりを10匹も飼う事になってしまった一人暮らしの女子大生 恐るべき酒豪で、お胸がドス級。ゆっくりに対してはかなりハイスペック みょん語等を解し、天性の飼育上手で、好かれ易いが生物学的には平凡な人間 口も性格もあまり良くないし、わりと容赦しないタイプなのに何故か懐かれる れいむ&まりさ 初登場は『ゆっくりいじめ系749 現代ゆっくり』 今作ではいらない子。若干頭が良い程度の平凡なゆっくりで六児の親 ただし、れいむはゆっくりながらもインターネッツを使いこなせたりする すいか 初登場は『ゆっくりすいか系いじめ1 ゆっくりすいか』 角にお酒が詰まっている。空気を吸い込むと半端なく膨らむ(曰くみっしんぐぱわー) かなりのテレビっ子で、ワイドショーやくだらない都市伝説が大好き みすたーゆんちぇいん 初登場は『その他 僕はこうして生まれました』 会社員。課長クラス。ゆめぇ丸を妊娠させた経験がある ゆっくりレイプに関しては右に出るものがいないが、世間的には真人間で通っている ボブ 初登場は『ゆっくりいじめ系1632 ボブはこうして出会いました』 スラム育ちの巨漢の黒人男性。ゆっくりが大好物(二つの意味で)の変態 注:日本において単独でレイプを行うかどうかは微妙なところです 少女 初登場は『ゆっくりいじめ系1682 僕はこうして出会いました』 学校では成績はトップ、真面目で明るく、誰の相談にも乗る優しい素敵な委員長 しかし、優等生にも色々あるらしく、ゆっくりに八つ当たりすることがあるとかないとか 注:ぱちゅりぃに対する虐待?は『僕はこうして出会いました』の記述と矛盾します ぱちゅりぃ 初登場は『その他 僕はこうして生まれました』 胴体付きのゆっくりぱちゅりー。この種族の例に漏れずお馬鹿である 一時はみすたーゆんちぇいんの愛人だったこともあるが、現在は少女のペット きめぇ丸 初登場は『その他 僕はこうして生まれました』 人間との間に子どもをもうけた前代未聞のゆっくり。彼女もまたド変態 注:考えてみりゃ彼女がお姉さんに助言する動機は微塵もありません ゆっくりふらん 初登場は『その他 僕はこうして生まれました』 ゆっくり人間のペットと誤解されているが、実際にはゆっくり人間の恋ゆっくり 注:レイパー氏の作品世界においてゆっくりが単独で散歩するかどうかはわかりません ゆっくり人間 初登場は『その他 僕はこうして生まれました』 学生。思春期まっさかりの少年。実はゆっくりと人間のハーフだったりする ゆっくりに対してはかなりハイスペックな性能を有する
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※登場するゆっくりがやけに賢いと思う部分もあると思いますが、そういうものとしてご了承下さい 「ゆっ、なにしてるんだぜ! さっさとうーぱっくにのせるんだぜ!」 ゆっくりまりさに命じられ、ゆっくりれいむは未だ寝ているゆっくりをうーぱっくに乗せていく。 うーぱっくに乗せるゆっくりはゆっくりれいむとゆっくりまりさ。 自分と同種であるゆっくりに対しこのような事をしている事に、ゆっくれいむは罪悪感を覚えた。 結構手荒に扱っているのだが、寝ているれいむとまりさはまるで睡眠薬でも飲まされたかのように起きない。 やがて二匹ともそれぞれうーぱっくに乗せることができた。 「まったく、とろいんだぜ! はやくしないとくいーんありすがきちゃうんだぜ!」 偉そうにしている語尾が「だぜ」のゆっくりまりさ、だぜまりさは今ゆっくりれいむが属している群れの、先輩にあたるゆっくりだ。 今このだぜまりさとれいむの二匹は、クイーンありすの命のもとある仕事をしているところだ。 だぜまりさは自分はまるで手伝わなかったくせに文句ばかりれいむに言い捨てると、自分はさっさと残ったうーぱっくに乗り込んだ。 れいむもうーぱっくに乗ろうとしたが、よく見るとうーぱっくは寝ている二匹の分とだぜまりさが乗っている分の計三匹しかいない。 「ゆゆっ? れいむのぶんがないよ?」 「うーぱっくは忙しいんだぜ。おまえにまわすうーぱっくはないんだぜ。おまえはあるいてこいなんだぜ!」 だぜまりさはそれだけ言い残すとさっさとうーぱっくに移動を命じた。 パタパタと羽ばたき三匹のうーぱっくはれいむをその場に残し飛び立っていく。 飛び立っていく先はクイーンありすと落ち合う地点。れいむもそこへ向かわねばならない。 れいむは仕方なく跳ねていくことにした。 このゆっくりれいむや先のだぜまりさ、うーぱっくらが属している群れは、現在ゆっくりの中で最大の規模を誇る、ドスまりさとクイーンありすの群れだ。 だがれいむはこの群れのリーダーが『ドスまりさ』を騙っているだけの巨大ゲスまりさだということを知っている。 元々は本物の『ドスまりさ』が治めていた群れだった。 賢者と呼ぶに相応しい知能と平和を慈しむ心。頼れる巨体を誇るドスまりさによって率いられていた群れ。 だがある時、そんなドスまりさのやり方に反発を覚えたゆっくり達が反乱を起こした。 その反乱軍を扇動していたのが、現在のドゲスまりさとクイーンありすだった。 当時はそこまで巨体ではなかったドゲスまりさとクイーンありすであったが、数で勝る反乱軍はあっという間にドスまりさ達を殺した。 その時死体を解析した反乱軍のリーダーゲスまりさは、ドスまりさしか使えないとされるドスパークを習得した。 その後ドスまりさ並に体の大きくなったゲスまりさは、群れのゆっくり達にドスまりさとして崇められることとなった。 反乱軍の副リーダーであったありすも同様に体が大きくなり、クイーンありすとして崇められている。 ありす種特有の旺盛な性欲と、ドゲスまりさとクイーンありすの巨体を活かし、二匹は度重なる交尾をしたくさんの子を産んだ。 更にドゲスまりさとクイーンありすをゆっくりの英雄として崇める者達が集い、群れは先代ドスまりさが率いていた頃よりも遥かに大きくなった。 ゆっくりれいむは現在、そんな群れの下っ端として属しているのだ。 待ち合わせの時間に遅れたらまたお仕置きされる、と急いで待ち合わせの場所に急いでいたゆっくりれいむの前に、人間が現れた。 れいむは一瞬身構えたが、襲われることはないと思い出すと警戒を解いた。 現在ドゲスまりさの群れと人間との間には不可侵協定が結ばれている。 ゆっくり達は人間や人間の所有物に手は出さないが、人間達もゆっくりに手を出さないというものだ。 この協定を結んだのは先代ドスまりさであったが、特に不自由もないのでドゲスまりさにリーダーが変わった今でも協定は守られている。 不本意とはいえゆっくれいむは現在ドゲスまりさの群れに属している。 こちらから手を出さなければ人間も襲ってはこないだろうと判断し、れいむは話しかけた。 「れいむはどすまりさのむれのゆっくりだよ! だからおそわないでね!」 「あぁ、別に襲わないよ。ただ聞きたいことがあるんだ」 特にゆっくりに対する敵意を感じさせることのない青年に、れいむは安堵した。 人間の中には虐待お兄さんと呼ばれるゆっくりをゆっくりさせない者もいるからだ。 「ゆゆっ、なぁに?」 「このあたりでゆっくりれいむとゆっくりまりさを見なかったかい? あぁ、君のことじゃないよ」 その言葉を聞いた瞬間、れいむは青ざめた。 この辺りのゆっくれいむとゆっくりまりさと聞き、先ほど誘拐した二匹のゆっくりが頭に浮かんだからだ。 「俺は最近河童に用があってね、河童の所に行くときにその二匹も散歩に連れ出してあげるんだ。 それで俺が河童と話している間は、その二匹はこのあたりで遊ばせているんだ。よく昼寝しているみたいだけどね」 確定だ。 先ほど誘拐したゆっくりれいむとゆっくりまりさの誘拐計画は、最近いつも同じ場所で同じ時間に昼寝していることから計画されたものだからだ。 れいむは更に青ざめた。 だとしたらあの二匹のゆっくりはこの人間の飼いゆっくりだ。 つまりれいむ達は、人間の所有物に手を出したことになる。 不可侵協定を破ったことにある。 すると人間達はゆっくりを襲う理由を得る。 全ての人間がゆっくりを襲わないにしても、少なくとも目の前の青年は自分たちを襲うだろう。 取り戻すだけで済むか殺されるかは知らないが、人間一人でもゆっくりの群れにとっては大損害を被る恐れがある。 れいむはドゲスまりさの群れに属している。いや実行犯だ。 明かせば殺される。 「ゆゆっ、そんなこしらないよ? れいむはいそいでるからじゃあね!」 れいむは早口にそう捲くし立てるとすぐにその場を離れようとした。 青年は特に怪しむこともなく、「そうか、悪かったな引き留めて」と言うとれいむと反対方向に歩いていった。 「まったく、おそいんだぜ! もうすぐくいーんありすがくるんだぜ!」 れいむが待ち合わせ場所に着いた時、まだクイーンありすは来ていないようだった。 ようやく、ようやくだ。 ようやく、復讐の機会が来た。 ゆっくれいむがドゲスまりさの群れに属している理由。それは復讐のためだ。 かつてれいむはドゲスまりさとは違う別の小さな群れに属していた。 その群れを、クイーンありす達が襲ってきたのだ。 クイーンありす配下のゆっくり達がれいむ達が集めたエサを奪い、巣を荒らしていく。 歯向かった者は殺されて食われるか、〝すっきり〟の道具にされた。 れいむのパートナーであるゆっくりまりさも〝すっきり〟の道具にされてしまった。 それもクイーンありすのだ。 「ん゛ほぉぉぉぉぉ!!! まりざがわい゛い゛よ゛ぉぉぉぉぉぉ!! ずっぎりざぜであげるがらねぇぇぇぇぇ!!!」 「ゆ゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!! やべでぇぇぇぇぇ!! ずっぎりぢだぐない゛ぃぃぃぃl!!」 「つんでれのまりさもがあ゛い゛い゛い゛よお゛お゛お゛お゛!!!」 クイーンありすに歯向かい吹き飛ばされ、ボロボロになったゆっくりれいむはその光景をただ見ていることしか出来なかった。 ニメートルを越すクイーンありすの交尾に、並みのゆっくり程の大きさしかないまりさが耐えられる訳が無い。 「んほおおおおおおおおお♪ イっく゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!! …………すっきりー!!!」 クイーンありすが絶頂に達した瞬間、まりさは黒ずんで朽ちていった。 後に残されたのはゆっくりの原型すら留めていない真っ黒の子ゆっくりの実を宿した蔓と、それを頭から生やした真っ黒いまりさの死骸だけだった。 まりさはクイーンありすに殺された。 奴らは気まぐれで襲い、気まぐれで帰っていった。 皆殺しが目的では無かったようで、れいむは奇跡的にも生き延びた。 その時から、れいむは復讐を誓った。 れいむは傷を癒すと、ドゲスまりさの群れを訪れ、自分も群れに入れてもらえるよう頼み込んだ。 向こうはれいむの顔を覚えていなかったようで、適当にドゲスまりさやクイーンありすを褒め称える言葉を並べたら群れに入ることが出来た。 群れに入った理由はもちろん、内側にもぐりこんでクイーンありすを殺すためだ。 だが群れに入ったはいいが、下っ端であるれいむがクイーンありすに会える機会は殆ど無かった。 あったとしても他の取り巻きのゆっくりが大量にいる状態で手出しが出来なかった。 れいむとしては死ぬ覚悟は出来ている。だが死んでもクイーンありすを殺せなければ意味がない。 クイーンありすを殺す機会がないまま、今日まで来た。 だが、遂に今日その機会が訪れた。 だぜまりさがクイーンありす直々に命を下され、その手伝いとしてれいむが駆り出されたのだ。 仕事の内容は、ゆっくりれいむとゆっくりまりさの誘拐。 ハッキリとそう言われたわけではない。クイーンありすが命じたのは『すっきりできるゆっくりをつれてこい』だからだ。 つまりは性欲解消の道具を持ってこいというわけだ。 自分のパートナーのまりさを犯したくせにまだ……、とれいむは吐き気を覚えた。 いざ誘拐という段取りになっても、このゆっくり達をパートナーのまりさと同じ目にあわせてよいものかと悩んだ。 しかし逆らえば下っ端である自分は殺されてしまうかもしれない。 クイーンありすを討つためと、心を鬼にした。 そして待ち合わせ。 あらかじめ指定の場所と時間に誘拐したゆっくりを連れてくる。 そこにクイーンありすがやってきてそのゆっくりの選定をする。 クイーンありすのお眼鏡に適えば見事そのゆっくりは『すっきり』の道具となる。 この時、クイーンありすは単独で来る。 いくら厚顔無恥なクイーンありすといえど、最低限の恥じらいはあるのか、性欲解消の相手を選ぶところをあまり多くのゆっくりに見られたくないようだ。 そこでクイーンありすの腹心の部下たるだぜまりさと、どうでもいい下っ端のれいむが実行犯に選ばれたのだ。 つまり、クイーンありすが単独でやってくるこの時こそ復讐のまたとない機会。 だぜまりさがいるが一匹だけ。うーぱっくは好戦的ではない。 これまでと比べて破格の条件だ。 「ゆゆっ、くいーんがきたぜ! くいーん、こっちなんだぜ!」 やがてクイーンありすがやってきた。 だぜまりさがその場で跳ねて呼びかける。 ニメートルを越す巨体は相も変わらず圧巻だ。 たるんだ下顎は不快感と吐き気を催させる。 だらしなく緩んだ顔は殺意を抱かせる。 さぁ、どうやって殺そうか。 圧倒的な体格差はある。だがれいむは決死の覚悟で挑む。 口の中に入って中を喰らい尽くそうか。 頭に噛り付いて頭部を抉ってやろうか。 刺し違えてでもれいむはクイーンありすを殺すつもりだ。 殺意が顔に表れぬよう気をつけながら、れいむはクイーンありすの到着を待つ。 ボスボスと跳ねてこちらにやってくるクイーンありすを睨みながら、頭の中ではだぜまりさを出し抜きクイーンありすを殺す算段を立てる。 あれ、と声をあげたのはれいむだったのかだぜまりさだったのか。 クイーンありすの遥か後方から謎の影がやってくる。 とてつもないスピードだった。 れいむは途中で気づいた。あれは胴付きのゆっくりふらんだと。 そして、貫かれた。ゆっくりふらんがクイーンありすの体を貫いたのだ。 れいむはその瞬間を見逃さぬように目を凝らす。世界から音が消えた。 クイーンありすの後方から飛んできたゆっくりふらんが、後頭部から顔にかけて一気に体を突っ込ませ、突き破る。 クイーンありすの顔からゆっくりふらんが出てくるのが、見えた。 ふらんはそのまま空中で体をひねると、クイーンありすの頭部に着地する。 着地し、そのままでは終わらない。 両腕のクイーンありすの頭部にあてたかと思うと、ビリビリとその頭部を裂いた。 クイーンありすの顔が痛みで歪むのが見えた。 ふらんは裂いた頭部から腕と顔を突っ込むと、クイーンありすの中身を食べ始めた。 クイーンありすは絶叫する。中身を食べないでと懇願している。 ふらんは聞く耳もたず、クイーンありすを食していく。 中身が減り、余った皮がたるむ。 皮もちぎられクリームが漏れる クイーンありすの目から生気が失われていく。 やがてクイーンありすの側頭部の皮を突き破って、全身クリームまみれの胴付きゆっくりふらんが現れた。 その顔は満足そうな表情で満たされている。 満足そうな表情をしたゆっくりふらんは、その後クイーンありすにもこちらにも目もくれず、その場を飛び去っていった。 その間ゆっくれいむもだぜまりさもうーぱっくも、声を発することができなかった。 世界に音が戻った。 しばらくクイーンありすは呻き声をあげていたが、すぐに絶命した。 「…………ゆ?」 嘘だ。嘘だ。嘘だ。 復讐を、横取りされた? つづく このSSに感想を付ける
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ゆっくりは胴体つき捕食種と本物の見分けはつくのだろうか…とふと思った ※フランの設定がおかしいかも ※フランがあほの子です 紅魔館を抜け出して夜の散歩を楽しむフランドール 途中、動物の巣らしきものを見つけたのでちょっと覗いてみた 「「「「ふ"ら"ん"た"ぁぁぁぁぁ!!」」」」 巣を覗くフランの顔を見た瞬間、 泣きわめきながら狭い巣の中を逃げまどうゆっくり一家 その騒ぎであかちゃんれいむの数匹が踏みつぶされ、餡子の残骸と化した それを見て絶叫するお母さんれいむ もはや巣はゆっくりできる場所ではない まさに阿鼻叫喚の地獄絵図だ しかし一家の大黒柱であるまりさは驚きと悲しみの中、あることに気づいた ゆっくりふらんならば、ゆっくりの巣を見つけたなら中の様子を見たりせず、問答無用で襲撃をかけるはず かつてゆっくりふらんに襲われて、前の家族を失った苦い経験からの発想だった ならば、目の前のゆっくりふらんはゆっくりふらんじゃない きっとゆっくりできない人間が化けているんだ そう考えれば行動は早かった 素早く巣から出ると、 「おねえさん、ゆっくりふらんじゃないね! ふらんのまねなんかしたせいでまりさのあかちゃんがしんじゃったよ!! あかちゃんをころしたおねえさんはじぶんのおろかさをかみしめながらゆっくりしね!」 怒りと共にフランに襲いかかるゆっくりまりさ。 それにしてもこのまりさ、死ぬ気マンマンである。 以下、おまけという名の蛇足 いきなり襲いかかってきたゆっくりまりさをあっさり成敗したフランは、 「何で変な饅頭が自分の名前を知ってるんだろう」 と不思議がりながらも、紅魔館への帰路につくべく振り返った そこにあったのは自分の顔 ゆっくり一家を狙って巣へやってきた胴体つきゆっくりふらんだった なんという偶然! 「……!?」 「……!?」 戸惑う両者。 ゆっくりについてほとんど知らないフランと、 フランを知らないゆっくりふらんだから無理もない。 とりあえず手を前に出してみる。 目の前の自分も同じように手を前に出した。 片手を上げてみる。 目の前の自分も同じように片手を上げた。 なんだ、分身か。 いつの間に出したんだろ? お互いそう結論付けて、フランとゆっくりふらんは何事もなくそれぞれの住処に帰って行った。 このSSに感想を付ける
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どこかの世界にあるとある森。 人里に近いその森には多数の野生動物が生息している。 最近は『ゆっくり』なる生物が住み着いたが、特に何か変わったわけでもなく 平穏なままだった。 「ゆっくりしね!」 「うー! ゆっくりつぶすー!」 「これおいしい・・・」 体長50cmぐらいの生物が3匹。俗に言うゆっくりふらんである。 「これたべてね!」 そういって一匹のふらんが他の二匹に潰したばかりのありすを渡した。 ビクビクと震えているが、生きているのか死後硬直なのかはわからない。 「たべるー!」 「まぁまー! これこわれちゃったー!」 そういって二匹のふらんが振り向く。二匹は先ほど見つけたれいむの家族に夢中だった。 「おぎゃーじゃんがあああああああああ!!!!」 「おうぢがえるううううううううう!!!」 「どうじでごんなごどずるのおおおお!!!」 泣きわめく玩具達を思い思いの方法で遊んでいたせいか、二匹の手は餡子でベトベトだった。 しかしそれを気にすることもなく、目の前のありすに齧りつく二匹。 先ほどまで遊んでいたれいむ達の事はすっかり頭から消えていた。 ふらんはこの森で一番強いゆっくりだった。 普通のゆっくりは元よりれみりゃやゆゆこにだって負けはしない。 自慢の木の棒『れーばてぃん』の前には全てのゆっくりがひれ伏した。 なので何をしても許された。 食べる訳でもなく赤れいむを木の枝に突き刺しても。 れみりゃをみんなで痛めつけて羽を千切っても。 親まりさのまえで子供を一匹づつちゅーちゅーしても。 全て許された。だから遊んだ。 ある日、三匹は人里に向かった。 最近どうも森でゆっくりを見かけなくなったからだ。 「うー!おもちゃさがすー!」 「だれかあそんでー!」 子供たち二匹は初めて見る人里に興奮していた。パタパタと飛びながら周りを見渡す。 早速遊びに行こうとしたが二匹のお腹が急にぐぅーとなりだす。 「おなかすいたー!」 「さきになにかたべるー!」 親は周りを見渡すと 「まずはごはんたべる・・・あれ! あれたべるよ!」 そういって三匹のゆっくりを見つけた。 れいむとまりあとありす。普通のゆっくりではあるが、今まで見た事のないほど綺麗なゆっくりだった。 そのうち2匹が頭にバッチを付けて、ありすだけが花の飾りをつけていた。 「ゆゆー♪ ゆっくりできるおひさまだね!」 「ゆっくり〜のひ〜♪ すっきり〜のひ〜♪ まったり〜のひ〜♪」 「べ、べつにうたってほしいわけじゃないのよ! し、しかたがないからとかいはのありすはきいてあげるわ!」 とても幸せそうなゆっくりである。 そして凄く頑丈そうなゆっくりでもある。 とても楽しく遊べそうだ。 そう思った三匹はそのゆっくりへ駆け寄ろうとして、目の前に何かが現れた事に気づいた。 「ふらんとはまた珍しい・・・でもあれは俺のペットなんで駄目です。」 ふらん達は初めて自分たちより大きいその生き物を見た。他のゆっくりはそれを人間だと知っているのだが 彼女らは初めて見た生き物の名前など知らない。 ただそれが、自分たちの行く手を阻んでいることだけはわかった。 「うー! ゆっくりしね!」 右手に持ったれーばてぃんを振りまわす親ふらん。 「まぁまがんばれー!」 子どもたちも応援する。が、男はそれをやる気のなさそうな動きで掴むと、ポイっと横へ捨ててしまった。 「うー?」 「まあまーどうしたの?」 三匹とも今の状況を把握しきれていなかった。自分たちの最高の武器があっさりと奪われたことに。 「うー! しね! しね! ゆっくりしね!」 「ふらんもてつだうー! ゆっくりしね!」 「うー!」 今度は三匹で同時に男を攻撃する。力を込めた拳で男を叩くが ペチペチとした音が響くだけだった。 男は何か考えているのか唸っていた。しかしふらん達にはそれがダメージを受けているのだとしか見れずに 攻撃を止めなかった。 「うー! はやくたおれろ!」 そんな必死の攻撃を余所に男はある事を考えていた。 (あ〜どうすっかなこれ・・・。まあ三匹居るし十分だよな。珍しいし) 頭の中で結論を出した男は、まず子供のうち一匹を持ち上げた。 「うー? ゆっくりはなせ!」 「しんではなせ! ゆっくりはなせ!」 親と子の要求をスルーして歩きだす男。抱えられたふらんはジタバタしているが問題ない。 後ろの二匹も付いてきてる事を確認した男はそのまま自分の店へと入っていった。 市街地から離れ、鬱蒼とした場所に閉店と看板が出ている店はあった。 それから一週間後の夜。 男の店は昼間と同じように光が付いてるだけで、とても静かな店だった。 ただし客はそれなりに入っていた。その客は全員が男性であった。 一人の客が店に入る。入口に座っていた店員らしき男と会話する。 「いらっしゃいませ○○様。本日はどの子で?」 「4番のありすちゃんあいてる?」 「ええ、では奥の8番の部屋でお待ちください。」 そういって男達は奥の通路を進む。 部屋に入った客は、目の前のありすに話しかける。花の飾りを付けた綺麗なありすだ。 「やあ、ありすちゃん。今日もまた来たよ。」 「ありすは少し照れたように頬を赤く染めながら 「べ・・・べつにおにーさんなんかまってないわよ! で、でもどうしてもっていうなら とかいはのありすはあそんであげていいわよ!」 「そうか・・・ありすはとかいはだね。」 そういって男は自分のズボンを脱いだ。そして(省略) 店の二階。『すぺしゃるぷれいす』と書かれた扉を開けた先の部屋には 何人かの男たちが居た。どうやら世間話に夢中なようで 「最近の若いもんはホント困りましてねー。うちの娘なんか・・・」 「○○の部長の××、あの人ほんとゴルフ下手でねぇ・・・」 そんな会話の最中、扉が開いた。 部屋に入ってきたのは、いつかの男と、それぞれ手錠と、翼に紐を巻かれたふらんの家族三匹。体中に殴られた跡や痣が残っていた。 しかし三匹とも、いつも着ている服が脱がされていた。恥ずかしそうに全体的にまん丸い体を 必死に小さな手で隠していた。 「みなさん今晩は。今日はスペシャルゲストをお連れいたしました。」 言うや否や部屋の男たちは、おおぉ〜と声をあげた。 「まさかふらんが手に入るとは・・・やるじゃないか君。」 「いやーれみりゃもいいんですけどね。ふらんはもっと珍しいですし。」 男は部屋の客に営業スマイルを向けながら、恭しく頭を下げた。 「恐縮です。それではみなさん時間までお楽しみください。」 そういって三匹をを置いて部屋から出た。 「だづげでえー! まあまだづげえー!」 「ざわるな! うぅうー!」 「ゆっぐるじね! ゆっぐりじね!」 一匹例外を除いてふらん達は怯えつつも強気の態度を見せ付ける。 客の男たちはそれをニヤニヤと見つめていた。 「いやーいいですねこの強気な態度が。」 「いやほんとほんと。高い金を出してる分は取れますね。」 そういってふらん達に手を伸ばす。 部屋の隅でガタガタと震えながら、ふらん達はそれでもこう言った。 「ゆっくりしね!!!」 男は自室で書類を纏めていた。良く来る顧客の名前と簡単なプロフィールを纏めた書類である。 そうして、ふと窓の外から森を見た。 あの森は、元々は男の家に先祖代々伝わる土地だった。男は借金の穴埋めに土地を売ろうとしたのだが 中々買い手もつかずに困っていた。 そうしてある日、あの森にゆっくりが住み着いた事を知った。 最近現れたゆっくりは、未だに動物なのかどうかで激しく争われていた。 現状の動物愛護法の適応外なその生物は、裏では虐待用として取引されていた。 男も最初はそれに目を付けた。だが、ただ取って売るだけではそれなりの収入しか得れない。 借金を返しつつ豪遊出来る秘策はないかと考え・・・ゆっくりが人に似ている事に気づいた。 風俗関係は厳しく取り締まられる昨今。しかし法律の埒外のゆっくりをどうしようと罪にはならない。 なら何してもいいじゃないか。 そうして始めたこのゆっくり売春宿は、ディープな趣味の連中の間で話題になり、中々の売上をみせた。 男は書類の整理を終え、二階の部屋へ向かった。 そうして大事な客を一人一人見送ると、部屋で力なく倒れている三匹をチョコンと蹴り飛ばした。 「ほら体を洗うぞ。」 親のふらんは殺意を越めた目でこちらを見た。赤い瞳がこちらをギロリと睨んでいる。 男は少し意地悪な事を思いついて、床に腰をかけた。 「俺と腕相撲をしよう。勝ったらここから出してやる。」 ふらんは喋る気力もないのか、ただ睨みつけて、腕を出した。」 しっかりとふらんの手を握り 「レディー・・・・ゴォ!」 ドンっと一瞬で勝負がついた。ふらんの手の甲は地面に叩きつけられた。 ふらんの悔しそうな目を見ながら 「負けたら仕方ないよね。いつでも挑戦していいよ。」 そういって三匹の首根っこを掴んで風呂場へと向かった。 【後書き】 クリスマスはSS投下祭になる予感! 俺はポケモンやってますが 描写が温い? 脳内で保管すればいいじゃない by バスケの人
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ゆっくり霊夢は思う。 このぽかぽかとした場所は、とってもゆっくりできると。 現にれいむは日向にいるような居心地に眠くなってきている。 なんの心配も無く、ほんわかしていてゆっくりできる。 周りには他のお友達もいる。 ゆっくりありす、ゆっくりめーりん、それにゆっくりれみりゃにゆっくりふらんもだ。 普段であれば自分に襲い掛かるれみりゃやふらんも、この場所だとすっごくゆっくりしている。 皆みんなお友達だ。 ここは本当にゆっくりできる場所だね。そう思いながら、れいむは夢の世界へ引き込まれた。 たまに、目を覚ますとお友達が減っていることがある。 自分たちにご飯をくれる人間に、ご飯の時間に聞いてみた。 すると 「選ばれたゆっくりたちは、ゆっくりさせるためにもらわれていったんだよ」 と教えてくれた。 れいむは、自分もここでゆっくりするより、誰かをゆっくりさせたいと訴えたが、人間は何度か首を振るだけだった。 その人間が決められることではないらしい。 どうやったら選ばれるの? いつになったら選ばれるの? そのれいむの問いに、人間はただ 「あそこでゆっくりしていれば、そのうち選ばれるよ」 という答えをよこした。 それかられいむはいつもよりゆっくりした。 ぽかぽかとした心地よい場所で、いつも以上にゆっくりしていた。 いつのまにか寝入っていたれいむは、寝ぼけ眼で何気なくあたりを見回すと、見知らぬ人間と目が合った。 れいむは、なんだろう?と思った。 その見知らぬ人は、ご飯をくれる人間に一言二言告げていた。 ご飯をくれる人間は、とてもゆっくり出来る場所かられいむをとりだすと、その体に綺麗なものをつけていった。 れいむは、自分が選ばれたことを察した。 自分はあの見知らぬ人間をゆっくりさせることが出来る。 そう思うと、まだゆっくりできる場所にいる同胞に対して、立派な姿を見せようと思いつき、胸を張った。 誇らしげな想いと、どんな人間だろうというわくわくとした感じ。 包まれる感触と知らない温かみに、れいむはどきどきした。 見知らぬ人間の温かみだった。 その人間と共に外に出ると、身を切るような風が吹いていた。 思わず寒いと言ってしまいそうになったが、それではゆっくりさせることができないと想い、口をつぐんだ。 ゆっくりしていってね! 人間にそう告げようと振り向いたとき、笑顔のれいむが見たものは、穴だった。 白い弧と桃色の塊を持つ、黒い穴だった。 それはとても怖い気がした。 終わり。 「ほのぼの」と「少ない要素」を目指してみたら意味わからんようになってしまった。 舞台はコンビニ的な場所w 著:Hey!胡乱 このSSに感想を付ける
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※ゆっくりがゆっくりでは無い生き物に変化させられています。 ※レミリアによる、ゆっくりふらん性的虐待。言い逃れできない18禁エロ。 ※冒頭から延々とエロシーンです。スカ要素ありのアナルものです。 ※同意じゃない性行為は性的虐待である、と言う拡大解釈の元に書かれました。 ※前編fuku1514.txt?、中編fuku1665.txt?の続きです。 ※エロシーンと非エロを分割しましたので「後編その1」と言う形です。 ※後編その2はエロ無しです。今回読まなくても内容通じるように手を入れてます。 ※ある意味ではレミリア虐めかも知れません。キャラ性格の俺解釈ひどすぎるので。 ※「美鈴と森のゆっくり」の後日談的な感じとなっておりますが、これ単独でも普通に読 めるようにしたつもりです……一応。 ※当然のように俺設定満載な感じです。 ※原作キャラもゆっくりも俺設定要素多大ですので、イメージと大きく違う場合もござい ます。ご注意ください。 読む このSSに感想を付ける