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《闘いの化身 阿修羅》 (たたかいのけしん アシュラ) 基本情報 ③ 闘いの化身 阿修羅 火属性/ブロンズ 基礎パワー:3000(Lv1) インヴォークスキル・(なし) エヴォークスキル・【R】にいる味方に+7000。 特徴 好戦的な格闘家で、異世界「ジスフィア」の住人。 エヴォークスキルで特定位置の味方のパワーを増やせる。 「ラクエンロジック」より参戦。 ▶︎「このカードを2枚並べる」戦術が意外と重要 スキルの効果自体はシンプルでわかりやすい。対象の位置が《麗しき剣豪 緋華》と対になっている。 パワー上昇値が高いのも特徴。このカードを2枚同時にエヴォークすると、【R】のパワーが17000以上になる。【R】側にパワーを集めておき、余った【L】側は《タクシャカ》などの送還コストに充てる戦術が効果的。 関連カード ▶︎【R】位置のパワーを増やす「魔力3」のサイクル。 《乙女の星守り ヴィルジェン》 《流の フィリル》 《希望の雷 ヘレナ》 《お化けのちゃっぴー》 《闘いの化身 阿修羅》 《草原竜 グラスランナー》 《電脳歌姫 エメラダ》 その他 ▶︎フレーバーテキスト お前らも、俺を滾らせてくれるんだろうな? ▶︎デザイン:綾杉つばき ▶︎イラスト:旗助 【→カード一覧へ戻る】 【→トップページへ戻る】
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武器・武器マスタリー解説 物理攻撃力・魔法攻撃力・物理的中率が上昇するパッシブスキル。 『固定攻撃力スキル特化』という例外を除き 使用武器一種類のマスタリーをM振りするのが基本。 【小剣マスタリー】 最高の魔法攻撃力、阿修羅用スキルの付与された密封が豊富と ほぼ阿修羅専用といっても過言ではない武器。 魔法攻撃力%スキル、固定攻撃力スキルどちらにも対応しているので 特にこだわりがなければ小剣を推奨。 当然魔法攻撃力をさらに伸ばすべく、マスタリーは欠かせない。 【ブレードマスタリー】 攻撃速度、キャスト速度に優れており、さらに小剣に次ぐ魔法攻撃力。 火力と速度の両立を目指すならコレ。特に覚醒時の攻撃速度は魅力。 ただし通常攻撃の範囲が狭く、ヒット時の敵硬直時間が極端に短いため、 ある程度の慣れと攻撃速度補強は必須か。 阿修羅向けスキルの付いた武器は少ない。 魔法攻撃力の補強と、武器攻撃の速度を生かす(スタックがやや多いので的中補強)両面の意味で マスタリーはM振りして損はない。 【鈍器マスタリー】 汎用武器なため、価格も手頃で入手しやすく阿修羅用スキル付きの密封も比較的多い。 魔法攻撃力はそれなりだが、小剣や刀よりは確実に低いので スキルブーストを生かし、固定攻撃力スキルを中心に伸ばしていくスタイルが適している。 低めな攻撃速度に加えて、ヒットストップが大きく通常攻撃が扱いにくい。 鈍器使いの多くは基本固定スキル特化が主流なので、マスタリーは的中が欲しい場合のみ。 【大剣マスタリー】 物理特化の武器であり、当然魔法攻撃力は最低値。 阿修羅用スキルの付いた武器はほとんど無く、キャスト速度もマイナスされるなど、 およそ阿修羅には向いていない武器。狩り等では基本的にお奨め出来ない。 攻撃範囲は非常に広く、通常攻撃系の性能は高い。 これを生かすため最低ランクの攻撃速度を補強し、さらにマイナスのキャスト速度も補って 固定攻撃力スキルに特化していけば、主に決闘などで用途がある。 武器での戦闘を頻繁に行う大剣使いにとって、的中アップのマスタリーは欠かせない。
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忍者くん 阿修羅ノ章 / NINJA-KID II 機種:AC, MSX2, FC, PS4, NS 作曲者:メカノアソシエイツ (MECANO ASSOCIATE (*1)) サウンドコンポーズ:藤沢勉 開発元:UPL (AC)、イスコ (*2)、オペラハウス (*3) (MSX2)、マイクロニクス (FC) 発売元:UPL (AC, FC)、ハル研究所 (MSX2) 発売日:1987年5月1日 (AC) (*4)、1987年 (MSX2)、1988年5月27日 (FC)、2015年6月5日 (PS4)、2018年10月18日 (NS) 概要 「忍者くん」シリーズ第二弾。 レトロなゲームながら、今も熱狂的なファンがいる。 BGMは外注の音楽制作グループであるメカノアソシエイツが担当。 UPL作品では『XXミッション』に続く参加となった。 (前作:忍者くん 魔城の冒険 次作:戦国忍者くん) 収録曲 (ゲーム進行順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 クレジット ゲームスタート SCENEスタート 忍者くんのテーマ 第3回349位第2回ファミコン126位和風237位第2回アーケード104位1980年代191位 ボスのテーマ 水中のテーマ 洞窟のテーマ 第4回666位アーケード220位第2回アーケード271位和風309位第2回マイナーゲーム270位 ミス ゲームオーバー GAME OVER エンディング ネームエントリーCONGRATULATIONS!~CREATE STAFF サウンドトラック SCITRON G.S.M.1500SERIES 忍者くん阿修羅ノ章 レジェンド オブ ゲームミュージック ~プレミアムボックス~ DISC.7にアーケード版を収録。 UPL レトロゲームミュージックコレクション DISC.1にアーケード版を収録。 関連動画 Arcade Archives Ninja-Kid II
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阿修羅姫 ◆yX/9K6uV4E ――――阿修羅修羅の舞 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 『みなさん、私の声が聞こえますか? もし私の声が聞こえたら、山頂の見晴台まで、来て下さいっ。 私の名前は、島村卯月ですっ! えっと傍に私と一緒に組んでる渋谷凛ちゃんと本田未央ちゃんも居ます わざわざ呼びかけた理由は、一つですっ。 ――――ぜったいっ、殺し合いなんて、しちゃ駄目です! なんで?って言葉はきっといらないですよね。 だって、私たちはアイドルですからっ! みんなを笑顔にするために、私達はいつでも笑ってなきゃ駄目なんです。 アイドルで居る事に、諦めちゃ駄目です! 笑顔で居る事、それは基本ですよね、アイドルの。 誰かを殺す事なんて……そんなことしたらきっと私達は笑えなくなっちゃう。 だから、殺し合いなんて、しませんっ! 笑いましょう! 私達、歌って、踊って、そして、笑って! 全部は、私達が愛してるファンの為に! 私達の魅力を、ファンに伝えるために、アイドルになったんだから! ファンのみんなに、愛されるアイドルに! ねえ、そのために皆、アイドルになったんですよね。 夢に見た、アイドルに。憧れじゃ終わらせないために。 だったら! こんなところで、諦めちゃ駄目なんです! 明日の……ファンの笑顔の為にっ! ――――私達は、笑っていましょう! ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 未だに、深い山の中で、拡声器の声がこだまする。 殺し合いはしないという甘えた、声が。 だけど、彼女は気にする事は無い。 その声をバックミュージックにして、彼女はする事だけを、するだけだ。 「全て、燃える愛になれ、赤裸に今焦がして――私が守ってあげる」 紡ぐのは、一つの歌。 大切な人に与えられた、歌。 彼女だけに、与えられた、歌。 その歌と、大切な人とした約束を胸に彼女は生きる。 そして、今は生きる残る為に、必要な事を行うのみ。 アイドルにとって欠かせない、レッスンというものを。 彼女はひたすらに行っていた。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「ホント、良かったです! 新田さん達が来てくれて」 「ええ、私達も一緒に居れる人達を探してたんですよ、ね。里美さん」 「はい~。本当三人が居て良かったですぅ~」 「良かった、良かった。しまむー呼びかけてよかったね!」 山頂にて、島村卯月が一通りの呼びかけが終わった後、やってきたのは、二人の少女だった。 一人は目を赤くしていた、榊原里美。 その里美に袖を握られていた新田美波が二人目だった。 殺し合いに乗ってないということで、卯月達三人は安心しきって自然と笑みが出ている。 今は、五人して地べたに座りながら話し合っていた所だった。 「本当良かったですぅ~……新田さんがいてくれなかったどうなってたか……解からないですぅ~」 里美はそう言って身体を震えさせて、顔を青ざめさせる。 余程の恐怖があったのだろう。何があったのかは、卯月達には言ってくれなかった。 聞きたい気もしたが、恐怖を思い出させるのもよくないと思って、卯月達は一先ず置いておく事にした。 「しかし、新田さんはいい人だね、そんなさとみんを助けるなんてさ」 そんな風に、呼びかけた一人である本田未央は美波に笑いかける。 恐怖で混乱している里美を落ち着かせようと思うなんて、いい人にしか思えなかったから。 未央の言葉に、美波はとても複雑な表情で笑って。 「いえ……そんなことは無いですよ」 ただ、そう答える事しかしなかった。 美波のそんな様子に、未央は気付かず、ただ笑っていた。 その様子を、呼びかけた三人の内、最後の一人である渋谷凛は、一瞥して。 「……それで、これからどうするの?」 これから、どうするべきなのかを問う。 ただ、集まった……それだけでは何も出来ない。 偶然にも五人集まる事ができた。じゃあ、それから何をすればいい。 皆で生き残る為に、皆で帰る為に。 私達は何をすればいい?と凛は問いかける。 「……うーん………………どうしよう?」 「…………………………はぁ、だと思った」 やっぱり、と凛は思う。 笑顔でどうしようと言った卯月に、凛は苦笑いを浮かべる。 こういう子だと解かっていたから、まあそこが卯月のいいところなのだろうと思う事にして。 でも、とりあえず溜め息をつくことにした。 「大丈夫! みんなで集まったんだし、何でも出来るって!」 そう言って、元気に声をかけたのは、未央だった。 未央は、手を叩いて立ち上がり元気を出そうとする。 そう、未央はこういう子だった。 「みんなで、絶対……殺し合いには絶対にのらないんだー! と言い続ければ、きっと大丈夫!」 だってと未央は笑い。 当たり前のように、言葉を紡ぐ。 「私達アイドルなんだから!」 根拠の無い自信だと思う。 けど、何故かそれが凛には力強く見えて。 流石未央だな、って思って。 「えへへ、私もしまむーみたいに、呼びかけるぞー!」 未央は、手を空に突き出して、えいえいおーと声をかける。 それだけで、何か明るくなった気がした。 未央は見晴らし台まで、駆け出して、おーと声を張り上げる。 それは、何時もの日常のような気がして。 凛も笑みが溢れて。 ああ、こうやってしていけばいいんだ。 三人が、五人なって、もっと沢山になって。 諦めないと心に誓って。 みんなと一緒に、頑張ろう。 だって、私達はずっと一緒なんだから。 一緒にアイドルやってきたんだから。 きっと何も怖くない。 ――――そう思ったのに。 「えへ、えへへ…………皆、諦めずに、ガンバ…………え……っ」 何か、叩くような乾いた、一つの音だけ、響いた。 なんだろうと凛は、未央を見ると。 お腹が不自然な風に、赤く染まっていて。 「あれ、あれ…………なんか……いた」 じわじわと、どんどん紅くなっていて。 目から、輝きが薄れていて。 それでも、無理に笑おうとして。 「しまむー……しぶりん―――」 大切な人達に呼びかけようとした、その刹那。 草むらから飛び出て、未央の後ろに駆け寄るものがいて。 ―――すとん。 島村卯月と渋谷凛にとって、大切な仲間であり、大事な友人であった本田未央の首が ――――ごろごろ。 刎ねられ、転がり、大切な仲間達の方を、向いていた。 それが、ニュージェネレーションと言われた少女の終わりでしかなかった。 けれど、それでも、彼女は笑っていったけど。 【本田未央 死亡】 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「はっ……?」 目の前の突然起きた惨状に、凛は間抜けな声しか、漏れなかった。 何が起きたのだろう? 何が起こってしまったのだろう? どうして、どうして、未央の首が、地面に転がってるのだろう? どうして、どうして、彼女は死んでしまったのだろう? 「やっぱり……切れ味がありましたね。良かったです」 一面の緑の地面を、真紅で染めて。 そんな真紅の中、くるくると大きな刃物を回して。 真っ赤な血を浴びながら、どうして未央を殺した少女は、笑ってられるんだろう。 「…………えっ……あ……きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」 そんな凛を現実に戻したのは、里美の叫び声だった。 恐怖しか混じってない、アイドルらしくない叫び声。 だからこそ、凛を現実に戻すのには充分で。 其処にあった現実は、未央が目の前の少女に殺されたと言う、残酷な事実でしかなく。 「ゆか……り……ちゃん?」 その事実を引き起こしたのは、目の前の少女――水本ゆかり。 凛もよく知ってるし、卯月の昔からの友達だったはずだ。 歌がとっても上手な絶対音感を持つ少女。 黒く長い、お嬢様然とした清楚なアイドルと人気を博している彼女が。 どうして、どうして、人を殺しているのだろう? 「……あぁ、卯月さん。お久しぶりです」 「……どうして?」 「どうしてって、そんな言葉……必要ですか?」 くすっと笑うゆかり。 そんな様子がどう見ても、やばい。 あの少女は、やばい。 そう、解かっているのに。 凛も、里美も、美波でさえも、動けはしない。 動かないと危ないのに、金縛りのように、動けない。 彼女達を縛り続けるのはたった一つで。 強大なその一つで、動けない。 脳裏にフラッシュバックするのは、転がった、未央の首。 ただ、圧倒的な、恐怖と言う感情で。 ゆかりと死への恐怖が、四人を地面に縛り付けている。 「……だっ……って、ゆかりちゃんは……アイドルで……どうして、殺しな」 「……まだ、そんな事言ってるのね……くすっ……ちょっと興が乗りました」 「……興?」 「直ぐ殺すつもりだったんですけど、折角だしお話に乗りましょう」 ゆかりの不可解な言動に、凛は尚更混乱してしまう。 何だ、この余裕は何だろう。 隙だといえるだろうに、誰もそれを突くことなんて、出来ない。 「お話……?」 「それは、甘い事言ってた卯月さんに対してですよ」 まるで、それは卯月に対する弾劾の言葉で。 冷めた目で、卯月を見つめていて。 「――――『アイドル』を舐めてるんですか?」 卯月の伝えた言葉、そのものを否定した。 侮蔑するように、卯月だけを見つめて。 「……な、なんで!? ファンの為に、ファンを笑顔にするために、するのがアイドルで、そのために笑ってなきゃ――」 「ですよね。そうしなきゃ、アイドルではいられない」 「なら――――」 一度は同意したゆかりに、卯月は更に言葉を重ねようとして 「綺麗事だけで、アイドルになれると思ってるんですか。甘いですよ、卯月さん」 ぴしゃりと、卯月を綺麗事だと、断じる。 卯月は青ざめた表情で、ゆかりだけを見つめていた。 凛はそれが、卯月が否定されたくないものを否定されたように見えて、何処か怖くて。 「…………私は本当に運がよく……皆より先に人気が出ることが出来ました」 確かに、そうだった筈だ。 デビューしてまもなく彼女は『純粋奏者』として、歌声を絶賛されていた。 澄んだ美しい歌だと、褒められて、人気アイドルに出世していった。 「けど、その為には、沢山辛い事や苦しい事を経験して……やっと、此処まで来れたんです」 人気が出るまでに積み重ねた苦労。 人気が出た後のバッシング。 それさえも、彼女はきっと乗り超えていった。 けれど 「それを表に出す事なんて……しなかった。しないでしょう?」 アイドルなら、ねとゆかりは言う。 辛くても苦しくても。 どんな時でも笑っている。 笑顔の下に、どんな涙が流れていても、決して見せることは無い。 見せてはいけない。 「だって、アイドルは笑顔でないといけないから」 そう、笑顔でないといけないから。 それが、アイドルなのだから。 「じゃあ、尚更……殺し合いなんて、しちゃ駄目ですよ!……そんなじゃ笑えな――」 卯月の一言を、ゆかりは――― 「それすら、乗り越えて『私達は笑わないといけない』」 笑って、答える。 「…………どんなに苦しくても、辛くても、資格が無くても」 どんな苦しくても どんな哀しくても。 どんなに資格が無くても。 「待ってるファンの為に……私は覚悟を決めたんです。殺し合いすらも乗り越えて……戻る。 そうして、幸せも悲しみも包み込んで……皆を笑顔にしなければならない。 でも、その笑顔さえあれば、生きていける―――それが、アイドルでしょう?」 それが、ゆかりが決めたことだから。 それが、『約束』だから。 「だからね……くすくす……甘いんですよ、何も覚悟も無く笑ってる貴方の笑顔は――とても薄っぺら」 だから卯月の笑顔を薄っぺらしか見えないのだ。 覚悟も無く、ただ笑っていればいいなんて、言うならば。 それだけでアイドルだと言えるなら、みんなを笑顔をできるならば。 皆、最初からやってる。 「同じ事務所の仲間でも……私達はライバルだから…………貴方達は此処で終わってください」 そうして、ゆかりは銃を彼女達に向ける。 生きるために、生きて帰る為に。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「わ、私は……そんなつも……りで……あぁ」 そうして、島村卯月はトレードマークの笑顔を失った。 言い返したいのに、何も言い返せない。 目の前で死んでしまった未央の影響もあり、自分を見失ってしまう。 「……やっぱり、所詮そんなものですか」 失望したと言いたそうに、ゆかりは卯月に銃を向ける。 まず、彼女からと言いたいように。 そして、トリガーに指をかけた時、 「…………させないっ」 地べたから、立ち上がって、ゆかりに体当たりしてくる少女が居た。 それは、卯月を守る為に恐怖を振り切った凛だった。 ただ、大切な仲間に死んで欲しくないから。 その一心で。 「……っ」 しかし、その決死の突撃もゆかりにすんでで避けられてしまう。 だが結果として、銃口が卯月から外れ、ゆかりに一瞬が生まれて 「ひ……あぁ……わ、わた……し……わたし……は!」 銃を向けられた恐怖からか。 自分を否定された故の放心か。 大切な仲間を殺された絶望か。 「わたしはぁぁ…………」 島村卯月は、今の現実から目を逸らして、茂みに一目散に逃げ出していった。 その表情は誰にも見ることが出来なかったけれど。 「い、いやぁああああ……おいて、おいていかないでぇぇ」 そして、地べたに這い蹲っていた里美が急に立ち上がり、もたつきながらも、卯月を追いかけていく。 怖かった、怖くて堪らなかった。 その事から逃れられるのなら、見かけなんて拘っていられなかった。 だから、直ぐに逃げ出した、逃げ出すしかなかった。 背後から撃たれる可能性なんて、考えずに。 ただ、今の現状から逃げたかった。それだけ。 そうして、二人のアイドルだった少女は、一瞬の隙を突いて、あっと言う間に姿を消してしまう。 「……くすっ」 そんな二人の姿を、ゆかりが浮かべたのは嘲笑。 獲物をしとめられなかった悔しさよりもあの二人への侮蔑が勝って。 そして、ゆっくりと銃口を、突進を避けられて尻餅をついていた凛に向ける。 「見捨てられちゃいましたね……凛さん」 「……っ!」 凛に浮かぶのは、一瞬の哀しみ。 けれど、 「護れたと思うから……私は、それでいい……私は、諦めない」 そうして、強く自分をもって、ゆかりをにらめつける。 だって、諦めちゃ駄目だ。 だって、私はアイドルなんだから。 いつまでも前に進むと決めたのだから。 「ええ、諦めちゃ駄目ですよ、凛ちゃん」 そして、その凛の強さは、もう一人の少女――新田美波を奮い立たせるのだ。 美波は、ゆかりに向けて、右手に持った銃を、ただ向けていた。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ アイドルってなんだろう。 初めてそう考えた時に、私が考えた事が一つあった。 アイドルって、ファンの皆に愛される者だって。 そのことに気付いた時、私は何か嬉しくなって、笑った気がするんです。 凄く幸せになった感じがして。 嬉しくて、嬉しくて。 私はその気持ちを大事にしようと思ったんです。 けれど……私は日々を過ごす中で、少しずつそんな気持ちが薄れていって。 私はいつしか、そういう幸せな気持ちを忘れたのかもしれません。 ――――だから、私、新田美波はいとも容易く殺し合いに乗ることが出来たんでしょう。 そうして、わたしは幼い子に銃を向け。 怖がってる子を利用しようと考え。 拡声器の少女すらも、利用しようと考えた。 けれど、彼女の放送を聞いて、心に迷いが生じて。 ファンに愛される自分でないきがして。 死んでいった少女にいい人だといわれて。 「貴方だけは…………此処で、終わらせないと」 今、私は水本ゆかりに銃を向けている。 最初、彼女が未央ちゃんの首を跳ねた時、ヤバイと感じた。 この少女は、今排除しないと危険すぎると。 けれど、今はそれに加えて、アイドルを語った彼女が、許せないと思えて。 「貴方はアイドルじゃない…………此処で終わらせる」 殺し合いを乗り越えてこそのアイドル。 だからって、殺すって考えは駄目だ。 だって、皆を笑顔にするアイドルならば。 ゆかりが殺すアイドルは笑顔なのだろうか。 ちがう、そんな訳が無い。 そんなの、認めてたまるか。 それが、アイドルを捨てたはずの私に宿る、ちっぽけな矜持で。 私は、彼女から逃げずに、立ち向かっていた。 それが、アイドルとしての、誇りだから。 「凛ちゃん……逃げて」 「……でも!」 「いいから、早く! 貴方は生きて、アイドルじゃなきゃ駄目!」 今、ゆかりは何も言わずに、銃を向けている。 何処か冷めた目で、私を見ている。 凛ちゃんが体当たりをしたことで、凛に他の武器が無いと判断したからだろう。 「御免ね……凛ちゃん。本当は利用しようと思ってたの」 「……えっ」 「そんな事考えた、私はもう、失格……でも貴方は違う。だから、生きてくださいね?」 ちょっとした、懺悔。 許される事ではないけれど。 それでも、伝えないと、駄目なのだから。 「早くっ、逃げなさい……もう時間がないのっ!」 その私の強い言葉によって、凛は迷いながらも逃げ出す。 見捨てる事の申し訳なさを感じながらも、生きようとする彼女は。 私にはとても輝いてみえました。 「さて、ゆかりさん……どうして待ってくれたか解かりませんが、貴方は此処で終わらせます」 そして、私は躊躇いも無く、銃のトリガーを引く。 彼女だけは許すわけにはいかない。 音も無く発射された銃弾は―― 「いえ、終わるのは貴方ですよ」 彼女に当たるわけも、無かった。 まるでゆかりはあたらないと核心してたように。 ゆっくり微笑んでいて。 「レッスン不足ですね……割と銃って反動あるんですから、片手で撃とうとしない方がいいですよ」 そう言って、彼女は両手で銃をしっかりと固定して、トリガーを引いた。 きっと彼女は放送の最中にでも何度も練習したんだろうなと思って。 かたと何か叩くような音がして。 私の胸に衝撃が走って、私は蹲るように、倒れこむ。 解かっていた、現実だ。 これで、私は、終わる。 けれど、これで、いい……のよね。 私は最後は、アイドルだったかな? 御免なさい――――さん。 走馬灯が巡る。 パパ、ママ――さん―― ファンの皆さん 新しい世界を見せてくれて、ありがとう 幸せを、ありがとう 笑顔を、ありが―― 【新田美波 死亡】 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 銃声が聞こえた。 きっと、新田さんは死んだのだろう。 私を逃がして、彼女は、死んだ。 なんで、逃がしてくれたかわからない。 けれど、涙が出てきそうだった。 怖いし、哀しい。 けれど、泣いちゃ駄目だ。 生きなきゃ、未央の分も、新田さんの分も。 でも、涙が止まらない。 「うぁ……うあぁぁぁぁぁ」 振り返らず、前を向いて。 真っ直ぐに、見つめて。 それでも、私は、走ることを、止めなかった。 それでも、私は、生きることを、止めなかった。 託された、希望を胸に。 涙を流しながらも、私は、走っていた。 だから、いつまでも……見守っていて。 【E-6/一日目 黎明】 【渋谷凛】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式、RPG-7、RPG-7の予備弾頭×1】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:生きる 1:今は逃げる。 ※卯月と里美とは逃げた方向が別です 【島村卯月】 【装備:拡声器】 【所持品:基本支給品一式、包丁】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:??????????????? 1:?????????????????? 【榊原里美】 【装備:なし】 【所持品:なし】 【状態:健康、安堵】 【思考・行動】 基本方針:死にたくない 1:怖い、卯月を見失わない ※凛とは逃げた方向が別です ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「うーん、二人ですか……まあ、仕方ないですね」 そして、惨劇の後、ゆかりは一人溜め息をつく。 殺せる三人を逃がした。少し勿体無い。 銃弾をケチらず一掃するべきだったか。 それとも無駄な話をしないで置くべきだったか。 悔やんでも仕方ないかとゆかりは、結論付けて、淡々と美波が握っていた銃を回収する。 後は何か回収できるものがないと見ると、デイバックが無造作に置かれていた。 里美がバックを持たず逃げ出したのだろうとゆかりは気付くと溜め息をまた吐く。 使えない人だなぁと思いつつも、自分の有利になるものなので、有難くもらっておく事にした。 「わぁ……これは……」 そして、そのデイバックの中に入っていたのは、純白のドレス。 スカートはミニで、ダンス用でもあるのか動きやすそうで邪魔にはならないだろう。 ゆかりはそれを見て 「死に装束みたいですけど……いいですよね」 着替える事を決めた。 どうせ、今まで来ていた制服は血まみれで、少し気持ち悪い。 しかもこのドレスにしろ、返り血で染まるんだから関係ないことだった。 そのまま、ゆかりは制服を脱ぎ捨てて、直ぐに着替えを終えた。 ついでに邪魔にならないように髪をゆって、ポニーテールに。 「もう一つは……刀ですかね」 もう一つ入っていたのは、純粋な武器。 白鞘に入った刀で。 ゆかりはそれを腰にさして、使うことを決める。 (……今は放送まで休憩しましょうか。山下る訳にもいかないですし) ゆかりはそこで一息ついて、休む事を選択する。 此処まで山を登ってきたのだし疲労はあったのだから。 焦る必要性はない。淡々と減らしていければいい。 (――――さん、きっと許してくれないですよね) 思うのは、大切なプロデューサーの事。 大切な約束をした、人の事。 多分、きっと自分のしたことは許さないだろう。 怒って軽蔑するかもしれない。 鮮血に染まった自分を。 けれど、それで構わない。 最後の瞬間に、あなたの瞳を見つめられるのなら、犯す罪残さず、地獄の神に許しを乞おう。 「それでも……私は、貴方だけの為に」 たとえ、血に濡れたとしても。 この想いは、 けして、穢れぬように。 【E-6 見晴台/一日目 黎明】 【水本ゆかり】 【装備:マチェット、白鞘の刀、純白のドレス】 【所持品:基本支給品一式×2、シカゴタイプライター(43/50)、予備マガジンx4、コルトガバメント+サプレッサー(6/7)】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:プロデューサーを助ける。アイドルとして優勝する 1: 一先ず休憩 前:フォースド・トゥ・フェイス、アンノウン 投下順に読む 次:失敗禁止!火事場のチョイスはミスれない! 前:ドロリ濃厚ミックスフルーツ味~期間限定:銀のアイドル100%~ 時系列順に読む 次:失敗禁止!火事場のチョイスはミスれない! 前:私たちのチュートリアル 本田未央 死亡 本田未央補完エピソード:ほしにねがいを 渋谷凛 次:彼女たちが辿りついたセブンワンダーズオブザワールド 島村卯月 次:彼女はどこにも辿りつけない 前:蜘蛛の糸 榊原里美 新田美波 死亡 新田美波補完エピソード:ヴィーナスシンドローム 前:彼女たちのためのファーストレッスン 水本ゆかり 次:安全世界ナイトメア ▲上へ戻る
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阿修羅姫 ◆HlLdWe.oBM 機動六課隊舎。 H-3南部という海に程近い立地条件にあるこの建物はこの場に集められた者達の約半数が馴染みのある建物だった。 元々はここと同様の臨海部に設立された隊舎の面積は試験部隊にしては十分なものだった。 新庄・運切とフェイト・T・ハラオウン――どちらも『運命』に関する名を持つ者。 早乙女レイによって巡り合わされる形となった二人はアパートでの小休止を経て、ここ機動六課隊舎に到着したのは日が昇ろうかという時間だった。 新庄にもフェイトにも馴染みのない隊舎に二人が足を運んだ理由は新庄に支給されたデバイスによる進言だった。 そのデバイス、ストームレイダーの情報によると隊舎にはヘリが備えられているとのこと。 実際スマートブレイン社屋上から新庄自身も隊舎の屋上にあるヘリの姿を確認していた それを使う事ができれば移動や捜索の面において有利になる。 十代を守るためと言って去って行ったレイの行方が気になる事もあって、二人にとってヘリは願ってもない贈り物だった。 まずは到着して早々、二人は屋上にあるヘリの状態を確認。 結果、ヘリの使用に関しては概ね問題はないとストームレイダーの判断が下った。 フェイトも新庄もヘリに関しては専門的な知識など皆無に等しいので、この場はデバイスの判断に頼る他なかった。 そのデバイスの返事が望んでいたもので二人はひとまずはほっとしたのだった。 そして次に二人が行ったのは隊舎内の探索。 見知らぬ建物だが一応時空管理局の一部隊の隊舎だ。 何か役の立つ物はないかと時間を掛けて探してみたが、これと言って特別な物は見つからなかった。 調理室には一応食料が、医務室には一応医療品があったが、この程度なら他の施設の方が充実しているように思える。 でも念のため邪魔にならない程度に新庄は医療品をデイパックに詰めておいた。 それから調理室にあったパンを軽い朝食代わりにお互いの事を話し合った。 この際、新庄は自分がフェイトの事を知っていた事は濁しておいた。 話すとややこしくなると思ったからだ。 そしてそのまま放送の時間を迎えるはずだった。 だが実際はその後ちょっとした事件が起きた。 以下新庄・運切の弁明。 ▼ ▼ ▼ あれは、不可抗力って言うのかな……あれは事故だよ。 いや、絶対言わないよ。 なにがなんでも言わないよ。 無理に聞こうとしたら『うるさいうるさいうるさい』って言って拒否したり、『こ、このバカ犬~!』とか言って罵倒したりするからね。 … …… ……… …………はぁ。 まさかシャワー室で身体が女から男に代わるのを待っていて…… いざ無事に男になってシャワー室から出ようとした時にフェイトが更衣室にいるなんて。 そりゃあ身体を拭くタオルを持って来てくれた事は感謝するけど、不意撃ちすぎるよ…… そのせいで僕のあそこはばっちり見られて……あの後は話しづらかったなあ。 それまでフェイトは僕の事を女だと思っていたから。 まあ僕も普段は女として振舞っているから、できれば女で通したかったんだけど…… ああ、なんでこんな事に…… って!!! 今の無し! 無しだから! 忘れて!!! ▼ ▼ ▼ 私は気付いたら海が見える場所にあるベンチに腰かけていた。 なんでこんな所にいるんだろう。 私はさっきまで……さっきまで…… あれ? どこにいたんだっけ。 「ここ、は?」 なんだかよく分からない。 何か分かるかもしれないと思って周りを見渡してみればどこか見覚えのある景色だった。 目の前には綺麗な海の青色が、周りには瑞々しく茂った木々の緑色が、上には澄み渡る天空の空色と雲の白色。 それもそのはずだ 「……海鳴臨海公園」 ここは私も馴染みが深い海鳴臨海公園だった。 いつの間に来たのか全く記憶にない。 でも、不思議と焦ったりはしなかった。 ふと自分の姿を見てみれば、いつの日にか着ていた黒のシャツに白のスカートという格好。 それはあの時の格好そのままだった。 そう、それは私にとって初めての友達ができた日だ。 「どうしたんだろ、私」 なぜだろう。 私は何かに巻き込まれていたような気がするのに。 それとも、あれは私の夢だったのかな。 何もかもが不思議で雲を掴むような気分だった。 こんな時、彼女なら何か答えてくれそうな気がするのに…… 「それはこっちのセリフだよ、フェイトちゃん」 「え?」 私は思わず驚きの声を上げてしまった。 いきなり声をかけられたのだから当然と言えば当然の反応だ。 だが彼女はその反応に不満があるようで、少しそっぽを向いて怒ったような口調で言葉を続けた。 「『え?』じゃないよ! もう。いきなりぼーっとしたから心配して声をかけたのに!」 「え、あ、ごめん。ちょっと……考え事を……」 「――フェイトちゃん。悩みがあるなら私にも相談してよ。私にできる事なら協力するよ」 「あ、えっと、大丈夫。大した事じゃないから」 「本当?」 「うん、本当だよ。心配してくれてありがとう……なのは」 高町なのは。 それが彼女の名前だ。 春先に出会ったその少女は最初こそ敵同士だったが、今では私の一番大切な友達だ。 なのはは私にとって初めての友達だった。 プレシア母さんは母親で、リニスは教育係で姉?みたいな存在で、アルフは……友達というには違う気がする。 アルフは……使い魔だけど、それ以上の存在でずっと傍にいると約束していて、たぶん姉妹という言葉が適切だと思う。 だからなのはは私にとって初めての友達だ。 最初はプレシア母さんの計画の邪魔をする魔導師としてしか見ていなかった。 魔力だけは高かったが戦闘技術の面では私の方が遥かに上だったので、最初は梃子摺る事もなかった。 だけどなのはは会うたびに強くなっていった。 二人の力の差は徐々に縮まっていって、そしてあの海上での最初で最後の全力全開の真剣勝負で私は負けた。 全力を尽くしたのになのははさらにその上をいった。 実際はギリギリの勝負だったが、負けた時はなぜか清々しい気持ちだった。 なのはの気持ちが伝わってきたような気がしたから。 それから私となのははこの公園で友達になった。 友達になるにはどうしていいか分からないでいた私にその時なのはは言ってくれた。 『簡単だよ』 『友達になるの、すごく簡単』 『名前を呼んで? はじめはそれだけでいいの。 君とかアナタとか、そういうのじゃなくて、ちゃんと相手の目を見て、はっきり相手の名前を呼ぶの』 そして私はあの時初めてなのはの事を『なのは』と呼んだ。 その時のなのははすごくすごく嬉しそうな表情だった。 「フェイトちゃん、どうしたの? 今のフェイトちゃん、すごく幸せそうな顔しているよ」 「なのは……私、今すごく幸せだよ」 「うん、私もフェイトちゃんとこうしてお話しできて幸せだよ」 なのはの口から紡がれる言葉の一つ一つがまるで琴の音色みたいに私の琴線に触れていく。 それはすごく心地いいものだった。 いつもそうだ。 なのはが傍にいるだけでなぜか安心する。 友達だからかな? ……たぶん、それだけじゃない。 もうなのははただの友達じゃない。 そうだ。なのはは私の一番の親友だ。 「それでね、ユーノ君がまた心配してきて――」 「あはは、そうなんだ。だけど、それはやっぱり――」 こんな他愛もない会話だけで私の身体に温かいものが満たされていくような錯覚を覚える。 なのはは私にとっては天使みたいな存在だ。 周りは「悪魔」とか言う人もいたりするが、私にとっては安らぎを与えてくれる天使そのものだ。 だからだろうか。 私にたくさんの幸せをくれたなのはを守りたいと思うのは。 いつか私はなのはに言った。 ――なのはが真っ直ぐ進むための剣になりたい、と。 それはなのはの前に立ち塞がる障害を切り開くため。 今はまだそこまで行けていないけど、いずれは…… 「フェイトちゃん」 「ん? なに、なのは?」 急になのはが呼びかけてきた。 なぜかなのはの顔は少し真剣な顔をしていたような気がする。 「楽しいね。私、フェイトちゃんと友達になれて良かった」 「私の方こそ……その、ありがとう」 なぜいきなりこんな話題になったのか分からなかった。 でも、そんな事どうでも良かった。 今この瞬間が愛おしかった。 温かで満ち足りたこの時間がいつまでも続く事を願っていた。 だけど、現実は私の思いとは関係なくやってくる。 「ごめんね、フェイトちゃん」 「どうしたの、なのは? 急に謝ったりして」 なぜなのはが急に謝ったのか私には理由が分からなかった。 ただ……怖かった。 その時、なのはがどこか遠くにいるような気がした。 目の前にいるのに、それなのにどうしようもなく不安になる。 「私、もう行かなくちゃ」 「……ど、どこへ?」 「遠い場所。だから、もうフェイトちゃんとはお別れなの」 「そんな……遠い所ってどこ!?」 「管理局でも行けない所。だから本当にもう会えなくなる」 青天の霹靂とはこのような事を言うのだろうか。 まるで頭をハンマーで叩かれたような鈍い衝撃がゆっくりと身体に広がっていくのが分かる。 私はそんな事は一言も聞いていない。 今初めて聞かされた。 あまりに急な話だからきっとなのはの冗談だと思った。 ……いや、そう思い込みたかったんだ。 なのはの目を見れば一目瞭然だ。 あの目は真剣に話をしている時の綺麗な瞳。 それが今はどうしようもなく憎らしい。 「ウソ、嘘でしょ。冗談だよね」 「嘘じゃないよ。全部本当の事。こんな事、フェイトちゃんに冗談でも言えないよ」 なのはがそう言うと分かっていた。 分かっていた。 分かっていたのに。 それでも一縷の望みを抱いていたのに。 望みは何の救いもなく絶たれてしまった。 私の目の前はもう青空など見えていなかった。 広がるのは果てしなく続く暗闇だった。 「フェイトちゃんは強いから……私がいなくても大丈夫だよね」 「違う、違うよ、なのは。私、強くなんかないよ……」 私は弱い。 それは自分自身が一番よく分かっている。 それでも強くいられたのは周りに支えてくれる温かな人が数多くいたからだ。 その人達のために頑張らなきゃって思ってここまで来たのかもしれない。 闇の書の夢から脱出できたのも帰る場所があったから、私よりも強くて優しい人が頑張っていたからだ。 「フェイトちゃん……さようなら……」 「待って! なのは、待って!」 なのははベンチから腰を上げて、別れの言葉を告げた。 今ここで止めないともう二度と会えない。 そんな事が自分の中で確信になっていた。 なのはを止めようと急いで立ち上がろうとしたが――私の身体は動かなかった。 まるで不可視のバインドを掛けられているかのように少しも動いてはくれなかった。 こうしている間にもなのはは徐々に私から遠のいていく。 「そんな、義兄さんやシグナムだけじゃなくて……なのはまで――!?」 え? 私は今、なんて言ったんだ? 義兄さんやシグナムだけじゃなくて……なんだろう。 分からない。 いや、違う。 分かりたくないんだ。 これはあの時のような綺麗な別れじゃない。 そう、これは永遠の別れだ。 「フェイトちゃん」 「……なのは! なのは! なのは! なのは! なのは!」 いつのまにか私は泣いていた。 幼い子供のように泣いて目の前の出来事から逃げたかった。 でも、本当は心のどこかで分かっていたのかもしれない。 逃げても無駄だって。 「 」 「なのはぁぁぁあああ!!!」 なのはは最期に私に何かを伝えようとした。 でも、それを知る前に私は―― ――悲しい夢から逃げてしまった。 ▼ ▼ ▼ まず目に飛び込んできたのは青い空ではなく白い天井。 周りも海の青や木々の緑などではなく、カーテンの白い色だった。 傍らにはデイパックが一つ置かれていた。 しばらくして今自分が――フェイト・T・ハラオウンがどこにいるのか分かった。 機動六課隊舎内の医務室だ。 確か隊舎内を巡り歩いた時に立ち寄ったはずだ。 だが、なぜ医務室のベッドで寝ていたのか。 全く理由が思い出せなかった。 「私は確か新庄さんと……」 そこから先の事が曖昧だ。 なぜかその先を知ろうとすると躊躇ってしまう。 理由は不明。 そう、まるでこの先に踏み入る事が、禁じられているかのように。 ――さて、皆が待ち望んだ最初の放送の時間が来たわ。 え? なに、これは? ああ、思い出してきた。 確か6時間毎にあるという放送が始まって…… ――それじゃあ禁止エリアの発表よ、よく聞きなさい。 発表された禁止エリアは7時からB-1、9時からD-3、11時からH-4。 最後が隣のエリアだったけど、特に問題ではなかった。 ――では次にお待ちかねの死者の発表よ。 そして、次に死んだ人の名前が発表されて……確か全部で13人…… 名前を呼ばれたのが…… ――クロノ・ハラオウン。 え? ――シグナム。 なに、これは……いや、思い出したくない! この先を思い出してはいけない! ダメ! 思い出させないで! ――高町なのは。 あ。 ああ。 あああ。 ああああ。 そうだ。 思い出した。 みんな、みんな、死んじゃったんだ。 優しい義兄であるクロノも、競い合える好敵手であるシグナムも、そして…… 強くて優しい親友のなのはも死んでしまった。 もう二度と会えない。 ああ、そうか。 さっきの夢はなのはが最後に私にお別れを言いたくて枕元に立ったんだ。 地球にはそういう伝承があるってエイミィが言っていたっけ。 なのはは最後に何を言いたかったんだろ。 こんな事なら最後までしっかり聞いておくんだった。 でも……夢の中だからどうしようもないか。 そう、これはどうしようもない事なんだ。 なのはにはもう会えない。 お義兄ちゃんにも、シグナムにも、もう会う事はない。 でも、だからこそ思わずにはいられない。 もう一度皆に会いたいと。 ▼ ▼ ▼ 「はぁ、大丈夫かな」 『何とも言えないですね』 機動六課屋上に設置されたヘリポートに着陸している最新鋭のヘリ『JF704式ヘリコプター』という名の鉄の乗り物。 その中で黙々と計器を調整している一人の少年とデバイス――新庄・運切とストームレイダー。 今ストームレイダーは待機状態でヘリに組み込まれて、新庄はヘリの操縦に関する簡単なレクチャーを受けている最中であった。 既に離着陸の手順は何度も繰り返してシュミレーションして、ほぼその工程に関する不安はなくなりつつある。 それでも新庄は何度もストームレイダーに教えを請うていた。 まるで不安に押し潰されそうになっている自分を誤魔化すかのように。 『やはり心配なんですね』 「うん」 今新庄が考えている事は医務室の中で眠っているフェイトの事だ。 先の放送は当然新庄とフェイトも聞いていた。 新庄はその死者の多さに愕然として、そして悲しんだ。 その中には同じ全竜交渉部隊に所属する高町なのはの名前もあった。 設立されて間もない部隊ゆえにまだ大した交流はなかったが、それでも知り合いが死んだ事はこの上ない悲報だ。 だが、それにも増して衝撃を受けていたのはフェイトだった。 クロノ・ハラオウン、シグナム、高町なのはと名前が呼ばれるたびに顔は青ざめていって、放送が終わった瞬間に気を失ってしまった。 それも無理もないなと新庄は思っていた。 事前に教えてもらった知り合いの名前、しかもどれもフェイトにとっては特別な存在らしい。 特に高町なのはは特別大切な存在である事が普通に話しているだけでも感じられた。 そんな人を3人も一気に失ったのだ。 ショックのあまり気絶しても責める事などできるはずもない。 「目が覚めたら……なんて声をかけたらいいんだろ」 『…………』 ストームレイダーは無言で返事を返してきた。 フェイト自身に深く関わる事であると想像される存在の喪失。 それを慰めたり癒したりするのに新庄とフェイトの関係は深くない。 ゆえに効果的な励ましは何一つ浮かんでこなかった。 「はぁ……どうしよう」 新庄自身も先の放送による内容に衝撃を受けている。 だが、今ここで自分まで落ち込んでしまう訳にはいかない。 年上としてしっかりとフェイトを支えたいと思う……のだが―― 「とりあえず、もう少ししたら様子を見に行こうか」 『そうですね』 何もできないかもしれない。 新庄はフェイトが目を覚ました時に何をすればいいかまだ分かってはいない。 だが、それでも誰かが傍にいるだけでも気持ちは幾らか楽になる事もある。 そう信じて新庄はもう一度ストームレイダーと共に発進の手順を確認する。 まずは周りの様子を確認するべく窓ガラスの向こうの景色に目をやった。 最初に映るのは空の青。 これまで何度も見てきた空には何の変化もないはずだった。 「え? あれって……」 窓ガラスの向こうに広がる青い空。 そこにちょうど隊舎の上空辺りに飛行する物体が新庄の目に映った。 それは青い空の彼方に踊る黒い影。 黒いライフル型デバイスを起動させた金髪のツインテールに漆黒のマント羽織った魔法少女。 フェイト・T・ハラオウンだ。 「なんで、あんな所に? まさか敵が!?」 『いえ。センサーに反応はありませんでした』 今このヘリには隊舎の防犯センサーをリンクさせている。 ストームレイダーに無理をさせて実行しているのだが、それで分かるのは誰かがこの隊舎に入った時のみ。 侵入者の感知ができるだけで十分なものだったが、そのセンサーに反応はないという。 新庄はフェイトがなぜあそこにいるのか全く分からなかった。 とりあえず理由を聞こうと一度ヘリから降りようと腰を浮かせ―― 『CAUTION』 ――ストームレイダーの警告が機内に鳴り響いた。 「て、敵襲!」 新庄はフェイトが飛び立った理由が敵襲にあると思って、自分も手助けしようと待機状態のストームレイダーを引き抜いた。 そして、フェイトの様子を窺おうと空を見上げた時、ある事に気付いた。 フェイトの持つ漆黒のデバイス、オーバーフラッグの銃身が下へ向けられていたのだ。 もっとより正確に言うならこのヘリに。 「――ッ!? フェイ――」 そこで新庄の意識は途切れた。 意識が途絶える前に目の映った光景は青い空ではなく―― ――赤い焔だった。 ▼ ▼ ▼ 燃える、燃える、燃える。 全てが紅蓮の焔に蹂躙されていく。 燃える、燃える、燃える。 そこにあるものが須らく灰燼に化していく。 燃える、燃える、燃える。 私の心の中で何か得体の知れない想いが静かに激しく燃えている。 新庄さんはもう生きていないだろう。 なぜなら私が殺したからだ。 オーバーフラッグから放たれた魔力弾は新庄さんに逃げる時間など与える間もなくヘリを貫いた。 非殺傷設定ではなく、殺傷設定で、だ。 魔力弾は期待通りヘリの動力部に直撃して、ヘリは紅蓮の残骸へと一瞬で化した。 機動六課隊舎も同様に紅蓮に包まれている。 医務室の置かれていた新庄さんのデイパックに入っていた支給品。 なぜか大量に入っていたガソリンを隊舎中にばら撒いたのだから当然と言えば当然の結果だ。 私はビルの上から燃え盛る隊舎を見下ろしている。 眼下にある隊舎を蹂躙する焔の勢いは衰える事を知らず、まるで日本神話に出てくる火之迦具土神を彷彿させるような光景だった。 あたかも私の想いを源に燃え盛っているかのような錯覚さえ覚える。 火を付けたのは他の人がこれを見て集まる事を期待したため。 だけど、別にそこまで期待はしていない。 私は決めた。 なのはに、お義兄ちゃんに、シグナムに、これから死んでいく皆と一緒にもう一度会うって。 そうだ。 死んだとしてもプレシア母さんの力で蘇らせればいいんだ。 あの画面の向こうのアリサは確かに死ぬ前の状態だった。 そうだ。 プレシア母さんは完全な死者蘇生を実現させたんだ。 今ならプレシア母さんの気持ちが痛いくらいに分かる。 大切な人がいなくなる事は耐えられない程に苦しい事だ。 私は優しい義兄であるクロノがいないのに帰りたくはない。 私は競い合う好敵手であるシグナムがいないのに帰りたくはない。 私は! 優しくて強いなのはが! 大切な、初めて友達だって言ってくれたなのはが! いないのに帰りたくはない! 帰るとしたら皆で一緒に。 なのはも、はやても、シグナムも、ヴィータも、シャマルも、ザフィーラも、クロノも、ユーノも…… 新庄さんも、レイも、死んだ人達も、これから死ぬ人達も、皆で…… だから私は最後の一人になって皆を生き返らせて皆で一緒に帰るんだ。 「……だから……ごめんなさい」 だから謝罪の言葉を一度呟く。 それは私を娘として迎え入れてくれたあの温かな人に向けての言葉。 「リンディ母さん……ううん、リンディ提督。私はやっぱりあなたの娘になる資格なんてありません」 それはあの時の申し出を否定する言葉。 「だから……『ハラオウン』の姓は返します。今までありがとうございました」 いつしか自分はまた涙を流していた。 でも今は別に構わない。 そのうち泣く事もなくなるだろう。 その涙と共に『ハラオウン』の姓ともお別れだ。 「私はもうフェイト・T・ハラオウンではいられないから……今の私は昔の、プレシア母さんの人形だった頃の――」 今の私の顔はどうなっているんだろう。 夜叉般若の面か、それとも華の貌か。 あるいは…… 「フェイト・テスタロッサです」 阿修羅をも凌駕する形相だろうか。 【一日目 朝】 【現在地 H-3 機動六課隊舎を見下ろせるビルの屋上】 【フェイト・T・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA s】 【状態】健康、魔力消費(小)、左腕に軽い切傷(治療済み、包帯代わりにシーツが巻かれている)、強い歪んだ決意 【装備】オーバーフラッグ@魔法妖怪リリカル殺生丸 【道具】支給品一式、医療品(消毒液、包帯など)ランダム支給品(0~1、武器なし) 【思考】 基本:皆で一緒に帰る。 1 皆を殺して最後の一人になる。そして皆を生き返らせる。 【備考】 ※もう一人のフェイトを、自分と同じアリシアのクローン体だと思っています(激しい感情によって忘却中)。 ※なのはとはやても一人はクローンなのではと思っています(激しい感情によって忘却中)。 ※新庄は死んだと思っています。 ※激しい感情から小さな矛盾は考えないようにしています。追及されるとどうなるか不明。 ▼ ▼ ▼ 「……ッ……ここは……」 新庄が目を覚ますとそこは荘厳な雰囲気を醸し出す神社だった。 赤い鳥居が何よりの証だ。 だがここがどこなのかという事は今の新庄にはどうでもいい事だった。 端的に言うと新庄は困惑していた。 なぜ爆発に巻き込まれたはずの自分が生きているのか。 なぜ機動六課隊舎にいたはずの自分が神社にいるのか。 なぜフェイトがあのような事をしたのか。 新庄には何一つ分からなかった。 咄嗟の行動で爆発寸前のヘリから脱出した事も。 右側のドアから出たところで爆風に煽られた事も。 防護賢石の効果で自分の身が幾らか守られた事も。 飛ばされた先の海に投げ出された事も。 海に入ったために火傷が軽傷で済んだ事も。 そのまま海流に流されてA-4にワープした事も。 今の新庄では考えもつかない事だった。 そして何より―― ――フェイトが自分を殺そうとした理由。 それが分からなかった。 新庄にはまだそこまで大切に思う人がいないから。 【一日目 朝】 【現在地 A-4 神社】 【新庄・運切@なのは×終わクロ】 【状況】全身に軽度の火傷、全身に軽い打撲、全身ずぶぬれ、困惑、男性体 【装備】ストームレイダー(15/15)@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】なし 【思考】 基本:出来るだけ多くの人と共にこの殺し合いから生還する。 1.なんで僕はここにいるんだろう? 2.フェイト、レイが心配。 3.弱者、及び殺し合いを望まない参加者と合流する。 4.殺し合いに乗った参加者は極力足止め、相手次第では気付かれないようにスルー。 5.自分の体質については、問題が生じない範囲で極力隠す。 【備考】 ※特異体質により、「朝~夕方は男性体」「夜~早朝は女性体」となります。 ※スマートブレイン本社ビルを中心して、半径2マス分の立地をおおまかに把握しました。 ※ストームレイダーの弾丸は全て魔力弾です。非殺傷設定の解除も可能です。 【全体備考】 ※機動六課隊舎はガソリン@アンリミテッド・エンドラインを巻かれた状態で爆発・炎上しています。適切な消化をしなければ程なく全焼します。 周囲一マス以内なら火災を目撃できるかもしれません。 ※JF704式ヘリコプター@魔法少女リリカルなのはStrikerSは爆散しました。 【ガソリン@アンリミテッド・エンドライン】 テロリスト集団『レギオン』によってホテル・アグスタに撒かれた大量のガソリン。 Back 月蝕 時系列順で読む Next Amazing Grace(The Chains are Gone)(前編) Back 月蝕 投下順で読む Next Amazing Grace(The Chains are Gone)(前編) Back Fate/cross dawn フェイト・T・ハラオウン(A s) Next そんな運命 Back Fate/cross dawn 新庄・運切 Next Face
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阿修羅 種族 タイプ 属性 レア コスト HP 攻撃 魔力 防御 素早 パッシブスキル名 パッシブスキル(最大時) 妖怪 攻撃 補助 ★4 15 2185 2147 963 841 869 フォースマスター 【全】フォースとマジックフォース全体化+3ターン延長 詳細
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DBG/W87-T03 カード名:バスケ少年 国宝 阿修羅 カテゴリ:キャラ 色:緑 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2000 ソウル:1 特徴:《夏》・《スポーツ》 【自】[②] このカードが手札から舞台に置かれた時か舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の《夏》のキャラを1枚選び、手札に戻す。 しょうがねぇな レアリティ:TD 神様になった日収録
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阿修羅へ ***** /*前置き*/ ***** 阿修羅をするには運を味方に付けましょう 大事なとこで凍らない場合は諦めましょう ****** /*立ち回り*/ ****** チレツ 絶対相手を転ばせましょう 移動速度やヘイストを取っているかで変わりますが チレツの先っぽで転ばせて拾いに行けない時はもったいない 爆炎 なるべく不屈が付いている時に使いましょう コンボには使わずに立ち回りで使うのを心がけ コンボで使う場合はダウンコンボor刻印を貯めたい時なので〆は不動を入れます 鬼門 適当に打つのではなく立ち位置を有利にしましょう 鬼門に隠れて移動するのも大事 コンボに組み込んでキャストを済ませるのは大事 相手の情報チェック 転ばせてからが大事なので、クイスタブースト装備が付いているか確認 もし+1でもついていたらクイスタ潰すの辛いので頑張って 解凍速度 外部ツールを使っている場合解凍速度が速い為 相手によってコンボやつなげ方は変えた方が良い **** /*コンボ*/ **** 〆かた 他の職より安全な訳ではないですが、基本はレッパで〆て急いで逃げましょう クールがある場合は最後に氷陣→爆炎→真空→鬼門でダウンしながら鬼門が当たります 炸裂で〆るのは無敵が付いていないので反撃を貰いやすい 玉コンボ 弱い武器を付けて人格破綻は普段使うのは駄目 キャストを済ませるのにちょうど良いので、キャストできていないならここで 氷陣の入れ方 補正がかかっていてもある程度速度があればアパスラから氷陣が入ります 不動が黄色の補正バーを越えないようならば相手は最後に転んでいるので氷陣狙いましょう ****** /*補正切り*/ ****** 3種類の切り方があります 氷陣からほうざん 〆で入れるわけではないので地味だけど ダメージ与えて転ばしてから補正リセットされるので少しダメージ稼げる 氷陣から玉投げ真空(補正が切れるか確実ではない) 壁際なら反対で氷陣から真空玉投げ(補正切れるが真空→玉の時に反撃を受けたり避けられやすい) 立ち上がる瞬間に不動 危険怖い 自分のキャスト速度とタイミングとかなれたら狙えるかもしれないが狙わなくていい ***** /*まとめ*/ ***** 個人的な意識は相手の嫌がることをやり続けること チレツで転ばしまくったり 近づいて解放狙いでじわじわ狙っていく等 韓国ベースで決闘の調整が行われている事を考えると 日本の決闘では他国と違い独自装備でクイスタブーストが多く、外部連射ツールの凍結解除で影響を受けやすく 阿修羅は上位に行けてもトップは取れない環境だと思う でも単純で使いやすく強い職であるので、剣士の中でもかなり上位の職業なのは間違いない 上位に行きたいなら単発職か連射が生きる職(クルセとか)を選ぶと日本の装備と連射の環境ではいいと思います
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【小剣】 真・パモルケリス(Lv67) パモルケリスより真空剣が下がるものの、不動がさらに+1と地裂+1。 的中も高い。 レガシー:エクスカリバー(小剣) Fate/Zeroコラボイベントの武器。光属性は阿修羅に不向きだが、抗魔も少し高く ユニーク武器の性能とレガシーの全スキル+1(特性を除く)を兼ね備えた優れもの。 古代遺骨の青銅剣(Lv65) カザン+2、ブレ+2、刻印+2、鬼神+2、不動+1とスキルが山のように付いている。 古代は無いがディアボリカの実質上位互換で陣阿修羅の最終武器となりえる。 タイタンのパラッシュ(Lv65) 固定独立攻撃力ブースト。刻印とブレが+1。 陣特化なら古代遺骨、火力ならエレノアに分があるものの良武器。 鋼鉄鱗のソード(Lv65) 黒鋼のムサンバニーがドロップするボスユニーク。 魔法クリが高く、気絶効果付き。 ピレイントのハンドングラディウス(Lv65) 水属性。特性を除く1~65レベルの全てのスキル+1。 パモルケリス(Lv65) 的中+1、不動+1、真空+2の小剣。真空剣M型には嬉しい武器。 祭壇長の小剣(Lv65) 魔クリ+5%、地裂+2、炸裂+1でどの型の阿修羅にもマッチ。 レシピから作成できるのも経済的。 フルンティング(Lv65) 固定独立攻撃力ブースト。無難だがいまひとつパッとしない。 真・エイトラムソード(Lv62) 60Lvレア小剣2種の能力を足したかのような武器。氷刃+2・爆炎+2とスキルブーストが優秀な上に、 魔クリや移動速度の増加、更には石化効果と多彩な効果がある。 影の足跡(Lv60) 移動・攻撃+5%、開放+1で刀と同じ速度を持つ小剣。 速度を活かした覚醒で圧倒できるがヒットストップは変わらないことに注意。決闘向けか。 インフラクタス(Lv60) クリティカルダメージ20%増加は固定スキル主体の阿修羅にとって全体的火力の向上となりえる数少ない武器。 過剰・魔法クリ特化の恩恵は一番大きい。 四辰斬邪剣(Lv55) 50%の確率で波動剣地烈と真空剣がLv+5される。なおスキルの上限(30Lv)を越えて発動する模様(要検証)。 地烈、真空を多様する阿修羅には、火力上昇・範囲増加としてお勧め。キャスト速度が通常の小剣より3%速いのも魅力の1つ。 雷剣カンヤ(旧 Lv50、新 Lv55) エレノア同様エピック武器なので入手は極めて困難。 エレノアに比べると見劣り感はあるものの、強力な感電の追加効果は並の武器を凌ぐ魅力。 タウキャプテンの角(Lv58) 裂波斬、真空剣発動時に刻印をもう1つ生成するため、迅速な刻印のチャージが可能になり 鬼門返し(阿修羅玉)の連射や、不動と鬼門を連続して使用可能になるなど攻撃の幅が大きく広がる。 魔法攻撃力こそ上位武器に及ばないものの、1つの完成形に至る武器だがそれだけに値段も高い。 なお追加で生成される刻印はスキル発動の瞬間に生成されるため、ダメージを受けたりするなどによるキャンセルがあっても生成される。 無形剣エレノア(Lv50) その名の通り刀身が見えない武器。固定ダメージを含む全ての攻撃に30%の追加ダメージ。 現状阿修羅にとって最強武器といっても過言では無い。 ディアボリカ(Lv50) 不動+1 古代の記憶+2にくわえカザン+1やブレーメン+1も付いているので陣を取得してる人には非常に有用。 ゴルアの教え-迅速(Lv40) 細身の長剣(レイピア)で、リーチが他の小剣よりも長い。(検証により、他の小剣と同じか、ほとんど変らないとの見解もあり) スキルブーストはないが、攻撃速度と移動速度の加速効果があるので決闘では良武器である。 【刀】 真・アルアカムナガ(Lv67) アルアカムナガよりもキャスト速度が上昇・鬼斬りが+1。ほぼ同じ感覚で使える。 レガシー:エクスカリバー(ブレード) Fate/Zeroコラボイベントの武器。小剣同様優秀で、刀の最終候補の一角。 火炎のラノ(Lv65) 火属性で爆炎と古代がそれぞれ+2。メテオこそ出ないが流星落の上位武器といえる。 キルジョの消えた快速刀(Lv65) 攻撃速度が光剣並で非常に高く、覚醒Mまたは決闘に有用か。 タイタンの禊(Lv65) 固定独立攻撃力ブースト、刻印とブレが+1。 エレノアのような超高性能武器の無い刀では、最終候補の一角。 アルアカムナガ(Lv65) 闇属性。阿修羅用のスキルは無いがお手軽に闇強化が活かせる。 ピレイントのアヴィヤ(Lv65) 水属性。特性を除く1~65レベルの全てのスキル+1。 青如塔刀(Lv65) ブレードマスタリー+2で魔攻の伸びが光る。レシピからの作成で過剰もしやすい。 感電はおまけ。 ヌゴルボーンブレード(Lv61) 無双波の攻撃力が30%増加し、さらに無双波時強力な出血効果を与える。 しかし無双波自体が攻撃面の実用性に乏しいため、ロマンに走る人限定か。 黒刀 黒一期(Lv60) 闇属性、スキルはソウル用だが流星落と同じ長い刀身が魅力。 スカサの氷刀(Lv60) 冷竜スカサのボスユニーク。阿修羅にぴったりの水属性付き。 ノイムの禊(Lv60) 特性を除く1~60レベルの全てのスキル+1。 バントゥの氷毒(Lv55) グランディス販売のエピック。水属性強化に加えて氷刃が+2される良武器。 流星落(Lv50) 他の刀より刀身が長く、見た目通り通常攻撃のリーチは他の刀より一回り広い。爆炎が+1。 火属性の解凍コンボが可能で、リーチの長さとメテオの追撃があり決闘では良武器。値段は高い。 妖刀守夜(Lv20) 攻撃時に一定確立で、防御力を一切無視して敵のHPを20%まるまる削る事が出来る。 そのため、敵のHPや防御力が高いほど恩恵が大きく、異界ダンジョンなどで役立つ。 もちろんLv20武器ゆえ攻撃力は無いに等しいので、サブウェポンとして。 【鈍器】 レッドバグ(Lv60) 武器攻撃速度が並の鈍器より速く、火属性つき。攻撃時10%の追加ダメージが目玉。 プロテウスステップ(Lv50) エピックなので入手は極めて困難。しかし真空剣・修羅真空斬がさらに巨大化、威力も大幅上昇という夢のような武器。 二次クロニクル装備と組み合わせれば、真空剣極の阿修羅が作れるだろう。