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ここを編集 ■遊戯王デュエルモンスターズGX ゲストメカデザイン ■アイシールド21 動画チェック 作画監督補佐 34(長) ■遊戯王5D s メカデザイン 作画監督 3 10 18 25 32 39 47 53 59 65 71 77 82 96 104 117 124 133 140 148 153 メカ作画監督 1 2 3 4 5 7 8 9 10 11 12 14 15 18 20 21 25 26 27 30 31 32 35 51 52 53 58 59 62 63 65 66 71 74 77 106 111 ■遊戯王5D s 進化する決闘!スターダストVSレッド・デーモンズ メカデザイン ■劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~ D・ホイールデザイン ■遊☆戯☆王ZEXAL ゼアル プロップデザイン(加藤寛崇、中川航と共同) ■ジュエルペット サンシャイン 作画監督(小海雄司名義) 16 ■DEVIL SURVIVOR2 the ANIMATION 作画監督 10(松・佐・渡・石・深・河・高・番) ■ダンボール戦機WARS 作画監督 27(後・山) ■フューチャーカード バディファイト 作画監督 8 11(水) 16(後) 24(後) 30(小・飯・後) 35(小・山) 42(小・山・桜) 48(小) ■遊☆戯☆王ARC-V プロップデザイン(牧内ももこと共同) 作画監督 35(佐・臼) ■フューチャーカード バディファイト100 作画監督 3 14(佐) 24(柳) 36(柳) 47 ■遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS メカ・プロップデザイン(中原れい、鈴木勤、蛯名秀和と共同) ■フューチャーカード バディファイトDDD 作画監督 6(森・ユ) ■ステラのまほう 作画監督 9(竹・松・世・山) ■タイガーマスクW 作画監督 24(渡・羽) 31 ■ストライク・ザ・ブラッドII 作画監督 7(粟・ハ・橋・大・岩・牛・井・服・小・村・冨) ■DIVE!! 作画監督 10(飯・小・桜) ■ラーメン大好き小泉さん 作画監督 5(高) 8(小・高) ■新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION 作画監督 16 26 ■けだまのゴンじろー 作画監督 10(寺) 27(寺) 36(寺・高・劉) 41(寺・劉) 47(寺・高・劉) ■MARS RED 作画監督 2(矢・ス) 4(山・荒・南) 8(伊・ス) 12(伊・上・川・王・Z・萩) 13(矢・荒・山・小・W) 作画監督補佐 1 ■関連タイトル 遊☆戯☆王5D’s DVDシリーズ DUELBOX【1】 Blu-ray 劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を超えた絆~ 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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Yuji Kokai 1963年11月5日生まれ 2021年8月17日没 東京都町田市出身 X X 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ メカデザイン 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX メカデザイン 原画 008話 最強!サイバーエンド・ドラゴン 遊☆戯☆王5D's メカデザイン 作画監督・メカ作画監督 003話 脱出!ニトロ・ウォリアーVSゴヨウ・ガーディアン 010話 デッキ0 チェーントラップのループを破れ 018話 古の森 精霊世界への誘い 025話 フォーチュンカップファイナル!孤高のキング ジャック・アトラス 032話 自由の象徴 ダイダロスブリッジ 053話 吹きすさべ嵐 ブラックフェザー孤高のシルバー・ウィンド 059話 孤高の光 セイヴァー・デモン・ドラゴン 065話 新たなる脅威 071話 捕らわれた遊星 077話 登場!スーパーエリート転校生 作画監督 039話 降臨!2体の地縛神 047話 猿の地上絵の痣をもつ男 082話 不動遊星 敗北確率100%! 096話 結成!チーム5D's 104話 破滅の使者 チームカタストロフ 111話 古の地 ナスカへ 117話 歪められた過去 124話 傷つけられたプライド 133話 立ちはだかる巨帝!機皇帝グランエル 140話 魂縛門!封じられた未来! 148話 ただ1枚に懸けた勝機 153話 ぶつかり合う魂! メカ作画監督 OPアニメーション2 EDアニメーション2 001話 ライディング・デュエル!アクセラレーション! 002話 パワーインセクトデッキ!蟻地獄の罠 004話 運命の対決!立ちはだかるスターダスト・ドラゴン 005話 激突するエースモンスター!スターダストVSレッド・デーモンズ 007話 カードにこめた想い!水晶ドクロVS大牛鬼 008話 満たされぬ魂 シグナーと伝説の竜 009話 カードにかける思い 仕組まれたライトニング・デスマッチ 011話 特殊追跡デッキ再び 取り戻せ仲間との絆 012話 死闘追跡!絆を紡げターボウォリアー 014話 現れるフォークロア 破壊をもたらす「黒薔薇の魔女」 015話 デュエル・オブ・フォーンチュンカップ開幕 大空襲!!ジャイアントボマー・エアレイド 020話 譲れない想い 我が使命は故郷と共に 021話 復讐のボマー 悲しみのトラップ チャリオット・パイル 026話 シグナーたちの運命!赤き竜が導く未来! 027話 光なき世界 ダークシンクロ 氷結のフィッツジェラルド! 030話 わが名はクロウ!飛べブラック・バード 031話 故郷と仲間 再会のタッグ・ライディング! 035話 戦慄!地縛神コカパク・アプ 051話 転生せよ!限界突破のライディング・デュエル 052話 カードが紡ぐ想いの果てに 058話 その先にある運命!地獄の覇者ダークキング 062話 最後の戦い!2つの神をもつ男 063話 最強の地縛神!ウィラコチャラスカ! 066話 進化の証 シンクロモンスター 074話 さらなる進化!アクセルシンクロ 106話 ゴースト氾濫!恐怖のバトル・ロイヤル・モード 原画 EDアニメーション5 154話 光り指す未来へ 動画チェック 101話 フォア・ザ・チーム 遊☆戯☆王ZEXAL プロップデザイン 原画・動画チェック 021話 遊馬VSお掃除ロボット オボミ 086話 唸れ!カオス・ナンバーズ 遊馬に向けたファイナルブロー 094話 真月の危機!暗躍者ベクターの襲撃 108話 海底からの誘い!シャーク夢幻の記憶 115話 シャークとIV 天下騒乱!!地獄ザメタッグ 原画 EDアニメーション6 031話 その名はチャーリー!史上最強の運を持つ男 045話 遅れてきた強敵!ロビンVSゴーシュ 053話 運命のレール 罠カードで運試し!? 061話 消えかけた絆!遊馬VSシャーク、宿命の決闘! 第二原画 146話 絆よ永遠に・・・かっとビングだぜ、オレたち!! 動画チェック 101話 狡猾なるベクター アストラル VS No.96 123話 勇者の凱旋!友の意志を引き継げ!! 131話 ベクターの嘲笑 引き裂かれた七皇!! 140話 想いはひとつに!創造龍『ヌメロン・ドラゴン』 遊☆戯☆王ARC-V プロップデザイン 作画監督 035話 アカデミアとレジスタンス 遊☆戯☆王VRAINS 原画 085話 偽りなき涙 遊☆戯☆王5D's 進化する決闘!スターダストVSレッド・デーモンズ メカデザイン 劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~ D・ホイールデザイン 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS メカ・プロップデザイン
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まりちゃはかいゆっくち! 「まりちゃはかいゆっくち!」 「やめちぇね?やめちぇね?まりちゃのしたにめらめらしゃんちゅけにゃいでね?」 かいまりちゃは近年発見された新種で まりさ種の亜種らしい 機動力は0だが かわりに防御力も0だ 海と森に挟まれた砂浜で良く見られる 海に入れると解ける 貝殻は砂糖と飴だ!まりさ種に特有のあの黒帽子はないが貝殻がある またおさげを「かいばしらさん」と呼んでおり 普通のまりさ種よりも強く執着する かいばしらさんが無いと貝殻が開けずに餓死するようだ あと分かってたんだけど やっぱり貝殻から外したら死ぬみたいだった あんよ?(貝殻との接着面)を小麦粉等で修復してみても そもそも歩くことが出来なくて非ゆっくち症になって死んでしまう 今回の研究は以上
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きみと、あかいゆめを逝く。 ひとがしんだらどうなるかしっていますか。 うでもあしもうごきません。 だらりとたれさがって、にくとなります。 めもくちもうごきません。 きれいなひかりもこえも、もうありません。 あかいのです。 ぜんぶ ぜんぶ まっかなのです。 * 恐ろしくて息を呑むと、白昼夢から引き戻される。 赤い空が、無言で私を迎え入れた。…呼吸が、痛い。 「また…夢…。」 夢からさめたというより、我に返ったという言葉がしっくりくるかもしれない。立っていた足はくずおれて、私はその場にしゃがみこんだ。 「…また…新しい人…。」 さっき見たものを思い出して、震えた。 毎日、前触れなく白昼夢のように現れる光景。それが何かよくわからないから、私は"夢"と呼んでいる。"夢"はいつも私に知らない人を見せるのだ。見たことない人を。真っ赤に染まった人を。 私は毎日、何度も何度も、誰かの死に様を夢に見る。 それは皆、私が殺した人達なのだと、"夢"は言う。 『9999999人を、殺した。』 幼い少女の声が響く。それがとても怖くて私は、逃げるように歩きだした。 耳を塞いで。目を伏せて。どこかへ。どこかへ。 『…馬鹿ね。今更恐れたって何も戻りはしない。』 『貴方も私も、所詮人殺し。』 やめて。やめて。やめて。耳を塞いでも、少女は容赦しない。 けれどそれはどこかで当然の仕打ちと思っていた。どうして、忘れていたんだろう。こんなに恐ろしいことを。こんなにも酷いことを。 どこまで行っても空は赤い。夢も赤い、世界も赤い、目の前はどこまでも赤い、赤い。 なんて、おそろしい世界なんだろう。 そう自覚した途端、何か、爆ぜたように私は駈けだした。 知らない、知らない、私はなにも知らないの。本当に。 人なんて殺してない。誰かに死んでほしいなんて思ってない。 私はただ、 私はただ、 私が願ったのは、 貴方と過ごした、幸せなはずの日々。 いつのまにか、ずいぶん離れたところにきたみたい。 私の目の前には、それまで見なかった建物があった。 「…教会…。」 石壁で組まれた小さな教会だ。古そうだけど、よく手入れされてるのか綺麗で清潔だ。 白い石壁。その白さが新鮮で目を惹いた。赤くないものだ。この中なら、赤を見なくて済むかも。 気づくと羽根のように軽い扉を押しあけていた。包み込むように教会は私を受け入れる。ふらふらと進むうちに、木製の大きな十字架へ行き着いて…。 其処に、緑色のくくり髪が揺れていた。 心臓が、止まるかと思った。 緑の人はこちらに気づいたのか、振り向かないまま言った。 「…懺悔がおありですか?」 優しい声だ。はやる心臓を抑えて、言葉を返す。 「ざんげ…?」 「罪の告白、です。十字架の前で、神の御前で。」 罪の、告白。 その言葉は私の胸にすとんと落ちてきた。赤い記憶が、ざわめく。 「告白…したら、どうなるの?」 くくられた髪が少しだけ揺れる。緑の人は、微笑んだようだ。 「主は全てを聞き遂げてくださいます。そして、私たちに許しをお与えになるのですよ。」 今度こそ全身がざわめいた。息ができない。 それは、本当?告白したら、誰でも、私でも、 「…ひとごろし、でも…?」 一切の音が死んだ。 風も気配も、酸素さえも死に絶えた。 「…ええ。もちろん。」 彼が振り向いた。 とても、おだやかに笑んでいた。 「罪人よ、貴女の命を正しき者に捧げなさい。」 おだやかな音で奏でられた言葉の その意味を私は理解できないまま 聖なる書は開かれ厳かに光り 黒い何かを纏った右手が もう、私のすぐ目の前、に、 瞬間、私の目の前は真っ赤になった。 …次いで聞こえたのは窓ガラスの砕ける音と 爆弾みたいな大きな音。死んでいた風が、そこら中で荒れ狂っていた。 あんなに近かった手はもういなくて、どこだろうと探したら床にいた。真っ赤になって。 でも、こんな赤を私は知らない。 「…やっと見つけた、シズハ。」 赤い手の上に降り立った靴。靴の周りを踊るのは火の粉。 それは、大きな羽根を背に持つ男の子だった。 「…だ、れ?」 会ったことある気がする。誰だろう、でも思いだせない。 「焔 ホムラ だよ。呼び捨てで呼んで。」 男の子は、焔は気さくに微笑んだ。 「探したんだよシズハ。さ、こんなところ出て一緒に行こ?」 「行くって…どこへ?」 「どこへでも。シズハの行きたいところならどこだっていい。」 焔は綺麗な動作でかしづいて 私の手をとった。ガラス細工に、触るみたいに。 「僕はいつでもシズハの傍にいて、シズハを守るから。」 ひとをころしたひとはどうなるかしっていますか。 しんだひとのあかにそまるのです。 あかいわたしと あかい、きみ。
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『でいぶかいゆっくりになるよ!』 39KB いじめ 思いやり 自業自得 差別・格差 飼いゆ 現代 暇つぶしにどうぞ ・飼いゆっくりがゆっくりできない目に遭う話です。所々テンプレブレイク仕様です。 ・その他ネタ被り、独自設定、意味不明な箇所など書き捨て御免ということで。 ・暇つぶしにどうぞ。話のネタにしてくれたら幸いです。 でいぶかいゆっくりになるよ! 「……ざあ、おだべな、ざい……」 ボロ雑巾同然となったまりさが最後の力で言葉を紡いだ途端、まりさの身体が真っ二つに割れた。 傷つき汚れたその表情は、二つに分かれて尚、とてもゆっくりしていた。 そんなまりさを見て、でっぷりと肥えたでいぶと2頭の子れいむが、ニヤニヤと薄笑いを浮かべる。 「ふん! ぐずまりさはこのぐらいしかつかいみちがなかったね! れいむもようやくしんぐるまざーだよ!!」 「「ゆぷぷぷ! つきゃえなきゃったおとーしゃんだよ! れいみゅたちゆっくちしててごめんにぇ!」」 「さあ、おちびちゃんたち! すーぱーむーしゃむーしゃたいむ、はじめるよ!!」 「「れいみゅのしゅーぱーむーちゃむーちゃたいみゅはじまりゅよ!! しょれーっ!!」」 でいぶ達は二つに割れた夫まりさに躊躇なく齧り付いた。 たちまち夫まりさの身体が形を崩し、食い散らかされていく。 「「「ぐぁっつぐぁっつはふっはふっ!! うっめ! まっじうっめ!! まじぱねえぇーーーっ!!」」」 普段から人気の無い公園であることに加え、現在は夜明け前。 悦びに震えるでいぶ達を邪魔する者は誰もいなかった。 でいぶは公園に住む生粋の野良ゆっくり。夫まりさは元銀バッジ飼いゆっくりだった。 夫まりさが飼い主の「おねーさん」と散歩に来た時、隙をついてでいぶが夫まりさを誘惑したのが馴れ初めである。 飼いゆっくりと番いになって子供さえ作れば、自分も飼いゆっくりとなり「にんげんさん」を「くそどれい」にできる。 聞きかじった野良ゆっくりの都市伝説を、でいぶは信じていた。 しかし飼い主の「おねーさん」は、まりさからバッジを奪って去ってしまった。 実ゆを結んだでいぶを忘れれば連れて帰るが、家族で暮らしたいなら公園に置いていくと言う「おねーさん」。 その言葉に対し、夫まりさは野良になって家族と暮らす、と返答してしまったのだ。 目論見が外れたでいぶは怒りが収まらず、夫まりさを朝から晩まで酷使し罵倒することで憂さを晴らした。 温室育ちの夫まりさは抗いもせず、でいぶの言いなりになって消耗するばかりである。 夫まりさ似の子供も2頭生まれたが、でいぶは自分似の子供達2頭を可愛いがり、夫まりさ似の子供達を虐め抜いた。 結果、一度もゆっくりを与えられなかった夫まりさ似の子供達は、三日経たないうちに永遠にゆっくりした。 その死因すらも、でいぶは夫まりさのせいと言いがかりを付けたのである。 そして今日、いよいよ満足に狩りも出来なくなった夫まりさに、でいぶは宣告した。 家族を想う気持ちさえあれば、「おたべなさい」が出来るだろう、と。 「おたべなさい」は自らの身体を食料として相手に捧げる、ゆっくり最大の奉仕行為。 夫まりさは「おたべなさい」を成功させ、家族の為に殉じたのだ。しかし、その想いを汲み取った者は、誰もいない。 「ゆふぅ、ぽんぽんいっぱいだよぉ! さあ、おちびちゃんたち! けいっかく!をじっこうするときがきたよ!」 「ゆん! れいみゅたちが!」 「かいゆっくちになるために!」 「かいゆっくりをれいむのだんなにするよ! そうすればゆっくりしほうだい! あまあまたべほうだいだよっ!!」 「「やっちゃー!!」」 幼少から生粋の野良として生き抜いたでいぶにとって、飼いゆっくりは夢の「ゆっくり」。 「にんげんさん」を従え散歩に興じ、巨大な「おうち」でゆっくりする、飼いゆっくり達の姿。 何としてでも憧れの飼いゆっくりになる為に、でいぶは計画を練っていた。 今度は飼いゆっくりの「おうち」に出向いて、新たな番いに相応しい飼いゆっくりを見つけよう。 身繕いも万全。夫まりさを使って満遍なく「ぺーろぺーろ」させたので、他の野良ゆっくりからも一目置かれるほどだ。 しかも、今回はでいぶ似の可愛い「おちびちゃん」達も育っている。 可愛い「おちびちゃん」達を見れば、「にんげんさん」も喜んで「おつむ」を下げるに違いない。 「さあ、おちびちゃんたち! しゅっぱつ!するよ! れいむのおつむにのせるからおちないでね!!」 「「ゆん! おかーしゃんのおちゅむはゆっくちできりゅよ~!!」」 今こそ夢を実現するために。 東の空が白む頃、夫まりさを全て平らげたでいぶ親子は意気揚々と公園を去っていった。 「ぽんぽんいっぱいあまあまたべるよ~っ! おちびちゃんいっぱいつくるよ~っ! ……ゆふ、ゆふふふっ!」 住宅街の一角。子供達を偵察に出して休憩していたでいぶは、細い路地の陰で妄想にふけっていた。 そこに、飛び跳ねながら無事戻ってきた2頭の子れいむ達。 「ゆっくちおまたちぇー! おかーしゃん、あっちのおうちに、かいゆっくちのまりちゃがいたよ!」 「ゆん? ゆっくりおかえりなさい! それはほんとうかい? かわいいおちびちゃんたちぃ!」 「なきゃなきゃのびゆっくちだよ! ゆーん、はやきゅれいみゅのおとーしゃんにしちゃいー!」 「ゆふふん。きまりだね。そのまりさを、れいむのだんなにして、みんなでかいゆっくりになるよ!!」 「「ゆん、ゆん、おーっ!!」」 子れいむ達の案内で意気揚々と向かった「おうち」に、そのまりさはいた。 「まどさん」に近寄って「のーびのーび」して見れば、とてもゆっくりしている姿を確認できた。 かつての夫まりさと同じ「ぎんばっじさん」を付けている。間違い無く飼いゆっくりだ。 でいぶの「おつむ」の上に乗った子れいむ達も、そのまりさを眺めて御満悦である。 「ゆほぉーんっ!! これはじょうっだま!なまりさだねぇ! いいよいいよーっ!」 「ゆふふっ! こんぢょはちゅかえるおとーしゃんぢゃといいね!」 「いっぴゃいこきちゅかおーにぇ!」 でいぶ達が庭先で盛りあがってると、そのまりさが「まどさん」に近づいてきた。 視線はでいぶ達に向いており、明らかにでいぶ達を捉えている。実に順調だ。 後は自分達の魅力で籠絡するのみ。 でいぶ達は精一杯ゆっくりした雰囲気を繕うと、生前の夫まりさを誘惑した口調で、眼前のまりさに媚を売る。 「ゆ、ゆっふぅ~ん! れいむはしんぐるまざーでかわいいれいむだよぉ! ゆっくりしていってねぇ!!」 「「ゆんゆん! れいみゅはれいみゅだよ! きゃわいくちぇごみぇんにぇ! ゆっくちしていっちぇね!!」」 「ゆっくりしていってね!! ここはおにーさんとまりさのおうちなのぜ! でいぶたちは、なにかまりさにようなのぜ?」 「かわいいれいむはすてきなまりさとけっこん!したいんだよ~! ひとめっぼれ!だよ~! れいむとまりさのおちびちゃんは、とってもゆっくりできるよ~!」 「まりさはきょせいずみなのぜ。ぺにぺにがないからまむまむもないのぜ。だからおちびちゃんはつくれないのぜ」 「きょ、きょせい? ゆ? ゆ?」 でいぶの誘惑にゆっくりした表情を崩さなかったまりさの言葉は、逆にでいぶを動揺させた。 意味不明の「きょせい」によって「ぺにぺに」が無い? 「おちびちゃん」が作れない? 理解が追い付かないでいぶに、今度はまりさが話かける。 「もしかして、でいぶはかいゆっくりになりたいのぜ?」 「……ゆ? そ、そうだよ! でいぶはかいゆっくりになりたいんだよお!」 「ゆーん。ちょっとまってるんだぜ。おにーさーん! おにーさーん!」 「ゆ、ちょ……!」 つい本音を晒してしまったでいぶは、「にんげんさん」の存在を失念していた迂闊さに気付いた。 今のままでは自分はまりさと何の関係も無い、ただの野良だ。下手したら潰されてしまう。 ここは逃げて別の飼いゆっくりを探そうと思った矢先、すでに窓辺にはまりさの言う「おにーさん」が来ていた。 「ゆ、ゆゆゆ……!!」 「どうした、まりさ。……何このでいぶ? 潰されに来たの?」 「でいぶたちはかいゆっくりになりたいのぜ。おにーさーん、でいぶたちをかいゆっくりにしていいのぜ?」 「それで良ければ飼いゆっくりにしてやるよ。正直調達する手間が省けた。準備するから待たせといて」 「ゆわ~い! やったのぜー!!」 「ゆ、ゆ、ゆん!?」 狼狽するばかりだったでいぶの眼前で、トントン拍子に事態が進展した。それも、でいぶ達にとって望んだ通りに。 「おにーさん」は確かに言った。でいぶ達を、飼いゆっくりにすると。 僅かに違和感を覚えたでいぶだったが、膨らむ期待の前ではそれも消え失せた。 情勢を見守っていた子れいむ達も、良い方向に転んだと感じとれたのか、安心してでいぶの元にすり寄る。 「ゆーん……、やったよおおお! おとーさん、おかーさん。れいむ、かいゆっくりなんだよぉ!! これかられいむのさくせすすとーりーがはじまるんだよおおおっ!! ゆんごくでみててねえええええっ!!」 「やっちゃねおかーしゃん! れいみゅたちのかんっじぇんしょうり!だよ! ばんじゃーいっ!!」 「れいみゅあみゃあみゃいっぱいたべりゅよ! そしたらあみゃあみゃいっぱいたべりゅよ! そしたら……」 「かいゆっくりになれて、しーしーをながすほどうれしいのぜ? まりさもうれしいのぜ!」 浮かれるでいぶ達の様子を、まりさは「まどさん」越しに眺めてゆっくりしている。 ついに念願叶った。その想いがでいぶ達の身体を満たした時だった――。 「お待たせ。じゃ行こうか」 いつの間に外に出たのか、「おにーさん」はでいぶ達の傍らに立っていた。 「おにーさん」はでいぶの身体を髪の毛を掴んで持ち上げ、もう片方の手で子れいむ達2頭を同様に掴み上げた。 自らの自重で髪の毛が引っ張られる形となり、有頂天のでいぶ達に激痛を課す。 「いだだだだだだあだだだあだだだだだっ!!? ぢょ、なにじでるのおおおおおっ!! でいぶはがいゆっぐりでじょおおお!? ごのぐぞどれい! ばなええええええっ!!」 「「いぢゃいよおおおおおっ!! ゆっぐぢじないでばなぜぐぞどれいいいいいいっ!!」」 痛みのあまり常套句すら紡げなかった。逃げ出そうと身をよじる程に痛みが増す。 でいぶ達は「おにーさん」に解放するよう要求するが、「おにーさん」はそのまま歩み始めた。 そうこうしている内に、でいぶ達は「おうち」の中に運び込まれる。 初めて入る「にんげんさん」の「おうち」は巨大で色取り取りだったが、痛みで感慨を抱くどころではない。 そして、でいぶ達は殺風景で無機質な一角に連れて来られた。 「ゆっぐりじないでばなぜええええええっ!! ……ゆん? ここどこ? ゆっくりしてないよ?」 「風呂場だ。見た感じ身繕いはちゃんとしてるようだが、ホコリぐらいは落とさせてもらうよ」 「ゆふん? だれもがみとれるれいむをもっときれいにするんだねぇ! ゆっくりしないではやくしてね!!」 「「きゃわいいれいみゅがもっちょきゃわいいれいみゅになりゅよ! きゃわいしゅぎてごみぇんね!!」」 「ああ、すぐ済むよ。浴槽に放り込むだけだから」 だぱぁん!! 「おにーさん」の言葉に気を良くした直後、でいぶ達はぬるい水の中にいた。 「おみずさんのなかはゆっくりできない」。 大半のゆっくりに刻まれた本能が、でいぶ達を一瞬にして恐慌状態にする。 「ゆばばなっばっばばっばあffっ!! おmずzんばっ! ゆggじでぎnっ!! だずgでっ!!」 でいぶは溺れながらも身体を伸ばして顔を水面に出し、助けを乞う。 一方で子れいむ達は、水中に沈んだままで必死の形相を上に向け、底でコロコロ転がるだけだった。 ゆっくりできない一時を存分に味わったでいぶ達は、水中から引きずり出されてようやく安堵できた。 「「「ゆっ、ゆっ、ゆひー、ゆひー」」」 溶けて無くなってしまうかと思った。 3頭が感じた恐怖は、先程のように髪の毛を掴み上げられてても痛みを感じない程だ。 「2、30秒程度で死にそうな顔をするなよ。さ、水を切るからジッとしてな」 「「「ゆん? ゆぎゃあああああああああああああああっ!?」」」 落ち着く暇も与えられず、でいぶ達はブンッブンッと振り回された。 身体の水滴が除かれていく一方で、圧倒的な力をもって身体全体が投げ捨てられる感覚。 でいぶ達は「おにーさん」が満足するまで振り回され、まるでゆっくりできなかった。 「ゆひー、ゆひー、ごごはどごぉ? でいぶを、ゆっぐりじないで、ばなじでね……」 「ここは台所だよ。今から飼いゆっくりになる下ごしらえをするのさ」 「しぢゃごぢりゃえ? にゃんなのじょれ。いいぎゃられいみゅだぢをゆっぐぢじないでばなじでぇ……」 生乾きのでいぶ達が次に連れて来られた場所は、同じく無機質ながら異質で異様な空間だった。 使い方の解らない道具が方々に並び、ゆっくりできない気配を醸し出している。 特に、高台の上に置かれた金属製の黒い器は、でいぶが収まるぐらい大きくて、一際ゆっくりできなかった。 「おにーざん、このくろくてまるいの、なに……?」 「フライパンだよ。すぐ済むから、あまり上で暴れるなよ」 「おにーさん」がそう言うや、でいぶは「ふらいぱんさん」の上に置しつけられた。 次の瞬間――、 じゅううううううううううううううううううううっ!! 「ゆあぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃっっ!? ゆ゛あ゛ーっ!! ゆ゛あ゛ーっ!! ゆ゛ん゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーっ!!」 でいぶの「あんよ」から全身に激痛が駆け巡った。 痛みのあまりに漏れ出た「しーしー」が音を立てて弾け、白い「くもさん」のようになってでいぶを包む。 先程まで疲れ切っていた事など忘れ、でいぶは「おつむ」を抑えられながらも必死にもがき苦しんだ。 「なにずるのおおおおおっ!? でいぶはがいゆっぐりなんだよおおおおおおおっ!!」 「だから、飼いゆっくりの下ごしらえだよ。まりさをキズモノにされたら困るからね」 「いいがらばなぜええええええっ!! あづいでじょおおおおおおおおおおおっ!!」 「焼き過ぎないように、きつね色に、と。こんなものか」 ようやく灼熱の「ふらいぱんさん」から解放されたかと思えば、でいぶはすぐ横の高台に置かれた。 焼き立ての「あんよ」は、その時の衝撃ですら耐えがたい激痛をでいぶに与える。 「ゆっぐああああっ!? い、いぢゃいいいいいいいっ!!」 「そこで待ってな。オマケのおちびちゃんもすぐに済ますから」 「おちびちゃん」。そう聞いたでいぶは正気を取り戻した。涙を流してる場合ではない。 我が「おちびちゃん」である子れいむ達は、自分がされたように「ふらいぱんさん」に押しつけられるところだった。 子れいむ達は恐怖に引きつった表情を浮かべ、ろくな抵抗もできずに「おそろしーしー」を垂れ流すばかり。 「ゆああああああっ!? なにずるのおおおおおおおおっ!? がわいいでいぶのおぢびぢゃんをゆっぐりじないでばなぜええええええええっ!!」 「「ゆんやああああああっ!! きゃわいいれいみゅがだいっぴんち!ぢゃよおおおっ!! おがーじゃん! ゆっぐぢじでないでだずげでえええええええええっ!!」」 でいぶは子れいむ達を助けようとしたが「あんよ」は動かない。 必死に身を揺するでいぶの眼前で――、 じゅううううううううううううううううううううっ!! 「「ゆ゛あ゛ち゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」」 「でいぶのおぢびぢゃあああああああああんっ!! おぢびぢゃああああああああああああんっ!!」 子れいむ達の「あんよ」も、揃って狐色に焼かれてしまった。 「まりさー、お待たせ。ほら、飼いゆっくりのでいぶだ。俺は用事を済ましてくるから、ゆっくりしていってね!」 「ゆわ~い! おにーさん、ゆっくりありがとーなのぜ~!!」 耐えがたい激痛と恐怖を経て、でいぶ達はまりさの前に運ばれた。 飼いゆっくりであるでいぶ達が受けた、「くそどれい」による仕打ち。 怒りにかられるでいぶであったが、「あんよ」が不自由では「せいっさい!」どころでは無い。 何としても、まりさに「くそどれい」を「せいっさい!」してもらわねば気が済まなかった。 「まりざあああああああっ!! ゆっぐりじないでぐぞどれいをぜいっざい!じろおおおおおっ!!」 「……くそどれい、ってだれなのぜ? もしかして、おにーさんのことなのぜ?」 「あたりまえでじょおおおっ!? がいゆっぐりのでいぶに、いだいいだいじだんだよおおおおお!! でいぶをゆっぐりざぜるぐぞどれいが、あんよをじゅーじゅーじだんだよおおおおおおおっ!!」 「おにーさんはくそどれいじゃないのぜ。まりさがゆっくりさせてもらってるかいぬしさんなのぜ。 どうしておにーさんがでいぶたちをゆっくりさせるのぜ? ばかなのぜ? しぬのぜ?」 「だがらああああっ!! がいゆっぐりのでいぶをぐぞどれいがゆっぐりざぜるんでじょおおおおお!? まりざはぞんなごどもわがらないぐずなのおおおおおおっ!!?」 「はやきゅせいっしゃい!しちぇこーい! きょのぐじゅまりぢゃあああ!」 「ぐじゅまりちゃはゆっくちしてないぢぇせいっじゃい!しぢぇごーい!」 全く話が通じない。でいぶ達は激昂するが、まりさは依然ゆっくりした表情を崩さない。 そして、まりさはゆっくりした表情のまま――、 ぽよんっ ぶぎゅっ 「ゆぶっげえええええええええええええええっ!!」 勢いをつけて跳躍すると、でいぶに体当りをした。 直撃を受けたでいぶの身体は、平らな床の上をゴロゴロと転がされる。 「だれがでいぶをどめでえええゆぶぎゃっ!?」 部屋の壁に叩きつけられて、ようやく止まったでいぶの身体。 痛みを堪えて起き上がったでいぶの眼前には、すでにまりさが追い付いていた。 まりさは依然としてゆっくりした表情を崩していない。 突然ふるわれた暴力が餡子に沁みたでいぶは、先程のように罵ろうとするも委縮してしまう。 「な、な、なにずるのおおおおおおっ!?」 「なにって、しつけ!だぜ。かいゆっくりをぜんぜんわかってないみたいだから、からだでおしえるのぜ」 「か、か、かいゆっぐりは、にんげんざんを、ぐぞどれいにでぎるんでじょおおおお?」 「ぜんぜんちがうのぜ。かいゆっくりはかいぬしさんにゆっくりしてもらうのがつとめなのぜ。 まりさはおべんきょうができるから、おにーさんがゆっくりしてくれるのぜ。まりさはとてもしあわせー!なのぜ!」 「う、う、う、うぞだあああああっ! がいゆっぐりは、がいゆっぐりは……!」 でいぶはまりさの言う事が理解できなかった。今まで信じていた物が完全に否定されているのだ。 そして、次にまりさが紡いだ言葉こそ、でいぶの理解を完全に超越した。 「でいぶは、まりさのかいゆっくりなのぜ。まりさをゆっくりさせるためにいるのぜ。りかいするのぜ」 「――――――」 かいゆっくりのかいゆっくり? でいぶはまりさのかいゆっくり?? でいぶはまりさをゆっくりさせるかいゆっくり??? 思考がグルグルと餡子の中を駆け巡って、でいぶは目の前すら見えなくなった。 故に、まりさの追撃を顔面で受ける羽目になる。 「ゆぶぎゅううううううううううううううっ!!?」 「りかいできないみたいだから、まりさはでいぶをりかいできるまでしつけ!するのぜ!!」 「ゆひっ! ゆひっ! や、やべでね! ご、ごないでね! ゆ、ゆ、ゆんやあああああぶぎゅあっっ!! ぶぎゅあっっ!! ぶぎゅあっっ!!……」 コンコン! ……ガチャッ 「入るよ、まりさ。ゆっくりしてるかい?」 「あ、おにーさん! まりさ、でいぶがかいゆっくりをりかいできないから、しつけ!してたのぜ!」 「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ……」 「ゆぴええええんっ! おかーじゃんをいじめりゅなあああああっ!!」 「おかーじゃんをいじめりゅげずはじにぇえええええ! ゆぴええええんっ!!」 「おにーさん」が再び現れるまでの間、でいぶは執拗に「しつけ!」という名の暴力を受け続けた。 子れいむ達は親が弄られる様を見せつけられ、涙と「おそろしーしー」を流していたが、幸いにもまりさに無視されていた。 先程までの「しつけ!」を受ければ、小さな「おちびちゃん」達はひとたまりも無いだろう。 もはや満足に言葉も紡げないでいぶにとって、我が子の無事が何よりの救いだった。 「で、このでいぶは飼いゆっくりの何たるかが、ちょっとは理解できたのかな?」 「ぜんっぜん!なのぜ!」 「……が、がいゆっぐりは、ゆっぐりでぎるんだよお……。にんげんざんをぐぞどれいにでぎるんだよお……」 でいぶは尚も自らの信念を貫いた。それだけが野良ゆっくりとして生きてきたでいぶの夢であり、希望なのだから。 そんなでいぶに影が落ちる。「おにーさん」がでいぶの眼前で腰を下ろしたのだ。 「でいぶはさ、まりさの銀バッジ取得記念のプレゼントなんだよ」 「ぷ、ぷれ、ぜんと……?」 「ああ、銅バッジから銀バッジが取れたら、何か欲しい物プレゼントするよって約束したのさ。 そしたら、まりさは飼いゆっくりを欲しがったんだ。そこに丁度、でいぶ達が来たって寸法さ」 「ど、どぼじで? がいゆっぐりががいゆっぐりを? わ、わがらないよ???」 「別に飼いゆっくりが飼いゆっくりを飼ってもいいだろ? 意外だったが俺も興味があったし。 お前はまりさにメシの面倒を見てもらう代わりに、まりさをゆっくりさせるのが務めだ」 「ふ、ふざげるなあああ。でいぶを、ゆっぐりざぜろおおおおお」 「もうでいぶ達はまりさの飼いゆっくりなんだ。イヤなら処分する。 見どころの無い飼いゆっくりを、生かしたまま捨てるつもりは無い」 「ど、どぼじでえええええっ!」 でいぶは選択を完全に誤ったことを痛感した。まさか、全く道理が通じない連中の「おうち」に来てしまったとは。 いかに自分の正論を理解させようかと、でいぶが苦心していたその時、横で「おちびちゃん」の叫び声がした。 「きゃ、きゃわいいれいみゅのおきゃーしゃんをいじめるなああっ! ぷきゅーーーーーっ!!」 「くじゅどもはきゃわいいれいみゅたちをゆっくちさせりょおおっ! ぷきゅーーーーーっ!!」 横目を向ければ、怒りの感情むき出しで「おにーさん」に抗議する「おちびちゃん」達の姿が見えた。 「おにーさん」の動きが「おちびちゃん」達の声で止まった瞬間、でいぶの餡子が恐怖で冷える。 「この際言っておくが、おちび達はオマケだ。正直でいぶ候補なんかいらないんだ。 でいぶがまりさの飼いゆっくりの務めを果たし、おちび達の責任の一切を持つなら、特別に置いてやってもいい」 「で、でいぶどおぢびぢゃんだぢはいっじょだよおおお。いっじょにゆっぐりずるんだよおおお」 「じゃあ、まりさの飼いゆっくりになるかどうか、さっさと決めてくれ」 突然、息も絶え絶えなでいぶの身体が「おにーさん」に持ち上げられた。 そして、でいぶは2頭並んだ「おちびちゃん」達の上に載せられ、ゆっくりと手を離されたのだ。 「「ゆっぴいいいいいっ!? お、おみょいよおおおおおっ!! おかーじゃん! ゆっくぢじないでれいみゅからどいでええええええっ!!」」 「……ゆ、ゆああああっ!! がわいいでいぶのおぢびぢゃんがあああああああっ!! で、でいぶのずでぎなあんよざんっ! ゆっぐりじないでおぢびぢゃんのうえがらうごいでえええええっ!!」 何よりの救いが、今まさに打ち砕かれようとしていた。 でいぶの「あんよ」は僅かに感触が戻ってきたが、未だ自分の思う通りに動かない。 このままでは、可愛い「おちびちゃん」達が自分の下敷きになってしまう。 「自分はまりさをゆっくりさせる為の飼いゆっくりだ、って理解できないとおちび達は永遠にゆっくりする。 ゆっくりしないで理解したほうがいい」 「ぢぐじょおおおおおっ!! ぶざげるなごのぐぞどれいがああああああああっ!! でいぶをおぢびぢゃんのうえがらゆっぐりじないでどがぜろおおおおおおおっ!!」 「ゆんやああああっ!! おがーじゃん、うごいぢゃいやああああっ!!」 「ちゅぶれるっ!! きゃわいいれいみゅがぢゅぶれりゅううううううううっ!!」 「ゆああああっ!? がわいいでいぶのおぢびぢゃんだぢ! ごべんねえええええっ!!」 身体をよじって逃げる事も叶わず、でいぶは自ら可愛い「おちびちゃん」達を葬らんとしていた。 まりさも「おにーさん」も、でいぶ達を救う素振りも見せない。じっとでいぶ達を見つめ続けている。 この状況から逃れる方法は検討がついていたが、でいぶは実行に踏み切れなかった。 「ゆぐぐぐぐぐぐ……!」 「おがーじゃーんっ! ゆっぐりじでないでだじゅげでえええええっ!! ゆぶぶぶっ!!」 「お、おにーじゃん! まりちゃ! たちゅけちぇぐだじゃいいいいいっ!! ゆぶりゅぶっ!!」 迷っている間に、子れいむ達は餡子を吐きだしたようだ。一刻の猶予も無い。 「ソレ」を行うのは、恐らくとてもゆっくりできない事だろう。 しかし、自らの「あんよ」で可愛い「おちびちゃん」達を潰してしまうわけにはいかない。 でいぶは目をつぶり、まりさに向かってゆっくりと「おつむ」を向けた。 「……で、でいぶは、ま、まりざざまの、がいゆっぐり、でず」 「ゆん、でいぶはまりさのかいゆっくりなのぜ。でいぶはまりさになにをするのぜ?」 「ま、まりざざまを、ゆっぐりざぜるのが、でいぶのづどめでずうう。だ、だがら、おぢびぢゃんを」 「まりさをゆっくりさせるのが、でいぶのつとめなのぜ。でいぶはそれでゆっくりできるのぜ?」 「ゆっ……ぐっ!!」 「「ぢゅっ!! ぢゅぶりぇりゅううううううううううううううううっ!!」」 「おつむ」をまりさに向けながら流した涙が、床に幾つも落ちた。 問答している暇など無いと言うのに、まりさは許してくれない。 もはやでいぶには、屈辱を飲み込むしか術が無かった。 「ゆ、ゆっぐりでぎまずうううううっ!! でいぶはまりざざまがゆっぐりずればゆっぐりでぎまずうううっ!! でいぶはっ! まりざざまのっ! がいゆっぐりでずうううううううううううっ!!」 「ゆん、おにーさん!」 「ああ。今この瞬間から、でいぶはまりさの飼いゆっくりだ。とりあえずおちび達の上からどかしてやる」 自分の認識を否定する事は、ゆっくりにとって極めてゆっくりできない事である。 今、でいぶは自らの飼いゆっくり観を覆し、まりさの飼いゆっくりである事を宣言した。 身悶えする程ゆっくりできなかったが、それと引き換えに「おちびちゃん」達は助かるのだ。 安堵したでいぶを「おにーさん」が持ち上げようとした、その瞬間――、 「「……も、もっぢょ、ゆっぐぢ、じだが……」」 ぷちゃぷちゃあっ! 感覚が鈍ったでいぶの「あんよ」が、恐ろしくゆっくりできない現象を確かに感じた。 2頭の「おちびちゃん」の感触が消え失せ、替わりにベットリと濡れたような感触が発生したのだ。 それが何を意味するのかを、解りたくもないでいぶは硬直してしまう。 「……ゆーん、でいぶのおちびたち、つぶれちゃったのぜー」 「一足遅かったな。でいぶが早く言えば助けられたのに」 まりさと「おにーさん」が告げる淡々とした事実が、でいぶには信じられない。 しかし、「おにーさん」に位置を移し替えられれば、否応なく事実を目にしてしまう。 可愛い「おちびちゃん」達は、身体中の穴から餡子を吹き出して、真っ平らに潰れていた。 「お、おちびちゃん……? どぼじだの? ゆっぐりじないで、べんじじでね……」 「出来るわけ無いだろ。でいぶがモタモタして潰しちゃったんだから」 「う、うぞだよおお。でいぶじゃないよおおおっ! でいぶがづぶじだんじゃないよおおおおおっ!」 「でいぶがゆっくりしなかったら、つぶれなかったのぜ。かわいそうなおちびちゃんなのぜ。 でいぶはほんとうにおちびちゃんがだいじだったのぜ?」 「ゆ゛あ゛っ! ゆ゛あ゛っ! ゆ゛あ゛あ゛っ!」 もっと早く「おつむ」を下げていたら、子供達は永遠にゆっくりすることは無かった。 本意ではなかったにしろ、子供達を自分が潰したという事実を、でいぶは理解させられた。 「ゆ゛ん゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ!!!」 「まりさ。とりあえずでいぶに掃除の仕方ぐらい教えておいてくれ」 「わかったのぜぇ! でいぶにおそーじしてもらうのぜぇ!」 慟哭するでいぶは、背後に回りこまれたまりさに、赤いリボンのお飾りを奪い取られた。 まりさの舌に捕らえられた、生まれた時から一緒の素敵な「おかざりさん」。 それを見たでいぶの感情が、さらに激しく揺さぶられる。 「ゆあああっ!? でいぶのだいじなだいじなおがざりざんがえじでええええええっ!!」 「べつにとったりしないのぜ。おそーじしてもらうだけなのぜ。 まずはまりさがおてほんをみせるから、よーくみてるんだぜ!」 「ゆ゛……!?」 まりさはそう言うと、舌で掴んだお飾りを子供達の死骸の上に乗せた。 そのまま、死骸を拭うように、お飾りを床に擦りつける。 自慢の可愛い「おちびちゃん」が「おかざりさん」で形を失っていく。 自慢の素敵な「おかざりさん」が「おちびちゃん」の餡子に塗れていく。 「おそうじはこうやるんだぜぇ! ごーしごーし! ごーしごーし! ごーしごーし!」 「やべでえええええっ!! おぢびぢゃんがあああああっ!! おがざりざんがあああああっ!!」 「さあ、おてほんはみせたから、これからはでいぶがやるんだぜ! ごみはあそこのおといれにあつめるのぜ!」 「おと……いれ……?」 まりさが向いた先に、白い器が置いてあった。 その内側に鎮座する見覚えのあるモノ。紛れも無く「うんうん」だった。 「い、い、いやぢゃああああっ!! おぢびぢゃんはうんうんじゃないよおおおおおっ!!」 「おちびちゃんはでいぶのせいでごみになったのぜ。でいぶもごみになりたいのぜ?」 「ゆびぃぃっ!?」 心身ともに痛めつけられた上、孤独となったでいぶは気弱な悲鳴を上げた。 このままでは、自分も「おちびちゃん」と同じ目に遭ってしまう。 ゆっくりできない想いを噛み締めながら、汚れたお飾りを舌で掴み、でいぶは再び「おつむ」を下げる。 「わ、わがりまじだあああ。でいぶ、おぞうじ、じまずううううう」 「ゆっくりしないでやるんだぜ。おにーさーん! まりさのしつけ!じょうずにできたのぜ?」 「悪くないんじゃないか。今日からでいぶにもゆっくりさせてもらえばいい。 ここはでいぶに任せて、日課の散歩に行こうか、まりさ」 「ゆわ~~い! でいぶ、ちゃんとおそうじしてないと、またしつけ!するのぜ! じゃあいってくるのぜぇ!」 「でいぶのがわいいおぢびぢゃあああん。ごべんねえええ。ごべんねえええ。ごべんねえええ……」 まりさと「おにーさん」が退出した広い部屋に、でいぶだけが取り残される。 焼けた「あんよ」は全ての機能を失わなかったが、微々たる速度でしか移動できない。 自らの「おかざりさん」を用いて「おちびちゃん」を「おといれ」に捨てる。この行為は日が暮れた後も続けられた。 でいぶは涙を流しながら、眠りにつく間際まで子れいむ達に許しを乞い続けた。 飼いゆっくり生活は、でいぶにとって「くそどれい」そのものだった。 用が無ければ「とうめいなはこさん」に押し込められ、まりさが外から開けなければ出る事はできない。 「ゆっくりおはようなのぜ! さあでいぶ、きょうもぺーろぺーろするのぜ!」 「ゆっくりおはようございます、まりささま。ぺーろぺーろ、させていただきまずううう……」 朝になって窮屈な箱から出されれば、「かがみさん」の前でまりさの身繕いをすることが一日の始まりだ。 頬や髪の毛、お飾りや「あにゃる」に至るまで、全身くまなく「ぺーろぺーろ」しなければならない。 その際に「かがみさん」に映る自分の姿は、かつて自身の身繕いを任せていた夫まりさの様だった。 「ゆひぃ、ゆひぃ、お、おわりまじだあああ……」 「……ねぐせがなおってないのぜ。こころがこもってないしょーこなのぜ!」 「ゆぶぎゃああっっ!!」 心を込めた「ぺーろぺーろ」は、不思議な力で相手をキレイにしたり治したりできる。 「ぺーろぺーろ」してキレイにならなければ、心が込もってない証拠だと「おにーさん」は言っていた。 それを理由に、至らなければ容赦なく「しつけ!」を受けた。 これに限らずとも、まりさの気分次第で「しつけ!」は何時でも行われる。 時に遊ばれるように、時に八つ当たりを受けるように、非を一身に受け止める事もでいぶの「つとめ」である。 でいぶが夫まりさに行った腹いせのように、まりさが満足するまで「しつけ!」は行われるのだ。 「……ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛……」 「おにーさーん。でいぶがこわれそうなのぜ~」 「加減しろ。死んだら新しいのを調達するのが面倒くさい。生きてればオレンジジュースで大抵治るんだから」 どれだけ傷ついても、でいぶは「おにーさん」に治された。 故にでいぶは、飼いゆっくりの「つとめ」を休みなく続けなければならなかった。 まりさが散歩などに出かけている間は、部屋中を「おそうじ」しなければならない。 道具は自らのお飾り。かつての誉れだったそれは、今や酷く汚れて所々破れてもいる。 何より子供達の死臭が染み付いているようで、「ぺーろぺーろ」で手入れしようという気も起きなかった。 ノロノロと這いずるしか出来なくなった「あんよ」に鞭打って、でいぶはお飾りで床を磨き続ける。 「ごーしごーし、ごーしごーし、ごーしごーし……」 ガチャッ 「たっだいまーなのぜ~! おそうじおわったのぜ? でいぶ!」 「ゆひぃっ!? す、ずびばぜええええん! もうすごじでございまずうううううっ!! ごーしごーし! ごーしごーし! ごーしごーし!」 まりさが帰ってくれば、でいぶは必死に「つとめ」を果たす姿を見せる。 気に入られなければ、大抵はゆっくりできない目に遭うからだ。 「ゆーん、でいぶはのろまなのぜ! まりさがてつだってやるのぜ!」 「げっ、げっごうでずうううっ!! やべでぐだざいいいっ!! ゆんやああああああっ!!」 でいぶは否を訴えるも、髪の毛をまりさに咥えられて床の端から端まで引きずり回された。 かつて夫まりさに磨かせたモチモチお肌が、床を磨く道具にされている。 でいぶは汚辱に悶えるしかできなかった。 「またでいぶを汚したな。まりさ、たまにはぺーろぺーろで綺麗にしてやったら?」 「ゆ~ん。まりさはおべんきょうがいそがしいのぜ~。おにーさん、おふろにいれてあげるのぜ~」 「やれやれ、またか。じゃあまりさ、そこの例文集を読み上げてるんだぞ。次のバッジ更新で金が取れるようにな。 行くぞ、でいぶ」 「ゆひぃぃっ! で、でいぶは、けっこうでずうううっ!!」 「雑巾代わりにされたんだから、洗わないわけにはいかないだろが」 無理矢理の床掃除の後、決まってでいぶの身体は乱暴に水洗いされる。 浴槽に張った水の中に落とされる度、でいぶは永遠にゆっくりするような思いをするのだ。 でいぶの食事は「おにーさん」がまりさに与えた分量から、改めてまりさによって分け与えられる。 その量は多くなく、まりさの気分次第で変動する為、決して機嫌を損ねてはならなかった。 「でいぶ、きょうのばんごはんさんなのぜ! きょうはゆっくりできたから、とくべつなのぜ! よんこからごこにばいっぞう!なのぜ!」 「ゆうぅ……。ありがとう、ございます……」 小皿に盛られた「ゆっくりふーど」は、2以上の数を数えられないでいぶにとって普段より多く見えるような気がした。 現実には身体を満たさない量に変わりなく、味もゆっくり出来る程のものではない。 片や、まりさは色取り取りで沢山の「ごはんさん」を食べている。 ロクに分け与えなかった夫まりさの食事を、でいぶは「ゆっくりふーど」を噛み締める度に思い出した。 こんな食事事情だから、「あまあま」なんて食べられるはずもない。 今も眼前で、まりさが「けーきさん」を「しあわせー!」な表情を浮かべて食べている。 「ゆ、ゆうぅぅ! まりざざまあああっ! で、でいぶに! あまあまをぐざざいいいいいっ! ひどぐぢだげでもおおおおおっ!!」 「いつもいってるのぜ。ゆっくりしてないかいゆっくりにはあげないのぜ。わかるまでしつけ!なのぜ!」 「ゆぎゃあっ!! ゆぎゃあっ!! ゆぎゃああああああっ!!」 でいぶはガマンできなくなる度に必死におねだりする。必ず手痛い「しつけ!」を受けると解っていても。 就寝の時間になれば、「とうめいなはこさん」に押し込められる。 まりさが「ふかふかべっどさん」に横たわれば、「おにーさん」が部屋を暗くして、一日が終わりだ。 しかし、でいぶはすぐに眠る事が出来なかった。 「……ゆ゛っ、ゆ゛ぅっ、ゆ゛え゛え゛え゛え゛え゛ん゛! がいゆっぐりはゆっぐりでぎないよおおおおっ!!」 まりさの前で封じ込めていた、ゆっくりできない想いが、涙となって溢れだす。 防音効果のある箱の中でゆんゆん泣く事がでいぶの日課なのだ。 飼いゆっくりはゆっくりできない。だから、でいぶは思い出の中の「ゆっくり」に浸るしか無かった。 「でいぶににだおぢびぢゃん、ごべんなざいいい、ごべんなざいいいいいっ……」 思い出に浸りながら、でいぶは自ら潰した子れいむ達に詫びる。 自分が飼いゆっくりになるなんて言わなければ、あの「こうえん」で一緒にゆっくりしてたのに。 そして、「こうえん」でのゆっくりした生活を思い浮かべれば、でいぶはより深い悔恨に襲われてしまう。 「ま、まりざあああ。ごべんなざい、ごべんなざい、ごべんなざいいいいいいっ……。 まりざににだおぢびぢゃあああん。ごべんなざいいいいいっ……」 かつて夫まりさを無下に扱った過ちを、自身が無下に扱われて苦しみ抜く毎日の中で、ゆっくり理解してしまった。 夫まりさは、ゆっくりできる「にんげんさんの飼いゆっくり」を捨てて、でいぶと共にゆっくりする選択をしたのだ。 それなのに、でいぶの元に残った夫まりさに、まりさ似の「おちびちゃん」に、取り返しのつかない事をしてしまった。 どんなに苦しめても、夫まりさはゆっくりした表情を崩さなかったのに。自分に食べられるその瞬間まで。 「まりざああああああああっ!! ゆるじでぐだざいいいいいいいいいいいいいっっ!! ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛っ!! ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛っ!!」 思い出に塗れて泣き疲れた頃に、でいぶはようやく眠りにつく事ができた。 このようなゆっくりできない日々は、でいぶの「ゆっくり」を削ぎ落し、失わせていった――。 季節は巡り、まりさの飼いゆっくりとして過ごし続けたでいぶは、新たな「ゆっくり」を見い出していた。 幾分痩せて皺を刻んだにも拘わらず、その表情は、当初に比べ格段にゆっくりしていた。 「おはようございます、まりささま。みづくろいをさせていただきますよ」 「ゆーん。でいぶもぺーろぺーろがうまくなったのぜ~。かっこいいまりさがさらにかっこいいのぜ~」 「ありがとうございます。れいむはまりささまにゆっくりしていただいて、しあわせー!ですよ」 「最近はでいぶも飼いゆっくりらしくなったなぁ。 どうだ、でいぶ。まりさの飼いゆっくりはゆっくりできるか?」 「はい。まりささまがゆっくりすると、れいむもゆっくりできます」 「それは何よりだ。まりさもゆっくりできて学力も上がってるし、これからもまりさの飼いゆっくりでいてくれ。 まりさも、たまには働きに応じてでいぶをゆっくりさせてやれよ」 「ゆん! それじゃきょうからごはんさんをひとつふやすのぜ!」 「……ありがとうございます、まりささま。れいむはしあわせー!です!」 「つとめ」を果たしてまりさがゆっくりすれば、でいぶの身体に自然と「ゆっくり」が湧く。 「おにーさん」も一緒にゆっくりしていれば、より多く「ゆっくり」が湧く。 自分の行いで誰かをゆっくりさせることができる。でいぶには、ただそれだけが心地よかった。 寝る前には、やはり家族達の思い出に涙を流したが、ただ後悔するばかりではない。 もうゆっくりさせる事のできない家族達の分も、まりさや「おにーさん」にゆっくりしてもらおう。 そう想えば、より献身的に「つとめ」を果たす事ができた。 飼いゆっくりの「つとめ」を果たして得る「ゆっくり」は、かつて考えていた飼いゆっくりの「ゆっくり」とは全く違う。 それを享受するでいぶの心は、すでに壊れてしまっていたのかもしれない。 「いよいよ明日はバッジ更新試験日だな。準備は万全か? まりさ」 「だいっじょうぶ!なのぜ! まりさはきんばっじさんになるのぜ!」 「まりささまなら、きっとだいじょうぶですよ!」 でいぶがこの「おうち」に来てから一年が経とうとしていた。 今、飼い主であるまりさが、一つ高みに登ろうとしていた。自信に満ちる主の姿を、でいぶは心から喜ばしく思うのだ。 永遠にゆっくりするその日まで飼い主をゆっくりさせる。それが、でいぶにとっての「ゆっくり」なのだから。 「それでね、おにーさん。まりさおねがいがあるのぜ。 まりさ、きんばっじさんがとれたらあたらしいかいゆっくりがほしいのぜ!」 「飼いゆっくりはでいぶがいるじゃないか。切りが無くなるから増やすわけにはいかない」 「でいぶはあきたのぜ! だからちがうのがほしいのぜ!」 「……俺は構わんが、それで本当にいいのか? でいぶは処分しなければいけないんだぞ?」 「いいのぜ~!」 でいぶの感情は平静を保っていた。 遂にこの日が来たのだ。かつての夫まりさのように、自分に残された最後の「ゆっくり」を捧げ切る日が。 果たして自分にできるだろうか。飼いゆっくりとして得た「ゆっくり」が、でいぶの身体に満ちる。 「だ、そうだ。飼い主のまりさが、でいぶは明日で用済みだとさ。 何だかんだで結構長い付き合いになったが、新しい飼いゆっくりを調達するなら処分せざるを得ない」 「……ゆっくりりかいしました。そのまえに、ただひとつ、れいむにさいごのひとはたらきをさせてください。 まりささまが、ずっとゆっくりできますように」 「ゆん? なにをするのぜ? でいぶ」 「まりささま。れいむのさいごのごほうっこう!です。ゆっくりあじわってくださいね! ……さあ、おたべなさいっ!!」 絶叫と共に、でいぶのゆっくりとした表情が分かたれ、身体が真っ二つに割れた。 真に自らを食べてもらおうと思わなければ成功しない「おたべなさい」を、でいぶは成功させたのだ。 正に、飼い主であるまりさに全てを捧げきった証明である。 「まりさ、せっかくだから食べてやれよ」 「まずそうなのぜ~! おにーさんにあげるのぜ~!」 「いらないなら処分するぞ。代わりの飼いゆっくりは、銀以上で更新できたら調達してやるよ」 「ゆわわ~い!! おにーさん、ゆっくりありがとうなのぜ~! あたらしいかいゆっくり、わくわくたのしみなんだぜ~~~!!」 浮かれるまりさを部屋に残し、「おにーさん」は二つに割れたでいぶを裏庭に運んだ。 「おにーさん」はでいぶの餡子を指ですくい、一口味わう。そして、物言わぬでいぶに告げる。 「……まりさの飼いゆっくり、御苦労サン。最初は使い捨てのオモチャのつもりだったが、よく務めてくれたよ。 美味かったが、俺に食べて欲しいわけじゃないんだろ?」 でいぶの身体は、ゆっくりした表情を崩されないよう、「おにーさん」によって地中に埋められた。 「だ、だがらあああああっ!! なにがのまぢがいなんでずううううううう!!」 「あぁ? 誰がどう間違ったら、銀バッジが何のバッジも取れなくなるんだぁ!? 前日までの模試は、間違いなく金バッジクラスの結果だったはずだがなぁ!!」 っぱぁーんっ 「ゆぶぢゃあああああああああっ!?」 「おにーさん」が繰り出した平手打ちがまりさの左頬を打つ。痛みが餡子中に沁み渡り、のたうち回って悶えるまりさ。 まりさが「ばっじしけん」に落第した昨日から、「おにーさん」は全然ゆっくりしていない。 大切な帽子のお飾りも没収され、まりさはゆっくりできない時間を過ごし続けていた。 「試験の最中まで次の飼いゆっくりの事ばかり考えて、ろくに回答できなかったのは、まりさだろーがっ! でいぶで満足しておけば、こんな結果にならなかったろうに!!」 「ご、ご、ごべんなざいいいいいっ!! づぎは、づぎはがんばりまずがらあああああっ!!」 「駄ゆっくりに次はない。まりさには、俺の飼いゆっくりの飼いゆっくりになってもらう」 「ゆ、ゆああああああああっ!?」 それは、散々酷使したでいぶの無様をよく知るまりさにとって、無慈悲な宣告であった。 そんなゆっくりできない生活はイヤだ。まりさは立ち上がった「おにーさん」の足元に泣いて縋る。 「お、おにーざんのがいゆっぐりは、まりざだよおおおおっ!! ゆっぐりじでねっ! ゆっぐりじでねっ! ゆっぐりじでねええええええっ!!」 「ウゼェ」 「ぶっぢゅうううううぅっ!?」 「おにーさん」の長い「あんよ」に蹴り飛ばされたまりさは、壁にはね返されて部屋の中央に転がされた。 激痛に身悶えつつも、まりさは自分の立場を叫び続けるしかなかった。 「ゆひぃっ! ゆひぃっ! まりざ、がいゆっぐりだよおおおっ! がいゆっぐりだよおおおっ! がいぬじざんをゆっぐりざぜるんだよおおおおおっ!!」 「ああ、存分に俺の飼いゆっくりをゆっくりさせてくれ。 ……お待たせ。狭かったろう、今出してやるからな」 「おにーさん」は、部屋の隅に置かれた外出用「きゃりーばっぐさん」の扉を開く。 いつもはまりさが外出するときに使われるが、今日は空のまま運び出された。 そして先程、帰宅した「おにーさん」が持ち帰ってきたのだ。 そこから現れた、まりさの飼い主とは――。 「うー☆ うー☆ ここがおにーさんとれみりゃのこーまかんなんだど~? おにーさん、ゆっくりしていってね!!」 「ああ、ゆっくりしていってね!」 にこやかな表情を浮かべた捕食種ゆっくりが、部屋の中を羽ばたいた。 その姿に、まりさは本能からの恐怖を露わにした。 「れ、れ、れ、れみりゃだああああああああああああああっ!?」 「う~? あのまりさはなんだど~? ごはんさんだど~?」 「あれはれみりゃの飼いゆっくりだ。食事も兼ねている」 「うー?? れみりゃがまりさをかうんだどー? よくわからないけどゆっくりできそうなんだどー!」 「あとで教えるよ。さ、腹が減ってるだろう。永遠にゆっくりしない程度に吸ってやれ」 「おにーさん、ありがとう!なんだどー☆」 まさか、捕食種の飼いゆっくりにされるなんて。しかも「ごはんさん」でもあるという。 れみりゃは嬉しそうに宙を舞いながら、まりさに向かってゆっくりと間合いを詰めてくる。 手向かおうにも身体がブルブル震えて言う事を聞かない。 まりさは「おそろしーしー」を垂れ流しつつ、程無くして部屋の隅に追い詰められた。 「ゆあっ! ゆあっ! ゆあーーーっっ! や、やべでね! ごないでね! まりざは、まりざはがいゆっぐりなんだよおおおおおっ!?」 「うー☆ れみりゃはどうばっじのかいゆっくりなんだど~。まりさはれみりゃのかいゆっくりなんだど~。 いただきます☆なんだど~っ!!」 油断した訳ではない。しかし、まりさは抵抗する間もなくれみりゃに齧り付かれた。 「おつむ」に突き刺さった牙から、自らの餡子が吸い出されていく。 そのおぞましい感触に、決して覆る事の無い絶望的なゆん生に、まりさは絶叫を上げた。 「ゆ゛ん゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ!!」 完
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ウイーン舞踏会ユーモア ういーんぶとうかいゆーもあ (ANN)ネタ系コーナー。舞踏会に招かれた時に話すべき世間話を送る。
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エカイユ(えかいゆ) 概要 ハーツに登場したキャラクター。 登場作品 + 目次 ハーツ ハーツ 年齢:不詳 性別:女性 声優:彩木香里 チェンの敏腕美人秘書。 優秀な能力を買われ商会のさまざまな仕事をこなしている。 ▲
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名称:〈快癒のマナブレイサー〉 呼称:《かいゆのマナブレイサー》 分類:アイテム>装備品>防具>腕防具(魔法級) 解説 魔法の紋様を刻んだ手甲。魔力を強化する上に、癒しの力も強化する特別な魔法の品である。 持ち主曰くAK社長の類似品よりずっとセンスが良いとのことだが、金の昇り龍が刺繍済み。 アイテム モンスター 用語 冒険者 システム サブ職業 召喚術師 地名 口伝 組織 クエスト 典災 職業 大地人 ゾーン 種族 妖術師 武士 守護戦士 神祇官 施療神官 暗殺者 古来種 盗剣士 武闘家 事件 吟遊詩人 特技 付与術師 森呪遣い 航界種 ダンジョン
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あらしはやめて!! -- 亜里沙 (2009-10-22 13 42 07) うん そうですねぇ〜^3^ 上手いだべ〜! -- 桂 (2009-10-22 13 43 39) ありがとぉww -- 亜里沙 (2009-10-22 13 45 40) 最近来てなかったけど字だけ投稿多くない? -- 亜里沙 (2009-10-22 13 46 02) うん そうだべナぁ〜! 偽も多いだべ〜! -- 桂 (2009-10-22 13 47 56) 偽が一番うざったいだべぇ~~ww -- 亜里沙 (2009-10-22 13 48 38) そうだべぇ〜!!! -- 桂 (2009-10-22 13 50 50) だべ! -- 亜里沙 (2009-10-22 13 51 49) やxほwwww -- 亜里沙 (2009-10-22 15 26 05) もっかいゆーけど -- 亜里沙 (2009-10-22 15 26 18) 荒らしはやめてねぇ~~。。 -- 亜里沙 (2009-10-22 15 26 37) ④時すぎたら、そろばん行ってくるね~。。 -- 亜里沙 (2009-10-22 15 39 11) 名前 コメント
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「ふたば系ゆっくりいじめ 630 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 上/コメントログ」