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メニュー トップページ 現行スレ 過去ログ 物部領の現状 各部門の要望 イベント表 好感度表 Q&A - 登場人物 登場人物 物部領 六星 北の国 東の国 西の国 南の国 奴隷解放同盟 災害 その他 ここを編集
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.... .... / \ .. / / ヽ / / / i | .. . / / /| | | i .. i | i _/l i| | |; l | . | ト-ヘl^ト、; 八__匕ハ_l_jハ . l ィ笊示、 ィ笊示、! l . | ! 弋rソ 弋rソ ! . | 圦 } ハ i . | .. __ _ .. ノ | . | 个 .. 个'゙ 八 . | | 〕i= ‐=ニ〔 |/ / .. | ,斗=i辷冖辷^入, /_ \ .. 人 ∨;i i i i i ┌ 、 i i i i] / i i i i ..、 \ . 〃 i i ヽ ∨;i i_f⌒\V;i i { i i i i i i i i i 、 \ . /i i i i i i i i , V{ rvーヘ { | i i i i i i i i 'ヘ \ .. / i i i i i i i i ∧ .{_√^` /^] | i i i i i i i i i i'ヘ \ . /i i i i i i i i i i i ∧ 厂` // i i iハ | i i i i i i i i i i i i, \ ) { i i i i i i i i √`Vヘ 「` // i i i i i i { i i i i i i i i i i i i } .(^゙` ー=ニ..,,_ `、i i i i i i it辷i辷'ヘ `ー'// i i i i i i { \ i i i i i i i r'゙ \ Y'vrvi厂 i i i i i iヘ ∨;i i i i i i'∧ \xrvi人 \ {____,八 i i i i i i i i 'ヘ ∨i i i i i i '∧ \_} \ \ [ i i i i i i 〕ト i i i i i i i ハ }; i i i i i i i ハ \ \ \┏━━━━━━━┳━━━┓ ベルンカステル 女性┣━━━━━━━┻━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┣《スキル名/ランク/効果》┣━━━━━━━━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃黒猫 S 各地に散った黒猫から情報を集める┣━━━━━━━━━╋━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃魔法使い EX 戦力+3000┣━━━━━━━━━╋━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃奇跡の魔法★ EX 1%でも可能性があるのなら、それを引き当てる┣━━━━━━━━━┻━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣《備考》┃┃┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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洲必‐ 、洲洲洲洲ィ /ヤ /∨ ∧. イ豸〈 -.〉 Ⅷ洲洲7 `′∨ ヤ ヘ洲ホi ヘ 彡≠ ,; / |/ `i∧ ヘ、ヤ洲ヲ\ヾ≠/ ヽ __ ', 7Vヾ!ヽ/ ,≠/ i ヘ弋ッ、 / , /、 Ⅷk ヽ ヽ‐ヾ=-7 /__,.ィ /∧ i Ⅶ、 '´ ̄ . ,' ≠ゞ′ _ / .∧ i Ⅶ! -t i . / ヽ,\ ./ヘ .∧ ヘ Ⅷ i! ヾ j/ ji _i ', / ∧ ヽ.ヘ ミュ,i ` --> ' | ̄´ i! / ヤ ヘ ミミ、 ,kj' / j 7 7 ./ / ヤ .\ ⅷェェy/,,/ Y=-. i 7 / / ヤ \, イijテ´ / .∧ ,/ / /∧ ヤ ///-、 / /≦ /,イ ∧ ヤ // i >、 7 ≠'" ヤ ヘ i i ヽ >- 、_ i ヤ ヽ、ヽヽ i i _| =二三 ヤ ,- 、 ヤヤi i, , イ | ニ二三 ヽi ヘヤヤV ̄ヽ ヘ / / i =二三三 ヽ iヤヤ .ヤ i ヘ、 Ⅵ\! =ニ二三三 i .ノ ヤヤ ヽィ; >テv! 7 \ =ニ二三三 i√キ ヤヤ ∨ / / . j 7 \_/)¨>、_,r--┏━━━━━┳━━━┓ ゲーニッツ 男性┣━━━━━┻━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┣《スキル名/ランク/効果》┣━━━━━━━━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃布教者 C 毎月、領内に信奉者を増やす┣━━━━━━━━━╋━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃忠実なる僕★ A 己が認めた相手の宗教系能力のランクを1つあげる┣━━━━━━━━━╋━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃殺意モード. C 戦力+100┣━━━━━━━━━┻━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣《備考》┃┃┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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/`丶、__ ヽ ノ ____/ /´ ̄ ̄ ̄ ̄/ j/ , '′ . ' / / /. -‐==≠-‐=ニ ´ /i|// / /`ヽ' ̄{. / -‐=≠ニ二 / / \ / / / / / / / ヽ イ / -‐==ニZ. ____ \ / / / , | i ' / / / /\/ / / i | |i -‐==≠ / ,. -/ ,ー≪ 笊心xイi/ , l |i i八 / / ,.イ { '/ , ′ ┴'-′ / イ ノ ノl /. , ゙ / / 八_,/ / ;' / ノイxく / / / / , / / i 乂 \ 〃 / / / / / | ‐- , く ヽ \ / i // / / / /ヽ|i ∧ \ \)ヽ. |〃///l/ /i/∧//_ |≧=- _ .イ } ヽ 八. { / { 「 ̄{ 八{ | ̄ ゙ ''ー┴く八ノ i∧ハ/ | ├く ,ノ j/ 「 ―‐-=ミ ノ 厂¨¨  ̄ ̄`ヽ、 / 丶、 / \ / 、 / \. / ー-= / ヽ __ /__ -‐=ニ {┏━━━━━━━━━━━━┳━━━┓ アルクェイド・ブリュンスタッド 女性┣━━━━━━━━━━━━┻━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┣《スキル名/ランク/効果》┣━━━━━━━━━┳━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃リーダー. A 部族をまとめ上げる優秀な統率者┣━━━━━━━━━╋━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃吸血鬼 A 戦力+500。このキャラは死ににくい。┣━━━━━━━━━╋━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃魅了の魔眼 A 相手からの好感度を99にする。年に一回しか使えない。┣━━━━━━━━━╋━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃空想具現化★ EX. 百年に一度だけ、敵単体の全能力をコピーする。(ただしランクは1つ下がる)┣━━━━━━━━━┻━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣《備考》┃きのこの山賊の元族長。┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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ダンバートンからガイレフへと道沿いに歩くと立っている木。木の前には’ゆかりのある木’と表記された看板があり、王国文化観光庁によりエリン天然記念物223号と定められている。この木はガイレフが砂漠化してしまった理由と関係があるらしく、過去にこの地域を所有していた残忍な領主とその人を呪ったドルイド、そしてその怒りをおさめるために自分から木になってしまった領主の妻の話が伝わっている。 関連用語 イメンマハの惨劇 リダイア アランウェン
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目次 概要 国内派閥皇国派(中道右派) 民主派(極左・制限対象) ガルロ派(極右・粛清対象) 公式の組織連合帝国中央評議会 帝国執政院 帝国直轄領中央評議会 帝国直轄領地方議会 地方行政庁 帝国の省庁と省庁外の組織帝国内務省 帝国外務省 帝国官房 帝国軍 非公式の組織帝国管理会 貴族制度中央貴族 準中央貴族 地方貴族 即位貴族 代官 爵位大太公 大公 準大公 名誉大公 侯爵 名誉侯爵 中央伯 伯爵 男爵 準男爵 関連記事 設定の使用について 概要 当記事では、ユミル・イドゥアム連合帝国の政治体制に関する記録を纏める。 国内派閥 皇国派(中道右派) 「優秀なケルフィリア人の皇帝に統治され、優秀なテルスヴィネル人に守られる帝国こそ理想の国家である。古き良きフォフトレネヒト皇国がそうであったように、他国に影響力を伸ばす事は必要だが急ぎ過ぎると仕損じるぞ」 旧フォフトレネヒト皇国や旧ヘズレル共和国の貴族。大戦時にはガルロ派と並ぶ2大派閥の一つであった。 戦後は支持していたガルーネの裏切りと民主派の台頭によって勢力を失う。 民主派貴族やガルロ派貴族の存在に嫌気がさしたトローネが支援し、再び勢力を増した。 民主派(極左・制限対象) 「内政も大事です。しかし!まずは国際関係が優先!全ての外国と友好関係を結んでから民主化し、国民の意見を取り入れながら内政問題に取り掛かればいい!」 戦後、誕生した派閥。外交に力を入れ、イドラム2世(ガルーネ皇帝)に皇国派を裏切らせて民主化を目指した。 当時の連合帝国において対外交渉の主翼を担うも、トローネの治世に国内問題の責を問われ、規模を縮小させた経緯がある。 以上の権力闘争を背景に一部は日和見主義へと転じたが、大半は反皇帝派にまわり粛正された。 ガルロ派(極右・粛清対象) 「我々帝国人は共立世界を支配し頂点に立つべき優等種族である。他国の劣等種族を従わせる為に戦争は継続するべきである」 初代皇帝(イドラム1世)を支えた派閥。大戦初期には皇国派と並ぶ2大派閥の一つとして国の政治を担っていた。 ロフィルナ系イドゥアム貴族が大半であり、権力基盤を固めたイドラム1世のもとで長らく圧政を敷いた。 攻撃的な主張が強く、外交面での思慮に欠けることから粛清対象となって久しい。近衛騎士団による殲滅作戦が効果を出し、現代ではほぼ壊滅状態となっている。 公式の組織 連合帝国中央評議会 連合帝国全体の方針を担う。直轄領を始めとする各加盟国の助言と同意により最高議長が選出される。 形式上、加盟国の不満を抑えるための調整を続けているが、本土系の人物による続投が続いており、皇帝の意向が色濃く反映される体制となった。 実際の合議にあたっては皇帝を始め、連合省庁を纏める中央貴族、エルクール大公国、その他の加盟国の代表が列席する。 帝国執政院 皇帝を頂点とする最高機関。直轄領の方針を担う要職として、皇帝、近衛騎士団、中央評議会議長(宰相)等が参加する。 貴族や各省庁から中央評議会に挙げられて決められた重要かつ国の方針に関わる議題を決議するが、国家機密情報は中央評議会をすっ飛ばしてここで直接決められる。 一般の貴族は関わることが出来ず、皇帝や皇室の運営に関わる人物達を中心に中央評議会議長、帝国官房長、共立機構執政補佐官が列席する。 帝国直轄領中央評議会 直轄領の統治を担う。政治組織。地方貴族や各省庁から挙げられる問題に取り組み平時における直轄領の運営を行うが、国家機密や国際関係に関わる場合は帝国執政院に上げられる。 実際の合議にあたっては執政院の長たる皇帝を始め、中央貴族、地方議会の代表などが列席する。 帝国直轄領地方議会 地方行政庁の長たる各領主が参加し、領地間の問題や取り組みを纏めて直轄領中央評議会へ提出する。 議長は各領主から選挙で選ばれた代表領主が担う。 地方行政庁 地方領主を長とし領地内の統治を担う組織、およびその組織が働く施設。大抵は地方首都に置かれており、領主が暮らす宮殿の側に建設される。ここで伯爵や男爵の領主が準男爵や平民の行政官や領主軍を指揮する。広大な領地を保有する場合は情報の伝達が隅々まで行き渡るよう地方首都から離れた街に行政分館という施設を建てられる。 帝国の省庁と省庁外の組織 帝国内務省 帝国直轄領内の内政をコントロールする。公共施設や公共機関の運用の他、帝国国営放送やソフトフリーネットワークを指揮下に置いている。組織のトップは大大公クロキルシさん。 帝国外務省 連合帝国の外務を担当する。帝国政府が主導する公式行事において、他国との調整や交易調整などを担当する。組織のトップはラートロ。 帝国官房 内務にも外務にも属さない省庁外組織、国内外において帝国に不都合な人物を粛清する影の部隊。敵対国はもちろん、友好国にも多数潜伏しており世論操作をおこなう。帝国政府に忠誠を誓い暗躍する。 帝国軍 連合帝国が保有する陸・海・宙の三軍。国内外双方で活躍するため省庁外組織となっている。 非公式の組織 帝国管理会 連合帝国にある非公式の組織。連合帝国内でトローネ個人に対して忠誠を誓う人達で構成されており、他国にも影響力がある。 よく行われるのは政治、外交の結果を裏で操作とトローネに批判的な人物の排除。 各省庁、工作員、近衛騎士団もこの組織と共に行動する。 貴族制度 中央貴族 帝国中央評議会に所属し、領地を持たない代わりに帝国の各省庁にて政務を執り行う。政務貴族とも呼ばれる。 中央貴族は地方貴族の互選で推薦され、皇帝の任命により中央評議会における立法権を担っている。 準中央貴族 外来貴族の中で帝国国籍を持ち、自身の宮殿を所有し一定の帝国中央貴族としての権限を持つ。中央評議会において投票権は無いものの発言権があり、帝国貴族としてさまざまな式典に公式参加が可能。 地方貴族 各惑星ごとに存在する地方議会に所属し、その主な構成員たる地方領主が皇帝より賜りし封土を治める。 そうではない一族の構成員が中央省庁に出向し、中央貴族の元で経験を積むのが通則となった。 地方貴族は、中央省庁において経験を積んだ貴族から構成され、それぞれの領主の政治に協力している。 即位貴族 帝国国籍が無く宮殿を持たない貴族。制度上、階級による区別は存在しないが、通常は帝国に対して有益な一部の富裕層に授けられる。「即席で与えられる爵位」の意味。 代官 首都星内の各地域に派遣され、各地域と帝国直轄領中央評議会間の伝達役兼代理行政を担う貴族。皇帝に任命された侯爵がこの役職に就く。 地方貴族とは違い基本的に内政に関わることは出来ないが、地域によっては街や都市の長からアドバイスを求められる事もある。 爵位 他国の元首に対して認定を行う場合は、外交儀礼上、トップクラスにおける待遇(相互対等の原則)とは別段の解釈をもって授与される形式を取る。 皇帝直轄領では役職によって爵位が変わる為、爵位の変更時「移爵書」という書類が中央評議会から貴族家に送られ爵位の変更が通知される。 大太公 宰相職。連合帝国中央評議会最高議長専用の爵位。現在はパヴェル・クロキルシが大大公を務める。 大公 政府高官や皇室補佐の職務を担う中央貴族の爵位。帝国執政院の参加資格において最低条件となる。 準大公 エルクール大公国成立に対応して作られた。連合帝国構成国の代表やそれに連なる人物に与えられる爵位。 名誉大公 地位は大公と変わらないものの、こちらは他国の要人に与えられる名誉爵位。決定権や投票権は無いものの中央評議会に出席し発言出来る権利を持つ。 例外的に帝国軍の一時的な指揮権を与えられる場合もある。 侯爵 政府役人や帝国軍の現場指揮官の職務を担う中央貴族の爵位。 名誉侯爵 地位は侯爵と変わらないものの、こちらは他国の政府以外の要人に与えられる名誉爵位。決定権や投票権は無いものの中央評議会に出席できる権利を持つ。 中央伯 政府役人の見習いとしてやってくる地方貴族家の人物に与えられる爵位、中央貴族として独立する場合は爵位が変わり侯爵となる。 伯爵 地方貴族の領主の中で広大な領地を治める人物に送られる爵位。特殊な経緯をもつ地方貴族のアルバス大公は帝国政府の公式文書では伯爵と同等の地位とされている。 しかし、セトルラーム共立連邦から停戦後の人質としてやって来た関係で中央へ呼ばれる事もあり、例外的に大公と呼ばれている。 男爵 小領地の領主や伯爵の補佐をする人物に送られる爵位。 準男爵 帝国に貢献した平民に与えられる一代限りの爵位。領地は持てないが地方貴族の中に含まれている。能力次第で二代三代続く場合もある。 伯爵家や男爵家の自治軍を指揮する人物等にも準男爵を与えられる場合がある。 関連記事 ユミル・イドゥアム連合帝国 ユミル・イドゥアム連合帝国/エピソード 設定の使用について トロ猫DXは自分の担当する国やキャラに対して我が子のように愛情を持って扱ってます、雑には扱わないでね。設定を使いたい場合はトロ猫DXに許可を仰いでください。
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(画像挿入予定) 名前 シオン・ヴェントゥーラ・ラタ・ダッファ 年齢 12歳 身長 145センチ 地位 ダッファ侯にして《竜の首》第一席。「一の島領主」「ダッファ島領主」と呼ばれることもある。9年前に父が死亡し即位した。対外的にヒルディカのトップとしての役割を果たすほか、戦争や災害などの緊急時に関連国事の決定権を担う。ただし現在は摂政である母后レーネが事実上すべてを取り仕切っている。 出身 ダッファ島(一の島) 性格の特徴 よく言えば、幼いながらも誇り高く潔癖。悪く言えばクソ生意気でプライドばかり高い。蝶よ花よと育てられたばかりに甘ったれのわがまま放題のクソガキに育ってしまった。大人のやることには知ったか顔でコメントするくせに、いざツッコミを入れられると「僕子供だからよくわかんないや」と逃げるというスーパーむかつきコンボが得意技。ヒルディカの要人の大半が彼に対してはこう思ったことがある、「殴りたい……!」と。 外見の特徴 白に近い短い銀髪に紫の瞳、褐色の肌。くりくりとした瞳の愛らしい少年、に見える。見た目は。肌が褐色のため、見ようによってはアガデスタ人にも見える容姿だが、これはダッファ家の血を引く者には共通して見られる特徴。公の場に出るときはダッファ島の民族衣装(トルコのものに近いが全体的に薄手。ボレロに刺繍や紋章などを組み合わせてゆったりしたパンツを履いたもの)を身に纏う。 備考 名君と名高い先代ダッファ侯の遺児であり、ヒルディカ一の名家にして富豪ヴェントゥーラ家のただ一人の直系子孫。ヴェントゥーラ家は十二の島で唯一、古代から現在に至るまで領主の地位を保ってきた化け物のような家。しかもタスターニャの選帝侯の血も引いている(と自称しているが実証する史料はない)。そんなわけで彼のプライドの高さも決して故なきものではない。実力にも実績にもさっぱり裏打ちされてないだけで。少し前までは母親に対してだけは従順だったが、思春期に入ったせいか最近は自重しなくなってきた。母に対して憎まれ口を利くことも、「所詮母は摂政」「数年後には僕が領主」などと軽んじる発言も増え、母子関係はあまり良くない様子。現在は家庭教師に勉学の手ほどきを受けているが、14になったら九の島の大学で政治学を学ぶことが決まっている。これはヒルディカ上流階級の慣習に従ったもの。
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中領地出身の領主候補生 - 2015-12-15 23 05 46 この人の出産やアドルの待遇問題って金粉王子のやらかしが際立ってるけど、ナーエの内面次第では違う面が出てくるよね。「第二夫人に下がるけど寵愛は私のものよ!」的な。妊娠って男だけの責任じゃないよねって思ったので投下…。 (2020-04-07 19 06 19) 先に長男を産めば立場強化できる打算があったのかも。アドルが娘しか産めなければ、第2夫人でも次期王(笑)の生母になれる目がある (2020-05-03 19 17 55) 出産が13年秋で冬に貴族院奉納式に参加(させられた)。奉納式に第一夫人予定のアドルフィーネを呼ばせたのって、授乳期終わってても子供以外に無駄に魔力使いたくないのに…と思って自分が使う魔力は控えめにしたかったからとかかも?神事は周りと一緒だと引きずられるから意味なかったけど。 (2021-04-18 19 23 07) 意地悪な解釈だな。婚約者として金粉が先に言い出すべきなのを補いつつ、アドに王族としての箔をつけさせようという心配りが表で、裏には一緒に魔力を毟られろてのがあるかもしれんけど。 (2021-04-19 08 49 27) 産後直後の夫人がいるのなら星結びは延期するのが本来は常識なので、アドルが王族になるのは一年以上先になる可能性すらあった。奉納式の時はまだ魔術具崩壊してないし。しかし金粉は星結びの神殿長をロゼマにさせることを歓迎するのだから、魔術具の崩壊は関係なく最初から産後のナーエのために魔力目当ての星結びをする気だったんだよ。だから金粉に従順で全肯定するナーエは、子のために魔力を使うのはジギ様のご意思だし星結びはすぐするのだからアドル巻き込もう、という考えするかもなって思った次第。まあわからないけどさ。 (2021-04-20 00 17 17) 奉納式がどんなものかすらよくわかってないのに、そんなこと考えられるとは思えないけどな。 (2021-04-20 12 02 32) 確かに、あの時点で一番アドルフィーネの魔力を確保したかったのはナーエラッヒェなんですね。わあぁ。私は、トラオクヴァールの第三夫人であるマグダレーナの気遣い(公的な催しに姿を見せない・領主会議に姿を見せないように図書館に居る・奉納式にも中央貴族として出席する)をみて、少なくともナーエラッヒェは第一夫人を立てる気遣いのない方だなぁと思っていました。たぶんアドルフィーネを呼ばせるなら、自分は出席しないのが普通…。トラオクヴァールの第二夫人も公的な場面にホイホイ出てこないし…。貴族院の教師にアドルフィーネじゃなく、ナーエラッヒェなのもちょっとざわざわします。魔力は確保したいし、寵愛は知らしめたい、みたいに見えてきました。 (2022-08-06 12 28 00) 発売日翌日になったので……。アドルフィーネとの円満な「星結び→婚姻生活」予定をぶち壊した妊娠タイミングがナーエラッヒェの狙い通りだったとふぁんぶっく7で明言されたので、ナーエさんの性格はこちらの(一見献身的で健気にも見えるが、他方から見ると傲慢さや狡猾さが透ける)推察が概ね補強された形ですかね。 (2022-11-11 09 37 12) ジギス王子がアウブになって離婚したからこの人って第一夫人に繰り上がったんかな。一領主になったジギスに領外から結婚相手はなかなか来ないだろうし、ジギスの性格上ただの自領の上位貴族から嫁を迎えるとは思えないし・・ (2022-07-22 04 48 49) コリンツは礎に魔力供給できるのが二人だけでピンチ。手っ取り早く供給者を増やすには、嫁を取るか養子を迎えるかしかない。他領からの嫁入りが無理なら、自領から迎えるしかないだろう。将来他領領地候補生を一人は取る予定だろうけど上位領地は嫁に出しそうになく、国境門が開く予定のハウフレッツェはそんなに領地順位を下げないだろうから、ナーエが第一夫人であり続ける可能性は高いように思う。 (2022-07-22 06 46 03) ハンネの嫁盗りに失敗したら、ハウフレッツェより上の女性領主候補生はクラッセンのジャンシアーヌと、アレキのレティーツィア、もしかしたらドレヴァンくらいか。どれも無理そうだな。 (2022-08-06 16 46 45) ナーエラッヒェは夫のコリンツダウム領主就任の領主会議に第一夫人として参加しているよね? ジギスヴァルトとアドルフィーネの離婚についてひそひそ言われながら、おほほほとかやってのか。 (2023-04-04 13 30 29) 本心か虚勢かを問わず、平然とした態度で居ることが貴族の社交だよ。平然とオホホホと笑うシチュエーションもアウブ第一夫人としてごく普通だろう。礎を支える人数不足で内心焦っているだろうけど。 (2023-04-04 15 32 09) 王族なら貴族として魔力多めだし、元が中央だし中領地だから魔力的負担は少ないんだけどね。本人たちは困ってそう。ジギの迂闊さなら、魔力の多い貴族を用紙にとって供給の分母を増やして跡取りを乗っ取られそうな気もするけど、プライドの高い臆病だから乗っ取りを警戒して結局ヒーヒー言ってそうな気もする。 (2023-04-04 16 34 20) アドルより先に子を産むよう仕組むまでしたのに王族が解体されて中領地のアウブ夫人に落とされて、早まったことをしてしまったと後悔したりしなかったのだろうか (2023-04-05 09 21 06) 夫に文句でも言われたら失敗したと思うかもしれないけど。ハンネローレをアドルフィーネと同じ扱いにできないか考えているかもね。 (2023-04-09 17 31 19) ハンネローレの嫁盗りディッターには側近を代理として出して終わりだと思うが。息子の成人の前にジギスヴァルトに何かあった場合、コリンツダウムの領主はナーエラッヒェが中継ぎになるか、ナーエラッヒェがツェントに申し出て、新しい領主を迎えることになるのかな? (2023-04-04 16 52 28) そもそも成人領主候補生不在の際でもアウブ配は代行を務めるだけで政治的にアウブと認められていない。そこが曲げられるならとっくにゲオがアウブアーレンスバッハでしたし、フェルの婿入りなんて話は出ません。息子が成人するまで未亡人が代行か息子未洗礼のため領主候補生なしとして廃領の二択でしょう (2023-04-05 17 48 45) ゲオは「二つの礎を同時に染められない」が故にアーレン礎を染めたくなかっただけで、礎を染めたなら他領出身者であろうがその者がアウブ。前アウブの遺言も何もなければ息子が成人するまで礎を染めずに魔力供給だけで済ませるはずもなく、速やかに残された領主候補生が染めるでしょう。 (2023-04-05 19 09 14) 魔力上の話ではなく政治の話をしています。アウブアレキサンドリアが認められたのは領主会議での話になりますし、ゲオの内心は他領に知られていない無関係の話です。アウブゲオが可能ならフェルを迎えてレティを養子にする役割はゲオになるのが自然でしょう。また、436話ではゲオが中継ぎになった時点でなくディートリンデが継いだ時レティが上級落ちするとされていますので未亡人として中継ぎしているゲオはアウブとして認定されていないことになります。最後に本筋であるナーエの話に戻りますが、成人の養子を迎えていない限りハン5の時点では上級が挨拶をしているコリンツに領主候補生はいません (2023-04-09 18 09 08) ナーエラッヒェ本人が領主一族でしょ、ジギ死亡の場合他に成人領主候補生や領主一族がいないのだからナーエが礎を染めて中継ぎアウブとなり息子の成人を待つことになると思う。政治的にもツェントもナーエのアウブ就任を承認しないわけには行かないでしょう、他に誰もいないのだから。 (2023-04-10 09 39 45) ゲオが代行の流れにならなかったのは、ギーゼルフリートが死んですぐディートリンデがちょうど成人したからだろ。女だから領主候補生の婿を見繕ってもらっただけで、代行関係のルールは成人か未成年かの問題だけだ。婿の候補は目をつけてたんだから、それさえ了承させられたら代行の期間は一年もない。ギーゼルがもっと早く死んでも、ゲオが染めないままになった可能性のほうが高い。でもナーエの仮定の場合は子供の成人まで13年くらいある、誰も染めずに供給だけするってわけにもいかないだろうよ。そして10年経って政治的な事情とかでジギスヴァルトの血筋排除して乗っ取りということも不可能じゃない。ツェントが認めればできる。認めない可能性のほうが高いけど「夫人だから不可能」とルールで決まってるわけじゃないだろ。 (2023-04-11 23 12 29) 第一王子第一夫人時代に領主会議の手伝いとかしてたんだろうか? それともいずれ迎える第一夫人にさせるつもりで手を出していなかったのだろうか? (2023-04-11 11 12 06) おひろめ前の昼王子にすら仕事を割り振るほど人手不足なんだから、王族がすべき仕事をしているのは確定だが、領主会議に限定して問われると、描写が無いので不明としかいえない。 (2023-04-11 11 35 05) 多少の手伝いはあるかもしれないけどそも金粉自体がツェント業の手伝いをしてたのかが疑問かな。三年の貴族院奉納式前って王族もだいぶ手一杯な感じだしアナとの政争が収束して一年、やっと金粉の次期ツェント教育が本格化する位の頃だろうしナーエラッヒェその頃には妊娠+アドルフィーネが正式に第一夫人だから二・三年時はほとんど表に出てないだろうし (2023-04-12 12 34 23) 第一子出産が13年秋ということは妊娠は12年の冬頃だよね? アナとエグの婚約が12年春ということは、エグが第一夫人になる可能性があったから結婚後1年以上待ってたけど、エグじゃなくてアドルになったからマウント取るために励んだということなのかな。 元王族のエグは尊重するけどただの領主候補生アドルに対する侮りがすごい気がする。 せいぜい礎の維持に苦労すればいいと思う。 (2023-05-22 13 05 52) 夫がエグを嫁に出来なかったらツェント夫人の座も逃す事になるやろ。次期ツェント夫人の立場が確定したからこその行動だったのでは。仮にエグが第一夫人になっても金粉をコロコロしてたかもしれない。 (2023-05-22 13 10 52) さすがに金粉とナーエの独断だと思うさすがに大領地の関係悪化させた上に賠償までしてるからトラオと第1婦人の考えじゃないと思う (2023-05-22 13 33 06) 五-XI 応援書店特典アドルフィーネ視点、「グルトリスハイトを得ていれば(中略)我が子をツェントにするために全力を尽くしたでしょう。」 ナーエも同じ思いで夫を誘導して妊活したのでしょう。 (2023-05-22 14 10 39) ナーエの場合第2婦人落ちの契約があるからそれじゃだめだけどな大領地出身のマグダレーナでさえ婦人立てる行動してるのに上位蔑ろにしてたらだめだろう (2023-05-22 14 40 27) トラオク王の母もナーエと同じくハウフレ出身(ツェント第三夫人)。ナーエも我が子を、時流に乗ればツェントになり得るように育てたい、前王の第一王子だって第一夫人のこでないけど長男だから周囲から次期王の候補の一人になっていたよ、と考えても不思議は無いだろう。 (2023-05-22 14 53 26) 周囲から盛りたてられて次期王の候補に (2023-05-22 14 58 03) というかマグダレーナの「自分は大領地出身で政変勝利の決め手になった身ですが特に主張はしませんわ」ムーブが、夫と先に結婚した妻は大領地出身の後から入ってきた妻を立てなくてもいいという前例と認識されてたかもしれない。だからアドルを蔑ろにするどころか、グル典をもたらし王の養女となるロゼマを困った子扱いして第三夫人にしようとするのを当然のように思ってたりする (2023-05-22 15 07 29) 奉納式の時にジギスヴァルトにアドルフィーネを招くように進言していたから、多分ナーエラッヒェにアドルフィーネをないがしろにする意思は無いと思う。子供がいない夫人って肩身が狭いから、子供欲しがった感じじゃないかな。アドルフィーネを立てるよりもジギスヴァルトの意思が一番と思ってる節があるように見える。作中の言動見てると策略タイプには思えない。 (2023-05-23 08 18 42) 「次期ツェント第二夫人として相応しく」振る舞おうとしているように感じた。表向き第一夫人を建てることも重要。ツェントに求められれば、我が子を後回しにして貴族院講師を進んで務める。だけど自分の子が優秀、あるいはアドルの子が女児だったら、自分の子をツェントにするのをためらわない程度の野心はあるように思う。 (2023-05-23 08 46 44) ゲオルギーネのような策略タイプではないが、このページのTwitter作者コメントにあるように「夫の転がし方がうまい」のは公式設定ですからね 具体的にどの時点でどう転がしたのかまでは書かれてきてないし、奉納式の時もどういう真の意図を内心に隠してたかは不明ですからどちら方向にも断定的に語ることはできませんけど (2023-05-23 09 31 45) 商人聖女にボコボコにされたジギを「変わった子供の相手は大変」と宥めてるのが特徴。要するにジギのことを「否定しない」方向に煽て上手。 (2023-05-23 10 23 39) 第三夫人向きっぽく見える。 (2023-05-23 16 18 13) あの時の進言って、初枕はまだだけど結婚はしたんだから彼女にも魔力を供出させましょう、って事じゃない? 当時は分からなかったけど作者コメ見た後だと相当陰湿な小姑ムーブだったように思う。 (2023-05-23 10 20 55) 奉納式なんていう神官・巫女が関わる汚らわしい行事なんて本当は出たくないし道連れにしよう・・・は流石に無いか (2023-05-23 13 57 05) 新枕の反しでる前だよ。奉納式は。 (2023-05-23 15 59 52) 時期的に考えれば子供産んだ時期に重なるからアドル巻き込めば負担は軽くなるのと対外にアドルに配慮してますと見せかけたかったからじゃないかな実際他だとアドルに配慮してるようには見えない (2023-05-23 12 58 40) ほかのシーンだとジギが必ず一緒にいるでしょう。ジギをおだてること優先なら、アド様をどう思ってるかは関係ない。自身の生活に直結するのは、ジギなんだから、策略を巡らせるほどに頭がいいなら、上位の大領地出身の第一夫人を不快にさせないように気を使って立ち回った上で動く。彼女にはそれがない。つまり、ないがしろにするつもりがなく、不快な思いをさせている自覚がない。 (2023-05-23 16 17 31) ラルフリーダに妻は一歩下がり夫を引き立てて支えるようにしなさいと指導されてたとかなかろうか。 (2023-05-23 18 00 22) 言われるのだとしたらラルフリーダよりトラの母親(伯母or叔母かな?)もしくはナーエラッヒェ実母じゃないか (2023-05-23 18 53 25) トラオ一家は臣下教育と見様見真似の (2023-05-23 22 11 01) 見様見真似のツェント教育が混じってておかしくなってる感じがする。ロゼマが色んな立場での教育がごちゃ混ぜになっててどこでも若干浮いてたのと同じみたいな (2023-05-23 22 12 15) そこまでは分からないけど、そういうものって考えてるふしはありそうかなぁ。 (2023-05-23 19 00 28) エグには配慮したがアドルからなら奪えそうだからジギの次の王位を狙っているだけじゃないですかね (2023-05-23 21 57 10) エグに配慮したのは当時はエグを得たほうが次期ツェントという事になってたからでは?エグの機嫌損ねたらナーエも次期ツェント夫人の立場を逃して損をする。まあエグもふわふわ系で自己決定する気概が乏しくて金粉の好みに近そうだから、アドルみたいに遠ざけることは難しかったかもしれないけど (2023-05-23 22 15 58) 自覚があるなくは関係ないおと思うよアドルと対立しかねない態度が問題視されると思うヴィルとかも問題視されてるし見えるということ自体に問題がある (2023-05-24 19 04 16)
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1つ前【スラヴィア在住の旦那さん】 私の饗宴デビューは、私が知らぬ間に終わっていた。 昨晩のことを思い出そうとすると、頭にノイズのようなものが走る。 私の記憶が明確に残っているのは、戦場で相手と立ち会うところまでだ。 闘争の合図が鳴り、戦闘が始まった瞬間から私の意識は飛んでいた。 『狂戦士』と言う存在を聞いたことがあった。 そう呼ばれる人物は普段は大人しいが、戦いが始まると別人のように凶暴な戦士となり、敵味方なく攻撃してまわるらしい。 もしかしたら私も、そのような危険な人物なのでは・・・という気持ちを捨て切れない。 私は知らぬ間に誰かを傷つけるような悪人なのではないか。 暗い暗い棺桶の中、一人。 考えるごとに、思い出そうとする度に、不安が私の心を占拠していくようだった。 早く夜が来ればいい。 日が沈めば、この重苦しい棺桶の中から逃れられる。 最愛の彼女に会えれば。 そうすれば、私の不安はいくらか軽くなるはずだ。 ~~~ 夕食時に家内に相談をすることにした。 アンデットとなった私に普通の食事は必要ないが、彼女と共有できる時間は一秒でも多いほうがいい。 まして彼女は普通の人間だ、私がアンデットとなった今 余程のことが無い限り朝食と昼食は一緒に取れないだろう。 夕食を取った後、意を決して心情を吐露した私に返ってきた家内の返事は至極当然の一言だった。 「狂戦士?そんな訳ないない。とし(仮)くんは棍棒で頭ボーンされて伸びてただけだよー」 全く、ウチの旦那さんは不甲斐ないなーと笑って付け足す最愛の妻。 昨日から着用しているメイド服が眩しい。 この屋敷にいる他のアンデットたちもこの姿を見たかもしれないと思うと腹立たしくなってくる。 …そんな現実逃避をしてみたが、恥ずかしさで私の顔が赤面するのを感じる。 例えるなら、大人になって自分の中学時代の創作物を目の前で読まれる羞恥に似ている。 戦闘で気絶しただけなのに、『狂戦士』とは失笑ものもいいところだ。 『バーサーカー』と言わなかったことだけが、私の最後の砦を守っている。 「バーサーカーですか。そういったスラヴィア貴族の存在も存じておりますが、あなた様には関係ないと思いますよ」 いつの間にか横に立っていた片目と片耳と片腕のネコミミメイドさんが、表情一つ変えずにそう言った。 彼女は、ここの領主と同じ読心の力を所持しており、他人の表層意識を読めるらしい。 その能力でもって、私の最後の砦はあえなく陥落した。 「落ち込んでいるところ申し訳ありませんが、我が主人があなた様との面会を要求しています。 この後、私と共に主人の元に向かいましょう。 それから、葵さん。あなたの働きは素晴らしいと好評です。 もし旦那様が再び亡くなられても、働き口には困らないでしょう」 「は、はい!好評のようでなによりであります。メリッサさ・・・メイド長! これからも日々精進するでありますです!」 敬語が下手くそな妻を愛おしく思いながらも、メリッサと呼ばれたメイド長が口にした 「旦那様が再び亡くなられても、働き口には困らないでしょう」 というセリフが、暗にこれから行われる面会の内容を示しているようで不安だ。 ~~~(次の波線まで省略可能) 「力の一割も取られるというのは、やはり相当辛いのではないか?」 面会に向かう途中の仄暗い廊下で、昨晩聞きそびれた小さな疑問を口にする。 メリッサと呼ぶべきか、メイド長と呼ぶべきか分からなかったので、ポツリと呟いた。 彼女はくるりと回り、私に向きあい、言った。 「我が主人は、あまりご自分のことを、領民に話しませんからね。 ここで基本事項をお伝えしておきます。 それと、自己紹介が遅れました。私の名はメリッサ=カッツエルク。 ハーズリーディング領・第一城でメイド長を努めています。 気軽にメリッサとお呼びください」 口元が三日月に歪む。それが歓迎の笑顔だと気付くのに少し時間がかかった。 ともあれ自己紹介には自己紹介で返すのが、どこの世界でも礼節だろう。 「こちらも自己紹介がまだで申し訳なかった。 私はトシアキ=ニジカワ(仮)。親しい者はとし(仮)と呼ぶ。 一昨日まではしがない農夫だったが、昨日から職業アンデットだ。よろしく」 通過儀礼の挨拶を済ませると、彼女はいつもの無表情に戻り私に説明を始めた 「我が主人の読心の術は完璧ですが、大きな欠点があるのです」 読心術師がかかえる問題など、一つくらいだろう。 「それは、読心のオンオフが出来ないことです。それ故に彼は、軽度の他人不信と睡眠不足に陥っています」 他人不信であるならば振って湧いた私と言う他人は、彼にとっては邪魔な存在でしか無いだろう。 「主人の読心の効果範囲は領地をほぼ覆っています。 主人は物理的距離が自分に近い存在の心声ほど鮮明に聴くことができ、遠くなるほど読心可能な範囲が小さくなります」 領地を覆うほどの能力。それほどの力を持つ領主が死神の力を一割も取られたのなら、やはり苦しいだろう。 「他人不信の領主は、あまりご自分の城から出ようとしません。 基本的に戦場へと赴くのは、主人腹心の兵である三騎士たちです。 彼らは我が主人よりも死神の力を多く所持しています」 強大な能力を持つ主人よりも、さらに大きな力をもった騎士。 彼らが領主として台頭していないと言うことは、我が領主には余程の人望があるとみえる。 「三騎士は、なにも領主の人望に惚れて従っているわけではありません。 誰か一人でも裏切れば、三騎士の力を領主が回収する。という制約に縛られ、戦っているのです。 主人の読心は心の機微を見逃しませんから、謀反の後手に回ることはないのです」 リスクマネジメントが良くできている。さぞかし小狡い領主なのだろう。 「主人は、死神の力の殆どを三騎士に分け与えています。 ですから人間相手に劣ることは無いものの、脆弱で、滅多に戦闘には参加しないのです」 ん?それだと説明がおかしくならないだろうか。 力の殆どを三騎士に与えていると言うなら、読心の能力はどこから生じているのだろう。 「主人の読心能力は先天的なもので、死神の力とは関係していないのです。 しかし、死神の力は、主人の読心の力を増幅させます。 そのため主人自身は多くの力を持とうとしないのです。 ですから彼の死神の力はとても小さく、一割を奪われたとしても、全体量から見ればあまり大きくはないのです。 きっと、サミュラ様の一割没収もそういった裁量のもと行われたのだと思いますよ」 そう言った彼女からは屍姫サミュラに対する尊敬が溢れていた。 そして私の死は私が思っているほど重くないと知り、小さく肩を下げた。 ~~~ メッリサの案内に従い、領主の部屋へと入る。 瞬間、大きな威圧感を感じて足が止まった。 なんとか動く眼球を駆使して部屋の状況を確認すると、王座のような椅子に獅子の頭をした大男が座っている。 その隣には、目を閉じたまま動かない鷹の風貌を持つ人物が静かにあった。 三騎士の一人、ピュゼロ卿。領主ハーズリーディングが最も信頼する騎士。 入室時から感じる圧力は、どうやら彼から発せられているようだ。 「どうした。早く入って来い」 大獅子が口を開く。 その声は力強く、私の描いた小狡い人物像からかけ離れていた。 私は震える足を抑え領主へと近づく。 「ふん。脳足りんだの、何だの、言いたい放題言う割には臆病者のようだな。小僧」 こちらの悪口は全て筒抜けか。ならば好印象を与えることはもう難しいかも知れないな。 「領主様との面会。大変光栄に思います。今回の面会、どのような意図によるものでしょうか」 一応、忠義の態度を取る。外見や形式から入る忠義もあるだろう。 「タヌキが。 まぁいいさ。貴様の命はあと3ヶ月だ。 それまでに俺が奪われた死神モルテの力以上の力を手に入れることができれば、延命を考えてやる。 俺が言いたいことは以上だ。あとは勝手に死ね」 低音で鳴り響いた声は、重く私にのしかかる。 けれど、何故か3ヶ月の猶予が与えられた。 初陣で敵兵に一撃で気絶させられた私に、何ができるのかは分からないが。 ~~~ 「サミュラ様の命です。最低三ヶ月は、あなた様に力を与えておくこと、というものでした」 面会終了後に3ヶ月の余命の理由をメリッサから聞いた。 残りの時間を、家内との生活に使うのか。 それとも、自分の延命のために他人の力を奪うのか。 反対ばかりの私は、誰かの提案が無ければ動けない受動的堕落者だから。 家内が寝てしまった後の一人の夜は、長く、暗い。 いつもなら満点の星を移す空も、今夜は何故か輝いてみえなかった。 チラ裏 投稿頻度がヤバイ 力の一割うんぬんの話が出てたので至急かきかき しかし、こういうことにしてしまうと【月灯りの恋人たち】の余談を潰すことなっちゃうという・・・ どうかマクロス形式だから問題無いということにして下さい。 相変わらずバラエティに富んだ屋敷の面々ととし(仮)くんとの会話を想像するだけでも楽しいですね。でも何より驚いたのは余命三ヶ月ということ。葵さんのためにもこれからの奮起に期待したいですね -- (名無しさん) 2013-03-14 18 02 44 名前 コメント すべてのコメントを見る -
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初出:第419話 家族構成 娘:ムレンロイエ 地位 階級:領主 職種:アウブ・インメルディンク 作中での活躍 インメルディンクの領主。 上級貴族が、領地対抗戦で図らずもローゼマインを攻撃した為、アウブ・エーレンフェストより苦情を受けた(*1)。 王族からの、ローゼマインによる成人式の祝詞実施の打診を断る理由の一つとして、アウブ・エーレンフェストが、 インメルディンクの上級貴族からの攻撃をあげた(*2)結果、中央からお咎めを受けて領地の順位を下げた(*3)。 コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。 何の根拠もないけど娘の態度から領主会議でロゼマの未成年アウブ就任にしつこく反対したのってこの人かと思ってしまう。 (2020-07-27 23 46 17) 娘の悪意フィルターのかかった情報しか得ていないんだったら、その対応になるかもね。 (2020-07-28 20 03 17) よく考えたらローゼマインが攻撃を受けた話って、王族が気をきかせた結果かもだけどおかしいんだよね。ローゼマインに祝福をお願いしたど、インメルディンクからの攻撃を理由に警戒したいから断った。王族はこのことを注意してインメルディンクの順位を下げた。苦情はアウブに任せるって言って、アウブ同士のやりとりになるはずなのに、王族が祝福を断られた責任をインメルディンクに押し付けたように見える。 (2020-07-28 20 50 24) 実際インメルディンクの行動を口実に拒否されたから完全に間違ってるというわけではない (2020-07-28 21 49 09) 上級貴族が領主候補生に攻撃した以上、悪いのはインメルディンクになるけど、アウブ同士の話し合いをエーレンフェストが告げ口したようにも見えたのかなぁ。なんらかの補填は必要かもだけど順位下げることじゃなかったのかも。 (2020-07-29 00 40 48) これが貴族院期間中にこっそり、目撃者なし、ならば大したことではなかったかもしれないが、「領地対抗戦で領主候補生に」というのは政争に発展する可能性がある、と警戒されたのだろう。もしこれを許せば、「ローゼマインを誘拐できればラッキー、失敗しても個人の問題で済む!」となって手に負えなくなるので王族は明確な罰を与える方向にしたのかも。 (2020-07-29 06 54 57) 元々インメルディンクは追い越されてエーレンに悪意のある領地の代表として名前の出る領地だし実害出たから釘刺されたんじゃないかな (2020-07-29 23 03 16) うまい落としどころがなかったのかもですね。インメルが出せる条件でエーレンが欲するものがなかったので、王族としてはインメルの順位を下げることになった。エーレンが自分の順位を上げるために領地間での示談を拒否したように見えたのかもしれない。この辺はインメルだけでなく王族からもそう思われたかも。 (2020-07-30 00 33 20) 交渉カードどう切ろうとエーレンの勝手だな。順位超した中領地なんかより王族に効果あるならそりゃ王族に切るわ (2020-07-30 05 35 40)