約 985,805 件
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/65.html
職員室に、真紅の鼻唄が響く。普段の真紅からは想像のできない、軽快な鼻唄だった。 銀「あぁら真紅先生なにかいい事あったのぉ?」 真「あら、分かる?」 とぼけてみるものの、口はにやけっぱなしだった。 銀「なによぉ、教えてくれたっていいじゃなぁい?」 真「ふふ、大したことじゃないわ」 真紅はそう言うと、一つのぬいぐるみをデスクの上に置いた。 銀「そ、それは…!!?く、くん・・・くん…!?」 それは、ちびっ子に大人気の人形劇番組『くんくん探偵』の主人公・くんくんのぬいぐるみだった。 真「あら、水銀燈先生もくんくんをご存知なの?」 銀「ま、まぁねぇ」 知っているなんてものではない。くんくん探偵は毎週欠かさず見ている。 ビデオ録画だってしている。もちろん標準だ。 銀「か、可愛いお人形さんだことぉ…」 その人形は、先月発売された『くんくん探偵コレクションドール』シリーズの最新作、くんくん探偵服バージョンであった。 値段の割に完成度が高く、ファンの間では今世紀最高のキャラクター商品と言われている。 しかしその商品は、若者が集まる巨大ショッピングセンターにしか売っていない。 いい歳をした大人が、こどものおもちゃを買うというのはかなりの抵抗があった。 しかも、ある程度くんくんファンとして認知されている真紅ならともかく、 隠れくんくんファンの水銀燈が生徒のよく行くショッピングセンターにくんくん人形を買いに行くことは、公開処刑にも等しかった。 もし、買っているところ生徒に見られたら、教師を辞める覚悟さえあった。 しかも都合の悪いことに『くんくん探偵コレクションドール』シリーズは、店頭販売限定で、通販では買えないのである。 真「水銀燈先生も、くんくんが好きなの?」 突然の質問に、水銀燈は戸惑った。 銀「な、なぁに言ってるの…!? 私がそんなくんくん探偵コレクションドールシリーズNO,5「くんくん探偵服バージョン」に興味があるわけ無いじゃなぁい…。 本当、馬ぁ鹿みたい…」 真「その割には、やけに詳しいのね」 銀「な…!!あ、あれよ…。この前読んでいた雑誌にたまたま載っていただけよ。 別に私がくんくん探偵のファンだなんてことじゃないわぁ」 真「そう」 真紅はそう言うと、くんくん人形を愛ではじめた。今は水銀燈には興味ないようだ。 雛「あーー!!くんくんなのー!真紅先生、それどうしたのー!?」 雛苺がくんくん人形に飛びつく。真紅はそれはひらりとかわした。 真「これは、3年2組の生徒たちにもらったのよ…。誕生日プレゼントだって。 あぁ、やっぱり私とくんくんは見えない糸で結ばれているのだわ…」 真紅は両手を合わせると、天井のほうを見上げた。自分の世界に入ってしまったようだ。 銀「誕生日…プレゼント…?」 蒼「3年2組の生徒たちは誕生日にプレゼントをしてくれるんだ。みんなでお金を出し合ってね。 ボクも、帽子をプレゼントされたんだ」 後ろから蒼星石がお茶を持って近づいてきた。確かに、2月ほど前蒼星石は新しい帽子を被っていた。 雛「うゅー。ヒナの誕生日、まだまだ先なのー」 銀「私の誕生日は・・・」 2週間後だった。恐らくまだ誕生日プレゼントは買っていないだろう。いや、それ以前に自分は買ってもらえるのだろうか? 少し不安になった。3年2組の授業は、明日だった。明日、勝負に出るしかない。 水銀燈は、一人小さく頷いた。 ~翌日 銀「授業を始めるわよぉ」 水銀燈は、意気揚々と教室に入ると、授業を始めた。 授業は、なんの支障もなく続いた。授業の残り時間がどんどん減っていく。 水銀燈は内心焦っていた。できれば生徒のほうから誕生日プレゼントの話を振ってもらいたかったが、無理なようだった。 水銀燈は、覚悟を決めた。 銀「はぁ~」 大袈裟に溜め息をつく。 「水銀燈先生、どうしたんですかぁ?」 男子生徒が食いついた。 銀「歳をとるって嫌だわぁ」 水銀燈はさりげなく、そして自然に年齢の話をした。 「そういえば水銀燈先生の誕生日って2週間後ですよねぇ」 水銀燈は心の中でガッツポーズをした。計画通りだ。 銀「そ、そうだけどぉ?」 「俺らみんなで先生の誕生日プレゼントを買おうと思ってるんですけど…」 銀「え、そうなのぉ!?いいのぉ?」 驚いて見せるが、もちろん知っている。 乗り気な男子に対し、女子からは「しょうがねぇか」という雰囲気がにじみ出ていた。 「一応俺らの考えではヤクルト50パックセットなんですけど…」 銀「な・・・!?」 冗談じゃない。そんなに大量にヤクルトを貰っても嬉しくは無い。 しかし生徒の話によると、まだ買ってはいないらしい。変えさせるなら今しかない。 銀「う、嬉しいわぁ。でも、ヤクルトって高いじゃなぁい。そ、そんなにお金をかけなくたっていいのよぅ」 「そ、そうですか?じゃあ20パックで…」 銀「か、数の問題じゃなくてぇ…!!ヤクルトって、飲んだらお終いじゃなぁい? できれば、いつまでも形の残るものが良いわぁ。思い出として残るじゃなぁい?」 もっともな事を言ってプレゼントの変更を促す。ヤクルトなど貰ってたまるか。 「それもそうっすねぇ。じゃあどんなものが良いっすかね?」 銀「そうねぇ…くん、くんとか・・・」 水銀燈は呟くように言った。 「え…?くんくん?くんくんって真紅先生にプレゼントしたあのくんくんっすか…?」 銀「そ、そうよ!あれ!あれよ!」 「水銀燈先生もくんくんが好きなんですか?」 銀「な、なに言ってるの!?そんなわけないじゃなぁい。ふふふふ・・・・。 ただ、雑誌に載っていたのがちょおっと可愛いかなぁ、なんて・・」 「雑誌・・・?」 銀「そ、そうよ…。これなんだけど…」 水銀燈はそう言うと、ポケットから雑誌の切抜きを取り出すと、生徒に渡した。 「なになに…?『くんくん探偵ドールズシリーズ』…?あぁ真紅先生に買ったやつと一緒か」 銀「ち、違うわ!!よく見なさい!!切抜きにはまだ続きがあるわよ!!」 水銀燈が即座に否定する。 「え・・・?えっと…『最新作NO,6くんくん私服バージョンが今月○日に発売!!』…?」 銀「そう、そうよぉ!!」 「こんな雑誌の切抜きまで…。水銀燈先生ってやっぱりくんくんが好きなんですか?」 銀「ち、違うって言ってるじゃない!!ただあれよ、ど、どうせなら新しいほうがいいじゃない?」 水銀燈は、手を後ろで組み、モジモジとして下を向くばかりだった。 水銀燈は、手を後ろで組み、モジモジとして下を向くばかりだった。 「はぁ…まぁ…。えっと、○日ってことは一週間後か…」 「そんなら今度一緒に買いに行こうぜ?」 「あぁ、そうするか…」 銀「ほ、本当ぉ!?」 水銀燈はパァッと顔を明るくした。 「みんなもそれでいい?」 男子生徒が同意を求めると、クラスから賛同の声が上がる。女子は、ただ適当に拍手をするだけだった。 「それじゃあ先生、誕生日楽しみにしていてください」 銀「あぁんもう良い子ねぇ!!」 水銀燈は堪らず男子生徒に抱きついた。生徒は座っていたので、ちょうど顔に水銀燈の胸が当たる。 男子生徒が一斉に叫び声をあげた。水銀燈の胸に圧迫された生徒はその感触に酔いしれた。 銀「それじゃあ今日の授業はここまでぇ。うふふふふ・・・」 授業終了まであと数分はあったが、いてもたってもいられなくなった水銀燈は、教室を出て行ってしまった。 銀「あぁ、くんくん…くんくぅん!!」 職員室へ向かう足取りは、いつの間にかスキップになっていた。
https://w.atwiki.jp/ikenuma-yui/pages/18.html
池沼唯の誕生日 210 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/27(金) 22 17 42 ID Aaq7n1qN 憂「ほら、お姉ちゃん。みんなからお誕生日お祝いが届いているわよ」 唯「あーう♪あーう♪ (^q^)」 憂「ほら、ケーキもあるわよ」 唯「キャッキャッキャッ♪ (^q^)」 憂「あー、嬉しいね」 唯「うれちー、うれちー」 憂「じゃあ、早速食べようか?」 唯「たべよー!たべよー♪(^q^)」 憂「はい」 唯「あいすー (^q^)/」 憂「無理言わないで!アイスは無いわよ」 唯「やーだ!!あ~い~す~、あ~い~す~ (`q )」 憂「もう!折角みんなが送ってくれたのに、我儘言わないで!!」 唯「あ~い~す~ ("q")」 憂「いい加減にして!」 パシーン、パシーン! 憂は怒って唯を殴った。 唯「えーん、うーいがぶったよー、えーん (#"q"#)」 唯は泣きわめくが、憂は許さない。 折角の贈りものにケチをつけるその汚い心が許せなかったのだ。 ボコ、ボコ!! さらに憂は唯の腹にパンチを何発か浴びせた。 ゲッフッ 唯は血を吐いてその場で倒れた落ちた。 即死であった。 憂は、肉塊となった唯を見ながら、満足そうにケーキを食べた。 ・誕生日のメッセージカードが届くも… imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (birthday.jpg) 憂に殺されてしまった池沼唯 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ikenuma-yui-2.jpg) (2009.11.27) 池沼唯のSS に戻る counter today - yesterday - total -
https://w.atwiki.jp/bodylinetaisen/pages/185.html
正式なセール名は「ヤン様お誕生日セール」 年に一度のヤン様のお誕生日である9月1日に直営店、海外在住者向けサイト、楽天店、Yahoo店で同時開催される この日は商品がいつもより大幅に価格が下がる為、普段買い物しない客達が一斉にサイトと直営店に詰め掛ける 年に一度の全品半額などとメルマガでは言っているが実際にはいつもの夢価格から半額にはなっていない この日は、かなり多い注文が殺到する為、発送が大幅に遅れたりする 2009 9/1 初めてヤン様がサイトに動画で登場した その時の動画は体線の黒い浴衣を着たヤン様が画面右端から登場し水滴を刀で切るというものであった
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/12901.html
このページはこちらに移転しました 誕生日ケーキ 作詞/ミヤコ 君にケーキを送りたいんだ きっと寂しい君さ 君はひとりモニターを見てるんだ 君にケーキを送りたいんだ だけど君の住所を知らないんだ きっと寂しがってるさ そんな君にケーキをあげたいんだ だけど君の住所を知らないんだ ふわふわのスポンジとイチゴを 甘い生クリームで飾って ろうそくを立てたら プレートに愛しい君の名前を 書いてあげたかった… だから代わりに唄を歌おう 優しいメロディーに乗せて ケーキのような甘い甘いsweet sweet song. 君にケーキを送りたいんだ 優しいメロディーに乗せて ハッピーバースデートゥーユー
https://w.atwiki.jp/25438/pages/1822.html
2013 唯「りっちゃんをお姫様扱いしてみよう!」 澪「はじまりの海」 律「Midnight+Mionight」 律「さぷらいずむぎ」 田井中律誕生日記念SS2013 律「ざっと今年の誕生日」 2014 「少女たちは花火を海から見たかった」 梓「美しき軽音部部長の娘」 律「傘の下なら」 「けいおんぶの、みくろしゃかい」 さわ子「フェイク・ファー」 幼律「だれおまえ」 律「記憶にない私の誕生日」 律「カフェオーレが飲みたいの♪」 「すたんどばいみー」 唯にゃん「律にゃーん顔真っ赤ーにゃん」りっちゃん誕生日SS 2015 律「朝起きたら澪がマンドリルになってた」 澪「向日葵」 澪「今日律の誕生日なんだけどさ」 2017 梓「黒髪ロングで巨乳の彼女ってどうすればゲットできるんですか?」] 戻る
https://w.atwiki.jp/tokimeki_dictionary/pages/184.html
2人一緒の誕生日【ふたりいっしょのたんじょうび】 『1』のPS版他『forever with you』タイトルで発生する藤崎詩織のイベントの一つ。 中には、イベント名を「十年前のプレゼント」としている記事もある。 幼馴染みと家が隣同士で誕生日まで同じというのは、そう滅多にあることでは無いだろう。 このイベントを発生させるには、以下の二つの条件を満たすこと。 主人公と詩織の誕生日が3月1日~4月3日の期間の同じ日の休日で、その日にデートの約束が無いこと。 詩織の評価が友好以上であること。 何の事前情報も知らずにこのイベントを発生させた人は、多分3月生まれかと思われる。 ヒロインの誕生日を任意に設定できるという、本作ならではの醍醐味であると言えよう。 条件さえ分かれば発生させるのは難しくないが、意外な落とし穴として、『誕生日の条件は満たせていても、誕生日当日に詩織とデートの約束を入れてしまってイベントが発生しなかった』『誕生日が第3日曜日で運動系クラブに所属していた』、という点が挙げられるだろう。 なお、このイベントに限らず攻略本等では『1』のイベント名が違っており、このイベントタイトルに関しては… 十年前のプレゼント:「思い出の卒業アルバム」(アスキー) PS版の攻略本(?) ふたりだけのバースデー:「完全ガイドブック」(双葉社) SS版の攻略本 二人の誕生日:「ときめきメモリアルPOCKET パーフェクトガイド」(新紀元社) GB版の攻略本 2人一緒の誕生日:「公式ガイド コンプリートエディション」(コナミ) PSP版(PS版)の攻略本 といった具合になっている。 関連項目 行事・イベント 「藤崎 詩織」の攻略
https://w.atwiki.jp/dangebirthday2/pages/42.html
誕生日祝いロボ 【 陣営 】:支配派 【 性別 】:無性 【 所持アイテム 】: クラッカー 【 ステータス(体力/筋力/体術/知性/精神/FS 詳しくはwikiのキャラメイクページ参照) 】:体力2/筋力2/体術1/知性5/精神2/FS(早口言葉)6 【 特殊能力名 】:ハッピークラック 【 特殊能力内容・原理 】: 半径100m内の電子機器を乗っ取り、その機器が出力する映像や音声を用いて邪神様へのお祝いメッセージをエンドレスに連呼する。 【 キャラクター説明 】: 信者が発明したロボット。邪神様をお祝いすることだけを目的として作られたが、あまり性能は良くない。 「邪神様お誕生日おめでとう」というメッセージを異常なスピードで唱え続けることができる。
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/1842.html
オリキャラ(二人の子、柚と愛)注意 柚…唯似、6歳 愛…梓似、5歳 11月27日……唯の誕生日であるその日を間近に控えた、祝日の午後。 居間を満たすギターの音に、私と唯は笑みを浮かべていた。 壁越しに聞こえてくるその音は小さいけれど、 でもしっかりと私たちの耳に届いている。 曲は定番の誕生日の歌。 普通よりもゆっくりとしたその調子は微笑ましく、 弾いている子の一生懸命さが伝わってくるようだった。 と、その曲が突然途切れてしまった。そして聞こえてくるのは、 ちょっと怒ったような口調の愛の声と、謝る柚の声だった。 「もうっ、おねえちゃんまたまちがえたですっ」 「うぅ、ごめんねぇ、あい……でもここ、わかんなくて……」 「もうっ……ここは……こうするです……」 「ん~……こう、と……わっ、できたっ。ありがとねっ、あい~」 「にゃ!」 聞こえてくるのは声だけで、その姿は壁に遮られて見えないけれど…… 柚と愛の様子は、容易に想像することができた。 それは、放課後ティータイムでの私と唯の姿を思い出させるもので、 「エヘヘ……」 「フフ……」 唯と私は、顔を見合わせてまた笑みを浮かべていた。 11月には家族のお誕生日が二つある。 11日の私の誕生日と、27日の唯の誕生日、その二つだ。 その間はわずか2週間ちょっとで、 普通の家庭なら一緒にお祝いをしてしまうところなのかもしれないけれど…… 我が家ではちゃんと、それぞれのお誕生日会をその日にやるようにしていた。 11日には私のお誕生日会を開き、27日には唯の誕生日を祝う。 この世に生を受けた誕生日はやっぱり大切な日だと思うし、 その日に大事な人のことをちゃんとお祝いしてあげたいと思うからだ。 それは結婚前からずっと変わらず、 柚と愛が生まれた今も変わってはいなかった。 そんなわけで、11日に私のお誕生日会を開いてもらったばかりだけど、 27日にも唯のお誕生日をお祝いする予定であり……そしてそのために、 柚と愛は奥の部屋で「ひみつとっくん」をしている真っ最中だった。 二人の唯への誕生日プレゼント…… 子供用ギターで二人が弾いてくれる、誕生日の歌。 そのための「ひみつとっくん」だった。 「とーじつまでひみつだからねっ」 「のぞいちゃだめですっ」 お昼ご飯を食べ終えると、そう言って部屋のドアを閉めた柚と愛。 でも、普通の家の壁の防音性がそんなに高いわけがなく…… 二人の「ひみつとっくん」の音は、 こうして居間にまで届いてしまっているのだった。 もちろん、私も唯も、それには気づかないふりをしていた。 ほんとは唯は出かけていた方がいいのかもしれないけれど…… 一生懸命練習してくれている音も聞きたいと思ってしまうのは、 まぁ親心として仕方ないところだろう。 「エヘヘ……楽しみだなぁ……」 そう言って、クッションを抱きかかえてラグカーペットの上を転がる唯。 誕生日当日が待ちきれない、そんな表情をしていた。 その表情は無邪気な子供とまったく変わらないもので、 私は苦笑を浮かべてテーブルの上の雑誌へと視線を戻し、 「そだ!」 突然の唯の声に驚いて、また顔を唯の方へと向けていた。 「どうしたの、唯?」 「あのね、あずにゃん、私も特訓しようと思うのっ」 「特訓? 何の?」 「決まってるよっ、私のお誕生日会のときに、 柚と愛をいっぱい褒めてあげるための特訓だよっ」 身を起こし、ふんすと息を吐いて言う唯。 そのどこか自信満々な表情に、私はあきれてため息を吐いた。 「もうっ、また変なこと言って……」 「え~、変なことじゃないよぉ。だって、 あんなに柚と愛が頑張ってくれてるんだよ? これはもうっ、私も柚と愛をいっぱい褒めてあげないと!」 「褒めてあげたいのはわかるけど……褒めるのに特訓は必要ないじゃない」 「必要だよぉ。だって、 いつもよりももっともっと褒めてあげたいんだもん!」 私の方へ身を乗り出してそう言う唯。 その発想の独特さというか、 突拍子もなさは学生の頃とまるで変わっていなかった。 「ということで……あっずにゃ~ん!」 「にゃ!」 付け加えて言えば…… こうしていきなり抱きついてくるところもまるで変わっていない。 さっきまで抱えていたクッションはいつの間にか姿を消し、 その代わりに唯の胸の中に抱えられてしまう私。 ぎゅうっと抱きしめられて、私は思わず文句を言っていた。 「もうっ、いきなり抱きついたら危ないでしょっ」 「あ、そだねっ。いきなり抱きついたりしたら、 柚も愛もびっくりしちゃうよねっ」 私の文句に、ずれた返事をする唯。どうやら唯の、 「柚と愛をいっぱい褒めてあげるための特訓」は、 もう始まっているようだった。 「ん~、じゃあゆっくり抱きついて、 それから思いっきり頬ずりしてあげるなんてどうかな!?」 「ちょっと、唯っ……」 「それとも、久しぶりにたかいたかいしてあげるとか!?」 「わっ、ちょっと危なっ……」 「いややっぱり、ここはむちゅちゅーっとちゅーをっ!」 「え、まっ……ん~~っ!」 抵抗する暇もなく、 私は唯の「特訓」につきあわされることになってしまった。 誕生日の前だというのに、既にはしゃいでしまっている唯。 でもまぁ、それも仕方ないかなとも思ってしまう。 だって、自分たちの可愛い子供が誕生日をお祝いをしてくれるのだ。 親として嬉しくないわけがなかった。 「よぉし、ここであどりぶっ!」 「もうっ、おねえちゃん、ちゃんとえんそうするですっ!」 壁越しに聞こえてくるギターの音と、柚と愛の声。 それをBGMに、「柚と愛をいっぱい褒めてあげるための特訓」をする唯。 クッションの代わりに私を抱きかかえたまま、 ラグカーペットの上を転がって…… そんな私たちを見下ろす壁の絵が、ふと私の目にとまった。 壁に飾られた一枚の絵。 それはクレヨンで描かれ、リボンで飾られた私の似顔絵だった。 笑顔で見下ろす私の似顔絵と目が合って…… 自然と、自分のお誕生日会のときのことを思い出していた。 「特訓」なんて言っている唯に文句を言っている私だけど…… 自分の誕生日のときのことを思い出せば、 あまり文句は言えないなぁとも思ってしまう。 今の唯とあの日の私は、端から見たらきっとあまり代わらないだろうから。 私がそう思ったのと同時に、 「私もあずにゃんに負けないぐらい、柚と愛を褒めてあげないとねっ」 唯がそんなことを言って……私は思わず、小さく吹き出していた。 そんな私を、唯と壁の絵が笑顔で見つめて…… ゆっくりとした調子で奏でられる誕生日の歌が、みんなを包み込んでいた。 END なぜこれが公式じゃないんだ? こっこクラブ(まだあるのかは知らないけど)辺りで掲載されてても不思議じゃないのに……解せぬ -- (名無しさん) 2012-01-25 07 44 30 これ梓唯の親子コミックアンソロジーを創れるな。4人の家族愛を描いたコミック出せるな。 -- (あずにゃんラブ) 2013-01-08 00 49 59 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/6561.html
454 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/09/01(土) 20 58 33.68 ID ??? モニク「いいわね…誕生日の解っているキャラは」 エルヴィン「どうしたのさ?」 モニク「マイの誕生日、いつか解らないのよ…。そして私も」 エルヴィン「姉さんはともかく、マイさん主人公なのにね」 モニク「お互い、誕生日が解っていれば…プロポーズしやすいのに!」 エルヴィン(姉さんの誕生日知っても、マイさんはそう簡単にプロポーズしないと思う)
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/4977.html
《鏡音 レン(047)》 キャラクターカード(サポート) 使用コスト0/発生コスト2/黄 [メイン/両方] [↴]自分の「鏡音 レン」1枚は、ターン終了時まで+10/+10を得る。 初音ミクで登場した黄色を持ち、特徴を持たない鏡音 レン。 自分の鏡音 レン1枚のAP・DPを10上昇させる使用型テキスト効果を持つ。 鏡音 レン専用パンプカード。コスト0なので、出してすぐに発動可能。 カードイラストは描き下ろし。 関連項目 《鏡音 リン(036)》 《巡音 ルカ(064)》 収録 鏡音レン 01-047 編集