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330 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/10(日) 21 00 42 ID ??? 公式NPCの描写が公式(訳:俺ら、鳥取)のイメージと違う。 お前の公式NPCのイメージはとてもじゃないが公式(訳:俺ら、鳥取)ではない。 と、ゲームで初めてGMやった新人を叩いて伸ばして切り刻んで鳥取から追い出した あいつら…今、元気じゃないといいな 353 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/10(日) 21 20 43 ID ??? いや、俺はその追い出しを後から聞いただけなんだが (その日はバイトでセッション参加できなかった) その後、その新人がGMやったときの事を事あるごとに肴にして その新人がGMやってるときに笑いものにしてなー 「公式で設定が出てるNPCですら理解できないのに俺らのPCの設定わかんの?www」だの 「世界設定とかも勘違いして動かしそうで怖いよなーww」 そのうちこなくなっちまったよ 大学卒業と共に付き合いきれちまったけど、何か気分悪かった。 スレ155
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おれは使い魔になるぞジョジョー!-0 おれは使い魔になるぞジョジョー!-1 おれは使い魔になるぞジョジョー!-2 おれは使い魔になるぞジョジョー!-幕間 おれは使い魔になるぞジョジョー!-3 おれは使い魔になるぞジョジョー!-4 おれは使い魔になるぞジョジョー!-5 おれは使い魔になるぞジョジョー!-幕間2 おれは使い魔になるぞジョジョー!-6前 おれは使い魔になるぞジョジョー!-6後 おれは使い魔になるぞジョジョー!-7 おれは使い魔になるぞジョジョー!-8 おれは使い魔になるぞジョジョー!-9 おれは使い魔になるぞジョジョー!-10
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「メ・・・ッセージ・・・で・・・す・・・これが・・・せい・・・いっぱい・・・ですジョースター・・・さん 受け取って・・・ください・・・つたわって・・・ください・・・」 あのとき僕は死んだ。僕は確かにエジプトでDIOに殺されたのだ。 なのになぜ、僕はこんなところにいるのだ! 法皇は使い魔~プロローグ~
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トリステイン魔法学院、学院長室。 この部屋の主であるオールド・オスマンは、戻った4人の報告を聞いていた。 もっとも、報告をしていたのは専らルイズであった。 オスマン氏は、キュルケとタバサにも状況報告を求めたのだが、 フーケとの戦いで疲労が限界に達したのか、2人の返答は要領を得ない。 キュルケは暇さえあればチラチラとルイズとDIOを見ているし、 タバサは俯いて黙ったままだ。 オスマンは、ルイズの報告を鵜呑みにするしかなかった。 「ほほぅ。 では、『破壊の杖』は取り戻したが、 『土くれのフーケ』は取り逃がしてしまったと…… そう申すのじゃな、ミス・ヴァリエール?」 泣く子も黙るオスマンが、偽証を許さぬ鋭い視線をルイズに向けるが、 ルイズは堂々と胸を張り、ハキハキと嘘八百を並べ立ててみせた。 どうせ確認する方法など、無いのだから。 「はい。 そしてロングビル……つまりフーケがわざわざこのような遠回しな罠を仕掛けたのは ……これはフーケ自らが言ったことですが…… どうやら『破壊の杖』を私達に使用させ、 使い方を知るためだったようです。 私もそれで間違いないと思います」 「お主個人の感想など無用じゃ」 「その通りであります。 お許しを」 ルイズはビシッとあらたまった。 オスマンは顎髭を撫で回すと、深いため息をついた。 年相応の、そして、深い苦悩が混じったため息であった。 「ミス・ロングビルがか……そうか…………そうじゃったか……」 裏切りなど日常茶飯事だろうに、 オスマンは珍しく辛そうな表情を浮かべた。 しかし、それも一瞬のこと。 すぐに鋼鉄の仮面がオスマンを包み込み、あたりに威圧感をばらまき始める。 その空気に当てられて、キュルケとタバサもその場にあらたまった。 「さて、諸君。 よくぞ『破壊の杖』を取り戻した」 ルイズが礼をし、それに続く形でキュルケとタバサが、ぎこちない礼をした。 DIOは壁にもたれかかって、本を読んでいる。 「『破壊の杖』は、無事に宝物庫に収まった。 これで我が学院の体裁は、一応保たれたことになる。 一件落着とまではいかんが、後は我々の……いや、ワシの仕事じゃ。 諸君はゆるりと休むがよい」 後始末をすると言うオスマンの言葉に、コルベールの肩が少し震えたような気がした。 おそらくは、隠蔽のためにクビを飛ばされることになるだろう教師達の何人かのことでも考えているのだろう。 「フーケを取り逃がしてしまったからのぅ、 『シュヴァリエ』の爵位を申請するとまではいかんが、 王宮には報告をしておくぞい。 目をかけてくれることじゃろうて」 ルイズ達は、特に反応を返さなかった。 オスマン自身もどうでもよいのか、少々投げやりだった。 「ふむ、そういえば、今日の夜は『フリッグの舞踏会』じゃ。 予定通り行うこととなった。 今日の主役は君たちという事になっておる。 せいぜい着飾るが良いぞ」 ふぉっふぉっと笑うオスマンに、3人は礼をするとドアに向かった。 ルイズはDIOをチラッと見つめて、立ち止まった。 「先に行くといい」 DIOは、本に目を落としたままルイズに言った。 ルイズは一瞬怪訝な表情を浮かべたが、すぐにどうでも良くなったのか、 さっさと部屋を出ていってしまった。 ルイズが出ていった後、DIOは本を閉じ、オスマンに向き直った。 「用がある……とでも言いたげじゃのう。 残念ながら、お主には報酬はだせん。 貴族ではないからのう。 代わりにといっては何じゃが……二、三の質問には答えてやろう」 オスマンは、DIOが何故この場に残ったのか、おおまかに把握しているようであった。 引き出しからパイプを取り出し、 煙をふかし始めたオスマンに、DIOは質問をした。 「『破壊の杖』……あれは、 私が元いた世界の人間達が作り出した武器だ。 なぜここにある?」 「ほっ、『元いた世界』とな?」 オスマンの目が光った。しかし、オスマンの言葉をDIOは無視した。 質問をしているのは、DIOなのだ。 「あれは何故……どうやってここにやってきた」 取り付く島もないDIOに、オスマンはつまらなさそうなため息をついた。 それと一緒に煙が吐き出され、DIOにかかる。 「あれを私にくれたのは、ワシの命の恩人じゃ」 オスマンは己の過去をあまり話さない。 しかし、今回ばかりは話さないことにはどうにもならない。 仕方なしといったふうに、オスマンは三十年前の過去を話した。 ワイバーンに襲われたこと。 突如あらわれた異様な身なりの男が、『破壊の杖』で助けてくれたこと。 看護をしたが、死んでしまったという事。 話を全部聞き終えた後、 DIOは一つだけ気になる事を尋ねた。 「その男の遺体は、墓の下にあるのかな?」 DIOの奇妙な質問に、オスマンは怪訝な表情を浮かべたが、答えてはいけないというわけではない。 オスマンは答えた。 「墓はこの学院内にある。 しかし、遺体はもう存在しておらんよ」 それを聞いて、DIOは顔をしかめた。 「ない……だと?」 「彼の遺言での。 骨も残さずに焼き尽くしたのじゃ。 ワシが責任を持って執り行った」 元の世界に戻る手掛かりが一つ消えたことに、DIOは舌打ちをした。 骨さえ残っていれば、瞬く間に屍生人として再生させて、 尋問をすることも出来ただろうに。 しかしすぐに気を取り直し、 DIOは己の左手に刻まれているルーンをオスマンに見せた。 「では次に、このルーンだ……。 このルーンが光ると、私の傷は瞬く間に塞がり、『馴染んだ』。 今まで一度しか光っていないが……何故だかわかるか?」 オスマンは、話すべきかどうかしばし悩んだ後、口を開いた。 「お主の言う『馴染む』が、どういう意味なのかは分かりかねるがの……。 まぁよい。 それは、ガンダールヴの印じゃ。 お主達が出かけておった間に、コルベールが文献を見つけだした。 伝説の使い魔の印じゃ。」 「伝説?」 「そうじゃ。 伝説によるとガンダールヴは、ありとあらゆる『武器』を使いこなしたそうじゃ」 DIOは首をかしげた。 「……なんとも言いがたいな。 この世界にきて、今まで私が触れてきた武器は、 どれもこれも使い方を知っているものだらけだ。 全く使い方のわからない武器があれば、確かめようもあるが…… この世界の文明レベルでは、無理だろうな」 話はこれまでと、DIOは踵を返した。 部屋の出口まで進み、扉を開けたところで、DIOは思い出したように振り返った。 「あぁ、ところで、鏡の調子はどうかな?」 オスマンがピクリと反応したが、すぐに嘘にまみれた笑顔を向けた。 「おぉ、どこかの誰かさんのおかげさんでの。 しばらく再起不能じゃ。 まったく困った事じゃて」 ホッホッホッと屈託ない(ように思える)笑い声を上げるオスマンを、 DIOはしばらく眺めていた。 が、やがて興味がなくなったのかパタンと、扉を閉めた。 DIOがいなくなった後、オスマンはおもむろにパイプを口から放し、 地面に叩きつけた。 そして、忌々しげにグジグジと踏みにじった。 木屑になるまで踏みつけていても、 オスマンは無表情のままだった。 ――――――――― アルヴィーズの食堂の上の階。 そこが、『フリッグの舞踏会』の会場だった。 着飾った生徒や教師達が、 豪華な料理盛られたテーブルの周りで歓談している。 だが、この舞踏会は、 いつもと少々様子が異なっていた。 土くれのフーケが、学院に現れたという話は、 既に学院中に広まっていた。 そして、3人のメイジによって撃退されたという話も。 だから、今回の舞踏会はどちらかというと、 祝勝会という色合いの強いものであった。 しかし、その主賓……つまりはフーケを撃退したメイジ達の顔は、 ちっとも晴れやかではない。 黒いパーティードレスを着たタバサは、ただ黙々とテーブルの上の料理と格闘している。 だが、タバサが無口なのはいつものことなので、 誰もそんなに気にはとめなかった。 問題はキュルケであった。 ゲルマニア出身の彼女は、 引っ込み思案な傾向のあるトリステインの女性と比べて、 情熱に溢れた積極的な性格をしている。 ダンスパーティーともなれば、 それこそ取っ替え引っ替えで男達と友好を深めたりするはずなのだが…… それをしない。 憂鬱な顔をして壁にもたれ掛かり、 ただぼんやりとパーティーの様子を眺めているだけだ。 幾人もの魅力的な男達がダンスに誘っても、 彼女はやんわりと断るばかり。 中には、いつも明るいはずの彼女が見せる、 物憂げな表情に心打たれて、などという輩もいたが、 彼女はそれも断った。 男達はがっかりしたものだが、 やがては各々別のパートナーを見つけ、それぞれにパーティーを満喫し始めた。 そこに、ホールの壮麗な扉が開いてルイズが姿を現した。 門に控えた呼び出しの衛士がルイズの到着を告げると、 その場にいた貴族達の視線が彼女に集中する。 そして、彼女の美しさに息をのんだ。 バレッタにまとめた桃色の髪。 肘までの白い手袋。 ホワイトのパーティードレス。 どれもこれもが、彼女の高貴さを輝かせている。 その姿と美貌に、ダンスを申し込む男達が列をなすかと思われたが、 不思議なことにそうはならなかった。 誰も彼もが、遠巻きに彼女を眺めるだけ。 彼女を中心にして、まるでドーナッツのような現象になっていた。 それは、彼女の纏う雰囲気のせいとでもいうのだろうか。 貴族達がダンスを申し込むにしても、彼女は高貴にすぎた。 いや、高貴というよりも、何者をも近づけない絶対的な何か…… それこそ王が身に纏うようなオーラが、 まだ弱いながらもしっかりと彼女から振りまかれている。 そのオーラのせいで、誰も近づけないでいたのだ。 ルイズ自身も、他の男には興味がないのかサクサクと歩を進めて、 バルコニーへと姿を消した。 突如現れた一輪の華に、一時は会場も静まり返ったが、 やがて元の喧噪を取り戻し始めていった。 バルコニーに姿を現したルイズは、その贅沢っぷりに頭を押さえた。 バルコニーに急遽設置されたテーブルの上には、 パーティー会場のものもかくやというほど豪華な料理が並べられ、 DIOが1人でそれを楽しんでいる。 給仕をしているのはシエスタのみだが、 それで十分事足りているようだった。 テーブルにはイスが2脚あった。 ルイズの為に、予め用意されていたのだろう。 当たり前のように、ルイズはそこに座った。 「お楽しみみたいね」 「……君は踊らないのか?」 ルイズはふっと笑った。 「相手がいないのよ」 「そうか」 それっきり2人は黙り込み、しばらく料理に舌鼓を打つ。 やがて、ゆっくりとルイズが沈黙を破った。 「ねぇ、帰りたい? 元いた世界へ」 つまり、ルイズはDIOが異世界から来た者であると認めたのだ。 「帰りたい? ……そうだな、帰らなければならないな。 やり残したことがある」「例えば?」 DIOは珍しくも苦々しげな表情を浮かべた。 「私の運命という路上から、取り除かねばならない汚点がある」 「へえ」 「だが、今はまだ帰るわけにはいかないな」 ルイズは首をかしげた。 「この世界を私のものにしてからでも、 帰るのは遅くない」 ルイズは溜息をついた。 このDIO、やはり冗談を言っているのか、 真面目なのか、判断に困る。 取り敢えずさらっと受け流すことにして、 ルイズはワインを飲み干し、ゆっくりと立ち上がった。 DIOに歩み寄り、すっと手を差し出す。 「えぇっと、まぁ、今回は、 あんたのお陰で事をうまく運ぶことができたわ。 そこの所は……認めてあげる」 それを受けてDIOも席を立つ。 「だから、その、踊ってあげてもよろしくてよ?」 DIOは静かに笑って、御主人様の求めに答えてやることにした。 素直でないルイズは、男性の方から誘うという形を取らねば、 すぐにヘソを曲げてしまうことを、DIOは朧気ながら理解していた。 ルイズの手に接吻をして、ダンスを申し込む。 「私と一曲踊っていただけますか、ミ・レイディ?」 ルイズは微笑んでDIOの手を取った。 2人は並んで、ホールへと消えていった。 ……ちなみに、このときDIOはまだ上半身裸で、 オーダーメイドの服が届くのは、舞踏会が終わってからしばらくあとの事になる。 ―――――――――― 第一部、『ゼロのルイズ』終了!!! 第二部、『ファントム・アルビオン』へと続く!! 47へ 戻る
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アルビオンでの戦いは貴族派が勝利した。 それによってアルビオン王国は神聖アルビオン共和国へと名を変えた。 ウェールズの事に関しては、今はトリステイン国が匿っていて、今の所アルビオンが何か言ってくる気配は無いらしい。 ゲルマニアとの同盟も締結され、とりあえず一安心だ。 おれとしてはとても疲れたのでしばらく休みたいのだが生憎ルイズには授業がある。 別におれには関係無いから寝てようと思ったのだがルイズが言うには 「使い魔なんだから一緒に来なくちゃダメ」 だそうだ。でも正直寝ていたい、のでルイズにちょっと聞いてみる。 「おれの有休ってどれくらいある?」 「アンタにそんなもの無いわよ」 使い魔には有休が無いらしい。でも意味が通じたって事はトリステインには有休制度が有るのか? 「そもそも有休って何よ?」 無かった。 「知りもしないのに否定したのかよ!」 「アンタの事だからどうせつまらない物でしょ」 有給休暇はつまらなくなんか無い! 給料の有る休みの幸せをお前たちに分けてやりたいくらいさ! おれは使った事ないけどね。 なんだかんだで授業に行く事になった。 歴史や公民ならともかく、魔法関連の授業に興味は無いのにな。 仕方ないし日当たり悪いけど教室で寝てよう。 教室に入った瞬間、他の生徒達に取り囲まれた。 ヤバイな、何がバレたんだ? 寮の誰かの扉をノックしてすぐ逃げるのを一晩中続けた事か? ヴェルダンデと協力して底に泥水を仕込んだ落とし穴を掘った事か? 広場に一晩で宇宙人に向けてのメッセージを書いた事か? 廊下に有る絵とか像の向きを全部変えた事か? ヤバイな、心当たりが多すぎて迂闊に動けないぞ。 「な、何よ」 そうだルイズ。おれが動くとヤバイからお前が動いてくれ。 「あなたたち、授業を休んでどこに行っていたの?」 なんだ、そんな事か。 焦って損したぜ。何せ心当たりが三桁以上あるからな。 ルイズが適当に誤魔化し、席に着く。 しばらくして妙に機嫌の良さそうなコルベールがいた。 変な物を持ってきてるけどアレが関係してるのか? コルベールはルイズを見つけるとさらに機嫌が良くなった。 「やや、ミス・ヴァリエール。今日からは授業に復帰ですかな?」 「はい、勝手に休んだりしてすいませんでした」 「それはいけない事ですが、今日はとっておきの授業ですからな!今日休まなかったのは良い事ですぞ!」 テンション高いなー、ちょっと休んだ事より今日休まなかった事を良いなんて言ってるよ。 ここはもっと厳しくすべきだろ。当たり前の事で褒めてるとソイツはろくな人間にならないんだから。 さっきも言ったがおれは魔法の技術に興味は無い。 戦闘になったら相手が四系統の内どれなのかなんてのはイヤでも考えなきゃならなくなる。 そのために魔法の種類を覚えようかとも思ったが途中で意味がない事に気づいて止めた。 使用者による個人差が大きいからだ。 たとえば同じゴーレムを作るにしてもギーシュとフーケで差があるように、この魔法はこれくらいの強さ、と決められないのだ。 だから結局は理論よりも、実際に戦ってみての感覚で作戦を立てるしかないのだ。 「さてと、皆さん」 コルベールが授業を始めた。 でも授業なんて聞かないで寝ちゃおう。 ―――夢を見た。 夢の中でおれは暗い所にいて、そこは辺り一面穴だらけだ。 その穴から花京院とアヴドゥルが頭を出しては引っ込みを繰り返している。まるでモグラ叩きだ。 ぴょこ 「久しぶりだな、イギー」 ぴょこ 「ジョースターさん達はDIOを倒したようですね」 ぴょこ 「お前は大変な事になってるようだな、占ってやろうか?」 夢の中とはいえ久しぶりに顔を見れたのはうれしい、だが… 「ぴょこぴょことうるせーんだよ!!」 攻撃する。気がついたらコルベールの持ってきいた変な物を壊していた。 「あれ?」 壊した物はヘビの人形だった。 どうやらコレがぴょこぴょこと音を出してたらしい。 持ち主であるコルベールは何も言わない。言わないというよりは言えない、放心状態なのだ。 「これは、その、ルイズにやれって言われて仕方なく」 とりあえず言い訳してみる。嘘だけど。 「ミス・ヴァリーエール?」 「言ってません!」 ルイズの必死の抗議。 「なんにせよ使い魔の責任は主人の責任だ!」 おれも必死にシャウト。 「イギー!ちょっと黙ってなさい!」 おれはその瞬間ルイズに向かって走り出した。 ルイズには当然何故走りだしたのか分からないので、身構えて目をつぶる。だがそれは失敗だ! おれは身構えているルイズの横を通り過ぎ、窓をザ・フールで攻撃! 窓ガラスを割り、そこから飛び出す。 ザ・フールの飛行形態で緩やかに飛びながら教室を離れる。 その直後に教室で爆発が起きた。 「うわ、スゲー、映画みたいな演出だな」 多分おれの下から見上げた視点が絵になると思う。脱出者の後ろでボーンみたいな感じで。 そういえばルイズのこと主人って言っちゃったな。 責任を押し付けた以上、少しは使い魔らしくするべきだろうか。 思い出す。フーケのゴーレムに潰されそうになる姿を。ワルドの正体を見抜けなかった姿を。 うん、別に主人らしい事なんてされてないし今まで通りで良いな。 To Be Continued…
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魔法使いリディア(マホウツカい~) p e 属性 雷 コスト 5 ランク B 最終進化 B+ レベル HP 攻撃 合成exp 1 387 364 ? 30 500 427 ? 最大必要exp 4,502 No. 0236 シリーズ リディア Aスキル ハードラッシュ+ 敵単体へのダメージ小アップ(10%) Sスキル 一瞬の閃き 解答選択肢を1つ削る(5turn) 売却価格 3,300 進化費用 12,000 進化元 - 進化先 召雷士リディア(B) 進化素材 キ1(C+) タ1(C+) ロ1(C+) - 入手方法 クリスタルガチャ 備考
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核石泥棒編NPC アクア・マリン 種族 :ヒューリン クラス :アコライト/バード 年齢/性別:10代半ば/女 人工魔族ではないが、生まれつき心臓が弱く、その治療のために医療用核石を埋め込まれた。 バードとしての才能があるが、ジストにかなり依存しており、彼が側にいなければ歌を歌えない。 核石は『セイレーンの歌う波』という名のアクアマリン。 ジスト 種族 :ヒューリン クラス :ナイト/ウォーリア 年齢/性別:20代前半/男 アクア・マリンの保護者。人工魔族。元騎士だが、現在は傭兵家業をしている。 武器はハルバート。 核石は『紫紺の痛み』という名のアメジスト。 核石泥棒(イバ) 種族 :ヒューリン? クラス :?/モンク 年齢/性別:20代前半/男 予告状を出し核石を奪うという凶行を繰り返している東方の服を着た男。腕に布のようなものを巻いている。 ヒューリンのようだが、かなり小柄。フィルボルの血が入っている? 戦闘時には武器は装備せずに素手で戦う。純粋な戦闘能力もかなり強いが、さらに普通の宝石をモンスターに変える特殊な魔法(錬金術?)も使う。 既に600個以上の核石を奪っている。 元六人衆の一人『隻腕』。同じく六人衆の一人であった女性のために、核石狩りを行なっている。
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浮かぶ雲によって太陽が遮られた草原の真ん中で、少女は呆然と目の前の地面を見つめていた。 周りからは先程までの喧騒が消え、異様な静寂で満ちている。 何回も失敗を重ね、他の生徒に嘲笑されながらもやっと「サモン・サーヴァント」に成功した その少女、ルイズ・フランボワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの前には、彼女が今召喚したばかりの使い魔がいた。 しかしその使い魔は、彼女が望んでいたドラゴンやサラマンダーなどの幻獣の類ではない。 また、烏や梟、猫や大蛇などの普通の動物でもなかった。 彼女が使い魔として呼び出したもの、そう、それは―――― 植木鉢に植えられた、一本の『草』だったのだ。 「…………何なのよ、これ」 彼女の呟きは、静寂の中を悠々と横切る風に流されていった。 使い魔はゼロのメイジが好き 第一話 何故使い魔を呼ぶ神聖なる儀式「サモン・サーヴァント」で単なる『草』が召喚されたのか、 そしてこれは、一体何なのかというルイズの疑問は、 「…………ぶあっははははははははは!!」 彼女の召喚を見ていた生徒の一人が発した笑い声によってかき消された。 ガラガラ声で笑い続ける彼はその手でルイズを指さし、可笑しくてたまらないというような声で喋り出す。 「流石は『ゼロ』のルイズだぜ!召喚の儀式でただの草を呼び出すなんてよ!」 その声で我に返ったほかの生徒は、彼に同調するように笑い出す。中には、ルイズに罵声を浴びせる者までいた。 「そうよ、珍しく成功したと思ったらこれだもの」 「使い魔ぐらいきちんと呼べよ、ゼロのルイズ!」 「どういう事だよッ!クソッ!草って、どういう事だッ!魔法ナメやがってクソッ!クソッ!」 「……ちょっと間違っただけよ!失敗なんかしてないわ!」 彼らの嘲笑混じりの罵声に、彼女は耳まで真っ赤にして反論する。 そして後ろを振り返り、儀式の監督を行っていた教師に叫んだ。 「ミスタ・コルベール!召喚のやり直しをさせて下さい!」 すると、生徒達の間からローブを纏った頭髪が寂しい男が姿を現した。その表情は困惑しきっている。 彼こそが儀式を監督していた教師、コルベールだった。 「うむ……これは……」 滅多に見ない彼の困った表情を見て、ルイズはもう一度チャンスが貰えるかもしれないという淡い期待を抱いた。 だが、その期待は次の言葉により砕かれることになる。 「いや、それは駄目だ。どんなものを呼び出そうと、召喚だけはやり直す事は出来ない」 その返答に、ルイズは少し苛立つ。やり直せないならどうすればいいのだ。こんな草が使い魔になっても、一体何を してくれるというのだろうか。 いつのまにか出てきた太陽に照らされて、強く輝く彼の頭。それを見るも無残な事にしてやろうか、そんな事を考えている間も コルベールの話は続いていた。 「君も分かっているだろうが、今回呼び出した使い魔で今後の……」 そこまで話したところで、唐突に彼の言葉が止まる。 想像の中で彼の頭の焼畑農業を行っていたルイズも、それに気付いて顔を上げた。 「どうかしましたか?ミスタ・コルベー…」 「み、ミス・ヴァリエール!君、あの『草』に何かしたか?」 その視線はルイズの方には向いていない。ルイズの後ろ、さっき召喚した草の方に向けられていた。 コルベールの顔からはさっきまでの困惑が吹っ飛び、ただ驚きと狼狽の色だけが浮かんでいる。 「『草』ですか?別に私は何もしてませんけど」 急に変わった彼の表情を、彼女は訝しみながら質問に答える。あんな草の何に驚いているんだろう、この人は。 「ならッ!ならあれは何なんだミス・ヴァリエール!答えなさい!」 彼の表情が「驚き」から「焦り」に変わった。まるで、信じられないものでも見たかのように。 その表情に圧倒され、ルイズも後ろを振り返る。半分はこの男に対する呆れの気持ちで、そしてもう半分は恐れの気持ちで。 そして彼女は、本当に信じられないものを見る。魔法を自由に扱うメイジでさえ、思わずうろたえるものを。 後ろを振り返って草を見たルイズ、その鳶色の瞳が瞬時に驚きと困惑、そして恐怖に塗り替えられた。 彼女が呼んだ『草』――――さっきまで確かに萎れて土の上に倒れていたはずの『草』が、起き上がっていた。 言葉さえも出ないルイズとコルベール、そして事の異常さに気付いた生徒達が見守る中、その草はゆっくりと起き上がる。 乾いた地面に水が染み込むように、ゆっくりと、だが力強く。 そして完全に起き上がった『草』は、一度大きく震えると、人間でいう『頭』のような部分を持ちあげる。そこには、猫のような 目と口が存在していた。 不意に、生徒達の一群がどっと崩れた。未知の植物に恐怖した生徒が、この場から逃げ出そうとしたらしい。 逃げようとした生徒と留まろうとした生徒が入り乱れ、たちまち辺りは混乱した。 そんな混乱を愛らしい二つの瞳で見つめながら、この世界に召喚された『猫草』は、そんなの関係ないねとでも言うように 小さな欠伸をして、ウニャンと鳴いた。 To Be Continued...?
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380 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22 14 28 ID ??? 相手も書き込み見てるんで怖くて実例は上げられないが、最近知り合った困PL(たち)の話。 天羅やDXをやると堕ちるの前提で俺TUEEE!を繰り返し、特に天羅にいたっては「コレって俺TUEEE!するためのゲームでしょ?」と開き直る。 仕方がないんでキャンペーンを組んでやると、キャラを使い潰しては毎回作り直す始末。 他のキャラとのバランスもあるんで初期キャラで作れ、とも言えず(高LVキャンペーンなので)、キャラ作成時間とハンドアウト作成時間だけがひたすら過ぎて行く……。 天羅WARで宿業108を大幅にオーバーした蟲使い使われたときには涙目になったわ。マジで。 381 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22 27 06 ID ??? 380 >仕方がないんでキャンペーンを組んでやると まずこれがおかしくね? 明らかにキャンペーン向きのPLじゃないっしょソイツは 382 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22 32 10 ID ??? 天羅って戦闘始まるがまでが肝で始まったら後は消化試合ってゲームじゃなかったっけ? 強いキャラ作ってこられると困るゲームだっけ? 383 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22 36 35 ID ??? 380 そういうハイリスク・ハイリターンなシステムのあるタイトルにそのPLを入れるなと 普通のタイトルでも悪ノリオンリーだったら斬れとしか。 384 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22 44 30 ID ??? 報告者がわざわざ困が暴れやすい環境を整えて上げてる感じなのがw 天羅やDX キャンペーン 初期キャラで作れ、とも言えず(高LVキャンペーンなので 385 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22 46 35 ID ??? 「続き物であること」を理由にして、キャラの使い捨てを止めさせたかったんだろ? 逆に「高スペックの使い捨て」が増殖したっていう話なだけで。 386 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22 48 05 ID ??? つーかキャンペーン開始時に「作り直しは初期作成」って言っときゃよかったんじゃね? 387 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22 53 31 ID ??? 初期作成とまではいかなくても同じキャラを使い続ける事に明確なメリットを用意すべきだった PLの良心にだけ期待してちゃんとした対応をしなかったのが敗因だな 388 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 22 57 56 ID ??? キャンペーンで同じように使い捨てた後、次回セッションでも同じキャラそのまま使って 「六つ子なんだよ、名前がちょっと違うだろ」で押し通した俺は キャラ作成で時間を消費しない分、良心的プレイヤーと言えるだろう 389 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23 08 26 ID ??? 388 審議中 390 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23 23 45 ID ??? キャラメイクに時間取ってセッションが正面に出来ないのは問題だろうけど 俺TUEEEする為のものと卓(のPL間)でコンセンサスが取れてるなら 残念ながら報告者のスタイルとは合わなかった事故の目が大きいような希ガス 391 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23 27 03 ID ??? 俺がGMなら「1回は仕方ないが双子までにしろ」と言うな ギャグキャンペーンならともかく他のPLだって萎えるだろ 割り切ってる分 380のPLの方が幾分マシに見える 392 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23 32 51 ID ??? 世界観に反しない範囲でPC名をひたすら使いまわすくらいしかやったことないな 393 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23 34 38 ID ??? 別システムで同じ名前はよくやるな 同じ名前でも全くの別コンセプトキャラになったりするけど 394 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23 38 23 ID ??? えたーなるちゃんぴよんやろうしね 395 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23 40 23 ID ??? 同じキャラを使いつづけるとドンドン不利になる糞キャンペーンをやらされた事がある 396 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 23 43 08 ID ??? ありおっちのいんぼうだな 398 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 00 03 11 ID ??? 388 パラノイアかよ 400 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 03 41 06 ID ??? まあ実際やられたら微妙な気分になる気もするけど、別にルールに違反してる訳でも無いってのも 確かなんだよな。 遊び方として絶対無いとも言い切れないし。 ちょっと前の 320の報告も、同じことが言えるが。 401 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 05 44 25 ID ??? ただまあ、 380がにょもる気持ちもわかるぞ。 クラッシュが派手なレースゲームでレースそっちのけで ひたすらクラッシュし続けるようなもので、 そりゃまあ当人は楽しいんだろうしそういう遊び方があってもいいけど、 ゲームとしては正道とは言えないだろうっていうね。 ましてやTRPGは多人数ゲームだしねえ。 402 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 07 20 27 ID ??? どっちかーってと チキンレースでそのまま思いっきり海に突っ込んでってるような気も 403 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 08 19 08 ID ??? 「キャンペ中にキャラロストしたら参加権そのものが無くなります」って言えばいいじゃない 404 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 08 26 21 ID ??? で事故死してむぎゃおると 405 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 08 39 37 ID ??? 正直「使い捨ての駒」としてしか運用できない困のPCが事故死しても良心の呵責が起きない 向こうが率先して「使い捨ての駒」になってくれるのなら遠慮無く使い捨てるぜ、寧ろ使い捨てた厨返し野郎がここに一名 407 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 10 08 30 ID ??? 380 >天羅WARで宿業108を大幅にオーバー 零以前は初期作成時に越えてちゃダメだったはずだが・・・WARでは制限無いのか? だとしても、そのへんはGMがレギュ決めて良い部分だと思うぞ 408 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 10 27 48 ID ??? 407 まあ、PLに問題は有るがレギュレーションで回避できな問題でもあるわな。 キャンペーンの開始時点のレベルまで持ってるPL経験点を使っても良いよ。とかにしとけば良かったんじゃないかな。 415 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 13 28 35 ID ??? 395 CoCとか、成長ペースは遅いし、正気度は減る量の方が増える量より大きいし、普通に遊んでるだけでそんな感じにならないか? いや、極めて特殊な例だけどなw 416 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 13 41 11 ID ??? 重症で付加逆な能力値ダメージが増えていくストブリとか 技能レベルでは成長しても運命点の収支が赤字進行で狂気点が溜まっていくなウォーハンマーとか 417 名前:ダガー+ストライクフリーダム[] 投稿日:2010/03/06(土) 13 51 49 ID 7Lka63Ua サタスペの場合、特定カルマに偏りすぎてると 421 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 18 13 05 ID ??? 380 使い潰す気満々なのに予備のキャラシを用意しないでキャラ作成時間をもらってるPLが困だな 422 名前:NPCさん[age] 投稿日:2010/03/06(土) 20 17 36 ID ??? 初期キャラでやれ と言えないGMが困だろう 423 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20 20 11 ID ??? 初期キャラ強制は純粋な事故で死んだ場合、PLのモチベをがっつり削りきるから推奨しないけどな 424 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 21 10 02 ID ??? まあ普通のキャンペでも、キャラロストしたら何かしらペナルティ入るのは普通に有るから、それで良いんじゃ 無いかな。アルシャードか何かのルルブで推奨されてた「他メンバーのレベル-1」とか、そんな感じの奴で。 その辺のデスペナ甘受した上で、今回の事例みたいなのをやるならゲーム的に合法だと思う。 425 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 21 10 59 ID ??? 始まる前に作っておけorお前が作ってる間先に進めておくから、でおk 426 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 21 14 21 ID ??? システムによっては、キャラが死亡すると同じ数値で同じ外見のキャラが 新たに登場する、キャラロスト対策用の特殊能力が用意されてる事もあるよな。 427 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 22 12 46 ID ??? 用意されてることと、それを使うこととは別の話だからなぁ。 スレ252
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前ページ次ページS.H.I.Tな使い魔 この場にいる全員が驚いたのは間違いない。 しかし一番驚いたのはピカピカ光っている当人である。 「うわぁ!」思わずデルフリンガーを投げ出す。 途端光が消える。 「こら!もっと丁寧に扱え!」 床に落とされたデルフリンガーが文句を言う。 「ご、ごめん。」 康一がデルフリンガーを再び握ると、やはり手が光を放つ。 「あ、あんた。なんで光ってるの?」 ルイズが恐る恐る尋ねた。 「知らないよ!この印、ルイズがつけたんじゃないかぁ!」 「ダーリン。体はなんともないの?」 「うーん、なんともない・・・かな?」 キュルケは気遣ってくれるが、なんともないどころか体に力がみなぎる気がする。 ほかの剣を握ってもやはり光るようだ。 「へ、へぇ?最近の従者さんは光るんでございますねぇ。綺麗なことで・・・」 わけのわからない店主が無意味なお追従を言う。 タバサがぼそりと言う。 「あなたはたぶん特別。人間が使い魔になれたのも、あなたの『能力』もそう。」 じっと康一の目を見つめる。 「あなたは、誰?」 「誰?と言われても困るんだけど・・・。」 ぽりぽりと頬をかいた。 「そういやこいつは『使い手』って言ってたなぁ。」 康一は剣に聞いてみることにした。 「ねぇ。『使い手』って言ってたけど、君はぼくのこと知ってるわけ?」 「しらねぇ。でもおめーが『使い手』ってことはわかる。俺は『使い手』に使われるためにいるからな。」 店主が口を挟んだ。 「そいつの名前はデルフリンガーでさ。頑丈ではありますが、錆びは浮いてるし、口は悪いしで買い手がつかなかったんで。まったく、剣にしゃべらせるなんて誰が始めたんでしょうかねぇ。」 しかし康一は面白いと思った。どうせ剣として使う気もないんだから、しゃべり相手になればいいや。 それにこの良く分からないルーンについて、この剣は何かを知っていそうだ。 「じゃあ、ぼくはこれを買うよ。」 「おっ!分かってるなぁ!これからよろしくな相棒!」 デルフリンガーが嬉しそうにはしゃぐ。 しかしルイズは渋い顔をした。 「そんな錆ついたのより、もっと綺麗なのにしなさいよ。」 実際引き抜いて見ると、デルフリンガーはあちこちにがたが来ている様子で、正直見栄えはよくなかった。 しぶるルイズに、店主がこっそりと耳打ちをした。 「あの剣でしたら、新金貨で200・・・いや、100で結構でさ。もちろん鞘もお付けしますよ。」 とたんにルイズの態度がころりと変わった。 「しょ、しょうがないわね!コーイチがそんなに欲しがるんだったら、それでもいいわよ!」 あの2000エキューの剣をねだられて、ツェルプストーの前で恥をかくのに比べれはずっといい。 それじゃあ・・・。とキュルケが進み出た。 「あたしは、このシュペー卿の剣を買ってあげようかしら。」 「な!?」 ルイズは驚愕した。いくらツェルプストーとはいえ、2000エキューは大金のはずである。 しかし、キュルケはふふっ、と笑うと店主のいるカウンターに身を乗り出した。 大きな胸がたゆんと揺れる。 「ねぇ、ご主人?この剣を買って差し上げるわ。でも、もうちょっとお勉強していただけるとうれしいのだけど・・・」 主人はごくりと唾を飲み込んだ。 「そ、そうですねぇ。それでは、1800エキューってところでいかがでしょ。」 キュルケは店主から視線をはずさない。 「えーっと、それじゃあ1600エキューでは?」 「ねぇ、店主さん。あなたお名前は?」 「へ、へぇ。ゴドーといいますが・・・」 キュルケが人差し指で店主の頬をなでる。 「ねぇ、ゴドー。あたし、あなたはもっと出来る方だと思っていたのだけど・・・」 店主の背筋にぞくぞくとした快感が走った。 「は、はぁ。それじゃあ、なんとか1200までがんばらせてもらいます。」 「ミスタ・ゴドー・・・。ちょっと暑くなってきたと思わない?」 キュルケがブラウスのボタンをひとつはずした。 胸の谷間がさらに奥まで見えそうだ。店主は鼻の下を伸ばした。 「わ、わかりました。赤字覚悟で800までがんばります。」 次のボタンをいじりながらキュルケが店主を見つめている。ああっ!お胸のお目目が見えそで見えない!! 「400!400で!」 「ごめんなさい。あたし、新金貨しか持ち合わせがないのだけれど・・・」 さらに前傾になる。最後のボタンがはち切れそうだ。 「し、しししし新金貨で結構でございますぅー!!」 キュルケがにこりと笑った。 「あら、そう。ありがとね♪」 途端にするするとボタンを元に戻し、金をドンと置いた。 「いい取引ができたわ。また機会があればよろしくね。ダーリン。それじゃいきましょ?」 あっけにとられる店主を残し、シュペー卿の剣と康一を持って店を出て行ってしまう。 タバサはだまってそれについていく。 ルイズはまだぽかん、としていた。 生き馬の目を抜くどころの話ではない。強引に色仕掛けで毟り取っていったのだ! 「な、なんて女・・・!」 ルイズは店主(ゴドー)と顔を見合わせた。 ルイズが金を支払い、あわてて外に飛び出すと、三人がルイズを待っていた。 キュルケがひらひらと手を振る。 「ルイズ。遅かったわね。どうかしたの?」 「どうかした、じゃないわよ!何よさっきの!色仕掛けだなんて何考えてるのよ!!」 「安く買えたんだからいいじゃない。」 「恥ずかしくないのかっていってんのよ!」 キュルケは髪をかきあげた。 「そんな小さなことばっかり言ってると、いつまでも胸が大きくならないわよ?」 「な、なんですってぇー!?」 ルイズは手で胸を隠すようにしている。わたしだって・・・わたしだってそのうち大きくなるんだから! 「そんなことより、あなたが買った剣。あれでいいわけ?」 「何がよ。」 「あなた、杖を買いにきたんでしょう?あんな杖の代わりにならない剣を買っちゃったりして・・・。」 「いいのよ。どうせ魔法なんて使えないんだから。」 康一が口の前に指を立てたジェスチャーをした。いっちゃだめだよぉー! 「あ・・・。」 「へぇぇぇぇぇ。それなのになんで杖を買ってあげようなんて思ったのかしらねぇー。」 してやったりとキュルケがにやついている。 ルイズはばつの悪そうな顔をした。 「まぁ、どうせこの間ダーリンが呼び出した『ゴーレム』のためなんでしょうけどね・・・」 「な、何でそんなこと分かるのよ!」 ルイズがあまりに動揺しているので、キュルケはおかしくなった。 「だってあなたたち、分かり易すぎるんですもの!」 前ページ次ページS.H.I.Tな使い魔