約 586,305 件
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/308.html
Chapter28「オットーの愛2:あなたになら飼われてもいい」 雲に身を隠しながらしばらく天馬のあとを追っていくと、前方に大きな魔導船が見えてきた。 あれには見覚えがある。たまにバルハラ城で見かけたことがあった。 名前はたしか、ヒルディスヴィーニ号。フレイヤ様の所有する船だ。 「セッちゃん殿! 一旦止まれるか」 「任せろ」 少し離れた位置の雲の中に身を隠して、そこからヒルディスヴィーニの様子を窺うことにした。あの船がここにあるということは、おそらくフレイヤ様も……。 ここまであとを追ってきた天馬は船のデッキへと近づいていった。同様にして、別の方角からもう一頭の天馬が姿を現すと、同じようにデッキに向かう。 天馬たちが船の上に降り立つと、扉を開けて船室から一人の女性が姿を現した。 (フレイヤ様!!) あれは確かにフレイヤ様だ。 密かにお慕いしていたフレイヤ様を俺が見間違えるわけがない。 しかし、それは俺の知るフレイヤ様とは少し雰囲気が違っていた。 「遅い!! 集合時間をとうに過ぎているわよ。一体何をしていたの?」 俺の知っているフレイヤ様は、あんなふうに怒鳴ったりすることは決してしないお方だった。だがあのお顔は間違いなくフレイヤ様のもの。どうなっているんだ。 天馬から降りた二人のヴァルキュリアは申し訳なさそうに頭を下げた。 「ごめんなさい、お姉様。レギンとはぐれちゃって……。ねえ、ヒルデ?」 「おい、ミスト。いつも言ってるだろ。お姉様じゃなくて、フレイヤ様と呼べ」 「えー。だって、お姉様はお姉様だもん。あたしにとってお姉様はお姉様だけ!」 「お姉様お姉様うるさい! だいたいな、いつもおまえは礼儀がなってないぞ!」 魔法でこっそり風向きを変えて彼女たちの会話に耳を傾けていると、セルシウスがどこかで見たような光景だな、と少し面白そうに言った。俺には心当たりがなかったが、言われてみれば騒がしいほうの女はセッテに少し似ているかもしれない。 片方は会ったことのある女だ。フリードやクエリアと初めて会ったときに戦ったあの雷槍の使い手、ブリュンヒルデ。もう一人の騒がしいのはミストというのか。そして今ここにはいないが、レギンと呼ばれる仲間もいることが会話からわかる。 口喧嘩を始めたヴァルキュリアたちを、フレイヤ様は再び怒鳴りつけた。 仕えるべき相手の前で口喧嘩とは、従者としてまるでなっていないな。 「言い訳はもう結構! そんなものより成果を持ってきなさい。トロウ様はフレイを騙る偽者を追っておられるわ。しかし最近になって突然そいつは姿を消してしまった。それをすぐにでも見つけるのが私たちの任務なのよ。わかってるの!?」 とてもフレイヤ様とは思えないきつい口調で、フレイヤ様と同じ顔の女性はまくし立てた。 「まあまあ、お姉様ぁ。あんまし怒ると、しわができちゃいますよぉ?」 ミストはへらへらと笑っている。なんなんだあいつは。 「嗚呼、怒ってるフレイヤ様もまた清く正しく美しい。いい、実にいいぞ……」 一方ブリュンヒルデはうっとりとした危険な笑みを浮かべている。 あれで従者が務まるのか。ヴァルキュリアにはろくなやつがいないらしい。 「とにかく早くフレイの偽者を見つけなさい! トロウ様を失望させてしまうことになるじゃないの! これじゃあ、私の評価が下がってしまうわ」 「でもでもお姉様。レギンはどうするの?」 「放っておきなさい!! 任務が最優先に決まっているでしょう!? わかったらほら早く行って! これ以上、私を怒らせないでちょうだい!」 追い出されるようにヴァルキュリアたちは天馬に乗って飛び立っていった。 従者があれでは、怒鳴りたくなる気持ちもわかる。ああ、フレイヤ様。人知れず苦労されてたのですね……。それであんなに雰囲気が変わってしまわれたのか。 そのまま様子を窺っていると、フレイヤ様はこちらをじっと見つめ始めた。まるで目が合っているかのようだ。もしやこれは運命なのでは。俺とフレイヤ様には、見えざる運命の赤い糸が繋がっているのではないだろうか。 などとうっかり都合のいい想像をしていると、フレイヤ様が言った。 「いつまで隠れているつもりなの? 出てこないなら雲ごと魔法で消し飛ばしてあげるわよ。それでもいいのなら、じっとしていなさい」 どうやら最初から俺たちのことはお見通しだったらしい。さすがフレイヤ様だ。 (むっ、見つかったらしい。どうするのだ?) (ここは彼女の言葉に従おう。船に寄せてくれ) 姿を現して近寄っていくと、フレイヤ様は船の上に降りるよう促した。 ヒルディスヴィーニはグリンブルスティよりもずっと大きな船で、セルシウスが乗っても十分な広さがあるぐらいに立派なデッキを備えている。 船の上に降り立った俺たちを見て、フレイヤ様はこう言った。 「あら。何者かと思えば、あなたには見覚えがあるわ。たしかフレイの従者の……ええっと、名前はなんて言ったかしらねぇ。いちいち従者なんて覚えていないわ」 「オットーです」 「ああ、そうそうそれよ。オットー、たしか風の魔道士だったかしらね」 俺はフレイヤ様の態度に違和感を覚えた。 最初から雰囲気が違うとは思っていたが、それは今、確信に変わった。 いくらフレイヤ様でも、実の弟のフレイ様と幼少期を共にした俺のことを忘れるわけがない。 まだみんなが幼かった頃。セッテがムスペへ修行へ行くよりも前だから、少なくとも十年以上前だろうか。 まだ十歳にも満たなかった当時のフレイ様と俺、そしてセッテはよく共に遊んだものだった。その遊びの輪には時折フレイヤ様も加わることがあった。だから、俺やセッテのこともフレイヤ様はよく知っているはずなのだ。 (どういうことだ。もしかしてあのフレイヤ様は偽者なのか? それとも、ニョルズ陛下と同様にトロウに洗脳されているのか) フレイヤ様? の顔をじっと見つめていると、彼女は表情を歪めて言った。 「そういえばトロウ様が言ってたわねぇ……。弟が死んだのは、オットーとセッテの責任だって。そうなのね、あなたが私の弟を奪ったのね……」 フレイ様が死んだだって? たしか以前ブリュンヒルデと戦ったときも、彼女が同じようなことを言っていたのをよく覚えている。 するとつまり、トロウはフレイ様を死んだことにして周囲の者を騙しているということになるのだろうか。そしてフレイヤ様もそれを信じ込んでいて、結果としてトロウのいいなりになっている。そういうことなのかもしれない。 「許さないわ、オットー。よくも私のかわいい弟を殺してくれたわね」 「待ってください、フレイヤ様。あなたはトロウに騙されているんです!」 「黙りなさいっ!! この無礼者め。私はヴァルキュリアの長よ。こう見えても、戦いには慣れているの。だから決めたわ……」 うつむいたフレイヤの表情が見る見るうちに暗くなっていく。髪は逆立ち、黒い闇のオーラが彼女の身体からあふれ出す。そして顔を上げた彼女は、もはや俺の知るフレイヤ様の顔をしていなかった。 「おまえはこの私が直々にぶち殺してやるわ!! 覚悟なさい!!」 鬼のような形相でフレイヤはこちらをにらみつけた。 ……違う。あれは俺の知るフレイヤ様ではない。 偽者なのか、洗脳されているのかはわからない。 だがひとつだけ言えることがある。 「どちらにせよ、フレイヤ様はトロウの支配下にあるということだな。それなら、ここは戦うしかない。俺はフレイヤ様の笑顔を取り戻してみせる!!」 振り向いてセルシウスに目で合図を送る。と、すぐにセルシウスは頷いた。 そして背中に俺が乗ったことを確認すると、翼を広げて空高く飛び上がった。 「逃げようしても無駄よ。死になさい!」 フレイヤが手を振りかざすと、セルシウスの周囲にある雲が黒く、大きく変わっていく。そして雲から雨粒が落ち始めると、その粒のひとつひとつが矢に変化して一斉にセルシウスに襲い掛かった。 「これは! 変性の魔法か。人間にしては高度な技を使うな」 「幼少期からフレイヤ様は手品がお好きだったが、ここまで上達していたとは!」 「これは厄介だな。少し揺れるぞ、しっかりつかまっておれ!」 セルシウスは目にも止まらぬ速さで、飛び交う矢の隙間を縫うように切り抜けていく。あるいは目の前に迫った矢の雨を、炎を吐いて一気に焼き払った。 「ちっ、あの竜が邪魔ね。先にあっちに消えてもらおうかしら!」 フレイヤが両手を向かい合わせると、その間から闇のオーラを纏う球が生じる。それをいくつも生み出しては、フレイヤはセルシウスに向かって発射した。 闇球はいくらセルシウスがかわしても、追尾してその後を追い続けてくる。その数も次々と増えていくので、追いつかれるのは時間の問題だ。 ならばここは俺の出番だ。セルシウスがなんとか攻撃をかわしてくれている間に俺は呪文を唱え切った。すると巨大な竜巻がセルシウスを中心として発生し、向かってくる闇球をすべて弾いて飛ばした。 弾かれた闇球はしゃぼん玉のように割れ、複数の小さな泡となって飛び散った。 その泡のいくつかがセルシウスに接触したが、どうやらダメージはないようだ。 「大丈夫か、セルシウス!」 「私は平気だ。リンドヴルムよ、セッちゃん殿とはもう呼んでくれぬのか?」 「冗談が言えるならまだ余裕そうだな。ここからは攻めに転じるぞ」 「よしきた! 距離を詰める。守りは頼んだぞ」 空中で一度静止すると、セルシウスは急降下して一気にフレイヤへと突撃した。 フレイヤは漆黒の炎や雷を撃ち放って迎撃体勢を取ったが、セルシウスの周囲を覆う竜巻がすべての攻撃をかき消した。 「今だッ!!」 十分に距離を詰めたところでセルシウスは灼熱の炎を吐いた。それと同時に俺は防御に使っていた竜巻を前方へと押し出した。 灼熱の炎は竜巻と混ざり合って、うねり上がる風を受けた火は燃え盛る炎の渦、火炎流と化す。渦巻く業火がフレイヤを呑み込んだ。魔導船ヒルディスヴィーニから天高く、炎の柱が立ち昇る。 「やったか!?」 しかし、そのとき背後から拍手が聞こえてきた。 すぐに振り返ると、フレイヤの姿がそこに浮かんでいる。 「よくできました。……と言ってあげたいけれど、これじゃ落第ね。炎と風を組み合わせるのは面白い発想だけど、技が大掛かりすぎて隙だらけじゃない」 そう言ってフレイヤが炎の柱を指差すと、火炎流はまるで何事もなかったかのように消えてしまった。船に焦げ目のひとつすらつけることもなくだ。 「転移魔法でかわしたか。それに今のは……どうやって!?」 「うふふ、簡単なことよ。空気を燃える前の状態に戻しただけ。炎も風も、どちらも空気を媒体にしていることぐらいはわかるわよね?」 「まさか! 時間遡行だと!? 我々竜族ですら修得が困難な魔法を、どうしておまえのような人間が扱えるのだ!?」 「答える義理はないわ。もう諦めなさい。あなたたちに勝ち目なんかないの」 フレイヤがにやりと笑うと同時に、セルシウスの身体ががくんと下がった。そしてその高度は徐々に下がっていく。大丈夫かと問いかけるも返事はない。セルシウスは歯を食い縛って必死の形相で苦痛に耐えている様子だった。 「どうしたんだセルシウス! どこをやられた? いつの間に!?」 身を乗り出してセルシウスの身体を確認すると、脚や尾の先端が黒く染まっているのが見えた。そこはたしかさっきの闇球の泡に触れた部分だ。 「か、身体が……お、重い……ッ!!」 搾り出すような声でセルシウスが身体の異変を伝えた。 黒くなった脚や尾は急速に冷たくなっていき、何かに押し潰されるような激痛がその部分を襲っているらしい。さらにその痛みは徐々に全身に広がっていっているという。 再びセルシウスの状態を確認すると、たしかにさっきよりも黒く染まっている部分が増えている。さっきまでは先端だけだったものが、今ではすでに下半身全体を覆ってしまっている。 「だ、だめだ……。もう限、界、だ……」 力尽きたセルシウスはそのまま真下に墜落した。幸いにもそこは魔導船の真上だったので空の底に落下するのは免れたが、墜落してセルシウスの背中から投げ出された俺が次に見たのは、セルシウスの顔が石へと変わる瞬間だった。 セルシウスは竜の形をした石へと完全に変わってしまった。最後の瞬間に、その目からは涙が一滴こぼれたが、それさえも下に落ちる前に石化してしまい、水滴のような形をした石ころが冷たい音を響かせて俺の目の前に転がった。 俺は震える手でその石ころを拾った。 冷たい。すごく冷たい。本当に石そのものだった。 ふらふらと立ち上がり、石になったセルシウスの身体に触れてみた。 やはり冷たい。さっきまで乗っていたセルシウスの背中は少し熱い気がするぐらいだったのに、今では氷のように冷たくなってしまっている。 「ば、馬鹿な……。こんなこと……!」 何が起こった? セルシウスは? どうなった!? 石になった? 冷たい? 死んでしまったのか!? 身体の震えが止まらない。ひざががくがくしてまともに立っていることもできない。目の奥が熱い。頭が痛い。そしてすごく息苦しい感じがする。 俺は思わずその場にへたり込んでしまった。 「あーあ。歯向かわなければこんなことにならなくて済んだのに。愚かね」 背後からあいつの声が聞こえる。 よくもセルシウスを。あいつがフレイヤ様と同じ顔をして、同じ声でしゃべっているからといって、もう俺はあいつをフレイヤ様とは思わない。俺はあいつを絶対に許せない。 すぐにでも振り返ってセルシウスの無念を晴らしてやりたかった。 今すぐに立ち上がってあいつの顔をぶん殴ってやりたかった。首を絞めてやりたかった。船から突き落としてやりたかった。 しかし、身体に力が入らず動くことができなかった。 まるで痙攣しているかのように、がたがたと身体は震えるだけだ。 「あらまあ。震えちゃって、かわいそうに。……そうねぇ。本当は殺してやろうかと思っていたけれど、あなたよく見るとなかなか凛々しい顔立ちをしてるのよね。どうしようっかなぁ~」 あいつはしゃがみ込んで俺の顔を覗きこんできた。 やめろ。こっちを見るな。その顔を俺に見せるな。 「気に入った。私のしもべになると誓うのなら、命だけは助けてあげてもいいわ。ただし私の命令には絶対服従。あなたは私の所有物よ! それでどう?」 黙れ。その声でしゃべるな。その姿でそれ以上、息をするな。 これ以上、俺のフレイヤ様を汚すな!! 「返事がないってことは肯定よね。いいわ、これからあなたは私のしもべよ。さっそくだけど、私も天馬みたいな乗り物が欲しかったのよね。船よりももっと小回りが利いて、でも天馬よりも強くて、しかも私の命令に忠実な乗り物がね」 あいつは俺の頭に手を乗せて、げらげらと笑ってから言った。 「命令よ、私のしもべオットーよ。私の乗り物になりなさい」 ガツンと頭に強い衝撃。雷に打たれたような衝撃が背骨を伝って全身を貫いた。 「ぐ……う、うう、うぐぁぁあああぁあぁぁ……ッ!!」 全身の痙攣が激しくなり、心臓が破裂しそうなほど暴れるように拍動する。 身体中のあらゆる骨がめきめきと軋みながら形を変えていく。あまりの激痛に涙と血が噴出したが、意識は薄れるどころか逆に鮮明になっていく。 両手を見ると、親指以外の指がどれも異常なほど長く伸びていくのが目に入る。そして、それぞれの指の間に水かきのような膜が発達していった。また手首の内側から胴にかけても同様の膜が張っていき、両腕はコウモリの翼のように変化した。 腰骨はどんどん湾曲していき、自ずと身体は前屈みのような体勢へと変わる。それと同時に脚は太く大きくがっしりとしたものへと成長し、足先の鉤爪が力強く船のデッキを踏みしめる。 首は長く伸びて視線の位置がどんどん高くなっていく。歯が抜け落ちながら顎が前方へと突出していくと、変化が終わる頃には鋭い牙がすでに生えそろっていた。 振り返ると長い首のせいか、自分の背中がしっかりとよく見える。衣服はもう破れてぼろぼろになっていて、鱗と羽毛に覆われた背中の先には太く立派な尾が揺れている。 そしてその背中にあいつ――いや、フレイヤ様が腰かけられると、俺の後頭部にある二本のツノをつかんでこう仰られた。 「さっきあの火竜にリンドヴルムと呼ばれていたわね。だから望みどおり、あなたには風竜になってもらったわ。あなたは特別に私のペットとして、一生そばにおいてあげる。ありがたく思うことね」 フレイヤ様が”私”の喉を優しく撫でてくださっている。 ああ、とても心地よい。不思議と安心した気分になってくる。さっきまでの震えと恐怖心が嘘のように消えてしまった。 私の名はリンドヴルム……フレイヤ様の忠実なるしもべ……。 「さて、まずはあなたがちゃんと空を飛べるのか確かめてあげないとね。そのついでにフレイの偽者がいる場所へと案内してもらおうかしら。さあ、行きなさい!」 フレイヤ様に命じられて、私は翼となった両腕を羽ばたかせた。 飛び方など知らなかったが、風竜としての本能がそうさせるのであろう。迷うことなく私の身体は宙に浮かび上がると、ふわりと軽やかに空を舞った。 「ふふ、上出来ね。私の魔法も大したものだわぁ!」 下方にはヒルディスヴィーニ号が見える。その上には黒い石の塊がある。 (竜の石像……? はて。何か私は大切なことを忘れているような……) 私はしばらくその石像をじっと眺めていたが、フレイヤ様が私のツノを引っ張りながら命令を下さったので、すぐにそれに従った。 「命令よ。さっそく偽フレイのいる場所へ私を連れて行きなさい!」 フレイのいる場所。 知っている、私はその場所を知っているぞ。 その地はアルヴ。知る者しかたどり着けない秘密の隠れ里。 知っている、私はそこへ至る道を知っている。 私はフレイヤ様を乗せてアルヴの地へと向かった。 背中の上では、フレイヤ様の美しい高笑いが天高く響いていた。 Chapter28 END 魔法戦争29
https://w.atwiki.jp/dq10_dictionary/pages/2605.html
概要 wiiのリモコン+ヌンチャクでゲームを遊んでいるときにドラキーマから チリンチリーンとこのお知らせがでてくることがある。 魔法戦士の略称の【電池】とは関係ない。 実はこのメッセージがでてからもがっつり8時間くらいはそのままいける。 しかしそのままほうっておくと今度は 「wiiリモコンの電池が 本当に切れそうです!」と!マークつきで 更に警告がでて、これがでた場合本当にすぐに切れてしまう。 とりあえず警告がでたら次の電池の用意はしておこう
https://w.atwiki.jp/projecter/pages/1238.html
番号 FJ11100 名前 自由騎士パーンの剣 読み じゆうきしぱーんのつるぎ Lv 6 スター 種別 トラップ トリガー ○○○●●●○○○ 【俺の本気? おまえ、死ぬぞ】○あなたのエネルギーゾーンに緑のエネルギーがあるなら、このカードはエネルギーを支払うことなく発動できる。《侵入された時》 敵を1枚まで選び、エネルギーゾーンにリリースして置く。○希望(スマッシュから反撃!)敵を1枚まで選び、エネルギーゾーンにリリースして置く。 ブロック 富士見書房 作品 魔法戦士リウイ レアリティ C
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/8643.html
概要 Ⅸで登場した防具の一つ。 質にこだわって作られた【うろこのよろい】。 とくに硬いウロコを選び出して素材とした丈夫な鎧となっている。 ほんの僅かだがデザインも工夫され、見た目も少しだけ改善されている。 DQⅨ 上半身用防具の一つ。 守備力は17、おしゃれさは8で、非売品。売却価格は550G。 戦士、僧侶、盗賊、旅芸人、 バトルマスター、パラディン、魔法戦士、レンジャー、賢者、スーパースターが装備することができる。 錬金でのみ入手可能で、レシピは以下の通り。 【うろこのよろい】+【うろこのたて】+【へびのぬけがら】
https://w.atwiki.jp/heroes_phantasia/pages/13.html
参戦作品 作品名 放送時期 話数 魔術士オーフェン 1998-1999年 全24話 魔法戦士リウイ 2001年 全24話 スクライド 2001年 全26話 ケロロ軍曹 2004-2011年 全357話 舞-HiME 2004-2005年 全26話 BLOOD+ 2005-2006年 全50話 DARKER THAN BLACK 黒の契約者 2007年 全26話 DARKER THAN BLACK 流星の双子 2009年 全12話 R.O.D -READ OR DIE- 2001-2002年 OVA全3巻 スレイヤーズREVOLUTION 2008年 全13話 オリジナル
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/329.html
Chapter49「ちびっこ戦記4:猫の魔女」 アルヴの街のはずれのほうに、雲でできた森がある。 雲しかない殺風景な景色だったので、それに飽きたアルヴの竜人が昔作ったという話をゲルダがしていた。 雲の森はそのままだと真っ白で味気ないからか、ちゃんとあとから色が塗られているようだが、わたしに言わせればはっきり言って色彩感覚がめちゃくちゃだ。 なんせピンクの木があったり、紫の木があったりするのだ。そんなお菓子みたいな色の木があってたまるか。ちょっとおいしそう……とか思ってしまったけど、かじったらやっぱり雲の味がした。期待させるんじゃない、まったく。 でもブルーの木は気に入った。わたしは青い色が大好きだ。 大空の青、澄み渡る水の青、そして故郷ニヴルヘイムの氷の青。 そんな青い木の下にわたしは、わたしだけの隠れ家を作ることにした。 周囲の木や草が(もちろん雲でできているけど)全部ブルーに染められているので、ここにいると故郷を思い出してすごく落ち着く。 そこにプラッシュからもらった人類最強の発明品、ザ・ソファを置く。そしてわたしはその上で思う存分ごろごろもふもふするのだ。いえーい、ソファ最高っ! ごろごろごろごろごろもふもふもふもふ、うにゅにゅにゅにゅにゅーん。 しかし。 しかし、だ。 こんな街はずれになんか誰も来ないと思っていたのに。 ここなら誰にも邪魔されずにごろごろもふもふできると思っていたのに、最近すぐ隣にヘンなやつが引っ越してきたのだ。 一人は金属みたいにゴツゴツした竜だ。ヴァルトと同じぐらいでかい。 そいつはここにいるときは一日中じっとしていて全然動かない。一言もしゃべらないし、何も食べないし、そもそも微動だにしない。なんか不気味だ。 もう一人はたぶんニンゲンのじじいだ。銀色のツメとシッポがあるけど、鱗がなかった。それに食事をするとき、被っている仮面を取ったのを見た。あれは間違いなくニンゲンの顔だ。うまく説明できないけど竜人とは雰囲気が違うからわかる。 じじいはぶつぶつわけのわからない独り言を言いながら、くず鉄を拾い集めてきては何かわけのわからないものを作っている。 いるんだよなぁ。ああいうガラクタを集めてきて、これは何かを作るのに必要なものなんだとか言っちゃってさ。で、結局ごみ屋敷化しちゃうってやつ。 それでご近所トラブルとか起こすんだ。この前もサーモス? だっけ。フレイの知り合いの蛇っぽいお姉さんがやってきて、銀色じじいとケンカしていった。 「うちの壁を勝手に持っていかないでください」とか、「落ちていたから拾った。それの何が悪い」とか、そんな感じ。わたしはああはなりたくないな。 そんなわけで、隠れ家を移転しようと考えていたところに、プラッシュがやってきた。なんでも知り合いの魔女に会いに行くところで、そのためにわたしの力を貸して欲しいんだとか。 「プラッシュぐらいの魔女なら空ぐらい飛べるだろ? こう見えても、わたしは今忙しいんだ。ご近所トラブルとか……引越しのこととか……えっと、いろいろ!」 「それは大変なときに来ちゃったわね。でもあたしもどうしてもクエリアちゃんの力が必要なのよね、困ったわ……。あ、そうだ。それじゃあ、あたしを手伝ってくれたら、クエリアちゃんの問題を解決してあげるわよ。誰にも邪魔されない自分だけの隠れ家が欲しいのよね?」 「んむっ、それは悪くない話だな。でもそんなにわたしの力が必要なのか? もしかして強い敵がいるとか? でもプラッシュのほうがわたしより強そうだけど」 「ううん。どうしてもクエリアちゃんじゃないとダメなの。いいかしら?」 どうしてそこまでわたしにこだわるんだろうか。でも頼りにされているというのは悪い気はしない。きっと、わたしの中に眠る何かちょーぜつすごいミラクルパワーみたいなのをプラッシュは見抜いていて、その力を必要としているに違いない。 むふーん、そこまで言うのなら仕方ないなぁ。本当はすッごく忙しいんだけど、特別に……トクベツにだぞ? このクエリア様の力を貸してやろうではないか! 「わかった。手伝う。で、誰を殺せばいいんだ? その知り合いの魔女?」 「まあまあ、焦らないで。道中説明するから。シャノを連れてくるから、あとでグリンブルスティのところで落ち合いましょ」 それからプラッシュはあの黒猫を呼びにいった。 あいつも一緒か……。あいつは騒がしいのでちょっと苦手だ。テレパシーを使えるから勝手に心の中とか読んでくるし。猫のくせになまいきだ。 ニンゲンはよく犬とか猫を飼ってかわいがっている。何が面白いのかわたしにはよくわからないが、たぶん自分よりも弱い存在を支配して喜んでいるんだろう。まったく器の小さいやつらめ。 でもちょっと楽しそうに見えたので、わたしも以前それをちょっと真似してみたことがある。犬は従順でわたしの命令に従ってくれるので、たしかにあれはやってて楽しいな、と思った。 だけど猫は違う。あいつらはいくら命令しても知らん顔してくる。それにすぐにひっかいたり噛み付いたりして反抗的な態度を取る。シャノの印象のせいもあってか、わたしは猫はあまり好きじゃないと思っている。 もちろんもふもふしたものは大好きだ。でもどうせまみれるなら、猫まみれより犬まみれのほうがまだいいかなぁ。なんてわたしは考えていた。 しかしこの後、実際にわたしはまみれることになる。もふもふのそれに。ただしどっちかというと苦手なほうのそれに。 プラッシュに案内されて向かった知り合いの魔女ティエラの家は猫屋敷だった。 以前プラッシュが住んでいた浮島バウムヴァル。そこから大樹を背にしばらく飛んだ先に浮島アインカッツェはあった。 バウムヴァルはピンクの家にカボチャ畑と色とりどりのお花畑でメルヘンちっくな場所だった。カラフルなくせにブルーがないのが惜しかったのをよく覚えてる。 対してティエラの家はシックで地味な木造の建物だった。アインカッツェもバウムヴァルに似て小さな島だったが、その大部分はうっそうと覆い茂った森になっている。森の奥にある泉の隣に、ひっそりと隠れるようにその木の家が建っている。 昼間でも薄暗い森の中を、小さなランプがほのかに照らしている。ランプの光が泉に反射してきらめく様子はちょっぴり幻想的だ。 ニンゲンの家は小さくてわたしには入れないので、わたしはまずクルスに教えてもらった魔法でニンゲンの少女に姿を変えた。 それから木の扉をノックすると「どうぞ」と返事がかえってきたので、そのまま扉を開けて中に入る。と、視界に飛び込んできたのは……毛玉だった。 扉を開けるとあふれるように大量の猫の雪崩がわたしを襲った。 「にゃッ!? ふぎゃっ! ふみゅぅっ!!」 毛玉ともふもふと肉球の奔流が容赦なくわたしを襲い、嵐のようにわたしの身体の上を通過していった。いや、まさに今のは猫の嵐。ニャーストリームだった。 ちなみに叫び声を上げていたのは猫ではなくて、あれはわたしの悲鳴だ。 「な、なんだったんだ今のは……。侵入者を阻むトラップ?」 「ああ、言い忘れていたけどティエラちゃんは猫の魔女と呼ばれているの」 「猫の魔女の家は、扉を開けるなり猫があふれ出してくるものなのか……」 蜘蛛の魔女とかじゃなくて本当によかった。 そういえばプラッシュの家も扉を開けるなり、一面のぬいぐるみが視界に飛び込んできた。さすがにあふれて出しては来なかったけど、魔女の家とはそういうものなのかもしれない。 納得したところで、気を取り直して家の中に上がらせてもらうと、木でできた質素な家は中も同様にシンプルだった。 木のベッド。木の本棚にタンス。それからあれは……木のキャットタワー? 何よりいやでも目につくのがそこら中にところ狭しと転がっている猫、猫、猫。 天井のほうを見上げれば、たしかキャットウォークと言うんだっけ。木の板を打ち付けたようなでっぱりの上を猫が歩き回っている。それから柱と柱の間にはいくつかハンモックが吊るされていて、その上にも猫がどっさり乗っている。 そのまま視線を下ろせば、柱はどれもツメのとぎ跡だらけでボロボロだ。 「まさに猫屋敷……。いや、もはや猫に占拠された屋敷だな。それで魔女のティエラはどこにいるんだ?」 それほど広い家じゃない。部屋はひとつしかないので、さっとこの家のすべてを見回すことができる。しかしどこを見ても目に入るのは猫ばかりだ。 『ユーの目は節穴かい? 彼女ならさっきからそこにいるじゃないか!』 するとシャノワールがすっと前に出て一匹の猫の隣に座った。 その猫は木の椅子の上に行儀良く座っている。三毛猫だ。 そういえば、この三毛猫だけは帽子を被っている。いかにもよく魔女が被っていそうな黒いとんがり帽子。プラッシュのピンクの帽子とは色違いだ。 黒いとんがり帽子には赤いリボンが巻いてあって、大きな鈴がアクセサリーとしてつけられている。 「えっ、それじゃあその三毛猫が!?」 三毛猫は二本足で立ち上がると、すっと礼をした。 つられるように礼を返すと、三毛猫は顔を上げて言葉をしゃべった。 「よく来たね。あたいがティエラさ。猫が魔女なんてびっくりしたかい?」 「しゃべった……! シャノでさえテレパシーじゃないと話せないのに」 「ああ、そっちかい。ま、あたいはこいつとは格が違うのさ。格が、ね」 三毛猫が二本足で立って、しかも腕を組んで胸を張って見せている。 そりゃシャノワールを見ているから、魔法が使える猫がいてもおかしくないだろうな、とは思う。それでもシャノワールは黙っていればただの黒猫だ。テレパシー以外の方法でしゃべったりはしないし、二本足で立ったりはしない。 「まさか魔物!? はっ。もしかしてプラッシュがわたしの力が必要だと言ったのは、この魔物を倒すために!? やい魔物! 本物のティエラをどこへやった!」 「クエリアちゃん、一旦落ち着きましょう? 彼女がティエラよ」 「でも猫が立ってしゃべってるんだぞ! 化け猫だ!」 「彼女は魔女、あれは魔法よ。つまり今のクエリアちゃんと同じってことよ」 わたしは水竜だけど、今は魔法でニンゲンの姿になっている。それと同じだとプラッシュは説明した。 つまり、ティエラは魔女だけど、今は魔法で猫の姿になっているのだ。 「なんだいプラッシュ。もうばらしちまったのかい。面白くないねぇ」 「じゃあ、おまえが魔女なのか」 「そう言ってるだろう? あたいが猫の魔女ティエラさ!」 「本当はニンゲンだけど猫になっているのか」 「あたいは猫が好きだからね。こいつらは決してあたいを裏切らないんだ。人間とは違ってね。あたいは猫こそが最高の生物だと思っているよ」 「ふぅん……。竜よりも?」 「竜よりもさ! 人間よりも竜よりも、猫が好き。あたいの旦那も猫だよ」 「旦那さんも魔法で猫になっているのか」 「いいや。旦那は元から猫さ。うちの子は三匹で上から白と茶トラと黒で……」 「えっ? ちょっと待て。それは本気で言ってるのか。つまりおまえは本当はニンゲンなのに、わざわざ猫になって猫の子どもを産んだってことなのか!?」 「そうだよ。あたいは猫が好きだからね。何かおかしいかい?」 いくら猫が好きだからって、そこまではまだわかるけど、だからといって猫の子どもを産むところまで行くのかフツー? つまり何。この魔女は雄猫相手に恋愛感情を持ったというわけで、雄猫相手に欲情したというわけで、それってつまりえっと、猫相手に……うわぁ。冗談でしょ? 同意を求めてプラッシュのほうを振り返ると、プラッシュは平然とした顔でにっこりと笑顔を返してきた。 そうか、そういえば魔女ってそういうやつらだったんだっけ。プラッシュはプラッシュで、生きたニンゲンや竜をぬいぐるみに変えて愛でるような変人だった。 魔女というのはみんなどこかおかしいんだ。魔女とは変態だ。 「知ってるかい? 雄猫の生殖器にはトゲがあってちょっと痛――」 「うわぁぁぁあああぁっ! 聞きたくない! そんな情報いらないッ!」 「お譲ちゃんにはまだ早かったかな。まあ大人になればいつかわかるよ」 「わかってたまるかっ!!」 わたしはそんな気持ち悪いことなんて絶対にしないぞ。わたしは誇り高き水竜なんだ。だからわたしの未来のお婿さんは竜族だって絶対決めてるんだ。 獣(ねこ)が旦那さん? 絶対ありえん。 「ねぇ、クエリアちゃん。ごめんなさい。あたし、まさかクエリアちゃんがこんなに驚くなんて思ってなくて、その……」 「プラッシュ……」 「もしこれが原因で猫嫌いになっちゃかわいそうよね。だからせめてものケアとして、あなたを猫のぬいぐるみに変えるわね。猫に慣れれば万事オッケーよ」 やめろ。全然オッケーじゃない。トラウマ増えるぞ、それ。 「それじゃダメだって。あたいが本物の猫に変えてやるよ。ここで猫たちとしばらく過ごせば、猫の良さがきっと身に染みてくるからさ」 そんなトラウマが身に染みそうなことは勘弁してください。 『ニヒヒヒ! 猫はいいぞぉ。気楽だし自由だしごはんがおいしいし』 クソ猫、おまえは黙ってろ。 類は友を呼ぶ(と、こういう場合には言うらしい。クルスから聞いた) ぬいぐるみの魔女の知り合いは、やはりとんでもない魔女だった。 これ以上、変態が仲間に増えるのはわたしとしては望まなかったが、プラッシュにはもふもふソファをもらったという恩がある。だから、わたしには彼女の頼みを断るという選択肢はなかったのである。それにわたし専用の隠れ家を用意してもらうという約束も、もうしてしまった。 ぐぬぬぅ、おのれニンゲンめ。甘いえさで釣っておいて、あとでこうやって首を絞めてくるというのか。あれは罠だったというのか。 計算ずくだったとしたのなら、なんてずる賢い。それが貴様らのやり方か。 けれどわたしだって誇り高き竜なのだ。そしてニヴルの第二王女アクエリアス様なのだ。その名に恥じるような行いはできない。なんたって、わたしはレディーなのだから。 「まあ仕方ない。約束は約束だ。えーっと、それじゃあティエラ。実はわたしたちはお願いがあってここへ来たんだ」 アインカッツェに来る道中、プラッシュは今回の目的をわたしに話した。 猫の魔女ティエラは今でこそ猫にかまけているが、かつては魔女界に名を馳せる大魔女の一人で、プラッシュの次ぐらいにすごかったのだそうだ。 いや、いきなり魔女界とか言われても知らんけど。 それで、そんなすごい実力を隠し持っているティエラを仲間にすれば、きっとフレイの助けになるだろうということで、彼女を勧誘しにやってきたのだ。 それを手伝うことがわたしとプラッシュとの約束。真のレディーは約束をやぶったりはしないのだ。それに約束を守らないと、わたしの隣人問題を解決してもらえない。それは困る。 事情を一通りティエラに説明してまずは納得してもらった。 するとどうやらティエラはある程度の理解は示してくれた。 「なるほどね。そのトロウってやつに世界が支配されたら、猫たちの居場所もなくなってしまう。それはあたいとしても困った話だ」 「そうだろう? だから、どうかわたしたちに力を貸して欲しい」 「わかったよ。引退したような身だけど、あたいの力が役立つなら使ってくれ」 思ったより素直な反応だった。あれ、もしかして今回は楽勝なんじゃないの? この調子なら、すぐに帰ってプラッシュにわたしだけの隠れ家をもらって、存分にソファのもふもふを堪能することができそうだ。 そう思ったのも束の間、 「けどトロウを倒すって言ったって相当強いんでしょ、そいつ? 倒さなきゃって意見には賛成だけど、あたいは無謀は戦いはしない主義でね。だから、あたいを仲間に加えたいなら、まずはそちらの実力を示してもらわないとね!」 ティエラが手をかざすと、どこからともなく杖が飛んできてその手に収まった。 そして蜘蛛の子を散らすように、あちこちに落ちていた猫たちがさっと姿を消すと、ティエラの杖の先からは赤く燃え盛る炎の球が浮かび上がる。 深く被った魔女帽子からは、炎のように赤く輝く眼と、不敵な笑みを浮かべる口元が見えた。 「さあ、あんたの実力をあたいに見せてみなよ! もしあたいを倒せたのなら仲間になってやる。まさか覚悟もなしに魔女の家にのこのこやってきたわけじゃないんだろう!?」 えっ、と思ってプラッシュのほうを振り返った。 相変わらずぬいぐるみの魔女は平然と笑顔を返してくる。 (わたしの力が必要だというから来てみたら、こういうことか――!!) 何か騙されたような気もするけど、今さら何を言っても仕方がない。 やるというからには、わたしだって全力でやる。だってレディーだもん。 「なるほど。いいだろう。わたしはかの大国ニヴルヘイムの第二王女、アクエリアス様だぞ! ニンゲンの魔女ごときに遅れを取るほどニヴルの竜はやわじゃないってことを教えてやる! おまえこそ覚悟しろっ!」 Chapter49 END 魔法戦争50
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/6000.html
DQⅨ Ⅸに登場する特技。 杖スキル7ptで習得する。 効果は敵1体の呪文を封じるという、マホトムと同じ効果を持つ。 消費MPは3であり、Ⅸのマホトーンと同じである。 Ⅸではマホトーンを覚えるのが魔法戦士のみであるため、数少ない呪文封じの手段ではある。 とは言え、他の補助呪文・特技同様に、これを使うよりもさっさと敵に攻撃を浴びせた方が早いこともあり、 軽視されがちな所はある。しかし、クエストで重宝したり、相手によっては役に立つので決して侮れない。
https://w.atwiki.jp/projecter/pages/1232.html
番号 FJ11094 名前 クリシュ 読み くりしゅ Lv 7 スター 種別 ユニット BP 7000 SP 1500 【行くぞ!】○プランゾーンにこのカードがあり、かつあなたのエネルギーが8枚以上なら、このカードは『夢(プランゾーンからプレイできる)』という能力を得る。○経験20(捨札が20枚以上なら能力を得る)『登場した時、自分のエネルギーゾーンにあるユニットを1枚まで選び、味方エリアにフリーズして置く。』 移動方向 ↑ 属性 ザイン♂ ブロック 富士見書房 作品 魔法戦士リウイ レアリティ U
https://w.atwiki.jp/faren_ency/pages/1224.html
イルフの冒険者 決戦に登場する、8人の人間系イベント人材。 移民者の街イルフを占領すると低確率(Random(14))でイベントが発生し、 説明を受けた上で2人4組から好きなペアを選択して、自らの戦列に加える事が出来る。 一つだけしかペアを選べない訳では無く、当該エリアを領有し続けられるなら8人全員採用も可能。 魔法戦力が居ないか、そもそも駒が少な過ぎる陣営にとって喉から手が出る程欲しい人材が揃っており、 セーブデータをリロードしまくって4ターンの内に全員揃えたプレイヤーも決して少なく無いと思われる。 尤もぶっ壊れユニットと言う訳でも無く、8人全員に欠点がしっかり存在するのでそれを補う工夫は必要。 8人全員に共通して言えるが状態異常耐性も割とスッカスカなのでその辺りにも注意を払わねばならない。 ペアはウィズアム + リサ、ヒロナオ + マリー、ケイン + ディーン、アリサ + ティナで固定されている。 -- 名無しさん (2023-11-28 11 38 58) 【ウィズアム + リサ】ペア ウィズアムは火B風土闇Cを詠唱可能な魔法戦士。 しかしその正体は一撃の重たさと引換に敏捷性と機動力を失った重戦士。 育成に苦労するし前線にも間に合わない場合が多く、強化が専門になりがち。 リサは白兵戦能力が高水準でまとまったお嬢様系戦士。 即死攻撃の必殺技で雑魚対策は安心。攻撃も4回出来て優秀。 但し8人中唯一まともな状態異常耐性が無い(即死のみで毒耐性すら無い)。 【ヒロナオ + マリー】ペア ヒロナオは水A土光Bを詠唱可能な魔法使い。陣営によっては必須級と言える。 麻痺と眠りの状態異常攻撃を持つが、技量がショボ過ぎてあんまり当たらない。 シナリオ特有のMP消費のデカさと本人の再生能力の無さから、MPは常に枯渇気味。 マリーはカイザー宜しく全魔法Cを詠唱可能な軍人崩れの魔法戦士。 後方でも前線でも満遍無く活躍出来る。8人の中では素早さも上位に入る。 ケインの次にバランスの良い人材だろう。状態異常攻撃も毒・麻痺・眠りと冴え渡る。 -- 名無しさん (2023-11-28 11 40 52) 【ケイン + ディーン】ペア ケインは光B闇C・神聖含む3回攻撃・弓矢2発を備えた破戒僧(?)。 8人中能力のバランスが最も良い。それを反映してか戦力値も8人中最大。維持費も最大(12)。 本人が語る僧兵系召集はモンク系のコト。暇が出来たらビショップくらいは雇っても良いかも。 ディーンは即死攻撃が得意な軽戦士。 HP以外の能力値は完全にティナの下位互換。 状態異常耐性もショボいので活躍の場は少な目な傾向。 【アリサ + ティナ】ペア アリサは火A風闇Bを詠唱可能な魔法少女。魔力とMP再生は素晴らしいのだが、 肝心要の素早さが低い(ウィズアムよりはマシだが)。 ヒロナオ共々強化が常態化しがち。必殺技は強い。 ティナは石化・麻痺・幻想含む5回攻撃と超短射程の回復必殺技が使える軽戦士。 技量・素早さ・移動力が飛び抜けて高い、まさしく正統派似非フーリン。 但しHPは本家フーリン様よりも低く、魔法の雨霰に突っ込ませると死ぬ。 -- 名無しさん (2023-11-28 11 41 41) 初心者はアリサ + ティナを選びがちだがティナを育てづらい はじめはヒロナオ + マリーがお勧めだろう -- 名無しさん (2023-12-16 02 12 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sperare/pages/12.html
職業の項 職業 条件 戦士 修行熟練度100 —魔法戦士 職業が戦士&偽計熟練度50 魔導士 偽計熟練度10 —錬金術師 職業が魔導士&魔物熟練度20 —幻魔剣士 職業が魔導士&偽計熟練度100 商人 商業熟練度20 卵士 農業熟練度20 踊り子 徴兵熟練度20 —舞導師 職業が踊り子&徴兵熟練度100 遊び人 カジノ熟練度100 騎士 待伏熟練度15 —聖騎士 職業が騎士&待伏熟練度100 剣士 闘技熟練度15 忍者 偵察熟練度20 勇者 討伐熟練度300 秘書 外交熟練度20 —執事 職業が秘書&外交熟練度40 司祭 強奪+諜報+洗脳熟練度の合計が50以上 軍師 戦争勝利数10 魔物使い 魔物熟練度5 野生児 魔物熟練度10 狩人 待伏熟練度50 料理人 徴兵熟練度30 貿易商 外交熟練度25 賢者 ペット(ラファエル)使用 天使 ペット(ミカエル)使用 悪魔 ペット(サタン)使用 死神 ペット(ハデス)使用 商人=お店を建設できる。売り上げから税金が引かれない。給与が5000Gプラス。 ステータス変動 数値換算変動一覧 ランク表記 職業 HP MP 攻撃 守備 魔攻 魔防 素早 統率 魅力 備考 戦士 3 1 4 1 1 1 1 1 1 Max14 魔法戦士 1-4 0-3 0-3 0-1 0-4 0-1 0-1 0-2 0-2 Max21 魔導士 1 0-4 0-1 0-1 0-4 0-3 0-3 0-1 0-1 Max19 錬金術師 1-3 0-1 0-4 0-3 0-1 0-1 0-1 0-4 0-2 Max20 幻魔剣士 1 0-5 0-1 0-2 0-4 0-4 1-3 0-3 0-1 Max24 商人 1-2 0-2 0-2 0-2 0-2 0-2 0-2 0-1 0-2 Max17 卵士 1-2 1-2 0-1 0-2 0-1 0-3 0-2 0-1 0-4 Max18 踊り子 1-2 0-2 0-1 0-2 0-1 0-3 0-3 0-1 1-5 Max20 舞導師 1-2 0-3 0-1 0-2 0-1 0-4 0-4 0-5 0-3 Max25 遊び人 1 0-2 0-1 0-1 0-2 0-3 0-3 0-1 0-5 Max19 騎士 1-4 0-2 0-3 0-5 0-2 0-2 0-1 0-1 0-1 Max21 聖騎士 1-4 0-3 0-3 0-4 0-2 0-3 0-1 0-2 0-2 Max24 剣士 1-3 0-1 0-5 0-2 0-1 0-1 1-3 0-1 0-2 Max19 忍者 1-2 0-4 0-2 0-1 0-2 0-1 0-4 0-1 0-2 Max19 勇者 1-3 0-2 0-3 0-4 0-1 0-1 1-2 0-2 0-3 Max21 秘書 1-3 0-3 0-1 0-1 0-2 0-3 0-2 0-3 0-2 Max20 執事 1-3 0-3 0-1 0-3 0-3 0-2 0-2 0-4 0-3 Max24 司祭 1 0-4 0-1 0-1 0-4 0-2 0-2 0-4 0-3 Max22 軍師 1-2 0-2 0-1 0-2 0-3 1-2 0-3 0-4 0-2 Max21 魔物使い 1-2 0-2 0-1 0-3 0-3 0-1 0-2 0-2 0-4 Max20 野生児 2-5 0-1 1-4 0-1 0-1 0-1 0-3 0-1 0-1 Max18 狩人 1-5 0-1 1-5 0-1 0-1 0-1 0-5 0-1 0-1 Max21 料理人 1-5 0-3 0-1 0-2 0-1 0-2 0-2 0-1 1-4 Max21 貿易商 1-3 0-3 0-1 0-1 0-1 0-1 0-2 0-2 1-5 Max19 賢者 1 0-5 0-2 0-2 2-4 0-3 0-2 0-3 0-3 Max25 天使 1-3 0-3 0-2 0-2 0-3 1-4 0-3 0-1 0-3 Max24 悪魔 1 0-3 0-4 0-2 0-3 0-5 0-3 0-3 0-2 Max26 死神 1 0-4 0-4 0-1 0-4 0-1 0-4 0-1 0-4 Max24 職業 HP MP 攻撃 守備 魔攻 魔防 素早 統率 魅力 備考 変動一覧ランク表記版 職業 HP MP 攻撃 守備 魔攻 魔防 素早 統率 魅力 戦士 B D A D D D D D D 魔法戦士 A B B D A D D C C 魔導士 D A D D A B B D D 錬金術師 B D A B D D D A C 幻魔剣士 D S D C A A B B D 商人 C C C C C C C D C 卵士 C C D C D B C D A 踊り子 C C D C D B B D SS 舞導師 C B D C D A A S B 遊び人 D C D D C B B D A 騎士 A C B S C C D D D 聖騎士 A B B A C B D C C 剣士 B D S C D D B D C 忍者 C A C D C D A D C 勇者 B C B A D D C C B 秘書 B B D D C B C B C 執事 B B D B B C C A B 司祭 D A D D A C C A B 軍師 C C D C B C B A C 魔物使い C C D B B D C C A 野生児 SS D A D D D B D D 狩人 SS D SS D D D S D D 料理人 SS B D C D C C D A 貿易商 B B D D D D C C SS 賢者 D S C C S B C B B 天使 B B C C B A B D B 悪魔 D B A C B S B B C 死神 D A A D A D A D A 職業 HP MP 攻撃 守備 魔攻 魔防 素早 統率 魅力 【コメント一覧】 名前 コメント すべてのコメントを見る