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「できたァ!」 ハルヒが馬鹿でかい声を張り上げる。 調理実習室中の視線が痛い。 「完成よ!ごらんなさいキョン!」 椀に汁をよそっていた俺の手を引く。 「ちょ、まて」 調理台の前まで俺を引っ張ると、腰に手を当てた。 「ふふ~ん。なかなかいい出来でしょ」 「ん」 素っ気なく返事をし、眺める。 クッキーは3種。 「4人分つくってあげたわ!」 4人分て、この量なら10人分以上ありそうだが。よくこんなに焼けたな。 ここのオーブンを総動員させただけある。 他の班に頭を下げたのは俺だが。 「これあたしの」 左端に積まれたクッキーには、縦にでっかく『団長』と書かれている。 「団長仕様ね…」 「で、これがアンタと朝倉の」 真ん中に積まれたクッキーには、『えすおーえす』とつなげ文字で書かれ、周りに花だか星だか分らんようなペンタゴンが散りばめられている。 「へぇ~」 盛り付け等をしていた朝倉が覗き込んでくる。 すると、 「………」 クッキーに描かれた模様を見た朝倉がわずかに眉をひそめた。 「…どうした?」 「ん?ああ、別に。おいしそうね」 「でしょ~」 ハルヒがうれしそうにうなずく。 「この奇怪な模様がなけりゃな」 俺が毒づくとハルヒは首を振った。 「わかってないわね~。これが芸術なの」 どうだかな。 俺がえすおーえすクッキーに訝しげな眼を向けていると。 「おい」 朝倉に調理器具洗いを命ぜられていた谷口が不平を言う。 「俺のは?」 「ああ。アンタのはコレ」 ハルヒが指差した右端に積まれたクッキーの山。 「お、多いな」 谷口が苦笑いを浮かべる。 「うん。一番楽なデザインだったから。いっぱいつくっちゃった。あと失敗作込みで」 よく見れば砕けた物もある。 クッキーには『アホ』と書かれ、四隅には芋虫のような渦巻きが舞っている。 ハハハ。 「そりゃねえよな」と呟く谷口の肩に手を置き、席につく。 「はーい。じゃあみんな席ついた?」 朝倉がイタズラっぽく笑いながら音頭をとった。 「いただきまーす」 「いただきます」 こんなの小学生以来だな。懐かしい気がする。 「ん。うまい」 ハルヒがイワシバーグを頬張る。 「でしょ?」 朝倉が首をかしげながら微笑んだ。そのまま俺に顔を向ける。 「キョンくんは」 「へ?」 「感想」 「あ、ああ。うん。普通にうまい」 それ以外言いようがない。うまいもの食って『うまい』以外言うことなんて無いだろ。 「俺が握ったんだぜ」 谷口が自慢げに言ってきた。 気持ち悪い表現するんじゃねえ。不味くなる。 「朝倉は普段から料理してるの?」 つみれ汁を啜っていたハルヒが何気なしに聞いた。 「ええ。一人暮らしだから、毎日」 「へぇ~」 さほど興味なさそうにうなずくと、俺のほうを向く。 「味薄い」 「悪かったな。俺は前時代主義でな。料理しない男なんだ」 「そんなんじゃモテないわよ」 余計な御世話だ。 「料理上手な嫁さんもらうさ」 俺が冗談交じりに言うと、ハルヒはそっぽを向いた。 「見つかるといいわね」 そう言うと、また黙々とバーグを解体する。 料理か。 小泉とか国木田とかやりそうだよな。あいつらはモテるのか? 「俺も料理始めようかな」 谷口がほざく。 「お前、どうせ女目当てだろ」 「へへ」 「でも、料理できる男の人は素敵よね」 朝倉が言うと、谷口が大きくうなずいた。 「だよな」 なにが「だよな」だ。不純の塊りめ。お前はコッチ側だ。 飯を食い終わって一息ついていると、ハルヒがクッキーを四等分して袋に入れ持ってきた。 「はい。惜しみながら一粒ずつ丁寧に、大切に食べて!」 「ありがとう」 朝倉が受け取って、クッキーを眺める。というより模様を見ている。 「キョン。いっきに食べちゃ毒だからね」 俺は孫か。 婆さん染みたセリフを吐きながら俺に袋を手渡す。 「ほら。谷口、ありがたく受け取りなさい」 「お、おお。多いな…」 ひときわデカイ袋を受け取る。 「食べてみて!」 ハルヒが眼を輝かせながら催促してきた。 俺が先陣きって一粒取り出す。 それにしても奇怪なマークだよなァ~…。 まじまじと見つめ、一口食べる。 ポリポリポリ………。 「どう?」 ハルヒが乗り出してくる。 「ん…。うまいぞ」 「ほんとに?」 「ああ」 「でしょ~!」 ハルヒは満足したようにうなずいた。 「……」 正直。あまりおいしく感じなかった。 ってか、たぶん不味い。 クッキーってこんな味だっけ? 「朝倉も食べてみて!」 考えるようにクッキーを眺めていた朝倉がハッと顔を上げる。 「え?」 「クッキー」 「ああ。うん」 おどおどとクッキーを一枚取り出すと、しばらくマークを眺め、それから一口食べた。 「……」 「どう?」 俺に聞く時と同じように、顔を覗き込むような仕草を見せる。 「うん。おいしいわ。とっても」 笑いながらうなずく。 「俺も食うかな」 それを見て、谷口もクッキーを口に入れた。 「……うめえ!」 顔を輝かせ、叫んだ。 「うまいぞこれは!」 オイ、嘘だろ。朝倉はお世辞だろうが、谷口にそんなエチケットがあるとは思えない。 俺はてっきり、谷口が「不味い」と即答して、怒り狂うハルヒを取り押さえねばなるまいと思っていたのだが。 なるほど。谷口、お前は極度の味覚馬鹿らしいな。 俺が憐れむ眼を谷口に向けていると、ハルヒは満足そうにうなずいた。 「でっしょ~。フハハハハ」 特撮の女怪人のような高笑いをする。 その横で、朝倉はまた浮かない顔をしていた。 「なあ」 俺が小声でたずねる。 「なに?」 「クッキーうまかったか?」 すると少し考え、苦笑する。 「あんまり」 「だよな」 袋の中の大量のクッキーに目を向け、溜息をつく。 「さっきから何考えてるんだ?」 「え。別に、今夜の献立…かな」 そんなふうには見えなかったがな。 「そうだ、今日長門さん家に来ない?久しぶりに」 話題変えたな。 「長門さん。さびしがってるの」 「ん~…。まあ、一向に構わんが」 「じゃ決まりね」 そう言うとさっさと立ち上がり、「片づけないと」と言ってエプロンをしめ直した。 続く。
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沢邑勝海 の発言 (22 00 44) こんばんは。生活ゲームの時間になったのでお呼びいたしました。 比野青狸 の発言 (22 00 48) こんばんはー。 沢邑勝海 の発言 (22 00 51) よろしくお害します。 小宇宙 の発言 (22 00 51) こんばんはー 小宇宙 の発言 (22 00 56) よろしくお願いします 沢邑勝海 の発言 (22 01 00) お願い、だ。(滝汗) 比野青狸 の発言 (22 01 07) よろしくお願いします。 芝村 の発言 (22 01 16) はい。記事どうぞ 沢邑勝海 の発言 (22 01 19) アドレスはこちらになります。 http //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/ogasawara/2833 芝村 の発言 (22 02 04) イベントは? 沢邑勝海 の発言 (22 02 28) 今回は安全かつ、人の来ない場所で以下の事を行いたいと思います。 1,国の現状確認、および、共和国に詳しい賢人を召喚して、混乱しきっているキノウツン国内を安定させるためのヒントを貰う 2,時間があれば、賢人(仮)に青狸さんの新法案を見せ、改良点を貰う 沢邑勝海 の発言 (22 02 35) 勉強会みたいな感じで。 芝村 の発言 (22 03 06) 共和国に詳しい賢人ってだれだっけな。 芝村 の発言 (22 03 19) まあいいか。2ふんまってね 沢邑勝海 の発言 (22 03 46) よろしくお願いいたします。 比野青狸 の発言 (22 03 46) よろしくお願いしますー! 小宇宙 の発言 (22 03 54) よろしくお願いしますー 芝村 の発言 (22 05 58) /*/ 芝村 の発言 (22 06 06) ここは宰相府だ。 芝村 の発言 (22 06 28) その、迎賓館にいる。事情を話したら、特別に貸してくれたよ 沢邑勝海 の発言 (22 06 37) 「え、偉い人しか来れない場所……ですよね……」 沢邑勝海 の発言 (22 06 45) ありがたい…… 小宇宙 の発言 (22 06 57) 「自分もここを使うのは初めてですね……」 比野青狸 の発言 (22 07 02) #PLACEを着用しておきます。 r:さらに記憶の共有を行い、今までどういうことがあったかを把握しておきます 芝村 の発言 (22 07 14) 谷口は立派な服着ている。 芝村 の発言 (22 07 26) 火焔に逃げられた>青狸 比野青狸 の発言 (22 08 00) #それだけでしょうか…!というか何をしているんだ 沢邑勝海 の発言 (22 08 04) 「谷口さん、今回は来て下さってありがとうございます。」(深々と礼をする) 沢邑勝海 の発言 (22 08 27) r:話しはじめると時間がない気がするので、谷口に手縫いの浴衣(男性用)・ドライハーブ・手紙の三点を渡しておきます 芝村 の発言 (22 08 28) 谷口:「いえ。公式には自分が招いたということで。御相談とは」 沢邑勝海 の発言 (22 09 11) 「いつも気遣って下さってありがとうございます。お礼とはちょっと言いにくいですが、これ、貰っておいて下さい。」 沢邑勝海 の発言 (22 09 33) #Q:手紙の内容は別窓で送って結構ですか? 芝村 の発言 (22 10 03) 谷口:「素朴でいいですね。最近こういうのに餓えています」 芝村 の発言 (22 10 09) #A:ええ 沢邑勝海 の発言 (22 11 03) 「まぁ、季節ものですし、また機会があったら使って下さい、はい」(ちょっと赤面しつつ) 比野青狸 の発言 (22 11 03) 「(服装が違うと雰囲気変わるなぁ…。)」後ろのほうで控えめに立っておきます 沢邑勝海 の発言 (22 11 36) ところで、賢人の方はこられてるんでしょうか? 芝村 の発言 (22 12 13) 姿は見えないね 沢邑勝海 の発言 (22 12 28) 「……じゃぁ、早速本題に入って……いいんですかね?」 沢邑勝海 の発言 (22 13 13) (うーんと困った顔をしつつ辺りを探します) 比野青狸 の発言 (22 13 22) 「よろしければ、お願いします。お時間も限られているでしょうから…。」 芝村 の発言 (22 13 25) 谷口:「ここならば盗聴はされないでしょう。表立っては、別の理由を出しております」 沢邑勝海 の発言 (22 13 40) #谷口凄い…… 小宇宙 の発言 (22 13 52) さすが皇子…… 芝村 の発言 (22 14 19) 谷口:「どうぞ」 沢邑勝海 の発言 (22 14 34) 「はい。ではキノウツンの事、なんですが……」 沢邑勝海 の発言 (22 14 57) r:現在知りうる限りのキノウツン国内の現状を話します。 比野青狸 の発言 (22 15 25) r:PLACE着用時のことで捕捉があれば付け加えて説明を補います 芝村 の発言 (22 15 29) はい 芝村 の発言 (22 15 49) 谷口:「治安悪化、ですか。まあ、場所的にしかたないでしょうね」 沢邑勝海 の発言 (22 16 50) 「ええ、立地的な事は、知ってるんですが……流石にこうも立て続けに起こると……」(うなだれます) 芝村 の発言 (22 17 01) 谷口:「あそこは今、ダガーマンやその仲間が展開しているときいています。また・・・」 芝村 の発言 (22 17 17) 谷口:「敵の本命は、北海島だと、きいています」 沢邑勝海 の発言 (22 17 21) 流石にクーリンガンの爆弾除去してもこんな事起こるとは……orz 比野青狸 の発言 (22 17 22) 「仕方ないといえば仕方ないのですが…。藩国民の方々は仕方ないでは済みませんから…。」 比野青狸 の発言 (22 17 51) 「今度の敵についても、すでに情報は得られているのでしょうか…?」 沢邑勝海 の発言 (22 17 54) 「流石に、もう藩国民の人達が酷い目に会うのは見たくないです……」 沢邑勝海 の発言 (22 18 45) Q:今のキノウツンにはISSが派遣されているのでしょうか? 芝村 の発言 (22 19 12) A:ええ。ダガーマンはISS勤務なんだよ 芝村 の発言 (22 19 32) (実は是空が貸し出して配置してる) 比野青狸 の発言 (22 19 45) 「私たちが現時点で知っている敵はクーリンガンと、模様の男の模倣犯なのですが、ISSの方々はすでに動かれているのですか…。ありがとうございます…。」 沢邑勝海 の発言 (22 19 45) ありがとうダガーマン……!ダガーマン! 比野青狸 の発言 (22 20 04) 「私たちに何かお手伝いできることはありませんか…?」 芝村 の発言 (22 20 24) 谷口:「話によれば、クーリンガンという男のようです。魔法陣の使い手からみて、模様の男、ともよんでいます」 沢邑勝海 の発言 (22 21 07) 「?……ええと、クーリンガン……は……模様の男、で良いんですか?」 芝村 の発言 (22 21 25) 谷口はうなずいた。 沢邑勝海 の発言 (22 21 34) ゲゲーェ 小宇宙 の発言 (22 21 40) なるほど 比野青狸 の発言 (22 21 43) 「本当になんて多芸な……。」 沢邑勝海 の発言 (22 21 46) 一人見たら二〇〇人は伊達じゃない……。 芝村 の発言 (22 21 52) 谷口:「つまりは最初から、狙っていたのではないかと」 沢邑勝海 の発言 (22 22 53) 「と、言う事は……クーリンガンは撤退してなかった訳ですか」(肩落として泣きそうな面に) 比野青狸 の発言 (22 23 00) 「手口は、以前の模様の男と同一なのでしょうか…?何か差異はあるのでしょうか」 芝村 の発言 (22 23 41) 谷口:「賢く、強くなっています」 芝村 の発言 (22 24 15) 谷口:「とはいえ、この1週間、大きな動きはありません。われわれが弛緩する時を待っているのかもしれません」 比野青狸 の発言 (22 24 59) 「うーん…。ISSの方々に負担を強い続けるわけにもいきませんし、いつかは限界が来るところを狙うのですね…。」 沢邑勝海 の発言 (22 25 14) 「それでも、なんとか止めないと……うーん……せめて国民が狙撃者にならない方法があればいいのですが」 芝村 の発言 (22 25 52) 谷口:「一応、魔法のスペシャリストを」 沢邑勝海 の発言 (22 26 10) 第7世界人って名ばかりでなんの役に立たないなぁと痛感中ですorz 比野青狸 の発言 (22 26 12) 「スペシャリスト…。」 小宇宙 の発言 (22 26 27) 「魔法使いの方ですか」 沢邑勝海 の発言 (22 26 35) ……晋太郎さん? 芝村 の発言 (22 26 49) 向こうから晋太郎が姿を見せたよ。 芝村 の発言 (22 27 10) 晋太郎:「FEGの玖可、といいます。こんにちは」 沢邑勝海 の発言 (22 27 34) 「はじめまして。キノウツンの沢邑勝海と申します。よろしくお願いいたします。」(深々とお礼をします 比野青狸 の発言 (22 27 40) 「あ、ええと初めまして。比野青狸です。よろしくお願いします。」 沢邑勝海 の発言 (22 28 07) (そう言えば久珂さんの結婚式でブーケ取ったよなぁと思い出したり 小宇宙 の発言 (22 28 13) 「はじめまして。今日はご足労いただきまして、ありがとうございます」 芝村 の発言 (22 29 01) 晋太郎:「いえ。話は、事前にうかがっています」 比野青狸 の発言 (22 29 08) 「キノウツンのことでお知恵を貸していただいているとのことで、本当にありがとうございます…!」深く頭を下げます 沢邑勝海 の発言 (22 30 07) 「はい。……それと、我々にも出来る事はありませんか?」>晋太郎さん 芝村 の発言 (22 30 15) 晋太郎:「いえ、単純にFEGの王さまの友人の友人が、キノウツンにおおいんです」 沢邑勝海 の発言 (22 31 00) #えーとそれはw>FEGの王さまの友人の友人 比野青狸 の発言 (22 31 26) 「それでもありがたいことです…。是空大統領に厚く御礼申し上げたいと思います」 沢邑勝海 の発言 (22 31 37) 「そうでしたか……是空王にはいつもお世話になってばっかりですよね……」(ため息) 芝村 の発言 (22 31 48) #竜造寺紫苑と是空は実は親友 比野青狸 の発言 (22 32 06) #なるほどΣ 沢邑勝海 の発言 (22 32 13) #火焔繋がりですか 小宇宙 の発言 (22 32 48) ♯なるほどw 比野青狸 の発言 (22 33 06) 「それでキノウツンの問題なのですが、以前の模様の男により狙撃手増加問題は、模様部分を崩せば洗脳は解けたと聞いているのですが、今回も同じなのでしょうか…?」 小宇宙 の発言 (22 33 24) 「模様が魔法陣だった、っていうことなら、なるほど……」 芝村 の発言 (22 33 44) 晋太郎:「ええ」 比野青狸 の発言 (22 33 48) #しかしクーリンガンなら陣崩すと呪いがーとかがありそうで怖い 沢邑勝海 の発言 (22 34 00) 「……ひょっとして、今までの方法じゃ崩せない?」 芝村 の発言 (22 34 10) 晋太郎:「すでにいくつかは解いています。とくと二人に呪いが伝播しています」 比野青狸 の発言 (22 34 43) 「やはりクーリンガンは抜け目がないですね……。」下を向きます 沢邑勝海 の発言 (22 34 44) 「……誰に、ですか?」 小宇宙 の発言 (22 34 54) 「ねずみ講か……」 沢邑勝海 の発言 (22 35 24) (なんか役立たずすぎてもうorzな気持ちに 芝村 の発言 (22 35 49) 晋太郎は微笑んだ。 芝村 の発言 (22 36 08) 晋太郎:「大丈夫、それも今、ふみこさんと解析を進めています」 芝村 の発言 (22 36 28) 晋太郎:「どうにかしますよ」 比野青狸 の発言 (22 36 36) 「ありがとうございます…!」 沢邑勝海 の発言 (22 37 13) 「……そう、ですか……ありがとうございます……」(半泣きになりながら晋太郎さんへ深く礼をします 比野青狸 の発言 (22 38 12) 「現状、ISSの方々や魔法の知識がある方以外に、この問題には対処することはできないのでしょうか…?せめて支援物資くらいは用意しないとご恩に報いることができません……。」 芝村 の発言 (22 38 28) 晋太郎:「いえ。恩とかは気にしないでも」 芝村 の発言 (22 38 35) 晋太郎は笑ってる。 沢邑勝海 の発言 (22 39 06) 「後、質問なんですが……クーリンガンって紅葉国にもいませんでしたっけ? 何故、ウチにもいるんでしょう?」 芝村 の発言 (22 39 09) 晋太郎:「交換条件で人助けをするFEGではないですよ。それにまあ、僕の弟も、きっとそういいます」 芝村 の発言 (22 39 17) 晋太郎:「・・・・」 芝村 の発言 (22 39 24) 谷口:「複数います」 小宇宙 の発言 (22 40 04) 「話には聞いていましたが……一人いたら二百人とは比喩でなかったんですか……」 沢邑勝海 の発言 (22 40 05) 「……やっぱりですか。確かに以前そう忠告されましたが……」(がっくり 芝村 の発言 (22 41 09) 谷口:「おそらくは、FVBでたおしたのも、そうしたもののひとつでしょう」 沢邑勝海 の発言 (22 41 57) #FVBと同じレベルならぶっ倒れそうです 比野青狸 の発言 (22 42 06) 「大本を倒さない限りは、次々に新手がやってくる、と…。」 芝村 の発言 (22 42 23) 谷口:「本体がいるかどうかも・・・」 小宇宙 の発言 (22 42 48) ♯Winny思い出したり 沢邑勝海 の発言 (22 43 57) 「……オーマの絶技でそんなのありましたっけ?」 比野青狸 の発言 (22 44 53) 「不死者で魔法使いですからね…。」 沢邑勝海 の発言 (22 45 29) ……本気でどうすればいいか解らなくなってきました……今は出てるの潰すしかないんでしょうけど…… 芝村 の発言 (22 45 54) 谷口:「まあ、絶技はともあれ、犯罪はあるんです。対処しましょう」 沢邑勝海 の発言 (22 46 42) 「ですね。ISSはもう辞めましたが、出来る限りはお手伝いします」(半泣きで笑いつつ)>谷口さん 比野青狸 の発言 (22 46 44) 「そうですね。犯罪を防ぐことで、少しでも敵が行動しにくいように、そして藩国民の方々の安全を確保しなければ」 比野青狸 の発言 (22 46 57) 「ISSの方々が、そうした面で今一番必要とされているものはなんでしょうか……?」 芝村 の発言 (22 47 29) 谷口:「ここだけの話、皇帝陛下が全額出しておられるので、きにしないでもいいと思います」 沢邑勝海 の発言 (22 47 37) 「……ひとまずは治安強化、なのかな? 街灯とか、警察とか」 小宇宙 の発言 (22 48 18) 「ああ、そういえば青狸さん……例の」 沢邑勝海 の発言 (22 48 24) #うぉ、相変わらず皇帝太っ腹だー……ありがとうございます皇帝。 比野青狸 の発言 (22 49 10) 「ああそうでした…!皇帝陛下と大統領閣下に奏上したい法案があるのですが、一度見ていただいてもよろしいでしょうか…?」 芝村 の発言 (22 49 31) 谷口:「はい」 沢邑勝海 の発言 (22 49 38) 「私からもお願いします」 比野青狸 の発言 (22 50 05) 「こちらなのですが…。」 http //www23.atwiki.jp/kinoutun/pages/397.htmlが法案ページです 比野青狸 の発言 (22 51 25) 「ネットが盛んな、特にキノウツンのような国では、悪意ある匿名による誤情報や偽情報の氾濫が、藩国民の皆様の生活を混乱させているようでしたので、この法案を作ったのですが、いかがでしょうか…。」 芝村 の発言 (22 51 48) 谷口:「なるほど……確かに効果がありそうですね」 比野青狸 の発言 (22 52 48) 「そういっていただけると嬉しいです…!恥ずかしながらネットの情報に踊らされやすい国民気質ですので、これで少しでも犯罪に利用されることが減ればと思います…!」 芝村 の発言 (22 53 37) 谷口:「国民向けにスポークスマンでもいればいいんでしょうね」 沢邑勝海 の発言 (22 53 43) 「……青狸さん、頑張ってましたからね……」 沢邑勝海 の発言 (22 54 16) 「スポークスマンですか……誰か心当たりがいれば……」(うーん 比野青狸 の発言 (22 54 18) 「スポークスマンですか…。公的な情報発表期間は確かに必要かもしれませんね…。」 沢邑勝海 の発言 (22 54 58) Q:ウチの国のACEでスポークスマンが出来そうな人はいますか? 芝村 の発言 (22 55 16) Aいないねえ 沢邑勝海 の発言 (22 55 23) ですよねー(´・ω・`) 芝村 の発言 (22 55 32) 谷口は微笑むと、まあそれはおいおい、といった。 芝村 の発言 (22 55 37) /*/ 芝村 の発言 (22 55 43) はい。お疲れ様でした 比野青狸 の発言 (22 55 45) 「ご意見を参考に各藩国から意見を募って、改めて奏上にお伺いしたいと思います。ありがとうございました!」 比野青狸 の発言 (22 55 54) ありがとうございましたー! 小宇宙 の発言 (22 56 09) ありがとうございましたー 沢邑勝海 の発言 (22 56 09) お疲れさまでした……。 小宇宙 の発言 (22 56 15) うーん、スポークスマンかぁ 沢邑勝海 の発言 (22 56 49) 結構難しいですね。ハックマンとか? 芝村 の発言 (22 57 03) ありゃ報道官にはむいてないぞ 沢邑勝海 の発言 (22 57 18) そう言えばジャーナリストでした(苦笑) 比野青狸 の発言 (22 57 19) フィーブル新聞社みたいな感じで、信憑性が保障された情報を伝える機関……そしてACE…。 沢邑勝海 の発言 (22 57 46) タフトさん・アンナさん……とか? 沢邑勝海 の発言 (22 58 15) 後は千葉兄とかかなぁ。(どうもそう言うの似合いそうだ) 芝村 の発言 (22 58 34) ははは。 芝村 の発言 (22 58 45) では解散し迷う。お疲れ様でしたー。 比野青狸 の発言 (22 58 57) はい、お疲れ様でしたー! 沢邑勝海 の発言 (22 58 59) お疲れさまでした。 小宇宙 の発言 (22 59 01) お疲れさまでした。ありがとうございましたー 沢邑勝海 の発言 (22 59 12) 感情や秘宝館は無しで良いですか? 芝村 の発言 (22 59 17) ええ。 芝村 の発言 (22 59 21) じょうほうだしてたがいいよ。 芝村 の発言 (22 59 22) ではー 芝村 が会話から退席しました。
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昨日一昨日は絵チャにいたのですが、今回をもっておえび初投稿っス、よろしく。アルバイトでやっている塾講師では、この時期教え子のテスト結果が出始めまして…その状況をば描いてみました -- ヘッポコ (2008-06-28 15 17 03) 谷口が先生かな?だとしたら谷口の点数は危険すぎるw -- 名無しさん (2008-06-28 15 25 38) なのはさんに教えるのに夢中で自分のテスト勉強が疎かになったんだと脳内補完しました。 -- 名無しさん (2008-06-28 16 21 23) 谷口の点数が危ない! -- お銀 (2008-06-28 17 35 33) ?の・の部分がレイジングハート…多分なのはは小学生のテスト、谷口は高校生のテストを受けてると予想。 -- 土反 (2008-06-28 17 50 23) レスありがとうございます。テストの点数のところだけ紙を折って、人から見えないようにした経験って誰にもありますよね? -- ヘッポコ (2008-06-28 18 15 27) スレスレどころかモロ赤点じゃねーか……;; -- 名無しさん (2008-06-29 02 38 30) 小学生の勉強を教えるのはいいけど自分の勉強が追いつかなかった高校生の図かw -- 名無しさん (2008-06-29 02 56 16) なのはの場合は原作でもアニメ版でも9歳の時点で理系分野は高校生レベル以上。だからテストの科目が数学とか物理の場合は谷口と同じ内容の問題で絵の通り… -- 名無しさん (2008-07-30 13 27 40) 名前 コメント
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アイドレス聨合通信 0503 ナイアル・ポー / シロ / ジョージ・タフト / 里樹妹人 / ウイングバイパー / サーラ・シェーシャ / 後藤亜細亜 / ヒルデガルト(ヒルデガルド) / 松井総一郎 / 英吏・M・シバムラ / 茨城雷蔵? 読み物:ISSの悲哀 サーラ・シェーシャ / 谷口竜馬 / シロ 読み物:越前子爵の復興 小島空 /プリンセス・ポチ / シロ EV108空爆シミュレートの模様 瀬戸口高之 裏マーケットサービス騎士団の編成 裏マーケットの親父 アイドレスの今を伝える聨合通信 号外(一風かわって) アリエス / 高原アララ / 大阪万博 / バロ / 久珂晋太郎 / 久珂あゆみ / 善行忠孝 / 石田咲良 / 谷口竜馬 / 岩崎仲俊 / エステル・エイン艦氏族・アストラーダ / 白馬 / S43 / ロボ / 工藤百華 / カール・瀧野・ドラケン / 瀬戸口まつり / 瀬戸口高之 / 深夜 / 磯貝みらの / 後藤亜細亜 各国の状況0520 プリンセス・ポチ / 八重咲桜子 / 七海 / シロ 各国の状況0521 シロ アイドレスの今を伝える聨合通信 052 ジョージ・タフト / ハカマダ / S43 / 霧賀火澄 / ふみこ・o・v / 久珂あゆみ / 久珂晋太郎 / 是空とおる / シロ / プリンセス・ポチ / 後藤亜細亜 / グリンガム / 磯貝みらの / 吹雪 / 松井総一郎 / ジャスパー / 是空素子 各国の状況0522 瀬戸口ののみ(?) / シロ / ウェスタ 皇帝登場 伏見登壇 クロ・エプイスペン・フシミ / ウェスタ / シロ / 是空とおる / ハルバード 各国の状況0523 ウェスタ / 南天 / シロ / 久珂あゆみ 各国の状況0524 シロ / ウェスタ / プリンセス・ポチ 号外 アイドレス聯合通信0525 ウェスタ / 谷口竜馬 / 古島航/ 大阪万博 皇帝の昼休み ウェスタ / クロ・エプイスペン・フシミ/ プリンセス・ポチ 各国の状況0525 ウェスタ /シロ / 谷口竜馬 / ハルバード 各国の状況0526 ウェスタ /シロ / ハルバード 悪童の謁見 ウェスタ /スイトピー・パペチュアル 宰相と侯爵の雑談 谷口竜馬 /ウェスタ / プリンセス・ポチ / シロ / バロ 各国の状況0527 シロ /今日子 /ウェスタ / ハルバード 是空の長い一日(1) 時野健司 /グリンガム /千葉昇 是空の長い一日(2) 久珂晋太郎 /ハードボイルドペンギン /千葉昇 /ハルバード 是空の長い一日(3) ウェスタ/シロ /千葉昇
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谷口「青春といったら二人乗りだよな」 キョン「イコールで結べる類のものじゃないと思うんだが」 白石「でもドラマとかでもやってるし、わかるなあ」 国木田「キョンはやったことあるんだよね?」 キョン「ん。まあ、な」 谷口「マジでか!?」 国木田「中学時代の話さ。ほぼ毎日やってたみたいだから、手馴れたものだろうね」 かがみ「……」 キョン『ほら、乗って』 かがみ『う、うん!』 パンッ キョン『…………』 かがみ『…………』 キョン『…………』 かがみ『…………弁償するね、タイヤ』 かがみ(いやぁぁーっ! ダイエットしなきゃぁぁぁ!) ☆ 谷口「まあ相手はいいとして……二人乗りの醍醐味っつったら、やっぱ密着だろ!」 白石「エロイな」 谷口「体に手を回されてさ、こう背中に、胸の、胸の感触がッ」 国木田「自重しろ」 キョン「……別にんなことはなかったけどな」 みなみ「……」 キョン『ほら、乗って』 みなみ『……はい』 キョン『じゃ、行くぞ』 みなみ『…………』 キョン『乗り心地は?』 みなみ『いい……です』 キョン『そうか、ならよかった』 みなみ『……気づきませんか?』 キョン『何に?』 みなみ『……いえ、なんでも……』 みなみ(“あててんのよ”……その一言がいえなくて)ペタペタ ☆ 谷口「さっきから聞いてりゃお前、勝ち組だからって調子に乗るな!」 キョン「ちょっと待て。何を想像してるか知らんが、そんな甘酸っぱいもんじゃないぞ」 谷口「うそつけっ。自転車の二人乗りっていう行為自体が調子こいてるカップルの証拠だぜ」 キョン「だから、彼女じゃないんだって」 谷口「てめぇーっ。彼女ですらない相手をホイホイ乗せたっつーのか!」 国木田「でも、仲は良かったよねえ」 みさお「……」 キョン『迎えに来てやったぞ』 みさお『む、ごくろーっ』 キョン『じゃ、乗ってけ』 みさお『……あーあー、あやのもこんなことやってんのかなー』 キョン『そりゃ、彼氏もちだからな。するんじゃないの』 みさお『みゅー。わかってたことだけど、なーんか遠くに行っちまった気がするなー』 キョン『じゃあさ』 みさお『んぁ?』 キョン『俺と、付き合わねえ?』 みさお(……私、タイムリープしてねー?) ☆ かがみ「ね、ねえ……どのくらいの重さなら、自転車で運べる?」 みなみ「……あて……何でもない、です」 みさお「なあ。お前、未来から来てねー?」 キョン「わけがわからん……」 ハルヒ「……」 ハルヒ『キョン、団長命令よ。乗せなさい!』 キョン『やだね』 ハルヒ『なっ、ヒラの分際で団長に逆らう気?』 キョン『命令されて乗せてるなんて思われたくないからな――ハルヒ』 ハルヒ『……何よ』 キョン『乗ってくれ』 ハルヒ『キョン……(///』 ハルヒ「団長命令よ、乗せなさい!」 キョン「へいへい、どうせ拒否権はないんだろ」 ハルヒ「…………」 神人「さすがハルヒッ! 相手に非はないのに勝手に不機嫌になるッ!」 古泉「そこが迷惑ッ! 大迷惑ッ!」
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カオス分断世界 朝倉「こなちゃん!!ちょっと!!」 こなた「・・・あなた誰?」 朝倉「ほら、ハルヒに出てくる」 こなた「あー・・・」 朝倉「これだから世界の階層が違うと・・・」 こなた「そんで何の用?」 朝倉「キョンくんを探してほしいのよ!!」 こなた「ナンデストー!?」 長門「世界的な話をすると今は『消失』」 こなた「改変したながもんは探さないのかな?かな?」 長門「私では世界の断層を超えられない。あなたと、谷口君に行ってもらう。」 谷口「うぃーっす、wawawa忘れ物~」 長門「谷口君の引き戸ならどこへでもいける。そしてあなたは彼に選ばれた。」 こなた「なんだかわからないけど、面白そうだからやってみるよ」 朝倉「さすがこなちゃん!そこに痺れる憧れるぅッ!!」 谷口「よっし、キョンを探すたびに出るか。」 かがみ「ちょ――――――――っと待った!!!私もいく!!」 谷口「うぉあっ!!」 朝倉「では、谷口君とこなちゃんとかがみんでGOね!!」 長門「グッドラック・・・」 WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWA 谷口「ういーっす」 こなた「すごい!一瞬だ!!」 かがみ「ここが『涼宮ハルヒの消失』・・・・」 谷口「俺は自分に会っちゃ駄目なんだろうな・・・変身っと」 白石「どうも白石みのるです」 こなた「さて、前の席の人改めキョンさんはどこにいるのかなー」 かがみ「まずは北高に行きましょう。」 WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWA キョン「いなくなったはずの朝倉がいたり!いるはずのハルヒがいなくなったり!」 長門「あなたは?」 キョン「長門、お前はヒューマノイドインターフェースに心当たりは?」 長門「・・・ない」 キョン「そうか・・・」 WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWA こなた「北高に堂々と入ったはいいものの・・・とりあえずどうする?」 かがみ「文芸部室よ。あんた消失読んでないの?」 こなた「原作はちょっと・・・」 かがみ「とりあえずSOS団をキョン君が集める、でいいはずよ。」 白石「ネタバレ自重しましたね。でもそれはあくまで原作の話で、この世界だとどうなるんでしょうねえ」 こなた「全てはゴーッノウズ!!!」 かがみ「言ってる場合か!!」 WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWA キョン「なんとかならないか・・・あ、PCつけるか。ポチッとな」 ガガガガガガガッガッガガガガガーーガオガイガー・・・ キョン「これ、動くのか・・・?」 YUKI.N 見えてる? ああ YUKI,N そっちに特派員を送った。あとはあなたしだい。 なんのこっちゃ YUKI,N また図書館に ブッチンプリン!!! キョン「なんなんだ・・・」 長門「どうしたの?」 キョン「いや、やっぱりメガネ無いほうがいいぞ。」 長門「え?」 キョン「なんでもない、ただの妄言だ・・・ってこの台詞何回目だろうな」 WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWA こなた「ところでキョンさんをみつけてどうするの?」 かがみ「谷口・・・いや白石君の引き戸で戻るんじゃない?」 谷口「戻った。だが、それはあくまで原作のキョンで、この世界・・・わかりにくいな。 俺たちの世界のキョンじゃあない。朝倉の話だと、『探せ』っつーことは迷い込んだんだろ?」 かがみ「たしかにね。でも、それを見分けられるのかどうかは・・・」 こなた「簡単だよ。私たちを知ってるほうがキョンさんだよ。キョンでなくてね。」 WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWA 朝から居なくなって居たはずの朝倉に勧められ、保健室で休んでいた俺は思い出した。 朝倉は『居なくなって』などいない。よくかがみ達と馬鹿やっているじゃないか。 妙な気だるさを後に引きつつ、寝台から身を起こした。 朝倉「大丈夫?風には注意しないとね。」 俺はああ、といつものように適当に返事をした、・・・いつものように? 朝倉ってこんなまともなやつだったか? いつもなら寝起きに「ショウヘイヘ~~~イ!!」とかやるだろう。 キョン「なあ、朝倉」 朝倉「何?授業のノートなら・・・」 キョン「お前、熱でもあるのか?45度くらい」 朝倉「いやね、そんなはずないでしょ?」 キョン「ちょっとデコ貸せ」 朝倉「へ?」 キョン「熱はない・・・のか?」 朝倉「だから!そう言ってるじゃない!!」 キョン「すまん。いつものお前なら、こなたあたりとなにか悪ふざけでも、とな」 朝倉「・・・こなた?違うクラスの友達かしら・・・?」 ・・・なんてこった。こいつはどうやらSOS団ならではのイベントらしい。 WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWA かがみ「文芸部、ここね」 こなた「SOS団の拠点だね」 谷口「ういーっす・・・」ガラガラ 長門「・・・誰?」 谷口「あれ、おまえ一人か・・・」 長門「・・・そう」 谷口「そうなら、キョンは来たか?」 長門「ええ・・・もう、帰った」 谷口「柊、泉。どうやら外れらしい」 こなた「もう少し早かったら良かったのか・・・」 かがみ「あんたの引き戸でどうにかならないの?」 谷口「・・・何者かによって妨害されてやがる。いまは無理だ。」 こなた「じゃあ帰れないの?見たいアニメも限定品もあるのに!!」 かがみ「そっちかいっ!!!」 WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWA キョン「なあ朝倉。本当に知らないのか?」 朝倉「しつこいわね。知らないわよっ!!」 キョン「なんでいきなり不機嫌なんだ。ハルヒみたいだぞ」 朝倉「あなたはもっとデリカシーを学ぶべきよ・・・で、ハルヒさんって人も夢の住人?」 やや斜に構えた様子で聞いてくる朝倉、どうやらこの世界は古泉言う所の『神』が不在な様だ。 俺の目標は定まった。ハルヒと、泉たちを探し出す。 また長門に頼ることになるな。やれやれ。 朝倉に礼を言いつつ部室へと歩き出した。 WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWA キョン「特派員ってのは誰だ・・・?団員だろうか?古泉たちは何処だ・・・?」 YUKI,N 鍵をそろえよ キョン「キーパーソン、よくよく考えれば団員たちだろう・・・特派員とは別物なのか?」 『俺』は、ふもとの女子高に向かうことにした。こんなときに限って谷口が役に立つなんてな。 おそらく、ここにハルヒは居るはずだ。居なければ、終わる。 WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWA かがみ「原作だとPCを起動すれば長門さんからメッセージが来るはずよ」 長門「私・・・?」 かがみ「あ、いや、その」 谷口「HOIHOI」ポチ ガッガッガッガッ YUKI,N みえてる? かがみ「成功よ!!」 見えてるわよ YUKI,N 齟齬が発生した。あなたたちは私達の世界の彼と出会うべき。 そりゃそうだヨ、うちゅうにほうそくがみだれるからネー(^o^) YUKI,N 私は失敗した。原作側の彼に、あなたたちと会うように言ってしまった。同時に、原作世界での鍵も揃える様に。 おいおい、こりゃキョンも大変だな。だが、俺らのキョンは何処まで知っているんだ? YUKI,N わからない。彼に会うことを最優先コードとし、この事件の解決を願う。それだけが、私の望み。 わかったわ!どっちのキョン君に会っても、臨機応変にやればいいのよね! 把握したヨー 任せろ YUKI,N また学校で ブツン WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWA 校門の前で待っていると、見慣れた―――――髪は長いが、間違いない。ハルヒと古泉だ。 奴らがどんな関係かは分からないが、ハルヒはえらい不機嫌そうな顔をしている。 すかさず俺は近寄って言ってやった。 ――――――――――俺はジョン・スミスだ、と―――――――――― その後、ハルヒ達と北高に潜入することとなり、部室へと臨んだ。キーパーソンは集まった。 だが、特派員とやらと出会っていない。それがいささか不安だった。 WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWA 朝倉も変だ。こなたたちが居ないことになっている。ハルヒすら。 長門は無事であることを祈りつつ、部室の戸をノックした。 「あいよー」 聞こえてきたのはどこか能天気な声。不審に思って様子を見ていると、 「どなたー?」 間違いない。柊の声だ。部室に来るなんて珍しい。朝倉め、嵌めやがったな。まああいつはそういう奴だ。 キョン「こなたまで!?」 こなた「唐突だけどあなたはどっちの・・・聞くまでもないかな?」 キョン「なんだよ。お、長門。いつも早いな・・・・!?」 俺は思わず困惑した。あの長門が、挙動不審にオロオロしている。 直感した。これはやっぱりハルヒ絡みの事件だと。 谷口「まあキョン、そういうこった。諦めようぜ」 なぜ谷口が居るのかが気になる。 かがみ「あのねキョン君、実は・・・・・・・・・・・・」 WAWAWAWAAWAWAWAWAWAWAWAWAWAWAAWAWAWAWAWAWA ハルヒと古泉を連れ立って部室に行くと、すでに何やら騒がしい。 本来の部員達でも居るのだろうか? ノックして確かめる。 「どうぞ」 聞こえてきたのは自分の声だった。 特派員とはこのことだったのか? 俺がノックに答え、現れたのも俺だった。 異次元同位体とやらかね? 続いてホモ野郎と団長のお出ましだ。 ハルヒ「ちょっとキョン・・・!!?」 珍しいものだ。ハルヒの困惑顔とはね。もう一人の俺はそれを観察する余裕もなく、パソコンを起動していた。 ・・・それ、何回も起動して大丈夫か? 古泉「これはどういうことですか?説明してください。」 もう一人の俺に変わって俺が答える。そうだな、『キョン(小)』とでも名乗ろう。あっちはキョン(大)。 キョン(小)「俺はSSという世界から来た。あっちの俺は原作の俺だ。で、ここはSS世界というわけさ、ガチホモ」 古泉「さっぱり分かりませんが」 こなた「えと。あいつがおれで、おれがあいつで~っていうか?」 谷口「この古泉はガチホモじゃないぜ、一応な。」 かがみ「よく分からなくなってきたけど、これで終わりなのね・・・」 そんな会話をしていると、キョン(大)がPCをにらみつけ、エンターキーを力強くたたいた。 俺もこんなに力強くたたいたのだろうかね。 さて、そろそろ緊急脱出プログラムが起動するはずだ。俺(大)はあれでいいとして、俺はどうしたらいい? 谷口「キョン!泉!かがみ!こっちに来い!!このわけ分からん力場を利用して、俺も引き戸を開ける!」 そういうことか。しかしこいつ、さりげなく下の名前で呼びやがった・・・。 谷口「WAWAWA忘れ物~♪」 ガラっ たいした感動もなく元の世界に戻った俺達を待ち受けていたのは―――――――――― 全員に分け隔てなく降り注ぐパイ投げ攻撃だった。 もちろん朝倉の。 朝倉「ご、ごめん・・・まさか当たるとは思わなかった。てへっ♪」 クリームまみれの顔を見合わせながら、俺達のカオスな旅は終わった。 「何勘違いしてるんだ・・・俺のバトルフェイズはまだ終了してないぜ・・・」 ende 作品の感想はこちらにどうぞ
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第11話「空気うほっ」 キョン「んー・・・最近なんもなくて平和だなぁ・・・」 ●「つまりキョンたんは暇を持て余していると?」 キョン「誰がそんなこt・・・」 ハルヒ「キョン!!!暇だからなんかするわよッッ!!」 ●「おや偶然ですね。我々も同じことを考えていたところでして」 キョン「俺を含むな」 ハルヒ「ちょうど良いわ!これからSOS団でゲームでもして遊びましょ!」 ・ ・ ・ みくる「・・・であたしたちが連れてこられたってわけですか・・・」 キョン「すみません朝比奈さん、貴重な休みに・・・」 みくる「いえ気にしないでください♪」 ハルヒ「さぁ古泉君!今日は何を出してくれるの!?」 ●「そうですねぇ、リクエストはありますか?」 ハルヒ「射撃大会なんてどう!?みんなでお互いに撃ち合うのよ!」 キョン「ハルヒ、それはいわゆるサバイバルゲームというやつではないか?」 ハルヒ「似たようなもんよ!さぁ古泉君そういう道具を出してちょうだい!」 ●「わかりました」 たららたったた~♪ ●『空気うほっ』 キョン「なんというネーミング・・・」 ●「それでは皆さんこれを腕に取り付けてください」 (カチャッ) ●「見ててください・・・(ドカンッ!)・・・という風にして撃ちます」 キョン「大丈夫なのか?」 ●「これで怪我をするということはまずありません」 ハルヒ「それじゃみんな準備は良いわね!?ゲームは10分後に開始よ!範囲はこの町内、 撃たれた人は失格だからその場合はこの空き地に来ること。じゃあみんな散らばって!」 ・ ・ ・ キョン「ハァ・・・しょうがない、さっさとやられて終わらせるか・・・ん?谷口と国木田 じゃないか。フフこれで驚かせてやるか・・・それっ!(ドカンッ!)」 谷口「うわっ!?ウッ・・・」 国木田「谷口!?」 キョン「ゲ!?当たっちまった・・・まぁ大丈夫だr」 谷口「うほっ!」 国木田「谷口大丈夫かい?」 谷口「うほっいい男!」 国木田「!?」 谷口「うっほほ~い!」 国木田「ちょっ!こんなところで・・・アッー!・・・なんてやらせるわけないだろう? お仕置きが必要のようだね・・・フフッこの下劣な豚め・・・それっ!(バチンッ!)」 谷口「うほんッ!!・・・うほ(////)」 国木田「なんだって?もっと?なんて変態なんだお前という奴はッ!(バチンッ!)」 谷口「うほーん!」 ・ ・ ・ キョン「なんてこった・・・これに当たっちまったら俺も谷口みたいに・・・ハッ!」 (ドカンッ!) キョン「(サッ)誰だ!」 長門「・・・外した」 キョン「長門か!やめろ!こいつに撃たれるととんでもないことn」 長門「(ドカンッ!)チッ・・・」 キョン「長門・・・やられる前にやり返せってことかよ畜生!うぉぉぉーーー!!! (ドカンッ!ドカンッ!ドカンッ!)」 長門「うっ・・・」 キョン「当たったか!?・・・長門!?大丈夫か!!」 長門「・・・」 キョン「気を失ったか・・・ハッ!?」 (ドカンッ!) キョン「古泉か!?」 ●「その通りですよキョンたん♪さぁ早く撃たれて僕と一緒にイきましょうwww」 キョン「てめぇ!先にこの道具の説明ちゃんとしとけッ!」 ●「気づきましたかwwwまぁ言ったところで涼宮さんは余計にやる気を出すだけでしょうけどねwww」 キョン「それはたしかにそうだg」 (ドカンッ!) キョン「不意打ちか!?卑怯だぞ!!」 ●「勝たなければならないんですよ、僕はね・・・」 キョン「くそっ!(ドカンッ!)」 ●「そうこなくてはwww(ドカンッ!)」 ・ ・ ・ キョン「しつこい奴だ!!はぁはぁ・・・・」 ●「おやおやキョンたんお疲れですか?(ドカンッ!)」 キョン「くっ・・・(サッ)ハッ!?いつの間にか追いやられている・・・うわぁ!(転ぶ)」 ●「ふふ・・・覚悟してください優しくしてあげますからwww」 キョン「くそっ・・・」 ●「ふふh・・・ウッ!何!?後ろから攻撃g・・・(バタン)」 ハルヒ「ふふん♪」 キョン「ハルヒ!!」 ハルヒ「感謝しなさいよキョン!」 キョン「助かったよハルh・・・な、何のつもりだハルヒ」 ハルヒ「フフッ、あんたもあたし達の仲間になるのよ!」 キョン「ま、まさかお前撃たれた後か?いったい誰に・・・」 みくる「あたしです♪」 キョン「そんな・・・」 みくる「あたし真っ先に涼宮さんに狙われちゃって。あたし怖くて必死に逃げたんです。そしたら涼宮さんがじりじりと追い詰めるからあたし思い切って撃ったんです。そしたら・・・」 キョン「・・・そしたら?」 みくる「偶然当たっちゃったんです♪びっくりです♪それでしばらく涼宮さんが動かないから 心配で様子を見てたら・・・」 キョン「・・・」 みくる「あっ!そうだキョン君、知ってますかぁ?この『空気うほっ』って男の人に当たると谷口君みたいになるけど女の子に当たるとBL好きの腐女子になっちゃうんですよぉ♪でも長門さんみたいに元々そのケがある人にはますます強力な腐女子に変身させちゃうんです♪」 キョン「ま、まさか・・・」 みくる「うふふだからあたし・・・長門さんと涼宮さんを仲間にしてキョン君を・・・」 キョン「あ、朝比奈さん」 みくる「うふふ・・・さぁて、覚悟してもらおうか!やっちまいなお前ら!」 ハルヒ・長門「・・・了解しましたみくる様」 キョン「や、やめろ・・・やめろッぉぉ!!」 みくる「ヒャハハハハハハ!!!!」 (ドカンッ!) キョン「・・・?あれ?」 みくる「なっ・・・」 ●「大丈夫ですかキョンたん・・・」 みくる「古泉てめぇッ!」 キョン「古泉、お前なんd」 ●「キョンたんを撃つのは僕の役目ですwwwこのTDDNでそのアナルめがけてwww」 キョン「!?」 ●「さぁ覚悟してくださいwwwイきますよ!ふんもっふ!」 キョン「アッー!結局ぅッッ!!アナルだけは!アナルだけは!」 ●「空気うほっのおかげでいつもの10倍は力沸いてきます!もちろん10回イきますよ!!ふんもっふぅぅッッ!!!!」 キョン「アッー!ンギモヂィィッ!!」 みくる「シナリオ通りとはいかなかったがこれはこれで目的は達成できたぜ」、ウヘヘヘ・・・」 長門「パシャパシャパシャ」 ハルヒ「アナル!アナル!」 谷口「うほっ!うほっ!」 国木田「ほーら段々とロウが垂れていくよ・・・」 谷口「うほーん(////)」 第12話「アッーンキパン」
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森の中をメイドが歩いていた。 いかにも日当たりのよい、何も無さそうな、気のいい森の中である。 足取りは軽い。すぐ目と鼻の先にまで、その光景が見えてきていたからだ。 上天気に花の香りが凪いでいるその家へと、彼女は一抱えほどもある袋を持って、訪れた。 ちょうど玄関で出くわしたのが、分厚い筋肉のドアーみたいな体をした、巨躯の男である。 2人で揃って声をあげる。チャイムのような不粋はない。ノッカーを使う必要もない。 ここへは友を訪ねて遊びに来たのだから。 「こんにちは。沢邑ですー。お邪魔しにきましたー」 「中々ご立派な家ですな」 中からはーいという返事。 なかなかに元気な足音で、玄関は開け放たれた。小さな少女を肩車している、家主だ。 「いらっしゃいませ。まあ、まずはお上がりください」 気さくな感じで足元に揃えて出されるスリッパ。 沢邑勝海と谷口竜馬は、こうして高原家へと客人として足を踏み入れることになったのだった。 /*/ ゆったりとした間取り、解放感のある天井は、2mほどもあろうかという谷口の五体にも、悠々とした感覚を与えていた。のみならず、世界を放浪し、広めた見聞のおかげでその価値がわかる、この豪邸の調度の豪華にも、彼は驚きを与えられていた。 巨樹。 巨大であるがゆえにいびつで、いびつであるがゆえに自然で、そして、偉容。 家中にそびえるそれは、一般的な観念から見れば突出していたが、良く眺めてみると、実に間取りや物の配置と調和している。 家族四人と一匹だけではなく、客人も幾人と着ける広いテーブルの表面もまた、磨き抜かれた古木だった。 人の手ではない、歳月に、磨き抜かれている。 沢邑の感性はただただそれらの圧倒的な完成度に圧倒された。 魔法使いの家人がいる、ならではの風景だった。 さっきから小さな双子がきゅんきゅんと谷口を見上げては目を輝かせている。 既にお土産は家主である高原鋼一郎に手渡されていたが、沢邑の手元にはまだ袋が残されていた。 大事そうに握りしめつつ、挨拶。谷口は子供達に見上げられて、いまいちわかっていない。 「アララさん、こんにちは。……それと雷蔵くんははじめまして、ですね」 「あ、こっちは息子です。ほら、二人ともちゃんと挨拶しなさい」 夫が促す傍らで、アララは笑顔で谷口を見上げ続ける息子を蹴り飛ばした。バウンドして動かなくなる雷蔵。猫が慰めている。 不憫な息子を手馴れた様子で蘇生させる鋼一郎。なかなかに頑丈な光景だ。 「翠蓮ちゃんもはじめまして。挨拶おくれてごめんなさい」 「高原翠蓮と申します。お見知りおきを」 少女は沢邑が頭を垂れるのへ、礼儀正しく同じようにしてお辞儀を返した。 「うわ、翠蓮が難しいこといった!」 何もかもが違う片割れに、がびんとなる雷蔵。 翠蓮の頭を誉めながらなでる鋼一郎。 アットホームな雰囲気に、はははと谷口は沢邑と談笑している。 奥では優雅に美麗に忙しなく、アララがもてなしのための準備をすすめていた。 そこへ、翠蓮もミニアララみたいな風情でちんまりしっかり混ざる。 手際がなかなかによい。 子供だからとあなどれない、女の子ならではの利発さが、早くもその振る舞いからは垣間見えていた。 普段の癖で落ち着かなくする沢邑を、やんわりと止めるアララ。 時間が、いつもより穏やかに流れていた。 空間が広いだけではない。 空間の、広さと同じ分だけ、家人達の気持ちが大らかなのである。 来る途中にも胸一杯に感じたフィトンチッドの鎮静効果みたいな化学的な論理だけではない、心の論理が、ここにはあった。 沢邑は、そのことに気がつくと、手の中にいまだある袋を見つめて、迷う。 隣では谷口と雷蔵が相変わらずのやりとりをしていた。 「その筋肉、魔法?」 「いや、努力だ。あとは食い物だな」 かつてターニ・キルドラゴンとして遍歴を重ねてきた谷口竜馬には、人好きのするような、頑なな角の取れたところがある。それが、男の子らしい逞しさへの興味と結びついているのだろう。もっとも、物怖じしない雷蔵の頑丈な性格も大いに関係してはいただろうが。 「日々の鍛錬の賜物ですか。見事ですねえ」 鋼一郎が自身もくつろぎながら相槌を打った。 天性の骨格のみではない、鍛練の成果による肩幅と胸板は、事実そのように感嘆されるに価する。 太い。 首も、手首も、胴も、足も、腕周りも、何もかもが、太い。 それゆえに、とてつもなく大きく見える。 柔道と、勉学と、戦場と、冒険とが磨き上げた、家中の巨樹に勝るとも劣らぬ、偉容であった。 あまりに体格が大きすぎるのだろう。 耳にすれたようなところはない。彼を寝技まで持ち込める有段者が、おそらくはいなかったに違いない。 畳で擦れると、耳は腫れ上がる。 海老や、逆海老という名前で知られる、背筋を使って体をくねらせ相手の組み伏せから脱する技術があるのだが、谷口の膂力を持ってすれば、生半可な学生レベルの技術では押さえ切れないのだろう。だから耳が腫れ上がらない。 代わりに、ファンタジー風のその格好の下には、それよりもっと生々しく無数の傷跡が残っているはずだ。 世界から、今は異端、異物の存在として排斥される運命を持った、風渡るものならではの、旅の証である。 谷口は、先ほど雷蔵を慰めていた猫が、それきり姿を見せていないことに気付いていた。 だがそれを殊更に強調するでもなく、雷蔵の疑問へと謙遜で返している。 やわらかい態度だ。 一連の会話に加わりつつも、迷う沢邑。 ためらいながらも、彼女は彼へと声をかけた。 「……あー、あのー……谷口さん」 「はい?」 なんでしょう、といった風に、自然な調子で谷口は振り向いた。 彼の目に、彼女の緊張で紅潮した面持ちがどう映ったかは、本人にしか分からない。 ただ、もう、差し出すだけで、目一杯。 「あの、やっぱり、あの薔薇物凄く高かったんで……これ、追加です!」 そう言って彼女が差し出した包みは、彼の大柄な体格にあわせたジャージが入っていた。 「…いえいえ。おかまいなく」 やや紫がかった青を基調に、紺でボディラインを引き締めて見せる、手製のものだ。 谷口は丁寧な口調で礼を尽くしながらもそれを受け取った。 大きな手で握られて、包みがぱりりと鳴る。 その、彼と彼女のやりとりから、自然に外れる形で高原父子は話している。 鋼一郎の、細やかな心配りであった。 「ジャージだったら何処でも使えるかなと思いまして……この国、出て行かれるんですよね、たしか……」 「ええ。いつまでも浅田の家にいるわけにもいきませんし」 「その、やっぱり知り合った人が国離れると……ちょっと、寂しいですし。 と言うか、かなり寂しいです……あははー」 「やっと仕事が出来て嬉しい限りです」 「……そうですよね。その、向こうに行っても元気でいて下さい。」 はきはきと答え、笑ってみせる谷口。 対照的に、沢邑は言いよどみ、言葉を選びに選んでいる。 勇気を振り絞って告げた言葉を、谷口はさらりとかわして運ばれてきた料理に気を向けた。 それで沢邑も、立ち上がって料理を運ぶ手伝いをする。 むしろ、救われたような心地だった。 /*/ 食事はとてもおいしかった。 料理を取り分けてもらった谷口が、赤面したのにあわせて沢邑もちょっと照れたり、谷口の誰かを語る口調に、早熟にも何を感じたのやら、翠蓮が何故か父・鋼一郎をぽかぽかたたいたりしていたが、概ね平和に過ぎた。 客人を送り出した後、戴きもののガラスタイルをしげしげと眺めながらアララはそれをテーブルに置いた。 対面では、鋼一郎が同じく戴きものの果実酒を嗜んでいる。 猫のアントニオがその膝の上で、にゃあと鳴いて丸まった。 子供達は、今はお風呂だ。 この家の様子は変わらない。 夜のとばりが落ちてきても、木々に取り囲まれ、やわらかい星月夜に包まれ、昼よりいっそ優しい雰囲気がただようばかりだ。 /*/ 町の夜空は光に満ちて、星が良くは見えなかった。 番犬のような谷口に町まで送り届けられてから、1人、沢邑はその夜空を見上げている。 空の袋が手の中でからからと風に揺れて音を立てる。 観光大国であるところのキノウツンの城下町は、むしろこれからが本番とばかりに雑踏で溢れ返っていた。 賑やかな人込みを避け、見晴らしのいい、政庁近くの丘まで上がる。 ここまで来れば、藩邸はあと少しだ。 警備も行き届いているので、人気のないところとはいえ危険もない。 居住区を取り囲む壁の中は、大分緑化が進み、前シーズンの途中からこの国を訪れた彼女にとってさえ、随分と様変わりして見えた。 それでも風に、砂塵が舞う。 水平線が、遠い。 「……………………」 言葉を何も口にすることなく佇む彼女の、まなざしは遠く。 それは水平線の彼方よりも遠く。 けれども、決して険しくも、厳しくもありはしなかった。 再び見上げれば、星空は満天。 濃い夜の、すぐ向こう側に、瞬いている流れ星―――― /*/ 署名:城 華一郎(じょう かいちろう)
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思春期ーズINお風呂(王様・社長・古泉・谷口・KBC・言葉・こなた・ハルヒ) フルニコ(王様・こなた・阿部さん・魔理沙&社長・アリス・古泉・ハルヒ) 阿部さん・リョウ・古泉の休日(阿部さん・リョウ・古泉) 馬鹿二人は大変なものを盗んでいこうとしました(谷口・KBC・阿部さん) ニコニコ・タッグフォース(リョウ・アリス&ロック・ミク) 谷口の策略(王様・こなた・社長・ハルヒ・古泉・言葉)
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2015年度後期 第1戦 +... 開催日:11/1 担当者:宮城 開催場所:5km周回コース 競技内容:ロードレース 結果 順位 名前 備考 1 溝口 6p・中間スプリント1位3p 2 宮城 5p・中間スプリント2位2p 3 上條 4p・中間スプリント3位1p 4 平塚 3p 5 宮本 2p 6 立原 1p 7 名嘉眞 全員に参加ポイント2p・サポートポイント1p 第2戦 +... 開催日:11/3 担当者:上條 開催場所:本宮山 競技内容:ヒルクライムレース 結果 順位 名前 備考 1 宮城 5p+アウターしばり2p 2 上條 4p+アウターしばり2p 3 立原 3p+アウターしばり2p 4 大國 2p 5 谷口 1p+アウターしばり2p 全員に参加ポイント2p 第3戦 +... 開催日:12月12日 担当者:谷口 開催場所:学校 競技内容:チューブ交換TT ホイールからチューブを外し,再び取り付け,フロアポンプにて空気圧を7とするまでの時間を測定する. 使用工具については各員の私物,倉庫物品とする. 結果 順位 名前 タイム 備考 1 宮城 4分16秒25 5P+参加賞 2 上條 4分56秒05 4P+参加賞 3 谷口 6分07秒70 3P+参加賞 4 名嘉眞 6分07秒93 2P+参加賞+技術賞(1P) 5 宮本 7分08秒77 1P+参加賞 参加者には参加賞として2Pを付与する. 技術賞:レバーを使わずにタイヤをはめる. 第4戦 +... 開催日:1月23日 担当者:名嘉眞 開催場所:豊川河川敷 競技内容:タイムトライアル 結果 順位 名前 タイム 備考 1 上条 3分11秒 4P+参加P 2 宮城 3分13秒 3P+参加P 3 谷口 3分18秒 2P+参加P 4 名嘉眞 3分30秒 1P+参加P 参加ポイント2p 第5戦 +... 開催日:2月 担当者: 開催場所: 競技内容: 結果 順位 名前 備考 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 第6戦 +... 開催日:3月 担当者: 開催場所: 競技内容: 結果 順位 名前 備考 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 第7戦 +... 開催日:4月 担当者:宮本 開催場所:総研棟 競技内容:新入生歓迎会 結果 新入生が参加できないのでポイント変更は無し。 担当者は随時編集をお願いします。 -- 谷口 (2015-11-02 10 47 58) 名前 コメント