約 1,499,932 件
https://w.atwiki.jp/bar41/pages/232.html
688 名前:安価命名 ◆bXy6n9iBgQ 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 14 56 58.92 czX5Qv6i0 むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが、駆け落ちや浮気や不倫の末に落ち着いておりました。 ほったて小屋で愛をはぐくんだ二人ですが、子供にも恵まれず、倦怠期を迎えていました。 今日も今日とて、会話も少なくじいさんは山へ芝刈りに、ばあさんは川へ洗濯に行きます。 ばあさんが、 「どうしてあんな人と一緒になっちまったのかねぇ」 と独り言をもらしていると、川上からどんぶらこ、どんぶらこ、とそれはそれは大きな桃が流れてきました。 「おんやまぁ!こんなド田舎にも面白い事はあるもんだねぇ」 おばあさんは洗濯中に大きな桃を持ち帰る、という人生で大きな選択をしました。 洗濯だけに選択です。今世紀最大のギャグです。 692 名前:安価命名 ◆bXy6n9iBgQ 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 15 06 41.30 czX5Qv6i0 おばあさんは大きな桃を、ぎっくり腰にさいなまれながらも小屋に運びました。 小屋では戸口とは反対側を向いて寝転がるおじいさんが、 「遅かったな。それで?晩飯はなんだ?」とぶっきらぼうに訊いて来ます。 よっぽど殺してやろうか、とも思うおばあさんでしたが、桃を運んできたので息が切れ切れです。 殺すのは保険金をたんまりかけてからと思い直して、おばあさんは桃を見せました。 「なんてこった!こんなド田舎にも面白い事はあるもんだなぁ」 おばあさんと同じ事を言うおじいさんは、さっそく桃に鈍く光るナタを振り下ろしました。 するとどうでしょう、桃の中から男の子が出てきたではありませんか! ナタに一刀両断されるところを、薄皮一枚、必死にかわして生き延びていました。 恐怖のあまり泣き声すら上げられない赤ん坊を、二人はやっと子供を授かったと養子に迎えました。 二人は、桃から生まれたこの男の子を『桃太郎』と名付けました。 696 名前:安価命名 ◆bXy6n9iBgQ 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 15 17 00.09 czX5Qv6i0 桃太郎を育てる内に、おじいさんもおばあさんも寿命を忘れてすっかり仲良くなりました。 桃太郎が十五歳になって初めての雪が降った日、桃太郎は女体化しました。 もともとベビーフェイスだっただけに、おじいさんもおばあさんも気付くのに一週間かかりました。 二人がもうろくし始めたという説もありましたが、それはまた別のお話。 「おじいさん、ボクはどうなっちゃうの?」 「お前はどうなったってウチの子じゃよ・・・・ハァハァ・・・・」 黒い欲望をおじいさんから感じましたが、桃太郎はそれがどんなモノかもわかりませんでした。 それにおじいさんのしなびたキノコじゃどうかしようってのが無理です。不可能です。不能ですから。 桃太郎が桃子と呼ばれるようになってからさらに一年が経った頃、都で女子達が鬼にさらわれるという事件が多発していました。 相変わらず仕事の手伝いで力の衰えない桃子は、 「ボクに何かできる事はないかなぁ」とぼんやり考えていました。 697 名前:安価命名 ◆bXy6n9iBgQ 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 15 25 22.54 czX5Qv6i0 そんなときです、おばあさんが都からの伝達を受けたのは。 「あらまぁ、じいさん。コレ見てくださいよ」 「なになに、鬼を退治した者には褒美を?」 「おじいさーん、おばあさーん、お風呂沸きましたよー」 ぽてぽてと桃子が外から戻ってきました。 二人はにやりとして桃子にある指令を出しました。 そう、鬼退治して来いと言ったのです。 「力自慢のお前なら鬼くらい屁でもないじゃろう」 「これをもっておいき、役に立つわ」 と刀ときび団子、中途半端な鎧をもらいました。 兜は大きすぎて前が見えなかったので、置いていきました。 「それでは行って来ます」 意気揚々と出発した桃子は、おじいさんからの黒いオーラから逃れられて正直ほっとしていました。 これから大変なことになるとはつゆ知らず・・・ 698 名前:安価命名 ◆bXy6n9iBgQ 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 15 32 53.72 czX5Qv6i0 桃子は旅の途中でサルに会いました。 「やぁ、サルさん。こんにちは」 「その腰の・・・」 「腰の?」 「それ使わせてもらえないか?」 わけの分からないことを言うサルに、桃子は困惑しましたが、それならこっちは、と条件を出しました。 「使わせてあげたら、鬼退治に付き合ってもらいたいです」 「おや、そちらも付き合う気まんまんだったんだな?」 早速サルは桃子の鎧を剥ぎ、草むらで固くなったソレを桃子のアソコに突き立てました。 「いっ!痛いよぅっ」 涙が滲む桃子の目には、野生のサルが必死に腰を振る姿が映っていました。 しかしじじいばばあの元で性教育など受けていない桃子は、サルがなんでこんな事を喜んでするのか分かりません。 「いたっ・・・ううっ・・・」 「それがたまんねぇんだよなぁ!人間のメス最高だぜ!」 699 名前:安価命名 ◆bXy6n9iBgQ 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 15 39 29.66 czX5Qv6i0 サルにさんざんやられた後、桃子は涙と血と白い粘液を拭いて、気丈にも旅を続けました。 その後、今度は犬に会いました。 「こんにちは犬さん」 「その腰の・・・」 かれこれサル、犬、豚、牛、ウマに同じことを要求され、それに応えて桃子は体をさしだしました。 犬の時に随分と良くなったらしく、だんだんと大きくなっていくサイズに対応していきました。 そして彼らとそんなどろどろの旅を続けて、ついに一向は鬼が島に到着しました。 「もぉ~遠かったなここまで」 「わんだふるな同行人がいたから楽しかったな」 「ブーブー言ってるやつがいてうるさかったけどな。ひひんっ」 「てめー俺の事がブヒー!」 「もうっ、みなさん喧嘩はめっです!」 700 名前:安価命名 ◆bXy6n9iBgQ 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 15 46 17.18 czX5Qv6i0 むさっくるしい土地を想像していた桃子は、上陸するなり面くらいました。 鬼が島の人口のほとんどが女性の鬼だったのです。 驚いて見回っていると、島の奥から悲鳴が聞こえてきました。 「行きますよ皆さん!」 そこでは鬼の大将が人間の女性に自分のモノを入れようと悪戦苦闘しているところでした。 大将のモノは大きいなんてもんじゃありません!人間の体の三倍はあろうかという巨体に、巨根。 ついに女性は耐え切れなくなり発狂して死んでしまいました。 桃子はなんてひどい事を!といきり立って躍り出ました。 「やいやい!何やってるんですか!」 鬼の大将は桃子の登場に驚きましたが、すぐにため息をついて目を伏せました。 701 名前:安価命名 ◆bXy6n9iBgQ 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 15 54 50.87 czX5Qv6i0 思ったよりげんなりした大将に桃子は、今度は下手に出て質問します。 「どうなされたんですか?ボクでよければ話を聞かせてください」 「ふぅ、ワシ達はなぁ・・・」 鬼達は、五年前人間の娘からうつされ、自分達も女体化するようになってしまい それを回避するには人間の女と交わるしかない。 しかし鬼は人間に嫌われているから女はさらうしかない。しかも鬼のサイズに見合う女はそういない。 だからどんどん鬼達は女体化していき、いまでは大将と他数名しか男が残っていない。 「そうそうにワシが女にならなかったのは良かったが、いまでは時間の問題じゃ」 意外と柔らかい話し方に桃子は可哀想になり、ついいつもの癖で言ってしまいました。 「ボクにできる事はありませんか?」 702 名前:安価命名 ◆bXy6n9iBgQ 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 16 02 39.73 czX5Qv6i0 「おお!なんとやさしい女子じゃ!それでは・・・」 「・・・えぇっ!?・・・わわ、わかりました・・・」 それから三日三晩鬼が島には最後の男の鬼達が大将の間に集まりました。 もちろん目的は桃子の体です。 ウマたちに拡張されたそれは、体の大きさに比べてかなり大きいので、鬼達にはジャストサイズです。 大将や幹部は、さらに拡張しなければなりませんでしたが、上手くイキました。 「あぁんっ!! お、おっきぃよぅ! 駄目っ!そこはっ・・・そこはらめぇえぇ!」 「おおし、景気づけにも一発頼むよ桃子ちゃん!」 「うんっ!いいですっ!も、もいっかいしましょほっ!」 結局そのあと一ヶ月間鬼達は桃子たちを客としてもてなし、一族を助けてもらったお礼として金銀財宝を渡しました。 「いやぁワシらのために悪かったねぇ」 「いっいえっ!ボクも・・その・・・良かったし」 703 名前:安価命名 ◆bXy6n9iBgQ 投稿日:佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 16 07 22.91 czX5Qv6i0 財宝を持ち帰った桃子は、おじいさんおばあさんにしこたまほめられました。 桃子はしりませんでしたが、鬼達の襲撃が収まってから、都から褒美をもらっていたのです。 桃子が帰ってこなかったらとんずらをこくつもりだったに違いありません。 「おお、桃子や、こんなにイカ臭くなって。海の旅は大変だったんだね?」 「いいえ?鬼さんたちも優しい人たちでした」 「「??」」 二人は知りませんでした。桃子がビッチに成り代わっていたことに。 数年後、『鬼が島』という風俗店が流行るのですが、これはまた別の機会に・・・ 終
https://w.atwiki.jp/godtearbh/pages/19.html
斬属性Hノーマルハンター 初期ステータス 最大ステータス No. 名前 最大レベル 攻 防 攻 防 [[]] - -
https://w.atwiki.jp/shousetsu/pages/589.html
戦火で苦しんでる町に色を売ってるおじいさんがいた 苦しんでる人には 青を 悩んでる人には 白を 喜んでいる人には 赤を 希望に満ち溢れている人にも 赤を 生きる希望を失った人には 緑を 戦争を止めようとする人には 黒を 戦争を起こそうとするひとにも 黒を おじいさんは生き方の達人だった
https://w.atwiki.jp/moyashimon/pages/356.html
第1話 入学 あらすじ とあるもやし屋に孫を心配するお爺さんがいた。沢木もやしのお爺さんの孫はなんと、菌が見えるらしい。 その孫沢木直保と親友の結城蛍は東京で某農大の入学式に参加していた。 式の終わりには事務から行方不明の院生がいるとの連絡がされているが、祖父から樹慶蔵という先生に会うように言われていた沢木は、面倒がりながらも会いに行くことに。 近道である森林科の実験林を抜けて行くと、土から沢山の菌が湧いているのに気付く。 ちょうど人間ぐらいの大きさの何かが埋まっていると思った二人は、たずね人を捜索していた警察に知らせる。 人だかりが出来てなんだか大事になってしまうが、スコップを持った樹先生が登場。そこに埋まっていたのはアザラシだった。 先生は周囲を無視して沢木たちにキビヤックの説明を始めた。 先生の強烈な自己紹介が終わったところで、行方不明だった長谷川遥が姿を現す。 キビヤックの実験は彼女がしていたらしく、墓標と思われた立て札には「ハセガワ実験中」の文字があった。捜索願いも、携帯を切って研究に出かけたせいで過保護な親が心配した結果らしい。 人騒がせな二人は呆れる周囲を残して研究室へと去って行った。 登場キャラクター 沢木(おじいさん) 結城(おじいさん) 沢木直保 結城蛍 後藤学長 樹慶蔵 長谷川遥 土中発酵菌群 セリフ集 「孫が言うことを信じてやらんじじいがどこにおるよ」 -沢木(おじいさん) 感想 樹教授がキビヤックを食べるシーンは強烈。 -- 管理人 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shigetaclass/pages/14.html
family kazoku かぞく great grandfather hii ojiisan ひいおじいさん great grandmother hii obaasan ひいおばあさん grandfather ojiisan (sofu) おじいさん(そふ) grandmother obaasan (oba) おばあさん(そぼ) uncle ojisan (oji) おじさん(おじ) aunt obasan (oba) おばさん(おば) father otousan (chichi) おとうさん(ちち) mother okaasan (haha) おかあさん(はは) big brother oniisan (ani) おにいさん(あに) big sister oneesan (ane) おねえさん(あね) myself watashi boku わたし ぼく little brother otouto おとうと little sister imouto いもうと cousin itoko いとこ relative shinseki しんせき
https://w.atwiki.jp/moemonss/pages/650.html
わたしはルージュラ、こおりエスパーの萌えもん 身長140cm、体重は4・・39.6kg! 趣味は踊り、夢は素敵な雄萌えもんと添い遂げること わたし達の種族には雄が居ない なので子孫を残そうと思ったら、他のひとがた萌えもんと結ばれる必要があるのだ ある日、わたしのマスターであるおじいさんが日課の釣りに行くというので着いて行くことにした なんでもニョロゾが欲しくて欲しくてたまらないらしい ニョロゾはあんまり好みじゃないのよねぇ・・・内臓透けてるし・・・ 近くの池に向かう途中、通りかかった草むらで雄のケーシィに出会ったの 同じひとがた萌えもんだし、おじいさんもケーシィも戦う意思なんてないし、ってことで おじいさんの釣りを見学しながら色々お話してたの そのうちお互いの萌えもんの話になってきて 聞けばケーシィは雄の数が多くてフリーな雌ケーシィを探すのも大変だって言うじゃない こりゃラッキー☆って思ったわよ この子ケーシィとしてはどうなのかは知らないけど わたしの好みとしては十分OK! ちょっと眠そうにしてて、ぽやぽやーとしてる感じが母性本能を擽ってきてたまらない 早速、おねぇさんっぽく誘惑してあげてら真っ赤になっちゃって、これがまたかわいいのよ! 「ねぇ・・・キス、ってしたことある?」 「えっ・・・?あの・・・その・・・・・・な、ないです・・・」 「じゃあ、おねえさんと・・・してみよっか?」 「ああああ、あの・・・はい、ど、どうぞ・・・」 「ふふっ・・・目を閉じちゃダーメ、しっかりとわたしの目を見て」 「は、はい・・・・・・って、うわああああああああああっっっっっ!!!!(ヒュンッ)」 あっと言う間もなくテレポートで逃げちゃった ここまできて逃げるって失礼だと思わない? あれから何度かおじいさんの釣りついでに探しに来てるんだけど 結局あれ以来、あの子とは出会うことはなかった はぁ・・・わたしって良縁に恵まれてないのかなぁ ---------------------------------------- 補足 あくまのキッス おそろしい かおで むりやり キスを して あいてを ねむりの じょうたいに する。
https://w.atwiki.jp/sakatsukuds2010/pages/754.html
リスボンBC チーム編成 右の編集でデータを入力したあと、下の「新しい行として追加」にチェックを入れることで行が増えます 名前 国籍 コスト ポジ 備考 編集 ルイ・パトリシオ ポルトガル 5 GK - 編集 アンドレ・マルケス ポルトガル 5 DF - 編集 トネウ ポルトガル 5 DF - 編集 マルコ・カネイラ ポルトガル 5 DF - 編集 アンデルソン・ポウガ ブラジル 4 DF - 編集 ジョアン・モウティーニョ ポルトガル 6 MF - 編集 イズマイロフ ロシア 6 MF - 編集 ミゲウ・ベロージ ポルトガル 5 MF - 編集 プクチェビッチ モンテネグロ 5 MF - 編集 エウデル・ボスティガ ポルトガル 5 FW - 編集 カイセド エクアドル 5 FW - 編集 チアゴ ポルトガル 4 GK - 編集 カリッソ ポルトガル 4 DF - 編集 M.フェルナンデス チリ 5 MF - 編集 アングロ スペイン 6 FW - 編集 リエジソン ポルトガル 5 FW - 編集 リカルド・バチスタ ポルトガル 4 GK - 編集 ペドロ・シウバ ブラジル 4 DF - 編集 ペレイリーニャ ポルトガル 4 MF - 編集 ジャロ ポルトガル 4 FW - 編集 抽出テーブル:テーブル-リスボンBC
https://w.atwiki.jp/soreike_anpanman/pages/591.html
放送日:1991年9月16日 エンディングテーマ:勇気りんりん A「めざましくんとおじいさん時計」 脚本:岸間 信明 演出:阿部 司 B「アンパンマンとカッパのカピー」 脚本:中村 修 演出:鈴木 壽美 声の出演 アンパンマン:戸田 恵子 ばいきんまん:中尾 隆聖 ドキンちゃん:鶴 ひろみ ジャムおじさん:増岡 弘 バタコ:佐久間 レイ チーズ:山寺 宏一 めざましくん:佐々木 望 古時計じいさん:関根 信明 カピー:渡辺 久美子 林 玉緒 中沢 みどり 野崎 美子 ソフト化情報 【DVD】 それいけ!アンパンマン’92(12)
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/370.html
海沿いの路上に、一人の男が立っていた。 見た目から察せられる年齢は、そこそこ高め。超高級とまではいかないが、質のよいスーツを身にまとっている。 男の名は、ガイ。だがこの名は、仮初めのものでしかない。 彼の真の名前は、アポロガイスト。あらゆる世界の悪が大同団結して誕生した究極の悪の組織、「大ショッカー」の大幹部に名を連ねる存在である。 「いったいどうなっているのだ……」 ガイは困惑していた。彼はBLACKとRXという二人の仮面ライダーに追いつめられ、次元を歪めて大ショッカーの基地へ逃亡したはずだった。 なのに気が付けば体を拘束され、あの場所でバトルロワイアルの説明を聞かされていたのだ。 「むう、次元を渡る力が発動しないだと……! 何らかの方法で封じられているというのか。おのれ忌々しい!」 ガイはまず、自らの能力でこの世界から脱出することを考えた。 しかし、いくら頑張ろうとも異世界に行くためのオーロラは出現しない。 彼は早々に、この力による脱出を諦めなければならなかった。 「そうなると、さっさと他の連中を皆殺しにしてバトルロワイアルゲームとやらを終わらせるしかないのか……。 あの小娘に従うのは癪だが、それが一番早く済みそうだな」 ガイは焦っていた。彼には、時間がないのだ。 彼は改造人間である。だが改造手術の際の不備により、わずか一週間しか生きられない体となってしまったのである。 それを補うために、彼は「パーフェクター」という器具を使用していた。 パーフェクターによって他の生物から生命力を奪い、それを自らに取り込むことで寿命を延ばしていたのだ。 しかし現在、パーフェクターはガイの手元にはない。ディケイドとディエンドに奪取されてしまったのである。 一刻も早くパーフェクターを取り戻さなければ、彼の寿命は尽きてしまう。こんなくだらないゲームに付き合っている余裕はない。 ゆえに、彼は自らの優勝という形で少しでも早くゲームを終わらせることを決意していた。 「ならばまずは、どんな武器が配られたのか確認しなくてはな。 どうやらアポロショットもガイストカッターも取り上げられてしまったようだし」 そう呟きながら、ガイは足下に置かれていたデイパックを開ける。 その瞬間、彼の視界をあるものが覆い尽くした。 「これは……。亀の山!?」 デイパックから出てきたのは、大量の亀。いや、正確には亀の甲羅だった。 色が緑のものと赤のもの、二種類あるようだ。 「投擲すればそれなりに強力な武器になるのか。 あまり見た目はよくないが、いちおうは当たり武器だな。他には何かないか?」 付属の説明書を読んだガイは大量の甲羅をいったんカバンから出し、さらに中を探る。 その結果、彼の手はあるものをつかんだ。 「ほう、これを私に支給するとは……。皮肉のつもりか?」 彼の手の中にあるものは、傍目から見れば用途不明のがらくたにしか見えない。 だがガイには、その道具の有用性がよくわかっていた。 ある時はポールに。ある時はロープに。ある時は剣に。様々な姿を持つ万能武器・ライドル。 それこそがこの道具の正体である。 そしてライドルの真の持ち主は、仮面ライダーX。かつてガイと激闘を繰り広げた宿敵だ。 「あいにく、私はこれに動揺などしないぞ。使えるものはなんでも利用してやるのだ」 不敵な笑みを浮かべると、ガイはライドルをポケットにしまう。 そしてデイパックを背負い、悠然と歩き出した。 目的はただ一つ。目にした者を、皆殺しにすることである。 ◇ ◇ ◇ 数分後、ガイは砂浜に立っている一人の老人を発見した。 トムじいさんが現れた! 「なんだ!? 何か世界観というかそんなものが変わったような……」 「押してくれんかのー」 トムじいさんは押してほしそうにガイを見ている! 「…………」 ガイは様子をうかがっている。 「押してくれんかのー」 トムじいさんは押してほしそうにガイを見ている! 「そんなに押してほしいのなら押してやろう」 ガイはトムじいさんをつきとばした! トムじいさんは海に落ちた! ゴポゴポゴポ…… トムじいさんは死んでしまった! 「しまった……。支給品と首輪のチップを回収しておけばよかったか……」 静かな砂浜に、ガイのつぶやきがむなしくこだました。 【トムじいさん@ドラゴンクエスト4コマ漫画劇場 死亡】 【一日目・深夜/F-2・砂浜】 【ガイ(アポロガイスト)@仮面ライダーディケイド】 【状態】健康 【装備】ライドル@仮面ライダーSPIRITS 【道具】支給品一式、アカこうら@犬マユゲでいこう×3、ミドリこうら@犬マユゲでいこう×3 【思考】 基本:優勝して一刻も早く帰還する。 1:見かけた参加者は迷わず殺す。 ※第27話で、BLACKとRXのダブルライダーキックを受けた直後からの参戦です。 ※パーフェクターがありませんが、ロワの期間中に寿命で死ぬことはありません。 ※次元を越える能力は、制限により使用できません。 Back 第二楽章♪キバの凡人 時系列順で読む Next ゲームセンターY.N Back 第二楽章♪キバの凡人 投下順で読む Next ゲームセンターY.N GAME START トムじいさん GAME OVER GAME START ガイ(アポロガイスト) Next
https://w.atwiki.jp/soreike_anpanman/pages/768.html
放送日:1990年9月24日 エンディングテーマ:勇気りんりん A「アンパンマンとつみきまん」 脚本:桜井 正明 演出:鈴木 壽美 B「アンパンマンとわたあめじいさん」 脚本:武上 純希 演出:阿部 司 声の出演 アンパンマン:戸田 恵子 はいきんまん:中尾 隆聖 ドキンちゃん:鶴 ひろみ ジャムおじさん:増岡 弘 バタコ:佐久間 レイ チーズ:山寺 宏一 わたあめじいさん:龍田 直樹