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題名に行きつくまでの流れを簡単に表現します。 「……お仕事が無いんです」 『町中周って全てにお断りを貰ったのを、一番近くで見てたから知ってるぜ』 「ついでに蓄えも尽きました」 『かれこれ一週間か……あんだけの金でもった方だろうさ』 「さらにこんな約束までしてしまいました」 『何故か相棒名義になっている借金の契約書の事か? 町外れに住んでる独り身の婆さんが、息子を都会の学校にやる為に作った借金を代わりに払わなきゃならねえんだ!?』 「だってあのままだったら息子さんも学校に行けなくなっちゃいますよ!?」 『相棒……脳味噌死んでんのか? 現在進行形で学校どころか明日の食費も無いお前が……どうすんだよ? 期限は三日後! お前が今すぐワリの良い仕事を見つけても返せる額でもねえ』 「うぐっ……ゴメンなさい、バクラさん。」 『こりゃあ……あれしかねえな』 と言う事で…… 『キャロとバクラが宝探し(≒盗掘)をするそうです』 「ここか……人が入った後なし。同業者に先を越されたって事もねえな」 桃色の髪に小柄な少女が睨みつけるのは、滞在する街から数十分ほど入った山の一角 地面から僅かに顔を覗かせる石造りのトンネル。 廃線になったなどの理由で埋められたものではないことが、壁面に輝く古代文字でわかる。 胸に輝くペンダントは千年リング、少女 キャロの体を動かしているのはソレに宿りし魂 バクラ。 盗賊王としての記憶が幾千と荒らした『墓』とこの場所が同じであると彼に告げている。 『確かに私の村の文字に似た……イエ、もっと古い文字だと思います。 でも街の人が誰でも知っているにこんな場所があるんですね?』 自分では絶対に出来ないだろう自分の笑みを見ながら、本来の意識であるキャロはバクラにのみ届く声で呟いた。 確かに今二人がいる場所は山に数十分入らなければ成らない場所だが、目に見えるところに道が通っている。 急遽のキャロがお節介で背負い込んだ借金をすぐさま返済する為に、このような場所の情報を集めれば街の者は誰もがここを告げた。 だが誰もここが特殊なものだと考えていたものは居ない。知りすぎた事実は価値を失い、陳腐に落ちるもの。 「地面に掘った跡なし……足跡は小さな獣? イタチか何かの巣にでもなってるのか?」 動物がすんでいると言う事はイコールで人が近寄っていないと言う事にもなる。 第一、 目の前に僅かに覗く空洞には流石にキャロの小さな体でも入れない。 だからこそ……バクラはキャロの僅かな荷物から長めのロープを取り出した。 それをキョトンとしているフリードの首に絞まらないように、だがとれない様に巻く。 「ほら行け、チビ竜!」 「キャッン!?」 『えぇ!?』 「フリード~行き止まりか、広い場所に出たら戻ってくるのよ?」 「キャウッ!」 「あとね! 縄が無くなったら引っ張るから、そうしたら戻ってくる! いい?」 キャロ、つまり正統な自分の主の説明にフリードは頷き、ズリズリと腹這いに成りながらトンネルへと入っていった。 その様を見送りハラハラするキャロに、バクラは縄を徐々に出すように告げてから、状況を説明する。 『風が出てるから行き止まりじゃねえのは間違いねえ。問題はその距離だ。 そこでチビ竜を潜らせて、埋まっちまっている部分をそのロープで測らせるわけよ。 もし俺たちの力で可能ならば、掘って進入って寸法さ。 OK、相棒?』 「あっはい! でも私とフリードじゃ掘るのに凄く時間が……」 そんな話をしていた時、穴倉から小さな白い物体 フリードが戻ってきた。 安堵してため息をつくキャロから体の支配権を譲り受け、バクラが先の彼女の疑問に答える。 「これなら充分掘れるな……見せてやるぜ! お前の魔法とやらにオレ様の闇の力を加えたスゴ技を!!」 『え?』 キャロの(勿論バクラの意思を宿す)体が手を突き出し、唱えるのは彼女が聴いた事の無い呪文。 召喚系の詠唱に似ているようだがソレが生み出す結果は全く想像できない。 地面に描かれるのはミッド式の魔法陣を見たことが無い文字 古代エジプト文字で飾りつけたもの。 『ヒッ!? これは……』 湧き上がるのは黒き闇、夜よりも尚濃い漆黒。腐臭に似た匂いは凍土のような冷たさ。 その中からカシャカシャと音を立てて現れるのは見事な甲冑の騎士。だが問題があった。 彼らには頭部と呼ばれるものが無い。ついでに鎧の中もガランドウ、ソレが三体。 立派な首なし騎士は三重奏で悲運な呻き声を漏らし、手に持っていた……スコップを動かし始めた。 「掘れ掘れ! 死霊ども!! もしかしたら天国に繋がってるかもしれねえぞ!?」 『「キュウ~」』 「ヒャーハッハ! 大成功だぜ、相棒! この前できたからやってみれば案の定! やっぱりお前の力は本物よ~っておいっ! 聴こえてるか、相棒!!」 盛り上がるバクラを尻目にキャロとフリードの主従は眼前のリアル怪談のお陰で気を失ってしまった。 前へ 目次へ 次へ
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舞ちゃんとはしゃいでいたちっさーが一人になった隙を見計らい、私は彼に声をかけた。 ちっさーに声をかけるまでに、りーちゃんには何をするのか計画を教えてある。 私としては、彼がどんなに無理な注文でも断りにくいだろう脅し文句を考えての誘いで完璧だ。 仮に断ったとしても、それならそれで次はどうしようか考えるまでだけど、その可能性はゼロに近い。 「何、愛理?」 「ん~とね、大したことじゃないんだけど。今度、りーちゃんと一緒に私のおうちにお泊りに来ない?」 「え、えぇ~お泊り? えぇと、何で僕も?」 予想通り、彼は最初に驚きをみせ、困惑した顔で頭を掻いている。 去年にあった三人で私のマンションで何があったかを思い出し、彼としてはそれを避けようとしているのかもしれない。 それ以外にも、女の子二人と泊まることに照れがあるのだろう。 さっきから顔は笑っているが、照れてしまってうまく言葉になっていない。 「何でって、同級生三人で集まって遊ぼうってだけじゃない。それとも夏休みの宿題を教えてあげようか?」 「宿題は教えてほしいけどさ~でも、まずくない?」 「まずいなら誘うわけないじゃない。平気だって~君は心配しないで泊まりに来ればいいの」 「う~ん、でもなぁ~今回は断っておくよ」 断ってきた彼は申し訳なさそうで、両手をあわせ拝むように「ごめん」と一言。 断られてもおかしくはない誘いなのは自分が重々承知なだけに、奥の手はもっている。 奥の手=脅し文句を、今回はなるべく使いたくはなかったのだが、こうなっては使用するのが手っ取り早い。 ちっさー、君には初めから断る権利などないのだよ。 「そう、じゃあまたにするね。これはお節介だけど、ちっさー、りーちゃんにはちゃんと謝るようにね」 「何かしたっけ?」 「君が犬で追いかけて泣かしただろ~あれ、まだ怒ってるよ」 「え、えぇ~マジぃ? でも、あれは番組なんだし、仕方ないって」 「はい、言い訳しない。泣いていたのは確かじゃん。しかもりーちゃんはまだ謝ってもらってないって言うし」 「謝ったと思ったのにな~わかった、りーちゃんにはちゃんと謝っておくよ」 ばつが悪そうそうな顔をして、再び頭を掻き始めるちっさーは叱られた仔犬のようだ。 こういう姿に私はちっさーが可愛いな、と思うのだけれど、そう言うと皆にSだねと言われるのでやめておこう。 自分ではそんなに意地悪なつもりはないのに、りーちゃんや学校の友達からはそう言われる。 少し世間の価値観と違うのかもしれないな、と寂しく思う。 「あっ、ちゃんと謝る機会にお泊り会は丁度いいじゃん。賛成~♪ では、そういうことで決定」 「ちょっと待ってよぉ。僕はまだいいとは言ってないじゃん。今すぐ謝ってくるよ」 「今からよりはお泊り会の方がいいと思うな。だって、時間はたっぷりあるんだから、いくらでも謝れるよ」 「うぅ~ん、わかった。行くよ」 第一段階完了。 しかし、ここで気を抜くのはまだ早い。 問題は彼が男の子である為、どこで寝るのか、ということだ。 さすがにそれには鈍感な彼でも気づいたようで、早速質問がきた。 「お泊りって夜はどこで寝るの? だって、僕は男の子だしまずいんじゃないかな」 「一緒の部屋でいいでしょ。うちのお母さんは”千聖ちゃん”だと思ってるんだし、一人だけ部屋が別だとおかしいじゃん」 そうなのだ、私の親はまず彼が男の子なのに℃-uteの活動をしているとは知らない。 男の子だとバレた場合、私のマネージャーに近い私の母からしたら、彼はまず℃-uteにはいられない。 母が事務所にチクりを入れると、他のメンバーの親も騒ぎたてるだろうことは簡単に予測がつく。 その後は、悲惨すぎて想像したくないので控えるけれど、どうやっても彼には泊まる時、別の部屋はまずない。 泊まるなら一緒の部屋でなければならない。 彼には無垢でありながら、色気のあるりーちゃんの誘惑を味わって苦悩してもらいたい。 ℃-ute最年少の舞ちゃんもあの歳にしてはやたらとつんく♂さんから『一番色気がある』といわれているが、 りーちゃんの色気は同じ女の私も感じるほどなのだ。 それを手を伸ばせば届く距離で、じっくりと感じてほしい。 「お母さんはそれでいいって言うの?」 「いいって言うよ。平気だって。ちっさーは紳士だから、私やりーちゃんに手を出したりはしないでしょ」 「う、うん。それはもちろんだよ。僕は二人にエッチなことはしないよ」 ちょっと焦ってる、顔から汗かいてるもん。 あは、ちっさーったら知らない間にエッチな想像力だけは逞しくなってるみたい。 この前よりもからかったら面白くなりそう。 えりかちゃんやみやと未遂事件はあったわけだし、少しずつエッチには耐性は出来ているのだろうな。 それでも、同じ歳のりーちゃんの色気から逃れられるかしら? ←前のページ 次のページ→
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【小学五年 ―― 5月】 京太郎「(ぬあー…意外と教室掃除に時間食っちまった…)」 京太郎「(なんでこういう日に限ってワックス掛けとかしなきゃいけないんだよ面倒臭ぇ…)」 京太郎「(新子たちには先に言ってもらったけど…待たせてるだろうな…)」 京太郎「(もしかしたら待ちきれずに一局始めてるかも…そうなったらまたあいつらが終わるまで待つしかないし…)」 京太郎「(その前に合流出来るように…いそがないと…)」ダダダッ ??「~っ♪」 京太郎「(あ、やべ…ま、曲がり角から人が…止ま…いや…無理だ…!!?)」 ??「きゃぅっ!?」ドーン 京太郎「いてて…」 京太郎「…じゃねぇ!ごめん。大丈夫…だった…か…」 ??「は…ぅ…」カァァァ 京太郎「(お、俺の手が…下敷きになった女の人の胸に…)」 京太郎「(や、柔らかい…それに…温かい…)」フニフニ 京太郎「(ちょっと固いけど…これ…ブラジャー…って奴なのか?)」 京太郎「(でも…こうやって服越しでもずっと揉んでいたくなるというか…)」 ??「あ、あの…」 京太郎「」ハッ 京太郎「ごっごごごごごごめん!!!!」シュバッ 京太郎「お、俺、急いでて!だ、だから…曲がり角出てくるなんて思ってなくて!」 京太郎「え、えと、後、柔らかくて!暖かくて!き、気持ち良かった!!」 ??「……」 京太郎「」ハッ 京太郎「(な、何を言ってるんだよ俺はああああああ!?)」 京太郎「(こ、こんなんじゃただのエロガキみたいじゃねぇか!!!)」 京太郎「(いや、興味ないといえば嘘になるけど…嘘になるけどさ!!)」 京太郎「(でも、わざわざこんな引かれるような事言わなくったって良いだろうが!!!)」 ??「……」モジモジ 京太郎「(案の定、反応ないしな!!!)」 京太郎「(いや、そりゃ出来ねぇよ出来る訳ないって)」 京太郎「(これで許してくれるのなんて高鴨くらいなもんだっての)」 京太郎「(新子でも張り手の一発くらいは飛んでくるだろうしな…)」 京太郎「(そんな事を初対面の相手にやらかしたんだから…終わった…)」 京太郎「(俺はこれから一生、変態スケベと呼ばれながら生きていくしかないんだ…)」 ??「き、君も…」 京太郎「(…でも、せめてちゃんと詫びる事くらいはしとかないとな…)」 京太郎「(エロガキ呼ばわりは避けられないけど…やっちまった事はやっちまったんだから)」 京太郎「(何を言われても許してもらえるように頭を下げる準備を…)」 ??「…君もおもちが好きなの?」 京太郎「……は?」 ??「おもちって良いよね!人生を豊かに彩ってくれる最高の肌さわりだよ!」 京太郎「お、お、おぉう…」 ??「色艶張り柔らかさそして吸い付き!!どれをとっても女の子の中で最高の部分だよね!!」 京太郎「い、いや、触ったことないから分かんな…」 ??「ううん。隠さなくて良いよ。私もおもちマイスターとして君には引かれるものを感じるから!」 京太郎「ま、マイスター?」 ??「専門家って事だよ、同志!!」 京太郎「いや…別に俺専門家って訳じゃ…」 ??「…え?じゃあ、おもち嫌いなの?」シュン 京太郎「い、いや…べ、別に嫌いって訳じゃないけど…」 ??「じゃあ、好き?」 京太郎「そ、そもそもそういうの興味ねぇよ!」カァァ ??「え…でも、さっき…」 京太郎「あ、アレは忘れろ!!!」マッカッカ 京太郎「お、俺も…いまのセリフ全部、忘れるから」 ??「でも…」 京太郎「い…良いから!…つか…どれだけまくし立てても顔真っ赤なのは隠せてねぇし」 ??「~~っ」マッカッカ 京太郎「お、俺が悪かったからさ…そ、そんな風に照れ隠ししなくて良いから」 京太郎「つか…出来れば、俺に怒ってくれた方が…まだ気が楽って言うか…」カァ ??「う…うぅぅ…でも…わ、私も不注意だったし…」 京太郎「つっても…廊下走ってた俺が悪いんだよ。その上…ほら、あんな…事まで言ったし…さ」 京太郎「だから…そんな風に無理してキャラ作らなくても良いんだって」 ??「…え?」 京太郎「え?」 ??「…キャラ?何の事?」 京太郎「いや…だから、さっきのおもちだのマイスターだの…」 ??「え…?」 京太郎「…えっ?」 ??「…べ、別に…そういうキャラ作ってる訳じゃないんだけど…」 京太郎「なにそれこわい」 ??「…っ」ジワッ 京太郎「わ、わー!?ち、違うから!べ、別に馬鹿にしたとかそういうんじゃないから!!」 ??「でも…私の事…変って…」 京太郎「い、言ってない言ってない!お、おもちは素晴らしいもんな!!」 京太郎「男でも女でも皆大好きだからな!!憧れの的だもんな!!」 京太郎「だから、好きでもおかしくないって!マイスターは子どもも憧れる夢の職業だって!!」 ??「…そう?」グスッ 京太郎「そうそう!あそこまで語れるなんて流石マイスターだなー憧れちゃうなー」 ??「……えへへっそれほどでもないのです!」ドヤァ 京太郎「…ふぅ…」 ??「…でも、嬉しいな」 京太郎「ん?」 ??「初めて会った子にそこまで言って貰えるとは思ってなかったから」ニコ ??「皆ね。私の事変だって言うから…ちょっと最近、落ち込んでて」 ??「だから、ああやって言ってくれて嬉しかった」 京太郎「あー……うん。そっか」 京太郎「…でも、一言だけ言うとな」 ??「うん?」 京太郎「あんまり初対面の相手におもちだのなんだのは言わない方が良いぞ」 ??「…べ、別に私だって…初対面の人にすぐさま語ったりしないよ」 ??「さ、さっきは…その…色々あってテンパってたから…」 京太郎「…あー…ごめんな」 ??「い、良いよ。気にしてないし」 ??「そ、それに…わ、私の胸…気持ち良いって言ってくれたし…っ」アセアセ ??「私、じ、自分でもたまに揉んでるんだけど自分のがどれだけ気持ち良いのか分からなくって…」ワタワタ ??「だ、だから…あんな風に言ってくれて嬉しかったから…」アセアセ 京太郎「あー…まぁ…とりあえず…な…色々いいたいけど…落ち着け、深呼吸しろ」カァァ 京太郎「今、お前すっげー事言ってるから!本当は隠さなきゃいけない事まで言ってるから!」 ??「すーはー…すーはー…」 京太郎「…落ち着いたか?」 ??「う、うん。ごめんね」 京太郎「いや…別に…俺何もしてないし…」 ??「でも…落ち着くまで待ってくれてありがとう」ニコ 京太郎「う…そ、それより…お前も子ども麻雀教室目当てか?」 ??「うん。良くわかったね」 京太郎「そりゃまぁ…中学の中に私服で入ってる訳だしな」 京太郎「それに俺も目的地同じだし…良ければ連れてってやろうか?」 ??「本当!?嬉しいっ!」 京太郎「あー…い、いや…まぁ、さっきのお詫びだし…」プイッ 【子ども麻雀教室前】 京太郎「ここだぞ」 ??「へぇ…結構立派…」 京太郎「廃部になった麻雀部を流用して使ってるから中も結構本格的だぞ」 ??「中から色んな声が聞こえてくるもんね」 京太郎「この一ヶ月で大分生徒も増えたからな。レジェンドも大変そうにしてるよ」 ??「あ、レジェンドって、晴絵さんの事?」 京太郎「おう。ってなんだ。レジェンドの知り合いだったのか?」 ??「一時期、麻雀を教えてもらってたりしてたのです」ドヤァ ??「筋が良いって褒められたりもしたんだよ」 京太郎「へぇ…そりゃ凄い。俺なんか今まで一度も褒められた事ないのに」 ??「あはは。晴絵さん結構、スパルタだもんね」 京太郎「まぁ、その分、強くなってるからいいんだけどさ」 京太郎「って、無駄話はここまでにしてそろそろ入るか」 ??「はーい」 ―― ガラガラ 京太郎「おーい、レジェンド。新入生連れてきたぞー」 晴絵「だからレジェンドって呼ぶなって…あ、玄」 ??「お久しぶりです!晴絵さん」 晴絵「おーおー…大きくなって」 晴絵「…憧と比べるとちゃんと一部分も大きくなってるね」マジマジ ??「えへへ。ちゃんとお姉ちゃんの分も一緒に毎日お手入れしてますから」 憧「つーか、聞こえてるからね、晴絵さん」 晴絵「おぉ、怖い怖い。で、ここに来たって事は玄も…」 ??「はい。旅館のお仕事が一段落ついたのでまた教えてもらおうと思って」 晴絵「おっけー。うちは何時でもウェルカムだよん」 晴絵「…と言っても玄相手に普通の子は中々、辛いからねー…」 晴絵「憧ー?」 憧「何?あたし、ようやくやって来たそこの馬鹿にお仕置きするのに忙しいんだけど」 京太郎「ちょ…ひ、ひどくね!?」 憧「うっさい。勝手に始めちゃアンタがさびしがると思って待ってたのに…女連れでやってくるなんて…」 京太郎「ご、誤解だっての!さっき会ったから連れてきただけだって!」 穏乃「でも、それにしちゃ遅くなかった?」 京太郎「う…」 ??「それは…」 京太郎「わ、わー!い、良いから!とにかく…待たせて悪かった!」 京太郎「だから、急いで麻雀やろうぜ!えっと…」 ??「あ、そういえば自己紹介まだだったね」 玄「私、松実玄。よろしくね」 京太郎「お、おう。俺は…須賀京太郎。よろしくな、松実」 玄「あ、出来れば玄って呼んで欲しいな」 玄「私、お姉ちゃんがいるからややこしいし」 京太郎「いや…でも…」 玄「いいからいいから。その代わり、私も京太郎君って呼ばせてね」 憧「むっ…」 京太郎「あー…分かったよ、玄」 玄「えへへ…じゃあ、やろっか。…ってあれ?憧ちゃんなんでそんな不機嫌なの?」 憧「なんでもなーい…」ムスッ 玄「ロン。満貫」 玄「ツモ。8000オール」 玄「ロン。三倍満だから…36000だね」 京太郎「うぼぁ」 穏乃「うぐぅ」 憧「ひぎぃっ」 京太郎「い、いや…お、おかしいだろ!なんで、ドラは全部そっちに行ってるんだよ!!」 穏乃「え?これが積み込みって奴なの?」 憧「いや、これ全自動卓だから…でも…明らかにおかしいでしょこれ…」 晴絵「あちゃー…憧でもダメだったか…」 憧「晴絵さん…って事はなにか知ってるの?」 晴絵「うん。玄がやってるのはイカサマでも何でもないよ」 晴絵「卓にある全てのドラは、全部玄に集まるようになってるだけ」 京太郎「…は?」 穏乃「えー…なにそれずるい」 憧「いや、ずるいってか…あり得ないでしょ」 憧「そんなの今まで聞いた事ないし…」 晴絵「じゃあ、憧は説明出来る?」 晴絵「今日始めて顔を出した玄の所にだけドラが集まって」 晴絵「他の子には一枚もドラが来ないなんて現象を作り出せる理由が」 憧「それは…出来ないけど…」 晴絵「…憧、世の中にはね。理屈では説明出来ない力を持った子がいるの」 晴絵「私はそれをインターハイの時に知った。…ううん。知らされてしまった」ギュッ 憧「…晴絵さん」 晴絵「…だから、憧はそういうのと向き合って欲しい」 晴絵「知らされるんじゃなくて…既に知っていて…心構えが出来ているように」 憧「…わかったわよ…」 玄「えっと…なんかごめんね。私の所為でおかしな空気になっちゃって」シュン 玄「でもね。私…本当にイカサマなんてしていないの」 玄「昔…お母さんにドラは大事にしてあげなさいって言われてから捨てられなくて…」 玄「そうしている内にドラの方が私の所に集まってくるようになって…」 京太郎「…いや、別にイカサマを疑ってる訳じゃねぇよ」 穏乃「そうだよ。晴絵さんが嘘吐く事なんてないし」 京太郎「それに…まぁ、ドラが来ないって分かってればやり方は幾らでもあるしな」 穏乃「え?そうなの?」 憧「しず…あんた…」 穏乃「う…い、いや、だってドラって手軽に点数あげられるじゃん」 穏乃「実際、さっきの高い点数ばっかりであっという間に箱割れになっちゃったし…」 憧「でも、ドラが確実に玄さんの所にあるって考えれば、普通の相手より手も想像しやすいでしょ?」 憧「自然、そこから放銃を狙う事だってしやすくなるって訳」 穏乃「あっ…」 京太郎「そうそう。だから、卑怯なほど強いって訳じゃない」 京太郎「幾らでも対処の仕方はあるんだから、俺達が強くなれば追いつける相手だって」 穏乃「そっか。うん…そうだよね!」 晴絵「…へぇ」 玄「…いいの?」 京太郎「ん?」 玄「いや…だって…私、一人だけズルしてるようなものだし…」 京太郎「でも、わざとじゃないんだろ?」 玄「勿論だよ!」 京太郎「だったら、別に良いじゃんか」 京太郎「玄も麻雀したくてここに来てるんだろ?だったら、やろうぜ」 穏乃「そうだよ。さっきのリベンジもしたいし」 憧「そうそう。やられっぱなしは趣味じゃないし」 玄「…あ…皆……あ、ありがとう」ウルッ 京太郎「な…なんでまた泣くんだよ…」 玄「だ、だって…私、今まで同い年の子と打っても…ズルだって言われて…」 玄「晴絵さんや望さんたちくらいしか一緒に麻雀してくれなかったから…」グスッ +2 00~30 必死に言葉を探したが、先を越された 31~60 何とか泣き止ます事が出来た 61~99 とりあえずハンカチを手渡した とりあえずハンカチを手渡した 京太郎「あー…もう。ほら、使えよ」 玄「ごめん…」グスッ 京太郎「別に良いって。ハンカチなんて持ってても使わないし」 京太郎「普段持ってるのも何処かのお節介がうるさいからだからな」 憧「それくらいエチケットの基本でしょ…ったく…」 京太郎「…ま、だから、気にせず使えよ」 京太郎「んで、終わったら、一杯打とうぜ」 京太郎「今まで出来なかった分くらいはそこにいるお節介たちも付き合ってくれると思うからさ」 憧「…当然でしょ」 穏乃「うんうん。一緒に麻雀楽しもうよ!」 玄「…うんっ!」 【System】 松実玄の思い出が2になりました。 松実玄の好感度が3あがりました。 晴絵「ちょっとちょっと…須賀君?」 京太郎「ん…レジェンド、どうした?」 晴絵「いやー今日、格好良かった須賀君に色々と聞きたい事があって」 京太郎「別に…当然の事やっただけだっての」 晴絵「その当然の事をその年で恥ずかしがらずに出来るのが凄いと思うんだけどねー」 晴絵「或いは…その年故かもしれないけどさ。いやー青春だねー若いねぇ」 京太郎「話ズレてんぞ、レジェンド」 晴絵「…なんか須賀君、最近、私に対して対応セメントじゃない?」 京太郎「一ヶ月もすりゃ新子が言ってた事も理解出来るようになるからな」 京太郎「んで、聞きたい事ってなんなんだ?」 京太郎「俺、これから新子や高鴨を送ってかなきゃいけないから手短に頼むぞ」 晴絵「もー本当、イケメンなんだからぁ」 京太郎「…よし。帰るわ」 晴絵「ちょ、まってまって!結構、大事な話だから!」 晴絵「まぁ…聞きたい事ってのはさ。須賀君がどういう雀士になりたいかって事よ」 京太郎「…どういう雀士?」 晴絵「穏乃もそうだけど…最近の君は特に成長著しいからね」 晴絵「だから、ここいらで一つ進路希望的なものを聞いておこうと思って」 京太郎「つっても…俺、まだ麻雀初めて一ヶ月ちょっとだぞ?」 京太郎「憧には未だ負けっぱなしだし…そんな奴に聞くような事なのか?」 晴絵「だからこそ、よ」 京太郎「え?」 晴絵「…今日、須賀君も知ったでしょ?思い入れというのは時に強い力になる事を」 晴絵「これから須賀君が麻雀を続けていくなら…そういった思い入れの力と言うのはあった方が良い」 晴絵「そしてそれは出来るだけ幼い頃の方から熟練させていった方が生まれやすいの」 晴絵「…だからこそ、聞くわ」 晴絵「須賀君、君はどういう雀士になりたい?」 京太郎「俺は…」 京太郎「(そんな事…考えた事もなかった)」 京太郎「(今まで麻雀やってるのはただ新子に勝ちたかったからだし…)」 京太郎「(負けて…悔しくて…でも、それ以上に楽しいからだった)」 京太郎「(だから…そんな事言われても…正直、困る)」 京太郎「(そんな目標なんて…今までになかった)」 京太郎「(…だけど…その中で一つ…柱のようなものがあるのだとすれば…)」 京太郎「(俺は…格好良い大人になりたいし…格好良い雀士になりたい)」 京太郎「(別に勝てなくたって良い。強くなくたって良い)」 京太郎「(ただ…あのお節介たちの横に並び立てるような…そんな奴になりたいんだ)」 京太郎「(だからこそ…俺は…)」 ※これ以降の京太郎の能力を決める重要な安価です。数字でお選び下さい。 1.ひたすら和了続けるタイプの雀士 2.高火力で相手を吹き飛ばすタイプの雀士 3.相手を和了らせないタイプの雀士 相手を和了らせないタイプの雀士 京太郎「…今日の事で分かった事が一つある」 晴絵「ん?」 京太郎「玄みたいな相手が世の中に沢山いるんだとしたら…重要なのは防御だって」 晴絵「まぁ、どれだけ和了っても玄はそれ以上に取り返すタイプだからね」 京太郎「あぁ。でも、振り込みさえしなければ点差が大きく離される事はない」 京太郎「その間に細かい手で和了ったりすれば、玄の高打点を活かす事は難しくなるしな」 晴絵「ふんふむ…なるほど。思った以上に堅実なんだ」 京太郎「俺は新子ほど上手くないってだけだよ」 京太郎「あいつはすげぇよ。二局目からはもう玄の能力に対応してた」 京太郎「でも、俺はそういうの出来なかったし…だからさ」 晴絵「んー…須賀君も十分、強いと思うよ」 晴絵「今、この教室で三番目か四番目くらいなんじゃないかな」 京太郎「それでも俺にとっての目標は打倒ナンバーワンの新子憧だから」 晴絵「中々、高いの掲げるねぇ…」 京太郎「うっせ。…で、話は終わりか?」 晴絵「うん。ごめんね、引き止めて」 京太郎「いや、良いよ。それじゃ、またなレジェンド。大学遅刻すんなよ」 晴絵「しないってーの」クスッ 【System】 須賀京太郎はスキル【防御重視の打ち筋】を手に入れました。 このスキルは自身以外の和了判定に-5かけ、直撃判定に-10の補正をかけます。 ただし、使うかどうかはまだ分かりません。
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ダブルクロス The 3rd Edition PL名:あきなし桜 「……しまった。また怒られるな…」 ――“先鋒刺刀” 三田 冬樹 自分用に緑茶を淹れようとして割ってしまった茶碗と急須を見つめてため息をつきつつ。 【基本情報】 名前:三田 冬樹(さんた ふゆき) コードネーム:“先鋒刺刀(せんぽうさすが)” 年齢:20歳 性別:男 星座:山羊座 身長:191cm 体重:89kg 血液型:B型 ワークス:防衛隊員 カヴァー:大学生 兼 UGN協力者 ブリード:ピュアブリード シンドローム:キュマイラ エフェクトアーカイブ:適用 リンケージマインド:適用 【能力値】 肉体:6 白兵 Lv4 回避 Lv1 運転:二輪 Lv1 感覚:1 射撃 Lv1 精神:1 社会:2 情報:軍事 Lv1 【ライフパス】 出自:姉妹 経験:小さな名誉 邂逅:好敵手 覚醒:憤怒(侵蝕値:17) 衝動:破壊(侵蝕値:16) 基本侵蝕値:33 HP:33 行動値:3 戦闘移動:8 全力移動:16 常備化ポイント:4 財産ポイント:1 【ロイス】 Dロイス「羅刹」:攻撃力に常に+8 三田 春樹 P:幸福感 N:不安 四辻 由梨 P:純愛 N:脅威 【エフェクト】 No : 名称 : Lv : タイミング : 技能 : 難易度 : 対象 : 射程 : 侵蝕 : 制限 : 効果 — : リザレクト : 1 : オート : - : - : 自身 : 至近 : 効果 : - : (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 — : ワーディング : 1 : オート : - : 自動 : シーン : 視界 : なし : - : 非オーヴァードをエキストラ化 01 : コンセントレイト キュマイラ : 2 : メジャー : シンドローム : - : - : - : 2 : - : CT値-LV(下限値 7) =キュマイラ= No : 名称 : Lv : タイミング : 技能 : 難易度 : 対象 : 射程 : 侵蝕 : 制限 : 効果 Cu.01 : 完全獣化 : 1 : マイナー : - : 自動成功 : 自身 : 至近 : 6 : - : シーン中【肉体】判定のダイス+[LV+2]個。アイテム使用不可。 Cu.02 : ハンティングスタイル : 1 : マイナー : - : 自動成功 : 自身 : 至近 : 1 : - : 戦闘移動。離脱可。エンゲージすり抜け封鎖無効。シーンLV回。 Cu.03 : 破壊の爪 : 1 : マイナー : - : 自動成功 : 自身 : 至近 : 3 : - : 素手データを武器欄の通りに変更 Cu.04 : セントールの脚 : 1 : マイナー : - : 自動成功 : 自身 : 至近 : 2 : - : シーン中、戦闘移動の距離に+[LV×5]mする。マイナーで解除 Cu.05 : フルパワーアタック : 1 : セットアップ : - : 自動成功 : 自身 : 至近 : 4 : 80% : ラウンド中、白兵攻撃+[LV×5]。【行動値】0。 Cu.06 : 獣の力 : 1 : メジャー : 白兵 : 対決 : - : 武器 : 2 : - : 白兵攻撃の攻撃力+[LV×2] =イージーエフェクト= No : 名称 : Lv : タイミング : 技能 : 難易度 : 対象 : 射程 : 侵蝕 : 制限 : 効果 01 : 超人的代謝 : 1 : 常時 : - : 自動成功 : 自身 : 至近 : - : - : すごく健康。 Cu.02 : 鋭敏感覚 : 1 : メジャー : - : 自動成功 : - : - : - : - : 一時的に犬の嗅覚や鳥の視力などを手に入れる。GM指示で 知覚 判定 【武器】 名称 : 種別 : 技能 : 命中 : 攻撃力 : ガード値 : 射程 : 常備化 : 解説 《破壊の爪》 : 白兵 : 白兵 : 0 : Lv+8 : 1 : 至近 : - : 侵蝕率100%超えで、攻撃力が上昇することに注意。 : : : : : : : : : : : : : : : : 【防具】 名称 : 種別 : ドッジ : 行動 : 装甲値 : 常備化 : 解説 : 防具 : : : : : : : : : : : 【一般アイテム】 名称 : 種別 : 技能 : 常備化 : 解説 思い出の一品:キーホルダー : その他 : 意志 : 2 : 達成値に+1。妹が買ってくれた日本刀モチーフのもの。 コネ UGN幹部 : コネ : 情報 UGN : 1 : ダイスに+2 カジュアル : その他 : - : - : どこへでもジャージでうろうろ。 アクセサリー : その他 : - : - : 包帯とか絆創膏もある意味アクセサリー? 携帯電話 : その他 : - : - : ふつうのスマホ。使いこなせてはいない。 【コンボ】 「剣心一如」 《完全獣化》+《破壊の爪》+《ハンティングスタイル》+《セントールの脚》 条件 タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕値 攻撃力 判定 効果など ~99% マイナー 白兵 自動成功 自身 至近 12 17 - 【肉体】判定+3d、ガード値+1、戦闘移動、移動距離+5m 100%~ マイナー 白兵 自動成功 自身 至近 12 17 - 【肉体】判定+4d、ガード値+1、戦闘移動、移動距離+10m 「無刀取り【残心】」 《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》 条件 タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕値 攻撃力 判定 効果など ~99% メジャー 白兵 対決 - 武器 4 19 9(+B)dx8+4 100%~ メジャー 白兵 対決 - 武器 4 22 10(+B)dx7+4 「無刀取り【止心】」 《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》 条件 タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕値 攻撃力 判定 効果など ~99% メジャー 白兵 対決 - 武器 4 24 9(+B)dx8+4 ※セットアップ時《フルパワーアタック》 100%~ メジャー 白兵 対決 - 武器 4 32 10(+B)dx7+4 【設定等】 びっくりするほどお節介、でも無愛想。 見た目が傷だらけで縦にでかくてそこそこムキムキ。 高火力で敵を文字通り叩き潰す、シスコン気味のお兄ちゃん。 どら焼きが好きで餌付けにちょっと弱い。食べる量がすごい。 【コンセンサス】 ●とてもやりたいこと ●NGなこと
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佐「やあキョン。こんな所にいたのかい」 キ「よう、佐々木じゃないか……うわ」 佐「親友を見るなりいきなりうわあ、とはご挨拶だね」 キ「誰だって驚くだろ。どうしたんだそれ。凄くバカみたいだぞ」 佐「九曜さんの仕業さ。心配しなくても僕と君を含めた関係者にしか見えないようだよ」 キ「ふーん……。それにしてもどうなってんだその、旗? 頭に刺さって……あっ」 佐「くっくっ、流石はキョンだ。触れるだけで折れてしまうとは」 キ「どうしようこれ。脳に繋がってたりしないよな。ってうわ。生えてきた」 佐「幾らでも生えてくるよ。これは俗に言うフラグというやつさ」 キ「フラグって……。つまりそういう意味での、あのフラグ?」 佐「うん。橘さんが計画したらしくてね。どうやら彼女達なりの応援のつもりらしいよ」 キ「応援て……なんの応援だよ。なんかの大会でも出るのか」 佐「あ」 キ「あ」 佐「折れたね。」 キ「え? 今の俺か? ってまた生えてきたし」 佐「くく、これを具現化したときに僕が君と出会ってから折られたフラグも全て出てきたんだけどね」 キ「そりゃ気持ち悪そうな光景だな」 佐「余りに多かったので数えてみたら、驚きだよ。一日に六、七回は折られている計算になるんだ」 キ「うわあ」 佐「まったく、君という人間の業の深さを思い知らされるよ」 キ「なんだそりゃ。というか何で俺なんだよ。他の奴が折ったのかもしれないじゃないか」 佐「あ」 キ「あ」 佐「折れたね」 キ「俺なのかなあ……。んで、佐々木はこれを見せに俺を探してたのか」 佐「それもあるけどね。今日は君たちの活動が無いらしい、と橘さんに聞いたんだが」 キ「ああ、久しぶりの真っ当な休日だ」 佐「よければ、僕と遊びに行かないかな? 僕も彼女らのお節介のせいで暇なのさ」 キ「ふうん。まあいいぜ。せっかくだしな」 佐「……え? 本当? ほんとに?」 キ「どっちにしろ今日は長門と約束してるんだ。三人でぶらぶらしようぜ」 佐「あ」 キ「あ」 キョン「よう、長門……ってお前もか!」 長門「コク」 キョン「佐々木も一緒だけどいいよな?」 佐々木「あ」 キョン「あ」 長門「あ」 佐々木「キョン………」 キョン「え?長門のが折れたの俺のせい?」 長門はダイヤモンドの瞳を輝かせ、何故か怒っているように思えた。何でだろうかね。 そして、俺達は三人で図書館で勉強した。二人のオーラが見えるのは俺の気のせいか? 「佐々木、これはどういう意味かわかるか」 ニョキニョキ ――フラグが立ったよ。小さいけど 「君から接触してくれるなんて光栄だよ。くつくつ」 数分後 「この本を返して、別の本を借りたいので、一緒についてきて欲しい」 「良いぞ、長門」 ――今度は長門にフラグが立ったよ 「その本が欲しい」 俺が手を伸ばしても届かない。梯子も無いし 「あなたが私を抱き上げれば可能」 ―――今度はでかいフラグが 「心配無い。体重は操作する」 そうだ、あそこにいる司書のお姉さんに頼もう 「お姉さん、梯子はありませんか?」 大学生と思われる司書さんはいたずらっぽく笑った。 「あなたが彼女さんを抱っこすれば良いのじゃないの?」 「彼女というわけじゃないです」 ―――ボキ、長門のフラグが音をたてて折れた 「梯子ありがとうございます。美人のお姉さん」 司書さんは、俺の社交辞令に少し顔を赤らめた。 ―――あ、司書さんにもフラグが、 長門が睨むよ―。今度長門に立ったフラグは不吉な雰囲気を示すような真っ黒な。今までは全てピンクだったけど 「今度は僕が新しい本を借りるので付いてきて欲しい」 佐々木とも同じようなやり取りがおこなわれ、また黒いフラグが もしかして、空気を変えた方が良いか? 「この前、街でばったりハルヒと会って、強引に映画を奢らされて、参ったよ」 ―――ニョキニョキ、佐々木と長門にまた黒いフラグが 「ハルヒのリクエストでホラーを見たのだが、怖がって抱き付いてきて、おかげで映画に集中できなかったよ。」 「ほう、それは良かったね」ビキビキ 「フケツ」 ―――また二人に黒いフラグが 「ハルヒも女の子らしい所あるんだな。少しドキッとしたよ」 ―――二人に巨大な黒いフラグが その時、西日の差す教室で、朝倉に刺さったピンク色のフラグが折れ、代わりに真っ黒な巨大フラグが立つ光景が、走馬灯のように浮かんだ。 俺もしかして墓穴掘っている? 「どうだ、そろそろお昼にしないか?俺が奢るよ」 ―――とたんに、黒いフラグが折れ、ピンク色のフラグが立った 「CoCo壱が良い」 「僕は何でも良いよ。くつくつ」 その後、二人に小物を買ってやったり、俺の家でゲームしたり、一緒に夕飯を食ったりした。 その度にピンクのフラグが立ったり折れたり、時々黒いフラグが立ったり折れたりした。 次の日 何だ?谷口、黒いフラグ立てて 「昨日のことは涼宮に黙ってやるから、何か奢れ。この二股いや三股野郎」
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洋榎「なんや京太郎くん微妙な表情して、お宅の部長にでもいじめられたか。そやったらウチが」 京太郎「お気遣いはうれしいですけど違いますから。それに部長だって毎日部長というわけでは」 洋榎「部長いう単語にさらっとテリブルな意味合込める京太郎くんが好きやで。うちの子になり」 京太郎「またそんな軽口を言って洋榎さんは。あなたに胸があったら付いていったところですよ」 洋榎「目上に対しては言葉を選べやおっぱい星人コラ! 寄せて上げるタイプやっちゅうねん!」 京太郎「ちょっと離れてくださいよ。とても大きくて柔らかいおっぱいが背中に当たりますから」 洋榎「棒読みやめ!」 京太郎「だけどやっぱり洋榎さんにもおっぱいあるんですね。なんか変な気分になってきました」 洋榎「ホ、ホンマか!? そやったら京太郎くんの寂しい夜に不肖・愛宕洋榎がオカズを添えて」 京太郎「ウッ。めまいが」 洋榎「変な気分てそういう意味かい! 泣くほど嫌だったんか、ウチのなけなしのおっぱいが!」 京太郎「冗談ですよ洋榎さん。たしかに小さいですけどちゃんとエッチな気分になりましたから」 洋榎「スススス、スラックスの前が持ち上がっとる!? ハンドパワーの使い手やったんか!?」 京太郎「イエイ」 中堅さんと忠犬さん 第四話「ちっちゃいけどすごいんだよ」 胡桃「助けてほしいなんて一言も言ってないもん! むしろ勝手なことされて迷惑っていうか!」 塞「その割にさっきから飲まずに缶を撫でてるみたいだけど。ほんとうの気持ちは別だったり?」 胡桃「うるさい! 自販機のボタンを押してもらったくらいで好きになったりしないんだから!」 エイスリン「チョロイ!」 胡桃「ちょろくないってば! 見てなさい、こんな缶ジュースなんか一気飲みしちゃうからね!」 塞「その心意気やよしって感じだけど、コーラを一気飲みするのはなかなか難しいんじゃない?」 胡桃「なせばなるもん!」 塞「おお、いい飲みっぷり。炭酸をものともしないのは私もちょっとビックリだぞ鹿倉大先生」 胡桃「ふっふっふ、飲み終わったアルミ缶なんてこうだ! ぐしゃ!」 塞「御見それしたよ、胡桃は一度決めたら頑固だな。両手で一生懸命潰したのもポイント高いぞ」 胡桃「あんなカッコイイだけのお節介なノッポだって私の手にかかればこのアルミ缶みたいに!」 京太郎「あ、さっきの女の子」 胡桃「ヒッ!? 私の王子様!?」 京太郎「なんか空き缶ぐしゃぐしゃにしてるけどこの子で間違いありませんよ。さすが洋榎さん」 洋榎「そやろー、流石やろー? 参加選手で自分の腰くらい小さい子いうたからピンときたんや」 塞「あなたはたしか姫松の愛宕洋榎ちゃんだよね。だったらこの男の子も姫松の生徒さんかな?」 京太郎「俺は清澄高校一年の須賀京太郎です。こちらの愛宕洋榎さんとは一切関係がありません」 洋榎「え、なんで執拗に繋がりを否定してん?」 塞「愛宕洋榎ちゃんとは一切関係がない須賀京太郎くん。さっきは胡桃を助けてくれてありがと」 洋榎「ちょっと」 京太郎「いえいえ。突然走り去られたので何かマズいことをしたかとむしろ心配していましたよ」 塞「滅相もないよ。胡桃ったらお礼を言えなかったことを気にしてるのかさっきから君のことを」 胡桃「京太郎くんの前で余計なこと言わないで! たしかにお礼は言いたかったけど別にそんな」 洋榎「京太郎くん?」 胡桃「…………」 洋榎「出逢うて間もない男の子を下の名前で呼ぶなんて、ませたチビッコもおったもんやなあ?」 京太郎「洋榎さん」 洋榎「ウチかて京太郎くんと知り合うて数日の身やけど、あんたみたいなチョロインよりずっと」 京太郎「無視はいけません、罰としておっぱいを揉ませてもらいます。というか既に揉んでます」 洋榎「あひん!?」 京太郎「聞けばどうも胡桃さんの方が年上らしいですから、どう呼んでもらっても構いませんよ」 洋榎「あかんて京太郎くん、ボインは赤ちゃんが吸うためにあるんやで! それにこない人前で」 京太郎「こうして知り合えたのも何かの縁でしょうし、どうぞよろしくお願いします。胡桃さん」 塞「だってさ。私の後ろに隠れてないでちゃんと挨拶しなさい、あんたのがお姉さんなんだから」 胡桃「えっとね。京太郎くん」 京太郎「はい」 胡桃「さっきは私の代わりにボタンを押してくれてありがとう。急に逃げたりしてごめんなさい」 京太郎「どういたしまして。誤解は解けましたから胡桃さんが気にすることは何もありませんよ」 胡桃「それとね! 京太郎くんがよければケータイの連絡先なんかをゲプッ教えて、もらえたら」 洋榎「ゲプッ?」 胡桃「…………」 京太郎「…………」 胡桃「炭酸ジュースをですね」 京太郎「はい」 胡桃「一気飲みするとですね」 京太郎「はい」 胡桃「…………」 京太郎「…………」 胡桃「以後よろしくお願いします」 塞「ちょっと胡桃! シャワー浴びたいんだからいい加減浴室から出てきてよ!」 胡桃「しぬ」
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仮面ライダーリバイス 毎週日曜9 00~9 30 視聴率はビデオリサーチ調べ(関東地区) 新型コロナウイルスの影響のため、ほとんどの視聴率を掴めていません。(2022/10/29現在) 【コピペ用】 <仮面ライダーリバイス> 第01話…3.4% 第02話…3.0% 第03話…2.9% 第04話…2.7% 第05話…2.6% 第06話…% 第07話…2.8% 第08話…% 第09話…% 第10話…% 第11話…% 第12話…% 第13話…% 第14話…% 第15話…% 第16話…% 第17話…% 第18話…2.0% 第19話…% 第20話…% 第21話…% 第22話…% 第23話…% 第24話…% 第25話…% 第26話…% 第27話…% 第28話…% 第29話…% 第30話…% 第31話…% 第32話…% 第33話…% 第34話…% 第35話…% 第36話…% 第37話…% 第38話…% 第39話…% 第40話…% 第41話…% 第42話…% 第43話…% 第44話…% 第45話…% 第46話…% 第47話…% 第48話…% 第49話…% 第50話…% <仮面ライダーリバイス 平均.% 四捨五入.% 1話トータル> 【表組】 ← 横スクロールでご覧いただけます → # サブタイトル 放送日 視聴率(世帯) 視聴率(個人) 01 家族! 契約! 悪魔ささやく! 2021/09/05 3.4% .% 02 悪魔はあくまで悪いやつ!? 2021/09/12 3.0% .% 03 人質トラブル、どうする兄弟!? 2021/09/19 2.9% .% 04 足りない愛情! アブナイ悪魔誕生! 2021/09/26 2.7% .% 05 世直しライダー! 裏切り者は誰だ!? 2021/10/03 2.6% .% 06 エビルの正体! 衝撃のショータイム!? 2021/10/10 .% .% 07 窃盗!? スケボー!? 俺はカゲロウ! 2021/10/17 2.8% .% 08 家族の休息、天国と地獄!? 2021/10/24 .% .% 09 カゲロウ暴走! 五十嵐兄弟…崩壊!? 2021/10/31 .% .% 10 兄と弟、信じる心 2021/11/14 .% .% 11 無敵のさくら、何のための力 2021/11/21 .% .% 12 弱さは強さ!? 無敵のジャンヌ! 2021/11/28 .% .% 13 フェニックス危機一髪! 2021/12/05 .% .% 14 司令官は…デッドマン!? 2021/12/12 .% .% 15 撲滅! 対決! デッドマンズ! 2021/12/19 .% .% 16 守りたい想い…時代は五十嵐三兄妹! 2021/12/26 .% .% 17 裏切りの深化、バディの真価 2022/01/09 .% .% 18 バディの軌跡、炎と氷の奇跡 2022/01/16 2.0% .% 19 デモンズ注意報、ヒロミ包囲網!? 2022/01/23 .% .% 20 非情で無常な、変身の代償 2022/01/30 .% .% 21 我が命をかけて、想いを託して 2022/02/06 .% .% 22 ドッタンバッタン…空気階段!? 2022/02/13 .% .% 23 バイスが乗っ取り、やっぱり裏切り!? 2022/02/20 .% .% 24 狩崎博士の戻せ! あべこべ大作戦! 2022/02/27 .% .% 25 よみがえる! ベイル!? 五十嵐家の記憶 2022/03/06 .% .% 26 対決! 決別!? 闇と光の結末 2022/03/13 .% .% 27 止めろ! 暴君の暴挙と暴力の暴走 2022/03/20 .% .% 28 怖れを超えて疾風迅雷! 己を信じ一心同体! 2022/03/27 .% .% 29 クランクイン! メモリー・オブ・ヒロミー! 2022/04/03 .% .% 30 声優! SAY ME! 青春のあとしまつ 2022/04/10 .% .% 31 幻想の導き、夢のあとさき 2022/04/17 .% .% 32 失った居場所、女王のプライド 2022/04/24 .% .% 33 ラブコフ反抗!? さくらの覚悟 2022/05/01 .% .% 34 悪魔が悪魔を呼んでいる 2022/05/08 .% .% 35 未知なる脅威、人の進むべき道 2022/05/15 .% .% 36 岐路に立つ人類、それぞれの決意 2022/05/22 .% .% 37 激戦必至! 決死の悪魔奪還ミッション! 2022/05/29 .% .% 38 父と子が紡ぐ! 究極のリバイス! 2022/06/05 .% .% 39 希望と絶望、三兄妹の葛藤 2022/06/12 .% .% 40 家族か世界か…魂の兄弟喧嘩! 2022/06/19 .% .% 41 父の真意、息子の決意! 2022/06/26 .% .% 42 激バトル! 紅きベイルとデストリーム 2022/07/03 .% .% 43 永遠の終わり、後悔の向かう先 2022/07/10 .% .% 44 全身全霊をかけて、決断の行方 2022/07/17 .% .% 45 終わらぬ悪夢、守る者と守られる者 2022/07/24 .% .% 46 向き合う勇気…真に護るべきものは何? 2022/07/31 .% .% 47 狩崎の反乱、変身の代償 2022/08/07 .% .% 48 覚悟の証明! これが…日本一のお節介! 2022/08/14 .% .% 49 戦いの果て…残ったのは悪魔だけ 2022/08/21 .% .% 50 あくまで家族、いつかまた会う日まで 2022/08/28 .% .% 平均視聴率 .% (1話時点) 最高視聴率 3.4% # … / / 放送 最低視聴率 2.0% #18...2022/01/16放送 バディの軌跡、炎と氷の奇跡 prev 仮面ライダー next 仮面ライダーセイバー 仮面ライダーリバイス 仮面ライダーギーツ 視聴率一覧へ戻る トップページへ戻る
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支援会話集 カラム×ベルベット 支援C 支援B 支援A 支援S 支援C 【カラム】 ベルベット… みんなと模擬戦…しないの? 【ベルベット】 私はいいわ。 【カラム】 君も…組む相手が見つからなかった? だったら…僕もあぶれてるから…。 【ベルベット】 私の戦いはいつも命がけよ。 模擬戦なんて興味ないわ。 【カラム】 …でも…。 【ベルベット】 私がタグエルということを 忘れていない? 参加したら、ただでは済まないわ。 化身の後は手加減なんてできないもの。 あなたたちに怪我をさせたくないわ。 私にかまわないで。 【カラム】 …気遣ってくれてるんだね…。 でも…僕なら、たぶんだいじょうぶ…。 【ベルベット】 え? なぜ? 【カラム】 …ほら…僕の鎧、頑丈だから… 化身しても…なんとかなると思うよ。 【ベルベット】 それって私に対する挑戦? なら容赦はしないわ。 どうなっても知らないわよ。 【カラム】 …えっ…いや… そういうつもりじゃ… …えっと… できるだけお手柔らかに…。 支援B 【カラム】 ベルベット… 模擬戦、来てくれたんだね…。 【ベルベット】 あなたとの決着が まだ、ついていないわ。 【カラム】 この前のは…ベルベットの勝ちだよ。 圧倒的に君が攻めてたし…うん。 【ベルベット】 でも、結局あなたを 仕留めることはできなかった…。 【カラム】 …かなり…危なかったけどね…。 【ベルベット】 今度こそあなたを倒すわ。 さあ、始めるわよ。 【カラム】 …その前に…模擬戦のこと… 少し質問したいんだけど…。 【ベルベット】 質問? なにかしら? 【カラム】 最後の一撃…左右に跳んでから 踏み込んできたよね…あれはどうして? 【ベルベット】 あなたの視線を散らすためよ。 正面の守りを緩めるためね。 【カラム】 そっか…ルフレも 気になってたみたいだから あとで教えてあげなくちゃ… 勉強になったよ。 【ベルベット】 こちらだけ手の内を見せるのは不公平よ。 私にもひとつ教えてもらえるかしら。 私の初撃… どうやって受け流したの? 【カラム】 払い受けっていうんだよね、あれ…。 槍の柄で、こう、軌道をずらして…。 【ベルベット】 なるほど…人間も器用なことをするものね。 だけど、次からその手は使わせないわ。 もういいでしょう。 さあ、行くわよ! 【カラム】 あ、うん…。 【ベルベット】 …もう少し胸を張ったらどう? あなたにも戦士の誇りがあるでしょう? 私はあなたの力を認めているのよ。 しゃんとして。張り合いがなくなるわ。 【カラム】 …そうだね…ありがとう。 【ベルベット】 今から戦う相手に礼なんていらないわ。 まったく、おかしな人間ね…。 支援A 【カラム】 …う…あ、あれ…? いたた…。 【ベルベット】 気がついたようね。 すぐには動かないで。傷に障るわ。 血止めの薬草を当てておいたわ。 人間にも効果があるはずよ。 【カラム】 …そっか。僕…模擬戦のときに…。 君の…勝ちだね。おめでとう…。 【ベルベット】 …そんなことはどうでもいいわ。 あなたと模擬戦をしていく中で 多くの人間が私の技を訊きに来たの。 私もまた少なからず人間の技を学んだわ。 …いくらかは交流もできた。 あなたの狙いはそれだったんじゃない? どうしてそんなお節介を? 【カラム】 …僕も…最初は自警団で ひとりぼっちだったよ…。 でも…クロムが声をかけてくれたから… 仲間ができたんだ…。 【ベルベット】 だからあなたも同じことを? 私と戦ったら危険だと知っていたでしょうに。 馬鹿ね、あなたは…。 【カラム】 ………… 【ベルベット】 眠った…かしら。 この様子だと命に別状はなさそうね。 まったく…あなたには 調子を狂わされ通しだわ、カラム。 支援S 【ベルベット】 カラム、今日は模擬戦に 参加しないのかしら? 【カラム】 う…うん、今日はしないけど… 毎回、よく僕のことに気づくよね…。 【ベルベット】 あなたの匂いは覚えたわ。 どこにいても見つけられるわよ。 【カラム】 そうなんだ…。 なんか…照れるな、そういうの…。 【ベルベット】 でも残念ね。あなたとの模擬戦は 私の数少ない楽しみなのに。 【カラム】 あはは…僕も楽しみにしてるよ…。 模擬戦のあとの休憩時間を…だけど。 【ベルベット】 お茶を飲んで雑談しているだけよ。 私の薬草茶、そんなに気に入ったの? 【カラム】 …お茶は少し苦いけど… 君といると退屈しないから…うん。 ベルベットはいつも毅然としていて… 見ているだけで励まされるんだよね。 【ベルベット】 私はあなたと話していると 心地よい気分になるわ。 あなたの穏やかな気が移るのかしらね。 離れたくなくなるから困ったものよ。 【カラム】 …ベルベット…僕も… 僕も同じだよ…。 …これ…受け取ってくれないかな。 手作りの、特製の指輪なんだ…。 【ベルベット】 指輪? 金属製はちょっと…。 【カラム】 …あ…そうなんだ…。 【ベルベット】 聞いたことがあるわ。 人間にとって指輪は夫婦の証だとか。 物で絆を確認するのは いかにも人間らしいやり方ね。 【カラム】 …ご、ごめん…。 【ベルベット】 どうして謝るの? それ、渡して…。 【カラム】 …つけてくれるの? 【ベルベット】 ふふっ…あなたの匂いがするわ。 金属だけど悪い気分じゃないわね。 【カラム】 ベルベット…。
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【イナバ】 名前/肩書き:イナバ(本名不明) 年齢:17 誕生日:初夏 身長:160cm カップ:C 髪:白髪(実際は緑系黒) 瞳:赤(実際は藍) 学歴:高校三年生(絶賛サボリ中) 出身:因幡町 職業:学生 家族構成:父、母(病死)、長兄(他殺)、次兄 住処:肆番街のごみ山のワゴン⇒廃バス 一人称:私 二人称:あなた、あんた 三人称:あの人、あいつ 語尾:~ね、~でしょ、~よ (基本女子高生喋りだが、たまに言葉が汚くなる) 好きな物:金、浪費、可愛いもの、甘いもの(特に洋菓子)、辛い物、納豆 嫌いな物:雨、人殺し、味が薄いもの 信仰:なし 趣味:ショッピング、映画鑑賞 初夏の頃、蛟龍町と同じ島大陸の北端にある街から家出してきた、自称薄幸美少女。 実態は、図々しい浪費家トラブルメーカーの家出女子高生。 家庭に嫌気がさし、偶然見つけたツアーのチラシを頼りに島大陸の南端の街を目指し て旅をしていたが、蛟龍町で資金が尽きる。人買いに拉致されそうだったところを偶 然八咫鴉に助けられ、彼が街の有力者だと感づいたイナバは、旅資金が貯まるまで無 理矢理居候することに。 八咫鴉とキュウビの住んでいる廃バスの横の廃ワゴンを住処としていたが、散らかし すぎて人の入る隙がなくなったので、廃バスに住み始める。1階のソファーをベッド にしている。 働き者で、世渡り上手。愛想がよく、どこに行っても好意的に受けいられることが多 い。惚れられることもしばしば。しかし本人はドライで、異性や恋愛というものに全 く興味がない。感情表現豊かで明るく元気だが、同時に世界を冷めた目で見ている一 面も。「馬鹿じゃないの」が口癖。バイトを掛け持ちしているが、浪費癖がありいつ までも資金がたまらない様子。無力な人間なのにお節介焼きで、八咫鴉やサトリなど に面倒事を押し付けることもしばしば。北の田舎町出身なので、変なセールスや詐欺 に騙されてトラブルに巻き込まれることも多い。意外とホラーやグロに耐性がある。 目の前で起きたことを全てそのまま飲み込んで、受け入れてしまうほど純粋。そこに 曲解や偏見はなく、いつまでも街に染まらずにいながら街の色々な面を見つめること ができる。本人は蛟龍町は汚いという意見だが、今のところ好意も憎悪もない。八咫 鴉の過去も飲み込もうとしてくるので、八咫鴉には密かな恐怖と期待の対象である。 やたらとタイミングがよく、運の良さだけで波乱万丈の街を乗り切っているといって も過言ではない。ただそれ故に悪の取引をこっそり聞いてしまったりしてトラブルに巻 き込まれることも。それでも必ず助かるので、筋金入りのラッキーウーマンといったと ころか。 タイミングがやたらよく、人の命を救うこともしばしば 護身用のナイフと、異様な形をしたペンダント大事に持っている。ナイフは、鋭さと持 ちやすさに特化した業物で、そこらの一般人向けの店ではまず売っていない、とてもい いものである。 普通の女子高生としては普通に頭が良く、容量がいい方。女子高生らしく全くの無力で ある。 キュウビやチク、ショウ達をはじめ、ストリートチルドレンに読み書きを教えている。 八咫鴉に頼まれた。 髪は、この世界では大罪とされる染色で、瞳は赤のカラコン。イナバという名前も偽名ら しい。他はふつうの女子高生らしさがありながら、所々見える胡散臭さ、必死さが彼女を 世間から浮かせている。そのためか、一般人と触れ合う機会のないような人間に気に入ら れることが多い。 趣味は、ショッピング。とにかく買う。必要あるものもないものも、自分のも他人への もとにかく買う。普通の女子らしくお洒落にも気を使い、映画を見て泣くことが好き。タ バコや酒をやる人間への差別はないが、嫌悪感を露骨に表すのを隠そうとしない。 おせっかいなので、ヤタとヌエのよりを戻させようとしたり、マヤとくっつけさせよう としたりする。ただメヒョウといちゃつくのには嫌悪感を示す。純愛でないから? 人のテリトリーにはずかずかと土足で上がってくる割に、自分の話は全くしない。 蛟龍町と同じ大陸の最北端の街、因幡町のしがない店屋の末っ子として生まれるが、幼い頃 に母親が病気で死亡。父親は手本のようないい父親であったが、母親の死により豹変。ヤク ザ達と取引し麻薬や銃器の販売を始め、どんどん店をでかくしていき、最終的には街全体を 乗っ取る大きな貿易商となる。そんな父親に反対していた長男は殺された。イナバは人を傷 つけて商売をする父親と次兄が嫌いで、家出を決意。せめてもの復讐に、父親の商談に大き く関わっていそうな武器の一部分を盗んで家出。普段ペンダントとして大事に持っているの はその部品。 髪は父親の追手を逃れるために染め、目はカラコン、名前も偽名で変装している。 町の高校に通っていたが、現在絶賛サボり中。家出は春から。 狙い:金ためて南の街へ行って、すべてを忘れて人生エンジョイすること。 戻る
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EC0121~EC0125 EC0131~EC0135 カード一覧表 ステータス一覧表 エボ一覧表 EC0126 悲哀の ガーネット EC0127 重戦車 グルマルド EC0128 ラビアーク EC0129 キメラ EC0130 紅の魔天使マーシュ EC0126 悲哀の ガーネット エピソード2・VSエボ ノーマル 世界には多くの魔物がはびこりつつある。多くの魔物に襲われる人間達。そしてその光景を目にするたびに、彼女の心に激しい痛みが沸き起こる。その理由もわからない。ただその胸の痛みを消したいと。彼女は武器を取り、魔物達を討伐していく。それでも痛みは消えないことも知りつつ・・・彼女の美しい顔に微笑が浮かぶのはいつになるのだろうか?彼女は、胸のペンダントに刻まれた「ガーネット」という文字をただひとつの手がかりに、自分を探し続けている・・・ 生命力 1400 攻撃力 250 防御力 220 特殊効果 機属性+5 属性初期値 火 10 水 10 風 10 土 10 機 15 属性最大値 火 13 水 13 風 20 土 20 機 30 エボ前 EC0091 / ED-0027 ダイヤの原石使用後 EC0451 / ガーネット 新しい生活 EC0127 重戦車 グルマルド エピソード2・VSエボ ノーマル 「正気に戻してくれてありがとう」巨大な巨人族の装備に身を包み、正気に戻してくれたお礼をするグルマルド。そのたくましい体躯には、圧倒的な頼もしさが存在する。「魔王は復活を望んでいるんだな。15年前、魔王を封印することは出来ても、とどめはさせなかった。絶対に復活させちゃいけない。」巨人族の青年も、15年前にフィン王国の英雄が救ってくれたこの世界を救おうと、立ち上がったのだった。 生命力 1600 攻撃力 245 防御力 240 特殊効果 防御力+5 属性初期値 火 5 水 5 風 2 土 13 機 5 属性最大値 火 15 水 15 風 15 土 25 機 15 エボ前 EC0092 / 巨人族 グルマルド EC0128 ラビアーク エピソード2・VSエボ ノーマル 「魔界の王には4体の巨大な影が付き添う」ある文献によれば、魔界の王には4対の強大な従者がいたことを指し示しており、人々はその従者を魔人とよんでいたという。ラビアークは、その魔人に上級使い魔として仕えているのだ。もしもこの魔物に出会ってしまったならば、細心の注意を払い逃げきることをお奨めする。しかし、真の恐怖は、ラビアークが現れる場所には、魔人の気配が色濃く存在すると言われていることであろう・・・ 生命力 1300 攻撃力 190 防御力 190 特殊効果 なし 属性初期値 火 10 水 10 風 10 土 10 機 10 属性最大値 火 20 水 20 風 20 土 20 機 20 エボ前 EC0093 / ラビデモ EC0129 キメラ エピソード2・VSエボ ノーマル 「ゴオオオオーン!」その獰猛なる叫びは大気を震わせ、聞く者全てに戦慄を走らせる。さらに、額には人の心を見透かす魔法の目があると言われており、こちらの行動はキメラには筒抜けになっていると言われる。子供の頃から育てたキメラであるならば、しっかりと人になついたという記録が残っている。だが野生のキメラに出会ったならば?多くの旅人は祈るしか道はない。運良く食事の後に出会ってくれているのだ、ということを・・・ 生命力 1350 攻撃力 190 防御力 190 特殊効果 なし 属性初期値 火 8 水 6 風 6 土 9 機 5 属性最大値 火 20 水 18 風 18 土 25 機 15 エボ前 EC0094 / キメラベイビー EC0130 紅の魔天使マーシュ エピソード2・VSエボ レア 「フフ、力を持つ人がようやく私の前に現れてくれたみたいね…」紅の魔天使。立ち上る魔気は、壮絶の一言。それでいて魔物とは思えぬ美しさをもった魔天使は、穏やかな口調で話し続けた。「あなたたちは世界を救いたいのでしょう?騎士国フィンでは、勇気ある者たちが古のドラゴンも倒したそうね。でも彼らだけでは世界は救えないわ。そしてあなたたちだけでもね。4体の魔人…もう復活間近なの。それが何を意味するか今は知らなくてもいいわ。でも今は、一刻も早くフィンの勇者たちと合流することをお奨めするわ。 ちょっとお節介だったかしら?じゃぁ、またどこかで会いましょうね、ノール国の勇者さん♪」 話し終えると共に、彼女はその場から消え去った。紅の魔気だけをうっすらと残して。 生命力 1600 攻撃力 290 防御力 255 特殊効果 なし 属性初期値 火 15 水 15 風 15 土 15 機 8 属性最大値 火 28 水 28 風 28 土 28 機 18 エボ前 EC0088 / 墓守 マーシュ EC0121~EC0125 EC0131~EC0135 カード一覧表 ステータス一覧表 エボ一覧表 ■更新履歴・間違い報告もこちらから■(最終更新2009年05月01日22時48分34秒) キメラのことですが、「出会った」ではなく「出会って」じゃないんですか? -- 名無しさん (2007-01-09 16 41 38) 紅の天使マーシュは魔機じゃなくて、魔気だと思います -- 名無しさん (2007-01-09 16 43 36) 紅の魔天使マーシュの誤字を修正しました。 -- 名無しさん (2007-02-07 09 56 56) 本日 - 昨日 - 総計 -