約 1,724,813 件
https://w.atwiki.jp/yuta-thre/pages/27.html
※このページは誰でも自由に編集できます 1話 608 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/06/21(日) 23 37 07 ID GpzLwBzM ゆーちゃん、苦手な牛乳をいかに美味しく飲めるか試行錯誤中 今日はカフェオレ。 コーヒーもダメでダブルパンチorz 2話 659 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/06/22(月) 19 26 23 ID oDjygUky ゆーちゃん、レモン牛乳を知って、レモン汁を牛乳にいれてみた! 固まった! 3話 722 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/06/23(火) 16 18 35 ID 35vMxsGk 今日は暑いので冷たい牛乳に挑戦(チャレンジ)したゆーちゃん 傷んでたので倍プッシュでお腹が下り苦しむゆーちゃん。がんばれ、ゆーちゃん。美味しく牛乳を飲めるその日まで! 4話 794 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/24(水) 13 24 43 ID FYdOairI ゆーちゃん、ミルクココアに挑戦 ゆ「ああ~、これなら飲めるかも~」 ゆーちゃん、油断。やっぱり牛乳にお腹をやられる。 5話 885 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/25(木) 17 42 04 ID Yl2SCQ+s ミニマムゆーちゃん、今日も大きくなるために牛乳にチャレンジ! 今日はミルクティー、ミルクティーと言えばセイロン。 あれ?これじゃ、あまり牛乳入らない…orz 6話 978 名前::名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/06/26(金) 19 08 34 ID IV0e0hKc ゆ「猿耳の似合うおねーちゃん、ホットミルク一つとっても甘さの加減は難しいんだよ?」 こ「犬耳の似合うゆーちゃん、それで飲んだの?」 ゆ「…」 がんばれゆーちゃん、牛乳は温めれば下りにくいぞ! 大きくなれるその日まで、がんばれゆーちゃん! 7話 156 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/06/28(日) 17 32 28 ID GcPjRb6m みにまむゆーちゃん、今日はバニラミルクに挑戦! うわぁ、美味しいよぉ 牛乳克服なるか!? 8話 227 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/06/29(月) 21 45 53 ID yknzHQ6W ゴッキュッゴッキュッ、ふぅ! お風呂上がりは牛乳が一番! ゆーちゃん、ポーズ決めても表情が… 9話 293 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/06/30(火) 19 52 20 ID z7fzfQMG ゆーちゃん、牛乳を摂取することになりふりかまってられません! 今夜はクリームシチューです! でもゆーちゃん、少しは水も使わないと… 10話 367 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/01(水) 18 17 25 ID eSL/XfO+ 犬耳の似合うゆーちゃん、今日はなんだい? 猿耳の似合うお姉ちゃん、今日はグラタンだよ! おおう、もう牛乳がっつりだね!? 11話 448 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/02(木) 18 23 43 ID DmLUPjaB あれ?ゆーちゃん、何やってるの? えっ?カニクリームコロッケを作ってるんだけど… 牛乳を飲むんじゃないの? 方向性を見失ったゆーちゃん!しかし、確実に料理スキルは上がってるぞ! 12話 519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/03(金) 17 25 07 ID mTmr4smP TVを見ていて思い立ったゆーちゃん。冷たい牛乳にもよく溶けるブレ〇ディ… うっううっ… あーあ、カフェオレで失敗したのに。CMに踊らせられちゃったね?ゆーちゃん。 13話 574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/04(土) 17 18 03 ID GLBTg42E まず、カップを用意します。底が隠れるほど蜂蜜を入れます。お好みによっては砂糖でもいいです。 これに牛乳を注いで電子レンジでチンして下さい。 できたものにバニラエッセンスを3滴入れます。これもお好みで調節して下さい。 よくかき混ぜればバニラミルクの出来上がり。 おや?ゆーちゃん、よほどバニラミルクが気に入ったみたいだね?牛乳も温めれば大丈夫? 14話 650 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/05(日) 17 16 33 ID HrD8jtXW 大きくなりたいゆーちゃん、今日も牛乳を美味しく摂取するため努力します。 ゆーちゃん、今日はどうするの? 今日はスープスパゲティだよ! あれれ?シチューと大差ない… 15話 729 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/06(月) 17 29 36 ID ShtBdfHR カップを用意します。お砂糖を適量入れて、これに牛乳を注ぎます。 セイロンティーのティーバッグをこの中に入れて下さい。ここで注意してほしいのが、バッグの中の空気です。スプーンやマドラーを使ってよく空気を抜いて下さい。 これを電子レンジに入れてチンします。 ティーバッグを取り出してよくかき混ぜて下さい。 これでミルクたっぷりミルクティーの出来上がりです。 ゆーちゃん、美味しくできたかな? 16話 885 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/08(水) 17 35 42 ID pAUPn1e+ 大きくなりたいゆーちゃん、今日も苦手な牛乳を美味しく飲むため頑張ります。 今日は牛乳ゼリー ゆーちゃん、飲もうよorz 17話 983 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/09(木) 17 30 29 ID NxeciSmc 今日も牛乳を飲むため努力 今日は牛乳寒天だよ~ ゆーちゃん、ゼリーとどう違うの? カロリーが違うんだよ?寒天の方がダイエットにいいんだって。 50 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 17 44 13 ID Uysk7/AR 苦手な牛乳克服! 今日はゆーちゃんヨーグルトを食べます。 なんと自家製です! でもそのままだどちょっと酸っぱい… あれれ?ゆーちゃん、残りはどうするの?あぁ冷蔵庫の中にぃ~ 18話 140 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/11(土) 17 21 04 ID 0AYkLz4q 昨日残したヨーグルト、今日はどうするの? 色々なジャムを混ぜてベストマッチを試行錯誤… おや?ゆーちゃん、クランベリージャムが気に入ったみたいだね? でもゆーちゃん、明日はちゃんと牛乳飲むんだよ? 19話 235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/12(日) 17 12 47 ID cZ9VuCxt 大きくなりたいゆーちゃん、今日も苦手な牛乳を美味しく摂取するため頑張ります。 今日はミルクベースのスープスパゲティ ねえ、ゆーちゃん。ありがたいことなんだけど…ゆーちゃんの野望に私ら家族を巻き込まないでほしいな… おおっと、ゆーちゃん、思わぬ強敵出現! 20話 334 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/13(月) 17 37 57 ID 3TSm+agV 昨日、釘を刺されたゆーちゃん。牛乳瓶片手に思案中。 やあ、ゆーちゃん。昨日はちょっと言い過ぎた。お詫びにこれ使って つミルメーク お、お姉ちゃん…ありがとう。 良かったね、ゆーちゃん。 21話 524 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/15(水) 17 37 03 ID BFdE9Qoy 今日も美味しく牛乳飲もうね?ゆーちゃん。 おや?ゆーちゃん、これからお出かけかい? うん。クラスの男の子が美味しい牛乳飲ましてくれるって言うから行ってくるね! ちょっ、おまっ!ゆーちゃん、それは本当に牛乳かな? 22話 621 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/16(木) 17 51 56 ID LEj9s5n0 クラスメイトに美味しい牛乳を飲ませてもらいに行ったゆーちゃん、どうなったのかな? おお、ゆーちゃんお帰り。昨日はお泊まりするって言うから心配しちゃったよ? ふっ、そんな心配らんて…私らってもう高校生なんらから… ほら、ゆーちゃん、舌回ってないよ?牛乳は飲めたの? ふっ、おねーちゃんにはまら早いよ…あのミルクは大人の飲み物らかられ! やっぱり、舌が回ってないよ?ゆーちゃん、いったい何を飲んだの!?ねぇねぇ? 23話 704 名前:名無しさん@お腹いっぱい。: 投稿日:2009/07/17(金) 17 23 30 ID NV7UO+qH 大人?になったゆーちゃん、今日も牛乳を飲みます? ゆーちゃん、今日は牛乳飲まないの? おねーちゃん、男ミルクって知ってる?アレ、意外と美味しいんだよ? ゆ、ゆーちゃん!それって!? ふっ、おねーちゃんには早いかもね…? おおっと、ゆーちゃんどうしたんだ?おねーちゃんに対して上から目線だ! ゆーちゃん、君は少し肉付き良くていいよ?
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/5879.html
関連スレおゆうぎのじかん 859 :NPCさん:2011/04/03(日) 15 25 48.40 ID ??? 報告が途切れているようなので、昔の報告の『その後』を報告します。 2~3年ほど前に、ちょっと扱いに困るPLを集めてGMやった報告をした者です。 その時のURLは探しきれず、貼れなくてすみません。 結論から言うと皆それぞれクラスチェンジ等により、扱いに困るPLではなくなりました。 きっかけと言えば、軍師様PLだったAがその面子で遊ぶのを気に入り、 私のサークルイベント以外でも定期的に遊ぶようになったからでしょうか。 面子の相性が良かったんだと思いますが、結構な頻度でゲームした結果です。 各PLについて簡単に変化を記載します。 A 他PLに指図しまくり・何でもお見通し・自分の予想が外れるのが許せない軍師様。→ →予想を裏切られる楽しみに目覚め、練り込んだシナリオでアドリブの効くGMになった。 蛇足ながら、私はAのおかげでPLやれました。 B 自分が主役じゃなきゃ嫌だし話も覚えられないけど、自分では煮え台詞は思い付かない。→ →Aの指導により格好良い台詞や反応を覚え、普通に格好良い主役になる。→ →主役以外にも興味が沸いようで、“稀に格好良い”というキャラをやるようになった。 860 :NPCさん:2011/04/03(日) 15 32 42.18 ID ??? C ドラマ好き・悲劇好き・自分好きでゲーム中に号泣して進行を停滞させる。→ →馴れた。 →泣きながらもゲームを進められる&それが無理な時はシーン退場するようになった。 →キャラが酷い目に逢って悦ぶようになった。 D うちのスタッフの●●ちゃんが好きでいつも卓に入るけど、彼女には話し掛けられず地蔵。 という初期の認識は間違いでした。 真相は、物凄く地蔵で頷くだけでゲームが進み、キャラが酷い目に遇わず、 キャラ作成のレギュを間違えてても何も言われないので●●ちゃんGMが好き……でした。 →今は口数は少ないけど地蔵ではなく、たまに質問とかもしてくれます。 E イラストを描いてばかりで話に参加しない割に、良いアイテムは自分の物にしようとする。→ →イラストを通り越して漫画のようなリプレイを描く。 GMだけでなく様々な発言を詳細かつ忠実にメモ・再現しているので、 言った言わないで揉めたりゴネたりしなくなった。 成長してないのは私だけってことです。 861 :NPCさん:2011/04/03(日) 15 37 13.58 ID ??? この世から困ったちゃんが5人も減ってしまったのか 喜ばしい事なんだが、ちょっと寂しい気もするなw 862 :NPCさん:2011/04/03(日) 15 46 25.79 ID ??? 初め遊び人でもクラスアップすると賢者になれるようなもんか 863 :NPCさん:2011/04/03(日) 15 51 05.74 ID ??? えらい成長っぷりに全俺が泣いた 864 :NPCさん:2011/04/03(日) 15 53 52.32 ID ??? 5人丸々は減ってないようにも見えるのは気のせい 865 :NPCさん:2011/04/03(日) 16 00 11.48 ID ??? >イラストを通り越して漫画のようなリプレイを描く 文脈を読む限りゲーム中にマンガ書いてるっぽくて、困度あがってるんじゃないのかって思ったけどきっと気のせい 866 :NPCさん:2011/04/03(日) 16 09 31.03 ID ??? パーティーとしては貢献できてるじゃないか<メモ役 867 :NPCさん:2011/04/03(日) 16 15 04.21 ID ??? 変化前の地蔵ぶりが半端ないと思ったけど、 きっと気のせいだな。 868 :NPCさん:2011/04/03(日) 16 19 25.38 ID ??? 流石にプレイ中にマンガのようなものはかけないだろうから メモって後日書いてるんじゃないかと思う 869 :NPCさん:2011/04/03(日) 16 32 38.43 ID ??? 不良が猫助けただけで 人並みかまだそれ以下な気も 870 :NPCさん:2011/04/03(日) 16 32 47.81 ID ??? マイナスとマイナスがぶつかり合ってプラス方向に化学変化を起こすってあるんだなあ。 871 :NPCさん:2011/04/03(日) 16 34 28.38 ID ??? よりによって、今wikiの方で読んだばかりの奴だったんだがw 成長したなあ… 872 :NPCさん:2011/04/03(日) 16 36 07.43 ID ??? 869 扱いに困るPLではなくなりました 良PLになったとは書いてないんだし、そんなもんじゃね? 873 :NPCさん:2011/04/03(日) 16 49 38.47 ID ??? プチ困の方向性が偶然にもうまいこと噛み合った場合、 互いに支え合って良い方に昇華されたと思われる。 GMが、良くも悪くもソコソコ(たぶん)なのも幸運だったな。 前の報告でも言われてたと思うが、PL間では困度が低ければ良い組み合わせ。 874 :NPCさん:2011/04/03(日) 17 27 59.55 ID ??? >→キャラが酷い目に逢って悦ぶようになった。 いや、いい話なんだが…… 875 : 忍法帖【Lv=30,xxxPT】 :2011/04/03(日) 19 20 02.02 ID ??? 誰かが困ってるから困ったちゃんなんだ。 誰も困ってなければ困ったちゃんでは無い…よね? 876 :NPCさん:2011/04/03(日) 19 47 56.98 ID ??? 全員がいわゆる困ったちゃんだとしても、周囲の人間や一般の人含めて困っていなければ それはそれで問題ない 877 :NPCさん:2011/04/03(日) 22 05 01.01 ID ??? それを推し進めれば、自分が困ってると思わなければ 困ったちゃんなどいなくなるということにも スレ268
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/5982.html
352 :NPCさん:2011/06/06(月) 20 32 10.06 ID ??? ちょっとした報告なんだけど、某システムで人工生命体で馬鹿ばっかが口癖の某キャラを作った奴が居た。 GMがファンだったらしくそっち方面のネタを2人で楽しくやっていた。 残りの俺らはほとんど無視で置いてきぼり。 こういう依怙贔屓なGMって困ったちゃんだよな? 懐かしすぎてネタなんて殆ど覚えてねえよ。 355 :ダガー+ウェン=あー…:2011/06/06(月) 20 37 06.81 ID 8zP8KWdW まさにこのスレ、馬鹿ばっか 357 :NPCさん:2011/06/06(月) 20 38 47.10 ID ??? このスレ、ダガーばっか 359 :銀ピカ:2011/06/06(月) 20 48 42.38 ID ??? 356 方面の、と云う事だから それはもう、 「箸が転んでもナデ○コ」 な状態になっちまったんじゃねーかにゃー。 アレですよ、つまり↓を二人だけでやっちまった的な。 ttp //d.hatena.ne.jp/tentana/20071201 360 :NPCさん:2011/06/06(月) 20 49 14.32 ID ??? ボクの目に付くところでボクのわからない話するなぁ! ってこと? まあ、直接伝えてもダメだったならご愁傷様でした 363 :NPCさん:2011/06/06(月) 21 36 17.10 ID ??? 360 もっとひどい状況じゃね? GMとそのPLだけで盛り上がって、他のPL置いてけ堀だったというし。 あ、残りのPLが報告者のみって場合は逆転するなw スレ274
https://w.atwiki.jp/nullpoco/pages/110.html
93 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 32 ID JxslQ4t3 1/56 | | | | | | | | ___________\________/__ ∫ ∧_∧ ワショ…イ… c ⌒っ 。。)っ゛ ヒクヒク ↑ タカラギコ | | | | | | | | ______\________/__ ∫ ∧_∧ c ⌒っ 。。)っ ガク…94 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 32 ID JxslQ4t3 2/56 ------------------- // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ // ___\\ // \\ | | ∫ ∧_∧ | | | | c ⌒っ 。。)っ. | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |. \\ // \\ // \\__________// --------------------95 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 33 ID JxslQ4t3 3/56 フムフム… _ (゚」 =(_◎ ノ|ミ|V 」L 96 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 33 ID JxslQ4t3 4/56 タカラギコが再起不能か… | まぁ奴じゃあの程度だろう | ____ _______/ ∨ (゚」゚) _ ノ|ミ|ヽ=(_◎ 」L97 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 33 ID JxslQ4t3 5/56 むむっ! | あれは何だ!? | ___ ____/ ∨ _ (゚」 =(_◎ サッ ノ|ミ|V 彡 」L 98 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 34 ID JxslQ4t3 6/56 ------------------- // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ // ___\\ // \\ | | ∫ ∧_∧ | | | | c ⌒っ 。。)っ. | | | | | | | | | | | | <──≪ .| | | | (;・θ・) イソゲイソゲ! | | | | .......ヾ( ア ア . | | | | | |. \\ // \\ // \\__________// -------------------- ------------------- // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ // ___\\ // \\ | | ∫ ∧_∧ | | | | c ⌒っ 。。)っ. | | | | | | | | | | | | <──≪ .| | | | Σ( ,,) なんじゃこりゃ ! | | | | ヾ( ) .| | | | | |. \\ // \\ // \\__________// --------------------99 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 34 ID JxslQ4t3 7/56 あれは矢じゃねぇか !!!! | なんであんな鳥がもっているんだ !?| ___ ___________/ ∨ _ Σ(゚」 =(_◎ 矢ガモって奴か !? ノ|ミ|V 」L まぁいい。とにかくあれを手に入れて | ひろゆきの所へ持っていけば | キャップがもらえるんだ | ____ ___________/ ∨ (゚」゚) _ ノ|ミ|ヽ=(_◎ 」L100 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 35 ID JxslQ4t3 8/56 / ○ ○ \ く く く…鳥め | | | 矢を手にいれてしまったのが運の尽きだ | | | 俺のスタンドでたっぷりと痛ぶって殺してやる… | | | \ ─┘ / 101 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 35 ID JxslQ4t3 9/56 | | | | | | | | __ \________/__ <──≪ ∫ ∧_∧ (・θ・;) c ⌒っ 。。)っ ιι )/ __∧_____________ / \ | なんでこんな所に人が倒れてるんだ…? | | くそぉ…モナー達はみつかんないし… | .l⊆⊇`ヽ \__________________/ (゚ー゚*Lノ ブルルン m=○=mノ) _/_/(「_ノニコ ( (0)=(__)0) =3 =3  ̄  ̄102 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 39 ID JxslQ4t3 10/56 | | | | | | | | __ \________/__ <──≪ ∫ ∧_∧ (・θ・) ん?なんだ? c ⌒っ 。。)っ ιι )/ ん? .l⊆⊇`ヽ ガタン (゚ _゚ Lノ ガクガク ガクガク m=○=mノ) _/_/(「_ノニコ ((((( (0)=(__)0)))))  ̄  ̄103 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 39 ID JxslQ4t3 11/56 | | | | | | | | __ \________/__ <──≪ ∫ ∧_∧ Σ(・θ・) おおお !!! c ⌒っ 。。)っ ιι )/バイクがこっちに !!!104 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 39 ID JxslQ4t3 12/56 __ / ヽ |___|;゚ ( つ=・ ⊂⊃ヽノ キキキー !! ガガガガガガ !!! ||||O/ ``` ⌒;;; (( ;;⌒;;); ;;;⌒) ``= ;;) ⌒;;)105 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 40 ID JxslQ4t3 13/56 | | | | | | | | __ __ \________/__ / ヽ ∫ ∧_∧ / |___|;゚ ≡(・θ・;) おわっ! c ⌒っ 。。)っ ( つ=・ ≡ ( ゝ <──≪ / / ⊂⊃ヽノ ||||O/ サッ! "/ ``` ビューン! / / / /"/106 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 41 ID JxslQ4t3 14/56 | ガゴーーーーン !!!! | ∧∧. | | < > .| | < > .| ______\ ⊂⊃ >_____/__ ||||O/ ∫ ∧_∧ (θ・;) c ⌒っ 。。)っ ( ゝ <──≪ _∧______ / | ふぅ…危ねぇ~ | 一体何なんだよ… 107 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 41 ID JxslQ4t3 15/56 チィ かわしやがったか | まぁこの程度をかわせないと | 痛ぶりがいがないってもんだ… | ____ ________/ ∨ _ (゚」 =(_◎ ノ|ミ|V 」L108 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 41 ID JxslQ4t3 16/56 車輪のついている物なら何でも動かせられる俺の能力。 | ( まだコントロールしきれず心を乱すと自分にぶつかってくるが…)| その能力をもって、こうして離れた場所から攻撃していれば | どんな強力なスタンド使い相手にも | 俺は絶っっっっっ対ぃに負けない!! ________/ ____ ___________/ ∨ (゚」゚) _ ノ|ミ|ヽ=(_◎ 」L それが俺のスタンド『T・A・G』!!! | 次ははずさん!死にやがれ!!!!. | ____ _________/ ∨ _ (゚」 =(_◎ ノ|ミ|V 」L109 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 42 ID JxslQ4t3 17/56 なんかやっぱり嫌な予感がする!! | はやくモナー達をみつけないと!! . | ___ ___________/ ∨ <──≪ (;・θ・) .......ヾ( ア ア (゚∀゚ ) ブーブー "凸ノノ 乙 ゚ ゚110 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 42 ID JxslQ4t3 18/56 うごっ! <──≪ (,,*凸 ベコッ! ( ゝゝ ミミ ミミ ピュー (゚∀゚ ) ? ノノ 乙111 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 42 ID JxslQ4t3 19/56 もう…おもちゃで遊ぶのはいいけど | 人に当てないように気をつけなよ | _____ ___________/ ∨ <──≪ (;・θ・) ヾ(ノ )ゝ凸 ヽ(゚∀゚ ) ハーイ ゚ ゚ ノ 乙112 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 43 ID JxslQ4t3 20/56 | よし!先を急ぐぞ! \____ ____ ∨ <──≪ (;・θ・) .......ヾ( ア ア (゚∀゚ ) ブーブー "凸ノノ 乙 ゚ ゚113 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 44 ID JxslQ4t3 21/56 ぐっ!! 彡 <──≪ ブイーン Σ(;・θ・) , ========== 凸 フ フ // ゚ ゚ ガコーーン !! || (゚∀゚ ) ブ? ミ== ノノ 乙114 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 44 ID JxslQ4t3 22/56 おおおおお~おぉぉぉ… ( ;)゛ 凸 ヾ# )ゝ゛ ゚ ゚ <──≪ ( ; ゚) ダイジョブ゙? ノノ 乙115 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 45 ID JxslQ4t3 23/56 < さっき気をつけるようにって言っ…> < > ______ ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ____/_____/ρ┏┓ _O。//。'O/  ̄ 。| ̄ ̄- |] ̄`ヽ ブロロロロ~! (;・θ・)゛ |┌――┐__ l⌒ll__.|__---イ_l⌒llノ =3 凸 ヾ )ゝ ~`--' ̄ ̄ ̄`--' `--' ̄ ̄ `--' ゚ ゚ <──≪ ( ; ゚) ア… ノノ 乙116 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 45 ID JxslQ4t3 24/56 (;*θ*) バギャァーーーーーーン!!___ ( ゝゝ ____/_____/ρ┏┓ ヾ Σ_O。//。'O/  ̄ 。| ̄ ̄- |] ̄`ヽ Σ |┌――┐__ l⌒ll__.|__---イ_l⌒llノ 凸 ~`--' ̄ ̄ ̄`--' `--' ̄ ̄ `--' ゚ ゚ <──≪ ヽ(゚Д゚;)ノ 人 )))))))117 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 46 ID JxslQ4t3 25/56 彡 彡 (^;;(⌒;; 彡 (⌒;; c(*θ*;)っ,,)っ ドサッ __∧__________________ / | ぐ…さっきから何かおかしいぞ…? |今の車なんかも、運転席には誰も乗ってなかったし… ハッ 、, `c(・θ・;)っ,,)っ __∧_________ / | もしかして、これも誰かの | スタンド能力なのか!!? 118 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 46 ID JxslQ4t3 26/56 , '',´イ/ /´二二.、、 ̄ ̄ ̄ ̄``‐、._ ブルルン…ドッドッドッドッドッ…… _,; ;'~;´‐'´ / / |____\、 _,,,... ゝ--- ...,, ,/ ∠ / / [l 匸コ、" ̄ ''' ‐- 、.._ `~`''''''t、-、_ /  ̄ ̄ l´。= l _ "``'‐ 二ニヽ==---‐‐‐‐七ニヽ |;;;;?;/⌒ヽ,,,,l,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|,,,,,,,;´,...,`ヽ;;;;,,,,(二lゝニニl≡-;;;;;; ‐=''lコ] ギョ! [ l/´_`ヾヽ ! | / i⌒ iヽヽ lコ≡=-‐"i"トコi' i ヽ'_'_l l 'i lゝ_ _ ____________________l__ノ i i ゝ___ _ _ ....,,",',',',,,,,,,,,,,;' c(・θ・;)っ,,)っ ヽ'-'ノ, / ヽ_ノ ; "'-- ' "119 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 47 ID JxslQ4t3 27/56 ブイィィィィイイイイイ---------------------ン !!!!!! - - --- ─ ─≡≡イ/ /´二二.、、 ̄ ̄ ̄ ̄``‐、._ | うおぉぉお!!! - - --- ─ ── / / |____\、 _,,,... ゝ--- ...,, | これは絶対スタンド能力だ! - - ---≡≡ ── / / [l 匸コ、" ̄ ''' ‐- 、.._ `~`''''''t、-、_ | 誰かのスタンド能力だぁああ!!! -=== - --- ─ ──  ̄ ̄ l´。= l _ "``'‐ 二ニヽ==---‐‐‐‐七ニヽ \__ ___________ - - ---───;?;/⌒ヽ,,,,l,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|,,,,,,,;´,...,`ヽ;;;;,,,,(二lゝニニl≡-;;;;;; ‐=''lコ] ∨ ‐‐ ‐- ==--- ─ ──. l/´_`ヾヽ ! | / i⌒ iヽヽ lコ≡=-‐"i"トコi' i (;・θ・) - - --- ─ ──'_'_l l 'i lゝ_ _ ____________________l__ノ i i ゝ___ _ _ ....,,",',',',,,,,,,,,,,;' .................ヾ( ア ア ヽ'-'ノ, / ヽ_ノ ; "'-- ' " ゛ " ゛ " ゛ "120 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 47 ID JxslQ4t3 28/56 ブロロロロロ… - - --- ─ ─≡≡イ/ /´二二.、、 ̄ ̄ ̄ ̄``‐、._ - - --- ─ ── / / |____\、 _,,,... ゝ--- ...,, - - ---≡≡ ── / / [l 匸コ、" ̄ ''' ‐- 、.._ `~`''''''t、-、_ -=== - --- ─ ──  ̄ ̄ l´。= l _ "``'‐ 二ニヽ==---‐‐‐‐七ニヽ - - ---───;?;/⌒ヽ,,,,l,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|,,,,,,,;´,...,`ヽ;;;;,,,,(二lゝニニl≡-;;;;;; ‐=''lコ] ‐‐ ‐- ==--- ─ ──. l/´_`ヾヽ ! | / i⌒ iヽヽ lコ≡=-‐"i"トコi' i - - --- ─ ──'_'_l l 'i lゝ_ _ ____________________l__ノ i i ゝ___ _ _ ....,,",',',',,,,,,,,,,,;' ヽ'-'ノ, / ヽ_ノ ; "'-- ' " ゛ " ヾ ゛ " ゛ " ( ヽ ι(;・θ・)ゝ ________/|_ \ なんとかよけられたが. | やばいぞ…これは早く | 本体をみつけないと… |122 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 50 ID JxslQ4t3 29/56 . __,。。。、_______ /――――――/ニニニニニ| __|| ||__. || || | ∧_∧ | || || | || || | ( ´Д`) .~|| _||○ . || || |───┳────┳────────────┓ -=≡ /⌒ /⌒ヽ/\ || ̄゜ ̄ ̄゜ ̄| ̄| ̄ ̄ ̄| ̄| |___│____│ .| (´⌒; -=≡ ./⌒ヽ, /  ̄ \\ヽ/⌒ヽ, .||_===_|_|___|__/ |ニニニニニニニ二].|────────────-┤ . .-=≡ ノ⌒二__ノ__ノ  ̄ ̄ \ヽ |./ |i |二|≡ ≡ ≡|二|_|___/⌒ヾ|_l _]_]]_]]_]_」」l /⌒ヾl ┴┬─┬─┬─┬─┬/⌒ヽ─[](´⌒;;; -=≡ ()二二)― ||二) ()二 し二) ― ||二) .〔lコ_[匚]]_lコ__〕E] ()) |゙lL[}韭韭韭}。]__/.l ()) i_| ┴─┴─┴─┴─┴l ()) i└┘ ≡≡≡ -=≡ し| | \.|| .| .|\ || ~ゞゝ__ノ ̄ ̄ ̄~ ゞゝ_ノ ̄ ̄ゞゞゝ / ̄  ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄~|`ヽ ゝノ ̄ゞゞゝ_ノ (´⌒;;;-=≡ i .| ii (´⌒;;; i | .ii / || | ヽ、;; (´⌒;;; ;-=≡ ゙、_ ノ (´⌒;;; (´⌒;;; .゙、 _ノ / ____|| | ヾ (´⌒;;; (´⌒;;; (´⌒;;; (´⌒;;; ~~ ⌒;;ソ ヽ Q/ ̄ ̄ ̄ヽ ̄ .O| ̄ ~| ̄ ̄l /' l o / - ' | | '''ヽ (;・θ・) (◎o'ヽ皿__,,-'o◎ /⌒ヽ /⌒ヽ | = 凸 ヾ( ゝ )ゝ ==__[仮]___==__/( O )___/( O )/ ゚ ゚ ____∧_____ ゞ_ゝノ ゞ_ゝ_ノゞ_ゝ_ノ ゞ_ゝ_ノ / \ | まずい!囲まれた!! | \__________/ 123 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 51 ID JxslQ4t3 ↑(うわぁ…やってもうた…)30/56 凸 ゚ ゚ ||| 彡 (´⌒;;;; ≡ (´⌒;;;;; (´⌒;;;≡ ≡≡≡ 人 ≡;;⌒`) ≡;;;⌒`) (´⌒ ((´⌒;;≡;;≡≡ < て (⌒;;;; ≡ γγ` ≡≡ ≡;;⌒`) ≡≡≡≡≡;;;;⌒`)≡;;;;;;⌒`) ノ 彡 / ⌒) 彡 彡 ガァーーーーーン !!! ( θ ,,)ゝ __∧______ / \ | くっ…よけきれない… | \_________/124 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 51 ID JxslQ4t3 31/56 フンッ とっさにとびのいて致命傷はさけたか… .| だがあのダメージでは今のような動きはもうできまい! | 次の攻撃でおわらしてやるぜぇぇぇええ!!!!. | ____ ___________________/ ∨ _ (゚」 =(_◎ ノ|ミ|V 」L125 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 51 ID JxslQ4t3 32/56 ,,, 、, ,、、,,,、,,、, , , 、、 丶 ,, ,, ミ ┌" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"┐ ´// ミ ┌" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"┐ 彡 ≡ |/ ̄ ̄ ̄ ゙̄||新快速||゙ ̄ ̄ ̄ ̄\| ≡ ┛┛ 二 | 0123 |=======| || ≡ ━━ ┛┛ ≡ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| 二 ┃ ━ - || || || || ≡ ┃ ┛┛ ━┛ ≡ || || ||─────|| - ━━┛ ━ ゴ ≡ || || || || ≡ ┃ ≡ |\_______||___||_______/| ≡ ━┛ |-_____|━━━|_____-| ≡. 彡 |_二二二二二|二二二|二二二二二_| ミ = | [lニlニl] | | [lニlニl] | ミ. -- |_二口二二ニ|───|ニ二二口二_| = = | | ∥H |×l]| H∥ | | = _. (´;~;; | |__l|_l三三口三三l_l|__| | ;;⌒`) (´⌒;; \___________/ ;;;⌒`) (; ) ι( / __∧__ / \ | え……? | \_____/ 126 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 52 ID JxslQ4t3 33/56 / \ 俺は…ここで死ぬのか…? | /⌒l .| ちくしょう…なんでこんなことに… | ● /--/ ● | 2ちゃんの正式なキャラでもないのに | / / | こんなことにかかわったのがいけなかったのか…? \ ` '´ / いや…そんなわけない!俺は…俺は…… こんなとこで終わるような男じゃねぇえ!!127 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 52 ID JxslQ4t3 34/56 俺は絶対に… (`-θ-) ヾ(ノ ) あきらめない!!! ?ンーキャシ )?θ??`( ヾ(ノ )128 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 53 ID JxslQ4t3 35/56 ドギュンン !! _______ _______ _, --┸--ミ-===┴─┴────┴─===┸─-、ミ-===┴─┴────┴─===┸─-、 l"─/ ̄/l ─゙l=__=========== __ヽl=__=========== __ヽ≡ ≡≡ ┌|| ̄|l ̄l| l| ̄||.「||∥| | ̄| | ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| 「| |∥|.|┐.||∥| | ̄| | ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| 「| |∥|.|┐≡≡ ≡ ロ||___.|l_l|.l|___|| iヨ|∥| |_| |_|_|_|_|_|_| iヨ |∥| |゙ロヨ|∥| |_| |_|_|_|_|_|_| iヨ |∥| |.ロ≡≡≡ ≡. | | |.| |. .|∥|───────────.|∥| ||. .|∥|───────────.|∥| | ≡ ≡ . |四..|゙,-、|l 四 |. .|∥|三三三三三三三三三三三.|∥|_||. .|∥|三三三三三三三三三三三.|∥|_| ( ё) ギャ-----ン !!! ミ ミ | ̄{l コ|二二|フ王呂五 ̄|]|]町lニll二l ̄ ̄王呂五ハ]=|フ王呂五 ̄|]|]町lニll二l ̄ ̄王呂五ハ] ⊂ )フ ミミ ミ ̄ ̄v≡≡v─v──v' ̄ ̄ ̄v≡≡v─v──v' ̄-─v──v' ̄ ̄ ̄v≡≡v─v──v' ̄≡彡 彡 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄129 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 53 ID JxslQ4t3 36/56なんなんだこの鳥は !! あんな低い車高を くぐり抜けてったのか? / ○ ○ \ 向かっていく電車を | | | よけようともせずに | | | 逆につっ込んでくる鳥なんて… | | | \ ─┘ / 130 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 54 ID JxslQ4t3 37/56 しまったぁぁ !!!! あまりのできごとに | ヒナちゃんの姿を見失ってしまった !!! | ____ ____________/ ∨ _ (゚」 =(_◎ ノ|ミ|V 彡 」L くっ…どこだ!どこに行った !!. | くそぅ!完全に見失ったぞ !!!! | ____ __________/ ∨ _ (゚」 =(_◎゛ サッ ササッ ノ|ミ|V " 」L 131 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 54 ID JxslQ4t3 38/56 ハッ ! _ (゚」 =(_◎ ( ノ|ミ|V ヾ(ノ 」L ドォーーーーーン133 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 54 ID JxslQ4t3 39/56 | い・いつの間に背後に… | いや、それよりも何故俺の場所がわかったんだ !? \___ _____________________ |/ / ○ ○ \ / |∪ | | | | | | | ● | | | | \ ─┘ / \ _∧_______________ / | 知りたいか? | お前の居場所がわかった理由。それは…134 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 55 ID JxslQ4t3 40/56 (;゚) ドォーーーーーーーーーン ( ,,・)ミ|V 、, ヾ ア L `凸 ゚ ゚ ∧人∧∧∧∧∧∧∧∧∧ < > < あのミニカーおかげさ !! > < > ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨135 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 55 ID JxslQ4t3 41/56 |あ…あれは…| \_ ___/ ∨ ゴクリ… (゚」゚) _ (,,・ノ|ミ|ヽ=(_◎ ヾ(ノ 」L 凸 ∧ ゚ ゚  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ そう。お前が俺を攻撃するために使ったミニカーさ。 | 皮肉にも、俺を攻撃するために用意した武器が | 自分を窮地に追い込むとはな… |136 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 56 ID JxslQ4t3 42/56 | 一体どうゆうことだ !!!?? \___ ______ ∨ (゚」゚) _ (,,・ノ|ミ|ヽ=(_◎ ヾ(ノ 」L 凸 ∧ ゚ ゚  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 俺はスタンドを使って物質に質問ができる。 \ おまえがたくさんの車で俺に攻撃をしかけてきたとき | その衝撃でミニカーが上空に吹っ飛んだのさ。 | 凸 ←これ | ゚ ゚ | ||| | 彡 | | (´⌒;;;; ≡ | (´⌒;;;;; (´⌒;;;≡ | ≡≡≡ 人 ≡;;⌒`) | (´⌒ ((´⌒;;≡;;≡≡ < て | (⌒;;;; ≡ γγ` ≡≡ ≡;;⌒`) | ≡≡≡≡≡;;;;⌒`)≡;;;;;;⌒`). | ノ 彡 | / ⌒) 彡 彡 |137 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 56 ID JxslQ4t3 43/56 / ○ ○ \ / |∪ | | | | | | | ● | | | | \ ─┘ / \ _∧_______________________ / | そして上空から降りてきたミニカーに | 俺は3つの質問した… | ① 俺のことを観察している奴の方角 | ② そいつの外見 | ③ そいつまでの距離 | 物は正直だぜ。真実だけを答える。 | そしてその3つの答えから、お前の居場所を割り出した !!! |138 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 57 ID JxslQ4t3 44/56 | くっ !それがどうした !!鳥めっ !!! ギュン ! | お前なんかこのミニカー1台あれば充分だ !! (,,・θ・) |l | くらえ!『T・A・・・ ll ι ゝl|l  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l| l|| ≡(゚L゚) _ |(`・θ・)≡ノ|ミ|ヽ=(_◎ コロ~ ヾ(ノ ) ≡」L 凸 =3 __∧____ ゚ ゚ \ 遅いっ !!!! |139 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 57 ID JxslQ4t3 45/56 そぉぉおりゃあああああああ !!!!! ≡⊃゛ ノ~(,,・θ・)⊃≡⊃)゛ _ ゴゴッ ! )(`・θ・)⊃≡⊃|ミ|ヽ=(_◎ ヾ(ノ ア 」L 凸 ゚ ゚ ボコボコ !!! ポコポコポコポコ !!!!140 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 57 ID JxslQ4t3 45,5/56 コラァ !! = = = ノ~(,,・θ・)つ)゛ _ パコーーーーン )(`・θ・) ノ|ミ|ヽ=(_◎ ヾ(ノ ア 」L 凸 ゚ ゚ 141 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 58 ID JxslQ4t3 46/56 あ…あれ…? | ___ ___/ ∨ (,,・θ・) ( ゝゝ (゚L゚) _ )(,,・θ・) V|ミ|ヽ=(_◎ ヾ(ノ ア 」L 凸 ___∧_____ ゚ ゚ | ん?これは…. | 142 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 58 ID JxslQ4t3 47/56 < ふ…ふふふふふ…ふはははは !!!! > < まさか今のが全力か !? > < なんとゆう非力さだ !!全然効いてねぇぜ !!!! > < お前のスタンドのパワーは > < 俺のミニカーよりも弱っちぃぜぇぇ !!!!! > < こんどはこっちの番だ !!! > < くらえ!『T・A・G』!!!!!!!!!!!!!!! > ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ (,, θ ) ( ゝゝ グハァ !! ノノ (゚L゚) _ )(,, θ ) V|ミ|ヽ=(_◎ ヾ( フ凸===3 」L ゚ ゚ バココ-- !! 143 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 59 ID JxslQ4t3 48/56 [] ||__________ | うしろに何が見えるかわかるか !? / ̄ l .― l ―――― l /___ヽ,―、_ | そう !!ロードローラーだぁ !!! | | ./ E | EEEEl | |  ̄ ̄||`l | そのままミニカーにおされて / ̄ ̄ヽ ̄ヽ EEEEl | | __ ___||._| ギュルンギュルン (,, θ ) \ ロードローラーに巻き込まれてしまいなぁ!!! / ,●、 | |777777| | l, ―┴、┴――、゛ ( ゝ ゝ  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ●| |.● | |/////// . | | / ヽ ヽ゛ ノノ (゚L゚) , =(二◎ ヽ `●' .| |==== | | |==㊥==l===| )(,, θ ) .V|ミ|V ヽ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~'ヽ / / ヾ( フ凸....... 」L  ̄ ̄ ̄ ̄ ゛ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゚ ゚ ズズズ…144 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 00 59 ID JxslQ4t3 49/56 [] | くそぉ…俺は絶対に…. | ||__________ . | 諦めないんだぁーーーーー !!!! | / ̄ l .― l ―――― l /___ヽ,―、_ \____ _________/ | | ./ E | EEEEl | |  ̄ ̄||`l ∨ / ̄ ̄ヽ ̄ヽ EEEEl | | __ ___||._| ギュルンギュルン (,,゚θ゚) + ギュゥ---ン!!! / ,●、 | |777777| | l, ―┴、┴――、゛ ( ゝ ゝ + | ●| |.● | |/////// . | | / ヽ ヽ゛ + ノノ Σ(゚L゚) , =(二◎ ヽ `●' .| |==== | | |==㊥==l===| )(` θ ) .V|ミ|V ヽ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~'ヽ / / ヾ( フ凸....... 」L 何 !?  ̄ ̄ ̄ ̄ ゛ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゚ ゚145 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 01 00 ID JxslQ4t3 50/56 [] ||__________ / ̄ l .― l ―――― l /___ヽ,―、_ シュルシュル | | ./ E | EEEEl | |  ̄ ̄||`l + シュル / ̄ ̄ヽ ̄ヽ EEEEl | | __ ___||._| ギュルンギュルン + *⌒ヽ、,_ + ヽ / ,●、 | |777777| | l, ―┴、┴――、゛ / /\ ~ ノ*(,,゚θ゚)ゝ ズキュゥ---ン !!! | ●| |.● | |/////// . | | / ヽ ヽ゛ + ノノ `'´⌒ (゚L゚) , =(二◎ + ヽ `●' .| |==== | | |==㊥==l===| )(` θ ) .V|ミ|V ヽ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~'ヽ / / ヾ( フ凸....... 」L  ̄ ̄ ̄ ̄ ゛ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゚ ゚146 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 01 00 ID JxslQ4t3 51/56 貴様…望遠鏡に何を…?? これは… !! 望遠鏡が俺に向かってくる… !!? お前…俺と似たような能力を… !!!!??? / ○ ○ \ グググ… | | | ____ | | | __ / / ̄\゛ | | | (__( || ◎ | \ ─┘ / / ヽ \_/ )))))))) | ヽヽヽ | /  ̄ ̄ ̄ ̄ "147 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 01 00 ID JxslQ4t3 52/56 [] ||__________ . | うがあああ!!!! / ̄ l .― l ―――― l /___ヽ,―、_ + | 目…目がぁあああ !!!! | | ./ E | EEEEl | |  ̄ ̄||`l + \ ________ / ̄ ̄ヽ ̄ヽ EEEEl | | __ ___||._| (⊃゚θ゚)⊃ + ∨・ : / ,●、 | |777777| | l, ―┴、┴――、 ノ ノ + ..: ・ | ●| |.● | |/////// . | | / ヽ ヽ ( ( (゚L=(二◎ = 3 ヽ `●' .| |==== | | |==㊥==l===| )(; θ・) |ミ|V ヽ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~'ヽ / / ヾ( フ凸 」L グシャ !!!  ̄ ̄ ̄ ̄ ゛ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゚ ゚148 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 01 02 ID JxslQ4t3 53/56 __ ___________ .´ ハx'´ハ`ヽ ,.-'''"~..。--'''"",. ´―――ii――――─――ミヽ .X _Vi'二ニ!-''''"^ |l |7|7|4| || ○○ [□東京].||__ =!ニ-''" . =.iニ! = -=''i l|~」 ||...________||_________|| プァ--------------ン _ー....... .. i l || |.|「|| | l||] || .. || . || iiilll| || |ll| || | | |. | || |.|| || | l|| |. || ....|| ||ll!!!!!.||.llll.ll.l.l..l. l...|| |.||.|| | l|| |. ||二二 ━ ━━━ ━二JR二|| - ̄∥∥ ̄ ̄ ̄ ̄.││|....l|| |. || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|| ------------------------ 、__'''' l.l .......___|. |. |___l_l__|| [青梅特快] . || /  ̄ ̄ ̄.// ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄.|| | ̄.| | 「「T"''''''''┬- ニ....__└--! -!|||| ● ____ ● .|| / // .||. || | | | ブブゥ"u.l _|讐讐| | l | | ~||⊂^ニニji.|ニニニニニニニ=======ニニニニニニ| [/___________//[ ] ||__ _|| | | | ̄ ̄ ̄ `" ̄ ̄ー__l_=''). l」∥__∥. !二-==-二!.∥__∥_ .||_ ___|_| ̄ ̄ ̄|.|  ̄  ̄ |ヽ___| |  ̄ ̄ \__________/ lO|--- |O゜.|___ |.|_____|__|| |_∈口∋ ̄_l______l⌒ l.|_____| l⌒l_|| = 3 Σ(゚」")  ̄ ̄`--' ̄ ̄ `ー' ̄ ̄`--' `ー' ノ(∧∧ , '',´イ/ /´二二.、、 ̄ ̄ ̄ ̄``‐、._ ,; ;'~;´‐'´ / / |____\、 _,,,... ゝ--- ...,, ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ ,/ ∠ / / [l 匸コ、" ̄ ''' ‐- 、.._ `~`''''''t、-、_ < > /  ̄ ̄ l´。= l _ "``'‐ 二ニヽ==---‐ 七ニヽ < し・しまった !!目がつぶれたことで > |;;;;?;/⌒ヽ,,,,l,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|,,,,,,,;´,...,`ヽ;;;;,,,,(二lゝニニl≡-;;;;;; ‐=''lコ] < 平常心を失った!! 全ての車が俺に向かっ… > [ l/´_`ヾヽ ! | / i⌒ iヽヽ  ̄lコ≡=-‐"i"トコi' < > ヽ'_'_l l 'i lゝ_ _ ____________________l__ノ i i ゝ___ _ _ ....,,",',',',,,,,,,,,;' ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ヽ'-'ノ, / ヽ_ノ ; "'-- ' "149 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 01 03 ID JxslQ4t3 54/56 ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ グシャ < > (,,・θ・) < ウギャアアアアア オゴゴゴゴゴ > ドカッ ( ∪∪ < グガ ゴガガゴガゴゴゴゴ > )(;・θ ) < グッギャァァアアアアァァア !!!!!!! > ヾ( フ凸 ) < > バキッバキバキッ ゚ ゚ ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨150 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 01 03 ID JxslQ4t3 55/56 ______________________________ (,,・θ・) / ( ゝ ゝ / ふぅ…なんとか倒すことができた… ノ ノ | しかし…最後のあれは何だったんだろう… ( ( | まるでこいつ(自分のスタンド)が望遠鏡を操ったかのようだったが… )(;-θ・) = 3 < とにかく早くモナー達に会わなけりゃなぁ… ι ゝ \____________________________ 151 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/20 01 03 ID JxslQ4t3 56/56 ------------- 、____ /  ̄ ̄ ̄.// ̄ ̄|| |___/\ ..... / // || | \\ ;;; ; ドドドドド…[/____________//[ ] || | \\ (゚」").....||_ ___|_| ̄ ̄ ̄ .|| |___\\ ;; ; ; ; .lO|--- |O゜.|___________.||_|ニニニニニニl.| ; ; ; |_∈口∋ ̄_l______l⌒ l.|_____| l⌒l_|| ;;;; ; ──`--'───`ー'─── `--' `ー' ┐ ┌─────────┐ │本体 - (゚」゚). | │スタンド - T・A・G. | │ 『再起不能』 | └─────────┘ /└────────┬┐ . To Be Continued... | | \┌────────┴┘
https://w.atwiki.jp/chisakiss/pages/22.html
千咲ちゃん、宇宙になる 内容 本文 感想コメント 内容 タプリスが天使力を高めすぎてしまうお話 本文 ――――――――――――――――――(00/25)―――――――――――――――――― ―ラフィエルの家― ラフィエル「どうやったらもっと天使らしくなれるか、ですか?」 タプリス「はい。わたし、こんな何をやってもダメダメな天使ですから」 タプリス「白羽先輩たちのように、もっと立派な天使になりたいんです!」 ラフィエル「タプちゃんは、もう十分に天使としての役割を果たしていると思いますよ」 タプリス「いえいえ、わたしなんて、ドジばかりで知らないことばかりですし……」 ラフィエル「少しおっちょこちょいなところも、それはそれで愛嬌があって」 ラフィエル「とても親しみやすいという利点がありますし」 ラフィエル「知識については、これから少しずつ蓄えていけば良いんです」 ラフィエル「急いで頭に入れても、使えなかったら意味がありませんしね」 タプリス「たしかに、そうですが……」 タプリス「わたしがもっともっと上を目指す姿を天真先輩が見てくれて」 タプリス「少しでも先輩の更生きっかけになればって、思って……」 ラフィエル「そうですかそうですかぁ」 ――――――――――――――――――(01/25)―――――――――――――――――― ラフィエル「タプちゃんの気持ち、重々伝わってきました」 タプリス「し、白羽先輩、それじゃあ……」 ラフィエル「それでは私からアドバイスです」 ラフィエル「もっと上を目指すのに、私のおすすめの方法はですね……」 タプリス「……ごくり」 ラフィエル「そのなりたい自分を、まず演じてみることです」 タプリス「えっ、演じるんですか?」 ラフィエル「なんとなくですが、タプちゃんの頭の中にも」 ラフィエル「素晴らしい天使像というものがありますよね?」 タプリス「は、はい」 ラフィエル「それに、自分がなろう、ではなくて」 ラフィエル「それを演劇のように、役を演じる感覚で過ごしてみるんです」 ラフィエル「自分とは違った役を演じているんだと、はっきり認識をして」 ラフィエル「それを毎日続けていきます」 タプリス「ふ、ふむふむ……」 ――――――――――――――――――(02/25)―――――――――――――――――― ラフィエル「最初はつらいかもしれませんが」 ラフィエル「これは役、役なんだって強く意識して、ずっと続けていくと」 ラフィエル「いつのまにか、前の自分のことを忘れてしまって」 ラフィエル「その役が自分になっている、という流れですかね」 タプリス「す、すごいです! さすが白羽先輩です!」 ラフィエル「しかし、最初がやはり大変です。タプちゃんはやれますか?」 タプリス「はい、これも天真先輩のため! がんばります!」 ラフィエル「ふふっ、わかりました」 ラフィエル「では私から一つ、タプちゃんにおまじないをかけてあげましょう」 タプリス「本当ですか! ぜひお願いします!」 ラフィエル「では、ちょっと頭を出してくださいね」 タプリス「えっと、こうですか?」 ラフィエル「タプちゃんの理想の天使像を思い浮かべてください」 タプリス「は、はい」 ラフィエル「じゃあいきますよ、せーのっ!」 ゴツンッ ――――――――――――――――――(03/25)―――――――――――――――――― ―公園― 女の子「タプリスお姉ちゃん、一緒に遊ぼー」 男の子「違うよ! お姉さんは僕達と遊ぶんだよ!」 タプリス「こらこら喧嘩してはいけませんよ」 タプリス「みんなで仲良く、一緒に遊びましょう?」 子供達「はーい」 タプリス「ふふっ、いい子たちですね」 ガヴリール「……」 ヴィーネ「あれっ、ガヴ?」 ガヴリール「ああ、ヴィーネか」 ヴィーネ「ガヴが外にいるなんて珍しいわね……」 ガヴリール「……ちょっと腰が痛くなったから、気分転換に散歩してるだけ」 ――――――――――――――――――(04/25)―――――――――――――――――― ヴィーネ「あら、子供たちと遊んでるのって、タプちゃんじゃない」 ガヴリール「ああ、そうみたいだな」 ヴィーネ「なんかすごく子供たちに好かれてる感じねぇ」 ガヴリール「……精神年齢が近いからじゃないか?」 ヴィーネ「もうそんな酷いこと言って。それで、声かけないの?」 ガヴリール「いいよ、邪魔しちゃ悪いし」 ヴィーネ「そう。じゃあ私もやめておこうかな」 タッタッタッ 女の子「お姉ちゃん、こっちこっちー」 タプリス「あははっ、待ちなさーい」 ガヴリール「……まあ、いいか」 ヴィーネ「ん、何か言った?」 ガヴリール「いや、なんにも」 ヴィーネ「そっか」 ――――――――――――――――――(05/25)―――――――――――――――――― ―数日後 公民館― お婆さん「おや、タプリスちゃん、また来てくれたのかい。嬉しいねぇ」 タプリス「こんにちは、お婆ちゃん。腰の具合はどうですか?」 お婆さん「最近はずいぶんと調子がいいよ」 お婆さん「タプリスちゃんがマッサージしてくれたおかげだねぇ」 タプリス「本当ですか、それはよかったです」ニコッ お爺さん「タプリスちゃん、またあのお話の続き、聞かせてもらえんか」 タプリス「わかりました、ではお部屋お借りして、みなさんも呼びましょうか」 お爺さん「それがええ。タプリスちゃんのお話、楽しみじゃのう」 ガヴリール「……」 委員長「あら、天真さんじゃない。こんな所で会うなんて珍しいわね」 ガヴリール「ああ、委員長か。ちょっと役所手続きでね」 ――――――――――――――――――(06/25)―――――――――――――――――― 委員長「そうなんだ。あれ、あの子たしか、千咲さんよね」 ガヴリール「え、委員長、タプリスのこと知ってるの?」 委員長「えぇ。最近、私も参加しているボランティア活動でよく会うのよ」 ガヴリール「ボランティアって?」 委員長「町内会のゴミ拾いとか、お年寄りのお世話とか、ね」 委員長「細かな気配りもできて、すごく働き者だから」 委員長「本当に助かっているわ」 ガヴリール「そうなんだ」 委員長「彼女、物腰がとても柔らかで真面目だし、いつもにこにこしていて」 委員長「しかも、それを鼻にかけることなんて一切しないし」 委員長「みんなに好かれる存在、そのものよね」 ガヴリール「えっ、あいつの物腰が……柔らかい?」 委員長「私と会っている時はそうだけど……違うの?」 ガヴリール「い、いや、なんでもない。今のは忘れて」 委員長「そう? それじゃ、私このあと買い物に行かないといけないから」 ガヴリール「ああ、また学校でな」 ガヴリール「……」 ガヴリール「……別にいいか」 ――――――――――――――――――(07/25)―――――――――――――――――― ―エンジェル珈琲― マスター「天真くんお疲れさま、今日はもうあがっていいよ」 ガヴリール「うす」 マスター「ああ、ごめん。最後にチラシの整理だけお願いしていいかな」 マスター「捨てるだけでいいから」 ガヴリール「うっす」 ぺらっ ガヴリール「これは……」 マスター「ああ、それかい。市内の講演会のお知らせみたいだねぇ」 ガヴリール「ふーん……って!?」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 題目:『人生を豊かに生きるために』 15 00―16 00 講演者:千咲=タプリス=シュガーベル ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ――――――――――――――――――(08/25)―――――――――――――――――― ガヴリール(同姓同名……なわけないよな) ガヴリール「な、なんであいつがこんなこと……」 マスター「あれ、天真くん。千咲さんと個人的な付き合いがあるのかい?」 ガヴリール「い、一応、知り合いです……」 マスター「そうなんだ。いや、彼女すごいよねぇ」 マスター「最近、市内のイベントで見ないことがないし」 マスター「まだかなり若そうに見えるのにねぇ」 ガヴリール「そ、そうなんですか……」 マスター「知り合いなら、ぜひ今度、ここにも招待してほしいな」 ガヴリール「う、うす」 ガヴリール「……」 ガヴリール(べ、別にあいつが何をやろうと、あいつの勝手だろ) ガヴリール(私がとやかく言うことじゃ……ない) ――――――――――――――――――(09/25)―――――――――――――――――― ―数週間後 サターニャの家― サターニャ「ガヴリールゥ! 今日こそあんたを倒してみせるわ!」 ガヴリール「あれだけ負け続けてんのに……いい加減諦めろよ」 サターニャ「なはっ、今までのは全て様子見。つまり、今回のための布石よ!」 ガヴリール「はいはい……」 テレビ司会者『それでは、本日のゲストである……』 テレビ司会者『千咲=タプリス=シュガーベルさんのご登場です!』 ガヴリール「えっ!?」 サターニャ「なっ!?」 テレビ司会者『今、現代人の疲れた心に染み渡る、優しくて心がほっとするお話と』 テレビ司会者『可憐なお姿のギャップが大好評を博していますが』 テレビ司会者『今のお気持ちを、お聞かせ願いますか?』 タプリス『えぇ、わたしのお話が、少しでも……今を生きている人たちの』 タプリス『支えとなり、助けとなるならば』 タプリス『これ以上の喜びはありません』ニコッ ――――――――――――――――――(10/25)―――――――――――――――――― サターニャ「な、なによこれ。最近見かけないと思ったら」 サターニャ「テレビに出るまでの人気者になってるなんて!」 サターニャ「しかも、これ全国放送じゃない! キィィッ! 悔しい!」 サターニャ「私よりも先に、こんな超有名になるなんて!」 サターニャ「なんてうらやま――じゃなくて生意気なのかしら!」 ガヴリール「……」 サターニャ「どうしたのよ、ガヴリール。黙っちゃって」 サターニャ「ははぁん、わかったわ」 サターニャ「あんたも後輩天使に先を越されて悔しいのね?」 ガヴリール「……そんなんじゃない」 サターニャ「ふふっ、そりゃあそうよね」 サターニャ「天使学校首席のあんたが、後輩に引けを取るだなん――」 ガヴリール「そんなんじゃないって言ってるだろ!!」 サターニャ「っ!? な、なによ、急に大声出したりして」 ガヴリール「……」 サターニャ「……」 ガヴリール「……ごめん、帰るわ」 バタンッ サターニャ「ったく、なんなのよもう。って、また勝負すっぽかされた!?」 ――――――――――――――――――(11/25)―――――――――――――――――― ―数週間後 ガヴリールの家― ガヴリール(なんか最近、ネトゲも飽きてきたな……) ガヴリール(てきとーに動画でも見るか……ランキングを覗いてっと) ガヴリール(再生数一位、なんだこれ。再生数100億回だって!?) ガヴリール(どんだけだよ……って) ガヴリール(う、嘘……だろ?) ガヴリール(Tapris Sugarbell Chisaki?) ガヴリール(まさか、あいつ……なのか?) ガヴリール(世界中の人からのコメントが付いてる……) ガヴリール(大絶賛じゃん……) ガヴリール「なんだよ、これ……」 ガヴリール「もう、わけがわからない……」 ガヴリール「あいつ……どこに行こうとしてるんだよ」 ガヴリール「……」 ガヴリール「……くそっ」 ――――――――――――――――――(12/25)―――――――――――――――――― ―数ヶ月後 千咲教 総本山― 千咲教信者「教祖様にお会いしたい、と?」 ガヴリール「はい」 千咲教信者「失礼ですが、お約束はされていますか?」 ガヴリール「……いえ、していません」 千咲教信者「教祖様の面会予定は、この先、数年は埋まっておりまして」 千咲教信者「申し訳ありませんが、お引き取りください」 ガヴリール「私はあいつの先輩で、知り合いなんです!」 ガヴリール「私の名前を伝えてもらえれば、絶対会ってくれるはず!」 千咲教信者「そう言われましても……」 ガヴリール「おい! タプリス! いるんだろ!」 ガヴリール「私だ! ガヴリールだ!!」 千咲教信者「あ、あなたねぇ! いい加減にしてください!」 ガヴリール「ちょっ! 離せよ! 離せったら!!」 ガヴリール「おい、タプリス!! 返事をしろ!! タプリスゥゥ!!」 千咲教信者「おいっ! と、取り押さえろ!!」 「おやめなさい!」 ――――――――――――――――――(13/25)―――――――――――――――――― タプリス「……」 ガヴリール「タプリス! よかった、出てきてくれたんだな!」 千咲教信者「おいっ! 教祖様になんて口のきき方を!!」 ガヴリール「い、いたっ! 頭を、押さえつけるな!」 タプリス「……おやめなさいと、言っているのです!」 千咲教信者「きょ、教祖様……ははぁ……」 ズサァ タプリス「……こちらへよろしいですか?」 ガヴリール「あ、あぁ」 ―教祖の私室― ガヴリール「お前が出てきてくれて、助かったよ」 タプリス「申し訳ありませんでした。皆さん、悪気はないのです」 ガヴリール「ああ、別にいいよ」 ガヴリール「それにしても、暫く見ないうちにすごいことになってるな」 ガヴリール「お前がこんなに人気者になるなんて思わなかったよ」 タプリス「お恥ずかしい限りです」 タプリス「ですが……わたしはただ、みなさんの幸せを願っているだけですから」 ――――――――――――――――――(14/25)―――――――――――――――――― タプリス「ところで、今日はどういった御用だったでしょうか」 ガヴリール「ああ、えっと……」 タプリス「……」 ガヴリール「なぁタプリス、その……みんなのところに帰ってこないか?」 タプリス「えっ……帰る?」 ガヴリール「お前が本当に立派な事をやってるってのはわかるんだけどさ」 ガヴリール「なんというか、……お前らしくないというか」 ガヴリール「こう……しっくりこないというか」 タプリス「……わたしらしく、とはなんでしょうか」 ガヴリール「それはその……おっちょこちょいでドジも多くて、すぐ泣いて」 ガヴリール「で、いつも私の後ろにくっついてきて」 ガヴリール「……正直、鬱陶しいと思うこともたまにあったけど、さ」 ガヴリール「でも別に嫌とか、そういうわけじゃなくって」 ガヴリール「むしろ嬉しいことの方が多かったというか……」 ガヴリール「つまりだな、その、お前はそういう奴だっただろ……?」 タプリス「……」 ガヴリール「なぁ、タプリ――」 タプリス「……忘れました」 ――――――――――――――――――(15/25)―――――――――――――――――― ガヴリール「はっ? 忘れたって……」 タプリス「そんな昔のわたしのことなんて、忘れてしまったんです」 ガヴリール「な、何言ってんだ! それじゃあ、私たちと過ごした時間も」 ガヴリール「忘れてしまったって、言うのかよ!」 タプリス「……」 タプリス「……わたしは今、本当に大勢の人たちの」 タプリス「生きる希望となっているんです」 タプリス「ですからわたしが、そのようなことをするわけにはいきません」 ガヴリール「お前はお前だろ! お前がしたいことをやって何が悪いんだよ!」 ガヴリール「そんな……他の知らない人のことなんて、どうでもいいじゃんか!」 タプリス「なっ……」 ガヴリール「お願いだ、タプリス。私たちともう一度、一緒に……」 タプリス「……お引き取りください」 ガヴリール「えっ、タプリス……?」 タプリス「お引き取りくださいと言ったんです、天真さん」 ガヴリール「お、お前っ……そ、それが答えか」 タプリス「はい」 ガヴリール「……わかったよ」 ――――――――――――――――――(16/25)―――――――――――――――――― ―数ヶ月後 住宅街― お婆さん「はぁ、こうやって幸せに長生きできるのも」 お婆さん「タプリス様のおかげですねぇ」 お爺さん「ほんとだわ、ありがたやありがたや」 お爺さん「それじゃ、タプリス様の像へ礼拝に行こうかの」 お母さん「こら! 悪戯すると、タプリス様から見放されてしまうわよ!」 女の子「えぇっ! それは嫌っ!」 お母さん「だったら言うことをききなさい!」 女の子「はぁい……」 ガヴリール(……) ガヴリール(この世界は異常だ) ガヴリール(あれから、あの時から……) ガヴリール(犯罪は激減し、戦争は消え、飢えと貧困もなくなった) ガヴリール(世界中の誰もが、幸福に暮らせるようになった) ガヴリール(……あいつの望んでいた、世界になった) ガヴリール(この世界は異常だ) ――――――――――――――――――(17/25)―――――――――――――――――― ファサッ ラフィエル「ガヴちゃん!」 ガヴリール「ラフィエルか、どうした」 ラフィエル「タ、タプちゃんの、タプちゃんの反応が……」 ガヴリール「あ、あいつの反応……って、これは」 ラフィエル「ガヴちゃんも感じますか?」 ガヴリール「あぁ、急速にタプリスの生命反応が小さくなって……」 ラフィエル「こ、このままじゃ、タプちゃんは……」 ガヴリール「くそっ、あ、あいつ何をするつもりだ……」 ラフィエル「場所は既に特定してあります、ですが私一人の力では……」 ガヴリール「わかった、協力する」 ラフィエル「私の力を全てお渡しするので、ガヴちゃんが行ってください」 ガヴリール「了解」 ラフィエル「それでは……タプちゃんを頼みましたよ」 ガヴリール「ああ、任せとけ」 ガヴリール「……神足通」 ヒュンッ ――――――――――――――――――(18/25)―――――――――――――――――― ―世界の果て― パァァァァァッ タプリス「……」 タプリス「……ようやく、ようやくこの時がきました」 シュンッ ガヴリール「タ、タプリス!? なんだこの光!?」 タプリス「あなたは……」 ガヴリール「ともかく、こんなことはやめろ! お前、死ぬ気か!」 タプリス「いえ、わたしは死にません」 ガヴリール「な、なんだって……?」 タプリス「わたしはこれから、この世界となり、宇宙となることで」 タプリス「この世の中に生きる子らを未来永劫、愛し、見守っていくのです」 ガヴリール「何バカなこと言ってんだ! そんなことしたら……」 ガヴリール「お前は生物の一個体ではなくなってしまって」 ガヴリール「一生死ぬことも許されず、苦しみ続けて」 ガヴリール「私達とはもう二度と、会えなくなるんだぞ!」 ――――――――――――――――――(19/25)―――――――――――――――――― タプリス「わかっています」 ガヴリール「だったら……」 タプリス「それでもわたしは……この世界を」 タプリス「この世界に生きる人たちを、愛していますから」 ガヴリール「タプリス頼む……戻ってきてくれ」 タプリス「それは、できません」 ガヴリール「……私にはさ、お前が……必要なんだよ」 タプリス「……」 ガヴリール「行かないでくれ、お願いだ……頼むよ、ぐすっ……」 ガヴリール「タプリス……お願い、だからぁ……」 タプリス「……ありがとうございます」 タプリス「そのお気持ち、わたしは決して忘れません」 ガヴリール「おいっ! タプリスッ! 行くなっ!!」 タプリス「あなたの幸せを、ずっとずっと願っていますから」 ガヴリール(ひ、光が……弾けて……) 『天真先輩』 パァァァァァッ ――――――――――――――――――(20/25)―――――――――――――――――― ―――――― ―――― ―― ガヴリール(……タプリスが、いなくなってしまってから) ガヴリール(この世界は皮肉にも、以前の諸悪が蔓延る世界へと逆戻りした) ガヴリール(世界中の人々が、幸せを感じることが少なくなっていた) ガヴリール(あんなにも世界を愛していたあいつのことを……) ガヴリール(世界中の人たちは忘れてしまった) ガヴリール(だったら私がすべきことは……ただ一つ) ガヴリール(あいつが望んだ世界をもう一度……私の手で……) ラフィエル「ガヴちゃん……本当に良いのですか?」 ガヴリール「ああ、やってくれ」 ラフィエル「じゃあいきますね、せーのっ!」 ゴツンッ ――――――――――――――――――(21/25)―――――――――――――――――― ―――――― ―――― ―― 『ガヴリールお姉ちゃん、一緒に遊ぼー』 『いつも掃除ありがとうね、天真さん』 『ガヴリールちゃん、また来てくれたのかい。嬉しいねぇ』 『講演者:天真=ガヴリール=ホワイト』 『ゲストである、天真=ガヴリール=ホワイトさんのご登場です!』 『Gabriel White Tenma 視聴回数:11,827,192,717』 『教祖様! ガヴリール様、ばんざーい!』 『ガヴリール様……はぁ、ありがたやありがたや』 『ガヴ、私は……私はあなたのことを……』 ―― ―――― ―――――― ――――――――――――――――――(22/25)―――――――――――――――――― ―世界の果て― ガヴリール「……」 ガヴリール「……ようやく、ようやくこの時がきました」 ガヴリール「タプリス」 ガヴリール「あなたの望んだ世界、やっと取り戻しましたよ」 ガヴリール「……今ならわかります」 ガヴリール「あの時のあなたの、気持ちが」 ガヴリール「本当に、本当に心から、この世界を……愛していたのですね」 ガヴリール「そして……私もまた、あなたと同じように」 ガヴリール「世界と一つに、なりたいと思います」 ガヴリール「それでは、いきましょうか」 ガヴリール「あの子の待つ場所へ――」 パァァァァァッ ――――――――――――――――――(23/25)―――――――――――――――――― タプリス「……」 ガヴリール「……遅くなって悪かったな」 タプリス「……えっ」 ガヴリール「迎えに来たぞ、タプリス」 タプリス「て、天真先輩……? どうしてこんなところに!?」 ガヴリール「言っただろ」 ぎゅぅ タプリス「あっ……」 ガヴリール「私にはお前が必要だって」 タプリス「先輩っ……ぐすっ……せんぱぁいっ……」 ガヴリール「本当に、お前の泣き虫は……変わらないな」 タプリス「だ、だって……わたし、ここで一人、一人きりで……」 タプリス「ずっとずっと、寂しくて……」 ガヴリール「今までよく頑張ったな、偉いぞタプリス」ナデナデ タプリス「ぐすっ……ひっくっ……」 ――――――――――――――――――(24/25)―――――――――――――――――― ガヴリール「よし。それじゃあ帰るぞ、タプリス」 タプリス「えっ、帰るって……先輩?」 ガヴリール「みんなも心配してるからな」 タプリス「でもここは……何もない、いわゆる概念だけの世界……です」 タプリス「元の世界には……けっして戻ることはできません」 ガヴリール「……私を誰だと思ってるんだ」 タプリス「へっ」 ガヴリール「天使学校首席の、天真=ガヴリール=ホワイトだぞ?」スッ タプリス「そ、それは……世界の終わりを告げるラッパ!?」 ガヴリール「概念だろうがなんだろうが……」 ガヴリール「お前を縛る、このクソッタレな世界なんて……」 ガヴリール「私がぶっ壊してやる!!」 タプリス「先輩……」 ガヴリール「私から離れるなよ、タプリス! ラッパ吹くぞ!!」 タプリス「わ、わかりました!」 ガヴリール「さあ帰ろう、私たちの世界へ!」 タプリス「はいっ、先輩!」 おしまい ――――――――――――――――――(25/25)―――――――――――――――――― SS一覧へ このページのトップへ 感想コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/lagerkvist/pages/26.html
プリントスクリーンでホムペ活動するのはめんどくさいと思ったので絵日記にしました。 こっちのほうがめんどくさかった…基本いつも失敗だね(o'ω'o) ☆絵日記っていうか落書き☆http //w1.oekakies.com/p/rageru/p.cgi †ぷよ絵トレースでアンリミテッドハーツのキャラを描こうシリーズ† アルルって敵がいるって話がギルドチャットで出て、それでなぜか閃いたアホ企画です。 イラストスタジオっていうのをダウンロード(一ヶ月無料)して描きました。 凛々花ちゃん。忍者スタイル可愛くて好きですよ(o'ω'o) うどんちゃん。惰性で描いたからか色々ミスってしまいました(;´・ω・) KONATAさん。課金和服しぶいじぇー(´∀`)
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/6748.html
739 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/27(火) 21 15 53.19 ID ??? あー、ちょっと違うけど、オンセで観戦しながら、自分の高レベルPCの能力値でダイス振って、 うちの○○なら成功してたわー、とか、うちの○○でも失敗しちゃったー、とか言うのがいた。 知らんがな。 742 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/27(火) 21 17 19.69 ID ??? 観戦者がセッション部屋でダイス振るのは困だろwww 結局自キャラSUGEEEEEEがやりたいだけなんだろうな 743 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/27(火) 21 20 40.54 ID ??? 739 キック対象だろそれ 744 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/27(火) 21 23 52.75 ID ??? 流石にセッション部屋じゃなくて観戦部屋だよw 一応、身内だったからキックはしなかったなぁ。 やっぱ回りも不満はあったみたいで、何度も続いたあと、その内問題になってやめさせられてた。 まぁ、他にもちょこちょこ小さい問題起こしてたんで、集まり自体が自然解体したな。 748 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/27(火) 21 35 47.68 ID ??? 744 身内の人間だとあまり詳しくは言いにくいだろうけど、 どんな問題あったか教えてもらえると嬉しいな 749 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/27(火) 21 46 29.02 ID ??? 748 けっこう前だからあんま覚えてないし、小物なんで報告するほどの逸材ではないよー。 基本的に上から目線で、他人のデータに口を出すとか、自分の(高レベル)PCと比較して話すとか、 自分はダイス目がいい、という前提で、期待値よりいい目が出ると決めて判定するとか、 他人のネーミングに「一瞬面白いと思ったけど、よく考えたら自分のPCと比べると大したことないね」、ってケチつけるとか、 ダンジョンに入ったところで、自分は平気なんで手分けしようって言い出すとか、そんなん。 自分SUGEEE の小さいのが寄り集まった感じかな。 750 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/27(火) 21 49 40.52 ID ??? うわぁUZEEE そりゃ切られてもしょうがねーわw 751 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/27(火) 21 52 41.29 ID ??? 塵つも困はあくまで困ったちゃんとしてのインパクトに欠けるだけで、 ウザさは一線級だからなぁ 752 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/27(火) 21 53 31.46 ID ??? 大問題起こせば追い出せるけど、小さいのだと不満が募り切るまで追い出せないんだよな。 スレ302
https://w.atwiki.jp/dbrpalpha/pages/1890.html
「山深く、木々が覆い隠す参道の先、 鈴の音に清め舞う巫女」 ポップンの神楽ちゃん。間違っても銀魂の神楽ちゃんでもKOFの神楽ちずるでもない。 誕生日 11/15 セリフ 攻撃、勝利、敗北、逃走 ポップンなどの気分によって変わる 被弾「ぐっ・・・(結界でガード)」 会心「・・・私の究極奥義、受けてもらえるかしら?%teki。」 20/30/20/30だったがあまりの凡退っぷりに10/12/28/50になった 相性 〇織原ひめみ 私の担当曲もチュウニに移植させて・・・ 〇山田改二? いろいろWBRでお世話になるわ。 △珠洲島有栖 ライバルだわ。敵対してるから△なの。 △リル(神威) 動画で戦ったことがあるわ。 ×奈楽? ライバル視するわ。なによ私のことを獣(けだもの)扱いして餓鬼道でさまよえって。miss時にあの黒いピクトくんみたいなの投げてくるの貴方でしょ。 ×長瀬麻奈 幽霊は巫女の敵のイメージだから......除霊しないとだわ...... ××ターボメン? 私はこの人を絶対にy...超えてみたいわ。トリプルV逸させやがって... 活躍 初制覇(手柄横取り)+侮辱一抜け
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/72.html
駅ビルの中にあるカフェの隅っこで、私は千聖から舞ちゃんとの事件のことを聞いた。 「知らなかった・・・舞ちゃんここ最近はちゃんとちっさーに挨拶してたから、もう大丈夫なのかと思ってた。」 私がなっきーとちょっと喧嘩になった日の出来事だったらしい。 その場に居合わせたというなっきーのことが気になった。 いつも明るく楽しいキュートでありたい。 そう思う私は、ついレッスン中も近くにいるメンバーにちょっかいを出してしまう。 なっきーはレッスンの時は真面目にやりたいタイプだとわかっていたのに、あの日は何だか浮かれていて、振りの確認をしているなっきーに頭突きを食らわしてしまった。 しかも最悪なことに、怒られた私はつい逆ギレをかましてしまった。 愛理にも後から注意されて、あわててなっきーにメールを送ると、そっけない返事が来てそれっきりだった。 単純に、まだ怒ってるのかなと思っていた。まさかそんな修羅場になっきーが立ち会っていたとは。 「早貴さんは、スタジオに戻ってきてくださった舞美さんと一緒にお帰りになったわ。舞さんもご一緒に。」 「え・・・じゃあちっさーは?」 「父に連絡をして、迎えに来てもらったの。」 私は瞬間的に頭がカッとなった。乱暴にバッグの中に手を突っ込んでケータイを探す。 「栞菜?」 「舞美ちゃんに連絡する。それは変だよ。何でちっさーだけ」 「いいのよ、栞菜。」 「やだよ。良くない。」 「栞菜!」 千聖が珍しくお腹に力を入れて声を出した。 「・・・・ごめん。」 「ありがとう、栞菜。一緒に帰らないと言ったのは私だから。舞美さんは私を誘ってくださったわ。」 千聖は微笑んで、注文したままおきっぱなしになっていたティーサーバーから、私の陶器に紅茶を入れてくれた。ほのかなジャスミンの香りで、昂ぶった気持ちが落着いてきた。 「でもちっさー。キュートをやめた方がいいなんてことは絶対ないから。 舞ちゃんはプロレスごっことか一緒にふざける相手がいなくなって寂しいだけだよ。 今のちっさーにだってだんだんと慣れていくって。みんなそうだったでしょ。 舞ちゃんは年下だし頑固なところもあるから、時間はかかるかもしれないけど。 そうだ、じゃあさ愛理にも頼んで今度4人で遊びに行こうよ。私ちゃんとフォローもするし。 舞美ちゃんやえりかちゃんだって協力してくれるよ。なっきーも。だってさキュートは家族だもん。」 私は興奮すると、やたら早口でおしゃべりになるらしい。考えが追いつかないうちに、言葉だけがぽんぽん口を突いて出てくる。 ちっさーを引き止めたくて必死だった。 「栞菜。・・・舞さんは、私のせいで何度も泣いているの。」 「舞ちゃんが?」 知らなかった。舞ちゃんはまだ中1なのにしっかりしていて、何があっても気丈に前を睨みつけていられるような強い子だ。私は舞ちゃんの泣き顔なんて、ほとんど記憶にない。千聖や私の方がよっぽど泣き虫だと思う。 「昨日も泣いていたわ。舞さんは私のことを考えるたびに胸を痛めている。 今もそうなのかもしれない。私の前で泣いていなくても、わかるの。・・・大好きな人のことだから。」 ちっさーの眉間にしわが寄って、声が震えた。泣くのかと思ったけれど、少し潤んだ瞳から涙は落ちなかった。 「ちっさー・・・・・それでも私はちっさーがいなくなるなんてやだよ。もうキュートにいるのは辛い?嫌になっちゃった?」 ちっさーの腕を掴む。体に触れていないと、どこか遠くへ行ってしまいそうで怖かった。 「いいえ。私も栞菜と同じ。キュートを家族のように思っているわ。 だけど・・・・・ううん、だからこそ、私がいることで傷つく人がいるなら、私は去らなければいけないと思うの。」 「やだ。お願い。どこにも行かないでよ。 舞ちゃんはちっさーがいて辛いかもしれないけど、私はちっさーがいないと辛いんだよ。 そしたらちっさーどうすんだよ。みんなだって辛いに決まってる。 ちっさーがいないと傷つく人の気持ちはどうなるんだよ」 もう自分でも何を言ってるのかわからない。周りの人が驚いた顔で私とちっさーを見比べているけれど、もうそんなことはどうでもよかった。 「栞菜ったら。何も今すぐに決めるというわけではないのよ。」 ちっさーはそろそろ出ましょうかと言うと、私のバッグを一緒に持って店の外へ出た。 知らないうちにかなり時間が経っていたらしい。もう夕暮れが近づいていた。 興奮して喋りすぎたことがいまさら恥ずかしくて、私はちっさーの顔を見ることができず、ひたすら繋いだ手に力を入れ続けた。 「・・・私から誘ったのに、楽しいお話じゃなくてごめんなさいね。でも話を聞いてもらえて嬉しかったわ。」 それきり無言で歩いているうちに駅に着き、改札の前で私達は向き合う。 「では、またね。」 「うん。」 「ごきげんよう。」 ちっさーはつないだ手を離して、私の方を一度も振り返らずに改札の向こう側へ消えていった。 取り残された私は家に帰る気にもなれず、駅のターミナルを抜け、線路沿いの小路を黙々と歩いた。 ちょうど踏み切りの前まで来ると、ホームの端にちっさーが立っているのが見えた。 声が届くかもしれない。 「ちっさ・・・・」 叫びかけた私の声は、途中で止まった。ちっさーは、今まで見たことがないほど険しい顔をしていた。その顔がふいに歪んで泣き顔へと変わる瞬間、ホームに電車が入り、私達の間を遮った。 そうだよね、ちっさー泣きたかったんだ。あんなに泣き虫なのに、私が困らないようにこらえていたんだ。 私は友達なのに、仲間なのに、家族なのに、何もしてあげられない。 ちっさーが乗った電車が遠ざかっていくのを見つめて、ただ途方にくれるしかなかった。 「私に何ができるかな・・・・」 明日は新曲の衣装合わせがあった。私は舞ちゃんと話す時間を作ろうと決心した。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/nishiparo/pages/56.html
七月も後半に入ると、どこからともなく現れた蝉が狂ったように騒ぎ始める。 京都は六月にはもう夏と言ってもいいほど暑くなるが、やはり六月の暑さと七月の暑さというのは違う気がする。ただ の気持ちの問題なのかもしれないけれど。 ミミミミミミミミミミ…… ジジジジジジジジジジ! 「師匠、蝉っていう生き物は夏にしばらく鳴いてすぐ死んじゃうです。その間に奴らが成す事は何一つありません。その 癖にうるさいし、飛ぶし、おしっこかけるし、百害あって三千里とは正にこのことですよ。姫ちゃん、蝉は人類の手でこ の世から残らず根絶した方がいいと思うですが師匠はそれについてどうお考えですか?」 「そんな自分勝手な事言ってどうするの。姫ちゃん、悪いけど話逸らそうとしても無駄だよ」 ぼくは手に持った紙を、水戸光圀公の印籠よろしく姫ちゃんの顔の前に突きつける。 「これはどういうこと?」 「うっ……」 悪事を暴かれた凶悪犯のようにうろたえる姫ちゃん。すっと、ぼくの手にある学校から郵送されてきた成績表から目を 逸らす。 「…………」 ぼくは無言で成績表を再びずいっと突きつける。 ……すっ。 ずいっ。 ……すっ。 ずいっ。 「な、なんですかそれ? 姫ちゃん知りません。きっと間違えて送って来たんですよ。あ、あ、もしくは誰かが姫ちゃん の名前を騙って勝手にテストを受けたですよ。だからそれは姫ちゃんじゃないです!」 「お前はキングオブ滅茶苦茶か」 観念したと思いきや、今度は開き直りとやけくそと言い訳と逆切れのコラボレーションで反撃してきた。なんて娘だ。 ぼくはため息をついて言う。 「あのね、そんな屁理屈ばっかり言って逃げようったってそうは行かないからね」 「屁理屈も理屈の内です!」 「だからそれが屁理屈だろ」 「また師匠はそうやって頭ごなしに決め付けるですけどね。それじゃ師匠はその成績表が本物かどうか学校に問い合わせ たですか? それが偽物じゃないってどうして言い切れるですか! 証拠もないのに決め付けてかかるなんて師匠は本当 にダメ人間です。それより師匠、姫ちゃんはおトイレに行きたいのでさっさとそこをどいて欲しいのです!」 「はいはい、言い訳は後で聞くから。ちょっと来い一姫」 そう言って、ぼくは姫ちゃんの両脇を持ってひょいっと持ち上げる。同世代の女の子の中でも特に小さい姫ちゃんの体 は地上から一メートルほど浮き上がった。 「うきゃー! セクハラぁ! 何するですか、姫ちゃんもう十七歳ですよ!」 「うるさい、ちょっとお説教だ」 そのままじたばた暴れる姫ちゃんを連行する。 まったく、最近は口ばっかり達者になって困ったもんだ。 次の日から、姫ちゃんの勉強特訓が始まった。 姫ちゃんも始めの内はぼくの目を逃れようとこそこそ隠れていたけど、みいこさんの説得のおかげでなんとか毎日来て くれるようになった。もっともそのみいこさんも、始めの内は姫ちゃんをかばってわざわざぼくに注意しに来るほどだっ たのではあるが。しかし最終的にはぼくの熱烈な説得によって納得してくれたのである。 「いの字、お前ちょっと姫をいじめすぎじゃないか?」 「みいこさん、この成績票を見て同じ事が言えますか?」 「…………」 「…………」 「……わかった、私からも姫を説得しておこう」 こんな塩梅。 姫ちゃんも現金なもので、以来態度を一変させてちゃんと勉強をするようになった。やっぱりみいこさんの言葉はぼく なんかと違って説得力があるのだろう。微妙に納得がいかないけれど、でもまあ納得できないこともない。 そういうわけで、姫ちゃんの夏休みは午前中が学校の補習、午後がぼくの家庭教師という勉強漬けの毎日になってしま った。 遊びたい盛りの姫ちゃんにそこまで勉強を強いるのはかわいそうだったが、しかし、だがしかし、このままでは卒業が リアルに危ういので、ぼくは心を鬼にして姫ちゃんにつきっきりで指導することにしたのだった。 「ただいまですー」 「あ、おかえり姫ちゃん」 部屋で改めて姫ちゃんに教える範囲の復習をしていると、制服姿の姫ちゃんがドアからひょっこり顔を出した。 高校の制服というのは不思議なもので、ともすれば中学生にも見えてしまう(というか普通に中学生に見える)この姫 ちゃんですら、少し大人びて見えてしまう。よく考えたら姫ちゃんは十七歳なのだったなんて、当たり前な事に驚いてし まったりするのは、外見云々以外にも原因はあるだろう。 「今日も暑そうだね」 「はい、蝉がうるさいです」 「そうだね」 「なので崩子ちゃんに近所の蝉を全て退治するよう依頼しておいたです」 「…………」 「成果が出るのが楽しみです」 「…………」 突っ込むに突っ込めず、ぼくは話題を逸らす。 「でも姫ちゃん、毎日来るようになって偉いね」 「はい。姫ちゃん、ちゃんとした大人になりたいですから」 「ふうん?」 「……はい」 「…………」 「…………」 「…………」 それはいいけど姫ちゃん、なんで意味ありげにぼくを見ながらそんな言葉を。 …………。 みいこさん? 「それじゃ姫ちゃん、着替えて来るですよ」 「……うん」まだいまいち釈然としないが、まあ、聞き流すことにする。「うん、行っておいで」 「はいっ!」 そう言って姫ちゃんは自分の部屋に戻って行った。軽いステップの足音が遠ざかって行く。 姫ちゃん、元気いっぱいだなあ。 ぼくは冷蔵庫からオレンジジュース(姫ちゃんの家庭教師を始めてから冷蔵庫に常備してある)を出してコップについ だ。そこに氷を浮かべれば、とりあえず夏場には最高級のもてなしとなる。夏休みなのに姫ちゃんはこんなに頑張ってる んだから、せめてこれくらいのねぎらいはしてあげたい。 「お待たせしたです!」 しばらくして姫ちゃんが勉強道具を抱えて戻ってきた。 今日は黄色のタンクトップシャツにピンクのスカートという格好。原色で統一した幼い感じで高校生が着るにはどうだ ろうと言った感じではあるが、小柄な姫ちゃんにはよく似合っていた。その印象もあいまって、私服の姫ちゃんは本当に 中学生に見える。 姫ちゃんの服はみいこさんに見繕ってもらっているらしいが、それを知った時は驚いたものだ。この格好にしても甚平 を普段着にするみいこさんからは想像もできないチョイスである。鈴無さんほどではないが、みいこさんも中々美少女好 きなのかもしれない。 ……人は、自分に無い物に憧れるというが。 確かにみいこさんがこの格好で現れたら、誉めるとか云々以前に心配になるかもしれなかった。 「それじゃ、今日はまず数学からね」 「はい。あ、師匠、今日学校でわかんなかったところがあるです」 そう言ってパラパラと問題集をめくる姫ちゃん。 随分変わったなあ。 ……きっかけはともかく。 「この sinθ-cosθ が……」 「ああ、これはね。…………、……」 コップの中で、溶けかけた氷がカランと音を立てた。 「今度ここにお友達を連れて来たいですけど、構いませんか?」 ある日、いつものようにぼくの部屋にやって来た姫ちゃんがいつも通りの元気な笑顔で言った。 「お友達?」 「はい、正確には元先輩ですが。前の学校の先輩なのですよ。転校する前も、してからも、姫ちゃん本当に良くして貰っ てるですよ」 「……ふうん」 前の学校、か。 首吊高校。 そこのことを、ぼくは未だによく理解できていない。 ある日突然哀川さんが「この娘を預かれ」と言って姫ちゃんを押し付けて行ったけど、ぼくは姫ちゃんの過去のことを ほとんど知らないのである。それとなく話を振ってみたこともあるが、いつも姫ちゃんは曖昧に言葉を濁すのだった。 あまり、良い過去とは思えないが──しかしこの姫ちゃんの嬉しそうな顔を見て、ぼくは少し、安心する。 「それは是非お礼をしなきゃね」取り繕うように言う。「うん、是非連れておいで。遠慮は要らないよ」 「はい!」 まるで子供のように喜ぶ姫ちゃん。姫ちゃんは年齢以上に幼い所があるので、まるで小さい妹でも持ったような気にな る。 …………。 妹、ね。 「おもてなしとかもしないといけないです」 「あ、そうか。でもこの家何も無いよ」 「そんな事は見ればわかるですよ」 ぬけぬけと言いやがる姫ちゃん。 たまにこうやって毒吐くんだよなあ……。 「でも何もできないじゃ困るですよ、ご招待するからには」 「っていうか、そう言うのは姫ちゃんが自分で考えてやるべきだよ。姫ちゃんがお世話になった人でしょ?」 「あ……そうですね。それじゃお世話係は姫ちゃんが任されました」 「うん、任せたよ」 普段ならほぼ間違いなく面倒くさがりそうな係だが、姫ちゃんは嬉しそうだった。 よっぽどその先輩が好きなんだろうな、と思う。そう考えると、もしその先輩が男だったらなんだか複雑だ。あ、いや 、でも前の学校は女子高だっけ。……今度はまるで娘を持った父親のような心境だった。 「……さ、まあそれは置いといて。今日は昨日の確認のテストからだよ」 「はいです」 問題に集中している姫ちゃんの邪魔にならないように静かに待つ。外からこれでもかと言わんばかりに聞こえてくる蝉 の鳴き声に、崩子ちゃんが駆除してくれればもう少し静かになるかなあなんてとんでもない戯言をぼんやりと考えている と、姫ちゃんがぽつりと言った。 「師匠、どうもありがとうございます」 「ん? 先輩のことなら、別にそんなにかしこまらなくても大丈夫だよ」 「いえ、そうじゃなくて」 そう言って、困ったような、申し訳ないような、嬉しいような、複雑そうな表情で笑う姫ちゃん。 「先輩にも、師匠にも、哀川さんにも。姫ちゃんはずっとお世話になりっぱなしです」 「…………」 その真っ直ぐな言葉に、思わず返す言葉に詰まる。 そう言えば、なぜだろう。姫ちゃんはいつも不安そうにしている。頼りなく、心細そうに、弱く見える。 何か、負い目でもあるような。 何かを裏切ってきたような。 何かを見捨ててきたような。 元気そうに笑っていても、快活そうに喋っていても──覗く、暗い部分。 まるで容易く壊れてしまいそうなくらい、脆い気がする。 だからと言うわけではないけど。 だからなのかもしれないけど。 つい、何かしてあげたくなる。 それがたとえ、こんな些細な、他愛のない事でも。 「姫ちゃん」 「……なんでしょう」 神妙そうに答える姫ちゃん。ぼくは姫ちゃんの目を見つめながら、静かに言った。 「おっぱいが見えているよ」 「…………」 「…………」「…………」 「…………」 「…………」「…………」「…………」 「…………」 重い沈黙が続く。 そっぽを向いて黙り込んでしまった姫ちゃんの背中を見て、さてこの状況はどうしたものかと自分でやっておきながら 困っていると、 ふと。 ぞわり、と、違和感を感じた。 何か、雰囲気で……そんなことがあるはずも無いのに、体の自由を物理的に拘束されたような。 まるで次の瞬間、体中がバラバラに引き裂かれてしまいそうな、本能的な恐怖が頭をよぎる。 しかしそれも一瞬のことで、すぐに元に戻る。 「師匠のえっち!」 姫ちゃんが振り向きながら叫ぶ。 「…………」 「変態! 卑劣漢! ケダモノ!」 「…………」 「痴漢! 助平! えーっと……変態!」 「それはさっき言ったよ」 「うっ、ううーっ!」 泣きそうな顔で悔しそうに歯噛みする姫ちゃん。 「なんでなんでそんなに偉そうにしてるですかっ! 居直り後藤とはこの事です! 師匠なんかもう知りませんっ!」 「…………」 やりすぎた。 「もう知らないです! この変態ししょ……んむぅっ!」 「姫ちゃん、そんな大声出したら近所迷惑だよ!」 「んー! んー!」 機先を制して姫ちゃんの口を強引にふさぐ。 その傍らで、姫ちゃんの両手を押さえつけつつさりげなく胸たっちも敢行する。 「んー! んーっ!」 「しーっ!」 既にぼくは姫ちゃんを抱きしめるような格好になっている。ぼくが不自然に胸に手をあてていることに動揺しているの か、軽いパニックに陥っているらしい姫ちゃんは必死に抵抗する。 いつまで経っても抵抗をやめない姫ちゃんに、ぼくは最終手段を決行した。 「姫ちゃん、静かにしないと……こうだよっ」 「んーっ?! んんー!」 タンクトップのかわいいシャツに手を差し込む。お腹を撫でながら姫ちゃんを抱き締める腕に力をこめると姫ちゃんは 慌てて体をよじるように抵抗したが、体格の小さい姫ちゃんにはどうすることもできなかった。 そのまましばらく少女の肌を撫でる。すべすべの姫ちゃんの肌を指先でなぞりながら、絹のようなとはよく言ったもの だと感心してしまう。 お腹を撫でる手を徐々に胸に移動させると、姫ちゃんはどうやら下着をつけていないようだったので、これ幸いと小さ いながらもふくよかに柔らかい胸の膨らみを揉みしだく。なだらかに盛り上がった双丘をつつ、となぞるように上り、そ の頂きにある少し固くしこった部分をきゅっとつまむ。そのまましばらく姫ちゃんの、恐らくかつて他の誰にも触られた ことの無いであろう部分を思う存分堪能する。……それにしても姫ちゃん、いくら小さいと言っても17歳の少女である、 やはり下着くらいは着ていた方がいいのではないだろうか。そんな事をまるで無関係の第三者のようにぼんやりと思う。 小さな胸をできるだけ優しく揉みながら、口を塞いでいた手を離して姫ちゃんの唇を奪う。姫ちゃんは驚いたようにびく りと体を震わせたが、大人しくぼくの仕打ちを受けている。最後にぺろりと姫ちゃんの唇を舐めて、ぼくは顔を離した。 改めて姫ちゃんと向き合う。姫ちゃんは羞恥に顔を真っ赤に染めながら、目をぎゅっと閉じて、ひたすらぼくの気の済 むのを待っているようだった。或いは静まらないとやめないと言うぼくの言葉に従っているのだろうか、気がつくと姫ち ゃんの抵抗もほとんどなくなっている。ぼくは一旦行為を止めて姫ちゃんの言葉を待つ。 「…………っ」 それでも姫ちゃんは何も言わない。 何かを言おうと口を開いても、それは言葉にならずにまた口は閉ざされる。 小さな嗚咽だけが部屋に響いていた。 「……っ、こ、んなっ、こんなの、ししょお、っ……」 「…………」 「……えぐ、ひめちゃ、……ひっく」嗚咽にむせびながらも、姫ちゃんは言う。「姫ちゃんも、好き、ですけどっ……」 「……姫ちゃん」 ぼくは改めて、正面から姫ちゃんを抱き締める。姫ちゃんはぼくの胸の中で泣きじゃくり続けた。 そのままじっと姫ちゃんを抱き締めていると、ようやく姫ちゃんは少しずつ落ち着いてきたようだった。頃合を見計ら って、ぼくは言う。 「姫ちゃん、ごめんね」 何を今更、と言った感じだが、とりあえず謝っておく。 姫ちゃんは何も言わない。重苦しい雰囲気に包まれるが、ぼくは根気強く姫ちゃんの言葉を待つ。 やがて、姫ちゃんがまだ水分を含んだ声で言った。 「師匠」 「……うん」 「なんで、こんなことするですか」 「…………」 ぼくが押し黙ると、再び沈黙が降りた。今度は姫ちゃんがぼくの言葉を待っているようだった。 「……その、えっとね」 「…………」 「姫ちゃんがあまりにもかわいくて、つい」 「…………」 再び沈黙が降りる。姫ちゃんはぼくの胸に顔を埋めているので、表情が見えない。 しばらくして、ぼくの胸の中で姫ちゃんが呟くように言った。 「……姫ちゃんはですね、別に、その」 「うん?」 「その……師匠は、その、だから、」 「……うん?」 「だからっ!」 何故か怒ったようにぼくの胸を叩く姫ちゃん。 「いいんですよっ!」 「…………」 「…………」 「……うん?」 「だからっ!」 再び叩かれる。今度こそ怒ったように、姫ちゃんはぷいっと言った。 「もうっ、師匠はもういいですっ!」 「ごめんごめん、悪かったよ」 謝りながら、姫ちゃんに口付ける。 「んっ……!」 突然の口付けに姫ちゃんはまたも驚いたように目をまん丸に開いたが、やがて目を閉じた。ぼくは目を閉じたりはしな い。今まで一緒にいた中で一番近い距離で、姫ちゃんを見つめる。 一度口を離して、再び唇を重ねる。今度は舌を伸ばして大胆に姫ちゃんを求める。 「んむぅ……」 恐らくこんなことをするのは姫ちゃんは初めてなのだろうけど、最早されるがままな姫ちゃんは何も抵抗しない。ぼく はここぞとばかりに姫ちゃんの口の中を丹念に舐め上げる。 「あむ……んー……」 初めてのディープキスに夢中になっている姫ちゃん。ぼくはキスを続けながら姫ちゃんの胸にそっと触れた。 「んっ……」 未成熟ながらも熱っぽい声を漏らす姫ちゃん。乳首を挟んで弄ぶと、姫ちゃんは微妙に体をよじらせた。ぼくは口を離 すと、まじまじと姫ちゃんを見つめながら尋ねてみる。 「……感じてるの?」 「…………っ」 真っ赤になって顔を手で覆ってうつむく姫ちゃん。とてもわかりやすかった。 ぼくはそっとピンクのスカートに手を伸ばす。ふくらはぎ、膝、腿の上を順になぞるように撫でて行く。その部分に近 づくにつれて、姫ちゃんの緊張が高まって行くのがわかる。 スカートの中に手を差し伸べる。足の付け根を伝って、そっとその部分に触れてみる。 「──っ」 姫ちゃんが息をのみ、声にならない悲鳴を上げる。それには構わずそこを下着の上から何度もなぞる。 「や……あ……」 だんだん息が荒くなり始めた姫ちゃん。その反応に満足しながら、今度は下着の横から指を滑り込ませる。姫ちゃんは 焦ったように「あっ」と声を上げたが、そのまま指を差し込む。既に濡れ始めた姫ちゃんのそこを、指で舐めるように撫 でた。 「きゃうっ!」 姫ちゃんのそこを弄びながら、姫ちゃんの空いた手をぼくの同じ部分へと誘導する。ぼくのしようとしていることがわ かったのか、姫ちゃんは以外にもむしろ自分から体勢を変えてぼくの物をズボンから取り出した。 「……これが、……」 驚いたように、感心するように、或いは畏れるようにぼくのそれを見つめる姫ちゃん。 ぼくの物を姫ちゃんの身長の割には細くて長い指が掴んだ。 「熱い……」 「うん」 「どうやったらいいですか?」 「こうやってしごいてみて」 「こうですか……?」 言われた通りにおずおずと手を動かし始める姫ちゃん。 「気持ちいいですか?」 「ん……そう、続けて」 ぼくの言葉に安心したように行為を続ける姫ちゃん。先端に漏れ始めた先走りの液に気付くと、それをなんとなく、と いった感じで先端にまぶし始める。 「んっ!」 「……気持ちいいですか?」 「……うん」 「えへ」 嬉しそうに笑う姫ちゃん。 やっている行為にはまるでそぐわない、純粋で無垢な笑顔。 「…………」 そういうのを見ると、いじめたくなるのがぼくという人間だった。 「姫ちゃん、ぼくもしてあげるよ」 「え……ひゃあっ」 スカートと下着を脱がせ、その部分を露わにする。 「やんっ! ……師匠、恥ずかしいですからやめ……」 「え? 何?」 言いながら姫ちゃんの蜜壷に指を突きたてる。 「やあんっ!」 既に濡れそぼっているそこは、ぼくの指を難なく飲み込んだ。 「姫ちゃん、気持ち良くしてくれてありがとうね。お礼にぼくが気持ち良くしてあげるよ」 「や、ししょ……ああんっ!」 「え、何?」 わざとらしく聞き返しながら、今度は陰核をぺろりと撫でる。 「ひゃうっ!」 どうやら姫ちゃんにもぼくのいじわるが伝わったらしく、必死に抗弁を試みようとするが、 「やめ……きゃん!」 「いいかげ……ああんっ!」 拳を握り締めて快感に耐えるばかりだった。 「うわ、姫ちゃん、凄い濡れてるよ。これじゃ畳まで汚れちゃう」 「で、でも……っ、んああっ!」 「全然止まらないね……どうせならもう布団出そっか」 「ふぁっ……は、はい……です」 「姫ちゃん、自分でここ触ったことある?」 「な、何を言い出すですか」 「ねえ、どうなのさ?」 「そそ、そんなこと……」 耳まで真っ赤になる姫ちゃん。 「……あ、あるわけ……」 「無いの?」 「あ、当たり前ですっ」 目を逸らして落ち着かなげに答える姫ちゃん。 本当にわかりやすい子だった。 「……まあ、いいけどね」 「何がですか。全く、本当、嫌な感じのししょ……っ……んんっ……!」 「え、何? 聞こえないよ」 「い、いじわるで……すぅっ……あっ……!」 かわいらしく身をよじる姫ちゃん。ぼくは姫ちゃんに覆いかぶさった。 「……それじゃ、挿れるよ」 「はい……です」 緊張した風にぐっと目をつぶる姫ちゃん。ぼくは姫ちゃんのおでこにキスをする。 「痛かったら言ってね」 「……はい」 徐々に押し入ってもなんだと、ぼくは一気に腰を進めた。 ずぶぅ……っ 「んんぅっ…………!」 姫ちゃんが痛みに顔をしかめた。当たり前だ、痛くない筈がない。 ぼくは一旦動きを止めて姫ちゃんに尋ねる。 「大丈夫?」 「ぜ、全然大丈夫です……」えへへ、と無理矢理笑顔を作って言う。「前門のコアラ、後門の女将です」 「それは用法も言葉も間違ってるぞ」 言わなきゃばれない間違いをわざわざ晒す姫ちゃん。一気にムードが崩れてしまい、思わずがくっと肩の力が抜けた。 姫ちゃんには数学よりもまずは国語かもしれない、と一瞬素に戻る。それがおかしくて、思わず噴出してしまう。 「──あ」 と、突然、姫ちゃんがぼくを指差した。 「……ん?」 「師匠、今ちょっと笑いました」 「…………ん」 ん。 笑ったっけ? しかし姫ちゃんは嬉しそうに笑っている。痛みが抜けきらないのか、目の端には涙が浮いている。 「初めて見たですよ、師匠の笑顔」 「…………」 「もっと、笑えばいいのに」 「…………」 残念そうに言う。 ぼくは答えない。 「姫ちゃんが今元気に笑えるのはですね、師匠のおかげなのですよ」 「……そっか」 「だからですね、姫ちゃんはお礼をするのです」 「ふうん?」 「いつか姫ちゃんが師匠を笑わせるです」 「…………」 そう語る姫ちゃんは、何故か誇らしげだった。 「……そっか」 「はいっ」 何かしてあげたくなる、か。 何かしてもらうのは、どっちなのだろう。 「楽しみにしてるよ」 それがぼくの本心なのかどうかは、ぼくをしてよくわからなかったが、 「はい!」 姫ちゃんは元気に笑っていた。 「師匠、……ん」 姫ちゃんから重ねられた唇。 姫ちゃん。 姫ちゃん、か。 「師匠、姫ちゃんは、姫ちゃんで良ければ、なんでもするですよ」 「……うん?」 「その、キスでも、……その、……おっぱいとか触りたくなっても、仕方がないから姫ちゃんがさせてあげます」 「…………」 「だからそんな、……一人きりみたいな、そんな顔はしないで下さいね」 「…………」 ああ。 まったくもう。 「……まったくもう」 「はい?」 「姫ちゃんっ!」 「っ、ひゃうっ!」 ぼくは行為を再開する。 「気持ちいいか?」 「ふあ……は、はいっ」 まったく。 まったくもって、とんだ戯言模様だ。 こんな簡単な事に今気付くなんて。 こんな大切な事に今気付くなんて。 こんなに愉快なのは久しぶりだった。 今すぐ笑い転げてしまいたくなるほどに。 姫ちゃん、ぼくはね。ぼくは。このぼくは。 人間失格の殺人鬼と同類項であるこの戯言遣いは。死で死を洗う阿鼻叫喚を生きてきたこの欠陥製品は。 このぼくは。 残念ながら、君を好きみたいだよ。姫ちゃん。 「ひめ、ちゃん」 「……ししょ……気持ち、いい……ですぅ……」 「姫ちゃんっ!」 「は、あんっ! あ、あああっ!」 「ぐぅっ……!」 「やはああんっ!」 戻る