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Ruler-支配者 ルースさんのデビュー作! ある日どこかのどの場所で闘いが繰り広げられていた。 その後、一方は旅に出ることを心に決める。 その心意気を感じ取りもう一方も旅に同行する・・・。 プロローグ ざわざわ・・・・・・ 草が風でゆれている 僕達も時の流れで揺れる いつだって僕らは共に戦ってきた 戦乱の世の中僕らは一つの約束をした 何があろうとも何が立ちふさがろうとも 一緒に立ち向かうと・・・・・・ 第1章 夕焼けの綺麗な野原。そこには二人のカービィ・・・・ 一人は青い体、頬には片方三本ずつのひげ、そして赤い帽子 もう一人はピンクの体に羽があるがエンジェルではなく、剣を持ったカービィ 「いくぞ野良!」羽の生えたカービィが言った。どうやら青いカービィは野良と言うらしい 「武器なんかに頼ってるから毎回勝てないんだろ?ソーカー」 今度は野良が羽カビに向かって「ソーカー」と呼んだ。 ソーカーが深呼吸すると 「よし、準備完了!突撃~」 そう言って野良の方へ一気に間合いを詰めて行った 野良は格闘術 ソーカーは剣術を得意としていた。どちらも接近戦向きの武術だが、剣の分だけリーチの長いソーカーがやや有利だと思えた 「返り討ちにしてやるっつーの。[カタパルトシュート]!」 野良が右足を思いっきり後ろに回した。渾身の蹴りを喰らわそうとしている 「へへ、んなことすると足が切れるぞ。[トルネードソードミサイル]!」 ソーカーは羽を使って低空滑空し、剣を野良に向けて回転をした ガンッ ちょうど蹴りが剣にあたり、ソーカーは剣と共にぶっ飛んでそのまま地面に落ちた 「痛~・・・・」 勝負のついたあとのソーカーの最初の一言がそれだ 「ヘ~イ♪また勝ったYO♪」 どこから持ってきたのか野良はグラサンつけていつの間にかDJになって喜んでいた 一章でいきなり戦闘です; ちなみに野良エモンさんは省略してしまいました・・・・・orz 呼び捨てです。そこのところは許してくださいorz 第2章 「ふぅ・・・・・最後の最後まで俺の勝ちだったね、ソーカー」 決闘を終えて数分が過ぎた。その沈黙を最初にきったのは野良だった 「!・・・・最後ってなんだよ・・・・?」 「最後」と言う言葉に少し戸惑いながらもソーカーは野良に質問を問いかけた すると、野良はゆっくり立ち上がった 「俺はこれから旅に出ようと思ってるんだ。だから、ここに戻ってくるまでは君とはしばらくお別れさ・・・・」 野良が言うとソーカーが不満げに言った 「何故だ?なんでそんなことをするんだ?僕には君の目的が分からない・・・・」 「自分では言いにくいけど俺はこの小さな村では強い方だと思う。だけど、それはこの村での話。俺はもっと強くなりたい。力が欲しい。君やこの村を守るための力が・・・・・」 そう言うと、ソーカーは何かを決めたように野良に向かって言った 「なら、僕もその旅に連れて行ってくれよ。僕だってまだまだ強くなりたい。君にいつまでも差をつけられるわけには行かないしな」 ソーカーがそう言うと野良はそれに反対はしなかった 「分かった。一人だけ抜け駆けは卑怯だからな」 そして、二人は互いに拳と拳を合わせた ‥‥‥‥ここから始まる僕たちの、僕達だけの旅が始まる‥‥‥‥ 第3章 旅に出る約束をした次の日、二人は旅支度をしていた もって行く物はあるだけの金貨・カンテラ・食料・護身用にナイフ・それぞれの家に伝わってきた宝玉だ 二人とも両親を無くし、一人暮らしだった 「それじゃあ行こうか」 ソーカーと合流した野良が言った 「てか、宝玉なんて持ち出してもいいのかな~・・・・」 ソーカーは宝玉を持ち出すことに少しためらっていた 宝玉は、手のひらにおさまるぐらいの大きさで、ハンマーで思いっきり叩いても壊れない。野良はこいつに何か特別なものを感じた だからこれを持って行こうと言い出したのだ 野良のは赤、ソーカーは他の家とは変わっていて虹のように色が複数ある。しかも動かしてもいないのに色そのものが動いていた 「よし、そろそろ行こう。いつまでもここにいるわけには行かないし」 野良はそう言うと歩き出したそれに続いてソーカーも歩き出す (この村を守るって言ってたけど、もう戻れないかもしれない。だから、今のうちに言っておきたい・・・・・さようなら・・・・・) 第4章 野良とソーカーが旅に出て数日間、修行をしながら歩いていた 修行と言うのは熊や猪とまともに戦いを挑んだり、夜に煙を立てて山賊と相手したりする事だ そしてしばらくし、街に出た。 街の名は「デュラン城 城下街[デルミス]」 一国一城の主のデュラン王家の城がある街で、野良達の故郷からは結構離れた場所にあった しかも、不思議にもその町は人間とカービィが共存していた。世界でたった一つのこの街には始めは野良たちも驚くほかは無かった 「やっと街に出たな・・・・」 旅の修行に疲れたのか野良は元気が無かった 「でも、山賊からは金を巻き上げたし結構財布の中はあるから何か買って食べようよ」 修行中で出会った山賊は少し痛めつけて脅してやれば簡単にお金を出した。しかし、金はあっても既に食料が尽きてしまっていた野良達はかなり空腹らしい あっさりと食事を済ませた野良達は一つの張り紙に目をやった。内容は [デュラン王家、リスナ嬢暗殺予告受けし。これに対応すべく用心棒求む] と書いてあった 「えっとちょうど受付が今日までで、暗殺予定も今日なのか。 どうする?」 ソーカーが野良に対して質問してきた 「いいんじゃない?報酬金もかなりの額だし、修行の成果を試すのにもいいと思うよ」 野良は「守る力」がどれだけ身についたか試してみたかった しかし、今までの修行ではただの「攻める力」の修行なのだが・・・ そして受付を済ませ、まずは国王とやらに挨拶に行った。 「おぉ、ようやく用心棒が来たか。名は?」 どうやら用心棒は野良達だけらしい。これだけの大惨事に国民は何をやってるんだか 「左の者は野良と言い、右の者はソーカーとの事です」 受付にいた人間の兵士が簡単に説明をした 「ふむ、リスナの命はお前たちにかかっている。頼んだぞ」 国王はそれだけ言うと、王室へ入ってしまった 野良達はリスナの部屋で待機した。ちなみにリスナは17歳で、生まれ付き病弱な体をしている。そのため既に寝てしまっていた 「予告の時間はもう少しだな。暗殺と言う事からして相手は4、5人で来ると思うから気を付けろよ」 野良は慎重に言う 「分かってる。もう少しだ・・・・・・来る!」 ガシャン!! ガラスの割れる音がして数人の人影がいた 野良の推測どうり5人だ 「いくぞ!戦闘開始だ!!」 第5章 寝室の中では既に戦闘が始まっていた 相手は5人。人間3人とカービィ2人の編成だ もちろん先手は取らせなかった。野良は見た目で一番厄介であろう人間をまず狙った 敵は巨体でさらに厚い鎧を身にまとっている。2メートルはある しかし、カービィは人間に比べ身体能力が異常なのだ 「くらぇぇ!スパイラルキック!!」 野良がそう言うと、足を揃え、揃えた足を敵に向けて高速回転しながら突撃した 他の奴らはそのスピードと回転力から推測される破壊力に恐れ、手出しをしようとしなかった グシャ!! 鎧がへこむ音がして巨体はあっけなくその場に倒れてしまった ソーカーは、人間とカービィ一人づつ相手をした。 人間の方はナイフを投げ、カービィの方は剣を構え走り出し、一気に間合いを詰めてきた ズバ! 人間と、接近してきたカービィは一瞬にして傷だらけになり、いつの間にか宙を舞っていた ソーカーが[スターソニックブーム]を使った証拠だ 翼と足に星の力(ソーカーの持つ特殊な魔力)を集中させ、何もせず一気に相手の後ろまで駆け抜ける (このとき余計な動作をするとスピードが落ちてしまう) 目にも止まらないスピードで横を駆け抜けられると走った後の周りは真空状態となり目に見えない風の刃に切り刻まれる事になる 合計3人倒した。残りは2人、戦闘能力で考えるならこっちの方が圧倒的有利だった。だが、油断は出来ない だが、忘れてはいけないのが背後のベッドに寝ているリスナだ。 連続した遠距離系の攻撃でやられてしまっては守りきれない 「・・・一気に片付けるよ、ソーカー・・・」 「!・・・・[あれ]をやるんだね」 第6章 ソーカーの言った[あれ]とは、旅立つ前日(最後の決闘の日)2人はある練習をしていた 二人の技の長所を掛け合わせた[合体必殺技]の事だ もともと、昔からの親友同士しなわけなので目を合わせるだけで合図は必要ない だが、組み合わせ次第では威力が半減してしまうためにどう組み合わせるか迷っていた 相手はさっき戦った3人とは違う。目つきで分かる、人間は鷹のような鋭い目つき(何故かカービィの方はこちらからでは目を見る事が出来ない) カービィの方はカタールを装備している。飛び道具の危険性はゼロだ 人間の方は装備がない。後ろに「くない」か何かを持っていると予測できた 野良は二人がかりではなく遠距離が一人でよかったと思った 「よし、やるよ」と、野良が小声&早口でソーカーに喋った そして、ソーカーが小さくジャンプしたかと思うと剣をカービィに向け、自分の両足を揃えた それと同時に野良はソーカーの足を思いっきりけった 「[キックカタパルト・スパイラルソード・ソニックブーム]!!」 随分と長い技名を言い終える前に暗殺者2人を片付けてしまった 恐ろしい破壊力を秘めたこの技は城の(寝室の)壁をあっさり粉砕し、約8メートル下の庭に植えていた木までも全て斬り倒してしまった 別にこの技を今しなくても良かったわけだが今回の用件は[リスナの命を守る]という事だけだったので2人とも遠慮はなかったらしい 暗殺者5人まとめて吹き飛ばしたこの技は結構騒音が凄いため、寝ていたリスナも起きてしまった 「んに~・・・・・」 暗殺者を吹き飛ばし、ソーカーが帰ってきたときリスナは本当に王家なのかと疑うような声で目が覚めた 「野良~、壁にぶつかった時に剣が壊れた~・・・・・」 愛用の剣がぼろぼろでとても悲しそうな目でソーカーが言った 「しかたない、武器屋で同じようなものを探すしかないよ」 野良よ、そういう問題ではないだろう・・・・ 第7章 そして、朝になり再び謁見の間に野良達はいた とりあえず気絶させた3人は捕まえたが、残った2人は逃げられてしまった 捕まえた奴らは今、牢の中である 「昨晩はいろいろ支障はあったがご苦労であった。わが国の兵でも暗殺者相手に無傷でいられるものはいないと言うのにたいした者たちだ。おい」 王がそう言うと兵は大きな袋を差し出した 金貨だ。袋いっぱいの金貨が詰められていた。しかし、ソーカーは喜んでいない あれだけ愛用していた剣が砕けたのを見れば無理もない。合体技するのがいけないと思うのだが。 それか数秒後にリスナが出てきた。 髪を整え、夜の時の情けなさが無かったかのように今はシャキっとしている 「ソーカーさん、これを」 とリスナがそう言って差し出したものは剣だ。ソーカーに合いそうなサイズの剣を国宝の中から探してきていたのだ 「リ、リスナ!!それは国宝の中でも貴重な・・・」 「父上!私の命も守れず他人に守らせ、さらには自分は昨晩何処かへ逃げていた方が何を言いますか!」 慌てた国王に対してリスナはキッパリと言ってやった。言い終わるとソーカーに渡した 「これを・・・・僕に・・・?」 国宝を貰うのも迷ったが結局リスナに無理やり渡された 剣は国宝と言うだけあってかなり豪華だ。しかも、鍔の中心には大きな穴が開いている。 どこかで見た事あるような大きさの穴だったがそんなことはどうでも良かったらしい 「では、あなた達の旅の先に幸福がありますよう・・・・・」 リスナはそう言った後どこかへ行ってしまった。「ソーカー、良かったじゃん。いい剣貰えて」 野良は羨ましそうに剣を眺めながら言った 「うん。振りやすいし軽いし、頑丈そうだけど・・・・・」 やっぱり物足りないらしい …………オーイ………… 何か聞こえてくる。声からして女の人だろう。しかし、どこかで聞いたことがある・・・ (;-Д-)Σマサカ!? 予想は的中した。リスナだ。しかし、貴女のような服装ではない。動きやすそうだが・・・・。 「待ってよぉ・・・・追いつくのに結構時間かかったんだから」 リスナが言うには警備の目を盗んで逃げてきたらしい。そして今も・・・・ 「見つけました!リスナ様、お待ちください!!」 兵士がそう言うとこっちへ走って来る 当然リスナは逃げた。それを追いかけるように野良たちも走り出す 「何で逃げるんだ?わけ分からん。」 と野良は言った。確かに逃げた意味が分からん 「一緒に旅がしたくなった。それだけじゃ駄目?」 「絶対他に理由があるだろ」 普通に勘がいい野良にはごまかせない 「・・・・」 「まぁいい、理由はいいから旅の邪魔しないでくれよ」 「でも、現に今邪魔してるよね・・・」 ソーカーは言ってはならない事を言ってしまった 沈黙のまま走り続け外に出るとやっと兵士は諦めたらしく後ろには見えない 「良かった~、やっと逃げれた・・・・」 リスナは一息つく 「あんたが逃げるからだろう・・・・」 野良が突っ込む 「いいじゃん、いいじゃん。逃げ切れたんだし♪」 全然よくないぞ、リスナ・・・。てか、病弱な体じゃなかったのか!? そして再開される、野良達の旅。次に着く街には何が起こるのだろうか・・・・ 第8章 デルミスを出て2日、野良たちは次の街に着いた その名は[ルドスア] いろいろなギルドのある街だ 旅人にとってまず行きたいところ№1らしい 修行者もよく来るらしい 「あぁ~、疲れたぁ・・・・」 体力の無いリスナは疲労が酷い 「後悔するぐらいなら城にもどれよ」 野良は容赦無しだ 「うぅ~・・・・」 そんな会話が続く中、一人の男がこっちへやってくる 槍を持っているが、騎士ではなさそうだ 赤い髪、体は包帯を巻いている。胴には鎧の一部であろう物を着けている しかも、それには宝玉がはめてあった 「お、早速発見か!?」 どこかふざけている。喧嘩でも売っているのか? 「お前誰だ?俺たちになんか用なのか」 何が言いたいのか分からないのでとりあえず野良が代表して言った 「いや~、国王命令でね。早速だけど、リスナ嬢には城に戻ってもらうよ」 赤髪がそう言うと回りに居た人の大半がこっちを向いた。全員仲間らしい 「いったい何者なんだ!?こいつら・・・・・」 いきなり集中的に受ける敵対心にソーカーは驚いていた 「もしかして、あなた達・・・傭兵・・・・?」 リスナが口を開いた 「そ、 国王に雇われてね。傭兵って言っても最近は何でも屋になってきてるけど」 そして、赤髪が指をパチンと鳴らすと一斉に襲い掛かってきた ビュンッ! 仲間の中でソーカーが一番に飛び出した 一気にソーカーは赤髪にスターソニックブームで間合いを詰める しかし、相手も早い。本当に人間なのかと思う 襲い掛かってきた他の輩はソニックブームに飲まれて一掃された キン! ソーカーの剣が相手の中に埋まっていた宝玉を外した。そしたら赤髪に変化がおきた 「くぅ・・・・・」 赤髪の体が光出し、カービィになってしまった 「え・・!?」 三人とも目を丸くした。さっきまで人間だったはずだったのにカービィになってしまったのだ、無理も無い 「お前、本当に何者なんだ・・・・?」 「傭兵だって言っただろう」 質問の意味が違うぞ・・・・・ 第9章 色々と混乱して数分がたった 赤髪の名前は「グニル」 傭兵ギルド[オルディス]のギルドマスターだ 「しかし驚いた、宝玉にそんな力があるなんて・・・」 グニルの説明によると、宝玉は色々な使い方があるらしい 飲み込んで発動したり、武器に装着し真の型を見出したり、加工してそのまま宝玉に秘められた力を最大限に引き出したりする ちなみにグニルは飲み込んで発動するタイプの宝玉らしい 宝玉の効果は色によって変わる。どの色がどんな力を持っているのかはまだ分かっていない 「とにかく、リスナ嬢には城に戻ってもらう」 人間化したグニルが言う 「ぅぅ~・・・・・私はぁ、旅を始めたばかりで何もしてないのに帰りたくないぃ~・・・・」 「口調がおかしいぞ、お前。それと、グニルの言うとうり城に帰れ」 野良は容赦しない 「なら、国王が出した金額を上回る金を出して雇っちゃえばいいんじゃない?」 ソーカーは結構頭が働く、どちらかと言うと野良の方が切れるのだがこういうことに関してはソーカーが一歩上だ しかし、国王だけあって出す金額が違う 野良達は暗殺の件で貰った金貨の3分の2を取られた 「これでまだ旅が続けれるんだね♪」 野良とソーカーが泣く中、唯一喜んだのはリスナだ 金持ちの姫様なだけあって金銭感覚という奴が無いのか 「この街を出るときには一言声をかけてくれ。望むなら、旅仲間を一人選んで連れて行かせてやるから」 「じゃ、あなた」 即答で答えたのはリスナだ。しかも、指を差した先にはグニルがいた 「おい!それはまずいだろ。大体ギルドマスターなのに居なくなったらそのギルドは解散じゃねぇかよ!」 さすがは野良、いい事を言う 不思議なことにグニルは断らなかった そしてルドスア滞在から3日がたった 「じゃ、行きましょ♪」 のんきなものだ、旅を遠足かピクニックと勘違いしているのだろうか 「おかしらぁ~、行かないでくれぇ~・・・・」 ギルドメンバーの一人が言った。次期ギルドマスターということで彼が今後を引っ張るらしい 「じゃぁな、みんな」 それだけ言うと旅立ってしまった。特に思い残しが無いらしい。 第10章 ルドスアから離れた野良たちは早速修行にかかった 「どぉりゃあ!」 野良が狼の群れを蹴散らしている。修行の最中だ 「スッ!」 ソーカーは効果音らしき音を自分で出しながら熊を狩っている 「オラァ!!」 グニルは槍を使わず拳で盗賊を相手している 三人とも競っている。誰が一番早くリスナを救出するか そもそもの提案はソーカーだ。リスナをわざと盗賊たちに拉致させ討伐&修行を行おうとの考えだ 早速それぞれの獲物を狩った野良たちはリスナを担いだ一人を逃がした 尾行し奴らのアジトを探り、頭ごと潰させる予定でいる 万が一のことがあってもリスナには宝玉を加工したブレスレットがある 魔法の一つや二つは赤ん坊でも出来る初級者向けだが・・・ 「お、あったあった。盗賊の巣が」 そこには一つの洞窟があった。多分そこだろう 一気に突撃した野良たちは先陣にソーカー、野良、グニルという順の一列で行った。まず、ソニックブームで吹き飛ばし 壁に叩きつけられた盗賊に野良が追い討ちをかけ、グニルがしとめそこなった奴をに止めを刺す作戦らしい。それでは競えないだろう・・・ しばらく蹴散らすと、広いところに出た(結局洞窟の中だが) いっそう派手な服装をしている奴が2人いる。弱そうだが、そいつが首領らしい 「おぅ、おめぇら。俺達の子分をかわいがってくれたそうじゃねぇか。それじゃぁたっぷりお返ししねぇとなぁ・・・」 かなり目つきが悪い 敵は人間とカービィ、総勢50人くらいだろう 数ではかなり不利であろう状況だ・・・・ 第11章 3対50・・・・どう考えても不利だ。 しかし、3人は数かまわず突っ込んだ 「早い者勝ちだからな」 野良がソーカーとグニルにそう言うと走る速度を一気に上げた ドンッ! 野良の蹴りで一列が壁に埋もれた。 ヒュン・・・・・ザシュザシュザシュ! ソーカーのスタソニで3列はブッ飛んだ ズガガガガ! グニルが槍を横薙ぎに振ると横一列が倒れた これには頭二人も目を丸くした。50人の軍勢がたった3人にボロボロというありさまを見れば当然だろう それから全滅させ一番に到着したのはソーカーだ ソーカーは無言のまま剣を喉もとに突きつける 「わ・・・悪かったよ・・・・ほ・・ほら・・・お・・女は返す・・・だ・・だか・・・グヘ!!」 ソーカーは何もしていない。野良が蹴り飛ばした盗賊の一人がちょうど顔に当たりそのまま気絶してしまった もう一人の頭はどこかへ逃げてしまった 「ま、いいか・・・・」 ソーカーはそう言うとリスナを縛ってした縄を切った 「ふぅ・・・・皆酷いよぉ・・・。私を道具みたいに扱って・・」 「修行しないだけマシだろう」 リスナは筋肉がつくのが嫌いらしい 「ま、助かったんだからいいや」 良くない良くない・・・・・ 第12章 盗賊との相手を終え、街に到着した野良たち たどり着いた街の名前は「パルグ」人間だけの街だ しかし、街の人は野良たちをじろじろ見ている 中にはひそひそと小声で話す人も、ちまちまいる 特にこの街でもカービィというのは珍しくもなんとも無いはずだ そんな事を思っていると何か聞こえてきた 「・・・・ねぇ、あの人たちって『移動砲台』の・・・」 『移動砲台』という言葉が聞こえてきたその視線からすると野良らしい そんな事を考えているといきなり人々が群がってきた 「本物だ!あっちには『光の翼』もいるぞ!!」 多分ソーカーのことだろう 4人はしばらく逃げ、民衆をうまく撒いた後、裏路地で出会った老婆に話しを聴いた その老婆の話によると、盗賊を狩りたて懲らしめている小さな英雄のうわさが国全体に広がっているらしい その英雄というのが野良たち一行だ 野良は蹴りの威力が大砲並みという事から『移動砲台』と言う異名がつき ソーカーは瞬速の移動力を持つため『光の翼』になったらしい 「て、勝手に英雄にされてもな~・・・・」 野良が苦笑いをした 「とりあえず、逃げないと色々厄介だから行こうか」 グニルが久しく喋った 「でも・・・・お風呂~・・・・」 リスナは体を流したいらしい 「仕方ないじゃん。こんなに追い回されたら風呂どころじゃないじゃん」 ソーカーがそう言うと老婆がまた口を開いた 「そうそう、あんたらの腕を見込んで一つお願いしたいんじゃが・・・。ここらには対盗賊の集団があったんじゃが、その集団はリーダーが抜け出しただけでなく、今度はそいつらが盗賊家業を始めおったんじゃ・・・・。どうか退治してくれないか・・・・?」 老婆の表情からしてかなり苦しんでいるらしい。だからその為街人が野良たちを追いかけているという事を理解した 「分かりました。そのことなら僕達に任せてください」 ソーカーは快く受けた 「え~・・私は行かないからね」 さらわれ役というのはもう懲り懲りらしい 「わかった、今回は俺とソーカー、グニルの3人で行く。その間はおとなしくしてろよ」 野良が言うとリスナはうなずいてどこかへ走っていってしまった 「じゃ、早速いくか・・・・・・」 野良を先頭に3人は歩き出した。 第13章 野良達は老婆から貰った盗賊の居場所を示した森の地図を頼りに歩いていた アジトは全部で5つ記してある 考えられるのは、全て本物か、それとも本物は一つだけであとは罠か あるいは、全て違うのか 半信半疑で地図どうりに進むと、アジトらしき洞穴を見つけた 「あれか?」 野良が他の2人に訊くがそんなことは知るわけが無い 「ま、罠なら罠で楽しいんだけど♪」 ソーカーは結構楽しんでいる。と言うよりは謝礼が気になるらしい 「楽しいのか・・・・?」 そんなことを話しながら洞穴に入っていった しばらく歩くと前回と同じように広いエリアに着いた 「お~、いるいる♪」 敵の数は空中から見て200~300程度だ。そういうことから考えるとこの部屋はかなり広い事が分かる。そんなことを考えていると頭らしき巨体の男が口を開いた 「なんだ?チビ2人か」 「2人?こっちはさんに・・・・・!!グニル!?」 グニルはいなかった。どこを見てもいない。逃げたのだろうか・・・? 「よし、お前らちょっと遊んでやれ」 頭がそう言うと、軍勢の中から10人出てきた。どいつも殺気に満ちた悪そうな奴らだ 「グニルがいなくてもいいや。どうせザコばっかでしょ」 ソーカーがそう言うとキレた10人がいっせいに走ってきた ズパァ! 血飛沫が飛んだ。スターソニックブームであっさりと一掃してしまった それを見ていた頭はとうとうキレた 「やれぇ!相手がチビ2人でもかまわねぇ!!殺せ!!!」 頭が叫ぶと約200人の軍勢が一気に走る 野良の目つきが変わる。ここまで真剣な表情をしたのは初めてだ 野良は、自分の宝玉を飲み込んだ。 バチバチッ・・・・バチン!バチバチバチバチ!!! 全身に電気が走る。魔力だ 自分では抑えきれないほどの魔力が体を駆け巡る 「ぐ・・・・・・っっ!」 「野良!大丈夫か!?」 魔力で作られた分身体『分身』で応戦しながらソーカーは言った 「だ・・・だいじょう・・・・あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 野良の体が光に包まれる。そして、その光が足へ集中する 野良とは別の声が野良から発せられた 「奥義!『白龍閃光脚』!!!」 空を蹴ると光が龍へと変化し軍勢の大半が龍に食われた。 第14章 軍勢を飲み込んだ龍は、壁を貫通し、天へ昇り、そして軍勢と共に消えた 全ての者の動きが止まった。 「恐怖」。動かなくなった理由はそれだろう 一瞬にして100数人の命が奪われたのではなく消えた しかも、解き放ったのは意識が朦朧としているたった1人のカービィによるものなのだから 「逃げろぉぉぉぉぉ!!!」 「食われる!また蛇みたいなものを出される前に!!逃げろぉぉ!!」 「俺はまだ死にたくないんだぁぁぁ!!」 泣き、叫び、逃げる人たちを野良達は見逃した。と言うよりはもう気力が残っていなかった そこにいるのは3人。野良とソーカー、そしてこの穴の頭だ 「だらしねぇ野郎だ!相手はたかがチビなのによ!」 「たいした奴だ。さっきのを見ても強がってる」 ソーカーが言うと、柄の部分で巨体の腹を突いた。 簡単に砕け、あっけなく倒れてしまった 「の、野良・・・・・・!?」 その場に倒れていた野良は寝ていた 体力の消耗が激しい。一か八かの賭けに出て、これだけで済んだのが奇跡だ あれだけ強力な技を使ってもリスクはほとんど無い ソーカーが野良を持ち上げ羽を使い洞穴を出るとグニルと、見知らぬカービィがいた 「だ、大丈夫か!?いきなり地震があったけど何かあったのか!?」 気絶した野良をみてグニルは驚いていた ソーカーは洞窟内での一部始終をグニルに話した 「ふ~ん、この宝玉が・・・・」 野良の内部から吐き出された宝玉は怪しげなオーラを発している グニルは別のアジトを潰していた そのときに街からさらわれていたのがこのカービィだ。名前は「雲雀」と言う 彼はわざと掴まり隙を見て内部から潰して行こうと考えていたが敵の数が多すぎたらしく動けなかったらしい 「・・・・この戦いが終ったら俺も旅に連れて行ってくれ 一群に勝る一人の力が欲しいんだ」 もちろん反対する人はいなかった 「さぁ、残りは3つ野良が起き次第出発!」 そう言うと彼らは少しの時間眠った。 第15章 朝 ついに朝まで寝てしまったソーカー達は野良の様子を見た 「まだ起きない・・・生きてるのは確かだけど・・・・」 仕方ないのでグニルが野良を担ぎ、次のアジトへ向かった 「・・・そうだ、ここに一番近いところは俺一人で行きたいんだ」 いきなりグニルが言い出した 「グニル?こいつらの事何か知ってるの?」 ソーカーは疑問に思った。何故そんな事をするのか 一つずつ潰せばいいのに 「ああ、もしかするとこいつらは・・・・」 グニルはそこで話を止めた 「とにかく、俺は一人で行かなくちゃいけないと思う。そんな感じがする・・・」 「分かった。僕は野良を連れて行くよ。雲雀はどうする?」 まだ慣れていない雲雀は結構黙っていることが多い 「・・・俺は一番遠い奴を取る」 「分かった。じゃあ、僕はここにする。戦力を分けて一斉襲撃だね」 そう言うと3人(野良はソーカーに担がれている)は走り出しばらばらになった 雲雀は目的地に着いた しばらく走り続けると盗賊の集団がいた 「・・・・あいつらだな・・・・」 雲雀はそうつぶやくと目を閉じた。体から魔力がにじみ出る 魔力は煙状で雲雀の頭上で溜まっていく にじみ出た魔力は炎となり、やがて剣の形になっていく 炎をさらに魔力の膜で剣の形に閉じ込めたのだ 「『炎流星』!!」 頭上にある高熱の刃は盗賊めがけて飛んでいく 速度は100㎞は超えている そして・・・・・ ドガガガガガ!!! 強大な騒音とともに盗賊は吹き飛んだ 大半は焼死。高く打ち上げられた者は骨折は確実 横に飛んだ奴を雲雀は1人捕まえた 「ひっ・・・・・」 おびえる盗賊に雲雀は問いかける 「お前達のアジトはどこだ?」 脅すように言う雲雀に盗賊はビビリまくっている 無言のままで歩き出した盗賊に雲雀はついて行った しばらくするとアジトらしきものが見えた 「あそこか・・・・」 雲雀は走り出した。 第16章 走り続けてしばらく、今までとは違うところに出た 草原。一言で言うならそれが一番あっていると思う もちろん、敵は沢山いる。ざっと見て150弱 何故こんなにまでいるのか分からなかった 「待ってたぜ。そのうち来ると思ってた。お前達が他を荒らしまわってるらしいな。俺達が『神人(かみびと)』という事を知ってて立ち向かうなんて、お前らどうかしてるのか?」 一番前にいた男が言った。どうやら集団名は『神人』と言うらしい 「もともと盗賊から守る目的で作られたものを今度は盗賊やってる奴の方がどうかしていると思うが・・・・?」 雲雀は相手の人数に動じず、言い返した 「ちなみに、俺は『レイグ』。現 神人2番神だ」 「だからなんだ?来るなら来るでさっさとかかって来いよ」 「・・・後悔するなよ・・・・行け!!」 レイグが合図すると全員一気に押し寄せてくる 雲雀は瞬時に魔力を練り上げ炎の剣を作る 数は普通ではない 通常のカービィでは、剣を魔力で作る事自体難しいのに雲雀は数秒で20本を作り出した 「くらえ・・・『炎流星群』」 150対20では明らかに全滅は不可 しかし、炎剣は相手に当たらず寸前で地面に刺さると急に爆発した 肉の焼けるにおいがする。しかし、それが人間の肉だと知ってるとかなり吐き気がしてきた 150人中半分は爆死か焼死。生きていてもある程度のやけどは負っている 残ったのは20人強。間合いを詰めてきた 一人目は剣を持ち、こちらへ攻め寄る。剣を右に避けると左右から2人目と3人目が挟み撃ちにしようとする。雲雀は右側をかわし、左側を魔力で作った透明の手甲で受け流した 左の人間は右側の人間の首より少し下を斬ってしまった それでも間違いなく即死だ 返り血を浴びた左側の人間はひるんでいる隙に雲雀の火炎球をくらい焼死した 今度は残った人間が四方八方から突きの構えで突撃する すかさず雲雀は魔力をレイグとの戦いに必要な分だけ残し、他は全て開放した 突如、雲雀のからだが閃光を放つ。 [サンライト]十字架のような光が無数に放たれ、やがて全てを飲み込んだ 焼ける音と爆発する音が同時に聞こえた。光がおさまると、雲雀の周りの草は焼け焦げ、突撃してきた人間は骨すらも残っていなかった。 「やるな。まさか俺が相手するとは思わなかったよ」 レイグがそう言うと剣を抜いた 「・・・俺は・・・・ここで倒れるわけにはいかないんだ!!」 雲雀の目つきが一層細く、鋭くなる 雲雀から落ちた汗の雫が合図となり、同時に駆け出す 先手はレイグ、右に剣を振る 雲雀はそれを飛び跳ねて避け、魔力を込めた蹴りを繰り出す レイグはそれを交わすためにしゃがみ、右に振った剣を今度は左へ振る 空中で、しかも蹴りをはずして隙だらけの雲雀は、致命傷を避ける為に身をひるがえす 左足をかすった雲雀は魔力で作った火炎球を3発、レイグに撃つ 1発目はかわしたが2発くらった 左肩と胴を炎が包む。しかし、燃えている事も気にせずすかさず突撃。そして縦に剣を振りかざす 雲雀はそれを避けようとせず前へ走った。一気に間合いを詰める カービィの手で触れる事が出来るぐらいの距離まで接近した そこから顔面に全魔力を込めた蹴りを当てた バキッ!! あごが砕ける音と共にレイグはその場に倒れた 気絶だけですんだ。かなりの強敵だった 「これで魔力を操作できたら。俺の負けだった・・・・・」 それだけ言うと雲雀は出口へ歩き出した。 ~解説~(ぇ 『神人』 元、盗賊に対抗すべく作られた組織 結成時は総勢30人ぐらいだったらしい 『~番神』 神人の階級みたいなもの 「~」には数字が入る 1番神から5番神までの5階級まであり、今回登場したレイグは神日との中では2番目に強い 1番神と2番神ではかなり差があるとか無いとか・・・・ 第17章 一方グニルはゆっくり歩いていた 何か考えるような表情だ 洞穴はいくつかの分かれ道になっていた しかし、グニルは迷わず歩いている。まるで、この道を知っているかのように そして、光のさすところに出た そこは、白い壁が一面に広がっている、とてつもなく広い部屋だった やはり、ここにもかなりの軍勢が立ち並んでいる 「・・・・後ろにいるんだろ?顔出せよ。レヴァン」 グニルがそう言うと、軍勢をかき分けるように一人の男が出てきた 手には槍を、服装は全身に鎧をつけている 「久しぶりだね『元 神人一番神グニル』」 レヴァンがそう言うとレヴァンの周りにいた軍勢が少しどよめいた 「何故盗みを働き、人々に武器を向ける?本来の目的はどうなったんだ?」 グニルはレヴァンに問いかけた。そして、再びレヴァンの口が開く 「ここを抜けてから、君は本当に何も知らないんだね。教えてあげるよ。君が抜けて数ヶ月が経ったある日、一人のローブを身にまとった男がここに来た。そして、彼はこう言ったんだ 『我に従え、されば死という名の運命から開放しよう』 とね 僕は迷ったけどそれを受け入れたんだ。そして、僕達、神人のメンバーは共通の『イレズミ』を貰ったんだ。それからというもの、力が溢れてきたんだ。そう、この世界を支配するほどの力が!」 「・・・ふざけるな!!そんなもの、存在しない事を俺が・・・今、証明してやる・・・・!!来い!!!」 グニルがそう言うとレヴァンを先頭に軍勢が迫り来る 迷わず魔力を開放したグニルはその魔力を全て槍へ、そして、槍の刃先に集中させる 「わが身を包みし聖なる風よ、今、その力を我が槍『ゲルグ』にそそぎ愚かなる者に神の裁きを下せ!!『トルネイズツイスト』!!」 グニルが文言を唱えると、グニルの持つ槍が輝き始めた そして、その槍を投げると、横に竜巻のようなものが発生し軍勢を無差別に切り刻む 残っていたのは、レヴァンただ一人。それも無傷で 「さぁ、ここからが本番。だろ?」 「分かってるならさっさと構えろ」 第18章 一方野良&ソーカーは戦闘の真っ最中だった 野良は既に起きていて軍勢を叩き潰していた 「くっそ~・・・・寝起きの運動ってなんだか変な感じがするぞ!?」 多少のふらつきがあるものの、無傷で敵をなぎ払う野良 「あ、そうそう。新必殺考えたんだ」 どうやら寝ている最中、夢の中で修行をしていたらしい 野良は、被っていた帽子を手に取り、それを投げた [ブーメランキャップ」 魔力で硬化させた帽子を相手に投げる技だ 帽子のつばの部分は魔力で押し潰してあり、ナイフのように切れる 投げた帽子は敵を倒し、野良の元へ戻ってきた 「やるぅ・・・・僕だって新技ぐらい・・・・」 そう言うとソーカーは剣を縦に振り下ろした 振り下ろした剣は地面に刺さり、剣の先から魔力が注入され、魔力の塊が相手を切り裂いていった [ビームブレイド] 剣先に魔力を集中させ、地面へ突き立てることにより発動する 魔力はそのまま直線に飛ぶ。魔力をコントロールする事が出来ればビームブレイドそのものを操る事も可能 どちらの技も狙いはこの穴の頭だった 神人3番神 ミヨル 雷を操る魔力に長けた人間だ 「・・・ふん!!」 ミヨルが手を左右に広げたかと思うと ブーメランキャップも、ビームブレイドも弾かれてしまった 「魔力で作ったバリアか・・・」 野良とソーカーはすぐに理解した。遠距離では勝ち目が無い 「野良、この技も合体できそうじゃないか?」 ソーカーが提案した。どんな技になるのか 2人は小声で会話をし、同時にうなずくと互いに魔力を開放した 「無駄だと言うのに・・・・」 ミヨルは腕を組んで立ちはだかっている。相当の自身があって言っているのだろう そして・・・・・ 「くらえ!!『ビームキャップブレイド』!!」 同時に言うと、同時に技を繰り出した 野良が帽子を振りかぶると、その帽子をソーカーが突いた 突いた剣はビームを作り、野良の帽子をビームが包む そして、剣と帽子が別れ、二手による同時攻撃が炸裂した 帽子はサイドから、剣は正面から攻撃した どちらもビームをまとい、一時的な圧縮で切れ味が鋭い パキンッ・・・・ とうとうミヨルのバリアは砕けた 剣と帽子は勢いを殺されその場に落ちたが、魔力の消費でミヨルもその場に倒れた 「強かった~・・・・」 ソーカーは汗まみれの状態だった しばらくやその場に座り2人共休息をとった 「俺たち、組んでてよかったな・・・・・・」 しみじみ野良はそう感じていた。 第19章 キンッ キンッ 刃同士ぶつかり合う 「いい加減、お前もイレズミを貰い受けろ!」 レヴァンが刃を交えながら喋る 「ふざけるな!そんな物は何の意味も持たない!!」 応戦しながらもグニルは言葉を返す グニルが鋭いつきを放つ しかし、レヴァンは刃の先で返し、隙だらけになったグニルを横に薙ぎ払う それをとっさにしゃがんでかわし、槍を縦に振り下ろす どちらも武器は槍だけの真剣勝負 「つっ・・・・」 グニルの槍がレヴァンの頬を掠めた 「なぁグニル・・・・俺は楽しいよ。お前との決闘が」 (何かが変だ・・・様子がおかしい) 「俺は俺じゃないんだ。この意味分かるか?」 レヴァンによる突然の発言はグニルには解釈不可能だった 『この体を支配しているのは俺なんだよ』 レヴァンの口は動いていない だが、明らかにレヴァンから聞こえてきた 左の手の甲からだ 「何だ・・・?一体なんなんだ?」 『俺は、[あの方]の魔力から生まれたイレズミ。別の生き物に刻まれた時、その体は俺たちの物になる。つまり、別の意識が宿るのさ』 「!!」 グニルは戦意を喪失した 手から槍が滑り落ち、驚いている 『戦う気がないなら、お前には用は無い[あの方]は殺すなと言ったが、やはりお前は死ぬべき存在だ』 そう言うとレヴァンの体が槍を振り上げた 『楽しかったぜ。あばよ』 ズブッ 肉に刃が刺さる鈍い音がした しかし、槍が刺さっているのはレヴァンの体だった 『ぐ・・・なぜ・・・?俺の意のままに動かない?』 今度はレヴァンの口から声が出た 「へ・・・・お前にいつまでも操られるわけにはいかないんでな・・・」 「レ、レヴァン!!」 「グニル、すまない・・・お前ばっかりは失いたくないから・・・」 『馬鹿か!?お前が傷付こうが俺には関係ない!』 「だ・・・だが・・・こうすれば・・ど・・どうなる・・か?」 体に刺さった槍を自ら抜き、左手に刺した 『ギュ・・・ギュル・・・・!』 「ざま・・・みやが・・」 レヴァンは意識が途切れそのまま地面に倒れた 「格好付けやがって・・・・」 第20章 「・・・なんだよ、これ・・」 その光景は全員が言葉を失った 神人を壊滅させ、野良達は雲雀、グニルと合流し、街に戻ってきたがその街が今火の海に飲まれていた 街に戻る際、ソーカーは新たに[ツバサ]と名乗る事にしたらしい 一体何のつもりなのだろうか・・・ 「とりあえず、早く戻ってリスナの消息を確かめるんだ! 間に合わなかったら取り返しが付かない!!」 ツバサが言うと、全員が駆け出した 野良とツバサはリスナを探し、雲雀とグニルは人命救助に当たった そして、街に入って数分後、野良の前に人影が現れた 「誰だ?早く街から離・・・?」 人影は、人間の男だった全身を黒のローブで身を包み誰かを担いでいる 「リ、リスナ!!」 男が肩に担いでいる人物、それはまさにリスナだった 「ほう、この娘の知り合いですか。それにしても一日で神人を壊滅させたのは驚きですよ。野良さん」 「何故、俺の名前を知っている?街に火を放ったのはお前か?」 「さぁ?それはどうでしょう」 とぼけた男の反応に野良は少し腹が立った顔をした そして、野良は男に向かって走り出した 「おっと、こっちにはリスナさんがいます。動けば命の保障はありませんよ」 男はそう言うと、ローブの袖からナイフを出し、リスナの首へあてた 「この娘は我々にとってとても重要な役割を果たします。何を隠そうデュラン王家の第一位王位後継者なのですからね」 「の・・・野良・・・」 呻いたような声でリスナは野良の名前を呼んだ 助けを求めるかのような眼差しは周りを囲む炎によって紅く染まる 「ともかく、あなたたちはこの火をどうにかする方が先決では? このままでは関係の無い人たちまで犠牲になりますよ・・?」 笑いながら喋る男に少々苛付かされながらも野良は男を睨みつけている 「では、私はこの辺で」 それだけ言うと男はどこかへ消えてしまった 「くそ!逃げられたのか・・・・俺は・・・何も出来なかったのか!!??」 隣町の消防機関の人たちが火を消している中、野良は地面に拳を叩きつけ、そのままだった。 第21章 火はおさまり、再び終結した野良達だったがしばらく沈黙の状態が続いた 「・・・・どうする?」 沈黙を切り開いたのはツバサだった 「どうするも何も、あいつから救い出す!わけが分からないままで終らせるわけが無いだろ」 野良はそう言うといきなり立ち上がった。しかし 「・・・・・スラル」 と、雲雀が囁くと同時に全員の視線が雲雀に移った 「何か知ってるのか!?」 神人を囮に使われたグニルの言葉には力が込められていた そして、雲雀はグニルの問いかけにうなずいた 「・・・・あいつは、世界を支配すると宣言した奴」 それだけ雲雀は言った 「世界を・・・・支配?」 ツバサは疑問を問いかけた。ツバサだけでなく野良とグニルもそうだろう そして、再び雲雀はうなずく。さらに雲雀は何かを取り出した 「・・・・・・この魔玉を使って破壊する。全て、スラルの選ぶものだけを残して。あとは、それ以外のものを破壊するだけ」 それは、野良達が宝玉と呼んでいた物だった はっとして、野良とツバサはそれぞれの魔玉を見つめた そして、野良が口を開いた 「なるほど、リスナはスラルに選ばれたってわけか」 「野良、何納得してんだよ」 ツバサが言うと沈黙が続いた 急に野良が立ち上がり、歩き出した それを見たツバサは野良に問いかけた 「ちょ・・・野良、どこに行く気なんだ?」 「ここで黙って世界が壊れるのを見ているより、手当たり次第にスラルを探す方がましだ」 それに呆れたのか、ツバサもそれに続いた、雲雀とグニルもそれに続く 「それじゃあ、世界破壊計画を阻止しに行くか」 4人はただ歩くのではなかった なるべく強い魔力が感じられる方へ、その方向へ・・・・ 第22章 さ~て、そんなことで世界防衛の旅が始まった野良たち 一体どんなもんが待ち受けているのか!? 「まず、情報を集めよう。それと、武器も買い揃えたほうがいい」 野良達が行き着いた街は、交易を中心として栄えた『ベネク』 スラルの情報を集めるために訪れた 「まぁ、僕には宝剣があるからいいや」 ツバサは、前にデュラン王家の宝剣を貰っていたので武器を新しくする気はないらしい その宝剣を見てグニルが言った 「でも、その剣不思議だな。使い続けても刃毀れ一つ無いなんて」 そして、野良が雲雀に欲しい武器を訊いてみたところ 「・・・・・俺は武器はいらない」 と答えた 魔法を得意とする雲雀は魔力が最大の武器らしい 「まぁ、それぞれでスラルについて調べてみよう」 野良のが一言言うと、散開して情報収集へと行動を移した それから2時間後 「・・・・誰だよそいつ」 呆れたように言ったツバサは雲雀の隣にいた見知らぬカービィにかなり疑問を持っていた。体はオレンジで目は縦に細い。何故かカンテラを常時持ち歩いていた 「・・・・・『からすくらげ』だって」 「ど、どうもからすです。スラルなら撲知ってます」 とそんな会話が続きからすくらげ(以降『からす』)はスラルについて語った 「スラルは、人間の中でも珍しい膨大な魔力を持つ男です 噂ですけど隕石を落とす事や空間に穴をあける事も出来るみたいです。もちろん普通はそんなことは出来ません 実際に見たと言う情報も結構あります。しかも、世界を支配するとか、馬鹿げたことも言っているようですが支配は出来なくとも滅ぼす事ならあいつにはたやすいでしょう・・・」 からすはそれからも情報ラッシュで全員の脳内の整理が追いつかなく無くなったところで 「ちょ、ちょっと待ってくれ。頭が・・・・」 野良がようやくストップをかけた 「と、とりあえず手強い相手ってことは分かったよ」 ツバサはそれだけ言って、一息ついた 「あ、それと、撲も仲間として連れて行ってくれませんか?これはおいしい情報が待っているような予感がするんだ!」 そして、からすは野良たちのたびに加わった『情報屋のからす』 彼は果たしておいしい情報を手に入れることが出来るのか!? 第23章 からすを仲間に(?)野良のたびは続く。 てか、ほんと久しぶりに書くなぁ 一向は魔力のより強く感じる方向へと進む たどり着いた先は鉱山らしきものだった 「・・・ここどこだ?」 野良が呟くが誰も答えるはずも無かった。だが 「ここは魔玉を掘り出す鉱山だよ」 「!!」 全員の目線はからすに行った 「おいおい、魔玉って埋まってるもんなのか?」 グニルが聞くとからすが頷く 「うん、魔玉はいろいろと理解できないんだ。自然には魔力が無いのにその自然の中から魔玉が生成されるなんてありえないだろ? 誰かが埋めたとかなら分かるけどこんなに貴重な物を換金せずに埋めるなんてやるわけないし・・・」 まだまだ続く独り言を無視し、野良達は行ってしまった・・・ それからしばらく歩くと小さな祠を見つけた 中は不思議と青い炎が中を照らしていた 「ねぇ、何か声しない?」 ツバサが言うと、それを確かめるべく全員耳を済ませた ………来ましたか………力を求めし者たちよ……… 「何だこの声は?・・・力を求めるってなんだろうか・・・」 それから先へ進むと小さな光が点々と灯っているのが見える 魔玉だ。数個の魔玉からオーラが出ている野良の持つものと同じように 「きれいだねぇ~・・・ってうわ!」 和んでいるツバサを突き飛ばすこの如く突如、強烈な風が襲い掛かってきた そしてそれは、ツバサだけでなく他の者をも飛ばした 「くっ、これは一体何が起きたんだ・・・!?」 第24章 突如ぶっ飛ばされた一同。一体何が起きたのだろうか・・・ あ、そうそう登場人物多いと話が絡まるから章ごとに話す人がこれからは決まるよ♪(何 目安は大体3~4人です 吹き飛ばされた野良たち、気づけば祠の外にいた 「いたた・・・・一体何なんだあそこは」 最初に起き上がったのはツバサだった それに続き全員が立ち上がる 「力って何のことだ・・・?」 雲雀が呟き、悩む しかし・・・・ 「なら、今度は突撃じゃあ!」 とグニルが再び祠へ疾走した・・・だが 「ぎゃぁぁぁぁ!!」 と、叫び声とともに吹き飛びながら戻ってきた・・・ 「うわ!」と、飛んできたグニルを野良がかわす そして、”ゴンッ”と痛そうな音とともにグニルは岩に頭をぶつけた ”オオオオオ~~・・・・・” とグニルが嘆いているのを無視して一人を残し全員が話し合いに移った 出だしは野良だった 「で、そうするよ。ここ以外に魔力の強い場所はもう無いし」 「やっぱり修行だね。修行しないと体が鈍るし」 とツバサ そして・・・・ ”ガラガラガラ・・・・・・ズゴーン!!” と上から岩が降ってきた 急な展開に驚きはしたもののすぐに全員それを回避した ………グニル以外は 「ぎゃぁぁぁぁぁ!」 と再び叫び岩の下敷きになってしまった・・・ よく見るとグニル以外に誰かが居た 黒いバンダナに緑の体、そして葉っぱ 「く・・・作者め、『シリアスもつまらないから登場予定の無いお前も行け!とりあえず上から』とかふざけたこと言いやがって・・・あとで軽くボコボコに・・・・」 一人で喋っているその人物に対しツバサが 「あの~、失礼ですがあなた名前は・・・?」 「ん?あぁ、俺は『リーフ』。聞き返すけどここ何処?」 「ここは・・・まぁ、祠の近くです。はい」 いまいち分からない位置説明に戸惑うリーフだが 「ま、いっか。とりあえず何であんた等ここに居んの?」 と質問するが”それはこっちのセリフだ”と言わんばかりの視線を浴び全員が沈黙した・・・ 第25章 しばらく沈黙が続くいやな空間を裂いたのが岩の中のグニルだった 「あ~・・・痛い。痛いぞぉぉぉぉ・・・・」 「・・・・・まぁ、とりあえず作者の都合で旅に加わるよ」 リーフが言うと少し間があったが野良は 「分かった。とりあえずよろしく・・・・」 と言った 「さて、この祠。結局一体なんなんだよ・・・・ 人をふっ飛ばしやがって」 グニルは吹き飛ばされ痛い目を受けたせいでかなり苛ついている だが 「突撃する奴が悪い。自業自得だ」 とツバサが冷たい言い方をした 「な、そんな言い方しなくてもいいだろうツバサ」 と烏海月が言う 「本当の事だ。本当のことを言って何が悪い …………大体、お前の事でもないのにどうして突っかかる」 とツバサが言い返すと烏海月が近づいて k「仲間だからに決まっている。それに仲間に対して あんな言い方できる方がどうかしているんだよ」 t「どうかしているだと?喋ることしか能のないお前に言われたくはないね」 k「喋ることしか能のないだ?お前を叩きのめすぐらいの力はある」 t「なら、やってみるか?かかってこいよ。後悔させてやるから」 そして二人の対決が始まった 先手は烏海月だった。常時所持しているカンテラに火をつけて ツバサに投げた。だが足に魔力を集中しているツバサは あっさりと避ける。それも計算のうちなのかいつの間にか横に回りこんでいた烏海月は拳を喰らわせた 「っ・・・・・」 「剣を振るしか出来ない奴なんてこの程度か」 その一言に頭にきたのか走る速度が急に上がった そして、目では追えないほどの速度で間合いを詰めたツバサは 横に剣を振った。が、バックステップで紙一重でかわした烏海月は 隙だらけのツバサに思いっきり蹴りをお見舞いした ひるんだツバサに追い討ちを喰らわせようとさらに駆け出したが 「止めろ!烏!!」 割り込んだ雲雀が叫び烏海月をとめた 「もういいだろう。二人とも」 「ふん・・・・もう僕はこの旅をやめる。とても不快だからね」 そういってその場をツバサは立ち去った その後の彼はどうなったかは知らない 第26章 ツバサが仲間から外れた・・・・・ この祠は一体なんなのか分かってもいないのでそちらへ話を全員が移した 「さて、もう夜だ。どこか近くに街はないか・・・」 実はリーフに今までのことを話しているうちに暗くなっていたらしい だが、その事についてはすぐに解決した 烏海月が近くに街があることを知っていたおかげだ 彼らはその街に移動した 歩いて30分で着いたその街はかなり発展していて明かりもすごく、活気付いたところだった。その街はカービィの作った都市で高度な技術を持つものが溢れていた街であった 「すごいな・・・・。こんなところがあったなんて・・・」 あまりの大きさに驚愕する野良たちだがさらに驚く事が待ち受けていた この世界ではありえない武器、『銃』が存在していた しかし、火薬を使い弾を飛ばすのではなく火薬の代わりに火の魔力で飛ばすという代物だった。 その威力は半端ではなく簡単に厚さ1mはある鉄板を貫通する、まさに世界最強の武器だ まず、野良たちは宿屋ではなくその『銃』を取り扱っている店へ向かった 「いらっしゃい・・・・」 店には数え切れないほどの『銃』が並べられていた そのうちの一つを烏が取って眺めた 「ふーん・・・やっぱり高いね、これ。もうちょっと安くならない?」 「て、買う気かよ!」 雲雀が突っ込むと烏海月は頷いた k「もちろん。これがあると色々便利だし、魔力撃つから威力も調節できて役に立つと思うんだ。僕の金で買うから問題ないでしょ?」 h「ま・・まぁいいけど・・・・」 k「で、店長。これ安くならない?」 店長「無理言うな!これがギリギリの値段なんだぞ!?」 k「ちっ・・・・仕方ない。この値で買うか」 烏は銃を買ったが値下げが効かなかったのでちょっと不満があるようだった。そして宿に着いた野良たちは早速睡眠をとった ‥‥‥‥その宿で何かが起こるという事は誰もしなかったろう‥‥‥‥ 第27章 夜・・・・野良たちが寝床に着いたとき事件は起き、野良が叫ぶ n「ああああぁぁぁぁぁぁああ!!荷物がナッスィィィング!!」 どうやら泥棒に入られたようだ・・・ 部屋の窓が開いているし・・・ あ、そうそう小説中だけどこれからは「」の始めに喋っている人物の頭文字を入れます。では、続きを楽しみください g「えぇぇぇ!?って、烏海月は?」 h「・・・居ない・・・?」 犯人は烏海月なのか・・・・ キィ・・・・ そして野良たちの部屋の扉が開く 全員何があったか分からないままであるが身構えた r「ん~・・・うるさいよ・・・
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最近の出来事Vol.14 野良パーティーでポイズンヤードに 行った時のSSですw どれが本物?!ELデモンスレイヤーw そして・・・デカイロボットがww (タイトル:野良PTポイズンヤードにて… ^^y) (タイトル:野良PTポイズンヤードにて… ^^y) (タイトル:野良PTポイズンヤードにて… ^^y) (タイトル:野良PTポイズンヤードにて… ^^y)
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勝利条件 勝利条件 敵の全滅 敗北条件 紫の敗走巫女の敗走小傘の敗走 マップ 色分け 地形名 守備 回避 回復 平地 0 0% 0% 森林 1 15% 0% 池 2 30% 0% 通行不可全般 ユニットデータ 仲間になるユニット 座標 名前 出現 条件 18,7 多々良 小傘 最初から 幽谷 響子 クリア後 敵初期配置 座標 名前 所持アイテム スキル 6,2 響子 大型翠弾遠距離大型蒼弾傷薬 獣連続 第三軍初期配置 座標 名前 所持アイテム スキル 19,25 野良妖怪 大型蒼弾 21,25 野良妖怪 遠距離大型蒼弾 29,18 野良妖怪 大型蒼弾 30,19 野良妖怪 高速蒼弾傷薬(落) 29,20 野良妖怪 大型蒼弾 30,21 野良妖怪 高速蒼弾 29,22 野良妖怪 大型霊撃弾(落) 30,23 野良妖怪 高速蒼弾 28,25 雑魚妖精 追尾蒼弾 30,26 雑魚妖精 高速蒼弾 29,27 雑魚妖精 術式弾傷薬(落) カリスマ 28,28 雑魚妖精 追尾蒼弾 30,28 雑魚妖精 高速蒼弾 4,29 雑魚妖精 遠距離高速蒼弾 対魔特性 6,29 雑魚妖精 遠距離高速蒼弾 3,30 雑魚妖精 追尾蒼弾 5,30 雑魚妖精 回復札(落) 7,30 雑魚妖精 追尾蒼弾黒曜石(落) ステージ攻略 敵は響子1人と、残りの全てが黄軍である。 勝利条件の「敵の全滅」は黄軍も含むので、響子を倒して終わりではない。 また、響子が黄軍に倒されてもクリア後にしっかり仲間になる。 要するに普通のマップである。 響子はいかにも聖や巫女で説得できそうだが、ここでは話をすることはできず倒すしかない。 遠慮なく倒してしまおう。 余談だがここで響子から大型翠弾を盗んでおくと響子加入時には新たに所持しているものと合わせて2つ手に入る。 使用回数∞の武器はいろいろと使い道があるので出来れば確保しておこう。 ここで小傘の武器レベルをDに上げておくと次章で大活躍できる。 小傘好きならがんばろう。 ちなみに、マップ右側の黄軍に一人、「カリスマ」持ちの妖精がいる。 この妖精と一緒に進軍して来る黄軍の能力は他の妖精たちより上昇しているので、油断しないように。 ←三章 人と妖 →四章 地獄からの使者 名前 コメント
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952 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 22 52 15.44 ID nfVXhkx+o ~民家~ お婆さん「…」 和風の民家で、お婆さんが仏壇にお茶をあげて拝んでいる。 仏壇には、年老いた男性の写真が置かれている。 野良猫「…」トテトテ 野良猫「ニィ~」チョコン 縁側の外に、一匹の猫がやってきた。 首輪はついていない。 お婆さん「あら、ブチや。また来たの。ちょっと待っててね」ノソノソ お婆さんは、煎餅を持ってやってくる。 お婆さん「ほらブチ、ご飯だよ」スッ お婆さんは、野良猫に煎餅を向ける。 野良猫「ニィ~」トテトテ 野良猫は、お婆さんの方へ歩いてきた。 野良猫「ニィ~」スリスリ お婆さん「おやおや、お煎餅は後でいいのかい?」 そして、お婆さんの手に頬擦りした。 953 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 22 57 26.10 ID nfVXhkx+o 野良猫「パリパリ…」モグモグ 野良猫は、煎餅を食べた。 お婆さん「ブチや。前までおっきかったお腹が、痩せてるね。…子供、産んだのかい?」 野良猫「ニィ~」シッポフリフリ お婆さん「そうかい。おめでとう。…って、なんか毎日同じ事言ってるねぇ」 お婆さん「それじゃあ、たくさん栄養取らなきゃねぇ。ほら、おたべ」スッ 煎餅を差し出すお婆さん。 野良猫「ニィ~」バリバリムシャムシャ 野良猫は、煎餅をたくさん食べた。 野良猫「ニィ~」トテトテ お婆さん「またね、ブチ」 954 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23 07 01.31 ID nfVXhkx+o ~夕方、雑木林~ 野良猫「…」トテトテ 野良猫は、雑木林へやってきた。 そして、木陰にやってくる。 野良猫「…」ガサガサ 仔猫1「ミィ~」 仔猫2「ピィ、ピィ」シッポフリフリ 仔猫3「ミュゥ~」 仔猫4「ミィ~」シッポフリフリ 木陰には、4匹の仔猫がいた。 生後2~3週間ほどだろうか。 野良猫「ミャ~オ」ノソリ 野良猫は、仔猫達の前で寝そべる。 仔猫1「ミィ~」ヨチヨチ 仔猫2「ンミー」ヨチヨチ 仔猫3「ミュウ!ミュゥ~!」ヨチヨチ 仔猫4「ミィ~!」ヨチヨチ 仔猫達は、野良猫のお腹に這い寄る。 仔猫1~4「チュゥチュゥ…」ゴクゴク 野良猫「ミャ~オ」 どうやら、母親のおっぱいを飲んでいるらしい。 955 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23 10 18.78 ID nfVXhkx+o 「この辺でけものの声がしたのだぁ!」ガサガサ 「なのだー」ガサガサ 「なのだー」ガサガサ 「なのだー」ガサガサ 「のりゃ!のりゃ!」ガサガサ 野良猫「…!?」ビクゥ 仔猫1~4「っ…」ピタッ 唐突に聞こえた声に警戒し、野良猫一家は声を潜める。 958 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23 13 07.66 ID nfVXhkx+o 「どこなのだ?どこにいるのだぁ!」ガサガサ 「おにく!おにく!」ガサガサ 「おいちーおにく!」ガサガサ 「おっにく♪おっにく♪」ガサガサ 「のりゃ!のりゃ!」ガサガサ 野良猫「っ…」ブルブル 仔猫1~4「…?」キョトン 木陰に必死で身を潜める野良猫。 仔猫4「…?ミィ~」 仔猫4は、不思議そうに声をあげる。 野良猫「!!!」 959 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23 17 17.00 ID nfVXhkx+o 「そこなのだ!そこから声がしたのだぁ!」ガサガサ 「ちゅかまえゆのだぁ!」ガサガサ 「こんやはごちそーなのりゃ!」ガサガサ 「ふははー!」ガサガサ 「のりゃ!のりゃ!」ガサガサ 声は確実に、野良猫のいる方へ近寄ってくる。 野良猫「…!」ガバッ 仔猫1~4「ミュゥ…!?」 野良猫は、仔猫達の上に覆い被さる。 アライさん1「見つけたのだぁ!」ガサッ アライちゃん1「なのだー」ガサッ アライちゃん2「けものなのだ」ガサッ アライちゃん3「おぉー!」ガサッ アライちゃん4「のりゃ!のりゃ!」ガサッ とうとう、見つかった。 野良猫「フシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァッ!!!!!」フゥーーーーーッ 野良猫は、アライさん1たちを威嚇する。 963 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23 21 21.68 ID nfVXhkx+o 野良猫「シャアアアアアアアア!」フゥーーーーーッフゥーーーーーッ アライちゃん1「ぴぃぃっ!」ブルブル アライちゃん2「こわいのりゃぁ…!」ブルブル アライちゃん3「おかーしゃ!やっちゅけゆのりゃ!」 アライちゃん4「ごはんー!」シッポフリフリ アライさん1「任せるのだぁ!アライさんに、お任せなのだぁ!」ズカズカ アライさん1は、野良猫へ近付く。 アライさん1「たあ~っ!」ガバッ 野良猫「フシャアアアアッ!」ガバッ 取っ組み合いが始まった。 アライちゃん1「がんばえ~!」シッポフリフリ アライちゃん2「ふぁいと♪ふぁいと♪」シッポフリフリ アライちゃん3「おっかしゃんふぁいと♪」シッポフリフリ アライちゃん4「のあー」 仔猫1~4「ミュゥ…!」ブルブル 966 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23 26 50.54 ID nfVXhkx+o 激しい争いが続いた。 野良猫「フシャアアアアッ!」バリバリ アライさん1「痛いのだぁっ!よくもやったのだ!アライさんスペシャルキック!」ドゴォ 野良猫「ブニャアアァァ!!」ベギィ 必死に我が子を守ろうとする野良猫。 アライさんの攻撃を、ひらりひらりとかわし、引っ掻いたり噛みついたりして反撃している。 しかし… 野良猫「ゼェ、ハァ、ゼェ、ハァ、ゼェ、ゼェ…!」ハァハァ アライさん1「ぜーはー…!もうバテたのか…!体力無いのだ!」ハァハァ 体の大きさと体力の差は歴然としていた。 967 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23 32 46.66 ID nfVXhkx+o アライちゃん1「いまのうちにおにくげっとすゆのだ~!」ヨチヨチ アライちゃん2「すゆのだ~!」ヨチヨチ アライちゃん3「おやこのれんけーぷれーなのりゃ!」ヨチヨチ アライちゃん4「のりゃ!のりゃ!」ヨチヨチ 仔猫1「ミイィ!」ブルブル 仔猫2「ミュウウゥ!」ブルブル 仔猫3「ミニャアァ…!」ブルブル 仔猫4「チィ!チィ!」ブルブル アライさんと野良猫が戦っている隙に、アライちゃん達は仔猫の方へ近寄っていた。 アライちゃん1「たべゆのだ!」ヨチヨチ アライちゃん2「しとめゆのだぁ!かりごっこなのだぁ!」ヨチヨチ アライちゃん3「うぅ~!」ヨチヨチ アライちゃん4「なのだー」ヨチヨチ 野良猫「フウウウゥ!!」バッ だが、そうやすやすと子供に触れることを許す母親ではない。 野良猫「フギャアアアアアアッ!!」バリバリバリバリ アライちゃん2「ぴぎいいいいぃぃーーーーーっ!!?」 野良猫は、アライちゃん2の顔面を何度も引っ掻いた。 鋭い爪が、アライちゃん2の顔の柔肌を裂いていく。 969 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23 38 10.99 ID nfVXhkx+o アライちゃん2「びぎいぃぃぃーーーっ!ぴいぃぃーーっ!いぢゃいいぃーーーっ!おがぁしゃぁーーーんっ!」ピイイィィ アライちゃん2は、どうやら右目の角膜が深く傷ついてしまったようだ。 アライさん1「チビ!チビ!…お前ええっ!よくもチビをっ!許さないのだぁ!」ボギャアァ 野良猫「ゲフッ!」ゴロンゴロン バテて俊敏な動きができなくなった野良猫。 そのどてっ腹に浴びせられた蹴りをもろに食らってしまった。 971 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/08(水) 23 44 38.92 ID nfVXhkx+o アライさん1「死ぬのだ!死ぬのだあぁぁ!」ドガァドガァ 野良猫「ミギイィィ!!」 体の大きさにも、体重にも差があるアライさん1と野良猫。 蹴りの一発一発が、野良猫に大ダメージを与える。 野良猫「…ミィ…」フラフラ 野良猫「っ…!」ハムッ 仔猫1「ミィ!?」ブラン 野良猫は、一番体の大きな子供1匹を咥えると… 野良猫「っ…!」タタターッ 仔猫1「ミィィ!?」ブランブラン …その場から一目散に逃げ出した。 残りの3匹を置いて。 アライさん1「ああっ!…逃がさないのだぁ!」ダッ 追いかけるアライさん1。 978 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00 03 08.67 ID QMCLBnTho アライさん1「お前も捕まえてやるのだあ!」ダッ その時。 「ぎびいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーっっっ!!!!」 …アライさん1の背後から悲鳴が聞こえた。 アライさん1「…!!?チビ!?」クルッ アライさん1は、後ろを振り向く。 979 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00 08 41.28 ID QMCLBnTho アライさん1が見た光景は… 14歳の少女「さ、佐助!ちょっと!」グイグイ 大型犬「ガウウウゥウゥゥウ!バウ!グギャウウゥゥーーーーーッ!!」バグゥブヂィ アライちゃん1「ぴいぃぃーーーーっ!おがあじゃあああああんっ!ひぎびいぃぃーーーっ!!」ブッシャアアアアアア …イングリッシュ・ポインターの大型犬に、自分の子供が襲われ、腹を食い千切られ内臓をブチ撒けられているところだった。 14歳の少女「さ、佐助!ハンター叔父さんに怒られるよ!」グイグイ 大型犬「ガウ、バウウウゥゥ!ハグッ、モグモグ…」ガツガツ アライちゃん1「ぎ…び…」ブシャアア 大型犬は、アライちゃん1の肝臓を引きずり出して食った。 アライちゃん2「ひ、ひぃ…!」ブルブル アライちゃん3「おねー…しゃん…!」ブルブル アライちゃん4「ぴいぃ…!?」ブルブル 983 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00 14 57.91 ID QMCLBnTho アライさん1「!?お、お前ええええっ!よくもチビをーーーっ!!」ダダッ アライさん1は、アライちゃん達の方へ駆け寄る。 アライさん1「そのチビ達はッ!!アライさんがッ!!腹を痛めて産んだッ!!大事なチビなのだああッ!!」ダダッ 大型犬「フゥー」ゴクン アライちゃん1「」グッタリ アライちゃん2「ぴぃぃーっ!ききなのだぁ!」ヨチヨチシッポフリフリ アライちゃん3「おかーしゃーんっ!はやぐだぢゅげでぇ!」ヨチヨチシッポフリフリ アライちゃん4「あらいしゃんたべものじゃないのりゃぁー!」ヨチヨチシッポフリフリ 肝臓を食われたアライちゃん1を置いて、必死のヨチヨチ歩きで逃げるアライちゃん2~4達。 アライさん1「アライさんの可愛い可愛い子供達は!お前の食べ物なんかじゃないのだあああぁーーっ!!たあああああああーーーーっ!!」バッ 大型犬にタックルを仕掛けるアライさん1。 986 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00 20 32.58 ID QMCLBnTho 大型犬「ガブウゥ!」ガブゥ アライさん1「ぎびっ!?」 だが大型犬は、タックルしてきたアライさんの腹へ的確に噛みつき… 大型犬「フンッグゥ!!」ブッヂイイイィィッ アライさん1「ひぎびゃぁああーーーーっ!!」ブッシャアアアアアア アライさん1の腹を食い破った。 皮膚と腹筋が破れ、アライさん1の腹から腸がはみ出す。 アライさん1「うぐぎいいぃぃ!いだい!いだいのだああーーーっ!!」ゴロンゴロン アライさん1は、血を撒き散らしながら地面を転がる。 どうやら内臓そのものに傷はついていないようだ。 987 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00 26 02.80 ID QMCLBnTho アライさん1「う、うぅ…」ブルブル アライさん1が痛みに耐えていると… 大型犬「フゥーッフゥーッ」ノソノソ アライちゃん2「ぴぃ!ぴいぃぃ!おかーしゃ、たしゅけてぇ!!」ジタバタ 大型犬は、アライちゃん2の首を咥えて、アライさん1の前にやってくる。 14歳の少女「あーもう…佐助。ハンター叔父さんに怒られても知らないからね」スッ 仔猫2「ミィ~」プルプル 仔猫3「ミィ、ニャァ」プルプル 仔猫4「チィチィ」プルプル 少女は、仔猫達を優しく撫でる。 989 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00 29 32.23 ID QMCLBnTho アライちゃん2「おがーしゃああんっ!あらいしゃんをだじゅげでえぇっ!」ジタバタ ピイイィィ アライさん1「ち、チビを離…」 大型犬「ガブゥウウ!」ガブブヂィ アライちゃん2の頭「」ボトッ アライちゃん2の体「」ドサッ ビグンビグンビグンビグンバタッバタタッ アライさん1「ちび…ちびいいぃぃ!!」 アライちゃん2は、母親の目の前で首を食い千切られた。 993 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00 51 50.19 ID QMCLBnTho 大型犬「ハグッ、モグモグ…」モグモグ 大型犬は、アライちゃん2の内臓を食っている。 アライさん1「や、やめるのだ…!アライさんの子供達は、食べ物じゃないのだぁ…!食べ物なら、そ、そこの、仔猫の肉を、お前にやるのだぁ…!」スッ アライさん1は、少女が抱く仔猫達を指差す。 アライさん1「だ、だから、アライさんの子供を、た、助け…」ブルブル アライちゃん3「にげゆのりゃ~!」ヨチヨチヨチヨチシッポフリフリ アライちゃん4「のりゃ!のりゃ!」ヨチヨチヨチヨチシッポフリフリ 逃げていくアライちゃん3 4。 994 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 00 59 07.27 ID QMCLBnTho しかし… 大型犬「ガブゥ!」ハグッ アライちゃん3「ぴいいいぃ!?しっぽいぢゃいいぃぃーーっ!!」ブラン アライちゃん3の尻尾を噛み、ぶら下げる大型犬。 野良猫「ニャオオォ!」ガバッ アライちゃん4「ぴぎいぃぃ!た、たべないれくらしゃいなのりゃぁ!」ドサッ アライちゃん4に飛びかかり、覆い被さる野良猫。 …子供達は、犬と猫に同時に捕らえられた。 アライさん1「あ、あ…」ブルブルドクドク 内臓がはみ出ている自分の腹を押さえ、震えるアライさん1。 アライちゃん3「おかーしゃ!おかーしゃんっ!だぢゅげで!だぢゅげで!」ピイイィィ アライちゃん4「おかーしゃんっ!おかーしゃんっ!」ジタバタ ピイイィィ アライさん1「お…お…」ブルブル アライさん1「お前達はまた産んでやるのだあぁぁーーーっ!!」シャカカカッカカカッカカ アライちゃん3 4「「ぴいいいぃぃぃーーーっ!!?たじゅげでえぇーーーーーーーーーっ!!」」 …子供を見捨て、四足歩行で逃げ出すアライさん1。 997 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 01 09 20.11 ID QMCLBnTho アライちゃん3「お、おかーしゃん!あらいしゃんたち、おにくぱーちーすゆやくしょくだったのりゃあぁ!」ジタバタ アライちゃん4「もどってくゆのりゃあああっ!このわんわんとにゃーにゃーで、おにくぱーちーすゆのりゃああっ!」ピイイィィ 今日は美味しいお肉を食べるはずだったアライさん一家。 アライちゃん3 4「「おかーしゃん!おかーしゃんっ!ぱーちー!おにくぱーちーすゆのりゃああっ!!」」ピイイィィ しかし… 大型犬「ハグゥ!」ガブブヂイィ アライちゃん3「びぎいぃぃぃーーーっ!!しっぽおぉっっ!しっぽいぢゃいのりゃぁあーーーーーっ!!」ブシュウウウゥウ アライちゃん3は、尻尾を噛み千切られた。 大型犬「モグモグ…」ガツガツ アライちゃん3「ぎびいぃぃ!あらいしゃんのかわいーしっぽたべちゃめーなのりゃぁ!!」ブシュウウウゥウ 大型犬「ハグウゥ!!」ガブゥ そして、柔らかいお腹へ噛みつき… アライちゃん3「ぶぎいいぃ!おながかんだらだめなのりゃぁぁ!あらいしゃんのおなかはせかいいちだいじなのりゃああっ!!」ジタバタ 大型犬「ガブウゥ!」ブヂン アライちゃん3「いぢゃいいぢゃいいぢゃいいぢゃいいぢゃいぎびぴぃぃぃぃぃっぎゃぁああああああーーーーーーーーーーっ!!」ブッシャアアアアアア …腹を食い破った。 998 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 01 19 48.86 ID QMCLBnTho 野良猫「ウニャアアア!」バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ アライちゃん4「ぴぎいいぃぃぃーーっ!!あらいしゃんのかわいーおかおひっかいたらだめなのりゃあああっ!!」ジタバタ 野良猫に覆い被さられたアライちゃん4は、全身を引っ掻かれ、噛まれている。 野良猫「ニャグガブウゥゥ!!」バリバリガブウウゥバリバリガブウウゥ アライちゃん4「ぴぃ!ぴいいいぃぃーーーーっ!ひとしゃん!ひとしゃんたしゅけてぇぇーーーっ!!」 14歳の少女「…!」 猫の下敷きになっているアライちゃん4は、少女に向かって叫ぶ。 アライちゃん4「いーことかんがえたのりゃぁ!ひとしゃん!かわいーあらいしゃんを、あっちのいぬのかわりにぺっとにすゆのりゃぁ!」 14歳の少女「…」 アライちゃん4「おかーしゃんも!あらいしゃんたちはせかいでいちばんかわいーっていってたのりゃぁ!」 アライちゃん4「みゆのりゃぁ!これで、あらいしゃんをかいたくなゆのりゃぁ!」 野良猫「フゥーッ!フゥーッ!」 猫の下敷きになっているアライちゃん4。 何をしようというのか? アライちゃん4「しっぽのだ…」シッポフリフ… 野良猫「ウギャアアフゥーーッ!」ガブウゥ アライちゃん4「ぎびいぃぃーーーーっいじゃいのりゃぁあーーーーーっ!!」 …アライちゃん4が何かしようとする前に、猫は反射的にアライちゃん4の尻尾に噛みついた。 999 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 01 25 16.94 ID QMCLBnTho アライちゃん4「ぴぃ!ぴいいいぃぃーーーーっ!やべでええっ!しっぽかむなああーーっ!」ジタバタ 成猫を嘗めてはいけない。 立派な肉食獣である。 野良猫「ハグウゥ!」バヅン アライちゃん4「ぴぎいいぃぃぃぃぃーーーーーっ!!」ブヂィ アライちゃん4の尻尾の腱が切れた。 アライちゃん4「ぴぃ!ぴぃぃーっ!いぢゃいぃ!しっぽのだんすできないのりゃあああっ!びええーーーーんっ!」ピイイィィ 尻尾がまともに動かなくなったアライちゃん4は、大声で泣き出した。 1000 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2017/11/09(木) 01 30 47.68 ID QMCLBnTho 14歳の少女「…ねえ、アライさん」スッ 少女は、アライちゃんの顔の前にしゃがみこむ。 アライちゃん4「!ぺ、ぺっとにしてくれゆのか!?やったのりゃぁ!あらいしゃんのかわいさがつうじたのか!」 アライちゃん4は、安堵した表情になる。 アライちゃん4「だ、だったらさっさと、うえにのってゆもーじゅーをぶっこよしゅのりゃぁ!あらいしゃんのききなのりゃぁ!ぺっとのいちだいじなのりゃぁ!」ジタバタジタバタ 14歳の少女「…」 14歳の少女「…アライさんは、ペットにはできない法律なんだよ?」 アライちゃん4「ほ…ほーりつ!?なにいってゆのりゃ!あらいしゃんのゆーことがほーりつなのりゃぁ!」ジタバタ パート12へ進む パート11へ戻る
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作者:KkaRIOFDO 397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 19 33 55.03 ID KkaRIOFDO 美まど「ホムラチャーン!ホムラチャーン///」 まどか「ペットのまどまどが発情期に入ったみたい……番いの相手を選別したい場合は発情期に入る少し前から隔離させとくといいよ」 美まど「ホムラチャァァァン…」アイタイ… まどか「おっと早く会わせてあげないとね……さ、お行き」ヒョイ りぼほむ「マドカー///」タタタタ 美まど「!! ホムラチャーン///」ギュー まどか「ただ一匹だけ産まれたりぼほむ、大事に育ててよかったよぉ」 仔りぼほむ1「ホミュー」 仔りぼほむ2「ホミャー!ホミャー!」 仔めがほむ「ホミャー?」テクテク 仔まど「ミャドー」オカーサン 親りぼほむ「ホムゥ///」コドモタチカワイイ 親美まど「マドマド///」オオキクソダッテネ 野良親ほむ「ホムー!!ホムー!!」オネガイヤメテ あんあん1「アーン」ガブリ 野良仔ほむ1「ホビャァァァァ!!!」バキバキグチュ あんあん2「アグアグ」ウマイウマイ 野良仔ほむ2「」バキッボキ あんあん3「アンアン!!」ボゴッドガッ 野良仔まど「ミャドギャッミャグフェミギャッ……ギャッ!!ミャドォ……」オカーサン…… あんあん4「アンアンアーン!」シボレシボレギュゥゥゥ あんあん5「アンアン♪」ギュゥゥゥ 野良親まど「マドォォォォォォォォォォ!!!!!」ブチブチブチブチ 野良親ほむ「ホムゥゥ……」ポロポロ あんあん1「アン?」コイツドースル あんあん2「アンアン」アシタノアサメシダナ 野良親ほむ「ホッ!?ホムゥホムゥゥ!!!」ジタバタ あんあん3「アンアーン」ウルサイクビガブリ 野良親ほむ「ホギャッギャァァァァァァァ!!!…………………ホッ……ホッ……」ピクピク ジャンル:あんあん ほむほむ まどまど りぼほむ サンドバッグ 仔ほむ 仔まど 仔めがほむ 仔りぼほむ 生態 発情 食物連鎖 感想 すべてのコメントを見る 幸せな飼いほむまどと、過酷な環境に生きる野良ほむまどとの対比ってこと? 中途半端すぎて、いまいちわからないな。
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『ゆっくりを飼うよ!』 6KB いじめ 飼いゆ 野良ゆ いつもの小ねたです 「むーちゃ、むーちゃ、しあわしぇぇぇぇぇ!!これおいちー!とーっても、ゆっくちできりゅよ!!」 ペットショップで売っていた、賞味期限ギリギリの安物ゆっくりフードを、満面の笑みを浮かべて食べている子れいむ。 大きな声で叫びながらの食事マナーは、飼い主の少女を不快にさせた。 クチャクチャと音を立て、食べカスをボロボロと床に溢す。 少し食べては、グネグネと体をくねらせて大喜びし、少し食べては大はしゃぎでエサ皿の廻りを跳ね回る。 「ちょっと!食べ方が汚いわよ!親に注意されなかったの?もっと綺麗に食べてよね!まったく、野良って全部こうなのかしら?」 「ゆゆー?なにいっちゅえるの?れーみゅは、とーってもきれいで、ゆっくちしちぇるよ!しつれーなこと、いわにゃいでね!ぷんぷん!」 食べ方を注意された事に腹を立てたのか、子れいむは少女を睨んでぷくーっと膨れ上がる。 少女はそんな子れいむを捕まえると、水槽から取り出して机の上に置いた。 「ゆぷぅぅぅ?!なにしゅるのぉぉぉ?!まだ、れーみゅが、ごはんをたべちぇるでしょぉぉ?!どーしちぇ、じゃましゅるのぉぉ?!」 「何その態度?私はあなたの飼い主なのよ?!これはお仕置きが必要ね…」 そう言うと少女は子れいむを押さえつけて、ペン立てから取り出した定規で子れいむの底部を叩いた。 「ゆぴゃい!いちゃい!ゆびゃ!ゆびぃ!やめちぇ!どーしちぇ、れーみゅをいじめりゅのぉぉ?!ゆぴゃ!ゆぴぃ!やめろぉ!このくじゅ!ゆびゃぁぁぁぁん!!」 子れいむは底部を叩かれる度に、体を大きく震わせ、両目を跳び出さんばかりに見開いて涙を流す。 それでも、どうしてこんな目に合っているのか理解して無い様で、嗚咽を漏らしては少女を罵倒していた。 「どう?少しは懲りた?反省して、私の言う事を聞くなら、許してあげるわよ?」 「ゆびぇぇぇ…なにいっちぇるの?はんしぇーするのは、くそにんげんでしょ?れーみゅは、なんにも、わるいこちょしてないのにぃ!ゆるしゃないよ!!」 一旦仕置きを止めて、様子を伺う少女。 だが子れいむに反省の色が見えないばかりか、少女を涙目ながらに睨みつけ、怒りをぶつけるのだった。 少女はそんな子れいむを見て、呆れたようにため息を一つついた。 何故少女が、野良ゆっくりを飼い始めたのか、疑問を持つのは当然だろうが理由は簡単である。 同級生の家で飼いゆっくりを見て、自分も飼ってみたくなったのだ。 だが、友人の家で見たゆっくりは、ペット用に躾けられたゆっくり。 自由気ままに生きている、野良とは全くと言っていほど別モノなのだ。 ゆっくりの事をよく知らない少女にとっては、野良も飼いゆっくりも区別がつかなかったのだ。 ゆっくりとは言え、一応は生き物。 飼うとなると、当然それなりの苦労がある。 少女も野良ゆっくりの躾に、悪戦苦闘していた。 「ゆゆ~ゆ~ゆ~ゆゆ~ん♪」 楽しそうに歌を歌っている、野良ゆっくりのれいむ。 体を揺らしながら、目を細めて自分の世界に入りきっている。 そんな野良れいむの元に、少女が現れた。 「あっ、いたいた!まったく、どういうことなのよ?!」 「ゆゆ?どーしたの、にんげんさん?なにかあったの?ゆっくりしていってね!」 爽やかに笑う野良れいむとは対照的に、少女はとても不機嫌そうに眉をしかめる。 「あんたの子供、全然言うこと聞いてくれないじゃない!何なのこれは?頭悪いの?」 「ゆゆ?なにいってるの?れいむのおちびちゃんは、とーってもゆっくりしている、いいこだよ!!にんげんさんも、ゆっくりできたでしょ?」 少女が怒っているのを、不思議そうな顔をして見つめる野良れいむ。 少女はそんな野良れいむの態度が面白くないのか、更に苛立たせた声を上げる。 「ゆっくりしてる?!何がよ?!こんなに頭の悪いゆっくりは、要らないから!!」 グチャ! 「ゆびゃ!………ゆぎゃぁぁぁぁぁ?!おちびちゃんがぁぁぁぁぁ!!どぼじでぇぇぇぇぇ?!ゆっくり!ゆっくりしてねぇぇぇぇぇ!!」 そう言うと少女は、握り締めていた子れいむを、野良れいむの顔面目がけて投げつけた。 握られた時に死んだのか、野良れいむにぶつかって弾けたのかは知らないが、子れいむは大量の餡を野良れいむに浴びせて絶命した。 野良れいむは、変わり果てた我が子を見て大泣きをする。 そんな野良れいむに興味がなくなったのか、少女はその場を後にした。 「ゆふふ~ん♪のじぇのじぇ~!まりちゃ、かいゆっくちに、なれたのじぇー!!ゆっくちー!きょーからまりちゃ、しあわしぇに、ゆーくちくらしゅのじぇ~♪」 今度は野良の子まりさを拾った少女。 子まりさはすっかり上機嫌で、少女の手の中で幸せそうに体を揺らす。 飼いゆっくりになれれば、自分が幸せになれると思っているようだ。 だが当然ながら、子まりさの思い描いたような暮しは待っていなかった。 「いちゃいの、いやなのじぇぇぇぇ!!どーしちぇ、まりちゃをいじめるのじぇぇぇぇ!!ゆびぇぇぇぇぇん!」 「はぁぁ?!何言ってるの?あんたが何時まで経っても、トイレの場所を覚えないから悪いんじゃない!この馬鹿ゆっくり!!」 「ゆびゃぁぁぁん!まりちゃ、ばかじゃにゃいのじぇぇぇぇ!!おとーしゃんが、てんしゃいだって、ほめてくれたのじぇぇぇ!!」 「天才なら、なんでこんなに覚えが悪いのよ?夢でも見てるの?!このうん○ゆっくり!」 何度教えてもトイレの場所を覚えず、水槽内の至る所にしーしー、うんうんを撒き散らす子まりさ。 少女はそんな子まりさの両頬を抓り、宙吊りにしてお説教するが、子まりさは何故怒られているのか理解していなかった。 子まりさは少女から逃げようと、必死に体をブリブリと動かしてみるが、その度に抓られた頬が痛み、涙を流してゆんゆんと泣いた。 この他にも、餌の食べ方が汚いとか、芸を仕込もうとしてが、思うように覚えない等で、子まりさは尻を叩かれたり、デコピンを喰らったりしていた。 念願の買いゆっくりになれたと喜んでいた子まりさは、たった一日で飼いゆっくりになる事の厳しさをその身に刻む事になった。 そして翌日。 少女は子まりさをその手に握り、公園にやって来た。 「ゆゆ?きのうの、ゆっくりしてるにんげんさん!ゆっくりしていってね!きょうはどうしたのぜ?おちびはげんきなのぜ?」 少女は、昨日拾った子まりさの親である、野良まりさの元にやってきた。 野良まりさは少女を見上げると、満面の笑みで挨拶をする。 少女はそんな野良まりさに、笑顔を返した。 「ええ、とっても元気よ。元気に泣くから五月蝿いくらいね。」 「ゆゆ!それはよかっ………ど、どういうことなのぜ?おちびちゃんが、にんげんさんを、ないてこまらせたのぜ?」 少女の言葉に、顔を曇らせる野良まりさ。 だが少女は笑顔のまま、野良まりさを見つめる。 「そうよ。とっても五月蝿かったわ。お父さんにね、野良より、ちゃんとしたペット用のゆっくりを飼った方が良いって言われたの。だからこれを返しに来たの。」 そう言うと少女は、握っていた子まりさを、野良まりさの目の前に放り投げた。 「ゆびゃ!いっちゃいぃぃぃぃ!ゆびぇぇぇぇぇん!ゆっくち!ゆっくっちぃぃぃぃ!ゆっくちさせちぇよぉぉぉ!ゆんやぁぁぁぁ!!」 「ゆ?………ゆわぁぁぁぁぁ!!おちびちゃん!どぼじでこんなことずるのぜぇぇぇぇ?!おちびちゃんは、とーってもゆっくりした、さいこうのゆっくりなのにぃぃぃぃ!!」 子まりさは顔を真っ赤に腫らして、尻をブリブリと振りながら泣き叫ぶ。 野良まりさは、そんな子まりさの体を舌で優しくなめながら、少女を睨み付ける。 「どうしてって言われてもねぇ…このちびまりさは、ペット失格だから。飼い主の言う事聞かないんじゃ、要らないわ。じゃあね!」 少女はそう言うと、野良親子に背を向けて公園を後にした。 「ゆぅぅぅ!どーしちぇ…まりちゃ、とーってもゆっくちしちぇるのに…ゆびゃぁぁぁぁん!!ゆっくちぃぃぃ!」 「おちびちゃん、ゆっくり!ゆっくりしてね!…ゆぐぐぐ…どぼじで…なにがちがうのぜ…なにがわるいのぜ…おなじゆっくりなのに…」 野良まりさは誰に言うでもなく、悲しそうに、悔しそうに、そう呟いた。 子まりさは、そんな野良まりさの隣で、駄々をこねる様に体をブリブリと動かして、何時までも泣いていた。 完 徒然あき
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【Tags BosuHashirazuIsoideAruitekiteBokurawoTasukete-P BosuHashirazuIsoideAruitekiteBokurawoTasuketeP Kaito Meiko tF tT N】 Original Music Title 野良犬疾走日和 Fair Weather For The Stray Dog To Run (Norainu Shissou Biyori) Music Lyrics written, Voice edited by ボス走らず急いで歩いてきて僕を助けてP (BosuHashirazuIsoideAruitekiteBokurawoTasukete-P) Music arranged by ボス走らず急いで歩いてきて僕を助けてP (BosuHashirazuIsoideAruitekiteBokurawoTasukete-P) Singers Kaito, Meiko Fanmade Promotional Video(s) Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by blacksaingain): What open my eyes are the sounds that the sun brings around and the morning haze. When I hear a whisper say a phrase, "Just run.", there ll be a cloud of dust paws of a stray dog raise. What blows through is the south wind. I don t know whose voice has gone past behind. I just run and run without a question, chasing something on occasion. Thousands of street views have come into and just gone out my sight. They were like the world I had seen in a dream long before I saw the light. I run and run. I ll just keep what I wish in my heart. I m dazzled by the sights beyond my reach far apart. As the sky above is fair and blue as ever, I feel I can run forever... When I hear a whisper say a phrase, "Keep running.", there ll be a cloud of dust the paws of the stray dog raise. Here come a dark cloud making the shades and above my head a crow caws. When I hear a whisper say a phrase, "Keep running.", the paws of the stray dog raise... What s hitting me is a sudden rain. I don t know whose tears has rolled down. I just run and run no matter how I shiver with the freezing cold weathers, sometimes being chased by others. When I strain my eyes, I see the darkness just spreading beyond my way. It s like the end of a fairy tale once I have surely heard in those days. I run and run. I just keep how I feel in my heart. My tongue was held by the words never to be accepted and bend. I feel I ve seen the place where the sky highly above shall end ... May the rain clouds be gone entirely! And may the sun shine tomorrow brightly! Undergone loneliness, may this stray dog s journey be blessed from now on mercifully! In my heart are all loneliness and sorrows I felt. The song I can t hear sinks deeply into my mind. I d rather run till I bite the dust than give my dog‐tired body a rest. I run and run. I just keep what I wish in my heart. I m dazzled by the sights beyond my reach far apart. As the sky above is fair and blue as ever, I feel I can run forever. What open my eyes are the sounds that the sun brings around and the morning haze. When I hear a whisper say a phrase, "Just run.", there ll be a cloud of dust the paws of the stray dog raise. English lyrics (translated word-for-word by blacksaingain): Opening the eyes the moring haze and The sound of the sun resound around When (No subject)whisper "Just run" Paws of a stray dog s and a cloud of dust What blows through is the south wind Whose voice went past the ears? Without question, keeping on running Sometimes chasing something The hundreds or thousands street views that has come in and gone out of the eyes were like the world (No subject) had seen in the dream long before I was born (No subject) run and run and the wish is just in the heart Duzzled by the sights the hands cannot reach With the blue floating sky (No subject)felt to be able to run forever A dark cloud that makes shades and the voice of a crow resounds above the head When (No subject)whispered "Keep running." Paws of a stray dog and... What s hitting is the sudden rain Whose tears are rolling down? Even shiverd and freezed, (No subject) keep on running Sometimes chased by something When (No subject)strained the eyes, the darkness is just spreading beyond the way It s like the end of a fariy tale that surely (No subject) has heard once (No subject) run and run and the feelings are just in the heart The words cannot be approved kill the throat (No subject) felt like having seen the place where the highly floating sky ends May the rain clouds be gone!Let the light of the sun shine tomorrow brightly! As the stray dog has seen the loneliness, may its journey from now on be mercifully! All the loneliness and sadness are in the arms The song that is unable to hear sinks in the heart (No subject) had rather to run till going bust than to give this exhausted body a rest (No subject) run and run and the wish is just in the heart Duzzled by the sights the hands cannot reach With the blue floating sky (No subject) felt to be able to run forever Opening the eyes the moring haze and The sound of the sun resound around When (No subject) whisper "Just run" Paws of a stray dog s and a cloud of dust Romaji lyrics (transliterated by blacksaingrain): Ryoume hiraku asamoya to atari hibiku taiyou no oto. Tada kakero to sasayaku toki wa norainu no asi to tuchibokori. Fukinukeru wa minami kaze. Mimi kasumeru no wa dare no koe. Utagai nado naku hita hasiru. Tokidoki ha nanika oikake nagara. Hitomi utsuri tada nagare satte iku hyaku sen no machinami wa zutto tooku umareru mae ni yume de mita sekai ni niteiru. Kakete, kakete, nozomi ha tada mune no naka, te mo nobasenai kesiki ni me ga kuramu. Aoku aoku uku sora to nara doko made mo hasireru ki ga siteita. Tada kakero to sasayaku toki wa norainu no asi to tuchibokori. Kage wo tsukuru kurokumo to zujyou ni hibiku karasu no koe. Mada kakero to sasayaku toki wa norainu no asi to… Uchitukeru wa niwaka ame. Nagare ochiru no wa dare no namida. Furue kogoe temo hita hasiru. Tokidoki ha nanika ni oikaerare nagara. Hitomi korase ba tada hirogaru kono michi no saki no kurayami wa itsuka tasika ni kiita hazu no otogibanasi no kiketu ni niteiru. Kakete, kakete, omoi ha tada mune no naka, mitomerare nai kotoba nodo wo korosu. Takaku uku sora no togireru basho wo mita you na ki ga siteita. Douka amagumo harai asu wa akaruku hi no hikari de terasi tamae, kodoku ro mite simatta norainu no kono saki no tabiji ni sachi ookare to. Sabisisa mo kanasimi mo ude no naka, kiku kotomo dekinu uta mune ni simiru. Tsukarehateta karada yasumeru yori tsubureru made hasiru hou ga ii. Kakete, kakete, nozomi ha tada mune no naka, te mo nobasenai kesiki ni me ga kuramu. Aoku aoku uku sora to nara doko made mo hasireru ki ga siteita. Ryoume hiraku asamoya to Tada kakero to sasayaku toki wa norainu no asi to tsuchibokori.
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ニャオみくじ 常設ニャオみくじ ニャオみくじ レアニャオみくじ 期間限定ニャオみくじ 名前 期間 連動イベント 備考 関東三国志 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 関東三国志 さニャだ一族 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 端午の節句~さニャだ兄弟~ 565656突破記念 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 野良1 足利十五代将軍 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 ロシアきの野望 対五輪奥義祭 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 野良2 10連で天確定祭 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 毛利三本の矢 赤・緑限定祭 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 野良3 百花繚乱祭 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 ミャーゴ姫危機一髪 青・白限定祭 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 野良4 雷神の娘 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 たちばニャの教え前半 大友の野心 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 たちばニャの教え後半 黄・緑限定祭 2015/7/0 00 00~2015/7/0 00 00 野良5 蝶の恋慕 2015/7/16 17 30~2015/7/23 16 00 みスフィで奇譚 青・赤限定祭 2015/7/23 19 00~2015/7/30 13 00 野良6 軍神の姉 2015/7/30 00 00~2015/8/10 00 00 上杉を継ぐ者 加賀の良妻賢母 2015/8/10 00 00~2015/8/19 13 00 野良7 隼人の夢 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 シャムづ四兄弟 青・緑限定祭 2015/0/0 00 00~2015/9/3 13 00 野良8 TGS 0000/0/0 00 00~0000/0/0 00 00 TGSダンジョン(東京ゲームショウ2015) 四国統一 2015/9/28 00 00~2015/10/5 16 00 ちょうソマリ戦記前半 鳥なき島の蝙蝠 2015/10/5 16 00~0000/0/0 00 00 ちょうソマリ戦記後半 - 2015/10/15 00 00~0000/0/0 00 00 野良9 タグ: LastUpdate:2015/10/15 Thu 19 54 51
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雲雀さんの4作目! 今回の舞台はなんとこのサイト! カービィの大帆船で起こる数々のミステリー! 名探偵 雲雀がその謎を解き明かす!(勝手に決めるな プロローグ カービィの大帆船 プロローグ ※この作品では、全員呼び捨てなので注意!! 氷山のなかを通って- スイスイと通っていく- 「カービィの大帆船」だ。 あの船はいずれ「氷川丸」のように- りっぱな船になっていくだろう- 船長の野良エモン- 副船長のソーカー 乗組員のリーフ、ドラグーン、雲雀、かすくらげ、グニル、カービー、カーボン、ぴかてぅ、BLACKなど・・・。 たくさんの乗組員がいる- そんな船のほのぼの生活を見てみよう- 第1章 第一話「消えたケーキ」 ある日の午後三時頃- 野良エモンが3時のおやつのケーキえお食べに行った- すると! 野良エモン 「ケーキ~♪」 野良エモン 「!!!」 ケーキがない!!! 野良エモン 「あれ?あれれれ???」 何処を探してもケーキがない。 野良エモン 「ミステリーだ・・・。」 ソーカー 「どうしたんですか?」 副船長のソーカーが来た 野良エモン 「ケーキが無くなっているんだ!!」 ソーカー 「今日、朝買ってきたやつですか?」 野良エモン 「そう!!そのケーキが・・。」 ソーカー 「それはミステリーですね。」 すると雲雀とリーフが来た 雲雀 「三時のおやつ~♪」 リーフ 「ケーキ♪」 野良エモン 「大変だぁ!!」 雲雀 「???」 リーフ 「どうした?」 ソーカー 「じつはね・・(理由説明省略・・。」 雲雀 「そんなことが・・・・どうしてでしょうかねぇ?」 リーフ 「犯人探しか・・手伝うよ!!」 その頃- グニル 「今日はなにしようかな~・・。」 グニル 「そういえば、今日朝買ったケーキを三時に食べる約束してたなぁ、 よし!行こう!!」 第2章 第2話「ミステリー」 犯人捜索中・・・。 ソーカー 「犯人が分かったぞ!!」 全員 「!!」 ソーカー 「新犯人は・・・。」 全員 「ゴクッ・・。」 ソーカー 「この足跡の者だ!!」 グニル 「やけに小さい足跡ですねぇ・・。」 ソーカー 「小型生物だろう。」 カービー 「ねぇねぇ!!」 全員 「?」 カービー 「ケーキあったよ!」 ソーカー 「何だって!?」 ソーカー 「ホントだ・・・・。」 カービー 「うん!!全員分!!」 全員 「食べよう!!」 食堂- ソーカー 「いやぁ、良かった良かった・・^^」 雲雀 「なんか、かじりかけがあるけど・・。」 ソーカ 「平気!へーき!」 「モグモグモグ・・・う!!」 雲雀 「うぅう・・・・気持ち悪いよぉ・・バタッ」 ソーカー 「う゛う・・・なんじゃこりゃぁ・・バタッ」 リーフ 「いやぁ・・病院で全員入院とは・・・。」 グニル 「痛ててて・・・。」 雲雀 「みんな、食中毒になったとは・・犯人はネズミだったんだ・・。」 ソーカー 「とんだ災難だ・・・。」 野良エモン 「・・食中毒は・・つらいね・・。」 「消えたケーキ」完。