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!!注意!! このssのシリーズには 胴付きゆうか、ドスまりさ、HENTAIで、しかも虐殺好きなお兄さんが出ます …どうなるかもう解りますよね? しかも、「お兄さんとゆうか1」には全くゆ虐描写がありません。こんなもんうpしてもいいんだろか? なんかお兄さんが厨臭い性能持ってますが、それでもOKな方以外は読まない方がいいと思われます あと、かなり滅茶苦茶なssですので、 この時点でもう無理という方はすぐさまブラウザバックしてください それでも全然モウマンタイな方が一人でもいることを願ってます 「お兄さんとゆうか1」 この夏、僕は高校の夏季休暇を利用して旅行に出た。勿論、目的はゆっくり狩りだ。 高校に入ってから勉強やら部活やらで全然趣味の時間が取れなかったのでおそらく一週間ぐらいは家に帰れない。 いや、帰らないつもりだ。 場所は都市からかなり離れた所にあるのどかな田園地帯で、近くにはゆっくりが住む山があった。 ドスがいるという話は聞いていないが、なかなか楽しめそうだ。まあ、ドス用の「道具」も一応持っていくのだけれども。 「暑ぃ~…こんな暑いならうちのゆっくりちるの連れて来るんだったなぁ」 ここはかなり交通の便が悪く、途中からはバスを降りて六時間程歩かされる羽目になった。 日の出と同時に出発したつもりが、ここに着く頃にはもう正午頃となっているとは…まあいい。これから一週間はヒャッハーし放題なんだから。 ヒャッハーし放題というが、このままだと、熱中症でぶっ倒れてせっかくの虐殺ウィークがふいになってしまうかもしれない。 とはいえ、日陰となるようなものが一切無い農道では、ただひたすらに歩くしかないのだが。 おまけに、虐殺用の「道具」だけでも10キロ近くあるのに、テントや寝袋、 その他諸々の装備で計20キロの「超」が付くほどの大荷物を運んでいるのだから疲労も凄まじい。 もしこれで一週間分の食料を持って行こうものなら、きっと家を出た時点で圧死もとい、ギブアップしてただろう。 一週間、ゆっくり共を食べて生活する事になりそうだ…別にゆっくり食は嫌いじゃないけど。帰ってくる頃にはきっと体重が2,3キロ増えてそうだ。 「重い…暑い…疲れた…少し休もう、でなきゃやってられん」 目的地にはもう着いたようなものなのだが、予め調べておいた野営地から2,3キロ離れた所で小休止しようと思ったら、 視界が真っ暗になった。別にサイコなカマキリがブラックアウトをしたわけじゃない。 その証拠に、ヒデオの文字が無いじゃないか。 なんて馬鹿な事は置いといて、こんな人通りがまったく無い所でぶっ倒れたら死ぬかもしれない。いや、死ぬな、多分。 ああ眠い…ドス用の道具なんて持ってこなきゃよかったかもな… 「あら、大丈夫?」 甘い香りにやわらかな感触。此処はきっと天国だぁHAHAHAHAh、そんなわけ無い。実際に呼吸をしてるし、腹も減っている。 しかも、今までに何百匹、いや、何千匹ものゆっくりを虐殺したんだ、煉獄はともかく、天国に逝ける筈が無い。 とりあえず、目を開けてみた。 目の前には、深緑の髪の少女(幼女?)がこちらを心配そうに覗き込んでいる。 ああ、これなら天国だと勘違いしてもおかしくないわな。とりあえず、礼を言わなければ。 「もしかして、道で倒れてるところを助けてくれたのかい?」 「ええ、そうよ」と少女。やけに大人びてるなあ。 ロリコンでも、そうでなくても、その笑顔は見るものを魅了するだろうな、なんてどうでもいいことは置いといて、 「ありがとう、熱中症で死ぬなんて末代までの恥になるところだったよ」多分、僕の代で血筋は途絶えるけどね。 「もう動けるかしら?そろそろ足が痺れてきたのよ」 「すまんね、今退くよ」少女の膝から頭を離す。さよなら、MYエデン。 立ち上がって周りを見ると、ここが縁側に接した部屋で、もう夕方になっている事がわかった。 「お、気がついたか。ゆうかがおまえさんを見つけてなかったら今頃どうなってた事か…」 縁側で盆栽の手入れをしていた老人がこっちに振り向く。あの少女はゆうかっていうのか、覚えておこう。 「ありがとうございました」 「いい、いい、礼など言わんでええ」 「あの…僕の荷物知りません?」あれが無いと困る、いろんな意味で。 「これの事かしら?」とゆうか ゆうかが荷物を持って来ようとしたが、流石にあんな重いもの持たせるわけにもいかないので、手伝う事にした。 「おまえさん、ここにはどういった理由で此処に来たんだ?」 「暫くの間キャンプをしようと思って」 一応ゆっくり狩りに来た事は伏せておく。まだまだ、ゆ虐は世間に順応した訳じゃない。この老人が愛で派だったら尚更だ。 「キャンプに行くのに『弓』なんて必要かの、それに飯も無い。解っとるよ」 げ、中身を見られてたとは…今度からは鍵を付けるようにしよう。 「おまえさんも鬼意山なら飼いゆには手を出すなよ。それにしても、若さってものはいいもんだ…」 なんか知らんが感心されてしまった。てか、お爺さん、あんたも鬼意山だったのかよ。 「今日は泊まっていきなさい。また野垂れ死にかけても困るからな」 「何も無いとこだけどゆっくりしていってね」と、ゆうか。 「ゆっくりしていくよ …え?もしかして、君ゆっくりなの?」 今までに、結構沢山ゆっくりを虐殺してきたつもりだけど、今までに見てきた胴付きゆっくりなんてれみりゃかふらん、よくてきめぇ丸ぐらいだったな。 どれも喋って動くラブドール程度にしか考えてなかったけど。 「気付かなかったの?お兄さんって案外鈍いのね」 よく考えたら、緑髪にSな発言、そして下膨れの顔、気付かない方がおかしいな。熱に浮かされてたとはいえ、僕もまだまだ虐殺不足だな。 命を救ってもらった挙句、夕飯をご馳走になって、しかも泊めてもらうなんて、なんか申し訳無い感じがしたけど、 「たまには賑やかなほうがいいし、今時の鬼意山の話を聞いてみたいから」とお爺さんが言ったので、お言葉に甘えさせてもらった。 お爺さんはここで、長年連れ添ってきたお婆さんと農業をしていたのだけど、 子宝に恵まれなかったため、ゆっくりゆうかを飼いはじめたところ、ある日突然胴付きになっていたらしい。 今では、近所(といっても一番近いお宅でも1キロぐらい離れているが、)の皆に可愛がられているとか。 夕食の時にはお爺さんに、 「今時の鬼意山はどんな虐待をしているんだ?」とか、「最近は畑を荒らすゆっくりが増えて困る」だとか 取り留めの無い事を話していたような気がする。なにせゆうかが膝の上に乗っていたんだから話に集中できないのも無理は無いよね?ね? まあ、当の本人は全然気にせず、夕飯のおかずの赤ゆの糠漬けを食べる直前まで虐めまわしていたんだけども。 それにしてもお婆さん特製の赤ゆの糠漬けは旨かったなあ。明日、作り方を教わる事にしよう。 「そういえば、畑がゆっくりに荒らされてるって言ってたっけ。丁度いいし手伝う事にするかな」 自分しかいない客間でそう呟く。 「そうしてくれるとありがたいわ」 突然の返答にかなり驚き、襖のほうへ振り返ってみるとゆうかがいた。流石捕食種、気配を消すのはお手の物って感じだ。 「そ、そうさせてもらうよ。それじゃおやすみ」 「おやすみなさい」 「あ、ちょっと待って」自分からおやすみを言っておいて呼び止めるのも失礼だが、とりあえず聞いておく事にした。 「この辺ってさ、ドスまりさとかっているの?」下調べの時点ではいなかったものの、もしいたら何よりも優先して始末するつもりだ。 「いないわ。聞きたい事はそれだけ?」彼女は少しぶっきらぼうに答えた。 「ああ、それだけだよ。今日は助けてくれてありがとう」 「…………」 無言で出て行ってしまった…嫌われたのかな? 今日はいろんなことがあって疲れた。明日は早そうだしもう寝ることにするか。 あとがき どうも、初投稿です。 こんなところまで読んでくれる読者さんに感謝です! まだssは数えるくらいしか書いた事はありませんが、餡庫の皆さんの期待にそえるように頑張って書いていきたいと思います。 あと、ssについての補足ですが、主人公の鬼意山は今までに虐殺がてら胴付きふらんや、れみりゃ、きめぇ丸をすっきり死させています。 HENTAIといっても差し支えないレベルです。 更に、鬼意山は高校でアーチェリー部に所属していて、その技を虐殺に生かせないかと弓を持ってきています。詳しくはドス対決編で説明するつもりです。 最後になりますが、「ここまで読んだけどまだまだいけるぜ!」という方は是非とも「お兄さんとゆうか2」も読んでみてください
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『ああ、無情。』 5KB 虐待 番い 赤ゆ 現代 虐待人間 台詞は一切無し。 ・虐 ・一切の台詞なし ・短いです れいむは逃げている。 ゆっくりできないにんげんさんから逃げている。 どうしてこうなったのだろう?どうしてこんなことをするんだろう? 自問自答の繰り返し。答えはでない。 れいむは野良ゆっくりだった。 生まれた時から野良で、生まれた時から苦しい生活を送ってきた。 それは慣れしまうとまだ辛い事ではなかったし、何より家族がいたからゆっくりできた。 でもそれも今さっき崩れた。にんげんさんがれいむたちを捕まえに来たのだった。 れいむには理解できない。自分たちは別に何もしていない。 にんげんさんの家に入った事も、ましてやにんげんさんに会ったことすられいむには無かったのだから。 しかし人間は違う。人間はゆっくりの識別などつかない。ゆっくりはみな同じ。 たとえその固体が何かしたわけでないにしても、似たものが何かをすればほかも一緒である。 だが、れいむたち一家を襲った悲劇は、別に駆除などを理由としたものではなかった。 れいむは見た。母に命がけで逃がされた時に父を甚振っていたにんげんさんの顔を。 れいむは見た。悪魔のような行為を笑顔で行うにんげんさんの顔を。 れいむは見た。歯が折れ、皮が破れ、口が裂けて涙と糞尿をたらす父を笑うにんげんさんの顔を。 怖かった。怖くて動けなかった。母が叫んで突き飛ばさなければ、父と同じ目にあっていただろう。 うしろを振り向けない。父の悲痛な叫び声がれいむの体を強張らせ、涙を流させ、足を止めそうにさせる。 けれども振り向けない。ここでとまれば、ここで戻れば、母の行動は意味を成さなくなる。 自分たちを犠牲にしてでも自分を助けようとした母の愛が無駄になってしまう。 れいむたちはにんげんさんには勝てない。絶対勝てない。わかってる。わかってても父と母にんげんさんに挑んだ。 れいむを助けるために。れいむを逃がすために。 だかられいむは振り向かずに全力で飛ぶ。今までこんなに全力で、こんなに長く飛んだことは無い。 少しでも早く、少しで遠くに逃げる。その一心で跳ねた。 ―――母の悲鳴が聞こえた。 戻りたくなる。母を助けたくなる。無謀だと思っても、唯一の肉親。助けたくないわけが無い。 だが戻れない。戻ってはいけない。 父の罵声が聞こえる。 鈍い音とともに父の言葉が途切れる。 母が父を呼ぶ。母が父の名を叫ぶ。 地面にたたきつける音が聞こえる。 同時に母の鈍った声が聞こえた 二人のくぐもった声が聞こえる。 また鈍い音がする。 父は声にならない悲鳴をあげている。 あんな父の声、聞いたことが無い。勇敢で優しくて、とてもゆっくりした父が、今では―――。 母の声は聞くに堪えないほど濁っている。 もうおうたも歌えないだろう。もう優しい声でれいむとお喋りすることも―――。 逃げる。 逃げる。 逃げる。 逃げる。 もうどれだけ跳ねただろう。 父と母の声も、ついさっきした何かが潰れる音以降聞こえない。 大分離れたらしい。 れいむの体も限界を超えていた。れいむは足を止める。 振り返りたくは無い。 しかし確認しなければならない。 どれだけ離れたかがわからなければ安心もできない。 振り返ったれいむは――― ―――にんげんさんから逃げ切れなかった事を知った。 なんてことはない。 れいむは赤ゆっくりなのだ。 栄養状態も良いわけではない環境。 生きるため程度しか栄養が取れていないれいむは、体が赤ゆっくりからたいして変わっていなかった。 そんな小さな体でどれだけ跳ねても、数分程度で巨利をとることなど出来るわけが無い。 結局、れいむが進んだ距離は2mにも満たなかった。 当たり前だ。一度の跳躍で動ける距離はたった数cm。 しかも体が小さいがために一度跳ねるごとにどんなに急いでも数秒立ち止まってしまう。 逃げられるわけも無かった。 父と母の決死の覚悟も、結局無駄になってしまった。 れいむは見た。 自分のほぼ目の前で、飾り以外まったく原形をとどめていないぐちゃぐちゃな両親を。 れいむは見た。 その両親の死体を踏み躙りながら笑っているにんげんさんを。 れいむいは見た。 にんげんさんの、れいむにむける、その、悪意に満ちた、笑顔、を。 青年は今日も人気の無い路地を行く。 ゆっくりを見つけるためだ。 昨日の家族は傑作だった。 子供を逃がして自分が盾になったのは素晴らしかったのだが。 止めをさす前に、勝ち誇った顔で子供を逃がせたことを喜んでいたの見た時は死ぬかと思った。 笑いがこみ上げてたまらない。 子供の大きさを考えていなかったのか、そんな余裕が無かったのか。 踏み潰す前に自分たちの子供をみせてやると、途端に顔色を変えた。 その絶望しきった顔は青年にとって素晴らしいごちそうとなる。 自らの行動がまったく役に立たなかったことが悔しいのだろう。 そんな顔のまま、青年を見上げたその親は踏み潰された後まで青年の大好きな表情で死んだ。 そして、逃げ切ったと思って振り返った赤ゆっくりも、青年を見た時絶望した。 青年はたまらなかった。 安堵を得ようと振り向いたのに絶望を直視する羽目になったあの表情。 青年はそのれいむをじわりじわりと握りつぶした。 絶望に彩られたその表情のまま、死にたくないと叫びながら爆ぜたれいむ。 青年の心はとても満たされていた。 青年は今日もまた、人気の無い路地を行く。 ゆっくりを見つけるために。 ~終~ 作 anko1241 ゆっくり教材Vol.1『野良に憧れるれいむ』 anko1257 ゆっくり教材Vol.2『大人になれないまりさ』 anko1272 ゆっくり教材Vol.3『ゆっくりありすの注意点』 anko2390 ゆっくり教材Vol.4『ゆっくりぱちゅりーの弱さ』 anko1246 特集『ゆっくりに脅かされる農家』 anko2421 生きてるのは知ってるけどそれが何か? anko2426 ゆっくり研究所
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『まりさ一家の転落ゆん生』 35KB いじめ 虐待 制裁 観察 自業自得 番い 群れ 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ 現代 13作目 照明が消える。 ざわついていた場内がしんと静かになった。 真っ白なスクリーンに、パッと色鮮やかな風景が映し出された。 一家の大黒柱、親まりさ。 子供たちの憧れ、親ありす。 そんな二人に溺愛されて育った子まりさ。 生まれたばかりの赤ありすと赤まりさ。 「ゆっ、ゆっ、ゆ~♪」 「ゆっくち、ゆっくちっ」 「ときゃいはっ、ときゃいはっ」 「ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!」 「ゆふふ、おちびちゃんたちはとってもとかいはね!」 ゆっくりできる山の中で、とてもゆっくりしている家族。 彼らはこれから、もっともっとゆっくりしているゆっくりプレイスに向かうのだった。 「さあ、おちびちゃんたち! これからにんげんさんの『まち』にむかうよ!」 「とってもとかいはで、とってもゆっくりできるプレイスなのよ!」 「ゆわわああい! まりさ、ゆっくりするよっ!」 「ありちゅも! ありちゅもときゃいはっ!」 「まりちゃも、ゆっくちすりゅ!」 朗らかに笑い合うゆっくりたちを、濁った瞳で見つめながら。 そのゆっくりたちは、静かに涙を零した。 「まりさ一家の転落ゆん生」 マンネリあき 事の発端は、まりさとありすがうっかりすっきりをしてしまったことだった。 無事越冬が完了して春になり、気が抜けたせいだろうか。 群れで厳禁とされていたすっきりをした挙げ句、おちびちゃんをにんっしんしてしまったのだ。 「まりさ、ありす。ついっほうされるほうがいい? それともおちびちゃんをえいえんにゆっくりさせる?」 「だめえええええ! えいえんにゆっくりさせるのはだめええええ! おちびちゃんはっ! おちびちゃんはとってもとってもとってもとってもとおおおおおおおおおっても、とかいはあああなのよおおおおおおおおおおおおお!」 親ありすがじたばたと暴れ狂った。 「おさ……。 まりさきめたよ、にんげんさんのゆっくりプレイスにひっこすよ!」 「そ。つまり『ついっほう』をえらぶのね。 ……そういうことなら、にんげんさんのゆっくりプレイスまであんないする ゆっくりをつれてくるわ」 「ゆゆ!? そんなゆっくりがいるの!?」 まりさは初耳だった。 人間さんのゆっくりプレイスへ、わざわざ案内してくれるゆっくりがいるだなんて! 「すのなかのしょくりょうを、いまのうちにたべておきなさい。 おちびちゃんのためにもね」 「ゆっくりりかいしたよ! おさ! ありがとお!」 「ありがとう、ぱちゅりー! とってもとかいはだわ!」 「ありがとう、おさ!」 「ときゃいは! ときゃいは!」 「ゆっくちときゃいは!」 家族を見送ったあと、ぱちゅりーはやれやれと溜息をついた。 「にんげんさんのゆっくりプレイス……ね。 はたして、それがゆっくりにとってのゆっくりプレイスなのかしら?」 だが、どんなに忠告しても無駄だろう。 元より、忠告する義理もない。彼らは本能に負けて、群れの掟を破った。 そして、おちびちゃんを殺すよりもゆっくりする方を選んだ。 その時点で、長ぱちゅりーにとっては群れの障害以外の何者でもないのだ。 数日後。 ぱちゅりーに指定された場所で、 ゆっくりした表情のまりさ一家は案内ゆっくりを待っていた。 少し前に出産された赤ゆ二匹は、既にまりさの帽子の中で「ゆぴー、ゆぴー」とお休み中だ。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆ、ゆ……れいむ?」 まりさ一家は、現れたゆっくりれいむに戸惑いを見せた。 (あんまりゆっくりしてないれいむだよ……) そのれいむは、おめめが変なゆっくりだった。 何か銀色でキラキラして、デコボコしていた。 「れいむ、へんなおめめでごめんね! でもだいじょうぶだよ! ちゃんとあんないするからね!」 「ゆ、ゆっくり……していってね」 まりさが愛想笑いを浮かべていると、ありすが大声で囁いた。 「まりさ……このれいむ、とかいはじゃないわ……! ゆっくりできないわ!」 子まりさも当然それに同調する。 「ゆっくりしてないれいむだね! せいっさいしてもいい?」 「ゆゆ、ゆっくりおちついてね。れいむはたしかにゆっくりしてないれいむだけど。 こんなれいむでもいきているんだよっ。 おかざりもきれいだし、おめめがちょっとへんなくらい、がまんしてあげようね!」 傲慢とも言える言葉だが、それでもまりさは譲歩したつもりらしい。 「……しかたないわね」 「ゆっくりりかいしたよ……」 れいむへ蔑んだ表情を隠そうともせず、ありすと子まりさは頷いた。 「おはなしはおわった? それじゃ、れいむのすぃーにのせてあげるね!」 ずるずると、れいむが巨大なすぃーをひっぱってきた。 何と、屋根までついた豪華なすぃーだ。 「ゆわあ……このすぃー、とってもゆっくりしているね!」 「ふん、このすぃーだけはとってもとかいはね」 「まりさ、このすぃーほしいよ! おとうさん、これほしい! れいむにあげるようにいってね!」 「ゆふふ。このすぃーは、れいむにしかうんってんできないんだよ! ゆっくりおちびちゃんもりかいしてね!」 その言葉にカチンときたらしい子まりさが、威嚇のぷくーをしながら叫んだ。 「まりさはおまえのおちびちゃんなんかじゃないよ! れいむは、まりさのことをまりささまってよぶんだよ! ぷっくぅぅぅぅ!」 ……が、れいむは子まりさのぷくーを見ることすらなく、 「それじゃゆっくりしゅっぱつしんこうだよっ」 といって、すぃーを走らせ始めていた。 「ぷくー! ぷっくぅぅぅぅぅ……は、はやいいいいいいいいいいいいい!?」 すぃーは恐るべき速度で発進した。 周囲をけっかいさんで守られているとはいえ、さすがにこのスピードは空前絶後の体験だった。 「きょ、きょわいよおおおおおおおおおおおおおおお!」 ぷしゃー! と勢いよくおそろしーしーを垂れ流す子まりさ。 「たちゅけてえええええええええええええええええ!」 「ゆっくち! ゆっくちいいいいいいいいいいいい!」 同じくおそろしーしーを垂れ流す赤ありすと赤まりさ。 「とかいはじゃないわあああああああああああああ!」 「とめてえええええええええええええええええええ!」 ……そして、おそろしーしーを噴射する親ありすと親まりさ。 結局、全員がおそろしーしーを垂れ流しながらすぃーを走らせること十五分。 「「「「「ゆわあああ……」」」」」 群れが言うところの「ぎんいろのもり」――人間たちのゆっくりプレイスに辿り着いたのだった。 五匹はすぃーを下ろされ、想像以上に高いビルにぽかーんと口を開いている。 「とっても……とかいは、だわ……」 「そうだね……とかいは、だよ……」 親まりさと親ありすは、うっとりとその雑居ビルを見上げていた。 「ゆぅ~……これならまりさのゆっくりぷれいすにしてあげてもいいよ」 「「ゆっくちちたーい!」」 そんな家族を、銀目のれいむはニコニコ見ながら思い出したように言った。 「そうそう。ひとつだけ、きをつけてね。 このにんげんさんのゆっくりプレイスは、ゆっくりしているゆっくりたちに、 ときどき『とっぷうさん』をふかせることがあるよ!」 「とっぷうさん?」 「つよいつよいかぜさんだね! それがふいたら、そこからたちさったほうがいいよ! だいじょうぶだよね! ゆっくりしているゆっくりだってしょうこなんだから、とっぷうさんがふくのは、 むしろこうっえいだとおもってね!」 「「「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」」」 あまりよく分からないが、とりあえずゆっくりしているゆっくりという褒め言葉に 気をよくしたまりさ一家は、声を揃えてそう言った。 「それじゃあ、まずはごきんじょさんをあんないしてあげるね!」 銀目れいむはそう言って、彼らを先導するように歩き出した。 時折こちらを振り返って、銀目でじっと家族を見つめている。 「ゆふふ。とてもゆっくりした一家だね! このゆっくりプレイスでもゆっくりできるように、れいむいのってるよ!」 「ゆうん。へんなおめめのわりにはおめがたかいわね!」 親ありすがくねくねしていた。 親まりさは赤ありすと赤まりさが帽子のつばで飛び跳ねるので、少しハラハラしている。 「おちびちゃん、おねがいだからそこでとばないでねっ! おっこちたらいたいいたいだよ!」 「「ゆっくち、ゆっくち~♪」」 子まりさは、初めて見る人間さんのゆっくりプレイスに目を輝かせて、きょろきょろしている。 そのせいで、ついつい遅れがちだ。 「ゆ! にんげんさん! ゆっくりしていっ――」 通りすがった人間に挨拶するが、その挨拶を聞くことすらなく、人間たちは去っていく。 最初の方こそ、聞こえなかったのだろうと思っていた子まりさも、次第に不満を覚え始めていた。 「おとうさん、にんげんさんがちっともゆっくりしてくれないよ!」 その言葉に親まりさが振り返り、怪訝そうに人間を見る。 ちなみに、彼らは銀目れいむの誘導により歩道の端っこを歩いていたが、 次第に真ん中にずれ始めていた。 「ゆゆ? ほんとうだ、にんげんさん! おちびちゃんのあいさつにちゃんとこたえてね!」 「そうよ、このいなかもの! あいさつにこたえないなんて、とかいはじゃないげすのすることよ!」 「「げーちゅ! げーちゅ!」」 「うるせえ、どけ!」 「いなかも――――――ぽぎゅ!?」 歩道の真ん中でぎゃあぎゃあ騒いでいたのが気にくわなかったのだろう。 一人の人間が、ありすを軽く蹴り飛ばした。 「「「「お、おかあしゃあああああああああああああん!?」」」」 「ほ、ぐっ……!? ぐぼ!?」 「……」 「にんげんさん、ごめんなさいね!」 銀目れいむがそう言うと、その人間が『ああ』と納得して鼻で笑った。 「お前等、あんまり歩道の真ん中を歩くんじゃねえぞ。いいな?」 「ありす! ありす! ありすうううう!」 「おかああしゃああん!」 「と……きゃ……いはっ……!」 親まりさと子供たちは重傷でもないのに取りすがって泣きじゃくり、親ありすは重傷でもないのにぴくぴくと痙攣していた。 「……聞いちゃいねえ」 呆れた様子で、人間は立ち去った。 「さいなんだったね! でもだいじょうぶ! あのにんげんさんは、ちょっとありすがゆっくりしすぎていたことにいらいらっ、てしたんだね!」 「ゆう……ゆっくりしているゆっくりをみれば、ゆっくりできるはずなのに……」 「そうだね! まあでも、どうでもいいことだからさきにいこう! もうちょっといけば、あまあまがあるよ!」 「「「「「あまあまはゆっくりできるね!」」」」」 あまあまという言葉に、あっさりと痛みを忘れてまりさ一家は飛び跳ねる。 やがて銀目れいむはビルとビルの隙間に入り込み、まりさ一家もそれに続いた。 「ゆ。きんじょのめーりんとまりさだね、ゆっくりあいさつしようね!」 銀目れいむがそう言うと、まりさ一家は一斉に蔑んだ表情を浮かべた。 「めーりん? めーりんって、あのゆっくりしてないめーりん?」 「なにかのまちがいじゃないの? こんなゆっくりプレイスにめーりんがいるの?」 「めーりんってゆっくりしてないげしゅ、なんだよね?」 「めーりんゆっくちちてない! ぷひゅひゅひゅ!」 ダンボールのおうちから、のそのそとめーりんとまりさが出てきた。 「ゆう……うるさいんだぜ。せっかくのおひるねたいむをじゃまするんじゃ……ゆぅ!?」 街のまりさが銀目れいむを見て、ぎょっと立ちすくんだ。 「ゆっくりしていってね! れいむはぎんめのれいむだよ!」 銀目れいむがそう言って挨拶すると、街のまりさははああああと溜息をついた。 「じゃおう……」 街のめーりんも何だか元気なさげに街のまりさにすり寄る。 「ゆっくりしているゆっくりのしょうかいなのぜ?」 「そう! このまりさたちはとってもゆっくりしているんだよ!」 「ふうん……ゆっくりしていってね」 街まりさが睨むようにまりさ一家を見る。 まりさ一家は、這い出てきたまりさを見て――――ゲラゲラと笑い出していた。 「ゆぷぷぷぷ! まりさ! まりさ! あのまりさのおぼうし……ぷぷぷぷ!」 「しーっ。わらっちゃわるいよありす! でもあのおぼうし……ぷ、ぷぷ……ゆぷぷぷぷ! ぜんっぜん……ゆっくりしてないね……ぷぷぷぷ!」 親ありすと親まりさは、街まりさのツギハギだらけの帽子を見て嗤っていたのだ。 全身、どことなく薄汚れている様は、薄汚いドブネズミを思わせた。 おさげも少し千切れて短くなってしまっている。 「おまけにめーりんとつがいなんてっ……ゆぷぷぷ! ありすだったらしにたくなるわあ!」 「げらげらげら! いいすぎだよありす! まりさだったら、れみりゃにあんこすわれるほうがいいけどね……ゆぷぷぷぷ!」 さて、こんな「ゆっくりしていない」ゆっくりを見て、子まりさたちは何を考えるであろうか? 答えは簡単。親の真似事である。 「ぷぷぷ! これじゃ、まりさのどれいになるていどしかつかいみちがないよ! でもまりさかんっだいだから、どれいにもやさしくするよ!」 子まりさはそう言って、自分の数倍以上の体積を持つ街まりさに命令した。 「おい、どぶまりさ! あまあまもってきてね! すぐだよ! すぐ!」 親まりさと親ありすも、その暴挙を止めることがない。 何故なら、彼らは「ゆっくり」という単一の価値観で暮らしてきたからだ。 「ゆっくりしていないゆっくりは、何をさておいてもゆっくりしているゆっくりに奉仕しなければならない」 「ゆっくりしていないゆっくりは、ゆっくりしているゆっくりよりも弱っちい(ゆっくりしていないから)」 そんなことを、本気で当たり前のように考えている。 いや、実際にある程度の群れではそれは正解なのだ。 「ゆっくりしてないゆっくり」より「ゆっくりしているゆっくり」の方が数が多い以上、 数の暴力で圧殺できる。 無論、賢い長がいて幹部たちの統率がきちんとされていた場合は異なるが……。 いずれにせよ、子まりさの発言はそこそこ正当性があったのだ。 ただし子まりさの理論が通じるのは、野生の群れだけである。 「そうだね、おちびちゃんのいうとおりだね。まりさたちはおなかぺーこぺこなんだよ! だから、ごはんさんをまりさたちにちょうだいね!」 親まりさがそう言うと、街まりさはあっさりと答えた。 「は? いやだぜ」 「…………」 「…………」 「…………」 「どぼじでごどわるのおおおおおおおおおおおおおおおおお!? まりさはどぶまりさでしょおお!? ゆっくりしてないでしょおお!? ゆっくりしてないんだから、ゆっくりしているまりさたちにごはんをさしだすべきでしょおおお!」 「なんってとかいはじゃないのおおおお! このいなかものおおお! ありすたちにごほうしっできることを、こうっえいに おもわないのおおおおおおおおお!?」 「このくそまりさああああ! このまりささまがせいっさいしてあげるからね! ないてもしらないよ! いたいいたいしてもしらないからね!」 ぽすん、ぽすん、と体当たりしてくる子まりさを絶対零度の視線で見つめた街まりさは、 短いおさげでぱん、と子まりさをはたいた。 「ゆびいい!? いじゃい! いじゃいいいいいいい! おとうしゃあああん! どぶまりしゃがあああ! どぶまりしゃがぶっだああああああ!」 「そっちがぶつかってきたんだぜ?」 「うるざあああああい! どぶのくせにっ! ゆっくりしてないぐぜにいいいいい!」 「おちびちゃああああん! よくもおちびちゃんをおおおおおおおおおおお! ゆるさないよおおおお! ぷっくうううううううううううううううううう!」 親まりさがいきり立ってぷくーっと膨れ上がった。 街まりさと街めーりんが、ちらりと銀目れいむを見た。 「……」 銀目れいむが無言で頷いたのを見て、まずめーりんが仕掛けた。 「じゃお!」 「ぷっくうううう…………ぼべ!?」 親まりさが思い切り吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた。 ……言うまでもないが、めーりんの皮の厚さは他ゆっくりとは一線を画している。 野生で厚い皮を持つ親まりさといえども、めーりんのポテンシャルには及ばないのだ。 「いだあああい! いだい! いだいいいいいい!」 何より。彼らは今まで、戦うことなどほとんど知らずに生きてきた野生ゆっくりである。 れみりゃが生息していたり、みょんが戦う術を教えていればまた違ったかもしれないが……。 「まりさああああ! まりさあああああ!」 「おとおしゃあああああん! まりさのつよくてたくましくてりっぱでゆっくりしているおとうしゃああああん!」 「じゃお……」 「めーりん。そんなやつに、ごはんさんをあたえることないんだぜ」 「じゃおう……」 「れいむからもおねがいするよ!」 「ゆ? ……なら、いいんだぜ。めーりん! ほぞんしょくと、しょうみきげんさんがきけんなものをくれてやるんだぜ!」 街まりさと街めーりんが、がさごそとダンボールの中から幾許かの食料を取りだした。 「ゆ……あま……あま?」 「ぜいたくいうなだぜ」 街まりさは寄り添って啜り泣く一家に、ビニール袋に包まれた食料を投げ渡した。 「ごはんさん! ごはんさんよ、おちびちゃん!」 ありすが喜び勇んで、ビニール袋をくわえ込んだ。 「とっととうせろ、だぜ!」 「「「「「ゆっびいいいいいいいいいい!」」」」」 悲鳴をあげながら、まりさ一家は這々の体で逃げ出した。 「じゃおう……」 「かわいそう? たしかにちょっとどうじょうはするのぜ。 でもあいつはめーりんをめーりんというだけでさげすんだのぜ。 どうじょうのよち、なしだぜ」 「……じゃおう!」 「れいむがくれたあまあまでもたべて、またすこしねるのぜ……。 ゆうがたになれば、にんげんさんのてつだいなのぜ」 この二匹、ビルの管理者からはお目こぼしされている。 その代わり、人間でも嫌がるような不衛生な箇所の掃除やゴキブリ退治を 請け負うことで代償を支払っているのだ。 仕事はあまりゆっくりできないが、こうしてのんびりめーりんと暮らすことが できるので、不満はない。 「じゃおーう」 街まりさと街めーりんは揃ってダンボールに潜り込み、再び眠り出した。 ……。 ……。 ……。 「ゆふう……ひどいめにあったよ……」 「なんていなかもののめーりんとまりさ……ちのうしすうがひくいのかしら……」 「まりさ、おなかぺーこぺこだよう……」 「ゆっくちおなかがすいたよ!」 「ゆふん。そうだね、おちびちゃんたち。ごはんさんにしようか」 まりさがビニール袋を引っ繰り返した。ぱらぱらと、保存食用の枯れかけた雑草と腐りかけのからあげがぽろりと零れ落ちた。 期待に満ちていたまりさ一家の表情が、たちまちがっかりしたものに変わった。 「ごはんしゃん……すくないにぇ……」 「これだけなのお……?」 「で、でも。このからあげさんはとってもゆっくりできるものよ!」 「しょれなら、まりしゃがたべるよ!」 「ありちゅも!」 二匹の赤ゆっくりが一斉にかぶりついた。 「むーしゃむーしゃ……ゆげ!? ぐび……ま、ま、まじゅいいいいい!」 「こんにゃのいにゃかもののたべものよおおおおお! ちょかいひゃのありしゅにはむりよおおおお!」 「えええ? そんなはず……ゆび、うべえ! まずい、まずいわああ!」 腐りかけのからあげである。 美味い不味い以前に腐臭が口の中に篭もるせいで、味覚が刺激されてしまうのだ。 「ゆび……でも……ありすたちがむーしゃむーしゃしないと……」 ありすはけなげにも、雑草を食べさせることにしたらしい。 「まりさにまかせてね……!」 まりさが一旦、雑草をむーしゃむーしゃと咀嚼してからぺっと吐き出した。 こうすれば、雑草の苦みはまりさの唾液で少し甘くなる。 「おちびちゃん……ゆっくりごちそうだよ……」 「むーしゃ……むーしゃ……しょれなりー」 「ちょっとだけ……ちょかいはだわ……」 「ゆあああん……あまあまたべたいよおお……」 泣きながら子供たちが雑草と平らげるのを見届け、 親まりさと親ありすは腐ったからあげを半分こずつにして、吐き気を堪えながら何とか飲み込んだ。 「ゆべ……ぎもぢばるい……」 「とかいは……どがいばあ……」 既にまりさ一家は、このゆっくりプレイスに来たことを後悔し始めていた。 ……が、後悔はあっても反省という言葉などまりさ一家には存在しない。 自分たちがゆっくりできないのは、当然環境の方が間違っているのだと考える。 「まりさ……ぎめだよ……うぷっ……このまちを……ただしいほうこうに…… みちびくよ……」 「ありすもてつだうわ……こんないなかもののまち……」 「まりさも……」 「まりちゃも……」「ありちゅも……」 結束を新たにしたまりさ一家を面白そうに眺めながら、銀目れいむが告げた。 「それじゃあ、そろそろこうえんさんにいこうね! ゆっくりたちがたくさんすんでいるよ!」 「ゆっくりたちが……」 まりさ一家に希望が満ちる。 そうだ、ゆっくりの群れに行けばいい。 そうすれば、このゆっくりプレイスを支配することも夢ではない。 いや待て。まず、あのはぐれのめーりんとまりさをせいっさいしよう。 こんなゆっくりした一家ならば、二つ返事で言うことを聞いてくれるはずだ。 「れいむ! そこにあんないしてね! まりさは、そこの『おさ』になってあげるよ!」 親まりさが胸を張った。その頼もしい言葉も目を輝かせる。 「ゆっくりわかったよ!」 銀目れいむは満面の笑顔で頷いた。 小さな公園には、野良ゆっくりたちがいつものように雑草を引き抜いていた。 「ゆんしょ、ゆんしょ。ふいー、やっとぬけたよ!」 「れいむ。くささんをしょくりょうこにはこんでちょうだい!」 「ゆっくりわかったよ!」 「ゆうか! おはなさんはどう?」 「とてもゆっくりしているわ。もうすぐおはなさんがいっぱいにさくわよ」 ゆらゆらゆれるつぼみを見ながら、ありすとゆうかはニッコリ笑った。 「ゆふふ。たのしみね!」 金バッジをつけたゆうかは野良ではない。飼いゆっくりである。 優しい飼い主の下、ゆっくり暮らしていたゆうかだが一つだけ不満があった。 マンション住まいのため、小さなプランターしか育てることができないのだ。 花を育てることをアイデンティティーとするゆうかにとっては、辛いことだが飼い主の 家の事情も理解しているため、無理に要求することはなかった。 そんな折り、散歩途中にたまたまこの公園を見つけたのである。 放置されていた花壇に我慢ならなくなったゆうかは、飼い主にお願いした。 あの公園の花を育てさせてくれ、と。 飼い主も駄目元で役所に陳情したところ、すんなり話が通ってしまった。 早速ゆうかは花壇の花を育て始めたのだが、困ったことが一つある。 「ゆう……いつまでもここでみはっているわけにもいかないわね」 公園の花壇は、ゲスゆっくりや無知なゆっくりたちにとっては餌なのだ。 飼いゆっくりであるゆうかの前でトラブルを引き起こすゆっくりはいなくとも、 彼女が見ていなければ、花壇を無茶苦茶に荒らすこともあるだろう。 そこで、ゆうかは野良ゆっくりの群れと交渉し、ゆっくりフードを定期的に分け与える 代わりに、ありすたちに花壇の見張りを依頼したのだ。 ありすたちにとっても悪くない取引である。 花は味が薄い割にボリュームも少なく、腹持ちもあまりよくない。 そんなものを食べるよりは、花を育ててゆっくりフードを貰った方が遙かに良いのである。 何より、鮮やかな花は見るだけでゆっくりできるものなのだ。 「あら? あのまりさたちはしんいりさん?」 ゆうかが気付いた。 小さな群れだからだろう、ゆうかは全員の顔を記憶している。 「まりさ? まりさってどのまりさ……」 くるりとありすが振り返り、ぎょっとした。 見慣れぬまりさ一家と銀目のれいむが、そこにいた。 「ごめんなさい、ちょっとはなしてくるわね」 ありすはゆうかにそういって、ぴょんぴょんとまりさ一家の下へとやってきた。 (……いなかものだわ) 一目でありすは見抜いた。 どいつもこいつも、自信満々で薄ら笑いを浮かべながら群れを見回している。 「ゆふふ……みんなゆっくりしてないね!」 「これならだいじょうぶだわ!」 「みーんな、まりさのどれいにしてあげるね!」 「ゆっくち、どれい!」 「どれーい!」 決定的だ、ありすは溜息をついて挨拶した。 「ゆっくりしていってね!」 「「「「「ゆっくりしていってね!」」」」」 親まりさが尋ねる。 「ありすがここのおさ?」 「そうよ。あなたたちは、ひょっとしておやまさんからきたのかしら?」 「ゆゆ!? どうしてわかったの!」 まるわかりよ、とありすはつぶやいた。 「それで、なんのよう? むれにはいりたいの?」 「むれに……はいりたい?」 「そうよ。だからきたんでしょう?」 親まりさと親ありすは顔を見合わせ――笑いだした。 「ゆぷぷぷぷ! むれにはいりたい? むれにはいりたいだって! こんなゆっくりしてないむれに『はいりたい』だなんておもう!?」 「しかたないわあ! みんないなかものっ、だもの! とかいはなありすたちについてこれるはずないわ!」 「いい、おさのありす? よーくきいてね? たったいまから、このむれはまりさがおさになってあげるよ!!」 その言葉に長ありすも、群れの皆も、無関係なゆうかでさえポカンと口を開けた。 「「「…………は?」」」 「は? じゃないよ、あたりまえでしょ! このむれをゆっくりさせてあげるから、おさになってあげるって いってるの!」 「そうよおお! おさありすも、このむれのみなも、ぜんっぜんゆっくりしてないわ! だから、まりさとありすがむれをひっぱっていってあげる!」 「おとうしゃん、りーだーっ!」 「ゆっくちりーだー! りーだー!」 「…………」 餡子脳ならずともフリーズしてしまいそうな発言を、 ようやくアリスはのみ込んだ。 それから、こんな厄介種を連れてきた銀目れいむを恨めしそうに見る。 「ええと、おことわりするわ。 わるいことはいわないから、いますぐやまにかえったほうがいいわよ」 「なにいっでるのおお! ゆっくりしたまりさがおさになってあげるっていってるんだから! ありすはだまっておさのざをゆずるべきでしょおおおお!」 「おさのざをゆずるきはないわ。 いまならまだちょっといたいおもいをしただけで、 やまにかえることができるわよ」 無論、そのためにはおちびちゃんを『永遠にゆっくりさせる』ことが 必要なのだが。 「ゆぎいいいい! もう、ほんっとうにありすはわがままだね!」 「ほんと! おなじありすとして、うすよごれたあなたはけいべつするわ!」 「そうだね! こっちのありすとくらべて、おさありすのかちゅーしゃは すごくきたならしいね!」 「いなかものね! かちゅーしゃのていれくらい、ちゃんとしておくべきなのに! ものぐさなのかしら!」 「……ふうん」 長ありすの冷たい声に、果たしてまりさ一家は気付いたかどうか。 さて、そんな風に親まりさと親ありすが揉めている間に、腹を空かせたおちびちゃん たちは、真っ直ぐ花壇へと向かっていた。 「ゆっくち、ゆっくち。おなかぺーこぺこさん! くささん、くささん。 まりさたちにたべられてね!」 「ゆっくち……おなかすいちゃ……」 「おはなしゃん……たべちゃい……」 花壇に辿り着いた彼らは、躊躇いもなく咲きかけの花を食べようとする。 「ふん!」 ――となれば、当然のようにゆうかが反応する。 彼女の軽い体当たりで、子まりさと赤まりさ、赤れいむは一匹残らず跳ね飛ばされた。 「ゆびゃあ!? いじゃい! いじゃいいいい!」 「ゆっち……いじゃいよおおお!」 「ぎゅうぇぇえ! いじゃいいい!」 その悲鳴に、親まりさと親ありすが反応した。 見れば、飾りのついてないゆうかがおちびちゃんたちをいじめているではないか。 「なにするんだあああああ! まりさのっ、まりさのだいじなだいじなおちびちゃんにいいいいい!」 「このげすゆうかあああ! いなかものはいなかものらしくできないのおおおお!?」 「ちょ、なにやって……やめなさあああああああああああい!」 長ありすが顔面蒼白になって制止する。 このままでは、ゆうかは殺されないまでも傷つけられるかもしれない。 そうなっては、下手をすれば一斉駆除という運命が待ち受けている。 「ゆうか、にげてえええええ!」 「いやよ! こんなれんちゅうにせなかをむけるなんて!」 ゆうかもゆうかで逃げられない事情がある。 背中には大事に育てた花壇があるのだ。 この状況で逃げられるはずもない。 「みんなああああ! そのまりさたちをとめるのよおおお!」 長ありすの号令と共に、群れのゆっくりたちが一斉に彼らに襲いかかり――。 「わわわ、とっぷうだよっ!」 そんな言葉と共に、物凄い勢いで親まりさと親ありすが蹴り飛ばされた。 「ゆべ!?」 「ゆぼお!?」 あまりの衝撃に、二匹は数メートル以上すっ飛んだ。 「…………」 「…………」 親まりさと親ありすはしばし見つめ合い――。 「「いじゃあああああああああああああああああああああああい!」」 そう言って、びだんびだんと体を跳ねさせて泣き叫び始めた。 「あの……ええと……」 「れいむはぎんめのれいむだよ」 ゆうかが救出されたにも関わらず、奇妙な目でれいむを見つめていた。 「さすがにかいゆっくりにけがをさせたらだいもんだいだからねっ」 「はあ……」 「ゆうか、だいじょうぶ?」 「ええ、くるまえにけりとばされたもの。それじゃ、もうすぐごはんさんの じかんだし、ゆうかもかえるわね。これはいつものゆっくりふーど」 ゆうかが手近のビニール袋を差し出した。中にはゆっくりフードが全員に行き渡るくらいに 詰め込まれている。 「ありがとう、ゆうか。 それじゃ、ありすたちはあのばかまりさたちをせいっさいするから」 そう言って、長ありすは凍るような瞳で痛みに悶えるまりさ一家たちを睨み付けた。 まりさ一家は、周囲をぐるりと成体ゆっくりに囲まれていた。 銀目れいむは、ニヤニヤとそれを見守っている。 「いったいなにを……ゆべえ!」 何かを言おうとした親まりさの顔に、石がブチ当たった。 取り囲んでいたれいむが、吹いたのだ。 「ゆっくりだまってね! おさ! こいつはむれのおさになろうとしただけじゃなく、 かいゆっくりまできずつけようとしたよ!」 「そうね。ほんらいなら、おやまについっほうがだとうだったけど、 ゆうかにけがをさせようとしたのは、ぜったいにゆるせないわ! みんな、えださんをよういして!」 言葉と同時、周囲のゆっくりが一斉に枝を口に咥えた。 「あ、ありす。とかいはに、とかいはになりましょう? ありすなら、それがわかってるはずよね? ね、ね、ね? とかいは……とかいはああ!」 「やめてね! やるならまりさをやってね!」 おそろしーしーを垂れ流しながら、親ありすと親ありすたちがそう叫ぶ。 「ゆ、ゆ、ゆっくりできてないゆっくりたちのくせになまいきだよ! いますぐまりさたちをかいほうしてね!」 空気を読まない子まりさの言葉。 「ゆわああ……きょわいのじぇえ……」 「ちょかいは……ちょかいは……」 赤ゆたちは震えるだけだ。 長ありすはそれを見て、すうっと息を吸って叫んだ。 「せいっさい、かいし! まずはおめめさんよ!」 「ゆああああああ! やめで! やめでやめでやめで……いじゃいいいいいいいいいいい! ありすの! ありすのおべべがあああああああああああああ!」 「まりさの! まりさのをやっで……いだいいいいいい! おべべ! おべべぷーすぷーすしないで! おねがい! おねがいいいいいいいい!」 「まりさ、ぷくーするよ! ぷくー……おべええええ! いじゃいいいいい! しゃしゃないじぇえええ! ぷーすぷーすやじゃああああ! おごっ、ごっ、ごああああああ! おめめさん! おめめざんがあああああ!」 「ゆぴ……ゆぴ……ゆげええええええええええええええ! ゆっくち! ゆっくちいいいいい!」 「ちょかいはあああああああああ!」 まず、それぞれ片目を抉られた。 白く柔らかい瞳を、荒い枝で突き刺し、こねくり回した。 「あんよをやっちゃって!」 「ざあああわあああるうううううなああああ! いじゃいよおおおおおお!」 「まりさの! まりさのしゅんっそくあんよさんがあああああああ!」 「まりちゃのあじもおおおおお!? やだよおおお! まりちゃのかもしかあんよをいだいいだいじないでええええええ!」 「「いじゃいいいいいいいいい! いじゃいよおおおおおおお!」」 次に、あんよを走れない程度にぷーすぷーすれた。 ささくれだった枝が、あんよの頑丈な皮をズタズタに斬り裂いた。 餡子がたちまち漏れ出すが、無理矢理立たされることで流出を防がれる。 しかし、傷がある部分を自身の体重で押さえつけているのだ。 痛くないはずがない。 「かみよ!」 枝を捨てたゆっくりたちが、次々とまりさ一家の髪に噛みついて毟っている。 「いやよおおおおおお! だずげでまりざざあああああああああああ!」 「やべでぐだざい! ありずの! ありずのきらきらかみのけをむしっちゃだめえええ! とってもとってもきれいなんでずうう! どがいばなかみのげえええええ!」 「いじゃいよおおおおお! まりしゃのかみのけにいだいいだいはやめええええ!」 「ゆくじ! いじゃああああああああああああ!」 「いじめにゃいでええええ! ちょがいばあああ! ぢょがいばあああああああ!」 たちまち、落ち武者のような饅頭が五匹誕生した。 「ぺにぺにとまむまむも! あにゃるはだめよ! そこらじゅうでたれながされたらゆっくりできないわ!」 成体ゆっくりたちは、親まりさたちを挟み込んで揺らした。 発情した彼らがぺにぺにを露出させた瞬間、枝で一斉に突いた。 「……っ! そ、それだげはやべでえええええええ! おちびちゃん、おちびちゃんがつくれなくなっじゃうううううう! おぶっ! いじゃい! ぺにぺにのさきっぽがいじゃいいいいいいい!」 「んぼおおおおおおお! ありすのごくっじょうまむまむをきずつけないでええええ! てんぐうのかみざまだってじょうっでんずるのにいいいいいいい!」 「いじゃいいいい! そぎょはぞぎょはまむまうでしゅうううううう! まりしゃおちびちゃんちゅくりたいんでしゅううううう!」 「さいごに、おかざり!」 彼らのお飾りを強奪し、枝で引き裂き、ジャンプして壊し、噛み千切って壊した。 「やべでええええ! いながものになっじゃううううう!」 「どがいばあああ! どがいばにいいいいいいい!」 「ゆっぐりでぎなくなっじゃうよおおおおおおおおおおお!」 「まりしゃのおきゃじゃりいいい!」 「ありちゅの! ありちゅのちょかいばっておかあしゃんがほめてくれた かちゅーしゃあああああああああああ!」 「これでせいっさいはしゅうりょうよ。 このまりさいっかは、きょうからあたらしいどれいまりさよ! むれのなかまだけど、なかまじゃないわ!」 「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」 瀕死の状態で横たわるまりさ一家は、虚ろな表情で長ありすの言葉を聞いていた。 (どれい……まりさたちが……どれい……? どれいはゆっくりしてないよ……ゆっくりしてないゆっくりがどれいになるべきだよ……) (あれ? まりさいま、ゆっくりしてない……。 じゃあ、まりさはやっぱりゆっくりしてないゆっくりなの……?) (おかしい……おかしいよ……。 こんな、はず、じゃ……) この日、まりさ一家はたった一日で完全にゆん生を転落した。 ――数日後。 「ゆふう……ゆふう……」 まりさたちは奴隷ゆっくりとなり、野良ゆっくりがやらなければならない仕事でも かなり過酷なものを押しつけられていた。 這いずり回ってゴミを拾い、ありすと共同でゴミ袋を引き摺っていく。 彼らが向かうのは、不衛生な雑居ビルの隙間などだ。 こんな場所では、幸運に恵まれて捨てられたあまあまさんを拾うことなどまずない。 ただただ、腐ったゴミをゴミ袋に入れるだけ。 それも、ドロドロした訳の分からないものを一旦口に入れて、ゴミ袋に 吐き出さなければならないのだ。 その不快さは、親まりさが餡子を吐き出しすぎて瀕死になりかかるほどだった。 いつまで経っても慣れることのない、拷問。 そればかりではない。 プライドの高い二匹には、とてつもなく辛いことが待っているのだ。 「……」 「めーりん……まりさ……ゆっくり……」 「ゆっくりしているゆっくりにしては、ずいぶんとまあさえないんだぜ」 街まりさの冷たい言葉。 そして――。 「じゃおん……」 何よりも堪えるのが、街めーりんの同情した目線なのだ。 冷たく睨まれるのは、もう慣れてしまった。 だが、めーりんはそんな自分たちに同情してくれている。 それは、これまでめーりんをゆっくりの最下層にカテゴリしていた彼らには、とても 耐えられることのないものだった。 「ありす……いくよ……」 「とかいは……とかいは……」 ありすはぶつぶつと、とかいはという言葉を念仏のように呟いている。 唱えるのを止めれば、死んでしまうというように。 おちびちゃんたちも悲惨なものだった。 子まりさは、まずぱちゅりーが教師となる学校で働かされていた。 「むきゅ。まりさ、このくささんをたべてみなさい」 「ゆゆ!? たべさせてくれるの!? ゆっくりむーしゃむーしゃするよ!」 少量の草を喜び勇んでむーしゃむーしゃした途端、口がものすごく痒くなった。 「ゆびゃ! かゆい! かゆいよおおおおおおお!」 「いい? このくささんは、むーしゃむーしゃするととってもおくちがかゆいかゆいになるの! たくさんたべるとたくさんかゆくなるから、ゆっくりたべちゃだめよ!」 「「「ゆっくちりかいちたよ!」」」 「ぶびゃあああ! がゆいいいい! がゆいいいいいい!」 まりさは危険な食べ物を、いつも食べさせられる。 腐った食べ物、毒のある草、固くて食べられない木の実……。 そういったものを食べたらどうなるかを、きちんと教えているのだ。 何しろ、子まりさが実験台なおかげで「たべてもれいむはへいきだよ!」などと言い出すアホが 皆無になってくれるのが親たちとしては大助かりだった。 それだけではない。 「あまあまだど~♪」 「ゆんやああああ! たすげでえええええええええええええ!」 子まりさは必死になって、空をふわふわ飛ぶ子れみりゃから逃げている。 だが、周囲の群れは反応が薄い。 この子れみりゃは「飼いゆっくり」だ。飼い主に頼まれ、ときどき「かり」の真似事 をさせているのだ。 無論、なるべく殺さないという条件付で。 「ゆひいいいい! やだよおおお! れみりゃどっかいってよおおおお!」 「あまあま~♪ れみりゃのごはんになるんだど~」 子まりさは必死になって逃げ回り、子れみりゃはニコニコ笑顔であまあまを追いかける。 見守る飼い主は、「元気になってよかったなあ」などと考えている。 子まりさのゆん生は毎日毎日が、チキンレースだ。 そして、赤ありすと赤まりさは。 「ぺーろぺーろ……ぺーろぺーろ……」 「ぺーろ……うぷっ……ちょかいはじゃ……ない……」 公衆便所を舐めさせられていた。 何ともいえない不快な臭い、不潔で冷たい便器。 赤ゆたちは、何も教えられずにただひたすら舐めて綺麗にすることを命じられている。 これは銀目れいむの発案である。 「おちびちゃんのころから、べんきになれさせたらだいじょうぶかも」 確かに、赤ゆたちはここが「にんげんさんがうんうんしーしーするところ」であることを知らない。 知っていれば、ただちに餡子を吐き出して死ぬだろう。 知らなくとも、誰かに教えられてしまえばその瞬間に終わりだ。 子まりさに負けず劣らずゆん生綱渡り、それが二匹の赤ゆっくりたちだ。 ゴミを頬張る親まりさと親ありす。 「ゆべえ……ゆべえ……」 毒を食べさせられる子まりさ。 「ゆぎ……うおえ……」 便所を舐めさせられる赤ゆっくりたち。 「ぺーろ……うべ……ぺーろ……」 山にいたころのゆっくりした生き方など、もうどこにも見当たらなかった。 家族とのゆっくりした会話もほとんど皆無になり、仕事が終わればただ 寄せ集まってすーりすーりしながら啜り泣くだけだ。 疲れ切った体で眠りに就くたび、親まりさは考える。 (これは、ゆめだよ……ぜったいに、ゆめ……。 めがさめたら……きっと……なにもかも……もとどおり……) そして、目が覚めるたびに 「ゆめ……ゆめじゃ……ゆめじゃないよお……」 そう言って、嘆き続けるのだ。 ――さあ、親まりさ君。これがあなたたちのゆん生ですよ。 スクリーンの映像が停止し、照明が照らされる。 親まりさも、親ありすも、子まりさも、赤まりさも、赤ありすも。 皆、涙を流していた。 自分たちのみっともなさを、第三の視点から見てひたすら泣いていた。 銀目れいむが、ニコニコしながらまりさ一家に尋ねる。 「楽しんでいただけましたか?」 親まりさはそうして初めて「おかざり」に関係なく、目の前の『れいむだったもの』を 認識した。 「にんげん……さん……」 「おや、バレてしまいましたか。騙していてすいませんね」 白衣の中年男は、銀色のビデオカメラで親まりさを撮り続けながら再度問い掛ける。 先ほどまで腕に縛られていたれいむのリボンは、ポケットにしまい込まれていた。 「さあ、まりさ君。幸せを失った気分は、どうですか?」 だがもう、まりさ一家たちにとってはどうでもよい出来事だった。 れいむがれいむでなくなろうが。 自分の転落ゆん生を人間たちが笑って見ていようが。 自分の舐めていたものが、どれほど不潔なものかを知らされようが。 「ゆぴ……ゆぴぃ……ゆぴぃぃぃ……。 かなしいよお……かなじいいよおお…………。 いやだよお……こんなゆんせい……いやだよお……。 ゆっくりしたいよお……ゆっくりさせてよお……。 ……もう、やだよおお…………」 ただただ、あのときのしあわせーだった自分たちを思い出し――彼らは 泣き続けるしかないのだ。 <あとがき> 転落まりさ一家の下に、うんうんまりさ一家がいます。 感想スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1304613952/ 過去の作品 anko3216 愛するでいぶ anko3238 ゆ虐思考 anko3257 赤ゆ十連発(前編) anko3263 赤ゆ十連発(後編) anko3271 手を触れずに殺害せよ anko3274 子ゆっくりのゆん生が終わるまで anko3300 何もしない 赤ゆ編 anko3312 れうこくろりぐる anko3342 テンプレ的自滅シークエンス anko3358 くらくなるまでまってね! anko3368 ぷりぷりもるんもるん anko3428 子まりさと仲良し家族 挿絵:
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ゆっくりいじめ系2100 メタな人たち 前編からの続き 「ゆっ?まりさのかわいいかわいいあかちゃん?」 辺りを見回しても、あの小さな饅頭の姿はもう無い。 ただ赤れいむがいたと思しき場所に、人間さんの大きな足が、柱のように突き立っているだけだった。 飛び散った餡子の温もりだけが、まりさの頬にびちゃりと貼りつき、次第に乾燥していった。 「はーい駆除――――」 「ゆ?ゆ・・・?まりさのあかちゃんは?まりさのとってもかわいいあかちゃんどうしたの? どうしたの!!どこにいったの!!こたえてね!!ゆっぐりごだえでね!!!」 「削除しました。だからお前らの考えるゆっくりなんて偽者なんだって、全部嘘っぱち! ゆっくり出来なくなるためのゆっくりなんて、ゆっくりじゃないだろ? 赤ゆはその最たるもの。 偽善と欺瞞の塊である赤ちゃんがいなくなってよかったね。これで少しはちゃんとしたゆっくりに近づけたかな」 そう吐き捨てるお兄さんの顔には、何の感慨も浮かんでいない。 ゆっくりを虐めて楽しむ子供、或いは大人のような、明るい笑顔すら無い。 虫を殺したような……というよりむしろ、困っているお年寄りを助けた後のような、当たり前の顔をしていた。 そんな彼の姿を見て、お姉さんの方は眉を顰め、明らかに引いていた。 「うわあ、きったない……よくそんなの踏めるね。赤ゆなんて虐厨のオナティッシュみたいなもんじゃん」 「おい、ちょっとは発言に品性というものをな」 そう言いながらもお兄さんは慌てて足を持ち上げ、足首をスナップさせて靴にこびりついた餡子を跳ね落としていく。 砂と混じったその一かけらが、ぴしりとまりさの目元に当たる。そして、まりさはキレた。 「ゆがああああああああああ!!よぐもばりざのがわいいあがぢゃんを!! ぜったいにゆるざないがらね!!あかちゃんごろじだにんげんざんはゆっぐりじねぇぇぇぇ!!!」 全てのゆっくりを奪われ、完膚なきまでに追い詰められたまりさの身体を動かしたのは、 今までに感じたこともないような憤怒の感情だった。 全身の皮や餡子をフル稼働させ、ただ目の前の人間への悪意を体現する為、激しい体当たりを繰り出す。 赤ちゃんれいむの命を奪った憎き人間の足に、ぽすんぽすんと衝突を繰り返す。 ぶつかるたびに、まりさの顔も痛かった。大きな石さんにぶつかったような痛みだった。 しかしやめる訳にはいかなかった。まりさの心はその何倍も痛かったし、 無残に殺され、死してなおその命を侮辱された赤ちゃんの痛みは、その遥か上を行くはずだからだ。 「うわ、ほんとに全然効かないんだ」 「弱体化されまくってるからなぁ。俺の知ってるゆっくりだったら、俺なんて数秒で消し炭にしちゃうんだけどねぇ~」 「っていうかこんな風に怒りまくってる時点で、みんなが知ってるゆっくりじゃないし(笑) まりさ、ゆっくりしていってね(笑)」 「うるざいよ゛!!かってにしゃべらないでだまっでね!!ばりざにゆっぐりじないでやられてしんでね!! ばかなにんげんさんたちはさっさとじね!!ばりざだぢをゆっぐりざぜないばかはじねえええぇぇぇ!!」 まりさがもう何度目になるか解らない体当たりをする瞬間、お兄さんは足をひょいと上げ、 突っ込んでくるまりさの身体をかわし、そのまま通り過ぎていくまりさの後頭部をちょんと爪先で突いた。 勢い余っていたまりさは、コロコロと前方に転がっていった。 「ほ~ら出た、暴言、ゲス口調。何でそんなに口汚いの? 相手にゆっくりして欲しいんじゃないの?」 「多分、虐厨以外の普通の人でもムカつくゆっくり、ってのを演出したかったんでしょ。 その結果ゆっくりでも何でも無い生物になってちゃ世話ないけどね(笑)」 「悪口を言うだけの機械だな……ただ生きてるだけでもうゆっくりしてないじゃん。 こんな意味不明なもの虐待して楽しいのかね、キチガイどもは」 「・・・・・ふざけないでね・・・・まりさはおこってるんだよ・・・・・!!」 無様な前転から何とか身を起こしたまりさは、静かに怒りを口にした。 相手に手玉に取られたことで少し頭を冷やしてもなお、煮えたぎる感情は収まる気配を見せなかった。 「あかちゃんは・・・・あかちゃんはすごくゆっくりしてたんだよ・・・みんなまりさのあかちゃんがだいすきだったんだよ・・・!! それにもうすぐ・・・・かわいいかわいいいもうとがうまれるって、わくわくしてたんだよ・・・・・ りっぱなおねえちゃんになるって・・・・まいにちまいにち、ゆっくりがんばってたんだよ・・・・!! れいむのおなかにいるあかちゃんも、おねえちゃんにあえるのをすごくたのしみにしてたんだよ・・・・・・!! それを・・・・それをにんげんさんたちはぜんぶこわしちゃったんだよ・・・!!ぜったいにゆるせないよ!!」 そこまで言い切り、まりさは顔を上げ、ギッと人間を睨み付けた。 先ほど威嚇でやったように、無理に怖い表情を作ったのではない。それよりも恐ろしい形相が、自然と顔に浮かんで来た。 暴力の手段をあまり持たないゆっくりにとって、口上が持つ意味は大きい。 これがゆっくり同士の争いであれば、まりさの喋りは怒りと気迫を相手に伝える、かなり上出来のものと言えただろう。 良心を持ったゆっくりが相手であれば、場合によっては泣いて謝ってきたかもしれない。 しかし相手は、尋常ならざる人間。 情に駆られるなどというわけもなく、その表情はますます苛立ちを増した。 「あ……? もう一匹赤ゆがいんのか?」 その返事を聞いて、今度こそまりさの頭は完全に冷え切った。 人間さんは、まりさの話なんて全く聞いていない。 それだけならまだいい、まりさに都合の悪い情報だけはしっかりと聞いている。 害虫の羽音を耳にして、その意味や内容を考える人間は普通いない。黙って殺虫剤を取り出すだけだ。 ゆっくりの赤ちゃんへの嫌悪という殺虫剤が家族に向けられようとしているのを、まりさは感じた。 そして同時に悔いた。自らもまた、人間さんが赤ちゃんを嫌いだと言っているのに耳を貸さずに喋っていたことを。 「ゆ・・・・い、いないよ・・・・あかちゃんはここにいたおねえちゃんだけだよ・・・・・」 「え~もういい加減スルー推奨なんですけど。キリないじゃん」 「いや、俺は目の前に害虫の巣があると解ってたら、無視は出来ないタチなんだ」 まりさが家族を守るために吐いた嘘も、むなしく掻き消されていく。 人間さん達が赤ちゃんを殺すの、殺さないのという話をしている間、まりさの冷めた餡子は冷静に思考していた。 それは極限状況でのみ実現する、日常のまりさではありえない量と速度の思考だった。 (このままにんげんさんにつかまったら、おうちのばしょをいわせられるかもしれないよ。 ぜったいにいわないっていっても、いっぱいこわいめにあわされて、むりやりしゃべらせるかもしれないよ) (それともまりさをつかまえて、もりのなかからまりさのおともだちのありすやぱちゅりーをみつけて、 このまりさのおうちはどこ?ってきくかもしれないよ。ゆっくりできるひとのふりをされたらおしまいだよ) (おねえちゃんのかたきはうちたいけど・・・しんじゃったおねえちゃんよりも、 いきてるれいむと、うまれてくるあかちゃんのほうがだいじだよ・・・ごめんね、おねえちゃん!!) 数秒間のゆっくりとした思考の後、まりさは道から飛び出し、草むらに飛び込んでいた。 人間達はまりさが自分からその場を放棄することなど想定していなかったのか、やや驚いてそちらを見た。 実際にはまりさは、草むらを二、三歩進んだだけだ。 しかし生い茂る草さんに身を隠せているので、既に逃げおおせた気持ちで、その後の人間さんの声を聞いた。 「あ~らら、逃げられちゃった(笑)」 「やれやれ、しょうがないな。じゃあ森中探し回って、それらしい赤ゆを見つけ次第駆除していくか。 今の奴の巣をピンポイントで狙えれば良かったんだけど、仕方ないね」 (ゆゆ!?) とんでもないことを言い出した。 このままではまりさのせいで、森中のゆっくりがみんなゆっくり出来なくなってしまう。 いっぱい赤ちゃんが殺されて、次世代を失った群れはなくなってしまう……。 まりさは激しく動揺したが、しかし一方で冷酷に割り切ってもいた。 人間さんは、とても強い。人間さんがやろうと思ったことを止めることなど、とてもじゃないが出来ない。 それは先程本気で戦ったことで、無意識レベルまで徹底的に刷り込まれた。 それにそうでなくても元々、まりさは一人の弱いゆっくりだ。出来ることといえば、自分の家族を守ることくらい。 だから、人間さんを止めるなんて大それたこと言わない…… 愛するれいむだけでも、人間さんに見つかる前に安全なところに移す。 そう最終決定を下したまりさの行動は、文字通り速かった。 すばやく草むらの中を駆け、迷い無く一直線に、我が家へと向っていく。 狩りでどんなに速い虫さんを追いかけた時でも、これほどのスピードは出していなかった。 まりさは今、森で一番速いのが自分であるかのように感じていた。しかしそれでも、焦りに応えるには全然速度が足りなかった。 (れいむ、まっててね!まりさがぜったいにたすけてあげるよ!ぜっっっったいだよ!!!) 隠れ場所は、どこにしよう……小さい頃にかくれんぼをした洞穴にしよう。 あまりにも上手に隠れすぎて、お母さんもお姉ちゃんもまりさを見つけられず、一晩孤独に泣き明かした思い出の洞穴。 あそこなら絶対に人間さんも見つけられないはず、そこでゆっくり赤ちゃんを産んでもらおう…… そんな風に思案しながら、ついにおうちある木の根元に辿り着いたまりさの視界に飛び込んで来たのは、 滅茶苦茶に壊されたおうちの入り口と、その両側に佇む、赤ちゃんを殺した人間さん達だった。 「ゆっ・・・・!?ど、どうして・・・・」 「あ、ようやく来た。マジで遅いんだね虐待用ゆっくりって。一応ゆっくりしてるってことかな? こんなところばっかり都合よくゆっくりさせて、ゆっくりらしさを確保したつもりなのかね(笑)」 「行き先見てから先行余裕でした。ちょっと煽っただけですぐに自分から急所晒すんだよね。 ちなみにこの荒らしテクニックは虐厨に結構効果的なので俺はよく使ってる」 草むらに飛び込んでからほとんど動かなかったまりさの位置と動きは、完全に把握されていた。 まりさは未知のスピードの世界を体験していたが、それは人間からすればジョギングで追い抜ける程度のものだった。 まりさの向かう方向でそれらしいものを探せば、おうちを特定することは簡単だったのだ。 しかしまりさにとって、そんなことは今は問題ではない。 「な、なんでにんげんさんたちがばりざのおうちに・・・・・・ れいむ・・・・れいぶはどうじだのおおぉぉぉ!!でいぶうぅぅぅぅぅぅ!!?」 人間には脇目も振らず、ただ愛する伴侶の安否を確認するため、おうちに飛び込んでいくまりさ。 家族を失ったことで少し広々として見えるおうちの真ん中には、両目から涙を流すれいむが鎮座していた。 その涙の理由を考えるよりも先に、まりさはれいむが生きていることを喜んだ。 「れいむうぅぅぅ!!ぶじだったんだね!!まりさとってもうれしいよおぉぉぉぉ!!」 「ぶじじゃないよ・・・まりさ・・・ぜんぜんぶじじゃないよぉぉ・・・」 「ゆ・・・?」 再会を喜ぶすりすりをしようとして、まりさは気付いた。 れいむから流れ出しているのは、二筋の涙だけではないことに。 お腹の真ん中から生まれたての赤ちゃん特有の、サラサラとした液状の餡子が漏れ出てきている。 その流出源、れいむの産道からは、おそらく素敵なお帽子になるはずだった黒い襤褸切れの破片が覗いている。 「ゆ?れ、れいむ・・・・あかちゃんは・・・・・」 「もういきてるわけないでしょ・・・・にんげんさんにおなかをけっとばされてしんじゃったよ・・・・・ たすけて、たすけてってずっといってたのに、まりさはたすけてくれなかったよ・・・・・ にんげんさんは、おなかのなかのあかちゃんをちょくせつけりとばしたんだよ・・・ だからまむまむもずたずたになっちゃったよ・・・・もう・・・もうごれじゃにどとあがぢゃんうめないよおぉぉぉぉぉ!!」 れいむの慟哭が最高潮に達した瞬間、その頭上、巣の外では二人の人間達がハイタッチをした。 「ふぅ~、また一つ悪の根源を絶てたな」 「つーかぺにまむ付きゆっくりとかマジキモイよね。交尾の形態まで人間に似せないと気が済まないのかっていう。 まさに人間さんの醜い自己の投影のキワミ(笑)この世から消滅して欲しいわ」 「やれやれ、ちょっと虐待用ゆっくりという汚物を見すぎて目が腐りそうだわ。 帰ってニコニコ見ようぜ」 「そだね。mugenトナメのゆっくり無双動画でも見て今日の汚れを落とそうか」 「中和、中和ー」 そうして人間さん達が和やかに談笑しながらその場を去り、どこへともなく姿を消していく間も、 まりさは泣きじゃくるれいむの前で、ただただ呆然と、呆然としていた。 支えを全て失い、まりさの心は立っていられなかった。立っている意味が無かった。 赤ちゃんはみんな死んでしまった。もう赤ちゃんは生まれない。だからもうゆっくり出来ない。 いや、最初からゆっくりなど無かったのだ。結局、全てはあの人間さん達が言った通りになってしまった。 しかし、自分達がゆっくり出来なくなるために生まれてきたのなら。自分はその本懐を今、果たした。 「・・・ゆっくりのあかちゃんはしぬためにうまれてくるんだよ」 「・・・・ゆ?まりさ?」 「あかちゃんはころされて、おかあさんをうんとかなしませて、なかせるんだよ。 うまれるまえにおやくめをはたしたまりさのあかちゃんは、やっぱりすごくゆっくりしてるよ」 「まりさ?なにいっでるの!?しっかりしでね!ゆっぐりしていってね!!!」 「れいむ、はいきんぐにいったあかちゃんもちゃんとしんじゃったよ。 すごくたくさんゆっくりして、それがまるごときれいにつぶされちゃったよ。 れいむもそのぶん、いっぱいなきさけんであげてね。そしたらみんなゆっくりできるんだよ。 れいむ、これからもいっしょにゆっくりしようね。いっぱいゆっくりできなくなろうね」 「ばりざがおがしくなっぢゃっだよぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 滅びを受け入れたものから消えていく。 この森に住むゆっくりの群れは、このまりさを中心にして徐々にゆっくり出来なくなり、滅亡の一途を辿った。 自然に発生したゆっくり達がそれに取って代わり、以前からの住人のような顔をして群れを形成する。 そして森中に、幻想郷中に、約束された悲鳴を響き渡らせ、心を絶望のために消費していく。 そうしてこの世界は回っている。 了 あとがき: オチに悩んだ。そして悩むことをやめた。
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anko0500 れいむ・マスト・ダイ(後編) anko0501 俺が、ゆっくりだ! anko0502 ただ一つの anko0503 ゆっくり戦記・前編 anko0504 2200円れいむ(後編) anko0505 kodoku anko0506 お前もポールさんみたいにしてやろうか!? anko0507 町ゆっくりの食料事情 anko0508 お尋ねゆっくり anko0509 明日に向って飛べ! anko0510 僕と『あの子』とゴミ饅頭と anko0511 偽りの賢者 anko0512 復讐の為にゆっくりに畑という概念を教えてあげた anko0513 ゆ怨 【挿絵】 anko0514 バケツまりさ anko0515 ゆっくりブリーダー anko0516 ゆう俗店 anko0517 ゆっくり天地創造 anko0518 れいむのだんなさん anko0519 みんなの幸せのために anko0520 黒色の魔法 anko0521 久城学園の不思議 anko0522 俺が、ゆっくりだ! 2 anko0523 ゆレー射撃 anko0524 戻らずの丘 【挿絵】 anko0525 おうたをうたったけっかがこれだよ! anko0526 はげの行進 【挿絵】 anko0527 俺が、ゆっくりだ! 3 anko0529 幸せ 【挿絵】 anko0530 投稿しよう 起・承 anko0531 俺が、ゆっくりだ! 4 anko0532 ゆっくり親子 とクズ人間 ~Another~ 【挿絵】 anko0533 俺が、ゆっくりだ! 5 【挿絵】 anko0536 俺が、ゆっくりだ! 6 【挿絵】 anko0537 苦悩に満ちたゆん生 【挿絵】 anko0538 ビッグゆっくり爆誕 【挿絵】 anko0539 俺が、ゆっくりだ! 7 anko0540 ゆっくりほめ anko0541 れいむとまりさとありすとぱちゅりーがゆっくりするSSさん anko0542 てんこがゆっくりするSSさん anko0543 肉まんと出かけよう 前編 anko0544 希少種の価値 anko0545 ドスハンター anko0546 俺が、ゆっくりだ! 8 anko0547 俺とゲスと自業自得な餡子脳 anko0548 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね! anko0549 希少種の価値 1,5 anko0550 希少種の価値 2 anko0551 ユグルイ その7 anko0552 俺が、ゆっくりだ! 9 anko0553 体3 anko0554 空から降る100万のぷくー 【挿絵】 anko0555 俺が、ゆっくりだ! 10 【挿絵】 anko0556 ゆっくり研究発表 anko0557 ユグルイ その8 anko0558 あるドスまりさの一生 とてもゆっくりした群れ anko0559 ドゲスー anko0560 ゆっくりとサバゲー対決 anko0561 弱虫まりさとほんとの勇気 anko0562 投稿しよう 転・結 anko0563 赤ゆ出産テンプレ虐待 anko0564 フォレスト・オブ・マッドネス anko0565 ゆ身売買 anko0566 おぼうしをおいかけて 【挿絵】 anko0567 古い言い伝え anko0568 おんもでゆっくりしよう!3 anko0569 ありす観察日誌 anko0570 おぼうしをぶん投げて anko0571 ユグルイ その9 【挿絵】 anko0572 えーき様とお義母様 anko0573 ドゲスまりさの優雅なひと時 anko0574 虐待・前篇 anko0575 ドール anko0576 野良ゆっくりの一家の訪問を受けた anko0577 ゆっくりを愛でてみた anko0578 ゆ狩る海峡冬景色(ver1.02)改行 anko0579 おぼうしのなかにあったもの 【挿絵】 anko0580 やさしいまち anko0581 採用通知? anko0582 虐待・後篇 【挿絵】 anko0583 死体 【挿絵】 anko0584 公園で暇つぶし anko0585 ドスと理想と長の資格 前 anko0586 どうしてちがうの? anko0587 人間vsゆっくり 前編 anko0588 罪 anko0589 裁 anko0590 れいむの平和な一日(前編) anko0591 ゆっくりしたハロウィンさん 【挿絵】 anko0592 肉まんと出かけよう 完全版 anko0594 れいむの平和な一日(後編) anko0595 独り占め anko0596 ドスと理想と長の資格 後 anko0597 蹴る anko0598 あるドスのゆっくり anko0599 DYC
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・餡子ンペ10夏作品 ・書いたのは麦茶あき ・餡子コンペじゃなくて餡子ンペだったんだねー間違えて恥ずかしいよ お兄さんはペットショップでれいむを買った。 れいむは嬉しそうに「ゆっくりしていってね!!!」と挨拶をした。 お兄さんもれいむに挨拶し、れいむはめでたくお兄さんの飼いゆっくりになった。 しかし、これが悲劇の始まりである。 れいむはいい飼いゆっくりさ 「おにいさん!れいむにおちびちゃんができたよ!!」 「ゆふ~ん♪れいむとまりさのおちびちゃんだよ、おにいさんはまりさをかいゆっくりにしてね!」 ある日お兄さんが家に帰ると飼っていた飼いゆっくりのれいむが妊娠していた。 相手は隣にいる汚いまりさだろう。 一発で野良だということがわかる。 窓は閉まっていたはずなのに開いている。 おそらくれいむが開けたのだろう、器用な奴だ。 れいむの頭には自慢のおちびちゃんとやらが実っていた。 全部で六匹。 植物型妊娠では多いほうである。 六匹の赤ゆっくりは幸せそうに眠っていた。 「おにいさん!まりさをかいゆっくりにしてほしいよ!」 「おねがいだよ!まりさをかいゆっくりにしてね!!」 どうやらこのまりさ飼いゆっくりになりたいがためにれいむとすっきりしたそうだ。 ちなみにれいむはまりさと自分の子供が欲しかったためすっきりーした。 もちろんお兄さんは・・・・ 「駄目」 「「どぼじでえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ????!!」」 当たり前である。 「なんで?!すっきりしたらかいゆっくりになれるんじゃないの??!」 「ゆゆ!!おにいさん!いじわるしないでね!!」 すっきりーしたから飼いゆっくりになれるとはどこまで餡子脳なのだろう。 もちろんそんなバカなことが起こることは一切ない。 後は飼い主の逆鱗に触れたまりさは制裁され、れいむは飼いゆっくりとしての価値を失い捨てられる。 というのが本来の筋書きなのだが・・・ このお兄さん、怒るどころか逆に喜んでいるように見える。 「まりさ、飼いゆっくりにはなれないけどこのれいむと番になることは許してあげるよ」 「「ゆ??!」」 お兄さんの予想外の言葉に戸惑う二匹。 どうやらこのお兄さん、飼いゆっくりになることは駄目と言ったがまりさと番になることは許すと言ったのだ。 れいむはそのことで喜んだが、まりさは飼いゆっくりになれないことに落ち込んでいた。 「なんでまりさはかいゆっくりになっちゃいけないの?!」 「まりさ、世の中にはそのまま人間に潰されるゆっくりだっているんだぞ。 君は運がいい立場にいると考えたほうがいい」 「ゆぅ・・・」 まりさは納得できなかったが、渋々お兄さんの言葉を理解した。 しかしこのお兄さんどういうつもりなのだろう。 「野良としての生活をまた送ってもらう、だがその代わりこちらから飯を食えるだけの食料を提供しよう」 「ゆっ??!いいの!?」 なんとこのお兄さん、まりさが野良のままでいる代わりに食べ物を分け与えようというのだ。 一体なにを考えているのだ? 「じゃあ、れいむもまりさと・・・」 「お前は飼いゆっくりのままだ」 「どぼしてええ??!」 れいむがまりさと共に行こうとしたがお兄さんに止められてしまった。 納得がいかないれいむ。 「なんでなの、おにいさん!!」 「お前はこのまま俺の飼いゆっくりだ。まりさとはいわいる別居生活だな」 「ゆ~・・・」 「別に会えないわけじゃない。別居してもらうだけさ、面会もさせてやる」 れいむはお兄さんの言葉に従った。 まりさとの生活が名残惜しかったが仕方が無かった。 「れいむ・・・・あしたあいにいくよ」 「わかったよ、まりさ」 まりさとれいむは互いに別れを告げそれぞれの家へ帰っていった。 まりさのお帽子には沢山のお菓子が入っていた。 れいむにはわからないことがあった。 何故まりさと一緒に居させてくれないのか。 お兄さんにその疑問をぶつけてもはぐらかすだけだった。 だがお兄さんは「れいむにはまりさとの子供がいるじゃないか」と言った。 そうだ、れいむにはまりさとのおちびちゃんがいた。 嬉しそうに眠っている自分のおちびちゃん。 そんな時お兄さんが「おちびちゃんに早く会いたくないか?」と言ってきた。 れいむ自身おちびちゃんにも会いたかったし、何よりまりさやお兄さんも喜ぶはずだと、 れいむはお兄さんにお願いした。 お兄さんはれいむにオレンジジュースを飲ませた。 これでおちびちゃんが早く生まれるらしい。 そして・・・・ プルプル・・・ ポテッ・・ 「「「「「「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」」」」」」 「ゆっくりしていってね!!!」 茎から子供が落ち無事に産まれた。 赤れいむ 3 赤まりさ 3である。 みな元気そうでゆっくりしていた。 れいむは自分の子供にす~りす~りをし、頭に生えていた茎を子供たちに与えた。 「「「「「「む~ちゃ、む~ちゃ・・ち、ちあわせー!!!」」」」」」 赤ゆっくりたちは初めて食べる茎の味に感激しながら食べていた。 れいむはそのことに喜びながら自分の子供を見つめていた。 だがその時一匹の赤ゆっくりれいむがお兄さんに持ち上げられた。 赤ゆっくりは「おしょらちょんでぇりゅみちゃい!!」なんて騒ぎ、 他の赤ゆっくりたちはそのことで羨ましがっていた。 れいむはきっとお兄さんが自分のおちびちゃんと遊んでくれるのだろうと思っていたが、 お兄さんのした行動はれいむの思考と180度逆だった。 お兄さんは赤ゆっくりを握りしめるような状態にして・・・ 力をそのまま入れた。 ギュウウウウウウウウウ・・・・・ 「ゆぎいいいいいいいいいいい!!!」 「おちびちゃああああああああああああああああああああんん??!!」 突然赤れいむが苦しみ始めた。 お兄さんが握り締めているせいである。 何故そんなことするのかれいむには理解できなかった。 「やめてね!!!いたがってるよ!!」 お兄さんはれいむを無視し、そのまま握り続けた。 ギュウウウウウウウウウうううう・・・・・ 「ちゅ・・・ぶれりゅうう・・・・・・!!」 「くるちい・・・・!!!」 赤れいむは握り締められて体が圧迫されている。 すでに顔は赤くなっており、口からは餡子が出ている。死の兆候だ。 「たしゅ・・・・け・・・!!」 「おにいさああああああああああああああん!!!やめてええええええええええええ!!!」 そして・・・ ブシュウッ!!! 「ゆべえ!!」 赤れいむの口、目、まむまむ、あにゃるから餡子が一斉に出た。 お兄さんは赤れいむだったものをれいむの目の前に捨てた。 れいむは目を開き、目の前で起きたことがわからなかった。 どうしておちびちゃんがしんじゃったの・・・? なんでおにいさんこんなことするの・・・? れいむ・・・わるいこと・・・した?? そんなことを思いお兄さんを見つめていた。 お兄さんはそんなことは知らずに次の赤ゆっくりを持ち上げた。赤まりさである。 「おきゃーしゃんたしゅけちぇええええええええ!!!」 赤まりさの助けの声で我に返ったれいむ。 必死で赤まりさを助けようとしたが高さがありすぎて届かなかった。 「はなしてね!!おちびちゃんをはなしてね!!!」 もちろんお兄さんは無視。 お兄さんは赤まりさを台所へ持っていくとコンロに火をつけた。 れいむはお兄さんが何をするか理解できた。 やめて欲しいと叫んだが無視された。 お兄さんは赤まりさを串に刺し、 ブスッ・・・ 「いじゃいいいいいいいい!!!」 そのままコンロの上へ持っていった。 「あじゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!いじゃいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 「おちびちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん????!!」 直火焼きのようである。 お兄さんは串を回し始め赤まりさの全身を焼き始めた。 赤まりさは「あつい!!」「やめて」と叫んでいたが全身が黒くこげかけた頃から段々と声が小さくなり、 「ゆ・・・・・ぇ・・・いじゃ・・・・・ぃ」 「・・・・・」 「もっちょ・・・・・ゅ・・・・・」 永遠にゆっくりした。 れいむにはわけがわからなかった。 優しいお兄さんがどうしてこんなことするのか全然理解できなかった。 れいむはお兄さんを非難しようとしたがれいむは見てしまった。 お兄さんの顔が笑っている・・・・ 何故笑っているんだ?? おちびちゃんを殺して何故?? れいむはわからなかった。 「どぼじてぇ・・・??」 「教えてあげようか?れいむ・・・・」 その声はいつもと同じ優しいお兄さんの声だった。 「なんで赤ちゃんを殺しちゃったか・・・・・それはね・・・俺がそうしたかったからさ」 れいむは驚愕した。 お兄さんがそんなこと言うなんて!!! 酷い、酷過ぎる!! 「別に侮蔑してもいいよ、やりたくてやってるわけだし」 お兄さんは赤ゆっくり全員を持ち上げれいむが届かない位置に移動させた。 れいむは助けようとしたが届かなかった。 赤ゆっくりたちはお兄さんに怯えていて一箇所に固まっている。 一匹はしーしーを漏らしてしまったようだ。 お兄さんは赤れいむを摘み、赤れいむを見て何か考えているようだ。 「さて、どうしようかな・・・・そうだ」 何か思いついたようだ。 お兄さんは引き出しの中から爪楊枝を出した。 「典型的な虐待だが・・・・エイッ」 ブスッ 「いじゃああああああいいいいい!!!!」 ブスッ ブスッ ブスッ ブスッ ブスッ 「いじゃいいい!!いじゃいいよ!!やめちぇえええええええ!!!」 「これだけ刺しているのに元気な奴だ」 お兄さんは赤れいむに爪楊枝を刺しまくり赤れいむを虐待した。 ある程度虐めたらオレンジジュースをかけてやり傷を治す。 そしてそれの繰り返し。 何度か刺していたら赤れいむは「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」と痙攣し、 「もっちょゆっくちしちゃかっちゃ・・・」と言って死んでしまった。 「おち・・・び・・」 れいむはもう放心状態になりかけている。 お兄さんは次に赤まりさを選んだ。 引き出しから霧吹き器を出したお兄さんは水を入れ赤まりさにかけてやった。 プシュッ! 「ゆ!!きょれおみじゅしゃんじゃ!!」 霧吹き器の霧をかけられた赤まりさは微妙に濡れた。 お兄さんは何度も何度もかけてやり赤まりさに霧を浴びせた。 すると大量に水分を吸ってしまった赤まりさの体が溶け始めて原型を保てなくさせた。 「ゆぎいぃぃぃ!!!とけちゃうううう!!!」 お兄さんはそれでもかけてやりその様子を見て嬉しそうだった。 赤まりさはもうほとんど溶けてしまっていた。 「ゆぅ・・・・ぎぃ・・・・・・・」 完全に溶けきり物言わぬ何かになってしまった。 「お前はこっちな」 お兄さんは最後の赤まりさを霧吹き器の中に入れた。 赤まりさはなんとか抜け出そうとしたが出れずに落ちてしまった。 そのまま水が溜まっているところに落ちるかと思ったが帽子が下に落ちたのでなんとかその上に乗ることができた。 赤まりさは自分の安全を確認するとお兄さんに「はやくここからだせ」と言ってきた。 だがこの状況はお兄さんにとっては好都合だった。 お兄さんは赤れいむを電子レンジの中に入れた。 レンジを操作し、作動させた。 ゆっくりが電子レンジの中に入って温めたらどうなるか・・・・ 答えは簡単だ。 「ゆ?なんだきゃあったきゃくなっちゃよ!」 それも今のうち・・・ 「あちゅいよ!!きょきょきゃらだちてね!!」 「あちゅいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!れいみゅちんじゃうううううううううう!!!」 「やじゃあああ!!!ゆぎいぃ??!ゆがが・・・!!!」 パンッ!!!・・・・ 赤れいむは電子レンジの高温に耐え切れず破裂してしまった。 中に餡子が飛び散りお兄さんは「しまった・・・」と後悔した。 赤まりさの方にも異変は起きた。 自分を支えてくれた帽子が溶けているのだ。 赤まりさは助けてくれと言ってきたが、 お兄さんは無視してどうなるか期待の目でまりさを見ていた。 赤まりさの帽子に水が入ってきてついにやばくなった。 赤まりさは「助けて!」「いい子になりますから!」と懇願してきた。 だがお兄さんはもちろん無視した。 帽子に水が溜まり赤まりさは水の中に落ちてしまった。 赤まりさは生きようと水の中で泳ぐが、そのせいで体の方が崩れてしまった。 「ぼか・・・・がぼ・!・・が・・・」 何が言いたかったかわからないまま赤まりさは溺れて溶けてしまった。 れいむは呆然としていた。 するとお兄さんが注射器のようなものを持ってきてれいむのまむまむに挿し込んだ。 れいむは自分のまむまむに異物が入ってきたことに嫌がっていたが、 お兄さんはまむまむに何かを注入した。 すると・・・・・ ニョキニョキ・・・・・ れいむの頭に茎が生えた。 「なんでれいむがにんしんしてるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお???!!」 お兄さんが入れたものはゆっくりの精子餡だ。 当然そんなものを入れればゆっくりは妊娠してしまう。 お兄さんは先ほどのオレンジジュースをれいむにかけてやった。 すると茎についている実ゆっくりは次第に成長し始めた。 「成長剤入りと栄養剤たっぷりのオレンジジュースが気に入ったようだな」 実はこのオレンジジュースには実ゆっくり用の成長剤と栄養剤が混ざっているのだ。 そんなものを妊娠しているゆっくりに飲ませればどうなるかは一目瞭然。 実ゆっくりはすごい速さで成長し、 実ゆっくりは赤ゆっくりとなり生れ落ちた。 「「「「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」」」」 赤ゆっくりが元気に挨拶するが親であるれいむから返事が来ない。 れいむはハッと気づき赤ゆっくりたちに逃げるよう伝えた。 「おちびちゃんたち!!いますぐにげてね!!」 「「「「にゃんで??」」」」 赤ゆっくりにはわけがわからなかった。 何で自分たちが生まれたのに母親は挨拶をしてくれないんだろうと、 赤ゆっくりたちは怒り始めた。 「「「「ぷきゅー!!」」」」 「そんなことしてるばあいじゃないでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお???!!」 れいむはわからなかった。 何で自分の言うことを聞いてくれないのか。 そんなあほなことしているうちにお兄さんが赤ゆっくりたちに近づいて・・・・ シュッ・・・・ 「「「「ゆっ・・・??!」」」」 最初赤ゆっくりたちは何をされたかわからなかった。 だが突然自分たちの体に激痛が走った。 「いじゃいいいいいいいいいいいいい!!!」 「くるちいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 「あっがががががg!!!」 「ゆびゃああああああああああああああ??!!」 赤ゆっくりたちは激痛でのた打ち回った。 お兄さんは赤ゆっくりたちに先ほどの霧吹き器をかけたのだ。 といっても中身が違った。 中に入っていたのは水で少々薄めただけの激辛エキスだ。 薄めているとはいえそんなものを赤ゆっくりにかければどうなるかはさっきの結果である。 お兄さんは赤ゆっくりたちにもう一度かけてやり反応を見た。 「いじゃ・・・・・・・・・ぃ」 「ゅ・・・・・・・ゅ・・・・・」 赤ゆっくりたちは激痛で動けなかった。 動かせるものはもう自分たちの思考だけだ。 なんでこんな目にあっているのかと赤ゆっくりたちは必死に考えた。 すると赤ゆっくりたちはれいむの方を見て・・・・ 「「「「ゆ・・・くち・・させて・・くれない・・おやは・・・・・・・・・ちね!!!!」」」」 そう言った次の瞬間お兄さんに霧吹き器をかけられ餡子を吐いて死んでしまった。 れいむは自分の目の前で起きていることに全く理解ができなかった。 お兄さんはそんな困っているれいむにこう答えてくれた。 「なんで赤ゆっくりにこんなことするか聞きたいかい?」 「なんで・・・???」 「それはね・・・・・・ 俺は赤ゆっくりが死んでいくのがみたいからだよ」 「・・・・・・・・・ゆえ??」 れいむはお兄さんが何を言ったか理解できなかった。 「俺はさぁ・・・こういう小さい生き物が死んでいくのを見るのが大好きなのさ。 おかしいだろ?ガキの頃はそうやって遊んでいたもんな・・・・・・・ でもさ、大人になっていくにつれそのことに罪悪感が芽生えてきたんだよ・・・何でこんなことしてるのかって・・・ でも俺はそう考えるのはやめたんだ。 考えるのやめたらなんかすっきりしたよ、むしろやっていく内に楽しくなってきてね・・・」 お兄さんはベラベラとれいむに話した。 その内容は最早狂気だ。 「一番楽しかったのはゆっくりだな、特に赤ゆ。 あいつら虐待していくとすごくすっきりできた。」 れいむはもうお兄さんが何を言っているのかわからない・・・ 「だかられいむを飼ったんだよ」 れいむはその言葉に耳を疑った。 そんな理由で自分を飼ったのか?! 「なんでれいむなの??!」 「その方が都合がよかったからね、赤ゆっくりを産んでくれるのに」 「??!」 「れいむってのはさ、他のゆっくりに比べて子供を産む数が多いんだよ、だからさ。 俺がより多くの赤ゆっくりを潰せるために沢山赤ゆを産んでくれるお前を飼ったのさ。 あとは妊娠なんだけど、どうしようかと迷っていたうちにまさかれいむから妊娠してくれるなんて思わなかったよ。 あのまりさにお菓子を与えたのもお礼のつもりさ、野良は金が掛からないしね」 れいむは自分がしたことに後悔した。 きっとお兄さんはまりさと勝手にすっきりーしたから怒っているんだと思っていた。 「ごべんなさいいい!!!もうまりさとあいません!!おちびちゃんはいりません!!!」 「何で謝るのさ、むしろ俺は大歓迎だよ」 れいむは必死に謝ったがお兄さんには伝わらなかった。 それどころかどんどんすっきりして子供を産んで欲しいとまで言ってきた。 「ごべんなさい!!!ごべんなさい!!!」 「だから謝る必要なんてないよれいむ。 これからもおちびちゃんを作ってね!」 「やだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 れいむはもう三回もすっきりーさせられた。 産まれた赤ゆっくりは当然のごとくお兄さんに殺されてた。 気がつけば次の日の朝になっていた。 お兄さんが「まりさが来たぞ」と言ってきた。 れいむは急いでまりさの元に駆け寄った。 自分の愛しのまりさ。 番のまりさ。 会いたかった。 れいむは相変わらず汚いまりさに挨拶し、す~りす~りをした。 そしてお兄さんが自分たちのおちびちゃんにやったことを全て話した。 だがまりさかられいむの予想もつかない返答をされた。 「しってるよ」 「ゆうう!!?ど、どいうことなの??!」 なんでまりさがそのことを知っているのかわからなかった。 「さっきおにいさんがおしえてくれたんだよ。まりさたちのおちびちゃんはころしちゃったって」 「だったらまりさ!れいむをたすけ・・「やだよ」ゆうぅぅぅぅ!!!??」 まりさがれいむを拒絶した。 なんで拒絶したかれいむには理解できなかった。 「まりさはれいむとのおちびちゃんをつくることであまあまをもらえるんだよ、そんなことできるわけないじゃない」 「ま、まりさああああああああああ!!!おちびちゃんがかわいそうじゃないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!??」 「わるいけど、まりさがいきるためにひつようなぎせいだよ。そもそもれいむとすっきりーしたのもまりさがかいゆっくりになりたかったからだよ」 「れ、れいむをだましたの・・・?うらぎったの・・・??」 「さいしょからそのつもりだったけど、もうそのひつようはないよ。だってまりさはあまあまもらえてゆっくりできたから・・・ れいむにはすごくかんしゃしてるんだ。あとおにいさんにもね」 「こ、このゲスがああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 「かまわないよ、のらのたいはんがみんなゲスだから・・」 れいむはまりさの裏切りに怒りを隠せなかった。 自分が愛した相手はこんな奴だったのかとまりさに怒りをぶつけた。 そんなことしていたらお兄さんがやってきた。 「こらこら、喧嘩は駄目だろ?・・・じゃあまりさ、頼むよ」 「・・・・・・わ、わかったよ」 まりさは少し怯えながらお兄さんの指示に従った。 まりさはれいむの後ろに行き、す~りす~りをし始めた。 「ゆ??!まりさなにしてるの?!」 「・・・・・・」 まりさは黙ったままれいむとす~りす~りし続けた。 やがて二匹とも顔が赤くなり激しく擦り合わせた。 交尾である。 「ゆぅぅぅぅっぅうううううううううう!!!すっきりーしちゃうううううううううううううううううう!!!」 「・・・ッ!!・・・・!」 二匹が絶頂を迎え・・・ 「「すっきりー!!」」 すっきりーした。 れいむの頭に茎が伸び始めた。妊娠したのである。 「ありがとう、まりさ」 「・・・・・・・ゆぅ・・」 「今度はお友達も連れてくるといい、いつまでも同じ種類じゃつまらないからね。 みんなの分のお菓子もあげるから呼んできてくれたまえ」 「・・・・・わかったよ」 まりさはお兄さんにお菓子をもらうと帰っていった。 すっきりーされたれいむは頭に生えた茎を見て絶望した。 また自分の子供にあんなことするのかと・・・ 「さて、始めよう」 「!!!」 お兄さんがオレンジジュースを持ちながられいむに近づく。 れいむはお兄さんに逃げるように後ずさるが壁にぶつかってしまった。 上を見ると、 お兄さんは笑っている。 その笑顔は穢れが無い笑顔に見えた。 「赤ゆ虐待♪」 「ゆわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 あれかられいむは何度もすっきりーさせられ妊娠し、目の前で赤ゆっくりを潰された。 すっきりーさせられる相手は野良まりさとその仲間だ。 お兄さんの家に上がらせてもらいれいむとすっきりーしてあまあまを貰っている。 今その最中だ。 「いやだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!ずっきりいいじだぐないいいいいいいいいいいいいいい!!!」 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!すっきりいいいいいいいいいいいい!!!」 「わかるよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!きもちいいんだねえええええええええええええええええ!!!」 「ビックぺにすううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!」 またれいむの頭に茎が生え始めた。 今度のは尋常じゃないほどの茎が生えてきた。 それもそうだ、3匹相手にすっきりーさせられたのだ。 お兄さんはれいむにオレンジジュースを浴びさせ実ゆっくりを成長させた。 その動作を続けながらまりさたちにお菓子を大量を与えていた。 「今日の分だ。仲良く食べろよ」 「「「「ゆっくりりかいしたよ・・・・」」」」 まりさとちぇんは帽子にお菓子を入れ仲間と共に帰っていった。 帰り際赤ゆっくりたちの悲鳴が聞こえたという。 「まりさ・・・・これでいいのよね」 「うん・・・れいむにはわるいけど・・・しかたないよ」 まりさたちはお兄さんのやっていることに怯えていたのだ。 自分の飼いゆっくりにあそこまで酷いことをやってきた人間は見たことが無かったからだ。 しかもその目の前で赤ゆっくりを虐待している。 そんな凶行にまりさたちはもう野良から飼いゆっくりになろうとは考えなくなった。 そんなことされる位ならまだ野良の暮らしの方がマシだからだ。 まりさたちは明日もそんなことを繰り返す・・・・ れいむは目の前で赤ゆっくりたちが殺されるのを見守るしかなかった。 今日大量に産まれた赤ゆっくりたちはお兄さんの手で殺し合い、共食い、すっきりをさせられた。 れいむの前には大量の飾りが積まされていた。 お兄さんはその様子を見て嬉しそうだった。 「もうやめてくださいいいいい!!れいむがわるかったです!!!!」 「悪いことなんてやってないじゃないか、だってお前は・・・ 俺をゆっくりさせてくれる素直でいい飼いゆっくりさ」 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 れいむは子供が産めなくなるまでお兄さんの飼いゆっくりでいたという・・・・・・・・ おしまい
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俺は虐待鬼威参、突然だがこんな俺にも彼女が出来た。 趣味も価値観もぴったり、今度プロポーズする予定なんだが…… ゆっくりをテーマにプロポーズするなんて言ってしまって猛烈に困っている。 もちろん彼女もゆっくりは好きだ、苛めたくなるほどに。 ただ、どうやってプロポーズにゆっくりを取り入れたらいいのか、ない頭を絞って考える。 「ゆぎぎぎぃぃぃぃ!でいぶをじぼらないでぇぇぇぇぇ!!」 「はー」 出るのはため息ばかりなり。 あほな事言わなきゃよかったかな? まあ、あれこれ悩んでも仕方ない、色々やってみるか。 「俺の気持ちです、受け取ってください!!」 「ゆゆっ?!なんなのぜこのくそばばあは?まりささまのどれいこうほなのぜ?」 「……………」ビキッ! 「しかたないのぜ!くそばばあはきょうからまりささまのd」グチャッ! 「なぜだあぁぁぁぁ!」 「……くそばばあって言われて気分良い訳ないでしょ?」 「くっ」 「給料の3か月分です」 「あみゃあみゃもっちぇきょい!くちょどりぇい!」 「………」ブチッ! 「これもだめか?!」 「…あんたの給料3か月分はこの1匹の赤ゆなの?」 「うけるとおもったのにぃぃぃぃぃ!!!」 俺は泣いて走り去る。 「………まあ、おもしろかったけど…」 「お代官様、お納めください子ゆっくりの詰め合わせです。」 『ゆっくりしていってね!!』キリッ×12 「越後屋、何か間違っておるぞ?」グチャッ×12 「お届け物です!」 「ゆゆゆっ?なんn」バーンッ!! 「…プレゼントから離れなさい、なんかおかしな方向に走ってきてるし…」 「…むぅ」 「俺、このドスを倒したら帰ってお前と結婚するんだ!」 ユッ!ドスハナニモワルイコトハシテナイヨ! 「あんたじゃ無理よ、止めときなさい」ドガッ! ユベボッ!! ?!!ドス!ドス!シッカリシテェェェェェェェェェ!!!! 「…………強いな(汗……」 「お前のために、この町の野良ゆを全部駆除するぜ!」 「それ、無理だから!それにそんな事したら楽しみが減るでしょ?」 「…うむぅ」 …ここまで来て手詰まりか?俺は何も出来ないのか?! そう絶望していたところだったが、一筋の希望が見えてきた。 そうだ、まだあれがある!思い立ったら即行動だ! 「おれのぉぉぉぉぉ!きもちをぉぉぉぉぉぉ!!」 俺のスピードは加速する、思いをのせて加速する。 「うけとれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 そういって大きく振りかぶる。 そう、これは古来から言われてきた言葉だ。 「ゆっくりぃぃぃぃ!バスタァァァァァァ!!」 そう叫ぶと、大きめのまりさを彼女めがけて放り投げる。 「おぞらおぉぉぉぉぉとんでるみだぁぁぁぁぁぁぁぁぁいいい!!」 こんな時にも律儀な奴だ。 「?!」バーーン!!グジャ! 「よし!」 成功だ、まりさは見事に彼女に命中、当たって砕けたのだ。 「………」プルプルプル! 餡子まみれになった彼女が震えている、感極まったのか?俺の思いは届いたのか? そんな事を考えていると… 「このぉぉ!おおばかもんんんんんnnnn!!!」 バキッ!!!! 「あら?」 瞬間、俺は宙を舞っていた。 「おそらをとんでるみたーい!」 嗚呼、愛が痛い。 完 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション
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恐る恐る感想掲示板を覗いたら「れいむの死があっさりしてる」とのご指摘があったので、 れいむ側の水槽の出来事の補完を描いてみました。 色々内容水増ししてみましたが、死因以外はほぼまりさと同じ流れなのであんまり面白くないかもしれません。 「むーちゃ!むーちゃ!」 まりさに与えられたゆっくりプレイスのほうから幸せそうな声が聞こえてくる。 ケースの壁は透明なので、れいむからも色とりどりのゼリーを頬張る幸せそうなまりさの顔をはっきりと見ることが出来た。 れいむも負けじと、目の前にある橙色のゼリーを口いっぱいに詰め込み、一緒にむーちゃむーちゃする。 オレンジ味だ。そのじんわりとした甘味が舌の上に広がり、ぷるんとした魅惑の食感に思わず震える。 しかもただ美味しいだけではなく、体の内側の傷まで治してくれそうな至高の逸品である。 向こう側でまりさが幸せのあまりのけぞってお決まりの台詞を言おうとしているのが見えた。 ようし、れいむも。 すかさずれいむものけぞり、自分のしあわせーを再確認できるゆっくりワードを叫ぶ。 「「ちあわしぇえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」」 他に音を立てるものもいない、静かな部屋の中に赤ゆ二人の声が騒がしく響いた。 ああ、なんてしあわせーなんだろう。 ゲス親を見捨ててお外を彷徨っているとき、 街のあちこちで人間さんにこれでもかと痛めつけられるゆっくりを見てきた。 いやはや、どいつもこいつもまったくゆっくりできていない無様なゆっくりばかり。 なぜ人間さんごときにあそこまでいいようにされてしまうのか。 その点自分は違う。 今ではあの奴隷は屈服し、ゆっくりプレイスを明け渡した上あまあままで献上している。 おお、おろかおろか。 れいむには、人間さんも、ほかのゆっくり達も、全て自分より劣っているように感じられた。 思い返せば、あのゲスな両親もとことん腰抜けだった。 ある日、公園さんを散歩していると、白くて冷たそうなあまあまをぺーろぺーろしている人間さんを見つけた。 あまあまはれいむのものなのに、独り占めなんて許せない。 「しょきょにょ、くしょどれい!どうちてれいみゅのあみゃあみゃをかっちぇにたべちぇりゅにょ!? ゆっくちしちぇないでしゃっしゃっとしょにょあみゃあみゃをおいてちんでね!いましゅぐでいいょ!」 ああ?、と奴隷が反抗的な眼で見下ろしてくる。 来いよ、糞奴隷。 そのあまあまを捨ててさっさとかかってこいよ! 「おちびちゃぁぁぁぁぁあん!?にんげんさんになにいってるのおおおおおおおおお!?!?」 その様子を見て、血相を変えて親まりさが全力で駆けてきた。 「おちびちゃん、あのあまあまさんはにんげんさんがゆっくりするのをがまんして はたらいてもらったおかねさんとひきかえにたべてるんだよ!おちびちゃんのものなんかじゃないよ! はやくにんげんさんにごめんなさいしてね!」 「なにいっちぇりゅにょ!?あみゃあみゃはれいみゅのもにょにゃんだよ!びゃきゃにゃにょ!?ちぬの!?」 親の説教に全く耳を貸さず、なおも赤れいむの暴言は止まらない。 「きゃわいいれいみゅはおにゃかがへっちぇりゅんだょ? むにょーなくしょおやはしゃっしゃっとしょこのぐじゅをしぇいしゃいしてあみゃあみゃをとりあげちぇね!」 ぴこぴこを振り回すクルクルパーのジェスチャーで執拗に挑発を繰り返している。 これ以上言っても無駄だと判断したのか、親まりさは力を加減して上から赤れいむを抑えつけた。 ゅっぐ!?と赤れいむ喉が低く唸る。これでもう余計なことは言えまい。 慌てて親まりさはいつ我が子を踏み潰そうとしてもおかしくないほどに気分を害した人間さんに謝罪を始める。 「にんげんさんごめんなさい!まりさがおちびちゃんのしつけをしっかりできなかったのがわるいんです! おちびちゃんにはしっかりはんせいさせます!いらいらさんがおさまらなかったらまりさがかわりにいたいいたいされます! だからどうかおちびちゃんだけはたすけてあげてください!まりさにできることならなんでもします!」 額を地面に擦り付けて懸命に許しを請う親まりさ。 「ゆぅ…!?」 ふいに親まりさのお帽子が宙に浮き、頭上でビッ、ビリビリ、ビリッとゆっくりできない音が響いた。 ぎゅっと眼を瞑り、悲しみを堪える。 いったい何が起きているのか、親まりさはすぐに理解した。 薄目を開けた親まりさの視界をひらひらと舞う黒い布切れが埋め尽くし、 登録情報が削り取られ、すっかり褪色した金バッヂがカチャリと地面に乾いた音を立てた。 「お前の謝りに免じて今回はそれで許してやるよ」 そう言うと、親まりさ達に関心を失くしたのか、その場で軽く伸びをしてアイスを舐めながら人間さんは去っていった。 ただの薄汚い布切れと化した大切なお帽子を涙目になって見つめる親まりさ。 にわかに吹いた風に運ばれ、お帽子は空に散らばっていった。 感傷に浸っている場合ではない。 お帽子と引き換えに守った大切なおちびちゃんをゆっくりさせてあげようと力を緩める。 「ゆぅぅぅぅぅぅ!!くしょじじいのしぇいであみゃあみゃたべられなきゃったでちょぉぉぉぉぉお!! ぷきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううう!!!!!かじゃりのにゃいくしょまんじゅうはしゃっしゃとちねぇぇえええええ!!!」 ホッと胸?を撫で下ろした親まりさに開放された赤れいむは開口一番そうのたまった。 そしてまたある日、赤れいむは公園のベンチに座って弁当を食べているサラリーマンを見つけた。 美味しそうな唐揚げの匂いに思わず涎が出る。 どうして人間さんはごはんさんを独り占めするのか。 ちっともゆっくりできない。 この前の親まりさの説教など全く覚えていないらしく、姉のまりさと一緒にぽいんぽいんと男の前に跳ねていく。 「じじぃぃぃぃいぃい!!はやくしょにょからあげしゃんをおいちぇどっかにいくんだじぇええええ!!」 「きゃわいいれいみゅはとっちぇもおにゃかがへっちぇりゅんだよ?びょーっちょしちぇにゃいでけんっじょうっ!しちぇね! いみゃにゃりゃはんぎょりょしでゆりゅちてあげりゅょ!!!」 こめかみにピクピクと怒りじわを寄せた食事中の男は箸を置き、周りを見回す。 座りながら気だるげに足を振り上げたが、 ピカピカの革靴と目の前の不快な餡子玉を交互に見て、うーん…と、悩み始めた。 「ひゃやくしゅりゅんだじぇ、じじい!! おんこうにゃまりしゃしゃまにもげんきゃいがありゅんだじぇ!?」 「まっちゃきゅ、ちゅきゃえにゃいどれいぢゃね!ぐじゅはきりゃいだよ!!」 「なにやってるのおおおおおおおおおおお!?!?!?おちびちゃんたちぃぃぃぃいい!!!!」 親まりさと一緒に公園の草むらでむしさんを探していた親れいむが慌てて跳んで来た。 「にんげんさんにめいわくかけちゃだめだってなんどもいってるでしょおおおおおおおお!!!! どうしてそんなにいじきたないことをしちゃうのおおおおおおおお!?!?!?!?」 親れいむは、命の危機に晒されていることに気づかない子供達を大声で叱りつけた。 「うりゅちゃいよびゃびゃあ!!ほきゃのおうちのきょはもっちょおいしいみょにょたべちぇりゅんだじぇ!」 「しょうぢゃよ!にがにがのくさしゃんやむししゃんにゃんてまじゅくちぇたべられにゃいよ!!」 「ちかくのおうちにょありしゅのおきゃあしゃんはさんどいっちさんをさがしてくりゅんだよ! とっちぇみょときゃいはにゃあじだったってじまんしちぇちゃんだじぇ!」 「じじいとびゃびゃあがむにょーだきゃりゃ、きゃわりにれいむちょまりしゃがしかちゃにゃくかりをしちぇりゅんだよ!」 一向に話が通じない。 しかし、親れいむは諦めず、眼を閉じて静かに子供達に語りかける。 「いい、おちびちゃんたち。 ほかのおうちはにんげんさんがかたづけたごみすてばさんのなかからたべものをもってきてるんだよ。 たしかになまごみさんにはおいしいものもたくさんあるよ。 だけど、ゆっくりがごみさんをあさるとにんげんさんがきれいにしてるごみすてばさんがめちゃめちゃになっちゃうんだよ。 そうなるとにんげんさんのおしごとがふえるよ。ゆっくりできなくなるよ。 ゆっくりできなくなったにんげんさんたちはいつかゆっくりをゆっくりできなくなるようにしちゃうんだよ。」 ゆっくりにしてはできた説教に、男も足を組んで聞き入る。 親れいむはなおも話を続ける。 「くささんやむしさんをむーちゃむーちゃしてもしあわせーにはなれるんだよ。 それに、こうえんのむしさんやざっそうさんにはにんげんさんもこまってるから、 むしさんやざっそうさんだけをたべてれば、やさしいにんげんさんなられいむたちにいじわるしたりしないんだよ。 でもねおちびちゃん、いちどにんげんさんのたべものをたべたあと、ざっそうさんやむしさんをたべれる?」 赤ゆ二匹はぼーっと親れいむの話を聞いていた。 実際のところ、改心したわけではなく二匹の理解能力を遥かに超える説教に固まっているだけだったが。 まぁ、根本的解決にはならないが余計なことを言わなくなってるので結果オーライである。 「たべれないよね、ほんとうはれいむやまりさもおちびちゃんたちにおいしいものをたべさせてあげたいよ。 だけど、すべてはおちびちゃんのためをおもってのことなんだよ?ゆっくりりかいしてね・・・?」 親れいむはくるりと男の方を向き、ごめんなさいごめんなさいと何度も頭を下げた。 しかし、ただ謝るのでは許してくれないだろう。 そう思った親れいむは、心を鬼にする。 もみあげに力をこめ、めっ!!ともみあげを鞭代わりに思い切り強くわが子を打ちつけた。 「「ゆぴぃぃぃぃぃいぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!!!」」 もちろん永遠にゆっくりしない程度に力を加減してはいたが、赤ゆの肌をこれ以上なく強烈な痛みが襲った。 人間でいえば思いっきり平手打ちされるようなものである。 「ごめんなさいにんげんさん、おちびちゃんたちにはしっかりおしおきしました。 まだイライラさんがおさまらないなられいむがかわりになります。どうかゆるしてあげてください」 ひたすら平身低頭になる親れいむ。 親れいむのもみあげ鞭打でいくらか気が収まったのか、「いいよ、新品の靴汚したくなかったしな」と、 男はカバンと弁当を抱えて反対側のベンチの方へと歩いていった。 「まちぇええええええ!!れいみゅにょかりゃあげえええええええええ!!!!!」 「まつんだじぇじじいいいいいいいいいいいいい!!!」 「まだいうの、このこたちは!!」 舌をだらりと垂れて男の方へ這っていく赤れいむたちを親れいむは再び打ちつけた。 それから、何度も数え切れないぐらいのトラブルがあった。 いくらいってもわがままを繰り返す赤ゆたち。 そのたび親まりさとれいむはひたすら頭を下げた。 一体何が悪かったのか、親まりさとれいむは毎晩頭を悩ませた。 なんのことはない、生まれついてのゲスだっただけである。 犯罪者の親がみんな犯罪者かというとそんなわけはない。 親や環境に関係なく、こういった輩は必ず世に出てくるのだ。 そしてある日、決定的なことが起こった。 公園の茂みの隅に置かれた大きなダンボール。これがこの一家のお家であった。 近くには人間さんのトイレがあるので、強い雨が降っても避難できる絶好のゆっくりプレイスである。 「おちびちゃんたちおきてね!みせたいものがあるよ!」 親れいむがニコニコと子供達をゆさぶる。 「ゅう…?」 「にゃんにゃんだじぇ・・・?まりしゃはまぢゃねみゅちゃいんだじぇ…」 二匹は不愉快そうに眼をゆっくりと開き、母親を見上げる。 母親の額からは緑色の茎が伸び、三つほどの実ゆっくりがゆらゆらと気持ちよさそうに揺れていた。 お飾りはまだ未発達で判別が難しいが、紛れもなくそこに新しい命があった。 「ゆふふ、これでおちびちゃんたちはきょうからおねえさんだね! これからはいもうとたちにわらわれないようにしっかりしてね!がんばるんだよ!」 親まりさがにこやかに語りかける。 妹の存在によって姉達の成長を促そうとしたのだ。 幸い、この辺りのゆっくり達は舌が完全に肥えてしまって草や虫などには全く手をつけることがなく、 食糧事情はすこぶるよい。親まりさたちの判断能力は確かだった。 「「…びゃきゃにゃにょ?」」 小さな声がお家の中ではもった。 「…おちびちゃん?」 予想に反した反応に戸惑う親達。 「れいみゅたちじぇんじぇんゆっくちできちぇにゃいにょに、 どうぢでしょんにゃものちゅくりゅにょおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?」 いきなり妹たちをそんなもの呼ばわりする赤れいむ。 「しょいちゅらがいちゃら、あみゃあみゃのとりぶんがへりゅんだじぇ!げしゅないもうちょはさっさとちんでね!」 ぴょいっと先端の実ゆっくりに飛びつく赤まりさ。 茎から無理やり妹を引きちぎり、床の上に投げ出した妹の体に食らいついた。 「うみぇ!こりぇめっちゃうみぇええええええええ!!!」 「れいみゅもちゃべりゅよ!ちあわしぇええええええええええええ!!!!」 みるみるうちに減っていく妹の体。 その光景のおぞましさ、予想の斜め上をクイックターンした狂気じみたわが子の行動に親二匹の動きは止まった。 あっけに取られているうちに、新しい可愛いおちびちゃんの姿は完全に無くなった。 目の前にいるのは、げぷりと醜い音を立てる二匹の悪魔の子である。 「まぢゃまぢゃたりないよ!もうひちょちゅたべりゅね!」 悪魔が親れいむの茎めがけ跳躍した。 「いいかげんにしろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」 パァン!という轟音がお家に響いた。 親れいむがもみあげで目の前のゲスたちをなぎ払ったのだ。 ゲスはお家から二メートルほど吹き飛び、ゆげぇ…!と無様に転がった。 おしおきなどではない。 可愛いわが子を殺した悪魔の息の根を止めるつもりで放った全力の一撃であった。 親まりさと親れいむはのしのしとゆっくりと悪魔へ近づいていく。 「おかあさんたち、まちがってたよ。きっとねはいいゆっくりなんだといままでしんじてたんだよ?」 バチン! 赤れいむのすぐ横の地面を親れいむのもみあげが叩きつけた。 「おとうさんも、じぶんのおぼうしよりもおちびちゃんたちをずっとたいせつにおもってたんだよ」 親まりさが体当たりで二匹をまとめてトイレの壁に叩きつけた。 「でもやっときづいたよ」 「おまえらはかわいいおちびちゃんなんかじゃない、ただのゲスだよ」 「「かわいいおちびちゃんをころしたゲスはゆっくりしてないでさっさとじねえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!」」 身重のれいむに代わって親まりさが助走を付けた渾身の突進で二匹を吹っ飛ばした。 悪魔は見えなくなるほど遠くへと吹き飛んでいく。 しばらく涙を滲ませて地面を見つめているまりさだったが、 ふいにぽつぽつと冷たい感触がまりさたちの肌にまとわりついてきた。 「ゆう…?あめさんがふってきたよ。れいむ、にんげんさんのトイレにひなんしようね」 「ゆうぅぅ…でもあのあくまたちがしんだかどうかかくにんできてないよ…?」 「あのケガでこのあめさんにあたったらもうながくはないよ! れいむはいきのこったおちびちゃんとじぶんのからだをしんぱいしてね!」 「ゆっ、そうだね!」 生存フラグ台詞を口にしながらおトイレへ駆けていく二匹であった。 ちなみにこの二匹と子供たちは二ヶ月ほど後、 公園をお掃除してくれるゆっくりとして近隣の住民に気にいられて拾われ、天命を全うするまでゆっくりできたそうな。 水槽の中で、目を細めて遠くを見つめ物思いにふける赤れいむであったが、ふと我に返った。 ついつい感傷に浸ってしまった。 見捨てた糞親がどこで野垂れ死のうが自分には関係ない話である。 しあわせーを満喫することで昔を振り返る余裕が出てきたのだろうと、ニヤリと口元を下品に歪めた。 「きょにょあみゃあみゃもおいししょうだにぇ!きゃわいいれいみゅがむーちゃむーちゃしちぇあげりゅにぇ!」 目の前の黄色いゼリーを前に舌なめずりをする赤れいむ。 こころなしか、命無きゼリーすら不快そうに見えた。 「むーちゃ!むーちゃ!ちあわしぇえええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」 濃厚なバナナの旨みが口に広がり、思わず餌皿の木の上で飛び跳ねてしまう。 「うみぇ!!!これ!めっちゃうめぇえええええええええ!!!」 感動に震え、何度も何度も飛び跳ねる赤れいむ。 まりさの方はお腹いっぱいになって眠ってしまったようだが、 れいむの方は完全にヘブン状態で最高にハイ!であった。 グラリ 「…ゆっ!?」 唐突に餌皿が傾いた。 グラリ、グラリとまるで地震の様な感覚をれいむが襲う。 揺れが収まると、向こう側に二本の牙のようなものが突き出ているのが見えた。 不審に思い、そろーりそろーりと近づくれいむ。 「ゆぴぃいい!!?」 目の前でジャキィ!と牙が交差した。 とっさにバックジャンプで避けるが、ガサガサと牙の持ち主が餌皿の上に這い出してきた。 10センチほどの巨大な昆虫がれいむの視界を支配した。 それは、スマトラヒラタクワガタという、外国産の巨大なヒラタクワガタだ。 「恐怖大王」と言われるほどの気性の荒さ、挟まれれば人間ですらただでは済まない強靭な大アゴを持った化け物である。 しかもペアリング中につがいを挟み殺して隔離飼育されているいわくつきの個体であった。 昼寝を邪魔されて興奮中にあるスマトラヒラタは、さっそく目の前の目障りな物体に攻撃を仕掛けた。 「ゆあああああああああああ!!!!!!」 慌てて餌皿から飛び降りるれいむ。 スマトラヒラタの攻撃は、さっきまでれいむが食べていたゼリーのカップに命中した。 バチンとプラスチックが貫かれる音が水槽に響く。 スマトラヒラタはゼリーカップをぶんぶんと振り回し、壁に向けて放り投げた。 ドッとゆっくりできない衝撃が水槽に伝わる。 スマトラヒラタは、体を持ち上げ、ガチガチと大アゴを交差してれいむに威嚇を続けた。 突然目の前に現れた破壊の権化に震え上がるれいむ。 恐怖のあまり、うんうんとしーしーが同時に漏れ出していた。 振り向くことなく水槽の反対側の餌皿へと一直線に逃亡する。 息も絶え絶えである。 幸い、追撃はなかった。スマトラヒラタはチロチロと筆のような口を出して食事を始めている。 「ゆぅ…ちぬきゃちょおもっちゃよ…」 一息ついたれいむは、新たなゆっくりプレイスで食事を再開した。 木の上には橙色と緑色のゼリーが乗っている。 初めて食べる緑のゼリーはメロン味。そのしあわせーな味に一気にれいむの緊張が緩んだ。 「きょれみょおいちいけど、さっきのきいろいあみゃあみゃはもっちょおいちかったよ…」 好みにあっていたのか、それとも未練があったのか、どうしてもさっきの黄色いゼリーが気になるれいむであった。 しかし、向こうの餌皿の上にはゆっくり出来ないやつが居座り続けていた。 食欲と恐怖、二つの感情がれいむの中で衝突する。 「ゆっ!しょしぇんはむししゃんだよ!れいむがしぇいっしゃいしてあみゃあみゃをむーちゃむーちゃしゅるよ!」 喉もと過ぎればなんとやら。 「しょりょーり!しょりょーり!」 迂回して向こうの餌皿へと接近する。 大胆にもぴょいっと餌皿に飛び乗り、背を向けて食事中のスマトラヒラタにむかって叫んだ。 「しょきょまでだよ!しょにょあみゃあみゃをよこち…ゆびぃいいいいいいいいいいい!?!?!?!?」 驚くほど機敏な動きでスマトラヒラタは反転した。 れいむ聞いてない。 「りぇ、りぇいみゅほんちょうにおこっちゃよ! ぷきゅうううううううううううう!!!!」 必死に威嚇するれいむ。 だがスマトラヒラタはすかさず大アゴを広げた。 「ゆんやあああああああああああああああ!!!いぢゃいいいいいいいいいいいいいいい!?!?!?!? きゃわいいれいみゅをはなぢでぇえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!」 眼にも止まらぬ動きで間合いを詰め、スマトラヒラタはれいむを挟みあげた。 こめかみの辺りにがっちりと大アゴが食い込む。 「まりしゃあああああああああああ!!!たぢゅけぢぇええええええええええええええ!!!!」 ぶりんぶりんとお尻をふって抵抗するれいむ。 一方でまりさはのんきにすーやすーやしていた。 助けは来ない。現実は非常である。 ちっ、まだ生きてやがったか。 スマトラヒラタは一気に大アゴに力を込めた。 ギッ キチン質の大アゴが交差して擦れたことで耳障りな音が響いた。 大アゴはれいむの中枢餡の中で劇的な再会を果たしていた。 即死である。 皮一枚で繋がったれいむの下半身が自重でボトリと下に転がり落ち、 土の上でビクンビクンとしばらくの間痙攣し続けていた。 アゴの上に乗っかった不細工なオブジェをうざそうに放り投げるスマトラヒラタ。 ビチャリと水槽の壁にぶつかったそれは、餡子の中に消化中の色とりどりのゼリー片がきらめき、 まるで夜空の花火のような模様を作り上げた。 「ゆう…もうたべらりぇにゃいんだじぇ…」 再び静寂が訪れた部屋の中に、のんきなまりさの寝言が響いた。 過去作 anko2038 むしさんのあまあまをよこしてね!
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消えかけたんだけど -  (2023-12-17 16 33 56) 廃墟ステージのプレス処刑機に掃除機で吸った状態のゆっくりを動かして2.3回潰してからミサイル連打すると排泄されたうんうんでポイント増殖ができます - 包帯探偵きなこ (2023-03-22 09 35 33) 水上でも捕食するの? - うひ (2022-08-31 17 40 32) バイオレンスモードで胴付きを食べたかったなあ... - Believe115 (2021-08-10 22 06 55) 何で胴付きはバイオレンスモードで出てこないんだ 出して欲しい - 名無しさん (2021-04-23 22 21 26) 捕食種Sでも捕食する。餌がなくなると、捕食種のフランとレミリアと一緒にパチェを置いといたらいつのまにかパチェがいなくなっていた。帽子だけ残して。 - 名無しさん (2020-07-15 16 20 01) 普通の人 それはゆっくりにっきでは? - 名無しさん (2018-11-24 10 56 26) さくや等のお飾りでも水の回避は可能。 - 普通の人 (2018-11-17 21 31 26) さくやはお飾りの有無関係なく捕食されない。但しお飾りがないと他のゆっくりと同様にB・Cランクのゆっくりからせいっさい(体当たり)される。 - 名無しさん 2017-07-01 14 29 07 ラブモードだと全ゆっくりがお飾りで水に浮きます、バイオレンスだと帽子系じゃないと駄目。 - 名無しさん 2017-05-10 15 24 59 ぼうしのないようむやれいむとかでも飾りを使って水に浮いています - 名無しさん 2017-02-26 18 28 53 落ち着けぇ!(パ) - 名無しさん 2016-11-25 21 27 59 baka - aisi 2016-10-25 19 01 09 胴付きは、クリスマス帽固定とか、嘘は駄目やろ。うちは、通常お飾りの胴付き沢山いるし。 - 名無しさん 2016-10-13 22 11 02 胴付きは、クリスマス帽固定とか、嘘は駄目やろ。うちは、通常お飾りの胴付き沢山いるし。 - 名無しさん 2016-10-13 22 10 50 胴付きは、クリスマス帽固定とか、嘘は駄目やろ。うちは、通常お飾りの胴付き沢山いるし。 - 名無しさん 2016-10-13 22 10 09 普通のゆっくりを買って持って帰ると胴付きになっています…バグでしょうか? - 名無しさん 2016-10-11 19 17 17 こたつまりさ発見 - おねにーさん 2016-10-11 12 33 42 胴はバイオレンスだと連れて帰ったら消えますよ - 観察日記の博士(仮) 2016-10-07 20 20 10 胴付きが出ないよー - 名無しさん 2016-10-06 13 07 00 ↓バイオレンスモードだとそうなる。クリスマスステージ(?)はバイオレンスにしてても強制ラブモード固定になるから胴付きが発生する - うじゃー鬼意惨 2016-10-05 05 39 14 胴付きのゆっくり買ったんだけど、家に帰ると胴体が無くなる - 名無しさん 2016-09-29 20 42 52 ええええええ - そうた 2016-09-24 17 38 55 お飾りの赤ゆが赤湯になってますよ - ななしの牛乳 2016-07-01 20 43 38 帽子を取って、ちょっと間をあけつつデコピンをしばらくやればあがるよ - 名無しさん 2016-06-17 21 00 07 BをAランクに上げる方法がわからない… - おにいさん 2016-06-14 14 05 45 できない - ともき 2016-06-05 22 16 21 たまにゆっくりがプレイヤーにすり寄ってくるけどこれはなに? - 名無しさん 2016-05-27 23 52 28 ゆっくりが太っているのは、にんっしんしているってことかな。 - 名無しさん 2016-05-25 17 19 57 なんか、みょんが太ったんだけど - 名無しさん 2016-05-21 12 03 24 ゆっくりは何食っても消化して体内餡、れみりゃとかの場合は肉まんに合成するみたいな設定もよく見るな - 名無しさん 2016-04-20 12 44 52 ↓胃はどうなってるのかってのに対する答え - 名無しさん 2016-04-20 06 40 03 ゆっくりに公式設定ってのはないけどお飾りも飴細工で出来てて熱で溶けるのがおおいよ - 名無しさん 2016-04-20 06 39 24 足りないゆ出て欲しい - ビクトリー 2016-04-15 20 01 10 さなえが欲しい‼ - X 2016-04-15 19 58 40 捕食種はゆっくりの残骸のお飾りも食べる。(全ランク共通)れみりぁとふらんの胃はどうなってるのか? - 名無しさん 2016-03-31 11 49 59 ↓追加 多分これしか無理だと思う - 名無しさん 2016-03-29 13 55 08 ↓永遠にゆっくり状態のゆっくりは昇天させる、ゆっくりの残骸は蹴ることで小さくなって消滅する - 名無しさん 2016-03-29 13 53 42 死んだゆっくりを破壊する方法はありますか? - スライム 2016-03-28 18 41 27 捕食種の善良(A,S)も永遠にゆっくり状態のゆっくりを食べた - 名無しさん 2016-03-28 17 52 55 旧ボイスにすると捕食種の空腹が早くなりAランクやSランクでも他のゆっくりを食べる模様 - ゆっくりジパング 2016-03-24 15 34 11 ↓名前つけるの忘れてた - ゆっくりジパング 2016-03-23 18 19 10 うんうんはAランクでもしてた - 名無しさん 2016-03-23 18 17 16 水苦手なのですね。気を付けなきゃ。B.Cランクは売却しますw(天使ならランクUPまで世話します) - シグナス 2016-02-15 19 52 17 satoni - kimura 2016-01-19 17 25 30 お飾り無しへの他ゆっくりの攻撃は実はちゃんとわずかながらダメージが入っている模様。生まれたての赤ゆにデコピンを5発ほどかましてからお飾りを外してBCの群れに放り込むと比較的簡単に再現できる - 名無しさん 2016-01-04 08 14 24 こたつ飾りも水上を移動できます。 - スライム 2016-01-02 01 55 20 ↓例外があるかも?※混合種とはお飾りと種が違うもの(まりさ帽のれいむとか) - スライム 2015-12-31 19 11 39 ↓スライムが討伐するのは全ランク(れいむ、ありす、ちるの、みょん、さくや)、BCランク(それ以外)、カエル、うさぎ、天使、うんうん飾り。(混合種の一部は見逃し、こたつ飾り等は持ち帰る) - スライム 2015-12-31 19 08 41 BCはぶっ殺し、SAは見逃すことを最近覚えた - 名無しさん 2015-12-31 03 43 23 半目で動きが遅くなっているのは弱っているサイン。この状態で放っておくと死んでしまう。 - スライム 2015-12-26 19 41 14 BCランクは捨ててASランクですな - ヤフーのゆっくり 2015-12-05 12 40 51 そういう時はタイトル戻りがお勧め。 捕食種が食べたならまず飼っちゃだめ。 ショップがいいよ - 名無しさん 2015-11-24 18 15 25 いろいろ試してたらゆっくり食べちゃったぁぁぁぁぁ - ゆっくり 2015-11-19 22 01 24 やだやだ文字化け怖い666思い出す - 名無しさん 2015-11-12 16 46 35 結構種が混ざったゆっくりが多いですよね。 - 地獄の支配者 2015-09-19 21 07 38 誤送信した - 名無しさん 2015-09-07 20 07 01 繧?▲縺上j縺?*縺?沽。 - 名無しさん 2015-09-07 20 06 27 繧?▲縺上j縺ョ縺?s縺薙⊂縺?@遞ョ縺阪b縺?沽。丕 - 名無しさん 2015-09-07 20 05 34 家族ゆっくりの内1匹昇天してもご飯を優先する場合が多い(怒) - 般若の鬼意惨 2015-09-02 23 18 46 お飾りをとったゆっくりはSmall以下だとボコられて死ぬ場合もある - 般若の鬼意惨 2015-09-02 23 15 27 ゆっくりの数が限界数の場合Aランク(もしくはSも?)でも出産の代わりに糞がでるようです - 名無しさん 2015-08-09 16 19 03 水上のゆっくりを見たことがありません。どうすれば見られる?長文失礼しました - さくや大好き 2015-07-27 17 58 49 一番大きいサイズを優しく置いたとき体内が見えて気持ち悪い - ゆっくり研究員 2015-07-27 17 56 26 お飾りを取りあげて放置したら、ランクが1つあがったよ - 名無しさん 2015-07-15 17 43 37 捕食種はさくやを襲わない模様。れいむ等と一緒にした時は捕食しましたが、さくやを一緒にすると襲われてませんでした - 名無しさん 2015-07-15 06 19 41 訂正。補食オフを付けていても、を忘れていました - 名無しさん 2015-06-06 21 52 29 S、Aランクの補食種が空腹時に通常種を食べてました。 - 名無しさん 2015-06-06 21 46 54
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1302 しっかり舌を肥やしていってね!/コメントログ」 いい作品だけど絵が見えないのがちょっと残念。 -- 2010-05-29 12 55 08 とってもゆっくりできたよ! やっぱりゲスでいぶは制裁されないとね! さらにまりさも生きていてゆっくり! ちょっとだけ願うなら、このでいぶもっと苦しませたかった -- 2010-05-31 19 50 20 でいぶにはしあるのみだね!!!! -- 2010-06-17 11 43 45 でいぶが苦しむのは、ゆっくりできるんだねーわかるよー -- 2010-06-21 18 53 55 おもしろかった -- 2010-06-21 23 14 16 Zあき氏の絵がなぁ... 子供にまりさがいるし そもそも親がれいむだし... -- 2010-06-27 22 56 45 しかしこのまりさ、野性出身のくせに奇跡の超優秀善良まりさだな それに引き換えこのでいぶはでいぶの中でも明らかに群を抜いて最低の酷いゲスだな -- 2010-07-26 18 18 29 Zあき氏の絵は、元ネタか -- 2010-08-26 22 01 52 このまりさかわいい… きっとすべてのゆっくりがこれぐらい優秀だったらきっとゆ虐は無くな…無理か -- 2010-08-28 02 18 38 すごく「すっきりー!」できたのぜ。 強いて言えばもっとでいぶに苦しんでほしかったのぜw -- 2010-09-04 23 10 11 いい話だったよー。未熟でここまで書けたら最強ねww -- 2010-09-11 23 11 08 >Zあき氏の絵がなぁ いや、これ挿絵じゃなくてこの話の元になった絵 じゃないの? -- 2010-09-18 15 51 36 赤ゆウザいな あまあまを食えたんだから充分すぎるぐらいゆっくりしたろうにもっとゆっくりしたいとかふざけてるな -- 2010-09-23 21 31 30 まりさスゲー。頭もよい れいむ最悪 -- 2010-10-31 23 22 25 この超優秀まりさがいたから今まで生きていられたというのに 群れにこれほどのまりさがいなければ、ゲスとして迫害されるか餌も捕れずに自滅していただろう 何も出来ないでいぶはまりさの温情によって恵まれた環境にいさせてもらっているんだと感謝すべき 自分が世界一偉いんだと思い込んでるタイプのゲスだな -- 2010-11-17 05 15 46 どんだけハイスペックなんだ、このまりさは。 -- 2010-12-02 22 29 10 まりさ最高過ぎる…ゆっくりを超えたな -- 2010-12-03 22 20 19 すっきりー! ゲスは死ね!良いまりさは幸せになってね! -- 2011-01-16 13 52 12 このれいむを叩き潰したいな -- 2011-01-18 21 40 35 まりさ飼いたいよかわいいよすごいよまりさ -- 2011-04-15 04 53 54 ミュータントゆっくりMARISA -- 2011-04-17 15 32 33 べつにまりさ助けなくても良かったよね -- 2011-07-14 21 41 21 久しぶりにどうしようもないでいぶを見た このまりさみたいなゆっくりばかりなら、人間から駆除対象にされないかもしれないね。。こういう遺伝子が受け継がれないのか… -- 2011-07-17 19 34 18 対象を馬鹿に書かないといけないのは大変ですね -- 2011-08-04 00 24 02 このでいぶは四つ裂きばりにもっと苦しんでしぬべきだろ 餓凍死なんて生易し過ぎるわ! あとまりさ、良かったね! -- 2011-08-21 17 52 03 もうでいぶなんてレベルじゃない 動く汚物だな -- 2011-09-27 03 28 16 一番かわいそうなのは生まれる前に一瞬の幸せしかえられなかったあかゆ -- 2011-10-20 00 41 19 すがすがしいゲスっぷリとその後にすっきりー! -- 2011-10-21 12 23 56 にしても胴付きまりさなんて珍しい -- 2011-12-01 15 30 47 このまりさはゆっくりと言うより人間に近いな。れいむはゆっくりではなくゴミだ。 それじゃあゴミに失礼だわ -- 2012-01-30 18 18 24 いやーパソコンの画面ぶったたくとこだったわ! -- 2012-02-05 03 01 02 まりさ=かわいい 赤ゆ=暴言がなければかわいいほう でいぶ=ばか ぐず げす -- 2012-02-12 11 31 28 人間さんイケメンw -- 2012-02-12 11 32 19 ヒャアアアア!実ゆに唐辛子食わしてやりてえ! -- 2012-02-29 20 27 53 ゆっくりまりさはゆっくり魔理沙となったのだ… -- 2012-03-04 00 28 33 まりさ!幸せになれよ! それともみもみしろよ!(`・ω・´) -- 2012-06-08 20 36 38 何か魔理沙が最終的に人間よりも性能的に上になってるww一度覚えたことと習得したことは忘れないとか最早人間のレベルすら超えてる気がスる。それとゲスなでいぶを生かして持ってきてねゆっくりでもいいよ -- 2012-07-19 00 13 48 一枚目の絵。おかしくね?だって赤ゆっくりつけたのまりさだろ? なのになんで絵だとれいむなんだろ? -- 2012-08-27 12 24 54 ゆっくりをなにかにたとえたらたとえられた物とか虫とかが かわいそう。 -- 2012-08-27 12 28 34 スーパーウルトラでいぶざまあwwww -- 2012-08-27 13 07 44 あばばばばばあっばばばば -- 2012-09-25 19 54 31 まりさがもし人間だったらきっとすごい人になってただろう -- 2012-11-08 23 17 34 まりさ様最高^^ -- 2013-02-23 19 37 39 多分このまりさは人間でいうところのアインシュタインとか田中角栄とかウサインボルトみたいに なにかを超越した選ばれた様な存在だったんだろうな 人間すらを魅了するような魅力を持っているが周辺ゆっくりに恵まれないところなどマイケルにも似てる -- 2013-04-12 08 06 09 その二人と田中角栄はいろんな意味で違うと思うが? 少なくとも同列に語られる人物ではないわな。戦後日本に負の遺産を最大限残した 一人だろどう考えても。 -- 2013-04-22 04 47 15 くそなでいぶはゆっくりしないですべてしね!! -- 2013-06-16 08 14 23 やっぱ、でいぶは、餡子脳。賢い魔理沙は、上級餡子脳。 -- 2014-04-03 15 57 39 いや、舌を肥やしていいものが朝食に出るのは構わんのだが金は大丈夫なのか・・・? -- 2014-06-05 20 02 07 あと一枚目の絵は一見愛でに見えるが立派な虐待だなw -- 2014-06-05 20 09 35 パソコンの場面を叩くと 汚いでいぶが出てきて 押しつぶされますよ! まりさ?出ません。 -- 2014-08-21 14 11 53 散弾をぶちかましたいな、この糞デブは! 何も悪くない?存在そのものが害悪なんだよ! -- 2014-08-23 03 02 53 DIO「この糞でぶが、死ぬまで自分は、間違いを、認めないのかー。」 ボカボカ ブロリー「死んだ奴を、殴ったて、正がないんじゃなかったのか?まあいい俺の気弾で、このゆっくり破壊しよう」 ドビュン DIO「え!?」 ドゴーンバァァン DIO「危ねー!!」 ブロリー「あ、生きていたか、てっきり俺の気弾の、巻き添えなっていたのかと。」 DIO「ちゃんと考えて撃ってくれよ。」 -- 2014-11-22 22 01 18 このクズでいぶがーー!!! -- 2014-11-22 22 29 05 *・゜゚・* .。..。. *・ (*゚▽゚*) ・* .。. .。. *・゜゚・* -- 2015-02-19 16 36 30 ブロリー[所詮クズは クズなのだ。] -- 2015-07-10 04 34 13 霊夢ざまぁーー -- 2015-08-06 13 45 51 やっぱりハッピーエンドはいいもんですなぁ -- 2015-08-14 06 10 06 れいむは最後までクズだったな。本当に死んでよかった。 -- 2015-12-07 11 02 20 やっぱりいいゆっくりは幸せになるべき -- 2015-12-19 09 00 06 何故だ…?目から砂糖水が溢れて止まらない… -- 2016-02-11 13 17 39 普通のゆっくりは一年ぐらいの寿命だけど 胴付きゆっくりは結構長生きするぽいけど 何年生きるのだろう? あと魔理沙凄く可愛い!!!!!! -- 2016-03-16 13 29 29 善良愛でゲス虐待派の私にはとてもゆっくりできるSSでした。 こういう作品をもっと増やして欲しいです。 まりさが優秀過ぎる。ゆっくりとは思えないくらい……。全作品で一番優秀で善良なゆっくりです。 本当に幸せになって良かったです。絶対に美ゆっくりですね。 「自分のおちびちゃんを使って、まりさが事故を起こしたように見せかけたこと」ってことは、でいぶはまりさと結婚するために自分の子供を殺したと言うことですか?自分がゆっくりする為に、自分の子供を道具にするなんて親失格の最低の親ですね。 基本れいむ種なんて、自分がゆっくりする事しか考えないクズで、自分がゆっくりする為なら自分の子供ですらあっさり道具にして利用し切り捨て、他者を利用し何か問題があれば全ての責任を他者に押し付け自分は被害者気取り……反吐が出るクズっぷりだな。 「まりさやありすが死ぬと悲しむ人が多少出るが、 れいむが死ぬとみんな喜ぶ」ってことが本当によく分かります。 赤ゆっくりのいう通り、あんなドゲスで無能で自分最優先で自分だけゆっくりする事しか考えない親失格の最低の親じゃ、この作品の子供たちみたいに1回もゆっくりしないで苦痛と絶望にまみれた地獄のゆん生を送ることになるでしょうね。 私はれいむ種が一番嫌いです。れいむ種って、本当にどうしようもないドゲスばっかりですね。 私はこのでいぶレベルに救いようのないれいむ種を2ゆん知っています。 しかも、死ぬまで反省してないししかもまりさのせいにする始末……。本当に救いようがない……。でいぶ…地獄で一番過酷な地獄「鬼意山地獄」に落ちろ! 上の絵って、最初挿絵かと思ったら元ネタ絵か。 -- 2016-09-30 12 39 18 ざまぁwww -- 2017-11-08 21 05 16 ヘイト貯めるだけ貯めて虐待成分が薄い典型的な尻すぼみ型 -- 2018-05-18 02 14 24 お兄さんが意外とカッコいい -- 2020-12-30 09 46 45 まりさが結構凄い -- 2021-04-11 19 36 47 トップクラスで好きな作品だなぁ ゲスはせいっさい!されるべし -- 2021-05-27 01 05 33 魔理沙に感動 -- 2022-08-14 22 42 07