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247 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/28(火) 03 46 14.23 ID 88vcSp7W0 プチ報告 GM(俺)「(OPシーンにて、ハンドアウトにも書いてある状況)PC1のお祖母ちゃんが訪ねてきた。重要な用事だそうだ」 PL1「罠かもしれないので出ない」 GM(俺)「なんの!?PC1のお祖母ちゃん罠を仕掛けてくるようなキャラなの?」 PL1「いや、悪い奴の。だから出ないで警戒する」 (そういうネタかと無理に鍵を開けてお祖母ちゃんを登場させる) PL1「……」 GM(俺)「(無茶振りだったかな…)」 PL1「こいつは(システムでの敵)?戦います」 GM(俺)「PC1は一般人だったよね? そんな発想しないんじゃない?あとぶっちゃけると罠とかじゃありませんお祖母ちゃんです」 (本人の希望で設定した出生の秘密を告げるロール後、両親の仇と戦うようにと宿命っぽい事を告げ刀を渡す、ハンドアウトにも書いてある) PL1「……」 GM「どした?おばあちゃんはPC1の返事を待ってる」 PL1「なんて喋ればいい?」 GM「や、なんでもいいと思うけど…」 PL1(以下二十分悩み続ける) 一事が万事そんな感じだった、疲れた 248 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/28(火) 03 57 18.71 ID cE8+4VYX0 247 乙。PLさんとは初卓合わせかい? そー言う(オープニングから罠かもしれないから受けない)のを避けるためのハンドアウトなんだけどなぁw 249 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/28(火) 03 59 35.80 ID Pz+jnhhvO ハンドアウト理解できてないみたいだし、最初につまずいたときにプレイ中断してハンドアウトを確認してもらって、質問も受け付けたりしたらよかったんじゃね? すれ違ってるときにプレイ続けても悪化しかしないよね 困は困で報告者を吟遊と勘違いして、脳内当て辛かったとか思ってるかもな 250 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/28(火) 04 10 13.38 ID 88vcSp7W0 初卓合わせ。後輩だから16ヶ月はTRPGしてるはずなんだけどな。 OPからいきなりハメるような展開をやった話は過去に聞いてないしそういうのが好みのGMもうちにはいない ハンドアウト見せて、今この展開やってるからね、って言ったらはい、って返事はあるんだ でもなんだかいまいち反応が鈍いっていうか、書いてないけど敵ってこともありますよね、とか言う 名もなき同級生まで含めNPC全員に発動してたからなんか妙なリプレイでも読んだのか…… 251 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/28(火) 04 12 51.90 ID lJNwzc0J0 厨二病かガチの精神疾患のどっちかじゃね? 253 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/28(火) 04 22 19.09 ID chRjkp940 ひたすら戦うだけのシナリオしかやったことない・・・ってわけでもなさそうだな 254 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/28(火) 04 37 12.14 ID cE8+4VYX0 「無駄に警戒発動」か。 他のGMさんに、参加したときの様子を聞いてみてもいいかもね。 (PC1ポジションが苦手で?)台詞が思いつかずに固まるのはまだほほえましいが、 ハンドアウトへのノリがイマイチ悪いのは原因が特定しにくそうだ。 261 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/28(火) 09 06 11.58 ID 88vcSp7W0 255 うわあああああ、乙…… 詳しく聞きたい。 普段はPC5とかで大人しくしてるらしい。 他のGMは基本PC番号うしろを割り振るって言ってたのはこういうことだったのか、みたいな 他のPLはOPシーン終わったぐらいから冗談っぽくPL1にこういう台詞とか…とか ○○って美味しくね?みたいな発言して積極的に手伝ってくれた PC1が無駄に警戒を始めるとうっかりはちべえ的にNPCに接触してくれたりベテランキャラで突っ込んでくれたりしたし いなかったらまだシナリオは終わってないに違いないと思う ありがたいことです。 スレ337
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789 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 50 ID lz5wx85Q 1/17 ふぅ~…モナー達を探し疲れた… / どこにいるんだよぉ~。全然みつからないよ~ /____ _______________/ ∨ <──≪ (;-θ-) .........ヾ( ゝ )ゝ ○790 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 51 ID lz5wx85Q 2/17ん?あれは…? |___ ___/ ∨ <──≪ (,,・θ・) ヾ(ノ ) ○ 791 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 51 ID lz5wx85Q 3/17 | なんだ。ただの野球ボールかぁ ヽ____ ______ ∨ <──≪ (,,・θ・) ヾ(ノ )ゝ○792 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 52 ID lz5wx85Q 4/17 | 野球ボール……そうだ!! ヽ____ ______ ∨ 、, <──≪ `O キュピーン! (,,・θ・) Ξ ヾ(ノ )ゝ○793 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 52 ID lz5wx85Q 5/17 <──≪ (`-θ-) ムムム…力いっぱい… ヾ(ノ )ゝ○794 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 53 ID lz5wx85Q 6/17 ∩ !|i ビュン !!! <──≪.|il (`・θ・) l|| 真上に投げる!! ヾ(ノ )彡795 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 54 ID lz5wx85Q 7/17 ⊂⊃ 。 ⊂⊃ /l ヽ ビューン !! ⊂⊃ <──≪ ( ,,・)796 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 54 ID lz5wx85Q 8/17 ⊂⊃ 。 ⊂⊃ ⊂⊃ <──≪ ……ふぅ ( ,,・)797 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 54 ID lz5wx85Q 9/17 ⊂⊃ /lヽ ⊂⊃ o ピュー~~ ⊂⊃ <──≪ ( ,,・) 798 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 55 ID lz5wx85Q 10/17 |l| ピュー <──≪. i|i (,,・θ・) .li! ポーン ヾ(ノ ) !!/⌒ヽ....○ コロコロ 799 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 55 ID lz5wx85Q 11/17 | かなりの高度まで投げられたな。 | よしよし、じゃあこのボールに… \___ _________ ∨ l|l(,,・θ・) ギュン! ( ゝ ゝ |l l| )(,,・θ・) <──≪ ヾ(ノ )ゝ○800 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 55 ID lz5wx85Q 12/17 『俺がヒナちゃんだ!!』 , - 、 /⌒ヽ_ ノ * ヽ ズキューーーン !! )(,,・θ・)ι(゚θ゚,,) <──≪ ヾ(ノ )ゝ○ + ∪ +801 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 56 ID lz5wx85Q 13/17 ∞゛ …… (,,・θ・) ( ∪∪ ノ ノ _____ ( (. |似顔絵 | )(,,・θ・)| ∧_∧ | + <──≪ ヾ(ノ ) | (´∀`)| ○ *  ̄ ̄ ̄ ____∧________ \ ボール君、空から見渡してみて. \ こんなやついなかった?. \802 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 56 ID lz5wx85Q 14/17 ∞゛ …… (・θ・,,) ( ∪∪ ノ ノ _____ ( (. |似顔絵 | )(,,・θ・)| ∧_∧ | + <──≪ ヾ(ノ ) | (´∀`)| ○<いたよ。  ̄ ̄ ̄ ____∧______ \ おぉ!どっち方角だい!? \803 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 57 ID lz5wx85Q 15/17 -二 シュバッ! ∞⊂(・θ・,,) 三( ゝ ノ ノ _____ ( (. |似顔絵 | )(,,・θ・)| ∧_∧ | + <──≪ ヾ(ノ ) | (´∀`)| ○<北北西だよ  ̄ ̄ ̄ ____∧___________ \ 北北西か!で、距離はどれくらいだい?\804 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 57 ID lz5wx85Q 16/17 (・θ(・)゛ モグモグ (∪∪ ノ ノ _____ ( (. |似顔絵 | )(,,・θ・)| ∧_∧ | + + <──≪ ヾ(ノ ) | (´∀`)| ○<ここから300mくらいだよ  ̄ ̄ ̄ ____∧___________ \ 300mか…よし、近いな! \805 :ヒナちゃん ◆HINaxIN.AA :03/08/17 23 57 ID lz5wx85Q 17/17 \ とにかくいそぐぞ! \ボール君ありがとう!! \____ ____ ∨ <──≪ . .. (`・θ・) ○ シュン… .....ヾ( ア ア /└────────┬┐ . To Be Continued... | | \┌────────┴┘
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「どうしたの。もう帰ったのかと思ってたよ。」 「私も自主練習をしようと思って。早貴さんがいらっしゃるまで、ロッカー室を使わせていただいてたの。」 お邪魔だったかしら?と言われたので、首を横に振る。 「ちょっと休憩しようと思って来ただけだから。千聖こそ、私のことは気にしないで歌続けてて。」 結局考え事に耽っていた私は、別に休憩を取るほど疲れてなんてなかったのだけれど。千聖に気を使わせたくなくてとりあえずそんなことを言ってみた。 手持ち無沙汰なので、ロッカーを開けてケータイを取り出す。 メールが着ているみたいで、ピンクのランプが点滅している。 「・・・栞菜だ」 急いで作った文章なのか、今日はふざけすぎてごめんねとか、なっきーが悪いみたいな言い方して私が子供だったとか、私への謝罪がところどころ二重の内容になりながらびっしりと書かれている。 だから私も、“なっきーも言い過ぎてごめんね。”とだけ返した。 完全解決とまではいかないけれど、とりあえず今日の分の仲直りはできそうだ。 少し気が楽になったので、端っこで歌を練習する千聖の方に意識を向けてみた。 今は都会っ子純情を歌っているみたいだ。可愛い声だな、と思った。 えりかちゃんいわく、お嬢様化が始まった当初の僕らの輝きは本当にひどかったらしい(いまだにその話を振るとえりかちゃんは死にそうになる)。 千聖特有の子供っぽい柔らかい声から、元気をポーンと抜いたような感じだったそうだ。・・・それはちょっと聞いてみたかった。 今歌っている声も、確かに以前に比べたら声量が落ちているようにも聞こえる。でもやけに甘く可憐な味があって、これはこれで結構いいんじゃないかなと思った。 しばらく目を閉じて聞いていると、何か違和感を覚えた。 「千聖さ、何基準で歌ってるの?千聖のパートだけ練習してるんじゃないよね。他の人の・・・」 私はそこまで言って、はっと気づいた。 千聖が練習しているのは、自分のパートと愛理のパートだった。 「・・・千聖。」 何て言ったらいいんだろう。私は結構人の地雷を踏みやすいから、余計なことを口走りそうで怖かった。 少しの間沈黙が訪れる。 「早貴さんには以前お話ししたことかもしれませんが」 やがて千聖が口を開いた。 「愛理は私の目標・・・・いえ、私のライバルなのです。」 そう言い切る千聖の瞳はあまりにもまっすぐで、私は思わず息を飲んだ。 舞美ちゃんと2人、キュートの楽曲のメインパートをまかされているセンターの愛理。 ソロパート自体ないことも珍しくない、後列組の千聖。 身の丈に合わない目標だと一笑したり、あるいは簡単に頑張ってなんて言えない真剣さがそこにあった。 「うん、覚えてるよ。千聖前にも私に話してくれたもんね。 愛理がライバルだって。でも、ほら、あのことがあってから、千聖はいきなり愛理と仲良くなったじゃない。だからもう、ライバルとかじゃなくなったのかと思ってた。 なっきーに言ってくれた気持ちはしぼんじゃったのかと思ったよ。」 嫌な言い方かもしれない。でも、私に思いをぶつけてくれた千聖には、自分の気持ちを自分の言葉で伝えたかった。 「ええ。私は確かに、愛理ととても親しくなりました。」 千聖は怯むことなく、少し考えてからまた言葉をつないだ。 「変わってしまった私を一番最初に受け止めてくれて、孤立しないように側にいてくれたのは愛理ですから。私は愛理の優しさにいつも救われています。 だからこそ、大好きな愛理に負けたくないのです。」 「うん。」 私は千聖の手を握った。 「よかった、千聖の気持ちを教えてくれてありがとうね。やっぱり千聖は変わってな・・・」 その時、ものすごい音を立ててロッカールームのドアが開かれた。 「舞さん。」 「舞ちゃん。」 目を吊り上げた舞ちゃんが立っていた。 「なっきーの嘘つき。元の千聖に戻って欲しいって言ってたじゃん。嘘つき!」 大きな目から涙が零れ落ちていた。 「なっきーは舞の気持ちわかってくれてるって信じてたのに。」 「舞ちゃん、待って」 すごい力で私の手を振り切って、舞ちゃんは一直線に千聖に向かって行く。その勢いのまま、千聖を壁際まで追い詰めた。 「もう嫌だ。全部あんたのせいだよ。千聖を返して。私からキュートのみんなを取り上げないでよ!!」 私は呆然と、胸倉を掴まれてガンガンとロッカーに押し付けられる千聖を見つめた。 どうしよう。 どうしたらいいの。 舞美ちゃん、えりかちゃん。 言うことだけは一丁前で、こんなときにどうすることもできない自分が悔しかった。 「お願いだから元に戻ってよ千聖ぉ・・・」 舞ちゃんが千聖の胸に崩れ落ちる。 舞ちゃんに泣いてるのを悟られないように、千聖が口を押さえて嗚咽をこらえている。 もう私にはどうすることもできない。 にぎりしめたままの携帯を開いて、震える指で履歴をたどる。 【もしもし?】 「・・・っ・・ちゃ・・・・」 電話口に聞こえた声に返事をしようとしたけれど、嗚咽でまともに喋ることができない。 【なっきー?何、なんかあったの?】 舞ちゃんの泣き声が耳に響く。あんなに強気な子を、私のせいで追い詰めてしまった。 「助けて・・・舞美ちゃ・・・みーたん、助けて・・・・」 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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『声だけ』 15KB 虐待 虐待人間 SS投稿し始めてちょうど1年。まだまだ未熟ですがよろしくお願いします タグ補足 ・虐待(ゆっくりを虐待するだけの話。ゆっくり視点なので読み辛い&分かり辛いかもしれません) ・虐待人間(ゆっくりを殺すだけの存在。それ以上でもそれ以下でもありません) 『声だけ』 ・・・・・・ゆ、ここは・・・・・・どこなの? まっくらさんだよ!?なんにもみえないよ!?れいむ、いったいどうしちゃったの!? ・・・・・・ゆっくりおもいだしたよ・・・・・・。 たしか、ゆっくりできないおねーさんにであって、まりさとおちびちゃんがえいえんにゆっくりしちゃって・・・・・・れいむも、いっぱい、いっぱぁい、イタいイタいなことされて・・・・・・。 れいむ、あんまりイタいイタいだったから、すーやすーやしちゃってたんだね。 そうだよ、れいむはあのおねーさんに『よぞらにかがやくおほしさまのようなおめめ』をとられちゃった・・・・・・。 おくちについてるベタベタさんのせいで、なんにもおしゃべりできないよ・・・・・・。 あんよさんもザックザックされて、うごかなぃ・・・・・・。 ・・・・・・イタいぃ・・・・・・イタいよぉ。かぜさんがさわっただけでもゆっくりできないよ。 れいむのモチモチおはださん、どこいっちゃったの? ゆぐっゆぐぅ・・・・・・どぼじで、れいむがごんなめにぃ・・・・・・。 「ゆぴぃ・・・・・・ゆぴぃ・・・・・・」 ゆ?・・・・・・なんだかゆっくりとしたおこえがきこえるよ? なんにもできないれいむだけど、おこえだけはきこえるよ! 「ゆゆぅ~ん、むにゃむにゃ・・・・・・もうたべられにゃいよぉ・・・・・・ゆふふ!」 ゆゆぅ~ん! やっぱりこのおこえはおちびちゃん!おちびちゃんなんだね!? 「ゆぴぃ・・・・・・ゆぴぃ・・・・・・」 どこにいるの!?おちびちゃん!ゆっくり、ゆっくりしていってね! おちびちゃん!ゆっくり――― 『れいむちゃん、起きなさい。お寝坊さんはゆっくりできないわよ?』 ゆゆっ!? こ、このゆっくりできないおこえは・・・・・・れいむたちにヒドいことしたおねーさん!? れいむのだいっじなおちびちゃんが、おねーさんにみつかっちゃったよ! やめてね!やめてね!れいむのおちびちゃんにヒドいことしないでね!? 「ゆ・・・・・・ゆ・・・・・・ゆぅ?・・・・・・だりぇ?れいみゅのすーぱーすーやすーやたいみゅをじゃまするにょは?れいみゅ、もっちょゆっくち、すーやすーやしたいよぉ・・・・・・」 『くすくす。おはよう、れいみゅちゃん?』 お、おちびちゃん!にげてぇぇぇぇぇ!! ゆぅぅぅ、おごえがでないよぉぉぉぉ! おくちのベタベタさん!ゆっくりとれてね! 「ゆゆ?にんげんしゃん?どうちて、れいみゅのゆっくちぷれいすににんげんしゃんがいりゅの?ゆゆ?おきゃーしゃん?おとーしゃん?ど、どこいっちゃったの!?」 おかーさんたちがいなくて、おちびちゃんがさみしがってるよ!? ゆぅぅ、ひとりにしちゃってごめんね! おちびちゃんがあんまりゆっくりとすーやすーやしてたから、おっきさせるの、かわいそうになっちゃって・・・・・・。 それで、おちびちゃんだけのこして、まりさとおねーちゃんたちでおでかけしちゃったんだよ・・・・・・。 ごめんね・・・・・・おちびちゃん、ごべんねぇぇぇ!! 「こわいよぉ・・・・・・れいみゅをひとりにしないでよぉ!ゆわぁぁぁん!さみしいよぉ!」 おちびちゃん!おかーさんはここだよ!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね! 『れいみゅちゃん、落ち着いて。寂しくて悲しい目にあっている貴女を、私がゆっくりとさせてあげるわ』 う、うそだぁぁぁぁぁ!! そのおねーさんはとってもゆっくりできないにんげんさんだよ! ゆっくりしないでゆっくりにげてね!おねがいだよ!おてぃびちゃぁぁぁぁん!! 「ゆわぁぁぁ・・・・・・ゆぅ?・・・・・・にんげんしゃんは、ゆっくちできりゅひと?」 『ええ、そうよ。私はとってもゆっくりしているわ』 「ゆ、ゆっくちしていっちぇね!!!」 『ええ、ゆっくりしていってね?・・・・・・くすくすくす』 だ、だまされないでね! ゆっくりできるおへんじができても、ゆっくりできるにんげんさんじゃないんだよ! 「ゆっくち!ゆっくち!」 ゆぅぅ、おちびちゃん、なんだかたのしそうだよ・・・・・・。 でも、それはちがうんだよぉ。だまされてるんだよぉ・・・・・・。 どぼじで、どぼじでわがっでぐれないのぉぉぉ。おこえさえだせれば、おてぃびじゃんもわがっでぐれるのにぃ。 『くすくす。分かってくれたみたいで安心したわ。そうだ、れいみゅちゃん。私、あまあまをいっぱい持ってるんだけど食べる?』 「ゆゆ!?あみゃあみゃ!?ゆん!ほちい!ほちいよ!れいみゅ、あみゃあみゃだいすきだよ!」 ゆぅぅぅ!?それもおちびちゃんをだますためのワナなんだよぉ! れいむたちも、そのワナにかかって・・・・・・おもわずゆだんしちゃったんだよぉ。 あのとき、れいむたちがゆだんさえしなければ、こんなことには・・・・・・。 『・・・・・・ほら、あそこに大きな黒い塊があるでしょう?あれ全部、とっても美味しい餡子で出来ているの』 ゆゆ?あ、あんこさん? なに、いってるの?そんなのおねーさん、もってなかったよね? いいかげんなことをいって、おちびちゃんをだますのはやめてね! 「ゆゆぅ~ん!しゅごいしゅご~い!こんなにおっきなあみゃあみゃがたっくさん!これ、ぜーんぶれいみゅがむーしゃむーしゃしていいの?!」 『ええ、いいわよ。れいみゅちゃんが満足するまで、好きなだけ食べていいのよ?』 ゆ、ゆゆ? なんだか、おちびちゃんのおこえがちかくできこえるよ? ゆ?ゆ?ゆぅぅ!?・・・・・・ま、まさか。あんこさんって・・・・・・!? 「ゆわーい!むーしゃ、むーしゃ、し、しあわせぇぇえええ!!!」 ゆぎぃぃ!?!? い、いだいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!? や、やめてね!おちびちゃん!!おかーさんを、む、むーしゃむーしゃ、しないでねぇぇぇ!? れいむは、あまあまじゃないよぉぉぉ!! 「むーしゃ!しあわせぇー!むーしゃ!しあわせぇー!しあわせー!しあわせー!」 やめでぇ!やめでねぇぇ!いだい!いだいぃぃぃぃぃ!!ゆっぐりでぎないぃぃぃぃ!! 『くすくすくす!なかなかいい食べっぷりよ、れいみゅちゃん。お母さんも涙を流して喜んでくれるでしょうね!くすくすくす!』 ゆ、ゆぎぎぎぎ・・・・・・っ!そ、そんなわけないでしょぉぉぉ!! い、いだいぃぃぃ!ぼうやべでぇぇぇぇ!おでぃびじゃぁぁぁぁぁん!! 「ゆぷ、れいみゅ、もうおなかいっぱい!ゆっくちー!」 『あら、もういいの?やっぱりおちびちゃんだからそんなに沢山は食べられないのね』 ゆひぃ、ゆひぃ、だ、だずがっだよぉ。 もうすごじで『ちゅうすうあん』までたべられじゃうどごだったよぉ! 『・・・・・・くすっ、命拾いしたわね、れいむ』 ゆ、ゆぐぅぅぅ!ご、ごいづぅぅぅ!! ゆ゙、ゆ゙、ゆ゙るざないよぉぉ、ゆ゙るざないぃぃぃぃ・・・・・・!! 『くすくすくす。怖い顔、してるのよね?・・・・・・でも、そんな姿で何ができるの?くすくす!まあ、元から何もできないんでしょうけどね』 ぐ、ぐやじいぃぃ!でも、なんにもでぎないぃぃぃ!びぐんびぐん! 「なんだか、おなかいっぱいになったら、うんうんしたくなってきちゃよ!れいみゅのすーぱーうんうんたいむ、はっじまっるよー!すっきりー!」 お、お、おでぃびじゃん!?うんうんは、おトイレでしてねぇぇ! ぐ、ぐざいぃぃぃ!だれが、おちびちゃんのうんうんをかたずけてあげてねぇぇっぇ!! 「ゆふぅ、すっきりした!」 『さぁ、れいむちゃん?すっきりできたら、お姉さんと一緒に遊びましょう?』 や、やめろぉぉぉ!おちびちゃんになにをするきだあぁぁぁ!? 『くすくすくす!ほぉら!高い高ーい!』 れいむのかわいいおちびちゃんに、きたないてでさわるなぁぁぁぁぁぁ!! 「ゆゆ!?ゆわー!おしょらをとんでるみちゃーい!」 ゆ、ゆぅぅ!? 「ゆーん♪ゆーん♪ゆーん♪ゆーん♪きゃわーいいれいみゅは、ぱいろーっとしゃーん!」 ・・・・・・なんだかおちびちゃん、とってもゆっくりとしたおうたをうたってるよ! さすがれいむのおちびちゃんだよぉ・・・・・・ゆっくりぃ~・・・・・・。 「ゆふふ、ゆふふ!」 『・・・・・・さぁ、もっとスピードを上げるわよ?そーれ!』 ゆ? 「ゆ~ん、ゆゆ?ゆっ!?ゆっ!?は、はやいよ!?はやいよぉー!これじゃゆっくちできにゃいよー!やめちぇね!やめちぇね!ゆっくち!ゆっくちとまってね!」 『くすくす!何言ってるのよ、これくらいスピードが無いと面白くないでしょう?』 ゆ、ゆぅ!?なんだかおちびちゃんのようすがおかしくなってきたよ!? やめてね?やめてね!? 『本機はこれより胴体着陸に移りまーす!ひゅ~ん!・・・・・・どぉ~~ん!!』 「ゆーーー!ゆぐちゃっ!!」 ゆ!?ゆ!?ゆ!? な、なにがおこったの?なんだか、とってもゆっくりできないおこえがきこえたよ!? ぐ、ぐじゃって・・・・・・ま、まさか、おちびちゃんを、じめんさんにたたきつけたのぉぉぉ!? よ、よぐもおちびちゃんをぉぉぉ!! 「ゆ、ゆべ・・・・・・い、いちゃい・・・・・・」 ゆ、ゆぅぅ!?おちびちゃん!ぶじなのぉぉ!? 『安心しなさい。ちょうど落下地点に柔らかいうんうんがあったみたいね。それがクッションになって衝撃による破壊は免れたわ。でも・・・・・・とっても汚くなっちゃったわ。くすくす!』 お、おばえがやったんだろぉぉぉぉがぁぁぁ!! おでぃびじゃんにあやばれぇぇぇ!ゆっぐりざぜろぉぉぉ!! 「ゆぅぅ!?ぐじゃいぃぃ!!う、うんうんが、れいみゅのあじあんびゅーちーなくろかみにぃぃ!!」 ゆぅぅ!? ゆあぁぁぁぁ、おちびちゃん!よごれちゃったんだねぇぇ! かわいそうだよぉぉぉ、ゆっくりしてぇぇぇ。 「きちゃない!きちゃないよぉ!くちゃいよぉ!!とって!うんうんとってぇ!ゆっくちできにゃいぃぃぃ!!」 おてぃびちゃぁぁぁん!おかーさんがぺーろぺーろしてあげたいよぉぉぉぉ! そうすれば、きれいきれいになって、ゆっくりできるのにぃぃぃぃ! 『ああ、ダメね。全然ダメ。こんな汚物、もうゆっくりなんてできないわ』 な、なにいってるのぉ!? どんなことがあってもおちびちゃんはゆっくりできるでしょぉぉぉ!! そんなこともわからないのぉぉ!?バカなのぉぉ!?しぬのぉぉぉぉ!? 『確か、AQN印のゆ虐ハンマーを持ってきたはず。えーと・・・(ガサゴソ)・・・あったあった。』 は、はんまー、さん?なに、それ。とってもゆっくりできないおなまえだよぉ!? それで、なにを、するきなのぉぉ!? 『それじゃ、まずは軽~く、えい☆』 ドゴォ! 「ゆぐんはっは!」 おてぃびちゃぁぁぁぁん!!? ゆっぐりしてないおごえがぁぁぁ!? お、おばえぇぇぇぇ!おてぃびじゃんになにをじだぁぁあ!? 「ゆひぃ、ゆひぃ・・・・・・どぼじで、どぼじでごんじゃごどすぢゅのぉぉ!?にんげんしゃんは、ゆっくちできりゅひとじゃにゃいのぉぉぉ!?」 『ええ、私はゆっくりしてるわよぉ。こうやって、ゆっくりを虐めてるとねぇ・・・・・・とぉ~ってもゆっくりできるのよぉ!・・・・・・くくくくく、ひひひひひひ・・・・・・きゃぁははははははぁー!!』 ゴス!ゴス!ゴス! 『ほぉら!ほぉら!ゆっくり、ゆ~っくり!叩き潰してあげるわぁ!まずはあんよから!くすくすくす!』 やべろ!やべろぉぉぉぉぉ!! おでぃびじゃんにひどいごどをずるなぁぁぁぁぁぁぁ!! ゴスゴスゴスゴスゴス! 「ゆんやーー!!やべちぇー!!いじゃい!いじゃい!ゆっくちできにゃい!!」 『きゃははははぁー!きゃははははぁー!きゃぁぁぁぁははははははぁぁぁぁぁ!!』 ・・・・・・やめてよぉ、やめたげてよぉぉぉぉ!! おちびちゃん、いたがってるよぉぉぉぉ!! 『くっすくすくす!ほぉら、れいみゅちゃんのあんよが真っ平らになっちゃったわよ?お母さんにも見せてあげたかったわぁ!くすくす!』 ゆわぁぁぁ、おちびちゃんのあんよさんがぁぁ!? ひ、ひどい・・・・・・それじゃ、もう、ゆっくりとおさんぽもできないよぉ・・・・・・。 『さぁって、次はお顔をゆっくりと甚振ってあげるわねぇ・・・・・・』 「ゆぴぃ!ゆぴぃ!おとーしゃん!おきゃーしゃん!たすけちぇね!きゃわいいれいみゅをたすけにきちぇね!!」 ゆぅ!? 「ゆげっ!ゆべしっ!どぼじで、だすげでくれだいどぉ・・・・・・?れいみゅのこと・・・・・・きらいになっちゃの?」 そ、そんなわけないでしょぉぉ!? おちびちゃんは、れいむにとっては、かけっがえのない!たいっせつな!おちびちゃんなんだよぉぉ!!? きらいになんか、なるわけないでしょぉぉぉぉ!! 『くすくす!残念だけど、お父さんもお母さんも助けてなんかくれないわよ?お父さんは死んじゃったし、お母さんは・・・・・・ほら、貴女の目の前にいるでしょ?さっきお腹一杯食べたじゃない。くすくすくす!』 ゆぅ!?や、やべろ・・・・・・!おちびちゃんにへんなこと、いうなぁ!! 「ゆ?・・・・・・ゆゆっ!?う、うしょだ!うしょだ!あみゃあみゃが!?しょんな、しょんなこちょ・・・・・・」 ゆあ、ああ、ゆっくりがゆっくりをむーしゃむーしゃするのは、ゆっくりできないこと、なんだよぉ。 そ、そんなこと、おちびちゃんがしったら・・・・・・! 『本当よ。ほら、こうやってお飾りをつけてやれば・・・・・・判るかしら?』 「ゆぅぅぅ!?お、おとーしゃん!?おきゃーしゃん!?」 あ、あああ、きづいちゃ、だめぇぇぇ・・・・・・ゆっくりできなくなっちゃぅぅ・・・・・・。 『くすくす。ほら、こっちにはまりちゃお姉ちゃんもいるわよ?』 「ゆ、ゆ、ゆ、ゆげぇぇぇ!!!」 ゆ、あ、あぁぁぁ!!お、おちびちゃん、あんこさんはいちゃダメぇぇぇぇ! 『さぁて、そろそろお開きにしようかしら。ゆっくりと押し潰してあげる。くすくす』 「ゆげぇ!ゆげぇ!ゆぐぐぐ!!」 ぐぞぉぉ、うごいてねぇ!あんよさんうごいてねぇぇ!! れいむが、れいむが!ゆっくりしたおちびちゃんをたすけるんだよぉぉぉぉ!! うごげぇぇぇ、うごげぇぇぇ! どぼじでうごがないのぉぉぉぉ!?おでぃびじゃんのぴんっちなんだよぉぉ! いうごどぎげぇぇ!ごの、ゲズおんよぉぉぉぉ!! 「や、やべちぇ・・・・・・!ちゅっ、ちゅっ、ちゅぶれりゅ!ちゅぶれりゅぅぅぅ!!!うげへっ!」 ゆっ!?ゆぅぅぅぅぅ!! やめでぐだざいっ!おでがいじまずっ! どっでもゆっぐりとじだおでぃびちゃんなんでずっ! もうぞのごじがいないんでずぅぅ!ぞのごがいなぐなっじゃっだら、でいぶはぼうゆっぐりでぎまぜん! だから!だがだぁぁ!! やめて、やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて! やめ――――――! 「も、もっちょ・・・・・・ゆっくち、したかっ、ちゃ・・・・・・・・・・・・ゆぐ」 ゆ、 『くす』 ゆわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! 『くすくすくすくすくすくすくすくすくすくす!』 おてぃびちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!! どぼじでぇぇ、どぼじでれいむのおてぃびじゃあんがぁぁあああぁぁぁぁぁああああああ!!??!!??! 『聞こえてたわよねぇ?れいむぅ。貴女のおちびちゃんの断末魔、とぉ~ってもゆっくりしてたわぁ!くすくす』 あああああああああ、いうなぁぁあぁぁああ!!いうなぁぁぁぁぁ!!! おでぃびじゃんんん、おでぃびじゃああああああああんん!! 『くすくす、喋れなくてもわかるわ。貴女の絶望に打ちひしがれている様が。お目目の無い眼孔から一杯涙があふれだしてるわ。それにこんなにビクンビクン震えちゃて。かぁわいい、くすくす!』 あ、あ、あ、あああ・・・・・・。 お、お、お、おてぃ、びじゃ、ん。 『やっぱりれいむ種の同種血縁に対する愛情は本物ね。他種にはあんなに冷血になれるのに』 ゆっぐり、ゆっぐりぃ、ゆ、ゆ、ゆ・・・・・・。 『さぁてと、遊び終わったらお片づけしなくちゃ。ゆ虐はルールとマナーを守って行うものだからね』 ・・・・・・ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり?れいむ、おそらを、とんでる? 『ええっと、加工所のゆっくり回収箱はっと・・・・・・あったあった』 ガチャリ 『・・・・・・スゴイ臭い。人間の私でさえ感じるこの死臭・・・・・・ゆっくりである貴女にとっては最高のゆっくりプレイスね。さぁ、ここで皆とゆっくりしていきなさい。ポイポ~イっと』 ドサドサ 『じゃあね、れいむ。今日は本当にゆっくりとさせてもらったわ。貴女もゆっくりしていってね!くすくすくす』 バタン ゆっくり、ゆっくり・・・・・・ここ、どこ? とっても、くさい、よ。 「・・・・・・ゆっくり、できない、のぜぇ」 「・・・・・・だずげでぇぇ」 「わがらな・・・・・・い、よぉぉぉ」 「・・・・・・んほぉぉ」 「・・・・・・いんぽ・・・・・・てんっ・・・・・・」 ゆっくりできない、おこえも、きこえる、よ。 「・・・・・・ゆっくりじだぃ・・・・・・」 「・・・・・・ゆっぐりぃぃ、ゆっぐりぃぃぃ・・・・・」 「・・・・・・ゆびゃぁぁ」 ゆぅぅ・・・・・・ゆっくりできない・・・・・・。 どぼじで、れいむが、こんな、めにぃ・・・・・・? おちびちゃんたちと、ゆっくりしてた、だけ、なのに・・・・・・。 どぼじで、どぼじで、ど、ぼ、じ、で・・・・・・。 「・・・・・・ゆっくり」 「ゆっぐりぃ・・・・・・」 「ゆっくりぃぃぃ」 「ゆぐ、ゆぐりぃ」 ゆぅ、みんなもゆっくり、したかったんだね・・・・・・。 みんな、ゆっくり、して、ゆっくり、ゆっくり・・・・・・。 ゆっくり・・・・・・していってね・・・・・・ <了> 前作: anko3251_ゆっくりとした饅頭を1枚撮影せよ
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◆ゆっくり親子の窯焼き◆ あつあつの鉄板にゆっくりれいむの親子を一匹ずつおきます。 当然じゅうじゅう熱されるので 「あづいよ!!! じんじゃうよぉおおお!!!」と喚きます。 ぴょんぴょん飛んで親子で仲良く逃げ出そうとするのでフライ返しで丁寧にブロックします。 さて、そのままでは子供の方が先に焼かれてしまいます。 「おがあさぁああああん!! あづいよぉおおお!!!」 「ゆ゛っ!! あがじゃん ゆっぐりおかあさんのなかにはいっでねえぇええ!!!!」 親の美しい愛情です。おかあさんれいむは少しでも灼熱地獄から 子供を守ろうと、口の中へまねきいれます。 そこですかさず親の口をホッチキスで留めます。 「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛」 これで子供が逃げ出す心配はありません。あとは思う存分熱します。 「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 「ゆ゛っゆ゛っ おがさぁああん!!! だいじょうぶぅうう!!??」 子供も子供でおかあさんの事を気遣います。素晴らしい親子愛です。 「だいじょうぶぅう!! だいじょうぶだよぉおお!!! あ゛ん゛じんじてねぇええええええ!!! だいじょうぶ……… だいじょうぶ……… ………やっばりだいじょうぶじゃないぃいいい!!! じんじゃうよぉおおおおお!!!!!」 死ぬ寸前、ゆっくりれいむは暴れまくります。 ここで中の赤ちゃんを潰さないように焼くのが腕の見せ所です。 フライ返しをさっきより芸術的に上手く使わないと、中身がつぶれてしまいます。 さて、どんどん熱していくと、当然親ゆっくりの方が先に死にます。 顔の底は焼け焦げて真っ黒になり、目は茹で上がって白濁し、凄い事になっています。 しかし問題ありません、親の方は食べないのです。 親が死んだ事を確認したらここからが本番です。 ここからは、火を中火~弱火のトロ火にして、じっくり、ゆっくりと焼きましょう。 ここでしばらく待ちます。 「ぴっぎゃぁああああああ!!!!」 おっと、赤ちゃんの悲鳴が聞こえてきました。 親が生きている時は口の中は一定の温度でしたが、親が死ぬ事で 熱が口の中まで伝わっていき、蒸し焼きとなるのです。 「あぢゅぃよぉおおおお!! おがぁさんだずげでえぇえええええ!!!!」 おかあさんはもうとっくに死んでいるので助けられません。 その事を知らない赤ちゃんゆっくりは、必死に救助を求めます。 「おがあざあぁあああああん!!!!どおじてだすげてぐれないのぉおおお?!!!! あづいよぉおおおお!!! じんじゃうよぉおおおおおお!!!!」 そのうち声は段々と小さくなり、最後には聞こえなくなります。 声が聞こえなくなった後、ホチキスで留めた親の口のスキマから水蒸気が出てくれば完成です。 お皿に盛り付けて、ホチキスを外し、ポテトなどを添え、お客様の前に持っていきます。 食べる時はお客様が、ナイフで口を開きます。 お客様が切開する事で、熱が逃げず、 直前まで蒸されているアツアツのゆっくり料理を食べる事ができるのです。 口を切り開いていくと、まずモワッと水蒸気が出てきます。 蒸気の中から出てきたのはあかちゃんれいむ、窯となった親の口の中で じっくりと蒸し焼きにされて、目はカッと見開き 舌がでろんと伸びている、ものすごい形相のまま死んでいます。 その顔にナイフをいれると、まるでクリームを切っているかのように すっと一切の抵抗なく切り分けられます。 もともと赤ちゃんゆっくりは皮ごと丸ごと齧れるほど柔らかいのですが この蒸し焼きになった赤ちゃんは口の中ですぐにとろけるほど柔らかいのです。 普通に蒸したりしてもこうはいきません。 親の美しい愛情でゆっくりと蒸し焼きになるから、こうなるのです。 今日はゆっくり料理専門のお店 ゆっくり亭の人気レシピをお届けしました。 著:Wizardry このSSに感想を付ける
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◆ゆっくり親子の窯焼き◆ あつあつの鉄板にゆっくりれいむの親子を一匹ずつおきます。 当然じゅうじゅう熱されるので 「あづいよ!!! じんじゃうよぉおおお!!!」と喚きます。 ぴょんぴょん飛んで親子で仲良く逃げ出そうとするのでフライ返しで丁寧にブロックします。 さて、そのままでは子供の方が先に焼かれてしまいます。 「おがあさぁああああん!! あづいよぉおおお!!!」 「ゆ゛っ!! あがじゃん ゆっぐりおかあさんのなかにはいっでねえぇええ!!!!」 親の美しい愛情です。おかあさんれいむは少しでも灼熱地獄から 子供を守ろうと、口の中へまねきいれます。 そこですかさず親の口をホッチキスで留めます。 「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛」 これで子供が逃げ出す心配はありません。あとは思う存分熱します。 「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 「ゆ゛っゆ゛っ おがさぁああん!!! だいじょうぶぅうう!!??」 子供も子供でおかあさんの事を気遣います。素晴らしい親子愛です。 「だいじょうぶぅう!! だいじょうぶだよぉおお!!! あ゛ん゛じんじてねぇええええええ!!! だいじょうぶ……… だいじょうぶ……… ………やっばりだいじょうぶじゃないぃいいい!!! じんじゃうよぉおおおおお!!!!!」 死ぬ寸前、ゆっくりれいむは暴れまくります。 ここで中の赤ちゃんを潰さないように焼くのが腕の見せ所です。 フライ返しをさっきより芸術的に上手く使わないと、中身がつぶれてしまいます。 さて、どんどん熱していくと、当然親ゆっくりの方が先に死にます。 顔の底は焼け焦げて真っ黒になり、目は茹で上がって白濁し、凄い事になっています。 しかし問題ありません、親の方は食べないのです。 親が死んだ事を確認したらここからが本番です。 ここからは、火を中火~弱火のトロ火にして、じっくり、ゆっくりと焼きましょう。 ここでしばらく待ちます。 「ぴっぎゃぁああああああ!!!!」 おっと、赤ちゃんの悲鳴が聞こえてきました。 親が生きている時は口の中は一定の温度でしたが、親が死ぬ事で 熱が口の中まで伝わっていき、蒸し焼きとなるのです。 「あぢゅぃよぉおおおお!! おがぁさんだずげでえぇえええええ!!!!」 おかあさんはもうとっくに死んでいるので助けられません。 その事を知らない赤ちゃんゆっくりは、必死に救助を求めます。 「おがあざあぁあああああん!!!!どおじてだすげてぐれないのぉおおお?!!!! あづいよぉおおおお!!! じんじゃうよぉおおおおおお!!!!」 そのうち声は段々と小さくなり、最後には聞こえなくなります。 声が聞こえなくなった後、ホチキスで留めた親の口のスキマから水蒸気が出てくれば完成です。 お皿に盛り付けて、ホチキスを外し、ポテトなどを添え、お客様の前に持っていきます。 食べる時はお客様が、ナイフで口を開きます。 お客様が切開する事で、熱が逃げず、 直前まで蒸されているアツアツのゆっくり料理を食べる事ができるのです。 口を切り開いていくと、まずモワッと水蒸気が出てきます。 蒸気の中から出てきたのはあかちゃんれいむ、窯となった親の口の中で じっくりと蒸し焼きにされて、目はカッと見開き 舌がでろんと伸びている、ものすごい形相のまま死んでいます。 その顔にナイフをいれると、まるでクリームを切っているかのように すっと一切の抵抗なく切り分けられます。 もともと赤ちゃんゆっくりは皮ごと丸ごと齧れるほど柔らかいのですが この蒸し焼きになった赤ちゃんは口の中ですぐにとろけるほど柔らかいのです。 普通に蒸したりしてもこうはいきません。 親の美しい愛情でゆっくりと蒸し焼きになるから、こうなるのです。 今日はゆっくり料理専門のお店 ゆっくり亭の人気レシピをお届けしました。 著:Wizardry このSSに感想を付ける
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人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 たとえば、 #price_list(game-toy) と入力すると以下のように表示されます。 ゲーム・おもちゃ全般の売れ筋商品 #price_list ノートパソコンの売れ筋商品 #price_list 人気商品リスト #price_list
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『歯止めがない』 4KB 観察 小ネタ 赤ゆ 独自設定 二作品目です よろしくお願いします コロコロ、コロコロ れいみゅは転がる コロコロ、コロコロ どんどん転がる コロコロコロ、べちゃ!「ゆぎゃっ!」 コロコロ転がると壁にぶつかる すっとん!コロコロ… 壁にぶつかると穴に落ちる、そして逆方向にまた転がり始める コロコロ、コロコロ れいみゅは転がる、下り坂を転がる コロコロ、コロコロ 回転すると加速がついてくる コロコロコロ、べき!「ゆぴぃぃぃぃ!!れ、れいみゅのはしゃんが!!」 すっとん!コロコロ… また穴に落ちるとまたもや逆方向に転がり始める コロコロ、コロコロ 「もうやじゃ!、れいみゅはころころしたくにゃいよ!!!」 コロコロ、コロコロ 「なんじぇとまっちぇくれにゃいのぉぉぉ!?」 コロコロコロ、べちゃ!「とまっちぇぇぇぶぎょ!?」 すっとん!コロコロ… 「ゆぁ…やじゃ……やじゃやじゃじゃ…」 コロコロ、コロコロ 「ちょめちぇ…あんよしゃんもおしゃげしゃんもれいみゅを……」 コロコロ、コロコロ 「たしゅけちぇ!たしゅけちぇ!」 コロコロコロ、ザクッ!「ゆぎゃあああぁぁぁぁ!にゃんかしゃしゃったのじぇぇぇ!」 すっとん!コロコロ… 「いぢゃいぃぃぃぃぃ!みょうやじゃぁぁぁぁ!」 コロコロ、コロコロ 「ゆ゛…!ゆ゛…!ぎぼぢわるぎゅなっじぇぎだぁぁぁ…」 コロコロ、コロコロ、コロコロ 「ゆ゛ぎゃあぁぁぁ…!ゆ゛ぎぇぇぇぇぇ…!ゆ゛ああああぁぁぁぁ…!」 コロコロ、コロコロ、コロコロ、ベチャ!!「ぶっ…!?!?!がば?!」 すっとん!コロコロ… 「ざっぎよりいじゃぃぃぃぃぃ・・・」 コロコロ、ザクッ!コロコロ、ザクッ! 「ゆぴゃぴゃ!?!?あんよ゛ざんににゃにぎゃ、ゆぎゃああぁぁ!!れいびゅのおべべざんがいぎゃぃぃぃぃ!!?!?!」 コロコロ、ブスッ!!コロコロ、ブスッ!!コロコロ、ブスッ!! 「ぢぃぐぢぃぐじにゃいでぇぇぇぇぇ!?!?!?ぶーずぶーずやべぇろぉぉおおおぉ!?!?!?!」 コロコロ、『ジュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・!』ロコロ 「ゆべりゃ!?!?あぢゅいぃぃぃぃ!?!??!?!いじゃぁぁぁぁぁあ!!??!?!」 コロコロ、コロコロ、コロコロ、コロコロ、コロコロ、コロコロ… グチャ!!!「ブッ!!!!」 「ゆ゛……ゆ゛………」 「やっじょ……おわっじゃ……の゛?」 「れいみゅは……いぎのこっれじゃんじゃね……ゆっぎゅり、ゆっぎゅっちしじゃいよぉっぉぉ・・・」 「ゆ゛…?あれ゛は……れいみゅのりぼんじゃん!」 「まっじぇ!まっじぇ…!ゆっぎゅりがえじてにぇ!」 「あじょ、もうしゅこしじゃよ!りぼんじゃんまっじぇにぇ…!!」 「りぼんじゃあぁぁぁ『ベチャ!!!』…いじゃいいいいぃぃぃぃぃ!?!?!?『カチャンッ!』れいみゅのはじゃんがぬげじゃっだよおおおぉぉぉぉ!??!どうぢでぇええぇぇぇぇええぇ!?!?!」 「どうめいなかべじゃんにゃのぉぉぉ!?!??じゃまじにゃいでええぇぇえ!!!りぼんじゃんをれいみゅにがえぢでよぉぉぉぉ!!!!!」 ジ・・・ジ・・・ジ…カッタン!カチャカチャカチャ… 「ゆ゛!?りぼんじゃんどきょいぐの!??!しぢゃにに゛ゃんでいきゅの!?」 「あ゛ぁぁぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁあ!?!?!?」 「どうに゛ゃっでるの!?ゆぎいぃぃぃいぃいいぃl!?!?!」 カチャカチャカチャカチャカチャ… 「こにょおぢょはにゃんに゛ゃのおおぉぉぉ!!!???ゆっぎゅりでぎにゃいぃぃぃぃ!??!?」 カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ…カタンッ! ウィーー…… 「ゆ…ぎょっぎょ!?!?!じめんじゃんがうぎょいちぇるぅぅぅぅ!?ゆわわわわ!?!?」 「じめんしゃんおぎあがりゃないで!!!れいみゅがたちぇなくにゃるのぉぉおぉお!??!!ゆん!?」 すっとん! 「………まじゃが、ましゃがあああぁぁぁぁあああぁぁ?!?!?!」 コロコロ、コロコロ 「いやじゃああああああああああああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」 コロコロコロコロコロコロコロべちゃ!!「―じゅっげで!!?!?」すっとん!コロコロコロコロコロコロコロぶぎっ!すっとん!「―きゃざん!?!?」 コロコロコロコロコロコロコロすっとん!コロコロコロコロコロコロコロすっとん!…………… おまけ 「おぢびじゃあああああああああんんんんんんんん!?!??!??!?!」 『よかったなれいむ!あまあまだぞ?さぁおたべなさい!』 「これはれいむのおちびちゃんだああぁぁぁ!!!!!!!!たべるわけないだろくそにんげんんんん!!!!!!」 『うるせぇ!!!!!!食えって言われたら食うんだよ、この糞饅頭があああああああ!!!!!!』 「やべちぇ!?ああぁぁぁあああっぁぁぁ!?!?!?!いじゃぃぃいぃぃぃいぃぃ!!!きのはへんさんがささるうううぅぅぅぅ!??!?!でも、じあわぜぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 『なんだ…怪我するから食べたくなかっただけかよ、とんだゲスだな!次のれいみゅもおいしくしてからたべさせてやるからな!お兄さんやっさしー!』 「もうずっぎりじだぐないいいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!まりざああぁぁぁぁぁ!!!!だずげでよぉぉぉぉぉぉ!?!?!?」 *二作品目です、相変わらず駄作臭ぷんぷんですが、こんなのでもだれかの虐待ハートを癒せればいいなぁ 作中に出てくるのは木でできたころがす系のオモチャっぽい虐待アイテムというものです、赤ゆっくりはセリフが難しいですね 過去作品 anko4499 群れは誰のもの?
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『元気な家畜』 「ゆっくりしていってね!!!」 部屋に入ると俺は元気な挨拶で迎えられた。 その部屋に置いてあるメタルラックの各段には透明な箱が二個ずつ乗っかっている。 一の段にはゆっくりありす×2。 二の段にはゆっくりまりさ×2。 三の段にはゆっくりれいむ×2。 四の段にはゆっくりぱちゅりー×2。 それぞれが一匹ずつ透明な箱に収められ、俺に向けてニコニコと笑顔を浮かべていた。 彼女たち八匹は饅頭生産機だ。決してペットではない。 元々野良ゆっくりだったのだが、家で飼ってやると攫ってきたのだ。 少なくとも寒さに凍えることもなく、外敵もないのだから外よりは楽な生活と言える。 しかし楽な生活をさせるために家に置いてるわけじゃない。 饅頭生産機なのだから饅頭を生産しなければゴミ当然なのだ。 「ゆっくりしていってね!! れいむのあかちゃんおいしいよ!!」 「むきゅ、ぱちゅのあかんぼうはおいしいのよ! だからぱちゅをえらんでね!!」 「まりさのあかちゃんがいちばんだよ!! とってもおいしいよ!!」 「かっこいいおにーさんはもちろんありすをえらぶわよね! …おねがいだからえらんでねっ!」 ゆっくり達は自らの赤ちゃんを食べてとお願いしてくる。 彼女たちは自分たちが生きるために赤ちゃんを俺に推薦しているのだ。 饅頭を生産しなければ食事を与えない、それがこの家のルール。 そして饅頭を生産するには俺に選んでもらい、箱から出してもらって交尾する必要がある。 だからこそ俺の機嫌を損ねないように笑顔で元気に挨拶し、自らの赤ちゃんの美味しさを叫ぶのだ。 最初は赤ちゃん返してと叫んだり、想像と違った生活だったようで沈んでたりもした。 しかしこいつらも慣れて来たのだろう。 今では元気いっぱい、満面の笑顔で俺に媚びてくる。少なくとも俺の前では。 八匹いて選ばれるのは二匹。 昨日はれいむ種の赤ちゃんだけを食べたかったのでれいむ二匹が選ばれた。 しかし今日はどれでもいい気分だ。 せっかくなので会話しながら決めるとしよう。 「やあ、まりさ」 「ゆっくりしていってね!!」 「おにーさんきょうもゆっくりしてるね!!」 話しかけられたまりさ達は本当に嬉しそうに返事をしてきた。 ここ数日は他種の饅頭ばっかり食べていたので相当に飢えているのだ。 「まりさは相変わらず不細工で汚い帽子だなぁ。 自分でもそう思うだろ?」 「ゆ…ゆん! まりさのかおはぶさいく…だよ」 「帽子はどうなんだ?」 「き、きたないよ…」 まったく素直なことだ。 何よりも大事にしている帽子だと言うのにね。 「隣のまりさは?」 「まりさはぶさいくできたないよ。 だからまりさをえらんでね?」 「不細工で汚いまりさの赤ちゃんなんて食べたくないしなぁ…」 「ゆ"…」 はは、言葉に詰まってやんの。 そもそもこいつらは家に連れ込んだ時点で洗ってやったのだから少なくとも汚れちゃいない。 「じゃあ次はれいむ達。 君たちはゆっくりしてるかい?」 「ゆっくりしてるよ!」 「おにーさんのおかげでたべものにもこまらないよ!!」 この二匹は昨日食事を貰ったので他よりは元気だ。 「そうか、赤ちゃんが昨日も食べられたけどゆっくり出来るんだな」 「ゆ、ゆぅ…」 「お母さん助けてぇ…なんて最後に言ってたな。 どう思った?」 「かなしいよ。あかちゃん…かわいかったよ」 「でもゆっくり出来るんだ」 「ゆ、ゆううぅ…」 「ゆっくり…でき、できな… でき、る…よ」 母性の強いれいむ種だけにこの質問は辛かったようで涙目になっている。 それでも「ゆっくり出来ない」と本当の事を言わないあたり食欲が勝ったか。 いくら昨日食べれたと言っても一食だけ。 成体のゆっくりには辛いだろうからな。 「田舎者のありす達はどう? ここでの暮らしは辛くないか?」 「とかいはでくらしやすいわ。 ほんとうにかんしゃしてるのよ」 「そとではほんとうにつらかったの。 とかいはなおにーさんとであえてしあわせよ」 このありす達は本当に俺に感謝している節がある。 まあ人間のおうちなんて野良ありすにとっては都会だろうからね。 何よりも都会派であることを重んじる彼女たちはこの生活もまんざらじゃなさそうだった。 「でもお前たちの幸せってすっきりだろ? よく聞くぜ。お前らありすがペットのゆっくりを犯すって」 「ち、ちがうわ。 そんなのいなかものがやることよ」 「ほんとうのすっきりはあいするゆっくりとするのよ」 可笑しなことを言う奴らだ。 この家の饅頭生産では愛してないゆっくりと何度も交尾したくせに。 だがまあ、レイパーモードになるのを見たことは無いし、野良の中では都会派な方なのかも知れない。 「でも本当は他のゆっくり犯したくてたまらないんだろう? 一段上にいるまりさなんかを押さえつけて、何度も何度もすっきりしたいんだろう?」 「し、しないわ。そんなこといなかもののすることよ」 「お前ら田舎者じゃん」 「でもしないのよ…」 「それだけは…だめなの」 れいむやまりさならここで「じぶんはれいぱーだよ」なんて調子よく答えただろう。 少なくとも自分がレイパーであるとは絶対に認めないのがこのありす達だった。 個人的にはレイパーである方が饅頭生産の効率が上がって嬉しいんだけどな。 交尾の時もこの二匹は相手に身を任せてる感じだし。 「で、馬鹿のぱちゅりーはどうよ? 今日も馬鹿やってるか」 「むきゅぅ…ぱちゅはばかじゃないわ」 「むきゅっ! ばかなぱちゅりーはきょうもばかしてるわ。 あへあへあ〜へ〜♪」 この二匹は対照的だった。 一匹は自分が賢いと信じ、そこだけは考えを曲げないお馬鹿さん。 もう一匹は俺に媚びることが得に繋がると分かっているお利口さん。 お利口さんは馬鹿を演じるために変な顔で涎を垂らしながら変な歌をあへあへ歌っていた。 …やっぱこいつもお馬鹿さんだわ。 「どうでもいいや。 今日は自分の子が死んでもゆっくり出来ちゃうれいむと馬鹿ぱちゅりーにしよう」 結局適当に二匹選んで箱から出してやる。 他のゆっくりは不満そうだったが俺が顔を向けると笑顔を作った。 ここで不満を爆発して怒りだしたりすると餓死寸前まで選ばれなくなると知ってるからな。 だから何も言わない。俺が話しかけない限りは挨拶以外ほとんど喋らない。 「さ、今日もたくさん赤ちゃん作れよぉ?」 「ゆっくりりかいしたよ」 「むきゅ、おいしいこをつくるわ」 床に置かれた二匹は俺の合図とともにお互い擦り寄って交尾を始めた。 単なる作業としての交尾だ。 繁殖のためではなく、自分が食料を得るための行為。 それをよく理解している二匹はちっとも幸せそうじゃない顔で交尾を続けた。 そして間もなくれいむが先にすっきりし、ぱちゅりーに子を宿らせた。 ぱちゅりーの頭から茎が一本生え、その先にはれいむ種とぱちゅりー種の赤ちゃんゆっくりが実っている。 後は赤ちゃんが産まれ落ちるまでの数分間を待つだけだ。 今食べるより産まれ落ちてからの方が柔らかくて味も美味しいのだ。 「ゆっくりちていっちぇね!!」 「むきゅむきゅむきゅーん!!」 産まれ落ちた赤ちゃん達は母親たちに向かって産まれて初めての挨拶を行う。 だが母親たちは返事をしない。 そんなことをしてもすぐ死ぬ娘なので無駄だと分かっているのだ。 だからただ悲しそうな表情で赤ちゃん達を見つめるだけだ。 ぱちゅりーに至っては娘を見ようともしない。ただ震えて俺の食事が終わるのを待っていた。 俺は母親から返事を貰えず戸惑っている赤ちゃんれいむを摘まんで持ち上げる。 「ゅゅ? ゆっくりちていってね!!」 「いただきます」 「ゅ?」 パクンチョ。 赤ちゃんれいむを口に含んで舌の上でコロコロ転がす。 「ゅゅ? ゅー、ゅー…」 口の中からくぐもった声が聞こえる。 楽しげな声だ。きっと自分の命が後数秒だなんて分かっちゃいない。 母親のれいむは俺の顔をじっと見つめていた。 俺はそんなれいむに口の中を見せてあげる。 「ゅゅ、あかるくなっちゃよ! ゆー! おかーしゃんがとおくにいりゅよ! うぶっ」 そして噛みついた。 「ゅ"…」 最後にそう呻いて赤ちゃんれいむの声は聞こえなくなった。 あとは微かに震えるだけ。 「おお、美味い。今日の赤ちゃんは中々いけるぜ」 続いて赤ちゃんぱちゅりーも摘まみ上げる。 「むきゅ? ぱちゅとおあそびすりゅの? 赤ちゃん達は姉妹が食べられたことに気付いちゃいない。 まだ悪意を知らない赤ちゃんは、俺が遊んでくれると信じてる。 でも悲しいけどお前ら饅頭なのよね。 パクリ。 「こっちはまあまあだな。お馬鹿なぱちゅりーに似ていて馬鹿そうだったもんな」 「む、むきゅ…」 「だよな?」 「そう…ね。ぱちゅりーが、ばかだから…」 ぱちゅりーは悲しそうに俯いてそれきり黙りこんだ。 俺は悲しむ二匹を肴に残りの赤ちゃんも食べていった。 赤ちゃん達は数匹姉妹が食べられてようやく俺が捕食者と気付いたようで逃げ回った。 だがゆっくりした速度で逃げるものだから捕まえるのに立ち上がる必要もなかった。 「ほれ、お前らの食事だ。 ゆっくり食べな」 赤ちゃんゆっくりを食べ終えた俺は二匹の頭から茎をへし折り、数枚のクッキーと共に分け与えた。 本当は赤ちゃんのための食料。でもこの場では二匹への報酬だ。 もちろんそれだけでは足りないだろう。 元々自分の体から出来たものなので食べても元に戻るだけ。むしろ赤ちゃんを作った分、食べてもマイナスだろう。 俺としてもこいつらには死んでもらっちゃ困る。 なので茎の他にもクッキーを数枚ずつ分け与えることにしていた。 二匹はもそもそと食事を始める。 透明の箱のゆっくり達は羨ましそうに箱の側面に顔を押し当てて食事を眺めていた。 「どうだ美味しいか?」 「お、おいしいよ」 「むきゅ、しあわせーだわ」 「どうせならさ。むーしゃむーしゃしてくれよ。 黙って食べるなんて寂しいじゃん」 「むむーしゃむーしゃしあわせー!」 「むーしゃ、むーしゃ…しあわせぇ」 れいむは涙目で、ぱちゅりーは顔こそ笑顔を作っていたが元気ない声でそう叫ぶ。 まりさ種やありす種辺りは娘の死に関してあっさりしていて嬉しそうに食べるんだがな。 食事を終えた二匹は俺の手によって再び箱に戻される。 最後に「食事が出来て嬉しいか?」と聞くと、「うれしいよ」と作り物の笑顔でそう答えた。 人間が部屋を去ると、ゆっくり達だけの時間が訪れる。 「ゆ、れいむはずるいね。れんぞくでごはんたべれて」 一匹のまりさが怨嗟の篭った声でそう呟く。 数日食事がないのだから憎くなっても仕方がない。 「まりさは、きたないからしょうがないわ。 にんげんさんもそういってもの」 数秒の静寂の後にありすがそう答えた。 「ゆっ! まりさはきたなくなんてないっ……よ」 まりさは怒って叫ぼうとしたが…最後に抑えた。 いくら人間が出ていったとはいっても煩くすると怒って部屋に入ってくる。 そしてまた餓死寸前まで放置されるのだ。 「ありすだっていなかもののれいぱーのくせに」 「な、なんてこというのよ。ありすはとかいはよ」 「れいぱーれいぱーれいぱー」 「うるさい、まりさのごみぐず」 「まりさのなまごみ」 れいむが加わり、ありすと共にまりさを責め始めた。 このゆっくり達の静かな口喧嘩は人間が部屋にいない間ずっと続く。 一匹、また一匹と悪口を言われると参加し、延々と罵り合う。 そのくせ人間が何か音を立てるとピタリと鎮まる。 さながら修学旅行の夜のようであった。 口喧嘩に疲れると全匹黙って部屋に静寂が訪れる。 その中でゆっくり達は各々思い出に浸る。 寒くて汚くて、危険がいっぱいで落ち着ける場所がなかった野良時代の事を。 辛い思い出ばかりだったけど、あの時は自由だった。 跳ね回ることも喋ることも全部。 人間に連れて行かれた時は素直に嬉しかった。 暖かなおうち。運ばれてくる食事。 噂で聞いた範囲だが、人間に飼われるのはゆっくり出来ると知っていた。 なのに…ゆっくり出来なかった。 おうちは暖かい。外に比べれば。 危険は無い。狭い箱の中で動けないから。 食事は運ばれてこない。人間に媚を売り、赤ちゃんを差し出さない限り。 彼女たちはそれでも生きる。 死ぬのが漠然と怖いから。 だから…周りのゆっくりが死ねばいいのにと思う。 自分だけならきっと自分だけに食事をくれる。きっと可愛がってもくれる。 だから嫌な思いをしても自分を人間に売り込むのだ。 そうすればいずれ他のゆっくりは死ぬから。 だがそれも、人間が餓死させないので無駄な考えだった。 俺は今日も饅頭を食べようと部屋の扉を開く。 すると俺の姿を認めた八匹のゆっくり達は偽りの笑顔を張り付けて、 「ゆっくりしていってね!!」 …と、そう叫んだ。 by 赤福 二日酔い。
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『元気な家畜』 「ゆっくりしていってね!!!」 部屋に入ると俺は元気な挨拶で迎えられた。 その部屋に置いてあるメタルラックの各段には透明な箱が二個ずつ乗っかっている。 一の段にはゆっくりありす×2。 二の段にはゆっくりまりさ×2。 三の段にはゆっくりれいむ×2。 四の段にはゆっくりぱちゅりー×2。 それぞれが一匹ずつ透明な箱に収められ、俺に向けてニコニコと笑顔を浮かべていた。 彼女たち八匹は饅頭生産機だ。決してペットではない。 元々野良ゆっくりだったのだが、家で飼ってやると攫ってきたのだ。 少なくとも寒さに凍えることもなく、外敵もないのだから外よりは楽な生活と言える。 しかし楽な生活をさせるために家に置いてるわけじゃない。 饅頭生産機なのだから饅頭を生産しなければゴミ当然なのだ。 「ゆっくりしていってね!! れいむのあかちゃんおいしいよ!!」 「むきゅ、ぱちゅのあかんぼうはおいしいのよ! だからぱちゅをえらんでね!!」 「まりさのあかちゃんがいちばんだよ!! とってもおいしいよ!!」 「かっこいいおにーさんはもちろんありすをえらぶわよね! …おねがいだからえらんでねっ!」 ゆっくり達は自らの赤ちゃんを食べてとお願いしてくる。 彼女たちは自分たちが生きるために赤ちゃんを俺に推薦しているのだ。 饅頭を生産しなければ食事を与えない、それがこの家のルール。 そして饅頭を生産するには俺に選んでもらい、箱から出してもらって交尾する必要がある。 だからこそ俺の機嫌を損ねないように笑顔で元気に挨拶し、自らの赤ちゃんの美味しさを叫ぶのだ。 最初は赤ちゃん返してと叫んだり、想像と違った生活だったようで沈んでたりもした。 しかしこいつらも慣れて来たのだろう。 今では元気いっぱい、満面の笑顔で俺に媚びてくる。少なくとも俺の前では。 八匹いて選ばれるのは二匹。 昨日はれいむ種の赤ちゃんだけを食べたかったのでれいむ二匹が選ばれた。 しかし今日はどれでもいい気分だ。 せっかくなので会話しながら決めるとしよう。 「やあ、まりさ」 「ゆっくりしていってね!!」 「おにーさんきょうもゆっくりしてるね!!」 話しかけられたまりさ達は本当に嬉しそうに返事をしてきた。 ここ数日は他種の饅頭ばっかり食べていたので相当に飢えているのだ。 「まりさは相変わらず不細工で汚い帽子だなぁ。 自分でもそう思うだろ?」 「ゆ…ゆん! まりさのかおはぶさいく…だよ」 「帽子はどうなんだ?」 「き、きたないよ…」 まったく素直なことだ。 何よりも大事にしている帽子だと言うのにね。 「隣のまりさは?」 「まりさはぶさいくできたないよ。 だからまりさをえらんでね?」 「不細工で汚いまりさの赤ちゃんなんて食べたくないしなぁ…」 「ゆ"…」 はは、言葉に詰まってやんの。 そもそもこいつらは家に連れ込んだ時点で洗ってやったのだから少なくとも汚れちゃいない。 「じゃあ次はれいむ達。 君たちはゆっくりしてるかい?」 「ゆっくりしてるよ!」 「おにーさんのおかげでたべものにもこまらないよ!!」 この二匹は昨日食事を貰ったので他よりは元気だ。 「そうか、赤ちゃんが昨日も食べられたけどゆっくり出来るんだな」 「ゆ、ゆぅ…」 「お母さん助けてぇ…なんて最後に言ってたな。 どう思った?」 「かなしいよ。あかちゃん…かわいかったよ」 「でもゆっくり出来るんだ」 「ゆ、ゆううぅ…」 「ゆっくり…でき、できな… でき、る…よ」 母性の強いれいむ種だけにこの質問は辛かったようで涙目になっている。 それでも「ゆっくり出来ない」と本当の事を言わないあたり食欲が勝ったか。 いくら昨日食べれたと言っても一食だけ。 成体のゆっくりには辛いだろうからな。 「田舎者のありす達はどう? ここでの暮らしは辛くないか?」 「とかいはでくらしやすいわ。 ほんとうにかんしゃしてるのよ」 「そとではほんとうにつらかったの。 とかいはなおにーさんとであえてしあわせよ」 このありす達は本当に俺に感謝している節がある。 まあ人間のおうちなんて野良ありすにとっては都会だろうからね。 何よりも都会派であることを重んじる彼女たちはこの生活もまんざらじゃなさそうだった。 「でもお前たちの幸せってすっきりだろ? よく聞くぜ。お前らありすがペットのゆっくりを犯すって」 「ち、ちがうわ。 そんなのいなかものがやることよ」 「ほんとうのすっきりはあいするゆっくりとするのよ」 可笑しなことを言う奴らだ。 この家の饅頭生産では愛してないゆっくりと何度も交尾したくせに。 だがまあ、レイパーモードになるのを見たことは無いし、野良の中では都会派な方なのかも知れない。 「でも本当は他のゆっくり犯したくてたまらないんだろう? 一段上にいるまりさなんかを押さえつけて、何度も何度もすっきりしたいんだろう?」 「し、しないわ。そんなこといなかもののすることよ」 「お前ら田舎者じゃん」 「でもしないのよ…」 「それだけは…だめなの」 れいむやまりさならここで「じぶんはれいぱーだよ」なんて調子よく答えただろう。 少なくとも自分がレイパーであるとは絶対に認めないのがこのありす達だった。 個人的にはレイパーである方が饅頭生産の効率が上がって嬉しいんだけどな。 交尾の時もこの二匹は相手に身を任せてる感じだし。 「で、馬鹿のぱちゅりーはどうよ? 今日も馬鹿やってるか」 「むきゅぅ…ぱちゅはばかじゃないわ」 「むきゅっ! ばかなぱちゅりーはきょうもばかしてるわ。 あへあへあ?へ?♪」 この二匹は対照的だった。 一匹は自分が賢いと信じ、そこだけは考えを曲げないお馬鹿さん。 もう一匹は俺に媚びることが得に繋がると分かっているお利口さん。 お利口さんは馬鹿を演じるために変な顔で涎を垂らしながら変な歌をあへあへ歌っていた。 …やっぱこいつもお馬鹿さんだわ。 「どうでもいいや。 今日は自分の子が死んでもゆっくり出来ちゃうれいむと馬鹿ぱちゅりーにしよう」 結局適当に二匹選んで箱から出してやる。 他のゆっくりは不満そうだったが俺が顔を向けると笑顔を作った。 ここで不満を爆発して怒りだしたりすると餓死寸前まで選ばれなくなると知ってるからな。 だから何も言わない。俺が話しかけない限りは挨拶以外ほとんど喋らない。 「さ、今日もたくさん赤ちゃん作れよぉ?」 「ゆっくりりかいしたよ」 「むきゅ、おいしいこをつくるわ」 床に置かれた二匹は俺の合図とともにお互い擦り寄って交尾を始めた。 単なる作業としての交尾だ。 繁殖のためではなく、自分が食料を得るための行為。 それをよく理解している二匹はちっとも幸せそうじゃない顔で交尾を続けた。 そして間もなくれいむが先にすっきりし、ぱちゅりーに子を宿らせた。 ぱちゅりーの頭から茎が一本生え、その先にはれいむ種とぱちゅりー種の赤ちゃんゆっくりが実っている。 後は赤ちゃんが産まれ落ちるまでの数分間を待つだけだ。 今食べるより産まれ落ちてからの方が柔らかくて味も美味しいのだ。 「ゆっくりちていっちぇね!!」 「むきゅむきゅむきゅーん!!」 産まれ落ちた赤ちゃん達は母親たちに向かって産まれて初めての挨拶を行う。 だが母親たちは返事をしない。 そんなことをしてもすぐ死ぬ娘なので無駄だと分かっているのだ。 だからただ悲しそうな表情で赤ちゃん達を見つめるだけだ。 ぱちゅりーに至っては娘を見ようともしない。ただ震えて俺の食事が終わるのを待っていた。 俺は母親から返事を貰えず戸惑っている赤ちゃんれいむを摘まんで持ち上げる。 「ゅゅ? ゆっくりちていってね!!」 「いただきます」 「ゅ?」 パクンチョ。 赤ちゃんれいむを口に含んで舌の上でコロコロ転がす。 「ゅゅ? ゅー、ゅー…」 口の中からくぐもった声が聞こえる。 楽しげな声だ。きっと自分の命が後数秒だなんて分かっちゃいない。 母親のれいむは俺の顔をじっと見つめていた。 俺はそんなれいむに口の中を見せてあげる。 「ゅゅ、あかるくなっちゃよ! ゆー! おかーしゃんがとおくにいりゅよ! うぶっ」 そして噛みついた。 「ゅ"…」 最後にそう呻いて赤ちゃんれいむの声は聞こえなくなった。 あとは微かに震えるだけ。 「おお、美味い。今日の赤ちゃんは中々いけるぜ」 続いて赤ちゃんぱちゅりーも摘まみ上げる。 「むきゅ? ぱちゅとおあそびすりゅの? 赤ちゃん達は姉妹が食べられたことに気付いちゃいない。 まだ悪意を知らない赤ちゃんは、俺が遊んでくれると信じてる。 でも悲しいけどお前ら饅頭なのよね。 パクリ。 「こっちはまあまあだな。お馬鹿なぱちゅりーに似ていて馬鹿そうだったもんな」 「む、むきゅ…」 「だよな?」 「そう…ね。ぱちゅりーが、ばかだから…」 ぱちゅりーは悲しそうに俯いてそれきり黙りこんだ。 俺は悲しむ二匹を肴に残りの赤ちゃんも食べていった。 赤ちゃん達は数匹姉妹が食べられてようやく俺が捕食者と気付いたようで逃げ回った。 だがゆっくりした速度で逃げるものだから捕まえるのに立ち上がる必要もなかった。 「ほれ、お前らの食事だ。 ゆっくり食べな」 赤ちゃんゆっくりを食べ終えた俺は二匹の頭から茎をへし折り、数枚のクッキーと共に分け与えた。 本当は赤ちゃんのための食料。でもこの場では二匹への報酬だ。 もちろんそれだけでは足りないだろう。 元々自分の体から出来たものなので食べても元に戻るだけ。むしろ赤ちゃんを作った分、食べてもマイナスだろう。 俺としてもこいつらには死んでもらっちゃ困る。 なので茎の他にもクッキーを数枚ずつ分け与えることにしていた。 二匹はもそもそと食事を始める。 透明の箱のゆっくり達は羨ましそうに箱の側面に顔を押し当てて食事を眺めていた。 「どうだ美味しいか?」 「お、おいしいよ」 「むきゅ、しあわせーだわ」 「どうせならさ。むーしゃむーしゃしてくれよ。 黙って食べるなんて寂しいじゃん」 「むむーしゃむーしゃしあわせー!」 「むーしゃ、むーしゃ…しあわせぇ」 れいむは涙目で、ぱちゅりーは顔こそ笑顔を作っていたが元気ない声でそう叫ぶ。 まりさ種やありす種辺りは娘の死に関してあっさりしていて嬉しそうに食べるんだがな。 食事を終えた二匹は俺の手によって再び箱に戻される。 最後に「食事が出来て嬉しいか?」と聞くと、「うれしいよ」と作り物の笑顔でそう答えた。 人間が部屋を去ると、ゆっくり達だけの時間が訪れる。 「ゆ、れいむはずるいね。れんぞくでごはんたべれて」 一匹のまりさが怨嗟の篭った声でそう呟く。 数日食事がないのだから憎くなっても仕方がない。 「まりさは、きたないからしょうがないわ。 にんげんさんもそういってもの」 数秒の静寂の後にありすがそう答えた。 「ゆっ! まりさはきたなくなんてないっ……よ」 まりさは怒って叫ぼうとしたが…最後に抑えた。 いくら人間が出ていったとはいっても煩くすると怒って部屋に入ってくる。 そしてまた餓死寸前まで放置されるのだ。 「ありすだっていなかもののれいぱーのくせに」 「な、なんてこというのよ。ありすはとかいはよ」 「れいぱーれいぱーれいぱー」 「うるさい、まりさのごみぐず」 「まりさのなまごみ」 れいむが加わり、ありすと共にまりさを責め始めた。 このゆっくり達の静かな口喧嘩は人間が部屋にいない間ずっと続く。 一匹、また一匹と悪口を言われると参加し、延々と罵り合う。 そのくせ人間が何か音を立てるとピタリと鎮まる。 さながら修学旅行の夜のようであった。 口喧嘩に疲れると全匹黙って部屋に静寂が訪れる。 その中でゆっくり達は各々思い出に浸る。 寒くて汚くて、危険がいっぱいで落ち着ける場所がなかった野良時代の事を。 辛い思い出ばかりだったけど、あの時は自由だった。 跳ね回ることも喋ることも全部。 人間に連れて行かれた時は素直に嬉しかった。 暖かなおうち。運ばれてくる食事。 噂で聞いた範囲だが、人間に飼われるのはゆっくり出来ると知っていた。 なのに…ゆっくり出来なかった。 おうちは暖かい。外に比べれば。 危険は無い。狭い箱の中で動けないから。 食事は運ばれてこない。人間に媚を売り、赤ちゃんを差し出さない限り。 彼女たちはそれでも生きる。 死ぬのが漠然と怖いから。 だから…周りのゆっくりが死ねばいいのにと思う。 自分だけならきっと自分だけに食事をくれる。きっと可愛がってもくれる。 だから嫌な思いをしても自分を人間に売り込むのだ。 そうすればいずれ他のゆっくりは死ぬから。 だがそれも、人間が餓死させないので無駄な考えだった。 俺は今日も饅頭を食べようと部屋の扉を開く。 すると俺の姿を認めた八匹のゆっくり達は偽りの笑顔を張り付けて、 「ゆっくりしていってね!!」 …と、そう叫んだ。 by 赤福 二日酔い。