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コードネーム ガブリエル 本名 ガリエル 「今からアンタの命とってあげるよ」「彼女のお言葉だ、耳の穴かっぽじってよく聞きやがれ!!」 所属 グリゴリ 性別 ♂ 年齢 19歳 身長 177cm 体重 55kg 武器 超能力(透視、千里眼、念力、瞬間移動) 一人称 オレ 二人称 アンタ、お前、名前呼び 口調 敬語があまり上手く使えない、敵に対しては上から目線 設定 顔に傷を負ったのをキッカケに超能力が目覚め、それを武器に数々の仕事をこなしてきた少年。自分の力に大きな自信を持っている。超能力が無くとも身体能力は高い。自分の顔に大きく傷をつけた者を探している。元々パラミシア出身、誘拐され記憶は無い。シャイターンを尊敬し、信仰している。心の中では母親のようにも感じている超能力の詳細透視…ガリエルに触れるとうっすら透視できる千里眼…2km先までなら見える瞬間移動…・ガリエルが触れている人も一緒に瞬間移動できる・ガリエルが知っている場所ならどこでも行ける念力…・人や物を浮かばせ、曲げられる・自分も浮かすことができるが、体力の消耗が激しい・1度に浮かすことの出来る数は(質量に関係なく)10個、それ以上は体に支障がでる(眩暈、吐き気、鼻血が出る、体力の消耗など) コードネーム 狂刃 逸巳(きょうば いつみ) 本名 狂刃 逸巳(きょうば いつみ) 「ウケる」「はいはいはーい!いつみがやりまーすっ!」 所属 パラミシア 性別 ♀ 年齢 17歳 身長 163cm 体重 52kg 武器 両手剣 一人称 アタシ 二人称 アンタ 口調 口癖は「ウケる」 設定 親の記憶はなし。幼少期の周りの影響であるかは不明だが割とぶっ飛んだ性格で可愛いものが好き(かわいいとはいってない)自分から暗殺を行うことは稀であるが売られた喧嘩は買う。なお、異性からのガチアタックにはなれていない模様
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秘珠(ひめだま) ハウスルール。 座元「梟」の開発した、使い捨てのコモンルーンです。 セッション中の売買は不可。 プリセッションにて財布値1と引き換えにひとつ取得することができます。 取得数の制限はありません。 見た目は半透明のとんぼ玉で、中心に文字が刻まれています。 大きさはウズラの卵ほどで、重さはとんぼ玉のそれと同じくらいです。 些細な衝撃では傷もつきませんが、強く叩きつけたり、高いところから落としたりしたら割れてしまいます。 また、明確に破壊しようという意思をもって扱った場合、判定の必要無く壊すことができます。 霊力を持つものが注意深く観察すれば、それぞれの珠の詳細を知ることができます。 転寝師でなくても、霊力と知識があれば使うことができます。 使用するためには、SADを1点消費します。 発動する呪術の超能力値は、使用した瞬間に1D6を振って決定します。 出た目の値が超能力値となります。 6の目が出た場合は超能力値を10として扱い、使用に必要なSADは2点となります。 (使用に必要なSADが足りない場合は、その場で砕け散り、効果は現れません。) 達成値が決定した瞬間に砕け散り、呪術の効果があらわれます。(溶けて霧散するため、破片は残りません。) 持続時間が『集中』の呪術は、18R(3分間)持続するものとして扱います。 名称 発動する呪術 色 / 刻まれた文字 胡蝶の珠 胡蝶探魔の術 青 / 蝶 見魔の珠 見魔の術 青 / 見 口寄せの珠 口寄せ 青 / 呼 失せ物探しの珠 失せ物探しの風水盤 青 / 探 金縛りの珠 不動金縛りの術 赤 / 縛 結界の珠 結界護身の術 水色 / 護 呪詛祓いの珠 呪詛祓い 黄色 / 解 憑き物祓いの珠 憑き物祓い 黄色 / 祓 一座経験点を座元「梟」に注ぎ込むことにより、研究開発を促進することができます。 梟の現在の経験点 / レベルアップポイント 現在レベル4 レベル 効果 1 なし 2 超能力値10の秘珠も、SAD1点で扱える。 3 金縛り~憑き物祓いの珠が使えるようになる。 4 超能力値が5固定の秘珠を使えるようになる。大きさは鶏の卵ほど。(必要財布値+1) 5 延命祈祷~飛翔の珠が使えるようになる。 6 同色の珠から効果を選択できる秘珠を使えるようになる。大きさは鶏の卵ほど。LV4秘珠の効果と組み合わせた場合、大きさはりんごの実ほど。(必要財布値+1) 7 火炎呪~蟇目の珠が使えるようになる。すべての秘珠の必要財布値が1下がる。(最低1) 戻る
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TVの力でロシアの超能力者ヤーナをやっていた。 ベーチェット病の患者を透視し、超能力で治療を施すというもの これもいわゆる代替医療ってやつだな。 ある程度は本当だろうが、多分、病人の治癒力を引き出すんだろうな。
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エスパー絽場 ダイナソー竜崎君、君の手札は僕の超能力で全てお見通しさ しかも僕の催眠のカードで、君のモンスターは高いびきだ もう終わりだ、竜崎 サイコショッカーの攻撃!サイキックウェーーーブ! さあ竜崎!君のレアカードとパズルカードを渡してもらおうか! エビルナイトドラゴンか… まあまあのカードだが、僕のサイキックパワーデッキには使えないな さあ、次の挑戦者は誰だ! ふ…ん? 君はどうだい? 城之内…?ああ、君がデュエリストキングダムで準優勝したっていう…ふん 面白い、相手になってあげるよ デュエル!(凡骨、絽場) ピ、ピ、ピピピ…宇宙のエネルギーを感じる それらは僕の体に浸透し、やがて一つになる この時間、この空間で、僕がデュエルを制することは、宇宙の法則となる! ピ、ピ…僕は勝つ! 無効!! ふふ、法則に従ったまでさ まったく、無駄にターンを費やしたねぇ 一つアドバイスをするなら、ピ、ピ…そうねえ 君の手札の一番左のカード、ランドスターの剣士あたりを場に出すのがいいと思うが テレパシーさ 僕は万物を取り巻く宇宙と絶えず心を一つにしている 君と僕が同じ空間を共有している限り、あらゆる情報を読み取ることが出来るのさ! 僕のターン! サイバーレーダー召喚! プレイヤーに直接攻撃! サイバーナックル!! ターン終了 絽場の弟A ランドスターの剣士の下に、サイコロのカードが見えるぞ… 絽場の弟B おっきいあんちゃん、天使のサイコロが見えるって 看護婦 城之内、城之内っと… あ、あったあった。はい、繋がったわよ モブ おい、あの竜崎が手も足も出なかったぜ! やっぱりあいつの超能力は本物なんだ! おい、本当かー?超能力を使うデュエリストって 行ってみようぜ! デュエリスト お…俺は遠慮しとくよ ああ、超能力で手札を読まれちゃかなわねえぜ
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世界観 テレビやエンターテイメントなどでよくみかける<超能力>や<超常現象>、<心霊現象>などがマジで存在する世界。 といってもそこまで一般的に広く知られている訳でもなく、テレビなどでよくみかけるだけで信じない人も多いが、結構身近なところでそういう事が起きる。 超能力は、よく聞くテレポートやサイコキネシスのみならず、空中に浮いたり体から電気を発したり動物と話す事ができたり、他にもどうでもいいようなものまである。これらは全て生まれつきの素質がないと、絶対に使うことが出来ない。逆に言えば素質がないとどうがんばっても超能力は得られない。 生まれつき素質をもっていても、潜伏期間があったりするのもある。 素質の事については、現在もよくわかっていないらしい。 人ならざる者もいたりいなかったり。 人々に言い伝えられている非人間は、全能の神を除いてだいたい存在する(死神とか霊とか)。 他にも、人間の心を持った動物がいるとかいないとか。 まあ基本的に何でもアリな感じ。 Iではとある街の小さな超能力組織がメイン。 街の治安はお世辞にも良いとは言えない。 少しでも街の人達が平穏に暮らせるように、と元組織所長のシャルロットが数年前に立ち上げたのがこの組織。組織名は未定(思いつかない)。 主な活動内容は、凶悪な殺人・強盗を起こした人物・グループを<掃除>と称して殺す事。 警察も一応存在するが、一般的な逮捕・検挙は警察側、ちょっと汚ない殺しなどの仕事は組織側で処理している。 組織が出来る前よりは何とか均衡が保たれているし、街が極端に閉鎖的なのもあって、警察は組織の殺しを黙認している。 実際、警察の一部と組織の一部は裏で関わりを持っているようだ。 それでも犯罪が0にならないのはまあ仕方ない。
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パイロットデータ - 機体データ - ユニット運用 - パイロット育成 創聖のアクエリオンアポロ シリウス・ド・アリシア シルヴィア・ド・アリシア ピエール・ヴィエラ 紅麗花 ジュン・リー つぐみ・ローゼンマイヤー 創聖のアクエリオン アポロ 性格 ? 地形適応 空 B 陸 A 海 B 宇 A 特殊技能 技能名 技能Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 超能力 1 1 1 45 47 49 51 53 55 底力L7 - 精神耐性 - 精神コマンド 習得精神 ド根性 必中 気合 不屈 熱血 覚醒 消費SP 30 15 30 15 30 70 習得Lv 1 1 1 1 43 50 ステータス レベル 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP 1 - - - - - - - 26 177 153 188 142 194 222 53 50 198 169 205 166 235 270 108 99 234 201 236 212 318 367 206 エースボーナス 出撃時、気力+20 シリウス・ド・アリシア 性格 ? 地形適応 空 A 陸 A 海 C 宇 A 特殊技能 技能名 技能Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 超能力 1 1 1 1 28 33 41 49 58 ブロッキング - 見切り - 精神コマンド 習得精神 てかげん 加速 ひらめき 直撃 直感 気迫 消費SP 10 15 10 30 25 60 習得Lv 1 1 1 31 35 47 ステータス レベル 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP 1 - - - - - - - 26 178(203) 162 195 130 210 227 47 50 199(224) 178 212 154 251 275 102 99 235(260) 210 243 200 334 372 200 エースボーナス 格闘+25 シルヴィア・ド・アリシア 性格 ? 地形適応 空 A 陸 A 海 C 宇 A 特殊技能 技能名 技能Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 超能力 1 1 1 1 28 33 41 49 58 援護攻撃L2 - 援護防御L1 - 精神コマンド 習得精神 集中 信頼 鉄壁 感応 友情 愛 消費SP 15 30 25 25 50 65 習得Lv 1 1 1 34 43 50 ステータス レベル 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP 1 - - - - - - - 26 170 165(190) 190 136 187 219 48 50 187 186(211) 207 160 228 267 103 99 218 222(247) 238 206 311 364 201 エースボーナス 射撃+25 ピエール・ヴィエラ 性格 ? 地形適応 空 B 陸 A 海 B 宇 A 特殊技能 技能名 技能Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 超能力 1 1 1 30 38 47 54 63 - 底力L5 - 援護攻撃L2 - 精神コマンド 習得精神 根性 不屈 幸運 友情 突撃 熱血 消費SP 20 15 40 45 30 40 習得Lv 1 1 1 34 40 44 ステータス レベル 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP 1 - - - - - - - 26 176 155 192 144(169) 188 224 50 50 197 171 209 168(193) 229 272 105 99 233 203 240 214(239) 312 369 203 エースボーナス 防御+25 紅麗花 性格 ? 地形適応 空 B 陸 A 海 B 宇 A 特殊技能 技能名 技能Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 超能力 1 1 1 31 39 47 55 62 - カウンターL5 - 援護防御L2 - 精神コマンド 習得精神 努力 集中 加速 感応 激励 祝福 消費SP 20 15 15 30 45 50 習得Lv 1 1 25 31 36 42 ステータス レベル 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP 1 - - - - - - - 26 177 161 193(218) 132 205 223 44 50 198 177 210(235) 156 246 271 99 99 234 209 241(266) 202 329 368 197 エースボーナス 技量+25 ジュン・リー 性格 ? 地形適応 空 A 陸 B 海 C 宇 A 特殊技能 技能名 技能Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 超能力 1 1 1 33 42 49 57 65 - Eセーブ - 気力+(命中) - 精神コマンド 習得精神 偵察 分析 集中 感応 激励 直撃 消費SP 1 15 15 25 50 30 習得Lv 1 1 1 1 40 45 ステータス レベル 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP 1 - - - - - - - 26 153 163 186 131 198 228(253) 45 50 170 184 203 155 239 276(301) 100 99 201 220 234 201 322 373(398) 198 エースボーナス 命中+25 つぐみ・ローゼンマイヤー 性格 ? 地形適応 空 A 陸 B 海 C 宇 A 特殊技能 技能名 技能Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 超能力 1 1 1 33 43 50 56 64 - 気力+(ダメージ) - 援護防御L3 - 精神コマンド 習得精神 鉄壁 努力 不屈 脱力 補給 愛 消費SP 20 20 15 35 60 60 習得Lv 1 1 1 31 43 51 ステータス レベル 格闘 射撃 技量 防御 回避 命中 SP 1 - - - - - - - 26 149 156 183 133 183(208) 218 62 50 166 172 200 157 249(274) 266 118 99 197 204 231 203 307(332) 363 226 エースボーナス 回避+25
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6話 ヒトのカタチをしたケモノ 「……殺し合いなんて、馬鹿げてる」 ゲーム開始数分で彼はこう呟いた。 少年、山面天は9歳の齢にして超越した能力。俗に云う『超能力』の持ち主である。 そしてこの少年は、人が知り得ぬ辺境地で産まれ、そしてそこで生きてきた。 山面少年の生まれたそこは、殺し合いの聖地であった。 日本のどこか、どこかと言われても、そこだと言えないほどに誰も知らない辺境の地で生まれたこの少年は、生を受けて1時間にも満たぬうちに殺されかけた。 その理由は単純明快である。彼の生まれたその地が、人が一日に何回も何回も、当たり前のように同じ人間を殺しているからだ。 その地は、一般の人間が俗に言うスラム街という所である。が、赤子も子供も大人も――いつ命を落とすか分からない。そんな過酷な地であった。 少年は、そんな所で生まれ、そして生まれながらに人智を超越した能力をその身に宿していた。 そして――山面天はその地でずっと生き続けて生き続けて――ただ生き続けて、9歳の誕生日を迎えた一日目。 山面にとっては生まれてから2923日目の朝。 のはずだった。 山面は、いつものようにその地で、殺すか殺されるかの一日を過ごすはずだった。 しかし今は、殺し合いの舞台にいる。 しかも、他人の自分勝手な要望で、だ。 山面はそれが許せなかった。 自分は毎日殺し合いをやっているようなものだ。それはとても常人の精神では耐えきれるようなものではない。 自分はその地で生まれてきたから――この"呪い"があったからこそ、他人を呪って呪って呪い続けて今まで生き残ることができた。 だからこそ、だ。 自分以外の人間に、こんな馬鹿げた理由で殺し合いをさせるわけにはいかない――だからこそ、山面は殺し合いを止める決意をした。 「とりあえず、使える武器があれば持っておきたいな……」 山面はそう思いディパックを漁ったが、ルールブックに記載してあった基本的な支給品しか入っていなかった。 なぜ? と思い、超能力で支給品を個別に分けて確認してみた――しかし、やはりそれらしき物は無い。 「僕の武器は……なんで支給されてないんだ……? あのオッサン、入れ忘れたのかな……まあ、いいんだけれど」 仕方ない。武器がないならそれでもいい。山面はそう思った。 理由は簡単である。 武器は『相手を苦しめる』ものだからだ。 武器なんて、使ったら相手が痛がって死ぬじゃないか。 それならば、相手が痛くないように対応するのがいい。 自分の超能力なら、相手を痛がらせもしないし苦しませもしない。 人間の心を壊して殺してしまえば痛みも苦しみもない。だから大丈夫。 それに、殺しは極力しない。自分を殺そうとするのなら容赦は微塵もしないけど。 だから殺すか殺さないかだ。 つまり、超能力を使うか使わないかってことだ。 なんだ。いつも通りじゃないか。 いつもの――日常か。 山面はそんな事を考えていた。 普通の人間から見ればこの思考は異端である。しかし、彼の存在自体が異端である。違和感は全く無い。 「とりあえず、協力してくれる人を探さなきゃ」 そう口に出すと、山面は行動を始めた――いや、始めようとした。と言った方が正しいか。 理由は簡単だ。山面が参加者に遭遇したからだ。 殺し合いの参加者に。 「えーっと……君も、参加者?」 「……」 "参加者"は、山面の質問に答えはしなかった。 「もし、この殺し合いをする気がないのなら、僕と一緒に――」 ――と、山面の台詞はそこまでだった。 山面の声は、相手の爪に遮られていた。 山面は、どうして声が出せないのか。という疑問にとらわれた。が、自分の喉を見て確信する。 ――ああ。 自分は、喉を爪で抉られたのだと。 鋭く尖った敵の爪からは、山面の新鮮な血がポタポタと滴っている。 敵は、山面の喉にさらに爪を立て、さらに喉の奥まで抉る。 それに比例して、喉から流れ出る血の量も徐々に増えていく。 山面は久しぶりにまずい、と思った。 久しぶりなのは、その感覚が久しぶりだったからだった。 その、死が自分に迫ってくる感覚が。 「ぅ……ぐぁ」 このままでは死ぬ―― 敵は、自分を殺しにかかっている。 だから自分も超能力をその敵に向かって使おう。 なに、簡単だ。 敵の心を壊せば、敵は死ぬ。 またか―― 昨日もおとといも、その前も自分を殺そうと大人が襲ってきた。だから殺した。 今日も――結局何ら変わりない日常だった。 山面は、そう思った。 もしかしたら、今日は殺し合いを打倒するヒーローにでもなれるのではないかと絵空事を描いていた。 しかし蓋を開けてみれば、いつも通り、ただの日常だった。 そう、殺し合いという名の。 山面は、いつものように、自分の命を奪いにくる敵の心を壊した。 ――はずだった。 「……ぁ」 「……は?」 「……ぎ……」 「な……なん、だ……よ……」 「ギグギアァァアァァ!」 「……ほう…………こう…………?」 敵は死んではいなかった。 自分は、確かに超能力を敵に向かって使用したはず、なのに―― 死なない。死なない。死なない。死なない。死なない。 壊れない。壊れない。壊れない。壊れない。壊れない。 殺せない。殺せない。殺せない。殺せない。殺せない。殺せない。 殺される。殺される。殺される。殺される。殺される。 生きられない。生きられない。生きられない。生きられない。生きられない。 敵は、爪を山面の喉をさらに抉る。 山面は、もう息はほぼしてはいなかった。 いくら超能力を持つ少年とはいえ、自分の心臓を無理矢理動かす超能力などは持ち合わせていない。 つまり、山面はもう死ぬしか道はなかった。 敵の爪の動きは、ある程度山面の喉肉の奥に侵入すると、コツンという音とともに停止した。山面の首の骨の部分まで到達したということだろう。 山面は、なぜ今日の敵には超能力が効かなかったのだろう――そんな疑問を持ったまま死んだ。 山面は、今日殺し合いに始めて負けたのだ。 そして、再び起き上がることは二度となかった。 「ウァ、ウアー」 山面を殺した"敵"は、山面が死亡したことを確認すると、喉の奥まで突き刺さった爪を抜いた。 と同時に、その傷口から真っ赤な血液が噴水のように噴き出る。 そのまま自分の噴水が作り出した血だまりの上に倒れこんだ。 山面を殺したその人間。いや、人間とは言えないかもしれないその男は、ただ歩き始めた。 そう、ただ歩き始めただけだ。 彼には思考も目的も心も無いのだから。 山面天を殺害した、その男の名は園生絶対という。 彼は、なんと人間にしてマズルを持つ、なんとも珍しき人間である。 ただそれだけの特徴を持つ彼なのだが、実は彼には心がない。 そう。山面天が超能力で殺せなかったのはそのためだ。 山面の超能力は、詳しくは分からないのだが、人間に使用すると心を破壊して死に至らしめるものらしい。 だからだ。 園生絶対には心というものが無い。 だから心を壊せずに山面は死んだのだ。 既に心が無い人間の心を破壊できるわけがない。破壊できる心が存在しないのだから。 園生は、ただ歩き出す。 理由もなく、目的もなく。ただ歩き続ける。 だって彼には、自分自身の意志で行動する心なんて持ち合わせていないのだから。 【B-3/森/一日目/0 42】 【園生絶対】 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 基本支給品、不明支給品 [思考] 0 …… 【山面天 死亡】 [残り46人] 【キャラクター紹介】 【山面 天(ヤマオモテ テン)】 生まれながらに超能力を持つ少年。 人間の心を破壊して殺害するなどの能力が使用できる。詳しい情報は不明。 大人も子供も殺し合いが当たり前だと言われる辺境のスラム街で生まれ、9歳になった今日までずっと殺し合いを続けてきた。 そのせいか、殺しに関する感覚が他の人間と大分違っている。 【園生 絶対(ソノウ ゼッタイ)】 人間にしてマズルを持つ男。 人としての心を全く持たない。 幼少時にホームレス生活を送っていたとの情報が確認されている。 Back 紳士淑女 投下順 Next 疑心暗鬼の引き金 GAME START 園生絶対 Next GAME START 山面天 GAME OVER
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Brain Drain vo.Kaiji Tang / 木内太郎ラボ0の副所長。ペインホイール、ロボフォーチュン、フクアは彼が作った。性格は冷酷かつ傲慢、非人道的な行為も平然と行う。元々はラボ7に所属し、その実験で唯一成功した超能力者だった。しかし施設で起きた事故に巻き込まれ、体の殆んどを失い、今の姿に改造されてしまった。結果他人の判断を信用せず、期待に答えられない人材は置き換える物だと考えている。他人の分析が得意で、より優れた機械のコピーさえ作れる自信を持つ。 トリビア 彼は改造される前は陰気で曖昧な人間だった。ブレイン・ドレインはエイヴィアン博士より若い。彼は「唯一」成功した超能力者だが、これは他の実験体が情緒不安定であるからだ。そしてラボ7の災害はその実験体の不安定さによって引き起こされた。現在も、その名付けられていない事件に関与したとされる超能力者がいる。
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autolink RG/W10-055 カード名:先輩と後輩 美琴&黒子 カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:1 コスト:1 トリガー:1 パワー:3500 ソウル:1 特徴:《超能力》?・《風紀委員》? 【永】応援 このカードの前のあなたの《超能力》?のキャラすべてに、レベルを+1し、パワーを+500。 【自】[手札のクライマックスを1枚控え室に置く]あなたのキャラのトリガーチェックでクライマックスがでた時、そのカードのトリガーアイコンが扉なら、あなたはコストを払ってもよい。そうしたら、あなたは自分の控え室のキャラを1枚選び、手札に戻す。 R 黒子「お姉さまらしいやさしさですわ」 RRR 黒子「今回は本当にお手柄でしたの~」 レアリティ:R RRR illust.- 通常の応援に加えて、応援対象のレベルを1上げる永続効果を持つ。 これまで同じ応援が《魔法》?、《武器》?、《悪魔》?と出ているが今回は《超能力》?が対象。 レベル○以下の相打ちを回避する、相手キャラのサイドアタック時のソウルを減少させるとメリットも多く、 今までの3種類とは違い純粋なサイズが大きいカードが多く、相打ち付加応援等の相性がよい赤となっている。 もう一つは花束ハルヒのようなトリガーチェックで連動する効果。 あちらはレベル1以下のキャラを控え室に送るが、こちらは控え室の自分のキャラを回収する。 トリガーと合わせて2枚回収できるが、コストで手札のクライマックスを切る必要があるため、 発動の機会としては尚更稀少になったともいえる。 ・関連カード 《超能力》? ・似た効果を持つカード カード名 レベル/コスト パワー/ソウル 色 金の閃光フェイト 1/1 2500/1 黄 堕天使フロン 1/1 2500/1 黄 ケンタウロスの騎士ガドフォール 1/1 2500/1 黄 オペレーター 遊佐 1/0 4000/1 赤
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〈少女達の原風景〉 ーいかせのごれ北東部の神社ー 早朝、朝に弱い妖怪鴉・クロコを放置したまま、神社の巫女・明夢は起床する。 巫女とはそういうものなのだ。それに明夢は実質的にこの神社の主でもある。主が寝坊とは情けない話にしかならない。 いくら参拝客が少ないとは言えその点、何かと真面目な明夢は少しも手を抜かない。 「ぐう‥」 明夢が朝やるべき事をやってから寝室に戻っても、まだクロコは惰眠を貪っていた。 「‥はぁ。もの凄く面倒だけど‥いい加減起きろ。」 明夢がクロコの足元付近の畳を思いっ切り踏みつける。 ゴッ!と重い音がして布団ごとクロコの身体が2メートル近く宙に浮く。 「ぎゃああああああああ!!!何してくれてんのぉぉぉぉ!?」 クロコの絶叫。それから間もなく、クロコは布団ごと畳の上に落とされた。 明夢の身に宿る超能力。自分の皮膚に触れた衝撃または衝撃を伴うものを反射または向きを変換する力。無論、自分の発する衝撃も例外ではなく、今のはただ単に畳を踏みつけた時に発生した衝撃の向きを変換してクロコの寝る布団に向けただけだ。最も、クロコが踏みつけた衝撃と畳からの反発作用による衝撃を纏めて向けた変換したため、2倍のエネルギーで吹っ飛ばしたわけだが。 衝撃を反射、向き変換する超能力。懐で爆弾が爆発しようが、戦闘機に体当たりを喰らおうが倒壊したビルに巻き込まれようが彼女は傷一つ負わない。それどころかその結果生じる莫大な衝撃エネルギーを好きな向きに操れると言う正真正銘の化け物じみた超能力だ。 狂人の操る車で跳ねられた時、使えるようになったこの超能力だが、その際奇跡的に一命を取り留めたとされる彼女はそれが間違いであることに気付いている。 『赤城明夢はきっちり一度死んでいる』事を正しく理解している。 彼女は九死に一生を得たのでは無く『死んでから』蘇ったのを彼女は理解している。そして蘇った際にこの超能力を得て制御不能の内に勝手に車が彼女に突っ込んで彼女の力はその衝撃を反射。自分を殺した相手を勝手に殺していたのだ。 「(まぁ、その点はクロコに感謝してるんだけどね‥)」 2メートルの高さから落とされて「ぐえっ!!」と叫んび畳の上でのたうち回っているクロコを見ながら明夢は思う。 しばらく前にクロコに無我夢中だったとは言え人を殺してしまった事、実は一度死んだと言う事実を悩みながら打ち明けた所、クロコは何故か大爆笑した後、 『だからどうしたワケ?別に気にするまでも無いんじゃない?そんくらいでこの妖怪サマのボクがビビると思った?』 と、一切迷いなく言ってくれたのだ。明夢がその事を気にしなくなったのはクロコのこの言葉のお陰だった。 「痛たたた‥もっと優しく起こしてくれてもいいんじゃない?」 「あのさ、目覚まし時計をセットしてあげるとその度寝ぼけてチョップで叩き壊してるクロコに言われたくないんだけど。」 腰をさすりながら食卓につくクロコの愚痴を明夢は華麗に論破しつつお茶を淹れる。クロコは家事らしい事は一切出来ないので勿論朝食も全て明夢が作ったものだ。 その代わりに、クロコからある情報を持ってきてもらっているわけだが。 「この前頼まれてたあの『アースセイバー』とか言う組織の事を調べといたよ。」 ほうれん草のおひたしをつまみながらクロコが言う。 「所長の名前はアキヒロ、その意義は対特殊能力犯罪組織らしい。前に調べたウスワイヤが同時にアースセイバーの本拠地らしいね。以前は副長としていかせのごれの村長マイコさんの弟、ケイイチ君が居たらしい。」 すらすらとクロコが報告する。どちらもインターネットで検索した位では到底辿り着けない、いかせのごれの暗部に存在する組織の名前だ。クロコがどうやって情報を仕入れてくるかは不明だが。 「‥で、ボクにこんな暗部の事ばっか調べさせてるけど、まさかウスワイヤやアースセイバーを潰す気かい?」 「必要ならね。今はただ真実を知りたいだけなんだ。ウスワイヤが超能力者を閉じ込める施設でアースセイバーが超能力者を戦力として投入してるって話が本当かどうかを。」 物騒なクロコの台詞に明夢は一秒の間も置かずに言う。 「もし事実なら?」 「私の全存在を賭けて全力で潰す。」 やはり答えは即答。 明夢自身、暴力沙汰など起こしたくは無い。ましてや明夢が超能力を全力で行使すればどうなるかは明白なのだ。間違いなく死傷者の出る大惨事となる。たとえ明夢が何もせずとも『相手からの攻撃を反射』してしまえばそれだけで攻撃した方は致命傷を負うかもしれないのだ。 「(でも‥それで罪の無い超能力者が救われるなら、構わない。)」 己の手を穢す事は既に覚悟していた。 言ってしまえば明夢は『善人』だ。 誰にも言われずとも、誰からも求められずとも、自分の心に従い、何の見返りも感謝すらも求めず他者の為に命をはれる人間だ。 それは素晴らしい事であり、同時に悪い事でもある。 例えば数多くの味方を逃がす為、囮になった軍の部隊を救ったとする。 結果、より多いの人々が傷つくかもしれない。 善意とは、そういった面も持ち合わせている。 「(だからこそ、ね…ボクが絶対に明夢を抑える。)」 明夢の答えを聞いて、改めてクロコは心に留める。明夢は助けを求められれば戦場のド真ん中に突撃して行くような性格だ。もちろんクロコは明夢のそんな所も大好きなのだが、大好きで大切な友人だからこそ、その手を穢れさせたくない。彼女に身を裂くような覚悟などさせたくない。 「明夢さん~お疲れ様です~」 緊張した空気をほぐすかのように、朝の空気に柔らかな女性の声が響く。明夢を呼んだのは縁側の外、境内を歩いて来ている少女だ。明夢と同じ巫女装束に黒いセミロングの髪がサラサラと風に揺れている、おっとりとしていそうな少女だ。 「ああ、真奈ちゃん。いつも朝早いね。クロコにも見習わせてやりたいよ。」 「ぐっ‥妖怪は基本夜行性なんだぞー」 クロコの言い訳を軽くスルーしながら、明夢は少女を迎える。 姫守真奈。 明夢の神社のもう一人の巫女だ。 「はわわわ‥そうですよ~クロコちゃんは妖怪さんですからきっと朝は苦手なのですよ~」 クロコの言い訳をスルーした明夢とは違い、真奈はわたわたとしながらフォローを入れる。言葉にある通り、もちろん真奈もクロコの正体を知っているし、明夢が超能力者であることも知っている。これに少しも疑いを感じず、違和感も感じていない真奈を大物ととるか天然ととるかは正直微妙な所だ。 もっとも、信じている理由はあるのだが。 「真奈ちゃんいい子すぎる天使か‥」 「このバカラス、昨日もしっかり早く寝てたクセに何を言うか。」 真奈のフォローで少々涙目になっているクロコに追い討ちをかけながら明夢は真奈を見る。 「真奈ちゃん、少し魔嗚と話しがあるから替わってくれるかな?」 「わかりました~」 明夢のいまいち意味の分からないお願いに対してそう言って、真奈は目を閉じる。 転瞬、真奈を包む雰囲気が変わった。おっとりとした雰囲気は無くなり、妖しげな気配が空間を満たす。 そして、ゆっくりと目を開けた真奈の瞳は茶色から紫色に色を変えている。 「それで、私に話とは何だ?」 目を開けた真奈が静かに言う。声、容姿は同じでも決して真奈と同一人物のそれではない。 二重人格。姫守真奈の身体には2人分の意識が存在する。真奈が超能力や妖怪の存在をあっさり信じたのは、自分もまた特異体質だったからだ。 もう一つの人格は自分の事を『姫神魔嗚』と名乗っている。 「うん、ウスワイヤについてなんだけど‥」 「ん?ああ、超能力者の保護施設か。それがどうかしたか?」 「うん‥私は真実を知りたい。ウスワイヤの現状をこの目で確かめたい。だから‥ウスワイヤとアースセイバーの施設に忍び込む準備と作戦に協力してほしいんだ‥」 「ほう?詳しく話を聞かせろ。」 ‥to be continued