約 1,042,361 件
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/11707.html
ギア・ドロー 火 アンコモン コスト4 呪文 ■カードを1枚引く。その後、バトルゾーンにある自分の火のクロスギアの枚数までカードを引いてもよい。 (F)魔道具の使用にゃ、知識もいる。説明書を読んどきな! 作者:かがみ 収録 《侵蝕編 第2弾 三王の光臨(フラッシュ・カース)》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3636.html
マクロスなのは 第19話『ホテルアグスタ攻防戦 後編』←この前の話 『マクロスなのは』第20話「過去」 オークションが終わって隊長陣の警備任務が解けた頃、地上部隊の技研の調査隊がすでにガジェットの破片の調査を開始していた。 「・・・・・・えっと、報告は以上かな?現場の調査は技研の調査隊がやってくれてるけど、みんなも協力してあげてね。あとしばらく待機して何もないようなら撤退だから」 普段の動きやすい青白の教導官の制服に戻ったなのはが、フォワードの4人を前に告げる。 ティアナ達は返事をすると、きびきびと陸士部隊の土嚢の撤去や調査隊の手伝いに散っていった。 (*) ホテル内の喫茶店 そこには警備を終えて一息入れているフェイトとはやて、そしてオークションが終了して手持ち無沙汰になったユーノが仲良く談笑していた。しかし、そこで少し寂しい話題が提供された。 「そう・・・・・・ジュエルシードが・・・・・・」 「うん。局の保管庫から地方の施設に貸し出されてて、そこで盗まれちゃったみたい」 「そっか・・・・・・」 寂しそうな顔をするユーノ。仕方ないだろう。彼がその災悪の根源であるジュエルシードを掘り出した張本人なのだから。 「まぁ、もちろん次元の海は本局が目を光らせているし、地上も私たち六課が追っていく。だから必ず見つかるよ」 「・・・・・・うん。ありがとう」 そこに、この話題には沈黙を決め込んでいたはやてが話に介入してきた。 「・・・・・・実はまだ非公開なんやけどな、この前ガジェットについての報告書が回ってきたんや」 元々物理メディアだったらしい。ホロディスプレイに表示される報告書の表紙。提供は地上部隊・技術開発研究所。しかし表紙には『SECRET(シークレット)』の印が押されている。 「・・・・・・これって僕が見てもいいのかな?」 ユーノが戸惑いながらはやてに聞く。SECRET(機密)の印が押されている書類は規定では管理局の佐官以上でなければ閲覧すらできない。 フェイトですら一等海尉なのに、管理局員でもない民間人に見せていいものではないはずだった。 「大丈夫や、問題あらへん。どうせもうすぐ公開される。・・・・・・でや、まずこの動力機関なんやけど、どうやら簡易化されたジュエルシードみたいなんや」 「「!!」」 「どうやら泥棒さんはジュエルシードの簡易量産に成功したみたいやな」 ホロディスプレイに映し出されているバッテリーに相当する部分の中枢は、ジュエルシードに間違いなかった。 「でも悲観することはあらへん。これと同時にガジェットの製作者も判明した。それが現在、違法研究で広域指名手配されているこの男─────」 ホロディスプレイの画像が切り替わる。瞬間、フェイトの顔色が変わった。 「スカリエッティ!?」 「ん?フェイトは知ってるの?」 ユーノが問う。 「うん。なのはが次元航行部隊、機動課(ロストロギア探索を主な任務にする部隊)に協力していた5年前に。その時、なのはとヴィータ、それと私で彼の秘密基地を強襲したの───── ────────── フェイトは何十体目になるだろう魔導兵器をバルディシュで一閃のもとに葬ると、周囲を見渡す。 周りには太古の遺跡があり、岩でできた建造物が朽ちている。 またすでに魔導兵器の大半は撃破されて、雪の積もる大地に遺跡同様構成部品をさらしていた。 「ヴィータちゃん!」 「おうよ!」 「「これでラストォォ!!」」 上空からのヴィータの魔力球が敵を囲むように着弾。追い詰められて集まった敵を、続くなのはの砲撃で全て葬った。 「ナイスショット。2人とも!」 フェイトの掛け声に、なのはとヴィータはハイタッチした。 (*) 「さて、ここが入り口だね」 フェイトの撫でたその扉は鋼鉄製で、なのはの砲撃でもなかなか破れそうにない程に頑丈だった。 しかし押しても引いてもダメ。無論スライドさせることもできず、開けられなかった。当然だが鍵がかかっているようだ。 「『鍵開け』するから、2人は周りの警戒をお願い」 「うん、お願いね。フェイトちゃん」 「周りは任せときな」 ヴィータとなのははそれぞれ別方向に飛んでいった。フェイトはそれを見送ると高ランク魔法である『鍵開け』を実行する。 この魔法は電子ロックから物理的な鍵までほぼすべての鍵に有効だが、時間がかかるのが難点だった。 フェイトが動けないそんな時、それは起こった。 「なのは!後ろ!」 「え・・・・・・!?」 ヴィータの警告に振り返るなのは。彼女はその半透明の何かを見切ると間一髪で回避。空に退避する。 そしてそれはヴィータの放った鉄球によって大破、沈黙した。 しかし姿を晒したそれが足の付いた地上型だったことや、それが撃破された安心感でなのはは1つの可能性を見逃していた。 『地上型がいるなら、理論上より簡単に姿を消せる航空型がいるかもしれない』と言うことを。 寸前で気づいたなのはは、優秀の一言に尽きる。そして普通の状態であれば問題なく回避できたはずの攻撃。しかし溜まった疲労は彼女の回避行動を寸秒遅らせた。 「「なのはぁぁぁ!!」」 フェイトは確かに見た。空に浮かぶなのはの、小さな体を貫く刃を。 彼女の赤い鮮血によって目視出来るようになった鋭い刃はまるで悪意の塊が友人の体から〝生えた〟ように見えた。 それは人間ならば絶対傷ついてはならない器官の納まっている胸の真ん中から生えていた。 次の瞬間には彼女の体は5メートルほど落下。その衝撃は雪が受け止めるが、ドクドクと怖いほど流れ出る鮮血が雪を染めた。 力なく横たわる大親友の姿と半泣き顔になって彼女に駆け寄るヴィータの姿がぼやけていく。 目の前の光景に現実感が失せていき、いつの間にか視界はブラックアウトしていた。 ────────── 「そんなことがあったんだ・・・・・・」 ユーノが呟く。 この案件は『TOP SECRET(最高機密)』とされていて、彼女の経歴を見てもその事実は確認できず、半年近い入院期間は『持病の悪化に伴う病養』となっている。 そのため家族など極めて親しい者しかこの事実を知らなかった。 だがここで1つ疑問が浮かぶ。 『なぜたった1人の撃墜をそうまでして隠さねばならないか?』という疑問が。 実はすでに流星の如く突然現れ『エース・オブ・エース』という二つ名で呼ばれていたなのはは世間一般に知られ、ヒーローとして祭り上げられていた。 事実それだけの実績もあったし、実力もあった。クラスSのリンカーコアを有しているいわゆる超キャリア組でも、たった14歳で一等空尉に登り詰めるのは容易ではない。 その頃のフェイトやはやてですら、両名とも地上部隊で三尉相当の階級であったことが比較としては適当だろう。(しかし断じて2人が無能な訳ではない。フェイトの所属する本局は事件が少なく、1発が大きい。はやては上級士官を目指し、ミッドチルダ防衛アカデミーの学徒となっていたためだ) そんな出世街道まっしぐらで国民的人気を誇る彼女が撃墜され、瀕死の重傷を負ったのだ。 それがどんな理由であれ公表されれば、管理局全体の士気と信用に関わる。こうなると管理局としては隠さざるをえなかった。 「そう。なのはは今でこそ元気に振る舞ってるけど、一時は「二度と歩けないんじゃないか」って言われて・・・・・・」 俯くフェイト。その背中からは、なのはを撃墜したスカリエッティに対する負のオーラが立ち昇っていた。 「それにあいつは母さんの─────プレシア母さんの研究を続けているらしくて、それがわたしには許せないんだ」 フェイトの母であるプレシア・テスタロッサは、かつては管理局の大魔導士として日夜研究を続けていた。 しかしある日、彼女の実の娘であるアリシアを事故で亡くしてしまった。そこで悲しみに暮れた彼女が手を出したのが禁忌の技術として知られる全身のクローン技術と人造魔導士技術だった。 こうして誕生したアリシアのクローン、それが彼女『フェイト』だ。しかし結局プレシアには受け入れてもらえず、とても悲しい思いをしていた。 「・・・・・・まぁ、とりあえずガジェットの製作者はそのスカリエッティや。ゴーストは第25未確認世界の元の設計から反応エンジンを主機に据えた独自のものらしい。「使われてるオーバーテクノロジーと設計が管理局から漏れたのか?」って揉めてるみたいやけど、当面六課はスカリエッティの線で追っていく。だからユーノくんは無限書庫で関連しそうな情報を調べて欲しいんや」 (そうか。わざわざ機密を聞かせたのはそういうことか) ユーノは納得すると、その依頼を引き受けた。そこに1人の女性が喫茶店の入り口に現れた。 「あ、なのは・・・・・・」 「久しぶりぃ~ユーノくん、元気だった?」 その笑顔に一点の曇りなく、さっきのフェイトの話が嘘だ。という錯覚をおぼえた。 「あ、なのは丁度よかった。これから交代しに行こうと思ってたところなんだけど、交代できる?」 「うん。フォワードの4人は調査隊と陸士さん達の手伝いに行ってるから見てきてあげて」 「わかった。はやても行こう」 「了解や。じゃあお2人さん、〝ごゆっくり〟ぃ〜」 はやてはそう意味ありげに言って外に出ていった。 (はやてここでそのセリフじゃ気まずいよ~!) こころの中で涙声になってしまう。 2人っきりの現状でそのセリフを吐かれては、どうしても彼女を意識してしまうではないか! それについさっきまでその彼女の話をしていたのだ そうでなくとも相手は意中の女性であるというのに・・・・・・ その想いを本人はともかく、周囲に隠し果せているつもりの青年は 「いってらっしゃ~い」 と見送るなのはに視線を向ける。―――――と同時に彼女が振り返った。 「本当に久しぶりだね!ユーノくん!」 「う、うん・・・・・・」 (ダメだ!まともに顔見られない~!) しかしいつまでもこうしているわけにもいかない。相手がいつも通り接して来てくれている以上、こちらもそれに応えなくては嘘だ。 ユーノは何とか自分に言い聞かせながら顔を上げる。 するとどうだろう?なのはもこちらの事を直視しているなどということはなかった 彼女は少し視線を逸らしつつ、頬を赤らめて口を開く。 「えっと・・・・・・今日は偶然、なのかな?」 (か、可愛い・・・・・・) ユーノはそんな幼なじみの仕草に無意識のうちに胸を高鳴らせていた。だがお互いに意識し合っていたらしいことがわかって反対に落ち着くことができた。 「うん。そうだと思う。聖王教会の騎士カリムからの直々の依頼でね」 カリムによれば、どうやらはやてが 「考古学者さんを探しているんだけど、いい人紹介してくれない?」 というカリムに自分を紹介したらしかった。 「それにオークションの鑑定も本命の1つなんだけど、騎士カリムはこの玉の調査を「どうしても」ってお願いされたんだ」 ユーノの手にはさっきフェイトが落下から救った紫色の水晶が乗せられていた。 (*) 所変わってはやてとフェイトの2人は出入り口の玄関で2人の人物と鉢合わせしていた。 「お、アルトくんにさくらちゃんやないか」 「よぉ。やっと見つけたぜ」 「なんや? 探しとったんか?」 はやての問いに、さくらが答える。 「はい。ちょっと今回の敵がどうも妙だったので、そちらはどうだったのかな?と思いまして」 「そっか・・・・・・実はこっちも妙な報告が上がって来ててな。立ち話もなんやし、もっかい喫茶店に行こうか。フェイトちゃんは外の方をよろしく」 ことの成り行きに戸惑うフェイト。なぜなら今あそこは───── 「・・・・・・それはいいんだけど、今喫茶店に行くのはちょっと・・・・・・」 「あ、そうや。なのはちゃんが─────」 「お、なのはもいるのか。丁度いい。頼みたいことがあったんだ」 スタスタ・・・・・・ 喫茶店に向かって歩いていく2人。それを見たはやては人生でそうない大ポカをしたことを悟った。 5日前にカリムにユーノを紹介したのも実は伏線だった。 カリムにその日 「ある〝物品〟の調査ができそうな人と、ホテル『アグスタ』のオークションで鑑定してくれる人を探しているのだけど、いい人知らない?」 と問われたはやては、迷わずユーノの名を出していた。 能力面になんの問題もなかったし、なにより都合がよかった。ユーノはなのはの撃墜事件以降お互い顔を合わせた事がない。 それはなのはが 「こんな姿を(彼に)見せて心配させたくない」 と言ったことにある。 またユーノも、以前地上本部ビルで偶然会った時、仕事の都合でなのはと全く会えないと嘆いていた。 そこではやてはお節介かもしれないがこんな方法をとったのだった。しかし───── (どないしよう!?2人をくっ付けるなんて簡単やと思っとったのに!) そう、このままアルト達が行けばせっかくの2人きりの雰囲気が台無しになる。 はやての頭はフルドライブ。脳内緊急国会を召集、急いで審議が始まった。 第1案、今すぐ呼び止める。 しかし野党の 「何か言い訳はあるのか?」 という反論と牛歩戦術によってタイムオーバー。廃案。 第2案、なのは達を通信で呼び出す。 衆議(直感)院は通過。しかし有識者(理性)会である参議院が 「それでは本末転倒ではないか!」 という理由で否決。衆議院での再可決は見送られ廃案。 第3案、本当のことを話す。 内閣は衆議院解散(思考停止)を盾にごり押し、参議院を通過させる。しかし肝心の衆議院の大多数が 「なんか嫌な予感がする・・・・・・」 と独特の理由で難色を示し、否決。廃案となった。 それによって脳内人格八神はやて内閣総理大臣は伝家の宝刀を行使。衆議院を解散した。 こうして思考停止に陥った〝はやて〟は、『これだから人間は何にも決まらんのや!』と自らの脳内人格(政治家)達を批判する。そして───── (ええい!もう、なるようになれ!) 彼女はついに最終手段である神頼みに入った。 (どうかお願いします。神様、仏様、夜神月様─────あれ?) しかし天はご都合主義(クリスマスも祝うし、正月には神社・お寺に参拝に行くため)で基本的に無信教の彼女を見捨てていなかったようだ。 なんとアルト達が乗ろうとしていたエレベーターになのはとユーノの2人が乗っていたのだ。 「あれ?どうしたんだ?喫茶店にいるんじゃなかったのか?」 「ああ、うん。そうなんだけど人がいっぱい来ちゃって、席が足りないみたいだったから出てきたの」 なのはのセリフを聞いた時、はやては神の存在を信じたという。 自分達が席を離れた時、まだ客は自分達しかいなかった。でなければ、公衆の場で堂々と機密情報の漏洩などやれるはずがない。当に神のみわざといえるピンポイントさだった。 「そうですか・・・・・・どうしましょうアルト隊長?機密もありますし、ここはまずいと思いますが・・・・・・」 「う~ん・・・・・・」 頭をもたげるアルト。胸をなでおろしていたはやては彼らに他の場所を提案した。 「じゃあヴァイスくんのヘリに行こう。あそこなら機密も保てるし、この人数でも十分や」 この案は即採用され、新人たちの所へ行くフェイト以外はヘリに向かった。 (*) 「―――――で、お前は誰なんだ?」 ヘリに入るとアルトは単刀直入にユーノに問うた。 「彼はユーノくん。私達の幼なじみで、管理局の情報庫である無限書庫の司書長をしてるの」 「なるほど。俺はフロンティア基地航空隊の早乙女アルトだ。ついこの前まで六課で世話になってたんだが、異動になってな。よろしく」 「こちらこそよろしくお願いします。・・・・・・ところでそちらの方は?」 ユーノがフロンティア基地航空隊のフライトジャケットを着た黒髪の少女を示す。 「彼女は俺の小隊の2番機を務める工藤さくら三尉だ」 「はじめまして、真宮寺・・・・・・いえ!工藤さくらです」 なぜかは知らないが彼女がいつも使う偽名を名乗ろうとしたが、アルトが先に紹介してしまったことに気づいたのか軌道修正した。 一方ユーノはなぜか『なるほど』という顔になった。 「はじめまして。やはりあなたがあの〝工藤家〟の当主になられたさくらさんですね。騎士カリムからお話は伺っております」 ユーノがおずおずと頭を下げる。 「そんな、頭をお上げになってください。あたしそんなたいそうな者ではありません。ただ工藤家に生まれてきただけの小娘ですよ」 (工藤家?あいつの家そんなに有名なのか?) しかし周りを見ると六課のみんなも知っていたようだった。 そこでよく知っていそうなはやてに念話を送る。 『(すまん。水をさすようだが、工藤家ってなんだ?)』 『(・・・・・・なんや知らんかったんかいな。通りでさくらちゃんを普通に使ってると思った)』 すると彼女は懇切丁寧に説明してくれた。 工藤家とは100年前のミッドチルダ、ベルカ間の全面戦争を終わらせた者の末裔らしい。 元々聖王教会とはその彼らが作ったもので、伝承によれば今では主神として祭られている聖王の力を借りて戦争を終わらせた。 聖王は当時の核兵器や衛星軌道兵器、ベルカ側陣営による隕石の落下すら無力化し、この地に平和を呼び込んだという。 映像や写真すら残っていないが、小学校の教科書にすら載っているこの実績ある神を崇める者も少なくない。そのため聖王を使役した工藤家は代々神との対話役として大切にされていた。 そして工藤家は管理局の魔導士になることが伝統とされており、彼女をバルキリー隊へ推薦をしたのは聖王教会らしい。 さくらはこの工藤家の末裔で、両親が早くに事故で死んでしまっていた。 そのため聖王教会に所属する騎士カリムは工藤家最後の1人になってしまった彼女の身を案じているという寸法だったらしい。 また、あの偽名も工藤家という事を隠したかったのだろう。との事だった。 (育ちがいいとは思っていたが、まさか本物のお嬢様とはな・・・・・・) アルトは彼女のトレードマークである大きな赤いリボンで結わえた麗しい黒髪を見た。するとそれが右に流れていき、さっきまであった場所が少し赤く染まった肌色に変わった。彼女が振り返ったのだ。 「・・・・・・どうしました?」 「いや、なんでもない。それでな、はやて、こっちではゴーストの連中と交戦に入ったんだがいつもより動きが良かったんだ。ここまでは聞いてるか?」 「うん、シャマルから報告は受けとるよ。なんでも賢くなったとか」 「そうだ。それでうちの3番機が早まって特攻しやがった。そしたら奴らどう対応したと思う?」 アルトの問いかけになのはが 「普通に考えたら迎撃だと思うけど、違ったの?」 と問い返す。 「違うんだよ。アイツらギリギリまで逃げて、激突寸前に自爆しやがったんだ。お陰でバカなまねした3番機は無事だったんだが、どうも解せねぇ」 「なるほど・・・・・・」 はやては腕組みしながら自らの考えを更に補強した。 今回ガジェット達を操作した召喚士は、本気で人死(ひとじ)にが出ることを恐れているらしい。 でなければ無人機とはいえ〝タダ〟ではないはずだ。トチ狂った敵のために自爆など、そうそうできることではない。 「聞いた話によればそっちも何かあったみたいだが、何があったんだ?」 アルトの問いに、はやてはガジェットの非殺傷設定と戦闘員への選択的攻撃について話す。 「─────と、こういう訳で陸士部隊の被害が少ないのや」 はやてはヘリの窓から近くに設営されている野戦病院を指さす。 確かにそこにいる陸士達はいずれも軽傷で、陸士部隊の救急搬送用のドクターヘリも駐機したまま、飛び立つ様子はなかった。 「でもおかしいよ。目的がわからない。こっちの被害がないんじゃ『本気を出せばこんなんなんだ!』って言いたい訳じゃなさそうだし・・・・・・」 ユーノの言に、なのはも 「そうだよね・・・・・・」 と同意する。 「やっぱり、シグナムが言っとった車上あらしが怪しいんかな・・・・・・」 はやての呟きに視線が集まる。 「どんな車上あらしだったの?」 「うん、実はな、人間じゃなくて召喚獣や使い魔らしいんや」 はやてはシグナムからの報告を全て話した。手法から撤退まで。ちなみにトラック自体は盗難車であることがわかっていた。 「この流れで行くとその召喚獣が本命っぽいね」 「でも、何を盗んだのかわからないのが困りますね」 「「う~ん・・・・・・」」 一同頭を捻るが、そこまでだ。 ホテル側やシャマルとシグナム、そしてAWACSに聞いてもそれ以上の情報はなかった。 こうなると、今後は調査隊の報告を待つしかなさそうだった。 (*) 「ところでアルトくん、なんかなのはちゃんに頼みごとがあったんやなかったか?」 「え? アルトくんどうしたの?」 考え込んでいたなのはがアルトに向き直る。 「ああ。それなんだがな、さくらがお前のところで1週間でいいから戦技教導してくれって言うんだ」 えっ!?となるなのはにさくらが畳み掛ける。 「お願いします!今日アルト隊長や天城さん─────僚機を守りきれなくて・・・・・・あたし、もっと強くなりたいんです!やる気はありますから、どうかお願いします!」 深々と頭を下げるさくらになのはは困った顔をした。 「え~、う~ん・・・・・・アルトくんやミシェル君には教えてもらえないの?」 「いえ、アルト隊長にもミシェル隊長にもよくしてもらっています。・・・・・・ただミシェル隊長は長距離スナイピングしか教えてくれないし、アルト隊長も主戦術が高速機動による撹乱と誘導弾との連携攻撃なので、あたしの特性に合わないんです。・・・・・・あっ、アルト隊長、全く役に立たないなんて言ってませんからね!」 あたふたしながら否定するさくらに、アルトは 「仕方ないさ。人それぞれの特性があるんだから」 と流した。 「そっか・・・・・・でも私はうちの新人達の面倒を見てあげなきゃいけないからなぁ・・・・・・さくらちゃんは何がやりたいの?」 「近・中距離での機動砲撃戦です。今日の戦いで、長距離からの援護狙撃という戦術に限界を感じたんです」 長距離からの狙撃にはどうしてもタイムラグが出てしまう。そこがスナイパーの腕の見せどころだったりするが、彼女には今が限界だった。 さくらの言った戦術はなのはの十八番とも言える戦術で、彼女が魔法を手にしてから10年間磨いてきた戦術機動だった。 「だったら1週間、なんて中途半端な期間はダメだね。さくらちゃん、3週間でも頑張れるかな?」 「はい!もちろんです!!」 さくらが嬉々として応える。なのはは頷くと、人指し指と中指を立てていわゆる〝ピース〟の動作をすると続ける。 「でも条件が2つ。まず1つ目に、アルトくんがさくらちゃんの面倒をみてあげること。わたし、魔導士としてのスキルしか教えられないから、それをバルキリー用に転換してあげないと」 アルトは仕方ないな。と肩をすくめる。 「2つ目に、どうしてもうちの新人の教導がメインになっちゃうから、教導は早朝と夕方ぐらいしかできないんだけど、それでもいい?」 「はい、構いません!お願いします!」 「うん、いい返事。明日の早朝には始めたいから、部隊に帰ったら荷物をまとめて、アルトくんと一緒においで」 「はい!ありがとうございます!」 さくらは最敬礼して言った。 これが地獄への入り口であった。 To be continue・・・・・・ ―――――――――― 次回予告 試験駐屯を名目に機動六課に派遣されるサジタリウス小隊 しかし開始されたさくらの教導はあまりに――――― 次回マクロスなのは第21話「サジタリウス小隊の出張」 『なのはさんが、あんな人だったなんて・・・・・・』 ―――――――――― シレンヤ氏 第21話へ
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/14708.html
発明ピエロ・フランクリン P 火文明 (5) クリーチャー:マシン・イーター/サーカス 3000 各プレイヤーの手札とバトルゾーンにある進化ではないクリーチャーは、カードタイプに「クロスギア」を追加する。(ただし、クロスギアの特性は得ない) 作者:808 ルールがもめること必至なマシン・イーター。クリーチャーがクロスギア扱いになります。 注釈にあるとおり、クロスギアの特性(クリーチャーへのクロス)などは一切得ません (昔、デュエマの偉大なる先祖であるM TGがそれをやって実際ヤバイことになったらしい為。Licidェ…)。 あくまでカードタイプのみが追加されます。具体的に何が出来るのかというと、 《獅子幻獣砲》が確定除去になったり、侍流ジェネレートなどでクリーチャーを踏み倒したりできます。 「ジェネレートする」は「クロスギアの能力」ではなく「クロスギアを場に出す行為」の事なので、 クロスギア化したクリーチャーを出す事は可能…だと思います。多分。分かりません。 カードリスト:808 フレーバーテキスト 「みんな聞いてくれ!いいことを思いついた!」 ---発明ピエロ・フランクリン 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/7642.html
命空兵デルシラ 火 コモン コスト2 3000 アーマロイド ■ボルスター進化-バトルゾーンにある自分の、どのクリーチャーにもクロスされていないクロスギアを一枚選び、そのクロスギアのコストを支払いつつ、その上にこのクリーチャーを重ねてバトルゾーンに出す。選んだクロスギアは、このクリーチャーにクロスされているとして扱う。 ■パワーアタッカー+2000 作者:炭塵 ボルスター進化でバトルゾーンに出す以外は準バニラのクリーチャー。クロスギアを用意さえすれば3コスト5000のスピードアタッカーなので、結構強力かも。 「大英編 第二弾 神獣の帰還(マシンナリー・ネイチャー)」収録 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/5196.html
超竜イットウ 火 SR 5 1000+ アーマード・ドラゴン/サムライ ■進化-自分のアーマード・ドラゴン1体の上に置く。 ■このクリーチャーに、2枚以上クロスギアをクロスできない。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中からクロスギアを1枚選び、コストを支払わずにジェネレートし、このクリーチャーにコストを支払わずにクロスする。 ■このクリーチャーはクロスギアをクロスしている時、パワーが+12000され、《T・ブレイカー》を得る。 F 「この超竜が幾つも武器持つヘタレでどうすんじゃい!一刀流で勝負すんのが超竜ってもんじゃろ!」-超竜イットウ 作者:匿名 クロスギアをクロスしてるとパワー13000のTB。 自力でサーチしてくるので《バジュラズ・ソウル》でも無料クロス可。 でも特性上クロスギアを破壊されるとパワー1000の雑魚に。 竜王の神殿
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/201.html
前ページ次ページなのはクロスの作品集 シン編 第2話『切り札』 十年前 時空管理局本局次元航行部隊 アースラ艦内 クロノの私室 海鳴大学病院を出たシンはその足ですぐさまアースラへと向かった。 前々からクロノに頼んでいた品を受け取りに行くためだ。おそらく簡単にいかないだろう事はシンも予想していた。 なにせ頼んでいた『物』は、十年に第一級捜索指定ロストロギアになる代物だ。クロノの性格を考えると、それがどんなものか既に調べているだろう。 もしかすると、持ち出せないかもしれない。 シンは自身の警戒を悟られないように、クロノの私室へ向かった。 シン 「クロノ、例のあれは見つかったのか」 クロノ「ああ、『レリック』だったね? すでにアースラの内部に保管してあるよ。しかし、なぜ、ロストロギアがあそこにあるとわかったん だ?それにこれは極めて危険で重要度の高い代物だぞ」 シン「う、裏時空管理局にいたとき発見したものなんだ。そのときは任務優先で無視したんだけどな」 シンがクロノに依頼していたのは『レリック』と呼ばれる超高エネルギー結晶体の回収だ。 実際の歴史では、新暦71年4月ある遺跡で発見され、なのは、フェイト、はやての三人が初の対ガジェットドローンとの戦闘を繰り広げたあと、無事に回収されている。 シン「それで相談なんだが、はやてを助けるのに『レリック』が必要なんだ。少しの間だけ貸してくれないか?」 下手に言い訳すると疑われると考えたシンは、思い切って本音を打ち明けることにした。 クロノ「かまわないよ。ただし、準備に時間がかかるから、適当に待っていてくれ」 当然クロノは渋い顔をすると思っていたが、意外にもあっさり許可をしてくれた。 アースラの保管庫から転送されたレリックは、厳重に包装されてシンに手渡された。 これだけ厳重に封印すれば、めったなことがない限り暴走しないだろう。 シン 「じゃあさっき言ったとおりこれは借りていくぞ」 クロノ「もちろん貸し出しは許可しよう。だが、君の自由までは許可できない」 突然地面に現れた魔方陣が輝き、幾多の鎖がシンの体を拘束した。 クロノの使う捕縛魔法の一つ、ディレイドバインドだ。 普段ならば、起動六課でバインドに慣れているシンがこんな手に引っかかることはない。 しかし、闇の書に関する焦りと、親しかったクロノへの油断がシンから警戒心を奪い取っていた。 シン 「くっどういうことだ!今は時間がないんだぞ!」 クロノ「本当のことを話してくれれば、すぐに開放するよ」 シン 「何を言ってるんだ?俺は裏時空管理局の・・・」 クロノ「本気で誤魔化せると思っていたのか?あんな嘘に騙されるのは、よほどの天然か、お人よしくらいだ。残念だが僕はどちらでもない」 言葉に詰まったシンをほっといて、クロノは言葉を続けた。 クロノ「君にかかっているのは、ロストロギアを狙った時空犯罪者の容疑だ。」 シン 「ふざけるな!何で俺が!」 クロノ「証拠ならいくらでもある。裏時空管理局なんて存在しないのに、なぜか君はレリックのある場所を知っていた。そして、それがどんな代 物かもだ。 おまけにあの場所は時空管理局も手をつけていない未開世界だ。たとえ裏時空管理局があったとしても、君達の説明は矛盾 が多すぎる。さて、まだ続けようか?」 シン 「・・・・」 クロノ「今回の君の狙いは『闇の書』とそのレリックみたいだな。時空管理局を利用してロストロギアを回収しようなんて豪胆な奴だ。うまく入 り込んだようけど、それもここまでだね。」 シン「・・・・」 こんなことになるならデス子を連れてくるんだったと、シンは今更ながら後悔した。 このまま真相を話すわけにはいかない。だからと言ってディレイドバインドを引き千切っても、 転移魔法が使えないんじゃ地球には戻れない。 シン 「・・・・・・(くそっどうする?こうしている間にもはやては)」 なんとか脱出しようともがいていると、何故かクロノが耳元で話しかけてきた。 クロノ「・・・信用し・・いい・・か?」 シン 「何?」 クロノ「君にレリックを渡せば、はやてもリインフォースも助かるのか?」 シン 「・・・? ああ、絶対に助けて見せる!」 クロノ「・・・・・・わかった」 シンが困惑していると、何を考えたのかクロノは突然ディレイドバインドを解いた。 そしてそのまま、何もない壁に向かって氷結の杖デュランダルを構えると、躊躇無くブレイズキャノンを叩き込む。 威力はセーブしてあったようだが、それでも掛けてあったカレンダーが粉々に吹っ飛んでいた。 シン 「な、な、な????」 クロノ「こう見えても人を見る目はあるつもりだ。君は犯罪を犯す人間には見えない」 シン 「は? だってさっきは・・・」 クロノ「真相はこれだよ」 クロノは先程までカレンダーがあった場所に近付くと、燃えカスを一つ拾い上げる。 クロノ「小型の盗聴器だよ。この部屋の会話は、時空管理局の上層部に筒抜けだったのさ」 シン 「上層部って、なんでそんな奴らが俺を?」 クロノ「僕は当然だと思うけどな。闇の書に近付いた上、ロストロギアまで見つけたんだ。いやでも上の連中の目に入るさ」 クロノが言っていたように、この時代に来たシンはかなり目立っていた。 あれか? リーゼ達にツインパルマをかましたからか? それとも、デス子が本局の食料庫を荒らしたからか? いや、伝説の三提督の一人であるミゼッタさんにパルマをかました時もだいぶやばかった! そういえば、地上本部にいったときに、偶然レジアスと会ったとたん、 デス子がいきなり「テレビで見た通りホントに六角形ですよ、マスター」と言ったのが致命的だったかもしれない。 今考えてみると目をつけられる心当たりなど、数えてみればきりがなかった。 シン 「でも、本当によかったのか? もちろん俺は助かったけど、執務官の立場上まずいだろ」 クロノ「上の連中には散々暴れたあと、転移魔方陣で逃げたって言っておくよ。それに僕はもう見たくないんだ。親しい人が『こんなはずじゃな い人生』を歩むのはね」 シン(そうか、確かクロノの父親は・・・) クロノの父親であるクライド・ハラオウンは11年前、「闇の書」の輸送中に、「闇の書」に彼が指揮していたアースラ同型艦「エスティア」の制御を奪われた。そのときやむなく乗艦と共に沈められ死亡している。 クロノ「時間が無い。すぐに海鳴市に転送しよう」 デュランダルを一振りすると、すぐさま転移魔法陣が出来上がった。あいかわらず、驚異的な詠唱スピードだ。 クロノ「はやてとリインフォースは託したよ、シン・アスカ」 シン 「了解しました! 帰ったら酒でも奢りますよ、クロノ提督」 魔法陣の上に立つと、一瞬でシンの体は海鳴市に転送された。 クロノ「提督? それに僕はまだ15歳なんだが・・・」 闇の書の自動防衛プログラム再生まであと『11時間27分』 クロノ「さて、単独で犯人を追い詰めたものの逃亡を許し、レリックまで奪われた。母さんはともかく、上層部にはどう言い訳するかな?」 だが、予想に反して、エイミィは何も言わなかったし(なぜか楽しそうだった) リンディ提督はにこにこしながら上層部を丸め込んだそうだ。 (もちろん、クロノは始末書を書く羽目になったが) その際、上層部の何人かは希望退職(名目上)したそうだが、関係があるかどうかは定かではない。 シン編 第3話 『御神の剣士』 十年前 海鳴臨海公園前 大通り アースラから海鳴市へ無事に転移したシンは、そのまま真っ直ぐ海鳴市藤見町64-5に走っていた。 いきなりお邪魔するのも迷惑なので、道中リンディ提督にもらった仕事用の携帯で連絡を入れる。 幸いにも、帰宅していた恭也が電話に出てくれた。 恭也「はい、もしもし」 シン「あ、恭也さんですか?俺です、シンです」 恭也「シンか!はやてが倒れたそうだが、大丈夫なのか?」 シン「そのことも含めて、お話したいことがあります。今からそっちにいきますから・・・」 恭也「なに?一体どういうこ・・・(ピッ)」 今は説明している時間が惜しい。どうせ向こうに行ったら話すことになるんだ。 その前に、状況を確認するためにデス子に連絡しなくては・・・。走りながらだったため、二、三度番号を間違えたが四度目でようやく繋がった。 シン「デス子、俺だ。リインフォースは見つかったか?」 デス子「海鳴市の周辺から調査してるんですが、まだ見つかりません。そっちの用事は済みましたか?」 シン 「あと一つ残ってる。今度のはたぶんギリギリまでかかると思う。それまでにはリインフォースを見つけておいてくれ」 デス子「任せてください!マスターこそ、遅れたら駄目ですよ!」 数十分後、御神流剣士の正装をしたシンが、高町家の道場で静かに時を待っていた。 しばらくして、恭也が道場に入ってくる。彼もまた御神流剣士の正装を着ていた。 恭也「すまない、遅くなったな。」 シン「いえ、理由も話せないのに、無理を言ったのは俺ですから」 二人とも普段とは纏っている雰囲気が違った。荒々しいが殺気とは違う。しいて言えば闘気が一番近いだろうか。 恭也「先に言っておくが、俺だけじゃなく父さんや美由希も反対だ。君は御神流攻撃の法も『斬』と『徹』しか会得してないし、『飛針』や『鋼 糸』にいたっては触ったことすら無い」 御神流攻撃の法は三つある。 通常の斬撃ではなく、引きながら切り裂くように切る『斬(ざん)』 御神流で使われる撃ち型で、表面から衝撃を伝え内面を破壊する技『徹(とおし)』 そして、相手の防御や回避のパターンを見切り、その隙を付いて攻撃を与える『貫(ぬき)』 【他には目を使わず、音と気配によって相手の居場所を知る『心(しん)』があるが、これは暗殺などをこなしていた不破家の技なのであえて除外】 小太刀だけでなく、『飛針(とばり)』と言われる相手へ向けて投げる小型の刃物、 『鋼糸(こうし)』と呼ばれるドイツの繊維メーカー・ゲインベルグ社製の鋼鉄の糸なども御神の剣士は武器として使用している。 シンがこの二つの武器を使えないのは、ナイフを扱っていた経験を生かして、小太刀の鍛錬を優先してやっていたからだ。 恭也「どこで体を鍛えたかはあえて聞かない。だが、逆に考えれば、基礎が出来上がっていたとは言え、たった三週間で『斬』と『徹』を会得で きたとも言える。君の剣士の資質は十分だ。」 シン「・・・・ありがとうございます」 恭也「だからこそ君の頼みは聞けない。君を俺の二の舞にはしたくないからな」 恭也は静かに語りだした。ずいぶん昔、まだ恭也と士郎が高町ではなく、不破と名乗っていた頃の話、テロ事件で士郎さんが大怪我をしたこと、小学生だった自分は家族を支えようと無理を繰り返していたこと、そのせいで交通事故に遭い大怪我をしたこと、現在は完治したが、当時は歩行すら困難だったこと、そしてその原因が『御神流奥義』の習得するための無茶な鍛錬あったことも・・・。 恭也「俺も六つある『御神流奥義』の内、四つ会得するのに17年掛かった。父さんですら、まだ全て会得できてるわけじゃない。先に断言してお くが、諦めたほうがいい。八時間では不可能だ。」 シン「・・・それでも、例え不可能だとしても、俺は諦める訳にはいかない!俺にも守りたい人たちがいる。そしてそのためには、あと十時間以内 に少しでも強くならないといけないんです!」 恭也(・・・・・・ふぅ、父さん、悪いが俺に説得は無理だ) この道場に来たとき、恭也には『御神流奥義』を教えるつもりなど毛頭無かった。 三週間しか御神流を習ったことがない人間が、たった八時間で会得ほど御神流の名は軽くはない。 元々才能はあるようだし、基礎もできている。 焦らずじっくり鍛えれば、数年で美由希と戦えるぐらいにはなるはずだ。 今日は何とか説得して、すぐに帰らせるつもりだった。 だが、実際に会ってみて気が変わった。 この闘気、この決意、いまだに剣は未熟だが、その思いだけは本物の御神の剣士だ。 恭也「・・・最初に父さんが言った、御神の剣士の心得を覚えているか?」 シン「今でもしっかり覚えています。士郎さんは始めてあったとき『御神の剣士は力無き人々の牙となり、大切な人々を守るための盾だ。君も大 切な人がいるなら、その人を守るために強くなりなさい』そういって、小太刀を渡してくれました。」 恭也「・・・八時間しかないなら、多少無理をすることになるぞ」 シン「危険は承知の上です! 恭也さん、俺に『御神流奥義』を教えてください。お願いします!!」 恭也は黙って、壁にある木刀ではなく自分が持ってきた二つの小太刀をシンに投げ渡した。 見たくなってしまったのだ。わずか三週間で御神の剣士の心得を体現した男が、このわずかな時間でどれほど高みに上がれるのかを・・・。 恭也「(俺もまだまだ甘いな)来い、シン・アスカ!永久不動八門一派・御神真刀流・小太刀二刀術。その全てを自分の体で受け止めろ!」 シン「は、はい! 全力でいきます!!」 貰った小太刀を裏十字に構え、シンはもてる技術全てを使い恭也に戦いを挑んだ。 【裏十字】 背中側の腰に二刀の刀を十字に交差するようにする刀の差し方で、柄をかなり腰の前まで持ってきている。 そのため、抜刀、納刀を繰り返すのには効果的。 そんな二人の様子を、この人達は道場の扉の隙間からジッと覗いていた。 美由希「あちゃ~、気になって身に来て見ればやっぱり始めちゃってる・・・。お父さん、止めなくていいの?」 士郎 「二人とも止めて聞くような男じゃないからね。しかしいつもクールな恭也をその気にさせるとは、さすが私が見込んだ男だけはある な!」 美由希「うん、でもシン君が怪我しないか心配だよ。いつもどこか危なっかしいから・・・」 士郎 「・・・・・・・・・・ヨクカンサツシテイルネ」 美由希「あ、そういうんじゃないんだって、無愛想だけどホントは優しいんだ///、とかいつも真っ直ぐでちょっといいかも///、とか、全然思ってないし、むしろ守ってあげたいみたいな//////。弟! そう弟みたいなものだよ!!!」 どれだけ言い訳をしても、顔を真っ赤にしてはまったくの逆効果だ。 特にこの男には、弱効果どころか致命的だったらしい。 《士郎の頭の中》 なのは→シンが大好き=好意 桃子→シンはお気に入り=好意 美由希→シンが気になる+同じ御神の剣士として切磋琢磨=恋愛!=結婚!=孫!!! まて、落ち着け士郎。まだそうと決まったわけでは・・・。 それに、親の気持ちより美由希の幸せが第一だ。シン君ならあと五年もたてば娘を任せられるほどになるかもしれん。 それに考えてみると、彼にははやてちゃん達がいるんだし、早々うちの子に手を出すはずがない。彼は子供にも人気があるからな。なのはも懐いてるし・・・。 ん、まさかそれって シン+美由希+なのは=三角関係!!=家庭崩壊!!! もしくは シン÷美由希+八神家+リンディ家=浮気!=美由希との破局!!=家庭崩壊!!! どの状況になっても、美由希やなのはが幸せになれる未来が浮かばないとは・・・。 なんにしろ確かなのは、あの男を生かしておけば御神流(高町家)にとって最大の脅威となる!!!!! 美由希「お、お父さん???」 シン・アスカ、あの時オーブから助けた恩を仇で返すとは・・・。(錯乱中) 再び不破家の姓を名乗るときが来たようだな。 美由希「あ、ちょっと、今入ったらまずいってば!」 士郎は殺気を振りまきながら、道場へと入っていく。 恭也「むっ、この殺気は・・・。いかん! 逃げろシン!!」 シン「なんですか、恭也さん?あ、士郎さん見てたん・・・(なんだ、息苦しい?)」 士郎「・・・うかつだったぜ。俺としたことが・・・こんな危険分子を育てていたとはな」 シン(なんだ、この威圧感《プレッシャー》は・・・。士郎さんの周りの空気がゆがんで見える!) 恭也「早く逃げろ!父さんはすでに少し錯乱している!!」 すさまじいほどの殺気だ。これが、御神の剣士の真の姿なのだろうか?さすが、二代目冥王を生み出した血筋だけはある。 シンにとっても、恐怖で体がすくむなど初めての経験だった。 士郎「シン君、君は『御神流奥義』を覚えたいそうだが?」 シン「え、はい、大切な人達を守りたいですから!」 士郎「なるほど、それなら見せてあげよう。『奥義之極み』以外の奥義を一から六まで順に打ち込んだ後、次はランダムで打ち込む。手加減する から体で仕組みを覚えたまえ」 相変わらず無駄に殺気を振りまきながら、士郎は壁の木刀を手に取った。 ちなみにその木刀は鉄心(中に鉄)が入っている為殺傷力は十分なのだが、本人以外は誰も知らない。 シン「し、士郎さん!? (恭也さん、助け・・・いないし!!!)」 突然の命の危機に、シンは一生懸命恭也の姿を探した。 が、すでに恭也は桃子さんを呼びに、美由希と共に店に走ったあとだった。 美由希「恭ちゃん、シン君は置いてっちゃったけどよかったのかな」 恭也 「あの隙のない構えだ。もはや俺達には手が出せない!シン、俺達が戻るまで死ぬんじゃないぞ!」 はい、無理です。 士郎「では、始めるとしようか」 シン「俺は終わりそうな気がします」 士郎「いくぞ! まずは奥義之壱『虎切』(こせつ)!!」 一瞬で士郎さんの姿が掻き消えると同時に、俺の中に『あの感覚』が発動した。 どうやら今度ばかりは俺もやばいみたいだな。だが、おかげで見える! 奥義之歩法『神速』が目で追える! 後で知った話だが、奥義之壱『虎切』とは超距離からの抜刀術で、鞘走りを使用し、高速で放つ御神流でも一、ニの速度と射程距離を持つ技だそうだ。 すさまじい剣速だ。間に合うか! 鈍い音とともに、小太刀を持っている手にすさまじい衝撃が走った。 シン「・・・・・・っぐうう(なんとか防ぎきったか?)」 士郎「ほう、これを防ぐか。なら次だ!奥義之弐『虎乱』(こらん)」 勢いそのままに突撃した士郎は、密着した体勢のまま奥義之弐『虎乱』を放つ。 虎切の発展型奥義だけあって、連撃を食らったシンは一気に壁際まで吹き飛ばされた。 シン「う、がはっ(速すぎる! 反応できても体が追いつかない!)」 士郎(体を捻って、急所への打撃を避けた!まさかこれほどとは・・・) 何とか体勢を整えようとするシンだったが、士郎が連続で放つ『斬』のせいでうまく動けない。 シン(受け流すだけで精一杯だ! こんなに実力差があるなんて・・・) 士郎「埒が明かないな。ならば、これで終わらせよう!! 奥義之参『射抜』(いぬき)」 『射抜』とは御神流奥義の中で最長の射程距離を誇る超高速の連続突きだ。 そのうえ突きの発動後、薙ぎへと変化させることができる。 案の定、三撃目を受け流したと思ったシンは、徹の発展型の奥義である奥義之肆『雷徹』(らいてつ)をモロにわき腹に受ける。 シン「ごほぉっ(しまった!い、息が・・・)」 そしてそれは決定的な隙となった。 士郎「(ここまでだな)止めだ! 奥義之伍『花菱』(はなびし)」 シンはすさまじい斬撃によって、反対側の道場の壁に叩き付けられる。 それでも小太刀を離さず立ち上がれたのは、このまま終わって堪るかと言う彼の意地と根性だ。 シン「・・・・まだ・・終わってませんよ。士郎さん!」 士郎「よく立った。だがこれが最後だ! 奥義之六『薙旋』(なぎつむじ)」 相手へと突進しながら、抜刀術からの四連続の斬りを打ち込む、抜刀術の剣速に突進術の威力も含めた、高度な技だ。 もちろんフラフラのシンが避けられる筈も無く、四つの斬撃全てを喰らい、壁を突き破って道場の外まで吹き飛ばされた。 士郎「・・・・・・少々やりすぎたか?」 思いっきり奥義を放って気が済んだのか、彼はいつもの高町士郎に戻っていた。 士郎(これしきのことで冷静さを失うとは、私もまだまだ修行が足らん。というかシン君死んでないだろうな!!) さすがに心配になったのか、士郎は道場の外にシンを迎えに行った。 しかし、心配ご無用。シンは吹き飛ばされながらもしっかりと着地を決めていたのだ。 ・・・・・・桃子さんの上に。 シン「げほっげほっ、いって~、マジで死ぬかと思った。・・・・ん、なんかやわらかい?(このもみ心地はなかなか)って、桃子さん! 大丈夫で すか!」 桃子「・・・きゅう(気絶中)」 そう言いつつも、桃子さんの胸から手を離さないのがシンのパルマクオリティー。 幸い気絶しているだけのようだし、怪我もない。一度、木に弾かれてから落ちたせいで落下の衝撃が弱まったのだろう。 恭也「・・・・・ここまでピンポイントで落下するとは、相変わらず見事だな」 美由希「シン君! いい加減にお母さんの胸から手を離しなさい!!!!!」 さあ、ここで問題です。この状況を士郎さんが発見したら、どうなるでしょうか? 士郎「シン君、さっきは済まなかった。娘のこととなるとつい・・・・・・・・・」 シン「はっ! ま、待ってください! これは不可抗力で・・・」 A.どう見てもシンが腹いせに桃子さんを襲っているように見えます。 士郎「・・・・・・続きといこう。さっきも言ったように、次はランダムで打ち込む。今度は手加減なしだ」 士郎さんの氷のように冷たい目が俺を睨んでいる。殺気も数倍に跳ね上がり、シンの体は金縛りにあったように動かない。否、動けない。 シン(士郎さんの声が聞こえない。心臓を鷲?みにされたような感覚・・・これが殺されるという本能的な感覚か・・・) 彼はこのときほど、自分の女難を後悔したときはなかった。 士郎「さよならだ、シン君。あの世で桃子に詫びたまえ! オラァ『薙旋』『花菱』『射抜』『虎切』『射抜』『花菱』『虎乱』『雷徹』『花 菱』 『射抜』『虎乱』『雷徹』『雷徹』『虎乱』『雷徹』『花菱』『虎乱』『虎切』『花菱』『虎乱』『虎乱』『雷徹』『花菱』『虎 乱』『虎切』 『虎切』『虎乱』『花菱』『虎乱』『雷徹』『花菱』『虎乱』『虎切』『花菱』『虎乱』『花菱』『虎乱』『雷徹』『虎 乱』『雷徹』『虎乱』 『虎乱』『射抜』『薙旋』『雷徹』『射抜』『花菱』『虎乱』『花菱』『射抜』『虎乱』『雷徹』!!!」 シン「ぐぼぁぁああーーー」 シン・アスカ、現世からリタイア。 あの世 あれ、ここは・・・。そうかまたここへ来たのか。 この何もない殺風景な景色も、目の前にいるひげもじゃの大男の顔もさすがに見飽きたな。 夜摩「お主も懲りずによく来るな。三日に1度は来ているのではないか?」 余計なお世話です。そういえばあいはどうしたんですか? 今日は川にはいないみたいですけど・・・。 夜摩「今日は非番だ。三藁どもと少し出かけるらしい。おかげでわざわざ、ワシが相手をする羽目になった」 ・・・ご苦労様です。 夜摩「まったく、最近は死人が増えて忙しいというのに・・・。もっと気をつけて生きられんのか?毎回送り返す我々の身にもなってみろ」 わかってるんなら、俺の女難を何とかしてください! 好きでこんな目に遭ってるんじゃない! 夜摩「おっと、だいぶ時間が経ってしまった。そろそろ送り返さんとな。」 話をそらすな! それでも地獄を仕切ってんのか、あんた! 夜摩「余計なお世話だ。では、始めるぞ」 現世 光に包まれて、肉体の感覚が戻ってくる。 あれだけ痛めつけられたのに、今は体のどこにも痛みが無かった。 シン 「う、なんだ。もう帰ってきたのか?」 シャマル「シン君、大丈夫ですか?」 シン 「あれ、シャマル? どうしてここに?それに士郎さんは?」 シャマル「私は恭也さんから、シン君が死に掛けてるって聞いて来たんです。間に合ってホントによかった」 恭也 「父さんなら、母さんが連れて行った。そのあとは・・・・聞かないほうがいい」 なるほど、どうやら俺は桃子さんのおかげで、命拾いしたらしい。 俺あんな事しちゃったのに・・・あとで全力全開で誠心誠意謝っておこう。 シン 「って、俺は何時間寝てた! 時計は・・・よかった。まだ三十分しかたってない。恭也さん、続きをお願いします!」 恭也 「もう少し休んだほうがいいんじゃないか?」 シン 「いえ、時間がありませんから! シャマル、はやてとリインフォースを頼むぞ!」 シャマル「あの、他の守護騎士が何をしてるかは聞かないんですか?」 シン 「あれだけいわれて黙ってる奴は、ヴォルケンリッターにはいないだろ」 それだけ言い残すと、シンと恭也は再び道場で鍛錬を始めた。 シャマル「・・・お見通しってわけ、なんか悔しいな」 シャマルが病院に戻ろうとしたときだった。 シャマル「・・・え、クラールヴィントに魔力反応? これはリインフォース!」 町中に張り巡らされたようやく魔力センサーにようやく反応があったのだ。しかも、その場所は・・・ シャマル「海鳴大学病院! いけない、私達も急がないと! ヴィータ、ザフィーラ、デス子ちゃん聴こえますか?」 闇の書の自動防衛プログラム再生まであと『9時間11分』 おまけ 道場内 恭也「シン、あとで美由希にもお礼を言っておいてくれ」 シン「へ? 何でまた?」 恭也「覚えていないかもしれないが、シャマルさんを呼びにいっている間にお前を介抱してくれたのはあいつだ。」 シン「そうだったんですか。じゃあ念入りにお礼言っとかないと・・・」 恭也「それとだな。言い難い事なんだが、お前は心配停止状態でかなり危険だったそうだ。それで、美由希が・・・」 シン「ああ、わかってますよ。士郎さんの事は恨んでません。俺は気にしてませんから、って伝えておいてください」 恭也「・・・・・わかった(集中できなくなるかもしれないし、今は伝えないほうがいいか)」 美由希「人工呼吸はキスじゃない///人工呼吸はキスじゃない////人工呼吸はキスじゃない/////」 桃子 「あらあら、美由希ったら・・・(顔を真っ赤にして、かわいい?)」 十年後 なのは「(ピキ―ン!)今近親者の中から裏切り者が出た上に、とんでもないイベントが起きたせいで、ダントツで先に進まれたような気がしたんだけど・・・・」 はやて「(キュピーン!)奇遇やな。私もこれまでに無いほどの強力なライバルが現われた気がしたんよ」 フェイト「(パキーン!)便乗、便乗?」 アティ「何をやっているんでしょう、あの三人は?」 水銀燈「さぁ? また妄想じゃないのぉ?」 朝倉 「よく似た情報は前にも観測したわ。確かニュータ○プだったかしら」 リインⅡ(あの人たちの場合は唯の電波だと思いますけど) 前ページ次ページなのはクロスの作品集
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/2376.html
バクレツ・フィフス スーパーレア 火 10 クロスギア ■進化-自分の名前に「バクレツ」があるクロスギア1枚の上に置く。 ■ソウルシフト ■これをクロスしたクリーチャーは、このクロスギアの下にあるクロスギアすべての効果を得る。 ■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを2体まで選び、破壊してもよい。 (F)これまでの作を全部付けてみた。これぞ、最強!! 作者:バトマー 終わりです^^ 評価 《ネビュラ・ウィング》があればファーストから一気に持ってこられますね^^ まじまん ちょっと強そうなので少し、弱体化・・・ バトマー やっぱり、10コストの進化は強くなければいけないので戻します^^ バトマー
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/8537.html
命空兵ガンカペラ 火 レア コスト3 7000 アーマロイド ■ボルスター進化-バトルゾーンにある自分の、どのクリーチャーにもクロスされていないクロスギアを一枚選び、そのクロスギアのコストを支払いつつ、その上にこのクリーチャーを重ねてバトルゾーンに出す。選んだクロスギアは、このクリーチャーにクロスされているとして扱う。 ■W・ブレイカー ■このクリーチャーがバトルに勝った時、そのクリーチャーがクロスしていたクロスギアをこのクリーチャーにクロスしても良い。 (F)黒き邪気に惑わされ、生きぬ機械が揺らめく。 作者:炭塵 倒した相手の装備をぶんどるクリーチャー。単体でもパワー7000のW・ブレイカーなので、相手がクロスギアを使っていなくても腐りにくい。 「大英編 第二弾 神獣の帰還(マシンナリー・ネイチャー)」収録 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/30006.html
メガ・ドラグアーマー C 火 クロスギア コスト3 □このクロスギアをクロスしたクリーチャーは「パワーアタッカー+6000」を得、シールドをさらに1枚ブレイクし、種族にメガ・コマンド・ドラゴンを追加する。 □このクロスギアをクロスしたクリーチャーが攻撃したとき、攻撃の終わりに、そのクリーチャーを破壊する。 □シン・クロス:火のクリーチャー(自分のターン中、このクロスギアの「シン・クロス」をまだ使っていなければ、このクロスギアを自分の火のクリーチャーにコストを支払わずにクロスしてもよい。) 作者:satori060 DMST‐02「ベスト・リバイバー 再世篇」で登場した「シン・クロス」を持つクロスギアの一つ。 初代SRクロスギアである《ファイナル・ドラグアーマー》の後継機。あちらをも上回るパワーアタッカーを付与できるが、その圧倒的な威力の代償として攻撃の終わりに破壊されてしまう。 《超轟速レッドエンド》との相性は抜群、控えめであった打点を12000のT・ブレイカーまで引き上げながら、pigによる進化元の踏み倒しを能動的に発動させることができる。打点を活かせないのがイマイチだが、革命チェンジ用に使えば破壊を回避することもできる。 フレーバーテキスト ドラグ・モーション・キャプチャー、起動完了!(って何か爆発しそうけどコレでええんか?) ---鬼神装甲ヴァルバーニャ カードリスト:satori060 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/261.html
ミクロ・ガントレット コモン 火 コスト1 クロスギア ■クロスギア ■自分のクリーチャーが攻撃する時 これをクロスしたクリーチャーを、自分の手札に戻してもよい。 そうした場合、自分の手札にある、コスト6以下で パワー1000以下のクリーチャーをバトルゾーンに出す。 作者 mpedm 評価 コスト6以下はバベルを出させないためと判断していいですか? MorG はい、そうです。mpedm 「面白い」と感じたので DM-OEX「独選編 第1弾 軽減世界(グラビティ・ゼロベース)」 に勝手に収録させていただきました。 shinofu