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野比のび太(34) 技巧派投手 最大球速:151km/h 平均球速:147km/h コントロール:A83 スタミナ:A84 変化球:スライダー2 カーブ1 ツーシームジャイロ(カーブ系)4 シンカー1 シュート2 適性:先 【特殊能力】 対ピンチB ・対左打者E ・ノビB ジャイロボール ・リリース○ ・球持ち○ ・緩急○ ・奪三振 ・キレ○ ・根性○
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前へ 所変わってラジオ塔最上階。 長身の銀髪が初老の男性にひざまづいている。 コウ「…………という訳で、私共は奴らを撃退しました。」 参謀のコウは、今回の出来事について話していた。 トシミツ「それで、撃退した子供はどうした?」 コウ「それが……。 なみのりで流れていってしまって行方不明でして……。 捜索は続けているのですが、全く見つかりません。」 トシミツ「そうか、そうか……。」 トシミツはコウの報告に一考する。 理想はその子供を見つけ、それを人質にドーブル本体の要求という流れだった。 しかし、見つからないのでは仕方ない。 それはあきらめよう。 トシミツ「やはり、籠城だな……。」 トシミツは誰ともなしに呟く。 雨の中、やってくるドーブルの対策が出来た今、無理をすることもあるまい。 カホウには負担だが、後二週間、雨を降らし続けてもらおう。 心の中でトシミツはコクリと頷く。 トシミツ「よし、コウよ。 下がってもよいぞ。」 その時、 「バン!」と扉が開いた。 見ると、団員が息を切らせている。 コウ「どうしました?」 コウが訊くと、団員は息も絶えだえに言った。 団員「ポケモンセンターが……、何者かにポケモンセンターが爆破されました!!!」 トシミツ「なにっ?」 団員の言葉に流石のトシミツも驚きを隠せなかった。 団員「それと、デパート内からPP回復の道具が奪われました! デパート、センター内を見張っていた者は全て消されています!」 団員の声には最早ヒステリックな物が混じっている。 続けて、コウも自分の考えを言う。 コウ「やられましたね……。 恐らく侵入者は複数。一人が囮になり、本隊がデパート、センターを叩く。 多分、先程のセンター爆破は時限装置でも使ったのでしょう。 あんな派手な音を出せば、自分らの存在が気づかれる事は必死。 奴らはそんな馬鹿ではない。 故に倒そうにも奴らはもうここにはいない。」 トシミツ「うーむ。」 トシミツが唸る。 ポケモンセンター、及びPP回復アイテムを盗んだのは恐らく、 あまごい封じと、籠城戦をさせない為。 持久戦に持ち込めば、回復が出来ない分、こちらが不利になることは明白。 あまごいも切れ、灼熱の太陽に焼かれながら無惨な敗けを噛み締めるだろう。 持久戦は出来ない。 ならば……。 トシミツは目を閉じ、こう告げた。 トシミツ「コウ、これから全隊、出撃準備。 奴らの陣に攻め込む。 今すぐにだ!」 コウ「なんですって!?」 コウが驚く。 コウも、次の手は突撃しかないとは思っていた。 コウ「お気は確かですか? 今からなんて……。」 コウが言う。 コウも次の手が突撃しかないとは思っていた。 しかし、今からとは予想もつかなかった。 余りにも無茶過ぎる。 コウの驚きをよそに、トシミツは指示を続ける。 トシミツ「攻撃目標は35番道路からエンジュシティのポケモンセンター。 奴らの意表をつく為に今からいく! さあ、コウ、全隊に指令だ!」 コウ「しかし……。」 コウがためらっていると、後ろの団員が言った。 団員「自分は、トシミツ様に賛成です。 トシミツ様のおしっしゃる事なら間違いはありません!」 団員は息を切らせ、一息でそれを喋りきった。 ギロリと団員を一睨みしてからコウが言う。 コウ「わかりました……。」 コウは渋々了承する。 トシミツ「それでは言った通りに……。」 コウ「はっ。」 コウはそう言うと部屋から出ていった。 それを物陰から聞いている人が一人。 キキョウ「突撃……。 この策は私達にかかってるわ……。 でも、注意するのは敵だけじゃなさそうね」 キキョウは誰ともなしに呟いた。 アンノーン「………というわけだ。」 スネ夫「そうか……。 一応作戦は成功したようだね。」 アンノーン達がスネ夫に報告する。 そこへ、ドラえもんがやってきた。 スネ夫「ドラえもん……。」 スネ夫はそれに気づき、声をかける。 ドラえもんのその表情から察するに、既にあのことを知ってるに違いない。 沈黙が暫し流れたが、スネ夫がまた口を開く。 スネ夫「のび太は、のび太は無事かい?」 ドラえもん「うん。 疲れて、向こうのテントで寝てる。」 スネ夫「そう……。」 スネ夫は肩をすくめた。 のび太もちゃんと仕事をした。 自分も頑張らねばならない。 スネ夫「のび太はジャイアンのことは知ってるのかい?」 スネ夫の問いにドラえもんは首を横に振る。 スネ夫「そうか。 ならのび太には知らせない方がいいな。 無駄に精神的プレッシャーを与えることになる……。」 スネ夫の言葉にドラえもんも同意する。 その後、ドラえもんに皆を呼んでくるよう頼み、ドラえもんを部屋から追い出した。 一人になった部屋で一人呟くスネ夫。 スネ夫「僕の作戦もいよいよフィナーレ。 後は乗るか反るか……。」 スネ夫は何ともいえない感じに体を震わせた。 それが、恐怖であったかどうかは分からない。 トシミツが全軍出撃の指令を出してから数分後、 コウは放送で今後の事を述べると、休憩室に腰を下ろした。 周りでは突撃前に、暇をもて余した団員達が雑談をしている。 トシミツを誉めたたえる話が大半だ。 コウ『てめえら、あの糞ジジイのどこが好きなんだよ。 カス共が。』 コウは不快感を感じ、休憩室から出ていく。 しかし、出ていってもあのイライラする会話が何処かで聞こえる。 今の団員達は皆、トシミツに保護されたり、恩を売られたりして忠誠を誓っている。 しかし、コウは違う。何者にも属さない。 コウの目的。それはロケット団を乗っとり、自分の物にすること。 コウ「突撃まで、後一時間……。 今回の事で思い知らせてやりますよ。 誰が頂点に立つものとしてふさわしいかを、ね。」 コウはそう呟いた。 コウの目には最早、自らの野望しか映っていない。 所変わって、また35番道路。 のび太、スネ夫、アカネ、ドラえもん、その他のトレーナー達が作戦の打ち合わせをしている。 スネ夫「……と、いうわけで、奴らはこれからエンジュを目指して攻撃してくる。」 スネ夫は机の上のコガネの見取り図を指さして言う。 スネ夫「連中はこれから、全戦力と全戦力との総力戦になると思っている。それの……」 ドラえもん「裏をかく!」 ドラえもんが合わせるように言い、一同は首を縦に振る。 スネ夫「連中はエンジュまで陣を拡げる為に、外に総力を向ける。 逆をつかれないように、南の方の守りも厳重になる。 すると、どうだろう。 中の戦力が手薄になる。 そこから、手薄な内部へ……。」 スネ夫が見取り図の中央を指差す。 スネ夫「のび太のテレポートで侵入!」 話を聞いていた周りも、スネ夫の作戦に感嘆の声を漏らす。 のび太をコガネに潜入させた真の狙いはこれ。 のび太に死なれて困るのもこの理由だ。 スネ夫「コガネ内部に侵入するのは、僕、のび太、ドラえもんの三人。 中途半端な戦力は相手に逆手に取られるからね」 のび太とドラえもんは緊張の面持ちで頷く。 スネ夫「アカネさんや、他のトレーナーさん達は突撃してくる奴らを食い止めてくれ。 あと、ドラえもん。」 スネ夫はドラえもんの方を向く。 スネ夫「あの人の協力は得られるのかい?」 ドラえもん「うん。 快くOKしてくれたよ。」 スネ夫の問いにドラえもんが答える。 これで、スネ夫の作戦にもう、問題はない。 スネ夫「何か質問がある人はいる?」 スネ夫が訊くと、のび太が恐る恐る手を上げた。 のび太「ジャイアンは? ジャイアンはどうしたの?」 のび太の禁断の質問にスネ夫はドキッとしたが、スネ夫が答える前にドラえもんが言った。 ドラえもん「じゃっ、ジャイアンは町に潜伏してるよ! 今はちょっと動けないだけ。 作戦は伝えてるから大丈夫さ!」 ドラえもんは無理に明るく振るまい、言う。 のび太「よかった……。 帰ってきてないから、何かあったんだと思ったぁ……。」 のび太『あの反応……。 予定通り奴は死んだようだな。 キシシシシ。』 スネ夫はゴホンと咳払いをし、もう一度言った。 スネ夫「他に何か質問はあるかい?」 その場にいた全員は、首を横に振る。 スネ夫「よし!じゃあ、皆それぞれの持ち場へ! 作戦開始!!!」 一同「オオーー!!!」 全員が、テントの外へ散っていく。 それぞれの思いが交錯するなか、確実に決戦の時は近づいていった。 「ん……?」 ある広い空間の中、ジャイアンは目を覚ました。 目がボヤけ、頭がガンガンする。 ジャイアンは一人呟く。 ジャイアン「ここは……。 頭が痛え……。なにも覚えてねえや……。」 するとそれに応える者がいた。 ボヤけていて、よく見えないが、何だか徳のありそうな人物だ。 周りには、数人のひ弱そうなメガネがいる。 ?「目が覚めたようだな。 ここはコガネ百貨店の地下だよ。」 ジャイアン「コガネ百貨店の地下……? 俺は奴のなみのりに流された筈じゃ…… っていうかあんたは誰だ?」 ジャイアンはいまだ本調子ではないのか、たどたどしい口調で言った。 ?「私かい?私ははずかしながら、ラジオ塔の局長をさせてもらっていた男だよ。 この通り、ラジオ塔はのっとられてしまったがね。」 ジャイアンは意外な人物に驚く。 コガネ住民は皆避難した筈だ。 ジャイアン「何故地下倉庫いるんだ? 避難したんじゃねえのか?」 ジャイアンの問いに局長はため息をつき、答える。 局長「奴らがコガネのラジオ塔をのっとった時、私達は町中に必死でこのことを伝え、避難させた。 そうしたら私達は町の外に逃げ遅れて、ここに逃げ込んだんだ。 奴らに見つからないように生活するのは苦しかったよ。」 成程。 全員のやつれた頬を見ると、どれ程の苦労かが分かった。 局長はまた話を続ける。 局長「ここ数日この空間の中は酷かった。 炎天下、酷い雨の中、デパートから、コソコソここまで物資の詰め込み作業をしなきゃならかったからな。」 その原因が自分達にあるとは口が割けても言えない。 局長「そして、私達は地下を脱出することにした! しかし、その方法が無い。 するとある日、仲間の内の一人が、外を巡回中に波間に浮かぶ君を見つけた。 全く動いてなかったから死んでいると思ったら生きているではないか! しかも天の恵みだろうか、君はトレーナーらしい。 これで奴らに対抗できる。そう私達は思った。 そして私達は君をロケット団に見つからないように地下倉庫に連れ帰った訳だよ。」 局長は声を荒げた。 ジャイアン「成程。 俺を奴らとの対抗戦力として使う気だな。」 局長は首を縦に振る。 ジャイアンは頭がようやくはっきりしてきた。 多分自分が生きているのは、突入前にドラえもんの目を盗んで勝手に使った「てきおうとう」のお陰だろう。 ちなみにスネ夫達にはこのことを知らせていない。 理由はジャイアンが使った瞬間、てきおうとうの電池が切れ、 「これはヤバイ」と思ったジャイアンはそのことを隠していたのだ。 まあ、今となってはそれが幸運となったが。 ジャイアン『俺の好奇心も捨てたもんじゃねえぜw』 ジャイアンは心の中で笑う。 一呼吸おいて、局長はまた話を始めた。 局長「そこでだ。君に頼みがある。 私達をこの街から出してくれないか? 君が気絶してる間に君のポケモンは見せてもらった。 オーダイルにカイリキー……、皆高レベルなヤツばっかりだった。 君ならここを突破出来るだけの力はある!!」 褒められて悪い気はしないジャイアン。 思わず口元が弛む。 そんなジャイアンを知ってか知らぬか、局長は殺し文句を吐いた。 局長「作戦は後で話すがやってくれるかね? 君だけが頼りなんだ! 男ならやってくれるだろう?」 ジャイアン「まかされよ!!」 ジャイアンは二つ返事で答えた。 局長「ありがとう! 作戦はまた後で話すよ。 とりあえず、今は体を休めてくれ。 30分後から作戦を話す。 そして一時間後に決行だ! それと、これは使っておいてくれ。」 局長は倉庫のダンボールから、回復アイテムやら、 技マシンやらドーピングアイテムを取り出した。 これで大きな戦力アップが望める。 ジャイアン「これだけ期待されて断ったら男がすたるぜ! よし!俄然やる気出てきた!! ついでにあの水ヤローもとっちめてやるぜ!!」 鼻息を吹き出し、戦闘意欲見せたジャイアン。 しかし、その作戦がまたまた地味なものと知ると ジャイアンのテンションは急降下してしまった。 一方、自然公園には決戦の時を待っているドラえもん達の姿があった。 ドラえもん「静かだね……。」 嵐の前の静けさにドラえもんが呟く。 すると、コガネの方から例によってアンノーン達がやってきた。 後少しで隊列をなした連中がゲートを越えてくるらしい。 スネ夫「アカネさん達は手筈通りにやってるかい?」 アンノーン達はイエスという文字を作る。 スネ夫「分かった。 後は突入合図を頼むよ。 奴らがゲートを越えきったら作戦開始だ。」 アンノーン「了解。」 アンノーンは了承すると、またコガネの方へ飛び去ってしまった。スネ夫「本当はてきおうとうを使うのがベストだったんだけどな……」 スネ夫が呟く。てきおうとうの電池は切れてしまっていた。 ドラえもん「緊張するね…。」 ドラえもんが呟く。 のび太「大丈夫だよ! 準備はしたんだし。」 のび太は突入用のフーディンを繰り出し、元気よく答える。 のび太にとっても、ここは上手くいかせなくてはならない。 のび太の策を成立させる為にも。 しかし、緊張のためか、やはり場を沈黙が支配する。 すると、別のグループのアンノーンがやってきた。 アンノーン「奴らがゲート越え始めた!」 次へ
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のび太 NEW SONGS 類別 曲名 作曲/演唱 EXP MAS Re MAS 宴 Google Drive YouTube POPS アニメ 不專心 黃氏兄弟 - 12+ - - 下載 影片 (2020/05/13 發佈) ALL SONGS 類別 曲名 作曲/演唱 EXP MAS Re MAS 宴 Google Drive YouTube POPS アニメ 不專心 黃氏兄弟 - 12+ - - 下載 影片 ※Youtube頻道
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▽タグ一覧 「ドラえも~ん!!」 『僕はドラえもんを伐つ』 野比のび太とは【ドラえもん】の登場人物である この項目ではアナザールートからやってきた【もう1人の、のび太】も解説する 『原作の野比のび太』 運動も出来ず勉強も出来ないダメダメ小学生。 ある日突然やってきた子孫セワシによって将来借金まみれとなり、ボランティアでガキ大将の妹と結婚させられる最悪の未来を知った彼は二十二世紀の子守り用ロボットドラえもんと共に未来を変える事を決心した。 誰かに叱られてはドラえもんのひみつ道具をねだり、調子に乗って大騒動を起こしてしっぺ返しを食らうのがこの作品王道の流れである また、彼にも特技がない訳ではなく、射撃、あやとり、昼寝に関しては天才的な才能を持つ 特に射撃は劇場版などで活躍しており、宇宙の殺し屋との一騎打ちに勝利したことも。 また、ひみつ道具の使い方に関しては所有者のドラえもんより頭が回り、ゴミのような道具でも機転で上手く使いこなすことが多い のび太の望む未来では源しずかと結婚、後に息子ノビスケを授かる。 『もう1人の、野比のび太』 フリーゲーム【のび太戦記ACE】におけるのび太。 原作のび太の面影は一切なく、特技であった射撃を捨てて剣を装備し、復讐心に駆られ悪意に心を奪われ暴走したことも……… というか、一応タイトルに載っている主人公のはずだがこのゲームの出番は非常に少ない ドラえもんとは喧嘩別れどころか、復讐対象にまでなっている 声優はキラ・ヤマト等でおなじみ保志 総一朗氏。 必殺技は【マキシマムブレード】【ガンブレイク】【ダミーソード】 メイドウィン小説におけるのび太 本来ののび太とアナザーのび太が同時に登場、当然ながらのび太はアナザーの自身を信じられないような目で見ていたが、アナザーは今でも親友な彼らを羨ましく思っていた のび太戦記ACEの最後まで遊べる所までの時系列。 最終的にアナザードラえもん率いるヘリオスと冬夜の世界を破壊して歴史を変えた後はのび太達はあるべき歴史に帰ったが、アナザーのび太だけはドラえもんと決着をつけるべく、1人で時空の渦へと入っていった…… このような結末になったのはのび太戦記ACEが未完の作=終わりの見えない作品だからという暗示である 名前 コメント
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ご存知、漫画「ドラえもん」の主人公である。 フルネームは野比のび太。 原作では東京都在住の小学4年生。 勉強も運動も出来ないが、あやとりと射撃はプロ級。 ゲーム内では第四幕 すすきが原で登場。 ドラえもんから借りた自動ぶんなぐりガスを使ったおかげで、にこたろうたちが大変な目に。
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次へ のび太「お、お、おォォォォ!!!! すっ、スゲエ!!!! 力が、力が湧いてくるゥゥ!!!!!」 ドス黒く光ったゲンガーの横で、のび太は言いようのない快感に声を上げる。 脳内麻薬が分泌され、わなわなと力がみなぎる。 コウ「な……なんだこれは……?」 どう見ても異常としか言いようのない光景にコウはすくみ上がる。 この場所から逃げ出したい。 しかし、足が言うことをきかない。 「うああああああああああああ!!!」 部下の一人が叫びをあげた。 声を上げただけ、それだけならまだ良かった。 そいつはそこから逃げ出した。 そして、その逃走は成功しなかった。 逃げる団員の耳をゲンガーが放った漆黒の弾が削りとっていってしまったからだ。 「ウギャアアアアアア!!!!」 血が噴き出す耳を押さえ団員はその場に伏す。 のび太「キシシシシシ……。 ツレねえな………。待てよ」 コウでさえ目を背ける光景を前に真ん丸メガネの少年は残酷そうに笑っていた。 死ぬ。殺される。 その場にいた全員がそう思った。 コウも含めて。 全員が死の絶望で静まりかえる中、ゆっくりとのび太は言った。 のび太「まあまあ、逃げるなとは言ったけど問答無用に殺すとは言ってないよ。 うん。俺だって情けはあるしな。 ちょっとした条件を飲んで貰えばいいんだ。 簡単に言えば取引だ。」 のび太がニヤリと笑う。 コウ「取引…………だと?」 コウは首を傾げる。 しかし疑念と共に条件次第で生命が助かる可能性のある事に、彼は密かな安堵感を感じていた。 いざとなれば部下の命を差し出す。彼はそう思っていた。 コウ「ハハッ。取引? い、いいだろ。言ってみなよ。 金かい?ロケット団撃退の手伝いかい?」 コウは答える。 微笑みながらもその顔はひきつっていた。 のび太「いやいや、そんな大層なことしなくて良いぜ。 一つ目の条件はおとなしく投降すること。 二つ目はここで起こった事は一切他言しないこと。 それと……」 のび太がしゃべっている途中でコウが口を挟む。 コウ「分かった!分かった!従うよ! おい!部下達!これからコガネ外部に……」 のび太「は?何ふざけてんの? お前は残るんだよ、ここにな。」 のび太「逃げたいか? 何故自分が選ばれてるか解んねえのか?」 コウはコクリと頷く。 その顔は雨か他の液体かでグシャグシャだ。 のび太はその顔を地面に擦り付けて言う。 のび太「いや、別に誰でもいいんだ。耳が無くなったアイツでも計画は成り立つんだ。 でもな、お前はコイツらのリーダーだから落とし前はテメエにつけて貰おうと思ってな。 別に代わりがいればそいつでいいんだ。 あ、そうだ。テメエは「人望」のあるお方だったよな。 その「人望」で代わりもゲットすりゃあいいじゃねえか。」 のび太は周りの団員を見る。皆は目をそらす。 のび太「おーい。部下共。 コイツの代わりになる奴はいるかー? 代わりになる奴は残ってそうでない奴は逃げてくれ。 大事な上司が困ってるぜー。」 団員「ヒィ!」 それを聞いた団員達は巻き添えは嫌だとばかりに一目散に逃げ出した。 雨の中残ったのはただ二人。 逃げ出してゆく団員を見ながら鼻で笑うのび太。 のび太「ふん。 カスの「人望」なんて所詮こんなモンか。 笑わせてくれんなあ。 ……さて。お前の「命」を貰おうか………。」 のび太の手がコウの頭を持ち上げる。 コウ「ヒイィィャァァ!!!」 コウは金切り声を上げる。 しかし腐ってもコウもロケット団幹部の一人。 意味もなく恐怖におののき悲鳴を上げた訳ではない。 コウ『奴の後ろにクロバットとエアームドが………』 のび太は自分の頭を掴み顔を歪ませて笑っている。どうやら後ろの危機には気づいていない様だ。 コウ『どんなにポケモンが強くてもね……、トレーナー自身を殺せばいいんだよ。 このまま演技で油断させてエアームドの翼で首の動脈かっ切ってやる……』 のび太の背後にエアームドが迫る。 コウは音を消すため声を上げる。雨も、それを助長する。 本来ならカチッ、カチッという音を立てるハズだが、それらのおかけで気づかれない。 更にエアームドは接近し、射程距離内に入った。 コウ『ヘヘッ。後数mだ……。 僕の勝ちだ……』 血まみれのコウの口は微笑みで少しつりあがった。 一方、ドラえもんはのび太との合流を諦め、単身ラジオ塔内部へと侵入を開始していた。 無人の一階フロアを通過し、二階への階段を登りながらドラえもんは考える。 ドラえもん『のび太君………。 何故来なかったんだろう? やっぱり奴に捕まったのかな? だとしたらこっちも急がないといけない。 のび太君が幹部に見つかったということは逆に言えば、幹部はそのせいで足止めされているといること……。 しかし……。』 現在、このイベントは確実に終盤に差し掛かっているといえよう。 と、いうことはあることについて懸念する必要性が生まれる。 そう、それは時間犯罪者の件である。 ドラえもん『奴の目的はあくまでもこのイベントの達成……。 達成間近な今、奴が僕らを攻撃して来ないとは限らない……。 最深の注意を払わないと………』 彼の神経回路が緊張によりバチバチと小さな火花を上げる。 ドラえもんは二階を通過し三階へ向かった。 三階もやはり蛻の殻だった。 ドラえもん『引き離し作戦がここまで上手くいくものなのか?』 微かな疑問を感じつつも足は確実に最上階を目指してゆく。 しかし、五階への階段を登る途中でドラえもんの足は止まった。 局長室が見えたのである。 ドラえもん『ここにボスが……。』 ドラえもんは大きく息を吸い込む。 ここにボスがいるかどうかはドラえもんは知らない。 しかし、何か「凄いもの」がいるという威圧感のようなものは感じる。 このごに及んでしたっぱが出てくるハズがない。 故にこの威圧感の正体はロケット団の首領と考えて間違いないだろう。 恐らくこのイベントはロケット団の首領を倒し、怪電波発生装置を止める事により終わる。 長かった戦いもここで一区切りがつくのだ。 物事を成し得るにはそれ相応の覚悟がいる。 ドラえもんはそれをしようとしていた。 ドラえもんは止まった足を再び動かす。 一歩、一歩確実にドアへ向かってゆく。 そしてドアノブに手をかけた。 ドラえもん『開けるぞ!開けるんだ!』 大きく息を吸い、ドラえもんはそれをした。 ドアを開いたその先の視界には、ヘッドフォンをつけコーヒーをすする一人の老人が映っていた。 ドラえもんは呆気に取られている。 今、ここでのんびりブレイクタイムを取ってるのが本当にロケット団首領のトシミツなのであろうか? 老人であることは、手のシワからある程度は分かる。 顔は見えない。奴は窓の方を向いてるからだ。 ドラえもんは思った。 ドラえもん『これはチャンスではないか? 奴はヘッドフォンで音楽を聞いているし、こっちを全く振り向かない。 気づいてないのでは?』 ドラえもんはそろりと老人の方に近づく。 しかし、物事はうまくは進まないようだ。 ここで老人は初めて口を開いた。 「部屋に入る時はノックをするもんじゃないかな? え?青狸君。」 「僕は狸じゃない!」と言うのも忘れ、ドラえもんは足を止めた。 一瞬硬直するドラえもんに老人は言う。 老人「まあ、落ち着きたまえ。 先ずはお茶でもしないか?ここにハーブティがある。 結構高級品だから心して飲むようにな。 おっと、椅子も必要だね。」 老人はドラえもんの方を向き、ティーカップにお茶を入れる。 その顔は間違い無い。 あの時演説していたトシミツという奴だ。 お茶を差し出されるも、ドラえもんは疑り深い視線で老人を見つめ出された椅子にも座ろうとしない。 体は勝手に警戒体制をとっている。 トシミツ「緊張しているのか? まあ無理も無いことだ。初対面の者は必ずそうするものだ。 ま、掛けろといっても無理にとは言わないがね。」 トシミツはヘッドフォンを外し、テーブルの上に置いた。 電源は切られてないのか、まだシャカシャか音がする。 トシミツ「君は「GREEN DAY」の「Minority」という曲を知ってるかね?」 トシミツはその電源をパチリと消し、訊いてきた。 ドラえもんは首を横に振る。 トシミツ「政府という多数に流れてゆく人々や世間を皮肉った曲なんだ。 イントロの部分がグッと来る。 全米でスーパーヒットを記録した程の曲なんだがね、何かおかしくないか? 「少数派」のための曲なのに、何故か「大多数」のから賛辞を受けている。 何処か矛盾してないか? 「少数派」のための曲ならヒットするのはおかしい、そう思わないか?」 トシミツは訊いてくる。 ドラえもんはよく意味が分からず黙っている。 トシミツは続ける。 トシミツ「私も昔は音楽の道を志していてね、現在の世の中を批判する曲を書きまくっていたよ。 しかし、それには限界が有ることに気づいた。 音楽で心を訴えても、世間は全く動いてくれやしない。凶悪犯罪、孤児差別、戦争!全く無くなりやしない! そして私は幾等言っても無駄だと思い、音楽を辞め、ロケット団に入った。 しかし、挫折して音楽を辞めたがどうすればいい!? 私の心をどのように伝えればいい!?」 トシミツは言う。 口調は穏やかだが、だんだん熱が入ってきている。 トシミツ「そこで私はラジオ塔をのっとった。 怪電波装置はただの建前。 本当の目的はこのラジオ塔を通して私達の心を全国に伝える事。 言っても無駄な奴らには行動で分からせてやる。 君は私の言ってる事が間違ってると思うかね?」 ドラえもん「間違ってる!!」 ドラえもんは息を絞りだし、叫んだ。 ドラえもん「あなたは……あなたはそんなくだらない事で、こんなに沢山の人々を傷つけ、苦しめたんですか? 自分の欲求を晴らす為? ゲームのキャラにこんなこと言うのもなんだけど………あなたは自己中だ!」 ドラえもんは叫んだ。 それを聞いたトシミツは少し悲しそうな顔をして言った。 トシミツ「やはり君には伝わらなかったか……。 やはり争わねばならないようだね。 残念だよ。 行け、ニョロボン。」 トシミツはボールを投げ、ニョロボンを繰り出した。 トシミツは言う。 トシミツ「本当なら戦いは嫌いなんだ。 力ずくで相手を従わせても相手の「心」は従っていないんだ。 「心」を手に入れなければ本当の服従関係は生まれない。 しかし、君は私の計画をどうしても邪魔しようとする「言っても無駄な敵」だ。 言って駄目なら行動で分からせる……。いくぞ! ニョロボン、ハイドロポンプ!」 ニョロボンの腹部から激流が飛び出し、ドラえもんを襲う。 ドラえもん「そんなの効かない! 行けッ!キマワリ!受け止めろ!」 ドラえもんはそれに対応してキマワリを繰り出す。 ハイドロポンプがキマワリに命中するが、タイプのせいか思った様なダメージは与えられない。 ハイドロポンプを堪えたキマワリは攻撃に転ずる。 ドラえもん「はっぱカッターだ!」 トシミツ「遅い!ニョロボン、さいみんじゅつ!」 キマワリの行動の前にニョロボンの「さいみんじゅつ」がヒットし、キマワリは眠ってしまった。 しかし、ドラえもんは動じない。 ドラえもん「眠りか……。本来なら厄介だけど、これはなんでも有りの実戦。 眠気覚ましで簡単に対処出きる!」 ドラえもんはキマワリの眠り状態を解除する。 ドラえもん「眠りは無駄だよ!!!」 得意気に笑うドラえもん。 しかし、トシミツはそれを見ても今だ余裕の表情を浮かべている。 それに少しドラえもんは不気味さを感じた。 トシミツが言う。 トシミツ「眠らせた事が無駄だって?果たしてそうかな? ニョロボン、キマワリに「じわれ」だ」 ニョロボンが飛び上がり、床に衝撃を放つ。 その衝撃で床に破れ目が生じる。 そして、その裂目は一直線にキマワリの方へと向かっていき、キマワリに直撃した。 ドラえもん「キマワリ!!」 ドラえもんはキマワリに駆け寄る。 ドラえもん「一撃技にも関わらずこの正確さ………さては「こころのめ」か!!!」ドラえもんが叫ぶ。 やられた原因はすぐに分かった。 恐らく「さいみんじゅつ」を使ったのはこちらに「こころのめ」を決める為の隙を作るためだろう。 (敵)さいみんじゅつ→(ドラ)眠り→(ドラ)眠気覚まし といった流れでこちらが一動作分無駄な動きを取らざるを得なくなる。 多分その間に「こころのめ」を決められたに違いない。 キマワリに駆け寄ったドラえもんは、キマワリの容態を確認し苦い表情を浮かべる。 ドラえもん「くっ!元気の欠片を使わないと……」 ドラえもんはその場でキマワリの回復をしようとした。 しかし、それがいけなかった。 ドラえもんの足元からピシピシと破滅の音が聞えだした。 「じわれ」の影響で床が崩れかけているのである。 ドラえもん『ヤバイ……。このままじゃ……床が抜けて………。』 トシミツはニヤリと笑い、指示を出す。 トシミツ「いい案配じゃあないか。 まあ、ここから床に落ちても死にはしないよ。 ニョロボン、もう一度じわれだ。 このフロアの床を崩せ。」 ドラえもん「うわあああああ!!!」 無情にもドラえもんの足場は崩れ去り、その体は瓦礫と共に四階フロアに叩きつけられた。 ガラッ。 四階フロアの瓦礫を払い除け、ドラえもんが姿を現す。 右腕が少しショートしていたが、気にしてはいられない。 すぐに追撃が襲ってくることは目に見えているからだ。 ドラえもんは辺りを警戒する。 ドラえもん『この階に奴がいる気配は無い……。 と、いうことはまだ上に居る。』 ドラえもんは思考を巡らせる。 さっきのでポケモン自体の実力の差は余り無い事が分かったが、戦いの経験からくる戦術レベルの差が違い過ぎる事も明白になった。 少々卑怯だが、もう秘密道具に頼るしかない。 恐らく次の手は階下へのハイドロポンプである可能性が高いだろう。 すると少々マズイ事になる……。 ドラえもんはショートを起こしている右腕をチラリと見やる。 そこを水に浸けたらどうなるかは言うまでも無いだろう。 ドラえもんはポケットからひらりマントを取り出すと、上を向いて身構えた。 ドラえもん『さあ、来い。はね返してやる!』 ドラえもんが上を睨みつけたその瞬間だった。 階段の方からガラリという音が聞こえた。 誰かがこの階に侵入したらしい。 だが、それは100%トシミツではない。 音が聞こえたのは上からではなく、下からの階段だからだ。 ドラえもん『まさか……のび太君?助けに来てくれたのか……?』 ドラえもんは一瞬、援軍を期待した。 しかし、ドラえもんの期待は無惨に打ち砕かれる事になる。 現れたのはメガネの冴えない少年ではなく、長身の銀髪男だったのである。 ドラえもんはそいつの名を叫んだ。 ドラえもん「お前は………コウ……!!!」 まさかの敵の出現に、嘆きに近いドラえもんの声が漏れる。 服装がさっきと違っていたのですぐには分からなかった。 何故服装を変えたのかも気になるが、ドラえもんは今最も安否が気になる人間の事を聞いた。 ドラえもん「のび太君はどうした……?」 コウ「………………。」 返事はない。 コウは何も言わず瓦礫の山を超え、五階へ向かう。 上のトシミツも階下から訪問者がやってきたのに気づいたらしい。 トシミツ「コウ君、丁度いい時に来たね。 今戦闘中なんだ。 しかし加勢はしなくていい。 二対一は卑怯だ……。 卑怯な手では相手の「心」を屈服させられない……。 すまないが見ていてくれないか?」 トシミツは言う。 そして、その時初めてコウは口を開いた。 コウ「………ていけない……」 トシミツ「なに?」 コウの声は小さく、聞き取り辛かった。 聞き返されたコウは面倒臭そうに、もう一度言った。 コウ「ついていけないんですよ……。あなたには。」 トシミツ「何だと………!?」 予想もしていなかった言葉にトシミツは驚く。 彼をよそに、コウは話を続ける。 コウ「貴方ね……。無能なんですよ……。 貴方の甘い作戦のお陰でセンターは爆破され、コイツらにも侵入を許してしまったんですよ……?」 コウは吐き出すように言う。 トシミツは黙っている。 コウ「私は本気で勝つべきなら籠城と言いましたよね……。 なのにアンタは部下の為だかなんだか知らないが、「あまごい」を続けさせる為にエンジュに出撃した……。 部下の命とか言う馬鹿馬鹿しい物の為に……全てを無茶苦茶にした……。」 30年来部下を第一に考えるトシミツにとって、コウの言葉は余りにもショックだった。 無理もない。自分の生き方の半分を否定されたようなものだからである。 そしてコウは言った。 コウ「貴方にはもうついていけません。 ならば僕はこれから好きにする!!!」 トシミツ「で…………。 君は何が言いたいんだね?」 トシミツは訊く。 そしてコウから発された言葉は部下への愛情を注いで止まないトシミツにとっては信じられないものであった。 コウ「僕は無能な貴方を殺してロケット団の首領になる……。そういうことです。」 コウはそう言い、ポケットからモンスターボールを取り出した。 中からはゴローニャが飛び出す。 コウ「あなたの死体は一切残しません。 コイツの「だいばくはつ」で死んでください。 団なら心配要りません。 部下達や、他の幹部には戦死したと言いますよ。 安心してください。」 ゴローニャにプラスパワーを使いつつ、コウは言う。 一方、下から話を聞いていたドラえもんは軽いデジャヴに襲われた。 ドラえもん『ん? この展開何処かで見たことあるぞ。なんだっけ……? いや、それより今はヤツを止めなきゃ!』 ドラえもんはコウの暴走を止めるべく、階段を登った。 コウ「逃げないでくださいよ。 少しでも逃げる素振りを見せたらその瞬間爆破します。」 コウはトシミツに釘を刺す。 そう言われては動く事も出来ない。 トシミツ「何故……? 何故このような事をする……?」 トシミツが訊く。 コウ「うるさいなあ。喋らないでくださいよ。 今立場は逆なんですよ。 僕の許可無しに喋らないでください。」 コウはうすら笑いを浮かべて返した。 その瞬間、 ドラえもん「ヌオー!!!みずでっぽう!!!」 階段を登ってきたドラえもんがコウに攻撃を仕掛けた。 不意を突かれたコウのゴローニャはまともにみずでっぽうを喰らう。 ドラえもん『倒してしまえば「だいばくはつ」を阻止出来るぞ!』 しかし、悲しいかな。その攻撃は効果が抜群にも関わらず、ゴローニャに対して余り効果を挙げる事は出来なかった。 コウはギロリとドラえもんを睨む。 コウ「ウザイですね………。 コイツを先に殺してからにしましょうか……。」 コウは呟く。 それを慌ててトシミツが止めた。 トシミツ「待ってくれ! その青狸君は全く関係無い!! 青狸君分かったろ。死にたくなければ早く帰りたまえ。」 トシミツが言ったがコウは聞く耳を持たない。 コウは静かにゴローニャに命令を下した。 コウ「ゴローニャ、あの青狸に向かって「いわおとし」だ。」 ドラえもん「くっ!」 ドラえもんはこれから来る攻撃を撃退しようと身構えた。 プラスパワー四個分の攻撃だ。 並のの威力ではないだろう。 ドラえもん「来るぞッ!!」 コウ「さあ、行けッ!!!ゴローニャ!! ………………ゴローニャ?」 ゴローニャはコウの命令に反応せず、動こうとしない。 コウ『何故言うことを聞かないんだ……?』 コウが首を傾げた瞬間だった。 「キュイイイイイ・・・・・」 冷たいゴローニャの岩の体が、ほのかに光を帯び始めた。 トシミツ「こッ、これは……だいばくはつの前兆じゃないか!」 一早く異変に気づいたトシミツが声を上げる。 コウ「ばかな………、僕は一言もだいばくはつの指示を出してなかったぞ!」 コウは悲痛な声を上げる。 ゴローニャは以前として光を発し、だいばくはつの前兆を止めようとしない。 コウ「いかん!このままじゃ爆発する。 死んでしまうッ!!」 コウは黄色い悲鳴を上げる。 コウ「だっ、脱出せねばッ!!!」 そして、コウは下の階段に向かい走り出した。 コウ「どけえぇぇぇッッ!!!」 コウは階段の前にいたドラえもんを弾き飛ばし下へ向かう。 ゴローニャは強い光を発し、爆発寸前だった。 トシミツ「くっ………。もう逃げても間に合わない……。 青狸君……済まない……。 私の部下への教育が悪かったせいで……君は死ななくて良かったのにな……。」 トシミツは言う。 その言葉は苦しそうではあったが、死期を完全に悟った穏やかな口調だった。 しかし、その青狸の目はまだ死んではいなかった。 ドラえもん「諦めないで!! 通り抜けフープで脱出する! それと僕は狸じゃない!!!!」 ドラえもんはそう叫び、トシミツの方へ走る。 そして、ゴローニャの体は強い光に包まれ、激しい爆発を起こした。 次へ
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野比のび太 説明不要であろう、国民的アニメ・マンガ『ドラえもん』のドラえもんと並ぶ主役。 東京都在住の小学5年生(マンガでは4年生のときもあり)の男子。 特技はあやとり・昼寝・射撃。 勉強も運動も苦手だが、温厚で優しい、他人を深く思いやる心をもっている。 だが。 皆さんはてんとう虫コミックス14巻収録の「無人島へ家出」という話をご存知だろうか。 物語をおおまかに説明すると、ドラえもんのひみつ道具をいくつかかっぱらって家出を決行したのび太は、 タケコプターの暴走により絶海の無人島へ飛ばされてしまう。 更にタケコプターを失い、持ってきた道具も脱出の助けにはならなかった。 「いつかはドラえもんが助けに来てくれる」と信じ、1日1日を生きるのび太に対し、 ついに10年が経過する。(この間3コマ) 結局はもってきた道具の力でドラえもんに救出され、 タイムふろしきの力で姿も小学生の姿に戻るのだが、ギャグマンガとは言え 「10年間のび太の家族やドラえもんは何をしていたのか?」 「その話以降ののび太は10年間の記憶を持っているのか?」 「こうして生活する間もどこかの孤島ではもう一人ののび太が生活しているのか?」 などの疑問が残る謎・恐怖を残す話となった。 今回参戦したのび太は、この屈指のトラウマ回での「10年後ののび太」の姿で参戦。 1人で過ごした10年間はどのようなものだったのか、その答えの一端がこのロワで明らかになるかも知れない。 参考blog http //livedoor.blogimg.jp/nwknews/imgs/f/c/fc1344b7.jpg
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ひとこと 作成シナリオ一覧 回 シナリオ シナリオ 5 【指定なし】シナリオ名なし by野比のび太 4 【指定なし】シナリオ名なし by野比のび太 【指定なし】シナリオ名無し by野比のび太
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野比のび太のDead Space 制作者:nobina氏 翻訳者:62氏 制作ツール:RPGツクール2003 概要 2003での改造版。BIO HAZARDシリーズではなく、DEAD SPACEというゲームをモチーフとしている。しかしDEAD SPACEはバイオハザード4を強く意識して製作された作品であり、この作品もまたバイオハザードの流れを汲む作品である。 無理のないバイオ?(Ⅰ)を改造ベースにしている。 本wiki初の、海外製作品である。原版は中国の作者が製作したものであるため、選択肢が「是・否」となっているなど随所にその名残がある。 シナリオは本家DEAD SPACE2をよく再現しており、再現度は高い。しかし、シナリオ後半にはSILENT HILLのオマージュ等もあるなど、オリジナルの展開もある。 本家からの変更点 シナリオ・マップ・敵・システム全て。 本家DEAD SPACE通り、特技のステイシスを用いることで敵の動きを止めることができる。 特技の使用や回復アイテムの使用などを、メニューを開かずに行うことができる。 バイオハザード4の様なボタンアクションがある。 無理のないバイオをベースにしているだけあり、即死トラップや体力が強制で1になるイベントがあるなど初見殺しの要素が多い。 その他 2003のランタイムパッケージをダウンロードしていないとプレイ不可、ダウンロードの必要がある。 日本語でプレイするためには、日本語化パッチを適応させる必要がある。日本語化パッチだけではゲームをプレイすることはできない。必ず原版をダウンロードした後、原版本体に日本語化パッチを 上書き して適応させること。 「日本語化パッチ」及び「日本語版」には攻略テキスト同梱。攻略に詰まったら同梱のテキストを読もう。
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野比のび太 「ドラえもん」のもう一人の主人公。メガネをかけた小学生。CVは大原めぐみ。 国民的ヘタレ。頭も悪く、のろまだが、射撃の腕とあやとりと秘密道具の悪用に関しては超一流のセンスを持つ。 また、いざというときはやることは、映画(大長編ドラえもん)で証明されている。 【能力】 身体能力は、おそらくしんのすけとドールたちを含めても参加者中最下位。 しかし射撃の腕前は上級戦闘員並み。 たった一人で、禁酒法時代のギャング団を壊滅させたこともある(もちろんドラえもんの道具による補正の無い状態で) また、戦闘では使うことは無いだろうが、あや取りと早寝も天才レベル(後者は0.3秒という記録あり) 一人称は「僕」。 【関連人物への一人称】 ドラえもん→ドラえもん 剛田武→ジャイアン 骨川スネ夫→スネ夫 先生→先生 [本編での動向] 熱きヘタレ。 殺し合いの真っ最中だというのに大声を出していたところを、平賀=キートン・太一に保護される。 しずかの死を目の当たりにして、主催のギガゾンビへの怒りはかなり深くなっていた。 アレクサンド・アンデルセンの襲撃を受けるも、キートンの命を賭けた行動により逃がされる。 着いた先の病院で銭形警部、八神はやてと出会い、骨川スネ夫と再会する。 その後追撃してきたアンデルセンと交戦になり、持ち前の射撃の腕を持って善戦するも最終的には銭形の犠牲によって逃がされる。 しかし逃げた先で今度ははやての死体を発見し、いよいよ茫然自失。 頼っていた大人たちを失い、荷物をも全て失い、もはや隣のスネ夫が一縷の望みといった状態である。 ――が、そのスネ夫も、カレイドルビー化した遠坂凛と水銀燈と合流直後に急襲してきたシグナムに殺されてしまう。 出会った矢先にその人々が死んでゆく……そんな状況の中、のび太は何を思うのか。 放送を聞いて改めて落ち込み動かなくなってしまうが、凛達の励ましにより何とか立ち直る。 その後。ドラえもんと再会しカズマ、八神太一と共に、主人公チームを結成し、 再び病院へと向かう。 病院についた後のび太は、はやて、銭形、アンデルセンの墓を掘りながらギガゾンビへの怒りを滾らせる。 だが、全く対抗手段が思いつかないことに絶望を感じ、ドラえもんに対抗手段を教えてくれと懇願する。 のび太の必死の願いは、ドラえもんを動かした。 その夜、カズマ、八神太一と共にドラえもんから現状についての説明を受ける。 だが所詮は野比のび太。まったく理解できずにウキーっとなるのが関の山であった。 もっとも、そのトンチンカンな返答によりドラえもんが推論を組み立てることに成功したわけであるから これは怪我の功名といえるのではないだろうか。 団結を深め、ちゃんとまともな夕食(ドラえもんカレー)を取り、指針も決まり、4人は明日への希望を胸に 眠りについたことだろう。 だが夜はこれで終わらなかった。 のび太達らしいといえばらしいのだが、無用心にも堂々と灯りをつけて会議をしていたために、 その灯りをトラックで通りかかった涼宮ハルヒ、アルルゥ、石田ヤマト、に目撃されてしまい、 結果、ハルヒの病院内への侵入という事態を招いてしまう。 この時、盗聴に夢中になりすぎたあまりのび太達との接触の機会を逸した峰不二子が潜んでいたことが 全員にとっての不幸の始まりであった。 まずハルヒと不二子は、交戦状態になり、その際にハルヒの使った着せ替えカメラにより不二子は真っ裸にされてしまう。 そしてこれを目撃したのび太が大声を上げたことで事態はこじれていく。 ハルヒを人質にして病院に立てこもった不二子は、ハルヒをクスリで眠らせ、銭形の格好をして他人を装い、 のび太達を欺こうとする。 もっともこの行為は単に不二子が悪人に見られることを恐れた故であり、この時点で終わっていれば 後の悲劇は避けられたかもしれない。 銭形のロワでの活動時間は短く、本来不二子の策は問題はないはずであった。 だが、その数少ない活動時間に接触した人間がいたのだ。誰であろう? のび太その人である。 のび太の指摘により事態はいきなり緊迫。カズマのシェルブリッドが炸裂し、間一髪で逃れた不二子が逃走した先には、 戻らぬ団長を心配してかけつけたアルルゥと石田ヤマトがいた。 アルルゥの決死のタックルによってハルヒを奪い返された不二子は、代わりにヤマトを拘束し、銃をつきつける。 のび太の早撃ちならば事態を打開できた可能性はあったのだが、踏ん切りがつかないうちに事態は転がっていく。 極悪人街道まっしぐらの不二子は、ついに開き直り、のび太達に向かって支給品を寄越せと要求。 首尾よく支給品を手に入れた不二子だが、ドラえもんを青ダヌキ呼ばわりしたことでドラえもんを激怒させ、 猛烈なタックルを見舞われ、拳銃を取り落とす。 これを見たカズマが間髪いれずにシェルブリットバーストを炸裂させ、病院の正面玄関を破壊。 濛々と立ち込める粉塵の中、逃走を図った不二子は人質としてヤマトを連れ出そうとするが、太一に阻止されそうになり 反射的に太一を撃ってしまう。 不二子の不運もここに極まったか、銃弾は太一の急所を貫いた。 瀕死の状態にありながら、それでもヤマトを捜しに行こうと歩き出す太一をまずカズマが支え、のび太もそれに加わった。 そしてのび太の目の前で、最後まで八神太一は『勇気』の紋章を持つにふさわしい決意を示し、死んでいった。 病院内に戻り、その中で水銀燈と接触することになる。当初のび太は疑っていたものの、まんまと騙されてしまう。 それより少し後のことだった。よくのび太をいびっていたが、無二の親友でもあった剛田武の死を知り、悲しみのどん底に落とされてしまう。 そのやり場のないジャイアンの死に対する怒りをハルヒにぶつけてしまう。そして結局、ハルヒと決裂するような形になってしまう。 しかし、誰を信じていいかという疑心暗鬼状態に陥りかけてしまっている。そこはなんとかドラえもんの慰めでなんとかなっている。 彼が最後にたどり着いた結論はひとつ。「水銀燈の言っていることは本当。セラスと劉鳳は殺し合いがしたいだけ。」 そのため、劉鳳とセラスを恐れてのび太はドラえもんをつれて逃げる。 ちょうどその時に近くを歩いていたセイバーに対し、二人は全く対照的な行動を見せた。 ドラえもんはセイバーの行動を知っているため、すぐに離れるも、 のび太は助けを求めて彼女にすがろうとした。 ドラえもんがとめるのもかなわず、彼は不可視の剣で首を狩り落とされ、 不運にもマーダーや主催者の手の上で踊らされた人生を終えることとなってしまった。 支給品はワルサーP38、バルーンガム@ルパン三世 名前 コメント