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彼女の匂い 作詞/一(にのまえ) 貴方は私から いつも1メートル離れて歩く ショッピングの時も 私の隣を離れて歩く ごめんね 私はワキガなの ごめんね 足が臭くてごめんね それでも私を好きと言ってくれる 貴方を私は 愛しています 夏の時とか 本当にごめんね 私臭くて ごめんね 貴方はそんな事関係ないって 言ってくれるけど 私はそんな貴方の優しさに 助けられています でもね 貴方は私から いつも1メートル離れて歩く 映画の時も 私の隣に座ってくれない ごめんね 私はワキガなの ごめんね 足が臭くてごめんね それでも私を好きと言ってくれる 貴方を私は 愛しています 音源 彼女の匂い(カラオケ) 彼女の匂い(仮歌)
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このページはこちらに移転しました 彼女の匂い 作詞/一(にのまえ) 貴方は私から いつも1メートル離れて歩く ショッピングの時も 私の隣を離れて歩く ごめんね 私はワキガなの ごめんね 足が臭くてごめんね それでも私を好きと言ってくれる 貴方を私は 愛しています 夏の時とか 本当にごめんね 私臭くて ごめんね 貴方はそんな事関係ないって 言ってくれるけど 私はそんな貴方の優しさに 助けられています でもね 貴方は私から いつも1メートル離れて歩く 映画の時も 私の隣に座ってくれない ごめんね 私はワキガなの ごめんね 足が臭くてごめんね それでも私を好きと言ってくれる 貴方を私は 愛しています 音源 彼女の匂い(カラオケ) 彼女の匂い(仮歌) (このページは旧wikiから転載されました)
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このページはこちらに移転しました 壁紙の匂い 作詞/ものぐさ大臣 自分の部屋の 壁紙の 匂いを嗅いで 気絶した 遊びに誘われ 友人の 部屋の壁紙 甘い匂い なんだか どうでもよくなって 壁紙剥がして 持って帰ってきた なんだか どうでもよくなって 持ってきたのに ゴミ箱に入れた 実家の壁紙は 納豆の香りがした そんな気がした 走馬灯
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青年の詩、少女の季節 第1話 青年の詩、少女の季節 第2話 青年の詩、少女の季節 第3話 青年の詩、少女の季節 第4話 青年の詩、少女の季節 第5話 青年の詩、少女の季節 第6話 青年の詩、少女の季節 第7話
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彼の匂い Mon,22May200615 05 29GMT 今日は早めに仕事を終えて、合羽橋道具街に行き、 包丁を研いでもらって、油問屋で数種類の油を注文して、 夏用の食器を買って、お菓子作りの道具を買って、 全て自宅配送を頼み、その後、かかりつけのクリニックで にんにく注射とプラセンタ(胎盤)注射を打ってもらう。 精力も体力も低下している彼こそ、注射が必要だなぁ・・・と思いつつ、 それからフランス語の教室でお勉強。 レッスンを終えてから教室の仲間とイタリアンレストランへ。 その後行きつけの麻布の漢方薬局で漢方薬を処方してもらい 中国茶も数種類購入。一年前、休職するほど体調を悪くしてから 薬の勉強をして、心身の調子を見ながら その日に飲む漢方薬を選べるほど漢方薬にのめりこんでしまった。 栄養は食品から、が大前提だけれど 漢方薬とサプリメントを必要に応じて使い分けて、 体調をコントロールしている。 性欲を抑える薬、なんていうのがあれば便利なのに・・・と 私の彼は思っているに違いない。 その後青山ブックセンター六本木店に行くが 改装のため休業中で残念。 ここは深夜も営業しているので、夜近くに来ると立ち寄ってしまう。 憧れの叶姉妹と、何度かこちらの本屋でお会いしたこともあり、お気に入りの本屋さん。 購入したい本があったので、私の一番お気に入りの本屋さん、ジュンク堂書店へ行く。 その後、ゲルマニウム温浴のお店に。 手足だけを温浴機に20分、の入浴を2回。 心地良く汗が出て、爽快。 それからお友達と久々にお酒を飲む。 ちょっとオシャレなお店に行くと 世の中には素敵な男性が、たくさんいるんだなぁ~と改めて思う。 仕事帰り、ジャケットを脱いで少しネクタイをゆるめて yシャツを袖を少しまくり、グラスをかたむけている男性の横顔最高。 タバコとお酒と香水と汗が混じった、男性の体から発している匂いにクラクラする。 私は彼の匂いが好き。 お風呂上りよりも、一日が終わってシャワーを浴びる直前の匂いが好き。 彼の皮膚から出る匂いが好き。耳の裏から首筋にかけての匂いが一番好き。 パンツの上からクンクンするのも好き。 こんなに好きなのに、もうちょっと気持ち良くしてくれてもいいんじゃないの?ねぇ。 お酒が入るとエッチモードになっちゃう。 今夜も一人エッチしちゃいそう。 (終わり) 前の日記 次の日記 桜の欲求不満日記
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まほうのかがみとしょうじょめる【登録タグ GUMI yasu ま 曲】 作詞:yasu 作曲:yasu 編曲:yasu 唄:GUMI 曲紹介 「鏡よ鏡、世界で一番美しい女性は誰?」 鏡の世界を夢見た、少女のお話。 Tinkle-POP・yasu氏の2作目。 歌詞 鏡に問いかけて 映った私は きっと嫌われたお姫様なの かわいい妖精に囲まれた世界へ どうか連れ去って王子様 なんて見てるだけの 鏡の向こう側 広がる世界はきっと 幻想を抱いて 『鏡の王子様、虚像のお姫様』 映る現実のすべてが嫌いだよ。 今 空に描いた雲を抜けて 未来描いた幻想感情 世界知らない少年が言った 「嘘みたいだね」 また、夜に集めた光探して 理想を描いた現実情勢は 少しだけ悲しそうだ。 「君が惨めになって一人でいたって すべて創るかみさまさ」 まるで嘘みたいな物語を だから手をとって影もとって 光だけの世界を描こうか。 真っ白なページに 僕に問いかける君の声が そっと僕の胸締め付けている ごめんね、魔法の力は無いんだ だから待っていて、お姫様 いつも見ているだけの 鏡の反対側 広がる世界はただ 鏡像の自分で 「まだ大丈夫だ」って言い聞かせてきた そっと 触れようとした指が冷たいよ また 惨めになって答えを知って 鏡合わせの妄想上限 世界を知った少女は言った 「つまらないよ」 でも腐った林檎を泥で拭いて、 投げ飛ばすような世界情勢は 少しだけ楽しそうだ 「じゃあ僕が笑って 君が笑って すべて救う救世主さ」って 暗くて狭くて見えないよ 助けて私の王子様 届かない、届かない 鏡の中のあなたに 信じない、信じられないよ 虚像のあなたに キスをして 近くで見つめても 現実はとても冷たくて 少しだけ休めば大丈夫 鏡の前、笑えてる。 あなたの言葉と私の嘘を 繰り返したテープも 逆さまのまま回り続けてつながっていく コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2012-12-13 00 14 14) 追加乙です。イイ曲ですね -- もんぶ (2012-12-13 18 58 26) 素敵な曲です -- 名無しさん (2013-07-14 21 27 28) これなんで伸びないの? -- 名無しさん (2013-10-09 07 58 14) 大好き -- 名無しさん (2013-11-20 23 31 46) 本当に好き。キスの音とか本当にうまい。 -- 名無しさん (2014-02-11 01 14 26) 名前 コメント
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クラン、お前岩塩の匂いするな とは? ESTranquilとシマシマサキが元になり 御神体としてクマバチ(岩塩様)を奉り立て作られたクランです(あれ?その割りにあんまりあがめてないような・・・)。 一見煽りのように見えるこのクラン名の由来は、 クランの名前を考えていたときの自分達のプレイがしょっぱかった(フラグ回収的な意味で)というのが基です。(つまり俺たちから岩塩のにおい?・・・まぁ気にしない!) 設立は2/7 完全にノリで作られたようなクランです。 コンセプトはひとつ「楽しいクラン」です。 基本的に人数が集まれば爆破マッチ、もしくは爆破を行います。 あくまで基本ですので他のこともやります。大軸はこれですが基本なんでもやります。 正直、勝ち等には私個人、他個人少々こだわりは有ります。しかし それで気分が悪くなったら最悪ですし、何よりゲームです。楽しまなきゃ損。 向上心は有りますがそれによって束縛するつもりはありませんし、方針を変えるつもりもありません。内輪での文句など論外です。 貴方がここを見て興味を持っていただいたなら幸いです。是非私達と、楽しいAVA life 送りませんか?
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ふと、自分の隣で今日も欠伸を一つ噛み殺しながら歩いている男をちらりと盗み見て、あたしもつられて欠伸をした。 北の地では特に目立つ褐色の肌と、見た目からして寒そうな砂漠の民の装束。そしてシワだらけの衣服からは想像出来ないくらい手入れが施された、腰のファルシオン。 気が付いたら道連れとなって世界を渡り歩くことになった頼もしいパートナー、ハリードだ。 ハリードはあたしが腰の剣をファルシオンと呼ぶと、少しだけ機嫌の悪そうな顔をするの。 なんでもこれには、カムシーンという立派な名前があるのだそう。 ゲッシアの英雄アル=アワドが愛用した、伝説の曲刀の名前なんだって。 武具には、人と同じ様に魂が宿る。 此間お酒の席で、そんな風に話して聞かせてくれた。 だから、人に名前がある様に武具にも名前をつけてやるんだそうだ。 だからあたしも試しに自分の斧にエリザベスって名付けてみたんだけど、悲しいかなエリザベスは先日依頼で魔物退治している最中に砕けてしまったわ。 そんな訳で本日は新たなる盟友ポンパドゥールを片手にせっせと依頼をこなしに、あたし達は北の最大国家ツヴァイク公国から程近い、西の森に足を延ばしていた。 「・・・珍しい動物、ねぇ」 あたりを注意深く見渡しながら歩いているけど、森に入ってから一時間弱してもキツネやリス位は見えるものの、別段物珍しい生き物がいるわけでもない。 「どう珍しいもんなんだろうな」 ハリードもハリードで、まるで散歩気分のようにそう呟きながら物珍しげに針葉樹林を眺めている。 あたしは早々にハリードに探索を任せることにして、シノンとはまた違った動植物が生息しているこの森を観光することにした。 死蝕以降は、年を重ねる毎に魔物退治や野盗退治の依頼が世界規模で増えていっている。ハリードがそう言っていたのは、ツヴァイクに渡ってくる船の上だったかな。 中でも特にその傾向が強いのは、メッサーナから北なのだそう。 対してあたしの故郷ロアーヌや西の商業都市ウィルミントンなどは、騎士団や自治体お抱えの傭兵団が治安維持の為の遠征を積極的に執り行うので、そういった依頼は数が少ない。つまりはフリーランスの傭兵にとってはあまり美味しい国じゃあない、ってことだそうだ。 ただ今回ハリードとあたしが請け負った依頼は近隣で活発化している魔物の討伐とかじゃなくて、ツヴァイクの西の森にいる珍しい生き物を捕獲したら買い取る、っていうハンターの依頼。 ツヴァイクに着いてから早速路銀稼ぎで一仕事してまぁまぁの稼ぎになったそうだから、出発前に軽くもう一仕事しようってことで受けたんだけどね。依頼内容が曖昧だから、前金主義らしいハリードも今回はあんまり仕事って感じじゃないみたい。だから成果報酬、ってことで北の地の散策気分ね。 「獣の足跡があるな。この辺りは強烈なのがいるわけじゃないはずだが、用心は怠るなよ」 「オーケー」 口数も少なく、ハリードとあたしは前進していく。 二人がこうして旅を始めてから、もう二週間くらい経っただろうか。 最初の出会いこそあまり印象が良くなく、ハリードを口の悪いおっさんだとばかり思っていたけど、今の印象はだいぶ違っている。 思いの外このハリードという男は気さくで、世話焼きで、人情家だった。 ここまでのまだ短い旅路でも、あたしは様々な話をハリードから聞いたし、シノンにいたころから比べたらなんだかとても物知りになった気がする。 世界の事から、いろんな人々の暮らしの事、戦闘技術のこと。 多分ずっと新しい何かに飢えていたあたしは、この男の言葉によく耳を傾け、自分なりに噛み砕き、吸収することに務めた。 「っとぉ!」 五、六頭の狼の一群に囲まれた中、ハリードが軽やかに舞う。 なにやら不可思議なオブジェクトが等間隔で設置された道の途中、背丈に似合わない素早い身のこなしで地形を飛び回り、まるで幾人ものハリードがいるかの様に残像すら見えそうな数多の斬撃により、三頭の狼が殆ど同時に血飛沫をあげた。 そこで運良く斬撃を逃れた一頭がハリードの背後に迫るが、其れに目掛けて突進したあたしはくるりと回転しながら地面を思い切り踏み込み、遠心力を乗せたポンパドゥールの一振りでそいつを吹き飛ばす。 ぐしゃりと骨や肉が潰れる嫌な音がして狼が激突した木の根元で動かなくなると、遠巻きにあたし達を囲っていた他の狼達は、交戦意思を失って一目散に逃げ出していった。 「・・・上手いな。今のは体のバランスの取り方も秀逸だし、斧の特性を活かした重い一撃だったな」 カムシーンにべっとりとついた血糊を絶命した狼の毛皮で拭いながら、ハリードはあたしを褒めてくれた。 「へっへっへ。でもまだまだね。あたしもこいつで、ハリードみたいに動きたいわ」 多少得意気な顔をしながらも謙遜気味に返してみたあたしに、ハリードはカムシーンの刀身を撫でながら何とも言えない自重気味な笑みを作った。 「そりゃ、止めた方がいい」 そう言ってさっさと歩き出したハリードを、あたしは少し眉を顰めながら斧をしまって追いかけた。 この西の森には、この辺りでは有名な天才教授とやらの住む館があるらしい。 昨日酒場で飲んでた時に仲良くなったおっちゃんが、確かそんなことを言ってた気がする。 あんまり人前にでないから見たことのある人は少ないみたいだけど、聞いた話によれば妙齢の女性なんだそう。年中館に引き籠っては、世にも不思議な発明を日夜行っているそうだ。 なんだかそんな話を聞くと、一度は会ってみたくなるわよね。 勿論単なる興味本位だけじゃなくて、ちゃんと理由もある。ほら、今回の依頼の珍しい動物っていうのも、ここに住んでる人なら何か知ってるかもしれないでしょ? ハリードにそれを言ったら、こっちを振り返りもせずに生返事しか返ってこなかったけど。 なんて考えながら歩いていたら、なにかを見つけたらしいハリードが無言であたしを手招きしてきた。 所々に白石の敷かれた道を踏み抜きながらそばに寄ってみると、ハリードの背中越しに覗き込んだ先にはなんだか大きな足跡が一つ。これはあたしはみたことも無いサイズで、なんの足跡なのかちょっと見当がつかない。 「・・・熊、でもないか」 取り敢えず思いつくまま口に出してみるけど結局自ら否定しつつ首を傾げると、ハリードは浅く頷いた。 「だな。この辺りにこんな足の形をした生物がいるなんて話は聞いたことが無い。となれば・・・」 となれば、つまりはそういう事だ。お互いに顔を見合わせてニヤリと笑い合うと、さっきまでより少しだけ元気良く立ち上がって奥へと再び歩き出した。 いまいち確信が持てないでいた珍しい動物とやらの存在が、これで濃厚になったわけね。 そうと決まればお互いの足取りは早いもので、あたし達は同じような足跡が見当たらないかを注意深く観察しながら、森の奥へ奥へと進んでいった。 狩の道中、エレンは妙にはしゃいでいた。いや、あれでいつも通りか。 息抜きのつもりで受けた仕事にしては思いの外収穫があって満足感があるのは確かに事実だが、にしても、どうにもあのテンションは俺には今となっては理解できそうもない。ジェネレーションギャップというやつか。俺もそろそろ年かね。 道に点在する鉄製の用途不明オブジェクトに背を預け、エレンに荷運びを呼ばせにいって待っている間にカムシーンの手入れをいながらここまでの出来事を思い返す。 その場の勢いであいつを連れ出してから、もう気付けば二週間位になるか。 田舎娘が出会って間もない男に引っ張り出されたとは思えぬほど、エレンは今に対してよく適応し、かつ前向きだ。 育った場所が違えば文化が違うし、世代が違えば常識も違う。 全くと言っていいほど規格そのものが違う俺などに、あいつは道中でよく話しかけてきた。 それは若さ故の好奇心なのか、はたまた別の何かなのか。 俺の故郷のことから育ちのことから、逐一目を輝かせて聞いてきやがる。 町に留まる間に仕事で同業者と組んだことは数あれど、こうして共に旅なんぞをした相手なんて実際は俺にも殆どいなかったものだからか、連日の質問攻めには自分でも驚くほどすらすらと答えてやっていた。 特に戦技術に関することでよく質問をしてくるものだから、それに気を良くしちまった部分もあるのかもしれない。 剣の師や兄弟子が世話焼きだっのが、俺にも移っていたということかね。 とはいえ実際にエレンと言う女は、驚くほどの才覚でこの短期間に変貌を遂げている。 得物が斧だなんて女に似つかわしくないものを選んでいる事など忘れてしまうほど、身体能力そのものも優れている。腕相撲したら負けそうで、挑む勇気が湧かないほどだ。 本人が言うには馬術と格闘にも長けているようだから、故郷の駱駝に乗せても直ぐに慣れることだろう。 ・・・別に、連れて行こうと決めたわけじゃない。 兎も角、今はわりかしこの旅を俺自身も楽しんでいるのは、事実のようだ。 下らない自己分析などするわけではないが、国を亡くしてこんな生活を始めてから他人との関わりってものを遠ざけていた自分は自覚している。それが今になってこんなことをしているものだから、こんな気分になっているんだろう。 始まりは同類憐れみみたいなもんだったが、こういうのはこういうので、まぁ悪くない。 そんな物思いに耽っていると、突然背後で腹に響く地響きみたいな唸り声が聞こえてきた。 肩越しにそちらを振り向けば、そこには縄に縛り付けられた奇怪な生物がなにやら恨めしそうに俺を睨み返している。 見たことのない姿なので新種の魔物のようだが、瘴気があるわけでもない。 こいつが件の珍しい生物、というやつなんだろう。 一匹捕まえたら芋づる式に何匹もヘンテコなのが出てきやがって、今俺の後ろにはオブジェクトに括り付けられた生物が合計で四匹居る。 見た目でいえば、うさぎっぽいのと、キツネっぽいのと、竜っぽいのと、なんか動く草。 なんの原種のどんな突然変異なのか、確かに俺が知っている生物にこんな系統の生き物はいない。 好事家の数だけなら間違いなく世界一のツヴァイクの事だ、こいつは中々高く売れるだろう。この辺りのハンター連中は特に余所者にはふかしてくることが多いが、俺を知らないで適当な額で言ってきやがったら一発泡吹かせてやるかね。 どれだけ報酬を釣り上げてやろうかと、今から皮算用をしてしまいそうになる。 俺は元々、面倒臭いのが嫌だから前金主義を通しているに過ぎない。まぁ勿論、傭兵はじめの頃にさんざっぱら報酬関連で辛酸舐めさせられたからってのもあるが、な。 しかし今となっては久しぶりの成果報酬ってのも、なかなか楽しいもんだ。なんといってもこれの醍醐味はやっぱ、最後の報酬釣り上げだ。 競売よろしく幾つかの買い手を巡るのも、ここなら苦労はしない。 なにしろ、ここツヴァイクでは抑も国立コロシアムで定期的にオークションも行われているくらいだからだ。 だがまぁ、あれはダメだ。 まず出品時に掛かる費用がクソなのだ。お陰でその辺を知ってる奴らは利用しないか、最早他に買い手がつかないもんばかりを出品する。 あとは何も知らない素人が出すかってところだ。 つまり、ろくなもんが出回らない。 一部の豪の者ともなると出品申請のつもりで官僚相手に売り交渉を始める奴らなんてのも居るらしいが、流石に俺も慣れぬ異国の地でそこまでする気はない。 だが数百オーラムですますつもりもないからなぁ・・・どうしてやったものか。 ああでもないこうでもないと結局皮算用に時間を費やしていると、やがて遠くの方からガタガタとやかましい音を立て、荷馬車がやってきた。 「ぉーーい!」 何故かその荷台の上に仁王立ちしながら、エレンがこちらに手を振ってくる。 それに軽く腕を振り返すと、片手に弄んでいたカムシーンをしまい、ゆっくりと立ち上がった。 そうだった。あいもかわらず騒がしい旅の相方がこうしてしっかりお使いをこなしてくれた褒美分も、報酬に上乗せしなきゃならないな。 「いやー、あんなに貰えるもんなのね!あたしも傭兵になろうかしら!」 男勝りに豪快にエールジョッキを傾けたあと、エレンは上機嫌に笑いながらそう言った。 結局あの謎の生物たちは元の話を振ってきたハンターにそのまま即金で売ってしまった。多少揺りをかけただけで思いの外いい金額を提示してきたので、他を当たる面倒も省きたかったからそこで決める事にしたのだ。 千を超えるオーラムが積まれた袋を今まで見たことがなかったのか、エレンは銀行でえらく目を丸くしていたな。 それが確認された後に金庫に入っていくところで管理体制は大丈夫なのかと心配するところも、まるで昔の自分を見ているようで思わず笑ってしまった。 「だって、あんな大金だよ!? 強盗とか、心配しない方がおかしくない?」 仰ることはご尤もだ。 俺も昔はそれが心配で利用を控えたものだが、しかしまぁ嵩張るオーラムコインをいつ迄も持ち歩くわけにもいかない。 俺も精々が一万オーラムあたり迄を持ち運んだところで限界を感じ、それからは銀行を利用している。 「今や世界中の都市レベルの町には大抵ある銀行ってのはな、元は聖王暦が制定されたコングレスから存在する、古いシステムなんだ」 負けじと俺もエールを喉に流し込みながらボイルされた腸詰めをフォークに突き刺しつつ、過去に何処かの誰からか聞いたことをエレンに聞かせてやった。 「こんぐれす?」 「・・・聖王が四魔貴族討伐後にメッサーナで開いた、大会議だ。お前、教会で聞いたことないのか」 あーそういえば、なんてエレンは笑いながら答える。 そのコングレスの最中に決められた、世界中の経済循環の円滑化や金融均衡を守る為などの名目で施行されたのが、現在の銀行法だ。 「そんな古いシステムで、大丈夫なの?」 「大丈夫だ、問題ない。これには、当時からフルブライト商会を筆頭とした商会連盟が制度構築に噛んでいる事と、あとは形骸化しつつはあるが、現行の爵位制度が大きく関係している」 運ばれてきたアイスバインにも目を輝かせながら、エレンはこんな話題にも興味津々の様子で身を寄せてくる。 この銀行ってものの最終的な管理責任はメッサーナ王国が持つが、基本的な管理義務は各銀行所在地区を治める爵位各国が担っている。 まず定められている項目として、管理運営上における不測の事態・・・要するに強盗等があった場合、これの対処は最優先で現地国の常備軍が行わなければならない。 これには、明確且つ厳格にルールが定められている。 まず発生時期、場所、犯行人の可能な限りの詳細を事態の発生より十日以内消印の伝書にてメッサーナと商会連盟に報告する義務があり、更にホシを挙げる意味での解決迄を、二ヶ月以内に完了しなければならない。 そのうちには、不測の事態において生じた民間•法人における損害は、これも同期間内に該当地区国家が速やかなる補填の履行をする、という義務も含んでいる。 そして、いかなる理由があってもこれを怠った場合、該当地区の銀行管理の権限を損害の程度に応じて一定期間メッサーナ王国と商会連盟に剥奪される事になる。 これをされると、国家は非常に困る事になる。 なにしろ、銀行の内部で動いている金額には国家財源も含まれるから、だ。これが、運営管理権の代償とも言える。 一部税収をすらこの銀行システムに組み込んでいるので、ここの管理運営権を剥奪される事は、国家運営における大元の財源没収に等しい。 これによる弊害というのは、直接的なものから間接的なものまで多岐に渡る。 だから国家はこの銀行というものに関する管理運営に非常に敏感であり、銀行強盗などという行為は国家に対する大罪として歴史上でも類を見ぬほど悲惨な厳罰が下る。 「ミソは、メッサーナ王国がケツ持ちだってことだな。現行の銀行法を廃止して完全に国家単位での財源•金融管理を出来ればそれが国家としては嬉しいだろう。だがそれはつまり、世界最大国家と全世界に流通網を持つ商会連盟を敵に回すことと、イコールなのさ」 へぇー、なんていいながら、分かったのかどうかエレンが感心したような声を上げる。 「かつてこの均衡を崩しかけた唯一の国家が、実はこのツヴァイクだ。現在のツヴァイク公ってのは、音に聞く辣腕家でな。形骸化しつつあった爵位制度の隙を突き、一代で無名から公爵まで成り上がった。これにより、世界のパワーバランスが変わりそうだったのさ。だがそれも、死蝕が全部持っていっちまった」 「流石おっさん、本当なんでも知ってるのね!」 「けなしたよな?今俺のこと褒めたんじゃなくて、確実にけなしたよな?」 こいつは、酒が入るとすぐ俺のことをおっさん呼ばわりしやがる。 折角俺がためになる近代史をレクチャーしてやっているというのに、チャチャをいれやがって。 これに対して最近は決まって俺がエレンの頭を鷲掴んで頭髪をわしゃわしゃっとやり、エレンはギャーギャー喚きながら降参する。 こんな流れはここ二週間以内に出来上がった習性だというのに、なぜかふと、こんな事がとても懐かしいと感じる。 我ながら調子が狂うが、まぁ別段嫌じゃないからいいがね。 今日はちゃっかり雑魚寝部屋じゃなくてわりかし上質な部屋をとってるあたり、ハリードってあれで案外あたしに気を使ってるんだなーって思う。 明日にもここからずっと西にある聖王様所縁の地、聖都ランスに向かう予定な訳なのだけれど、道中は野宿も多くなるって言ってた。 そんな訳だから今日は早めに寝ろーとかいってささっと自分の部屋に消えて行ったけれど、そりゃあ無理な相談よ。 ここしばらくはこの一日の最後に今日新しく見聞きした事を頭の中でゆっくり噛み砕かなくちゃ、脳みそ興奮しっぱなしでおちおち寝れないんだから。 うーん、今日もあたしの頭じゃパンクしそうなほど、いろんなものを見ていろんな話を聞いたな。まぁ、最後の銀行なんたらは正直半分くらいしか話の内容わかってないけど。 やっぱりハリードとのこの旅は、楽しい。メキメキ実戦経験も積めるし、物知りになれるし。 最早、二週間前に悩んでいた自分がバカらしく思えてきちゃうくらい。 いやまぁ、もちろんまだ全部が全部吹っ切れたなんてわけじゃあないけど、さ。 でも、少なくとも今はなんだか幼い頃みたいに一日が長くて目まぐるしくて、いろんな事を理解するのに必死で。要するに、とてもじゃないけど悩んでる場合じゃないって感じ。 ただ、布団に入ってから奮戦虚しく睡魔に敗北する寸前に、ふとシノンの懐かしい風景や顔ぶれが頭をよぎるんだけど、それでも不思議と心は穏やか。 何だかあたしがこうしているように、他のみんなにもこうして新しい何かが訪れている気がするから。 そう、勿論サラにも。 だから、きっとこうなって良かったって、今はそんな気がする。 あたしの今までの二十年は、この時のためにあったんだな。 そして今は、明日のためにあるんだなぁ。 とか、なんか思考が思春期っぽい。ふふ、日々楽しい証拠よね。 頑張ろう。 おやすみなさい。 番外編一覧に戻る TOPに戻る
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第1話 幸せの匂い 「あら、おかえりなさい、祈里。ダンス合宿はどうだったの?」 「ごめん、お母さん!その話は夕ご飯の時にするね!」 パタパタッと急ぎ足に階段を上るわたしの後ろから、お母さんの「何慌ててるのかしら……」って 呟きが聞こえてくる。慌てますとも!これが慌てずにいられる訳が無いじゃない! ドアノブを回すのももどかしく、部屋に飛び込んで背中でドアを勢いよく締める。ああ……また一階 でお母さんが同じ台詞呟いてる気がする・・・。 (ううん、今はそれどころじゃないっ!) 視線だけを素早く動かし、部屋の中をざっと見回す。机の上、イス、ベッド……。 (ありますように……ありますように……絶対にあるってわたし信じてる……!) 部屋の壁、ある一点でわたしの視線が止まり、一気に真剣だった顔が緩む。 「……あった~!」 彼女の性格を表わしたように、キチッと折りたたまれて、ミシンの置いてあるテーブルに置かれていたもの。 それはせつなさん……せつなちゃんの着ていたジャージだった。 * わたしの忘れた練習着を取りに、アカルンの能力で合宿所からここまで来てくれたせつなちゃん。 帰ってきた時手ぶらだったのと、ダンスの練習で忙しかった事から、わたしは彼女がこれをわたしの部屋に忘れている事、そしてそれを失念してるであろうと推測していた。 「……さて……」 とはいっても、推測がいざ現実になった今、さっきまでの緩んだ顔もどこへやらで、眉間に皺を寄せジャージの前に正座して、ただひたすら凝視し続けるわたし。 「……実際あったからって……どうするかってことなのよね……」 どうするかって、そんな事は分かっている事で。 せつなちゃんに連絡して取りに来てもらうか、ううん、迷惑かけたのはわたしなんだから、ここはわたしが届けるべき! それは分かっている事で。……でも頭では理解してても心では理解してないわたしがいる。 「せつなちゃんの、きてた、じゃーじ。」 わざとらしく感情を込めずにそう言うと、わたしはジャージにそっと手を伸ばした。 と、途端に手を引き、大きく首を左右に振る。 ちょ、ちょっと待って……わたし今何をしようとしてるの?!ううん、違うわ!わたしはこれを届けるために、そ、そう、なにか紙袋に入れなきゃって手を伸ばしたのよ!何かへ、変質的な行為が 目的で手を伸ばした訳じゃなくて!自分が信じる自分を信じろって、わたし信じてる!……はあ、 それにしてもいい匂いだわ・・・。 「はっ!?」 気が付くとわたしは、伸ばした手を引っ込めた代わりに、ジャージに思い切り顔を埋めていた。 ちょっ……何やってるの、わたし! 慌ててジャージから顔を……上げられない。 ……柔らかくて甘い彼女の残り香が、わたしの顔を上げさせてくれない。 「せつな……ちゃん……」 気が付くとわたしは、ジャージを顔に被るようにして、床に仰向けに寝転んでいた。 当たり前だけど、目を開けてても閉じてても、暗い。今わたしの世界に存在してるのは、わたしと、彼女の匂いと、そして甘くて……少し苦い想いだけ。 「おかしいよね、こんなの」 いつもラブちゃんの隣にいるせつなちゃんを見てて。イースとプリキュアとして戦った2人を見てて。 そして今、家族となって一緒に暮らしてる………幸せを、見てて。 それなのに合宿で、見た事無いせつなちゃんを見ちゃった。 あの時からわたしは……本当におかしくなったみたい。 きっと、わたしなんかとは違う、凄い人だと思ってたせつなちゃんが、女の子だったから。 普通に、悩んだり、頑張ったり……ちょっとふてくされたりする、普通の女の子だったから。 気がついたら、好きになっていた。 お互いのダンスへの考えとか、2人で一緒に踊ってる時とか、同じ物を感じてたと思う。 けど……こんな苦しい思いを感じてるのは……わたしだけかな。 (……せつなちゃんにはラブちゃんがいるし) そう思ったとき、胸が急に痛くなった。 (よく考えたらこのジャージだって、ラブちゃんが昔着てたものだよね) 胸の痛みが増す。何か、今までせつなちゃんと2人でいた所を邪魔されたみたいな気になる。 ……嫌だ……こんな事考えるの止めないと……ラブちゃんとわたしはお友達じゃない……・。 「このままじゃ親友が幸せになっちゃうじゃない、って誰の台詞だったっけ……」 わたしは最近TVで見たアニメの事を思い出そうとしたけど、すぐに諦めた。 * いつの間にか少し眠ってたみたい。 相変わらずジャージを被ったままなので明るさは分からないけど、さっきより少し涼しい。 眠ったせいもあってか、さっきまでの嫌な嫉妬めいた気持ちは収まってきてたけど、今はまた違う黒い気持ちが心に湧いてきていた。 ……罪悪感と自己嫌悪。 (気持ち悪い、わたし) いくら好きだからと言っても、せつなちゃんの知らないとこで服の匂いを嗅ぐなんて。 ストーカーとか変質者とか、そんな風に言われる人たちと一緒だ。こんなこと皆にバレたら……プリキュアどころか、友達でさえいられなくなっちゃう。 (もう、起きなきゃ……) でも、まだ残り香のせいか、少しだけ黒い気持ちの中に甘いものが混る。 (祈里、って呼び捨てでも良かったのにな) ブッキー、って皆と一緒の呼び方じゃなくて。 せつなちゃんだけは祈里って呼んでてくれても良かった。それだけでわたしは小さな幸福感を得られたかもしれない。 (わたしがせつなちゃんだけちゃん付けしなかったら、そんな気持ちも味わえるかな?) ラブちゃんみたいに。そしたら皆ビックリするよね、きっと。 多分そんな事は、しない。それがただの悲しい自己満足で、一人よがりだって分かるから。 このジャージを被っている行為と一緒だ。 だけど、だったら。 今なら呼べるかもしれない。今、このわたしと彼女の残り香しかないこの薄闇の中なら。 「……せつな………」 「なあに?ブッキー?」 バネ仕掛けの人形のように、わたしは飛び起きた! * せつなちゃんが、椅子に座って笑顔でわたしを見下ろしていた。 「お昼寝はすんだ?……もう夕方よ」 「せ、せ、せつなちゃん……」 焦って言葉が続かないわたし。み、見られてはいけないところを……よりによって一番見て欲しくない人に………! 「ふふ、ブッキーが起きるまで結構待ったんだから……って連絡もしないで来た私も悪いけど。まさか合宿終ってすぐ寝てるなんて思わなかったから」 わたしの焦りようとは反対に、せつなちゃんは落ち着いた口調で更に言葉を重ねる。 「家に着いて合宿の着替えとか洗濯しようと思ったんだけど、そのジャージをここに忘れたの思い出してね。返してもらおうと思って来たの。すぐ戻るつもりだったからアカルンで来たんだけど、部屋に着いたらブッキー寝てるから……起こすのも可哀想かなと思って」 話が核心のジャージに触れたことで、さらにわたしの焦りが増す。 「ジャジャジャージを取りに?!ずずずずっと見てたの!?」 「見てたわよ。やだ、まだブッキー寝呆けてる?」 せつなちゃんはクスクス笑いながらわたしを見てる。 ……ここまできてわたしも流石におかしいと思い始めた。これって変質者やストーカーに対しての態度じゃないよね? 「あ、あの……そのジャージなんだけど………」 わたしは恐る恐る様子を探るようにせつなちゃんを見る。 「全く……他にも色々あるでしょうに、何でよりによって私のジャージなのよ」 彼女は口元に軽く苦笑いを浮かべた。 「まあ確かにお昼寝するには日差しきついものね。ラブもお昼寝する時は必需品だ!って言ってたわ。…ア……イキドー?とか言うんだっけ」 合気道……?いやそれは……。 「ア、アイピロ―だよ、せつなちゃん!」 「それそれ!やだ、私ったら」 二人で同時に笑い出す。もっとも、わたしの笑いは多分引きつっていて、背中は嫌な汗でビショ濡れなのだけれど。 * 「さて、じゃあブッキーも起きた事だし,そろそろ行きましょうか」 一笑いし終えた後、せつなちゃんはおもむろに立ち上がった。 「行くって……どこへ?」 「家よ。ラブたちが待ってるんだから、ホラ早く支度する!」 唐突に話を切り出されてちんぷんかんぷんなわたしを、せつなちゃんは急かす。 「もう!ジャージの件だけならブッキーが起きるのをずっと待ってたりしないわよ!今から皆で合宿の打ち上げやろうって話……あら、ラブから聞いてなかった?」 そういえば……わたしジャージの事で頭が一杯だったから…ラブちゃんがそんな事を言ってたような気も……。 慌しくとりあえずの身支度を終えたわたしの手を、彼女が固くぎゅっと握ってきた。 「え、え、え、なななな何?!」 「何って……アカルンで行くんだから、くっつかないと……こないだのタルトみたいになりたくなかったら、ブッキーもしっかり掴まっててよ?」 「わ、分かった」 ドキドキしている心臓の音を悟られませんように、と願いながら、わたしもせつなちゃんの手を握り返す。 その時、ふわっと彼女の髪から、香りが届いた。 さっきまでの暗い一人だけの世界で感じたものとは全然違う……ずっと濃くて、甘くて。 そして温かくて、優しい匂い。 これが幸せの匂いなのかも、ってわたしは思った。 了 第2話 黒い声へ続く
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このページはこちらに移転しました 君の匂い 作詞/尽(343スレ30) 作曲/柊うぃりー(343スレ74) 5月の風 ふわり 君の髪 さらり 晴れた日 青空 白い雲 ワンピース ふわり はにかんで にこり 陽だまり たんぽぽ 綿帽子 早まる鼓動 なだめて 深呼吸 ふと立ち止まり ゆっくり 深呼吸 抱きしめるよ そっとそっと 君のぬくもり 君の匂い もっともっと感じていたい 大切だよ じっとじっと 君のぬくもり 君の匂い ずっとずっと感じていたい 音源 君の匂い