約 4,029 件
https://w.atwiki.jp/gamerowa/pages/21.html
作品No.000~No.050 No. タイトル 作者 登場人物 場所 000 GAME START ◆D9THRcSnZDr0 セシル・ハーヴィ、ローザ・ファレル、マルク、花村陽介 不明 No. タイトル 作者 登場人物 場所 001 眠れる恐怖 ◆2ZKOUYCe4Y 風見幽香、アドレーヌ D-3 002 常識にとらわれなくなった結果がこれだよ!!! ◆6.wcvCE63Q メタナイト、東風谷早苗 B-4 003 堕ちた竜騎士 ◆FjuL6rOGS. 花村陽介、カイン・ハイウィンド、ルビカンテ B-4、C-4 004 とある廃人の記録 ◆xgnCkD0bPc レッド、タケシ B-1 005 覚めない悪夢 ◆FjuL6rOGS. 足立透、タケシ D-2 006 赤の5、紅の15 ◆5WJyYTYBtI アカギ、レミリア・スカーレット、瀬多総司 C-4、A-3 007 二割八分六厘にも満たない楽園の素敵な巫女 ◆EW4oRdL66A 博麗霊夢 C-2 008 ぎんいろとにじいろと ◆5WJyYTYBtI シルバー、アリス・マーガトロイド E-5 009 バトロワにパワー?バトロワは頭脳だよ ◆2ZKOUYCe4Y 霧雨魔理沙、サカキ A-1 010 星の導きに ◆9RsOeV.OOc セシル・ハーヴィ、カービィ D-6 011 月夜の湖畔の森の影から ◆b1F.xBfpx2 リディア、デデデ大王 D-4 012 とあるメイドの幸運と受難 ◆dGUiIvN2Nw 十六夜咲夜、リボルバー・オセロット F-1、F-2 013 Earth, Wind & Thunder ◆RZF4IOpjgk グリーン、バルバリシア、雷電 A-4 014 支配者 ◆dGUiIvN2Nw サカキ A-1 015 THE TWIN SNAKES ◆RZF4IOpjgk ソリッド・スネーク C-5 016 咲かせてみせよう悪の華 ◆OPQhKdPpSA ゴルベーザ、天城雪子、アイク D-6 017 創る世界/壊す遊戯 ◆f0cb7STLRI キョウ、アシュナード E-6 018 The comedown ◆S33wK..9RQ 漆黒の騎士、サイボーク忍者 D-1 019 ビッグボスの遺産 ◆qh.kxdFkfM ハル・エメリッヒ、里中千枝 E-3 020 VENOM ◆S33wK..9RQ シルバー、アシュナード E-5 021 強い妖怪と弱い人間 ◆dGUiIvN2Nw 風見幽香、アドレーヌ D-3 022 IN THE MIDDLE OF CHAOS ◆S33wK..9RQ 博麗霊夢、レッド B-2 023 差し伸べられた神の手 ◆dGUiIvN2Nw 雷電、東風谷早苗 A-4 024 愛しさは、腐敗につき/友達を殺してまで。 ◆S33wK..9RQ リディア、デデデ大王、カイン・ハイウィンド、レミリア・スカーレット、瀬多総司 D-4、D-5 025 FIRE FIRE ◆5WJyYTYBtI ルビカンテ、花村陽介 B-3、B-4 026 PANIC FANCY ◆S33wK..9RQ メタナイト、スネーク C-4 027 道具 ◆dGUiIvN2Nw 博麗霊夢、サカキ B-2 028 ふしぎデカルト(The Siren s Song, the Banshee s Cry) ◆S33wK..9RQ 霧雨魔理沙 A-2 029 意地と誇り ◆dGUiIvN2Nw 天城雪子、アイク、セシル・ハーヴィ、カービィ、カイン・ハイウィンド D-5 030 へっくしゅん(前編)へっくしゅん(後編) ◆S33wK..9RQ 漆黒の騎士、十六夜咲夜、足立透、リボルバー・オセロット E-2 031 託された希望(1)託された希望(2)託された希望(3)託された希望(4) ◆dGUiIvN2Nw 風見幽香、アドレーヌ、デデデ大王、瀬多総司、レミリア・スカーレット、アシュナード、シルバー、セシル・ハーヴィ、カイン・ハイウィンド、メタナイト、ソリッド・スネーク E-4、D-4 032 冷血なりせば ◆S33wK..9RQ アカギ、バルバリシア A-3 033 GLAMOROUS ◆.dRwchlXsY レッド A-3 034 The sadness will never end ◆S33wK..9RQ アリス・マーガトロイド、キョウ、天城雪子、カービィ、ゴルベーザ E-5 035 さまよえる紅い弾丸 ◆.dRwchlXsY ルビカンテ B-2 036 一匹狼 ◆dGUiIvN2Nw ハル・エメリッヒ、里中千枝、十六夜咲夜 E-2 037 Chelsea Smile ◆S33wK..9RQ 霧雨魔理沙、足立透 C-2 038 勘違いの連鎖 ◆dGUiIvN2Nw 雷電、東風谷早苗、ルビカンテ、花村陽介 B-3 039 放送五分前 -始まりの終わり- ◆.dRwchlXsY アカギ A-4 040 第一回放送 ◆dGUiIvN2Nw マルク、八意永琳、??? 不明 041 I m Not Okay (I Promise) ◆S33wK..9RQ レッド、サカキ、博麗霊夢 A-3 042 いるはずのない真犯人(1)いるはずのない真犯人(2)いるはずのない真犯人(3) ◆dGUiIvN2Nw レミリア・スカーレット、瀬多総司、風見幽香、アドレーヌ、足立透、霧雨魔理沙 D-4 043 Shadows and Regrets(1)Shadows and Regrets(2)Shadows and Regrets(3)艶かしき安息、躊躇いに微笑み ◆S33wK..9RQ 十六夜咲夜 、 ハル・エメリッヒ 、 里中千枝 、 リボルバー・オセロット、 漆黒の騎士、カイン・ハイウィンド 、 セシル・ハーヴィ、 アシュナード 、アリス・マーガトロイド、天城雪子 、 カービィ 、 キョウ 、 ゴルベーザ E-3、D-3 044 狂乱劇 第一幕 ─最強の妖怪─狂乱劇 第二幕 ─二匹の気高き狼─狂乱劇 第三幕 ─一人の重みと八人の重み─宴を邪魔する者達 第一幕 ─折れた赤き翼─宴を邪魔する者達 第二幕 ─一輪のひまわりの花─終幕 ─円卓会議、そして新たなる怪物──Interim Report─ ◆dGUiIvN2Nw レミリア・スカーレット、瀬多総司、風見幽香、アドレーヌ、足立透、霧雨魔理沙、十六夜咲夜、ハル・エメリッヒ、里中千枝、漆黒の騎士、カイン・ハイウィンド、セシル・ハーヴィ、アシュナード、カービィ、キョウ、ゴルベーザ D-4、C-4 045 銀河に集う星たち(前編)銀河に集う星たち(後編) ◆.dRwchlXsY アカギ、雷電、東風谷早苗 B-3 046 アフターダーク ◆S33wK..9RQ 花村陽介、ルビカンテ、レッド B-2 047 神と支配者(1)神と支配者(2)神と支配者(3) ◆dGUiIvN2Nw サカキ、博麗霊夢、アカギ、雷電、東風谷早苗 D-2 048 心一つあるがまま ◆S33wK..9RQ イザナミ、マルク、八意永琳 不明 049 僕たちの行方 ◆.dRwchlXsY 花村陽介、ルビカンテ、レッド B-4 050 Reach Out To The Truth(1)Reach Out To The Truth(2)Reach Out To The Truth(3)Reach Out To The Truth(4)Reach Out To The Truth(5)Reach Out To The Truth(6) ◆dGUiIvN2Nw レミリア・スカーレット、瀬多総司、アドレーヌ、十六夜咲夜、里中千枝、漆黒の騎士 D-4
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/188.html
「……何、で?」 「………」 呆然とした少女、泉こなたの呟きが漏れる。 横に立つライダーのサーヴァント、火野映司の表情は苦渋の色合いが強い。 それほどまでに、彼らの眼前に突き出された真実は無情で残酷だった。 図書館でサーヴァントのデータを一通り調べ、これから遠坂邸に向かおうとした矢先。 行く前に映司の提案でもう一度脱落者の名前が書かれた掲示板に目を通した。 そこには、二人にとって最も載っていてはいけない名前が新しく載っていた。 天海陸。つい先ほどお互いの無事を祈って衛宮士郎の援護に向かったこなたと同じ一般人。 勇気を振り絞って鉄火場に赴いた彼はもういないのだと、無機質な掲示板だけが雄弁に語っていた。 「…どうして?だって、だって柳洞寺には士郎君がいるのに…」 「…すまないこなたちゃん、今から俺が言うことを落ち着いて聞いてくれないか?」 苦悶の表情はそのままに、こなたの肩に手を置いた映司が意を決して語りかける。 「今陸君と一緒に出たこの蘇妲己というのが柳洞寺にいたキャスターだと思う。 つまりキャスター自身は確実に倒されたはずなんだ。そして士郎くん達はまだ生きている。 名前が出た順番から言ってキャスターが倒された後で陸くんとセイバーがやられた事は間違いない。 だとしたら、陸くんたちを殺したのは―――」 「士郎君…ってこと?」 震えた声のこなたの問いに映司は沈黙した。 それこそがこれ以上なく明確な答えだった。 「で、でも何で?だって士郎君達はみんなのためにキャスターを倒しに行ったんだよ? あ、もしかしてキャスターに操られたとか?確かキャスターは人を操る力があるって―――」 「…こなたちゃん、俺はその可能性は低いと思う。 セイバーさんは元より士郎くんは魔術師なんだ。 キャスターのやり口が分かった上で引っかかるとは考えにくい。 考えたくはないけど陸くん達を殺したのが彼らだとしたら、それは自分の意思でやった事だと思う」 やや俯きながら話す映司は、まだ尚も迷っている風だった。 この推論を今のこなたに話して良いのか、少しの沈黙の後迷いを振り切って続きを話すことにした。 「結論から先に言うよ、こなたちゃん。 推測だけど、陸くんとセイバーは俺達を騙していた、多分凛ちゃんを殺したのもあの二人だ。 柳洞寺に行ったのもキャスターと士郎くんの口を封じるためだったのかもしれない」 「ちょ、ちょっと待ってよ映司さん。全然意味わかんないよ! だって映司さんも見てたでしょ!?操られてたNPCの人とか、りっくんがルルーシュ君の魔術で色々喋らされてたとことか! それなのにどうやったら私達に嘘なんてつけるの!?」 信じられない、という表情で訴えるこなたの言葉にも映司の顔色は変わらない。 それでも視線はこなたから逸らすことなく、話を続けた。 「さっきのネットカフェで俺が言ったことを覚えてるかい? 陸くんのセイバーはキャスターに近い性質を持ってるっていう話だ。 今にして思えば、彼なら事前に魔術への対策が打てても全くおかしくない。 ルルーシュくんの魔術がどんなに強力だったとしても、サーヴァントが対策すれば防げないはずはないんだ。 もしそうだとすれば、陸くんが魔術をかけられたから何も嘘はつけないっていう大前提は崩れることになる」 「それは…で、でも何で!?何でいきなりりっくんとセイバーさんを悪く言うの!?」 「陸くんの隣に出た名前を見てくれ、イスラ・レヴィノスという名前があるだろう? 俺達サーヴァントにはムーンセルから一定の知識が与えられている。 だからこのイスラという人物の正体や略歴も簡単にだけどわかるんだ。 不死の呪いを解くために、あらゆる組織に接触して、嘘をつき続けて裏切りを重ねたいわゆる反英雄なんだ」 衝撃の事実に絶句しながらも、こなたは何とか冷静に考えようとする。 聖杯にかける願いを持たない自分には同じ願いを持たない映司がサーヴァントとして与えられた。 そして陸のセイバー、イスラ・レヴィノスはあの誠実な人柄からは考えにくいがいわゆる嘘つきであるらしい。 マスターとサーヴァントは相性の良い者同士が選ばれる、と仮定すると陸も――― 「じゃあ…じゃあ全部嘘だったってこと?」 「…もちろん生前が反英雄だったからといってサーヴァントとしても悪人だなんて決めつける気はないよ。 でも、そう考えないと士郎くんとセイバーさんが陸くんたちと殺し合う理由がない。 騙し討ちをしようとして失敗したのか、それ以外の何かがあったのか。 とにかく、陸くんたちの嘘がバレて怒った士郎くんとセイバーさんに殺された可能性が高い」 映司がここまで陸とイスラが嘘をついていると断じるのは、この他にもいくつか根拠あってのことだ。 実は映司は先ほどルルーシュらと初対面の際、イスラに対してごく僅かな違和感を抱いていた。 最初にキャスターに襲われた時の負傷の治癒に加え、こなたに対して行なった治療。 これらを自身の貯蔵魔力だけで賄おうとすれば相当な消耗を強いられるはずである。 ところが先ほどオーズに変身した際に感じたイスラの魔力は、枯渇するどころか充実しているようにすら感じられた。 元々貯蔵魔力に優れたサーヴァントだとしても、マスターが一般人ならそう余力が残るとは考えにくい。 そもそもそこまで魔力量に優れているのなら自らを最弱などと言い切るものだろうか? そして自前の魔力でないとすれば、一体どこから魔力を調達してきたのか? 凛が殺害されて以降、陸とイスラは常にこなたや映司と行動を共にしてきた。 NPCから魔力を調達するような様子も時間的余裕もなかったはずだ。 キャスターに襲撃された時、映司が陸を救出するために喫茶店を離れていた間を除けば、だが。 とはいえその時点での映司はまだ陸とイスラをほぼ全面的に信用していた。 なので状況が落ち着いてからこの疑問について個人的にイスラと話そうと思っていた。 結果的にはその前に陸とイスラの方が死んでしまったが。 それだけではない、最初に喫茶店で自分達を襲撃してきたサーヴァントの正体。 遠坂凛のサーヴァントの特徴に衛宮切嗣とキャスター、蘇妲己の内通の真偽。 これらのほとんど全てが陸かイスラの言質によって真実として認識されていたものだ。 だがもし彼らの証言そのものが疑わしいとなれば―――? 映司個人の感情だけで言えばまだ陸とイスラを信じたい。 しかし彼らはもう映司やこなたの手の届かないところへ行ってしまった。 それならばせめて士郎やセイバーに会って真実を確かめたい。 仮に彼らが凶行に走っていたのだとしても、その理由だけでも知りたいとは思う。 だが――― 「こなたちゃん、ここは一度凛ちゃんの家に向かおう。 俺達も色々なことがあって気が動転してる、まずは落ち着ける場所に行かないと」 「映司さん、それは……」 映司が口にしたのは本心とは真逆の提案だった。 こなたから見ても映司の顔にはありありと苦々しさが滲み出ている。 彼が何を思ってこんな事を言うのか、それがわかるからこそこなたには反論することが出来ない。 こなたと映司には士郎とセイバーに対して負い目がある。 ルルーシュが陸に対してギアスを使った際、こなたは陸を庇う発言をした。 そして自分達は凛が死んだ後もずっと陸やイスラと行動を共にし、彼らの言動を全面的に支持してきた。 もし陸とイスラが凛を殺し、それが士郎とセイバーにバレて彼らが殺されたのだとすれば。 知り合いを殺された立場である士郎とセイバーは果たして冷静でいられるだろうか? 状況から言って、こなたと映司も共犯と見倣されている可能性は否定できないのではないか? 今士郎とセイバーに会って、果たして彼らは冷静に話し合ってくれるのか? 仮に問答無用で襲いかかられた場合、彼らと本気で戦えるのか? そして何よりも―――そんな状況に陥った時、こなたを守りきれるのか? 映司が何より恐れているのはこなたを守れないことだ。 端的に言って、映司がセイバーに負けないよう戦うだけなら問題ない。 だが士郎は別だ、彼がその気になればこなたなど簡単に殺されてしまうだろう。 最初に襲ってきたアサシンのマスターの攻撃からも、こなたを完全に守ることは出来なかったのだ、楽観など出来ない。 普段の映司ならここまで消極的な、保守的な提案は決してしなかっただろう。 しかしここまでの道中での出来事が映司の自信を大きく削ぎ落としていた。 最初のアサシン、トキに対しての苦戦。向こうが正々堂々と戦ってくれるなどの好条件が無ければストレート負けを喫していた。 次のキャスター―――今となっては陸とイスラによる自作自演の可能性が浮上したが―――の襲撃。 その際に軽はずみな行動を取ってしまった事で凛を死なせてしまった事実は映司に大きな影を落としている。 そして先ほどのディケイドとの思いがけない再会と戦闘。 ディケイドのマスターである衛宮切嗣の策にまんまと嵌ってしまい、士郎やルルーシュの仲間を守れなかった。 自分はこの戦いで、何一つとして守れてなどいないのではないか―――? 今の映司は本気でそう考えるほどに弱気になっていた。 多少知識面でのアドバンテージがあるとはいえ庇護対象でしかないこなたがそんな映司にかける言葉は見つからなかった。 重い、重い沈黙の中、二人は会話もなくルルーシュ達が乗ってきた乗用車で遠坂邸を目指した。 まるで物語に出てくるような幽霊屋敷。 それが遠坂邸に着いてすぐに花村陽介が思い浮かべた率直な感想である。 「いやー…何つうか、色々予想以上だな。 ってか、これから拠点にするんだよな、ここ? 何か雰囲気が怖ええし、ツタとか張ってるんですけど!?」 「おいおい何ビビってんだよ花村? デカいのは良い事じゃん、さっさと入ろうぜ」 現実では滅多とお目にかかれない屋敷の威容に若干尻込みする陽介を尻目に鉄之助が真っ先に門を潜ろうとする。 ほとんど修学旅行に来た学生のテンションと変わらない。 「待て、マスター!」 が、能天気に中に入ろうとする鉄之助をリインフォースが制止した。 彼女は一行の前に出ると何故か警戒した様子で魔力探知を始めた。 「え、いきなりどったのリインちゃん?」 「…やはり間違いない、この屋敷には魔力の残滓がある。 それもここまで強烈な残り香、恐らくキャスターがここを根城にしていたんだろう」 「ちょっ、それヤバいだろ!?」 「いや、どうもここは既に破棄された後のようだしサーヴァントの気配もない。 ただ何らかのトラップが残っている可能性は捨てきれない。 私が先行しよう、アレックスはマスター達を頼む」 「了解した」 結論から言って、屋敷と周辺に罠らしきものは存在しなかった。 陽介らを先導しつつサーチャーを飛ばして索敵したが、拍子抜けするような結果だった。 一応リインフォースが引き続きサーチャーで調査を行いつつ、一行は広い居間のような場所で休息することになった。 「いやあ…やっと一息つけたって感じだよな。 教会出てからこっちずっと移動したり戦ったりだったから、どっと疲れが来たわ」 「まあ、振り返って考えればかなりの強行軍だったのは事実だろうな。 そう思えば傷を負うことなく拠点を得られたのは大きな収穫だ。 いつまた敵の襲撃が無いとも限らん、今のうちに身体を休めておけマスター」 ソファーにもたれた陽介をぶっきらぼうに労りつつもアレックス自身はある作業を行なっている。 ホームセンターで購入した大量のカメラを屋敷のあちこちに設置しているのである。 人外の力を持つサーヴァント相手に民生品のカメラがどこまで通じるかは怪しいが無駄ではないと信じる他ない。 それに現状索敵を一手に引き受けているリインフォースの負担を少しでも抑えなければならない。 自分達のチームの戦略部分の柱は彼女が担っているも同然なのだから。 「なあアレックス、もっとこう…攻撃的なトラップとか置いた方が良いんじゃねえか? そりゃサーヴァントには無意味でもマスター相手ならちっとは役に立つかもしれねえじゃんか。 カメラばっかりじゃいざって時ヤバいんじゃねえか? 「では聞こうマスター、お前やお前の友人ならトラップの仕掛けられた屋敷をどう攻略する?」 「え?そりゃ生身で行くのがキツいならペルソナ使って…あ、そういうこと」 「そういうことだ、常人ならいざ知らず異能の力を持つマスター相手に攻撃的な罠など仕掛けても効果は期待できん。 せめて軍事兵器を購入できれば話は別だったのだがな、ホームセンターで手に入るような物品では話にならん。 ならば少しでも監視の目を増やし、有事の際に正確な情報で全員が即応できる体制を整えるべきだ」 幸いにも陽介や鉄之助は戦闘力のあるマスターだ、危機的状況への対応力も悪くないものがある。 それならチャチなトラップに過度の期待を寄せるよりチーム全体の動きを良くする方向性で行くべき。 これがアレックスとリインフォースが話し合いの末に出した結論であった。 「お前というやつは!毎度毎度!一体何をやっているんだ!!!」 二階から突然リインフォースの声らしき怒号が響いてきた。 そして直後にバインドで簀巻きにされた鉄之助が転がってきた。 バインドの魔力光から女性用の下着がはみ出しているあたり何をしていたか丸わかりである。 「名無エ……」 「…毎度のことながらブレない男だ、マスターもあの能天気さをほんの少しは見習っても良いのではないか?」 「…うん、時々あいつが羨ましいと思う時はあるよ。 でもあいつにだけは絶対なりたくねえ……」 ある意味驚異的なバイタリティを持つ鉄之助に呆れる陽介とアレックス。 そんな二人に気付いているのかいないのか、鉄之助が縛られたままモゾモゾと近づいてきた。 「なあなあ、腹減ったし何か出前でも頼もうぜ。 折角のカードなんだしさ、高級寿司でもどうよ?」 「…お前、さっきレストランで散々食いまくった記憶をどこに置いてきたんだよ。 でもまあ、実際色々あって疲れたし腹も減ったもんな。腹が減っては戦はできぬって言うし。 よし、じゃあ俺は大トロ予約な!一度で良いから思いっきり食ってみたかったんだよな!」 「それならいっそ思いきって大トロ五十貫とかどうよ?」 「食えねえよ!?脂っこいネタばっかりそんなに入らねえからな!? お前はもうちょいバランス考えろよ、バランスを! あ、玉子も頼んどくか。寿司屋の実力は玉子でわかるってどっかで聞いた気がするし」 会話しつつ、注文するネタを律儀に大学ノートにメモしていく。 こうした気配りや手回しの良さにかけては陽介はかなりのものだ。 もっとも、それが行き過ぎてかえって空回りすることも多いのだが。 「それは良いがマスター、店の電話番号もわからないのにどうやって注文する気だ?」 「いや、携帯サイトでちょっと調べたら普通に出てきたぜ? …あれ?ってことはこの世界でもインターネットはあるってことだよな? バーチャル世界でネット使うってのも考えてみりゃ変な話だよな」 「そのあたりは深く考えても仕方あるまい、ムーンセルはよほど我々に文明的な殺し合いをさせたいのだろうよ。 しかしインターネットか、どうにかこれを戦略に組み込む方法はないか…?」 アレックスの何気ない一言に陽介もしばし手を止め考え込む。 例えばパソコンを使って人探しのようなサイトを立ち上げるとする。 そうすれば先ほどの明らかに時代錯誤な風体のマスターのように目立つマスターを探す手掛かりにならないだろうか? (でもよく考えたらネットの情報ってアテにならないことも多いしなあ…。 大体それをやるんなら業者呼んでパソコン設置してもらわなきゃだし、どんだけ時間かかるんだよ。 …やっぱ時間的にキツいか、ちんたらしてたらどんどん殺し合いが進んじまう) 嘆息しつつ、内心で浮かび上がったアイデアを却下した。 時間、これが今陽介らを焦らせる大きな要因になっている。 実際のところ、民間で売られている製品でも攻撃的なトラップを作ることは可能だ。 先ほど学園で例に挙げた某映画などはまさにその代表例なのだから。 しかしそれにはどうしてもある程度の時間が必要になる。 殺し合いが始まってから半日強で多くの参加者が脱落したという事実が鉄之助以外の全員に大なり小なり焦りを齎している。 それ故に即物的な効果を見出しにくい方策を取ることに躊躇を覚えているのだ。 一応トラップに関してはカメラの他に呼び子を設置するなどもしてはいるが。 「あー食った食った。もう一生分くらいの寿司を食った気がするわ」 「だよなー、マジクレジットカード様々だわ。 エロ本も沢山買えるし、俺聖杯戦争に参加して良かったかも」 「お前ってやつはとことん本能だけで生きてるのな……」 数時間後、注文した寿司を食べ尽くした陽介と鉄之助はやや気怠げに感想を漏らした。 調子に乗って特上寿司三人前に加えて単品で注文したウニ、大トロなどもあって相当な量が運ばれてきた。 だが食べ盛りの男子学生の食欲はそんな障害などものともせずあっという間に全て平らげた。 と、そこにずっと二階にいたリインフォースが降りてきた。 何やら緊張した面持ちである。何かを感じたアレックスが「敵が来たか?」と尋ねると難しい表情で答えた。 「…敵かどうかはまだわからない、サーチャーで見た限り車でこちらに近づいてきている。 方向が一致しているだけかとも思ったが、明らかにここを目指しているマスターとサーヴァントがいる」 その言葉に鉄之助でさえ表情が真剣、いや緊張感を帯びたものになる。 当然だ、陽介と鉄之助はここまでお互い以外に出会った全ての参加者から問答無用で攻撃されているのだから。 今までは何とか生き残ってこれたが今度はどうなるかわからない。 だがもし交渉の、仲間になってくれる余地のある人間ならば。 二組だけで行動する事に限界を感じつつある陽介らにとってはこの上ない希望にもなり得る。 そんな期待と不安の入り交じった空気を察したのか察していないのか、鉄之助がニッと笑ってみせた。 「花村も旦那もリインちゃんも、なーに固くなっちゃってんだよ。 仮にゲームに乗ってるような奴なら一回ぶちのめして頭冷やさせりゃいいじゃんか。 今までだって何とかなってきたんだしさ、もっと気楽に行こうぜ気楽に!」 「どさくさに紛れて肩に腕を回すな馬鹿者!お前はもっと緊張感を持て!」 こんな時でも変わらない鉄之助のマイペースさだが、この場に流れる緊張した空気を取り払うには十分だった。 陽介がパンと両手で頬を叩き、気合いを入れ直した。 「うっし、行こうぜ!相手がどんな奴にしろ、信じなきゃ始まんねえもんな」 その言葉に全員が頷き、臨戦態勢を取りつつ外に出る。 こちらに近づいてくる乗用車はもうすぐそばまで来ていた。 「子供……か?」 全員で車に近づき、車から降りてきた二人の男女を見たリインフォースの第一声がそれだった。 マスターらしき少女はどう見ても小学生にしか見えない。しかし鉄槌の騎士のような例もあるので油断はしないが。 陽介と鉄之助もあまりの意外さに目を丸くしており、唯一アレックスだけが戸惑う様子を見せていない。 「待ってください!俺達は殺し合いには乗っていない! こんな状況だし信じてもらえないかもしれないけど、せめて話だけでも聞いてくれませんか!?」 サーヴァントと思しき青年が少女を庇うように前に出て声を張り上げる。 少女の風貌に呆気にとられていた陽介らも待ち望んでいた言葉を聞いて我に返った。 「…え?あ、ああ、俺らもこんな殺し合いには乗ってないっす! ええと、もし良かったら中に入って話を…」 「泉!無事か!?」 「えっ!?」 突然横合いから声とともに現れた新たな人物にその場の全員が振り向く。 白を基調とした仰々しい服装の端正な顔の青年に、同じく純白の鎧を纏ったいかにもな騎士のサーヴァントだった。 「うわっ、イケメンが出やがっ……うおお!?何だこのステータス!?」 「何という威圧感だ……!」 マスターに与えられた透視能力で見えた能力値は何と全てがランクEX。 自然と陽介らの警戒は新たに現れた青年と騎士に向けられる。 「ルルーシュ君!?」 泉と呼ばれた少女が驚きの声を発する。どうやらこの二人は知り合いらしい。 ステータスが読み取れない少女のサーヴァントと相まって、アレックスとリインフォースの警戒は一段と高まる。 そんな従者のピリピリとした空気を真っ先に感じ取った陽介が半ば強引に話を切り出した。 「と、とにかくさ。ここにいるみんなやる気は無いってことで良いんだよな? だったらここで立ち話ってのも何だし、自己紹介とかは家ん中に入ってからにしようぜ、な?」 陽介の必死な様子が伝わったのか、少女と青年らも多少警戒しつつも無言で頷いた。 恐らく事を構えるような事態になっても二組なら切り抜けられるという考えあってのことだろう。 しかしそれでも構わない、陽介や鉄之助は本当に仕掛ける気は全くないのだから。 ホッとするのはまだ早いのだろうが、ようやく出会えた比較的友好的な参加者に一筋の希望が見えた気がした。 居間に案内されたこなたとルルーシュが最初に見たのは空になった寿司桶だった。 それらを大慌てで片付ける陽介と鉄之助にやや脱力しつつもややあって全員で自己紹介と情報交換を行う流れになった。 「…………」 「……りっくん」 居間に沈鬱な空気が流れる。とりわけ陽介とこなたが発するその空気は一際重い。 その場にいる全員、鉄之助でさえ言葉を紡ぐことが出来ずにいる。 各々の自己紹介とサーヴァントの簡単な紹介(真名は除く)を終えた後、まずこなたと映司が彼らの視点でこれまでの出来事を語った。 最初に出会ったマスターとサーヴァント・アサシンに襲撃された事。 この遠坂邸の本来の主である遠坂凛にその場を助けられた事。 その後すぐに天海陸とセイバーが現れ三組で行動を共にした事。 レストランで敵の襲撃を受け、凛が死亡した事。 その後は陸らと行動し、ルルーシュとアルトリアに発見され、陸がギアスによる尋問を受けた事。 尚、この時隠しきれないと判断したルルーシュがギアスについて説明し、一時場が騒然となった。 特にアレックスとリインフォースからはかなり強い疑惑の目を向けられることになった。 何故なら士郎や一に自発的にギアスの存在を明かした時とは状況が異なるからだ。 こなたは最初にルルーシュに会った時にギアスを使うところを目にした。 つまり今回の場合必要に迫られてギアスについて説明せざるを得なくなったということ。 これでは自発的にギアスについて話したことを誠意の証であるとは言えないのだ。 一応映司や陽介がアレックスとリインフォースを宥めてその場は丸く収まったが。 閑話休題。 そして衛宮切嗣と仮面ライダーディケイドの襲撃を受けたこと。 それから学園で調べ物を終えてここに向かって来た、というところまで話した。 だが、こなたが図書室でもらったコピー用紙に記した脱落者の一覧を見せた時、顔色を変えた人物がいた。 「おい…こなたちゃん、これ何かの間違いだろ……? あいつが、悠が、死んじまう、わけが……」 信じ難いという表情で縋るように問いかける陽介に、こなたは沈黙で返す事しかできない。 その様子には真実味しかなく、陽介は嗚咽を漏らしながら俯いてしまった。 「この並び、どうやら死亡した順になっているようだな。 我々はアシュナードと鳴上悠のランサー、双方と新都方面で交戦した。 そして奴らは間違ってもそう簡単に落ちるほど軟弱な敵ではない。 にも関わらずほとんど同時としか思えないタイミングで両方死んだという事は…」 「私達が新都から離れた後にこの二組が戦い、結果相討ちになった、と…?」 「その可能性が高いだろうな……。 アシュナードは恐るべき強敵だがあのランサーの正体はクー・フーリンだ。 それほどの英霊が相討ち覚悟で戦えば十分有り得る結果だ」 主人に代わってアレックスとリインフォースの二人が状況を分析する。 クー・フーリンに殺されかけたルルーシュとガウェインもやや複雑な心境でそれを聞いていた。 (俺達の置かれた状況を思えば喜ぶべきなのだろうが…花村の手前そんな事は口に出せんな。 それに俺でいえばスザクに死なれたようなものだからな) 衛宮士郎はこれを吉報と取るか知人の仇を討てなかったと嘆くだろうか、それはわからない。 いずれにせよ時間が惜しい、陽介は今は放っておくしかないだろう。 「補足も兼ねて次は俺が話そう。泉、お前には辛い話になるだろうが…」 次に話し始めたのはルルーシュだった。 最初に学園で調べ物をしてから衛宮邸で士郎と出会い、行動を共にした事。 その後すぐに柳洞寺にいた金田一と太公望から同盟を持ちかけられチームを組んだ事。 ランサーとそのマスター、鳴上悠とクー・フーリンに士郎の知人が殺され、一時は自分達も全滅寸前まで追い込まれた事。 この時ランサー相手に効果の無いギアスを使ってしまった事と太公望が太極図を使わざるを得ない状況になってしまったのが悔やまれる。 今にして思えば衛宮切嗣は何らかの方法であの戦闘を監視した上で太公望を排除する策を立てたのだろう。 それから柳洞寺に蘇妲己を迎え入れ、こなたと陸の捜索に向かった。 切嗣の襲撃までの出来事に関しては既にこなたと映司が語ったので割愛した。 問題はその後、アルトリアとの電話で得た情報。即ち天海陸の正体と真意である。 曰く、キャスター・蘇妲己は真実遠坂凛のサーヴァントであり何故か最期は士郎達に協力する素振りを見せた。 数々の状況証拠と太公望が遺したというレコーダーから陸を怪しみ、一計を案じて正体を看破した。 ちなみにレコーダーには脱出に繋がる考察もあったらしいがルルーシュは敢えてそれを聞かなかった。 魔術師でありながら機械や兵器の扱いに長けた衛宮切嗣を警戒してのことだ。 もし万が一電話を盗聴され、脱出の情報をあの男が手に入れてしまえばどんな行動に出るかわかったものではない。 こちらが思いもしない手で殺し合いからの脱出を阻まれる可能性は極力減らすべきだ。 そのあたりは士郎らと合流してから直接聞くつもりでいる。 閑話休題。 陸の正体にこなたも最初は信じられないと言わんばかりの態度だったが、ある情報が決め手になった。 レストランに現れたマスターらしき怪人と正体を現した天海陸の変身した姿の外見情報が一致したのである。 この情報とアルトリアが話した反魔の水晶なるアイテムの存在によって陸とイスラの自作自演は決定的となった。 「俺があの時…陸くんを取り押さえることが出来ていれば……」 意気消沈してしまったこなたに加え、映司までもが悔しげに俯いてしまった。 情報交換の場で何故こうも精神的にボロボロになる人間が続出するのか。 思わず嫌味の一つも言いそうになってしまったが、先ほどまでの自身の醜態を思い出して踏みとどまった。 (いかんな。他人を指揮するのではなく協調する以上もっとコミュニケーションに気を遣わなければな。 どうやら俺は聖杯を破壊する前にまず真人間にならなければならないようだ) 生前の自分を振り返ると他人との意思疎通が相当に疎かになっていたのは否めない。 特にギアスという、過程を無視してお手軽に他人を従わせる力を手にしてからこの傾向に拍車がかかっていたのだと今ならわかる。 ギアスによって得られた奇跡のような結果があったからこそ、ルルーシュは黒の騎士団で様々な強権を振るうことが出来た。 最低限以下のコミュニケーションでも強引に組織を維持し、引っ張っていけたのだ。 だがその一方、水面下では確実に歪みが生じていたのも事実だ。 特にブラックリベリオンの前、藤堂や四聖剣が参入したあたりでゼロ、ルルーシュへの不信感は表面化し始めていた。 せめてそのあたりで何かしら対策を打っていれば、後の一部幹部の背信行為やあの裏切りも防げたかもしれない。 ルルーシュ自身はシュナイゼルの口車に乗せられて自分を裏切った騎士団幹部を恨んではいない。 ナナリーが死んだ(と思い込んだ)ショックで盛大に醜態を晒した直後のあの状況では誰もが疑心暗鬼になっても仕方ない。 そもそも以前からゼロへの不信感という下地は十分すぎるほど整っていた。 王の力は人を孤独にする。だが孤独のままでは聖杯戦争を打破するなど夢のまた夢。 もしこれが英霊という存在を交えないただの人間同士の殺し合いであったなら。 ルルーシュは生前と同じようにあくまで他人を利用し切り捨てて目的を達成しようとしただろう。 だがこの戦いには全てのマスターにサーヴァントという歴戦の強者がついている。 ともすればルルーシュ以上の見識と絶大な武力、ギアスを受け付けない抗魔力を持つ存在だ。 そのような超越者に対して生前のような傲慢な振る舞いは通用しない。 というか通用しないから太公望には頭が上がらずイスラと陸には出し抜かれたのだ。 だからこそ今後はギアスに頼らず自らの一挙手一投足、一言一句に気を配らなければならない。 「ともかくだ、俺が話せるのはこれだけだ。 名無、今度はお前達の話を聞かせてくれ」 「えっ!?ここで俺に振ってくるの!?」 「お前以外に一体誰がいると言うんだ。 今の花村に説明させるのは酷だろう」 「お、おう…。つっても花村と会ったのは教会だからなあ。 旦那、そこらへんの説明は任した!」 「…まあ仕方あるまい」 まずは名無から。エロ本を大量に買い漁って教会に向かった、以上。 「…………おい」 「すまない、気持ちはわかるがこれが事実なんだ。 頭の悪いマスターに代わって深く謝罪しよう」 「ちょっ、リ…じゃなくてキャスターひでえ!」 「よし説明は終わったな、お前はもう引っ込んでいろ。恥の上塗りだ」 「…何か俺の扱いがぞんざいになってきてる気がする」 その後未だに立ち直れない陽介に代わってアレックスが事情を説明する事になった。 まず新都のコンビニで買い物をした後、教会前でアーチャーとキャスターに襲撃された。 殺さないよう手加減して二騎とも上手く無力化したが、直後にアサシンの奇襲で二組とも殺されてしまった。 時間帯から言って脱落者の一覧に最初に載っている天野雪輝と我妻由乃がそうなのだろう。 教会で名無鉄之助と出会って意気投合し、共に行動し始めた。 それからアシュナードや鳴上悠らとの戦闘を経て深山町の月海原学園に移動。 図書室で調べた情報からアサシンは“壊刃”サブラク、鳴上悠を洗脳したのはDIOと判明した。 その後別のアサシンに鉄之助が襲撃されたもののこれを撃破、そのまま遠坂邸まで移動して今に至る。 「………いや待て、何か妙だぞ」 「…どうした?」 一通り事情を聞いたルルーシュの表情が曇る。何かを見落としている気がする。 陽介とこなたがメモした脱落者一覧を交互に見つめ、数秒後にルルーシュとアレックスの目が同時に大きく見開かれた。 「アレックス、お前達が戦ったアサシンは何か拳法を修めた者特有の動きをしていたか? もしそうなら泉が調べたラオウという人物のみ襲撃者に該当し得るが…」 この中で唯一真名のみを名乗ったサーヴァントに問いかける。 だがアレックスは即座に首を横に振った。彼もまた違和感に気付いたのだ。 「いや、奴は拳銃とイメージを具現化させる能力を使っていた。 しかも身体能力そのものは非常に低かった、拳法の使い手など有り得ん。 そしてその他の脱落者は我々が学園に来る前に死んだかこちらで正体や脱落した時間がわかる者ばかり。 つまりアサシンは生きている。我々は奴に嵌められたという事か、忌々しい!」 ペルソナ、とは言及しなかった。一応許可なく主人の能力を明かさない気遣いぐらいはアレックスにもある。 「いや、でも旦那。あいつは確かに旦那が倒したじゃん。 サーヴァントって致命傷喰らったらおしまいじゃなかった?」 「恐らく蘇生タイプの宝具を持っているか、俺が倒したあの男が囮のようなものだったかのどちらかだろう。 サーヴァントが二騎いるところへ仕掛けた時点で疑問に思うべきだったのだ。 感謝するぞルルーシュ、そして泉。お前達と出会わなければ我々はいずれ奴に敗れていたかもしれん。 それに奴は自分の能力をD4Cとか呼んでいたな、学園で調べれば正体に迫れるかもしれん」 倒したと思い込んでいた敵が健在である、これが判ったのは大きな成果だ。 それがアサシンであれば尚更だ、折を見て学園で調べてみるべきだろう。 「一通り情報は出揃ったが…取り急ぎ対策が必要なのは衛宮切嗣という男だな。 特に警戒するべきは奴らの諜報能力の高さだ。サーヴァントがライダーにも関わらずこれは異常といっていい。 キャスター、蘇妲己との内通という線は衛宮士郎のセイバーの証言で消えた。 にも関わらず奴らはルルーシュのギアスに加え柳洞寺にいた各サーヴァントの能力をも把握していた。 さらに衛宮士郎を襲撃したことから考えて多方面を継続的に監視する手段を有しているのは疑いない」 「俺もそう思います。クウガのペガサスフォームなら索敵にうってつけでしょうけどディケイドもサーヴァントなんです。 いくら何でもクラスの適性を無視した能力、それも宝具を継続的に使えるなんて考えられない。 ならマスターの方が何か町を監視する手段を持ってるはずです」 映司とアレックスの意見を聞いたガウェインが暫し黙考した後、何かを閃いたらしく口を開いた。 「恐らく使い魔(ファミリア)を駆使して情報を得ているのでしょう。 旧来の魔術師(メイガス)の間では非常にポピュラーな魔術ですから。 キャスター、索敵の際に周囲の動物を注視していただけますか? 使い魔は動物を媒介に用いるのが基本、上手くすれば何かしらの発見が得られるかと」 「ああ、わかった」 話を聞きながらマルチタスクでサーチャーを操作していたリインフォースが頷いた。 しばらく後、何か反応があったのか彼女の表情が変わった。 「これは…何か機械を括りつけているのか? すまない皆、これを見て意見を聞かせてほしい」 そう言うや、全員の目の前に突然モニターが現れ外の風景らしきものが見えた。 サーチャーが撮影した映像を夜天の書に蒐集された魔法の一つを使って他の人間にもわかるよう出力しているのだ。 映像には鳩らしき動物が小型の機械を足に括りつけて飛び回っている様子が映されていた。 今のところサーチャーに気付いている様子はなさそうだ。 これに真っ先に反応したのは元軍人であるアレックスだった。 「これはどうやら小型のカメラのようだな。 それも民間では出回っていない型、恐らく軍用の小型カメラだ。 確実に参加者の持ち込んだ私物だ、ここでは軍用の兵器は購入できないからな」 生前、アメリカの特殊部隊の指揮官だったアレックスには使い魔が括りつけているカメラに見覚えがあった。 同じくルルーシュもゼロとして暗躍し、機械に詳しくなったという経験からアレックスの意見に同調した。 二人の意見を聞いたリインフォースは頷くと、何やら足元に魔方陣らしきものを浮かべた。 全員が訝しげに見ていたその時、映像に変化が訪れた。 空を飛び回っていた件の鳩が何もないところから突然現れた魔力弾に撃ち落とされ、木っ端微塵になった。 「お、おい!何だ今のは…!?キャスター、お前の仕業なのか?」 「次元跳躍魔法だ、これも私の宝具に記録された魔法の一つだとだけ言っておこう」 次元跳躍魔法。これもまた夜天の書に蒐集された魔法である。 本来異なる次元世界に存在する対象を狙い撃つこの魔法ならば、同一の世界に存在する使い魔を撃墜する事など造作もない。 とはいえこの技にも攻撃する直前の魔力反応がわかりやすいという欠点がある。 使い魔ならいざ知らず魔術師やサーヴァントにはとてもではないが命中させられる代物ではない。 「リ、じゃなくてキャスター。いきなりとかちょっと過激すぎじゃね? 俺らみたいに殺し合いに乗ってない奴の使い魔だったら…」 「では聞こうマスター。殺し合いに乗らない人間性の者がわざわざ軍事用のカメラを私物として持ち込んだのか?」 「あー…確かに。乗ってる奴じゃなきゃそんなもん持ってくるわけねえか」 「そういうことだ、それに衛宮切嗣という男は質量兵器の扱いに長けているのだろう? 今の使い魔はこの深山町を飛んでいた、奴の用意したものである可能性は高い」 何故リインフォースのサーチャーだけが一方的に使い魔を補足することが出来たのか。 その理由はサーチャーに高度なステルス性を付与しているからだ。 例えサーヴァントでも監視されている事を前提に入念に索敵しなければ補足できないだけの性能がある。 元々魔力で生成された端末であるサーチャーは魔力資質の無い者には視認できない。 当然、使い魔とはいえ元はただの野生の鳩でもそれは同様だ。 また、次元世界で流通している機械類より技術面で遅れている地球産のカメラでは魔力反応は検知も視認もできない。 鳩を放っていた術者、衛宮切嗣が如何に異端であろうと所詮は現代の魔術師に過ぎない。 元軍人であるアレックスらの知恵を借り、本気になったリインフォースを出し抜くなど到底不可能だ。 この二人は衛宮切嗣の策謀を見抜くにあたって最良の組み合わせであるといえる。 「キャスター」 リインフォースが背後から掛けられた声に振り向くと、ルルーシュとガウェインがいた。 先ほどの話し合いの後、陽介とこなたの状態を慮って場を一時解散させたのである。 「どうした、休んでおかなくて良いのか?」 「いや、その前にお前の力を見込んで一つ頼みがある。 もっとも、セイバーが言い出したことなのだがな」 「?」 やや困惑するリインフォースにガウェインはあるデータフォルダらしきものを手渡した。 中身は何かのプログラムであるらしい、その詳細を一目で読み取ったリインフォースの表情が驚愕に染まった。 「このプログラムは…セイバー、もしやお前の真名は……」 「はい、私はかつてアーサー王の下に集いし円卓の騎士が一人、ガウェインです。 私が見たところ貴女のキャスターとしての能力は霊子ハッカーに似通っている。 貴女にはこの術式を私と貴女で発動出来るよう改良してほしいのです」 「これを使わねばならない相手…仮面ライダーディケイドか?」 話に聞いた彼らの経緯を考えればそう考えるのは自然なことだった。 だがガウェインは否定こそしなかったが、一瞬複雑そうな面持ちになった。 「ええ、それもありますが…他にも我が手で決着を着けねばならない英霊がいます。 彼が我が主の道を阻むのなら、私は今度こそ私心なき剣として彼を討つ。 そのためにこそ貴女の力が必要なのです、キャスター」 迷いを強引に振り切るかのような力強い一言に並々ならぬ決意を感じ取った。 結局拒否できず、データを受け取った後ルルーシュとガウェインは立ち去っていった。 「私は…何をやっているんだ……」 誰にでもなく呟いた言葉は虚空に溶けていく。 元々リインフォースにはささやかだが願望器で叶えたい願いがあった。 だが名無鉄之助というマスターに引き当てられ、花村陽介に出会ってからズルズルとここまで来てしまった。 聖杯を破壊する。チームの行動方針はリインフォースの願いとは真っ向から相反する。 だというのに正面切って方針に反対することもせず、気付けば彼らに積極的に協力してしまっている。 そして何より情けないのはそんな状況に安心感を覚えている自分自身だ。 そして安心を覚える理由も既に見当はついている。 「殺し合いの果てに聖杯に至ったとして、主はやてや守護騎士に私は胸を張って会えるのか…?」 それがリインフォース、祝福の風と名付けられた彼女が抱える迷いの正体。 わかってはいたのだ、自らの願望を叶えるにはどうしようもなく間違った手段であることは。 これは矛盾だ、願いのために人を殺める事を過ちと認識したままで勝ち抜けるはずがない。 かといって主が自分に込めた想いを汚す行為にはどうしても踏み切れない。 結論を出さなければならない、ただ状況に流されるのではなくリインフォース自身の聖杯戦争そのものに対する答えを。 【深山町・遠坂邸/夕方】 【泉こなた@らき☆すた】 [令呪]:3画 [状態]:精神的疲労(大)、深い悲しみ [装備]:携帯電話 ※ルルーシュ、陽介達と情報交換をしました 【ライダー(火野映司)@仮面ライダーOOO/オーズ】 [状態]:健康、強い後悔と無力感 【花村陽介@ペルソナ4】 [令呪]:3画 [状態]:精神的疲労(大)、悲しみと喪失感 [持ち物]:ミネラルウォーター@現実、カロリーメイト@現実・医薬品一式@現実 大学ノート@現実・筆記用具一式@現実・電池式充電器@現実・電池@現実 携帯電話*携帯電話には名無鉄之介の名前が登録されています 予備の服@現実・食料@現実・スパナ@現実 ※聖杯戦争のルールと仕組みを言峰神父から聞きました (意図的に隠された情報があるかもしれません) ※ルルーシュ、こなた達と情報交換をしました 【ランサー(アレックス)@ARMS】 [状態]:健康、ARMSの進化(進行度小) ※アサシン(ヴァレンタイン)が生存していることに気付きました 【名無鉄之介@私の救世主さま】 [令呪]:3画 [状態]:健康 [持ち物]:エロ本(大量)@現実・携帯電話@現実(携帯電話には花村陽介の名前が登録されています) 予備の服@現実・鳴上悠のクレジットカード ※聖杯戦争のルールと仕組みを言峰神父から聞きました (意図的に隠された情報があるかもしれません) ※ルルーシュ、こなた達と情報交換をしました 【キャスター(リインフォース)@魔法少女リリカルなのはA's】 [状態]:健康、自らの行動に迷い ※肉の芽の解除が可能です。ただし全力でやって誰にも邪魔されないのが条件です ※深山町を飛んでいた衛宮切嗣の使い魔を破壊しました ※遠坂邸に工房を作成しました ※深山町の各地にステルス性を高めたサーチャーを複数飛ばしています。主に遠坂邸、柳洞寺周辺、月海原学園を中心に索敵しています ※ガウェインからある術式の改良を依頼されました 【ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア@コードギアス反逆のルルーシュ】 [令呪]:1画 [状態]:健康 [装備]:携帯電話、ニューナンブ ※柳桐寺付近にNPCにギアスをかけました【柳桐寺に近づく奴がいたら連絡する】 ※アルトリアから別れてから今までに起こったことの詳細を聞きました ※こなた、陽介達と情報交換をしました 【セイバー(ガウェイン)@Fate/extra】 [状態]:健康 ※リインフォースにある術式の改良を依頼しました
https://w.atwiki.jp/persona4/pages/40.html
料理 勘違いされてる方が多いようなので注意書きお昼に誘う相手には各人好みの料理があります。これは料理が大成功している場合にのみ判定があることを前提として理解しておいて下さい。お昼に誘う相手によって会話は様々ですが、好物でない場合には「気に入ってもらえたようだ」、好物である場合には「特に好みだったようだ」との表示があるので編集・コメントをする際には注意しておいて下さい。お願いします。 お弁当を作れる日は家に帰ると、菜々子から「冷蔵庫がギューギュー」のメッセージ。冷蔵庫を開けるとお弁当を作れる(夜時間経過あり) 料理には選択肢により大成功・やや失敗・大失敗がある。大成功の場合 お昼に誘った相手の好感度が♪×2分上昇+「魚のエサ」×3入手さらに相手の好みだった場合(「特に好みだった」との表示あり)、さらに♪×2分上昇。(ただし画面に表示される音符の数自体は通常と同じ)また、対応ペルソナを所持しているとさらに好感度UPする模様。 やや失敗の場合は好感度変化なし(全員マズイ系コメント)だが、ランクUPに必要な好感度を満たしている状態だと「そろそろ、もっと仲が深まりそうだ」のメッセージが出る。出た場合はそれ以上好感度を上げても意味ないので、お弁当をあげても無駄。というように好感度チェッカーみたいな使い方が出来る。 大失敗の場合は魚のエサ5つ入手。翌日のお弁当タイムなし。 町の人たちとの日常会話の中で選択肢についてのヒントを得ることができる。もちろんヒントを聞かずとも常識やこのページに沿って作れば問題ない。 お弁当を作った場合、翌日の昼休みにコミュの相手を誘うか、1人で食べるかの選択肢。1人で食べた場合、どの料理でも(美味くても不味くても)一切リアクションも効果も無し。 なお、攻略中のダンジョン(救出前のキャラが存在する)があるとお弁当は作れない。 調理日 料理名 作り方 出来る物 効果(他人) 好物である人物 4月25日 豚のしょうが焼き 油に~包丁で~湯通し 魚のえさ5こ香ばしい豚のしょうが焼きカサカサ豚のしょうが焼き -♪2♪0 陽介千枝長瀬 5月12日 肉じゃが ふたをせずに~強火で~落しぶた~ くずれ肉じゃが魚のえさ5こほくほく肉じゃが ♪0-♪2 陽介千枝一条 5月24日 酢豚 片栗粉~小麦粉~酢で煮詰める つやとろスブタべたべたスブタ魚のえさ5こ ♪2♪0- 千枝長瀬 5月31日 焼肉弁当 砂糖醤油酢 砂糖たっぷり焼肉弁当醤油たっぷり焼肉弁当魚のえさ5こ ♪0♪2- 千枝長瀬 6月8日 カレー 小麦粉煮詰める膨らし粉 小麦粉カレー煮詰めたカレー魚のえさ5こ ♪0♪2- 陽介一条長瀬あい綾音 6月12日 ポテトサラダ マヨネーズと~ハムと炒める熱いうちに潰す 魚のえさ5こゴロゴロポテトサラダなめらかポテトサラダ -♪0♪2 雪子あい結実綾音 6月29日 ハンバーグ 表面の~真ん中を~串を刺して 魚のえさ5こウェルダンハンバーグジューシーハンバーグ -♪0♪2 千枝長瀬尚紀 7月6日 大学いも 網で焼く油で揚げる酒で煮る こんがり大学いももっちり大学いも魚のえさ5こ ♪0♪2- 雪子一条結実 7月12日 プリン バニラアイスオーデコロンバニラエッセンス でこぼこプリン魚のえさ5こなめらかプリン ♪0-♪2 完二あい結実綾音 7月14日 鶏の竜田揚げ 白玉粉小麦粉片栗粉 魚のえさ5こもっさり竜田揚げさっくり竜田揚げ -♪0♪2 陽介千枝雪子一条 7月29日 オムライス これぞ定番和洋の出会いハーブたっぷり気高い芳香 ケチャップ系ショウユ系プロヴァンス風地中海風 ♪2♪3♪1♪0 菜々子 9月4日 ごぼうとニンジンのきんぴら 砂糖と塩味噌と酢醤油とみりん こんがりきんぴら魚のえさ5こてりつやきんぴら ♪0-♪2 雪子結実 9月11日 茶巾ずし 笹の葉~薄焼き~茶の葉~ 緑の茶巾ずし黄金の茶巾ずし魚のえさ5こ ♪0♪2- 雪子りせ結実綾音 9月21日 ビシソワーズ 水牛乳白ワイン さっぱりビシソワーズコクうまビシソワーズ魚のえさ5こ ♪0♪2- 陽介りせあい 9月26日 ほうれんそうのゴマ和え ザルに~ゆっくり~ゴマと~ さっぱりゴマ和えみずっぽいゴマ和え魚のえさ5こ ♪2♪0- 雪子一条 9月29日 とんかつ 卵、小麦粉、パン粉小麦粉、パン粉、卵小麦粉、卵、パン粉 ザックリとんかつ魚のえさ5こサクふわとんかつ ♪0-♪2 千枝長瀬 10月2日 豚の角煮 みりん・砂糖・料理酒塩・砂糖・醤油塩・味噌・料理酒 豚のやわらか角煮豚のパサパサ角煮魚のえさ5こ ♪2♪0- 完二千枝長瀬 10月12日 コロッケ 低温中温高温 魚のえさ5こしっとりコロッケさくさくコロッケ -♪0♪2 陽介りせ千枝綾音尚紀 10月25日 焼き魚 遠火の強火近火の弱火近火の強火 こんがり焼き魚ミディアム焼き魚魚のえさ5個 ♪2♪0- 陽介雪子一条結実 11月1日 カリフォルニアロール 冷ましながら~冷めないように~混ぜた後~ 気高きカリフォルニアロール弁当魚のえさ5こパサつきカリフォルニアロール弁当 ♪2-♪0 完二直斗あい お弁当感想一覧 花村 陽介 ♪2料理 「うわ、うっめー。 何コレ、○○マジック? 俺なんか米炊くぐらいしか無理だっての」 ♪0料理 『ちょ、おまっ! な…なんだコレ、ひどいぞ!』 つーか食い物…なのか?』 里中 千枝(肉入り何でもOK) ♪2料理 「うっまー!! すごい、こんなの食べたことないよ!?」 うー、もっと食べたい! でも、食べ終わるのもったいない!!」 何というジレンマ…!!」 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「えっと… これ、あたしのために作ってくれたの? あ、ありがとね…」 ♪0料理 『ええーっ!? な、何これ!?』 すっごいマズッ!』 …あっ、ご、ごめん! ついウッカリ、あはは…』 天城 雪子(和食好み) ♪2料理 「わ、おいしい! ○○くんが作ったの?」 「味もいいし、見た目もきれい… うちの板前さんにならない? ってのは冗談だけど…」 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「…ううん、○○くんなら 大歓迎だけどね。」 ♪0料理 『あははははっ!』 やだ、これ、ドッキリ? 食べ物じゃないよね?』 巽 完二(甘党) ♪2料理 「ウマいっスよ、これ!」 「うちのお袋にもマネできねーな… また作ってきてくんねーっスか?」 ♪0料理 『おうコラ、 食いモン粗末にしちゃダメじゃねーっスか!』 うわ、何か口痛え! ナニ入れたんスか!?』 久慈川 りせ ♪2料理 「ん、おいしー! ○○先輩、天才! テレビで色々食べに行ったけど、全然負けてないよ、これ!」 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「先輩、ありがと…私のために。 すっごい嬉しい!!」 ♪0料理 『ちょ、ちょっと! これ食べちゃダメでしょ、ありえない!』 うっわ、油がくさい…うえっ。』 白鐘 直斗 ♪2料理 「おいしいです! ○○さん、何でもできるんですね…」 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「僕には到底… ぼ、僕も少し勉強しようかな」 ♪0料理 『すいません… 非常に言いにくいんですけど…』 とても…マズイです。』 ……。』 小西 尚紀 ♪2料理 「うん、うまいっすね。 ○○さん、そう見えて器用っすね。 全然いけるじゃないですか。」 ♪0料理 『ハァ…』 ……。』 何か、胃が…』 海老原 あい(甘党) ♪2料理 「何コレ、超おいしい! へー、アンタって意外にスゴイね。 アタシの好み、どっから聞いたの?」 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「これだったら将来結婚してあげてもー… って、や、冗談…だってば!!」 ♪0料理 『意味わかんない…何これ?』 呼び出してこんあのさぁ… 嫌がらせ?』 一条 康 ♪2料理 「うめー! これ。○○が作ったのか? 「オレも結構、自信あるけどさ、 これにはちょっと負けるかな…」 ♪0料理 『無い無い! 何だよこれ! 食いモンか?!』 これ、ある意味、才能だぞ。 すげーなー…』 長瀬 大輔 ♪2料理 「うまいな。 お前、料理できたのか。」 お代わり無いのか? まだまだいけるぞ!」 ♪0料理 『ぬあー! ぁんじゃこりゃ!!』 いっそ面白いなこれ。 一条にも食わせようぜ。』 松永 綾音(甘党) ♪2料理 「おいしいです! 先輩が作ったんですか!?」 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「尊敬しちゃいます。 私なんて、お菓子しか作れなくて… こ、今度食べてくださいね!」 ♪0料理 『キャッ! これ…何ですか?』 え、食べ物…ですか? 本当に?』 小沢 結実 ♪2料理 「あ、おいしいよコレ! コンビニ弁当とは違う味がする。 料理できる男っていいかも。 また作ってね。 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「…また食べさせてね!」 ♪0料理 『ひっど…!』 ぅぅ…でもこれも経験…かな…』 情報をお願いします お弁当をあげるとき対応ペルソナを持っていると好感度増加するのを確認、どちらも♪は2だが内部では増加している模様 (2008-08-12 14 00 06) プレイ (2010-06-04 19 22 22) コメント
https://w.atwiki.jp/persona4sub/pages/36.html
料理 勘違いされてる方が多いようなので注意書きお昼に誘う相手には各人好みの料理があります。これは料理が大成功している場合にのみ判定があることを前提として理解しておいてください。お昼に誘う相手によって会話はさまざまですが、好物でない場合には「気に入ってもらえたようだ」、好物である場合には「特に好みだったようだ」との表示があるので編集,コメントをする際には注意しておいてください。お願いします。 お弁当を作れる日は家に帰ると、奈々子から「冷蔵庫がギューギュー」のメッセージ。冷蔵庫を開けるとお弁当を作れる(夜時間経過あり) 料理には選択肢により大成功,やや失敗,大失敗がある。大成功の場合:お昼に誘った相手の好感度が♪×2分上昇+「魚のエサ」×3入手さらに相手の好みだった場合(「特に好みだった」との表示あり)、さらに♪×2分上昇また、対応ペルソナを所持しているとさらに好感度アップする模様。 やや失敗の場合は好感度変化なし(全員マズイ系コメント)だが、ランクアップに必要な好感度を満たしている状態だと「そろそろ、もっと仲が深まりそうだ」のメッセージが出る。出た場合はそれ以上好感度を上げても意味ないので、お弁当をあげても無駄。というように好感度チェッカーみたいな使い方が出来る。 大失敗の場合は魚のエサ5つ入手。翌日のお弁当タイムなし。 お弁当を作った場合、翌日の昼休みにコミュの相手を誘うか、一人で食べるかの選択肢。一人で食べた場合、どの料理でも(美味くても不味くても)一切リアクションも効果も無し。 なお、攻略中のダンジョン(救出前のキャラが存在する)があるとお弁当は作れない。 調理日 料理名 作り方 できる物 効果(他人) 好物である人物 4月25日 豚のしょうが焼き 油に~包丁で~湯通し 魚のえさ5こ香ばしい豚のしょうが焼きカサカサ豚のしょうが焼き -♪2♪0 陽介千枝長瀬 5月12日 肉じゃが ふたをせずに~強火で~落しぶた~ くずれ肉じゃが魚のえさ5こほくほく肉じゃが ♪0-♪2 陽介千枝一条 5月24日 酢豚 片栗粉~小麦粉~酢で煮詰める つやとろスブタべたべたスブタ魚のえさ5こ ♪2♪0- 千枝長瀬 5月31日 焼肉弁当 砂糖醤油酢 砂糖たっぷり焼肉弁当醤油たっぷり焼肉弁当魚のえさ5こ ♪0♪2- 千枝長瀬 6月8日 カレー 小麦粉煮詰める膨らし粉 小麦粉カレー煮詰めたカレー魚のえさ5こ ♪0♪2- 陽介一条長瀬あい綾音 6月12日 ポテトサラダ マヨネーズと~ハムと炒める熱いうちに潰す 魚のえさ5こゴロゴロポテトサラダなめらかポテトサラダ -♪0♪2 雪子あい結実綾音 6月29日 ハンバーグ 表面の~真ん中を~串を刺して 魚のえさ5こウェルダンハンバーグジューシーハンバーグ -♪0♪2 千枝長瀬尚紀 7月6日 大学いも 網で焼く油で揚げる酒で煮る こんがり大学いももっちり大学いも魚のえさ5こ ♪0♪2- 雪子一条結実 7月12日 プリン バニラアイスオーデコロンバニラエッセンス でこぼこプリン魚のえさ5こなめらかプリン ♪0-♪2 完二あい結実綾音 7月14日 鶏の竜田揚げ 白玉粉小麦粉片栗粉 魚のえさ5こもっさり竜田揚げさっくり竜田揚げ -♪0♪2 陽介千枝雪子一条 7月29日 オムライス これぞ定番和洋の出会いハーブたっぷり気高い芳香 ケチャップ系ショウユ系プロヴァンス風地中海風 ♪2♪3♪1♪0 菜々子 9月4日 ごぼうとニンジンのきんぴら 砂糖と塩味噌と酢醤油とみりん こんがりきんぴら魚のえさ5こてりつやきんぴら ♪0-♪2 雪子結実 9月11日 茶巾ずし 笹の葉~薄焼き~茶の葉~ 緑の茶巾ずし黄金の茶巾ずし魚のえさ5こ ♪0♪2- 雪子りせ結実綾音 9月21日 ビシソワーズ 水牛乳白ワイン さっぱりビシソワーズコクうまビシソワーズ魚のえさ5こ ♪0♪2- 陽介りせあい 9月26日 ほうれんそうのゴマ和え ザルに~ゆっくり~ゴマと~ さっぱりゴマ和えみずっぽいゴマ和え魚のえさ5こ ♪2♪0- 雪子一条 9月29日 とんかつ 卵、小麦粉、パン粉小麦粉、パン粉、卵小麦粉、卵、パン粉 ザックリとんかつ魚のえさ5こサクふわとんかつ ♪0-♪2 千枝長瀬 10月2日 豚の角煮 みりん・砂糖・料理酒塩・砂糖・醤油塩・味噌・料理酒 豚のやわらか角煮豚のパサパサ角煮魚のえさ5こ ♪2♪0- 完二千枝長瀬 10月12日 コロッケ 低温中温高温 魚のえさ5こしっとりコロッケさくさくコロッケ -♪0♪2 陽介りせ千枝綾音尚紀 10月25日 焼き魚 遠火の強火近火の弱火近火の強火 こんがり焼き魚ミディアム焼き魚魚のえさ5個 ♪2♪0- 陽介雪子一条結実 11月1日 カリフォルニアロール 冷ましながら~冷めないように~混ぜた後~ 気高きカリフォルニアロール弁当魚のえさ5こパサつきカリフォルニアロール弁当 ♪2-♪0 完二直斗あい お弁当感想一覧 花村 陽介 ♪2料理 「うわ、うっめー。 何コレ、○○マジック? 俺なんか米炊くぐらいしか無理だっての」 ♪0料理 『ちょ、おまっ! な・・・なんだコレ、ひどいぞ!』 つーか食い物・・・なのか?』 里中 千枝 ♪2料理 「うっまー!! すごい、こんなの食べたことないよ!?」 うー、もっと食べたい! でも、食べ終わるのもったいない!!」 何というジレンマ…!!」 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「えっと… これ、あたしのために作ってくれたの?) あ、ありがとね…」 ♪0料理 『ええーっ!? な、何これ!?』 すっごいマズッ!』 ・・・あっ、ご、ごめん! ついウッカリ、あはは・・・』 天城 雪子(和食好み?) ♪2料理 「わ、おいしい! ○○くんが作ったの?」 「味もいいし、見た目もきれい… うちの板前さんにならない? ってのは冗談だけど…」 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「…ううん、○○くんなら 大歓迎だけどね。」 ♪0料理 『あははははっ!』 やだ、これ、ドッキリ? 食べ物じゃないよね?』 巽 完二(甘党) ♪2料理 「ウマいっスよ、これ!」 「うちのお袋にもマネできねーな… また作ってきてくんねーっスか?」 ♪0料理 『おうコラ、 食いモン粗末にしちゃダメじゃねーっスか!』 うわ、何か口痛え! ナニ入れたんスか!?』 久慈川 りせ ♪2料理 「ん、おいしー! ○○先輩、天才! テレビで色々食べに行ったけど、全然負けてないよ、これ!」 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「先輩、ありがと…私のために。 すっごい嬉しい!!」 ♪0料理 『ちょ、ちょっと! これ食べちゃダメでしょ、ありえない!』 うっわ、油がくさい・・・うえっ。』 白鐘 直斗 ♪2料理 「おいしいです! ○○さん、何でもできるんですね…」 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「僕には到底… ぼ、僕も少し勉強しようかな」 ♪0料理 『すいません・・・ 非常に言いにくいんですけど・・・』 とても・・・マズイです。』 ・・・・・・。』 小西 尚紀 ♪2料理 「うん、うまいっすね。 ○○さん、そう見えて器用っすね。 全然いけるじゃないですか。」 ♪0料理 『ハァ・・・』 ・・・・・・。』 何か、胃が・・・』 海老原 あい(甘党) ♪2料理 「何コレ、超おいしい! へー、アンタって意外にスゴイね。 アタシの好み、どっから聞いたの?」 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「これだったら将来結婚してあげてもー… って、や、冗談…だってば!!」 ♪0料理 『意味わかんない・・・何これ?』 呼び出してこんあのさぁ・・・ 嫌がらせ?』 一条 康 ♪2料理 「うめー! これ。○○が作ったのか? 「オレも結構、自信あるけどさ、 これにはちょっと負けるかな…」 ♪0料理 『無い無い! 何だよこれ! 食いモンか?!』 これ、ある意味、才能だぞ。 すげーなー・・・』 長瀬 大輔 ♪2料理 「うまいな。 お前、料理できたのか。」 お代わり無いのか? まだまだいけるぞ!」 ♪0料理 『ぬあー! ぁんじゃこりゃ!!』 いっそ面白いなこれ。 一条にも食わせようぜ。』 松永 綾音(甘党) ♪2料理 「おいしいです! 先輩が作ったんですか!?」 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「尊敬しちゃいます。 私なんて、お菓子しか作れなくて… こ、今度食べてくださいね!」 ♪0料理 『キャッ! これ・・・何ですか?』 え、食べ物・・・ですか? 本当に?』 小沢 結美 ♪2料理 「あ、おいしいよコレ! コンビニ弁当とは違う味がする。 料理できる男っていいかも。 また作ってね。 (以下、コミュが高いときのみ追加) 「…また食べさせてね!」 ♪0料理 『ひっど・・・!』 ぅぅ・・・でもこれも経験・・・かな・・・』 情報をお願いします お弁当をあげるとき対応ペルソナを持っていると好感度増加するのを確認、どちらも♪は2だが内部では増加している模様 (2008-08-12 14 00 06) コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8455.html
前ページ次ページゼロのペルソナ 始祖ブリミル像が置かれた礼拝堂には3人の人物がいた。 一人はウェールズ皇太子。3人だけの結婚式を取り仕切っている。 一人はワルド子爵。この結婚式の新郎。 最後の一人はルイズ。新婦である。 ルイズはぼんやりと考え込んでいた。 なぜ自分は姫さまの手紙を受け取りに来た戦場で式を挙げているのだろう? 式の執り行いをしているウェールズはアンリエッタ姫の大切な人、おそらく、いや間違いなく恋人であろう。 なぜ彼はにこやかに他の人間の結婚を祝福をしているのだろう? 彼がこれから向かうのは恋人のいるトリステインではなく死を敷き詰めた戦場だというのに。 傍らに立つのはワルド。ちらりと見ると、彼はにこりと笑いかけてくれる。 なぜ自分は結婚するのだろう? 「新郎、子爵ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド。汝は始祖ブリミルの名において、このものを敬い、愛し、そして妻とすることを誓いますか」 ワルドは重々しく頷いて、杖を握った左手を胸の前に置いた。 「誓います」 ウェールズはにこりと笑って頷き、今度はルイズに視線を移した。 次はわたしの番であろうか。きっとそうだろう、結婚には新郎と新婦しかいないのだから。 未だにルイズは現実感をつかみかねていた。三人しかいない広間がひどくボンヤリしたものに感じられる。 ふわふわとした感覚の中、思い出したのはなぜか自分の使い魔のことだった。 昨夜の彼の横顔が自然と脳裏に甦る。ひどく楽しそうに彼は色々な思い出を語ってくれた。 中にはどこにでもありそうなバカをやった話からとても信じられないような話まで。 でもきっと全て本当のことなのであろう。彼はまるで本当のことのように、楽しそうに笑いながらウソをつける人間ではない。 自分も聞いてもらえばよかった。 結婚に悩んでいること。自分に自信が持てないこと。 それにこれ自分がどうすべきなのか。 話せばよかった。 完二と話がしたい。 ウェールズはルイズの様子に気付かずに婚約の儀式を執り行う。 「新婦、ラ・ヴァリエール公爵三女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。汝は始祖ブリミルの名において……」 しかし、ウェールズの言葉は最後まで続けらなかった。 バンと扉を開けられる音と同時に声も響き渡る。 「その結婚式ちょーーっっと待つクマ!」 それはまぎれもないクマの声だった。式を行っていた三人は予想外の声にいぶかしげに振り返る。 開かれた扉からやってくるのはクマだけでなく、その主のキュルケ、そしてルイズの使い魔である完二だ。 ルイズはポカンとしていが、自分の結婚式を中断させたのがクマであり、 自分の使い魔である完二はクマにおとなしく続いていることに腹が立ってきた。 どうしてあんたはのこのことクマの後ろについて来ているのよ。と理不尽にも近い怒りが湧き起こる。 だがワルドの様子は憤然とするルイズや半ば呆然とするウェールズと異なるものだった。 ワルドは彼らの姿を見とがめて表情を鋭くしルイズに突然手を伸ばしてくる。 彼がなぜそのような表情をするのか、彼が何をしようとしているのか。ルイズには理解できない。 ワルドが手を伸ばしてくることに反応できないルイズ。その時、完二の声が響く。 「ペルソナァ!」 ルイズとワルドの傍に以前ルイズも目にしたことがある完二のペルソナ、ロクテンマオウが現れた。 ワルドはトクテンマオウを視界に認めた瞬間に飛び退いた。 ワルドが飛び退いた一瞬の後、彼の立っていた場所にはロクテンマオウの得物が振り下ろされていた。 ワルドがさらに距離をとる一方、ルイズの元に完二、キュルケ、クマがやって来る。 「大丈夫?ワルドになにかされなかった?」 キュルケが心配そうに尋ねてくるが質問の意図がつかめない。 同じく突然の展開に呆然としていたウェールズがはっと気を取り戻し、婚約の儀式を邪魔した者を叱り付ける。 「きみたちこれはいったいどういうつもりだ!」 「花嫁をさらいに来たクマ」 「なにを言って……」 「おい、ワルド!テメエよくもルイズをさらおうとしやがったな……!」 ウェールズの更なる質問は完二の大声で中断させられたが、重要なのは完二の言った言葉だった。 えっ?とルイズはワルドを見る。彼の顔にもルイズやウェールズと同じ困惑が浮かんでいる。 彼もこの状況が理解できないように見える。 ルイズの脳裏に先ほどの厳しい顔が思い出された。あれはなんだったのか、見間違いだったのだろうか。 「なんのことだい?」 「とぼけんな!仮面つけてオレたちを襲ったことを忘れたとは言わせねえぞコラ!」 仮面をつけて襲う?まさかラ・ロシェームで、自分を抱えて逃げようとした襲撃者がワルドだというのか。 ルイズはじっとワルドの顔を見た。彼は否定しない。 そして否定しない以上に完二の言葉を真実だと肯定するのはその様子だ。 戸惑っていたような表情をしていたのが、冷徹な、研ぎ澄ましたような剣のような雰囲気を帯びていく。 完二たちは身構えた。ウェールズも何をしたらいいかまだわからないようだが、事態の変化に気付いたようだった。 しかし、ワルドは彼らのことを気にしないというように、じっとルイズだけを見つめてくる。 「ルイズ、僕と一緒に行かないかい」 彼の雰囲気は鋭いものから更に変化していてもはや異常とさえいえる。 たまらずと言った様子でキュルケが言う。 「あなた何言って……」 その声に覆いかぶさるような大声で言った。 「世界だ、ルイズ!僕は世界を手にいれる!そのためにきみが必要なんだ!きみの能力が!きみの力が!」 叫び終わったあとにワルドは先ほどまでの狂気がウソのように穏やかな笑顔を浮かべた。 「一緒に行こう、ルイズ。幸せになろう」 一転した優しい言葉、しかしそれは先ほどまでの姿を忘れさせるものには足りない。 ルイズは確信した。そして自分がこれからどうするべきかも知る。 いつの間にかワルドだけでなく完二たちも見つめていた。不安そうな顔をする彼らにルイズは言葉をかける。 「ねえ、カンジ、あなた前にわたしを危ない目から守るって言ったのになんの役にも立たなかったわね」 「お、おう」 完二はいやに素直に答えた。 「今度はちゃんと間に合ったじゃない。ご主人さまとして褒めてあげるわ」 「ルイズ……!」 使い魔に報いるように笑いかけてからルイズは婚約者、いや元婚約者を睨みつける。 「ワルド、昔あなたが好きだったかもしれないわ。恋だったかもしれない……。で今のあなたはわたしを見てない。 あなたが好きだというのはわたしにあるという、ありもしない魔法の才能だけ。そんな理由で結婚しようなんて、こんな屈辱ないわ!」 ワルドの顔から先ほどまでの優しい表情は消え去った。全員へと語るような口調でワルドは喋り始める。 「わたしの目的の一つは潰えたわけだ」 「んだとぉ?」 「ルイズ、きみを手に入れることだ」 「当然よ!」 「そして……」 ワルドは突然二つ名の閃光のように素早く杖を引き抜き、呪文の詠唱を完成させた。 ワルドは風のように身を翻らせ、ウェールズの胸を青白く光る杖で貫いた。 「き、貴様……、『レコン・キスタ』……」 ウェールズの口からどっと鮮血があふれる。 「貴様の命だ、ウェールズ」 完二たちは呆然と目の前の光景を見ていた。 ルイズを守るために構えていたが、突然のウェールズへの攻撃に反応できなかった。 「貴族派!あなた、アルビオンの貴族派だったのね、ワルド!」 「そうともいかにも僕は、アルビオンの貴族派『レコン・キスタ』の一員さ。さて、ルイズ。最後にきみの胸ポケットにある手紙を頂いていくよ」 言い終わるか言い終わらないかの瞬間、完二がデルフリンガーを引き抜き、思いっきりワルドに叩きつけるように振りかぶる。 完二の攻撃をバックステップしてワルドは避けた。完二は武器を構え直す。 「キュルケ!ルイズを守ってやってくれ!」 「わかったわ」 「クマは王子さまを治すクマ」 クマがピョコピョコと歩いて地面に伏したウェールズに近寄る。 「無駄なことを。致命傷だ」 「やってみなきゃわかんねえだろーが!さあ、テメーとオレ、サシで勝負だ!」 ワルドはニヤリと笑った。 「決闘では僕の勝ちだったね?」 「へっ、二回も転ぶと思うなよ!」 完二が啖呵を切るとその手にあるデルフリンガーは柄の装飾部分をかちゃかちゃと音を立てながら喋り始めた。 「相棒!心が震えてるじゃねーか!悪くねー、俺も本気を見せてやる」 そう言うとデルフリンガーは突如輝き始める。輝きながらデルフリンガーは姿を変えていく。 発光を終えたデルフリンガーはサビに覆われた古い剣ではなかった。輝くような銀色の剣に様変わりしている。 「こいつぁ……」 「驚いたか、相棒?」 「お、おお!オマエこんなことできんのかよ!?」 「もちろん小奇麗になっただけじゃねえぜ」 「わかってるよ」 完二はぎゅっとデルフリンガーを握り直す。 体中に力を感じる。テレビの中での世界風に言うなら攻撃、防御力、命中・回避アップといったところか。たいした効果を持った剣だ。 「面白いものを見せてもらった。代わりに僕も面白いものを見せてあげよう」 ワルドは杖を立て呪文を紡ぐ。 「ユビキタス・デル・ウィンデ……」 呪文が完成すると、ワルドと全く同じ姿をしたものが4人現れた。遍在の呪文である。 ワルドは現在、遍在と本物のワルドと合わせて5人存在することになる。 「ク、クマー、ワルドが増えたクマ!」 「4人も遍在を……」 「なんという使い手だ」 二人の勝負を見守っていたクマとキュルケ、それにウェールズが驚嘆の声を上げた。ウェールズが立っているのはクマの回復が終ったためであろう。 ワルドはウェールズが平然として回復していることに驚いたようだったが、動揺はすぐに表情から消えた。 どうやらワルドはこれから戦いだろ言う時に別のことを引きずるようなことはしないらしい。 「カンジ、助太刀するクマ!」 自分の仕事をすでに終えたクマは完二に手助けを提案する。だが完二はその提案を退ける。 「やめろ!コレはオレとワルドとの勝負だ」 すでにサシと言った手前、クマの手は借りられない。 「でもでも敵は5人クマよ!」 「問題ねーよ、ちょーどいいハンデだぜ」 そして完二はワルドが5人だろうと10人だろうと負ける気がしなかった。心が震えてそれを教えている。 戦いが始まった。 五体のうち三体の遍在の杖に目に見えるエネルギーを纏わせる。まるで剣のようだと思った。 完二の思った通り、杖を剣にする呪文らしくその三体は接近戦を挑みかかってきた。 だが三人を相手にしても完二は全くひけをとらない。それどころか押しているのは完二だ。 デルフリンガーの力によって完二は体が軽く、そして体中に力が満ちていた。 戦いながら完二は先ほど船着場を飛び出してからのキュルケとの会話を思い出す。 「ねえ、カンジ。どうしてあなたルイズを助けるの?」 階段を駆け上がっているときにキュルケは尋ねてきた。 「はあ?んなこと言ったらクマや花村センパイだって……て、アレ?いねーなセンパイ?」 陽介は付いて来ていない。おそらくなにか考えがあってのことであろうと完二は納得した。 「あの子たちはあなたの付き添いでしょ。どうしてあなたはあの子に肩入れするの。別に好きだからってわけでもないんでしょ?」 「たりめーだ」 ルイズのことが好きだから助けるなどということはない。というかなぜそういう話になるかすらわからない。 「助ける理由なんて困ってるからで十分だろ」 ふうんとキュルケはなにか面白いものを見るようにしていた。 そうだ、好きどころではない。ルイズは完二にとって最も気に食わないタイプの女性だ。 エラそうにしてすぐに怒る。 この世界に召喚されてすぐに服を洗わうように命令されたことを思い出す。 なんでも出来るみたいな顔をして出来もしないことをしようとする。 ルイズがアンリエッタから任務を引き受けたときのことを思い出す。 本当は悩んでいるのに肩肘張って自分を強く見せようとする。 昨晩見た小さな背中を思い出す。 悩んでいるのに強がって、そんな姿を見せられれば助けるしかないではないか。 ルイズのことを考えると完二の心は震える。体は軽くなり、力が体中を巡る。 完二の激しい攻撃で防戦一方になっている三体の遍在。 一体をまさに仕留めようとする時に、白兵戦に参加していなかったうちの一人が風の魔法を完二に向かって放ってくる。 雷ではなく、風の攻撃だ。致命傷にはならないから耐え切ってみせようと完二は体で受け止めようとする。 しかし手にあるデルフリンガーがそれを制止する。 「相棒、俺で防げ!」 完二はデルフリンガーに言われるがまま構えた。すると風の刃は剣に吸い込まれていった。当然、完二の体には傷一つできない。 驚いて完二は剣に問うた。 「お前、魔法吸い込めるのか?」 「すげーだろ?」 完二はにやりと笑う。デルフリンガーも顔があったら笑っていただろう。そういう雰囲気だ。 これでワルドは電撃の魔法だけでなく、風の魔法も使えなくなる。しかも白兵戦でも押し負けているのだ。 ワルドの旗色が一気に悪くなる。 「くっ、一旦下がるぞ!」 ワルドたち完二から離れた。おそらく次の攻撃に移るためのインターバルだろう。だが、それは致命的な判断ミスだ。 完二の前に金色に輝くカードが現れる。 「ペルソナァ!」 姿を現したロクテンマオウはギザギザした雷状の得物を地面に突き刺すとそれを両の拳で打ち砕いた。 ロクテンマオウは魔力を解き放ち、電撃が5人のワルドを襲う。 マハジオ、広範囲に電撃を起こす魔法だ。最下級魔法であるが、完二の持つスキル電撃ブースタ、電撃ハイブースタによってその威力は引き上げられている。 普通の人間ならば一撃で戦闘能力を喪失する。 全ての遍在は消え、残ったのは地面に伏した本物のワルドだけである。 「馬鹿な……こんな……」 シビれでビクリと体を震わしながらワルドは呻いている。 完二は勝利した。 ルイズ、クマ、キュルケ、ウェールズが歓声を上げて近寄ってくる。 「すごいじゃないか!スクエアを倒すなんて」 「カンジ、惚れ直したわ!」 「さっすがカンジクマ」 「やるじゃない、カンジ!」 ウェールズ、キュルケ、クマ、ルイズが口々に完二を褒める。 「へっ、よせよ。これくらい」 完二もなんだか照れくさい。 だが勝利に酔っている間もなくウェールズはすぐに話を現実的な問題に切り替えた。 「で、これから君たちはどうするんだい?」 「どうするって……」 「もう最後の船は出てしまったているはずだ。すぐにでもこの城は戦場になるだろう」 完二、クウマ、キュルケは顔を見合わせる。どうしようかと言った具合だ。 はあ、とルイズは溜め息をつく。 「あんたら事前に考えてなかったの?」 「ほら衝動的に……ね?」 キュルケの言葉に再びルイズは溜め息をついた。 どうしようかと顔を見合わせている時、開け放されたままになっていた扉から大小二つの影が入ってきた。 陽介とタバサである。 「あ、センパイ。ずいぶん遅かったスね。もう終わっちまったぜ」 「みたいだな。んじゃ、さっさとトンズラするぞ」 そう言うと、陽介とタバサは走って、先ほど入ってきた扉から出て行った。完二たちもなにか考えがあるらしい二人の後を追う。 辿り着いた場所は港であった。当然、非難民を乗せる最後の船は全て出港していた。 「船、出てるじゃない」 キュルケがそう言うと、タバサは首を振り、端っこを指指した。 そこに一つの船があった。 「あら、まだあったの?じゃあ、さっさとあれに乗って……」 「風石がもはやない」 しかしウェールズが絶望的な現実を告げた。 陽介は頷いた。 「たしかに残ったわずかな風石を全部譲ってもらいましたけど、それでも必要量の一割もないそうです」 「じゃあ、どうするの?」 ルイズはイライラしているように言う。 「落ち着けって、ルイズ。足りないなら補えばいいんだ」 「補うって……?」 「わたしと彼」 彼というところで陽介を杖で指しながらタバサは言った。 「大丈夫なのか?」 ウェールズが心配そうに言う。 「大丈夫」 「ここまで来たらやるっきゃないんで」 タバサと陽介は強い意思を瞳に宿らせている。 「信頼してるわ」 キュルケは親友とその使い魔にウインクをしてみせる。 「クマ、タバサチャンを信じてるクマ。あ、もちろん陽介も」 「オマケみたいに言うな!」 クマはその口調とは裏腹に、言葉には信頼が満ちている。 「オレのタマ、預けるぜ」 「頼むわよ」 ルイズと完二は陽介とタバサに言った。 「おう、任せろ」 陽介が威勢よく応え、タバサも任せてというように頷いた。 「あ、そうだウェールズ皇太子、ひとつお願いがあるんですけど」 「なんだい?」 「この船動かすの俺たちだけじゃ無理なんで船乗りを貸してくんないっすかね。出来るだけ多く」 陽介の図々しいとも言える要求に少しウェールズはポカンとしてから笑い始めた。 「ははは、そうかうっかりしてたよ。確かに船乗りが必要だ。で、出来るだけ多くかい?」 「はい、出来る限り多く」 陽介は重要なことだというように強調する。 完二は陽介の意図を理解した。 できる限りこの戦場から人を逃がしたいのだ。たとえ彼ら自身がそれを望まなくとも。 自分たちは船に関しては素人。動力をなんとかしても船を操ることはできない。 そして客である自分たちに何かあったら彼らの面子に関わることであるので彼らは断れないだろう。 「クマくんには命を助けてもらったうえ、大使を安全に送れないとなっては貴族の名折れ。手配しよう」 しばらくするとウェールズは10人の船員を連れてきた。 死ぬつもりだったためか不本意そうな顔をしたが、ウェールズに叱咤激励を受け、その顔は引き締まったものになる。 彼らに加えてルイズたち6人が船に乗り込む。 その際にウェールズはクマに感謝の言葉を述べた。 「ありがとう、クマくん。きみの魔法は、どんな水の魔法も秘薬も効かないような致命傷からわたしを救ってくれた。 きみのおかげでわたしは戦場で立派に死ぬことが出来る」 クマは悲しそうな顔を浮かべる。 「クマはー、死ぬために王子さまを助けたんじゃないクマよ……」 ウェールズは微笑みを浮かべただけで何も答えなかった。 全員が船に乗り込み、準備が終わったときにウェールズが岸で大声を上げた。 「勇敢な我らが友に、敬礼!」 ルイズたち一行を乗せた船は港に集まった魔法使い、兵士の敬礼で送り出された。 「はあ、地面がこれほど恋しく思えたこともなかったわね……」 「まったくね……」 珍しくルイズはキュルケに同意する。 現在、彼女らは船の上にいたが、その船は空の上でも、当然海の上でもなく陸の上にあった。 ニューカッスル城を出港して2時間以上のフライトの末に彼女らの乗る船は草原へと不時着した。 燃料である風石は出港してすぐに切れて、ほとんど人力による飛行であった。 ウェールズがつけてくれた10人の中にいた4人の風の魔法使い、そしてタバサと陽介、彼らが船を飛ばした。 とはいえ実質的に船の浮力を作っていたのは陽介一人で、他は全てサポートであった。 船を浮かすとは大変な魔力のいることであり、多少のサポートで風石の使用量を減らすことが出来ても単体で飛ばすことなど普通ならば出来ない。 そういう意味で陽介は異常であった。 彼は本来風石が入れられるはずの動力源に終始、魔力を送り続けた。 もし彼がいなければ船は出航後、30分もしないうちに地面へと真っ逆さまだったろう。 今回の最大の功労者というほかない。そういうわけで現在、陽介は甲板でぐーすかと寝ているのも、文句はない。 いつの間にやらタバサがそれに寄り添って寝ているのもだ。彼女も魔力を使い切っている。 しかし…… 「なんでこいつらも寝てるのよ……」 「さあ……」 甲板で寝ているのは陽介とタバサ、それにクマと完二だ。陽介が寝るなり二人も彼に倣うというように寝始めたのだ。 他の船員はみな船室に入っている。おそらくそこで寝ているのだろう。 「いいんじゃない。別にわたしたち待つ以外することがないわけだし」 キュルケの言うことはもっともなのでルイズも反論はしない。 現在、船はトリステイン国内の草原にあるのだが、近くに村落もない。それに船は不時着の際に船底部分が相当破損したのでもう浮かすこともできない。 そういうわけで現在彼らは誰かが船の飛ぶ姿を見て、その通報を聞きつけたトリステイン兵でもやってくるのを待つ他ない身だ。 「それにあの子もあなたのために戦ったんだからそれくらい許してあげなさい。」 そういうとキュルケは、わたしも寝ると言ってクマに寄り添って寝始めた。 わかってるわよ。ルイズは口の中で言った。 ルイズは音を立てないようにしのび足で仰向けに寝ている完二に近づいた。 彼の顔はなんとも無防備で、間抜けな笑顔だ。マユゲがないためかいかつい印象も与える。 タバサも、キュルケも自分の使い魔に寄り添って寝ている。なんとなく自分も完二の隣で仰向けになってみる。 視界いっぱいに広がる青い空。空に残月が彼女の気を引く。青い空に消されそうになっている淡い月だ。 昨晩、スヴァルの月夜だったためその影は一つである。完二の言葉によると完二のいた世界は月が一つだけの世界らしい。 月が二つ現れることがないなどありえないような話だが、ルイズは完二の話を信じると決めている。 今、見える空は彼の世界の空と同じ景色なのであろうか。 そう思いながら彼女は眠りに着いた。 前ページ次ページゼロのペルソナ
https://w.atwiki.jp/wiki11_library/pages/288.html
経済・自由・平等 切り離しては考えられない。 マクロ経済と公共の福祉(の関係) マクロ経済学の古典と教科書 雇用・利子および貨幣の一般理論 /ケインズ プロテスタンティズムと資本主義の精神 /マックス・ウェーバー(カテゴリー民族の発展─西洋歴史 から参考) 新訂 経済学入門 /林 敏彦 新しい経済学 動学的一般均衡のマクロ経済学―有効需要と貨幣の理論 /大瀧雅之 マクロ経済学から見た現代 「人口減少経済」の新しい公式 現代マクロエコノミックス ベッカー教授の経済学ではこう考える 経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには 公共の福祉とグローバリズムの相克 アダム・スミスの誤算─幻想のグローバル資本主義(上) /佐伯 啓思 ケインズの予言─幻想のグローバル資本主義(下) /佐伯 啓思 人間にとって経済とは何か /飯田経夫 悪夢のサイクル 新版年収300万円時代を生き抜く経済学 /森永卓郎 緊急版年収120万円時代生き抜くための知恵と工夫 /森永 卓郎 乱世を生きる市場原理は嘘かもしれない /橋本 治 経済の発展と未来 経済発展の理論(上)(下) /シュムペーター 貧困の終焉─2025年までに世界を変える /ジェフリーサックス 空間経済学 /ポール・クルーグマン他 市場社会の思想史/間宮 陽介 私的所有論 /立岩 真也 21世紀の資本主義論 /岩井克人 経済成長理論入門 /チャールズ・I. ジョーンズ 経済・自由・平等のバランス 増補 ケインズとハイエク─「自由の変容」 /間宮陽介 ケインズ /西部 邁 自由の平等─簡単で別な姿の世界 /立岩真也 市場社会の思想史─「自由」をどう解釈するか /間宮陽介 バブル経済と失われた15年 経済政策 経済政策を歴史に学ぶ /田中秀臣 金融 /岩田規久男 日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日 /フルフォード ポスト・バブルの金融政策 低迷する消費 貧乏クジ世代 /香山リカ 文化不況 /白田 秀彰(論文コピペ) ジャーナリズム 謀略の思想反ケインズ主義 /丹羽春喜 マネーロンダリング入門―国際金融詐欺からテロ資金まで /橘 玲 法王暗殺 人間を幸福にしない日本というシステム /ウォルフレン 不平等社会日本―さよなら総中流 ワーキングプアと偽装請負 (準備中)月に響く笛─耐震偽装 /藤田 東吾 (準備中)幸せを奪われた働き蟻国家日本 /ウォルフレン+フルフォード 関連書籍(他ジャンルに分類) 日本の文化 だれが本を殺すのか上・下/佐野 眞一 日本の独立とアジアの独立 経済政策を歴史に学ぶ/田中秀臣 概説日本経済史近現代第2版/ アナーキズム大杉栄がハチャメチャな人だったって事は分かった。それ以上何か主張あるのかな? 今後の入荷予定、いずれ欲しいものリスト グローバリゼーション・新自由主義批判事典新自由主義+マネーロンダリングの組み合わせが読めそう。
https://w.atwiki.jp/gamerowa/pages/101.html
【名前】レッド 【出展】ポケットモンスターシリーズ(赤緑青黄、金銀、FRLG、HGSS) 【種族】人間 【性別】男性 【年齢】不明(10代中盤?) カントー地方のマサラタウン出身の少年。幼馴染でライバルのグリーンと共にオーキド博士から ポケモンとポケモン図鑑を託されたことから、彼の長い旅が始まった。 様々な経験を経て成長していった彼は、各地のジムリーダーに勝利し、悪の組織ロケット団を壊滅させる。 そして、セキエイ高原のポケモンリーグでのグリーンとの戦いに勝利し、リーグチャンピオンとなった。 その後、チャンピオンの座を降りたのか、ジョウト地方にあるシロガネ山の山頂で、一人修行の日々を送っている。 【人称】 一人称→? 二人称→? 【関連人物への呼称】 全て不明。喋らないので。 【参戦時期】 金銀主人公との戦い直後。 本編での動向(本編ネタバレ含みます) + 開示する 初登場話 とある廃人の記録 登場話数 5 最新話 アフターダーク スタンス マーダー→ステルスマーダー 現在状況 右手首損傷、右肩脱臼(右腕は使い物にならないレベル)、精神疲労少、精神的安堵感および高揚感、痛覚麻痺、帽子無し 支給品 コルトパイソン、ミニ八卦炉 開始直後、タケシを襲うが逃げられる。彼は完全にポケモン廃人で、あの少年(金銀、HGSSの主人公)との戦いの為ならなんでもする模様。次に博麗霊夢を八卦炉で襲うも撃退される。その後、バルバリシアとアカギの戦闘があった研究所を訪れる。そしたら今後のキーアイテムであろうクリスタルをゲット。そこに博麗霊夢、サカキが訪れる。軽い戦闘になったがレッドの方が一枚上手であったらしくはがねの剣を奪い、戦闘に勝利。その後一人で戦うのは困難だと感じたのか使える手駒を探すことに。そしたらあのポケモンにストーカーされていることに気付く。そのポケモンから逃げる様に走ってたら、そこにはキャッハウフフしてた花村陽介とツンデレのルビカンテが。ホモの変態だあああああ!!! 変態に囲まれ取り乱したが、使える手駒だと信じ情報交換を開始。 キャラとの関係 キャラ名 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 グリーン グリーン 君 ライバル『だった』 本編では遭遇せず タケシ タケシ ニビシティジムリーダー。殺し損なう とある廃人の記録 サカキ サカキ 君 改心させた。だがここにいるサカキは『3年前のサカキ』と認識 I m Not Okay (I Promise) キョウ キョウ 忍者 本編では遭遇せず 博麗霊夢 名前を知らない 巫女 撃退される IN THE MIDDLE OF CHAOS 花村陽介 陽介 ホモの馬鹿 アフターダーク ルビカンテ ツンデレのルビカンテ ホモの変態 アフターダーク
https://w.atwiki.jp/sinjitsurowa/pages/36.html
「笑えないジョークだ。」 紫と黒を混合させたジャケットが特徴的な男、 黒鋼スパナは一人彼にとってのいつもの口癖を街中で呟く。 羂索によって始まったバトルロワイアルは本当に笑えないジョークだ。 悪辣さはグリオン程かどうかは比べるのはともかくとして、悪趣味にもほどがある。 人間同士の醜い争いはうんざりだ。血眼になってケミーを探そうとする民間人やマルガムになる犯罪者。 いやというほど見てきたというのに謎の存在によってまたも人同士の醜い争いを要求してくる。 無論、彼は乗る気などない。確かに彼は時折ドライなところもあるが、 一度はマルガムもケミーも、そして仮面ライダーもいない平和な世界を作るべく覚悟した男だ。 殺し合いなんてもので理想をかなえるなど、本末転倒である。 「……」 一ノ瀬宝太郎がいたことはあの舞台でも確認できた。 あのお気楽な錬金術師ならば、殺し合いにも抗うのは間違いない。 仲間を捨てたりしないといった、あの男なら必ず。 『俺たちの道は交わらない……だから、お前はお前の道を行け……』 採石場での戦いに敗北した後、そう言って別れを告げた。 だが今回の目的は同じだ。この殺し合いを止めるべく同じ道を交わる。 交わらないと言っておいて早々に交わることになるのは少しアレではあるが、 あくまでケミーに対する見解については交わることはないだけで平和を望むのは同じだ、 そこだけは変わることはないだろう。 「貴様はいつまで隠れてるつもりだ?」 ただならぬ殺気と視線をずっと感じていた。 近くの植え込みからガサゴソと音を立てながら出てくるのは、 左腕に緑色の光を放つ銀色の機械を身に着け、護拳のついた双剣を持った男だ。 少なくともカタギの人間でないことはその眼差しといでたちから察せられる。 「オレはザギ……お前を殺す男の名だ……覚えておけ。」 「フン、笑えないジョークだ。」 ケミーを徒に犯罪に利用しようとする輩と変わらない。 そう判断しながら取り出した武器は明らかに大きめのサイズの二本のスパナ。 ヴァルバラッシャーという巨大なスパナを武器にして戦っていたので、 別に巨大なスパナが武器であることについての違和感はあまりなかった。 あくまで武器であることについてはだ。殺し合いではあまり心もとない類だ。 (やはりヴァルバラドライバーはない、か。) 宝太郎との戦いで壊れたものを期待しても仕方ない。 今あるものはこのスパナとケミーとは別の何かのカード。 これだけが彼にとっての武器であり、迫る刃をスパナを交差させ弾く。 「刃が疼く……殺らせろ、殺らせろぉ!!」 闘争心をむき出しにしたラケシスに負けず劣らずの闘争心。 少なくとも修羅場を相当くぐった経験のあるものだと察する。 (このスパナ、武器としては有用か!) 相手が持つ剣を受け止めることができた。 少なくとも戦いにおいて十分扱える武器だとわかり、 押し返すとともに鳩尾を蹴り飛ばす。 「空破特攻弾!」 ダメージなど皆無かのように、 距離を取らせた瞬間距離を詰めるように、 ロケットのように直進し両手を突き出すザギ。 生身で受けられる攻撃ではないと転がるように回避。 近くの街灯を破壊するだけに留まるも、振り向けば狂気的な笑みを浮かべる。 「いいぞ、そうでなくちゃあ面白くねえ! もっと本気で来い!」 「貴様に言われるまでもない!」 振り返ったザギへ、熟練スパナと呼ばれる武器による無数の乱舞。 乱舞に合わせるようにザギも体術と剣術と左腕の機械で防がれていく。 超A級錬金術師だけあって二刀流もできなくはないが、やはり得物の差が厳しい。 思うように攻め切ることができず、反撃を許してしまう。 「魔導爆炎昇!」 地面を叩きつけながら衝撃波を放ち、咄嗟に距離を取る。 距離を取ったところをザギは腕から赤いビームを放ち、顔を逸らすことで頬をかすめる程度に留める。 (やはり変身なしでは限度があるか!) 仮面ライダーヴァルバラドへ変身できればここまで後れを取ることなどない、 なんて言い訳じみたことだなとすぐに思考を目の前の男へと集中させる。 この程度のことも切り抜けられないようでは、超A級錬金術師の名が廃れるというものだ。 一応対抗策はある。 もう一つケミーとは違うカードを使えば切り抜けられるか、 あるいは奴を倒せるかもしれない可能性があると。 だが使用して倒されれば十二時間は使用不可という重い制限を課せられている。 それだけ強いものなのだろう。だからこんな序盤で使うわけにはいかなかった。 (だがこのまま戦っても厳しいのは事実。何か手段はないか……) エナジーアイテムを周囲に探してみるが、 そんなものは都合よく存在していない。 逃げながら戦うにしても、先ほどから見た相手の動きで相手の機動力は優れている。 生身でも人間離れした機動力を前に逃げ続けながらは困難を極めるだろう。 (仕方がない。このカードを……) 「来い、ジライヤ!」 突如ザギを風で吹き飛ばす、白い衣装と赤いマフラーを巻いた人型の異形。 腕にレジスターがないため説明にあったNPCかと身構えそうになるが、 先ほどの掛け声の主の方が気がかりでもありそちらの方を確認した。 茶髪の黒い学生服の、どこにいてもおかしくはなさそうな青年がジライヤと呼ばれたそれの傍に立つ。 「なあアンタ! 大丈夫か……ってああ! そのスパナ!」 青年、花村陽介は攻撃が近かったことで巻き添えになってないか心配してたが、 彼が持ってる熟練スパナを見て声を上げる。 「これがどうかしたか。」 「なあ悪いアンタ! そのスパナ俺がちょっと使ってたやつなんだ、貸してくれねえか!? 代わりにこっちのでっけえスパナやっから! 寛二じゃねえし俺にはこの重さは無理なんだよ!」 でっけえスパナと言って出されたのは、 一メートルはあるであろうさらに巨大なスパナだ。 普通だったら驚くだろうが、スパナ(人物の方)は別の意味で驚く。 彼にとってそれはあまりにも見覚えのあるものだった。 戦いの際に持ち歩いていたヴァルバラッシャーが出てきたのだから。 今のスパナを持つよりもよほど戦力に足りうる代物だ。 「それなら話は別だ、今すぐそれを渡してもらう!」 「え!? 要求してるの一応俺だよな!? いや別にいいけどよ。」 急に態度が変わって戸惑う陽介だったが、 彼にとってもそれが重要な武器なのだろう。 ザギが起き上がる前に互いの得物を交換し合う。 「それとこれ以外にケミー……何かカードやベルト、指輪はもらってないか。」 「要求するもの多いなおい! これのことか? もしかしてこれも必要なのか? なら渡しておくぜ。」 そう言って渡されるのは、車のようなイラストが描かれたカード これも見知ったものだったが、そこに描かれていたのは、 「マッドウィールだと……!?」 ケミーカードであったのはよかったものの、 そこにあったのはマッドウィールのケミーカード。 スパナに呼応して再錬成を果たしたマッハウィールではなかった。 加えて渡されたのはマッドウィールだけ。他のものは渡されなかったのもあってか、 これでは仮面ライダーヴァルバラドに変身することはできない。 「……まさか、これになるとはな。」 だがしかし、それでも問題はなかった。 元々、スパナは仮面ライダーにならずとも戦ってきたのだから。 『ガキン!』 『ウィール!』 六角ボルト型スイッチリベルタラチェットのグリップを倒すと、 ライドケミーカードハンガーが開き、そこへ受け取ったカードを装填して閉じる。 さながら銃のシリンダーに弾を込めるようにすると、 『MADWHEEL! ゴキン!』 「久々にやるな……鉄鋼。」 装填を終えると、武器の方のスパナの引き金を引く。 『ヴァルバラッシュ!』 『TUNE UP! MADWHEEL…』 その瞬間、一瞬にして黒鋼スパナの姿は変わった。 武器を持ってなければ、同一人物と認識できないほどに恰好が変わっている。 上半身には錆びた赤紫色の鎧を纏い、下半身は煤で汚れた作業服のような白いスーツと言う、 先ほどまでの彼の身綺麗な姿とは裏腹にどこか寂れた姿へと変貌を遂げる。 嘗て仮面ライダーになることができなかったスパナが鉄鋼化錬成で変身した姿、 対マルガム用強化スーツ『ヴァルバラド』へと回帰することとなった。 「おわ、特撮ものみてーな変身してきた!?」 「ハハハハハ! さあ上がってきた上がってきた! いい感じじゃないか!」 二対一、変身による形勢逆転。 そのはずだがザギは逃げるどころか、 寧ろテンションを上げながら刃を振り回す。 「うわ、なんだよアイツ!」 ジライヤを引き下げながら、 迫る刃を貰ったスパナで防ぐ。 獲物は短いというのにその扱い方は、 スパナから見ても優れたものであることが伺える。 自分が使っていた武器というのはどうやら嘘ではないらしい。 「当たると無事では済まんぞ。」 そう言いながらスパナの先端を向けると、 光弾のフォトンバレトが複数放たれザギを襲う。 のけぞるように回避するとそのままバク転し、 今度はスパナの方へと襲い掛かる。 ヴァルバラッシャーと双剣の剣戟が火花を散らす。 手数ではザギの双剣に分があるが一撃の重さはスパナにある。 故に実力は拮抗に近いが、それで済むはずもなし。 「猛進四連撃!」 更なる怒涛の連撃に防御に回らざるを得ない。 一部が防御を搔い潜り被弾し火花を散らすが、 生身で受けるよりはずっと軽微なダメージで済む。 「それ以上させるか!」 陽介のペルソナ、ジライヤが放つソニックパンチが放たれ、 攻めをやめて距離を取ると、再び左腕から赤いレーザーを放つ。 狙いを定めてるため連射はそこまでだが、何発も来る高速の攻撃に疲弊は免れない。 「貴様ら強いな! 強い! 強い! 名前はなんだ!?」 「え? は、花村陽介だけど。」 「黒鋼スパナだ。」 「スパナに陽介だな、覚えたぞ!」 出会ったばかりで二人だがここまで戦える。 ザギにとってはたまらない極上の場所だ。 此処には一般人でも強者になれる可能性を秘めている。 ならばこの舞台はどこまでも退屈しない場所になるだろう。 「覚える必要はない。貴様はこの俺がこの場で───」 スパナが言葉を紡ぐ途中、 突如緑色に光っていたザギの腕が赤く光り輝く。 腕を抑えながらその様子に彼は苛立った表情へと変わる。 「魔導器(ブラスティア)風情が、また俺の邪魔をするのか!!」 魔導器を二人ではなく火球を空へ放つ。 火球は近くの地面に落ち、派手に爆発する。 そんな目立つ行動をしたせいか、近くにいたNPCが溢れるように周囲に殺到し始める。 「チィ……俺の邪魔をするなぁ!!」 暴走した魔導器に振り回されながらも、 殺到しだしてきたNPCへと襲い掛かるザギ。 次々とNPCが切り刻まれる光景が二人の前に展開されるが、 その様子を一瞥した陽介がスパナの手を引いて走り出す。 「なんかわかんねえけど此処はやべえぞ、一旦退くぞ!!」 「NPCがこうも多いと隙を晒しかねないな……仕方がないか。」 NPCの数も問題ではあるが、 もしNPCの処理の中でザギに狙われたらたまったものではない。 さすがにこんな序盤から必要以上に消耗するわけにはいかなかった。 此処で倒しておきたかったが痛み分けという形でこの場を退くことを選ぶ。 (……使わないでおいて正解だったか。) ケミーとは別のカードを見ながらスパナは逃走する。 宝太郎と同じガッチャを志す少年から生まれたカード。 E・HERO(エレメンタル・ヒーロー)ネオスを手に。 【黒鋼スパナ@仮面ライダーガッチャード】 状態:頬にかすり傷、疲労(小) 服装:いつもの、ヴァルバラドに変身中 装備:ヴァルバラッシャー@仮面ライダーガッチャードマッドウィールのライドケミーカード@仮面ライダーガッチャード、E・HEROネオス@遊戯王OCG 令呪:残り三画 道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン 思考 基本:この殺し合いを終わらせる。 00:陽介と逃げる。 参戦時期:47話で別れた後 備考 ※ダイオーニのライドケミーカードがないため、 仮面ライダーヴァルバラドにはなれません 【花村陽介@ペルソナ4】 状態:疲労(小) 服装:八十神高校制服・冬 装備:熟練スパナ@ペルソナ4 令呪:残り三画 道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン 思考 基本:殺し合いはしない 00:今はスパナと一緒に逃げる。 01:何なんだあのヤベー(ザギ)のは。 02:捜査部のメンバーはいるのか? いねえといいんだが。 03:つかなんでペルソナ使えるんだ? テレビの中じゃねえのに。 参戦時期:少なくとも直斗が仲間に加わって以降。 備考 ※コミュは採用され次第書き手にお任せしますが、 最後まで行ってません(ペルソナがスサノオではないため) 適当にNPCをあしらった後、ザギは周囲を散策する。 逃げられた。せっかくの得物を雑魚によって逃したことに苛立つが、 まだ見ぬ敵を求めて適当に走り始めた。 「一番の優先順位はお前だぜ、ユーリ……」 初めて傷つけた男に対する感情は忘れることなく。 【ザギ@テイルズオブヴェスペリア】 状態:ダメージ(中)、磨導器の暴走(時期収まる)、テンションが上がっている 服装:いつもの+魔導器 装備:ザギの双剣@テイルズオブヴェスペリア、魔導器@テイルズオブヴェスペリア 令呪:残り三画 道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン 思考 基本:戦いを思いっきり楽しむ。ユーリがいたら最優先で狙う。 00:スパナ! 陽介! 覚えたぞ! 参戦時期:闘技場(作中で言うザギ三戦目)で撤退後以降 備考 ※本来魔導器はエアルがないと使えませんが 本ロワでは使えます。 ※魔導器が支給品枠として扱われてます。 ヴァルバラッシャー@仮面ライダーガッチャード 陽介に支給。黒鋼スパナが基本武器とするもの 現在はダイオーニカードがないため仮面ライダーにはなれない マッドウィールのライドケミーカード@仮面ライダーガッチャード 陽介に支給。主にスパナが使用しているビークル系のケミーカードの一枚。 何かしらのきっかけがあればマッハウィールになるかもしれない。 熟練スパナ@ペルソナ4 スパナに支給。とある場所で拾える陽介の専用武器 序盤で手に入る武器にしては強く、SPも増える E・HEROネオス@遊戯王OCG スパナに支給。効果を持たない通常モンスターでテキストは以下の通り 通常モンスター 星7/光属性/戦士族/攻2500/守2000 ネオスペースからやってきた新たなるE・HERO。 ネオスペーシアンとコンタクト融合する事で、未知なる力を発揮する! 召喚すると破壊されるまで共に戦ってくれるが、 破壊されるなどされると12時間使用不可能になる ザギの双剣@テイルズオブヴェスペリア ザギ(三戦目)で使用してる双剣 護拳がある以外特筆すべきことはない
https://w.atwiki.jp/401778/pages/21.html
鮎川 陽介 鮎川 耕介
https://w.atwiki.jp/dream11/pages/1203.html
選手名 ポイント 守備位置 初期値 MAX値 売値 備考 OF DF TEC OF DF TEC 数値合計 2011 藤ヶ谷 陽介 11 GK 36 433 184 98(109) 1299(1444) 552(613) 1949(2166) 2200 中澤 聡太 12 DF 113 350 229 340 (377) 1050(1166) 688 (765) 2078 (2308) 2400 遠藤 保仁 17 MF 330 294 358 992(1103) 884(982) 1076(1196) 2952(3281) 3400 二川 孝広 12 MF 207 185 268 622 555 804 1981 2400 平井 将生 10 FW 315 83 220 947(1052) 250(278) 661(734) 1858(2064) 2000 新潟へレンタル 藤ヶ谷 陽介 12 GK 50 432 188 150(166) 1298(1442) 565(628) 2013(2236) 2400 2011 シーズン2 山口 智 14 DF 123 402 258 370(487) 1207(1341) 775(760) 2352(2588) 2800 2011 シーズン2 千葉へ移籍 中澤 聡太 12 DF 124 317 232 373(415) 951(1057) 696(773) 2020(2245) 2400 2011 シーズン2 ラフィーニャ 15 FW 406 65 371 1219(1354) 195(217) 1113(1237) 2527(2808) 3000 2011 シーズン2