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過疎っちゃった企画の復活のためにはどうしたらいいんかね まとめががんばる 名無しが応援する 正直過疎っちゃったら一人二人のスタッフが頑張っても挽回できんよ 2ch外に宣伝するのってアリ? 俺の参加してる企画は週に一、ニ枚程度絵を上げるだけだから楽なものです 2ch外に宣伝するのってアリ? でもそろそろ絵師が不足気味になってきたのでSNSあたりで募集というか勧誘してみようと思う ゲ製の募集スレはどうなんだろうな。 VIPPERのみでの完成を目標にしていないなら一つの選択肢だとは思うが。 スタッフ勧誘のためにSNSて使い物になるんかね。 作業してくれる人がいなすぎでモチベがヤバイ なんか変なのがわきそうだからSNSはいや 馴れ合いたいんならいいんじゃね SNSはやはり鬼門か。やめとこう。
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お金のないトップはいつも賞味期限切れの弁当をもらってきては 部室で食べています。期限切れていてもチンすれば大丈夫! しかし電子レンジを開けてビックリ!!なんとパッケージも融解しちゃっています。 その時絶望に満ちた目で一言。 「…環境ホルモン入り弁当、出来ちゃった…」 その後、弁当はちゃんといただきました。 子供作れなくてもいいそうです。流石トップ!!
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遠泳大会 「よーし、頑張るぞ~!!」 「えっへっへ、走るのも得意だけど、 泳ぐのだって大好きなんだよ!」(優勝) 定期テスト (1位) 「勘で記号問題埋めていってたんだけど、 それでも二位なんて、私すごいねっ!」(2位) 「わぁ、ヤマが当たったおかげだね! 運がいいな、私って!」(3-7位) 「う~ん、勘が大ハズレしちゃったなぁ…。」(8位) (9位) 戦闘 【命令】 「了解だよ。」 「うん、わかった。 了解だよ、隊長!」 「うん、わかった、了解だよ! 隊長のために頑張るもんねー!」 (命令拒否) 「その命令を信じて ホントに大丈夫なんだろうねー?」 【交戦時】 「みんな頑張ろうね!」 「勝って、○○に 褒めてもらうんだ!」 「」(士気が低い時) 【被ダメージ時】 「わわわわわ!」 「わわわわわ! って、全然平気だもんね…」 「」 (脱出) 「辻野、脱出するよ!」 【優勢時】 「今日も頑張ちゃったもんね-。 ほら、もう少しだよ!」(原文まま) 「最後まで頑張らないと ○○に笑われちゃうよ!」 【不利時】 「こっからだよね! 私たち、逆転するんだもんね-。」 「」 【助け起こす】 「」 (助け起こされる) 「ありがとう!もう平気だよ!」 【死亡】 「わわわ! わわわ! 死にたくないよ!」(PC航空兵) 戦闘記録 【プロフィール】 辻野 友美 (つじの ともみ) 14歳。女性 0歳:普通の家に生まれる。 6歳:ようやく言葉を覚える。 7歳:島の小学校に入る。漢字に苦戦する。 9歳:運命の人に出会う。 バカにされたことで深く傷つく。 11歳:粘り強い指導で少し成績が上むく。 12歳:普通の中学校に入る。 14歳:志願して軍に入る。 一隊を預かる身として降り立ったこの地で、 彼女はどのような活躍を見せるのであろうか。 【憲兵】 (家捜し) 「」 (拘束) 「」 【幻獣共生派】 (戦闘開始時) (戦闘中・TG発見) (勝利) (戦闘中・TG発見/NPC) 【ペンタ復讐戦】 (復讐戦前) (勝利) 【宿敵】 (共闘) (戦闘中) (勝利) 【英雄の仇討ち】 (決戦前) 「」 (勝利) 「」 【人間関係】 (ヒロインに悪い噂を流す) 「」 (PCを嫉む) 「」 (戦死者の手紙を渡す) 「」 【新兵器投入】 【生体兵器投入】 ラブコメ 【OP】 「えー? ○○!? どのへんが良い…あ、ううん… ま、まあ頑張ってよ」(LC-5:ヒロインを見つめるPC/友人) 「すっごい嫌われてるみたいだけど どうしちゃったのー? ねえねえ、教えてよー。」(LC-12/15:PCをなだめる友人) 【ラブコメイベント】 「○○にね、 お弁当作ってきたんだ。 ハイ、これっ!」 「えっへっへ、てれるなよー。」(LC-27~33:険悪な雰囲気) 「○○の前の部隊の上官だって。 …それだけかなー? なーんか、それ以上っぽいなあ。」(LC-46:引き抜きの危機1(元上司)/友人) 「○○を私に 夢中にさせちゃうんだもんねー! えっへっへ、にがさないよー!」(LC-100,101:ライバル宣言) 【使命イベント】 「あなたの探しものだけど 私、ちょっと役に立てるかも!」 【ED】 「よ-し! デッカク名前書いちゃうもんね~ッ!」(LC-142,144,148:結婚式) 辻野友美 通常 / 提案 / 派生 / キャラ
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21歳新米OL、課長に恋しちゃったの(1) http //ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1140092719/ 1 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 21 25 19.36 ID A90u5ulQ0 作者まとめwiki http //www8.atwiki.jp/shihoaya/ 今の職場に入ってかれこれ半年、仕事もそこそこ身についてきたし…… それに、好きな人も出来た。室尾誠36歳。私の上司。 一生懸命で、ちょっぴりドジで……そして、既婚。 3 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 21 25 47.48 ID A90u5ulQ0 ――皆さん、おはようございます。私からの報告は一点…… 毎週月曜日始業前お決まりの全体ミーティング放送。 営業2課メンバー全員がピンと背筋を伸ばしてスピーカーの方を向いている。 彩華堂株式会社。昔っから、それこそ私のおばあちゃんがピチピチしてた頃から化粧品を取り扱ってる大手老舗メーカー。 最近出来た新ブランド『ローズガーデン』シリーズも大ヒット、向かうところ敵なしのカリスマメーカー。 そんなライバル多き狭き門をくぐりぬけ、私、木戸マユミは今ここに立っている次第なのだ。 4 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 21 26 19.97 ID A90u5ulQ0 ……ふぁ、あぁぁ。それにしても朝礼長いなぁ。 「くすっ」 隣で同期入社の香苗が小さく笑った。あくび我慢して変な顔になってんの見られた……? 「またゲーム?子供なんだから」 「そんなんじゃありませんっ」 失礼しちゃう!寝る前にチャンネル回してたら、たまたま子猫物語の再放送やっててついつい最後まで見ちゃっただけです! まぁ、童顔ではありますけどね。 5 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 21 27 08.88 ID A90u5ulQ0 そして香苗に視線を向けるついでに(いや、むしろ香苗がついで?)一番奥にデスクを構える室尾課長の方へと視線を移す。 うぁ、目合った!ってかなんかダメな子をしょうがないなぁって見守る目だしそれ! 即攻で顔を正面に向けなおす。やば、顔赤くなってるかも。 うん、ほら、とりあえずアレだよね、ダメな子ほど可愛いっていう…… ギャー!ますますほっぺがカッカしてきた! 6 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 21 33 38.57 ID A90u5ulQ0 ――体ミーティングを終了します。始業まであまり時間が残っておりませんが、各部…… あら、いつの間にやら全体ミーティング終了してたみたい。 「それでは先週の結果報告を行います」 書類を手にテキパキと外回り部隊に指導をする室尾課長。 はぁ、やっぱりステキだなぁ……でもね課長、 靴 、 左 右 反 対 で す よ ? 7 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/02/16(木) 21 36 56.52 ID gSTM003KO 1 乙。 また、wktkしながら観させていただきますw 8 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 21 39 52.23 ID A90u5ulQ0 課内ミーティングも終了し、席についてあれやこれやの書類を引っ張りだし始業に備える。 つんつん、隣の席から香苗が脇腹を突付いてきた。 椅子をちょっぴり動かし、背もたれに大きくよりかかるようにして頭を向ける。 「なに?」 「課長のアレ見た?靴」 「う、うん……」 「ありえないわよねぇ普通、いくらボーっとしてるからって」 まぁ確かにそういう所あるけど……人から指摘されると気分悪いわね。 9 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 21 43 54.13 ID A90u5ulQ0 ( 7ありがとうございます) 「それでさ、大鳥製薬の連中来るって言うから期待してたんだけど」 「うんうん」 あのですねぇ…… 「もうそろいもそろってオタクばっか、見た目に騙されたわよ」 「はいはい」 始業まであと2分なんですけど…… 「かと言って手近な所で妥協するのもアレだしねぇ」 「クマクマ」 その情熱を仕事にも向けてください、香苗さん。 10 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 21 49 55.81 ID A90u5ulQ0 ピンポロポンポロ♪ ほ~ら言わんこっちゃ無い、9時になっちゃった。 「大体さぁ将来性の無い男捕まえても……」 それより先にウチらの将来性が無くなりそうなんですけど、このままだと。 ほらほら、課長向かいの席で打ち合わせしながらこっちチロチロ見てるし。 そして外回りに出る部下を見送って、課長が私達の方に体を乗り出して一言。 「あのね、北村君。せめて他の連中が外回りに出てからにしてもらえないかなぁ」 そら見ろ、言わんこっちゃ無い。 11 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/02/16(木) 21 53 45.16 ID iSZMXenpO 綿矢りささんですか? 12 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 21 56 15.33 ID A90u5ulQ0 「はぁい、すいませんでした」 香苗がやる気無さげに言いながら始業準備に取り掛かった。今更ながら。 「あ、木戸君ちょっとちょっと」 課長が小声で私を呼びながら、揃えた指先をちょこちょこ動かす。 「あい、何でしょうか」 あいって何よあいって、もぅ……私は寿司屋か。 「悪いんだけどコーヒー買ってきてもらえないかな、自分の分も買ってきて構わないから」 そしてポケットから100円玉2枚を出し、私に手渡す。 13 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 22 03 43.44 ID A90u5ulQ0 ( 11いえ、根本的に違う生き物です。一緒にしたら怒られます。主に親に) 自販機に100円玉を放り込む。 ブレンドコーヒー、砂糖ミルク両方多め、ピッピッピッと。 私も同じのでいいや。 そして自分の席で書類とにらめっこしている課長の下に、 マユミオリジナルブレンドコーヒーをお届けする。 「はい、お待たせしました」 「ありがとう、すまないね」 その笑顔、プライスレス……いや、お持ち帰りでお願いしますそのスマイル。 14 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 22 10 57.06 ID A90u5ulQ0 ずずっ お揃いのコーヒーを一緒にすする……あ、いや訂正。 課長は普通に飲んでます。音立ててんの私だけ。 「木戸君、断りにくいのも分かるけど、ああいう時は適当に聞き流しなさいね。 自分の業務にも差し支えてくるし」 「はい」 「もちろんやるべき事をやった上で、休憩を取ると言うのであれば問題無いんだけどね」 しょうがないなぁといった感じの微笑みを浮かべ、コーヒーを机の上に置く。 やっぱりステキだなぁ、ハァ…… 15 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 22 15 43.24 ID A90u5ulQ0 そしてコーヒーの入った紙コップを持つ左手、もっと厳密に言うと薬指。 どうしてもそこに目が行ってしまう。 鈍く輝く銀の指輪。 そりゃね、結婚してなければどうにかなるとかそういう単純な話じゃ無いのは分かってるけど。 ハァ…… 「ところで課長」 「ん?」 「靴、左右反対です」 「ぅえっ!?」 あ~あ~、そんな急に立ち上がらないで下さい。そうでなくてもそそっかしいんですから…… ほら、コーヒーこぼした。 16 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 22 22 18.89 ID A90u5ulQ0 とりあえずさっと書類をどかして危険回避。 ポケットティッシュで水分吸収。 香苗、笑うな。心底立腹。 「いや、ゴメン。いつもの事ながら手際がいいな木戸君は」 「いえいえ慣れ……ゴホッゴホッ」 ある意味息はピッタリ合うんだけどなぁ。 「ウチの女房に爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいよ」 いやいや爪の垢などと言わずどうぞ私ごとお持ちになって下さいませ。 ……うん、むなしくなんて無いんだから。それから香苗、笑うな。 17 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 22 29 52.94 ID A90u5ulQ0 「香苗、笑いすぎ」 仏頂面で自分の席にドカッと腰掛ける。 「だってぇ~、アンタら絶対事前に打ち合わせしてたでしょ!息合いすぎ!」 いや、そんな事言われたら……口元ニヤけてしまいますから。 「相変わらずにぎやかだね~、二人とも」 後ろから声がした。 「あら大泉関」 「あら大泉君」 香苗と同時に振り向きながら、これまた同時に名前が口をついて出る。 ……さすがに大泉関はあんまりだと思うけど。確かに少しぽっちゃり系ではあるけど。 18 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 22 38 04.36 ID A90u5ulQ0 そんなあだ名にも顔色一つ変えない大泉君。 「ところでさ、社食に新メニュー出たの知ってる?」 「え、なになに?」 「きのこスパゲティー、320円。今日からやるみたいだよ」 「へ~そうなんだ」 ……ところで香苗さん、ちょっとは反応したげなさいよ。彼も同じ同期仲間なんだし。 「それじゃ今日のお昼3に――」 「私、先約あるから」 香苗がスパっとぶった切る。それでもちょっと肩をすくめるだけの大泉君。 「……木戸さんは大丈夫?」 「うん」 弁当作ってきてるけど、まぁ夜食べればいっか。 19 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 22 43 59.16 ID A90u5ulQ0 「ちょっとぉ、露骨すぎ」 ドアから出て行く大泉君を尻目に香苗に軽く注意を促す。 「だってアイツ暑苦しいし、それ以前に社食とかありえないし」 軽くウェーブのかかった髪を掻き揚げながらさらっと言い放つ。 ……ダメだこりゃ。 「あ、もしかして……」 ん? 「ナンパのつもり?やだぁ~っ!!」 んなアホな、どう見ても自意識過剰です。ホントにもぅ。 20 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 22 50 33.45 ID A90u5ulQ0 「正直、言いすぎだと思うのよねあの子」 「いいっていいって、別に気にしてないし」 社員食堂の白い丸テーブルを挟み、二人でスパゲティをクルクル巻く大泉君と私。 「ちょっとはさぁ……あむっ……おおっへおひひんへはい?」 「とりあえず、食べるか喋るかどちらかに絞ったら?」 まぁそりゃもっとも。 にしても大根おろしがいい具合にさっぱりしてて美味しいわねこれ……ごっくん。 「怒ってもいいんでない?そうで無くても調子乗ってる所あるし」 「う~ん、でも何言っても聞かないと思うよ。北村さんの性格から言って」 21 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 22 56 23.33 ID A90u5ulQ0 「それよりもさ、木戸さん」 「なんじゃらほい?」 「本人のいない所であまり悪く言うのはどうかと思うよ? あ、いや、こうやって忠告してくれるのはありがたい事なんだけどさ」 あぁもうホントいいヤツだわコイツ。 どっかの誰かさんに爪の垢でも煎じて飲ませてやりたわ。 「……木戸さん?」 「感動した!よし!ここはお姉さんがおごっちゃる!」 「いや、俺のが年上だし……そもそもここ前払い……」 「細かい事を気にしているようでは大きくなれないぞぉ青年っ!」 22 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 23 02 39.21 ID A90u5ulQ0 「でもさホント、どうして大泉君みたいないいヤツに彼女出来ないんだろね~」 「まぁこればっかりは縁のものだし」 そう言いながらも小さくため息をつき、テーブルの上で腕を組みうなだれる。 「そりゃそうだけ……ど……?」 あら、大泉君が邪魔で今まで見えなかったけど、あそこにいるのって…… 間違いない! 室尾かちょうぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!! 24 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 23 08 27.61 ID A90u5ulQ0 「木戸さん?」 「ん~?」 何食べてんだろ、スパゲティ?それとも好物のお蕎麦? 「そろそろそれ食べちゃわないと時間が……」 「ん~」 ざる蕎麦だぁ。あらあらお蕎麦がハシからするするって…… 「はぁ、しょうがないなぁ……」 もぅ~、何だったら私が食べさせてあげよ…… パンッ 「うをっ!?」 ×木戸大海―大泉○ 決まり手:ねこだまし 25 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 23 13 25.47 ID A90u5ulQ0 「び、びっくりしたぁ~」 「お昼休み、あと10分なんですけど」 「え、もうそんな時間なの!?」 って、あ、ちょ、課長、かちょぉぉぉぉぉっ……行っちゃった。 「……どうすんの、コレ」 なにやら大泉君が頬づえをつきながらフォークの先で指差してる。 半分近く残ってるスパゲティ……半分近くぅ!? 「うぇっ!?これもしかして私のっ!?」 「もしかしなくてもそうです」 「ゴメ、大泉君、半分手伝って!!」 「はいはい……」 やばっ!あと7分しか無いぃぃぃぃっ!!! 26 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/16(木) 23 19 49.56 ID A90u5ulQ0 「ぜぇ、ぜぇ……」 「何やってんのよアンタ……」 「か、軽く、食後の運動を……」 香苗の目がモロにバカと言っている。 無理も無いか、いいかげん秋口で涼しくなってきてるって言うのに こんな汗だくになってんだから。 「私にまで暑苦しいのうつさないでよね」 ぐったりしてる私をファイルケースでパタパタとあおぐ。 「あ゙~すずしぃ~」 「あ~暑苦しい暑苦しい……」 パタパタパタパタ……おかげさまでだいぶ汗、ひいて参りました香苗様。 次へ>>
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―――― 翌日、私は家の前で純ちゃんを待ち伏せた。 お姉ちゃんは早めに起こしておいたけれど、二度寝していないか心配だ。 どちらにしろ、話が済んだら一度家に戻るつもりではあるけれど。 「……」 7時48分。純ちゃんが家から出てきた。 眠い目を擦って、まったくいつも通りという風情だ。 私は塀の陰から現れて、純ちゃんの前に立ちはだかる。 「憂!?」 「おはよう、純ちゃん」 私は笑顔を浮かべた。 つられたように、純ちゃんも笑う。 「その顔を見るに、私のやりたい事が分かったみたいだね、憂」 「何が目的で、お姉ちゃんを攻撃するの?」 私はスカートの中に隠した包丁の柄を握る。 「そうだねぇ……もう話してもいいかな」 それには気付いていないのか、純ちゃんは余裕たっぷりだ。 悠然と私に一歩、二歩、歩み寄る。 「……憂のお姉さんをね、殺そうと思うんだ」 にたり。純ちゃんが唇をゆがめる音がした。 握りしめた包丁が動かない。 「どう、して……」 真に確証を得たら、すぐに刺してやろうと思っていたのに。 怒りでも憎しみでもない。かといって恐怖でもなかった。 「どうして、うーんどうしてかぁ……」 「まぁ何て言うか……」 純ちゃんは私の脇をすり抜けながら、道路に出た。 「憂を手に入れたいから、かなぁ」 ぽん、と肩に手が置かれる。 「……わ、私のせい?」 「ちーがうよ。私のエゴ」 「そんなことで、私のお姉ちゃんを……!」 腕は動かない。しかし、包丁を握りしめる手から力は抜けない。 殺意と殺人の境界線に、私は立っているらしかった。 「じゅ、純ちゃん……」 必死になって、腹の底から声を絞り出す。 「なら、私は……純ちゃんを殺そうと思うよ」 「そっかぁ」 純ちゃんは、まるでその言葉を待っていたとでも言いたげに、満面の笑みを浮かべる。 「じゃあ決まりだね。私は憂のお姉さん。憂は私の命をそれぞれ狙うってことで」 「……」 この状況を楽しんでいる口振り。純ちゃんへのいらだちが募っていくのを感じる。 そうだ。純ちゃんを殺さなければ、お姉ちゃんは守れない。 「……純ちゃん、これ何だか分かる?」 私はようやく、スカートの裾から包丁の刃先を覗かせることができた。 さすがに純ちゃんの顔色が変わる。 「む……既に用意してたと」 「私も本気だってこと。お姉ちゃんに手出しするならね」 殺意を瞳に込め、純ちゃんを睨みつける。 「面白くないなぁ」 だけど、純ちゃんはそれでも考え直してくれそうにない。 刃物と殺意を持った人間が、目の前にいるというのに。 「いい加減にしないと、本当に刺すよ?」 「いや、だってね……」 純ちゃんは襟足を掻いて、言い淀む。 「どっからどう見ても、憂にはまだ無理っぽいし」 「……」 刃先が再び服の中に隠れてしまう。 「……そうだね。ここじゃ捕まっちゃうもん」 「まぁ、そりゃそうなんだけど。それ以前に……」 「殺せるよ。甘く見ないで」 「純ちゃん、今は殺さない……けど、お姉ちゃんをこれ以上苦しめるなら、絶対に」 「そっかそっか。じゃあ頑張って」 片手を上げて、純ちゃんはすたすた歩いていってしまう。 無防備に背中を向けて、悠然と歩く姿はお姉ちゃんに通ずる物さえあった。 「私は……」 周囲に人がいないことを確認して、包丁をカバンに戻す。 「……でも」 純ちゃんの背中が離れていく。 私は細く息を吐くと、包丁を置きに、来た道を戻ることにした。 「……」 捕まるからなんだって言うんだろう。 お姉ちゃんを助けるためなら、罪を背負うくらいなんでもない。 それなのに。 ……純ちゃんを殺すために、私に足りないものって何なんだろう。 ―――― 『……憂のお姉さんをね、殺そうと思うんだ』 国語の時間、私は純ちゃんの言葉を思い出していた。 殺意を持って包丁を向けても、訂正されなかった言葉。 よほどの強い決意があって、お姉ちゃんの命を狙っているんだろう。 一体なにが純ちゃんをそうさせるのかは分からない。 間違いないのは、このままじゃ本当にお姉ちゃんが殺されてしまうこと。 お姉ちゃんを守るには、何とかして純ちゃんを止めなければいけない。 だけど、純ちゃんを止めるのは難しい。 純ちゃんは、超能力をもう少し進化させるだけで、いつでもどこでもお姉ちゃんを焼き殺すことができる。 「……時間もないね」 つまり、超能力が進化する前に、私は純ちゃんを止めなければいけない。 止める。いや。純ちゃんを殺さないといけない。 言葉で止められるような時期はとっくに過ぎている。 私が今朝すでに包丁を握っていたことからもハッキリ分かる。 殺したいという気持ちは、私にも純ちゃんにもたぎっている。 けれど。 「鈴木さん」 「鈴木さーん。……まったく」 先生が繰り返し純ちゃんを呼んでいる。 何事かと思って顔を上げてみると、純ちゃんは机に突っ伏して寝息を立てていた。 純ちゃんにとって、人を殺すって一体なんなのだろうかと思わされる。 「受験が終わったからって、鈴木さんのように気を抜いてばかりじゃ駄目ですよ」 「高校に入っても、勉強はまだまだ続くんですからね」 生徒から「よしてくれよ」と言いたげな苦笑が上がる。 「ほら、起きなさい鈴木さん」 「んが……」 揺さぶられても起きない純ちゃん。 トレーニングとやらで疲れが溜まっているんだろうか。 私はくすりと笑った。 「純ちゃん、起きなよ」 腕を伸ばして、肩をとんとん叩く。 「んーあー……」 純ちゃんは面倒くさそうに、頭のポンポンを整えて起き上がる。 後でゆわき直してあげた方がいいかな。 「はぁ……寝てたか。おはよ、憂」 「もう4時間目だよ?」 「……あと5分でお昼ご飯だね」 「純ちゃんてば……そういうことばかり時間に厳しいんだから」 「へへっ」 いたずらっぽく笑い、純ちゃんはお腹を撫でた。 私もなんとなくお昼ご飯が待ち遠しくなる。 お弁当には何を入れたっけ。 「……あっ」 そこで、はたと気付く。 「どしたの?」 「お弁当忘れた……」 「えぇー……何やってんの」 純ちゃんから呆れた眼差しを向けられる。 なんだろう、すごく胸に突き刺さる。 お姉ちゃんの高校には購買部があるらしいけど、中学校にはもちろんそんなものはない。 それゆえ、お弁当を忘れればお昼ごはんは抜きだ。 「純ちゃん……助けて下さい」 「どうしよっかな?」 「純さん」 「懐かしい韓国ドラマみたいな呼び方はやめようよ」 「純ちゃん」 「いいよ。私のパン分けてあげる」 にこっと純ちゃんが笑う。 私の親友は時として、女神のような慈悲を見せる。 「ほんとにありがとう、純ちゃん」 「気にしないでって」 ―――― 想定外のミスを乗り越え、私はあんパンをかじっていた。 「ほえにひてもは」 お弁当のご飯を口に押し込みながら、純ちゃんはもごもごと声を発する。 「え?」 「んっ……それにしてもさ。憂ってほんと優しいよね」 私が訊き返すと、咀嚼して飲み込んでから純ちゃんは言った。 なんだかちょっと流れの汲めない言葉だ。 「純ちゃんのほうが優しいよ?」 私はあんパンを持ち上げて微笑んだ。 「そうじゃなくってさぁ……」 純ちゃんは声を落として、私に接近した。 「なんで私を殺せないの?」 胸の深奥に、得体の知れないものがじわりと湧いた。 「……やめてよ」 「私を殺さないと、お姉さんを殺されちゃうよ?」 「お姉さんのこと好きじゃないの?」 純ちゃんを睨みつける。 私の顔が見えていないんじゃないかと思う程、余裕たっぷりの表情。 「やめてって言ってるの」 体の中を渦巻くこれは、殺意だろうか。 それとも私の知らない何かだろうか。 「私はけっこう真剣にやってるんだけどな。憂も真面目にやってくれないと困るよ」 「困るって、憂自身が困るって事だよ? 死ぬのは憂のお姉さんなんだから」 「……なんでこんなことするの?」 「だから、憂を手に入れたいんだよ。というより、ひとり占めしたいって感じ?」 純ちゃんの言葉の意味がわからない。 私の心がいっそう激しく暴れ出す。 なにか恐ろしい。自分で自分を抑えられる気がしない。 「あれ……憂、まさか?」 強い脈動を感じる。新しい生命体の誕生を想起させる感覚だ。 純ちゃんが私の目を見ている。ブラウンの瞳に、私の顔が映っている。 私の瞳が、きらりと光った気がした。 「……」 「く、ぷくくっ」 次第に心が静まっていく。 純ちゃんが笑っているのがわかった。 「純ちゃん、いま、なんか……」 「ふふ、ほんと憂って……あははっ」 純ちゃんの笑いは、いつもと違っていた。 楽しんでる笑いじゃない。なにかを心から追い出すような、やけくその笑い。 「うんうん、なるほどね。こりゃ本当に私も頑張らないと」 「ねぇ……」 純ちゃんが何を思っているのか分からない。 それに、さっきのは一体何だったんだろう。 不思議なほど心が落ち着いているのも不気味だ。 「……バカにしてごめん。憂にも私は殺せるよ」 「……」 私は純ちゃんを攻撃したんだろうか。 純ちゃんの持っているような不思議な力を使って。 きっと、そうだった。 「無理……無理だよ」 私には純ちゃんを殺せない。 殺したくない。 「もうやめてよ……無理なの」 私はあんパンを掴んで、教室を飛び出した。 純ちゃんが後を追ってくる気配はなかった。 階段を駆けあがって、人のいない4階までやってくる。 「はぁ、はぁ……」 廊下の隅で膝を抱えた。 息が上がっている。走ったせいだけではない。 「私、純ちゃんを殺そうとした……」 足元から震えが這いあがってくる。 「下手したら、ほんとに殺してた……」 今朝包丁を持って行った時は、どこかで純ちゃんが改心してくれると信じていた。 殺そうなんて考えていただけで、実際に殺せるわけがなかった。刺せるはずがなかった。 純ちゃんだって私の大事な親友なんだ。 でも、さっきの私は違った。 訳も分からないままに、純ちゃんを超能力で攻撃していた。 感情の高ぶりで殺そうとしてしまった。 私の超能力が、もっと直接的に危害を加えるものなら、純ちゃんは死んでいた。 包丁を持っていたなら殺していた。 「……」 潰れたあんパンをかじる。 つぶあんの甘味が口に広がる。 純ちゃんに恵んでもらったあんパン。 純ちゃんに助けられた記憶。 「……」 体が震える。 私はさっきの行動を忘れようと、必死に頭を叩く。 それでも頭が揺れるだけで、忌まわしい記憶はべったり張り付いて剥がれない。 ―――― 学校は早退してしまった。 風呂桶に水を張り、水面をぼんやりと眺めていた。 時間の経つのが遅い。 先に晩ご飯を作っておこうと思う。 食材を切って、鰹ダシの中に放り込む。 安定したコンロの火を見つめていると、奇妙な感覚が湧きあがってきた。 「……ふっ」 青い炎が大きくなる。 「……」 右の掌に炎を引き寄せる。 炎はゆらめきながら、手の中で球体に整っていく。 「……なるほどね」 少し前の映画で見た記憶がある。 種火さえあれば、好きなように炎を操れる能力を持った男の人。 多分、だいたいそれと似たようなものだ。 私はコンロの火を消して、鍋の周りに火を置いた。 「うん、お得だね」 自分をたしなめるように頷く。 そんな小さなことのための力じゃないことぐらい分かっている。 これは、人を殺すための力だ。 4 戻る
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「ミキの顔、お化けみたいになっちゃった…」 執筆開始日時 2012/02/02 元スレURL http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1328192102/ 概要 「ミキ…」 もう3ヶ月ほど経つだろうか? スタジオから事務所に向かうタクシーが玉突き事故に巻き込まれ、激しく炎上した 運転手は即死だったが、美希はタクシーから這い出た 上半身を炎に包まれながら タグ ^星井美希 まとめサイト インバリアント エレファント速報
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元スレURL 花丸「お、俺くん?どうしちゃったずら……?」 概要 俺君に生臭坊主、精通前のジャリ小僧 無防備な花丸の蜜に惹かれて集まった雄たちのエロ文学 タグ ^国木田花丸 ^エロ ^R-18 名前 コメント
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カチューシャ「・・・」 唯「大変だあ」 唯「りっちゃーん」 カチューシャ「・・・」 唯「おーい」 カチューシャ「・・・」 唯「返事がない」 カチューシャ「・・・」 ドア「ガチャ」 梓「こんにちはー」 唯「あ、あずにゃーん!」 梓「どうしたんですか?」 唯「りっちゃんがカチューシャになっちゃたんだよ」 梓「本当ですか。それは大変ですね」 カチューシャ「・・・」 梓「律先輩?」 カチューシャ「・・・」 唯「全然返事してくれないんだよ」 梓「カチューシャには口がついてませんから」 唯「あ、そうか。あずにゃん頭いい!」 梓「褒めても何も出ませんよ?」 唯「何も出ないの?」 梓「はい」 唯「じゃあ褒めなくていいや」 梓「賢明な判断ですね」 カチューシャ「・・・」 唯「りっちゃんはどうしよう?」 梓「私はカチューシャつけたことないからわからないですね」 唯「私はあるよ。カチューシャつけたこと」 梓「そうですか」 唯「私にならなんとかできるのかな?」 梓「私に聞かれても困ります」 唯「だよね」 カチューシャ「・・・」 ドア「ガチャ」 足音「スタスタスタ」 澪「お疲れー」 唯「澪ちゃんおいっす」 梓「こんにちは」 唯「澪ちゃんにお知らせがあります」 澪「なんだ?」 唯「りっちゃんがカチューシャになっちゃった」 澪「意外と重大なお知らせだった」 梓「意外と重大って漢字の形が似てますよね」 澪「そうかな?」 唯「どんな漢字かわからないよ」 梓「すいません、レベルの高い会話をしてしまって」 澪「これから気をつけるよ」 カチューシャ「・・・」 澪「それにしても律がカチューシャになるなんてな」 唯「幼馴染なのに予想できなかったの?」 澪「唯が思ってるほど幼馴染はすごくないよ」 唯「でも私は和ちゃんが眼鏡になったときも予想できたよ?」 梓「きっと個人差があるんですよ」 唯「そうなんだ」 澪「おーい律」 カチューシャ「・・・」 唯「おーいお茶」 梓「澪先輩、カチューシャは口がないから喋れないんですよ」 澪「あ、そういう感じなんだ」 梓「はい」 カチューシャ「・・・」 唯「そうだ」 梓「どうしたんですか?」 唯「りっちゃんを元に戻す方法考えたよ」 澪「へえ。教えてくれる?」 唯「だれかの頭にりっちゃんをつけてみるの」 澪「いいアイディアだね」 梓「早速やってみましょう」 カチューシャ「・・・」 澪「誰の頭につけてみる?」 唯「あずにゃん付けてよ」 梓「私ですか?」 唯「あずにゃんはあずにゃんしかいないよ」 梓「そうですね。では失礼して」 梓「・・・どうですか?」 カチューシャ「・・・」 唯「かわいいよ」 澪「意外と似合ってるな」 梓「それはありがとうございます」 唯「どういたしまして」 梓「でもそうじゃなくて、律先輩は元に戻りそうですか?」 唯「なんで私に聞くの?」 梓「なんとなくです」 澪「唯が最初に気付いたから、戻った時も唯が気付くんじゃないかな?」 唯「なるほど。そっかあ」 梓「それで?どうですか?」 唯「似合ってるよ」 梓「ありがとうございます」 カチューシャ「・・・」 唯「ねえ」 澪「何?」 唯「カチューシャとりっちゃんって、どっちが可愛いかなあ」 梓「難しい比較ですね」 唯「澪ちゃんはどう思う?」 澪「ええっと、人間として可愛いのはやっぱり律なんじゃないか?」 唯「やっぱり?」 澪「え?」 唯「なんでやっぱりって言ったの?」 澪「さあ、良く考えたらなんで言ったのかな」 唯「やっぱりって言葉はすごく日本語らしいと思うんだよね」 梓「なんでですか?」 唯「日本人って、集団から孤立することを嫌がるでしょ?」 澪「そうだね」 唯「だから、自分の意見の前にやっぱりって言うことで、私は少数派じゃないですよアピールをしてるんだと思うんだ」 梓「なるほど」 澪「その説、唯が自分で考えたのか?」 唯「テレビで誰かが言ってた」 澪「やっぱり」 カチューシャ「・・・」 唯「あ」 梓「どうしました?」 唯「あずにゃん、りっちゃんを付けたままだね」 梓「そういえばそうでした。もうはずしますね」 唯「似合ってるのに?」 梓「これは律先輩のものですから」 唯「それがりっちゃんなんだよ」 梓「これは律先輩ですから」 唯「うん。それで正しいよ」 カチューシャ「・・・」 唯「そういえば、ムギちゃん遅いね」 梓「ムギ先輩来るんですか?」 唯「当たり前だよ」 澪「ムギは昨日たくあんになっただろ?」 唯「あ、そうだったね」 梓「ムギ先輩はいつ元に戻るんでしょうね」 唯「早く戻ってほしいな。ムギちゃんのケーキ食べたいもん」 澪「おいおい、ケーキ目当てか?」 唯「もちろんムギちゃんも好きだよ」 唯「あ」 澪「どうしたんだ?」 唯「良く考えたらムギちゃんもここにいるね」 たくあん「・・・」 梓「そうですね」 澪「気付かなかったよ」 唯「ムギちゃん、早く元に戻ってほしいなあ」 梓「何かいい方法はないんですか?」 たくあん「・・・」 唯「いいこと思いついたよ」 梓「教えてくれますか?」 唯「たくあんを食べたら元に戻るかも」 澪「食べるのか」 唯「駄目かな?」 梓「どうやって食べ・・・いや、食べたらムギ先輩が死んじゃうんじゃないですか?」 唯「それは問題だね。だったら舐めるのはどうかな?」 たくあん「・・・!」 唯「あれ?」 澪「どうした?」 唯「いまムギちゃんが反応したような気がする」 梓「私は気付きませんでしたよ」 澪「私もわからなかった。気のせいじゃないか?」 唯「きっとそうだね」 カチューシャ「・・・」 たくあん「・・・」 唯「舐めてみようよ」 澪「誰が舐めるんだ?」 唯「ここはやっぱりあずにゃんだね」 梓「やっぱり私ですか」 唯「予想できた?」 梓「はい、なんとなく」 澪「梓、頑張れよ」 唯「舐めればムギちゃんが元に戻るよ。たぶん」 澪「唯、自分に自信を持った方がいいよ」 唯「そうだね。あずにゃん、舐めればムギちゃんが絶対に戻るよ」 梓「わかりました・・・では失礼して」 梓「ペロ・・・」 たくあん「!」 唯「おお!」 澪「どうだ!?」 唯「ムギちゃんが元に戻った!」 澪「おお!」 梓「や、やりましたね」 紬「ありがとう。助かったわ」 2